約 298,323 件
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/883.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長152mm ●全幅92mm ●Item No:92410 ●1,650円(税込) ●2019年2月21日 ネット通販「フタバブックス」及び「フタバ図書」限定発売 【本体内容】 広島東洋カープ仕様、第2弾はサンダーショットMk.IIだ!(第1弾はブーメランRS。) シャーシはMS。レッドのN-02とT-01に、ブラックの軽量センターユニットの組み合わせ。 Aランナーはレッド。 ギヤ比は4:1。 足回りは大径。ブラックの大径ナローライトウェイトホイールに、レッドのハードバレルタイヤをセット。 ボディの成型色はホワイト。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.futabatosho.co.jp/carpgoods/ 【備考】
https://w.atwiki.jp/w-yukipedia/pages/148.html
とは、かつて日本中の男児及び親父達を熱中させた、動力付の小型自動車模型だぁーっ!! 80年代に発売され、人気を博すがだんだんと低迷。だがその後アニメ、爆走兄弟レッツ&ゴーシリーズにおいて題材となり、再び一世を風靡したんだぞーぅ!!当時はタミヤから新しい模型が発売されるや否や、店頭に長蛇の列が起きるほどの人気振りだったんだぁぁーっ!! 当会においても再び人気に火が点きつつあるっ!! ミニ四駆部員はいつでも君の入会を待っているぞぉぉーーぅ!! ゴォォォォオオオオオオオオオオオル!!!!!! 「かっとべっ!!!マグナーーーム!!!」 ~星馬豪~ 「負けるなっ!!!ソニックーーー!!!」 ~星馬烈~
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/355.html
( A`)スレまとめ 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 38 56.38 ID hQVFJGMrO ジー…ジー… 今日も強い日差しが日当たりだけはいい貧乏アパートに差し込んでくる。 (;'A`)「あちぃ…。クーラー壊れるとか…。神様は俺に死ねと?」 俺の名前はドクオ。都内の某大学に通う1年生だ。 夏休みだというのに彼女はおろか、友達すらいない俺は今日もこうして部屋でゴロゴロしている。なんと虚しい夏休みだろう。その上一昨日からクーラーまで壊れてるときたもんだ。 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 40 05.12 ID hQVFJGMrO (;'A`)「クソ、暑すぎて昼寝も出来ない…。あのクーラーだいぶ古かったからな。電気屋ももう部品がないから修理できないとか言うし…」 だからといって新しく買い直す金もない。対人コミュニケーションの苦手な俺はバイトをせずに実家からの仕送りだけで生活しているのだ。 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 41 48.65 ID hQVFJGMrO (;'A`)「それにしても暑すぎる…。このままじゃマジで死にかねない…。そうだ!扇風機くらいなら…!」 ふと思いつき、カーチャンからの仕送りの入った封筒の中身を確認してみる。 ('A`)「よし、食費と光熱費を引いてもなんとかなりそうだな」 そうと決まったら早速出かけるとしよう。外はさらに暑いだろうが仕方ない。この夏を扇風機すらない部屋で過ごすのは無謀だろう。俺には彼女も友達もいない。熱中症で倒れても誰にも気づかれず、俺の腐敗臭に気づいた他の住人に通報されて初めて発見されるだろう。 “孤独な大学生、熱中症で死亡” そんな見出しが頭に浮かんだ。嫌すぎる。 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 42 43.01 ID hQVFJGMrO ('A`)「…行くか……うっ…」 外は予想以上の暑さだった。強烈な日差しが肌を焼き、アスファルトの照り返しが眩しい。 時折吹く風もこんな熱風では体力を奪うばかりだ。 (;'A`)「俺、生きて電気屋にたどり着けるかな…?」 (;;'A`)「……あれ、なんだろう…めまいが…」 ヤバい、元々ひきこもり気味だったのに急にこんな炎天下を歩いたからだろうか。このままでは倒れてしまう。 (;;'A`)「どこか…どこか休めるところ…あ、あの店」 そのとき俺の目に入ったのは昔ながらの古びた模型店だった。 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 45 11.17 ID hQVFJGMrO ('A`)「す、すいません…」 ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃ…ちょ、ちょっとあんた大丈夫!?」 あ、もうダメだ…倒れる…。 ムニュ! (;;'A`)「……」 ξ゚⊿゚)ξ「……」 ('A`)「………」 ξ゚⊿゚)ξ「………」 (*'A`)「…柔らかい」 ξ#゚⊿゚)ξ「この…変態っ!」 バキッ! (;'A`)「グアバッ!」 俺は顔に残る柔らかな感触の余韻に浸りながら気を失った。 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 47 27.95 ID hQVFJGMrO シャー…シャー…ウィィィン …あれ?なんだろうこの音。なんだか懐かしい……… ガシャーン! 「おっお!レーンチェンジでコースアウトしちゃったお!」 「ブーン、右フロントをダブルアルミに代えてみたらどうだい?」 …ああ、ミニ四駆か。懐かしいなあ。俺も子供の頃作ったなあ。みんなでコース持ってる奴の家に集まって、わいわい騒ぎながら走らせたっけ。 …そういえばあの頃は友達がいたんだよな。いつからこんなになっちゃったんだろう…。 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 50 59.17 ID hQVFJGMrO ……………。 ('A`)「…ここは?」 ( ^ω^)「おっお!気がついたかお そうか、俺は扇風機を買いに出かけて、途中で気分が悪くなって…。それで立ち寄った模型店で倒れたんだった。 ( ^ω^)「それにしてもいきなりツンの胸にダイブするなんてなかなかやるお!ところで怪我はなかったかお?なにせツンの胸はペッタンコ…」 グワシャッ! 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :ツン痩せさせました :2008/07/31(木) 01 54 24.72 ID hQVFJGMrO ξ#゚⊿゚)ξ「…誰がペッタンコですって?」 (х´ω`)「ほんの冗談だお。殴ることないお…」 ξ#゚⊿゚)ξ「冗談でも言っていいことと悪いことがあるでしょ?」 (´・ω・`)「ブーン、今のは確かに君が悪いよ」 (х´ω`)「うう、ショボンまで…。わかったお、ブーンが悪かったお。謝るお」 ξ#゚⊿゚)ξ「本当に反省してるのかしら?」 (;'A`)「あ、あの…」 ξ゚⊿゚)ξ「あ…さっきはごめんなさいね。具合が悪かったのよね?もう大丈夫?」 (;'A`)「あ、は、はい。すいません、ご迷惑をおかけしました」 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 57 36.71 ID hQVFJGMrO 俺は店内の長椅子に横たえられていた。いかに俺が軽いとはいえ、あの少女が1人で運ぶことは無理だろう。あの微デブの男とハの字眉毛の男が俺を運んでくれたのだろうか。 / ,' 3 「フォッフォ、気づいたようじゃの」 と、店の奥から1人の老人がやってきた。この店の店主のようだ。 / ,' 3 「孫娘が乱暴をしてすまなかったの」 ('A`)「い、いえ」 / ,' 3 「外はまだ暑いし、少し休んでいかれるとよいじゃろ」 ('A`)「すいません、そうさせていただきます」 と、ここで俺はさっき店主の孫娘に殴りとばされた微デブの男の右手に目を向けた。 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 01 58 59.35 ID hQVFJGMrO ('A`)「それは…」 ( ^ω^)「おっお!ミニ四駆だお」 ('A`)「まだ売ってたんですね」 ( ^ω^)「昔みたいな大きなブームじゃないけど、当時のファンを中心に流行ってるんだお。新製品も出てるんだお。ブーンのマシンもバイソンマグナムっていう最近のマシンなんだお」 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 00 29.55 ID hQVFJGMrO そういってブーンという男は手に持っていたマシンを俺に見せた。 ('A`)「俺が知ってるミニ四駆と結構違う…」 そのマシンのシャーシは俺が子供の頃使っていたものよりもずんぐりしていた。だが一番の違いはなんといってもモーターの位置だった。 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 02 37.58 ID hQVFJGMrO ('A`)「モーターが真ん中にある…」 (´・ω・`)「このシャーシはMSシャーシといってね、新しく発売されているミニ四駆PROというシリーズのシャーシなんだ。両軸モーターをセンターに置くことで駆動のロスを少なくしてるんだ」 今度はショボンと呼ばれた男が説説明してくれた。 ('A`)「まだ進化してるんだ…」 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 05 42.21 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「おっお!ところで名前はなんていうんだお?」 と、ブーンという男が馴れ馴れしく話しかけてきた。 (;'A`)「ド、ドクオです」 ( ^ω^)「僕はブーンっていうんだお!VIP大学の一年生だお!」 (´・ω・`)「僕はショボン。ブーンと同じくVVIP大学の一年生さ」 ξ゚⊿゚)ξ「私はツン。ラウンジ短大の一年生よ」 / ,' 3 「ワシは荒巻スカルチノフ、そしてここは荒巻模型店じゃ」 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 07 17.18 ID hQVFJGMrO なぜか唐突に自己紹介が始まったが、そんなことより…… ('A`)「VIP大学…俺と一緒だ」 ( ^ω^)「お?そうなのかお?」 (´・ω・`)「それは奇遇だね」 俺は大学では極力目立たないよう、人と目を合わせないようにしているから、出会ったことはないだろうし、もし出会っていても覚えてはいないだろう。 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 09 26.22 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「ところでドクオはさっきブーンのミニ四駆をじっと見てたお。ドクオもミニ四駆に興味があるのかお?」 ('A`)「俺も昔走らせてたから…。懐かしくて」 ( ^ω^)「おっお!良かったらドクオもミニ四駆に復帰しないかお?」 (´・ω・`)「そうだね。一緒に走らせるレーサーが増えると嬉しいよ」 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 11 11.33 ID hQVFJGMrO ミニ四駆…。少年時代の懐かしい思い出が蘇ってくる。たまにはあの頃を思い出してみるのも悪くはない。 ('A`)「…一台買ってみようかな」 ( ^ω^)「やったお!ミニ四駆仲間が増えるお!」 / ,' 3 「フォッフォ。ミニ四駆コーナーはこっちじゃよ」 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 13 02.59 ID hQVFJGMrO 店長に案内された先にはたくさんの種類のミニ四駆やパーツが並べられていた。決して大きな店ではないがミニ四駆には力を入れているらしい。 / ,' 3 「フォッフォ。好きなのを選ぶといい」 俺は並べられたマシンを眺めてみた。俺の子供時代に全盛期だったフルカウルミニ四駆もあれば、見たこともない新しいマシンもある。フルカウルより前のレーサーミニ四駆も何台が混ざっている。 ふと、俺は一台のマシンに目がとまった。 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 14 56.43 ID hQVFJGMrO ('A`)「これは…」 / ,' 3 「おお、それはエンペラーPROじゃのう。