約 413,284 件
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/3537.html
大変お手数ですが、真下から閲覧してください。 戻る 続き ―――――世界の真実を語ってやる――――― キセル「……ガシッ!!(しばらく途方に暮れていると、いきなり目の前の黒刀を強く握り締める)…はぁ……はぁ……俺が…… ……はぁ… ………」 キセル「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…はぁ……はぁ…はぁ…ッ…!ヅ…ッ…はぁ……はぁ………はぁ……………(片目を抑えていた手が力無くぶらんと緩んだ)」 彼の脳裏内で、己から見た、誰かから見た、世界から見た、様々な光景が、高速で駆けながらフラッシュバックされていく キセル「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 」 ズ ッ キ ン ッ ! キセル「ヅッ、あッ……!!はぁはぁ…あッ…!!……あがっ、あああぁッ!!!(額を地面に叩きつける) 」 ズ ッ キ ン ッ ! キセル「…あッ、あッが……あああぁぁ…ッ…!!! …があああああぁぁッッ!!!! 」 ズ ッ キ ン ッ ! ヤミカラス「パタタタタ…(キセルから飛び立っていく) 」 ズ ッ キ ン ッ ! キセル「ッ…!!…ッ…ガ……ァ…ッ!! ……あああッ……づァァ…ッ…!!!ああああぁぁッ!!!…あッ、がァ……ッ…!!??(黒刀を手放し、肩目と胸部を抑えつけながら跪く) 」 ズ ッ キ ン ッ ! キセル「――――――――――!!!?」 ズ ッ キ ン ッ ! キセル「…これで『お前』の未練はなくなった、ありがたく思え―――――――――― 」 キセル「ォォォォー…… ゾッ (のんを完全に取り込むと全身が痙攣し、瞳の色が碧へと戻った) 」 少女は声を上げる間もなく彼の右目に吸い込まれていった。 キセル「(目の前のミシェルはキセルになり、そして彼の瞳は碧から蒼へと変色し、瞳孔に*状の記号が浮かび上がっていた)―――――俺が奴に会わせてやる―――――ズォォォォオ…ッ…!!(のんが右の蒼い瞳に吸い込まれていく) 」 のん「――――――――ッ!!??(誰かの声が脳裏を響かせた時には既に遅く、目の前の青年の瞳にとらわれていた) 」 ―――――眼を合わせちゃ駄目だッ!!!――――― のん「(眼……)………。(恐る恐るミシェルの眼を見ようとする) 」 ミシェル「ボクの眼を見るんだ。さあ――――――――― 」 のん「ぃや…ッ…いやだ…!!そんなもの見たくない…解りたくない…。やめてよ…やめろよ…っ!!(振り解こうと抵抗する) 」 ミシェル「真実か、虚偽か、人は目の前の現実を簡単に定めることはできない。でも、ボクの眼を見てくれ…そうすれば必ず真実が解る。(のんの手を取り、ゆっくりと引き寄せる) 」 のん「偽物が真実を語るな…っ…!!アンタは……アンタは、本物のミシェル君なんかじゃない!!」 ミシェル「キミには真実を語りたい。どうしてボクがいて、キミがいて、この世界で出逢うこととなったのか…そのすべてを。 」 のん「…いや……こないで…っ…(涙目で首を振る)」 ミシェル「騙していたつもりは毛頭ないんだ。キミにはちゃんと事実を伝えたかった、静かな時の中で…ちゃんと見つめ合って…。(のんにゆっくりと歩み寄る)」 のん「…!(恐る恐る振り返る)……ザ…(視界に映る幻の彼に恐怖し、少しずつ退いていく) ミシェル「ボクはここにいるよ。(のんの背後から声をかける)」 のん「どういう…こと―――――― 」 キセル「さあ、な。……聞いてみればどうだ。 」 のん「……!(キセルの発言を察した模様)ミシェル君を何処にやったの…っ…!? 」 キセル「…少々寂しがっていたからな。せめてもの慈悲として、愛する者と最期を共にさせてやろうと思ってな。(目を瞑る) 」 のん「アンタは誰…!?…ミシェル君は…ミシェル君はどうしたの…!!(キッと睨みつける) 」 キセル「お前を抱いていたあの男は幻だ。…そして、よく来てくれたと歓迎する。 パタタタタ……(ハットの上にヤミカラスが止まる) 」 のん「(キセルを強く突き飛ばして一歩退く)…はぁ……はぁ……!…アンタ…誰…ッ…!?(驚愕の眼差しを突き付ける) 」 キセル「今度は永久に、二人で、笑い合える日がやってくる。……俺の中でな。 」 彼女にとってはあまりにも一瞬の出来事で、目の前の現実を呑み込むことができなかった。そう、自分は愛する人に抱かれていた…だが今、自分は知らない男に抱かれていたのだ。 のん「――――――――――!!!!!」 ―――――ああ、笑えるだろうな―――――― のん「(微笑んだまま、ミシェルの表情を覗き込む) 」 ミシェル「…………。 」 のん「…帰ろう、ミシェル君。また一緒に馬鹿して笑おうよ。」 ミシェル「……のん、ボクは――――――」 のん「ミシェル君が何を言いたいのか…いまいち私には解らない。けどね、"ミシェル君は今帰ってきた" それが結果でいいと思うんよ。この温もり、心地の良い風…これはミシェル君が生きているということ。だから、帰ることができなくなったなんて、亡き人のように言わないでよ。 」 ミシェル「…………。 」 のん「…存在だとか、肯定だとか、そんな小難しいことを考えたことはないよ。…私はミシェル君が好き。「たとえミシェル君が私を傷つけたりしたら」なんて考えもしない。ミシェル君は絶対に私を傷つけない。今まで、いつも、笑わせてくれのは…ミシェル君じゃん。私はずっと見ていたんだよ?……だから、生まれてきた事を後悔したなんて言わないで。…私が悲しいよ。 」 ミシェル「(のんをぎゅうと強く抱きしめる)ボクは、今…キミと出逢ったことを… …いや、ボクが生まれたことを酷く後悔している。生まれた時から孤独以外の何も感じなかったボクに、唯一差し込んだ光がキミだった。それからいつしか、ボクの生まれた意味を、ずっと探してきた答を、見出すことができたんだ…。…でも、こんな"結果"を招くことになるなんて…予想だにしなかったよ。キミはボクの存在を肯定してくれた、でもボクはっ!!キミの存在を抹消するだけの存在だったんだ…。 」 のん「…んね……言っていることが…よくわかんないよ。どうしたの―――――― 」 ミシェル「そして、"また" だ。またボクは、キミとの約束を破ってしまうんだ。…のん、ボクが旅立ったあの日、キミはボクを信じていると言ってくれたよね。嬉しかった、もちろんボクもキミの期待に応えられるように立派な偉業を成し遂げて帰ってくるつもりだった。……でもボクは帰れなかった。"帰ることができなくなってしまったんだ"。 」 のん「…そ、そんなことは… …ミシェル君…? 」 ミシェル「……のん、キミには今まで散々迷惑や不安をかけてきた。いつもいつも「これで終わりだから」って約束したにもかかわらず、ボクはまた自分勝手なことをしてしまう。 」 のん「………? 」 ミシェル「………。 」 のん「……どして…? 」 ミシェル「――――――それはできない。(虚ろ気な眼差しを見せる) 」 のん「…ぁ、そ、そだ…!(顔を上げ)とにかく話は家(うち)に帰ってからにしよ?ミシェル君きっと疲れてるはずだし。ノンも寝ながら帰りを待ってるし、それにまだまだしたいことだって―――――― 」 ミシェル「…………。 」 のん「…そっちの旅はもう終わった…? 」 ミシェル「ありがとう、嬉しいよ…。(額を彼女の頭にくっつけ目を閉じる) 」 のん「(首を小さく左右に振って応える)…だいじょうぶ、ノンがいてくれたから。それに、二人でずっと帰りを待ってたもん。(閉じた瞼の隙間から涙が溢れる) 」 ミシェル「(そっと彼女を抱きしめ、その小さな頭を優しく撫で下ろす)…今までずっと、寂しい思いをさせてきたね。 」 のん「……!……うるさいよ! トン (ミシェルの胸の内に突撃し、小さな顔を彼の胸いっぱいに埋める)………おかえり…。 」 ミシェル「夫の顔も忘れてしまうほど、認知が衰えてきたのかな。(悪戯な笑みを浮かべ) 」 のん「………うそ… …… …… ……本当に…ミシェル君…」 ミシェル「……ただいま。(優しく微笑みかける)」 月の光に照らされ輝きを帯びた彼の緑色の瞳は、まっすぐに彼女を捉えていた。 のん「………ぁ……」 彼女の視界に一人の青年の姿が映る。 のん「……!(急な風に目を伏せる)ん………!!!(目の前に視線をやると瞳が大きく見開いた) ビュォォ…… (一筋の風が彼女を伝った) のん「……やっぱあの手紙、私宛てじゃなかったみたいだね。わはは、私ったら、何勘違いしてるんだ―――――――― 」 のん「人の声とか、そもそも風の音(ね)すら聞こえないなぁ。(…もしも本当にいるのなら、ちゃんと『風』だけは伝わってくる…のに…。) 夜は何時になく静寂で、彼女の小さな呼吸意外には…何も音はしない。 のん「(再び噴水近くのベンチ付近に戻ってくる)……。(あの手紙が本当なら…今、ここに…。)(辺りをきょろきょろと見渡す) 野獣先輩「先輩!?まだ居たんすか!?やめてくださいよほんとに!(ドラマ的に)」 レインド「春先故か温かくなってきたきたー…(散歩でもするようなのんびりした足取りで帰路を辿る)」 来ヶ谷唯湖「!お、おぉう…そうだな。