約 2,335,988 件
https://w.atwiki.jp/dmorika/pages/3520.html
《紅神龍サイレン!バイオリアス》 紅神龍サイレン!バイオリアス UC 火文明 (4) クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン/ハンター 3000 このクリーチャーが破壊された時、相手は自身のマナゾーンからカードを2枚選び、持ち主の墓地に置く。 収録セット DMO-65 「救世編(ディバイン・ジャッジ) 第1弾」 参考 [[]]
https://w.atwiki.jp/horserace/pages/671.html
アラタマバイオをお気に入りに追加 アラタマバイオの情報をまとめています。リンク先には学生・未成年の方には不適切な表現内容が含まれる場合があります。またリンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。 アラタマバイオ <保存課> 使い方 サイト名 URL アラタマバイオ <情報1課> #bf アラタマバイオ <情報2課> #blogsearch2 アラタマバイオ <情報3課> #technorati アラタマバイオ <報道課> gnewプラグインエラー「アラタマバイオ」は見つからないか、接続エラーです。 アラタマバイオ <成分解析課> アラタマバイオの82%は果物で出来ています。アラタマバイオの12%は小麦粉で出来ています。アラタマバイオの4%は白インクで出来ています。アラタマバイオの2%は真空で出来ています。 ページ先頭へ version3.0
https://w.atwiki.jp/horserace/pages/1351.html
クイーンバイオをお気に入りに追加 クイーンバイオの情報をまとめています。リンク先には学生・未成年の方には不適切な表現内容が含まれる場合があります。またリンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。 クイーンバイオ <保存課> 使い方 サイト名 URL クイーンバイオ <情報1課> #bf クイーンバイオ <情報2課> #blogsearch2 クイーンバイオ <情報3課> #technorati クイーンバイオ <報道課> 何十億人もの人々が待ち望む新型コロナワクチン - swissinfo.ch 全ての子どもたちの笑顔のために。 くらしごと - kurashigoto.hokkaido.jp クイーンバイオ <成分解析課> クイーンバイオの34%は蛇の抜け殻で出来ています。クイーンバイオの28%は陰謀で出来ています。クイーンバイオの19%は波動で出来ています。クイーンバイオの15%は純金で出来ています。クイーンバイオの2%はアルコールで出来ています。クイーンバイオの2%は税金で出来ています。 ページ先頭へ version3.0
https://w.atwiki.jp/toefan/pages/119.html
+ 目次 研究室の爆発 キールの旅立ち 研究室の爆発 サンクからは「気にしなくていい。短気だけど、忘れるのも早いんだ」とのこと。 キールの旅立ち リッド達と合流してモルルへ向かう際、キールはカーライル学部長に「証明してみせるさ、ぼくの正しさを。こんなところにこもって研究してる奴には決して見つけられない真実をね」と吐き捨て、カーライルも「相変わらず口だけは達者な奴だ。いずれお前にもわかるだろう。自分が若かったのだということが」と返す。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/558.html
BIOHAZARD OUTBREAK Part21-47~54・56~59・78~81・85~87・93~99・103 ペアエンドについて追記:prt42-322 47バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 10 19 10 ID C+0hyCVw 大まかな説明 舞台はバイオ2、3のラクーンシティ。 一般市民は何をしてたのかって話。 8人の中から、一人を選んで進行。 オフラインなら自分とAIPC二人、オンラインだと四人。 (シナリオは誰でも同じ話。一部例外有り。) OB1,2共に5つのシナリオに別れており、 各話はほぼパラレルワールド。 あえて言うなら、図で表すとこんなの 始まり 始まりの次 終わり (順序不明) OB1 発生 零下 巣窟 獄炎 決意 OB2 咆哮 異界 記憶 死守 突破 48バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 10 20 17 ID C+0hyCVw プレイヤーキャラ8人 ケビン・ライマン ♂ 31歳 ラクーン市警に勤める警察官。竹を割ったような性格。 マーク・ウィルキンス ♂ 52歳 ラクーン市内の警備会社に勤める、老いても屈強な警備員。 若い頃に戦争経験があり、戦争の空しさを知っている。 ジョージ・ハミルトン ♂ 39歳 ラクーン市内の病院の外科医。 リーダー格ではないが、周りの信頼を得やすい性格。 シンディ・レノックス ♀ 24歳 バー「J`sBAR」のウェイトレス。 いつも明るい笑顔を絶やさない人気者。意外と度胸が据わっている。 49名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/02/03(金) 10 21 05 ID C+0hyCVw デビット・キング ♂ 年齢不詳(30前後?) 無口な配管工。卓越したナイフさばきは、過去に何かあったことを語っている。 アリッサ・アッシュクロフト ♀ 28歳 好奇心旺盛な新聞記者。強気で負けず嫌いな為、他人と衝突しがちだが、 自分を慕うものには面倒見がいい。 ジム・チャップマン ♂ 24歳 地下鉄道員。気さくで陽気なムードメーカー。 どこか憎めない。 ヨーコ・スズキ ♀ 20歳 自称大学生。控えめな性格だが、強い探究心を持ち、 ひとつのことに集中し始めると他に気が回らなくなるようだ。 50バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 10 21 58 ID C+0hyCVw 用語解説 T-ウイルス 人をゾンビに変えるウイルス。生身にも死体にも効果有り。 他の生物にも利いて、色々と便利。 ラクーンシティにはこれが蔓延中。 それをゲームにも反映して、ウイルス感染ゲージが有り、 100%になるとプレイヤーは死亡(ゾンビ化)する。 アンブレラ T-ウイルスを作った製薬会社。 T-ウイルス関連のことは必死に隠蔽している。 51バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 10 23 04 ID C+0hyCVw 発生 T-ウイルスが蔓延してることも知らずに、 バーで過ごす主人公達。 そんな中、少し様子のおかしい客が入ってくる。 その客がいきなりウェイトレスに噛み付く。いわゆるゾンビ。 さすがに入り口からは出られないので、他の脱出口を探しに バーの奥へと進んで行く主人公達。 ゾンビが迫ってくる中、屋上から隣の雑居ビルへ。 移る途中、警察の避難勧告が聞こえる。 雑居ビルの一階から道路に出ると、警察がゾンビを撃退しつつ 非難するように促す。 が、頼みの警官も、倒しても倒しても 湧き出てくるゾンビには敵わず、ゾンビ達にやられてしまう。 52バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 10 26 14 ID C+0hyCVw 後ろも通行止めで、絶対絶命になるが、 近くにあったタンクローリーからガソリンを流し、 ライターで火を付け、何とかゾンビの群れを撃退する。 勿論、そのままだとタンクローリーも爆発するので、 脇の水路に飛び込む。 (飛び込まないと、爆発に巻き込まれてゲームオーバー。) 大爆発を起こしたタンクローリーをよそに、 水路から下水道を通って、他の場所に出る主人公達。 そこには僅かながら非難出来た人と、 避難用の車を用意した警察官らが。 車に乗り込み、安心したのも束の間、 しばらく進んだ道路は通行止めになっていた。 53バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 10 27 09 ID C+0hyCVw 仕方なく降りて、他の道を探そうと歩道橋を渡る。 しかし、歩道橋の下には今までのとは段違いの量、 道路を埋め尽くす程のゾンビの大群が。 警察がバリケードを作って塞ぎ、 爆弾をセットするが、バリケードを破ったゾンビ達に やられてしまう。 主人公達は僅かに残った武器を駆使し、 ゾンビの合間を縫って、警察の代わりに爆弾を爆破させる。 先ほどの車に戻って、そこから離れる主人公達。 そこから離れることは出来ても、 ラクーンシティからはまだ逃れられていない…。 発生終わり 54バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 10 40 28 ID C+0hyCVw 発生でのサブイベント プレイヤーキャラ、マーク時 親友のボブと共にバーに来ていたマーク。 食事をしている途中、ボブがいきなり椅子から倒れてしまう。 顔も真っ青で、見るからに具合が悪い。 肩を貸し、何とかバーの屋上まで着くものの、 ボブは自分がゾンビになることを悟ってしまう。 下げていた銃を持ち出すボブ。 マークの声も空しく、屋上に銃声が轟く。 難易度ハードまではこれだけど、 ベリーハードだとボブがゾンビ化して 襲ってきます。救われない。 後、最後の大量ゾンビ戦は車に引き返すと スルーしてクリア出来ます。 56バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 14 36 35 ID ktmI9IeX 零下 below freezing point 冒頭 研究員を撃ち殺す、謎の女性研究員。 培養液に満たされた何かを見て、もう戻れないとつぶやく。 迷うままに、怪しいトンネルへと来てしまった市民達。 閉まったままのゲートがあり、ダメかと思うが、 アラームと共に突然開く。 入って行くと、ターミナルのような場所へ。 進もうとすると、モニカと名乗る女性研究員から いきなり足元を撃たれる。 ヨーコの過去を知っている口調だが、 記憶が無いヨーコには訳がわからず。 銃を突きつけ、持っていたIDカードを奪い逃げていく。 57バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 14 37 29 ID ktmI9IeX 先へ進むとリフトが止まっており、脇のダクトへと入る。 が、仲間と離れ離れなってしまう。 どうやら研究所のような場所を探索しながら 何とか仲間と合流する。 ハシゴに絡み付いている巨大植物に、 合成した薬品「V-JOLT」を掛け、 枯らしたりしながら進んで行く。 研究所のメインとなる場所に辿り着くが、 まるで巨大な冷蔵庫のように凍り付いていた。 その頃、モニカは手にカプセルを持ち、 ターンテーブルを起動させようとしていた。 だが、凍り付いている為か、動かない。 ふと横を見たモニカが目にしたものは…。 58バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 14 38 29 ID ktmI9IeX 空冷システムを止め、 アンブレラが作ったと思われる生物兵器に襲われつつも、 ターンテーブルを起動させることに成功する。 モニカも来るが、着いた直後、倒れる。 カプセルは割れていた。 死んだと思われたモニカが立ち上がる。 突然苦しみ始め、胸から ピンク色の巨大なおたまじゃくしのような物が飛び出す。 周りの柱を伝い、登って行く…。 とりあえず、研究所から脱出することに成功した市民達。 そう思ったのも束の間、突然床からピンクのおたまじゃくしが。 どんどん巨大に成長し、それは襲って来た。 ターンテーブルの列車の体当たりで撃退。 列車に乗り込み、研究所を後にする市民達だったが、 ラクーン市外へその鉄道が走っている訳も無かった。 59バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/03(金) 14 43 39 ID ktmI9IeX 英語のサブタイトル(?)、 個人的に好きだったのに忘れてたorz 発生はoutbreakです。そのまんま。 研究所が凍り付いてる理由は ファイルに書いてあって、 逃げ出した生物兵器を止める為です。 (ピンク色のおたまじゃくしではなく、 初代にも出てくるハンターというブツ。) 61名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/02/03(金) 19 50 27 ID mLR6UbEF 乙です。 ターンテーブルってなにです?中華料理の卓しか思い浮かばない 73斑鳩sage2006/02/03(金) 23 59 58 ID CW5WX62G 61 ターンテーブルってのは線路の一部を列車を載せたまま回転させることで 列車の向きを変えて別の線路に切り替える設備のことだよ。 ttp //www.toysrus.co.jp/i/6/0/6/606960000L.jpg 78バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/04(土) 10 03 40 ID DImEYEh7 巣窟 the hive 病院へと逃げ込んだ市民達。 しかし、病院の周りはゾンビで囲まれたまま。 入り口のシャッターも、いつ壊れるかわからない。 他に脱出口を探そうと部屋を出ようとすると、 医者が入ってくる。 君達もとんだ時に入って来たものだねと、 一緒に脱出出来るような場所を探そうと出て行く。 探索に乗り出すが、他の一室で天井の枠を破り、 全身がヒルで覆われた人間のようなものが降りてくる。 銃器等で応戦するが、全く手応えが無く逃げることに。 とりあえずエレベーターの電気を点けようと、電圧を管理する部屋に行くと 先ほどの医者が電気を付けてくれている。 79バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/04(土) 10 04 43 ID DImEYEh7 電気が復帰し、一緒に行こうというところで 先ほどのヒル人間が医者を襲う。 もがきながらも必死に逃げる医者だが、 カートに乗ろうとして、滑って落ちてしまう。 ヒル人間は彼に覆いかぶさって、そのまま何処かへ行ってしまった。 エレベーターが復旧し、 ヒル人間のしつこい襲撃をかわしながら病院を探索していると 安全かどうかはわからないがB2Fにある下水道を利用して とりあえず病院からは脱出出来ることが判明。 しかし、B2Fの扉が開かない。 どうやら先ほどの医者の男のカードキーが無いと 開かないようである。 とりあえずヒルは熱に弱いことと、血が好きなことがわかるので 執拗に追ってくるヒル人間を 室温を変えられる部屋に輸血パックを置いて誘導し、ヒルを溶かす。 80バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/04(土) 10 05 51 ID DImEYEh7 ヒルが溶けて出てきたのは先ほどの医者だった。 何があったのかはよくわからないが、 持っていたカードキーを利用し、遂に下水道へ。 モーター付きのボートに乗り込むが、 少し進んだ先にヒルの壁のような物が。 減速も利かないので、危機一髪ボートから飛び降りる。 ヒルの壁はボートの爆発で取れたようだが、 そこから下水道の横幅ほどの巨大なヒルが。 上に伸びている高圧パイプを利用し、撃退。 市民達は何処へ続いているかもわからない下水道を 歩きで進んで行く。 81バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/04(土) 10 07 03 ID DImEYEh7 ヒル人間はたぶん、二人以上います。 医者と、わからないけど最初に出てくる誰か。 後、オフライン・オンライン共に市民の誰かがゾンビ化すると たまにそいつがヒル人間になります。 英語サブタイトルじゃなくて、完全に英語版タイトルですねorz 斑鳩の中の人、ターンテーブルの説明㌧クスです。トーマスワロスw 85バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/04(土) 13 42 10 ID BfpFf7E1 獄炎 hellfire 路地に迷い込み、周りをゾンビに囲まれてしまう。 脇に目をやると観音開きのドアが。 急いで入ると、ホテルの中抜けの部分のようである。 同時刻、ホテルのボイラー室に二人の消防士が来ていた。 生存者を探しているようで、話しながら歩いていた。 そんな中、いきなりボイラーが調子を悪くし始め、爆発した。 二人は逃げることも出来ず…。 市民達が側のドアに目を向けた瞬間、ドアが吹っ飛んだ。 中で爆発が起こったらしい。 中に入って行くと、爆発したボイラーの脇に消防士の遺体が。 近くに寄ると、ついている無線機が鳴り始める。 消防士に呼びかけているようで市民が返事をするが、 爆発の衝撃で壊れているらしく、呼んでも応答が無い。 微かにホテルのロビーに集合と聞こえ、無線が切れてしまう。 二人の消防士の遺体からタグを一つずつ取ってやる。 86バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/04(土) 13 42 57 ID BfpFf7E1 三階立てのホテルの中は火事で焼け崩れ、 迷路のようになっていた。 地図と絵画を使った仕掛け等を解いたり、 人間の皮を全て剥ぎ取ったような外見の怪物を退けながら ロビーへと近づいて行く。 ロビー2Fから梯子を下ろし、やっと辿り着く。 玄関に向かうが、途中いきなり上の鉄枠が外れる。 だが上を見ても何もいない。 何も無いかと思いきや、突然先ほどの怪物がぶら下がって現れる。 今までのより少し大きめで、以前女だったようなことも見受けられる。 伸びる舌を延ばし攻撃してくる怪物に苦戦しながらも 集めた銃火器を使って倒すと、 玄関に斧を持った消防士が助けに来てドアを打ち破る。 消防士の話によると洲軍が動き始めた程の騒動らしい。 証拠に、外にはヘリコプターも飛んでいる。 深刻な様子で早く街の外へ逃げるように言われる。 渡されたタグを見て、俺達もこいつらの分まで生きなきゃな…とつぶやく。 87バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/04(土) 13 51 13 ID BfpFf7E1 タグを取らずにクリアすると、 俺達も生きなきゃなの部分省略です。 余談ですがOBは結構本編とリンクしてて、 零下の研究所はバイオ2の研究所で、 巣窟の病院はバイオ3の病院です。 時間軸は大体バイオ2・3の 少し前の出来事みたいです。 93バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 12 03 32 ID +wKR97wA 決意 decisions,decisions 冒頭 どこかも分からない部屋で、研究員らしき男が 培養液に浸された巨人を見て怪しげにつぶやいている。 非難場所に溜まっている市民達。 ジョージが壁に掛かっている大量のメモから 友人から自分宛に書かれたメモを発見する。 伝えたいことがある。すぐ大学に来て欲しい。 ジョージは重大なことだと察知し、大学に行くことを決心する 数時間後…。 今まで一緒だった市民達と共に大学へやってきたジョージ。 だが大学もゾンビで溢れており、安全な所では無くなっていた。 鹿に二つの宝石を付け、友人のいる場所へ行くが、 既に友人は亡くなっていた。よく見ると、殺されたような形跡が。 だが、友人は死ぬ前に重大なことを残してくれていた。 パソコンの裏にメモに、T-ウイルスを死滅させることが出来る 「デイライト」という試薬の作り方が。 94バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 12 04 36 ID +wKR97wA メモには、T-ベース、T-ポイズン、T-ブラッド という物が必要だと書かれている。 それらの材料を探しに大学の地下へ。 カエルが巨大化して二足歩行をしているような外見の 生物兵器に襲われたりしながらも、 貯蓄されていたT-ベースと、 蜂の巣付近から採取したT-ポイズンを取得。 同時刻 前の巨人が外に出て、 アンブレラの特殊部隊と抗戦していた。 だが、特殊部隊の銃による攻撃が全く効いていない。 そんな中、少し離れた所から 銀髪の男性がスナイパーライフルで 巨人に何かの機械を撃ち込む。 その機械は巨人に取り付き、 何かを注入した後、血液を吸い取る。 95バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 12 05 33 ID +wKR97wA しかし効果が無く、あっという間に 数人の特殊部隊員を殺して去っていってしまう。 銀髪の男性がつぶやく。 「あの男の元へ行くだろうな。…仕掛けておくか。」 T-ブラッドが見つからないが、 とりあえず大学のホールへと戻ってきた市民達。 突然ガラスが割れ、巨人が目の前に。 アンブレラの生物兵器だろうが、 肩付近に何かの機械が付いているのが見える。 切れた電源ケーブルをショートさせて巨人を気絶させ、 機械を取って調べると、それがT-ブラッドだった。 製薬室に戻りデイライトを作るが、途中で電源がいきなり落ちてしまう。 奥の部屋に行くと、研究員らしき男性が。 「今までの行動は見させてもらった。 そろそろあいつの遊び相手をして欲しい。」 等と狂ったようなセリフを吐く。 96バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 12 06 29 ID +wKR97wA だが、喋っている途中に天井裏から何者かに いきなり頭を撃たれ、即死。 