約 1,352,372 件
https://w.atwiki.jp/sevenlives/pages/1055.html
スパマー 読み:すぱまー 英語:spamer 別名: 意味: スパマーとは迷惑メールを送りつける人や業者のこと。 メール・アドレスを無作為に指定して送っている場合も多く、社会問題化している。 ネットワーク上に流れる電子メールの8割り以上がスパム・メールという統計も出ている。 2008年01月24日 スパム・メール
https://w.atwiki.jp/hideaki-love/pages/31.html
小さい頃、なぜだか魔法使いになりたいとよく夢見ていた。 憧れて、ちゃちなファンタジー映画でも見れば嬉しくなって、そこら辺にある木の棒を拾っては回らない口で真剣に呪文を口ずさんでみたり、ばあちゃんの風呂敷をローブ代わりに羽織って走りまわった挙げ句、破っちまってブン殴られたりもした。 だけど、そんなことをして魔法が使える筈もなく、欠けた枝の先から出て行くのは幼稚な夢の粒。欠けた夢の穴にじわじわと枝を張り巡らすのは、下らなくても絶対的な存在感を持って侵食する現実という名の強制力。 その内に、俺や友達は昔よりも少し大人に近づいて、あの頃のことなんてすっかり良い思い出になっちまった。『魔法』なんてものは机上の空論にも挙がらないゲームや漫画の世界だけだと割りきって、夢を見ることすら忘れていたんだ。 いまや昔の俺の夢はとっくに薄れて、将来普通に飯が食えて、一日8時間は寝られて、週休二日で、それでいてあまり疲れない仕事に就けたら良いと、リアリティ溢れるかつどことなく現実を見ていないと言われる目標に切り替わったのさ。 だって実際そんなもんだろ?もしもだ、ある日俺がいつもの帰り道を歩いていると、謎の美少女がこれまた謎のファンタジックで巨大な邪悪っぽい生物に襲われているシーンに直面するとしよう。物語のセオリーで言うとここで俺は美少女を助けようとして案の定返り討ちに遭い、一気に瀕死の危機になるのだ。もう死ぬ・・・・・・と思った瞬間、美少女が持っていたペンダントだかネックレスだかがなんか神聖そうな光を発して俺を包み込み覚醒、超必殺技発動で邪悪っぽい生き物を打ち倒すわけだ。 が、現実はそう甘くない。きっと助けに入ったところで神聖そうな光は出ずに、邪悪っぽい生き物の爪で引き裂かれて失血死か、邪悪っぽい生き物が吐く地獄の業火で焼き尽くされて焼死。主人公が出現する前に時間稼ぎで死ぬ不幸な通行人Aとして終わるだろう。仮にもし倒すことができたとしても、その後待っているのは面倒なことだけだ。 きっとその美少女は魔王により破滅の危機に晒されている世界のお姫様で、恐らく邪悪っぽい生き物を倒した俺を勇者だなんだの言って異世界に連れ去った挙げ句、ガキの使いにもならない金を握らせて魔王討伐の旅を潤んだ上目遣いの目で要求してくるのだ。そんな事をされたら俺は断れる自身がない。 しかも、異世界に飛ばされた後、現実世界で俺は行方不明者扱いになるだろう。ローカル新聞には『謎の失踪!平凡な高校生に何が!?事件当日に目撃された謎の発光体との関連性は・・・』といった具合で報道されるかもしれない。さらに俺が旅をしている間、学校に行くこともできない。もしそれが一年でも続いたら、留年、空白の青春、親による自主退学。恐ろしい、もう立派な社会不適合者の出来上がりじゃないか。 結局、全て都合よく進むなんて事はほとんど無いわけで、常軌を逸脱した夢溢れるお話なんて物は面倒なだけなのさ。 とは言ったものの、それは現実から完全にかけ離れた舞台に行くことを指しているのであって。もしも日常からそう遠く離れずに起こる非日常が有るとしたら、関わってみたいと思う気持ちが無いわけでもなく、むしろちょっと興味をそそられる位の憧れは俺にもある。って俺は一体何を熱弁しているのだろうか。 後に俺は、そんな事を少しでも思ってしまった自分を凄く萎えた気持ちで見つめ直すことになるんだが・・・・・・ __________ああ、そういえば昔よく口ずさんだあの呪文はどんな言葉だったっけ? }
https://w.atwiki.jp/guide/pages/276.html
@wiki共通スパム判定の調整を行っており、精度・速度を多少改善いたしました。
https://w.atwiki.jp/kihonshobackup/pages/24.html
刑事系科目 刑法 刑事訴訟法 刑事訴訟規則 犯罪捜査のための通信傍受に関する法律(平成11年8月18日法律第137号) 最終改正:平成28年6月3日法律第54号 ※最終改正までの未施行法令あり。 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(平成16年5月28日法律第63号) 最終改正:平成28年6月3日法律第54号 ※最終改正までの未施行法令あり。 検察審査会法(昭和23年7月12日法律第147号) 最終改正:平成28年6月3日法律第54号 ※最終改正までの未施行法令あり。 犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律(平成12年5月19日法律第75号) 最終改正:平成26年6月13日法律第69号 少年法(昭和23年7月15日法律第168号) 最終改正:平成28年6月3日法律第63号 ※最終改正までの未施行法令あり。 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律(平成17年5月25日法律第50号) 最終改正:平成26年6月13日法律第69号 警察官職務執行法(昭和23年7月12日法律第136号) 最終改正:平成18年6月23日法律第94号 【入門書】 井田良『基礎から学ぶ刑事法(有斐閣アルマBasic)』有斐閣(2013年12月・第5版)……四六判、366頁。 三井誠・曽根威彦・瀬川晃/編『入門刑事法』有斐閣(2013年12月・第5版)……A5判、332頁。 【その他参考書】 渡辺咲子『横断的刑事法レッスン』立花書房(2012年6月)……A5判、288頁。 【演習書】 島伸一編著『ロースクール生のための刑事法総合演習』現代人文社(2004年3月)……一部の設問に弁護士による解答例が付されている。 平川宗信・後藤昭編『刑事法演習』有斐閣(2008年2月・第2版)……短めの事例の中に刑法と刑訴法の論点を織り交ぜた、いわゆる融合問題集。設問にはどちらかといえば基本的なものが多く、解説も丁寧である(著者の独自色が薄い)ので、初中級者にも使いやすい演習書であると思われる。A5判、348頁。 【判例集・ケースブック】 法曹会編『最高裁判所判例解説 刑事篇』法曹会(?年?月・昭和29年度版~2015年7月・平成24年度版)……平成24年度版は、平成24年度の最高裁判所判例集に登載された刑事判例20件のすべてについて,最高裁判所の調査官が判示事項,裁判の要旨等を摘示し,かつ,当該裁判について個人的意見に基づいて解説したもの(法曹時報第65巻第9号より第67巻第4号までに掲載)を集録したもの。A5判、頁。最高裁判所判例解説の一覧:http //www.hosokai.or.jp/item/annai/zaiko/002.html 加藤康榮『刑事法重要判例を学ぶ』法学書院(2012年7月)……A5判、328頁。 【少年法】 〔基本書〕 平場安治『少年法(有斐閣法律学全集)』有斐閣(1987年4月・新版、OD版2001年12月)……古典。定評ある体系書。A5判、466頁。 澤登俊雄『少年法入門(有斐閣ブックス)』有斐閣(2015年4月・第6版)……オーソドックスな少年法の専門書(入門とあるが、初心者向けのやさしい本ではない。本書第5版はしがきより)。比較法的記述に詳しい。