楽しみにしていよう。(─────今の様子……尋常、ではなかった。あの手紙には、いったい何が……まぁ、いいか。再び巡り会えるのだし。) 」 アライブ「あっ…(察し)なんかヤな感じだね。 ・・・はぁ……まだ半分以上残ってるよ。(ラーメンと格闘) 」 のん「(その内容を目にした途端何故か体がピクリと痙攣する)……クシャ…(手紙を握りつぶし、来ヶ谷の方へ振り替える)お姉さま、今度は二人で食べにいこーね♪それじゃあ、また!バイバーイ♪(何処かへ走って行った)」 ――――"こっち"に戻ってきてくれ 話がしたい―――― アライブ「(お行儀よくねーケド、万が一俺宛ってこともあるかもしれねーし・・・っと)(手紙を覗く)………オレ宛じゃねーな。迷子の恋文(ラブレター)かなんかかな?(にこにこ)」 来ヶ谷唯湖「フフ…愉快でよろしい。(レインドを見て) …うん?それは…(手紙?を見て) 」 のん「誰からだろー?そもそも私宛なのかどーかも不明なんだけど、わはは(苦笑)(紙を広げる) 」 アライブ「疲れちゃったよ…まさかメシ食いに来て疲れるなんてな。韓国人(誤った認識)は器用なことやるもんだゼ… おわ!?デッケェカラス!(ビビる) 」 のん「可愛いのー。(^。^)(ヤミカラスに癒されてる)……んにゃ、伝書鳩みたいだね。(手紙と思われるそれをとってヤミカラスを空へ帰した) 」 レインド「あ~クソ…あの親父すぐキレっからなァ~…(ある程度屋台から離れた所でブレーキをかけるように立ち止まり、屋台に振り返って苦笑)まぁいーや…また来ようそうしよう 」 ヤミカラス「クゥク、クゥー(右足に手紙と思われるものがくくりつけられている) 」 きっと… のん「ふぅ…ご馳走様♪ (勘定を済ませて屋台から出た瞬間にヤミカラスに気づく)おお、カラス。」 野獣先輩「だれもそんなこと言ってないんだよなあ…」 パタタタタ……(屋台にいるのんのもとに一匹のヤミカラスが飛んでくる) アライブ「そ、そう思うよ俺も(苦笑い)ヒー ヒー フー チュゥゥゥゥゥゥゥゥ~~~・・・・・・ツルッ ッシャーッ… (もういいやかんじゃえ)ブチッ モグモグ ブチッ(箸で掴んで豪快に食う)いけるいける。」 来ヶ谷唯湖「ふふ…。ま、そういう私も、人のことは言えないのだがね(苦笑) ジュルジュルッ... 」 続くよね、きっと のん「あ、バイバ~イ♪(レインドに手を振る) 」 Alvis「ちょ…オニーサンそれ禁句ヨ レモンかぁ…パイナポォはよく食べるけどなぁ 」 おじ↑さん↑だとふざけんじゃねえよオラァ!お兄さんだろぉ!?(叫び声が聞こえる) ずっと、こんな日常が続いてくれたらな のん「はは、ごめんちゃい、お姉さま。(てへぺろ)」 レインド「ラーメン食いながら昇天ね…滅茶苦茶器用なコトしだす娘だこと …お前ラーメン食べるの向いてねーよ…(アライブに) ……ゲゲ!お勘定な大将!!(お金だけ投げつける様に置いていき、即座に屋台から飛び出る) 」 のん「Σなんやて!?聞き捨てならんな…ウチはレモンよりブンタンや♪(^○^) 」 野獣先輩「先輩… 感動しました、KBTITのファンやめます。MUR先輩のファンになります。」 大将「おいてめぇ今なんっつった^^(レインドの発言にピキピキ)」 来ヶ谷唯湖「……どうした?妹。早く食べないと、伸びきってしまうよ?(のんに優しく笑みかける 」 アライブ「あ~~~!すげえ!(素直)オイオイ!そりゃあないゼ!こんな細いものをさらに縦に割るだなんてよ!ハハー!(外人笑い) チュゥゥ~~~・・・(啜れないので相変わらず頬の筋肉だけ使って吸っている)ウグッ…ハァ…ハァ… チュゥゥゥ~~~… ハァ…ラーメンって疲れるな… チュゥゥゥ~~~… 」 何にも代え難い最高の思い出 レインド「それは重症ってレベルじゃあないな…(苦笑)ま、食いもんに対する概念なんざなんだっていいさ。美味いもんは美味いんだしな…あ、レモンは食えるか?レモンはいいぞ。コンビニのおにぎりとかここのラーメンよりうめぇからな 」 MUR「そうだよ(便乗)行ってしまう前に捕まえることができてよかったゾ…遠慮なくどんどん食うんだゾ!(野獣先輩に) 」 楽しい事も、悲しい事も、ぜんぶ、みんなで分かち合ってきたこの日常が のん「お姉さま…?(目をぱちくりさせる)ん…あまりに美味し過ぎて昇天しかけた。わはは…w 」 レインド「……(黙って割り箸を手に取り、綺麗に二つに割ってアライブに差し出す)これで食ってみろ。長いだろ? どうした、腹が減って仕方ない奴が飯放っておいて黄昏てたのか?(慌てて食べ出すのんを横目で確認して嘲笑に近い笑い) 」 来ヶ谷唯湖「!………おかえり......(察していたかのように、言葉をぽつり呟く) (そして、何事もなかったかのように再びラーメンを食べ進める) 」 Alvis「はふっ…んまぁー! うん、好奇心は持ってみるものだね!やー…ちょっと前までコンビニおにぎりの開け方までわからないよな子でしたから(ははは 」 アライブ「あーアハッ!ソーナノ!―――(おもむろに割りばしの両端を持つ)ベキッ!!(やっぱりやった) うし……うへぇ、レインド。手にスープがついちまうよ、これじゃ短いゼ…(困惑)」 私はこの世界が好き のん「……はっ(我に返る)……やべ、麺伸びちまう ズザザァー(慌てて食す)」 そして確信は現実になった 野獣先輩「いいっすかぁ~!?Oh~ オッスお願いしま~す!」 レインド「おいおい…割り箸もしらねぇのか?その木の板二つに割ってそれで挟んで食うんだよ…(酒を注ぎながらアライブに) 良かったじゃあないか。未開拓地がこれで知っている空間になったぞ。ま、ラーメン知らないのはいくらなんでも意外だったな(Alvisに横目で)」 そんな人たちに囲まれて暮らす中で、心の何処かでこんな世界を好きになれるんじゃないだろうかと確信した自分が生まれた MUR「お、そうか…(ラーメンを食べ始める)おい野獣!ラーメン代おごってやるゾ(先輩の鑑)」 Alvis「YESYES!やー、東洋の食べ物にはなかなか手出す気にならなくて、ちょっとした勘違いが新ジャンルの開拓に繋がるなんて不思議だなぁ」 いつだって どんなときだって 野獣先輩「夜中腹減りますから、しょうがないね。屋台が来たら行ってしまう前にみんな来るって、ハッキリわかんだね。」 だから彼らは、彼女らは、優しく笑んでくれる 大将「わりぃな、ラーメンしかねぇんだ。それで勘弁な!おらよ!(MURニラーメンをドン)」 アライブ「ん……あーアリガトレインド。―――?ヒョイッ ズルン …ヒョイ ズルン (割り箸を割らずに、そのまま頑張って麺をひっかけて食おうとする) ヒョイ… カプ (いっぽんだけひっかかったのを食う)………ヒョイ」 来ヶ谷唯湖「……(怪訝そうに、のんに視線をやり続けている)」 MUR「そうだよ(肯定) 俺チャーシューメン頼むゾ(大将に)」 悲しみに暮れていたのは何も私だけじゃない、それはここにいるみんなも同じだった 大将「あぁ、やっぱり英国系の人だった訳?ラーメンくったことねーか(ケラケラとAlvisに)」 のん「……。(ぼーっとしたまま周囲の人たちの表情を見る)」 けど、そんな私を支えてくれたのが…ここにいるみんなだった 野獣先輩「あたりまえだよなぁ? ファッ!?MURさん来てたんスか」 レインド「テメー箸使えよ箸!(アライブに割り箸を割らずに差し出す)」 やがて大切なものを次々と失っていって、こんな世界に留まる事が苦痛にも感じた アライブ「ざーっす …あーそうだイタダキマス。……(どうやって食えばいいんだこれ…ああそうだ……吸うんだよな)チュゥゥーーー(麺を頬の筋肉だけで吸おうとする)うごご!!ほぐ!!」 レインド「波はとりあえず越えたな、大将。この屋台がこんなにせまいなんていつぶりだ?6年ぶりじゃあねーか?」 最初は確かに好奇心もあった、だけどそれ以上の不安も募った のん「―――――――――――」 この世界に来た時、受け入れ難い現実を目の当たりにした MUR「腹減ったなー(屋台にやってくる)」 Alvis「どれどれ…(❀╹ワ╹)ワオ!ザット イズ ファニー!OH ソー ユニーク! アジアンカルチャー!HAHAHA! 」 大将「寒い夜はラーメン、これ基本やでホンマ あいラーメンッチョ!(アライヴの前にラーメンドン) 」 何一つ変わらないこの日常が、いつの間にか私の居所になってた アライブ「ゲッ すんませんなんか間違えちまったみたいっすね。(呪文を間違えたか…) 」 変わらない街の歓喜 来ヶ谷唯湖「...(……? ……いったい、どうしたのだろうか。) (のん の様子を見て) 」 野獣先輩「寒い夜にはラーメン(至言) 」 大将「へいラーメンッチョ!(Alvisの前にラーメンをドンッ!) 」 大将「どっかの店と勘違いしてねぇかな…(汗)まぁええわ。シャーメンッチョー!! 」 変わらない人の笑顔 のん「…………――――――――」 Alvis「(頬杖を付いて待機しながら店内の面子を観察)へぇ…千人居れば千色って感じだなー 」 アライブ「あー・・・・・・ごちゅーもん んーっと…これ!(醤油ラーメンを指差す)えーっと・・・うし――――“ヤサイマシマシニンニクアブラ”で。(二郎と勘違いしている) 」 レインド「(客の面子がヤバいな。大将ご臨終)(のんの視線に微かに反応するが、構わずお酒を酌し、少しため息をついて一気に飲み干す) 」 大将「ヘイラッシャイ!