約 67,614 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2138.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1362270655/ 優希「それでは再会を祝して乾杯ー!」ゴクッ 京太郎「乾杯!」ゴクッ 咲「かんぱーい」ゴクッ 和「乾杯です」ゴクッ 京太郎「ぷはあっ! いやあ、まさにこの一杯の為に生きてるってやつだな!」 優希「京太郎、親父臭い」 京太郎「んだと、このやろー!」 優希「おおっ、やるか、こらー!」 和「クスクス……ゆーき、せっかくの席なんだから喧嘩はいけませんよ?」 優希「うっ」 京太郎「やーいやーい、怒られてやんの!」 咲「京ちゃんもだよ! 久しぶりに当時の清澄高校一年生部員で集まったって言っても、もう大人なんだから少しは落ち着きなよ」 京太郎「ぐっ」 和「いくら顔馴染みだけの集まりとはいえ、皆それなりに知名度もありますからね…… 同じ麻雀の世界にいるのになかなか会えないのはちょっと寂しいですけど」 咲「最後にあったのは……3ヶ月前の京ちゃん達の結婚式だっけ?」 京太郎「そうだったな。 それにしても、もうあれから3ヶ月も経つのか……まだついこの前ような気もするぜ」 優希「うふふ、ラブラブで毎日が楽しいから時間が経つのが早いんだよな、あなた♪」 京太郎「そうじゃなくて誰かさんのお守りに忙しくて時間の間隔がおかしくなってんだよ、奥さん!」 優希「なにを!」 京太郎「なんだよ、このやろ!」 和「もう、だから2人共……」 咲「まあまあ、もう2人は放っておこうよ和ちゃん」 和「……そうですね。 夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますし」 咲「と言うより、2人からしたらこんなの喧嘩の内に入らないんじゃないかな?」 優希「むきー!」 京太郎「ぐぬぬ……!」 和「確かに、笑ってますね2人共」 咲「仲がよくて羨ましいよね。 私もいつかはあんな風にじゃれあってみたいなあ……ね、和ちゃん」チラッ 和「えっ!? いや、しかし私は……」 咲「むう……いいよ、未だに手すらまともに繋げない和ちゃんにそういうのを期待した私がバカでした」ツーン 和「さ、咲さぁん」 優希「修羅場か?」ムニー 京太郎「痴話喧嘩じゃね?」ムニー ―― 京太郎「えーっと何の話してたんだっけ?」 咲「4人でなかなか会えないよねーって話と和ちゃんがヘタレって話だよ」 和「咲さん!?」ガーン 京太郎「まあ和がヘタレなのは置いといて……確かに結婚して 地元の俺と優希、東京の咲と和で一緒に会える事はほとんどないよな」 和「須賀君まで!?」ガガーン 優希「咲ちゃんものどちゃんも東京のチームで活躍するプロ雀士だからなー。 テレビでもしょっちゅう紹介されてる……のどちゃんはヘタレだけど」 和「もう関係ないじゃないですか!」 優希「でも咲ちゃん達はすごいよなー、この前とうとうプロ麻雀せんべいのカードになったって聞いたし」 咲「そういう優希ちゃんだって地元のチームじゃエースだって聞いたよ?」 優希「ふふん、実はこの前【東風の神】という二つ名を頂戴したのだ!」 京太郎「鳴きと高火力を組み合わせた速攻型雀士。 特に東風戦の彼女は誰にも止められない。 今日もタコス片手に点棒の山を築く東風の神……だったか?」 咲「あっ、それこの前優希ちゃんの特集記事が組まれた時の……」 優希「なんだ京太郎、見てないとか言ってたくせにやっぱり私の特集ちゃんと読んでたのか!」 京太郎「まあ、な。 それにしても随分持ち上げられてたよなあ。 その正体が未だに 子供っぽいタコス娘だとわかったらイメージ崩れんじゃねーの?」 優希「むかっ! それはこっちのセリフだ!」 咲「あっ、確かに今の京ちゃんはテレビで見る時と全然違うね」 優希「こんなところ見られたら子供達の夢を壊しちゃうな、【牌のお兄さん】?」 京太郎「……頼むからその名前で呼ばないでくれ」 咲「最初に見た時はビックリしたなー……だって京ちゃんがテレビで 『みんなー、今日も京太郎お兄さんの麻雀教室の時間だよー!』って言ってて……きゅふふ……」プルプル 京太郎「笑うなよ! 瑞原先輩みたいに30過ぎでも頑張ってやってる人だっているんだぞ!」 優希「本人に聞いたらボロボロにされるぞ京太郎……それにしても昔は あんなに弱かった京太郎が今や誰かに麻雀を教える立場……世の中はよくわからないな」 京太郎「まあ、それは俺も正直思う。 麻雀始めたのも高校からな俺が誰かに麻雀を教えられる立場なのかってな」 咲「京ちゃん……」 京太郎「でも、まあ……やってみてわかったけど教えるのってすっげえ楽しいんだ。 あの清澄の皆で行ったインターハイの熱気とか、色んなものを少しでも次の世代が 感じられる手助けが出来てるのかもしれないって思うと……そういうのって最高だろ? だから今の仕事はすごく充実してる」 優希「京太郎……」 京太郎「まっ、俺は結局3年間打ち込んでも自分の手で全国には行けなかったけどな…… そんな奴が何言っても恥ずかしいだけか」 咲「そんな事……」 優希「そ、そんな事ない!」 京太郎「優希?」 優希「魔境長野なんて呼ばれてた私達の世代3年間で、最終的に県大会ベスト4に なれただけでもすごいんだ! 確かに京太郎は全国には行けなかったけど……私はそれを恥ずかしいなんて思わない!」 京太郎「優希……」 優希「私は、あんなに部内の対局で負けても全然折れなかった京太郎が好きなんだ……だからそんな事、言わないで」 京太郎「……ありがとな」ナデナデ 優希「……うん」 咲「うーん、なんだか入り込めない雰囲気だなあ……これが夫婦の絆ってやつなのかな和ちゃん」 咲「和ちゃん?」 