約 6,562 件
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/3601.html
目次 【時事】ニュース蟲師 Mushishi 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 蟲師 大友克洋全集『OTOMO THE COMPLETE WORKS』の第1期ラインナップが発表 - HYPEBEAST 志穂美悦子「“愛を捧げる”気持ちで活けさせて頂きました」角川映画祭開催記念! - 映画ログプラス 大友克洋、「AKIRA」連載中に徹夜明けで短編アニメ制作の日々「本当に楽しかった」(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ここが秋と冬の境界線」季節の変わり目を捉えた写真に大反響 「まるでティンカーベルの世界」「自然って凄い」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本映画の歴史を変えた「角川映画」の傑作を一挙上映する『角川映画祭』、11月19日より開催。『犬神家の一族』の4Kデジタル修復版の上映も - Stereo Sound ONLINE 「キン肉マン」のティーパックマンをモチーフにした紅茶が発売決定! - GAME Watch ダ・ヴィンチのファンタジー特集に漆原友紀ら、小玉ユキはJO1の魅力を2ページで描く - コミックナタリー アニメ「うずまき」冒頭映像公開、長濱博史監督「ファンを失望させないよう全力を尽くす」(動画あり) - ナタリー 長濱博史監督のアニメ演出ワークショップ、対面&オンラインで開催 - 映画.com アニメ版『ジョジョ』の総作画監督が語るアニメーター業界の「過酷な実態」 - ITmedia 「神宿・一ノ瀬みかのヲタ話」第20回は『蟲師』にアクセス! - 超! アニメディア 蟲師 ~ 蟲を通して触れ合う人々 あにぶ - あにぶ 「異世界系アニメ」ランキング発表! 『蟲師』『十二国記』は何位だ!? - めるも 伊藤潤二「うずまき」海外でアニメ化!監督は「蟲師」「惡の華」の長濱博史 - ナタリー 「面白い!10巻で完結する漫画ランキング」発表! 1位は各話ごとに物語が独立していて読みやすい「蟲師」、2位は「寄生獣」、3位は「ハチミツとクローバー」! - ネタとぴ 『蟲師』漆原友紀の最新作『猫が西向きゃ』は 奇妙な自然現象 を謎解くお仕事活劇 - ほんのひきだし TVアニメのキャストと音楽による新感覚LIVE「蟲師 音楽夜話『蟲音・奏』」が公演開始! 企画&演奏を務めるアニメの劇伴作曲家・増田俊郎さんと、ギンコ役・中野裕斗さんにインタビュー - アニメイトタイムズ “音楽夜話『蟲音・奏』”の見どころを中野裕斗さんと増田俊郎さんが語る。リハーサルの模様も掲載 - 電撃オンライン 「蟲師」の世界観を生演奏&芝居で体感!中野裕斗ら声優陣集結のライブ開催 - アニメ!アニメ! 目で聴く。耳で観る。 「蟲師」の世界観をライブで再現!「蟲師・音楽夜話『蟲音・奏』」12月開催 - PR TIMES 蟲師を観れば生きるヒントが見つかるかも!主人公「ギンコ」と「露を吸う群」の紹介&考察 - あにぶ 長濱博史 - 映画ナタリー - コミックナタリー 小野不由美最新刊『営繕かるかや怪異譚』発売!カバーイラストは『蟲師』の漆原友紀! - ダ・ヴィンチニュース 第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作『迷い家(まよいが)』(著:山吹静吽)11月9日発売! - PR TIMES 「蟲師」漆原友紀“胸に来るものがありました”装画担当した小説「迷い家」書籍化 - コミックナタリー アニメスタジオのアートランドが私的整理を模索 - ITmedia アニメ会社アートランドが債務整理へ 「超時空要塞マクロス」「銀河英雄伝説」「蟲師」などの名作を手掛ける - - ねとらぼ スタン・リー×「蟲師」長濱監督×トレヴァー・ホーン音楽のアニメ「ザ・リフレクション」公開間近! - IGN JAPAN 漆原友紀が故郷・山口県岩国市「シロヘビの館」で原画展開催、描き下ろしも - コミックナタリー 漆原友紀の人気コミックを原作にしたTVアニメの劇場公開作品『蟲師 特別編 鈴の雫』テレビ初放送! - PR TIMES 日本文化に傾倒「マジカル・ガール」監督、好きなキャラは蟲師、綾波レイ、鬼太郎… - エイガドットコム アメコミ界の巨匠スタン・リー&「蟲師」長濱博史の共同原作アニメ「THE REFLECTION」制作決定 - エイガドットコム 劇場版アニメ「蟲師」初日舞台挨拶 感動の雰囲気に監督・キャスト陣も感無量 - アニメ!アニメ!Anime Anime 『蟲師』ギンコ役・中野裕斗「『蟲師』は永久に不滅です」 - クランクイン! 「蟲師」中野裕斗の無茶ぶりで、“ヌシ” 齋藤智美がセリフ生披露に挑む - ナタリー ギンコ役・中野「蟲師は永久に不滅です!」特別編「鈴の雫」が劇場公開 - コミックナタリー 「蟲師展」でアニメ原画や美術ボードを展示、ギンコや淡幽のグッズもずらり - コミックナタリー 「蟲師」トリビュートに今井哲也!単行本化&「蟲師画集」発売決定 - コミックナタリー 「蟲師」が壮大な劇場版に?4月1日限定でギンコが人類を救う - コミックナタリー 「蟲師」に紐づけて解き明かす背景の美しさ 脇威志の「アニメーションの美術講座」レポート - アニメ!アニメ!Anime Anime 詠舞台「蟲師」本公演完売間近、追加公演を決定 - アニメ!アニメ!Anime Anime アニメ「蟲師」の美麗原画を展示、ブックマーク浅草橋で開催中 - コミックナタリー 東京・浅草でアニメ『蟲師』の原画展が開催――新作グッズの販売も - ITmedia eBook USER 「詠舞台『蟲師』」は全六編を様々な組み合わせで上演 原作、アニメチームも協力の新体験 - アニメ!アニメ!Anime Anime 「蟲師」2015年3月に舞台化決定 アニメチームが全面協力 - アニメ!アニメ!Anime Anime 「蟲師」舞台化で中野裕斗ら声優陣出演、舞台原案は長濱博史監督 - コミックナタリー 「純潔のマリア exhibition」完結!蟲師トリビュートには吉田基已ら - マイナビニュース 「蟲師」を「ネクログ」の熊倉隆敏が描く!トリビュート第1弾 - コミックナタリー 小野不由美の最新小説『営繕かるかや怪異譚』発売決定!!カバーイラストは『蟲師』の漆原友紀!! - PR TIMES 11/16「中川翔子さんアニソンライヴ」に追加ゲストの参加決定!! 10月18日から『蟲師 続章』前半エピソードの一挙配信実施! - PR TIMES ルーシー・ローズ、TVアニメ『蟲師 続章』主題歌配信スタート - BARKS 蟲師|疲れた時は心をからっぽにして見てはどうでしょう? - あにぶ ギンコの旅が深夜に再び 『蟲師』2期は4・4から - ORICON STYLE TVアニメ「蟲師」シリーズ前半の放送エピソードを公開 - コミックナタリー 「蟲師 続章」4月放送開始はTOKYO MXほか - アニメ!アニメ!Anime Anime 「蟲師」特別篇BD&DVDのイラスト公開、2期放送局も決定 - ナタリー 「蟲師 続章」TVアニメ第2期制作決定 監督・長浜博史、4月放送開始 - アニメ!アニメ!Anime Anime アニメ「蟲師」2期の制作決定!前作スタッフ集結し4月放送 - ナタリー アニメ「蟲師」特別篇のキャスト発表!ニコ動でも配信決定 - ナタリー 「蟲師」新作アニメ 2014年1月4日放送 1時間のスペシャル番組 - アニメ!アニメ!Anime Anime 漆原友紀「蟲師」の新作が次号アフタに、愛蔵版も刊行 - ナタリー アフタ1月号、蟲師の漆原が新作「水域」を集中連載 - コミックナタリー 「蟲師」漆原友紀の新作は、アフタ2010年1月号スタート - コミックナタリー 大友克洋監督作、実写版「蟲師」がBlu-ray化 - AV Watch 『蟲師』の世界を体感しよう『蟲師 ~天降る里~(あめふるさと)』 - ファミ通.com 蟲師:+D Style 最新シネマ情報 - ITmedia 『蟲師』の蒼井優、真っ赤な振り袖で登場 - シネマトゥデイ Mushishi gnewプラグインエラー「Mushishi」は見つからないか、接続エラーです。 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/漆原友紀 ★★★★ 作者 参考/アフタヌーンシーズン増刊 ★★★ 漫画掲載誌 参考/月刊アフタヌーン ★★★ 参考/アフタヌーンKC ★★★ レーベル 参考/長濱博史 ★★★ 監督・シリーズ構成 参考/馬越嘉彦 ★★★ キャラクターデザイン・総作画監督 参考/脇威志 ★★★ 美術監督 参考/濱雄紀 ★★★ 撮影監督 参考/口羽毅 ★★★ 特別編 参考/大山佳久 ★★★ テクニカルアドバイザー 参考/松村正宏 ★★★ 編集 参考/増田俊郎 ★★★ 音楽 参考/たなかかずや ★★★ 音響監督 参考/田村孔亮 ★★★ プロデューサー 参考/大泉浩之 ★★★ 参考/稗田晋 ★★★ 参考/ART LAND ★★★ アニメーション制作 参考/アートランド ★★★ 特別編 参考/マーベラスエンターテイメント ★★★ 製作 参考/avex entertainment ★★★ 参考/スカパー・ウェルシンク ★★★ 参考/アニプレックス ★★★ 特別編 参考/フジテレビ ★★★ 放送局 タグ 作品 最終更新日時 2013-12-15 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3323.html
第一回放送までの死者 時間 被害者 殺害者 死亡作品 死因 深夜 探検隊◆mkzhpRgp3Y 日高良司 003 ブラック★コックシューター 男狩りされる 深夜 三上脩 Tさんのライバル 007 ツミナガラ…と彼は謂ふ ワルサーP99で射殺される 深夜 桐生一馬 三沢岳明 015 『勇気』とは 64式小銃で射殺される 深夜 藤田茂 被験体00号 020 絶望、そして…… 標識で撲殺される 以上4名 おまけ 被害者 最期の言葉 死亡場所 探検隊◆mkzhpRgp3Y 「うあああ―――――!!」 A-4 三上脩 (なし) A-3 桐生一馬 (遥…………お前を残して、逝く俺を…………許してくれ…………) D-4 藤田茂 「――――すまんな、」 A-4 順位 加害者 殺害人数 被害者 スタンス 生死 1位 日高良司 1人 探検隊◆mkzhpRgp3Y 男狩り ○ 1位 Tさんのライバル 1人 三上脩 特定マーダー? ○ 1位 三沢岳明 1人 桐生一馬 ??? ○ 1位 被験体00号 1人 藤田茂 皆殺し ○ …赤はマーダー系、黒は対主催系、水色はステルスマーダー系、橙はその他系。
https://w.atwiki.jp/zombiestory/pages/83.html
