約 3,949,931 件
https://w.atwiki.jp/politik/pages/1453.html
それでもボクはやってないをお気に入りに追加 それでもボクはやってないのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット それでもボクはやってないの報道 横浜J&B30周年企画 映画『誰かの花』 善意からの悲劇、許し問う 18日から先行上映 | 中区・西区 | タウンニュース - タウンニュース 【袴田事件と世界一の姉】巖さんに名誉チャンピオンベルト 30年支援したボクシング界の功績 - goo.ne.jp 広島国際映画祭 手掛けるのは地元出身の美術監督 - 産経ニュース 「アウトレイジ」シリーズで最も悪い人だと思うのは? 4人の登場人物を紹介!(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 奥田裕介監督「誰かの花」予告編完成 カトウシンスケらのコメント到着(映画.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『MINAMATAーミナマター』加瀬亮インタビュー映像到着「『声なき声』に耳を傾けることの意義を伝えたい。」 - 映画の時間編集部 【岸本拓也が街をプロデュース】あのビッグな男も輩出! ロケ地としての人気も高い秦野市 (2021年9月3日) - エキサイトニュース 奥田裕介監督「誰かの花」公開日決定! ポスタービジュアル&場面写真も披露 - 映画.com 弁護士が選ぶ「法曹界を描いたドラマ・漫画・映画ランキング」 各部門のトップ10発表(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 本木雅弘が、単位と引き換えに廃部寸前の相撲部で奮闘! コミカルな展開から一点、力強さを瞳で伝える『シコふんじゃった』の凄み|日刊サイゾー - 日刊サイゾー 「法曹界を描いた映画」ランキングTOP10! 弁護士が選ぶ1位は「それでもボクはやってない」【2021年最新調査結果】(1/3) | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ クロスロード:人生のとき 刑事裁判の不条理 映画監督・周防正行さん - 毎日新聞 辻凪子が初の活弁に挑戦!トークゲストに周防正⾏監督も 辻凪⼦と⼤森くみこの第1回活弁公演『ジャムの⽉世界活弁旅⾏』開催が決定 - http //spice.eplus.jp/ 痴漢冤罪はどうして生まれるのか…「目撃証言」の危険性 | Smart FLASH[光文社週刊誌] - SmartFLASH 大崎事件の再審支援 周防正行さん、ネット上で資金募る - 朝日新聞デジタル 『カツベン!』成田凌 周防監督から楽しむこと学んだ|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞 『Shall we ダンス?』でも苦労「こんなの誰が観る?」周防監督の原点 - オリジナル映画の担い手たち(11) - マイナビニュース カツベン=活動弁士って何? 周防正行監督が初期の日本映画を支えた人々を描く『カツベン!』 | 映画 | BANGER!!! - BANGER!!!(バンガー!!!)映画評論・情報サイト 周防正行が『カツベン!』で新たに発見した創成期の映画が持っていたダイナミズム - 株式会社ブックリスタ 映画『カツベン!』周防正行監督にインタビュー - 誰もが“皆で映画を見る楽しさ”をわかっている - Fashion Press 冤罪はなぜ起こる、弁護士に訊いた無実の闘い ─ 法廷ドラマ「プルーブン・イノセント 冤罪弁護士」特集 - THE RIVER 「ボクはやってない」救うには 周防監督ら冤罪を語る - 朝日新聞デジタル版 日弁連、徳島で人権擁護大会 冤罪被害、もう二度と 周防さんと江川さんが対談 /徳島 - 毎日新聞 実話をもとに作られたと聞いて驚く「トラウマ映画」ランキング! 3位は「八甲田山」、2位は「それでもボクはやってない」、1位は津山事件をヒントにしたあの作品! - ネタとぴ 成田凌×周防正行監督「カツベン!」に池松壮亮、成河、酒井美紀、山本耕史が出演 - 映画.com 成田凌×周防正行監督『カツベン!』に池松壮亮、成河、酒井美紀、山本耕史が出演 - リアルサウンド 『カツベン!』の周防監督 平成に邦画が復活した理由|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞 成田凌、周防正行監督4年ぶり新作で映画初主演! 黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾ら豪華布陣結集 - 映画.com <沖縄から育む市民力>5 立憲主義 権力乱用防ぐ えん罪映画題材に考える 教員ら授業方法議論 - 琉球新報 共同通信「盗聴取材」懲戒記者“それでもボクはやってない” - NEWSポストセブン 映画『Shall we ダンス?』の監督・周防正行が、畑違いの「名誉監督」に! 何の監督になったの? - 株式会社セブンデイズウォー 周防正行監督、4年ぶり新作は「活劇」 東映と初タッグ「映画の面白さわき上がるものに」 - エイガドットコム 痴漢冤罪を知らしめた映画『それでもボクはやってない』が伝えたかったことは - wezzy|ウェジー - wezzy 痴漢するエリート外国人が増加中、「Chikan」が国際語に!? - ダイヤモンド・オンライン 他人事ではない!痴漢冤罪で捕まらないためにすべきこと - ダイヤモンド・オンライン 【名作映画を見てみよう!】相次ぐ痴漢死…冤罪の悲劇を先取り 「それでもボクはやってない」(2007年) - 産経ニュース 「痴漢冤罪保険」申し込み10倍増 月590円 スマホ「ヘルプコール」で弁護士がお助け - 産経ニュース 「痴漢冤罪」は鉄道会社と弁護士が組めば減る - 東洋経済オンライン 日本の司法制度や法サービスのあり方について考える 「それでもボクはやってない」上映会&周防正行監督トークショー - PR TIMES 日本の司法はおかしい、だから闘い続ける - 東洋経済オンライン 15年前の痴漢事件「やってない」と再審請求――周防正行監督が「再現ビデオ」制作 - ニコニコニュース 周防正行監督「ユニークな映画のつくりかた」 - 東洋経済オンライン 他人事ではない痴漢冤罪にまつわる法廷劇――「それでもボクはやってない」:新作DVD情報 - - ITmedia 『それでもボクはやってない』加瀬亮 単独インタビュー|シネマトゥデイ - シネマトゥデイ それでもボクはやってないとは それでもボクはやってないの49%は苦労で出来ています。それでもボクはやってないの33%はビタミンで出来ています。それでもボクはやってないの14%は鉛で出来ています。それでもボクはやってないの2%は小麦粉で出来ています。それでもボクはやってないの1%は純金で出来ています。それでもボクはやってないの1%は鍛錬で出来ています。 それでもボクはやってない@ウィキペディア それでもボクはやってない 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ それでもボクはやってない このページについて このページはそれでもボクはやってないのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるそれでもボクはやってないに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/texas_mother/pages/71.html
臭そう! -- (おっ母さん) 2018-08-02 12 34 37
https://w.atwiki.jp/texas_mother/pages/75.html
そうだピンチの保守速これを商品化すべき! -- (おっ母さん) 2018-08-05 11 46 46
https://w.atwiki.jp/texas_mother/pages/74.html
