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メタルギア開発 ヒューイを仲間にし、開発研究に配属させる事でメタルギアの開発が可能となる。 メタルギアの名称はZEKE。 ただしPWを破壊し、ストレンジラブが合流するまではAIが搭載されず完成しない。 メタルギアの利用方法。 完成したメタルギアはアウターオプスにて参戦が可能となる。 また、真のエンディングクリア後に模擬戦として戦闘が可能。 この時ボーカロイドなどを組んでいると、自由に言語を話させる事が出来る。 模擬戦は自分の製造したZEKEと戦闘を行うもので、敵として登場する。 AIの完成度によって行動が変化する。 AIの精度、パーツの構成によって強さが大きく変化する。 ZEKEを完全に破壊してもZEKEのパーツが壊れるなどといった事はない。 メタルギアのパーツ獲得方法 各メタルギアのパーツは、敵を倒したときの残骸を組み合わせて製造する。 純正ZEKE製造においてはメインパーツは1回の戦闘において1パーツが手に入るという事はない。 ただし後述する他のAI兵器のパーツは1回の戦闘で1パーツが入手可能。 オプションパーツに関しては1回の戦闘で1つのパーツとして手に入る。 ただし、オプションパーツは該当のパーツを破壊すると手に入れることが出来ない。 パーツはピューパ、クリサリス、コクーン、ピースウォーカーを撃破した時にランダムで入手が可能であり、 各部位につき胴体、脚部、パワーユニットなどの残骸を5つ集めると1つのパーツとして完成する。 入手可能なオプションパーツ。 現在確認されているオプションパーツは下記のもの。 ブースター ピューパから一定の確率で入手可能。 ただし、ピューパのブースターを破壊すると入手が出来ない。 装着すると機動力が上昇し、特殊な動きを見せるようになる。 レールガン クリサリスから一定の確率で入手可能。 ただし、クリサリスのレールガンを破壊すると入手が出来ない。 搭載するとレールガンが発射可能。 レドーム クリサリスから一定の確率で入手可能。 ただし、クリサリスのレドームを破壊してしまうと入手が出来ない。 搭載すると射撃攻撃の精度が劇的に上昇するため、最低限手に入れておきたい。 追加装甲 コクーンから一定確率で入手可能。 ただしコクーンの追加装甲を破壊してしまうと入手が出来ない。 搭載すると防御能力が上昇する。 第五章クリア後について 第五章をクリアすると、エクストラオプスにてそれぞれのAI兵器の改良型と戦闘が行える。 弐型とさらにその上位の改が存在しており、改を撃破した時に一定の確率で各AI兵器のパーツが入手可能となる。 対象物はピューパ、クラサリス、コクーン、ピースウォーカーと全てのパーツが~改(ピューパ改など)で入手可能。 以下について細かく記載する。 また、特定パーツの組み合わせで非常に特殊な攻撃方法を行うようになり、純正ZEKEより大幅に戦闘能力が上昇する。 ピューパ いわずと知れた最初に登場のAI兵器 ホバークラフトとブースターで高速移動をし、電撃攻撃が可能となる ピューパ胴体 電磁発射砲を備える胴体 純正ZEKEよりも攻撃力に優れる パワーユニットと組み合わせるとチャージショット、地雷を利用しての電撃攻撃が可能となる ただし特殊攻撃のためには高いレベルのAIがないと発動しない ピューパ脚部 シャゴホッドのようなピューパの脚部 搭載する事によってピューパと同じ動きを行うことが出来る。 また、射撃武器を内臓している。 ピューパパワーユニット 電撃を誘発する地雷を持つ 胴体と地雷を組み合わせることにより、ピューパの必殺技が可能となる クリサリス 唯一の飛行型パーツを入手する事によってもちろん飛行が可能 ピューパのブースターを搭載する事により、超高速戦闘が可能となる。 クリサリス胴体 飛行装置を備える胴体 飛行が可能となるが、重い脚部だと移動速度が遅くなる。 また、ミサイルを搭載している。 クリサリスパワーユニット 偵察機を搭載するパワーユニット 偵察機を出し入れできる コクーン 重装戦車AI ピースウォーカー いわずと知れた第四章のラスボス ピースウォーカー改を撃破することによって入手が可能。 純正ZEKEと比較して圧倒的な装甲を持つが、移動速度はZEKEと全くかわらず ほぼ完全上位互換といって差し支えはない 確認はされていないが、4パーツを集めると4脚歩行も可能と見られる(クラサリスがきちんと飛行をするため) ピースウォーカー脚部 丈夫で高速移動が可能なピースウォーカーの脚部 パワーユニットと組み合わせると4足歩行が可能? 火炎放射機を搭載している 純正ZEKEより防御力が高い
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もくじを見る 概要 使用ポケモン 関連項目 コメントフォーム 概要 使用ポケモン No. ポケモン レベルアップ わざマシン 関連項目 わざ あ行 アーマーキャノン アームハンマー アイアンテール アイアンヘッド アイアンローラー アイススピナー アイスハンマー アイスボール あおいほのお アクアカッター アクアジェット アクアステップ アクアテール アクアブレイク アクアリング あくうせつだん アクセルブレイク アクセルロック あくのはどう あくび あくまのキッス あくむ アクロバット あさのひざし アシストギア アシストパワー アシッドボム アストラルビット あてみなげ あなをほる あばれる アフロブレイク あまいかおり あまえる あまごい あやしいかぜ あやしいひかり アロマセラピー アロマミスト あわ アンカーショット アンコール あんこくきょうだ いあいぎり いえき イカサマ いかり いかりのこな いかりのまえば いじげんホール いじげんラッシュ いたみわけ いちゃもん いっちょうあがり いてつくしせん いとをはく イナズマドライブ いにしえのうた いのちがけ いのちのしずく いばる いびき いやしのすず いやしのねがい いやしのはどう いやなおと いわおとし いわくだき いわなだれ インファイト ウェーブタックル ウェザーボール うずしお うそなき うたう うたかたのアリア うちおとす うつしえ ウッドハンマー ウッドホーン うっぷんばらし うらみ うらみつらみ エアカッター エアスラッシュ エアロブラスト エコーボイス えだづき エナジーボール エラがみ エレキネット エレキフィールド エレキボール エレクトロビーム えんまく おいうち おいかぜ おいわい おうふくビンタ オウムがえし オーバードライブ オーバーヒート オーラウイング オーラぐるま オーロラビーム オーロラベール おかたづけ おきみやげ オクタンほう おさきにどうぞ おしおき おしゃべり おたけび おだてる おちゃかい おどろかす おにび おはかまいり おまじない おんがえし おんねん か行 ガードシェア ガードスワップ かいでんぱ かいふくしれい かいふくふうじ かいりき カウンター かえんぐるま かえんだん かえんのまもり かえんほうしゃ かえんボール かかとおとし かぎわける 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2999年のゲーム・キッズ part42-362~368,390,392,394,396~399,429~431、part45-353~356 362 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/23(日) 01 28 53 ID kTpJ/GDe0 登場人物と大まかな世界観 主人公:シカ、工場で働いている、いつも家と工場を送迎バスで往復するばかり。美人で気の利く妻がいる。 主人公の妻:マリー、美人で実家は結構良い所のお嬢さん。専業主婦で朝目覚ましだけでは起きない夫を起こしたり、そつなく家事をこなす理想的な妻。 街:シカ達多くの住人が暮らす円形の街、中心には巨大な塔が立っておりそれが街全体を管理していて、下の方は病院や役所的な機関があり一般人にも解放されているが、上に行くに従い重要機密を扱う機関になり一般人の出入りは禁じられている。 円形の街の外側とその付近の地域は限界地区と言われていて、人が立ち入る事を禁止している。 限界地区と街の外は人々に悪影響を及ぼす電磁波が飛び交っていて、外に行って帰ってきたものは一人も居ないのだと言う。 他にも街にはいくつもルールが定められていて、人々は従順にそれに従って暮らしている。 この世界の人々はにび色の金属の肌をしていて、外見はロボットそのもの。建物から生き物まで全てのものは人工物でできている、その為虫や猫といった生き物も全てがロボットと同じようなつくりをしている。 しかし人々も動物も、みんな人間と同じように思考や感情を持っている。 プロローグ的なもの 電話が鳴っている、主人公のシカがそれに出る。 「もしもし」 『もしもし』 誰? 「どちらさまですか?」 『どちらさまでしょうかすか?』 どこかで聞いた声だ 「僕はシカですが」 『ボクハしかデスガ』『ボクハしかですが』『ボクハしかですが』…… 不気味な声が何度も何度も同じ言葉を繰り返す すると不意に電話は切れ、床に受話器が落ちバラバラに砕け壊れる 2999年のゲーム・キッズ 363 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/23(日) 01 30 36 ID kTpJ/GDe0 いきなり間違えた 『どちらさまでしょうかすか?』× 『どちらさまでしょうか?』○ 364 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/23(日) 01 34 48 ID kTpJ/GDe0 第一章「夢のメモ」 正月、シカは今年こそさぼらずに日記を書き続けようと意気込む。 おろしたてのノートを意気揚々と開くが、いざ書こうとすると何も書くものが浮かばず シカはそれならばと毎晩のように見る夢の事を書くことにした。 「このごろ、同じ夢を何度もみる。」 夢の中で、シカはそれが夢であることに不思議と気づいている。 夢はシカの生きる現実と全く同じ街並で、「塔」と呼ばれる円筒形の超高層ビルディング そこから蜘蛛の巣のように、放射状に伸びる幹線道路。 全ての建物の表面はシカ達と同じにび色で、シカ達同様接合部分にはビスの列がある。 そんな建物が立ち並ぶ姿は、肥満した人々が肩を落として更新している光景を思わせる。 