約 133,160 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/16699.html
ウォーキングスター(うぉーきんぐすたー) 登場作品 + 目次 ハーツ 関連リンク関連種ハーツ ネタ ハーツ No. 008 種族 水棲生物 Lv 6 HP 380 攻撃力 80 術攻撃力 100 防御力 110 術防御力 110 命中力 110 回避力 110 集中力 110 弱点属性 斬・射 経験値 16 ガルド 20 出現場所 天文学者ユークレスのスピルメイズ 落とすアイテム 雷泉の雷水×3・光念石×3 盗めるアイテム - (※基準はNormal 落とすものは最大値) 行動内容 アッパーで前方の相手を攻撃する。 回し蹴りで前方の相手を攻撃する。 2連続のパンチで前方の相手を攻撃する。 総評 天文学者ユークレスのスピルメイズに出現する黄色いヒトデ型の影魔物。 移動速度が速く、格闘技で攻撃してくる。 戦える時点では能力値が低く斬属性、射属性に弱いので知らぬ間に倒されていることも多い。 ▲ 関連リンク 関連種 ハーツ スターフィッシュ ビーチハンド 爆走海星 ▲ ネタ 名前は英語で「歩く星」という意味。 ウォーキング(英:walking)=歩くこと。歩行 スター(英:star)=星 ▲
https://w.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/257.html
特技→は行 は ば ぱ ひ び ぴ ふ ぶ ぷ へ べ ぺ ほ ぼ ぽ は 【はげしいおたけび】 【はげしいほのお】 【はげしく斬りつける】? 【ハッスルダンス】 【花ふぶき】 【波紋演舞】 【はやぶさ斬り】 【早詠みの杖】 ば 【バードシュート】 【バーニングバード】 【ばくれつけん】 【抜刀さみだれ斬り】? 【抜刀太刀風】? 【バナナトラップ】 ぱ 【パニパニハニー】 【パワフルスロー】 ひ 【ひかりのはどう】 【ひかりのブレス】 【ひのいき】 【火の玉】 【必中拳】 【ヒトデブーメラン】? 【ヒュプノスハント】 【氷結らんげき】 び 【ビッグシールド】? ぴ ふ 【ファイアフォース】 【ファイアボール(特技)】 【ふしぎなおどり】 【フリーズドロップ】? ぶ 【ブーメランアタック】? 【ぶきみなひかり】 【フリーズブレード】 【ブレードガード】 【ぶんまわし】 ぷ へ 【ヘヴィチャージ】 べ 【ベストスマイル】 ぺ ほ 【ホタテ投げ】 【ボディプレス】 ぼ 【ぼうぎょ】 【ぼうぎょシールド】 【暴走魔法陣】 【ボケ】 【ボディガード呼び】? ぽ 【ポムボム】 【ポムボム改】
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/14966.html
渡邊璃生にゾロア追加してもいいかも。 -- (名無しさん) 2017-07-19 19 01 31 ウルトラビースト統一 カミツルギ:林愛夏 フェローチェ:大家梨華子 ズガドーン:傳谷英里香 ウツロイド:高見奈央 デンジュモク:渡邊璃生 -- (キリカ) 2018-06-17 23 08 55 草案 楽曲 デリバード:暦の上ではディセンバー -- (ユリス) 2019-02-02 15 16 23 ファイアロー:林愛夏 ラプラス:傳谷英里香 レントラー:大矢梨華子 ヘラクロス:高見奈央 クワガノン:渡邊璃生 忍風戦隊ハリケンジャーを連想 -- (名無しさん) 2020-09-26 20 24 53 草案 楽曲 ライコウorエレキブル:ゲート・オブ・ザ・タイガース ラブカス:恋はパニック -- (ユリス) 2020-09-27 18 10 59 ドリュウズ:林愛夏 ゴロンダ:傳谷英里香 ピクシー:大矢梨香子 アブリボン:高見奈央 エアームド:渡辺璃生 本当はダゲキにしたかったが♂しかいないので却下 電磁戦隊メガレンジャーを連想 -- (名無しさん) 2020-12-06 17 19 56 楽曲 ムウマージ:マジックアワー -- (サスケ) 2021-01-16 17 49 43 ゴウカザル:林愛夏 チルタリス:傳谷英里香 ルカリオ:大矢梨華子 リングマ:高見奈央 ドクロッグ:渡辺璃生 忍者戦隊カクレンジャーを連想 ウルガモス:林愛夏 ボルトロス:傳谷英里香 フローゼル:大矢梨華子 エルフーン:渡辺璃生 ラティアス:高見奈央 手裏剣戦隊ニンニンジャーを連想 ガオガエン:林愛夏 レントラー:渡辺璃生 ペルシアン:傳谷英里香 ルカリオ:高見奈央 ドサイドン:大矢梨華子 獣拳戦隊ゲキレンジャーを連想 -- (どS) 2021-01-27 20 53 26 キュウコンorパラセクト 林愛夏 -- (加藤史也) 2021-11-30 17 17 08 ラッタorザングースorトロピウスorナッシーorトランセル林愛夏 -- (加藤史也) 2021-11-30 17 21 12 ネンドールorジュペッタ 傳谷英里香 -- (加藤史也) 2021-11-30 20 46 24 ジーランスorソルロック傳谷英里香or林愛夏 -- (加藤史也) 2021-11-30 20 51 49 ボスゴドラorラブカスorヒトデマン 傳谷英里香 -- (バタコさんとアンパンマン) 2021-12-01 19 07 14 ボスゴドラorラブカスorヒトデマン 傳谷英里香 -- (ジャムおじさん) 2021-12-01 19 09 52 600族の追加をお願いします。 -- (ベイビーレイズ) 2022-04-26 13 12 26 600族の追加をお願いします -- (加藤史也) 2022-04-26 13 15 46 600族の追加をお願いします。 -- (化) 2022-04-26 13 19 33 600族をコメントに書いてください!お願いします‼ -- (任天堂) 2022-08-16 13 58 08 600族で統一するならの追加と600族で統一するならをコメントに書いてください編集長さんお願いします!! -- (バルタン星人とナックル星人) 2022-08-16 20 55 16 草案 600族の追加をお願いします。 600族で統一するならの追加と600族で統一するならをコメントに書いてください編集長さんお願いします!! -- (アンパンマンとセイウチおじさん) 2022-08-25 16 51 55 初代の統一をお願いします。 -- (ピアノソナタ) 2022-10-01 20 12 29 初代ポケモンの統一をお願いします。 -- (ラブラブハートポーズ) 2022-10-01 20 34 03 金銀ポケモンの統一とXYのポケモンの統一をお願いします -- (ボノロン) 2022-10-01 20 34 50
