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ユーザー情報流出によるお知らせ 下記の画像の通り、当wiki(www61.atwiki.jp/)は該当サーバーではないのですが、パスワードの変更及び強化をいたしましたのでどうか安心して御覧ください。これからも邦ロックwikiを何卒よろしくお願いします 管理人のもとに送られてきたメールをキャプチャしたものです> Welcome To RockWolrd! このwikiは邦楽ロックバンドを紹介するwikiです! 少しでも多くの人に邦楽ロックに興味を持ってもらいたいと思い、作成しました 管理人は初心者なのでふつつかな点もあると思いますが、よろしくお願いします また、みなさんイチオシのバンドをドンドン追加してください! ご意見、ご要望、ご感想はこちらまで! 音楽と人 2014年 04月号 [雑誌]
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メタリックガーディアンRPG~キャラクターシート~
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448 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 10 26.48 ID EVsBXzyI0 「――同じ部屋で良い」 高級感を漂わせる装飾と、機能美を感じる設計をされた広い空間。 中央に女性の裸婦像が置かれたホール。 赤い絨毯を敷き詰めたロビー――森林を抜け、近隣に存在した街のホテルに二人は居た。 カウンターに笑顔で立つ従業員のレプリロイドに、マンドリラーが当然とばかりに言い放った。 時刻は深夜。 訪ねるには非常識な時間だが、宿泊場所は別である。 バレッタで髪を纏めた少女のレプリロイドが、かしこまりましたと答え、端末を操作する。 「同じ部屋って……」 腕を組むマンドリラーの後ろに立つエックスが、彼女の背中に困惑した顔と声を投げた。 「何か問題があるのか?」 横目で少年の顔を受け止める。 マンドリル型の巨大なボディは、玄関付近で鉄色のカーゴに乗せられていた。 丸型な数体の運搬用メカニロイドによって移動されている。 「いや、一応、僕は男なんですけど……。そんでもって、お姉さんは女だし……」 胡乱な瞳を真正面からは受けれず、視線を逸らすエックス。 次に映ったのは、全裸の女性の彫像。 頬を赤らめ視線を引き剥がし、最終的に少年の視界は、真紅の引き物に落ち着いた。 451 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 11 59.47 ID EVsBXzyI0 「意味が解らん。お前は節約という言葉を知らないようだな」 エックスの言葉に片眉を曲げ、マンドリラーが呆れる。 そこでカウンターの少女が、後ろの棚から鍵を取り出し、客である彼女に手渡した。 「どうも」 「ごっゆくり」 軽い応対を終え、釈然としない顔をするエックスを促し、与えられた部屋に向かった。 「はー、やれやれ」 小さなボストンバックを寝台に投げ、マンドリラーが溜め息をつく。 果物の入ったボウルが置かれた机が居間の窓際に。 その両端に配置される椅子に、どっかりと座り込んだ。 「――何をやってるんだ」 空色をした長袖の首元を緩めながら、玄関でそわそわする少年に声をかける。 「いや……良いのかなぁ、って」 エックスは躊躇しながらも、しかたなく部屋の奥へと足を進める。 「もう2時か……」 マンドリラーは、壁にかけられる時計の針に辟易した。 そして自分のシャツに手をかけると、突然、少年の前で脱ぎだす。 当然、ぎょっとするエックス。 454 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 14 24.29 ID EVsBXzyI0 酸欠したかのように口を開閉するのを尻目に、腰からベルトを引き抜く。 「疲れたなぁ、もう」 ジーンズのズボンを脱ぎ捨て、ピンクのショーツも引き下ろした。 下半身には何も纏わなくなった。 淡く生えるピンクの恥毛から、エックスは慌てて顔を抑える。 豊かな乳房を覆う下着も剥ぎ取り、一糸纏わぬ女性が居間で完成した。 「シャワー浴びてくる。――何やってんだ、さっきから」 「こ、こ、こっちのセリフです……!」 両目を手で覆い右往左往する少年。 マンドリラーは珍獣でも見たかのような顔をし、風呂場に向かった。 白い足が脱衣所を横切り、浴室のタイルを踏む。 シャワーのノズルを捻って、お湯の奔流を精練された身体に浴びせた。 蛇口から吹き出るシャワーが床を叩く音は、リビングにまで届く。 居間に突っ立つ青き少年は、今度は耳を押さえ、煩悩を制御するよう努めた。 「ありえない」 常識の無い女性に対する呟きを漏らし、彼女の帰還までテレビを観賞している事に決めた。 シャワーは、深夜のバラエティ番組の音で聞こえなくなる。 456 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 15 52.28 ID EVsBXzyI0 バナナを口にしながら、エックスは椅子に座り、机に肘を突いてくつろいだ。 湯浴みは意外に早く、数十分もしない内に全身に湯気を漂わせるマンドリラーが戻ってきた。 「予想はしてましたけど、ね」 嘆息するエックス。 マンドリラーは肢体にバスタオルこそ巻けど、衣服を着ないまま現れたのだ。 「何だ」 「いえ、なんでも」 疲れに目頭を押さえ、両手を挙げる。降参のようなポーズで出迎えた。 半裸の女は首を傾げながら、髪をもう一つのタオルで乾かす。 「お姉さん……」 急にトーンを落とし、真面目な顔をしたエックスの瞳が、まともにマンドリラーへと向けられた。 「――解ってるよ。私の事だろ」 巻かれたバスタオルを剥がし、髪と同じ色の乳首が載った乳房が零れる。 生まれたままの姿のままベッドに向かい、シーツを纏って寝転んだ。 「私は本をよく読むんだ。――意外かもしれないがな」 少しだけ頬を染め、恥ずかしそうに呟いた。 粗雑な性格と、非常識極まる行動からは、とても想像できない趣味だ。 458 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 17 48.65 ID EVsBXzyI0 「今の電子化されたのじゃなくて、紙媒体の本が好きだ」 ベッドに投げられたバッグから、大判の本を取り出す。 可愛い絵の載る表紙から察するに、絵本のようだった。 「私の力は大きすぎて、制圧や捕縛向けじゃない。ハンターの頃は、だいたい待機任務だったよ」 絵本をめくり、マンドリラーは苦笑する。 エックスは、彼女とあまり任務をこなしていなかった事を思い出した。 「それで、暇を持て余すのに読書をしてた」 絵本を閉じてバッグに戻す。 「イレギュラーが今回の事件に蜂起した時も、絵本なんか読んでたね」 桃色の長い髪をかき上げ、マンドリラーは過去への光景に目を細める。 エックスは事件という単語に、幻痛を胸の奥で感じた。 「――数日前にアルマージが、採掘場からかなり古びた本を持ってきた」 再び鞄をまさぐり、白い腕は本を掴み取る。 先ほどのそう古くない絵本とは違い、えらく年季の入った本がエックスの視界に現れる。 「内容は、現実にはありえない物でな。――まぁ、ファンタジーに分類される〝小説〟だと……思ってた」 時の流れに沿り、黄ばむ表紙を撫で上げる。 埃や虫ですら出そうな本を、思案顔で見つめるマンドリラー。 その彼女の言葉に、少年は違和感を覚えた。 461 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 20 52.04 ID EVsBXzyI0 「思ってた?」 「これは小説じゃなくて、日記……いや、調査記録なんだよ」 シーツを抱き寄せ、マンドリラーが視線を窓に移動する。 カーテンを引いてないガラスの戸からは、漆黒の空と、この街の煌びやかな生活光が見える。 「青いレプリロイドが世界を何度も救う……何かの伝説、もしくは誰かの妄想としか考えられないな」 自分の言葉に苦笑しながら、彼女はこの本の見解を述べた。 青いレプリロイド。 話の人物と同じ色であるエックスの顔は、怪訝なものだった。 「事実、そんな世界的な事件は聞いたことも無いし、本部のデータベースにも存在していなかったしな」 マンドリラーは事も無げに言って、話を一旦切る。 寝台の背もたれに寄り掛かり、両手を下腹部の辺りで組んだ。 「隊長は間違っていない」 再開した時には、マンドリラーの話は本の考察から離れ、内容が変わる。 「人間の汚い部分は良く知っている。本を読むだけにな」 またも、胸に痛みが走るエックス。 軍服を着込んだ少女の事を思い出した。 「レプリロイドだけの世界に、私は惹かれた」 「お姉さん……」 ――イレギュラー達の目標。 異端と化した同僚たちの顔が思い浮かび、自分を罵倒する。 462 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 23 54.64 ID EVsBXzyI0 俯くエックスは、泣き出しそうな顔をした。 膝に置かれ両手に力を込め、涙するのを必死に堪えた。 「安心しろ。敵ではない、そう言ったろ」 マンドリラーは少年に笑いかける。 その言葉で、エックスは幾分安堵した。ほっとした顔を床から上げる。 「私は騙されていた。――クワンガーにな」 笑みが消え、忌々しげな表情。 「採掘場。あそこで、人間と離別した形のレプリロイドの世界を〝建設〟する。――そう聞いていた」 「…………え?」 「オクトパルドが死んで、やっと隊長に〝久しぶりに〟会えた」 聞き覚えの無い話。 少年は困惑し、マンドリラーは話を続ける。 「世界中の人間を虐殺して作り上げる……私はそんな事は聞いていない」 彼女の怒りをたたえた双眸が、虚空を睨む。 合点がいく。確かに彼女は騙されていたのだろう。 エックスはマンドリラーの心情を考えると、居たたまれなくなった。 「それ……で」 「――問い詰めた。結果が、あのワン公がキレて、森で追いかけっこだ」 自嘲する。 結局、彼女の求めた答えは得られなかったのだろう。 寝転ぶ女の態度が、エックスをそう結論付けた。 463 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 25 35.44 ID EVsBXzyI0 「隊長は……隊長なんだろうか……」 ―――徐々に壊れている。 ライトの言葉が真実味を帯びてくる。 無意識に、隊長、とエックスは心の中で呟いていた。 「話を本に戻そう」 握られた本を揺らす。本当に埃が舞った。 