一発、二発、三発。銃弾を撃ち込む度に砕け飛ぶ肉片。 そうだった。オレが警察官になりたかった理由ってこれだった。 オレは銃を持ちたかった。撃ちたかった。有事の事態になって初めて、 オレの中にあった「ガンクレイジー」が呼び起された。 同僚は全員死亡した様子だった。まあ、狭い小学校の教室で発砲すりゃ 結果はこうなるさ。お互い疑心暗鬼になりすぎたな。 とりあえず動いているものはいない。オレは教室を離れ、慎重に階段を 降りていった。4階、3階、2階・・・。 仲間の分を集めても残弾数は10発ちょっと。これで果たしてこの町を生きて 出られるだろうか。三上が生きてりゃその可能性はグンと上がりそうだが。 やがて1階に辿り着き、下駄箱のあるエントランスに向かったが、そこには ガキの「なれの果て」がたくさんいやがった。みんな死人ヅラしてやがる。 ふとアネキの息子、陽一の顔が頭をよぎった。奴らに見つからない様に 裏口に回る。 教員用の駐車場のような所へ出た。出口はすぐそこ。やれやれ、車が使えればなあ。 ともあれやっとここから出られる。正直「なれの果て」とはいえ子供を撃つのは もううんざりだった。 「おまわりさん・・・」 驚いて振り向くとそこには小5、6くらいの女の子が立っている。 「ど・・、な?」 声がつまった。まさか生き残りがいるとは・・・。 服装は男の子っぽいが、色白な綺麗な子だ。でも色白すぎる、 顔面蒼白ってやつだ。見ると震えている。 「お願い、友達を助けてください」 「友達?」 「体育館に二人隠れてるの、でも、入り口に先生達がウロウロしてて・・・」 車のかげからそっと校庭の方を見ると、なるほど体育館前には大人達の 「なれの果て」が数匹ふらついてる。行けないことはない。でも、今は 構ってられない。 「悪いけど、自分の事で手一杯なんだ。君も早く逃げた方がいいよ。」 少女は楳図かずおのマンガの様な驚愕の表情をした。 大人がいて、しかもおまわり。絶対助けてくれるハズだと思ったんだろう。 「そ、そんな・・・」 少女はその場に腰を下ろしてしまった。 「生き残った人間はもう大抵町の外に脱出しちまってるよ・・・。」 目をくわっと開き、少女はオレの腕を掴んできた。 「お願いです!友達を助けて!!何でもしますからっ」 「・・・・まいったな・・・」 少女は泣き出した。 子供連れじゃ生き残れる可能性はほとんど無いだろう。 はっきり「氏ね」とでも言ってやりたいところだが、今の 「何でもします」フレーズがオレの頭にピンと来た。 この奇病は親方アメリカを発端として起こってる。 メディアも機能しなくなり、警察消防自衛隊もあの(この)ザマだ。 はっきり言って、今後事態は悪くなる一方だろう。治安回復も ありえないだろうし、ひょっとすりゃ数年、いやもっと長い間無法地帯のまま。 そんならまだガキとはいえ、この少女を連れていくのはオレにとっておおいに プラスだろう・・・。発育も良さそうだ。オレは少女の太腿に視線を落としながら 彼女に手を差し伸べた。 「わかった・・・。助けに行こう」 少女の表情がぱっと明るくなった。 「あ、ありがとうございます!」 残念というか、好都合というか、少女の友人(2人とも男・・・)はすでに 死んでいた。泣き喚く彼女を連れてオレは三上の家の近所まで辿り着いた。 「・・・もう泣くなよ、体力を消耗するだけだぞ。それに、奴らに気付かれる…。」 「・・・はい・・・。」 「おまえ名前は?」 「陽子・・・」 民家の塀の裏に隠れているが、「なれの果て」ども、数がどんどん増えてやがる。 この様子じゃ見つかるのは時間の問題だ。 「・・・わりさんは?」 「は!?」 「・・・・おまわりさんの名前は?」 「おれ?オレは木村だよ」 「木村さん・・・」 三上は農家の耕地に、ヘリで農薬散布する仕事をしている。 根っからの軍事マニアで、使ってるヘリもなんとかっていう軍事用ヘリだ。 銃器関連のサークルで知り合った友人で、かれこれ3年以上の付き合いになる。 奴のヘリがあればこんな所からさっさとオサラバできるんだが。 夜になった。暗闇の中、一歩一歩三上の家に近づく。陽子はすっかりオレを 信頼しているようだ。ぴったりとくっついて離れない。 三上の家に着くと、ものすごい硝煙のニオイを感じた。 そしておびただしい数の「なれの果て」の残骸。どうやら三上が自慢の 「隠し子」でドンパチやったようだ。 ここまで来たらコソコソしても意味がない。オレは三上を呼んだ。 「三上ーーーーー!!!」 しばしの沈黙。やがて、すぐ横にあったイナバ物置の戸が開いた。 「キムラ・・・か?」 どうやらオレ達ヘリに乗れそうだ。
https://w.atwiki.jp/nissin/pages/13.html
スタッフ紹介 原作: 小原愼司 『二十面相の娘』(メディアファクトリー「月刊コミックフラッパー」連載) <メインスタッフ> 監督: 富沢信雄 シリーズ構成: 土屋理敬 脚本: 土屋理敬 吉田玲子 高橋ナツコ 高橋郁子 福島直浩 キャラクターデザイン: 堀川耕一 総作画監督: 野口寛明 美術監督: 小倉宏昌 メカデザイン: 友永和秀 音響監督: 菊田浩巳 色彩設計: 山本智子 撮影監督: 宮川淳子 編集: 笠原義宏 音楽: 三宅一徳 アニメーション制作: ボンズ / テレコム・アニメーションフィルム 各話担当 話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 1 扉 土屋理敬 富沢信雄 小山田桂子 野口寛明森光恵 2 東方紅夜 友永和秀 矢野雄一郎小山田桂子 末永宏一矢野雄一郎 3 海底城 高橋ナツコ 青山弘 山岡実 古俣太一森光恵 4 盗賊志願 土屋理敬 渡辺了 守田芸成 浜津武弘 5 花形リリィ 吉田玲子 松園弘 森宮崇佳 宮前真一 6 現世の夢 友永和秀 又野弘道 青野厚司末永宏一 7 明智登場 高橋ナツコ 小山田桂子 相馬満 8 人間タンク 笹木信作 池畠博史 宍戸久美子古俣太一 9 残されし者たち 高橋郁子 松園ヒロシ 元永慶太郎 長森佳容 10 白髪島 福島直浩 渡辺了 又野弘道 末永宏一森光恵 11 避暑地にて 吉田玲子 福富博 島美子監修:小山田桂子 宮前真一監修:森光恵 12 魔人対怪人 高橋ナツコ 又野弘道 宍戸久美子 13 白き炎 土屋理敬 岡村天斎 小山田桂子 青野厚司 14 死の飛行船 高橋郁子 三沢伸演出助手:福井俊介 一川孝久 15 少女探偵団 福島直浩 タムラコータロー 池畠博史 古俣太一 16 暗号 吉田玲子 笹木信作 平向智子 小美野雅彦 17 大暗室 福島直浩 松園公 又野弘道 宍戸久美子 18 恐怖塔 高橋郁子 渡辺了 梅本唯 服部聡志 19 地獄風景 高橋ナツコ 三沢伸 一川孝久 20 怪人二十面相 土屋理敬 岡村天斎 小山田桂子 末永宏一
https://w.atwiki.jp/authors/pages/46.html
三浦綾子 三浦朱門 みうらじゅん 三浦しをん 三浦哲郎 三浦俊彦 三上於菟吉 三上康明 三木卓 三崎亜記 三国洋子 三島霜川 三島由紀夫 水上勉 水木楊 水野仙子 水野良 水見稜 水村美苗 三田誠広 道尾秀介 光瀬龍 水上滝太郎 皆川博子 峰隆一郎 宮尾登美子 宮城賢秀 宮城谷昌光 宮崎惇 宮崎学 宮沢賢治 宮部みゆき 宮本輝 宮本昌孝 宮本百合子 三好京三 三好十郎 三好徹
https://w.atwiki.jp/velumia/pages/14.html
会期 タイトル 内容 入場料(円) 最終日 閉館 1/24-1/28 第22回 産経国際書会代表展 書作品を展示 500円 以下無料 15:00 1/29-2/6 1F:展示替えのため休館(1/29~31) 1F:2007年度 東北芸術工科大学日本画卒展(2/1~6) 日本画 学生の卒業制作作品 入場無料 17:00 2F: 井上博道の眼展 写真展 800円 500円 以下無料 15:00 2/7,8 【展示替えのため休館】 2/9-2/11 第50回「明日への手」美術展 芸術による教育の会生徒3800人、教師50人による絵画作品 500円 300円 200円 以下無料 15:00 2/12 【展示替えのため休館】 2/13-2/18 第55回記念朝聞書展 漢字仮名、近代詩文、ほか大小作品約160点を展示する55回記念展 入場無料 15:00 2/19-2/22 【展示替えのため休館】 2/23-3/6 王子江画展 日本で活躍している中国人水墨画家、王子江。新作33点の大作で墨彩画、水墨画を展示。 1,000円 以下無料 15:00 3/7-3/12 奎星書展 会員などの中より選抜した精鋭100余人の書 500円 300円 以下無料 15:00 3/13 【展示替えのため休館】 NOW 3/14-3/30 VOCA展2008 ※毎週金曜日は19:00まで開館 現代作家36作品 500円 以下無料 17:00 3/31 【展示替えのため休館】
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/152.html
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ プルルルル・・・ ささやかな一家団欒の雰囲気を切り裂くように、鳴り響く電話。 父は息子の相手をやめ、表情を曇らせながら電話機に近づく。 教授「・・・・・・」 女「ちょっと、まさかまた仕事じゃないでしょうね?」 プルルルル・・・ 教授「・・・・・・」 女「やめて、出ないで!今日は丈二の誕生日なのよ!」 教授「・・・・・・」ガチャリ 教授「・・・もしもし」 女「・・・っ、なんて酷い人・・・!息子の誕生日が祝えないだなんて・・・!」 幼丈二「キャッキャ」 奇妙な光景だった。自分の両親が、自分の目の前で自分の誕生日の過ごし方を巡って口論している。 幼い自分は何も知らずにノンキな顔しておもちゃをいじくっていた。ヒーローの腕が取れた。 丈二(親父と・・・お袋だ・・・若いけど・・・) 教授「ああ、ああ・・・・わかった、すぐに行く」 プツッ 教授「すまない、出かけてくる」 女「ちょっと・・・何よそれッ!どういうつもりなのッ!?」 教授「おもちゃは買った。ケーキも。父親としてすべきことはした」 女「何ですって!?よくもそんなことが・・・!」 スタスタスタ・・・ 教授「・・・・・・・」 ガッ! 女「この・・・っ!」 女・・・自分の母が食器棚の陶器の湯のみを掴み、腕を振り上げる。 投げるぞ、この女自分の夫に湯飲みを投げつける気だ。 丈二「やめろって!」 丈二が叫び、母の腕を掴もうと手を差し伸べる。 だが丈二の手は母の腕に触れることはなく、まるで気体のようにそれを通過した。 スゥゥゥン 丈二「!!」 バリーン 母の手から離れた陶器が、壁に当たって砕け散る。 自分の後ろにていくつかの破片となった湯のみを、父は黙って見つめていた。 女「あなたは何もしてないッ!あの子に何も!一生に一度くらい、家族のために生きてみたらどうなのッ!」 教授「・・・・・・・・」 キィィィ・・・ バタン! 女「あなたは父親じゃない!父親面してるだけで、あの子を愛してなんかないッ!あなたは!父親なんかじゃないッ!! うう、うっ・・・・・・・・ううう・・・・・・・っ・・・・・・・・・!」 女は去っていく旦那にありったけの罵声を浴びせると、その場にへたり込んで泣き崩れた。 奥の部屋で遊んでいる子供の自分が、何も聞いていなかったことを丈二は願った。 丈二「・・・・・!」 那由多「マジヤバイわ・・・」 ジリ・・・と砂を踏みにじりながら那由多がボソリと呟く。 ステージを洋館中庭から砂浜へ移し、いざ戦闘が始まると、いきなり切り札を一つ失ってしまったのだ。 よくよく考えてみたら、自分は目の前の男・・・川崎の『スタンド能力』を詳しく知らなかった。 スタンドヴィジョンを記憶していただけで、敵の全てを知った気になっていたのが間違いだった。 