天井を見ると、銀髪の男が少し見えたような気がするが、 それどころでは無かった。爆弾が仕掛けられている。 すぐに電源を復帰させ、デイライトを自分に使う。 ウイルスは完全に死滅したようだが、予備に2本取っておく。 巨人に襲われながらも、何とか大学を脱出。 同時刻、救助隊のヘリコプターが爆発した大学を見つける。 誰かいるかはわからないが、 先の広場に来るようにメガホンで怒鳴る。 市民達は安堵し、広場へ行こうとするが、 上から巨人が降ってくる。 さすがに爆発が応えたようで、 片腕が無くなり全身ボロボロだが、構わずに襲ってくる。 近くに隠されていたロケットランチャーを使って撃退。 97バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 12 07 17 ID +wKR97wA やっとこれで脱出出来る…、と ヘリを横目に広場に辿り着くが、また巨人が襲撃してくる。 装甲車に落ちていたアンプルを発射させる道具に デイライトを詰め、撃ち込むとやっと巨人は崩れ去る。 ヘリでラクーンシティから脱出すると共に、ミサイルが撃ち込まれる。 ラジオからは原因は不明と流れてくる。 アンブレラの隠蔽工作で、 ラクーンシティの爆破も真相は闇に包まれてしまうだろうか。 しかし、生きた証人である市民達が、 いつかアンブレラの野望を暴いてみせるだろう。 デイライトという希望を胸に。 98バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 12 08 11 ID +wKR97wA 銀髪の男はバイオ3に出てくる方です。 決意でのサブイベント ヨーコがいる場合、グレッグが親しみを帯びて 話しかけて来ます。 恐ろしいことだったから、覚えていないだろう、とか。 でもヨーコが返事もする間も無く、すぐ殺されます。 ヨーコの謎が深まるイベント。 デイライト持っていないとバッドエンディング。 アンブレラはこれからもこういうことを繰り返すだろう的。 証拠無いから黙殺みたいなもん? 使ってないとヘリの中でゾンビ化とか、泣けるペアエンドとか あるみたいですが、 正直1は詳しく無いので他に知ってる方いたら オナガイシマスorz 99バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 12 13 06 ID +wKR97wA ああ、そうだ。最後のおまけ忘れてたorz スタッフロール後、 戦闘機がクレーターと化した ラクーンシティを偵察し、カメラに収める。 場所が変わり、研究員達が話す場面へ。 まだ影響が残っているか、まだ住めないだろう等と 話している。 フェードアウトすると、そこはラクーンシティ跡地に出来た 新しい研究施設だった…。 100名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/02/05(日) 12 21 34 ID Olw9lCda 乙です。 98のグレッグって誰のことですか?研究員? 103バイオハザード アウトブレイク◆NHpQth91PIsage2006/02/05(日) 13 02 47 ID +wKR97wA 100 すいません、研究員のことですorz その他、殆どのキャラに名前が付いてます。 っていうか、プレイヤーキャラとして使えます。 中身は基本8キャラのどれかですが…。 322 :バイオハザード アウトブレイク:2008/11/19(水) 21 50 48 ID J1QCvu3B0 本編書いた人じゃないけど、ペアエンドについて追記 バイオOBではPCを選ぶと、固定のNPCが選ばれます。 以下4つのEDのうち、「○○&××」の○○に該当するキャラを選び、且つデイライトを所持、使用していないと発生します。 Tウィルスに感染しているため、被害を広げないよう救出に来たヘリには乗らず、街に残る場面から始まります。 「ジョージ&シンディ」 シンディは不安げにジョージの胸に手を添える。ジョージはその手を握る。 「もうすぐ・・・終わるさ」 目の前に迫るミサイルを見ながら、2人は身を寄せ合う。 「マーク&デビッド」 街に残っていた戦車(タンク)に乗り込む。 「終わらせてやる」。デビッドはゾンビの群れを睨んで言う。 そしてそのまま、決意を秘めた表情でマークと共にゾンビの群れに特攻する。 (マークは元軍人なので戦車を運転できる模様) 「ジム&ケビン」 頭では分かっていても、ジムはやはり不服なのか、「どうせ一緒に残るなら美人が良かった!」とケビンに捲くし立てる。 ふとジムが驚愕してケビンの背後を指差す。 そこには、さっき倒したはずの巨人が立っていた・・・ 「そら、な・・・退屈しねえだろ? 最後ぐらい、カッコつけようじゃねえか」 駆け出す巨人を狙い、ケビンは発砲する。 「アリッサ&ヨーコ」 パソコンの知識が豊富なヨーコの協力の下、アンブレラの悪行の数々を記したメール(画像付き)を送信するアリッサ。 送信が完了したのを確認すると、コンセントを引っこ抜いてパソコンを破壊する。 「最後の原稿ってわけね」と笑う。 「これって・・・勝ちよね?」 「・・・ええ」 窓の外のミサイルを見ながら、ヨーコは頷く。 補足1: 上記のPCを選び、ペアに該当するNPCが死亡していると、ヘリの中でゾンビ化するEDになります。 補足2: シンディとジョージのペアがやけにムーディなのは、以前2人が不倫関係にあったから。 ・・・らしいですが、真偽は不明。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44619.html
登録日:2020/04/12 (日曜日) 00 00 33 更新日:2024/09/19 Thu 17 52 01NEW! 所要時間:約 33 分で読めます ▽タグ一覧 2020年 CAPCOM PS4 REエンジン Steam Xbox One XboxOne カプコン ゲーム ジル・バレンタイン ゾンビ バイオハザード バイオハザード3 バイオハザードRE 3 ホラー リメイク レジスタンス 所要時間30分以上の項目 賛否両論 追跡者 サバイバルホラーゲーム『バイオハザードシリーズ』の一作。『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイク作品。 バイオハザード レジスタンスが同封されている。 【概要】 2019年にカプコンが発売した『バイオハザードRE 2』は売上500万本を達成し、大ヒット作となった。 RE 3の発売も強く望まれたものの、発売までに数年は掛かるものと思われていだが、RE 2の発売から一年後の2020年4月3日に発売されることとなった。 なぜこんなに早く発売できたのかというと、もともとはRE 2とRE 3でのセット販売を予定して開発が進められていたかららしいが、実際のところはレジスタンスが先に発表されており、RE 3単体ではボリューム不足なうえに開発も新規作成ではコストや期間も掛かるのでRE 2のアセットを使いまわして完成・レジスタンスと同梱させたと見るのが自然。 原作でもややボリューム不足であったが、ライブセレクションによるルート分岐、一部アイテム/敵のランダム配置、リプレイ性の高い「マーセナリーズ」等でそれを補う工夫を凝らしていた。 しかし今作ではそれらの要素が全て削除され、しかも時計塔・公園・墓地等のエリア、更にはボスのグレイブディガーまでもがリストラされ、原作以上にボリューム不足を指摘される事が多く、リメイクとしても近年のフルプライス作品としてもかなり物足りない内容になっている。 「マーセナリーズ」の代わりに「レジスタンス」が存在するが、ゲーム性が大幅に異なっているため「本編のミニゲーム」とは言い難いものになってしまっている。オンラインプレイ前提のゲームなので、発売後半年と経たずに過疎状態になった現在ではプレイそのものが難しい。 このことからもRE 3はガッカリメイクと称されてしまうことが多く、本作を評価してた層ものちに「初回はそこそこ面白かったけど2周目以降はやる気出ない」「単発の作品として見ても他にやり込み要素のあるゲームが沢山あってそっちに行ってしまう」「同じリメイク作でもやはりRE 2やRE 4が別格の面白さだった」と評されるようになり、2017年以降の人気絶頂期再来となったカプコンにおける初の失敗例となってしまう。 また、この「レジスタンス」は本編とは完全に別作品の扱いであり、トロフィー/実績も独立している。所謂抱き合わせ販売であり、どちらも単品販売はされていない。 【RE 2からの変更点】 ディフェンスアイテム廃止 前作ではゾンビや一部の敵に正面から掴まれた場合に限り、ナイフや手榴弾などのサブウェポンを使ってダメージ自体を回避できるが、今作はそれを廃止。 代わりにゾンビに掴まれたときにボタンを連打(初期設定)すればダメージを軽減できるシステムを採用。 …とは言うものの、実際は抵抗しないとダメージがさらに増加というのが正しく、掴まれた時点で一定量のダメージは免れない。要するに面倒になった。 最高難易度だと全力で連打しないとゾンビの一噛みで即死するのもザラ。 このシステムだが、オプションの「操作割り当て / ボタンアクション操作タイプ」の項目を「長押し」に変更すると、ボタン押しっぱなしで確実にダメージ軽減できるようになる。 最高難易度で体力全快の場合、連打なしで体力オレンジまでの減少で留めることができ少しだけ楽。 難易度段階の増加 前作ではアシスト、スタンダード、ハードコアの三段階だったが、今作ではさらにナイトメア、インフェルノが追加された。 ナイトメア以上の難易度では敵とアイテムの配置が大幅に変化し、ハードコア以下とはほぼ別物になる。 また、敵の行動パターンも難易度上昇に連れて激化する。特にインフェルノでのペイルヘッドと追跡者は目を疑うくらいの速さになる。 最高難易度のインフェルノはほぼ全ての攻撃が一撃で瀕死または即死、調合で得られる弾薬が大幅に減少、マップ上に配置されるアイテムも減少、果てはタイプライターの配置数までも減少と過酷な仕様。ここまでくるとほぼ後述の特典アイテムの使用が前提になる。 その代わりにインフェルノでもセーブ回数自体は無限(クリアランクに影響するが、インクリボンは不要)、ナイトメアまでなら自動セーブも有効。 ぶっちゃけ雑な調整。 緊急回避の導入 原作にもあった、敵の攻撃に合わせてボタンを入力して回避するシステムだが、 発生条件が非常に曖昧な上、例え成功しても地形や攻撃によってそのままダメージを喰らい、使い勝手が悪かった原作と違い、 今作は成功するとズームインのエフェクトと共にジルがローリングで攻撃を回避し、カルロスならパンチで敵をダウンさせる、実用性の高いアクションに変化。 また成功した直後に武器を構えれば、短い間敵がスローモーションになる上自動的に敵の弱点(ゾンビなら頭、追跡者なら心臓、など)を狙い、連射力も上がるとプレイヤーに有利な場面を作れる。 しかし、高難易度になれば回避してもすぐにゾンビ等は掴みかかって来る他、カルロスのパンチは攻撃映えするモーションに反して威力はナイフ以下なうえにダウンした敵は弱点を覆い隠れてしまいがちなので扱いづらい。 追跡者の素早い攻撃はほぼこれを駆使して回避する前提であり、特に高難易度のラスボスではこれを使わないとクリアは不可能なくらい、今作では重要なシステム。 【原作からの変更点】 ライブセレクションの廃止 配置アイテムのランダム化の廃止上記の二つはやり込んだプレイヤーだと「最適化された選択しか選ばない」、「臨んだアイテム配置になるまでリセット」等が横行したためか削除された。 強化弾の廃止原作では対象がハンドガンとショットガンしか無く、「反動も大きくなるので使いづらい」、「そもそも元の武器が弱いので焼け石に水」、「強化弾作成の条件が厳しく作れるようになった時にはもっと強い武器がある」等の理由であまり使われない仕様であった。 一部設定の変更 カルロスパートの増加原作では病院やオマケゲームでしか操作できなかったカルロスの出番が増加した。 原作での大まかな部分の再現、ブラッドとの遭遇、時計塔での追跡者との闘い、ジルのウイルス感染、ジルを救う為のカルロスのワクチン捜索は再現されている。一方で敵側は大蜘蛛・カラス・スライディングワーム・ブレインサッカー、更にはボスであるグレイブディガーまでもがリストラ。マップも時計塔や墓地等多くのエリアが廃止されており、マップ構成や背景の看板にいたるまで細かく原作をリスペクトしていたRE2と比較するとかなり味気ない…というかリメイク作品と言っていいか、もはや微妙である。 他にも明らかに不自然な仕掛け(宝石を嵌めないと扉が開かない市庁の正門、市長の像の下にエレベーター用のバッテリーが隠されている、機械音声なのにミサイルの飛来を警告する廃棄物処理施設のアナウンス、など)や、無茶すぎるニコライの生命力などのツッコミ所が修正され、いくらか自然なストーリー展開に。 【ストーリー】 洋館事件の生き残りであるジル・バレンタインは、停職処分を受けて自宅待機しており、ラクーンシティからの引っ越しを計画していた。 そこへ、同僚のブラッドから電話が掛かってきた。 「すぐにそこから逃げろ」と。 彼の声から只ならぬ事態を察して荷物をまとめようとしたジルだが、突如壁を破って黒ずくめの大男が姿を現した。 それは、ジルの生死を掛けた逃走劇の幕開けだった。 【登場人物】 ジル・バレンタイン CV 湯屋敦子 本作の主人公。 自身がTウイルスに感染しているかも知れず、いつ発症するかわからないという恐怖、そしてブライアン署長、あるいはアンブレラが差し向けた監視による重圧に、文字通り内と外から責め苛まれており、精神的に参っている。 ラクーンシティから出ることを計画していたが、引っ越しを数日後に控えた矢先にバイオハザードに巻き込まれ、追跡者の襲撃を受ける。 キャラデザは過去作と比較すると髪型以外は別人と思えるぐらい違い、「元のジルを返せ」「これはこれでアリ」とファンからの評価は分かれる。 前作のレオンやクレアもそうだが、今回は過去作に比べてかなり強気な発言が目立つ。中盤の追跡者第二形態戦でのドスの効いた叫びはある意味必聴。 難易度アシスト限定で、弱点武器で攻撃する等を行うと敵の攻略法を発言してくれる。硫酸弾をハンターβに撃ち込む→「こいつには酸が効くのね」といった具合。 聞いたら覚えておいて次に備えておこう。 一昔前の外伝作品では友人がいる病院にTウイルスやアンブレラに関する機密ファイルを残していた事が語られているが、今となっては正史に組み込まれているかどうかは不明。 カルロス・オリヴェイラ CV 安元洋貴 本作の準主人公といえる存在にして、ジルのパートナーを務めるアンブレラの私設部隊U.B.C.S.の隊員。追跡者に襲われていたジルを救った。 ジルからは当初、アンブレラの部隊であるという理由から不信感を抱かれていたが、戦いを通じて信頼されるようになっていくと同時にある人物の遺言でアンブレラの腐敗を知ることとなってジルが正しかったと認識する。 特定の場面ではジルに代わりプレイヤーキャラクターとなる。カルロスで獲得したアイテムはジルに引き継がれないため、最終的に使い切ってしまって問題ない。 旧作より年上になった印象であり、言葉遣いも落ち着いている。 しかし、「お前髪洗ってる?」と聞きたくなるレベルのモジャモジャヘアーと無精髭のせいで武装したホームレスに見えてしまうことも。 あと、俳優の斎藤工氏に似ているともよく言われる。実際のフェイスモデルは日本人ではない別の方である。 こちらも言及されなければバイオハザード3でジルのパートナーを務めるあのカルロスであると分からないぐらいジル以上に原作からキャラデザがかけ離れており、「こんな小汚いのはカルロスじゃない」「これはこれでカッコ良いから悪くない」とファンからの評価も賛否両論。 ミハイル・ヴィクトール CV 玉野井直樹 U.B.C.S.の小隊長。 原作では意識朦朧の状態で横たわっていたが、本作では腹部を負傷していながらも正気を保っており、原作よりも冷静沈着で、生存者を逃がす為に指揮をとっている。 英語版だとロシア人設定らしくロシア語訛りの英語で喋る。 マーセナリーズがないので、その戦いぶりが描かれないのが残念なところ。 また、列車に群がってくるゾンビを撃退するシーンがカットされている関係上、その際に自身の不甲斐なさで部下を失ってしまったことに対する後悔を述べなくなった。 最期は原作と同様に、追跡者を道連れにするべく自爆した。 ニコライ・ジノビエフ CV 三宅健太 U.B.C.S.所属のロシア人隊員。原作より痩せた?がやはりゲス野郎。 目的の達成や、自身の利益のためには他人を犠牲にする冷酷な人物。 本作では監視員設定が言及されないのでタイレル同様に一般隊員となってる可能性もあるが、それでも相変わらず生物兵器の戦闘データを収集し、それを高値で売ろうとしている。 旧作では行動次第で生死が分かれ、生存が正史となっていたが、今作ではジル、カルロスとの戦闘の末にラクーンシティに置き去りにされる。 ただ、死亡が直接描写されたわけではないので、生きている可能性もなくはない。 また、旧作では明らかに助からない場面に幾度となく遭遇(ガソリンスタンドの爆発に巻き込まれ、大量のゾンビに囲まれ、病院の4階から飛び降りる)しても、 何事もなく生存するのが流石にスタッフもおかしいと思ったのか、今回は自分の保身を最優先に行動する節があり、ニコライがゾンビや他のB.O.W.と戦闘する描写は皆無。 とはいえラストシーン直前では直接の描写こそないが、追ってきたカルロスを失神させている。さらに最後の銃撃シーンでニコライを撃ち損なった場合、カルロスの喉笛をナイフで掻き切り、そのナイフをジルの額に投げつけて二人を秒殺する戦闘力を見せる。元スペツナズは伊達ではないという事か。 終盤ではジルからワクチンを奪ってそれを盾に追跡者と戦うことを強要し、挙げ句にワクチンをジルの目の前で破壊する。 アンブレラの命令のため、かと思いきや、意外なセリフを口にする。 「俺は雇い主のアンブレラを潰せとの命に従ったまでだ」と。 つまり表向きはアンブレラの命令で動いていたように見せて、実はアンブレラの敵対組織に雇われていた二重スパイということになる。 ウイルス兵器はワクチンとセットで初めて利用価値が出るものであり、市場でのTウイルス由来の生物兵器の価値を暴落させて力を削ぐのが狙いと思われる。 雇い主の詳細は不明だが、ウェスカーが身売りしたH.C.Fと見るのが妥当か。 タイレル・パトリック CV 遠藤大智 U.B.C.S.所属の黒人隊員で、主にデジタル機器で情報収集を行う後方支援担当。旧作より大幅に出番が増えている。 旧作ではビジネスしか考えないゲスな守銭奴で、病院であっさりニコライに殺されるだけだったが、今作ではカルロスの相棒として様々なサポートを行う。 そのため作中では彼の戦闘シーンはほとんど無いが、ゾンビで溢れかえるラクーンシティを駆け抜けて警察署からカルロスとジルのいる病院に無事に辿り着いたりと、決して戦闘力は低くない。 最初は任務に忠実な面が強調されている(だけでなく、カルロスにジョークを飛ばす柔和な面も持ち合わせる)が、ジルやカルロスに感化されたのか、自らも政府相手に交渉して条件付きで滅菌作戦中止を約束させ、さらに重傷を負っている体を押してジルの最後の探索に同行する。 つまり、旧作とは正反対の情に厚い人物として描かれている。 最期はジルと共に逃げようとしたところを、追跡者の触手で腹部を貫かれ殺害される。 …なんでこの時ジルを狙わなかったのだろうか? この他カルロスパート最後の籠城戦でバリケードを破られると、抵抗虚しくジルと共にゾンビ達に食い殺されるという無駄に凝った出番まである。 カルロス、ニコライ以外のU.B.C.S.隊員で、ある意味最も優遇されているのではなかろうか? マーフィー・シーカー CV 岡井カツノリ U.B.C.S.所属の若い白人隊員。 旧作では対面することのなかったジルと会うが、直後にウイルスに感染しているかも知れないという理由で旧作同様にニコライに射殺される。 旧作と違ってカルロスとの絡みがないせいか関係自体も不明で、更に"カルロスの戦友"設定自体も本作のタイレルにシフトしたので出番の少なさと相まって旧作以上に扱いが悪くなってしまった。 言ってみれば”名有りのモブキャラ"程度でしかなく、しかも彼の名前は遺体の傍に落ちてるファイルを読まないと知る由もないというなんとも言えない有り様。 一体彼が何をしたというのだ…… ブラッド・ヴィッカーズ CV 高木渉 S.T.A.R.S.の隊員の一人でジルの同僚。 旧作では保身に走り、クリスやジルの訴えを否定していたが、今作では職を失うのが怖かったことを手紙で謝罪している。また、ゾンビの群れから身を挺してジルを逃がすという、なかなか漢気のあるところを見せてくれる。 その傷が元でゾンビ化し、マービンに傷を負わせ、カルロスに襲い掛かる。『2』原作同様、普通のソンビよりしぶといので注意。 倒せば旧作と同様にIDカードが入手でき、それを使えば警察署でアイテムが入手できる。 難易度ナイトメア以上では倒していても復活し、備品保管庫探索後にもう一度襲いかかってくる。 この場合、警察署探索中に廊下の窓からどこかへ向かっているのが見え、もう一度来るんだなとわかる反面、初見ではギョッとするかも。 実は前作『RE 2』において、2ndシナリオ開始地点近くの更衣室に貼られたポスターとして一足早く登場していた。 本作でもこの更衣室に入ることができ、このポスター(とレオンの制服が入ったロッカー)をチェックすると、それに対するカルロスのコメントを聞くことができる。 マービン・ブラナー CV 小松史法 前作に引き続き、1シーンだけ登場。 ゾンビ化したブラッドを撃とうとするが、ブラッドが言葉を喋った際に一瞬躊躇ったため、噛まれてTウイルスに感染してしまう。 このことから、マービンの傷はゾンビ化したブラッドによるものであること、主人公に「相手が誰であろうが躊躇うな」はこのことを指していると判明した。 その後は署内のどこかに隠れてしまったため、接触することはできない。 