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ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 とは、【ニンテンドーDS】用のゲーム。 概要 新要素・変更点 地名 関連作品 紹介動画 リンク 移植・リメイク 余談 コメント 概要 ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 他言語 Pokémon Mystery Dungeon Explorers of Sky (英語) ふりがな ぽけもんふしぎのだんじょん そらのたんけんたい ハード 【ニンテンドーDS】 メディア DSカード ジャンル ダンジョンRPG 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ポケモンチュンソフト プロデューサー 中村光一岩田聡(エグゼクティブプロデューサー) ディレクター 長畑成一郎石神宏紀 プレイ人数 1人 発売日 2009/04/18 (日本) 値段 DS 4,571円(税別)WiiU 968円(税込) 対応機能 DSワイヤレスプレイニンテンドーWi-Fiコネクション レーティング CERO A(全年齢対象) シリーズ ポケットモンスターシリーズ 移植・リメイク 【Wii U】? 【バーチャルコンソール】 日本販売数 約45万本 世界販売数 約140万本 【ニンテンドーDS】向けに発売したポケットモンスターシリーズの1本。 【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊】をベースに新要素を加えた作品。【ポケットモンスター プラチナ】などのマイナーチェンジ版のようなタイトルだが、その内容は『時の探検隊・闇の探検隊』の両要素をほぼ全て収録した上で、新要素を組み込んだ事実上の完全版となっている。 ※基本システムは【ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊】を、ストーリーやキャラクターは【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊】を参照。 新要素・変更点 主人公とパートナー新たな主人公候補として【ロコン】、【イーブイ】、【ゴマゾウ】、【コリンク】、【リオル】が追加。その代わりに【エネコ】、【ゴンベ】はパートナー限定に変更された。また、ロコン、【ニャース】、イーブイ、【ゴマゾウ】、エネコ、コリンク、ゴンベ、リオルは最初から「タマゴわざ」を覚えている特別仕様となっている。 スペシャルエピソードストーリー本編を進める事で解禁されていく外伝ストーリー。『時の探検隊・闇の探検隊』のサブキャラクター達を主役とした短編集。全部で5種類のストーリーがあり、ステータスは独立したものが使用される。倉庫と銀行は本編と共有されているが、話の展開で使えない場合もある。 パッチールのカフェ新たに追加された施設。アイテムを渡すと様々な効果のドリンクを作ってくれる「パッチールのドリンクバー」、いらないアイテムの交換や「クジびきけん」でクジを引ける「たんけんリサイクル」を楽しめる。 そっくりどうぐ新しいどうぐとして「オレソのみ」や「ぷっかつのタネ」といった偽物のアイテムが複数登場した。基本的に不利になるマイナス効果を持つものが多いが、水の上を移動できる「すいみんぐのタネ」、ワープのタネと同じ効果をもつ「じゃあなのタネ(く抜け)」などまともな効果を持つものもある。大元としては【不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!】から登場した「聖城の巻物」や「ごんぼう」といった、まがい物システムが元となっている。このシステムは次作『冒険団』でも引き継がれるが、以後は廃止されている。ただし、不思議のダンジョンシリーズ全体としては『不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』で復活している。 + そっくりどうぐ一覧 そっくりどうぐ 元の道具 効果 ふごうのタネ ふこうのタネ 次のフロアでポケが多く拾えるようになる めくすぐりのタネ めぐすりのタネ 視界が1マスしか見えない状態になる ぷっかつのタネ ふっかつのタネ 復活できない すいみんぐのタネ すいみんのタネ 水の上を歩けるようになる じゃあなのタネ じゃあくなタネ 「じゃあな」と言って、フロアのどこかにワープする オレソのみ オレンのみ 10ダメージ受ける なしのつぶて いしのつぶて こらえる状態になる ゴローソのいし ゴローンのいし ウソハチ系に使うとかしこさが上がる ふしぎなゴミ ふしぎなグミ めつぶし状態になる ピーピーマッスグ ピーピーマックス マッスグマのみ、ピーピーマックスの効果が現れる ばっちりメガネ ぱっちりメガネ 敵から狙われやすくなる みおとしメガネ みとおしメガネ マップ上の道具や罠が見えなくなる 新たなポケモンと空のいただき新ポケモンとして【シェイミ】が登場。共に冒険する「そらのいただき」という専用マップもある。このマップは長丁場となり、定期的に休憩ポイントを挟む。【アルセウス】は「うんめいのとう」の最上階で像として登場するのみにとどまっており、仲間にすることはできない。 そらのジュークボックス「そらのいただき」クリア後に使えるジュークボックス。要はサウンドテストで、ゲーム中に使用されている好きなBGMを流せる。 新ダンジョン新しいダンジョンが複数追加されている。新ダンジョンには新たに「おんねんスイッチ」「ゆびふりスイッチ」という凶悪なわなが出てくる事がある。 細かい変更点 『時の探検隊・闇の探検隊』のバージョン限定だった道具やポケモンは全部登場する。 専用どうぐが無かったポケモンの系統のものも全て追加された。 ふしぎなメールは「ふしぎなメールS」に変更。『時の探検隊・闇の探検隊』とは共有できない。 地名 新ダンジョンのみ メインモードのダンジョン ゼロのしま ちゅうおうぶ「ゼロのしま ほくぶ」よりも強い敵が出てくる持ち込み可能ダンジョン。 うんめいのとう「ゼロのしま なんぶ」をベースに様々なルールや敵を追加したダンジョン。通常攻撃でわなを発見できず、かしこさが全て無効化される。持ち込み不可でレベルがリセットされる。敵はある程度新顔がいる程度で「ゼロのしま なんぶ」とそこまで大差は無いが、わざマシンが床落ちしていないため活躍できるポケモンが若干変わり、装備のツモ運に左右される傾向にある。クリアするとアルセウスの像から「じくうのオーブ」を貰える。 ぼうきゃくのもり15Fの高難易度ダンジョン。持ち込み可能。 まのかいいき20Fの高難易度ダンジョン。持ち込み可能。 なんとうしょとう25Fの高難易度ダンジョン。持ち込み可能。 れっかのどうくつ30Fの高難易度ダンジョン。持ち込み可能。 ほしのどうくつスペシャルエピソードに登場したダンジョン。本編でも挑戦可能。 関連作品 【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊】 【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊~時と闇をめぐる最後の冒険~】? 紹介動画 リンク 任天堂の公式ホームページ ポケモンの公式ホームページ 移植・リメイク 【バーチャルコンソール】【Wii U】?向けに2016/07/20に配信。『時の探検隊・闇の探検隊』は配信されておらず、本作のみが配信された。本作が完全版となっているため、そちらの2作品を配信する必要がないと考えられたと思われる。 余談 追加要素ありの別機種への移植を考えない場合、不思議のダンジョンシリーズ全体としては珍しいマイナーチェンジ(完全)版である。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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「ポケモン不思議のダンジョン 影の探検隊(ぽけもんふしぎのだんじょん かげのたんけんたい)」とは、ポケモンノベルにて掲載されている作品である。作者はchipmunk。プロローグを除くと7月13日現在14話まで公開されている。 жжжжжж目次жжжжжж 概要 世界観 あらすじ 登場人物(ポケモンのみ)主要人物 その他の登場人物 データ 関連項目 リンク жжжжжжжжжжжжжжж 概要 「ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊」の世界観をもとに書かれた小説である。 ゲームの内容をそのまま文章化したものではなく、オリジナル要素がかなり強い。ゲームで曖昧になっていた部分に対する作者独自の解釈が多く存在する。 と、作者は主張している。 上記のゲームのネタバレを序盤から数多く含むため、ゲーム未プレイ者は注意が必要である。 オリジナルのポケモンは出ない。また、ポケダン探検隊シリーズが本家DPt準拠となっているため、BW以降のポケモンも登場しない。 世界観 ポケモン不思議のダンジョン探検隊シリーズの本編から、かなりの時間が経過した未来が舞台。 花は咲き誇り、多くの者が平和に暮らし、探検隊たちは伝説に憧れている、とてものどかな世界である。 あらすじ ある探検隊によって、「時の崩壊」から救われた世界。 彼らの活躍が伝説となって語り継がれている今でも、彼らに憧れ探検隊を目指すポケモンは、後を絶たない。 あるギルドで、マスターランクを新たに修得した探検隊がいた。 そのうちの一匹、メリープのフィールは他の多くのポケモンたちと同じように伝説を崇拝していた。 しかしもう一匹の、ポッチャマのチェックは伝説の矛盾点を指摘し、相方にその疑問をぶつける。 不本意ながらも始まった彼らの伝説研究は、一体どんな実を結ぶのか。 伝説の中に隠された、真実なるものは、本当に存在するのだろうか。 ポケダン探検隊の世界観そのままに、文学研究の香りを添えたちょっと変わったポケモンノベル。(の予定です) 登場人物(ポケモンのみ) 主要人物 チェック メスのポッチャマ。 伝説に対して懐疑的であり、探検隊の相方に伝説研究を提案する。 フィール オスのメリープ。 伝説に登場する探検隊を崇拝している。 その他の登場人物 ヤドキング 二匹が修業したギルドの師範。 テイク(アチャモ♂)、ソート(ポポッコ♀) チェックたちと同期でギルドに入門した探検隊。卒業後はきちんと探検稼業をこなしている。 ファウン(♀エネコ・元ニンゲン)、バジル(♂フシギダネ) 時の歯車伝説に登場する探検隊。 ゲーム本編のプレイヤーとそのパートナーがモデルである。 データ 2011年1月22日連載開始 1 プロローグ 2 第1章1 3 第1章2 4 第1章3 5 第1章4 6 第1章5 7 第1章6 8 第1章7 9 第1章8 10 第1章9 11 第1章10 12 第1章11 13 第1章12 14 第1章13 15 第1章14 関連項目 chipmunk リンク ポケモンノベル作品ページ
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このページでは【ニンテンドーDS】?のゲーム、 ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 を解説する。 アニメ版は【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊(アニメ)】?を参照。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター 主要人物 ギルドのポケモン トレジャータウン メインストーリーに関わる伝説のポケモン 探検隊たち その他のポケモン 関連作品 リンク マイナーチェンジ コメント 概要 ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 他言語 Pokémon Mystery Dungeon Explorers of Time and Explorers of Darkness (英語) ハード 【ニンテンドーDS】? メディア DSカード ジャンル ダンジョンRPG 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ポケモンチュンソフト プロデューサー 中村光一岩田聡(エグゼクティブプロデューサー) ディレクター 長畑成一郎石神宏紀 プレイ人数 1人 発売日 2007/03/08 (日本) 値段 4,571円(税別) 対応機能 DSワイヤレスプレイニンテンドーWi-Fiコネクション レーティング CERO A(全年齢対象) シリーズ ポケットモンスターシリーズ 日本販売数 約155万本(2バージョン合計) 世界販売数 約450万本 【ニンテンドーDS】?向けに発売したポケットモンスターシリーズの1作。 【ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊】の続編。今回は2バージョンとも同一のハードで販売された。 基本設計は前作と変わらず、収録内容を【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】から発売一年目の時点のもの(*1)まで増加。 前作以上にストーリーに力を入れており、複数のChapterで進行し、様々な思惑で行動するポケモン達によって敵味方が入れ替わり、更にはタイムトラベルによるSF展開など、様々な要素が入れ込まれた長編の物語で構成されている。 一方でゲーム部分は前作を若干手直しした程度で大味な作りである事は否めず、キャラゲーとしての印象がより強く出ている。 前作とほぼ同規模の大ヒットタイトルとなり、2009/04/19には様々な追加要素を導入したマイナーチェンジ作品の【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】?が発売された。 ストーリー これは ポケモンになってしまった主人公と ポケモンたちとがおりなす壮大な冒険物語。 信頼できるポケモンと 探検隊を結成したら お宝探しや事件解明! 仲間を増やして、探検隊ランクをアップ! そして、ポケモンに なったわけを探しながら 時と闇をめぐる、 真実の答えを見つけ出そう! ゲームシステム 基本システムは【ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊】を参照。 バージョンの違い前作では出現ポケモンとハードが異なっていたが、本作では出現ポケモンだけでなく落ちているアイテムも一部異なる。また、特定の伝説のポケモン(ミュウツーとセレビィ)もバージョンによって変わり、出て来ない方の伝説のポケモンは期間限定でニンテンドーWi-Fiコネクションで配信されていた。 せんようどうぐ所持していると特定のポケモンの系統に効果のある道具。装備品のようなシステム。普通には落ちておらず、たからばこの中から手に入れたり、「グレッグルのトレードてん」で交換してもらう必要がある。本作では主役級のポケモン達と伝説のポケモン達のものが基本で、他のポケモン達はタイプ汎用のものしか対応していない。 たからばこと鑑定敵のポケモンを倒すと宝箱を落とす事がある。宝箱はダンジョン内では開けられず、トレジャータウンに持ち帰ってネイティオに鑑定して貰うと初めて中身を入手できる。ダンジョンによっては最下層や宝部屋に宝箱が配置されている。 みはりばん物語を進めるとディグダとドゴームから依頼されるミニゲーム。足跡を見てポケモンを当てる。 追加ダンジョン本作のストーリーと関係のないダンジョンの半分ほどは依頼を受ける事で始めていけるようになる。これらは「ふしぎなメール」で他のプレイヤーが出した依頼で行く事も可能。また、公式側から「7つの秘宝」が手に入るダンジョンのメールが各種媒体で公開されていた事もあった。7つの秘宝のダンジョンに挑戦するにはクレバスの洞窟まで話を進めて「シークレットランク」を獲得する必要がある。 タマゴ依頼の報酬としてタマゴが手に入る事がある。トレジャータウンのラッキーに預けて孵化すると、その依頼の階層に出てくるポケモン(進化系の場合は進化前)が仲間になる。これで誕生したポケモンは基礎能力が高く、『ダイヤモンド・パール』のタマゴわざをランダムで覚えている。 その他の変更点 覚えるわざや特性が『ダイヤモンド・パール』準拠になった。 わざが個々で物理・特殊に分別された。ただし、一部のかしこさの中には『ルビー・サファイア』時点の物理/特殊で効果が分別されているものがある。 わざの多重取得ができなくなった。 ダメージ計算式が若干変更。わざの威力が若干底上げされ、連続攻撃の命中率は若干減った。ただしレベルを上げるとどのわざも同じぐらいの威力になるのは変わらない。 全ての最終進化形態のポケモンが起き上がるようになった。確率も大幅に上昇している。 ともだちエリアが廃止され、勧誘の前提条件が無くなった。仲間の整理は一覧で行える。 連れている仲間がいっぱいでもポケモンが起き上がるようになった。 仲間にした時点で正式加入するようになり、ダンジョンから抜け出す前に倒されて仲間から離脱する事がなくなった。 ポケモンに性別が追加。♂は攻撃が急所に当たりやすく、♀は攻撃を避けやすい。 かしこさが一新され、ポケモンによって習得するかしこさが異なる。 一部ダンジョンでは敵のザコポケモンがかしこさを取得している。 一部ダンジョンの開始条件にひでんわざが不要になった。 ニンテンドーWi-Fiコネクションを使った救助が可能になった。 キャラクター 主要人物 【主人公】気が付くと【ポケモン】になってしまった元【人間】。質問によって以下のポケモンの姿に変わる。 【フシギダネ】 【ヒトカゲ】 【ゼニガメ】 【ピカチュウ】 【ニャース】 【チコリータ】 【ヒノアラシ】 【ワニノコ】 【キモリ】 【アチャモ】 【ミズゴロウ】 【エネコ】 【ナエトル】 【ヒコザル】 【ポッチャマ】 【ゴンベ】 パートナー主人公の相棒。主人公同様に複数のポケモンから選ばれる。ポケモンによって性別が決められている。ニャース、エネコ、ゴンベの3匹はパートナーにはならない。 【ジュプトル】様々な場所に安置されている「時の歯車」を盗む謎の盗賊。指名手配されている。その実態は「星の停止」を食い止めるために未来から来た、主人公のかつてのパートナー。 【ヨノワール】様々な事件を解決する名探検家。ジュプトルの悪事を追いかける。その実態は暴走したディアルガの手下で、過去に飛んだ主人公とジュプトルを始末するのが目的。そのためなら手段は選ばない冷酷なポケモン。 ギルドのポケモン 【プクリン】 【ペラップ】 【キマワリ】 【ビッパ】 【ドゴーム】 【ディグダ】 【ダグトリオ】 【チリーン】 【グレッグル】 【ヘイガニ】 トレジャータウン 【カクレオン】 【ガルーラ】 【ネイティオ】 【ヨマワル】 【エレキブル】 【ラッキー】 【ガラガラ】 【ヤルキモノ】 【ヒメグマ】 【リングマ】 【マンキー】 【オコリザル】 メインストーリーに関わる伝説のポケモン 【ユクシー】 【エムリット】 【アグノム】 【セレビィ】(色違い) 【ディアルガ】 【パルキア】 【クレセリア】 【ダークライ】 探検隊たち ドクローズ 【スカタンク】 【ズバット】 【ドガース】 かまいたち 【ザングース】 【ストライク】 【サンドパン】 ポチエナズ 【ポチエナ】3匹 フレイム 【マダツボミ】 【ポニータ】 【バクーダ】 ポポッボー 【ポッポ】 【タネボー】 タルイーズ 【ナマケロ】 【ヤドン】 マックロー 【カゲボウズ】 【ヤミカラス】 タベラレル 【オオスバメ】 【ケムッソ】 MAD 【マニューラ】 【アーボック】 【ドラピオン】 チャームズ 【サーナイト】 【ミミロップ】 【チャーレム】 レイダース 【ドサイドン】 【エルレイド】 【ロズレイド】 【ハッサム】 その他のポケモン 【マリル】 【ルリリ】 【スリープ】 【ジバコイル】 【コイル】 【コータス】 【ラプラス】 【マナフィ】 これ以外のポケモンは【ポケモン】/一覧1の0001~0491が登場。 関連作品 【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】? 【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊(アニメ)】? リンク 任天堂の公式ホームページ ポケモンの公式ホームページ マイナーチェンジ 【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】?2009/04/19に発売。いわゆるマイナーチェンジのようなタイトルだが、2作品の要素を統合した上で追加エピソードやダンジョンを収録しており、実質的に完全版と言って良い。こちらが【バーチャルコンソール】で配信されたためなのか、本作の2バージョンは配信されていない。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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発売元 株式会社ポケモン 販売元 任天堂株式会社 開発元 株式会社ポケモン/株式会社チュンソフト 発売日 2009年春 希望小売価格 未定 ジャンル ダンジョンRPG 対応ハード ニンテンドーDS
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メニュー > ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊 - last update:2013-03-28 ストーリー Chapter1-あらしのうみで Chapter2-ギルドにゅうもん Chapter3-じくうのさけび Chapter4-みはりばん Chapter5-はじめてのたんけん Chapter6-ドクローズ(1) (2) Chapter7-ギルド えんせいへ Chapter8-グラードンのしんぞう Chapter9-きりのみずうみのなぞ Chapter10-ヨノワール Chapter11-とうぞくジュプトル Chapter12-のこされた かのうせい Chapter13-ヨノワールのひみつ Chapter14-みらいせかいへ Chapter15-ほしのていしのしんじつ Chapter16-よあけのおもい Chapter17-ギルドのなかまたち Chapter18-ラプラス Chapter19-まぼろしのだいちへ ChapterFinal-さいごのぼうけん その他 パートナー・主人公について キャラ選択 出発待ち ダンジョン内 レベルアップ キマワリの日記 ビッパの日記 Amazon.co.jp ウィジェット
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ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 part33-252~254,266,287、part34-112、part44-386~392,400、part46-56~57 part56-353~356 252 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/29(土) 12 38 48 ID vHMRpTgB0 241 頼まれたのでボチボチ書いてみる。 ・主人公 「元は人間だったが、何故かポケモンになってしまった」・・・という、 かつて人間だっとこと以外の記憶は全て失ってしまったプレイヤー。 なぜ記憶が無いのか、何故ポケモンになったのか? その謎と原因を探るべく、 成り行きで「探検隊:プクリンのギルド」に身を寄せ、情報を集めることに。 ポケダン世界の中ではかなり頭のキレるほうで、妙に冷静で独り言が多い。 ・パートナー 「プクリンのギルド」への入門志願をしてこの地に来た、内気な子。 海岸で行き倒れている主人公を見つけ、探検隊への入団に誘う。 不思議な模様をした石「いせきのかけら」を大切に持っており、 探検隊に入って活躍したあかつきに、この石のナゾを解くことが夢。 かなりのヘタレで、状況判断が上手くできない子 ■ギルドの仲間達 ・プクリン ギルドの頂点に立つ元締め。なのだが、常に性格がお花畑な電波さん。口調は ユルいが実力は確からしく、機嫌を損ねたりすると・・・ 「セカイイチ」というリンゴが好物。 ・ペラップ 何を考えてるのかよく分からない親方プクリンとの意思疎通を図り、部下への指令や 分け前の分配を行うギルドの頭脳にして親方の一番弟子。口うるさいが気苦労も多い中間管理職。 ・その他のメンバー 【ディグダ、ダグトリオ、キマワリ、チリーン、ドゴーム、ヘイガニ、グレッグル、ビッパ】 それぞれ【見張り番、掲示板更新、探検専門、仲間編成所 食事係、見張り番警報 目覚まし係、 探検専門、トレード店、見習い】。ほぼ全員が何らかの役職に就いて、親方の下で働いている。 ■他の重要キャラクター ・ドクローズ スカタンク、ズバット、ドガースの3匹組の探検隊。他の探検隊に取り入りつつ、手柄を横から かすめ盗るなどの卑怯な仕事をなりわいとしているが、表向きにはネコかぶっており、明らかに 態度は悪いもののボロは出さない。冒頭で主人公らと因縁ができ、プクリンのギルドに入ってくる。 ・ジュプトル 最近になって世間を騒がせている盗賊。 悪党ですら手出しをこまねく、ある秘宝ばかりを狙っている。 ・ヨノワール 最近になって彗星の如く現れた凄腕探検家。知識が非常に豊富で、皆からも尊敬されている。 盗賊ジュプトルや主人公について、何か知っていることがあるようだが・・・? ※今回も前作同様、主人公はゲーム開始冒頭の「性格診断(3択に答えていく)」により選ばれる。 候補は本家作品の基本属性御三家12種+ピカチュウ・ニャース・エネコ・ゴンベ の計16種類。 パートナーは、主人公と同じタイプ以外のポケモンから、自由に1体選ぶことができる。 253 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/29(土) 13 50 07 ID vHMRpTgB0 このゲーム、前作よりストーリーが1,5倍くらい長いので、物語が 「チャプター1~20」に分けられています。書くのが面倒なのでここでは「○章」に統一。 ●チャプター1:あらしのうみで 冒頭早々、嵐と雷鳴の中、離されぬよう必死で手を取り合う2人組の会話。 「絶対に離すんじゃないぞ!」「頑張れ! あともう少し、もう少しで・・・!」 「だ、ダメだ、もう・・・」 (大きな一撃) 「う、うわあああああああ!!! ―・・・」 場面は変わり、「プクリンのギルド」の正面に立つパートナーの姿。 「何をとどまってるんだ自分、ギルドに入って、この石のナゾを解き明かすのが夢なんだろ?」 「今日こそ勇気を出して、ギルドに入門するんだ・・・!」 一歩踏み出す。 