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第01回トーナメント:決勝② No.4082 【スタンド名】 クレセント・ロック 【本体】 藤島 六郎(フジシマ ロクロウ) 【能力】 殴った場所からロケットを生やす オリスタ図鑑 No.4082 No.3000 【スタンド名】 アナザー・センチュリー・エピソード 【本体】 パウラ 【能力】 触れたものを「スライド」させる オリスタ図鑑 No.3000 クレセント・ロック vs アナザー・センチュリー・エピソード 【STAGE:学校】◆v2y1baZ0o6 六郎「おいおい、マジかよ」 顎髭の似合う三十路前の男、「藤島六郎」、このお膳立てで紳士設定じゃなかったら罪だぜ。 六郎「今度は少女がお相手かよ・・。」 殺し屋相手ならともかく、こんないたいけな娘も倒さなきゃいけねーのか・・・。くそ、ちょっぴり俺の愛娘にも似てやがる。 パウラ「センセイ!今度は分かってる男が相手みたいだ!」 *<せやな、『見る目』がある、そういう男のようね。用心しましょう> パウラ「大丈夫さ!舞台がこっちに有利すぎるくらい有利だからね!」 *<でもあなた一回戦と準決勝で右肩と左腕痛めてるのよ?> パウラ「大丈夫だ、問題ない(キリッ」 C・R『コッカラ先ハ、俺ノ口カラ語ラセテモラオウ』 C・R『ア?「なんで今まで喋らなかったんだ?」ダト?』 C・R『知ッタコトカ、1回戦ト準決勝ノ作家ニ訊イテクレヨ、ソンナ「こと(メタ)」ハヨォ~』 C・R『……マァ、結論カラ言ッチマウト。優勝シタノハ【アナザー・センチュリー・エピソード】ノ少女ナンダガ。』 C・R『イヤ・・「勝ッタノハ」、ノ方ガ正シイカモナ。』 C・R『ナァニ、パパット済マセッカラヨ、チョット読ミ難イ文ニ付キ合ッテクレヤ』 そういうことで、我らが本体「藤島六郎」さんは絶賛校舎内迷子ってわけだ 六郎「今時の校舎ってのはこんなに広いのか?俺が子供の頃は平屋で間に合うレベルだったんだがなぁ……」 こいつが私立校と公立校の区別を付けていないことはあえてスルーしよう。 チナミニコノ時ノACE達ノ視点ハ、証言ニヨッテ補完サレテイル――― *<しかし、校舎内に監視カメラどころか、マイクまで設置してるなんてね。> パウラ「イジメの根絶に力入れてるんだよ我が校は!」 「人の権利」も真っ青の仕様である。 *<…24時間体制の事務室が空になってるし…、このトーナメントって一体なんなのかしら> パウラ「管理棟にも誰も居ないからマスターキーも手に入っちゃった!」 ちなみに筆者も公立の出だから私立がこんな感じなのかは知らない。 *<相手方のいる棟は高等部みたいね> パウラ「さっきまで校庭に居たのに!?見知らぬ土地で随分そそくさと動き回るんだねぇ!」 *<カメラからじゃコマ落ちが多すぎて「スピードC」以上のスタンドの挙動が掴めないから、もしかして何か罠を張っているのかもしれないわ> パウラ「なるほどセンセイ!「生兵法は怪我の元」だね!」 *<「転ばぬ先の杖」よ、用心しなさいと口を酸っぱくし続けているでしょう。> 六郎「なんだよ、鍵全部空いてんじゃねーか?対戦相手どこだ?」 彼は未だに管理棟が離れの校舎だということにも気付いて居ない。かわいいやつめ 六郎「隠し扉とかあるのか?最近のガッコーってのは。」 ※ありません 六郎「ったく、窓の鍵も全開だったし、ブヨージンだぜ。貴重品とか心配じゃねーのか?」 律儀に全ての窓のカギを締めてここまで登ってきた彼を誰か褒めてやってほしい。 六郎「まぁいい、みつからねーんだから、こっちから相手が出てくるのを待つとするぜ」 ココカラ大シテ長ク膠着状態ガ続イタワケジャナイガ、展開ヲ割愛サセテモラオウ――― 舞台は西棟最上階廊下突き当りの教室 ガラッ! と威勢よく扉を開けて中に入ると、男が窓際の席に着いていた。 パウラ「こんにちわ!」 六郎「おう(生でみると更に激似だな…)」 *<…変ね> パウラ「センセイ?どうかしたの?」 *<あの人、闘う気が無いわ> パウラ「えぇ!?そうなのオジサン!」 六郎「あ?