その行列の隙間には車や人々の姿もあるのだが、それらはひどく曖昧で動いているのか止まっているのか良く分からない。 その中で、シカはいつも何者かに追われ必死に逃げている。 追っ手の正体は分からないのに、シカは本能的にそいつが恐ろしくて仕方が無かった。 365 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/23(日) 01 37 18 ID kTpJ/GDe0 こうして自分の手で文字を並べる事によって、だんだん色々なことが分かってくるようだ。 その力が、沈んでいる記憶をずるずると引き出してくる、物を書くという事は、今の僕にとって、いいことなのかもしれない。 もっと書いてみよう、もう少しで思い出しそうだ。 心の水面に浮いてくるたび、つまり思い出す度に不愉快になってしまうようなイメージ、 だから僕達のこころは、それらをぐっと押さえつけている。 僕達の心のおくには、自分でもそうと気づかないうちに、そんな力が働いているのだ。水のそこに押さえ込まれているもの。 それは過去に体験した記憶だけではない。 自分の中にある、暗い不道徳な欲望によって産み落とされた、恐ろしい創造物だったりすることもある。 僕達が安らかな眠りについている時に、ふうっと、心の力が抜けて、そんな魑魅魍魎どもが浮かび上がってくる。 やつらの姿は、夢という形で具現化される。 そんな事を考えているうちにシカは自分が見ていた夢を具体的に思い出す。 洗面所だ! 夢の中でシカは何とか自宅に逃げ込み、洗面所で顔を洗う。 そこでふと、何か違和感を感じるがその正体にしばらく気づかない。 歯ブラシやコップやタオル、どれもいつもどおり現実と変わらない夢の中、そして鏡を見る。 「あっ」 シカは夢の中で声をあげる。目の前にある鏡に、自分の姿が映っていないのだ。 唖然とするシカの背後に、黒いマントのようなものを羽織った人影がいつの間にか忍び寄っている。 なんとそれはシカ自身、薄笑いを浮かべた自分だった。 マントのシカと目が合うと相手はニヤリと笑い、シカは自宅を飛び出し夜になった街へ逃げ出す。 全く人通りの無い路地裏を走りまわるが、すぐに袋小路に迷い込んでしまう。 行き止まりで後ろを振り向くと先ほどのマントのシカが相変わらず薄笑いをしながら近づいてくる。 あまりの事にシカが動けず硬直していると、相手は口を大きく笑みの形にしシカの首に手を伸ばしそのまま締め付ける。 「ルルルルルルルルルルルルル・・・・・」 そこへけたたましい目覚まし時計の音が鳴り響き、赤いランプが激しく点滅しシカを夢から目覚めさせる。 シカは震える手でそっと首に触れる。あの生々しい指の感触が残っている気がした。 こんな夢を毎日見ているうちに、夢の中の街が徐々に緻密なり逆に現実がぼやけていくような、そんな気がしてならない。 366 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/23(日) 01 39 55 ID kTpJ/GDe0 第二章「出会ったころ」 第一章から一週間後、シカは自分の日記を見てあきれる。以前書いた日からずっと手付かずだった。 開き直って、毎日書くのではなく気の向いた時か大切な事があった日にだけ書こうと決める。 夕食後、シカはスケッチブックを開いて妻のマリーの絵を描き始める。 輪郭、髪、服、眉、鼻、口…。 スラスラとかなり上手く描いていくシカだが、あと目だけで完成というところで違和感を感じる。 長い間、妻の目を見ていなかったことを思い出したのだ。 スケッチブックから視線を上げて妻を見ていると、マリーはそんな事に気づかずに「ねえ、明日何の日だか知ってるわよね?」と声をかける。 「ああ、そういえば…」 内心シカは慌てているが、夫婦の生活パターンの中で見につけた流暢さで咄嗟にごまかし、 必死に何の日か思い出そうとするとマリーがつけているしずく型のイヤリングが目に入る。 「結婚記念日だ、ぼくらの」 「まぁうれしい!忘れられていたらどうしようかと思ったの」 どうやら正解のようす。マリーは嬉しそうにはしゃいでいる。 「あれからもう2年も経つんだね」 シカはマリーと出会った日の事を思い出す。 367 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/23(日) 01 46 38 ID kTpJ/GDe0 街角で電話をしている赤いワンピースを着た女性(マリー)にシカは目を奪われていた。 すると突然強い風が吹き、シカはくしゃみをした。 そのくしゃみの弾みで、シカはアイユニット(目玉)を落としてしまい何も見えなくなってしまったのだ。 「お目玉、落とされましたよ」 視界が真っ暗になり困っているシカにそう声をかけて目玉を拾ってくれたのが、マリーだったのだ。 それから二人は一週間後には結婚を済ませてしまう、シカはのんきな性格なので自分自身こんなに早く結婚したのが不思議に思うほどだ。 だが出会いから結婚までの一週間を思い起こそうとすると、 毎日デートした事やマリーの両親に挨拶した事、役所に行って入籍した事といった事実の羅列はデータとして思い浮かぶのに どんなその風景や、どんなデートをしたか、その時自分がどういうことを思っていたのかということが、全然記憶の中に無い。 「そうだ、君は僕の目玉……アイユニットを拾ってくれたんだったよね」 シカが懐かしそうに言うとマリーは首をかしげる。 「アイユニット? なんのこと」 「え? だから」 「アイユニットなんか拾ったりしないわ、あなたが私の落としたイヤリングを拾ってくれたのよ」 そんなばかな 「確かにそうよ、ほら 今しているこのシズクダイアのイヤリングよ」 そういって耳についている雫型のイヤリングを見せるマリーにシカは衝撃を覚える。 そのイヤリングは、シカが結婚を記念して骨董店で買ったもののはずなのだ。シカはその時の事を思い出す。 ショーウィンドウに置かれたイヤリング、そして店の中を覗くシカは店主のおじいさんを見る。 だが不思議な事に、店主はシカが済んでいるマンションの管理人のオッペンというおじいさんだった、骨董店の人間などではない。 記憶は自分とマリーの二人の間で食い違っているのではない、自分がおかしい、自分の中で記憶の接続が狂っている。 「じゃ、じゃあ勘違いしているのは僕のほうかな」 368 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/23(日) 01 49 02 ID kTpJ/GDe0 こういう事は誰にでもいつでもある、深追いしてはいけない。 人は体験した事全てを覚えているわけではない。寝る前に寝床でその日にあったことを思い起こしてみる。 当然、一日の経験全てを思い出すことが出来る。 でも、それは思い違い、ありとあらゆる事を覚えてしまっていたら、脳はすぐに容量オーバーでパンクしてしまうはずだ。 脳は、事実を、何万分の1かに圧縮しながら記憶している。 たとえばポスト、脳はポストの細かい傷やゆがみなどを一切すっとばし、ポストといえば赤くて四角いと記憶し、 脳の中では世界中のポストが赤くて四角いものとされてしまう。 これは人物にも同じ事が言える。 僕たちは本当は、物理的現実世界ではなく、脳内現実世界に住んでいるのだ。 そう決定付けたシカは内心の動揺を隠しつつ、何とかごまかすため、マリーの淹れてくれたコーヒーを褒め、話を変える。 (ちなみにこのコーヒーは、建築部材工場の副産物的に製造されたもので 、プラトニック・メタルという金属の表面に文字を焼きいれする際零れ落ちた墨を精製したもので、 工業区によってどこのどんな工場から作られたものかがわかる。シカが飲んでいるのは34区の住宅用プレート専門の工場産) 「明日は仕事も早退けしてくるよ、2階建てバスに乗ってどこか食事にでも出かけようか」 「ううん、私家でごちそう作るわ」 「ありがとう、いい奥さんなんだね」 まるで理想的な夫婦の会話に見えるが、シカは心からそう思っているというより、 夫婦間を円滑に保つテクニックの一つのように適切な言葉が自動的に選び口にしている、2年間の結婚生活の中の無意識的な訓練の賜物。 流暢な会話のフォーマットがシカの心の中にがっちりと完成されているのだ。 それは決して悪い事じゃない。そういう事が、夫婦という、形の無いものを裏付けるのだとシカは思っている。 しかし同時にシカは、大切な事を彼女に言い忘れているような気を薄々と感じている。 「じゃあ、何か欲しいものはないかい?」 そういうとマリーは無言でシカを見つめ返す。 「あるんだね、折角だから奮発するよ」 そこまで言ったシカにマリーは言いにくそうに「私、赤ちゃんが欲しいの」と呟く。 シカは飲んでいたコーヒーをブウッ!と噴出してしまった。 390 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/25(火) 01 54 08 ID UHVusoW+0 第3章「子供を作る」 翌日、シカとマリーは街のデパートへ出かけていた。 デパートの入り口には一部が欠けている石の獅子像のエンブレムが飾られていて、百貨店のようにも見える。 「やっぱりこっちの猫にしない?」 「だめだよ、子供を買うって決めたじゃないか」 売り場にはヒト型の赤ん坊だけではなく、猫犬猿などの動物の赤ん坊もカプセルの中に収められ棚に並べられている。 どれもだらりと脱力していて、その世紀の無い目はただ開いているだけでどこにも焦点を合わせてはおらず、まるでぬいぐるみ売り場のようにも見える。 生命を吹き込む前の存在。魂の抜け殻。手足をそっと握ってみるとそれはとても冷たい。生き物ではなく、物の存在感がある。 *この世界で子供を作るというのは、人間のように女性が出産するのではなく、なんとお店で赤ん坊を買うことを言うのだ。 店頭で並んでいる新品の赤ん坊は、簡単に言えばOSの入っていないパソコンのようなもので、まだ命が入っていない状態。 「いらっしゃいませ!」 二人が棚を物色していると、やたら元気のいい店員が声を掛けてきた。 「まあ今日はだんな様とご一緒なんでございますね」 「あらこんにちは、そう、今日は子供を買いに来たのよ」 そんな会話を自然としているマリーにシカは驚き、知り合いなのかと訪ねると、どうやらマリーはこの店に時々来ていたようだ。 しかもこの店員はアクセサリーコーナーの担当なのに、マリーの姿を目ざとく見つけ声を掛けてきたようだ。 実はマリーは時折シカが驚くような高価な服やアクセサリーを身につけていることがあった、 どれもシカの安月給の中から買えるような物ではない。 