約 2,235,159 件
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2361.html
"I'm Batman" + 日本語吹替声優 広川太一郎 『怪鳥人間バットマン』(フジテレビ版、ソフト版) 田口トモロヲ 『怪鳥人間バットマン』(WOWOW版) 小川真司 『怪鳥人間バットマン』(新TBS版) 銀河万丈 『電光石火バットマン』(日本テレビ版) 三宅裕司 『電光石火バットマン』(テレビ東京版) 渡辺裕之 1989年映画版、『リターンズ』(共にソフト版) 堀勝之祐 1989年映画版、『リターンズ』(共にTBS版) 山寺宏一 1989年映画版、『リターンズ』(共にテレビ朝日版) 『レゴムービー』シリーズ、『LEGO スーパー・ヒーローズ』シリーズ、『レゴバットマンザ・ムービー』 『ニンジャバットマン』『SINoALICE -シノアリス-』『DC がんばれ!スーパーペット』『ザ・フラッシュ』 竹中直人 『フォーエヴァー』『Mr.フリーズの逆襲』(共にソフト版) 小杉十郎太 『フォーエヴァー』(テレビ朝日版) 小山力也 『Mr.フリーズの逆襲』(テレビ朝日版) 玄田哲章 『DCアニメイテッド・ユニバース』『ブレイブ ボールド』 加瀬康之 『ザ・バットマン』『ヤング・ジャスティス』『バットウィール』 三木眞一郎 『ゴッサムナイト』 檀臣幸 『ダークナイト・トリロジー』(ソフト版) 東地宏樹 『ビギンズ』(テレビ朝日版) 高橋広樹 『ビギンズ』(フジテレビ版) 藤真秀 『ダークナイト』(テレビ朝日版)、『アーカム・ナイト』 小原雅人 『DCエクステンデッド・ユニバース』 山田孝之 『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』 千葉哲也 『TITANS/タイタンズ』 櫻井孝宏 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』 石毛翔弥 『ジャスティス・リーグxRWBY スーパーヒーロー&ハンターズ Part1』 三宅健太 『ジャスティス・リーグxRWBY スーパーヒーロー&ハンターズ Part2』 田所陽向 『マントの戦士』 なお、玄田氏は後述の『Mr.フリーズの逆襲』のMr.フリーズ役でも出演している他、 更には『ザ・バットマン』でも同役で加瀬氏演じる若きバットマンと対峙する事となり、 新旧バットマン対決とも言えるような状況となった。 また、加瀬氏は後に『ブレイブ ボールド』において惑星ズー・エン・アーのバットマンを演じており、玄田氏と今度はバットマン同士での共演となった。 アメリカのDCコミックの『バットマン』シリーズに登場するヒーロー。 初出は1939年の『DETECTIVE COMICS #27』と現役のアメコミヒーローの中ではスーパーマンに次いで古株。 愛称は「バッツ」。『ファイナルファンタジーV』の主人公とは無関係。 犯罪都市ゴッサムシティの平和を守り続けているクライムファイター。 また、『ジャスティスリーグ』の誕生にも関わっており、主要メンバーの一人である。 黒尽くめな格好、高い知名度、犯罪者への容赦ない態度と暗い心中から「ダークヒーロー」の代名詞と言える男。 本名はブルース・ウェイン。身長188cm。体重95.3kg。 ゴッサムシティで一番の大企業、「ウェイン・エンタープライズ」社長の子供として産まれるが、 八歳の時に「奇傑ゾロ」(映画『ダークナイト』では、ヒーローという概念自体が存在しない世界という設定のため異なっている)を観た帰り道で、 強盗に両親を殺されてしまう。その事がトラウマとなり、あらゆる犯罪を撲滅するべく、 受け継いだ財産と鍛え上げた肉体(ゴッサムに戻るまでの十数年間自身を鍛えるために世界を回っていた)で、 街に潜む闇を狩る闇の騎士(ダークナイト)、「バットマン」となった。 他にも「ダークナイト・ディテクティブ(闇夜の探偵)」、「ケープド・クルセイダー(ケープの聖戦士)」の異名を持つ。 性格は非常に正義感が強く、妥協をしない。 映画やTVドラマ、アニメシリーズなどではまだ真っ当なヒーローとして描かれる事が多いが、 原作でははっきり言ってキチガイ一歩手前に描写される事も多く、 相手が犯罪者などの悪人とはいえ、敵がバットマンに怯える様子を見て喜んだり、 犯罪者を殴る事に喜びを見出していたりとサディストに描かれる事もある。 特に、名作『ダークナイト・リターンズ』を手がけたフランク・ミラー氏の作品ではその傾向が顕著であり、 ある意味で狂人すれすれというバットマン像はミラーの影響が強いといえる。 とはいえ「ゴッサムで活動を始めたばかりのバットマン」等を描いたシリーズでは今でも正統派ヒーローである事が多く、 どうやらゴッサムシティでの自警活動に対応していった結果、徐々に深みにはまっていったようだ。 現行の流れではそこまでヤバい事にはなっていないが、これまでも行き過ぎては反省し、 真っ当な道に戻るという事を何度か繰り返しているため、また過激な方向に進んでいく可能性は否定できない。 完全個人営業のクライムファイター(私刑)であるため警察との折り合いも良くないが、本人はやめるつもりは毛頭無い (一方で、警察がバットシグナル(バットマーク付きサーチライト)を空に投射して助けを求めるなど、ある程度協力している作品もある)。 ウェイン・エンタープライズ筆頭株主としての「ブルース・ウェイン」は慈善家のプレイボーイとして知られている。 尤も、プレーボーイというのは世間を欺くために金持ちのボンボンを演じているだけであって、実際には恋愛にも真剣な人物である。 だが、家族生活の経験が短かったためか他人に愛情を示すのが苦手な上、バットマンとしての活動を重視するため、 恋愛関係、友人関係問わず、あまり長続きしない。 ゴッサム市警本部長のジェームズ(ジム)・ゴードンとは数少ない警察関係者の親友。 彼はバットマンの正体は知らないが、もう一つの顔のブルース・ウェインとも仲が良い。 実はシリーズ第1話「ケミカル・シンジケート事件」(Detective Comics #27(1939)収録)から既に登場しているという、 バットマン史において最も息の長いサブキャラクターでもある。 若い頃は舞台役者だったり、軍医だったり、王室直属のスパイだったり、装備全般のメンテナンスもこなす等、 かなりのスペックを持つ執事アルフレッド・ペニーワースには絶対の信頼を寄せている。 ちなみにこの執事、バットマンほど強くはないが、身代金目的で誘拐されそうになっても犯人を返り討ちにするほど強い。 いずこの世界も執事というものは高性能な物らしい…というか、高性能執事の元祖的な人物である。 ヒーローとしての能力は、極限まで鍛え上げた肉体と格闘技、非常に回転の速い上に犯罪に関する事なら幅広く学び、 身に付けた頭脳、バットスーツを始めとする優れたアイテム、大企業の筆頭株主としての財力と情報力など、 普通の人間が手にする事のできる力をどれも最高レベルで持っている事であろう。 ただし、銃で親を殺された事から「決して銃を使わず、敵も絶対に殺さない」という厳しいルールを自らに課しているため、 銃を初めとした殺人兵器の類は所持していない。更には所謂「超能力」の類は一切使用できず、耐性もない。 このため、ヒーローチーム「ジャスティスリーグ」などでは、どちらかというと頭脳や財政面でサポートする事が多い。 とは言うものの、その身体能力は最早超人的なレベルで、分厚いレンガの壁をパンチで突き破ったり、 強化された肉体を持つ超人兵士であるキャプテンアメリカと互角以上に戦えるほど。 + キャプテンアメリカとの一戦(『DC vs. Marvel』にて) DC、マーベル両世界の化身たる巨神ブラザーズに選ばれたそれぞれ11名の代表のうち、最後の大一番を飾る決戦に登場。*1 戦いの舞台がゴッサムシティの下水道という立地の良さもあってスペックに勝るキャップを相手に互角の戦いを繰り広げ、 一瞬の隙を突いてバッタランとシールドの投げ合いを制して勝利を収めた。 後に両世界が融合、また再分離と激動の展開を続け、遂には巨神ブラザーズ達が直接戦い始めて両世界は消滅の危機に瀕してしまう。 ここで両世界の守護者として誕生した新ヒーロー・アクセスはバットマンとキャプテンアメリカをブラザーズ達の前に転移させ、 マーベルユニバースのブラザーズはバットマンの偉大な戦いの歴史を一望する。 ……そして、巨神は戦いを止めて静かに語った。「見事なり」と。 バットマンの戦いは、自身の世界こそが唯一絶対であると考えていた異世界の神に、己と並び立つ存在であると認めさせたのだ。 同時にDCユニバースのブラザーズもキャプテンアメリカの戦いに感じ入り、巨神達は互いの存在を讃え合った。 ここに、世紀の戦いは幕を閉じ、両世界は再びそれぞれの道を歩み始めるのだった……。 アクセスがいるからまたいつでも好きな時に交流できるというとんでもない設定を残して 他にも「スーパーマンの動きが早すぎて一般人に姿が見えない」という演出が入った後に、 バットマンは普通にスーパーマンの動きを目で追えていたり、 同じくスーパーマン級の戦闘力を誇るグリーンランタンの一人をパンチ一発でノックアウトしたり、 また更に同じくスーパーマンと同クラスの身体能力を持つ敵を合気術で投げ飛ばしたりと、 割と単なる生身の人間というには強すぎる感がある (この辺りはライターによる描写の違いという事もあるが…。 実際、中身はあくまでも普通の人間なだけあって防御力には難があり、やられる時は簡単にやられる時もある)。 ヒーローとしての交友関係もジャスティスリーグに在籍しているため非常に広く、チームメイトも多い。 同じリーグのザターナや、フリーのジェイソン・ブラッドは弱点である神秘関係の情報を提供してくれる良きパートナー。 だが、あくまでも個人的動機で戦うダークヒーローであり、 それに加えて上記の様に人間関係の維持能力が壊滅的なまでに無いため、「仲間」は多くても「親友」は殆どいない。 それのせいで長い付き合いになるキャットウーマンも恋人と言うよりか、 どちらかというと腐れ縁である(スピンオフ作品によっては正式にくっ付いて子供まで儲けている場合もあるが…)。 唯一の例外が同じ創設メンバーのスーパーマンであり、互いの悩みを相談したりする事もある。 ただし、それぞれの掲げる「正義」が明らかに異なっているため、それが元で対立する事も多い。 2人ともそのあたりはよくわかってるため、親友としてつきあっていけてるのかもしれない。 また、2人が衝突すると大抵はワンダーウーマンが割って入って緩衝材として機能するため、 余程の事がない限り対立がエスカレートする事はない (そのせいかバットマンの方も、スーパーマンほどではないがワンダーウーマンには心を許している)。 また「恐怖」を武器とするバットマンと「恐怖に立ち向かう意思」を武器とするグリーンランタンの面々とは仲が悪い。 実際、ランタンの一人には「恐怖を感じない人間から見れば滑稽な仮装だろうさ!」と言われたり、 バットマンも復活したランタンの一人を敵とみなして警戒したり、 ハルに対してほぼ一方的に苦手意識を持っていたりと、険悪とは言わないまでも相性が悪いようだ。 王道熱血漫画における嫌味な知性キャラのポジ=ランタンでのバットマン、 シリアスな漫画での青臭い熱血キャラのポジ=バットマンでのランタン、と言った所だろうか? + 暗黒の騎士の暗黒面 バットマンはジャスティスリーグの面々の弱点を研究し尽くしている。 これは万が一にでも彼らが裏切った際、暴走した際、自分の正義と対立した場合に備えたもので、 常にいかなる相手であっても信用しきれない、バットマンの狂気の一端であるとも言える。 ちなみに情報流失して仲間が多大な被害を受けてもなお、謝罪はしていない。 更にその後、「アイデンティティ・クライシス」という事件の際、 とあるヒーローの正体を知って卑劣な凶行に及んだ(彼の妻を酷い目に遭わせた)とあるヴィランに対して ザターナが魔術を用いて、ヒーローの正体に関する記憶消去だけでなく邪悪な人格を変えてしまうための洗脳までも行おうとし、 ヒーローとしての倫理に反するとそれを止めようとしたバットマンの記憶を消していた事が判明したのである。 そして、それは彼女の独断ではなく、他のリーグのメンバーらの決断によるものでもあったため、 後に記憶を取り戻したバットマンは、これまで以上に仲間を信じられなくなっていったのである。 そもそも気難しいから説得を断念されたとも言えなくも無いけど。 そして完全に人間不信に陥ったバットマンは、最も信頼する相手であるナイトウイング(初代ロビン)にさえ、 「誰であろうと信じてはならない、たとえ私であろうともだ」なんて教えたりするようになってしまう。 そしてその挙句、監視衛星を打ち上げてヒーローを監視する事さえ始めてしまう。 