少しでも意見が違えばみんなチョン -- (名無しさん) 2018-08-04 18 02 12
https://w.atwiki.jp/destry/pages/59.html
ネトアサ ネトアサとは朝日新聞ネット取材を指し、ネット朝日の略語である。2009年3月30日、2ちゃんねる掲示板で「あぼーん、あぼーん」などの意味不明な荒らし行為が行われたため、書き込み規制される。その時に朝日新聞社(asahi-np.co.jp)からの書き込みである事が判明すると同時に(asahi-np.co.jp)で「失語症躁鬱病ニート部落民は首吊って氏ねよ」などの差別的な書き込みが行われていた事も明らかになる。 活動内容 朝日新聞社(asahi-np.co.jp)からの書き込みを規制してる間不思議な現象が起こった。 「ネトウヨ」「ニート」などのレッテル貼りが無くなった。 自民党叩き、民主党擁護の書き込みが激減する。 皇室侮辱スレやイチロー侮辱スレが動かなくなる。 気のせいなのか、2ちゃんねるで品の無い書き込みが激減した。 などの事をを考えると、ネット規制を行いたいがために、自分達でネットで暴力敵な書き込みを行い、それを理由にネット規制の世論を起こすというマッチポンプを行っていた可能性や、民主党政権を誕生さすための世論誘導を行っていた可能性が考えられる。
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/246.html
世の中捨てたものじゃないから ◆3k3x1UI5IA 時間が容赦なく体力を奪っていく。 茂みの中、トマは泣きながら食事を続けていた。 「死に、たくないッ……! 死にたくないですッ、勇者さんッ……!」 彼の周りに散らばるのは、豆腐やもずく、の入っていた空き箱。 彼に支給された「ハズレセット」の、一部だった。 それが焼け石に水なのは分かっている。 浸水する船の中、小さな柄杓1本で水を掻き出すようなものだということは分かっている。 食事によって補える体力が、毒によって奪われる体力より遥かに少ないことは嫌というほど分かっている。 自分の体力の限界も分からない。いつになったら終わりが来てしまうのか、見当もつかない。 それでも、一分一秒でも長く生きるために。 来るかもしれない幸運を待つために。 トマは、泣きながら食事を続ける。 『豆腐セット』と『もずくセット』は、ハズレと銘打たれているが栄養価は高い。まずはこれからだ。 その判断が功を奏したか、トマは未だに意識を失うこともなく、命を永らえていたが…… 「誰かが、来たら、これで眠らせて。それで、この帯で……ゲホッ、ゴホッ!」 トマは咳き込む。 幸い、消化器系の毒ではないから食べ物の消化には問題ないが、しかし猛毒は彼の呼吸器を侵している。 手にしていた豆腐を取り落とし、むせ返りながら、彼は膝の上にある銃と布の塊を握り締める。 支給品の1つ、『麻酔銃』。ハズレセットの中にあったものの1つ、U字型の『便座カバー』。 麻酔銃を命中させ、意識を失わせることができれば、その首を絞め上げるのは簡単だろう。 いや、首を絞める凶器としてなら『根性ハチマキ』も使えただろうが、何故だろう、これを選んでしまった。 目の前の道路を誰かが通ったら、森の中から麻酔銃で狙撃。動きが止まったところで絞め殺す。 そうして、それを3人繰り返すことができれば……! 残された体力を考えればかなり絶望的な賭けだったが、他に方法はない。 今は歩いて移動する体力さえ惜しい状態なのだ。 と――ふと、トマは動きを止める。 視界の隅。南の方から、道路を歩いてくる者がいる。 森と道路の境目あたりを、ゆっくりと歩いてくる人影がある。 褐色の肌に、ツインテールにまとめられた金髪。 髪形からして女の子なのだろうが、着ているのはパリッとした服にズボンだ。男装が実に似合っている。 トマは意を決する。食べかけのもずくをその場に置いて、腰を浮かせる。 「まずは1人……! さ、3人殺して、『ご褒美』で……!」 男装の少女は、どうやら何かに気がついたようだ。 道端に出来た巨大なクレーター。トマが先ほど襲われた現場だ。 不可解な破壊の痕跡が気になるのか、膝をついて焼け跡を調べている。 千載一遇のチャンス。その無防備な身体に、この麻酔銃を撃ち込むことができれば――! 「……うッ、ううッ……!」 トマの手が震える。 自分でも魔雷砲などを作り上げ、使いこなすトマだ。こう見えても射出系の武器の心得はある。 だから、引き金を引けば、あの少女に当てることは可能だろう。 引き金を引けば。 引き金を引くことさえできれば。 引き金を引いて、あの女の子を眠らせて、便座カバーであの細い首を締め上げることができれば―― 「うううッ……! 勇者さん、僕は、僕は……! ごほッ、ゲホッ!」 トマは咳き込む。涙が溢れ、その場にがっくりと膝をつく。 その物音に気付いたか、標的の少女がハッと振り返る。 振り向くと同時に、その手には拳銃。トマの潜む茂みを睨むその目には、冷たく澄みきった殺意。 もう二度とないであろうチャンスから一転、今度は自分の生命の危機に瀕しているというのに、トマは―― 号泣していた。 大きな声を張り上げて、彼は泣いていた。 「勇者さん、やっぱり僕には、できません!! 毒を治すために誰かを殺すなんて、できません!!」 死にたくない。けれど、他人を殺すことは、それ以上にできない。 トマは泣いた。 自分の「勇気の無さ」が悔しくて泣いた。自分の「優しさ」が、「甘さ」が恨めしくて泣いた。 毒が回り、もはや立ち上がることすらできそうにない。取り落とした麻酔銃を再び拾う力も無い。 泣きながら、トマは自嘲する。自虐的な笑みを浮かべる。 引き金を引いていたところで、3人も殺す時間が残されて無かったことを今になって知り、泣き笑う。 銃を持った少女が近づいてくる。 もうすぐ殺されるんだ。トマの心に、どこか甘美な絶望が広がる。 もう、これで終わり。 体力も無く、他人を殺す覚悟もないトマの冒険は、これで終わり。 ズガン!と撃たれて、きっとそれで終わり。痛みも苦しみもこれ以上感じることなく、これで終わり。 全ての希望を失って、せめて最期に、幕を引く相手の顔だけでも確認しようと、トマは顔を上げて―― 「――これは、『取引』よ」 その眼前に突きつけられたのは、銃口ではなく小さな巾着袋。 相手の意図が分からず、ポカンと口を開けるトマに、彼女は念を押すようにもう一度言った。 「勘違いしないで。これはあくまで、『取引』。 同情でも博愛でも慈善事業でもなく、全てが済んだ後に貸しも借りもない、これは『取引』、よ」 * * * 「――というわけで、僕はその女の子が走り去った後、この茂みに這い込んだわけです」 「なるほど、ね……」 道路から程近い、森の茂みの中。 トリエラは、トマという少年の語るこれまでの経緯に曖昧に相槌を打つ。 目の前にあるのは、つい先ほどまでとはうって変わって、生気に溢れる少年の顔。 どうやらトリエラの第三の支給品・『回復アイテムセット』は、その説明書通りの効果を持っていたらしい。 『毒消し』。緩やかな死をもたらすあらゆる種類の毒を瞬時に打ち消せるという、万能解毒薬。 トリエラが持つ医学の知識では、そんな都合のいい解毒薬など存在しないはずだったが……。 こうなると、「視力を回復させる『目薬』」や、「声が出なくなった時の『山彦草』」なども使えると見ていいのか。 『乙女のキッス』が治すという『蛙化』や、『ダイエットフード』が効く『豚化』というのは、いまいち意味不明だが。 「で、その後、食事をしていた所に、あなたがやってきて……」 「私を殺して『ご褒美』を狙おうと思っていたけど、最後の最後まで決断がつかなかったわけね」 「あー、その、いや……ゴメンなさい。どうも僕、焦っちゃってたみたいで……」 「構わないわ。そんなに気にしないで」 どうせ私もこれからあなたを殺すつもりなんだしね、と言いかけて、トリエラは言葉を飲む。 そう、これはあくまで「取引」。全てが終った後、貸しも借りも恩も恨みも残らない約束の、公平な「取引」。 トリエラが差し出したのは、どうにも怪しげな解毒剤1本。 見返りに求めたのは、トマの持っている「情報」。 完全に対等な取引とは言い難いが、それでもこれは、双方同意の上の契約。 