約 467,705 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/34634.html
ボリグヒルド ボルグヒルドの別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/97809.html
ブルンヒルド フランク王の系譜に登場する人物。 アウストラシア王妃。 関連: アタウルフ (父) ゴイスウィンタ (母) シギベルトイッセイ (シギベルト1世、夫) メロヴィク (夫) 別名: ブリュンヒルダ
https://w.atwiki.jp/curedecoru/pages/87.html
リンクルスマホンの中に住んでいる妖精「はーちゃん」をお世話して育てよう! リンクルストーンを使うとまほうのアイテムが使えるようになるよ! リンクルストーンをセットしている間は、そのストーンのアイテムは何回も使えるよ(使用可能回数∞)! リンクルストーンを持っていなくてもアプリでゲームや勉強をクリアすると魔法のアイテムが手に入るよ! はーちゃんの成長のしくみ はーちゃんはバブバブ期→ヨチヨチ期→トコトコ期→キラキラ期と成長していきます。 基本のおせわメニューとリンクルストーンの魔法アイテムでおせわしていきます。 バブバブ期のおせわメニューはごはん・トイレ・おくすり・なでなでのみです。 ヨチヨチ期のおせわメニューはごはん・トイレ・おふろ・おそうじ・おくすり・なでなで・おさんぽ・ゆりかごです。 トコトコ期のおせわメニューはごはん・おそうじ・おくすり・なでなで・おさんぽ・ゆりかごです。 キラキラ期まで成長するとエンディングです。 そのまま成長した姿で遊ぶこともできるし、バブバブ期からの育てなおしもできます。 育てなおしをしてもアルバム・取得したまほうのアイテム・なかよし度はそのままでホーム画面の背景が少し変化します。 使える魔法のアイテム バブバブ期はユニコーンミルクのみが使えます。 ヨチヨチ期はたべものアイテムとあそびアイテムが使えます。 トコトコ期はたべものアイテム・おしゃれアイテムのアクセサリ・あそびアイテムが使えます。 キラキラ期はおしゃれアイテムの洋服のみが使えます。 リンクルストーンの種類とアイテムの数 基本ストーン11種類(変身用ストーン4種類+銀魔法ストーン7種類)には各6個ずつ、計66個のアイテムがあります。 (エメラルドは変身遊び専用のためアイテムはありません) それに加えてオリジナルストーンにも各1個ずつ、オリジナルの専用アイテムがあります。 はーちゃんとの会話と反応 はーちゃんは1人であれこれ動いてかまってほしがります。 はーちゃんの表情や動きの意味を考えて上手にこたえていくとなかよし度が上がっていきます。 特にはーちゃんからのリクエストにこたえるとごきげんがよくなります。 はーちゃんがこっちを見ているときはお相手してほしがっています。さわってお相手してからなでなでしましょう。 はーちゃんがもじもじしているときはヨチヨチ期はトイレ、トコトコ期はおそうじをしたがっています。 はーちゃんが部屋を左右に歩き回るときはおさんぽしたがっています。 はーちゃんが飛んだり跳ねたりしているときは遊びたがっています。 はーちゃんが躍っているときはおしゃれをしたがっています。 はーちゃんのアルバム はーちゃんに魔法のアイテムを使っているときは、はーちゃんの写真を撮影できます。 ぜひ全部のアイテムごとに写真を撮って、成長の記録をアルバムに残していきましょう。 なおアルバム内のストーンごとの写真枚数は、ヨチヨチ期とトコトコ期が使えるアイテム数より1枚ずつ多くなっています。 これははーちゃんが突然変異を起こした姿の分です。 突然変異はそのストーンの使用できるアイテムを一通り使った後にさらに使うとランダムで起こります。 