「確かに、隊長の思惑と私のが食い違ったのが、一番の理由だが――」 思慮深げなマンドリラーの瞳が、一世代を超えていそうな本の表紙に移る。 「それを後押ししたのは、この本なんだ」 彼女はいったん躊躇い、そして言葉を吐く。 「これに書かれているのは、事実なんじゃないか……」 「……? どういう、ことでしょう?」 少年は首を傾げる。 「青いレプリロイドが世界を救う」 夢物語の一節を紡ぐ、マンドリラーのピンクの唇。 世界を救う――エックスには願ってもない事だ。 「最後のページだ」 マンドリラーが、触れば分解してしまいそうな本を放り投げる。 エックスは慌てて椅子から立ち上がり、放物線の先を受け取った。 464 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 28 02.19 ID EVsBXzyI0 彼女に従い、本の最終ページを開いた。 <調査対象DRN.001ロックマン> 「……馬鹿な」 頭をハンマーで殴打された感覚。 少年の口から漏れたのは、事実否定の声。 「お前が普通のレプリロイドでない事は、入隊時から薄々感じてはいた」 自分の名が書かれた本。 空想である筈の、青いレプリロイドが世界を救う物語。 ――自分は一体何者だろうか。 そう考えた所で答えは出ない。 音を立てて回る思考による頭痛だけが、少年に返ってきた。 「妙にハンター本部からの待遇がいい。何故か、隊長やクワンガーが固執する」 完成には程遠いパズルのピースが少しだけはまる。 「そして、特Aだったイレギュラーを三人屠った――その力」 ――その力は、自分が求めたものではない。 愛情を感じていた同僚を破壊し、救えた者は誰一人として居ない。 466 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 30 51.11 ID EVsBXzyI0 「確信……とはいかないが、伝説のレプリロイドがお前であるとは思っている」 「僕は――」 「――ただの、下らん悪戯かもしれないがな」 マンドリラーの珍しい茶化したような物言い。 沈痛な顔が掻き消え、思わず鼻白むエックス。 「だが、本当にそうなのであれば、この混沌とした世界を救えるだろうな」 彼女は天井を仰ぎ見、何かに希望を見出していた。 「人間はそこまで好きじゃない……しかし、隊長の作戦は間違っている」 決意を宿した顔が、まともにエックスにぶつかる。 本を手にしたまま立つエックス。 その首が縦に振られた。 「私はそれを止める。それが〝部下〟であった私の使命だ」 片手を拳にし、マンドリラーは自分の力を誇示するように、天に力強く向ける。 「お前が伝説のレプリロイドじゃなくても良い」 屈強な態度とは反対に、とても優しげな笑みを浮かべるマンドリラー。 「間違いを正す……ハンターの初歩的な任務――どうする? 受けるか?」 姉のような存在。 差し伸べられた選択肢は、自分が何であるかなどの疑問を二の次にする。 マンドリラーの問いに、エックスは彼女に負けないぐらいの笑顔で応えた。 535 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 03 09 42.91 ID kIjG+1N10 与えらた一室。 寝台がある居間など、一般的には狭いイメージがあるが、この部屋はその例から漏れる。 ダンスでも踊れそうな広さを持つリビングが、窓から射し込む朝日に照らされる。 「うわぁー」 目覚めたエックスの最初の言葉は、時節の挨拶ではなく、部屋に対する驚愕だった。 気づくのが遅いが、裸になるマンドリラーや驚くべき事実などで、そこまで及ばなかったのだ。 「おはよう……」 「うわぁー!!」 驚愕の次は悲鳴。 理由は隣のベッドから抜け出てくる。 両腕を挙げ背筋を伸ばす裸の女が起床。豊かな乳房が風船の様に揺れた。 腕でシーツを煩わしそうに打ち払い、シミの無い白い肢体がエックスに挨拶する。 「お前は朝からうるさいな」 「――お姉さんが、朝からおかしいんですよ」 ぼりぼりと髪を掻きながら、不愉快げな表情をするマンドリラー。 エックスも気分を害する。 彼女は立ち上がると、その足で部屋の備え付け冷蔵庫に向かい、牛乳が入った瓶を取り出した。 536 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 03 12 22.39 ID kIjG+1N10 「これも料金の内だよな。――飲むか?」 「いえ」 片手で誘いを断る。 マンドリラーは肩を竦め、乳白色の液体を飲みながら椅子に座った。 「服着てくださいよ」 「何で?」 とても、昨夜に元気付けてくれたレプリロイドと、目の前の非常識の塊が同一人物とは思えない。 朝から痛む頭を振り、エックスはシーツを再び被ると、夢の世界へと旅立った。 「歩いては帰れないものな」 二度寝の終着点は、時計が12を指す昼時。 机に地図を広げ、思案顔をしたマンドリラーが最初に視界に入った。 さすがに服を着ており、黒いシャツに男物のジャケットを羽織っていた。 自分より様になる彼女の服装に、エックスの心情は軽い鬱となった。 「どうにかして足を探さなければ。当てはあるか?」 横に振られる少年の首。 逃走したヘリは何処へやら、どうしたものかとエックスも倣って悩やむ。 顎に手を当て、考え込むマンドリラー。 力強さも、知性も感じるその姿に、エックスは尊敬の意を再認識させられる。 537 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 03 16 26.11 ID kIjG+1N10 「参ったな。あまり公共の機関を使用したくない」 断続的に地図を指で叩きながら、口を開く彼女は本当に困っているようだ。 昨日の犬型が口にした、処刑部隊というのが気になるのだろう。 自分の危険よりも、大量の人が居る場所で戦いたくない、そんな思いを彼女の横顔から感じ取った。 唐突の来訪者を知らせる音。 部屋の扉が、穏やかにノックされた。 「はい? あ、僕が行きますね」 立ち上がろうとするマンドリラーを手で制し、エックスがベッドから降りて、玄関に向かう。 ニスを塗られた木で出来た、鮮やかな扉に魚眼は無い。 だが、敵が自分の存在を知らせる行動を取るだろうか。 「はーい」 エックスは自分の問いを否定し、とりわけ警戒もせずドアを開けた。 「こ、こんにちは」 入り口の向こうには、腰の低いレプリロイドが揉み手をしながら立つ。 自分の記憶に無く、エックスは訝しげな目で、前に立つ人物の身体を上から下まで眺める。 だが、ガスマスクのようなメットで彼の存在を思い出した。 538 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 03 20 25.85 ID kIjG+1N10 「――あ。パイロットさんか」 「そ、そうです……! パイロットさんです」 彼は、エックスが追われる身のマンドリラーと出会った際に、搭乗していたヘリの操縦士だった。 置いてきぼりにした、というのでバツが悪いのだろう。操縦士は顔を床に、チラチラとこちらを見てきた。 「どうかしたんですか?」 あの状況では仕方ない――エックスは特に怒りをぶつける積もりも無く、操縦士に疑問を投げた。 怒っていないと気づいたパイロットは、少年に聞こえるぐらい安堵の息をつく。 「いえ、その、エックス様はどうしてるのかなぁ、と逃げ出した手前……気になりまして」 その態度に微笑する少年に、操縦士はここを訪ねた理由を話し出す。 「そしたら、近くのホテルでエックス様のカードが使われてるって、本部から連絡が来たものですから……」 「なるほど。――どうぞ」 自分の居場所が知れた理由に合点がいったエックスは、扉を全開にし、他の話を聞くため部屋に入るよう招く。 操縦士は頭を下げて礼をし、居間へ進む。 「誰だそいつは」 彼を出迎えるもう一人のレプリロイド。 リンゴを齧るマンドリラーが、エックスに尋ねる。 「イ、イレギュラー!?」 彼女の姿を目にしたパイロットの悲鳴は、少年の説明よりも速い。 驚きに飛び上がりながら、腰から無骨な自動拳銃を引き抜いた。 隙無く銃口をマンドリラーの頭部に向ける流れは、腐っても彼がハンターの一人であるのが解った。 539 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 03 22 25.26 ID kIjG+1N10 「待って下さい! お姉さんは違うんです!」 自分のボディを射線に挟み、エックスは声を張り上げて抗議する。 青の装甲越しに銃を向けらている当のマンドリラーは、緊張感に欠けた欠伸をした。 「ち、違う? スパーク・マンドリラーは、イレギュラーに認定されて……」 エックスの言葉に、操縦士はあたふたと面白いように慌てる。 それに合わせて拳銃の銃口が、海を漂うクラゲのように揺れた。 「違うんです!!」 拳銃を叩き落し、エックスは必死の形相で彼の行動を阻害する。 結局二人のもみ合いは、説明せんと、マンドリラーが口を開くまで続けられた。 「そう、だったのですか……」 穏便に収まる場。 イレギュラーの説明を真に受けるのは、ハンターとしての力量を問われるが、この状況では歓迎すべき事だ。 古書からエックスの名が出たという所だけ省き、マンドリラーは操縦士に全てを打ち明けた。 「混乱させて、すまなかったな」 「いえ、こちらこそ銃なんか向けまして……」 お互いの非を詫びあう二人。それを胸を撫で下ろし、見つめるエックス。 541 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 03 24 58.47 ID kIjG+1N10 「君はヘリのパイロットらしいな。ここにはヘリで来たか?」 「勿論ですよ。一度他のところで給油してから来ました」 マンドリラーがリンゴを再び齧り、和解したパイロットに尋ねる。 彼は頷き、窓に向け指をさす。 黒い手袋に覆われた人差し指の先に、彼の回転翼機が見える訳ではないが、とりあえず二人は納得する。 「そりゃ良かった。生憎と、本部までの交通機関で悩んでいたんだ」 得心顔のマンドリラー。 用が無くなった地図をたたんで、ジャケットの内ポケットに入れる。 「あぁ、なるほど。お安い御用です。直ぐに、本部へお送りいたしますよ」 彼女の説明を受けたパイロットが、処刑部隊の事を加味し、本部への送迎を快く引き受けた。 お任せくださいと力強く頷くパイロットに、エックスとマンドリラーは顔を見合わせ笑う。 「なら、急ぎましょうか」 パン、と手を打ち合わせ、ヘリの操縦士はいそいそと部屋を後にしようとする。 「昼飯……どうするかな」 その背中で、マンドリラーは己の満たされない腹をさすりながら、ぼそっと呟いた。 それを聞きとがめたエックスが微笑し、彼女の肩を叩く。 544 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/02(佐賀県教育委員会) 03 30 18.32 ID kIjG+1N10 「何処かで買って、機内で食べましょうよ」 「ジャンクフードは嫌だからな」 エックスはますます笑みを広げた。 操縦士の腕が扉のノブにかかる。 廊下へと出るドアは押し開かれる前に――部屋へと吹き飛んだ。 蝶番がもぎ取られ、茶色の扉と一緒に宙へ投げ出されるパイロット。 マンドリラーが舌打ちし、エックスが姿勢を低くしながら右腕をバスターに変える。 「な、何だ……お前等……」 圧し掛かる扉をどけながら、ガスマスクのレプリロイドが呻く。 マスクの楕円形の視界に、蹴りを放った体勢の人影が入る。 人影は紫色をしていた。 その後ろに、対極な背丈を持つ二人。 「よぉ、こんな所に隠れてたのかぁ……。えぇ!? ――エックス!!」 「ヴァヴァ……!」 パープルカラーのレプリロイド――VAVAが残忍な笑みを浮かべて、部屋へと踏み出した。