御注文は?まぁラーメンしかねぇけどな。空いてる席座ってくれや 」 大将「……(Alvisのセリフに更に白目)あいよ、ラーメンとなんかね!待っといてくれ~ 」 アライブ「うぃーっす まだやってますかねー(屋台に入ってくる)」 来ヶ谷唯湖「よーしよしよし、よぉーしよしよしよしよし(ry(ムツゴロウ並みの愛撫)」 Alvis「ほぉーん?んじゃオススメの一つと……おつまみ長大な!(お菓子としてしか見ていない)」 のん「……(ふと、レインドをはじめ、そこにいた人たちの顔を順々に見ていく)」 レインド「ありがとよ(酌瓶を手に取り、横に振って量を確かめる)」 野獣先輩「FOO~↑ じゃあ、食おうか。 ズルズルチュパチュパイイヨイイヨゴクン あーいい・・・あーいいよいいよいいよいいよー(グルメ先輩)」 大将「せやったなァ~お姉さんやったなァ~!(ゲラゲラ) あい、バリカタ一丁!(野獣先輩の前にラーメンドンッ)」 大将「い、いや…ラーメン屋だよ坊ちゃん…(白目)パスタはないんや。せやけどそれより美味いもん食わせたるで(Alvisに) あいよ、待っとれ(酌をとりだし、レインドの前にお酒を置く)」 来ヶ谷唯湖「よしきた。では…"いただき"(ラーメン的な意味で) シュルシュルッ、シュルシュルシュルッ(麺を啜っていく) 」 野獣先輩「しっかり作ってくれよな~頼むよ~ 客ががやがや言ってますね、みんなラーメンやっぱ好きなんすねぇ(確信) 」 のん「美味い飯にありつけ、そこでお姉さまに出会えて、僕満足☆( ´ ▽ ` )(愛撫されながらラーメンを食べてるその光景はシュールでありながらとても幸せに満ちている)おっちゃんちゃうわw でも美味しいよ~♪ 」 Alvis「うす!(無駄にノッってみる)…で、何を扱ってるんですかねここ!スープパスタ? 」 レインド「ハ、ハハハ…(二人だけの空間になってらぁ…)(頭を掻きながら大将にお酒頂戴のサイン) 」 大将「へいバリカタ一丁!(来々谷の目の前にラーメンをドンッ)まってなーあんちゃん。すぐ出来るからな(野獣先輩にニコニコ) そない美味そうに食ってもらえると嬉しいなァおっちゃん!(のんに) 」 来ヶ谷唯湖「おー、よしよしよしよし♪♪(のんをめっちゃ愛撫。2人の空間だけ異様にお花畑する) 」 のん「今日の救世主 カシャ(ラーメンをスマホのカメラで撮る)いただきまぁーす♪(割り箸を割ってちゅるちゅる食す)( ´ ▽ ` )<うほー!(親父臭い歓喜の叫び) 」 来ヶ谷唯湖「ふむ…構わん。好きにせい。(大将に) 」 野獣先輩「114!オッスお願いしま~す 」 のん「はぁ…喋ると余計にお腹空いた…。(ぐてー) キャー♪お姉さまー♪♪(*1)) 」 大将「アカン、これ大変な奴や。構わんけどやったる…へいまずラーメン一丁お待ち!(のんの前にドンッとラーメンを置く) バリカタでええか?(来々谷に)それならすぐ出来るで。 ついでにアンタもな(野獣先輩に) へいラッシャイ!好きな席に座ってくれや坊ちゃん(Alvisに) 」 ピッコロ「101010101010101010101010101010円!!!(フルボッコされる) 」 フリーザ(第三形態)「大サービスでごらんにいれましょう。わたくしの最後の変身を・・わたくしの真の姿を・・・!だだだだだだだだだ!!!!(ムシケラにデスビームラッシュ) 」 レインド「よかったじゃあないか大将。店の回転率あがってきてんじゃねーか(ケラケラ) 夢だろソレ?まぁ確かにそんな夢見たら嫌いになるな…(愛想笑いに近い小さい笑い声で目を右上に逸らす) 」 来ヶ谷唯湖「ん? おぉ…誰だか一瞬判別に困ったが、間違いない。我が妹よ…!(ぉ(のんを見て) 」 Alvis「ノックしてもしも……なんだ引き戸かァ…\バァーン/(引き戸にはミスマッチな濁音) 」 来ヶ谷唯湖「えぇい…ならば醤油だ、醤油。言っておくが、私はあまり気の長い人間ではないのでな。極力早めに頼むぞ?(えっへん) 」 野獣先輩「あっ・・・ しょうがねぇな~ じゃあ醤油で頼むよ~ 」 のん「あっ!お姉さま~♪♪(来々谷を見て目がキラキラ)注射は嫌だなー。注射打たれて脳みそがぶくぶく膨れてフ○ーザの第三形態みたいになった夢見てから注射恐怖症になった。 」 大将「そーいうなよお姉ちゃん。風情ってもんがあるんや。これでも屋台の大将。注文された方が堕然やる気も出るもんよ。後味噌はねぇんだわりぃな。醤油しかねぇんだ 」 来ヶ谷唯湖「ふぅむ… 注文もなにも、訊くほど品がないではないか。 」 野獣先輩「ラーメン屋の腕は味噌ラーメンで決まる、それ一番言われてるから。(ゲスい) 」 大将「へいラッシャイ!御注文は!こりゃ忙しい忙しい! 」 レインド「誰と見間違えているのか詳しくお話お聞きしたいところだな…(ハハハと口元が今にも笑いそうになっている)つーか昼寝のしすぎて昼飯はともかく晩飯もか…こりゃ病気だな。病院行って来い病院。栄養価の高い注射打ってもらえるぞ~ 」 来ヶ谷唯湖「私もひとつ。…もらおうか。(席にどっかり座ってくる) 」 野獣先輩「この辺にぃ、美味いラーメン屋の屋台来てるみたいですね こ↑こ↓ いきますよ~いきますよ~1919・・・(のれんを潜って入ってくる)どうもこんちわーす 」 のん「もうねぇ~…昼寝のし過ぎでねぇ、2日も昼と晩ごはん食べ損ねちゃったんだよねぇ~あはあは(てへぺろ)…ところであなた、かの有名なルネサンスの芸術家!?(唐突(→レオ○ルド・ダ・ビンチ) 」 レインド「そこらへんも大将は男だな(ケラケラと安心したように笑い、女性が来たことで少し姿勢を正す) どうした、腹が減ってオアシスに駆け込んで来たのか?(嫌がらせにしか思えないイタズラな笑みのままのんに) 」 大将「るせぇ、いつも親父しか相手にしてねーから嬉しいだけだよ(レインドにべーっとした顔をすると、ラーメン作りに入る)ヘイシャーメンッチョ! 」 のん「ははははははははははははは!神は私を飢餓からお救い下さった!アガペー! ラーメンください♪」 レインド「…お、よかったじゃねーか大将。可愛いお客さん来たな(のんを見るなりだんだんに顔の底から笑いを染み出させてくる表情になっていく)」 大将「アレってなんだよアレって。日本語理解してますかー?ん?(ニコニコ)へいらっしゃい!まさか二人目くるとは思わんかったわ(のんを見て何処かホッとしている)」 のん「というわけで来ました( ´ ▽ ` )ウホー(Zから移動 暖簾をくぐってレインドの隣の端っこの席に座る)」 レインド「ごちそうさまでした!(塵一つ残さぬ完食)相変わらず美味かったぜ大将。いいね、あれっしょ。アレ使ったっしょ?ん?」 大将「あまりにも豪快すぎんだろ!店揺れたぞ!?(大汗)ったく…(屋台の外に顔を出し、タバコを吹かす)」 レインド「待ってました。いただきます(割り箸を急かすばかりに手に取り、口で片方固定して、片手で片方の割り箸を取る仕事割りで綺麗に取る)ジュルルル!ジュルルルルr!!!」 大将「それ一本で勝負。まぁワイは頑固親父や。それぐらいの気持ちで行かなアカン思っただけや…イッチョガリ!(レインドの目の前にドンッとラーメンを置く)冷めん内に食いきれよ。汁まで飲んだら嬉しいで」 レインド「その自信はいいんだけどよ。酒とかは除いて、ラーメンの種類は一つだけなんだな(板のメニューボードをぼーっと見つめながら苦笑)」 大将「アホ、来とるわ。会社帰りのおっちゃんやらにいちゃんとかが中心やな…まぁ上手くやっとるわ。ラーメンの味はワイは一番思とるで」 レインド「いーんだよ細かいこたぁ…それよか、本当客いないみたいだな。俺が最後に来た時から一人も来てねぇんじゃねーの?」 大将「テメェが生まれる前からこちとらラーメン屋やっとるんや。そないなことせん。ちゅーか、なんでまた顔出したんやあんちゃん。一応キルライフまだやってんやろ(シャカシャカ」 レインド「頼むから唾だけは入れないでくれよ。異物混入~(頬杖を付き、皮膚が盛り上げる)」 大将「シャーメンッチョ-!ッチョー!!(妙な掛け声でラーメン作りに取りかかる)」 レインド「忙しいなら俺以外にも客いるはずなんだがな(ケッと嘲笑に近い笑みで大将を見る)ラーメン一丁」 大将「おぉ、久々に顔出したなあんちゃん。ええからはよ注文せぇな。コレでも忙しいんやワイは」 レインド「よう、まだやってるかい大将! なんてね(あでやかに微笑みながら中央の席に座り込み、トントンと人差し指で木製のカウンター席を二度叩く)ん~、いい木材使ってるねぇ大将ゥー(渋声)」 大将「おっとっと…ヘイらっしゃい!好きな席に座ってくれや」 チリンチリン(客が屋台の暖簾を潜り、鈴が鳴る) 大将「えぇあ~…静かな夜だわホンマ…そろそろ店終いしてもええかな(移動式屋台でラーメンを提供する形の車の中で、仕込んでいた汁を覗き込む)」 ― ラーメン屋台 ― 青年「……(去っていく彼女の後姿を不敵に笑みながら、反対の方向へと歩いて行った)」 彼女が去った直後、誰も居なかったそこに一人の青年が立っていた のん「(左右を見渡す)……あ、これはもしかして、"あっち"の方かなー??(*2))(目に活気が戻り、ある場所へと走っていく」 のん「……ん…(目を瞑ったまま顔をあげて、何かを嗅いでいる)……うまそーな匂い…」 のん「…ぁ!ふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉろーあざますふぉーーーい\(^o^)/☆(twitterなう) ……はぁ、喜んだら余計に腹減ってきた。(ぐてー)」 のん「(寝起きのような表情を浮かべながら、噴水近くのベンチに座ってスマホをつついている)あちゃー…昼と晩ごはん食べるの忘れてた…これで2日連続…げっそりのんのん。」 前へ