ぜひ見逃さず残していきましょう。 (※※ 以下ネタバレ含みます 注意 ※※) リンクルストーンのしくみ リンクルストーンの総数は2^5-1=全31種類。 うち変身用ストーン6種類(特殊2種類含む)、銀魔法用ストーン7種類、オリジナルストーン18種類。 アイテム総数は基本ストーン11種*6=66種とオリジナルストーン18種*1=18種の計84種。 (オリジナルストーンによるアイテムはすべて基本ストーンのアイテムの色違いです) リンクルストーン認識部にスイッチが5つあり、そのon/offで認識します。 塗装やメッキ等の外見が異なるものがありますが、認識部が同じ形のものは同じ種類として認識されます。 今回は[[キュアデコル]]や[[キュアラビーズ]]の時と違いすべて同時押ししないといけないため爪楊枝では難易度が高いです。 特別な効果があるリンクルストーン エメラルド キュアフェリーチェの変身あそび アレキサンドライト オーバーザレインボー(キメ技?)あそび リンクルストーンによる追加要素 初めてアメジストをセットした時→「とびらあそび」が増える 初めてエメラルドをセットした時→「ぬりえ」に「キュアフェリーチェ」追加、「きせかえ」に「はなみ ことは」追加 リンクルストーン一覧と使えるまほうのアイテム(画面上・アルバム上での配列順) (オリジナルストーンは食・遊の順で表記されているためストーンの正式な整理番号順ではありません) 番 号 凸パターン 押すボタン ストーン名 アイテム リンクルストーン音声(参考) 変01 ■■ ■□□ □ ■ ■■□ □□ ダイヤ ダイヤライス(食)ユニコーンミルク(食)しろばらのケーキ(食)ダイヤリボン(飾)はくぎんのワンピ(服)はねつきボール(遊) (ダイヤスタイルに変身) 変02 □■ □□■ □ □ ■□□ ■□ ルビー(ナムコverも同じ) ルビーリンゴ(食)マグマカレー(食)ルビーパフェ(食)ルビーリボン(飾)さくらんぼのワンピ(服)ゆうやけのブランコ(遊) (ルビースタイルに変身) 変03 □□ □■■ □ □ □□□ ■■ サファイア(ナムコverも同じ) かいがらせんべい(食)しんかいソーダ(食)しんじゅキャンディ(食)じょゆうぼうし(飾)うきわつきワンピ(服)はねイルカボート(遊) (サファイアスタイルに変身) 変04 ■□ □■□ □ □ □■□ □■ トパーズ(ナムコverも同じ) トパーズレモン(食)まほうどりのオムライス(食)かみなりバナナクレープ(食)トパーズティアラ(飾)はなびらスカートのワンピ(服)かみなりさまのおおだいこ(遊) (トパーズスタイルに変身) 変05 ■□ ■□■ □ ■ □■□ ■□ エメラルド (キュアフェリーチェ変身遊び専用) 木の魔法で元気になれ 変06 □■ ■■□ □ ■ ■□□ □■ アレキサンドライト (オーバーザレインボー変身遊び専用) (魔法つかいプリキュアオーバーザレインボー) 銀07 □■ ■□□ □ ■ ■□□ □□ ピンクトルマリン ピンクトルマリンピーチ(食)はなのパンケーキ(食)こいするいちごチョコ(食)ハートのアクセサリー(飾)ハートのワンピ(服)はなまんかいじょうろ(遊) 花の魔法で美しくなれ 銀08 □□ ■■□ □ ■ □□□ □■ アメジスト アメジストグレープ(食)フシギなびのジュース(食)あやしいマーボーナス(食)バラのアクセサリー(飾)ゴスロリドレス(服)まほうつかいのブラシ(遊) 扉の魔法で真面目になれ 銀09 ■□ ■□□ □ ■ □■□ □□ ガーネット ガーネットオレンジジュース(食)ひなたのニンジン(食)たいようのミートボール(食)むぎわらぼうし(飾)ひまわりのワンピ(服)おひさまトランポリン(遊) 大地の魔法で強くなれ 銀10 □■ □■■ □ □ ■□□ ■■ アクアマリン