約 904,468 件
https://w.atwiki.jp/macrossaf/pages/139.html
ミッション名 詳細 ミッション概要:敵艦内部に侵入し、敵を殲滅せよ。 天候 時刻 制限時間 レベル 目標 機体固定 - XX XX 僚機 敵機 初期配置 増援 敵エース 攻略ポイント まずはVF-27の格闘を完全にチューンして下さい。搭乗キャラは覚醒が高いのが良いです。まず始まった瞬間からファイターで近づき(早すぎて操作しにくい人はガウォーク)バトロイドになって格闘というのをくり返して下さい。ひとまずSP3個溜まったら高速化して雑魚狩り再開(もちろん格闘)。それ以降は絶対高速化は使わないで下さい。一条が出て来たら再び高速化。格闘で3発〜4発で沈むはずです。時間早めに終わらせる事が出来ればSSいきます。 ランク 25300PT以上でS 30900PT以上でSS SV-51でランクSSクリア。 VF-1Aには素早く挌闘で対応。 一条輝に対してのみ機銃(弾数MAX、威力MIN)で対応し、コンボを稼ぐ(60発Hit)。 -- 名無しさん (2008-11-09 05 43 59) 30810でSS確認しました。攻略ポイント自分の方法ですが書いておきました。 -- 名無しさん (2009-01-05 23 01 20) ファイター移動でバトロイド格闘撃破戦法を使うのであれば、VF-1J(MJ)の高速化でもじゅうぶん。チューン限界解除して機体性能と格闘をフルチューンすればOK。31300点でSSクリア。かなり「運次第」でもあるが、一条機出現したら即高速化をかけて先に雑魚を格闘撃破してからその流れのまま一条機を撃破するとよさそう。 -- 名無しさん (2009-04-16 18 41 04) VFー25Fでガンポットの威力を最小にしてパイロットのスキルはマックスザワールドにしてはじめる。始まったらファイターのまま三角の攻撃を当てたら次からはファイターで近くに行ってパイロットの格闘で雑魚を倒す。一条一輝がでたらマックスザワールドで時間を止めてから一輝を格闘で急いで倒した後他の二機をガンポットで撃つこのとき一体倒した後にすぐにもう一体にロックオンしなければSSは無理に等しいそれで20コンボ決めれば行けると思う(俺は24コンボ)それで31710でSS -- 如月 (2009-05-16 22 31 09) ランクSSクリア。スパルタンで、地上に来た一条をマックスワールドで止めて火炎放射で丸焼けにしてくださいな。 -- 名無しさん (2009-07-29 23 42 57) このゲームって速さよりもパターン重視なんだなwww -- 名無しさん (2009-08-26 09 45 53) 一条丸焼きでSSw -- 名無しさん (2009-09-28 13 37 54) 30870でSS確認しました。 -- ニンジン (2009-10-12 16 02 45) 初期限界のクァドラン・ローをスピード,格闘向けに性能上げて、雑魚を格闘で素早く倒し、輝をSPAでコンボ稼ぎ、30930でSSゲット -- 名無しさん (2009-11-29 12 04 54) 30820でSSクリア。YF21で雑魚ボコってマックスワールドで時間止めて一条にフル改造のガンポッド16コンボでもいけた。デチューンの必要なし。 -- hetare (2010-11-03 04 18 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/macrosscrusade/pages/168.html
クルセイドツアー09大阪大会マクロス杯 1位入賞者デッキ 概要 サンプルデッキ クルセイドツアー09大阪大会マクロス杯 1位入賞者デッキ メインボード 枚数 色 ナンバー カード名 30 UNIT 3 青 U-003 VF-1A バルキリー[F] 3 青 U-004 VF-1A バルキリー(マックス機)[B] 3 青 U-005 VF-1A バルキリー(柿崎機)[B] 3 青 U-008 VF-1S ストライクバルキリー[B] 3 青 U-015 リガード 3 青 U-016 グラージ(カムジン機) 3 青 U-017 ヌージャデル・ガー 3 青 U-018 キルトラ・ケルエール 3 青 U-P001 VF-1A スーパーバルキリー(一条機)[B] 3 緑 U-011 クァドラン・レア(クラン機) 12 CHARACTER 3 青 CH-001 一条輝 2 青 CH-003 リン・ミンメイ 3 青 CH-004 マクシミリアン・ジーナス 2 青 CH-009 カムジン・クラヴシェラ 2 青 CH-013 コンダ・ブロムコ 8 COMMAND 3 青 C-008 私の彼はパイロット 3 緑 C-008 ダイアモンドクレバス 2 緑 C-010 射手座☆午後九時 Don t be late サイドボード 10 色 ナンバー カード名 3 青 U-006 VF-1J バルキリー[F] 2 青 U-007 VF-1J バルキリー[G] 3 青 U-019 VF-1J バルキリー(一条機)[B] 2 青 C-007 味方殺しのカムジン
https://w.atwiki.jp/macrosscrusade/pages/463.html
第5弾 ~時空の戦慄~ UNIT U-074 緑 発生 緑/赤 3-6-2 M/MP エース(2) 強襲 高速戦闘 装填(1) 《[3・5]》武装変更〔マクロス・クォーター〕 (自動B) 《[4・5]》このカードは、防御ステップに自軍手札にある場合、敵軍ユニットのいる戦闘エリアの任意の順番に出す事ができる。 (自動A) このカードは防御ステップ中、敵軍効果の対象にならない。 特徴 艦艇 LLサイズ [6][2][6] 出典 「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」 2011 通称「波乗りクォーター」。戦闘エリアに直接飛び込む能力と、防御ステップ中限定のアンタッチャブルテキストを備える。 飛び込み能力のお陰で1国早く出る事が出来、何もないところから突然出てくるので、究極の吃驚ブロッカーとも言える。 さらに、防御ステップの間なら常に敵軍効果の対象にならないので、「出てきてすぐに除去される」という心配もない。 反面、ダメージ判定ステップに除去されたり、特に交戦に有利なテキストを持っているわけではない為、速攻等で一方的に破壊されたりと言った事もされ易い。また、昨今のユニットパワーインフレにより、このサイズでもサイズ負けすると言う事も珍しくはないだろう。 結局、ブロッカーとしては優秀だが、フィニッシャーに据えるには若干物足りないユニットと言えるだろう。早乙女アルト(1st)をセットすればそうそうはサイズ負けしなくなる。奇襲性も抜群の為、狙ってみても良いかも知れない。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/4077.html
シュヴァルツサイド 劇場版マクロスFカードリスト ブースター トライアルデッキ プロモーションカード 総評 ブースター 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 MF/S13-001 キャラ RR SP 黄 “黒うさぎ”シェリル 1/1 6000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-002 キャラ RR 黄 幼い日の決意 シェリル 2/2 7500/2/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-003 キャラ R 黄 最期の願い グレイス 0/0 2000/1/0 《メガネ》? 《マネージャー》? MF/S13-004 キャラ R RRR 黄 “ピンキーナース”シェリル 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-005 キャラ R SR 黄 “白うさぎ”シェリル 1/0 5000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-006 キャラ R SR 黄 美しき小悪魔 シェリル 1/1 3500/1/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-007 キャラ R SR 黄 “歌は祈命”シェリル 3/2 10000/2/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-008 キャラ U 黄 グレイス・オコナー 0/0 500/1/0 《メガネ》? 《マネージャー》? MF/S13-009 キャラ U 黄 真夏のビーチ シェリル&ランカ 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-010 キャラ U 黄 VF-27ルシファー(ブレラ機) 1/0 5000/1/0 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-011 キャラ U 黄 銀河の妖精 シェリル・ノーム 2/1 7000/1/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-012 キャラ U 黄 “ダイアモンド クレバス”シェリル 2/2 8500/2/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-013 キャラ U 黄 ミッションコード“銀河の妖精”シェリル 0/0 500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-014 キャラ U 黄 アルトのお見舞い シェリル 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-015 キャラ C 黄 ブレラ・スターン 0/0 2500/1/0 《パイロット》? 《改造》? MF/S13-016 キャラ C 黄 湖畔のシェリル 0/0 3000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-017 キャラ C 黄 ジャイロバイクデート シェリル&アルト 1/0 4500/1/0 《音楽》? 《パイロット》? MF/S13-018 キャラ C 黄 “ライバルの予感”シェリル 1/1 7000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-019 キャラ C 黄 ラブスリンガー シェリル 2/1 2500/1/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-020 キャラ C 黄 ランカの実兄 ブレラ 2/1 8500/1/1 《パイロット》? 《改造》? MF/S13-021 イベント U 黄 燃え尽くした命 1/0 EV MF/S13-022 イベント U 黄 SHERYL ARREST 1/1 EV MF/S13-023 クライマックス CR 黄 ユニバーサル・バニー CX 1・風 MF/S13-024 クライマックス CC 黄 ノーザンクロス CX 1・炎 MF/S13-025 クライマックス CC 黄 オベリスク CX 2 MF/S13-026 キャラ RR SP 緑 天真爛漫 ランカ 2/2 10000/2/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-027 キャラ RR SR 緑 “歌は魔法”ランカ 3/2 10000/2/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-028 キャラ R RRR 緑 “恋はドッグファイト”ランカ 0/0 3500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-029 キャラ R SR 緑 恋のライバル ランカ&シェリル 1/0 4500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-030 キャラ R 緑 無事を祈るランカ&アルト 1/1 2500/1/1 《音楽》? 