和「私はヘタレなんかじゃないのに……いいじゃないですか、未だに私から手繋げなくても、キ、キ、キスできなくても……」 咲「まだ落ち込んでたんだ……ごめんね和ちゃん」ナデナデ ―― 咲「そういえば……ねぇねぇ京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「京ちゃん達は子供とかどうするの?」 京太郎「ぶっ!?」 優希「んぐっ!?」 和「さ、咲さん! いきなりなんてことを言い出すんですか!」 咲「えっ、でも2人は結婚したんだし別におかしいこと言ってないよね?」 和「そ、それはそうですけど……」 京太郎「子供、子供かぁ……」 咲「あれ、あんまり乗り気じゃないの?」 優希「……私はいつでも構わないけど」 京太郎「まだそんなに安定してないからなあ……俺も優希も忙しいし そんな状態で子供の面倒ちゃんと見てやれる気がしないんだよ」 和「確かにゆーきも須賀君も大会やら何やらで忙しそうですね……」 京太郎「それでも2人の時間は取れるだけマシなんだけどな……だからもう少し落ち着くまでは俺は子供を作る気はないな」 咲「そっか……」 京太郎「……産まれたら優希似のすごい可愛い子なんだろうけどな」 優希「んうっ!?」 和「ゆ、ゆーき大丈夫ですか!? はいお水です!」 優希「んくっ、んくっ……はあはあ、喉詰まらせて死ぬかと思った……おい京太郎!」 京太郎「なんだよ」 優希「い、今のはいくらなんでも恥ずかしすぎるぞ! だいたい、それを言うなら……」 優希「京太郎に似てかっこいい子の間違いだろ!」 咲「うわあ」 和「2人共完全に出来上がってますね……」 京太郎「なんだとぉ、そんなわけないだろー。 最近の出生率を考えたら優希に似た可愛い可愛い女の子に決まってらあ!」 優希「それはIPS細胞での出生が増えたからだろー! 京太郎と私の子供なら京太郎に似てかっこいい男の子が産まれるに決まってる!」 京太郎「女の子!」 優希「男の子!」 咲「……もういっそ2人産んだらどうかな?」 和「双子という手もありますよ」 京太郎・優希「それだ!」 ―― 京太郎「……」 優希「……」 咲「黙っちゃったね」 和「2人共、自分達がどれだけ恥ずかしい発言をしたのか理解したんでしょうね」 京太郎「……」チラッ 優希「……」チラッ 咲「なんだろう。 すごくカンしたい気分だよ」 和「お、落ち着いてください、咲さん」 咲「むむむ」 京太郎「……そ、そういえば」 咲「なにかな京ちゃん、子供の名前でも決まった?」 京太郎「」 和「私もさっきのお返しに同じ話題をぶつけましょうか……ねぇ、ゆーき」 優希「の、のどちゃんが怖い……」 京太郎「そ、そうじゃなくて! 咲と和は付き合ってるんだろ?」 咲「そうだけど」 京太郎「い、いつになったら結婚とかするつもりだ?」 和「はいっ!?」 咲「……」 優希「そ、そうだそうだ! もう同棲してるんだし結婚しててもおかしくないな!」 咲「……」 和「え、えっと、あの、その」 京太郎「まさか世間体とか言い出さないよな? 同性婚が認められてそれなりに経つんだぜ?」 優希「そうだぞ、のどちゃん。 部長なんて染谷先輩と風越のキャプテンから同時にプロポーズされて困ってるらしいし」 京太郎「なんだそりゃ、竹井部長そんな事になってんのか?」 優希「うん、付き合ってもいないのにプロポーズされても困るのよねー……って苦笑いしてた」 京太郎「そりゃ困るわ……」 咲「……私は」 和「」ビクッ 咲「私は、別に結婚できなくてもいいよ」 和「えっ……」 京太郎「咲!? お前何を……」 咲「そりゃあ、ね。 そうなれたらいいなーとは思うよ?」 優希「だったら!」 咲「だけど和ちゃんにそれを求めるのが酷なのもわかってるつもり…… 未だに和ちゃんの両親に私がよく思われてないのもね。 だからこのままでいいの。 今だって私は十分幸せなんだから下手に波風立てたくない……もう、大切な人を失うなんて嫌だよ……」 優希「咲ちゃん……」 和「……」 咲「……ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね!」 京太郎「咲! おい、和……いいのか、咲にここまで言わせておいてだんまりなんて」 和「……」 優希「私もそう思うぞ、のどちゃん。 最終的には当人同士の問題だけど今の咲ちゃんは見てて痛々しい……泣いてないのが不思議なくらいだった」 和「私、は……」 ―― 優希「きゅう……」 京太郎「全く、飲み過ぎでダウンしやがって……よいしょっと」 咲「あはは、優希ちゃんハイペースだったからね」 和「……」 京太郎「4人で集まれたもんだからテンション上がっちまったんだろうな……しょうがない奥さんだよ」 咲「京ちゃん、そんな事言ってるけど本当はそんな優希ちゃんが好きなんだよね?」 京太郎「……まあな。 たまには風に当たるのも悪くないし俺達歩いて帰るわ」 咲「んふふー、頑張って家まで背負ってあげなよ京ちゃん? じゃあ、私達はタクシー捕まえたいからこっち……ここでお別れだね」 京太郎「おう。 今日は楽しかったぜ咲、和」 咲「私も楽しかったよー。 ねっ、和ちゃん?」 和「あっ、はい……」 京太郎「そりゃあ良かった。 じゃあまたいつか会おうぜ2人共!」 咲「うん! 京ちゃん達も末永くお幸せにー!」 京太郎「もちろんだー!」 咲「ふう……じゃあ私達も少し歩いてから帰ろっか和ちゃん」 和「はい」 咲「綺麗な星空だね」 和「そうですね……東京だとあまり星なんて見られませんから余計にそう感じます」 咲「見てる余裕もあんまりないからね……やっぱり地元は落ち着くよ」 和「咲さん……」 咲「どうしたの、和ちゃん?」 和「……いえ、なんでもありません」 咲「ふふっ、変な和ちゃん」 和「……」 咲「……」 和「……あの」 咲「なぁに?」 和「手、繋ぎませんか?」 