こなゆきかきごおり(食)そらいろスープ(食)ゆきげっしょうのマカロン(食)カチコチめがね(飾)もこもこコート(服)ふしぎなスケッチブック(遊) 氷の魔法で賢くなれ 銀11 □■ □■□ □ □ ■□□ □■ ペリドット ペリドットメロン(食)そよかぜサラダ(食)もりのハーブティ(食)クローバーのかんむり(飾)はっぱのドレス(服)はっぱのじゅうたん(遊) 草の魔法で仲良くなれ 銀12 □□ ■□■ □ ■ □□□ ■□ タンザナイト ながれぼしぶどうのパン(食)よぞらのシチュー(食)どせいリングドーナツ(食)まほうつかいのぼうし(飾)スペースドレス(服)ふしぎなキャンドル(遊) 宇宙の魔法で笑顔になれ 銀13 ■□ □□■ □ □ □■□ ■□ ムーンストーン つきうさぎのおもち(食)わたぐものシェイク(食)ほしくずこんぺいとう(食)つきのベール(飾)ムーンライトドレス(服)みかづきロッキングチェア(遊) 月の魔法で素直になれ オ21 □□ □■□ □ □ □□□ □■ モフルン スター あおりんご(食) モフルンはおしゃれ大好きモフモフ? オ16 ■■ □□□ □ □ ■■□ □□ Go!プリンセスプリキュア ももいろかいせんべい(食) 頑張れプリキュア オ26 ■□ ■■□ □ ■ □■□ □■ モフルン ふしぎなパンケーキ(食) ワクワクな映画大好きモフドキドキするモフ オ23 □□ ■■■ □ ■ □□□ ■■ クリスマス クリスマスチョコ(食) クリスマスケーキおいしいモフ今日も楽しいモフ オ27 ■■ □□■ □ □ ■■□ ■□ ハートフル マスカット(食) モフルンはプリキュア大好きモフ オ14 ■■ ■■□ □ ■ ■■□ □■ ダイヤの原石(ミラクル) トロピカルジュース(食) キュアミラクルかわいいモフ今日も最高モフ オ17 ■□ ■■■ □ ■ □■□ ■■ レインボーキャリッジ いちごかきごおり(食) 特別な力の魔法でいいことあるモフ オ15 ■■ ■□■ □ ■ ■■□ ■□ ダイヤの原石(マジカル) よぞらのスープ(食) キュアマジカルカッコイイモフ今日も最高モフ オ30 ■□ □■■ □ □ □■□ ■■ トパーズ(たの幼ひめぐみ) きいろいメロン(食) (トパーズスタイルに変身) オ28 □■ ■□■ □ ■ ■□□ ■□ ルビー(ファンブック春夏)モフルン(ファンブック秋冬) ほしのシチュー(食) ファンブック大好きモフ オ20 □□ ■□□ □ ■ □□□ □□ モフルン ジュエル いちごドーナツ(食) クッキーおいしいモフ大好きモフ オ?? □■ ■■■ □ ■ ■□□ ■■ ハローモフルン さくらもち(食) とってもワクワクなリンクルストーンモフ今日も探すモフ オ18 ■□ □□□ □ □ □■□ □□ モフルン リボン(ピンクver)(パープルver) おいしいこんぺいとう(食) ワクワクな魔法でとっても楽しいモフ オ19 □■ □□□ □ □ ■□□ □□ モフルン クッキー(イエローver.)(ピンクver.) あおぞらぶらんこ(遊) 今日も魔法でドキドキするモフ オ31 ■■ ■■■ □ ■ ■■□ ■■ 魔法の杖 ぼうしモフルン ハートモフルン 魔法のほうき(ブルーver.)モフルン バルーン まんかいじょうろ(遊) モフルン最高モフとっても楽しいモフ オ29 ■■ □■□ □ □ ■■□ □■ サファイア(おともだちピンク) ふしぎなあおいブラシ(遊) (サファイアスタイルに変身) オ22 □□ □□■ □ □ □□□ ■□ モフルン 魔法のほうき こうようのじゅうたん(遊) モフルンはとってもかわいいモフモフ? オ25 ■■ □■■ □ □ ■■□ ■■ ハロウィンモフルン よぞらのロッキングチェア(遊) モフルンはとっても物知りモフモフ?
