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「真夜中のシエスタ」より 11 :進行中のゲーム盤 :2009/04/14(火) 22 03 36 ID ZLy0aTb1 赤字一覧 【無理心中を図った人間はいない】 【祖母、父、母、娘とも部屋の中にいたモノに殺されている】 【小屋には窓、扉それぞれ二箇所以上存在しない】 【小屋の中に祖母、父、母、娘の4人の死体以上に死体はない】 【小屋の中に祖母、父、母、娘の4人の死体以外に隠れている人間はいない】 【閂を閉めた後の小屋は、先代ベアトリーチェの密室定義を満たす】 【密室の構成に関わった人間以外の生物はいない】 【殺人に関わった人間以外の生物はいない】 【四人は全員小屋の中で死亡した】 【毒・ウィルスなどで死亡した人間はゲーム盤に存在しない】 【娘は小さな漁村に住む貧しい漁民だった】 【父が扉の閂を閉めた】 【死んだ四人は1人目が死亡後10分以内に全員死亡した】 【ゲーム盤の中に殺人トラップXは存在しない】 【祖母を殺した存在は父、母、娘、祖母の誰でもない】 【父は即死している】 【四人を死に至らしめた凶器は全て同一の銃である】 【四人を殺した直接の凶器は、銃である】 【祖母、父、母、娘は銃でうたれて死亡した】 【銃はこの日、四回発射され、いずれも人間に命中している】 【4人の苗字は他殺さんではない】 【銃は暴発していない】 【ゲーム盤において父、母、祖母、娘の存在はそれぞれ1人ずつである】 【事件後、小屋から祖母、父、母、娘を殺した銃が発見された】 【跳弾による死者はなし】 【合意をともなった心中ではない】 【精神的なダメージにより死亡した人間はいない】 【祖母は即死している】 【母は即死している】 【父は2回撃たれている!!】 【ゲーム盤には犯人と祖母、父、母、娘の5つの駒が存在する】 【祖母、父、母、娘は銃でうたれて死亡した】 【銃は散弾銃ではない!】 【このゲーム盤において、一回の射撃で2人を殺すことはできない】 【このゲーム盤において、一回の射撃で2人以上を殺すことはできない】 【このゲーム盤において、一回の射撃で2人以上に弾を当てることもできない】 【四人を殺した直接の凶器は、銃である】 【祖母、父、母、娘は銃でうたれて死亡した】 【不発の弾はない】 【このゲームで銃は1つしか存在しない】 【娘も犯人に直接殺されている】 12 :進行中のゲーム盤 :2009/04/14(火) 22 05 37 ID ZLy0aTb1 復唱拒否 「祖母、父、母、娘の四人は即死である!」 「娘は銃殺である!」 「銃はこの日四回発砲されたが、そのうち一回は不発である!」 現場の再構築 現場を再構築してあげましょうか。 今から祖母を殺すわ。バン。…死んだ。 母を殺す…バン。死んだ。 娘を殺す。バン。死んだ。 父を殺す。バンバン。死んだ。 あれ、私今何回バンって言ったかしらぁ? ……五回じゃなかった? 五回だったわよねぇ? くすくすくすくす。 ”これが魔法”よ!! 965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009年04月14日(火) 01 42 27 ID uDwFw34G おっと散弾銃じゃない 『犯人Xは銃を部屋の中で3発撃ち、母、祖母が即死。父は致命傷を受けた。 銃を捨て犯人は逃走。 父が扉を閉めた。娘が銃を1発撃ち父を殺し、娘は反動で銃が額に当たり、絶命した。』 966 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009年04月14日(火) 01 43 31 ID wXqaMGVe こうかな。 『犯人は母、祖母を撃ち殺し、娘を銃で打った。犯人は逃げ、父は鍵を閉め、娘に死ぬ前にバンバンされた。娘も死んでしまった。』 967 名前: ◆OHI34wfmmI [sage] 投稿日:2009年04月14日(火) 01 44 22 ID Y6tkrr9Y . 965 966 エヴァの前に、音速の青の弾丸が突進してくる! 「なッ、何ですってぇえええぇええぇ!! シエスタ姉妹!!」 「軽く音速……!!」 「……ちょ、直撃、来ますッ!! きゅー!!」 968 名前: ◆OHI34wfmmI [sage] 投稿日:2009年04月14日(火) 01 45 16 ID Y6tkrr9Y (というところで次回に続いてもいいのでしょうか?) 973 名前: ◆OHI34wfmmI [sage] 投稿日:2009年04月14日(火) 01 54 56 ID Y6tkrr9Y (中の人) 割と大き目のゲーム盤だったので伏線回収しきれませんでした。 局面ではリザインなので、ちょうどキリがいいかな、と思います。 申し訳ないのですが、明日「第二の晩」をやらせて下さい。 とは言っても、残りはミニゲームレベルなのですが…。 エヴァ「だいたい合ってるけど、切れるところは切るわ。 . 965 【娘も犯人に直接殺されている】 . 966で、とりあえず殺害と密室についてリザインということで。 13 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 22 10 57 ID Y6tkrr9Y 出題者の◆OHI34wfmmIです。 のっけから謝らなければならないのですが、 . 973をなかったことにして下さい(汗 . 967 967 名前: ◆OHI34wfmmI [sage] 投稿日:2009/04/14(火) 01 44 22 ID Y6tkrr9Y . 965 966 エヴァの前に、音速の青の弾丸が突進してくる! 「なッ、何ですってぇえええぇええぇ!! シエスタ姉妹!!」 「軽く音速……!!」 「……ちょ、直撃、来ますッ!! きゅー!!」 の続きから、ということでお願いします。 赤字は有効にしてあります。 密室と殺人の謎についてリザイン、と書いてしまったのですが リザインしません…ゴメンなさい…。 23時から第二の晩をスタートしたいと思います。 14 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 22 12 54 ID ZLy0aTb1 13 申し訳ありません、聞いてから貼ればよかったかな…。 と、言うことは改変かな、楽しみにしております。 15 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 22 14 49 ID B2Ld4tI8 この局面からリザイン撤回とはさすがエヴァ 16 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 22 27 17 ID 94s/CRgM あと30分。第二の晩の幕開けが楽しみですエヴァ様。 リザイン撤回ということは真相がさらに深まるのでしょうか……。 17 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 22 59 31 ID 94s/CRgM そろそろお時間ですが、今日も人は少なめなのかな……? 18 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/04/14(火) 23 01 50 ID B2Ld4tI8 dreamenddischarger流して待ってます 19 :◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 03 19 ID Y6tkrr9Y エヴァ「 お待たせしたわね……第二の晩の始まりを宣言するわ! 悪いけど、こちらの手盤から仕切り直させて貰うわよぅ? . 965 「おしいけど、ちょっと違うみたいねぇ? 【娘も犯人に直接殺されている】 . 966 「……やるじゃない、人間にしては!! 青は撃ち落とされている。 20 :◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 04 27 ID Y6tkrr9Y エヴァ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「そういうことにしたいなら、そういうことでもいいわよ。 でも、メイトにはまだまだ遠いわぁ。 ”娘の行動式に矛盾がある”のに気づいてるぅ? 面倒だから赤を使うわよ。 【娘と父は実の親子】 【娘は父を殺したいと思ったことは事件前まで一度もない】 それなのに、どうして”この青に至る”のかしらぁ? 娘が父を撃った、ですってぇ? 殺したいと思ったこともないのに殺した。 これって矛盾よねぇ? だって、殺人鬼に襲われたら、むしろ助けてあげたい と思うのが普通ですものねぇ? ……その矛盾は、”私が魔法で作り上げた”。 私が”娘を魔法で操って、娘に父を殺すようにそそのかした”の。……くすくすくす!」 21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 06 26 ID 94s/CRgM 始まりましたね! どこか変わった部分があるのでしょうか。まずは復唱要求 「祖母、父、母、娘の四人の中に銃身で殴られた人間はいない。」 22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 06 40 ID ZLy0aTb1 . 20 動機で切ってきましたか。 確かにバックボーンが結構ありそうなのに、 『犯人は母、祖母を撃ち殺し、娘を銃で打った。犯人は逃げ、父は鍵を閉め、娘に死ぬ前にバンバンされた。娘も死んでしまった。』 出終わるのは味気ないですね。 