《パイロット》? MF/S13-031 キャラ R 緑 アルトの背中を押すランカ 2/1 5000/1/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-032 キャラ R SR 緑 清純派セーラー服 ランカ 2/2 8500/2/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-033 キャラ U 緑 松浦 ナナセ 0/0 1000/1/0 《メガネ》? MF/S13-034 キャラ U 緑 バジュラ(大) 1/0 4000/1/0 《バジュラ》? MF/S13-035 キャラ U 緑 歌姫に憧れる少女 ランカ 1/1 5500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-036 キャラ U 緑 バジュラ・クィーン 2/1 500/1/1 《バジュラ》? MF/S13-037 キャラ U 緑 開拓重機 ランカ 2/1 6500/1/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-038 キャラ C 緑 マヤン島のランカ 0/0 500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-039 キャラ C 緑 アイ君 0/0 1000/1/0 《バジュラ》? MF/S13-040 キャラ C 緑 バジュラ(小) 0/0 1500/1/0 《バジュラ》? MF/S13-041 キャラ C 緑 スターライト納豆 ランカ 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-042 キャラ C 緑 “星間飛行”ランカ 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-043 キャラ C 緑 はじめてのCMソング ランカ 0/0 3000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-044 キャラ C 緑 超時空シンデレラ ランカ・リー 1/0 5000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-045 キャラ C 緑 独りのランカ 1/0 5500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-046 イベント U 緑 救出されるランカ 2/0 EV MF/S13-047 イベント U 緑 謎のスカウトマン 2/0 EV MF/S13-048 クライマックス CR 緑 放課後オーバーフロウ CX 2 MF/S13-049 クライマックス CC 緑 アイモ CX 袋 MF/S13-050 クライマックス CC 緑 虹いろクマクマ CX 宝 MF/S13-051 キャラ RR RRR 赤 本物の空を求めるアルト 0/0 1000/1/0 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-052 キャラ RR 赤 歌を届ける使命 アルト 1/1 6500/1/0 《パイロット》? 《音楽》? MF/S13-053 キャラ R 赤 至近距離 アルト&ランカ 1/0 4500/1/0 《パイロット》? 《音楽》? MF/S13-054 キャラ R 赤 バジュラから逃げるアルト&シェリル 1/1 5000/1/1 《パイロット》? 《音楽》? MF/S13-055 キャラ R SP 赤 パイロットのプライド アルト 2/1 2500/1/1 《パイロット》? MF/S13-056 キャラ R SR 赤 マクロス・クォーター強攻型 2/1 8000/1/1 《メカ》? MF/S13-057 キャラ R※ 赤 三角関係 アルト 3/2 10000/2/1 《パイロット》? 《音楽》? MF/S13-058 キャラ U 赤 ゴスロリ女装 アルト 0/0 1500/1/0 《パイロット》? 《女装》? MF/S13-059 キャラ U 赤 カナリア・ベルシュタイン 0/0 1500/1/0 《パイロット》? MF/S13-060 キャラ U 赤 ジェフリー・ワイルダー 1/0 3000/1/0 《特徴なし》? MF/S13-061 キャラ U 赤 VB-6ケーニッヒモンスター(カナリア機) 1/0 4500/1/0 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-062 キャラ U 赤 トライアングラーの結末 アルト 2/1 7000/1/1 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-063 キャラ C 赤 早乙女 アルト 0/0 1000/1/0 《パイロット》? MF/S13-064 キャラ C 赤 マヤン島のアルト 0/0 2000/1/0 《パイロット》? MF/S13-065 キャラ C 赤 リンゴのバルキリー アルト 0/0 2500/1/0 《パイロット》? MF/S13-066 キャラ C 赤 想いを寄せるモニカ 0/0 2500/1/0 《特徴なし》? MF/S13-067 キャラ C 赤 シェリルに翻弄されるアルト 0/0 3000/1/0 《パイロット》? MF/S13-068 キャラ C 赤 幼い女形 アルト 1/0 5500/1/0 《パイロット》? 《女装》? MF/S13-069 キャラ C 赤 ボビー・マルゴ 2/2 7500/2/1 《オカマ》? MF/S13-070 キャラ C 赤 YF-29デュランダル(アルト機) 2/2 9000/2/1 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-071 イベント U 赤 アルカトラズからの脱獄 2/1 EV MF/S13-072 イベント U 赤 バジュラとの共生へ 1/1 EV MF/S13-073 クライマックス CR 赤 サヨナラノツバサ CX 扉 MF/S13-074 クライマックス CC 赤 マクロス・アタック CX 2 MF/S13-075 クライマックス CC 赤 ライオン CX 2 MF/S13-076 キャラ RR SR 青 LOVELY BOMBER クラン 2/1 8000/1/1 《パイロット》? 《音楽》? MF/S13-077 キャラ RR RRR 青 マイクローン化 クラン 3/2 10000/2/1 《パイロット》? MF/S13-078 キャラ R 青 優しく見守るクラン 0/0 500/1/0 《パイロット》? MF/S13-079 キャラ R 青 ルカ・アンジェローニ 0/0 2000/1/0 《パイロット》? MF/S13-080 キャラ R 青 悲しみに暮れるクラン 1/1 5500/1/0 《パイロット》? MF/S13-081 キャラ R 青 命懸けで守りたいもの オズマ 1/1 7000/1/1 《パイロット》? MF/S13-082 キャラ R SP 青 いつもの笑顔 クラン 2/2 8000/2/1 《パイロット》? MF/S13-083 キャラ U 青 ミハエル・ブラン 0/0 500/1/0 《パイロット》? 《メガネ》? MF/S13-084 キャラ U 青 チャーシュー横どり クラン 0/0 1000/1/0 《パイロット》? 《ラーメン》? MF/S13-085 キャラ U 青 マヤン島のクラン 0/0 2500/1/0 《パイロット》? MF/S13-086 キャラ U 青 VF-25Gメサイア(ミハエル機) 2/1 6500/1/1 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-087 キャラ U 青 コックピットのルカ 2/1 8000/1/1 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-088 キャラ C 青 キャサリン・グラス 0/0 1500/1/0 《特徴なし》? MF/S13-089 キャラ C 青 オズマ・リー 0/0 2500/1/0 《パイロット》? MF/S13-090 キャラ C 青 ランカの義兄 オズマ 0/0 3000/1/0 《パイロット》? MF/S13-091 キャラ C 青 出前の娘娘ラーメン ルカ 1/0 1500/1/0 《パイロット》? 《ラーメン》? MF/S13-092 キャラ C 青 レオン・三島 1/0 4000/1/0 《特徴なし》? MF/S13-093 キャラ C 青 LOVELY BOMBER ミシェル 1/0 5000/1/0 《パイロット》? 《音楽》? MF/S13-094 キャラ C 青 S.M.Sのアイドル小隊!? クラン 1/1 7000/1/0 《パイロット》? MF/S13-095 キャラ C 青 VF-25Sメサイア(オズマ機) 2/1 8500/1/1 《パイロット》? 《メカ》? MF/S13-096 イベント U 青 娘娘ラーメン 1/1 EV MF/S13-097 イベント U 青 三島の陰謀 2/2 EV MF/S13-098 クライマックス CR 青 ギター狙撃 CX 2 MF/S13-099 クライマックス CC 青 奇跡の生還 CX 2 MF/S13-100 クライマックス CC 青 アルカトラズ慰問ライブ CX 本 ※三角関係 アルトは2種類のイラストが存在する。(MF/S13-057s、MF/S13-057r) トライアルデッキ トライアルデッキ 劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 封入数 MF/S13-T01 キャラ TD 黄 ミッションコード“銀河の妖精”シェリル 0/0 500/1/0 《音楽》? 《愛》? 4 MF/S13-T02 キャラ TD 黄 湖畔のシェリル 0/0 3000/1/0 《音楽》? 《愛》? 4 MF/S13-T03 キャラ TD 黄 “ライバルの予感”シェリル 1/1 7000/1/0 《音楽》? 《愛》? 2 MF/S13-T04 キャラ TD 黄 ラブスリンガー シェリル 2/1 2500/1/1 《音楽》? 《愛》? 2 MF/S13-T05 キャラ TD 黄 銀河の妖精 シェリル・ノーム 2/1 7000/1/1 《音楽》? 《愛》? 2 MF/S13-T06 キャラ TD 黄 “ダイアモンド クレバス”シェリル 2/2 8500/2/1 《音楽》? 《愛》? 2 MF/S13-T07 クライマックス TD 黄 オベリスク CX 2 2 MF/S13-T08 クライマックス TD 黄 ユニバーサル・バニー CX 1・風 2 MF/S13-T09 キャラ TD 緑 スターライト納豆 ランカ 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? 4 MF/S13-T10 キャラ TD 緑 はじめてのCMソング ランカ 0/0 3000/1/0 《音楽》? 《愛》? 4 MF/S13-T11 キャラ TD 緑 超時空シンデレラ ランカ・リー 1/0 5000/1/0 《音楽》? 《愛》? 2 MF/S13-T12 キャラ TD 緑 独りのランカ 1/0 5500/1/0 《音楽》? 《愛》? 4 MF/S13-T13 イベント TD 緑 救出されるランカ 2/0 EV 2 MF/S13-T14 クライマックス TD 緑 アイモ CX 袋 4 MF/S13-101 キャラ TD 緑 あの日のランカ 1/1 2500/1/1 《音楽》? 《愛》? 1 MF/S13-102 キャラ TD 黄 おねだりバニー シェリル 1/1 6500/1/0 《音楽》? 《愛》? 1 MF/S13-103 キャラ TD 黄 お忍びデート シェリル 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? 2 MF/S13-104 キャラ TD 黄 イツワリノウタヒメ シェリル 3/2 10000/2/1 《音楽》? 《愛》? 2 MF/S13-105 キャラ TD 緑 看板娘 ランカ 2/2 8000/2/1 《音楽》? 《愛》? 4 プロモーションカード 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 MF/S13-106 キャラ PR 青 ちびクラン 0/0 3000/1/0 《パイロット》? 《巫女》? MF/S13-107 キャラ PR 緑 ユニバーサル・ランカ 0/0 2000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-108 キャラ PR 黄 ユニバーサル・シェリル 1/1 2000/1/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-109 キャラ PR 赤 ちびアルト 0/0 1000/1/0 《パイロット》? MF/S13-110 キャラ PR 緑 ダイナム超合金 ランカ 2/1 2500/1/1 《音楽》? 《メカ》? MF/S13-111 キャラ PR 黄 エルボックス シェリル 2/2 9000/2/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-112 キャラ PR 緑 エルボックス ランカ 2/1 8500/1/1 《音楽》? 《愛》? MF/S13-113 キャラ PR 黄 デビューショット シェリル 0/0 1500/1/0 《音楽》? 《水着》? MF/S13-114 キャラ PR 黄 射手座 シェリル 1/0 4500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-115 キャラ PR 緑 ハートマーク ランカ 0/0 2000/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-116 キャラ PR 緑 思い出の歌 ランカ 0/0 2500/1/0 《音楽》? 《愛》? MF/S13-117 キャラ PR 黄 巫女装束のシェリル 0/0 2000/1/0 《音楽》? 《巫女》?
