約 10,900 件
https://w.atwiki.jp/kodamahosiki/pages/489.html
こんにちは。 あおろんと申します かつてチャットがそこそこ賑わっていた時期にいました。弱いです。おんjダイ野部民です、はい もうこのwikiを編集することもたぶんないです。まぁ閲覧する人いないと思いますが。管理人失踪じゃどうにもなりませんよね…仕方ないです 失踪した管理人の罪は重い… (元餅伝説) これは2年以上前のオーダーですね。懐かしいです。画像フォルダにも残っていません。このページにしかね これまでに作成したページ カツン亀(新縛り)※非公認 オリジナルチームの作り方~Windows8 Version~ ンゴっ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bloodplus/pages/288.html
【種別】用語 【登場】21話〜 シャトー・デュエルのブドウ畑の元の持ち主だったフランス貴族。城に住んでいた。 100年以上前、城が火事に遭い、そこにいた全員が死んだ。その際の当主はジョエル・ゴルドシュミット(初代)。 その後、現場で女の歌が聞こえると噂が立ち、それを見に行った者が、青いバラを持った少女を見かけたという。 ゴールドスミスの本家でもある。 現在の当主はジョエル。 世界中の銀行に影響力を持つ。昔から金やダイヤ、ウランなどの鉱物資源は思い通りらしい。(39話) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/xenoausdruck/pages/154.html
1万年以上前に開発された、デウスの初期型機能端末兵器のこと。 グラーフとなったラカンが、ゾハルと不完全な接触をしたことで呼び起こされ、地上、ソラリスを見境なく攻撃。 ロニをはじめとする生き残った若者がギア・バーラーで反撃し、殲滅に成功したが、人類の96%が死滅し、「崩壊の日」と呼ばれた。 ディアボロス軍団の復活は、ミァンからすると、デウス復活時のシミュレーションと、よりデウスの部品に適したヒトを選別するという思惑があった。(結果エーテル能力の強いヒトのみが生き残った)
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4480.html
数年前の特撮を元ネタにした話です。 登場人物で虐待お兄さんをバカにしている訳ではありません。 避難所で突き動かされるものを感じて書いてしまいました。 直接的な虐待描写は大してありません。 初投稿につきお目汚しにならない様願っています。 ゆっくりイマジン ここは人里離れた森の奥。ここにはゆっくりなる饅頭生物が棲みついていた。 時は秋。ゆっくりが冬に備えて食糧を集めに奔走する季節でもある。 大き目の洞窟の中に、わずかな食糧を前に苦悩するれいむ種が一匹。 「ゆっ、ゆっ…どうしよう、ごはんがぜんぜんあつまらないよ…」 このれいむもそのゆっくりの一匹だった。 しかし成果は芳しくなく、とても冬が乗り切れる程の備蓄ができる目処は立っていない様だ。 このれいむ、もはや成体と呼べるサイズでありつがいや子供がいてもおかしくない段階だが、 理由あって一匹で暮らしていた。 最も、この状態では家族がいたとしてら確実に冬篭り中に一家全滅であろうが。 「どうしよう…このままじゃふゆがきちゃうよ…」 普通のゆっくりであったら「ふゆがきてもなんとかなるよ!」などと根拠のない自信でここまで危惧を抱くものはいない。 そう思うのは知能の高い個体であるが、このれいむは冬篭りに対して漠然とした恐怖心を持っている様だった。 「ゆう…」 そんな溜息をつき、悲嘆に暮れる彼女の背後に、奇妙な光球が飛来する。 れいむ自身にも気付かぬまま、光球はれいむの体内に吸い込まれる様に消えていく。 その瞬間、れいむの足元(底部)から砂の粒の様なものが突然噴き出した。 『お前の望みを言え…!』 「ゆゆっっ!!??」 れいむの目の前に、突如として砂の粒で構成された人の様なものが姿を現した。 上半身のみを地面から突き出し、奇妙な事に下半身はその頭の上に空間を飛び越えた様に姿を現している。 『お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやろう。お前の払う代償はたったひとつ…』 「ゆっゆあああぁぁああぁあ!!!!」 れいむは怯えて後ずさりした。その奇妙な光景もさる事ながら、 その目の前の存在がとても恐ろしい姿だったからである。 人間の姿をしているが、髪型はモヒカン狩りで見るからに悪党そのものの人相。 半裸同然の姿で素肌に鋲や棘のついたプロテクターを身に纏い、腕には手斧まで持っている。 某世紀末漫画に登場する様な、偏見で絵に描いた恐ろしい人間の姿だった。 よほど頭の悪いゆっくりでもなければ、怯えないはずが無い。 『どうした、望みを言えと言っている。どんな願いでも叶えてやるぞ』 「ゆっ!?のぞみ!??」 ゆっくりは目の前にある自分の利益に非常に目敏い。 どんな状況下にあっても図々しい要求をしてくるゆっくりがいるのはそのためである。 目の前の怪異の発した甘い言葉に反応するのは当然の成り行きだった。 「れ、れいむはあまあまがほしいよ!!いっぱいのあまあま!! ふゆのあいだ、かぞくがまいにちむーしゃむーしゃしてもたりるくらいだよ!!」 『あまあま?…つまりお前は甘い物が欲しいのか?』 「あまあまはあまあまだよ!!いっぱいもってきてね!!!」 『ふむ…いいだろう。契約成立だな』 途端に砂の塊だった目の前の存在は人間に変化した様に色を帯び、形を形成した。 彼らは望みを聞き入れ、契約を成立させる事で実体を得るのである。 『冬が越せるほどの沢山のあまあまだったな。待っていろ、すぐに集めてきてやろう』 「ゆっくりりかいしたらはやくしてね!!!」 れいむの図々しい言葉に反応する事なく、それは洞窟を飛び出していった。 そして間を置いて、れいむは我に返り冷静になった。 思わず勢いに任せてあれこれと言ってしまったが大丈夫だろうか。 あんな恐そうな人間?が本当に言う事を聞いてくれるのだろうか? そもそもそんな虫のいい話などあるものか? ゆっくりらしからぬ様々な不安がれいむの頭を駆け巡った。 しかし考えても仕方がないという結論にやがて達し、一休みすると再び狩りに向かった。 場所は移り変わって、先程の世紀末漫画悪党に似た存在が森の中を歩いていた。 彼らは「イマジン」と呼ばれる存在であった。 イマジンとは未来からとある目的の為に現代にやって来た未来人の精神体である。 彼らは実体を持たないため、現代の人間に憑依し、人間が記憶に持つ物語等からイメージを利用して実体を作り出す。 彼らがイマジンと呼ばれる所以である。 恐らく今の姿はゆっくり達に伝えられる恐い人間のイメージを利用した結果形成されたものだろう。 虐待お兄さんに失礼としか言い様の無い姿であるが、ゆっくりにとって恐ろしい人間とはこの位極端なイメージなのだろう。 イマジンは憑依した存在と契約を交わす事でそのイメージ体を実体化させる。 そうして得た体で契約を遂行するために行動を始めるのだ。ある目的の為に。 『大量のあまあまか…ならばする事は決まっているな』 イマジンは人里に向かう事なく、さらに森の奥を探索していく。 そこで見つけたゆっくりの家族の巣穴を眺めた。 日は暮れ、冷たい風が吹いてくる。日が落ちれば捕食種の活動する時間帯となる。 ゆっくりが野外で活動する時間はもう終わりである。 いつぞやのれいむ種も口にいくらかの食糧をくわえて自らの巣に戻ってきた。 「やっぱり、ぜんぜんたべものがあつまらないよ…」 口から地面に置いたのはカサカサになった乾いた草の束、小さな虫の死骸と粗末なものだった。 味も量も論外である。このようなペースではまず冬篭りは不可能であろう。 『遅かったな。待っていたぞ』 「ゆっ!?」 溜息をつくれいむの前にいたのはあのイマジンだった。イマジンは手にしたバケツを乱暴にひっくり返した。 重量感のある黒い塊がドサリと転がり、それと同時に甘い匂いがれいむの鼻を刺激する。 「ゆ…ゆうぅぅーーー!!!あまあまだよおぉぉーーーー!!!」 脇目も振らず、れいむはあまあまの塊にかじりつく。 「うっめ!!めっちゃうめ!!し…しあわせぇぇぇーーーー!!!」 れいむ種がしない様な下品な言葉遣いであまあまに貪りつく。 噛むごとに甘さが口全体に広がっていく。れいむにとって久しく忘れていた食事の幸福である。 その食い散らかしながら食いつく様はまるで地獄で死肉に貪りつく餓鬼の様だった。 「あまあま!!あまあま!!とてもゆっくりしてるよおおーーーーー!!!!」 涙を流しながらあまあまを食らい尽くしていく。その光景にゆっくりなどという言葉は微塵も感じられない。 そんな浅ましい光景を、イマジンは口の端を緩めながら眺めていた。 『沢山の家族が冬を越せるほどのあまあまだったな。まだまだこんなものではない。待っていろ』 「そうだよ!!もっともってきてね!!!」 口や地面を食い散らかしで汚しながられいむは図々しく要求する。 普通の人間だったら憤慨する事間違い無しのその言葉にもイマジンは鼻で笑うと、外へと飛び出していった。 「むーしゃむーしゃ、しあわせー…」 満腹感からかれいむはそのまま寝ついたようだ。何やら寝言を呟いている。 「れいむのあかちゃん…みんなでむーしゃむーしゃしてゆっくりしようねえ…」 どんな夢を見ているかは粗方見当はつく。朝の日差しでれいむは目を覚ました。 「ゆっくりおきたよ!ゆっくりあさごはんにしようね!!」 『安心しろ。既に用意してある』 れいむがふとあまあまの方向を見やると、昨日かなりの量を食べたはずなのに減るどころかさらに増えている。 恐らくはイマジンが集めてきたのだろう。山盛りのかなりの量だ。 これなられいむ一匹であれば問題なく冬篭りできる量であろう。 「ゆっ!!ゆめじゃなかったよ!!ゆっくりいっぱいたべるよ!!」 れいむは目を輝かせると昨日の様に浅ましくあまあまへと食らいつく。 『さて…もう少しか。また集めに行く。楽しみに待っているんだな』 「そうだよ、まだまだたりないよ!!たくさんのれいむのあかちゃんがたべるぶんがたりないよ!! りかいしたらめしつかいはさっさとあつめてきてね!!ぐずはきらいだよ!!!」 れいむの中でいつの間にかイマジンは召使いということになっていた。 ゆっくりは際限なく付け上がる生き物である。 親でない存在が無闇に欲求を満たしてやると、大体はこういうケースになる。 人間に飼われている等の知能が高いゆっくり、性格のいいゆっくりでもなければこのパターンが大方の場合である。 自分の言う事を聞く存在=自分より格下の存在と認識するのがゆっくりの習性であると思われる。 その為他者の施しや好意の意味を正しく受け止めず、分不相応に欲望を肥大化させる。 性根の腐ったゆっくりは親でさえこれに近い態度を取るという。 ゆっくりが嫌われる理由のひとつである。 イマジンはそんな胸糞の悪くなる言葉にも特に反応する事もなく、再び外へと飛び出していった。 それを見届けると、れいむはでっぷりと膨らんだ腹部を仰向けに寝転んだ。 