「しんにゅうしゃ! しんにゅうしゃ! けいこく! 足型は○○(ポケモン名)!!」 「わわわあああっ!!?」突然の、何処から発せられたかも分からない声にビックリして パートナーは一目散に逃げ出してしまった。 「―なんて意気地なしなんだろうorz、自分って。」 夕暮れ時、お気に入りの場所である海岸にたたずむセンチな気分のパートナー。クラブ達の吐いた 泡シャボンに夕陽がキラキラと反射して美しい。空にはペリッパーの群れ、そして海岸には行き倒れが 「・・・って、ええっ!?」ポケモンが海岸に倒れているのに気づいたパートナー。 介抱して気がついたようなので安心したが、気づいたとたんに「ポケモンが何でしゃべってるの!?」 「自分は元人間」などとワケの分からないことを言う行き倒れ。「落ち着いてよ、キミだってどう見てもポケモンだよ?」 海面に映った自分の姿を見て衝撃を受けた様子の行き倒れ。・・・これが主人公である。 ここで唐突に、パートナーに体当たりをかますポケモンが1体、そのスキにパートナーの宝物を盗むポケモンが1体。 ※「へへっ、プクリンのギルドの前でお前さんを見かけたが、珍しい石を持っていたようじゃねぇか。」 ※「これはきっとお宝か何かのカギに違いないぜ!! ・・・オイ、取り返しに来んのか? ずいぶん臆病な奴だなあ!」 後にドクローズのメンバーと分かる、ズバットとドガースである。 パ「か、返してよ・・・!ボクの宝物なんだ!」 「安心しな、これはオレ様たちがちゃ~んと使い道を見つけてやるからよ! もし分からなかったら売っ払うだけさ」 「どうせお前みたいな口だけの弱っちい奴が持ってたってムダさ! じゃあな、ヨワムシくん♪」 2体は「かいがんのどうくつ」の方向へと去っていった。 パ「名前、主人公・・・って言ったよね!? お願い!! 初対面でなんだけど、アレ、ボクの宝物なんだ!! ボクと一緒に取り返すの手伝ってくれない? ムチャな頼みだって分かってる、でもホントに助けて!」 パートナーの必死さに首を縦に振った主人公、2人で洞窟を探検し、最深部で2人組とあいまみえることに。 「盗るなら力づくでやってみろ!」襲い掛かってきたズバットとドガースを何とか撃破。2人組は 「覚えてろよ!」と捨て台詞を吐いて逃げていった。 パ「主人公ありがとう! しかもキミって強いんだね!!」 海岸にて、改めてお互いの紹介と現状説明、パートナーの宝物と目標について話した二人。 パ「何故人間になったのかとかは全く分からないけど、行くあてがないのならさ、主人公、プクリンのギルドに 一緒に入隊しない? あそこの探検隊は一流で有名だし、親方のプクリンなら何か知ってるかもしれない。 それに、キミと一緒なら、ボクも探検隊やっていけそうな気がするんだ。ボクらきっといいコンビになれるよ!」 ― 一刻も早く元の姿に戻ることを先決したいけど、パートナーの言うとおり、手ががりも行くあても自分にはない。 プクリンのギルドとやらにいれば、寝食は保障されるそうだし、目的の情報も入ってくるかもしれない。 こうして、2人でプクリンのギルドに入隊することになった、主人公とパートナー。これが長い物語の幕開けである。 宝物を取り返してからすっかり日が暮れ夜になってしまっていたため、門を叩くのは明日ということになった。 254 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/29(土) 17 48 22 ID vHMRpTgB0 なるべく前作より短く、枝葉は付けすぎずもっとスマートに書こうと思ってはいるんだが、 2章文を1レス内に収める、という目標には当分近づきそうにないorz ポケダンは細かい 心理描写やら何ならあってこその泣きゲーだと思うんで、どーしても台詞やら心理やら 一々ごちゃごちゃした文になるかと思うけど、気長に付き合ってくださいませ・・・ ●チャプター2:ギルドにゅうもん 改めて「プクリンのギルド」を訪れた主人公とパートナー。進もうとするとまた・・・ 「しんにゅうしゃ! しんにゅうしゃ! けいこく! 足型は○○!!」 あの声がする。 今度は逃げなかったが、たちまちギルドのテントから出てきたポケモン達に包囲されてしまう。 その中から重役と思われるポケモンが前に出てくる。ペラップだ。 ペ「昨日も来ていたようだが、何の用だ? 勧誘やアンケートならお断りだよ!」 パ「い、いえ違うんです! ボク達、このプクリンのギルドに弟子入りしたいんです!!」 ペ「・・・へ? 入門志願者? なぁ~んだ!、なら最初からそう言ってくれればいいのに♪」 弟子入り希望だと分かった途端に態度がコロっと変わるペラップ。快くギルド内部を案内してくれ、 二人に早速通達。「明日からさっそく仕事にかかってもらうから、今日の食後は早く寝るようにな♪ 夕食はチリーンが知らせてくれる。部屋はギルドで用意した新弟子用の2人部屋を使ってくれ♪」 パ「最初は怖かったけど・・・いざ入ってしまえば何ともないね。主人公とここへ来てホントよかった!」 翌日。朝の目覚まし係・ドゴームのダミ声で目覚める2人。「朝礼に遅れると俺までお咎めなんだ、早く来い!」 朝礼にて、ペラップから新入り2人の紹介がなされる。そして、ギルドのボス、プクリンと初めて対面。 ペ「親方様、新入りたちへ何か一言・・・親方様?」(・・・ひそひそ・・・親方、また目開けて立ったまま寝てるよ・・・) プクリン「たあーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」(一同ドッキリ) プ「キミ達2人が新しく入った子だね。ボクがリーダーのプクリン、よろしくね♪ これから一緒に頑張っていこう♪ ・・・それじゃ、ちょうれーい!」 (一同)「ひとつ!仕事は絶対サボらない!」「ふたつ!脱走したらおしおきだ!」「みっつ!みんな笑顔で明るいギルド!」 ペ「よぅし、それじゃみんな持ち場につけ! そこの2人は渡すものがあるから、後で親方様の部屋に来るように♪」 親方様プクリンの部屋にて、ダンジョン探検の必需品である道具箱や探検隊バッジなど必要なものが渡され、 さらにペラップから初めての仕事が言い渡される。 頭の上の真珠を盗まれたバネブーの依頼で、どうやら近くの 【しめったいわば】に捨てられていたらしいが、そこの洞窟は『不思議のダンジョン』であり、【弱い私では潜れません! 7Fにある真珠を取って来て下さい!】とのこと。『不思議のダンジョン』は入るたびに構造が変わり、倒されると 所持品や金品を減らされて放り出されるという摩訶不思議な変則地形―パートナーが一通り説明してくれる。 「流石探検隊の卵、よく知ってるじゃないか♪ それで早速依頼をこなしてほしいんだ、頼んだぞ♪」 その後、無事任務を達成して、バネブーから感謝される二人。なんとお礼にアイテムだけでなく、3000ポケを貰う。 (※この世界の通貨単位は「ポケ(P)」) 一気に金持ちになり狂喜する2人に、ペラップが水を差す。 ペ「こらこら、報酬はギルドのみんなで分配が原則だ。それで・・・お前達の取り分はコレ♪」 300ポケが帰ってきた パ「え”ぇ~!? 取り分はたったの1割!?」「それがギルドの 掟 なんだ!ガマンしろ♪」 夜。いきなり礼金を9割もギられてヘコみ気味のパートナーだったが、「でも他人に喜ばれる仕事って やっぱり悪い気分じゃないよね。親方も噂ではすごく恐ろしい人かと思ってたけど、ずっと優しそうな感じだったし ・・・朝礼のときはビックリしたけどね。」 ―手がかりを得るまで、遠回りな寄り道になりそうだなぁと思いつつも、同じく悪い気分でない主人公であった。 266 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/30(日) 15 53 26 ID DgDhPVUJ0 ●チャプター3:じくうのさけび バネブーの依頼達成の翌日、ペラップからまた別の仕事を頼まれる。 ペ「依頼掲示板は2つある。昨日の依頼は、この左の板から取ったもの。救助や護衛依頼が主だ。 そして今日からは・・・この右の掲示板の依頼もこなしていってもらおう♪ こっちは初めてでは 大変だから昨日は手を付けなかったんだが・・・【おたずねもの】、指名手配犯の逮捕依頼だ♪」 「おたずねもの」と聞いてビクビクするパートナー。 ペ「・・・ここだけの話なんだが、最近なぜか、【一部の地域の 時 が止まってしまう】という事件が各地で起きていてな、 そんな騒ぎのドサクサに、悪巧みをしたり犯罪に走る悪いポケモンも増えてるのだ。その取り締まりも、ギルドが 請け負っている大事な仕事の1つなのだ♪ 昨日の仕事ははワタシが見繕ったが、今日からは自分で選ぶように♪ まあ初めてでは色々と分からないだろうから・・・お~い、「ビッパ」! 新入り二人に選び方とか色々教えてやってくれ♪ それから2人とも、ギルドを下りた所にある『トレジャータウン』で買い物して、冒険の準備を整えておくといい♪ じゃあな♪」 「ビッパ」は、2人より少し前に入ったばかりの見習い。「あっしにも、ついに後輩ができて・・・感動でゲス~!」 救助依頼や指名手配依頼について、またギルドの施設についてより詳しく教えてくれる先輩ビッパ。 ビ「もちろんお尋ね者依頼も、高いランクほどいいお礼がもらえるでゲスが・・・お尋ね者も高いランクほど強いのが いっぱいいるから、最初はムチャしないほうがいいでゲスね。 ところで2人とも、買い物で道具を揃えてきたら どうでゲスか? あっしはここで2人の帰りを待ってるでゲス。その後改めて2人に見合った依頼を選ぶでゲス。」 初めて「トレジャータウン」にやってきた主人公達。今はまだ休業中の店も多いようだが、「双子カクレオンの店」は ちゃんと営業していたので大丈夫。と、買い物に向かおうとしたが先客が。 店先で買い物をする幼いポケモン2人・・・ マリルとルリリの兄弟だ。 マ「え~と、リンゴ3つ下さい!」 ル「く~ださぁい~」 カクレオン「いや~、病気がちの母に代わって毎日買い物とは、ホントにエラいボウヤ達だよね~」 が、店を出ようとした時にハプニング。ルリリが転んでリンゴを落としてしまう。コロコロと転がっていくリンゴ。 スリープ「ハイ、落し物ですよ。」 通りがかりのスリープが、転がるリンゴを拾ってくれた。 兄弟「どうもありがとうございます!!」 ス「いや何、困っている人を見つけたら放っておけないだけですよ。」 ス「よかったら、二人のおうちまでお送りしましょうか?」「え、いいんですか? それじゃお願いします」 (何故「見送り」まで・・・)と考えるヒマもない間に、スリープの肩が主人公にぶつかる ス「おっと、これは失礼。」 パ「みんな良い人たちだったね! 見ててこっちもうれしい気分になっちゃった・・・主人公?」 主「何だろう、・・・目まいがする? え・・・? 誰かの声が聞こえる・・・? うわっ!!!」 (スリープ「―言うとおりにしないと、痛い目にあわせるぞっ!」 ル「おにいちゃぁ~ん! 」) ・・・何だったんだ、今見えた光景は? あの優しそうなスリープが、ルリリを脅していた・・・? 主(今、誰かの声がしなかった?) パ「・・・? いや、誰も。」 カクレ「私らも聞いてませんよ。空耳では?」 目まいの間に見た出来事を半信半疑でパートナーにだけ話す主人公。 パ「ええっ!? でもあのスリープさんって、どう見てもいい人っぽかったけど。気のせいじゃないかなぁ」 気のせい? いや、あれはそんな生易しい感覚じゃなかった。でも・・・ 説明がつかないのでギルドに帰ることに。 ビ「それじゃ、安全そうな依頼を・・・と、(ケイコク! ケイコク!) !?いけない、更新の時間でゲス! 2人ともボードの前から離れるでゲス~!」 数秒後、回転トビラの要領でいきなり裏返る掲示板。 「新たな依頼は、ジバコイル保安官から、ダグトリオの各地に掘ったトンネルネットワークを通じて こうして来るんでゲス。ダグトリオの仕事はこうして新たな依頼や緊急指名手配が来たとき、掲示板を 張替えることでゲス。裏方の地味な仕事だけど、彼は毎日休まず誇りを持ってやってるんでゲス。」 やがて再び表返り、新たな依頼が貼られた掲示板。それを見た瞬間、パートナーが青ざめた。 パートナー「しゅ、主人公・・・、掲示板のあの写真って、まさか・・・」 「指名手配! お尋ね者:スリープ!!」 287 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/10/02(火) 16 32 43 ID aGOVgWVq0 ―二人を連れて行ったスリープはお尋ね者だった! 「二人が危ない、急ごう!」 依頼選びそっちのけで飛び出す主人公ら2人。その途中で兄・マリルに出会う 「ルリリちゃんは!?」 マ「そ、それが、【トゲトゲやま】に差し掛かったあたりで急に2人の姿が見えなくなって・・・」 (・・・そういえば、あの時一瞬見えた場所は、どこかの山奥のようだった―) 「きっとそこに連れていかれたに違いない! そこで待ってて、ボク達が必ず連れ戻すから!!」 場面変わってトゲトゲやま山頂。ルリリを誘拐したスリープの目的は、山頂にある小さなナゾの穴を調べることだった。 ス「そこの小さな穴の中、きっとお宝か何かが隠された跡に違いないと踏んでいるんだけど、私の体じゃ その穴には手出しできないのでね。小柄な君の力を貸してもらおうと思い付いたのさ。 大丈夫、言うとおりに 動いてさえくれたら、すぐお兄ちゃんの所へ返してあげるよ・・・」 ル「ここはどこ?、おにーちゃんはどこ!?」 ス「後で合えるってば。さ、それよりその穴に入って中を調べてくるんだ」 ル「いやだよ~! こわいよ~! おにーちゃんの所へ帰る~!」 ス「あ、コラ! 逃げるなって! ・・・このッ」 スリープ「―言うとおりにしないと、痛い目にあわせるぞっ!」 ル「おにいちゃぁ~ん!」 ・・・目まいか幻覚か、とにかくそこで見た光景が、目の前に繰り広げられていた。違うのは主人公ら2人が 今まさに、その現場に居合わせていることだ。 ス「げっ! お、お前ら何故この場所が?」 パ「~お、お尋ね者スリープ! よくもルリリちゃんを! おおおおおお前をっつ捕まえる!!」 ス「何てこった、よりによってお前達ギルドの追っ手か! ・・・って、ん? お前、足震えてるぞ? ・・・ハ~ン、分かった、お前ら、ギルドの者と言っても、まだ新米だな? どおりで見ない顔なわけだ。 その通り、オレは名の通った正真正銘のお尋ね者さ・・・お前達初心者ごときに、そのオレが捕まえられるか!?」 (~戦闘~) スリープを戦いでねじ伏せた二人。直後にジバコイル保安官と部下コイル達が到着したのだった。 保安官「オタズネモノノ カクホニ ゴキョウリョク カンシャイタシマス! レイキンハ アラタメテ ギルドニ イレサセテイタダキマス デハ!」 「キリキリ アルケッ!!」 ・・・スリープはこうしてしょっ引かれていった。 マリルとルリリの兄弟は無事に再会でき、主人公らは入隊早々お尋ね者討伐に成功ということで 外でも内でも誉められっぱなし、感謝されっぱなしのまま、長い一日はようやく幕を閉じたのだった。 ●チャプター4:みはりばん スリープ事件以来、またコツコツと救助依頼をこなす毎日を送っていると、ある日別の仕事が来た。 見張り番の「ディグダ」が仕事でギルドを空けるため、見張りの代役をやってくれ、とのこと。 ギルドの入り口手前の床には格子枠がはめてあるが、それが実はのぞき穴で、ディグダはそれを 下から覗いて足型を見ており、来客のポケモンが誰なのかを判断していたのだ。で、それを皆に聞こえるよう 大声で知らせ、見知らぬ者なら警報するのがドゴーム。 パートナー(あの時の声はこの2人だったのか・・・) 仕事内容は「足型だけを見てポケモン名を答える」というミニゲーム。 正答率が高いほど勿論褒美も豪華。 つくづく適材適所な配置なんだなと思いつつ、この日は1日見張りだけで終了。 ●チャプター5:はじめてのたんけん ペラップから、とある「滝」の調査を頼まれた主人公たち。 ペ「親方様直々の依頼でな、あの滝には 何かが隠されているとお考えのようだ。お前達、現場へ行って滝の近辺に何か怪しい箇所がないか 調べてくるように♪」 ここの所、人助けの依頼ばかりだった所へ、初めての「未開の地の探検」っぽい 仕事が来てパートナーはノリ気。 「主人公! 楽しみだね!!」 ・・・が、現実は甘くない。轟々と流れる滝の勢いは激しく、近寄ることさえままならない。 周囲を調べるにしても、この激しい滝の流れを少しでも浴びてしまったら最後、一気に滝壺の奥まで 叩き落されそうな勢いである。 パ「痛っ! 主人公~、この滝、指先で触れるだけでも弾き飛ばされちゃうよ~」 試しに主人公も触ってみるが、ものの見事に弾き飛ばされてしまった。 パ「こんなのどうすれば・・・」 (・・・!?) その時、主人公に異変が。(・・・また、あの時の感覚、だ) 主人公の脳裏に映るポケモンの影。 周囲を見渡し、距離を取った後、何と勢い良く滝壺にに飛び込んで行くではないか! パ「主人公、どうしたの?・・・・・・えぇっ!? 今からあの滝に飛び込むだってぇ!!?」 112 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/11/02(金) 15 59 02 ID rsBk0GRN0 おさらい:滝の調査という、やっと探検隊らしい仕事を頼まれた主人公とパートナー。 だが、いざ激流を目の前にして、何から手を付けていいやら八方塞がりに。そんな時、 主人公がまたも謎のめまいに襲われ、幻覚のようなものを見る。 姿はよく見えなかったが、 謎のポケモンが勢い良く滝壺に飛び込み、そして、その先には―― パ「――洞窟が広がっていた、っていうんだね? それで・・・主人公は、どう思ってるの?」 確かに信じがたいことではある。信じがたいのだが、少なくとも自分が以前に見た幻覚の内容は、 ただの夢ではなかった。 ポケモンの言動からその場所まで、全てが幻覚で見たままに、現実で再現されたのだ。 自分の見たこの幻覚は、理由も原因も分からないが【現実に起こること】が見えている、と考えた方がよさそうだ。 どうも夢にしては現実味がありすぎる。 パ「ちょっと信じられない・・・だけど、スリープの時も、主人公の言うとおりにしたらその通りだったんだよね。 ・・・決めた、やっぱりボクは主人公を信じるよ! 行こう! 滝壺の裏へ! ・・・まだちょっと怖いけどorz」 意を決して滝へとダイブする二人。激流に打たれて全身痛い目に遭ったものの、飛び込んだ先には やはり主人公の言うとおり、巨大な洞窟が口を開いていた。 パ「すごいよ主人公! さっそく探検しよう!」 その奥地には何と、巨大な宝石の結晶が突き刺さっていた。 パ「わぁ! このお宝を持って帰ったら、きっと 大手柄だよ!!」宝石を引き抜こうとするパートナーだが、ビクともしない。 「主人公もやってみて~・・・」 引き抜こうとするが、やはり無理。 パ「主人公の力でもダメか~、もう、せっかくの大発見なのに~」 一閃。 主(まただ、また始まった・・・今日だけでもう2回目・・・) 三たびめまいと幻覚に襲われる主人公。 滝の入り口の幻覚で見た、あの謎のポケモンが、自分達と 同じように宝石を見つけ、何とか取ろうとしている。 いくら引っ張っても抜けないので今度は押してみたようだ。 カチリと謎の音。 次の瞬間、とんでもない轟音と共にそのポケモンは―― 主人公「パートナーーー! ダメだ、その宝石はワナだったんだ!!」 だが一足遅かった。 パ「引いてダメなら・・・これでどうだっ!(カチリ) ――えっ? 何か言った? 主人公?」 止まらない地鳴り。 「な、何!? この音!!?」 宝石はこの仕掛けのスイッチだったのだ。 二人は押し寄せる濁流に飲み込まれることになってしまった。 「うわああああああああああ!!!」 行き場を失った水は、洞窟から間欠泉の如く勢い良く地上に噴き出し、二人は空中に放り出されてしまう。 着地点は、ギルドや町の施設から遥か離れた場所にある、辺境の温泉だった。 ハデに飛沫を飛ばしつつ 空から降ってきた珍客に、温泉でくつろいでいたポケモン達も流石にビックリしていたが、事情を説明して 現在地を教えてもらう。 パ「それにしても生きててよかった・・・けど、随分流されちゃったね、ハハハ」 冒険の興奮未だ冷めやらないパートナーをよそに、主人公は考え事をしていた。 (あの謎のポケモン、シルエットしか見えなかったけど2度目で確信できた・・・あれはプクリン親方だ! でも洞窟にプクリンはいなかった。前回の幻覚と同じなら、洞窟の奥で彼に出会うはずなんだけど。 ・・・前に見たのは【未来の出来事】だったけど、今回は【未来】じゃないのか? だとしたらあの光景は何時の―) 帰還後、ペラップに洞窟の存在や、宝石トラップのことを全部報告。 ペ「いや素晴らしいよ、確かに宝石は残念だが、洞窟の存在は紛れもなく新発見だ! もっと喜んでいいんだぞ♪」 難しい顔をしているのは主人公の方だった。 主人公はペラップに、あることをプクリンに聞いて欲しいと告げる。 ペ「何ぃ? 親方様が実は過去にあの洞窟に行ったことあるんじゃないかって!? 何をバカなことを。 洞窟のことは正真正銘、まだ誰も知らなかったことだし、第一、親方様もそんなの知らなかったから、調査するように 命じたんでしょうに? ・・・まあいい、報告ついでに聞いておいてやろう、実際お前達はよく働いてくれてるからな♪」 (少し後) ペ「・・・主人公、なんで分かったのだ? 今さっき親方様におまえの質問をしてみたら、 プクリン『あ、そういえば昔そんなことがあったかもね♪』 だそうだorz」 パ「そんなぁ~・・・、プクリン親方、ホントは知ってたのに、今までコロっと忘れててそのまま調べさせたってコト?」 ペ「親方様は正直、妖精のようなお方だからな・・・ずっと仕えてるワタシでさえ、時々何を考えてるのか分からんのだよ。」 386 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 15 27 58 ID CD17FHfD0 前までの人が来ないんでバトンタッチ チャプター6 ドグローズ 依頼でもクリアするかと思いきや現れたドグローズ、ここでリーダーのスカタンクが初登場。主人公をいきなりKOした危ない奴。 プクリンが近いうちにギルドが遠征に出ると教える。 このことを知りチームドクローズは表向きには遠征の助っ人としてギルドに忍び込み、 夜中になんとギルドの食料を盗み食いしてしまった。 翌日、ギルドからプクリンが大好きなセカイイチがなくなりペラップにリンゴのもりから セカイイチを取ってこいと頼まれる。 リンゴの森を抜けたところでいたのはドグローズ、しかしリンゴが無い上ドガースとスカタンクの どくガススペシャルでまたも気絶。リンゴなしで帰ったためペラップに怒られ晩飯抜き、プクリンは 許してくれると思いきや大泣きで最悪の状況へ、しかもそこでドグローズがいい人としてリンゴを提供したので状況は最悪である。 翌日、ペラップに「遠征メンバーに選ばれるのはあきらめろ」と言われ、やる気をなくしかけてしまう。 主人公たちはこれを見たビッパたちに呼ばれ、弟子部屋へ。 ビッパたちは昨日の夕飯であるリンゴをくれ、彼らの言葉に勇気付けられやる気が戻った主人公たち。 今のうちにしっかり仕事を行いつつ、遠征メンバーのリスト発表を待つことにした。 チャプター7 ギルドえんせいへ ギルドの遠征メンバーが発表される。ギルドのメンバー全員が行くことになった。 今回の遠征は、きりのみずうみの噂の真相を確かめるという目的もあるそうだ。 無事に遠征メンバーとなった主人公たちは、 ベースキャンプのあるのうむのもりを目指しトレジャータウンを離れるのだった。 んでもこっちのチームが新人ビッパにその後輩主パ・・・一人くらいベテランよこしてもいいだろ・・・ えんばんのいわばとツノやまを突破しギルド集合場所へ 387 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 15 40 08 ID CD17FHfD0 チャプター8 グラードンのしんぞう 無事に遠征先のベースキャンプまで辿り着いた主人公たち。 遠征はみずうみの所在、霧の晴らし方についての情報収集から始まる。主はここに着たことがある気がするみたいだが・・・? ……一方、パートナーは森の入口で不思議な宝石を拾う。 それは、正にこの霧の謎を解くカギとなるものだったのだ。 グラードンの像に例の主の特殊能力が発動。・・・誰が話している?流石俺のパートナー?なんぞこれ 宝石を填めると霧が晴れたんで上を眺めると・・・何じゃこりゃ、上に池があるぞ。 そこがきりのみずうみらしいんで向かおうとするとそこにはドグローズ、また気絶させられるのかと思いきや おやかた登場、おやかたのわがままによりそこから去ることへ。ドグローズはおやかたをどくガススペシャルで倒そうとするが・・・? チャプター9 きりのみずうみのなぞ 洞窟を抜けると上にあるみずうみに行けるらしい。主パは洞窟の中へ んで、ドグローズはというと、どくガススペシャルが親方に通用せずフルボッコされてしまった。 そしてギルドメンバーも洞窟の中へ向かうことになった。 そして洞窟の奥にいたのはグラードン!まだ中盤じゃねえか!でも弱いので倒す。 ユクシーは時の歯車を守るためグラードンの幻を作り、それを倒した奴をさらに記憶消去するという手の込んだやり方で守っていた。 しかし記憶消去できるということから主の正体を聞いてみるが、知らない模様。親方達も着たんで今はこの景色を楽しみましょうや、 プクリン達はこの秘密を守ることを誓い、ギルドへ帰ることに・・・ チャプター10 ヨノワール ギルドに有名なヨノワールが訪れる。高い知識を生かし最近一気に知名度を上げたとか。 どうやら主人公にちょっとした心当たりがあるようだが……? そんな中、夜にドグローズがギルドの前へ。プクリンは勝てないから主パに嫌がらせを仕掛けるとのこと。 一方、主人公たちはルリリの探していた「おとしもの」であるみずのフロートを奪ったポケモンを追いエレキへいげんへと向かう。 途中縄張りを荒らされたと勘違いしたレントラーたちに襲われるが、追いかけてきたヨノワールに助けられ一命を取り留めた。 んで、このイタズラをした正体はやはりドグローズ。どこまでウザイんだ その後ヨノワールさんに主の特殊能力のことを聞いてみると、それは時空の叫び。 その物に関する過去か未来のことが見えるらしい。いわばサイコメトリーである。 チャプター11 とうぞくジュプトル きりのみずうみの歯車が奪われたと知る。同時に、ジュプトルがおたずねものに。 ジュプトルは歯車のあるところにきっと現れる、と歯車のありかを探す。 主人公の探した砂漠の奥には洞窟があり、その中にエムリットが守る歯車があった。 が、その歯車もあっさりジュプトルに奪われてしまう。 388 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 15 51 10 ID CD17FHfD0 チャプター12 のこされたかのうせい ユクシーやエムリットは歯車を守っていた。ではアグノムは…? 主人公は、ビッパが宝物にしていた水晶から時空の叫びを使い手がかりを見つける。 洞窟の奥に向かうと、ちょうどまさにジュプトルが歯車を奪おうとするところだった。 ヨノワールの助けもあり、なんとか歯車を守り切ることに成功する。 チャプター13 ヨノワールのひみつ ヨノワールとジュプトルは未来から来た・・・。