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406: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 35 07 HOST softbank126041244105.bbtec.net 憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「オーバー・ザ・カラー」10 星暦恒星系 星暦惑星 サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」 第一区 大統領府 閣議室 「地球連合外交使節艦隊より……えー、渉外役の、アンドロイドたちが到着しました」 「よかろう、通せ」 サンマグノリア共和国の大統領府における、重要な会議を行う閣議室。 本来ならば閣僚や大統領やその補佐官といったトップもトップな人員しか入ることを許されない空間。 先に入室した案内役が言葉に迷いながらも報告し、大統領補佐官の一人が入室の許可を出す。 「失礼いたします」 そして、その声とともにモノが入室した。 それは、地球連合という国家連合が生み出し、外交のために派遣してきた、人が生み出したヒトならざるもの。 「---ヒト?」 誰かが、その姿に感嘆を漏らした。 整った、整いすぎた容姿。誰もが振り返るであろう美貌。 難癖をつけ、罵倒を吐き出そうと待ち構えていた人間(白豚)の口を思わず黙らせるほどの美麗なる姿。 その歩くだけの所作でさえも、何ら瑕疵のない、調和のとれたものであると否応なく理解させられてしまう動きだった。 「----」 そして、先頭を歩く一体のアンドロイドが、すっと流し目でサンマグノリア共和国の閣僚たちを見る。 その視線に、思わず誰もが窮屈そうに身をよじらせたり、あるいは視線を背けるなどした。 それが人外であると、人ではないと、白銀種の作ったものではないというのは知っていた。 だからこそ、良からぬ言葉や感情が吐き出されたり、漏れる寸前までいっていたのだった。 だが、全てを見透かされたようで、羞恥を感じてしまったのだ。 それを知ってか知らずか、アンドロイドたちは静かに粛々と入室を完了させる。 その時になって共和国側は気が付いたのだが、入室したアンドロイドたちはその身に似合わないほど多くの荷物を軽々と抱えていた。 単純に人間では数人がかりでも運べない物品を運んでいることも関係しているが、ここでは些事であろう。 ともあれ、入室し、閣議室の空いたスペースに綺麗に整列した彼女らは、揃って綺麗な一礼して名乗った。 「地球連合外交使節艦隊より参りました、渉外補助アンドロイド大統領府派遣隊12名、ここに参上いたしました。 私がこの派遣隊のトップを務めております、『アネモネ』と申します」 アネモネ以下、11名のアンドロイドが個体名を名乗り終えたのち、さっそくアネモネは許可を求める。 「それでは、さっそく準備の方に取り掛からせていただきます。よろしいでしょうか?」 「あ、ああ……」 アネモネは、事前の情報に基づいて、サンマグノリア共和国首脳部が自分たちに何か言うつもりであったことを見抜いていた。 だが、予想外すぎて、あるいはアンドロイドという未知のものに対して攻撃的な言葉が出てこなくなったのだろうとも。 まあ、全ては些事にすぎない。 アネモネたちは淡々と、この大統領府と外交官のいるネェル・ユーロンを結ぶ通信インフラを構築するのである。 そして、30分と経つことなく、彼女らの仕事は完了した。 巨大なモニターも含めた通信インフラ、各自が閲覧しやすいようにした資料、各種サンプルなどが用意されたのである。 改めてサンマグノリア共和国首脳部に一声がかけられ、モニターに光がともる。 『初めまして、サンマグノリア共和国の皆様。 今回、サンマグノリア共和国との交渉を担当させていただきます、地球連合外交使節艦隊渉外役の藤山と申します。 こうしてようやく、直接顔を合わせることができまして何よりです』 そうして、藤山は一つ礼をした。それに応じて大統領が口を開こうとしたとき、割って入る声があった。 「なんだ、やはり極東黒種の豚か。優良種たる白銀種の前に出たならば、頭を垂れろ」 それは、閣僚の一人が吐き出した言葉。大洋連合から地球連合に出向している藤山を見るなり、その暴言が、いきなり飛び出したのであった。 407: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 35 38 HOST softbank126041244105.bbtec.net 星暦惑星 サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」 上空 地球連合外交使節艦隊旗艦「ネェル・アーガマ」級ネェル・ユーロン格納庫 地球連合の外交使節艦隊を構成する各艦の格納庫は、喧騒に包まれていた。 戦場に出場していた百以上の有人機、そしてそれ以上の無人機が一斉に帰投を開始したためだ。 レギオンの襲来に備えて哨戒に出ていたり、あるいはレギオンの残骸の回収などを行っているグループも存在している。 殊更、レギオンには破壊された個体や戦場での「収穫物」を回収する回収輸送型がいることから、再利用を防ぐためにも警戒と回収は必須であった。 とはいえ、基本的には高高度を維持し、その高さを利用して光学監視やレーダーの使える航空艦艇が存在するのだ。 レギオンが動けば、それこそすぐにでも対応ができる体制が整っていた。 そして、戦闘行動を終え、順次帰投していく機体群もまた存在した。 SFSによりネェル・ユーロンに帰還した、クインローゼスⅡらにより構成されるコーネリア隊もその一つだ。 SFSから降り、順次固定用ハンガーへと向かって機体を預け、整備班へと引継ぎを行うのだ。 クインローゼスⅡは高級機であるが、そうであるがゆえにちゃんとしたバックアップなしに運用することは極めて難しい。 まして、立場が少将という高い地位にあるコーネリアの乗機ともなればなおさらのことであった。 そのコーネリアは、機体を預けた後はアフターコンバットケアを受け、戦場に身を置いていた火照りを冷ましていた。 相手としては弱いものであったが、それでも戦闘による負荷は少なからず発生するものだ。 殊更に第九世代以上の化け物を操り、さらには特殊個体を弔うという使命感を持って戦っていたのだから、心身両方に疲労がでるものである。 「ふぅ……私も、だいぶ年を食ったか」 「お戯れを姫様。此度の戦いも見事でありました」 帰投からおよそ1時間後、ケア施設から出てきたコーネリアは部下であるギルフォードらの迎えを受けた。 麾下の部隊の敬礼に返礼しつつも、コーネリアはギルフォードの言葉に、そういう意味ではないと答える。 「いつもならば、戦いが終わっても、いつでもまた動けるようにと体が動いたものであるが、今となってはこの身にはつらいものがある」 「姫様は、肉体強化などをなさっておられませんでしたか」 コーネリアは無言でうなずく。 地球連合の傘下に収まることになったブリタニア帝国は医療も非常に進歩している。 無論、先を行く地球連合には及ばないにしても、肉体の強化や機械化などを行うだけの技術を有しているのだ。 やろうと思えば、コーネリアは老化抑制措置や肉体の外科的な施術を行っての改造などを行うことができる立場にあったのである。 