だが、後にその衛星は自我を持ち、何とヒーローの抹殺を目的として行動し出したのだった。 その結果、ヒーローに死者が出てしまっても絶対に謝らないバットマンだったが、 この時期は殺人を犯させるレベルまでに洗脳されたスーパーマンがバットマンをガチで殺害しかけて、 それに対してバットマンは「君のような力をもった存在が操られていたから、で済まされると思うのか」と言い放ち、 更にワンダーウーマンが悪人を止めるために、やむを得なかったとはいえ殺人を犯して責められたりと、 バットマンに限らずヒーロー全体に深刻な不和が広がっていたので、ある側面では仕方無いと言えなくもない。 これらの流れから始まった「インフィニットクライシス」という事件の中で、 改めて人との繋がりの価値を再認識していったバットマンは事件が終わった後、家族と共にゴッサムを離れ、 一年間世界中を巡り、自身を見つめ直したのだった(ロビンは先に帰ったけど)。 余談だが、監視衛星が自我を持って暴走したり、スーパーマンが洗脳されたり、 ワンダーウーマンが殺人を犯すよう仕向けられたのは「インフィニットクライシス」の悪役が黒幕だった。 このような、ある意味人間性を欠いた人格というか、「バットマンの正体はブルース・ウェイン」ではなく、 「バットマンがブルース・ウェインの素顔」と言えるような状態のため、 アメコミ史上「最悪」のヴィランと名高いジョーカーすら、彼の事を「気狂い」扱いしている (彼曰く「蝙蝠の仮装をして玩具を投げて犯罪と戦う奴は気が狂ってる」との事。また、その狂いっぷりは自分以上とも評していた)。 また他のヴィランも多くがその事を指摘しており、キャットウーマンその他との恋愛が進展しないのもそのせい。 ペンギンなどは「お前は俺に嫉妬しているんだ。俺は素顔でも鳥人間だが、お前は仮面を被らなきゃいけない!」と言い放っている。 バットマン本人もこの事は十分に自覚しているようで、 彼が「決して銃を使わず、悪人を殺さない」という厳しいルールを自らに課しているのは、 パニッシャーとは異なり、自分自身の最後の人間性を守ろうとするためであると思われる。 そういった意味で、自らの怒りや狂気とも戦わなければならない彼は、文字通りの「ダークヒーロー」なのである。 また、上記の様にバットマンを気狂い扱いしているジョーカーもその一方で、 (作品にもよるが)辛うじて正気を保ち続けているバットマンを心底羨んでいる。 とは言うものの、上記のルールを時と場合によっては、「銃を使わなければ問題ない」「殺しさえしなければなんでも良い」 もしくは「自分が直接手を下しさなければ悪人が死んでもお構いなし」という、 ある意味でとんでもなく自分勝手な方向に捻じ曲げる事もあるようで、 「一生涯に渡って刃物・銃・暴力行為に対して深刻なトラウマを発症する神経ガス」を使ったり、 無傷で犯人を確保する手段があるにも関わらず、敢えて犯人の腰の骨をへし折り逮捕したり、 貧困故に止む無く犯罪に手を染めた、子供を持つ父親をジョーカーを釣る餌として見殺しにしかけたりと、 単純な人殺しよりはるかに悪質なんじゃないかと思わせる手段も散々使っている。 しかもバットマンが想定する対ギャング用の最終戦術は、 よりにもよって街のギャング同士を煽って対立を深め、街中で抗争を起こさせてギャングを間引くという、 読者から見ても「それはもう立派な殺人じゃないか!」とか「ジョーカーでもやらないだろ!」とかツッコミたくなるような酷い代物である。 もし実行すれば、無辜の一般市民がまず間違いなくとばっちりを食うのは火を見るより明らかであり、 当のバットマンがそれに全く気付いていない、あるいはやむを得ないと割り切って目を背けている可能性は極めて高い (まぁ、だからこそ最終手段なのだろうが、そうとは知らない身内の手でバットマンの意図しない所で実行されてしまい、大惨事となってしまった)。 冒頭で解説しているように、その精神は既にキチガイ一歩手前と化しているため、 最早発砲と殺人に手を染めずして一線を越えているんじゃないのかとか、 発砲と殺人のいずれか、或いは両方に手を染めた方が精神面が却って安定するのでは、と思いたくなるような描写も非常に多い。 こんな有様のせいか、「犯罪を撲滅しようとするバットマンの存在こそが犯罪を呼んでいる」というテーマが掲げられる事もしばしば (バットマンを倒したと誤解したリドラーが足を洗って真人間になろうとしたが、生存を知りまた悪事を犯し始めたり、 バットマンを殺したと勘違いしたジョーカーがショックで正気に戻ってしまったが、生存を以下略……等)。 余談だが、「銃を使わない・敵を殺さない」という姿勢は当時の制作サイドの執筆方針の移り変わり、 ロビンの登場、コミック・コードといった複数の要素がもたらしたもの、という面が強い。 実際、原作最初期でのバットマンは典型的な復讐型ヒーロー、「悪人の生命を絶対に尊重しない冷血漢」だったため、 拳銃を手に持ったカットも散見され、悪人を殺す事もあった。 ロビンが登場するまでは殺害方法がエスカレートするばかりで、 ロビン初登場エピソードでは、ある悪党を間接兼合法的に殺害(=死刑に)するため、 「その悪党が殺人事件を起こすように仕向けて実際に人を殺させ、その一部始終を撮影した写真を警察にプレゼント」 というジョーカーも真っ青な超卑怯で腐れド外道極まりない手段を使っている。 が、バットマンの余りの冷血な姿勢に対して変だと思う読者は当時から存在し、 それを受けてか編集からもバットマンによる殺人への疑問の声は出ており、 そこからの作家陣の試行錯誤とロビンの存在に、後年制定されたコミック・コードなどが絡み合っていき、 バットマンは銃を使わなくなり、悪人を殺さなくなり、作風の方もかなり明るくなっていった。 そしてコミック・コードが瓦解して原作最初期のダークでシリアスな作風を取り戻した後も、 銃を使わず悪人を決して殺さないのがバットマンという不文律が定着し、 現在の「自警団型ヒーローの元祖」たるバットマン像が成立したのである。 ところが…(後述)。 ファイナル・クライシスの際に、ダークサイドと刺し違えてブルース・ウェインは戦死。 初代ロビンでありナイトウィングであったディック・グレイソンが二代目を務めた (一時期代理を務めたアズラエルを含めるなら三代目)。 ……ただ、読者全員の思ったとおり実は彼は生きていた。 ブルースの死体だと思われたのはダークサイドの作ったクローンである事が判明し、 本人は過去に飛ばされた事がレッドロビンの調査によって示唆されている。 そしてブルースは各々の時代でバットマンとして犯罪と戦いつつ、現代を目指していた。 現代に帰還後は「ゴッサムのバットマン」をディックに任せ、自身は主に世界で活動中。 その一環として「全世界の大都市でヒーローを一人勧誘し、バットマンにする」なんて事もしており… + 現在、東京ではこんなバットマンが活躍している。 現在、東京ではこんなバットマンが活躍している。 老いて前線を退いた伝説的ヒーロー「ミスター・アンノウン」。 その弟子として、実動員として活躍していた青年ジロー・オサム。 しかしミスター・アンノウンはロード・デス・マンによって暗殺されてしまう。 そして窮地に陥ったオサムを救ったのはロード・デス・マンの宿敵、バットマンであった。 やがてバットマン風のコスチュームを纏ったオサムは、バットマン・ジャパンとしての戦いを始める──……。 ちなみに丸っきりのネタではなく、かつて桑田次郎氏が連載していた日本版バットマンへのオマージュである。 彼自身のストーリー自体も、『バットマン・ビヨンド』の要素が盛り込まれている他、 加えてコスチュームのデザインにも日本風ヒーローの特徴が取り入れられ、 宿敵であるヴィランも、桑田版同様ロード・デス・マンこと「死神男」が登場しているなど、 決してパロディやネタなどではなく、「ガチ」のヒーロー、バットマンなのである。 当時、後述されるドラマ版のように明るい雰囲気だった原作版とは異なり、 バットマンを科学探偵としてクールでスタイリッシュに描いた桑田版はアメリカ本国でも話題となった。 2008年にはアニメ『バットマン:ブレイブ&ボールド』の1エピソードとして、1話のみとはいえアニメも制作されるなど、DCによって公式認定されている。 このアニメ版も桑田次郎氏の生み出したヒーロー「8マン」のオマージュが盛り込まれており、 本作が現在でもカルト的な人気を獲得している事の証拠となっている。 桑田バットマンは長らく絶版であったが、2013年に小学館から再版されているので、興味のある人は是非手に取って見て欲しい。 また使用する格闘技は原作では空手・柔術・忍術・合気術の複合。 それらに加え、メインに使う事は少ないが、バリツ*2に至るまでの格闘技全般を高いレベルで身につけている。 映画『ダークナイト』ではキーシファイティングメソッド(実在する対多数を想定した格闘技)とされている。 格闘技の描写が適当なアメコミでは珍しく、バットマンは割と詳細な描写がされる事が多く(恐らくフランク・ミラーの影響だと思われる)、 打撃系の相手に苦戦するとタックルからのマウントに持ち込んで勝利したり、肩の筋に貫手を打ち込んで腕を使えなくしたり、 ブルースが巻き藁に貫手を打つ訓練をしていたりと、随所にこだわりが見られる。 ちなみに科学的に正しいバットマンについての考察本『バットマンになる!』では、 多種多様な格闘技を始めとする技術を実用レベルで習得するのは無理があるため、 総合技術として忍術を中心に学ぶのが最も効率が良いとされている。 まあそれでも身体能力の全盛期等を加味すると、現実的には十年以上訓練を積んでも数年の活動が関の山、という事だが……。 + パラレル未来図 引退したバットマンの復帰と戦いというifの未来を描いた『ダークナイト・リターンズ』では、 あくまで個人的な正義を貫こうとしたため、大局的な正義を重んじるスーパーマンと決定的に対立。 大量のクリプトナイトを用い、パワードスーツを着込み、一般には卑怯と言われるだろう作戦を立て、 スーパーマンと互角以上に渡り合い、自らの正義を貫こうとした。 それでも最終的には敵わず追い詰められるものの、それすらも計算の内であり、 伏兵として潜ませていたグリーンアロー(共産主義者であり、ソ連と戦ったスーパーマンを憎んでいた)に、 クリプトナイトの矢による狙撃を行わせ、スーパーマンを追いつめた。 『ウォッチメン』同様に「ヒーロー」というものをシビアに、「ヒーロー」(の魂)に最大限の敬意を表しながら描いた 『ダークナイト・リターンズ』は、後述されるノーラン版『バットマン』を筆頭に多大な影響を及ぼし、 『ウォッチメン』と並んでアメコミ界を大きく変えた名作と評価されている。 続編である『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』ではストレートな勧善懲悪路線を全うしつつも、 ヴィランによって築かれた体制に対して、ヒーロー達がテロリスト化して牙を剥くという衝撃の展開が敢然と描かれた。 また、別の未来の話を描いたアニメ『バットマン・ザ・フューチャー』では、 自ら開発したパワードスーツを身に纏い、年老いた体を誤魔化してヒーロー活動を続けていたが、 ある誘拐事件を解決した時に、肉体の衰えから追い詰められてしまい、思わず銃を手に取ってしまう。 辛くも発砲するのだけは避けたものの、その事にショックを受けたブルースは引退を決意し、 ウェインエンタープライズの経営も他人に任せての隠遁生活を送るようになっていた。 しかし、テリー・マクギニスという高校生が偶然にもバットケイブを発見し、そこから半ばなし崩しに彼を後継者にする。 現役時代と同じように気難しい性格でテリーからの反発を受けながらも、彼を導こうとする姿が描かれている。 また、テリーが捕われた際には自ら旧式のアーマーで救出に向かうなど、行動力も決して失われてはいない。 本編中では度々テリーと類似点を指摘されたり、父子のようだと言われたり(テリーは犯罪者に実父を殺されている)しており、 後に『Justice League Unlimited』でテリーの生物学上の父親がブルースという設定が加えられた。 他にも『キングダム・カム』という同じく未来世界の話では、 戦いで背骨を痛め年老いた自分の代わりに大量のバットロボで街の治安を守っている。 いかなる小悪も見逃さないその体制はもはや監視社会と化しているが、おかげでその世界のゴッサムはアメリカ一治安が良いらしい。 とは言え、他のメンバーや若手ヒーローはもっと迷惑な方法で治安を守っている(むしろ守りすぎている)場合もあるので、 その中ではかなりマシな方だったりする。 そして『バットマン:ザ・ラストエピソード』では、文字通りバットマンの最終回が描かれた。 其処では様々な形で訪れる彼の死が描かれており、それに直面したバットマンが自分の宿命に気付いていくというストーリー。 バットマンは犯罪との戦いで必ず死ぬ。