あのクレーターを見れば、トリエラの知らない強烈な攻撃を放てる者がいることは一目瞭然で。 効果の程の分からない薬をテストするついでに、好戦的な参加者の能力が聞けるのなら悪くはない。 死人から持ち物を奪うのは簡単だが、死人に情報を吐かせることはできないのだ。 「で、あなたが見聞きしたのは、それで全部?」 「はい。この『ゲーム』が始まってからのことは、これで全部です」 「…………そう」 トリエラはゆっくりと、トマに気付かれないよう、後ろ手に隠していた拳銃の撃鉄に指をかける。 「取引」は済んだ。最初の約束通り、トリエラは『毒消し』を渡し、トマは「情報」を喋った。 これでお互い、貸し借り無し。恩も恨みも何も無い。 せっかく迫り来る死から解放された所で可哀想とは思うけれど、今度はズガン!とひと思いに死ねるのだ。 トリエラは大きく深呼吸をして覚悟を決めると、すッと目を細めて―― 「あの……トリエラ、さん?」 「ッ!!」 ――それは丁度、不自然な沈黙に耐え切れなくなったトマが、口を開いた瞬間だった。 咄嗟にトリエラは、彼に飛び掛かる。左手で彼の口を封じながら、茂みの中に押し倒す。 「モ、モガモガガッ!? (と、トリエラさんッ!?)」 「シッ! 黙ってッ!」 銃を片手に、小声で沈黙を強いるトリエラ。 至近距離に迫る彼女の顔の迫力に、トマも凍りつく。 そのまま、石のように動きを止めた2人の耳に、小さな足音が聞こえてくる。 南の方から、広い道路を駆けてくる小さな影。 茂みの隙間から姿を確認した2人は、動きを止めたまま小さく囁きあう。 「……あの子、さっきの話の?」 「うん。僕を襲った時と同じ、だと思う」 通り過ぎざまに、そのケモノの耳を持つ女の子は、チラ、と茂みの方を見た――ような気がした。 折り重なったままの2人に、一瞬緊張が走る。 けれど、その女の子は気の迷いだとでも思ったのだろうか? 2人の隠れる場所から、つ、と視線を逸らし、そのまま北の方、お城の方角に走り抜けていった。 後ろを振り返りもせず、走り去っていった。 * * * 「…………おう」 その少女・アルルゥは、実のところ、茂みに潜む人間たちには勘付いてはいた。 これが例えば、島の南西に広がる都市エリアでの遭遇なら、感知は難しかっただろう。 けれど、森は彼女の領域だ。 いかにトリエラが正規の戦闘訓練を受けていようとも、アルルゥの感覚を誤魔化せるものではない。 ましてや、トマに至っては一介の魔技師に過ぎない。気配を消す技術などからは全く無縁の存在なのだ。 だが、しかし――アルルゥは、2人のことを見逃した。 2人からの不意打ち・追い打ちが無いことだけを確認して、そのまま通り過ぎた。 それもこれも、全ては『思い切りハサミ』の影響。 城に向かった3人を追撃する。その選択を選んだアルルゥにとって、それ以外のことは二の次だ。 向こうから仕掛けて来ないなら、相手にしない。通してくれるなら、一刻も早くあの3人に追いつく。 「…………いく」 アルルゥは走る。 互いの間にあった偶然、ほんの数分の差で分けられた運命に気付かず、そのままその場を走り去る。 もし、アルルゥがここを通り過ぎるのがもう少し遅ければ。 おそらく、トリエラはそのままトマを射殺していただろう。 そして銃声で居場所は明確になり、『思い切りハサミ』の効力も失われ。 茂みで荒い息をつくトリエラ目掛け、アルルゥの魔獣がけしかけられていたはずだ。 もし、トリエラの到着がほんの少し遅ければ。 この時はおそらく、トマは悪あがきの甲斐もなく、毒が回って絶命し。 そして敵の真価を知ることができなかったトリエラが、通り掛かったアルルゥに銃を向けていたことだろう。 見かけ通りの、ただの無力な女の子だと信じて。 全ては、紙一重。全ては、偶然の積み重ね。 ……その結果、命拾いしたのがどっちだったのかは、ちょっと判断が分かれるだろうが。 ともあれ、おそらく一番幸運だったのは紛れも無く、この3人の中でたった1人の男の子で―― * * * 少女の気配が、完全に消える。 どうやら相当遠くに去ったらしい。引き返してくる様子が無いことに、トリエラはほッと安堵の溜息をつく。 RPGでも着弾したかと思うようなクレーターを作れるドラゴンに、生きた毒ガス散布装置。 2匹の魔獣を自在に操るアルルゥは、流石のトリエラでも真正面からは戦いたくない相手だ。 敵対が避けられないとしても、どうせ殺るなら、こっそり忍び寄ってズガン!と一発。 さもなくば、相手の射程外から狙撃銃でズガン!とやるのもいい。 ……もしもそんな装備とチャンスがあれば、の話ではあるが。 「ふう……危なかった。もう、大丈夫かな」 「あッ、あの~、トリエラさん? もう行ったんでしたら、その、ちょっとどいてもらえませんか……?」 トリエラの身体の下で、トマが申し訳無さそうに声を上げる。顔を真っ赤にして、モジモジしている。 ふと我に返ってみれば、2人の姿勢はトリエラがトマを押し倒した時のまま。 倒された時の弾みで、トマの手はトリエラの小さな胸のあたりを押さえる格好になっていて。 そしてトリエラの片膝は、トマの股間の辺りを圧迫する形。 キスもできそうなほどに顔を近づけたまま、ようやくトリエラは2人の置かれた状況を理解する。 一気に、赤面。 「――――ッ!!」 声にならない悲鳴と共に、森の中に乾いた音が響いた。 * * * 「いやー、強烈でした。今度こそ死ぬかと思いましたよ」 「……ホントに大丈夫? 頸椎折れてない? ムチウチとか、なってないかな?」 「大袈裟ですよ、トリエラさん。 僕もその、悪気は無かったですけれど、触っちゃったわけですし。これでおアイコです」 彼女らしくもなく、おろおろと困るトリエラに、トマは笑って頭を掻く。 実際、トリエラの心配は杞憂ではない。義体の腕力というのは、常人とは比べ物にならない。 だがしかし、『条件付け』ではなく、素の「女の子」としての反射的行動だったのが幸いしたのだろうか? トマの頬にはくっきりと赤い手形が残っていたが、見たところ深刻なダメージはなさそうだ。 トリエラは溜息をつく。 こんなことで貸しも借りも作りたくはない。 トマを撃つ際には任務の時と同じように、クールに割り切って引き金を引きたいのに。 なんというか、さっきから調子が狂いっぱなしだ。 「ところでトリエラさん、今度はそちらの見てきたお話も聞かせてもらえませんか?」 「え? で、でも……」 「ああ、分かってますよ。 約束したのは『情報交換』でなく、『毒消し』と『情報』との間の『取引』だって言うんでしょ? ですから、そちらの『情報』もタダでとは言いません。僕、物を作るのは得意なんです。 体調も戻ったことですし、何か必要なものでもあれば、適当に作ってみますよ? これも『取引』です」 「…………そ、」 そういうつもりで言ったんじゃない。そう言いかけて、トリエラは黙り込む。務めて冷静になろうとする。 そう、これも『取引』だ。 トリエラが見聞きしてきたことはトマの語った話よりも遥かに価値は低いが、構うものか。 これはトマの方から言い出した『取引』なのだ。それでバカを見るのなら、それは彼自身の責任。 駄目で元々。トリエラは自分のランドセルを開けると、1本のナイフを取り出す。 「そういうことなら……このナイフ。 これ、私の支給品の1つなんだけど、鞘が無くて不便でね。 できればこっちのSIGみたいに、素早く抜けるような携帯ホルダーになってると便利なんだけど」 拳銃『SIG P230』の方はホルダーがセットで支給されており、いつでも抜ける状態で保持できた。 でも『ベンズナイフ』の方は剥き身のまま。危なっかしくてベルトに刺しておくこともできない。 片手が塞がることを覚悟の上で予め握っておくか、そうでなければ、ランドセルに入れておくしかない。 でも、ここにもし鞘の代用品があれば、一気に戦術の幅が広がる。 トリエラの申し出に、トマは笑って答える。 「それくらいお安い御用です。ゴミの山を宝の山に変える魔技師の技術、見せて差し上げます!」 * * * 「……で、その『イビキをかく黒い塊』には、触れないで通り過ぎることにしたわけ」 「うーん、それって闇の魔法の一種ですかねぇ」 「また『魔法』、か。やっぱり私には、良く分からないな」 「ともあれ、下手な手出しをしなかったのは僕も正解だと思いますよ」 茂みの中。