約 578,998 件
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/334.html
68名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/04(火) 8 28ID LyXRPKHO0 http //www.imgup.org/iup723221.png ※プライバシーの関係で画像は掲載しません。 以下の文字が記載されたいちゃいちゃするククゼシレイヤーさんの画像でした。 ク「ゼシカって胸大きいけど何カップ?」 もみもみ ゼ「な…!!///」 ゼ「何すんのよ!このドスケベ!!!」 ガッツ!! ク「ぐは!!!」 ・・・多分日常です(笑) 69名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/04(火) 21 53 04 ID lc7rclJx0 わわわ、お御足の奥がちょっと危ういw 70名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/04(火) 22 34 29 ID XlVAGTBf0これはwww でもククならこういうセクハラもナチュラルにやってのけそうだw 後からいきなり乳もまれてショックと驚きでたじろぐゼシカと まるで何でもない事のように「この感触はE…いや、Fか?」とサイズ当てするクク 71名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/04(火) 23 14 33 ID yXts60sC0 それってまだ出会った直後の、こんな格好してるゼシカがまさか貞淑なお嬢だと思わず 冗談まじりでやっちゃった感じだろうな。ついでにこんな華奢な娘が魔法使いだとすら知らない頃の だって今ならいきなり乳もむとかできあがってからでもメラ必至だしw 72名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/04(火) 23 48 55 ID 22ssZIZx0 ククールの中にはそんな抵抗されるという意識も、 自分が何をやっているかという認識もなかったんだろうな 色男だしw ゼシカがあまりの衝撃に固まっている間にもみもみしながらあれこれ考えるクク。 (おーすげえ…。この感触はなかなかないぞ。見た目だけならこれに 勝るとも劣らずなもんいくつか知っているけど、このさわり心地は今までにない… なんつーか…) 「パーフェクト!」←思わず口に出してしまうクク。 「何がパーフェクトよ!!この変態スケベ男ーーーーーー!」←ゼシカの涙目メラ。 ククに痛恨の一撃! 73名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/05(水) 00 54 30 ID YOLOj0C40 いやあれはぶっちゃけEかFじゃ足りないと思う …すんません多少願望が入ってます 74名前が無い@ただの名無しのようだsage2008/11/05(水) 01 37 16 ID kINhduv40 72 そんな抵抗されるという意識も、 自分が何をやっているかという認識もなかった 「いやぁん、みんなの前で何するのよバカー><僧侶のくせにエッチなんだからぁ☆」 「わりーわりー、じゃあ今夜オレだけに見せてくれないか?ゼシカの全てをさ…(魅惑のry)」 みたいな展開を想像していたんかククール パーフェクト!ワロスwwwww
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/511.html
「いや…っ…ククール…お願……やめ……」泣き叫ぶような声で懇願するゼシカの姿をこの目は確かに捉えているのにそれに対して心が揺らぐ事はなかった。まるで感覚が麻痺してしまっているかのように、ただ一心不乱に激しくゼシカの中に打ち込んだ。「いやあ…あああ…あ…ッ…」逃れようともがく小さな身体を押さえつけて腰を揺らす。肉と肉がぶつかり合う音と、ゼシカの悲痛な、だけど甘い声が脳に絡み付いてくるようだった。罪悪感などまるで感じない。それどころか俺は、彼女が悪いとさえ思っていた。そうだ、ゼシカが──ゼシカが俺をこんな風にしたんだ。ゼシカが、全てゼシカが……。ゼシカが…悪い。快楽さえも分からなくなる程の凄まじい激情に押しつぶされそうになる。白い背中越しに見えるのは千切れそうなくらいに揺れる豊かな胸。そして彼女の吐息が窓を白く曇らせている。やめて欲しいと言葉を紡ぐけど、結合部はまるで泉のように潤い一突きする度に溢れ出して来る。俺を締め付けて、ひくついて、悦んでいる。こんなに強引にされているのに。半ば強姦と言ってもいいくらいに、随分と無理矢理な行為。なのに彼女の身体は俺を受け入れ、そしてもっと、もっとと求めている。彼女は気付いているのだろうか。先ほどから俺の動きに合わせて自らも腰がリズムを刻んでいる事に。「いや…だ…、クク……ル…ッ…、もう…やめて…」まだそんな事を言う。やめて欲しいのなら、何故───。「どうして?ゼシカの方から俺に腰を押し付けてきているのに」その言葉に彼女はただでさえ火照って赤い顔をますます濃く染めた。指摘されるまで本気で気付いていなかったのか、それとも俺が気付いていないとでも思っていたのか。そして俯きがちに「そんなこと…ない…」とやっとの事で吐き出された声は明らかに快楽に染まっていた。「淫乱だな、ゼシカは。俺にこんな事されて感じて…、自分で腰ふっている」「ちが……あ…ッ…そんな……っ」抗議の言葉を遮るように、揺れる胸を鷲掴み頂点の尖りを指先で弾き捏ね繰り回した。「あ…うあ…あああ…ッ」さらなる刺激の波に嬌声をあげるこ以外何もできなくなっているゼシカに、俺は言葉を続けた。「ゼシカのこんな卑猥な姿、サーベルト兄さんは…知ってるのかな?」「…あ…あああッ…はああ…ん…ああ…」「犬みたいな格好で後ろから貫かれて…、とろけそうな顔で、淫らに喘ぐ姿を…」「あ…うあ…あああ…ッ」「知るわけない。俺しか知らないゼシカ…。サーベルト兄さんは、」「あ…うあ…あああッ…んはあ…ッああああ」「こんな事…お前にしないだろ……っ…」「───ひあッ…ぅあ……あああああッ──」今まで中で一番強く突き上げた刹那、俺を咥えたままの肉壁が痙攣し、ゼシカは短い悲鳴と共にそのまま床へ崩れていった。 ◇◆◇───なんて事をしてしまったんだろう。これと似た類の後悔を、俺はあと何回繰り返せば気が済むのだろう。