A5判、352頁。 武内謙治『少年法講義(法セミ LAW CLASS シリーズ)』日本評論社(2015年3月)……法セミ連載「少年法の基礎」を土台に大幅に手を入れて書籍化。国際人権法や刑事政策学、犯罪学の知見をふんだんに盛り込んでいる。A5判、592頁。 川出敏裕『少年法』有斐閣(2015年9月)……法教連載「入門講義 少年法」をもとに、連載中及び連載終了後に行われた法改正や、この間の少年法研究の進展も踏まえて、大幅な加筆、修正を行って(はしがき)書籍化。東大刑訴法に特徴的な緻密な解釈論を少年法に持ち込んだイメージ。したがって、理論面は随一。A5判、406頁。 ☆植村立郎『骨太少年法講義』法曹会(2015年11月)……元裁判官による著書。東大、学習院ローにおける「少年非行と法」講義案を書籍化したもの。実務家の著書ということもあり実務運用や手続規定についてはとりわけ詳しい(上記基本書中随一)。章の冒頭に学修のポイントを掲げたり、巻末に参考裁判例集を掲載しており至便。A5判、317頁。 〔判例集・ケースブック〕 廣瀬健二編『裁判例コンメンタール少年法』立花書房(2011年12月)……A5判、552頁。 廣瀬健二編集代表、川出敏裕・角田正紀・丸山雅夫編集委員『少年事件重要判決50選』立花書房(2010年9月)……犯罪全体の相当部分を占める少年事件とそれを律する少年法について理解を深める実務的な参考書。A5判、336頁。 〔コンメンタール〕 守屋克彦・斉藤豊治『コンメンタール少年法』現代人文社(2012年12月)……少年法、少年審判規則のみならず、少年保護事件補償法の解説も加えている。
https://w.atwiki.jp/ronnyuuryuu/pages/609.html
「あなたと共に歩いていく」 放送開始 SSN製作の期待の新作ドラマ、「あなたと共に歩いていく」が鍋の国でも放送が開始されます。 ゴールデンタイム枠での放送となりますので、是非ご家族や大切な方と一緒にご覧になることをお薦めします。 お仕事などで放送時間に間に合わない方は、予約録画をして、休日などに鑑賞されてはいかがでしょうか? その際、友人や大切な人を呼んで、一緒にみてもよいですね。 このドラマは見た人の心を落ち着かせる効果があると評判で、ナイトメア対策としても効果があるとのことです。 悪夢にうなされている人がいたら、音声だけでも聞かせてあげるか、 またはあなたがTVのお話しや感想を話しかけてあげるとよいかもしれません。 対ナイトメアには、その人を助けたいという気持ちや、大切に想う心を本人に伝えるのが効果的と言われています。 悪い夢に負けない、強くて優しい素敵な心を私達は、皆さんは持っています。 自分を信じ、相手を信じ、お互いを大切に思い合っていきましょう。 詩歌藩国から吟遊詩人さんが来られます ナイトメア被害に対し、詩歌藩国の吟遊詩人さんが全国を巡り、対策活動をされることが発表されました。 ナイトメアに対処するには、寝ている人の横で詩人が竪琴を鳴らすことが有効と判明しました。 これでナイトメアをほぼ無くすことができるはずです。 鍋の国は詩歌藩国からの吟遊詩人さん派遣のお申し出をお受けし、感謝とともに、その活動において協力・支援致します。 皆さんも吟遊詩人さんにならい、大切な誰かのために謡ったり、音楽を奏でてあげてみましょう。 その大切な誰かは、きっと幸せを感じることができます。 新生児誘拐事件にご注意 現状のニューワールドの不安につけこみ、幼い子供達や赤ん坊を誘拐しようとする動きが一部にあることが判明しました。 政府でも、産婦人科の巡回や警備を強化してゆきますが、どうか皆様も注意をお願いします。 新生児のいる病院も、新生児から目を離すことがないよう体制強化を実施してください。 子供達は国の宝です。皆の力で守り抜きましょう。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/30866.html
正義の心を、解放せよ(フスティーシア・コル・リーベラーティオー) UC 光/闇 (4) クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/フォウル・コード 2500 ■自分のパワー2000以下のクリーチャーはすべて「スレイヤー」と「ブロッカー」を得る。 作者:翠猫 DMAE-11「ラスト・ナイト」収録。エンジェル・コマンド・ドラゴンのフォウル・コード。 パワー2000以下のクリーチャーをスレイヤーブロッカーにする。 フスティーシア(justicia)→正義 コル(cor)→心 リーベラーティオー(liberatio)→解放 収録エキスパンション DMAE-11「ラスト・ナイト」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/atgames/pages/993.html
メンテガール 旧 新 モバイル版 ログイン後 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 火曜(と場合によっては金曜)の通常メンテナンス中とその他の臨時・緊急メンテナンス中、 ログイン後のセルフィタウンウィンドウに最初に表示される中央広場に登場するセルフィ。 上記の他、各種案内等にも登場するイメージキャラクターの代表格と言っても過言では無い。 かわいらしく、人気が有るが、このセルフィを見ているユーザーの表情は決して穏やかでは 無い事も多い模様。(特にメンテナンスが長引いている時) 『街の女の子』とも呼ばれている。左が旧メンテガール、右が新メンテガール。 旧メンテガールは今も尚、一部のファンに根強い人気が有る。 ● 名前(街の女の子)が出ているページ http //www.atgames.jp/atgames/html/campaign_event/2010/03/20100305_whitedayEV.html ※以上の情報のソース(@games内掲示板) 街の女の子(メンテガール,メンテ子) http //sns.atgames.jp/bbs/thread/6961 ※現在リンク切れです ◆ ファンの為の画像集 ◆ 通常メンテナンス 緊急メンテナンス 臨時メンテナンス 旧 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 新 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 画像情報(URL)募集中!わかる方はコメントフォームまで! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ※画像をクリックすると、公式サイトの元画像を別ウィンドウに表示します。 ◆ その他の画像等 ◆ 入会案内ページ 入会案内ページ(mixi版) サポートフォーム送信後に出る画像 Flashファイルへの直リンク Flashファイルへの直リンク プロフィールの初期登録が終わっていない時限定で出るもの ※ログインした状態でクリックすると「一言インタビュー」を見る事ができます▲をクリックすると全てを表示できないので、▼のリンクから別ウィンドウ表示推薦 Flashファイルへの直リンク GIFファイルへの直リンク ● 上記Flashファイル(一言インタビュー)をクリックした時のイメージ ※実際は他の項目が右側に長く続けて表示されます。また、ボタンやフォームは一部を除いて機能しません。 セルフィれすとらん関連画像 o.jpg mixiアプリのお手軽経営シム「セルフィれすとらん」とは - 4Gamer.net セルフィレストランセルフィ日記:So-netブログ セルフィれすとらん混乱中真・うかつ絵日記 ※画像の下のタイトルは引用元サイトへのリンクとなっています。 