咲「うん、いいよ」ギュッ 和「あ……」 和(私が決死の想いで伝えた事をあなたはこんなにもあっさりと……) 咲「えへへ、和ちゃんの手あったかいね」 和「……///」 和(おまけにこんな言葉までセットで……咲さんにはかないません) 咲「嬉しいなあ」 和「えっ」 咲「いつもは私から手を繋ごうって言うから……今日和ちゃんから言ってくれて本当に嬉しいの」 和「……!」 和(こんな些細な事でここまで喜んで……私が、そうさせてしまったんですか?) 咲「あはは、私も酔っちゃったのかな? なんだか頭がフワフワしちゃってるや」 和「……」 咲「そんなに飲んではいないはずなんだけどなあ……」 和「咲、さん!」 咲「今度はなにかな、和ちゃ……」 チュッ…… 咲「……へ?」 和「あ、う、その……」 和(寸前で恥ずかしくなって唇じゃなくて頬にキスしてしまいました……ああもう、私ったら何をしてるんですか……!) 和「あ、あの咲さん……」 咲「……」ポロポロ 和「!?」 和(さ、咲さんが泣いてる!? ま、まさか嫌だったんですか? それとも土壇場で怖じ気づいた私に情けなくなったとか……) 咲「和、ちゃん」 和「は、はいぃ……!」 咲「ありがとう……」 和「……はい?」 咲「それとごめんなさい、さっきちょっと嘘ついちゃった」 和「嘘?」 咲「うん……私が結婚しなくていいってあの時言った理由は本当はたいした事じゃなかったの」 和「それ、どういう……」 咲「本当は私ね、正直わからなくなってたの……和ちゃんは本当に私が好きなのかなって」 和「えっ……!?」 咲「だって和ちゃん、私から言わないと何もしてくれないし、 私が何かしても反応悪いし、付き合ってから一度も……好きって言ってくれなかったし」 和「あ……」 和(ああ、なんという事ですか……私、そんな簡単な事すらしてなかった…… そのせいで咲さんをこんなに不安にさせて……最悪、です) 咲「だから嬉しい……今日は和ちゃんから手を繋いでくれた、 和ちゃんがキスしてくれた……私の事を好きだって表してくれたのが本当に、嬉しいよ……」 和「っ、咲さん!」ギュッ 咲「和ちゃん……」 和「好き、です……告白したあの日から変わらず……いいえ、今はそれ以上に咲さんが好きなんです……!」 咲「あ……」 和「ごめんなさい……私は自分の気持ちすらちゃんと伝えようとしてませんでした……本当にごめんなさい……!」 咲「あはは、なんだろう……私夢でも見てるのかな? あんなにこうなったらいいなって思ってた事が1日でいっぱい叶っちゃった……ぐすっ」 和「夢じゃありません、夢なんかにしてたまるものですか! それにこんなのまだまだ序の口なんです、これからはもっとたくさん私の気持ち伝えますから……」 咲「うん……和ちゃん」 和「なんですか?」 咲「大好きだよ」 和「私も大好き、です……」 ―― 京太郎「……で、いつまで潰れたふりしてるつもりだ優希」 優希「んっ……」 京太郎「2人きりにしてやりたいからって下手くそな芝居打つか普通」 優希「しょうがないだろ、他に思いつかなかったんだから……もうおろしてもいいぞ京太郎」 京太郎「……いや、このままでいい。 たまにはこういうのもいいからな」 優希「そうか……じゃあお言葉に甘えるじぇ」 京太郎「……」 優希「どうしたの?」 京太郎「いや、その口調久々に聞いたから」 優希「ああ……そういえば私、いつの間にか普通に喋ってたっけ」 京太郎「嫌いじゃなかったんだ、お前のその喋り方。 久しぶりに聞けてちょっと嬉しいかも」 優希「そ、そうなのか? 私京太郎に振り向いてもらえないの、この喋り方のせいもあると思って必死に直したのに……」 京太郎「……いつの間にか普通になったんじゃなかったのか?」 優希「あっ……」 京太郎「なるほどなあ、俺の嫁さんは意外に努力家だったと」 優希「う、うるさいうるさいうるさい!///」ポカポカ 京太郎「いてて……」 優希「……」ギュッ 京太郎「優希?」 優希「京太郎、咲ちゃん達大丈夫かな?」 京太郎「……」 優希「2人共大切な友達だからどうしても気になっちゃう……大丈夫だってわかってるはずなのにどこかで不安でもあるんだ」 京太郎「なるほどね……でも大丈夫だと思うぜ」 優希「どうして?」 京太郎「根拠なんかないさ。 ただあいつらがダメになるのが想像できないってだけだ」 優希「なんだそれ?」 京太郎「なんなんだろうな?」 優希「……京太郎は単純過ぎるじぇ」 京太郎「ははっ、確かにな」 優希「でも……京太郎の言葉なら信用できるから不思議だな」 京太郎「お互いに単純ってわけか?」 優希「そうなのかもしれない」 京太郎「じゃあお似合いってわけだ」 優希「っ……うん///」 京太郎「そうかそうか……おっ、流れ星」 優希「……」 京太郎「今日も星が綺麗だなー」 優希「京太郎」 京太郎「んー?」 優希「私があの時言ったのは本心だから」 京太郎「……」 優希「京太郎が望めばいつだって、私はいいから」 京太郎「……ああ、その時は俺もフォローするし頑張るよ」 優希「んっ……京太郎、大好き」 京太郎「俺も大好きだよ、優希」 ――1年後 京太郎「優希、優希!」 優希「ドタバタ走るなー! それでどうしたんだ?」 京太郎「届いたぜ、招待状!」 優希「本当か!?」 京太郎「ああ、やっとだよ」 優希「そうかー、のどちゃんもとうとう覚悟を決めたんだな」 京太郎「だからほら、早く出かけようぜ」 優希「えっ、なんで……」 京太郎「おいおい、そんなの決まってんだろ」 ―― 咲「ううっ、ドキドキするなあ……」 和「本当ですね……」 咲「でも、これが私達の門出の第一歩なんだから頑張らないと」 和「はい……咲さん」 咲「な、なに?」 和「愛してます」 咲「……」 和「咲さん?」 咲「不意打ちはやめようよ和ちゃん……」 和「す、すいません」 咲「ううっ、なんか言うことが頭から飛んじゃったよ」 和「だ、大丈夫ですよ、簡単な話ですから」 咲「い、行く前にもう一回復唱しとくよ……こほん」 ※ 京太郎「妊婦でも着れるドレスを買いに行くんだよ!」 ―― 咲「私、宮永咲は原村和さんと結婚します!」 カン!