どういうことだ?」 パウラ「闘わないの?」 六郎「いや、闘うだろ。なんで決勝戦で不戦敗するんだよ」 パウラ「そうだよね!もー!センセイの早漏!」 *<早合点でしょ、しかもあなたのね。私は「闘わないで勝つつもりよ」って言ってるの> パウラ「つまり・・・どういうことだってばよ?」 *<それが分からないから困ってるのよね> と、ここでネタばらし。 実はこの藤島六郎、教室内に既に巨大なロケットを仕込んでいたのだ。 まさに飛んで火に入る夏の虫 だが当然、『センセイ』の読み通り、六郎はパウラを倒す気は毛ほどもない。 「大きな力を見せつけて、戦意を奪う」というのが目的だ、その為の巨大な「全力のロケット」だ。 ググッ パウラ「痛っ」 六郎「おい、その傷大丈夫なのか?」 パウラ「へへ、オジサン優しいんだね。でも大丈夫だよ」 パウラが傷だらけの左腕を真っ直ぐと突き出す この時、六郎はパウラ後方の「教室の扉」に仕掛けたロケットをほぼ発射寸前に状態にしていた。我慢汁が出てる状態だ だがあまり近過ぎると暴発の恐れがある為、動けないでいた。流石に近親はマズい。 六郎「(近距離型のスタンドだったら、距離を詰める必要がある筈。)」 教室の窓際と廊下側ではおよそ10メートルの距離がある。六郎の読みは正しかった が、相手もその裏を読んでいたのだ。 パウラ「『アナザー・センチュリー・エピソード』ッ!!」 六郎「(なに!?この距離から何が出来る!机や椅子とは「直線の位置」に居なければ当たらないはず・・!)」 パウラ「『スライド』させろ!」 ―意外(でもないけど)!それは『左腕』ッ! パウラは自身の左腕のみをスライドさせていた。 パウラ「勝利の為の犠牲さ!」 若くしてとんでもない覚悟である。 六郎「ッチ!『クレセント・ロック』ッ!」 ガシィッ! 惜しくも若き覚悟は顎前寸での所で捉えられてしまった。おっさん自重しろ 六郎「あ、あぶねぇ!ギリギリだった!」 そして敵方もまた、それが計算の内だった。 パウラ「ククク、『触った』な?」 *<ホントに、ムチャをする子ね……> パウラ「『アナザー・センチュリー・エピソード』ッ!その「私の腕を掴んでる右腕」を『スライド』させて!」 六郎「おいおい、マジかよ...」 ガッシ!ボカッ! 藤島六郎は失神した。スイーツ(笑) ―――しかし問題はここからだった。 パウラ「やったー!勝ったぁ!」 *<今夜は赤飯ね> 勝利の美酒に酔いしれる彼女達は知る由も無かったのだ 『クレセント・ロック』の「任意発射」が 「本体の意識の有無に関わらず遂行」されることを。 C・R『本当ニ、運ガ悪カッタンダ。』 C・R『「藤島六郎」ニ意識ガアレバ、発射後ノ操作デ直撃ハ避ケラレタシ』 C・R『「ぱうら」ノ右肩ガ損傷シテナケレバ『すらいど』ヲ使ッテ防グコトガ出来タカモシレナカッタ。』 C・R『ソモソモ最後ノ発射ダッテ、誤射ノヨウナモンダ。六郎ガ「相手方ハ万策尽キタ」ト思ッテ能力ヲ発動シチマッテタノサ。』 C・R『生ヤシタマンマノろけっとモ、イツモホオッテオケバ勝手ニ消エテイタ。マサカ「たいみんぐガ任意ニ指定サレテイレバ」「無意識デモ発射出来ル」ナンテ……。』 C・R『六郎モ俺モ、知ラナカッタンダ……』 【スタンド名】 アナザー・センチュリー・エピソード 【本体】 パウラ 死亡 ★★★ 勝者 ★★★ No.3000 【スタンド名】 アナザー・センチュリー・エピソード 【本体】 パウラ 【能力】 触れたものを「スライド」させる オリスタ図鑑 No.3000 < 第01回:決勝③ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ トーナメントとは? ] [ オリスタwiki ]