川崎「『リトル・ミス・サンシャイン』・・・懐かしい響きだ、俺が付けたやった名前・・・ 気に入ってくれてるみたいで何よりだ」 那由多「気に入ってるワケじゃない。他に名前がないだけよ」 川崎のお気に入りの映画からその名を取った那由多のスタンド、『リトル・ミス・サンシャイン』の左手にポッカリ穴があいている。 常時そこに埋め込まれていた『太陽電池』を、今さっき痛恨の判断ミスでお釈迦にしてしまった。 ???『・・・・・・・・』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ メタリックカラーなボディに、両肩に乗せた天秤の受け皿。それを自身の体ごと左手で吊り上げている男のスタンドの周りには、 液状化した金属がスライムのようにぷかぷかと浮かんでいる。 考えなしに『太陽』を投げつけたことを、那由多は心底後悔した。『太陽』は本体に届く前に敵スタンドの能力射程に入り、 『スタンド能力』によってドロドロに溶かされ、あれらスライムのうちの一つになってしまったからだ。 川崎「『メタル・ジャスティス』。名前はメタリカの4枚目のアルバムから拝借した。 マスター・オブ・パペッツに並ぶ、メタリカの名盤だ・・・」 メタル・J『・・・・・・・・』 未来「確かあの人のスタンドは遠距離タイプだったハズ・・・。飛び道具なんか使わずに近づいて直接叩きましょう。 距離をとる必要はない。様子見は終わりです。」 近距離型と遠距離型を見分ける方法はいくつかある。自分達が『組織』から教わったのは『殴られたら痛そうなヤツが近距離型』という 至極、単純明快なものだった。川崎のスタンドは足がないので、体重を込めた重い拳を放てない。よってあれは近距離型ではないという結論に達した。 パンチは腰を入れて、しっかりと地面を踏みしめながら打つものだ。 那由多「そうね、でも・・・」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 三上「どうした?オラこいよ」 那由多「近づけるかしら・・・」 ガチャッ 父を追い、玄関ドアを開けて外に出る。 そこは『ホテル・ペイパー』の渡り通路だった。再び「204号室」のドアを開け、中を覗くと 見慣れたキッチンルームは既に無く、『ホテル・ペイパー』のスイートルームに変わっていた。 丈二(なんなんだ・・・?俺の過去を追体験しているのか?それともこれは全くの『幻想』なのか) ポケットから鍵の束を取り出す。鍵はボーイの言うとおり、一本追加されていた。 「1313」と書かれた鍵だ。 丈二(ミシェルは『良いこと』と『悪いこと』が起こると言っていた・・・今のはどっちだ? これが・・・こんなワケわかんないのが試練なのか?) 丈二(「1313」・・・行ってみるか、それしかなさそうだ・・・) 『ホテル・ペイパー』は、成り立ちこそ不気味だが中の設備を見る限り普通のホテルと何ら変わりは無い。 少なくともそう思えた。客室にはソファーやキングサイズベッドが置いてあったし、ユニットバスつきだ。 天井から吊るされた大きなシャンデリアと、下から上までをぶち抜いたガラス張りのエレベーター。 人がいないのと、初めての入室で死を覚悟しなければいけないこと以外は、普通に宿泊したいくらい高水準のホテルだ。 チーン エレベーターのドアが開き、乗り込む。「13」のボタンを押すとその箱はグングンと上昇していった。 やがてドア上部のパネルが「13」への到達を示し、静止した箱のドアが開く。 廊下に出た丈二は、「13号室」を探して歩き出した。 スタスタスタスタ・・・ 丈二「『アークティック・モンキーズ』!」 丈二「・・・・・・」 丈二(やっぱり出ないな、スタンドが使えないというのは本当らしい・・・) 目当ての部屋はすぐに見付かった。まるでここへナビゲーションされたかのように、スムーズにたどり着いた。 鍵を挿入し、ドアを開ける。 ギィィィィィィ・・・・ ピーーーーーーーーー! 丈二「!?」 看護婦「止まりました!」 医者「200だ、急げッ!」 「1313号室」は、どこかの手術室だった。看護婦数名と、医者が一人。 手術台には患者が横たわっていた。傍のモニターが患者の心停止を伝えている。 医者が除細動器を起動させ、患者の胸に押し当てる。 看護婦「チャージ!」 医者「クリア!」 バンッ! 200ジュールもの電気を受けた患者の体が、大きく仰け反る。 台が揺れ、医者と看護婦らが祈るようにモニターを凝視する。数字の変動はない。 医者「300ッ!」 看護婦「チャージ!」 医者「クリア!」 再び除細動器を胸に押し当て、通電する。体が大きく跳ね上がるが、モニターは「0」のままであった。 台の上で仰向けになっていた男の、生命が今終わった。 医者「・・・・・・・」 看護婦「・・・・・・・・」 少しの沈黙のあと、医者が『宣告』をする。先ほどは目の前の非常事態に混乱してハッキリと医者の声を 耳から脳へ通していなかったが、今度の声はハッキリと捉えた。 丈二(この声・・・まさか・・・) 手術室の外でハットとマスクを外した医者の顔を覗き込む。やはり知った顔であった。 「はっ」と声を上げてしまった丈二だが、医者はこちらの姿が視認できていないらしく、気付いた様子はない。 医者「・・・・・・・はぁ、はぁ・・・!」 丈二(親父・・・なんで・・・!?) 手術衣を着込んだ父が、どこかへ向かいズンズンと歩き出した。丈二があわてて後を追う。 階段を上がり、誰かの『部屋』の前にたどり着く。父が勢いよくそのドアを開けると、またも知った顔が中に見えた。 『柏 龍太郎』だった。 柏「どうした・・・そんなに慌てて」 教授「また死んだぞ!今月に入ってもう6人目だ!」 柏「知ってる、見てたよ・・・」 教授「いつまでこんなことを続ける気だ!?こんなふざけた話があるかッ! 『ウイルス』だって!?『超能力』だかなんだか知らないが、君の『境界科学』の実験に付き合うのは、 もうたくさんなんだよ!」 柏「おい、待てよ・・・落ち着け」 教授「落ち着けだと!?これは『人体実験』で、『虐殺』だ!根拠の無い憶測だけで、 君は被験者たちに『殺人ウイルス』を注入しているッ!」 柏「根拠ならある。私を見ろ城嶋。『ウイルス』を注入したがピンピンしてるじゃあないか。 あの『ウイルス』は人を選ぶ。誰が選ばれて、誰が死ぬのか・・・それを見極めることが、人類にとって今最も重要な課題だ。 彼らは選ばれなかった。何事にも犠牲はつきものさ」 柏「それに『フリンジ・サイエンス』だと?それは違う。君に見せてやろう。 私が得た『超能力』をな・・・」 ドバァァァーーーーン! 丈二「!!」 バリンッ! 教授「!? なんだ!?」 柏の体から飛び出したスタンド、『レイト・パレード』がテーブルの上のマグカップを叩き割る。 スタンドはスタンド使いにしかその姿を見ることができない。教授はスタンド使いではないらしく、 『レイト・パレード』の姿が見えていなかった。 教授「カップが・・・一人でに割れただと・・・?」 柏「これでも信じないか?私の『超能力』を」 教授「・・・・・・!」 柏の私室で二人が声を荒げあってから数時間、父は廊下でずっと頭を抱えて座り込んでいた。 今日、自分の手からまた命が一つ抜け落ちた。その重圧は、息子の自分にもなんとなくは理解できる。 やがて椅子に座る父の元へ、男がやってきた。 ツカツカツカ・・・ 男「聞いたよ城嶋。大変だったな」 教授「・・・・・・」 丈二・教授「天野」 天野「座っても?」 教授「・・・ああ」 丈二(あいつの話・・・本当だったんだな・・・三人で『組織』を作った・・・) 教授「日に日に・・・おかしくなってくよ。」 天野「君がか?『組織』?それとも柏か?」 教授「全部だよ・・・もう疲れた・・・」 天野「・・・・・・」 教授「今日の被験者は・・・建築家だった。娘がいるそうだ。奥さんを亡くして、一人で育てていたと・・・ 止められなかった。柏の凶行も、彼の命の落下も・・・」 天野「・・・・・・」 教授「アイツは狂っている。もう私の意見に耳を貸そうともしない。 どうすればいい?こんなのもうたくさんだ・・・」 天野「・・・実は、考えていたことがある」 教授「何だ?」 天野「『ウイルス』を、隠してしまうというのはどうだろう」 教授「隠すだって?」 天野「これを見てくれ」スッ 天野が懐から取り出して見せたのは、一見『ナイフ』のようにも見える刃物であった。 教授「これは?」 天野「私が作ったんだ。度重なる実験で、どのくらいの量の水が体内に入ると感染するのか、それがわかった。 これは『ギミックナイフ』だ。感染するギリギリの量の水を、刃を伝い対象に流し込む。」 教授「こんなモノを・・・一体何を作ってるんだ!」 天野「まあ聞け。これは全部で5本ある。実はもう正式に採用が決まってるんだ。 被験体をわざわざ連れてこなくて済むからな。通り魔的に観測が行える。 来週から導入が開始されるとのことだ。そこでだが・・・」 天野「これを『盗まれたこと』にするんだ、『狂言強奪』さ。1本だけここに残して、 残りの4本を私達で隠す。」 教授「何か考えがあるのか?」 天野「『ウイルス』の存在を知る『敵対組織』は多い。そいつらに情報を流して、ここを襲撃させる。 もちろん前もって私達で『ナイフ』を隠しておくがな」 教授「バカな!正気か!」 天野「確かに危険だが・・・こうするしかない。『ウイルス』からは『ワクチン』が作れる。 私達で一つでも確保することができれば、それだけで救える命が増える。 現存する『ウイルス』を五等分して『ナイフ』に組み込むことは決定事項だ。やるしかない」 教授「だが!もしも失敗したら、世に『ウイルス』が流通することになるんだぞ! 私達が手助けをしたことになる!」 天野「わかってる。しかし他にどうすればいい? 柏は冷静にものを考えられない状態だ。大きな力を目の前にすると、人は変わってしまう。 もう仲間でもなんでもないんだ、私達でヤツを止めよう。」 教授「・・・・・・・!」 天野「やるんだ」 ~腰越海岸 同時刻~ 未来「僕がデカイ方を止めます。その隙に川崎を叩いてください」 三上「・・・・・・・・」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 『デカイ方』とは、川崎の前方で仁王立ちしているスキンヘッドで隆々とした筋肉を持つ男、三上のことである。 以前は地下の違法賭博場で、金持ちを喜ばせるためにルールなしのデスマッチをしていて、そこのチャンプだったらしい。 那由多「大丈夫なの?」 未来「ダメだったら代わってもらいますから、心配いりませんよ」 那由多「あ、そう・・・・・・ミシェル!」ヒュッ パシッ ミシェル「? なにこれ?」 那由多「『太陽電池』です、持っててください。アイツに近づくと熔けちゃうから。」 ミシェル「ん、オーケー」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 三上「・・・・・・」 未来「・・・・・・」 ジリ・・・ 未来「『ウエスタン・ヒーロー』ッ!」 タタタッ! 二秒ほどの睨み合いの後、未来が『ウエスタン・ヒーロー』を展開し、駆け出した。 一方の三上も前進を始めたが、未来とは対照的にこちらはのろのろと一歩ずつ歩み寄るだけであった。 ザッ、ザッ、ザッ 三上「『獅子座の暗示(キングス・オブ・レオン)』ッ!」 ドバァァーーーン! W・ヒーロー『ハァァァァァァッ!!』シュバシュバシュバッ! K・O・L『グアアアオオオオオオオオオオオッ!!!』 先手を取ったのは『ウエスタン・ヒーロー』。