約 1,180,495 件
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/372.html
自分で言うのもなんだが、俺の彼女:アリサはめちゃくちゃ可愛い。 ある日の放課後――― 俺はアリサの待つ校門へ急いで向かっていた。 「遅い!」 アリサは俺の姿を見つけると、ぷぅと頬を膨らませる。 「ごめんごめん、委員会が長引いちゃって」 「もう、先に帰ればよかった!」 ツンとそっぽを向き歩き出すアリサ。 「じゃあ、帰ろうぜ」 俺も彼女の後を追って歩き出す。 「ち、ちょっと・・・!手ぇ・・・握ってよ」 横に並んだ俺にそっと手を差し出す。 「はいはい・・・」 俺は彼女の手をとり、二人並んで歩く。 陽は落ちかけ、アリサの頬を赤く染めていた。 「でねでね、超ウケるんだけどさ―――」 アリサはちょっと小柄な身体に、腰まで伸びた見事なツインテール揺らしながら話す。 俺にとってはどうでもいい中身のない内容。 「でさ、エリッたら・・・って話聞いてる?」 「なんだよ、ちゃんと聞いてるだろ」 「ちょっと、真剣さが足りてないっー!」 「無茶言うなよ・・・」 自分で言うのもなんだが、俺の彼女:アリサはめちゃくちゃ可愛い。 大事な事だから2回言っておく。 その勝気な態度も相まって、見た目だけならどこかのお姫様のようだ。 そう、見た目だけなら。 「で、どこまで話したっけ・・・?あ、そうそう・・・」 ヴー、ヴー、ヴー・・・ 話を遮るように彼女のスマホがバイブレーションでメールの着信を告げる。 「スマホ。鳴ってるぞ」 「分かってるって・・・」 彼女はチっと容姿に似つかわしくない舌打ちを一発かますと、カバンからスマホを取り出した。 「げ!?またぁ・・・」 「何かあったのか?」 「強盗ー。ちょっと遠いけど行ってくる」 アリサはぶっきらぼうにカバンを放ると、その場でくるりと回った ツインテールが、黒いリボンのように華麗に宙を舞う。 同時にその身体が、一瞬、強い閃光に包まれた。 「あーあ、面倒くさい、スーパーガールなんてさ」 そう、俺の彼女はスーパーガールなのだ。 「それにこの格好・・・バカみたい・・・」 「なんでだよ、すげー似合ってるぞ。お前」 まばゆい輝きを放つブルーのレオタードに真っ赤なミニスカート。 そして高校生にもなってもなお、まな板な胸に「S」と書かれたシンボルマークが輝いている。 「胸を見んな、胸を」 スーパーガールが人差し指で俺の額を弾いた。 ビシィィッ! 「ぐわぅっ!」 いてててて・・・ コイツのデコピンはヘビー級のボクサーのパンチを軽く凌駕する威力だと思う。いや、マジで。 「じゃ、すぐ終わらせてくるから、待ってて」 「お、おう」 アリサは真紅のマントを翻すと、夕焼けの空へ飛び去っていった。 そして――― 「ただいまー」 アリサは1分も経たないうちに帰ってきた。 「おかえり、怪我はないか?」 「怪我ぁ?そんなのする訳ないじゃん。 ったく、いまどき銀行強盗なんて流行らないっての・・・」 変身を解くと舌打ちをしながら、ブツブツと文句を言っている やれやれ・・・ こうも不機嫌だと、コイツよりも相手の身を心配してしまう。 「じゃあ、帰ろうぜ」 俺はアリサの手をとると、再び歩き出した。 「でさ、今日体育の授業で・・・」 とりとめのない会話をしながら家路に向かう。 やがて――― 10分ほど歩いて俺の家までたどり着いた。 寄っていくか?と声をかける。 「アンタの部屋、エロ本ばっかだから遠慮しとく」 と、あっさり断られる。 「なんだよ、一応見えないところに隠してるぞ」 まあ、どんな場所に隠したところで、スーパーガールの前では無意味だが・・・ 「彼女がいるのにバカみたい」 「俺も健全な男子高校生だからな、色々と溜まってるんだよ」 若干、開き直ってみる俺。 「なによ・・・・・・」 「私の身体じゃダメなの・・・?」 自らのツインテールを指で捻りながら、アリサが消え入るような小さい声で呟いたのを、俺は聞き逃さなかった。 「ははは、お前の胸がもう少しおおき・・・ぐわっ!」 そう言いかけた俺に、アリサのスーパーブレスが炸裂した。 ほんのりミントが香る吐息で、5mほど豪快に吹っ飛ぶ。 「もう、知らない!!」 頬を膨らましたアリサが、ぷいとそっぽを向いた。 「いてててて・・・じゃあ、また明日な・・・」 俺は尻を擦りながら立ち上がり、別れようとした。 その時。 ぎゅ! 後ろから抱きしめられた。 「な、なんだよ・・・いきなり」 「・・・・・・・」 「黙ってないで、何か言えよ」 「・・・・・・本当に、私の身体じゃ気持ちよくなれない・・・?」 柔らかくて、暖かな感触が俺の背中に広がる。 ドキドキと心臓が高鳴る。 「気持ちよくなれない・・・訳ないだろ・・・」 スーパーガールとはいえ、密着したアリサの身体の感触は普通の女子高生と変わらない。 ツルペタな胸以外は。 「そう・・・よかった・・・」 嬉しそうに俺の背中に頬をすり寄せるアリサ。 やばい。コイツ可愛すぎるぞ・・・ 「抱きしめてなんかいないんだからね・・・背骨へし折ろうとしてるだけなんだから・・・」 そして、このテンプレ通りのツンデレっぷり。 コイツがどんな顔して、この台詞を言ってるのか想像すると若干面白い。 ミシミシミシッ・・・! あいたた!す、すごく痛いです、すみません・・・ 俺の心中を察したのか、廻された細腕に力が篭められる。 「アンタの体なんて、簡単に潰せるんだから・・・」 言葉とは裏腹に優しい声。腕の力はすでに緩められている。 どうせ、スーパーガールの腕力には敵いっこない。 しばらくこのままでいよう。 そして――― 1分ほど経って、ようやく俺の体が開放された。 「満足したか?」 俺は振り返らず問いかける。 「うん・・・いつもありがと・・・」 先程までとは打って変わって、殊勝な言い回しに思わず頬が緩む。 「俺、お礼を言われるような事したか?」 「う、ううん、いいの・・・また明日ね・・・ばいばい・・・」 背後から空気を切る音が聞こえる。 「おう、また明日な」 俺が振り返った時、アリサの姿はもう見えなくなっていた。
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/307.html
「うへっ! 正義のスーパーガールさんをー, 酔っ払い扱いするとー む,ひっ!!」 昼間,スーパーパワーに助けられた. そこで「お礼に食事にでも」と誘ったのは大輔だったのだが, 彼女の酒癖の悪さにあきれ返った. まだ午後8時だというのに,誰が見ても泥酔状態だ. 「スーパーガールさん,もうこれくらいにしたほうが.みんなじろじろ見てますよ.」 「だ,んだっー,そんな奴は,ヒートビジョ,,焼き,殺しちゃ,,うへっ!」 かれこれ生ビールをジョッキで15杯,焼酎もボトルで5本をあけた. 「もう出ましょう.タクシーをひろいますから.」 大輔は彼女を肩に担ぐように抱えながら店を出た. 彼はスーパーガールの大ファンだった. いやむしろ,スーパーガールフェチといったほうが正確かもしれない. 今日は勇気を振り絞って食事に誘ったのだが, さすがにこのていたらくを見ると100年の憧れも一気に冷めた. 流しのタクシーを止めると, 彼女を乗せ行先を告げさせ,運転手に1万円を渡した. 「うぇッ,い,あなたも,,」 というと,スーパーガールは大輔の手首を掴んだ. 