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『It s better to burn out than to fade away』 己の心情を長々と書き綴ったノートブックの最後の文章をこんな言葉で締めて、澪は、大きく一つ溜息を吐いた。 澪「やっぱり日本語で書いた方がいいな……。ムギはともかく、律や唯は英語じゃ理解出来ないかもしれない……」 思い浮かぶのは、人生で最も楽しかった時期を一緒に過ごした親友達の顔だった。 澪「もうあの頃には戻れないんだな……」 そう呟いて、淹れたばかりの紅茶に口をつける。 あまり美味しいとはいえない味だ。 これはムギから貰った高級なお茶っ葉のはずなのに、やはり入れる人間が違うと味も違うということなのか。 もはや人生の何もかもがどうでもよくなってきてしまった。 澪「……さよなら」 そして澪は床に無造作に転がっていた、どす黒い無骨な光沢を放つショットガンを手に取った。 ライヴ前の楽屋。 バンドの登場を今か今かと待ちわびるオーディエンスの熱狂とは裏腹に、シンと静まり返ったこの場所に、秋山澪はいた。 澪「あっ……。んっ……」 目一杯に締め付けたチューブのおかげで、透き通るようなまっさらな腕に浮き出た血管。 そこに鋭く尖った注射針を挿入し、一気に注入する。 澪「んっ……これっ……凄い上物だ」 やがて表現の仕様のない多幸感が、澪の五体を駆け抜ける。 足の先から頭の天辺まで、全身これ全てが性感帯になったかのような、世界最高峰のオーガズムだ。 澪「――――――ッ!!」 そして声にならない声を上げ、澪はそのままバタリと後方に倒れこんだ。 もしそこにソファーがなかったならば、頭を打っていてもおかしくない危険な倒れ方だった。 (数十分後) 律「おい! 澪!! 起きろってば!」 澪「んんん……律か……。どうしたんだ?」 律「どうしたもこうしたもあるか。あと少しで私達の出番なのにさ。楽屋に戻ってきたらお前が寝てるから……」 紬「澪ちゃん……いくら揺すっても目が覚めなかったんですよ」 唯「そうそう。心配したよ~」 ああ、そうか。自分は眠ってしまっていたのか――澪はやっとのことで自分が置かれた状況に気付いた。 いや、正確には眠っていたのではなくトンでいたのだが。 そして、ソファーの下に転がるそれに最初に気付いたのは―― 澪「…………」 律「おい! これはどういうことなんだって聞いてるんだ! これからライヴ本番だって言うのに、そのラリったオメデタイ頭のままステージにあがるつもりか!?」 激高した律が、思わず澪の肩に掴みかかる。 唯「り、律ちゃん、だ、ダメだよ……!」 紬「けんかはいけません!」 律「唯とムギは黙ってろ! こいつには一回ガツンと言ってやらなきゃダメなんだ!」 二人に制されてもなお、飛び掛らんとする律に、 澪「うるさいなぁ……」 澪「うるさいなぁ……。私の勝手だろ」 澪は信じられない言葉を返した。 紬「え……?」 唯「澪ちゃん……」 律「お、お前ッ……!」 澪「クスリの一発や二発ぐらい、何が悪いの? それにこれくらいやらなきゃ……」 律「ふざけるな!」 唯&紬「ダメーッ!」 二人の制止を振り切り、律は澪の整った顔に拳を飛ばそうと―― 「皆さーん、出番ですよ~」 すると、コンサートスタッフと思しき若い男が楽屋のドアから半分身を乗り出して四人に声をかけた。 律「チッ……。とにかく澪、ステージだけはちゃんとこなせよ」 澪「………」 唯&紬「(オロオロ)」 澪にとって血管中をモルヒネに支配された状態の身体で立つステージは、 なぜかいつもより遥かに高く感じ、照明も目障りなくらいにいつもより眩かった。 心なしか愛機のフェンダー・ジャズベースがやけに重く感じる。 唯「皆さんこんばんは~。放課後ティータイムです」 ステージのMC役である唯がいつものほんわかした調子でマイクに向かうと、オーディエンス達は一気に沸き上がった。 客1「ウオーーーッ!! 唯ちゃーん!!」 客2「むぎゅううううううううううううっっっっ!!」 客3「律ちゃぁーーーん!! デコ舐めさせてえぇぇぇぇぇ!!」 あちらこちらから沸き上がるメンバーへの熱の籠った歓声。 しかし、その熱気が最も向けられていたのは、 客4「澪タソ、ハァハァ……!」 客5「澪タソの縞パン縞パン縞パン縞パン縞パ(ry」 客6「澪タソーーッ! 俺の股間のベースギターもスラップしてくれーー!!」 客7「澪タソーーッ! 俺だぁーー!! 結婚してくれーー!」 誰あろう澪であった。 澪「(こんなバカな客相手に……やってられない)」 唯がハードに刻むギターリフを虚ろな頭で捉えながら、気だるげに澪は歌い出した。 『キミを見てると いつもハードDOKI DOKI~♪』 しかしドラッグで靄ががった今の澪に、正確な音程の歌唱とベースプレイを求めるのは無理があった。 紬「(澪ちゃん……ベース音が外れてます……)」 律「(歌も……最悪だ……)」 唯「(表情も……全然ノッてない……)」 澪「揺れる想いはマシュマロみたいにふわふわ~♪(やっていられない……)」 目の前には自分の「女」である部分にしか興味を示さず、音楽など二の次のバカなオーディエンス達。 こいつらは自分の歌や演奏など、ちっとも聴いちゃいない。 澪「いつも頑張る~♪ キミの横顔~♪(早くライヴ終わらないかな……。そうすれば家に帰ってまたキメられる……)」 と、その時――澪の視界に飛び込んできた一人の少女の姿。 澪「(あれは……ッ、あ、梓!!)」 関係者が陣取るVIP席の片隅で、ちょこんと飛び出るツインテール。 それはまさしく澪の軽音部の後輩で、「以前まで」のバンドメイトであった中野梓その人に違いなかった。 梓「(……ふいっ)」 梓はしばらくの間、ステージ上のバンドの姿を眺めていたが、すぐに踵を返すと席を立って行ってしまった。 そして後輩のそんな行為に、 澪「(そうか……私達のこんな酷い演奏なんて見る価値もない。そう言うのか……梓!!)」 澪のイライラは頂点に達した。 澪「Ah~神様お願い 二人だけの~♪ ドリームタ………」 律「(澪!?)」 紬「(歌うのを……止めた?)」 唯「(もしかして……歌詞が飛んだ?)」 