画像をクリックすると、画像掲載サイトの元画像を別ウィンドウに表示します。 公式サイト画像のURLがわかる方が居ましたらコメントフォームにて教えて頂けるとありがたいです。 また、他にも掲載して欲しい画像が有りましたら気軽にコメントフォーム迄御連絡下さい。(wikiの編集ができる方は直接編集して頂いても結構です) その他、画像掲載等に問題が有りましたらコメントフォーム迄御連絡下さい。 Copyright ©2010 GCREST, Inc. All Rights Reserved. コメントの書き込み 名前 コメント すべてのコメントを見る ↓情報ありがとうございました(リンク切れ・gif画像) リンク切れ等を整理して画像の追加を行いました。 -- (メンテ子編集人) 2012-11-13 13 05 02 ↓ご意見・ご要望フォーム。お問い合わせフォームはココロ -- (名無しさん) 2011-12-30 23 15 23 サポートのメールフォーム送信後に出る画像 https //www.atgames.jp/img/helpSupport/opinionForm/thankyouImg.gif -- (名無しさん) 2011-12-30 13 10 49 ↓コメントスパムにつき削除しました。投稿内容「アルバイトはじめましたd(´∀`*)グッ♪」※誘導URLは消去、投稿者「わかりません」、投稿日時「2011-12-29 05 20 33」 -- (メンテ子編集人) 2012-11-13 10 30 00 街の女の子(メンテガール,メンテ子) http //sns.atgames.jp/bbs/thread/6961 404エラーのようですよー。 -- (名無しさん) 2011-08-06 12 41 14 コメントフォームを設置してみました。 記事の間違い指摘、新しい情報、質問等気軽に書き込んで下さい。 -- (メンテ子編集人) 2010-11-07 14 20 51 今日 - 昨日 - 合計 - 最終更新日:2014年08月25日 (月) 23時53分52秒
https://w.atwiki.jp/motoken_watch/pages/22.html
過去ログ訪問1 <注意> ここでは議論全体の流れを俯瞰するために各コメントは明示無しに大幅に編集してあります。 従ってコメント者の意図から外れている場合がありますのでご注意ください。責は全て管理者にあります。 また正確な記述は元コメントを参照してくださるようお願いいたします。 地方の医師不足(最新追記8/8)(2006/08/05)) 前半 後半は→医療問題/過去ログ2 モトケン:医師不足、その原因の一つに訴訟問題 今日、同窓会に出席して、ある地方の県会議員をしている友人と話をしたのですが、医師特に産婦人科の医師不足が深刻であるとのことでした。 そして、その原因の一つとして訴訟問題があると言っておりました。( 地方の医師不足(最新追記8/8)(2006/08/05)) モトケン:訴訟頻発の背景には患者側と医療側との関係の変化があるように思います。 民事訴訟においては、弁護士は当事者つまり患者側の依頼がなければ訴訟を提起しません、というか依頼なしに提訴できません。また刑事訴訟におきましても、患者・遺族側から処罰意思が表示されない限り(告訴など)、捜査は開始されないのが原則だと思います。そして裁判所は、訴えがなされた以上、白黒をつけねばなりません。司法手続は、基本的には、最も利害関係のある当事者の意思に基づいて起動するということができます。つまり、訴訟が頻発するようになった現状の背景には、当事者である患者側と医師または医療側との関係の変化があるように思います。(地方の医師不足(最新追記8/8)(2006/08/05)) 医療側から司法不信、医療崩壊の意見が出る。 医療側:医療崩壊は司法が一原因 いまから、対策を立てても、もう効果が無いと思うな。検事、裁判官、弁護士が、産婦人科の医療崩壊を引き起こしたと思うから、仕方が無いと思うけど。(れい さん) 医療側:医療崩壊は回復不能 残念ながらもう回復不能です。研修医の指導をしていますが、同級生の動向を含め希望の科を聞いてみると、まず産婦人科希望はありえないとのことです。(Hekichin Kahekichin さん) 法曹側:なぜ医療だけ特別? 医療以外に専門的知識、技能を必要とする職業はたくさんあるわけで、そうした職種からもヒステリックな、あるいは、法律による責任の埒外に置くべきだとする要望はあるのでしょうか。(FFF さん) 医療側:産婦人科医師減少は止まらない 産婦人科の医師は減少の一途をたどり産婦人科医が足らないと既存の産婦人科医は出産にそなえての夜勤当直が増え、医学部卒業生はあえて産婦人科を選ぼうとしない、あたかもデフレスパイラルの如きの状態になっております。(或る内科医 さん) 医療側:医療は不確実なもの 一般国民に正常に経過していた産婦が突然救命不可能な病気になることがあるという認識がないことには訴訟は避けがたいですから。…産婦人科学会等の関係団体が分娩の危険性を国民に周知させなかった責任も大きいですね。(obgy さん) 医療側:特別扱いを求めているのではない、正しい判断を求めている 要は、医療に関して良識外の司法判断が下るから問題といっているのです。最善をつくしても救えない命がある、これに責任をとれというのがおかしいのです。(なんだこりゃ さん) 医療側:医療ミスの判断は難しい 米国では航空機事故パイロットも事故再発防止のために刑事罰を科せられない制度です。日本は海難事故は海事審判で審議されます。医療事故は誰にでもわかるミスと同じ専門家が見てもミスとみるかどうかわからないものがたくさんあります。(産科医 さん) 法曹側:裁判官の判断基準 現在の司法システムでは、裁判所の判断が社会的良識なんだという建前です。裁判官の判断基準はどちらも最終的には社会通念、社会的良識でしょう。最善を尽くしても命を救えなかったのなら、その医師は責任を問われるべきではありません。(PINE さん) 医療側:産科崩壊は時間の問題 産科崩壊は時間の問題ですね。現在も産科医は少ないですが、産科医の40%が50歳後半から60歳以上で占められているのです。彼らは、これから10年程度で臨床現場から離れますが、それをおぎなう若手がいません。(某救急医 さん ) 医療側:訴えられる危険性がある仕事を選ばないのは当然 いったん起訴されて有罪・懲役刑となれば医師の仕事は当分失い、家族もろとも路頭に迷います。そんな危険の大きいところを選ばないのは、一個の人間として当然。「使命感」で選択するのは医者の鑑でも親として失格です。(風の精霊 さん) 法曹側は医療側が求めているのは何かを尋ねる 法曹側:医療訴訟の判断は信用できない? 結局、医学的問題に関する法律家の意見、判断は信用できないということになるのでしょうか。だとすれば、裁判をすること自体が不当という考えに辿り着くのでしょうか。あるいは、現行の裁判制度を前提に、適切な判断が行われるよう何らかの改善をすべきということになるのでしょうか。現在でも、専門家の意見を聞く鑑定等が行われていますが、それ以外にどのような方法が適切ですか?(FFF さん) 法曹側:医師のみ刑事免責とは? 故意や過失によって他人を死傷させた場合、刑事責任を負うことは他の職種であれば当然のこととされています。もちろん、医療事故に関する過失の判断は交通事故より難しいとの意見はあるのでしょうが、結局は程度問題ということになるのではないかと思います。ですので、医師についてのみ刑事免責という特権を付与する理由がよく分からない、というのが率直な印象なのですが・・・・。