昔流行ったレーサーミニ四駆のエンペラーをMSシャーシでリメイクしたんじゃよ」 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 16 37.61 ID hQVFJGMrO ダッシュ一号エンペラー…それは俺にとって思い出深いマシンだった。 俺が子供のころは第二次ミニ四駆ブームの真っ只中だった。俺もご多分に漏れずミニ四駆が欲しくて誕生日プレゼントにとカーチャンにねだったのだ。 そして誕生日、俺はドキドキしながらプレゼントの包みを開けた。しかし中に入っていたのは俺の欲しかったトライダガーXではなく、見たこともないイボイボタイヤのマシンだった。 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 17 16.21 ID hQVFJGMrO 当時はレッツ&ゴーの影響もあり空前のフルカウルミニ四駆ブーム。小学生の間では、フルカウルじゃなければミニ四駆じゃない!という風潮だった。 「ドクオのマシンなにそれwww」 「だせぇwww」 そんなことも言われた。しかし俺はカーチャンに買い直してくれなんて言わなかった。家が貧乏なのを知ってたから。 …それにニコニコしながら俺がプレゼントを開けるのを眺めていたカーチャンの顔を思い出すと、とてもそんなことは言えなかった。 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 19 10.79 ID hQVFJGMrO ('A`)「…俺、これにします」 / ,' 3 「ほう。なかなか良いマシンじゃよ」 そのあとはブーンとショボンに手伝ってもらいながらいくつかのパーツを選び会計を済ませた。こうして俺の扇風機代はミニ四駆に化けた。 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 02 22 57.26 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「おっお!これで新しいミニ四レーサーの誕生だお!」 (´・ω・`)「これからよろしく、ドクオ」 / ,' 3 「コースは開店中ならいつでも自由に使っていいからの。定休日は火曜日じゃ」 ξ゚⊿゚)ξ「せいぜい売り上げに貢献しなさいよね」 ('A`)「う、うん。色々ありがとう」 ( ^ω^)「どういたしましてだお!そうだ、ドクオ」 そういいながらブーンは俺に右手を差し出した。 ( ^ω^)「これからはミニ四レーサーとして仲間でありライバルだお!これからよろしくお」 ('A`)「よ、よろしく」 俺はおずおずとその手をとった。馴れ馴れしくてちょっと変な奴だけど…久しぶりに触れた人の手は温かくて…俺は正直ちょっと嬉しかったんだ。 こうして俺はふたたびミニ四レーサーになった。 178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 07 27.01 ID hQVFJGMrO ('A`)「色々ありがとう。じゃあ、今日はこれで」 マシンとパーツを買った俺は帰宅するつもりだったが ( ^ω^)「お?もう帰っちゃうのかお?せっかくだからここで組んでいくといいお」 と呼び止められた。 ('A`)「え?いいの?」 / ,' 3 「もちろんじゃ。ピットスペースはそこの机じゃからの」 お言葉に甘えて組んでいくことにした。 ('A`)「さて…」 まずはマシンを箱から出してみる。当たり前だが、以前自分が組んだ元祖エンペラーよりも複雑な構造のようだ。 180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 12 30.78 ID hQVFJGMrO ('A`)「パーツが多いな…」 (´・ω・`)「MSシャーシはフロント、センター、リヤの3つのユニットにわかれるからね。ユニットごとに違うセッティングを用意しておけば、コースに合わせてすぐに変更できる …っていってもギヤの噛み合わせの関係とかもあって、そんなことする人はほとんどいないんだけどね」 181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 19 13 19.87 ID hQVFJGMrO ('A`)「とりあえず組んでみるか」 説明書を読みながら丁寧にシャーシを組み上げる。ギヤは付属のギヤから一緒に買った超速ギヤに、モーターもトルクチューンモーターに取り替える。トルクチューンモーターは最初から真鍮ピニオンギヤが付いている。なかなかお得だ。 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 14 07.85 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「お、ドクオ待つお、その真鍮ピニオンギヤは取り替えた方がいいお」 ('A`)「え、どうして?真鍮ピニオンの方が抜けにくくていいんじゃないの?」 (´・ω・`)「確かに抜けにくいことは抜けにくいんだけど、真鍮ピニオンだとカウンターギヤが削られてすぐボロボロになっちゃうんだ。だから普通のプラスチックのピニオンに交換するんだ」 ('A`)「でもこれどうやって外すの?」 (´・ω・`)「ふふ、ブーン、アレを」 ( ^ω^)「お、了解だお」 ブーンが取り出したのは一本のニッパーだった。 183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 15 37.51 ID hQVFJGMrO ('A`)「それでどうするの?」 (# `ω´)「こうするんだお。えい!」 バキッ! (;'A`)「な、なにをするだーッ!」 ( ^ω^)「大丈夫だお。軸は傷つけないように気をつけてるお」 (;'A`)「そ、そうですか」 (´・ω・`)「あ、真鍮ピニオンを割るときは良いニッパーを使っちゃだめだよ。刃がダメになるからね。100円ショップで売ってるのとかを使うといいよ」 ('A`)「なるほど。…あ、そういえば工具買ってなかった」 これでは組み立てられない。うっかりしていた。 ('A`)「工具はどんなのを買えばいいんだろう?」 184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 19 17 15.46 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「おっお。それじゃあブーンがお勧めの工具を教えるお」 ( ^ω^)「パーツの切り離しとかに使うニッパーは出来れば薄刃ニッパーがいいんだけど、少したかいお。最初は600円くらいのニッパーで十分だお」 186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 19 21 49.49 ID hQVFJGMrO ('A`)「俺が子供の頃はニッパーなんて買えなかったから爪切りを使ってたなあ」 (´・ω・`)「うん、切れ味の良いものなら爪切りもなかなか使えるよ。ただやっぱりニッパーは一本持ってないとね」 189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 19 35 08.80 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「次はドライバーだお。ブーンはドライバーはぶっちゃけ100円ショップので構わないと思ってるけど、たまにねじ穴を壊しちゃうようなのもあるから注意だお」 (´・ω・`)「ブーンみたいな馬鹿力の持ち主には関係ないけど、ビスを回すのは結構力がいるんだ。持ち手が大きいものだと回しやすいよ」 ('A`)「俺力ないからそれがいいかも」 190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 19 36 47.78 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「ヤスリも必要だお。ヤスリはダイ○ーのダイヤモンドヤスリがお勧めだお。よく削れるお」 (´・ω・`)「ニッパー、ヤスリ、ドライバーはとりあえず必須だね。この3つのはセットになって売ってるのもあるから、そういうのを買ってもいいね」 192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 19 38 32.19 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「次はなくてもいいけどあったら便利なものを教えるお」 (´・ω・`)「ピンバイス、デザインナイフ、ピンセットっていったところかな」 ( ^ω^)「ピンバイスとデザインナイフは肉抜きするなら必須だお。他にも色々用途があるし、持ってて損はないお」 193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 19 40 18.92 ID hQVFJGMrO ('A`)「ピンバイスって高いよね?子供のころ憧れだった」 ( ^ω^)「今は100円ショップで売ってるお。刃の太さが1.5、1.8、2.0ミリのを1本ずつ買って置くといいお。あとは用途に応じて買い足すといいお」 194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 43 06.45 ID hQVFJGMrO ξ#゚⊿゚)ξ「あんたさっきからやけに100円ショップ推すわね。ウチのお店が経営苦しいの知らないわけじゃないでしょ?」 (; ^ω^)「お…ごめんお」 / ,' 3 「フォッフォ。いいんじゃよ、ツン」 (´・ω・`)「ちなみにデザインナイフの刃の背で削るとボディのバリが綺麗にとれるよ。これ豆知識ね」 196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 45 12.29 ID hQVFJGMrO ('A`)「今日はとりあえずニッパー、ドライバーヤスリだけにしておくよ」 (´・ω・`)「そうだね。あとは必要に応じて揃えていくといいよ」 工具を買った俺はふたたびマシンを組み立て始めた。 ちなみにブーンとショボンに勧められたパーツは トルクチューンモーターPRO 超速ギヤセット 丸穴ボールベアリング バレルタイヤ付き大径ライトウェイトホイール スタビヘッドセット 30ミリのビスが入っているステンレスビスセット×2 9ミリベアリングローラー×3セット FRPワイドプレート×2 Xシャーシ用FRP強化プレート(フロント用) Xシャーシ用FRP強化プレート(リヤ用) 197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 46 45.53 ID hQVFJGMrO ('A`)「…なんだか昔とずいぶんちがうんだな。スポンジタイヤとかワンウェイホイール、スライドダンパーとかは使わないの?」 ( ^ω^)「おっお。ブーンも復帰直後はギャップに戸惑ったお」 198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 49 33.69 ID hQVFJGMrO (´・ω・`)「ミニ四駆はコーナーでタイヤを滑らせて曲がるだろう?だから摩擦抵抗の高いスポンジタイヤだと大きく減速してしまうんだ。 それにスポンジタイヤは空気の抜けた自転車のタイヤのようなものだからね。そう考えると納得いくだろう?」 (;'A`)「な、なるほど」 199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 19 50 14.55 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「ワンウェイホイールは効果どうこう以前に精度が悪いし重いから減速しちゃうんだお。スライドダンパーはまあ、もともと減速させるためのパーツだから速度アップは望めないお」 (;'A`)「みんながこぞって使っていたパーツが無意味だったなんて…」 (´・ω・`)「まったくの無意味ってわけじゃないんだよ。実際ワンウェイホイールを自分で改良して速くしてる人なんかもいるしね。スライドダンパーだってウルトラダッシュみたいな高回転モーターのマシンを安定させたり、使い道がないわけじゃない」 ( ^ω^)「おっお。結局は使う人次第だお。無意味なパーツなんてないんだお」 ('A`)「奥が深いんだな…」 (´・ω・`)「今回君に勧めたパーツはみんな基礎的なパーツだから、基本を押さえた上で自分らしさを出していけばいいさ」 205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 20 05 00.15 ID hQVFJGMrO ('A`)「なるほど。