気付けばいつのまにか、澪のフェンダー・ジャズベースから繰り出されていた重低音も鳴りやんでしまっている。 オーディエンスは何が起こったのか、すぐには把握できずに一様にキョトンとした表情を浮かべている。 他の三人は戸惑いながらもなんとか曲を成立させようと演奏は止めない。だが、 澪「……やってらんない」 澪はマイクに向かって小さくそう呟くと、 澪「もう……やってらんない!!」 愛器のフェンダー・ジャズベースのストラップを外すと、 あろうことかステージの床に、そしてアンプに、思いっきりそれを叩きつけたのだ。 そしてアンプをなぎ倒し、ベースのネックに大きなヒビが入り、ステージ上に断末魔の叫びのようなフィードバック音が響くと、 澪はそのままステージ袖へと逃げるように消えてしまった。 律「澪ッッ!! なんだ今日のザマは!!」 唯「律ちゃん、落ちついて……っ!」 律「これが落ち着いていられるかよっ!! だって唯もムギも見ただろ!? 今日のコイツは最悪だ!! 『ふわふわ時間』のキーもわかっちゃいなかったし、歌詞も飛びまくり。 しまいにはに曲の途中にベースを破壊して途中退場だなんてお前はどこのシド・ヴィシャスだ!?」 紬「律ちゃん、落ち着きましょう? ね? 澪ちゃんにもきっと何か理由があったんだわ。そうでしょう?」 律「理由もなんもあるか!? コイツがライヴ前にキメるようなバカだから……それに尽きるだろう? 澪、なんとか言ってみろよ!」 澪「……が来てた」 律「えっ?」 澪「梓が……来てたんだ。関係者席に……。 で、私達の演奏聴いて……私の歌を聴いて……つまらなさそうに鼻で笑って……途中で帰った」 紬「そ、そんな……」 唯「あ、あずにゃんが……? うそ……。だってあずにゃんは……」 澪「とりあえず今日はそういうことにしておいて。私は……帰る」 律「っ! そう言うことってお前なぁ! それに帰ってまたヘロインキメるつもりなんだろう!?」 澪「……律には関係ないだろう?」 律「関係なくない!! 今日だって、お前……おかしいぞ!! 『ふわふわ時間』は私達が初めて演奏したオリジナルの曲で……お前が歌詞を書いたんだろう? それなのにどうしてその歌詞を忘れちゃうんだ?」 澪「…………」 律「それにあのフェンダーベースは……私とお前でバンドやろうって言って……お互いにお小遣いを溜めて買った初めての楽器じゃないか……。 どうしてそんな思い入れのあるベースをあんな風に扱えるんだ? やっぱりお前はおかしいよ……ううう……」 唯「り、律ちゃん……(泣いてる……)」 澪「ごめん。とにかく今日は帰る。お客さんには『秋山澪の体調不良によりライヴは中止しました』とでも何とも言って」 紬「そんな……澪ちゃん」 律「うううっ……お前いったいどうしちゃったんだよ……?」 楽屋に残された三人の間には、重苦しい空気が漂う。 律「どうしてこんなことになっちゃんだろうな……」 紬「澪ちゃん……昔はあんな状態じゃなかったのに……」 唯「いつから変わっちゃったんだろう……」 2
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UNIXとして使う はじめに 研究用途でMacを使用する場合には、従来のアプリケーションに加えてUNIXソフトウェアを併用することでMacで出来ることの範囲が大きく広がる。また、多くの優れたUNIXソフトウェアが無償で公開されており、必要とする環境構築が安価に行えることも魅力である。 OS 9?までのMacでUNIXソフトウェアを利用するのは難しかったが、OS Xでは簡単に利用できるので、これまでにUNIXに触れたことがなかった研究者も、ぜひ利用してみる価値がある。 rootユーザを有効にする まず最初に行う必要があるのが、rootユーザを有効にする作業である。詳細は、Appleのhttp //docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=106290に詳しいので、これを参照されたい。 rootユーザはUNIXでの管理者ユーザのことであり、OS Xの「管理者」とは異なるものなので注意が必要である。OS XはあくまでMacとしての使い方を想定しているため、rootユーザが無効化されている。UNIXの仕組みに不慣れなユーザが、偶発的にシステムを破壊するのを防ぐためだと思われる。ただし、OS XのUNIX的な部分を利用したい場合には、rootユーザの使用は避けて通れない。 rootとならなくても、OS Xではsudoを使うという流儀もある。sudoを使うのが好きであれば、別にrootユーザを有効にしなくてもよい。 UNIXソフトウェアの導入 FinkやMacPorts?を使用すると、OS Xで簡単にUNIXソフトウェアを導入することができる。 Last Updated 2008-04-11
https://w.atwiki.jp/ageofz_jpk/pages/59.html
公式サイト 概要 プランモバイル版 - Mobile Version パソコン版 - PC Versionパソコン版を無料で1ヶ月使う方法 セットアップ手順 1時間体験の感想 公式サイト https //www.gnbots.com/age-of-z-bot/ 概要 規約違反だが自動化(BOT)ツールを使うことで自動的なファーム運営が可能 ただしBOT検知システムがあるため、BOTだと検知された場合はBAN(アカウント停止)の恐れがある実際に検知されて認証コードを求められたケースもある メインアカウントには使わないほうが無難 すべて英語なので、ある程度英語がわかるだとか翻訳ツールが使えるとかでないと厳しい。ゲーム自体も言語設定を英語にしないと自動化が動かない。 サイト管理人はパソコン版で無料1時間をおためししただけです(´・ω・`) プラン いずれのプランもAge of Z以外の様々なゲームでのBOTが作れるようになる模様。 モバイル版 - Mobile Version Windowsパソコンがない人向けのプラン。 月額99USD。 業者のサーバーでBOTを運用する。 無料お試しは無いのでどんなのか不明。 