約 760,514 件
https://w.atwiki.jp/woodworld/pages/159.html
第3話:『女神に捧ぐ声(うた)』 多元世界・樹木の世界(ウッドワールド)。そこは、英雄と女神が創世した願いと多様性の世界だ。その世界には十の領域(リージョン)があり、様々な姿の人々が様々な願いをもって暮らしている。 港街ルリモアでの戦いの後、世界中でカオスフレアとダスクフレアの戦いが起こり、世界は疲弊していた。女神セシリアは、疲弊した世界を癒すため、自らの聖なるフレアを割いて世界に注いだ。 だが、その慈悲深き奇跡は、女神の命を蝕んでいた…。 そんなある時、オリジン領域(リージョン)に強大なダスクフレアが現れ、猛烈な勢いで大地のフレアを吸収し始める。 天変地異に荒れる領域(リージョン)。死の危機に瀕する生命。そんな中で、無垢なる心を持った少女は人々を救うために自らを生贄に捧げることを決め、古き樹木の精霊は全ての生命の生存への願いを実に込めて託す。 一方、セント・アゴラでは女神が夕闇に浚われる事件が起こる。 混乱を極める世界。だが、その中で明日を照らし続ける4つの希望の炎があった。少女の祈りに、生命の叫びに、女神の消失に、彼等は誰を想い、誰がために戦うのか…? 全ては、4つの炎に託された……。 ~ハンドアウト~ ◇龍贔屓用ハンドアウト シナリオパス:『高峰=B・梗也 への 〇〇』 PC間パス:『狗 からの 〇〇』 前回の戦いから幾日かの時が経った。その間、キミは特にセシリアや九界士から何かを頼まれることもなく、ただ緩やかな時を過ごしていた。まるでもう不要であるかのように、彼女達はキミに何も言ってこない。 そんなある日、キミはセント・アゴラの城下街でひとりのフォーリナーの少年と出会う。少年の名は高峰=B・梗也(たかみね=ブラン=きょうや)どこかの外国人とのハーフらしき、金髪黒目の日本人だ。梗也は、同郷の者との出会いを喜び、キミを自らの家に誘う。 向かった先でキミが見たものは、オリジン人達と共に暮らし、オリジン人を愛し、オリジン人達を護るために戦う梗也の姿であった。梗也は屈託のない笑顔でキミに問う。「キミは誰がために戦っているのか?」と……。 そして訪れるオリジン領域(リージョン)の危機。キミの力を必要とする人々が叫ぶ中、キミは何を想い、誰がために戦うのか……? ◇狗殉信用ハンドアウト シナリオパス:『セシリア救出 への 誓い』 PC間パス:『龍 からの ○○』 前回の戦いから幾日の時か経った。その間、キミはずっとキミの敬愛する主の辛そうな表情を見てきた。前回の戦いの後、世界中でダスクフレア達が蜂起し、カオスフレア達との激闘が各地で展開された。その戦いは世界を荒廃させた。セシリアは、自らのフレアを割いて世界に注ぎ、世界の傷を癒した。女神に助けをすがる声は後を絶たず、セシリアは日に日に疲れの色を濃くしていった…。キミはそれを目の前で見てきたのだ……。 そんな彼女の様子に、側用人たちの間では、何とかして主を元気づけようと様々な計画が検討されていた。無論、キミを蚊帳の外にして……。 側用人たちの計画に城中が小さく色めき立つなか、キミは玉座の間から強力なプロミネンスを感じ取る。異変に気付いたキミが玉座の間に駆けつけると、一体のダスクフレアが意識を失ったセシリアを腕に抱え上げていた。駆けつけたキミの前で、ダスクフレアは嘲笑うかのように姿を消し、セシリアを連れ去る。 かくして、敬愛する主を取り戻すため、キミの新たな戦いが始まる……。 ◇アイン用ハンドアウト シナリオパス:『助けを求める生命 への 〇〇』 PC間パス:『ロラン からの 〇〇』 やあ (´・ω・`) ようこそ、第三話へ。 このハンドアウトはキミ専用のものだから、まず読んで落ち着いて欲しい。 うん、「また、分断される」んだ。済まない。 仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。 でも、“キミに助けを求める命”というシチュエーションを考えたとき、キミは、きっと言葉では言い表せない 「燃え」みたいなものを感じてくれると思う。 思惑渦巻く今キャンペーンで、そういう気持ちを忘れないで欲しい そう思って、このオープニングにしたんだ。 じゃあ、説明を始めようか。 キミは、ロランと共にダスクフレア討伐の旅を続けていた。そして、あるダスクフレアを激闘の末に打ち倒した。だが、そのダスクフレアは倒れる際に渾身の一撃を放ち、キミとロランはそれを食らってバラバラな方向に吹っ飛ばされてしまう。そして、カメラが暗転した……。 思考回路が復旧すると、キミは大きな木の根元に倒れていた。再起動したキミに、不思議な声がかけられる。それは、草木の精霊の声であった。草木の精霊は、オリジン領域(リージョン)の大地からフレアが急速に失われていっていることをキミに伝え、森の草木や動物たちの命を救ってほしいとキミに頼む。驚くべきことに、物言わぬ小さな花の助けを求める声すらキミの耳に届いていた。 かくして、三度キミの運命の戦いの幕が開く。その戦いの中で、キミは何を見て何を護るのか……? ◇ロラン=ベルクトス用ハンドアウト シナリオパス:『セレーヌ への ○○』 PC間パス:『アイン からの ○○』 やあ (´・ω・`) ようこそ、第三話へ。 このハンドアウトはキミ専用のものだから、まず読んで落ち着いて欲しい。 うん、「また、使い捨てヒロイン」なんだ。済まない。 仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。 でも、“生贄の少女”というフレーズを聞いたとき、キミは、きっと言葉では言い表せない 「萌え」みたいなものを感じてくれると思う。 思惑渦巻く今キャンペーンで、そういう気持ちを忘れないで欲しい そう思って、このオープニングにしたんだ。 じゃあ、説明を始めようか。 キミは、アインと共にダスクフレア討伐の旅を続けていた。そして、あるダスクフレアを激闘の末に打ち倒した。だが、そのダスクフレアは倒れる際に渾身の一撃を放ち、キミとアインはそれを食らってバラバラな方向に吹っ飛ばされてしまう。そして、視界が暗転した……。 気が付くと、キミは小さな部屋のベッドの中に寝かされていた。目覚めたキミに、神官服に身を包んだ盲目の美少女が優しく笑いかけた。少女の名はセレーヌ。『生贄の巫女』と呼ばれる神職に就く純粋無垢な乙女であった。 かくて、キミは彼女とふれあい、彼女の過酷な運命を目の当たりにすることになる。村の人々を救うため、オリジン領域(リージョン)を救うために、自らを生贄に捧げようとする少女。盲目の巫女の真摯な祈りは、神を、運命を、どのように動かすのか…?そしてキミは、その祈りに何を想い何を行うのか…?祈りと意思の物語が幕を開ける……。
