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魂を得る代わりに受けたレザードの依頼である戦闘機人の作成。 スカリエッティは手渡された“髪の毛”を調べ、その遺伝子に驚きを覚えた。 それはこの世界では有り得ない根本的に異なる遺伝子で、 肉体面として逸脱し、また精神面にも優れた因子を含む、まさに完璧と言える遺伝子であったのだ。 そんな遺伝子を基に作成される戦闘機人、スカリエッティはフレームの入った培養液の前で、考え込んでいた。 「う~ん、どうしよかな……」 「どうしよなか?っと言われましても、完成している基礎フレームの中で使われていないモノはコレしかないのですから」 仕方がないとウーノは答える。No.IVの基礎フレームは既に使用しており、 現状残っているのはNo.Vの基礎フレームのみだった。 No.Vの基礎フレームの特徴は戦闘用の為、他の基礎フレームよりかなり頑丈に出来ている。 ………ただ少女タイプのフレームであるが… リリカルプロファイル 第三話 計画 一週間後、培養液の中には銀色の髪の少女が浮かんでいた。 レザードから手渡された“髪の毛”の遺伝子を組み込み作成された戦闘機人である。 「どうしようか…勢いで使ってみたが、やっぱり少女タイプのままだね」 「そうですね、戦闘機人は成長しませんですし」 “髪の毛”から得た遺伝子情報によると、23歳前後の女性の物である事が判明していて、 それを大事に…しかもケースに閉まってあるという事は、 レザードにとって、その髪を持つ女性は“愛しき者”で、既に死去しているという可能性があった。 これはスカリエッティの予想であるが、もし…レザードの望みが亡くなった“愛しき者”を、 戦闘機人としてでも良いから、蘇らせたいというものだとしたら。 …そして蘇った“愛しき者”が成長しない少女だとしたら、一体どんな顔をするのであろうか… もしかすると次元振を起こし、研究所の一つや二つ、消し去るかもしれない。 彼の場合、その例えが比喩的表現ではなく、有り得ないとは断言出来ない。それほどの魔力を秘めているのだ。 「おや?どうかしました?」 突然の声に思わず驚くスカリエッティとウーノ、 振り返ると其処にはレザードがいた。どうやら様子を見に来たようである。 「どうです?塩梅は」 「……一応、肉体は完成したよ、後は魂を定着させるだけだが……」 「なるほど……」 そう言うとレザードは培養液の中にいる戦闘機人をジッと見つめ、 隣ではスカリエッティとウーノが尋常ではない冷や汗を垂らしている。 「ほほぅ…中々の出来ですね」 「へっ?!」 「細部も丁寧に造られているようですし…」 どうやらレザードの趣味に合っていたのか、上機嫌な態度を見せ、 彼の態度にスカリエッティとウーノは、ホッと胸をなで下ろした。 それから更に一週間後、訓練場には銀色の髪の少女とトーレが模擬戦を行っていた。 彼女の名はチンク、名付け親はスカリエッティで、 名前の由来は基礎フレームのNo.Vからとったらしく、またウーノ達の名も同様で、 スカリエッティは全員を纏めて呼ぶ際は“ナンバーズ”と呼んでいた。 話を戻し二階のモニター室では、茶髪の女性クアットロがドゥーエと共に模擬戦のデータを纏めていた。 彼女はチンクより三日ばかり遅くロールアウトした“姉”である。 そして彼女らの様子を別の部屋で見つめるスカリエッティとウーノ。 すると不意に後ろからスカリエッティを呼ぶ声が聞こえ、振り向く。 「ドクター、彼女達の様子はどうです?」 「やぁレザード、安心したまえ順調に学習しているよ」 「それは良かった、ところで頼みたいことがあるのですが」 「ほぅ…君が?一体何かな?」 「ガジェットをいくつか貸して頂きたいのです」 「…と言う事は完成したのかね」 レザードの眼鏡が怪しく光り、そのまま右手を当て小さく頷いた。 場所は変わり、ここは先ほどチンク達が模擬戦をしていた訓練場。その中心にてレザードが佇んでいた。 一方で二階のモニター室では、スカリエッティとウーノがデータ取りの準備に勤しみ、 残りのナンバーズはレザードが模擬戦をすると聞いて、野次馬見物をしていた。 「準備は良いかい?」 「いつでもどうぞ」 レザードの返事を確認したスカリエッティはウーノに合図を出し、模擬戦が開始、 目の前の入り口からカプセル型の機械が五つ現れる。 ガジェットドローンⅠ型、偵察・情報収集を主にしていた機械で、最低限の戦闘力しか持たせておらず、 レザードの相手としては役不足ではあるが、情報収集にはもってこいの相手だった。 「さて……ネクロノミコン起動」 レザードが放つ一言に腰に備えてあるナイフ型のデバイスが反応、眩い光と共に形状を変え、左手に収まる。 魔導書型ストレージデバイス・ネクロノミコン、レザードの圧倒的な魔力に対応する為、 自身で錬金したオリハルコンで造られたデバイスである。 オリハルコンとはレザードの世界における最高品質の金属で、神の金属と呼ばれる程の代物である。 さて…何から始めるかと悩んでいると、ガジェットが一斉に攻撃を仕掛けてきた。 「やれやれ、せっかちですね……ガードレインフォース」 レザードは慌てる素振りもなく詠唱し、自分の足下を基準に防御結界で守り、ガジェットの攻撃を弾いていく。 ガードレインフォース、かつてレザードが居た世界では補助魔法の一つであったが、 今はこの世界に合わせ、シールド・バリア・フィールドに用途を使い分ける事が可能で、 更には元々の補助魔法も機能している為か、肉体にも防御効果を及ぼす強固な防御魔法と化していた。 一方ガジェットは連射による一点集中攻撃に切り替え、雨のように弾が鳴り止まぬ中、 レザードは何事も無いかのように慌てる素振りも無く、右手を一体のガジェットに向けた。 「ファイアランス」 詠唱後、レザードの周りに二つ炎が現れ、それは刃となってガジェットに向かって行き、突き刺さると呆気なく溶解した。 ファイアランス、レザードの世界では一般的な魔法の一つで、炎を槍に見立て相手に突き刺し焼き尽くす魔法なのであるが、 レザードはこの世界の魔法技術を応用して、誘導性のある魔法へと仕上げていた。 「さて……」 レザードは一呼吸置くが、ガジェット達の攻撃の手が休まる事は無かった。 するとレザードは足元に五亡星を描き、輝き出すとレザードの姿が消え、ガジェットの攻撃は虚しく空を切った。 移送方陣、レザードの世界ではロストミスティックと呼ばれ、モノや人を移動させる失伝魔法であるが、 この魔法は移動距離によって発動に時間が掛かり、とても使いにくい代物であった。 ところが、この世界の技術である魔法のプログラム化により、本来よりも遥かに使い易くなっていた。 「魔法のプログラム化、これだけでこうも使いやすくなるとは」 元々この世界には移送方陣とよく似た技術や魔法が存在する。 故に、それがかえって扱いやすくなった要因の一つなのかもしれない。 そんな生まれ変わった移送方陣で一体のガジェットの後ろをとり、先程と同様に右手を向ける。 「クールダンセル」 今度はガジェットの前に氷の固まりが現れ、固まりは氷の刃を持った女性へと姿を変え、ガジェットを三度斬りつける。 すると傷口から凍り始め、最後には全身を凍り付かせ、ガジェットは床に落ち、粉々に砕け散った。 本来クールダンセルは氷の精霊を召喚して攻撃させる魔法であるのだが、 この世界に氷の精霊がいるハズもなく、仕方なく魔力によって形成された氷人形で手を打った。 しかし当然、人形であるため武器で切り払われる可能性もあり、 誘導性を高く設けてあるとはいえ、少々使いづらい魔法となっている。 だが、レザードにとってはその程度は、些細なことなのかもしれない。 「まだまだですよ」 レザードはマントを翻し人差し指をガジェットに向けると、足下に魔法陣を広げる。 「ライトニングボルト」 すると指先から強力な電撃が発生して、一直線にガジェットに向かい直撃、 電撃を食らったガジェットはショートしながら爆発した。 ライトニングボルト、本来は雷属性を含む直線上に伸びる雷撃であるが、 レザードの手によって魔力量を調節する事により、直射砲として利用する事が可能。 ただし、他の魔法とは違い誘導性はなく、むしろ威力を重視した魔法に仕上がっている。 更にレザードはダークセイヴァーを唱え、ガジェットの周りに黒い刃が生まれると、ガジェットを串刺しにした。 本来のダークセイヴァーは、闇属性を帯びた魔力の刃で攻撃する魔法なのだが、 今回の魔法はレザードの意志で、発現場所を特定する事が可能で、 死角からの攻撃による奇襲などに打って付けの魔法と仕上がっている。 ただその代償に、誘導性は全く無く、弾道速度も遅くなっていた。 「これで最後ですね、ストーントウチ」 レザードが指を鳴らすと、ガジェットの足下から灰色の煙が立ち上り、 煙が晴れると其処には石と化したガジェットの姿があった。 そして石化したガジェットはゴトッという音と共に床下に落ち、真っ二つに割れる。 ストーントウチ、対象の足下に魔法陣を張り、石化効果のある魔力を帯びた煙に包ませて攻撃する魔法である。 この魔法は殆どオリジナルと変わらない効果と性能であるが、一つ違うのは 指でパチンッとならさないと発動しない仕掛けとなっていて、どうやらレザードのこだわりのようである。 「少々やりすぎましたか…意外に加減が難しい……」 そう言って眼鏡に手を当て不敵な笑みを浮かべるレザード、 周囲には熔解、凍結、石化、黒こげになった破片と、裂傷痕があるガジェットが転がっていた。 一方モニター室では、全員レザードの実力に唖然としていた。 自分達の世界では珍しい魔力変換魔法を、こうも自在に操り 更に高度な、状態異常を引き起こす魔法すら操れるからだ。 前者は、数は少ないも例が無い訳ではない。ベルカ式などがそれである。 ところが、後者はそうお目にかかるものではない。例としてもベルカ式のミストルテインぐらいである。 それ程の、まさに圧倒的な実力差を目の当たりにしたナンバーズの中に、レザードを尊敬の念で見つめている者がいた。 「良いデータは取れましたか?」 「あぁ、データは十分に取れたよ。これなら例の計画をにも支障がないよ」 スカリエッティは狂気を含んだ笑みで、レザードを見つめ、 レザードもまた不敵な笑みを浮かべ、スカリエッティを見上げていた。 場所は変わって此処は会議室、部屋の中にはスカリエッティを中心に右側にウーノとドゥーエ、 左側にレザードが座り、先ずはスカリエッティが計画を発表する。 スカリエッティが立てた計画とは、自分を造った最高評議会を暗殺し、更に時空管理局を崩壊させるというもの。 具体的には先ず、最高評議会を暗殺する為にドゥーエを管理局に潜入させる。 何故彼女が選ばれたかというと、彼女が持つIS(先天固有技能)ライアーズ・マスクが適任であるから。 ライアーズマスクは、戦闘機人である自身の肉体を、人の肉体に擬態させる効果を持つ。 この能力ならば暗殺も容易いだろうとスカリエッティは説明を終える。 すると説明を聞いていたレザードが、異を申し立てた。 「なるほど…すばらしい能力ですが、些か心許ない…」 「そうかね?」 「えぇ、なので此処は一つ、私の呪法を授けましょう」 レザードがドゥーエに授ける呪法は魅惑の呪〈チャーム〉という物で、 相手を魅了させ意のままに操る、ドゥーエに打って付けの呪法だという。 「彼女達の力は魔力に近い特性を持っています。プログラム化させた魅惑の呪を組み込めば、任務も遂行しやすくなると思いますが」 レザードの説明にスカリエッティは納得する。 確かに相手を魅了して意のままに、特に管理局の狒々爺共を操れれば中央に近付くのも容易い。 それにドゥーエはスタイルも抜群、適材適所とはまさにこの事、故にドゥーエもレザードの案に賛同した。 次に時空管理局を崩壊させる為に、スカリエッティは新たな戦闘機人を育成とガジェットの量産を、 レザードは不死者〈グール〉の製造と量産を考えていた。 不死者とはレザードの世界にいる死体や魂が魔物化した所謂アンデッドで、 特にグールパウダーと呼ばれる粉によって変化させられる事が多い。 不死者の製造の方はグールパウダーを大量に生産すれば問題なく、量産化はクローン技術を応用して数を揃えると。 そして新たな戦闘機人の教育は、ウーノとトーレに、いずれはクアットロ、チンクにも協力してもらうとの事。 「ではそのような手筈に…」 「それで…この計画はなんと名付けるのですか?」 レザードの問いにスカリエッティは狂気を含んだ笑みでこう答えた。 「ふっ、それは勿論“ラグナロク”計画さ」 かつてレザードが居た世界で起きた厄災、その名を冠した計画が徐々にしかし確実に進み始めた…… 一方研究所の廊下、チンクは自身の鍛錬を終了させ、自分の部屋に戻ろうとしていた。 すると反対側からクアットロが楽しそうに歩いてくる。 「あら?チンクちゃん、今から部屋にお戻り?」 「クアットロ……それは?」 「どう似合う?、博士に習って掛けてみたのよ」 眼鏡に手を当て不敵な笑みを浮かべる。この日からクアットロは伊達眼鏡を掛け始めた。 前へ 目次へ 次へ
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ヴァルキリープロファイルを実況 【ゲーム】ヴァルキリープロファイル(PS) 【作者名】サノスケ 【完成度】完結(08/04/16~08/04/29) 【動画数】21 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/6260514 【備考】 名前 コメント