「イタッ!」 骨が折れそうな激痛に悲鳴を上げたが,彼女に抗えわけがなく,後部座席に引きずり込まれる. しばらく走ると,交通量が激減した. 真っすぐな道路なのにタクシーが急にスピードを落とす. 大輔がスーパーガールをみると, 彼女の座っているシートの背中部分が異常にめり込んでいた. 「運転手さあーん,,どお,げふっ,きゃは,は,」 フライトパワーを使って,自分の位置を固定することで, タクシーを無理やり止めてしまった. それどころか,彼女が車の天井に手をかけると,タクシーはふわっと浮き上がる. あわてる運転手がハンドルやブレーキをガチャガチャ動かすが, 車内のスーパーガールに持ち上げられたタクシーは10センチほど浮上したまま移動した. そのまま脇道に入ると,そっとタイヤが地面に接地する. スーパーガールは後部座席から運転席に手を伸ばす. 「くふつ,,くおめんね,ちょっといた,,!」 ビシっ! 運転手の後頭部を中指で軽くはじいた. 脳震盪を起こしたのだろうか,大きく揺れた運転手の頭は「がくっ」と前に倒れた. 指1本で大の男を気絶させる彼女の力. それを目の当たりにした大輔は,慌てて車から逃げようとドアレバーに手をかけた. が,スーパーガールは左足をグイッとドアに押し付けた. グニッと金属がひしゃげる音とバキメリッと内装のプラスチックが砕ける音が車内に響く. ほんの少しだけドアが歪んだ. もう少し力加減を誤ればドアはじけ飛んだだろう. ガシャ,ガチャ,, 「うっ,ドアが,,」 ドアレバーを引いても歪んだドアが開かない. 逆のドアは,彼女がドアレバーを掴んで引きちぎる.内部から開けることはできない. 「だあーいすけさあーん.だあーいすきよー.」 「ちょっと,何をいっているんですか.しっかりしてください.」 「あ,らー,まだ,よっぱ,うっぷ,らいあつかいするの?だい,じょ,うひっ」 スーパーガールの左手が大輔の股間に伸びた. 「ちょっと,ま,,」 「だあっめーー.」 スーパーガールの指先はベルトとジーンズをまとめて引き裂いた. 続いてパンツも犠牲となる. 「硬くなっ,,て,も,あたしのと,」 頭では彼女の行動のあきれながらも, あこがれのスーパーガールを目の前にした下半身は爆発寸前だった. 彼女は指がペニスに巻き付けると,そっと握った. 「あっ,やめ,,」 と言いながら,大輔は両手を使って彼女の指を引き剥がそうとした. しかし,細い指はびくともしない. 大輔があきらめると,勃起したペニスを握った手を上下に動かしはじめた. 「いもち,いい?」 自分でする時とは比べ物にならないほどの強烈な快感が全身に広がりかけたとき, 我に返った大輔が言った. 「スーパーガールさん,もうこれくらいで,,」 「ひひ,,だめ,それい,,こうしちゃう,ひゃは!」 え?こうしちゃう?それとも,こわしちゃう? ペニスを握る親指がグニッと亀頭の部分をねじ曲げた. 「い,いた,や,やや,!」 声にならない. 大輔の脳裏によみがえったのは,この指がH鋼をアメのようにねじ曲げたこと. 指先にほんの少し力を込めれば,人間のペニスはミンチ肉に変わる. 「じょうだん,ひょ,ふふっ!」 そういうと,ペニスを握る指はまた往復運動をはじめた. 酔っ払っていて力加減を間違えないか心配だったが,その心配はなさそうだった. さっきのねじ曲げもきちんと加減されていた. 「うっ!!」 大輔の高まりを感じたスーパーガールは,今度はペニスを唇でくわえ込んだ. そのまま吸引されるのを想像していた大輔は, 今まで経験したことのない感覚に襲われる. 「えっ,,いっ!!」 痛みを伴った圧迫感を下腹部に感じた. 射精の瞬間にスーパーガールは尿道に息を吹き込んだのだ. もちろん竜巻を引き起こせる全力のスーパーブレスではない. そんなことをすれば,大輔は内臓破裂どころか,全身が粉々に吹き飛ぶだろう. 吹き込みは精液を逆流させ,前立腺に戻した. そのまま少しずつ吹き込みを増やして,彼の尿道や前立腺が耐えられる限界まで,息を吹き込む. 彼の顔を見て,にこっとほほ笑んだ瞬間, 「うっ!!!」 爆発的な快感が大輔の全身を貫く. 彼女の口は,こんどは一気に精液を吸い込んだのだった. 世界で最高クラスの性能を持つ真空ポンプを超える吸引力で,, しかし,吸い込んだ時間はわずか0.03秒. もっとも1秒以上吸引してしまえば,大輔はミイラになる. ごくん,と彼女の喉が鳴る. 「へえー,,けっこ,,おいし,,ひっ,」 というと,彼女はぐうーと眠りこけてしまった. 東の空が白みはじめると,スーパーガールは目を覚ました. なぜ,タクシーの中で,,, 全てを思い出すと,恥ずかしくて,いてもたっても居られなかった. 大輔を起こさないように,彼のカバンから手帳を取り出して,何やら書き込みはじめた. ___________________________________ 大輔さん,昨日はごめんなさい.他の人には言わないでくださいね. もし他人に話してしまったら,あなたに次の刑罰をします. 1.スーパーフェラ(吹き込み) 2.スーパーフェラ(吸い込み) 3.頭を胸で抱きしめ ただし,手加減なしで全力でやらせてもいます.意味,分かるわよね. ___________________________________ 書き終えると,自分で歪めたドアをバキッと開けると, ブーンという轟音とともに空の彼方に消えた. 大輔が他に人に話してしまう前に,メモを見ることを祈ろう. (おしまい)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/188.html
股間の襲う激痛に、晴彦は思わず目を覚ました。 一人の少女が眠りこける姿が寝ぼけた眼に映った。 えっ、どうして、女の子が、、、 彼を驚かせたのは、 青い薄地のレオタードには、Sの字が大きくプリントされている。 スーパーガール!!? 「いたたっ、止め、、い、、」 激痛の正体。ペニスをしっかりと掴む彼女の指だった。 「すみません、スーパーガールさん、、手を離して、、、、」 彼女の肩をポンポンと軽く叩くが、寝息を立て気持ちよく眠り続けている。 それどころか、ペニスにはますます指先が食い込み、強烈な痛みで目から涙がこぼれた。 晴彦は恐怖を感じ、ペニスを握る彼女の手首を掴んで引き剥がす。 だめだ、ビクともしない。 今度はペニスに食い込む指を両手で引き剥がそうとした。指一本に彼の両手の力をこめたが、1ミリたりとも動かせない。 逆に、少しずつ力が強まり、ボロボロと涙がこぼれる。 昨日彼も見ていたTV番組「大解剖!スーパーガールの能力」で、握力計を破壊したり、H鋼すら簡単に捻じ曲げていた指。 彼の悲鳴にもならない嗚咽に、ようやく彼女は目を覚ますと、 指先に何を掴んでいるのを感じたスーパーガールが、その正体を確かめようと、そっと力を込めた。 ミシミシッ、グニョッ 彼女の指の中でペニスは形を失い、ズタズタの血に染まったミンチ肉に姿を変えた。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/364.html
