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ソニックワールドアドベンチャー 発売元 セガ 開発 セガ(第二CS研究開発部) ジャンル 超音速 パワフルアクションアドベンチャー PS3版 発売日 2008年12月9日 価格 7,140円 XBOX360版 発売日 2008年11月20日 価格 7,140円/2,940円 or 2,000MSP(ゲーム オン デマンド) 【概要紹介】 3Dアクションのソニック。 通常のソニックとして世界中の街を高速で駆け抜ける昼パートと 狼男のようなウェアホッグに変身して伸びる腕でステージを進んでいく夜パートに分かれていて 夜パートはステージギミックを解いたり敵を倒したりしてステージを進める普通のアクションゲームのようになっている。 街ではアイテム購入やタイムトライアルなどへの挑戦ができ、困っている人を助けるために短いミニステージが発生する。 【お勧めポイント(長所)】 ゲームグラフィックの進化でステージがとても緻密に描かれているので非常にスピード感がある。 目にも止まらぬスピードで街の中を駆け抜けていくのはまさに爽快。 【注意点(短所)】 ステージを始めるには街に入ってエントランスステージという広場でちょっとしたギミックをこなして行かなければならない。早くゲームを楽しみたいと思えば余計な要素に感じる。 ウェアホッグは悪くはないがステージの仕掛けを解いていく必要があって少し迷いやすい。綱渡りはそろりそろりと進んでいくだけで辛い。 ゲーム中各所で挿入されるQTE(画面に表示されるボタンを押していくやつ)は昼パートのL/Rでの左右移動以外は直感的でなくて苦痛。 街やステージに散らばっているコインを集めなければ入れないところがある。 【まとめ】 純粋にアクションを楽しむには余計な要素が多いように思える。 しかしそれを補ってあまりあるほどソニックで走るのが爽快で楽しいゲーム。
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トマトアドベンチャー ジャンル アクションコマンド型ロールプレイングゲーム 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 任天堂 開発元 アルファドリームグラフィックリサーチシャンダー 発売日 2002年1月25日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1~2人 セーブデータ 4個 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2015年8月26日/702円(税8%込) 判定 良作 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 後に『マリオ ルイージRPG』を作る事となるアルファドリームが、処女作であるゲームボーイカラーのゲーム『コトバトル 天外の守人』の次に制作したRPG。 アルファドリームと任天堂が手を組んだ記念すべき最初のゲームである。 元々は『ギミックランド』というタイトルでゲームボーイカラー用に開発が進んでいたが、 『コトバトル 天外の守人』を気に入った任天堂から声がかかりゲームボーイアドバンス用に作り直し任天堂発売でリリースされた、 という経緯が公式側で語られているゲームでもある。 ストーリー コドモの、コドモによる、コドモのための国、「ケチャプー王国」。主人公は、トマト好きの国王「アビーラ」に連れ去られたガールフレンド「パサランちゃん」を助け出すため、 ビックリ箱のような仕掛けと、想像を超えたストーリーが展開するこの王国を冒険していきます。 (公式サイトより抜粋) 特徴 「ギミック」という武器システム。 ポケモンで言うPPのように使用回数があるが、装備中のギミックの使用回数がすべて0になった時点で自動的に全回復する。また、宿屋に宿泊するなど休息をとった場合は装備中に限らず全所持ギミックの使用回数が全回復する。 プレイヤー側は後述する「すごいの」を除き、ギミックを介さない素手での攻撃の要素は無い。また、本作中には「戦闘用の攻撃アイテム」の類は存在しないため、基本的な攻撃はギミックで行い、必殺技としての「すごいの」をところどころで織り交ぜる、という方式になる。 戦闘はこのギミックを使用して攻撃するのだが、ギミックにはそれぞれ特徴的なアクションコマンドがあり、各アクションコマンドはいずれも内容が異なるミニゲームになっている。そのコマンドの成否によって演出や相手に与えるダメージが変化する。このため、コマンド式のRPGながらアクション色が強い作品になっている。 本作より先発の著名な既存作で例えると、『ファイナルファンタジーVI』でマッシュとカイエンとセッツァーの固有コマンドや回復アイテム以外使えない状態で常に戦闘が進行するようなイメージを持っていただけると分かりやすい。後述するように、本作の「ギミック」は選択とカスタマイズの要素があるので実際は前述の例ほど極端ではないが。 コマンドは 「タイミング」 「れんだ」 「ドキドキ」 「スピード」 の4種類。全く同じコマンドのギミックは存在せず、マンネリ化し難い作風になっている。 ギミックによるコマンド入力はギミック事に個別で7段階の難易度調節を行うことができる。難易度が高いほど相手へのダメージは大きくなる。 同一のギミックを使用する場合、難易度レベル7で失敗するよりも難易度レベル1でも成功したときのほうがダメージは大きい。 余裕がある人はレベルを上げて威力が高くできるし、子供や初心者などはレベルを下げて簡単にできるので、初心者にも上級者にも楽しめるように出来ている。 また、ギミックの難易度調節の要素とは独立した要素として、ギミックごとに個別で「でんち」系アイテムで攻撃力の基本値(*1)や使用回数を強化する要素もあり、気に入ったギミックに対する愛着も湧きやすい。 「でんち」系アイテムによる強化限界はギミックごとに個別で設定されており、基本的には序盤のギミックは攻撃力の基本値が低い代わりに回数と強化限界に優れる、さらにはコマンドがシンプルなものが多い。「すごいの」システムとの兼ね合いもあり、序盤の攻撃力が低いギミックを強化してラストまで使い続けるような運用方法に対してもメリットが設けられている。 戦闘では敵味方とも直接攻撃に回避の概念が無く、命中時のダメージの数値へのランダム要素も無く、出せば必ず命中して一定のダメージを出す…という仕様を『コトバトル 天外の守人』から引き継いでいる。つまり、ギミックをどれだけ成功させるかと、すごいの(後述)やアイテムをどこで使うかによって勝敗が決まる。 ただし、状態異常に関しては確率で成否が決まる。 アクションコマンドが成功するとゲージが貯まり、 失敗するとゲージがゼロになってしまう 「すごいの」システム 「すごいの」とは所謂「必殺技」であり、コマンドをどんどん成功させて必殺技「すごいの」を出すという方式。仲間ごとに2種類ずつ、全部で6種類の「すごいの」が存在しており、ゲージの消費量や効果によって差別化がなされている。 これもレベルが高いほうがゲージが貯まりやすい。 一度でも失敗するとそれまで貯めた分が水の泡になってしまうので、ギミックのレベル調整において絶妙なバランスを引き立てている。 但し問題点も無い訳ではない。これについては賛否両論点の項目を参照されたし。 評価点 仲間たちの性格の個性の強さ 語彙力が足りないのにリーダー役とツッコミ役を一手に担う無茶な役回りだが主人公らしい人物像の男の子「デミル」、ミーハーでガサツながらメカニックとしての腕前が確かな女の子「アレサ」、温厚だが食欲を抑えられず太っちょな服飾デザイナーの男の子「ソフビー」、序盤から登場して敵方の情報をもたらしてくれるが終盤まで仲間にならないミステリアスな男の子「レレク」、の4名。 