https://w.atwiki.jp/changiintro/pages/137.html
順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 新分野 13 (26%) 2 ゴルゴ 9 (18%) 3 ボス 7 (14%) 4 シュウル 5 (10%) 5 僕スカ 4 (8%) 6 ミッド 3 (6%) 7 ネイト 2 (4%) 8 小樽さん 2 (4%) 9 黒胡椒 2 (4%) 10 きむほうろう 1 (2%) 11 よっぱ 1 (2%) 12 雪ノ城 1 (2%) その他 投票総数 50 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/changiintro/pages/138.html
順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 さく 23 (42%) 2 風 10 (18%) 3 17才のミカ 5 (9%) 4 S-R 5 (9%) 5 ねじこ 4 (7%) 6 果央 4 (7%) 7 RIO 3 (5%) 8 穂 1 (2%) その他 投票総数 55 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/jjiikkooiittaa/pages/15.html
順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 新分野 16 (26%) 2 ゴルゴ 10 (16%) 3 ボス 7 (11%) 4 シュウル 6 (10%) 5 ミッド 6 (10%) 6 僕スカ 4 (7%) 7 小樽さん 4 (7%) 8 雪ノ城 3 (5%) 9 黒胡椒 2 (3%) 10 きむほうろう 1 (2%) 11 ネイト 1 (2%) 12 新世界 1 (2%) その他 投票総数 61 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/jjiikkooiittaa/pages/16.html
順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 さく 24 (41%) 2 風 11 (19%) 3 果央 7 (12%) 4 17才のミカ 5 (8%) 5 S-R 4 (7%) 6 ねじこ 4 (7%) 7 RIO 2 (3%) 8 よっぱ 1 (2%) 9 穂 1 (2%) その他 投票総数 59 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/comeasyouare/pages/16.html
【大学受験】 戦略とすらいえないと東大のまっち先輩には怒られそうだけど、とにかく頭が悪いと自覚している人は、自分が現国がどうしてもできない人なのか、数学がどうしても出来ない人なのかを見極めて、どっちかを捨てましょう。前者ならまっち先輩のところに飛んで、チャートのやり方を教えてもらってください。後者なら、これ読んで♪ 古典…漢文はセンターで四点減点のみだから、話す資格あると思う。 河合のステップアップノートを三冊買ってきて、やっては○つけ、やっては○つけする。このとき、学校の普段は役に立たない古典科の教師が神に見えたりする。ていうか、先生がいるところでやってね。これは。わからないところはすぐに文法的に解決するように。 で、あとはひたすら過去問。センターと漢文簡単な同志社をそれぞれ十五年分ぐらいやれば満足いく出来になると思う。 で、ココからは伝聞。早稲田逝った人がやってたことを。 古文はゴロゴの絵の奴で暗記して、文法は吉野の暗記帳みたいな奴と、河合のステップアップノート三冊作戦をやればいい。ついでにいうと、自分は吉野の暗記帳を覚えるようなやり方は大嫌いだ。あんなものは教育とはいえない。 あと、個人的に薦めるのは百人一首の暗記と理解だ。恋愛物がおおくて、自分の失恋経験と重なることも多いし、なにしろ歌の解釈というのは本当に難しいので、背景知識があるに越したことはないからね。 現国・小論文……板野の記号で解くやり方は人を選ばない。 あれはいい。逆接・例示の無視・否定・対比に気を使うだけで、要約もできるようになるし、内容が正しく分かる。キーセンテンスなんて、あんなものはセンスではなくて、頻出のものを追えばいい。センスなんてあんたにはないんだから。うん。 で、小論文に関していえば、日本の論点と樋口をコンプリートすると、高い確率で慶応は落ちます。クラスで三番目ぐらいに優秀だった奴もそれで慶応落ちた。英語満点とか取ってた奴なので、あまりに不思議できいてみたら、東進生で樋口で学校で日本の論点だった。あちゃーと思った。彼がいかにカスかは、「頭のいい人の話し方、頭の悪い人の話し方」や「読むだけ小論文」を読めば分かる。団塊の世代の臭さが全面に出てる。アレに違和感を感じないような奴は小論文なんて書くべきじゃないし、慶応なんか受けるべきじゃない。独善的で自分のことを頭がいいと思っている人間のカス。ありきたりのことしかいえず、独自の視点や、斬新な切り口といったものに乏しい。そういう人が書いた小論文はマスターベーションのティッシュペーパーよりも価値がない。どこにでもあるという点ではね。 で、なにがいいかというと、岩波書店の「世界」の五十年 論文集という分厚い本を強くお勧めする。巻頭が丸山真男であることからわかるように、戦後五十年間の日本の知性の結晶である。 これを板野式で読んで、要約のブログをつくる。そのうち、はてなダイアリーとか使うと、コメント欄とかにいろいろ書かれてくるから議論してみる。そのなかで論理の組みたて方とかは学べる。 あと、最新知識のインプットということで、はてなぶっくまーくを読むのに、一日二時間ぐらいかけて、三十個ぐらい注目の記事をピックアップして、全部読んで、いい奴にはコメントをかいて、議論に参加してみる。