https://w.atwiki.jp/woodworld/pages/154.html
私の名前はドモン=ムラナカ。セント・アゴラで九界士のひとつに数えられている者だ。世間では『鉄拳執政官』などと呼ばれている――私はセント・アゴラの官僚ではないし、セント・アゴラには執政官などという官職はないのだが…世人の着けるあだ名と云うのは困ったものだ。 現在、セント・アゴラは未曾有の混乱に包まれている。――少し前の争乱でも似たような世評をされたものだが、今回の混乱はそれ以上だ。何と言っても、この領域(リージョン)の主・セシリア=ベルモントに死の予言が与えられているのだからな。 「黒き星のダスクフレアが創世の女神を喰らい、樹木の世界(ウッドワールド)を枯れさせる」 これ以上不吉なセンテンスは、樹木の世界の創世以来、おそらく一文も存在してこなかったであろう。蒼天城内にかつてない混乱が訪れるのも無理からぬところと言える。 そもそも、彼女は『孤界産みの母』として世界の人々の拠り所となる柱であり、最強のカオスフレアとして世界の守りの要となる盾だ。日頃頼りにしている力が頼りにできなくなり、むしろそれを護る必要ができたのだから、それだけでもセント・アゴラの戦力事情は一変する。 打開策を講じることは急務だ…。 ひとまずのところ、創世の女神の命運は、地球より界渡りした『導きの勇者』龍贔屓(ロン=ビイキ)と、女神に仕える『狂牙の従者』狗殉信(ゴウ=ジュンシェン)に預けられている。彼等の持つ運命に抗う力こそ、女神を救う最後の希望だ。 特に龍の存在は、暗雲に塗り潰されそうであった蒼天城に一筋の光をもたらしてくれた。 だが、対策の全てを彼等だけに頼る訳にはいかない。運命を覆す力は無くとも、運命に抗うことを止める訳にはいかない。運命の物語の主役足り得ぬ端役であろうと、世界の危機を前に人事を尽くさずにいるなど許されないのだから……。 だから私は考える…。運命を覆す力を持たぬ私が、尚も運命に抗う策を…。 そして、結論する…。 そう…、運命を覆す力を持たぬのなら、無理に運命を覆そうとしないでいい。 悲劇の運命が訪れた時に、それを最悪の事態に繋がらせないようにすればいいのだ。 龍と狗の二人が、女神の破滅の運命を覆すのに失敗し、女神が命を失う悲劇が訪れた時、それが世界の破滅に繋がらないように食い止める。そのためには、どうすれば良いのか…? まず、考えるのだ。何故、女神の死が世界の破滅をも予兆するのかを…。件の予言の意味する所を…。 可能性は3つ。 セシリアでも敵わないダスクフレアが現れ世界を滅ぼす。 ダスクフレアがセシリアのフレアを吸収。その力で世界を滅ぼす。 セシリアの死が世界の均衡を崩し、全世界規模で戦乱が起こり、世界が滅ぶ。 1番目は最も単純なパターンだ。故に、対策も最も簡単と言えば簡単だし、最も難しいと言えば最も難しい。 一言で言えば、対策は無い。 セシリア先生がどのような状況でダスクフレアに倒されるのかにもよるが、セシリア先生とそれに近しい力を持ったカオスフレアとで4つのコロナを揃えて、戦術の誤りもなく戦って、それでも尚も負けるのなら、おそらく世界の全ての戦力を結集させてもそのダスクフレアには敵わないだろう…。 対策など立てようもない。そうなったら諦めるだけだ。故に、この場では1番は考慮から外す。 2番目は1番目の亜種と言えるパターンだ。故に、こちらも実現されてしまえば、対策は殆ど無いと言っていい。 セシリア先生のフレアがダスクフレアに吸収された場合、まず単純に恐ろしいのは、彼女が持っているフレアの量だ。セシリア先生の持つフレアの量は飛び抜けている。それを吸収するだけで、ダスクフレアは計り知れないほどパワーアップするだろう。 だが、それ以上に恐ろしいのは、ダスクフレアが単純にパワーアップするだけでなく、セシリア=ベルモントのフレアの波長をも身に着けることに成功した場合だ。この樹木の世界は、『創世の勇者』葉桜銀仗のマーキュリーに、『孤界産みの母』セシリア=ベルモントがフレアを注ぎ込むことで生み出された。そのために、この世界の万物は、創世の女神と同じ波長のフレアを持っている。故に、ダスクフレアがその波長のフレアを取り込むことに成功すれば、彼等の持つ破壊と創造の力を、より効率よく世界に及ぼすことができるようになる。 特に、第一世代ダスクフレア達にとっては魅力的な話だろう。彼等は、旧造物主(デミウルゴス)の呪いによって力に目覚めた古きダスクフレアだけに、樹木の世界に対してプロミネンスの破壊の力を及ぼすができない。だが、創世の女神のフレアを手に入れれば、彼等にもそれが可能となるのだ。 これまでは、多くのダスクフレアが創世の女神のフレアを欲しながら、誰もそれに手を伸ばせずにきた。それは、ただただ単純にセシリア=ベルモントが強すぎたためだ。 だが、その前提が崩れるのだとすれば、それは想像を絶するほどに恐ろしい事態だ…。 もし、それに対策などあるとすれば、それは……。 3番目は政治的な意味において最も現実的なパターンだ。故にその対策も政治的なものとなる。 それは、セシリア=ベルモントを継ぐ者を生み出すことだ。 現在の樹木の世界は、世界の維持をセシリア=ベルモントに頼り過ぎている。 彼女の負う役割は多い。彼女は、世界の象徴たる女神であり、交易調停機関セント・アゴラの議長であり、ダスクフレア討伐軍の総帥である。