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3291.html
マクロスなのは 第1話『フォールド事故、たどり着いたのは魔法の世界』←この前の話 『マクロスなのは』第2話「襲撃」 アルトは開けられない窓から下界を見渡す。 ここはあの高層ビル内部の待合室だ。ランカのライブ終了後すぐにフェイトによってここに連れて来られていた。 下界には今あまり人はいない。爆弾テロがあった現場を捜査する捜査員が十数人とカメラとリポートで報道をしているらしい報道スタッフが4,5人。そして下に置いてきたVF-25を守るガードマンが3,4人見えるだけだった。デモ隊も防衛隊もライブ終了と同時に解散していた。 「どうアルトくん?なにか見える?」 「いいや。10分前と代わり映えはしないな」 ソファに落ち着かない様子で座っているランカに、10分前と同じ言葉を返した。 ここに連れられ、退室する時フェイトは 「本局に確認してきますので、しばらく待っていてください」 と言っていた。しかしもうあれから30分が過ぎようとしていた。 また、久しぶりにランカに会えたと言えど、このような状況では和やかに談笑、というわけにもいかない。 アルトはそろそろ文句を言ってやるべきだろうかと思案していると、ようやく扉が開く音がした。 だがそこにいたのはフェイトではなく、同年代ぐらいの2人の少女だった。 2人には見覚えがある。たしか先ほどのテロ事件での救助作業で、それぞれが中心的な立場にあり、フェイトともよく行動していたと記憶している。 しかし彼女達は部屋に入って窓際でたたずんでいた自分を見るなり、「あれ?」という顔になった。そして視線をソファに座るランカに落とし、確認するように部屋を見渡して再びこちらに視線を戻すと、さらにその疑念の顔を強めた。 「ん?」 その不審な行動に顔を傾いで見せると、慌てて言い訳を始めた。 「あ、ごめんなさい。フェイト執務官からはランカさんと男性が1人って聞いてたのに、あなたしかいなかったから―――――」 「だ、誰が女だ!誰が!!」 反射的に怒鳴ってしまった。その声でようやくこちらが男であることが認識されたようだ。そして意図せず険悪になりかけている2人との間に絶妙なタイミングでランカが介入してきた。 「私もね、アルトくんに初めて会った時そう思ったんだ。『わぁ、なんて綺麗な人だろう・・・・・・』って」 「お、おいランカ・・・・・・!」 当時を思い出し思わず恥かしさがこみ上げて口を濁した。しかし当のランカは確信犯であったようで、振り返ると同時にいたずらっぽくペロッと舌を出して謝罪すると、再び2人に向き直って「一緒だね!」と屈託無く笑いかけた。 その笑みが伝染したのか2人の顔から緊張の色が抜け、微笑みがこぼれていた。そしてランカと一緒に「ごめんなさい」と謝られると、自然と毒気が抜かれて 「もう慣れてるよ・・・・・・」 と、ため息しか出なかった。 ここにランカの人心把握術の一端を見た気がした。一時、彼女のシンデレラ的な人気の急浮上を批判していた当時の批評家達が、彼女に会った途端に賛美に寝返るという現象が日常的に発生していた。 偽善のはびこる一種怪物のような芸能界で、彼女が歪みない素直でまっすぐな心を保っていけたのは、そんな本人には自覚のない非凡な才能のおかげなのだろうと、改めて納得した。 (*) 「改めましてこんにちは。私は時空管理局、地上部隊所属の八神はやて二等陸佐です」 「同じく、高町なのは一等空尉です」 「俺は惑星『フロンティア』の民間軍事プロバイダ『SMS』所属の早乙女アルト中尉だ」 ちょっとしたハプニングとランカのおかげでこんな状況における初対面の緊張感が抜けたようだ。口調は軍人のそれだが自然に挨拶が交わされた。 「・・・・・・それで、どうやってこの星に来たんですか?」 なのはの問いに、アルトは事の顛末を簡単に説明する。 自分の任務はランカを地球のマクロスシティまで送り届けることであった。しかし途中でフォールド機関が故障して、一番近くの不時着場所を探したらこの星だったということ。 「それじゃあの飛行機の燃料タンクを直して、燃料を入れなおせば自力で帰れますか?」 「いや。フォールドブースターを空間を抜けるときに無くしちまってな、さすがに何百光年も自力で帰ることはできそうにない。まぁここの銀河絶対標準座標を教えてもらえれば、地球に救難信号を送るつもりだ」 そのアルトのセリフによってはやてとなのはの間に、「やっぱり次元航行以前の文明みたいやね」とか「となるとフェイトちゃんの言う通り次元漂流者か・・・・・・」という憶測が飛び交う。 悪意はないんだろうが、なんかひそひそと話されてこちらの文明が劣っているとも聞こえる発言にアルトとランカはカチンときたが、彼らにとって今の問題はそこではなかった。 「次元航行?次元漂流者?いったい何の話だ?」 「えっと・・・・・・驚かないで聞いてな。この星は、太陽系、第3惑星『地球』なんよ」 アルトははやての言葉に、前振りに関わらず驚いてしまう。 「はぁ!?なにを言っている!衛星軌道上には防衛艦隊も防衛衛星もなかったし、呼びかけてもどこからも応答がなかったぞ!」 「多分2人とも、他の次元世界(パラレルワールド)から来たんだよ。」 はやてとなのははできる限りのことを話す。 この世界には次元世界(パラレルワールド)が存在していて、アルトとランカを乗せたVF-25は恐らくそのフォールド事故によって次元の壁を乗り越え、この世界に迷いこんでしまったこと。 自分達の所属する時空管理局の本局は、次元世界同士を繋ぐ次元宇宙の平和維持のために組織された軍・警察組織で、100年近く前からその職務を続けていること。 この世界には〝魔法〟文明が発達していること。 「ちょっと待て、魔法だと!?」 その単語のもつオカルト的な面に面食らったらしいアルトだったが、その魔法もデバイスなどのテクノロジーに支えられたものと知ったので、2人のカルチャーショックは軽かったようだ。なぜなら元より彼らはOTM(オーバー・テクノロジー・オブ・マクロス)という20世紀末の人が見たら十分魔法に見える技術を持っていたためであった。 (*) パラレルワールドの存在など早乙女アルトとしての18年の人生で積み上げてきた価値観の急な変わりように精神的に大きなダメージを負ったアルトだったが、なんとか踏みとどまる。 「・・・・・・とりあえず、ここは俺達の地球じゃないんだな?」 その確認になのはが頷く。 「じゃあ、お前達の地球はどうなんだ?」 「うーん・・・・・・私達の地球でもあんな足が生えるような飛行機はなかったなぁ・・・・・・」 この時空管理局本部ビルの置かれている第1管理世界ではなく、第97管理外世界出身というなのはが、外に駐機してあるVF-25を見ながら首をかしげる。隣に座るはやても覚えは無いようだ。 「バルキリーがないのか?それじゃあここや、そっちの地球の新・統合政府はどんな防衛政策を?」 「新・統合軍?聞き覚えないなぁ・・・・・・なのはちゃんは?」 はやてはなのはに振るが、彼女にも分からないらしく首を横に振った。 (おいおいマジで知らないのか!?) アルトの世界では新・統合政府や各移民船団の運営する新・統合軍なしではやっていけない。それは生きるためには物を食べなければならない。という真理にも近いものだった。 「1999年に落下したASS(エイリアンズ・スター・シップ)-01(後の初代マクロス)の技術を巡る戦争で、当時の世界各国が統合されてできた世界政府が地球統合政府だ。2009年に起こった第一次星間戦争で、ゼントラーディが加わって2010年に新・統合政府に改称したが・・・・・・」 こちらの説明に更に首を捻っていくはやて&なのは。 「えいえすえすわん?ぜんとらーでぃ?・・・・・・ん~私達の世界は今2009年だけど、私達の住んでた日本って国は64年間そんな大きな戦争はしてなかったよ」 なのはは答えるが、彼女の言ったある1つの単語がアルトの頭を真っ白にした。 「ニホン? ニホンってあの歌舞伎のある日本か!?それに2009年から64年前の戦争って太平洋戦争のことか!?」 「そっ、そうだけど・・・」 「なんや、日本を知っとるんかいな?」 たじろぐなのはの代わりにはやてが聞く。 「太平洋戦争は今なお語り継がれる伝説だ。」 2060年を生きる彼らからすれば太平洋戦争はすでに100年以上前の出来事。それらはもう歌舞伎の演目としての体を確立していた。例えば真珠湾奇襲を描いた『ニイタカヤマノボレ』や、硫黄島での玉砕を描いた『日本皇国に栄光を』などがある。しかし、残念ながらそれらは大幅に美化されていたりする。 自らの知る〝日本〟をアルトは熱を持って語りだす。それは、なのはの会った老夫婦やその筋の人が聞けば、「君のような若者があと百万人もいれば・・・」と涙するほどだろう。それほどに彼の知る日本は美化されていた。そしてそれゆえに、彼は地雷を踏んだ。 「2009年の日本はどうなってるんだ?やっぱりまだ経済成長が続いてるのか?」 (*) 少年の瞳は純粋だった。それゆえになのはもはやても口をつぐんだ。 アルトの世界では統合戦争によって前後の歴史が曖昧化している。そのため、日本については1990年代前のバブル経済から詳しいことはわかっていなかった。 そのため彼らの予想では、バブルの芽は中央銀行(日本銀行)の〝緩やかな〟公定歩合引き上げによって段階的な収束を迎え、マクロス落下の1999年まで持ち前の経済発展を続けたというのが定説だった。 無論第一次星間戦争を生き延びた日本人もおり、バブルが弾けて大不況に陥ったと主張したが誰もそれを信じなかった。 そんな〝バカなこと〟を器用な日本人がするわけがないと考えていたからだ。 しかし実際には中央銀行の急激な公定歩合引き上げにより市中銀行が企業への貸付をひかえ、次に資金を回収しようとした企業が一斉に土地や株式の売却に走り、地価及び株価は大幅に下落。こうして〝バカなこと〟は実際に起こり、バブルは崩壊した。 また、それに関連して経営の再構築などと称したリストラが進み、経済成長を支えた日本型終身雇用制度と年功序列制度も崩壊前夜だ。 その後第97管理外世界で〝失われた10年〟と言われるように、アルトの世界でも1999年にマクロスが降って来るまで変わらなかった。 これが真実だ。 それは2009年に到達した第97管理外世界の日本でも変わらない。 1度、期間面で「いざなぎ景気」を超えたなどという好景気が訪れたが、それは企業を潤すのみで、家計の収入を増やさない偽りのものであった。 また、アルトの知る日本人像はいわゆる〝古き良き時代の日本人像〟と酷似しており、最近増えてきた凶悪犯罪。助け合いの精神の低下。若者のモラルの低下等々。おそらく彼はこれらの事を知ったらさぞや失望するだろう。 しかし2人は彼の純粋な瞳を汚したくなかった。 そこではやては強引に話をねじ曲げる事にした。 「そんな事より! アルト君が日本を知っとる、ちゅうことはタイムスリップに近いけど、少しちゃうみたいやね」 「・・・そ、そうだね。多分うちに近い次元世界から来たんだ」 はやての機転になのはも乗る。おかげでアルトも論点を変えた。 「それじゃ結局、俺達の世界は見つかってないのか?」 そのアルトの質問に答えようとしたその時、部屋のドアが開いた。 そこには本局に連絡をしていたフェイトと、彼女の兄であるクロノ・ハラオウンがいた。彼の艦隊は確か一番近くの次元航行船受け入れ港で補給をしていて、報告のためにこの時空管理局本部ビルに来ていた。どうやら次元宇宙に浮かぶすべての世界にある程度精通している彼を連れて探す手間を省こうというのだろう。 もとより地上部隊である自分たちがランカ達に会いに来たのもフェイトが 「時間かかかりそうだからあの2人に事情を説明してきて」 という要請からだった。 (*) 「失礼、じゃましたかな?」 フェイトと共に登場した男がそう聞く。 「・・・あんたは?」 「私はクロノ・ハラオウンという者だ。この管理局では次元航行部隊の護衛艦隊(次元航行艦隊)、第3艦隊提督をしている」 そう言って彼は右手を差し出す。それを握り返すと、先ほどの質問を繰り返した。 「ああ、現在この宇宙座標に惑星『地球』の名を持つ世界はここを含めて確か83見つかっているが、どれも君達の世界とは違うようだ。・・・・・・こちらは助けてもらったのに、役に立てずすまない」 とクロノは頭を小さく下げた。 「マジかよ・・・」 そう呟きながら先ほどから楽しそうに話している4人娘を見る。 どうやら魔法に関する話で盛り上がっているようだ。 (あいつらもう打ち解けてるよ・・・・・・) それを見ると少し落ち着いた。まったく女性という人種のバイタリティーの高さには頭が上がらない。 「我々も全力で君達の世界を探す。だからどうか絶望せず、待っていてほしい。」 クロノが真摯な態度で言った。 「・・・・・・わかった。でもそれまで俺たちは―――――」 どうすればいい?と言おうとしたところ、話に夢中かと思っていたうちの1人、はやての口から突拍子のない提案が出た。 「もしよかったら、ウチらが新しく作る部隊に入ってけーへんか?」 「は、はやてあれは・・・・・・!」 と、その提案に口を濁すクロノ。 「実はランカちゃんからは超高濃度のAMFが展開されとったみたいなんよ」 聞き慣れない略語に、ランカは首を傾げ 「えーえむえふ?」 