れいむは幸福に包まれていた。 自分が本当に食べたかったのはこういう食べ物なのだ。 今まで不味い草や虫を食べて我慢してきたがそれももう終わりだ。 あの召使いがあまあまをいくらでも集めてくる。冬篭りの心配なんてもういらない。 家族だっていくらだって増やせる。おいしい食事とかわいい赤ん坊に囲まれて、 一生ゆっくりして過ごそう。 れいむの頭の中には薔薇色の未来しか存在していなかった。 食欲が満たされたゆっくりが考える事は相場が決まっている。 れいむは子供を作るために、つがいを探しに外へと飛び出していった。 「ゆ~ゆ~、まりさ~、いまいくからね~♪」 れいむには相手に目星があった。 少し離れた場所に住んでいるまりさ種である。 以前腹をすかせたれいむに、まりさは木の実を分けてくれたのである。 とても優しくて一緒にゆっくりしたいゆっくりだ、れいむはそう考えていた。 生憎ながら、その木の実をおいしく食べられなかったのが災いしたのか、 そのまりさはれいむの事をあまり気に入ってくれなかったようだが。 そう、このれいむが繁殖可能な成体であるにも関わらず一人身であったのはそれが原因だった。 良い言い方をすればグルメ、極端な言い方をすればれいむは味覚障害を抱えていた。 他のゆっくりがおいしいと食べるものをおいしく感じられないのである。 ゆっくりにとって食事の幸福感は大きなウェイトを占めている。 それで幸福を得られないというのはゆっくりの世界で言うならかなり「ゆっくりできていない」事になる。 また、ゆっくりは他者がゆっくりする事に幸福感を感じる、という習性もある。 自分の分けた食べ物でゆっくりできない、というのは自分を「ゆっくりさせてくれない」事でもある。 ゆっくりという言葉の真意はともかく、ゆっくりはこの「ゆっくり」という状態を最大限に重視する。 そのためこのれいむは仲間から敬遠されるのも不自然な事ではなかった。 その事でれいむ自身も悩んでいたが、満足できる食事ができ、 それを家族に分け与える事ができる今の自分が嫌われるはずが無い。 そういった算段を持ってれいむは憧れのまりさの下へと向かっていった。 その瞬間である。まりさの素穴の前で、イマジンがたたずんでいるのを発見した。 「(ゆっ!!こんなところでなにをゆっくりしてるんだろう!! かわいいれいむをゆっくりさせるのがどれいのやくめなのになまいきだよ!!)」 れいむにとってイマジンは召使いどころか奴隷まで格下げされていた。 最初から無かったのか、感謝の念など微塵も持ち合わせていない。 前述したが、知能の低いゆっくりは利益をもたらしてくれる存在を召使い・奴隷として認識する。 どこまでも呆れるばかりの業の深い生き物である。 イマジンはまりさの巣穴へと入っていった。 れいむはそのイマジンに文句を言うために後を追った。 「ゆぎゃああああぁぁぁああ!!!!!」 「やめてね!!!まりさのいもうとになにするのぉ!!!???!?」 巣穴からけたたましい悲鳴が響き渡る。 イマジンの手に握られていたのは、潰れた子ゆっくりだった。 イマジンは子ゆっくりの体から餡子をほじくり出すと、バケツの中に詰め込む。 抜け殻になった皮は無造作に放り投げて捨てた。 それを震えながら見ているのは例のれいむの想いゆっくりであるまりさと、 年の離れた妹達が数匹である。身を寄せ合って、涙を流しながら震えている。 「まりしゃのいもうちょがぁ!!!!」 「おねえちゃん!!?たすけてねえ!??!?」 怯えて逃げ回る子ゆっくりをイマジンは手斧で真っ二つにする。 「ゆ”ゆ”っっ!!!」 その子ゆっくりの死骸を掴み上げると、同様に餡子をほじくり捨てる。 「やめて!!やめてねぇ!!どぼじでこんなごどずるのぉーーー!!!!!」 「おね”え”ぢゃん!?」 妹達を守ろうと、泣きながらイマジンに体当たりを仕掛けるも全く効果はなく、 次々と妹達が殺されていく。残っているのは自分一匹になった。 『俺の契約者の望みだ。あまあまが欲しいんだとさ。恨むなら俺の契約者を恨みな』 「ゆぅぅーーー!!!まりさのいもうとたちをかえしてねええ!!!!」 まりさ種にしてはやけに妹想いである。最も、自分自身もすぐに殺されてしまうのだが。 イマジンは姉まりさを掴み上げる。 「はなして!!はなしてね!!!」 その瞬間だった。イマジンの契約者であるれいむが突如として駆けつけた。 「ゆあああぁあーーー!!!れいむのまりさになにするきなのおぉ!?!?!??!!?」 『何って、あまあま集めに決まってるだろうが。こいつらを殺して割ればあまあまが出て来るんだぞ』 「まりさたちはあまあまじゃないよおーーーー!!!!」 『何を言ってる?お前は知ってるはずだろう。お前達ゆっくりの中身はあまあまで出来ているとな』 「そうだけどちがうよ!!!たべちゃいけないんだよ!!!!!」 『クク…今更何を言ってる?今朝からあんなにうまそうに食ってただろう?』 「ゆゆっ!!!それじゃあれいむがたべていたあまあまは…あまあまは…!!!」 『当然、ここらのゆっくりを殺して中身を集めたものだ』 「ゆ…ああああーーーー!!!!ゆげぇ!!ゆげぇええぇえ!!!」 突然顔を青くして口から餡子を吐き出すれいむ。美味しく食べていたのが同族だった。 言わば共食いをしてきたのである。 「ゆっ!!それじゃあれいむが…このゆっくりできないにんげんをつかって…!! まりさのいもうとたちをころさせてたべてたのぉ!!!?!?」 「ちがうよ!!!このにんげんがかってに…!!!」 『オイオイ、あまあまがほしいって言ってたのはお前だろう』 イマジンはまりさを逆さにひっくり返すと、底部へと指を突っ込む。 「ゆっ!!!」 『今食わせてやる。恐怖で味が高まった最高の奴をな』 「ゆぎゃああああぁぁーーーーーー!!!!!!!」 イマジンはみかんの皮を剥く様に、まりさの皮をはがしていく。 ひと剥きごとに絶叫が巣穴へと響き渡る。 れいむは嗚咽を抑えながらそれを震えながら見ていた。 悲鳴が止むと同時に、ペラペラになったまりさの皮が地面へと音も無く落ちる。 その表情は苦悶と悲痛に染まっていた。 『さあ、たんと食え』 「ゆ、ゆぐぅぅぅーーーー!!!!!」 イマジンはれいむの口を無理やこじ開けると、こねくり回したまりさの餡子を口へと詰め込む。 れいむの口の中に特上の甘みが口の中に広がる。 「じ、ぢあわち”ぇー!!!」 悲しみの涙を流しながらも、本能的にその単語を呟いてしまう。 その時れいむへと変化が起こった。 『ムッ!?』 れいむの体が縦にパックリと開いた。その断面からは光を放っている。 『ついに過去への扉が開いたか!契約…完了!!』 イマジンは吸い込まれる様にれいむの体の中へと飛び込んでいった。 その途端にれいむの体は元に戻る。 後に残されたのは、悲しみで震えるれいむと見るも無残な残骸になったまりさ姉妹だけであった。 イマジンが契約の代償に求めるもの、それは契約者の過去の時間である。 イマジンは過去を改変するために過去へと飛ぼうとする。 その為に契約として契約者の願いをかなえようとするのである。 しかしイマジンの願いの叶え方は軒並み短絡的かつ暴力的で、むしろ曲解と言っていい。 契約者が願いとして大金を求めたケースでは、 イマジンは銀行などの金融施設を狙って強盗を繰り返し大金を集めてきた。 また、あるサッカークラブの少年がレギュラーの座を願った時、 イマジンは現レギュラーの選手を襲い負傷させ、レギュラーの枠を無理矢理作った。 はたまた言葉尻を捕まえただけのとんでもないこじつけも多数あった。 空を飛びたいと願う人間をビルの頂上から吊るし下ろしたり、 歌唱力で勝ちたいと思っていた相手をただの暴力で叩きのめしたりと いくつもあり過ぎて例を挙げるときりが無い。 ハッキリ言えばイマジンの願いの叶え方にろくなものなどないのである。 イマジンは人間の大切な過去を奪い、それを破壊しようとする悪魔である。 タダで悪魔を利用できるはずも無い。 悪魔を利用するには高い代償を払わなければならないのだ。 しかしイマジンが選ぶ契約者は大半が過去に強い後悔や負い目を持つものである。 そこに落とし穴がある。 イマジンはそうしたトラウマを利用してえげつない方法で願いを叶えようとし、 契約者に強い過去の記憶を呼び覚ませる。 それが彼らの求める過去への扉となるのである。 れいむの過去とは一体なんだったのだろうか。 年月にして一年より数ヶ月前。 薄暗く扉を閉ざされた洞窟の中。 寒気が空間全体を包むゆっくりの巣。 そこには生気をまるで感じない子ゆっくり達が苦悶の表情で散らばっていた。 そこにいるのは、過去のれいむである。 もう一匹いたのは負傷し餡子を流出させたまりさ種である。 彼女の姉妹なのだろう。 素の隅々に姉妹と思われる子ゆっくりの飾りや帽子が散らばっている。 大きなものはこの姉妹の両親の成れの果てのものなのだろう。 「(おにゃか…しゅいた…)」 れいむの声もかすれて発音できない。餓死寸前なのは一目瞭然だった。 もう一匹のまりさも同様、餓死寸前。体の負傷もあり身動き一歩できない様だ。 どうして、こんなことになったのだろう。 このれいむの一家は冬篭り前に子供を作ってしまった。 典型的な冬篭りの失敗例である。野生でこれを行うと、一家全滅がほぼ決まった様なものだ。 母のれいむは「あかちゃんがいるとゆっくりできる」という極めて浅はかな理由で子供を求めた。 父に当たるまりさも一時の快楽と根拠の無い楽観でそれに乗ってしまった。 後は言うまでも無い事である。 燃費の悪い生まれたての赤ん坊により食糧の備蓄はあっという間に枯渇していく。 母れいむは子供に求められるままにエサを与える。そして食糧が底をつく一歩手前でようやく危機に気付く。 節約を強制しても何もかもが遅かった。そもそも冬篭りを始める前から既に未来は見えていたのだ。 それからは一家、地獄の日々だった。 初めは親を口汚く罵っていた子ゆっくり達も、次第にその元気すらなくなり餓えに耐えながら寝るだけの毎日。 わずかな食糧を巡っての醜い骨肉の争い。 子まりさの一匹が親の目を盗んで食糧を食べ尽くしてしまったのが悲劇の引き金だった。 怒りに燃える父まりさは子まりさを粛清。潰して殺してしまうのだった。 それに激怒したのは子煩悩の母れいむ。この事件をきっかけに夫婦で殺し合いを始めてしまい、 結果、共倒れとなった。 当時子ゆっくりであったれいむにとってはどれだけ恐ろしい光景であった事だろうか。 大好きな両親が姉妹を殺し、目の前で殺し合いを始め、憎しみながら死んでいった。 皮肉な事にその両親の死骸で子ゆっくり達は命を食いつなぐ訳であるが、悲劇がこれで終わるはずも無い。 親の死骸が尽きれば、次は姉妹の番である。 子まりさが二匹同時にれいむの姉妹に襲い掛かった。 苦痛と苦悶の悲鳴をバックミュージックに、餓鬼と化した姉妹が同じ餡子を分けた姉妹を生きながら喰らっていく。 そうして日が経つごとに一匹。また一匹と。 目の前で姉妹が喰い殺されていった。れいむは巣の隅で自分の番が訪れる恐怖に震えながら過ごした。 次は自分の番と思われたその日、お互いで姉妹を食い合っていた子まりさ達が仲間割れを始めた。 