パソコン版 - PC Version Windowsパソコンがある人向けのプラン。 1ヶ月 49USD 1年 199USD(1ヶ月あたり16.6USD) 永久 389USD パソコンにソフトウェアを入れて、24時間起動してBOTを運用する。 1時間だけ無料体験が可能。 仮にパソコンの消費電力が50Wの場合、電気代がざっくり月額1000円かかる。 AndroidエミューレータのMEmu上で動作する。 パソコン版を無料で1ヶ月使う方法 1時間の無料体験を使いプロモーションビデオを作成して公開する等で1ヶ月分のライセンスが無料で発行されるとのこと。 https //www.gnbots.com/shop/affiliate/ 動画制作の手間とか1時間しかない間で紹介とかハードルが高すぎる。 セットアップ手順 セットアップ手順がそれなりに手間。 ある程度パソコンに詳しくないといけない。 1時間体験の感想 MEmu(Androidエミュレータ)が不安定指定した解像度で起動するように処理しているようだが、指定通り反映されずに失敗。Androidの再起動を繰り返した。 たまに成功して動いた。環境にもよるだろうしバージョンアップで改善されたかもしれない。 設定項目が多すぎる設定項目の例自動採集するならどのLevelのどの資源を狙うのかといったことを細かく設定 偵察後に自動的にシールドを使うかなどの設定 研究開発はどこをやるかの設定 その他盛りだくさん。 そのためモバイル版には有料の設定サービスがある。20アカウント以内で設定してくれて49.95USD。 1時間じゃ短い結局よくわからんうちに無料体験が終わる なお1時間は「エミュレータを起動している時間」なので、エミュを実行していなければ設定をいじる時間はいくらでも取れる
https://w.atwiki.jp/octopus/pages/133.html
メール エアメール カラフルなびんせんのえがらがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 グラスメール さわやかなみどりのそうげんがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 スチールメール かっこいいきかいのもようがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 スペースメール ゆうだいなうちゅうくうかんがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 トンネルメール うすぐらいたんこうのせかいがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 フレイムメール まっかにもえあがるほのおがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 ブルーメール あおいみずのせかいがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 ブリザードメール さむそうなゆきのせかいがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 ブルームメール きれいなはなびらもようがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50 ラブラブメール おおきなハートのえがらがプリントされたびんせん。ポケモンにもたせてつかう。 入手場所:フレンドリィショップ 価格:50
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1205.html
『ゆっくらいだーディケイネ』 第1話 戦士 が 旅立つ 日 ―――5/17 AM10 43 『ざんねん!れいむのぼうけんは これで ゆっくりしてしまった!』 「何なのよこのクソゲーは…!」 その日、私は自宅でダウンロードしたゲームをやっていた。名前は忘れた。 もうかれこれ2時間くらい続けているのだが序盤から一向に進めない。ふざけてんのか。 「おねえさん!たまにはれいむ達とも遊んでね!」 「おねえさんは今すぐまりさ達と遊ぶべきなんだぜ!そう出来なければ腹を切って死ぬべきなんだぜ!」 足元から声が聞こえる。ウチの同居人のゆっくり達だ。 「私は今このクソゲーを攻略するのに忙しいから勝手に遊んでなさい。 あとまりさ、そのネタは色々とアレだからやめなさい」 「だったらいいよ!れいむ達はお外で遊ぶよ!」 「地獄の火の中に投げ込むんだぜ!」 二人はぷんすか怒りながら出て行った。と言うかまりさ、それはやめれと言っただろうに。 この二人が居ついたのはいつからだったか。もう随分前のような気もするし、ついこの間だった気もする。 スペースは持て余していたし、(どこから調達してくるのかは知らないが)家賃も払ってくれているので特に問題も無くやってきている。 …ま、そんな事はどーでもいいか。今はとりあえずこのゲームを終わらせなければ。川の中に何かありそうな気がするな… 『すいませーん、お届け物でーす!』 再開しようとしたとき、玄関の方から声が響いた。もちろんさっきのゆっくり達のものではない。 お届け物?この間通販で買った模造刀はもう届いたし、実家から何か送ってくるとも聞いてないし…何だろう。 そう思いながら玄関まで歩いていった。世の中には下着姿で暮らすだらしのない女の子もいるようだが、私はそんな事は無い。 きちんと作務衣を着ているので大丈夫だ。 荷物はクール便で届いた。生ものだろうか? …違った。ネックレスとポシェットだった。なぜクール便で。 ネックレスにはロケットが付いており、開くと丸いくぼみがある。何故だろう?これには見覚えがあるような… 妙な感覚を覚えながら送り主を確認しようとすると 「ゆわあああああああああああ!」 外から悲鳴が聞こえた。れいむの声だ。 「どうしたの!?」 慌てて外に飛び出すと、そこにはまりさだけしかいなかった。 「おねーさん!れいむが大変なんだぜ!」 「そのれいむはどこよ!?」 「空を見てね!うつむかないでね!」 