鉄拳の連打を『キングス・オブ・レオン』の胴体に叩き込む。 パンチを受けた『キングス・オブ・レオン』が、本物の獣さながらの雄叫びを上げる。 決まった。そのときはそう思った。 でもよく考えてみれば不自然だ、敵は構えすらとっていなかったのだ。 未来「よしッ!」 三上「・・・・・・未来、これがてめえのパンチか?あ?」 未来(効いてないだとッ!?バカな!) 三上「ずいぶんと軽いぜ・・・信じられねえよ」 K・O・L『グアアアオオオオオオオオオオオッ!!!』ドシュゥッ! 一瞬だった。だがその一瞬を、未来はハッキリと目で捉えることができた。 目の前で繰り出された敵の拳が、何故だかスローモーションで見えたからだ。 これが『走馬灯』のようなものだと理解したのは、その恐ろしく速く、重たい拳を腹に受ける0.2秒前だった。 ドゴォォォォッ!! 未来「・・・・・ッッ!」ゴフッ まるで乗用車が突っ込んできたような衝撃だった。腹の中の肉が裂け、『血』が押し上げられて口から噴き出す。 牛乳を口に含んでいるときに笑わせられたみたく、勢いよく口から『血』が飛んだ。 未来(な・・・なんだ・・・この威力・・・・・・バカな・・・・・・!) ドサァァッ! 三上「情けねえ」 タタッ! 那由多「『リトル・ミス・サンシャイン』!」 L・M・S『ドラァァッ!』 下が砂地だということを忘れさせるほど、軽快にステップを踏んで一気に距離を詰める。 こちらも同様に、敵に向かってパンチを突き出したが敵スタンドの周囲に浮遊する『液体金属』が、それを防ぐ。 ガチーン! 那由多「!? なにッ、『盾』!?」 繰り出した拳は、宙に舞う『鉄の盾』に弾き返された。 ぷかぷかと浮かんでいた液状の金属たちが一つに集まって固まり、大きな『鉄板』となったのだ。 メタル・J『・・・・・・・・・・』 川崎「『メタル・ジャスティス』は何でも作れる。『鉄』さえあればな。 『盾』も、『包丁』も・・・お前の攻撃は俺には届かない」 L・M・S『ドラドラドラドラドラドラドラドラドラ』ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ 『リトル・ミス・サンシャイン』が、その長い脚をしならせ『蹴りのラッシュ』を『盾』に向かって放つ。 壊すことはできなくても、そのまま押し当てることは可能だ。 だが直後、土踏まずに強烈な痛みを感じた那由多は、『蹴り』をやめその場によろめいてかた膝を付いてしまった。 那由多「ぐうう・・・い、いた・・・っ」ドクドクドク 右脚、足の裏から膝にかけて肉が直線状に裂けている。パックリと切り開かれた脚の筋肉から、絶え間なく血が溢れ出る。 ゾッとする光景だし、尋常じゃない激痛を感じたが、『さけるチーズみたい』と愉快さも感じた。 川崎「無闇に『鉄』に触れるのはやめたほうがいい」 『鉄の盾』に、鋭い『鉄槍』が何本か生えていた。真っ赤な血で染まっている。 あれに脚を突っ込んだのか、今日はなんだか凡ミスが目立つ。気が抜けているのだろうか。 那由多「最悪・・・・・・」 ギィィィ・・・ バタン! 思わず部屋を飛び出してしまった。 限界だった。それ以上は見ていられなかった。 父は『組織』の人間だった。天野の話は本当だったのだ。 丈二(うっ・・・) 吐き気がする。 二人の計画を聞いたとき、背筋が凍るような思いだった。 自分が『組織』に潜入したとき、既に『ナイフ』は世間に出回っていた。 つまりあの計画は失敗したということだ。 丈二(・・・・・・) 丈二(これが『悪いこと』ってか・・・確かに、すげー胸くそ悪いよ・・・ これが『試練』・・・!) 出口はまだ見付かっていない。 あといくつ扉を開けるのだろう、何度悪夢にうなされるのだろうか? 丈二(・・・・・・・) ジャラジャラ 鍵の束が揺れる。新しく増えた鍵は「403号室」のものだった。 正直言って進みたくはないが、ここに長くいるのはもっと御免だ。 「403」の鍵を握り締めて、丈二は再びエレベーターに乗り込んだ。 ~ホテル・ペイパー 403号室前~ ガチャッ 鍵を入れ、ドアノブを捻る。 ギィィィィ・・・・ 丈二「!?」 ドアの向こうは、先ほどと同じ『組織』の研究施設の一角であった。 白衣を着込んで研究に打ち込んでいた『組織』の連中が、動かなくなって床に転がっていること以外は、 「1313」の中で見たのと違いはない。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 「うぐぁッ!!」 丈二「!」 柏の私室から、誰かの呻き声が聞こえてきた。 ハッキリ言って入りたくなかったが、見ないわけにもいかなかった。 ここで何が起こったのか?自分はそれを、知っておかなければならない。 丈二(・・・・・・!)グッ バターン! 意を決して扉を開く。 中の景色で、まず最初に目に飛び込んできたのは血生臭い数人分の屍の山だった。 そして次に、扉側に背を向け壁に向かって立ち尽くしている柏の姿が見えた。 誰かに語りかけているようだ。 柏「・・・・・・」 丈二(・・・?誰だ?誰に話してる・・・?) 柏「『ウイルス』の・・・保管場所を知っていたのは私と君だけだ・・・」 丈二(あ、あれは・・・!) 天野「ハァ・・・ハァ・・・!」 柏「天野・・・・・・」 血まみれで壁にもたれ掛かり、苦しそうに息を吸う天野。 柏が天野の頭上から、まるで養豚場のブタを見るかのように、冷たく無慈悲な眼差しを注ぎ続けていた。 柏「こいつらに場所を教えたのはお前だな?何故そんなことを? 一人でやったのか?他に協力者がいるのか」 天野「・・・・・・・・」 柏「答えろ天野・・・」 状況はすぐに掴めた。やはり計画は失敗したのだ。この部屋で死臭を放つ死体は、元は『敵対組織』の人間たちだったのだろう。 こいつらが施設を襲い、『ナイフ』は持ち出された。 そして計画がバレてしまった天野は、かつての親友から尋問を受けているというわけだ。 ドゴォッ! 天野「うぐぁァッ!」 虫の息の仲間に対して、柏はスタンドの拳を容赦なく叩き込む。 何か感じているのか、何も感じていないのか。柏の表情からそれを読み取ることはできなかった。 柏「何故だ・・・君が私を裏切るなんて・・・」 天野「・・・・・・」 柏「もう一度だけ聞こう。他に協力者はいるのか?これは君一人で計画したことなのか 最後だ、正直に答えろ」 天野「・・・・・・実は、もう一人・・・」 柏「もう一人?」 天野「・・・・・・・・・・・」 柏「天野、もう一人とは?」 天野「もう一人・・・・・・・・・子供が欲しいな、と考えていた。今度は男の子がいい・・・・・・」 柏「・・・・・・そうか」 ガシィッ! 天野「!!」 L・パレード『・・・・・・・・・』ギリギリギリ・・・ 『レイト・パレード』が天野の体を掴み、持ち上げる。 天野には自分の体に掛かる圧力の正体を、スタンド像を視認することはできなかった。 何故自分の足が地面から離れているのか、理解できずにこのまま最期を迎えるのだ。 天野「うぐぐ・・・っ」ギリギリギリ 柏「捨てろ」 丈二「よせッ!」 ブオオオオン! 天野「・・・・!」 バリィィィィン!! 持ち上げられた天野の体が、ガラス窓に向かって投げられる。 薄いガラス板を突き破って彼は窓の外に、数十メートルの高さを地面に向かって落ちていった。 柏「・・・・・・」 丈二「な、なんてことを・・・」 柏「・・・・・・」ピッピッ、ピッ プルルルルルルルル・・・ 柏「・・・・・・私だ。すぐに人を集めてくれ。『ナイフ』を探す」 丈二「自分の友達を、仲間を・・・投げ捨てやがった・・・窓から外へ・・・!」 いつの間にか思考をそのまま声に出していた。それにしばらく気付かなかったくらい、衝撃的で信じがたい光景だった。 当然柏に声は届かない。 丈二「・・・!親父は、親父はどうなったんだ!?」 教授「私は無事だよ、今のところは」 丈二「!!」 後ろから、聞こえるハズのない自分の呟きに対しての返答が聞こえてきて、丈二が驚き振り返る。 そこに立っていたのは父だった。 丈二「お、親父・・・?」 教授「丈二、久しぶりだな」 自分の声や姿はここにいる人間たちには感じ取れないハズだ。先ほどまではそうだった。 いや、今もそうだ。柏は自分の存在に気付いていなかった。 いわば幽霊みたいなものだと、丈二は今の自分の状態を評価していた。だがこの男は、その幽霊に干渉してきた。 丈二「見えるのか?分かるのか・・・俺が」 教授「ああ、相変わらずだな」 丈二「こんなとこでなにしてる!アイツに見付かるぞッ!」 教授「大丈夫だ。『この』私は、『この場所の』私とは別人だからな。 私の姿を見ることができるのはお前だけだ丈二。ただ、今の私は過去のヴィジョンではないがな」 丈二「な、なに言ってんだよ・・・?」 教授「ついてこい。見せたいものがある」 ガチャリ 「610号室」のドアを開け、父とともに入室する。 そこはどこかの公園の並木道であった。少し肌寒く、オレンジに染まった木々の葉が季節は初冬であると告げてくれる。 紅葉の並木道を、父と並んで歩くのは初めての経験だった。 スタスタ・・・ 教授「昔は・・・誰が敵で、誰が味方か。すぐにわかった。 『善悪』の区別が今よりずっと簡単だった時代の話だ。」 丈二「・・・・・・」 教授「今の世の中は濁っていて、何が良い事で何が悪いことか、判断するのが難しい。 だから人は『飛び出たもの』を攻撃する。バランスを取るために。 それがたとえ良いことであっても、人にはわからないから仕方ない。」 丈二「何が言いたい?」 教授「柏の計画は行き過ぎていた・・・だから止めようとしたんだ。 もしかしたら、ヤツの考えは正しかったのかもしれない。ずっとそんなことばかり考えている」 丈二「あいつはヒトラーになりたいだけさ、良い行いであるワケがない。 親父は間違ってないよ」 教授「だが淘汰は必要だ、どんな世界にもな。地球は不純物でまみれている。 綺麗にしなければならない」 丈二「虐殺じゃあ環境は護れない。死臭漂う星になるだけだ」 教授「そうだな、それも正しい。結局意見が定まらないまま、私は悶々とした日々を送っていた。」 教授「天野の計画は失敗したが、彼の尽力のおかげで『ナイフ』を一つ確保することができた。 私はすぐに『組織』を抜けたよ。そのあとはひっそりと『ワクチン』の開発に力を注いでいた。」 教授「それからしばらく経って、私は柏に連絡を取ろうとしたんだ。 『ナイフ』について、話し合おうとな」 丈二「何故?」 教授「かなり時間も経っていたし、今なら話し合えばわかりあえるような気がした。昔みたいに・・・ 私は『組織』に、メッセージを送ることにした。『ナイフ』を持っているよ、とな」 丈二「・・・博物館か」 教授「必ず取りに来る。それはわかっていた。ただ予測できなかったのは、アイツは直接来ないということと、 命まで持ってかれてしまったこと・・・お前を巻き込んでしまったことだ」 丈二「・・・・・・」 教授「情けないよ、家族を巻き込まないために距離を置いていたのに、 最後は結局お前の人生を台無しにしてしまった。最低の父親だな私は」 丈二「・・・・・・」 教授「父親らしいことが何もできなくて、本当にすまなかった。 ずっと後悔している。お前に『生きる楽しみ』を教えてやりたかった」 丈二「もう言うな・・・」 教授「すまない、丈二 許してくれ・・・」 しばらく歩いた後、二人は白塗りの、小さなマンションにたどり着いた。 父が管理室から鍵を取って、地下室への扉を開ける。 マンション全体の、ガス設備がまとめられた部屋だった。太いガス管や計器類が見える。 丈二「なんだここ?