『娘は逃げた犯人を撃ったが間違えて父に当たってしまった』 23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 07 30 ID B2Ld4tI8 おお、実にエヴァらしい一手。 復唱要求 「犯人は娘の兄弟ではない」 24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 07 43 ID GDmh7TwI 行動式の矛盾、有効です。 …懐かしいな。そう言えばエヴァの赤と言えば、これがあったね。 これまでのゲーム盤では問われなかった部分だけに、これは難しいぞ 25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 07 50 ID 94s/CRgM 動機ですか…。物語の背景に何があるか、ですね。 26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 11 06 ID 94s/CRgM 【娘は父を殺したいと思ったことは事件前まで一度もない】 事件の最中に父を殺したいと思わせるナニカが有った? 復唱要求 「父は娘を人買いに売ろうと思ってはいない。」 27 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 12 10 ID Y6tkrr9Y エヴァ「 当然だけど、赤字は第二の晩も引き継ぐわ! . 21 要求は拒否するわ! . 22 【娘は犯人に向かって発砲したことはない】 . 23 【犯人は娘の兄弟ではない】 【娘は事件発生時に、初めて犯人に会った】 28 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 14 24 ID Y6tkrr9Y . 26 【父は娘を人買いに売ろうとは思ってはいない】 魔女の私には分からないわ、ニンゲンの考えることなんて! 29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 16 58 ID B2Ld4tI8 『犯人が父から受けた仕打ちを暴露しながら母、祖母を銃殺。 娘を銃で殴打するも父に銃を奪われ撃退される。父は鍵を閉めたが 父が極悪人であることを知った娘は父から銃を奪い射殺した』 30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 18 33 ID 94s/CRgM まだまだ…。部分変えで復唱要求 「父も犯人に直接殺されている。」 「母も犯人に直接殺されている。」 31 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 22 23 ID Y6tkrr9Y . 29 【犯人は小屋に入ってから、誰かと話していない】 . 30 復唱は両方とも拒否ッ! 32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 26 36 ID 94s/CRgM 復唱要求 「娘と母は実の親子」 「娘は祖母の実の孫である」 「娘は祖母、父、母の三人から虐待を受けてはいない」 33 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 26 43 ID Y6tkrr9Y ベアト「 …ふむ。手盤を戻されている分、若干そなた達が不利だな。 …その青は、一度魔女がリザインした青ではある…。 が、それが絶対の真実であるとは、赤で宣言されておらぬぞ? 聞き流してもよい。魔女の戯言。信じる、信じないはそなたらの自由よ。 34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 27 08 ID wXqaMGVe 事件前まで殺そうとは思ってないか… 復唱要求でかなり突っ込もう。 「犯人Xとは娘の恋人あるいは婚約者である。」 35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 28 46 ID wXqaMGVe 忘れてた…八歳だったwww 36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 31 13 ID 94s/CRgM うー…難しい。 . 965. 966は真実ではない……?? 復唱要求! 「犯人と娘の間に血の繋がりはない!」 37 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 31 45 ID Y6tkrr9Y …先代から手盤を戻したこと、ネチッこく説教されたわ。 なんなのよ、あのババアは…。 . 32 【娘と母は実の親子】 【娘は祖母の実の孫である】 【娘は祖母、父、母の三人から虐待を受けてはいない】 【一家の間にトラブルはない】 . 34 復唱はできないわぁ。だいたい、【娘は八歳の子供】ですもの。 38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 32 07 ID V1cMFdFr 『父は犯人の一味、父は家族に保険金をかけていて 犯人に殺害を依頼、銃で殴られて致命傷を負った娘を 殺し損ねたと思った父が殴りかかったので、娘は父に銃を発砲し殺害。その後娘は死亡。』 39 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 34 44 ID Y6tkrr9Y . 38 【この事件の犯人は単独犯である】 40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 35 09 ID 94s/CRgM 八歳の娘かぁ…。ちょっと変なこと聞きます(汗 復唱要求 「娘の誕生日は2月29日ではない。」 トンデモです。娘が犯人(?)で8×4で32歳説。祖母が生きているから無理か。 41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 35 46 ID wXqaMGVe 「娘、祖母、母、父に精神的障害はない。」 雛見沢症候群みたいのだった可能性もあるしね 42 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 38 00 ID Y6tkrr9Y . 40 【娘の誕生日は2月29日ではない】 . 41 【娘、祖母、母、父に精神的障害はない】 43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 41 56 ID wXqaMGVe 「犯人は父に精神的ダメージを与えていない」 44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 42 17 ID uDwFw34G うむむ。難しい… 祖母が未知の犯人Xに撃ち殺されたことは確定か? 娘が父を殺したかどうかは…まだ確定じゃない? …復唱要求で行くぜ! 「姿形がそっくりな人間は、この事件に登場しない。」 45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 42 21 ID 94s/CRgM エヴァ様. 36についてよろしくお願いします…(汗 46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 42 31 ID fkcL6dyy 復唱要求 「このゲーム盤の殺人はすべて殺意を以って行われた」 47 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 42 46 ID Y6tkrr9Y ベアト「 意地にならず、素直に第一の晩を再構築した方が身の為よ…くくく。 その青に固執すれば、無限の袋小路に陥ることになる… それでも構わぬというなら、話は別だがなァ…? 48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 43 50 ID 94s/CRgM 復唱要求 「祖母、父、母、娘のうち一番最後に死んだのは娘である。」 50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 45 48 ID I8USjb8U 間違えた。 復唱要求ですね。 「父の死は娘の後ではない」 51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 46 04 ID 94s/CRgM . 47 ということは実は全体的にミスリード? 魔女を信じるべき信じないべき……? 娘と母の役割が逆である、とか……うーん。 52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 46 05 ID wXqaMGVe 前スレ 966を打ち落としたが赤で斬ってはくれないのか? 53 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 46 47 ID Y6tkrr9Y . 36 【犯人と娘の間に血の繋がりはない!】 ……うっかりしてたわ。 . 44 【姿形がそっくりな人間は、この事件に登場しない】 . 45 …要求拒否よ。 54 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 51 00 ID Y6tkrr9Y . 48 【祖母、父、母、娘のうち一番最後に死んだのは娘である】 . 50 【父の死は娘の死のあとではない】 . 52 前スレの 966に対しては . 20の赤で切っているという認識よ。 行動軸が矛盾しているのだから切れているはず。 