(FFF さん) 法曹側:医療訴訟の有用性 医師の法的責任を問うこと自体に強い拒否的反応を示す方は、医療業界ではむしろ多数派だろうと想像しています。しかし、密室内で専門性のある行為をしていることをいいことに、医療の手抜きをし、あるいは無用な治療をし、責任を問われそうになるやカルテを改ざんし、民事の法廷でも虚偽の証言をする、あるいは看護師に偽証させるという医師が一定数いることも事実でしょう。医療過誤の被害者は泣き寝入りしてきた時代が長く続きました。(FFF さん) 医療側:故意まで免責を求めてはいない 医療関係者であっても、意図的に危険医療を行った場合などについて医師を免責しろなどという方はいないでしょう。医師自体の過労や、病院全体のシステム不備などから来るわずかなミスが不運にして重大な結果につながってしまった場合をどうするのかというのがここでの問題です。(風の精霊 さん) 医療側:全ての医療行為は犯罪? 一方医療行為の前提条件として極端な話が1人が合併症でなくなったとしても99人が助かればよい(つまり全体として利益があればよい)といった考え方で行われます。ほんのわずかな合併症もおこしてはいけない、というならすべての医療行為は犯罪を前提として行われていることになります。(ばんた さん) 法曹側:裁判所の判断も結果責任を問うものではない 医療過誤を認定した裁判所は、「ほんのわずかな合併症もおこしてはいけない」などと判断したものではないはずです。通常の注意を払えば防止できた結果を防止しなかった場合に「過失」が認められるのであり、無過失責任(結果責任)を認めた裁判例はない(そもそもそのような法体系になっていない)と思いますが。(FFF さん) 一般:刑事事件は慎重に 医療裁判について、私は刑事事件は、慎重にすべきであろうと思っています。例えば、東京女子医大事件です。(売れない経営コンサルタント さん) 医療側:医療の不確実性 現在の医療において断言できることはたった一つ「人間は必ず死ぬ」これだけです。…我々医師は奴隷同然の状況で働いてきました。…ところが今や「治って当たり前、治らなければ医療ミス」と言う馬鹿げた思い込みが患者、マスコミ、司法、警察に蔓延しており、…訴訟の多い科を避け、当直の時には問題のありそうな症例を断り、成功率の低い手術は行わない。…(元救急医師 さん) 医療側:刑事罰の範囲 なにが(どこまでが)刑事罰の対象なのかは、現場の人間の感覚と現場を知らない法律家の間には、非常に大きな開きがあります。(某救急医 さん) 医療側:医療事故の原因=過労 べつに単純に休みたいだけで過労が問題だ、といっているわけではありません。過労が医療事故の大きな誘引であることはわかっているから医療事故が多いと問題視するなら何とかしてくれといっているだけです。(ばんた さん) 医療側:法曹側・医療側の医療水準への認識の違い 問題はあなた方(法曹側)が言う「通常の注意」とわれわれが認識する「通常の注意」が大きく隔たっていることであると思います。あなたがたや裁判官や検察、警察がなんと言おうが「何をどうしようが無理なことは無理なんだ」としかいえません。(ばんた さん) 医療側:医療は他の仕事とは異なる 医療行為は、手術はそれ自体、身体に侵襲を与えるものであるし、薬も毒物です。また、もともと放置すれば、傷害が増悪したり、死亡する人が対象なのですから、不作為も死傷を招きます。すなわち、過失が無くとも、死傷する場合が多いことが、他の専門家の行為と決定的に異なるところです。(IK さん) モトケン:法律上の過失 (法律上の)過失のない人身事故はざらにあります。死亡事故でも、過失の立証困難ということで嫌疑不十分として不起訴にしている事故はいくらでもあります。しかし、車の運転の場合は常に安全運転が求められ、敢えて危険を冒す運転は原則として許されません。しかし、医療行為の場合は、敢えて危険を冒さなければならない場面が日常的にあるということはわかります。(モトケン さん) 一般:医療崩壊を防ぐために 「人はよい病院にいけば死なない」という幻想を抱くのではなく、「人はいずれ病気で死ぬのだ」という最も基本的な認識を国民全部が共有したうえで、自由主義社会では「よい医療」を手に入れるためには、それに見合った「コスト」を支払わなければならないという、ごく当たり前のことを皆が認識する必要がありますね。( じじい さん) 医療側に問題は無いのか?という提起 一般:医師には使命感を持って欲しい 患者の側は支払った対価以上のものを施してもらっているという感謝と尊敬の念があるからこそ、金を払う相手に先生と呼びありがとうございますと言っているのですが。また医師を養成するのには他学部の学生よりもずっと多くの税金も使われていると思います。 国民は期待して先行投資をしているのです。使命感の無い医師など、とっとと医師免許返上してもらいたいものです。(クルンテープ さん) 一般:医者側にも問題がありませんか? くるしいのは理解できますが安易に楽に走るような人に命を預けたくはないです。逃げ腰での医療など患者に対する責任放棄以外の何者でもないのでは?散々言われていますが人として信頼できないような医師が増えている気がします。(fisherman さん) 法曹側からの疑問 法曹側:医学的常識に明らかに反する裁判例というものがあるのでしょうか? (医療側の)皆様の共通認識として、医療過誤に関する司法判断が医師側に厳しすぎる、という理解があるように思いますが、それが医療現場の「常識」なのでしょうか。医療過誤訴訟を観察していると、裁判所は、過失のかなり明白な事案でないと賠償を命じない(=専門家の裁量を相当尊重している)ようにも思えるのですが、例えば、医学的常識に明らかに反する裁判例というものがあるのでしょうか?(FFF さん) 法曹側:「医師は奴隷同然の状況で働いてきた」? 「医師は奴隷同然の状況で働いてきた」という趣旨の発言については、ちょっと世間一般の感覚からはズレているように思います。…開業医は儲かるけど勤務医はそうでもない、という指摘はあるでしょうが、勤務医であれ通常のサラリーマン以上の給与はもらっているわけだし、…また過労の末に起こした事故だから責任を問うべきでないというのも「?」という印象があります。疲労困憊して危険な状態なのであれば、仕事をすることを避けるべきだと思うのですが。…そして、過労の末に事故を起こした医師個人を責めるのが酷だと思われる事案であっても、そのような状態の勤務を強いた病院組織に対して責任を問うことはむしろ当然だと思います。殆どの場合、医療過誤訴訟は医師個人ではなく医療法人等の病院組織を対象にしているはずです。(FFF さん ) 医療側の実情 医療側:どんどんそういう現場から医師が離れています。 どんどんそういう現場から医師が離れています。結果として、産科医が不足し、地方から医師がいなくなっているのです。などと書くと、今度は「使命感が不足している」「多大な税金が投入された医師が勝手なこと...」などと言われるのでしょうね。もう、すっかり慣れましたが。(某救急医 さん ) 医療側:過労は避けられない 医師には診療義務があります。過労だから受けませんよそ行け、というのが法的に認められるかどうか微妙ですし、仮に法的に認められたところで、たらいまわして死なせたらそれこそ袋叩きにされますよ。(風の精霊 さん) 医療側:医療側の労働意識の変化 ここ数年ほどの間に、比較的急速に、医師の自らの労働に対する意識が変わってきたように思います。以前は、…主治医として、最期まで見届けてあげるのが美徳でした。…しかし、今は逆です。病院に泊まり込むとか、何日も家に帰らないことは、不適切な労務管理の代表例となりました。…(某救急医 さん) 法曹側:診療義務の範囲? 