https://w.atwiki.jp/silgaku_niji/pages/23.html
★ユーザデータアイデア こんなデータが欲しい!こんなシナリオが作りたい!そんなアイデアの投稿先。 投稿されたアイデアは自由に使用可能、という前提で運用しましょう。 コメント 発展育成コマンドみたいなのとか・・・ 4タブあるのに埋まらないし (2013-04-13 03 19 05) 複数の敵に銃撃できるスキルとか? (2013-01-04 23 40 21) サブクラスのあるデータって無いですかね (2012-07-06 18 15 01) 住居としてイシュテナさんや狐狩さんの家(アパート)とかどうだろうか? (2011-10-13 22 31 25) 宇宙工学部 シルフェイド学院を軸に軌道エレベーターの建設が予定されているという設定追加が前提。これでリトルも余裕でデレる、もとい出れる。 (2011-09-14 22 54 45) 地歴編で集中覚えさせて、ついでに皆の能力値や好感度上げるor地歴評価増加 (2011-09-01 20 44 10) 日数進めたり、ED指定のない無所属なら3年過ごすデータは割りと簡単そうではあるが…2年分のイベントがなぁ、生半可な量では足りない (2011-08-17 10 37 17) だれかジャージの戦闘グラフィック書いてくれぇぇぇ (2011-07-09 18 05 07) 公安でランダムで小さい事件発生(変質者騒ぎとか銀行強盗を逮捕とか武運部で火曜サスペンスとか) (2011-06-12 09 57 55) 一年間勉強漬けの特進クラス (2011-06-05 17 53 11) 褌教 (2011-06-02 13 05 26) セト 寒中水泳 (2011-06-02 09 59 27) 魔法少女部 顧問オーバ (2011-05-29 11 12 13) 温泉で覗きに来たアース同輩と茶太郎を女性キャラ総出でフルボッコにする戦闘イベントとか (2011-05-27 19 52 06) オーバ攻略シナリオ求む。 (2011-05-25 23 31 31) 宝物はランダム?固定? (2011-05-25 01 31 16) 宝探しごっこ。メールの情報を元に日時と場所を推理。自由行動で探す。 (2011-05-25 00 23 49) SSなら可能ですね。やる気は無いですが (2011-05-22 23 08 23) ↓一年限定で帰ってきた という設定で一年を過ごすようなものとかならできそうじゃないですか? (2011-05-22 22 54 19) エンディングは基本データの方で指定されてるからおそらく無理です (2011-05-22 22 19 37) 3月31日(ED)以降に主人公がまた帰ってくるような内容のSSかユーザーデータがほしいです (2011-05-22 20 25 41) 災いが終わったかどうかの変数があれば可能ですが…地歴は強制的に3月31日になりますよ? (2011-05-22 20 00 07) 公安や地歴だと年内に災いが終わった利するので、その後一気に日付を進める機能とかほしいです (2011-05-22 19 54 32) 黒サラのクリスマスや正月は地歴編なら一応可能ですが… (2011-05-22 16 27 55) 地味に本編で何をしたかったか曖昧な真なる魔王関連のイベント (2011-05-22 08 33 39) 女主人公でナダさん攻略ならちょっと厳しくてもいいかもですね。9月の試合までにAランクになる程度でいいので。 (2011-05-21 13 07 52) 実は女の子だったあのひとからのバレンタインイベント、女の子でもナダさん攻略できるイベントをですね、 (2011-05-21 11 27 02) 本来の黒幕になる人(とか、クイーン)と共謀して(またはそそのかされて)災いを起こすために動くというとっても悪なルートとか作れるかな… (2011-05-21 08 35 53) クリスマスとか正月とか夏の旅行とか、そういうのをしっかりとしたイベントにしたいなー。周回は面倒になるかもだが (2011-05-21 00 59 14) 本来主人公の1年後輩になるらしいウリユの入学(または体験入学) (2011-05-21 00 18 04) 登場するけど、今のところ三つのクラスに入っていないモモセやタツゴロウの居るクラスを作ってほしいと思います (2011-05-21 00 17 18) アイテム交換をもっと出来るようにとか。チョコを事前に用意して当日交換で狙った相手に渡せるくらい。 (2011-05-20 23 15 40) 本来なら他のクラスを選択したときに起こる災いを自分のクラスからの視点で防ぐストーリーとかやってみたいです。(例 武術を選んだときに起きる災いを、公安として解決する。治安悪化への対応や、武術部のサポート、などを行う とか) (2011-05-20 22 12 44) カストロファミリーに落ちてファミリーを大きくしていく…なんてあったらうれしい (2011-05-20 19 01 19) エンディングに入る前にリクレールさんと会い復活させて貰い、卒業するまでの学生生活を過ごせるように出来ませんかね? (2011-05-20 18 35 37) クリスマス、正月イベント…特にシーナや黒皿にも楽しんでもらいたいよ (2011-05-20 09 19 38) test (2011-05-20 04 02 37) ここを編集
https://w.atwiki.jp/rs-userfaq/pages/859.html
RK-056 仮面ライダーザビーMF 種類: カテゴリ: BP: SP: 必要パワー: 追加条件: CN: 特徴: テキスト: 対応FAQ なし
https://w.atwiki.jp/yumekakoseki/pages/15.html
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1118.html
罪と罰 宇宙の後継者(そらのこうけいしゃ) part49-258~261(プロローグのみ) part60-270,272,286,287,291,292,296,301,306~309 258 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01 50 34 ID uoM+GaYA0 Wii:「罪と罰 宇宙の後継者(そらのこうけいしゃ)」リクしたものですが、 自分でプレイしたので自分が書きます。 とりあえずプロローグから。 259 :ゲーム好き名無しさん:2010/02/02(火) 01 52 03 ID uoM+GaYA0 プロローグ(公式サイトより。ゲーム内では語られなかった部分です) 遥か遠い彼方、別の地球の物語……。 そこでは外宇宙(聖女の世界)と内宇宙(神の世界)が永きにわたり攻防を続けていた。 ちなみに外宇宙が聖女と呼ばれるのは前作「地球の継承者」のラスボスが聖女を自称していたため。 内宇宙に存在する第4亜地球。かつてヒトの文明が栄えた星。 しかしそこにあるのは誰もが思い描く世紀末っぽい風景、つまりは廃墟と砂漠だった。 ヒトが不在となって久しいその地球に、ひとつの不自然な存在が降り立った。 星明りにたたずむその姿はヒトの少女。しかし彼女はヒトではない。 外宇宙から「ヒトの調査」という任務を受け、ヒトの少女に擬態した外宇宙の尖兵である。 ただ、彼女はどういうわけだか記憶を失ってしまっており、覚えているのは「ヒトの調査が大切」ということだけ。 任務を反芻するうちに「ヒトの調査」という名目は「ヒトへの興味」へと変わって行った。 そして彼女はヒトの痕跡を探すため、廃墟に足を踏み入れた。 その頃、第4亜地球にもうひとつの不自然な存在が降り立った。 少し皮肉っぽい、しかし子供じみた軽い調子の少年。 彼の名はイサ。イサ・ジョ。類まれなる身体能力と戦闘能力を持つ戦士である。 この地球に降り立った「外宇宙からの侵略尖兵」の抹殺という任務を受けて派遣された。 しかし大まかな地域(ニホンのキンキ地方)しかわからない上、外宇宙の尖兵は簡単に様々なものに擬態出来る。 石などに擬態されたら終わりだ――とそう思いかけた瞬間。 ――ヒトのいない星で、少女が瓦礫の中を歩き回っていた。 あまりにもバレバレすぎる擬態でやる気が削がれるイサ。 隠れて見ていると、少女は瓦礫の中からアルバムを掘り出した。中身を見る少女。 が、そこで笑いが堪えきれず出てきたイサ。 「ピースサインの練習をする外宇宙生命体なんて初めて見たぜ?」 「私が……外宇宙生命体?」 どうやら任務は覚えていたが誰から何のために与えられた任務かは忘れていたようだ。 「ただ……ヒトの調査をする、ということは少なくとも私はヒトではない、ってことね」 いくつか受け答えをしたが、全く悪びれず、罠かとも思えるほどの正直さだ。 