そうすると、その切り口から小論文がかけたりする。慶応はその手の問題はものすごく多いというか、ほとんどそうです。京大はそれだけじゃきつかったけど。 過去問は慶応二学部と京大四学部、模試は慶応全学部、これを十五年分代ゼミに忍び込んであつめましょう。 (生徒になる必要はありません。) 社会科……暗記は苦手だが、政経はいかに権力がいんちきかという姿勢で学んでいかないと意味がわからない。「年金の賦課方式」っていうのは、あれはみんなをごまかすための官僚の用語。 英語はきわめて単純で、ペイ・アズ・ユー・ゴー・システムという。あんたが払ったお金は、他の奴にそのままいって、積み立てられたりはしてませんよ♪という意味。あんな制度は早晩崩壊するだろ♪ 英語……さっきと逆、慶応は文法にみせかけて、実は単語力の問題だよねという出題が多い。とくにSFCなんて四十題ある文法・語法客観三択問題のうち、おいらが受かった今年は一題しか文法事項がなかった。 だから、単語をいかに多く正確に覚えるかに限る。 単語王なんかで、単発の知識を詰め込むやり方で早稲田に受かった人を知っているけれど、おいらはそれはおすすめしない。彼女は驚異的に国語のできる人だったし、もしかしたらもしかして早稲田が英語についてものすごく簡単になっている可能性もある。(少なくとも慶応と比べればという話だけど……なんかそんな気がしただけです。) これは、東北大の医学部の先輩も使ってたけど、まず一週間に三章、暗誦したい章を決める。次の週は、ひとつずつづらしていく。 すると、一日三回音読したとして、五日で十五回、ずらしながら三週間続くから四十五回音読することになり、三十回あたりからはもう暗誦できるようになる。十回あたりから、もう単語の意味は完全に覚えている。 この前段階として、英文と日本語訳のところに番号をふって、分からない単語は↑の余白に日本語の訳を書いたり、構文はむずかしくないけど、それでも分からなければ専用のノートを作ったり(リンガメタリカに関してだけはビジュアル英文解釈を利用した解釈ノートをゴールデンウィークに作りました!)する必要はあるけど、これは長期休みをひとつつぶせば終わる。 慶応の場合、利用参考書は七つ。すべてz会。 ○ リンガメタリカ ○ アカデミック 初級 ○ アカデミック 中級人文 ○ アカデミック 中級自然 ○ アカデミック 上級人文 ○ アカデミック 上級自然 ○ 速読英熟語 これは、二年生か三年生になる前の三月から始めれば、どうにかその学年の十二月大晦日にある慶大プレには間に合う。二年生になる前の三月から始めてたえらい子は、三年生になったら 月○ リンガメタリカ 火○ アカデミック 初級 水○ アカデミック 中級人文 木○ アカデミック 中級自然 金○ アカデミック 上級人文 土○ アカデミック 上級自然 日○ 速読英熟語 と一日一冊読むといいよ。二十題で一時間、最大六十題だから三時間。朝早く起きたり、昼飯時間に図書室いったり、放課後に図書室にひきこもれば読めない量ではないでしょ。 あと、大切なことは、全部リスニングのCDをかって、その速度にあわせて読むこと。そうしないとこの時間では終わらないから。 過去問は慶応二学部、模試は慶応全学部、これを十五年分代ゼミに忍び込んであつめましょう。 と、こんなところかな。中学の知識が危ない人は、中学生向けとした参考書からやり直せば、このやり方なら小学校卒業程度の学力でも、二年か三年で慶応SFCは受かります。風俗嬢でも多分大丈夫。どうしてかって、アメリカの占領下にあったとき、身体売る女たちはこれと同じやり方で半年で難しい英語をちゃんと覚えたから。軍の仕入れとかの奴でつかうような。
https://w.atwiki.jp/gamenou2/pages/109.html
第87回は、ゆるく今年を振り返ります。出来事、作品、ゲーム脳ばとの配信内容などなど……前回とは違って肩の力を抜いた内容になっておりますので、皆様も肩の力を抜いてお楽しみください。 1 09 41 <<第86回「2010年の気になった○○」 第088回「幻の第000回:1999年のゲーム・キッズ」>> <<第86回「2010年の気になった○○」 第088回「幻の第000回:1999年のゲーム・キッズ」>> バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/nothing/pages/616.html
デス種失敗の原因を探りたいと思います。お? 好きで好きでたまらない。あの話に感動した、不満な点なんて一切ない! なんて人に是非一緒に考えてほしいですねー。なんてね。 原因その1:あいまいな焦点 さて、はて、1年かけてあれは何を描いたのだったろうか、明確に答えられる人いますか? 一回りも二周りも人間として男として成長したシンが、最終回にいるはずだった。 と、誰でも7話くらいまでは思ったのではないでしょうか? 思わない人もいたかもしれないけど、管理人はちょっとはそう思っていたし、そう望んでいた。その望みは僅か2クールで合えなく打ち砕かれたわけですが。 では、監督が言うように、これは3軸(キラ・アスラン・シン)の群像劇だったのか? と言うと、そんなところは少しもないわけです。3軸であるなら、3つの視点、3つの思い、3つの歩み、3つの回答、3つの選択があってしかるべきで、たった一つに集約されてしまうような選択では意味がない。 一つの大きな流れの中で、それぞれの話を描くというのはとても難しいのですけど(素人がやろうとしてできるものではない)、それを盛り込んでいくことがストーリーテラーとしての役目。 というわけで、まず、主人公のシンです。 当初、主人公としてのシンにはいくつも複線がありました。 前作の主役機フリーダムに家族を殺された過去 カガリとの言い合いに見えるオーブへの愛憎 アスラン(目指す仮想現実)への反発と憧れ? 