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/11088.html
・オズワルド:ブルンゲル♂ 青くて丸みのある体型から。 本当はタコなんだけど・・・ ・ウィニー:ガーディ ホットドッグなのでほのおタイプの犬。 ・フタゴ・タマゴ:タマタマ あと4つ足りないのは気にしない。 -- (ボナシア) 2014-02-17 21 58 28 ゼニガメ:バスター・タートル パンプジン:アンディー・キャンディー ゴビット:ロドリック ニャルマー:ティンセル エースバーン:ビンゴ・バニー ヒトデマン:サミー・スターフィッシュ ウソッキー:スティーブ ゾウドウ:エレ子・ラヴァーン カイリュー:ポンゴ マラカッチ:ポリー ジュゴン:サリー ホシガリス:スクーロ ミミロップ:ビンゲッテ コオリッポ:ペンギン・デカ -- (ミキ) 2022-08-23 06 58 03 スピアー バグボーイ カミツルギ×3 ペーパードールズ コアルヒー アヒルちゃん コロトック×3 マーチング・バンド 色違いのペロリーム ジンジャー・ブレッド・マン ヤヤコマ 小鳥さん アズマオウ フリッピー ノクタス カクタス・ピート 色違いのエンペルト カズン・ルイ バルジーナ ミーター鳥 ヌメラ スラッゴー ツツケラ ウッドロー -- (ミキ) 2022-10-05 16 56 23
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/12239.html
このページでは【スターフォックス64】のキャラクター、スターフィッシュを解説する。 【スーパープリンセスピーチ】のキャラクターは【スターフィッシュ(スーパープリンセスピーチ)】を参照。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール スターフィッシュ 他言語 Starfish (英語) 初登場 【スターフォックス64】 【アンドルフ】の手によりバイオウエポンと化した惑星アクアスの【ヒトデ】?。攻撃対象に接近して爆発する。 作品別 【スターフォックス64】/【スターフォックス64 3D】 惑星アクアスに登場。同コースの序盤では単体で出てくるが、終盤になると多く出てくる。 普段は壁や地面に張り付いてるが、【ブルーマリン】?が近づくと離れ、泳ぎつつブルーマリンの近くまで接近して自爆する。 レーザーやホーミングミサイルを当て続けると倒せる。撃墜数を稼ぐ場合は、照準を合わせないようにして(照準を合わせると自動的にロックオンするので)ホーミングミサイルの爆風に巻き込もう。また、岩などに着弾させるのもいい。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/1718.html
不可能を目指せ! 読み:ふかのうをめざせ! カテゴリー:Event 作品:生徒会の一存 Main 目標の攻撃力補正と耐久力補正の数値すべてが - のセットカード1枚を控え室に置く。 あたしみたいになりたいヤツが、あたしを目指しているようじゃダメだ! illust: SI-078 U 収録:ブースターパック 「OS:生徒会の一存 1.00」 補正がかからないセットカードを、ノーコストで控え室に置くイベントカード。 『-』(マイナス)ではないので注意。 対象は意外と多いが、除去したいセットカードを常に狙えるとは言い難く、少々使いづらい。 参考 対象となる、攻撃力補正と耐久力補正の数値すべてが - のセットカード エススの弓 カドゥケウス プリムラの花冠 ゲパルトM1アンチ・マテリアル・ライフル ゲロカエルんストラップ 天象儀 M1919A6 BAR ストライカーユニット フリーガーハマー 扶桑刀 生存確認 ネコナイト 飼いうさぎ「雪丸」 ある意味合ってる礼服 優しい音色 無気力 心露石 シャイニングアンサー 黒金の腕輪 木彫りのヒトデ 皆琉神威の鍔 魂切 シナプスのカード 東方混沌符 伊吹瓢 葉団扇
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/70.html
マミ「大丈夫!? しっかりして!」 ???「あ……。うぁ……」 その日、キュゥべえと契約した魔法少女・巴マミは1人の少年を助けていた―― 魔女の呪いによって引き起こされた交通事故。それに、目の前にいる少年は巻き込まれた。 ――いや、正確に言うと巻き込まれたのは、彼とその家族だった。 マミが魔女の気配を察知し、現場へ駆けつけた頃には時すでに遅しという状況だったのである。 だから、マミは目の前にいる少年だけでも――助けられる者だけでも助けたかった。 すでに事故現場には多くの野次馬が集まってきている。 そのため、さすがのマミもこんな所で堂々と魔法を使うことはできない。 周囲の人目を気にしながら、周りにいる者達から気付かれぬよう少年に――本当に微々たるものだが――治癒魔法を施していくマミ。 すでに時が夜で辺りも暗かったため、マミの魔法少女としての姿及び彼女が少年に施している魔法に野次馬たちが誰1人気がつなかったことが幸いだった。 マミ「お願い……! 死なないで……!」 ???「……と……とも、え……」 マミ「!?」 突然、目の前にいる少年の口から自身の名が出たため、思わず一瞬手を止めてしまうマミ。 そして、その瞬間になって、やっと彼女は今自身が助けようとしている少年の顔を確認することができた。 マミ「ま、まさか……」 ???「お、俺……死に、たく……ない……!」 マミ「……葦川……くん……?」 マミ「…………」 朝の日差しに誘われるかのように巴マミは目を覚ました。 マミ「…………」 何も言わずベッドから起き上がる。 そして、自身の枕元に置かれていたソウルジェムにちらりと視線を向けた。 マミ「……そういえば、あれからもう一月くらいになるのね……」 魔法少女まどか☆マギカ AGITΩ ~最初で最後の約束~ 第2話「変身!」 OP http //www.youtube.com/watch?v=yEXxEny2BvY マミ「…………」 翔一「巴さん、おはようございます!」 マミ「…………」 翔一「……アレ? 巴さん?」 マミ「……あっ!? お、おはよう、沢野くん」 翔一「なんか調子悪そうですね……。寝不足ですか?」 マミ「ううん。違うの……。今朝のことなんだけど、ちょっと夢を見てね……」 翔一「夢……ですか?」 マミ「えぇ。それも、今から1ヶ月くらい前の出来事をね……」 そう言うと、マミは翔一に当時のことを語り始めた。 