55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 51 30 ID wXqaMGVe 『犯人Xとは父の愛人であった。犯人の犯行の仕方は前スレ 966。娘は父に怒りを持ち殺した。』 二発撃ったってことは怒ってたんだろうなぁ。 56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 52 14 ID uDwFw34G 母と祖母は赤字により即死。胸や眉間を撃たれていればありえる。 娘は血をながしているだけだから…銃で殴られたのかも。 父親は胴体を撃たれているだけだから、行動できた可能性がある… 『犯人Xは母と祖母を殺し、父親に重傷を負わせる。 そして娘を銃で殴って死亡させた。 犯人Xは銃を捨てて逃げだし、父親は扉を閉めた後、 {室内で自殺]』 自殺原因は証明拒否! 57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 52 46 ID V1cMFdFr 『犯人の銃撃で傷を受けて苦しがっている父が、殺してくれと娘に頼んだ。 殺したくはないけれど、仕方なく殺した』 58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 53 07 ID I8USjb8U 復唱要求。 「不発には暴発は含まない」 59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 55 48 ID fkcL6dyy . 966っていわれるより . 12の966の方が見やすいよ 60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 56 02 ID uDwFw34G スマン。 50【父の死は娘の死のあとではない】 ね。 これでどうだ。 『犯人Xは母と祖母を殺し、父親に重傷を負わせる。 そして娘を銃で殴って意識不明にさせた。 犯人Xは銃を捨てて逃げだし、父親は扉を閉めた後、 室内で自殺。その後娘は死亡』 61 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 56 35 ID Y6tkrr9Y . 55 【祖母、母、父、娘、共に、犯人とは全くの赤の他人】 くっくっく。 . 56 【祖母、父、母、娘は全員他殺である】 だから魔法だって言ってるでしょう? さぁ、屈服の時間よぅ! 62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 56 39 ID 94s/CRgM 復唱要求 「銃を扱ったのは犯人のみである。」 63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/14(火) 23 58 50 ID wXqaMGVe . 59 ごめん、気をつける。 64 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/14(火) 23 58 53 ID Y6tkrr9Y . 58 【不発には暴発は含まない】 キラン♪ エヴァ「……な、なん…何が…」 . 57 エヴァに迫る光速の青の槍。それは勢いと共に数を増し、最終的に 5本の槍となってエヴァに襲いかかった。 65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 00 22 ID ZLy0aTb1 . 57,64 だから、2発ですか、なるほど。 割と普通の理由でしたね。 66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 00 28 ID QKlZCUWf おぉ! ズキューンきた! 67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 00 36 ID SN9EnlxM . 64 おおぉ、これは……? 68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 04 15 ID u5yn+zqP あれ? 終わっちゃったのか? 69 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 06 29 ID Knb4MDjN エヴァ 「――現場を再構築ッ!!」 ――あっという間に倉庫が再構築された。 犯人が倉庫に入る。 銃声が一発。祖母を撃ち殺す。 銃声が一発。母を撃ち殺す。 父と娘が犯人に飛びかかる。犯人は父を撃つが致命傷には至らず、倒れるのみ。 娘のナイフが犯人の腹を抉る。犯人は娘の頭を銃で打つ。 犯人は銃を取り落とし、ひるんで逃げる。娘は反射的に銃を拾った。 父は扉を閉め、閂をかける。 だが、父と娘はもう助からない。 父は言った。その銃で早く天国に行きなさい、と。 娘は地獄の苦しみに耐え、安らかな眠りを愛する父に与えた……。 エヴァ 「……魔女の私には良く分からない心理、ヘドが出るッ!! ……だが、魔女は嗤う。 エヴァがそのケーンを振るうと、身体から5本の赤い槍が飛び出し、5本の青の槍に 寸分違わず激突した。 爆発と轟音が響く。 70 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 07 10 ID Knb4MDjN 「……くっくくくくくくくく、あっはははははははははは!! 一瞬、勝てるとでも思ったぁ? まだまだよ、まだまだ、まだまだ足りないッ!! 「さっき青を撃ち落とした赤をもう一度、ゆっくりと見せてあげるわぁ! 【事件が起きたのは昭和8年7月23日深夜の2時】 【小屋にあった唯一の光源であるロウソクは消えている】 【犯人は、暗闇の中で狙い通りの射撃を行う技術を持たない】 ……それがどうしたって顔ねぇ、驚くのはこれからよ!! 【犯人は約10m離れた場所から祖母の心臓を狙い、確実にそこを射抜いた】 【犯人は約10m離れた場所から母の眉間を狙い、確実にそこを射抜いた】 暗闇の中では人間には何も見えない、だけど魔女には見えるッ!! 犯人が魔女ならば魔法で狙撃可能ッ!! 逆に言えば、”人間には不可能”!! さあ、リザインの時間よぅ!? ……くすくすくす、きゃはははははは!!」 71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 09 15 ID E+vZ+yhy ぐ・・・ 復唱要求 「小屋の外に光源はない」 72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 09 29 ID 9ZY/JvQi なん…だと…? 73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 09 56 ID 5PYCrU76 . 69 70 お……うおおおおおおおお! どうしよう…どうしよう… 『犯人は耳が異常に良かったので、祖母の心音と母の呼吸音が聞き取れた』 74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 11 55 ID OLH4PUUH . 73 それだと暗闇の中で狙い通りに撃ててしまう。 復唱要求 「事件当日、事件現場は暗闇の中にあった」 75 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 12 07 ID Knb4MDjN . 71 復唱は拒否ッ! . 73 【犯人は聴覚に頼って射撃を行う技術を持たない】 76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 12 34 ID dV4LMzf/ . 70 次のターンですか。 トンデモいきますよ? 『銃の等身が10m近くあり、直接当てて撃った』 ところで10m≠10メートルは流石にないですよね…w 77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 13 17 ID SN9EnlxM 昭和8年7月23日…… 暗視スコープ等の機械があるはずない…! 私の誕生日の一日前で驚いたけどそれは関係ない! 一瞬勝てたと思ったのにっ 79 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 14 14 ID Knb4MDjN . 74 それも拒否するわ。…魔法よ、魔法なのよッ! . 76 【銃は普通の銃。いっさいの仕掛けは存在しない】 【10mを10メートルと言い換えても赤字は成立する】 80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 14 22 ID E+vZ+yhy 拒否された、か… ならば 「事件当日は満月であった」 81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 15 35 ID dV4LMzf/ 復唱要求。 「事件があった場所の時刻が午前2時である」 . 77 初期のナイトビジョンは二次大戦の頃開発されたはずです。 82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 16 07 ID 5PYCrU76 . 77 マジですかお爺ちゃん! . 75 うおおおおお!ならこれでどうだ! 『犯人は雷の明かりを使って祖母と母親の場所を察知し、銃で撃った!』 窓がガラス製ならありえる! 83 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 16 22 ID Knb4MDjN . 