恋人同士の情事と呼ぶにはあまりにも甘みがない激しい行為でゼシカが絶頂を迎え気絶したあと、暫く放心したかのようにその場に立ち尽くしていた。そして霧がかかったようになっていた思考が徐々に晴れていきようやくまともな感覚が戻ってきた。汗と涙で顔をぐちゃぐちゃにしたゼシカが足元に横たわり、その秘部から俺とゼシカのものが混じった白濁色の液体が零れカーペットを汚している。『ククールがこんな風に優しいと、兄さんの事を思い出しちゃう。 今日のククール、兄さんみたいで…ちょっと、嬉しい…かも』ゼシカのその言葉を聞いた瞬間頭にカッと血が昇り、我を忘れてしまった。その直前まで頬を染め照れくさそうな初々しい笑みを浮かべていた少女を、一瞬にして苦痛に顔を歪めさせ悲しみに瞳の色を濁らせた。ゼシカに、ゼシカの兄貴の影を重ねられるなんて冗談じゃない。愛しげに細められた瞳の中に映るのは俺だけであって欲しい。少なくても俺の腕の中にいる時は、俺と時を共にしている時は、俺の事だけで頭の中をいっぱいにして欲しい。ゼシカの中に他の男を入れる余裕なんてなくさせたかった。…そうだ、これは嫉妬だ。ゼシカは俺を通して兄の姿を見ているのか、俺と官能的な行為に耽っている最中に俺以外の男を思い浮かべるのか。そう思うと耐えられなかった。ゼシカの肢体を撫で回し舌を這わし隅々まで愛撫しているのは、他の誰でもないこの俺だ。ゼシカに全身が震えるほどの快感を与えているのはこの俺だ。思い知らせたやりたかった、ゼシカに。以前ゼシカに自分ばかり喘いでしまうのが恥ずかしい、ククールばかり余裕あってずるいと言われたことがある。何もできずただ俺に身を任せぎこちなく応えるだけの身体を、俺の手によってじわじわと追い詰められ酔わせ溺れさせられると彼女は言った。違うよ、ゼシカ。お前は何も分かっていない。「これっぽっちも余裕なんてねえんだ…」意識のない彼女の額にそっと口付けを落とす。溺れているのは俺のほうなんだ。だから…。「あんま俺を妬かせんじゃねえよ」今更こんな風に耳元で甘く囁いてみせて、バカみたいだ俺。“俺に抱かれている時に他の男の話をしたのが悪い。”“俺と兄さんを重ねたのが悪い”そうやってゼシカに責任を押し付け、逃げ道を作ろうとしている。嫉妬に駆られ己のドス黒い感情のままに欲望をぶつけ、傷つけてしまった。──ごめんな、ゼシカ。せめてゼシカが目覚めた時に傍にいるのは彼女の全てを優しく包み込める俺でいたい。傷つけてしまった以上に大切にしてやりたい。だからゼシカ、俺を許さないでくれ。◇◆◇
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/108.html
868 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2005/08/05(金) 00 42 32 ID G92JuEYl 「なぜこんなことをした!」 吼えるククールの目をゼシカはじっと見た。 青い虹彩に縁取られた深い穴のような瞳孔はこちらを向いたまま動こうとしない。 「ごめん…なさい」 その冷たい瞳に耐えられず、ゼシカは思わず顔を逸らす。 するとククールはゼシカの顎を掴み、自分の顔の方に向けた。きっちり固定され顔を逸らせなくなる。 「もう一度聞く」 ククールの語調が強まり、怒気が含まれているのが判る。 射られるように強い直視に、ゼシカの汗は引いていく。白い睫が二度三度瞬く。 「どうしてこんなことをした?」 もう目は逸らせそうにない。 「…あなたの、ためだったからよ」 ゼシカは不意に、距離の変わらないはずのククールが遠のいていく気分になる。 視点が崩れ、頭が揺れているような感覚に襲われる。音が、遠い。 870 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2005/08/05(金) 04 39 12 ID kMXkHEbA 「俺の…ため…?」 耳にざわつく単語を聞いた顔で、ククールが掠れた声を出した。 『こいつは何を言っているのだ?』 それがまず、理解出来なかった。 俺の為にしたというその唇は、青ざめてはいたがみずみずしくて 思わず奪いたくなるほど愛らしい。 …俺が、望むことは『それ』だけだったはずだ。思いやりなど求めちゃいない。望んですらいない。 「…!!」 不意に苦いものがこみ上げてきて、ククールはゼシカを掴んでいた手を離してしまった。 今、『彼女』を側に置いておきたくなかった。 872 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2005/08/05(金) 12 31 29 ID axS7PVBV 不思議な泉周辺で野営をしていた一行はゼシカの姿が見えないというエイトの言葉で目を覚まし、手分けしてゼシカを探していた。 そしてついさっき、崖から落ちて倒れているゼシカをククールが発見したのだった。 幸い下が柔らかい草だったので大きなケガはなく、ククールのべホイミで完全に回復したが、そんなところを魔物に襲われていたら一たまりもなかっただろう。 「これだけは言っておく。二度とこんなマネするな・・・どれだけ心配したと思ってるんだ・・・」 その言葉に込められた苦悩にゼシカも思わず叫ぶ。 「私だって、あなたが心配なのよ!」 ゼシカは続ける。敵の攻撃を受けても、ククールはいつも仲間の回復を優先し、自分自身は後回しだ。回復手段を持たないゼシカにはそれが苦しかった。 「せめて、一つでも多く薬草をって・・・」 薬草を探すために一人で危険な夜道を歩き回っていたのだと言う。 「・・・怒鳴って、悪かった」 ククールの胸の内は複雑だった。 875 868[sage]2005/08/05(金) 22 37 38 ID 4OX4sqgQ 「私もほんとに、ほんとにごめん。もう…危ないことしないから」 「いい、わかった、俺も悪かった」 二人はしばし沈黙した。 だがククールとゼシカの複雑な思いをよそに、時間だけは過ぎようとする。 「…戻ろ、エイトもヤンガスも心配してる」 歩き出し、遠慮がちにこちらを見るゼシカの表情が辛かった。 気づけば暁も消え去り、暗く静かな夜だった。先ほどから無言で二人は歩いている。 足元がふらふらするのは、果たして打身の痛みだけだろうか?ゼシカはククールの一喝に痺れたような感覚を覚えていた。 腰の袋に詰め込まれた薬草も、この痛みは癒せないかしらね、とぼんやり考えながら黒い木立を見つめる。 「行くなよ」 不意にククールが言った。 