絶対に妥協せず戦い続け、そして死ぬのだ。 逃れる事はできない。平穏な余生など有り得ない。 何故なら彼は、いくら戦おうとも、決して両親を救う事はできず……だからこそ犯罪と戦い続ける事を誓ったのだから。 だから、バットマンは諦めない。いくら死のうとも、どんな人生であっても、彼は自らバットマンとなる事を選択する。 そしてバットマンとして戦い抜いた者に与えられる報酬は──またバットマンになれる事なのだ。 だが、どうか忘れないで欲しい。 彼はただの人間だ。幼い頃に両親を亡くすという悲劇に見舞われた、我々と同じ人間。 そんな彼が、悲劇を克服し、ただ己の意志と力で世界をより良く変えられると信じて立ち上がった。 だからこそ我々は彼を応援し、彼の存在に力を貰って、自分達の現実に立ち向かう事ができる。 なぜなら、我々もまた彼と同じ、ただの人間なのだから。 心理学において「バットマン効果」と呼ばれるものがある。 これは低年齢の子供に対して退屈でうんざりするような作業を延々とやらせた後に、 「バットマンだったらどうするかな?」と聞くと、再び集中力を取り戻し、より良い成果をあげるというものである。 バットマンは諦めない。バットマンはくじけない。 かつて両親を失って絶望の淵にあった少年が、バットマンとなる事を選んだように。 スーパーマンには決してなれなくとも、我々は彼になる事ができる。 辛い過去があったとしても、どんな風に生きるかは自分で決める事ができる 。 それは多くの人にとって、紛れも無い希望だろう 。 ──忘れないで欲しい。だからこそ、バットマンはヒーローなのだ。 "A bat! That's it! It's an omen. I shall become a bat!" (コウモリ!これだ!これはお告げなんだ。俺はコウモリになる!) 映像作品におけるバットマン 歴史ある名ヒーローだけあって、その映像化作品も多岐に渡る。 比較的明るく、コメディー要素の多い実写TVドラマ版は日本でも吹き替え放映されるなどしたため有名であり、 バットマンのブランドがメジャーにのし上がる原動力にもなったので、バットマンの映像史を語る上で外す事のできない重要な位置に存在する (法律問題から、本国でもDVD化されていないという非常に残念な事態が起きているが、映画版DVDは日本でも視聴可能)。 ニコニコ的には90年代に製作されたカートゥーン『バットマン:ジ・アニメイテッドシリーズ』が最も一般には知られていると思われる。 これはヒーローでありながらダークなバットマンの雰囲気を巧みに描いた傑作で、今もなお、多くのファンが存在している (日本では残念ながら吹替えされていないエピソードの存在に加え、まともな形でのソフト化がされていないが……)。 その後、未来世界を描いた『バットマン・ザ・フューチャー』、設定を一新した『ザ・バットマン』、 シルバーエイジ(=明るく健全だった頃)への原典回帰的な『バットマン:ブレイブ ボールド』などが製作されている。 『ブレイブ ボールド』では、ダークヒーローでありながらも純粋な善意で正義を実行しようとする正統派的な一面も盛り込まれた、 深みと明るさを両立させたバットマン像が描かれているので、興味が湧いた人は是非見てみよう。 実写映画に関しては、ティム・バートン監督による『バットマン』『バットマン リターンズ』、 ジョイル・シュマッカー監督の『バットマン・フォーエバー』『バットマン ロビン Mr.フリーズの逆襲』、 そしてクリストファー・ノーラン監督の『バットマン・ビギンズ』『ダークナイト』の六作が知られている。 ダークかつスタイリッシュなバートン版、シリアスでリアリティ溢れるノーラン版、 そして子供向けの明るいヒーロー物を目指したシュマッカー版と特徴も別れており、それぞれにファンも多い。 ……まあ、シュマッカー版は、その、うん、ちょっと、アレだけど、ね? 「バットクレジットカード! お買い物には忘れずに!」 アレなシュマッカー版だけど、シュマッカー監督が60年代の明るいドラマでバットマンを知った世代で、 なおかつスポンサー側から「バートン版は暗すぎたから子供受けするものを」と要求されて作った事を鑑みれば、 作品の全ての責任を監督に負わせてしまうのはフェアな行為とは言えないだろう。 事実『フォーエバー』はヒットし、興行的成功を十分に収めている。 シュマッカー氏は『オペラ座の怪人』など素晴らしい映画を撮影した名監督であるし、 それに後に「面白がってもらおうとしたけど失敗した。申し訳ない」とコメントしている。 あと少なくともMr.フリーズを完全とはいかなくても救済できた点は評価できると思います。 事実、Mr.フリーズを救済できたクリエイターは、2021年4月時点においてもシュマッカー氏しかいないのだから。 2017年には『レゴバットマン ザ・ムービー』が公開。 4年ぶりのバットマン単独映画は、なんと3DCGのレゴブロックで作られたゴッサムが舞台。 彼は「レゴブロックで製品化された版権キャラ」としても古株なのだ。 主人公は(レゴ映画としての)前作『LEGOムービー』に登場した、キザで格好つけたがりのバットマン。 悪役としてお馴染みのジョーカーは勿論、ハーレクインにMr.フリーズにベインにポイズン・アイビー… 果てはイレイザーだのカレンダーマンだのとマイナーなヴィランまで登場している。 元々が玩具のレゴという事もあって軽快なコメディ映画になっているが その実、バットマンの抱える葛藤、ロビンやアルフレッドとの家族愛、ジョーカーとの関係、その他新旧様々なバットマンに関する小ネタが、 2時間弱の上映時間に濃密に詰め込まれ、歴代映画にも劣らぬバットマン愛に溢れた一作として評価されている。 冗談抜きに「バットマン映画の最高傑作」と評するファンもいるほど。 かのゲームクリエイター小島秀夫氏もその一人である。 バットマンファン諸氏には、子供向けと侮らずに是非手に取ってもらいたい。 DCEUでは映画版『デアデビル』などを演じたベン・アフレック氏がバットマンを演じている。 2016年の『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』では、ベン氏の鍛え上げられた筋肉と、 バートン版とノーラン版の間を行くような素晴らしいデザインのスーツが見事にマッチし、中々味のあるバットマンに仕上がっている。 2022年にDCEUとは別の時空であるバットバースの第一作として公開された『ザ・バットマン』ではロバート・パティンソン氏がバットマンを演じる。 本作では自警活動を始めてまだ二年目であり、人間としてもバットマンとしてもまだまだ未熟という設定。 更にバットマンとしての活動にのめり込むあまり、精神が狂気に染まりつつあるなど、非常に繊細で不安定な男として描写されている。 + ティム・バートン版 暗黒の騎士に関する補足 1989年、ティム・バートンは実写映画版で狂気を体現するジョーカーとの対比のために前述の不文律を見事に無視して、 バットモービルとバットウイングの兵装とはいえ銃も平気で使い、手当たり次第ではないが悪人を殺す時は一切躊躇わない、 ジョーカーやペンギン、キャットウーマンと同じくコウモリの格好をしたフリークスとしての狂気に満ちたバットマン像を描いた。 (何の皮肉か、前述のジョーカーの指摘が完全に当てはまっている感じがしないわけでもない)。 同作と続編の『リターンズ』は名作と名高い(というか文句なしに名作)が、バットマンが殺人に走る点だけは今も評価が分かれている。 とはいえ、その一方、殺る気満々の凄みある笑みは他のバットマンには無い、極めて魅力的な要素でもある。 なんせホットトイズでも表情として採用されるほどで……っていうかマイケル・キートン怖すぎ。 ちなみにキートン氏は同作以前にティム・バートン氏が製作したホラーコメディ映画『ビートルジュース』で同名の主人公を怪演しており、 その時にバートン氏から演技力と演技の幅の広さを買われた縁でバットマンを演じる事となった。 ところが主演作の一つであったホームコメディ映画『ミスター・マム』での好演で出来上がった「コメディ映画の雄」というイメージが、 皮肉にも『ビートルジュース』での強烈過ぎる演技でより強固なものになっていたせいで、主演が決まった当初は大ブーイングに曝されたのである。 が、実際に出来上がった同作における殺人上等でガイキチを極めたバットマンを熱演し切った事でブーイングを見事鎮圧してのけた。 加えて、普段はちゃらんぽらんなプレイボーイであるブルース・ウェインに前述の明るいイメージはぴったりであり、 後の作品ではブルースもシリアスな演技をしている事が多いため、この二面性を演じきった唯一の作品であるとも言える。 + バートン版バットマン 狂気と正義感で彩られた殺戮の軌跡 どんだけ殺していたかと言うと…。 第1作では、 冒頭での路上強盗二人組の会話で、二人の強盗仲間を転落死に見せかけて殺害した可能性が示唆される。初っ端からこんな感じ。 ジョーカーの組織(かつてのボスや、他のギャング仲間を殺して乗っ取った)の傘下にあった製薬会社で製造されていた、殺人化粧用品『スマイレックス』の増産を阻止するためにバットモービルで殴り込み、小型強力爆弾で製薬会社を爆破。もちろん中で働いていたジョーカーの部下達は全員死亡。しかもこの時のモービルはバットマンが製薬会社の敷地内とはいえ、安全な外で遠隔操作していた。なんという外道。 ジョーカーの殺人パレードを食い止めるため、バットウイングで襲撃。スマイレックス入りの風船をまとめて空の彼方に放逐した後、ウイングに搭載されていた機銃とミサイルをジョーカーとその一味に向けて平然と発射。ジョーカーは無事だったがその場にいた部下達は全員射殺・爆殺。 時計塔でのジョーカーとの決戦直前、ジョーカーの部下の中でやたらガタイが良くて腕っぷしが強い奴を、頭部を時計塔の鐘にぶつけて、止めにそのまま階下へ投げ捨てて殺す。 ジョーカーが両親の仇である事に気付き、それを根拠に思いっきり"kill you!(殺す!)"と宣言。激闘の末にその場から逃げようとしたジョーカーの足をワイヤーでガーゴイル像と結びつけ、転落死させる。 と、この時点で相当数の悪人を殺している。 更に続く『リターンズ』では、 ペンギンの部下達をバットモービルを使った轢き逃げ戦法で次々と跳ね飛ばし(足を引っ掛けるための仕込み板で転倒させる、乗り上げた部下を急ブレーキで吹き飛ばす、 といった間接的手法ではあるが、傍目から見れば立派な轢き逃げ行為)、バイクに乗っている奴は新装備の柔らか素材で微妙な威力の弾を発射する仕込砲で狙い撃ってバイクから落とす(弾体は命中直後に粉々になり、悪党の方は目立った外傷は見られなかったが、胸部などの急所に直撃している)。どれも明確に殺した、という描写ではないが転倒時、何人かは明らかに後頭部を強打しており、死人が出ている可能性は高い。 火炎放射攻撃してくる奴の内1名を、意図的にモービルのアフターバーナーで直火焼きにする、という非常にエグい方法で惨殺。 後日、懲りずに街を襲った悪党の内、やたらガタイが良くて頑丈な奴を、別の悪党から奪った爆弾を括り付けてから満面の笑みで下水道へポイ捨て。当たり前だが直後にその悪党は爆死している。 ペンギンとの決戦時、家族である本物のペンギン達がミサイルで武装している事を利用して洗脳。更にコントロール装置をわざとペンギンに奪わせて本人にミサイルを発射させてアジトを吹き飛ばし、それと同時にモービルに搭載していた本物の蝙蝠で攪乱する事で、高所からアジト内のプールに落として致命傷を与える。 など、第1作ほどでないにしろ殺しまくっている。 もし第3作(後のフォーエバー)以降もティム・バートンが降板していなかったら、どんな惨劇が繰り広げられていた事か。 まあ、これは監督であるティム・バートンの演出であり、 流石に後の作品ではそういった描写は形を潜めているが……。 なお、そのキートン氏が後に「かつてヒーローを演じた俳優」が苦悩と狂気に陥っていく映画『バードマン』で映画賞を総ナメした挙句、 その評判も冷めやらぬ内に鳥のヴィランを演じる事となったのはまた別のお話。 ゲームにおけるバットマン やはりこれも映像作品と同様、多くの作品が製作されている。 最も知られているのは恐らくFC版の『バットマン』と、SFC版『バットマン リターンズ』であろう。 その他にもメガドライブ版、ゲームボーイ版、PCエンジン版と他機種で展開されており、主な ゲーム化版権を取得していたサン電子の高い技術力もあってほとんどが高難易度ではあるものの、 極めて優れたアクションゲームとして認知されている。 ……ただ、クソゲーも多いけどな AVGNによるレビュー 2009年に発売された『バットマン:アーカム・アサイラム』は極めて高い評価を得ている。 完全に3D化された世界で、狂気のヴィランを相手取り、バットマンそのものとして戦いを挑む……。 