https://w.atwiki.jp/gods/pages/22795.html
グンヒルド 北欧神話に登場する女性。 息子と夫の死を知り、夫の剣を使って自ら命を絶った。 関連: アースムンド (夫) ヘンリー (息子)
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/1130.html
金蠍宮 金蠍宮はいまだ新しい城であった。 ゴーラ様式の中でもかなり新しいもので作られており、擦り切れた風ではないが、しかしまだ落ち着いた風でもない。 だがそれらはいずれ得るべき威厳を得るだろう。 ヒルデガルドはそう思いながら、絨毯を踏み歩いていた。背後にはいつものようにマルス伯が付き従う。さすがのマルスも思案顔であった。 ヒルデガルドら海賊討伐遠征団が、公都ハロルドの港に着いてすぐに、港に伝令が遣わされてきた。 船に乗せてきた機装甲らを降ろす暇すら与えられず、すなわち機と卒による金蠍宮前広場への行進すら許されず、ヒルデガルドと、その副官たる老マルスのみが、宮中に召されたのだ。 「フィンゴルド右府将軍、ヒルデガルド・ハーラルソン・フィンゴルド閣下、御帰還!」 謁見の間への呼び上げにヒルデガルドは少しならぬ不安を抱えながら進み出た。海賊討伐遠征は、成果を上げたと言ってよい。ヒルデガルドは少なくともそう思っていた。海賊を討伐し、それだけに限らずその背後をいささかなりともあぶり出し、さらに一つならぬ村の防備を固めさせたのだ。 しかし父にして大公がどう思い、どう振る舞うかは、父にして大公にしかわからない。 そのフィンゴルド大公ハーラルは、謁見の間の席にて、機嫌よろしからざる風に見えた。もっとも、ヒルデガルドの思い出せる限り、大公の機嫌がよろしかったことなど稀であるのだけれど。 ヒルデガルドは、謁見の間で武人の礼を行い、片膝をつく。報告はさほど長くは無い。すでに終えたことを告げるのみだ。 頭を垂れたヒルデガルドに、父大公は言う。 「褒賞、在り得るべく成せ」 「は」 それはヒルデガルドの思っていた言葉とはちがっていた。父大公は滅多に人は褒めぬが、働きに報いることをは厭わぬ。叱責と褒賞を比べれば、叱責の方が重い人ではあった。 たとえ謁見の間であろうと、何者が見ていようと、気に入らぬとなれば何者にあっても、ヒルデガルドに対しても、容赦せぬ人であった。その父大公は、凱旋列すら許さず呼びつけながら、褒賞は行えという。 それは、父大公としては褒め言葉に等しい。 困惑の重さを胸に抱え、ヒルデガルドはそれ以上、応じかねていた。 「謁見を終える」 父大公は言う。 「ヒルデガルド、マルス、来よ」 「は」 父大公は大公座を立ちあがった。 困惑とともに、けれどヒルデガルドも立ち上がった。肩越しにマルスをうかがうと、置いた青い瞳はうなずいて応える。何にせよ大公がかく成せと言えば、成さねばならぬのだ。 立ち上がり、進むのはヒルデガルドとマルスだけではなかった。もう一人、大柄な姿が大股で歩いてゆく。父大公も大柄で、肩の盛り上がった体つきをしていたが、その男はさらに背が高く、そして仮面をつけていた。 父大公の腹心、カロッゾだ。その他に付き従うものは無い。 ヒルデガルドらが向かったのは、大公執務の間の一つであった。近衛である白騎士らが入り口を守り、父大公とヒルデガルド、それからカロッゾとマルスの四人のために扉を開き、そのあとに付き従ってひととき、部屋に入り。それ以上何者も通さぬことを示すため、音を立てて警槍を交差させた。そののち白騎士らは退出し、扉を閉じる。 父大公は執務机に向かい、席に着いた。カロッゾはその脇に立つ。 「ヒルデガルド。お前はオスミナへ隠密に向かうのだ」 「隠密?オスミナ?」 もちろん、ヒルデガルドは言葉の残り半分を呑みこみ、口にはしなかった。父である大公は、父の中での言わずもがなのことを繰りさえすことを厭うのだ。 オスミナとは、フィンマルク湾を挟んで向かいにある王国であり、フィンマルク東岸では互いに国境を接してはいるが、広大な森林地帯であり、ここを越えての戦いはこれまでに一度も無かった。ヒルデガルドは応じる。 「して、いかなる任にて」 「カロッゾ」 「は」 父大公の言葉に、カロッゾは向きなおる。その顔は、額のさらに上から、顎の先まで銀面にて覆われ、うかがうことはできない。 ひどい傷を隠しているのだという。ヒルデガルドもその真の顔は見たことがない。