種割れと移住者なのに主役機インパルスへの採用 ガキな言動 さて、この中のうち、ちゃんと描かれたのは? 「あちゃー」なわけです。 原因その2:登場人物の配置 大抵主人公というのは、上記にあげたような自分自身の問題と、世界の命運なんてものを二つ背負わされるものなのですが、その重荷を一人では解決しません。その時に助けになるのが、周囲にいる友人や先輩、敵、行く先々で出会った人々です。というわけで、シンの周りにいる人をあげてみると。 同僚で隊長機に乗るレイ 同僚のルナ ミネルバのメカニック達(ヴィーノ、ヨウラン) ミネルバのブリッジクルー達(艦長、副長) 孤児になった時に助けてくれたオーブの軍人のトダカ インパルスへと採用したデュランダル議長 オーブ代表首長のカガリ (枕詞が多くてなんと呼べばいいのやら)アスラン 基地建設で助けた人々 ガルナハンのレジスタンスのコニール 敵対する地球軍の強化パイロットのステラ 同じくスティング、アウル 敵対する地球軍の強化部隊の隊長のネオ 途中乗艦してきたハイネ ベルリンで被害にあった人々 フリーダムのパイロットのキラ 彼らをカテゴライズすれば、こんな感じでしょうか? 友人> レイ、ルナ、ヴィーノ、ヨウラン 先輩> トダカ、アスラン、艦長、副長、ハイネ 敵> ステラ、議長、スティング、アウル、ネオ、カガリ、キラ 出会った人々> 基地建設の人々、コニール、ベルリンの人々 ちょっと、主観入ってますけど、意外と関係する人々出てきます。最も、4分の3を地球上での回に当てた割には現地での交流がほとんどない、敵が圧倒的に少ないのは致命的ですけどね。 では、このうち、面と向かって会話をしたってのを加味すると、どうなるかというとですね。 友人> レイ、ルナ 先輩> アスラン 敵> ステラ、議長、ネオ、カガリ 出会った人々> コニール となるわけです。うむ。 コミュニケーションが生まれなければ出てきた意味がありません。当然、関係のある人々で会話のない人達との複線は自然消滅です。初っ端に提示されたフリーダムとの線が消えてしまいましたね。 貴重な先輩としての役割を持ったハイネも即効死亡と。 それなのに、せっかく会話を交わした人々は果たしてシンの成長に役立ったのか? です。この中で自身の問題に絡んでくるのは、レイやルナ、アスラン、カガリです。また、世界の命運に絡むのは議長、ステラ、ネオ、コニールですね。議長やカガリは両方に絡みますが、如何せん、そばにいません。カガリにいたっては1クールで会話は終わりです。 原因その3:平坦な一本道 物事にはいい面と悪い面があるように、主人公特権の悩むという行為は、その極端な側面の両方に触れて初めて発生するわけですが、この面子では、シンは与えられた命題に対して異なる意見や事件に触れることが非常に難しい。 オーブへの愛憎: カガリ、アスラン vs レイ デスティニープラン拒否 vs 再軍備、中立取りやめ 未来の自分への憧れ&反発: ルナ vs レイ ユニウス7落下阻止 vs フリダームに撃墜、脱走 インパルスへの採用: 議長、レイ vs アスラン デスティニープラン vs 対抗策なし ガキな言動: 対抗馬なし vs ルナ、コニール、アスラン ステラ返還お咎めなし vs ローエングリン突破作戦 世界の命運: 議長、レイ、ステラ、コニール vs アスラン デスティニープラン vs オーブの宇宙侵攻 うむむ、改めて見ると分かりすぎる布陣です。これで悩めというのは・・・。如何に、シンの成長に妥当性を与えるのが難しいのか分かります。むしろ、この配置では無理と言わざるを得ない。 何だか、シンを主人公と捕らえるのが難しくなってきました。脇役より多くの人と出会い、成功と失敗を繰り返して多くの困難にぶつかるのは主人公としての努めなのに、これでは、他の登場人物とあまり変わらないような気が・・・。 段々、空しくなってきました。 総括:破綻した物語 しかして、シンの物語がどうなったかというと、見事に惨敗。命題の一つでも自分で答えを出したもの、自分の手で成し遂げたものがあったでしょうか? オーブへの愛憎:最終回まで「あの国は打たれなければならない」と豪語して、他人にそれを阻止される。 未来の自分への憧れ&反発:最終回まで一方的な負け インパルスへの採用:最終回「お前の欲しかったのは力か!」と問われ、ぼろぼろの機体を見上げ、何も言わず去っていく。 ガキな言動:最後まで、誰もシンに憧れたり、見本にしたいと思ったり、ライバルだと思ったり、彼に励まされたりしなかったな。 世界の命運:自軍の負け、敵軍の大将が自軍の頂点に。 主人公が与えられた命題を何一つ解決できずに終わってしまう物語、それを世の中では「つまらない」という。 それでは3軸の残り、キラとアスランについて振り返ってみたいと思いま・・・もう、いいよね、彼らについては。 キラはヒーロー。 主人公、主役、英雄、だと、名前に当てる漢字まで持ち出して必死にこじつけなければ、誰もそう認識しないってのに。プラスのOPは本気で気持ち悪かったと思う。前作の主人公は、続編ではおとなしく、謎のお助け仮面やっているべきだったのに。自分と違う考えを武力で押さえ込もうとする恐るべき民間人。 世界を救うのも、ピンチに華々しく登場するのも、悲劇のお姫様を助けるのも、彼の役目だそうだが、でしゃばりすぎて失敗した代表格。贔屓のキャラクターが出しゃばって作品を駄目にすることをキラぶる、と言われるようにならないかな。 ちゃんぽんのことを考えるのは放棄します。だって、やること成す事、全部正しい、うまく行く、じゃあね。 アスランは主役。 何のことはない、物語の中のカメラ持ち。その為(監督が演出したいシーンを撮る為)に、何度陣営変わろうが、裏切ろうが、言うことがコロコロ変わろうが、偉そうに説教して自分が真っ先に破ろうがへっちゃらです。最後まで残った意味のない女難は一体なんだったのか。続編が放映された負組の一番。何も考えていない付けが回って、間違いなく一番ボロが出た愛すべき凸。 できればキラとは違う道、答えを出して欲しかったが、キラとラクスを全肯定するために生み出されたキャラクターだったようだ。やること成す事、全部間違い、失敗するなんて、トホホ。 は・・・。馬鹿馬鹿しい。