アメコミ諸作品がそうであるように例によって例の如く、日本での認知度は呆れるほどに低いのが難点だが、 キャラゲーとしての出来の良さに留まらず、アクションゲームとしても素晴らしい傑作であり、 なんとギネスによって「世界で最も評価されたキャラクターゲーム」に認定されている。 宿敵であるジョーカー(バットマン)が映画史に名を残したヴィランである一方、 バットマンはゲーム史上に残る活躍を魅せてくれた、文字通りのヒーローなのだ。 そして2011年11月、満を持して続編『アーカム・シティ』が発売されている。 海外のとあるレビューサイトは高評価すると同時に「バットマンになれ、それだけだ」と、 (満点でこそなかったが)詳細なレビューを放棄して手放しでべた褒めしていた。 その後、アーカムシリーズは前日譚の『アーカム・ビギンズ(オリジンズ)』を経て4作目『アーカム・ナイト』で完結を迎える事となった。 後に親愛なる隣人(会社的な意味でも)こと『スパイダーマン』がゲーム化された際、 開発がインタビューにアーカムシリーズを参考にした旨を語っている事からも、当シリーズの完成度が窺える。 『パズル ドラゴンズ』にも『バットマン:アーカム・ビギンズ』とのコラボで出演している。 ジョーカーやベインがダンジョンで登場するのに対し、彼はコラボ限定のガチャでの登場になっている。 『バットマン+バットラング(遠隔クロー)』、『バットマン+バットウィング』、『バットマン+Sグローブ』の3キャラに分かれており、 それぞれサブ属性やスキルなどが違う。 2015年には、レゴブロックを題材とした『Lego Dimensions』という一大クロスオーバーTVゲームに出演している。 同じDCコミックのヒーロー達の他、『指輪物語』のガンダルフや『LEGO ムービー』のワイルドガール(Wyldstyle)、 『ドクター・フー』のドクター、『ザ・シンプソンズ』のホーマー・シンプソン、『ゴーストバスターズ』のピーター・ヴェンクマン博士、 『スクービー・ドゥー』のスクービー・ドゥー、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクなどと共演を果たしている。 主にガンダルフとワイルドガール、バットマンの3人組がメインとなり、様々な作品の世界を再現したステージを探索していく。 MUGEN入りしているヴィランとしてはジョーカーやハーレクイン、ベイン、レックス・ルーサー、ダーレクなどが登場している。 MUGENにおけるバットマン DCコミックの顔の一人であるためか、かなりの数が確認されている。 なお、ここで紹介されている以外のバットマンも存在する模様。 + Acey氏製作 Acey氏製作 格闘戦と多目的ブーメラン「バッタラン(バットラングとも)」を多用するスタイルとなっている。 また、冷凍爆弾やガス爆弾、瞬獄殺なども使用する。 + Magus氏製作 Magus氏製作 現在β版。 バッタランで戦うスタイルは同じだが、スーパーマンが相手の時のみ、クリプトナイト製のバッタランを投げられる。 なんという外道。 + SpiderBat氏製作 SpiderBat氏製作 Magus氏が製作したプログラムにSpiderBat氏のスプライトを被せたもの。 こちらもまだβ版である。 + Alucard氏製作 Alucard氏製作 海外サイト「MUGEN Database」で代理公開されている。 エフェクトやBGMに凝った完成度は必見。 並上位程度の強さを持つAIも搭載されている。 必殺技が充実しているのに加え、特殊カラーのバザロ(ビザロの世界の同一存在)モード、 クリプトナイトモード、潜入スーツモードで技が大きく異なり、実質上4人分のキャラクターである。 紹介動画。お相手はRgOp氏らのムーンナイト + Duracelleur氏製作 Duracelleur氏製作 Alucard氏製を改変したもの。 基本的なシステムは6ボタン式のオリジナルシステムになっている。 新たな必殺技の搭載や演出の強化が行われており非常に見栄えが良い。 AIは搭載されていない。 + ZET氏製作 ZET氏製作 Alucard氏製の改変版。WinMUGEN、MUGEN1.0以降共に使用可能。 技性能や勝利演出が変更されており、全体的に重量感のある動きをする。 カラーによって性能が変化する。1Pが凶上位~狂下位、2Pから4Pが狂下位、5Pが狂下位~狂中位、6Pが狂上位。 AIがデフォルトで搭載されている。 + Cyabaster氏製作 Cybaster氏製作 Unoriginal氏による、アニメ『ザ・バットマン』を基にしたフラッシュゲーム『Batman The Cobblebot Caper』のスプライトを用いたキャラ。 公開ページではリドラーの謎かけが表示されるばかりで一見ダウンロードできない様に見えるが、よく探してみればリンクが見つかる。 システムは『MVC』の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴの他、避けや回り込み等の回避行動も可能。 そしてdefファイルの切り替えにより、通常版、フランク・ミラー版、実写ドラマ『怪鳥人間バットマン』版の3つのモードが使えるのが最大の特徴。 なお、フランク・ミラー版と言ってもかの名作『ダークナイト・リターンズ』ではなく、 登場人物の性格や言動がやたらと過激な事で有名な『オールスター バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー』の方なので注意。 各モードはそれぞれ使える技や性能が異なり、 オーソドックスな通常版、超必殺技以外に飛び道具を持たない肉弾戦メインのフランク・ミラー版、 通常版に近いが飛び道具が優秀で、原作ドラマを意識した愉快な演出も特徴の実写ドラマ版、といった感じで差別化されている。 特に実写ドラマ版はヒットスパークが「BAM!」「KAPOW!」といった擬音語になっている他、 SEもコミカルなものに変更されていたりと、見ていて楽しいキャラに仕上がっている。 また、いずれのモードも2ゲージ以上の超必殺技は凝った演出となっており、威力・性能共に優秀なので必見である。 AIはデフォルトで搭載済み。 通常版はあまり強くはないが、フランク・ミラー版と実写ドラマ版は並上位程度の強さを持っている。 "A man with a gun once took away people I loved." (かつて、私も愛する人達を銃に奪われた。) "I never stopped missing them. Never forgot how painful it was to be alone." (それから彼らに会いたいと思わなかった日はないし、孤独の苦悩を忘れた事もない。) "You can't bring your parents back, but you can break the cycle of violence that took them." (君のご両親を取り戻す事はできない。だが、ご両親を奪った暴力の連鎖を断ち切る事はできるんだ。) "Don't be a part of it, MARCUS." (マーカス、奴らなんかの仲間になるな。) "Don't become what killed our families." (私達の家族を殺した奴らの仲間にならないでくれ。) 出場大会 + 一覧 シングル オールスターゲージ増々トーナメント EPO成長トーナメント【えぽ】 海外製作AIだけのランセレ大会 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 版権オリジナルキャラクタートーナメント MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント えいきゅうは あるよ…杯 狂下位級!叩け筐体ランセレトーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ オリキャラ&版権キャラでタッグトーナメント 特撮っぽい何かでタッグトーナメント MUGENトーナメント ドリームタッグ MARVEL DCキャラと男女タッグトーナメント ゲージ増々タッグトーナメント なにが論外・神・狂だよ!!!弱キャラ大会しろオラァァ!!! MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 友情の属性タッグサバイバル 19XX年!ゲーム主人公ランダムタッグバトル チーム 作品別マイナーキャラ大会 作品別トーナメント2010 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 出落ち!!作品別モドキ大会 その他 手書きキャラonlyトーナメント 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 たぶん永久vs即死トーナメント 凶&狂オールスターバトル 超乱闘世紀末ランセレ杯 狂下位パレードランセレバトル JAPANvsWORLD 狂下位~狂中位ランセレ合戦 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 ヒューマン・トーチ杯カップリングコンテスト おまけコーナー 更新停止中 【最強から】主人公番付バトル【最弱まで】 ライバルタッグで生き残りランセレバトル 凍結 狂下位 ランセレコンビマッチ 削除済み 国内 VS 国外 アニメチームバトル 作品別 主役不在トーナメント 正義VS悪【ランセレ】勝ち抜き戦 出演ストーリー MUGEN悪魔城の人々 *1 だが、実はこの時すでにDCユニバース側は最重要となる最後の5戦のうち、 初戦からウルヴァリン、スパイダーマン、ストームに3タテを喰らい、スーパーマンとバットマンの出陣を待たずして負けが決まってしまっていた。 戦犯は間違いなくダイアナ姉さんである。 この頃まだマーベル側に代表的な女性ヒーローが設定されていなかった時代に(今ならキャプテンマーベルがいる)、 仕方無く割り当てられたような感じのストームにまさか負けてしまうとは……。 ウルヴァリンとスパイダーマン、ワンダーウーマンとスーパーマンが勝って、2勝2敗で大将戦を迎えるブックだったと思われるが、 人気投票で勝敗を決める企画だったため思わぬ展開となってしまった……。 *2 宿敵モリアーティ教授と一緒に滝壺に落ちて死んだはずの、かの名探偵シャーロック・ホームズが、 読者からの作者に対する誹謗中傷復活希望を受けて、生きていた理由となった謎の日本武術。 ただの一発ネタに過ぎなかったため詳細は不明。状況的には柔道か合気道みたいなものだと思われる。 日本の創作では『探偵オペラ ミルキィホームズ』の主人公、シャーロック・シェリンフォードがこれ見よがしに使ったり、 『Fate/Grand Order』におけるシャーロック・ホームズのスキルとして取り入れらたり等している。
https://w.atwiki.jp/itjinzaizou/pages/74.html
合計: - 今日: - 昨日: - 氏名 所属 職種 社会人経験年数 遠山弘平 株式会社ネットマークス プロジェクトマネジメント 7年目 業務内容 データセンター内の情報システム構築のプロジェクトマネジメントを行っている。社内では、メンバーがネットワーク、セキュリティ、サーバの3つのチームに分かれているが、各チームの進歩状況の確認・対応と、プロジェクトの課題・問題点をお客様と解決していくことを主な仕事としている。 やりがい 「他の人では難しい仕事でも遠山ならやれるはず」と期待されて任されていると思って仕事に取り掛かっている。特に海外メーカーの製品はうまく動かないこともあるので、動くまで自分で試行錯誤して繰り返す。無事にシステムが動き出した後で、お客様に感謝の言葉をいただくとそれまでの疲れも吹き飛ぶ。 苦労したこと 短期間でのシステム完成を求められる場合、小さな遅れが後々に大きな遅れとなり、メンバーに迷惑をかけてしまう。自分はまだまだ事前対処の力が乏しいため、急きょメンバーを追加したり、遅くまで作業をしたりとメンバーに負担をかけてしまう。今はサブポジションだが、メインになるために多くの経験を積んでいこうと思っている。 今後の目標 プロジェクトマネジメントの道を極めたい。自分で答えられるよう知識・技術力のあるプロジェクトマネージャーになりたい。 参考URL:http //www.netmarks.co.jp/recruit/newgraduate/message_02.html#t_right_03 感想① 「自分にしかできない」という信念に非常に強い魅力を感じました。このことはプロジェクトマネジメントだけでなく、他のこと全域に言えることだと思います。この仕事はチームを作って他の人との連携が求められるので、自分がなんとかするという気持ちの大切さを感じました。そして、なによりも仕事をこなした時の達成感と言うものは、他の仕事同様やりがいにつながる重要なモチベーションだと感じました。 感想② 現在の社会では増々情報化が進んでおり、それの発展に連れて発生するセキュリティ問題がよくあります。遠山さんがやった不正アクセス対策サービスは現在の世の中でとても不可欠なものだと思います。また、このサービスでは、設定変更等の運用からセキュリティ監視、障害、保守対応までを幅広く実施していて、一般のものと比べてより便利に利用できると思います。 関連記事 不正アクセス対策サービス 【登録タグ 6~10年 PM システム チーム ネットマークス ネットワーク プロジェクト メンバー】 選択肢 投票 この人材像に憧れる (6) この人材像に共感する (1) この記事が役に立った (0) 向上心が極めて高いことがわかる。「自分がやらなければ!」と思う一方で自分の能力不足までし認識しているため柔軟な対応もこなせる優秀な人物であるということが伺える。 -- 70810017 (2011-01-21 15 34 23) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/macauhotel/pages/208.html