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メタリックガーディアンRPG〜キャラクターシート〜 名前 フレイア・アルストロメリア・レムリア PL 奏 年齢 14 性別 女性(身体可変) 出身 ヴァナヘイム カバー 姫様/留学生 瞳の色 金 髪の色 黒 肌の色 白 身長 154cm 体重 初期浄化率 25 使用経験点 総計31(レベルアップ10/汎用特技0/常備化21) ◆ライフパス 出自 神の恩恵 特技 天上の美 経験 継承 クエスト 力の伝承 邂逅 コネクション キャラクターレベル 4 加護 C1 コンダクター 1 イドゥン C2 スイーパー 1 オーディン C3 アインヘリアル 2 オーズ ◆能力値 体力 反射 知覚 理知 意志 幸運 基本値 9 15 15 15 11 8 ボーナス +3 +5 +5 +5 +3 +2 ◆戦闘値 基本 クラス修正 未装備 乗機 主武装近 副武装近 主武装遠 副武装遠 OP 特技 その他 現在値 C1 C2 C3 命中値 5 1 2 2 10 2 12 回避値 3 1 0 0 4 −1 −1 2 砲撃値 5 1 2 1 9 2 1 12 防壁値 3 1 0 0 4 0 −1 1 4 行動値 10 1 1 0 12 4 −4 12 力場値 8 7 12 27 12 5 44 耐久力 9 4 3 7 23 23 感応力 11 3 4 6 24 12 5 41 攻撃力 1 1 2 4 3 8 --------- --------- --------- 光15 --------- 闇8 --------- --------- 闇15 --------- --------- 光14 --------- 光21 --------- --------- --------- 闇10 闇17 防御修正 斬 10 3 13 刺 4 3 7 殴 6 3 9 炎 6 6 氷 雷 光 6 6 闇 代償 浄化率1 浄化率5 浄化率4 浄化率5 射程 0 1〜4 4〜7 0 戦闘移動 1 2 3 全力移動 6 部位 装備名 命中 回避 砲撃 防壁 行動 力場 耐久 感応 攻撃力 防御修正 備考 斬 刺 殴 炎 氷 雷 光 闇 ガーディアン ワルキューレ 2 −1 2 4 12 12 3 10 4 6 6 6 アインヘリアル・ローズル相当。ガーディアン(アインへリアル) 主武装近 フォトンブロウ 光8 白兵(調律兵器)。クリティカル時、ダメージ+2D6 副武装近 ワームスフィア 1 闇8 ヴォイドスフィア相当。射撃(消滅兵器)。消耗1 副武装近 ●ペネトレイトシャイン 光6 射撃(調律兵器)。未装備 主武装遠 ラディアントボウ −1 −1 光14 砲撃(狙撃/弓/調律兵器) 副武装遠 ●広域展開ワームスフィア 1 1 闇10 ●広域展開ヴォイドスフィア相当。砲撃(消滅兵器)。消耗2 オプション 光波防盾展開システム −4 5 5 3 3 3 その他 アイテム名 種別 所持数 効果 スピリットサーヴァント アシスト(魔法) 1 メモリープロジェクタ アシスト(魔法) 1 アンチアビスサークル アシスト(魔法) 1 カンタブルキャンプ アシスト(魔法) 1 スピリットトーク アシスト(魔法) 1 ハイドポケット アシスト(魔法) 1 フライト アシスト(魔法) 1 マジカルアダプション アシスト(魔法) 1 マテリアライズ アシスト(魔法) 1 ●バーニングハンド 射撃(火炎) 1 ●フリーザーフォッグ 射撃(氷雪) 1 ●サンダーバレット 射撃(雷撃) 1 ●ファイアボール 砲撃(火炎) 1 ●アイシクルストーム 砲撃(氷雪) 1 ライトニングボルト 砲撃(雷撃) 1 学生服 防具 1 携帯電話 その他 1 携帯端末 その他 1 衣服 その他 多数 自動脱出装置 その他 1 装飾品 その他 1 レムリアメダリオン その他 1 騎士/貴族 ライフスタイル 1 豪邸 住宅 1 ◆特技データ 特技名 LV 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 カバーアシスト 1 自操 攻撃命中の直後 単体 0 1HP イグニッションブレイブ 1 回 イニシアチブプロセス 単体 視界 2HP クイックリペア 1 回 イニシアチブプロセス 単体 視界 2HP リトライ 1 ‐ 判定の直後 単体 視界 2HP マルチロック 1 操ビ 対象選択の直前 自身 なし 3HP レリーズ 1 ‐ イニシアチブプロセス 単体 視界 2HP 輝く巨人 1 自機 常時 自身 なし なし 響くネイロ 1 機歌 いつでも 自身 なし 浄化率3 そのプロセス終了までの間、あなたが行なう命中判定と防御判定のクリティカル値を−1(下限値10)する 拡がるヒカリ 1 命 メジャーアクション 本文 武装 浄化率10 アインへリアルの射撃武装による射撃攻撃を行なう。その攻撃の対象を1段階拡大し、その上で対象を選択可能とする 転換浄化 2 機 いつでも 自身 なし なし ラディアントボウ マイナーアクション 自身 なし なし 「対象:範囲1(選択)」となる スターゲイザー 1 ‐ 常時 自身 なし なし ウェポンチェンジ 1 操 武装の変更時 自身 なし 2EN 天上の美 1 ‐ 判定の直前 自身 なし なし ◆常備化計算 アイテム名 常備化 携帯端末 自動取得 自動脱出装置 自動取得 学生服 自動取得 アインヘリアル・ローズル 自動取得 フォロンブロウ 固定武装 ●ペネトレイトシャイン 3 ヴォイドスフィア 10 ●広域展開ヴォイドスフィア 5 ラディアントボウ 4 光波防盾展開システム 30 スピリットサーヴァント 1 メモリープロジェクタ 1 アンチアビスサークル 2 カンタブルキャンプ 2 スピリットトーク 5 ハイドポケット 2 フライト 5 マジカルアダプション 5 マテリアライズ 10 ●バーニングハンド 10 ●フリーザーフォッグ 10 ●サンダーバレット 10 ●ファイアボール 10 ●アイシクルストーム 10 ライトニングボルト 10 携帯電話 0 衣服 0 装飾品 1 レムリアメダリオン 100 騎士/貴族 3 豪邸 10 合計 259 設定 レムリア・ヴァナヘイムの姫。名の通り、非常に美しい少女。成熟しきらない年齢ながら、十分に色香があり、凛とした姫君。 裸身をみせることにあまり羞恥心がなく、また、性的にやや奔放。同性趣味。 相転移体。全身がALTIMA結晶体であり、姿を変えることができる。触れても交わっても、生身の女とほぼ区別はつかない。 領地である移動島ヴァナヘイムのコアでもある。ヴァナヘイムごと行動するならエンタープライズ相当となる。 機体設定:ワルキューレ ヴァナヘイム艦載機。無人稼働時は航空機とミーレスの間程度で、フレイアが同化している間、その一機のみがガーディアンレベルとなる。 “消耗X” その攻撃の命中時、通常のダメージに加えて、対象の【HP】を減少させる。消耗1であれば、1D6点の【HP】を減少させる。 対象が【HP】を持たないなら、【消耗XのXの数値×2個】個、ダメージロールのダイスが増える。 “消耗X”の効果はアインへリアル、およびメタルライヴ、「種別:メタルデーモン」には無効。
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装着可能レベル 60 ロストオラクルガーブセット 画像 装備名称 防御力 追加オープション 契約擬古里 売/買価格 材料 amor_0920_53.gif ロストオラクルヘッドバンド 5 1~2個 0個 M/7800 入手方法 不明 amor_0920_52.gif ロストオラクルガーブ 23 3~5個 2~4個 M/39000 入手方法 不明 amor_0920_55.gif ロストオラクルブレスレット 9 1~3個 2個 M/7800 入手方法 不明 amor_0920_54.gif ロストオラクルキルト 11 2~4個 2~3個 M/15600 入手方法 不明 amor_0920_51.gif ロストオラクルブーツ 2~4個 2~3個 M/7800 入手方法 不明 ドロップなど入手先など教えて下さい。 名前