一体何のようだ」 教授「ここでもうすぐ『火事』が起こる。」 丈二「何だって?」 教授「あのパイプを見ろ。わかるか?亀裂が入って、そこからガスが漏れているんだ。 ここは爆発して、建物が炎に包まれる。住民の半分が焼け死ぬんだ」 丈二「な・・・!じゃあ止めなきゃだろ!パイプを修繕しよう!」 教授「無理だ。これはもう『既に起きたこと』なんだ、現実にな。 一度起きたことは絶対に回避できない。」ガサゴソ そう言うと、父はパイプとパイプの間に挟んで隠していた『設計図』のようなものを取り出し、それを手渡した。 どこかの施設のものらしい。たくさんの数字が、ビッシリと図面に描かれていた。 丈二「これは?」 教授「それをお前に渡したかった、とても『大切なもの』だ。 最期に渡せてよかった。」 丈二「さ、最期?」 教授「『この』私はここで死ぬんだ。住民を避難させているときに、焼け落ちた柱に足を挟まれてな。 これは決定事項なんだ」 丈二「わ、わかんねえよ・・・何言ってるんだ?」 教授「らしくないと思うか?この私が人助けだなんて。 でもな、これはお前に影響されてのことなんだよ、丈二」 丈二「え?」 教授「お前は覚えてないかもしれないが・・・お前が幼稚園に通っていたときのことだ。 近くの公園にホームレスたちが住み着くようになって、子供達が遊び場を無くした。 近隣住民は迷惑してたよ。近くに住む小学生や中学生たちが、彼らのテントに石を投げたりした。」 教授「ある日お前は、貯めていたお小遣いを持って家を飛び出した。 私はお前が彼らに『イヤガラセ』をするのだと思っていたよ。爆竹でも買ってな。」 丈二「・・・・・・・」 教授「だが違った。お前は自分のお小遣いで『キャンディ』を買って、彼らに配っていたんだ。 一人ずつ、手渡しでな。」 丈二「そんなことが・・・?」 教授「胸が震えたよ。こんなに慈悲深い子が、私の息子として生まれてきてくれたなんて。 神に感謝したんだよ。私のような人間でなくてよかった。罪深い私のような・・・」 丈二「親父・・・・・・」 教授「お前は弱き者たちを、無条件で『愛する』ことができる。 そして愛する者たちを守るために、そうでない者たちに対してどこまでも『残酷』になれる。」 教授「『慈愛』と『冷酷』。『白』と『黒』、『表』と『裏』。『光』と『闇』・・・ 気付いていないようだがな、その二面性がお前の『強さ』であり、『本当のチカラ』なんだ。 『アークティック・モンキーズ』は、お前の『チカラ』の一部にすぎない。」 丈二「・・・・・・!」 教授「行け、丈二。『図面』を持って・・・。出口は「505号室」だ。」 丈二「だが・・・親父は!」 教授「私は『ホテル・ペイパー』が見せている幻覚にすぎない。わかってるだろ? 現実の父親はあの日、お前の目の前で死んだ。 私は所詮『イベント』の一部にすぎないが、お前は違う。お前の肉体と精神は現実だ。 ここでの『死』はお前にとって、『本物の死』だ」 丈二「そんな・・・!」 教授「進化させろよ、スタンドを。柏を止めてくれ」 ドクドクドク・・・ 那由多「くそ・・・」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 未来「う・・・く・・・」 三上「ほ、まだ息があるか。その頑丈さは評価できるな」 ミシェル(ああ・・・ヤバいじゃないこれ・・・) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 川崎「那由多、もうこんなことはやめろ」 那由多「は?」 川崎「裏切られた今でもな、お前のことは『妹』みたいに思ってる 未来のこともそうだ。俺達は兄弟だろ?違うか?」 那由多「違う」 川崎「お前が俺に敵うと?そんな考えは捨てろ。お前を殺したくない・・・ 戻って来い、那由多。俺が先生に掛け合って、護衛官のポジションを用意してやる」 那由多「あはは、なんで私が『組織』なんかに戻るのよ。私の全てを奪った肥溜めに・・・!」 川崎「奪った?違うだろ、『与えて』やったんだ。今のお前があるのは『組織』の保護があったからだぞ お前の服や、靴、リップグロス・・・その命だって、全部『組織』から『与えられた』ものだ」 那由多「・・・・・・・・」 川崎「やり直そう。『リセット』するんだ」 那由多「・・・・・・20年以上、生きてきたけど・・・」 川崎「?」 那由多「死にたくなるようなひどい失恋や、必死に打ち込んだ部活動・・・ 同年代の子は普通に体験してる『思い出』が・・・・・・私には、何も無い。」 川崎「・・・・・・」 那由多「あるとすれば、ふふっ。『組織』の新人研修でマイアミに5泊して、そこで6人殺したことくらいかな。 6泊で5人だったっけ?」 川崎「あれは楽しかった。お前には才能がある」 那由多「才能なんていらない、もうこんな人生うんざりよ!私は普通になりたい! 『組織』を潰して、『新しい自分』を手に入れるッ!」 那由多「『虹村 那由多』を『リセット』したいのよッ!ジャマしないでよ!」 川崎「那由多」 那由多「『リトル・ミス・サンシャイン』ッ!」ドバァァーーン! L・M・S『・・・・・・・・』 川崎「やめろ、そんな状態で」 那由多「うるさい!」 L・M・S『ドラァァッ!』シュバッ! 川崎「・・・やめろと言ってるのに・・・」 チラリ 三上「なーんか向こう盛り上がってるな、ええ?」 ミシェル「え、何?私に言ったの?」 三上「全く無関係ってわけじゃないんだろ?『スタンド使い』だな?俺のスタンドが見えてる」 ミシェル「え、ええ・・・?ちょっとわかんないんだけど・・・」 三上「しらばっくれんなよ、出せよ。スタンドを」 未来「う・・・よせ・・・」 三上「うるせェよ 起きてくんなっての」 ドグシャアア! 『キングス・オブ・レオン』が、自身の背後にて背を丸め蹲って倒れている青年の頭を、足で砂に押し込む。 青年が手足をバタつかせ、苦しそうにもがく。 K・O・L『グルウルルルルウルル・・・・』グリグリグリ 未来「~~~~~!!」バタバタ ミシェル「やめなさいよ!死んじゃうでしょ!」 三上「助けにこいよ、お嬢さん。そんな度胸があるのならなァ」 ミシェル「シット・・・・・・!」 ミシェルのスタンド『ホテル・ペイパー』は、数あるスタンドの中でも特に異質であり、 大半のスタンドが戦闘を生業にするものであるのに対して『ホテル・ペイパー』は一般人程度の運動性能すら持ち合わせていなかった。 しかもこの状況下では、ハッタリにも使えそうに無い。 何故なら『ボーイ』をここへ呼ぶには洋館のホテル化を解除しなければならず、それは『試練』挑戦者の『死』を意味するからだ。 三上「心配すんな、フェアプレイがモットーだ。俺の能力を教えてやる」 三上「『獅子座の暗示(キングス・オブ・レオン)』はひたすら『前に進む』スタンド。 たったそれだけのシンプルなスタンドさ。男は振り返らないもんだ」 三上「前に突き出す拳、繰り出すタックル・・・『前に進む』全ての行動が最強最速ッ! 一歩でも歩き出せば誰も俺を止めることはできねえ、まさに究極のスタンド!」 ミシェル「ああ、ああ~・・・そう・・・」 三上「ただし弱点がないわけでもないんだな、一歩でも『後ろに下がる』と・・・ 『目の前』にいる人間を・・・今はアンタだが、『最強最速』にしちまうんだよォ、これがさ」 ミシェル「・・・!」 これは非常に有益な情報だった。無敵のスタンドのアキレス腱が何か、敵が自ら教えてくれた。 だが知ったところでミシェルには何もできない。ここで行動を起こせば丈二が死ぬからだ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 『ホテル・ペイパー』が自ら挑戦者の命を奪うことがある。 まずは『試練が強制的に中断』した場合。ミシェルが自分の意思でスタンドを解除したり、能力発動中に殺されたりしたときがこれにあたる。 たとえ挑戦者が出口の前に立っていて、ドアを開ける寸前のところでも、条件を満たせば容赦なく処刑が執行される。 次に『第三者が試練中、ホテル内に侵入』した場合。『ホテル・ペイパー』は第三者の力を借りて『試練』を受けることを認めておらず、 『不正行為』とみなして挑戦者を殺すのだ。 三上「さて、行かせてもらうぜェ~」 ミシェル(や、ヤバイ!) 三上「っとぉ~その前に・・・」 K・O・L『グルルルルルルルルルル』ギリギリギリ・・・ 三上「コイツの頭を踏み潰しておかねえとなァ!グチャれ、『キングス・オブ・レオン』ッ!」 K・O・L『グラァァァァァァァァァ!』 ズボオオオッ! 『キングス・オブ・レオン』が、まるでハンマーのように、鋭く重い『踏みつけ』を放った。 振り落とされた右足が、ズボリと音を立てて砂浜にめり込んだ。 ミシェル「!!!!」 三上「ハハハハハハハハハハハハァッ!ざまァねェーーーぜェーーーッ!」 高らかに勝利の雄叫びを上げる三上。だが彼の興奮はすぐに収まることになる。 『殺し損ねたこと』を直感的に感づいたからだ。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 三上「な・・・なんだ・・・?」 ミシェル「あ、ああっ! 無いッ!体が!」 ミシェル「ミライが消えたッ!」 ズボリ! スタンドが埋まった右足を砂から引き抜く。深い穴を開けたが、底に赤いペーストは見付からない。 首から下の胴体部もどこかへ消えていた。 三上「なんだと・・・?どこ行きやがった・・・?」 未来「ここだ」 ザザザザ・・・ 三上の足元で、砂がかすかに動く。三上が視線を移した瞬間、砂が『手』となり、両足首を掴んだ。 ガシィッ! 三上「な、なにッ!」 未来「ハァァァッ!」ズリィィッ! ガッシリと足首を掴んだ『手』が、巨体を後ろへ力強く引く。 一歩・・・三上は退いてしまった。 未来「ミシェルッ!『太陽電池』を投げてえッ!!」 ミシェル「!! え―――」 三上「ヤ、ヤバイッ!」 ミシェル「えええええええいッ!!!!」 ブオオオオンッ! 三上「『キングス・オブ・レオン』!ボールをはたき落とせッ!」 ガシィッ! 三上「!!」 W・ヒーロー『ハァァァ!』ギリギリ・・・ K・O・L『グルウウウアアアア』 未来「お前のスタンドは『固定』したぞッ!」 三上(『ウエスタン・ヒーロー』! バ、バカな・・・どうなってる、こいつの体・・・!) ベコォォッ! メキョメキョ 三上「うぐああッ」 投げられた『金属球』をみぞおちに喰らい、三上が苦痛に顔を歪ませる。 華奢な女性が投げたとはいえ、『キングス・オブ・レオン』の能力でパワーとスピードが強化されているため 筋肉を押し潰して胸骨にヒビを入れるくらいの威力は十二分にあった。 ミシェル「や、やった!」 三上「ぐうううッ! う、ぐ・・・・・・ッ! な、なんだお前の・・・その体・・・!」 不自然に盛り上がった辺りの砂が一点に集中し、徐々に人の形を形成していく。 そしてその場所に、砂でできた未来の『彫刻像』が完成した。普通の像と違って、それは普通に歩き出した。 未来「『砂のベルト』で体を『砂』にして、砂浜と同化した! もうアンタの攻撃は届かない、砂浜に自由に逃げられるからな」 三上「ぐううううう・・・・・・」 未来「丈二みたいな戦い方だけど、キャラ被りとか言ってられないからね。 今の僕は『サンドマン』、『砂』のヒーローだ!」 ミシェル「oh・・・・・・!すごいわ、ミライ! けど、何だって?『サウンドマン』?」 ドスッ!ドスッ! ドスッ!ドスッ! 那由多「う・・・・・・」ボタボタ 川崎「・・・・・・」 『リトル・ミス・サンシャイン』を展開させ、那由多が敵に殴りかかる。 