ザ ラックス マナー The Luxe Manor 住所39 Kimberley Rd., Tsimshatsui, Kowloon, HONG KONG 香港ホテル情報-佐敦 ジョーダン 香港・マカオホテル情報TOP
https://w.atwiki.jp/g-vs/pages/20.html
基本的マナー 基本的マナー対戦相手、作品を叩かない 台を叩いたり蹴るなどをしない 連コインをしない 乱入時のタイミング 自分たちのルールを他人に押し付けない 相手プレイヤーに不快を与えない 1人に2人で乱入 ステ待ちをしない(特にステ厨) 特定のステージを強要しない 手は清潔にする 初心者と思しき相手に何度も乱入しない 台の上の灰皿に火のついたままのタバコをそのまま置いていかない 通信は出来る限り返す 常連とグルにならない(店員用) 対戦相手、作品を叩かない 基本中の基本。 今作は様々な作品から参戦します。 中には自分の気に入らない作品もあるかもしれませんが、叩くようなことをしないように。 たまに対戦相手を大声で罵倒する人がいますが、例え身内間であっても見ていて 気分の良いものではなく、自粛するのが大人のマナーです。 台を叩いたり蹴るなどをしない 基本中の基本。 プレイヤーは客でありつつも、筐体など自体に多額のお金を出してるのは店舗であり、 貴方のせいで壊れたら当然犯罪であり器物破損の罪で罰せられ弁償する羽目になります。過度のレバガチャもやめましょう。 台を叩いたりする場合は大きな音が出ることが多く、ゲームセンターにいる客全員に迷惑がかかります。 連コインをしない 周りで人が待っているのにもかかわらず、コンティニューをするのは、待っている人の迷惑となります。 継続プレイをしたい場合でも、終了後は一旦席を立って周りを確認しましょう。 また、あまりにひどく連コインをしている人がいたら、やさしく注意してあげましょう。 似たものに身内ループがあります。多人数でひとつの台を占領し、負けたら身内で交代を繰り返す。 プレイ中の人間の身内がプレイするわけでもないのに台へ座り、他の人間がプレイするのを阻害する行為も止めましょう。 あまりにひどい場合は店員に報告するなどしましょう。 乱入時のタイミング できるだけステージが始まってすぐが理想的、相手が後一機落とせばステージクリアという時に乱入はNG。 今回は○○面の何処とは表示はされないのでどのあたりの面をプレーしてるか分かり辛いのですが、 デビルガンダム戦だけは最後だと確実に分かるので、そのラインをプレイしている人に乱入をするのは止めましょう。 苦労してここまで来ているのに、対戦乱入されると人によっては不快に感じる事もあります。 その場合は終わるまで待ってあげましょう。1ラインでの場合問題ありません。 自分たちのルールを他人に押し付けない ○○ガンダムの使用禁止、Gクロスオーバー禁止、アシスト禁止や片追い禁止、1vs1やCPU回避の強要など 自分たちや友達同士のルールを他のプレイヤーに押し付けないようにしましょう。「空気読め」などもこれに含まれます。 言っている人がお金を出してあげているのなら別ですが、そうでない場合、お金を出している本人の自由です。 たとえその時3000コストオンリーで遊んでいようとその人が1000コストを使っていようと中傷するのはやめましょう。 また、自分が負けたからといって文句を言ってはいけません。見苦しく、傍から見ている人にも不快な印象を与えます。 相手プレイヤーに不快を与えない 格好などは仕方ありませんが相手のことを個人的に気に入らないなどの理由で、 対戦中に暴言を吐いたり相手に直接暴力を振るうなどもやめましょう。 酷い場合は店員に通告しましょう。直接注意すると争いの火種になりかねません。 対人戦のマナーについては「対人戦解説」トラブル防止参照。 以前、このゲームでは乱入が原因で傷害事件も起きました。 負けたから、相手が厨機体使ったからなどという理由で相手に絡んだりしないように。 基本的に「4ラインで乱入するな」というルールはなく、対戦台と差別化するための暗黙の了解のようなものなので 乱入されたからといって相手を不快にさせる行為はやめましょう。台や椅子を蹴るなどの行為も周りの迷惑です。 書くまでもないことですが、感情のままに行動するのではなく、モラルを持った行動を心掛けましょう。 1人に2人で乱入 前作などと同様、2人対1人では2人側が圧倒的に有利です。 もちろん、1人側が勝つ事も不可能ではないですが、CPU対策が出来ている限り基本的に2人側が有利なのは変わりません。 やられた側は不快なのでマナーとして避けるべき行為です。 1人側が3000でも、2人で乱入してきた側には対処するのは難しいです。 もちろん、相性などもありますが、1人側が勝つ事は難しいです。 これは、1人側が1000でも、コスト合わせした1000が2機が相手でも不公平に変わりはありません。 無論あえて2人相手に1人で乱入するのは構いません。 ただ忘れてはならないのはこのゲームは2VS2が基本だということ(公式ページ参照) 1ラインで1人に2人で乱入しても「ある意味」仕方がありませんが、マナーとしてはまずタイマンで入るのが良いでしょう。 結果、乱入側が勝って2人でプレーを始めても、2on1での対戦をけしかけるよりは遥かに紳士です。 1ラインは「対戦」主体でこのゲームは2VS2のゲームという事は忘れないように。 少し話は変わりますが、もし1VS2の状況を見かけたなら1人の側に援軍として入ってあげる優しさも大事です。 もちろんその際は「入っても大丈夫ですか?」などと一言声をかけてからにするのがベストです。 ステ待ちをしない(特にステ厨) 今作ではステップの性能が良く、それを利用してステップ連打で相手のミスを待つだけの戦法の人が増えました。 この戦法は一見、有効に見えますが、これが通用するのは初心者とのタイマンぐらいで 中級者以上が相手では真上から格闘を当てられたり、ステップしても当たる武装(ヴァサーゴのサブや∀の特格等)で狩られるだけなので、 対戦の駆け引きもなにもなく、相手にとっても自分にとってもつまらない対戦になってしまいます。 さらにこのゲームのメインである「2on2」では、元々相手がミスするのを延々と待ち続ける戦法のため、 放置されて組んでくれた人に集中攻撃がいくか、十字砲火で狩られてしまうため、 対戦相手だけでなく、組んでくれた人をも不快にさせてしまうことも少なくありません。 また、CPU戦でやる分には特に問題はありません。とはいってもCPUは非常に正確にステップを狩ってきますが・・・ 特定のステージを強要しない VSシリーズ全般に言えることですが、対戦時にどのステージを選ぼうが自由であり○○のステージでなければいけないといった ルールはありません。宙域、水中ステージが無く、デフォルトの対戦ステージがランダムとなっている今作では尚の事。 手は清潔にする 基本的な事ですが、指を舐める、爪を噛む、鼻をほじる、脂ぎった頭を掻き毟る、手前でお菓子やアイスなどを食べて 手がベタベタな状態でゲームをプレイしないようにしましょう。 例え手がベタベタじゃない時であっても手前でそのような行為を行った手でゲームをやられると 後からやろうとしてる人にとってはとても不快になります。 ゲームセンターのゲーム筐体は貴方のコントローラーではありません。皆のものです。 クセでやってしまう人はあらかじめお絞りを持っておき、プレイ後に台を拭きましょう。 また、くわえタバコプレイは台を汚す原因や、周囲に迷惑なのでやらないようにしましょう。 初心者と思しき相手に何度も乱入しない 2~4ラインの台で練習しているところにいきなり対戦で入り、(主に初心者を)どかすのはやめましょう。 勝った自分はその後練習出来ますが、相手はかなり不快な思いをします。 もし自分がそのような事をやられたとき不快な思いをするのは当然です。 対戦がやりたいなら1ラインの対戦台があるところでやれば良いだけです。 自分が早くやりたい気持ちはわかりますが、しっかり待ちましょう。 台の上の灰皿に火のついたままのタバコをそのまま置いていかない これも基本的なことですが、タバコの灰皿を置いてある店で、台の上に火のついたままのタバコを放置していくのはやめましょう。 店員の方々に迷惑ですし、次にプレイする人が不快に思う場合もあります。 その上、次に席に着いた人が未成年者だった場合、その方が店員さんに注意されることもあります。 また、飲み物の空き缶や空きペットボトルも放置しないようにしましょう。 通信は出来る限り返す 僚機からの通信は基本的に必ず返すようにしましょう。通信はスタートボタンで出来ます。 特に固定相方でない場合、初回対戦時のあいさつ通信を無視することは、相手に悪い印象を与えます。 また、機体のダメージ管理やGクロスオーバー発動など、 通信自体に戦略的な意味があるので、無視をすると悪印象だけでなく相方のピンチを容易に招いてしまいます。 片追いされて手が離せないなどの理由がない限り返信はしたほうがよいでしょう。 初めてプレイする方は説明書きをよく読んでからプレイしたほうがよいでしょう。 常連とグルにならない(店員用) 常連ではない人が常連のマナーの悪い点を挙げてるからといって 常連と知り合いだからと適当に流すような行為はやめましょう。 例え常連と知り合いであったとしても、他人が嫌がった行為が一般的に悪いと思える行為ならきちんと注意しましょう。 公私を混同せず公正に接することこそ接客の基本です。 注意することにより新しい常連のお客様が増えるかもしれないのです。 マナーの悪い常連は引いては今後のインカム(売り上げ)にも多大な影響を及ぼします。
https://w.atwiki.jp/moukarimasse/pages/160.html
TOP>ネット商売用語>ね> ネットバンク【Net Bank】 ネット上で入出金がができる銀行の事、ネットショッピングやオークションなどでは欠かせない用になりました。 ネットバンク一覧 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イーバンク銀行)e-bank #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ジャパンネット銀行)ジャパンネット銀行 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (新生銀行)新生銀行 TOP>ネット商売用語>頭文字別 あ か さ た な は ま や ら わ 0 5 い き し ち に ひ み り 1 6 う く す つ ぬ ふ む ゆ る を 2 7 え け せ て ね へ め れ 3 8 お こ そ と の ほ も よ ろ ん 4 9 A B C D E F E G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z インフォカート #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (SOHO・起業家を成功に導く電子書籍販売ツールを提供・・インフォカート)
https://w.atwiki.jp/angeltear/pages/20.html