78 拒否するッ! . 80 【昭和8年7月23日の月齢は0。月明かりはない】 月齢チェッカーで調べてきたから確実よぅ? 84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 16 32 ID 9ZY/JvQi 『確かに深夜2時に事件は起こったかもしれない。しかし、その時刻は 海外で観測された時刻であり、小屋のある国は実際は日の出ている時間であった』 85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 16 33 ID QKlZCUWf 10mはなれた母、祖母は即死。 突っかかった父、娘は殺せなかったことから接近することで威力、精度は下がるってことだね。 86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 18 23 ID QKlZCUWf とおもったら普通の銃かい 87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 18 23 ID dKl0cks2 暗闇ではなさそうだな。だが、それだけでは・・・ 『小屋の外に街灯などの光源が存在し、人間の輪郭程度は見ることができた。 また、銃にはレーザー照準器がついており、ある程度の狙い打ちが可能であった』 88 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 18 41 ID Knb4MDjN . 82 【落雷は事件発生時に発生していない】 . 84 …ぐ…。 【赤字で宣言した時間は現地時間である】 89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 18 42 ID OLH4PUUH 『事件当日は白夜であった』 90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 19 13 ID SN9EnlxM この復唱拒否だと小屋の外に光源があるはずですよね。 91 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 20 16 ID Knb4MDjN . 89 青はついに神速を越えた。槍は分裂を繰り返し、有視界を占拠。 「なッ、何ですってぇえええぇええぇ!?」 青が激突する、まさにその瞬間。エヴァ・ベアトリーチェの姿は闇に消えた。 幾恵もの青が地面に突き刺さる。 エヴァが元いた場所は、突き刺さった百の青でハリネズミのような有様。 土煙がようやく収まったころ、ふわりと黄金の蝶が舞い降りた。 蝶は瞬く間に、先代のベアトリーチェへ姿を変え、そして厳かに宣言した。 「……不肖の弟子に代わって、妾が宣言する。……魔女側のリザインである」 エヴァ「 とりあえず負けを認めるわ、先代のババアがうるさいし…… でも、”このボトルメールの作者が魔女に心を操られたこと”を否定する 材料はどこにもないってこと――分かるわよねぇ? くすくすくす……!」 92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 20 41 ID dV4LMzf/ . 80,83 新月の筈、と言おうとしたら流石エヴァ。 となると白夜かなーって 89かに言われちゃいましたね。 . 88 現地時間でますます怪しいw 93 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 21 08 ID Knb4MDjN □ 真相 銃が手に入ったのは偶然だった。もう何日も食べていないのだから、食べ物を 見つけたら良かったのに。運命は残酷だ。こんなもの、何の役にも立たない。 もう死ぬんだろうな、と思っていた。そう思ったら泣けてきた。良いことなんて 何にもなかった人生だった。振り返るべき美しい思い出すら、私には許されなかった。 神を憎んだ。……私をこの世に生んだ神を。 ――悪魔の囁きが聞こえた気がした。 息が荒い。腹からこぼれる沢山の血は、自分の物じゃないみたいに熱かった。受け止める手の ひらにも、もう力は入らない。 足から力が見る間に失われ、倒れると海の近くだった。 白い太陽が静かに海を照らしている。 一人寂しく死ぬのが嫌で、私は血まみれの手で嘘まみれの手紙を書いた。 ……この手紙を読んだ人が、きっと私を”魔女”にしてくれると信じて。 北の海に手紙を入れたボトルと、この身を投げた。 94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 21 34 ID OLH4PUUH 白夜って夏なんですね。 北欧とかなんでてっきり冬だとばかり思っていましたよ。 95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 26 43 ID 5PYCrU76 . 93 なるほど、ボトルメールは青森に流れ着いたけれども、別に日本の話とは限らないのか。 これはやられた。 …教授ー! 96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 00 28 11 ID dKl0cks2 謎解きに関係ない部分にも、オチを仕込んでたのね。 …いや、白夜か。そういうアレか。関係あるじゃん、なるほどー 97 : ◆OHI34wfmmI :2009/04/15(水) 00 29 35 ID Knb4MDjN では魔女にお帰り頂き、中の人です。 改変はないです。やっちゃうと収拾つかなくなりそう だったのと、フェアじゃないなぁと思いまして。 昨日、終了の時間が迫ってきたので 「このままリザインするか」と半分思っていたのですが、 「次のゲーム盤作るの時間かかるぞぉ」と悪魔が囁きかけてきてw エヴァの”行動式矛盾”って要素は絶対やりたかったんですよ。 そのためにエヴァを使ったのだし…。 ただ、最初の謎はちょっと難しすぎたかもですね。 手盤を勝手に戻したので難易度が上がってしまいました。 申し訳ない…。 予定では、後の方が粘れると思ったのに、ちゃぶ台返しならず、残念。 ――花火とかホタルとかあるじゃないかよぅw . 95 時間軸を誤認させる手が相当打たれていたので、逆に場所を 誤認させたら白夜から遠ざかると思ったんですがね…。 教授はボケが始まっていたのかも知れませんw ありがとうございました。 名前 コメント
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シエスタ556(ゴーゴーロク)ペントラゴンに仕える姉妹騎士団の武具。556は、おっとりとしたいじられキャラだったが、誰からも愛されていた。しかしいつも運が悪く、黒き魔女との戦いにおいて無惨な戦死を遂げた。彼女は最新式武具で、儀仗的な色合いの強い姉妹騎士団では異色の存在だった。556は分隊火力支援担当。殺すためでなく、味方を守るために放つ。 おっとりしてて、いっつもみんなにおちょくられてる女の子。でも、それはみんなにとっても愛されているから。彼女はトランペットが得意。元気な音色でみんなのスキップも弾むよ。
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シエスタ556(ゴーゴーロク)ペントラゴンに仕える姉妹騎士団の武具。556は、おっとりとしたいじられキャラだったが、誰からも愛されていた。しかしいつも運が悪く、黒き魔女との戦いにおいて無惨な戦死を遂げた。彼女は最新式武具で、儀仗的な色合いの強い姉妹騎士団では異色の存在だった。556は分隊火力支援担当。殺すためでなく、味方を守るために放つ。 おっとりしてて、いっつもみんなにおちょくられてる女の子。でも、それはみんなにとっても愛されているから。彼女はトランペットが得意。元気な音色でみんなのスキップも弾むよ。
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通常技系 近立ち弱 ほいっ 近立ち中 えいさっ 近立ち強 ちょいっと! 遠立ち弱 よっ 遠立ち中 ほいさっ 遠立ち強 なっこーっ! 強 にゃっぱー しゃがみ弱 よっ しゃがみ中 うぃっさっ しゃがみ強 ほいっとぉ 強 すいー ジャンプ弱 うぃっ ジャンプ中 ていっ ジャンプ強 くらうにぇっ 斜めジャンプ中 そぉれっ 斜めジャンプ強 うりゃぁっ 投げ にょっ→いよいっしょおぅ→零距離にぇ 必殺技系 三角跳び 回るにぇ 黄金の弓 弱:ファイヤーっ 中:二発まとめてにぇっ 大:三発行くにぇ 空小:空から行くにぇ 空中:よけられるかにぇ 空大:狙撃にぇ うさぎローリング 弱:跳ぶにぇ 中:標的捕捉にぇ 大:耳は折っとくにぇ 地対空誘導矢 弱:シュートっ 中:警告はしたにぇ 大:お仕事の時間だにぇ 地対空誘導矢あさって 弱:斜めに行くにぇ 中:木端微塵にぇ 大:当たると超痛いにぇ 五連追撃矢 地:逃れるなんて不可能にぇ 空:にぇひ!すっとろいにぇ! 夢見るうさぎローリング 襲撃なんて燃えるにぇ! 散弾誘導矢 五発同時にぇ 散弾誘導矢あさって まな板の上のマグロにアワビにぇ! うさぎたちの舞踏 たっぷり叩き込むにぇ→410射撃!にひ 射撃誘導システム起動 00「射撃誘導システム起動!」 45「410へデータリンク!」 410「逃がすと思ったかにぇ!!」 メタ宣言 メタ宣言 410「新しいおもちゃにして遊ぶにぇ!」 メタ返し 410「人参と水だけなんて嫌にぇ~」 メタ再展開 45「410に任せます!」 メタ再反論 410「何でこいつ死なないにぇ!?」 メタ強制展開 00「精密射撃戦準備」 タッチ 共通:こっちくるにぇ/出番にぇ~ 戦人:戦人! ベアト:先代様~ 縁寿:縁寿ぇっ! ルシファー:ルシファーちゃ~ん 紗音:しゃの~ん? 