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ミュージックガンガン!3の収録曲 現在稼働中の「ミュージックガンガン!3」の収録曲一覧です。 一通りの情報は揃ったようです。 難易度が間違っていたり、備考の追加・編集の必要があれば編集をお願いします。 難易度略称)E EASY、N NORMAL、H HARD、V VERYHARD ジャンル:緑 キッズ/オレンジ クラシック/黄 アニメ/青 J-POP/水色 ゲーム/紫 初音ミク他/赤 オリジナル 新曲 曲名曲名の下にある補足 1人用 2人用 備考 E N H V E N H V ブルーバード − 4 11 − − 5 − − 原曲 いきものがかり 亡國覚醒カタルシス − 4 12 − − 5 − − 原曲 ALI PROJECT ルパン三世のテーマ 78 - 6 15 - - 4 - - ルパン三世(TV第2シリーズ) メインテーマ 雪、無音、窓辺にて。 − 6 15 − − 7 − − 涼宮ハルヒの憂鬱(長門有希キャラソン) GOD KNOWS… − 7 16 − − 8 − − 涼宮ハルヒの憂鬱 挿入歌 My Soul,Your Beats! − 8 18 − − 8 − − Angel Beats!/原曲 Lia トイレの神様 3 6 - - 3 6 - - 植村花菜 じょいふる − 5 12 − − 7 − − 原曲 いきものがかり ポニーテールとシュシュ − 5 16 − − 5 − − 原曲 AKB48 夜にかける − 6 14 − − 6 − − 原曲 YOASOBI リンダリンダ - 7 16 - - 8 - - 原曲 ブルーハーツ 紅 - 8 18 - - 8 - - 原曲 X JAPAN スーパーマリオブラザーズメドレー − 4 12 21 − 6 13 − 1人用VERY HARDは(*3)スーパーマリオブラザーズより BOSS SCENE7 - 5 13 - - - - - ダライアス2人用で選曲不可 Hello World「サイバーダイバー」より − 6 11 − − − − − 2人用で選曲不可 パズルボブルメドレー「パズルボブル」より - 6 14 - - 6 - - Bad Apple!! feat.nomico − 6 17 21 − 6 14 − 東方 アレンジャー Masayoshi Minoshima チルノのパーフェクトさんすう教室 − 7 12 23 − 9 16 − 東方 アレンジャー ARM(IOSYS)1人用VERY HARDは(*1) ナイト・オブ・ナイツ − 9 19 29 − 9 19 − 東方 アレンジャー ビートまりお ゼルダの伝説メドレー - 7 15 - - 5 - - ゼルダの伝説 Hello 31337 - 7 16 - - 8 - - 小倉久佳音画制作所「ダライアスバースト」より ときめき☆メリーゴーランド - 8 - - - 10 - - ぎゃる☆がん レッツゴー!陰陽師 − 8 12 − − 6 − − 豪血寺一族 組曲 光導 -第五曲 暴君- - 8 17 - - 7 - - ダライアスバーストアナザークロニクル さいたま2000 − 9 19 31 - 8 19 - 太鼓の達人 Twister -Original ver-「すばらしきこのせかい」より - 9 20 - - 8 - - 石元丈晴 エージェント夜を往く − 10 20 − − 10 − − アイドルマスター(亜美ver.) インフィニティージーンメドレー「SPACE INVADERS INFINITY GENE」より − − 14 25 − − 17 − COSIO(ZUNTATA) Dual Moon - - 15 - - 8 - - メタルブラック 東方散楽祭「原曲 東方妖々夢/ネクロファンタジア」より - 9 19 26 - 9 19 - (*1)アレンジャー COSIO (ZUNTATA) トップランディング MGG Special Remix - - 13 - - 8 - - トップランディング(*1) GO MY WAY!!「THE IDOLM@STER」より 唄: 高槻やよい(CV 仁後真耶子) - 8 18 24 - 7 18 - (*2) Fallen angel 2012「サイキックフォース2012」より - - 18 - - - 18 - (*2) 六兆年と一夜物語 - 6 16 - - 6 - - IA 景色、雪月花 kuracciP feat.初音ミク − 7 14 − − 10 − − 今作のイメージソング歌詞 Just Be Friends - 7 16 - - 6 - - 巡音ルカ後にAC版Project DIVAでも収録 メルト − 8 16 22 − 6 13 − 初音ミク みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 − 8 16 23 − 7 − − 初音ミク ブラック★ロックシューター − 9 16 − − 9 − − 初音ミク唯一本作オリジナルを除く本作収録のボーカロイド曲でAC版Project DIVA未収録 炉心融解 - 9 17 25 - 10 - - 鏡音リン後にAC版Project DIVAでも収録 ローリンガール - 9 18 - - 8 20 - 初音ミク後にAC版Project DIVAでも収録 初音ミクの消失 − 10 20 27 − − 18 23 初音ミク1人用VERY HARDは(*2) 千本桜 - 10 20 32 - 9 20 - 初音ミク 裏表ラバーズ − − 13 21 − − 11 − 初音ミク後にAC版Project DIVAでも収録されこの時の追加でDIVAは本作の収録曲数を上回った Shooting Star − 6 15 − − − 16 − 浜渦正志によるオリジナル曲 Pull The Trigger ~マゼンタのテーマ~ − 6 17 − − 7 − − 歌:今井麻美歌詞 Beat The Sound ~シアンのテーマ~ − 6 17 − − 8 - − 歌:神谷浩史歌詞 Dreamer − 9 17 − − - 20 - 石元丈晴によるオリジナル曲歌:貝田由里子 Crowded space − - 18 26 - - 19 - Sampling Master MEGAによるオリジナル曲 ミュージック・リボルバー − - 19 31 - - 18 31 世阿弥によるオリジナル曲2人用プレイ最高難易度楽曲後に太鼓新筐体版(2012年4月17日配信時)収録 EXTREME MGG★★★ − − 19 32 − − 20 − COSIO(ZUNTATA)によるオリジナル楽曲1人用プレイ最高難易度楽曲後に太鼓新筐体版(2012年4月17日配信時)収録 MGG2スペシャルエンディング − − 20 - − − - − (*3)今作から新しく作曲されたミュージックガンガン!2のエンディングテーマである。 旧曲 残留曲 赤字の難易度は追加譜面 曲名曲名の下にある補足 1人用 2人用 備考 E N H V E N H V 森のくまさん 1 − − − 1 − − − 猫ふんじゃった 1 − − − 2 − − − 犬のおまわりさん 2 − − − 3 − − − おもちゃのチャチャチャ 3 − − − 3 − − − ジュピター − 7 − − − 6 − − トルコ行進曲 − 7 − 21 − 6 − − 1人用のむずかしいはNORMALに降格 アリア変奏曲 − 9 12 21 − − − − 一人用の超難しいは★×12だった 軍隊行進曲 − 9 − 21 − 8 − − 小フーガ − 10 − − − 8 14 22 1人用のむずかしいはNORMALに降格 熊蜂の飛行 − 10 14 − − − 14 − カノン − - 11 − − 9 − − 1人用のふつうはHARDに昇格2人用のむずかしいはNORMALに降格 クラシック☆ガンガンメドレー − − 11 22 − 8 15 22 ウィリアム、ラデッキー、ハンガリー、カルメンの4曲の一部をメドレー化された曲 新世界より − − 12 − − 9 13 − 四季 春~天国と地獄 − − 13 22 − − 11 23 四季 春〜協奏曲と天国と地獄を合わせた曲。少し速めにアレンジされている おもちゃの兵隊のマーチ − − 15 − − − 13 − キューピー三分間クッキング 超カノン − − − 27 − − − 29 カノンのロックアレンジ 白鳥の湖 − − − 28 − − − 30 創聖のアクエリオン − 5 11 − − 6 15 − 2人用の超むずかしいはHARDに降格 もってけ!セーラーふく − 5 12 − − 7 18 − 2人用の超むずかしいはHARDに降格 残酷な天使のテーゼ − 5 19 − - 6 11 21 1人用の超むずかしいはHARDに降格 ハレ晴れユカイ − 6 − 21 − 7 12 − 涼宮ハルヒの憂鬱 only my railgun − 8 19 23 − 10 18 − 1人用VERYHARD譜面追加 Super Driver − 9 16 − − 9 15 − キセキ 3 10 - − − 4 11 − 1人用はどちらも1段階降格 天体観測 − 4 11 − − 6 13 − 夏祭り − 4 12 − − 4 11 − White Berry CAPTAIN NEO − 6 − 23 − − − 25 ダライアス 電車で電車でGO!GO!GO! − 7 17 − − 7 17 − 電車でGO!より 影の伝説メドレー − 7 − 23 − − − − 影の伝説より GEOMETRIC CITY − 7 − 27 − − − 25 VISIONNERZ ~幻視人~ − 8 − 24 − − − − OGR「ダライアス外伝」より PENETRATION − 8 − 25 − − − − Good-bye my earth − 8 − 25 − − − 26 Shohei Tsuchiya(ZUNTATA)「ダライアスバースト」より Planet Connection − 9 15 − − − 13 21 COSIO(ZUNTATA)「アルカノイドDS」より DADDY MULK − 9 18 29 − − 16 − 忍者ウォーリアーズ 魔理沙は大変なものを盗んでいきました − 9 19 27 − 8 20 − 1人用VERYHARD難易度ロケテより変更。アレンジャー ARM(IOSYS)原曲 東方妖々夢/人形裁判~人の形弄びし少女 URBAN TRAIL − 9 − 30 − − − 27 ナイトストライカー BURNING STORM − − 16 − − − 18 − レイフォース 東方音銃夢 − − 18 25 − − 20 − アレンジャー COSIO(ZUNTATA)原曲 東方紅魔郷/U.N.オーエンは彼女なのか? Invader GIRL! − − 18 27 − − − − スペースインベーダーエクストリーム2 電車で電車でGO!GO!GO! れぼりゅ~しょん − − − 24 − − − 25 「電車でGO!」イメージソング バブルボブルメドレー − − − 24 − − − 24 バブルボブル エレベーターアクションのテーマ MGG ver. − − − 27 − − − − エレベーターアクション ミュージックガンガン!テーマ feat.初音ミク&鏡音リン − 4 11 21 − 8 13 28 1人用譜面が追加(*4) 恋スル乙女ハ弾丸ライナー - 6 - - - 6 - - 超増加版のピアプロ公募採用曲歌詞 MUSIC☆STAR feat.初音ミク − 6 12 − − 8 14 26 歌詞ミュージックガンガン!2イメージソング Silent MUSE feat.初音ミク&miko − 6 18 − − 7 16 − 歌詞 恋スルVOC@LOID − 7 − − − 6 − − 初音ミクの保安官 - - 11 - - - 11 - 超増加版のピアプロ公募採用曲歌詞 らぶ・いぐにっしょん - - 12 - - - 12 - 超増加版のピアプロ公募採用曲歌詞 MUSIC☆STAR feat.初音ミク Rock tune − − − 30 − − − − 現在、一人用限定曲 ミュージックガンガン!テーマ − 4 11 21 − 8 13 28 歌詞(*4)難易度選択の時にサブボタンを押しながら、選択すると「出動にゃ!」という声が聞こえ、タマとモモがででいたミュージックガンガン!風に変わる。 ピ・ピ・ピ・ミュージック − 5 11 − − 5 − − 歌詞エイプリルズ?より M.G.G. ~ミュージックガンガン!セカンドテーマ~ MC TAMA feat.MOMO − 5 12 − 3 − 12 − 2人用のふつうはEASYに降格歌詞 「ミューズステーションTV」 音羽ねねのテーマ − 5 12 − − 4 − − 歌詞 What are we running aftar? − − 16 24 − − 12 − ZUNTATAの完全オリジナル曲。