ロバート・ケンド CV 田中英樹 ジルがガンショップに立ち寄った時に対面する。ジルとは顔なじみだったことと、事態もまだ比較的逼迫してなかったためかRE2の時より落ち着いている。 電車で脱出するジルに一緒に来るかと聞かれるが、用があるからと断る(おそらく娘が感染しているから)。 ダリオ・ロッソ CV 高岡瓶々 ジルが倉庫に逃げ込んだ際に対面。 旧作と同様に、ゾンビへの恐怖からコンテナに立てこもる。 その後は不明。 後の展開を考えるとこの段階ではここに残るという選択肢の方が(双方にとって)良かったのは言うまでもないが… レコードの達成条件になっているので一度はコンテナを調べて彼の話を最後まで聞こう。 旧作ファンからすればここだけしか出番がなかったと分かると肩透かしを食らうのは当然で、新規層からしても「なんだこのオッサン!?」としかならない微妙なキャラとなってしまった。 旧作のように彼の日記はおろか、娘のルチアすら存在しないので、こちらも"名有りのモブキャラ"に降格されており、やはり彼もコンテナを調べて聞き出さないと名前を知る由もない。 ナサニエル・バード CV 浦山迅 本作で追加された新キャラ。 スペンサー記念病院に勤務している医者だが、実はアンブレラの研究員。 生物兵器の研究を進めるのと共に、ワクチンの開発も行っていた。 カルロスが駆け付けた時には、すでに射殺されていた(直接の描写はないが、おそらくニコライの手によるもの)。 裏では政治家と「パーティ」を楽しみ、病院においては看護師を「患者のクソを始末するのが仕事」と言い放ち、いざ危機に陥ると癒着していた政治家に自分だけ助ける様に頼む等、非常に傲慢で自分勝手な人物。 が、ワクチンの開発を始め、寄生生物であるネメシスの制御が困難と見抜いたりと、有能な一面もあるのも確か。 まぁ、目的の為なら平気で他者を殺していくのが当たり前のアンブレラ研究員の中ではマトモ…否凡庸な人物である。 ローガン・カーライル 直接は登場せず、名前のみの登場となる。 + 下水道にある研究所で、彼が書いた「愛しのスイートハート」という手紙が拾える。 シリーズによくある妻か恋人への手紙かと思いきや、なんとこのスイートハートとは、ハンターγのことなのである。 ハンターγの研究の打ち切りを指示したアンブレラに逆らい、下水道にある一室に機材を運び込んでそこで研究を続けていた。 まあ過去にも気味の悪い巨大ヒルをかわいい子供たちなどという博士もいたが、こいつの狂気も大差ないように思える。 曰く、「欠点があるからこそ愛おしい」とのこと。 ハンターγも彼にだけは懐いていた、とのことだが、本当だろうか? バリー・バートン S.T.A.R.S.の隊員の1人でジルのパートナーだった洋館事件の生き残り。 原作ではウェスカーの脅迫を受けてジル達を裏切ってしまった罪を償うべく家族をカナダへ亡命させたのち、ヘリコプターに乗って地獄と化したラクーンシティへ舞い戻ってジル達を救助駆けつけたのだが、どういうことなのか本作ではなんとエピローグファイルも含めバリーの存在自体も関連は全てカットされた。 こんな仕打ちはバリーファンに対して如何なものか…… ちなみに、前作RE 2の無料アップデートで追加されたゴーストサバイバーという本編では死亡するキャラクター達の生存劇を描いたミニゲームがあるのだが、これの1つ(1人)であるロバート・ケンドーの救出にバリーがヘリで駆けつけるという内容がある。 しかしこれはあくまでもIFストーリーで、本編には一切繋がりのない内容となってるので、ジル達を助けに駆けつけるという本来の流れは本作でも可能であった。 + レジスタンスのキャラクター + サバイバー サミュエル 拳の怪我の治療のために治験に応募した元ボクサー。 高い近接戦闘力を持ち、バイオコアの破壊や、銃弾が不足しやすく大量のゾンビが押し寄せてくる最終盤で真価を発揮する。 不死身やリカバーによって、殴っては回復というムーブを繰り出しやすく、モンスターを主体とするマスターマインド相手にはしぶとくシンドイ相手になりやすい。 手慣れたプレイヤーだと、スペンサー以外のアルティメットスキルのクリーチャーと殴り合い、場合によっては撃破までしてしまう者までいる。全部こいつ1人でいいんじゃないかな? ジャニアリー ラクーン警察とアンブレラ社との癒着を独自に追っていたことで消されたハッカー。 マスターマインドへの妨害特化タイプで、とにかく監視カメラに対する攻撃をするスキルで固められている。そのためスキルが腐りにくく、各ステージの詰めとなる部分ではジャニアリーの立ち回り次第で大きく制限時間の猶予が変わりやすい。 勿論そんなジャニアリーを放っておいてはマスターマインドもたまったものではないので、優先的に狙われやすくもある。 直接モンスターを使役する機会の多いダニエル相手では若干不利。 ヴァレリー アンブレラ社のインターンに参加した大学院生。 一見回復特化に見えるがマスターマインドの妨害や探知に長けており、後衛よりも前へ前へと出てマーキングによるダメージ増加効果と位置把握をしなくてはならない。 フィーバースキルのスプレー銃が一時強すぎたが、感染による妨害目当てが多くなったので次第にスプレーフィールドを展開する治療が重宝されるようになった。 タイローン アンブレラ社の火災現場に入ったことで秘密を知り、消された消防士。 防御力が高いタンクキャラで、周囲にいる味方を含めバフを掛ける事ができる。そのため単独行動を最もしてはいけない存在でもある。 どんな相手でも怯ませられる前蹴りや、ドア突破能力に長けた前衛としてピック率は高い。 ベッカ 仕事中にゾンビ犬を目撃したことで消された自然保護官。 銃器の使用に特化したアタッカーキャラだが、回復や回避系は一切持たないため、とにかく銃火器に依存する。そのため弾切れ問題とは常に直面し、自然とアイテムボックスから購入するのも弾薬が中心になる。 弾数が無限になるフィーバースキルを持つので、ベッカがいるパーティーは彼女にロケットランチャーなどの高威力武器を優先して回すのが必然となる。 マーティン 19歳という年齢で大手医療設備会社に就き、スペンサー記念病院に派遣された際に秘密を知って消されたメカニック。 情けないボイスとは裏腹に道具無しで罠の解体、自身も罠の作成が可能、閃光手榴弾クラスのカメラフラッシュスキルなど、設定に負けず劣らずの最強のオタク。 ジル RE 3と同じ様相で、実験のために拉致されたらしい。 フィーバースキルがサムライエッジかHOTDOGGERかロケットランチャーを撃てるが、最初期はロケットランチャーがめちゃめちゃ強く究極のサバイバーゲーと化していた。 生存・回避能力が高くプレイヤー次第でどうとでもなる汎用性はあるが、逆にいえば器用貧乏ともとれるので腕が最も試される。 + マスターマインド アネット 前作では一人の娘の母親として人間らしさを見せていたが、今作ではウイルス漏出防止という名分で被験者に一切の容赦はしない研究者。その割にはお前が一番クリーチャー召喚してウイルス漏出に滑車掛けてんじゃねえかってツッコミたくもなるが。 ゾンビの強化に特化しており、純粋にモンスターによる物量攻めが得意。後半になればなるほどサバイバーを圧倒しやすいが、その分制圧力に長ける武器を持たれてはサバイバーにポイントを与えることになりやすい。 アルティメットスキルはG-バーキン召喚。移動速度は遅いが範囲と威力に優れる。 ダニエル マスターマインドにおける唯一のオリジナルキャラ。 勝っても煽る、負けても煽る研究者。そしてどこぞのFOXHOUND教官にそっくり。 ゾンビの使役に特化しているが、全体的にコストが重めなのが玉に瑕。また自分でモンスターを操作しないと長所を活かせないため、その間監視カメラによる罠設置や妨害ができないのもつらい。 アネットが物量戦なら、ダニエルは少数精鋭が主と言える。 アルティメットスキルはタイラント召喚。移動速度が速くDPSに優れるが他、唯一露出した弱点である顔を手でガードしたり、タックル(小回りが効かない)で一気に相手と距離を縮めつた攻撃できるが、閃光手榴弾に弱い。 アレックス レジスタンスにおける実験の責任者を務めている憎きウェスカー。 ゾンビ感染能力に特化しており、ブルーハーブを持たない愚かなサバイバーは常に継続ダメージに苦しめられることとなる。銃弾にも感染能力を付与させられるので、とにかく毒で遅延を狙うのとトラップによる足止めが主流。 アルティメットスキルはヤテベオ召喚。通路に設置すると移動できないが、触手を動かしてサバイバーを捕獲・即死したり広範囲攻撃ができる。不必要になれば自爆する事で回転率の向上も狙える。しかし炎上攻撃に弱いのが難点。初期の頃はあまりにも弱すぎて撃破率ダントツだったのも相まってヤメテオ(やめてよと相まったダジャレ)と呼ばれ続けた。 スペンサー アンブレラの総帥にして、シリーズ全てのボケ老人元凶。 バイオエネルギー回収と環境操作による封じ込めなどに特化したタイプ。なのでスキル次第では高コストカードが苦にならず、着々とコストを回す事も可能。ただし利点を活かすためにはドア封じや明かり消しなどを頻繁に行わなくてはならないため、操作が非常に煩雑。 アルティメットスキルは分解フィールド。映画版のレーザートラップである。設置後は一切操作する必要はないが、その分設置個所には気を遣う必要がある。サバイバーたちの進路妨害か、ダイレクトに当てて瀕死状態にするかはプレイヤー次第。 ニコライ 拝金主義の傭兵。相変わらずのクソ野郎でウザい。 スペンサーと同じくゾンビたちより銃火器とターゲット化を主体にする。低コストで銃撃を繰り出せるメリットはあるが、監視カメラを無力化されると他マスターマインド以上に苦労しやすい。 アルティメットスキルはネメシス。全速力でサバイバーを追いかけまわし、ロケットランチャーで大ダメージを出す超優秀な性能を持つが、タイラントと違って即死攻撃を有しないので決定力にやや欠ける他、こちらも閃光手榴弾に弱い。 【アイテム】 ハーブ お馴染みのラクーンシティ特産のハーブ。 今作では、毒攻撃をする敵がいない関係上、ブルーハーブが登場しない。 そのため、登場するのはグリーンハーブとレッドハーブのみ。 今作では弾薬よりむしろ回復アイテムが不足しがちになるので、しっかり集めたいところ。 ガンパウダー 前作に引き続き登場。 組み合わせることで弾薬を作り出せる。 また、今作ではクリア後の特典であるショップでリロードツールを購入することで、作り出せる弾薬を増やすことが出来る。 かなりの量が拾えるので、積極的にハンドガンとショットガンの弾に変えてしまっていい。後述するが、逆にマグナムの弾を作ると痛い思いをするトラップが地味に仕掛けられてる。 炸薬 今作が初登場のアイテム。 組み合わせることで、グレネードランチャーの弾を作り出せる。 前作と違って焼夷弾も作ることができる。 【攻撃オブジェクト】 旧作と同様に、街中にいくつか配置されている。 ドラム缶 撃つと爆発する赤いドラム缶。 追跡者をダウンさせるのに使うとよい。 発電機 撃つと放電し、周囲の敵の動きを止められる。 街中で「撃って暴徒をやっつけようなんて考えるなよ!」と書かれたファイルが拾えるので、それで使い方が分かる。 ドラム缶と違い、時間経過で何度も使えるようになるので、積極的に使うと良い。 【特典アイテム】 1度クリアするとメニューに「ショップ」が開放される。ゲーム内で達成したレコードによってポイントを貰え、それで特典アイテムを購入できる仕組みになっている。 シリーズおなじみの弾数無限武器や、今作初登場の、所持すると攻撃力や防御力アップ、体力自動回復の効果を得る「コイン」など有用なアイテムばかり。 しかし、得られるポイントは全レコード達成で丁度全アイテム購入の量なので、優先順を考えないと、 最高難易度クリアに無限ロケットランチャーが欲しいのに、その最高難易度をクリアしないと手持ちのポイントが足りないという泣くに泣けない状態に陥るため要注意。 猛攻のコイン 所持すると攻撃力が大幅に上昇するコイン。 高難易度だとボスはおろか、ただのゾンビですら硬いので、これを持っておけば実質的に弾薬の節約にもなる。 とりあえずロケランを手に入れるまでのポイント稼ぎのために繋ぎのアイテムが欲しい、という場合はコレがオススメ。 弾薬の節約はもとより、雑魚敵の処理にかかる時間が大幅に減少するので、高いポイントを得られる各武器の撃破数稼ぎがやりやすくなる。 ただし、アイテム枠を圧迫するので追加サイドパックと併せて購入すると良い。 鉄壁のコイン 所持すると防御力が大幅にアップするコイン。 低難易度ではあまり恩恵を感じられないが、高難易度だと敵の火力が異常なまでに上がるため、これの有無で生存率が雲泥の差。 特に最高難易度のインフェルノだとほとんどの攻撃が一発で瀕死、ボスの攻撃だと一撃死もありえるため、もやはこれの所持が前提と言っても過言ではない。 なおこれを所持しても、即死攻撃はもちろん即死のまま。 回復のコイン 所持すると体力が徐々に回復するコイン。 即効性はないがアシストの自動回復と違い、体力が全快まで回復するため、余程連続で攻撃を受けない限り、回復アイテムが不要になるほど。 …しかし、最高難易度のボス戦などはそれ以上の勢いで殺しにかかってくるため、過信しないように。 リロードツール 原作にも登場したアイテム。 原作ではこれなしだとそもそも弾薬を調合できなかったが、今作では調合時の弾薬生成数を増やすという効果。 高難易度だと調合時に得られる弾数は非常に少なく、これを活用すればいくらか余裕が出てくる。 S.T.A.R.S.式体術教本 所持すると緊急回避(ジル)とパンチ(カルロス)が成功しやすくなる。 確かに便利ではあるが、頼りすぎるとこれなしでは回避がまともにできなくなるという、まるでどっかのゲームの呪い装備である。 ちなみにこの教本は、あのクリス・レッドフィールド監修・著。お前みたいな脳筋ゴリラを増やすつもりだったのか? 【登場武器】 ハンドガンG19 ジルの初期装備。 正確に言うとジルの私物は追跡者との戦闘で紛失しており、これは死んだ警官のもの。 ハンドガンの弾を使用し、調合で作る場合のレシピはガンパウダー+ガンパウダー。 ダットサイト、ロングマガジン、モデレーターの三つのパーツを使って強化できる。 ハンドガンG18・バーストモデル 病院で拾える二つ目のハンドガン。 強化パーツはないが、なぜかフルオートではなく3点バースト連射が可能。 瞬間火力はかなりなもので、しっかり頭を狙えばペイルヘッドの処理も可能。 総合性能はフルカスタムしたG19に劣るが、スペースを食わないという利点もあるのでインベントリがカツカツになりやすい終盤はこっちに入れ替えるのも一考。 ハンドガンG18 カルロス用のハンドガン。 強化パーツはなし。 アサルトライフルの節約のために、警察署ではこれを主体に戦っていくのを推奨。 こちらもG18なのになぜかフルry サムライエッジ 特典アイテムの一つ。おなじみのS.T.A.R.Sカスタマイズハンドガン。 弾数は無限ではないが、その分全ての性能が高く、これ一本で大体の雑魚に対応できるほど。 無限ハンドガンMUP 特典アイテムの一つ。前作のハンクが使用したハンドガン。今作では弾数無限の特典武器に。 性能自体は未改造のハンドガンG19と同程度で、弾数無限だからと言ってそこまで頼りになるものではない。 ショットガンM3 暴徒鎮圧用に鉄道会社で用意されていたもの。 使用するのはショットガンの弾で、作る場合のレシピはガンパウダー+強化火薬。 強化パーツは「セミオートバレル」と「タクティカルストック」と「シェルホルダー」の三つ。 セミオートバレルを装備すると、何故か装弾数まで増える。 前作よりも威力と拡散度が上がっており、一発で複数のゾンビを倒すこともできる。 尚、鉄道会社で入手しなかった場合は時計塔前の地下セーブポイントに配置される。 グレネードランチャーMGL ハンターγ対策に下水道の研究室で保管されていたもの。強化パーツはなし。 ケンドの店から購入されたものらしい。 登場するのは炸裂弾、焼夷弾、硫酸弾、マインスロアー弾の四つ。 オリジナル版にあった冷凍弾は登場しない。 炸薬から作る場合のレシピは 炸裂弾:炸薬A+炸薬A 焼夷弾:炸薬A+炸薬B 硫酸弾:炸薬B+炸薬B マインスロアーの弾は作成不可。 炸裂弾は爆風ダメージがあるのでゾンビの集団戦時に有利。 焼夷弾はハンターγや追跡者に有効。 硫酸弾はハンターβに効果的。 マインスロアー弾は、追跡者第二形態との戦いで役に立ち、撃ち残した弾薬は炸裂弾の代用としての使い道もある。 リロード時間が長く、弾切り替え時にもリロード動作を行うのが欠点だが、実はリロード動作中に武器切り替えを行うと、動作をキャンセルできるというテクニックがある。 動作が途切れて見えてもリロード、弾切り替えはしっかり完了している。 このテクニックはショットガンのリロード動作でも有用。 尚、下水道で入手しなかった場合は時計塔前の地下セーブポイントに配置される。 マグナムLホーク44AE 病院で拾える。 非常時とはいえ、なぜ病院にこんなものやグレネードの弾があるのだろうか? HAHAHA悪ガキが手製のヤリを隠し、ホテルの客室にグレネードランチャーとか酒場にショットガンが置かれているラクーンシティにおいては許容範囲さ! 強化パーツはロングバレル。 使用する弾はマグナムの弾で、作る場合のレシピは強化火薬+強化火薬。 ちなみに前作のライトニングホークは.50AE弾。つまり、単純な威力に関しては一回り位控えめということになる。 まあ、女性がぶっ放す分にはそれでも十分すぎるくらい強烈な銃な訳だが。 強力な武器なのだが、追跡者戦ではグレネードランチャーのほうが役に立つため、出番は意外と多くない。 配置場所が終盤かつ寄り道ルートの上に、入手&作成可能弾薬が少ないのでタイムアタックだとスルーされる事も…正直、こんな所を原作再現されても困る。 難易度ナイトメア以上だと、何とゲーム開始直後に拾える。…もちろん、これを前提にした難易度であるためだが。 後述するペイルヘッドが厄介なため、ヘッドショット一発で確殺できるマグナムが大変有効。 え?ナイトメアには無限ロケラン持ってくから別にいいって?じゃあ要らないか… RAI-DEN 特典アイテムの一つ。弾数は無限。 弱点を狙えばほとんど一撃必殺、それ以外の部位だと何一つ傷与えられないという非常にピーキーな性能。 緊急回避直後に構えれば自動的に弱点を狙うため、それと併用すれば大体の敵を楽に倒せる。 但し一発撃つごとに約3秒の充電時間がかかるので外してしまうと一気にピンチになることも。 また敵によっては弱点を出すためにひるませたりしなければならないが、この武器では弱点以外はダメージを与えられないのでひるませられないという弱点もある。 強力なことは強力だがこれ一本でなんでもできる性能はなく、グレランやアサルトライフルなど予備の武器をきちんと携帯しよう。 仕様上はマグナム扱いであり、これで敵を倒せばマグナムでの撃破数にカウントされる。 アサルトライフルCQBR カルロスの装備で、強化パーツは「スコープ」「タクティカルグリップ」「デュアルマガジン」の三つ。 アサルトライフルの弾を使用する。 かなりの弾が手に入るので、病院からはこれを主体に戦っていくとよい。 だが、今作のハンターβは史上最強仕様と言っても過言ではないくらいの強敵なため、これをもってしてもまともに相手にするのは厳しい。 一応、難易度アシストなら初期装備としてジルも使用できる。こちらは強化できない。 無限アサルトライフルCQBR 特典アイテムの一つ。弾数無限。 こちらもカスタムパーツでの強化は不可能。 無限ロケットランチャー 特典アイテムの一つ。シリーズおなじみの最終兵器。代わりに、原作に登場した4連装ロケットランチャーは削除された(一応最序盤のムービーにてカルロスが使用)。 破壊力は圧倒的だが、前作同様、高難易度だと爆風だけでは耐えられてしまう雑魚もちらほらいるため、不安なら連射するといい。 ラスボス戦は下記のレールガンでしかトドメを刺せないため、これを持っているからと言って楽勝とまではいかない。 レールガン 旧作では米軍が用意した兵器だったが、今作ではアンブレラが実験体制圧用に用意していたもの。 携帯サイズだが、アイテム欄は消費しない。 これを使用しないとラスボスは倒せないため、実質演出用の武器と言える。 旧作とはかなりデザインが異なり、設置式から手持ち式へと変更されているが、それでもサイズが巨大で凄まじい破壊力を持つ。 ナイフ ジルとカルロスの初期装備。 ジルはハンドガンG19を入手した際に何の前触れも無く装備している。 今作では前作のような耐久性はなく、無限に使用可能。 その代わり弱体化しており、ディフェンスアイテムとしての機能もない。 というか、ディフェンスアイテムというカテゴリ自体がなくなっているため、枠を1つ潰してまで装備するのはイマイチ。 序盤では倒れたゾンビの止めや死亡確認くらいには使えるが、ある程度弾薬が手に入るとお役御免になる。 ちなみにジルとカルロスでは振り方が違い、カルロスは前作同様に横に振る一方、ジルはバイオ5以降同様に突きとなる。 その突きはカルロスよりは早くとも、5やリベレーションズ等よりも遅く、攻撃してるとなぜか一歩ずつ後退してくので、スティックは倒しっ放しにしてないと攻撃が外れていくため使い勝手が悪い。 HOTDOGGER 特典アイテムの一つ。間違えられやすいがホットダガーではなくホットドガー。 超高温のブレード部が攻撃対象に炎上効果を与える、強化版ナイフ。 先述通り普通のナイフが大幅に弱体化されたため、今作のナイフクリアは大体これを使用する前提。 猛攻のコインと併用すれば、侮れない攻撃力を発揮できる。 ちなみにHOTDOGGERとは「目立ちたがり屋」や「腕利き」を意味するスラングであり、その見た目とホットダガーをもじったものだと思われる 手榴弾 爆発で多数の敵をまとめて倒せる武器。 拾える量は多くないため、ここぞというときに使いたい。 ハードコアまでなら追跡者もこれ一発でダウン確定。 閃光手榴弾 閃光と音でクリーチャーの動きを止められる。 敵の群れを突破するのに使ってもいいし、動きを止めて敵を倒すのに使ってもいい。 