嘉音:かの~ん? ワルギリア:ワルギリア様~/先々代様! ロノウェ:ロノウェ様~ エヴァ:大ベアトリーチェ卿! 朱志香:朱志香! 譲治:譲治~! 楼座:楼座! ヱリカ:ヱリカ! ドラノール:ドラノール~! 黒戦人:黒いの来るにぇ! 交代後:撤退にぇ! 応タッチ要請 共通:ここにっ! 黒戦人:はい、戦人様・・・ アタックタッチ ゆっくりしてくにぇ ダメージタッチ 焦っちゃダメにぇ ガードタッチ ゆっくりしてくにぇ アサルト システム再起動にぇ!→ゆっくりしてくにぇ 待機 肩が凝るにぇ~ しゃがみ待機 コキコキするにぇ~ ダッシュ (停止間際)よいっとっ バックステップ ちょいっとぉっ ジャンプ よっ 前ジャンプ よっ バックジャンプ にぇっひ ハイジャンプ はっ 前ハイジャンプ 跳ぶにぇっ バックハイジャンプ 跳ぶにぇっ アピール こっちにぇ~にひ 受身 よっと/よいっしょっ スタン うきゅぅ~ 弱ダメージ 中:にやっ 下:んにゃぅっ 中ダメージ 中:にひぇっ 下:ぐっ 大ダメージ 上:にぃやっ 中:ぐわっ 下:ひうっ 吹き飛び大ダメージ にゃあんっ ダウンダメージ むぎゅうっ 空中ダメージ よっと 浮かし ひぃいぃ~ん 吹き飛び 飛ばされるにぇ~ 並行吹き飛び むぎゅっ ガードクラッシュ 耳は止めるにぇ~ 被投げ 戦人:んにゃっ ベアトリーチェ:うひゃあっ!? 紗音:耳は止めるにぇ! ワルギリア:にゃに!? ロノウェ:にゃにっ!?→中身が出ちゃうにぇ! 投げ失敗 おっと 投げ抜け 甘いにぇ! 被投げ抜け やるにぇ…! 起き上がり うつ伏せ:油断したにぇ 仰向け:いよいっ 開幕 共通:410「ぜんたーい、止まれっ」45・410「「シエスタ姉妹近衛隊、ここにっ!」」 戦人:バトラ卿に、敬礼! 縁寿:エンジェ卿に、敬礼! ルシファー:お久しぶりにぇ~!ルシファーちゃん♪ 紗音・嘉音:愚かな家具殿に、敬礼! エヴァ:410「ぜんたーい、止まれっ」45・410「「大ベアトリーチェ卿に敬礼っ!!」」 朱志香:右代宮朱志香に、敬礼! 譲治:右代宮譲治に敬礼! 楼座:右代宮楼座に敬礼! ヱリカ:古戸ヱリカに敬礼! ドラノール:ドラノール・A・ノックスに敬礼! 黒戦人:犯人説に基づく黒き戦人に敬礼! ウィラード:ウィラード・H・ライトに敬礼! 勝利 共通:お仕事完了だにぇ/さ~て、つ~ぎは誰を狙おうかにぇ~ 同キャラ:にーひっひっひぇ、龍王さまにおっこられるぅ~ 戦人:エンドレスナインもたいしたことないにぇ! ベアト:先代様?ここはどうかお引き取りを。 ルシファー:もう終わりにぇ~?ルシファーちゃ~ん?にひ 紗音・嘉音:また今度一緒に遊ぶにぇ、にぇへぇへぇへぇ エヴァ:なにとぞご命令を、大ベアトリーチェ卿! ワルギリア:今夜は無礼講にぇ、ひゃっはー! ロノウェ:失礼いたしましたっ 410:やーい!龍王さまにおっこられる~! 朱志香:手ごたえがないにぇ。全然遊び足りないにぇ! 譲治:美しいなんとかにはとげがあるのはお約束にぇ! 楼座:この勝利・・・556と一緒に噛み締めたかったにぇ・・・/黒き魔女もたいしたことないにぇ/真里亞卿への口の利き方は気をつけるにぇ 黒戦人:このバケモノ!縫われて刺繍になるといいにぇ! ヱリカ:議論が終わるまでそこで休んでるといいにぇ ドラノール:私たちにはこれが限界にぇ・・・ ベルン・ラムダ:元老院の大魔女様でも木端微塵にぇ ウィラード:急所は外してありますにぇ 時間切れ勝利 410「任務完了にぇ」 45「410!私語は駄目です!怒られます!!」 時間切れ敗北 くぅ~っ!悔しいにぇ~! 削られKO 45、頼んだにぇ… 引き分け くやしいにぇ、くやしいにぇ 敗北次ラウンド移行(CROSS) 410再起動。問題ないにぇ / 次は負けないにぇ
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シエスタ姉妹近衛隊【しえすたしまいこのえたい】竜王ペンドラゴンが、赤き竜の飛来を記念して結成した、姉妹だけで構成した近衛隊。本来は竜王の配下だが、歴代ベアトリーチェとの永年の親交から、近衛兵2人の貸し出しを許されている。姉妹は魔法によって生み出される擬似生命的存在。その為、多種多様な個性を持った姉妹が、今もなお生み出され増え続けている。人間界に顕現するには莫大なコストが必要で、絶大な戦闘力を差し置いても召喚は困難。その為、特別な式典などで儀仗的な役割として召喚されることが多い。
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「何処に目が光っているか分かりません。パーティーが終了してしばらくしたら、ご相談があります。 ルイズ、ワルドとともに、学院長室に集合してください」 アンリエッタ姫殿下は、珍しく真剣な表情で、らんまにそう告げた。 やがて『フリッグの舞踏会』は終了し、ルイズたちは自室に引き上げ、地味な服に着替える。 良牙はワルドの攻撃でダメージを負っていたため、ブタのまま秘薬を塗ったあと、タオルで巻いて寝かせた。 こいつの異常な生命力なら、数日すれば治るだろう。いずれ一緒に地球に帰らなくては。 そして深夜。三人は密かに、学院長室の前に集合する。 「俺とルイズと、ワルドか。何の相談だろうな」 「さあ、あの方はいつもこんな調子よ。おちゃらけているかと思えばぱっとシリアスになって、 枢機卿も顔負けの政治的判断をやってのけたりするそうだもの。 王族はそんなもんじゃなきゃ、やってられないのかもね。ガリアの無能王もそうなのかも」 「頼もしいじゃないか。我々がお守りする甲斐のある方ってことさ」 中からオールド・オスマンが『魔法探知』の呪文をかけ、本人確認をしてから入室を許可する。 アンリエッタとマザリーニ枢機卿が三人を出迎えた。まずマザリーニが口を開く。 「ようこそ皆さん、お呼び付けして申し訳ない。しかし、ちと大事でしてな。 ここは学院で最も結界の強い場所の一つ、密談にはちょうどよろしい」 学院長秘書が怪盗をやっていた、なんて環境だが、まあ常識的にはそうだろう。 「このワルドも、ということは、何か荒事ですかな? 品評会の優勝者もおいでですし」 「ええ、お察しの通りですわ、ワルド子爵。ミス・ランマも荒事には向いておられるようですし、 ルイズは私のお友達。こんなことを頼めるのは、あなたたちだけ……」 そう言うとアンリエッタは、ぽろぽろと涙を零し出す。オスマンが話を受け、続ける。 「あー、わしがちょいと話を進めておこう。アルビオンで貴族の反乱が続いておるのは知っちょるな? 最新情報によれば、もうアルビオンのほとんどは貴族議会派の反乱軍《レコン・キスタ》に占領され、 《王党派》は国王陛下及び皇太子殿下とともに、国の端のニューカッスル城に篭城しておられるとか」 アルビオン。空に浮かぶ島国で、トリステインと同じぐらいの大きさがある古い王国。 その程度のことなら、らんまも噂話に聞いていた。 「その王様たちを、救出すりゃーいいのか?」 「ランマ、敬語よ敬語っ。誰の御前だと思ってんのっ」 マザリーニが痩せた指で口髭をひねる。 「さて、そこが政事の難しさ。アルビオンのテューダー王家は我が国の王家とも血縁関係にあり、 救出して差し上げたいのは肉親の情。それに奴らの唱える『貴族共和制』だの『聖地奪回』だの、 ハルケギニアの統一だのといった理想主義は、諸王国にとって見れば既成秩序を根幹から揺るがす思想……ふぅ」 と、ひとつ溜息をつく。 「さりながら、陛下や殿下を亡命させれば、強大な《レコン・キスタ》と正面から戦わねばならぬ。 残念ながら我がトリステインは軍事的には弱小国、彼らの空軍には敵わないだろう」 アンリエッタは涙を拭き、ようやく口を開いた。 「なんとか王族の亡命の手助けをしようと、ガリアやゲルマニアにも打診したのですが、 空の上を攻めるのは、かなりの難事業。なかなか色よい返事はもらえません。 もはや《王党派》の運命は、神と始祖ブリミルにお任せする他ありません。彼ら自身もそう願っているようです」 「では、我々は何をすればよろしいので?」 「テューダー王家が滅びようと亡命して来ようと、《レコン・キスタ》の次の狙いはこの小さなトリステインでしょう。 国家防衛の布石として、私は近々、ゲルマニア皇帝アルブレヒト三世に嫁ぎます。 両国が連合して、《レコン・キスタ》の侵略行為を押さえ込もうという戦略です」 「何ですって!? あの野蛮な成り上がりどもと!?」 「これは国策だ、ミス・ヴァリエール」 叫び声をあげるルイズを、マザリーニが静かにたしなめた。オスマンも無言で肯く。 「……けれど、それには一つ、障害があるのです。 私は以前、アルビオンのウェールズ皇太子に一通のお手紙を差し上げました。 他愛もない、幼い少女の恋文。けれどそれが公表されれば、ゲルマニア側は婚儀を拒むかもしれない。 あなた方は、その手紙を取り戻すため、アルビオンへ潜入していただきたいのです」 「恋文……では姫様は、ウェールズ殿下のことを……」 「勿論、かの地は戦場。道中にもいろいろ危険はあろう。また公表できぬ任務ゆえ、表立っての褒美はやれぬ。 しかし、これは我が国を守るための……」 グダグダ続くマザリーニの話を遮り、らんまが声をあげる。 「おーし、分かった。手紙は取り返してくるし、王様も皇太子も救い出してくる。 姫様と皇太子が婚約して、一緒に《レンコン喫茶》とやらをぶっ潰しゃあいいんだろ」 ルイズも皆も、思わず唖然とする。何だレンコン喫茶って、いやそれより。 「……ランマ、だからねえ……」 「俺にゃー、困っている人は見殺しにゃできねえ。政治の話はよくわかんねえし、 もし王様の方が悪玉なら、ぶん殴ってでも改心させてやらー。それで万事解決だろ?」 自信満々で、敬語も使わないらんまが『にへっ』と笑う。それを見て、アンリエッタも微笑んだ。 「私は、一人の女である前に、国の責任者。