https://w.atwiki.jp/forsale-lawyer/pages/311.html
判決(大正十一年(れ)九九号) 小川孫六 丹悦太 右新聞紙法違反事件に付、大正十年十二月二十六日広島地方裁判所に於て言渡したる判決に対し、各被告は上告を為したり。因て判決すること左の如し。 主文 原判決を破毀す 被告孫六、悦太は無罪 押収物件は差出人に還付す 理由 各被告弁護人山崎今朝彌上告趣意書に縷々陳述する所あれ共、要するに第一、原判決が安寧秩序紊乱として判示したる被告等署名発行の本件記事は「自由? 死?」と題し、第一段に現代社会の幸福は所謂「ブルジヨアジー」のみ享くる所にして無産者は毫も顧みられざる事を論じ、其例として言論の自由は憲法に於ては保障せらるる所なるも、事実に於ては保証金なき「プロレタリア」は一新聞をも発行するを得ざる事を挙げ、第二段は社会運動が常に不法の圧迫干渉を受くる事、総ての法律規則が特権階級に有利にして無産者の保護に欠くる所ある事、罰則の適用も亦「ブルジヨアジー」には比較的寛大なる事を説き、末段に於て現在の特権階級は跋扈跳梁専恣横暴を極むるか故、我等は全力を尽して無産者の為暁鐘を撞かんとするものなりとの趣旨を述べたるに過ぎずして、事実を事実として掲げ、些の膨張なく又虚飾なく文詞用語も亦頗る冷静にして平凡、奇矯に失せず激越に渉らず、十数年来萬人の文章演説に上り、都鄙到る所に行はれたる常套の論議なるを以て、毫末も社会の平静を紊り共同の生活を乱すものに非ず、原審が之を安寧秩序の紊乱なりとし新聞紙法第四十一条に問擬したるは違法にして、被告の所為は罪とならざるを以て、原判決は破毀を免れずと云ふに在り、依て案ずるに、帝国憲法は言論に関する臣民の絶対的自由を認めず、唯法律の範囲内に於て其自由を保障するに過ぎざるを以て帝国臣民は学術の研究、社会政策其他何等の名義を以てするを問はず、常に必ず法律の範囲内に於て言論を為す事を要し、其範囲外に於て言論の自由を享有する事を得ざるは勿論なり。然り而して新聞紙法は安寧秩序を紊る可き事項を新聞紙に掲載する事を禁じ、其第四十一条に於て刑罰の制裁を付するを以て、新聞紙に掲載したる言論が安寧秩序を害する時は、発行人編輯人は同条に定る刑罰の制裁に服従す可く、言論が安寧秩序を害するや否やは主として其当時に於ける社会観念を標準として客観的に之を決す可きものにして、其判断は社会状態の推移に依り自ら異らざるを得ずと雖も、国法を無視し国家の権力を否定し国民の道義心を壊乱し人の生命身体財産自由に危害を加ふべき事を以て、威嚇又は煽動し、暴力其他不法の手段を用ひ、又は急激に社会組織を変更し、其他一般に国家の生存発達を阻害し、公共の平和を撹乱するの虞ある言論は安寧秩序を害するものとして、新聞紙法第四十一条の制裁を当行す可きものと解せざる可からず。然れ共新聞紙に掲げたる記事が、単に現行制度の不備社会組織の欠陥を指摘して之れを攻撃するに止まり、何等不法の手段を用ひ又は急激に之を変更せん事を試むるものに非ざる時は、仮令其記事が社会の現状に不満を懐き、而も其前提に判断の誤謬あり事実の膨張ありて、其の措辞亦多少矯激に渉るものありとするも現在社会状態の安定を破壊する虞れ無き限り、未だ以て安寧秩序を紊乱するものと謂ふ事を得ず、従つて此種の言論は現行の新聞紙法上言論自由の埒外に逸したるものとして同法四十一条の規定を適用処断する事を得ざるものとす。而して原審が本件に於て被告が其発行人兼編輯人たり又は記事の署名人たる新聞紙民権新聞に掲載したりと認めたる記事は、要するに現代に於ける法律制度が有産者に利にして無産者は殆ど其保護に浴せず刑罰の適用も亦有産者に寛大にして無産者に厳なるのみならず、社会の現状も亦特権階級独り其の勢力を擅にするものなりとして、現代に於ける法制並に其適用を難じ、所謂特権階級を呪咀したるものなる事は疑を容るるの余地無く、其の罰則の適用、例へば「ブルジヨアジー」には寛大に「プロレタリア」には峻厳苛酷を極むと謂ひ、特権階級は跋扈跳梁専恣横暴を極むると称するは、詭激に失し、論旨穏当ならざるに拘らず尚社会の現状に対する批評の範囲を脱せざるものとす。而して此の記事は「我等は全力を発揮して無産者の為め暁鐘を撞かんとするものなり」との結論を掲げ、民衆の覚醒を促かし、暗に自己の利益を保護するの策を構ず可きことを諷したるに過ぎずして現社会に対し不穏の挙に出づべき事を以て挑発又は煽動したるものに非ざるを以て、其の記事は未だ以て社会の安寧秩序を紊るの程度に達せざるものとす。故に本件被告の行為に付ては刑事訴訟法第二百二十四条に依り無罪を言渡すを相当とす、然らば原判決が事茲に出でず、之を新聞紙法第四十一条に問擬処断したるは擬律の錯誤ある違法の裁判にして論旨は理由あり、原判決は破毀を免れず。 第二、原審は法廷に於て検事の論告に対して起立せざる被告悦太を退廷せしめ、被告最終の供述を聴かずして裁判せり。然れ共公開を禁じたる法廷に於て被告が聊か我意を通し、検事の論告の際起立せざればとて裁判の威厳を損するものに非ず、又判事は被告を強制して迄起立せしむ可きものに非ず、従つて起立せざる事は勿論、起立せよとの説諭に従はざる行為と雖も之を不当の行状と謂ふを得ず。然らば不当の行状なき被告に退廷を命じ、最終の弁論を聴かずして弁論を閉じたる原審は公判手続上重大なる違法ありと云ふに在れ共、公判廷内に於て秩序を維持するは裁判長の職権に属するを以て、訴訟関係人は秩序維持の為にする裁判長の命令に服従する義務あり。