【クリーチャー】 クロウ、大クモ、ブレインサッカー、グレイブディガー、スライディングワームがリストラされている。 その代わり、リッカーとペイルヘッドが前作に引き続き登場している。 ゾンビ Tウイルスに感染して食人鬼となった人間。 正式名称は「活性死者」。 大まかな特徴は前作と同じ。 ドアを開けて追ってくるのも同様だが、今作では移動エリアが狭く、違う部屋までは追ってこない場面が多い。 そのため、ドアを少し開けて頭部を撃ち、近くに来たら逃げるという方法をとれば安全に対処可能。 ただし、前作より掴み攻撃の範囲が広くなっているのには注意。 特に難易度ナイトメア以上だと、一回目の掴みを回避した直後に二回目を仕掛けてきて硬直中に掴まれるのはもはや理不尽レベル。動きも非常に早いため、おそらくシリーズ最強のゾンビ。 ナイトメア以上では単純に配置数が増えていたり、下記の寄生ゾンビ、ペイルヘッドに差し替えられている他、場所によってはどこからともなく降って湧いてくる。 特殊な例として、オープニング直後のブラッドと行動中にゾンビと初遭遇する場面では、難易度問わず掴まれると即死となる。素早くブラッドのいる酒場へ逃げ込もう。 上記の降ってくるゾンビとの関連は不明だが、難易度ナイトメア以上でのみ見られる小ネタとして 最初の発電機が置いてあるドーナツショップの屋根の巨大ドーナツへひたすら噛り付いているゾンビがいる。 例によってピザゾンビである。アーオキャクサマーコマリマスー 寄生ゾンビ 追跡者が自らの一部をゾンビに寄生させたもの。 外見的には、一つ目のサソリが人間の頭に被さっているのを想像すると割と近い。 ゾンビは脳の多くが死んでいるため、ガナードやマジニのような動きをすることはないが、離れていても触手で攻撃してくる。 当然、噛みつき攻撃もしてくる。 一つ目が弱点だが、弱点を防御することもあり、その間はダメージが通らないという厄介な特性を持つ。 足を砕いて立てなくすると防御が出来なくなるため、倒すのならばまず足を狙うとよい。 倒すと頭部の寄生体が溶けて消滅するため、前作のP-Zガスゾンビ程ではないが倒せたか判別しやすい。 なお、噛みつき攻撃でゲームオーバーになると、寄生体がプレイヤーの頭を飲み込んでゾンビからプレイヤーに寄生対象を乗り換えるというショッキングな特殊演出がある。ジルの場合はその手のジャンルが好きな愛好者からは好評。 ペイルヘッド 低確率で誕生するゾンビの変異体。 外見的には目と髪の無い裸のゾンビなのだが、強い再生能力を持っており、弱い武器ではいつまでたっても殺せない。 強力な武器で一気に畳みかけよう。難易度スタンダードであればショットガンで十分。 死ぬと体から湯気が立たなくなるので、それを目印にするとよい。 難易度ナイトメア以上では行動が超高速化し、加えて異常なタフネスを誇るため、最強クラスの雑魚と化す。 寄生ペイルヘッド 難易度ナイトメアとインフェルノで出現する、追跡者が自らの分身をペイルヘッドに寄生させたもの。見た目通り寄生ゾンビとペイルヘッドの特性を併せ持つ。 難易度自体の高さも合わさり、まさに最悪の組み合わせだと言える。 まあだいたいは無限ロケランで消し飛ばされるためこの組み合わせに気付かないプレイヤーもチラホラいる模様。 ゾンビ犬 ウイルスに感染したドーベルマン。 今作では登場するのは基本僅か四体だけで、かなりレアな相手。 体力も低いため、倒してしまった方が安全。 難易度インフェルノでは一頭増え総数五体となる。ただそれだけであるが。 ドレインディモス Tウイルスに感染して巨大化したダニ。 計画停電が実行されている間に発電所に巣を作り、電力の復旧に来た職員を殺害していた。 今作では人間の半分ほどの大きさしかなく、ハンドガン数発で死ぬほど弱い。 だが真の恐ろしさは、その攻撃方法にある。 こいつは人間の口に管をねじ込んで幼虫を産み付ける。 幼虫は内臓を食い荒らして成長し、やがて腹を食い破って出てくる。 初登場時のムービーは考えた奴の性癖センスを疑うレベル。 この攻撃を受けると状態異常「パラサイト状態」になり、体力が減っていき、ダッシュと緊急回避もできなくなる。この状態で攻撃を受け死亡すると… ハーブを使えば回復可能。ただ、ハーブを使う(パラサイト状態を治療する)と幼虫を嘔吐する動作が入り、隙が出来るので注意が必要。 ちなみにゲーム中では「ハーブを食べろ」とあるが、実は救急スプレーでも代用が可能。 最終的にはジルが電力を復旧させたため、巣は炎上し壊滅した。が、実は出現エリアに戻るといつも通り姿を現し襲ってくる。火を噴いて崩れ落ちたアレはなんだったのだろうか + パラサイト状態のまま放置した際の末路 本来ならば体力が減少し続けるのでどの道ハーブや救急スプレーなどのお世話になるのだが、回復のコイン等を所持すればゴリ押しで進むことも不可能ではない。 この場合発電所の再稼働させる為の装置を動かして外に出た際に「自力で吐き出す」事となる。 レコードのエコノミスト(回復アイテム使用数1回まで)を狙う時は覚えておくといいかもしれない。 リッカー 旧作には登場しなかったが、今作では主に警察署に出現する。 カルロスでは装備の関係上硫酸弾で弱点を突くことが出来ず、ナイフによるハメもできなくなっている。 難易度アシスト~ハードコアでは警察署に二体出現するのみ。 一体目は、あらかじめゾンビを一掃しておけば安全にスルー可能。 二体目は、S.T.A.R.S.オフィスに入れば警察署での探索は終わるので、ダメージ覚悟で走り抜けるとよい。 ナイトメア以上では、窓に張り付いて行くイベントの直後窓から飛び込んでくる(=一体増える)他、この次のスペンサー記念病院にも出現するので注意。 また、インフェルノだと飛びつき攻撃が即死攻撃になり、体力全快状態でも一撃死する。 ハンターγ 主に下水道に出現する。 他のハンターが人間に他の遺伝子を組み込んで作られているのに対して、こちらはカエルに人間の遺伝子を組み込むことで作り出されている。 今作では、口内に四つに分かれたインナーマウスを持っており、ジルを見つけて接近するとインナーマウスを展開しながら迫ってくる。 本作でリストラされたグレイブディガーの要素を継承してるようなデザインで、実際にグレイブディガーやマジニの口から出ているアレが、ハンターγのデカい口から出ているのをイメージしてくれればいい。 この開いた口につかまると、問答無用で飲み込まれて即死する。 そのあまりにもキモイ姿は、ゲーム動画が公開された時に多くのプレイヤーを戦慄させた。 博士によって数体が下水に放たれ、職員を殺害していた。 カエルをベースにした関係で高温に弱いほか、攻撃時にさらけ出す口内も弱点。また、脚を攻撃し続けてもその場にうずくまり口内を晒してくれる。まあこちらを襲う時に口を狙った方が手っ取り早いけどな! このため、アンブレラ本社からは早々に見切りをつけられていた。 ハンターβ 洋館で開発されたB.O.W.・ハンターをαとして、そこから更に改良されたもの。 旧作では頭部の半分が腫瘍を思わせる肉腫に覆われた大変グロい見た目だったが、今作では昆虫の外骨格のように固い皮膚に覆われている。 また口元もプレデターの様な口をバッタ類の顎を思わせる外殻で覆っており、セガサターン版にのみ登場した幻の敵「ティックス」を連想させる。 普段は右腕の爪での攻撃に終始するが、顔の甲殻が砕けた状態で向かい合うとより大振りな左腕の爪で、 プレイヤーやハンターの体力に関係なく頸動脈を掻き切る即死攻撃を仕掛けてくる 。 背中を向けて逃げる分には右手でしか攻撃しないほか、予備動作として鳴き声を上げたタイミングでのカルロスパンチで怯んだり転倒するなど、付け入る隙もあるにはある。 だが逆に言えば、顔を数発撃ったりカルロスパンチで殴っただけで、顔の甲殻が砕けて早々に即死攻撃のフラグが立つため、初心者向けの難易度アシストでも割と気軽に仕掛けてくるのは中々に鬼畜。 旧作のハンターたちと比べてスピードが上がっており、文字通り目にも止まらぬ速さで低姿勢のステップを織り交ぜこちらの攻撃を躱す。 また、見た目の通り皮膚が大変固く、アサルトライフルの銃撃にも耐えるほど。 皮膚を破壊したところを集中攻撃すれば倒せるのだが、如何せん動きが速くて狙いにくい。 固い、速い、おまけに即死攻撃の条件が緩いという、今作屈指の強敵にしてシリーズ最強のハンターである。 特に最高難易度だとカルロスがハンター一匹とタイマンしても勝てないくらい相性が悪い。スルー推奨。 硫酸弾が弱点で、ぶち込めば長時間悶え苦しみ大きな隙を晒すので、ジルの操作時には弾をケチらないこと。ただしγとは違いこれ1発で確殺とはいかない場合もあるので、追撃でしっかりトドメを刺そう。 硫酸弾が足りないという場合はショットガンで応戦するのがセオリー。1発当てれば大きく仰け反り追撃を決めやすい。 一方でカルロスの場合は手榴弾くらいしか有効な武器がないので、ハンター対策として温存しておくことを推奨する。 タイマンなら即死カウンターカルロスパンチで優位を取ることも可能だが、他の敵がいる時に時間をかけてパンチを狙うのは悪手だろう。 追跡者 タイラントに寄生生物「ネメシス」を寄生させることで作り出されたB.O.W.。 タイラントの強靭な肉体にネメシスの頭脳が加わり、恐るべき無能な働き者生物兵器と化している。 ただ、作中でも寄生生物はウイルス以上に制御が難しいという点が指摘されており、結局本格的な量産はされなかった。 本作では旧作以上にアグレッシブに動き、逃げるジルを触手で引き寄せる、ジャンプで前に回り込む等の行動をしてくる。 特に、幾つかのシーンでは瞬間移動をしているとしか思えない動きをする。 前作のタイラントと同じく殺すことは不可能でダウンさせてもしばらくすると回復してしまうが、ダウンさせるとサプライケースというアイテムが入ったケースを落とす。 これにはハンドガンの強化パーツも入っているので、欲しいのならば戦わなくてはならない。 攻撃オブジェクトをうまく活用しよう。 旧作と同様に武器を使用してくるが、一回目は火炎放射器を使ってくる。勘のいいプレイヤーなら分かると思うが、背後の燃料タンクが弱点となる。 攻撃の中で火炎弾バラ撒きは特に脅威で、着弾点から発生する火炎フィールドの中にいると急速に体力減少し、移動も阻害される。火炎フィールド自体もすぐには消えないため厄介。 難易度アシストでもスリップダメージであっさり死ぬので油断は禁物。 燃料タンクを爆破しても起き上がり、壊れた火炎放射器を鈍器がわりに再度襲い掛かってくる。ホーミング性が高く大ダメージの突き攻撃と、火炎フィールド発生の横なぎ攻撃に注意。 二回目は旧作と同様にロケットランチャーを使用してくる。カルロスが待機する路地へ向かう逃亡戦となる。 このロケットランチャーは弾切れを起こさない恐るべきもの。無限バンダナを装備しているようには見えないのだが… 公式サイトやテキストファイルでは「ネメシス」と呼称されておりこちらが正式名称だが、各チャプター開始時の目標表示では「追跡者」と表記される。 オープニングムービーで棺桶のようなコンテナで運搬される様子が描かれるが、実はこのコンテナはゲーム中にも登場し、 ブラッドが通り過ぎるヘリに助けを求めるイベントが発生するあたりで見つけることができる。つまり、あのコンテナはジルの自宅近くへ投下されていた事がわかる。 追跡者第二形態 ミハイルの捨て身の自爆攻撃によって炎に包まれ、水中に没した追跡者だが、数分で驚くべき変化を遂げた。 スーパータイラントをはるかに凌ぐほど巨大になっており、骨格も四足獣めいたモンスターハンターに登場してもおかしくないほどの怪物と化している。 攻撃方法は引っ掻きと噛み付き。ダメージを与えるとバインドボイスを出したりする。 体力がある程度減ると、外周を走り回って攪乱した後、大ジャンプからの体当たりを仕掛けてくる。 だがこの走り回っている間が実はチャンス。 必ず決まったルートを通るため、そこにマインスロアーを仕掛けておけば爆風で吹っ飛び、少しの間胸からネメシスの本体が露出する。 そこを一気に畳みかけよう。 ゲーム]終盤に処理場で再戦するが、周りにゾンビが出現し邪魔してくるため、難易度が上昇する。 難易度ナイトメア以上だと何とペイルヘッドが出現するため、かなりの難関と化す。 追跡者第三形態 溶解液に沈められた追跡者だが、それでも死なず、変異を繰り返していった結果、想像を絶する巨大な姿となった。 G最終形態すら比較にならないほど巨大になったその姿からは、元の姿を想像することは最早不可能である。 通常兵器は通じず、倒すにはレールガンによる攻撃が必要になる。 腕による叩きつけ攻撃の他、溶解液から取り込んだ毒液も武器にしている。 体に幾つかある腫瘍のようなできものが弱点で、全て破壊すればダウンして暫く動きが止まる。 難易度の上昇に連れて攻撃パターンが激化、弱点の数も増えダウンからの復帰も早くなる。 最高難易度だと攻撃高速化のうえ、たとえ通常攻撃だろうと全てが一撃死するまさかのオワタ式。こだわりがなければ、せめて鉄壁のコインが欲しい。 最期は、口に突っ込まれたレールガンの攻撃によって頭部を跡形もなく吹き飛ばされ、ようやく息絶えた。 追記、修正は、追跡者から逃げ延びてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ハンターがその部屋にとどまる性質だから全く脅威じゃなかったな。なんなら手榴弾一発でいけるしやっぱりRE最強の敵はゾンビだった -- 名無しさん (2020-04-12 03 51 11) ↑それは知らなかったわ。自分はリッカーにナイフで挑んだらナイフハメが出来なかったから返り討ちにされたわ。あと今回は無限ロケランの入手が比較的簡単でビックリしたな。 -- 名無しさん (2020-04-12 06 43 28) 地下鉄の避難民の存在価値がUSSと違って真っ当な任務を遂行したUBCSとの違いやネメシスの残虐さを引き立たせるための舞台装置なところが気になった -- 名無しさん (2020-04-12 10 53 09) 追跡者が決まった位置にしか出てこないイベントボス的立場だから二周目からあんま怖くなくなっちゃうな。広範囲を巡回してるRE2のタイラントの方か恐怖度高かった -- 名無しさん (2020-04-12 11 31 40) ボリューム不足って言われてるけど、めっちゃ面白かった。ブラッドやタイレルが良い奴になってて良かった。 -- 名無しさん (2020-04-12 11 44 35) 正直微妙だった。ネメシス第二形態とかネメシスゾンビとかハンターγとかやっぱりどうしてもクリーチャーがファンタジーの領域に入るから密室ホラーとして進めるには怖さを軽減させる敵が多すぎるんだよな。なんだかんだ一番怖いのゾンビだし。なんならシステムとしてはRE2路線より4路線のが面白かったように思う -- 名無しさん (2020-04-12 11 49 56) 個人的にステージがもう一つ有って、追跡者がイベントボスとしてじゃなくてオリジナルと同じ感じにしっかり最終盤まで追跡してくるようになってれば満点だったかなー。第二形態になると突然、四足歩行になるから第一形態と第二形態の間みたいな形態が欲しかった。同封してるバイオハザードレジスタンスは今のところはバランス悪いけど調整してくれればかなり長持ちすると思う -- 名無しさん (2020-04-12 11 55 04) ネメシスが旧作以上に不死身の化け物になってるから、正直レールガンで止めを指せたことに今でも違和感を感じている -- 名無しさん (2020-04-12 12 50 23) ↑↑第二形態と二回戦うことになるんだしそれでもよかったよね。第二形態は触手ニョロニョロの人型でタイレル刺した時にあのモンスター形態とかでもよかったと思う -- 名無しさん (2020-04-12 13 19 59) ↑↑↑すげえ分かる。オリ版みたいに人型で終盤まで追ってきてほしかったわ。 -- 名無しさん (2020-04-12 13 28 26) ↑×9 というかハンターがドア開けられないのに元いた場所に戻ろうとするAI?だから別のドア越しに背中撃ってればノーリスクで倒せるのよな。2体配置されてるテープ部屋とか隣接してる大部屋にハンター誘い出して通路にまで逃げたらあとは延々と元いたテープ部屋に戻ろうとするハンターを後ろからちょっかいだすゲームに -- 名無しさん (2020-04-12 13 31 26) 追跡者は「追ってくる」感が薄かったかな。雄叫び上げながらダッシュしてくるだけでよかった。スパイダーマンも嫌いじゃないけど目の前にヒーロー着地してくると「追いかけるマン」より「逃がさないマン」の印象が強くなってしまう。 -- 名無しさん (2020-04-12 13 52 02) ミニゲームの方が面白くて本編どころじゃねぇ! -- 名無しさん (2020-04-12 15 18 54) 冒頭でブラッドが危険を知らせてくれたってことは、ブラッドも一度追跡者と出会って逃げ切ってるのかな?ジルの同僚だし結構出来るやつなのかもなあいつ… -- 名無しさん (2020-04-12 17 06 04) 追跡者が完全にティガレックスとリオレウスの合の子みたいになってる -- 名無しさん (2020-04-12 17 19 29) RE2の遺産でついでに作りました、って印象が拭えない物足りなさだった。 クレイブディガーも出ないし原作の名所の時計塔がガワだけとかなんなの。 前作から1年なんて突貫工事せずにしっかり作り込んで欲しかったわ。 -- 名無しさん (2020-04-12 19 06 55) ドレインディモスの幼虫産み付けイラマと幼虫お腹食い破りで抜いた人は多いはず -- 名無しさん (2020-04-13 02 22 01) ネメシスのティガレックス化は残念だったな -- 名無しさん (2020-04-13 12 52 24) 正直re3は不満が多いは個人的に、オリジナル版から削ってるとこ多いし、ネメシスも追跡者って言うほど追われてる感じ無いし、正直がっかりした。re2の表裏の違いが、ほぼ無いのは昔と違って作る物が多すぎるからしゃーないって思って、納得してたけど、re3は納得できない部分が多すぎる。リメイクって言って売ってんだから、ちゃんと作り込んで欲しかった。3めっちゃ好きだったのに本当に残念 -- 名無しさん (2020-04-13 14 58 02) 正直、本編に不満を抱いている人の気持ちも分からんでもない。無理に抱き合わせにせずちゃんとミニゲームと分けてしっかり作って欲しかった -- 名無しさん (2020-04-13 19 45 14) なんかこちらが求めてるのと開発が作りたいのとですれ違ってる感じがする、リメイクじゃなくて新作にしたほうが良かったんじゃないかな -- 名無しさん (2020-04-14 13 48 28) RE2のタイラントのほうが追跡者してたな -- 名無しさん (2020-04-14 13 54 55) 「カルロス、奴を倒した」→「奴が生きてた!」の下り多すぎ…多すぎじゃない? -- 名無しさん (2020-04-15 03 25 43) レジスタンスのキャラクター追加。レジスタンスの項目出来たら移動してください -- 名無しさん (2020-04-15 13 20 02) パラサイト状態は強制イベントの1回目以外、変電所の敷地を出ると自動で解除される。儚い生き物 -- 名無しさん (2020-04-15 13 39 02) 原作やり込んでいたから短いとかネメシスの追跡がなんか違うとかは確かに解る。だけど、高い 難易度やって解った。あれ以上長くしたら心折れるw(白目) -- 名無しさん (2020-04-17 12 40 32) ↑8 たしかにタイラントベースだからあくまでも「人型モンスター」を貫いてほしかった オリジナルの第三形態も体勢でわかりづらいけど人間のプロポーションはかろうじて残ってるし オリジナルの某プレイ動画で野獣先輩呼ばわりされてたけどほんとに野獣になっちゃあいかんよ -- 名無しさん (2020-04-19 12 15 35) ジルとブラッドってコナンの筧さんと高木さんの中の人なのね -- 名無しさん (2020-04-19 12 22 43) ff7rやった後だとメッチャ簡単に緊急回避出来て笑える -- 名無しさん (2020-04-19 22 40 05) 追跡者しかりグレイブディガーしかりボリューム不足に関してはいっそ完全版RE3.1が欲しいところ…だけど次が8説やCVリメイク説も出てるから望み薄か。世界観の描き方で個人的に面白いと思ったのはペイルヘッドがどうやらゾンビ改を置き換えるリブート版としてレギュラー敵に昇格したっぽい所かな -- 名無しさん (2020-04-19 22 59 17) やっと体術が実装されたと思ったらゴリラパンチやレオンキックの足元にも及ばない威力なのが悲しいところ -- 名無しさん (2020-04-22 15 29 00) レジスタンスは研究が進み、完全なパターンゲーと化してしまった。流石に1分に一度味方全回復はやりすぎだよ…… -- 名無しさん (2020-04-24 00 21 58) マーセナリーズが無いのは、本当に残念。無料アップデートで追加してくれないかな。 -- 名無しさん (2020-05-29 16 36 06) 前作が凄い気合いの入った作り込みだったのに比べて、本作は外注だしレジスタンスとの抱き合わせ商法だし製作期間も短い。 クオリティ以上に前作で獲得したファン相手に苦手分野のオンラインゲームを売り込もうという安易な発想が透けて見えるのが哀しい。 せっかく傑作ラッシュでカプコンの時代が来ようとしているのに安易な方向に流れ始めたらあっという間にまた低迷するぞ。 -- 名無しさん (2020-06-14 09 16 22) RE2で爆上げしたカプコンへの評価がバイオ6発売当時並みに駄々下がりしたリメイクだった。そもそもリメイクって言って売りに出して良いもんじゃない、下手すればオリジナル版の半分もリメイク出来てないのは詐欺やろ。一番期待していたネメシスまで「追跡者」じゃなく、よくある逃げ「イベント」に成り下がってるし…オリジナル版同様にスタァァァァズ言いながらドスドス足音響かせてプレイヤーを「全力で」殺しに来て欲しかった、何で触手使って自分の所まで引きずり込んでんのに何もせずゴロゴロ ヨッコイショ って立ち上がるまで待ってんだよ、コントかよ、本当にガッカリで心底失望した。