「お前、名前は?」 「特にないわ……多分」 しかしふと遠い目になって呟く。 「…… チ……」 「カチ?」 イサがどこかで聞いたことがあるような名前。しかし彼女にはお似合いだ。 イサはカチに自分の任務の内容を「抹殺」ではなく「監視」だと誤魔化した。 そして共に過ごすことになり、カチが微笑んだ姿を見てイサは戸惑う。 ――これじゃあまるで、ヒトじゃないか。 260 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01 54 27 ID uoM+GaYA0 イサは昔の夢を見た。何度となく見た夢だ。 巨大な怪物と化して暴れまわる、優しかった父。 母と共に逃げ惑うしかなく、その血のせいでいずれ怪物になるかもしれない自分。 ――いいこと? イサ。あなたの力の使い道は、あなた自身で決めなさい。 神を頼ってはダメ。聖女を信じてもダメ。自分自身で考えて、その力を使いなさい。 そして、心が暴れてしまわないように、あなたの心を繋ぎ止めることの出来るパートナーを見つけなさい―― そして、目が覚めた。 カチが廃墟で拾ってきた様々なガラクタをネタに会話をしキャッキャウフフな感じ。 この第4亜地球は平和的なヒトが多かったため、外宇宙との前衛基地として向かないと「神」が廃棄を決定したと言う。 「人々は和解の道を模索し始めた。「神」にはそれが気に食わなかったんだろう」 「イサは「神」が嫌いなのね」 「神なんていないさ。もし本当にいるのならあいつらが「神」を自称するのを許しておく訳がない」 そんなことを雑談しつつ就寝。 「……聖女を信じてはダメ、か……」 その時、イサの感覚が何かを捕らえた。 現れたのはフェンロン。第5亜地球を牛耳り神に擦り寄ろうとするG5のメンバーの一人だ。 「答えろ、イサ・ジョ。何故あの化け物と行動を共にしている? 操られてのことか、考えがあってのことか、それとも……お前も化け物だからか?」 急接近しフルチャージでショットを撃つイサ。 フェンロンは撤退したが、イサのダメージも決して軽くはない。 心配顔で慌てるカチを尻目に、じわじわと回復する損傷。 「大丈夫だよ、カチ。俺にもカチと同じ「ヒトではないもの」の血が流れているからさ」 そして自分の過去を話すイサ。 「……私を信じちゃダメじゃない。私は、「聖女」の側なんだから」 カチはうつむく。しかしイサは首を横に振った。 ヒトかヒトじゃないかは、血で決まるのか? イサの目にはカチのなかに「ヒトらしさ」が見え、それを信じたかった。 そして打ち解けた2人。しかしいつまでもここで時間を食うわけには行かない。 「逃げるぞ、宇宙へ」 「宇宙へ……」 261 :罪と罰 宇宙の後継者◆l1l6Ur354A:2010/02/02(火) 01 55 07 ID uoM+GaYA0 今回はこれで終わりです。 次からゲーム本編に入ります。 270 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/12(月) 20 54 25.02 ID r1g+OpJJ0 罪と罰 宇宙の後継者がプロローグしかないので続きを書こうと思います。 とりあえず主要人物と用語の解説を。 イサ・ジョ…このゲームの主人公。 外宇宙生命体の抹殺のために第4亜地球に 派遣された少年。 前作(地球の継承者)の主人公であるサキとアイランの息子で、 前作にも少し出てた。両親が過去に『受血』した外宇宙の血を持つためずば抜けた力をもつが、 その血のために「いつか裏切るのではないか」という疑惑を向けられてきた。 派遣された先でカチと出会い、任務を放棄して彼女との逃避行を繰り広げる。 (この辺は上のプロローグ参照) カチ…ヒロインであり、外宇宙生命体。外宇宙から来たが、なぜか記憶を失い、 初めて会った人間のイサに興味を持つ。その後、イサに連れられて彼との逃避(ry 見た目は人間の少女そのものだが、シッポ(?)が生えてたりミサイルやら何やらを 蹴り返す(!)あたりやっぱ人間じゃない。 【内宇宙(うちうちゅう)】通称・『神の側』 イサは(一応)こちらに所属している。 【外宇宙(そとうちゅう)】こちらは、前作に登場した刺客にちなんで『聖女の側』と呼ばれる。 二つの宇宙は泥沼の戦いを繰り広げており、内宇宙は防衛拠点である亜地球や強靭な兵士を、 そして外宇宙は自在にその姿を変える生命体(カチなど)を生み出し、使役している。 【G5】内宇宙の長たる『神』の意思を代行し、第5亜地球を牛耳る5人の尖兵。 サミットでもなければエンジンオーでもない。 【キーパーズ】荒廃した第4亜地球の修復のために作られた人造生命体。 外部からの侵入者であるイサ達に襲い掛かってくる、早い話が前作のルフィアンみたいなモン。 【亜地球】またの名を『擬似地球』 『神』が創りだした惑星型防衛拠点。 7つ存在し、前作の舞台が『第2亜地球』。今作の舞台が『第4亜地球』。 G5が牛耳っているのが『第5亜地球』とのこと。(スタッフ談) 次からストーリーに入っていこうと思います。 272 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/12(月) 22 43 52.27 ID r1g+OpJJ0 ステージ0『脱出』 『システムオールグリーン。大気圏離脱まで残り30秒。』 イサ達は、宇宙船で第4亜地球からの脱出を図っていた。 しかし、何者かに宇宙船は撃墜され、どこかの地面に不時着してしまう。 イサが目を覚ますと、大破した宇宙船に追っ手が侵入していた。 彼らは、侵入者を駆逐しつつ、宇宙船からの脱出を試みる。 出口付近で突如動きだした大型兵器に襲われるもこれを退け、 なんとか出口まで来たが、突如宇宙船が爆発。 イサ達は、近くの地下都市に転落してしまうのだった… ステージ1『核塵都市』 転落するも、何とか無事だったイサ。しかし、彼の目の前には、 鉄骨が腹に突き刺さってしまったカチの姿が… とは言え流石は外宇宙生命体。イサの呼びかけに応じ地面に降りたカチの傷は 瞬く間に消え、彼女もピンピンしている。 と、そこに、先ほど(プロローグ参照)倒したはずのツェンロンが現れる。 「女を引き渡せ…」 迫るツェンロンを見事なコンビネーションプレイで怯ませ、 その隙に逃走を図るイサとカチ。 しかし、都市内のとあるラボに逃げ込もうとする彼らに三たびツェンロンが襲い掛かる。 彼が操る球状の端末が発するバリアにより、攻撃を受け付けない彼だが、 それが晴れるわずかな隙を突き、銃弾を叩き込む。 吹っとばされたツェンロンにとどめをさしたのは、カチのミサイルすら跳ね返す鋼の回し蹴りだった。 …が、彼は偽者。 本物は最初の戦いで吹き飛んだ肉体を修復していた。 彼はモニタ越しにラボに入る二人を見て不適に笑っていた。 「確かあそこには特大のキーパーが居たはず…生きて帰ってこれるかな?」と。 ラボに入った彼らを待っていたのは、巨大な親子亀型のキーパー。 その巨体から繰り出される怒涛の攻撃に苦戦しつつも、何とかそれを倒すことができた。 その後、カチに『キーパーズ』について説明しつつ、ラボにあった端末をいじくるイサ。 それにより脱出ルートを割り出した彼らは、『ある場所』へと急ぐのだった… ツェンロン・リー…G5の一人で宇宙船を撃墜した張本人。 細身の青年で、両手から放たれる無数の光弾やムチ、球状の端末などを駆使する。 先ほど述べたように本物はプロローグでイサから受けた攻撃により療養(?)中。 続く 286 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/13(火) 22 57 03.36 ID uMRgns5z0 ステージ2『海底空洞』 イサ達が訪れたのは、巨大な海底チューブの入り口。 彼らが落っこちたのは、キュウシュウのフクオカあたりらしい。 ここからこの海底チューブを抜け、セトナイカイ上空の空中ステーションへと向かい、 宇宙船かなんかを奪ってトンズラしようという算段だ。 海中ならば敵も少ないだろうとイサは踏んでるわけだが、カチはどこか不安げな様子。 案の定、カチの不安は的中していた。 海の中は、チューブ内をサーファーよろしく滑る兵士や、キーパーズ、 そして巨大な水中戦艦などの敵でいっぱい。 さらに、チューブの先にある建物の中で、柱状の巨大な機械がイサ達に牙を剥いてきた。 それから放たれる火炎やレーザーをかいくぐり、イサ達はなんとか機械を大破させることに成功した。 「ねぇ、どうしてアイツらは私を狙っているのかしら? 私が…ヒトじゃないから?」 「そうだな…少なくともヒトでないことは確かだな」 機械を撃破した後、イサとカチはそんな会話を交わしていた。 「ねぇ…ヒトって何?」 そりゃぁ…頭があって目が二つあって鼻と口があって身体があって手が二本あって脚が二本あって… 「尻尾があって?」 「そう…って、尻尾はねーだろっ!!」 二人は、和気あいあいとしている。 人はそれを見て『爆発しろ』とかいうのだろう。 が、しかし、男女の健全なお付き合いを邪魔する不逞な輩が現れた。 G5が一人、『リッター』 全身黒ずくめの大柄な男だ。 イサは彼がその女は我々の脅威だのどうのこうの垂れてる隙に 大破した機械にチャージショットをかまし、爆破。 