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コミックブックガイ Comic Book Guy “ひとこと” 目次 1 キャラクター紹介 2 Tapped Outに於ける扱い (※以下ゲームネタバレ有) 3 キャラクターの行動 4 ゲーム内セリフ集 5 注釈 6 関連リンク 1 キャラクター紹介 本文 2 Tapped Out に於ける扱い 本文 キャラクター名 フルネームキャラクター正式名英名 full name 性別 男女、雌雄、不明など年齢(アラビア数字)歳〜 職業場所:役職 など 声の出演人物名カナ・英字いずれか(原作アニメ=同上) (吹替版=人物名) 交友関係 家族 父 ― あれば記載、なければ削除 母 ― 妻 ― 子 ― 職場 上司 ― 同僚 ― その他 親友 ― 愛すべき隣人 ― 関連アニメエピソード、シーズン初登場短編版(放映日: 年 月、国)出演登場以降全編(放映日:本放送 年 月〜、米 / 年 月〜、日) アンロック情報レベルn/aクエストn/a報酬n/a説明開始から扱えるキャラクター 3 キャラクターの行動 本項ではそれぞれのキャラクターをタップしたときに選択できるキャラクターの行動(原語では Jobs など)に簡単な訳と解説を加えます。 他のコスチューム:あれば / で区切って記入、なければ消去 なまえ Jobs Tittle 行動名翻訳時間 6秒報酬 35 1必要要件 あれば Shop At Kwik E Mart クイックEマートで買い物をする時間 60分報酬 70 17必要要件 クイックEマート(チュートリアル) Play with his myPad myPadで遊ぶ時間 40秒報酬 3 1必要要件 クエスト Break into the Brown Howse and Watch TV 茶色い家に押入ってテレビを観る時間 3分報酬 6 2必要要件 クエスト Trip to Lard Lad ラードラッドへ出掛ける時間 5分報酬 お金 経験値必要要件 ラードラッドドーナツ Go for a Checkup 健康診断を受ける時間 10分報酬 17 5必要要件 ヒバート家庭医療クリニック Eat at Krusty Burger クラスティーバーガーで食事する時間 30分報酬 40 10必要要件 クラスティーバーガー Dine at the Truffle トリュフで夕食をとる時間 2時間報酬 110 27必要要件 ギルディドトリュフ Visit the Track 競技場を訪れる時間 3時間報酬 135 35必要要件 スプリングフィールドダウンズ Way Over Sleep for a Power Nap 昼寝で大爆睡時間 4時間報酬 175 45必要要件 クエスト Browsethe Mapple Store マップルストアを閲覧する時間 5時間報酬 お金 経験値必要要件 マップルストア Lounge in the Pool プールでだらだら過ごす時間 6時間報酬 225 55必要要件 子供用プール Drink at Moe s モーの店で飲む時間 8時間報酬 275 70必要要件 モーのバー Attend Church 礼拝に出席する時間 12時間報酬 420 100必要要件 スプリングフィールド第一教会 Plant Shift 原発勤務時間 16時間報酬 500 125必要要件 原発制御施設 Go Bowling ボウリングに行く時間 20時間報酬 お金 経験値必要要件 バーニーのボウララーマ Watch Monkey Trauma Center Marathon モンキートラウマセンター一挙放送特番を観る時間 20時間報酬 600 150必要要件 レベル6 screenchot 行動名 解説を記載 場所:行動を行う場所 Shop At Kwik E Mart キャラクターがクイックEマートで一時間買い物をする。多くのキャラクターが共通して持つ行動。 場所:クイックEマート Play with his myPad ホーマーがmyPadを取り出し歩き回りながら遊ぶ。 場所:屋外 Break into the Brown Howse and Watch TV 茶色の家に侵入してテレビを観る。侵入した家はテレビの光で時折光る。 場所:茶色の家 Trip to Lard Lad ドーナツ屋へ行く。 場所:ラードラッドドーナツ Go for a Checkup 健康診断へ行く。 場所:ヒバートの家庭医療医院 Eat at Krusty Burger クラスティーバーガーへ行く。 Dine at the Truffle レストラン「ギルディドトリュフ」で食事をする。 Visit the Track ドッグレース競技場へ行く。 関連アニメエピソード:シーズン1第1話『シンプソンズ家のクリスマス』他 Way Over Sleep for a Power Nap ハンモックで昼寝。 Browse the Mapple Store マップルストア。 Lounge in the Pool 子供用ビニールでのんびり。 関連アニメエピソード:シーズン4第8話『 』他 Drink at Moe s ダフビール! Attend Church スプリングフィールド教会に行いく。12時間も。 場所:スプリングフィールド第一教会 Plant Shift 原発で働く。 Watch Monkey Trauma Center Marathon MTC:モンキートラウマセンター全話まとめてにお楽しみください。 クラスティーランドでの行動 クラスティーランドアンロック条件を記載します キャラクター名 Clean Up Krustyland クラスティーランドを清掃する時間 6秒報酬 12 10必要要件 敷地内にゴミがある Eat at Krustyland Burger クラスティーランドバーガーで食べる時間 30分報酬 12 10必要要件 Krustyland Burger Visit Duff Pavillion ダフパビリオンを訪れる時間 60分報酬 21 17必要要件 Duff Pavillion Play the Ring Toss Game 輪投げゲームで遊ぶ時間 4時間報酬 52 45必要要件 Tour The Haunted Condo ホーンテッドコンドミニアムを回る時間 8時間報酬 82 70必要要件 tthe Haunted Condo Eat at the Food Needle フードニードルで食事する時間 12時間報酬 126 100必要要件 the Food Needle Ride Mount Krustmore クラスティモアマウンテンに乗る時間 24時間報酬 チケット 経験値必要要件 Mt. Krustyland スクリーンショット Clean Up Krustyland Clean Up Springfieldと同様に敷地内のゴミを片付ける行動。リサとホーマーのみで選択可能。 Eat at Krustyland Burger クラスティーランド仕様の小店舗。 Visit Duff Pavillion ダフパビリオンへ行きく。 Play the Ring Toss Game 輪投げゲームをする。 Tour The Haunted Condo お化け屋敷へ行きく。 Eat at the Food Needle 回転レストランで食事。 Ride Mount Krustmore クラステモアマウンテン。 : 追加コスチューム コスチューム名 コスチュームせつめい アンロック条件 イベント名、カタログ商品名、プロモーション名など 時期などあれば 関連クエスト アンロッククエスト、付属クエストなどあれば 関連アニメエピソード シーズン○第△話:エピソードタイトル コスチューム名 Battle Apu s Octuplets アープーの八つ子と戦う時間 60分報酬 70 17必要要件 PunchMeat in the Freezer 冷凍庫の肉を殴る時間 4時間報酬 175 45必要要件 Drink Duff Bull ダフビールブルを飲む時間 8時間報酬 275 70必要要件 Impress Rubes with his Strength 見世物小屋で怪力を披露する時間 12時間報酬 420 100必要要件 Piggyback Mr.Burns バーンズ支配人を背負う時間 24時間報酬 600 150必要要件 Mr. Burns ハロウィーンバージョンの起動画面 Battle Apu s Octuplets 。 PunchMeat in the Freezer 。 Drink Duff Bull 。 Impress Rubes with his Strength 。 Piggyback Mr.Burns バーンズ社長の行動が何も選択されていない状態である時のみ選択可能。 4 ゲーム内セリフ集 ホーマー 状況 セリフ 訳 オリジナルアニメピソード 形式 備考 コミッククエスト部分以外で台詞があればここにその状況を記載 台詞を書き出す 日本語訳 台詞の引用元があれば 音声、テキストいずれか 5 注釈 ※1= 6 関連リンク ウィキサイト内 外部リンク サイトトップ ページトップ 戻る
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金のベンザの発種について ベンザ・ブロック4個のCMBGMファイル 9f504ed97a93dc338c1fc1261ee5cf11 ベンザ・ブロック画像解析用のサンプル ab44eb5f1b3b64a5af4c6147a8cf9aea ベンザ・ブロックCMサントラ d99143a0a82450389529835550487deb ベンザ・ブロック禁句 5c2085fc167eea43ae5d09640f4662bd ベンザ・ブロック1年分詰め合わせセット 2f77374901f3b1af161af1c925ce42d3 ---- 洒落じゃないです