だからそういうネタはやめろと言ってるだろうに…と思いながら空を見ると。 いた。 「まるでおスカイをフライングしてるみたい!」 …何か、普通では考えられないほど馬鹿でかいカラスにくわえられて、↑こんな事を口走っている。嘴だけに。(あ、上手い) 「…ねえ、あれ実は楽しんでるんじゃない?」 「そんな事ないのぜ!れいむが大変なんだぜ!まりさの忠実な下僕のれいむが!」 「ドサクサにまぎれて主従関係を捏造しないでね!」 「とにかく早く助けてほしいんだぜ!」 どうしたものか、と思いつつネックレスを見る。 これを使えばれいむを助ける事が出来る。だが… 「…あんまりやりたくないなぁ」 しまった、つい本音が出てしまった。足元と上空から「ひどいぜ!鬼!悪魔!」「人でなし!」「眼鏡!」「貧乳!」だの猛抗議だ。 …おい貧乳っつったのどっちだ。後でぶっ飛ばす。 「しょうがないわね。やりゃあいいんでしょやりゃあ」 ネックレスのロケットを開いて、ポシェットからメダルを一枚取り出し… 「変身!」 ロケットのくぼみにはめ込み、 『ユックライドゥ!』 声が発せられると同時にロケットを閉じる。 『ディケイネ!』 周囲に次々と現れる一頭身のシルエット。それらが集まり、光の中から現れたのは… ゆっくりの力を使い 世界をゆっくりさせる者 ゆっくらいだーディケイネ! 「かっこ悪!」 「うるさいな!だからやりたくなかったのよ!」 どストレートな感想ありがとう。若干涙目になりつつも、とっとと終わらせるべくポシェットから次のメダルを取り出した。 『ユックライドゥ!きめぇ丸!』 ディケイネからきめぇ丸へと変身し、更にメダルを使用する。 『スペルライドゥ!きめぇ丸!』 突風「猿田彦の先導」 突風と化したきめぇ丸がカラスの眼前を掠めて飛ぶ。 「グェッ!」 それに驚いたカラスはれいむを放し、どこかへ飛び去っていった。 落下するれいむを空中で捕まえ、きめぇ丸はヒュンヒュン飛びながらまりさの下へ帰還する。 「れいむ!まりさの最高の相棒のれいむ!」 「白々しいにも程があるよ!」 きめぇ丸への変身を解除し、やれやれといった感じで部屋に戻ろうとすると突然目の前に大きな川が現れた。 …そういえば、ここは街中のはずだがいつの間にか木々が乱立する山の中のような風景に変わっている。 「これは一体…」 「ゆっ!?川ならまりさに任せるんだぜ!」 状況を把握しようと周囲を観察していると、まりさが勇み足(?)で川の前へとやってきた。 「どうするつもりよ?」 「ゆふふ…こうやって帽子を川に浮かべて…ゆっくり渡るよ!」 帽子を川に浮かべてその上に飛び乗るまりさ。 あ、沈んだ。 「バカなァ!」 「当たり前でしょ。なんで浮かぶと思ったのよ」 A.インターネットで見た。 「しょうがないわね…」 再びポシェットからメダルを取り出し、ネックレスにセットする。 『ユックライドゥ!にとり!』 にとりに変身した後妙な視線を感じるので振り返ると、れいむがやけにキラキラした目でこちらを見ている。 『次はどんな面白い事するの?』とでも言わんばかりの目だ。 「次はどんな面白い事するの?」 言った。 「…いや、にとりなら普通に水中潜れるから別に何もしないけど」 「…」 「心底残念そうな顔をするな!」 それだけ言い捨てて川へ飛び込む。まりさはばしゃばしゃ暴れており、横から近づくのは危険だ。 実際、人間がおぼれている場合でもそのまま近づいたらしがみつかれて共倒れになるとか聞いたことある気がする。 「ゆぼぁ!?」 なので下から思いっきり突き上げてやった。水面から勢い良く発射されたまりさは無事、れいむの隣の地面にGEKITOTZした。 少し勢い良すぎた気がする。大丈夫だろうか。 「ゆう…れいむ…時が見えるよ…」 「こんどれいむにも見せてね!」 良かった、大丈夫そうだ。 ほっとしたのも束の間、またもや景色が変わった…と言うより、真っ暗になった。 「ゆゆっ!?夜になったよ!」 「おやすみれいむ!」 「違う。寝るな」 まりさに頭突きをかまして辺りを見回す。さっきまで見えていた自宅のドアも見えなくなっている。 「…とりあえず、これは解いとこうか」 ネックレスを外し、変身を解いた。ひょっとしたらこの先また使う事になるかもしれないが、 だからと言っていつまでもあの格好でいるのは… ぶっちゃけ ハズい。 「…ぅー」 「ん?」 どこからともなくぱたぱたと羽音が聞こえ、ゆっくりこちらに近づいてくる。 しばらくすると視認できるまで近寄ってきた。音の主はれみりゃだった。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「うー!」 ゆっくり同士、何か通じるものがあるんだろうか。しばらくこいつらを観察することにする。 「うー!うー!」 「うんうん」 「うー!ううー!」 「うん」 「うー、うっうー!」 「そうなんだ…」 一通り終わったようなので通訳を頼んでみる。 「…で、コイツなに言ってるの?」 「「さっぱりわからないよ!」」 「うー!?」 …テキトーに相槌打ってただけか、コイツら。 どうしたものかと考えていると、れみりゃの来た方向から別の誰かがやって来た。 「ここにいらしたのですか、おJOEさま」 さくやだ。なんか『お嬢様』の発音がものすごく怪しいが、とりあえずさくやだ。 「大方、伝えたい事があるのに全然伝わらなくて困っていたのでしょう。私が間に立ってお話いたしますわ」 どうやら、さくやにはれみりゃの言う事が解るらしい。さすがは従者だ。 「うー!うーうー!うー!」(さくや、お腹すいたからこのお姉さんに何か分けてもらえないか聞いてみて!もしくはおやつ頂戴!) 「ふむ…」 「なんて言ってるの?」 「おじょっ様が言うには…『あなたはこれからいくつかの世界を旅しなければなりません』」 「うー!?」(違うよ!?) れみりゃがひどく驚いた顔を見せた。何があったのだろうか。 「え…やだ。めんどくさい」 そう答えると今度はさくやが驚いた。この主従おもしろい。 「ここで断ったら連載終了ですよ!?」 「別にいいよ」 「うー…」(お腹すいた…) 「ほら、お嬢様もこんなに悲しんでいらっしゃいます」 「うー」(違うって) 二人は必死で旅を勧めてくるが、私には全くやる気が無かった。