「あははっ、ほんとに強くなっちゃったぁ」 「うわ、このバーベルかる~い!ほんとに100キロもあるの?」 「よいしょ、っと...うん、車くらいなら持ち上げられちゃう」 「はうっ!な、なに?カラダが熱い...」ドクン 「あはっ、背も伸びておっぱいもおっきくなってる~!」 「力も...さっきまでとは比べ物にならないくらい凄くなっちゃったみたい」 「んしょっ、と。戦車なんかぶん投げてやるー!」 「軍隊さんと遊ぶの楽し~!ピストルがぱんぱん当たって気持ちいいよ~」 「ねぇねぇ知ってる?スーパーガールって成長するんだよ?」 「絶望させる気はなかったんだけどね、身体も成長して強さも段違いにアップしちゃうんだ~」 「カラダが熱いなぁ...きゃはっ、ほらほら、二回目の成長だよぉ?...あぁんっ!」ドクン 「きゃ~、ぼいんぼいんだしすっごいスタイル~!みてみて~!」 「ピストルなんかじゃ何も感じなくなっちゃった」 「あれ?戦車ってこんな軽かったっけ?片手でよゆーだよ~」 『そこまで...!』ブワッ 「きゃっ!?...何よ...あんたもスーパーガールってわけ?」 『そう...あなたが好き放題暴れるから...やっつけにきた』 「やれるもんなら...やってみなさいよっ!」ガシィッ 『うぅ...ぐ...』 「あははっ、あんたも立派なカラダしてるじゃない。身長もアタシと同じくらいだし。こんなに成長して負けるはずなんてないとか思ってたんでしょうけど...」 『...な...なんのこと...?』 「ふん、とぼけないでよ。スーパーガールは成長すればするほどカラダも成熟して強くなる。あんたのカラダなら最低でも2回は経験済みでしょう?」 『何を言ってるのか...わからないけど...負けるわけには...くうぅっ...』ググッ 「あんたも結構強いみたいだけど、最新のSG計画で産まれたあたしには敵わなかったみたいね、ふふっ」 『わたしはプロトSG計画で産まれた試作品...だけど...あの人を守るためにも...負けられないの...!』ドクン 「こいつ...このタイミングで成長を...?きゃあっ!」 「くっ、あいつは...?」 『これが...成長...?よかった...これで負けないで済む...』 「何ぶつぶつ言ってるのよっ!くらいなさいっ!」ドゴォッ 『ん...おっぱいもおっきくなっちゃった...こんなに要らないのに...』 「な、なんで平気なのよっ!?それに、そのカラダ...!」 『これがあなたの言ってた成長...でしょ?今あなたが触ってた胸もおっきくなっちゃったみたい...』 「ほ、本気のパンチだったのに...!何だって吹き飛ばせるアタシの全力が胸に直撃したのに、触った程度なの...? それに、今のが初めての成長ですって...!?」 『身長も随分伸びて...見下ろしちゃうね、あなたのこと』 「い、嫌っ!来ないで...」 『あなたが暴れたのが悪いの...お仕置きしないと...えい』パシンッ 「きゃあぁああっ!!」ドゴッ バゴォ ガシャァ...ズズゥン 『強すぎたかな...衝撃波で戦車も10台くらいまとめて吹き飛んじゃった...』スタスタ 「あ...あうぅ、あいつが来る...!逃げないと...はあうっ!」ドクン 『あ、いたいた...ん、さっきよりおっきくなったね』 「ふふ、ふふふふ...アタシも成長したのよ...」 『そっか...でも、胸はわたしのほうがおっきいみたい』 「っ...!!そのバカみたいにデカいおっぱいに風穴空けてあげるわ!覚悟しなさいっ!」ズドォォン 『んぁっ...さっきより気持ちいい...強くなったんだね、あなたも』 「な、なんで...!?成長して、何十倍も強くなったのにっ...!!」 『強く、なってるよ...?今のわたしに...触れられた以上の感覚を与えられる人は地球上でたぶんあなただけ...』グイッ 「い、痛い!そんなっ、やめてよっ!」 『気持ちいいの...久しぶりだったから...もっと触って...?』ムニュン 「ひ、ひいぃ...ふえぇ...くうぅっ!!」ギュウゥッ 『あぁん...気持ちいい...けど、もっと強くていいよ...』 「うぅ、全力なのに...握り潰せないモノなんて、今のアタシにはないはずなのにぃ...」グスグス 『んん...物足りないかも...でも...カラダはすごく熱い...!』 「な...い、今なんて...?」 『か、カラダが...!はうぅんっ!』グンッッ 「あ、う...」ガクガク 『あは、成長期なのかな、わたし...こんなにおっきくなったらあの人に驚かれちゃう...』 「ど、どこまで...理不尽なの...」 『さぁ...続き、しよっか...?怖かったら...ふふっ、逃げてもいいんだよ?』ジリジリ 「く、来るなぁっ!!」ドガァッ バゴォ 『...また何にも感じなくなっちゃった...でも、わたしはなんともなくても...衝撃波で周りの家とかが吹き飛んじゃうから...』ズイッ 「ひいぃっ!!」ズドォッ 『もう...暴れるのは...めっ、だよ?』ピンッ 「あうっ!!!」ズガッ ゴシャッ バキャ メキャ 『胸、触ってくれてたみたいだけど何も感じないし...物足りないけど...あとは自分でしよ... あの人は...あのクレーターの真ん中かな...軽くでこぴんしただけなんだけど...』 「うぁぁ...おでこが痛いぃ...!頭割れちゃうぅ...」ズキズキ 『ごめんね、軽くのつもりだったんだけど、辺りが大変...これじゃわたしが悪者みたい...ちょっと力加減の練習させて...』 「い、いやあぁっ!もぉ許してよぉ...アタシが悪かったからぁ...」 『反省したのね...良い子...でも...』 「ひいぃ...あ、あんたには敵わないわよぉ...だから見逃してっ...!」 『うーん...可哀想になってきちゃった...でもね、さっき気付いたことがあるの...』 「...な、なによ...?」グスグス 『わたし...自分が相手より優位なシチュエーションに興奮しちゃうみたい...いわゆる、Sっていうのなのかな...?ふふっ...』ゾクゾク 「ひ、ひいいいいぃぃっっ!!」 『今のあなたも、すっごく可愛く見えちゃうの...そんなわけだから...練習、付き合ってもらうね...?』 「ぜ、絶対に嫌ぁっ!!」ドシュゥ 『逃げちゃうんだ...?そんなことされたら...』ピシュン 「きゃあぁっ!そ、そんなっ...まったく見えもしないなんて...」 『余計に...ゾクゾクしちゃう...あはっ』グイッ 「い、痛いいぃぃ!折れちゃううぅ...!」 『ごめんね...これでも精一杯軽く掴んでるつもり...これから慣れていくから、ね...?』 「は、離してっ...!」 『離してほしかったら...ほら、いくらでも攻撃していいんだよ...?』ズイッ 「うぅ、うぅあぁぁっ!」ズドッ ドカアッ 『んふふ、可愛い...でも、もっと頑張って...』ギュ 「あああああぁっ!!」 『あはぁん...ゾクゾクするぅ...気持ちいいよ...』グイッ ムニュン 「ぅ、あぁっ...息がっ...苦しっ...!」 『つい抱っこしちゃった...でもこうすると...可愛い声がより近くで聞ける...』 「うぁ、けほっ...お、おっぱい潰れ、ちゃう...!」 『胸が邪魔...大きいのも困りものだね...だから、もうちょっと強く...』ギュ 「ぐあぁっ...かはぁっ...!!」ガクン 『.......?...わたしの胸で、寝ちゃったのかな...?』ユサユサ 「」 『可愛い寝顔...起きたらまた続きしようね......それはそうと...また熱くなってきちゃった......はうぅんっ!』ドクンッ 続く?