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第09回トーナメント:予選③ No.2937 【スタンド名】 フライモスキート・ブルース 【本体】 陽沙 真倉(ヒサ マクラ) 【能力】 視界に映る異物を実体化させる オリスタ図鑑 No.2937 No.6393 【スタンド名】 スレッジハンマー 【本体】 留守 番(トメモリ ツガイ) 【能力】 叩いたものを高く打ち上げる オリスタ図鑑 No.6393 フライモスキート・ブルース vs スレッジハンマー 【STAGE:デパ地下】◆U74EwVPjCk 「遠目から見たらフランス人形を彷彿とさせる髪色してるからてっきり・・・」 「トーナメントって凄く国際的な戦いなのにみんな日本語で共通してコミュニケーションとれるのって不思議ですよね」 陽沙「あ、初めまして、対戦者さん、ですよね」 留守「あぁ、よかった、立会人さんだったら攻撃するのはまずいよなぁって思ってたんですよ、遠目から」 陽沙「立ち会いとかあるんですか?閑散としたデパートにぽつんといらっしゃったからほとんど確信だったんですけど(笑)」 留守「過去の記録とかを見ると結構でしゃばったりすることが多いみたいですよ」 陽沙「じゃあ今回は珍しい形式になるんですねぇ」 留守「あ、挨拶遅れましたね、こちらこそはじめまして。留守 番(トメモリ ツガイ)です」 陽沙「ごていねいにありがとうございます、陽沙 真倉(ヒサ マクラ)です。」 留守「特技は代引きです」 陽沙「特技は耳かきです」 留守「あの~、気になってたんですけど、「視界に写る異物を実体化させる」ってどういう能力なんですか?」 陽沙「あー、文字通りなんですよね。『フライモスキート・ブルース』ッ!」 留守「ウワァ・・気持ち悪い・・・。」 陽沙「私自身が、『飛蚊症』なんです。」 留守「ほんとに文字通りですね。」 陽沙「けっこう強いですよ」 留守「わたしは「叩いたモノを打ち上げる能力」なんです、『スレッジハンマー』ッ!」 陽沙「ウワァ・・ゴツいですね。」 留守「マリオパーティ的ミニゲームでハエたたきタイプのバトルになる予感がビシビシしますね」 陽沙「個人的なことなんですけどそのゴスロリと髪色はどこからきてるんですか?」 留守「地毛じゃないですよ(笑)エクステもなしにブリーチしてます、服は裁縫してるんです」 陽沙「裁縫!凄いですね~」 留守「一人暮らししてるんで家事の一通りは心得てるんですよ」 陽沙「なんと」 留守「真倉さん優勝したらどうするんですか?」 陽沙「え?何かあるんですか?」 留守「えっ」 陽沙「なんか同窓会的なはがきが来てよく読まずに参加に丸つけて返したら日時と場所指定された手紙が後日届いただけなんですよね」 留守「なんと、そういえばルールとか曖昧でしたね」 陽沙「賞品とかあるんですか?」 留守「いや、私も詳細は知らないんだけどね。そういうもんかなーって」 陽沙「番さんは何かほしい物とかあるんですか?」 留守「あー、いや、他の人の意見をね・・参考にしようかなって(笑)」 陽沙「なるほど、え~じゃあ私何にしようかなぁ~・・・」 留守「いや、何か出るとかはわかんないんですけどね。過去の記録だとみんな何かしら目標持って臨んでるみたいだったんで……」 陽沙「ドラゴンボール的な願いは厳しいんですかね」 留守「どうでしょうね、人為的で無理のない範囲といっても、スタンド使いにとっては超常的な現象が日常的ですからね」 陽沙「番さんって休みの日はなにしてるんですか?」 留守「えっ、うーん、カラオケ?はよく、一人で行きます」 陽沙「私も良く行きますよ!ヒトカラ!どんな曲歌うんですか?」 留守「んー、結構雑食かなぁ。古いのも最近のも歌うしアングラなのとかアイドル系も好きだし。」 陽沙「私単純に音聴くだけなのも好きで、トランスとかプログレとかも歌いますよ」 留守「……え、ごめんこの時間は一体なんの時間かしら」 陽沙「ざ、雑談・・・ですね、迷惑でしたか?」 留守「いや、いいんだけどさ、戦うんじゃないの?私たち」 陽沙「せっかく年も近いみたいだったんで仲良くなれるかと思いまして・・・。」 留守「うーん、もっとこう、血なまぐさい展開なんですけどねぇ。本来」 陽沙「でも私のスタンド自動操縦ですから、イタチごっこみたいになりますよ?」 留守「あ、そうなの?近距離っぽいのに」 陽沙「射程は肉眼の視界までなんで他の自動操縦のスタンドよりは狭いですよ、その分無尽蔵なのが売りなんです」 留守「あれ、そうなるとどっちかっていうと不利なのは私の方なのね。」 