…ところでボールベアリングは丸穴でいいの?六角じゃなくて」 ( ^ω^)「六角ベアリングはガタが大きすぎて使いものにならんお」 (´・ω・`)「本当はダンガン用のHGベアリングがあるといいんだけどね。もう製造してないみたいなんだ。あと、精度でいうと620ベアリングが一番良いんだけど、これは少し高いし、使うのに工夫がいるから慣れてからにするといいよ」 208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/07/31(木) 20 10 32.49 ID hQVFJGMrO ('A`)「600円もして使いものにならないとか…(さっき無意味なパーツはないって言ってなかったか?)。わかった。とりあえず組んでみるよ」 ―1時間後― (*'A`)「できた!」 ( ^ω^)「おっお!なかなか良い出来だお」 (´・ω・`)「うん。すごく丁寧に作られてるね」 (*'A`)「そうかな?」 俺の家は貧乏だったから、ミニ四駆を組み立てるときはそれは丁寧に作ったものだ。それが今でも身についているようだ。 211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 20 14 50.65 ID hQVFJGMrO (´・ω・`)「ミニ四駆を作るときに一番大切なのは丁寧に作ることなんだよ。ちょっとした精度の違いが速さに出るからね。ドクオのマシンはきっと速くなるよ」 ( ^ω^)「そうだお!ブーンなんか復帰して初めて作ったとき、早く走らせたいあまりに雑に作って走行中に分解しちゃっだんだお」 ('∀`)「なんだよそれwwwwww」 (´・ω・`)「そんなこともあったねwwww」 ( ^ω^)「おっおっお!wwwwww」 212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 20 17 10.94 ID hQVFJGMrO ああ…こんな風に誰かと笑い合うなんでいつぶりだろう…。 ( ^ω^)「ドクオ、じゃあさっそく走らせてみるお」 ('A`)「うん…あ、ボディどうしよう。シールも貼ってないや」 (´・ω・`)「ボディの塗装は明日にして、とりあえず走らせてみたらどうだい?」 213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/31(木) 20 19 00.30 ID hQVFJGMrO ( ^ω^)「本当は今すぐに走らせたいんだお?顔に描いてあるお!」 (*'A`)「あ、わかった?」 正直走らせたくてウズウズしてたんだ。ミニ四駆を走らせる前のこの高揚感はいくつになっても変わらないらしい。 269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :すみません、規制されてました :2008/08/01(金) 02 13 56.28 ID fOrHgKynO (´・ω・`)「おっと、その前に慣らしをしないとね」 ('A`)「あ、そうだね。忘れてた」 ( ^ω^)「まずはギヤの慣らしだお。モーターはノーマルモーターを使うお」 ('A`)「え?ギヤとモーターの慣らしって別々にやるの?」 (´・ω・`)「その方が双方の状態をベストにできるからね。さあ、この使いかけの電池を使うといい」 ('A`)「ありがとう…スイッチオン!」 ギャギャ、ウィィーン…… スイッチを入れると、慣らし前のギヤが鳴らす、少しうるさい音が響き渡る。 272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 02 23 02.41 ID fOrHgKynO ('A`)「動いた…!」 何年かぶりに聞くこの音、モーターの焦げるような臭い。なにもかもが懐かしい。 (´・ω・`)「さあ、そのマシンはスプレー缶に固定して置こう。その間にモーターの慣らしもやっちゃうよ」 そういいながらショボンは一台のシャーシを取り出した。 273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 02 24 13.19 ID fOrHgKynO ('A`)「それはなに?」 それはホイールが1つだけつけられたシャーシだった。 (´・ω・`)「これはワークマシンといってね、モーターの慣らしをしたり、タイヤを削ったりするときに使うシャーシなんだ」 ('A`)「わざわざ慣らし専用のシャーシなんて作るの?」 (´・ω・`)「一台あると色々便利だしね。さあ、モーターを貸してごらん」 そういうとショボンはトルクチューンからピニオンギヤを外し、ワークマシンにセットした。 275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 02 25 55.07 ID fOrHgKynO シュイィィィィン… (´・ω・`)「これで数分間回したら、次は電池を逆に入れて逆回転させるんだ」 ('A`)「逆回転?」 (´・ω・`)「うん。僕も理屈はよく知らないけど、両方回転させた方がいいみたいなんだ」 ……………。 ( ^ω^)「おっお!もういいんじゃないかお?」 慣らしが終わるまでどのくらいかかっただろうか? 早く走らせたくてウズウズしていた俺には何時間にも感じられた。 277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 02 28 10.60 ID fOrHgKynO ('A`)「へへ…もうすぐ走らせてやるからな」 ギヤの削りカスを拭き取りグリスを注す。モーターをはめ、さっき買ったアルカリ電池を入れる。 ('A`)「…スイッチオン」 シャァァァァ……… 慣らし前とは違い滑らかな音が響き渡る。 (´・ω・`)「うん、いい音だ」 ( ^ω^)「ドクオ頑張るお!」 ξ゚⊿゚)ξ「コースアウトして商品棚に突っ込ませたりしないでよね」 / ,' 3 「フォッフォッフォッ」 みんなが見守る中、俺のエンペラーは… (*'A`)「行けえ!」 今スタートした。 279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 02 37 44.57 ID fOrHgKynO ( ^ω^)「おっお、なかなか速いお」 (´・ω・`)「うん、スムーズな走りだ」 (*'A`)「思ったより速いぞ!」 そう、それは少年時代の俺が経験したことのない速さだった。 (*'A`)「いっけえ~!」 俺のエンペラーは無事コーナーを曲がり、さらにスピードを増す。そして… ( ^ω^)「おっお、次は鬼門のレーンチェンジだお」 280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/08/01(金) 02 44 03.95 ID fOrHgKynO (;'A`)ゴクリ エンペラーはレーンチェンジに差し掛かり、そして… ガッシャーン! (;'A`)「エンペラーっ!」 派手にコースアウトした。 281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 02 57 45.29 ID fOrHgKynO ……………。 ('A`)「あーあ、完走できなかったか」 ( ^ω^)「おっお、でもそれだけスピードが出てたってことだお」 (´・ω・`)「フロントのローラーのスラスト角を調整するといいかもしれないね。それかブレーキをつけるとか」 ('A`)「よし!調整してもう一度挑戦するか!」 ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっとあんたたち!今何時だと思ってるの?もう閉店時間とっくに過ぎてるのよ?」 (;'A`)「え?」 (;^ω^)「お?」 (´・ω・`)「おや」 287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage :2008/08/01(金) 03 43 15.22 ID fOrHgKynO 言われて初めて気がついたが、外はもうすっかり暗くなっていた。 ('A`)「いつの間に…」 時間を忘れて何かに熱中するなんてずいぶん久しぶりだ。 ( ^ω^)「しかたないお。今日はこのくらいにして帰るお」 (´・ω・`)「僕たち大学生は休みが長いしね。気長にいこう」 ('A`)「う、うん。そうだね。2人は明日も来るの?」 ( ^ω^)「そのつもりだお」 (´・ω・`)「明日は土曜日だから社会人の人達もくると思うよ。みんななかなか個性的なマシンを使うから参考にするといい」 ('A`)「社会人でミニ四駆やってる人もいるんだ…。うん、俺もまた明日来るよ」 ( ^ω^)「お、了解だお。それじゃ今日は帰るお」 ('A`)「うん。あ、今日は皆さんお世話になりました」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、一応お客さんだしね」 / ,' 3 「フォッフォ。また来なさい」 291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 03 47 46.72 ID fOrHgKynO ( ^ω^)「じゃあ、店長、ツン、また明日だお!」 (´・ω・`)「ではまた明日」 そして俺たち3人は店を出た。 ( ^ω^)「おっお、ドクオの家はどっちなんだお?」 ('A`)「…あっち」 (´・ω・`)「じゃあ僕と同じ方向だね。途中まで一緒に帰ろう」 ( ^ω^)「ブーンは反対方向だお!じゃあ、また明日だお!」 294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 03 59 39.89 ID fOrHgKynO ('A`)「……」 (´・ω・`)「……」 (;'A`)(ヤバい、さっきまではミニ四駆のことで盛り上がってたけど、俺人と話すの苦手だし…気まずい) (´・ω・`)「…今日走らせてみてどうだった?」 ('A`)「…あ、う、うん、楽しかったよ」 (´・ω・`)「復帰したてでわからないことも多いだろうけど、なんでも聞いてね」 ('A`)「あ、ありがとう。…ところで明日来る社会人の人達ってどんな人達なの?」 (´・ω・`)「ふふ、なかなかおもしろい人達だよ。使ってるマシンも個性的だしね。サスマシンとか、痛車とか」 ('A`)(サスマシン?痛車?) (´・ω・`)「おっと僕はここで左だ」 ('A`)「…あ、俺は右」 (´・ω・`)「うん、じゃあ気をつけてね。また明日」 ('A`)「う、うん。また明日」 295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/01(金) 04 07 46.46 ID fOrHgKynO ―自宅― ('A`)「ふう…。疲れた」 今日は久しぶりに人とたくさん話した。もう普段の1年分くらい話したんじゃないだろうか? ('A`)「俺のエンペラー…」 今日組み上げた俺のマシンを見つめる。 (*'A`)「へへ」 ああ、やっぱりミニ四駆はいいなあ。 ('A`)「よし、今日はもう寝よう」 明日はどんな人達が、どんなマシンを持ってくるんだろう?ちょっと不安だけど楽しみだ。 ('A`)「おやすみ…」 電気を消し、誰にともなく呟く。こうして俺のミニ四レーサー復帰の記念すべき第一日目は幕を閉じた。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/812.html
【基本データ】 ●全長155mm ●全幅97mm ●全高46mm ●Item:92396 ●価格: ムビチケカード前売券(一般)+ 税込 3200円 ムビチケカード前売券無し 税込 1980円 ●2018年5月14日発売(ムビチケカード無しは6月29日発売) 【本体内容】 映画「 OVER DRIVE 」のオリジナルコラボミニ四駆。劇中に登場するラリーカーをイメージしたエアロアバンテの特別仕様。 ホイールはシルバーメッキのライキリ型Yスポーク。 ボディはクリヤーブルー。 ステッカーは劇中のレーシングチーム「SPICA(ウマ娘じゃないYO)」のマシンをイメージした専用デザイン。 ムビチケカード前売券(一般)+の方には、↓の前売り券が同梱されている(キットの箱とは別)。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 ま た ア バ ン テ か ! 【公式ページ】 http //overdrive-movie.jp/sp/news.html
https://w.atwiki.jp/tyakurejijii_hp/pages/36.html
ミニ四駆 . ダッシュ1号エンペラー制作記001 . ダッシュ1号エンペラー制作記002 . ダッシュ1号エンペラー制作記003 . ダッシュ1号エンペラー制作記004 . ダッシュ1号エンペラー制作記005 . ダッシュ1号エンペラー制作記006最新! . .