彼女の実家は資産家で、シカには内緒でまだ仕送りを貰っているのかもしれないとシカは感じた。 だからこういうデパートにも通いなれているんだろうと。 気負ってマリーを連れてきた自分が、みすぼらしく思えてしまう一瞬だった。 そんな間に、店員は馴れ馴れしくマリーの背に触れ子供売り場へエスコートしていく、 その腕にはシズクダイアがはめ込まれたゴツくて高そうな腕時計があり、シカはそれを見て少し気分が悪くなった。 「この中からお選びになってはいかがでしょう?」 店員に案内された先には、動物達と同じくヒト型をした赤ん坊のカプセルが三つ並べられている。 どれも同じに見えるが値段だけが違う。 マリーがその説明を求めると店員は流暢にパーツの素材だとかシステムの性能だとかに差があるとか説明し始め、シカは口の中で「嘘つき」と零していた。 この値段に根拠なんてものは無い、子供を買おうなんて人は誰だって無理をしてでも一番高いの買って行くはずなんだ。 その時いろんな形状、ピンキリの値段の中から自分で選んだのだという実感があればこそ、人は高い値段にも納得が出来る。 全部同じ形状、全部同じ値段だと、高く売れなくなるからだ。 「ねえ、これにしましょう」 シカがこんな事を考えているとは露知らず、店員はやたらとマリーばかりに話しかけ、マリーも上機嫌に一番高い赤ん坊を選んだ。 「ねえ、この商品もちゃんとアフターケアしてくださるんでしょう?」 「ははは、もちろんですよ。お買い上げの後のサービスにも万全の態勢を整えております」 まだシカは決めかねているというのに、マリーと店員はどんどん話を進めてしまった。 392 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/25(火) 01 55 19 ID UHVusoW+0 帰りのバスの中、二人はくたくたに疲れていた。 赤ん坊本体よりも、その周辺機器のほうが大きくて、二人でバスで持ち帰るのは大変な重労働だったのだ。 家に帰り着く頃にはマリーの機嫌も悪くなってしまい、子供を欲しがったのはそっちなのに、とシカも内心不満げだ。 部屋で早速赤ん坊と周辺機器と格闘するふたり、テーブルの上に赤ん坊を乗せその頭にヘッドフォンのようなものを取り付けるとことまではいったが、いまいち手際が悪いらしい。 「スイッチを入れればすぐに動き出すものじゃなかったの? もう、面倒くさいわね」 「ちょっとまってくれよ、おいまだ触っちゃいけない。ええと、まず、インストールからはじめないといけないみたいだ」 拗ねた表情のマリーと分厚い説明書片手のシカ。 シカは説明書の指示に従い、付属のゴーグルを被った。頭全体を覆うような大きなものだ。 これで二人双方の頭の中から順番に、DNAデータをアップロードし、そしてそれをリミックスしたデータを赤ん坊の中にインプットするらしい。 早速シカはこめかみの辺りにあるスイッチを押した。 カチッ ウィィィィィィィン…… モーター音のようなものが静かに響き、装置がスタートする。 視界は真っ暗だ、その中に赤くアルファベッドのようなものが浮かび上がるが、どうも擦れていて良く読めない。 文字に目を奪われていると、暗闇の合間にどこかの風景のような映像がフラッシュバックのように浮かび上がってくる。 すると今度は規則的に並んだ赤くて丸い光が、まるでカウントダウンでもするかのように何度も何度も点滅する。 *ここから実写映像のシーンになりますが、ゲーム中では説明が無く分かりにくくなっているので、書籍化されたものの文章とゲームの映像をまとめています。 394 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/25(火) 01 57 07 ID UHVusoW+0 赤い光が何度も点滅している間、シカはその光がまぶしくて目を閉じようとするが、この光は網膜に投影されている物ではなく 目玉から視神経を経て直接脳に到達するとそこで解凍され、シカの内部にある記憶と溶け合い、化学反応を起こしてどかん!と爆発するのだという。その爆発が光の点滅を表していると思われる。 そしてその爆発の一瞬のうちに、ある風景が立体映像のようにはっきりと見えるようになる。 一つの爆発が脳の別の場所に住んでいた別の記憶の誘発を呼ぶ。 どかん!どかん!どかん!どかん!!!!!!!!! 点滅はどんどん加速していき、それはやがて連続した映像のようになった。 夢とは別の、シカの深いところに埋まっていた記憶が、脳の表面に浮上してきたような感覚だ。 だが、その記憶は明らかに狂っている。 まず最初に見えたのは、シカ達が住んでいるような無機質な街ではなく、日本ならどこにでもありそうな二階建ての住宅だった。 その部屋の一つ、フローリングの床に座っている小さな少年。なんとそれがシカだったのだ。 幻覚の中のシカは、現実のロボットのような姿ではなく人間の小さな少年の姿をしている事に驚く。 この世界での人間とは、神話にしか存在しない造物主で自分が人間になるだなんてことは不遜で、普段なら考える事すらはばかられるような事だった。 少年シカは、確かめるように自分の体を触る、足、腕、顔。 その肌は現実の硬い肌とは違うゴムのようにぶよぶよで柔らかく、着ている服の締め付けにも形を変えるような体なのに、しっかりと立つ事ができるにシカは想像も出来なかったと驚く。 部屋の中にはシカの他に少年の父親がソファに腰掛け新聞を読みながらコーヒーを飲み、少し離れたキッチンにはエプロン姿の母親が洗い物をしている。 二人とも少年と同じ人間の姿、もちろんロボットシカの両親が人間のはずは無いのに、幻覚の中のシカは自分が子供で、彼らが自分の両親で、ここが自分の家の中であることを自覚している。 食卓の花瓶に生けられている色とりどりの花。現実世界の花とはまるで違う。 396 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/25(火) 15 24 27 ID UHVusoW+0 現実世界の花は47区観賞植物工場で製造されており、どの花も規則的で均一な事に対し、幻覚の世界の花はどれも微妙に形が違う。 なのにシカはその花の手触りを知っている。 柔らかくて水っぽい、厚みは一定じゃなく茎もゆがんでいて葉っぱの形も左右非対称。それがなんだかシカを落ち着かせない。 少年シカは側にあったおもちゃ箱に手をつける。 色々なおもちゃが入っているその中に、ブリキの人形を見つける。現実の自分と同じ硬さの人形を手にとってみてその姿に唖然とする。 その人形は、現実世界のシカそのものだった。 人形シカは目と口を阿呆のようにぽかんと開けている。 命の無い人形シカを見つめていると、少年シカの手にふいに力がこもった。 すると何を思ったのか、少年シカは人形シカを放り投げ、人形シカは床に叩きつけられバラバラになってしまった。 「あっ」 シカの意識だけが声をあげ、人形シカは不思議と音も無く壊れた。 少年シカが壊れた人形に手を伸ばし鷲づかみにしようとすると、割れて尖ったブリキに手を切ってしまう。 ばっと赤い血が散って、両親が慌てて駆け寄る。 「まあ!」 「血が出てるじゃないか!」 「たいへん!」 二人は少年を挟むようにして寄り添い、怪我をした手に大騒ぎする。 その時、この世界のシカはこう思った。 固くなりたい。強くなりたいと真剣に思っていた。固い体になれば、ケガなんか、しないのに。 小さな手から溢れた血は掌から零れ、床で体がバラバラになっている人形シカに滴る。 397 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/25(火) 15 24 58 ID UHVusoW+0 相変わらず命の無い顔をしているシカにぽたぽたと赤い血がかかり、フローリングに人形シカを中心とした血だまりが広がっていく…。 すると視界は一変し、ブレーカーが落ちたかのようにまた真っ暗闇になる、そこに今度は黄色いアルファベッドが浮かび上がるがそれも一瞬の事で良く読み取れない。 視界が暗闇になったのは一瞬だけで、後はいろんな色がぐちゃぐちゃに混ざったような光がねじれて、その中を物凄いスピードで落下していくようだ。 落ちる、落ちる。落ちていく。急がなくては! 急いで、何をするんだ。 急いで、何をするんだ。 「ゴーグルを外さなくちゃ」 シカは自分の中に残存した唯一の思考にしがみつき、意識の内側から、意識の外側にある腕を必死に操作してゴーグルを引き剥がす。 ガチャリ。 「む……」 「終わった?」 ゴーグルを頭から外して一番最初に視界に飛び込んできたのは不思議そうな顔をしたマリーのアップだった。 シカは呆然としていてマリーに心配されてしまう。 「ああすごいよこれ、おかしな夢を見てしまった。君、ずっとここにいてくれたの?」 「ずっと? ほんの数秒だったじゃない」 次はマリーの晩、マリーもシカと同じゴーグルを被りスイッチを入れる。 カチッ ウィィィィィィィン…… シカの時と同じ音がして、そのほんの数秒後にマリーは自分の手でゴーグルを外す。 「どう?」 「すごいわ、気が変になりそうだった。あなた、ずっとここにいてくれたの?」 「ずっと? ほんの数秒だよ」 さっきとは逆のやり取りに、シカが微笑んだ時。 おぎゃあ!おぎゃあ!おぎゃあ! 赤ん坊が生まれた瞬間だ 398 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/25(火) 15 26 04 ID UHVusoW+0 第四章「目が痛い」 「ルルルルルルルルルルル・・・・・」 暗闇に丸くて赤い者が激しく点滅している、赤くて丸い?そうだ目覚まし時計の赤いボタンだ。 シカはいつもの習慣で、腕を伸ばし目覚まし時計のボタンをまさぐるが、そこにあったのは目覚まし時計ではなく、赤ん坊の顔だった。 赤ん坊の名前は「バッツィー」ソファーで転寝をしていたシカを、目覚まし時計の音を真似して起こしたようだ。 「ばーつういー。ばあー…ルルルルルルルルルルル……」 寝転んだままのシカに抱き上げられ、バッツィーは機嫌よさそうにまた時計の音を真似る。 これにはシカもいっぱい食わされてしまった。 この時計の音を聞くとシカは条件反射で目覚めてしまう、それをバッツィーは知っているのだ。 「あはは、まんまと起こされちゃったわね。きっとパパに遊んで欲しいのね」 バッツィーの名前はマリーと話し合って決めた、子供を持った事は正解だったようだ。 シカは家に居る時間、大抵子供と飽きずに遊んでいた。