陽沙「? そうなるんですかね」 留守「貴女がそもそも攻撃的な人であれば射程に入った段階でほとんど私の負けになるのよ、相性的に」 陽沙「でも今回はハエたたき対決ですよね」 留守「う、うーん……」 陽沙「??」 留守「……よし、真倉さん、決めましたよ。私が優勝したら「貴女が優勝した時望むはずだったもの」を望みます。」 陽沙「えっ!?」 留守「ダメですかね」 陽沙「んー、じゃあ私も、優勝したら「番さんが優勝した時望むはずだったもの」を望みます!いいですか?」 留守「構いませんよ。」 陽沙「さっきの間でそんなこと考えてたんですか?」 留守「秘密です(笑)」 陽沙「えぇ~気になります」 留守「優勝できた時のお楽しみで・・・」 「いやぁ・・やりづらかったね、毒を抜かれたというか、いい意味で戦意喪失しました。」 「なんで勝てたかよくわからないんですよね、彼女は良い人なんだろうなぁって思いました。」 ★★★ 勝者 ★★★ No.2937 【スタンド名】 フライモスキート・ブルース 【本体】 陽沙 真倉(ヒサ マクラ) 【能力】 視界に映る異物を実体化させる オリスタ図鑑 No.2937 < 第09回:予選④ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ トーナメントとは? ] [ オリスタwiki ]
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まぁ最初はこんなもんかな -- (リン) 2007-03-03 00 52 25 おっミクシィ、でも登録してないからできな~ひ -- (菅鉄人) 2007-03-03 13 46 25 メルアド教えてくれたら招待するよ -- (リン) 2007-03-03 15 28 24 ミクシィか~。我も登録してるよ -- (根暗レプリカ) 2007-03-03 22 06 48 mixiは友達限定でグチってるよー(笑)もうひとつ紹介してもらおうかな(え -- (みずえ) 2007-03-04 18 06 34 一応ぱんやのクラブマスターもやってます。恒久的ににクラブ員募集中ですw -- (リン) 2007-03-19 21 15 07 お~マスターしてたのかぁ -- (菅鉄人) 2007-03-19 22 27 16
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第05回トーナメント:決勝③ No.4718 【スタンド名】 スロー・アタック 【本体】 バド・ワイザー 【能力】 触れたものをペシャンコにしたり膨らませたりする オリスタ図鑑 No.4718 No.5002 【スタンド名】 ブレイク・フリー 【本体】 相羽 道人(アイバ ミチト) 【能力】 触れたものの「束縛」を解放させる オリスタ図鑑 No.5002 スロー・アタック vs ブレイク・フリー 【STAGE:ビル街】◆bT6c9WIwLg それなりの大都市風のビル街、それも真っ昼間だというのに、そこには人は二人しかいなかった。 一人は見るからに屈強な男性。 もう一人は上品なスーツに身を包んだ品のある女性。 バド「・・・立会人?」 立会「はい。私、今回のトーナメント決勝戦の立会を務めさせていただくファエルと申します。よろしくお願いいたします」 バド「(実況解説の次は立会人ねぇ・・・トーナメント運営してる組織ってのは実在するみたいだな)」 ミチト「遅くなってすみませーん!」 今回も時間ギリギリに息を切らして駆けてくるミチト。 ファエル「相羽ミチト様ですね?招待状の提示をお願いします」 ミチト「あぁ・・立会人の方ですね。はい、どうぞ!」 ミチト「(1回戦とは違う人か・・職員何人くらいいるんだろう?)」 ファエル「・・・確かに。確認いたしました。それでは・・・・・・」 コホンと軽く咳ばらいすると、ファエルは改めて二人の顔を見る。 ファエル「只今より、バド・ワイザー様VS相羽ミチト様による決勝戦を行います。勝負内容はコイントスです。