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/300.html
“ブーーーン…” 夕時の時間帯、僕は駅に向かって車を走らせていた。 駅前に車を止めると辺りを見回す。 「えーと、どこにいるかな…?あー、いたいた」 こちらの存在に気づいたのか、大きな手荷物を両手に抱えた女性がこちらに向かって駆けてくる。 「おまたせ、いずみ」 「いつもゴメンねー、ヒロシ」 荷物を後部座席に置くと、助手席に乗り込む彼女。 「大丈夫だよ、送料はいずみの身体で支払ってもらうから」 「ハハハ、じゃ、ツケといてくれる(笑)」 幼馴染の僕と“いずみ”は気軽にこんな冗談を言い合える仲なのだ。 「じゃ、帰ろっか」 そして僕は、二人の家がある団地へ車を走らせる。 「フン、フフン~♪」 ラジオから流れる曲に合わせて鼻歌を歌ういずみ、僕は運転しながらチラッと彼女を見た。 (いずみ…最近ますますお母さんに似てきたな…) 幼い頃から何百、何千回と見てきた端正な彼女の顔。 子供の頃は僕より全然細かった逞しい二の腕。 そして母親譲りの大きなお尻。 「ほらほら、よそ見して運転するとと危ないよ」 いずみは僕の視線に気づいたのか、そう言った。 「ハイハイ…」 前を向いてハンドルを握ると、ため息が自然とこぼれる。 幼い頃から抱いているいずみへの仄かな恋心、だが、いずみは僕の事をあくまでも『幼馴染』だと言う。 「幼馴染か…」 思わず、小声で呟いた、その時――― “キキッーーーー!!” “ドーーーーーン!!” 沈んだ僕の心を、甲高いブレーキ音と大きな激突音が打ち破った。 僕といずみは互いの顔を見合わせる。 「…事故!?」 「行ってみよう」 僕たちは音のした交差点へ車を走らせた。 交差点では大型トレーラーが横転していた。 小型の乗用車がトレーラーのコンテナの下敷きになっている。 「大変だ…」 僕らは車を降りると慌てて事故現場に駆け寄った。 「助けて!助けてー!」 ひしゃげた車の中には女の人と、娘らしき小さな女の子が閉じ込められていた。 「大変だ、すぐ助けなきゃ!!」 僕は車のドアを力任せに引っ張る。 「…ダメだ!ドア開かない…!?」 ドアは大きく歪んでビクともしない。 「助けて!車が潰れる!」 車の中から悲痛な叫び声が聞こえる。 ミシミシと音を立てコンテナが小型の乗用車を押し潰そうとしている。 「そうだ!救急車を呼ばなきゃ、いや、まず警察か?それとも消防車?」 僕は混乱した頭でポケットを弄る。 ゴソゴソゴソ…あれ? (しまった……携帯電話は車の中だ…) 「いずみ、お前の携帯を貸して……あれ?」 なぜだろう、僕の隣にいた筈のいずみの姿が見えない。 「くそ、こんな時にどこいったんだ…」 慌てて自分の車に向かおうとしたその時 「きゃー!!」 ガシャーンと乗用車の硝子が割れ、コンテナが大きく下に下がった。 中で意識を失ったのか、親子の声がやんだ。 (ちくしょう…もう助けを呼んだところで、間に合わないか…?) その時だった――― 「もう大丈夫よ」 背後から聞こえる凛とした力強い声。 僕は振り返り、仰天した。 「き、きみは…」 ブルーのボディースーツを全身にまとった逞しい身体。 風にはためく赤いマント。胸に燦然と輝く「S」のエンブレム。 「危ないから、下がってて」 知性と力強さ、そして大人の色気を兼ね備えたその神々しい姿に思わずごくりと唾を飲む。 「は、はい…」 スーパーウーマンは僕のことなど気にかけずトレーラーの下へ身体を滑り込ませると。 「えいっ!」 両手で一気に押し上げた。 ギギギ…と大きな音をたて、横転していたトレーラの巨大なコンテナが持ち上がっていく。 コンテナを乗用車の上からどかすと、スーパーウーマンは今度は乗用車に閉じ込められた親子の救出に取り掛かった。 「それ!」 スーパーウーマンはひしゃげた乗用車のドアを引きちぎり、親子を救出する。 「良かった、大きな怪我はしてないみたいね」 あっという間の救出劇だった。言葉を失った僕は一連のことを、ただ見守ることしか出来なかった。 唖然とする僕に向かって、カツン、カツンとブーツを鳴らしながらスーパーウーマンは向かってくる。 「呼ぶのは救急車だけで大丈夫よ、ヒロシ」 彼女はそう言って僕に携帯電話を差し出した。 ブルーのコスチュームに包まれた力強い二の腕、その主は… 「い…いずみ…」 そう、幼い頃から見てきたその顔を僕が間違えるはずがない。 スーパーウーマンは僕の幼馴染の“いずみ”だったのだ… 「あ、救急車もいらないかな」 遠くからサイレンの音がする。 「人目に見つかると面倒だし、ヒロシ、帰りましょ」 茫然自失の僕は彼女に促されるまま車に乗り込む。 「今日は私が送るわ」 車の外からいずみの声がする。 ふわっと車が上に浮かび上がった、外の景色が急激に上昇し始める。 「うわぁ!?」 僕は思わず窓を開け下を覗き込む。 紛れもなく車は彼女の両腕によって支えられ飛んでいた。 「乗り心地はどう?ヒロシ」 いずみは支えている左手を離すとこちらに向かって「ハーイ♪」と手を振り微笑んだ。 やがて――― 目的地に着いたのか、いずみはゆっくりと車を降ろした。 「到着♪」 「ここは…?」 そこは団地近くの公園だった。 陽はすっかり落ちて、人の気配はない。 (昔はいずみとよくここで遊んだっけ…) ってそんなノスタルジーに浸ってる場合じゃなかった。 僕は急いで車を降りるといずみに詰め寄った。 「いずみ、君はいったい…」 「見れば分かるでしょ」 そう言って彼女は『S』のエンブレムを指差した。 「本当にスーパーウーマンなのか…?」 「普通の人にあんなことが出来る?」 そう、彼女は数十トンはあるトレーラーを軽々持ち上げ、僕の車を乗せ空を飛んだ。その姿はまさしくスーパーウーマンだ… 「ヒロシはこの姿を何度も見てるのよ」 そう言って、いずみはマントの裾を持ち上げてみせる。 「何度も!?」」 「でもすぐに忘れちゃうの…いや、私が忘れさせてるのかな…?」 いずみは寂しそうに笑った。 僕が大好きな幼馴染のこんな凛々しい姿を忘れるはずがない。 おそらく来世でも覚えているはずなのに… 「そして、これも何度目かしら…」 いずみが身体を僕に寄せてくる。 彼女の逞しい腕が僕の体を引き寄せ、胸のエンブレムが僕の胸でいやらしく歪んだ。 ブルーの薄いボディスーツ越しに伝わってくるいずみの身体はとても温かかった。 「動かないで、別に痛いことじゃないから…」 いずみが潤んだ瞳で僕を見る。僕は動く事が出来ない。 彼女との距離が10cm…5cm…4cm…3cm…と、どんどん縮まっていく。 そして、スーパーウーマンはゆっくりと眼と閉じた… ……ちゅ 彼女の唇が僕の唇と重なった。 (い、い…いずみ…) 鋼鉄のスーパーウーマンの唇はしっとりとして柔らかかった。 (あれ…?この感触…初めてじゃない…?} そう、この柔らかな感触を何度も味わってきた気がする、彼女が言うように… 「ん…ふぅ…ヒロシ…」 甘い声を上げるいずみ。 僕ははいずみへの溢れ出る気持ちを抑えることが出来なくて、 この甘美な瞬間を永遠のものにしたくて、 思わず彼女の身体を抱きしめた。 が…… (あ、…あれ!?) 急激に眼が眩んできた、身体の力が抜け、意識が遠のいていく。 「ゴメンね…ヒロシ…」 薄れゆく意識の中、彼女は最後にそう呟いた気がした… おしまい-