だが、コーネリアはあえてそれらを受けることなく、自らの肉体を鍛えることでカバーしようとしていたのだった。 それはコーネリアの肉体が全盛期を迎えつつあった、ということもあるが、どうしても忌避感を抱いてしまったというのもある。 「日々鍛錬すれば何とでもなる、とは思ったが、そうやすやすとはいかないものだ。 だが、簡単に自分の体を他者に委ねるのも、少し、な」 正直古い価値観であると自覚はしているところはある。 KMFが戦場を支配していた時代はとうに終わっており、より大型の、より性能の高い機動兵器が幅を利かせている時代になっている。 騎士階級などというのはもはや時代遅れになりつつあり、英雄的な戦力に求められるハードルは高くなり、それ以外は物量と火力により置換された。 その中で選ばれているのが肉体強化施術であり、あるいは乗機の転科訓練などであった。 地球連合軍に対して戦力の供出を行っているブリタニアでもその流れは少しずつ大きくなっている。 とはいえ、未だにその手の方向性に忌避感を抱く層が残っているのも事実だった。 「自分の体をいじる人間はきちんと調査や心理診断などを受けた医者や技術者のみだ。 しかし、その医者や技術者を調査する立場にあるのも、所詮は人間でしかない」 「どこかでミスが起こるかもしれないと疑いだせばきりがない、ですか」 「言い訳に過ぎないがな」 そう言い切ると、さて、と話題を変える。 「我々が戦場に出ている間に、少しは政治で動きがあったのだろうな?」 「はい。決して愉快とは言い難いものではありますが……こちらへ」 コーネリアの予想通り、交渉はいきなりうまくいかなかったようだ。 苦々しさを隠そうともしないギルフォードら部下たちの顔を見れば、訪ねるまでもない。 そして、すぐさまコーネリアはネェル・ユーロン内のブリーフィングルームへと案内されることとなったのだった。 408: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 36 12 HOST softbank126041244105.bbtec.net 「ネェル・アーガマ」級ネェル・ユーロン 第1ブリーフィングルーム 「---以上が、サンマグノリア共和国首脳部との第一回の折衝の結果となります」 「物別れにはなりませんでしたが、限りなくそれに近い状態。 相手側からすれば、我々地球連合という組織は、劣等種の集まりにすぎないとみなされたということになります」 藤山とその補佐官の報告は、大多数に呆れを以て受け入れられることとなった。 86区のエイティシックス達からかき集めた情報や証言から推測されたものと、大差のない結果だったということだ。 報告の要点については各員の手元にある端末やブリーフィングルーム前方のモニターなどに表示されている。 そのいずれもが、とてもではないが正気の話し合いの結果とは思えないものである。 「地球連合のサンマグノリア共和国への服属、戦力の譲与、あらぬ風評被害や欺瞞への謝罪……よくもまあ、これだけ言い出せたものだな」 コーネリアもまた端末でサンマグノリア共和国からの要求に呆れかえっているばかりであった。 自分が、かつては覇道的覇権的な強硬政策を打っていたブリタニアに属していた自分が言うのもアレだが、アホらしい。 これで何かしらの交渉材料や武力などを背景としたものならばまだ理解できるが、それらも一切なしの上なのだから、門外漢であるコーネリアでさえ無茶苦茶とわかる。 「無論、これらはすべて跳ね除けております。 あちらからは武力での恫喝もされましたが、何ら脅威ともならないと判断されております」 藤山はあくまでも冷静に報告を続ける。 「現在のところ、グラン・ミュールの内側に人員派遣や大使館の設置などは認められず、連絡室が置かれるにとどまっております。 中に入ることが許されるのも、アンドロイドのみであり、その行動には監視が付くとのこと。 尋常な外交は期待できそうにはありません」 「では、このままではサンマグノリア共和国に対する任務を続行することが難しいのでは……?」 「交渉自体は今後も続けられます。あちらの要求について、その根拠を示せと挑発しましたので。 また、グランミュール内での活動は限定されましたが、86区での行動はほぼ自由にしてよいと言質を取っております」 そこに関して、藤山は抜かりはなかった。 宇宙怪獣やその他の侵略者よりも喫緊の問題であるレギオンについての対処を行うのに、現地勢力の一応の承認は必要だったのだ。 幸い、多少言葉遊びをしてやれば、連合が行動するのに問題のない言葉を引き出すことはできたので問題はないということ。 「よって、エイティシックス達との共同戦線を張ることで、犠牲者を減らし、またレギオンの漸減を行うことを当面の目標とします。 また、エイティシックス達に対して戦力の供与や訓練、あるいは間接的なモノを含めた支援も展開できます」 「なるほど、あくまでも自分の領域でなければいい、というわけか」 「劣等種同士が手を組もうが問題ないと考えているだけだろうな……生殺与奪はこちらが握っているというのに」 何人かの武官から声が漏れた。 それらは実際に正しい。相手からも言質を引き出したならば、その言葉の通りに行動するのが良いことは確実だ。 「一対一の交渉ならばともかく、他国を交えての交渉の場を設け、今後はサンマグノリア共和国に圧力をかけていく予定となっております。 サンマグノリア共和国がいつまで強硬な姿勢を貫けるか……エイティシックス達が離反した時、本当に抗えるのかも含め、詰めていく予定です」 それは、言外に手段を択ばないということも暗示していた。 戦争とは外交の一手段。最悪、軍事によるわかりやすい恫喝を仕掛けることも、藤山にとっては十分に選択肢の一つであった。 409: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 36 45 HOST softbank126041244105.bbtec.net また、と藤山は続ける。 「また、サンマグノリア共和国の有志……今回の交渉で橋渡し役となってくれたミリーゼ大尉については、こちらから今後も接触を行う旨を伝えております」 「バックドアか」 そのつぶやきに応えたのは、出席していた医療関係のスタッフからだった。 「はい。彼女の言動や行動を分析にかけましたが、何らかの指示や誘導によるものはないと判断。 性格的傾向からすれば、やや潔癖症で夢想的な傾向もみられはしますが、彼女の年齢などから勘案すれば、許容範囲内と言えるでしょう」 つまり、彼女の行動は完全なる彼女個人の意思によるもの。 危うさこそあるが、それでも他から見れば天と地ほどの差が存在している、ということだった。 「彼女につきましては、4名のアンドロイドを常に張り付け、警護や連絡体制を構築することとしました。 サンマグノリア共和国の大多数がこちらを拒絶しても、未だに無視しえないと考える少数派とつながる貴重な相手と判断しましたので」 引き継ぐ形で藤山は断言した。 「最悪のケースに備えた言い訳にもなると、渉外役としては判断できます。 今回のこの恒星系は比較的余裕がある状況であり、強硬手段としなくてもよい可能性もあります。 サンマグノリア共和国の自助努力---あるかどうかは怪しく、足りないかもしれませんが、そちらに期待する次第です」 以上です、と藤山は報告を終えた。 では次に、と司会進行役は話題を転換する。 「現地戦力---エイティシックス達に供与する戦力や教導について、軍事担当者の方から。 