診療義務があることは存じておりますが、過労でフラフラな場合にも絶対に診療に応じないといけない、というものなのでしょうか。(FFF さん) 医療側:明確には?実情は… その辺の解釈には詳しくありません。ただし、たとえ正当と認められても、世間からは「患者を見放した病院」と痛罵されることになるでしょう。(風の精霊 さん) 医療側:辞められるなら… えぇ。私ももう辞めたいのです。でも、私が辞めると、周囲100km圏内(およそ第2次医療圏内)に、救急専門医が一人もいなくなっちゃうんで、辞めるに辞められません。だれか替わってくれ~(某救急医 さん) 医療側:勤務状態と法的責任は別物 医療行為と法的責任を考える時は、あくまで行為とその結果について考えるべきで、…勤務状態云々は無関係とすべきでしょう。(mktaxi73 さん) 医療側:医療を裁く困難さ …医療行為は侵襲的行為であり、不作為が重大な結果を招くと予想される場合にのみ実施されべきであるということは大前提と考えます。…実施における過失を評価することが困難なことです。…合併症というのは教科書どおりにやっても必ず一定の確率で発生するものであり、必ずしも過誤と同一ということではないということです。(mktaxi73 さん) 法曹側:人の死は、思い事実、結果です。 刑事事件では、故意犯の殺人罪にせよ、過失犯の業務上過失致死罪にせよ、人が死んだという事実は非常に重大なんです。人の死の重さに対する感覚が、お医者さんと私とでズレているような気がしてなりません。もっとも、某救急医さんの「最期の数日間」の記載などを見ると、ズレてはいないのかなとも思ったり。(PINE さん) 医療側:医療の集約化 昔から10名の医者を、10ヶ所の病院に1人ずつ配置するのが良いのか、それとも2ヶ所に5名ずつ配置するのが良いのか、議論が長く続いてきたわけです。…今年2月の福島事件で答えが出ました。医療サイドからではなく、司法サイドから教えられました。これを受けて、産科関連学会や厚労省あたりからも、集約化の方針がしめされたわけです。…集約化が成功するか否かが、今後の産科医療の崩壊被害を少しでも減らせるかの試金石となるでしょう。(某救急医 さん) 一般:刑罰で事故は減らせるか? 安全を促進することよりも、結果(責任)のみを追求することを何十年もやってきたという事実は変えられないです。…根本は法律も社会全体のためにどうあるべきか?であって、安全を誘導するよりもその場の罰を決める方が重要と言うことに無理がある、ということだと思います。(酔うぞ さん) 医療側:死への感覚はずれていて当たり前 (死を)見ている数が違います。そして、何より、医師は死を見通すことによってその生活の糧を得ています。医師は自分が死に対していかにできることが少ないかをよく知っています。その中で、確実に迫りくる死に対して冷静に対処し、次に生かせるものを吸収していくのが医師です。死に対して客観的であることが必須の職業です。死に対して主観的に対処する一般の人とずれていないほうがおかしいと思います。(mktaxi73 さん) 医療側:患者側の問題… 本来蘇生可能な状態であったはずのものが、医療過誤によって不成功に終わってしまったなどとして、訴えてくるかもしれません。荒唐無稽な話ではないと思います。(某救急医 さん) モトケン:患者と家族 家族と患者の関係は、非常に複雑です。複雑ですが、解くカギは「お金」ですね。 こういう面はあるでしょうね。私も検事当時に主に交通事故に関係して同じような印象を持ちました。しかし、医療事故の後の病院側の対応に問題があったので銭金抜きの全面戦争になった事案も知っています。(モトケン さん) 一般:医療崩壊をくいとめるには つけは国民に来る。つけが来ない前に、国民は真剣に考えねばならない。その為には、医師の方々からも医療そのものでない医療システム構築の面でのサービスが必要であると考える。(売れない経営コンサルタント さん) 医療側からの反論 医療側:医療の専門家を排除しようとしている? 現在でも、専門家の意見を聞く鑑定等が行われていますが、 確かにそうなのですが、一方において下記の様な主張をされる弁護士さんもいらっしゃいます。http //www3.ocn.ne.jp/~mmic/041kinkyutokusyu.htm#01医療訴訟における公正性が重要と主張する中で,医療の専門家を排除することが「公正さ」の中身の様ですが,…(ヤブ医者 さん) 医療側:医師の免責 …ドライバーについては刑事責任を免除しようという議論は出てこない。これは、現実になり手がいくらでもいるからそういう議論は出ようがないのだと思います。また、警官も検察官も裁判官も運転くらいはするから、ドライバーの気持ちも立場もよく理解出来る前提があって…一方、例えば福島県産婦人科医逮捕の様な事例をみると、自分がそんな理不尽な目に遭わされたらたまらんと思います。この私の思いは職業人としての思い上がりなのでしょうか?(ヤブ医者 さん) 医療側:過失が微妙な場合の起訴例? 「交通事故であれ過失の有無が極めて微妙なケースはある。 この様な例で現実に起訴されることがあるのでしょうか?(ヤブ医者 さん) 医療側:米国では医師は刑事免責? 米国などで医師が刑事責任を問われないのは特権ではなく、医師を刑事起訴しても国や国民の不利益になるからだと認識していましたが、この認識は間違っていますか?(ヤブ医者 さん) 医療側:医療行為は(他に比べ)密室性が高い? 密室内で専門性のある行為をしていることをいいことに 医師の業務の多くは患者さん自身やその家族から監視されています。全身麻酔下の手術は例外ですが、それすら家族に映像としてリアルタイムに公開しながら手術する病院も出てきています。カルテを公開する病院も増えています。病院に出入りする職員以外の方の数は相当なものです。医療が他業種よりも密室性が高いと判断される根拠は何ですか?(ヤブ医者 さん) 医療側:医療側の自浄能力 医師自らが、医療過誤やカルテの改ざん等に自律的に対応してきたかというと、そのような事例を寡聞にして知りません。 多くの医療施設が重大医療事故を自ら公表しています。…少なくとも最近の医業界は、こうした日本の風土の中ではまだましな方だと思っています。違いますか?またカルテの改ざんに関しては、多くの病院で既に導入されているかあるいはそこへ目指して努力中の電子カルテには、事実上改ざんは不可能なシステムが含まれています。これって、「自律的対応」にならないのですか?(ヤブ医者 さん) 医療側:起訴されることの重大性 …医師の場合は起訴された時点で実質的に廃業に近いものがあります。マスコミの騒ぎ方が他の事例、例えば交通事故などとは比べものになりません。裁判の結果が無罪でも、もうその医者は終わっています。ペナルティーが不公平に大きいと感じますが、これも職業的思い上がりですか?(ヤブ医者 さん) 医療側:医師の労働環境 以前いた病院の産婦人科では、月の1週間くらいはアルバイトの外勤医が当直していましたが、残りは二人で当直を回していました。一睡も出来ない日でも翌日の勤務は平常通りにあります。二人とも家庭持ちでした。同級生の脳外科医で10日に一回くらいしか帰宅できない奴もいました。(ヤブ医者 さん) 医療側:医師の所得 勤務医であれ通常のサラリーマン以上の給与はもらっているわけだし 「通常のサラリーマン」が誰を指すのかは知りませんが、医者がその「通常のサラリーマン」よりも高級取りではおかしいですか?(ヤブ医者 さん) 医療側:診療義務 疲労困憊して危険な状態なのであれば、仕事をすることを避けるべきだと思うのですが。 ということは、疲労困憊さえしていれば、他に代わりの医者がいない状況で死にそうな方が病院に搬送されても診療拒否してよいのですね?