ギルドルール(ver.2,0) ========================================================ギルド加入条件 ①メインキャラクターであること(サブキャラも加入OKですが、サブキャラのみの加入はお断りします) ②キャラクターレベル30以上(1次転職を済ませていること) ③実年齢16歳以上ギルド規約 「ログイン・ログアウト時は必ず挨拶を」 無言イン・無言落ちすることのないようにしてください。気持ちの悪いものです。 「こんばんは」 「おつかれさま」 「よろしく」 「ありがとう」 ・・・ コミュニケーションの取れる方を求めています。 「席を離れる時にも声かけを」 「ご飯いってきます」 「風呂入ってきます」 ・・・ 放置するときはメンバーに一声かけてから行きましょう。 「横狩りの禁止」 他の人が狩りをしてる場所で敵を倒すことを指しますが、定義は難しいです。 先にその場所で狩ってる人がいたらマップかchを変えましょう。 狩りをしてるのか分からない時などは、まず一声かけてみるといいです。 逆に横狩りをされた場合はINしているメンバーに相談するなどして トラブルになることのないようにしましょう。(マップ・chを変える事をお勧めします) 「迷惑行為・不正行為の禁止」 暴言・無言トレード・無言招待・クレクレ行為などの迷惑行為、 チート・マクロなどの不正行為は全面禁止です。 迷惑行為を注意されても改善できない人、不正行為を行った人はギルド追放処分とします。 「長期でログインできない場合は連絡を」 1週間以上(目安)、ログインできない時には ギルド掲示板に記入するか、伝言を頼んでメンバーに知らせておきましょう。 要は最低限のネットマナーが守れればオッケーです。 一緒にワンダーキングを楽しみましょう。 以上のルールを把握したうえで、ギルド加入希望の方はこちらに必要事項を御記入ください。 ======================================================
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/14212.html
CGS/WS01-T20 カード名:マナー啓蒙 カテゴリ:イベント 色:青 レベル:3 コスト:1 トリガー:0● ●あなたは自分の山札の上から1枚を控え室に置く。そのカードのレベルが1以上なら、あなたは自分のキャラを2枚まで選び、そのターン中、次の能力を与える。『【永】 このカードの正面のキャラのソウルを+6し、そのキャラはサイドアタックできない。』(クライマックスのレベルは0として扱う) シャカパチ、ダメ、ゼッタイ! レアリティ:TD カードゲームしよ子収録 相手のキャラ2枚にソウル+6を与えるカウンター。100Mショック?の亜種。 サイドアタック不可がつくのでダメージが7点以上になり、よほど圧縮率の悪い山でなければまずキャンセルに持ち込める。もし運悪くダメージが通ってしまったら笑うしかない。 またクロックが多い状況で使うと、リフレッシュポイントで自滅しかねないので、CIP回復を持つヴァイスしよ子でケアしたい。 要するにらしんばんと似た使い方になるイベントである。 ホラーは苦手と違ってキャラの持つバーン、ショット能力は普通に通ってしまうので注意。 またらしんばんと同じくデッキトップを参照するので不発の可能性もあるので過信は禁物。 しかしこのカードは上記のどのカウンターとも異なり、自分のキャラを選ぶ効果であるため、アンタッチャブルのキャラに対しても効果を発揮する。 そして選ぶ対象がバトル中のキャラに限定されていない。相手の1回目の攻撃でこのカードを使えた場合、後続のアタックキャラの正面にいるキャラ2体を選ぶことで、2回目3回目の攻撃でも再びカウンターステップを発生させることができる。2回目のカウンターでもこのカードを使い、相手キャラのソウル13ということも……。
https://w.atwiki.jp/oribatotcg/pages/420.html
マナード・モー キャラ説明 キャラクターカード カード名 性別 マーク 属性 取得方法 1 2 3 マナード・モー/弱肉強食 男 知 悪 知略 探偵物語4 スタンドカード カード名 取得方法 デッド・ストック・パラダイス/マナード・モー 探偵物語4
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1058.html
注意 ひょっとするとクロスオーバーと呼べるものかもしれません。元ネタの説明も交えつつですが、 キャラの名前を出したり等クロスな要素は極力控えていこうと思います。 今回はほとんど一人のモノローグで地の文ばっかり。 キャラクターに勝手な設定が追加されています。でも、これもなるべく逸れないように…… 人を選ぶあらすじ 扶桑皇国の女学生であり、ウィッチのセオリーでもある宮藤芳佳。ある日、彼女の許に死んだはずの父からの手紙が届く。 手紙の意味を、父の消息を知るべく、芳佳は海軍少佐の坂本美緒と共に欧州に向かうプロセス。だが道中、乗っていた空母赤城がネウロイに襲撃される。 一時はセルフ無力に嘆き打ちのめされる芳佳だったが、勇気を振り絞り、出撃のプロセスを敢行。 しかし健闘空しく危機的セオリーに陥る芳佳。彼女を救い、見事ネウロイを撃墜したのは学生服の悪魔召喚師、デビルサマナーの青年だった。 ヤングな少女芳佳は青年にときめきかけるが、青年は相当なヘタレで臆病者であることが後に判明。その違いに愕然とする。 ともかく芳佳は父の遺志を継ぎ、ストライクウィッチーズの一員として戦う決意を固めるセオリーであり、 その隣には早速ウィッチ達に洗礼――もとい、弄られる青年の姿もあった。 そして坂本も、青年のお目付け役である黒猫の業斗童子と密談のプロセス、青年の事情を知る。 青年は偉大過ぎる師匠と、セルフ才能の歴然とした差に自信を失い、卑屈なセオリーと化していたのだった。 加えて坂本は、青年の師が未だ三十歳とヤングなカテゴリーにあること、共に戦う彼らの真の目的が、ネウロイの正体の究明と根絶にあると知り、 驚きを隠せないのだった。 515 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 08 51.56 ID KOlvYLIs0 今日も私は泉に水を貯える。 記憶という泉に。 知識という水を。 文字の海から言葉を掬い上げ、残すべきものをろ過するように選別し、ひたすら己の内に注ぐ作業。それが私の日課だった。 もともと勉強は好きだったし、向いていたのか成績はそれなりに良い。 けど、時々わからなくなる。私が貯め込んだ知識は、誰かの役に立つのだろうかと。 例えば、あの娘のように。 私の"はとこ"で親友の、彼女のように。 ウィッチの彼女は治癒魔法を持ち、私も怪我をした小動物を見つけた時はよく治療してもらっている。 私自身が命の危機を救ってもらったこともあった。かなりの重傷で、彼女の治癒がなければ危なかったそうだ。どれだけ感謝しても足りない。 それに魔法がなくても、その笑顔はいつでも私に元気をくれた。だから彼女は私の憧れであり、誇りであり、永遠の親友。 いつからだろう。私も、あんな風になってみたいと思うようになったのは。魔法もさることながら、人を救い、元気や勇気を分けてあげられる、彼女みたいに。 けど、私は彼女とは違う。天性の能力も明るさもない。自慢できるものは知識くらい。 だから。 師範学校を目指し、教師を目指すのには、そんな理由もあった。私の知識を誰かに役立て、共有する喜びが欲しいから。 でも、たとえ教師になっても教えられない、共有できない知識、記憶もある。 それでも、いつか……。 いつの日にか、私の泉に誰かを招く日が来ることを願って、私は今日も水を汲む。 それが、私の楽しみだった。 デビルサマナー 俺 対 黒鉄ノ魔軍 第一章 「悪魔召喚師、欧州に見参!」 第二話 元ネタ『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団、アバドン王、他葛葉ライドウシリーズ』 516 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2011/02/03(木) 22 09 00.05 ID cNYqlPwf0 ああ、あれか。覚えているぜ 支援 517 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 14 16.45 ID KOlvYLIs0 今日も私は息を切らして家路を急ぐ。いつも一緒に登下校していた芳佳ちゃんは今、隣にいない。遠く、欧州の地にいる。 かれこれ二ヶ月以上前になるだろうか。芳佳ちゃんがお父さんの手掛かりを求めてブリタニアに旅立ったのは。 祖父「おお、お帰り美千子」 帰り道、よく知った声が私の名を呼ぶ。それは畑仕事中のお祖父ちゃんだった。 みっちゃん「ただいま、お祖父ちゃん。お仕事お疲れ様。ねぇねぇ、今日は郵便屋さん来てた?」 祖父「はっはっは、最近の美千子はそればっかりじゃなぁ。昨日も同じ台詞を聞いたぞ?」 みっちゃん「えー? そうだったかなぁ?」 祖父「ああ。昨日も一昨日も、その前も。わしがぼけとるんでなければなぁ」 そう言って、お祖父ちゃんはニヤリと笑う。なんだか恥ずかしくなって、照れ隠しに軽くむくれる私。 みっちゃん「もう、だって気になるんだもん。お祖父ちゃんのいじわる」 祖父「おお、すまんすまん。こりゃ怒らせてしまったかのう」 頬を膨らませる私に、お祖父ちゃんは頭を掻いて困った振り。 もちろん本気で怒っているのでも、困っているのでもないことはお互いにわかっている。だって、どちらも顔は笑っていたから。 祖父「お詫びにいいことを教えてやろう。今日は来とったはずじゃ。美千子の待ってる手紙かは知らんがの」 みっちゃん「ほんと!? ありがとう、お祖父ちゃん!」 と、お礼もそこそこに走り出す手紙が来ていると知ったら、もう居ても立ってもいられなかった。 518 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 17 20.71 ID eM0QD6ZFO みっちゃんヒロインとはめずらしいな 支援 519 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 20 17.49 ID KOlvYLIs0 祖父「これ、美千子! 帰り道には気をつけるんじゃぞー!」 みっちゃん「はーい!」 お祖父ちゃんに大きく手を振りながら、それでも足は止めない。 だって手紙が来ているのだから。 芳佳ちゃんからの手紙が来ているかもしれないのだから。 走ること数分、特に何の変哲もない、和風の民家が見えてくる。私の家だ。 私は何よりも先に、玄関脇の郵便受けに飛びつく。中には一通の簡素な封筒。 みっちゃん「あったぁ!」 と、飛び上がりそうになったところで口を両手で押さえる。押さえてから、家族や近所の人に見られていないか確認。 いやいや、落ち着け私。まだ芳佳ちゃんからとは限らない。送り主を確認しなければ。 逸る気持ちを抑え、そっと封筒を手に取り―― みっちゃん「芳佳ちゃんだぁ!!」 今度こそ私は、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜んだ。封筒には確かに書いてある、宮藤芳佳、と。 みっちゃん「ただいまー!」 言うなり私は自室に飛び込む。壁にはウィッチのポスターやブロマイド、雑誌や記事の切り抜きが所狭しと張りまくられている。 が、今日の私はそれらに目もくれず鞄を投げ捨て、椅子に腰掛け机に向かう。 そこまでの動作を一切の淀みなく行い、封筒の口を切る寸前で踏み止まった。 みっちゃん「あ、でも……」 520 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 25 30.19 ID KOlvYLIs0 これを開けてしまえば、もう私は止まらない。じっくり時間を掛けて読み、すぐさま返事を書かずにはいられない。 そうなれば、夜遅くまであれこれ悩みながら没頭してしまうだろう。きっと……うぅん、絶対に。 当然、勉強している時間なんて残らない。それならば、 みっちゃん「楽しみは後に取っておくとして……」 先に予習復習だけでも済ませてしまおう。本当は今すぐにでも手紙を読みたいけど、我慢我慢。 ということで鞄から教科書と学習帳を取り出し、机に広げる。 気になって集中できないかと思われたが、始めてしまえば簡単に没入できた。 みっちゃん「もう二ヶ月と一週くらいかぁ……。早いなぁ……。どうしてるかなぁ、芳佳ちゃん」 勉強する手は止めず、私は追想に耽る。内容は内容で理解しているので問題はない。 私の意識は緩やかに、二ヶ月前のある日、芳佳ちゃんを送り出したあの日に飛んでいく。 その日、私は早くに目が覚めた。外はまだ薄暗かったが、再び寝付く気分にもなれず、ずっと窓を開けて空を眺めていた。 澄み切った夜明けの冷たい風が部屋に吹き込んでくる。寒いけど、それが寝惚けていた頭に覚醒を促し、意識が冴える。 