マミ「今沢野くんが座っている席に本来座っていた子――葦川涼くんっていうんだけどね……」 翔一「葦川さん……ですか?」 マミ「彼、今から一月ほど前に、ご両親と信号待ちをしていたところで自動車同士の衝突事故に巻き込まれたの……」 翔一「…………」 マミ「私は事故が起きた後にそこに居合わせたんだけど……。私が来た時には、すでに彼のご両親は亡くなってたわ……」 翔一「…………」 マミ「葦川くんは何とか一命は取り留めたけど、水泳部の最後の夏の大会にも結局出場できなくなって……」 翔一「わかりました! それじゃあ、今日の放課後、俺と巴さんでその葦川さんのお見舞いにいきましょう!」 マミ「えっ?」 いきなり席から立ち上がり、そのような提案を持ち出した翔一にマミは一瞬目を点にしてしまう。 そんなマミにはお構いなしで、翔一はマミの方にぐいっと顔を近づけ、話を続ける。 翔一「巴さんの話から察するに、葦川さんは今、病院に入院しているってことですよね?」 マミ「え、えぇ……」 翔一「それなら、なおさらお見舞いに行ってあげましょう! 葦川さん、きっとご両親が亡くなって毎日1人寂しい思いをしているに違いありません!」 マミ「あ……」 翔一「? 巴さん、どうしました?」 マミ「…………」 突然、マミは何かに気がついたような表情を浮かべると、そのまま黙りこくってしまう。 翔一「あの……。巴さん?」 マミ「あ……。そ、そうね。あまり大勢で行くと、かえって迷惑になっちゃうでしょうから、2人で行きましょうか?」 翔一「はい!」 マミ「…………」 街外れの病院。 葦川涼はそこに入院していた。 自身と両親が巻き込まれた自動車事故からすでに一月ほどの時が流れ、涼の身体は徐々に入院前の健康な状態へと戻りつつある。 ――だが、あの事故で涼は全てを失ったと言っても過言ではなかった。 外見こそ元に戻っても、中身の方は未だに多くの傷痕を残しているのだ。 ???「葦川先輩」 涼が廊下を歩いていると、不意に誰かに呼び止められる。 振り返ると、そこには車椅子に乗った自身と同年代の少年がいた。 涼「ん? ……あぁ、上條か。お前もこれからリハビリか?」 恭介「はい。先輩は今終わったところですか?」 上條恭介。涼が入院した数日後に事故で病院に搬送された少年だ。 見滝原中学の2年生で、涼からすれば1学年下の後輩ということになる。 ヴァイオリニストとして将来を有望視されていたらしいが、事故によって左手が不随になってしまった、と涼は彼の担当の看護師から聞いたことがあった。 涼「あぁ。……そういえば上條、今日はあの女の子は見舞いに来てないのか? 幼なじみっていう……」 恭介「さやかですか? いえ、残念ながら今日は……」 涼「そうか……」 恭介「……先輩、近いうちに退院できるかもしれないって聞きましたけど、本当ですか?」 涼「あぁ。ただ、退院できたとしても、当分の間は水泳をはじめとして激しい運動は出来そうにないけどな」 恭介「……正直、僕は先輩が羨ましいです」 涼「上條?」 突然、場の空気が一気に重くなったのを涼は感じた。 恭介「先輩は復帰すればまた水泳を続けられますけど、僕の左腕は……」 涼「…………」 自身の左手を見て暗い表情を浮かべる恭介。 そんな彼の姿を見た涼は、無意識的に苦虫を噛み潰したような表情を浮かべてしまう。 恭介「……あ。ごめんなさい。辛気臭いこと言ってしまって……」 涼「俺は……むしろ上條の方が羨ましいと思うよ……」 恭介「えっ!?」 涼「上條にはまだ心配してくれる家族や、見舞いに来てくれる奴がいる。それに比べて俺には……」 恭介「先輩……」 涼「……あ。スマン、俺の方こそ辛気臭いこと言っちまったな。忘れてくれ」 恭介「い、いえ! 元はといえば、先にあんなこと言った僕が悪かったんです」 涼「じゃあ……おあいこってことで、いいか?」 恭介「はい」 そう言って苦笑いを浮かべ合う両者。 ここ数日、この2人が偶然病院内で出会った際に交わす会話のやりとりは大体いつもこんな感じであった。 ――言ってしまえば、それだけ2人とも精神面に負った負担は外傷よりも大きいということである。 涼「……おっと、いつまでもこんな所で長話も何だな。それじゃあ上條、お前も頑張れよ」 上條「はい。先輩も」 涼「……ん?」 自身の病室の前まで戻ってきた涼は、扉越しに部屋の中から人の声を耳にした。 その声は、もう聞き慣れた自身の担当医や看護師の声とは明らかに違っていた。 ???「それじゃあ、沢野くん。花瓶にお水よろしくね」 ???「ハイ! 任せてください!」 涼「……誰か来ているのか?」 病室の引き扉に手をかけ、少し強目にそれを開く涼。 すると、扉の先には見慣れない同年代の少年の顔があった。 翔一「あ……!」 涼「ん……?」 視線を合わせたままその場でピタリと静止する2人。 数秒ほど病室がシンと静まり返るが、病室にいたもう1人の声で、その沈黙は破られることになる。 マミ「葦川くん……!」 涼「!? 巴……」 涼「そうか、転校生か。俺が休んでいる間もクラスではいろいろとあったみたいだな」 ベットに横になりながら、涼はお見舞いに来てくれたクラスメイト――巴マミと何日ぶりになるかもわからない談笑を楽しんでいた。 事故以来、涼がほんの一瞬でも笑顔を見せたのは本当に数えきれないほどしかない。 それだけに、今回のマミたちの突然の訪問は、彼にとって心の底から嬉しいといえるものであった。 マミ「えぇ。クラスの皆も、葦川くんがまた元気な姿を見せてくれる日を待っているわ」 涼「クラスの皆……か……」 だが、突然涼は再びどこか悲しそうな表情を浮かべる。 マミ「葦川くん?」 涼「巴、これ覚えてるか?」 マミ「これって……葦川くんが入院した次の日にクラスの皆で書いた寄せ書き……」 涼「そこに書かれている内容に一度ひと通り目を通してもらえるか?」 手渡された色紙に、言われたとおり目を通していくマミ。 そして、ある程度目を通したところで、彼女はあることに気づく。 マミ「……これって」 涼「そう……。ほとんどの奴が『早く良くなってください』とか『また一緒に勉強しましょう』とか綺麗事のように同じ内容の文ばっか書き並べてる……」 マミ「葦川くん……」 涼「最初、先生が見舞いも兼ねてそれを持って来てくれた時は嬉しかったよ。だけど、日が経つにつれて逆に虚しく感じるようになった……」 マミ「…………」 涼「結局は、俺の存在なんてその程度のもんだったってことさ……。現に、今までクラスの奴は誰1人として見舞いになんて来てくれなかった……!」 マミ「……ごめんなさい」 涼「あ……。いや、別に攻めているわけじゃないんだ。誤解させてしまったみたいで、スマン」 マミ「いえ……」 涼「……むしろ、巴には感謝しても足りないくらいだ」 マミ「えっ?」 