仲間たちの性能も個性が強く楽しめる 主人公・デミルは、勇者型の性能のイメージ。それに加え、「戦闘メンバーから外す事が出来ない」仕様を考慮してかギミックの選択肢がとても幅広い。 最初の内はデミルの一人旅でありシンプルなコマンドのギミックが中心。ゲームが進むと、徐々に「コマンドが複雑で難易度レベルを低く抑えても難しい代わりに高威力」なものも手に入るようになる。 アレサは、デミルより「すばやさ」が若干高く「たいりょく」が若干低い程度のステータスの違いはあるがバランス型。ステータスの差はわずかでも、実際の使い勝手はデミルと大きく異なるので組んでいても役割がカブるような事は無い。 防具の性能が突出して高く、ギミックの大半は「確率で敵に状態異常を付加する」効果を持ったものであり、「すごいの」の性能が非常にピーキー。「バランス型の性能のキャラは器用貧乏な性能になりやすい」というジンクスを克服しようとする工夫が窺える。 1つめの「すごいの」である「メカメカパニック」は、少ないゲージで出せて大半のザコ敵を一掃できる強力な全体攻撃ではあるのだが、「デミルが眠ってしまう」という大きな反動が存在し、ボス戦などではうかつに使うと逆にピンチを招きかねない。もう一方の「トマトロボ2ごう」は「こちらのHP減少量に応じたダメージを任意の敵単体に与え、味方も全回復する」という特殊なもの。ピンチではない時に使っても真価を発揮しないが、工夫やタイミング次第で凄まじい大ダメージを叩き出せる。 ソフビーは、「たいりょく」が極端に高く「すばやさ」が低いステータスの持ち主。 ギミックは「コマンドが少々難しいが全体攻撃」というものが中心。敵の攻撃を耐えてから全体攻撃ギミックでザコ敵を一掃するか、すばやさの低さを逆手にとり後攻行動で回復アイテムや「すごいの」を使うといった戦い方がメインになる。 「すごいの」は前述したアレサのピーキーさから一転、2種類ともシンプルな全体攻撃であり、細かい事を考えずに使っていける。1つ目の「はれときどき??」は戦闘後に入手できるお金を3倍にする効果を持ち、通常のプレイでも稼ぎながらのプレイでも資金繰りが厳しめなゲームバランスである本作では、なかなかありがたい。この効果はボスにまで有効。2つ目の「ガブチョコ」は雑魚及び一部の中ボスを一撃で倒してしまえるもので、もし一撃必殺の効果が効かない相手だったとしても大ダメージを叩き出す。 レレクは、ソフビーとは対照的に「すばやさ」が極端に高く「たいりょく」が低いステータスの持ち主。よほど低レベル進行でもしていない限り、安定してターンの最初に動ける点が最大の強み。 終盤に差し掛かる頃に加入する都合で、手に入るギミックは4人の中で最も少ない。しかしギミックの大半が「高威力な代わりにコマンドが低難易度設定でも難しい」ほど複雑である上に回数も少ないという難物揃い。レレク加入までの間にデミル、アレサ、ソフビーの3名のギミックでいかにプレイヤースキルを磨いたかが問われる。 レレクの「すごいの」は、ゲージ最大の状態で使えて3ターンの間デミルとレレクを無敵化する「むてきソング」が超強力。無敵状態のターンの間に再び「すごいの」ゲージを回収する自信があるならば、恐ろしいほどの効果を発揮する。また、「むてきソング」の存在感に隠れがちだが、1つ目の「モグラッシュ」も敵が戦闘後に確実にドロップアイテム落とすという戦略上とても強力な効果を持つ全体攻撃であり、見逃せない。 パーティメンバー以外のキャラも個性が強い 特にNPCやサブキャラクターは一筋縄ではいかないキャラが多く、本作の大きな魅力となっている。 デミルの親友でありギミックを授けてくれた後も(半ばギャグとして)超人的な身体能力を見せる「セレモ」、鬱屈しているが極めて優秀なギミック職人である「カイゾー」、戦闘ではかませ犬のような立場だったもののそれ以外については底知れぬ人物であることを窺わせる「ブッチャベス」、デミル一行を翻弄する猛者であり子供とはとても思えない長身とナイスバディの女の子である「怪盗ベリー」、といったキャラが特に印象的。 各町の汎用的な外見でしかない名無しのモブキャラたちも、各々の性格がにじみ出ているセリフが多く見逃せない。 町ごとの不便な点や不審な点をヒントとして語ってくれるRPGの進行に欠かせない人物ばかりではない。例えばストーリーの本筋に関係があったり無かったりする男の娘が数名居たりするし、店番をしているがカウンター担当ではない店員が店の中にいて機械的にデミルに対応してくるなど、フレーバーテキストとして抜群の存在感を誇る者が少なくない。 各地の町に一人ずつ存在するボスキャラ「スーパーキッズ」は特に個性的なキャラが多い。 中には、「個性的」という評価を通り越してしまっているキャラもいない訳ではないが…。 ボスキャラ「スーパーキッズ」は能力面でも良調整がなされており、程よく手強い。 例としては最初に戦う事となるスーパーキッズ「ウープス」。「常時回復効果がある玩具のお風呂型のメカ」に入りながら「強力な攻撃と防御が可能の鏡」を持っているキャラクターなのだが、それら全てが部位として設定されており、個別に攻撃可能。 どれを壊すか考えて攻撃しないと、お風呂で回復されながら強力な攻撃を連発される事態に陥ってしまう。 ピンチになると強力な全体攻撃「ポイズンシャワー」を連発してくる。大ダメージを受け、かつ毒状態になることもあるので、一筋縄では行かない。 もちろんどうしても勝てない場合の最終手段として、レベル上げや「でんち」集めや回復アイテム集めを経てのゴリ押しでもだいたい何とかなる。 レベルが1上がるだけでも「たいりょく」と「すばやさ」の違いがかなりあるため、効果は絶大。ギミックの基本攻撃力を上げる「でんち」も何個かあると目に見えて与えるダメージが大きくなる。 ただ、ストーリーが進行していくうちに「特定の順番で部位破壊しないと本体に一切ダメージが通らない形態」が存在するなど、戦闘の真っ最中の謎解きまで要求されるボスも登場するようになる。そういった相手と戦う場合は、外見を観察しながらボスのセリフをよく聞いてみよう。 マップが作り込まれている。 所々に隠しボスが居たり、アイテムが隠されていたりする。探索にちゃんとした見返りが用意されているのはありがたい。 ダンジョンのギミックも凝ったものが揃っており、解くにはしっかり頭を使う必要がある。 後半のダンジョンには推理クイズや、錯視を活用した仕掛けも用意されている。歯ごたえは十分。 グラフィック面でのネタ要素も、所々に仕込まれている。 「明らかに牢獄だろ!」と突っ込みたくなるグラフィックの宿屋が存在する(*2)。 その場所へ行くための交通手段が 人間大砲 で、それもどうみても ペットボトル 。 ブラック要素 ストーリーのあちこちにブラックな要素が満載。直接的なものもあれば、暗喩もある。 特に主人公・デミルのある場所でのセリフ「さんざんりようして すてるなんて! まるでおとなみたいじゃないか!」は、最たる例。 + 子供しかいない世界観だが、では大人はどこにいるのかというと・・・ 実は 町の外で戦うモンスターがそれ。 というのも「大人はアビーラ率いる子供との戦争に負け、モンスターに変えられてしまった」という設定が存在するのである。因みにこれ裏設定でもなんでもなく、デミルとパサランが住んでいるコボレー村の住人から聞ける。しかも、この事実が発覚するのは序盤も序盤、戦闘チュートリアルを行う前の段階である。 小ネタが細かい 町の至る所に小ネタが仕掛けられている。色々と探し回ってみるのも一興か。 例えば主人公が住んでいる村では誰かの家の煙突を覗くと、謎の音が鳴り主人公が疑問に思いはじめる…など。 BGMも好評。 ラスボス戦では、自分のターンになると 曲調が変わる という熱い演出が存在している。 賛否両論点 戦闘は主人公と仲間一人しか参加出来ない。 おそらく画面レイアウトや「すごいの」のアニメとROM容量の都合と思われるが、その仕様上4人全員で戦闘するようなシチュエーションは無い。 