まだ薄紫に染まりかけの東の空では、金星がやけに激しく輝きを放っていた。 明けの明星。 何故か胸がざわめき、不安を掻きたてる妖しい光。芳佳ちゃんの旅路を案じていた私には、そんなふうに思えてならなかった。 やがて夜が明けて、私は芳佳ちゃんと連れ立って横須賀基地に向かった。 大きな空母が発する音と、負けないくらい必死に張り上げた見送りの声は、今でもはっきりと思い出せる。 私とおばさん――芳佳ちゃんのお母さんと、芳佳ちゃんのお祖母さん、横須賀基地の軍人さんが見送る中、芳佳ちゃんは旅立っていく。 その時、私は確かに見た。不思議な雰囲気を持つ、黒服のふたり。ひとりは空母に、もうひとりは私の隣に。 千切れんばかりに手を振る芳佳ちゃん。家族や仲間との別れを惜しんで、赤城の水兵さん達も同じく甲板に出て手を振る。 その、ほぼ青と白の集団の中にぽつんと漆黒が交じっていた。おそらくは黒の詰襟に外套。 もっとも、目深に被った角帽と、遠目だったせいで顔は見えなかった。 何より私は芳佳ちゃんしか見ておらず、今の今までは疑問すら抱かなかったのだが、思い返してみると、あれは書生の格好だったかもしれない。 521 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 30 50.54 ID KOlvYLIs0 やがて赤城が完全に見えなくなった頃、私はふと辺りを見回す。 私達以外にも一般人の見送りの姿はちらほら見られたが、私の隣に立っていた紳士は特別異質だった。 スラリとした長身。上半身は黒の外套に覆われ、はっきりとはわからないが、その下にも同色のスーツを着込んでいる。 黒い革手袋に、目深に被った鍔広の帽子もやはり黒。これで黒猫でも連れていれば完璧だと思った。 私の視線に気付いたのか、その紳士は軽く帽子を持ち上げ、私を見やる。その瞬間だった。 うわぁ…… 私は心の中で感嘆の息を漏らした。紳士の顔が途轍もない美形だったからだ。 切れ長の目、長いまつ毛。人形の如く整った、冷たさすら感じる造形。そう、まるでお伽話から抜け出した王子様のような……。 年齢はわからない。20代以上なのは確実だろうけど……いや、年齢なんて何歳でもいい。 すれ違えば誰もが振り向き、老若男女を問わず魅了されるだろう、それほどの美貌。 見惚れる私に構わず、紳士は用は済んだとばかりに外套を翻して歩き出す。 基地の出口とは反対方向へ、何故だか軍人さんも誰も止めようとしない。 清佳「みっちゃん、どうしたの? 帰りましょう?」 みっちゃん「あ……あの、先に帰っててください! すぐに行きますから」 私は促すおばさんにそう答えて、紳士の後をつける。おばさんは私を呼び止めていたが、私はわざと聞こえない振りをして駆け出した。 どうしてだろう、あの人のことが気になって仕方がない。でもそれは一目惚れとかそういう類ではなく、単純な好奇心。 それに、基地の中を一度見てみたいという気持ちもあった。咎められたら見送りに来て迷ったと謝れば大丈夫だろう。 広い横須賀基地を紳士はどんどん進んでいく。他の誰ともすれ違わなかったし、紳士は一度も振り向かなかった。どうやら尾行も気付かれていないみたい。 数分後、どこかもわからない、滅多に誰も来ないような奥まった場所に紳士はたどり着き、そこには待ち合わせていたのか、ひとりの男性が。 私はそーっと物陰から覗き込み―― 522 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 31 30.85 ID Z4NSQMQ10 金星。明けの明星。 それは・・・あの偉大なる悪魔の・・・ 支援。 523 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 36 10.08 ID KOlvYLIs0 みっちゃん「ひゃっ……」 今度は声と一緒に息を呑んだ。慌てて口を押さえて顔を引っ込める。 そこに立っていたのは黒いジャケットに青のネクタイ、黒のハンチング帽の青年……それも金髪に青い瞳だ。 大きな鞄を持っていることからも、どうやら旅装みたい。 しかし私が驚いたのはそのせいではない。彼が紳士と同等の――否、紳士よりも冷たく妖しく、そして美しい顔立ちだったからでもない。 青年と思い切り目が合ってしまったせいなのだ。 覗いた瞬間に視線を捉えられた。というよりは、金髪の青年は最初から私がここにいるとわかっていたかのよう。 いつ追及が来るかとビクビクしていた私だったが、意外なことに、いつまで経っても追及は来なかった。私の勘違いとは思えなかったのだが。 青年「やぁ……また会えたね。君とこうして話すのは何年振りかな……。10年……いや、もっと……まぁいいか」 紳士はやはり振り向かず、青年と会話を始める。と言っても、青年が一方的に喋っているだけだったが。 青年「先ほど出航した空母……あれに君の弟子が乗っているんだね……。 人の子の歴史の中で、デビルサマナーと怪異が接触するのは初めてではない。 だが……この時代に措いて、彼の存在はひとつの"きっかけ"になるかもしれない」 デビルサマナー? 聞き慣れない単語に首を傾げる。 デビルサマナー、直訳すると悪魔を召喚をする者。もしかして……いや、まさかそんなはず……。 青年「僕は、こうして再び君の"きっかけ"になれることを幸運に思う。 人は"きっかけ"を経た行動を"将来"に繋げ、行動により新たな"きっかけ"を得るものだから」 私は再び、目だけを出して様子を窺う。青年は時折襟首を指で寛がせながらも、紳士から視線を外さない。 青年「そして君の弟子もまた、誰かの"きっかけ"になれるかもしれない。僕と君のように、すべての出会いが何らかの"きっかけ"であるように。 デビルサマナーによる悪魔とネウロイの接触……出会い。それが災厄の兆しとなるのか、それとも希望への道標となるのか……興味深いね」 524 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 41 25.64 ID KOlvYLIs0 青年は唇だけで薄く笑った。 青い瞳は少しも感情を示していない。なのに、何故だか私には彼が本当に楽しんでいるのだと理解できた。 ぞっと、背筋を悪寒が駆け抜ける。 青年「デビルサマナーの力がネウロイにどこまで及ぶのか。 君達を統べる者の関心はそこにあるのだろうが……しかし、そもそもネウロイ……怪異とは何なのだろうね」 私はウィッチや戦艦について調べるうちに、当然その疑問にも行き着いた。だが、答えは出なかった。糸口すら見つからなかった。 ネウロイの正体については相変わらず闇の中。県内はもちろんのこと、東京の大きな図書館まで出向いて歴史書を調べたというのに。 青年「君達がネウロイと呼ぶもの。兵器の姿……古くは別の姿も取った漆黒の軍団。 巷や伝承では、あれらを『悪魔の軍勢』などと譬える者もいるようだが……」 抑揚のない青年の声に、初めて感情の色が垣間見える。それは……嘲笑。 青年「僕に言わせればそれは誤り……思い違いも甚だしい。あれは悪魔とはまるで真逆の性質を持った……まったくの対極に位置するものだよ。 広義の意味での『悪魔』にすら当てはまらない」 ネウロイが悪魔の対極? それって…… ごくり、と唾を飲んで私は聞き耳を立てることに集中する。 青年「それは兵器の姿を取るようになったことで、より顕著になった。あれは感情の介在しない、まさしくただの兵器だ。 形態の多様性こそあれ、中身は一貫して同じ。あの木偶を創造した者は、最初から感情も、言葉も、交渉の余地も不要と考えたのだろう」 そう、悪魔とは本来、一言で括れる代物ではない。姿形の多様性もネウロイの比ではない。 だが、私を驚かせたのは青年の次の言葉だった。 525 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 46 44.80 ID KOlvYLIs0 青年「当然だろうね、何せ相手は咎人。そしてこちらは罰を下す側、即ち断罪者なのだから……」 人類が咎人……? 何故……いいえ、誰がそんなことを判断できるの? 人類を裁ける存在なんて…… 私はどんどん青年の語る話にのめり込んでいく。それはまるで、彼の紡ぐ言葉の一つ一つに人を魅了する不思議な魔力でもあるかのよう。 青年「聞く耳を持つ必要など、どこにもない。ゆえに徹底的に、効率的に破壊する。 だが、あれの役割はそれだけに留まらないようだ。だからこそ……」 そして、それを知り、断言できるこの人はいったい……。 青年は一度言葉を切り、紳士を、そして、目だけを覗かせていた私を見た。 次の瞬間、私は最大の衝撃を受ける。 青年「あれは……ネウロイは、人の子の"将来"に必要なものかもしれない」 え……? 私は我が耳を疑った。 必要? ネウロイが? 人類の"将来"に? ネウロイの正体についての推論は数多ある。 中には破滅的な終末思想に塗れたものもないではなかったが、 それでも「ネウロイが人類の"将来"に必要だ」などと言う説は聞いたこともなかった。 呆気に取られる私を、青年がちらりと見て笑った……気がした。 526 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 51 56.56 ID KOlvYLIs0 青年「ネウロイの存在こそが、人の子の魂を、種そのものをより高いステージへと昇華させるのだろうからね」 デビルサマナー、悪魔、魂……どんどん内容がオカルト染みてくる。 にしても、より高いステージとは何なのだろう……。 内容はさっぱりだったが、私は彼の言葉に不思議な説得力を覚えていた。 彼の青い眼がその瞳の奥で、今朝見た明けの明星とよく似た光を煌々と放っていたから。不思議と妖しく魅せられる光を。 青年「考えなしにネウロイを殲滅すれば、それは人々の"将来"が、この世界が閉ざされる結果となるだろう。だが、どちらにせよ……」 私はなんだか怖くて堪らなくなった。 これは、私ごときが聞いていい話じゃない。 小さな島国の基地の隅っこなんかで話していい内容じゃない。 次元が違う。 そんな気さえした。 青年「いや、止そう……人の取るべき道は人が決めればいい。僕はあくまで"きっかけ"に過ぎないのだから」 怖い……。 この人が怖い。身体の震えが止まらない。 でも、それは彼が私を怯えさせる言動を取っているのではなく。 私が勝手に怯えているだけなのだ。それが余計に恐ろしい。底無しの深淵を覗いているような、そんな気分にさせられる。 527 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 22 57 10.19 ID 57Kg2VSd0 ほう……みっちゃんとは支援 528 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 00 10.38 ID Yos2iZTFO 支援ッ 529 名前: 空白に入るのは4文字と10文字 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 00 16.51 ID KOlvYLIs0 もしかすると彼は私が焦がれる幻想の住人で、指先一つで世界を吹き飛ばせるような恐ろしい存在かもしれないが、 彼はそんな闇をおくびにも出さず、細身の身体に完全に収めてしまっているのだ。 ただただ、得体の知れなさだけが表に顕われているだけなのだ。 ああ……私は何を言っているんだろう。どうかしている、こんな荒唐無稽な妄想まで抱くなんて……。 ぐるぐる回る視界と思考。頭が軋んで、クラクラする。平衡感覚までおかしくなるくらい混乱していた。 時折青年の背後には、三対六枚の翼が透けて見えた。 白鳥の如き純白の翼と、毒々しい青と赤に彩られた蝙蝠のような翼の二種が目まぐるしく切り替わる。 いよいよ私は正常でないらしい。 青年「だが、一つ言えるとすれば…… ……君も君の弟子も行動を始めてしまった。 望むと望まざるとに関わらず、それは大勢の人間を巻き込んでいくだろう。 だから君や彼の躓きは、すべての崩壊に繋がりかねない」 もう青年の声も、途切れ途切れにしか聞こえない。会話の意味を考える余裕など、あろうはずもない。 青年「心しておくことだ……君と彼の行動が、巻き込んだウィッチと多くの人々の将来を決定してしまうと。 君と彼の選択が、どんな将来に繋がるのか、 混迷の時代に生きる人々に再び希望を示せるのか……楽しみにしているよ、 」 みっちゃん「はぁ……はぁ……」 いつしか私は息苦しさを覚えていた。 壁に手をつき、へたり込む。荒い息で寒気に震える身体を抱き締めて、もう何も考えられない。 それから数秒、寒気に震える私の身体が突然、プレッシャーから解放された。いや、重力からも解放されていた。 身体がふわりと浮き上がる。閉じかけた目を開くと、そこには人形の如き美貌が。 私の膝裏に手が入れられて肩が抱かれて……まるで童話のお姫様と王子様みたく、紳士が私を抱き抱えて運んでいる。 