実際バッツィーは毎日凄い勢いで成長している。 成長とは言っても、体の大きさが変わっているわけではなく、複雑な動きをするようになったり、動物の鳴き声のようだった声が言葉のようなものになっているというもの。 耳から入ってくる音を、なんでも器用に真似るのが得意のようだ。 「手の力がとても強くなってきた、それに指が良く動かせるようになった」 シカがバッツィーに車のおもちゃを見せると、バッツィーは「バブバブ」とはしゃぎ小さな腕を必死に伸ばす。 「困っちゃうのよ、何でも掴む癖がついちゃって。しかもそれを放り投げちゃうの」 マリーがそう言っているそばから、バッツィーはシカから受け取った車のおもちゃを、ぽい。と投げる。 「いいじゃないか、将来は野球選手になればいい。なあバッツィー」 すっかり親ばかになってるシカそっちのけで、バッツィーは今度はテーブルの上にあったりんごを欲しがる。 シカがそれを取ってバッツィーに渡すと「だー」と言って反対側の壁にりんごを投げるバッツィー。 「あ、だめよ。ほらね、そうやってなんでも投げるんだから」 心底困っているのだろう、マリーはりんごがあたった辺りの壁を拭く。 399 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/25(火) 15 26 56 ID UHVusoW+0 「もう、変な癖がついちゃったわ。それに夜中だろうが早朝だろうがおかまいなしに暴れるし。こっちだって忙しいときがあるから、スイッチ、切っちゃおうかって思うこともあるのよ」 マリーがそんな事を言っているというのに、バッツィーは平気で物を投げ続ける。 小さなボール、ぬいぐるみ、大きなボール、空き缶…マリーが困るのも分かるというもの。 「だめだよ、一度でもスイッチを切ったらデータはリセットされてしまう。またインストールして最初からやり直しだ」 落ち着かないバッツィーを抱き上るシカは、内心感動していた。 実はシカもほんの幼児だったころに物を投げるのが好きだったのだ。 掌に乗るりんごやミカンなどを掴み、腕に力を入れて投げる。腕に反動。そして宙に弧を描いて飛んでいく物体。心がヒヤリとする。 がしゃん。 「まあ、この子ったら」と、その度に母親に叱られていた事を思い出したシカは、自分のそんな資質の一部が転移したのかもしれないと考える。 そう思うと、バッツィーの事が無性に可愛く思えてくるのだ。 このシステムはよくできている。シカがそう思うほど、バッツィーの存在が大切なものになっていた。 誰にとっても一番大切なものとは、おカネやモノではない。自分、なんだ。 だから親が子供の事を可愛いと思うメカニズムは、きっと一種のナルシズム、ただのエゴイズム。そんな事も思う。 「ばーつうー」 「目に入れても痛くないってのは、このことだ」 シカがすっかり油断していたその時、バッツィーの手が伸びた。 ばちっ 小さな音がして一瞬目に激痛が走る、視界が真っ暗になってしまった。だがその暗闇に、誰か知らない少年の輪郭のようなものが浮かぶ。 シカはそれを壁か何かの模様かと思ったが、そうではないと気づく。 この輪郭には見覚えがある。なんだっけ、これは。 そう考えてふいに思い出す。シカは庭や公園でよく父とキャッチボールをしていた。シカは野球選手になりたかったのだ。 いや、違う? それは妄想。 シカが思い出している男の子はシカじゃない。おとぎ話に出てくる少年神のような。 そうだ。それは“ヒト”だ。 「ばぶう、だあっ」 バッツィーの声にシカは我に返ると、視界が暗闇になってしまった原因が分かった。バッツィーがシカの目玉を器用に両目いっぺんに引っこ抜いてしまったのだ。 「おい、だめだそれは」 ぽい。 ぱしゃん。 「あっ」 バッツィーはシカの目玉を放り投げ、それはマリーを飛び越し水のたまった流し台の中に落ちてしまった。 「まあ、水の中に落ちちゃったわ。あなたの目」 「洗って 拭いてみたんだけど……」 目玉を取り付けると暗闇からは開放されたが、心配そうに覗き込むマリーの顔がまるで水中から見ているように滲んで揺らめいていた。 429 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/29(土) 01 57 01 ID oTumMaCu0 第五章「いろいろな目」 水浸しの目玉をつけて歩くシカ。まるで水中散歩のをしているような視界に楽しんでしまっている。 水の中を歩いているように見えているのに、体は水の抵抗を感じずに動くからちょっと変な感じ。 そばを歩いている女子高生の制服が、魚の群れのように見え、道路には潜水艦。のように見える乗り合いバス。 シカは千鳥足のようにフラフラと地上の水中歩行を楽しみながら目的地の52区にたどり着く。この辺りはちょっとしたスラムだ。 辺りには人陰が無く、道にはスクラップになったくず鉄が散らかり放題で赤錆ににまみれている。 ここにあるのは公営の大工場ではなく、「パウ」という男が一人でやっている小さなジャンク屋だ。 「やあシカ、久しぶりじゃないか、どうしたんだ」 店の前の作業台に居たパウが声を掛けてくる、するとその顔はまるで歌舞伎役者がする隈取のように、顔中黒と赤の模様があった。 「ちょっと目玉をやられてしまってね」 「そう言われてみれば、目が真っ青だ。まあ座りな」 立った状態でもフラフラとしているシカを座らせ、パウは医者のようにその目を見る。 「こりゃひどいな、いったいどうした。水中眼鏡なしでプールに飛び込んだんだろう?」 「いやちょっと、うちの子供にイタズラをされたんだ」 「子供?シカ、お前子供なんかいたのか」 「ついこの間作ったんだ」 「そいつはおめでとう、ちょっと外すよ、いいね」 シカとパウは顔見知りらしく、そんな会話を交わしつつパウはシカの目玉をカチャリと外し、シカの視界は真っ暗になる。 「こりゃちょっとやっかいだ、分解修理しないと」 「悪い、今忙しいのかい?」 「いいやすぐにやってやろう、けど3時間はかかるな。ここで待っていてくれるか」 「こんな状態で、あっちこっち歩き回る自信はないよ」 「うむ、座ってるだけでも3時間も闇黒なのはつらいだろう、ちょっと待ってろ」 430 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/29(土) 01 57 40 ID oTumMaCu0 真っ暗な視界の中で、パウはいったん小屋の中に戻りなにやらがちゃがちゃと部品を持ってきたようで、それをシカが座っている前にあるテーブルにひとつづつ並べていく気配がする。 「ジャンクの中から仕えそうな目玉を見繕ってきた。ほら、はじっこのやつから手に取ってごらん」 「うん」 「つけてみな、まずそれから大きさや形が合わなくても、とりあえずねじ込んじまえばなんとかなるはずだ」 パウの言うとおりテーブルの上に並んでいるであろう目玉達を、そっと手探りで触るシカ、数は5つ、どれも形も大きさもバラバラで歪でさえある。 シカはそれをつけて時間をつぶす事にした。 暗闇の中に五つの影が浮かんでいて、キラキラと瞬いているようだ。左から黄色、赤、青、白、緑色の光だ。 まず最初に、一番左の目玉をつけてみる。 すると辺りの景色が鮮明に映るが、全く色の無いモノクロの世界だ。少し首を回してみると様子を伺っていたのかパウがこちらを見ていて、白黒にしか見えないと言うと 今つけている目玉は、犬の目なのだと言う。犬は色盲だから白黒に見えるらしい。 この犬の目玉は死んだ犬が解体され目玉のパーツはリサイクルに回され、うまく修理されれば43区の工場に送られ新しく生まれる動物の体に使われるようだ。 シカが犬の鳴きまねをしてパウと二人で笑っていると、そこでようやくシカはパウの顔の違和感に気づく。 顔中にあったあの隈取のような模様が一切消えていて、とても恐ろしげで見るもの全てを威嚇するようだったパウの顔が、とても穏やかで、優しく理知的に見える。 そこでシカはパウの顔の模様がただのペイントだったと知る。 目の性能が良ければよく見えるとは限らない、僕達はきっと無駄なものばかりを見つめているんだろう。 そして見えているはずなのに見えていないものだって多いにちがいない。シカはそんな事を思った。 次に左から二番目の目。 目をつけなり、まるで夜にでもなっているように暗く、空には沢山の星が見える。これはハトの目だ。 なぜ昼なのに星が見えるのかとパウに聞くと、鳥にとって星は空に貼り付いている電灯みたいなもので、鳥達は昼でも星を目印に飛んでいるのだという。 431 :2999年のゲーム・キッズ:2008/11/29(土) 02 06 26 ID oTumMaCu0 次は一つ飛ばして、右から二番目の目。 今度も辺りが暗く見える、でもハトの目が夜のようだったものに対しこれは夕焼けの景色のようだ。 視界に沢山の光線の波紋のようなものが瞬いていて、同じような光波がさざなみのようにしきりに辺りを行き交っていて、風まで見える。これはコウモリの目だ。 稲光かと思えばラジオ局から出ている、飛行船からも、これは全て電波なのだ。空に浮かぶ電波が花火のようだ。 今度は一番右の目。 ハトの目やコウモリの目よりもっと暗い。なのにそれまで見えなかった小さな羽虫が沢山飛び交っているのが鮮明に見える。これはカエルの目だ。 カエルの目には動くものだけが見えるのだ。作業をしていてこちらに背を向けているパウも、この目だと良く見えない。 そして最後に中央の目。 この目も真夜中のような暗さで、あたりの景色も広角レンズのようにぐんと広く見えている。 その中に青白い柔らかい光だけが見える。小さな光がゆらゆらとアチコチで浮遊しているものと、じっと動かないものがある。これはシズクホタルという昆虫の目だ。 この昆虫はその名の通りシズクダイヤの光に集まる夜光虫で、金持ち女にとってはこの虫が寄って来ることがステイタスにもなっていると言う、本物のダイヤを見につけている何よりの証拠になるんだとか。 またこの虫の習性を利用して、この辺りに山積みにされているゴミの山からシズクダイヤの部品を選り分ける時なんかにも便利らしく シカが目の前にあったゴミの山を見れば、いたるところに青白い光が埋まっているのが分かる。この動かない方の光は全部シズクダイヤのものなのだ。 「人間の目は無いのかい?」 全ての目をつける頃には大分時間も経ったようだ。 色々な目玉をメガネのようなパーツで無理やりつけているシカは、シカに背を向けて作業をしているパウに声を掛けた。 「動物のだけだ。でも、それもいいものだぞ、俺はミツコブラクダの目で暮らしている」 そう言ってパウは立ち上がり修理が終わったシカの目玉をきゅっと、シカの顔に押し込んでくれた。 