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/74.html
「いっわよぉぉぉぉ♪」 空中高く舞い上がった葵は、太陽を背にして立った。 部下A「ま、拙いぞ!!だ・・脱出だ!!」 部下B「ま拙いっすよ!!それって契約違反スよ!!最後まで諦めちゃ駄目ッスよ」 部下A「この馬鹿チンが!!自給324円(消費税込み)で殺されて堪るか!!」 そんな掛け合い漫才をしてる間に、マッハ2・3で降下してきた葵の肉体が、 巨大ロボ マキシム・ゴーリキーⅡに迫る 「ちゅどぉぉぉぉぉん!!」 たちまちグラム幾らのスクラップと化した!! 「お掃除完了♪」 素早く宙を舞い飛び去る。 **** 「うぎぎぎぎぎぎッうっききっききききッ!!」 ドクター毒島は怒り狂い、すでに薄くなった髪を掻き毟る。 幹部「博士、あんまり髪を掻くと抜けますよ。それでも、もう危ういのに・・・・。」 ドン・グチャ 怒りに増せ、百tハンマーでか幹部を殴り倒す 「貴様、ドサクサに紛れて膿が一番気にしてる事を、サラリといいおって!!」 果たして、あの憎っくきスーパーガールめを成敗する方法が、あるのだろうか? 「お困りのようですね、お爺様!!」 女の声。振り返ると30後半の女が立っていた。だが肌の張りだけなら20代に見える。 「お、おおっ!!来てくれたかクィーン!!」 毒島は、急に柔らかい表情で女に言う。彼女は世界最狂の科学者であり、世界征服を狙う 毒島の唯一の孫娘だ。 「クィーンちゃぁぁぁぁん。あのスーパーガールめがお爺ちゃんの邪魔ばかりするんだよぉぉぉ!!」 眼をウルウルさせ甘えた口調で言うと、長く細いクィーンの客にしがみ付く。 「まかせて、お爺様!!あの小娘は、アタシが何とかしてあげる・・・。」 ヒールの踵で毒島の頬を踏みながらクィーンは言う。その口許には、不敵な笑みが浮かんでいた。 *** 「あ~ん!!漏れちゃうよ~!!」 半泣きの葵は、何とか近所の廃ビルまで辿り着いた。 素早く下着を脇に遣り、立ったまま壁に向け放尿を始める。 シャァァァァァァァァァッ 勢い良く壁に当たり弾いていく 「何で放尿なの?うら若き乙女が!?これじゃお嫁さんにいけないよ!!」 「い・・いや・・それをボクに言われても・・・・。作者の・・趣味で・・・・。」 クリンは言い訳をするが、話が纏まっていない。 「これだから!!」 呆れかえる葵。中学1年生の女の子が立ちションするのが、どれだけ恥かしいのか判っていない!! 変身が解け、尿の雫をお尻を2・3回上下に振り切ると、素早くビルを出る。 だが、この様子は密かにビデオで撮られていたのだ・・・・。 今日の朝は、葵の御気分は物凄く悪い。 啓太は横を歩きながらビクビクしていた。こういう日は、言葉を選ばなければ危険だ。 怒り出すと、幼馴染の啓太にさえ何日も話をしなくなる。 「ね・・ねぇ葵ちゃん。今日は・・温かくて気持ち・・良いよね・・・・。」 「当たり前だよ!!今日は1日じゅう快晴だっていってたモン」 そこから、言葉が途絶えた。触らぬ神に祟りなし そんな啓太の気持ちなど知りようも無く、葵は朝からプンプンに怒っていた。 クリンと朝から大喧嘩したからだ。 「も、ぜ~ったい嫌なんだから!!うら若き乙女にあんな恥かしい思いさせるんなら、もう変身しない!!」 「それは、駄目だよ葵ちゃん!!君の任務を忘れたの!?」 「なら、あの恥かしい変身解除の方法なんとかしなさいよ!!」 「だから・・それは作者の都合で・・・」 「知らないわよ、そんな事!!いい、何とかしないと、もう変身しない!!これは絶対!!もう決定事項!!判った!!」 ”あ~怒ったら、喉が乾いちゃった!!” すると、通路にキャンペン・ガールが立っていた。 「ねぇ、底の可愛い御嬢さん。」 そう言われて、辺りを見回す。だが葵以外の女の子は居ないし、どう見てもキャンペーン・ガールは自分に眼を合わせている。 「か・・可愛いってアタシの事ですか?」 指を自分に向け、恥かしそうに尋ねた。可愛いと言われて、不愉快になる女の子なんていない。 「そう、貴方よ。可愛いし綺麗よ!!将来、女優さんかアイドルになれるわ・・・。」 お世辞だとは知ってはいるが、やはり嬉しい。 「貴方のような美人に良い飲み物なの、試しに飲んでみて!!」 ここまで褒められたら、飲まぬ訳にはいかない。 紙コップにいれられた黄色の液体を飲み干す。 普通のオレンジ・ジュースの味。あれだけ怒った後だから、あまり好きで無いオレンジ・ジュースが酷く美味しく感じた。 「有難う、美味しかった♪」 そういいコップを返した瞬間、首筋のペンダントが鳴った。 「あ、啓太、ちょっと待ってて!!」 慌ててこの隅に隠れた。もう、変身しないと宣言しているのにクリンは、どういうつもりなのかしら!? 「もう、変身しないと言ったでしょ(怒)!!」 「そんな事、言っても・・・。また、現れたんだ。マキシム・ゴーリキーが!!」 「知らないわよ、そんな事!?ぜ~ったい、もう変身しないんだからね!!」 だが、そういい終わらぬ間に、葵の身体が金色に包まれた。クリンが、強制変身スイッチ。を押したのだ。 膀胱に尿が溜まり、中学の制服が青い服と紅いマント、スカートが超ミニに変わる。 *** 街を徘徊するマキシム・ゴーリキーⅢ 強引にその前まで飛ばされた葵は、もはや闘う以外にない。 「え~い判ったよ!!やればEんでしょ、遣れば!!」 自棄気味に突っ込む。だが、その瞬間、強烈な尿意が襲った。
https://w.atwiki.jp/ranstclubksu/pages/118.html
鳥人戦隊ジェットマン 【クロスチェンジャー@鳥人戦隊ジェットマン】 激走戦隊カーレンジャー 【アクセルチェンジャー@激走戦隊カーレンジャー】 【必殺技説明】なし 【能力】左手に装着されたアクセルブレスと起動キーのアクセルキーからなるカーレンジャーの変身アイテム。アクセルブレスは通信機にもなる。 アクセルチェンジャーはクルマジックパワーにより精製され、破壊されても代用品は存在しない。 しかし、機械ではあるようで、壊れたアクセルブレスを菜摘が安全ピンで修理したこともあった。 【関連武器】なし 【劇中保有者】カーレンジャー全員 ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 【シグナイザー@激走戦隊カーレンジャー】 ─劇中─ 【必殺技説明】 □超高熱ヒートビーム ガンモードにすると使用可能。 □超冷凍コールドビーム ガンモートにすると使用可能。 □ショック波スマッシュビーム ガンモードにすると使用可能。 【能力】 IDモード、ガンモード、ポリスバトンモードの3種類に変形可能。 