「え?」 ゼシカは立ち止まる。 「もう一人で…行くなよ」 ゼシカが振り返ると、腕組をしたククールが立っている。 その表情は先ほどまでの険しさは微塵も感じない、穏やかだが限りなく無に近い表情だった。 「俺のためとか言われても、お前が怪我したらシャレになんねぇし…その」 じっとゼシカの目を見た。 「青ざめたゼシカなんて呪われてる間だけで十分だし、なんつーの? 決して嬉しくないわけじゃないけど、心配してもらってありがたいけど、…俺なんかのためにもういいよ」 「やめてよ、そういう顔するの」 ゼシカの前に立つククールは、穏やかだが悲しそうな顔をしている。 「私のお節介がいけなかったって思ってる…でももうそんなこと言わないで?」 ゼシカの胸で悲しみが湧き起こる。 「いつもそんな風に一人で諦めたようにして、自分は捨て鉢みたいなくせにみんなばっかり心配して、 見てて苦しくなるの。だから、だから…」 ゼシカは俯いて、泣いてしまった。 876 868[sage]2005/08/05(金) 22 39 38 ID 4OX4sqgQ 「…俺、あなたのためとか言われたことなかったんだ」 ポツリとククールは言った。 「ゼシカを心配してたのに何言ってんだかわかんなくて、理解が追っつかなくて、混乱した。 俺が心配するのは慣れてる。でも思いやられるとか、慣れてないんだ。 いつもみたいに軽口も叩けない。なあ、俺どうすればいい? 俺のために何かしてくれるゼシカになんて言ったらいい?」 「ククール」 うつろにこちらをみるククールがゼシカには泣きそうに見えた。 「薬草ありがとう、ほんとにありがとう。ゼシカにお礼まだ言ってなかった」 手袋を外して、ゼシカの涙をぬぐった。だが、荒れる気持ちは一向に収まらなかった。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/70.html
次の目的地に向かうその道中で、ゼシカの小さな異変に気付いたのはククールだった。 「ゼシカ、足どうした?」 ククールはゼシカの腕を取り、その顔を覗き込んだ。 「どうもしてないけど?」 ゼシカは嘘をついた。本当は左の足首がキリキリと痛む。 少し前に木の根につまづいた時に捻ってしまったのだ。 出発したばかりであったし、大した事じゃないと思い我慢して歩いた。歩いているうちに痛みが増してきた。痛めた部分が熱をもって脈打つのを感じた。それでも更に我慢した。 ゼシカは普段から、泣き言めいた事を言うのを必要以上に嫌っていた。女性である事に気を使われたくはなかった。 上手く自然に歩いていたつもりなのにどうしてバレたんだろう、とゼシカは内心思った。 「……。」 ククールは面白くない、といった顔で黙った。そして不意に掴んでいたゼシカの腕をそのまま自分の方にちょいと引いた。ゼシカは体勢を崩す。すかさずゼシカの膝の下に自分の右腕をくぐらせ、ふわりと身体ごと両腕で抱き上げた。 「何すんのよ!下ろしてよ!」 「ヤだ。」 ククールはゼシカの喚きたてる声を気にせず、そのまま歩きだす。 ゼシカは自力でこの状況から脱出しようと手足をじたばたさせるが、それが状況を更に不利にする。足首に響くような痛みが走った。 「い…った…。」 「それみろ。頑張り屋サンなのも結構だけど、人の好意に甘える事もそろそろ覚えないとな。可愛くないぜ?」 「可愛くなくて結構です。」 ゼシカはプイと横を向いた。それからもう一度ククールの方に顔を向け、ちょっとだけ憎らしげに上目遣いで見た。何故か頬を赤らめていた。その様子を見てククールは笑みを零した。 「お、やっぱり可愛いカモ…。」 「~~~~~!」 ククールの減らない口にやり返す術を無くしたゼシカは再び暴れだす。ククールは慌ててポカポカと胸や顔や頭を叩いてくるゼシカを落とさないように押さえ込んだ。 「次の町はもうすぐだ。このまま抱いてってやる。」とククールが言った。 「フン、だ。重いからあんたの腕なんか折れちゃうわよ?」とゼシカが返す。 「あ~、ほんと~に重~。」とククールが大袈裟に空を仰ぐ。 「ムカつく。」と更にゼシカがふてる。 「うそうそ。」ククールは微笑む。 『---一生やってろ!!!!』 エイトとヤンガスとトロデとミーティアは、心の中で一斉に言った。 仲良く楽しそうにじゃれている(様にしか見えない)二人を努めて無視して馬車は進む。 ホイミしろよ…とつっこむ気にもならないエイト達であった。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/303.html
アーンの定義を元に 860 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/26(金) 02 01 13 ID fgD9yrRT0 857 GJ! 主人公とヤンガスの気まずーい感じにワロタ。 ククゼシ二人にこんな風に目の前でいちゃつかれたら 自分は発狂するくらいに喜ぶよ。 二人のやりとり可愛すぎる!! だけど実際にゼシカが「はい、ククール!あ~~~ん♪」ってやってきたら ククは驚いて固まるり、少し遅れて顔を真っ赤に染めそう。 ゼシカをからかって楽しんでいたつもりだったのに、 逆にゼシカにしてやられてしまうククなんてのも結構好き。 861 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/26(金) 18 50 51 ID yn7tV3530 ククゼシは仲間大公認のカップル …ただし肝心の本人達だけがその事に気がついていない 862 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/26(金) 21 30 43 ID KB1el+QO0 ククの方は実はちゃんと相手や自らの行動を理解しつつ 敢て気づいていないふりして状況を楽しんでいるとか なんの疑いも抵抗もなくククの口元に料理を運んだり、 ククに差し出されたにんじんをそのまま食べたりしている 子供みたいなゼシカに内心萌えマクリデレまくりなククw ククの方も全く気づいていないというパターンも萌えるけどw 863 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/27(土) 08 33 43 ID Xxur8Zm50 857 ククやゼシのやりとりや、主人公とヤンガスの気まずさぶりも可愛いけど、 きちんと口の中の物を飲み込むまで喋るのを我慢する、ゼシカのお嬢様らしさに感動した。 