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/285.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長152mm ●全幅92mm ●ITEM No:92219-2 ●本体価格1,300円 【本体内容】 ベースはミニ四駆PROアバンテⅢアズール。 シャーシは赤のポリカABS強化樹脂MS。N-02/T-01ユニットと軽量センターシャーシの組み合わせ。 マスコットキャラクターに加え、背番号と同じ書体のゼッケンシールも付属。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //mini4wd.jp/special/rakuten ブンカ http //hobby-bunka.com/original.html 【備考】
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/361.html
( A`)スレまとめ 3 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 37 32.88 ID eviojbhtO ('A`)「大会って…荒巻模型で主催するの?」 荒巻模型でミニ四駆大会を開く、ブーンの突然の提案に俺は驚かされた。 ( ^ω^)「おっお、そうだお。店長やツンとも話し合ったんだお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、大会を開くことでミニ四駆を買う人が増えるならいいかなって」 / ,' 3 「ふぉっふぉ。昔はよく大会を開いたもんじゃ。子供たちがたくさん集まってのう。あの頃までとは言わんまでも、賑わってくれると嬉しいのう」 どうやら店長とツンさんも乗り気のようだ。 (´・ω・`)「でも大会を開くにはスタッフが必要だよね?事前の準備とか、当日の車検とか」 ここでショボンが口を挟む。確かにその通りだ。 ( ^ω^)「おっお、そこで2人に相談だお。大会の運営を手伝って欲しいんだお」 (´・ω・`)「やっぱりそうきたか。まあ、構わないよ。荒巻模型にはいつもお世話になってるしね。それくらいやっても罰は当たらないさ」 (*^ω^)「おっお、ありがとうだお。ドクオは手伝ってくれるかお?」 ('A`)「俺は…」 少しの間考えてみる。夏休みは特にこれといって予定もないし、引き受けても構わないだろう。 ('A`)「うん、やってもいいよ」 (*^ω^)「ドクオもありがとうだお!」 5 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 40 04.42 ID eviojbhtO (´・ω・`)「ところでコースはどうするんだい?今お店にあるジュニアサーキットだと流石に短いよね?」 / ,' 3 「ふぉっふぉ。それは心配いらん。タミヤから借りることができるんじゃ」 (´・ω・`)「あ、そうなんですか。コースの設置はどうしますか?流石に店内だとスペース的に厳しいかと…」 ( ^ω^)「おっお、近くの公民館を借りようと思ってるお。借りられるかどうか今度確認してくるお」 どうやら結構見通しは立っているようだ。 ('A`)「それで…俺たちは何をすればいいのかな?」 ( ^ω^)「当日のコース設置と車検を手伝って欲しいお」 ('A`)「車検か…そういえばレギュレーションはどうするの?」 ふと浮かんだ疑問をぶつけてみる。 ( ^ω^)「お…まだ考えてなかったお。これから一緒に考えるお」 (´・ω・`)「基本的にはタミヤのレギュレーションでいいんじゃないかな?」 ( ^ω^)「そうだおね。それが無難だお」 (´・ω・`)「クラス分けはどうしようか?」 ('A`)「クラス分け?」 (´・ω・`)「タミヤの公式レースでは参加者を年齢で分けたり、小径タイヤのマシン限定でレースをしたりするんだよ。速度制限を設けたルーキークラスなんてのもあるよ」 8 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 53 55.86 ID eviojbhtO ('A`)「なるほど」 ξ゚⊿゚)ξ「制限速度を設けるのは少し難しいわね。結構な数のスピードチェッカーを用意しなくちゃいけないし、手間も増えるわ。それにそんなにいくつもクラス分けしてレースをする余裕があるかしら?」 ( ^ω^)「たしかにそうだお」 (´・ω・`)「じゃあ、とりあえず中学生以下が参加できるジュニアクラスと、それ以上の人たちが参加できるエキスパートクラスに分けたらどうかな?」 ( ^ω^)「おっお。でもそれだと腕に自信のある子供や、まだ復帰したばかりの大人には都合が悪いかもしれないお?」 ('A`)「だったら誰でも参加できるオープンクラスも設けたらどうかな?」 (´・ω・`)「そうだね、それがいいかもしれない」 ξ゚⊿゚)ξ「全部で3クラス…まあ、妥当なところね」 ( ^ω^)「じゃあジュニアクラス、エキスパートクラス、オープンクラスの3クラスでいくお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、あとは参加者の数次第ね」 クラス分けの問題はどうやら片付いたようだ。 (´・ω・`)「ところで、井桁や超大径は許容するのかい?」 と、ショボンが新たな疑問を口にした。 (´・ω・`)「ミニ四レーサーの数を増やすのが目的なら、あんまりディープに改造したマシンを出すのは良くないかな?」 9 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 56 18.30 ID eviojbhtO ( ^ω^)「う~ん…一応クラス分けしてあるし大丈夫じゃないかお?」 (´・ω・`)「まあ、僕も空気を読んで自重するけどね。」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、そのあたりは最初の大会で様子を見て、徐々に決めていけばいいと思うわ」 少しずつ構想が固まりつつある。 ( ^ω^)「おっお、今日はこのくらいにするお。今度モナーさんたちが来たときにまた相談するお」 俺たちは夏休みだが、今日は平日なので社会人の常連さんたちは来ていないのだ。とりあえず話し合いは一段落したので、俺はエンペラーのセッティングに取りかかることにした。 ( ><)「こんにちはなんです!」 と、店内へ小学校低学年くらいの男の子が入ってきた。 ( ^ω^)「おっお、ビロード君こんにちはだお」 ( ><)「ブーンお兄ちゃんこんにちはなんです!」 ('A`)「あの子は…」 俺の問いかけにショボンが答える。 (´・ω・`)「ああ、あの子はビロード君っていってね、モナーさんの息子さんだよ」 ('A`)「モナーさんの…」 モナーさんといえばこの荒巻模型の常連であり最速レーサーだ。 ( ><)「ショボンお兄ちゃんもこんにちはなんです!えっと…」 ('A`)「…ああ、俺はドクオっていうんだ」 11 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 58 49.07 ID eviojbhtO ( ><)「ドクオお兄ちゃんですね。僕はビロード、小学三年生です!はじめましてなんです!」 ('A`)「は、はじめまして」 ビロード君はどうやら素直で良い子のようだ。 ( ><)「今日は友達を連れてきたんです!」 と、ビロード君の後ろで1人の男の子がモジモジしているのに気づいた。 (-_-)「……」 ( ><)「ヒッキーくんなんです!ヒッキーくんもミニ四駆を持ってるんです!」 ('A`)(なんだか暗い子だなあ…俺と同じ臭いがする) ( ><)「ツンお姉ちゃん、コース使ってもいいですか?」 ξ゚⊿゚)ξ「いいわよ」 ( ><)「ありがとうなんです!ヒッキーくん、早速走らせるんです!」 (-_-)「…うん」 ビロード君はヒッキー君をひっぱってコースまで連れて行く。 ('A`)(どんなマシンを使うんだろう) 俺はビロード君の使うマシンに興味があった。まだ小学三年生とはいえ、あのモナーさんの息子なのだ。速いマシンを持っていても不思議ではない。 ( ><)「僕のマシンはこれです!」 ('A`)(あれ?) ビロード君の取り出したマシンは、ナローワンウェイホイールにスポンジタイヤ、アルミ可変スラストローラー、スライドダンパーなど、現在ではあまり意味がないとされているパーツで固められたブリッツァーソニックだった。ステッカーも微妙に曲がって貼られている。 13 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 01 08.92 ID eviojbhtO (´・ω・`)「意外かい?」 ('A`)「あ、うん。モナーさんの息子さんだっていうから、もっとすごいマシンかと思った」 ( ^ω^)「モナーさんはビロード君のマシンにあんまり口出ししないんだお。自分で考えて組み立てる楽しみを味わって欲しいんだって言ってたお」 ('A`)「へえ…」 (*><)「いくんです!ブリッツァーソニック!」 ビロード君はとても楽しそうにマシンを走らせている。 ('A`)「…ミニ四駆は楽しんだもの勝ちってことか」 (´・ω・`)「ふふ、そうだね」 ( ^ω^)「おっお、まったくだお」 ( ><)「ヒッキー君も走らせるです!」 (-_-)「…うん」 と、ヒッキー君が取り出したマシンは… (;'A`)「これは…」 (;^ω^)「おっお」 (;´・ω・`)「う~ん…」 ヒッキー君のマシンは井桁改造を施され、超大径のタイヤをはいたレイホークγだった。ボディは綺麗な迷彩柄に塗装されている。 (*><)「ヒッキー君すごいんです!お父さんのマシンみたいなんです!早速走らせるんです!」 (-_-)「…ちょっと待って…スイッチが上手く入らない…」 15 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 03 07.01 ID eviojbhtO ('A`)(あんなすごい改造をできる子がスイッチも上手く入れられない?) (´・ω・`)「う~ん…これは…親父マシンかもしれないね」 ('A`)「親父マシン?」 (´・ω・`)「うん。親が作ったマシンを子供に持たせることをいうんだ。二次ブームの末期の大会なんかでよく見られたんだ。ミニ四駆が廃れた原因の1つじゃないかと言われている」 ('A`)「…たしかに。親が作った速いマシン持ってこられたらやる気なくすよね」 (*><)「すごいんです!ヒッキー君のマシン速いんです!」 ビロード君はそんなことを疑いもしないのだろう。無邪気に感嘆し、喜んでいる。 (-_-)「……」 ( ^ω^)「…でも一番気になるのは…」 ブーンがヒッキー君を見ながら言う。 ( ^ω^)「ヒッキー君、ちっとも楽しそうじゃないんだお」 (*><)「ヒッキー君すごいんです!」 (-_-)「…うん」 (*><)「もっと走らせるです!」 (-_-)「…僕はもう帰るよ」 ( ><)「え?もう帰っちゃうんですか?…じゃあ僕も今日は帰るんです」 ( ^ω^)「おっお、2人とももう帰っちゃうのかお?