あと、エイティシックス達らが一切弔いなどを受けていないことについて本国からの至急の連絡が届いていますので、併せてお願いします」 そうして、ネェル・ユーロンでの会議は続く。 星暦惑星軌道上のファントムビーイングの星暦惑星派遣群の総司令部とも話し合いながら、今後の戦略について、深く深く。 壁の中での偽りの安寧を貪ろうとするサンマグノリア共和国と、それに対し、叩き起こしにかかる地球連合。 その丁々発止の戦いは、まだまだ幕を開けたばかり。戦いは短く終わるとは限らない。時間をかけ、ゆっくりと穿っていくのも肝要なのだ。 その意志を以て、地球連合の派遣艦隊はその日も夜遅くまで動き続けていくのだった。 410: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 37 15 HOST softbank126041244105.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 やっと接触編完了しました… 次は接触後の動きについて、あちこちの様子を描いていこうかなと思います。 原作キャラもどんどん出す予定ですし、忙しくなりそうですねぇ。 ちなみにですが、亡国のアキトの青盤第一巻をゲットしましたので、時間があるときに履修しようかなと思っております。 ゴールデンウィークですしね。
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カノッサ機関が製造している麻薬。コーネリアス・F・ラインハルトが以前所属していた麻薬組織「es」により製造された「beyond」をカノッサ機関が改造した物が「beyond2」である。 薬の作用としては、肉体強化、魔力強化、能力強化(ランダム)、能力発現(ランダム)、凶暴性上昇、中毒症状(少なくとも2回、多くて4、5回使用時)などがある。 特徴として、薬の作用が出ている間は双眸が紫に染まり、眼球に逆五芒星が現れる。時間の経過、効果が薄まると共に双眸も元の色に戻っていく。 色は白でタブレットの形をしており、カノッサの紋章「逆五芒星」が彫られている。「フルーソ5ヵ所同時爆破テロ【出来事】」でその薬の名がフルーソ全体に知られるようになった。 機関員には原則1粒以上持ち歩くようになっている。(希望者に配布するため。コーネリアスの声明によりフルーソにこのことは知れ渡っている) ジャッキー・ハートグレイブスは唯一「beyond」と「beyond2」の両方を服用「された」人物であり、現在も薬の中毒性に悩まされている。
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幽鬼ハンデス 傾向 【凍結ハンデス】 幽鬼の魔術師 聖なる輝き 2枚ハンデスの強さ 構成 『ユニット』 3枚:幽鬼の魔術師 3枚:墓場の使用人『コーネリア』 2枚:幻夢『ロウワン』 1枚:陰陽師 3枚:不死鳥 1枚:妖精騎士『トルテ』 1枚:六装填銃の騎士EX 1枚:デスブリンガー・エンジェル 2枚:狩人『カサンドラ』 1枚:練達の魔術師 1枚:雷の使い『ルビア』 『グリモア』 2枚:時間凍結 1枚:身代わり 1枚:大将軍の号令 3枚:聖なる輝き 3枚:妖精の踊り 1枚:掌握の雷 解説 幽鬼の魔術師を用いた【ハンデス】ファイル。 幽鬼の魔術師の敗北時発動は身代わりと不死鳥のスキルを利用して消し、勝利エリア発動の除去には 妖精騎士『トルテ』、六装填銃の騎士EX、大将軍の号令、デスブリンガー・エンジェルを利用。 墓場の使用人『コーネリア』で相手の手札を減らす → 不死鳥+聖なる輝きでLPの壁を作りつつ勝負札を使わせ敗北する → 幽鬼の魔術師+手札に戻った不死鳥で2枚ハンデス という流れがかなりえげつない。 ドローを秘宝を見つけた発掘者の敗北エリアスキルやダメージドローに頼る【延命】系のファイルに有利。 幽鬼の魔術師のスキルの副次効果で山札が減らないので、LP回復カードとして医術研究生『ニコル』を採用して いる相手に特に有利になる。 一方、ドロー加速を頻繁に行うファイル相手だと手札破壊の効果が発揮されないため不利。 掌握の雷や練達の魔術師、魔術の長槍が頻繁に出てくる【魔術師】ファイル相手は絶望的である。 あまり深く練りこんでないので改善の余地あり。 『ユニット』 幽鬼の魔術師 オープン発動で相手の手札のカードを2枚山札に戻すスキルを持つ不死・霊体のカード。 2枚山札に戻されると、ターンの開始時と終了時で手札の内容が変わらない。 手札事故で出せるカードがない時に幽鬼の魔術師を連打すれば、相手は何もできずにLPを削られることになる。 幽鬼の魔術師のハンデスが最も効果的に行われるのは、幽鬼の魔術師が敗北する時である。 このカードが敗北する時は、相手が場に出せるカードを手札から消費していることを意味する。 普通、ファイルにはサポート専用のカードやデコイのカードを入れるので、それらの非戦闘用カードがだけが手札に残り 手札事故の状態を作り出しやすくなる。 このカードは敗北時、あるいは勝利エリアで相手の手札を2枚増やす(オープン発動で没収したカードを相手に戻す)ため、 デメリットを回避する手段として身代わりと不死鳥を利用する。 これらの2枚のカードを使うことで、敗北時発動を回避することができる。 幽鬼の魔術師を場に出す時、勝利エリアを消すスキルをもつカードを手札に確保しておく必要がある。 勝利エリアを消せない時に相手がノーセットで幽鬼の魔術師が勝ってしまうと、後の展開が面倒になる。 墓場の使用人『コーネリア』 時間凍結とのセットで相手の手札を2枚削ることができるハンデスユニット。 掌握の雷も使えるので、いざと言う時に勝ちに行くこともできる。 相手の敗北エリアを消せるため、秘宝を見つけた発掘者の敗北エリア発動を無力化するのに役立つ。 コストとして墓地に送るカードは2枚目以降の聖なる輝きや2枚目以降の幽鬼の魔術師。 幻夢『ロウワン』 ハンデス、オールカラー戦闘の両方ができる優秀なLV3ユニット。 優勢時に素出しでAT100になり、不死鳥を援護につければHP110相当になる。 陰陽師 条件付きで相手の手札を2枚墓地に送るカード。 時間凍結も使うことができる。 不死鳥 敗北時にバトルエリアのユニットを手札に戻すスキルを持つカード。 戻る対象が不死鳥ではないところがミソ。 LV3の不死鳥の敗北時スキルがLV2の幽鬼の魔術師の敗北時発動より先に発動するので、幽鬼の魔術師 のデメリットスキルを回避することができる。 妖精騎士『トルテ』 自分の勝利エリアのカードを消すことができるユニット。 ユニットとしても援護としても便利。 六装填銃の騎士EX 勝利エリアのカードを上書きして消すことができるカード。 デスブリンガー・エンジェルより消費SPが軽く、夜歩く者『ルザ』やサポートつぶしに引っかからないのが利点。 このカードが場に出せる時と言うのはLPに余裕がある時に限られ、状況が不利ならコーネリアやロウワンのコストとして 墓地に送られる。 デスブリンガー・エンジェル 勝利エリアスキルを発動不能にすることができるカード。 各種SPブーストカードやドロー加速カードをつぶせるのが利点。 美声の魔歌術士の敗北時発動も無力化できる。 狩人『カサンドラ』 ドロー加速、墓地回収と有力なスキルをもつカード。 終盤相手の手札を減らした後、非優勢であろうユニットを迎撃するのに用いる。 