864 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/27(土) 15 55 02 ID fpR1YSkI0 オレ、ゼシカちゃんが食べさせてくれるんならなんだって食べちゃうぜ~♪ ゼシカの口移しだったらどんなに嫌いなものでも 喜んで大量に食べそうだなククと思ってしまったw 865 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/27(土) 22 44 45 ID JqBHGUqK0 ククがゼシカに口移しで食べさせて欲しいと頼んだ場合のゼシカの反応妄想 出会った当初↓ 「燃やされたいの?」と鋭い眼光でククを睨み指先には揺らめく炎 なんかいい雰囲気になってきた辺り↓ 「な、何言ってんのよ…!そんな事できるはずないでしょっ。…バカ!」と赤くなって俯く 付き合ってラブラブ絶頂期↓ 「え…」と一瞬驚いた表情で固まった後、「……………仕方ないわね……。 今回だけ、特別なんだからね…」とぎこちなくククに顔を近づけ、 ゼシカが本当にやろうとするとは思っていなくてびっくりしたククが逆にたじろぐ。 866 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/27(土) 23 10 18 ID aspuq85v0 しかし口唇が触れ合った瞬間に何かがキレたククールが襲いかかってキスしてきたため、 思わず口の中のニンジンを飲み込んでしまうゼシカ そしてそのまま組んずほぐれつペケペケ その後(ベッドの中で) 「………あっ!結局食べなかったわね、ニンジン!!」 「ちゃんと食べたじゃん、ゼシカごと♪」 「………………!!!……バカッ!!///」 867 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/28(日) 00 53 15 ID bZq3+ClR0 ちゃんと食べたじゃん、ゼシカごと♪ ククwww ククの好き嫌いを克服する前にゼシカがククに食われまくりそうだw 868 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/28(日) 01 02 42 ID hjgXxEHx0 やばいwククがアホであればあるほど萌えるwww 869 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/28(日) 17 49 58 ID jt4s1F2d0 866 ゼシカ=ククの起爆剤ですねw 最初ただからかうだけのつもりで 「ゼシカの口移しだったら食べるんだけどな~」とか言ったら 顔を真っ赤にして固まるゼシカの反応に(可愛すぎw)とにやけ 決意を固めるような表情で顔を近づけてきたゼシカに驚き 唇までの距離があと数cmという所では既に思考停止状態で 唇が触れた瞬間大爆発。 870 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/28(日) 20 11 46 ID bv/ngU/80 詳細説明乙w 871 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/29(月) 01 00 37 ID HMu68p0i0 ククにニンジンを食べるように説得するゼシカ、しぶしぶ了承するクク。 そしてゼシカが自分の食事を再開してニンジンを食べていた時に 不意打ちで強引にゼシカの唇と中のニンジンを奪ったククが「本当だ、おいしい♪」と微笑み、 突然の出来事に呆然とするゼシカ…なんてパターンが思い浮かんだ。 872 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/29(月) 17 56 11 ID ID8PzPkw0 ゼシカの唇でスーパーハイテンションなクク萌えw ふしぎなタンバリン要らずだwww 873 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/29(月) 19 47 51 ID Wa1t65AD0 一連の流れで「男は狼なのよ♪気をつけなさい~♪」という歌詞が浮かんだ 年齢をエスパーするのはやめて下さい 874 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/29(月) 22 17 59 ID f2CUrA6u0 ククール「駄目だ、どんなにテンション上げようとしても 凍てつく波動で無効にされちまうぜ」 ゼシカ「嫌な戦い方してくるわね、ドルマゲスの奴…!」 ヤンガス「テンション上げは諦めるしかないでげす」 主人公「僕にいい考えがあるよ。ククールにしか有効でないけど…」 ヤンガス「さっすが兄貴!で、いい考えって何でげすか?」 ククール「俺にしか…?もったいぶってないで早く言えよ」 主人公「いや~…ゼシカがやってくれるかが問題なんだよね」 ゼシカ「何言ってんのよ。こんな時なのよ?私にできる事ならなんだってするわ!」 主人公「分かった、ありがとうゼシカ。じゃ、早速 ククールにキスして!」 875 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/29(月) 22 54 57 ID P7WPgCMs0 大変!呪われイベント前なのに、ゼシカの顔に青筋が…!!!! 876 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/30(火) 00 14 54 ID +9uPB/lk0 あー、今仕事が忙しいんだけど、ここは癒されるなあw SSやネタ投下してくれてる人、ありがとう! 874 なんとゼシカがスーパーテンションに!! 878 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/30(火) 00 17 07 ID Gz2Y/MZq0 876 主人公そこまで読んでたら神だなw 879 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/30(火) 20 19 18 ID NnBn/1QZ0 そしてその強さを杖に見込まれ取り憑かれてしまったのですね ……ってお前のせいかよ主人公(いや回り回ってククールのせいな気も) 880 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/09/30(火) 21 27 15 ID rrmZRxrj0 結局ゼシカはククにキスしたのかしなかったのかw 主人公の発言に対するククの反応が気になる ①「な、ななな何言ってんだよお前!