私のエゴでこの国を戦火に晒したくはないの。 ……でも、助けられるものなら助けて差し上げたいわ! 愛しいあの方を! それに反乱軍は粗野で乱暴で、蛮族や亜人まで手下にした《ならず者ども》だって聞いているもの!!」 「へへっ、そのセリフが聞きたかったんだ。大丈夫、愛と正義は必ず勝つもんですから」 ワルドが感心した様子で、顎鬚を撫でる。 「……ま、ミス・ランマの言う事も、よく考えればもっともです。 どうせ奴らが攻めてくるなら、不遜ながら《王党派》を抱えていれば、錦の御旗になりますぞ。 我らはアルビオンの王家を助け、王政復古のために戦うのだ、と。他の国々の賛同も得られるでしょう」 アンリエッタはマザリーニやオスマンとしばらく相談し、再びルイズたちに向き直る。 「では、改めてお頼みいたします。ルイズ、ワルド子爵、ミス・ランマ。 できる限りのことをして、彼らを残酷な運命から救い出してください。けれど、あなたたちも命を大切にして下さいね。 ルイズは私の、ただ一人の《お友達》ですもの!」 そう言うと彼女は、身分証明の代わりに、指に嵌めていた『水のルビー』の指輪をルイズに渡す。 トリステイン王家の秘宝で、アルビオンの王家には『風のルビー』が伝えられているという。 「アルビオン行きの船が出るのは、月に何度か訪れる『スヴェルの夜』の翌日。次の便まであと五日ほどあります。 港町ラ・ロシェールまでは早馬で二日ほど。急がねばなりませんが、まだ準備が必要かも知れません。 我々はひとまずトリスタニアに帰ります。ワルド子爵は学院に残り、出発の準備を整えてください」 「承知いたしました、姫殿下、枢機卿」 ぞろぞろと学院長室から出て行くアンリエッタたち。しかし、くるっと彼女は振り返る。 「あ、それと、ミス・ランマ」 「はい?」 「鉄の棍棒のジュリエットちゃんは、もう私のものですわよ」 「ああ、いーですよもう。戦う時は、峰打ちでデルフリンガーを使いますからっ」 翌朝。姫殿下一行はようやく、王都トリスタニアへ帰還する。オスマンも用があるとかで、秘書と一緒に王都へ向かう。 馬でも三時間ほど、昼には王宮に到着するだろう。学院は緊張感から解放され、いつものように騒がしい。 だが……。 「え? シエスタさんが、学院を辞めた!?」 メイドのシエスタの姿がない。らんまが使用人たちに訊ねると、昨夜貴族に連れて行かれたのだという。 「あ、ああ……姫殿下の一行にいた、モット伯っていやらしい中年貴族にさ。 行儀見習いなんて言ってたけどよお、どうせ《お妾》だよ、あのスケベ野郎の慰みものに……!」 「宮廷の勅使もしているそうだけど、いい噂聞かねえんだよなあ、あのくるくる眉毛」 「何人も平民の女ばっかり集めて、ハーレム作ってんだってよお! けっ、いけすかねえ」 「まあ仕方ねえべよ、貴族に逆らったら平民は生きていけねえ……」 「マルトー親父も、娘みてえに可愛がってたのによお。よく気のつく、いい娘だったもんなぁ。 あんなのにかどわかされちまって、親父も塞ぎこんで寝込んじまったよ」 学院の使用人からの評判も、あまり芳しくない人物のようだ。悪い貴族の、見本のような親父なのだろう。 「マルトーのおっさん!! 本当か、シエスタさんが……」 「おお、ランマか。『我らの剣』よ、本当さ。まったくいやな世の中だぜ、貴族ばっかり威張りやがって。 そりゃ貴族の魔法はすげえし便利だけど、平民あっての貴族じゃあねえかなあ、ちくしょう」 ベッドに臥せるマルトーの声は弱々しい。ずい、と近くの使用人にらんまが詰め寄る。 「おい、使用人を辞めさせるんなら、学院長の許可が必要なんだろ! あのじじいは何してくれてんだ!!」 「し、知らねえよ! 俺らみてーな下っ端が、そんな事知るかよ!! どーせカネか女か、女の下着で釣ったんだろうぜ。どっちもセクハラじゃあ知られてる。 シエスタは、物みてえに買われていって、あいつに飼われるのさ」 へっ、と笑った使用人を、らんまは張り手で吹っ飛ばした。 らんまの顔が、怒りに燃えて赤く染まる。シエスタは恩人であり、平民の仲間であり、なにより普通の女の子だ。 そんな女の子が、変態親父にいいようにされるなんて、想像したくもない。 「どこだ! その変態貴族の屋敷は!! 俺がシエスタさんを連れ戻して来てやる!!」 モット伯の屋敷は、学院から一時間ほど歩いたところにあった。そこへ近付くのは、二人の少女。時刻は昼過ぎ。 「なあ、やっぱりルイズがついて来ることはねえって。授業サボったんだろ?」 「ふん、あんたは私の使い魔じゃないの。一人で外をフラフラしちゃいけないわ。 モットはスケベ親父でも伯爵よ、連れ戻すための交渉だったら、公爵家令嬢の方が箔がつくでしょ。 それに身柄を買い受けるなら、おカネがいるんだし。なんならワルドを呼んできて、実力行使させようかしら」 らんまが苦笑する。女の敵、ということで、男嫌いのルイズもこの件には立腹しているようだ。 「そんなのは、俺がやるよ。さすがにデルフは持ってきてねーけど、中に入りゃあ武器ぐれーあるだろうし。 それにワルドにはあんまり関係ねえ話だろ。大体、正面から頼もうって言って返してくれるわきゃねえよ」 「まぁ、そうだろうけど……」 「じゃあ、潜入用にこれ着てくんねーかな。髪は纏めて、こんな感じにして……」 二人はメイド服を着込み、使用人になりきる。らんまは手馴れたものであった。 ルイズに話をさせるとボロが出るので、らんまが門番に近付くと要件を告げる。ぶりぶりのぶりっ子演技で。 「ああ? モット伯さまにお会いしたい? なんだ、てめえら?」 「あのっっ、私たちは魔法学院のメイドなんですけどっっ。 昨夜モット伯さまが、ここで面倒を見て下さるとおっしゃられたので、急いで来たんですぅ。 ここに連れてきて下さった人は急ぎの用事があるとかで、もう帰ってしまわれてぇ。お屋敷に入れて下さぁい。 それであの、シエスタさんって人が、先に来ているはずなんですうっ」 ルイズは、あまりのらんまの豹変ぶりに頬を引きつらせる。初老の門番は特に怪しみもせず、門を開いた。 「はぁん、伯爵さまの慰みものが、また来やがったか。可哀想になぁ。 ほれ、入っていいぜ。武器なんか持ってねえだろうし、持ってたっておめえらなら、どうってこたねえしよ」 屋敷の中は広くて豪勢だが、あまり人はいないようだ。さらわれた女の子たちは、地下にでもいるのだろうか? 「あっさり潜入できたわね。でも、どーすんの? モットのとこへ踏み込んで、コキャッと始末しちゃう?」 「始末はしねーって。ひとまずシエスタさんを取り戻せばいいんだ。 まあ股間を使い物にならなくするぐれーは、そのあとで当然しとくけどな。 ……あのっ、そこのかっこいいお兄さんっ。モット伯さまはどちらかしらっ(きゃはっ)」 「あんた、立派に女の武器を活用してるじゃない。……私だって、もう少し胸があれば……」 モット伯やシエスタたちは、昼間から地下の大浴場で沐浴しているらしい。なんと不埒な、破廉恥な。 らんまはとりあえず、壁に掛けられていた剣と短剣を拝借し、武器にする。ルイズには一応、杖がある。 「この階段を降っていけば、大浴場か。教訓を踏まえて、下に男物は着ているけどよ。 ……そういや、モットも当然メイジだよな。何使いだっけ?」 「確か、水のトライアングルよ。二つ名は『波濤』。数年前に奥さんを亡くしてから女狂いみたいになって、 平民の女の子を掻き集めているそうよ。表面的には『行儀見習い』ってことで、それは認められてはいるわ。 でも、もう何十人といるはずなのに、誰もこの家から戻ってこないとか……」 二人の背筋がぞぞっとする。まさか、死体で人形を作っているとか、悪魔の生け贄にしているなんてことはあるまい。 きっと、多分。ただのヒヒ親父だ、それで充分だ。 しかし、そこへ絹を裂くような乙女の悲鳴が響き渡る!! 「ランマ! あの声は!」 「ああ、シエスタさんの声だ!! 地下から聞こえてきたぜ!」 らんまは『ガンダールヴ』で強化された脚力を用い、ルイズを抱えあげて地下へ走る! ばんっ、と大浴場の扉を開けると、大きな浴槽にお湯が張ってある。そこには異様な怪物がいた。 身長は2メイルほど。体は赤黒くて体毛はなく、ぬらぬらとした粘液に覆われ、血管が無数に浮き出ている。 眼はぎょろりと大きく飛び出して鼻はなく、大きな口には牙が並ぶ。まるで蛙人間、いや半魚人だ! そいつの大きな右手の指が、裸のシエスタの右腕を掴んでいた。取って食おうというわけらしい。 「きゃ、きゃあああああ!!? なに、なにこの化け物!?」 「シエスタさんっっ!! くそっ、間に合え!」 らんまが短剣を投げ、怪物の右手首に突き立てる。怯んだ隙にらんまは剣を振りかぶって跳躍し、右手を切り落とす! シエスタは気絶して、お湯を浴びて男になった乱馬の胸に倒れこむ。怪物はおぞましい叫び声をあげる。 三人は怪物から距離を取り、浴槽から上がった。 「何なんだ、こいつは!? おいモット、どこだ!!」 「し、知らないわ。こんなの、私は知らない。本で読んだ事もない」 蒼白な顔をしたルイズは、メイド服を脱ぎ捨てた乱馬の腕にしがみついた。歯の根があわない。 浴場の奥の方から、男の声がした。中年の貴族、モット伯だ。 「それはな、『なりそこない』というんだよ、お客さんがた」 「も、モット伯! あんた、ここでいったい何をしているの!?」 モットはそれに答えず、静かに、呟くように喋る。豪奢な服を着ているが、よく見ると眼が少し、ぎょろりと大きい。 「水の国トリステインの北の端、ダングルテール(アングル地方)に小さな村があった。 そこに数百年前、いや千年も前だったか、人魚(マーメイド)が漂着したそうだ。 上半身は女、下半身は魚。醜いものも美しいものもおるが、その本性は人食いの化け物……」 モットは浴槽から短剣を拾い上げ、自分の手首に切り傷をつける。 「その肉を食らえば不老不死となり、死ぬほどの傷を受けても必ず治る、とか」 その傷は、すうっと塞がり、瞬く間に消えた。 (続く)