ところで今度ミニ四駆の大会を開くんだお。良かったら2人も参加するといいお」 (*><)「本当ですか?他の友達も呼んでいいですか?」 16 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 05 20.44 ID eviojbhtO ( ^ω^)「もちろんだお!」 (*><)「やったです!ワカッテマス君やぃょぅ君も誘うです!ヒッキー君も来ますよね?」 (-_-)「…行けたら」 (*><)「絶対行くんです!楽しみなんです!」 ( ^ω^)「おっお、詳しいことが決まったらまた教えるお」 (*><)「ありがとうなんです!それじゃあ、今日はさよならなんです!」 ( ^ω^)「おっお、さよならだお」 こうしてビロード君とヒッキー君は帰っていった。 ( ^ω^)「…大会でヒッキー君がミニ四駆の楽しさに目覚めてくれるといいお」 ('A`)「…そうだね」 「チィース!ツンちゃんいる~?」 と、店内に大声が響き渡った。 ミ,,゚Д゚彡 店の入り口を見ると、金髪を逆立たせた、いかにもチャラそうな男が立っていた。 (;'A`)(な、なんだこいつ) ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっとあんた!なにしに来たのよ?」 ミ,,゚Д゚彡「え~、なにってツンちゃんに会いに来たんじゃん」 (;^ω^)「ツ、ツン、こいつは誰だお?」 ミ,,゚Д゚彡「あ?俺はツンちゃんの彼氏だよ。お前こそ誰だよ?」 ( ゜ω゜)「ツンの…彼…氏?」 瞬間ブーンがフリーズする。 ξ#゚⊿゚)ξ「あたしがいつあんたの彼女のになったのよ!ブーン、こいつは同じ学校のフサギコ」 17 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 08 46.56 ID eviojbhtO ξ#゚⊿゚)ξ「最近あたしにつきまとってくるけど、彼氏でもなんでもないわ」 (;^ω^)「お、そうなのかお。一安心だお」 ξ//⊿//)ξ「…って、なんであんたが心配してんのよ」 ミ,,゚Д゚彡「で、お前ツンちゃんのなんなんだよ」 (#^ω^)「ブーンはツンの幼なじみだお。ツンが迷惑がってるからつきまとうのをやめるお!」 ミ,,゚Д゚彡「彼氏でもないくせに何を偉そうに。いい歳して子供のおもちゃで遊んでるような奴に言われたくないね。ツンちゃん、こんな奴ほっといて遊びに行こうぜ」 ξ#゚⊿゚)ξ「あたしの家はその子供のおもちゃを売って生計を立ててるんだけど」 (#^ω^)「おっお、ミニ四駆はおもちゃじゃないお!レーシングマシンだお!そんなにいうなら、そのお前がバカにするミニ四駆で勝負だお!お前が僕に勝ったらツンとの交際を認めるお!その代わり僕が勝ったら二度とツンにつきまとわないと誓うお!」 (;´・ω・`)「ブーン!」 ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと!なに勝手なこと言ってんのよ!」 ミ,,゚Д゚彡「…わかった。勝負してやるよ。こう見えても子供のころは町内の大会で優勝したこともあるんだぜ」 (#^ω^)「それじゃあ、今度荒巻模型が主催する大会で勝負だお!」 19 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 10 28.82 ID eviojbhtO ミ,,゚Д゚彡「わかった。へへ、これでツンちゃんは俺のものだな。約束破るんじゃねえぞ?」 (#`ω´)「そっちこそ!負けたら二度とツンには近寄らせないお!」 ミ,,゚Д゚彡「まあ、勝つのは俺だぜ。じゃあ今日は帰るぜ。またね、ツンちゃん」 フサギコという男は帰っていった。 ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと!あんたなに勝手な約束してんのよ!」 (;´・ω・`)「そうだよ、ブーン。もし負けたらどうするつもりだい?」 (;'A`)「それに昔優勝したこともあるって…」 ( ^ω^)「おっお、大丈夫だお。いくら昔速かったとはいえ、子供のころの速さなんてたかが知れてるお。最近のミニ四駆事情を知らない奴なんかに負けたりしないお」 たしかにブーンの言うことも一理ある。(´・ω・`)「まあ、言われてみればそうだね」 ξ#゚⊿゚)ξ「問題はそこじゃなくて…」 ξ//⊿//)ξ「な、なんであんたがそんな約束するのよ!」 ( ^ω^)「おっお、大丈夫だお。ツンの為に絶対勝つお」 ξ//⊿//)ξ「ま、負けたら承知しないんだからね!」 ('A`)(ブーン、お前もか…死ね!死んでしまえ!) 荒巻模型主催の大会はどうやら大変なことになりそうだ。俺はブーンへの呪いの言葉を呟きながら、大会の行く末を憂いていた。 20 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 13 45.80 ID eviojbhtO ―日曜日― (´・ω・`)「…と、いうことがあったんですよ」 ('(゚∀゚∩「ブーン君もなかなかやるね!」 \(^o^)/「青春 ですね」 (*^ω^)「おっお、ツンは大切な幼なじみですお」 今日は日曜日なのでみんな集まっているのだ。そしてショボンがみんなにこの前あったことを説明した。 ( ´∀`)「…う~ん」 ('A`)「モナーさんどうしましたか?」 ( ´∀`)「いや、僕はヒッキー君のことが気になるモナ。ビロードから話を聞いてもしかしたらと思っていたけど…」 (´・ω・`)「あれはとても小学三年生にできる改造じゃありませんでしたよ」 ( ´∀`)「ヒッキー君は最近引っ越してきた子モナ。お父さんにもあったことあるけど、ヒッキー君とは対称的に気の強い人だったモナ」 ('A`)「だからミニ四駆でも自分の子供を勝たせたいんでしょうか?」 ( ^ω^)「だけどそれは間違ってるお。場合によってはヒッキー君が他の子供たちから除け者にされちゃうお」 ( ´∀`)「まあ、子供たちのことは子供たちに任せるしかないモナ。子供たちを信じるモナ」 ( ´∀`)「ところで…」 モナーさんが話題を変えてきた。 ( ´∀`)「大会のコースセッティングはどうするモナ?」 21 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 15 30.25 ID eviojbhtO ( ^ω^)「おっお、それを今日話し合おうと思ってたんですお」 ('(゚∀゚∩「テクニカルコースにするといいよ!」 (´・ω・`)「僕もなおさんの意見に賛成だよ」 ('A`)「ショボンのマシンはスピードの出るフラットなコースの方がいいんじゃないの?」 (´・ω・`)「うん、たしかにそうなんだけど、それじゃあビギナーの人たちが面白くないだろう?今回の大会はミニ四駆人口を増やすのも目的だからね。スピードが出にくく運の要素が多いコースの方が勝負は盛り上がるよ」 ('A`)「なるほど」 (´・ω・`)「それに試してみたいマシンもあるしね」 そういうとショボンは一台のマシンを取り出した。いつものウイニングバードではない。 ('A`)「これは…ブロッケンG?」 ショボンが取り出したのはモーターがフロントにあるマシン、ブロッケンGだった。しかしなにか違う。 ('A`)「…シャーシが違う?」 モーターがフロントにあるシャーシは、旧型のFMシャーシと、スーパーFMシャーシ(これが本来のブロッケンGのシャーシ)の2種類の筈だが、ショボンのマシンのシャーシはそのどちらでもなかった。 (´・ω・`)「ふふ、気づいたかい。これはスーパーXシャーシを逆転させたもので、俗にFMXって呼ばれるものだよ」 22 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 19 46.55 ID eviojbhtO (;'A`)「そんなことできるの?」 (´・ω・`)「そんなに難しくないよ。ボディキャッチとフロントバンパーを移植して、あとは電池を逆に入れるだけだからね」 ショボンは簡単に言ってのけるが、俺にはまだできそうにない。 ( ´∀`)「ショボン君はFMXモナ?じゃあ僕もちょっとした色物を使うモナ」 そういってモナーさんが取り出したのはナイトレージJr.だった。 ('A`)「あ、もしかしてこれが噂の…」 (´・ω・`)「そう、モナーさんのサスマシンさ」 ( ´∀`)「ドクオ君、マシンを少し下に押して見るモナ」 ('A`)「こうですか…おお!」 モナーさんのマシンを軽く下に押してみる。すると車体が沈みこむではないか。 ( ´∀`)「中も見てみるモナ?」 ボディを外して見せてもらうと、ホイール周りを中心にスプリングやFRPなどを使った複雑な改造が施されていた。 ( ´∀`)「MSシャーシのギヤ構造だからこそできる改造モナ」 (;'A`)「す、すごいですね」 俺にはいったいどんな工夫がなされているのかわからないが、とにかくすごいということだけは理解できた。 23 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 21 45.25 ID eviojbhtO ( ´∀`)「話がそれちゃったモナね。コースはテクニカルコースで良いモナね?」 異議なし、全員の声が揃う。そこから先は具体的なコースセッティングを話し合った。 (´・ω・`)「テーブルトップを2枚ほど…」 ( ^ω^)「バンクも欲しいお」 ( ´∀`)「スロープセクションなんかもあるとおもしろいモナ」 \(^o^)/「芝生セクションも 欲しいです」 ('(゚∀゚∩「オワタ君、それはさすがにいらないと思うよ!」 (;'A`)(どんなコースになるやら) そんなこんなでコースセッティングも決定した。 (´・ω・`)「そういえばブーン、日程はどうするんだい?」 ( ^ω^)「おっお、来週の日曜日を考えてるお」 (´・ω・`)「広告を作らなきゃね。」 ('(゚∀゚∩「日曜日なら僕も参加できるよ!」 \(^o^)/「ネットでミニ四駆仲間に宣伝しておきます」 ( ´∀`)「ビロードにも伝えておくモナ」 ( ^ω^)「お、そうだ…ツン!」 ブーンが店の奥にいるツンさんに声をかけた。 ( ^ω^)「大会は来週の日曜日だってフサギコにも伝えておいて欲しいお」 ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと…あんた本気?」 ( ^ω^)「本気だお。ブーンは絶対に勝つから、ツンは大船に乗った気でいるといいお」 30 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 37 49.40 ID eviojbhtO ξ゚⊿゚)ξ「泥船の間違いじゃない?」 (;^ω^)「ツンひどいお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、それで本当にあいつにつきまとわれなくなるなら助かるわ」 ( ^ω^)「おっお、そうだお、そうだお」 \(^o^)/「ところで ツンちゃん ブーン君が勝ったら なにか ご褒美 あげないんですか」 ξ゚⊿゚)ξ「ご褒美?」 \(^o^)/「チュー とか」 ξ//⊿//)ξ「な、お、オワタさんなに言ってるの?」 (*^ω^)「おっお、そうですお、オワタさん、なに言ってるんですお」 ('A`)(クソ、ブーン死ね) (*^ω^)「と、とにかくブーンは負けないお」 これ以上ブーンのにやけ面を眺めていたら殺意を抑えられそうにないので、俺はマシンのセッティングを見直すことにした。脱脂によるスピードアップでコースアウトするようになってしまったのだ。 ('A`)(角度調整プレート使ってみるか…) ジュニアサーキットを走らせる。マシンは俺の気持ちを反映するように、まだ落ち着かない挙動を見せる。 ('A`)(大会か…) ('∀`)(へへ、頑張るぞ) 俺にとって初の大会はいったいどんなものになるのか?期待は膨らむ一方だった。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/896.html