前作のRE2から流用だから全く遊べないゲームじゃないのが余計に質が悪い、本当に糞。 -- 名無しさん (2020-07-06 18 01 30) ↑個人的には結構面白かったよ。 RE2がボリューム高すぎただけ。 -- 名無しさん (2020-07-15 00 00 17) 不満がないと言ったらウソになるが、そこまで酷いは思わなかった。バイオ歴2年の人が言っても説得力が乏しいかもしれないけど。 -- 名無しさん (2020-08-29 23 14 21) ↑続き RE2と一緒に出てればまた違ったんだろうな。あと、アクションが強くなったのは、海外サイドからの影響があったんじゃないかな。現にヴィレッジ(事実上の8)も7や RE2と同じく純粋なホラー路線ぽいし。なので、ポカしない限り↑2や3みたいに低迷や評価が下がることはないと思う。 -- 名無しさん (2020-08-29 23 22 24) 停職処分受けて自宅待機中に引っ越しの準備してたらいきなり襲われるって、なんやねんそれw -- 名無しさん (2020-09-04 14 12 18) 2と違ってDLCの予定もないし単純に評判イマイチで切られたか、やっぱりレジスタンスのための客寄せだったのか。3のファン可哀想。 -- 名無しさん (2020-09-05 11 34 03) ↑クリア特典が豊富だし「DLCで入れられそうなのは最初に全部入れた」と言うのが正解なんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-11-29 15 14 35) 言うほどか? オフラインプレイヤーにとって物足りない内容なのに変わりはない。 -- 名無しさん (2021-01-13 07 28 18) 次はカプコン内製でRE4作るって噂だし、流石に方針を改めたな。 それ以前にリメイク企画に味占めすぎでしょ。 -- 名無しさん (2021-01-24 17 22 57) 3 -- 名無しさん (2021-02-20 14 12 08) グレイブディガーやブレインサッカーにも触れてあげて -- 名無しさん (2021-03-05 18 15 11) 初代バイオみたくリメイクで敵を増やすのは多いけど、逆に削るっていうのはあまり見かけないような… -- 名無しさん (2021-03-05 18 20 23) 決してつまらなくはない。でも面白い理由の殆どが「RE2ベースだから」なのでRE3独自の面白さが無い -- 名無しさん (2021-06-03 01 30 41) ジル・バレンタイン(CV 安元洋貴)だと…… -- 名無しさん (2022-01-10 03 54 00) 「セミオートバレル」を装備して弾数が増えるのは、銃身じゃなくてマガジンチューブに装着するからじゃ… -- 名無し (2022-01-18 16 32 37) 弱点は突けなくてもリッカーとハンターβはカウンターパンチで撲殺しやすいからそこまでは…ホットダガーは前作にこそ欲しい武器だったかな…イビーやG生体相手には特に… -- 名無しさん (2022-05-19 17 52 16) ドレインディモスが6のラスラパンネに匹敵するグロい攻撃するクリーチャーに変貌して昨今のバイオは必ずこういう枠が登場してる印象。 -- 名無しさん (2022-06-21 09 32 46) RE2の勢いに乗って短期間で作ろうとしたから空回りしちゃった印象。何ごとも冷却期間は大事というのがよく分かる。 -- 名無しさん (2022-06-21 10 41 52) ↑ちょっと調べればわかるけどRE2の勢いで短期間で作ったんじゃなくて同時期に外注で作ったんだよ -- 名無しさん (2022-12-03 01 18 10) ↑同時進行で作った結果、レジスタンス含めて散々な出来になってしまったから「本当にこれで良いのかな?」と頭を冷やして抱き合わせ販売もやめてもらって、「バイオ3リメイクのみに」一本化した作品として作り直してもらいたかった。やっぱりRE2の熱が強すぎた。 -- 名無しさん (2023-01-22 12 45 43) 外注だったのか・・・原作を軽んじてる出来栄えに納得させられたわ ネメシスの怖さがなんたるかをまったく理解してないのが丸わかり -- 名無しさん (2023-03-03 10 43 57) RE4はシリーズ最高傑作。 こうしてみると製作期間の短さといい、ガチのRE2とRE4の中間作品としてとりあえず間に合わせで作った不遇の子扱いだったな。 コードベロニカのリメイクもやる気なさそう。 -- 名無しさん (2023-03-28 07 00 07) さんざん言われてるけど、タイレルやブラッドがオリジナルだとちょい役だったり、モブ同然の扱いだったが2人ともちゃんと印象に残る活躍するんだよね -- 名無しさん (2023-04-25 16 30 26) レジスタンスは悪くなかった、監視カメラから一方的な攻撃という発想は悪くなかった -- 名無しさん (2023-04-30 10 15 13) スーパータイラントと追跡者第二形態の外見変更は劇場版の『3』タイラントと『1』リッカーモチーフ説聞いたが、だったら逆の方がよかったわ。「溶鉱炉に落ちて溶けたタイラントがリッカーみたいなむき出しの化け物で復活」と「コートが外れて茶色いケロイド肌むき出しになり、右手の触手がのびて劇場版タイラント風の追跡者」これでいいだろうに。 -- 名無しさん (2023-04-30 10 38 01) ドレインディモスの折りたたみ、末路でも何でもないやん -- 名無しさん (2024-02-08 16 30 47) マグナムに関しては、なぜか病院の中庭にU.S.S.隊員が一人だけ死んでいて、その傍らのジュラルミンケース内に入ってるから、もしかしたらバードの口封じか救出のために派遣されてきたU.S.S.隊員の荷物ってことにすると辻褄が合うのでは -- 名無しさん (2024-05-05 14 47 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/9435.html
黒神龍バイオブレイズ 闇文明 R コスト 5 4000+ ドラゴン・ゾンビ ■このクリーチャーが攻撃するとき、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 ■自分のバトルゾーンに《光神龍シャインブレイズ》がいる間、このクリーチャーのパワーは+1000され、相手がクリーチャーを選ぶとき、このクリーチャーを選ぶことはできない(このクリーチャーを攻撃、ブロックはしてもよい。) ■自分のバトルゾーンに《蒼神龍マリンブレイズ》がいる間、このクリーチャーのパワーは+1000され、ブロックされない。 ■自分のバトルゾーンに《紅神龍アポロブレイズ》がいる間、このクリーチャーのパワーは+1000され、アンタップされているクリーチャーを攻撃できる。 ■自分のバトルゾーンに《緑神龍ダイナブレイズ》がいる間、このクリーチャーのパワーは+1000され、破壊されるとき、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。 作者:セレナーデ 収録 星戦編 第一弾(プラネット・コマンド) サイクル 《光神龍シャインブレイズ》 《蒼神龍マリンブレイズ》 《黒神龍バイオブレイズ》 《紅神龍アポロブレイズ》 《緑神龍ダイナブレイズ》 《超竜ブレイズ》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rangers-strike/pages/464.html
RS-260 バイオドラゴン XLユニット パワー5 CN- BP4000 SP- ノーマルレア 追加条件 【母艦】 これが自軍ラッシュエリアにある間、 自分が特徴「航空機」を持つOTのMユニットをラッシュするとき、 追加条件を満たすために次のようにしてもよい ⇒自軍Sユニットを1体パワーゾーンに送るかわりに、OTの自軍コマンドを1つホールドし、 自軍山札の上から1枚を自軍パワーゾーンに置く。 メカ/母艦 オーバーテクノロジー 超電子バイオマン フレーバーテキスト 二大爆竜に苦戦する龍星王を支援するため、超科学のドラゴンが飛び立った。 備考・解説 イラスト 森下直親 収録エクスパンション 第5弾自販機&パック 関連カード Q&A Q: A:
https://w.atwiki.jp/syuria00/pages/244.html
『私がついていれば百人力なんだから! …な、何よその目は。』 名前…カーラ・ユリエット 性別…女性 年齢…18歳 身長…161cm 体重…「ちょ、何聞いてるのよ!」 使用武器…ウィップ 一人称…私 精霊…セルシウス<氷> 外見…茶髪のショートカットに青い瞳。 胴着をアレンジしたような服装をしている。 自由気ままに世界を旅することを愛している女性。 その旅の途中にフィオナ達と出会い、「一緒に居ると面白そうだから」という理由で 同行を決めたある意味無茶苦茶な人物。 何かとつけて強がることが多く、度胸は天下一品。 しかし他人から褒められることに慣れていないらしく、顔を真っ赤にして恥ずかしがる。 氷の精霊、セルシウスをその身に宿している。 (ちなみに、その事実に気がついたのはフィオナ達に同行を決めてからだった)
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1436.html
バイオハザード5 詳細ストーリー:part50-236~244,258~264、当WIkiの連絡用掲示板内、差し替え・追加スレッド-182-206 1レス要約:当WIkiの連絡用掲示板内、差し替え・追加スレッド-207 237 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 32 37 ID YQurpzL60 【オープニング】 時は西暦2009年。あの忌まわしい洋館事件から既に10年が経過していた。 アンブレラは崩壊したものの、アンブレラの残した生物兵器は闇市場に流れてテロリスト 達に利用され、世界にバイオテロの脅威が蔓延していた。 アンブレラが理事企業を務めていた事での責任問題を恐れた製薬企業連盟は、対バイオ テロ特殊部隊「B.S.A.A.」を組織。 B.S.A.A.隊員は日々繰り返されるバイオテロとの戦いを続けている。 今作の舞台は灼熱の大地、アフリカ。 B.O.W.の闇取引を行っているという闇商人リガルド・アーヴィングの逮捕作戦が今まさに 開始されようとしていた。隊長ダン・デチャントの号令の元、B.S.A.A.アルファチームは アーヴィングが闇取引現場に使用するとの情報があったキジュジュ自治区のとある廃ビルを 包囲、退路を塞ぎ、突入を開始する。 同じ頃、その廃ビルの中では不思議な光景が広がっていた。 一人の黒人兵士がうずくまっている。その目は明らかに何かに怯えている。 そして彼の周りをゆっくりと歩き回る人物。仮面を付け、フードを目深にかぶり、 ローブで体全体を包んでおり、性別はおろか表情、髪型さえ窺い知れない。 やがて黒人兵士が絶叫を上げると彼の目からは光が消え失せ、その体から黒い蛭状の 謎の生物が次々と出現し…。瞬く間に彼の全身を覆っていくソレを静かに見下ろし、 仮面の人物は去っていった。 ほぼ同時刻、アフリカのキジュジュ自治区入り口に到着したB.S.A.A.歴戦のエージェント、 クリス・レッドフィールドは、不慣れなアフリカの地で彼をサポートする為にB.S.A.A.の 現地支部から派遣された黒人女性の新パートナーと対面していた。 「ようこそアフリカへ。シェバ・アローマよ」 新たな相棒との紹介を済ませながらもクリスの脳裏に浮かぶのは何度も死線を共に乗り越え てきた恋人以上と言えるほどに大事な相棒-ジル・バレンタインの墓標…。 この世界は命を掛けてまで守る価値があるのだろうか…? ジルを失った痛みから、最近のクリスはそんなネガティブな疑問を考えるようになっていた。 その答えはまだ見つからない。 ただ、それでもまだ1つだけ確かな思い。俺にはやらなければならない事がある! - オープニング 終了 - 続きます 238 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 35 56 ID YQurpzL60 【用語紹介】 B.S.A.A.:BioterrorismSecurityAssessmentAllianceの略。対バイオテロ特殊部隊 トライセル:製薬企業連盟の理事も務める大企業。CG映画「ディジェネレーション」でも最後に少しだけ登場 アンブレラ:言わずと知れた悪名高き巨大製薬企業 プラーガ:前作のヨーロッパで見つかった寄生生物。寄生された人間はガナード(家畜)と呼ばれていた プラーガ・タイプ2:プラーガ改良版。寄生時間は約10秒。寄生された人間はマジニ(悪霊)と呼ばれる ケネディ・レポート:前作主人公がヨーロッパで巻き込まれた一連の事件をレポートにまとめたもの。 ウロボロス:世界のバランスを変えてしまう何かだという噂。 【登場人物紹介】 クリス・レッドフィールド:ちょっとドジだが妹思いでタフな主人公 シェバ・アローマ:B.S.A.A.アフリカ支部の優秀なエージェント。クリスと組むもう1人の主人公 リカルド・アーヴィング:B.O.W.を闇市場に供給する死の商人。表向きはトライセル社員。 仮面の人物:仮面/フード/コートに身を包んだ謎の人物 ダン・デチャント:B.S.A.A.隊員。アルファチームリーダー ジョッシュ・ストーン:B.S.A.A.隊員。デルタチームリーダー レイナード・フィッシャー:B.S.A.A.隊員。潜入工作員。肉屋 カーク・マシソン:B.S.A.A.隊員。本部への連絡中継/ヘリ操縦士 デイブ・ジョンソン B.S.A.A.隊員。車運転士 ジル・バレンタイン:クリスの元相棒。公式には既に死亡している。 墓標には「B.S.A.A. Jill Valentine 1974-2006」と刻まれている。 -----------ここから本編 【Chapter 1】 入り口で非武装チェックを受けた後キジュジュ自治区内に入ったクリスとシェバ。 B.S.A.A.本部より無線で作戦指示。アルファチームと合流し、アーヴィング の逮捕に協力せよとの事。 自治区内は目つきの悪い黒人達でいっぱい。何故か2人が近づくと通行人は足を 止めて腕を組みながら2人に力一杯ガンを飛ばしてくる。 正直怖いので先を急ぐ。本部からの指示通り、事前に現地に潜入しているB.S.A.A. 工作員と会う為に肉屋へ向かう。 しかし途中で道端に置かれていたラジオの音声が聞こえ、2人は足を止めた。 現地の言葉で誰かが喋っている。声は興奮しているようだ。でもぶっちゃけ何を 言っているのかは全然分からない。 しばらくそれを聞いてからふと気が付くと、あれだけ居たはずの通行人がただの1人 も居なくなっていた…。ラジオの内容のせいだろうか? 考えていても分からないのでとにかく肉屋へ。 239 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 37 21 ID YQurpzL60 肉屋に着くと潜入工作員レイナード・フィッシャーがすっかり現地人に溶け込んだ 格好でお出迎え。2人は彼からハンドガンを受け取る。 治安の良くないこの地から早く撤収したいぜとぼやくレイナード。 シェバが銃の整備をしつつ、アルファチームとの合流ポイントを聞き出すと、広場の 向こうに奴の取引現場があって、合流もそこだと教えられた。 レイナードはふと、「ウロボロスを知っているか?」と2人に問う。 その名はB.S.A.A.でも噂程度に広まっており、2人も一応知っていた。 噂では、正体は不明だが 世界のバランスを変えてしまう 何かだと言われている。 クリスがそう答えると、レイナードはアーヴィングを捕らsえる事がその噂程度に過ぎない ウロボロスを解明する為の第一歩らしいと話す。 そして気を付けろよと忠告し、レイナードは肉屋を出て行った。 アルファチームと合流する為にまずは広場を目指す2人。 途中、民家から悲鳴が聞こえたので立ち寄る。 民家では1人の男が別の2人の男に組み敷かれ、押さえつけられていた。 単なる喧嘩?のようにも見えるが様子がちょっと違う。男2人は組み敷いた男の口から 何かを無理矢理飲みこませている。 躊躇いながらもクリス達が一応銃を向けると2人は逃げていった。 残された男を介抱しようとしたクリス達だがその手を乱暴に振り払われ、男は喉を おさえて猛烈に苦しみ出す。数秒もすると男は顔中の穴という穴から血を流し始めた。 そしてそのままガクンと俯いたかと思うと突然クリス達に襲いかかってくる! 思わず発砲するクリス達。 倒れた男を見下ろして、ゾンビでは無さそうだなとクリスは呟いた。 後にクリスは「ケネディ・レポートに出てきたガナードに特徴が似ている」と発言している。 # 本編中は出てきませんが、道中の補足資料からこの男はプラーガ・TYPE2に # 寄生された事が分かります。今後このような状態を現地の言葉でマジニ(悪霊)と呼びます。 民家から出た途端、多数のマジニによる熱烈な歓迎を受ける。 慌てて近くの建物に入り、ドアを塞ぐ2人。 # 弾薬に余裕があるなら全滅させる事もできます。 ヘリで待機中のB.S.A.A.本部中継、兼空中支援隊員のカークに無線連絡するも これはある程度想定内だったらしく、そのまま合流地点へ迎えとの指示。 仕方ないのでその建物内部から地下を通って広場へ向かう。 240 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 39 07 ID YQurpzL60 広場近くの建物内に入る。 と、広場ではスピーカーを持ったサングラスの男(ラジオの声の主)を中心にして集会が 行われていた。 集まっている自治区の住人は誰も彼もがマジニでありかなり興奮しているようだ。中央の スピーカー男が扇動しているらしい。 扇動者の隣には超巨大な斧を持った処刑マジニと数人のマジニに押さえつけられて暴れて いるレイナードの姿が…。レイナードはどうやら正体がバレたらしく、捕まってしまったようだ。 扇動者が目で合図すると処刑マジニは巨大斧を振り上げる! シェバは焦って救出を試みようとするが、もう手遅れとばかりに静かに制止するクリス。彼も 無念そうだ。 そして斧は勢いよく振り下ろされた。一斉にマジニ達が大歓声を上げる。 扇動者は満足気に周囲を見回して歓声を受け止めていたがここで建物の窓から見ていたクリス達 に気が付いた。 扇動者が再び何事かを叫び、こちらを指さす。一斉に振り向くマジニ達。見つかってしまった。 興奮しているマジニ達が見逃してくれる訳もなく、ラッシュが始まった。 無線で救助を要請するクリス。撃っても撃っても次々とマジニ達が沸いてくる。 マジニ達は各々武器を持って襲いかかってくる。 広場の出口も塞がれてしまった。このままでは弾薬が尽きてしまうのも時間の問題だ。 何体倒したか分からない程時間が過ぎて焦り始めてきた頃、ついに救助要請の返答が無線で伝えられた。 カークのヘリが到着したらしい。カークはヘリからRPG-7を撃ち込み塞がれた広場の出口を周囲のマジニ ごと吹き飛ばす。窮地に一生を得たクリス達は無線でカークに礼を伝え、先に進んだ。 広場を出て少し進んだところでSOS無線が入る。 逮捕作戦展開中のアルファチーム隊長ダン・デチャントからだ。何か得体の知れない化け物に 襲われているらしい。ただならぬ様子で救援を訴えた後、通信は切れてしまう。 合流を急がなければならない。 途中でマジニではない金髪女性からの2度に渡る悲痛なヘルプ要請を聞くがどちらも(強制的に) 助ける事が出来ず、マジニにされてしまって襲われる悲しいハプニングがあったりしたが、 合流ポイントの廃ビルに到着。 しかし様子がおかしい。何やらコールタールのようなどす黒い液体?が壁から垂れ、異常な臭い を発している。さらに先に進むとアルファチーム隊員の遺体が何体も見つかった。 2Fの奥でデチャント隊長を発見。瀕死だったがまだ生きている。 虫の息だが何とか話を聞く事が出来た。 「すまない、アーヴィングには逃げられた。これは罠だったんだ…」 とデチャントは苦しそうに言う。罠とは何の事か? 何とか敵のPCから奪ったというHDDをクリスに渡し、デチャントは息絶えてしまった。この時、 周囲を警戒していたシェバは走り去る人影を目撃するが、逃げられてしまう。アーヴィング だったのだろうか? 合流するはずだったアルファチームが全滅してしまい、途方にくれたクリス達はカークに無線通信。 とりあえずアルファチームが持ち込んだデータ転送機器が1Fにあるのでそこから本部へHDDデータを 転送せよとの指示。 241 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 39 57 ID YQurpzL60 廃ビルなのに何故か動くエレベーターで1Fへ下り、途中で拾った鍵で鍵のかかったドアを開けようと した瞬間、真っ黒な気持ち悪い人型の化け物が天井からドサっと落ちてきた。よく見ると無数の黒い 蛭のようなものが波打ちながら集合して人型を構成しているようだ。 アルファチームを全滅させた化け物はこいつだと瞬時に悟って銃を構える2人。しかしいくら弾丸を 撃ち込んでも倒れる様子が無い。 # 何故ならムービー中に倒されるはずが無いボス戦だからですw 化け物は腕?に相当する部分をまるで触手のように長く伸ばしてクリス達を襲う。 都合良く設置されていた焼却設備で化け物を燃やして解決。この謎の化け物は熱に弱いらしい。 # 大量の弾薬などがあれば一応射殺も可能です。 倒れた化け物から黒い蛭は消滅し、後には人らしき体が残った。しかしその体もやがて溶けていき、 最後には何も無くなってしまった。元は人間だったのだろうか…。 もう少し早く着いていればアルファチームは助かったかも…と悔やむシェバに、俺たちは運よく 生き残れただけだ、もし合流出来ていても結果は分からなかったと謙遜するクリス。 