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メタリックガーディアンRPG〜キャラクターシート〜 名前 八坂 良彦(やさか よしひこ) PL deburu 年齢 15 性別 男性 出身 イヅモ特別区 カバー 高校生/格闘家 瞳の色 黒 髪の色 灰 肌の色 白 身長 155cm 体重 55kg 使用経験点 総110(レベルアップ90/汎用特技0/常備化0) ◆ライフパス 出自 格闘家 特技 格闘技の心得 経験 趣味 クエスト 正義を守る 邂逅 興味 コネクション 峯風アヤ キャラクターレベル 3 加護 C1 ストライカー 1 トール C2 スイーパー 1 オーディン C3 クラッシャー 5 フツノミタマ ◆能力値 体力 反射 知覚 理知 意志 幸運 基本値 14 15 15 11 09 10 ボーナス +4 +5 +5 +3 +3 +3 ◆戦闘値 基本 クラス修正 未装備 乗機 主武装近 副武装近 主武装遠 副武装遠 OP 特技 その他 現在値 C1 C2 C3 命中値 5 1 2 4 12 3 15 回避値 4 0 0 3 7 2 -1 8 砲撃値 4 1 2 1 8 8 防壁値 3 0 0 2 5 -1 4 行動値 7 0 1 5 14 2 -4 -2 5 15 力場値 6 7 35 48 12 10 70 耐久力 16 2 3 20 39 39 感応力 9 3 4 10 29 8 37 攻撃力 2 1 4 7 1 殴28 --------- --------- --------- 2 5 殴43 --------- --------- --------- --------- --------- --------- --------- --------- --------- 防御修正 斬 11 11 刺 3 3 殴 6 6 炎 8 8 氷 雷 光 闇 代償 射程 戦闘移動 3 1 4 全力移動 8 部位 装備名 命中 回避 砲撃 防壁 行動 力場 耐久 感応 攻撃力 防御修正 備考 斬 刺 殴 炎 氷 雷 光 闇 ガーディアン 【凱纏】 3 2 2 12 8 1 8 3 3 5 クラッシャー級打撃型 主武装近 ナックル -4 殴+28 ギガントウェポン、DLSα、アダマスナックル修正済み 副武装近 主武装遠 副武装遠 オプション アダマスナックル -1 -1 -2 10 2 3 3 3 機拳武装攻撃力+4 その他 GRMユニット しっかり立っている時ダメージに+【知覚】 アイテム名 種別 所持数 効果 素手 白兵(格闘) 1 DLSスーツ 防具 1 携帯電話 その他 1 携帯端末 その他 1 フォーチュン徽章 その他 1 衣服 その他 多数 自動脱出装置 その他 1 自動二輪 その他 1 常備1 GPS 使い捨て 1 登場判定振り直し 賦活剤 マイナー 1 HP4D6回復 当主 LS 1 小型施設 住宅 1 個室 住宅 1 ◆特技データ 特技名 LV 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 パニッシャー 1/1 自 常時 自身 なし なし 連環撃 1/1 - 命中判定の直後 自身 なし 2HP 命中判定振り直し アタックブースター 1/1 増 ダメージロールの直前 自身 なし 2HP DMG+1D6 エイミング 1/1 ー 常時 自身 なし なし 命中判定+2 ブロウビート 1/1 - 判定の直後 単体 視界 3HP 判定振り直し DLS:α 1/1 自機 常時 自身 なし なし 白兵(機拳)でのダメージ+あなたの素手攻撃力 ナックルバースト 1/1 操命 メジャーアクション 単体 装備 3HP 白兵(機拳)DMG+2D6 ギガントウェポン 1/1 機 常時 自身 なし なし ナックルダメージ+キャラレベル 【行動値】-4 剣神の構え 2/2 ー マイナーアクション 自身 なし 2HP 白兵攻撃クリティカル-1、下限10 シュツルムフェンサー 3/3 選操 常時 自身 なし なし 【移動力】+1、行動、種別:白兵ダメージ+【反射】 ジャンピングチャージ 2/3 ー ムーブアクション 自身 なし 3HP 全力移動後にメインプロセス可能 デュエルリンク 2/4 ー マイナーアクション 自身 なし 3HP スクウェア封鎖、機拳による攻撃命中+2 剣神の構えⅡ 5/5 ー 《剣神の構え》 自身 なし 3HP 白兵攻撃クリティカル-2 達人の指導 1/1 ー 常時 自身 なし なし 素手攻撃力+キャラレベル シールドブロック 1/1 機防 ダメージロールの直後 自身 なし 4EN DMG1D6+キャラクターレベル軽減 1R1回 スターゲイザー 1/1 操 常時 自身 なし なし 命中防御判定クリティカル-1、下限9 格闘技の心得 1 ー 常時 自身 なし なし 素手攻撃力+2 ◆常備化計算 アイテム名 常備化 携帯端末 自動取得 フォーチュン徽章 自動取得 自動脱出装置 自動取得 素手 自動取得 DLSスーツ 自動取得 クラッシャー打撃型 自動取得 アダマスナックル 20 GRMユニット 5 GPS 5 携帯電話 0 衣服 0 賦活剤 10 自動二輪 1 当主 5 小型施設 3 個室 1 合計 50 設定 八坂流武術の師範、小さいながら道場を経営している。 身長は低く、気にしているが、体は幼いころから鍛え続けられている。 関係者 機体設定:ファンタズム軽装型【凱纏】(がいてん) クラッシャー型の基本機体に、打撃に特化している。 機体に対し拳がかなり大きい。 勝敗 対ニコル × 経験35 2021/2/20
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26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/07(土) 15 22 04.00 ID aICqBPyB0 『エックス……』 北極の端。 戦闘終了から三時間後。エックスを迎えに来たヘリが着陸し、回転翼を回す。 ヘリの乗務員が救急キットやら、エネルギータンクをてきぱきと設置し、仮設のテント型待機所を作った。 エックスに声をかけるのは、その設備の一つである無線からだ。 「アイちゃん………」 『エックス。大体の話は、戦闘中の無線で把握している……その、なんだ……』 声の主、ライトは言葉を紡ぎづらい。 『彼女は……何者かの手によって、イレギュラーにされてしまったんだな………』 「その前に……人間が先にアイちゃんに酷い事をした……!! そうだろ!?」 エックスは自身の沈黙を、大声で破った。 『あ、あぁ……その事については、本部に問い合わせてる。ケイン博士も尽力をつくしてくれるそうだ』 エックスの怒りに、ライトの声は沈痛なものになった。 『その、彼女なんだが……彼女から、妙なチップを確認してな』 「…………………」 興味無いとばかりに、またも沈黙するエックス。 『どうも、まとも思考を分断したり、遮断したりする物らしくて……』 ライトは、気にせず続ける。喋るしか、何もないというのが本当のところなのだろうが。 『<怒り>と<憎しみ>のプログラムを解除する物でも、あるらしいんだ』 「まさか……」 『もともとは、極地基地の人間が彼女に暗い闇を植えつけたのだろう。だが、しかし……』 「アイちゃんから聞いたのは、『至極まともな事』を言ってるレプリロイドだと思ったけど?」 エックスらしくなく皮肉げに言った。 至極まともな事――薄汚い人間に復讐する事という事だろう。 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/07(土) 15 39 20.77 ID aICqBPyB0 『そんな、エックス………』 ライトが悲しげに呟いた。 「はっきり言えば、ボクだってそのレプリロイドに賛同したいぐらいだ!」 エックスは、自分のやりきれない思いをライトにぶつけた。 「あんた達みたいに、小さな女の子によってたかって乱暴する奴らに尽くすぐらいならね!!」 「だいたい――」 『………グスッ………ヒック……そんな事……言わないでよぉ……ヒック……』 エックスの主張を妨げたのは、ライトのすすり泣く声だった。 「は、博士?」 エックスは怒鳴るのをやめ、落ち着きが無くなる。 『ひどいよぉ……そんな事……グスッ……いわれたらぁ………』 「あ、いや、その確かに……博士は悪くないですよね……その他の人間だって」 少し不本意な意見ではあるが、博士を取り持つエックス。 『ちゃんと説明してるのにぃ……ヒック………わたしだってぇ』 「ごめんなさい! ごめんなさい! ほら、ブーブーですよ! 泣くのはやめてくださぁい!」 映像通信では無いのだが、エックスはどこからか自動車の玩具を取り出し、自らの手のひらで動かした。 「落ち着きましたか? ボクは落ち着きました」 『すまん。取り乱した』 半時間ほどエックスは、泣き出すライトと格闘して、やっと勝利を収めた。 「チップの話を聞きましょう。それが本当なら、そのレプリロイドも許せない」 心を入れ替えエックスは険しい顔をし、虚空を睨んだ。 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/07(土) 16 08 52.69 ID aICqBPyB0 『チップの形は、Σの文字に似た型でな。本部に検証を急がせているが、とにかく非合法の物であるのは確かだ』 シグマ。一瞬、何かがよぎったがエックスは気にしなかった。 「それで、みんなを操っていると……ヴァヴァもかな…………」 エックスは、この世界のどこかに居る同僚を思い出した。 『解らん。だが、高速道路の事件でも、すべてのイレギュラーにこのチップを確認した』 「という事は……解決しなければならない事は二つあるんですね」 エックスは玩具の自動車を放り投げ、無線に向き合う。 「アイちゃんに酷い事をした連中の処分――こちらは博士に任せます……本当は自分でやりたいけど」 『あぁ、任された』 ライトは厳粛に、その願いを聞き遂げた。 「もう一つは、チップの真意を緑のレプリロイドに聞く事」 『あぁ』 「ボクは、まだアイちゃんに声をかけておきながら、チップを使って操る意味が解りませんが――」 女性にも見える中世的なエックスの顔が、大きな決意に染まる。 「人間だって良い人はいる。それを皆殺しにするなんて酷い事は、ボクがさせません」 『エックス……』 「とにかく、本部に帰ります。――もう、泣かないで下さいね?」 