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高町なのは撃墜事件及び機動隊壊滅事件から三年の月日が流れ…… 事件後、管理局の信用はガタ落ちとなり、本局・地上本部は大衆の信用を得るべく、 独自のイベントを行っていった。 その結果、本局・地上本部は徐々に信用を取り戻しつつあったが、 比例するように、両者の溝はこの三年で更に深まっていた…… リリカルプロファイル 第七話 決意 此処はミッドチルダの首都クラナガンにあるマンション、そこで一人の男が調べ物をしていた。 男の名はティーダ・ランスター、首都航空隊の一等空尉である。 今調べているのは、彼が担当している変死事件について、である。 この事件は路地裏が主な現場で、被害者の肉体に血液が一切残っていないというのが特徴である。 管理局は魔法生物もしくは、カルト的宗教の類ではないかという見方をしていた。 …此処クラナガンでは事件が多発しており、先日も犯人が立てこもり、 その際に狙撃手が人質に誤射、被害を被るという事件が起きたばかりである。 結果的に犯人を逮捕したものの、犯行時の記憶が無く 魔法による記憶障害、もしくは操られていたという見方をとられていた。 話を戻し、体内の血液が抜かれるなど前代未聞の出来事で、過去の事件でもあり得ない内容に、民衆は不安を募らせていた。 「…こんな時、アリューゼとメルティーナが居たらな……」 かつてティーダの同期で親友でもあり、他の同期からは天才と評価されていた二人。 その後エリート集団である機動隊に入隊、同期からは期待の星として持ち上げられていた。 だが壊滅事件後二人は地上本部から身を引き、それぞれの道を歩いている。 「いや……何を言ってんだろうな」 機動隊が無くなってしまった今、ミッドチルダを護るのは、そして彼等の穴を補うのは自分達の役目、 …そう自分と仲間に約束した、弱気になっている隙などは無い。 自分の決意を改めて確認し、窘めるように引き続きモニターに目を通す。 今月に入って被害は四人、被害者は老若男女を問わず目撃者もいない為、捜査は難航していた。 ティーダは顎に手を当て、四人の被害者の現場写真をじっくり見つめていると、ある共通点を見つける。 それは野次馬の中に眼鏡の青年が映っており、場所・時間・服装は違えど青年は必ず現場に写り込んでいた。 「この青年は一体……」 ただの野次馬としては佇まいが他の者とは明らかに異質、その鋭い眼光は薄ら寒くすら感じる。 もしかして…この事件と何か関わりがあるのではないか… ティーダの勘がそう語り、今度見かけたら任意同行をかけてみるかと考えていると 自室の扉から光が漏れ出し、それに気づき振り向くと、そこには肩まで伸びたオレンジ色の髪の少女が顔を覗かせていた。 「兄さんまだ起きてたの?」 「お前こそ…まだ起きてたのか」 一言交わすと少女は部屋に入りモニターを見つめる。 「まだ仕事していたんだ」 「まぁな……そんな事よりどうしたんだ?」 「…………やな夢を見て」 少女の夢とは、ティーダが自分の前から居なくなり、闇の中を一人探し続けるという内容だった。 するとティーダは少女の頭に手を当て、優しく撫でる。 「心配するな俺は何処にも行かない、約束する」 「本当?」 「俺が今まで約束を破ったことあったか?」 少女は思い返していた、誕生日の時もクリスマスの時も兄は決して約束を破らなかった。 それらを思い出し少女は首を大きく左右に振り、少女の反応にティーダは大きく頷くと、 突然少女は左の小指を突き出した。 「じゃあ指切り!」 「分かったよ……」 ティーダは小さく頷くと左の小指を突き出し、少女の小指を絡め二人で歌い始める。 『ゆ~び切~りげんまん、う~そ付~いた~らは~りせ~んぼ~んの~ます、指切った!』 歌い終わると指を放し、少女は安心した様子で笑顔のまま部屋を出ていく。 「じゃあ、おやすみ。兄さん」 「あぁ、おやすみ。ティアナ」 ティアナは扉を閉め足音が遠のいで行く。それを確認したティーダは時計を確認、 既に11時を周っており、これ以上は仕事に差し支えると判断したティーダは パソコンの電源を消し、そのままベッドに寝転がり眠りについた… 一方此処はゆりかご内、スカリエッティの目の前には地図が映し出していた。 地図には赤い×点が表示されており、それに触れると今回の変死事件の現場が映し出される。 今回起きた事件の発端は、彼等が引き起こした事故が原因である。 彼等はクラナガンから離れた土地に建てた、研究施設で不死者の強化実験を行っていた。 実験体の名はライフスティーラーと呼ばれる不死者で、相手の血を吸い自分の力に変える特徴を持つ。 そして実験の内容とは、不死者のリンカーコアに魔力を注入させ強化を計るもの――なのだが、 魔法注入中に不死者が暴走、不死者は首都クラナガンに逃げ込んでしまい、この様な事件を起こしてしまったのだ。 スカリエッティは内心焦っていた。折角最高評議会との連絡を絶ち、 暗躍をしていたというのに、このような形で表に出てしまった事をにだ。 このまま不死者が暴れ続け、管理局にでも捕縛などされてしまったら、 計画は御破算、スカリエッティ達が破滅するのは免れない。 「う~ん……正直困ったね」 「ただいま戻りましたよ」 「やぁお帰りレザード……首尾はどうだい?」 「……少し気になったことがありましたよ」 現場に赴き詮索してみると、ある共通点を見つけたと。 それは犯行現場である路地裏の近くにはマンホールが幾つかあり、 今回逃げ出した不死者は、マンホールから下水道へと渡り、移動していると考えられる。 もしこの考えが正しければ、下水道の地図と犯行現場を記した地図を合わせる事により、 次の犯行現場を見つけられる可能性があるというのが、レザードの推論であった。 それを聞いたスカリエッティは、早速下水道の地図と照らし合わせ、次の犯行現場の予想を行い始めた。 次の日、ティーダは隊長から許可を得て、路地裏の片隅に潜んでいた。 夜ティーダが眠りに付こうした時、現場写真にマンホールが必ず映っていたことを思い出し、 直ぐ様下水道の地図を照らし合わせると見事に一致、次に行動範囲を予測し 犯人が姿を現す可能性が高い場所を特定、結果この路地裏を発見したのだった。 ……路地裏に来てから十時間が経過、未だ変化無く辺りは暗くなり始めていた。 すると奥のマンホール蓋が開き始め犯人が姿を出す。 その姿は、頭・肩・手足が白く体は紫で、口は細く鋭く伸び、後頭部の方は二つに割れ伸びていて、 手足は鋭く、両手においては地面に付きそうな程に長かった。 ティーダは目を疑った。目の前に現れたのは、魔法生物と言うには余りにも異形で、化け物と言った方が正しいからだ。 だが、今は目の前の現実を受け止めようと心に念じ、ティーダはデバイスを起動させた。 「動くな!!」 銃型インテリジェントデバイスD・Eを突きつけ警告を促すティーダ。 だが相手は言葉が通じないのか、それとも恐怖が無いのか躊躇することなくティーダに向かって襲いかかってきた。 「問答無用か…D・E!カートリッジロード!!」 ティーダが叫ぶと機械音と共に薬莢が一つ排出され 足音に円型の魔法陣が現れ、更に彼を中心にオレンジの魔力弾が四つ現れる。 「クロスファイアシュート!!」 放たれた四つの魔力弾は的確に化け物の両肩と腿にヒットし、化け物を吹き飛ばす。 クロスファイア、ティーダが得意とする中距離誘導型射撃魔法で、 複数の誘導弾による空間制圧を目的としており、様々なバリエーションを生み出せるのが強みである。 ティーダは化け物を牽制するべく放ったが、余り効果が無いのかゆっくり起きあがるや高々と飛び跳ね、 左手をビルに突き刺し両足でビルを足場にして蹴り、右手を突き出し向かってくる。 だが、化け物の突きが当たるギリギリの瞬間を狙い、バックステップで回避するティーダ、 そしてティーダが先程まで立っていた場所には、地面を突き刺し動けないでいる化け物の姿があった。 「D・Eダブルモード」 そう言うと、人差し指をトリガーに引っ掛け回転、すると左手に同様の銃が現れる。 ダブルモード、銃を二丁に増やす事により、数多くの魔力弾を撃ち込むことが可能となる。 ただシングルモードとは異なり、精密射撃などの射撃には不向きな形態である。 しかしティーダは短期決戦に持ち込もうと敢えてこのモードを使用、 まずは右手に持った銃で三発、化け物に撃ち込み体を吹き飛ばすと、 続けて左の銃から薬莢が一つ飛び出し、クロスファイアを四発生成、 上下左右、弧を描くように相手を逃さまいと追い撃ちをかけ、見事に直撃した。 「流石に…此処まで撃てば気絶する―――」 だが化け物はやはり、ゆっくりと起き上がりティーダを睨み付ける。 このタフさ…補助魔法でも掛かって居るのだろうか? だとすれば補助魔法を解除する効果を持つストラグルバインドで縛り上げてみるか… そうティーダは考えた矢先、上空から五本の光の槍が化け物に突き刺さり、 化け物は奇声を上げながら光の粒子となって消え去った。 「やれやれ…やっと姿を見せたかった思ったら…まさか目撃者が居たとは……」 上空から呆れた様子で一人の男が降りてくる。その男はティーダが怪しがっていた眼鏡の青年だった。 やはりこの事件と関わりがある…そう確信した瞬間、ティーダは銃口を青年に向けていた。 「お前は何者だ」 「…今から死ぬ者に、名乗る名などありませんよ」 そう告げた瞬間、右手を向けファイアランスを放ち、ティーダに向かって二つの炎の矢が襲い掛かるが、 冷静に右手に持つ銃からの魔力弾で撃墜、続いて左手に持つ銃で追撃するが、青年は上空へと逃げ、 逃さまいと両銃から薬莢が一つずつ排出、八発のクロスファイアが浮かび上がり青年を襲う。 青年は誘導弾から逃れる為、路地裏を縦横無尽に飛び回り、三発を障害物や壁などに当て逃れたが、 残りの五発はしつこく追いかけて来ており、青年はうんざりした様子を見せながら振り向き右手を向ける。 「プリズミックミサイル」 青年の右手から五つの光弾が現れ、残りのクロスファイアを撃墜した。 プリズミックミサイル、光属性を持つ誘導型の魔力変換魔法であるが、 この魔法の恐ろしい所は高い誘導性もさることながら、複数の状態異常を引き起こす点である。 猛毒、麻痺、凍結、石化に加え魔法の発現を阻害する沈黙も含まれ 異質で有りながらも、極めて強力な威力を誇る魔法であった。 ただ欠点といえば魔力使用量が多いのと、発動まで時間が掛かる所なのだが、 青年にとっては大した欠点でもないようで、それを見せつけるようにティーダに目を向け、指を鳴らす。 「バーンストーム」 次の瞬間ティーダの足元が爆発、炎に包まれ暫くして消えると、その場所にティーダの姿は無かった。 一撃で吹っ飛んだか…そう青年は思い、場を立ち去ろうとした瞬間、 幻術の一つフェイク・シルエットを使用して上空へと退避していたティーダが、 両銃を胸元でクロスさせて、青年の頭上に狙いを定め降りてくる。 「D・E!モードII!!」 次に両銃口から魔力の刃が伸び、刃が十字を描くと、落下の勢いそのままに切りかかる。 ダガーモードと呼ばれるバリア・フィールド貫通能力を持つ魔力の刃を形成する、いわゆる銃剣である。 「ほう…幻術による不意打ちとはまた……」 「よく言う…簡単に防いだ癖に!」 青年はシールド型のガードレインフォースで刃を防ぎ難を逃れ、両者の間に魔力素が火花のように散る中、 ダガーモードのバリア・フィールド貫通能力でも貫けない青年のシールドの強固さに、ティーダは手札を切る。 「D・E!カートリッジロード!!」 両銃から薬莢が一つずつ飛び出し、魔力刃を強化、その甲斐あってか青年のシールドは砕け、 間髪入れずにダガーモードを解除、地面に着地するや青年に銃口を向け魔力弾を次々に撃ち鳴らし、 直撃を受けた青年は、なす統べなく吹き飛ぶが、一回転して地面へと着地、 一方ティーダは使い切ったカートリッジバレルを捨て、新しい物に手早く交換すると 各銃一つずつカートリッジをロード、距離を取り青年に銃口を向け ダブルモードのD・Eの銃口の周囲にクロスファイアを発動、続いて銃口を軸にして回転させる。 「クロスファイア…スパイラルシュート!!」 ティーダの叫びを合図に回転が加わった右のクロスファイアが、螺旋を描いて青年に襲い掛かる。 これがクロスファイアのバリエーションの一つスパイラルシュートで、 回転を加える事で貫通力を高め、更に螺旋を描きながらの集中砲火により、回避を困難にさせる効果を持っていた。 だが青年は冷静な判断でシールドを再度張り、クロスファイアを受け止め攻撃を防ぐが、 ティーダは青年の行動を既に読んでおり、追い討ちにと左のクロスファイアを撃ち放ち、青年を足止め、 僅かながらに青年の足が揺らぎ、勝機を見たティーダは左の銃を通常に構え、右の銃を水平に構えるや 薬莢が二つずつ計四つ排出、そして銃口の前に円型の魔法陣が現れるとティーダは切り札の名を叫んだ。 「ファントムブレイザー!!!」 次の瞬間オレンジ色の直射砲が青年に襲いかかり、青年はシールドを広げたままこの攻撃に耐えて続けていた。 するとティーダはカートリッジをロードし威力を高め、 強力な魔力の奔流となったファントムブレイザーは、青年をシールドごと呑み込んでいった。 本来のファントムブレイザーは魔力を高密度に圧縮し、細いレーザー状にして放つ直射型の遠距離狙撃砲なのだが、 説明の通り狙撃での場合であれば何も問題無いのだが、今回は狙撃では無い為、 魔力の圧縮を行わず純粋な放出のみ、質より量を重点に置いた攻撃であった。 とはいえ本来とは異なる方法に加え、魔力の放出を苦手とするティーダにとっては大きな負担で、膝を付き肩で息をする程疲弊していた。 「はぁ……はぁ………やっ…たか……」 足下には空のカートリッジバレルが排出されあり、ティーダは呼吸を整え胸を張るように立ち上がる。 すると突然、赤い鎖のバインドと青い鎖のバインドがティーダを縛り付け、 彼の目の前に五亡星が浮かび上がるや、青年が姿を現す。 「馬鹿な…無傷だと!!」 「…あのままマトモに受けると思っていたのか?予め移送方陣の準備をしておいたのだよ」 強化されたファントムブレイザーが直撃する瞬間、移送方陣を発動させ上空へと回避 その後二種類のバインドで拘束したのだと青年は話す。 だがこのまま終わるつもりが無いティーダは、バインドを解こうと抗うとしたが、 不思議と思うように力が入らず、戸惑いの色を見せていた。 「くっ!何故力が…入らない!?」 「無駄な事を、そのバインドは特別製ですから」 赤いバインドをレデュースパワー、青いバインドをレデュースガードと呼び、 レデュースパワーは力を押さえる効果があり、レデュースガードは防御力を下げる効果がある。 「どうりで力が入らない訳だ…だがこのまま――」 「諦めの悪い人ですね…ならば」 青年は闇を呼び出し、刃に変えるやティーダの肉体に突き刺す。 右肩・両腕・左脇腹と続き、傷口から夥しい量の血が流れ、 更に刃は頬を、胸元を、背中を切り裂き、全身に走る激痛は非殺傷設定を解除されている証拠。 だがティーダは苦悶の表情を見せるも一切叫び声を上げず、 耐え抜くその瞳は未だ輝き強い“生きる”意志を宿していた。 