お二方、宜しいですね?」 バド「・・・」 ミチト「・・・」 バド・ミチト「「・・・はい!?今なんて!?」」 ファエル「只今より、バド・ワイザー様VS相羽ミチト様による決勝戦を行います。勝負内容はコイントスです。お二方、宜しいですね?」 バド「(・・・ご丁寧に全文繰り返しやがった)」 ミチト「(本当にいるんだ・・コイントスで勝負決めさせる立会人って)」 ファエル「・・・宜しいですね?」 バド「良いわけないだろ・・・何故ここまできてコイントスだ?ふざけるな」 これまでの命懸けの戦いはなんだったのか。 文句の一つも言いたくなるバド。 ミチト「ええっと・・・それって本当にただのコイントスなんですか?」 ファエル「はい、実にシンプルなコイントスそのものです」 そう言って懐から一枚のコインを取り出す。 ファエル「私が投げたこのコインが最終的に地面に落ち、その動きを止めたとき、表か裏かを当てていただく。ただそれだけです」 ミチト「・・・それだけ?」 ファエル「はい、それ以上もそれ以下もありません。私はただコインの裏表を見届けるのみです」 バド・ミチト「「・・・成る程」」 思わずハモってお互いの顔を見合う二人。 そう、二人はこのコイントスが決勝戦に相応しい戦いだと理解したのだ。 ファエル「それでは、先に会場に到着されたバド・ワイザー様にお聞きします。表ですか?裏ですか?」 バド「裏だ。ボウズ、それでいいか?」 ミチト「俺はどっちでも構いませんよ」 ファエル「それでは、相羽ミチト様が表。バド・ワイザー様が裏ということで開始します!」 ファエルの親指によって弾かれ、回転したコインが空高く舞い上がる。 それを見た二人は即座に自分のスタンドをコインに向かわせる。 バド「(立会人は言った。自分の仕事は裏表の確認だけだと・・・)」 ミチト「(つまり・・・コインに何をしようが、俺らが殴り合おうが何をしようとも、それらは全て不問!)」 そう、つまり宙を舞うコインに如何に己のスタンドで干渉できるかの勝負!! スロー・アタック vs ブレイク・フリー 名前とは裏腹にスタンドの素早さではスロー・アタックの方が上。 先にコインに触れるのは、スロー・アタック! ミチト「・・・させるか!ズームパンチ!!」 負けじと腕を伸ばすミチト。 痛みに耐えたかいもあり、ブレイク・フリーの一撃が紙一重の差でコインを殴りつける。 ブレイク・フリーのパワーによって、コインは目視が難しい高さまで跳ね上げられた。 バド「とりあえず高く撃ち上げて時間稼ぎってとこか・・・だったらコインより先に本体を叩くまで!」 一旦コインから離れ、二人は互いにスタンドをぶつける。 ミチト「ブレイク・フリィィィィィィーーー!!!」 バド「スロー・アタァァァァァック!!!」 近距離でのラッシュ勝負。 一撃一撃の重みで勝るはブレイク・フリーだが、速さが違う。 戦闘のプロとアマ、本体のセンスの差もある。 相手の攻撃を捌きながら自分の有効打を叩き込む。 少しずつ、それでいて確実にスロー・アタックが追い詰めていった。 バド「隙あり・・・!」 ミチト「ぐ・・・」 そしてとうとうスロー・アタック会心の一撃が、がら空きの胴体に叩きこまれた。 盛大に弾き飛ばされるミチト。 ミチト「(・・・ダメだ。手数で圧倒されてる。普通にやってたら殴り勝てないな)」 痛みに苦しみながらも冷静に相手の実力を判断する。 残念ながら単純なスタンドの殴り合いはこのままでは勝ち目がなさそうである。 ミチト「(となると、狙いはコインか)」 そう、どれだけ殴り負けようとも関係ない。 これはあくまでもコイントス勝負なのだ。 バド「そろそろ決めるぜ。これ以上痛い思いしたくなかったらおとなしくしてな」 回転しながら落ちてきたコインに向かい、腕を伸ばすスロー・アタック。 その能力により、コインはまるでビーチボールに息を吹き込むかのごとく膨らんでいく。 バド「(コインを膨らませる理由は2つ。 1つは肥大させることでコインが地面に着くまでの時間を短縮させること。 そして、もう1つは・・・これだ!)」 大きな球体となったコインは落下時の回転の勢いによって道路を転がっていく。 