涼「俺の勘違いかもしれないけど……。あの時、巴が俺を助けてくれていなかったら、今頃俺は死んでいたかもしれないって思うんだ」 マミ「…………」 涼の言っていることもあながち間違いではなかった。 事故当時、彼の身体は本当に酷い有様だった。 大量に出血し、手や足は見るからにあらぬ方向へとひん曲がり、まさに「瀕死」「死に体」などという言葉どおりの状況であった。 マミですら最初は無意識下で「こんな状態でよく生きていられるものだ」と思ってしまったほどである。 微々たるものとはいえ、マミが治癒魔法を施していなければ、涼の言うとおり今頃は彼もすでにこの世に存在していなかったかもしれない。 マミ「……そんなことないわ。葦川くんが今こうして生きているのは、葦川くんの生きたいって思いが誰よりも強かったからよ」 涼「……そうかな?」 マミ「うん」 涼「……巴が言うならそうなのかもな……」 涼がそう言い終わるのとほぼ同時に、病室の扉が再び開いた。 花瓶に水を入れに行った翔一が戻ってきたのだ。 翔一「は~い! 花瓶にお水入れて来ました~!」 マミ「あっ。ご苦労様」 翔一「いや~、この病院、想像以上に中も広いんですね。迷いそうになっちゃいましたよ。花瓶は窓のあたりに置いておけばいいですかね?」 涼「あ、あぁ……」 翔一「わかりました! ……あ、そうだ。葦川さんってリンゴはお好きですか?」 涼「は? い、いや、別に嫌いじゃないが……」 翔一「そうですか! 実は来る途中に買ってきたんです! 今皮を剥いて食べやすいサイズに切りますから待っていてください!」 涼「……元気な奴だな」 マミ「えぇ。むしろ元気というより純粋って言ったほうがいいのかしら……?」 翔一「やっぱり、お見舞いでリンゴといえばウサギさんの形に切ったやつですよね~」 ―――キィン! キィィィン! 翔一「!?」 涼「!?」 キィン! キィン! キィィィン! 翔一「…………」 急に頭の中で何か違和感のようなものを覚えた翔一は、リンゴの皮を剥いていた手をピタリと止めてしまう。 マミ「? 沢野くん、どうし……」 涼「ぐ……がぁあああああ!!」 マミ「!? 葦川くん!?」 翔一「だ、大丈夫ですか!?」 涼「う、ぐあああああ……!!」 突然苦しみ始め、ベッドの上でのたうち回る涼。 その時、マミはふと自身の左手中指にはめられていた指輪――正確には指輪に形を変えている彼女のソウルジェム――に目がいった。 マミ(強い魔力の反応!? まさか近くに魔女が……!?) マミは再び涼の方へと眼を向ける。 マミ(――『魔女の口づけ』がない!?) 魔女の呪いにかかった人間は、身体の目立つ部位――主に首もとなど――に『魔女の口づけ』と呼ばれるタトゥーのような紋章が浮かび上がる。 マミは当初、涼が苦しんでいる原因は魔女の呪いによるものと思ったが、見た限り彼の身体には『魔女の口づけ』は見られなかった。 マミ(魔女の呪いによるものじゃない? いったいどういうこと? いや、今はそれよりも……) 翔一「巴さん、俺先生や看護師さん呼びますね!」 マミ「えぇ、お願い!」 そう言い残すと、マミは病室の外へ出る。 マミ「間違いない……。近くに魔女がいる……!」 ソウルジェムを指輪から本来の形へと戻し、それを手にすると、マミは病院の廊下を駆け出した。 マミ「……見つけた!」 ソウルジェムが指し示す魔力の反応を頼りにマミが病院の外に出ると、人目の付きにくい物陰に空間の歪みのような現象が発生していた。 魔女の結界が侵食している証である。 マミ「――!」 周囲に人目がないことを確認すると、マミはソウルジェムをかざす。 すると、マミの身体はソウルジェムから発せられた黄色い光に包まれ、次の瞬間には彼女の服装は、制服から魔法少女の装束へと変わった。 空間の歪みに若干のブレが生まれる。 おそらく、結界内の魔女がマミの魔力を感じ取ったのだろう。 大抵の魔女は、この後、結界ごとその場から逃走を図るが―― マミ「逃しはしないわ!」 マミは早かった。 瞬時に歪みとの距離を詰めると、そこに向かって手を伸ばし、やがて触れる。 すると、マミのソウルジェムがほんの一瞬輝き、空間の歪みを大きな紋章のようなものに変えた。 魔女の結界へと繋がる、一種のゲートが出来上がったのだ。 マミ「――!」 何も言わず、その紋章へと飛び込むマミ。 紋章の先に広がっていたのは当然、魔女の結界――ファンシーともメルヘンとも神秘的とも感じられるが、どこか精神的に嫌悪感や不快感を催す世界だ。 翔一「…………」 翔一は今、病院の廊下で何もせず1人ただその場でつっ立っていた。 あの後、病室へとやって来た医者や看護師たちの邪魔にならないようにと自ら病室を出たはいいが、自身のやるべきことがなくなってしまったからだ。 翔一「う~ん、本当にどうしようかな……。巴さんも気がついたらどっか行っちゃってるし……」 ???「……こんな所で、本当に何もしないでいていいの?」 翔一「えっ?」 不意に声をかけられる翔一。 声のした方へ目を向けると、そこには翔一と同年代の女の子が1人立っていた。 その女の子を一言で言い表すならば『黒』―― 腰のあたりまでまっすぐ伸ばされた髪の色も、瞳の色も、そして彼女から感じる雰囲気も、まさに黒一色であった。 翔一「君は……」 ???「あなただって気づいているはず。あなたたちがさっき感じたものの原因が、人間にとって、そしてあなたたちにとって脅威であるということに――」 翔一「…………」 ???「すでに巴マミは動いている。あなたはどうするの? この世界のアギト」 翔一「!!」 ???「あなたが本当に人間を救いたいと願っているのなら、その力はあなた自身の手で完全に制御することができるはずよ」 翔一「…………!」 翔一は少女に何も言い返すことなく、その場から駆け出した。 そして、そこには少女だけが残る。 ???「……本当に彼で大丈夫なの、斗真?」 1人残された少女――暁美ほむらは、誰に語りかけるわけでもなく、そのような言葉を呟いた。 翔一「これか……?」 病院を出た翔一は、人目のつかない物陰にひっそりと浮かぶ巨大な紋章を見つけると、その前に立った。 翔一「すぅぅぅぅぅ……」 翔一「はぁぁぁぁぁ……」 一度大きく息を吸い、そして吐く。 自分でも珍しく緊張しているな、と翔一は思った。 翔一「…………」 チラリと自身の手や足に目を向けると、微かに震えていた。 すでに何度か経験していることだというのに、何故今回に限って――などとは思わない。 当然だ。 今まで『コレ』は無意識下でやっていたこと――自身にとっては眠っているときに見る夢のようなものだった。 ――だが、今回は違う。 初めて明確な自分の意志のもとで『コレ』を行うのだ。 