タルいし。 「諦めた方がいいよ。おねえさんは自分の利にならない事は何が何でもやらない人なんだよ」 「そうだぜ。全ての行動が損得勘定のもとにあるような人間なんだぜ」 お前らそれは言いすぎだ。 れみりゃとさくやはまさかここまで頑なに断られるとは思っていなかったらしく、何とかして受けさせようと考えているようだ。 「うー…」(もう帰ろうよ…) 「…ならば…達成の暁にはふるさと小包プレゼント!」 「ショボいぜ!」 「バカにしないでね!せめて100万円くらいは包んでね!」 「乗った」 「「「乗るんかい!」」」 なぜかさくやからもツッコまれてしまった。コイツらにはふるさと小包の偉大さが解らないのだろうか。 「まぁ、経緯はどうあれ受けてくださって何よりですわ。それでは…」 「ちょっと待って」 「なんでしょう?」 「聞きたいんだけど…私、何故かこのネックレスの使い方を知ってたのよね。そのへんの理由ってわかる?」 「ああ、それでしたら…」 さくやはにっこりと笑った。瀟洒スマーイル。 「あなたが寝ている間にこっそり睡眠学習で刷り込ませてもらいました」 「勝手に何してくれてんのよ!」 「いいじゃないですか、結果として役に立ったわけですし。それでは頼みましたよ…」 その声を最後に、れみりゃとさくやの姿は消え、この暗い空間からも解放された。 「さっ」 れみりゃとさくやのいた暗い空間から私達が訪れたのは、対照的に真っ白い世界。 天も地も、山も川も、何もかもが一面雪で包まれた銀世界… 「ぶううううううううううううううううううううううう!」 いきなりこんな所に放り出すな、バカ。こちとら作務衣一枚なんだぞ。 私達は暖を求めて自宅へと全力疾走した。竜巻(トロンベ)の如き速さで駆け抜け、3人同時に布団に潜り込む。 しばらくガタガタ震えていたが、思いのほか早く暖かくなってきた。3人身を寄せているからだろうか。 少し余裕が出てきたので部屋を見回す。間違いなく私の部屋だ。 ただ、出て行ったときと一つだけ、変わっているところがあった。 「5月…24日…?」 日付が一週間進んでいる。あの妙ちきりんな空間に巻き込まれた影響だろうか。 それともこの世界の日付に合わせて変化しているのだろうか。だとしたら、この世界は… 「この時期になっても止まない豪雪…なるほど、まずは『妖々夢の世界』ってことね」 -つづく- おまけ 「うー…」(お腹がすいて死にそうだよ…) 「さあ、用事も済んだ事ですし帰ってお食事にでもいたしましょう」 「うー♪」(やった!さくや大好き♪) 「今日はペペロンチーノですよ」 「う"ー!」(死ね!) 書いた人:えーきさまはヤマカワイイ NEXT 第2話 妖々夢の世界 100万円よりも価値のあるふるさと小包……一体何が入っている…… -- 名無しさん (2009-05-18 16 23 03) れいむとまりさのやり取りが面白すぎるw 良い笑いを提供させてもらいましたー -- 名無しさん (2009-05-21 03 39 44) れみりゃの可愛さがやべぇ・・・ -- 名無しさん (2009-05-21 08 45 29) 遊んでるのはゆっくりげいとか。 -- 名無しさん (2009-05-21 19 46 42) 名前 コメント
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875 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 21 26 31.70 ID ocCXaWRX0 プチ困というか少し判断に困るけど報告 オンセで画像に対して凄く敏感なPLがいた 他のPLがアニメやゲームとかのキャラ画像を使うと火が付いた様に PCの画像を使うのならフリー素材か自分で描けとまくし立てるように叫び続ける。 GMが画像を使うと、これはちゃんと許可を取っていますか?と毎回聞いてくる。 フリーの素材だと言っても転載元の明記もしろと言ってきて モブや背景を出す度に転載元を全部書いて、しかもそのPLがチェックするので時間がかかる それでも何とか回っていたんだが、遂に事件が起きた 絵を描けないPLの画像に立ち絵が付いていたのに噛みついた。 それこそ凄い罵倒がされたんだが、実はそのシステムはTRPGの他にPBWがあって そこで使っているキャラの画像(有料で絵師に発注するもの)を使ってた その事をPLが伝えたら逆に火に油を注ぐことになって 規約に目を通したけどPBWとTRPGは別物だからイラストを使う権利はないと主張して イラストを使ったPLを一方的に責めて、結局セッションは中止になってしまった その後、何度かPLからお誘いがあったけど、 キャラの絵が描けないので遠慮しますと断りを入れている 876 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 21 32 46.44 ID KFdCH9vg0 [3/3] 自分だけで使う分には私的利用の範疇じゃね 著作権的にも問題無さそうに思えるけど 877 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 21 37 10.35 ID 2T0gImHiO 875 その敏感PLを排除すればそれ以外丸く収まる リプレイにして販売するとかならアウトだけど、昔からイラストが描けなければマンガのコピーでもO.K.