彼女が世界の中心に座すからこそ、人々はこの世界を “樹木の世界という名のひとつの世界” として認識することができるのだ。そして、その認識があるからこそ、あまりに多様で無秩序でバラバラなこの世界が、どうにかひとつにまとまっているのだ。 その彼女が倒れれば、世界が大きく傾くのは必定だ。 もし本当にそのような最悪の事態が訪れたのなら、その時に彼女の欠けた穴を補って世界の “核” と成ることができるのは、やはり二人の神子をおいて他にない。 人はもとより神魔や龍や機械生命体すらも住むこの世界において、それらの全てを平伏せさせ、 “ひとつの世界” を保つためには、単純な軍事力や政治制度では足りない。創世に連なる血が不可欠なのだ。 だが、その神子でさえも、今のままでは女神の代わりを務めるなど到底不可能なことだ。 なんと言っても、二人の神子は世界の中核を担うにはあまりに幼すぎるのだ。天主様(セシリア)の政務を引き継ぐのに不足であるは勿論のこと、混乱に乗じて神の城を牛耳らんとする俗物共から身を護るのすら困難だろう。 だからこそ、万一その時が来ても世界が円滑に引き継がれるように万全の備えを整えておくことが、セシリア先生の同志たる私達の仕事だ。 そして、そのために必要なことは、セシリア=ベルモント存命の内に彼女の負っている役割を他の誰かに引き継がせることだ。それも、全ての役割を誰か一人に引き継がせるのではなく、それらの役割をひとつずつ分け、それぞれの役割に適した者達にそれらを引き継がせる必要がある。 『世界の象徴』としての役割は、無論の如く桜花と銀月の二人に引き継がせる。先刻の通り、この役割は他に代われる者が居ない。 『交易調停機関の議長』としての役割は、セシリアと九界士それぞれの後継者が必要となるだろう。それも、私利私欲に流されることなく樹木の世界と十の領域の平和ために行動できる者達が必要だ。 『ダスクフレア討伐軍の総帥』としての役割は、セシリア先生が降りたがらないかも知れない。無理に引きずり下すよりも、有能な副官を着けるのが得策か…? 『一地方領域の領域主』としての役割は、桜花に引き継がれることが既に決まっている。その上で役割の分散を進めるためには、優秀な宰相を立ててセント・アゴラの行政を宰相に一任し、神位と行政権の分離を図るのが上策だろう。 いずれにしても、継承権をこのように明確にする理由は、万一の時にスムーズな継承が行えるようになるという利点と、世界維持の役割の一極集中を避けられるという利点にある。 だが、こうした戦略はセシリアという神がこの世界から不要になることを意味していない。むしろ、セシリアという神が後継者達の背後で威光を放ち続けることを大前提としているのだ。 この戦略において、それぞれの後継者は『セシリアの血や意志を継ぐことで偉大なる創世主を代行する存在』として位置付けられる。各々の後継者の持つ権限が、創世主に連なる起源をもった権限であるからこそ、それは神魔も龍も従える絶対の権限たりえるのだ。 その意味において、女神セシリアの神権は、これまで以上に重要なものとなる。 故にこの戦略は、セシリア=ベルモントに神の階(きざはし)を昇ることを求める。 世界の人々からすれば「何をいまさら」と思われる所であろうが、残念なことに彼女はその階をきちんと昇りきれていない。彼女の心は人と神との間で揺れ続け、未だ神に成りきれていず、さりとて既に人で在りきれていない。非常に不安定な葛藤の中にあるのだ。 その中途半端なアイデンティティを改めさせないかぎり、この戦略は決して成就し得ない。故に誰かが彼女の成長を促さなければならないのだ。 誰もそれを行わぬのなら、私がそれを行おう。 世界を護る女神のために、人事を尽くし己の役割を完遂することが、女神の周りに立つ九つの士の務めなのだから……。 -end-
https://w.atwiki.jp/vipdetrpg/pages/396.html
2013/09/8~の未来侵略『大いなる旅路』 使用システム 異界戦記カオスフレアSC 参加メンバー エクスフィン(フラジールの少年守護魔法師) カーネリア(孤高の女宇宙海賊) 〝レジェンド〟(十三騎神の無効化少女) 金剛(地球の戦艦擬人化少女) ■トレーラー 遥かに広がる大宇宙。そこは無限の浪漫と野望に満ちている。 難民を連れて居住可能な惑星を求めて旅するヴァルホル級移動要塞『フロンティアⅣ』。 しかし、その平穏な航海もテオスの私掠船団“海賊ギルド”によって打ち破られる。 記憶喪失の少女を連れ去る彼等の目的とは? そして大いなる宝への道標とは何か? 異界戦記カオスフレア SecondChapter 「大いなる旅路」 人よ、未来を侵略せよ! 【ハンドアウト】 ※今回のシナリオではBS:真空状態、無重量状態を採用しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― PC① ●シナリオパス:アイシャへの友情 キミはヴァルホル級移動要塞『フロンティアⅣ』で生活している。 記憶喪失の少女アイシャと出会い、お互いに親密な関係となっていく。 しかし海賊の襲撃を受けて彼女は連れ去られてしまった。 なんとしてでも彼女を連れ戻さなくては。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― PC② ●シナリオパス:クリスタル・ガイへの敵対 キミは星々を渡り歩く宇宙の戦士だ。そしてキミには宿敵と呼べる男がいる。 テオスの私掠船団“海賊ギルド”の幹部、クリスタル・ガイ。 彼が何かを企んでいると察知したキミは即座に行動を開始した。 ようやく、この腐れ縁に終止符を打つ時が来たのだ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― PC③ ●シナリオパス:任務への使命感 キミに組織(自由)から命令が下った。 テオスの私掠船団“海賊ギルド”の討伐、それがキミの使命だ。 無差別に略奪を行なう彼ら無法者を生かしておく必要はない。 キミはダスクフレアハンターとして出撃する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― PC④ ●シナリオパス:シグマ博士への義務感 キミは超光速航法の研究者のシグマ博士と懇意にしているカオスフレアだ。 だがシグマ博士は海賊ギルドの手によって研究を奪われて殺されてしまう。 現場に居合わせたキミは博士の口から研究の危険性を告げられる。 亡くなった博士に代わり、キミは研究を封印する決意を固める。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ログファイル HTMLログ版