IDモードは、警察手帳で千時間分の録音機能がついている。 ガンモードは、上記の必殺技が使用できる。 ポリスバトンモードは、ショック波を出し、抵抗する相手をしびれさせて逮捕することができる。 ちなみに、これは常にシグナルマンの右太ももの横に収納されている。 【関連武器】シグナルホイッスル 【劇中保有者】シグナルマン・ポリス・コバーン ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 電磁戦隊メガレンジャー 【デジタイザー@電磁戦隊メガレンジャー】 【必殺技説明】なし 【能力】・「インストール!メガレンジャー」と叫びながら[335(Enter)]を押すことによってメガレンジャーに変身することができる。 ・サイバースライダー、デジタンク、ギャラクシーメガなどを呼ぶことができる。 ・デジタイザー同士による通信も可能。 【関連武器】バトルライザー ケイタイザー デジタンク サイバースライダー ギャラクシーメガ 【劇中保有者】メガレンジャー ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 【ケイタイザー@電磁戦隊メガレンジャー】 【必殺技説明】なし 【能力】「2580」のコマンドを押して「ケイタイザー、インストール!」と叫ぶとメガシルバーに変身できる。 通信機能やメカの呼び出しも可能。 【関連武器】シルバーブレイザー 【劇中保有者】早川裕作 ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 未来戦隊タイムレンジャー 【クロノチェンジャー@未来戦隊タイムレンジャー】 【必殺技説明】なし 【能力】「クロノチェンジ!」といえば、誰でもタイムレンジャーに変身できる優れもの。 通信機能もついている。また、変身後もつけたままになっている。 中盤で、「アクセルストップ」という超加速機能がつけられた(使用可能時間は3秒のみ。使用中はスーツの耐久性が下がる)。 クロノアクセスで専用武器を出すことも可能。 【関連武器】ダブルベクター ボルユニット 【劇中保有者】浅見竜也、アヤセ、ユウリ、シオン、ドモン、リュウヤ ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 【Vコマンダー@未来戦隊タイムレンジャー】 【必殺技説明】なし。 【能力】タイムファイヤーに変身できる。変身の掛け声は「タイムファイヤー!」 当初はボイスキーがかかっていたが、最終回寸前で解除され、誰でも変身できるように。 また、Vレックスを操作することもできる。 【関連武器】DVディフェンダー 【劇中保有者】滝沢直人、浅見竜也、リュウヤ ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 【ヒュプノピアス@未来戦隊タイムレンジャー】 【必殺技説明】なし。 【能力】受信機を相手の脳に刺すことで脳波に作用し、送信機で相手を自在に操ることができる。 また、これをつけている者を圧縮冷凍することはできない。 爆弾製造犯DDラデスがこれの餌食となった。 【関連武器】なし。 【劇中保有者】ロンダーズファミリー ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 轟轟戦隊ボウケンジャー 【アクセルラー@轟轟戦隊ボウケンジャー】 【必殺技説明】特になし 【能力】使用者をボウケンジャーに変身させる冒険ツール。変身ボタンを押し、下部にあるゴーゴータービンを回すことでボウケンジャーへの変身は行われる。 コマンドモード、サーチモード、モバイルモードの3つのモードがあり、コマンドモードではボウケンジャーへの変身、ゴーゴービークルの発進・合体指示を行う。 サーチモードではプレシャス反応やハザードレベルの確認、ライト機能が扱える。モバイルモードは通常の待機状態を指す。 また、通信、カメラ機能も保有している。なお、スーツにはDNAが記録されているため、本人以外が変身することはできない。 【関連武器】サバイバスター、アクセルテクター 【劇中保有者】明石暁、伊能真墨、最上蒼太、間宮菜月、西堀さくら ※スーパー戦隊バトルロワイヤルまとめサイトより転載。 【ゴーゴーチェンジャー@轟轟戦隊ボウケンジャー】
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/190.html
「う、うわぁ、感激だなぁ!スーパーガールが僕の部屋にいるなんて…!」 「喜んで貰えて、私も嬉しいよ?チェリー君は私のどういう所が好きなの?」 「えっ、だ、だって君はその…か、可愛いし…ス、スタイルもいいし…つ、強いからっ。」 「くすっ、強ぉい女の子が好きなんだぁ。」 「うっ、うんっ」 「そっかぁ、チェリー君貧弱だもんね。覚えといてね?私の力をもってすれば 君なんか一捻りなんだよ?小指一本だけでもコンマ1秒で君をミンチに出来るんだからっ。」 「は、はいィっ。」 「そんな世界最強の女の子が、今夜一晩は何でも君の望みを叶えてあげる。」 「えっ…な、何でもっ!?」 「くすっ、何でもだよ?童貞卒業したければ…望み通りにしてアゲル。」 「っで、でも…」 「あはっ、そうだよね?私のおまんこは超ヘビー級だもんね。万力みたいにみっちみちだよ? チェリー君みたいなへにゃっへにゃなオチンポじゃ挿れる前に間に潰れちゃうもんね。」 「じゃ、じゃあ…」 「なぁに?」 「き、君の力をみ、見せて欲しい…っ!」 「私の力?」 「君の怪力がど、どれくらい凄いのか見たいっ!」 「んふっ、マゾヒスティックぅ。自分より強い女の子に圧倒的な力差を見せ付けられてコーフンするんだ? ヘンタぁイ。あはっ、イイよ?してアゲル。」 「じ、じゃあ…これでっ。」 「あらぁ?ダンベル?チェリー君も一応鍛えてみようとか思うんだぁ。」 ギィィィッ…ググッベキッ 「あはっ、捻じ切れちゃった。こんなんじゃ指のトレーニングにもならないよ?」 ググググッ…ギュチッ 「見て見て、ちょっと握っただけなのにただの鉄団子になったよ?」 ゴトッ 「踏み潰してやるっ。えぇい!」 ギギッギーッ 「あはっ、どうしたのチェリー君、鉄の塊が私の足に踏み潰されてぺったんこになるの見て怖くなっちゃったかなぁ? それともコーフンした?自分も踏まれたいって思っちゃったんだぁ。」 「も、もっと…!」 「いいよぉ。それではこれよりスーパーガールによる怪力解体ショウの始まり始まり。」 「ちょ、ちょっと待って!椅子はちょっと…」 グギギギッガキンッバキッ 「えーっ?なぁに?」 「あぁっ…」 「あはっ、バルーンアートみたい。これじゃあ座れないね?でも大丈夫、椅子が無ければ床に座れば良いんだよ。 机もサイズ合わせてアゲル。」 「や、やめ…っ!」 ベキッグシャッ 「いっけなぁーい、やりすぎちゃったぁ!これじゃあただの木の板だね!」 