ジュプトルは「ほしのていし」を起こすため歯車を奪い ヨノワールはそれを阻止しに来たんだって、ほしのていしが起こると風も吹かず水滴も落ちず暗いまんま。 いわば真っ暗な空間でザ・ワールドが発動しているような状態である。わかりにくい? 「近くアグノムたちが歯車を封印する」という噂を流し、ジュプトルを誘い出すことで、 ついにヨノワールはジュプトルを捕獲する。俺たちなんもすること無しかい! ジュプトルを連れ未来へ帰ろうとしていたまさにその時、 ヨノワールは主人公たちまでも時空ホールへと引きずり込んだ。急に拉致んな! ここで倉庫の中にオレンの実とかピーピーマックスがそれなりに無いと涙目になる。未来編突入 チャプター14 みらいせかいへ 気がつくと主人公たちは牢屋に入れられていた。 ヤミラミたちに処刑されそうになるが、ジュプトルのアドバイスで脱出に成功する。 岩が浮いてるぞ、いったい何が起きたのだろうか?ジュプトルによると未来はほしのていしが起きているとのこと。 あれ?ほしのていしはアンタを未来に帰したんだから阻止することができたんじゃないの? ヨノワールが自分達を処刑しにきて・・・わけわかんねえよ。パートナーはジュプトルを信じることができない上 ジュプトルは自分を信用していない奴を仲間にするつもりは無いんで置いて行かれてしまう。とりあえず進むか・・・ 389 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 16 02 43 ID CD17FHfD0 チャプター15 ほしのていしのしんじつ 何か手がかりを探すため、パートナーは主に滝らしき物(流れていないんで)に触れて 時空の叫びを発動させようとするが・・・発動しない。理由は結局ストーリーが進んでもわからずじまいだが 後で俺が適当にそれっぽく解釈しておく。そしてジュプトルのもとへ・・・ ジュプトルから未来の世界でなぜ星が停止しているのかについて、真実を聞く。 じげんのとうはディアルガが闇に染まりこのままじゃ破壊してほしのていしが起こるから 時の歯車をじげんのとうへ納める必要があること。またヨノワールは歴史改変を阻むため ディアルガが送った刺客であること…主人公たちは星の停止を防ぐ決心をした。 そして主人公の正体・・・それはジュプトルのパートナーである。ほしのていしを防ぐため共に過去へ行くことに その際に主人公は記憶を失い、ポケモンの姿になる。記憶があるまんまだったら主も捕まった上パートナーに会えないと とある理由によりじげんのとうへ行けないんでゲームオーバーでしたね。 そしてセレビィの力を借りて再び過去へと戻る。 チャプター16 よあけのおもい 起きたらそこは海岸、過去へ帰ってきたのである。これにて未来編終了 サメハダ岩にパートナーがとりあえず休めるところを作ったのでそこで寝ることに。 時空の叫びって未来じゃ時の歯車に関することしか起こらなかったんだって、何でだろうね。 例え記憶が無くても姿がポケモンでも主人公は主人公、ジュプトルは主人公を信じることに、 そして朝・・・パートナーとジュプトルは朝日を見つめる。未来では暗いまんま、何としても星の停止を守らなければ・・・ しかし過去では主人公たちは行方不明、ジュプトルは犯罪人。不用意には動けない。 そのためジュプトルと主人公たちは、他人に見つかる危険の少ないキザキのもりで1個目の歯車を回収する。 その一方で、じげんのとうがあると言われる、まぼろしのだいちも見つけ出さねばならない。 まぼろしのだいちの手がかりを探すため、主人公たちは意を決しギルドに帰ることにする。 390 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 17 14 52 ID CD17FHfD0 チャプター17 ギルドのなかまたち ギルドに戻ってきた主人公たちは、ギルドの皆に未来世界であったことを話した。 多少困惑していたものの、皆最後には話を信じてくれた。ペラップが一番最後に納得したが 「みんなを試した」とのこと、嘘だな。まぼろしのだいち探しにも協力してくれるそうだ。 ペラップが言うには、温泉にいるコータス長老なら何か知っているかもしれないとのこと。 主人公たちは、たきつぼのどうくつを経由し温泉に向かうことにした。 で、コータス長老に会ったわけだけど・・・長老は何か知っているぽいが思い出せない模様。ジジイだし 不思議な模様が手がかりってしか情報は得られなかった。 チャプター18 ラプラス 海岸へ行ったけどやっぱ手がかり無し。ラプラスが海岸を横切っているのを見ただけ。 パートナーの持っていた遺跡の欠片。それが、まぼろしのだいちへ行く為の『証』だった。 その上プクリンの証言により、欠片と似た模様がいそのどうくつにあると判明。 明日にはギルドで名を上げいそのどうくつに向かうことになった。 でも磯の洞窟にはペラップがやられたことがある強敵がいる模様。主パペラップでパーティを組むことに。 磯の洞窟中間部分でドグローズと会い、またも遺跡の欠片が盗まれることに。どこまで嫌な奴らなんだ。 しかし磯の洞窟最深部に行くと倒れたドグローズが。「強敵」にやられた様子、スカタンクはパートナーに遺跡の欠片を渡した。最後に強引にいい奴にするつもりだな。 そして例の強敵がいた場所へ、ペラップが以前あいつらがいた場所を思い出したものの手遅れ、二人の身代わりになって倒れる。 強敵とはカブトプスとオムスター×2だった。でもあんまし強くないんでボコる。 ペラップは以前、親方をかばうためにこいつらに倒されたようだ。最後に親方のおかげでやってきたジュプトルも来て、奥へ進むと・・・ そこには遺跡の欠片と同じ模様の壁が。遺跡の欠片を置くと共鳴して光り出しラプラスが来た。 彼は幻の大地へ導く者だと言う、ラプラスの背中に乗り幻の大地へ・・・ 391 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 23 13 22 ID CD17FHfD0 チャプター19 まぼろしのだいちへ 主達が幻の大地へ向かう頃ギルドへ戻る仲間達、以前カブトブス共の不意打ちに親方を守るためペラップが身代わりになったという。 その後カブトプス共は追い払ったがペラップを助けられず呆然としていた時ラプラスが現れペラップを助けたとのこと。 そしてラプラスは世界の平和を守るためあの不思議な模様について探求しないでくれとのこと。 ディアルガは時間を司るこの塔に色々な奴らが訪れるのを恐れたため、幻の大地を時の狭間に隠したのこと。 時と時のほんの隙間?わからねーよ。それはともかくプクリンは遺跡の模様と長老の話でラプラスのことを思い出しまた会うことに。 どうやら幻の大地へ行く者は遺跡の欠片が選ぶらしい。そいつの元へ未来人が来たのは偶然か必然か・・・ そして朝になり・・・時と時の狭間が見えたらしいぞ、よくわからんけど。音を出すの推奨だぜ!こっから良曲オンパレードです。 ラプラスの体が海から浮き・・・空を飛んだ!いや時の海を渡っているらしいけど空を飛んだぞ!そしてラピュタっぽいやつが見えるぞ! ラピュ・・・幻の大地に到着し奥へ進む。そして虹の石船のところへ、遺跡の欠片を填めると動くらしい。 遺跡の欠片を填めようとした所でヨノワール登場!またもや未来送りにされそうな所で反撃をすることに。 勝利!ヤミラミ共が未来へ返っていく。そしてヨノワールからとんでもない事を聞かされる。 歴史改変すると未来人が消滅する?まあちょっと考えればわかりますね。 だが時の動く世界のほうが幸せだろうし、元々主人公達もそれを覚悟の上で過去へ来たわけだ。仕方が無い。 でもパートナーはどうする?あいついい奴だけどヘタレだよな。主人公がいなくなれば独りぼっちだし・・・ パートナーが欠片を填めたとき、起きあがるヨノワール。ジュプトルは致命打を受け・・・ヨノワールを道連れに未来へ返ることに! さらばジュプトル!「別れは辛いが頼んだぞ」と言葉を残し未来へ去っていく・・・ 別れが辛いのは・・・ジュプトルと主人公のことではなくパートナーのことであろう。 しかしそんなことを告げた状態で最後の旅へ出られるのだろうか。 重い運命、それを話すこと無く戦うことに。行こう、なんとしても星の停止を止めるんだ! 392 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 23 38 53 ID CD17FHfD0 チャプターファイナル さいごのぼうけん 時限の塔へ着く主人公達、ここで最凶の敵ポリゴン一派が登場。 ポケモンショックで濡れ衣を着せられた恨みをぶつけるかのように放電ぶっぱしてくるぞ! しかし肝心のピカチュウにはあんまり効果が無かったり。 最上階へ着き時の歯車を収めるようとするとディアルガ登場、まだ闇に染まりきっていない。 塔も崩れかけてきてるんで倒すのは今しか無い!音入れろよ!絶対俺みたいに後悔するぞ!電車の中?知るか! ディアルガを倒し、今のうちに時の歯車を収めることに。歴史改変成功である。 時限の塔から帰ろうとするが、足が重い。そして体が光に包まれ・・・最期の時である。歴史が変わったんだから。 主人公がいたから強くなれた、ここまで来られた。想い虚しく光が激しくなり消滅。さらば、主人公。 帰ろう、それが主人公の最期の頼みだから。虹の石船に乗り・・・時限の塔が離れてく、主人公が遠くなっていく・・・ その事を街のみんなに話した、二度とこんな事が無いように。そして数日後の夕方・・・ 海岸へ向かうとクラブ達の泡が、久しぶりだな、いつ頃だろう・・・主人公に会った日だ。 思い出される冒険の日、勇気を与えてくれた主人公との毎日。でも今はいない。 大泣きするパートナーをなだめるビッパ、最後にいい仕事するなぁ。 そんな中・・・ディアルガの力によりパートナーとビッパの前に光の球が・・・ 【fin】 チャン、チャン♪というわけで終了です。個人的に最後復活しないほうが好きだけど それだとクリア後どうしようだしね。クリア後書くのどうしよう・・・蛇足感がするし そうそう、6章以降は5章まで書いてくれた人がいるなら書き直してください。多分あんたのほうが文作るの上手いんで 重要キャタクターの正体でもまとめてみる ・主人公 その正体はジュプトルの元パートナー、でも未来に人間がいる雰囲気無いぞっていうツッコミは禁止。前作のように何らかの形で未来のポケモン世界に召されそのまま過去に行ってしまったとかそんな感じだろう。 ・ジュプトル 星の停止を阻止する為に来た正義のドロボー。しかし世界の平和を守るため時の歯車を回収していると 犯罪者になるわ歴史改変させない為善人ぶりたっぷりで来たヨノワールが来るわと散々である。 今作で株が急上昇したポケモン。そのカッコよさ故2ちゃんや某動画サイトでは兄貴と呼ばれるほどである。 一番かわいそうなのがヨノワでもダークライでもなく人気的な意味でジュカインであることを忘れてはならない。本当に泥棒 マイナーチェンジ版「空の探検隊」で未来に帰った後の続きの話があるぞ! ・ヨノワール ディアルガの命令により歴史改変阻止の為に来た。悪役だが歴史改変すると未来のポケモン達が消えてしまうという 事情により完全に悪とは思えない、本当は優しいヨノワールさんが本当の性格なのかもしれないし。 「空の探検隊」でry 52 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/29(金) 23 58 32 ID X1A/occM0 ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊の既出部分の続き書いていいかな? といってもギルド卒業の話だけしか書けそうにないんだが…。 56 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2009/05/30(土) 01 44 06 ID Hjj0k6r70 というわけで本編終了直後のストーリーを。 クリア後シナリオ1:ギルド卒業 時限の塔の冒険から数ヵ月後…ポケダンズにギルドの卒業試験の話が来ました。 世界の危機を救ったポケダンズには試験を受ける資格があると認められたからです。 ただし、卒業試験は去年受けて不合格になったドゴームが震え上がるほど恐ろしいものなのだそうです。 その内容は「悪の大魔王が待つ『神秘の森』の奥まで行き、その先の『光の泉』にあるお宝を取って来る」というものです。 恐ろしい悪の大魔王…不安になったポケダンズはトレジャータウンの皆に悪の大魔王について聞いて回りますが、皆「そんなものは見た事ない」と言うばかりです。 話を聞いたうちの一組、ヒメグマとリングマもどうやら光の泉に用があるということなので、一緒に向かうことになりました。 神秘の森を突破し、あと少しで光の泉…と思った矢先、ポケダンズは落とし穴に落ちてしまいました。 落とし穴の中は真っ暗。「お前たちは包囲された」と語る悪の大魔王らしきポケモン。彼らに襲われかけたその瞬間、落とし穴の中が明るくなりました。 どうやら落とし穴に蓋をしていたビッパが「真っ暗じゃ何も見えないだろうから」と空気を読み(?)蓋を開けたようなのです。 そこにいたのは悪の大魔王(どう見てもプクリン)と、大魔王の手下(どう見てもギルドの兄弟子)たち。 さきほどプク…もとい悪の大魔王が言ったとおり、包囲された状況での戦いでしたが、何とか勝利を収めて、ポケダンズは落とし穴から脱出するのでした。 落とし穴を抜けた先では、なかなか来ないポケダンズをヒメグマたちが待っていました。 宝箱が落ちているのを見つけたヒメグマたちですが、「どうしてこんなところにあるのか、開けてもいいものなのかわからない」とのこと。 パートナーの提案で、主人公はその宝箱に触れてみることにしました。 久々に発動する時空の叫び…その内容は、宝箱を置いていったのはプクリンということ。つまり、これが卒業試験で取って来るべきお宝のようです。 「どうやら自分たちのものらしい」とヒメグマたちに告げて宝箱を開けると…セカイイチが転がり出てきました。 「お宝がセカイイチとは実にプクリンらしい」と心の中でつぶやいた主人公は、ヒメグマたちと光の泉へ足を進めるのでした。 57 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/30(土) 01 44 48 ID Hjj0k6r70 光の泉…本来はここで進化をすることができたらしいのですが、時が狂い始めたためかつい最近までできなくなっていたらしいのです。 ヒメグマたちがここへ来た目的は、ヒメグマの進化のため。 ポケダンズとリングマが見守る中、無事にヒメグマはリングマに進化するのでした。 「もしかしたら自分たちも進化できるのかも!」そう期待したパートナーも、進化を試みます。 しかし、泉から聞こえる声は進化できないと返すのでした。 声の主が言うところによると、パートナーには空間のゆがみが発生していて、それが進化を妨げている…そして主人公も同様であると。 未来世界に行ってきたことが原因なのでしょうか…とりあえずは進化を諦めてギルドに戻るポケダンズでした。 取って来たセカイイチをプクリンに渡し、卒業試験の結果を聞いてみます…もちろん合格です。 悪の大魔王たちを撃退したことをこちらが話す前にプクリンが知っていたのが何故かはわかりませんが、これで晴れてギルド卒業です。 「報酬金の天引きがなくなる」と喜んでいたパートナーですが、そうは行きませんでした。 「これはあくまでも『のれん分け』。そのため天引きされるのは変わらない」とペラップに言われるのでした。 ともかく、のれん分けの支度金をたっぷり貰い、ポケダンズはギルドからサメハダ岩へ引っ越すのでした。 58 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/30(土) 01 57 24 ID Hjj0k6r70 以上。 時・闇だとこの次のシナリオが「探検家ハッサム」 空だと「空の頂」という追加シナリオの後に時・闇と同じく「探検家ハッサム」になる。 …どっちもサクッとやりすぎて詳細忘れた…特に空の頂 orz とりあえず他に書けそうなクリア後シナリオが最後の1個以外ないので、これにて終了。 59 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/30(土) 05 40 27 ID 2KUQD2Af0 乙です んじゃあ ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊をリクエストします 時の探検隊・闇の探検隊で出てこない追加要素をお願いします 353 :ゲーム好き名無しさん:2011/05/07(土) 23 45 05.04 ID MYY+PTTx0 以前ポケダン空を書いたものですが、wiki収録有難うございました。 wikiの方を見てみた所、時闇のED後ストーリーが殆ど書かれてなかったので、 簡潔にまとめた物を書いてみようと思います。 空の頂を除けば時闇とED後のストーリーは共通なので。 354 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2011/05/08(日) 00 02 03.88 ID 5wGUgmAR0 ED後のシナリオは大きく分けて2つなので前編・後編に分けます ◆ED後シナリオ前編 ギルド卒業後(空だとここで空の頂が入る)、交差点で主人公達はバリヤードから吹雪の島と探検家ハッサムの話を聞く。 探検に向かい、吹雪の島の奥、クレバスの洞窟でユキメノコに氷漬けにされていたハッサムを救出。 シークレットランクを授与される。 その後、キマワリから閉ざされた海の話を聞く。そこで不思議なタマゴを見つけてサメハダ岩へ持ちかえる。 翌朝、タマゴからマナフィが孵る。赤子同然のマナフィを、主人公とパートナーは青いグミをあげたりして世話をする事に。 だがマナフィは体調を崩して倒れてしまう。ペラップからフィオネの雫の話を聞き、フィオネのいる奇跡の海へ。 無事雫を手に入れマナフィは回復するも、マナフィは本来海で育つポケモン。 ペラップのすすめで、泣く泣くマナフィを海へ返す。 マナフィが去ってから数日後、チャームズがギルドを訪ねてくる。 昔プクリンに預けたカギが、最近見つけた「番人の洞窟」に入るために必要になったらしい。 主人公達も探検に加わり、洞窟の謎を解いて番人レジギガスをチャームズと協力して倒す。 レジギガスを倒すと、隠されていた秘宝があらわになり、チャームズは次の探検へ旅立っていった。 355 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2011/05/08(日) 00 26 11.57 ID 5wGUgmAR0 ◆ED後シナリオ後編 番人の洞窟攻略後、主人公とパートナーは寝ている時夢の中でクレセリアというポケモンに、 主人公とパートナーの存在が空間の歪みを引き起こしていると告げられるようになる。 数日後、トレジャータウンのルリリが悪夢にうなされたまま目を覚まさなくなってしまう。 以前(チャプター3で)捕まえたスリープの助力を得るため、彼の籠っている修行の山へ。 スリープに協力を仰ぎ、ルリリの悪夢の中へ入る。 そこでクレセリアに出会い、このまま空間の歪みが広がれば、全てのポケモンが悪夢に包まれると告げられる。 クレセリアは主人公達を抹殺しようとするが、スリープの活躍で失敗に終わる。 夢の中での一件後、歪みの原因である自分たちは消えるべきなのかと悩む主人公達に追い打ちをかけるように伝説のポケモンパルキアが襲来。 聞く耳も持たず主人公達を空の裂け目に拉致し、消そうとする。戦いに勝つと、突然パルキアの動きが止まり、何者かの声に誘われパルキアの夢の中へ。 夢の中でも躍起になって襲いかかろうとするパルキアに加え、更にクレセリアまで登場。 クレセリアに消されそうになったその時、もう1匹クレセリアが現れ、主人公達を庇い反撃。 それによって、襲いかかってきたクレセリアは偽物で正体はダークライであった事が発覚。 計画を阻止されたダークライは闇の火口へと逃げ去り、主人公達もクレセリアと共に追う。 闇の火口の奥底でダークライを追いつめると、彼は主人公に悪夢を見せ、自分の側へ引き込もうとする。 しかし主人公に悪夢を破られると、逆上して配下と共に襲いかかる。 倒すとダークライは時空ホールを開いて逃げようとするが、事件の真相を知って駆けつけたパルキアにタイムスリップ中に攻撃され時空ホールごと消滅。 これで彼の野望は完全に潰えてめでたしめでたし。 この数日後、成長したマナフィが戻ってきて、更に数日経つと海のリゾートに行けるようになる。 356 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2011/05/08(日) 00 49 28.72 ID 5wGUgmAR0 355 で話は完結だけどちょこっと補足。 一連の事件の黒幕はダークライ。夢の中に出てきて主人公達を精神的に追い込んだ上抹殺しようとしたのは勿論の事、 時限の塔に細工して星の停止を引き起こそうとしたのも、空間の歪みを引き起こしたのも、 更にはタイムスリップ中の事故で主人公がポケモンになったのも全部こいつのせい。 ダークライの行動を時系列順にまとめるとこんな感じ。 時限の塔に細工をして星の停止を引き起こそうとする(本編開始前) ↓ 星の停止を阻止しに主人公とジュプトルが未来からやってくるのを察知、タイムスリップ中に攻撃(チャプター1) ↓ 主人公ポケモンになり記憶を失う(チャプター1)。記憶を失えば脅威にはならないとダークライ、主人公を放置 ↓ ダークライの予想に反し主人公とパートナー、時限の塔の修復に成功。星の停止を阻止(チャプター20) ↓ 計画を阻止されたダークライ、空間の歪みを広げるべく動き出す(ED後) 以上で終了
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ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 part56-204~208,210,211,213,214,241,242,246~250,254~255 204 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 17 25 17.21 ID yG3OsWkW0 宣言通りポケダン空を投下します。基本的に本編プレイ済みである事が前提なので一部そっちのネタバレを含みます。 本編のストーリーについては暫定wikiのポケダン時闇等を参照。 ストーリーは時闇と殆ど変わらないので、追加要素であるスペシャルエピソード(以下SE)1~5について記述。 以下各エピソードの主要登場人物 ■各エピソード主人公 ・ビッパ SE1の主人公。語尾に「ゲス」を付けて喋る。かなりドンくさい ・プクリン ギルドの頂点に立つ親方・・・なのだが、何を考えてるか分からない妖精の様なお方。 ただし実力は確か。SE2の主人公で、子供時代(ププリン)の話が描かれる。 ・キマワリ ギルドのメンバー。「きゃー」「ですわ」が口癖な姐さん。SE3の主人公。 ・チャームズ 強く!賢く!美しく!が信条のトレジャーハンター。メンバーはチャーレム、サーナイト、ミミロップで全員♀。 SE4の主役で、彼女たちがまだそれほど有名で無かった頃が描かれる。 ・ジュプトル SE5の主人公。本編の主人公の元相棒。星の停止を防ぐために過去の世界へ渡り、時の歯車を集めていた。 本編のチャプター19で主人公達に未来を託し、ヨノワールを道連れに未来世界へ帰って行った。 205 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 17 27 18.28 ID yG3OsWkW0 ■他の重要キャラクター ・ギルドのメンバー 【ペラップ、ディグダ、ダグトリオ、チリーン、ドゴーム、ヘイガニ、グレッグル】 それぞれ(中間管理職&情報屋、見張り番、掲示板更新、編成所、見張り番&目覚まし係、探検、トレード店) という役職についている ・アーマルド SE2に登場。引退した探検家だが、ププリン(プクリンの子供時代)と共に様々な場所を探検する。 ププリンのししょー ・チームMAD SE4に登場。マニューラ、アーボック、ドラピオンで構成された盗賊団。 ・ヨノワール SE5に登場。本編の途中までいい人を演じていたが、実は闇のディアルガの手先。 歴史改変を防ぐため主人公やジュプトルを消し去ろうとしたが、ジュプトルの捨て身の行動で計画は失敗に終わった。 ・闇のディアルガ SE5に登場。時が壊れた影響で心も体も闇に染まったディアルガのなれの果て。 ・セレビィ SE5に登場。ジュプトルの協力者で彼に想いを寄せている。通称デレビィ ・主人公 本編での主役。元人間だが名前以外の記憶を失いポケモンになってしまった。SEではほぼ空気。 ・パートナー 主人公の相棒。SEでは主人公同様(ry ※本編における主人公、パートナーの選ばれ方は時闇と変化なし。 但し候補にリオル、ゴマゾウ、コリンク、イーブイ、ロコンが追加、 代わりにゴンベ、ニャースがパートナー専用に 206 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 18 03 08.74 ID yG3OsWkW0 ■SpecialEpisode-1 ビッパのねがいごと 時系列としては主人公達がギルドに入ってくる以前の話。 故郷を旅立ち、ギルドのメンバーになったビッパ。 ギルドの一員として日々の修行に励むものの、ドンくさい彼はいつも失敗ばかりです。 そんな自分に悩んでいたある日、中間管理職のペラップからオレンの実の在庫調査を命じられる。 調査のためカクレオン商店に向かったビッパは、少しでも強くなりたいと、 旅立つ時母親から貰った7000ポケで技マシンを買おうとしますが、結局やめる。 調査の帰り道、怯えた様子で走ってきた通りすがりのユキカブリから突然紙切れを渡されます。 ユキカブリはそのまま走り去ってしまい、何だったのでゲスかね?と疑問に思うビッパ。 直後、いかにもDQNな風貌のタツベイとグライガーに絡まれます。 どうやら先ほどのユキカブリを探しているようだ。 ビビりながらもビッパがユキカブリが消えた方向を教えると、2匹は去って行きました。 ――時は経ちその日の夜中。ルームメイトのドゴームのいびきで目覚めるビッパ。これはいい安眠妨害。 今日一日の出来事を振り返り、ふとユキカブリから手渡された紙切れが気になったビッパ。 読んでみるとそれは何かの地図で、「星の洞窟」と呼ばれる場所に印がついているのでした。 207 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 18 48 11.15 ID yG3OsWkW0 次の日の朝。星の洞窟にはきっと何かある――そう踏んだビッパは、星の洞窟についてペラップに尋ねることに。 ペラップによると、星の洞窟はどこにあるのか誰も知らない。 しかし、言い伝えによれば洞窟の奥には幻のポケモン「ジラーチ」がいて、起こすと願いを叶えてくれるというのだ。 あくまで言い伝えだぞ、と念を押すペラップに対し、ビッパはニヤニヤが止まりません。 