一応、ラストダンジョンには仲間たちそれぞれの特技・特徴を活かして先へ進む場面はある。 …のだが、これが「満足に育てていない、もしくは苦手なアクションコマンドの多い仲間が一人でもいるとラストダンジョンで苦戦する」という別の欠点を生んでしまっている。 戦闘に参加していない仲間も戦闘勝利である程度の経験値が入る仕様にはなっているため、加入さえすれば極端なレベル差が開くことはない。 「ぼうぎょ」コマンドがない。 次のターンに強力な攻撃をする予告などはないし、回復手段は基本的に共有のアイテムしかないので防御する必要自体はないのだが、「ギミックの使用回数を節約したい」「すごいのポイントがたまりそうだが、アクションコマンドに自信がないギミックしか残っていない」などの理由で順番を別の仲間に回したいときに難儀する。 アイテムを使えばいいのだが、そのために消費するのも難である。また回復アイテムなどは使用しても意味がないときは使えない。 レベルを上げても基本的には「たいりょく」と「すばやさ」しか上がらない。 ギミックの攻撃力を増強するには、そもそものギミックを変えるか、ギミックの難易度レベルを上に設定するか、ギミックを強化する必要がある。当然ながら、ギミックを難易度レベル最高の7で普段使いしている場合はギミック自体を強化するしかないし、それでも攻撃力が足りないと感じるならそのギミックは直接攻撃用としては力不足となる。 「すごいの」の威力はアレサの「トマトロボ2ごう」(前述の通り「最大たいりょく-現在たいりょく」で算出)を除けば基本的にはレベル依存であるため、ギミック以外の面ではレベルを上げた恩恵自体はある。 ちなみにソフビーは「たいりょく」の成長が極端に早く、レレクは「すばやさ」の成長が極端に早い弊害で、普通にプレイしている程度のレベルでもラスボス戦到達より前に上限である999に達してしまう。「たいりょく」や「すばやさ」は999あれば十分すぎるようなゲームバランスなので早目なカンスト到達自体は問題は無いのだが、少々もったいないところか。 ギミックの性能について 概要は前述したとおりだが、序盤のギミックほど「低威力&コマンドの内容がシンプルで簡単&回数が多い&電池による強化限界が高い」傾向にある。 難易度レベルを高めに設定してもコマンドを成功させやすいため「すごいの」ゲージを稼ぎやすいメリットがある。そのため、徹底的に強化した序盤のギミックを、多少火力を犠牲にしてでも「すごいの」目当てでずっと使い続けてもいい。 しかしシナリオを進行させる、おしゃぶり(後述)を苦労して集めたことによりもらえる、などの方法で入手するギミックは後のものほど凄まじい威力を誇るものが少なくない。 そこまで攻撃力に差があると、「すごいの」を度外視しても強烈なギミックを強引に連発していた方がお手軽に強くなってしまいやすい。 「後に入手する装備品の方が強い」のはRPGの常ではあるし、防具である「きがえ」については本作もほぼ例外ではない。「入手そのものがやりこみの範疇であり苦労の末の報酬である」といったニュアンスのギミックもある。 ギミックや難易度レベル設定によって難易度の差が激しい 難しすぎるギミックの一例。基本的には「序盤のギミックほどシンプルで難易度レベルを上げても簡単な傾向にある」とは前述したが、最大の例外はよりにもよってゲーム中でデミルが最初にもらえる「はぐるまヨーヨー」。 「はぐるまヨーヨー」は難易度レベルを欲張らなければシンプルでとても簡単なのだが、難易度レベルを最高の7に設定した場合だけは話が別。 難易度レベル7の場合は基本攻撃力にかかる成功時の倍率が急激に跳ね上がるのだが、その代償として 1フレーム(1/60秒)でもズレると失敗扱いになる というとてつもない超高難易度となってしまう。「格闘ゲームにおける超上級者でも実戦投入をためらうほどシビアな目押しコンボ」並、と言えば分かりやすいだろうか。 簡単すぎるギミックの一例。前述の内容と対照的だが、これもデミルが最序盤にもらえるギミックである「マグネハンド」が代表例。 Aボタン連打が苦手な人でもない限り、難易度レベルを最高の7にしていてもAボタンを普通に連打するだけで簡単かつ確実に成功してしまう。その分攻撃力は大したものではない(*3)が、出しやすすぎる上に「すごいの」ゲージを溜めやすすぎる。それに加えて「マグネハンド」は(難易度と直接は関係ないが)デミルのギミックでは希少なデバフ付加効果のある代物なので、補助用のサブ武器として考えると相当な高性能を誇る。 隠しアイテムである「おしゃぶり」を集めるシステムについて。 マップの怪しいところに隠された「おしゃぶり」を集め、とある町で会える「カイゾー」というキャラに渡せば、それまでに渡した数に応じて新たなギミックを貰う事が可能。シナリオを進めれば手に入るギミックと比べるとコマンドの癖が強いものの、威力や範囲、付加効果が優秀。 サブイベントの報酬としてもおしゃぶりが手に入る事がある。サブイベント自体の質も高く、一定量までならば楽しみながらおしゃぶりを収集していける。 しかしカイゾーから最後のギミックをもらうには180個ものおしゃぶりが必要になるのだが、マップ上のおしゃぶりを全部集めて、サブイベントで手に入るものも全て足しても 100個ちょっと しか集まらない。残り80個については、とあるキャラクターに最大まで溜めた「すごいの」メーターと交換してもらうことで入手しなければならないのである。 ダンジョンに潜る→敵とエンカウントし、アクションコマンドを連続で成功させてすごいのポイントを満タンまで溜める→(仲間を変えてまたポイントを溜める)→町に戻り、ポイントをおしゃぶりをと交換する→ダンジョンに潜る……という作業を延々繰り返さねばならない。苦手なアクションコマンドが多い仲間が一人でもいる場合、おしゃぶり集めの効率においても悲しみを背負う事になってしまう。 余ったおしゃぶりにも使い途がない。そもそも上記の仕様からまず余るものではないが。 「トマト」の関連性が薄い(*4) トマト部分は総じて少ない、殆どがギミックやトマト以外の食べ物関連などである。元々が『ギミックランド』というトマトのトの字も無い作品だったという事情はあるといえばあるのだが。 ネタバレに踏み込むため詳しい記述は避けるが、ストーリーの内容についても評価が分かれる。 子供向けとして売り出したゲームとはとても思えないような 恐怖演出・グロ要素・不気味な場所があり、低年齢層プレイヤーにトラウマを植えつけかねない 。 特に中盤の「ス・クリーム山」 (目玉を掴んで押したり引っ張ったりする) 、終盤の「バルサミドーム」がよく代表例として取り上げられる。ゲージュツゲージュツ 最初に戦うことになるスーパーキッズ「ウープス」のとある設定、スーパーキッズ「リルビ」に関するイベントや戦闘が殺伐としたものやグロテスクなものばかり、といった事が代表的なところか。 コミカルなライバルキャラとして存在感を発揮する敵キャラ・ブリッキとゴリッキも、最後の出番となるシーンでは「子供しかいない世界観のゲーム」として考えると非常に後味の悪い展開をプレイヤーが見るハメになる。 ヒロインである「パサラン」が「デミルとラブラブだが情緒不安定で感受性が豊か過ぎる」というキャラ付けをされている事自体は良いのだが、そのせいで描写がギャグというよりも少々不自然になっているともとれるシーンがある。 作中で、敵が彼女の「ココロエネルギー」という5種類の感情のエネルギーを吸いとって、とある兵器の燃料にするシーンがあるのだが…… 悪役がバナナで転んだだけで笑い出すが、その笑い声の中のひとつが「ヒャーッハッハッハ」。怖い。 他にも悪役が本を読み聞かせて「おじいさんとおばあさんが居ました」と言っただけで号泣する。 基本的にはギャグシーンではあるのだが、自分が感情を顕わにすれば敵に利用されるのがわかりきっているのだから、少しくらい我慢できないものか。 問題点 「ドキドキ」系ギミックの中に、実力ではどうにもできない運ゲーのものがいくつかある。 