練達の魔術師 ドロー加速、時間凍結、掌握の雷とのセット用。 雷の使い『ルビア』 ドロー加速ができ、オープンダメージ60を飛ばせる強力なカード。 時間凍結、掌握の雷が使え、大将軍の号令とも相性がよい。 『グリモア』 時間凍結 相手の手札を1枚山札を戻すことができる【凍結ハンデス】の必須カード。 魔術師のカードとセットで使えばドロー加速が発動する。 墓場の使用人『コーネリア』とのセットで2枚ハンデスができ強力。 身代わり 幽鬼の魔術師の敗北時発動を無効にするカード。 LV1なのでコストが安い。 大将軍の号令 勝利エリアの幽鬼の魔術師を除去できるカード。 相手のAGIを下げる、幻夢『ロウワン』やHPが低い雷の使い『ルビア』と相性がよい。 聖なる輝き 不死鳥を使って聖なる輝きを採用しない理由が見つからない、と言う理由で採用。 相手の勝負札に合わせて使うのが効果的。 サポートも使ってユニットを強化しているなら相手の手札を2枚削っていることになる。 敗北時に手札に戻る不死鳥は幽鬼の魔術師とのコンボに再利用できる。 ぶちゃけ、聖なる輝き使用時は不死鳥が手札に戻らないようにすべきだと思う。 妖精の踊り SPブースト。ロウワンのスキル発動条件を満たすための墓地肥やしも兼ねる。 掌握の雷 雷の使い『ルビア』とセットで使えばオールカラーで打点110を出すことができる。 コーネリア、練達の魔術師で勝ちに行くために使う。 改造案 ファイル作成者:P.N.新聞紙 関連 あればそのカード名やファイル名を
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ウェポンX計画 (用語、マーベル) 概要 ウェポンX計画はマーベル・ユニバースにおける軍事計画。 アメリカ政府とカナダの秘密組織デパートメントKとの共同プロジェクトで、ウルヴァリンにアダマンチウム合金を結合し、無敵のミュータントを産み出した。この結合実験そのものは『エクスペリメントXプログラム』と呼ばれる。 このウェポンX計画でウルヴァリンの改造に関わったのは アンドレ・ソートン教授 アブラハム・コーネリアス博士 キャロス・ハインズ の3人。 Xとはローマ数字で10のことであり、ウェポンXの本来の意味は「ウェポン・プラス計画の10番目」のこと。1番目のウェポン・ワンとはすなわちキャプテン・アメリカのことである。 このウェポンX計画から派生したのがウルヴァリンのクローン製造計画で、その結果としてX-23が産み出された。 2015年の展開でコーネリアス博士は実験を継続していたことがわかった。 この再実験ではシャープ、スケル、ジャンク、ニューロ、エンド、ファントメリーらを生み出した。 アメコミ@wiki
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マルクス・オルタ・クルスニク +目次 エクシリア2 エクシリア2 性別:男性 デイリートリグラフのスポンサーである老人。 ドヴォールに住んでいる。 フルネームはファミ通刊行のパーフェクトガイドより判明。 +ネタバレ レイアが追いかけているユリウス・ニャンスタンティン3世(ネコ)の飼い主。 TOX2の前日譚「雨のトリグラフ」でレイアが編集長に頼まれた雑用が彼の元から逃げ出してしまった ユリウス・ニャンスタンティン3世の捕獲だった。 レイアがアスコルド開業セレモニー取材をドタキャンした理由でもある。 イバルによると「飼い主が拘束して退屈な生活を強いられていたため自由を求めて逃げ出した」らしい。 「二十年ほど前に娘を二人続けて亡くした」と言っており、愛猫に「ユリウス」とつけていることからわかるが ユリウスとルドガーの母方の祖父である(彼の娘はコーネリアとクラウディア)。 ユリウスが戸籍操作を依頼した際に作った戸籍上ではユリウスとルドガーの父親ということになっている。 孫である彼らを「様」付けで呼ぶのはかつて親子でバクー家に仕えていた召使いという経緯からである。 その当時マルクスは執事頭、コーネリアはビズリーの家庭教師、クラウディアはメイドとして仕えていた。 ▲
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エピローグ~one year later…13~ 桜も散り、初夏を告げる季節。 粥満、カーネリア大聖堂地下。 そこに、四人の者達が集まっていた。 「さて、それでは行ってくる。私が留守の間、参拝客は手順通りに対応するように」 「はいっ、わかりました!ウバルさんもお気をつけて!」 「私には何かないのかな?」 「伍代さんなら、特に気を付けなくても問題ないじゃないですか…」 粥満にある土御門本邸にて伍代との訓練を終えた祠堂統は、彼に付き合いカーネリア大聖堂にやってきていた。 カーネリア…、柳茜が邂逅したという出雲の女騎士。 彼女に興味があったわけでも信仰をしているわけでもない統にとって、この似合わない地にやってきたのは旧友がいたからに他ならない。 カーネリア大聖堂地下の奥深くへと潜っていく二人を見送ると、カーネリア大聖堂の本堂へと戻る統と行成ハナ。 「それにしても行成さんがシスターになっていたとはね」 「えへへ、似合ってるかな?一応、ウバルさんが募集してた長期依頼を請けているって体なんだけどね。私の休みの日とかは、この依頼は別のハンターさんが請けてるんだよーっ。この前は沙耶先輩が私の代わりだったみたいでねー」 会いたかったなぁ、と休みだったため、藤八沙耶のシスター姿を見られなかったのが悔やまれるハナ。 紅ギルド所属の彼女が、粥満のカーネリア大聖堂の依頼をなぜ請けているのか? それは依頼主である大神官ウバルの意向により「粥満のギルド『以外』からの応募」が強く希望されていたため、ハナやそれ以外の地方ギルドから依頼を請けたハンターが日替わりでシスターを務めているのだ。 午後4時に帰してくれるため、例えば蒼ギルド所属の人でもリニアモーターに十分間に合うような配慮がされてはいるが…毎日地方からの交通費だけでもバカにならないのに、それが週5でシスターの依頼を求めているというのだから驚きだ。 ウバル曰く、金は悪魔時代に溜め込んだ額がかなり残っているとの事らしい。 「そういや豪華絢爛って感じだったっけ」 統はウバルの居城を思い出す。 白銀の城が根城だったウバルだからこそ、金には困っていないのだろうか。 逆にラウム辺りは貧乏かもしれないと想像し、ちょっと可笑しかった。 「ラウムもこの神殿の隅っこに祀られてるんだっけ」 「そうだよーっ、戦神ラウムとして、カーネリアに同行し暴れまわった戦神(いくさがみ)だよ。彼の格好いい銅像はあちらになります」 「いや、見ないよ。白神さんじゃないんだし」 特に見たくない、とラウム念願の銅像は参拝する人があまりいないせいか、シスターとして営業モードだったハナはがっくりと肩を落とした。 そしてふと思い出したように彼女は呟いた。 「そういえば、しどーくん知ってる?凪先輩、ラウムさんの声が聞こえなくなったって」 「それ、結構前の話じゃない?少なくとも、『この世界では』気象制御装置を止めた時に消滅したって事になってるし、記憶ではその辺りから聞こえなくなったらしいし」 「うーん、よくわからないよね…。12月に聞こえなくなったって皆言ってるけど、わたし達と3月までずっと、異次元にいたわけだし…」 「深く考える必要はないんじゃない?