ジラーチに会えばあっしの夢――一流の探検家になるという夢が叶う。 しかも星の洞窟の在り処が記された地図は今あっしの手の中にあるんでゲス! 心の中で一人盛り上がるビッパに、突然ドゴームから「お客さんだ」と声がかかる。 ギルドの外で待っているとの事で、向かってみるとそこには昨日のユキカブリ。 彼は申し訳なさそうにビッパに申し出た。 「ボクといっしょに星の洞窟へ探検してくれないでしょうか?」 話を聞くと、昨日出会ったDQN―もといタツベイとグライガーは星の洞窟の在り処を示した地図を狙っていたらしい。 それでユキカブリは追われていて、やむを得ずビッパに地図を手渡した、というのだ。 依頼を引き受けたビッパは、お腹が痛いと嘘をつき、ギルドから休みを貰う事に成功。 ユキカブリと共に星の洞窟へ向かいます。 洞窟に生息するポケモンと、同行者ユキカブリの雪降らしで発生した霰に苦しみつつも、何とか洞窟の最奥部まで来た2匹。 が、その時。突然例のDQN2人組が登場。 「ど・・・どうしてお前たちがここにっ!?」 驚きを隠せないビッパ。その時後ろから声が。 「フン!ジラーチなんてハナからいねえんだよ」 声の主は何とユキカブリ。 彼らの正体は盗賊団アクトーズ。以前星の洞窟を訪れジラーチがいない事を知って腹が立っていた彼らは、 先日トレジャータウンで7000ポケを持っていたビッパに目を付け、金を奪おうと一芝居打ったのでした。 ユキカブリのあの臆病な態度は全てネコカブリ――ビッパは衝撃を隠せません。 金をよこせと脅迫するアクトーズに、勇気を振り絞って抵抗するビッパ。 しかし敵は3匹こっちは1匹。敵うはずもなく倒されてしまいます。 もはやこれまで、そう思われた瞬間、ギルドのメンバーが全員登場。 弟弟子が酷い目にあわされた事で怒りに燃えるメンバー達。 アクトーズは無謀にも戦いを挑むももの、相手はあのプクリンギルドの面々。 瞬く間にフルボッコにされてしまい、一目散に逃げ出すのでした。 208 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 19 28 46.18 ID yG3OsWkW0 自分を助けてくれたメンバーたちにお礼を言うビッパ。 ギルドの面々は明らかに怪しい態度のビッパを見て不審に思い、心配になってビッパの後をついてきたのでした。 が、ペラップだけは心配で来たという事を認めようとしません。 「ワタシは決してオマエの事が心配で・・・ついてこようと思ったわけじゃないからな!」 どう見てもツンデレな態度に、ギルドのメンバーは皆大笑い。 とにかく無事でよかった、というプクリンの言葉に思わず泣いてしまうビッパ。 皆に迷惑をかけてしまったと詫びるビッパに、メンバー達は声をかける。 「そんな事はない、お前はアクトーズに一人で立ち向かったじゃないか」 「失敗を気にしてるみたいだけど、皆色んな失敗を繰り返して強くなっていく。 そうして一人前になっていく。だから失敗は恥ずかしい事じゃない」と。 皆の言葉に、ビッパは失敗を恐れずに、あせらずゆっくりと頑張っていく事を誓います。 ここでドゴームが先ほどのアクトーズの事を話題に出します。あいつらもバカだよな、と。 星の洞窟やジラーチの話はでっち上げじゃないのかと尋ねるビッパをよそに、 プクリンが「たあーっ!」と叫ぶと、壁が崩れて奥に続く大きな穴が出現。 先に進もうと意気込むメンバーを、プクリンは止めます。 「この探検は元々ビッパのもので、この先はビッパ1匹で行くべきなんだよ」 他のメンバーも渋々納得し、皆の声援を受けてビッパは一人洞窟の奥地へ向かいます。 ・・・この後、ジラーチに会えば好物のセカイイチ食べ放題!なんて願い事も叶えてもらえると気付き、 洞窟の奥地へ進もうと必死に抵抗するプクリンを抑えるのにギルドの面々は苦労する羽目になったわけですが。 洞窟最深部にたどり着いたビッパの前に、ジラーチが姿を現します。 ただこのジラーチ、物凄く寝像が悪く、眠ったままビッパに攻撃を仕掛けてきます。 ビッパが辛くも勝利すると、ジラーチは目を覚まし、願い事を1つ叶えてあげると言う。 一流の探検家になるという夢を叶えてもらうためにここまで来たビッパですが、 それは努力して一生懸命頑張った末に掴むものだと気付き、 代わりにかわいい後輩が欲しいとジラーチに願い事する事に。 こうして無事星の洞窟の冒険を終えたビッパ。 それから暫くした後、主人公とパートナーがギルドに入り、ビッパは晴れて先輩となったのでした。 SpecialEpisode-1 おわり SE2に続きますが、また後で書きます。 210 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 23 21 45.70 ID RYZBwNRS0 ■SpecialEpisode-2 てんさいププリン ある日の夜、プクリンの頼みで皆の目を盗み夜な夜な倉庫からセカイイチを持ってきたペラップ。 その時プクリンが何かを床に落とす。虫タイプ専用のアイテム「まもりのオーブだった」。 落としたオーブを拾い、大事そうにするプクリン。このオーブこそ、彼が探検家を目指す事になった原点だった。 話は過去に遡る。プクリンがまだ子供でププリンだった頃、彼はとある草原で両親と共に楽しく暮らしていた。 ある日ププリンが友達のスボミー、ウパー、ムチュールと遊んでいる時、 いじめっ子のジュペッタとスコルピが乱入、ププリンが母親から貰ったグミを全部食べてしまう。 事の一部始終を見ていた友達3匹から相談を受けたププリンのママはその日の夜、息子の将来が心配とパパに相談を持ちかける。 明るい子だし、ああ見えても芯はしっかりしてるから大丈夫だろう、とパパ。 それに、ププリンは何か不思議な力――ただ強いだけでなく、皆が困った時に初めて発揮されるような、優しさに溢れた力を持っているのだという。 以前一緒に山登りをした帰り道、落石に遭い潰されそうになったその時、何故か岩が砕け散り、助かった。 何が起こったかは分からないが、その時助けてくれたのは間違いなくププリン――そう断言するパパ。 あの子を信じてあげようと言うパパの言葉に、ママも頷くのだった。 次の日、例のいじめっ子2匹が、アンコクの森へ探検に行くと言い出す。アンコクの森は恐ろしい怪物が出ると噂される場所。 ムチュール達が遠慮する中、ププリンだけは楽しそう。3匹でアンコクの森へ向かう。 そして森の最奥部。あれほど威勢の良かったいじめっ子達は、奥の洞窟から現れた怪物を見るや否や一目散に逃げ出した。 が、ププリンだけは全く動じなかった。それどころかここで何をしてるのと怪物に質問するほどである。 調子を狂わされた怪物――アーマルドはププリンの要求に折れ、住処の洞窟へ案内する。 アーマルドは引退した元探検家で、今はわけあってここに住んでいるのだと言う。 そして彼は一枚の地図を取り出す。長い間解読を試みても解けなかったという、地図に記された暗号。 それを何とププリンがあっさり解いてしまった。驚くアーマルドなどお構いなしに、探検に行こうとせがむププリン。 一度はためらうものの、結局はププリンの要求に折れ、次の日2匹は地図に記された場所へ。 探検の末にたどり着いたダンジョン「東の洞穴」の奥地で、2匹はいかにも仕掛けだらけの部屋に到達。 どのように仕掛けを解除して扉を開けるか悩むアーマルド。 そんな彼をよそに、ププリンは扉の前へ。たあーっ!と叫ぶと辺りはまばゆい光に包まれ、次の瞬間扉は破壊されていた。 何はともあれ無事に奥にあったお宝「まもりのオーブ」を手に入れる事に成功。 ププリンに無限の可能性を感じたアーマルドは、ププリン自身の頼みもあって、彼を弟子として迎える事にしました。 211 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/12(火) 00 49 41.44 ID sFGP/8He0 それからというもの、ププリンとアーマルドは探検に明け暮れる毎日。 朝起きてししょー(アーマルドの事)の家に行き、地図を広げて探検する場所を探す。 すぐさま探検に行き、絶妙?なコンビネーションでお宝をゲット!次々と探検を成功させていく。 そして、アーマルドが初めての探検で感じたププリンへの可能性はいつしか確信へと変わっていた。 あの坊主は間違いない・・・探検の天才だ、と。 そうして数カ月がたったある日、いつものようにお宝をゲットした、その帰り道。 ププリンとアーマルドは、次の探検を「財宝の岩場」に決定。明日また落ち合おう、といつものように別れた。 ププリンを見送り、自らも帰途につくアーマルド。だが、その様子を遠くから見ている1匹のポケモンに彼らが気づく事はなかった・・・ 次の日の朝、いつもの様にアーマルドの家へ出向き、財宝の岩場に向けて出発した2匹。 一方その頃ププリンの家。彼を訪ねてきたムチュール達から、ププリンが毎日アンコクの森へ行っているという噂を耳にするパパとママ。 その時偶然いじめっ子のジュペッタ達もやってきて、ププリンの目撃情報を口にする。 しかも、森の奥にいる凶悪そうな奴(アーマルド)と仲良くしていると言うのだ。 驚きを隠せないパパ達。そこに1匹のニドキングがやってきた。今の話を詳しく聞かせて欲しいと言う。 大きな爪、鎧の様な甲羅。その凶悪そうな奴の外見に、ニドキングは確信した。 そして自らを探検家と名乗り、その目的について話し始めるのだった。 場面は変わって、財宝の岩場最深部。ププリン達は火のついた4つの松明がある部屋にたどり着く。 炎を全て消せば扉が開く、そう踏んだアーマルドはみずでっぽうで炎を消す。 しかしそれは罠だった。床が抜け、落下する2匹。しかも落ちた先はモンスターハウス。 協力して何とか危機を乗り切った2匹はダンジョンの外へ。 2匹の目に映ったのは、遠くに見える遺跡の様なものだった。きっとお宝はそこにある。歩き出そうとしたその時。 「待てっ!」 声を聞いて振りかえると、そこには1匹のニドキング。 「とうとう追いつめたぞ・・・アーマルド!」 驚きを隠せないアーマルド。 その後ろからジバコイル保安官とコイル、プクリンの両親、友達までもが駆けつけてくる。 直後、彼らの口から発せられた衝撃の事実。アーマルドはお尋ね者――その言葉を幼いププリンは信じる事が出来ない。 アーマルドは実はBランクのお尋ね者で、全国に指名手配されていたのだ。 そして探検家であるニドキングは彼を追っていたというわけだ。 「違う!ししょーは悪者なんかじゃない!」 ププリンの涙ながらの訴えも虚しく、連行されるアーマルド。 アーマルドも抵抗する様子は見せなかった。悲しみのあまり、仕掛けを(無理矢理)突破した時の力を使おうとするププリン。 地面が揺れ、周囲に爆発が巻き起こる。その時、アーマルドがププリンを一喝した。 「やめるんだボウズ!ここでニドキング達を吹き飛ばして・・・お前まで悪者になってどうする!」 それでもアーマルドを信じて引き下がろうとしないププリン。そんな彼を見て、アーマルドはジバコイルに少し時間をくれと申し出る。 アーマルドはププリンに全てを話した。自分がお尋ね者である事、追っ手から逃れるために逃げ続けた事、 そして行き着いた先がアンコクの森で、捕まらない為に森に怪物がいると噂を流した事。 これらをもっと早く言いだせなかった事を謝罪し、お前は俺と違う、一緒にいてはいけないとププリンを説得する。 「ししょーがいなくなったらこれから僕はどうしたらいいの?」 悲しむププリンに、アーマルドは尋ねた。 そんなに探検が楽しかったのか?と。頷くププリン。 「だったら・・・いつか立派な探検家になってくれ。俺みたいな半端モノじゃなく、本当のな。 お前には才能がある。だからお前は立派な探検家を目指してくれ」 そう言って、アーマルドはジバコイルの元へ向かう。行かないでと泣きつくププリンに、彼は優しく声をかける。 お前と過ごした時間は俺も楽しかった。そしてお前のおかげで探検の楽しさに気付く事が出来た。 罪を償う事ができたらその時はまた、一緒に探検をしよう。 最後に彼は、ある物をププリンに託し、連行されていった。それこそが、2人が初めての探検で手に入れたまもりのオーブだった。 SpecialEpisode-2 おわり SE3に続きますが、少し日数空くかも。書き方こんな感じで大丈夫なんでしょうかね? 213 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/13(水) 02 27 53.91 ID TPHOryNd0 ■SpecialEpisode-3 ほんじつのきゃー 時系列としては、本編チャプター5で主人公とパートナーが滝の調査に行っている時。 ギルドメンバーの1匹、キマワリは他の弟子たちと共に修行に励んでいた。 修業は楽しいし、実力もかなりついてきた。皆との生活も楽しい。 そんな彼女には最近ある悩み事が。弟子の1匹、ドゴームとの事だ。 以前一緒に探検した時、彼の暴走に巻き込まれて全滅。それ以来すれ違いが続いているのだ。 ある時キマワリはペラップとプクリンに呼び出される。何でも、ジバコイル保安官からの依頼でお尋ね者を逮捕して欲しいというのだ。 お尋ね者の名は「不死身のゴースト」。文字通り不死身の体の持ち主で、何度倒しても起き上がると言う。 そのお尋ね者が「源泉の洞窟」に逃げ込んだらしい。その洞窟の下層部は溶岩が流れていて、 キマワリの苦手な炎ポケモンがいる可能性が高いとプクリンから忠告を受ける(実際は出現しません)。しかもゴーストは毒タイプも持っている。 でも他に手の空いてる者もいないし、断るわけにはいかない。キマワリは一人源泉の洞窟へ。 洞窟に入ったキマワリは洞窟の上層部で、ゴーストに追いつく。 襲いかかってくるゴーストだが、流石は実力派のキマワリ。タイプ相性を覆して勝利します。 しかし逮捕しようと近づいたその瞬間、突然まばゆい光が。眩しくて何も見えない。 光が消えた時、そこには先ほど倒したはずのゴーストが何事も無かったかの様に存在していた。 驚くキマワリをよそに、ゴーストは再び逃走してしまう。いずれ倒れるのは疲れ果てたお前の方だと言い残して。 何故ゴーストは不死身なのでしょう――悩みつつも、ゴーストを追いかけるキマワリ。 洞窟の下層部で再び追いつき、ゴーストを倒す。だが、結果は同じ。 眩しい光と共に、ゴーストは復活してしまう。雇っておいた2匹のマグマッグを彼女にけしかけゴーストはまたも逃走。 追いかけようとするキマワリだが、マグマッグの炎に追い詰められてしまう。助けて――思わずそう叫んだその時。 突然ドゴームが現れ、マグマッグを撃退。キマワリのピンチを救った。 「あんな奴らに遅れを取るなんてお前らしくないな。それ以前に随分ダメージを受けていたみたいだが。 その点ワシは今来たばかりで元気だがな!ガハハハハ!」とドゴーム。 だがキマワリは意地を張ってしまい、ドゴームと大ゲンカ。ドゴームは怒って帰ってしまう。 本当は嬉しかったのに。自らの行いを反省するキマワリ。 後悔し、ドゴームとのやり取りを思い返す彼女の脳裏に、あるヒントが閃く。 「随分とダメージを受けていた」「今来たばかりで元気だからな」 まさか――でもそれしかない。これで分かった気がする。ゴーストが不死身でいられる、そのカラクリが。 214 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/13(水) 02 51 34.28 ID TPHOryNd0 源泉の洞窟最深部。ついにゴーストを追いつめたキマワリ。 それでもなお余裕の表情のゴーストにキマワリは言い放つ。 「貴方達が1匹で無い事はもうわかっていますわ!出てきなさい!残りの方々!」 その言葉とともに勢いよく放たれたはっぱカッターがゴーストに命中すると、その陰から2匹のゴーストが飛び出した。 実はゴーストは3匹だったのだ。光で相手の目をくらましているその隙に、1匹が倒れた仲間を隠し、もう1匹が入れ替わる。 これが不死身のゴーストのカラクリだった。こうやって今まで追跡を逃れてきたのだ。 「秘密を知られた以上タダで返すわけにはいかねえなぁ!」 ゴーストが言うと、突然辺りが激しく揺れだした。 そして噴き出す大量の溶岩。源泉の洞窟最深部には溶岩が流れている。 ゴースト達はこうなる事も考えてこの場所に逃げ込んだのだ。 またもやピンチのキマワリ。しかし、とっさの所で怒って帰ったはずのドゴームが助けに入る。 「ど、どうして!?」驚くキマワリ。だが、今はそんな状況ではない。 ドゴームと協力して、キマワリはついにゴースト達を打ち倒した。 ギルドへ戻ってゴースト達を引き渡すと、ジバコイルも不死身のカラクリにはチョービックリ! 無事依頼を解決したキマワリですが、ふと見渡すとドゴームの姿がありません。 ペラップに聞くと、見張り番をサボった罰としてリンゴの森にセカイイチを取らせにいったとの事。 ドゴームはそうまでして、キマワリを助けにかけつけてくれたのだ。 その日の夜、日記をつけながらキマワリは思います。 ドゴームに謝ろう。そして助けに来てくれたあの時言えなかった言葉を言おう。ありがとう、と。 SpecialEpisode-3 おわり SE4に続きます 241 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/15(金) 22 44 11.33 ID C1zsM5u80 日数が空きましたが、SE4を投下します。 ■SpecialEpisode-4 チャームズさんじょう! つよく!かしこく!うつくしく!狙ったお宝は逃がさない。 ポケモン達にも絶大な人気を誇るトレジャーハンター「チャームズ」。 そんな彼女たちがまだそれほど有名ではなかった時のお話。 ある遺跡で見事にお宝をゲットしたチャームズの3匹。 彼女たちの次なる目的は、巨大岩石群に眠ると言われるお宝。 それを求めてとあるジャングルに到達。ここを抜ければ巨大岩石群は目の前。 その時、通りかかったジャングルに住むキレイハナから、お宝は諦めた方がいいと忠告を受けてしまう。 何せそのお宝は誰も発見できていないし、あるかどうかすら怪しいらしい。 でも諦める彼女たちではありません。ジャングルを進み、出口に向けて出発。 ジャングルを抜けると、空腹行き倒れになっているプクリンと遭遇。チャーレムとミミロップがセカイイチをあげると、プクリンは復活。 話を聞くと、散歩をしていた時、何者かに食料を奪われてしまい、行き倒れていたらしい。 プクリンのマイペースっぷりに少し呆れつつも、彼と別れて巨大岩石群へ。 目的地に着くと、そこにはお宝を求めてやってきた沢山の探検家が。皆宝を見つけようと張り切るものの、まだ誰も見つけてないとの事。 どうやら巨大岩石群は複雑な迷路になっている上、途中からは先に進んでも元来た道に戻されてしまうらしい。 と、そこに悪名高き盗賊団、チームMADが登場。MADの登場に、チャームズ以外は恐れをなして逃走。 「姉ちゃん達度胸あるな。カワイイし、特別に俺たちの仲間にしてやってもいいぜ?」 とアーボックとドラピオン。 勿論キッパリ断るミミロップ、チャーレム、サーナイト。 激昂して襲いかかってくる男どもを軽くいなし、あら?意外と弱いのね、と余裕の表情。 これによって更に怒りが増す男ども。ここでリーダーのマニューラが彼らを一喝。 我がMADを敵に回した事を忘れるなと言い残し、巨大岩石群の中へ去っていきます。 先を越されるわけにはいかないと、後を追おうとしたチャームズの前に、先ほど逃げた連中のなかにいた、1匹のオタチが。 以前仲間がMADに襲われ、仲間たちはそれ以来怖くて探検ができなくなってしまった、だからMADを懲らしめて欲しいと言うのです。 その話に怒りを覚えた彼女たちは、MADと会ったら必ず成敗すると約束して、巨大岩石群へ進みます。 242 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/15(金) 23 13 09.13 ID C1zsM5u80 巨大岩石群の途中で、そこを縄張りにしているボスゴドラとコドラ達から一方的に襲撃を受けるチャームズ。 でもチャーレムとミミロップの格闘技の敵ではありません。売られたケンカを買い、あっさり撃退します。 巨大岩石群の奥地にたどり着くと、左右の分かれ道が。とりあえず右へ進んでみる事に。 しかし、何故か元来た場所へ戻されてしまいます。左の道へ進んでも結果は同じでした。 これこそが先ほどの探検家たちが言っていた謎らしい。 悩むチャームズの前に、再びプクリンが登場。転がるセカイイチを追いかけていたらここに着いたそうです。 彼女たちから事情を聞いたプクリンは、道は目に見えるものだけとは限らない、といいます。 その時彼の頭から転がり落ちたセカイイチが分かれ道の間の壁に消えてしまう。あわてて追いかけるプクリンも壁の中へ。 驚くチャームズですが、同じように壁の中に進むと、奥には巨大な鍾乳洞が。 この先にきっとお宝がある――彼女たちは鍾乳洞の奥へ。そしてついに最深部に到着。 大きな宝箱が置いてあります。しかし、開けると中身は空っぽ。 そこにMADがやってきて、空っぽの宝箱を見るやいなや、チャームズ達が宝を奪ったと思って襲ってきます。 チャームズにとってもオタチとの約束を守る絶好の機会。バトル勃発です。 アーボックとドラピオンはともかく、リーダーで紅一点のマニューラはかなりの実力者。 お互い一歩も引きません。しかし、突然プクリンがやってきて仲裁に入ります。 プクリンが言うには、チャームズとMADが戦うよう仕組んだ者がいるらしい。 そう言って、奥の宝箱の元へ進むプクリン。 「今までの話、聞いてたんでしょ?ほんとはどうなの?教えてよ?」 彼が宝箱に話しかけると、箱が突然姿を変え、メタモンになってしまいました。 観念したのか、奥にある空洞へチャームズ達を案内するメタモン。 そこにあったものは、何と、時の歯車でした。時の歯車は各地の時を司る秘法。 奪われてしまっては大変な事になります。これを奪われない様に、メタモンはチャームズとMADが同士討ちするよう仕向けたのでした。 チャームズがジャングルで会ったキレイハナも、巨大岩石群で会ったオタチもメタモンが変身した姿だったのです。 時の歯車を目にしたMADは、「時の歯車とあっちゃ奪うわけにはいかない。悪党にもそれなりの良識がある」 そう言い残して去って行きました。チャームズとプクリンも、ここで見た事を誰にも口外しないと約束し、鍾乳洞を後にします。 外へ出て、プクリンの活躍を褒めるチャームズ。 私達と一緒に探検しない?と、セカイイチでプクリンを釣ります。 こうしてチャームズとプクリンは暫く行動を共にする事になるのでした。 SE5に続く かなりgdgdになってしまった・・・ 246 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/16(土) 23 46 14.50 ID pBuL9QAJ0 ■SpecialEpisode-5 あんこくのみらいで 星の未来を主人公とパートナーに託し、闇のディアルガの腹心、ヨノワールを道連れに時空ホールへ飛び込んだジュプトル。 未来世界へ帰ってきた彼が目覚めた時に見たものは、自分のそばで倒れているヨノワールと、暗い空。 歴史改変の影響が未来世界に及ぶまでには時間がかかるのかもしれない。 そう考えたジュプトルは、時間稼ぎのために、時限の塔にいるはずの闇のディアルガを直接叩く決心をする。 その時、ヨノワールの部下、ヤミラミに姿を見られてしまい、先を急ぐジュプトル。しかし、過去の世界でヨノワールと戦った傷が響く。 枯渇の谷を抜けた所で、彼はヨノワールとヤミラミに追いつかれてしまう。絶体絶命のピンチ。 しかし、ここで予想外の出来事が起こる。ヤミラミ達が、ジュプトルだけでなく、上司のヨノワールにも襲いかかったのだ。 困惑しつつも、ジュプトルとヨノワールは襲いかかってくるヤミラミ達を撃退。ヤミラミ達は逃走する。 「ヤミラミ達は何故私を・・・」 困惑するヨノワール。ヤミラミは自分と闇のディアルガの命令には絶対に従う。 自分を襲うなど有り得ないというのだ。 「だったら闇のディアルガが命令したんじゃないのか?」 ジュプトルはヨノワールに言い放つ。 ヨノワールは過去の世界で自分と主人公、パートナーを消す事に失敗している。闇のディアルガが見捨てるのもおかしくはない。 これがジュプトルの考えだ。先を急ごうとするジュプトルに、ヨノワールが驚くべき事を申し出る。 「ひとまず休戦だ。・・・とりあえずは私と一緒に行かないか?」 当然警戒するジュプトル。ヨノワールには言い分があった。 用心深いお前に今の私が襲いかかったとしても通用しないだろう。それに暗黒の影響で凶暴化したポケモン達を相手にするなら、2人の方がメリットがある、と。 そして何よりヨノワールには知りたい事があった。ヤミラミ達が自分を襲ってきた理由だ。 ジュプトルは渋々この提案を受け入れる事に。二人揃って時限の塔へ出発。 その途中、1匹のヤミラミと出くわす。ジュプトルと怒りをあらわにしたヨノワールが問い詰めると、 ヤミラミは、ヨノワールを襲ったのはヨノワールに代わる、闇のディアルガの新たな腹心の命令だと白状する。 しかし、新たな腹心が誰かという事までは教えてもらえず、逃げられてしまった。 闇のディアルガに見捨てられた――その現実にショックを受けるヨノワール。 だが、ジュプトルはそんな彼などどうでもよく、新たな腹心の正体が気になっていた。 それぞれの目的のため、2人は時限の塔へ向かって再び歩き出した。 247 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 00 41 06.21 ID IAKYUsAX0 そしてついに時限の塔最上部にたどり着いた二人。しかし、塔はもぬけの殻だった。 ヤミラミの話では、闇のディアルガは新たな腹心を過去に送るという事だった。しかし、時を司るディアルガといえど、それには膨大なパワーを要する。 そのために時限の塔でじっと動かずエネルギーを蓄えているはずだった。だが、予想は外れた。 ヨノワールは、その推論は正しいが、タイムスリップさせるだけなら他に方法があるという。 それは、一度未来世界へ連れてこられたジュプトル達が過去へ戻るために使った、時の回廊だった。 時の回廊を渡るには、セレビィの力が必要であり、実際彼らは彼女の力を借りて時の回廊から過去の世界へ戻った。 闇のディアルガがセレビィをとらえるために時限の塔から動いた――おそらくそれで間違いはない。 いくらセレビィでも、闇のディアルガや、例の新しい腹心を相手にする場合、無事は保証できない。 ジュプトルとヨノワールは、ジュプトルがいつもセレビィと会っていた黒の森へ向かう。 セレビィの無事を願いつつ森の奥地へ辿り着くも、既に彼女はいなかった。それどころか、ヤミラミ達が襲いかかってきたのだ。 彼らを撃退し問い詰めると、闇のディアルガはセレビィを追って氷塊の島へ渡ったという。 そのためには空間の岸壁に向かい、ポリゴン達に島へ転送してもらう必要があるらしい。 岸壁につくと、ポリゴン達はヨノワールの命令で二人を氷塊の島へ転送した。 氷塊の島は文字通り氷で覆われた極寒の地。しかし、星の停止の影響で今は吹雪さえも止まっている。 島に着いてからすぐに、そこを住処とするユキワラシ達にイタズラされるジュプトル。 それに起こる彼を見て、ヨノワールは思うのだった。アイツ――案外お人よしな所があるんだなと。 