【基本データ】 ●全長146mm ●全幅88mm ●全高?mm ●Item No:95502? ●本体価格1,200円 ●2019年イベントにて販売 【本体内容】 ミニ四駆 コアラのバリエーション。 シャーシはピンクのVS。ギヤケース等のAランナーはホワイト。 ギヤ比は5 1。 足回りは小径ローハイト。ホイールはホワイトのフィンタイプ。タイヤはクリヤーのソフト小径ローハイト。 なんと、ホイールにステッカーを巻いてクリヤータイヤの表面に文字が浮かぶ珍しい表現がされている。 ボディはパンダと同型。カラーはライトグリーン。 組み立て・塗装済みのコアラフィギュアが付属する。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 (タミヤモデラーズギャラリー2019) https //www.tamiya.com/japan/newstopics/2019/06/gallery2019.html
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/380.html
( A`)スレまとめ 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/03(金) 00 57 27.60 ID cdDDw4lMO \(^o^)/「………」 ( ´_ゝ`)「………」 \(^o^)/「あの もしかして “黒騎士AJINA”さんですか」 ( ´_ゝ`)「…ひょっとして“終焉の魔導士”さんですか?」 \(^o^)/「そうです ぼくが “終焉の魔導士”です はじめまして」 ( ´_ゝ`)「はじめまして。“黒騎士AJINA”です」 \(^o^)/「なかなか気づかなくて すみませんでした 特徴は 福山雅治似のイケメン と聞いていたもので」 ( ´_ゝ`)「え?じゃあすぐわかるじゃないですか」 \(^o^)/「どちらかというと アンガールズの山根 に似ていると思います」 ( ´_ゝ`)「え?」 \(^o^)/「え」 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/03(金) 01 09 00.73 ID cdDDw4lMO \(^o^)/「そんなことより 例のものを」 ( ´_ゝ`)「もちろん持ってきましたよ」 \(^o^)/「たしかに コンペティションギヤ ですね 貴重なものを ありがとうございます」 ( ´_ゝ`)「それじゃあ…」 \(^o^)/「フフ 持ってきましたよ シスターエンジェルの 三葉ちゃんのトレーディングカードです」 (*´_ゝ`)「おお!たしかに!本当にいいんですか?」 \(^o^)/「僕は 麻里亞ちゃん一筋ですから」 ( ´_ゝ`)「それじゃあ、またネットでwww」 \(^o^)/「そうですね 今度オフ会 でも 開きましょう」 ( ´_ゝ`)「ミニ四駆の?シスターエンジェルの?」 \(^o^)/「両方」 ( ´_ゝ`)「把握wwwそれではまた」 \(^o^)/「それでは」 . . . 85 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 17 05.46 ID cdDDw4lMO ある日のフサギコ ミ,,゚Д゚彡「ドクオにミニ四駆のこと聞いたけどよ…まだいろいろ知りたいぜ。よし、インターネットで調べるか」 ミ,,゚Д゚彡「ミニ四駆で検索っと…お、出てきた出てきた」 ミ,,゚Д゚彡「…いろいろあってどれみたらいいかわからないぜ。ん?ミニ四駆質問スレッド?初心者歓迎?よし、ここ見てみるか」 88 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 30 02.76 ID cdDDw4lMO ミ,,゚Д゚彡「掲示板か…書き込んで質問できるんだよな?…………よし、こんなもんか」 158 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 02 53 ID MJG3gUi0 チィース(^-^)ぁのよ、ミニ四駆について聞きたいんだけどぃいか? 159 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 05 31 ID WTkRjmV0 158 釣り…だよな? 160 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 07 23 ID uh8z44gw0 158 夏が終わったと思ったのにまた変なのわいたよ。 91 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 39 22.99 ID cdDDw4lMO ミ,,゚Д゚彡「は?釣り?部屋で釣りなんかしてねーよ」 161 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 09 48 ID MJG3gUi0 部屋で釣りなんかしねーよバーカ 162 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 12 22 ID MDaICRK0 163 死ね 163 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 13 53 ID XkHaOIF0 え?もしかしてガチ?www基地外ktkr ミ,,#゚Д゚彡「死ねとか気安く人に言うんじゃねー!」 96 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 47 59.87 ID cdDDw4lMO 164 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 15 53 ID MJG3gUi0 死ねとか言って相手が本当に死んだらどうすんだ!軽々しく言うんじゃねー! 165 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 17 58 ID uh8z44gw0 なにこいつwwwっていうか目欄に本当にアドレス入れんなよwwwwww 166 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 18 53 ID WTkRjmV0 しかもLABUってもしかしてラブのつもりか?LOVEだろ?www腹いてぇwwwwww ミ,,;゚Д゚彡「え?ラブってLABUじゃないのか?」 100 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 54 18.08 ID cdDDw4lMO 167 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 22 17 ID MJG3gUi0 うるせぇうるせぇうるせぇ!お前らには二度ときかねーよばーか! 168 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 23 45 ID WTkRjmV0 二度とくんなwwwww 169 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 24 01 ID uh8z44gw0 顔真っ赤wwwww ミ,,;Д;彡「ちくしょうちくしょうちくしょう!」 104 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 58 52.12 ID cdDDw4lMO ( ´_ゝ`)「腹いてぇwww…俺釣られた?」←ID uh8z44gw0 \(^o^)/「これは ひどい」←ID WTkRjmV0 ミ,,;゚Д゚彡「え?なに?知らないアドレスからメールが大量に!?ちょ、どうなってるんだゴルァ!」 ~ある日のフサギコ~ 終 . . . 185 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/12(日) 23 20 42.71 ID QC6fusrnO 全盛期の豊島伝説のようです ('(゚∀゚∩「とよしまさんか…すごい人だよ!」 ( ´_ゝ`)「ああ、とよしまさんか」 ('(゚∀゚∩「兄者さん知ってるの!?」 ( ´_ゝ`)「俺たちミニ四VIPPERなら知らないものはいないさ、なあ、オワタくん?」 \(^o^)/「はい 超有名人です」 ('(゚∀゚∩「そんなに有名なの?」 ( ´_ゝ`)「ああ…彼には様々な伝説が残ってるくらいさ」 ('(゚∀゚∩「で、伝説!?例えば?」 ( ´_ゝ`)「全盛期の豊島伝説」 \(^o^)/「公式で一回走るだけで14人を予選落ちにする」 ( ´_ゝ`)「スタート位置に並んだだけで準決勝突破」 \(^o^)/「グッとガッツポーズしただけで年間チャンピオン戦出場権獲得」 ( ´_ゝ`)「ハンデとしてタイプ1シャーシでレースにでるルールも導入されたが全然ハンデにならなかった」 ('(゚∀゚;∩「す、すごい!とよしまさんすごすぎるよ!」 ( ´_ゝ`)「まだまだあってな…」 (;'A`)(あの人たちなにしてるんだろう…) 完 . . . 282 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 39 54.22 ID 7fAbXDdZO ( ● ● )「ビロードくんのお父さん、聞きたいことがあるんです」 ( ´∀`)「なにモナ?ワカッテマスくん」 ( ● ● )「僕のビートマグナムがなかなか速くならないんです。どうしたら速くなりますか?」 ( ´∀`)「そうモナねぇ。…ワカッテマスくんのマシンはどこで遅くなってると思うモナ?」 (; ● ● )「う~ん…スタートしたすぐ後が遅いんです。それとコーナーでガタガタしてもっと遅くなっちゃうんです」 ( ´∀`)「マシンを見せて欲しいモナ…ふむふむ、大径タイヤにレブチューン、超速ギヤモナね。…ところでワカッテマスくんは自転車は乗るモナ?」 283 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 40 54.36 ID 7fAbXDdZO (* ● ● )「はい!