淡々と語るトリエラに相槌を入れつつ、トマの手が動き続ける。 実際、トリエラが話すべきことは多いが、個々の話はそう深くない。 ゲームが始まって間もない頃、G-3辺りで何かが光っていたこと。でも遠くてよく分からなかったこと。 じっくり時間をかけて自分の荷物を調べて、地図や参加者名簿を一通り覚えて把握したこと。 人影が2つ、G-4の平原を南に走っていくのを目撃したけれど、遠くの後姿しか見えなかったこと。 他者との遭遇を求めて橋を渡って、F-5の森の片隅に「よく分からない黒い球体」を見つけたこと。 その球体の中から、誰かのイビキ、としか思えない音がしていたこと。結局無視して迂回してきたこと。 ……これで全てだ。 トマの語った話のように、他の参加者についての有益な情報があるわけでもない。 何かと交換するに値する話だとは、トリエラ自身思えなかったのだが。 「……よし、出来ました! どうです、こんな感じで?!」 「どう、って……これが?」 「見た目は悪いかもしれませんが、実用性には自信があります。ちょっとつけてみて下さい!」 自信たっぷりにトマが差し出したソレを、トリエラは胡散臭そうに見つめる。 それを構成する材料は、全て『ハズレセット』の中から得たものだ。 鞘に当たるボディは、『トイレの消臭剤』のプラスチック製のカバー。 それを一旦バラして切って穴を開け、『割り箸鉄砲』の輪ゴムで上手いこと留めて。 輪ゴムの弾性で挟み込んで固定すると同時に、その輪ゴムが直接刃に触れないような工夫もされている。 ベルトに留めるための帯には、『根性ハチマキ』を利用。 使った工具は当の『ベンズナイフ』1本。あとは切ったり削ったり縛ったり引っ掛けたり噛み合せたり。 たったそれだけなのに、かなり頑丈。相当無茶なことをしない限り、壊れる感じがしない。 トリエラはその鞘を腰の後ろ、ベルトの穴に固定すると、実際にナイフを収めて色々と試してみる。 素早く抜きざまに虚空に斬りつけたり、ナイフを入れたまま飛び跳ねてみたり、軽く走ってみたり。 ……全く、違和感が無い。 抜く時にはスムーズに抜き放つことができ、でも収めたまま動き回っても、抜け落ちる恐れは感じられない。 既製品のナイフホルダーに勝るとも劣らぬ出来。まさに、ゴミの山から生み出された実用品。 欠点と言えばその不恰好な外見と、ほんのり香る消臭剤の香り、くらいのものか。 「それにしても凄いナイフですね。切れ味鋭く、バランスも良くって扱い易い。 何より驚かされるのは、この刀身に刻まれた微妙な溝です。 斬りつけた際、塗ってある薬品が簡単には拭い落とされないよう、絶妙な計算がされているようです。 そのくせ、刀身の強度を損ねていない。このナイフを作った人は、さぞかし名のある名工なんでしょうね~」 「…………」 目をキラキラさせて『ベンズナイフ』を褒め称えるトマに、トリエラは険しい表情を浮かべる。 この子は、本当に状況が分かっていない。 その「凄いナイフ」が今は使いやすい鞘に収まって、殺しのプロの手元にある現状が分かっていない。 作業中、このナイフを預けていたのは信頼によるものではない。 トマ程度の相手なら、たとえナイフを持っていたところで、拳銃1本あれば制圧可能だからだ。 二度目の「取引」も、無事に終了。 これで貸しも借りも一切無し。恩も恨みも何も無い――と思う。 トリエラはゆっくりと、収めたナイフに手を伸ばす。あたりに銃声を響かせるより、ナイフで刺した方がいい。 毒が治ったばかりだというのに、毒の刃に倒されるというのは可哀想だけど……。 「……これで『取引』は終わり。だから、」 「トリエラさんはこれからどうするんですか? 良かったら、僕と一緒に行きませんか? この島のどこかにいるはずの、勇者さんやククリさんのことも探したいですし」 ……また、「ごめんね」を言い損ねた。 また、空気をハズされた。 悪気も計算も一切ない、純粋で真っ直ぐな笑顔を浮かべて、トマは彼女を仲間に誘う。 とっくに割り切っていたはずのトリエラは、彼の迷いの無い視線に射竦められ、思わず視線を泳がせる。 「で――でもそれで、どうするの? 殺し合いを避けて、友達を探して……それで、最後はどうするつもり?」 「まだ僕にもよく分かりません。でも、勇者さんと一緒にいれば、何故かいつも上手く行きますし。 今回もきっとみんなで頑張れば、みんなが幸せになれる良い結末になるんじゃないか、と思うんです」 「楽天的ね……。呆れるくらい、楽天的」 「そうですか? でも、最初っから諦めてたら、何もできませんからね。 トリエラさんが来るまで生き延びられたのも、最後まで諦めなかったからですし。 ここで僕が助かったことにも、きっと何かの意味があるんだと思います。だから」 哀れなほどに弱々しいトマが、眩しいほどに前向きな態度で、滑稽なほどに希望的な観測を語る。 ヒーローごっこでもしているつもりなのだろうか? 社会の裏側の汚い現実を散々見てきたトリエラには、それは到底受け入れられない思考法。 けれど、何故だろう。 何故、こんなにも羨ましく思えてしまうんだろう。 「……私には無理ね。とてもじゃないけど、そんな風に楽観的にはなれないな。 現実的な思考から、離れられない」 「トリエラさん……」 「課題は2つよ。この『首輪』からどうやって逃れるのか。この『島』からどうやって逃げ出すのか。 この双方の課題について、具体的かつ説得力ある方法論が用意できること。 これが、私があなたたちに協力する際の、必要条件よ。 そのどちらも満たされない今――私は、あなたと行くことはできない」 それは、最低限譲ることのできないライン。彼女が彼女でいられるギリギリの線。 「みんなで考えればきっと上手くいく」、というレベルでは、まだ自分の全てを賭けるわけにはいかない。 トリエラは立ち上がる。 これ以上会話を続けたらまた心が揺らいでしまいそうで、だからここで腰を上げる。 「今は殺さない。きっとその気になれば簡単に殺せるだろうけど、今は殺さない。これは、『取引』よ」 「……『取引』」 「次に会う時までに、もうちょっと具体的な方法を詰めておいて。私を説得できるだけの材料を用意して。 それが、今ここであなたを生かしておくことの条件。あなたに求める、私からの『宿題』」 それは、「取引」と呼ぶにはあまりにも曖昧過ぎる約束。 軽くトマの額を拳銃で小突くと、トリエラは微かな微笑みと共にクルリと踵を返して。 もう話すことはない、とばかりに、振り返りもせずに歩き出す。トマは叫ぶ。 「と、トリエラさん! また――きっとまた、会えますよね?」 「ええ。互いに誰かに殺されなければ、きっとね――」 背を向けたまま、彼女はヒラヒラと手を振って――やがて、その姿は木々の間に消えた。 * * * ……森の中を歩きながら、トリエラは何度目になるかも知れない溜息をつく。 思い返せば、トマを殺せるチャンスは幾度もあった。 2人の間で交わした「取引」は、あくまで自分の踏ん切りをつけるため。 五共和国派のテロリストも、全て殺していたわけではない。小物相手に「取引」を交わすことも珍しくない。 そして「取引」をもちかけた上で、結局最後には殺してしまうようなケースも、無いわけではなかった。 けれど、殺せなかった。 何度も何度も、襲い掛かるタイミングを外されてしまった。 (奴らは既に殺す機会を逸した。あの子は大丈夫さ) (でも彼らの気が変わったら、向こうの事情が変わったらどうするんです) 彼女の脳裏に、モンタルチーノで交わした会話が蘇る。 ああ、なるほど。これが「殺す機会を逸する」、ということか。 やっぱりヒルシャーさんの判断は正しかった。あの場は無理に強行突入すべきではなかった。 一度「殺し損ね」てしまえば、よほど外部要因が変化しない限り、なかなか思い切れないものなのだ。 「ヒルシャー、さん……」 会いたい。担当官の、『兄弟(フラテッロ)』のヒルシャーにもう一度会いたい。 会って、今からでもあの時の判断ミスを、重ねて改めて謝りたい。そのためにも…… 「私は、『生き残る』。最後まで、『生き残る』」 胸に誓ったのは、「敵を倒す」、ではない。 「生き残る」。消極的かもしれないが、ともかく、「生き残る」。 好戦的で、積極的に「優勝」を目指すような奴を殺すことには躊躇いはない。こっちから不意を打ってもいい。 でも、殺し合いをするつもりのない奴は、放置しよう。