その理由はどちらがこの前喰い殺した姉妹を多く食べたか、という内容だった。 最後の獲物を前にして、上前を跳ねられてはたまらない。 そういった理由で邪魔者を始末すべき、と考えたのだろう。 殺し合いの結果は片方の勝利に終わったが、動けない程の相当な重傷を負う事となった。 結局の所共倒れといっていいだろう。 れいむは恐怖の中、いつも思っていた。 どうしてこんなにゆっくりできないのだろう。 どうして家族で憎しみ合い、殺し合い、喰い合わなくてはいけないのだろう。 ごはんがあれば。皆が分け合っても足りる位のごはんがあれば。 いくら食べても余る程のごはんがあれば… このトラウマが現代のれいむがイマジンに食糧を願った動機だったのだろう。 全身を蝕む強烈な飢餓感。今、食べなくては死ぬ。 死にたくない、その本能がれいむの弱りきった体を突き動かす。 その行く先は弱りきった姉妹まりさ。 今まで目の前の姉妹が呆れるほど繰り返してきた行為を、れいむは行おうとしている。 相手は動けない。やろうと思えば簡単な事だった。 「ゆっくり…たべるよ…!」 「やめ”…ぢぇ…」 今まで自分がされてきた命乞いを、目の前の姉妹にそのまま行う。 れいむの口が弱りきったまりさの体を食いちぎる。 「むーぢゃむーぢゃ、…ぢ、ぢあ”わち”ぇー!!!」 両親の死骸に手をつけてから以来の口にするもの。 恐怖と苦痛で甘く熟成された姉妹の極上の餡子。 あれだけ嫌悪していた行為をいともたやすく行えてしまった浅ましさ。 食糧がある時は仲良く皆でゆっくりしていた愛する家族。 それを喰い殺した罪悪感と極限の飢餓のさなか最高の食事をできた幸福感。 その両方がない交ぜになった涙をれいむは流した。 この過去がれいむが味覚障害に陥る事になった原因であった。 「ゆっ!?」 突然れいむの体から砂の粒がどこからともなく溢れ出す。 その砂の粒はあの虐待お兄さんイマジンの姿を形作り姿を現す。 『ついに過去へと飛んだぞ!!』 イマジンは元契約者であったれいむを突き飛ばし、狭い巣から外へと飛び出していった。 直後に冬篭りでカモフラージュされたゆっくりの巣を発見すると、手斧で破壊し侵入する。 「ゆっ!?」 『ゆっくりは皆殺しだ!!!』 「ゆぎゃあぁあああぁあ!!!!」 瞬く間に手斧で冬篭り中のゆっくり達を抹殺していく。 そう、このイマジンにとってこれこそ本当の目的。 ゆっくりの大量虐殺による歴史の改変である。 『ゆっくりどもは消毒だ~~~!!!!!』 「あじゅぃぃぃいいい!!!」 「れーみゅのいもうちょがー!!!」 『ここにもいたか!!一匹たりとも逃がさんぞ、覚悟しろ!!!』 「でいぶのあがぢゃんがぁあぁああ!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのお!!!!」 冬の山にゆっくりの断末魔が無数にこだまする。 この山のゆっくりは恐らく全滅だろう。 今からどれほどかわからない未来の話。 自然はゆっくりによって大きな被害を受けていた。 ゆっくりは知っての通り恐ろしい繁殖力であっという間に増え、 虫や草を食い荒らす。 ゆっくり自体は非常に貧弱であり、他の動物にとっては歯牙にもかからない存在である。 しかし生態系のバランスという意味では大きな脅威だ。 生産者である植物や虫を食い荒らす事で食物連鎖を正常に機能させなくしてしまう。 ゆっくり自体も捕食されるが、何分ゆっくりは饅頭生物。 草食・肉食動物が本来得るべき栄養素をまかなう事はできない。 また、人間と同じ言葉を話す生き物が自然に存在している事も大きな問題だった。 神経質な野生動物にとって大きなストレスの元になる。 ゆっくりは貧弱だ。しかし自然にとっては恐ろしい破壊者になりうるのだ。 こうしてゆっくりの存在により未来の自然は大きく脅かされていた。 大規模な駆除も幾度か行われたものの、あまりにも増えすぎたゆっくりの駆逐は困難を極め、 荒れ果てた自然環境は驚くほどに数が多かった。 そんな時代、ある自然を愛する人間がいた。 彼はゆっくりの被害に心を痛めていた。 彼が導き出した解決策。それは自らをイマジンとして過去へと飛び、 少しでも多くゆっくりを駆除する事であった。 ゆっくりは1年そこらでも爆発的に繁殖する種。 ならば過去においてゆっくりの先祖達を駆除する事が、 現代の時間にとってどれだけ影響を及ぼすかは計り知れない。 彼は未来の自然の為に自らを捨てて過去にやって来たのである。 時の番人が彼の行為をいつか咎めるかも知れない。 しかし、それでも彼はゆっくりを駆除し続けるであろう。愛する未来の自然を守るため。 『この山はもう十分だ、次の群れに行くぞ!!』 彼の活動はまだまだ始まったばかりである。 …そして現代。イマジンが時を遡って来る2007年の現代。 ゆっくりの群れが突然煙の様に姿を消すという現象が起こる様になる。 それはあの虐待お兄さんイマジンがゆっくりの親・先祖達を虐殺していった結果なのだろう。 …れいむは自分以外誰もいなくなった山の中でポツリと佇んでいる。 それもそのはず、イマジンは過去において皆親や自分自身を殺している。 過去に存在しない生き物は現代にも存在しない。 親や先祖が死んでいれば生まれるはずの命も存在しない。 誰も残らないのも当然の成り行きだった。 あのイマジンの気まぐれか何かなのか、過去のれいむは殺されず放置された。 あれだけあったあまあまも霞の様に消えてしまった。 詰まる所それらはゆっくりの中身である。 イマジンの過去での所業により存在しなくなったそれが消えるのは必然。 文字通り彼女には何も残らなかった。 たった一匹、孤独に過ごし、何もおいしいと思えない自分の舌と、 過去に姉妹を喰い殺し、群れの仲間もむさぼり喰ったトラウマとともに生きるのだ。 一生、彼女にゆっくりが訪れる事はないだろう。 何故、自分はあの怪物に願いをしてしまったのだろう…? 有頂天から奈落に。れいむの心には後悔しか存在しなかった。 (完) 人間を見れば身勝手な要求しかしてこないゆっくりにイライラがクライマックスになった。 こいつら、イマジンみたいに曲解して願いをかなえてやりたいもんだ、と思ったら 特オタ丸出しのパロディになってしまった。 それだけなのに…恐ろしく時間がかかってしまった…。 おまけ 虐待お兄さんイマジン 2007年の現在にやってきた未来人のエネルギー体が、 ゆっくりれいむの伝え聞く『ゆっくり虐待SS』から虐待お兄さんをイメージしてこの世に現出した姿。 れいむの「あまあまが欲しい」という願いを叶えるため、手近なゆっくりを襲い餡子を集めていた。 過去でゆっくりを駆除し、ゆっくりによって害を受けた未来の自然環境を改変するために過去へと飛んだ。 腕には手斧、モヒカン刈りの某世紀末漫画そのものの悪役の外見をしているのは ゆっくりにとって恐ろしい人間というのはこの位極端なイメージなのだろう。 ただの悪ノリで虐待お兄さんを馬鹿にしている訳ではない。年の為。 鍛えられた肉体に物を言わせた力や、手にした手斧でゆっくりを両断する他、 背中に搭載した火炎放射器で狭い巣穴に隠れたゆっくりも逃がさない。 このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/191.html
28代目スレ 2009/05/10(日) ¶ 見渡す限り、地面は灰色をしたモザイクに覆われていた。 空に向かって黒々とした煙が幾筋も上がっている。 地面を埋め尽くすゴミが化学反応を起こして、自然発火しているのだ。 この場所をマニラの地図で探しても、見つけることはできない。 あらゆるゴミが分別もされずに積み上げられ、山となっている。一年中有毒ガスが立ち こめ、ゴミと一体化したバラックの下では家も親もない子供たちが住み着いている。 人体にも地球環境にも有害なこの場所を、フィリピン政府は何度も撤去した。しかし、 しばらくすれば新たなゴミ山があちこちにできあがるだけだった。 何度かおなじようなことをやった後、フィリピン政府はこのスモーキーマウンテンを 国家の恥としてその存在を無視するようになった。 ¶ 足場の悪いゴミ山を、マーズは4本の脚を使ってちょこちょこと昇っていた。 マーズが宇宙船ヴァルストークで作られてから、もう1年以上が経つ。本来のオーナーで あるカズマ・アーディガンのところを飛び出して、インドに住んでいたシホミおばちゃんか らも離れて、いまはここフィリピンの首都マニラでゴミ拾いをしている。 にわかに、ゴミ山の麓が騒がしくなった。ボロをきた子供たちが、よろよろと道路に向 かっている。悪くもない脚を引きずったり、流れてもいない涙を拭う素振りを見せている。 舗装もされていない道路の上に、大型のバスが停まっているのが見えた。窓の向こう に、黄色い肌をした外国人たちがキャッキャとはしゃぎながらカメラを構えている。 海外の旅行会社による、スモーキーマウンテン見学ツアーだ。国家からも黙殺されて いるゴミ山が、トゥバタハ岩礁海中公園やルソン島やマニラ島のバロック様式教会群と おなじツアーに組み込まれて観光資源になっているのだから、人間の社会とは歪なものだ。 「おい、お前、なにやってる」 ゴミ山の麓から声をかけられる。 ビーンが、ほかの子供たちとおなじように脚を引きずりながらマーズを見上げていた。 外国人観光客の前で哀れっぽく振る舞えば、お恵みを頂戴できるかもしれない。最近 はガイドが釘を差すことが多いから、100人に1人10ペソコインを投げてくれればいい方だ。 それでも、このゴミ山で1日ゴミ拾いをして稼ぎが30ペソであることを考えれば、「可愛 そうな子供」を演じることにためらいが生まれるはずがない。 「なーに」 「隠れてねえとダメじゃねえか。 あいつら中国人だ。お前、見つかったら食われるぞ」 「え、なんで」 「知らねえのか。中国人は、4本脚のモンなら椅子と机以外なんでも食っちまうんだぞ」 「マジで!」 「マジだって!」 「こえー! チューゴクジンこえー!」 マーズはちょこちょこと歩いて冷蔵庫の陰に隠れた。 ¶ 拾い集めた金物や段ボールを、街の古物商に売りに行った帰りだった。 10ペソコインを3枚握りしめて、マーズたちはマニラの街を歩いていた。 表通りに近い1件の店の前で、マーズは脚を止めた。薄汚れたショーウィンドウの向こ うに、古いカメラや世代遅れのコンピュータが並んでいる。 埃っぽい骨董品に囲まれて、ブルーのプロテクターを着たフィギアが立っていた。足元 に置かれたプレートには「クルスタリセイソト」と間違ったカタカナで書かれている。 正確には、クリスタルセイントだ。 白鳥座キグナスの氷河の師匠といえば、水瓶座アクエリアスのカミュと決まっている。 ただし、テレビアニメ版ではクリスタルセイントというパンキッシュな髪型をしたキャ ラクターが間に入って、氷河はカミュの孫弟子ということにされている。 週刊連載と並行してテレビアニメが作られていた作品には、こういうキャラクターが よくいる。クリスタルセイントは、テレビ放送が週刊連載に追いつかないために作られた 穴埋めエピソードに登場したキャラクターだった。 問題は、その後氷河とカミュが対決する展開になったときだ。