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2007年11月10日 23時~1時 クエスチョナーズの代表、藤岡さんがねとらじに出演。 クエスチョナーズは、玩具・出版に関わらず、面白いと思ったことを真面目にふざけてやりたい。 企画屋のために、個人でも会社を相手に商売が出来る器を作りたい。 コミックシエスタで始める漫画は、現在4本。うさくん先生、高津ケイタ先生、他2名。 新都社とは協力関係を結びたい。 注目している作家はいろいろ。絵は一番最初に判断する材料。 原稿料は出せないが、売上げから出版にかかる費用を引いた額を、作家様にお渡しします。 現在はまだ、クエスチョナーズの儲けは考えていない。良くて±ゼロ収支。 しばらくは玩具(フィギュアなど)で儲けを出す。 形にして残しておきたい作品で、個人や他の会社では出版・流通できないものを世に出したい。 同人やWebで作品を発表している方が商業に移るのは、過去にも他社さんであった流れです。 ISBNコードを取って流通に乗せれば、冊数は分からないが全国の書店やアマゾンで買える。 印刷では600dpiは欲しいので、基本的には書き直してもらう。 とりあえず興味がある方は、メールなりSkypeなりで連絡してみてください。 リカちゃん突撃の件 (;^ω^)
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登場時年齢:18歳 性別:女 身長:159cm 体重:43kg 血液型:O型 最終学歴:理のエクレール魔法学院 最終称号:S級魔法士 得意魔法:無属性の攻撃魔法、治癒魔法 好物:薬膳系の料理、ビーフシチュー、みそおでん 「魔法医」を夢見るB級魔法生。 ルクシエメール魔法学院では、学内女医のラクリスの元で治癒魔法を学んでおり、ファンクラブ副会長を務めていた。 幼い頃に崖崩れに遭い、優秀な魔法医の手当てにより一命をとりとめた事で人を癒すことに憧れを感じるも、その時に多くの友達を一度に失ってしまった事が トラウマとなり、「悲しみの感情」で心が乱れると魔法が撃てなくなるという欠点を抱えている。 性格は明るく、お喋りが大好き。 小等学院時代、中等学院時代に百人を超える友達を作っており、人付き合いは上手い。 ※以下シリーズの重大なネタバレを含みます。未プレイの方は注意 ルクシエ曰く「最もS級魔法士にふさわしい人間」。 治癒魔法の才能もさることながら、天才少女サリィ=デビッドに匹敵するほどの魔力を秘めており、「ラハと理の魔法生」では飛行魔法の暴走で宇宙に行く勢いで飛んだり、学院の中庭を消し飛ばすほどの威力の結界魔法を展開した。 エクルール魔法学院で発生した「死の魔法事件」をラハと共に解決し、その中で悲しみの感情で魔法が撃てなくなる欠点も克服。 ルルゥ=コーディという年下のC級魔法生と恋仲になり、のちに「リセ」という名のネズミの使い魔を創る。 エクレール魔法学院卒業後にS級魔法士の称号を受けるが、「闇の魔法士に禁術をかけられた人々を癒やすこと」という指令を魔法教会に与えられてから、苦しむ人々の姿を見て心を痛める日々が続いた。 その中で「この世界に一番必要なのは、苦しんでいる人々を癒やすことではなく、癒やす必要すらなくなることだ」と考えた彼女は、闇の魔法士が暗躍する前の時間軸に飛ぶことを決意。 夫となったルルゥ、使い魔リセと共に、「永遠なる生」の禁術を自らにかけ、不老不死状態となったまま百年前にタイムスリップする。 魔女Xシリーズ「魔女盤のアルカ」ではスターシア=エリシエルという偽名を使い、アークギルドが闇の魔法士になることを阻止。結果、闇の魔法士により苦しめられる人々の世界にはならず、以後、彼女が望んだ千年の平和が約束される。 「ジャベリアの魔女禁書」ではマリア=ラクリシアという偽名を使い、スピカの大災の調査に貢献。 だが、千年間生き続けてきたことで心に限界を感じ、「死にたい」と願う様になり、衝動的な発作で自身に何らかの魔法をかけ、子供の姿になってしまう。 しかし死を願う気持ちはワードマンに諭されたことで改め、この先も永遠に生きてゆく事を約束した。
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濃い霧に覆われた湖、その畔には豪奢な館がひとつ建っている。 その深紅の西洋建築は周囲の景色を忘れさせるほどに異彩を放っており、絶対にぬぐい切れない異質感を漂わせている。 それは紅魔館。幻想郷のなかでも群を抜いて禍々しい、悪魔の館だ。 燦々と太陽が照っている昼日中、その門へと続く道に動くものが見える。 背筋をぴんと伸ばし、足取りは恐れを知らぬかのように強い。 物腰は穏やかに見えて傲慢。その姿を見たものは例外なく畏怖を抱いてしまう、そんな威容だった。 まさに悪魔の館と畏れられる紅魔館の主にふさわしい。 などと、足りないおつむで考えているかはわからないが、ゆっくりれみりゃはもたもたと歩いていた。 よたよたと心もとない足取りは、まるで牛の歩みのようにのろく、どたばたと鳴る足音は品性のかけらも感じさせない。 しかも日傘を両手で抱えるように差しているので、やや猫背ぎみになっている。 何が楽しいのか、いつもと変わらぬバカ面であった。 「うー!うあうあーうー!」 両手で握り締めた傘の手元をくるくる回す。 紅魔館前の舗装された地面は平らで歩きやすい。 小さな石ころでも躓いて転んでしまうれみりゃだから、しっかりと歩けることがうれしいのだろう。 ゆっくりと歩いていくゆっくりれみりゃ。 ゆっくりれみりゃはなぜか紅魔館の周辺で見かけることが多いが、胴体の生えたゆっくりれみりゃは分不相応にも紅魔館が自分の住処だと認識しているのだ。 首だけの時は木に留まっているのに、胴体が生えるとそうなる。ゆっくり七不思議のひとつと言えよう。 ふとゆっくりれみりゃが足を止めた。 その目の先には門の前で横になっている人影がある。 紅魔館の門番・紅美鈴だ。 暢気にシエスタをしている。邪魔をしてはいけない。 それを認めた瞬間、ゆっくりれみりゃの動きに慎重さが加わった。 抜き足差し足でさらにもたもたと門に近づく。 あと三歩。二歩。半歩。 今まさに侵入を果たそうとした瞬間、引き摺り倒されるゆっくりれみりゃ。 その体は紅魔館の敷地を侵すことは出来なかった。 「うーっ!」 地べたを這いずって痛いのか、怒りながら四つんばいになって起き上がるゆっくりれみりゃ。 振り向くと足に何かが絡まっている。美鈴の足だ。器用に蟹ばさみをして引き倒したらしい。 ゆっくりれみりゃはそこから足を抜こうとするが、抜けない。焦るゆっくりれみりゃ。 「うー!うぅー!」 足を振り回すようにすると、ようやく戒めから解放された。うー!と喜色満面で声を上げるゆっくりれみりゃ。 そこではっとする。美鈴を起こしたのではないだろうか? だが、美鈴はいまだ寝ていた。安らかな寝息は規則正しい。 安心したのか、再び侵攻を開始するゆっくりれみりゃ。だがやはりあと半歩というところで引きずられてしまう。 しかも二度目だからか、今度は蹴り飛ばされてしまった。 寝ている美鈴の驚愕の足技だ。 「うあーっ!!」 痛みに泣きながらも怒ったのか、傘を拾って閉じると、顔を真っ赤にしてそのまま美鈴に殴りかかる。 ばしばしと音がするが、それは美鈴の体にはまったく触れることが出来ずに地面を叩き続けている。 美鈴は寝返りで迫り来る傘をかわしていた。本当に寝ているのかと疑いたくなる光景だ。 「うー!うあーうあー!ううぅーー!うあっーーー!!!」 ゆっくりれみりゃが全力で叩いても傘は折れていない。 このままでは埒が明かないと思ったのか、仰向けに寝ている美鈴の右足首をまたぐ。 ゆっくりれみりゃは傘を反対にし、握りなおすと美鈴の顔を見た。 とても満たされたような幸せな顔をしていた。いい夢を見ているのだろう。肉まんを腹いっぱい食べているとか。 そんな幸福な顔がどう変わるかを想像したのか、ゆっくりれみりゃもどことなく嬉しそうな顔で傘の石突を美鈴の足に突き刺そうと振り下ろした! 衝撃が全身を貫く!! 「う゛あ゛ぁーーーーーー!!!!」 股の間をつま先で抉られ、たまらぬ叫びをあげるゆっくりれみりゃ。 けっこうな力が込められていたのか、そのまま宙を舞う。 落下したところをさらに美鈴に蹴り上げられ、さらに開脚旋回を始める美鈴がお手玉のようにゆっくりれみりゃを蹴り上げ続けていく。 「ぶっぶぇっー!ぶぇーー!う゛ぁ~~~んっ!う゛ぁーーーっ!」 いまだ眠っているとは思えないほどの完璧な身体操作に、ぼこぼこと蹴られていたゆっくりれみりゃはとうとう大声で泣き出した。 さらにそのまま足先でゆっくりれみりゃの首を挟むと、倒立する美鈴。空にまっすぐ突き上げられたつま先は、太陽を穿つかのようだ。 そしてめくれ落ちるスカート。肉付きのよい脚線美があらわになる。どこからか黄色い歓声が沸き起こった。 そのまま弧を描くようにゆっくりれみりゃを脳天から地面に叩きつける! 「う゛ぐぅぇっ……!!」 ぐしゃりと音を立てて鼻から上がつぶれた。飛び散る肉汁、散らばる肉片、ネギが見え隠れしている。 そのままゆっくりれみりゃを解放し、大の字になり寝ッ転がる美鈴。規則正しい寝息は微塵も乱れていない。 しばらくすると、ゆっくりれみりゃがその強靭な生命力で再生し、犬神家の一族状態から元に戻る。 「うーーー!」 べそをかきながら傘を持ち、こりずに美鈴に叩きつけようとする。が、すっ転んだ。美鈴が足を払ったのだ。 もたもたと立ち上がり、何度も叩こうとするがそのたびになす術もなく転ばされてしまう。 「うううううーーーー!」 地団太を踏むゆっくりれみりゃ。しばらく美鈴のまわりをうろちょろする。 やがて何かに気が付いたのか、泣き顔が一転晴れやかな笑顔になる。 「うー!うー!うまうまー!」 美鈴の頭のほうで喜びを踊りに表している。そう、足元で叩こうとするから転ばされるのだ。ならば頭を叩けばいい。 