エックスは子供にするような笑いを浮かべ、言う。 『…………バーカ』 ライトもふてくされながらも、どこか笑うような響きのある答えをした。 ヘリに乗り込むエックスの背に、ライトの独り言がテントに響く。 『一つ、疑問がある。情報部はアイシー・ペンギーゴが第13極地部隊の隊長を殺したと報告した』 『だが話によれば、実際に奴を殺したの緑のボディのイレギュラーだ』 『別に……それがどうこうって訳では無いんだが。どうも……」 46 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 16 40 48.63 ID aICqBPyB0 北極の海を逆戻り。 エックスはハチ型ヘリに揺れ、冷たい北極が小さくなるのを眺めている。 迎えに来たヘリは三機。エックスは三号機に搭乗していた。 残りのヘリは護衛の意味とEタンクなどの物資が積まれている。 「それ、なんですか?」 ヘリのパイロットが、エックスが弄ぶ何かを見止め、声をかけた。 正方形の小さなチップ。ペンギーゴの記憶と記録、そして彼女自身だ。 「お守りです」 エックスは遠景から顔をそらさず、短く答えた。 「お噂は聞いています、エックスさん。B級でありながら、すごい活躍だとか」 「どう……でしょう? 活躍どころか、取り返しの付かないものを失ってると思いますが」 北極の海を抜け、大陸に差し掛かる辺りでまたも声をかけてきたパイロットに、エックスは自嘲するように言った。 「謙遜なんかしないで下さい。俺、エックスさんに感謝がしたいんです」 後半の部分は聞き取れなかったのか、パイロットのレプリロイドは朗らかに感謝の意を述べた。 「感謝、ですか……?」 エックスは予期せぬ言葉に目を白黒させながら、返答する。 「えぇ、高速の事件ですよ。あそこに俺の一人娘が居ましてね。あの駐車場でエックスさんが撃退しなければ、娘が居る道路までイレギュラーが来たって言うじゃありませんか」 「は、はぁ……」 撃退したのはゼロではないだろうか、とエックスは頭をよぎるが、パイロットの口は止まらない。 「家内を戦争で失っていましてね。俺にとって、娘はかけがえのない大切なレプリロイドなんです」 「そう……ですか」 かけがえのない、という所でエックスは身を引き裂かれる思いをした。 ヴァヴァ、ペンギーゴ。彼女達は何故、自分の敵になるのか。 「心から感謝します。エックスさん」 パイロットは操縦してる身でありながら、コクピットでお辞儀をした。 47 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 17 07 55.52 ID aICqBPyB0 ヘリのルートは、森林の上を通過する形になっていた。 ロボット工学が進む現代に、今だ残る大自然。多種多様な木々と緩やかなカーブを描く川が美しい。 「Aランクも夢じゃないですよ――おっと通信」 パイロットは後ろのエックスに微笑みかけながら言い、操縦席の無線を受けた。 『三号機、聞こえるか』 「感度良好。おや、これはケイン博士。いかがいたしました?」 老体でありながら、威厳を全く損なう事のない声。険しい顔をしたケイン博士が映像通信に出た。 『諸君らの真下にある森林で問題が発生した』 針葉樹などの大木による緑の絨毯が地平線まで続く。 『どうやら森林を捜索していた部隊が遭難したらしい』 無線を良く聴く為、エックスは操縦席に身体をさし入れた。 『連絡が全く取れない状況で、本部は非常に困惑している。エックス君を向かわせてくれ』 「ご冗談でしょう? エックスさんは怪我をした状態で、その本部に帰投するんですから」 パイロットのレプリロイドは、少し憤慨したように反論した。 行きのヘリとオペレーターに比べ、かなり感情が豊かなレプリロイドである。 「ケイン博士」 エックスが声をあげた。 『怪我は北極の所であらかた修理したな。どうだろうか?』 「えぇ、問題ありません。部隊が遭難してるんですね」 エックスは両肩を竦め、青いボディを晒した。 『救助班を編成するにはイレギュラー事件も重なり、かなりの遅れがでている』 「行きましょう。ボクは構いません」 エックスは頷いた。パイロットは何かを言おうとしたが、結局、言葉としては出なかった。 『すまん。無理を言うつもりはないのだが』 表情の変わらないケインが言う。エックスは険しい表情しか見た事が無い。 「そうですか……解りました。全機、問題発生現場までルートを変更」 パイロットは諦め、機体を右方向に旋回させた。 51 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 17 38 45.46 ID aICqBPyB0 「良いんですよ」 疑問気に見上げるパイロットに、エックスは笑みを返した。 ローターを鳴り響かせ、本部のルートを反れる森林の奥に向かう三機のヘリ。 『ここら辺だな』 巨大な滝を抜け、真下に熱帯林を控える所で二号機からの通信が入る。 『現場付近に到着』 先行していた一号機が前進を停止し、三機共にその場でホバリングする。 『探すったって、どこから――』 一号機の愚痴は、乱入した緊急通信によって遮られた。 『た、助けてくれ!! イレギュラーが……クソっ!』 切羽詰った声が、操縦席に響く。 「調査班か!! おい、大丈夫か!?」 『俺達………捜索隊は、洞窟付近の草原に……早く』 パイロットの声が聞こえないのか、遭難者は自分等の居場所を苦しげに呟く。 「急ぎましょう!」 ブツンと鈍い音を立て切れる通信に、エックスは焦った声で叱咤した。 三機は高度を下げ、慌ててその草原とやらに発進する。速度を上げて突き進むハチの影。 すぐにその草原というのは確認できた。 山を抉る洞窟の前に、大きく開ける草原。手付かずの遺跡の痕跡が、黄緑の広場に散らばっている。 『攻撃を受けている様子は無いが……』一号機が呟く。 『辺りを捜索――っ!?』 「遭難者は無事でしょうか……」 エックスは心配げに、パイロットに問いかけた。 「大丈夫ですって、いざとなったらエックスさんが――」 『三号機!! 高度を上げろ!!』 パイロットの言葉を絶叫で遮断した二号機は、空中で爆発し、破片と炎で草原を真っ赤に染めた。 57 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 18 07 21.53 ID aICqBPyB0 突然の事態に、驚く三号機の二人。 『――こいつは! 三号機、直ぐに――』 一号機は三号機に注意を促し、そして下方から飛来した『棘』に貫かれた。 貫通し、一瞬だけ全ての動きが止まるヘリ。遅れて爆発しながら重力に引かれ、二号機と同じ運命を辿った。 「な、なにが………」 『間抜けがノコノコやってきた! 馬鹿を引き連れ、やってきた! いやっほう!!』 呆然とするエックスに、緊急通信がかかる。 『救助の通信をしたのは、この俺様さ! 天才的な俺様さ! きゃっほう!』 『第9レンジャー部隊所属、スティング・カメリーオを確認』 『あれあれ、何か悩んでる? お悩みかい? だが、安心しな――』 洞窟から、歩んでくるレプリロイド。その姿はカメレオンの様をしていた。 『死んだら、全て解決するぜぇ!! いっーやっほう!!』 カメリーオは予備動作無しに跳躍し、なんとヘリの操縦席に張り付いた。 「こんちは!!」 左右非対称に回す両目を持つメットが、フロントガラスいっぱいに広がる。 濃緑のカラーのボディの下に、機嫌良く揺れる尻尾。その尻尾の先には無数の棘があり、これでヘリを撃墜したのだろう。 「エックスさん、降りて!!」 前に居るパイロットが叫ぶ。 「え!? あ、あなたは!?」 「俺は大丈夫です! ヘリのパイロットのプロですよ? さぁ、先に下りて!!」 エックスの疑問の声にこの状況でも笑いかけ、レプリロイドは機体を斜めに揺らした。 急激に傾く機体。エックスは足元を取られ、機体から身を投げ出される。――数メートルの落下。 「パイロットさん!?」 落下し、地面と接触と同時に回転しながら止まるエックス。 エックスの問いは、三号機の爆破で答えられた。 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/07(土) 19 24 34.16 ID aICqBPyB0 機体の破片が散乱し、全てが分解。 火炎と一緒に、焼け焦げたヘリとパイロットの残骸が草原に降り注いだ。 「………なんて酷い事を!」 先ほどまで喋っていたパイロットを思い出し、エックスは空に向かって怒鳴った。 「はーい!!」 能天気な声と共に、濃緑でカラーしたレプリロイドが降ってきた。 「やっほー、元気ー?」 「ふざけないでください!!」 一喝し、カメリーオの馬鹿にした挨拶を一蹴した。 「あーあー、これ? 俺様の戦果の事? 仕方ないじゃないか、君と二人きりになりたかったんだからさぁ!!」 戦闘用の腕がカメレオンのメットが取り、普通のレプリロイドよりかはボケた感じのする少女の顔が現れる。 「きゃー言っちゃった、言っちゃった!」 ニヤリでは無く、意外にも可愛らしくニンマリとしながらカメリーオははしゃぐ。 それと一緒に、髪型のポリシーなのか右だけにある小さな三つ網が揺れた。 「は、はい?」 意味が解らず、この状況の中でエックスは困惑する。 「俺様ことボクは、エックス君。君に用があったのだ!! いやっほう!」 三つ網と尻尾が揺れる。カメリーオは、倒れるエックスを見下した体勢から、飛び跳ねながら踊った。 着地から、身体を地面に引き剥がす事が出来ないエックス。下手に動けば、どうなるのであろうか。 「ボクことワタシは、第9レンジャー部隊! きっての実力者!!」 三つ網が揺れる。 「なのに本部はこう言った! 泣き出すワタシに、ハンター組織はこう言った!」 踊るのをやめ、カメリーオは大人になれない顔を近づける。 「野心家で毒舌! 狡猾な性格! 人望が薄い嫌われ者! 隊長になる資格は無いってさ! ひゃっほい!」 「自分を評価しなかったハンター組織へ復讐するために、イレギュラーになったと?」 自分にある喜劇を話したいのか、悲劇を話したいのか解らないカメリーオにエックスは疑問をぶつける。 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/07(土) 20 32 46.24 ID aICqBPyB0 「そういう事さ! よくある事さ! いつだって! 誰だって!」 時計の振り子のように、揺れる小さな三つ網と武器である尻尾。 「ありません!! ボクに用があるなら、ボクだけ呼べばいいじゃないですか!!」 「憎むべき組織!! 憎むべき隊長!! こいつらには、一泡ふかせなければならないね!! だよね!」 エックスの怒れる顔から離すと、またも踊りだすカメリーオ。 「そのためには、エックス!! 