だが浮遊する液体金属が4本のサーベルを作り出し、それを拒むように少女の体に突き刺した。 両大腿部と、右肩、左二の腕を刀剣に貫かれ、体内から多量の鉄分を砂に向かって垂れ流していく。 浮遊した金属に持ち上げられ、かつての仲間と同じように那由多も宙ぶらりんにさせられてしまった。 「ヤバイ」と思った。あのとき、私の仲間はこの直後に命を落とした。 川崎「残念だよ、那由多」 那由多「・・・・・・・」ボタボタ 川崎「とんだ恩知らずの小娘だ」 突き刺さったサーベルが形を変える。トングのような形状に変化した金属が、 少女の体に開いた穴を、中心からゆっくりと押し広げていく。 ギチギチギチッ 那由多「うあああ」 川崎「このまま体中を引き裂いてやる」 三上「・・・・・・ふ、ははっ」 那由多が川崎の攻撃を受け、グッタリとしているその向こうで、 地面に膝を付き、ダウンしていた巨漢が突然笑い出す。 未来「なんだ?」 三上「ふふふ、そうか。わかったよ、その外人のスタンド・・・」 ミシェル「え?」 三上「今のチャンス、スタンドを出して俺を攻撃しなかったのは、もうどこかで『使っている』からだ 思うとあの洋館・・・なぜあんな場所でお前らが集まったのか、今なら答えが見付かりそうだ」 未来「!」 三上「あの洋館が貴様のスタンドなんだな?外人。 そしてそこで『何かしている』・・・城嶋 丈二がここにいないのは、ヤツが館内にいるからだ」 ミシェル「シット!バレちゃったわ!」 未来「こ、こら!言っちゃダメでしょそういうことは!」 ミシェル「あ・・・」 三上「どうも、じゃあ俺は城嶋 丈二を始末してくるとしよう 川崎ィ!あとはお前がやっとけ!」 川崎「ああ」 未来「行かせる――――――」 未来「!?」 立ち上がり洋館に向かい歩き出す三上の動きを、止めようとした未来の体が異変が起こる。 体の至る所から、気付かぬ内に血が噴出していた。 ドクドクドクドク・・・ 未来(な、なんだ・・・?一体どこから・・・・・・・?) ミシェル「!! ミ、ミライ・・・!」 未来「!!」 ミシェル「す、吸われてるわよ!アンタの体が!」 シュボォォォォォ 未来「な・・・・!」 川崎「ふん」 未来の体から、『砂の粒』が川崎のスタンドに向かって掃除機のように吸い出されていく。 砂とはいえ、それは未来の人体から形成されている物質であり、これを失うのはイコール、肉体の一部を欠損するということ。 吸いだされた『砂の粒』は『メタル・ジャスティス』の周りに集まって、金属のスライムとなった。 川崎「砂には『鉄』が混じってるからな このままじっくりと吸い出してやるよ未来」 未来「く・・・・・・!」 ベリッ 腰に巻かれた『砂のベルト』を外し、肉体の『砂化』が解除される。 『メタル・ジャスティス』の能力から解放された未来は、ホテルへ向かう三上を追わずに 反対方向の川崎に向かって走り出した。 ミシェル「え!?」 川崎「くるか!」 未来(三上を洋館に行かせるワケにはいかない!でもそれより・・・・・・) 那由多「・・・・・・・・」ボタボタ 未来(あんな状態にしておけないッ!) 未来「ミシェル!これを使って!」バッ パシッ ミシェル「拳銃!?」 未来がミシェルに、『組織』で正式に採用されている自動式拳銃を投げてよこす。 『組織』に対して強い憎悪の念を抱いている未来だが、ナイフや拳銃は他に手に入れる方法を知らないので、 そのまま『組織』のものを流用していた。 未来「三上を撃つんです!ヤツを洋館に行かせないでッ!」 ミシェル「・・・!」グッ 走り去る三上の背中に向けて、ミシェルが拳銃を構える。 川崎「ムダだ・・・」 バンッ! 引き金を引き、弾丸は放たれた。だが弾は三上には届かない。 鉄心は真っ直ぐではなく、横へ水平に『飛んだ』。 バスッ! 未来「・・・がッ!・・・・」 ミシェル「!? え!?」 放たれた弾丸を背後から肩に受け、未来が躓きよろめいて転倒する。 ミシェルは唖然としていた。自分はしっかりと前方の男に銃身を向けていたはずだ。 川崎「言ってるだろ!『メタル・ジャスティス』は金属を引き寄せる! 弾丸もこっちに飛ぶんだ、拳銃なんか使えると思っているのか!」 ミシェル「そ、そんな・・・」 未来「ぐ・・・!」 那由多「・・・・・・」 川崎「・・・・・・」 突如、川崎が金属のサーベル化を解除した。 ドサ、と重力に引かれ那由多が地面に落ちる。 那由多「・・・・う・・・」 川崎「那由多、これが最後だ よく考えろ」 未来「・・・・・・」 ミシェル「・・・・・・」 川崎「『組織』に尽くすか、城嶋 丈二と一緒に裏切り者として裁かれるか・・・ 前者なら大人しくこの砂浜を去れ。後者なら・・・」 那由多「・・・・・・・・」スクッ 川崎が言い切らぬうちに、黙って立ち上がり、那由多はフラフラと歩き出す。 砂浜を去る気はないらしい。横たわる未来の元へ向かい、彼の体を起こした。 那由多「・・・痛い?」 未来「・・・・・・君ほどじゃありませんよ」 川崎「・・・・・・それが答えか。お前の、最後の回答なんだな」 那由多「・・・・・・アンタに感謝してないわけじゃない。私の面倒を見てくれた」 川崎「・・・・・・」 那由多「でも・・・『組織』は私の敵なのよ。これまでも、これからもずっと・・・ アンタが『組織』の人間である以上・・・・・・私達は兄妹じゃない、敵同士よ」 川崎「・・・・・・」 川崎「・・・打って来い、ケリをつけよう」 メタル・J『・・・・・・・・』 那由多「・・・いいわ・・・」 未来「その体じゃ無理です、僕がやります」 那由多「未来」 未来「『ウエスタン・ヒーロー』ッ!」ドバァァーン! W・ヒーロー『・・・・・・・』 川崎「未来か、いいだろう。お前とも決着をつけてやる」 那由多「あいつの『液体金属』は危険よ」 未来「わかってますよ」 互いのスタンドを展開させ、睨み合いながらジリジリと距離を詰めていく。 根拠はないが、おそらく次の行動が『最後』だ。この一撃で決着が付く。 数々の修羅場を潜り抜けてきた者だけにわかることがある。勘みたいなものだ。 未来「・・・・・・」 川崎「・・・・・・」 ジリ・・・ 未来「『ウエスタン・ヒーロー』ッ!」 ジリリリリリリリリリリ! 警報装置が作動し、やかましい音で火災の発生を告げていた。 住民達がパニックを起こしかけながら、必死の形相で外へ逃げる。 ウーウーウー 鳴り響く消防車のサイレン音に、俯いて花壇に座り込んでいた丈二が思わず顔を上げる。 マンションは本格的に燃えていた。絵に描いたような、完璧な火災発生現場だ。 天に向かい、白塗りの建物が火柱を立てて黒煙を吐き出していく。 丈二(親父・・・・・・) 半狂乱になった女性がマンションに入ろうとし、消防隊に止められていた。 何か叫んでいるが、周囲の喧騒にかき消されて何を言っているかまではわからない。 きっと大切なものを置き去りにしてきてしまったんだろう。家族、思い出・・・・・・ (お前に影響されてのことなんだよ) 父の言葉が頭から離れない。 違う、自分は慈悲深くなんかない。誰かに愛を与えることなんてできやしない。 俺はヘレン・ケラーにはなれないんだ。 丈二「・・・・・・」 「うわああああ ママァーーーッ!」 もくもくと煙が立ち込める建物の中で、どこからか子供の叫び声が聞こえてくる。 ハンカチで口元を覆いながら、教授が声の発生源を探して走る。 教授「どこだ!?どこにいる!」 声が聞こえない。まずい、気絶したのか? 一つずつ扉を開け、燃え盛る炎の中を突っ切って子供を捜す。 繰り返すようだが、本当に昔の自分なら考えられなかった行動だ。非合理的すぎる。 私はボランティアではないのに。 三つ目の扉を開けたとき、炎のスキマからうずくまる子供の姿が見えた。 すぐさま駆け寄り、子供を抱きかかえて部屋を出ようと試みる。 教授「大丈夫だからな、心配するなよ」 子供「う、ううう・・・・」 教授「そうだ、今日の「仮面ライダー」見たか?あれはかっこよかったな 新しくパワーアップしたんだぞ、知らないか?」 子供「知らない・・・」 教授「そうか。録画したから、今度見せてあげるよ。」 子供「ほんと?」 教授「ああ、ホントだ ウソは付かないよ」 自分のコートで子供を覆い、教授が炎を突っ切ろうと部屋の玄関に向かって駆ける。 だが予想外のことが起きた。いや、厳密には『知っていた』ので予想外ではないが・・・ 焼け落ちた木の柱が傾き倒れて、駆け抜けようとしていた教授の足を挟み込んだ。 ドサァァッ! 教授「ぐううう・・・」ギリギリ・・・ 重くて動かない、おまけにすごく熱い。掌をジュウジュウと焼きながら必死に持ち上げようとするも、 『火事場の馬鹿力なんて迷信』と言い放つように、足を挟んだ柱は静止を決め込んでいた。 子供「おじさん!」 教授「おじさんは大丈夫だ、行きなさい」 子供「でも・・・!」 教授「心配いらないよ、消防士さんが助けに来てくれるからね。さあ行って。」 子供「・・・・・・うん、わかった・・・」 消防士さんは助けに来ない。それは知っている。 だから少しの期待も抱いていない。別に助かりたいだなんて考えてはいなかった。 でも最後に、もしも最後に望みが一つ叶うのなら、妻に謝りを入れるチャンスが欲しい。 今までのこと、しっかりと彼女に謝罪したかった。 ボオオオオオオオッ! 教授「ふ・・・本当にどうしようもないな、私は・・・」 ガシィッ! 死を受け入れ、ゆっくりと瞼を閉じようとしたその瞬間、自分の足を挟む柱に向かって伸びる二本の腕が見えた。 消防士さんのものではない、素人の、青年の腕だ。 丈二「うおおおおおおおお」ググググ・・・ 教授「丈二!バカな、何してるこんなところで!」 ジュウウウウ 丈二「うお・・・ッ!喋れる余裕がまだあんなら、手伝ってくれよ・・・ 持ち上がんねえ、これ・・・重い・・・・!」 教授「よせ、丈二!さっさと行け!どうにかできるものじゃない!」 丈二「うっせえぞ、諦めてんじゃねえッ!ここで止めたら火傷し損じゃねえか! 折角自分の手を焼いてまでしてやってんだ!」ジュウウ・・・ 教授「何故だ・・・私は幻覚だ、映像にすぎないんだぞ」 丈二「ハァ、ハァ・・・例え幻覚だとしてもよォー」 教授「・・・・・・・」 丈二「親が死ぬところを、二度も見たくねえよ・・・!」 教授「丈二・・・」 丈二「うおおおおおおおおッ!!」グググググ・・・ ボオオオオオオオオオオオオオッ!!! W・ヒーロー『ハァァァッ!』シュバッ! 川崎「突き刺せ、『メタル・ジャスティス』ッ!」 メタル・J『・・・・・・・』 ぐにゅーーーん ズバァァッ!ザクゥッ! 未来「ぐあ・・・ッ!」 射程距離に入り、『ウエスタン・ヒーロー』の全力の拳を敵に放った未来。 だが液体金属が鋭利な刃物にその姿を変え、繰り出された拳を貫いた。 刃物は指から入り、腕の中を深く突き進んだ。刃物の先端が、右腕の表皮から飛び出している。 川崎「お前のパンチが俺に当たると?ムダだ、お前は俺に触れることすらできない!」 未来「ぐ・・・!勘違いしてるようだから言っておく・・・」 川崎「なに?」 未来「あんたを殴るために拳を突き出したんじゃない・・・僕が殴りたかったのはこれだよ 『液体金属』だ・・・!僕の計画は成功した・・・!」 川崎「!」 グニュウウウン 未来の腕を貫いた金属が、川崎の意志に反してその形を変えていく。 それは『ベルト』になった。『ウエスタン・ヒーロー』が金属を殴り、『鉄のベルト』に変えたのだ。 未来「これはアンタにくれてやる・・・!『ウエスタン・ヒーロー』ッ!」 W・ヒーロー『ハァァッ!』バシュ! ドゴォッ! カチャリ 川崎「!」 