「わ、わざとやったでしょ…」 「でもコーフンしたでしょぉ?ほら、もっとよく見て? 自分よりおっきな机も軽々と持ち上げて木屑に変えちゃう恐ろしい手だよぉ?」 「ひ、ひっ…!」 「続きましては…」 「さ、さすがにそれは…!!」 「チェリー君の心の友、PS3を指一本で貫通させてみせましょう。」 「やめてええええ!!!」 グリッバキバキッ…ググググッ…ガキンッ 「あれぇ?真っ二つになっちゃった…意外と脆いね、ソ○ー。」 「あああああっ…」 「どうしたの?別にいいじゃないゲームなんて。これから毎日、暇を持て余したら私の漲る怪力を思い出してオナニーでもしなよ? なんなら今ここでしてもいいんだよ?」 「うっ…」 「スーパーガールの凄まじいパワーを目の当たりにしながらシャセーできるんだよ?またと無いチャンスだよ?」 「ううっ、うっ…」 「きゃはは!本当にやるんだぁ!部屋の中の大事なものいっぱい壊されて声も出ないくらい恐れおののいてるのに、 その小汚いおちんぽコスる元気はあるんだぁ。」 「うっ、うっ…」 「じゃあもっとすごいことしてあげるね?すぅっ…ぷはぁっ」 ブオォォォォォオン!!ズガッバキッグシャアアアア!!! 「あははっ、ちょっと息を吐いただけで壁が吹き飛んだよ?手も触れてないのに、もう部屋じゃなくなっちゃたね?」 グッ 「よいしょっと。もうベッドも要らないよね?ほぅら、片手で持ち上げられるよ?」 ブォンッ 「あはっ、見えなくなっちゃった!今ごろきっと大気圏だよ?君も同じようにしてあげようかぁ。」 「ひっ…!」 ぶじゅるっ 「いやぁっ、チェリーボーイのおちんぽみるく…いっぱぁい…じゅるっ」 「あっ、ごっ、ごめっ…」 「スーパーガールにおちんぽみるくぶっかけた罪は重いよぉ?」 「ゆ、許して…あっ」 ずくんっ…ぶびゅるっ 「あははぁっ、また出てる!震えるほど怖がってるのにまたシャセーしちゃったねぇ。 キミ、よっぽど私が好きなんだぁ…じゃぁ…ハグしてあげる!」 「や、やめて…っし、死…」 「大丈夫、手加減するよぉ。」 「あああああ!!!」 「ちょっとぉ、女の子に片手で抱き上げられたからって暴れないでよ。手加減できなくなっちゃ…」 ベギンッグシャッメキッ 「ぎゃああああ!!!!う、腕があああああ!!!!」 「あぁあ、だから言ったのに…」 「ろ、ろっこつ…」 「そうだねぇ…肋骨も折れてるね。ばっきばきだね。」 「ひぃぃぃぃ…」 「はぁ、仕方無いなぁ。キミもうヒトの形で生きていくのはムリそうだね。」 「そ、そんな…」 「そんなキミにクエスチョン!このままぐちゃぐちゃのまま生きるか、それとも今私の役に立って死ぬか、どーっちだ?」 「あ、こ…こ…ころして…」 「くすっ、ドMだね。いいよ?その願い、叶えてあげるね…」 「あ…な…何を…」 「言ったでしょ?私のおまんこ、万力よりもすごいんだよ?だから普通の物じゃ挿らないの。でも…」 ぎゅっ 「人間の頭だったら…膣に入る間に頭蓋骨が砕ける感じがたまらないの!」 「あ…がっ…!」 メキッメコッ 「んんっ…」 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!!」 メキョッ 「あんっ♥」 END
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/225.html
「これを持ってみたまえ」 「・・・何ですか、これ? ゴムボール?」 スーパーガールの目の前のテーブルに置かれた物。それは、黄色の丸いボールだった。 「まあ、何でも良いから」 「・・・? じゃあ・・・」 彼女は言われた通りに、それを手に取った。 「軽く、握ってみるんだ」 「・・・軽く? えっと・・・」 グニュリ、とボールは一瞬で圧縮されて彼女の手の中にスッポリと収まってしまった。 「・・・あれ?」 しかし、彼女は直ぐに"異変"に気付いた。ボールが、"元に戻らない"のだ。 もし、これがゴムボールなら、圧縮されても直ぐに元に戻るはずなのだ。しかし、一向にその気配はなかった。 「"それ"は黄色に塗装しただけの、『鉄球』だ」 「・・・えっ? 嘘・・・これ、鉄球?」 彼女の手には確かに、ゴムを軽く握って潰した感触しかなかった。 「スーパーガールの君にとっては、鉄球もゴムボールも大差ない。そういういうことだ」 彼女の目の前には、ピンポン玉サイズまで圧縮された"鉄球だったモノ"が転がっている。 「・・・ちなみに。その鉄球、中に高性能の圧力計が内臓されていたんだが・・・一瞬でオシャカだ」 「さ、最初から言ってくれれば・・・」 博士の目の前のモニタには、『10トン』の数値が表示されていた。勿論、これは機器が破壊される寸前に刻んだ数値だ。 「軽く握って『10トン』か・・・。逆にいえば、これだけのパワーがあって、今までまともに日常生活が送れていたことが不思議だ」 日常生活において果たして、『10トン』の圧力に耐えられるモノが一体どれだけあるだろうか? ドアノブを握った瞬間、ドアノブは潰れ、ドアは蝶番ごと外れてしまうだろう。 缶ジュースなんかは握った瞬間、ジュースのシャワーだろう。 「ある程度は意識的にセーブ出来ているんだろうが・・・まさに、歩く人間兵器だな」 「ひどーい・・・」 「さっきも、"ノック"をしようとしてドアごと破壊したのは誰かね?」 「・・・うぅ」 「しかも、身体も恐ろしく頑丈と来てる。血液を採取しようにも、注射針が皮膚を通らないんだからな」 スーパーガールの彼女は、体組織そのものも『ヒト』の数万倍の強度を誇る。 「君、最後に怪我をしたのはいつかね?」 「・・・怪我? あれ、そういえば・・・」 彼女には、ここ最近どころか、ここ数年でかすり傷一つ負った記憶がない。 「許可さえ下りるなら、銃弾に耐えられるかどうかも見てみたいのだがな・・・」 一応、"人道的"という見地から、常人であれば死傷する可能性があるような実験は許可されていない。 「そんな、銃弾なんて幾らなんでも耐え・・・。・・・・・耐えられないと思います」 「今、普通に銃弾ぐらいなら耐えられると思ったんじゃないのか?」 「う・・・いえ、そんなことは・・・あはは」 彼女はワザとらしく笑って誤魔化した。 「次は、これを持ってみてくれ」 「・・・これ、何?」 そういって、博士が何人もの他の職員に用意させたモノ、それは立方体型の"水槽"だった。 「何って、何の変哲もないただの水槽さ」 水槽といっても、5メートル四方はあろうかという業務用の大きな水槽だ。中は既に水が満載になっている。 「この水槽を・・・持てば良いの?」 見た目は普通の水槽で、パッと見、怪しいところは見当たらない。彼女は訝しんだものの、渋々、水槽に取り付いた。 「・・・ん」 彼女は恐る恐る、しゃがんで水槽の下辺に手を入れ、水槽を持ち上げようと腰を浮かす。 「あれ、軽い。この水槽、凄く軽い素材で出来てるんですね」 まるで、空のダンボール箱でも持っているかのような、彼女からはそんな気楽ささえ、感じられる。 「・・・凄いな」 「え?」 