誰のためでもなく、かといって自分のためでもない―― ただ、“自分はアギトだから”―― それだけのこと、ただそれだけのこと故に沢野翔一は―― 翔一「――!」 ――素早く動かされる翔一の腕が、文字どおり空を切る音が周囲に響き渡る。 まず最初に、左腕を腰の横に引き、同時に右腕を左脇腹の腰のあたりへと伸ばす―― 直後、今度は伸ばした右腕を曲げて、右手は親指と人差し指と中指のみ真っ直ぐ伸ばしている状態で顔の正面へ持っていく。 そして、一呼吸置いた後、その右手をゆっくり前に出しながら徐々に右腕を伸ばす。 その動作は、どことなく人間が神に対して祈りを捧げているかのようにも見える。 ――ちなみに、ここまでの動作にかかった時間は5秒にも満たない。 やがて、右腕を伸ばしきったところで、翔一は両目をかっと見開く。 そして、高らかに、まるでその世界にいる自身を含む全ての存在に対して神に変わって代弁するかのごとく『ソレ』を宣言した―― 翔一「変身!」 その言葉と同時に、最初に引いた状態のままだった左手も真っ直ぐ前へと伸ばされる。 その際、右手同様、指は親指と人差し指と中指のみ真っ直ぐ伸ばすのを忘れない。 やがて、伸ばされた両腕は、右腕が上、左腕が下になる形で交差する。 そして、交差した両腕はそのままの状態で下ろされ、腰のあたりの高さに来たところで止まる。 すると、丁度両腕が交差している場所の近く――翔一のへそから上のあたりに、光が渦を巻いて溢れ出した。 光に包まれる翔一。 その光は、ほんの一瞬で消えてしまうが、光が消えたとき、そこには翔一の姿はなかった。 あるのは、禍々しい姿でありながらも、どこか神々しさも併せ持った黄金の異形――『アギト』の姿だけだ。 ――『変身』は完了した。 アギト「…………!」 自身の変身が無事に完了したことを感じ取ると、アギトは右腕を曲げて肘を前にかざし、左腕を腰の横に引きながら両膝を僅かに曲げて重心をやや下に落とす。 それは、自身の変身を周囲の存在に知らしめると同時に、戦闘態勢に入ったことを宣言するかのようであった。 マミ「見つけた……」 その頃、魔女の結界内では、すでにマミが最深部へと到達していた。 彼女の目の前には、この結界の主である魔女がその姿を堂々と晒している。 ――その魔女の姿を、言葉で表現するならば、『星』だった。 よく絵などで書かれる、俗にいう“星型”と呼ばれる形をした巨大な存在が、現在マミの目の前にいる。 ただ、その色は、星のように神秘的で美しいものではなく、極彩色で禍々しいものだったが―― マミ「…………」 しかし、マミたち魔法少女にとって、相手の姿や色など関係ない。 魔女である以上、倒す――それだけだ。 マミはまず、スカートを若干たくし上げた。 すると、そこから数丁のマスケット銃が姿を現し、彼女の足元周辺に突き刺さった。 マミは突き刺さったマスケット銃のうちの1丁を手に取ると、すぐさまその銃口を魔女へと向け、引き金を引いた。 放たれたマミの魔力によって作られた銃弾は、魔女の身体のど真ん中を撃ち抜く。 ――手応えはあった。 だが、マミはこの程度で仕留めたとは思わない。 すぐに撃ち終わったマスケット銃を後方へ投げ捨てると、足元に突き刺さっている別の1丁をその手に取る。 マミ(さて、向こうはどんなアクションを起こしてくるか……) 再び銃口を魔女に向けるマミ。 ――それに対して、魔女は予想外な行動で応戦してきた。 マミ「えっ!?」 ――自らバラバラに砕けたのである。 正確に言うと、先ほどマミによって開けられた風穴を中心に、魔女の身体全体にいきなり亀裂がはしり、次の瞬間にはそうなったのだ。 一瞬、まさか本当に倒してしまったのか、とも思ってしまったマミだが、すぐにその考えは撤回する。 ――砕けた魔女の破片が、みるみるうちに形を変え、やがてそのひとつひとつが小型の星型魔女となったからだ。 マミ「……なるほど、星じゃなくてヒトデだったってワケね……」 表面上は未だ余裕しゃくしゃくとばかりに笑みを浮かべるマミであったが、内心では面倒なことになったわねと愚痴を漏らす。 無数の星型魔女もといヒトデ魔女たちが一斉にマミに襲いかかる。 しかし、マミはそれに対して焦りを見せることなく、右手をばっと前に突き出した。 すると、彼女の周辺から黄色い糸のようなものが大量に伸び、瞬時にそのひとつひとつが絡み合って、一枚の大きな黄色い布地となる。 それは、普段マミが相手の動きを封じるために用いている拘束魔法を応用して、突発的に編み出した簡易防御壁であった。 無数のヒトデ魔女たちは、次々とその防御壁に引っかかり動きを止めていくが、さすがに正面に壁を作るだけでは全てのヒトデ魔女の動きを止めることは出来ない。 すぐさま数十体ほどのヒトデ魔女が防御壁を迂回する形でマミの目の前に姿を現した。 それに対してマミは、その内の1体に対してマスケット銃を撃ち、その1体を撃ちぬくと、残りは撃ち終わったマスケット銃の銃身で叩き落とす。 時には己の足による蹴りや踏みつけもお見舞いした。 ――順調にヒトデ魔女たちを倒していくマミであったが、さすがに数の暴力の前では徐々に旗色が悪くなってくる。 マミ「いくら何でも、数が多すぎるっ……!」 ついには、そのような愚痴を思わず口からこぼしてしまった。 マミ(せめて、こいつらの行動パターンさえわかれば、何か糸口が掴めるかもしれないけど……!) ――彼女のその願いは、意外にもすぐに叶えられることになる。 ドオォォォォォン! ――突如、マミたちのいた最深部のフロアに轟音と共に土煙が巻き起こった。 命がけの戦闘中でありながらも、マミの目は思わず轟音の発信源へと向いてしまう。 だが、不思議なことに、その時は魔女たちの動きもピタリと止まっていた。 やがて、土煙が晴れていくと、そこには―― Believe Yourself ttp //www.youtube.com/watch?v=ANEt7s6bu6Q feature=related アギト「…………」 マミ「アギト!?」 思わずその名を叫んでしまうマミ。 アギト――キュゥべえ曰く『神から力を授けられた存在』。人間を遥かに超越した力を持つ黄金の異形―― それが三度目マミの前に姿を現したのである。 アギト「…………」 マミ「!?」 自身の名を呼ばれたアギトとマミの目が合う。 思わずビクリとしてしまうマミであったが、それに対してアギトは何の反応も示さず、ただマミの姿をじっと見つめていた。 しばしの間――といっても、厳密には数秒程度――お互いの視線を向け合っていた両者だったが、再びヒトデ魔女たちが一斉に活動を開始すると、マミとアギトはそれぞれヒトデ魔女へと目を向ける。 マミ「言葉が通じるか分からないけど、一応尋ねるわ! あなたは一体何者なの!? 敵なの!? それとも味方なの!?」 