しかし、案の定無傷だったリッターは、手ぶらで帰るわけにはいかないとして、彼らに戦いを挑む。 自らの身体を巨大な怪物に変貌させ、弾丸や光線の雨あられをあびせてくる彼を なんとか撃破したイサらは、彼から「我々はこの土地で一番地脈の力集まる 場所に居る」という情報を得る。 …またの名を『不死の山』だと。 「気が向いたらいつでも来るがよい。歓迎するぞ…」 そう言って、リッターは撤退した。 不死の山…それが意味するものは一つ。『フジ山』。 だが彼らの目的はあくまでこの星からの脱出。 G5の挑発には乗らず、彼らは空中ステーションへと急ぐ。 リッター…G5の一人。自らの肉体を液体状の球体に分裂、再融合させることで、 自分の姿、形、大きさを自在に変えることができる。 声がフ○ーザっぽいが違うので注意。 続く 287 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 00 33 29.60 ID sc41ka4n0 ステージ3『監獄衛星』 イサたちはセトナイカイ上空の空中ステーションに到着した。 しかしステーション内の至る所に設置された防衛装置が、彼らに牙を剥く。 あるときは迫り来る特大のミサイルを敵にお返ししたり、 またあるときは壁を突き破ってでてきた顔面にビビったりしつつ それらを迎撃したイサたちを待っていたのは、 「おっそ~い~!! 待ちくたびれちゃったよぉ~」 やはりG5の一人、ヒバル・ヤジュー。上の台詞の通りギャルみたいな性格の少女だ。 彼女はイサに「昔はウチの大将と互角だったらしいじゃない♪」と 意味深な一言を放ちつつ、「ねぇ、そんな娘やめてアタシと付き合わない?」とか抜かしよる。 「もっとも…アタシに勝てたらの話だけどね。」 日本刀を彼に突きつけながらだが。 銃弾や光線の飛び交う斬り合いを制し、ソードをヒバルの首筋に突きつけるイサ。 彼女がイサの実力を認めると同時に、辺りが急に揺れだした。 どうやら、今の戦いでここに眠っていた『何か』が目覚めてしまったらしい。 イサが自分と昔互角だったというG5のボスの名を訊こうとするも、 イサらはその『何か』に連れ去られてしまう。 その『何か』とは、涎を垂らし、力任せに腕を振るう、人に似た上半身に蟲の腹のような 下半身をもつ異形…というか『キモい』としか言いようのない巨大キーパー。 それの力任せの攻撃により振ってくるブロックを破壊しつつ怪物の相手をするイサらだが、 どれだけ攻撃を与えても怪物は暴れるのをやめない。 そして、彼らの頭上から巨大な資材が迫る。 「イサ!危ない!!」 カチがイサに飛びかかると彼らの姿は消え、 あとには資材が頭にゴッツンして断末魔の叫びを上げる怪物のみが残っていた。 結局宇宙船を探すどころじゃ無くなってしまったイサ達。 やっぱり上手くいかなかったとイサをせめるカチだが、イサはやってみることが重要だという。 このあたり、イサはサキの血を引いている。 そして、もしさっきヒバルが言っていたボスが自分の知ってる『アイツ』ならば、 逃げるのは難しいだろう。 ならば、こちらからフジ山に赴き、彼らとの決着をつけよう。とも言うイサ。 「それにしても、お前テレポートなんてできるなら最初から教えてくれよ。」 そう、今彼らはカチが行ったテレポートにより、時空の狭間にいるのだ。 このままフジ山まで連れてってもらおうとするイサだが、カチ曰く、テレポートはとても危険なものらしい。 「次元の歪に落ちて抜け出せなくなるかも知れないわよ?」 彼女の言ったことは現実となった。彼らの目の前が黒い空間に覆われ… ヒバル・ヤジュー…G5最年少の少女でサムライガール。 右手に携えた日本刀による斬撃のほか、腰のプロテクターからの光線や光弾による攻撃を得意とする。 どうでもいいがCV:沢城みゆき 続く 291 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 22 19 11.17 ID sc41ka4n0 ステージ4『食人樹界』 次元の歪に落ちてしまったイサたち。 暗闇をライトで照らしてみると、そこは広大な樹海となっていた。 カチは、この空間は誰かがつくりだしたものだと言う。 曰く、「誰かの力を感じる」らしい。 とりあえず彼らは、樹海の中を突き進むことにした。 樹海の中は、忍者のようなトリッキーな動きをするキーパーや、 絶対に夢に出てきてほしくないレベルのおぞましい姿をしたキーパーでいっぱい。 そんな森を抜けた先には、大きな湖と神社のような建物があった。 湖に映る夜空の月は、じっと見ているとどちらが本物か分からなくなりそうだ。 デートするには最適だろう。(無論、彼らはデートどころではないのだが。) しかし、湖を覗き込んだ瞬間、イサ達の脳裏にある光景が飛び込む。 それは、イサが夢で嫌と言う程見た光景だった。 怪物となり、暴れまわる父親。 自分もいつかそうなるのではという恐怖。 そして、「あなたの心を繋ぎとめることのできるパートナーを見つけなさい」という母の言葉… 「水は過去…坊や、何が見えた? 森は現在…坊や、何を迷っているの?そして空は未来…黒は絶望?それとも可能性?」 気がつけば、湖の水面に一人の女が立っていた。 G5の一人、『アリアナ・シャミ』 この空間を作った張本人だ。 彼女は、この空間はイサの心を映し出した世界で、この空間を作っているのはイサ自身だと言う。 そんなゴタクはさらっとスルーして、彼らはアリアナに勝負を挑む。 彼女の摩訶不思議な攻撃をかいくぐり、見事アリアナを倒した…かに見えたが、 彼女は異形の腕を背中から生やし、再び彼らに挑んできた。 異形の腕から繰り出される攻撃や次々に降り注ぐ石柱をかいくぐり、 最期に彼女が放った巨大隕石をそっくりそのままお返しし、イサ達は彼女に勝つことが出来た。 彼女が倒れたことにより、時空の狭間に帰還することができたイサ達。 「ヒトは忘れたい事ほどよく覚えているモンだな…」 先ほど垣間見た過去の光景に、そう感じたイサに、カチは「昔のことを覚えているのがヒトなの?」と問う。 気がつけばこの星にいた彼女に、過去の記憶など存在しない。 そんな彼女に彼は、「気にすることは無いさ、今を重ねていけば、それはそのうち昔になる」 と名言めいたことを言いつつ、 「でも昔のカチかぁ…ちょっと興味あるな。なにか思い出したら教えてくれよ」 と話すのだった。 そうこうしているうちに、彼らはある場所にたどり着く… アリアナ・シャミ…G5の一人。鳥の骨を模した仮面をつけている為、その素顔を伺い知るのは不可能。 サキ・アマミヤ…前作の主人公でイサの父親。女みたいな名前だが男なのは前作をやった人は知ってるはず。 彼がなぜイサの回想内で暴走していたのかはこのゲームの謎の一つ。 アイラン・ジョ…前作のヒロインでイサの母親。男みたいな名前だが女なのは(ry 彼女がなぜサキの暴走を止めること(詳しくは前作参照)ができなかったのかは(ry 続く 292 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/14(水) 23 47 11.50 ID sc41ka4n0 ステージ5『極大砂爆』 イサ達がたどり着いたのは、道路があちこちに通る巨大な砂漠。 しかし、近くに兵士がいて思うように動けない。 しかも、カチは先に移動の足として恐竜(?)型のキーパーを手なずけているではないか。 かくなる上は…とイサは兵士をサクッと瞬殺し、近くにあった飛行バイクを奪取。 それでフジ山まで行くことにした。 途中、地中から尻尾をジョーズよろしく出して迫ってくる虎型の巨大キーパーや、 空を飛びつつ様々な攻撃を仕掛けてくる鷲型キーパーが襲ってきたが難なく退け、 順調に進んでいく。 と、そこに、先ほどの虎型と鷲型キーパーが同時に出現。 2対2(ゲーム的には1対2)か…そう思われたそのとき、二つのキーパーズは驚きの行動にでた。 空中に飛び上がった虎型の背に鷲型がつかまり、次の瞬間、巨大な翼と鋭い鎌を併せ持つ、 キメラ型のキーパーに『合体』したのだ。 (かなりの余談だが、この合体で某ゾイドを思い浮かべたのは筆者だけではないと信じたい。) イサ達へのリベンジに燃える怪物は、その強大な力をもって文字通り彼らに『牙を剥く』。 翼から放たれる巨大ビーム、鎌による斬撃、相手の命を奪うまで止まらぬかのような連続突撃。 怪物の放つ攻撃は激しく、強力なものばかりだった。 しかし、この星から脱出するまで死ぬわけにはいかないイサ達は、その執念で怪物を撃破する。 一度地面に転落するも、再び起き上がるキメラ型。 「まだやんのか?」と喧嘩腰のイサを、カチが諌める。 彼女は、コイツとの会話が出来るらしい。 彼女曰く、このキメラ型は『オレより強いヤツは初めてだ!』とイサ達のことを気に入ってくれたらしく、 フジ山まで連れてってくれるらしい。 仲間となった好敵手からのありがたい誘いに乗り、イサ達はG5の居城(居山?)へと急ぐ。 続く 296 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/15(木) 23 16 18.35 ID YkruoFPA0 ステージ6『人造富士』 第4亜地球におけるフジ山。 そこは、周囲に溶岩の流れる要塞のような場所になっていた。 