俺達の記憶はそのままだから、俺達が納得できる辻褄なんて無いんだしさ」 うーんうーんと悩み、やがて考えすぎて目が回りそうなハナに助け舟を出す統。 そうだね、と同意しつつ、本堂の常勤のシスターに会釈をして挨拶をして回る。 シスターの数は足りているように見えるのに、わざわざハンターに依頼してまでシスターを雇う必要がどこに?と疑問を覚えながら、ハナに案内されるがままウバルの私室へ。 中は片付けられており、特にめぼしい物は無いように見える。 「ウバルさんと伍代さんが戻るまで、ここで待っててねしどーくん。あ、暇ならチェスならあるよ。やる?」 「いや、いい。そもそも行成さんできるの?」 「えへへ、実はできないの私も!ルールくらいは、ウバルさんが教えてくれたからわかるんだけどね」 一気に何もする事が無くなった二人。 ハナも他のシスターのように、戻って仕事をするよう奨めたが、ウバルが戻るまでの間、統の相手をしているようにと言われた手前か、この部屋から出ていくことはなく。 どうやって暇を潰すかを考えていると、ふと自分のズボンのポケットに写真が入っていた事を思い出した。 「あ、忘れてた。これ、卒業式の時の写真」 「あーっ!これしどーくんが撮ってくれたやつ!見ていい?」 いいよ、と言うが早く、食い入るように写真を見始めるハナ。 最初の写真は、卒業式に駆けつけてくれた天文部の先輩達とハナを一緒に撮ってあげた写真だった。 ちなみにこの写真撮影は、呪い憑きの事件でフェルゼのリムジンに乗る前に、日野守桜…この世界では姫神紅葉に押し付けられるように託されたカメラで撮影したものだ。 なのでその後、その一件で忙しくなんだかんだで同級生に会っていなかったので、写真を渡すのが今になってしまった。 「ん?天文部?卒業式後にいたっけ?」 「あ、これくれはちゃんが撮ってくれたんだよっ」 そうなんだ、と相槌を打ちながら、よく見る。 すると卒業式後ではなく、式前の朝の写真だ。太陽の位置が東にある。 天文部の人達も、彼女の卒業を祝うために集まったのだろうと思うと、色々と凄いという感情しか沸いてこない。 その中に、天文部の先輩の沙耶や入生田宵丞の姿も見える。 やはり凄いなという感情が沸いてくる。文科系というより体育会系に近いんじゃないか、と薄く思いながら。 「あれ?この写真しどーくん写ってるよ」 「あ、ホントだ。伍代さん勝手に撮ったな…」 次の写真は、伍代と統が組手をしている写真だった。 鉄線を交えた組手という事もあり、躍動感があってハナには高評価だったが、メイド辺りが伍代から頼まれ勝手に撮ったのだろう。 他にも様々な写真があったが、割愛。 最後の一枚は、紅葉の要望により撮影した写真だ。 「これ、しどーくんが撮ってくれたやつっ!卒業おめでとう、わたし達ーっ!って場面の!」 「三人だけで撮りたいって時の」 思い出すように写真を見る。 そこには笑っている福良練と紅葉、そして彼女らに抱き着くハナの姿が写っていた。 よく見ると、昔より彼女の髪が伸びている事に気が付いた。 「髪、伸ばしてるんだ?やっぱり卒業したから大人っぽく見えるから?」 「そうだよーっ、理由はないしょっ」 自分の髪を指先で弄りつつ、大切そうにその写真を見て微笑むハナを見て、統は息を吐いて笑うと「全部あげるよ」とカメラごとハナへと渡す。 いいの?という表情の彼女に、いいよと笑って。 最後に自分と伍代の組手の写真だけは、抜きとる事を忘れずに――。 ☆ 薄暗いカーネリア大聖堂の地下深く。 伍代とウバルは、鉄線や魔力の刃を用い、魔物を排除しつつ奥深くへと進んでいった。 会話は伍代から声をかける程度で、ウバルは特に会話をしようとはしない。 元々、親しい間柄ではない上、あまり伍代に好意を持っていないウバル。 やれやれ、と言うようにため息をつくと、伍代は近くの腰掛ける事が可能な段差に座り込む。 「少し休憩をしたらどうかな?悪魔ではなく、人の身で戦い詰めは厳しいだろう?」 「余裕そうな貴様に言われるのは面白くはないが…そうだな、想像以上に、以前とは体の使い勝手も違う」 ウバルも同様に、伍代とは離れた段差に腰かけた。 アンデットが多いこの地下迷宮。 伍代は辺りを見渡すと、こんな所があるのは初めて知ったと前置きをして。 「やはり、世界改編の影響によるのだろうか?」 「おそらくは。そしてここのアンデットは、少し特殊だ」 そう、伍代がいくら核を狙って攻撃しても、倒れない。 ダメージを与える事はできても、トドメはさせないのだ。 そのため伍代が無力化し、ウバルがトドメを刺すという方法でここまで進んできた。 およそ倒したアンデットは500体近く。 「ウバルの閃剣でのみ通用するアンデット…って所かな?」 「違う。おそらくは、この聖堂の加護を受けた者で無ければトドメを刺せないのだろう」 「聖堂の加護?」 話を聞けば、この世界でのカーネリア大聖堂の役割は、以前の世界の内容に加えてもう一つ。 それは、地下迷宮のこのアンデットを封じ込めるという役割だ。 「ウバルの居城へと導かれる空間が消滅したと思えば、まさかこんな大迷宮が広がっているとは」 「この地下深くに何があるのか、それは私にもわからない。それ故に、この大迷宮の調査・アンデットの殲滅を行わねばならないのだ」 「だがウバルの言葉で言うなら、聖堂の加護が無ければ倒せないアンデット…。探索は困難を極めそうだね」 同意するように頷くウバル。 一体どれくらい深く潜っただろうか、と腕時計を確認すると、もうすぐ16時になる。 時間だな、と小さく呟き立ち上がる。 「今日はこの辺にしておこう。依頼時間はきっちり守らねばな」 「やれやれ…人間になってもそういう部分は律儀だな」 伍代も立ち上がり、二人は来た道を引き返し始めた。 戻る途中は、先程の会話が切っ掛けになったか、ぽつらぽつらと会話がされるようになる。 「大聖堂の加護、という事は…ハンターをシスターとして雇っている理由、だね?」 「その通り。その中で、行成ハナはそろそろこの聖堂の空気に多く触れ、充分に潜れると判断したから、貴様と潜る時に同行させたのだ。今までは黙って一人で潜っていたからな」 「しかし、彼女はあまりこういった依頼を好まないだろう?」 「…それでも、行成ハナを通じ他のハンターへと、この依頼が広く浸透することを望んでいる」 成る程、と感心しつつウバルと話をしながら、足は止めない伍代。 おそらく大聖堂の加護というものは、よくわからないが一朝一夕には身につかないのだろう。 長期的計画として、粥満ギルド以外のハンターの協力も欲しい。 そのため大聖堂の加護を受けた、幅広いハンターの協力が必要なため、粥満以外のハンターを希望していたというわけだ。 「…しかし、それならば粥満のハンターでもいいのでは?」 「既に一部のハンターには協力をしてもらっている。桐石登也をはじめとして、ギルド員ではあるが、戦闘力がある諏訪戒人等といった者達のな」 「…桐石君はともかく、諏訪さんがカーネリア大聖堂に通っているとは驚きだな」 「あの男には、私が人間になり弱体化したため、剣術の特訓に付き合ってもらっている。あの男の独特な剣術は、大和では他に類を見ないからだ」 此処で言う粥満のハンターでも、というのは彼らだけではない。 それ以外にも沢山のハンターがいるはずなのだが、人付き合いが相変わらず悪く、心を簡単に開かないウバルに苦笑を見せる伍代。 彼にとってのこの地下へ潜るための仲間の条件とは、「カーネリア大聖堂の加護を受けた存在」だけではなく「異次元で共に苦難を乗り越えた存在」なのだ。 