(ヤブ医者 さん) 医療側:無理な勤務体勢 医者が足りない病院では無理な勤務体制が日常化するのは仕方がないと多くの医者は諦めています。それでも働くのはニーズがあるからです。今多くの病院が赤字に苦しんでいます。極端な診療費抑制政策の結果です。日本の医療費がGDPに占める割合は、先進国中最低であることはご存じですよね?医療は社会主義的な統制経済であり、商品の値段は買い手(国民)が決めるシステムです。人件費をけちっているのは、果たして病院なのでしょうか?(ヤブ医者 さん) 法曹側からの回答 法曹側:鑑定からの専門家の排除? 東京地裁の医療専門部での動向ということであり、全国的に波及するか否か何とも言えませんが、裁判官が文献等からほぼ心証を取れるということであれば無碍に否定的に捉える必要はないと思います。その部の判決が高裁で鑑定をした結果どんどん覆されるというなら、別の方法を考えるべきと思いますが。(FFF さん) 法曹側:医師の免責 ドライバーについては刑事責任を免除しようという議論は出てこない。 ドライバーというのは例であって、別に他の職業でも構いません。就くことが難しい仕事ということであれば、例えば飛行機のパイロットでも結構です。(FFF さん) 法曹側:過失が微妙な場合の起訴例 過失の有無について被告人が争う交通事件は珍しくないと思います。(FFF さん) 法曹側:医療側の自浄能力 一部の「先進的」な病院でそのような試みがあることは承知しています。しかし、未だにカルテは病院の持ち物で、患者に見せる必要なんてさらさらないという医師も相当数いることは否定できないと思います。やむを得ずに裁判所を通じて証拠保全の申し立てをする事例も相当数に登っていますし、証拠保全で裁判官が臨場しても素直に開示しない医療機関もあるようです。なお、「他業種よりも密室性が高い」と述べたつもりはありません。 重大医療事故を公表する医療機関があることと、その意識が不十分な医療機関が相当数残っているということは両立します。なお、自分が「対応が不十分」と指摘したのは、たとえば医師会等の業界団体が患者の申し立てを受けて医療過誤の有無を審査し、これがあったと認められた場合に患者を救済し、その医師に何らかのペナルティを与えるような仕組みがないという趣旨です。(FFF さん) 法曹側:起訴・逮捕の影響 起訴の時点で廃業に近いというのは、マスコミによる報道の影響であり、摘発する側の責任ではありません。例えば、教師や警察官等、公務員による軽微事犯でもほぼ同様のことが言えますが、だからといって摘発を抑えるべきだということにはならないのではないかと思います。 福島の事件については、まだ裁判が始まってもいないので、現時点で不当な 逮捕だったかどうかというのは何ともいえないと思います。…「割り箸事件」の医師は逮捕されていなかったと記憶しております。(FFF さん) 法曹側:過労と起訴の関係 疲労の程度と、患者の状態を総合的に考慮することになりましょう。特に急を要しないが、処置をする場合は危険を伴う、それに対して医師は連続50時間以上勤務しておりまともに処置をできない可能性が高い、という条件であれば、処置は回避すべきと思います。 他方、疲労してはいるが、緊急に処置をしなければ生命に関わるという場合は当然対応すべきでしょう。(FFF さん) 法曹側:医師の所得 医師は、経済的に相当恵まれた職業であるということは社会共通の認識かと思います。(FFF さん) 一般:訴訟リスクの程度 (リスクが)ゼロか100かの議論ではなく、どこまで訴訟の危険性が高まれば、リスクとして取れなくなるかという議論かと思うんですが。医師としてはゼロに越したことはないでしょうが、社会のバランス上、難しい面もあります。いっそのこと、故意を除いて刑事訴追をなくして、あとは民事でかたをつけるというのも一つの考えですが。…訴訟以外にも、医療保険制度の点数や配置基準の問題、養成人員の増加の問題など他の要素もあると思うのですが。( じじい さん) 医療側:他の職業で結果責任で訴えられる事があるか? (消防士、警察官、自衛隊員)これらの方々は「最善を尽くしたが結果として人を助けることができなかった」場合、個人が逮捕・起訴される可能性があるのですか?またそのような事例があるのでしょうか?(kita さん) 医療側:医師の労働環境の実態 働く限り、勤務時間が月400時間を超え続ける職場が他にどこにありますか?マスコミの発表する医師の労働時間に当直勤務の時間は含まれておりません。また、社会通念として医師は金持ちというイメージを世間に持たれているのかもしれませんが、現場の医師は一部を除いてそれほど給料をもらってはおりません。…それでもなお社会の持つイメージに比べ過酷であると申し上げざるを得ません。(kita さん) 法曹側:逮捕・起訴の正当性を判断する難しさ 私やモトケンさんが、よく「真実だとすれば」と断って意見を述べるのは、例えば刑事事件であれば、逮捕・起訴に至った証拠書類を自分の目で見るわけではないからです。刑事弁護人をやっていると、起訴前の被疑者の話の内容と、起訴後に確認した証拠の内容が食い違っていることがあり、その時点で、何故逮捕されたのか、何故起訴されたのかということが納得できることがあります。(PINE さん) 法曹側:医師の所得に関して 人事院の調査によると、勤務医の平均月収は約86万円(平均年齢38歳)となっています。厚生労働省の調査では、医師(勤務医)の平均年収は1228万円です。…「医師が経済的に大して恵まれていない」という主張にはやはり無理があると思い、…(FFF さん) 医療側:僻地の医師不足 僻地の医師不足を招く根本的な要因の一つに、僻地においては医療の需要自体が少ない…僻地で年間500例をこなす内視鏡医は、都市部であれば3000例以上を施行することが出来る。…第一線で診療に携わる医師は基本的には勤勉である者が多く、自らの能力を十全に発揮したいという欲求を持ち合わせている。本質的に彼らはより多くの人々のために役立ちたいと考える。(路傍の小石 さん) 医療側:勤務医と開業医 医師の経済条件の話が続いていますが、勤務医と開業医を一緒にするとまず議論になりません。…開業医は高収入ですが、労働条件は圧倒的に勤務医より優位です。したがって大都市を中心に大病院の部長級の医師が次々と開業するという現象が生じています。(mktaxi73 さん) 医療側:鑑定問題 実際に医学文献を重視するなら安心ですが、もともと鑑定不要のスタンスからは文献が重視される可能性は低いと思います。また、失礼ながら裁判官が医学文献をどこまで理解できるのか疑問です(ヤブ医者 さん) 医療側:医師の免責・ドライバー 「運転」と「医療行為」を並列において論じるのは妥当性を欠くと思います。(ヤブ医者 さん) 医療側:医師の自浄努力 一部の「先進的」な病院でそのような試みがあることは承知しています。 手術の家族公開は一部でも、電子カルテは別に「先進的」ではありません。300床クラス以上の病院であれば、ほとんどどこでも導入を検討しているシステムです。この20年以内には診療所でも電子カルテが標準になるでしょうね。(ヤブ医者 さん) 医療側:起訴・逮捕の影響 起訴の時点で廃業に近いというのは…摘発する側の責任ではありません。 責任に言及したつもりはありません。ただ、ペナルティーの大きさが異なるという事実を述べただけです。 現時点で不当な逮捕だったかどうかというのは何ともいえないと思います。 法律家にとっては当たり前の理屈かも知れませんが、一般人にとっては逮捕が不当であるか否かは裁判とは無関係です。(ヤブ医者 さん) 医療側:医師不足 簡単に言えば「無い袖は振れぬ」ということです。病院は婦人科や小児科だけで成り立つものではありません。