「フッ……まぁ認めてあげましょう…故人は褒めて二度殺すのがスジらしいですから」 青年は賞賛と皮肉の言葉を浴びせ、不敵な笑みを浮かべながら右手をティーダに向け指を鳴らす。 (ティアナとの約束……破っちまったな…………) 爆発と閃光に巻き込まれる中、ティーダはティアナとの約束を思い返したまま、永遠の眠りについた…… ……その後ティーダとの連絡が途絶えた地上本部は、捜索の為最後に連絡が取れた現場へ急行、 現場には無惨な姿で倒れているティーダを発見。 遺体の損傷は激しく、両足は爆発物で吹き飛ばされた形跡があり、体全体には激しい裂傷が見られていた。 管理局は複数の魔導師による犯行と考え捜査、 暫くしてカルト集団ゴーラ教の信者が自首し犯行を自供、事件は一応に解決した…… 日は変わり此処は葬儀場、その中ではティーダ・ランスターの告別式がしめやかに行われていた。 そして花を手向ける参列者の中に喪服姿のアリューゼの姿があった。 遺影を見つめ深く祈り、花を手向け親族に目を向けると一人の少女がぽつんと座り、 泣きじゃくったのだろう、少女の目は真っ赤に充血し泣き跡が印象的だった。 アリューゼは親族である少女に声をかけ、同じ目線までしゃがむ。 「確か名は…ティアナだったな」 「…兄さんのお友達ですか?」 「まぁな……」 するとティアナは深く頭を下げ感謝の意を述べる。 アリューゼは照れ臭そうに頬を指で掻いていたその時、 後ろの方で信じられない言葉がアリューゼの耳に入る。 「単独行動による殉職…しかも犯人は自首したと聞く…」 「犬死にだな…情けない事だ…」 「そんな事はどうでもいい…むしろこれからの事だ」 「そうだな…折角、地上本部の信用を取り戻し始めた矢先だというのに」 「本局は最近、実績を積み上げ始めているらしいしな」 「それに比べて…全く役立たずめが……」 辺りに飛び交う非難の声は、ティアナの耳に入るほどの大きさで話していた。 死者を弔う場での暴言、アリューゼの怒りに火がつくのは明らかで、立ち上がろうとしたところ、 ティアナはアリューゼの手を握り首を左右に振る。 「何故だ…奴らはティーダの事を―――」 「それでもお願いします。今はただ…兄さんを静かに送らせて下さい……」 その健気な言葉に何も返せなかったアリューゼであった。 ――告別式も終わりこの場にはアリューゼとティアナの二人しか残っていなく、 ティアナはジッとティーダの遺影を見つめていた。 そして決心したかのように堅く拳を絞める。 「私…兄さんの夢を引き継ぐ!!」 兄さんの夢それは執務官になる事、そしてそれを兄さんの技術で私が叶える、それが自分の夢であり手向けと考えた。 幼くても芯をしっかり持ったティアナの瞳には迷いが無く、むしろ決意の色を宿していた。 アリューゼは三年前の自分と同じ決意の色を宿した瞳を見て、ティアナの頭に手を当て優しく撫でる。 「………そうか、強くなれよティアナ」 その言葉に大きく頷くティアナであった―― 前へ 目次へ 次へ
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ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者 機種:NDS 作曲者:桜庭統 編曲者:川越康弘 開発元:トライエース 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2008 概要 「ヴァルキリープロファイル」シリーズの3作目。 1作目『ヴァルキリープロファイル』のアレンジ曲も使用されている。 収録曲 曲名 補足 順位 Disc1 咎を背負う者 Behave irrationally 心の小片 急減至極生命力 一条の闇、一条の光 聖なる死への叙事詩 絶望の賛美歌 女神の羽使用後の死亡シーン 迫り猛る狂乱 A pronouncement from Hel 非常線抜刀ストリーム 通常戦闘曲 2008年28位NDS113位 責められぬ想い 古代悠久あまねし幻想 怠愚なれども マルテの町 終わりなき城塞 オルーウェン要塞 止め処なき難苦 奈落の底にある歪曲 悪趣浄瑠璃すべからく Mighty blow ボス戦闘曲 Confidence in the domination 虚偽の自己認識 女神の羽使用 謳われし勝利への鍵 マップクリア 人が人でなくなる時 繁栄その代償そして序奏 全ては黄昏となりて 大蛇の眠れる情景 Disc2 明日 崩れゆくイド ヘルとエーリスの会話 薄霧 Hopeless Resolution 敵行動時 悦懌の忘却 カオスへの派生 Hard Chain Reaction 恩情の記憶 謀殺の果てに滅殺 オーディンとフレイの会話 An inscription on a tombstone Rise above the world Mission to the deep space 未確認神闘シンドローム セラフィックゲート通常戦闘曲 Terror from Confusion 暴力権力強制力 フレイ、Bルートラスボス戦闘曲 第2回スクエニ180位NDS395位 Destiny and Einherjar 気高き領域 Cルートラスボス戦闘曲 ラストバトル348位 狂おしき名声 騎士都市グレンセン 神聖なる覇権 形見のオルゴール 不浄なる地へ An abyss of Niflheim Aルートラスボス戦前 紫黒の殲弾 Aルートラスボス戦闘曲 安堵と苦悩の胎動 エンドロール VALKYRIE PROFILE -咎を背負う者- Arrange Album 曲名 補足 聖なる死への叙事詩 A pronouncement from Hel 形見のオルゴール An abyss of Niflheim 絶望の賛美歌 紫黒の殲弾 大蛇の眠れる情景 迫り猛る狂乱 非常線抜刀ストリーム 恩情の記憶 暴力権力強制力 安堵と苦悩の胎動 サウンドトラック VALKYRIE PROFILE -咎を背負う者- Original Soundtrack VALKYRIE PROFILE -咎を背負う者- Arrange Album
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【ゲーム】ヴァルキリープロファイル(PS2) 【作者名】RARTAN 【完成度】更新中(08/05/31~ ) 【動画数】 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/6923940 【備考】 みどころ +... 名前 コメント
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キャラクター作成方法 このページではダンゲロスプロファイルに投稿するキャラクターの作成方法を説明します。 ※不備があった場合キャラクター投稿を受け付けることができない場合があります。このページをよく読み、必須事項を必ず記入した上でのご投稿をお願いします キャラクター投稿は一人につき一キャラクターまで投稿可能です どのようなキャラを投稿したらよいかは、サンプルキャラクターをご覧ください。 はじめに このゲームにキャラクターを投稿した場合、ダンゲロスの著作権規約に同意したことになります。自分の創作したキャラクターやゲーム内で創作したSSの著作権について気になる方は規約をご確認ください。 GKの好みによる受賞もありますので、GKの好みを確認してGKの好みに沿った内容のキャラクターを作成するのも良いでしょう。 キャラクターを作る際に設定する内容 キャラクター名、性別、特殊能力、設定が必須事項となります。 キャラクター名、性別は自由に設定しましょう。 特殊能力 能力原理と、能力の効果を記述してください。 今回の能力は、ゲーム的な効果は全く及ぼさないフレーバー能力となります。 しかし、投票の部門で「能力が素敵で賞」という部門があります。GKや投票者に好かれる様な能力を考えてみると良いでしょう。 設定 基本設定を参考に設定を作成してください。 どのような性格か、特殊能力以外にどのようなスキルがあるか、所持品は何か、キャンペーンの参加動機は何かなどが書いてあると投票者がキャラクターを把握しやすくなるでしょう。 他のプレイヤーが内容を確認しやすいよう、長すぎる設定にならないよう心がけてください。 しかし敢えて長い設定を書くのもGK的にはありだと思います。 プロローグ 今回のキャンペーンではこの項目は必須ではありません キャラクターの設定を読者によりわかりやすくイメージしてもらうため、生い立ち、そのキャラクターらしさが現れている状況などをSS形式で自由に記述するための項目になります。 投票者が内容を確認しやすいよう、長すぎないよう心がけてください。 しかし敢えて長いSSを載せるのもGK的にはありだと思います。 キャラクターが出来上がったら キャラクター投稿期間にメールフォームからキャラクターを投稿しましょう! キャラクターを一人投稿すれば、全部門に参加したこととみなされます。 また、キャラクター投稿は一人につき一キャラクターまで投稿可能です 応援期間が始まったら キャラクターの魅力をアピールするために、イラストやSS(ショートストーリー)を投稿することもできます。このことを「応援」と呼びます。応援の扱いや投稿方法については、応援についてをご確認下さい。
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ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者- スクウェア・エニックスより2008.11.1発売のDS用ソフト 北欧神話をモチーフにしたファンタジーRPG「ヴァルキリープロファイル」シリーズの一つ シミュレーションRPG
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ヴァルキリープロファイル 【う"ぁるきりーぷろふぁいる】 ジャンル アクションRPG 対応機種 プレイステーション 発売元 エニックス 開発元 トライエース 発売日 1999年12月22日 定価 7,140円 レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 廉価版 PS one Books 2005年2月3日/2,500円アルティメット ヒッツ 2006年7月20日/1,500円 判定 良作 ポイント 北欧神話を題材にしたアクションRPGヴァルキリーと人間達が織りなす魅力的なキャラ・世界観ワンボタンで攻撃できる単純な仕様ながら奥深い戦闘シナリオ・システム共にシビアな感触も特徴 ヴァルキリーシリーズプロファイル / プロファイル2 / 咎を背負う者 / エリュシオン ヴァルキリープロファイル レナス 【う"ぁるきりーぷろふぁいる れなす】 ジャンル アクションRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 トーセ 発売日 2006年3月2日 定価 5,040円 レーティング CERO 12歳以上対象 廉価版 アルティメット ヒッツ 2008年3月6日/2,800円 判定 良作 ポイント 新規3Dムービーを追加それ以外は基本的に変更点のない移植作品 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 『スターオーシャン』シリーズで有名なトライエースの新規タイトルであり、北欧神話を題材にしたアクションRPG。 プレイヤーは主人公である戦乙女「ヴァルキリー」となって人間の魂をスカウトし、神界戦争を優勢に導くために地上界を飛び回る。 シナリオはSOシリーズのゲームデザインを担当し、過去には『テイルズ オブ ファンタジア』のシナリオも担当した則本真樹氏が手掛けている。 北欧神話がモチーフではあるが、スルトがヴァン神族の王になっている、フレイが女性の神になっているなど、独自のアレンジも施されている。 ストーリー とある寒村にプラチナという少女がいた。貧しい家に生まれ、実の両親に虐げられて育った彼女はいつしか生きる事に絶望するようになっていた。ある夜、プラチナは幼馴染のルシオから自分が身売りに出される事を知らされる。しかしルシオに連れられて村を逃げ出したのも束の間、逃げた先にあった鈴蘭の草原で命を落としてしまう。 所変わって、神々の住まう天界「アスガルド」のアース神族を束ねる王オーディンは、未来を語るという「ユーミルの首」から「神々の黄昏(ラグナロク)」が近いことを聞かされる。 オーディンはこれを敵対するヴァン神族との最終決戦の事だと判断し、三姉妹のヴァルキリーの次女であり、三姉妹の中でも最も神格の高い「レナス・ヴァルキュリア」を召喚。 来たるべき戦争の戦力たりえる人間の魂を集めさせるべく、人間界ミッドガルドへ向かうことを命じた。 女神フレイに伴われて地上界「ミッドガルド」に降り立ったヴァルキリーは、志半ばで死に瀕した数々の英雄達の生き様と対面し、彼らの魂を導いていく。 しかし戦乱の絶えないミッドガルドは様々な思惑が渦巻き、更にそこに介入する不死者達によって混迷を極めていた。 一方のアスガルドでもある陰謀が進行しており、ヴァルキリーもまた自分自身の素性に疑問を抱くようになっていく…。 特徴 システム概要 主君オーディンより、ヴァルキリーに任せられた仕事は戦力たりえるエインフェリア(人間の魂)を見つけてスカウトし、成長させて神界アースガルドへ送ること。そして人間界にはびこる不死者たちを倒すことである。 基本的なゲームの流れは エインフェリアを見つけて仲間にする → ダンジョンに潜って不死者を倒し、仲間にしたエインフェリアを成長させる → ある程度成長させたら神界へエインフェリアを転送するというもの。 エインフェリアには「人物特性」及び「勇者適正値」というものがあり、これらもキャラによって異なる。人物特性を上げたりレベルを上げたりすることで勇者適正値が上昇する。章によって要求される勇者適正値があり、要求された値より低いと評価が下がる。 人物特性は「悪人」「エゴイスト」「金づち」などといったものは勇者適正値にマイナス補正を与え「美形」「自己犠牲」「真面目」などは勇者適正値にプラス補正を与える。