彼の人付き合いの悪さには呆れで苦笑しか出てこない。 要は、他のウバルを知らない者とはこの地下に潜るつもりはないため、ギルド広域に依頼を出しているのだろう。 粥満ギルドで、異次元で共に戦ったハンターはあまりいない。 それこそ、伍代でもすぐに思いつくのは、移籍をしていない登也くらいか。 そこに拘らなければ、粥満のハンターだけで事足りる事態なのだ。 「そういう貴様こそどうなのだ?」 「私?」 「祠堂統の事だ。師弟の関係は構わないが…フェルゼ嬢のように、政界に絡ませる事だけは辞めておいた方がいいだろう」 「ああ、その事か。もちろんそのつもりだよ。彼に宮廷は向いていない。これでも、祠堂君には普通に彼が決めた道を歩いてほしいと願っている者の一人だからね、私は」 違う考えをしていたためか、伍代は一瞬驚いた表情を見せたが、話の内容を理解して余裕の笑みを見せた。 だといいがな、と余り信用を見せないウバルの表情。 嫌われたものだと冗談めかして笑うと、当然と言わんばかりに鋭く睨まれる。 「地影景勝。おそらく、あの男はそれに興味を示している。ならば、『よく知る貴様が』教えてやるべきだろう」 意外というように可笑しそうに伍代は笑うと、「それは違う」とウバルの言葉を一蹴した。 「私はそこまで詳しくはないよ。それに、歴史という物は本人の眼で見た事こそ価値がある。祠堂君の大学部で歴史科を専攻していたり、蒼ギルド所属を選んだり。 彼の探求心で調べた物や、行動こそ彼が知りたい事への一歩なのだ。私が知っていう事が、正しいという保証もないしね」 「全く…祠堂統も大変だな」 その後は一切会話もなく、二人は黙々と地上へ向けて歩みを早めた――。 ☆ 「お帰りなさいっ」 「ただいま、ハナ君。祠堂君といい子にしていたかな?」 軽口を交えつつ、地下迷宮から帰還した二人。 とりあえず今日の探索は何も分からなかった事を伝えると、ハナが不思議そうに地下迷宮の方を眺める。 「ほんと、不思議な場所ですよね…。今日までこんな所があるなんて知りませんでしたしっ」 「教えていないから、当然だ。施錠もしっかりとしてある」 「よかったら、潜ってみたらどうだい?ウバルも戦闘に備えて、瞳術を教えてくれるかもしれないよ?」 「…言っておくが悪魔の力を失った今の私に、剣術以外の力はもう残ってはいないぞ」 余計な事を、とウバルが鋭く伍代に睨みを利かせた。 伍代は笑って誤魔化すと統へと振り返る。 「さて、そろそろいい時間だ。祠堂君、今日は蒼に用事があるため、送ってあげよう。君の母さんも心配しているだろうしね」 「…じゃあお願いします」 「行成ハナもそろそろ帰るといいだろう。いくら紅と粥満間のリニアが定期的にあると言っても、次は5時過ぎだ」 「大丈夫ですよっ、今日はおじーちゃんの所に泊まる予定なんです!」 「国木田先生によろしく言っておいてくれたまえ」 それではこれで、とどさくさに紛れて最後にハナの祖父への挨拶をすると、伍代は統と共に大聖堂から出て行った。 ウバルの表情の堅さに気が付いたハナは、彼にどうしたのかを聞くが。 「いや、大したことではない。彼女がどういう道を選ぶかは、彼女次第なのだから」 「?」 早く帰れ、というように背を向け本堂へと歩き出すウバルに、今日もお世話になりましたーっと深々と頭を下げる。 そしてタクシーをつかまえ、粥満郊外にある国木田明夫宅へと向かうのだった――。 ◆行成ハナ 異次元帰還後、日常へと戻り無事学園を卒業する。 卒業後は紅ギルドに所属し、日常的な依頼を中心に受けるハンターを目指して日々奮闘中。 異次元の中での生活で英カリンとも親交があり、飛鳥から遊びに来た彼女と遊んだり、ペンフレンドとして交流を続けているようだ。 祖父であり瞳術の師である国木田明夫から、ハンターの事も含めた様々な技術を学ぶも、ハンターを辞める日まで攻撃魔術を持つことは無かったという。 最近の悩みは、紅ギルド長の侯心宿の呼び方。 ◆祠堂統 異次元帰還後、土御門流に正式に門下入りをする。 卒業後は土御門流を学ぶ事を続けつつ、進学の道を選ぶ。 進学と同時に蒼ギルドに所属し、毎日数時間かけて神風学園大学部へと通う。 学科は文学部の歴史科専攻で、将来は曾祖父の跡目を継ぐと同時に、ルーツである地影景勝の事を知るため。 文献が殆ど残っていないため、学科での調査だけでは分からないのが現状の悩み。 ◆悪魔ウバル 異次元帰還後、彼は悪魔ではなく人間として生きる事を決意し人間へと変化した。 カーネリア大聖堂の大神官となり、人々を導きつつ戦神ラウムも仕方なく祀る。 悪魔の力の象徴だった瞳術は無くなったが、その剣術の鋭さは健在で、東十常家が扱う閃剣を使いこなす。 よくチェスを挑みに来る桐石登也や、海外から帰還した時に必ず寄る志島武生とも親交があるが、その辺を語る事はまずない。 現在はカーネリア大聖堂の地下に広がる謎の大迷宮の調査を進めている。 ◆悪魔ラウム 異次元帰還後、彼は悪魔のまま生きる事を決意。 したのだが、なぜか紆余曲折あり戦神として祀られることになった。 既に彼の声は誰にも聞こえず、やがて数百年後に悪魔の力を完全に失い、彼は消滅することになる。 しかし、その日まで白神凪をはじめとした、人間を優しく見守っているだろう。 ◆土御門伍代 異次元帰還後、宮廷魔術師から宮廷員と変化していたのは、土御門正宗がこの世界で健在のため。 そのため画策し正宗を合法的に引退へと追い込み、自身が宮廷魔術師へと返り咲く。 イーストセントラルタワーの件で、権威が弱まった東十常家に代わり、姫神桜(フェルゼ)を従え貴族派筆頭として台頭する。 貴族派の権威拡大、また神崎派に対抗するため、月城家の政界復帰を目論む。
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茶葉 昇仙峡秘茶葉 (ショウセンキョウヒチャバ) 分類 価値 重量 特殊効果 茶葉 10 0.1 なし 入手情報 昇仙峡の御岳屋で販売。 取引価格 買値 売値 300文 60文 コメント 名前 コメント
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Last up date 2010-12-24 22 15 14 (Fri) [部分編集] クエスト>メインクエスト +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 クエストタイトル 開始、報告NPC 報酬 内容 備考 編集 第2章:首都ナストリタンへ ベナフィールの使者 始:ベナフィール報:アナベル 無し ナストリタン西地区に居る行商人を探し話を聞こう 編集 第2章:首都ナストリタンへ 情報収集 始:アナベル報:アジャ 無し 冒険者としての力を身につけ政府の仕事がまわってくるのを待とう アジャはナストリタン行政区の噴水近くに居ます 編集 第2章:首都ナストリタンへ 親衛隊に良質な武器を納入せよ 始:アジャ報:マーシャル 無し ナストリタン行政区に居るマーシャルに鼠の毛皮(5枚)を納入しよう 発生条件:プレイヤーキャラがレベル3以上 編集 第2章:首都ナストリタンへ アナベルに報告 始:マーシャル報:アナベル 無し 手に入れた情報をナストリタン西地区に居るアナベルに報告しよう 編集 第2章:首都ナストリタンへ 続・情報収集 始:アナベル報:アジャ 無し 冒険者としての力を身につけ政府の仕事がまわってくるのを待とう 編集 第2章:首都ナストリタンへ 警備兵の募集 