余所の宮廷ならば、人目につくところには置かれないような男だが、父大公は好んで使い、このんでそばに置き、その言葉を重用していた。 そのカロッゾは言う。 「オスミナに、「帝國」が侵攻したとのこと」 「・・・・・・侵攻?」 まさかと思い、だが「帝國」ならやりかねないとも思う。「帝國」はこの壱千年の間、ゴーラ帝国と並び競うようにある大国だった。ゴーラ帝国と同じように、古代魔導帝國直系を誇るが、しかしゴーラ帝国のものに言わせれば、一度滅び去った紛い物に過ぎない。 壱千年前の魔族大征西を前に、四分五裂し、そこから再び生まれたのが「帝國」だ。力によって諸侯を束ね、武威によって近隣国を威圧してきた国だ。力によるその統治は、一度は崩れ去りかけ、長い内戦で相争ってもいた。 その傷はあまりに深く、今は帝國領となり、帝國によって北方辺境と呼ばれるところ、かつてはゴーラであった広大な対岸領土は、もはや自ら立ち直れぬとすら噂されていた。 その北方辺境から、オスミナへ侵攻が行われた。 帝國なら行わないとも言えない。 「・・・・・・」 だがあまりにも突然すぎる。 「ご承知の通り」 カロッゾはいつもの低い声で言う。仮面によってくぐもる声は、ヒルデガルドの様子を軽く楽しんでいるように響いた。 「我がフィンゴルド大公国にとって、フィンマルク湾の帰趨は何事よりも大事であります」 「承知している」 ヒルデガルドは応じる。フィンマルク湾、あるいはフィンマルク湾を西端に持つゴーラ湾は、ゴーラ帝国諸国をつなぐ内海でもあった。むしろゴーラの鎹と言っていい。ゴーラ帝国はゴーラ湾にて繋がれていた。西には今のゴーラの中心であるスカニア大公国があり、もう一つの大公国ヴィーキアもある。ヒルデガルドらのフィンゴルドはゴーラ湾を挟んでその東側対岸にある。ゆえにフィンゴルドの開発は遅れ、僻地として軽んじられてきた。 ゴーラの内海たるゴーラ湾は、西に切れ込み、そこはフィンマルク湾と呼ばれる。フィンゴルドと大陸を分ける湾だ。その対岸にはオスミナ王国がある。オスミナ王国のさらに南には「帝國」北方辺境があるのだ。ヒルデガルドは言った。 「フィンマルク湾は、フィンゴルドにとって何より大きな守り。これを越えられぬかぎり、帝國は我がフィンゴルドにその刃を向けられません」 カロッゾへではなく、父大公へ向けてヒルデガルドは言った。父大公はいかめしい顔に、ごくかすかな笑みをにじませてうなずく。 「しかしそれは、東岸を巡る湾岸の道を封じえてのこと」 カロッゾの仮面でくぐもった声が言う。 「帝國が対岸までやってくれば、それも崩れ去りましょう」 「それはすなわち、我がフィンゴルドをしてオスミナに加勢せよと?馬鹿な」 「もちろんそのようなことは申し上げません、妃殿下」 カロッゾは言う。 「我がフィンゴルドは、帝國と争ってまでオスミナ王国を手に入れることはありません。王国は王国のものらにて守られれば良いこと。フィンゴルドはフィンゴルドを守るために動けばよいこと」 「・・・・・・」 ヒルデガルドはカロッゾのそのような言いようが嫌いだった。仮面にて顔を隠し、飾った言葉でさらに底意を隠そうとする。 「私に隠密にて動けというからには、何か考えがあろうか、カロッゾ卿」 「もちろんのこと、姫殿下」 大柄なカロッゾは、会釈のように頭を下げて見せる。 「オスミナ王権の凋落が、我がフィンゴルド脅かすことは、あってはなりません」 「では如何にするがよいか」 「凋落するならば、底まで堕ちれば良いのです」 カロッゾの籠った声は楽しげにすら続く。 「帝國が本心でオスミナを攻め滅ぼすつもりならば、我がフィンゴルドも応ぜねばなりますまい。しかしながら帝國の動きはあまりに急すぎ、あまりに突如すぎる」 「・・・・・・カロッゾ卿は何事か承知しているのか」 「ええい!くどくどしい!」 父大公が声を上げる。 「ヒルデガルド。ようはオスミナにて戦う足がかりを得れば良いのだ。帝國がオスミナを攻め滅ぼすならそれで構わぬ。させるが良い。だがオスミナが無くなるならば放置はせぬ。ヴィルミヘ河東岸はフィンゴルドが為に得る」 「はい、大公殿下」 父大公がそのように言うのであれば、そのようにせねばならぬ。 「ならばわかろう。ヴィルミヘ河東岸にいかにして軍勢を渡すか。いかにして帝國と戦うか。最後の足掛かりはいかにあるか」 「はい、大公殿下」 「お前は上陸の足掛かりを得、またオスミナに起きているあらゆることを知り、儂に届けるのだ。お前と、マルス、お前の目で見て要とするものはすべて成せ」 「はい」 ヒルデガルドの背後で、黙ったままであったマルスもまた深く頭を垂れる。 