こんな時に…ッ」 ②「お、めちゃくちゃいい案じゃん♪見直したぜ、主人公。 よしっ、マイスイートハニーゼシカ、キスミープリーズ!!」 881 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/01(水) 00 59 17 ID Ab78Lkyh0 テンションはあがるけど、十中八九そのまま情事になだれこむから無駄だと思うんだ 882 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/01(水) 04 05 12 ID aMkG01aW0 ゼシカはククールにキスをした! ククールはスーパーハイテンションになった!! ククールはゼシカをその場で押し倒した! 主人公「ククール!攻撃相手が違うーーー!」 883 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/01(水) 17 06 37 ID YYloIpoC0 ゼシカのキスはテンション上げに最も有効だけど(主にククの) 同時に思考力を著しく低下させ目の前の事(ゼシカ)しか 見えなくさせる諸刃の剣(主にククの) 884 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/02(木) 01 49 22 ID /1LqlDTN0 いっその事ゼシカがククの頬に軽くキスして ちょっと怒ったような照れたような顔で 「………続きはドルマゲスを倒してから、ね」とか言ったら クク一人であっという間にドリマゲス滅してくれそうな気がする 886 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/02(木) 10 23 28 ID GXOnD8p+0 884 でもってドルマゲス倒してキスしてもらおうとしたら、 ゼシカは杖にのっとられてとんでっちゃってお預け。 ようやくゼシカ救ったとしたら今度は「犬倒してからね」 こうなったら呪われたゼシカ倒す際に CH2のさらばハードボイルドシテイー」みたいに ククール「いいさ・・・やれよ・・おまえが元に戻らないなら この世界で生きてる意味がない。昔はおまえを泣かせた男が今はおまえを・・」 ゼシカ「わたし・・・わたし・・」 泣き出す。そして2人のあつい口づけが・・・ そして最後にククールが魔法で杖を破壊する。 (実際には無理っぽく、犬に行くんだろうけど) 887 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/02(木) 14 59 14 ID i/D9VKgi0 呪われしゼシカを開放してゼシカが目覚めた後 真剣な表情と口調で主人公達に「ちょっと俺とゼシカを二人きりにしてくれないか? 大事な話があるんだ…」と頼むククと、その気迫に分かったよと言って部屋を出て行く一同。 そしてゼシカに向き直りベットまで歩み寄ったククが言い放った一言。 「ゼシカ、あの時の続きすんぞ!!!」 …アホククしか思い浮かばない自分はもう駄目だと思いました。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/36.html
ゼシカ「あ~、暇だねー」 ククール「お前だらけすぎ」 ゼシカ「だって~、ラプソーン倒しちゃったんだも~ん・・・」 ククール「だよなぁ・・・」 ゼシカ「ククール、どっか行こうよ~」 ククール「この暑い中出かけるのはかしこくないよ」 ゼシカ「そういこといっちゃダメ~」 そう言うとゼシカはククールの上に乗ってくる ククール「重いよ・・・」 ゼシカ「重くないもん・・・」 ククール「柔らかいなぁ」 ゼシカ「え?」 ゼシカの布ごしに感じる柔らかいモノ。 ゼシカ「ククールのえっち・・・」 ククール「じゃあ降りろ」 ゼシカ「やだ・・・」 ククール「しょうがないな・・・」 ゼシカ「眠くなってきちゃった」 ゼシカの声はねむたそうになっているのを感じた。 ククール「寝るなよ、寝たら俺がお前にのるぞ!」 ゼシカ「・・・」 ククール「・・・」 顔を見合わせるククールとゼシカ ゼシカ「ククール、そのネタは以前似たようなのがあったからいまいち! オヤジギャグっぽい~」 俺は舌打ちで不満を表す。ゼシカも中途半端に大人になるから嫌だ。俺がオヤジみたいなこと言うのもいけないが。 ゼシカ「残念~」 ククール「のっていい?」 ゼシカ「ダメ」 ククール「重い」 ゼシカ「おやすみ・・・」 ククール「まぁ、いいか・・・ 俺も寝よう・・・」
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/277.html
52 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/26(土) 23 17 12 ID p5KX/IrcO ククールとゼシカって結構身長差あるけどそれぞれ身長どれくらいなんだろ? 1番バランスが良い身長差が15cmだと聞いた事あるから ククール→178、ゼシカ→163と予想 53 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/27(日) 12 54 13 ID Al7nfpH8O 考えてた身長同じ ゼシカと8主が身長同じくらいだから163はないとかわいそうだなと ククールは175は欲しいとこだよね 54 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/27(日) 20 27 21 ID uvlqsQXkO ククール→177~180くらいで ゼシカは160~163くらいのイメージ。 ゼシカからキスをしようと背伸びしてもギリギリ届かなくて、 ククールが少し身を屈めてようやくキスできるくらいの身長差を希望。 