始:アジャ報:ビガロ 無し ナストリタン行政区の中央広場に居るビガロに詳しい話を聞こう 発生条件:プレイヤーキャラがレベル5以上 編集 第2章:首都ナストリタンへ 志願兵トライアウト 始:ビガロ報:ビガロ 無し ホーリーウッドに生息するモンスターを倒そう(ファンガス5匹・ハイアルラウネ5匹・フォースインセクト5匹) 編集 第2章:首都ナストリタンへ 続・アナベルに報告 始:ビガロ報:アナベル 無し 手に入れた情報をナストリアン西地区に居るアナベルに報告しよう 編集 第2章:首都ナストリタンへ 続続・情報収集 始:アナベル報:アジャ 無し 冒険者としての力を身につけ政府の仕事がまわってくるのを待とう 編集 第2章:首都ナストリタンへ ホーリーウッド視察 始:アジャ報:シモーンズ 無し ホーリーウッドの森の東デベリット砦にいるシモーンズに詳しい話を聞こう 発生条件:プレイヤーキャラがレベル7以上 編集 第2章:首都ナストリタンへ 始:シモーンズ報:シモーンズ 経験値650 編集 第2章:首都ナストリタンへ 続続・アナベルに報告 始:シモーンズ報:アナベル 無し ナストリタン西地区に居るアナベルに報告しよう 編集 第3章:再びポルトゥーンへ 始:アナベル報: 無し ポルトゥーンの村、ベナフィールに到着するとイベント発生しない 編集 第4章:ゴブリンとの戦い ゴブリンの襲撃 始:報:ジェラード 無し 街の南を警備しているジェラードに話しかけよう→イベント用マップに移動ゴブリン(Lv12)x5と、ゴブリン(Lv12)x3、ゴブリンシーフ(Lv15)x3、ゴブリンリーダー(Lv18)x1を倒す 時間制限あり(8分くらい?)イベント用マップから離脱可能失敗してもジェラードに話しかける前のところからやり直しマップ内の敵は経験値なし、ドロップなし 編集 第4章:ゴブリンとの戦い 勝利の報告 始:報:ジェラード 経験値1200 ジェラードに報告しましょう 編集 第5章:ジェアーブの懸念 ジェアーブへの報告 始:ジェラード報:ジェアーブ 無し ジェアーブに報告 ジェアーブが居る付近に近寄るとイベント発生 編集 第5章:ジェアーブの懸念 ジーニアへの出発 始:ジェアーブ報: 無し 村の入り口に行こう ポルトゥーンの村の入り口付近に近寄るとイベント発生 編集 第6章:魔術師の里ジーニア 魔術師の里ジーニア 始:ジェアーブ報: 無し ポルトゥーンの北東、ホーリーウッドの森にある魔術師の里、ジーニアへ行こう ジーニアの入り口に近寄るとイベント発生 編集 第6章:魔術師の里ジーニア ゼファーを探せ! 始:報:ゼファー 無し ジーニアのどこかにいるゼファーを探そう -2845,+2270付近でイベント発生 編集 第6章:魔術師の里ジーニア 逃げた盗賊 始:ゼファー報:森の中イベントポータル 無し ジーニアから東に逃げた盗賊を探そうホーリーウッドD-8南(+4142,+864)にあるイベントポータルを調べる→イベント用マップに移動マーイボゥ(Lv16)とラウボ(Lv20)を倒す 制限時間あり(10分くらい?)マップから離脱可能失敗してもポータルを調べる前からやり直し敵にタゲられている状態で開始する場合あり 編集 第6章:魔術師の里ジーニア ずるがしこいマーイボゥ 始:森の中イベントポータル報:森の中イベントポータル 無し ホーリーウッドD-8南(+4142,+864)にあるイベントポータルを調べる 編集 第6章:魔術師の里ジーニア 第三の目 始:森の中イベントポータル報:ゼファー 経験値2000 盗まれたものを取り返した。ジーニアにいるゼファーに返そう -2845,+2270付近でイベント発生 編集 第7章:水源の集落 アネフタスへの旅路 始:報: 無し ホーリーウッドの森の東、アネフタスにある集落ブラスラバを目指そう ブラスラバの入り口に近寄るとイベント発生 編集 第7章:水源の集落 ミネルヴァとの出会い 始:報:トンカチ 無し 鍛冶師のトンカチを探してミネルヴァに会おう 編集 第7章:水源の集落 ミストリア湖に住まう亜人 始:トンカチ報:リザードマン 無し アネフタスの中央にあるミストリア湖に向かおう アネフタス(-196,+436) 編集 第7章:水源の集落 エバク・エバの頼みごと 始:リザードマン報:リザードマン 無し 薬の材料を集め、アフネタスにいるリザードマンたちに渡そう(根人の花x5、根人のツボミx3を集める)タクシクフラワーからドロップ アネフタス(-196,+436) 編集 第7章:水源の集落 ミネルヴァとエバク・エバ 始:トンカチ報: 無し エバク・エバが来るまで、ブラスラバの集落の中を探索しよう 集落の入り口に近寄るとイベント発生 編集 第7章:水源の集落 ジーニアへの帰還 始:報:ゼファー 経験値3000 ジーニアに帰還し、ゼファーに報告しよう -2845,+2270付近でイベント発生 編集 第8章:砦侵入 作戦会議 始:ゼファー報: 無し ジーニアのゼファーの館に向かおう -2845,+2270付近でイベント発生 編集 第8章:砦侵入 砦侵入 始:報:イベントポータル 無し ホーリーウッドの東にあるデベリット砦に行きゼファーたちと合流しよう +6515,+1160にあるポータルを調べる→+6306,+611にあるポータルに飛ぶ 編集 第8章:砦侵入 オークとの戦い 始:イベントポータル報: デベリット砦にいるオークを倒そう+6306,+611にあるポータルを調べる→イベント発生オーク(Lv16)x2を倒す→(増援発生)オーク(Lv16)x1、オークソルジャー(Lv18)x2を倒す→(増援発生)オークソルジャー(Lv18)x2、忌まわしきオーク(Lv21)x1を倒す 制限時間あり(10分?)マップから離脱可能失敗してもポータルを調べる前からやり直し 編集 第9章:キャオラの帰還 始:イベントポータル報: ジーニアのゼファーの家に戻り話を聞こう -2845,+2270付近でイベント発生 編集 第10章:ブラスラバ襲撃 始:ゼファー報: アネフタスにあるブラスラバが襲撃を受けかなりの被害が出ているようだ…ブラスラバへ急ごう!襲撃者(Lv20)×2、襲撃者リーダー(Lv23)×1との戦闘 編集 第10章:ブラスバ襲撃、襲撃者の正体 始:報: 経験値4000 無事に襲撃者を倒すことが出来た何者なのだろうか?ブラスバに居るヘレナに話しかけよう 編集 第11章:やむを得ぬ事情 始:報: アネフタスの北東、モーネリアにあるボルコットへ向かおう ペット屋の前辺り 編集 第12章:開放への戦い 始:ブランドン報: モーネリアの北東にあるマイオニティの蔵庫へ向かおう戦闘有→マーイボゥ(Lv21)・ラウボ(Lv28)・オーク(Lv20)×4 編集 第12章:開放への戦い 始:イベントポータル報: 経験値5000 マーイボゥとラウボを倒したさらわれた村人たちを救出しよう 編集 第12章:開放への戦い 始:イベントポータル報: モーネリアにあるボルコットへ戻ろう ペット屋の前辺り 編集 第13章:行く末 始:ブランドン報: ブランドンの協力を得たことをジェアーブに報告するためべナフィールに戻ろう 編集 第13章:行く末 始:報: 各集落のリーダーが集い今後の方針を決める重要な会議が始まる準備ができたらべナフィールに居るエドアールに話そう 編集 第13章:行く末 始:報: ジュアーブに話があると言われたべナフィールの南東にある風車小屋に行ってみよう G4-4778;+239※前に守人が立っている風車 NPCオルソンの前から近づくこと。 