「なによりも大事は、オスミナ王権が崩れたとき、どれほどのものをフィンゴルドのものとできるかだ。判るか、ヒルデガルド」 「港でございましょうか」 「そうだ」 父大公は言う。たしかに港を掌中とすれば、何事にも便が良い。特に機装甲のような重いものを運び込むには、石畳や釣り上げ具の在る無しは大きくかかわってくる。 だがヒルデガルドは難しいとも思っていた。 それだけの大港はオスミナには一つしかない。 フィンゴルド湾に面しており、帝國より北に流れるヴィルミヘ河の東岸にある。 その街は城壁に囲まれ、しかも必ずしもオスミナ王権に忠義を尽くしているわけではない。 それらはオスミナ人とも気質の違い、ゴーラ湾のあちらこちらから吹き溜まってきたものらだった。己自身と、払われる金とのみに従う者らはつまるところ、誰にでも従って見せるということだ。 カロッゾが仮面の奥で思わせぶりな口ぶりであったのはこれが故だったのだろう。 「特に力を入れよ。あちらの間者頭とも良く話せ。その任はお前でなければならぬ」 「承知」 ヒルデガルドは父大公へと頭を垂れる。たしかにヒルデガルドをして成さねばならぬことなのだ。 「ならば行け」 父大公のその言いように、ヒルデガルドは顔を上げた。 「今から、でございましょうか」 「そうだ。時は一刻とて待たぬ」 「・・・・・・」 弟には会えぬのかと、思った。 気弱で、ほっそりしたヒルデガルドのたった一人のおとうと。病弱で、季節の変わるごとに熱を出して寝込むような子だった。 一目だけでも顔を合わせておきたいと思っていたのに。 ミアイルも、ヒルデガルドを待っていただろうに。 「承知」 再び、ヒルデガルドは頭を垂れた。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/63279.html
ヒルデガルト ヒルデガルド(2)の別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/85634.html
ヒルデボルト ケルン大司教の一。 別名: ヒルデバルト
https://w.atwiki.jp/gods/pages/28083.html
フラウヒルデ(フラウ・ヒルデ) ホレの別名。
https://w.atwiki.jp/actors/pages/12600.html
ヒルデガルド・ネフをお気に入りに追加 ヒルデガルド・ネフのリンク #blogsearch2 ヒルデガルド・ネフとは ヒルデガルド・ネフの31%は気合で出来ています。ヒルデガルド・ネフの24%は希望で出来ています。ヒルデガルド・ネフの24%は明太子で出来ています。ヒルデガルド・ネフの11%は真空で出来ています。ヒルデガルド・ネフの5%はミスリルで出来ています。ヒルデガルド・ネフの2%は記憶で出来ています。ヒルデガルド・ネフの1%は祝福で出来ています。ヒルデガルド・ネフの1%は言葉で出来ています。ヒルデガルド・ネフの1%は呪詛で出来ています。 ヒルデガルド・ネフ@ウィキペディア ヒルデガルド・ネフ ヒルデガルド・ネフの報道 【推しコミック】男装の少女が皇宮に。藤間麗『王の獣』 (2021年5月31日) - エキサイトニュース 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 ヒルデガルド・ネフのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ヒルデガルド・ネフの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ヒルデガルド・ネフ このページについて このページはヒルデガルド・ネフのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるヒルデガルド・ネフに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/kyoukaisen/pages/122.html