さらに医者の数を大きく上回る人数の看護師・技師・事務職などが必要です。(ヤブ医者 さん) 医療側:技術料の低評価 訴訟問題の前に、まず技術料の低評価が、使命感とモチベーションを備えた医師をスポイルしているという現象がずっと継続していることをおさえておいてもらわねば、昨今の訴訟増加に対する医師側の反応は理解しがたいと思われます。(mktaxi73 さん) 医療側:刑事訴訟の影響度 刑事訴訟は善悪を問うものです。使命感とモチベーションで仕事をしている人間にとって、善悪を問われること自体がどれほどの屈辱であり負担になるか、想像を絶するものがあります。(mktaxi73 さん) 医療側:医療に過失罪を問えるのか? そもそも医療行為という始めから高い確率で傷害行為とわかっている行為を施行することに対して、過失罪が成立するのか(mktaxi73 さん) 医療側:もうpoint to returnは過ぎている 産科医師不足というニュースが出た時点で、すでに、point to returnは過ぎていました。どこがポイントだったかというと、もう3年も5年も前、としかいえないと思います。(れい さん) 医療側:逮捕の衝撃 福島事件は衝撃的でした。(隠されてはいましたが)手錠をかけられた当事者が、テレビカメラの前を歩かされる様子は、凶悪事件の犯人が逮捕されたのとおなじ構図でした。(某救急医 さん) モトケン:医療側の対策は? 失礼を顧みずに言わせていただければ、医療側(医師に限らず)は崩壊をただ手をこまねいて見ていただけなのでしょうか?(モトケン さん) 医療側:産科の実態 だいたい、産科が自費診療の割合が高いことを知らないんだね。保険診療が大きいと勘違いされている。だから、技術料を上げたらとか、あほな意見が出てくるんだろうね。もうひとつ勘違いされているのは、医者が公務員になりたくて成っているわけではないという事実。これは、産科診療にとっては大きい。行政側が出産費用を抑えようとしても、医者がどんどん、給与のやすい、待遇の悪い公的病院から逃げ出しているからね。だから、さらに条件が悪い。産科が、保険診療がメインなら、ここまでのことはなかったはずだけどね。(れい さん) 医療側:医療側の対策 医師は性格的には農耕民族なのですよ。…だから、崩壊があっても、革命は起こさず…黙って逃げることしかしない。(れい さん) 法曹側:裁判官が医療文献を理解できるか? 医療集中部は裁判官の中でも比較的優秀とされるメンバーが一年中大量に医療事件を扱っており、また、鑑定をしない場合でも専門委員等として裁判所に協力している医師から意見を聞くなどしてカバーしている部分もあるようです。…医療界が心配するほど常識外れの判断が出されているとは認識しておりません。( FFF さん) 法曹側:医療側の自浄努力 先のコメントと矛盾するとのご指摘については、そのとおりです。表現が過ぎた点についてお詫びします。趣旨としては…( FFF さん) 法曹側:不当逮捕 よく分からないのは、医療業界の方は福島の事件が「不当逮捕」であるということを当然の前提にしている(ように見える)点なのです。…しかし、証拠も見ていないうちから「不当逮捕」と何故断定できるのか、不思議で ならないというのが率直なところです。…勿論、自分は逮捕が正当だったと言っているわけではありません。現段階では正当とも不当とも断定できない、ということです。( FFF さん) 法曹側:立件の妥当性 警察や検察は、何も医師の些細なミスをとらえて犯罪者に仕立て上げてやろうなどと思っているわけではないはずです。事案の内容、つまり、生じた結果の重大性、それを回避できた可能性の有無と程度、過失の内容や度合い、その医師に刑事責任を問うことの相当性等を総合的に考慮して、事件を捜査し、起訴するか否かを判断するものと思います。…( FFF さん) →つづき:医療問題/過去ログ2 コメント ご意見・ご感想・訂正情報などお書きください 名前 コメント すべてのコメントを見る カウンター トータル: - 昨日: - 今日: -
https://w.atwiki.jp/chaina_battle/pages/227.html
大津事件(おおつじけん)は、1891年(明治24年)5月11日に日本を訪問中のロシア帝国の皇太子・ニコライ(後のニコライ2世)が、滋賀県大津市で警備にあたっていた巡査・津田三蔵に突然斬りかかられ負傷した、暗殺未遂事件である。行政の干渉から司法の独立を確立し、三権分立の意識を広めた近代史上重要な事件。 事件の内容 シベリア鉄道の極東地区起工式典に出席するため、ニコライは艦隊を率いてウラジオストクに向かう途中、日本を訪問した。ニコライの一行は長崎と鹿児島に立ち寄った後に神戸に上陸、京都に向かった。いまだ小国であった日本は政府を挙げてニコライの訪日を接待、公式の接待係には、イギリスへの留学経験があり当時の皇族中で随一の外国通であった有栖川宮威仁親王(海軍大佐)を任命、京都では季節外れの五山送り火まで行われた。 そして5月11日昼過ぎ、京都から琵琶湖への日帰り観光からの帰り道、ニコライ、ニコライと共に来日していたギリシャ王国王子・ゲオルギオス(ゲオルギオス1世の三男)、威仁親王の順番で人力車に乗り大津市街を通過中、警備を担当していた滋賀県警巡査の津田三蔵が突然サーベルを抜いて斬りかかり、ニコライを負傷させた。ニコライは人力車から飛び降りて脇の路地へ逃げ込んだが、津田はニコライを追いかけなおも斬りかかろうとした。しかしゲオルギオスに竹の杖で背中を打たれ、ニコライに随伴していた人力車夫の向畑治三郎に両足を引き倒され、同じくゲオルギオス付き車夫の北賀市市太郎に自身の落としたサーベルで首を斬りつけられた後、警備中の巡査に取り押さえられた。ニコライは右側頭部に9cm近くの傷を負ったが、命に別状はなかった。威仁親王は現場に居合わせたものの野次馬に阻まれ、ニコライに近づく事が出来たのは津田が取り押さえられた後だった。 留学経験によって国際関係に精通していた威仁親王は、この事件を自分のレベルで解決できない重大な外交問題と即座に判断。随行員に命じて顛末を急いで書きまとめさせ、東京の明治天皇の元へ電報で上奏するとともに、ニコライに誠意を見せるため天皇の京都への緊急行幸を要請した。これを受けた天皇は直ちに了解し、威仁親王に到着までのニコライの身辺警備を命ずるとともに、京都に滞在していた北白川宮能久親王を名代としてニコライのもとへ見舞わせた。 事件翌日の5月12日早朝、明治天皇は威仁親王の兄の熾仁親王を従えて新橋駅から汽車に乗車、同日夜には京都に到着した。その夜のうちにニコライを見舞う予定であったが、ニコライ側の侍医の要請により翌日へ延期され、天皇はひとまず京都御所に宿泊した。翌日、天皇はニコライを見舞い、さらには熾仁・威仁・能久の三親王を引き連れてニコライを神戸まで見送った。 後日、明治天皇自らが神戸港のロシア軍艦を訪問するとした際に、「拉致されてしまう」と進言する重臣達の反対を振り切って療養中のニコライを再び見舞った。 小国であった日本が大国ロシアの皇太子を負傷させたとして、「事件の報復にロシアが日本に攻めてくる」、と日本国中に大激震が走り、さながら「恐露病」の様相を呈した。学校は謹慎の意を表して休校となり、神社や寺院や教会では、皇太子平癒の祈祷が行われた。ニコライの元に届けられた見舞い電報は1万通を超え、山形県の某村では「津田」の姓及び「三蔵」の命名を禁じる条例を決議する村まであったTemplate 要出典?。また、天皇が謝罪したにも関わらずニコライが帰国すると、5月20日には、死を以って詫びるとし京都府庁の前で剃刀で喉を突いて自殺し後に「房州の烈女」と呼ばれた畠山勇子のような女性も出現した。 