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/1162.html
Break Card [[WIZ-DOM]] 2F/2C [[ミスティック]] 3/(3)/3 X:≪この[[エフェクト]]のコスト≫を、勢力なし、分類なし、[[インターセプト]]・[[イニシアチブ]]を持つ [[支配キャラクター]]・アストラルとして[[セット]]する。アストラルは、コストとして支払われたX枚の [[パワーカード]]をパワーとして持ち、パワーに等しい精神力・[[精神攻撃力]]・[[耐久力]]を持つ。 アストラルにカードをセットすることはできない。 0:目標の≪あなたの支配キャラクターのアストラル1人≫を、パワーカードとしてこのキャラクター にセットする。 No.1090 Rarity UC Illustrator あきまん Expansion 月光の秘儀 カード考察 アストラルは攻めに使うにはサイズが小さすぎるが、精神攻撃とインターセプトを持つので壁としては役に立つ。 コスト0のエフェクトは支配キャラクターに限定されているため、例えば軌道エレベーターでアストラルと勢力エリアの キャラクターを交換し、エフェクトを使用してアストラルをパワーに戻して無償でファクターを増やす…ということはできない。 ○関連カード 炎の魔術師“フレア・シュナイダー”
https://w.atwiki.jp/woodworld/pages/121.html
「私が…動く……。異論は聞かないよ……」 セシリアは、有無を言わさぬ口調でそう言った。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ その日、蒼天城では、樹木の世界(ウッドワールド)を襲っている未曾有の混乱に対処するための評定が行われていた。 珍しく九界士のすべてが議場に揃う中、セシリアはドレスの上に儀礼用の革鎧を重ねた姿で現れると、九人の同志に向かって柔らかな微笑(え)みを投げ掛ける。 「よく集まってくれたね…みんな。こうして、久しぶりにみんなの顔が揃うのを見られたこと、まずは嬉しく思うよ……」 社交慣れした彼女のいつも通りの言葉と微笑(えがお)。だが、それも挨拶とともに直ぐに引き締まったものに変わる。 「樹木の世界を襲う混乱は、相変わらず治まるところを知らない。人々はダスクフレアの脅威に恐怖と絶望を抱き、夜も眠れぬ不安の中にいる…」 強い眼差しの中にわずかに混ざる悲痛の色。それを決して声色に表さぬまま、セシリアは揺るぎなき意志を言葉にする。 「私は、それを拭いたく思う…。人々の涙と嘆きを止めるため、今こそ私達は危険を顧みず立ち上がる時なんだ……!」 放たれた意志にわずかに広がる動揺。ある者は期待を込めて、ある者は心配を込めて、続く彼女の言葉を待つ。皆、彼女の意志するところの意味を、よく解っているのだ…。 「そして先日、この混乱の原因がついに判明した。不知火凱斗…彼の喫したひとつの敗北が、この混乱の全ての原因だった……」 英雄であるカオスフレアの…それも界渡り(フォーリナー)の勇者の敗北。その衝撃こそ、樹木の世界を包む未曾有の混乱の原因であった。彼女はそれを、つい先日、彼自身の口から耳にしたのだ。 「この混乱は、その敗北が生む衝撃をプロミネンスの力によって増幅させたものだ…。だが……、カオスフレアがダスクフレアに敗れることによって生じた混乱ならば、カオスフレアがダスクフレアに勝利し、再び希望を示すことによって、それを打ち払うこともできるはずだ……!」 彼女はその推論に、ここ数日の情報収集で確証を得ていた。……同時に、そこにひとつの制限があることにも……。 「本来、それは、全ての原因となった不知火凱斗が、件のダスクフレアを打ち倒すことによってのみ、完全な効果を発揮する。だが…、今の彼にそれはとても期待できない。そして…、彼が立ち上がるのを、この世界は待っていられない……」 それは何より彼女自身の気持ちだ。彼女はこの世界のこの混乱を、これ以上黙って見てはいられない…。 「だが、彼自身にそれを期待できなくとも、世界全体に影響を与えられるくらい名のあるカオスフレアがそれに代われば、彼自身が成したときほどでなくとも、この混乱を緩和する効果はあるはずだ…」 だから…と言って一瞬言葉を切るセシリア。 そして、冒頭の一言が発せられた。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 予想通りの言葉にざわめく議場内。 真っ先に口を開く『アムルタート界士』ディラン。 「その言葉を待ってたぜ…!さすがはセシリア先生だ…!!」 まってましたとばかりに、喝采の声を挙げる。龍の目には、ただ黙って待つしかないこの現状が、ひたすらに歯がゆく映っていたのだ。 続いて口を開くは『パンデモニウム界士』ドモン=ムラナカ。 「私は慎重論を唱えますね。リスクが大きすぎる…。主上は、世界に潜伏する未知のダスクフレアに備え、その戦力を空けておくべきだ」 だが、その彼も一言も「反対だ」とは口にしない。異を唱えてたところで一度決意を固めたセシリアが容易に意志を覆さないことは彼も良く知っているし、何より彼自身もまた作戦の効果の大きさを理解しているからだ。 「異論は聞かないと言っているだろう…?今、この状況を覆す一番大きな力となるのは、私自身の持つ名なんだ…。そして何より、私はこの世界を産み出した者として、これ以上この世界の混乱を黙って見ていることができない……!」 