特に問題が大きいのは、デミルが最序盤の「ハンゾラボ1」で特に条件も無く簡単に貰えてしまう「いかりかざん」。いざ貰ってしまうと、装備から外す事ができない(*5)期間が長い運ゲーギミックを抱えるハメになるという重大な弱点を持っている。 この「いかりかざん」を貰ってしまうと、外せるようになるのは最速でも3か所目の町「オイスタウン」入口付近(*6)、つまりスーパーキッズを2人撃破した直後となる。「すごいの」の活用を諦めねばならない期間としてはあまりに長すぎる。 ギミックの内容は複数枚ある伏せられたパネルから1つを選んで、そのパネルが当たりなら成功というもの。プレイヤースキルによる結果への介入ができない唯一のギミックでもある。 難易度レベルを最低の1にしていても20%の確率でハズレを引いてしまうため、5回に1回は必ず失敗するという運任せにも程がある代物であり、更に難易度レベル最高の7だと失敗する可能性が80%にまで上昇する。これなんてマインドシーカー? 次に問題が大きいのは、ソフビーが加入した後の最新のハンゾラボにあたる「ハンゾラボ4」で無条件入手可能な「サンレーザー」。こちらもデミルと同様の理由で装備から外せない期間が長い。(*7) ギミックの内容は「コマンド用の画面の中の画面外のどこかから飛んでくる玉を、自由に動かせる長方形のパドルでキャッチできたら成功」というもの。「いかりかざん」とは異なりプレイヤースキルによる実力介入の余地自体はあるのだが、難易度レベルの設定によっては「回収しようがない位置から玉が出てきた挙句に回収しようがない角度で玉が飛んで来るため、パドルの位置取りによっては玉が出現した瞬間に失敗確定」という理不尽な目に遭う可能性を抱えている。 難易度レベル1で使えばこういった問題は起きにくく被害を軽微にできるが、火力や「すごいの」ゲージ効率は低下。極端な話、ソフビーの「サンレーザー」が装備から外せるようになるまで、デミルがアレサとだけ組めば「サンレーザー」使用強制状態を拒否可能。ソフビーが戦闘パーティー外ということで、戦闘勝利時に入る経験値が少なくなるデメリットと引き換えにはなるが。運ゲーを拒否する手段があるという点においては、「いかりかざん」よりはマシだろうか。 「でんち」系以外の強化アイテムは、有限であり取り返しがつかない 有限ではないものは、ギミックの攻撃力の基本値(コマンド失敗時攻撃力)を強化する「でんち」系アイテムのみ。系統ごとに存在し、1上げる「○○○○でんち」、3上げる「○○○○ボルト」、5上げる「○○○○スター」が存在する。ボルトまでは敵がドロップし、スターは非常に高額だが4系統すべて終盤の店でいくらでも購入可能。 「でんち」系以外のもの、任意のキャラクターの「たいりょく」最大値を上げる「いのちのカンヅメ」と「すばやさ」を上げる「はやさのカンヅメ」、任意のギミックの「かいすう」最大値を永続的に上げる「フエールパーツ」は、いずれも消耗品。しかもザコ敵はドロップしないし店でも売っていないし、何らかのアイテムと交換し続けられるわけでもない。 割と早い段階でたいりょく999になるソフビー、すばやさ999になるレレクに該当アイテムを投与すると無駄になってしまうので注意。 さらに「はやさのカンヅメ」についてはもう一つ問題があり、よりにもよって何度か戦う事になるボスキャラのドロップアイテムとしてこれが設定されている。ボス撃破時のドロップで入手しそびれた場合、その分は二度と入手できない。幸い該当ボスとの戦闘はレレク加入後なので、気になる方は「モグラッシュ」を使って回収しておこう。 本作だけの問題ではなくRPG全般で割とポピュラーな問題点ではあるのだが、本作にも付きまとう点ではある。無限に使えたら使えたで「全員の全ステータスと全ギミックの全項目が最大になるまで育てられてしまい個性が失われる」というジレンマと二律背反ではあるのだが。 取り外し自由で消耗品ではないアクセサリーのような概念であれば違ったかもしれない。 勿論万人向けの難易度調整に定評のある任天堂ゲームなだけあって、クリア目的であればこれらの点は大きな問題とはなり難い。あくまで更なる高みを目指す廃人やり込み派プレイヤーにとっての問題、といった所か。 ゲーム内で遊べるカードゲーム『ギミカ』というものがあるが、やりこみ要素としては問題点が目立つ。 + ギミカの詳細 ぶっちゃけた話、 相当な運ゲー である。 掻い摘んでルールを説明すると、お互いのプレイヤーはHP200を持ち、4つの色に分かれ、各自個別のポイントがあるギミックカードを、手札(キャラカード)を毎ターン一枚使用して色やポイントを上下させながら戦うというもの。 ゲーム全体としては、HP200をすべて失うか、5回勝負(*8)が終わった時点で残りHPの少ないほうが負け、ということになる。 勝敗は主に色で決まり、青>赤>黄>緑の順に強いが、緑は青にのみ勝てる。 カードのポイントの大きい方から小さい方を引いた数字がダメージとなる。 ギミックカードのポイントが勝敗に直接関係するのは同ランク同士の戦いのみで、この場合は単にポイントの高いほうが勝ち。 例えば黄・85ポイントの「きっこうグローブ」と青・47ポイントの「Kワンワン」の組み合わせでは、85-47=38ポイントのダメージがきっこうグローブ側に与えられることになる。 自分側のギミックカードは既に手に入れたギミックに応じて増える。ギミックカードのポイントは各ギミックの基礎攻撃力があてがわれており、後から手に入るギミックの方が基本的に強い。同色対決のことを考えればポイントが自分>相手の場合の方が有利なので、所有ギミックの多いほうが僅かに有利であるとはいえよう。 まずお互いに出すギミックカードが完全ランダム。 ギミックのポイント・色を上下させられるキャラカードは、12枚のデッキを組むことは出来るが、最初に5枚配られてから 補充されない 。 ゲームが進む毎に選択肢が狭まっていくことになる。とりわけ最終戦は選択の余地すらない。 「カードを使用しない」という選択肢がない。 例えば、「自分が青・47のKワンワン、相手が赤・27のマグネハンド」など、「自分の色が相手よりひとつ上かつポイントが自分>相手」の場合、自分が色変動のキャラカードを使いさえしなければ確実に勝てる(*9)のに、手札にランク変動のカードしかなければ使わざるを得ない。 キャラカードを使う=自分に有利であるならともかく、順当に行けば自分の不利にしかならない行動をなぜわざわざとらねばならないのか。 「お互いの手札が開示されている」「5回勝負のお互いのギミックカードが最初から全部わかっている」などの要素があれば、まだしも戦略的に出来るはずなのだが…… CPUの強さがおかしい。 最弱のギミカマニア・次のセレモ辺りは前述の「色さえ変えなきゃ勝てる」ような状況でも平気で色を変えてくる。そしてその次の「エノキン博士」は妙に手強い。 これは難易度の調整ミスというより、CPUの特性の問題であるように思われる。キャラカードは劇中のNPCが当て込まれているのだが、エノキン博士のキャラカード効果は「自分のキャラカードの色を1アップ」というもの。基本的には最も重要で有用なカードとなる。そして、CPUは自分のカードを多めに使ってくる傾向がある。 上位のギミッカーと戦うためには、その下のランクの相手に10回も勝つ必要がある。 公式ページに「セレモもギミカをやってるよ!」という文章が見られるが、まず最弱の「ギミカマニア」に勝って、ランクをアップしないと対戦してくれない。 ギミカマニアによれば「ギミッカーは自分より弱い相手には興味が無い」とのこと。セレモにもこれが当てはまるとすればなんとも友達がいがない。 また、ギミカで勝利すると賞金がもらえるのだが、序盤の弱い相手ではその額が非常に少ないので、旨味を感じられずこの時点でだれてしまう場合も。 「弱い相手には興味が無い」だのといった話があるにもかかわらず、2ランク分兼任しているギミッカーが2名いる。名前のあるNPCが足りないわけでもないのに……。 