55 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/27(日) 22 51 18 ID DcZ+VjWJO ククールとゼシカの身長差は見てて嬉しくなる 並んだ時本当お似合いって感じでw 56 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/27(日) 23 17 43 ID fBKtN7i/0 ゼシカからククールにキスをしようとするシチュエーション… それはきっと想像を遥かに越えた萌えエピソードが潜んでいるに違いないな 57 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/27(日) 23 51 50 ID 0L3q94Un0 しかもククはいぢわるして、わざとかがんであげないでゼシカが頑張って背伸びしてるのをニヤついて見てたり しまいにゃ「届かないわよっっ!!もうッッ!!!!」と癇癪おこしたゼシカがククを押し倒して キスというよりぶつかるようにちゅーするんだよ 58 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/28(月) 03 00 19 ID z/0EEETiO それで歯があたってしまい、から出た血を拭いながら 「こんなに激しいキスをされるのは始めてだ」とククにからかうように言われ ゼシカは真っ赤になってしまうという訳ですね。 59 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/28(月) 19 30 41 ID u7LslfNr0 57 不意打ち&予想外のゼシカの行動にククール始めはびっくりして固まりそうw でも直ぐに持ち直し、キスというよりもぶつかっただけのそれに対しからかうなりして、 「こんなに情熱的なキスを貰ったからにはこちらも誠心誠意お返しをしなければな」だか 「ちゃんとしたキスの仕方教えてやるよ」だか言って逆にゼシカを押し倒し返すような体勢に…(ry 60 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/28(月) 22 00 55 ID dzmvrqFdO ゼシカからククにキスする事になった経緯を知りたい なんかの罰ゲームか、それかククに上手い具合に言い包められたか… それにしても必死に背伸びするゼシカに対し、 わざとかがんであげないってククってなんかいいなぁw 61 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/28(月) 23 50 42 ID bVMW21P70 罰ゲームが妥当ですかねぇ どちらにしろゼシカが相当な劣勢状況とみた ゼシカより上手のククも萌える…! 62 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/29(火) 20 13 29 ID vvULJlfWO 一見ゼシカが劣性に見えて最終的にはククが「負けた」と思うような展開になりそうな… 63 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/29(火) 20 30 55 ID LcwbsR5A0 最初はククの優勢に始まるように見えて、 最終的にはゼシカが優勢。だけど本人にその自覚はなく、 ククールが(ゼシカには敵わねえな…)と心の中で思っている感じだといい 64 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/04/29(火) 22 48 38 ID UG8sSfybO いつもククールからゼシカに迫る分、逆にゼシカの方から迫られると ククールは純情少年のごとく慌てて顔を赤らめる…といいな
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/69.html
全てのオーブが揃ったのはオーブを探しはじめて2日目の昼を過ぎた頃だった。一行は昼食を済ませ後片付けをしていると、エイトがみんなを集めてこう言った。 「明日はいよいよラプソーンとの決戦になると思う。だから明日まで各自、自由行動にしようと思うんだけど。どうかな?」 「いいでがすね」 「・・・なんかそれって死ぬ前にやり残した事やって来い、って言われてるみたい」 ゼシカは苦笑いを浮かべている。 「あ、そーいう意味で言ったわけじゃ」 慌ててエイトがフォローすると 「あはは、わかってる。冗談。私死ぬつもりなんてないもの」 あまりのゼシカらしい発言にみんなでクスクスと笑い合った。 ククールはゼシカが死んだらオレも後を追ってやるよなどと冗談を言ってゼシカを怒らせていた。 「では、そういう事でよろしいですね陛下」 「うむ。ワシはミーティアとふしぎな泉に行っておるぞ」 「では、わたしもお供します」 どうやら、トロデ、ミーティア、エイトは泉でゆっくりするらしい。 他のメンバーはどうするのだろう。聞かなくても大体わかるが一応ゼシカはヤンガスに聞いてみた。 「アッシは兄貴と一緒に行くでがすよ」 やっぱり。 自分はどうしようかとゼシカが思案に暮れているとククールが話し掛けてきた。「ゼシカちゃん、オレには聞いてくんないの?」 「・・・」 ククールの顔をチラリと見やり、どうせカジノか酒場だろうと思いながら一応聞いてみる。 「・・・で、アンタはどーするの?」 然して期待もしていなかったせいか、とても意外な答えが返ってきた。ククールはゼシカの質問に満足気に笑うと彼女の手を取りその指先にキスをした。 「ゼシカ姫のお供をしたいと存じます」 リーザス村の東、リーザス像の塔に2人は来ていた。ゼシカの兄サーベルトの墓参りの為だ。 「兄さん、明日で全ておわるからね。そしたら、また此処に帰って来るから・・・」 途中で摘んだ小さな花を墓に供え手を合わせる。 後ろでは「お兄さんにオレの事紹介してくれよ」と言っているククールを無視してゼシカは立ち上がる。 「ね、もうひとつ付き合ってよ」 そう言うとククールを塔の中へと促した。 リーザス像までの長い道、ゼシカは幼い頃の思い出を語りながら歩いた。 サーベルトと一緒に塔まで来て遊んだこと、その事で母に叱られたこと。年に一度の聖なる日の祭りのこと。 リーザス像の元に着いた頃にはすっかり日も西に傾いていた。 ククールがぽつりと呟いた。 「へぇ・・・綺麗だな」 「でしょ?私も此処からの眺めが好き」 ゼシカは塔の端に腰掛けククールに笑い掛けた。夕日を受けたゼシカの髪がいつもよりも赤く輝いて見えた。 ククールもゼシカの隣に座る。風や木々の揺れる音、鳥の囀り、世界は平和そのものに思えた。 暫らくの沈黙が続き、ゼシカはククールの肩に頭を預け目をつぶった。 「・・・寝てるのか?」 「うぅん・・・。もう少しこうさせて・・・」 その後はただ何をしゃべるでもなく2人は暮れてゆく空を眺めていた。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/92.html