と繰り返す。 「そうや。『アンチ・マギリンク・フィールド』。略してAMFってのはな、空気中の魔力素の結合を阻害して魔法を弱体化する現象を作るフィールド魔法のことや。本当はクラスAAAのリンカーコア出力を持った熟練魔導士か、巨大なジェネレーターとか専用アンプがいるんやけど、これを見てみ」 そう言ってはやてはホロインターフェースを展開、操作する。すると部屋に比較的大型のホロディスプレイが出現し、何かの動画を再生する。よく見ると先ほどのライブの映像だった。 クロノは初めて見るらしく、 「なるほど・・・・・・これは威力絶大だ。特に〝キラッ☆〟というのが・・・・・・」 などと呟いている。 「なんやクロノくん、目移りか?」 「ば、バカ!そんなわけあるか!妻に謝れ!」 「はいはい♪」 クロノの赤面した反撃をサラリとはやてはかわすと、説明を続けた。 「それでこれを魔力素の結合を見えるようにするスペクトル・フィルターに掛けると―――――」 画面に何かが被せられる。すると全体的に薄暗くなったが、ランカを中心に背景がクリアな領域ができ、バルキリーのスピーカーがそれを増幅する様がみてとれた。 「この暗くなってるところが魔力素が自然に結合してるところで・・・・・・まぁつまり普通だと薄暗くなるはずなんや。・・・・・・こんな感じにな」 この部屋の監視カメラを呼び出したのか新たに浮かび上がったホロディスプレイに、この部屋の隅から映した映像が流れる。それは確かに薄暗い。試しになのはが魔力球を生成してみると、その桜色の球は画面では真っ黒になった。 「最初はあの飛行機のせいかと思ったんやけど、ランカちゃん自身も独自の発生源になっとるみたいやったし―――――」 ランカが独自に発生でき、バルキリーのあのスピーカーから出る普通と違うものは1つしかない。だからその原因はすぐにわかった。 「・・・・・・間違いなくフォールド波だな」 「え?」 集まった一同の視線に晒されながら淡々と理由を説明する。 「ランカはこっちの世界でもバジュラという異星生命体とフォールド波によってコンタクトできるんだ。VF-25・・・・・・バルキリーのスピーカーも宇宙空間で使えるようにフォールド波を振動媒介にして超光速で音を伝えるようにできてる」 (口で説明しても分かりづらいか) 皆の反応を見てそう思い、携帯端末のデータベースからフォールド波に関するデータを呼び出し、お互いの世界の共通部分である1999年代の第97管理外世界の規格に変換すると彼女のコンピューターに送った。 そうしてデータを元にコンピューター上でシュミレーションして原理を探るが、思ったような効果を発揮せず、またそれだけでは説明がつかないことに気づいた。 考えてみればランカは常に微弱なフォールド波を発しているが、救助活動中や今は妨害されていなかった。 つまり、フォールド波は関係ないか、他に要素があるのか。 そのヒントを発見したのはランカ自身だった。 「そういえば、私が歌い終わってから10秒ぐらいで暗くなっちゃうんだね」 芸の精進のためかデータ解析しながら試行錯誤していた自分達とは離れて、ライブ映像を見ていたランカがつぶやく。 「そうか!歌だ!」 「ああ!」 「「歌エネルギー!」」 ランカと声が唱和する。もちろん、クロノやはやてなど管理局勢は顔にハテナ(?)を浮かべていた。 歌エネルギー理論と呼ばれる理論は2045年にマクロス7の軍医であるDr.千葉の手によって提唱された。 これは人間が歌ったり、楽器を演奏したりすることで精神活動が活発化すると『サブ・ユニバース』と呼ばれる高次元エネルギー空間から我々の三次元宇宙に高次元エネルギーが流入、それが精神的・物理的作用を引き起こすというものだ。 その作用の具体例を出すと、人間の精神エネルギーであるスピリチアを回復させたり、物質の最小単位である量子を振動させて伝わるサウンドウェーブなどがある。 その理論は有名であったが、普通強力な歌エネルギーの発現者にそう出会うものではない。そのためほとんど省みられないが、ランカという少女は正真正銘の歌手であり、発現者だった。 そこで最も分かりやい科学的現象として量子の振動(サウンドウェーブ)を要素として加えてみることにした。 「ちょっと待って!歌にほんとにそんな力があるの?」 なのはが信じられないといった顔で聞いてくる。相当なカルチャーショックを受けたようだ。無理もない、ただの空気の振動、ただの言葉と変わらない。と考えていた歌にそのような力があるというのだから。 「・・・・・・じゃあランカ、ちょっと歌ってみてくれないか?」 ランカ自身も真相は気になるようで、こちらの要請に快く承諾するとデビュー曲「アイモ」をコーラスする。 『アイモ アイモ ネーデル ルーシェ―――――』 するとどうだろう。検証のためなのはの手のひらに生成されていた魔力球は彼女の驚きと共に瞬時に掻き消え、監視カメラの映像も一点の曇りないクリアな映像となった。 こうして歌が関係することは立証され、シュミレーションによる検証を続行する。 「ランカ、お前は何チバソングあるんだ?」 「え~と、確か平常値が6万、最高値が10万だってカナリアさんが・・・・・・あ!これ秘密だった・・・・・・」 ランカは口を塞ぐがもう遅い。反応兵器と同等、またはそれ以上の価値を持つ歌手という〝兵器〟の科学的スペックは秘密などという生易しいものではない。それは最高峰の軍事機密(TOP SECRET)の域にある。 そんな情報をコロッと出してしまうランカのうっかりさには呆れるほどだが、そんなところが彼女らしく、それがまた魅力であった。 「・・・・・・まぁ、必要なんだ。許せ。さて、仮に平常値の6万チバソングだとすると量子の振動数はサウンドウェーブに平行に―――――」 歌エネルギー理論の公式に当てはめて導き出した値を入力するはやてに伝える。 そうして開始されたシュミレーションは見事その能力を白日の下に晒した。 魔力素という素粒子の変換エネルギー体である魔力は、まず次元干渉を起すフォールド波によってエネルギー構成を乱され、バグ(穴)のようなものを作る。それだけなら問題はないのだが、そこに量子を振動させるサウンドウェーブが加わると一転、共振を起してバグから構造全体を崩壊させる。結果、制御不能に陥り、霧消するように魔力が消え、魔力素に戻ってしまうようだった。 「それで・・・・・・この原理を何に使うつもりだ?」 ランカの歌の予想を上回る威力に、周囲から彼女を庇うようにして立つ。 最低1万チバソングでなければこの現象は発動できないようだが、ランカ単体でもその効果範囲は半径500メートルに及ぶと計算結果に出ている。 彼女達の話によれば、この世界では軍事から民生に至るまで魔法に頼っているところが多いという。しかしランカの歌があれば戦術レベルでそれらすべてを無力化することなど造作もない。フォールドスピーカーを搭載したVF-25を併用すれば余裕で戦略兵器たり得た。 「さっきの話の続きやけど、今管理局システムは本局に重きをおいてミッドを守る戦力が乏しくなっとるんや。地球全体は各自治領にそれぞれ自衛組織があるし、次元宇宙レベルの凶悪な事件は起こらんけど、管理局の本部のあるミッドじゃそうはいかん。管理局の敵対組織からの攻撃に備えなきゃいけないんや。でも近年の地上部隊は、予算の減少による練度の低下に喘いでいて、しかも動かすコストが治安隊に比べて高いことが悪循環に繋がっとる」 (フロンティアでの新・統合軍のようだな) と、軍に籍を置いていた時期があり、同じような経験もしたためそれには深く同情した。 また、これと同時にはやての声に徐々に熱がこもっていくのを敏感に感じ取っていた。 「まぁ今日ランカちゃんのおかげでその問題も劇的に改善されそうなんやけど、全快するには少なくとも1年はかかるはずや。そこで所属は本局でも、ミッドを守るための部隊。それがウチの考える新しい部隊の構想や。艦船がないから本局でも通常の10分の1の予算しか出してけーへんけど、まだ陸士部隊みたいな地上部隊よりは多い。それで高ランクの魔導士を隊長にすえて、残った予算で未来の管理局を引っ張っていく人材を育てるんや」 「・・・・・・そこでランカの歌を何に使うんだ?」 「そう、重要なのはそこや。新しい部隊には当然ミッドの治安維持も任務に入っとる。そんでミッドで起こる大概の事件は魔法を使ったものや。だから、正面から行ったら大被害を被るような場面で、ランカちゃんが歌ってくれれば相手も改心してくれるかもしれんし、突入も容易になるやろ? それで安全無事に犯人確保。めでたくスピード解決って魂胆なんやけど・・・・・・どうやろか?」 「・・・・・・つまり、戦争や人殺しには使わないんだな?」 彼女が悪人には見えないし、悪意も感じなかったが、グレイスに騙されたフロンティアの二の舞は御免(ごめん)なため、これは外せない確認事項だった。 「もちろん!管理局は元々平和のために質量兵器を禁止したんや。今頃戦争なんてウチらがさせん!」 はやてはなのはとフェイトを脇に抱える。そしてクロノすら巻き込んで大見得をきった。 いつの間にかランカもそれに参加している。どうやら彼女はもう決めたようだ。 当事者のランカが乗り気ではもうどうにもならない。 「・・・・・・わ、わかったよ。はぁ、手伝ってやるさ・・・・・・手伝えばいいんだろう・・・・・・」 しぶしぶ答えると、4人娘の間に万歳の声が高らかに唱えられた。 シレンヤ氏 第2話 その2へ
https://w.atwiki.jp/mangaaa/pages/866.html
198 名前:(*゚Д゚)さん[sage] 投稿日:03/12/24(水) 08 40 ID ??? ,. -‐ "´ `ヾ、ー-.、 ., -‐ ー ー.、 / ,.,、 ヽ !,!、.,.,ヽ / i . . ;,_ = \ . / , イ/ー`=,. ; "゙ ;` ゙;,! ./i,.、,.!、r; ;., ,.;ィヽヽ,.-、 \ , ,. -_ ニ=; ゙` ; " ;_,. - . ―‐-- .!.i、l.、 ; ゙ " ; ..,r; -, i‐ヽ , i i .i .r r,==; ゙ ; , .‐ ´ !. !ヽ、 .. ; ,、;゙, ‐ _ !.! ! . !l ; .! ! !ヽ;= ;.,.. ´ , , !\ ;"`゙ ;=-;i ,! .! !l,l ゝ ,.、゙/ ノ / ./. ヽ,. ;フ/´ , .! ,!! ;ヽ! /. / ./ i , ; .,- _/ ヾ、iヾゞヽ ! ! ,i ; /,i,イ . .! ! ! , . i´! ニニ、!, l . ヾ!_,.ニ ノ ! .l、 !ト., /l ! !, . . A, l 、!, . . i ,! ノ ! ,ノ . !ー . ´ / !, i iV.i, , ! | ,ヽ, iィ=7;ト,\ ! ,.==、 -イ ./ ! / ; // !.i , 、 ヽN, . ,ヽ`ヒ ニ - , . ´/ ,.ノ/イ / ./ / ! i. ,.; 、; /ヽ、ヾ、. i ‐´! ´;iノハヽ ; ! /イ l l ,. , ; l // , ヽ! 、 __iー=! /; i| i , l l , ヽii// .! ! ! i、.V,イ! ,; .; i .iヾ´. .. ,、 _ノ / , ; , ,!l ゝ` く i l i レ/くヽ; i; i ; ! _i7i.、 , ./, .,.,.! ヽi,ヽ/.,へ, \ l ,!. /., ヽヽ l, ノ . .,.! . `ー . ," ;, .,; ! ヽ、 .ヽ/ ;\ ヾ、 /,ヘヽ / i, ィ´ . i、 ;. . . ! ゙ ._, ;゙ヽ ノ,) i,ヽ ; .i\ヽ ! イ , 、 / 、 r rr ,_ヽ. . . .ノ " ! ゙ヽヽr ´, - .ヾ、\ ヽ . 、 ヽ. , /,. ,. . 、 ! ゝ、. r "i´ ̄ `i7,、 i r ,.. 、.! .ヽ ヽ, 、 ヽ ,l /,./ / ,,ィ ゙l ヽr.)r ",ゝ, ,ィ!_! i`"´,.`ゞ,. ,、ゝ,、 "゙ ,.,、!,. ,、 , ,. , !i !i !; ゙ ゙" ;、 ゙" ; ."゙) ´´,. ".1lr! .!; ゙" ´ ;..; ゙ ゙ ;. . ゙; ,.; 、;".ヽ ` ,! 、 、/ ;. . ゙;. .. ; ; ; ヽ ´ ,.ィ.l l l ! ,フ . ;゙. .,、,. . ; .、;., ; ゙" ; ;、 ヽ l ヽ! ; ;..,. " ; ゙" ;,. ヽ , ,! l´ ; ; ゙" ; . ゙ ;゙; ゙; ー ,、,.、゙ノ , i , ! i ;、゙.;、/; . ;゙; .; " ; " ; ,、,. , ! l、 ゙ . - ,、,..,、゙ . .,、.、゙" i ,/ , i i ! .ノi ,、,..i "゙` i、,. ",、 ., ; ,. , , !、 . . . . . . . . . . . . . . 、. ! i _ i ; .; /! ! ´./ ;i ./ ;.,. 、 "; ヾ 、ヽ . . . . . . . . . ... . i. !、i ヾ/`i / / ,i ., ./.! / / " , ヽ \. . ; r! .,ィ ,イ ! i i i ., !./ / ゝ.ヾ..、` --___ -, =,.=//= ".ノ ,_ , ヽ .l i i / ; -‐ ´ ヽ、ヽ; ̄;.-i ´_, - ,´,イ/!!- .) ゝ ノイ i ; `ー",ニ´r‐ ; ´ i .