データ転送機器に到着し、HDDデータを本部へ転送終了。 たった2人だけになってしまったクリスとシェバは揃って作戦の再検討を本部に要請する。しかし 返ってきた答えは「作戦続行」だった。増援チームを送る、アーヴィングは鉱山に向かうと推測 されるので早速追えと。2人の反論も空しく通信は切られてしまった。 「やはり隊員は使い捨てか…」 ぼやいて不満を隠せない2人だが上の命令に逆らうわけにもいかず、渋々鉱山へ向かう。 その頃、転送機器の周辺に仕掛けられていた監視モニターを経由して車中からその様子を見ていた 人物が居た。誰あろうアーヴィングと仮面の人物である。 取引場所を密かに変更した上で、B.S.A.A.をおびき寄せて全滅させるための刺客として用意した怪物 「ウロボロス」がこの2人に倒されてしまったことを理解したアーヴィングだが、不敵ににやりと笑う。 まだ打つ手はあるのだ。仮面の人物に車を出せと命じ、車は静かに走り出した。 - Chapter 1 終了 - 続きます 242 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 42 03 ID YQurpzL60 【Chapter 2】 クリス達は鉱山を目指し、港を通過。ここで再びマジニの大群に襲われ、今度は頼んでもいないのに 再びヘリ上のカークにRPG-7撃ち放題で豪快に支援される。 礼を言って先を急ぐ2人だが、しばらく進んで山道に入ったところでカークのヘリが飛行生物に襲われ 墜落していく場面を目撃。キペペオという変種の飛行型プラーガの仕業だった。 道中にあるヘリの墜落現場へ到着した途端、バイクに乗った多数のライダーマジニの待ち伏せに遭う2人。 数度の奇襲を何とか回避したものの、焦りからシェバの銃が弾詰まりを起こし絶体絶命の大ピンチに! ライダーマジニがシェバに襲いかかろうとしていたその時、突然マジニが銃撃で吹き飛ばされた! 振り向くとそこにはライフルを構えたB.S.A.A.隊員の姿が。 さらに次々と狙撃を受け、1人また1人と倒されていくマジニ達。いつのまにかB.S.A.A.隊員が周囲の あちこちに展開していて各所から狙撃しているようだ。 # 隊員を各所に展開している余裕があるならもっと早く助けてくれよ…死にかけたぞ… # とクリスが思ったかどうかは定かではありませんw 最後のライダーマジニも倒れ、襲撃は終わった。 窮地を救ってくれたのは増援のB.S.A.A.後方支援部隊デルタチームだった。 隊長ジョッシュ・ストーンと堅く握手を交わし、礼を言うクリス。 シェバはジョッシュの事をよく知っているようだ。聞けば彼女がB.S.A.A.に入りたての頃の教官だったらしい。 「俺たちのチームの妹みたいなもんだ」 ジョッシュはシェバの事をそう説明して笑った。 さて、落ち着いたところで状況を確認する。 HDDデータの解析を終えた本部の結論では、やはりアーヴィングは鉱山に向かったという事で 間違いないらしい。デルタチームはまず自治区周辺の鎮圧を行うのでクリス達は先行して鉱山へ 向かってくれとの事。本部で解析済みのHDDデータに入っていた情報を記録したメモリカードをクリスに渡し、 デルタチームは移動を開始した。 受け取ったカードを携帯端末に差し込んで情報を確認するクリス。 そこにはどこかの研究施設の画像と共によく見慣れた女性の画像があった。 クリスにとって見間違うはずがない、それはジルの姿だった。 「やはり…」 ジルは生きている。クリスは内心でそう確信する。 元々このアーヴィング逮捕の作戦の裏にはジルの情報がほんの僅かに見え隠れしていたからこそ、彼は 自分からこの作戦への参加を希望したのだ。 だが、突然黙って考え込んでしまったクリスへ声をかけるシェバに、適当に誤魔化して歩き出すクリス。 これは私事だ。今の作戦とは直接の関係はない。今はアーヴィングを捕らえる事を優先しなくては。 243 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 42 46 ID YQurpzL60 駅から坑道を経由して鉱山へ。 鉱山入り口にある建て物の2Fのドアから、内部に人の気配を感じた2人は銃を構えて突入する。 はたしてそこにはアーヴィングが居た! 銃口を向けて動くな、と警告するも慌てて銃をこちらに構えるアーヴィング。 「あなたがアーヴィングね!?」「さーて、誰だったかなぁ」 「覚悟しなさいテロリスト!」「テロリストじゃない、俺はビジネスマンさ」 シェバの警告におどけた様子で適当な返事をしながらも声が裏返っており、顔と銃をせわしなく 動かして全然余裕の無いアーヴィング。正直、小者のようだ。 これは楽勝と2人が思った瞬間、窓を割って煙幕手榴弾が投げ込まれた! 相手がアーヴィング1人だと思っていたクリス達は不意をつかれ、アーヴィングと3人で激しくむせて 咳き込む。さらに窓を割って仮面の人物が乱入。煙の中でアーヴィングの腕を掴み、「急げ」と 指示する。仮面の人物が初めて発したその声は女性のもののようである。 アーヴィングは「あばよ!」と笑いながら仮面と共に窓から出て行った。 急いで窓から外を見渡すも、2人の姿はもう見あたらない。 アーヴィングを追跡する為の手がかりは無いかと、突入時に彼が見ていた資料に目を落とす。そこには 地図があり湿地帯にある油田に丸印が付けられていた。ここに向かったのだろうか。 建物を出るとマジニの団体様襲撃。さすが鉱山、ダイナマイトを持った危険なマジニが多数出現する。 さらに、コウモリベースの大型B.O.W.ポポカリムに襲われた。 大型取引の為にアーヴィングが用意していた大事な商売品だが、クリス達への腹いせに放ったらしい。 だがさっくりと撃破。最後は格好良く構えたクリスのハンドガンが3発火を噴き、ポポカリムは崖下へ 転落していった。 戦闘を終えたクリス達の元へ1台の車が到着。運転手はデルタチームの隊員デイブだ。デルタチームの元へ クリス達を運んでくれるというので遠慮無く車に乗り込む。 車中で本部に無線連絡。デルタチームと合流して油田に向かうと伝えた。 無線を切った後、またしてもライダーマジニ多数出現。車を追跡され、斧だの火炎瓶だの色々と飛んでくる。 車に配備されていた機銃で撃退開始。気分はここだけシューティングゲームだ。 # どうでもいいけど突然のドリフト運転で無意味に味方へダメージを与えるのはやめてください、デイブ。 ライダーマジニの追跡を振り切った車はデルタチームとの合流地点に到着。しかし、またもや様子が変だ。 あちこちの壁がぼろぼろに破壊され、さらにデルタチーム隊員の遺体がそこかしこに…。これでは アルファチームの時と同じだ。 狼狽したデイブは車を停め、無言で仲間の遺体に駆け寄る。 そこへ巨大な人型B.O.W.ンデスの襲撃!デイブはあっさりと踏みつぶされてしまった!さらにクリス達へ も襲いかかるンデス。デルタチーム壊滅の犯人はこいつだ。家族同然のチームの皆を殺されたシェバは 怒りに燃えてクリスと共にデイブの車にあった機銃を構えた。 またしてもシューティングゲームと化してしまったが、ンデスを撃破。こいつは前作のエルヒガンテを B.O.W.として改良したものらしい。ポポカリム同様、闇取引の目玉商品であった大型B.O.W.をアーヴィングが デルタチームを全滅させる為に放ったのだ。 # ちなみにこの戦闘は手持ちの火力ある武器も回復薬も一切使えず、移動も出来ない強制機銃戦闘なので、 # 難易度の高いゲームモードでは最難関のボスと言われています。 244 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 43 30 ID YQurpzL60 アルファチームもデルタチームも壊滅してしまった。 デルタチーム隊長ジョッシュの姿は見あたらなかったが、この状況では絶望的だろう。 またも2人になってしまい、もうこれ以上、B.S.A.A.としての作戦の続行は不可能だ、そう判断したクリスは シェバに撤退を促す。 クリスも同じく撤退するものと思っていたシェバは、クリスが1人でこの作戦を続行すると聞いて驚く。 クリスには退くわけにはいかない別の事情があったのだ。やっと掴みかけたジルの情報だ。ここで手放す事は 断じて出来ない。アーヴィングを捕らえればきっと何か判るはずなのだ。 クリスはシェバに初めてジルの事を話す。死んだはずの大事な友人の画像がアーヴィングの持っていた データの中にあった。だからそれを確認するまで自分は撤退しない。だがその件はシェバには無関係だ。 B.S.A.A.としての作戦は中止だからここで撤退しろ、今なら引き返せると。 本当はそれだけが理由ではない。口には出さなかったがジルとの経験からクリスは目の前で相棒を失う事を 極度に恐れていたのだ。あの辛い経験は二度としたくない。何かあっても自分1人の方がまだ納得できる。 しかし、当然撤退するだろうと思っていたクリスの予想に反してシェバはそれを拒否する。彼女にも クリスの今の相棒としての意地がある。それに家族同然のデルタチームの仲間を殺された。このまま 引き下がるわけにはいかない。 押し問答があったがシェバは頑固だった。 クリスは苦い顔をすると説得を諦め、その辺にあったボートを拝借し、シェバを伴って湿地帯へ移動を開始した。 - Chapter 2 終了 - 続きます 259 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 41 14 ID vLn6h7Do0 【用語紹介2】 プラーガ・タイプ3:プラーガ改良版。身体能力が向上したが巨大化するケースや女性に定着しないなど欠点も多い 始祖ウィルス:T、G、T-Veronicaなど数々の危険なウィルスのベースとなったRNAウィルス 【登場人物紹介2】 アルバート・ウェスカー:クリスの宿敵。数々の事件で表裏問わず活動し、多数のウィルスなどを所持 エクセラ・ギオネ:トライセルアフリカ支社の女社長。他人を見下しプライドの高い性格 オズウェル・E・スペンサー:元アンブレラ総帥。神になるのが夢らしい。今まで隠れていた -----------ここから本編 【Chapter 3】 湿地帯をボートで移動中、シェバはクリスにジルの事を尋ねる。 クリスは語り出した。あの無念の思い出を。 -2年前、B.S.A.A.隊員だったクリスとジルは、長い間身を隠していたアンブレラ総帥 オズウェル・E・スペンサーの居所判明の情報を入手し、スペンサーの身柄確保作戦に自ら名乗りを上げる。 その真の目的はスペンサー自身ではなく、長年行方が分からなかった宿敵、アルバート・ウェスカーの 情報をスペンサーから得る事だった。 しかし雷鳴轟く悪天候の中、スペンサー邸に潜入した2人が最奥の部屋で目にしたものは、あまりにも 想定外の光景と言わざるを得ない。床に転がったスペンサー老人の遺体、そして窓の外を眺めて黄昏れる ウェスカー本人… 呆気に取られる2人だったが、元々はウェスカーを探す手がかりを得る為にここへ来たのだ。そのウェスカー が目の前に居る! すぐさま銃を構えるクリスとジル。しかしウェスカーは何の躊躇いもなく余裕の表情で歩み寄ってくる。 発砲。発砲。発砲。しかし当たらない。当たらない。当たらない。 マトリックスばりの動きで残像さえ残しながらウェスカーは弾丸を華麗に全て回避。そのまま2人に近づき、 ジルを周囲の本棚に向かって激しく吹き飛ばす。 さらにはクリスをボコボコにし、振り回し、机に叩きつけ、クリスは衝撃で身動きとれなくなってしまった。 そのクリスの首を掴んで片手で軽々と持ち上げるウェスカー。クリスも重量級なのに恐るべき怪力だ。 その怪力でもって、首を締められ続けるか、ポキっとやられたらクリスは一巻の終わり。それを悟ったジルは 「ダメ!」と大きく叫ぶと、自分のダメージを無視してウェスカーに向かって全力で走り、タックルを仕掛ける。 その決死のタックルにはウェスカーも抵抗できず、クリスを落としたウェスカーとジルの体は勢いのまま 窓を割って外へ放り出されてしまった。 窓の外は底が見えないほどの深い崖。2人の姿はもう見えない。 後には崖下へ向かって相棒の名を呼ぶクリスの悲痛な叫び声だけが残された… その後のB.S.A.A.による崖下の捜索では、遺体はおろか遺留品の1つまで見つからず行方不明とされ、 後日、規定によりジルは公式には死亡として扱われる事になる… # この事件の詳細は追加シナリオ『LOST IN NIGHTMARES』で語られますが今回は割愛します。 260 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 42 35 ID vLn6h7Do0 しかし、クリスはジルの遺体を見たわけではない。望みは最後まで捨てていない。 一方、シェバもクリスに問われ、自分の事を少しだけ語った。 家族をアンブレラの起こした「事故」で失ったのだと言う。もちろんただの事故ではない。例によって 生物兵器開発の実験を隠蔽する為の仕組まれた事故で、だ。 彼女もまた、アンブレラ、ひいては生物兵器開発を人一倍憎む犠牲者だったのだ。 その思いはクリスも言わずもがな。2人には仕事として以上の絆が生まれ始めていた。 湿地帯には先住民族が住んでいる。油田へ向かう為にはその居住区を抜けていかなくてはならない。 居住区に進入すると、ご多分に漏れず、既にマジニ化している先住民の大歓迎を受けた。しかも 何百年前だと言いたくなるほどの部族衣装(例えば上半身裸に腰箕で槍持ちなど)を身に纏って。 そしてこれまで戦ったマジニより手強い。 # 道中で入手する補足資料から分かる事ですが、先住民はプラーガ・TYPE3に寄生されています。 # TYPE2との違いは身体能力が強化されている事で、手強いのはそういう理由です。衣装については # やはり現代では普段からこんな格好な訳ではなく今ではお祭りの時くらいしか着ない、昔の戦闘衣装 # のようです。ちなみにTYPE3は女性には定着率1割以下だそうで、ここで登場するマジニは全部男性。 # それにしても、先住民達の貯め込んだ沢山の金銀財宝を根こそぎ持っていってしまうクリス達も # 正直どうかと思いますw 先住民マジニの攻撃を凌ぎつつ油田に到着。油田のすぐ脇にはトライセルの医療用仮設テントが あったが、これと言った感想も無い為スルー。 油田に入ると出来すぎなほどに都合よく遠方にアーヴィングの後ろ姿を発見。油田の仕掛けを 解きつつ急いで後を追う。 油田の奥の部屋に入ったところで、2人は懐かしい顔に出会った。 デルタチーム隊長、ジョッシュだ。生きていたのだ。 他のデルタチームのメンバーは全滅と聞き、激しくショックを受けるジョッシュ。 そんな状態なのに2人は何故撤退しなかった?と聞かれ、友人を捜しているのだとクリスに代わって シェバが答える。 しかしジョッシュこそ何故こんなところに居るのだろうか。 問いかけるがその答えは彼にも分からない。 マジニとの戦闘中に気を失い、気が付いたらここに居たのだと言う。 ハテナマークが3人の頭上に浮かんだその時、突然ドアが閉まり、マジニ達の襲撃が始まった! ジョッシュを囮にしたアーヴィングの罠だったようだ! 閉められたドアを横にあるコンピュータの操作でジョッシュがセキュリティ解除する間、クリス達は 彼の護衛をする。 # マジニが真横に迫っても一心不乱に操作を続けるジョッシュ。ある意味立派です。 何とかドアが開き、3人は脱出に成功した。 261 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 43 24 ID vLn6h7Do0 息を整える3人。ジョッシュは退路を確保、クリス達はアーヴィングを追うということで二手に別れた。 油田から桟橋に出ると、小型ボートと巡視艇を発見。どちらも出港するところだった。小型ボートには 仮面の人物が、巡視艇にはアーヴィングが乗っている。アーヴィングはクリス達に気がつくと 「ショータイムだ、楽しめ!」 と笑って艇は桟橋を離れていった。直後に始まった震動!油田が爆破されようとしている! カウントダウンが開始された。 桟橋の反対側でジョッシュが脱出用のボートを用意していた。カウントダウン終了までにボートまで 辿り着けば油田の大爆発を背に無事脱出成功となる。 # アーヴィングは実は表向きはトライセル社に所属し、この油田の所長です。闇取引は裏の姿。 # しかし既にこの油田の埋油量は枯渇しかかっていました。 # 事故にみせかけてその事実を隠蔽する事と、追ってくるクリス達を始末する為の一石二鳥を狙って # 油田爆破に及んだ事が補足資料に書かれています。 いい加減アーヴィングとの罠付き追いかけっこにも飽きてきたものの、ジルに関する手がかりは彼しかない。 見失ってしまった巡視艇だが、まだそう遠くには行っていないと判断してボートを走らせるジョッシュ。 各所で閉められた水門を開放しつつ、マジニと戦闘しつつ、前進。 いつのまにか周囲はろくに先が見えないほどの濃霧に覆われていた。 何気なくボートを操っていたジョッシュは、霧の中から突然現れた巡視艇に驚き慌てて 舵を切るが間に合わず衝突。 転覆は免れたものの体勢を崩したところに巡視艇から機銃照射。 「無茶しやがる!」雨のように降り注ぐ銃弾の中でクリスはぼやく。 機銃を操るマジニをハンドガンの的確な射撃で仕留め、乗り移る為にボートは巡視艇との 併走を開始した。 一方、その時のアーヴィングはと言うと。 艇に乗り込もうとしているB.S.A.A.を把握していながら逃げもせず甲板上で苦い顔をして立ち尽くしていた。 脳裏に浮かぶのはつい数時間前の出来事…。 実はアーヴィングは油田に戻ってきた時、そこに隠していた自分の多額の個人資産を持ってこの件から 降り、高飛びしようとしていた。 しかし仮面の人物がそれを悟り、逃がさぬとアーヴィングに詰め寄る。 「エクセラのオモチャのくせに!」 アーヴィングは抗うが、仮面の人物は意に介さず彼を締め上げた。 「責任を取れ」 仮面の人物は静かな口調でそれを繰り返す。 正式な取引商品ではない流出B.O.W.を闇市場に流していたのはアーヴィングが自分の金稼ぎの為に独断で 行った事である。そしてそれがもとで、B.S.A.A.にこの件を嗅ぎつけられた。 また、B.S.A.A.の追っ手を始末する事にも立て続けに失敗し、大事な取引に使うはずの大型B.O.W.を 2体(ポポカリムとンデス)も失った。その責任を取れと言っているのだ。 アーヴィングは必死に抵抗するが、仮面の人物は相当な力で首を締め上げているらしく、びくともしない。 観念したアーヴィングは分かったと返答。仮面はアーヴィングを地面に下ろした。崩れて咳き込む アーヴィングに、容赦なく仮面の人物は薬品の入った注射器を突きつける。 「使いなさい」 それは、一度人体に打ち込めば巨大な力を得る代わりに外見も怪物となって人間である事を諦めなければ ならない悪魔の寄生生物、支配種プラーガの卵であった… 262 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 44 07 ID vLn6h7Do0 甲板上でクリス達はアーヴィングに銃口を向ける。 「観念しなさい!」 しかし、アーヴィングはそれを聞く耳を持たず、自暴自棄になって独り言を呟き続ける。 「誰のおかげで多額の資金を稼げたと思ってんだあいつら…」 「どいつもこいつも俺の邪魔ばかりしやがって…」 まるで3流悪役の台詞だが、アーヴィングはもうやけくそ気味で覚悟を決めていた。人間辞める覚悟を、だ。 仮面に渡された注射器を自分の首に打ち込む。途端に変化を始めるアーヴィングの体。 # 成体プラーガを口から入れたわけではないのに即寄生と変化が始まった理由はよく分かりません。 # 更なる改良型?それとも支配種プラーガの特性? 笑いながら湖に飛び込むアーヴィング。次に湖面に現れた時にはもう巨大な魚っぽい水棲怪物となっていた。 即死の噛みつき攻撃を引っさげて、ひたすら笑いながら襲いかかってくるアーヴィング。 クリス達は艇の機銃と迫撃砲を使って迎え撃つ。 撃破すると水棲怪物の口の中に居たアーヴィングの本体は甲板上に放り出される。 水棲怪物の体はそのまま水の中に沈んでいった。半分化け物と融合したままのアーヴィングは断末魔の 呻きをあげてのたうち回っている。一応銃口を向けるものの、もう抵抗は出来ないだろう。 「B.S.A.A.か。おめでたい連中だぜ。もうすぐ世界は変わっちまうってのに」 瀕死のアーヴィングはそう言って苦しそうに笑った。 「エクセラの奴、二流品を寄越しやがって…」 意味不明な事を口走っている。 ジルの手がかりをこいつから得なければいけない。もう死にかけているアーヴィングに焦るクリスは 矢継ぎ早に質問を飛ばすが、アーヴィングはまったく答えようとしない。 気が触れてしまったのか、もう会話が通じないのだ。狂ったように勝手な独り言を呟くだけ。 イラっとしたクリスは時間の無駄だと呟き、撃ち殺そうと銃を構える。 慌てたシェバは彼を制止した。「クリス!」 とその時、まともな会話が通じなかったアーヴィングが初めてその言葉に反応した。 「クリス?お前はクリスって名前か?」 そのまま笑い出すアーヴィング。何がおかしいのか大笑いだ。どうやらクリスの名前を知っていた様子。 「クリス、お前の求める答えがこの先の洞窟にあるぜ?」 急に馴れ馴れしく友人と話すようにアーヴィングは言う。 「先に逝ってるぜ、あの世でまた会おうクリス!」 そう言い残して闇商人の体は溶けていった…。 - Chapter 3 終了 - 続きます 263 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 45 29 ID vLn6h7Do0 【Chapter 4】 ジョッシュの操るボートに乗り、アーヴィングの言う洞窟に到着した3人。 そこであの仮面の人物が乗っていた小型ボートが停泊しているのを確認する。 ここに来ているのは間違いないようだ。 クリスとシェバの2人はボートを停めてもらい、洞窟内部に上陸する。 ジョッシュは別行動で応援を呼んでくると言い、ボートでそのままUターンして洞窟から出て行った。 洞窟を進む2人。 