「ほい、出来上がり」 パウの声と同時に、懐かしい自分の視界が戻ってくる。 353 :2999年のゲーム・キッズ:2009/05/13(水) 00 22 54 ID CXDcMjTb0 6章 「空を飛んでみた」 がちゃ。ドアを開けるとちょっとお洒落をしたマリーの姿があった。 「おかえりなさい。じゃあ私、でかけるから。ごはん、冷蔵庫の中のものを適当に食べて。バッツィーならもう静かになっている、寝かしつけておいたから」 「おい、またクスリなんか飲ませて眠らせたんじゃないだろうな」 「今夜は遅くなるわ、じゃ」 シカの言葉を無視してマリーはさっさと出て行ってしまった。 マリーは近頃学生時代の友達と一緒に、映画鑑賞グループを作ったと言って時々、こうして外出するようになっていた。 「子供の面倒をみているとすごくストレスがたまるのよ、これくらいの息抜きはいいでしょう?」 そう言って仕事帰りのシカと入れ違いに夜に出て行き、真夜中シカが眠った頃足音を殺して帰ってくる。 「子供が寝てしまうまで家を空けられないから、夜しか出かけられないんだもの」 マリーがそういうと、シカはなるほど、と頷くことしかできない。子供の事は週末に可愛がるだけで、毎日の世話は全部マリーに任せきりだったのだから。 家で一人、シカは冷蔵庫を漁っていると奥の方に見覚えの無いウィスキーのボトルを見つけた。 シカ達夫婦に、家で酒を飲む習慣は無いのに。中身は半分以上なくなっている。 思い当たるのはマリー一人、いつの間に飲むようになっていたのか…… シカといる時は飲んでるのを見たことが無い、だったら昼間に? シカはグラスを出してウィスキーを注ぎ、頭をからっぽにしたまま一息にあおる。 一杯、二杯、三杯…。 無心で飲み続けて、いつしかシカはうとうととうたた寝をしてしまう。 するとその浅い夢の中で、かすかな声のような、歌のようなものが聞こえた。 354 :2999年のゲーム・キッズ:2009/05/13(水) 00 35 22 ID CXDcMjTb0 はばたいて… はばたいて… はばたいて… はばたいて… ハッとして顔を上げる。 はばたいて… はばたいて… はばたいて… はばたいて… ラジオも、テレビもついていない。部屋の外から聞こえてくる音ではない。 はばたいて… はばたいて… はばたいて… はばたいて… むしろ、自分の頭の中で響いている、そんな音色。 戸惑うシカの視界が点滅するようにチラつき、それがいつのまにか夜の街を見下ろすような、そんな光景が瞼の裏に映し出される。 沢山の建物、沢山の窓の明かり。そしてそれより沢山の青白い柔らかで美しい光。 これは一体何だろう? この不思議な映像、どこかで体験した事がある。 そうだ! シズクホタルだ。 ぼくは小さなシズクホタルさ 固くて重い殻の下から うすくてもろい羽をようやく よっこらしょっと引っぱり出して はばたいてみる懸命に はばたいて、はばたいて はばたいて、はばたいて はばたいて、はばたいて はばたいて、はばたいて はばたいて まだまだしつこくはばたいて あきらめないではばたいて すっかり疲れたころになんとか やっとのことで宙に浮く あとはやれやれ風頼み ぼくは小さなシズクホタルさ ちょっとの風にあおられて きりきりまいのてんてこまい 大きな壁にぶちあたる 355 :2999年のゲーム・キッズ:2009/05/13(水) 00 36 13 ID CXDcMjTb0 ぼくの体は小さくもろい 武器もなんにも持ってない どこに言っても追い払われる 休むところがみつからないんだ ぼくはほんとはのんき者 地面でじっと休んでたいけど ぼやぼやしてたら踏みつぶされる 落ちないように、落ちないように はばたいて、はばたいて 一生懸命はばたくだけさ 風の具合で高く飛べたら 少しは気持ちがいいけれど 高いところであんまり長く 薄くて冷たい空気にいると だんだん息が苦しくなるんだ あわててぼくは急降下 空と土の隙間でいつも ふらふらふらふら漂うだけさ ビルやクルマの合間をいつも びくびくよろよろ飛ぶだけなんだ そうさぼくはシズクホタルさ 一生懸命はばたいて 飛んでる時も本当は ちっとも自由じゃないんだよ たった一つの楽しみは はばたいて、はばたいて あの特別なやさしい光を 街の中から見つけだすこと 356 :2999年のゲーム・キッズ:2009/05/13(水) 00 36 53 ID CXDcMjTb0 そうさぼくはシズクホタルさ はばたいて、はばたいて シズクダイヤの輝きを 見つける為に生まれた虫だ はばたいて、はばたいて あの特別なやさしい光に出会えたときだけ ほんのちょっぴり うれしく元気になるんだぼくは どこかにないかなシズクダイヤ こぼれる光は心の輝き たくさんあればそこにはきっと おんなじ数の幸福の証明 恋をしているあの子の胸に 永遠を契る夫婦の指に 今が我が世と得意満面の ビジネスマンの懐中時計に かすかに、しかし途切れることなく続く歌声。 シカは理解した、以前パウの店で一時的にシズクホタルの目を取り付けた時の接続が、未だに生きていて おそらく何か上手い具合にシカの視覚回路の一部が、シズクホタルの目玉と同調したままになっているのだ。 あの時の目玉は、そのままパウのところに置いてきている。それはきっと今ごろリサイクルされて、一匹の元気なシズクホタルの目になって、街のどこかを飛び回っているのだろう。 その視覚の波動が今も、シカの視覚神経に送り込まれている。 つまりシカは一匹のシズクホタルになりきって、シズクホタルと同じ光景を見ているのだ。 それは視覚だけではない、その想いまでがシカの脳の中に入り込んでくる。 シカはその、一匹の小さなシズクホタルにどんどん同化していく。 果てしなく空へ伸びる塔のふもとから広がる街、サーチライトだろうかところどころのビルから眩しい光が空に向けて放たれている。 その上空を一匹のシズクホタルが飛んでいる。 シズクホタルから見る街は、とても美しい。どの建物の外壁にもまるで満点の星空のように青白い優しい光が無数に瞬いている。 やがてホタルの目はホテルの窓の向こうに一際美しく輝く光を見つけた、ゆらりゆらりとゆれる二つの光、そして寄り添うように輝く光。 シズクホタルの目ではその光以外、部屋の中は真っ暗で何も見えないが、ぼそぼそと誰かの声が聞こえる。 「大丈夫よ、あいつったらおんぼろで、いつもぼんやりしていて、」 完全にシズクホタルと意識を同化させたシカはホタルの聴覚を通してその声を聞きながら、目の前でゆれる光がどこかで見たものによく似ている事に気づく。 「この間だって子供に目玉、壊されちゃうくらい鈍くって」 この印象的なシズクダイヤの使い方、デパートの店員がつけていたごつい腕時計と同じだ。 では、声とゆれている二つのシズクダイヤは…? 『これは誰?…マリー?』 「絶対に気づかれっこないってば」 どこをどうやって飛んできたのか、その場を後にしたシズクホタルは別の窓に張り付いていた。 窓の向こうには、一人の男がテーブルに伏している。 そのまぬけな姿はまぎれもない、シカ自身の姿だった。
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キッズ練習会 日時 2014/08/17(日)11 00-12 00 会場 大塩小学校 ◆◇◆8月17日(日)のキッズ練習会は、他学年行事等都合のため中止とさせて頂きます◆◇◆ 更新:2014/07/27
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登録日:2018/07/04 (Wed) 13 26 00 更新日:2024/06/01 Sat 00 51 36NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 いつか、どこかで アンドロイド キカイダー コラボ系作品救済候補 ソード・シューティングスター ネタバレ項目 ネバーギブアップ ヒート・トリガー メタルダー メタルヒーロー ラビットタンク 主人公 人造人間 人間臭い 俳優の本気 兵器のヒーロー 剣流星 声優の本気 妹尾洸 妹尾青洸 安藤まほろ 幻の旧日本軍決戦兵器 待ちたまえ君たち 怒る!! 怒る!!←実際は大して怒ってないらしい 悲劇の主人公 愛すべきバカ 歩く名言製造機 流星刀 涙腺崩壊 漢 真の漢 自己犠牲 親友は人間 超人機 超人機メタルダー 鎧聖メタルダー 飯田道郎 黄金の精神 風よ、雲よ、太陽よ!心あらば教えてくれ…! 何故この世に生まれたのだ!!? 剣流星/メタルダー とは『超人機メタルダー』に登場するキャラクターで、同作の主人公である。 ここでは変身後の姿である超人機メタルダーについても記述する。 演:妹尾洸(現・妹尾青洸) CV(メタルダー時).飯田道郎(*1)、妹尾洸(第2話の冒頭、及び最終回のラストシーン) 概要 第二次世界大戦中、日本軍の起死回生のために古賀竜一郎博士によって作られた超人機。人造人間キカイダーと同様に左右非対称な形や色が特徴だが、身体の赤い左半身は人間の心を、青い右半身は機械の戦う力を表す。 後述の自省回路や戦闘マニュアルコンピュータといった戦時中に製作されたにもかかわらず、半世紀以上経った現代でも追いつけない高度な技術が多数秘められている。 人間体である剣流星のモデルは、神風特攻隊で戦死した博士の息子である古賀竜夫海軍中尉。(演者の二役) 完成時には既に日本は終戦を迎えており、古賀博士により表向きは処分したと装い極秘に建造したシルバーカークスに封印されていた。しかし、42年後にネロス帝国の存在を知った博士により解放。今後は流星自身がネロス帝国と戦うこと、そして博士自身が虐殺されることで"死"の概念を半ばゴリ押し気味に教え込まれ、以降はロボット犬・スプリンガーと共にいつ果てるか知らぬネロス帝国との戦いに身を投じることとなった。 竜夫の姿をモデルとしているためか、戦争さえなければヴァイオリニストになれた程の音楽の才能の持ち主と称された竜夫同様にヴァイオリンが得意で音楽をこよなく愛する。そのためラプソディとの戦闘で名器ストラディバリウスを壊すことはできなかった。また、サックスを演奏することもあるなど、彼なりの"自我"や"嗜好"も備わっている。そのため、決して全てが竜夫のコピーではない(*2)。 起動したばかりの当初は明確な一般知識や目的もインプットされておらず、ただ単に無我夢中で戦っていた。特に「生」の概念の乏しさに関しては、雄闘バーベリィの追撃を受けた際に偶然通りかかった仰木舞を囮にした程。