ディアルガとセレビィを追って先に進む二人だったが、頂上に着いた所で、空中で停止していた氷塊が突然落下。 ジュプトルが下敷きになりそうになったその時、ヨノワールが身を呈して彼をかばった。深手を負ったヨノワール。 更に最悪な事に、オニゴーリとマンムーから襲撃を受けてしまう。草タイプのジュプトルは氷タイプに弱い。 しかもヨノワールは深手を負っている。この最悪の状況を、彼らは協力して何とか切り抜けた。 ヨノワールの傷を回復するため、偶然見つけた氷の裂け目に避難する事に。 「しかし、あの時・・・氷の塊が俺の頭上に落ちてきた時、まさかお前が俺をかばうとはな」とジュプトル。 その言葉に、ヨノワールはそっけない返事を返す。ヨノワールの傷も大分癒え、出発しようとしたその時、ヨノワールがジュプトルに尋ねた。 歴史を改変すれば消えてしまうのに、お前はなぜそこまで頑張れるのだと。 ジュプトルは答える。生きている時にどれだけ輝けるのかが大事なのだ。その生き方はきっと未来に受け継がれ、 魂は生き続けるのだと。これまでの旅で宿敵ジュプトルの事を少しずつ理解し始めていたヨノワールは、 その答えに思わず心を揺さぶられるのだった。そして二人は再度旅立つ。 248 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 01 54 08.35 ID IAKYUsAX0 氷柱の森の入口についたジュプトルとヨノワールは、先程とは別のユキワラシに遭遇。 話を聞くと、前にここをヤミラミ達が通ったという。その中にはピンク色の綺麗なポケモンもいたらしい。 間違いない、セレビィだ。そう確信したジュプトル達は氷柱の森の奥へ足を進める。 そして森の奥地。そびえ立つ巨大な4本の柱の向こう側。そこにセレビィはいた。だが、彼女は金縛りに遭ったかの様に動かない。 セレビィを縛り付けていたのは、以前未来世界で戦ったミカルゲだった。ジュプトルはその時、ミカルゲに体を乗っ取られてしまったのだ。 おそらく今回も同じような状況なのだろう。激しい怒りを覚えたその時、ジュプトルは本能で危険を感じ取った。 体中の神経が逆立つような感覚。その時、ミカルゲに動きを封じられていたセレビィの意識が戻った。 セレビィを助けようと、ミカルゲに歩み寄るジュプトルに気付くと、彼女は叫んだ。 「こ、こっちに来ちゃだめ!」 次の瞬間、巨大の4本の柱の先から突然電撃が発生し、ジュプトルを襲った。苦しむジュプトル。しかも、なんだか力が抜けていく。 そんなジュプトルを見て、不敵に笑うヨノワール。更にヤミラミ達も現れた。そう、これはヨノワールが仕組んだ罠だったのだ。 実はディアルガの新しい腹心などはじめから存在しなかった。ヤミラミにヨノワールが襲われたのも、彼の策略の内だったのだ。 彼はジュプトルが目覚める前に計画をヤミラミ達に伝え、気絶したふりをしていたのだ。 更に、ここ氷柱の森の氷の柱から発生する電撃を浴びると魂を抜かれてしまう。 ヨノワールの目的は、ジュプトルの魂を抜き、抜け殻となったその体にヨノワールが憑依し、 その体で過去へ戻って主人公達を騙し、消し去ることだった。新たな刺客とは、いうなればジュプトルの事だったのだ。 高笑いをあげるヨノワール。放電が勢いを増す。卑怯者!と抗議するセレビィをも嘲笑うヨノワール。 「最後の最後でお前たちは負けたのだ!この私を信じたばっかりにな!」 勝ち誇ったヨノワールに対し、ジュプトルが口を開く。 俺はお前を信じている。お前にも本当は分かっているはずだ、俺たちは通じ合う瞬間があったはずだと。 否定するヨノワールだが、ジュプトルから、一緒に旅をするうちにお前から憎しみが消えていくのを感じたと告げられ、うろたえる。 しかし、ジュプトルは旅の中で確かに感じ取っていた。ヨノワールの信頼の心を。輝ける魂を。だからこそ、彼を信じていいと思ったのだ。 「闇のディアルガに忠誠を誓い、この暗黒世界で生きながらえる事がお前の幸せなのか!?生きる意味を・・・生きている意味を考えてくれ!ヨノワール!」 ヨノワールの脳裏に、ジュプトルが言ったあの言葉が蘇る。例え消滅しても、魂は生き続ける――その言葉に、苦悩するヨノワール。 彼にもきちんと刻まれていたのだ。ジュプトルの生きざまが。ヤミラミ達も、ジュプトルの言葉に戸惑っている。 そして放電が激しさを増し、魂が抜き取られる――その瞬間、ヨノワールがジュプトルを救った。 驚きを隠せないセレビィ達。だがその時、突然闇のディアルガが襲来。裏切り者のヨノワールを容赦なく攻撃し始める。 ヨノワールを守ろうとしたヤミラミ達も、ディアルガに一掃されてしまう。ジュプトルは助けようとするが、体が言う事を聞かない。 逃げ出したミカルゲから解放されたセレビィがディアルガに攻撃しようとしたその時、ついに止まっていた時が動き出した。 それは、過去の世界で主人公とパートナーが時限の塔を修復し、星の停止を食い止める事に成功したことを意味する。 歴史改変が始まり、その影響で暴走する闇のディアルガ。そして彼は強烈な輝きと共にどこかへと姿を消した。 受けたダメージは大きかったものの、何とか体制を整えたジュプトル達。 彼らはヤミラミ達の目撃証言をもとに、ディアルガが向かったとされる大氷山にやってきた。 ここで、大氷山の頂上には時の回廊があるとセレビィから告げられる。 万が一時の回廊が破壊されてしまった場合、この世界だけでなく、過去や未来も危ない。 ディアルガを止めるために、ジュプトル、ヨノワール、セレビィは頂上へと向かうのだった。 ・・・そしてセレビィはジュプトルと一緒に行動出来て少し嬉しそうだ。 249 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 02 42 13.86 ID IAKYUsAX0 大氷山の頂上。やはりそこに闇のディアルガはいた。歴史改変の影響で苦しんでいるようだ。体から消滅光が発せられている。 歴史改変による、この世界の消滅が近づいている証拠だ。その前に時の回廊を破壊されるわけにはいかない。 「俺たちの戦いもこれが最後だッ!」ジュプトルが叫ぶ。 「・・・○○。←ここに主人公とパートナーの名前が入ります 頼む!力を!俺たちに最後の力をッ!行くぞッ!」 壮絶な戦いの末、闇のディアルガが轟音をあげてその場に崩れ落ちた。そして、消滅光と共に消えていく。 ジュプトル達の消滅光も輝きを増していく。体が、重い。まず初めに光が強くなったのはヨノワールだった。 彼はジュプトルに尋ねた。私の魂は輝いていたかと。ヨノワールの問いに、ジュプトルは答えた。 「ああ、とびっきりな」 その言葉に安心したのか、ヨノワールはありがとう、もう悔いはないと言い残し、消えていった。 そしてジュプトルとセレビィの消滅光も輝きを増し始めた。残された時が後わずかと悟ったジュプトルは重い体を引きずり、セレビィのもとへ。小さな体を抱き抱えた。 その時だった。朝日が昇り、辺り一帯を照らし始めた。時が止まり、常に暗黒だったこの世界に、ついに朝日が昇ったのだ。 「セレビィ・・・見えるか?朝日だ」 朝日の方向を向くジュプトル。 セレビィは暗黒の世界で育ったため、太陽を見た事が無かったのだ。 生まれて初めて太陽の美しさ、暖かさを知り、セレビィは涙する。 「最後に・・・一緒に見れて・・・ほんとよかった・・・生まれてきて・・・本当によかった・・・」 セレビィの言葉に、ジュプトルも頷く。消滅光が更に激しさを増す。 「さようなら・・・ジュプトルさん・・・わたし・・・わたし・・・」 それ以上はもう言葉にすらならない。だが、セレビィの口の動きからジュプトルははっきりと感じ取った。 (わたし・・・しあわせよ・・・) そして、時は完全に動き出し、眩い光と共に体が消えていくのをジュプトルは感じていた。 250 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 03 05 07.34 ID IAKYUsAX0 歴史が修正され、本来の状態に戻った未来世界。時が動き、風が吹き、空には朝日が輝いている。 そして気がつくと、ジュプトル達は何故か大氷山の頂上にいた。 歴史が変わったのに、消えていない事に驚くジュプトル達。だが、これは喜ばしい事だ。消えずに済んだのだから。 まるで奇跡のようだと呟くヨノワール。その時、誰かの声が聞こえた。 「いや、奇跡ではない」 声の主はディアルガだった。ただし、闇のディアルガではなく、正気を取り戻した本来のディアルガ。 闇にのまれていたとはいえ、大変な事をした。その責任は私にあると詫びるディアルガ。 そのディアルガに、ジュプトルが尋ねる。自分たちが消えずに済んだのはお前の力なのかと。 ディアルガは答える。世界の消滅を止めるほどの力は無い。しかし、私よりももっと上の存在・・・その力なら可能だと。 そして彼は自分を闇から救ってくれたジュプトル達、 また、どこかで歴史改変を食い止めてくれた者達(主人公とパートナーの事)に対し、心から礼を言うのだった。 その言葉を聞いて、ジュプトルは確信する。自分たちが消えずに生きている以上、 同じく消えてしまう運命にあった過去の世界の主人公もきっと無事なのだと。 ジュプトルは心の中で、過去の世界にいるであろう、主人公とパートナーに叫ぶのだった。 俺たちは生きている! SE5 おわり 254 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 22 08 36.67 ID +7iiQ8wF0 ポケダン空のSE5に関してちょっと補足。 歴史改変によって消える運命だったはずの未来世界が消滅せずに残った理由だけど、ディアルガのセリフにヒントがある。 ディアルガより上の存在というのはおそらくアルセウスの事。 一度は消滅してしまった未来世界をアルセウスが復活させた事で並行世界として存続する事ができた、っていうのが妥当な線。 それとすっかり忘れてたんだけど、空の探検隊にはもう1つ追加エピソードあったので投下しておきます。 255 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 22 48 38.57 ID +7iiQ8wF0 ■ED後追加エピソード そらのいただき ギルド卒業から暫く経ったある日。パッチールのドリンクスタンドに立ち寄った主人公とパートナーは、 パッチールから、彼の事業「プロジェクトP」の一環として天高くそびえる山「空の頂」へのルートが発見されたと報告を受ける。 しかも、この山にはどんな宝にも勝る秘宝が眠っているとのこと。 未知のダンジョンと秘宝への期待から、主人公達もカフェのメンバーと一緒に空の頂を目指す事に。 空の頂のふもとにあるシェイミの里で幻のポケモン、シェイミにガイドを頼み、登山開始。 途中トラブルが原因でマスキッパ達に絡まれて、チームフロンティア(ゴーリキー♂、キノガッサ♂、クチート♀の探検隊)と共闘したり、 そのトラブルを作った原因で、7合目で倒れていたニューラを助けたりしながらついに頂上へ。 しかし、頂上は酷く荒れ果て、汚れていた。汚れの元凶、ベトベターとベトベトンを、主人公達はフロンティアと共闘の末退治。 荒れ果てた土地をシェイミがシードフレアで浄化すると、頂上は本来の姿を取り戻した。 そこには、一面に咲き誇るグラシデアの花が。秘宝とは、山頂から見える景色そのものだったのだ。 頂上の景色を堪能した主人公達は、スカイフォルムにフォルムチェンジしたシェイミにつかまってふもとへ降りた。 そして、シェイミに精一杯のお礼をしてトレジャータウンに帰るのだった。 以上で空の探検隊の追加エピソードは全て投下完了です
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ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 part33-252~254,266,287、part34-112、part44-386~392,400、part46-56~57 part56-353~356 252 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/29(土) 12 38 48 ID vHMRpTgB0 241 頼まれたのでボチボチ書いてみる。 ・主人公 「元は人間だったが、何故かポケモンになってしまった」・・・という、 かつて人間だっとこと以外の記憶は全て失ってしまったプレイヤー。 なぜ記憶が無いのか、何故ポケモンになったのか? その謎と原因を探るべく、 成り行きで「探検隊:プクリンのギルド」に身を寄せ、情報を集めることに。 ポケダン世界の中ではかなり頭のキレるほうで、妙に冷静で独り言が多い。 ・パートナー 「プクリンのギルド」への入門志願をしてこの地に来た、内気な子。 海岸で行き倒れている主人公を見つけ、探検隊への入団に誘う。 不思議な模様をした石「いせきのかけら」を大切に持っており、 探検隊に入って活躍したあかつきに、この石のナゾを解くことが夢。 かなりのヘタレで、状況判断が上手くできない子 ■ギルドの仲間達 ・プクリン ギルドの頂点に立つ元締め。なのだが、常に性格がお花畑な電波さん。口調は ユルいが実力は確からしく、機嫌を損ねたりすると・・・ 「セカイイチ」というリンゴが好物。 ・ペラップ 何を考えてるのかよく分からない親方プクリンとの意思疎通を図り、部下への指令や 分け前の分配を行うギルドの頭脳にして親方の一番弟子。口うるさいが気苦労も多い中間管理職。 ・その他のメンバー 【ディグダ、ダグトリオ、キマワリ、チリーン、ドゴーム、ヘイガニ、グレッグル、ビッパ】 それぞれ【見張り番、掲示板更新、探検専門、仲間編成所 食事係、見張り番警報 目覚まし係、 探検専門、トレード店、見習い】。ほぼ全員が何らかの役職に就いて、親方の下で働いている。 ■他の重要キャラクター ・ドクローズ スカタンク、ズバット、ドガースの3匹組の探検隊。他の探検隊に取り入りつつ、手柄を横から かすめ盗るなどの卑怯な仕事をなりわいとしているが、表向きにはネコかぶっており、明らかに 態度は悪いもののボロは出さない。冒頭で主人公らと因縁ができ、プクリンのギルドに入ってくる。 ・ジュプトル 最近になって世間を騒がせている盗賊。 悪党ですら手出しをこまねく、ある秘宝ばかりを狙っている。 ・ヨノワール 最近になって彗星の如く現れた凄腕探検家。知識が非常に豊富で、皆からも尊敬されている。 盗賊ジュプトルや主人公について、何か知っていることがあるようだが・・・? ※今回も前作同様、主人公はゲーム開始冒頭の「性格診断(3択に答えていく)」により選ばれる。 候補は本家作品の基本属性御三家12種+ピカチュウ・ニャース・エネコ・ゴンベ の計16種類。 パートナーは、主人公と同じタイプ以外のポケモンから、自由に1体選ぶことができる。 253 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/29(土) 13 50 07 ID vHMRpTgB0 このゲーム、前作よりストーリーが1,5倍くらい長いので、物語が 「チャプター1~20」に分けられています。書くのが面倒なのでここでは「○章」に統一。 ●チャプター1:あらしのうみで 冒頭早々、嵐と雷鳴の中、離されぬよう必死で手を取り合う2人組の会話。 「絶対に離すんじゃないぞ!」「頑張れ! あともう少し、もう少しで・・・!」 「だ、ダメだ、もう・・・」 (大きな一撃) 「う、うわあああああああ!!! ―・・・」 場面は変わり、「プクリンのギルド」の正面に立つパートナーの姿。 「何をとどまってるんだ自分、ギルドに入って、この石のナゾを解き明かすのが夢なんだろ?」 「今日こそ勇気を出して、ギルドに入門するんだ・・・!」 一歩踏み出す。 「しんにゅうしゃ! しんにゅうしゃ! けいこく! 足型は○○(ポケモン名)!!」 「わわわあああっ!!?」突然の、何処から発せられたかも分からない声にビックリして パートナーは一目散に逃げ出してしまった。 「―なんて意気地なしなんだろうorz、自分って。」 夕暮れ時、お気に入りの場所である海岸にたたずむセンチな気分のパートナー。クラブ達の吐いた 泡シャボンに夕陽がキラキラと反射して美しい。空にはペリッパーの群れ、そして海岸には行き倒れが 「・・・って、ええっ!?」ポケモンが海岸に倒れているのに気づいたパートナー。 介抱して気がついたようなので安心したが、気づいたとたんに「ポケモンが何でしゃべってるの!?」 「自分は元人間」などとワケの分からないことを言う行き倒れ。「落ち着いてよ、キミだってどう見てもポケモンだよ?」 海面に映った自分の姿を見て衝撃を受けた様子の行き倒れ。・・・これが主人公である。 ここで唐突に、パートナーに体当たりをかますポケモンが1体、そのスキにパートナーの宝物を盗むポケモンが1体。 ※「へへっ、プクリンのギルドの前でお前さんを見かけたが、珍しい石を持っていたようじゃねぇか。」 ※「これはきっとお宝か何かのカギに違いないぜ!! ・・・オイ、取り返しに来んのか? ずいぶん臆病な奴だなあ!」 後にドクローズのメンバーと分かる、ズバットとドガースである。 パ「か、返してよ・・・!ボクの宝物なんだ!」 「安心しな、これはオレ様たちがちゃ~んと使い道を見つけてやるからよ! もし分からなかったら売っ払うだけさ」 「どうせお前みたいな口だけの弱っちい奴が持ってたってムダさ! じゃあな、ヨワムシくん♪」 2体は「かいがんのどうくつ」の方向へと去っていった。 パ「名前、主人公・・・って言ったよね!? お願い!! 初対面でなんだけど、アレ、ボクの宝物なんだ!! ボクと一緒に取り返すの手伝ってくれない? ムチャな頼みだって分かってる、でもホントに助けて!」 パートナーの必死さに首を縦に振った主人公、2人で洞窟を探検し、最深部で2人組とあいまみえることに。 「盗るなら力づくでやってみろ!」襲い掛かってきたズバットとドガースを何とか撃破。2人組は 「覚えてろよ!」と捨て台詞を吐いて逃げていった。 パ「主人公ありがとう! しかもキミって強いんだね!!」 海岸にて、改めてお互いの紹介と現状説明、パートナーの宝物と目標について話した二人。 パ「何故人間になったのかとかは全く分からないけど、行くあてがないのならさ、主人公、プクリンのギルドに 一緒に入隊しない? あそこの探検隊は一流で有名だし、親方のプクリンなら何か知ってるかもしれない。 それに、キミと一緒なら、ボクも探検隊やっていけそうな気がするんだ。ボクらきっといいコンビになれるよ!」 ― 一刻も早く元の姿に戻ることを先決したいけど、パートナーの言うとおり、手ががりも行くあても自分にはない。 プクリンのギルドとやらにいれば、寝食は保障されるそうだし、目的の情報も入ってくるかもしれない。 こうして、2人でプクリンのギルドに入隊することになった、主人公とパートナー。これが長い物語の幕開けである。 宝物を取り返してからすっかり日が暮れ夜になってしまっていたため、門を叩くのは明日ということになった。 254 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/29(土) 17 48 22 ID vHMRpTgB0 なるべく前作より短く、枝葉は付けすぎずもっとスマートに書こうと思ってはいるんだが、 2章文を1レス内に収める、という目標には当分近づきそうにないorz ポケダンは細かい 心理描写やら何ならあってこその泣きゲーだと思うんで、どーしても台詞やら心理やら 一々ごちゃごちゃした文になるかと思うけど、気長に付き合ってくださいませ・・・ ●チャプター2:ギルドにゅうもん 改めて「プクリンのギルド」を訪れた主人公とパートナー。進もうとするとまた・・・ 「しんにゅうしゃ! しんにゅうしゃ! けいこく! 足型は○○!!」 あの声がする。 今度は逃げなかったが、たちまちギルドのテントから出てきたポケモン達に包囲されてしまう。 その中から重役と思われるポケモンが前に出てくる。ペラップだ。 ペ「昨日も来ていたようだが、何の用だ? 勧誘やアンケートならお断りだよ!」 パ「い、いえ違うんです! ボク達、このプクリンのギルドに弟子入りしたいんです!!」 ペ「・・・へ? 入門志願者? なぁ~んだ!、なら最初からそう言ってくれればいいのに♪」 弟子入り希望だと分かった途端に態度がコロっと変わるペラップ。快くギルド内部を案内してくれ、 二人に早速通達。「明日からさっそく仕事にかかってもらうから、今日の食後は早く寝るようにな♪ 夕食はチリーンが知らせてくれる。部屋はギルドで用意した新弟子用の2人部屋を使ってくれ♪」 パ「最初は怖かったけど・・・いざ入ってしまえば何ともないね。主人公とここへ来てホントよかった!」 翌日。朝の目覚まし係・ドゴームのダミ声で目覚める2人。「朝礼に遅れると俺までお咎めなんだ、早く来い!」 朝礼にて、ペラップから新入り2人の紹介がなされる。そして、ギルドのボス、プクリンと初めて対面。 ペ「親方様、新入りたちへ何か一言・・・親方様?」(・・・ひそひそ・・・親方、また目開けて立ったまま寝てるよ・・・) プクリン「たあーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」(一同ドッキリ) プ「キミ達2人が新しく入った子だね。ボクがリーダーのプクリン、よろしくね♪ これから一緒に頑張っていこう♪ ・・・それじゃ、ちょうれーい!」 (一同)「ひとつ!仕事は絶対サボらない!」「ふたつ!脱走したらおしおきだ!」「みっつ!みんな笑顔で明るいギルド!」 ペ「よぅし、それじゃみんな持ち場につけ! そこの2人は渡すものがあるから、後で親方様の部屋に来るように♪」 親方様プクリンの部屋にて、ダンジョン探検の必需品である道具箱や探検隊バッジなど必要なものが渡され、 さらにペラップから初めての仕事が言い渡される。 頭の上の真珠を盗まれたバネブーの依頼で、どうやら近くの 【しめったいわば】に捨てられていたらしいが、そこの洞窟は『不思議のダンジョン』であり、【弱い私では潜れません! 7Fにある真珠を取って来て下さい!】とのこと。『不思議のダンジョン』は入るたびに構造が変わり、倒されると 所持品や金品を減らされて放り出されるという摩訶不思議な変則地形―パートナーが一通り説明してくれる。 「流石探検隊の卵、よく知ってるじゃないか♪ それで早速依頼をこなしてほしいんだ、頼んだぞ♪」 その後、無事任務を達成して、バネブーから感謝される二人。なんとお礼にアイテムだけでなく、3000ポケを貰う。 (※この世界の通貨単位は「ポケ(P)」) 一気に金持ちになり狂喜する2人に、ペラップが水を差す。 ペ「こらこら、報酬はギルドのみんなで分配が原則だ。それで・・・お前達の取り分はコレ♪」 300ポケが帰ってきた パ「え”ぇ~!? 取り分はたったの1割!?」「それがギルドの 掟 なんだ!ガマンしろ♪」 夜。いきなり礼金を9割もギられてヘコみ気味のパートナーだったが、「でも他人に喜ばれる仕事って やっぱり悪い気分じゃないよね。親方も噂ではすごく恐ろしい人かと思ってたけど、ずっと優しそうな感じだったし ・・・朝礼のときはビックリしたけどね。」 ―手がかりを得るまで、遠回りな寄り道になりそうだなぁと思いつつも、同じく悪い気分でない主人公であった。 266 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/09/30(日) 15 53 26 ID DgDhPVUJ0 ●チャプター3:じくうのさけび バネブーの依頼達成の翌日、ペラップからまた別の仕事を頼まれる。 ペ「依頼掲示板は2つある。昨日の依頼は、この左の板から取ったもの。救助や護衛依頼が主だ。 そして今日からは・・・この右の掲示板の依頼もこなしていってもらおう♪ こっちは初めてでは 大変だから昨日は手を付けなかったんだが・・・【おたずねもの】、指名手配犯の逮捕依頼だ♪」 「おたずねもの」と聞いてビクビクするパートナー。 ペ「・・・ここだけの話なんだが、最近なぜか、【一部の地域の 時 が止まってしまう】という事件が各地で起きていてな、 そんな騒ぎのドサクサに、悪巧みをしたり犯罪に走る悪いポケモンも増えてるのだ。その取り締まりも、ギルドが 請け負っている大事な仕事の1つなのだ♪ 昨日の仕事ははワタシが見繕ったが、今日からは自分で選ぶように♪ まあ初めてでは色々と分からないだろうから・・・お~い、「ビッパ」! 新入り二人に選び方とか色々教えてやってくれ♪ それから2人とも、ギルドを下りた所にある『トレジャータウン』で買い物して、冒険の準備を整えておくといい♪ じゃあな♪」 「ビッパ」は、2人より少し前に入ったばかりの見習い。「あっしにも、ついに後輩ができて・・・感動でゲス~!」 救助依頼や指名手配依頼について、またギルドの施設についてより詳しく教えてくれる先輩ビッパ。 ビ「もちろんお尋ね者依頼も、高いランクほどいいお礼がもらえるでゲスが・・・お尋ね者も高いランクほど強いのが いっぱいいるから、最初はムチャしないほうがいいでゲスね。 ところで2人とも、買い物で道具を揃えてきたら どうでゲスか? あっしはここで2人の帰りを待ってるでゲス。その後改めて2人に見合った依頼を選ぶでゲス。」 初めて「トレジャータウン」にやってきた主人公達。今はまだ休業中の店も多いようだが、「双子カクレオンの店」は ちゃんと営業していたので大丈夫。と、買い物に向かおうとしたが先客が。 店先で買い物をする幼いポケモン2人・・・ マリルとルリリの兄弟だ。 マ「え~と、リンゴ3つ下さい!」 ル「く~ださぁい~」 カクレオン「いや~、病気がちの母に代わって毎日買い物とは、ホントにエラいボウヤ達だよね~」 が、店を出ようとした時にハプニング。ルリリが転んでリンゴを落としてしまう。コロコロと転がっていくリンゴ。 スリープ「ハイ、落し物ですよ。」 通りがかりのスリープが、転がるリンゴを拾ってくれた。 兄弟「どうもありがとうございます!!」 ス「いや何、困っている人を見つけたら放っておけないだけですよ。」 ス「よかったら、二人のおうちまでお送りしましょうか?」「え、いいんですか? それじゃお願いします」 (何故「見送り」まで・・・)と考えるヒマもない間に、スリープの肩が主人公にぶつかる ス「おっと、これは失礼。」 パ「みんな良い人たちだったね! 見ててこっちもうれしい気分になっちゃった・・・主人公?」 主「何だろう、・・・目まいがする? え・・・? 誰かの声が聞こえる・・・? うわっ!!!」 (スリープ「―言うとおりにしないと、痛い目にあわせるぞっ!」 ル「おにいちゃぁ~ん! 」) ・・・何だったんだ、今見えた光景は? あの優しそうなスリープが、ルリリを脅していた・・・? 主(今、誰かの声がしなかった?) パ「・・・? いや、誰も。」 カクレ「私らも聞いてませんよ。空耳では?」 目まいの間に見た出来事を半信半疑でパートナーにだけ話す主人公。 パ「ええっ!? でもあのスリープさんって、どう見てもいい人っぽかったけど。気のせいじゃないかなぁ」 気のせい? いや、あれはそんな生易しい感覚じゃなかった。でも・・・ 説明がつかないのでギルドに帰ることに。 ビ「それじゃ、安全そうな依頼を・・・と、(ケイコク! ケイコク!) !?