と言われる ゴルゴ顔のエルフとクロスボウなのに銃撃音が出るのは笑ったけど 878 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 21 43 34.21 ID 83kHjD280 著作権は著作者が行使してはじめて意味をなすからなあ というか自分は正しいことをしてるって確信があったからこそどんな反論も 悪党の言い訳程度にしか聞こえないんだろうなあ 880 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 22 24 07.42 ID RRcJhiDk0 875 そいつは困だよ 仮に困が法的に正しいとしよう 困の求める通りに転載元を明記するなどの対応をしたとしよう そこまでやっても困はチェックに時間をかけてセッションを妨害してくるわけよね 完全に困ですわ とはいえ自分で絵を描く、または絵を使わない環境では問題起こさないんだろうなあ いつ誰が急に困になるかわからないぜ 881 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 22 29 31.16 ID a0B62afV0 模写っぽくてダメ、構図が似ている、とか言い出したりして 882 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 22 32 31.62 ID cI3tQsjE0 875 道を歩いてて犬のマーキングにも全部文句つけるレベルの困だな。 883 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 22 40 09.00 ID 3U+FaEFR0 まぁ、セッション中に既存のキャラ絵拾ってきてみせるのは私的利用の範疇だと思いますわ そのリプレイを動画やらにして公開して、とかやると権利関係がちょっと怪しくなってくるけどさ 884 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 22 56 03.04 ID AT1wY5Ce0 PBWのマイキャライラストってたしか私的使用OKじゃなかったっけ… 885 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 23 14 07.48 ID Emzxg6Ay0 [3/3] その手の奴らって、はいはいそうねって適度に認めてあしらってないと、本当に権利者にクレーム入れるのがいるから怖いんだよなぁ 権利者からすりゃ「別に構わないんだけど、そう聞かれると駄目としか答えられない」ってなってガイドライン変更されて、みんなが迷惑したりする 886 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 23 19 13.83 ID KhlzdBBD0 [1/2] オンセだと場合によっちゃ違法アップロードになるからやめろって公式にアナウンスしてるツールもあるしな 887 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 23 28 13.63 ID RErvwzkA0 875 その困、権利に文句ばかりつけてイラストかけないPLには 自分がイラストを描き下ろしてあげるなんてやらないんだろうな。 888 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 23 42 41.30 ID Jp61HTZc0 半年前あたりだったかにTwitterでも騒いでるのいたな 自分は絵が描けるから立ち絵使っていいけどお前らアニメ画像使ってる連中は絵無しでやれとか 自分が誰それのために描いた絵を他PLが使ってたって話から始まってたと思うがすごいキレ具合だった記憶があるわ 889 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/13(日) 23 56 50.02 ID a0apRiEU0 [5/5] 二次創作を認めてくれって公式に凸して騒ぎになったツイッターの話題みたくなってるな 893 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/14(月) 01 58 43.60 ID saEGZGNm0 PBWは登録制オンセとかネトゲみたいな感じに自分のキャラを登録して、 冒険とか交流するんだが、自分のキャライラストを描いてもらうようなサービスがある PBW以外で画像を使う場合、発注した本人なら普通は自由に使える (ブログで使う場合とか、サービス名を明記するとか規約があるところが多い) 「PBWとTRPGは別物だからイラストを使う権利はない」みたいな規約のPBWは自分は見たことないな 894 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/09/14(月) 02 11 46.27 ID SSuA9dQZ0 [1/2] トミーウォーカー見たら自由に使用はできるけど権利表記はしっかりしろって感じ スレ423
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2011年8月6日 22 53 今回、人の話を聞かないという悪い癖を治して貰う為もあります。 その経緯を第3者的立場で見るには好都合なのです。荒らしだと言ってるんだけど。 自分でそのうっかり発言をしてしまった事を認めてないたった。これみて、改めて怒りを覚えます。 もちろんお互いそういう信頼はあるからこそだと思ってる ただ、どうも、関係がよくなくなるとバラしにはいる馬鹿がいたりするから そういう線引きはお互いの中でおきたいという確認 メールでの内容はお互いのメール以外では一切ださないと それともう1つの心配はうっかり屋だとほのめかしたり、表にでてないのに メールだけの内容をうっかりだしてしまう人もいるから 逆に言えば、ボランティアなんだから、責任も義務も無い。報酬を得てやってる訳じゃないから。 普通のねらーなんだけど、幻想抱いたみたいだ。そう思わせる事は、言われてみれば慣れているのかもしれないが。 まあ、やってるボランティアがボランティアだからそういううっかりはないとは思うが 既に別件で痛い目見てるんで、話す訳がない。誕生日とかはともかく、他は出すつもりなんかねーよ。 VIP相手ならともかく。 ところで、誕生日も無理なのかw 当然、ネットで本名、住所はよっぽどじゃないと厳禁だと思うよw 俺もいうつもりもないし そこまで相談相手にいったのはうかつだったかもなあ 本名住所はやばいよ そして続く誕生日。こだわり感凄いでしょ? ただ誕生日はどうかと思って 結構誕生日くらいなら気楽にいってる人は多いしさw まあ、なかにはいって自分を祝ってほしいという人もいるが 先にメール情報で重要個人情報バラしたの誰だよ?虚実情報とはいえ、違反行為したのはたった、お前だ。 もちろん、俺はばらしたりなんだり絶対しないよ 自分がされたらいやだし、関係の変化にかかわらずまもらなければいけないことは あると思ってるから まだ誕生日にこだわるたった。この後ばらしてますが。 まあ、ストーカーになったり実害があると慎重になるのもわかるw ■■年の早生まれってことは■■年夏生まれが仲居だから それより上の学年ってことで、俺の予想だと3月末くらいの生まれかなあ ■■年3月26日とかそのあたりw あたったら勘が鋭いなw この後はメール引用なので、このメールはここまで。 6通目へ/8通目へ