だが、現代社会を知らないまま見知らぬ物に満ちた世界に興味を持ったことから、舞や北八荒をはじめとした人間たちや元戦闘ロボット軍団・暴魂トップガンダーとの交流を通じ、徐々に冗談を言ったり嘘を疑うなど成長を遂げていった。 一人称は「僕」。ただし初期には「俺」も使っていた。 瞬転メカニズム 通常は流星の姿であるが、ネロス帝国に対する怒りなど、感情が高ぶることで「怒る(いかる)!!」の掛け声とともに、メタルダーへと「瞬転」する(*3)。 目に見える反応としてはまず「怒る(いかる)!!」と叫んだ後、落雷と共に全身にスパークが迸る。次に全身が暗転により包まれた後、姿形がメタルダーのものになりエレクトロアイが発光し暗転が解除。全身から赤と青の光を放った後で、内部フレームがむき出しになっている両腕前腕部を右→左の順に保護アーマーを発光させながら装着(*4)。最後は仁王立ちと共に水色の光を放出し、"瞬転"が完了する(*5)。 大抵の場合は戦いの最中に瞬転を行うが、サイドファントムの運転目的だけでメタルダーになることもあった。 また、瞬転すると体外から膨大なエネルギーを放出する性質がある。31話ではそこを帝王ゴッドネロスに目を付けられ、瞬転時に放出するエネルギーに反応し自爆するアンドロイド・夢を差し向けられた際は瞬転不可能に陥った(*6)。 剣流星の体内に秘められていた全エネルギーが、感情の高まりと共に頂点に達した時!彼は、超人機メタルダーに瞬転する!! 技・能力 「争いを好まぬ僕に武器はない」と自ら語るように、基本的には外付け・内蔵を問わず武器と呼べるものは装備しておらず接近戦に特化されており非常に高い戦闘力を誇る。 弱点は遠距離攻撃が充実していないことであるが、戦況に応じてその場にある木や岩や鎖、奪った相手の武器などを用いることで自身の弱点をカバーしている。16話では戦闘ロボット軍団暴魂クロスランダーが落とした拳銃を使用した事もある。 また例外として竜夫の形見である短剣をトップガンダーや帝王ゴッドネロスとの決戦に携帯し使用。メタルダーを勝利へと導いた。 ●身体スペック 長いので短縮 身長:190cm(流星時は186cm) 体重:250kg(流星時は重力制御により100kg) 走力:100mを1.5秒(流星時は11秒) ジャンプ力:150m パンチ力:厚さ100mmの鉄板をぶち抜く。最大出力を出せば重量で遥かに勝る戦闘ロボット軍団・豪将ガルドスを吹き飛ばすほどの威力を誇る。 キック力:厚さ200mmの鉄柱をへし折る エネルギー:古賀博士が発見した超重力エネルギーKOGA-Xを使用。ベルトにある超重力制御装置でコントロールし、瞬転や流星の姿の制御を可能とする。この装置を破壊されると超重力エネルギーが暴走し、地球を吹き飛ばすほどの大爆発を起こすとされ、超重力エネルギー装置を完全に破壊する以外に回避の方法はない。これを実行すると流星の姿に戻ることは二度と無くなる。 記憶力:空白だった42年間の歴史を図書館で調べて数分で埋められる。また、サッカーのビデオを見ただけでコーチとしての能力を身につけられる。この能力を生かして分身の術を編み出したこともある。 聴覚:1km先の1デシベルの音も聴けるほか、電波も受信できる。通信ユニットも内蔵。さらに、音波や電波を発信するネオサイクルサウンドも内蔵されており、特殊音波でイルカなどの動物と会話できる。この機能を使い、機甲軍団・暴魂アグミスの特攻を回避した事がある。 視覚:1.5km離れた場所のゴルフボールも見分ける。X線、赤外線、紫外線、冷熱反応、生体反応などのセンサーも持つ。ズームアップセンサーにより、拡大分析も可能。クリアレンズにより、粒子の隙間から壁の向こう側を見られる。これらの機能は流星時にも使用可能。その他に記録用のコンパクトディスクもセットされている。この機能を利用して敵の弱点や正体を調べる事が可能。20話ではこの機能を使って、デスターX1が熱センサーで探知をしていることを突き止めた。 嗅覚:自然界の匂いに対するセンサーは人間と同等で、薬物や金属同士が摩滅して発する匂い、火薬などの匂いを感ずる高度のセンサーを持つ。 握力(メタルクラッシュ):硬い鉱物も粉々に砕く。パワー増幅システムを作動させ、さらに強力なパワーを発揮することも可能。超重力エネルギーとの併用で大型ブルドーザーも簡単に引っ張ることができる。20話では石を握りしめ高熱を発生させ、それを投げることでデスターX1の熱センサーをかく乱させた。 指:内蔵された鉄の爪・アイアンクローにより、険しい崖やビルもよじ登る。 足:裏に内蔵された真空吸着装置により、いかなる斜面も登れる。 メカ生体機能循環システム:背中に内蔵されており、人間に有害なガスを除去できる。生体維持装置に接続している。 ●自省回路・戦闘マニュアルコンピュータ メタルダーの持つ最大の機能。 自省回路は、「汝の敵をも愛せ」という古賀博士の博愛精神により搭載された特殊回路。左半身に内蔵されている。これにより人間と変わらない心を持ち、敵に敬意や共感を抱くこともある。 あくまでこれはロボット三原則のような人間への「不殺」のルールを課すものではなく、人間らしい心と理性をもたらすものである。(*7) 戦闘マニュアルコンピュータは右半身に内蔵されている戦闘回路。戦闘時では視覚・聴覚器官などを併用することで相手の弱点を解析し攻撃・反撃に移る。 非常時にはパワー増幅システム回路を最大限にパワーアップさせて人間で言う所の火事場の馬鹿力を発揮させることが可能。 古賀博士によって戦闘回路と自省回路のどちらか一方のみを強化すると二つの能力のバランスが崩れ改造による強化ができないように(*8)設計されている。その代わり、「学習」により精神力を鍛え、それによって自省回路の能力を強化できるようにし、自省回路の能力が強化されるとそれとバランスを取るために戦闘回路に精神波が送られ、今度は戦闘力が強化される…という学習(*9)により性能がアップする特異なシステムを持っている。 ●レーザーアーム 腕に超重力エネルギーを集め手刀を超高速で振動させて敵を一刀両断する技で、最も使用頻度が高い。厚さ10センチの鋼鉄も切断する威力を持つ。 左右どちらの腕でも使用可能で、7話のタグ兄弟戦では両腕で同時使用したこともある。また、腕にエネルギーを集めた状態で白兵戦を行うことも可能。 序盤では小指の先から肘に沿って弓形の光刃が形成されていたが、7話から前腕部全体が光に包まれるようになった。17話からは技名も叫ぶようになり、36話では仰木タグスキーの鎧のみを破壊したりと威力を調節できるようになった。 ●Gキック 6話で初使用した、右足に集めた超重力エネルギーを全開にして放つ飛び蹴り。10トンの岩も砕く威力。 単独でも強力だが、レーザーアームからの繋ぎ技として使うことも多い。 ●メタルボンバー 空中で横にスピンしながら敵に突進し、両手でパンチを叩き込む。21話で初使用。 このバリエーション技でスクリューボンバーという必殺技も存在する。 ●メタルトルネード 空中で横にスピンしながら敵に突進し、Gキックを叩き込む。19話で初使用。 ●メタルホーネット 横に高速スピンしながら敵に突進し、すれ違いざまに敵の脇腹に手刀を決める。 25話で初使用し、以後繋ぎ技として使用された。 ●プラズマパンチ 敵を真上に放り投げ、自らもジャンプして落下してくる敵に強烈なパンチを叩き込む。20話で初使用。 ●真剣白刃取り 7話のタグスロン戦で使用。タグスロンの薙刀を受け止めた。 ●三角飛び ここから飛び蹴りを放つこともある。 ●分身の術 忍者を研究して編み出した技で4人に分身する。 軽闘士・影との戦闘で得た経験を基にし、舞の仕事の撮影で忍者に扮した際に編み出した。 ●サイドファントム メタルダー専用の青色のサイドカー。元ネタとは異なり黄色ではない。 飛行能力を備え、戦闘マニュアルコンピューターと連動した自動操縦装置を内蔵する。さらに、本体とサイド部分が分離して別個に走行できる。 第36話では舞と八荒を逃がすために発進させられ、その際は八荒が運転した。 メタルダー同様に武装はなく体当たりで攻撃する。 全長:2450mm / 全幅:1497mm / 全高:882mm / 重量:240kg / 地上最高速度:時速900km / 空中最高速度:マッハ3 ●メタルチャージャー 流星専用の赤色の乗用車。外見は市販車と変わらず、メタルダー以外でも運転できる(第13話)。 車体側面の装甲が主翼に変化し、前部と尾翼を展開、飛行能力を発揮する。超重力エネルギーで動くため、ガソリンは不要。 ベースは、6代目のマツダ・ファミリア。 中盤から実車がマイナーチェンジ版(後期型)に変更になったが、ミニチュアはそのまま前期型の形状のままだったため、実車とミニチュアとの形状が異なる。 こちらも武装は存在しない。 全長:2450mm / 全幅:3044mm / 全高:2060mm / 車両重量:1200kg / 駆動方式:4WD / 地上最高速度:時速700km / 空中最高速度:マッハ2.5 / ナンバー:品川59や56-51 この他、本編未使用であるがメタルソード(腕の超重力エネルギーを全開させ手刀で敵を水平に真っ二つにする)、ヘッドクラッシュ(頭部にレーザーシールドを作った頭突き)、半球状のバリアを形成する能力(雄闘ジャースの攻撃を弾くカットが前期エンディングに存在)がある。後、夢は見れない。 18話での爆弾が内蔵された烈闘士ザーゲンとの戦いではレーザーアームが使えないため(*10)、右腕に食い込んだザーゲンの大鎌で敢えて右腕を切り、それをザーゲンの胸の爆弾の起爆スイッチに投げつけて爆発させるというロボならではの戦術を取った(*11)。 有りのままの自分を太陽に晒した超人機の結末 以下、本編のネタバレ 長きに亘る戦いの末に37話でトップガンダーを失うもののネロス帝国を壊滅させた。だが、最終話でゴッドネロスを撃破するものの自身の超重力制御システムが損傷。増大する超重力エネルギーによって地球破壊の危機が迫る中、メタルダーは八荒に超重力エネルギー装置の破壊を頼み、超人機の能力と流星としての姿とを引き換えに地球を守った。 ありがとう、八荒、舞さん。 剣流星に戻れない僕は、もう君達の社会には帰れないんだ。 僕は…いつまでも君達のことを忘れない。 その後、スプリンガーと共に何処ともなく旅立って行った。 僕は…生まれてきて良かった! 八荒、舞さん。君達に会えて、嬉しかった。 君達の永遠の幸せを祈る。 