歩きつつ、ふとシェバは思い出したように言う。 「アーヴィングが エクセラ って名前を言ってたでしょ?」 「ああ」 「実はその名前にちょっと心当たりがあるの」 B.S.A.A.を組織した製薬企業連盟。もちろんB.S.A.A.に対して一定の発言力が あるわけだが、その中でも連盟の理事企業であれば極めて強い権限をもつ。 その理事企業の1つ「トライセル」のアフリカ支社の女社長が エクセラ という名前だったと言う。 「もちろんただの偶然の一致かもしれないけど…」 考えても答えは出ないので保留にして先に進む事にした。 洞窟の奥は遺跡になっていた。それも広大な遺跡だ。 アフリカに長く住むシェバにとっても、こんな巨大な地下遺跡の話は聞いた事もない。 遺跡を進んでいくとまたしても先住民マジニに出迎えられる。 しかもこの遺跡はトラップや自動装置だらけだ。 まるで映画インディジョーンズの世界に迷い込んでしまったかのように 落とし穴やら疑似エレベーターやら接触すると爆発する巨大な火の玉やら、 虫眼鏡を応用したような光を集約して撃ちだし当たると即死する巨大な疑似レーザー砲やら、 紐を引くと自動で階段が出現したりと古そうなのに大がかりな仕掛けがてんこ盛りである。 遺跡の奥にある何かを守る為なのだろうか。 おまけに鉱山で1度戦った事のあるB.O.W.ポポカリムがここにも居て襲われた。 だがB.O.W.が放ってあるという事はここが生物兵器に関連がある事の証明でもある。 クリス達は1つまた1つと、戦闘したり罠を解除したりして苦戦しながら先に進んでいく。 一方その頃。とある研究施設の1室。 ソファに座っている妖艶な露出高めの女とサングラスの男の2人。男とは誰あろう、 クリスの宿敵、アルバート・ウェスカーその人である。 女はウェスカーの腕に注射を打ちながら言う。 「積み込みはほぼ終わったわ。もうすぐ飛び立てる」 ウェスカーは適当に「そうか」と返事をした。 「あのプラーガって商品はすごいわね。最初は半信半疑だったけど」 「そして今はウロボロスも完成した」 女はウェスカーの返事を待たず、饒舌に続ける。 「これでお前のトライセルでの地位も安泰だな」とウェスカーが彼女の次の言葉を先読みして言った。 女はトライセルの関係者のようだ。だが彼女は首を振りそんなものにはもう興味が無いと言う。 264 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 46 24 ID vLn6h7Do0 「貴方には優秀なパートナーが必要だわ」 そう言ってウェスカーにしなだれかかる。 「そして私にはその資格がある。私は貴方の世界で生きていく」 ウェスカーは女の顎を掴んで「そうだな」と呟いた。キスでもするのか…と思いきや、 掴んだ顎を横へ冷たく突き放す。女は大いに不満そうだ。 そこへ仮面の人物から「B.S.A.A.が侵入しました」と告げられた。 女は先ほどのささやかな仕返しとばかりに「貴方のお友達、クリス・レッドフィールドよね?」 と意地悪く言う。少しくらいウェスカーの苦い顔を見てやりたかったのだ。 だがウェスカーは応じない。「計画の遅れは認めない」と冷たく女に告げ、追い払う。 お喋りに興じる暇があるならやるべき事をやれと言っているのだ。 女は返事をせず、悔しい表情で仮面の人物と共に部屋を出て行った。 1人残ったウェスカー。あのスペンサー邸での出来事をフラッシュバックさせながら 「感謝しておこう、スペンサー」と呟いた。 その視線の先には、「UROBOROS」と書かれた巨大なミサイルが多数存在していた…。 遺跡を抜けたクリス達。その目の前には大きな花畑が広がっていた。 地下なのに…。思わずシェバは呟く。天井の隙間から光が少しだけ差し込んでいる。 そこに咲いている花は1種類だけ。それも2人が見たこともない花のようだ。 「アーヴィングの言った答えとはこれの事か?」 声に出してみるが、当然どこからも回答は返ってこない。 呆気に取られていたが、ふとクリスは花畑の周囲に置かれていた機材に気が付いた。 その機材は…長年放置されていたせいか汚れが酷いが、汚れを手で払ってみると 見覚えのある白と赤の傘マークが出てきた。忘れもしない、アンブレラのマークだ…! するとこの花畑はアンブレラ絡みなのか…? さらに見回してみると、反対側にはトライセルの設備も見つかった。 アンブレラとトライセル…一体どういう関係なのか。エクセラという名前も手伝って、 2人の中でトライセルへの疑いが強くなっていく。 # 補足資料で判明しますが、この花は始祖花といい、別名は「太陽の階段」。 # 食すると高い確率で死亡しますが、死ななかった場合は不老不死とも言える人外の力を # 得られるそうです。この花から抽出したものが「始祖ウィルス」で、過去にアンブレラが # 開発したTやG、T-Veronicaなどの数々の危険なウィルスのベースとなった超強力なRNAウィルスです。 # 前述の遺跡の数々の罠は全てこの花を守る為に先住民達が長い年月をかけて造りあげたものです。 - Chapter 4 終了 - 続きます 182:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 32 50 ID ??? Chapter5 研究施設 遺跡の最奥、『始祖花の祭壇』とでもいうべき場所。そこにはアンブレラのロゴが入った 給水設備があった。この花を栽培するために、水を供給しているもののようだ。 そこに落ちていた書類によれば、どうやらここは元々はこの花を祭った原住民の遺跡で、 この先はアンブレラがこの花の研究のために作った施設に繋がっているとのこと。 施設は40年も前に作られたもので老朽化が激しいうえ、アンブレラ倒産でかなりの間 放置されていたものの、最近になってトライセルが修理改築し再利用しているらしい。 (なぜか知らないが、遺跡以外で育った始祖花の中には始祖ウィルスが誕生しないため、 始祖ウィルスを抽出・研究する施設はこの遺跡の真横に作らざるをえなかったそうだ) 研究施設に踏み込む。始祖花が入った培養カプセル、TRICELLのロゴの入った最新式のPC。 データを見ると、トライセルがアンブレラの研究を引き継ぎ、始祖ウィルスも応用して 様々なB.O.W.を作っているらしい。そして「ウロボロス」もまたここで作られたようだが、 そのウロボロスがいったい何なのかまでは資料からはいまいち読み取りきれなかった。 B.O.W.『リッカー』の改良型の群れに襲われながらも、なおも先に進んでいく二人。 エレベーターで下がると、巨大なサイロ状のフロアに出た。天井も床も見えないほどの 非常に深い縦穴型エリアで、壁には規則正しくびっしりとカプセル状の設備が並んでいる。 この設備には見覚えがあった。あのジルの写真にあった場所に間違いない。 …とそのとき、偶然にもひとつのカプセルが動作した。アラーム音とともに、カプセルが 前にせり出し、蓋を開けて、中に入っていた「失敗作」を、ただ無造作に「破棄」した。 183:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 33 29 ID ??? そう、ここは世界中から誘拐してきた「実験材料」を「保管」「管理」している施設。 数え切れないほど壁面に並んだカプセルには、ひとつひとつすべてに人体実験に使われた 人間やら、これからB.O.W.へと改造される人間などが収められているのだ。 「……ひどい」 シェバは怒りと悲しみの篭った声で、搾り出すようにつぶやいた。 クリスはフロア中央にあるコンソールに飛びつき、「JILL VALENTINE」を検索する。 数秒後、検索の結果、ひとりの女性が表示される。その顔は間違いなくジルのものだった。 画面に「ACCESS」の文字が表示され、立っていた足場が下へと移動していく。 ……が、突然エラーが出る。「なぜ?」と驚くシェバだが、理由はすぐにわかった。 甲殻類をモチーフにした巨大B.O.W.『U-8』が襲い掛かってきたのだ。 甲羅の隙間を狙って攻撃した隙に、口の中に手榴弾を放り込み、内部から爆破して撃退。 エラーは解除され、足場は再び移動を開始し、ひとつのカプセルの前に二人を案内した。 ゆっくりと動作し、開け放たれるカプセル。……しかし、その中身は既に空だった。 「クソ!」と悔しがるクリス。その瞬間を見計らってか、嘲笑う女の声が響き渡った。 184:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 34 06 ID ??? 驚き振り返ると、コンソールパネルの画面表示が切り替わり、妖艶な美女が映し出された。 クリスたちは知らぬことだが、彼女はウェスカーと共にいた、あの怪しげな女だ。 「エクセラ・ギオネ!」 その顔を見てシェバが驚く。アーヴィングから「エクセラ」という名前が出てきたときに 予想はしていたとはいえ、まさか本当にトライセル・アフリカの代表が黒幕だったとは! 「製薬企業連盟幹部のあなたがどうして!」 「聞き分けのない人に教えると思う? とっくに撤退命令が出てるはずでしょ?」 とエクセラはなおも嘲笑う。これで、B.S.A.A.の作戦がテロリスト側に筒抜けだったのも、 B.S.A.A.上層部が明らかに無謀な作戦続行を命令してきたのも、すべて合点が行った。 なんのことはない、B.S.A.A.の親会社がテロリストの親玉だったというわけだ。 「いい加減ヒーローごっこは終わりにして帰りなさい?」 激昂する二人を華麗に無視して、エクセラは言いたいだけ言って通信を切った。 「あの女狐、何か知ってるようね」「捕まえて聞き出す!」 先ほどの巨大B.O.W.といい、通信といい、タイミングがよすぎる。こちらの行動を、 直接見張っていなければできないことだ。エクセラは間違いなくこの施設内部にいる。 そう確信した二人は、追い詰めるべくさらに奥へと進んでいく。 185:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 34 35 ID ??? さすが重要拠点だけあり、敵の防備も厳重だった。敵はすべて戦闘力の高いType3マジニ、 しかも鉄製アーマーやAK-74アサルトライフルで武装している。 戦争さながらの銃撃戦を繰り広げながら、ひたすらエクセラを追いかける。 途中、ベルトコンベアでなにかを焼却炉にどんどん運び込んでいるエリアに差し掛かる。 黒ずんだ人型の「それ」は、さきほど見たようにカプセルから下に投げ捨てられて、 自動でこの焼却処理施設に運び込まれて「処理」される仕組みになっているようだった。 もはや人ではなくなったその人たちに近寄ると、最後の力を振り絞って襲い掛かってくる。 アンブレラとトライセルの非道な行いに心を痛めながら、クリスたちは先へ進む。 ……と、妙な部屋に着いた。椅子のようなものがあり、そこに男が座らされている。 「偉いわ、よく辿り着いたわね、お二人さん」 と、奥側の部屋からマイクで語りかけてくるのはエクセラだ。 その傍らには、例の、フードと仮面で正体を隠した謎の人物が控えている。 「ご褒美に教えてあげるわ。ウロボロスが何なのか知りたかったでしょ?」 追い詰められた焦りは微塵もなく、エクセラは余裕たっぷりに二人に語りかける。 と、座っていた男が立ち上がる。その体を突き破り、黒い触手状のものが突き出ている。 「やはり、新型のB.O.W.……! こんなものをテロリストに!?」 「貧しい発想力ね。これは売り物じゃないの」 シェバにウロボロスを単なる生物兵器扱いされて、エクセラは不愉快そうに解説を始めた。 186:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 35 36 ID ??? 「“賢者の石”……そういえば分かるかしら? 優れた遺伝子を選り分け、進化を促す…… 私とあの人の夢の結晶…… あの人の願いそのもの……」 うっとりと陶酔しながら、ウロボロスの性質を語るエクセラ。あまりに突飛な内容に、 「進化!? なにを言っているの!」 とシェバは叫んだ。しかしエクセラはそれには答えず、ニヤリと笑ってつぶやいた。 「もう少ししたら思い知ることになるわ ……全人類がね」 と、男が突如苦しみ始めた。体中から溢れ出す黒い触手に飲み込まれ、形を失っていく。 「残念、いいセン行ってたと思うんだけど。あの人の世界に住めるのは、資格のある者だけ」 男のその変異を見て、エクセラは意味深につぶやき、そのまま去っていく。 そして男は、黒い触手と黄色い核で構成された、グロテスクな怪物へ姿を変えてしまった。 この怪物には見覚えがある。以前出会った、アルファチームを全滅させたあの怪物だ! 偶然にも火炎放射器が用意されていたため、以前と同じように、火炎で焼き殺す。 何度焼いても復活してくるが、とにかく何度も繰り返し、ようやく始末することができた。 「『進化』や『資格』って、一体何をしようとしてるのかしら……?」 「偉そうなことを言っているが、やっていることはテロリスト以下だ!」 シェバの疑問を、クリスが力強く一刀両断する。二人はエクセラを追い、奥へと進んでいく。 187:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 35 59 ID ??? パソコンで残されていた資料などで、ウロボロスの性質が少しずつだがわかってきた。 ウロボロス・ウィルスは生物の体に入ると、その遺伝子情報を読み取り、適合した者には 遺伝子変異による進化をもたらすが、適合しないものは苗床へと変えてしまうのだという。 その苗床はさらに周囲の有機物を飲み込もうと活動する性質がある。 今まで何度か戦ったあの黒い触手のような怪物は、ウロボロスに適合せずに飲み込まれて しまった者たちの変わり果てた姿なのだった。 敵の武装はますます強力になり、銃だけでなくロケットランチャーまで持ち出してきた。 さらに以前出会ったリッカーβや、節足動物のB.O.W.『リーパー』まで配置されている。 激化する戦闘を制しつつ進んでいくと、また周辺の建造物が遺跡風の石造りになってきた。 どうやら地下の研究施設を通り抜けて、また地表近くの遺跡まで戻ってきたらしい。 通り抜けたこっち側の遺跡はトライセルのロゴの入ったエレベーターが設置されており、 もともとの遺跡を改築して施設の一部に転用していることがはっきりわかる作りである。 「そこまでよ、エクセラ・ギオネ!」「しゃべってもらうぞ!」 見覚えのある背中に追いつき、銃を突きつけて叫ぶクリスとシェバ。 しかしエクセラは余裕を失わず、二人を小馬鹿にしたような態度をまったく崩さない。 と、そこにフードの人物が奇襲を仕掛けてきた。人間離れした身体能力で、二人を圧倒。 クリスが隙をついて発砲するも、銃弾は仮面を弾いただけで体にかすりもしなかった。 連続バック転で間合いを取るフードの人物。銃を構える二人。睨み合いの形になった。 188:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 36 22 ID ??? 「……相変わらずだな」 聞き覚えのある声が響いた。階段の上から、サングラスの男がゆっくりと降りてくる。 「ウェスカー! やはり生きていたのか!」 「スペンサー邸以来か? あの時の3人が再会したんだ、もう少し嬉しそうな顔をしろ」 驚きと怒りを篭めて叫ぶクリスに、ウェスカーは余裕を崩さず、冗談めかして答える。 「……3人だと!?」 その言葉にクリスは動揺と隠せない。 「やれやれ……鈍い男は嫌われるぞ?」 ゆっくりと、謎の人物の顔を隠すフードをめくるウェスカー。あらわになったその顔は…… 「……ジル!?」 「愛しのジルとご対面だ」 ウェスカーの嘲笑うようなジョークを合図に、ジルはフードマントを脱ぎ捨て、電光石火の 跳び蹴りをクリスに叩き込んだ。すぐさまシェバも投げ飛ばし、クリスの喉を締め上げる。 立ち上がってクリスの救出に入ろうとしたシェバは、ウェスカーの肘うちに吹き飛ばされた。 「今日は気分がいい、少し相手をしてやろう……ちょうど2対2だ、なあジル?」 ウェスカーの言葉に従うように、ジルは殺意の篭った形相で二人を睨み付けてきた。 189:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 36 49 ID ??? Tウィルスを投与しているウェスカーは、まさに超人的な能力でクリスを圧倒した。 弾丸はことごとく回避し、パンチやキックも殺人的な威力を見せる。 ジルもなんらかの薬品が投与されているようで、非常に高い身体能力を見せた。 正面からやりあっても勝てない! クリスらは遺跡の構造を使って、死角から不意を撃つ 作戦に変更する。が、頭に何発か鉛弾を撃ち込んでいるにもかかわらず、ウェスカーは まるで弱ったそぶりさえ見せない。もはや彼は本物の化け物となってしまったようだ。 「少しはヤルようになったと思っていたが、所詮はこんなものか」 ウェスカーは突然、興味を失ったかのように戦いを中断し、そのまま立ち去ろうとする。 「待て、ウェスカー!」 追いかけようとしたクリスとシェバだが、ジルに蹴り飛ばされ、投げ飛ばされてしまう。 「無様だな、クリス…… 大切な相棒に邪魔されて、俺に触れることすらできん」 ジルに右腕の関節を完全に締め上げられて動けないクリスを、ウェスカーが嘲笑う。 「ジル、俺だ、クリスだ! しっかりしろ、ジル・バレンタイン!」 クリスは必死に呼びかけた。すると、ジルは一瞬正気に戻り、関節技を解いた。 「この状態でまだ抵抗する力があるとはな…… だが、それも徒労だ」 不愉快そうにつぶやいたウェスカーは、手元の端末を操作した。再び苦しみだすジル。 ほんの少しだけ優しい青色に戻った眼が、また再び狂気の赤へと染まっていく。 「遊びはここまでだクリス、俺は忙しい、せいぜいジルと仲良くやってくれ」 言い捨てて立ち去るウェスカー。その後を追おうとしたクリスだが、ドアが行く手を遮った。 190:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 37 25 ID ??? 「ああああァァァァアアアアア!!!」 獣じみた叫びをあげて、ジルは身に着けていたバトルスーツの胸元を破り開く。そこには、 見るからに怪しい赤く光る機械が、肉に食い込むようにして装着されていた。 「あれを取れば、もしかして……!」 一縷の望みにかけるクリス。ジルに必死に呼びかけながら、胸元の機械を狙って銃を撃ち、 二人がかりで押さえつけて機械を引き剥がす。 何度も何度も繰り返し、ようやくジルの体から機械を引きはなすことに成功した。 よろよろと倒れたジルに駆け寄り、助け起こして揺さぶるクリス。 「クリス…… ごめんなさい……」 意外に思うほど、ジルの意識は明瞭だった。しかもシェバの名前まで知っているようだ。 どうやら胸に着けていた洗脳装置から出ていた薬品は、意識までは奪わぬ物だったらしく、 ジルは洗脳されていた間の記憶もはっきりと残っているらしい。 ウェスカーとエクセラの傍で彼らが話していた内容を聞いていたジルは、ウェスカーの 計画がどれほど恐ろしいものかを知っていた。このままでは、何億という人が死ぬ! 「ウェスカーを追って! クリス、あなたしかいないの! もう時間がない!」 ジルの体を心配し、置いてはいけないと躊躇するクリスだが、ジルは力強く言った。 「私は大丈夫…… 相棒が信じられないの?」 その言葉に、クリスはついにうなずき、前に進むことを決意する。 191:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 38 23 ID ??? #ずいぶんとあっさり洗脳とけたなジルさんよぉ、と疑問に思ってしまった人もいるかと #思いますが、そのへんの裏設定はFILESで補足(という名の言い訳)がされてます。 #簡単に要約すると、2年前、転落したジルはウェスカーの手で救出されて冷凍保存される。 #その際、ジルの体から強力なウィルス抗体が発見されて(バイオ3で感染したから)、 #なんとその抗体がウロボロス・ウィルスの開発に重要な役割を果たすという皮肉を招く。 #その後、抗体を持つゆえウィルスの実験には使えないので、洗脳薬「P30」の実験台にされ、 #ウェスカーとエクセラの“玩具”として生かされ、現在に至る、とのこと。 #「P30」は強力な洗脳効果と身体能力増強効果があり、後遺症もないというものだが、 #持続時間が極端に短いという欠点があるおクスリ。 #欠点を補うには、専用の機械を使って間をおかず注入し続ければいいんじゃないか? #というアイディアが思い浮かんだので、ジルの体を使って実験してみよう!となった。 #機械をはずしたらすぐに薬の効果が切れて洗脳が解けた、というわけです。 #ちなみにジルの髪の色がブラウンから突然金髪に変わったのはこの薬の影響とのこと。 192:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 38 48 ID ??? Chapter6 タンカー ウェスカーを追うクリスとシェバ。エレベーターを使って地表に出ると、そこは港だった。 そこには大きなタンカーが止まっており、ウェスカーらが乗り込んでいるのが見えた。 「これ以上好きにはさせん! 乗り込むぞ!」 二人は船が出港する前になんとか甲板へ進入、敵を蹴散らして船室へと突入する。 「広い船…… ウェスカーを探すのも一苦労だわ」 「心配ない。俺が追ってきたと知れば、ヤツのほうから姿を現す」 不安げにつぶやくシェバだったが、クリスには確信があった。 「憎まれているからな」 そう、クリスにとってのウェスカーがそうであるように、ウェスカーにとってのクリスも、 不倶戴天の因縁の相手なのだ。その決着が近いことを、クリスはひしひしと感じていた。 階段を下りドアを開けると、なにやらトランクをいじっているエクセラに出会った。 銃を突きつけると、あわててトランクを閉めて、後ろ手に隠した。今までの態度と違い 切羽詰った形相なのは、初めて護衛なしの単独行動で二人と向き合っているからか。 またしても逃げられてしまったが、彼女は持っていたトランクのひとつを落としていった。 開いたトランクからは、なにやら毒々しい色の薬のようなものがこぼれ落ちた。 