ただしマイナス補正の人物特性でも、CPを消費してレベルを上げればマイナス補正を減らせる。「人格矯正」などとネタにされる事も。 エインフェリアの転送を怠ると神界での評価が下がり、ひどい場合はバッドエンドになる。 またエインフェリアを成長させないまま送っても高い評価は受けにくく、加えて神界での戦争で死亡する確率が高くなる。 特定の人物特性のレベルが低い状態にあり、それでいて特定のアクセサリー(携行品)を装備していない状態で神界転送した場合、神界フェイズで死亡イベントが発生することがある。これを防ぐには「自己犠牲」もちに「ベトネス教本(命の大事さを書いた本)」を持たせる。といった感じで、マイナス補正を打ち消すものを装備させて神界転送させるのがいい。 仲間を離脱させるのが前提の仕様なため、誰を育てて誰を残すか、という選択を常に考えていかなければならない。また転送する仲間の装備品も神界での評価や戦争での生存率に繋がるため、装備を引っぺがしてケチるか評価を上げるために良い装備品を持たせるかという選択も考えさせられる。 章ごとに「ピリオド」という時間制限があり、ダンジョンに潜るごとに2ピリオド、街に入るごとに1ピリオド消費する。ピリオドを全て使い切ると次の章に進み、その都度神界への報告をする。 エインフェリアの転送をきちんとやったり、ダンジョンのボスが守っているレアアイテム、アーティファクトを献上したりしていれば神界での評価が上がり、報酬やアイテムを多くもらうことができる。 ピリオドは回復しないので、いかに効率よくエインフェリアを加入させ、ダンジョンで育成とアイテム収集を行えるかがキモとなる。 この時にもらえる報酬は、決まっているラインナップの中からランダムで選ばれる。終盤のチャプターでは非売品の強力な剣が報酬になっているため、知っているプレイヤーの中にはそれが出るまでセーブ ロードで粘る人も多い。 終章に入ると最終戦争ラグナロクが始まってしまい、ラストダンジョンに強制的に突入してしまう。ただし、よっぽど評価が下がらない限りはラグナロク開始まで何をやろうが自由であるし、言ってしまえば評価値が1でもあればCエンド(ゲームオーバー)は回避できる。イベントの遂行やエインフェリアの転送も必須ではない。 なおピリオドは難易度が高いほど多く設定されている。 報酬はお金ではなく、マテリアルというあらゆる物質の基本を構成する物体である。主人公は神様なのでそれを元にアイテムや装備品を創造することができる。 いらないアイテムをマテリアルに戻すこともでき、システムは変わっているように思えるが基本的に他のRPGでいう商品の売買と変わらない。 言わば自身が道具屋や武器屋のようなシステム。 非常にたくさんの仲間を育てる必要があるため、スムーズに攻略するには装備品などにマテリアルを多く費やす必要がある。 ダンジョンの奥にあるレアアイテム、アーティファクトは神界に献上しないと評価が下がるが、「大量のマテリアルに変換できる」「特定の敵or特定の弱点属性をもつ敵を一撃で殺せる武器」「別の有用なレアアイテムに作り変えられる」「ステータス上昇アイテムを生み出す」など ほとんどがかなり有用なもの。何を手元に残し何を神界に送るか考える必要がある。 …が、希望に沿ったエインフェリアの転送をきちんとこなしていれば全てのアーティファクトを手元に残しても問題はない。 本作のエンディングはA、B、Cの3種類が存在する。 主人公であるヴァルキリーの使命は上記の通り「戦士の魂を集め神界戦争を勝利に導くこと」と「不死者を浄化すること」であるが、ただその使命に従っているだけでは真のエンディングであるAエンディングを見ることはできない。 本作の隠された真の目的は「主人公に秘められた秘密を解き明かすこと」である。そのためには時には使命に背いて独自に行動しなければならない。 エンディング分岐の条件にはヴァルキリーの『封印値』というパラメータが関係している。ストーリー上でシナリオの真意に迫るような重要な事があると下がるが、エインフェリアを神界転送すると上昇してしまう。 戦闘システム パーティーは4人で構成され、PSのコントローラーの□(前衛)、△(中衛上)、☓(中衛下)、○(後衛)がそれぞれの位置のキャラクターの攻撃に対応している。 例えば、□を押せばそれに対応する前衛キャラが攻撃をする。○・☓・△・□を同時に押せば全員が一斉に攻撃をする。コマンドが省略されているため非常にお手軽な上、戦闘時間の短縮に繋がっている。 さらに武器によって1ターンに行える最大の攻撃回数が異なり、1人最大3回まで攻撃ができる。攻撃中にボタンを連打すれば次々に攻撃をつなげてくれるし、複数の敵に1回ずつ別の攻撃を加えてもいい。 攻撃のモーションは戦士系ならキャラクターごとに、魔法使い系ならそのキャラが使用する魔法によって異なり、それぞれ「敵を浮かせやすい」「ガードを弾く」「ヒット数が多い」「毒などの追加効果がある」「範囲が広く当たりやすく使いやすい」といった特徴を持つ。特に魔法は多用できない代わりに確実に敵のガードを崩せるためコンボの起点に有効である。 1人で攻撃するよりも複数人で単体の敵を攻撃したほうが、また各キャラが1回ずつ攻撃するよりは一度に連続して攻撃をつなげたほうが、敵のガードを崩しやすくコンボを発生させやすい。 そして、敵を浮かせた状態で攻撃をヒットさせれば取得経験値を上げる魔晶石を得られ、敵をダウンさせた状態で攻撃をヒットさせると、決め技などを使った後のクールタイム(*2)を短縮できる紫炎石が得られる(*3)。コンボを工夫すればするほどパーティーに有利に働く。 さらにコンボが繋がればゲージが溜まり、必殺技が使えるようになる。 また魔法使いは使用している武器によってはさらに強力な大魔法を使える場合がある。この大魔法は雑魚戦ならこれ一発だけで戦闘が即時終了、微々たるダメージしか与えられずに苦戦するボス戦でもこれ一発で一気に大逆転できるほど強力。 ダンジョン探索 ダンジョン探索は2Dアクションゲーム方式で、ヴァルキリーを操作してサイドビューのステージを進んでいく。 ヴァルキリーは、ジャンプ、しゃがみ、スライディングといった移動テクニックや剣を振る、晶石という氷塊を打ち出す といった攻撃テクニックを駆使してダンジョンを攻略する。 ステージに徘徊する敵を剣で攻撃することによって戦闘で先制をとれる、逆に敵の方から接触すると不意打ちされやすくなる。 晶石を敵に当てると敵が動きを停止し、一時的に足場などに使える。また壁や床に当てると一定時間足場が張り付く。応用的な使い方として、晶石の足場を剣で壊して、その破片を積み上げて高い足場を作る、照射される光を晶石にあて、反射させるなどといったテクニックもある。 敵を倒すと、ダンジョンから出るまで敵シンボルは復活しない。 ただし、アークダインの遺跡というダンジョンではダンジョンの内部から入り口に戻り、また内部に入ると何故か内部のモンスターが全て復活する。 このダンジョンはどの難易度でも出現する上に登場する敵が弱いためレベル的な問題で詰まった人用の救済措置と見られている。また、ダンジョンから出られないラストダンジョンなどは、画面切り替えで敵シンボルが復活するようになっている。 ダンジョンの奥にはボスが控えていて、倒すとボスの所有するアーティファクトが得られる。 評価点 システム面 成長戦略性・経済戦略性が非常に高い。 ラグナロクが始まるまでの限られた時間にいかにキャラを育て、有用なアイテムを収集し、かつ神界での評価を保てるか、というのが攻略の鍵を握る。 ゲーム開始時に難易度が易しい、普通、難しい、の3つを選べるがその選択によって経験値のレート、出現するダンジョン、仲間にできるキャラ、到達できるエンディングなどが変わる。 また難易度が高いほど経験値稼ぎの効率が低くなる代わりに行けるダンジョンが増え、高度な成長戦略を必要とするようになる。とてもやり込み甲斐がある。 前述のアーティファクト変換などをある程度理解していれば、難易度「ハード」の方が簡単だという声も多い。これは難易度が高いほど多彩なアーティファクトが入手可能であり、それらを利用することで強力な武器などが入手でき、レベルアップでのステータス上昇分を補って余りあるほどの効果があるため。 戦闘システムは評価が高い トライエースのゲームは戦闘システムの評価が総じて高いことが知られているが、この作品はその中でも特に評価が際立っている。 このゲームはシステムの性質上戦闘の比率が格段に高いのだが、初心者・熟練者どちらも抜群の爽快感で楽しむことができ、おまけにコンボの試行錯誤の課程が面白く、マンネリになる心配が少ない。 癖のある攻撃を指先の細かい操作によってキャラごとのタイミングを合わせたりずらしたりしながら組み合わせ、有効なコンボを見つける過程は奥深く熱中できる。 攻撃を加える敵によっても、当たり判定やガードの有無、耐性などが異なるため、有効な攻撃の組み合わせを1つ見つけても敵に合わせて微妙に変える必要があり、新たに組み合わせを見つける楽しみがある。 また前述したように仲間を神界へ転送し続ける必要があるため、パーティー構成がころころ変わり、その度に攻撃の組み合わせを発見しなおさなくてはならないので単調になりにくい。 キャラクターそれぞれの必殺技は強力・派手・個性あり、の三拍子が揃っていて実に爽快。そのためにもやはり有効なコンボを繋ぐのは大事である。 豪華声優陣によるフルボイスの呪文詠唱(*4)も凝っていてとても見ごたえがある。 難易度が普通までなら、無理にコンボに凝らなくても問題なく進めるのだが、難しいになると取得経験値のレートが下がるため、スムーズにレベルを上げるためにコンボを利用して魔晶石を稼ぐ必要がある。難易度によって初心者向けか熟練者向けか上手く差別化ができている。 また、各キャラクターは武具の他に、自動で回復アイテムを使う、分身が一緒に攻撃してくれるようになる、致死ダメージを受けても一定確率で生き残るなどといった効果を持つスキルを装備することができ、戦略性を高めている。 なお、エインフェリアはヴァルキリーが実体化させているという設定があり、ヴァルキリーが戦闘不能になった状態で一定ターンが経過すると実体化が保てなくなって強制的に全滅 → ゲームオーバーとなる。そのため、いかにヴァルキリーを生存させるかも重要になる。 ダンジョン探索にも力が入っている 通常のRPGとしては珍しいタイプのダンジョンだが、操作体系やステージ構成はかなり練られていて本物のアクションゲームにも劣らない出来であり、評判は良い。 無限稼ぎができないことも成長の戦略性を高めている。 PS末期のゲームだけあってグラフィックのレベルはかなり高く、背景描写は時に神秘的に、時に不気味にきめ細かく描かれている。モンスターやキャラクターのモーション・エフェクトも手抜かりがない。 『スターオーシャン セカンドストーリー』と同様、この時期のゲームとしては破格のロードの速さを誇る。 シナリオ・演出面 高評価のストーリー 基本的に"与えられた使命を如何に効率的に果たすか"を求められ、前述のようにアクションや戦闘の比率が高い本作は一見するとストーリー性よりもゲーム性や戦略性を重視したゲームに見えるが、決してストーリーに手を抜いてはいない。 条件を満たした場合のみ分岐するAエンディングルートではそれまでの主人公やプレイヤーの常識が悉く覆され、さり気無く張られていた伏線を回収し、怒涛の勢いで真実が明らかになっていく。 ようやく語られるプロローグの意味、宿敵とのまさかの共闘、本性を現す黒幕、そして勃発する本当のラグナロクと、物語は二転三転し、息もつかせぬ展開で真の最終決戦に突入する。 後述のエインフェリアのエピソードの濃さ、対照的な神界側の描写の薄さ、そして主人公の役割・立場などから、ヴァルキリーは本筋にはあまりかかわらず物語を俯瞰する存在のようにも思える。 確かにBエンディングルートはその通りで終わってしまうが、Aエンディングルートで語られる本作の根幹のストーリーは紛れもなくヴァルキリー自身の物語である。 トライエース作品はストーリーが練り込み不足、説明不足、超展開、鬱、電波などあまり褒められた出来ではない作品が多いが、本作はそれらとは比較にならないほど練り込まれた素晴らしいストーリーである。 ヴァルキリープロファイルの人気を支えている要因として見逃せないのは仲間キャラ、エインフェリアたちである。 エインフェリアは例外なく死亡した人間で、参入イベントでは その生前の様子と死に至る過程が描かれている。仲間は20名以上いるにもかかわらず、これらの参入イベントや戦闘での性能の多彩さ・各キャラを演じる声優のボイスにより皆見事に個性が表現できている。 国家に忠義を尽くしたがために国家の汚れ役を押し付けられる形で謀殺された射手 生前は悪行ばかり働き地獄に落とされそうになるも、かつて一度だけ行った善行を思い出しエインフェリアに選定された悪党 女の身でありながら復讐のために性別を偽って騎士団に入り、女であると言う正体を知ってしまった騎士団長と恋に落ちるも、復讐相手との争いで命を落とした剣士 正義を信じて戦争をしてきたはずが、目の前にいる「斬るべき敵」が家族を守ろうしているだけの者であった事に正義が信じられなくなり、そのまま手を下せずに逆に殺された優しすぎる武者(*5)など彼らの死に様はいずれも切なく印象的。 またエインフェリアではないが、ヴァルキリーを偏執的に愛するあまり気を惹くために数々の悪事や謀略を仕掛け、時にヴァルキリーに協力しパーティーに加入することもある魔道士レザード・ヴァレスは演じる子安武人氏の熱演や作中で行う突き抜けた所業の数々により非常に人気が高い。次回作にも登場し、『SO3』や『ラジアータ ストーリーズ』でゲスト出演してしまうほどである。 ただし、基本的にやることなすことが外道な悪人(*6)であるため、嫌う人も多い。あまりに業が深いという点は勇者適正値にも如実に反映されており、仲間にしてLV99かつ人物特性を育て切っても、勇者適正値が全キャラ中唯一のマイナスで終わるキャラでもある。 出演声優もかなり豪華。 上述した子安氏以外にも、オーディン役の池田秀一氏をはじめ、主人公ヴァルキリー役の冬馬由美氏や、井上喜久子氏に若本規夫氏と現在でも第一線で活躍するベテラン・実力派声優が名を連ねており、物語を大いに盛り上げてくれる。 