そして僕は…いつか必ず甦る! いつも遠くから、君達のことを見守っているよ… なお、児童誌で連載されていた漫画版では、結末こそは変わらないものの、世界のどこかに居るであろう超重力エネルギー装置を修理できる人を探す旅に出る、という流れになっており、 ほんの少しだが救いのあるエンディングとなっていた。 超重力装置を修理できる人を探す旅に出るよ… そして舞ちゃん…ぼくはきっと帰ってくる! 剣流星として! 涙を流しながらも、それを笑って見送る舞。 愛犬と共に旅立つ彼…「メタルダー」の顔には、機械でありながらも、人間「剣流星」と全く変わらない、優しい微笑みが浮かんでいた… “メタルダーよ… 君の青春は輝いているか?” もちろんです!………古賀博士… ぼくは生まれてきて良かった!! ぼくの思い出の全てが輝いているんです! 余談 待ちたまえ君たち ふたば☆ちゃんねるのスレで上げられたネタ画像の中に「待ちたまえ君たち」というものが存在。 これは2005年8月14日の当スレにて上げられたネタ画像で、ガンダムシリーズに登場するキャラを例に挙げた「ギャルゲーにおける髪の色と性格の関連性」という話題に端を発したのがきっかけで、内容はレイン姫とファイン姫が双方の色のことで仲違いを始めたところをメタルダーが現れ、上記のセリフで仲裁に入るというものである。 pixivでは今もこれをパロディ化したイラストが投稿されており、プリキュアシリーズや東方シリーズのキャラがレインとファインの2人に代わって登場し、仲裁に入るキャラも流星やてぇんさあい物理学者のように半身がそれぞれ赤と青のカラーリングで分けられている点が踏襲されている。 メタルダーの海外版に相当する「バーチャル戦士トゥルーパーズ」では主人公であるライアン・スティールがメタルダーに相当するVR戦士に変身する。 なお、ライアン自体はサイボーグでは無い人間で、時折平成ライダーシリーズにおける素体に相当する軽装形態の「VRダブルバトルモード」も登場することもあった。 また、メタルダーの映像ストックが切れた後に制作されたシーズン2では変身後の姿が宇宙刑事シャイダーに変更されている。 メタルダーの声を担当した飯田氏は次作の「世界忍者戦ジライヤ」でも声のゲストとして出てくるが、元々悪役が多かったためか(*12)、今度は一転して悪役の「火忍チャンカンフーの息子(正式名称)」の声を担当した。 僕は…生まれてきて良かった! 八荒、舞さん、wiki籠りのみんな。君達に会えて、嬉しかった。 君達の永遠の幸せや追記、修正を祈る。 そして僕は…いつか必ず甦る! いつも遠くから、君達のことを見守っているよ… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ニコニコで最終回が配信された日に投稿されるとは…乙 -- 名無しさん (2018-07-04 16 00 17) よく見たらこれ、ほとんど本家ウィキからの盗用っぽくない? -- 名無しさん (2018-07-04 16 07 35) TOAのルークといくつか共通点があるような気がする。 -- 名無しさん (2018-07-04 20 04 27) 人とロボットという壁を乗り越えたジャンパーソンの最終回がこれに対するアンサーだったのかなあと -- 名無しさん (2018-07-06 13 33 22) スーパーヒーロー作戦では終盤離脱するのでメインにしにくい・・・のだが、使い勝手悪くない上にシナリオで美味しい所持ってくのでやっぱり使いたくなる・・・ -- 名無しさん (2018-07-06 15 45 25) ↑一方で初戦闘の時のめんどくささといったら… -- 名無しさん (2018-07-06 21 40 58) 当時「怒る!」という台詞を近所の幼稚園児がまねしたまねした。 -- 名無しさん (2018-07-10 09 55 57) よい子の諸君!今やっている朝ドラは無関係だ! -- 名無しさん (2018-07-26 17 10 03) これ、人間体に戻れなくなっただけで、人格や感情はそのままなんだよね? だとしたら、人類とロボットが差別なく付き合える時代が訪れたら、彼も仲間の元に帰れるかも……。 -- 名無しさん (2018-10-20 13 48 49) ↑本人は悔いないだろうし幸せだったって言うけど、本心なんだろうけど、それでも再会して欲しいよね -- 名無しさん (2019-05-07 10 09 28) 旧日本軍の攻撃機に流星という名前の機体が存在する -- 名無しさん (2019-06-23 14 34 58) DVD-BOXの告知ポスターの書き下ろしイラストがその後のメタルダーって感じでせつない -- 名無しさん (2019-06-23 15 42 27) 第一話でクールギンらにフルボッコにされて負けた印象が強いけれど、それ以降は何気にメッチャ強いよね。ロボットのヒーローは他にも沢山いるが、センサーが割とチートスペックで「不意打ちの類はほぼ不可能」ってのは大きい。あと、肉を切らせて骨を断つ…というか、敵の攻撃をある程度喰らったら即座に本質を見抜き、それを活かして速攻で逆転勝利するという展開が多いのが印象的だった。 -- 名無しさん (2019-07-05 00 01 06) ↑メタルダーの戦闘シーンは時代劇というか宮本武蔵をはじめとする剣豪ものの作品を強く意識されているそうな。 -- 名無しさん (2019-07-15 17 25 49) キカイダー(機械)に -- 名無しさん (2019-09-14 00 03 49) 対抗してメタル(金属)ダーと言うのは本当だろうか。 -- 名無しさん (2019-09-14 00 05 32) 名前 コメント
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メタルサーガ ~鋼の季節~ 機種:NDS 作・編曲者:門倉聡 開発元:クレアテック 発売元:サクセス 発売年:2006年 概要 『メタルサーガ ~砂塵の鎖~』に続く「メタルサーガ」シリーズ第2作目。 ハードをニンテンドーDSに移し、タッチペンで全て操作する「フルタッチペンオペレーション」を採用している。 BGMは『砂塵の鎖』と同じく門倉聡氏が担当。ハードの音源上『砂塵の鎖』と比べ音質がやや低下しているものの良曲が多い。 今作でも過去作のアレンジが使われていて、特に「流れ者の歌」はかなりの良アレンジ。 ゲーム中ではインテリアのジュークボックスでBGMを聴けるが、インテリアを贈った相手によって聴ける曲目が異なる。 サントラは先着購入特典に附属。ファミコン版『メタルマックス』のBGMも収録されているが、本作の曲は1部しか収録されていない。 収録曲(1部仮曲名) 曲名 補足 順位 The Season of Steel タイトル画面 コール ネームエントリー さすらいのストレンジャー オープニング 農場 夢はささやく ストームストーンなど 世界の果てまで ワールドマップ マデラ砂漠 溺死街 犬のテリトリー Battle in The Waste 通常戦闘 Get It! 戦闘勝利 全滅のテーマ 全滅 キラーヒルズ お尋ね者との戦い 賞金首戦 Dr.ミンチに会いましょう Dr.ミンチの研究所 踊る旅人 オアシスほか スパークリング・ブリーズ 定期船 スパンコール・ウォーク フラミンゴ・ヴィル 戦車でバンバン ハンター☆スロット ロケット墓場 サブワイ ノアシード イベントバトル 愛のテーマ イベント 心のままに ワールドマップ(徒歩) 線路で昼寝 鉄道工事現場 我が町はにぎやかなりき サンタピークほか 第2フリーザ 流れ者の歌 幻の渚ほか 愛のテーマ オルゴールver. 楽園の小島 オーバーロード セキュリティ・ゾーン ベビーノア ラスボス戦 エンディング スタッフロール トゥルーエンディング サウンドトラック メタルサーガ~鋼の季節~ サウンドトラック メタルの源流 先着購入特典に附属。1部の曲が収録。
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シナリオ攻略 2章 『レアメタル採掘』 難易度 地形適応 出撃母艦 部隊編成 クリア報酬 初回報酬 総出撃 強制出撃 グループ 資金 EC 資金 EC Lv15 地空- - 8 2 - +6600 +65 +8600 +120 クリア条件 「結晶の柱」の撃墜 敗北条件 『ムンベイ』の撃墜 『シモン』の撃墜 フローチャート 初期結晶の柱のHPが100減少。 コンテナが3個出現。 初期味方 グレンラガン シモン グスタフMS ムンベイ 選択出撃 ×6 初期敵 結晶の柱 ×1 邪竜兵〔標準〕 ×4 邪竜兵〔大型ビームライフル〕 ×4 邪竜兵〔飛行〕 ×4 3PP以降、敵が残り6機以下 敵増援1 邪竜兵〔飛行〕 ×6 5PP以降、敵が残り6機以下 敵増援2 邪竜兵〔標準〕 ×2 邪竜兵〔飛行〕 ×4 7PP以降、敵が残り6機以下 敵増援3 邪竜兵〔標準〕 ×3 邪竜兵〔飛行〕 ×3 9PP以降、敵が残り6機以下 敵増援4 邪竜兵〔大型ビームライフル〕 ×3 邪竜兵〔飛行〕 ×3 10PP以降、敵が残り6機以下 敵増援5 邪竜兵〔標準〕 ×1 邪竜兵〔大型ビームライフル〕 ×1 邪竜兵〔飛行〕 ×4 結晶の柱の撃墜 or 11PPステージクリア。 敵データ 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 改造段階 サイズ 獲得資金 特殊能力スキル 武器特性 備考 機 武 結晶の柱 --- - 200000 - (-) 0 0 L 3000 固定物 邪竜兵〔標準〕 邪竜兵 15 5000 4 (4) 2 2 S 700 一般兵 押出 Lv1 邪竜兵〔大型ビームライフル〕 邪竜兵 15 4500 7 (7) 2 2 S 800 一般兵 ガードアーム Lv1対空 Lv1、ロックオン Lv1 邪竜兵〔飛行〕 邪竜兵 15 4400 4 (4) 2 2 S 700 EN回復 Lv2一般兵 対艦 Lv1対空 Lv1 コンテナ 出現箇所・条件 取得物 ミニマップで南西 邪竜族の鱗、邪竜族の牙 ミニマップで北東 ヂヂリウムチップ (初回限定)、邪竜族の爪 ミニマップで南東 スピンドリル弾 (初回限定)、邪竜族の牙 レベル、改造段階制限 EC獲得イベント 戦闘前会話初戦闘 : シモンorカミナ(結晶の柱か地下移動でパーツ入手後) 対邪竜兵 : アデュー、バン、アーバイン、ムンベイ、主人公 攻略アドバイス 結晶の柱に一定のダメージ (2回目まで1万、以降2万) を与えるたびに、以下の順でパーツを入手。電波吸収素材、精密フレーム素材、硬質素材の欠片、レアメタル含有物、非可燃性素材、ターレットレンズ、特殊な合成物質、レアメタル含有物、強化フレーム素材、アーマープレートS グレンラガン (シモン) が地中移動をするたびに、以下の順でパーツを入手。レアメタル含有物、特殊な合成物質、非可燃性素材、カミナのサングラス (初回限定、2回目以降は特殊な合成物質) 隣接シナリオ ダ・サイダー再び← →レッドショルダー