たった数話のエピソード に登場しただけのキャラクターなんて、いなかったことにすればよかったのに、なぜかそう はならなかった。結果、原作でカミュを「我が師、我が師」と読んでいた氷河は、「我が 師の師は我が師もおなじ」と、わかったようなわからないような発言を繰り返すことになった。 クリスタルセイントは、企画会議の方針ひとつで存在が吹き飛ぶようなキャラクター だった。現に、映画版やOVA版ではいなかったことにされることが多い。そういう事情 だから、クリスタルセイントのオモチャは多くない。ショーウィンドウの向こうにある フィギアも、メイド・イン・ジャパンではなく香港製のニセモノだ。頭が妙に大きいし、 目の表情がどこか虚ろだ。 マーズがこういう、ある種の儚さを抱えたキャラクターに心惹かれるのは、ライフデータ 提供者の中に日本の血が流れているからなのかもしれない。 「なに見てるんだ?」 「これさ、ピカピカして、キレーだよね」 「よせよ」 クリスタルセイントの値段は、5000ペソとある。 1日中ゴミ拾いをして得る報酬が30ペソ、缶コーラが1本20ペソ、潰れかけた屋台で食べ るパンシットが30ペソ。このあたりがマーズたちが住まう世界の範疇だった。 スーツを着た連中が使うレストランなどではスープ一杯が100ペソほどする。さらに外 国人向けの店ともなると、もう完全に雲の上のことだった。 「お前だって見たことあるだろ? そいつは、ぶくぶく太ったガイジンがニタニタ笑いながら買ってくモンだ。 俺たち、スラムの負け犬の腹に入るモンなんかじゃねえ」 「ねー、タシザンてわかるかい?」 「ああ、1ペソと1ペソを合わせたら2ペソになるっていうやつだろ?」 「1ペソコインを1万枚集めたら、1万ペソになんだよ」 「よせよ」 ビーンは、少し語気を強めて繰り返す。 マーズがロボットであるということを、ビーンは知らない。話したことはあるが、信 じてもらえなかった。 性能はともかくとして、喋るマネキン程度のロボットならこの国にもある。空港やデ パートの受付カウンターで作り物の笑顔を浮かべているのがそれだ。大抵は海外の企業 からのリース品で、スモーキーマウンテンにはスクラップすらまわってこない。リース 代だけでも、ビーンの想像をはるかに超えた存在なのだろう。 「前にも、お前みたいのがいたよ。 そいつもやっぱり、両脚がなかった。 お前はどっからちょろまかしてきたのか、そんな義足付けてるけど、 そいつはスケートボードで移動してた」 「これは義足じゃねーんだって」 ビーンは、マーズのことをどこかの養護施設でおかしな義足を付けられた子供だと思っ ているらしい。 「あるとき、外国のテレビ局があいつに目ぇつけた。 あいつを主役にしたドキュメンタリー番組っていうのが作られて、 あいつはギャラをたくさんもらった。 で、そいつ、いまどうしてると思う? どうもしてねえよ。もう、いねえもん。いなくなっちまった、どこにもな」 「子役でタイセーしたのは、ミソラヒバリだけなんだってね」 「ミショリャヒャ? なんだそれ」 「よく知んない。おばちゃんがそーゆってた」 「お前、やっぱヘンなこというのな」 ビーンは気に入らないというように唇をとがらせた。 「俺たちは、今日のメシのことだけ考えてりゃいいんだよ。 それ以上のこと考えても、ろくなことにゃならねえんだ」 「でもさ、どーせドロと大して変わんねークイモンのことなんかより、 こーゆーピカピカキレーなもののこと考えてたほーが、 ココロがシアワせな感じがするよ」 「おい、いい加減にしろよ」 ぐいと胸ぐらをつかまれる。 「そう思うのは、お前が3日くらい食わなくても平気だからだろ」 「おれがメシを食うペースを、なんで知ってるんだい」 胸ぐらをつかむ手が、びくと止まった。 マーズは、スモーキーマウンテンの子供たちの前で食事をしたことがない。食わなかっ た分浮いたカネを、空き瓶に入れて貯めている。そのカネが、たまに減っていることには 気が付いていた。 「べつに、トガメてんじゃねーよ。 あんたとつるむなぁー、けっこーおもしれーし。 その分の料金だと思やぁー」 突き飛ばされる。次の瞬間、ガンと頬を殴られた。 「偉そうなこといってんじゃねえっ! お前みたいな4本脚が、ほかでマトモに扱ってもらえると思ってんのかっ!」 そのまま、ビーンはマーズに背中を向けて行ってしまった。 ¶ その後3日間、ビーンと会うことはなかった。 4日目会ったとき、ビーンの片脚はぐちゃぐちゃに潰れていた。道の上には、大きなタ イヤが通り過ぎた跡があった。 血まみれの手の中に、ぐしゃぐしゃの100ペソ紙幣が握られていた。 たまに、こういうことがある。カネをちらつかせれば子供が寄ってくるのを面白がって、 悪さをするのだ。 100ペソ、100ペソだ。いい家に生まれていたら、年寄りの肩を5分も叩けばもらえる額 だった。ビーンの場合は、轢かれなければ得ることができなかった。 「ダレか、ダレかぁーっ!」 誰もこない。疲れ果てたような目線が集まるだけだ。 スモーキーマウンテンの子供たちは、その場その場でつるんだりふざけ合ったりする ことはあっても、分け合ったり助け合ったりすることは絶対にない。下手に助かった ところで、地獄のような日々が続くだけだと知っているからだ。だから、ここでの平均 寿命はひどく短い。 マーズも、短いながらスモーキーマウンテンで暮らしていた。だからここでのルール は知っている。 しかし、ほかの子供たちとマーズとでは決定的に違う点があった。 ほかの子供たちは人間で、マーズはロボットだった。 ロボット三原則第1条、ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険 を看過することによって人間に危害を及ぼしてはならない。 この怪我人を救え。そう判断したのは、マーズ自身の意志ではない。ロボット三原則 から弾き出されたコマンドだった。人間でいえば、本能といってもいい。 「ちっと待ってくれよアシモフせんせー!」 マーズは天に向かって叫んだ。 「考えなおしてくりょーよ! こいつぁ、どー考えたってここで死んだほーがシアワせじゃねーか! これイジョーここで生きたって、なんかいーことでもあんのかよ! ありゃしねー! ありゃしねーよそんなもん! そんなの、わかりきったことじゃねーか! そぃでも助けろっちゅーのかよ、このニンゲンを!」 もう一度判断回路を走らせる。結論は変わらない。 ロボット三原則を考案したアイザック・アシモフは、超常現象の類をいっさい否定する 合理主義者であったとされている。ただし、頑固な人道主義者でもあった。ひとの死を、 忌避するという以外の選択肢を与えてくれない。 「あー、そーかいそーかい!」 マーズは地団駄を踏みながら喚き散らした。 「やるよやるよ、やってやらぁー! スクッてやろーじゃねーか! ニンゲンをよぉーっ! でもよぉー、ヒトひとりスクうってなぁー、どんぐれーのことかわかってんのか!」 まず、怪我の治療をしなくてはならない。当然、ビーンは健康保険なんかに入っていな い。仮に入っていたとしても、この国の公的医療制度なんてママゴトみたいなものだ。 治療に必要なカネがない。運良くどこかのボランティア団体に拾わせても、ストリート チルドレン生活に慣れすぎたビーンは入院生活に耐えられないだろう。すぐにスモーキー マウンテンに戻ってきてしまう。 スモーキーマウンテンにはゴミ拾いをする子供たちがいて、スリや引ったくりたちに上前 をはねられる。その上には高利貸しやユスリ屋、タカリ屋がいて、さらにその上には元締め がいて、マフィアがいて、警官や政治家がいる。 スモーキーマウンテンが存在している限り、スモーキーマウンテンのヒエラルキーから逃 れることはできない。そして、貧しさと犯罪の連鎖の中にいる限り、遠からずビーンはおな じ目に遭う。いつか死ぬ。確実に死ぬ。 「死ぬとわかっててほーり出すなぁー、ミゴロシと変わらねーじゃねーか! ヒトひとりが生きてくにゃー、メシがいる、屋根がいる、着るモンがいる! ビーンはよ、そーゆーの1コも持ってねーんだぞ! ひとヒトリ生かすってなぁーな、ハンパじゃねーんだ!」 結局、スモーキーマウンテンだ。このゴミ山が存在している限り、ビーンの命は何度でも脅かされる。 マーズはぐいと腕を突きだした。指先に触れたものを、つかむ。潰れたプラスチック容 器だった。真っ黒に汚れていて、汚水がぽたぽたと滴り落ちている。 5秒ほど、じっとゴミを見つめる。喉の奥にこみあげる唾を、ごくりと飲み込む。腕が ぶるぶると震える。手首から先の感覚がない。 意を決して、ぎゅっと目を固くつむる。ゴミを持ち上げる。口をあんぐりとあける。つ まみ上げたゴミから指を離す。ゴミが喉の奥に落ちてくる。 頭蓋骨いっぱいにアラート音が響き渡った。味覚はない。どうして先に嗅覚をカットし ておかなかったのかと後悔する。異物を跳ね返そうと動き出す喉を、必死で制御する。目 玉から涙、いや洗浄液が流れ出す。 無理矢理飲み込んだ。 ゴミが胃袋に着く。同時に自己診断プログラムを走らせる。自分の腹の中で起こってい ることを詳細にリサーチする。 マーズは、もともと宇宙での運用を想定して作られている。宇宙、とくにマーズが作ら れたヴァルストークという船では、食料は非常に貴重なものだった。だからマーズは、そ の気になれば生ゴミだろうとプラスチックだろうとコンクリートだろうとエネルギーに変 換することができる。普段しないのは、マーズの中にインストールされた人格プログラム が邪魔をしているだけだ。 バカめ、バカめバカめ。マーズは自分自身を罵倒する。 自分はロボットだ。人間ではない。人格なんか必要ないし、人間としての尊厳なんか持 っていてもなんの得にもならない。中途半端にプライドなんか持っていたから、1日30ペソ のゴミ拾いの身に甘んじる羽目になった。 なりふりなんていらない。ためらいなんて、捨てるべきだ。捨てなくてはいけないものだ。 父も祖父も、誇り高い人間であったと聞いている。知ったことか。誇りが邪魔になる なら、そんなものはドブに捨ててやる。 予想通り、消化プロセスにはブラックボックスが多かった。 マーズの母体となったキャレットの基本設計には、ブレスフィールド・アーディガンが 関わっている。人間のありのままの姿を愛した祖父のことだから、みだりにオーバーテク ノロジーがまき散らされないように手を打っていたに違いない。 祖父の哲学について、特に思うことはない。もともと、得体の知れないオーバーテクノ ロジーは極力使わないと決めていた。 ザ・データベースにアクセスする。年代を絞り込んで、置換可能な技術を検索する。片 手間に、仕掛けをひとつ加える。 「潰す」 マーズはゴミ山を見上げた。睨みつける。 「ぶっ潰してやる」 ¶ フィリピン政府環境管理局の前まで来ると、案の定銃を向けられた。 データを送りつけて、取りあえず一度話をしたいというので出向いてみれば、これだ。 「局長にハナシとーしな。 タカの孫でトンビの子のハゲタカが来たってよ」 建物に入る前に、バケツで三杯分の水を頭からかけられた。 薄茶色の髪からぽたぽたと雫を落としながら、マーズは局長室に入っていった。 初老の男が、ぎょっと目を見開いてマーズを出迎える。 