BGMも珠玉の良曲揃い 『スターオーシャン』シリーズと同様に桜庭統氏が手がける、良テンポかつエネルギッシュなステージ音楽&戦闘曲が探索を心地よく進ませてくれる。 通常戦闘曲の「未確認神闘シンドローム」はそのインパクトのある曲名もさることながら、勇ましさを感じさせる曲調が人物観に非常にマッチした本シリーズの代表曲である。11/16拍子の不規則な音調が耳に残るボス曲『Confidence in the domination』も良質で、『スターオーシャン』への客演の際に使用されることも多い。 イベント曲も重厚で雰囲気に合ったものが揃っている。 賛否両論点 一部ダンジョンの攻略が難しい。 チュートリアルダンジョンで基本的な操作方法は教えてもらえるが、本当に基本的なものだけ。応用的な操作方法は自力で見つけるしかなく、そして応用操作が必須のダンジョンは複数ある。 教えてもらえるアクション例:剣を振って先制攻撃をする、晶石を打ち付けて足場にする、特定のオブジェクトを剣で攻撃して壊す、足元の宝箱を開ける、宝箱に罠が仕掛けられている事がある 教えてもらえないアクション例:ロープにつかまって移動する(*7)、晶石の欠片を持ち運んで使う、晶石を大きくしすぎた時の破裂の衝撃でジャンプする、晶石が破裂した後に残る光に乗る、晶石でレーザーを反射する…etc 他にも巨大で複雑な構造のうえ大量のトラップが存在する「古代墳墓アメンティ」穴へ落ちると強制的にダンジョンから放り出される「天空城」無数の火山弾が避ける間もなく落ちてくる「炎の城塞」晶石の使い方を熟知していないとアクションで詰まる「水中神殿」ボス部屋の場所がわかりづらい「亡失都市ディパン」無数のワープゾーンで構成される「アリアンロッドの迷宮」これら後半のダンジョンは、アクションゲームに慣れていないプレイヤーには酷なステージも多い。 ボス直前のカラクリ部屋がややこしい「ローム丘陵のカラクリ屋敷」エリア間のつながりが恐ろしく複雑な「レザード・ヴァレスの塔」その簡易版とはいえ充分複雑な構造を持つ「黒夢塔」このように中盤でも難関ダンジョンが存在する。 ただ、上記に挙げたダンジョンのうち、ディパンとレザード・ヴァレスの塔以外は全て難易度が「難しい」を選んだときのみ出現する。黒夢塔は難易度「普通」以下で出現するが構造が複雑なだけで難解な謎解きやアクションを求められるわけでない。 ちなみに、それらの「難しい」を選んだ時のみ出現するダンジョンには「紅蓮の宝珠」というアイテムがあるが、これらは隠しダンジョンで封印された扉を開けるのに必要。 この方法を用いないと仲間にできないキャラも存在するため、難易度「難しい」を選ぶ見返りはきちんと存在する。 ゲームバランスは若干崩壊気味 一部スキルの有用性が高すぎる。 HPが0になった時に一定確率で生き残る「ガッツ」と言うスキルは、このスキルによって生き残ったHP1の状態でも問題無く連続発動するため、とりあえずこれをレベルMAXまで育てておけばキャラクターが劇的に倒れにくくなる(*8)。 それに加え、条件を満たすたびに自動で回復アイテムを使うスキル「オート・アイテム」をセットして蘇生アイテムを大量に用意しておけば、もしガッツの発動漏れでキャラクターが倒れても自動的に即座に蘇生されるため、敵の全体攻撃で一度にパーティ全員が倒れ、しかも誰もガッツが発動しなかったと言う極めて稀な状況でしか全滅しないようになる。 強すぎるので使わないという選択肢もあるのだが、終盤近くになってくると1回の敵の攻撃で数万ダメージといくらHPを上げても耐えられないことが多い(*9)。 隠しダンジョンに至っては味方の最大HPが90000までしか上げられないにもかかわらず、単体で合計数十万ダメージを与えてくる連続攻撃を持つ敵や、全体攻撃で10万以上与えてくる敵も登場し、上記の強力なスキルを使用しない場合は非常に厳しい戦闘になる。 「大魔法」が非常に強力 魔術師の決め技の強化版「大魔法」は一部の杖でしか使えないようになっている。しかも序盤から手に入る該当の杖は大魔法を使うたびに壊れる可能性があるので多用はできないのだが、後に一定の手順を踏むと無制限で大魔法を使える杖を入手でき、ほぼ全ての戦闘が大魔法の連打で済んでしまうようになる。 もちろん全ての敵が大魔法一発で死ぬ訳では無いので撃ち漏らす事は少なくないが、大魔法に繋ぐまでのコンボを先述の「紫炎石」を沢山出すように組んでおくとほぼ毎ターン大魔法を連発できる(*10)。 その大魔法各種も有効性の面で格差が激しい。具体的に言うと聖属性の「セレスティアルスター」と闇属性の「メテオスウォーム」の2つだけが威力が飛びぬけて高すぎる(*11)(*12)一応、炎属性の「カラミティブラスト」も5ヒットするため次点と言えるが、あとは似たりよったり。 ただし、留意すべき点として一概に大魔法が強いからと言ってその魔法が最も利用価値が高いとは言えない、ということがある。 本作は敵に弱点属性はあっても耐性が一切設定されていないので、相手の弱点がわかっていれば、それに合わせた魔法のセットアップにも意味がある。 相手やパーティ構成、選択した難易度によっては大魔法を撃つことを前提に考えず、装飾品でCTを減らしてイグニートジャベリンやポイズンブロウ、補助魔法などを使用し臨機応変に立ち回り、戦士キャラに紫炎石を回した方が安定する場合もある。 登場する敵のバランスについて ボスの性能がゲーム進行に見合わなくなっている点も見受けられる。 難易度ハード限定の専用ボスは中盤で登場するボス・レイスはラスボスを超える本編トップクラスの魔力や大魔法により対策をしないと一撃でこちらを全滅させかねない強さだが、後に登場するアズタロサやJ・Dウォルスは魔力は半分以下とかなり低く対策抜きでもあまり強くない。 なお、レイスは特定のアイテムを使用した場合は一撃で撃破できる。アズタロサやJ・Dウォルスも同じアイテムが効果があるが、一撃では倒せない上に「キュア・プラムス」を唱えられて無駄になってしまう可能性もある。 ラストダンジョンで登場するボス達も中ボスのブラッドヴェインを除き、全員拍子抜けするほど弱め。 Bルートのラスボス・スルトは正規ルートのボスではないのでそれまでの中ボス程度の強さで、ある意味では妥当だがAルートのラスボス・ロキと中ボスのフェンリルは下記のブラッドヴェインよりもかなり弱い。 ロキはほとんどイベント戦の意味合いが強いが、フェンリルは特定の武器を入手しているなら前述のレイスと同様に一撃で倒せてしまう。無かったとしても単体攻撃や氷属性ばかりなので軽く対策をするだけで簡単に倒せてしまう程度の強さ。 ところがブラッドヴェインはA、Bルートのどちらでも登場するがこのボスはBルートの隠しボス的な位置付けとされていることが見受けられ、正規ルートのボス、しかも上記2体の前座としては場違い過ぎるほど異常な強さを誇る。 頻繁に複数の属性や状態異常を複合させた全体攻撃を仕掛けてくる上に、魔力はレイスを超える堂々の1位。そこから繰り出される大魔法は無対策だと全滅必至の超威力である。後半になると連発してくる。 しかも戦いが長引くと回復魔法で全回復までしてくるので、こちらの火力が足りないとそもそも倒せない。 仲間になるキャラや装備の性能差について 魔導士系のキャラは性能や使い勝手がほぼ変わらないのでまだ良いにしても、戦士系のキャラは役に立つキャラと役に立たないキャラとで性能がはっきりしており、格差がある。 後から加入する戦士キャラは全体的に先に仲間になるキャラより一芸には秀でている部分もあるが総合的に低性能である場合が多い。 例えば最初に仲間になるアリューゼは通常攻撃・決め技共に癖が無く最後まで頼りになるがそれ以降仲間になる重戦士タイプのキャラは通常攻撃が当てにくかったり、決め技のヒット数が少ない、威力が貧弱すぎて総合ダメージに劣るといった具合に頼りない。 通常攻撃の一度のヒット数が多いルシオなど補助的な役割が強いキャラ付けになっていたりと決して使えないという訳ではないのだが、主力として使うには扱いに難があるキャラが多い。 こうしたキャラは戦闘ではあまり役立てられない代わりに、神界転送に適しているのがほとんどである。 かなり終盤で仲間になる蘇芳は加入イベントこそ見所があり勇者適性値が全キャラ中最高である反面、あまり強くないといった具合に後半のキャラほど序盤から仲間になるキャラとの格差が激しい。 ただし序盤ほどエインフェリアの絶対数が少なく、ゲームを円滑に進めるにあたっては強キャラであっても神界転送させなければならず(*13)、ゲームが進むにつれてエインフェリアの数は多くなり神界転送させるキャラの選択肢が増えていく。 ことから、序盤に加入するキャラが強く、終盤に近付くにつれて性能が下がっていくというのはゲームバランス的には理に適っている(キャラバランスが良いに越したことはないが)。 またBエンドの最終ダンジョンやセラフィックゲートでは神界転送したキャラが復帰するが、もしも終盤のキャラが強かったなら序盤のキャラが戻ってきても活躍させられないためこの点も理には適っている。 本作はヴァルキリーの主力武器が剣であるためか種類が多く性能も優れていたりと優遇されている反面、それ以外の種類の武器はやや冷遇されている面が強い(*14)。 槍や弓は後半で一部癖はあるが非常に攻撃力の高いものが手に入るが、全体的に攻撃力が低め。 特に倭刀は入手方法の都合上、絶対に破損しないという利点があるが中盤以降は剣に比べて攻撃力が低く攻撃回数も少ないのばかりで、装備できる侍系統のキャラの性能が低めであることもあって使う意義が薄い。しかも、その侍キャラ自体が普通の剣を装備できてしまうため、余計に倭刀の存在意義が無くなってしまっている。 セラフィックゲートでは攻撃力5000越えの強力な武器が手に入り、隠しキャラのフレイとブラムスの専用武器も同様に攻撃力が高いが槍・弓・倭刀に関しては3000弱のものしか手に入らない点でも露骨に冷遇されている。 この点もATKだけを見るとそう思えるが実際は槍や弓のキャラは通常攻撃や決め技のダメージ係数がかなり高くなっている場合が多い。 ヴァルキリーで例に挙げるとAT(Attack Trust)100の剣で3回攻撃した場合のダメージ係数は合計300%だが弓の場合は700%にまでなる。このためヴァルキリーは剣と弓とのATKの差が少ない序盤、中盤では圧倒的に弓が強い。 ダメージ係数の他にもヒット数が多い、裏回り、ガード不能、状態異常付与などの特徴 特殊効果を持つものがいくらか存在する。また弓は敵との距離関係なく攻撃が可能という特性もある。 これらを加味すると一概に剣だけが優遇されているとは言えず、例え剣とのATKが3000~5000ほど差があったとしても、剣キャラともそれなりに渡り合えるだけの能力を持っているキャラが多い(*15)。 別格のアリューゼ以外の大剣キャラは大剣のATKは高いがダメージ係数を低くすることで他のキャラとのバランスを保っている。 ストーリー描写の陰鬱さ 「死者の魂を取り込み使役する」というシステム上、キャラの死亡描写の多さはRPGの中でも屈指である。 更に作品の性質上、ほとんどキャラが悲劇的な死に方をするため、必然的に雰囲気が暗く、好みが分かれる。 これとAエンディングへの流れは「プレイヤーの心理と乖離が激しい」として、かつてあった公式ページのスタッフ座談会では痛烈に自己批判されていた。 問題点 シナリオ面 Aエンディングの条件が厳しい 上記のAエンディングに至るまでの条件がとても細かく、加えてある条件を満たすために神界の評価がある程度下がってしまうという、ゲーム性に逆らうプレイをしなければならないため、攻略情報を持たないとまず辿り着けない。 一応、ヒントはOPの展開とパッケージに書かれている英文である。その英文は「決められた運命を否定すべし」。 他にも通常1周目に行きやすいBエンディングでは最後にAエンディングのヒントが表示される。 しかしその内容は極めて曖昧で抽象的であり、攻略本やインターネットに頼らないプレイヤーは次周は取り敢えずゲーム性に逆らってプレイ → 評価値が下がりすぎてしまいCエンディングという流れになりやすい。Cエンディングではもう少し具体的なヒントが表示されるが、やはり判り難い。 とある街を訪れると、期間限定でヴァルキリーの封印値が低下するイベントなども隠されている(*16)。しかしゲーム中ではノーヒントであり、情報を知らないと普通は気づかないレベル。 Aエンドの条件である「特定のチャプター開始時点で封印値35以下である」も、計画的にプレイしなければ難しい。 Bエンディングが非常にあっさりしている 内容を簡単に説明すると、神界戦争に勝利してフレイに褒められ、ヴァルキリーは次の使命に備えて眠りに就く。という非常にあっさりしたもので、しかもこれと言った演出はなくただフレイの淡々とした台詞があるだけ。拍子抜けすること請け合いである。 ただし、真実を解き明かさずに終わってしまったことを示唆するためのエンディングでもあるので、消化不良感はある意味意図されたものではある。 位置付けとしては、Aエンディングはストーリーを、Bエンディングはゲーム性を突き詰めたものである。なお、Cエンディングは仕事をサボって評価値がゼロになり、粛清される。いわゆるバッドエンド。 一部エインフェリアのイベントが描写不足。 例を挙げると、死亡描写すら無く仲間になるロウファ、イベント開始時に既にヴァルキリーに選定されているラウリィ、殺された所でイベントが終わる詩帆、など(*17)。 まだイベントが続くと思わせておいていきなりフィールドに戻ることもしばしばあるので、プレイヤーは混乱しやすい。 これらは攻略本で補足解説されているが、本編で省いていい理由にはならないだろう。 システム面 トライエース作品の例に漏れず、フリーズが頻発する。 特に、戦闘終了後に○ボタン連打をすると高確率でフリーズする。 不必要なボタン連打が危険であることは言うまでもないが、大魔法を使うだけでフリーズするガノッサなどは、もはやどうしようもない。 ストーリー中で大きな存在感を見せ、隠しダンジョンで満を持して仲間になるレザード・ヴァレスでさえもフリーズする状況を持っている。 