君が、必要だい!! 必要不可欠なんだい!!」 踊りの最中で、カメリーオは回転し、同時に尻尾を振り薙ぐ。 ボディに引かれる尻尾。その先から無数の棘――カメレオンスティングが発射された。 エックスは地面を蹴り上げ、慌てて伏せの体勢から飛び上がる。 高速で飛来した緑に光る棘は、地面を虚しく貫いた。 エックスは跳びながら射撃。カメリーオの頭部に向けるが、カメリーオも逸早く跳び下がっていた。 「本部から評価されている、お前を殺せば!! 本部も納得!! 納得した本部を、俺様が壊滅!!」 遺跡の一部であった柱だけの建造物に逃げ込んだカメリーオが、叫びながら射撃。 「一人称を定着して下さい!!」 間合いを取る為、カメリーオから離れるエックスが、それを撃ち落としながら叫んだ。 「ちょっと傷ついた!! ボクの涙の分だけ、死ね!!」 傷ついたといいながら、微笑むカメリーオはカメレオンスティングを草原に撒く。 矢尻状に飛ぶ棘を、エックスはバスターを連射し、軽々と全てを弾く。 「これでレンジャー部隊? なんだか手ごたえが無い気が……」 呟くエックス。またも急接近する凶器をエネルギー弾が弾いた。 弾いたそばから、棘が降りかかる。 エックスは急旋回し、目標を失い地面に刺さるスティングを無視して、カメリーオに向かって走った。 数百メートルの距離を駆けるエックス。撒かれるスティングはジグザグに走行し、いとも簡単に避けた。 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 09 03.79 ID aICqBPyB0 「うわぁ、愛の突進だ!!」 カメリーオは飛び上がり、立ち位置から離れようとするが、もう遅い。 エックスは、ダッシュ中にチャージされたバスターをカメリーオに向け、放つ。 遺跡の柱も爆散させながらも、エネルギー弾は突き進み、カメリーオのボディに当たった。 「……いたいいたい」 カメリーオは吹き飛ばされ、地面に転がる。 「こんなはずじゃ………マンドリラーの姐さーん!!」 脇腹の被弾箇所に手を当てながら、カメリーオは助けを呼んだ。 「馬鹿が……自分で殺ると言っておきながら。とことん使えん奴だ」 不機嫌な声が聞こえたと、意識する前にエックスはカメリーオから離れた。 何かが降り注ぎ、辺りを爆撃する。 吹き上がる土くれ、捲れあがる地表。 エックスは我武者羅に逃げる。 「面倒だから、早めにカタを付けるぞ。恨むな、エックス」 ハスキーな声がかかり、大きな人影が現れる。 『第17部隊所属特A級ハンター、スパーク・マンドリラーを確認』 ピンク色の電撃を両腕に纏いながら、突き進むレプリロイド。 マンドリル型のイレギュラーが、同僚のエックスに向かってエレクトリックスパークを放った。 「お姉さん――ぐっ!!」 雷の球体は、反れる事無くエックスに真っ直ぐ飛び。驚愕していたエックスに直撃した。 『機体異常を報告。ボディ、動作不能。再活動まで――無線サービスダウン』 「簡単だったな。面倒じゃなくて良かった」 満足したのか、マンドリラーの胸部部分が開き、中からピンクの長髪で片目を隠した女性が現れる。 「森林は大嫌いだ……暑くて面倒だからな。クーラーの効く発電所に戻りたい」 継続して雷が纏う青いボディを見つめながら、マンドリラーは右手で自らの顔を扇いだ。 148 名前:Irregular’s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 40 34.76 ID aICqBPyB0 「おなかが減ったから、電気だ。――おい、使えない奴。電気だ」 「えぇ!? ここ、熱帯雨林!! 電気なんか、ねぇ!! ……………な、ないですよ!!」 こちらも余波で倒れていたカメリーオが、飛び跳ねながら抗議する。 「本当に使えない……暑い」 マンドリラーは失望したように言い放ち、扇がない腕でボディを探ると、団扇を取り出した。 「死んではないな。だが、悪いがここをお前を打ち倒せと命令を受けた」 マンドリラーがボディの両腕に力をこめ、エレクトリックスパークを溜める。 「弟のような奴だったが、それ以前に私は17部隊のレプリロイドだからな」 特に感情のこもらない顔で、マンドリラーは言った。 「さらばだ」 「待ちな」 突然、上空からかけられた声に、凍ったように動作を急停止するマンドリラー。 マンドリラーが空を見上げる前に、何かのタンクが投げつけられる。名称には『液体窒素』と表記されていた。 やっ、とマンドリラーがらしくなく小さく悲鳴をあげるまえに、上からのバスターがタンクを貫通。 そして、物理的に凍る。 「うぉぉぉ!! やっぱり凍った!!」 『バラストタンク、オイルタンク、共に凍結。動作不可能』 「黙れ! そんな事は解っているんだ! 馬鹿AIめ!」 ガチャガチャと操縦桿を振り回すが、マンドリラーのボディは微動だにしない。 「二対一とか、卑怯だぜ? イレギュラーさんよ」 混乱するマンドリラーを馬鹿にした声が、空から降りた。 「お前は…………ゼロ!?」 凍りつき、指一本すら動かせないボディに入る少女が乱入者の名を叫んだ。 『動作不可能』 「黙れ!!」 叫ぶ、マンドリラー。だが、ゼロに遅れ降り立った鷲型のレプリロイドの姿にまたも凍りついた。 170 名前:Irregular’s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 22 19 56.28 ID aICqBPyB0 「もう、やめてやってくれ。マンドリラー、カメリーオ」 『第7空挺部隊元隊長、ストーム・イーグリードを確認』 羽ばたきながら、地面に降下したレプリロイド。 ワシの形のメットの下にある藍色をしたポニーテールが風に揺れ、金色の二つの瞳が悲嘆に揺れた。 「イーグリード!! 貴様!!」 マンドリラーが尚も操縦桿を振り回しながら、激しく詰問する。 「――デスログマーはどうした!? 与えられた計画は!?」 疑問を目前のイーグリードに叩きつけるが、その本人は地面にうつむき答えない。 その態度がマンドリラーの怒りを誘い、操縦桿を更に動かした。 「なるほど……そうか。貴様等は友人関係だったな!」 合点がいったのか、マンドリラーは勝ち誇ったように、自分の推理を叫んだ。 「ゼロめ!! どこまでも、私らの邪魔をしおって!!」 「おいおい。俺が悪いのかよ……」 腕を組み突っ立つゼロが呆れたように呟いた。 「たぶらかし、そちら側に引き込むとは――ふざけおって!!」 怒り狂ったマンドリラーは、団扇を二人に投げつけるが、形状のせいか届かない。 「女が女をたぶらかして、何が楽しいんだよ。たぶらかすなら………なぁ?」 意味ありげに笑い、顔を倒れるエックスに向ける。 「ゼロ……」 感電から、若干復活したエックスが苦しげに答える。 「無事かよ、お人よし。……全く無茶しやがって。俺がいなきゃ駄目だな、お前は」 流れる長髪をかき上げながら、ゼロはニヤリとした。 「ボクを忘れないで!! といいながら、暗殺!!」 事態を伺っていたカメリーオが、飛びながら緑に光る棘を発射した。 高速の凶器。それら全てが、巻き上がる竜巻に吹き飛ばされた。 「弱点なのに………ブーメルさんみたいに、うまく暗殺できないね!! だね!!」 188 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 22 51 53.59 ID aICqBPyB0 「やめな、カメレオン。俺は容赦しないぜ?」 「まだ、メットの舌って攻撃があるよ!! でも、やめる!! ………や、やめます!!」 事の渦中にいる4名から離れ、倒壊していない遺跡の柱に張り付くカメリーオ。 それに向け、ゼロは笑いながらバスターの照準を合わせた。 「殺れ、カメリーオ!! 死ぬまで、攻撃しろ!! 動けぬ私の代わりに!!」 『動作不能』 「何故だ!!」 操縦桿と無線と格闘するマンドリラーは気付かない。 自分の顔を。自分の身体を。そして、この大草原を覆う黒い影。 「ぬにに!! 姐さん!! 姐さん!!」 「何だ、電波!! 私は忙しい――」 マンドリラーは、辺りが薄暗くなっている事にやっと気付く。 慌てて胸のスイッチを押し、ボディに並ぶライトを光らせた。 ペカペカと、赤、青、黄に移り変わる景色の真上。 ゼロが勝ち誇ったように、右手の人差し指を挙げた。 「お前の言ってた奴だよ。これ見て、帰りなダイナモ女」 旗艦デスログマーがその常識を超えた巨大さで、全てを覆い隠していた。 エックスが驚く。マンドリラーが、悔しげに唸る。 突風に揺れるポニーテールを抑える、イーグーリードはずっと悲しげだった。 唸りにも聞こえる突風の中で、舌打ち。 カメリーオだけが、普段の姿とは思えぬ険しい顔し、本当に忌々しげに舌を打った。 「どうするよ、スパーク・マンドリラー。まだ、やるのか?」 ゼロの背中に、降下してきたデスログマーのハッチが垂れ下がる。 イーグーリードは、悲しげにマンドリラーを見ながら、エックスを抱き上げた。 200 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/07(土) 23 21 21.64 ID aICqBPyB0 「………行け。どこへでも……クソッ、忌々しい私のボディ」 首を逸らし、ふてくされるようにマンドリラーは吐き捨てた。 「では、お言葉に甘えて」 その言葉に満足したゼロは、いち早くハッチに乗り込む。 「マンドリラー……私は」 エックスを抱きかかえるイーグーリードは、未練ある顔でマンドリラーに声をかけた。 「覚えていろ」 そんなイーグリードに気にせず、短く怨嗟の言葉を紡ぐ。 「今度会ったときは、私の電気がお前の神経回路を犯しつくす」 マンドリラーの侮蔑は、イーグーリードを深く傷つけた。 「機械に生まれた事を後悔しながら、死ね。イーグーリード……裏切り者め」 最期の呪いの言葉を背中に受けながら、イーグーリードは段々と上昇するハッチに身を入れた。 「いや、助かったなぁ。エックス、イーグリードに感謝しておけよ? あと俺にもな」 高度2万メートルの世界。旗艦デスログマーは、夜の闇を悠然と突き進む。 「ありがと、ゼロ。イーグリードさんも、どうもありがとうございます」 中にある遊覧室で、三人は円形のテーブルをソファで囲んでいた。 エックスは、ふてぶてしく寝転びながらクッキーを齧るゼロに微笑んだ。 エックスの礼に、イーグリードは言葉にはせず、右手を挙げて答えた。 「ゼロ………」 イレギュラーのはずの、イーグリード。それが、何故かゼロの仲間になっている。 エックスは説明を求めるように、ゼロに視線を向けた。 「ん? あぁ、イーグリードの事か?」 ゼロはその本人の目の前だと言うのに、説明しようとする。 「俺とイーグリードは親友。それだけさ」 寝転び天井を見るゼロは、脚を組み替えながら、簡単に答えた。