相手に勝てば賞金が貰えるが、負けても特に払う必要はない。が、上位の相手と戦うための勝利回数がひとつ巻き戻ってしまうので結局リセットした方がいい。 それをしなくても、戦うギミッカーは概ね主人公の友達か知り合いであり、何度も戦っていると 友達から金を毟り取り自分が負けても何もしない というなんとも嫌な主人公像が誕生してしまう。 他の役割と兼任しているギミッカーがおり、ギミカ勝負を挑めるようになるとやりたい行動に至るまでに操作を増やしてしまうことになる。 チュートリアル要員のセレモは選択肢が増えるだけなのでまだしも、おしゃぶりを渡しにいってギミカ関連の話までしなければならないカイゾーなどはかなり面倒。 別に本人でなくとも、そのキャラと近しいモブでもよかったのではないか。 もっともこのギミカ、賞金を貰える以外は本編とはまったく絡まないので、やらなきゃいいだけの話ではある。お金についても雑魚を狩った方がよっぽど効率がいい。 ギミカで通信対戦もできるが、面白いかどうか以前に このゲームを持ってる友達が周りに居ない というどうしようもない状況になりがち。 ラスボスが仕組みが分からないと恐ろしく強いが対処法がノーヒント ネタバレになるため詳細は割愛するが、スーパーキッズはヒントになるセリフがあったにもかかわらず、ラスボスの戦闘中のセリフだけはヒントになるようなものが一切無い。仕組みが分からない限り、レベルがカンストしていても普通に負ける可能性あり。 ラスボスを倒した後、する事がほとんど無い。 2002年のRPGとしては既に珍しくはないはずの「クリア後ダンジョン」や「隠しボス」など、クリア後の目玉になるような追加要素は本作には無い。 上記の「ギミカ」「おしゃぶり集め」などもあるし、ギミカについてはエンディング到達後のデータで対戦相手としての役割が解禁される者もいるため何も追加されないというわけではない。しかし、述べた通り問題点が目立つため、楽しめるかどうかについては正直微妙というしかない。 総評 かわいいキャラクターや斬新なギミック、質の高いBGMに子供でなくとも楽しめるブラック要素など、隠れた名作と評価可能な逸品。 問題点は決して無い訳ではないが、一方でバグの類は一切見当たらず、丁寧に作られたであろう事が窺える。 エンディングの内容も相俟って、本作の正統な続編を希望する声は多かったのだが… アルファドリームが倒産の憂き目に遭ってしまったがために、2019年時点ではその可能性がほぼ完全に潰えてしまったのが悔やまれる。 余談 双葉社より4コマアンソロジーコミックが発売されている。 今作の効果音は、後に発売された『とっとこハム太郎4』にも使われている。 本作の完成度が任天堂に高く評価された事により、本作とほぼ同じスタッフによって『マリオ ルイージRPG』シリーズが開発されることになった。 制作スタッフとしては、マリオ ルイージRPGシリーズが本作の系譜を辿っているとのこと。 CMも作られたが、如何せん内容がろくすっぽ伝わってこない。 謎の歌を歌いながらオムライスにケチャップをかける、任天堂にはありがちな謎のCMである。 ひたすら耳と印象には残るが…。 元となった作品である『ギミックランド』はスペースワールド2000に開発中の画像が公開された他は本作の開発者インタビューで触れられたのみな作品であったが、近年になってベータ版がネット上に流出した。 違いはハードの差ゆえの背景の簡素さと敵のアニメーション、BGM程度でこの時点でほぼ出来上がっていた模様。
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第八話「罠」 窮地に追い込まれながらもヒポタモンを倒した孝とコエモン。 一方、真治たちは・・・ 光「全く、お兄ちゃんたらどこ行ったのかな・・・」 真治「心配しなくても、あいつなら大丈夫だろ。」 その時・・・ガサガサガサッ!!大量のドクグモンが現れる。 真治「何だいきなり!」 問答無用でドクグモンは攻撃を仕掛けてきた。「スティンガーポレーション!」左右前後からドクのある糸が飛んできた。 真治「ちっ!こういうのは孝の得意分野のはずなんだが・・・愛!光!プロットモンたちをしっかり持っとけ!」 といったかと思うと、愛と光を同時に担ぎ、飛び上がる。 見事に糸はドクグモンに直撃した。だが、その糸はドクグモンに当たると同時に腐食した。 真治「あぶねぇあぶねぇ・・・孝なら腕一本で二人を担げるんだがな・・・お陰で靴に穴が開いちまった・・・」 だが、ドクグモンは真治のほうに向かって突っ込んできた。 真治「しかたねぇ!愛!光!ここに隠れてろ!」 「電光丸」を引き抜いた。 愛「お兄ちゃん!」 真治「どこまで止められるか知らないが・・・やるしかねぇ!」 一気に斬りかかっていく。だが、ドクグモンの体に触れた瞬間、「電光丸」腐食し始めた。 真治「!?」 ドクグモンが腕を振り上げる。 ―やられる―真治は一瞬、死を覚悟した。 だが、その時、どこからともなく飛んできた無数の丸い火の玉がドクグモンを吹き飛ばした。 ドクグモン「ギャアッ!」 真治「何だ?」 だが、その火の玉が出てきた方向には誰もいなかった。 真治「助かった・・・」(一体誰が・・・) 考えているうちに愛と光が草むらから出てきた。 光「大丈夫?」 真治「ああ、なんとかな・・・」(あの炎はどう見てもアグモンじゃなかった。一体誰なんだ?) その時、 ???「お休みのところ悪いねぇ!」 真治「何だお前!」 ???「俺の名はスパイダモン!以後よろしく!」 スパイダモン 昆虫型の成熟期だ。彼にとって卑怯の言葉はほめ言葉。 必殺技は無数の糸を駆使して360度から岩を飛ばす「ナチュラルトラップ」 そして口から粘着性の糸を出して敵の動きを封じる「スパイダーネット」だ。 真治「ちっ・・・間が悪いときに!」 スパイダモン「問答無用!ナチュラルトラップ!」 多量の岩が飛んでくる。 真治「くそ!やられてたまるか!」 真治は岩をよけ、離脱する。 真治「愛!光!いったん逃げるぞ。いくらなんでも分が悪い・・・」 スパイダモン「クク・・・いいのかなぁ?いいもの見せてやるよ!」 スルスルと糸が木の上から垂れ下がってくる。なんとそこには、糸で縛られたドラえもんとアグモンがいた。 プロットモン「アグモン!」 テリアモン「ドラえもん!?」 ドラえもんもアグモンも反応しない。どうやら、眠らされているようだ。 真治「てめぇ!卑怯だぞ!」 スパイダモン「卑怯?ほめ言葉だねぇ・・・それに、俺はわざわざパートナーを連れてきてやったんだ。」 真治「なぜだ?」 スパイダモン「味方が目の前で殺されるのを見て欲しくてな。」 真治「この野郎!」 スパイダモンはまたククク・・・と笑った。 真治「趣味の悪い野郎だ。お前のパートナーはどこだ?」 スパイダモン「全部のデジモンにパートナーがいると思っちゃいけねぇ。俺にパートナーはいないんだよ。」 光「どうすれば・・・」 その時、光の持っている機械が輝きだした。それは、パートナーの進化を可能にする光だった。 真治はその光を見て叫ぶ。 「光!それをテリアモンに当てるんだ!」 光「え?」 言われるがままに光はテリアモンに機械を向けた。 テリアモン「テリアモン進化!グレネードガルゴモン!」 グレネードガルゴモン 左手にグレネードランチャー、右手に小型ビーム砲を装備したガルゴモンの亜種。 スピードこそガルゴモンに劣るが、攻撃力は非常に高い。 必殺技はグレネードを連射する「シューティンググレネード」 得意技はグレネードとビーム砲を併用する「ショットハリケーン」だ。 グレネードガルゴモン「ショットハリケーン!」 無数の弾丸がスパイダモンに迫る。 スパイダモン「ナチュラルトラップ!」 スパイダモンは岩を盾にして弾丸を防いだ。 グレネードガルゴモン「シューティンググレネード!」 ドガガガガガ! スパイダモンが盾代わりにしていた岩が砕け始めた。 スパイダモン「ちっ・・・だがこれならどうだ?」 なんと、スパイダモンはドラえもんたちを盾にしたのだ。 真治「くそっ・・・」 グレネードガルゴモン「・・・・・」 続く