「うぅ~~」 ゆっくりと傘を頭上に掲げるゆっくりれみりゃ。 「うあっ!!!」 そのまま全力で叩きつける! 満面の笑みを浮かべるが、そこには美鈴の影も形もなかった。 戸惑い、「う~?」と首をかしげるゆっくりれみりゃ。瞬間、世界がぐるりと回転する。 「う゛えっ」 いつの間にかゆっくりれみりゃはうつ伏せになっていた。何が起こったか理解できないゆっくりれみりゃ。 さらに上には美鈴が座っていた。ただ座っていただけではない。キャメルクラッチの体勢だ。 ゆっくりと引き上げられ、えびぞっていくゆっくりれみりゃ。 「うー!うー!」 手を振り回して抵抗するが、なんの効果もない。 やがて限界に近づいてきたのか、ゆっくりれみりゃの胸元あたりからみちみちという音が聞こえてきた。 手の動きが激しくなる。声も大きくなり、涙は滝のように溢れ出ている。 「う゛あーーうあぁあぁあぁん!!う゛う゛ぅー!う゛ぅうぅうぅぅーーーッ!!」 ゆっくりれみりゃの服に染みが広がっていく。もれ始めた肉汁が汚しているのだ。 ぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎり。 「ぶぇえーーっ!しゃくやー!しゃくやぁああああ!」 すると現れる十六夜咲夜。救いをもとめる声に応えるのだろうか? いや、違う!美鈴のキャメルクラッチを見た瞬間、顔を強張らせた咲夜は、右手を鈴仙が弾幕を放つときのような拳銃の形にして差し出したのだ! どこから出てきたのか、それを見た妖精メイドたちは一斉にどよめく。 じつはこの門前でのゆっくりれみりゃと、シエスタ中の美鈴との小競り合いは一週間に一度は起きていることなのだ。 紅魔館の妖精メイドたちはこれを一種の娯楽としてみているようだ。 確かに寝ているはずなのに微塵も乱れぬ剽悍な動きは、一流の見物として妖精メイドたちからの人気も高い。 「な、なにあの手の形は!?」 「あれはシュートサインよ」 「シュートサイン?」 「技が脱出不可能なくらいパーフェクトに決まっていることを示すサインのことよ!」 事情通の妖精メイドが解説をしている。 美鈴は門前に腕試しにくる人間たちとも試合をしている。それもまた見物として人気が高い。 特に紅魔館の主であるレミリア・スカーレットはよくそれを観戦している。 咲夜はそのときに審判をやらされたりもするのだ。手の形はその癖のようなものだろう。 相手が人間であれば、シュートサインが出た時点で決着なのだが、今の相手はゆっくりれみりゃ。 しかも美鈴は寝ている。徐々に技は進み、ゆっくりれみりゃの腹は裂けていた。 「うあー!う゛ー!う゛あ゛ーーっ!うぎゃぁあぁああぁあぁあああああっっ!!!」 腹から肉まんの中身がはみ出ていく。ほこほことしたそれは、肉汁を滴らせ地面に水溜りを作る。美味しそうな匂いがあたりに立ち込めていく。 その匂いに誘われたのか、美鈴の腹がたしかに鳴った。と、ぱちりと目を見開く。 目の前には右手を拳銃のかたちにしてこちらを指差す十六夜咲夜の姿が。 「うわっ!違いますよ?サボってませんよ?」 「いいから、それをどうにかしなさい」 「それ?ああ」 今気づいたのか、胴体が半分ちぎれたゆっくりれみりゃを門から遠ざけるように放り投げた。 ゆっくりれみりゃは痛みにもがき苦しんでいたが、持ち前の生命力で回復すると泣きながらも立ち上がり、そのまま美鈴のほうへと向かっていく。 どうしても一矢報いたいようだがそれはかなわない。 よたよたと駆け寄ってくるゆっくりれみりゃのふところに瞬時にもぐりこむと、美鈴は鳩尾あたりをめがけて掌底を放つ。 攻撃されたゆっくりれみりゃは痛みを感じていないのか、そのまま美鈴を殴ろうと手を上げる。 ゆっくりれみりゃの背中が爆ぜた。 「う゛え?」 頭と手足以外の中身が背中を突き破ってブチ撒けられたのだ。吹き飛んだ中身は音を立てて地面へと落ちていく。 同時に胴体の支えをなくしたゆっくりれみりゃもその場にへちゃりと崩れてしまった。 さしものゆっくりれみりゃも、ここまで損傷が大きくなると再生も滞るのか、傷がふさがる気配もない。 それを無視して門前へと戻る美鈴。その顔は一仕事終えたような表情だ。 「う゛え~~~~っ!う゛ぇえぇぇ~~~~ッッ!!!」 臭いと泣き声を聞きつけたのか、どこからかやってきた黒い塊に飲み込まれるゆっくりれみりゃ。 その中からは、あいも変わらずの泣き声と咀嚼音が聞こえてくる。 やがて泣き声がなくなるとその黒い球体はどこぞへと飛んでいってしまった。 地面には染みだけが残っていた。 終わり。 これがアニメだったら、ラーメンにしてるところですよ! とは美鈴の談。 著:Hey!胡乱
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夜中――日本なら丑三つ時というであろう時刻。 当たり前だが、ルイズは眠っていた。ちょっと上品とはいえない格好ではあったが。 「・・・ムニャ、チェックメイトってやつよ・・・キュルケぇー・・・」 なにやらいい夢を見ているようである。 そしてルイズの頭の上には、ちょこんと帽子が乗っかっている。 ルイズの寝相はお世辞にも良いとはいえないのだが、 帽子は寝返りのたびに離陸と軟着陸を繰り返し、安定したポジションを維持していた。 そんな安らかに眠る一人と、そもそも睡眠が必要なのかわからない一帽子に、 カチャ・・・ 忍び寄る邪悪な影が・・・ 『変な帽子みたいな使い魔』 ・・・カチャ・・・カチャ・・・カチャカチャ・・・カチャ・・・ 金属同士がこすれる音が、ドアノブからわずかに聞こえる。 何者かが鍵を非合法的な手段で開けようとしているようだ。 ・・・カチャ・・・カチャ・・・カチリ! 鍵が開き、 ・・・キィ・・・ ゆっくりと。慎重に。音をたてないように。ドアを開いて黒い影が入ってきた。 そしてその火トカゲはドアと鍵を元通りに閉め、 ベッドの上のルイズ(&帽子)を見て、ニヤリと笑った。 そのとき!雲の隙間から月影が差し込み、闖入者の姿を照らした! 「ウフフフフフフフフフフフフフフフフ・・・カワイイ・・・」 やっぱり厨房付きのメイド、シエスタであった。 セミロングの黒髪、ソバカスの残る頬、そしてメイド服。 一部の特殊嗜好の方々以外の目には、彼女は某有野並に地味な少女としか映らないし、 実際彼女もなるべく目立たないようにこの学院ですごしてきた。 性格も穏やかでおとなしく、心優しく世話好きである以外、特に特筆すべきところはない。 だが、そんな彼女にも、普段はおくびにも出さない『本性』(どっかの手フェチのような)があった。 それが、 『惚れてるモノの前ではとことん大胆になれるッ!!』 昼食の時間にルイズ&帽子を見かけたシエスタは、恋のスト○ック・アウト、9枚抜きッ! ルイズがいなくなった後も、表面上は平静を保っていたが、 (もう一度!ミス・ヴァリエールの可愛らしい帽子姿をもう一度見たい!) しかし不幸なことに夕食の時間、シエスタは厨房の手伝いでフロアには出れず、 結局その日ルイ・帽を再び見ることはなかった。 (ちなみにシエスタがルイズの名前を知っているのは、すでに学院中で 『帽子を使い魔にした女、その名はルイズ・ド・ラ・ヴァリエール』 という話題で持ちきりだからだ) 次の日の朝食の時間にチャンスはやってくる。しかしッ! 恋に萌える少女シエスタに朝まで我慢できるだろうか・・・? さん、はいっ『できるわけがないッ!』×4 と、いうわけで彼女は大胆にもルイズの部屋への不法侵入を試みたのであった。 ・・・いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや 『大胆』ってレベルじゃないだろう。 平民が貴族の部屋に侵入するなんて、見つかったら速攻縛り首ですよ。 『ピッキングは犯罪じゃよ、シエシュタァァァァァァ・・・』 社会のルールもひいおじいちゃんの天からのメッセージも華麗にスルーし、 シエスタは眠るルイ帽の姿に魅入っていた。 「・・・ほう・・・本当にカワイイです・・・ヴァリエール様・・・」 シエスタはため息をつく。 月光に照らされたすやすやとあどけない顔で眠っているルイズ、そして帽子。 シエスタが夢にまでみた光景である。(ルイズを見てから一度も寝てないが) 「よく眠っていらっしゃいますね・・・」 そう、よく眠っているのである。 心焦がれた少女&帽子が今、目の前に無防備な姿をさらしている。 恋に大暴走少女シエスタはただ『見てる』だけで我慢できるだろうか・・・? せーの、『NO!NO!NO!NO!NO!NO!』 「ウフ、ウフフフフフフフフ」 シエスタは静かに笑いながら、ポケットから何かをズルリと取り出し、 ルイズの方へゆっくりと近づいていった。 ・・・シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ 「・・・ムニャ・・・ろーど・・・ろーらー・・・」 シュッ、シュッ、シャシャシャシャッ、シュッ、シュッ 別にファブってるわけではない。 シエスタは寝ているルイズのスケッチを始めたのだった。 そりゃもう時計のようになめらかな動きで。 さっき話したように、ルイズの寝相は良くない。 約五分おきに寝返りをうつのだが、その一つ一つのポーズを、 シエスタは機械のように素早く精密な動きでスケッチしていった。 ・・・そして2時間後、スケッチブックがいっぱいになったので、 「ごちそうさまでした」 とシエスタは部屋をあとにした。 もちろん鍵はきちんとかけなおして。 シエスタが出て行ったあとの部屋には、 「・・・ムニャ・・・ラッシュの速さ比べか・・・ キュルケ・・・ボコボコにしてやんよ・・・」 シュッ、シュッ、と寝ぼけてシャドウボクシングしているルイズと、 そのパンチをヒラリヒラリと舞い遊ぶようにかわし続ける帽子だけが残された。 第五話『よし、俺のシエスタにスケッチさせてみよう』完ッ! バ―――――z______ソ! To Be Continued → 目次