いけない、更新の時間でゲス! 2人ともボードの前から離れるでゲス~!」 数秒後、回転トビラの要領でいきなり裏返る掲示板。 「新たな依頼は、ジバコイル保安官から、ダグトリオの各地に掘ったトンネルネットワークを通じて こうして来るんでゲス。ダグトリオの仕事はこうして新たな依頼や緊急指名手配が来たとき、掲示板を 張替えることでゲス。裏方の地味な仕事だけど、彼は毎日休まず誇りを持ってやってるんでゲス。」 やがて再び表返り、新たな依頼が貼られた掲示板。それを見た瞬間、パートナーが青ざめた。 パートナー「しゅ、主人公・・・、掲示板のあの写真って、まさか・・・」 「指名手配! お尋ね者:スリープ!!」 287 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/10/02(火) 16 32 43 ID aGOVgWVq0 ―二人を連れて行ったスリープはお尋ね者だった! 「二人が危ない、急ごう!」 依頼選びそっちのけで飛び出す主人公ら2人。その途中で兄・マリルに出会う 「ルリリちゃんは!?」 マ「そ、それが、【トゲトゲやま】に差し掛かったあたりで急に2人の姿が見えなくなって・・・」 (・・・そういえば、あの時一瞬見えた場所は、どこかの山奥のようだった―) 「きっとそこに連れていかれたに違いない! そこで待ってて、ボク達が必ず連れ戻すから!!」 場面変わってトゲトゲやま山頂。ルリリを誘拐したスリープの目的は、山頂にある小さなナゾの穴を調べることだった。 ス「そこの小さな穴の中、きっとお宝か何かが隠された跡に違いないと踏んでいるんだけど、私の体じゃ その穴には手出しできないのでね。小柄な君の力を貸してもらおうと思い付いたのさ。 大丈夫、言うとおりに 動いてさえくれたら、すぐお兄ちゃんの所へ返してあげるよ・・・」 ル「ここはどこ?、おにーちゃんはどこ!?」 ス「後で合えるってば。さ、それよりその穴に入って中を調べてくるんだ」 ル「いやだよ~! こわいよ~! おにーちゃんの所へ帰る~!」 ス「あ、コラ! 逃げるなって! ・・・このッ」 スリープ「―言うとおりにしないと、痛い目にあわせるぞっ!」 ル「おにいちゃぁ~ん!」 ・・・目まいか幻覚か、とにかくそこで見た光景が、目の前に繰り広げられていた。違うのは主人公ら2人が 今まさに、その現場に居合わせていることだ。 ス「げっ! お、お前ら何故この場所が?」 パ「~お、お尋ね者スリープ! よくもルリリちゃんを! おおおおおお前をっつ捕まえる!!」 ス「何てこった、よりによってお前達ギルドの追っ手か! ・・・って、ん? お前、足震えてるぞ? ・・・ハ~ン、分かった、お前ら、ギルドの者と言っても、まだ新米だな? どおりで見ない顔なわけだ。 その通り、オレは名の通った正真正銘のお尋ね者さ・・・お前達初心者ごときに、そのオレが捕まえられるか!?」 (~戦闘~) スリープを戦いでねじ伏せた二人。直後にジバコイル保安官と部下コイル達が到着したのだった。 保安官「オタズネモノノ カクホニ ゴキョウリョク カンシャイタシマス! レイキンハ アラタメテ ギルドニ イレサセテイタダキマス デハ!」 「キリキリ アルケッ!!」 ・・・スリープはこうしてしょっ引かれていった。 マリルとルリリの兄弟は無事に再会でき、主人公らは入隊早々お尋ね者討伐に成功ということで 外でも内でも誉められっぱなし、感謝されっぱなしのまま、長い一日はようやく幕を閉じたのだった。 ●チャプター4:みはりばん スリープ事件以来、またコツコツと救助依頼をこなす毎日を送っていると、ある日別の仕事が来た。 見張り番の「ディグダ」が仕事でギルドを空けるため、見張りの代役をやってくれ、とのこと。 ギルドの入り口手前の床には格子枠がはめてあるが、それが実はのぞき穴で、ディグダはそれを 下から覗いて足型を見ており、来客のポケモンが誰なのかを判断していたのだ。で、それを皆に聞こえるよう 大声で知らせ、見知らぬ者なら警報するのがドゴーム。 パートナー(あの時の声はこの2人だったのか・・・) 仕事内容は「足型だけを見てポケモン名を答える」というミニゲーム。 正答率が高いほど勿論褒美も豪華。 つくづく適材適所な配置なんだなと思いつつ、この日は1日見張りだけで終了。 ●チャプター5:はじめてのたんけん ペラップから、とある「滝」の調査を頼まれた主人公たち。 ペ「親方様直々の依頼でな、あの滝には 何かが隠されているとお考えのようだ。お前達、現場へ行って滝の近辺に何か怪しい箇所がないか 調べてくるように♪」 ここの所、人助けの依頼ばかりだった所へ、初めての「未開の地の探検」っぽい 仕事が来てパートナーはノリ気。 「主人公! 楽しみだね!!」 ・・・が、現実は甘くない。轟々と流れる滝の勢いは激しく、近寄ることさえままならない。 周囲を調べるにしても、この激しい滝の流れを少しでも浴びてしまったら最後、一気に滝壺の奥まで 叩き落されそうな勢いである。 パ「痛っ! 主人公~、この滝、指先で触れるだけでも弾き飛ばされちゃうよ~」 試しに主人公も触ってみるが、ものの見事に弾き飛ばされてしまった。 パ「こんなのどうすれば・・・」 (・・・!?) その時、主人公に異変が。(・・・また、あの時の感覚、だ) 主人公の脳裏に映るポケモンの影。 周囲を見渡し、距離を取った後、何と勢い良く滝壺にに飛び込んで行くではないか! パ「主人公、どうしたの?・・・・・・えぇっ!? 今からあの滝に飛び込むだってぇ!!?」 112 :ポケモン不思議のダンジョン 時/闇の探検隊◆xaO.wX5E1U:2007/11/02(金) 15 59 02 ID rsBk0GRN0 おさらい:滝の調査という、やっと探検隊らしい仕事を頼まれた主人公とパートナー。 だが、いざ激流を目の前にして、何から手を付けていいやら八方塞がりに。そんな時、 主人公がまたも謎のめまいに襲われ、幻覚のようなものを見る。 姿はよく見えなかったが、 謎のポケモンが勢い良く滝壺に飛び込み、そして、その先には―― パ「――洞窟が広がっていた、っていうんだね? それで・・・主人公は、どう思ってるの?」 確かに信じがたいことではある。信じがたいのだが、少なくとも自分が以前に見た幻覚の内容は、 ただの夢ではなかった。 ポケモンの言動からその場所まで、全てが幻覚で見たままに、現実で再現されたのだ。 自分の見たこの幻覚は、理由も原因も分からないが【現実に起こること】が見えている、と考えた方がよさそうだ。 どうも夢にしては現実味がありすぎる。 パ「ちょっと信じられない・・・だけど、スリープの時も、主人公の言うとおりにしたらその通りだったんだよね。 ・・・決めた、やっぱりボクは主人公を信じるよ! 行こう! 滝壺の裏へ! ・・・まだちょっと怖いけどorz」 意を決して滝へとダイブする二人。激流に打たれて全身痛い目に遭ったものの、飛び込んだ先には やはり主人公の言うとおり、巨大な洞窟が口を開いていた。 パ「すごいよ主人公! さっそく探検しよう!」 その奥地には何と、巨大な宝石の結晶が突き刺さっていた。 パ「わぁ! このお宝を持って帰ったら、きっと 大手柄だよ!!」宝石を引き抜こうとするパートナーだが、ビクともしない。 「主人公もやってみて~・・・」 引き抜こうとするが、やはり無理。 パ「主人公の力でもダメか~、もう、せっかくの大発見なのに~」 一閃。 主(まただ、また始まった・・・今日だけでもう2回目・・・) 三たびめまいと幻覚に襲われる主人公。 滝の入り口の幻覚で見た、あの謎のポケモンが、自分達と 同じように宝石を見つけ、何とか取ろうとしている。 いくら引っ張っても抜けないので今度は押してみたようだ。 カチリと謎の音。 次の瞬間、とんでもない轟音と共にそのポケモンは―― 主人公「パートナーーー! ダメだ、その宝石はワナだったんだ!!」 だが一足遅かった。 パ「引いてダメなら・・・これでどうだっ!(カチリ) ――えっ? 何か言った? 主人公?」 止まらない地鳴り。 「な、何!? この音!!?」 宝石はこの仕掛けのスイッチだったのだ。 二人は押し寄せる濁流に飲み込まれることになってしまった。 「うわああああああああああ!!!」 行き場を失った水は、洞窟から間欠泉の如く勢い良く地上に噴き出し、二人は空中に放り出されてしまう。 着地点は、ギルドや町の施設から遥か離れた場所にある、辺境の温泉だった。 ハデに飛沫を飛ばしつつ 空から降ってきた珍客に、温泉でくつろいでいたポケモン達も流石にビックリしていたが、事情を説明して 現在地を教えてもらう。 パ「それにしても生きててよかった・・・けど、随分流されちゃったね、ハハハ」 冒険の興奮未だ冷めやらないパートナーをよそに、主人公は考え事をしていた。 (あの謎のポケモン、シルエットしか見えなかったけど2度目で確信できた・・・あれはプクリン親方だ! でも洞窟にプクリンはいなかった。前回の幻覚と同じなら、洞窟の奥で彼に出会うはずなんだけど。 ・・・前に見たのは【未来の出来事】だったけど、今回は【未来】じゃないのか? だとしたらあの光景は何時の―) 帰還後、ペラップに洞窟の存在や、宝石トラップのことを全部報告。 ペ「いや素晴らしいよ、確かに宝石は残念だが、洞窟の存在は紛れもなく新発見だ! もっと喜んでいいんだぞ♪」 難しい顔をしているのは主人公の方だった。 主人公はペラップに、あることをプクリンに聞いて欲しいと告げる。 ペ「何ぃ? 親方様が実は過去にあの洞窟に行ったことあるんじゃないかって!? 何をバカなことを。 洞窟のことは正真正銘、まだ誰も知らなかったことだし、第一、親方様もそんなの知らなかったから、調査するように 命じたんでしょうに? ・・・まあいい、報告ついでに聞いておいてやろう、実際お前達はよく働いてくれてるからな♪」 (少し後) ペ「・・・主人公、なんで分かったのだ? 今さっき親方様におまえの質問をしてみたら、 プクリン『あ、そういえば昔そんなことがあったかもね♪』 だそうだorz」 パ「そんなぁ~・・・、プクリン親方、ホントは知ってたのに、今までコロっと忘れててそのまま調べさせたってコト?」 ペ「親方様は正直、妖精のようなお方だからな・・・ずっと仕えてるワタシでさえ、時々何を考えてるのか分からんのだよ。」 386 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 15 27 58 ID CD17FHfD0 前までの人が来ないんでバトンタッチ チャプター6 ドグローズ 依頼でもクリアするかと思いきや現れたドグローズ、ここでリーダーのスカタンクが初登場。主人公をいきなりKOした危ない奴。 プクリンが近いうちにギルドが遠征に出ると教える。 このことを知りチームドクローズは表向きには遠征の助っ人としてギルドに忍び込み、 夜中になんとギルドの食料を盗み食いしてしまった。 翌日、ギルドからプクリンが大好きなセカイイチがなくなりペラップにリンゴのもりから セカイイチを取ってこいと頼まれる。 リンゴの森を抜けたところでいたのはドグローズ、しかしリンゴが無い上ドガースとスカタンクの どくガススペシャルでまたも気絶。リンゴなしで帰ったためペラップに怒られ晩飯抜き、プクリンは 許してくれると思いきや大泣きで最悪の状況へ、しかもそこでドグローズがいい人としてリンゴを提供したので状況は最悪である。 翌日、ペラップに「遠征メンバーに選ばれるのはあきらめろ」と言われ、やる気をなくしかけてしまう。 主人公たちはこれを見たビッパたちに呼ばれ、弟子部屋へ。 ビッパたちは昨日の夕飯であるリンゴをくれ、彼らの言葉に勇気付けられやる気が戻った主人公たち。 今のうちにしっかり仕事を行いつつ、遠征メンバーのリスト発表を待つことにした。 チャプター7 ギルドえんせいへ ギルドの遠征メンバーが発表される。ギルドのメンバー全員が行くことになった。 今回の遠征は、きりのみずうみの噂の真相を確かめるという目的もあるそうだ。 無事に遠征メンバーとなった主人公たちは、 ベースキャンプのあるのうむのもりを目指しトレジャータウンを離れるのだった。 んでもこっちのチームが新人ビッパにその後輩主パ・・・一人くらいベテランよこしてもいいだろ・・・ えんばんのいわばとツノやまを突破しギルド集合場所へ 387 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 15 40 08 ID CD17FHfD0 チャプター8 グラードンのしんぞう 無事に遠征先のベースキャンプまで辿り着いた主人公たち。 遠征はみずうみの所在、霧の晴らし方についての情報収集から始まる。主はここに着たことがある気がするみたいだが・・・? ……一方、パートナーは森の入口で不思議な宝石を拾う。 それは、正にこの霧の謎を解くカギとなるものだったのだ。 グラードンの像に例の主の特殊能力が発動。・・・誰が話している?流石俺のパートナー?なんぞこれ 宝石を填めると霧が晴れたんで上を眺めると・・・何じゃこりゃ、上に池があるぞ。 そこがきりのみずうみらしいんで向かおうとするとそこにはドグローズ、また気絶させられるのかと思いきや おやかた登場、おやかたのわがままによりそこから去ることへ。ドグローズはおやかたをどくガススペシャルで倒そうとするが・・・? チャプター9 きりのみずうみのなぞ 洞窟を抜けると上にあるみずうみに行けるらしい。主パは洞窟の中へ んで、ドグローズはというと、どくガススペシャルが親方に通用せずフルボッコされてしまった。 そしてギルドメンバーも洞窟の中へ向かうことになった。 そして洞窟の奥にいたのはグラードン!まだ中盤じゃねえか!でも弱いので倒す。 ユクシーは時の歯車を守るためグラードンの幻を作り、それを倒した奴をさらに記憶消去するという手の込んだやり方で守っていた。 しかし記憶消去できるということから主の正体を聞いてみるが、知らない模様。親方達も着たんで今はこの景色を楽しみましょうや、 プクリン達はこの秘密を守ることを誓い、ギルドへ帰ることに・・・ チャプター10 ヨノワール ギルドに有名なヨノワールが訪れる。高い知識を生かし最近一気に知名度を上げたとか。 どうやら主人公にちょっとした心当たりがあるようだが……? そんな中、夜にドグローズがギルドの前へ。プクリンは勝てないから主パに嫌がらせを仕掛けるとのこと。 一方、主人公たちはルリリの探していた「おとしもの」であるみずのフロートを奪ったポケモンを追いエレキへいげんへと向かう。 途中縄張りを荒らされたと勘違いしたレントラーたちに襲われるが、追いかけてきたヨノワールに助けられ一命を取り留めた。 んで、このイタズラをした正体はやはりドグローズ。どこまでウザイんだ その後ヨノワールさんに主の特殊能力のことを聞いてみると、それは時空の叫び。 その物に関する過去か未来のことが見えるらしい。いわばサイコメトリーである。 チャプター11 とうぞくジュプトル きりのみずうみの歯車が奪われたと知る。同時に、ジュプトルがおたずねものに。 ジュプトルは歯車のあるところにきっと現れる、と歯車のありかを探す。 主人公の探した砂漠の奥には洞窟があり、その中にエムリットが守る歯車があった。 が、その歯車もあっさりジュプトルに奪われてしまう。 388 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 15 51 10 ID CD17FHfD0 チャプター12 のこされたかのうせい ユクシーやエムリットは歯車を守っていた。ではアグノムは…? 主人公は、ビッパが宝物にしていた水晶から時空の叫びを使い手がかりを見つける。 洞窟の奥に向かうと、ちょうどまさにジュプトルが歯車を奪おうとするところだった。 ヨノワールの助けもあり、なんとか歯車を守り切ることに成功する。 チャプター13 ヨノワールのひみつ ヨノワールとジュプトルは未来から来た・・・。ジュプトルは「ほしのていし」を起こすため歯車を奪い ヨノワールはそれを阻止しに来たんだって、ほしのていしが起こると風も吹かず水滴も落ちず暗いまんま。 いわば真っ暗な空間でザ・ワールドが発動しているような状態である。わかりにくい? 「近くアグノムたちが歯車を封印する」という噂を流し、ジュプトルを誘い出すことで、 ついにヨノワールはジュプトルを捕獲する。俺たちなんもすること無しかい! ジュプトルを連れ未来へ帰ろうとしていたまさにその時、 ヨノワールは主人公たちまでも時空ホールへと引きずり込んだ。急に拉致んな! ここで倉庫の中にオレンの実とかピーピーマックスがそれなりに無いと涙目になる。未来編突入 チャプター14 みらいせかいへ 気がつくと主人公たちは牢屋に入れられていた。 ヤミラミたちに処刑されそうになるが、ジュプトルのアドバイスで脱出に成功する。 岩が浮いてるぞ、いったい何が起きたのだろうか?ジュプトルによると未来はほしのていしが起きているとのこと。 あれ?ほしのていしはアンタを未来に帰したんだから阻止することができたんじゃないの? ヨノワールが自分達を処刑しにきて・・・わけわかんねえよ。パートナーはジュプトルを信じることができない上 ジュプトルは自分を信用していない奴を仲間にするつもりは無いんで置いて行かれてしまう。とりあえず進むか・・・ 389 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 16 02 43 ID CD17FHfD0 チャプター15 ほしのていしのしんじつ 何か手がかりを探すため、パートナーは主に滝らしき物(流れていないんで)に触れて 時空の叫びを発動させようとするが・・・発動しない。理由は結局ストーリーが進んでもわからずじまいだが 後で俺が適当にそれっぽく解釈しておく。そしてジュプトルのもとへ・・・ ジュプトルから未来の世界でなぜ星が停止しているのかについて、真実を聞く。 じげんのとうはディアルガが闇に染まりこのままじゃ破壊してほしのていしが起こるから 時の歯車をじげんのとうへ納める必要があること。またヨノワールは歴史改変を阻むため ディアルガが送った刺客であること…主人公たちは星の停止を防ぐ決心をした。 そして主人公の正体・・・それはジュプトルのパートナーである。ほしのていしを防ぐため共に過去へ行くことに その際に主人公は記憶を失い、ポケモンの姿になる。記憶があるまんまだったら主も捕まった上パートナーに会えないと とある理由によりじげんのとうへ行けないんでゲームオーバーでしたね。 そしてセレビィの力を借りて再び過去へと戻る。 チャプター16 よあけのおもい 起きたらそこは海岸、過去へ帰ってきたのである。これにて未来編終了 サメハダ岩にパートナーがとりあえず休めるところを作ったのでそこで寝ることに。 時空の叫びって未来じゃ時の歯車に関することしか起こらなかったんだって、何でだろうね。 例え記憶が無くても姿がポケモンでも主人公は主人公、ジュプトルは主人公を信じることに、 そして朝・・・パートナーとジュプトルは朝日を見つめる。未来では暗いまんま、何としても星の停止を守らなければ・・・ しかし過去では主人公たちは行方不明、ジュプトルは犯罪人。不用意には動けない。 そのためジュプトルと主人公たちは、他人に見つかる危険の少ないキザキのもりで1個目の歯車を回収する。 その一方で、じげんのとうがあると言われる、まぼろしのだいちも見つけ出さねばならない。 まぼろしのだいちの手がかりを探すため、主人公たちは意を決しギルドに帰ることにする。 390 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 17 14 52 ID CD17FHfD0 チャプター17 ギルドのなかまたち ギルドに戻ってきた主人公たちは、ギルドの皆に未来世界であったことを話した。 多少困惑していたものの、皆最後には話を信じてくれた。ペラップが一番最後に納得したが 「みんなを試した」とのこと、嘘だな。まぼろしのだいち探しにも協力してくれるそうだ。 ペラップが言うには、温泉にいるコータス長老なら何か知っているかもしれないとのこと。 主人公たちは、たきつぼのどうくつを経由し温泉に向かうことにした。 で、コータス長老に会ったわけだけど・・・長老は何か知っているぽいが思い出せない模様。ジジイだし 不思議な模様が手がかりってしか情報は得られなかった。 チャプター18 ラプラス 海岸へ行ったけどやっぱ手がかり無し。ラプラスが海岸を横切っているのを見ただけ。 パートナーの持っていた遺跡の欠片。それが、まぼろしのだいちへ行く為の『証』だった。 その上プクリンの証言により、欠片と似た模様がいそのどうくつにあると判明。 明日にはギルドで名を上げいそのどうくつに向かうことになった。 でも磯の洞窟にはペラップがやられたことがある強敵がいる模様。主パペラップでパーティを組むことに。 磯の洞窟中間部分でドグローズと会い、またも遺跡の欠片が盗まれることに。どこまで嫌な奴らなんだ。 しかし磯の洞窟最深部に行くと倒れたドグローズが。「強敵」にやられた様子、スカタンクはパートナーに遺跡の欠片を渡した。最後に強引にいい奴にするつもりだな。 そして例の強敵がいた場所へ、ペラップが以前あいつらがいた場所を思い出したものの手遅れ、二人の身代わりになって倒れる。 強敵とはカブトプスとオムスター×2だった。でもあんまし強くないんでボコる。 ペラップは以前、親方をかばうためにこいつらに倒されたようだ。最後に親方のおかげでやってきたジュプトルも来て、奥へ進むと・・・ そこには遺跡の欠片と同じ模様の壁が。遺跡の欠片を置くと共鳴して光り出しラプラスが来た。 彼は幻の大地へ導く者だと言う、ラプラスの背中に乗り幻の大地へ・・・ 391 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 23 13 22 ID CD17FHfD0 チャプター19 まぼろしのだいちへ 主達が幻の大地へ向かう頃ギルドへ戻る仲間達、以前カブトブス共の不意打ちに親方を守るためペラップが身代わりになったという。 その後カブトプス共は追い払ったがペラップを助けられず呆然としていた時ラプラスが現れペラップを助けたとのこと。 そしてラプラスは世界の平和を守るためあの不思議な模様について探求しないでくれとのこと。 ディアルガは時間を司るこの塔に色々な奴らが訪れるのを恐れたため、幻の大地を時の狭間に隠したのこと。 時と時のほんの隙間?わからねーよ。それはともかくプクリンは遺跡の模様と長老の話でラプラスのことを思い出しまた会うことに。 どうやら幻の大地へ行く者は遺跡の欠片が選ぶらしい。そいつの元へ未来人が来たのは偶然か必然か・・・ そして朝になり・・・時と時の狭間が見えたらしいぞ、よくわからんけど。音を出すの推奨だぜ!こっから良曲オンパレードです。 ラプラスの体が海から浮き・・・空を飛んだ!いや時の海を渡っているらしいけど空を飛んだぞ!そしてラピュタっぽいやつが見えるぞ! ラピュ・・・幻の大地に到着し奥へ進む。そして虹の石船のところへ、遺跡の欠片を填めると動くらしい。 遺跡の欠片を填めようとした所でヨノワール登場!またもや未来送りにされそうな所で反撃をすることに。 勝利!ヤミラミ共が未来へ返っていく。そしてヨノワールからとんでもない事を聞かされる。 歴史改変すると未来人が消滅する?まあちょっと考えればわかりますね。 だが時の動く世界のほうが幸せだろうし、元々主人公達もそれを覚悟の上で過去へ来たわけだ。仕方が無い。 でもパートナーはどうする?あいついい奴だけどヘタレだよな。主人公がいなくなれば独りぼっちだし・・・ パートナーが欠片を填めたとき、起きあがるヨノワール。ジュプトルは致命打を受け・・・ヨノワールを道連れに未来へ返ることに! さらばジュプトル!「別れは辛いが頼んだぞ」と言葉を残し未来へ去っていく・・・ 別れが辛いのは・・・ジュプトルと主人公のことではなくパートナーのことであろう。 しかしそんなことを告げた状態で最後の旅へ出られるのだろうか。 重い運命、それを話すこと無く戦うことに。行こう、なんとしても星の停止を止めるんだ! 392 :ポケダン探検隊:2009/03/19(木) 23 38 53 ID CD17FHfD0 チャプターファイナル さいごのぼうけん 時限の塔へ着く主人公達、ここで最凶の敵ポリゴン一派が登場。 ポケモンショックで濡れ衣を着せられた恨みをぶつけるかのように放電ぶっぱしてくるぞ! しかし肝心のピカチュウにはあんまり効果が無かったり。 最上階へ着き時の歯車を収めるようとするとディアルガ登場、まだ闇に染まりきっていない。 塔も崩れかけてきてるんで倒すのは今しか無い!音入れろよ!絶対俺みたいに後悔するぞ!電車の中?知るか! ディアルガを倒し、今のうちに時の歯車を収めることに。歴史改変成功である。 時限の塔から帰ろうとするが、足が重い。そして体が光に包まれ・・・最期の時である。歴史が変わったんだから。 主人公がいたから強くなれた、ここまで来られた。想い虚しく光が激しくなり消滅。さらば、主人公。 帰ろう、それが主人公の最期の頼みだから。虹の石船に乗り・・・時限の塔が離れてく、主人公が遠くなっていく・・・ その事を街のみんなに話した、二度とこんな事が無いように。そして数日後の夕方・・・ 海岸へ向かうとクラブ達の泡が、久しぶりだな、いつ頃だろう・・・主人公に会った日だ。 思い出される冒険の日、勇気を与えてくれた主人公との毎日。でも今はいない。 大泣きするパートナーをなだめるビッパ、最後にいい仕事するなぁ。 そんな中・・・ディアルガの力によりパートナーとビッパの前に光の球が・・・ 【fin】 チャン、チャン♪というわけで終了です。個人的に最後復活しないほうが好きだけど それだとクリア後どうしようだしね。クリア後書くのどうしよう・・・蛇足感がするし そうそう、6章以降は5章まで書いてくれた人がいるなら書き直してください。多分あんたのほうが文作るの上手いんで 重要キャタクターの正体でもまとめてみる ・主人公 その正体はジュプトルの元パートナー、でも未来に人間がいる雰囲気無いぞっていうツッコミは禁止。前作のように何らかの形で未来のポケモン世界に召されそのまま過去に行ってしまったとかそんな感じだろう。 ・ジュプトル 星の停止を阻止する為に来た正義のドロボー。しかし世界の平和を守るため時の歯車を回収していると 犯罪者になるわ歴史改変させない為善人ぶりたっぷりで来たヨノワールが来るわと散々である。 今作で株が急上昇したポケモン。そのカッコよさ故2ちゃんや某動画サイトでは兄貴と呼ばれるほどである。 一番かわいそうなのがヨノワでもダークライでもなく人気的な意味でジュカインであることを忘れてはならない。本当に泥棒 マイナーチェンジ版「空の探検隊」で未来に帰った後の続きの話があるぞ! ・ヨノワール ディアルガの命令により歴史改変阻止の為に来た。悪役だが歴史改変すると未来のポケモン達が消えてしまうという 事情により完全に悪とは思えない、本当は優しいヨノワールさんが本当の性格なのかもしれないし。 「空の探検隊」でry 52 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/29(金) 23 58 32 ID X1A/occM0 ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊の既出部分の続き書いていいかな? といってもギルド卒業の話だけしか書けそうにないんだが…。 