戦闘を繰り返していくと、突然戦闘勝利ボイスを喋らなくなるようになり、このままゲームを続けるとAエンドのイベント中にフリーズする。 決め技の演出カットができない。 決め技の中には演出がかなり長いものもあるので、何回も使ってると流石に飽きる。特に使用率の高いアリューゼ(*18)の決め技発動時の「テメェの顔も見飽きたぜ」という台詞は何度も聞く事になるため、「テメェの技も見飽きたぜ」となるプレイヤーは多い。 次回作ではカット可能になった。 『SO2』よろしくゲーム開始からセーブできるまで実に40分も掛かる。当然ながらカット不可。 というのも、音声付きの台詞は全部言い終わるまでメッセージ送りが出来ないためである。また、エインフェリアの加入イベントがスキップできない点も批判されやすい(*19)。故にイベントカット機能を入れてほしいという声も少なくない(*20)。 魔法書やスキル書にその効果が記載されておらず、それらを習得してからでないと効果が解らない。 またこれらのアイテムを配列変換することで別の魔法書やスキル書に変化するためどちらを習得するか悩みの種になる。特にスキル書は変換元と変換先で二者択一になっているものが全てのモードで存在する。 特にノーマル、ハードの「スタンマジック」「スティールマジック」の2択はどちらも一長一短であり、頭を悩まされる。 フレイにはレヴェリーの効果(*21)が乗らない、蘇芳の攻撃アクションの『夜叉撃ち』の際にダークというスキルを発動すると一回転して正面に戻ってくるなど、ゲーム内で実際にやってみないと発見できない要素も多い。 一部装備の説明文が不親切。 特にヴァルキリーの初期装備である『ニーベルンゲンの指輪』は「外すと評価が下がってしまう。それ以外にも隠された効果があるかもしれない」とあるが、実際には「チャプター終了時にヴァルキリーが『ニーベルンゲンの指輪』を装備していないと、封印値と評価がそれぞれ2ずつ下がる」と、かなり異なっている。つまりチャプター終了時以外なら外していようが問題ないのだ。 これを知らず、冒険中にずっとニーベルンゲンの指輪を装備してプレイしていた人も多い。 その他 わざわざ正誤表が封入されるほど説明書の誤表記が多い。 CD-ROMはカセットROMと違って発売数日前でも間に合うほど製造が早く、パッケージや説明書の方が時間掛かるため。 OPとEDのアニメが浮いているとしばしば指摘される。 OPやEDに出てくるヴァルキリー達のキャラデザインが本編でのキャラデザインと著しく乖離しており、作画方面も安っぽさは否めない。 『SO2』同様、キャライラストとドット絵の乖離が激しいという声もある。 特にメルティーナは、イラストだと金髪よりの髪の色なのに、ドット絵ではなぜか茶色である。服装も全然違う。なまじ説明書で紹介されているキャラなので、初登場時は「誰これ!?」と言いたくなる事請け合いである。 フレイも髪の色が違うし、服も緑1色で貧相。上記メルティーナもそうだがキャライラストが割と美人に描かれているだけに残念である。 蘇芳の兜の前立ての装飾が全然違うのも攻略本等で指摘されている。 神界転送等でパーティを離脱したキャラのうち、ほとんどのキャラはBルートのラスダンであるヨツンヘイム宮殿や、隠しダンジョンのセラフィックゲートにいくと復帰するのだが、ハードモード限定で仲間になるリセリアのみなぜか復帰しない。おそらく不具合だと思われる。 『スターオーシャン セカンドストーリー』と同様に本作もボイスコレクションが採用されており一定の収集率(*22)を達成することで全ボイスデータが解禁されるが、今作でも実際のゲーム中では喋らないボイスが存在しており、自力で収集率を100%にできない。 一部のボス敵はボイスが採用されているものの、絶対に喋らないボイスが設定されている者がおり、それを知らないとボイス収集で無駄に時間を費やしてしまうことになる。 バルバロッサは大魔法のボイスがあるが実際には使わず、バルバロッサの色違いモンスターは喋らない。また、J・Dウォルスは通常攻撃を行わないのでこれらのボイスは収集できない。 前作と同じくクリアデータの保存ができず本編のAエンド・Bエンドのラスボスのロキとスルトは本編ではボイスの収集ができない。 セラフィックゲートでは、特定の敵PTとエンカウントすると、かなりの低確率でスルトの色違いの敵である「ジャイアントロード」が登場し、ボイスを喋るので収集する場合はこちらで集める必要がある。 ただし当然ながらノーヒントなので、攻略情報なしでたどり着くのは至難の業。敵のシンボルも一般的なモンスターと一緒なので、知らないと区別がつかない。さらに本編のスルトとは段違いの強さを誇るので、育ってない状態で挑むとボイス収集どころか返り討ちにされかねない。 ロキの場合はエンカウントしたPTが「ロキーヌ」の場合、そのままボイスをしゃべるので問題ない。だが、ロキのシンボルとなっている敵は、エンカウント時にかなりの低確率で、出現するモンスターが「ハムスター×4」に変わる。 かわいらしい見た目と名前に騙されるなかれ。この「ハムスター×4」というPTは、作中最強の雑魚モンスターとして名高く、人によってはセラフィックゲートのボス以上の強敵。実際に戦ってみるとその恐ろしさを否応なしに味わう羽目になるだろう(*23)。 『スターオーシャン セカンドストーリー』同様にボイスコレクション用のシステムデータはないが、ハードモードで紅蓮の宝珠を3つ以上回収して、道中の仲間をきちんと集めセラフィックゲートで戻ってきた仲間とボス敵のボイスを集めれば、1つのセーブデータでボイスコレクション全解禁状態に必要な収集率の達成は可能となっている。 総評 シナリオの暗さに好みがやや分かれる傾向にあるものの、エインフェリア関連のドラマや完成度の高い戦闘システム、成長戦略が問われるゲーム性が高く評価され一躍人気作になった。 後にスターオーシャンシリーズとともにトライエースの看板作品として成長を遂げることになる。 余談 主君オーディンは、上下とも灰色の服に身を包んだその見た目から「パジャマ」「寝巻王」などとユーザーから呼ばれて散々ネタにされた。 Aエンドを見るとわかるのだが、やっている事が割とあくどいことや、そもそもオーディンのやらかしが戦争勃発の原因になっているせいもあり、ユーザーからの評価はかなり低い。 そうでなくても、上から目線でヴァルキリーに面倒ごとを押し付けてくるような上司キャラという立ち位置もあり、いい心象を持つのは無理というものだろう。 攻略本のスタッフインタビューでも「オーディンも悪人ですよね」などと言及されていた。 イージーとハードの難易度逆転 攻略本のスタッフインタビューで「何も知らずにイージーをやるのが一番つらい」「やり込む要素は入れているがやり尽くすような設計はしていない」といわれていることから「イージーとハードの難易度が逆転している」と言われることがある。 先述の通り一部スキルで劇的に倒れにくくなるため、こういったシステムを理解しているプレイヤーにとっては、レベルアップさせて防御力やHPを上げる事はさほど重要ではなくなる。重要なのはボスをきちんと倒しきる攻撃力を得る事のみで、それは大半が武器の性能に依存する(*24)。 そのため取得経験値の多い少ないの差があまり意味を成さなくなり、「上級配列変換の宝珠(*25)」によって手に入る上位アイテムの存在だけが残ってしまう。 一応、ハードモードは他にも「加入するキャラは一律レベル1でスタート(最終章直前加入のキャラでもレベル1)と言うハンデがあるのだが、これは「生命の腕輪」と言うアイテムの存在により逆手に取る事ができてしまう(*26)。 難易度によって登場するダンジョンが変わり、特定の難易度でしか登場しないダンジョンが多く存在するのだが、ノーマルとハードでは合計数は大して変わらないが、イージーだけは半分以下の数しか登場せずレベルアップの機会が少なく、取得経験値の多さがあっても尚レベルが上げにくい。 他にも、仲間になるキャラクターも難易度が高いほど総数が多くなる一方でチャプターの進みと神界転送を求められる回数は同じなので、イージーの方が余裕がなくなってくるシステムが多い。 ハードモードよりイージーのほうが難しくなるという風潮は上記スタッフのコメントのほか、大半のプレイヤーが「ハードモードと比較してイージーを評価している」ことに由来している。モードごとに手に入るアイテムの種類や戦うモンスター等は異なるため、「ハードと比較して~が足りないからツラい」ではなく純粋に与えられたものを駆使しての対策、戦略を考えればこのモードがなぜイージーと呼ばれているかがわかる(*27)(*28)。 イージーでは、強力な雑魚やボスがほとんど出現しないため、消費アイテムや防具の生成、補助魔法などはほとんど必要ない。またイージーでは不要なアーティファクトが多く手に入るが、それらは換金率が非常に高く、それらをMP変換していけばアイテム、防具が必要ないことと相まってMPが枯渇するような状況にはならない。 戦士系の武器、防具、スキルはハードと比べて良いものがなかなか手に入らず貧弱だが、魔導師の武器、防具、スキルは大魔法が無限に打てる杖が手に入らないということを除いて、ハードモードとほぼ互角のラインナップである。つまり「戦士系の武具やスキルがないからイージーはつらい」とか言ってないで素直に魔導師を2人配置すればよいのである。 エインフェリア加入時のレベルが非常に高いため加入 → 即転送が可能であり、転送用のキャラの経験値を稼ぐ必要がないのでメインキャラのレベルアップの機会は充分過ぎるほどある。 ハードのように余ったピリオドを利用してレベル上げや稼ぎをする必要すらない。またチャプター8以外は一人以上、必ずエインフェリアが加入するため、キャラの選択幅は確かに少ないとはいえ、余裕がなくなるようなことはない。 「生命の腕輪」が入手しにくいのは確かにネックだが、逆に言えば強力な装飾品を付け放題である。 ちなみにクリアタイムはハードだと大体30時間前後だが、イージーは10時間かからない。 ハードモードには登場しないダンジョンもいくつか存在していることも相まって、ハードモードプレイ後でも新鮮な気持ちでプレイ可能。 そうしたダンジョンの中でも特に、「ゴーラ教団本部」はBGMの良さに定評のある本作でも屈指の人気曲である「魔降臨連鎖概説」が使用されているため、ハードでのプレイに慣れているユーザーからは「このダンジョンを攻略出来ないのがハードの一番の欠点」と言われることも。 その後の展開 人気からシリーズ化され、続編も3作発売されている。 また、2015年には本シリーズの精神的続編と言える『イグジストアーカイヴ -The Other Side of the Sky-』が発売されている。シナリオは本作同様、則本氏が手掛けた。 世界観こそ全く異なるが、戦闘やダンジョンのシステム、パーティーキャラは死者の魂、深刻なバグの多さなど本作から受け継がれた要素が多い。 本作の移植としてはPSP版『ヴァルキリープロファイル レナス』が発売されている。 変更点は各アニメムービーがCGムービーに置き換えられたことで、クオリティも非常に高い。それ以外にも、一部シーンに対してCGムービーが追加されている。 それ以外の追加要素はないが、フリーズ問題は解決されている。 ただしコンボ中で通常技が残っているのに突然決め技が発動するなど、劣化した部分もある。 現在はスマートフォン用買い切りアプリへも移植されている。 PS5/PS4向けとして2022年9月29日にダウンロード版が発売される事が決定した…が発売1週間前に延期が告知され同年12月22日に。 HD化はされておらず、単なる移植版となっているため画質は言うまでもない。 また、一部の効果音など調整が入っているのか「音がこもっている」ような印象を受ける。 大魔法の台詞にエコーがかかっていたが、それも消えている模様。 他にも「画面がボヤけて見える」などの意見も見られ、ファンから不満の声が後を絶たない…。 本作のED直後から繋がる実質的な続編シナリオが『スターオーシャン アナムネシス』のコラボイベントで展開されている。 通常、イベントシナリオは該当作の時空に行ってしまった主人公の交流シナリオなのだが、本イベントはSOキャラを排除したVPのみのシナリオが展開されている。 コミカライズもされており、本編のAエンディングルートを上手くまとめたものや、レザード・ヴァレスを主人公としたスピンオフ作品が存在する。