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メタルドラゴン HP ちから かしこさ みのまもり すばやさ 生息地 回避率 922 95 13 121 6 山/ダンジョン ★ 属性耐性 つよい 打撃/風/暗黒・光属性の攻撃 よわい 氷/雷/爆発 状態異常耐性 つよい 精神的行動不能/まごまご/さそうおどり/あまい息こもりうた・ゆりかごのうた/ラリホー/ラリホーマスウィートブレス/マホトーン/毒・猛毒/マネマネバシルーラ/みわくの眼差し/天使の眼差し よわい 物理的行動不能/混乱/まものならし/守備力ダウン/ルカナン呪文守備力ダウン/すばやさダウン/ダウンオール/幻モシャス/ぱふぱふ/ラーのかがみ/正義のソロバン 技名 属性 対象 威力 補足 メタルブレス 雷 敵全体 ★★★ ブレス ホーミングフレア 炎 敵全体 ★★★★ 特技バトルマスター専用技 はがねのキバ 打撃 敵単体 ★★★★ 物理・会心★★★ 職業相性 戦士 魔法使い 武闘家 僧侶 バトルマスター 賢者 × ○ × ○ ○ × 主人公相性 ミニモンスター 人型 モリーレンタル(II) × × × 所属チーム 山/ダンジョンチーム ドラゴンモンスターチーム マシンモンスターチーム 特徴 ドラゴンを模した機械モンスター。 ドラゴンのタフさと高い攻撃力が再現してあり、強力なマシンモンスターとなっている。 HPとみのまもりがとても高く打たれ強いモンスター。 会心の一撃が出やすい「はがねのキバ」、苦手とするモンスターの多い雷属性の「メタルブレス」と、 使い勝手がとても良い技がそろっている。 魔物使いならメタルとドラゴンのW相性が発生するので是非メンバーに入れておきたいところ。 みのまもりが高い一方、かしこさは低いので、雷・爆発属性に限らず呪文攻撃を受けるとダメージが大きい。 バトルマスターと組むと、全身の発射口から炎の弾丸を発射する「ホーミングフレア」が使えるようになる。 炎属性の強力な技で、メインの攻撃手段として役に立つ。 このモンスターがいると、相手の単体攻撃魔法はほとんどこのモンスターが対象となり大ダメージ必至なので、 HPの高さはむしろ当然と言えるかもしれない。 弱点は多いが技はどれも強力で特にホーミングフレアは命中率と威力も高い。ちなみにこいつを使いマスターダブルスキャンするとHP250アップするが雷に弱くなるので注意 -- 名無しさん (2009-11-07 00 36 42) 強弱耐性の前に、賢さの数値が低いので、呪文には弱いと思う。 -- 名無しさん (2009-11-19 02 09 02) そういえばシドーのドルモーア600くらったな -- かに (2009-11-21 23 01 55) 別に、メタルドラゴンに単体呪文が集中してる印象はないんだけれどなぁ。ダメージが大きいから印象に残ってるだけじゃない? -- 名無しさん (2009-11-22 00 13 55) いや、基本的に単体技を使うときはよりダメージを与えられる敵を狙いやすい -- 名無しさん (2009-11-23 01 10 16) ナイトリッチと職業相性のある、主人公チーム(バトルマスターなど)と、くむと、大魔王戦では役立つ、呪文に弱いけど、ナイトリッチでフォローしているから、いいですよ -- くっくるー (2010-01-29 17 21 09) 両方混乱に弱いのが難点か?ナイトリッチが本当に混乱に弱いかはVジャンプ待ちだが。 -- 名無しさん (2010-01-29 18 00 51) 混乱を使ってくる大魔王にはNGかもしれませんね、能力はかなりいいと思います -- くっくるー (2010-01-29 18 03 12) ホーミングフレアってブレスから特技に変わってるけど、もしかしてグリンガム発動する?するならずしおうまると組ませてもいいなあ -- 名無しさん (2010-01-30 09 25 25) ライバルチーム(モンマスLv99)のメタルドラゴン(モンマスダブル称号で賢さ83まで上がっています)に、死霊の騎士(こちらもモンマスLv99です)のヒャドで350くらいのダメージを与えました。マイクマンの「凄いダメージだ」の実況もあったので氷属性の呪文が弱点であることを確認しました。 -- 名無しさん (2010-03-03 22 19 13) ↑申し訳ない、記憶違いでした。ライバル魔法使い(マジカルメイス・みかわしの服・メタキンの盾)、ビックアイと組んでいるメタルドラゴンでした・・・ただ「凄いダメージだ」の実況があったのは間違いありません。 -- 名無しさん (2010-03-03 22 28 49) 強弱ともに多いモンスターですね。単純な物理対物理ではかなり強そうですが・・・相手が魔法主体だと・・・。 -- 名無しさん (2010-03-04 16 50 22) 元から高い体力を生かしメタル系と組むと良いかも -- キラーマ (2010-03-04 18 52 19) 高い物理耐性とHP、250削れるホーミングフレアから、バトマスの対真・通常ダークドレアムに強い1枚。苦手なギガデインはつばぜりあいで防ごう -- 名無しさん (2010-03-04 19 26 14) マヒに弱いような…。アルミラージの1000万ボルトで3回に1回マヒしますよ? -- 勇者しゃま (2010-03-07 15 58 29) 報告されてるけど特殊攻撃や魔法がこいつに集中した場合あっけなく倒されるね。 -- 名無しさん (2010-03-24 10 48 42) 2Pでこいつ入れたチームでレオコーン相手にするとこちらのHPかなりヤバイことになる。入れなきゃ余裕だが。にしてもこいつホーミングミサイルの威力絶大でよく使われてた頃、よくこの耐性でゾーマ(真含む)相手にできたものだ。弱点からして相性最悪なのに。(確かに勝率半々で負けてた気がする。) -- 名無しさん (2010-07-03 23 43 41) デンタザウルスの劣化版……とは言え無いような……火力ではこちらが上だし、大魔王も今ではご指名で選択出来る。それでも耐性が大幅に劣化ですが……… -- レクサール (2010-07-21 15 57 09) 耐性悪いけど、よっぽど強い大魔王や対人戦を考えない限りは、素直にW相性強化か第3技解放で強い。CPU戦なら基本的に遠慮なく連れよう。 -- 名無しさん (2010-07-21 20 57 40) バトマス99のスーパーノヴァ180食らった -- ロトの勇者 (2010-07-25 00 02 56) キースドラゴンのこごえるふぶきで効果抜群なのアナウンス。110くらいのダメ -- かける (2010-08-12 21 40 17) ↑他メンバーは?まあダメージ的に弱点だろうけど念のため。 -- 名無しさん (2010-08-13 06 37 47) 相手に一緒にデンタザウルスもいたが、デンタよりダメージ多かった。 -- かける (2010-08-13 07 24 32) こいつ、呪文使いのチームでいったらいいカモだね。 -- 名無しさん (2010-08-13 20 46 45) 強い -- 名無しさん (2010-12-14 18 25 16) こいつとナイトリッチ、魔法使いやバトマスと組むと強い -- あかげら (2011-08-02 15 16 42) メタルブレスのエフェクトがアームライオンのかえんの息に似ている・・・。 -- jerry (2012-02-11 12 59 14) 状態異常耐性が凄まじいが、状態異常弱点も凄まじい・・・ -- ジェリー (2012-04-30 10 07 05) バトマスと組んだ明治キメラでもデインで490wwww -- 永遠神剣 (2012-08-22 08 36 16) 風に耐性があるバギマでもそれほどダメージ与えられなかった -- 名無しさん (2012-11-20 17 35 22) モンマスだと称号の効果でかしこさ80位まで上がるからおしゃれ着で耐性カバーすれば結構固い -- 風邪 (2018-08-16 22 03 57) このクソロボット使えねえな -- シールドオーガは変態野郎 (2020-05-26 02 16 21) 呪文に弱いイメージ -- さとし (2020-08-15 23 10 13) MWSしないで運用するのが基本だから、耐性ガバガバなのは目を瞑るしかない。下手に耐性の高いモンスターと組むよりは、耐性そこそこでHPと力が強いのと組んだ方がいいかも? -- 名無しさん (2022-08-12 23 06 19) 名前 コメント
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【種別】 必殺技 【用語】 メタルツイスター 【よみがな】 めたるついすたー 【バトルスタイル】 仮面ライダーW サイクロンメタル 【マキシマムスロット】 メタルシャフト 【ガイアメモリ】 メタルメモリ 【使用条件】 サイクロンメタルでマキシマムスロットにメタルメモリを使用 【マキシマムドライブの音声】 立木文彦 【登場話】 第26話 【特徴】 超人化したドーパントの人間がドーピングしているガイアメモリを破壊(メモリブレイク)するための仮面ライダーW サイクロンメタルの必殺技。棒術武器、メタルシャフトのマキシマムスロット(未)にメタルメモリをマキシマムドライブする事で発動する。メタルの力のエネルギーがメタルシャフトに増幅して、サイクロンサイドの右手でシャフトから起こる暴風と共に回転しながらシャフトを敵ドーパントを連打する。倒されたドーパントは人間に戻り、体内に吸収されていたガイアメモリを排出し、メモリだけを破壊する。 【メモリブレイクしたドーパント】 ドーパント 使用話 パペティアー・ドーパント 第26話 【関連するページ】 パペティアー・ドーパント 仮面ライダーW サイクロンメタル 必殺技 第26話
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