〃-! r 7 . ノ ´! ./ ; !; ゙ ;.,; /i`" ,ヾ, ,.、..,. , .ノ / ., ,、i !ー; ,´!.i゙ 、; ゙" ;"、,.,、,.ヽ._,. - ,´ / 、` ーヽ l l_,ノ "! , ;゙ . ;゙ ゙ ゙ ;. ;、 ; ヽ ヽ `ー .,! .| .! ! ‐r、; ゙ . ;、,. , ゙ .ヽ ; ヽヽ ! .ト、 i ! リン・ミンメイ 708 名前:(*゚Д゚)さん[sage] 投稿日:03/12/01(月) 22 19 ID ??? リン・ミンメイ , --─ 、 _/ _ ---へ、 , -‐ァ= ´, - " \ / / / `ヽ、 / / / _ ------ニニヽ / / / /) / , -‐ ´ ヽ|」 |__/ / // _ -== ´ ヽ r ´// / // /// // |``ヽ、 i {{ イレ , イ//| /{ /! !! ト、 | ii \ | ヽ」「{ ,ィ ´| { 〈 L{_|_ヽ { ヽ!ヽヾミトト \ j ヾミイ { {_ゝz」二ミ ヽ! ´r二ミ,,ヾミ ヽ ノ rイ ! ヾ上ツ` i ヾヒン^// 彡K ( ミニ1 j 小__彡jj ヾミ三i { _ ト三彡〃 トイ⌒ヽ ーr ==ィ 人二彳 ヽ彳/ ヽr─ァ`二´ /|ヽ爿ノ `=ヘ-ァ / }、_,. " /∟儿ィ _ -ニ/ /|| / === ´ ト、 ___r‐ニ´ _r r< || / | `ヽィ!__ , - ´ { ===/´ ̄`ヽ| |,|/⌒) // `` ー--- 、 / . . . ヽ / r 二二ヽ∨ / . //__.. --一 `ヽ、 / . レ | / / //7 / r "´ ̄ ̄// \ / . | |/ / /// ∧ // ヽ / . `、 / / /// } / ヽ // ヽ i . / / /〃 j/ ヽ // ! | / / // / \ // | ヽ / / // / ∨/ | `、 / / // / // | 114 名前:(*゚Д゚)さん[sage] 投稿日:03/12/08(月) 22 56 ID ??? 早瀬美沙 / ヽ / \ ヽ / ヽ ヽ / / / ハ ヽ ヽ ヽ`= / / / / /`ヾ i | i | | | / | | | { {{ || | } }リ | | j } } / r‐、ヽl | ト! 十|ヽ! 十/イノ// /〃 / |ハ 〃-zf兀` ヒア 彳///´ / / {J| {  ̄ i /ハ 〈 / / /ヽ」 ト、 _ 〉 // }} | | / / // / ト!ヽ __.._, 彳 リ | | // / // / 人 ヽ、 ‐" / \ //リ // /// / 人 `` ー`ヽ、__/ ) \〃 // // / //| `ヽ、 〈 \ /// / /,イ//__|__|____入___ ヽ i |\ // r┴二二 ̄`ヽ///| , "ノ , -- 、 | ヽ i || } // | | / ̄\ // / / / ヽ.| ヽi ,_____|| L 〃 | |/ /∧///二二二つ | | ヽ `ー、二ヽヽ l! l |! ⌒ヽ|/ | / /ー----、| | | rニ二二ヽ! ヽヽ V ∠ ! / , ´ ̄ ̄´ヽ、__.ノ│ Tニニヽ\`` ヽ} ヽ / / 二つ __」 / `T九 ヽ || 〉 / l r ェ┬rニニ二二!\ヽ / // } |ヽ Y l /、 |_____| | / / __| | | | / r ′ ``ヽ、 ``ー‐、レ /--イ | | | 406 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <sage] 投稿日:04/01/16(金) 00 51 ID ??? -‐ `´  ̄ `ー 、 / ヽ / , / 、 / , / ! / ! / / / j ハ l l i i i i | ! ノ i ヽ ハ l ハ l 、 , ト、NゝN ! リ !ノ-!ハ. ト、 l i 、 ヽー=、ツ`, ヾ= "| | l ハ , ヽi ヽ , ! | レ l リ l , 冫 i , 、 !/ ハ , /リ | iヽ ー ノ ィ ノ L i / , ---/ノー、_ ィ;;- フ ノ ;、 ヽ / / l i 、;;; ;;; / / ノ ;;;i , / / ! | レつ、/l / / ;;;i i / / .v ノ / ノ / /, ;;;! l |./ / ;; l r-、_ /, / i , / ;;! , | ,. / ;;;l j j /;; ! l ! / ;;;! ノ / レ-、j ノ ノ , l , / ;;;i // / _ ,.ィ ロ ヽ_/ / ;; 、 ヽ V ;;i , / . /,´r` ´ ヽー ー=/ ;;; ヽ l ;;i ! / ,,;;;;; ヽノ ;;; ヽ / ;;;! ! / ,,,;;;; / , ;;; ノ / ;; ;;! 、 l ,,,;;;;;; _/ヽ, 、 ;;; ノヽ! ;; ;;;i i ヽ;;;;;;; _ / , ハ i ;;; / ;;;!;;;l ノ / j ノノ i ;;; i ;;;j ;;} / ! / !/ ;;; ! ;;;ハ;;{ j i 、ノ, .. ;;; i ;;;;! .;;; , ハ_ 、 / . ;;; | ;;;! ;;; ,ヽ _, イ . ;;; ! ;;i ;;; ,ノ _, - .. 、 ;;; _ i _;;! ;;;! _, - .. ;; ィ _ j__/!こ! ;;i / ... / f l // / ;;;! / . / レ=l=l l _j ;;;! _ , - ‐ ラ´ .. ; ; - ´ ソ | i ,;;; . , - ´ , ´ .. ; ; イ L_| .,;;; ( / ... ; ; ´ | l .,;;;/ . `ー - / . ; ; リヽ l ; / i . i ; ヾヽヾく ヽ _ 、 ;;;;;;;;- ‐ ´`i ; _,.ノ ノ ハ  ̄ ̄ ̄ `ー ───── ‐ ´ マクロス 早瀬未沙 407 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <sage] 投稿日:04/01/16(金) 00 55 ID ??? / ,,,;;;; / , ;;; ノ / ;; ;;! 、 l ,,,;;;;;; _/ヽ, 、 ;;; ノヽ! ;; ;;;i i ヽ;;;;;;; _ / , ハ i ;;; / ;;;!;;;l ノ/ j ノノ i ;;; i ;;;j ;;} , , ! / !/ ;;; ! ;;;ハ;;{ j i 、ノ, .. ;;; i ;;;;! .;;; , ハ_ 、 / . ;;; | ;;;! ;;; ,ヽ _, イ . ;;; ! ;;i ;;; ,ノ ヘソの上ズレ…_| ̄|○ 修正 381 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <sage] 投稿日:04/01/11(日) 21 39 ID ??? / ̄フ´ ̄`´ ̄フ´ ̄`ヽ, / / i i , / / l l i l / l l ! , l L.」L.」L.」L.ヽヽ, / ヽー、_! (;;;) (;;;) 、ゝ、、_ノ i _ノり 8 ヽ ー / 8 8 `ー、,-= ´i、_8 m _ ,- ‐ ´ V´ 8 `ー─--ァi i r77 ̄ (X)/ 8 /ム彡 ヒ| | / ()8() i i ∪! i i / (X) 8 、__i i _ノ ー──┐ i!  ̄ ! ∥ | i| | !| ト、______j ! 冫--- ,----,-" `ー‐ ´`ー ´ 超時空要塞マクロス 星間戦闘用音響兵器 382 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <sage] 投稿日:04/01/11(日) 21 41 ID ??? ミンメイ人形プチバージョン ,r ‐ ‐、_ ( YノノハY ) 8j|゚ ー゚リ8 ⊂!〆i⊃ ハ_! UU 再び使いまわしオマケ ,r ‐ ‐、_ ( YノノハY ) 8j|゚ ヮ゚リ8 ⊂!〆iつ ハ_! し ノ | |‐、_ |ハY ) ダレモイナイ ・・・ lヮ゚リ8 デビューキョク ウタウナラ イマノウチ ・・・ ⊂)!)8 |__! |ソ ♪ _, ´ ̄ヽ ( ll ノノハll ) ⌒ ♪ 8^ヮ^ル8o。 キューン キューン と!〆 iつ ドキューン キューン i_ハ⊃ し ´ ♪ , ´ ̄ヽ_ ( ll ノノハll ) ⌒ ♪ 。o8j|^ヮ^リ8 381ノ AAカキ ⊂!〆iつ DQNナノー ⊂ハ_i ∪ | | | サッ | | 彡 | | 360 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <sage] 投稿日:04/01/09(金) 00 19 ID ??? _ ,...-..‐.. ..‐..-.、_ ((/ ヽ. 冫 ヽ. / ヽ, / ヽ、 ! ; j ; , i j ノリ ! ノリノ ノ ヾ | ノノノノ-ノノ ノノ ノノ リ l ノ 彡イヾ , ィヾ彡 ノノ ! ヽニ、_; ; / ハ; ; ノ ! ノ ! ヽ ヽ i , . i i _ l i , ノ ヽ´ ア / ノ , ヽ ` ´ / j , ; j` ー 、 _ ,. j , ハ ) ト、 ノ , _;;i i )ー 、 _ ノ ヽ;;;;;;;;)_ - - ‐ ´厂 , / ノ / \ , ノ ハ `ー-、‐ -、 / ,/ / ∧ ノ \ ,/ / ヽ ヽ ヽ / ,ヾ/ / ⌒ヽ ヽ/ . , , , 超時空要塞マクロス リン・ミンメイ 348 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <sage] 投稿日:04/01/07(水) 01 36 ID ??? _, ---- 、ト、j、_ / `ヽ, / ヽ / ヽ / ヽ / , ./ 人 , / / ヽ , l l | l l _ノ ノ j i \ ヽヽ、_ヽZ ヽ-<__∠/ノ , ヽ ーヽ! に j にノjーァ- 、 ヽ | し| ノ l | r ! ヽ / ! ヽ J ノノ ヽ ./ r 、 ー /フ , , / \ , / / i i l _ , >-- i i ! l l rニ、 ト - ‐ ! i j ヽヽ / ヽ | | | 〉、 ヽ ヽ _ ノ_ノ `7 _, - | / // , ヽ _r ´ ./⌒´ l/ r r ‐ _/| -、__ , - ´ヽ / ! / ノノ _/ / i / / / // / / ! ./ /、 (//_/ ,.....i | i / ; __ ,......... i l ハ ; | ll | ; ; ! イ l i ; ; | ll | ; ; i j / .〉 ; |__ll__j 、 ; , / i i i ; ` ; / / / | ; ; i i レ | ; ; | l / i ; ; i ! . / | ; ; / l / i ; ; i / / ; ; | / 超時空要塞マクロス 早瀬未沙 (幼少期)
https://w.atwiki.jp/wspsp_wiki/pages/201.html