(…何でかしら?上手いんだけど、どこか…変?) ゼシカは夕食に使うイモの皮を剥きながら、目の前で同じ作業をするククールの様子を見てはそんなことを考えていた。 ククールが一行に合流したのは、つい先日のことだった。 黙々と慣れた手つきでイモの皮を剥いているその姿は、ドニの町での一連のドタバタで抱いた軽薄な第一印象とはいささか違う感じがする。 育ての親だったオディロ院長を失って間もないからだろうか? あるいは「赤の他人」から「仲間」となった自分たちとの接し方を模索中なのだろうか? 「…ん?何か?」 時折向けられるゼシカの視線に気付いたククールは手を休め、その顔を上げた。 「あ…皮剥くの上手いなーって思ってたの。でも…」 その先の「どこか変」という言葉を言っていいものかと躊躇ったゼシカは言葉を飲み込む。 「でも?」 ククールのまっすぐな蒼の瞳に射抜かれたゼシカは、その躊躇いも手伝って反射的に目を逸らし、意図せず自分の手元を見る形となった。 「あっ!」 ゼシカは思わず声をあげ、再びククールを見た。そして自分の手元と見比べる。 「そっか、違和感があるわけよね。左手でナイフ使ってるから」 「ああ、そういうことか」 フッ、と軽く笑った後、ククールはその手のナイフをくるりと回転させた。 「よく言われるよ。「珍しい」とか「変な感じ」とか「器用だ」とか。そう思ったかい?」 ゼシカは「違和感」などと口走ったことを軽卒だったと後悔した。 三つもの具体的な形容を即座に返してきたククール。 その顔に浮かんでいたものは、苦笑。 きっと過去に幾度となく同様の言われ方をしてきたのだろう。 そしてそれは、あまりいい記憶ではないように感じられた。 「身近に左利きの人はいなかったからね。…気に障ったのなら、ごめん」 「別に謝らなくてもいいけど?実際、メタルスライムを見かけるくらいには珍しいんだろうし」 ククールはそう言うと、何事も無かったかのようにイモの皮剥きを再開した。 「ねぇ…左利きで困ったことってある?」 暫しの沈黙の後、ゼシカはククールに問い掛けた。 これといった話題が無いのと興味とが半々の割合、といった感じだろうか。 先程のように、知らずに相手を傷つけかねない状況を少なくしよう、とも思っていた。 好むと好まざるとに関わらず、ククールはこの先しばらくの間は毎日を共に過ごす仲間となったのだから。 「困ったことか。うーん…。草刈りは苦手だったな」 「草刈り?」 どんな話でも予測できるものでは無かっただろうが、そのあまりに意外すぎる答えにゼシカは呆気に取られてしまった。 「草刈り鎌がさ。あれ、左手じゃ使えねえんだ」 草刈り鎌は片刃で、手前やや上方に引くことで作業をする道具だ。 左手で持つと刃が上下逆になり、その結果手前やや下方に引かないと同じ作業はできない、と、ククールは身ぶり手ぶりを交えて説明をした。 「へえぇ。それって右利きだと分からないわね」 「だろ?それで「お前はなんてヘタなんだ」なんて言われた日にゃブチ切れよ?」 ククールのおどけた言い方に、ゼシカは思わず噴き出してしまった。 「あと、タマゴ型のレードルも使い辛いから嫌いだな」 そう言いながら、脇に置いてある鍋に突っ込まれていたレードルを取り出す。 「こういう丸いのならいいんだけど」 ククールはゼシカの目の前でレードルを左右に振り、鍋に戻した。 「剣と弓は、習った時に特に苦労した記憶はないね」 「えっ?そうなの?」 その二つは苦労したのではないか、と考えていたゼシカは驚く。 そして続くククールの言葉に更に驚かされた。 「むしろ他の奴らより楽だったかもな。対面状態だとオレは教官を鏡にできるからさ」 「鏡にできる…って?」 もう何が何だかゼシカには分からなくなってしまっていた。 そんなゼシカの様子を見て取ったククールは、ゼシカと正対する形に向き直って話を続けた。 「ゼシカが生徒でオレが教官だとするだろ?で、オレの動作をそのまま右手で真似してみな」 ククールはそう言うと、ナイフを持った左手を真上に上げた。 「これでいい?」 ゼシカがそれに倣って右手を真上に上げたのを見届け頷いた後、ククールは自らの右手の方向に斜めの線を描くように左手をゆっくりと振り下ろす。 ゼシカはその一瞬後に自分の左手に向かって右手で斜めの線を描いた。 「向かい合って構えを教わる時、相手と利き手が違う場合は今みたいに鏡を見る感覚でできるわけさ」 頭から足先まで、全身を映せるほど大きな鏡をゼシカは見たことがない。 そのような大きさの鏡は造るのが難しいためにとても高価で、一般には出回っていないからだ。 なるほど、相手の動作を真似る場合に、この疑似体験ほど有利な状況はおそらく無いだろう。 「ほんと…今のだと考え方が楽ね」 「だろ?たまには少し得した感じになるんだ」 いつの間にかゼシカは、ククールが次から次へと語る未知の話に夢中になっていた。 「武器の中であれだけはダメだな。ブーメラン」 「どうして?」 ゼシカはエイトの背負っていたブーメランを思い出す。 エイトのブーメランは持ち手側に布だか皮だかが巻かれていたが、左手で使う場合はそれを左右巻き替えればいいのではないか?などと考えていた。 「ブーメランは片側の羽だけ少し削ってるんだ。そうしておかないと投げた時戻ってこない」 「へえぇ。あれって左右同じ形だとばっかり思ってたわ」 「逆側を削って作ればオレでも使えるようになるけど、問題はその先にあるんだ」 ククールは一旦そこで言葉を切り、ゼシカに視線を投げ掛けた。 「どんな問題だか分かるかい?」 「問題……?」 ゼシカはそう呟くと俯き、真剣に考え始める。既にその手は止まっていた。 その様子を見たククールの口許が、ほんの僅かばかり釣り上がる。 (やっぱり。疑問を抱いたら没頭するタイプ…だな) 「どう?分かった?」 ククールは頃合いを見計らってゼシカに答えを促す。 ゼシカは若干の口惜しさが漂う表情を浮かべ、上目遣いでククールを見ながら言った。 「……ヒント、ちょうだい」 「プッ…」 その仕草と発想があまりに可愛らしく思えたククールは、不覚にも噴き出してしまった。 そんなククールを見て、ゼシカは抗議まじりに話を続ける。 