この前の誕生日にお父さんが5段変速ギヤ付きのマウンテンバイクを買ってくれたんです」 ( ´∀`)「じゃあ自転車を漕ぎ出すときにどのギヤにするモナ?」 ( ● ● )「僕は一番軽いギヤです。重いギヤだとなかなかスピードがのらなくて…あっ!」 ( ´∀`)「なにか気づいたモナ?」 ( ● ● )「ミニ四駆も自転車と一緒なんです!ギヤを軽くすればいいんです!」 ( ´∀`)「モナモナw」 ( ● ● )「…でも自転車もずっと軽いギヤでこいでるとスピードが出ないんです…」 284 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 42 24.16 ID 7fAbXDdZO ( ´∀`)「じゃあギヤ以外だったらなにを変えればいいモナ?自転車に当てはめて考えるモナ」 ( ● ● )「僕のお兄ちゃんは僕よりこぐ力が強いから、重いギヤでも平気でこぎ始めるんです。それにこぐスピードも速いから、軽いギヤでも僕より速く…あっ!」 (* ● ● )「こぐ人、つまりモーターを力持ちに替えればいいんですね!」 ( ´∀`)「力持ちのモーターといったらなにモナ?」 ( ● ● )「力持ち…力…パワー…パワーダッシュモーターです!」 ( ´∀`)(子供らしい考えモナねえ。だけど確かに間違いじゃないモナw) 285 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 42 52.43 ID 7fAbXDdZO ( ´∀`)「そうモナね。あとはトルクチューンも力持ちさんモナ。パワーダッシュでコースアウトしちゃうときは試してみるといいモナよ」 ( ● ● )「じゃあ、力持ちのトルクチューンに超速ギヤをこいでもらうか、力持ちで、もっと速いパワーダッシュにハイスピードギヤをこいでもらえばいいんですね?ありがとうございます!」 ( ´∀`)「気づいたのはワカッテマスくんモナよw(理解の早い子モナねぇ)」 ( ● ● )「あとはコーナーでのガタつきなんです」 ( ´∀`)「今のセッティングは弓FRPに9ミリベアリングモナね」 288 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 44 53.51 ID 7fAbXDdZO ( ● ● )「はい」 ( ´∀`)「ワカッテマスくんはケーキは好きモナ?」 (* ● ● )「大好きなんです!」 ( ´∀`)「ケーキを買ったとき、お店の人はどれくらいの箱に入れてくれるモナ?」 ( ● ● )「ケーキと同じくらいの大きさの箱です。あんまり大きい箱だと持って帰るときに中で揺れて崩れちゃうんです…あっ!」 (* ● ● )「ミニ四駆も一緒なんです!コースとローラーの隙間が大きいからガタガタするんです!」 ( ´∀`)「よく気づいたモナ」 ( ● ● )「ワイドプレートで幅を広げればいいんですね!早速やってみます!ありがとうございました!」 ( ´∀`)「規定の105ミリを超えないように気をつけるモナよ。聞きたいことがあったらまた来るモナ」 290 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 46 34.61 ID 7fAbXDdZO 267 ( ● ● )が( ´∀`)のアドバイスを受けるようです 完 . . . 294 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 15 07 39.07 ID 7fAbXDdZO ( ´∀`)の少年時代のようです 「いっけー、エンペラー!」 「負けるな!バーニングサン!」 「……お、おい、モナーが来たぞ!早くマシンを隠せ!」 「あ、ああ!」 ( ´∀`)「2人とも何して遊んでるモナ?」 「お、鬼ごっこだよ!モナーもやる?」 ( ´∀`)「ふ~ん…鬼ごっこモナねぇ。じゃあ今後ろに隠したのはなんだモナ?」 「え、ちょ、それはダメ…」 ( ´∀`)「やっぱりミニ四駆モナ。僕から隠すなんてどういうつもりモナ?」 「べ、別に隠したわけじゃ…」 ( ´∀`)「…まあいいモナ。今日はこれで遊ぶモナ」 295 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 15 08 20.39 ID 7fAbXDdZO 「え、それって…」 ( ´∀`)「パパのゴルフクラブを持ってきたモナ。これでダッシュ四駆郎ごっこをするモナ」 「そ、そんなので叩いたら壊れちゃうよ!」 (#´∀`)「うっさいモナねぇ!僕の言うことが聞けないモナ?いいからさっさとマシンをよこすモナ!」 「うう、僕のエンペラー…」 ( ´∀`)「そ~れモナ!」 グシャ! 「ああ、エンペラーが!」 ( ´∀`)「もう壊れたモナ?じゃあ次はこっちモナ」 バキッ! 「俺のバーニングサンが!」 ( ´∀`)「もうおしまいモナ?つまんないモナ」 296 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 15 08 54.29 ID 7fAbXDdZO 「ひ、ひどいよ、モナー…お小遣い貯めてやっと買ったのに…」 「ヒック…ヒック、た、誕生日プレゼント、だ、だったのに…」 (#´∀`)「うっさいモナねぇ!壊れるようなマシンを作る方が悪いモナ!僕はもう帰るモナ!」 「うう、エンペラー…」 「ヒック…ヒック…」 完 . . . 540 名前: ◆ItodYKFaCM [ 502] 投稿日:2008/10/14(火) 18 23 08.02 ID NoMV7Q0QO 「兄者~、俺は会社に行ってくるぞ~」 「妹者は学校なのじゃ!」 「あたしもパート行ってくるけど、あたしが帰るまでに部屋片付けなかったら、あんたの人形だとか漫画だとか全部捨てるからね!」 (;´_ゝ`)「わ、わかったよ母者」 「「「いってきま~す!」」」 ( ´_ゝ`)「行ってらっしゃーい。………」 (*´_ゝ`)「よし、みんないなくなったしダラダラするか。掃除は昼からやればいいもんね。まずはVIPのミニ四駆スレに新作の痛車でもうpしよう!」 ( ´_ゝ`)「よし、うpしたぞ」 542 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 23 44.42 ID NoMV7Q0QO ( ´_ゝ`)「…………」 ( ´_ゝ`)「やっぱり平日の午前中は過疎だなぁ。…お、レスがついた。なになに、特定した!だって?」 ( ´_ゝ`)「さてはオワタくん、また仕事中に2ちゃん見てるなwww」 ( ´_ゝ`)「…他にはレスつかないか。よし、ほかのスレを覗こう。お、二次画像スレが立ってる!どれどれ、まずはこの画像から…」 ガガガガガガガガッ! ( ´_ゝ`)「…OK、ブラクラゲットだ」 ( ´_ゝ`)「…腹減ってきたな…よし、カップめんを食べよう」 ( ´_ゝ`)「蓋を開けて、かやくと粉末スープをかけてっと…よし、お湯をかけよう」 スカッ! 544 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 26 09.63 ID NoMV7Q0QO ( ´_ゝ`)「ポットにお湯がないだと…?沸かすのも面倒だな。よし、このまま食べよう」 バリボリ、バリボリ…。 ( ´_ゝ`)「ふぅ…ご飯も食べたし掃除を始めるかな」 ( ´_ゝ`)「まずはこの漫画の山を整理するか…」 ( ´_ゝ`)「お、まほらまじっくじゃないか!懐かしいなぁwちょっとだけ読もう…」 ………………。 ( ;_ゝ;)「まほらさん…」 「「ただいま~!」」 (;´_ゝ`)「しまった!つい読みふけってしまった!」 「片付けは終わったんだろうね、兄者?」 (;´_ゝ`)「ちょ、ちょっと待って、母者!」 「入るわよ!」 545 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 27 10.75 ID NoMV7Q0QO (;´_ゝ`)「………」 「兄者っ!!」 (;´_ゝ`)「ごめんなさい、明日掃除するから、必ずするから!…ああ!捨てないで、それは限定品の…」 兄者の日常 完 . . . 552 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 40 45.26 ID NoMV7Q0QO \(^o^)/「今日もお仕事 頑張ります」 \(^o^)/「………ちょっとだけミニ四駆スレを覗いてみましょう」 \(^o^)/「あ これは兄者さんのマシン 平日の昼間からうpとは さすがニート」※兄者がバイトを見つける前の話 \(^o^)/「特定した と」 「オワタくん、このプログラムなんだけど…君は仕事中に何をやっとるんだね!」 \(;^o^)/「すみません」 553 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 42 20.22 ID NoMV7Q0QO 「まったく…しっかり頼むよ」 \(^o^)/「ヘッドフォンで 音楽を聞きながら仕事しましょう」 \0(^o^)0/「♪………」 カチャカチャ…。 \0(^o^)0/「あっちの棚の資料を…あ ヘッドフォンが」 ブチッ!ストン! “あれれ、どうしよう、このドキドキは~♪” 「オワタくんっ!」 \(;^o^)/「すみません」 556 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 48 51.17 ID NoMV7Q0QO \(^o^)/「…トイレにいってきましょう」 \(^o^)/「ふぅ…携帯で少しだけ2ちゃんを…」 ……………。 「オワタの奴は何をやってるんだ!もう30分も戻らんぞ!…おい、誰か様子を見てきてくれ!」 「はい、いってきます」 \(^o^)/「フヒヒヒヒ」 コンコン! 「お~い、オワタ~大丈夫か~?早く戻らないとリーダーカンカンだぞ~」 \(;^o^)/「すぐに戻ります」 オワタの日常 完 . . . 571 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 02 58.43 ID NoMV7Q0QO 川 ゚ -゚)プルン、プルン。 ヒソヒソ…。 ξ゚⊿゚)ξ「どうしたらあんなに大きくなるのかしらね」 从 ゚∀从「ああ、まったくだ。歩くだけで揺れてやがるぜ」 ξ゚⊿゚)ξ「…いろいろ調べてみようかしら」 从 ゚∀从「そうだな、お互い情報交換しようぜ」 ξ゚⊿゚)ξ「ええ、それじゃあ、また明日」 ……………。 ξ゚⊿゚)ξ「………あ~あ。どうしたらあんなに大きくなるのかしら…やっぱりブーンも大きい胸の方が好きなのかな?」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、いいわ。今日はもう寝ましょう…」 ξー⊿ー)ξzzz… ドンドンドン! 「おい、ツン、俺だ!開けろ!」 572 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 04 03.99 ID NoMV7Q0QO ξ#゚⊿ー)ξ「…んもう…誰よこんな時間に…は~い!」 「ツン、俺だ!ハインだ!」 ξ#゚⊿゚)ξ「もう!今何時だと思ってるの!」 