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Q「弾丸の速度ってどれくらいなの?」 A「時速1000km以上」 米軍が正式採用している、9mm口径の銃の初速は約355m/Sだそうです。 これは時速で表すと1278kmになるようです。音速よりちょっと早いです。 http //oshiete1.goo.ne.jp/qa540370.html?ans_count_asc=2
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カードトレードでの配送等に関わる用語 送料相互負担 ネットでトレードする場合、よほど特殊な場合を除いてカードは郵便、又はそれに類する手段でそれぞれの手元に送る。この際に「それぞれ自分が相手にカードを送る時にかかる送料を自分で払う」と言う事を指した言葉である。 同日発送 トレードが成立した際に、それぞれのカードを事前に決めた同じ日に発送する事を指す。当然、確認が取れなければ意味はないので普通郵便を使った場合は意味をなさない。 先送り トレードが成立した際に、どちらか一方が先に相手にカードを発送。そのカードの到着を待ってから、相手側がカードを送って来る手法。カードトレードに於いて、この発送方法を使う場面はほぼ皆無であり、相手が「先送り」を要求して来た場合、そのトレードは中断するのが得策である。 普通郵便 読んで字の如しであるが、普通の郵便物として発送する方法。料金は最も安く、ポストに投函すれば良いのでお手軽だが、保証等は一切無い、郵便事故はそうそう起こる物ではないのだが郵便事故詐欺?をされる恐れがあるのであまりトレードには使わない方が良い。 メール便 クロネコメール便。ヤマト運輸の実施しているサービスで配送料は普通郵便とほぼ同額ながら、郵便物にIDを付加し、ネットなどで配送状況などの追跡が出来る為、ネットトレードではこの方法が標準となっている。送った事が証明出来るため、同日発送の確認や、トラブル発生時の証拠としても機能し得るので詐欺にも比較的強い。また、最近では主要なコンビニでも取り扱っている為、いつでも発送出来る利便性もある。難点は郵便に比べ事故発生率がやや高い事。場合によっては配送までに長い時間がかかる事、内容物に関する保証は一切無い事。また、発送完了時に相手にメール便の引き受け番号を知らせるのを忘れてはいけない。 速達メール便 上記のメール便代金に¥100の加算をする事で受けられる追加サービス。普通のメール便同様、追跡が可能でしかも1〜2日で配達されるメリットもある。また、明言された事ではないので詳細は伏すが発送に関するプロセスが通常のメール便よりも良質の物なので値段以上のリスク軽減効果がある。ただし、投函と言う最後の行程は同じなのでその意味で配達記録に1歩譲る物となる。 配達記録付き郵便(配達記録) 郵便局に直接持参し、配達記録手数料の¥210を郵便料に加算する事で受けられるサービス。メール便同様にIDが付加され、配達の追跡が出来るメリットに加え、簡易書留の扱いになる為、発送手順が丁寧で、しかも投函ではなく、直接本人に発送、受け取り印を捺印するシステムなので事故の可能性が極めて低い。また、配送が早く、本州内であればほぼ2日以内に届く事も長所。難点は発送がやや面倒な事と内容物や郵便料に関する保証が一切無い事。メール便同様、こちらも発送が完了したら、郵便物引き受け番号を相手に知らせるのがエチケットである。 エクスパック 郵便局のサービスで、郵便局、又はコンビニで500円の大型の専用封筒を買う。この封筒には既に配送料が付加されており、切手と封筒が融合した物と考えれば良い、扱いは配達記録郵便に準じる。また、ポストに投函すれば良いと言うメリットもある。難点はやはりカードトレードに使うにはやや高価な事、内容物の保証も無い事。エクスパックにもIDナンバーがあるので、発送完了時には相手にこの番号を報告する事も忘れてはならない。 宅急便、郵パック 所謂、宅配と言う物。商品の受け渡しが確実で、自宅にも荷物の引き受けに来てくれ、内容物の保証も付くので、有る意味で最良の方法だが、当然高価になるので、全シリーズフルコンプの交換や、 蒼龍王サイガなどの「超高級カード」でなければ使う機会は無いと思われる。
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メール SMTPの脆弱性対策(送信元を詐称したスパムやフィッシングメール) SMTP-AUTH POP before SMTP OP25B IPアドレスによる認証 Sender Policy Framework(SPF) Sender ID Framework(Sender ID) ディジタル署名による認証 DomainKeys DomainKeys Identified Mail(DKIM) POP3の脆弱性対策 APOP POP3 over SSL(TLS) SSHのポートフォワーディング機能 その他のセキュリティ機能 メールの暗号化 SMTP over SSL S/MIME PGP SMTP-AUTH 概要 ユーザ認証を行ったうえでメール送信を可能とする仕組み ユーザ名、パスワードを安全にサーバへ送信する手段としてS/Keyなどの認証機構を規定している 認証方式 メールサーバから受け取った任意の文字列(チャレンジ)とパスワードから生成したMD5のハッシュを基に認証するCRAM-MD5が一般的 PLAIN,LOGINは平文そのままで認証を行うため、推奨されない。 