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デジモンアドベンチャー 15th Anniversary Blu-ray BOX デジモンTHE MOVIES Blu-ray 1999-2006 初回生産限定 Blu-rayBOX発売日:3月3日/1月9日 今、冒険がブルーレイで進化する! あの名作TVシリーズ全54話が15年の歳月を経て、遂にブルーレイで復活。 最新技術によるデジタルリマスターでHD化! 初回生産分限定の新作スペシャルドラマCDを始め、 描き下しBOX、ブックレット等豪華特典も満載! ここを編集 2006年4月放送開始。デジモンフロンティアから4年ぶりの新作。 劇場版にデジモンセイバーズ THE MOVIE 究極パワー! バーストモード発動!!が、シリーズ続編にデジモンクロスウォーズがある。 http //www.toei-anim.co.jp/tv/digimon_s/ シリーズディレクター 伊藤尚往 原案 本郷あきよし シリーズ構成 山口亮太 キャラクターデザイン 青井小夜 総作画監督 浅沼昭弘 美術デザイン 渡辺佳人 色彩設計 板坂泰江 CGディレクター 野口光一 CGプロデューサー 氷見武士 CGデザイナー 中村充彦、中沢大樹 編集 片桐公一 音響監督 長崎行男 録音 池上信照 音響効果 出雲範子 音楽 奥慶一 アニメーション制作 東映アニメーション 脚本 山口亮太 横手美智子 稲荷明比古 大和屋暁 山田健一 演出 伊藤尚往 深澤敏則 佐々木憲世 山田徹 土田豊 畑野森生 中尾幸彦 今沢哲男 門田英彦 園田誠 地岡公俊 絵コンテ 今沢哲男 伊藤尚往 八島善孝 作画監督 浅沼昭弘 八島善孝 出口としお 伊藤智子 上野ケン 清山滋崇 信実節子 竹田欣弘 青井小夜 仲條久美 ■関連タイトル DVD デジモンセイバーズ vol.1 デジモンセイバーズ ベストヒッツ+キャラクターニューソングス デジモンセイバーズ オリジナルサウンドトラック デジモンセイバーズ フラッシュ・バック! 講談社のテレビえほん デジモンセイバーズ 1 超進化シリーズ01 ライズグレイモン PS2 デジモンセイバーズ アナザーミッション デジモンシリーズ メモリアルブック デジモンアニメーションクロニクル 主題歌集 DIGIMON HISTORY 1999-2006 All The Best フィギュア・ホビー:デジモンセイバーズ DS デジモンストーリー ロストエボリューション 初回特典付き 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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このwikiはこちゃ氏が提供するカービィアドベンチャーの非公式wikiです。 【公式】:http //kirbyffa.kocha.cc/ (2020/04/03)2020年5月30日をもって公式が完全閉鎖すると告知されました。これを受けて以降の更新は中止させていただきます。 (2020/02/25)現在鋭意編集中です。工事中のページもありますが生暖かい目で見守ってやってください。 製作:IF ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人はこちゃ運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。
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第7羽話「伝説の戦士団登場!」 ~あらすじ~ポケット村の宿で、DH体フローラモンと対決していたが、フローラモンは仲間をよんで、3匹をききにおとしいれる。 「外までおおいつくすとは、かなりの数だぞ。」 「どうしてくれるんだ!」 「なにがだよ。」 「きみが敵を怒らせるからこうなってしまったじゃないか1」 「いずれこうなるんだよ!」 「ガブモン、ふざけるのもいいかげんにしろ!」 「オレ、ふざけてないぜ!」 「2人とも、けんかはやめるんだ!」 「ケッケッケ さあ、どうするかな?」 「ザコは消えろ!プチファイアー!」 「まったく!ローリングアッパー!」 「レオクロー!」 「バカめ。そんな攻撃で倒せると思ってるのか?」 「今度はこちらがいくぞ!」あわ攻撃!」 「気をつけろ!」 「バドモンの大群が、3匹をおそってきた。いくら幼年期でも、100匹以上の攻撃力はかなりのものだ。それで、3匹は、地面に倒れてしまった。 「このままじゃ、世界を救う前に死んじまう!」 「ど、どうすればいいんだ・・・。」 「進化したいが、エネルギーがたりないもんな・・・。」 「もう、終わりか?やってしまえ!バドモン!」 「了解!『そういくかな?ガイアフォース!』???」 すると、とつぜん、大きな火の玉がとんできた。 「次はオレだ!コキュートスブレス!」 次は、きょうりょくなれいきがとんできた。そして、バドモンたちは、悪質なエネルギーから解放された。 「あ、あなたがたは・・・。」 「もしかして、デジモン戦士団?」 「いかにも。私たちがデジモン戦士団だ。リーダーのメタルガルルモンだ。」 「副リーダーのウォーグレイモンだ。」 「ちっじゃまがはいったか。ここはいったんにげよう。」 「にがさん!ダブルバックハンド!」 「うわあああああ!」 フローラモンはきぜつした。 「とどめだ!プチファイアー!」 そして、フローラモンはたおれ、もとにもどった。なんと、バドモン2体と配合されていたらしく、バドモンもたおれていた。 第7話「伝説の戦士団登場!」 完
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ソニックアドベンチャー2 ジャンル アクションゲーム 対応機種 ドリームキャスト プレイステーション3 Xbox 360 開発元 セガ 発売元 セガ 人数 1~2人 メディア GD-ROM 発売日 2001年6月23日 [PS3] 2012年10月4日 [360] 2012年10月5日 価格 5,800円 [PS3] 1,000円 [360] 800MSP 対象年齢 [PS3][360] CERO A(全年齢対象) ソニックアドベンチャー2 バトル ジャンル ハイスピード3Dアクション 対応機種 ニンテンドーゲームキューブ 開発元 ソニックチーム 発売元 セガ 人数 1~2人 メディア ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク 発売日 2001年12月20日 価格 7,140円