無理もない。どんな科学者がやって来るかと思えば、真っ黒に汚れたシャツを着た4本 脚のロボットが来てしまったのだ。 「君のオーナーはどうした」 「おれのオーナーだったら、今ごろ冥王星あたりをフラフラ飛んでんよ。 そいつぁカンケーねー。 この件は、おれがひとりでやってんだよ」 フィリピン政府環境管理局局長は、なおもいぶかしげな表情をくずさない。 「本当に、これを君が?」 執務机の上には、大きな図面が何枚も重なっている。マーズが送りつけた、リサイクル プラントの設計図だ。広大な工場並のサイズになっていた。出来損ないとはいえ始原文明 エスの技術の結晶であるマーズの腹の中で行われていることを、今回の意図に従って再現 すると、こうなる。 「しかし、本当にこんなものが可能なのか」 「疑うんなら、マオ社でもイスルギでもウォン重工業でも、好きなトコに訊ーてみな。 ずいぶん時代遅れだけども、できるこたー、まーできるでしょーとゆわれるだろーよ」 「時代遅れ?」 「50年から100年前の技術使ってるかんね」 「100年前というのは」 「リサイクルってやつぁー、コストもかかっし技術力もヒツヨーなモンだよ。 だから、そーゆーハードルがなるったけ低ぃー仕様にしてあんだ。 特許の有効期間てなぁー、だいたい20年前後でしょ? その図面にある技術ぁ、だいたいゼンブ特許使用料フリーってわけ」 「しかし、いくらなんでも古すぎるのでは」 「おじさん、宇宙行ったことある?」 「新婚旅行で、月に」 「なんとなくソーゾーつくと思うけど、宇宙ってとかぁーカコクなカンキョーなのさ。 蛍光灯のストックが切れたからとゆって、ひとっ走り地球に買いに行くなんてマネできるわけねーだろ? 小物も服も、ウンコもオシッコも、ぜーんぶリサイクルすんのがゼンテーなわけ。 初期のコロニー移民の生活なんて、ミジメなもんよ。 ゴミになるばっかでヒツヨーもねー小物は持ち込みキンシ、 再生繊維の服しか着れねーし、トイレットペーパーの使用もキンシだったんだってよ」 「聞いたことはあるが」 「ジンルイ最初の密閉型コロニー"エルピス"がケンゾーされたのが新西暦075年、 ノゾミ事件っつって、コロニーの独立自治を訴えたテロが起こり始めたのが新西暦157年。 この間で、ニンゲンがセーカツしてく上でヒツヨーなリサイクルシステムはほぼ完成してんのよ。 でねーと、地球からの独立なんざー考えらんねーでしょ? 技術的にも、このあたりのが一番クールだね。 それ以降は、退化してるっつってもいーくれーだよ」 マーズは執務机の上によじ登って、局長の顔を正面から睨みつけた。 「いま、新西暦何年だと思ってんのさ。 地球の文明レベルからすりゃー、スモーキーマウンテンなんちゅーくだんねーモンは、 とっくの昔になくなってねーといけねーんだよ」 「それは」 局長が顔をしかめる。 「我が国とて、いろいろ」 「わかってんよ。 あんたらは、たかだかゴミ山のために国の予算使うのがめんどくさくなっちまったんだろ?」 「いや、それは」 「リサイクル政策なんざーぶちあげても、 どーせ外国のカイシャが出しゃばってきて、カネの人材も外に流れっちまうだけだもんね。 そんくれーならって、あんたらは目ぇソラすことをセンタクしたんだ」 マーズはずいと局長に顔を近づけた。 「長年国家の恥だったゴミ山をなくせるんだよ? しかも、自分のトコだけでやったってんなら、国際社会でもでけーツラできる。 あんた、上手いことすりゃーキョーカショに載れるよ?」 局長はハンカチを出して額に浮かぶ汗を拭いた。ハンカチの端には海外ブランドのロゴ マークが刺繍されている。あのハンカチひとつで、スモーキーマウンテンの子供たちは 1ヶ月食べていけるだろう。 「さ、どーすんの。受けんの、受けねーの。 おれはどっちだっていーんだよ。 似たよーなモンダイ抱えてるクニなら、ほかにいくらだってあるんだからよぉー」 言葉を重ねて追い打ちをかける。 局長が小さな黒目をきょろきょろと動かした。 「もう一度確認するが」 「なんだい」 「君は、本当にオーナーがいないんだな?」 「そーだっつってんじゃん」 「そうか」 突然後ろのドアが開いて、屈強な男たちが入ってきた。両腕をつかまれる。成人男性 2人分ほどの重量があるマーズでも、腕力はそれほど強くない。まして、大の男数人の前 には抵抗のしようがなかった。頭を床の上に押し付けられる。 「なんのつもりだ、こいつぁー!」 「協力は感謝する。しかし、我が国としては、 君のような子供型ロボットのいうことを聞いたと思われるわけにはいかないのだ」 この国は、面子のためにスモーキーマウンテンの存在を黙殺した。面子のためにリサイ クル政策を放棄した。そして今度は、面子のためにマーズの存在を抹消しようというのか。 「ひひひひひ!」 ほとんど無意識に発した奇声に、室内にいた者たちがひとり残らずびくりと硬直する。 マーズにとって面白い発見だった。なるほど、人間はこういう反応をするのか。 「ニホンのコトバにさ、十人十色ってのがあるんだ。 うめーことゆーよな、おばーちゃんのごセンゾはさ。 ニンゲンのリアクションなんざ、ひとりにつき1色がいーとこだ。 おれが、こーならねーことを予想してねーとでも思うのかよぉーっ!」 「なにを隠している」 「だいたいゼンブ特許使用料フリーとゆったよね? だいたいゼンブってなぁー、ゼンブたぁー、ちっと違ぇーよな」 局長はあたふたと図面を見直し始めた。意味のない行為だ。この男は、技術者でも科学 者でもない。 「3枚目を見てみな。アスファルト合材の調整モジュールに関する特許について書いてあんよ」 「なんだ、これは」 「おれはニンゲンの命令に逆らえねーからね。 その特許がおれのモンなら、寄こせとゆわれて逆らうこたぁーできねーよ。 でも、おれのじゃねーもん」 局長の顔が真っ赤に膨れ上がった。 「誰だ、これはッ!」 「セイル・ビーン。ケソン出身、いまはスモーキーマウンテンの端で死にゾコなってんよ」 調べた結果、ビーンが養護施設で戸籍をもらっていたのは運がよかった。ほかの手段 となると、少し費用がつく。 「孤児などに、こんな発明ができるはずがない!」 「そーだね、できねーし、してねーよ。 でもさ、じゃ、誰がこんな発明したのかとゆーと、わかってねーんだ。 だって、似たよーな時期に似たよーな発明したひと、たくさんいたし。 そーゆー技術って、けっこー誰も特許登録してねーんだよね」 「通るか、こんなものが!」 「うるせーな。モンクゆーなら、審査がザルなこの国の特許庁にゆえよ」 「モジュールのひとつくらい」 「自前で用意できるって? ひひひひひ、あーあー、やってやれねーこともねーよ。 どーせおれなんざー、既存の技術を組み合わせることくれーしかできねーからね。 でもよ、ちぃーっとややこしー組み合わせしてあるんだ。 こいつを設計できるジンザイっちゅーと、もー外国企業に囲われてんよ。 さーさー、ちぃーっとサンスーしてみよーか。 外国企業相手に交渉すんのと、ストリートチルドレンにいくらか渡すのと、 安上がりで済むなぁーどっちよ」 「ストリートチルドレンなどに」 「向こーも、それほど善良なニンゲンじゃねーからね。 せーぜー吹っかけて来るだろーけど、どーせストリートチルドレンの経済感覚さ。 クイモノと住むトコと治療費、こんくれーだよ。 いままでサンザンガキども見捨ててきたんだ、そんくれー払ったれよ!」 局長が忌々しげに舌打ちをした。 「さー、セイル・ビーンをスクってこい!」 出がけの駄賃だとばかりに、局長はマーズの顔面を蹴りつけていった。 ¶ 結局、マーズの懐にはほとんど入ってこなかった。 アメリカあたりに渡って、部屋をひとつ借りれば無くなってしまう程度の額だ。 システムを設計したのは、どこかの役人の子で、アメリカに留学したきりドラッグにはまって 帰ってこない大学院生がしたものということにされた。 リサイクルプラントの建設は、驚くほど早く開始された。 スモーキーマウンテンは金網で囲まれ、ヘルメットをした男たちが作業をしている。 ビーンは、もういない。街の病院に運び込まれたと聞いているけれど、連絡は一度もない。 だいたい予想していたことだ。幸運に恵まれてスモーキーマウンテンから抜け出す子供 は、たまにいる。そういう子供は、二度とスモーキーマウンテンに近づかない。ストリー トチルドレンであったころのことを、なかったことにしてしまう。 ガンと、後頭部を衝撃に襲われた。マーズの握り拳ほどもある石が、ぼとりと地面に落ちる。 「お前の仕業かッ!?」 スモーキーマウンテンで寝起きしていた子供たちが、怒りを露わにして並んでいた。 工事が始まったいま、ストリートチルドレンたちは全員スモーキーマウンテンから追 い出された。住み着いていたバラックも、ついさっき潰された。いや、潰した。マーズが 自分で作業者に指示を出して、潰させた。 甲高い怒号と一緒に、大小様々な石がマーズ目がけて飛んでくる。 「なんてことしやがる!」 「なんでスモーキーマウンテンをなくした!」 「俺たち、明日からどこで寝ればいいんだ!」 「なにをして食い物を手に入れればいいんだ!」 「受け入れてやった恩も忘れて!」 「4本脚のバケモノめッ!」 「うるせーぞ、ドサンピンどもがぁーっ!」 マーズの一喝に、子供たちがシンと静まりかえる。 「散れ! 散れっ! 行け行け、行っちまえっ! どーせ、シゴトなんざーホカにいくらでもあんだろーが! どこ行ったって、ココよりはましだろーよ! よぉーくわかった! てめーらビンボー人とつるんでも、おれにゃーいーことなんざぁイッコもねー! ソンするし、つかれるし、いてーし、しんどいだけだ! おやじのトモダチにゃーシニガミがいたっちゅーけど、おれぁーそんなもんいらねー! むしろトモダチなんざーいらねーや! あっち行け! ばーかばーか! あっかんべーっ!」 たとえその日の食事には困っても、長期的な視点から見ればスモーキーマウンテンを なくすのは彼らのためだ。ロボット三原則はそう判断した。 だから、罪悪感なんかない。自分はロボットだ。未練もない。もちろん痛みなんか感じ ないし、涙なんて流れるはずがない。 ¶ スパイスの臭いが立ちこめる裏通りを、マーズはひとり歩いていた。 (弱者はどこまでも踏みにじられる。 こんな星に、守るべき価値があるのか・・・・・・?) 「なんだい、おじさん」 (お前は地球人に絶望しないのか) 「ウチュージンみてーなことをゆーんだね」 (おれは異星人だ) 「ふーん、あ、そー。おれぁー先史文明のオトシゴだよ」 薄くオレンジがかった不思議な色の髪をした男が、腕組みをして料理店の壁にもたれか かっていた。 「ゼツボーするもしねーも、おれぁーハナからニンゲンにキボーなんざ持っちゃいねーよ。 信じるかどーかはそっちのカッテだけど、おれのアタマん中にゃー 有史以来のニンゲンのレキシとゆーもんが入ってんだ。 ニンゲンは、いつでもどこでもケチでズルくて自分勝手でキョーボーなイキモンさ」 (俺にも、そう考えていた時期があった) 「おじさん、イセージンかどーかはともかく、ロボットじゃなさそーだね」 (異星人だ) 「チキュージンにゼツボーして、コロシに走ったりしなかったの? ショージキおれぁー、ロボじゃなかったら5、6人コロしてたと思うよ」 (俺は、出会いに恵まれたからな) 「ふーん、あっ、そー」 (どこに行く) 「あんたがいねーとこ」 (なんだ、急に) 「ネタマしーんだよ」 (どこに向かうつもりだ、これから) 「さー」 マーズは横を見上げた。ショーウィンドウの向こうに、いつか見たクリスタルセイント のフィギアが鎮座している。 「イマんとこ、おれがニンゲンシャカイで気に入ってんなぁー、 メイドインジャパンのオモチャだけだよ。 オモチャがいっぱいある国に行こーかな。 今回のこたぁー、あんまカネにゃーなんなかったけど、経験値にゃーなったよ。 ニンゲン相手の交渉の仕方はだいたいわかった。 次は、利益に繋げちゃる」 (お前が、いい出会いに恵まれることを祈っている) 「意味ねーよ、イノリなんざー」 ついと、男は人差し指を北に向けた。 「なーに?」 ("神の石"が告げている。 この方向に、お前にとっていい土地がある) 「それって、メイレイかい?」 (いいや、ただの助言だ) 「だったら、従う義理ぁーねーや」 べえと舌を突きだして、マーズは南に足を向けた。 マーズは、今度2歳になる。