531 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 06 22.42 ID KOlvYLIs0 ああ……なんだかほっとする……懐かしい感じ……。何でだろう……男の人なのに、ちっとも嫌じゃない。 あったかくて、優しくて、幸せな匂い……。不思議……眠く……なって……。 私は紳士に抱かれたまま、ゆっくりと意識を手放していく。 抱かれながら二人の話していた場所に目を遣ると、いつの間にか青年は忽然と姿を消していた。 最後に見たものは、突き刺さりそうなくらい鋭く尖ったモミアゲと、紳士が私に向ける穏やかな眼差し。 それは、最初の冷たい印象からは考えられないくらい優しかった。 その後、私は宮藤診療所で目を覚ました。時計を見ると、もう16時を回っており、ほぼ半日寝ていたことになる。 後からおばさんに聞いたところ、どうやら私は風邪を引いて高熱を出していたらしい。 早起きして星を見る間、ずっと寝巻のまま窓を開けていたせいかも。 そういえば、見送りの時から熱っぽかった気がする。あの時は、芳佳ちゃんのことで頭が一杯だったから自分でも不調に気付かなかった。 と、なれば倒れたのは金髪の青年のせいではなかったのか。彼を恐ろしく感じたのも、恐怖と風邪による寒気を混同していたせいなのか。 見た光景、聞いた話のすべてが、著しく現実感に欠けているのも、熱で意識が朦朧としていたせい……。 真偽は定かでないが、私はそう思うことにした。その方がいい、深く考えないのが身の為だ……心の中で、そんな声が囁いた。 なんでも、あの後おばさんは、私を心配して基地内を探してくれていたんだとか。 そこへ私を抱いた紳士が現れ、診療所まで運んでくれた、とのこと。 私が目を覚ました時、枕元にはおばさんと芳佳ちゃんのお祖母さん、それと私のお祖父ちゃんがいた。 そして目覚めた私は、おばさんにこってり叱られてしまった。 清佳「みっちゃん! なんでこんな身体で無茶したの!」 みっちゃん「ごめんなさい……」 清佳「妙に顔が赤いと思ったら……、それに勝手に基地を歩き回ったら駄目でしょう」 みっちゃん「はい……」 532 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 10 24.33 ID KOlvYLIs0 私はベッドに横になった状態でひたすら謝るばかり。仕方がない、私が全面的に悪かった。 それに、おばさんが私を叱るのは心配してくれてるからだとわかってる。 その証拠に、おばさんは私の容態を優しく確認していた。話すのに問題ないと判断したから叱っているのだ。 額にひんやり、濡れタオルが気持ちいい。まだ少しの頭痛と熱っぽさ、気だるさは残っているが、頭の中は驚くほどすっきりしていた。 おばさんはまだ何か聞きたそうだったけど、そこにお祖母さんが割って入る。お祖母さんは優しく語りかけながら私の頭を撫でてくれた。 芳子「まぁ、その辺にしておあげ。一応病人なんだ。治癒魔法だって途中で止めてるんだから」 みっちゃん「そうなの……?」 芳子「ああ、魔法に頼り過ぎるのも良くないからね。ただの風邪くらいなら温かくして栄養を取っていれば、すぐ治るよ。 その方が身体も丈夫になるってもんさ」 みっちゃん「そっか……」 芳子「もう少し休んだらお帰り。ほら、お祖父ちゃんも迎えに来てくれてるよ」 同じくベッド脇に腰掛けていたお祖父ちゃんを見る。さっきからずっと、心配そうにこちらを見ていた。私が事故で大怪我した時を思い出す。 ただ、その時よりも少し険しいように思えた。 祖父「大丈夫か、美千子。苦しくないか?」 みっちゃん「うん、大丈夫。ごめんね、お祖父ちゃん……怒ってる?」 祖父「いや……言いたいことは全部清佳さんが言ってくれた。もう怒っとらんよ」 お祖父ちゃんはそう言うと、おばさんとお祖母さんに向き直って頭を下げる。 祖父「いや、孫が迷惑を掛けてしまい申し訳ない」 533 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 13 20.10 ID KOlvYLIs0 芳子「困った時はお互い様さ。親戚なんだから。気にしないどくれ」 清佳「ええ。これくらい、お気になさらず。それにみっちゃんには悪いけど、少し嬉しいんですよ」 みっちゃん「嬉しい……?」 清佳「遠くに旅立った芳佳には無事を祈るくらいしかできないもの。でも、近くにいるみっちゃんには色々と世話も焼けるでしょう?」 おばさんは苦笑した。それはどこか影のある頬笑みだった。 そうか……おばさんも寂しいんだ。お祖母さんも。きっと私と同じ……いや、私以上に寂しいに違いない。 それでも、おばさんは芳佳ちゃんと同じように私を心配してくれる、それがとても嬉しかった。 芳子「みっちゃんには余計なお世話かもしれないけどねぇ。子供の為にできることがあるってのは嬉しいものだよ」 みっちゃん「ううん……そんなことない!」 思わず声が大きくなる。驚いた三人の視線が一斉に私を向く。 声を張り上げてから急に恥ずかしさが込み上げてくる。 赤くなった顔を見られたくなかった私は、シーツを引っ被って目だけを出し一言、 みっちゃん「……ありがとう」 とだけ。私を守ってくれてる大人に感謝を伝えた。 誰かを守る側の芳佳ちゃんとは違う。やはり私は無力で、守られている存在であると思い知らされる。 変わりたいと思う。 けれど、それに心地よさを感じている私がいるのもまた事実だった。その心地よさが……甘えが、この平和な扶桑で、 私を怠惰な安寧に誘うとわかっていても……。 535 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 14 49.64 ID KOlvYLIs0 おばさん達との会話が一段落して、私はあることに気付く。 みっちゃん「そう言えば……私を運んでくれた人は?」 診療所の中を見回しても、あの紳士の姿はどこにもない。 私が目を覚まして、ちょっとした騒ぎになったにも関わらず、反応もない。 もしや私が眠っている間に帰ってしまったのだろうか。 清佳「あの人なら、あなたをここまで運んですぐに帰ってしまったわ。名前も、連絡先も告げずに」 芳子「きっと忙しいんだろうねぇ……。仕様がないさ」 みっちゃん「えぇ……そんなぁ……」 と言いつつも、内心では「あぁ、やっぱり……」と思っていた。 私なんかより、ずっとずっと大きなものを背負っているだろうあの人が、私なんかの為に一分一秒でも無駄な足踏みをするはずがないと。 それでも…… みっちゃん「また会えるかなぁ……」 会いたい。会って、お礼を言いたい。 青年の言葉が真実なら、私とあの人の出会いも何かの"きっかけ"なのだから。このまま見過ごしたくなかった。 だから私は再び眠りに就くまでの間、昼の出来事を反芻し、記憶に刻みつける。あの人の姿、温もり、青年との会話、そのすべてを。 記憶に刻んで、決して忘れないように。おそらく最大の手掛かりであろう、『デビルサマナー』という単語と共に。 536 名前: デビルサマナー俺 [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 17 18.04 ID KOlvYLIs0 切りがいいんで一旦中断します。続きは深夜、空き状況によっては明日にでも。 軍事知識に乏しいので、思い切り趣味に走りました。オカルト方面からアプローチというか、お茶を濁そうかと。 元ネタを想起させるキャラクターも当分は控えます。勿体ぶった青年も、多分もう出ませんので。 540 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2011/02/03(木) 23 22 21.46 ID feK4Nuv+O 乙 元ネタ知らんけど青年の正体が気になったのにもう出ないの? 541 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/02/03(木) 23 25 51.93 ID KOlvYLIs0 540 多分もう出ないので言っちゃうと、正体は唯一神に反抗して追放された堕天使であり、魔王でもあるルシファーそのもの。 真・女神転生シリーズではショタや老紳士、美女など様々な姿で登場、暗躍する。 前へ 目次 次へ
https://w.atwiki.jp/regulus8492/pages/38.html
対戦時のマナー オンライン対戦時に注意するべきこと 礼儀を大切に。負けたからといって回線を切断する行為は厳禁。(ただしフリーズや停電などの不慮の事故はしかたがない) 狙える相手が多いなかで、一人の集中狙いはある程度自粛orしないするように。(あまりにしつこいと嫌われちゃいますよ。) 戦場の空気はある程度読みましょう。(実在機部屋で架空機無双するとかはNG!まあ震電IIくらいの性能なら大丈夫かな。ノスフェラトはアウトかも・・・) オンラインのマナー(暫定)掲載者:Tide 暫定的に、エースコンバット アサルトホライゾンのオンラインにおいて、昨今の現状を鑑み憂慮されるべき行動について表記いたします。 内容の精査・決定に関しては、隊員の総意に基づき掲示板およびチャットで随時意見をいただきたく、 未だ内容の矛盾点にはご容赦いただくようご賢察のほどお願いいたします。(内容、表現も逐次変更していきます。表現が堅いのは気にしない。) 追記 このページの内容についてはしっかりした議論が必要です。特に下の「被DFM時における地形利用行為について」の部分を確認いただいて、 レグルス中隊として意見を揃える必要があります。掲示板に特設のスレを作成したので、こちらになるべく意見をいただきたいです。 ご協力お願いしますm(_ _)m 対戦時のマナーについて ←こちらへお願いします。 被DFM時における地形利用行為について DFMを受けて背後の敵機から逃れる際、地形(地面および建造物を指す)を利用し、それに故意的に接近することで 敵機を地形に接触させダメージ、DFM解除、撃墜(当然撃墜数にならない)を狙う行為は、 今作におけるDFMというシステム上相手に不快な感情を与えるとともに、やり方によっては回避不能で勝負のつかない戦闘になる可能性も高く、 問題ある戦闘方法であると思われます。 地面に接触してコントロールを失ったところにカウンターマニューバ、 DFMを解除させて(スピードと機動で振り切るのはもちろん問題ない)機動が低下するペナルティを利用するなど悪用するとキリがありません。 但し、故意に狙ったものではない場合はしかたありません。また、首都攻防戦、ドミネーションでアタッカーがDFMを受けた場合、 友軍が助けてくれる以外は地形利用するほかないので考察が必要です(ボムキルもありますが・・・)。 エースコンバットシリーズでの基本テクニックとして地形を利用したマニューバキル、ミサイル回避がありますが、 今作固有のDFMという新システム導入につき、今までの常識と違い地形利用が禁忌される方向になっていることを特記しておきます。 特殊兵装6AAMを遠距離から撃ち続ける行為について 6AAMは兵装の中でもロックオン距離が長く、多目標に対して攻撃できます。使用することは一切問題ありません。 しかし、特にデスマッチにおいて全く、あるいはほとんどDFMに入らず、敵集団に向けて遠距離からひたすら6AAMを撃ち続け、 敵機接近時には距離を離したり、場合によってスタートボタンからのリスポーンを多用して撃ち続ける行為は 問題のある戦闘方法であり、格別レグルス中隊においては緩やかに禁止されるものとします。 特にスタートボタンからリスポーンすると好きな位置から戦闘を再開できる上、一定時間ロックオンされない時間が生まれ、兵装の数も回復するので 特に問題ある戦闘方法です。 デスマッチでのECM機の使用について ECMは範囲内の敵機にジャミングを掛け、ロックオン不可・ミサイル誘導能力の大幅な低下やDFM能力の低下を起こします。 その特性上、首都攻防戦やドミネーションにおける友軍援護やサバイバルに向いており、使用はなんら問題ありません。 一方で、デスマッチ(特に多人数)の場合、ECMを撒き散らすことで自機以外の多数機に迷惑がかかることがあり、身勝手な戦法と嫌がられることも多いです。 上記の問題とはやや方向性が違いますが、「デスマッチでのECM機の使用」は自重しましょう。 何らかの理由で、やむをえず使用する場合は熟慮した上で出撃してください。 その他挙がっている問題 1.首都攻防戦における開幕リスポーン(これは好みに因るところが多いかな?) 2.暴言メッセージ 3.1対1デスマッチにおける高高度待機(高度をあげすぎないよう注意すれば問題ないかな?) 4.DFMを受けたときの自殺、カウンターマニューバを決められた瞬間のスタートボタンリスポーン(素早くやるとギリギリ間に合ってしまう)