アギト「…………」 自分たちに襲いかかるヒトデ魔女たちをあしらいながら、マミはアギトに向かって叫ぶ。 が、やはりアギトはマミの問いかけに対して返答をするような仕草は見せない。 まるで、言葉が通じないというよりは、目の前の戦いに集中し切っている、もしくはマミと話す舌は持たないと言わんばかりに―― マミ「…………!」 そんなアギトに対して一瞬苛立ちを覚えるマミであったが、すぐさま目の前の敵に集中する。 マミは再びマスケット銃を構えると、群れの中の1体を撃とうとその銃口をヒトデ魔女たちに向ける。 ――だが、マミが引き金を引こうとするより前に、アギトが右手でマスケット銃の銃身をむんずと掴み無理やり銃を下ろさせてしまう。 マミ「!? な、何するの!?」 何故邪魔をするのかと思いながら、アギトの方へ目を向けると、アギトは左手である一点を指さしていた。 マミ「えっ?」 マミがアギトの指し示す方へと視線を向けていくと、そこには群れに紛れて1体だけ若干違う動きをしているヒトデ魔女の姿があった。 マミ「まさか……!」 瞬間、マミは悟った。 この魔女は、本体とそれを守護する無数の偽物たちで構成されている一種の『群体』であるということに。 偽物たちに襲いかからせることによって、相手の注意をそちらに向けさせ、本体はその存在を隠していたのだ。 そして、先程アギトが自身の呼びかけに何の反応も示していなかったのは、その本体を探すことに集中していたからであることも―― マミ「……なるほど、木を隠すなら森の中ということね!」 そう言いながら、マスケット銃を構え直すマミ。 手品のタネさえわかってしまえばこっちのものである。 対してヒトデ魔女――正確にはヒトデ魔女を護る偽物――たちは本体を護るために、一斉にマミに襲いかからんと迫る。 だが、そんな魔女モドキたちの前にアギトが立ちはだかった。 アギト「――!」 次々と魔女モドキたちに拳と蹴りを放つアギト。 その腕や足がひとつ振られる毎に、二桁近くの魔女モドキが叩き落とされたり、吹っ飛ばされていく。 ――マミがマスケット銃の引き金を引いた。 放たれた弾丸は、真っ直ぐ本体であるヒトデ魔女へと飛んでいく。 だが、本体を守ろうと、魔女モドキたちがその軌道上にわらわらと集まってくる。 ――しかし、それがマミの狙いだった。 マミ「残念だったわね」 不敵な笑みを浮かべるマミ。 それと同時に、放たれた魔力の弾丸はポンと音をたてて弾け、先ほどの防御壁を形成したものと同じ黄色い魔力の糸を周囲に飛び散らせた。 やがて、魔力の糸はそれぞれが絡みあうと、今度は黄色い巨大な網となり、ヒトデ魔女と魔女モドキたちをまとめて包み込んでしまう。 その光景は、さながら投網漁業のようであった。 敵の動きを完全に封じたことを確認すると、マミは自身の襟元に結ばれていたリボンを解いた。 そして、そのリボンに自身の魔力を流しこむ。 ――すると、リボンは一瞬にしてマミよりも一回りも二回りも大きい、巨大マスケット銃へと姿を変えた。 銃口をゆっくりと魔女たちの方に向け、しっかりと狙いを定めるマミ。 そして―― マミ「ティロ・フィナーレ!」 ティロ・フィナーレ――イタリア語で『最後の一撃』という意味の名を持つ射撃、否砲撃魔法が巨大マスケット銃から放たれた。 放たれた一撃は、まるでビームのように黄色い直線を描きながら、標的である魔女へと伸びていく。 やがて、それは魔女たちに直撃すると、フロア全体に轟音と振動を響き渡らせるほどの大爆発を巻き起こし、網の中の魔女たちをまとめて木っ端微塵に吹き飛ばした。 マミ「ふぅ……」 ほっと一息吐き、巨大マスケット銃へと姿が変わっていたリボンが元の姿に戻るのを確認すると、マミはそれを手早く襟元に結び直す。 そして、リボンを結び直すと、魔法少女としての姿から普段の制服姿へと戻る。 魔女の結界が消滅したのは、それとほぼ同時だった。 ポトリと、マミの近くに何かが落ちる音がした。 マミが目を向けると、そこには魔女の卵であるグリーフシードが転がっていた。 本来ならば危険な代物であるグリーフシードだが、魔法少女によって倒された魔女が落としたものはまだ完全には熟していない。 そのため、その熟していないことで生ずる空スペースを利用して、魔法少女たちは自身の魔力の回復を行うのだ。 魔法少女のソウルジェムは、魔法少女の証であると同時に、魔法に必要な魔力の源でもある。 そして、魔力が枯渇してくるとソウルジェムに濁りが生じる。この濁りをグリーフシードの空きスペースに移し替えるのが、魔力の回復だ。 その方法も、濁りがあるソウルジェムをグリーフシードに近づけるだけと至って簡単である。 早速、マミも自身の魔力の回復を行う。 そして、無事に濁りを移し終えた後グリーフシードの方を確認してみると、その色は濁りを移した影響から先程よりもドス黒く染まっていた。 マミ(さすがにこれ以上使うのは危険ね。今度キュゥべえに処分してもらいましょう……) そう思いながらソウルジェムを指輪の形へと変化させ自身の指にはめると、マミはここにきて重大なことを思い出した。 マミ「……あっ! そうだわ、アギトは!?」 マミは大慌てで周囲を見回すが、そこにはすでにアギトはおろか、自分以外誰の姿もなかった。 マミ「……もう……。何やっているのかしら、私……」 肝心なところでどこか抜けてしまっている自分自身に対して、マミははぁとため息を吐いた。 翔一「あっ! 巴さん、こんな所にいたんですか!」 マミ「!? あ……さ、沢野くん……」 翔一「もう。何も言わずに、いきなりいなくなるなんて酷いじゃないですか。いったい何処に行ってたんです?」 マミ「ご、ごめんなさい。……あの、葦川くんは?」 翔一「あぁ、葦川さんならもう大丈夫ですよ。あの後すぐに先生や看護師さんたちが来てくれましたから」 マミ「そう……」 それを聞いたマミはほっと胸をなで下ろした。 涼の様態が急変した原因は結局マミにはわからなかったが、それでも大事にはいたらなかったのは幸いである。 マミ(……でも、やっぱり魔女の呪いが関係していたのかしら?) 翔一「ささ、こんな所にいつまでもいるのも何ですから、早く葦川さんの病室に戻りましょう」 マミ「……えぇ」 病院内へと戻る途中、マミは一度足を止め、先ほどまで魔女の結界が存在していた場所にチラリと目を向けた。 マミ(……アギト、本当に何者なのかしら……?) とある家のとある一室―― そこには今、1人の少女がいた。 それは、先ほど病院で翔一に謎の言葉を投げかけ、かつ彼が『アギト』であることを知っていたあの『黒い少女』――暁美ほむらであった。 ほむらがいるその部屋は、広い反面、彼女が今座っている椅子とテーブル、そして、そのテーブルを挟む形で位置されている今は誰も座っていない椅子が1脚存在するのみという非常に質素な部屋であった。 