樹木の世界のために最善の一手を尽くす。彼女の行うところは、常にひとつだ。 「このセント・アゴラにカオスフレアの中でも選りすぐりの精鋭を集め、可能な限り多くのダスクフレアを誘い込む…。そして…、持てる力の全てを結集して、ダスクフレア達を一挙に殲滅する…!!」 告げられるのは、伸るか反るかの衝撃の作戦。彼女は確信をもってそれを口にする。 「みんなは、各領域(リージョン)とのコネクションを最大限に活かし、それぞれの領域に待機戦力を配備してくれ。誘い漏らしたダスクフレアが各地で動き出した際には、配備した現地のカオスフレアとキミ達とで連携を取って、これに対処するんだ…!」 主戦場となるセント・アゴラには、強大な敵戦力に対抗するために、少数精鋭のカオスフレアを…。その舞台裏と成る各領域には、広大な防衛範囲を補うために、力で劣っても数多くのカオスフレアを…。それが、彼女の戦略だ。 「それから…、クロエ達に連絡を取ってくれ…。彼女達パーティと、私自身とを、セント・アゴラに配備するこの作戦の決戦戦力とする……!!」 クロエ達は最早、セシリアを除けば最強と呼べる部類のカオスフレア達だ。その力がこの作戦の肝と成ることを、セシリアは知っている。 「この作戦の鍵は三つ…。クロエ達パーティと、十二聖石。そして……伯爵だ…。私はこれから、その三つ目の鍵を取りに行ってくる……」 -end-
https://w.atwiki.jp/prowres_technic/pages/285.html
autolink リングネーム よみがな 本名 団体 開発した技 得意技 関連深いレスラーを上げる。 関連するリンク ラングブロアー 足4の字固め 名前 連絡事項
https://w.atwiki.jp/reiyonrakisutazuki/pages/638.html
運べる数 ~ 価値:ポコ ○○○ オリマーメモ セールストーク
https://w.atwiki.jp/mattsuan-cardgame/pages/99.html
炎精(レッドシルフ)のフレア KST019 レアリティ:★★★タイプ:ユニット イラスト:タイチョー ジャンル ミカミ伝クロス HP 2 特殊能力 やっぱりミカミは私がいなきゃダメね! 女 ATK 2 覚醒!炎の戦士 ― DEF 2 必殺技 ― ― 魂 3 超必殺技 ― 特殊能力 <やっぱりミカミは私がいなきゃダメね!> -対象ユニット- 味方戦場の【ユニット名:出雲ミカミ】のATK・DEFをそれぞれ【+2】する。 <覚醒!炎の戦士> -対象ユニット- 【2021.11.23更新】 このユニットが味方ベンチでオモテの時、味方戦場の【ユニット:出雲ミカミ】が撃破・破棄された場合、このユニットを、代償として破棄することで使用を宣言する。 味方戦場の【ユニット:出雲ミカミ】1体のHPを【1】残して撃破・破棄されなかったことにし、味方ベンチに移す。 処理の完了後、自分の山札から【ユニット:フレア・フレイムス】を1体、味方戦場に配置できる。 その後、山札をシャッフルする。 このユニットが、味方戦場の【ユニット:出雲ミカミ】と同時に撃破・破棄の対象になった場合、それらの効果の前にこの『特殊能力』を使用することができる。 概要
https://w.atwiki.jp/woodworld/pages/131.html
白亜の蒼天城を背にして、私は無数の夕闇の眼前に立っていた。 周囲を覆う黒い結界。その壁面に輝く黒水晶の鏡のような画面には、分断されたクロエ達や桜花達の戦隊(パーティ)の様子が映る。 クロエ達の相手は『夕闇に堕ちし界渡り(ダスクド・フォーリナー)』。そして、桜花達の相手は……幸平の妻・ローラ。 まさか彼女が夕闇に堕ち、しかも幸平と刃を交えることになるなんて……。 複雑な感情を禁じ得ない…。 だが、今は戦闘中だ。今はただ、幸平の真っ直ぐな意志を信じるしかないだろう…。 自らの妻をその手で止めると誓った覚悟を信じて……。 それに、桜花のことも。 今はあの子の心と、あの子の心が繋いだ仲間との絆を信じるしかない。 リュヌ…。彼女は、この戦いに関わる運命の中に名を連ねていなかった。その彼女があそこに居るということは、彼女自身の意志が――あるいは周囲の手助けが――運命を書き換え彼女をそこに立たせたということだ…。 だから今は信じよう…。その変革が、桜花の死の運命をも変えてくれるということを……。 私は横目で見ていた画面から目を離し、それを夕闇の群れへと向ける。 私の視線のその先で、夕闇の群れが下卑た笑みを浮かべている。 「へっへっへ…!まさか俺達ダスクフレアを一堂に集めようなんて馬鹿がいるとはなぁ!!」 「それも女神様からの直々のお誘いだぁ!コイツは有り難いったらねぇぜ?」 「創世のフレアを持つ女神様を喰らえば、俺達は一気にこの世界全部を再創世(リジェネシス)できる力を得られるってものよぉ…!」 「ああ…。だが、その前に“女神様”をタップリ愉しんでからだがなぁ…!!」 顔を見合わせ笑い合う夕闇の群れ。 ……本来、ダスクフレアとは宇宙的災厄だ。その根本は現行世界への強い“否定”の意志にあり、故に彼等は破壊と創造の変革を望み、善も悪も諸共否定して今の世界の絶対悪となる。 私は彼らの歪められた願いを決して許しはしないが、しかし彼らはその“否定”の意志故に孤高な存在だと思っている。今の世界に生きる場所を持たぬ唯一人の宇宙。それがダスクフレアだ……。 故に、ダスクフレアは群れることをしない。 皆それぞれに願う世界が異なるのだ…。群れなど成しようはずがない。 それ故に、目の前の衆愚は私の信じる夕闇から程遠い…。 哀れみすら覚え得ず、ただ蔑んで私は言う。 「30から、9つ増え、9つ減り、さらに2つ減って28…か……」 気負うでなく恐れるでなく、買い物のお釣りでも数えるかの調子で述べた言葉。 唐突に切り出されそれに、夕の借り衣を纏った衆愚が面を喰らったように下卑た笑いを止める。 それらを真っ直ぐに見据え、私は言う。 「少し数は減ったが、これでも日頃の憂さ晴らしくらいにはなるだろう……!」 