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910 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 00 00 ID lrTj5O/m0 ヴァルキリープロファイル 911 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 00 00 ID hs7zy/bg0 アークザラッドⅡ 912 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 00 00 ID q/1gjtqe0 ジョジョの奇妙な冒険 913 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 00 01 ID ux/+RVmE0 TOA 精霊王紀伝の方。 914 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 00 01 ID aP1rAEpk0 TOA 915 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 00 03 ID X01521910 サガ2 916 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 00 07 ID ydbucXRHO 黄金の太陽 開かれし封印 917 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 01 19 ID slqbJgOt0 アランドラ 918 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 01 54 ID lrTj5O/m0 ヴァルキリープロファイル 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 『ヴァルキリープロファイル』 (VALKYRIE PROFILE) はトライエースが開発、エニックス(現スクウェア・エニックス)が 1999年12月22日に発売したプレイステーション用ロールプレイングゲームである。略称は「VP」。 ストーリー アース神族の王オーディンは未来を語るというユーミルの首から神々の黄昏が近いことを聞かされる。 この予言は敵対関係にあるヴァン神族との最終戦争を指していると判断したオーディンは、この戦いに備えて 戦力となる英雄達の魂(エインフェリアと呼ばれている)を求め、人間界ミッドガルドへ赴くようレナス・ヴァルキュリアに命を下した。 ゲームシステム プレイヤーは主人公であるレナスを操り、ミッドガルドの上空を飛び回ることになる。 地上の気配を感じ取る能力を使うことで、目的地がマップに示される。 示された場所が都市の場合、主として死に瀕している者の魂の声を感じ、イベントを起こすことでエインフェリアが仲間に加わる。 ダンジョンが示された場合は、そこに邪悪な存在がいることを示している。 例外を除いて各ダンジョンにはボスキャラがおり、倒すと「アーティファクト」と呼ばれる特殊アイテムを手に入れることができる。 仲間に加えたエインフェリアをダンジョンで経験値を稼いで鍛え、神界へ送ることがゲームの基本となる。 ただしそれらは強制ではなく、完全にプレイヤーの自由意志で選択できる。 ゲームはチャプターと呼ばれる単位で区切られており、8チャプターまで存在する。 さらに、各チャプターはピリオドという細かい単位時間で区切られており、都市やダンジョンに入ったときに決まった単位を消費する。すべて消費し終わったとき、1つのチャプターが終了する。 チャプター終了ごとに「神界フェイズ」が始まり、神界の状況が報告される。そしてヴァルキリーの働きに対する評価が行われる。 全8チャプターが終了すると、最終決戦である「ラグナロク」が始まる。 このシステム自体がストーリーに密接に関連しており、神界転送や神の評価はあくまで神の都合でしかない。 919 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 07 26 ID Beh4ndKL0 サンサーラナーガ 920 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 08 48 ID hs7zy/bg0 一手及ばなんだか・・・。無念 システムは大好きだったけどシナリオが個人的に好きになれなかったなぁ。VP 921 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 09 13 ID aP1rAEpk0 失敗12回目って何だこれ、もうRPGの神様に見放されてるのかな 918 VPか 初めて名前を聞いた時、女神転生シリーズの作品だと思った 自分だけだろうか? 922 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 10 58 ID UMMNYxnw0 CMのプレイシーンでものすごいダメージ表記出てるの見て興味沸いたな 923 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 11 08 ID a6iMkxCl0 RPGはバンダイの商標なので、バンダイの神か 924 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 11 43 ID WdOZ8Hk20 そろそろ他のテイルズでとって一週休みにしてやるのが優しさかもしれない 925 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 18 23 ID lrTj5O/m0 俺も実はテイルズオブファンタジアかVPかどっちかで迷ってたんだ。 926 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 18 59 ID ux/+RVmE0 バトルが馴染めなかったなぁ 四つのボタンをガチャガチャ連打してるだけだった みんな、それぞれの技の性質をよく把握できるな… 927 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 20 40 ID j7XLFcqp0 数値のインフレに魅了されたなぁ。 万単位がポンポン出てくるのは、別の意味で面白かった。 928 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 20 46 ID zAlZYXki0 イベントスキップできない、決め技の演出が長い 2週目やる気にはなれないな ジェラードは可愛かったけど 929 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 21 01 ID lrTj5O/m0 色んな意味で攻略本必須のゲームだったな。 攻略本抜きでAエンドまでいける奴いたんだろうか? 930 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 21 31 ID Beh4ndKL0 VPは映像美で魅かれたなぁ、先行プレイしてた友人のバグ報告で二の足踏んだまま結局買わなかったが… 931 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 23 40 ID ZJonQo0q0 確かトゥルーエンド見るためには神様に逆らわなきゃいけないんだっけ、それを知った時衝撃だったなあ 932 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 27 03 ID lrTj5O/m0 しかも、そのためのヒントがタイトルロゴに小さく書かれている英文だけという。 933 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 31 43 ID ux/+RVmE0 行く先行く先が暗くて鬱んなる 934 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 40 09 ID 7XNC11SmO 妹に借りて今やってる所だわ。システム周りはトライエースっ!!て感じ。 なんか暗い話ばっかりでちょっと楽しいが、声付きのセリフが飛ばせなかったりイベントが妙に長かったりでかなりダレる。 あと妙にリアルなキャラクターの絵が不気味。 攻略本も借りてペラペラめくったが、攻略本見ずにベストエンディングは無理っぽいので結構ゲンナリ。 ファイナリティーブラストッ!!とか厨房臭いネーミングにニヤニヤしながらやっとります。 935 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 54 18 ID lrTj5O/m0 このゲーム、個人的にはAAAの最高傑作だと思ってるんだけど、 ゲーム雑誌の評価だと、10点満点で8点くらいになるんだよな。 まあ、欠点も多いし、減点法で評価するとそんなもんなんだろうけど。 936 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 02 34 ID KQYuD4bs0 ストーリーと演出が中二すぎて途中であきらめたな 戦闘も恐ろしく単調だった でも何故かこれを神ゲ扱いしてる人も多いんだよな 937 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 07 18 ID hs7zy/bg0 936 まあ、その辺は個人の好みだから それに神様が沢山出てくるから神ゲーであってるともいえる 938 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 08 52 ID ZJonQo0q0 決めゼリフとか大魔法とか最高じゃないか 「身体が熱い、力が目覚める 奥義! ドラゴンドレッド!!」 「汝、その諷意なる封印の中で安息を得るだろう 永遠に儚く!セレスティアルスター!!」 たまんねえ、ただしアリューゼ、てめーの顔は見飽きたぜ 939 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 16 45 ID 0yQQ9P7t0 大魔法の詠唱は清く正しい厨テイストで素晴らしいと思う 940 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 17 33 ID fs8fUGCf0 褒めてるのか貶してるのか分からないな 941 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 20 40 ID Qh0CWCbm0 VPシリーズじゃなくて1でいいのかな? はじめてやった時はアーティファクト転送しまくったりして積んだ記憶があるな やっとクリアしたと思ったらBエンドで実はAエンドがあるっての聞いて攻略本買ってきてまた頑張ったよ 最終的にはガッツオートアイテムゲーなんだけどね 942 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 39 32 ID gdrnPr8E0 おじいちゃんにメテオスウォーム唱えさせると 神どころかPS本体さえもフリーズさせるから困る。 BGMはコテコテで好きだったなあ。 943 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 43 15 ID /AOYdM770 エルフがレイープされるかとおもってどきどきした 944 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23 51 06 ID PSnO0yb40 SO2とVPがトライエース全盛期。VPは初代が完成されすぎていて続編が・・・ 戦闘も簡単だし、やけに高いダメージがスカッとするし、アクションも難易度低めだし、厨二病全開だし素晴らしい!中二時にはまったからなおさらそう思う でもAエンドが攻略本無しだとほぼ無理だったり(裏技本に載ってた)、やけにフリーズしたりするのが欠点だったな。あとアリューゼが強すぎて他の大剣使いイラネとか 945 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 01 04 ID Uq9bolhPO 俺もフリーズには泣いたな しかも、そのおかげでPSがオシャカになってしまった 946 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 16 32 ID ADQpn6Cd0 アリューゼが強すぎると言うより、他の大剣使いがへぼいというのがより正確なところじゃないだろうか そう思いませんかグレイさん でも慣れれば誰を使っても苦戦するということは無くなるんで、たまには気分で面子を選んだり。 でもどうしてもルシオかバドラックは入れざるを得ないが。 947 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 18 04 ID 5CmgkjN+O 当時、中一のオイラには 英語ばっかのパラ名・スキル名が半分も理解できなかったなw それでもやったけど 948 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 25 09 ID +UeipoS40 イージーやノーマルでやると、ゲーム後半がハードより難しい 強い武器が手に入らないから、敵のHPが全然削れないっていう… 949 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 25 31 ID hCnH6ajs0 てめぇの顔も見飽きたぜ! 950 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 31 34 ID 00eaodCh0 敵のキュアプラムスの絶望感は異常。 951 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 37 20 ID ADQpn6Cd0 英語名と言えば、「~クリスタル」な攻撃アイテムの英語名にニヤニヤしてたのも良い思い出 indignationやら何やら。 952 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00 54 44 ID UQNwQR/Z0 946 グレイ先輩は必中防御無視があるからまだいいよ カシェルさんなんてなにもないんだから… 953 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 01 32 13 ID azEFD1cr0 VP1は2やった後だと色々荒い所が気になって微妙だな リアルタイムでやってた頃はそんなには思わなかったけど 954 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 01 36 41 ID ZYJSop4kO 雑誌の第一報で完全に一目惚れ。初めて限定版なんぞ買ったぜ。 イラストやら世界観、清く正しい厨二病も全部気に入ってる。 ただしアニメムービー、てめーだけはダメだ。 