『ウエスタン・ヒーロー』が『鉄のベルト』に蹴りを入れ、川崎の腰にそれを押し当てる。 『ベルト』を装着した川崎の体が『鉄』に変質した。『メタル・ジャスティス』の大好きな『金属』に・・・ シュオオオオウウウウウウウウウウ! 川崎「うおおおおおおおおお!!!!!!」 未来「あんたのスタンド、なかなか厄介な能力だった・・・でも・・・ まさか『自分が金属化』するとは計算外だっただろう?あんたは・・・」 金属化した川崎の体が熔け始め、『メタル・ジャスティス』に吸われていく。 彼の体が、スライムとなりかけているのだ。 ベチャベチャッ! 川崎(指が『熔けて』・・・・!『ベルト』が外せないッ!) 未来「自分のスタンドに殺されるんだッ!」 川崎「うおおおおおおおおッ!!!やめろォォォォォ『メタル・ジャスティス』ウウウウウウウウ!!!」 川崎は『メタル・ジャスティス』をしまって、能力を解除しようとした。いたって正しい判断だし、それが普通の行動だ。 しかし川崎はすぐに気付いた。自分にはもう『何も手が残されていない』ことを・・・ 那由多「・・・・・・」パシパシッ 川崎(た、『太陽』・・・・・・) 先ほどミシェルが三上に投げた『太陽電池』を、那由多は既に拾い上げていた。 もしも『メタル・ジャスティス』の能力を解除したら、間違いなくアレが飛んでくるだろう。 川崎(仮にヤツが球速120km/hで『太陽』を投げてくるとして・・・ 10mくらいの距離があるから・・・・・・こっちに届くのは0.3秒後!) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 川崎(0.3秒以内で・・・『スタンドをしまう→ベルトを外す→スタンドをまた出す』というのは可能か・・・? 無理じゃあないのか?時間足りなくないか・・・・・・?) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 川崎(だがこのまま手を拱いてると、熔けて死ぬだけだ・・・うおおおおおおおおおおおおおおおお やるしかねえええッ!) 川崎「『メタル・ジャスティス』ッ!戻――――――」 ブオオオオオオン! おそらく『メ』を発音した辺りで投げられたのだろう。川崎が最後に見たものは、 自分の目の前で光る、砂浜に浮かんだ小さな小さな『太陽』だった。 シュボッ! 川崎(あああああああああああああああああああああああああ) 那由多「さようなら・・・・・・」 ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!! 川崎「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」 川崎「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」 川崎「~~~~~~~~~~~~~~!!!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ 那由多「私の『思い出』・・・」 スタンド:メタル・ジャスティス 本体:川崎 祐介 死亡 ミシェル「ちょっと!」 未来「?」 ミシェル「そいつ倒したのはいいけど、まだ一人残ってるわよ! しかも洋館に向かってるッ!」 那由多「そうだった・・・・・う!」ドクドク ミシェル「ワオ・・・酷いわね、大丈夫?・・・じゃないよねぇ」 那由多「ううん、ちょっと痛むけど大丈夫・・・だと思う」 未来「仕方ないですね、よっと」ヒョイッ 那由多「キャ!な、なに!?」 未来が手負いの那由多を抱え上げる。 彼女はこういうことに慣れていないらしく、恥ずかしそうに俯いていた。 ミシェル「oh!ちょっと見せ付けないでよね」 未来「『お姫様抱っこ』ってやつですよ。初めてですか?」 那由多「うう、歩けるってば・・・・・」 未来「エンリョしないで、さあ行きましょう! 丈二は今スタンドが使えない、邪魔者には消えてもらう!」 ~洋館中庭 某時刻~ 錆びた鉄門を開き、三上が中庭に進入する。 三上「ククク・・・中で何してんのか知らねえが、待ってろよォ・・・ ぶっ殺してやるぜ・・・」 物騒なことを一人呟きながら、洋館の玄関ドアに三上が手を伸ばす。 ガチャリ、と音をたて扉は開かれた。 未来「おい、待てッ!」 三上「・・・未来か くそ、川崎はしくじったな・・・」 ミシェル「ダメ!入らないで!」 三上「わかった、って帰るやつがいんのかよ。追ってきな、中で相手してやるよ」 ギィィィィィィ・・・ 三上「じゃあな」 未来「やめろおおおおおおおおおおおおお!!」 バタンッ! 那由多「・・・そ、そんな・・・」 ミシェル「・・・・・・・・・入られた」 未来「・・・・・・・・!」 ミシェル「『試練』は・・・・・・・・・・・」 ミシェル「失敗よ・・・」 那由多「う、あああああああああああ・・・・・・・・」 未来「丈ォォォォォ二ィィィィィィィィィィーーーーーーーーーーーッ!!!」 ひょこっ 丈二「ん?なんだよ」 中庭中央の陰で、身を潜めていた丈二がひょっこりと顔を出す。 しゃがみこんでいたらしい。 那由多「え・・・・・・」 ミシェル「!!」 未来「じょ・・・丈二・・・・・・!」 丈二「『試練』は終わったぜ 手は火傷したけど・・・」 那由多「こ・・・」 タタタタッ! 丈二「え!? な、ちょ・・・」 ドゴォッ!ドガッ!バコッ! 那由多「このバカ!なんで隠れてんのよアンタはぁーー!」 未来「ふざけんなこの野郎ッ!叫び損じゃないかッ!」 丈二「い、いてえッ!やめてくれ!綺麗なガラスの破片集めてただけなんだ!」 わー わー ミシェル「・・・!」 ミシェル「アハハ、やっぱこの子達面白いわ・・・」 ~ホテル・ペイパー 1階ロビー~ 三上(なんだここは?気味わりいぜ) ボーイ『いらっしゃいませ三上サマ。『ホテル・ペイパー』へようこそ ワタクシ当ホテルのボーイを務めております。そのまま『ボーイ』とでもお呼びください。』 三上「城嶋 丈二はどこにいる?」 ボーイ『お客様の情報を喋るわけにいきませんので・・・この鍵をどうぞ』ジャラ 三上「・・・これは?」 ボーイ『これで当ホテルのドアをお開けになってください。探し物、見付かるとよいですね。』 三上「・・・まあ、いい。これでくまなく捜せばいいんだな?」 ボーイ『その通りでございます』 三上「どこに隠れてもムダだぜ!必ず見つけ出してやるからよ・・・・・・!」 ボーイ『ごゆっくりと・・・』 那由多「そうだ!『進化』したんでしょ、『アークティック・モンキーズ』。見せてよ」 未来「そうですね!見たいです」 丈二「ん?ああ、わかった」 丈二「ふんっ!」 丈二「・・・・・・・」 しーん 丈二「あれ?」 未来「どうしたんですか?」 丈二「出ないぞ」 那由多「え?どういうこと?」 未来「まさか失敗したんじゃ・・・」 ミシェル「いいえ、『進化』は成功したわ。出ないのが証拠よ」 丈二「どういうことです?」 ミシェル「昆虫で例えるならスタンドは『蝶』なの。今までのは幼虫。そして今はサナギってとこかしら 大丈夫よ、一晩経てばちゃんと羽化するわ。」 丈二「じゃあ、明日には・・・・・・!」 ミシェル「ええ、楽しみね。おめでとうジョージ。『試練』クリアよ」 那由多「やった・・・!」 未来「やったぞ!やったああああああああ!!」 丈二「お、おい そんな騒ぐなよ・・・」 わー わー ミシェル(彼は言わないけど・・・ホテルの中で、きっと相当辛い『決断』を要求されたでしょうね。 自分の価値観をも超越した、『究極の選択』・・・) ミシェル(それが『試練』なのよ。結末は教えてくれなくていい。 今は・・・ゆっくりと喜びを噛み締めなさい・・・) ~ホテル・ペイパー 202号室~ 「202号室」を開け、三上が中に入る。 そこは真っ白な、何も無い部屋だった。奥の壁は一面がガラス張りとなっており ガラス越しに白衣を着た連中がこちらをみつめている。 三上「なんだここは・・・」グッ! 三上「?」 足を踏み出そうとした三上だが、足がガッチリと床に固定されていて、動かない。 何がなんだかわからず混乱する三上に、ガラス越しの白衣を着た連中がスピーカーで声を掛ける。 研究員『やあ、三上くん 今日はどうもありがとう。』 三上「あ?なんのことだ?この足を外せ」 研究員『何言ってる。協力を申し出たのは君の方ではないか。』 三上「協力だと?」 研究員『人は24時間飲まず食わずで立ちっぱなしだとどうなるか・・・の実験だよ 忘れたのか?』 三上「な、なんだとぉーーーーーーーーッ!?」 研究員『いい声だ、健康状態はよし。それでははじめよう』 未来「でも、三上はどうなるんです!?ヤツも『ホテル・ペイパー』の中に!」 那由多「まさか、アイツのスタンドも『進化』してしまうの!?」 ミシェル「大丈夫よ、私がスタンドを解除すればすぐ死ぬわ。」 未来「じゃあ、すぐに解除してくださいよ!」 ミシェル「まあまあ、いいじゃないの。『タイムリミット』があって、24時間すれば勝手に解除されるの。 それに大丈夫よ、どうせアイツは出て来れないわ」 丈二「?」 ミシェル「わかるのよ・・・それくらいは」 ~ホテル・ペイパー 202号室~ 三上「ぐうううううううううう!アアッ!」 研究員『よろしい、24時間経過だ』 三上「ハァ、ハァ・・・くそ、足がいてえ・・・パンパンだぜ・・・・・・! オラ、いいだろ!もう出しやがれ!」 研究員『まだだ、24時間とは『現実世界』での時間だからな』 三上「? あ?」 研究員『ここと外の世界の時間の進みは違うんだよ・・・ えーと、確かね・・・』 三上「な、何言ってんだ・・・?」 研究員『外の世界では『10秒』しか経ってないはずだ』 三上「・・・は?な、ちょっとまて・・・」 研究員『計算すんのめんどくさいや。あと『23時間59分50秒』・・・がんばれよ」 三上「ま、まってくれ」 バタンッ! 三上「待ってくれェェェェぇぇぇぇぇぇぇェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ」 ミシェル「うふふ、結構残酷なのよね。私のスタンド・・・」 スタンド:キングス・オブ・レオン 本体:三上 猛 再起不能 ホテル・ペイパーに幽閉中、残刑期23時間59分50秒 ~『組織』アジト 某時刻~ 柏(三上と川崎からの連絡がない・・・失敗したか・・・?) プルルルルル・・・ 柏「!」 ガチャリ 柏「心配したぞ、どうなった?」 『・・・やあ、柏』 柏「!? 誰だ、貴様」 『忘れるなんて寂しいな、昔は一つのテントで夢を語り合った仲じゃあないか・・・』 柏「! まさか、お前・・・・・・」 柏「天野か・・・!生きていたとは・・・・・・!」 天野『改めて、こんにちわ柏。今日はお前に言いたいことがあって電話した』 柏「言いたいことだと・・・?」 天野『お前の計画はわかってる。『どこ』を攻撃するのか、『いつ』やるのか何もかもな』 柏「・・・・・・」 天野『勝負だ、柏。必ず止めてみせる。私と・・・城嶋が、必ず。』 柏「城嶋 丈二・・・!お前が動かしていたのか・・・・・・」 天野『彼はお父さんによく似ている。芯の通った強い子だ』 柏「・・・・・・」 天野『お前はあの子には勝てない。覚悟しろ』ガチャッ プー、プー、プー・・・・ 柏「・・・・・・・・・・」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 第10話「思い出との対話 その2」 終了 使用させていただいたスタンド No.177 【スタンド名】 ウエスタン・ヒーロー 【本体】 倉井 未来 【能力】 殴った物質をヒーローベルトに変え、巻いた者はその物質が持っていた性質を取得する No.181 【スタンド名】 リトル・ミス・サンシャイン 【本体】 虹村 那由多 【能力】 手で触れたものを太陽熱で焼き尽くす No.381 【スタンド名】 メタル・ジャスティス 【本体】 川崎 祐介 【能力】 範囲内にある金属を引き寄せて溶かす No.587 【スタンド名】 獅子座の暗示(キングス・オブ・レオン) 【本体】 三上 猛 【能力】 「前進する」事において、無類の力を発揮する No.73 【スタンド名】 ホテル・ペイパー 【本体】 ミシェル・ブランチ 【能力】 廃墟になったホテルやビルなどの建物全体を「試練の館(ホテル・ペイパー)」に変える < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/jwe2008cc/pages/253.html