彼らのやりたいようにやらせてみよう。 その結果、最後に自分1人が残ったなら、それはそれでもいい。 その結果、どこかの誰かがこの『ゲーム』をひっくり返す方法を見つければ、それはそれでいい。 どっちにしても、まずは生き残ること。誰かに殺されないこと。 ここまで考えて、トリエラは自嘲気味に笑う。 「幸運に救われたね、トマ。……いや、もしかしたら、救われたのは私の方かも」 もう少しで、彼女が大嫌いな『身勝手な大人』と同じレベルに堕するところだった。 いや、今の自分の姿も、十分に身勝手だろうか? 彼女は森の中を歩く。行くアテなどないが、とにかく今は、トマから離れたくて歩く。 そうでもしないと、また彼の所に戻りたくなってしまうかもしれないから。 あの、ちょっと間抜けで、頼りなくて、でもとても優しい少年のような人間が、他にもこの島に居るのなら―― 世の中、まだまだ捨てたものじゃない、のかもしれない。 * * * 「……行っちゃった」 行き先も告げずに立ち去った彼女を見送って、トマは呆然と呟く。 思い出すのは、小振りながらも柔かな感触。ドサクサ紛れにしっかり掴んでしまった、胸の弾力―― ではなく、あの、どこか寂しげな色のある、彼女の瞳。 「『取引』、か……。僕の方には、まだまだ返しきれない恩が残ってるんですけど。真面目な人ですね」 これ以上無いタイミングで『毒消し』を差し出し、命を救ってくれた恩。 それは、自分の人生を変えてくれた勇者ニケに対する恩にも勝るとも劣らないものだ。 いやむしろ、非常識な迷惑をかけられることが無いだけ、ニケよりよほど素晴らしい恩人かもしれない。 最後までトリエラが抱いていた殺意に気付かなかった彼は、呑気に考える。 「トリエラさんとの『約束』を果たすためにも……まずは、情報が必要ですね。 それと道具。道具を作るのに必要な材料と、工具の類。 作業に専念するためにも、工房、あるいはそれの代わりになる拠点も欲しいところです」 毒が消え、落ち着きを取り戻したことで、トマの思考は普段の回転を取り戻す。 彼は魔技師だ。道具を作り、道具を使いこなすのが彼の本分。 トリエラのために作ったナイフホルダーなど、片手間の遊びのようなものだ。 あんなものは彼の技術の一端でしかない。魔技師の能力は、もっと凄く、奥が深い。 まだまだ年若い彼だが、アラハビカでは自分の店を持っていたほどなのだ。 ここまで考えて、トマはポンと手を打つ。 「……そうだ、それだ! この島でも、お店を開けばいいんだ! トリエラさんみたいに情報や持ち物を『取引』したい人は、きっと他にもいるはず! 下手に動き回るより、一箇所で動かず情報を集めた方が、勇者さんたちとも合流しやすいですし……。 そうやって情報と物を集めている間に、あの『宿題』の答えも見つかるかもしれません!」 それは、トマならではの発想。そしてトマには、それを実現するだけの力がある。 彼はナイフホルダー製作のために地面に広げていた『ハズレセット』を拾い集め、荷物をまとめる。 確かにコレは、そのまま使おうと思ったらハズレでしかない。 でも、トマが何かを作ろうとする時には、これは立派な素材となる。 「まずは、店を開くための場所探しですね。どこかに人が良く通りがかる建物があればいいんですけど」 世の中、まんざら捨てたものじゃない。 そのことを無条件に確信する魔技師の少年は、自分にできることをやるために、茂みの中から歩き出した。 【F-5/森の北側(魔法の闇の中)/1日目/午前】 【明石薫@絶対可憐チルドレン】 [状態]:軽い昏倒。夢を見ている。右足打撲。機嫌最悪。 [装備]:なし [道具]:基本支給品、バレッタ人形@ヴァンパイアセイヴァー [思考]:むにゃむにゃ 第一行動方針:とりあえず、あの女(ベルカナ)は絶対殺す 第二行動方針:葵や紫穂と合流する 第三行動方針:葵や紫穂には負けたくない 最終行動方針:ジェダをぶっ飛ばす [備考]:F-5の北西部の森に魔法の闇「ダークネス」の効果が残っています。 [備考]: トリエラが薫の近くを通り過ぎたのは、「午前」枠の中でも比較的早い時間帯です。 このステータス欄も、その際のものです。 【F-4/道路上(城に続く橋のすぐ近く)/1日目/午前】 【アルルゥ@うたわれるもの】 [状態]:かなりの精神疲労、思いきりはさみの効果持続中(そろそろ切れる) [装備]:タマヒポ(サモナイト石・獣)@サモンナイト3、ワイヴァーン(サモナイト石・獣)@サモンナイト3 [道具]:基本支給品、クロウカード三枚(スイート「甘」、バブル「泡」、ダッシュ「駆」) [思考]:…………おう 第一行動方針:城へ飛んでいった三人を追撃する。 第二行動方針:周りの敵を全員倒し、家に帰る。(ただし今は第一行動方針を最優先に) 参戦時期:ナ・トゥンク攻略直後 [備考]: アルルゥは獣属性の召喚術に限りAランクまで使用できます。 ゲームに乗らなくてもみんなで協力すれば脱出可能だと信じました。 ただし、思いきりはさみの効果により30分程の間は方針を変えません。 【F-4/森の中/1日目/午前】 【トマ@魔法陣グルグル】 [状態]:アズュール使用による若干の疲労、体力消耗。頬に赤い平手打ちの跡 [装備]:麻酔銃(残弾6)@サモンナイト3、アズュール@灼眼のシャナ [道具]:基本支給品、ハズレセット(割り箸鉄砲、アビシオン人形、便座カバーなど) [思考]:そうだ、お店をやろう! 第一行動方針:他の参加者と情報と物の交換を進める。必要ならその場で道具の作成も行う。 第二行動方針:店を開くのに適した場所を探す。できればどこかの建物に腰を据えたい。 第三行動方針:情報と物を集め、『首輪の解除』『島からの脱出』の方法を考える。 第四行動方針:できれば『首輪』の現物を手に入れたいんだけど……無理かな? 第五行動方針:できれば、トリエラと再び会いたい。それまでは死ぬわけには行かない。 基本行動方針:ニケたちとの合流。及び、全員が脱出できる方法を探す。 [備考]: ハズレセットのうち、豆腐セット、もずくセット、トイレの消臭剤、根性はちまきを使用しました。 割り箸鉄砲の輪ゴムは、まだ残りがあります。 【F-4/森の中/1日目/午前】 【トリエラ@GUNSLINGER GIRL】 [状態]:健康。 [装備]:拳銃(SIG P230)@GUNSLINGER GIRL、ベンズナイフ(中期型)@HUNTER×HUNTER、 トマ手作りのナイフホルダー(不恰好だが実用性は十分) [道具]:基本支給品、回復アイテムセット@FF4(乙女のキッス×1、金の針×1、うちでの小槌×1、 十字架×1、ダイエットフード×1、目薬×1、山彦草×1) [思考]:さて、これからどうしようかな……。 第一行動方針:好戦的な参加者は返り討ちにする。こちらから襲ってもいい。ただし無理はしない。 第ニ行動方針:脱出や対主催を考えるグループには、そこに具体的な策が無い限り参加しない。 ただし邪魔もしない。要するに、基本的には放置。 第三行動方針:トマとその仲間たちに微かな期待。トマとの再会までは死の危険をできるだけ避ける。 基本行動方針:最後まで生き延びる(当面、消極的に優勝を目指す? 脱出の策があれば乗る?) [備考]: トリエラに支給されていた『ステータス異常回復アイテムセット@FF4』の中で、 『毒消し』×1はトマの毒の治療に使用されました。 アイテム解説 【ステータス異常回復アイテムセット@FF4】 乙女のキッス(蛙回復)×1、金の針(石化回復)×1、うちでの小槌(小人回復)×1、 十字架(呪い回復)×1、ダイエットフード(豚回復)×1、毒消し(毒回復)×1、 目薬(暗闇回復)×1、山彦草(沈黙回復)×1 以上8つのアイテム(全て@FF4)が入った消耗品のセット。 体力・魔力を回復させる薬や、戦闘不能から回復させる『フェニックスの尾』は入っていない。 FF4以外の世界のアイテムや魔法による状態異常にも対応できると思われるが、 それぞれ1個ずつしか無かったり、麻痺毒を治せるものが無かったりと微妙に不親切。 ≪077 邂逅 時系列順に読む 083 嘲笑≫ ≪081 【急ぐは大切、されどもあせりは禁物】 投下順に読む 083 嘲笑≫ ≪027 「弱者の強み」 明石薫の登場SSを読む 097 エスパー・フィーバー≫ ≪058 地獄巡り アルルゥの登場SSを読む 091 紅楼夢≫ ≪074 どうしよう トマの登場SSを読む 114 はやてのごとく!~at the doll s theater~(前編)≫ ≪039 ひとりぼっちのテディベア トリエラの登場SSを読む 119-2 混沌の学び舎にて(2)≫