編集 第14章:クロウフット砦の攻防 始:報: 一度、べナフィールへ戻ろう 編集 第14章:クロウフット砦の攻防 始:報: ゼファーから頼みごとがあるようだべナフィールの中央に行ってみよう 編集 第14章:クロウフット砦の攻防 始:イベントポータル報: 経験値10000 砂漠地帯の調査を依頼されたボルコットの南、イストニアにあるクロウフット砦を通り砂漠へ向かおう砦前(+ ,+ )にあるイベントポータルを調べる→イベント用マップに移動→オーク(Lv21)×6を倒す→オークウォーリア(Lv23)×3を倒す→呪われしオーク(Lv28)を倒す 編集 コメント 過去のコメントはコチラ 14章 22テイマ+ペット2、ソロ、ウォーリア討伐中に時間切れ - 名無しさん 2010-05-04 23 17 57 14章 LV25テイマ+LV24キラーサーペント×2 ビーフステーキ使用でソロクリア - 名無しさん 2010-06-07 04 10 35 14章 Lv22テイマ+Lv22グリズリー2匹 残り時間5分で呪われしオークにかかりソロクリア - 名無しさん 2010-07-07 22 48 06 ↑8章の間違い - 名無しさん 2010-07-08 01 05 55 14章 LV30Wizソロ・・・・雑魚でした;; - 名無しさん 2011-07-09 00 55 07 ↑昔は敵の数が多くて大変だったんだぞ - 名無しさん 2011-07-09 01 13 44 LV16ウォリア能力上昇POT使い・・ボスまでいくが時間が間に合わず・・ - マリア 2011-11-07 17 27 55 攻撃力重視で課金能力上昇POTで行けばLV18でクリアできるかも最短? - マリア 2011-11-07 17 29 34 14章 18テイマ+ペット2、ソロでいけますよ。但し盾持ちで。 - 名無しさん 2012-01-08 23 27 45 アップデートによりメインクエ14章までは大幅下方修正されたので・・・ - 名無しさん 2012-01-09 11 13 19 名前
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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ヴァルファーレ 概要 主な使用者 主な武装 劇中での活躍 概要 コーネリア共和国軍が開発したフレームアームで、物語後半の主役機。 機体の色は黄金。 本作において初めて登場した、男性が使う事になるフレームアームである。フレームアームズ・ガールなのに男がとか言うな。 量産機のスティレット・ダガーが誰にでも扱える汎用機として設計されたのに対して、本機はコストを度外視したエース専用機として、極限まで高火力、高機動を追及したワンオフ機として設計された。 結果的にコーネリア共和国の最新の魔法化学技術をふんだんに盛り込まれたこの機体は、パワードスーツの7倍以上という凄まじい基本スペックを誇るなど、まさしく究極最強のフレームアームと呼ぶに相応しい超性能を持つに至る。 しかし極限まで高火力、高機動を追及し過ぎた結果、 「火力が高過ぎて、誰も武器をまともに扱えない」 「機動力が高過ぎて、誰も機体をまともに制御出来ない」 「そもそもフェザーファンネルの扱いが難し過ぎて、誰もまともに飛ばす事すら出来ない」 という本末転倒な事態に陥ってしまい、また機動力を極限まで追求した事で、装甲の防御力がスティレット・ダガー以下という弊害を生む事にもなってしまった。まさに 「当たらなければどうという事は無い」 を体現した機体とも言える。 その超性能故のあまりにもピーキーな仕様の為、運用テストで本機を装備した兵士たちの誰もが 「こいつを使いこなせる奴は変態だ」 などとジャクソンに文句を言っていたのだが、それでもグランザム帝国軍が襲撃してきた際にエミリアから本機を託されたシオンは、機体性能に振り回されるどころか逆に秘められた機体性能を最大限まで引き出し、たった1人でものの数分で帝国軍の3個小隊を全滅させるなどの凄まじい活躍を見せつけた。 元々本機はシオンが使う事を想定して作られた機体では無いのだが、あまりにもピーキー過ぎてシオン以外は誰もまともに使いこなせなかったという事情から、結局そのままシオン専用機として扱われる事になった。 本機の名前の由来は、コーネリア共和国の神話に登場する伝説の神鳥から取られている。シオンという最高の使い手を得た本機は、まさしくその名の通りコーネリア共和国軍の「最強の守護者」として、コーネリア共和国の人々を守り続ける事になるのである。 主な使用者 シオン・アルザード 主な武装 マナ・ハイパービームサーベル 粒子剣。パワードスーツのビームサーベルとは比較にならない程の威力を秘めている。 マナ・ハイパービームライフル マナエネルギーを超圧縮して放つ中型の銃。チャージする事で威力を上げる事も可能で、ビームシールドで受け止めたリアナを吹っ飛ばしてみせた。 マナ・ハイパービームシールド マナエネルギーによる障壁を作り出す装置。その防御力はパワードスーツのビームシールドを遥かに凌駕している。 フェザーファンネル 本機を象徴する存在とも言える武装で、小型の無線式のオールレンジ攻撃用の兵器。背中の翼に全部で12基装填されている。 端末の制御はヴァルファーレのOSによるサポートを受けながら、シオンの脳波によって行う。 出力を調整する事で、この武器自体をビームサーベルやビームハンドガンのような使い方をする事も可能。 扱いがとてつもなく難しく、相当高度な空間認識能力が無ければまともに使いこなせないのだが、それでもシオンは自分の手足のように完璧に使いこなしてみせた。 しかしその扱いの難しさ故に脆くもあり、使えば使う程シオンの脳に相当な負荷がかかってしまい、少しでも集中を切らされただけで制御が乱れるという弱点も持ち合わせている。第8話ではカリンにその弱点を見事に突かれる結果になってしまった。 10年戦争終結後にシオンの戦闘データを基に量子プログラムが改良され、問題視されていた脳への負荷がかなり改善されている。 劇中での活躍 第7話から登場。グランザム帝国軍が襲撃してきた際にエミリアから本機を託されたシオンによって、前述のようにたった1人でものの数分で帝国軍の3個小隊を壊滅させるなどの凄まじい活躍を見せつけた。 第8話ではスティレットの優れたナビゲートもあったとはいえ、カリン率いるゼルフィカール部隊の少女たち10人を相手に、たった1人で善戦してみせた。 それでもカリンの猛攻の前に苦戦を強いられてしまうが、イクシオンを身に纏ったスティレットの助けもあり、見事にカリンを撃墜する事に成功している。 第9話では専用の支援装備であるアレキサンダーを装備し、グランザム帝国軍が放った多数の核ミサイルを撃墜、ニュークリアブラスト部隊を壊滅させる活躍を見せている。その後かつての部下であるマチルダたちを撃破するも、ジークハルトに一瞬の隙を突かれてアレキサンダーを大破させられてしまう。 最終話ではパワードスーツ・ルクスを身に纏ったジークハルトとの一騎打ちを展開。壮絶な死闘の果てに本機をボロボロにされてしまうが、それでもシオンの優れた戦術もあり、見事にジークハルトを打ち倒す戦果を上げている。 武器、兵器設定ヘ 戻る