バド「(地面に落ちたコインは当然転がる。 だが、表裏どちらかの面を上にして能力を解除したら・・・? 球体では無くなったコインはその動きを止める)」 「私が投げたこのコインが最終的に地面に落ち、その動きを止めたとき、表か裏かを当てていただく。ただそれだけです」 バド「(つまり、球体コインが裏を上にしたときに能力を解除すれば・・・勝ちってわけだ)」 勝利に向けてコインを見つめるバド。 ゴロゴロ ゴロゴロ バド「(あとはもう少し回転が遅くなって裏表の目視ができれば・・・・・・)」 ゴロゴロ ゴロゴロ バド「ん・・・?」 ゴロゴロ ゴロゴロ バド「馬鹿な・・・・・・」 ドドドドドドドドドドドドドドド バド「何故止まらない!?何故全く回転の勢いが衰える気配がない!?」 はっと何かに気づいたようにミチトの方を見るバド。 バド「ボウズ、いったい何をした!?」 ミチト「貴方がコインに何か細工したがっているのは分かっていた。 だから、俺は最初にコインを殴ったとき、その時点で先に仕込んでおいたんだ。 貴方が何をしようとも、その計算が狂うような一撃を・・・!」 ドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・・・・ ミチト「ブレイク・フリー、その能力は束縛の破壊・・・・・・ 俺は壊したんだ。コインの運動にかかる束縛・・・則ち、摩擦を!」 そう、ミチトの最初のコインの一撃はただの時間稼ぎではなかった。 このときを狙った壮大な布石だったのだ。 バド「成る程な。やるなボウズ・・・だが・・・だったらお前を倒して能力を解除させるまで!」 ミチト「・・・やっぱり?」 向かってくるバドを見ながらミチトは思う。 単純なスタンドの殴り合いはでは勝ち目がない。 そう、「単純」な殴り合いでは。 ミチト「・・・やるしかないか」 ブレイク・フリーはその拳を高く掲げ、力を込める。 バド「(渾身の一撃って奴か・・・あれを避けられるかの勝負!)」 ミチト「ブレイク・フリィィィィィィーーー!!!」 あまりの衝撃。空気裂く音、焦げる臭い・・・ ブレイク・フリー渾身の一撃は見事叩き込まれた。 ・・・「ブレイク・フリー」の胴体に。 バド「・・・は?」 困惑するバド。 当然である。最も警戒していた恐ろしい一撃。 それをあろうことか己に叩き込むような自爆。 ブレイク・フリーの胴体にヒビが走る。 それはやがて全身に広がり、ブレイク・フリーの身体を包む鎖や鍵は全て砕けて消えていく。 ミチト「・・・上手く・・いったみたい。 これ・・ズームパンチよりもっと痛いから・・・あんまりやりたくないんだ・・・」 全身ボロボロになったミチトの隣に並び立つもの。 それは文字通り「一皮剥けた」漆黒のスタンド。 ミチト「ブレイク・フリーact2・・・・・・キャスト・オフ・ブレイク・ザ・チェーン!!」 ・・・ブレイク・フリーact2 それは己の成長にかかる束縛を破壊し、一時的に発動する進化したスタンド。 やがて訪れるかもしれないミチトの未来の姿の一つ。 ミチト「俺には覚悟がある・・・やるときはやるんだっていう覚悟が。 そう、覚悟さえあれば、未来だってこの手に掴めるんだ!」 バド「・・・たいしたガキだ」 スロー・アタックはブレイク・フリーにラッシュを仕掛けるが、act2のスピードは向上しており、その全てを難無く避ける。 バド「・・・おいおい、マジかよ」 お返しとばかりに放たれたブレイク・フリーのラッシュ。 そのパワー、スピードに手も足も出ず、遠くへと弾き飛ばされるバド。 バド「やるなボウズ・・・今のは・・・ちょっとマズイぞ」 ブレイク・フリーのラッシュを全身に浴びたバド。 己の胴体をフルパワーで殴ったミチト。 二人の身体は既に限界。 バド・ミチト「「(次が最後の一撃だ!)」」 互いに駆け寄る二人。 殴る力はあと一発分といったところ。 ならば先に殴った方の勝ち・・・! ミチト「(パワーもスピードも俺が勝ってる。相手の攻撃は全部かわせるし、ラスト一発でもとどめはさせる。 そして、射程だってズームパンチを使える俺の方が上だ!!)」 