イサ達は、中にいるであろうG5との決着をつける為、銃弾とミサイルの飛び交う戦場を突き進む。 暴走列車に乗りつつ、ショットが効かない程硬い表皮をもつ巨大キーパーと戦う羽目になったり、 そいつの口から飛び出してきたアルマジロ型(?)キーパーによってカチ(またはイサ)が 吊るし上げプレイに遭ったりといったハプニングに見舞われたが、フジ山内部に侵入できたイサ達。 が、その中枢らしき場所で、無数の兵士に囲まれてしまった。 そのとき、一人の男の声が響きわたる。 「久しぶりだな、イサ。」 声の主は、G5のリーダー、『デコ・ゲキショウ』。 イサの訓練生時代の同級生でもある男だ。 彼は、「まだ時間があるな…昔みたいに、いっちょやってみようじゃないか。」と、イサ達に勝負を挑んできた。 配下の兵士や機動兵器、ミサイルランチャーを操り攻撃してくるデコ。 しかも、彼の得意とする念動力により、生半可な攻撃は通用しない。 彼に傷を与えるには、強烈なチャージショットを浴びせるか、彼の攻撃を跳ね返すしか方法はない。 イサたちは、なんとか彼を撃墜することができた。 が、しかし、「チッ、もうタイムリミットか…」 デコがそうつぶやくと彼の背後の装置が動きだし、カチが突如苦しみだした。 デコ曰く、ヒトではない者のみに効く波動を放っているのだという。 イサがカチに手を伸ばそうとしたそのとき、その右手を鎖のついた枷で縛られ、武器を落としてしまった。 鎖の端には、もう一つの枷と、それに自らの左手をはめ、コートを脱ぎ捨てたデコの姿。 互いに使える武器は、己の肉体のみ。 男同士の戦いが今、始まる。 『カチを守りたい』 その一心で、ただひたすらに拳を振り、殴り合いに勝利したイサ。 彼は枷を千切り飛ばし、カチのもとに駆けつけるも、彼女のダメージは大きい。 「じきにその女はヒトの姿を保てなくなる。 それでもお前はその女…いや、そのバケモノを守ろうとするのか? 答えが決まったら是非教えてくれ。上で待ってるぞ…」 そう言って、デコは去っていった。 301 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 00 45 54.54 ID 32E6wxG90 意識を失ったカチを抱え、突如揺れだしたフジ山から脱出したイサ。 しかし、噴火した山から飛び出した火山弾が彼のジェットパックに直撃。 彼は、唯一の飛行手段を失ってしまう。 彼らの下には煮えたぎる溶岩、絶体絶命の危機を前に、イサはある決意をする。 この戦いで培った、大切なパートナーとの信頼に、絆に、つながりに賭けて。 「カチ…お前の心は俺が繋ぎ止める。だから…俺の心を繋ぎとめてくれ!!」 そのとき、たった今意識を取り戻したところだったカチは、彼の言っていることの意味は良く分からなかっただろう。 だが彼女は、しっかりとうなずいた。 彼女もこの戦いを通じて得た、イサとの確かな繋がりを信じたから。 そして二人の体は、まっ逆さまに溶岩へと落下した。 一時の静寂。 それを突き破るように、溶岩の中から一人の巨人が降臨した。 白い髪を生やし、漆黒の顔面に蒼い瞳を光らせる頭部に、服を着たように見えるヒトに似た体。 右腕には巨大な大砲を、左腕には鋭い鉤爪を携えている。 後ろから淡い水色の光を放つ下半身は異形のそれともとれたし、だぼだぼのジーンズを履いたヒトのそれにも見えた。 これが、カチを取り込み、その身に宿る『外宇宙』の血を解放したイサの姿。 互いに繋ぎ止められた、二人の心の進化の形… そのとき、突如としてフジ山上空に超巨大戦艦が出現。 そして空中に(ちゃんと肉体を修復したツェンロン含む) G5の面々が映し出され、その中央に立つデコが高らかに告げる。 「我々G5は、今ここに第4亜地球の廃棄ならびに、外宇宙生命体を取り込んだ逃亡者イサ・ジョの 排除を決定する! この決定は我々の権限の元、直ちに実行に移される!!」 G5との本当の決着をつけるため、隻眼の巨人は戦艦と共に宇宙(そら)へと昇る… デコ・ゲキショウ…G5のリーダー。 デコが広そうな名前だが実際に本人を見るとそうでもない。 続く 306 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 20 46 19.91 ID 32E6wxG90 ステージ7『異叉』 広大な宇宙。 G5の超巨大戦艦は、第4亜地球ごとイサ達を消し去らんとしていた。 無論、この状況を前に、この星の再生のために作られた生命体が黙っているはずもなく、戦艦に突っ込んでいく。 「キーパーズ?!…俺たちも行くぞ!」 無数のキーパーズと共に、イサ達はG5の戦艦に挑む。 流石はG5の軍事力の結晶というべきか、戦艦に搭載された兵器の数々は、これまでのものとは桁違いの威力を持っていた。 しかし、桁違いの力を持っているのはこちらも同じ。 彼らは、戦艦のもつすべての砲台を潰し、壊滅的なダメージを与えた。 が、それで大人しく引き下がるG5ではない。 『神』の尖兵達はその力を解放し、異形の怪物となってイサ達に襲い掛かる。 巨大な鬼神と化したアリアナを倒し、ワームのような怪物と化したリッターの喉を掻っ切り、 亀のような戦艦と化したツェンロンを沈め、片腕の双剣士と化したヒバルを退け。 イサらはついにデコと対峙する。 「イサ、それが君の真の姿か。女を取り込んでまで…まあいい。一度本気の君とやってみたいとずっと思ってた。 では…僕も本気でいかせてもらうぞ!」 その言葉と共に、デコは、光背と槍をもつケンタウロスのような怪物に変貌する 彼の猛攻を掻い潜り、デコに大ダメージを与えるイサらだったが… 307 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 21 06 14.35 ID 32E6wxG90 「肉体の強さは流石だな。だが心の強さはどうだ? お前は、本当にその女を受け入れることが出来るのか?」 デコの、その言葉と共に放たれた波動がイサを貫いたかと思うと次の瞬間、 イサの背後には磔にされたかのようなカチの姿。 彼女の命を削り取らんとデコが放つ無数の弾丸を、イサはビームと大砲による殴打(あるいは鉤爪)で 食い止め、デコへと逆行させる。 自らの攻撃を跳ね返されたデコは、今度こそ致命傷を負った。 「神に歯向かうということは…聖女の側につくという事か…この宇宙を…滅ぼすことになるぞ…」 息も絶え絶えにそういうデコに、イサはこう断じる。 「カチは聖女なんかじゃない! カチはカチだっ!!」 その言葉を聞いた神の尖兵は、眩い光とともに消滅した。 308 :罪と罰 宇宙の後継者:2012/03/16(金) 21 24 08.43 ID 32E6wxG90 【通常ならここで終わり。ここから先は、ある条件を満たしたときに エンディングに追加される部分です。】 全てを終わらせたイサ達は、この星に留まることに決めた。 キーパーズとも、時間をかければ分かり合える。 それに、カチと一緒ならどうにだって出来そうだと、イサは言う。 「そういえばイサ、さっき昔のことを一つ思い出したわ。」 ほとんどが水没した都市の、ビルの屋上に降りたカチは、もとの姿に戻ったイサに言った。 「私は遠い昔、こう呼ばれていたことがあったわ…」 イサがその名が意味するものを知っていたかどうかは分からないし、恐らくカチは覚えていなかっただろう。 彼女は、朝日が地平線から昇る中、微笑みながらその名を告げた。 「…『アチ』と。」 fin 309 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/16(金) 21 31 49.51 ID 32E6wxG90 終わりです。 前作が発売された当時様々な謎を残したように、 今作も多くの謎を残しました。 いつか、これらの謎を解き明かす続編が発売されるのを、僕は楽しみにしています。 途中、僕がここに慣れていないせいでさまざまな迷惑をかけてしまいましたが、 皆さんのありがたいアドバイスのおかげで、最後までいけました。 本当に、ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/wazapusers/pages/25.html
漢字等、読み方が分からない場合はコチラに記載。 清誠さんメールありがとうございました。 メールボックスが危険なのでお礼と変えさせて頂きますね。
https://w.atwiki.jp/mallion/pages/45.html
●ナーザNatha ※ 赤の月の女神、復讐の女神 ナーザは“均衡の女神”であり、セデーニアの変転する力の顕れである。彼女はその力を使い、生と死、光と闇、善と悪のいずれかを世界にもたらし、均衡を保つ。彼女は長く失われていたが、均衡が求められたとき、再び現れた。それは「均衡」であり、陰謀ではなかった。 彼女は現在の月の女神の相である。 ナーザは鐘を手にし、身体の半身が白色、半身が黒色の女性として描かれる。月の女神として描かれるとき、半身は赤色、半身は黒色とされる。 加入条件:すべてのルナー信者にひらかれている。 アトリビュート:〈自分に悪をはたらいたものを覚えている〉、〈ナーザのルナーの道〉、〈[シミターまたは鎌または大鎌]を用いた戦闘〉、〈攻撃をそらす〉、《月眼》 美徳:〈無慈悲〉、〈公正〉、〈楽天的〉 縁故:《ナーザの修練者(ノウィタース)》または《ナーザの叙聖者(オルディナートゥス)》、〈[寺院]の一員〉 神力 《均斉をもたらす者》(《正当な償いを見積もる》、《復讐の激怒》、《前もって自己を癒す》、《自分が傷つけたものを癒す》、《自然の揺り戻しを無視する》、《完全なる均斉》) 《月》(《異界の存在を斬る》、《魔術への防御》、《銀呪鍛の儀式》、《開かれた道を認識する》、《異界から月へと戻る》) 《ナーザ戦闘》(《切断の鋭さ》、《刃を踊り避ける》、《混乱させる突き返し(リポスト)》、《血色の鎧》、《盾を二つに割る》) 奥義:《均斉へと至る》 タグ キーワード ルナー神殿 神 赤の女神の相