「笑わなくてもいいじゃない!ブーメランのこと全然知らなかったんだから」 「悪い悪い。ヒントか。そうだな……」 ククールは暫く考えてからこう言った。 「エイトのブーメランでは簡単に出来て、オレのブーメランではやり辛いことがある。これがヒント」 「うーん……」 ヒントを与えられたゼシカは、ますます深く悩む状態になってしまった。 「なあ、ゼシカ…」 ククールは暫くゼシカの様子を黙って見守っていたが、やがて意を決したように呼び掛けた。 ゼシカはハッとして顔を上げる。 「答えは言わないでおくからさ。とりあえず今はこいつをやっつけようぜ?」 そう言いながらククールは、手にしていた剥きかけのイモを宙に舞わせた。 「あっ!…あはは。そうね、急がないと」 ゼシカは照れ笑いをした後、慌てて皮剥きを再開した。 遅れを取り戻すべく黙々と作業をして食材を入れた鍋を火にかけた後、レードルで鍋の中の灰汁を取り除きながらゼシカはぽつりと呟いた。 「鏡に映したものを取り出せる魔法があったらいいわよね」 「は?」 その突拍子も無いゼシカの発想に、ククールは咄嗟に言葉を返せず呆然としてしまった。 「やだっ!あんたまた笑うわね!?」 ククールの表情を見て、呆れられたかと思ったゼシカは頬を染めて身構える。 しかしククールは呆然としたままゼシカを見つめ続け、ようやく口を開いた。 「いや、そういう言い方されるのは初めてでさ。……驚いてた」 そして微かな笑みをこぼした。 それは苦笑でも失笑でもなく、純粋な微笑みだった。 (そうだな。本当にそんな魔法があるといいよな……) 照れくさくてとても口にすることは出来なかったが、ゼシカのその無邪気な気遣いをククールは心底嬉しく思うのだった。 結局ブーメラン問題は翌日に持ち越され、ゼシカの思考は泥沼化してしまっていた。 一行はアスカンタ城に辿り着いたものの、国中が服喪中であったためにこれといった目新しい情報を得ることができず、その城下で店を物色しながら今後の相談をすることにした。 そんな中、答えは思わぬ形で突如もたらされることとなる。 「あっ!これ欲しいな、やいばのブーメラン。1360ゴールドかぁ…」 エイトは武器屋の前で立ち止まり、背負っていたハイブーメランを店主に見せて話を続ける。 「すいません。これ、いくらで引き取って貰え…」 「あ~~~~~っ!!!」 町中に響き渡ったゼシカの絶叫に、店主とエイトとヤンガスは驚き一斉にゼシカを見た。 三人の視線を浴びたゼシカは両手で自分の口を覆い、真っ赤になりながら謝罪をする。 その様子を後ろで見ていたククールは、堪らずに大笑いを始めた。 事情を知らないエイトとヤンガスは、一体何故笑うのかと目を白黒させる。 逃げるようにしてゼシカは笑い続けるククールの側へと歩み寄り、がっくりと項垂れながら言った。 「……やり辛いことって、下取りだったのね」 ~ 終 ~
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/361.html
あれから数ヶ月が経った。ゼシカの屋敷にて、エイト、ヤンガス、ククールは夕食に招待された。・・・たまには、みんなで会いたいわ。かつてのトロンデーンでの宴の終わりに、ゼシカが提案したのだ。テーブルに並ぶ豪華な料理とぶどう酒を前に、4人の話は尽きることなく続いた。時間の流れが瞬く間に思えるくらい。エイトは明日の昼まで休みをもらったというので、今夜はリーザスの宿屋にヤンガス、ククールと泊まることにした。ヤンガスは満腹のせいか、そしてエイトは慣れない酒のせいか、宿に着いて間もなく、深く眠ってしまった。ククールは――時の流れの早さを惜しみつつ、ベッドに横たわっていたが、眠りを妨げる想いから少しでも解放されるために、外の空気にあたることにした。涼しげな風に、草木の香りが心地よい。「遅くまでありがとう、おやすみなさい」教会の扉が開いた。そこから漏れる光と、聞き覚えのある声。扉から出てきて奥に向かって会釈する、見慣れた影。やがてククールの存在に気付いたそれは、真っすぐとこちらに近づいてくる。「・・・ククール?」ゼシカが、小さな声で話しかけた。「ゼシカ。こんな時間に教会に?」ククールが聞くと、ゼシカは暗がりの中で微笑し、頷いた。「今日、とても素晴らしい日だったから、神様に感謝してたの」照れ隠しのように、話題を変える。「ククールはどうてここに? 眠れない?」「・・・ああ、ヤンガスの鼾がうるさくてな」いつもと違う、清楚な女性に見えたゼシカへの胸の高鳴りを、必死で隠す。ククールは小川に目をやった。「リーザスは美しいな・・・水の流れに月が映える」ゼシカは、うん、と呟き、微笑んだ。月明かりに照らされ、微笑むゼシカはもっと美しい。言いたかったのを、ククールは飲み込んだ。しばらくの沈黙。水の流れる音だけが聞こえる。「少し、冷えるわね」ゼシカが、屋敷のほうに目をやった。ククールはその視線に気づく。ここで離れたら、しばらく会えないのか?その瞬間にあふれ出す、抑えられない想い――ククールが一歩、前に出た次の瞬間、ゼシカは息を呑んだ。「・・・!」彼女が今いるのは、冷たい夜風の中ではなく、ククールの腕の中。暖かく、広い胸、長い腕に、しっかりと抱きとめられている。ククールは、自分の鼓動がすでに高鳴っているのをゼシカに悟られるのが、少し怖かった。息を吸い込むと、震えるようにゆっくりと吐き出した。「ゼシカ、愛してる」計画していなかった言葉がもれる。「何?、急に」あがらおうと、ゼシカの肩に力が入る。とっさに、ククールは両腕の力を強めた。「愛してる。嘘じゃない」顔を伏せ、ゼシカの額に頬を寄せる。こんなに真っ直ぐに気持ちをぶつけてくるなんて、いつもの饒舌なククールとは違う。それが冗談ではないと察したゼシカは、次第に体の力が抜けていった。思わずして、嘘よ・・・と、心にもない言葉を発する。「俺のほうを見て」ククールが腕の力を緩めた。「・・・・・・」ゼシカは――ゆっくりと、まるで月を見上げるかのように顔をあげ、そして視線をククールの瞳に合わせた。月が、魔法をかけたのか。ククールは、自分を見つめるゼシカが、狂おしい程愛おしく感じた。ゼシカの頬に、ククールの銀色の髪がかかる。互いの唇の温度さえ感じる程の、ごくわずかな距離まで、顔を近づける。その距離のまま、動きを止めたククールの口元が、微かに動いた。(――いい?)ゼシカの耳に届いたその声は、胸をも締め付ける。顔をそむけられなかった。目をそらすこともできなかった。そして――それがゼシカの返事となった。ひとつに重なる、二人の影。月は高く、登っていた。