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今日 - 合計 - ポコニャン! へんぽこりんアドベンチャーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 18時55分04秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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登録日:2011/11/22 Tue 23 02 48 更新日:2024/05/15 Wed 19 57 32NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 あの日の蝶はまだ風に乗って 残した夢を 紡ぎ続けてる あの日飛び立った"Butter-Fly"は今も飛ぶよ そして僕たちはまた逢えるはずさ エンディング カーロボット デジモン デジモンと共に進化する男 ファイヤー! 主題歌 京都府 和田光司 挿入歌 故人 歌手 炎のオーバードライブ 無限大な夢のあとの 福知山市 和田光司 1974年1月29日~2016年4月3日。享年42。 京都府福知山市出身。 概要 あまり詳しくない人でも「デジモンのOPの人」と言えば大概通じるほどメジャー(勿論、カーロボット等の他のアニメや番組の歌も歌っている)。 そのためデジモン以外の印象も強いかもしれないが、「デジモンシンガーと呼ばれる」と呼ばれることも多く、この項目ではデジモン関連を主体に紹介する。 メジャーデビュー前はバラードを得意としており、デモテープを各所に送っていた。が、どこに送っても相手にされず、中には聞かれもせずにゴミ箱に捨てられるなど辛い時期があった。 しかし、ある時このデモテープが拾われてデジモンでのメジャーデビューに繋がる。 このエピソードを聞いた『FIRE!』の作詞家が「ゴミ箱を飛び越えた先にある未来」として採用している。 歌う曲が名曲揃いであるため人によってNo.1が意外と異なる場合が多いので、友人同士と語り合うのも面白いかもしれない。 宮崎歩・声優AiM(前田愛)と共に多くのデジモンファンに愛されている。 和田光司という歌手ががどれほど同ファンに愛されているかは、この項目のタグとコメント欄を見ていただければ分かると思う。 しかしその技量と歌声の素晴らしさを嘲笑うかのように、彼の歌手人生は咽頭癌との戦いであった。 だが数度の休止と復活を繰り返して活動していたことから、「不死蝶のアニソンシンガー」という二つ名を同業者から与えられた。 死後もデジモン絡みで楽曲がリバイバルされることが多く、その名は彼がこの地球上から去っても決して色褪せることなく、不死蝶としての輝きを放ち続けている。 来歴 メジャーデビュー後の初の楽曲となったデジモンアドベンチャーOP『Butter-Fly』は多くの人に衝撃と感動を与え、 以降アニソンシンガー、もといデジモンシンガーとしての地位を確立させる。 先の通りバラードが得意だったが、デジモンでその時始めて歌ったというロック調の曲が見事にその歌声にハマり、同曲のヒット後はメインに歌うようになった。 以降、デジモンフロンティアまでデジモン絡みの曲を主にして活動していた。しかしその最中に咽頭癌が発覚。5年後の生存率は40%と言われる厳しい宣告をうける。 この癌治療のため、デジモンシリーズ休止ライブを最後に、同じく活動休止を余儀なくされる。 手術と放射線治療で、声すら出ない時期すらあった程深刻で、歌手にとってそれは致命傷とも言えるものだった。最早活動復帰は絶望とすら思われていた。 しかし熱心な治療により声が出るようになり、2005年頃に小規模に活動を再開した。 それでも本調子でなかったこともあり、デジモンセイバーズがスタートした際はOP等の楽曲を担当しなかった。 ところが、「デジモンのOPと言えば和田光司!!」という声が番組に殺到。 これを受けて半ば想定外に後期OPが作られることが決定し、デジモンセイバーズ後期OP「ヒラリ」でメジャー活動へと復帰した。 同曲は和田光司が作詞も担当しており、復帰を願ったファンと自分の療養生活からの復帰等を組み込んだ「アンサーソング」となっている。 デジモンクロスウォーズでは主題歌ではないものの、挿入歌シンガーとしてデジモンシリーズに継続参加。 同時に、咽頭癌で闘病していたことを改めてインタビューで告白している。 なお同作では、一作品に提供する楽曲としては恐らく最多とも言えるほどの数を歌い上げている。 だが同時にこの頃から再び体調を崩し始め、同作の3期では担当しなくなる。 2011年には二度目の活動休止を発表。AiMこと前田愛と『KALEIDO☆SCOPE』というユニットを一時的に結成し、大成功に終わった矢先のことで、ファンは大きな衝撃を受けた。 この時、医師から咽頭癌の完治を告げられた直後のことであり、何よりも本人が一番ショックを受けており、引退も考えたという。 2013年に2年ぶりに復帰。知り合いに「使命感でなく、歌える時に歌えば良い」と諭されたことで、自分のペースで改めて活動することを決めた。 しかしこの二度目の復帰の際、咽頭癌は完治しておらず、治療をしながらの活動であった。それもあって、年を追うごとに声量が目に見えて落ちていくこととなる。 2014年、影山ヒロノブなどが所属するSOLID VOXへと移籍。この頃に和田の来歴を受けて「不死蝶のアニソンシンガー」という二つ名で呼ばれる。 この間、和田はこれまでの抗がん剤治療等に疲弊しきっており、そういった薬に頼らない自然治療法に切り替えていったという。 しかしこれにより病状が好転することはなかった。 2015年にはミニアルバムを発売したり、ソロライブを企画するも体調不良を理由に中止。以降の活動は大きく縮小されるも、ブログを始めとした活動でファンとの交流は続けていた。 同年、生涯最期となる『Butter-Fly~tri.Version~』をレコーディングする。 逝去 こうして病と闘いながらも活動を続けていた和田だったが、2016年4月3日に上咽頭がんのため、42歳の若さで亡くなった。 デジモン関係者の皆さんもブログやTwitterで哀悼の声を上げ、渡辺けんじは追悼イラストを公表した。 ご冥福をお祈りします。 なお、彼の死後にも、生前のライブラリを利用したアレンジ版楽曲もいくつか製作されている。 彼がともに歩んできた「デジモンシリーズ」が歩みを止めない限り、和田光司は「不死蝶のアニソンシンガー」として、この世界で歌い続けるのである。 主な楽曲一覧 【デジモンアドベンチャー】 メジャーデビューで、和田光司を語る上で欠かせない「Butter-Fly」。 劇場版デジモンアドベンチャーのラストで、太一とグレイモンをバックにアカペラのサビが流れる。 という思いきった方法も相まって多くの子供達のハートを掴んだ。 劇場版はBGMがクラシック曲一曲のみの(音楽的に)静かな構成だっただけに、このエンディングは一層印象に残ったのではないだろうか。 本編のOPでは通常の一番が流された。 そして最終回のラスト…劇場版と同様にアカペラのサビが流され、 『「Butter-Fly」で始まった“デジモンアドベンチャー”が「Butter-Fly」によって幕を閉じる』という演出により、 子供達は心に“デジモン”“和田光司”“Butter-Fly”を刻んだ。また、02の最終回を締めたのもこの曲であったりする。 そのため、すべての始まりとして特別視する者も多く、和田光司の歌唱曲の中でも未だに根強い人気を誇る(特に二十代や十代後半の男性)。 またデジモンユニバース アプリモンスターズの初代OP「DiVE!!」の二番の歌詞の出だしの 「あの日の蝶はまだ風に乗って 残した夢を 紡ぎ続けてる」という歌詞はこの曲への思いが込められた歌詞でもある。 主題歌「Butter-fly」 挿入歌「Seven」 きっと 飛べるさ On My Love 【デジモンアドベンチャー02】 主題歌 「ターゲット~赤い衝撃~」 挿入歌 「僕は僕だって」 「僕らのデジタルワールド」( デジモン声優陣 AiM) 前作に引き続いて歌い続けている。 OPは珍しく抑えめだが、しっかりとした熱さを感じる曲。 立ち上がれ天使は 僕の傍にいる 【デジモンテイマーズ】 主題歌「The Biggest Dreamer」 挿入歌 「風」(作詞も和田氏) 「Starting Point」( AiM 太田美知彦) 02の曲に比べて勢いがある曲。 この歌が一番好きだという者も少なくない。 夢見ることが全て始まり それが答えだろ 【デジモンフロンティア】 主題歌「FIRE!!」 挿入歌 「With The Will」(進化曲) 「遥かな贈りもの」( AiM) ED 前期「イノセント~無邪気なままで~」 後期「an endless tale」( AiM) ご覧の通り、最初から最後まで歌いまくっている。 走り続けるんだ “君”を連れて そして月日は流れて、 【デジモンセイバーズ】 放送開始。 …OP、挿入歌、ED。 