シュヴァルツサイド 劇場版マクロスF カードリスト 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック MF/S13-004R キャラ RRR 黄 “ピンキーナース”シェリル 0/0 2500/1/0 MF/S13-014 キャラ C 黄 アルトのお見舞い シェリル 0/0 2500/1/0 MF/S13-103 キャラ TD 黄 お忍びデート シェリル 0/0 2500/1/0 MF/S13-008 キャラ U 黄 グレイス・オコナー 0/0 500/1/0 MF/S13-015 キャラ C 黄 ブレラ・スターン 0/0 2500/1/0 MF/S13-013 キャラ C 黄 ミッションコード“銀河の妖精”シェリル 0/0 500/1/0 MF/S13-016 キャラ C 黄 湖畔のシェリル 0/0 3000/1/0 MF/S13-003 キャラ R 黄 最期の願い グレイス 0/0 2000/1/0 MF/S13-009 キャラ U 黄 真夏のビーチ シェリル&ランカ 0/0 2500/1/0 MF/S13-005S キャラ SR 黄 “白うさぎ”シェリル 1/0 5000/1/0 MF/S13-010 キャラ U 黄 VF-27ルシファー(ブレラ機) 1/0 5000/1/0 MF/S13-017 キャラ C 黄 ジャイロバイクデート シェリル&アルト 1/0 4500/1/0 MF/S13-018 キャラ C 黄 “ライバルの予感”シェリル 1/1 7000/1/0 MF/S13-001 キャラ RR 黄 “黒うさぎ”シェリル 1/1 6000/1/0 MF/S13-102 キャラ TD 黄 おねだりバニー シェリル 1/1 6500/1/0 MF/S13-108 キャラ PR 黄 ユニバーサル・シェリル 1/1 2000/1/1 MF/S13-006S キャラ SR 黄 美しき小悪魔 シェリル 1/1 3500/1/1 MF/S13-019 キャラ C 黄 ラブスリンガー シェリル 2/1 2500/1/1 MF/S13-020 キャラ C 黄 ランカの実兄 ブレラ 2/1 8500/1/1 MF/S13-011 キャラ U 黄 銀河の妖精 シェリル・ノーム 2/1 7000/1/1 MF/S13-012 キャラ U 黄 “ダイアモンド クレバス”シェリル 2/2 8500/2/1 MF/S13-002 キャラ RR 黄 幼い日の決意 シェリル 2/2 7500/2/1 MF/S13-007 キャラ R 黄 “歌は祈命”シェリル 3/2 10000/2/1 MF/S13-007S キャラ SR 黄 “歌は祈命”シェリル 3/2 10000/2/1 MF/S13-104 キャラ TD 黄 イツワリノウタヒメ シェリル 3/2 10000/2/1 MF/S13-021 イベント U 黄 燃えつくした命 1/0 EV MF/S13-022 イベント U 黄 SHERYL ARREST 1/1 EV MF/S13-025 クライマックス CC 黄 オベリスク CX 2 MF/S13-024 クライマックス CC 黄 ノーザンクロス CX 1・炎 MF/S13-023 クライマックス CR 黄 ユニバーサル・バニー CX 1・風 MF/S13-042 キャラ C 緑 “星間飛行”ランカ 0/0 2500/1/0 MF/S13-028R キャラ RRR 緑 “恋はドッグファイト”ランカ 0/0 3500/1/0 MF/S13-039 キャラ C 緑 アイ君 0/0 1000/1/0 MF/S13-041 キャラ C 緑 スターライト納豆 ランカ 0/0 2500/1/0 MF/S13-043 キャラ C 緑 初めてのCMソング ランカ 0/0 3000/1/0 MF/S13-040 キャラ C 緑 バジュラ(小) 0/0 1500/1/0 MF/S13-038 キャラ C 緑 マヤン島のランカ 0/0 500/1/0 MF/S13-107 キャラ PR 緑 ユニバーサル・ランカ 0/0 2000/1/0 MF/S13-033 キャラ U 緑 松浦 ナナセ 0/0 1000/1/0 MF/S13-034 キャラ U 緑 バジュラ(大) 1/0 4000/1/0 MF/S13-044 キャラ C 緑 超時空シンデレラ ランカ・リー 1/0 5000/1/0 MF/S13-045 キャラ C 緑 独りのランカ 1/0 5500/1/0 MF/S13-029S キャラ SR 緑 恋のライバル ランカ&シェリル 1/0 4500/1/0 MF/S13-101 キャラ TD 緑 あの日のランカ 1/1 2500/1/1 MF/S13-035 キャラ U 緑 歌姫に憧れる少女 ランカ 1/1 5500/1/0 MF/S13-030 キャラ R 緑 無事を祈るランカ&アルト 1/1 2500/1/1 MF/S13-031 キャラ R 緑 アルトの背中を押すランカ 2/1 5000/1/1 MF/S13-110 キャラ PR 緑 ダイナム超合金 ランカ 2/1 2500/1/1 MF/S13-036 キャラ U 緑 バジュラ・クィーン 2/1 500/1/1 MF/S13-037 キャラ U 緑 開拓重機 ランカ 2/1 6500/1/1 MF/S13-105 キャラ TD 緑 看板娘 ランカ 2/2 8000/2/1 MF/S13-032S キャラ SR 緑 清純派セーラー服 ランカ 2/2 8500/2/1 MF/S13-026 キャラ RR 緑 天真爛漫 ランカ 2/2 10000/2/1 MF/S13-027 キャラ RR 緑 “歌は魔法”ランカ 3/2 10000/2/1 MF/S13-027S キャラ SR 緑 “歌は魔法”ランカ 3/2 10000/2/1 MF/S13-046 イベント U 緑 救出されるランカ 2/0 EV MF/S13-047 イベント U 緑 謎のスカウトマン 2/0 EV MF/S13-T14 クライマックス TD 緑 アイモ CX 袋 MF/S13-050 クライマックス CC 緑 虹いろクマクマ CX 宝 MF/S13-048 クライマックス CR 緑 放課後オーバーフロウ CX 2 MF/S13-059 キャラ U 赤 カナリア・ベルシュタイン 0/0 1500/1/0 MF/S13-058 キャラ U 赤 ゴスロリ女装 アルト 0/0 1500/1/0 MF/S13-067 キャラ C 赤 シェリルに翻弄されるアルト 0/0 3000/1/0 MF/S13-064 キャラ C 赤 マヤン島のアルト 0/0 2000/1/0 MF/S13-065 キャラ C 赤 リンゴのバルキリー アルト 0/0 2500/1/0 MF/S13-066 キャラ C 赤 想いを寄せるモニカ 0/0 2500/1/0 MF/S13-063 キャラ C 赤 早乙女 アルト 0/0 1000/1/0 MF/S13-051 キャラ RR 赤 本物の空を求めるアルト 0/0 1000/1/0 MF/S13-051R キャラ RRR 赤 本物の空を求めるアルト 0/0 1000/1/0 MF/S13-061 キャラ U 赤 VB-6ケーニッヒモンスター(カナリア機) 1/0 4500/1/0 MF/S13-060 キャラ U 赤 ジェフリー・ワイルダー 1/0 3000/1/0 MF/S13-053 キャラ R 赤 至近距離 アルト&ランカ 1/0 4500/1/0 MF/S13-068 キャラ C 赤 幼い女形 アルト 1/0 5500/1/0 MF/S13-054 キャラ R 赤 バジュラから逃げるアルト&シェリル 1/1 5000/1/1 MF/S13-052 キャラ RR 赤 歌を届ける使命 アルト 1/1 6500/1/0 MF/S13-062 キャラ U 赤 トライアングラーの結末 アルト 2/1 7000/1/1 MF/S13-055 キャラ R 赤 パイロットのプライド アルト 2/1 2500/1/1 MF/S13-056S キャラ SR 赤 マクロス・クォーター強攻型 2/1 8000/1/1 MF/S13-070 キャラ C 赤 YF-29デュランダル(アルト機) 2/2 9000/2/1 MF/S13-069 キャラ C 赤 ボビー・マルゴ 2/2 7500/2/1 MF/S13-057r キャラ R 赤 三角関係 アルト 3/2 10000/2/1 MF/S13-057s キャラ R 赤 三角関係 アルト 3/2 10000/2/1 MF/S13-072 イベント U 赤 バジュラとの共生へ 1/1 EV MF/S13-071 イベント U 赤 アルカトラズからの脱獄 2/1 EV MF/S13-073 クライマックス CR 赤 サヨナラノツバサ CX 扉 MF/S13-074 クライマックス CC 赤 マクロス・アタック CX 2 MF/S13-075 クライマックス CC 赤 ライオン CX 2 MF/S13-089 キャラ C 青 オズマ・リー 0/0 2500/1/0 MF/S13-088 キャラ C 青 キャサリン・グラス 0/0 1500/1/0 MF/S13-106 キャラ PR 青 ちびクラン 0/0 3000/1/0 MF/S13-084 キャラ U 青 チャーシュー横どり クラン 0/0 1000/1/0 MF/S13-085 キャラ U 青 マヤン島のクラン 0/0 2500/1/0 MF/S13-083 キャラ U 青 ミハエル・ブラン 0/0 500/1/0 MF/S13-090 キャラ C 青 ランカの実兄 オズマ 0/0 3000/1/0 MF/S13-079 キャラ R 青 ルカ・アンジェローニ 0/0 2000/1/0 MF/S13-078 キャラ R 青 優しく見守るクラン 0/0 500/1/0 MF/S13-093 キャラ C 青 LOVELY BOMBER ミシェル 1/0 5000/1/0 MF/S13-092 キャラ C 青 レオン・三島 1/0 4000/1/0 MF/S13-091 キャラ C 青 出前の娘娘ラーメン ルカ 1/0 1500/1/0 MF/S13-094 キャラ C 青 S.M.Sのアイドル小隊!? クラン 1/1 7000/1/0 MF/S13-080 キャラ R 青 悲しみに暮れるクラン 1/1 5500/1/0 MF/S13-081 キャラ R 青 命懸けで守りたいもの オズマ 1/1 7000/1/1 MF/S13-076S キャラ SR 青 LOVELY BOMBER クラン 2/1 8000/1/1 MF/S13-086 キャラ U 青 VF-25Gメサイア(ミハエル機) 2/1 6500/1/1 MF/S13-095 キャラ C 青 VF-25Sメサイア(オズマ機) 2/1 8500/1/1 MF/S13-087 キャラ U 青 コックピットのルカ 2/1 8000/1/1 MF/S13-082 キャラ R 青 いつもの笑顔 クラン 2/2 8000/2/1 MF/S13-077 キャラ RR 青 マイクローン化 クラン 3/2 10000/2/1 MF/S13-077R キャラ RRR 青 マイクローン化 クラン 3/2 10000/2/1 MF/S13-096 イベント U 青 娘娘ラーメン 1/1 EV MF/S13-097 イベント U 青 三島の陰謀 2/2 EV MF/S13-100 クライマックス CC 青 アルカトラズ慰問ライブ CX 本 MF/S13-098 クライマックス CR 青 ギター狙撃 CX 2 MF/S13-099 クライマックス CC 青 奇跡の生還 CX 2 ゲーム未収録カード 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック MF/S13-109 キャラ PR 赤 ちびアルト 0/0 1000/1/0 MF/S13-111 キャラ PR 黄 エルボックス シェリル 2/2 9000/2/1 MF/S13-112 キャラ PR 緑 エルボックス ランカ 2/1 8500/1/1 MF/S13-113 キャラ PR 黄 デビューショット シェリル 0/0 1500/1/0 MF/S13-114 キャラ PR 黄 射手座 シェリル 1/0 4500/1/0 MF/S13-115 キャラ PR 緑 ハートマーク ランカ 0/0 2000/1/0 MF/S13-116 キャラ PR 緑 思い出の歌 ランカ 0/0 2500/1/0 MF/S13-117 キャラ PR 黄 巫女装束のシェリル 0/0 2000/1/0
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3298.html
マクロスなのは 第3話『設立、機動六課』←この前の話 『マクロスなのは』第4話「模擬戦」 設立から1ヶ月。 スターズ分隊の3(スバル)、4(ティアナ)。そしてライトニング分隊の3(エリオ)、4(キャロ)。この4人の新人達、通称『フォワード4人組』に対する訓練は熾烈を極めていた。設立式の次の日から始まった訓練は、朝から日の暮れるまで続いた。 簡易ストレージデバイス(別名「手作りデバイス」)であったスバルとティアナのデバイスは、過酷な訓練によって3日でおシャカになってしまってしまい、ヴィータを初めとする教官達に 「そんなデバイスで戦場を生き残れると思っているのか!」 ときつくなじられた。 しかしそれは教官達には「装備は常に万全でなければならない」ということを体に教えるための予定だったようだ。なぜなら宿舎にトボトボ帰ってきた4人を出迎えたのはシャーリーと、新しいデバイスだったからだ。 ティアナには拳銃型のインテリジェントデバイスである『クロスミラージュ』。 スバルには、ローラースケート型のアームドデバイス(ミッドチルダ式に多い杖のようなものではなく、剣やハンマーなどその名の通り武器の延長のようなベルカ式のデバイス。ベルカ式カートリッジシステムがほとんどの場合で搭載される)『マッハキャリバー』。 ちなみに右腕の籠手(こて)型ストレージデバイス「リボルバーナックル」は、彼女の母の形見で、十分実戦に耐えるため共用となった。 一方フェイトの与えたデバイスを使っていたエリオとキャロも、それぞれ槍型のアームドデバイス『ストラーダ』と、グローブ型のインテリジェントデバイス『ケリュケイオン』をアップデートして継続使用することになった。 そしてそれらのデバイスには新機軸としてPPBS(ピン・ポイント・バリア・システム)が装備されたことは言うまでもない。 次の日の訓練は、ガジェットⅠ型のホログラムを相手に行われた。 スバルとエリオは近接戦闘を。ティアナは指揮と援護射撃を。キャロは3人の魔法の出力を上げるブーストの訓練だ。 しかし、教官側に誤算があった。 PPBSの存在である。 本来この訓練は、AMFを展開する敵機の恐ろしさを体感する目的で行われた。 魔力素を空中で結合して実体化させる物理的なシールドである魔力障壁は、AMFの影響を諸(もろ)に受けてしまう。しかしPPBSは、術者体内のリンカーコアで魔力素を結合して魔力エネルギーに変換、そのままデバイスに流し込んでさらにバリア用に時空エネルギーへ再変換する。