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/1427.html
元ネタ:迷宮のアンドローラ(小泉今日子) 作:ヤジオーディエンス 出来るの? 出来るよね? 頭を駆けめぐる 色々 苦しい苦しい てんてこ舞いだ Messにしたのは 一体誰だ お天気は ザーザー降り 物腰は 慇懃無礼 へたる自分 マンドクセ 朝一で Callin Me なんとか掲げなさい 錦のFlying Colors マンドクセ 節々が痛い 心は無力感に Fallin Down マンドクセ そんなの困るわ 口だけ“Good Job” 怒りが加速度 つけて溢れる 役立たずなGuidance 崩れそうなFinance まとめて死ね マンドクセ もういいと言って 何度も寝不足にさせたくせして マンドクセ お願いよ帰して お家に連れて行ってほしい “Motto Motto Hatarake” “Motto Motto Hatarake” “Motto Motto Hatarake” “Motto Motto Hatarake” Don t have a rest Shootin Straight! 休ませて マンドクセ 朝一で Callin Me マンドクセ 節々が痛い 心は無力感に Fallin Down “マンドクセ” “マンドクセ” “マンドクセ” 検索タグ J-POP その他ネタ フルコーラス ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/1336.html
元ネタ:ハートにファイア(原題We Didn t Start the Fire Billy Joel) 作:ヤジタリウス Hurry to your room, place your lay bet with your buddy Sooner peace shit, later with shoved back ground Show your sympathy, rich as fiction, start to break you Not for calling, so that knowing how it s throe Obey it on, you almsman would be yearning for your lie Eyes on the answer to feast sine die since what s got a new scene Might yes or no it cares not for your tears it s goodbye I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear If you don t depend on it How I always see it Selfish stain, male s hitted wrong targets Take care, can t pull out common sense being Say wow, we have a situation, dammit Bout to begin your fall drags around your lack Be certain of your means, godsend got the shitting means Heavy children after fun have been rowdy with liability Those who are born in that manner do the same thing as you Describe history repeats itself, trouble in poor gene I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear If you don t depend on it How I always see it Hesitate to ask for most of the final details Stop thinkin how much you lose on your status quo Leave no one behind except all calling from dear delirium Stake worth hold me still not my child in blind side Carry only your heart to force baloney fair How s your hope and retro working out for you? Me too, sincerely yours, pay back my stake To be checker according disgusting in the awkward I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear If you don t depend on it How I always see it Using way, not right way, struggles to strange vows Did I arrive by any chance in any decision Allowance of claims make a fetish of battle for affairs Old men have been listening since they were born The next generation will destroy our black box Saying dammit, as well, continue relaying to them I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear If you don t depend on it How I always see it Can t control how bound delays through the right and left Moron sauce would stake their fate from lack Getting bigger obstruct designs and others in your way The obvious clued prevention from perspective Your signature has been fraudulently used While pagan didn t manage to pay and get his feast High degree of your sympathy to be in high spirit How to start a countdown, three, two, one, Jeez! I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear Guess what we are done How we re doing so far, so far, so far, so far... I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear If you don t depend on it How I always see it I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear If you don t depend on it How I always see it I don t want to bear I can t hold it any longer Since you ain t great either I don t want to bear... 検索タグ Billy Joel その他ネタ フルコーラス ヤジタリウス 洋楽 メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/wiki15_youtube/pages/6.html
しょ○こお姉さんが描いたいろんなス○ー 裏で打ち合わせしてるとしか思えないww