決して悪い訳ではないが、物足りなさを感じる者は少なくなかった。 ……しかし、後期OP…… 傷ついた羽が キセキを呼び起こして 再び舞うよ 後期主題歌「ヒラリ」 そう、待ちわびた和田光司のデジモンアニメシリーズ復活である。 作詞は和田光司で、自身を支えてくれたファンへのアンサーソングとなっている。 治療によって声が変わったため離れるファンも少なくなかったが、それ以上に多くのファンが復帰を喜んだ。 そして数年後、 【デジモンクロスウォーズ】 挿入歌 「WE ARE クロスハート!」 「WE ARE クロスハート! ver. ×7」( 谷本貴義 宮崎歩) 「×4B THE GUARDIAN」 「空舞う勇者×5」 「Evolution Digixros ver. TAIKI」( 谷本貴義) 「Evolution Digixros ver. KIRIHA」( 谷本貴義) フロンティア同様、ひたすら歌っている。 仲間の絆が切り札さ 命を燃やして ほ・え・ろ! これらの他にもDigimon 10th Anniversary等のイベントで歌われた曲や、アニソン歌手としてではなくシンガーソングライターとしての曲など、 テレビを見ているだけでは分からない(あまり知られていない)名曲が存在する。 そしてAiMとコンビを(一時的に)組み、《カレイド☆スコープ》として活動。 様々な場所で活動していたが、3.11の震災によって予定を変更して震災復興ライブを行った。 コンビ解消後も様々なイベントに参加した。作詞、作曲能力も上がってきた矢先… 和田光司を再び病魔が襲った。 自身のブログ《光司広場U》 2011年 10月04日 15 01 「急病による活動休止のお知らせ」 内容は急病による活動休止と、その理由。 そして、イベントを楽しみに待っていたファンへの謝罪と約束。 8年前、上咽頭と首のリンパ腺に悪性腫瘍が発見された(今回初めて詳細を語った)。 化学療法と手術によって最近完治されたと思われたが、今回異変を感じて検査したところ転移していたとのこと。 それ故、治療に専念するため休止することなり、ファンには申し訳ないと思っており、「傷ついた羽がキセキを呼び起こして再び舞う」ことをファンに誓った。 そして、多くのファンも「ヒラリ」と帰ってくることを信じている。 止まることのない 明日への Love Song ずっと届けて行くんだろ? ちなみにこの歌は『bravery』 2008年にリリースされた氏のミニアルバム『ever』に収録されている。 あまり知られていないが、やはり名曲揃いの名盤であるため一度手にとって聴いてみるのもいかがだろうか? 天国での和田さんの活躍を願いながら、追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] デジモンの曲好き -- 名無しさん (2013-08-20 11 24 00) いつか元気な姿で会えますように -- 名無しさん (2013-09-15 00 45 07) 炎のオーバードライブもよろしく! -- 名無しさん (2013-09-15 01 23 08) 最初期の映画でアカペラ(サビの部分だけ)バージョンのbutterfly流れたけどあれは音源無いのか・・・ -- 名無しさん (2013-09-15 02 35 06) 最終回に流れたヤツと同じだろ?だったら初代のサントラ入ってるはず。レンタル屋に行くべし。 -- 名無しさん (2013-09-15 09 37 48) 和田さん、早く元気になってほしい -- 名無しさん (2013-11-22 12 37 55) おかえり -- 名無しさん (2014-03-30 09 45 27) デジモンの新作の歌歌ってほしい -- 名無しさん (2014-08-06 20 46 50) Fireの作詞秘話とか泣けるな…作詞してくれた山田さんが当時捨てられていたデモテープを拾わなかったら和田さんは売れて居なかったかも知れない。 -- 名無しさん (2014-08-25 18 50 50) 新作映画のButter-flyもかっこいい -- 名無しさん (2015-11-20 01 45 17) 和田光司さん42年間お疲れ様でした -- 名無しさん (2016-04-08 14 49 26) コメント消されたけどちょっと書き方悪かったから消されても仕方ないけど勝手に消すの禁止ですよやった人 -- 名無しさん (2016-04-08 15 04 13) 和田さん今までありがとう。本当にありがとう。 -- 名無しさん (2016-04-08 15 06 13) マジか・・・ご冥福をお祈りします -- 名無しさん (2016-04-08 15 10 17) 和田さん・・・、ご冥福をお祈りします。 -- 名無しさん (2016-04-08 15 24 48) デビューやヤフートップにも出るくらいのデジモンの歌手という代名詞を得られた恵まれた人ではあったが同時に歌手にとって一番大事な喉をやられる不幸にも見舞われた波乱万丈な人だったな…どうか安らかに -- 名無しさん (2016-04-08 15 28 23) ×5↑ 編集した者ですが更新のタイミングが被って結果的に消してしまったようです。確認不足でした、すみません -- 名無しさん (2016-04-08 15 40 46) 本当、ショックでした。不死鳥のように、また立ち上がると思ったのに… ご冥福をお祈りします。 -- 名無しさん (2016-04-08 16 02 35) デジモンアニメの顔といえる方でした。 ご冥福をお祈りします。 -- 名無しさん (2016-04-08 16 45 42) 今はデジモン見なくなったが…まさか… -- 名無しさん (2016-04-08 17 18 02) こういうニュース見ると、一度癌に侵されたら完治は難しいんだな。テイマーズのThe Biggest Dreamer大好きです -- 名無しさん (2016-04-08 17 26 27) マジで信じらんねえ…吐きそうだわ。こんなに早く亡くなるなんて…残念なんてもんじゃない。 -- 名無しさん (2016-04-08 17 53 44) あなたの歌声は忘れない…ご冥福をお祈りいたします -- 名無しさん (2016-04-08 17 59 46) 嘘だろ・・・・ -- 名無しさん (2016-04-08 19 34 43) あんまり過ぎるよ... -- 名無しさん (2016-04-08 20 37 40) 昨日訃報を聞いた時はショックだったな…今でもまた復帰してくるんじゃないかって思ってしまうな… -- 名無しさん (2016-04-09 13 04 53) ご機嫌な蝶になって -- 名無しさん (2016-04-10 17 02 07) 誰もが輝く命一つ 和田光司さんの命も輝いていた -- 名無しさん (2016-04-11 19 15 55) 彼は俺らに無限大な夢を与えてくれた… -- 名無しさん (2016-04-11 19 37 10) 私にとって人生で最も尊敬する人 -- 名無しさん (2016-11-05 22 33 46) 名前 コメント
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デジモンを追加する時は50音順にソートすること 大きい画像を貼りたい時は縮小した画像をページに貼り その画像からリンクで飛べるようにすると見栄えが良い 幼年期Ⅰ 幼年期Ⅱ 成長期 成熟期 完全体 究極体 ↓以下テンプレ↓ XXXXXモン #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。←括弧の中に画像のURLを入れる 種族 XXX型 属性 XXX種 必殺技1 XXXXX 必殺技2 XXXXX 設定文章を書く 設定文章を書く 設定文章を書く ↑テンプレここまで↑ ※幼年期の場合属性は無い ※必殺技が一つの時は2つ目の欄は消す トップページ