而して刑事裁判所に於て裁判長の被告人を訊問するに当り、又は検事の公訴事実の陳述若くは法律及刑の適用に関する意見の陳述を為すに当り、裁判長が被告に起立を命ずるは従来久しく慣例の存する所にして、此の慣例は特に法廷の威厳を保全し、静粛なる秩序を維持するを目的とする法規の精神に適応するものにして、毫も法律に違背するものに非ず、従つて此正当なる慣例に基き起立を命じたるに拘らず、被告が故意に此命令に従はざるは、裁判所構成法第百九条に所謂不当の行状を為すものに外ならず(大正五年(れ)第二三五〇号事件同年十二月十一日判決参照)原審公判始末書を査するに、公判に於て事実取調終了後の弁論としての論告を為すに際し、裁判長より被告悦太に起立を命じたるも、検事に対し敬意を表する能はざる旨を唱へて起立を肯せず裁判長は被告人の起立は検事に対し敬意を表する所以に非ず一に法廷の威厳を保持せんとする事を諭示し起立を命じたるに、被告人悦太は頑として起立の命令に服従せざるものなるを以て、前記被告悦太の法廷の挙動は、裁判所構成法第百九条一項の不当行状に該当するものと謂ふ可く、原審裁判長が悦太を退廷せしめたる上、対席として公判手続を進行し審理を終結したるは、即ち裁判所構成法第百九条第一項及刑事訴訟法第百八十二条第二項の規定に遵拠したる適法の処分にして訴訟手続上何等の違法なきものとす。故に論旨は理由無し、但し其余の論旨に対しては説明を為す必要を認めざるを以て省略す。 右の理由なるを以て原判決は之を破毀し、直に本院に於て判決す可きものとす。依て原審の認めたる事実を法律に照すに、被告両名の行為は罪とならざるを以て刑事訴訟法第二百二十四条に依り、被告両名に対して無罪を言渡す可く、又押収物件は同法第二百二条に依り差出人に還付す可きものとす、依て主文の如く判決す。 検事溝淵孝雄干与 大正十一年四月四日 大審院第一刑事部 判事 横田秀雄、水本豹吉、平野献太郎、藤波元雄、相原祐彌。 劃時代的の判決 此判決は色々の点でエポツクメーキングのものである。従来大審院の判事は年齢のせいか、下級裁判所の若い判事が、青春の血を湧かさせ人を挑発するから風俗壊乱なりとの理由で、有罪とした記事を無罪とした例はあつたが、新時代を了解し、之に共鳴する事の出来る新進気鋭の青年判事が、秩序紊乱の記事にあらずとして原審で無罪を言渡した事件は直ちに之れを有罪とするに極まつていた。然るに此大審院の判決は、一審二審共有罪であつた秩序紊乱の記事を思ひ切つて無罪とした。又書き直すは大儀だからと云ふ訳でもあるまいが、従来大審院は弁護人の提出した上告論旨は其趣意書と一字一句も違へず之を判決文に引用する事になつてゐた。然るにコレは又極めて上手に敵の戦略の裏をかいて、裁判所の欲しない厭な文句は判決文に載せずにすむ事を発明した。即ち例へば「縷々陳述する所あれ共」を以て「偉大なる低能児の化石」や「真に呆れて物が言へずと云はざるを得ず」を葬り、事実全く其の通りを、事実を事実として掲げ、とやつて退けたるが如し。此判決あつて後秩序紊乱事件に付き下級裁判所の態度は可成りガラリと一変し此の理由の理由で無罪になる被告も多かつた。今考へてみると、判決言渡の延びたは、懲戒問題を起さなくとも裁判所の威厳に差支へない様に判決文を作る為だつたのではなかつたかとも思へる。尤もコレは、此判決に関係した某判事が、某席上で某弁護士に、ホントに検事局ではアンナ事を問題にして騒ぐかね、と如何にも却て結果を悪くして困ると謂つた風な態度で話したと云ふ話しをきいたからでもである。(本年になつてきいた話であるが、去年の暮大審院で新人会機関誌「ナロード」の新聞紙法違反上告事件の公判があつた際、係りの小山検事は、矢張り此の判決に引いて此判決以来下級裁判所の判事が矢鱈に無罪にして困ると、二時間も論告をしたとの事である。「ナロード」は其為めか、一審二審無罪であつたが大審院では罰金百円宛になつた。-此括弧内の頃大正十二年一月追記) <山崎今朝弥著、山崎伯爵創作集に収録>
https://w.atwiki.jp/haisinnhozonn/pages/143.html
2012/07/07(土) 開場 20 55 開演 20 55 【スパ4AE2012】七夕決戦!ないお杯2012~織姫と彦星は一年に一度しかAEないお~ http //live.nicovideo.jp/watch/lv99520091 【本戦】7/7 21:00~ ~タイムスケジュール~ 21:00~ 開始 21:20~ トーナメント呼び出し開始 試合開始 くじ引きはすんでいるので、すみやかに招待開始。 3本先取で進めていきます! 決勝のみ5本先取。 3位決定戦はその時次第で行います。 大会の進行はこちらのURLで確認できますので、こちらを見ながらご視聴下さい・・・http //www.londebell.jp/menu/sf /indexz.php?pass=b4df9f494056d51f86c7f1a89850c467 【参加者】ないお(ガイ)、電気ぶらんco1420204(ハカン)、だんご3兄弟co1260099(ダルシム)、かりぱくco1121395(コーディー)、すますと(ガイ)、てぃーだco1127324(ダッドリー)、なかあしco487003(ヴァイパー)、斉藤z(ケン)、GYOA(セス)、ぴたこco650456(春麗)、シューソンco597903(バイソン)、すのぺろ(キャミィ)、丸ゴリ(まこと)、村田(ユン)、せんとすco204285(ベガ)敬称略。あとは予選を突破した猛者がミスターXとして登場!以上16人! 【その他特記事項】無断ミラーは基本的に禁止とさせて頂きます。 ただし、大会に参加して頂いている方のミラーは大歓迎なので、満員になっちゃったらジャンジャンやっちゃって下さい! 【優勝賞品】優勝・・・箱ゴールド3ヵ月分orWEBマネー2000ポイント 運優勝・・・マイクロソフトポイント1400ポイントorWEBマネー1000ポイント 選んでもらってスカイプやらDMやらでコード引渡します! それでは、いい大会にしましょう!