955 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 02 35 ID +UeipoS40 アニメ自体は悪くないが、世界観には著しく合わなかったな 956 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 20 09 ID bJ8KVEOB0 953 そうか? むしろ2と1って別ゲーだろ 俺は考えることが少ない1の戦闘のが好きだったし 957 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 36 08 ID 1/s6BsBx0 970 あなたのスレ立てだけど・・・ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |______| / ⌒ ⌒ \ | (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < 素晴らしいわ | ト‐=‐ァ . | \ \ `ニニ´ . / \_____ /`ー‐--‐‐―´´\ 958 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 36 40 ID I2ug1Hw90 良いキャラゲーの見本。 システム面では最初はとっつきにくいけど遊び方のコツが分かると一気に難易度が下がる。 959 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 38 48 ID azEFD1cr0 考えることが少ない戦闘ってRPGでは一番ダメな事だと思うだけど 1の戦闘はたしかに中盤あたりからやる事が決まってくるし それでいて決め技もスキップできなから色々アレっすね 960 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 38 49 ID 1/s6BsBx0 Technical Arts Energy is Charged Purify Weird Soul!! Step on it Press the button △ +Skip □ ○ × じゃ寝る 961 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 41 02 ID UQNwQR/Z0 VPシリーズで新しく作ってほしいのは断然2だね 咎は視点が変わったしても1のシナリオに合う内容だった 962 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02 54 57 ID Nh6SPd2v0 楽曲的にもSO2と並んでAAAゲーの最高峰だと思う 963 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 03 02 32 ID snFsVLKGO てめぇの顔揉み飽きたぜ! 964 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 09 12 02 ID i9mEv3ZF0 959 あのシンプルさと大雑把さがツボなんだけどなー。人それぞれだよな 4コマで見た 僕は役にたってるのだろうか?(ラウリィ)→黙って消えろ(アリューゼ) のボイスネタが凄く面白かった 965 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 10 04 54 ID oCPrwgGWO 清く正しい厨二病、まさしくそれだよなー カシェルとアリューゼの馬鹿でかい剣コンビが大好きだった あと渋いジェイク若本。 決め技はヴァルキリー以外みんな爆炎で暑苦しかったわぁ 966 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 10 44 46 ID 00eaodCh0 957がツボに入ってしまった件w 967 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 11 50 57 ID UQNwQR/Z0 最強キャラがチャプ1で殆ど揃うってのもあるけど転送しなきゃいけないっていうために削らなきゃいけないってのもあってどうやって進むか考えさせられたな 968 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 13 22 17 ID ast/wTmB0 一番怖いのはルシオ シャイニングボルトが罠すぎる こんなに強いんじゃ誰も神界に転送しようなんて思わないよね(´・ω・`) 969 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 13 31 54 ID ADQpn6Cd0 ルシオの性能だけは絶対に意図的 というか、特定の人物をいつまでに神界に送るか、なんてことがフラグだとはなかなか思えない。 それだけに、試しに奴を送ってみて見たことないイベントが始まったときは心躍ったものだけど。 970 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 13 33 41 ID kaQu7blF0 やりたいなーと思いつつ結局プレイする機会なくてそのままだなあ 971 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 13 54 24 ID pNtXhmjj0 最高クラスのEDは正直攻略本がないとむりぽだった ルシオは通常攻撃がとても優秀な割に必殺系が… らうんどりっぷせいばー 972 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 14 11 10 ID +HBBjiEJ0 仲間を育てて天界に送るゲームだって説明書に書いてあるのに トゥルールートはなるべく送らないのが正解だから意図的だろ こういう奴は戦場に送りたくないなあってストーリーのキャラばかりなのがヒントといえばヒントかも 送ると罪悪感のある女子供の多い事w 初見プレイだと、なんでこんな奴らばっかりスカウトするんだよと思ってた 973 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 14 15 17 ID kaQu7blF0 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1249103295/ 次スレ立て無事完了いたしました(*´ヮ`*) 974 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 14 37 17 ID bJ8KVEOB0 973 乙 ていうか最初はBルートクリアするの前提で作ってあるだろ 寄り道しまくってたらなんとなくAルートへの行き方とかは暗示されてると思う 975 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 15 02 56 ID dCMc9kLsO 973乙 発売時に工房だった俺は友人が序盤をプレイしてるのを横で見てて、 画面は派手だけど台詞や演出がショボいな~と思った記憶が。 やっぱり厨房向けだったってことなのか。 976 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 15 40 10 ID fQleUoiO0 973 おつー アーティファクトは全部俺のもんじゃー! せっかく自分で晶石大量に出すコンボ工夫して編み出したのを 無意味にしやがって、コイツいらん、即天界送り! これで何事もなくAルートに行った自分w 975 本当に厨房だと、アクション系の面倒なところとか 特攻武器を壊さず利用すべきところとか 変に長くて中だるみするレザード・ヴァレスのところとかで挫折せんかな。 977 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 16 46 14 ID bJ8KVEOB0 厨二テイストを楽しめない人ってどんなゲームやってもつまらなそう 978 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 16 47 36 ID Y+izihWz0 厨二が楽しめないゲームが楽しいからいいわ 979 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 16 54 28 ID ni0t2QLE0 ローファーが好きで毎回使ってたなぁ 詠唱は個人的にFFTと並ぶ至高の厨二病 あと、ラスダンのシンプルな構成と音楽が最高に良かった 980 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 16 58 32 ID ast/wTmB0 VPのAエンドの話になると毎回思うんだけど フェンリルってなんだったんだろうな 981 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 17 38 13 ID q1QkQxf90 中二要素がふんだんに詰まっていて、当時中二の俺は最初から度肝を抜かれ魅了された 982 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 17 49 48 ID TSqQrhYu0 973は乙だが、 970はレスするだけで何もなしかよwww 983 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 17 51 03 ID TSqQrhYu0 あ、おんなじIDだったのか。。。スマソ 984 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 17 58 17 ID yt30f9Qa0 当時本当に中2だったけどそっちの成分が濃すぎてげっぷが出そうだった まさに、過ぎたるはなお及ばざるが如し。だった 985 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 18 10 30 ID j9+IYmSl0 戦闘は同じことの繰り返しって感じでイマイチだったけど ダンジョン探索とか好きだったなぁ。アイテムも豊富だし。 大魔法の詠唱も好きだった、ファイナルチェリオとか。 システム理解してからは何周もして、ボイコレもフルコンプしたなぁ ドラゴンスレイヤー使えば、竜一撃とかとんがったシステムも魅力。 986 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 19 36 06 ID Va/UlMQa0 973 仕切り屋女乙 987 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 20 34 10 ID LS37BQ980 △Aでは厨ニ度は薄い方じゃね 技名を叫ぶのと真ルートを抜いたらむしろ硬派RPG 988 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 20 44 36 ID jmsvPhQ80 技名叫ぶのと真ルートを抜いたら、ただのクソゲーだよ。 俺、イージー一回、ノーマル二回、ハード一回と四周プレイしたけど、 二周目でAエンド行けなかったときは、ソフト壁にたたきつけようと思ったもん。 989 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 20 54 12 ID j9+IYmSl0 http //www.nicovideo.jp/watch/sm335707
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投票方法 このページではwikiに公開されたキャラクターへの投票方法について説明します。 投票はキャラクター作成者として参加しているか否かを問わず、どなたでも可能です。ただし、キャラクター作成者として参加されている方が自分のキャラクターに投票することは不可とします。 投票者一人につき、各部門ごとに一人のキャラクターに投票可能です。 基準は「その部門ならどれが一番好きか」ということのみです。 何をもって好きとするかは各々の投票者の価値観によるものとします。 キャラクター設定やプロローグは長すぎたり難解すぎるなど途中で読みたくなくなった場合等は途中で読むのをやめて投票に参加していただいても構いません。 同一キャラを2つ以上の部門に投票しても構いません。 参加しているプレイヤーは自分自身のキャラクターには投票することができません。 多重投票はご遠慮ください。 以上をご確認の上、キャラクター公開ページよりキャラクターをご覧になり、どうぞ気軽に投票していってください。 各部門について 「みなさんの好みで賞」 総合して一番好きなキャラクターに投票する部門です。 「インパクトが強いで賞」 キャラクターの名前、設定でインパクト、すなわち衝撃を受けたキャラクターに投票する部門です。 「カッコいいで賞」 格好いいと思ったキャラクターに投票する部門です。 「可愛いで賞」 可愛いと思ったキャラクターに投票する部門です。 「能力が素敵で賞」 能力内容が一番好きだと思ったキャラクターに投票する部門です。 「GKの好みで賞」 GKの独断と偏見で選出する部門です。 この部門のみ、投票を行わずに決めます。 投票結果・勝者判定 各部門で投票者からの得票数が多いキャラクター、及び「GKの好みで賞」のキャラクターを勝ちとします。 投票が同数だった場合、同着で勝利となります。 複数の部門で同じキャラクターが勝利することもあります。 あなたの一票で勝負を決めよう! また、各部門で優勝したキャラはGKがダンゲロスボードゲームのDIYカード化します。 以上でゲームシステムの説明は終わりです 「GKの好みで賞」もありますので、GKの好みを確認してみるのも良いでしょう。 ここまでの説明を読んでわからない点や気になった点がありましたらQ&Aをご確認ください。 それでも疑問が解決しない場合、ダンゲロスプロファイル本スレッドへ気軽に質問を書きこんでください。