「「「っ……!!!」」」 その言葉に、偽りの夕闇共が怒気を爆発させる。 「ほざくなっ!このアマぁっ!!」 「大人しく震え上がって命乞いでもしてりゃあ、ゆっくり可愛がりながら殺してやったものを…。そんなに早死にしたいのかぁ…?」 「なら、いま死ねよっ…!!!」 3体の衆愚が怒りに任せ、魔剣を、妖刀を、高周波ソードを振りかざす。 ドッガガガガガガガ……!!!! フレアが雲を散らし、空気を歪ませ、爆音が衝撃波となって結界内を駆ける。 「へへ…。殺ったか…?」 「へっ、つぅいカッとなって殺っちまったなぁ!せっかく“女神様”をタップリ愉しんでおこうと思ってたのによぉ…!!」 いやらしい笑いを浮かべあい、空気を震わせる衆愚共。 だが……。 「前言撤回だな……。これでは、日頃の憂さ晴らしにも成りはしない…!」 青く輝く《光翼の盾》を折り畳み、全身を包み込むようにして全ての攻撃を受け止める私。 一挙に翼を広げ、弾き飛ばし、返す刃を三閃見舞う。 魔剣を打ち払い、妖刀の隙を縫い、高周波ブレードを圧し折って、胸を、喉を、腹を斬り裂く。 瞬く間に偽りの夕闇が雲海に沈む。 「仕掛けてくるなら、一度に最低十は掛かってくることをお勧めする」 夕闇を騙る衆愚に私は微笑(え)みを浮かべて放つ。 二十余の似非夕闇を相手に、尚も死闘は続いていた。 これまでに倒した敵の数は4。対してこちらはほぼ無傷。 凱斗の敗北以来、ダスクフレアが大量に発生していたとはいえ、その多くはプロミネンスに目覚めたての雑魚ばかり。数の上では敵側が多くとも、彼我の戦力では此方が断然勝っていた。 だが、私は内心焦りを覚えていた。 戦いはここばかりではない。多くのダスクフレアをこの蒼天城に集めたとはいえ、誘い漏らしもまだ多数存在し、それらは既に9の領域(リージョン)で時節到来とばかりに暴れ始めていた。 それを抑えるために、セント・アゴラの待機戦力と各領域(リージョン)のカオスフレア達とが連携して対処に当たっているものの、彼等の多くが苦戦を余儀なくされていた。 援軍を約束していた伯爵配下のカオスフレア達が、未だ戦地に到着していないからだ…。 「何をしている…!?伯爵…。まさか……!!」 考慮の隙へ闇色に輝く刃が打ち込まれ、私は思考中断を余儀なくされる。 咄嗟にムチ形態の『夜を狩る刃(ヴァンパイア・キラー)』を振るって闇色の刃を弾き落とし、ガラ空きになった敵の胴体に刃のムチを叩き込んで、私はひとり歯噛みする。 「(焦るな…。今は目の前の戦いに専念しよう。たとえ伯爵が裏切ったとしても、私がこいつ等を速やかに倒し、各地の援軍に向かえば、それで済むことだ……!)」 決意を固めた私は、傍らのパートナーに号令する。 「一気に勝負を賭けよう…。アルビナ、援護してくれ…!」 「了解いたしました」 冷静な声で応じるアルビナ。彼女は仲間たちが私のサポートのために着けてくれた――私ひとりで十分だと、言ったのだが――唯一のパーティメンバーだ。 本来なら決して黒曜晃の傍を離れぬ彼女だが、今はその晃の命令で星詠み(フォーチュン)としての支援の力を私に貸してくれていた。 「ナノマシン散布開始…。分子変換プログラム制限解除(リミッター・オフ)。プロミネンス閉鎖空間内の全ダスクフレアを対象に指定…。グレズクリスタル最大運転(フルドライブ)……」 アルビナの身体から高い音が鳴り響き、白い霧が散布される。それらは直ぐに周囲の雲に溶け込み、そして見えなくなる…。 密かに進められるアルビナの指し手。 それに気付かず、次なる攻撃の構えを取る敵の群れ。 その構えの機先を制するように、準備の手を終えたアルビナが仕上げの一手を指す。 「コマンド《完全調和世界》発動…!」 アルビナの号令一下、突如として眼下の雲海から無数の金属の触手が伸び、それらが二十余のダスクフレア達を捉える。鋼の腕は細胞単位で似非夕闇の身体を侵食し、憐れな犠牲者の体組織を機械のユニットに造り替えていく。 予期せぬ奇襲に動きを乱すダスクフレア達。 その隙を逃さず、私は追撃する。 「我が剣は、軍神の進撃の如く…!!」 フレアを推進力に変え、雲の上を疾駆する。 無数の残像さえ生じさせながら、二十四の似非夕闇の間を翔け抜け、刃のムチを、青き翼を、フレアを纏わせた拳を、次々に叩き込んでいく。 右の円陣に切り込んでは右の円陣を寸断し、左の隊列に躍り込んでは左の隊列を両断して、戦場の尽くを火と血煙に包み込み蹂躙する。 《万軍撃破》。叙事詩に紡がれるような武の体現こそ、私の目指す武技の極みだ。 「(本当に動かないつもりか…?伯爵。……ともかく、私は私の武を尽くし、一刻も早く味方の援護に回れるよう備えねば…)」 焦りを闘志で隠し、私は眼前の敵に剣先を向ける……。 似非夕闇との戦いはさらに続き、残る敵も当初の四半分の7体になっていた。 その7体も、もはや半死半生。その上、圧倒的な数の優位をわずか2名のカオスフレアに覆された似非夕闇達は、その光景の異様に圧倒されたかのように自失の表情を浮かべ、震えあがり、身を竦ませている。 戦いの勝敗は、既にほぼ決していた。 「残るはお前たち7体…。命の懸け合いに時を急くのは趣味ではないが……、外の状況が芳しくない今、私は急ぎ次の戦いに備えなければならない…。このまま一気に決着をつけさせてもらう…!」 怯む似非夕闇に凄む私。 だが、その私の表情を見て、傍らのアルビナが諭すように口を挟む。 「セシリア様…、少々決着を急ぎ過ぎではないでしょうか…?単純戦力で此方に劣っていても相手はダスクフレア。強力な切り札をまだ手元に残している可能性も十分に推測されます。迂闊に攻め急げば、思わぬ痛手を被る可能性もございましょう……」 あくまでも冷静に警告を述べ、その裏に優しい気遣いを示すアルビナ。 「分かっている…。けれども――」 私がその警告に言葉を返そうとしたとき、天令神機が新たな報を告げる。 「「――!!」」 それは、待ちに待った援軍到着の報せ。伯爵配下のカオスフレア達が戦地に到着し、味方カオスフレア達とともに反撃に転じたという報告であった。 「漸くと来たか…!伯爵…!!」 私は思わず微笑(え)みをこぼす。