また、部屋の床や壁、天井は一面白で統一されており、はっきり言って人間の視覚的にはあまりよろしくないデザインだ。 ???「…………」 ほむら「……来たわね」 自分以外の者の気配を感じたほむらは、ゆっくりと視線をもう1脚の椅子の方へ向ける。 すると、そこにはほむらに勝るとも劣らぬ黒一色な装いをした青年が椅子に腰掛けていた。 ほむら「……アギトに会ってきたわ」 ???「そうですか」 そう言いながら、その『黒い青年』はチラリとほむらの方を見やる。 青年のその黒く済んだ瞳は、「まだ何か言いたいことがあるはずでは?」と、ほむらに対して問いかけているようであった。 ――そんな青年の様子を見て、ほむらも再び口を開く。 ほむら「……でも、どういうこと? 沢野翔一以外の人間にも『アギト』の片鱗が見られたわ。あなたが“この世界”に授けてくれた『アギト』はひとつだけだったはず……」 ???「確かに、私があなた、そしてこの世界の人間のために授けた種はひとつ……。ですが、私も予期していなかった事実が判明してしまいました」 ほむら「……まさか……」 ???「はい。この世界には、“私の世界”に存在した『アギトであった者』の並行存在の他にも、『アギトとなってしまった者』の並行存在がいたということです」 ほむら「――!?」 ???「そして、その者が偶然にもこの世界のアギトと接触してしまったことによって、副産物的に秘められていた力を目覚めさせてしまった……」 ほむら「つまりそれって……」 ほむらが全てのことを口にするよりも先に、青年はゆっくりと頷く。 ほむら「……ギルス……!」 場所を再び病院へと戻す。 葦川涼の病室には現在、涼と巴マミ、そして沢野翔一の3人の姿があった。 マミ「……えっと……つまり、どういうこと?」 涼「先生が言うには、無理に身体を動かし過ぎたのが原因じゃないか、だそうだ。筋肉の発熱と痙攣が激しくなっているらしくて……」 翔一「それって、ただの筋肉痛とは違うんですか?」 涼「俺にも詳しくはわからない。ただ、俺の筋肉組織が今も膨張を続けていることだけは確からしい……」 マミ「…………」 涼「おかげで退院はもうしばらく先になりそうだが……。まぁ、過ぎてしまったことは仕方がないさ」 マミ「葦川くん……」 涼「そう心配そうな顔するなよ。別に命に関わる問題じゃないんだから。多分、俺の身体がもっと休みたがってるんだよ」 マミ「…………」 涼「巴、それと沢野、今日はありがとうな……。その、もしよかったら……すぐにとは言わないが、また見舞いに来てくれないか?」 翔一「はい! 俺なんかでよかったら!」 マミ「……えぇ」 翔一「それじゃあ、葦川さん、俺たち今日はこれで失礼します」 涼「あぁ」 涼「…………」 涼「……」 涼「……一体どうしちまったんだ、俺の身体は……?」 誰もいなくなった病室で、涼は自身の手をじっと見ながらポツリとそう呟いた。 次回予告 「俺、やっぱり魔法や超能力の存在信じることにしました」 「単刀直入にいうわ、沢野翔一。私に協力して欲しい」 「この世界にはね、人間に不幸をもたらす『魔女』と呼ばれる存在がいるの」 「ま、魔女……ですか?」 「な、何……? 誰なの、あなた……?」 「こんな所で死にたくなかったら、ソイツから離れなさい」 次回 第3話「私たちの相手は魔女じゃないわ」 目覚めろ、その魂! BACK 第1話 Next 第3話
https://w.atwiki.jp/daipa_playroomstyle/pages/19.html
ポケモン図鑑 各ポケモンの名前をクリックすると詳細を確認できます。 各ポケモンページはALLページとなっており、名前の横の"?"をクリックして編集が可能です。 皆様のご協力を是非是非お願いします。 No. ポケモン 101 マルマイン 102 タマタマ 103 ナッシー 104 カラカラ 105 ガラガラ 106 サワムラー 107 エビワラー 108 ベロリンガ 109 ドガース 110 マタドガス 111 サイホーン 112 サイドン 113 ラッキー 114 モンジャラ 115 ガルーラ 116 タッツー 117 シードラ 118 トサキント 119 アズマオウ 110 ヒトデマン 121 スターミー 122 バリヤード 123 ストライク 124 ルージュラ 125 エレブー 126 ブーバー 127 カイロス 128 ケンタロス 129 コイキング 130 ギャラドス 131 ラプラス 132 メタモン 133 イーブイ 134 シャワーズ 135 サンダース 136 ブースター 137 ポリゴン 138 オムナイト 139 オムスター 140 カブト 141 カブトプス 142 プテラ 143 カビゴン 144 フリーザー 145 サンダー 146 ファイヤー 147 ミニリュウ 148 ハクリュー 149 カイリュー 150 ミュウツー 151 ミュウ
https://w.atwiki.jp/freegamemusic/pages/198.html
概要 曲一覧 概要 サイト:https //karugamobgm.comhttp //karugamo.tk/ https //sites.google.com/site/karu6615/ 曲一覧 曲名 ファイル名 使用作品 備考 作曲者 帝国進軍歌 Kbgm072-t_singun Emerald Party とび エターナルフォース Kbgm162-e_force うわさのクレープ屋 Kbgm164-u_crepe 空とぶヒトデ [幻想]139-s_hitode N・G・R [ASbattle]145-ngr stage 4 Kbgm169-stage4 かるがも横町 Kbgm082-k_yokocho.mid 四月馬鹿達の宴 先生にゆーたろ Kbgm097-senseini.mid 暗がり族 Kbgm098-kuragari.mid 想いを弓に Kbgm019-omoiyumi.mid Shutter Chance 3/2 静かな入江 Kbgm042-sizukana.mid 森とおじいさん Kbgm073-moritooji.mid 星空いつまでも Kbgm076-hoshizora.mid Kalimba KbgmB04-kalimba.mid ロール Fanfare Kme003-roll_f.mid
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/62690.html