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9938.html
関連スレ 俺が指示しなくなったら動けなくなるなんて 598 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 12 04 27.95 ID Ek7wKh4A0 400スレおめでとうございます。「あの困は今」に便乗して、去年くらいに出した話のその後を報告してみる。 それまで良PLだった人が急にスパルタ鬼コーチになってしまった報告のその後。 綺麗な解決にはならんかった。 ここで投下してから話し合いを何度かしてみたが非常につっけんどんな対応をされて 「俺がこれまで行動で見せてた事を何一つ取得できてない、やる気が無いんだよなお前らは」 と全てやる気の問題に挿げ替えてPL批判を繰り返すばかりだった。 さらに他のPLのロールプレイ部分にもケチをつけて「実在感が無い」とか「PCのキャラ性が弱くている意味あんの?としか思えん」 とにかく色々な事に叱責を繰り返すようになった。 集合時間の5分前に集まった時には「何かある事を踏まえて集合時間の15分前には着いてるのは当たり前だろ、やる気も常識もないんだな!!」と、駅で大声で切れた。 道中も文句を繰り返すばかりでとうとうそれを聞いてた一人が切れて解散になった時もあった。 ちょっと集まる期間を空けて冷静になろうかと提案したら後日に「時間を空けて工作しようったってそうはいかない!」 これまでの実績と人柄による信頼があったがどんどんすり減って行ってサークル全体が沈んだ感じになった。 俺は電話でたまに彼の文句と愚痴を聞く事が多い立場だったんだが、サークルの過去の事や実生活上で気にくわない点を全てぶつけてくる話し方だった。 そして何故か実生活上で直接俺と接点がある訳でもない事についても「で、これは何なんだ?やる気あるんか?」と俺が悪いかのような話し方をする訳よ。 連日1時まで同じような愚痴を2週間ほど繰り返された事もあって俺も疲れ果てた。 何とか、彼が暴走してしまった原因を聞き出そうとしたんだ。でも割と無駄だった。 原因がある意味どうしようもない部分で、仕事で部下を持つ立場になったそうなんだが その部下が使えないタイプで、やる気なく仕事しない、教えた事を分かったと言って全く分かってない、そんな部下に苦労していて ストレスも加わって、サークルでの他のメンツも同様に見えてきてしまったと言う話だった。 「実生活でも指導力が無いかのような責められ方をして、サークルでももしかしたら指導力が無いってなるんじゃないか」 そう思ってしまってからはサークル全てが自分を否定してるような気がして、だから自分も否定するしかなかったとかなんとか。ぶっちゃけどうしようもない。 サークルを続けるかどうかを聞いてみたら続けると。でも気になった点は全て改善しろと言う。 そして一度思ってしまったからには折れる事はできない。改善点が無くなるまで、少なくとも自分が参加してる間は真に改善しなくても見えなくする事はやれと言う。 俺はこれに対して「そんなだったら少なくとも俺は一緒にはやれないよ」と正直に伝えた。 この発言が原因で「じゃあ俺はお前の事を切るわ」と言われた。 そしてサークルに来た時にこの話を言い出して「改善しないのはやる気ない行為だけどやる気ないのはまずいだろ?じゃあ普通改善しようとするよね?」と言い出して全員に反感持たれて出て行った。 本当の意味で改善に繋がる事も話の中にはあったけど、考え方の違いの部分まで揃えようとするのがまずすぎた。 TRPGの何を楽しむかなんてそれぞれだと思うけど「サークルとして『これを楽しむ』と言う何か一つを決定しないのはやる気を疑うね」と言って 彼が提唱した「誰かが統率しなくてもPL全体がまるで一つの意思で動くチームになるよう修練する」のを楽しむ、なんて提案はもう、どうしようもなかった。 これまでも不満はあったけど「彼だから」「今まで苦労かけてたんだろうから」って不満を抑えてたけどこれで爆発してしまった。 大荒れの末彼はサークルを「彼が俺ら全員を追放すると言う形」で出て行った。 こうして書けるようになるまで色々あったけど、誰も幸せにはなれなかった。 湿っぽい話ですまない。 600 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 12 18 18.34 ID LiREt1HUO [1/2] 597 乙でした。 まぁ、これ以上迷惑を掛けない状態になったから良しとするべきなんだろうね。 明らかに鬱病病み出し。 602 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 12 20 55.44 ID vKTAaeJD0 [2/2] あ、間違えた 乙は 598だ 603 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 12 27 45.36 ID zEDvrhRVO [5/6] 598 乙、なんだか凄く乙 やるせないなぁ…元が悪い奴じゃなさそうなあたりがあって、 報告者や鳥取面子が壊れかけのレ困を簡単に切ろうと成らなかったんだろうし 切ないしやるせないなぁ しかし、 気が狂ってそうな過去困が真人間に戻った話もあれば、 真人間が壊れだしてた過去困が完全に壊れた話もあるってあたり こんな困スレでも歴史があるんだなぁ 604 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 12 32 18.70 ID YX/RzQcs0 [3/4] 598 まあ・・・なんだ・・・友人なら真っ先に病院連れて行ったほうが親切だったんじゃね。 「ダンナは心が風邪を引いたみたいだったけど、シカトしてたら心が肺炎になって入院した」はサイバラリエコだったけ。 611 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 12 52 01.07 ID 0pMDsCkz0 598 乙、悪意込みの想像だけどサークル内の指導()きく限り 本当に出来の悪い部下だったのかって疑問も… 612 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 12 57 31.15 ID VBHiefVM0 [3/4] リロってなくすまん 598 乙 「俺がお前らを追放する」ってヤバい 状況を理解するまで「俺らがお前を追放するんだよ」と言い続けてやりたいが、良い時を知ってると中々無下にも出来ないね しかし、何でそこまで否定されるのを認められないんだろうか? そこからしか改善出来ないと思うんだが ある意味チャンス? 613 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 13 32 03.09 ID YX/RzQcs0 [4/4] 611 それまでは良い人、と思われてたんだから、まあ「やる気のある普通の人」だったんじゃないかな。 自分は学生時代の先輩から教わった 本当に優秀な人ほど「後輩(部下)が無能だ!」って嘆かない。そういう人は、それまでの人生で馬鹿を相手にすることに慣れちゃってるから。嘆くような人は相手とどっこいどっこいの無能。 という言葉を常に省みるようにしてるけど。 614 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 13 42 05.59 ID FGhxzr6z0 [3/6] 598 うーん… そもそも遊びであり趣味であるサークル内の活動で「指導」だの「改善」だのって何だよって話だよね 仕事とは意識分けろよって思う そもそもストレスも相まって…ってストレスを他人にぶつけてることを自覚してるのかどうなのか その辺からヘンに絡まった考え方を緩めていく方には持っていけなかったかなぁ 615 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 13 52 47.80 ID mA6kM7j90 そういうのでつらかったら趣味仲間にあたるんじゃなくて、病院行けよ!になるんだよな。結局。 616 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/29(水) 13 54 54.99 ID fBrVfp9/0 598の困はこれからどこにストレスを吐き出すのだろうかと想像すると色々怖いな。 会社で問題おこしそう スレ400