https://w.atwiki.jp/gundamexvsmaxiboost/pages/279.html
フルブからのコピーの部分多多数 随時更新・削除してください 正式名称:GNX-609T GN-X III パイロット:パトリック・コーラサワー コスト:1500 耐久力:480 変形:× 換装:△(早くこいよ、[[ガンダム]]!) 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 GNランス【マシンガン】 50(90) 長押しで10連射まで可能(強化時は15連射) サブ射撃 GNビームライフル 3(6) 65-111-137 長押しで3連射まで可能 特殊射撃 早くこいよ、ガンダム! 100 発動時メイン90発サブ6発に 各種格闘威力向上 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 右薙ぎ→左袈裟斬り→斬り飛ばし NNN 161(177) 派生 左袈裟→右袈裟→クロス斬り NN後 200(222) 前格闘 突き 前 90(100) 横格闘 右薙ぎ→左薙ぎ 横N 115(132) 派生 左袈裟→右袈裟→クロス斬り 横後 167(192) 後格闘 突き上げ 後 70(77) BD格闘 蹴り→後ろ回し蹴り→蹴り飛ばし BD中前NN 163(181) 特殊格闘 特殊移動 特 各種行動からキャンセル可能 バーストアタック 名称 入力 威力 備考 不死身のコーラサワー 3ボタン同時押し 攻撃成功時、耐久力が1になる 【更新履歴】新着3件 解説 攻略 射撃武器【メイン射撃】GNランス【マシンガン】 【サブ射撃】GNビームライフル 【特殊射撃】早くこいよ、ガンダム! 【特殊格闘】特殊移動 格闘【通常格闘】GNランス 【前格闘】突き 【横格闘】ランス右薙ぎ→サーベル左薙ぎ 【後格闘】斬り上げ 【BD格闘】蹴り→後ろ回し蹴り→蹴り飛ばし 覚醒【EXバースト】 バーストアタック不死身のコーラサワー コンボ 戦術 苦手機体考察 得意機体考察 オーバードライブ考察 僚機考察コスト3000 コスト2500 コスト2000 コスト1500 外部リンク 【更新履歴】新着3件 14/02/15 新規作成 解説 攻略 『機動戦士ガンダム00』2ndシーズンから「不死身のコーラサワー」ことパトリック・コーラサワーの駆るジンクスIIIが参戦。 時限強化と特殊移動を持つ低コストの格闘寄り万能機。 万能と言ってもメイン・サブの性能上中距離戦はかなり厳しい。何れも誘導には優れるため、遠距離では容易に当てていける。 低コスト機でありながら射撃は全てビームなので、マント持ちには注意。 特射は使用することで射撃・格闘各種の性能が上昇するため、うまく活用していきたい。 本作3機目となるBMG機だが、使用感としてはBD1に近い。 格闘はどれも判定が強いが伸びが悪いため、積極的に生当て出来る性能はない。 総合的に強い横格と、伸び発生判定共に胡散臭いBD格が主力になる。 そして、本機最大の特徴は特格の特殊移動である。 各種行動からキャンセルできる上、赤ロックでも敵の方へ向かない(N特格では赤ロック時のみ敵の方へ向かう)。 ブースト消費もそこまで多いわけではなく、後方へ移動してもペナルティを受けないので、攻め・逃げ・位置調整などあらゆる用途に使っていける優れた武装。 また、一部の射撃を回避する効果もある。 バーストアタックは、耐久値が必ず奇跡的に1だけ残る自爆。敵を掴むまでスパアマ付きで、伸びも良く大ダメージを与えられる本機最大のダメージソース。 根性補正を自力で最大にする事も出来るため、上手く当てることが出来れば大佐に勝利の報告をすることもできるはずだ。チャンスを見極めしっかり当てていきたい。 弱点はマシンガン機特有の無視されやすくカットが苦手なこと。一発でダウンを取れる武装が無いので迎撃には格闘を多用することになる。 そして耐久も1500コストでは最低クラスの480、武装の関係上前に出る事が求められるが耐久が低く単発ダウン武装も持ってないのでとっさの格闘迎撃も難しい。 かと言って攻めを躊躇していると無視され相方が集中放火されるので自己主張が求められるという総じてベテラン向けの機体。 しかし、それを補って余りあるほどの性能を誇る特格と覚醒技で「幸せのコーラサワー」を勝ち取ろう。 最大BDは平均的な6回。 勝利ポーズはGNランスを上げて空中でジャンプポーズ。 敗北ポーズは何も持たずに後ろへ倒れこむ。おそらく1期第一話の「模擬戦なんだよぉ!」と言いながら倒れたあれのオマージュ。 フルブからの変更点 耐久 330→480 メイン射撃 弾数40→50(強化時 60→90)、最大連射8→10(12→15) 特殊射撃 開幕から使用可能 射撃武器 【メイン射撃】GNランス【マシンガン】 [撃ち切りリロード][リロード 7秒/40発][属性 ビーム][4hitよろけ][ダウン値 0.4][補正率 95%] 「当たれよコラァ!」 GNランスからビームマシンガン(BMG)を発射。サブ、特格、特射へキャンセル可能。 ややばらけるせいか中距離ではよろけを取る事すら難しいが、誘導と連射速度は良いため近・遠距離では頼りになる。 これ一本でダウンを取る事はほぼ不可能なため、よろけを取ったらすぐにサブにキャンセルしてダウンを取っていこう。 特射発動時は弾数と最大連射数が増加。1発あたりの威力、ダウン値に変化は無し。 【サブ射撃】GNビームライフル [常時リロード][リロード 5秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2][補正率 70%] 「奥の手だ!」 GNビームライフルを発射。長押しで最大3連射まで可能。特格へキャンセル可能。 横ブースト中に出すとターンAサブのような軽い滑り撃ちモーションになるが、銃口補正は1発目で固定されるので途中でスカることも多い。 そのため近距離でよろけを取りたい場合は、1発撃つごとにBDキャンセルをはさみこまめに撃つといいだろう。 撃つ際必ず正面を向くため覚醒中やSドラからのバクステサブは慣性がよく乗り自衛や逃げの択としても使える。頭の片隅に入れておこう。 メイン、特格からキャンセル可能。メインでよろけを取ったらこれにキャンセルしてダウンを取ろう。 格闘を受けてる相方のカットはメインよりこちらの方が優れている。 誘導がかなり良いようで、後特格でロック状態を維持し遠距離から撃つとかなり曲がる。 特射発動中は最大6発になるが、最大連射数は3発のまま。 【特殊射撃】早くこいよ、ガンダム! [撃ち切りリロード][リロード 20秒/100][クールタイム 4秒][属性 換装] 「コーラサワー、これより漢になります!」 発動すると紫色のオーラを纏う。持続は14秒間と結構長め。 マキブ移行に伴ってゲージが最初からたまっているので落ちても無視されることが少なくなった。 スサノオの入魂にこそ及ばないものの、発動時の台詞がかなり豊富。 発動時メイン90発 サブ6発に上昇 全射撃武装強制リロード。更に各種格闘の威力が10%上昇。 さらにメインの集弾性が大幅に向上し、殆どばらけなくなる。 どの距離でも積極的によろけをとれるようになり、サブの弾数も6発に増えるため、中距離戦にも対応できるようになる。 メインサブが全回復、弾の数が増える、格闘、射撃どちらも微強化される等、時限強化としては地味ながらも破格の性能。 いかにこの武装を回すかがこの機体のキモなので、この武装が溜まるまでうまく敵の攻撃を凌いでいきたい。 【特殊格闘】特殊移動 「ヒャッホオオオオオオオオウ!」 バレルロールしながら大きく高速移動。『00』2ndシーズンの前期OP及び第23話の再現。 各種行動から相互にキャンセルでき、レバー入れで移動方向の指定が可能。オバヒ時使用不可。虹ステ可能。 移動距離及びブースト消費は慣性小ジャンプとほぼ同等。 ロール中は当たり判定が縮んでいる様で、簡単な射撃はすり抜ける事がある(ガンダムのメイン、サブで確認。ガナーメインなど大きい弾は避けられない)。 動作終了間際に各種射撃、格闘にキャンセル可能。 これらはしっかりキャンセル扱いのため、特格移動中に緑ロックになっても誘導する。 逆に緑ロックから特格移動中に赤ロックになっても誘導しないので、その場合はフワステを一度挟んでおきたい。 後特格で赤ロックを持続をさせた状態でのメイン・サブは中々に強力。 また、振り向き撃ちしないようにメインをキャンセルで出せれば、単なる出し切りより速く落下してくれる。 特格→メイン連射着地をループさせると異常な追い回し能力を発揮する ミリ狩りはもちろんのことケルディムにすら有利が取れるので、ぜひ習得したい。 15コストの武装としては破格の性能で、この機体の生命線とも言える武装なので、位置取りだけでなく攻めにも逃げにも射撃戦にも積極的に組み込んでいきたい。 敵に向かって前特格や横特格などをするとパトリックはかなり強気なセリフを喋るが後ろ特格などで距離を離そうとすると台詞がかなり弱気なものに変化する。パトリックらしいと言えばらしいが。 格闘 始動がランスや蹴りなので、抜刀モーションはない。 【通常格闘】GNランス 「しゃらくせえ!」 シンプルな3段格闘で、2段目から後派生あり。 出し切りからキャンセル特格で他の格闘に繋ぐことができ、火力が出せるためコンボパーツとして有用。 伸び・判定共に弱いため、生当ては狙いにくい。 2段目から後派生でサーベル二刀流による左袈裟→右袈裟→クロス斬り。 派生は火力は伸ばせるものの視点変更、切ってる間は全く動かないのでカットに注意。 一応相手が壁や建物を背にしていると視点変更なしで派生できるが狙ってできるものではない。