しかし、そんな彼女とは違い、博士は驚いた表情をしていた。 「・・・どうしたんですか?」 「いや、ね。私は、君のパワーの凄さと、頭の悪さに今、心底驚いている」 「・・・なっ、ちょっ!? 酷いじゃないですか! それ、どういうことですか!?」 「一つ聞きたいのだが、君はそれの重さをわかって持っているのかね? それとも、全く重さを感じないのかね?」 「・・・へっ? 重さ?」 「・・・両方、か。悪かった、訂正しよう。君は、頭が悪いのではなく、ただ天然なだけだったようだ」 「あー、また言った!」 「君も学生なら、水の重さぐらい計算出来るだろう」 正確には、6メートル四方の立方体。イコール、216立方メートル。そして、1立方メートルあたりの水の重さは1トン。 もっとわかり易くいえば、この水槽は重さ1トンのサイコロが216個、密集したものと同じ重さということになる。 「・・・・・あ」 「一般的な機器だと君のパワーは推し量れないと思ったからこそ、趣向を凝らしたのだが・・・」 彼女は、自分が持っているモノの重さにやっと気付いたものの、どうしていいかわからずあたふたしている。 それを見て、博士はふぅ、と溜め息を吐いた。 「スーパーガールのパワーを計測するのがこれほど難しいとは、な」 「え、えへへ・・・」 実は、博士は一般的な握力計や背筋力計も用意していたのだ。 しかし、そんなものは一瞬で鉄屑になるのは火を見るよりも明らかだった。 「・・・ちなみに、かの有名な自由の女神像の重さが、225トンだ」 「えええええ!?」 水槽自体の重さも加味すれば、水槽と自由の女神像はほぼ同じ重さということになる。 天井知らずのスーパーガールのパワー。博士は、その限界を突き止めてみたい、そう思うのだった。
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/228.html
「今日は、何をやるんですか?」 『今日は、君の『強さ』を実験しようと思う』 博士とスーパーガールは、とある『演習場』に来ていた。 「どうして、博士はそんな離れたところに居るんですか?」 『ん、いや。今日は近くに居ると私自身に危害が及ぶ可能性があるのでね・・・』 博士は、広大な演習場が見渡せる管制塔の上に居た。声は、スーパーガールに着けたインコム越しだ。 「では、幕僚長。宜しいですね?」 「ああ、構わん。やってくれたまえ」 では、と博士がリモコンのスイッチを押した。 キュラキュラキュラ 「・・・何、あれ?」 遠くにあるハンガーから出て来たモノ、それは"戦車のようなモノ"だった。 キャラピラを装備した足回りは確かに戦車のそれだが、上半身にはアームが2本。 右アームには大きめのブレードが装着されていて、左アームにはガトリング砲が装備されていた。 「こ、こんなのと戦うんですか!?」 『ああ、これは新型戦車『ASG』の動作実験も兼ねていてね。重火器は封印されているから心配は要らない』 「・・・動作実験、か。モノは言い様だな」 「彼女はまだ未成年ですのでね、名目は必要なのですよ。それに、実験には違いありません。それがただ、"二者両得"というだけです」 そんな大人たちの思惑を知る由もなく、スーパーガールは目と鼻の先で『ASG』と対峙していた。 「何か、前に戦ったのより強そ・・・」 以前、博士が用意した二足歩行マシンとは比べものにならない重圧感。 「でも、何だろ。負ける気がしないかも・・・」 彼女は何故か、不思議なぐらいリラックス出来ていた。 キュラキュラキュラ、と『ASG』が間合いを詰めて来る。ぶつかる寸前で彼女がそれを"片手"で抑え込んだ。 ギュラギュラ・・・ギュラギュラ・・・と『ASG』のキャラピラが空転を始める。 「!? 凄いな・・・まさか、戦車の前進を片手で止めてしまうとは」 「彼女のパワーを考えればまあ、このぐらいは想定の範囲内です」 ギュン、と唸りを上げ、いきなり彼女目掛けてブレードが振り下ろる。だが、それもいとも簡単に空いた左手で彼女は受け止めてしまった。 しかし。 ドガガガガッ!! 「きゃっ!?」 何と、『ASG』は無防備な彼女の土手っ腹に左アームのガトリング砲を放ったのだ。 彼女はいきなりの自体に、もんどり打って後ろに倒れ込んだ。 『おい、大丈夫か!? おい! 無事なら返事をしろ!!』 通信越しに博士の怒号が飛ぶ。 「・・・痛っつー。・・・って、え? あれ、痛くない・・・」 彼女は地面にへたり込んだまま、撃たれた自分のお腹を見た。 服はボロボロだが、素肌には傷一つ付いていない。手で摩ってみても、やはりどこも傷付いていない。 「博士、何か無事みたいです」 『そうか、良かった』 「でも、銃は動かないんじゃ・・・」 『すまない。どうやら、制御系に異常があるらしく、こちらからの命令が受け付けなくなってしまったようだ』 「え、ええーーっ!?」 『何とか、無力化出来ないか? 無論、こちらからも手は尽くしてみるが・・・』 「・・・わかりました。やってみます」 『・・・? えらく、決断が早いな』 「だって・・・」 『・・・だって?』 「銃を撃たれた時はビックリしたけど、何か撃たれても大丈夫みたいだし・・・。それにこの戦車、パワーは大したことないですよね」 『・・・・・』 そこからは一方的で、圧倒的な展開だった。 「服が破けちゃうのは嫌だし、先ずは銃から潰そうかな?」 銃弾をモロに受けながらもそれを物ともせず、回転している銃身を抱え込むようにして止めてしまった。 「えいっ」 バキィッ!!とガトリング砲をアームの根元から引き千切ると、粘土を捏ね回すように鉄の塊に固めてしまう。 右アームのブレードも、同じようにボディから引き千切り、粉々に砕いてしまった。 キャラピラも同様に引き剥がし、『ASG』は見るも無残な案山子のような状態に成り果てていた。 ギャリギャリ・・・ギャリギャリ・・・ とキャラピラを剥がされた車輪が空転している。彼女が"仕上げ"をしようと、『ASG』を持ち上げているのだ。 「それっ」 彼女はそのまま『ASG』を自分の真上に"軽く"放り投げた。 ギュンッと凄まじいスピードで、『ASG』は宙空高く放り上げられる。 数秒して、やっとゴウッという轟音と共に、『ASG』の巨体が彼女目掛けて落ちて来た。 「とうっ」 ワザとらしく、彼女は落ちて来る『ASG』に向かって、右手を突き上げながら飛び上がった。 ドゴオンンンッ!!! 重力落下スピードプラス、彼女自身の音速を超す脚力によるジャンプ力。 『ASG』が粉々に砕け散るには充分過ぎる威力だった。 「馬鹿な・・・。3000馬力、100トンの『ASG』がたった一人の少女に・・・」 「私にとっては、この結果は充分、想定の範囲内です」 両者の表情が、実験の結果を物語っていた。 幕僚長にとっては、新兵器の性能実験。 博士にとっては、彼女の実戦兵器耐用実験。 アンチスーパーガール用戦車、通称『ASG』。 徐々に増えつつあるスーパーガールに対抗すべく、用意された新型兵器。 しかし、まだまだ改善の余地があるようだ。