そうした過程をたどるため、空気中での魔力素の結合に頼らないエネルギーシールドであるPPBSの効果は並のAMF中では全く揺らがない。 また、ベルカ式カートリッジ1発で数度の展開に耐えられ、強度も通常時展開の魔力障壁に匹敵するため、防御力も抜群であった。 特にスバルは打撃系のため、PPBパンチというおまけ以上の攻撃力を与えた。 なのは達が気づいた時には4人は完全にPPBSを使いこなし、ガジェット相手に無双を演じていた。残念ながらすぐさま禁止令が出て、本来の地獄を味わうことになったが・・・・・・ その後PPBSの存在の重要性は格段に上がり、遂には六課の実戦部隊全てのデバイスに標準装備されることになってしまった。 また、どんどんOTM(オーバー・テクノロジー・オブ・マクロス。主に初代マクロスから入手した技術)や、OT(オーバー・テクノロジー。人類がプロトカルチャーの遺跡やゼントラーディの艦などを研究して開発した後発的な技術)を解析してしまうシャーリーは、その後も慣性を抑制するOT『イナーシャ・ベクトルキャンセラー』など次々開発、採用していった。 つい1週間前には近接戦闘の多いスバルやエリオ。そして出力が大きい隊長や副隊長のデバイスのフレームに、VF-25でも使われる『アドバンスド・エネルギー転換装甲(ASWAG)』が採用されていた。 六課に少しずつオーバーテクノロジー系列の技術が採用されていく中、アルトとランカはそれら技術の漏洩については沈黙を守った。 アルトはこの1ヶ月、4人と一緒に訓練などをして過ごしていた。そのためEXギアを模したインテリジェントデバイス『メサイア』の扱いにも慣れ、なのはに習った魔力誘導弾『アクセル・シューター』を改良した『ハイマニューバ誘導弾』(バルキリーのミサイル同様、打ちっぱなし式。誘導はメサイアが担当。誘導中メサイアの処理容量の大半を持っていかれるが、デバイスとしての付与機能が封印されるのみであり、EXギアとしての機能に支障はない。)、そしてリニアライフルを自在に使いこなし、生身でも並みの空戦魔導士を優に越える技能を手に入れていた。 またランカも、隊長、新人問わずSAMF(スーパー・アンチ・マギリンク・フィールド。効果範囲内の全ての場所で魔力素の結合を、空気中では完全に、リンカーコア内でも99%不能にさせるAMF)下の訓練へ協力や広報で働き、金食い虫であったVF-25の改修をして余る程の資金を獲得するなどそれなりに成果を納めていた。そして――――― (*) 「みんな。今日の午前は、模擬戦を行います」 早朝のウォーミングアップと軽い基礎演習が終わった4人に、なのはは本日の訓練内容を告げた。フォワード4人組はいままでずっと基本練習だったため、自らの腕がうずくのを感じた。が、それは次の言葉で脆くも打ち砕かれた。 「相手は私とフェイト隊長、そしてアルト君の〝バルキリー〟で~す」 瞬間4人から笑みが消え、可哀想なほど全員の顔が青ざめる。 しかし隊長陣は不敵な笑みを浮かべていた。どうやらマジらしい。 バルキリーは前日改修が終了し、テストとしてヴィータ副隊長との模擬戦が行われていた。結果はバルキリーに軍配が上がっている。つまり、バルキリーはヴィータ副隊長より強い敵なのだ。 「私達の内、誰か1人に一撃を与えればあなた達の勝ち」 微笑を浮かべながら言うなのは。しかし4人には今、それは死神の笑顔だ。 だがアルトには事前に話されていなかったようだ。なのはに反論する。 「おい、なのは。さすがにそれは厳し過ぎるんじゃないか?」 「うん? じゃあ、アルト君1人でやる?」 「え!?」 「あぁ、やっぱり負けるのが怖いんだ?」 「怖かないさ!条件はなんだ!?」 「バルキリーの出力の8割カットと、MHMM(マイクロ・ハイ・マニューバ・ミサイル)の使用禁止。」 なのははさらっと言ったが、それはバルキリーの可変機構が使えず、PPBSもエネルギー転換装甲すら起動できない。かろうじてバトロイド形態で通常の戦闘機動をするのがやっとというレベルだろう。 ちなみにここで言うMHMMとは、純正のMHMMの改良型だ。これは特殊化学燃料ロケットモーターではなく、新開発した魔力推進ロケットモーターを装備している。 また、爆薬やMDE弾頭の代わりにベルカ式カートリッジシステムの大容量カートリッジ弾(直径15mm全長45mm。大出力を要するなのはなどが使用する)が8発封入されており、それを強制撃発させた魔力爆発となっている。さらに噴射ノズルに通常、魔力砲撃を行う時展開される偏向・集束バインド(環状魔法陣)を掛け、それをまた推力偏向ノズルとするので、機動性能も純正以上の優れ物だ。 このミサイルは現在六課の隊舎に整備される自動迎撃システムの一端を担うことになっている。また、六課隊舎を守るシールドを展開するために本格的な大型反応炉の敷設が計画されている。これが実現したとき、六課は完璧な要塞となるだろう。 ちなみに六課解体後は、時空管理局本部ビルから地上部隊司令部が独立して六課隊舎に移転することが予定されており、上層部もこの要塞化に乗り気だったようだ。 ここで話は戻るが、この魔力推進のマイクロミサイルは、はやての要請でミサイルランチャーと共に潤沢な予算を注ぎ込んで急遽開発、生産されたもので未だ先行試作量産型。配備数がまだ少ない。だから実戦用に取っておくつもりなのだろう。 どうやらなのははフォアード4人組と同時に、アルト自身の実力をも計るつもりのようだった。 「面白い・・・・・・その条件乗った!」 アルトは言い放つと、バルキリーの待つ格納庫へ飛翔していった。 これまでの話を見ていたティアナは内心歓喜していた。 (あんな大きな的にどうやって外すのよ) 大きくてのろくさい質量兵器1機の撃墜。それは容易いことに思えた。しかし、それが間違っている事が分かるのはすぐのことだった。 (*) 訓練場 そこは海上を埋め立てて作られた台地にあり、普段はまっさらな300メートル×300メートルの見た目コンクリート打ち付けの島だ。しかし、そこはホログラムによって市街地から森まで自由に再現できる訓練所だった。 ホログラムとは光子によって物質を擬似的に構成させるもので、設定の変更によってそれを触ったりできるようになる。 これはアルト達の世界(管理局では『第25未確認世界』と呼称されている)ではOTMによって初めて触ることが成し遂げられたが、この世界では独自で開発していた。これはミッドチルダの技術力が魔法だけでなく科学でも進んでいる事を示していた。 すでになのはのレイジングハートからデータを受け取ったコンクリート島は市街地となっている。なのはによると、そこは比較的開けた市街地で、撃墜されたら逃げ込む避難所以外は破壊可能な設定らしかった。 すでにアルトの操るバルキリーは、4人とは建物を挟んだところで準備はOKだと言う。 「みんな、相手はアルト先輩とはいえ、とろい大きな的よ。相手がこっちに来たら、まずわたしが先制の砲撃をかける。そしたらスバルとエリオは挟み撃ちで一気に白兵戦に持ち込んで。キャロは、私のところで全体の魔力ブーストをお願い」 「「了解!」」 3人の声が唱和した。 現在ティアナ達は公園のようなところに陣取っていて、ずいぶん開けており、彼女らの作戦のフィールドには最適だった。 「はーい、それではこれより模擬戦を開始します。アルト君の勝利条件は制限時間の10分が経つか、4人の撃破。フォワードの4人の勝利条件は指定した的5個の全撃破とします」 今回VF-25には胴体、両腕、両足にそれぞれ1個ずつ直径1メートルぐらいの的がついている。それらすべてにティアナなら魔力弾を。スバル、エリオなら直接攻撃を。キャロならば持ち竜『フリードリヒ』のファイヤーボールを当てることが撃破条件であった。 「・・・・・・それではよーい、始め!」 開始と同時に4人が動く。スバルとエリオは左右に、自分とキャロは後方の一軒家に。 典型的な待ち伏せ陣形だが、アルトに・・・・・・いや、ヒトに対して使うのは初めてだ。 果たしてアルトは来た。 丁度ティアナ達がいる一軒家とは公園を挟んで対面となるため遮蔽物がなく狙いやすい。 現在クロスミラージュからは赤外線など各種センサーを騙すためにジャミングが行われている。本来ならば全域にバルキリーの高性能な電子機器を騙すほどのジャミングなど無理な相談だが、キャロの魔力ブーストがそれを可能にしていた。 『(みんな、準備はいい?)』 全体に念話で呼び掛ける。 『(いつでも)』 右側のアルトから死角になった建物からスバルの声。 『(どこでも)』 今度は左側のこちらも死角になった草むらからエリオの声。 「どこへでも」 すぐ後ろからキャロの声。そして目の前には砲撃用の魔法陣。 「『(いくわよ!)』ファントム・・・・・・ブレイザー!」 放たれるオレンジ色をした砲撃。必中の思いを込めたそれは的のあるバルキリーの胴体にに吸い・・・・・・込まれなかった。 当たる直前にバルキリーが射軸から消えたのだ。よくみると、バルキリーは前のめりになっている。 (転倒?) 彼女はそれを見てそう思った。確かにその挙動から転倒にも思えるが、実は違う。 バトロイド形態のバルキリーは、ただ立っているだけで大きな位置エネルギーを持っている。そのためティアナの砲撃を普通の機動では避けられない。と判断したアルトは重力の加速を使ったのだ。 バルキリーはそのまま前転を繰り返し、前、つまりティアナ達のいる一軒家に急速に近づいていった。 最初の挙動を転倒と捉えたティアナ達の対応は遅れに遅れる。 気づくとそれは目の前にいた。 壁が破壊され、巨大な頭が現れる。そして顔に着いた緑のバイザーがこちらを向き、2対の頭部対空レーザー砲がこちらに向け───── とっさにキャロを巻き込んで左に跳ぶ。 すると、先ほどまで自分達の居た場所をレーザーが赤く染めた。 即座に次なる回避場所を探すが、残念ながら部屋に隠れられる場所はなかった。 (万事休す・・・・・・!) しかしバルキリーは次の攻撃をせず、横っ飛びに退避する。 「え?」 キャロがその行動に疑問の声を上げる。直後に聞こえる相棒の突撃する叫び声。どうやら足の速いスバルが間に合ったようだ。だがそれはすぐに悲鳴に変わった。 「わぁーーー!ティア援護ぉ~!!」 キャロと共にすぐに一軒家から出てスバルを探す。すると彼女はウイングロードを展開してバルキリーから必死に離脱をかけていた。後ろには魔力誘導弾(そのくせ青白い尾を引いている)が、親についていく子供のように大量についている。 どうやら誘導性を優先したため弾速の遅いその玉は、必死に離脱するスバルを嘲笑うようにつきまとう。 「キャロ、エリオとこの戦線の維持をお願い。私はスバルの援護に行くから!」 「はい!」 ティアナはスバルの援護に走った。しかし、それがアルトの狡猾な罠とは見抜けなかった。 (*) 3区画離れた場所(最初の場所から500メートル以上走った事になるが、訓練場から足を踏み外す事はない。理由は後述する)でスバルを捕まえ、迎撃を始める。 「遅い遅い・・・・・」 20秒ぐらいだろうか、その全てを簡単に叩き落とした。 礼を言う相棒を尻目に、エリオ達と合流するために念話を送る。しかし耳障りなノイズ音しかしなかった。 (しまった、ジャミングか!) つい最近まで念話を阻むものがなかったことが仇となる。 VF-25に装備されていたそれは、元々バジュラ達のフォールド通信を妨害するためのものだったが、フォールド波の応用である念話にも使う事ができた。 3区画離れた場所にバルキリーが現れた。それと同時に雑音が消える。 『(すみません・・・・・・)』 エリオの申し訳なさそうな声。そして報告を続ける。 ティアナとスバルの戦線離脱直後 「僕がアルト先輩の動きを封じるから、キャロはフリードで隙のある時に攻撃して!」 「うん!」 キャロが返事をするのを確認すると、自身は迷いなく突入する。なんてことはない。これまで彼女と重ねた訓練が信頼と、魔力ブースト以外の強力な力を与えていた。 彼はフェイト直伝の高速移動魔法とOT『イナーシャ・ベクトル・キャンセラー』の慣性制御を使って、まさにイナズマのような強烈な戦闘機動でハイマニューバ誘導弾の雨の中を突破。バルキリーへと肉薄する。 「ハァ!!」 踏み込みによって最終加速されたエリオはストラーダを突き出してバルキリーへ。しかしその渾身の一撃は紙一重で回避された。 「フリード!」 そこにキャロの命令が放たれる。バルキリーの死角で待機していたフリードリヒは鳴き声とともに火球を放つ。それは見事バルキリーの右肩に付けられていた的に着弾。真っ赤なペイントがそこを装飾した。 攻撃はそれにとどまらない。バルキリーの関心がフリードリヒに向いたと見るやエリオが再び突撃して左足の的をその槍で貫いた。 しかしバルキリーは脚部の推進エンジンを吹かして猛烈なバックステップを行い、同時にガンポッドが火を噴く。おかげで右足まで彼の攻撃は通らず、エリオ自身も緊急離脱を余儀なくされた。 しかしエリオもキャロもこの接敵で味を占めてしまっていた。 「自分たちだけでもアルト先輩に勝てる」と。 不意打ち、大いに結構だが、そのような戦術が何度も通じるわけがなかった。 もしもここにティアナがいたなら2人の増長を必ず防げただろう。 だがいなかった。 エリオは今度も一撃離脱を狙って高速で接近。ストラーダを突き出す。 フリードリヒも同様に死角へと隠れる・・・・・・つまり多少の機動の違いはあれど、まったく同じ作戦だった。 エリオはバルキリーが自身の攻撃を回避してくれることを疑っていなかった。だからそれが突然黒い煙を散布し始めたときには焦ってしまった。 