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 右薙ぎ 60(80%) 60(20-%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 左袈裟斬り 112(65%) 65(-15%) 2 0.3 よろけ ┣後派生 145(53%) 50(-12%) 2.3 0.3 よろけ ┃┗2段目 172(43%) 50(-10%) 2.6 0.3 よろけ ┃ ┗3段目 斬り下ろし 200(%) 65(-%) 3.6 1 ダウン ┗3段目 斬り飛ばし 161(53%) 75(-12%) 3 1 ダウン 【前格闘】突き 「貫いてやんよぉ!」 多段ヒットの突き。原作でデュナメスを中破させ乗っていたニールの右目を負傷させた攻撃の再現。伸びが良く判定も強めで生当ては狙いやすいが、高度がないと追撃できない。 前格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き 90(75%) 20*5(-5*5%) 2 0.4*5 ダウン 【横格闘】ランス右薙ぎ→サーベル左薙ぎ 「もう降参かぁ?」 発生・判定共に非常に良好。伸びもまぁまぁなので始動や迎撃に使える主力格闘その1。 1段目にN格と同じ後派生あり。 段数の関係上後派生が少し出しにくい。 ジンクスで多く振ることになるであろう格闘なので、火力アップのためにもぜひマスターしたい。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 右薙ぎ 55(80%) 55(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┣後派生 95(68%) 50(-12%) 2 0.3 よろけ ┃┗2段目 129(58%) 50(-10%) 2.3 0.3 よろけ ┃ ┗3段目 斬り下ろし 167(%) 65(-%) 3.3 1 ダウン ┗2段目 左薙ぎ 115(65%) 75(-15%) 2.7 1 ダウン 【後格闘】斬り上げ 斬り上げ1段。結構打ち上げるのでコンボの〆に。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き上げ 70(80%) 70(-20%) 1.7 1.7 ダウン 【BD格闘】蹴り→後ろ回し蹴り→蹴り飛ばし 3連続回し蹴り。ジンクスの格闘の中で最も伸びが良く、判定も自機よりかなり前に出ているため非常に強力。この機体の主力格闘その2。 出し切り後にもう一度BD格闘につなぐことが出来る程の胡散臭い超判定。また、機体一機分程の高度があれば、出し切りから特格か前BDで他の格闘にも繋がる。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 蹴り 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 後ろ回し蹴り 117(65%) 65(-15%) 2 0.3 よろけ ┗3段目 蹴り飛ばし 163(53%) 70(-12%) 3 1 ダウン 覚醒 【EXバースト】 「俺の大佐にぃ!手を出すなぁぁぁぁ!」 CB系機体特有のトランザムと違い、アルケーやスローネなどど同じくジンクスは通常覚醒。 ただし覚醒による依存度は後述の覚醒技の事もあり1500コスト中トップクラスと言っても過言ではないだろう 覚醒時のプレッシャーはドライブも合わせれば高コストを凌駕するほど(あくまで存在感の話だが) もともと無視されやすい機体なので覚醒中は積極的に敵機体に噛みついて行きたい。 バーストアタック 不死身のコーラサワー 「大好きです…カティ…!!」 自爆技だが、奇跡的に耐久値が必ず1だけは残るという“不死身”と呼ばれる彼らしい技。 スパアマの突進掴み→錐揉み上昇し自爆。 台詞から『00』2ndシーズン第23話のカティの戦艦を守るためにガガを道連れにしようとした際の再現と思われる(爆発したのはジンクスIIIではなくガガだったが…)。 それなりに伸び、短時間で大ダメージを与えられるため使いどころを間違えなければ非常に優秀。 他の自爆技と異なり、必ず耐久値が1だけ残り、非強制ダウン状態で落下する。 自爆前にカットや覚醒抜けされた場合は掴み失敗となり自爆しない(タイミングが悪いとこちらだけ自爆ダメージを受ける事もある?) 15コスト屈指の逆転武装。これを的確に当てられるかどうかで戦局が大きく変わる。 根性補正が露骨にかかるようで、耐久が1の時に使うとこれだけで350という脅威のダメージを叩き出す。 覚醒すると大体の相手はこれを警戒してくるため、狙う場合は格闘を当てた直後に覚醒し、そのまま発動するようにすると良い。 ダメージは爆発部分が非常に大きく一瞬で入るためコスオバした相手を覚醒抜けさせずに落とすことも可能なので試合が詰めに入る後半は特にこの覚醒技のプレッシャーは大きい。 覚醒抜けされても自機にダメージは入らないので相手に覚醒抜けを強要させることも可能。 ただし、前述したとおり耐久1+非強制ダウンで落下するため相方の流れ弾やダウン追撃でも落ちる。出来れば覚醒終了間際で自爆したい。ドライブ使用後だとなおよい。 掴む前の慣性を引き継ぐらしくBDしながら掴むと横に滑りながら錐もみ上昇する 特射の格闘威力向上の恩恵は受けない。 稀に体力が2残る事があるようだが原因は不明。どちらにしても一撃もらえば落ちることに変わりはない。 しかし上手く1だけ残すことが出来れば根性補正によりメイン等の火力が大幅に伸びる。ちなみに根性補正は防御力にも掛かっているが、1や2程度の耐久値ではほぼ無意味。 極限技 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 威力元値 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 掴み (80%) (-%) 掴み ┗2段目 爆発 (--%) (--%) 強制ダウン ※初段の補正と、2段目の単発火力は下のコンボ欄に出ているNNN≫覚醒技 横N≫覚醒技と照らし合わせた予測値です。 コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 威力 備考 射撃始動 メイン4hit→サブ2hit 131 メイン8hit→サブ 121 メイン4hit NNN 167 非強制ダウン メイン4hit BD格NN 169 非強制ダウン サブ1発 NN後 193 サブ1発≫BD格NN 181 N格始動 NN NNN 194(223) NN NN後 212(251) NNN→前特格→横N 216(240) NNN→前特格→後 サブ 221(240) 前ステサブで真上に打ち上げ NN後(2hit) 横後 221(251) NN後(2hit) NNN 221(247) 前格始動 ??? 横格始動 横 後 サブ 150(167) 前ステサブで真上に打ち上げ 横 NNN 176(198) 非強制ダウン 横 NNN→前特格→後 200(225) 横 NN後 197(225) 横 NN後(2hit) 後 横 横後 178(209) 横後(2hit) NN後 214(249) 後格始動 後 NNN 191 後 NN後 212 後 横後 193 後 N 前 160 後 横 前 156 後≫BD格NN→前特格→後 217(240) BD格始動 BD格N NNN 209(238) BD格N NN後 217(250) BD格N 横後 208(241) BD格NN サブ 198(216) 繋ぎは前ステ BD格NN→前特格→横N 218(244) 要高度 BD格NN→前特格→後 サブ 223(244) 前ステサブで真上に打ち上げ 覚醒時 NNN≫BD格NN NN後(2hit) NN後 NNN≫覚醒技 BD格NN≫BD格NN 基本。闇討ちで BD格NN≫覚醒技 基本。闇討ちで 横N≫BD格NN 横後(2hit) NNN≫後 BDは前特格でも可 横N≫覚醒技 上り坂があると繋がらない 戦術 時限強化である特射が溜まるまではとにかくダメージを受けないようにしたい。 キャンセルでの緑誘導や特格移動などを活かして被弾を抑えつつ、存在感を出して行きたいところ。 マキブに移行しコストアップ、開幕強化ゲージが溜まっている、ドライブの恩恵のおかげで前作までは覚醒技を当てないと勝てないとまで言われていたほどの低火力機だったが、 前述のおかげで格闘コンボは1500の格闘より万能機相応の火力が出せるようにはなってきた。 ただし格闘を当てないとジリ貧になるのは前作と同様。後ろでチマチマ射撃ばかりすることが仕事ではないことは理解すること。 強化中は全体性能が向上するので、ある程度積極的に攻めよう。 後衛でなければ落ちるタイミングは特射を切らした後、出来れば弾を使い切ってからが望ましい。 最後に何と言ってもこの機体の一番の強みは自爆。 メイン・サブの性能上この機体は無視されやすいが、自爆のおかげで覚醒時だけは凄まじい存在感を放つことが出来る。 自爆技の中でも最も狙いやすい上に、一瞬にして戦局をひっくり返せる性能を誇りながらも自分が落ちる事はないという破格の性能。 単純なコンボダメージ底上げだけでなく、体力調整崩しもお手の物。しっかり状況を見極めて使いたい。 マキブ移行に伴いコストが上がったため相対的に自爆のチャンスは減少。安易な自爆は味方の体力調整すら崩しかねない。 自爆しようとしたら覚醒抜けされ追撃を喰らいこちらが覚醒落ちしましたなんて目も当てられない。 自爆するだけの機体ではないということは肝に命じておくこと。素の耐久もコスト帯最低クラスなのでやはり事故には注意。 原作のパトリックのような調子に乗ったプレイでは模擬戦でも負けかねない。丁寧かつ格闘や強化中は大胆に攻めること。 苦手機体考察 マント持ち機体(X1、フルクロスなど) ジンクスの天敵、ジンクスは射撃がすべてビーム属性なのでさっさと剥がさないと後々面倒になりがち。 マント持ちの機体は格闘戦に持ち込んでくることが多く高コストの格闘はジンクスの格闘で追い返せなかったり特格で逃げようとしてもあっさり噛みつかれることが多い。 無理せずに相方の方へ逃げるのが無難。 マント持ちではないがクアンタやνなど射撃シールドを展開してる相手にも注意。しかしクアンタならシールドを展開中に虹合戦に持ち込むと案外振り勝てる。 ゲロビ武装 ヴァサーゴや百式、DXのような極太ゲロビは特格で移動していると弾が太いため案外引っかかってしまったりする。 移動ゲロビも特格ですり抜けられる方が稀なので誘導を切るかしっかりとガードをしよう。 高コストの格闘機または高機動機(マスター、エピオン、試作2号機、デスティニーなど) まずジンクスには一発でダウンを取れる武装が無く格闘迎撃で機能するのは横格位しかないので格闘機にごり押しや貼りつかれるだけできつい。 さらに覚醒やドライブを合わせられたら特格でも逃げ切れず冗談抜きで蒸発する。 とにかく盾や寝っぱで相方との合流を待つのが重要。ヘタに迎撃しようとすると相手の思うつぼである。 得意機体考察 射撃で足が止まる機体などは基本的に特格→メインループで案外簡単に近づけるので得意。 