56 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2009/05/30(土) 01 44 06 ID Hjj0k6r70 というわけで本編終了直後のストーリーを。 クリア後シナリオ1:ギルド卒業 時限の塔の冒険から数ヵ月後…ポケダンズにギルドの卒業試験の話が来ました。 世界の危機を救ったポケダンズには試験を受ける資格があると認められたからです。 ただし、卒業試験は去年受けて不合格になったドゴームが震え上がるほど恐ろしいものなのだそうです。 その内容は「悪の大魔王が待つ『神秘の森』の奥まで行き、その先の『光の泉』にあるお宝を取って来る」というものです。 恐ろしい悪の大魔王…不安になったポケダンズはトレジャータウンの皆に悪の大魔王について聞いて回りますが、皆「そんなものは見た事ない」と言うばかりです。 話を聞いたうちの一組、ヒメグマとリングマもどうやら光の泉に用があるということなので、一緒に向かうことになりました。 神秘の森を突破し、あと少しで光の泉…と思った矢先、ポケダンズは落とし穴に落ちてしまいました。 落とし穴の中は真っ暗。「お前たちは包囲された」と語る悪の大魔王らしきポケモン。彼らに襲われかけたその瞬間、落とし穴の中が明るくなりました。 どうやら落とし穴に蓋をしていたビッパが「真っ暗じゃ何も見えないだろうから」と空気を読み(?)蓋を開けたようなのです。 そこにいたのは悪の大魔王(どう見てもプクリン)と、大魔王の手下(どう見てもギルドの兄弟子)たち。 さきほどプク…もとい悪の大魔王が言ったとおり、包囲された状況での戦いでしたが、何とか勝利を収めて、ポケダンズは落とし穴から脱出するのでした。 落とし穴を抜けた先では、なかなか来ないポケダンズをヒメグマたちが待っていました。 宝箱が落ちているのを見つけたヒメグマたちですが、「どうしてこんなところにあるのか、開けてもいいものなのかわからない」とのこと。 パートナーの提案で、主人公はその宝箱に触れてみることにしました。 久々に発動する時空の叫び…その内容は、宝箱を置いていったのはプクリンということ。つまり、これが卒業試験で取って来るべきお宝のようです。 「どうやら自分たちのものらしい」とヒメグマたちに告げて宝箱を開けると…セカイイチが転がり出てきました。 「お宝がセカイイチとは実にプクリンらしい」と心の中でつぶやいた主人公は、ヒメグマたちと光の泉へ足を進めるのでした。 57 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/30(土) 01 44 48 ID Hjj0k6r70 光の泉…本来はここで進化をすることができたらしいのですが、時が狂い始めたためかつい最近までできなくなっていたらしいのです。 ヒメグマたちがここへ来た目的は、ヒメグマの進化のため。 ポケダンズとリングマが見守る中、無事にヒメグマはリングマに進化するのでした。 「もしかしたら自分たちも進化できるのかも!」そう期待したパートナーも、進化を試みます。 しかし、泉から聞こえる声は進化できないと返すのでした。 声の主が言うところによると、パートナーには空間のゆがみが発生していて、それが進化を妨げている…そして主人公も同様であると。 未来世界に行ってきたことが原因なのでしょうか…とりあえずは進化を諦めてギルドに戻るポケダンズでした。 取って来たセカイイチをプクリンに渡し、卒業試験の結果を聞いてみます…もちろん合格です。 悪の大魔王たちを撃退したことをこちらが話す前にプクリンが知っていたのが何故かはわかりませんが、これで晴れてギルド卒業です。 「報酬金の天引きがなくなる」と喜んでいたパートナーですが、そうは行きませんでした。 「これはあくまでも『のれん分け』。そのため天引きされるのは変わらない」とペラップに言われるのでした。 ともかく、のれん分けの支度金をたっぷり貰い、ポケダンズはギルドからサメハダ岩へ引っ越すのでした。 58 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/30(土) 01 57 24 ID Hjj0k6r70 以上。 時・闇だとこの次のシナリオが「探検家ハッサム」 空だと「空の頂」という追加シナリオの後に時・闇と同じく「探検家ハッサム」になる。 …どっちもサクッとやりすぎて詳細忘れた…特に空の頂 orz とりあえず他に書けそうなクリア後シナリオが最後の1個以外ないので、これにて終了。 59 :ゲーム好き名無しさん:2009/05/30(土) 05 40 27 ID 2KUQD2Af0 乙です んじゃあ ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊をリクエストします 時の探検隊・闇の探検隊で出てこない追加要素をお願いします 353 :ゲーム好き名無しさん:2011/05/07(土) 23 45 05.04 ID MYY+PTTx0 以前ポケダン空を書いたものですが、wiki収録有難うございました。 wikiの方を見てみた所、時闇のED後ストーリーが殆ど書かれてなかったので、 簡潔にまとめた物を書いてみようと思います。 空の頂を除けば時闇とED後のストーリーは共通なので。 354 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2011/05/08(日) 00 02 03.88 ID 5wGUgmAR0 ED後のシナリオは大きく分けて2つなので前編・後編に分けます ◆ED後シナリオ前編 ギルド卒業後(空だとここで空の頂が入る)、交差点で主人公達はバリヤードから吹雪の島と探検家ハッサムの話を聞く。 探検に向かい、吹雪の島の奥、クレバスの洞窟でユキメノコに氷漬けにされていたハッサムを救出。 シークレットランクを授与される。 その後、キマワリから閉ざされた海の話を聞く。そこで不思議なタマゴを見つけてサメハダ岩へ持ちかえる。 翌朝、タマゴからマナフィが孵る。赤子同然のマナフィを、主人公とパートナーは青いグミをあげたりして世話をする事に。 だがマナフィは体調を崩して倒れてしまう。ペラップからフィオネの雫の話を聞き、フィオネのいる奇跡の海へ。 無事雫を手に入れマナフィは回復するも、マナフィは本来海で育つポケモン。 ペラップのすすめで、泣く泣くマナフィを海へ返す。 マナフィが去ってから数日後、チャームズがギルドを訪ねてくる。 昔プクリンに預けたカギが、最近見つけた「番人の洞窟」に入るために必要になったらしい。 主人公達も探検に加わり、洞窟の謎を解いて番人レジギガスをチャームズと協力して倒す。 レジギガスを倒すと、隠されていた秘宝があらわになり、チャームズは次の探検へ旅立っていった。 355 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2011/05/08(日) 00 26 11.57 ID 5wGUgmAR0 ◆ED後シナリオ後編 番人の洞窟攻略後、主人公とパートナーは寝ている時夢の中でクレセリアというポケモンに、 主人公とパートナーの存在が空間の歪みを引き起こしていると告げられるようになる。 数日後、トレジャータウンのルリリが悪夢にうなされたまま目を覚まさなくなってしまう。 以前(チャプター3で)捕まえたスリープの助力を得るため、彼の籠っている修行の山へ。 スリープに協力を仰ぎ、ルリリの悪夢の中へ入る。 そこでクレセリアに出会い、このまま空間の歪みが広がれば、全てのポケモンが悪夢に包まれると告げられる。 クレセリアは主人公達を抹殺しようとするが、スリープの活躍で失敗に終わる。 夢の中での一件後、歪みの原因である自分たちは消えるべきなのかと悩む主人公達に追い打ちをかけるように伝説のポケモンパルキアが襲来。 聞く耳も持たず主人公達を空の裂け目に拉致し、消そうとする。戦いに勝つと、突然パルキアの動きが止まり、何者かの声に誘われパルキアの夢の中へ。 夢の中でも躍起になって襲いかかろうとするパルキアに加え、更にクレセリアまで登場。 クレセリアに消されそうになったその時、もう1匹クレセリアが現れ、主人公達を庇い反撃。 それによって、襲いかかってきたクレセリアは偽物で正体はダークライであった事が発覚。 計画を阻止されたダークライは闇の火口へと逃げ去り、主人公達もクレセリアと共に追う。 闇の火口の奥底でダークライを追いつめると、彼は主人公に悪夢を見せ、自分の側へ引き込もうとする。 しかし主人公に悪夢を破られると、逆上して配下と共に襲いかかる。 倒すとダークライは時空ホールを開いて逃げようとするが、事件の真相を知って駆けつけたパルキアにタイムスリップ中に攻撃され時空ホールごと消滅。 これで彼の野望は完全に潰えてめでたしめでたし。 この数日後、成長したマナフィが戻ってきて、更に数日経つと海のリゾートに行けるようになる。 356 :ポケモン不思議のダンジョン時/闇の探検隊:2011/05/08(日) 00 49 28.72 ID 5wGUgmAR0 355 で話は完結だけどちょこっと補足。 一連の事件の黒幕はダークライ。夢の中に出てきて主人公達を精神的に追い込んだ上抹殺しようとしたのは勿論の事、 時限の塔に細工して星の停止を引き起こそうとしたのも、空間の歪みを引き起こしたのも、 更にはタイムスリップ中の事故で主人公がポケモンになったのも全部こいつのせい。 ダークライの行動を時系列順にまとめるとこんな感じ。 時限の塔に細工をして星の停止を引き起こそうとする(本編開始前) ↓ 星の停止を阻止しに主人公とジュプトルが未来からやってくるのを察知、タイムスリップ中に攻撃(チャプター1) ↓ 主人公ポケモンになり記憶を失う(チャプター1)。記憶を失えば脅威にはならないとダークライ、主人公を放置 ↓ ダークライの予想に反し主人公とパートナー、時限の塔の修復に成功。星の停止を阻止(チャプター20) ↓ 計画を阻止されたダークライ、空間の歪みを広げるべく動き出す(ED後) 以上で終了
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ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 part56-204~208,210,211,213,214,241,242,246~250,254~255 204 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 17 25 17.21 ID yG3OsWkW0 宣言通りポケダン空を投下します。基本的に本編プレイ済みである事が前提なので一部そっちのネタバレを含みます。 本編のストーリーについては暫定wikiのポケダン時闇等を参照。 ストーリーは時闇と殆ど変わらないので、追加要素であるスペシャルエピソード(以下SE)1~5について記述。 以下各エピソードの主要登場人物 ■各エピソード主人公 ・ビッパ SE1の主人公。語尾に「ゲス」を付けて喋る。かなりドンくさい ・プクリン ギルドの頂点に立つ親方・・・なのだが、何を考えてるか分からない妖精の様なお方。 ただし実力は確か。SE2の主人公で、子供時代(ププリン)の話が描かれる。 ・キマワリ ギルドのメンバー。「きゃー」「ですわ」が口癖な姐さん。SE3の主人公。 ・チャームズ 強く!賢く!美しく!が信条のトレジャーハンター。メンバーはチャーレム、サーナイト、ミミロップで全員♀。 SE4の主役で、彼女たちがまだそれほど有名で無かった頃が描かれる。 ・ジュプトル SE5の主人公。本編の主人公の元相棒。星の停止を防ぐために過去の世界へ渡り、時の歯車を集めていた。 本編のチャプター19で主人公達に未来を託し、ヨノワールを道連れに未来世界へ帰って行った。 205 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 17 27 18.28 ID yG3OsWkW0 ■他の重要キャラクター ・ギルドのメンバー 【ペラップ、ディグダ、ダグトリオ、チリーン、ドゴーム、ヘイガニ、グレッグル】 それぞれ(中間管理職&情報屋、見張り番、掲示板更新、編成所、見張り番&目覚まし係、探検、トレード店) という役職についている ・アーマルド SE2に登場。引退した探検家だが、ププリン(プクリンの子供時代)と共に様々な場所を探検する。 ププリンのししょー ・チームMAD SE4に登場。マニューラ、アーボック、ドラピオンで構成された盗賊団。 ・ヨノワール SE5に登場。本編の途中までいい人を演じていたが、実は闇のディアルガの手先。 歴史改変を防ぐため主人公やジュプトルを消し去ろうとしたが、ジュプトルの捨て身の行動で計画は失敗に終わった。 ・闇のディアルガ SE5に登場。時が壊れた影響で心も体も闇に染まったディアルガのなれの果て。 ・セレビィ SE5に登場。ジュプトルの協力者で彼に想いを寄せている。通称デレビィ ・主人公 本編での主役。元人間だが名前以外の記憶を失いポケモンになってしまった。SEではほぼ空気。 ・パートナー 主人公の相棒。SEでは主人公同様(ry ※本編における主人公、パートナーの選ばれ方は時闇と変化なし。 但し候補にリオル、ゴマゾウ、コリンク、イーブイ、ロコンが追加、 代わりにゴンベ、ニャースがパートナー専用に 206 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 18 03 08.74 ID yG3OsWkW0 ■SpecialEpisode-1 ビッパのねがいごと 時系列としては主人公達がギルドに入ってくる以前の話。 故郷を旅立ち、ギルドのメンバーになったビッパ。 ギルドの一員として日々の修行に励むものの、ドンくさい彼はいつも失敗ばかりです。 そんな自分に悩んでいたある日、中間管理職のペラップからオレンの実の在庫調査を命じられる。 調査のためカクレオン商店に向かったビッパは、少しでも強くなりたいと、 旅立つ時母親から貰った7000ポケで技マシンを買おうとしますが、結局やめる。 調査の帰り道、怯えた様子で走ってきた通りすがりのユキカブリから突然紙切れを渡されます。 ユキカブリはそのまま走り去ってしまい、何だったのでゲスかね?と疑問に思うビッパ。 直後、いかにもDQNな風貌のタツベイとグライガーに絡まれます。 どうやら先ほどのユキカブリを探しているようだ。 ビビりながらもビッパがユキカブリが消えた方向を教えると、2匹は去って行きました。 ――時は経ちその日の夜中。ルームメイトのドゴームのいびきで目覚めるビッパ。これはいい安眠妨害。 今日一日の出来事を振り返り、ふとユキカブリから手渡された紙切れが気になったビッパ。 読んでみるとそれは何かの地図で、「星の洞窟」と呼ばれる場所に印がついているのでした。 207 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 18 48 11.15 ID yG3OsWkW0 次の日の朝。星の洞窟にはきっと何かある――そう踏んだビッパは、星の洞窟についてペラップに尋ねることに。 ペラップによると、星の洞窟はどこにあるのか誰も知らない。 しかし、言い伝えによれば洞窟の奥には幻のポケモン「ジラーチ」がいて、起こすと願いを叶えてくれるというのだ。 あくまで言い伝えだぞ、と念を押すペラップに対し、ビッパはニヤニヤが止まりません。 ジラーチに会えばあっしの夢――一流の探検家になるという夢が叶う。 しかも星の洞窟の在り処が記された地図は今あっしの手の中にあるんでゲス! 心の中で一人盛り上がるビッパに、突然ドゴームから「お客さんだ」と声がかかる。 ギルドの外で待っているとの事で、向かってみるとそこには昨日のユキカブリ。 彼は申し訳なさそうにビッパに申し出た。 「ボクといっしょに星の洞窟へ探検してくれないでしょうか?」 話を聞くと、昨日出会ったDQN―もといタツベイとグライガーは星の洞窟の在り処を示した地図を狙っていたらしい。 それでユキカブリは追われていて、やむを得ずビッパに地図を手渡した、というのだ。 依頼を引き受けたビッパは、お腹が痛いと嘘をつき、ギルドから休みを貰う事に成功。 ユキカブリと共に星の洞窟へ向かいます。 洞窟に生息するポケモンと、同行者ユキカブリの雪降らしで発生した霰に苦しみつつも、何とか洞窟の最奥部まで来た2匹。 が、その時。突然例のDQN2人組が登場。 「ど・・・どうしてお前たちがここにっ!?」 驚きを隠せないビッパ。その時後ろから声が。 「フン!ジラーチなんてハナからいねえんだよ」 声の主は何とユキカブリ。 彼らの正体は盗賊団アクトーズ。以前星の洞窟を訪れジラーチがいない事を知って腹が立っていた彼らは、 先日トレジャータウンで7000ポケを持っていたビッパに目を付け、金を奪おうと一芝居打ったのでした。 ユキカブリのあの臆病な態度は全てネコカブリ――ビッパは衝撃を隠せません。 金をよこせと脅迫するアクトーズに、勇気を振り絞って抵抗するビッパ。 しかし敵は3匹こっちは1匹。敵うはずもなく倒されてしまいます。 もはやこれまで、そう思われた瞬間、ギルドのメンバーが全員登場。 弟弟子が酷い目にあわされた事で怒りに燃えるメンバー達。 アクトーズは無謀にも戦いを挑むももの、相手はあのプクリンギルドの面々。 瞬く間にフルボッコにされてしまい、一目散に逃げ出すのでした。 208 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 19 28 46.18 ID yG3OsWkW0 自分を助けてくれたメンバーたちにお礼を言うビッパ。 ギルドの面々は明らかに怪しい態度のビッパを見て不審に思い、心配になってビッパの後をついてきたのでした。 が、ペラップだけは心配で来たという事を認めようとしません。 「ワタシは決してオマエの事が心配で・・・ついてこようと思ったわけじゃないからな!」 どう見てもツンデレな態度に、ギルドのメンバーは皆大笑い。 とにかく無事でよかった、というプクリンの言葉に思わず泣いてしまうビッパ。 皆に迷惑をかけてしまったと詫びるビッパに、メンバー達は声をかける。 「そんな事はない、お前はアクトーズに一人で立ち向かったじゃないか」 「失敗を気にしてるみたいだけど、皆色んな失敗を繰り返して強くなっていく。 そうして一人前になっていく。だから失敗は恥ずかしい事じゃない」と。 皆の言葉に、ビッパは失敗を恐れずに、あせらずゆっくりと頑張っていく事を誓います。 ここでドゴームが先ほどのアクトーズの事を話題に出します。あいつらもバカだよな、と。 星の洞窟やジラーチの話はでっち上げじゃないのかと尋ねるビッパをよそに、 プクリンが「たあーっ!」と叫ぶと、壁が崩れて奥に続く大きな穴が出現。 先に進もうと意気込むメンバーを、プクリンは止めます。 「この探検は元々ビッパのもので、この先はビッパ1匹で行くべきなんだよ」 他のメンバーも渋々納得し、皆の声援を受けてビッパは一人洞窟の奥地へ向かいます。 ・・・この後、ジラーチに会えば好物のセカイイチ食べ放題!なんて願い事も叶えてもらえると気付き、 洞窟の奥地へ進もうと必死に抵抗するプクリンを抑えるのにギルドの面々は苦労する羽目になったわけですが。 洞窟最深部にたどり着いたビッパの前に、ジラーチが姿を現します。 ただこのジラーチ、物凄く寝像が悪く、眠ったままビッパに攻撃を仕掛けてきます。 ビッパが辛くも勝利すると、ジラーチは目を覚まし、願い事を1つ叶えてあげると言う。 一流の探検家になるという夢を叶えてもらうためにここまで来たビッパですが、 それは努力して一生懸命頑張った末に掴むものだと気付き、 代わりにかわいい後輩が欲しいとジラーチに願い事する事に。 こうして無事星の洞窟の冒険を終えたビッパ。 それから暫くした後、主人公とパートナーがギルドに入り、ビッパは晴れて先輩となったのでした。 SpecialEpisode-1 おわり SE2に続きますが、また後で書きます。 210 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/11(月) 23 21 45.70 ID RYZBwNRS0 ■SpecialEpisode-2 てんさいププリン ある日の夜、プクリンの頼みで皆の目を盗み夜な夜な倉庫からセカイイチを持ってきたペラップ。 その時プクリンが何かを床に落とす。虫タイプ専用のアイテム「まもりのオーブだった」。 落としたオーブを拾い、大事そうにするプクリン。このオーブこそ、彼が探検家を目指す事になった原点だった。 話は過去に遡る。プクリンがまだ子供でププリンだった頃、彼はとある草原で両親と共に楽しく暮らしていた。 ある日ププリンが友達のスボミー、ウパー、ムチュールと遊んでいる時、 いじめっ子のジュペッタとスコルピが乱入、ププリンが母親から貰ったグミを全部食べてしまう。 事の一部始終を見ていた友達3匹から相談を受けたププリンのママはその日の夜、息子の将来が心配とパパに相談を持ちかける。 明るい子だし、ああ見えても芯はしっかりしてるから大丈夫だろう、とパパ。 それに、ププリンは何か不思議な力――ただ強いだけでなく、皆が困った時に初めて発揮されるような、優しさに溢れた力を持っているのだという。 以前一緒に山登りをした帰り道、落石に遭い潰されそうになったその時、何故か岩が砕け散り、助かった。 何が起こったかは分からないが、その時助けてくれたのは間違いなくププリン――そう断言するパパ。 あの子を信じてあげようと言うパパの言葉に、ママも頷くのだった。 次の日、例のいじめっ子2匹が、アンコクの森へ探検に行くと言い出す。アンコクの森は恐ろしい怪物が出ると噂される場所。 ムチュール達が遠慮する中、ププリンだけは楽しそう。3匹でアンコクの森へ向かう。 そして森の最奥部。あれほど威勢の良かったいじめっ子達は、奥の洞窟から現れた怪物を見るや否や一目散に逃げ出した。 が、ププリンだけは全く動じなかった。それどころかここで何をしてるのと怪物に質問するほどである。 調子を狂わされた怪物――アーマルドはププリンの要求に折れ、住処の洞窟へ案内する。 アーマルドは引退した元探検家で、今はわけあってここに住んでいるのだと言う。 そして彼は一枚の地図を取り出す。長い間解読を試みても解けなかったという、地図に記された暗号。 それを何とププリンがあっさり解いてしまった。驚くアーマルドなどお構いなしに、探検に行こうとせがむププリン。 一度はためらうものの、結局はププリンの要求に折れ、次の日2匹は地図に記された場所へ。 探検の末にたどり着いたダンジョン「東の洞穴」の奥地で、2匹はいかにも仕掛けだらけの部屋に到達。 どのように仕掛けを解除して扉を開けるか悩むアーマルド。 そんな彼をよそに、ププリンは扉の前へ。たあーっ!と叫ぶと辺りはまばゆい光に包まれ、次の瞬間扉は破壊されていた。 何はともあれ無事に奥にあったお宝「まもりのオーブ」を手に入れる事に成功。 ププリンに無限の可能性を感じたアーマルドは、ププリン自身の頼みもあって、彼を弟子として迎える事にしました。 211 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/12(火) 00 49 41.44 ID sFGP/8He0 それからというもの、ププリンとアーマルドは探検に明け暮れる毎日。 朝起きてししょー(アーマルドの事)の家に行き、地図を広げて探検する場所を探す。 すぐさま探検に行き、絶妙?なコンビネーションでお宝をゲット!次々と探検を成功させていく。 そして、アーマルドが初めての探検で感じたププリンへの可能性はいつしか確信へと変わっていた。 あの坊主は間違いない・・・探検の天才だ、と。 そうして数カ月がたったある日、いつものようにお宝をゲットした、その帰り道。 ププリンとアーマルドは、次の探検を「財宝の岩場」に決定。明日また落ち合おう、といつものように別れた。 ププリンを見送り、自らも帰途につくアーマルド。だが、その様子を遠くから見ている1匹のポケモンに彼らが気づく事はなかった・・・ 次の日の朝、いつもの様にアーマルドの家へ出向き、財宝の岩場に向けて出発した2匹。 一方その頃ププリンの家。彼を訪ねてきたムチュール達から、ププリンが毎日アンコクの森へ行っているという噂を耳にするパパとママ。 その時偶然いじめっ子のジュペッタ達もやってきて、ププリンの目撃情報を口にする。 しかも、森の奥にいる凶悪そうな奴(アーマルド)と仲良くしていると言うのだ。 驚きを隠せないパパ達。そこに1匹のニドキングがやってきた。今の話を詳しく聞かせて欲しいと言う。 大きな爪、鎧の様な甲羅。その凶悪そうな奴の外見に、ニドキングは確信した。 そして自らを探検家と名乗り、その目的について話し始めるのだった。 場面は変わって、財宝の岩場最深部。ププリン達は火のついた4つの松明がある部屋にたどり着く。 炎を全て消せば扉が開く、そう踏んだアーマルドはみずでっぽうで炎を消す。 しかしそれは罠だった。床が抜け、落下する2匹。しかも落ちた先はモンスターハウス。 協力して何とか危機を乗り切った2匹はダンジョンの外へ。 2匹の目に映ったのは、遠くに見える遺跡の様なものだった。きっとお宝はそこにある。歩き出そうとしたその時。 「待てっ!」 声を聞いて振りかえると、そこには1匹のニドキング。 「とうとう追いつめたぞ・・・アーマルド!」 驚きを隠せないアーマルド。 その後ろからジバコイル保安官とコイル、プクリンの両親、友達までもが駆けつけてくる。 直後、彼らの口から発せられた衝撃の事実。アーマルドはお尋ね者――その言葉を幼いププリンは信じる事が出来ない。 アーマルドは実はBランクのお尋ね者で、全国に指名手配されていたのだ。 そして探検家であるニドキングは彼を追っていたというわけだ。 「違う!ししょーは悪者なんかじゃない!」 ププリンの涙ながらの訴えも虚しく、連行されるアーマルド。 アーマルドも抵抗する様子は見せなかった。悲しみのあまり、仕掛けを(無理矢理)突破した時の力を使おうとするププリン。 地面が揺れ、周囲に爆発が巻き起こる。その時、アーマルドがププリンを一喝した。 「やめるんだボウズ!ここでニドキング達を吹き飛ばして・・・お前まで悪者になってどうする!」 それでもアーマルドを信じて引き下がろうとしないププリン。そんな彼を見て、アーマルドはジバコイルに少し時間をくれと申し出る。 アーマルドはププリンに全てを話した。自分がお尋ね者である事、追っ手から逃れるために逃げ続けた事、 そして行き着いた先がアンコクの森で、捕まらない為に森に怪物がいると噂を流した事。 これらをもっと早く言いだせなかった事を謝罪し、お前は俺と違う、一緒にいてはいけないとププリンを説得する。 「ししょーがいなくなったらこれから僕はどうしたらいいの?」 悲しむププリンに、アーマルドは尋ねた。 そんなに探検が楽しかったのか?と。頷くププリン。 「だったら・・・いつか立派な探検家になってくれ。俺みたいな半端モノじゃなく、本当のな。 お前には才能がある。だからお前は立派な探検家を目指してくれ」 そう言って、アーマルドはジバコイルの元へ向かう。