事件の背景 津田が切りつけた理由は、本人の供述によれば、以前からロシアの北方諸島などに関しての強硬な姿勢を快く思っていなかったことであるという。また事件前、西南戦争で敗死した西郷隆盛が実はロシアに逃げ延び、ニコライと共に帰って来るという噂がささやかれており、西南戦争で勲章を授与されていた津田はもし西郷が帰還すれば自分の勲位も剥奪されるのではないかと危惧していたという説もある。ただしニコライを殺害する意図は薄かったらしく、事件後の取り調べにおいても「殺すつもりはなく、一本(一太刀)献上したまで」と供述していたと言う記録もある。他にも当時はニコライの訪日が軍事視察であるという噂もあり、シベリア鉄道もロシアの極東進出政策を象徴するとして国民の反発があったことは確かである。 日本政府の動き 当時の日本は、何とか欧米の植民地にならずに済んだだけで、まだロシアに軍事的に対抗する力を持っていなかったため、賠償金や領土の割譲まで要求してくるのではないかと危惧された。そこで政府は事件を所轄する裁判官に対して旧刑法116条に規定する天皇や皇族に対して危害を与えたものに適用すべき大逆罪によって死刑を適用するよう働きかけた。伊藤博文は死刑に反対する意見がある場合、戒厳令を発してでも断行すべきであると主張した。また松方正義首相、山田顕義法相らが死刑適用に奔走した。青木周蔵外相、井上馨などは消極的反対、逓信大臣・後藤象二郎などは「津田を拉致し拳銃で射殺することが善後策になる」と語った。 司法の動き 旧刑法116条は日本の皇室に対して適用されるものであって、外国の皇族に対する犯罪は想定されておらず、法律上は一般人と全く同じ扱いにせざるを得なかった。つまり怪我をさせただけで死刑を宣告するのは法律上は不可能であった。ただし裁判官のなかでも死刑にすべきという意見は少なくなかった。 時の大審院(現在の最高裁判所)院長の児島惟謙は法治国家として法は遵守されなければならないとする立場から、「刑法に外国皇族に関する規定はない」として政府の圧力に反発した。要するに「国家か法か」という回答困難な問題が発生したのである。 事件から16日後の5月27日、一般人に対する謀殺未遂罪(旧刑法292条)を適用して無期徒刑(無期懲役)の判決が下された。 なお、明治40年制定の現行刑法では、殺人未遂罪に相当すると考えられるが、現行刑法では、自ら積極的に行為を中止した場合(中止未遂)の場合を除き、未遂による減軽は裁判官の裁量によるため、殺人罪の法定刑である死刑となる可能性はある。 ロシアの動き ロシア公使シェービッチは以前から日本に対して恫喝的な態度をたびたび取っており、この事件に関しても事件の対処にあたった青木周蔵、内務大臣・西郷従道らに死刑を強硬に要求し、無期徒刑が決定したことを知らせると「いかなる事態になるか判らない」旨の発言をしている(なお、これに対して青木が「自分は伊藤博文に言われて死刑にする事を約束しただけである」と述べたために、伊藤から嫌悪されて政治家としての栄達を絶たれる原因となる)。ロシア皇帝アレクサンドル3世も暗に死刑を求めていた。しかし結果的には賠償要求も武力報復も行われなかった。ただし皇太子の負傷に関しては、皇帝も皇太子も日本の迅速な処置や謝罪に対して寛容な態度を示しており、日本がこの問題を無事解決できた理由の一つにロシアの友好的な姿勢があることは疑いない。 事件後の影響 この事件判決で司法の独立を達成したことにより、まだ曖昧だった大日本帝国憲法の三権分立の意識が広まった。しかし大津地裁で扱われるべき事件を正常な手続きなしで大審院に移したり(大逆罪の適用を考慮していた為、皇室罪に関する裁判はすべて大審院における一審において判決が下されることから、適用可否判断を含め地裁ではなく大審院に持ち込まれることになった)、裁判に直接関わっていなかった児島が干渉を重ねたことは裁判官の独立等の問題として残った。また天皇もこの事件に干渉するなど、権力の所在や運用が未熟・未分化であった時代を象徴した事件である。これらの問題、つまり三権分立や司法のあり方などは活発に議論されるようになった。また海外でも大きく報じられ、国際的に日本の司法権に対する信頼を高めた。このことは日本が近代法を運用する主権国家として、当時進行中であった不平等条約改正へのはずみとなった。 ただし当時の司法は憲法上はともかく、実際には司法行政や行政裁判の扱いなど完全に政府から独立していたわけではなかった。三権分立の理念は多くの人に理解されながらも、のちに大逆事件のような司法権の侵害が起きるのはそのためである。 さらに政府がこの問題で判決を譲ったのは、元老内部の抗争の影響があったためとする説もある。 補足 人力車夫 向畑治三郎(むかいはた じさぶろう 1854年? - 1928年) 北賀市市太郎(きたがいち いちたろう (安政6年12月3日(1859年12月26日) - 1914年11月3日) この事件で津田を取り押さえるという思わぬ功績を挙げた人力車夫、向畑治三郎と北賀市市太郎の二人は、事件後18日夜にロシア軍艦に招待され、そこでロシア軍水兵からの大歓迎を受けた。そしてニコライから直接聖アンナ勲章を授与され、当時の金額で2500円の報奨金と1000円の終身年金が与えられた。日本政府からも勲八等の勲位と白色桐葉章、年金36円が与えられた。当時、低い身分の職と見なされていた人力車夫に勲位と勲章を与えることはきわめて異例であり、その後も2人は国内で「帯勲車夫」と呼ばれ一躍英雄として脚光を浴びることとなった。 しかし長続きはせず、前科のあった、向畑は博打と売春、怪しげな投機話に明け暮れ、日露戦争が始まり年金が停止されると婦女暴行事件を起こし逮捕されるなど惨めな晩年を迎えた。北賀市は堅実に郷里の石川県で田畑を購入し地主となり、勉学を重ね郡会議員にまでなったが、日露戦争が始まると露探(「ロシアのスパイ」の意)扱いをされ、辛い生活を余儀なくされた。 DNA鑑定 1993年、ロシア皇帝のものと推定される骨の鑑定に使うため、このときにニコライの手当てをした布から彼のDNAが採取された。しかし、サンプルが少なすぎて血液型までしか特定できなかった(1998年になってニコライの骨と認められ、ロシア正教会はニコライ2世を革命の犠牲者として列聖した)。 大津事件を扱った作品 江川達也「日露戦争物語」 吉村昭「ニコライ遭難」 東京ヴォードヴィルショー・三谷幸喜「その場しのぎの男たち」 山田風太郎「明治かげろう俥」 石川淳「ゆう女始末」 夏堀正元「勲章幻影 小説大津事件」 関連項目 日露関係史 日露戦争 条約改正 津田三蔵 ニコライ2世 西郷従道 常磐ホテル(現在の京都ホテルオークラ) 児島惟謙 関西大学 畠山勇子 青木周蔵 有栖川宮威仁親王 皇女アナスタシア 参考文献 児島惟謙著『大津事件日誌』平凡社[東洋文庫]。ISBN 4582801870 児島惟謙著『児島惟謙大津事件手記』関西大学出版部。ISBN 4873543754 楠精一郎著『児島惟謙――大津事件と明治ナショナリズム』中央公論新社[中公新書]。ISBN 4121013581123 外部リンク 京都ホテル100年ものがたり 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年12月19日 (金) 05 47。
https://w.atwiki.jp/mosianatagasourinara/pages/65.html
福島第一原発の苛酷事故が起こるまですべての原発は特に大きな事故もなく動いていた。福島第一原発の事故が起こった途端すべての原発が危険になったとでもいうのか?福島原発の事故は全ての原発の危険性を証明しうるものではない。そもそも原発には型が存在し、福島原発と型や構造が異なる原発は多くあり、原発を一括りにして語るのは支離滅裂。一口に原発と言っても一枚岩ではないのだ。