エクセラが逃げるときにドアにロックをしていったせいで少し回り道を強いられた。 しかし、追い詰めていることに変わりはない。とにかく進んでいくクリスとシェバ。 193:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 39 15 ID ??? 場面変わって、ウェスカー。 エレベーターに乗り込むクリスとシェバの姿を、モニタールームで確認している。 「……やはり追ってきたか、クリス。“始まり”の祝いだ、死に場所を用意してやる」 いつものように、低く冷たい声でつぶやくウェスカー。 その思考は知らず知らずのうちに、2年前のスペンサー邸での出来事へと飛んでいた。 オズウェル・E・スペンサー。アンブレラの創業者にして、あらゆる事件の黒幕。 ウェスカーは、アンブレラ崩壊後(いや、実際はもっと以前から)ぷっつりと姿を消した この老人が欧州の古城に身を潜めていることを、調べに調べてようやく探し当てた。 「……戻ったか」 しかし、生命維持装置つきの車椅子に座った老人は、男の突然の訪問にも驚くことはなく、 むしろ暗い喜びにも似た表情で迎えた。 ウェスカーは困惑した。かつてアンブレラに所属していたころも、そして今回も、この 老人は、小柄な体に似合わぬ「謎の存在感」でウェスカーを圧倒し続けてきたのだった。 ウェスカーの今回の訪問の目的はただひとつ。スペンサーの「真の目的」を知ることだ。 アンブレラ社を設立し、世界各地で巨大施設を建造しては、さまざまな大規模犯罪までも 行って、B.O.W.と各種ウィルスの開発に執着を見せたのはなぜなのか? 金儲けだけが目的なら、もっと簡単に儲ける方法はいくらでもあったはず。と言うよりも、 各種施設建設や犯罪のもみ消しの手間やコストを考えたら、B.O.W.開発はむしろ赤字だ。 194:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 39 39 ID ??? その疑問を尋ねるまでもなく、老人は己の野望をウェスカーに向かって訥々と語りだす。 それはまるで遺言のように、己の後継者に己の業績を引き継ぐかのように。 「始祖ウィルスによる新人類の創造。 ……新たな夜明けだ」 と老人は言った。スペンサーの目的は「人類の進化」を促す理想のウィルスの作成だった。 始祖ウィルスの、劣った遺伝子を排除し、優れた遺伝子をより分ける性質。これをもとに、 優れた人類を選別し、進化の次のステージへと進める性質まで高めたウィルスを作る。 そして進化した「新人類」が作る理想郷にて、「神」を名乗ること。それが老人の目的。 当然、その過程でたくさんの人間が死ぬだろう。しかし死ぬ連中は劣った遺伝子を持った、 “資格のない”人間である。そいつらのことなど、老人は気にもしていなかった。 そして老人は、ウィルス開発と同時に進められたもうひとつの計画についても語りだす。 優れた遺伝子を持つ人類。しかし、それらが必ずしも自分の意に沿う人間とは限らない。 だから、作る。老人の意に沿う、優秀な遺伝子を持つ優秀な人間を。最初から。人工的に。 何百人という優秀な子供たちを管理下に置き、それぞれに最高の能力と最適の思想を授け、 理想郷を支える人材を育成する。その計画の名は「ウェスカー計画」。 「……俺の才能は、作られたものだった、と?」 老人の話を聞き、ウェスカーは眉をひそめた。しかし老人はそれに気づかず独白を続ける。 195:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 39 58 ID ??? 数百人の「ウェスカー」は、いずれも優秀だった。そして試験は次の段階に入る。 「試作段階のウィルスを投与する」。それが老人の課した“ふるい”だった。 ある者には薬と偽って投与し、ある者には強引な手段を使って強制的に投与し、…… ……そしてある者には、自分の意志で自分の体にウィルスを投与するように仕向けた。 しかしこの試験を通過できたウェスカーは数少なく、ほとんどすべてが、死ぬか、壊れた。 スペンサーが満足いくだけの適合を見せたのは、アルバート・ウェスカーただ一人だった。 しかしそのアルバートも、洋館事件を境に闇に姿を消してしまう。 だが用心深いスペンサーは、こういう事態に備えて、ちゃんと保険をかけていた。 ウェスカーたちは、スペンサーに「謎の存在感」を感じるように心理に刷り込まれている。 時が経てば、必ずこの存在感に屈して、ウェスカーのほうからスペンサーに会いに来る。 老人はそう確信しており、そしてそれは事実となった。 すべてを語り終えた老人は、軽く咳き込みながら、よろよろと立ち上がる。 「私の寿命もあと僅か……神の資格を持ちながら肉体の限界に逆らえぬとは、皮肉なものよ」 そしてすべてを聞き終えたウェスカーは、右手を握り直しまっすぐに老人に歩み寄ると、 「神か、なるほど…… 俺が引き継ごう」 一瞬の躊躇いもなく、手刀を突き出し、老人の体を貫いた。 196:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 40 23 ID ??? 「神の資格? 笑わせるな。その言葉を口にしていいのは、真に力のある者だけだ」 すでにピクリとも動かない、枯れ枝のような老人の体を投げ捨て、見下しながら呟く。 ウェスカーは心の底からそう思った。この老人は自分では何もできない弱者。他人を使い、 金を使い、小細工を使い、人を動かすことしかできない単なる妄想狂に過ぎなかったのだ。 神の資格とは、自分の力で成し遂げてこそ得られる。そう、真に力のある人物こそが…… ……回想は終わり、意識は今に戻る。 「資格、そう資格だ。俺には“ウロボロス”がある」 自分に言い聞かせるように、ウェスカーは静かにそうつぶやいた。 一方、クリスとシェバ。エレベーターを降りて、再び甲板へと出る。 と、そこにはマジニの死体が山と積まれていた。ぱっと見50、いや100はあるだろうか? なんなのかと思う間もなく、今度はその陰から、見慣れた人影が現れる。 エクセラだ。素早く銃を構える二人だが、しかしなんだか彼女の様子がおかしい。 「どうして… あなたのために… すべてを捧げたのにぃぃ……」 苦しそうに腹を押さえながら、誰かに対する恨み言を言っている。 《クリス、いるんだろ!?》 そこに、スピーカーから声が響いた。声の主は言うまでもなく、ウェスカーだ。 《今夜ウロボロスは世界に放たれる。60億の悲鳴とともに、新世界は“始まる”のだ!》 197:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 40 56 ID ??? 「どうしてよアルバァァトぉぉ… 一緒に世界を変えるって言ったじゃない!」 エクセラは苦しみながらウェスカーに呼びかける。しかし答えは返ってこない。 「仲間じゃなかったの?」 「ヤツにとっては違う、いつだってそうだ」 シェバの疑問に、クリスはそう断言した。かつて部下だった自分が一番よく知っている。 《エクセラ、やはりお前には資格はなかったようだな。最後の仕事をくれてやる》 「アルバーァァト!!」 エクセラの悲痛な叫びとともに、その口から、体から、触手が噴き出す。ウロボロスだ。 その触手は、マジニの死体の山へ伸びる。ウロボロスは、近くの有機体を飲み込み苗床に 変える性質がある。山と積まれた死体すべてが瞬く間に黒い触手に飲み込まれていき…… 濁流のように、はじけた。際限なく巨大化を続ける触手。二人は慌てて走って逃げた。 何とか船室内に逃げ込んだが、ウロボロスの勢いは止まらず、どんどん侵食を続けていく。 とんでもないデカさだ。クリスらの手持ちの銃火器では、とても対抗しきれそうにない。 船橋まで上がると、そこにはアンブレラ製の衛星兵器の存在を記したファイルがあった。 ロケットランチャーに似たデバイスで攻撃対象を指定、トリガーを引けば軍事衛星からの ピンポイント攻撃がされるらしい。これがあればなんとかなるかもしれない! 船橋上部に行き、衛星攻撃を中央コアに何度も撃ちこみ、巨大ウロボロスをなんとか撃破。 ……もしウェスカーの計画が実行に移されたら、この巨大ウロボロスの比ではない規模で たくさんの人間が飲み込まれ、襲われることになる。そうなったら、対処のしようはない。 ウェスカーは、本気で世界を滅ぼすつもりだ。 198:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 41 43 ID ??? 船橋に戻りモニターを確認すると、なんとこの船には爆撃機が積まれていたことがわかった。 ウェスカーは、爆撃機のミサイルにウロボロス・ウィルスを詰め込んで撃つつもりなのだ。 まずい、と青ざめるクリス。一度飛び立ってしまえば、撃つ前に撃墜しても、ミサイルごと 堕ちてウィルスが蔓延してしまうことに変わりはない。あれを飛び立たせたら終わりだ! そのときジルから連絡が入る。ジルはジョッシュと合流して遺跡から脱出、今はクリスらを 船から脱出させる手段となるヘリを確保している最中とのこと。 まあそれはさておき、ジルが伝えたかったのは、ウェスカーの身体の秘密だった。 ウェスカーの超人的な身体能力はウィルスによる効果だが、実際はかなり不安定なもので、 安定させるための薬を定期的に投与しなければならないらしい。 「じゃあ薬を打たせなければ……!」 と思いつくシェバだが、残念ながら既にさきほどその薬は打ってしまったらしく、当分は 安定状態でいられる、とのこと。しかしジルにはあるアイディアがあった。 「その薬、分量を間違うと危険らしいの! 過剰摂取はヤツにとって毒と同じなはずよ!」 エクセラが持っているはずの“PG67/AW”という薬を探すように、とジルは言う。 「……クリス、これ」 と、シェバは1本の薬を取り出す。先ほどエクセラが落とした薬を1本押収していたのだ。 毒々しい赤い色の薬には、真っ赤なラベルで“PG67/AW”の文字。 「……試してみる価値はありそうだ」 199:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 42 04 ID ??? 大慌てでエレベーターで降りていく。 先ほどのウロボロスの影響か、あるいはウェスカーが行なった時間稼ぎと証拠隠滅工作か、 タンカーの機関部で火災が発生しており、隔壁が閉まって行く手を遮っている。 しかしグズグズしている暇はない。二人は敵を蹴散らして、爆撃機の格納庫へと急いだ。 爆撃機前に到着。そこにはウェスカーがいた。追いついた! 「ここまでだ、ウェスカー!」 銃を突きつけるが、いつものとおりウェスカーは余裕ある態度を崩さなかった。 「ほうっておけば消えてなくなる……やはり貴様はそんな都合のいい存在ではないな」 いや、いつもとは違う。普段はサングラスの奥に隠れている暗い瞳が、今は憤怒と殺意に 赤々と光っていた。珍しく好戦的に二人に飛び掛るウェスカー。 相変わらずの超人的な身体能力で、クリスとシェバのふたりを圧倒した。 「なぜこんなことをする! ウロボロスで世界を滅ぼすつもりか!」 「私が手を下さずとも世界は破滅に向かっている! これは破壊ではない、救済だ!」 クリスの問いかけにウェスカーは尊大に答え、ふたりをたやすく投げ捨てる。 やはり、強い。正面からではとても相手にならない。 と、そこでシェバの懐からあるものが零れ落ちた。……“PG67/AW”。 こいつに賭けるか! クリスは諦めずに立ち上がり、シェバもそれに同意する。 「ここまで来たことは褒めてやる、クリス。だが諦めろ、俺を止めることはできん!」 「知ってるだろう、諦めは悪いタチでな!」 因縁の対決は、クライマックスを迎えた。 200:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 47 46 ID ??? ウェスカーの化け物ぶりは相変わらず、正面からの銃弾はことごとく回避されてしまう。 正面からが無理なら、以前遺跡で戦ったときのように、死角から攻撃するしかない。 クリスらは照明を落として暗闇を作りだし、そこから狙撃することにした。 偶然にも爆撃機近くにはロケットランチャーが備え付けてあった。それをちょっと拝借し、 ウェスカーがこちらを見失い、手持ち無沙汰に演説をぶっている隙に撃ち込んでやる。 しかしウェスカーはなんとロケットランチャーを素手で受け止めてしまう。 だが、それで慌てるほどクリスはヤワな男ではなかった。ウェスカーが抱えている弾頭へ、 すぐさま銃弾を撃ちこんで炸裂させた。さしものウェスカーもこの爆発は効いたようで、 両膝をついて倒れこんだ。その隙を見逃さず、“PG67/AW”の針を胸へと打ち込む! 薬が効いたらしく、よろよろとよろけ、頭を抱えて苦しむウェスカー。 トレードマークのサングラスを投げ捨てて、爆撃機へと一目散に走り出した。 「逃がさん!」 滑走路を動き出す爆撃機。クリスは閉まりゆくハッチに飛びついて、シェバに向けて手を 伸ばす。シェバもギリギリのところでなんとか間に合い、二人は爆撃機内部に侵入する。 ……しかし、爆撃機はついに離陸してしまった……! 201:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 48 08 ID ??? 「……貴様らを甘く見すぎたようだ、クリス……!」 爆撃機内部にて、ウェスカーは獣が唸るような声を搾り出した。 (おそらく爆撃機の操縦はオートパイロットに任せているのだろう) ウェスカーの瞳はどす黒い赤に変色、頬もこけ、口も獣が牙を剥くような形になっている。 薬によって抑えていたウィルスが暴走しているのか、次第に人間らしさを失っていく。 「もうお前を助ける味方はいないぞ、ウェスカー!」 「味方など必要ない! 俺にはウロボロスがある! もうすぐウロボロスの発射高度に 到達する! ウロボロスは気流に乗って世界中に広がり、新たな時代が幕を開ける!」 「俺はその創造主……『神』になるのだ!」 狂気的な野望を語り、天井や壁まで使った戦い方でふたりを攻め立てるウェスカー。 その様子は、もはや完全な化け物としか形容のしようがないものだった。 やはり戦いでは勝ち目がない。こうなったら、ウェスカーを外に追い出すしかなかった。 「あのレバーだ! 援護してくれ!」 クリスがレバーを引き下げると、後部ハッチが開いた。内部の空気がものすごい勢いで 外部へと放出されていく。三人の体も例外ではなく、ふわりと宙に浮いた。 「つかまれ!」 クリスが叫ぶ。クリスもシェバも、なんとかハッチ内の柱にしがみついて耐える。 ウェスカーもまた投げ出されるまいと、シェバの足を掴んだ。振りほどこうとするシェバ。 しかしウェスカーの握力と腕力が相手では勝ち目はないことは明白だった。 202:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 48 25 ID ??? その瞬間、シェバの瞳に強い意志の光が宿ったように見えた。その瞳は、クリスにとって 決して忘れることができないものだった。2年前の映像がフラッシュバックする。 自分を犠牲にしてウェスカーを止めることを決意した、あのときのジルと同じ瞳だ……! ゆっくりと、シェバが柱を離した。自分ごとウェスカーを爆撃機の外に放出するために。 「ダメだ、シェバ!」 もう二度と、相棒を目の前で失ってたまるものか! クリスは自分の危険も省みず、堕ち行くシェバに飛びついてその腕を掴む。間一髪だった。 「貴様らも地獄へ道連れだ!」 今までの大物ぶったクールな様子もどこへやら、三流悪役並のあがきを見せるウェスカー。 「堕ちるのはあなただけよ!」 クリスに支えられ、片手が自由になったシェバは、銃弾をウェスカーへと撃ち込んだ。 堕ちていくウェスカー。そして爆撃機も、バランスを崩して予定高度に達せず堕ちていく。 ふらふらと下がっていく先は、奇跡的にも、孤島にある活火山の火口だった。 この極限環境には、ウロボロスが感染するような生物はいないし、ウロボロス・ウィルス 自体もおそらく生存できないだろう。バイオハザード発生の危機は、回避されたのだ。 203:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 49 02 ID ??? ぼろぼろの体を引きずり、爆撃機から火口へと降りるクリスとシェバ。 ……しかし、まだ終わってはいなかった。 「やはり貴様を最初に始末しておくべきだった……クリィィィス!!」 もう一人、ぼろぼろになりながらも、あの男もまだ生きていた。そう、ウェスカーである。 おそらく、投げ出されてもなんとか爆撃機の外壁にしがみついていたのだろう。 「……貴様だけは……殺す!!」 野望が潰えたウェスカーは、いまやただ仇敵クリスを殺すことしか考えていなかった。 ウロボロス・ウィルスを詰め込んだミサイルに、躊躇なく自分の右腕をぶちこむ。 もはや見慣れたあの黒い触手が、ウェスカーの右腕と上半身を覆っていく。 さすがは自らを神の資格ありと豪語するだけあり、ウェスカーはウロボロスをうまく制御 しているようで、右腕の触手の先にミサイルの破片を絡みつけ、ドリル状の武器として 活用するという器用な真似さえ行なっている。 いままで戦ってきたウロボロスと同じく、弱点となるコア部分がウェスカーの背中にある。 しかしその弱点は、ウェスカーが攻撃のために触手を伸ばしたときにしか露にならない。 周囲は溶岩、ウェスカーの一撃を食らったら、確実に落ちて即丸焼けになってしまう。 ギリギリの戦いを続けるが、いつまで経ってもウェスカーは弱るそぶりをみせない。 204:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 49 30 ID ??? しかし、ウェスカーより先に、足場にしていた岩が崩れた。溶岩へと落ちるウェスカー。 そこに、上空にヘリが現れる。乗っているのは、ジョッシュとジルだ。 「つかまって!」 縄ハシゴが投げ下ろされ、クリスとシェバはヘリへとよじ登った。 「クリィィィィィス!!」 溶岩に体半分漬かっても、ウェスカーはまだ死んでいなかった。触手を伸ばしてヘリへと 絡みつけ、墜落させようと振り回す。 「クリス、シェバ、あれを使って!」 ジルは後ろに備えてある武器を指差した。そこにあるのは……2つのロケットランチャー。 「準備はいいか、相棒?」 「ええ、いつでも」 ふたりが構え、撃ち出した弾頭は、まっすぐにウェスカーへと飛んでいき、爆発。 「……死んでいった仲間のぶんよ!」 シェバは威勢よく啖呵を切り、クリスとジルと見詰め合って微笑んだ。 205:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 49 54 ID ??? ……四人を乗せたヘリコプターは、ひたすらに海を行く。 「……終わったな」 「……ええ」 「ようやくね」 クリスの言葉に、シェバとジルが応じた。 (この世界は、命をかけてまで守る価値があるんだろうか?) かつてクリスは、そんなことを考えたこともある。しかし、今は違う。 (仲間の返してくれる笑顔、それだけでも価値はある) クリスは、ふたりの大切な相棒の笑顔を見て、そう思った。 水平線から太陽が昇ろうとしている。 悪夢の夜は明けた。今日もまた、世界は新しい朝を迎える……。 The End 206:BIOHAZARD5 ウェスカーの演説集:2010/08/28(土) 09 50 27 ID ??? 「クリス、考えたことはないか? この世界は人間が多すぎると!」 「優秀な人間は一握り、そのほかのクズは重石にすぎん」 「重石を捨て去れば、人間はもっと身軽になる! そのためのウロボロスだ!」 「ウロボロスに選ばれた真に優秀な遺伝子……」 「それこそ進化を授かるにふさわしい、新時代の遺伝子なのだ!」 『その新時代で、王にでもなるつもりか、ウェスカー!』 「ふふふふ、お前も所詮その程度か? ひとついいことを教えてやろう、クリス。 俺は『王』になどならん…… 俺は『神』になるのだ!」 「なぜわからん、クリス!? こんなくだらない世界のどこがいいというのだ!?」 「より強く、より高位の存在が生き残る自然界のルール(ナチュラル・セレクション)!」 「人類は永年、その決まりから外れてきた」 「どこへ行っても争い…… そして汚染…… 薄汚い人間、人間、人間……!」 「傲慢なお前たちは、裁かれねばならん!」 『黙れ! 貴様にそんなことを言う資格はない!』 207:BIOHAZARD5 1レス要約:2010/08/28(土) 09 51 11 ID ??? 主人公クリスは、B.S.A.A.という対バイオテロ特殊部隊のエージェントである。 世界中でバイオテロと戦うのと同時に、現在は2年前に生死不明となった相棒のジルの 手がかりを求め、誰よりも精力的に世界各国を飛び回って活躍していた。 今回の任務は、アフリカのキジュジュ自治区へ潜入、行われる生物兵器の裏取引を検挙し、 また「ウロボロス計画」という謎の言葉に関する情報を収集することである。 現地で新相棒のシェバと合流、他のチームと連携をとろうとするが、しかしテロリストに 情報が筒抜けだったらしく、待ち伏せされて壊滅的打撃を受け、任務は失敗に終わった。 だがそんな中でもわずかに手に入った情報の中には、捜し求めていたジルの情報があった。 クリスとシェバはあきらめずに前進し、旧アンブレラの研究施設を発見する。 そこに立ちはだかるのは因縁の宿敵ウェスカーと、B.S.A.A.のスポンサーの社長エクセラ、 そして彼らに忠実に従うフードと仮面の謎の人物……洗脳されたジルだった。 ジルを洗脳の呪縛から解き放つと、彼女は「ウロボロス計画」とはなにかを教えてくれた。 ウロボロスとは、適合する遺伝子に進化をもたらし、それ以外を飲み込み増殖するウィルス。 ウェスカーはそれを世界中にばら撒いて、幾多の屍の上に自分の望む世界を作り出す気だ。 そんな暴挙は許さないと、クリスとシェバはウェスカーを追いかけてその野望をくじく。 ヤケになったウェスカーは、自らにウロボロスを宿らせて怪物と化して襲い掛かってきたが ロケットランチャーで撃退。クリスら3人の、BIOシリーズを貫く長い因縁に決着が着いた。