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8225.html
231 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 07 29.64 ID YMFHIcjs0 報告、実害はなかったけど うちのコンベは、事前に参加GMからシステムやシナリオの概要なんかを聞いて サイトにupしておく形式なんだ そのとき初参加のGMの言ってきた概要が、戦闘好きなPLにオススメのシナリオだったんで 戦闘多めのシナリオってことですか?と軽く聞いたら何故か曖昧な反応 不審に思って突っ込んで聞いてみると、 本当は戦闘好きにRPの楽しさを教えるための戦闘無しシナリオをやるつもりとのこと この時点でうわぁ、と思ったけど、一応その概要でサイトに載せますと伝えたんだ そしたら相手が、それじゃ戦闘好きのPLが集まらないじゃないかとかと色々ごね出し 最終的に参加をお断りした 233 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 11 38.74 ID Y6Dbu0Vh0 啓蒙してやる系か。鉄板の地雷だなあ。 他人が自分と同じ楽しみ方しないと気の毒だと思う奴って、なんでそんなに傲慢になれるんだろうね。 234 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 13 27.15 ID wpFqM9/QP [4/4] 231 報告乙 なんか困とは別のとおぞましいナニカな気が・・・ 235 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 41 20.10 ID yrR+YsYp0 [1/2] 戦闘好きだって別に戦闘しかやらんわけでもないし戦闘中にロールプレイぐらいするし、余計なお世話だよね 236 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 42 40.04 ID HWlL6kHQP [1/4] 231 乙 これはかなり嫌、お断りしたのは賢明だなw 237 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 48 37.89 ID T51ueUS3O 235 そういう人は自分と一緒になって、そうでない人に啓蒙してくれるハズとか そんな感じに自分に都合良く考えちゃうから困なんじゃね? 238 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 53 39.82 ID HWlL6kHQP [2/4] 本当にRPを楽しませようとは思ってないだろうな 「TRPGとはこういうものなんですよ」とドヤ顔したいだけなんやな 239 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 11 54 41.55 ID HTNSSrr30 231 乙乙 いるよねこういう無駄に上から目線な奴 実際は戦闘の中にドラマチックなNPC語りとか混ぜた方がRPの啓蒙には繋がるのに 240 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 12 06 20.36 ID gA4GgS+F0 [5/5] 231 上から目線の「教育してやる」系はろくなやつじゃないことがかなり多いからなー。お断りして正解じゃないかな。 まぁ運営スタッフを納得させられない程度の説明しかできない時点で、GMとしてどの程度の腕かもお察しだし 241 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 12 21 13.84 ID MP9m0Gm6O [1/2] 231 こりゃ凄いな…事前に弾いてくれてありがとう。 つか本気で啓蒙を目指すならこれは凄い悪手だろうになぁ。万一、一回は立卓できても次の機会とか来ないぞ。 長い目でみたらマイナスにしかならないのに 242 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 14 36 55.27 ID VwDQUYOmP [1/2] 231 地雷撤去お疲れ様です 啓蒙の為なら騙し討ちも辞さないって時点でPLを楽しませる気が全く無いよね なんでそれで相手が考えを改めてくれると思うんだろう 243 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/16(日) 14 44 35.35 ID HWlL6kHQP [3/4] PLを楽しませるだけがGMじゃないけどな、ある程度は自分がしたいことをしてもいいのよ それにしても目的がほぼ嫌がらせみたいなのは駄目だと思うがw スレ354
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4576.html
194 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/04(土) 16 40 16 ID ??? キラ「あ~あ、僕のところにもドラえ○ん来てくれないかなぁ」 シン「アンタ普段そんなこと考えて生きてんのか……」 キラ「あ、勿論あんな青タヌキはこっちから願い下げだよ? どうせ来るなら可愛い女の子でしょ、常識的に考えて」 刹那「いやガンダムだろう、常識的に考えて……」 シン「大丈夫だ、どっちも常識じゃない」 キラ「常識という眼鏡で僕達の世界は覗けないんだよ?」 刹那「シンは夢を忘れた古い地球人だな」 シン「一応言っとくけど夢を忘れないことと常識を弁えることは矛盾しないからな」 刹那「子供の頃、ド○えもんの秘密道具には心躍らせたものだ」 キラ「未来の世界は女風呂を覗き放題なのかも知れないと思うと胸が熱くなったよ」 シン「アンタは子供の頃から汚れきってたのな」 キラ「……そういえば、ミネバが持ってるあの胡散臭いステッキさ。 アレってどの程度のことが出来るんだろうね。アレもある意味秘密道具だけど」 シン「ミネバからオードリーに変身するときのアレか」 刹那「どの程度、というと?」 キラ「進みすぎた科学は魔法と区別がつかないというけど、姉さんは どれほどのオーバーテクノロジーをあの魔法のステッキに詰め込んだのか……」 シン「いくら姉さんだからって、そこまで大げさなモンでもないだろ」 刹那「7歳の子供が16歳に変身するだけでも相当だと思うが……」 死神「ねえセレーネ、あのステッキって変身以外には何が出来るの?」 セレーネ「そうねぇ……太陽炉と連結してエネルギー供給を受ければ、 コロニーレーザー的なビームが出たりするけど」 死神「そんな戦略兵器を7歳の子供に持たせる貴女って凄いわね」 195 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/04(土) 20 48 50 ID ??? マイ「若返るだけなら、ヅダアイスと。」 シャア「シャア専用アイスがあれば可能だしなぁ。」 ナナイ「残念ですが期間限定販売でもう売り出しておりません。」
https://w.atwiki.jp/83452/pages/138.html