名前 ゲルヒルデ 性別 女 年齢 -- 身長 161 体重 62 容姿 背中の一部に布地がない白い軍服のような服を纏う。スカートではなく、ズボン。そして黒いブーツ。 胸元には勲章でも強引に取り去ったような跡がある。 所属に関する意匠が取り払われた白い軍帽を被っている。 髪は茶色の長髪で、背中を隠している。 瞳は燃えるような紅。 性格 丁寧で、大人らしい性格。極めて冷静であり、また仲間想い。 だが、内に秘める怨恨や怒りは計り知れないものがある。 普段は丁寧な敬語を使うが……? 神という存在に対して多大なる憎悪を抱いている。また、「世界を壊す方法」を探している。 能力 特に能力などはない長槍と炎の魔剣を左右の手に携えて戦う。 高い身体能力と様々な武器への熟練という戦女神としての機能のごく一部を用い、非常に攻撃的な戦いをする。 【戦女神の神核】 神話の戦女神である「ワルキューレ」を参考に開発された人工神性の一柱であるがゆえに有するある種の種族特徴。 かつては槍を用いた近接戦闘とルーン魔術を用いた防御を得意としていた。 非常に高い身体能力と類まれなる戦闘センスを有する。また、魔力も非常に高い。 槍に限らずほとんどの武器種の扱いに手練れている。 防御術式は現在は封印されて使用できなくなっている。 また、神性の解放によって味方のステータスを大幅に上昇させることも可能だったが、こちらも封印が施されているようだ。 防御術式以外のルーン魔術については特に封印はされていないが攻撃に使えるような術式も有していないためせいぜい武器の展開程度しか使えない。 肉体の不変性もまたこの神性によって得ており、見た目が20代程度のものからずっと変わっていない。 【長槍】 小隊長時代では旗槍であった槍。旗の部分は焼かれていて残っていない。 本来はルーン魔術の媒体になったり、旗に込められた鼓舞のルーンを用いて支援ができたのだがそれらの機能は失われている。 普段は携行していないが、ルーン魔術によって顕現する。 【魔剣 ハウレス】 ゲルヒルデと契約した悪魔フラウロスが与えた魔剣。 敵対者を焼き尽くす炎の属性を得ている黒くも見え、赤くも見える魔剣。 刀身から炎を発し、敵を火刑に処す。炎は可燃物には容易に燃え移る。 刀身に炎を纏わせるだけでなく、剣を振って炎を放つこと、それによって周囲を燃やすなど様々な使い方がある。 剣を地面に突き立てることで、地面の任意の場所から火柱を放つこともできる。ただし、剣を突き立てた後火柱を放つ場所の地面に悪魔の魔方陣が描かれそれに遅れて火柱が上がるため回避されやすい。 この魔剣で炎を使うのに支払うコストはすべてゲルヒルデではなく悪魔フラウロスが支払っている。ただし、使うと過去の記憶が蘇り復讐の念もまた燃え上ることとなる。 概要 神話が実在し、神と人とが戦争をしている世界『ラグナロク』。そこは神々、人間、そして争う両者を嘲笑い横槍を入れる悪魔たちがひしめく魔境だった。 その人間サイドは超常たる力を有した神々に追い詰められていた。神殺しの槍、神喰らいの狼などを生み出しながらも一線は越えなかった人間たち。しかし、彼らはついに禁忌を侵した。 人工神性――神を殺すために、神を生み出したのだ。 人工神性による部隊「ヴァルキリー小隊」が戦線に投下された頃の戦線は地獄であった。 そう、戦争は終わりかかっていたのだ。――人類の、絶滅という結末を迎えようとしていたのだ。 しかし、生み出された神性は真なる神と戦うほかない。さもなくば、人間に殺されるのだ。 いいや、精神的には人間たちに既に殺されていたと言っても過言ではない。人の戦士たちにとって神とは即ち忌むべき害悪。蔑まれ、忌み嫌われて純粋だった人工神性たちの精神は急速に濁っていった。 そうして仲間たちは一人、また一人と倒れていった。時には自ら命を絶った人工神性もいた。 そんな地獄で、「ヴァルキリー小隊」の隊長であったゲルヒルデは防御向きな魔法で仲間を生かしながら生き残ってきた。 やがて、最期の時は訪れた。 炎で燃えさかる荒野。敵の姿も味方の姿も見えず、致命傷を負って槍を支えになんとか立っている有様。 最期に人を、神を、全てを恨み殺しつくしたいと願い――気紛れに運命が捻じ曲げられた。 悪魔フラウロス。それがゲルヒルデと契約をした悪魔の名だ。 彼は問いた。 「汝、世界を恨むか?すべてを壊す力を求めるか?」 傷ついた神性は答えた。 「はい。私は恨みます。人を、神を、そして世界を。 壊したい。壊したい。この余りに不条理で救われない世界を。」 「よろしい。ならば、汝に力を授けよう。そして、求めればいい。世界を殺す力を、他の世界に。」 そして一人、復讐のために力を欲する人工神性が世界を越えた。 「いつか、いつかあの『ラグナロク』を破壊する」 そんな途方もない目標のみを支えに、槍と魔剣を振るい世界殺しの方法を求め続ける。