「いいから早く開けてくれ!」 ξ#゚⊿゚)ξ「ハイハイ…」 ガチャ。 从 ゚∀从「よお!」 ξ゚⊿゚)ξ「………」 ξ;゚⊿゚)ξ「………!どうしたのよ、その胸!なんでそんな巨乳に!」 从*゚∀从「すげぇだろ!こいつのおかげさ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「そ、それは!」 从 ゚∀从「通販で買った薬、“πr事情”さ。まさかこんなに効くとはねぇ…。ハッハッハ!今日から俺のことはボインリッヒ高岡と呼んでくれ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「わ、私にも分けて!」 从 ゚∀从「おう、もちろんそのつもりで来た。ホラよ!」 577 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 06 43.49 ID NoMV7Q0QO ξ*゚⊿゚)ξ「あ、ありがとう!それじゃあ早速」 ゴキュゴキュ…。 从;゚∀从「お、おい!飲み過ぎだって!キャップに一杯でいいんだぜ!」 ξ*゚⊿゚)ξ「もう飲んじゃったわよ…キャッ、早速効き目が!」 从;゚∀从「おお、ツンの胸がどんどん膨らんでいく!」 ξ*゚⊿゚)ξ「ウフフ…これで私も巨乳に…早く“肩凝って困るわ~”とか言ってみたいわ!」 从;゚∀从「…おい、ツン。いくらなんでもでかくなりすぎじゃねーか?」 ξ;゚⊿゚)ξ「え?と、止まらない!」 ビリ! ξ;゚⊿゚)ξ「キャア、服が!」 从;゚∀从「やっぱり飲み過ぎだったんだ!」 579 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 07 38.72 ID NoMV7Q0QO ξ;゚⊿゚)ξ「ハイン…助けて…重くてもう立ってられない…」 从;゚∀从「そ、そんなこと言ったって…うわっぷ、押しつぶされる!」 ξ;⊿;)ξ「誰か助けて…」 从;゚∀从「ば、爆発する~!」 パーーン! ξ;゚⊿゚)ξガバッ! ξ;゚⊿゚)ξ「なんだ、夢か…」 ξ;゚⊿゚)ξ「胸は…良かった、小さいままね」 ξ゚⊿゚)ξ「………」 ξ#゚⊿゚)ξ「良くないわよ!」 完 . . . 773 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/15(水) 18 50 54.96 ID Y1edKIH0O ξ゚⊿゚)ξ「たまにはお店の大掃除をしなきゃね…」 ( ^ω^)「おっお、手伝いに来たお!」 / ,' 3 「フォッフォ、みんなすまないのう」 (´・ω・`)「いつもお世話になってますからね」 ('A`)「…えーと、なにから取りかかれば…」 ξ゚⊿゚)ξ「とりあえずその商品棚をそっちに動かしてくれる?」 ( ^ω^)「了解だお!ショボンそっちを持ってくれお!」 (´・ω・`)「うん。よいしょっと…」 ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ ξ;゚⊿゚)ξ「キャッ、む、虫よ!」 ( ^ω^)「お?ツンは虫なんかが怖いのかお?」 ξ;゚⊿゚)ξ「い、いいから早く外に追い出してよ!」 775 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/15(水) 18 52 49.06 ID Y1edKIH0O (´・ω・`)「ツンさんが慌てるなんて珍しいね…あ、そっちの棚の下に入ったよ」 ( ^ω^)「おっお、追い出すお!えいっ!」 ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ ξ;゚⊿゚)ξ「キャーッ!」 (;'A`)「お、こっちに来た。うおお!足を登ってきた!」 ξ;⊿;)ξ「いやあ~!こっちに来ないで~!」 ゲシッ! (゜A゜)「はうっ!」 ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ (´・ω・`)「ドクオくんから離れた!」 ( ^ω^)「よし!ほうきで外へ…えいっ!」 ポイッ! 776 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/15(水) 18 54 15.35 ID Y1edKIH0O ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ ( ^ω^)「ツン、もう大丈夫だお!」 ξ;゚⊿゚)ξ「あ、ありがとう、ブーン…」 (;'A`)(ひどいや、ツンさん…) 完 . . . 72 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 16 50 07.77 (p)ID OzJgf1hXO(59) l从・∀・ノ!リ人「今日はクリスマスなのじゃ!おっきい兄者もちっちゃい兄者も出かけててつまんないのじゃ。妹者も出かけるのじゃ!」 l从・∀・ノ!リ人「街がキラキラしてて綺麗なのじゃ~♪」 藻男「はぁ…街はカップルばっかり…。それなのに俺は彼女も友達もいないし、おまけにパチンコで5万すった…死にたい…」 l从・∀・ノ!リ人♪ 藻男「お?あんなところに可愛い幼女が。……そうだ、どうせこのまま生きててもいいことないし、幼女とあんなことやこんなことしてから死のう…ぐへへ…」 l从・∀・ノ!リ人「どこに行こうかの~」 藻男「ぐへへ…お嬢ちゃん1人?お兄さんといいことしようか?」 l从・∀・ノ!リ人「む、お兄さん誰なのじゃ?それにいいことってなんなのじゃ?」 藻男「すごくいいことだよ…さあ、こっちの路地裏に…」 l从;・∀・ノ!リ人「い、いやなのじゃ!離してほしいのじゃ!」 ????「ムッ、幼女のピンチ!」 76 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 02 07.07 (p)ID OzJgf1hXO(59) ????「その手を離せっ!」 藻男「な、なんだこの花吹雪は!?た、タンポポ?」 マ シ・ョ・ト「そこまでだ!その子から手を離せ!」 藻男「な、なんだお前は!」 マ シ・ョ・ト「フッ…俺か?俺は惑星シュルツの王子にして全ての幼女の味方…」 マ シ#・ョ・ト「とよしマンだ!」 藻男「な、なんだと!?」 78 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 11 30.99 (p)ID OzJgf1hXO(59) l从;∀;ノ!リ人「た、助けて欲しいのじゃ!」 マ シ・ョ・ト「ムッ、すぐに片付ける。君は離れていなさい」 藻男「く、くそ、とよしマンだかなんだか知らねえが、邪魔はさせねえ!」 マ シ・ョ・ト「ふ…哀れな」 マ シ#・ョ・ト「食らえ!必殺!」 シ#・ョ・ト「とよしマスラッガーーッ!」 ========マ?藻男「ぐへぇ!!」 l从*・∀・ノ!リ人「すごいのじゃ!かっこいいのじゃ!」 80 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 18 37.33 (p)ID OzJgf1hXO(59) 藻男「くそっ…!だけどなぁ…俺にはもう捨てるものはないんだ!うおおおお!!」 マ シ;・ョ・ト「クッ!」 l从;・∀・ノ!リ人「とよしマン!」 藻男「ハッハッハッ、たいしたことねーなwwwさあ、お嬢ちゃん、俺と一緒に…」 l从;∀;ノ!リ人「嫌じゃあ~!!」 マ シ‐ョ‐ト「待てよ…」 藻男「ん?」 マ シ‐ョ‐ト「まだ勝負はついてないぜ…」 ま シ‐ョ‐ト「貴様は俺を…」 藻男「あ、頭の文字が!」 魔 シ#・ョ・ト「怒らせたッ!!」 81 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 25 00.81 (p)ID OzJgf1hXO(59) 魔 シ#・ョ・ト「ミニ四レーサーのみんな!オラに力を分けてくれ!うおおおおおッ!!」 藻男「な、なんだ!?とよしマンの体を電磁波が纏って…」 魔 シ#・ョ・ト「次世代ッ!」 藻男「ぐふっ!」 魔 シ#・ョ・ト「タミ1000ッ!!」 藻男「ゴハァ!」 魔 シ#・ョ・ト「enelooooooopッ!!!」 藻男「く、くそ…」ガクッ…。 マ シ・ョ・ト「ふう…これでもう安心だ。お嬢さん、怪我はないかい?」 l从*・∀・ノ!リ人「うん!とよしマン、ありがとうなのじゃ!」 84 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 30 38.20 (p)ID OzJgf1hXO(59) 「お~い、妹者じゃないか!?」 l从・∀・ノ!リ人「あっ、兄者たちなのじゃ!」 マ シ・ョ・ト「そうか…ではもう大丈夫だな。それではさらばだ!」 l从;・∀・ノ!リ人「あ、ま、待って欲しいのじゃ!」 「ハ~ハッハッ、大銀河模型で僕と握手!」 l从・∀・ノ!リ人「行っちゃったのじゃ…」 (´ _`;)「妹者、こんな遅くにひとりで出歩くなんて危ないじゃないか!」 ( ´_ゝ`)「そうだぞ、変なおじさんにさらわれちゃうぞ」 l从・∀・ノ!リ人「そこに倒れてる人にさらわれそうになったのじゃ!…でもとよしマンが助けてくれたのじゃ!」 85 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 38 54.27 (p)ID OzJgf1hXO(59) (´ _`;)「な、なんだって!警察に連絡しなくちゃ!」 ( ´_ゝ`)「とよしマン…どこかで聞いたような」 シ・ョ・ト「あれ?流石じゃないか」 ( ´_ゝ`)「あ、とよしまさん、こんばんは。どうしてこんな所に?妹者、挨拶しなさい、俺たちのミニ四駆仲間のとよしまさんだ」 l从・∀・ノ!リ人「はじめましてなのじゃ!」 シ・ョ・ト「はじめまして」 (´ _` )「兄者、警察はすぐに来てくれるそうだ」 ( ´_ゝ`)「そうか、それは良かった」 l从*・∀・ノ!リ人(とよしマン…また会いたいのじゃ) ミニ四駆界の平和と世界の幼女を守るため、明日も戦え!とよしマン! ~続かない~ ※この物語はフィクションです。実在するミニ四レーサー、団体等には一切関係ありません。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/970.html
【基本データ】 ●全長?mm ●全幅?mm ●全高?mm ●Item No:? ●関係者限定配布/限定発売 【本体内容】 干支四駆辰年バージョン1。ボディはスーパードラゴンJr.。 ゴールド仕様とグリーン仕様がある。 ゴールド仕様のシャーシはブラックのTYPE-1。 ギヤは11.2:1と6.4:1をセット。 モーター付き。 ホイールはホワイト。タイヤはブラックのスパイク。 ボディの成形色はゴールド。 グリーン仕様のシャーシはブラックのTYPE-3。 ギヤは6.4:1と5:1をセット。 モーター付き。 ホイールはホワイト。タイヤはブラックのスリック。 ボディの成形色はモスグリーン。 ノーマルステッカーと2000年仕様ステッカーがどちらにも付属。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 【備考】