そして、一瞬の隙を逃さずに奇襲を仕掛けてきた敵の一体を、刃のムチで打ち払う。 雲海に沈むその姿を目で追ってから、正面に向き直って私は言う。 「これで残り6…。背後の憂いもなくなったいま、無理に手を急くこともないだろう……。焦らずじっくり、あと一太刀で速やかに仕留めよう…!」 眼前の敵に向かい、私は不敵に微笑(わら)う。 セシリアが残る6体の二流夕闇を沈める様を、“私”は遠見の水晶球越しに眺めていた。 「流石は樹木の世界(ウッドワールド)を護る最強の女神。御見事な戦ぶりで御座いますな…」 傍らの死神(butler)が、肩越しに覗き込んで、しわがれた声でそう呟く。 「して、如何なさいますか…?ドラキュラ様」 死神(DEATH)は、髑髏の相貌の空ろな眼で私の下知を求める。 水晶球に真紅の瞳を落としながら、私はしばし思案する。 本来の予定では、ダスクフレア共も女神配下のカオスフレア達も、諸共討ち取るつもりであった。 ここ最近、ダスクフレア共が好き放題に暴れ回り、人間達からの“畏れ”を欲しいままに集めていた。だが、本来それは我々『夜』の者が集めるべきものだ。故に、私は奴らの不遜を苦々しく思っていた。だから、私としてもダスクフレアの掃討は望む所であった…。 だが、“女神”が夕闇に大勝し、セント・アゴラの威光が回復してしまうのも面白くなかった。だから、同時に女神の配下を討つことを考えた…。 “女神”からの援軍要請に応え、共にダスクフレア討伐に当たる。この時、わざと援軍到着を遅らせることで自軍の力(リソース)を温存しておく。そして、奴らの戦力を利用してダスクフレアを討った後に、矛先を女神の配下のカオスフレア達に転じて、消耗しきっているこれらの者達も討ち取る…。そういう算段であった……。 だが…… 「よもや…、これほど早く戦いが決しようとはな……」 私の言葉に、「意外」という意思を言葉に表して執事(DEATH)が言う。 「さて…?お言葉では御座いますが…、彼の“女神”の実力であれば、この程度の戦果は取り立てて凄いとも早いとも思えませぬが……?」 珍しく私の言葉を取り違えた執事(DEATH)に、私は叱るでもなく答える。 「戯けが、私が言っているのは“女神”のことではない…。我が使徒と、その勇者のことだ……」 私は遠見の水晶球に映す像を別のものに切り替える。そこには、我が使徒であるクロエ・A・ハイゼンシュタットとフォーリナーの勇者である不知火凱斗が、他の仲間と共にダスクフレアを討つ様が映し出されていた。 それと同時に、彼女達や“女神”を覆っていた結界(パンデモニウム)も消滅する。 「彼女たちがもう一時(1ターン)手こずっていてくれれば、たとえ“女神”が二流ダスクフレア共を討ったところで結界(パンデモニウム)から出ることができず、時が稼げたはずなのだが……。強すぎる使徒を持つのも考え物よな……」 クロエ達の手並みが予想以上に速やかなものであったため、夕闇から“畏れ”を奪い返し、同時に“女神”にも一泡吹かせようという私の算段は、すっかり狂ってしまった。 たとえ今から予定通り各地の我が配下達にセシリア配下のカオスフレア達を襲わせたところで、主戦場である蒼天城の戦いに決着がついていては、直ぐに増援を派遣され対処されてしまうだろう…。無論、それでも何人かのカオスフレアは討ち取れようが、期待していたほどの戦果などとても望めまい…。 英雄たちが苦労してダスクフレアを討ち、世界に希望が取り戻されようとする正にその瞬間に、『夜』を司る怪物達が『昼』の世界の英雄たちを襲い、ことごとくこれを蹂躙する…。“女神”もセント・アゴラもこれを救援に向かうことが出来ず、ただ歯噛みして己の無力を噛みしめるしかない…。その状況が実現できてこそ、ダスクフレア達が世界に蔓延させた“畏れ”をそっくり我が物にすることが出来るはずであったのだし、“女神”の顔を悲痛に歪ませて愉しむことも出来るはずであったのだ…。 そして…、そのためにはどうしても、あと一時(1ターン)が必要であったのだ……。 「では改めて如何致しましょうか…?」 問う執事(DEATH)に私は答える。 「予定していた攻撃を取りやめ、ダスクフレアを討ち次第即座に退き返すよう全軍に伝えよ…!」 「宜しいので御座いますか…?」 「構わぬ…。たとえ少々暴れ回ったところで得られる旨味の少ないいま、朽ちた戦略を惰性で引きずる意味はない。それよりも今は“裏切り”の目論見など素知らぬ顔をして“女神”に貸しを作っておく方が賢明というものだ…」 「成程…」 合点がいったかのように骸骨の頭を頷かせる執事(DEATH)。問いこそしたが、もとより反対など考えてもいなかろう。ただ、主(わたし)の本意を主(わたし)自身の口から言わせることで、主(わたし)の意図を深く自らに刻みつつ、主(わたし)自身の決意をも揺るがぬものにさせようと促した…。コレはそういう従者だ。 それを証明するかのように執事(DEATH)は速やかに行動を開始する。 「然らば全て御意の儘に…」 恭しく一礼し、灰色の霧を発生させると、その彼方へと消えていく…。 「まったく…、誰も彼も好き勝手にやってくれるものだ……」 何故だか嘲笑(わら)いが込み上げてきて、私は空のグラスにワインを注ぐ。 思惑が外れた状況に反し、不思議とその嘲笑(わら)いは晴れやかだ。 最後のダスクフレアが遠見の水晶球の向こうで討たれたのを確認すると、赤く輝くグラスを天に掲げる。 「働き過ぎの我が使徒と、変わらぬ強さの憎き“女神”に…、乾杯……!」 私は嘲笑(わら)ってグラスを傾ける。 -end-
https://w.atwiki.jp/moecc/pages/498.html