どうやらスモークディスチャージャー(煙幕発生機)で文字通りこちらを煙に巻くつもりのようだ。 (煙に隠れられたら厄介だ・・・・・・!) 瞬時に判断を下すと、今までしていたジグザグの回避機動を捨ててバルキリーへと直線的に向かう。しかしバルキリーは突然こちらに向き直ると神業とも取れる精妙な動きでストラーダのみを掴み、こちらの攻撃を完全に止めた。 (は、嵌められた!) アルトは最初からこちらを煙に巻くつもりはなかったのだ。 (こっちが回避機動をやめて、機動が直線的になるのを待ってたんだ・・・・・・!) 煙幕のせいでフリードの支援も絶たれ、武装を封じられたエリオは手も足も出ず、即座にバルキリーのアサルトナイフで無力化された。 その後移動能力の低いキャロが撃墜されるのには時間はかからなかった。 その報告でようやくティアナは自分がアルトに嵌められたことに気づいた。 スバルをすぐに撃破しなかったのは、自分が彼女を助けるのを見抜いたため。確かに非常時には念話があると思って行動したが、それもお見通しだったのだ。 結果としてそれは戦力の分断と指揮系統の混乱という、戦いを統べる者なら誰もが学ぶ基本原則を成功させてしまった。しかもアルトはそれを数の劣位と出力ダウンという大きなハンデを背負った上で行ったのだ。なんというしたたかさ。そして計算高さだろうか。 ―――――読み飛ばし可――――― さて、少し話はそれるがここで問題となるのが発生する戦闘音であり、同時に訓練場の広さの問題だ。 前述した通り300メートル×300メートルの広さしか持たないこのコンクリート島からなぜ彼らは足を踏み外さないのだろうか。 それは結論を言ってしまえば〝ほとんどその場を動いていない〟からだ。 読者の皆さんはルームランナーをご存知だろうか? 幅のあるベルトの回るグラインダーのような台の上を、人間が走る機械の事だ。 これを使えば我々は無限に走ることができる。 だが無論そんなものがここに敷き詰められているわけではない。だが、もしあなたがこの訓練場に顕微鏡を持ち込んだのなら謎はすぐに解けるだろう。 そこに広がるは、外見から予想されるコンクリートの平面ではなく、たくさんのパチンコ玉が整然と並べられたような光景が広がっているはずだ。 本当はこれだけでは正常な走りは再現はできないのだが、このホログラム機構を語ることは本稿の主旨に合わないのでまたの機会に譲る。 つまるところ彼らはお互いに100メートル程しか離れていないのだ。 そしてティアナが実質100メートル先で行われていたエリオ達の戦闘に、気づかないほどの音の問題だが、そこは逆位相の音波の照射による相殺や遮音シールドなどで補っている。 ちなみにそれほどの広さを必要としない場合は、実測の建物等を普通にそのまま具現化する。 ―――――ここまで――――― ティアナはアルトの老獪な作戦に舌打ちした。しかし、まだ諦めるつもりはなかった。 「スバル、私が援護するからアイツに特攻かけて!」 「OK!」 ティアナの不屈の精神を感じ取ったスバルは親指を立ててウィンク。 「制限時間はあと3分。一気にカタをつけるわよ!」 「了解!」 スバルはアスファルトの地面を駆ける。その進攻を援護するためクロスミラージュを1挺にし、機関銃顔負けの連射でバルキリーの動きを抑える。 順調に突撃は進行していた。しかし、突撃開始からずっと小さな違和感に苛まれていた。 (なぜ攻撃してこない!?) いくら頭を抑えたといっても、近づくスバルに牽制ぐらいの反撃は出来るはずだ。しかし目の前のバルキリーは巨大なミッド式魔力障壁を展開したまま動かなかった。 『エネルギーコンデンサのチャージだろうか?』とも思ったが、反撃しなければジリ貧であるこの状況。それでも沈黙を守る理由・・・・・・そこでようやく気づいた。しかし、それはまたしても遅すぎた。 (*) 肉薄していたスバルは、バルキリーまであと5メートルほどのところで信じられない物を見ることになった。 突然バルキリーの姿が、バラバラになってかき消えたかと思えば、そこに浮かぶは先ほどと同じハイマニューバ誘導弾。 「ちょ!幻影!?」 実際はVF-25に装備されていたイベント用のホログラム投影機からの映像だったが、魔法のそれと同じ効果を発揮した。 数瞬後、容赦なく音速で突入してきたハイマニューバ誘導弾はあやまたずスバルに命中。ド派手な爆発が彼女を包んだ。 「ああ・・・・・・」 煙が晴れると、模擬弾が命中したことを示すホログラム製白ペイントが彼女のあちこちに付着していた。・・・・・・そのある意味扇情的な光景のなか、スバルはトボトボと近くの避難所に歩いていった。 (*) ティアナはスバルの撃墜直後にアルトからの奇襲を受けていた。 最初の攻撃はガンポッドの一斉射だったが、その攻撃を回避できたのは奇跡だった。目の前の青くペイントされたアスファルトを見て、背筋に悪寒が襲う。 しかしバルキリーはすぐに街頭から飛び出すと、間断なくホログラム弾による砲撃を浴びせかけてくる。 その砲撃は鉄筋コンクリートの壁をまるでベニアのように易々と貫通していった。 (これが質量兵器の力・・・・・・か!) 破壊によって吹き上がった粉塵の中滑り込んで瓦礫に隠れると、幻術を展開した。 対するバルキリーは、確認できる全ての敵へのマルチロックによる全力射撃で広域掃討。 その隙をついたティアナの狙撃に右肩の的が吹き飛ぶ。 応射としてガンポッドの砲弾が雨あられと降るが、ティアナはすでにその場から退避していた。 (*) 「予想以上だな・・・・・」 アルトは下界で孤軍奮闘する少女をそう評した。 まず基本がよくわかっている。射撃に関わる者の基本である「撃ったら逃げろ」というものだ。 ティアナはずっとヒット・アンド・アウェー(一撃離脱)戦法に徹している。 これはわかっていてもなかなかできるものではない。急ぎすぎるとまともに照準できない。しかし遅いと命取りになる。この場ではそうゆう繊細な戦術だった。 「さすがアイツが教導してるだけのことがあるな・・・・・・」 彼女を教導した栗色の長い髪した教導官に改めて感心した。 「う!?」 突然の揺れ。どうやら左足もやられたようだ。 「あと1枚か・・・・・・そろそろ本気にならないとダメだな・・・・・・」 アルトは機体のパワー配分をセンサーと機動につぎ込むと、ハイマニューバ誘導弾を生成した。 (*) 「あと1枚!」 ティアナは自身の魔力弾が命中するのを確認すると、すぐにガンポッド、頭部対空レーザー、そしてハイマニューバ誘導弾の応射が来た。 「やっば!」 どうやら眠れる獅子を起してしまったようだ。これまでとは比較にならない攻撃が一挙に集中した。 クロスミラージュを含め六課の戦闘員全てのデバイスにはエリオと同じ重力制御で慣性を抑制するシステム、OT『イナーシャ・ベクトルキャンセラー』が装備されている。しかし機動が限界に達し、それで拾いきれない慣性が発生すれば、術者は制動を失う事になる。 ティアナがまさにそうだった。 この状況から脱しようと建物から建物への迅速な移動をしようと思い立ったティアナは、デバイスに内臓されたビームアンカーを対面のビルに固定、一気に乗り移った。 しかしそこで連続使用に耐えかねた搭載バッテリーが干上がり、来ないと思っていた横への慣性ベクトルが足元をすくいあげ、転倒させてしまった。 「しまっ―――――!」 アルトにはその一瞬で十分だった。ガンポッドの一斉射が彼女を襲う。咄嗟に展開したシールド型PPBと魔力障壁はその嵐のような猛攻によく耐えたが、続くハイマニューバ誘導弾を止めるには足りなかった。 (*) 5分後 そこには青(ガンポッド)、赤(頭部対空レーザー)、黄(アサルトナイフ)、そして白(ハイマニューバ誘導弾)に芸術的にペイントされた4人。そしてバルキリーから降りたアルトがなのはの前に集合していた。 ちなみに、フェイトとヴィータは模擬戦終了と同時に 「「アルト(君)に負けられるか(られない)!」」 と言って今は海上で演習中だ。 「今日は初めての対人模擬戦なのによく頑張りました。今日の訓練はここまで。4人は午後に今日の模擬戦についてのレポートを書き、提出してください。以上。では解散」 皆一様に疲れた様子でトボトボ歩き出す。 アルトは所々跳弾でペイントされた純白の愛機に向かうところをなのはに呼び止められた。 「ちょっと来て。」 手招きされるままにホログラム製の木の影に入る。 「・・・・・・どうだった、うちの新人は?」 「そうだな・・・・・・基本はよく訓練されている。指揮もしっかりしていれば、分隊として十分機能するだろうよ。」 なのはの問いにアルトは実感で答える。でなければ指揮系統の混乱など思いつかない。最初からそれほどにはティアナの実力を評価していた。 「わかった。でもあともう1つ。アルト君、最後まで手加減してたね?」 表面上は疑問形だが、その有無を言わさぬ迫力に少したじろいだ。 「〝FASTパック〟の使用許可は出したはずだよ。」 「いや、それは・・・・・・」 しかしアルトはすぐに持ち前の役者精神が復活。 「ただ、新装備で魔力消費を心配しただけだ」 と、強がった。 そんな2人を遠くから隠れて見る真っ白な1人の少女がいた。ティアナだ。 彼女には〝ふぁすとぱっく〟がなんのことかわからなかったが、手加減されたということへの悔しさたるや壮絶なものだった。そしてその事が、彼女に1つの決意の炎を灯した。 (次は絶対アルト先輩に勝ってみせる!) ティアナはそう心の中で誓うと、2人に見つからぬように宿舎に戻って行った。 (*) 模擬戦2週間前 クラナガン郊外の地下に作られた秘密基地では、ある科学者が狂気の笑みを浮かべていた。 「なにがそんなに面白いのかしら?」 そこに現れたのはグレイスだった。 「アぁ、君か。まったく君の世界の技術は素晴らしい。魔法に頼らず、ここまでできるとは、ハッハッハッ・・・」 狂気の天才科学者ジェイル・スカリエッティは額を押さえて笑う。彼の目の前には、ある機体の設計図があった。それはグレイスと手を組む時に渡されたものだった。 「そう・・・・・・とりあえずレリックのほう、お願いするわよ。」 「あぁ、わかっている。あれはこちらでも必要なものなのでね。」 彼はそう返すと、図面に向かい格闘を再開した。 OTやOTMに初めて触れて4ヶ月。もう適応してしまった彼はさすが天才であった。 彼の格闘する図面には前進翼と1基の三次元推力偏向ノズルを備えた機体が描かれている。しかしそこには戦闘機最大の弱点とよばれるシステム〝パイロット〟の乗るスペースがなかった。 今1つの世界を震撼させた幽霊の名を冠された先祖が、ここに復活しようとしていた。 次回予告 ひょんなことからVF-25を壊してしまうアルト。 それを修理するため地上部隊傘下の技術開発研究所に向かうことになるが――――― 次回マクロスなのは、第5話『よみがえる翼』 不死鳥は、紺碧の翼をもって再び空へ! シレンヤ氏 第5話へ(現在修正中)
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/977.html
名称 「[[マクロス・クォーター]]」を持つユニット マクロス・クォーター マクロス・クォーター(強攻型) マクロス・クォーター(フォーメーション・ビッグ・ウェンズディ)
https://w.atwiki.jp/nagabuti/pages/262.html
結局ガリなのアンチなのどっちなのよ! 784 名無し戦隊ナノレンジャー! sage 2008/05/24(土) 14 19 22 このスレのせいでマクロスFのOPが頭から離れない 802 名無し戦隊ナノレンジャー! sage 2008/05/24(土) 14 21 52 784 恥ずかしい奴だな お前には心底失望した もう顔も見たくないそのまま死ね 803 名無し戦隊ナノレンジャー! sage 2008/05/24(土) 14 22 07 802 ごめんなさい 159 名無し戦隊ナノレンジャー! sage 2008/05/25(日) 23 29 07 この前このスレで理不尽な怒られ方したのがなぜか未だに気になっている 231 名無し戦隊ナノレンジャー! sage 2008/05/25(日) 23 38 01 あぁまたお前か 解んない解んないってどんだけ思考停止してんだよ つか氏ねっていったのに何でまだ生きてんだよw 生きてるからには丸1日と半日使って少しは反省したんだろうな? 145 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2008/06/25(水) 20 38 17 ここですちなアニソンのテーン!!! 俺しーは月の繭ちゃん!!!!!1 167 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2008/06/25(水) 20 40 11 145 僕は愛・おぼえていますかちゃん! 189 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2008/06/25(水) 20 42 09 167 私の彼はパイロットのほうがすちです 209 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2008/06/25(水) 20 44 01 ランカばーちょん聞いたけどかいいかった 234 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2008/06/25(水) 20 46 36 209 似非犬耳女きめえんだよ死ね音痴