平沢家 憂「お姉ちゃーん!帰ったんならシャツと靴下洗うから持ってきなよー!」 唯「……」 憂「もう!後で持ってきなよ?」 唯「……」 憂「どうしたのかなお姉ちゃん…なにかあったのかな…」 唯「……」 ピンポーン 憂「はーい」 ガチャ 紬「こんにちは、憂ちゃん」 憂「あ、紬さん…ちょっと待っててくださいね?今呼んで…」 紬「あ、いいの…お邪魔してもいい?唯ちゃんとお話したいの」 憂「え、構いませんけど…」 紬「あと、出来たら二人きりにさせてくれない?大事な話だから…」 憂「わ、わかりました…どうぞ」 トントン 唯「……うい~、今体調悪いから…」 紬「あ、あの…紬です…唯ちゃん?」 唯「!!」 紬「よかったら…ドア、開けてくれない?大事な話があるの」 唯「……」 唯(ムギちゃん…) 紬(やっぱり…ダメか…) カチャ 紬「あっ…」 唯「ムギ…ちゃん…どうぞ」 紬「唯ちゃん…どうしたの?もしかして泣いて…」 唯「…大事な話って…なあに?」 紬「う…うん…」 紬「ええと…昨日私、唯ちゃんに好きって言ったわよね」 唯「…うん」 紬「あれは、友達として、じゃなくてね…?」 唯「…もういいよ」 紬「え…?」 唯「ムギちゃんが言いたいことはわかったよ。澪ちゃんが怒ってた理由も。あはは…私、最低かも」 紬「唯ちゃん?ど、どうして?」 唯「私、鈍感だから…ムギちゃんの気持ちも分からないで、軽く流しちゃった…」 紬「それは私が悪いのよ!唯ちゃんにちゃんと言わなかったから…」 唯「違うよムギちゃん、私が悪いんだよ… ムギちゃんの気持ちに気付くチャンスなんていくらでもあったのに」」 紬「唯ちゃん…」 唯「花火のとき、お弁当くれたとき、席替えしたのだってそうだよね」 紬「確かに、そうだけど…」 唯「なのに私は気付かなかった…ごめんねムギちゃん」 紬「い、いいの…そんなのはもういいの!私は今日もう一度…」 唯「ねえムギちゃん?澪ちゃんが言ってた通り、私はバカなんだよ? 私のことをこんなに好きでいてくれる子の気持ちにも気付けないくらい…」 紬「そんなことないわ!唯ちゃんはとってもいい子じゃない!」 唯「こんな私には…ムギちゃんと恋人になる資格はないと思うよ…?」 紬「唯ちゃん…」 唯「だから…私からの返事はね…」 紬「ま、待ってよ唯ちゃん!」 唯「ごめんなさい!私はムギちゃんの恋人にはなれません!」 紬「ゆ…唯…ちゃ…」 唯「でも、今までと同じで友達だから!明日からまた仲良くしようね!」 紬「……」 紬(終わっちゃった…?私の恋…) 唯「いやあ、それにしても驚いたよ!いつ私のこと好きになったの?」 紬(そう、だって唯ちゃんはこんなに苦しんで…目が腫れぼったくなるまで泣いて、 私と友達のままでいることを選んでくれたんだから…) 唯「まあそういう話はまた明日しようか!今日はもう帰りなよ?暗くなってきたから」 紬(その気持ちを裏切って、好きって言うなんて自分勝手なこと、私には…私には…) 紬「唯ちゃん」 唯「なあに?」 紬「ごめんなさい私…すこし自分勝手になるから…」 唯「え…?」 ギュッ… 唯「ちょっ…ちょっとムギちゃん!?なにするの?ダメだよ私たちは友達なんだから…」 紬「私、まだ何も伝えてない…」 唯「えっ…?」 紬「私が本当に言いたいことは…まだ私の口から伝えてないの」 唯「だ…だってムギちゃん私に言ったじゃない!好きって!」 紬「あの時は伝わってなかったもの」 唯「で…でも!ムギちゃんの言いたいことは私…」 紬「唯ちゃん、今の私は自分勝手だから…言いたいこと、言うわね?」 唯「う…」 紬「私は…唯ちゃんのことが大好き…友達としてじゃなくて、恋の対象として… 唯ちゃんが大好きなの」 唯「ムギちゃん…」 紬「これが…私の伝えたかったこと…やっと言えた…」 唯「……」 唯「…ありがとうムギちゃん」 紬「…うん」 唯「ムギちゃんに好きって言ってもらえて、私うれしい…でも」 紬「でも?」 唯「やっぱり私にとってムギちゃんは友達だから…恋はできないよ…ごめん」 紬「…うん」 紬「ありがとう…唯ちゃんの気持ちを教えてくれて」 唯「うん…ホントにごめんね?」 紬「いいのよ、私は唯ちゃんの正直な気持ちがわかってうれしいから」 唯「えっと…」 紬「あ、ごめんねずっと抱きついたままで」 唯「ううん、柔らかくって気持ちよかったよ? 考えてみたら、ムギちゃんに抱きつかれるのって初めてだね」 紬「うん…そうね」 紬「じゃあ私…帰るわね?言いたいことは言えたから」 唯「あ、ジュースくらい飲んでいきなよ!」 紬「気持ちだけいただくわ、早く帰らないと心配するから」 唯「そっか…ムギちゃん?」 紬「なあに?」 唯「明日からは、もっと仲良くしようね!」 紬「うん!それじゃあね」 憂「あれ?紬さん、もう帰るんですか?話はもういいんですか?」 紬「うん、もう終わったから」 憂「あ、じゃあジュースとお菓子用意しますね!」 紬「ありがとう憂ちゃん、でも早く帰らないとだから」 憂「そうですか…紬さん?もしかして泣いて…?」 紬「じゃあ、お邪魔しました。憂ちゃん、またね?」 憂「は、はい…」 バタン… 紬「はぁ…」 紬(私…結局フラれちゃった…) 紬「……」 紬(フラれたら気にしないで諦めようって決めてたのに、こんな気持ちになるなんて… やっぱり心のどこかで、唯ちゃんと付き合いたいって思ってたのかな…) 紬「……あ」 紬(ダメだ…泣いたらもっと辛くなっちゃう…) 紬「う…うっ…ゆ…ゆいちゃん…うぅ…わた、私…うぅ…うぇっ…」 紬(本当は…諦めたくなんて…ないのに…もっと抱きしめていたかったのに…) …… 憂「お姉ちゃん?さっき紬さんの様子が変だったんだけど…なにかあったの?」 唯「…なんにもないよ」 憂「そう?ならいいけど…」 唯「ねえ憂ー」 憂「なあに?」 唯「……なんでもない」 憂「変なお姉ちゃん…ご飯出来たら呼ぶね?」 唯「うん…」 唯(ねえ憂…友達と恋人って…何が違うのかな…よく分からないよ…) 翌朝 紬(ふう…いつまでも引きずってないで、いつも通りにしなくちゃ…) ガラ 紬「おはよう♪」 律「ようムギ…おはよ」 澪「おはようムギ、遊びにきたぞ」 紬「わあ澪ちゃん、いらっしゃい、あ、りっちゃん、宿題大丈夫?」 律「ああ…じゃあ頼むわ」 紬(唯ちゃんは…まだみたいね) 律「あのさあムギ…昨日、どうだったんだ?」 紬「どうだったって?」 律「いやだから…告白するって言ってたじゃん」 紬「ああ…うん…」 澪「ちゃんと好きって言えたのか?」 紬「言えたわ。ちゃんと全部伝えられた…と思う」 律「それで?OKもらえたのか?」 紬「ううん、フラれちゃった…」 澪「……!」 律「ええマジかよ!もったいないことするヤツもいるもんだなあ」 紬「しょうがないわ…本人の気持ちだから」 澪「…ムギは、それでいいんだな?」 紬「うん、すっきりし…た…から」 ガラガラ 唯「おはよう…」 律「おっす唯!聞いてくれよ!昨日ムギがさぁ…どした、なんか元気ないな」 澪「…唯」 唯「ん?なあに?」 澪「昨日は怒ったりして悪かったな、許してくれ」 唯「うん、私こそ…ごめんね」 律「ふい~これで仲直りかあ」 紬「よかった…」 紬(これで元通り…あとは私が唯ちゃんのことを諦めれば…) 紬「そうだ唯ちゃん、今日宿題やってきた?まだならりっちゃんのが終わったら見せてあげるわ」 澪「甘やかしてちゃダメだぞ?」 律「まったくだな!自分でやらないといかんぞ唯!」 澪「お前が言うな!」 紬「あはは…それでどう?唯ちゃん」 唯「…いい、大丈夫だから」 紬「……え?そ、そう…?」 お昼 紬「唯ちゃん、今日もお弁当持ってきたんだけど…」 唯「…今日はいらない。パン買ってきたから」 律「え?マジ?じゃあ私がもらうぜ~?」 紬「そ、そう…じゃあまた一緒に食べましょう?」 唯「…私、澪ちゃんと和ちゃんと食べるから…じゃ」 紬「ゆ、唯ちゃん…?」 放課後 澪「唯に嫌われた?」 紬「今日、全然しゃべってないし、お弁当も食べてくれなかったし…」 澪「そういえば今日、私たちの教室でお昼食べてたな…珍しいと思ったけど」 紬「私…どうすればいいのかな…やっぱり最初から告白なんて…」 澪「ムギ……」 紬「唯ちゃん、お隣座ってもいい?」 唯「……」 紬「ゆ…」 唯「りっちゃ~ん!あーそーぼ!」 律「なんだよ唯!いきなり抱きついてきてかわいいヤツだな!」 唯「ふふ~♪」 梓「相変わらずですね唯先輩…」 紬「う……」 澪「……」 5