ミチト「ブレイク・フリィィィィィィーーー!!!」 音を立てて間接が外れ、伸びた腕が真っ直ぐにスロー・アタックへと向かう。 ミチト「(勝った!)」 そう、ミチトが思った瞬間。 スロー・アタックの姿が消えた。 ミチト「・・・え?」 バド「残念だったな」 あっさりとブレイク・フリーの一撃を避け、宙に飛び上がっていたバド。 そのスピード、跳躍力・・・・・・ これまでのスロー・アタックとは比べものにならない! バド「お前の能力は確かに凄い・・・ある意味最強だろう。 だが、どうやら上手く制御できてないようだな。 おかげで、俺も超えたぜ。俺の限界を!」 そう、ブレイク・フリーact2の凄まじい能力をミチトは扱いきれていなかったのだ。 そのラッシュを全身に浴びたバド。 その結果、バドもまた己の成長にかかる束縛を破壊されていた。 限界を超え、そのパワー、スピード、全ての能力が向上している! バド「叩き込む・・・お前のスピードでもかわせない一撃を!」 スロー・アタックは自分の拳をコーティングし、膨らませていく。 みるみる膨らみ、ミチトに迫る逃れようのないほど大きな拳。 バド「スロー・アタック・・・・・ジャイアントパンチ!!」 ・・・戦いは終わった。 全ての力を使い果たし、ただ横たわる男が二人。 その脇を気にもとめず歩くファエル。 その向かう先には、肥大化も無限運動も終えて、ただ沈黙するコインがあった。 彼ら以外に誰もいないビル街を暑く照らす太陽。 その光を浴び、コインの「表面」が光り輝いていた。 ★★★ 勝者 ★★★ No.5002 【スタンド名】 ブレイク・フリー 【本体】 相羽 道人(アイバ ミチト) 【能力】 触れたものの「束縛」を解放させる オリスタ図鑑 No.5002 < 第05回:結果 > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ トーナメントとは? ] [ オリスタwiki ]
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(表記例) レ〇ド ミュウツー カイオーガ グラードン ナタネ ホウオウ ライコウ エントリーの仕方 -雛形- 自分の名前 使用ポケモン(6匹) -雛形- 1.まずは上にある[このページを編集する]を開いてください 2.エントリーの仕方の下にある-雛形-の間の部分をコピペしてください 3.そのまま上のコード表の下部にペーストして、お名前とポケモン書き込んでください 4.[投稿]ボタンをカチッとクリックしてください 以上で追加完了になります。 長文になると表示おかしくなることがありますので気になる人は、再編集してください。 ※ちゃんと投稿できるか不安な人は投稿する前にプレビューで確認するのも良し。 ここで登録した使用ポケモンは大会が始まる前まで何度も変更して構いません。 ニックネームではなく、ポケモン名でお願いします。
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(表記例) レ〇ド ミュウツー カイオーガ グラードン ナタネ ホウオウ ライコウ 「」 ゲンガー ジュペッタ ユキメノコ ムウマージ ヨノワール ロトム エントリーの仕方 -雛形- 自分の名前 使用ポケモン(6匹) -雛形- 1.まずは上にある[このページを編集する]を開いてください 2.エントリーの仕方の下にある-雛形-の間の部分をコピペしてください 3.そのまま上のコード表の下部にペーストして、お名前とポケモン書き込んでください 4.[投稿]ボタンをカチッとクリックしてください 以上で追加完了になります。 長文になると表示おかしくなることがありますので気になる人は、再編集してください。 ※ちゃんと投稿できるか不安な人は投稿する前にプレビューで確認するのも良し。 ここで登録した使用ポケモンは大会が始まる前まで何度も変更して構いません。 ニックネームではなく、ポケモン名でお願いします。
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