【検索用 きょしんのかたからみおろして 登録タグ 2024年 VOICEROID nekomo あ. き そねもち るねつき アートトラック 多良レイト 曲 曲か 桃音モモ 海茶 琴葉茜 琴葉葵】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 旧バージョン(Prototype) 作詞:海茶 作曲:海茶 編曲:海茶 絵:nekomo・るねつき・そにもち・あ. 唄:琴葉茜・琴葉葵 協力:多良レイト 曲紹介 ↖⚀人ぞ知る よすがの明けに 振り出せば⚀↗ 曲名:『巨人の肩から見下ろして』(きょじんのかたからみおろして) 海茶氏の第4作であり、処女作である。 ニコニコ動画では現在、琴葉姉妹歌唱のリメイク版のみが投稿されている。 旧バージョン(Prototype)では桃音モモ歌唱。Prototype版では歌詞や構成が若干異なっている。 歌詞中に各時代の著名な人物の短歌が盛り込まれている。 ぼかえり2024夏 A.I.VOICE賞受賞作品。 歌詞 (動画より書き起こし) 巨人の肩から見下ろした 朝日昇る町で 失くした記憶の欠片 探す旅に出た 巨人の肩から見下ろして 凪いだ時の風受け いつか耳にした言葉 繋がるその日まで 時間の流れが 壊された世界に 車も電車も飛行機も 忘れられても 僕らの記憶に 眠る言葉たちが 巨人を動かし この町に明日の風を綴る 観自在菩薩 行深般若波羅密多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是 舎利子 是諸法空相 不生不滅 我が衣手は(秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ/天智天皇) 君が袖振る(あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る/額田王) 黄葉の(ま草刈る 荒野にはあれど 黄葉の 過ぎにし君が 形見とぞ来し/柿本人麻呂) 松は知るらむ(天翔り あり通ひつつ 見らめども 人こそ知らね 松は知るらむ/山上憶良) 千早振る(千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは/在原業平) 移りにけりな(花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに/小野小町) 春の日に(久かたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ/紀友則) 関は許さじ(夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも 世に逢坂の 関はゆるさじ/清少納言) 見渡せば(見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ/藤原定家) 蛙飛び込む(古池や 蛙飛びこむ 水の音/松尾芭蕉) 雪とけて(雪とけて 村いっぱいの 子どもかな/小林一茶) 鐘が鳴るなり(柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺/正岡子規) 停車場の(ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく/石川啄木) あつき血汐に(やは肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君/与謝野晶子) 弥勒は出でず(月落ちて さ夜ほの暗く 未だかも 弥勒は出でず 虫鳴けるかも/斎藤茂吉) この味が(『この味が いいね』と君が 言ったから 七月六日は サラダ記念日/俵万智) 巨人の肩から見下ろした 朝日昇る町で 失くした記憶の欠片 探す旅に出た 巨人の肩から見下ろして 凪いだときの風受け いつか耳にした言葉 繋がるその日まで きょじんの かたから みおろした あさひ のぼる まちで なくした きおくの かけら さがす たびに でた きょじんの かたから みおろして ないだ ときの かぜ うけ いつか みみに した ことば つながる そのひまで 巨人の肩から見下ろした 朝に焼けた町で 温故知新(ふるきたずねいまをしり) 甦る時の流れ 巨人の肩から見下ろして 昼と夜と暮れとを 繋ぐ橋が架かる空 走れ!次の場所へ + ここから先は聞き取った歌詞そのままなので間違ってる可能性大 だーだだだー 日を私と慕う ときを浮かべた 記憶(記録?)のパーツ また出会うときの扉 浮かべ 探し出しに出た 雲浮かべて 2人の時をくださらば ただとしたるに 未確のパーツ ただ三途(?)の右が あかねになる その歌うその日 また会える(得る?)かな コメント 多分タイトルロゴの見の中が⚃ではなく⚁なのは二本目の巨人の肩から見下ろしてってことでしょそれはそうとして真ん中に置く女の子と積み重ねた功績が手に入って良かったね! -- 考察厨 (2024-09-01 11 12 33) 海茶さん安定の歌詞の良さ -- 名無しさん (2024-09-01 13 18 03) この曲の歌詞でクモヒトデなんとか鉄道オドロボの流れを理解したのにこの曲がどこに入るかが謎になった。時間の流れが壊れている事と葵ちゃんの目でさらに謎。 神曲 -- 名無しさん (2024-09-01 19 57 11) プロトタイプの般若心経パート好きすぎる -- 名無しさん (2024-09-01 19 58 00) 朝に焼けた町…ずっと焼けてるからなんとか鉄道は暮れない紅で走り続けたのかな… -- 名無しさん (2024-09-01 20 17 15) つまり巨人→なんとか鉄道→おどロボ→クモヒトデが時系列なのかな? -- 名無しさん (2024-09-01 20 17 57) 多分だけどおどロボとクモヒトデの中間に雨の部分入るよね? -- 名無しさん (2024-09-02 11 49 04) 個人的に巨人→なんとか鉄道→おどロボ→クモヒトデ→→→巨人って思ってるわ -- 名無しさん (2024-09-02 16 06 36) 最後の部分の歌詞書いてはみたが間違ってるとこいくつかありそうなので他の人に修正任せます -- 名無しさん (2024-09-02 18 26 33) この歌で短歌好きになった -- 名無しさん (2024-09-03 10 22 51) 走れ!次の場所へ!以降の憶測歌詞削除されちゃった… -- 名無しさん (2024-09-06 00 37 49) プロトタイプ版歌詞違うな -- 名無しさん (2024-09-11 12 53 28) 次の場所へ!以降は格納されましたね -- 名無しさん (2024-09-16 21 53 31) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。