その他暗号化など強化されたDIGEST-MD5などもある 利用シーン 送信元詐称スパムメールなど 問題点 この方式に通信を行う双方が対応していなければならない POP before SMTP 概要 POP3によるユーザ認証を行い、認証に成功したIPアドレスに対し一定時間送信が許可される仕組み 認証方式 ユーザ名、パスワードによる認証 利用シーン 送信元詐称スパムメールなど 問題点 認証情報が平文のまま送信される。 →暗号化して送信するAPOP before SMTPも存在する。 OPB25(Outbound Port25 Blocking) 概要 ISPを介さずポート25番を利用して直接インターネットへ送信されるパケットを遮断する仕組み 通常の利用者は587番のポート(Submission Port)を使用する。そのままでは意味がないのでSubmissionポートではSMTP-AUTHによって認証を行う。また通信を暗号化するSubmission over TLSを使用ことも望ましい。 また、固定IPは除外されているので通常通り25番ポートを使用可。 認証方式 SubmissionポートでのSMTP-AUTH認証 利用シーン 送信元詐称スパムメールなど 問題点 メールクライアント側で設定が必要なくらい? Sender Policy Framework(SPF) 概要 送信側のDNSサーバへ登録された情報で受信側のSMTPが正当なメールであるかを検証する。 認証方式 発信元ドメインのDNSサーバに正当なSMTPサーバのIPアドレス(SPFレコード)を登録しておくことによって、メールを受信した受信側ドメインのSMTPサーバは発信元ドメインのDNSサーバにエンベローブ(MAIL FROM)のメールアドレスのドメインの正当性を検証する 利用シーン 送信元詐称スパムメールなど 問題点 送信元を詐称していない場合は排除できない DNSに登録されていないSMTPサーバからのメールが正当なものであっても受信できない 直近のSMTPサーバのアドレスを基に検証するため、複数のSMTPサーバを経由している場合に検証が困難となる Sender ID 概要 SPFに加え、受信したメールのヘッダ情報のメールアドレスのドメインの正当性を検証する(両方検証OR一方でも可) 認証方式 利用シーン 問題点 送信元を詐称していない場合は排除できない DNSに登録されていないSMTPサーバからのメールが正当なものであっても受信できない 直近のSMTPサーバのアドレスを基に検証するため、複数のSMTPサーバを経由している場合に検証が困難となる DomainKeys 概要 発信元ドメインのDNSサーバに正当なSMTPサーバの公開鍵を登録しておき、SMTPサーバが付したディジタル署名によって発信元のメールサーバの正当性を検証する仕組み 認証方式 1.発信元SMTPサーバは、自身の秘密鍵を用いて送信するメールのDomainKey-Signature ヘッダにディジタル署名を記録する。 2.メールを受信した受信側ドメインのSMTPサーバは、発信元のDNSサーバに問い合わせて公開鍵を入手し、DomainKey-Signature ヘッダのディジタル署名の正当性を検証する 利用シーン 問題点 発信側、受信側がこの方式に対応していなければならない 双方SMTPサーバに負荷がかかる メーリングリストや広告が挿入される無料メールなど、配送経路で内容が変更されるメールは検証が困難 DomainKeys Identified Mail(DKIM) 概要 ITIFにより標準化がおこなわれた。仕組みはDomailKeysと同じであるが、署名を検証するための公開g鍵をメールのヘッダに添付するIIM(Internet Identified Mail)の技術が追加されており、将来的にドメインだけでなくユーザ単位での署名および検証も可能としている。 認証方式 DomailKeysと同様にディジタル署名の正当性を検証。違いはメールに公開鍵を添付するかどうか 利用シーン 問題点 発信側、受信側がこの方式に対応していなければならない 双方SMTPサーバに負荷がかかる メーリングリストや広告が挿入される無料メールなど、配送経路で内容が変更されるメールは検証が困難 APOP(Authenticated Post Office Protocol) 概要 メールサーバとクライアントとの認証においてチャレンジレスポンス方式によるユーザ認証を行う。 利用シーン 問題点 メール本文などは平文で送信される。 リプレイアタック? POP3 over SSL(TLS) 概要 SSLやTLSを用いて、ユーザ認証、メールの暗号化までを行う。ポートは995/TCPを使用する。POP3サーバでは995/TCPポートへの通信を110/TCPにポートフォワーディングする。 利用シーン 問題点 適用範囲は直接通信するPOP3サーバとクライアントの間のみ ファイアウォールの設定も忘れずに SSHのポートフォワーディング機能 概要 SSHのポートフォワーディング機能を用いてPOP3通信を暗号化する方式。SSHを利用するためポート22/TCPを使用する。 利用シーン 問題点 SMTP over SSL(TLS) 概要 SSLもしくはTLSを用いてSMTP通信を暗号化する方式。使用するポートはSSLなら465、TLSなら25 利用シーン 問題点 暗号化されるのはクライアントから自サイト内のメールサーバまで。 S/MIME 概要 RSA公開鍵暗号方式を用いてメッセージを暗号化して送信する。 PKCSに従って暗号化、ディジタル署名などを行うことで、電子メールの機密性と安全性を高めることができる。 利用シーン 問題点 導入に当たっては、各ユーザにディジタル証明書(S/MIME証明書)を発行して運用するため、導入に当たってはCAを設置・運営する必要がある。 PGP 概要 基本的な暗号化アルゴリズムとしてRSAとIDEAが用いられている。 利用シーン 問題点