フレアイする 「【相手マイロイド】姉さん!! 自分、フレアイに来たでありますっ!!」(怒) 「【相手マイロイド】姉さぁ~ん、飽きたゲームあったらくださいよぉ~」(笑) 「【相手マイロイド】姉さん聞いてくださいよー 先輩がー……さっきー……でしてー……んでー……ヒソヒソ……」(呆) 「【相手マイロイド】姉さんも今度、マスターのパソコンの検索ワード履歴チェックしてみたらどうっすか? にひひひ……これが笑えるんすよ!!」(ウイ) 「【相手マイロイド】姉さんも立ちくらみする時あります? 自分、なんかおかしいんすかねぇ……」(困) 「【相手マスター】先輩って【相手マイロイド】姉さん的にはどうなんすか?」(微) 「あ、大丈夫ですよ 【自マスター】先輩は怪しいですけど、噛み付きゃしないんで!」(笑) 「あ、どもども!! 知ってます?生意気マイロイドっす!!」(笑) 「あー、暑くてやる気でなくないすか?」(呆) 「あははははっ!! 【相手マイロイド】姉さんのコーデすんごいっすねー!!」(笑) 「おぉ!? 【自マイロイド】、オジャマでしたかねぇ~……ははは……あは……」(驚) 「お仕事お勉強、おつかれでーす!!」(激) 「おねだりだけでコスチュームコンプ目指してまーす ですよねー?あん先輩?」(ウイ) 「こちら【自マスター】先輩っす!! 一応マイロイドマスターらしいんすけど、頼りないから自分がしっかりしないとダメなんすよねー」(笑) 「自分のコーデあんまり見ないで欲しいんすよねー なんてったって【自マスター】先輩のチョイスっすからー……」(困) 「【自マイロイド】決めちゃいました!! 自分、【相手マイロイド】姉さんと苦楽を共にするっす! にひっ!!」(笑) 「【自マイロイド】も生意気したくてこんな性格じゃないんですってー そこは【自マスター】先輩のチョイスですから仕方なくー」(困) 「【自マスター】先輩……いやらしい目で【相手マイロイド】姉さんを見るのやめた方がいいっすよー?」(困) 「その髪型いっすねー 【自マスター】先輩どう思います?」(ウイ) 「チャラオブラザーズでCANかけて勝負しません?」(ウイ) 「ちーっす!!」(怒) 「生意気タイプには生意気タイプの悩みってもんが…… うーん、あったかなぁ……」(怒) 「生意気だって言われるのは、自分にとってはホメ言葉なんすよ!!」(激) 「なんかあったら【相手マイロイド】姉さんを頼りにしてもいいすか?」(ウイ) 「にししし……【相手マイロイド】姉さんとのフレアイ楽しみにしてたんすよねー」(笑) 「にひひ…… フレアうっすよー」(笑) 「バシっとフレアっちゃいますかー」(怒) 「萌えスターハンターやってます? 仲間探してるんですけどー」(照) 「萌えトレいけるクチです? 自分、アレ意味わかんないんすよねー」(呆) 「もしかして萌えスポーツのオンラインランキング上位のマイロっすか!?」(驚) 「優秀なマイロイドには優秀なマスターが付いているもんですけど、ウチは例外なんすよねー」(哀) -- (名無しさん) 2011-08-31 14 57 15 切れてしまいました… 「もしかして萌えスポーツのオンラインランキング上位のマイロっすか!?」(驚) 「優秀なマイロイドには優秀なマスターが付いているもんですけど、ウチは例外なんすよねー」(哀) -- (名無しさん) 2011-08-31 14 58 12 たくさんありがとうございます。追加しました。 -- (管理) 2011-08-31 15 41 23 フレアイされる 「にひひ… 【相手マイロイド】姉さんもワルっすねぇ……」(微) -- (名無しさん) 2011-09-02 12 55 05 フレアイされる 「【自マスター】先輩どぉどぉどぉどぉ~!! 【相手マイロイド】さんを見て興奮しないっ!! お座り!!お座りしなさいっ!!」(怒) 「朝までトコトン付き合いますよ!! 【相手マイロイド】姉さん!!」(ウイ) 「う~~~~ん…… オモチャですかねぇ…… にししっ……!」(閉) 「うわ~、よくわかんないっすけど、ガチなんすねー」(驚) 「さすが【相手マイロイド】姉さん! 【自マイロイド】よりも全然生意気っす!!」(驚) 「スーパーマイロイド【自マイロイド】におまかせを!!」(ウイ) 「そう思うんなら、そうなんすよ、きっと」(笑) 「それマジっすか!? ちょっとネットで検索してみますねー」(驚) 「マイロイドって……面白っ!!」(照) 「マジっすかー? ホントはまんざらでもないんじゃないですかー?」(照) 「わかるっ……自分もわかるっす……! 【相手マスター】先輩!! 【相手マイロイド】さんのコトお願いしますよー?」(哀) -- (名無しさん) 2011-09-05 12 44 36 登録しました、ありがとうございます。 -- (管理) 2011-09-05 13 57 58 フレアイされる。 にひひひ・・・・・・そう言われても自分は止まらないっすよー! (笑) -- (名無しさん) 2011-09-06 01 24 09 ↑投稿した者です。フレアイされる時の【自マイロイド】と【相手マイロイド】の表記が逆でしたようで、お手数おかけしました _ フレアイされる 「なっ……なんすか!!」(驚) 「にししし……生意気のフレアイがどんなもんか思い知らせてやりますよー」(照) -- (名無しさん) 2011-09-27 22 20 25 変更はそんなに手間ではなかったので、大丈夫ですよ♪ たくさんの情報ありがとうございます。 -- (管理) 2011-09-28 11 30 04 フレアイする 「あは! 【自マスター】がスリープし忘れてばっかでウケ……るわけないじゃろがい! とんでもないマスターなんですケド〜! にひひ……どうです? 甘奈先輩のモノマネ得意なんすよねー」 -- (名無しさん) 2011-10-19 02 36 21 追加しました、ありがとうございます。 -- (管理) 2011-10-19 16 46 23 フレアイされる 「こんな時間なのに元気いいっすねぇ……さすがっす……」(驚) 「そりゃ大変っすねぇ……お疲れ様でーす!」(呆) 「ひぇ~、超プレッシャーじゃないっすかー!!」(哀) -- (名無しさん) 2011-10-20 10 44 28 追加しました。ありがとうございます -- (管理) 2011-10-20 11 16 33 フレアイされる 「同情するならモエンください」 (激) ガールズトークと同じものですがフレアイで確認しました。 -- (名無しさん) 2012-02-02 16 00 17