こちらでは特にメインが生命線ともいえる機体の考察をする。 ケルディムガンダム 特格の欄でも記したとおり一番得意な相手、遠くからのメインでのスナイプも特格などを織り交ぜ移動すればあまり当たらない。 さらに格闘のGNピストル以外すべての射撃は足が止まるのでジンクスが容易に近づけ特格→メインをループするだけで一方的にブースト有利が作れてしまう。 ケルディム側からすれば当たり判定が縮んで高速で近づいてきてなおかつブースト不利までつかれるのだからたまったものではない。 だがシルビ、GNピストル、カウンター等の迎撃手段は残ってるのでワンパターンに特格で近づいて格闘という戦法だと見抜かれやすいので注意。 ガナーザクウォーリア 基本的な動きはケルディムと同じだがこちらはメインが太く非常にひっかかりやすい。 安易に飛び込めば一気に200越えの体力を持って行かれるのは想像に難くないので、こちらはどちらかと言えばブーストに重点を置こう。 ガナザクのメインは怖いもののそこをかいくぐればあと残っている迎撃手段はお願い格闘かアシストのインパによるセルフカットぐらいである。 インパのアシストのリロード時間もそこそこ長いため一気には近づかずじわじわと詰め寄っていこう。 オーバードライブ考察 どちらのドライブでも的確な旨みがある。相方や自分のプレイスタイルに合わせて選択していこう。 Fドライブ 公式おすすめドライブ ジンクスの弱点である火力を補えワンチャン力が大幅に上がる。格闘の伸びがさらによくなりBD格闘は胡散臭いというより凶悪レベルの判定と伸びに。 さらにドライブと覚醒を掛け合わせた自爆は一瞬にして相手の体力を溶かす。 射撃からの格闘キャンセルも追加されるのでもともとよろけを取る能力が高いメインから一気に格闘を叩きこめる。 Sドライブ 格闘寄りの機体のため恩恵が少ないように感じるが実はこちらも選択する余地は十分にある。 赤ロック向上からの赤ロック保存がやりやすくなるため誘導のいいメインやグリホサブが非常に強力。 さらにサメキャンで自由落下も追加されるので自衛力にも一役買ってくれる。後衛での仕事がしやすくなり粘り強く戦えるが爆発力はFに劣る。 僚機考察 逃げ能力は高いものの自衛力は低めなので前衛で胸を張れて尚且つジンクスは無視されやすいため自衛力の高い格闘機や格闘より万能機などが高相性。 さらにジンクスは単騎でダウンまで持ち込むことも難しいので単発ダウン武装などを持っている機体とも組みたい。 コスト3000 赤ロックが長くないため序盤は我慢の戦いを強いられる。 特格の赤ロック保存をうまく使って空気になりすぎず、前に出すぎずを意識しよう。 00ガンダム セカンドシーズンコンビ。 生00の時はジンクスが積極的に狙われるためとにかく逃げること。 一応ジンクスが先落ちしても後落ち後の00は永続ライザーなどがあるため粘ることは可能。 デスティニーガンダム 火力不足を補ってくれて単発ダウン武装も持ち合わせている万能機。 運命は残像、ジンクスには特格による特殊移動があるので分断しても互いにすぐに合流できる。 互いに距離感をしっかりと理解していればなかなか戦える組み合わせ。 コスト2500 現状一番おすすめの組み合わせ。25が先落ちした後は積極的に前に出てアピールしたい。 ジンクスの武装的に一番噛みあうのは格闘より万能機や万能機あたりか。 ケルディムやヴァサーゴなどの後衛特化機などは驚くほどに噛みあわないので注意。 ゴールドスモー 起き攻めやセットプレイに優れている格闘より機体。 射撃武装もそこそこ取り揃えておりスカートやメインの存在で自衛力も高め。 できればスモーが敵を止めている間にジンクスが闇討ちを決めていこう。互いに優秀な覚醒技を持っているのでワンチャンを常に狙って行ける。 スサノオ 疑似太陽炉搭載型MS兼アロウズ同士のコンビ。 チャクラムとBMGで鬱陶しい射撃戦を展開できる。 スサノオはトランザムが切れると無視されやすく、流石にダブルロックではジンクスも逃げ切れない時がある。 トランザム起動タイミングは慎重に見極めること。 ブレイヴ指揮官用試験機 疑似太陽炉搭載型コンビ。こちらは時系列もやや異なっている。 ブレイヴは闇討ちを決める機体なのでジンクス側もできる限りロックを取る必要があるがジンクス一人では何もできないのでセオリー通りブレイヴが先落ち。 武装的にはそこそこいいものを持っているので序盤は互いに射撃戦。そしてどちらかが闇討ちを決めた際にもう片方が敵相方を止める必要がある。 ブレイヴのサブやジンクスのメインは誘導はいいので敵相方の妨害に一役買うだろう。 どちらも特徴的な移動武装があるので相手からしたらなかなか鬱陶しいかもしれない。 ジオング 前作から互いにコストアップした。 ジオングは前作よりも性能が荒らし寄りになったので今までのようにジオングに全部ロックを引き受けてもらうのは無理がある。 出来れば今回は両前衛で立ち回りジオングが敵を翻弄してる間に闇討ち格闘を決めていきたい。 互いに覚醒技が強力なので最後までワンチャンをひねり出せる。 シャイニングガンダム 25屈指の格闘火力を誇る機体にして今作屈指のワンチャンコンビ。 ジンクスは特格をうまく使ってシャイニングを相手が狙うように仕向けさせゲージ溜めに貢献していこう。 メインがよろけを取りやすくシャイニングが追撃を入れやすいので意外にもおすすめの組み合わせ。 互いに覚醒のワンチャン力は随一なので劣性でも試合終盤まで諦めないこと。 ハイペリオン、∞ジャスティス、デスサイズヘル(EW版) 自衛力の高い機体達とのコンビ。ジンクスは無視されやすいので彼らの自衛力があれば安心。 最悪ジンクス先落ちもある程度許容できる。 3機とも個性豊かなので自分の戦いやすい相方を選択しよう。 具体的には、BMG同士でバリア持ちのハイペ、自衛に関しては頭一つ抜ける隠者、格闘コンボで高火力を狙えるデスヘル、といったところか。 ジ・O なかなかおススメな相方候補。 2つのアシストや格闘CSの存在から射撃戦も可能で、覚醒技を含み爆発的な火力の格闘を持つ他、 ジンクスが無視されたときのプレッシャー、アメキャンによる自衛力など、ジンクスが求める相方要素が揃っている。 射撃戦ができると言ってもジ・Oのメインは枯渇しやすく修正によりジ・Оの機動力も下がっている。 ジンクスはできる限り離れず戦いたい。 インパルスガンダム 換装を使い分ける万能機。互いに特格での移動能力が高く非常に鬱陶しい。 ブラストによる手堅いダウン取り、ソードのコンボ火力等ジンクス側が求める要素があるため足並みもそろえやすい。 逆転力に乏しいインパルスにとっても覚醒によるワンチャンを持つジンクスは悪くはないだろう。 コスト2000 覚醒やドライブの数が売りのコンビ。 ワンチャンの自爆もこのコンビなら比較的に狙いやすい。 しかし組み合わせ次第だとジリ貧になり機体性能に押され負けてしまうことも多い。 ローゼン・ズール 人物は違えど大佐に並々ならぬ愛を持つコンビ。 ローゼンの特格が引っかかってもジンクスでは追撃が難しく、後衛をしたいローゼンにとってもジンクスの前衛力は期待しにくい。 総じてネタ色が強く対人ではつらい組み合わせ。 ガンダムエクシア パトリック的にはファーストシーズン1話のこともあり気にくわないガンダムとのペア。 互いに格闘をガンガン振りに行く機会が少なく、一応の射撃武装は持っているものの中距離以降からのプレッシャーはかなり薄い。 特にエクシアは今作ではメインサブともに弱体化を受けておりフルブ以上に格闘をねじ込みにくい。 引き撃ち上等などのペアが相手だと相当厳しいものがある。 しかしエクシアもジンクスも覚醒による爆発力やプレッシャーは相当なものなので、丁寧かつ大胆な戦い方が要求されるだろう。 コスト1500 一番厳しいかもしれない。ジンクスは相方のカットが苦手なため助けに行きにくい。 格闘機と組んだ場合はジンクスは後落ち。 体力調整の際も特格が輝く。 ライジングガンダム 低コスのビームマシンガンコンビ。 前で荒らしてほしいライジングだがジンクスの荒らし力は当然期待できない。 カットが苦手なジンクスも狙われたライジングをカットしにくいと互いの長所が噛み合わないので組んではいけないコンビ。 外部リンク したらば掲示板 - ジンクスⅢ Part.1
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/532.html
神居古潭 かむいこたん 北海道旭川市にある石狩川の峡谷。 一億年以上前の地層を流れる。 所在地 北海道旭川市神居町神居古潭 地図 より大きな地図で 北海道 を表示 白い吊り橋がかかっていて、向こう側には神居古潭駅の跡があり、SLが置いてある。 現在では線路はトンネルでここをスルーしている。 線路跡はサイクリングロードになっていて、駅の跡は休憩所となっているが、サイクリングロードはトンネルが崩れたため行き止まりになってしまっている。 関連項目 2001年8月23日 2001年夏合宿 日本の地質百選 タグ 2001年8月23日 北海道 旭川市 渓谷 自然
https://w.atwiki.jp/absinthe-db/pages/12.html
アブサンのオールドボトル 定義:一般的には10年以上前のボトルのことを指すが、ここではアブサンが復活する前1995年以前に流通していたボトルに統一しております。 ・ペルノー・フィールズ ・ペルノー・タラゴナ/スペイン ・イソベラ/イタリア 日本の古いアブサン ・サントリー・ヘルメス58 ・サントリー・ヘルメス68 ・モンデ・アブサン ・モロゾフ・アブサン ・アリス・アブサン 名前だけで詳細不明 ・東洋醸造 アブサン45/不明 ・ドルフィン・アブサン/不明 産地不明 ・ドルフィン /不明 ※日本産とフランス産があるのでどちらかは不明
https://w.atwiki.jp/ikuji_kakushitsu/pages/254.html
400名前:名無しの心子知らず:02/12/05 23 21 ID A1Dpm+q1 うちも娘の三歳の七五三の時に義妹が使ったという20年以上前の かび臭いシミだらけの着物を着せられたよ ウワァァァァァァン!!! ヽ(`Д´)ノ 「これ義妹ちゃんが七五三の時に着た着物でね~ 綺麗に取ってあるでしょ~? すんごい思い出のある物だから○○(うちの娘)にもどうしても 着せたかったの~ 可愛いのよ~」だとー あの時断る知恵と勇気があったなら・・・ガックシ え?義妹の娘の七五三でつか? もちろん新しい着物を買って貰ってましたよゴルァ!! 次のお話→8-408
https://w.atwiki.jp/roomrag/pages/18.html
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 Wikipediaを知ったのは、いつ頃だったろう? 1年以上前であることは間違いない。 Wikiは、BlogやSNS以上に今後いろいろな展開をみせるであろうと期待している。というかBlogやSNSの機能の一部としてWikiが実装される形がいいと思っている。