行かないでと泣きつくププリンに、彼は優しく声をかける。 お前と過ごした時間は俺も楽しかった。そしてお前のおかげで探検の楽しさに気付く事が出来た。 罪を償う事ができたらその時はまた、一緒に探検をしよう。 最後に彼は、ある物をププリンに託し、連行されていった。それこそが、2人が初めての探検で手に入れたまもりのオーブだった。 SpecialEpisode-2 おわり SE3に続きますが、少し日数空くかも。書き方こんな感じで大丈夫なんでしょうかね? 213 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/13(水) 02 27 53.91 ID TPHOryNd0 ■SpecialEpisode-3 ほんじつのきゃー 時系列としては、本編チャプター5で主人公とパートナーが滝の調査に行っている時。 ギルドメンバーの1匹、キマワリは他の弟子たちと共に修行に励んでいた。 修業は楽しいし、実力もかなりついてきた。皆との生活も楽しい。 そんな彼女には最近ある悩み事が。弟子の1匹、ドゴームとの事だ。 以前一緒に探検した時、彼の暴走に巻き込まれて全滅。それ以来すれ違いが続いているのだ。 ある時キマワリはペラップとプクリンに呼び出される。何でも、ジバコイル保安官からの依頼でお尋ね者を逮捕して欲しいというのだ。 お尋ね者の名は「不死身のゴースト」。文字通り不死身の体の持ち主で、何度倒しても起き上がると言う。 そのお尋ね者が「源泉の洞窟」に逃げ込んだらしい。その洞窟の下層部は溶岩が流れていて、 キマワリの苦手な炎ポケモンがいる可能性が高いとプクリンから忠告を受ける(実際は出現しません)。しかもゴーストは毒タイプも持っている。 でも他に手の空いてる者もいないし、断るわけにはいかない。キマワリは一人源泉の洞窟へ。 洞窟に入ったキマワリは洞窟の上層部で、ゴーストに追いつく。 襲いかかってくるゴーストだが、流石は実力派のキマワリ。タイプ相性を覆して勝利します。 しかし逮捕しようと近づいたその瞬間、突然まばゆい光が。眩しくて何も見えない。 光が消えた時、そこには先ほど倒したはずのゴーストが何事も無かったかの様に存在していた。 驚くキマワリをよそに、ゴーストは再び逃走してしまう。いずれ倒れるのは疲れ果てたお前の方だと言い残して。 何故ゴーストは不死身なのでしょう――悩みつつも、ゴーストを追いかけるキマワリ。 洞窟の下層部で再び追いつき、ゴーストを倒す。だが、結果は同じ。 眩しい光と共に、ゴーストは復活してしまう。雇っておいた2匹のマグマッグを彼女にけしかけゴーストはまたも逃走。 追いかけようとするキマワリだが、マグマッグの炎に追い詰められてしまう。助けて――思わずそう叫んだその時。 突然ドゴームが現れ、マグマッグを撃退。キマワリのピンチを救った。 「あんな奴らに遅れを取るなんてお前らしくないな。それ以前に随分ダメージを受けていたみたいだが。 その点ワシは今来たばかりで元気だがな!ガハハハハ!」とドゴーム。 だがキマワリは意地を張ってしまい、ドゴームと大ゲンカ。ドゴームは怒って帰ってしまう。 本当は嬉しかったのに。自らの行いを反省するキマワリ。 後悔し、ドゴームとのやり取りを思い返す彼女の脳裏に、あるヒントが閃く。 「随分とダメージを受けていた」「今来たばかりで元気だからな」 まさか――でもそれしかない。これで分かった気がする。ゴーストが不死身でいられる、そのカラクリが。 214 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/13(水) 02 51 34.28 ID TPHOryNd0 源泉の洞窟最深部。ついにゴーストを追いつめたキマワリ。 それでもなお余裕の表情のゴーストにキマワリは言い放つ。 「貴方達が1匹で無い事はもうわかっていますわ!出てきなさい!残りの方々!」 その言葉とともに勢いよく放たれたはっぱカッターがゴーストに命中すると、その陰から2匹のゴーストが飛び出した。 実はゴーストは3匹だったのだ。光で相手の目をくらましているその隙に、1匹が倒れた仲間を隠し、もう1匹が入れ替わる。 これが不死身のゴーストのカラクリだった。こうやって今まで追跡を逃れてきたのだ。 「秘密を知られた以上タダで返すわけにはいかねえなぁ!」 ゴーストが言うと、突然辺りが激しく揺れだした。 そして噴き出す大量の溶岩。源泉の洞窟最深部には溶岩が流れている。 ゴースト達はこうなる事も考えてこの場所に逃げ込んだのだ。 またもやピンチのキマワリ。しかし、とっさの所で怒って帰ったはずのドゴームが助けに入る。 「ど、どうして!?」驚くキマワリ。だが、今はそんな状況ではない。 ドゴームと協力して、キマワリはついにゴースト達を打ち倒した。 ギルドへ戻ってゴースト達を引き渡すと、ジバコイルも不死身のカラクリにはチョービックリ! 無事依頼を解決したキマワリですが、ふと見渡すとドゴームの姿がありません。 ペラップに聞くと、見張り番をサボった罰としてリンゴの森にセカイイチを取らせにいったとの事。 ドゴームはそうまでして、キマワリを助けにかけつけてくれたのだ。 その日の夜、日記をつけながらキマワリは思います。 ドゴームに謝ろう。そして助けに来てくれたあの時言えなかった言葉を言おう。ありがとう、と。 SpecialEpisode-3 おわり SE4に続きます 241 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/15(金) 22 44 11.33 ID C1zsM5u80 日数が空きましたが、SE4を投下します。 ■SpecialEpisode-4 チャームズさんじょう! つよく!かしこく!うつくしく!狙ったお宝は逃がさない。 ポケモン達にも絶大な人気を誇るトレジャーハンター「チャームズ」。 そんな彼女たちがまだそれほど有名ではなかった時のお話。 ある遺跡で見事にお宝をゲットしたチャームズの3匹。 彼女たちの次なる目的は、巨大岩石群に眠ると言われるお宝。 それを求めてとあるジャングルに到達。ここを抜ければ巨大岩石群は目の前。 その時、通りかかったジャングルに住むキレイハナから、お宝は諦めた方がいいと忠告を受けてしまう。 何せそのお宝は誰も発見できていないし、あるかどうかすら怪しいらしい。 でも諦める彼女たちではありません。ジャングルを進み、出口に向けて出発。 ジャングルを抜けると、空腹行き倒れになっているプクリンと遭遇。チャーレムとミミロップがセカイイチをあげると、プクリンは復活。 話を聞くと、散歩をしていた時、何者かに食料を奪われてしまい、行き倒れていたらしい。 プクリンのマイペースっぷりに少し呆れつつも、彼と別れて巨大岩石群へ。 目的地に着くと、そこにはお宝を求めてやってきた沢山の探検家が。皆宝を見つけようと張り切るものの、まだ誰も見つけてないとの事。 どうやら巨大岩石群は複雑な迷路になっている上、途中からは先に進んでも元来た道に戻されてしまうらしい。 と、そこに悪名高き盗賊団、チームMADが登場。MADの登場に、チャームズ以外は恐れをなして逃走。 「姉ちゃん達度胸あるな。カワイイし、特別に俺たちの仲間にしてやってもいいぜ?」 とアーボックとドラピオン。 勿論キッパリ断るミミロップ、チャーレム、サーナイト。 激昂して襲いかかってくる男どもを軽くいなし、あら?意外と弱いのね、と余裕の表情。 これによって更に怒りが増す男ども。ここでリーダーのマニューラが彼らを一喝。 我がMADを敵に回した事を忘れるなと言い残し、巨大岩石群の中へ去っていきます。 先を越されるわけにはいかないと、後を追おうとしたチャームズの前に、先ほど逃げた連中のなかにいた、1匹のオタチが。 以前仲間がMADに襲われ、仲間たちはそれ以来怖くて探検ができなくなってしまった、だからMADを懲らしめて欲しいと言うのです。 その話に怒りを覚えた彼女たちは、MADと会ったら必ず成敗すると約束して、巨大岩石群へ進みます。 242 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/15(金) 23 13 09.13 ID C1zsM5u80 巨大岩石群の途中で、そこを縄張りにしているボスゴドラとコドラ達から一方的に襲撃を受けるチャームズ。 でもチャーレムとミミロップの格闘技の敵ではありません。売られたケンカを買い、あっさり撃退します。 巨大岩石群の奥地にたどり着くと、左右の分かれ道が。とりあえず右へ進んでみる事に。 しかし、何故か元来た場所へ戻されてしまいます。左の道へ進んでも結果は同じでした。 これこそが先ほどの探検家たちが言っていた謎らしい。 悩むチャームズの前に、再びプクリンが登場。転がるセカイイチを追いかけていたらここに着いたそうです。 彼女たちから事情を聞いたプクリンは、道は目に見えるものだけとは限らない、といいます。 その時彼の頭から転がり落ちたセカイイチが分かれ道の間の壁に消えてしまう。あわてて追いかけるプクリンも壁の中へ。 驚くチャームズですが、同じように壁の中に進むと、奥には巨大な鍾乳洞が。 この先にきっとお宝がある――彼女たちは鍾乳洞の奥へ。そしてついに最深部に到着。 大きな宝箱が置いてあります。しかし、開けると中身は空っぽ。 そこにMADがやってきて、空っぽの宝箱を見るやいなや、チャームズ達が宝を奪ったと思って襲ってきます。 チャームズにとってもオタチとの約束を守る絶好の機会。バトル勃発です。 アーボックとドラピオンはともかく、リーダーで紅一点のマニューラはかなりの実力者。 お互い一歩も引きません。しかし、突然プクリンがやってきて仲裁に入ります。 プクリンが言うには、チャームズとMADが戦うよう仕組んだ者がいるらしい。 そう言って、奥の宝箱の元へ進むプクリン。 「今までの話、聞いてたんでしょ?ほんとはどうなの?教えてよ?」 彼が宝箱に話しかけると、箱が突然姿を変え、メタモンになってしまいました。 観念したのか、奥にある空洞へチャームズ達を案内するメタモン。 そこにあったものは、何と、時の歯車でした。時の歯車は各地の時を司る秘法。 奪われてしまっては大変な事になります。これを奪われない様に、メタモンはチャームズとMADが同士討ちするよう仕向けたのでした。 チャームズがジャングルで会ったキレイハナも、巨大岩石群で会ったオタチもメタモンが変身した姿だったのです。 時の歯車を目にしたMADは、「時の歯車とあっちゃ奪うわけにはいかない。悪党にもそれなりの良識がある」 そう言い残して去って行きました。チャームズとプクリンも、ここで見た事を誰にも口外しないと約束し、鍾乳洞を後にします。 外へ出て、プクリンの活躍を褒めるチャームズ。 私達と一緒に探検しない?と、セカイイチでプクリンを釣ります。 こうしてチャームズとプクリンは暫く行動を共にする事になるのでした。 SE5に続く かなりgdgdになってしまった・・・ 246 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/16(土) 23 46 14.50 ID pBuL9QAJ0 ■SpecialEpisode-5 あんこくのみらいで 星の未来を主人公とパートナーに託し、闇のディアルガの腹心、ヨノワールを道連れに時空ホールへ飛び込んだジュプトル。 未来世界へ帰ってきた彼が目覚めた時に見たものは、自分のそばで倒れているヨノワールと、暗い空。 歴史改変の影響が未来世界に及ぶまでには時間がかかるのかもしれない。 そう考えたジュプトルは、時間稼ぎのために、時限の塔にいるはずの闇のディアルガを直接叩く決心をする。 その時、ヨノワールの部下、ヤミラミに姿を見られてしまい、先を急ぐジュプトル。しかし、過去の世界でヨノワールと戦った傷が響く。 枯渇の谷を抜けた所で、彼はヨノワールとヤミラミに追いつかれてしまう。絶体絶命のピンチ。 しかし、ここで予想外の出来事が起こる。ヤミラミ達が、ジュプトルだけでなく、上司のヨノワールにも襲いかかったのだ。 困惑しつつも、ジュプトルとヨノワールは襲いかかってくるヤミラミ達を撃退。ヤミラミ達は逃走する。 「ヤミラミ達は何故私を・・・」 困惑するヨノワール。ヤミラミは自分と闇のディアルガの命令には絶対に従う。 自分を襲うなど有り得ないというのだ。 「だったら闇のディアルガが命令したんじゃないのか?」 ジュプトルはヨノワールに言い放つ。 ヨノワールは過去の世界で自分と主人公、パートナーを消す事に失敗している。闇のディアルガが見捨てるのもおかしくはない。 これがジュプトルの考えだ。先を急ごうとするジュプトルに、ヨノワールが驚くべき事を申し出る。 「ひとまず休戦だ。・・・とりあえずは私と一緒に行かないか?」 当然警戒するジュプトル。ヨノワールには言い分があった。 用心深いお前に今の私が襲いかかったとしても通用しないだろう。それに暗黒の影響で凶暴化したポケモン達を相手にするなら、2人の方がメリットがある、と。 そして何よりヨノワールには知りたい事があった。ヤミラミ達が自分を襲ってきた理由だ。 ジュプトルは渋々この提案を受け入れる事に。二人揃って時限の塔へ出発。 その途中、1匹のヤミラミと出くわす。ジュプトルと怒りをあらわにしたヨノワールが問い詰めると、 ヤミラミは、ヨノワールを襲ったのはヨノワールに代わる、闇のディアルガの新たな腹心の命令だと白状する。 しかし、新たな腹心が誰かという事までは教えてもらえず、逃げられてしまった。 闇のディアルガに見捨てられた――その現実にショックを受けるヨノワール。 だが、ジュプトルはそんな彼などどうでもよく、新たな腹心の正体が気になっていた。 それぞれの目的のため、2人は時限の塔へ向かって再び歩き出した。 247 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 00 41 06.21 ID IAKYUsAX0 そしてついに時限の塔最上部にたどり着いた二人。しかし、塔はもぬけの殻だった。 ヤミラミの話では、闇のディアルガは新たな腹心を過去に送るという事だった。しかし、時を司るディアルガといえど、それには膨大なパワーを要する。 そのために時限の塔でじっと動かずエネルギーを蓄えているはずだった。だが、予想は外れた。 ヨノワールは、その推論は正しいが、タイムスリップさせるだけなら他に方法があるという。 それは、一度未来世界へ連れてこられたジュプトル達が過去へ戻るために使った、時の回廊だった。 時の回廊を渡るには、セレビィの力が必要であり、実際彼らは彼女の力を借りて時の回廊から過去の世界へ戻った。 闇のディアルガがセレビィをとらえるために時限の塔から動いた――おそらくそれで間違いはない。 いくらセレビィでも、闇のディアルガや、例の新しい腹心を相手にする場合、無事は保証できない。 ジュプトルとヨノワールは、ジュプトルがいつもセレビィと会っていた黒の森へ向かう。 セレビィの無事を願いつつ森の奥地へ辿り着くも、既に彼女はいなかった。それどころか、ヤミラミ達が襲いかかってきたのだ。 彼らを撃退し問い詰めると、闇のディアルガはセレビィを追って氷塊の島へ渡ったという。 そのためには空間の岸壁に向かい、ポリゴン達に島へ転送してもらう必要があるらしい。 岸壁につくと、ポリゴン達はヨノワールの命令で二人を氷塊の島へ転送した。 氷塊の島は文字通り氷で覆われた極寒の地。しかし、星の停止の影響で今は吹雪さえも止まっている。 島に着いてからすぐに、そこを住処とするユキワラシ達にイタズラされるジュプトル。 それに起こる彼を見て、ヨノワールは思うのだった。アイツ――案外お人よしな所があるんだなと。 ディアルガとセレビィを追って先に進む二人だったが、頂上に着いた所で、空中で停止していた氷塊が突然落下。 ジュプトルが下敷きになりそうになったその時、ヨノワールが身を呈して彼をかばった。深手を負ったヨノワール。 更に最悪な事に、オニゴーリとマンムーから襲撃を受けてしまう。草タイプのジュプトルは氷タイプに弱い。 しかもヨノワールは深手を負っている。この最悪の状況を、彼らは協力して何とか切り抜けた。 ヨノワールの傷を回復するため、偶然見つけた氷の裂け目に避難する事に。 「しかし、あの時・・・氷の塊が俺の頭上に落ちてきた時、まさかお前が俺をかばうとはな」とジュプトル。 その言葉に、ヨノワールはそっけない返事を返す。ヨノワールの傷も大分癒え、出発しようとしたその時、ヨノワールがジュプトルに尋ねた。 歴史を改変すれば消えてしまうのに、お前はなぜそこまで頑張れるのだと。 ジュプトルは答える。生きている時にどれだけ輝けるのかが大事なのだ。その生き方はきっと未来に受け継がれ、 魂は生き続けるのだと。これまでの旅で宿敵ジュプトルの事を少しずつ理解し始めていたヨノワールは、 その答えに思わず心を揺さぶられるのだった。そして二人は再度旅立つ。 248 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 01 54 08.35 ID IAKYUsAX0 氷柱の森の入口についたジュプトルとヨノワールは、先程とは別のユキワラシに遭遇。 話を聞くと、前にここをヤミラミ達が通ったという。その中にはピンク色の綺麗なポケモンもいたらしい。 間違いない、セレビィだ。そう確信したジュプトル達は氷柱の森の奥へ足を進める。 そして森の奥地。そびえ立つ巨大な4本の柱の向こう側。そこにセレビィはいた。だが、彼女は金縛りに遭ったかの様に動かない。 セレビィを縛り付けていたのは、以前未来世界で戦ったミカルゲだった。ジュプトルはその時、ミカルゲに体を乗っ取られてしまったのだ。 おそらく今回も同じような状況なのだろう。激しい怒りを覚えたその時、ジュプトルは本能で危険を感じ取った。 体中の神経が逆立つような感覚。その時、ミカルゲに動きを封じられていたセレビィの意識が戻った。 セレビィを助けようと、ミカルゲに歩み寄るジュプトルに気付くと、彼女は叫んだ。 「こ、こっちに来ちゃだめ!」 次の瞬間、巨大の4本の柱の先から突然電撃が発生し、ジュプトルを襲った。苦しむジュプトル。しかも、なんだか力が抜けていく。 そんなジュプトルを見て、不敵に笑うヨノワール。更にヤミラミ達も現れた。そう、これはヨノワールが仕組んだ罠だったのだ。 実はディアルガの新しい腹心などはじめから存在しなかった。ヤミラミにヨノワールが襲われたのも、彼の策略の内だったのだ。 彼はジュプトルが目覚める前に計画をヤミラミ達に伝え、気絶したふりをしていたのだ。 更に、ここ氷柱の森の氷の柱から発生する電撃を浴びると魂を抜かれてしまう。 ヨノワールの目的は、ジュプトルの魂を抜き、抜け殻となったその体にヨノワールが憑依し、 その体で過去へ戻って主人公達を騙し、消し去ることだった。新たな刺客とは、いうなればジュプトルの事だったのだ。 高笑いをあげるヨノワール。放電が勢いを増す。卑怯者!と抗議するセレビィをも嘲笑うヨノワール。 「最後の最後でお前たちは負けたのだ!この私を信じたばっかりにな!」 勝ち誇ったヨノワールに対し、ジュプトルが口を開く。 俺はお前を信じている。お前にも本当は分かっているはずだ、俺たちは通じ合う瞬間があったはずだと。 否定するヨノワールだが、ジュプトルから、一緒に旅をするうちにお前から憎しみが消えていくのを感じたと告げられ、うろたえる。 しかし、ジュプトルは旅の中で確かに感じ取っていた。ヨノワールの信頼の心を。輝ける魂を。だからこそ、彼を信じていいと思ったのだ。 「闇のディアルガに忠誠を誓い、この暗黒世界で生きながらえる事がお前の幸せなのか!?生きる意味を・・・生きている意味を考えてくれ!ヨノワール!」 ヨノワールの脳裏に、ジュプトルが言ったあの言葉が蘇る。例え消滅しても、魂は生き続ける――その言葉に、苦悩するヨノワール。 彼にもきちんと刻まれていたのだ。ジュプトルの生きざまが。ヤミラミ達も、ジュプトルの言葉に戸惑っている。 そして放電が激しさを増し、魂が抜き取られる――その瞬間、ヨノワールがジュプトルを救った。 驚きを隠せないセレビィ達。だがその時、突然闇のディアルガが襲来。裏切り者のヨノワールを容赦なく攻撃し始める。 ヨノワールを守ろうとしたヤミラミ達も、ディアルガに一掃されてしまう。ジュプトルは助けようとするが、体が言う事を聞かない。 逃げ出したミカルゲから解放されたセレビィがディアルガに攻撃しようとしたその時、ついに止まっていた時が動き出した。 それは、過去の世界で主人公とパートナーが時限の塔を修復し、星の停止を食い止める事に成功したことを意味する。 歴史改変が始まり、その影響で暴走する闇のディアルガ。そして彼は強烈な輝きと共にどこかへと姿を消した。 受けたダメージは大きかったものの、何とか体制を整えたジュプトル達。 彼らはヤミラミ達の目撃証言をもとに、ディアルガが向かったとされる大氷山にやってきた。 ここで、大氷山の頂上には時の回廊があるとセレビィから告げられる。 万が一時の回廊が破壊されてしまった場合、この世界だけでなく、過去や未来も危ない。 ディアルガを止めるために、ジュプトル、ヨノワール、セレビィは頂上へと向かうのだった。 ・・・そしてセレビィはジュプトルと一緒に行動出来て少し嬉しそうだ。 249 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 02 42 13.86 ID IAKYUsAX0 大氷山の頂上。やはりそこに闇のディアルガはいた。歴史改変の影響で苦しんでいるようだ。体から消滅光が発せられている。 歴史改変による、この世界の消滅が近づいている証拠だ。その前に時の回廊を破壊されるわけにはいかない。 「俺たちの戦いもこれが最後だッ!」ジュプトルが叫ぶ。 「・・・○○。←ここに主人公とパートナーの名前が入ります 頼む!力を!俺たちに最後の力をッ!行くぞッ!」 壮絶な戦いの末、闇のディアルガが轟音をあげてその場に崩れ落ちた。そして、消滅光と共に消えていく。 ジュプトル達の消滅光も輝きを増していく。体が、重い。まず初めに光が強くなったのはヨノワールだった。 彼はジュプトルに尋ねた。私の魂は輝いていたかと。ヨノワールの問いに、ジュプトルは答えた。 「ああ、とびっきりな」 その言葉に安心したのか、ヨノワールはありがとう、もう悔いはないと言い残し、消えていった。 そしてジュプトルとセレビィの消滅光も輝きを増し始めた。残された時が後わずかと悟ったジュプトルは重い体を引きずり、セレビィのもとへ。小さな体を抱き抱えた。 その時だった。朝日が昇り、辺り一帯を照らし始めた。時が止まり、常に暗黒だったこの世界に、ついに朝日が昇ったのだ。 「セレビィ・・・見えるか?朝日だ」 朝日の方向を向くジュプトル。 セレビィは暗黒の世界で育ったため、太陽を見た事が無かったのだ。 生まれて初めて太陽の美しさ、暖かさを知り、セレビィは涙する。 「最後に・・・一緒に見れて・・・ほんとよかった・・・生まれてきて・・・本当によかった・・・」 セレビィの言葉に、ジュプトルも頷く。消滅光が更に激しさを増す。 「さようなら・・・ジュプトルさん・・・わたし・・・わたし・・・」 それ以上はもう言葉にすらならない。だが、セレビィの口の動きからジュプトルははっきりと感じ取った。 (わたし・・・しあわせよ・・・) そして、時は完全に動き出し、眩い光と共に体が消えていくのをジュプトルは感じていた。 250 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 03 05 07.34 ID IAKYUsAX0 歴史が修正され、本来の状態に戻った未来世界。時が動き、風が吹き、空には朝日が輝いている。 そして気がつくと、ジュプトル達は何故か大氷山の頂上にいた。 歴史が変わったのに、消えていない事に驚くジュプトル達。だが、これは喜ばしい事だ。消えずに済んだのだから。 まるで奇跡のようだと呟くヨノワール。その時、誰かの声が聞こえた。 「いや、奇跡ではない」 声の主はディアルガだった。ただし、闇のディアルガではなく、正気を取り戻した本来のディアルガ。 闇にのまれていたとはいえ、大変な事をした。その責任は私にあると詫びるディアルガ。 そのディアルガに、ジュプトルが尋ねる。自分たちが消えずに済んだのはお前の力なのかと。 ディアルガは答える。世界の消滅を止めるほどの力は無い。しかし、私よりももっと上の存在・・・その力なら可能だと。 そして彼は自分を闇から救ってくれたジュプトル達、 また、どこかで歴史改変を食い止めてくれた者達(主人公とパートナーの事)に対し、心から礼を言うのだった。 その言葉を聞いて、ジュプトルは確信する。自分たちが消えずに生きている以上、 同じく消えてしまう運命にあった過去の世界の主人公もきっと無事なのだと。 ジュプトルは心の中で、過去の世界にいるであろう、主人公とパートナーに叫ぶのだった。 俺たちは生きている! SE5 おわり 254 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 22 08 36.67 ID +7iiQ8wF0 ポケダン空のSE5に関してちょっと補足。 歴史改変によって消える運命だったはずの未来世界が消滅せずに残った理由だけど、ディアルガのセリフにヒントがある。 ディアルガより上の存在というのはおそらくアルセウスの事。 一度は消滅してしまった未来世界をアルセウスが復活させた事で並行世界として存続する事ができた、っていうのが妥当な線。 それとすっかり忘れてたんだけど、空の探検隊にはもう1つ追加エピソードあったので投下しておきます。 255 :ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊:2011/04/17(日) 22 48 38.57 ID +7iiQ8wF0 ■ED後追加エピソード そらのいただき ギルド卒業から暫く経ったある日。パッチールのドリンクスタンドに立ち寄った主人公とパートナーは、 パッチールから、彼の事業「プロジェクトP」の一環として天高くそびえる山「空の頂」へのルートが発見されたと報告を受ける。 しかも、この山にはどんな宝にも勝る秘宝が眠っているとのこと。 未知のダンジョンと秘宝への期待から、主人公達もカフェのメンバーと一緒に空の頂を目指す事に。 空の頂のふもとにあるシェイミの里で幻のポケモン、シェイミにガイドを頼み、登山開始。 途中トラブルが原因でマスキッパ達に絡まれて、チームフロンティア(ゴーリキー♂、キノガッサ♂、クチート♀の探検隊)と共闘したり、 そのトラブルを作った原因で、7合目で倒れていたニューラを助けたりしながらついに頂上へ。 しかし、頂上は酷く荒れ果て、汚れていた。汚れの元凶、ベトベターとベトベトンを、主人公達はフロンティアと共闘の末退治。 荒れ果てた土地をシェイミがシードフレアで浄化すると、頂上は本来の姿を取り戻した。 そこには、一面に咲き誇るグラシデアの花が。秘宝とは、山頂から見える景色そのものだったのだ。 頂上の景色を堪能した主人公達は、スカイフォルムにフォルムチェンジしたシェイミにつかまってふもとへ降りた。 そして、シェイミに精一杯のお礼をしてトレジャータウンに帰るのだった。 以上で空の探検隊の追加エピソードは全て投下完了です
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