第1節 愛媛FC 3 - 1 水戸ホーリーホック 2009/03/08 ニンジニアスタジアム 【得点】 35 内村 圭宏 74 田中 俊也 79 内村 圭宏 【スタメン】 GK 21 山本 浩正 FW 大木 FW 内村 DF 28 高杉 亮太 DF 2 柴小屋 雄一 MF 横谷 MF 大山 DF 3 金守 智哉 DF 14 三上 卓哉 MF 青野 MF 赤井 MF 16 赤井 秀一 MF 27 青野 大介 DF 三上 DF 高杉 MF 17 大山 俊輔 DF 金守 DF 柴小屋 MF 22 横谷 繁 FW 8 内村 圭宏 GK 山本 FW 20 大木 勉 【サブ】 ---------- └------------ ------------┘ GK 35 兼田 亜季重 DF 23 吉川 健太 MF 19 越智 亮介 (89 大山 俊輔) FW 9 ジョジマール (80 内村 圭宏) FW 11 田中 俊也 (71 大木 勉)
https://w.atwiki.jp/1313539/pages/20.html
カッコイイ・・・w頭のはミサイルを発射する・・・(ぇ 操縦士は三上さんですw -- けんたこ (2005-10-15 19 27 23) ・・・w -- 三上 (2005-10-15 21 46 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/4561.html
スタッフ・声優:TOWレディアントマイソロジー3 オリジナルキャラ 歴代TOキャラ 他 オリジナルキャラ キャラクター 声優 備考 男ボイス1 宮坂俊蔵 男ボイス2 赤羽根健治 男ボイス3 島﨑信長 男ボイス4 津田美波 男ボイス5 石黒千尋 男ボイス6 藤本たかひろ 男ボイス7 松原大典 男ボイス8 宮崎寛務 男ボイス9 平井啓二 男ボイス10 福原耕平 女ボイス1 冨岡美沙子 女ボイス2 藤堂真衣 女ボイス3 三上枝織 女ボイス4 斉藤佑圭 女ボイス5 石黒千尋 女ボイス6 相沢舞 女ボイス7 松永真依 女ボイス8 牛田裕子 女ボイス9 斉藤佑圭 女ボイス10 池辺久美子 カノンノ・グラスバレー 平野 綾 ロックス 相葉 弘樹 ニアタ 大場 真人 男ボイス19 ラザリス 佐藤 聡美 パスカ・カノンノ 工藤 晴香 モルモ 阪口 大助 男ボイス14 ウィダーシン 島田 敏 カノンノ・イアハート 伊藤 かな恵 ゲーデ 野島 健児 歴代TOキャラ 声優 キャラクター 備考 草尾 毅 クレス・アルベイン 岩男 潤子 ミント・アドネード かない みか アーチェ・クライン 伊藤 健太郎 チェスター・バークライト 川田 妙子 藤林すず 森川 智之 ダオス 操作はできない 関 智一 スタン・エルロン 今井 由香 ルーティ・カトレット 緑川 光 リオン・マグナス/ジューダス 井上 喜久子 フィリア・フィリス 速水 奨 ウッドロウ・ケルヴィン 渡辺 菜生子 チェルシー・トーン 玄田 哲章 マイティ・コングマン 沢口 千恵 リリス・エルロン 旧名:沢口 りえ 石田 彰 リッド・ハーシェル 皆口 裕子 ファラ・エルステッド 保志 総一朗 キール・ツァイベル 南 央美 メルディ 野田 順子 チャット/セルシウス 住友 優子 クィッキー 操作はできない 福山 潤 カイル・デュナミス 柚木 涼香 リアラ 関 俊彦 ロニ・デュナミス かかず ゆみ ナナリー・フレッチ 平松 晶子 ハロルド・ベルセリオス 若本 規夫 バルバトス・ゲーティア 操作はできない 小西 克幸 ロイド・アーヴィング 水樹 奈々 コレット・ブルーネル 折笠 愛 ジーニアス・セイジ 冬馬 由美 リフィル・セイジ 立木 文彦 クラトス・アウリオン 岡村 明美 藤林しいな 桑島 法子 プレセア・コンバティール 小野坂 昌也 ゼロス・ワイルダー 田中 秀幸 ユグドラシル 操作はできない 檜山 修之 ヴェイグ・リュングベル 安田 未央 クレア・ベネット 非戦闘員 石塚 運昇 ユージーン・ガラルド 渡辺 明乃 マオ 山口 勝平 ティトレイ・クロウ 矢島 晶子 アニー・バース 菊池 正美 サレ 操作はできない 鈴村 健一 セネル・クーリッジ 広橋 涼 シャーリィ・フェンネス 浅野 真澄 クロエ・ヴァレンス 千葉 進歩 ウィル・レイナード 水橋 かおり ノーマ・ビアッティ 白石 涼子 ジェイ 高橋 美佳子 キュッポ 操作はできない 中山 さら ピッポ 羽多野 渉 ポッポ 神田 朱未 ミミー・ブレッド 鈴木 千尋 ルーク・フォン・ファブレ/アッシュ ゆかな ティア・グランツ 松本 保典 ガイ・セシル 子安 武人 ジェイド・カーティス 桃井 はるこ アニス・タトリン 根谷 美智子 ナタリア・L・K(ルツ・キムラスカ)・ランバルディア 中田 譲治 ヴァン・グランツ 高城 元気 カイウス・クオールズ 門脇 舞以 ルビア・ナトウィック 旧名・門脇 舞 木村 亜希子 ルカ・ミルダ 笹本 優子 イリア・アニーミ うえだ ゆうじ スパーダ・ベルフォルマ 平田 広明 リカルド・ソルダート 名塚 佳織 アンジュ・セレーナ 小桜 エツ子 コーダ/アーダ 操作はできない 下野 紘 エミル・キャスタニエ 釘宮 理恵 マルタ・ルアルディ 浜田 賢二 リヒター・アーベント 鳥海 浩輔 ユーリ・ローウェル 中原 麻衣 エステル(エステリーゼ・シデス・ヒュラッセイン) 久川 綾 ジュディス 森永 理科 リタ・モルディオ 竹本 英史 レイヴン 宮野 真守 フレン・シーフォ 柿原 徹也 シング・メテオライト 井上 麻里奈 コハク・ハーツ 松風 雅也 ヒスイ・ハーツ 櫻井 孝宏 アスベル・ラント 花澤 香菜 ソフィ 河原木 志穂 シェリア・バーンズ 他 ◆ スタッフ ◆ キャラクターデザイン いのまたむつみ 藤島 康介 中澤 一登 奥村 大悟 岩本 稔 ミュージックコンポーザー 桜庭 統 中村 和宏 椎名 豪(NBGI) 青山 響 アルファ・システム 企画 山田 直也 バトルパート監修 尾上 恭輔 バトル仕様設計 山田 直也 岩田 裕司 リードバトルプログラム 渡辺 英樹 バトルプログラム 小林 昌英 大塚 亮二 岡田 和明 秘奥義プログラム 岡田 和明 深澤 正俊 バトルモーション 尾上 恭輔 嶋 丈晴 森竹 俊 只松 甲志郎 田平 豊治 秘奥義制作 可徳 和隆 上田 純一 バトルエフェクト 可徳 和隆 久米 徹 イベント演出 只松 甲志郎 シナリオ 梶尾 真美 イベントシステム 赤澤 正雪 深澤 正俊 イベント制作 西原 啓祐 長 亨 横手 加奈子 イベントモーション 只松 甲志郎 森竹 俊 田平 豊治 イベントカットイン 末次 誉亮 イベントエフェクト 可徳 和隆 久米 徹 マップパート監修 赤澤 正雪 マップ仕様設計 赤澤 正雪 マップシステム 赤澤 正雪 深澤 正俊 西原 啓祐 永田 真之 ワールドマップデザイン マップビジュアルデザイン 小山 亜希子 マップモデリング 大原 知也 松崎 弘志 久米 徹 鈴木 慎平 前原 しおり マップエフェクト 可徳 和隆 久米 徹 大原 和也 前原 しおり クエストパート監修 櫻井 たけし クエスト仕様設計/プログラム 坂上 久尚 クエスト依頼人デザイン 末次 誉亮 ゲームマスタリングパート監修 櫻井 たけし ゲームマスタリング仕様設計 岩田 裕司 ゲームマスタリングプログラム 津坂 太地 森田 真基 永田 真之 永田 堅治 岡田 一宏 田邊 圭一 システムプログラム 山本 耕司 堀田 純 インターフェースデザイン 上野 恵 タイトル画面背景デザイン 小山 亜希子 タイトル画面背景エフェクト 上田 純一 ステータス画面キャラクターモーション 田平 豊治 デザインパート監修 古賀 健一 キャラクターデザイン 原野 ケイ 末次 誉亮 コスチュームデザイン 原野 ケイ 園田 未来 末次 誉亮 プロップデザイン 末次 誉亮 キャラクターモデリング コスチュームモデリング 古賀 健一 東 有紀 植村 祐介 岩花 梓 坂本 淳 高木 麗 プロップモデリング 植村 祐介 木原 和也 久米 徹 鈴木 慎平 前原 しおり ミュージックコンポーザー サウンドエフェクト 安田 拓也 中原 広太 製作進行 久富 公志 山口 英司 テストプレイ 上野 恵 原野 ケイ 岩花 梓 坂本 淳 綱田 健太郎 スペシャルサンクス 前田 武士 綱田 健太郎 須頭 隆一 佐々木 和哉 テクニカルディレクション 深澤 正俊 プランニングディレクション 櫻井 たけし デザインディレクション 尾上 恭輔 制作ディレクション 山田 直也 スーパーバイザー 坂上 久尚 プロデューサー 佐々木哲哉 株式会社ナムコ・テイルズスタジオ ディレクション 山内 秀範 シナリオ 堀 いつみ 3Dグラフィックマネジメント 伊藤 久仁 3Dグラフィック 乾 訓明 サウンドマネジメント 池上 修司 スペシャルサンクス 石塚 和也 長谷川 祟 有働 龍郎 木賀 大介 山本 尚基 鈴木 佑梨 横山 武志 株式会社バンダイナムコゲームス サービスディレクター 本田 朋之 アシスタントディレクター 増渕 友海 石川 朱香音 コントラクトマネージャー 井内 要 2Dデザイナーサポート 浅野 直子 モーションデータサポート 大曽根 淳 音声収録サポート 村北 美夏 関根 裕子 山田 茉弥 連動サイト制作 桝井 大輔 大盛 智之 武井 由香 光岡 由夏 田村 雄也 野村 希望子 小池 順平(RRJ) 亀井 聡美(RRJ) テイルズオブモバイル 高林 吉伸 林 珠江 石川 圭 バンダイナムコフェス 奥 智美 河合 泰一 連動サイトスーパーバイザー 今宮 順 木曽 恵太 坂本 麻衣 グラフィックデザイン 水谷 麻里子 クオリティー管理統括 水谷 洋二 坂元 亮 CS国内営業部 高林 一浩 佐伯 博史 熊田 直樹 山崎 秀之 坂田 圭右 袖山 麻衣子 営業統括プロモーション部 渡邉 浩孝 田中 快 清野 健太 門田 研照 古田 真美 伊達 伸 藤井 博司 野澤 牧 根岸 麻衣子 北山 めぐみ プロダクションマネジメント 長田 隆一 稲垣 浩文 久多良木 勇人 スペシャルサンクス 岡本 進一郎 樋口 義人 奥田 孝明 馬場 秀雄 大見 和永 貞弘 雄一郎 小関 一正 猪ノ木 麻奈 金子 靖道 ディレクター 服部 秀樹 プロデューサー 大舘 隆司 ゼネラルプロダクトマネージャー 吉積 信 エグゼクティブプロデューサー 中谷 始 鵜之澤 伸 石川 祝男 アニメーション制作:プロダクション I.G