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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長127mm ●全幅81mm ●全高49mm ●Item No:18010 ●本体価格600円 ●1988年5月16日発売 【本体内容】 オフロードバギーラジコンのスーパーセイバーの弟分。 シャーシは黒のTYPE-1。 ギヤは11.2:1と6.4:1をセット。 モーター付き。 ホイールはホワイト。タイヤはスパイクタイヤ仕様。 ボディの成形色は銀。 【RCについて】 ホットショット系車両の最終型として登場。 【漫画、アニメでの活躍】 漫画「ミニ四トップ」にて主人公九堂 突風の初期の愛車として登場。 学年誌連載の為様々な形態があるが、総じてウイングが付けられている。 トップ以外にも多くのレーサーが使用する。 コロコロ アニキ8号に掲載された石黒正数氏が自身の少年時代の経験を描いた漫画「心の兄貴とミニ四駆」にもかつての著者の友人の愛車として登場。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18010super_sabre/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/18010 【備考】 ボディの色とホイール色を変更した限定キット「スーパーセイバーJr.蛍光カラースペシャル」がある。2005年には仕様を大幅に変更したRS版が発売された。 それ以外にも、コックピットを開口してドライバーフィギュアを乗せられるようにしたオープントップ、オープントップをベースにしたねんどろいどぷち×ミニ四駆 セイバー drives スーパーセイバー スペシャルなどもある。 セイバーと銘打ってはいるが、マグナムセイバー、ソニックセイバーなどのセイバー系とは関係がない。(そもそも綴りが違い、こちらは「Sabre」、 あちらは「Saber」)
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ドラッへフュンフ(Drache Funf) ソサエティ派のドイツ軍部がシュネッケ社に製作を依頼したWAPで5番目の試作機。 サイズ的にはゲパルトとほぼ同等で、狙撃の鬼。 グリレゼクス系とビーネドライ系の長所を併せ持つがWAPとしては機動性が低い。 本来は対戦車用の切り札として開発された(主に戦車隊への圧力を目的として) しかし戦車隊がWAP運用に切り替えた時点で計画が打ち切られ 狙撃の肝とも言える腕部が完成しないままお蔵入りになっていた。 未完成のまま闇ルートでヘレナ達に供与され、別機体の腕部を用いて完成 ルシェの機体としてガレオンに持ち込まれた。 当初のコンセプトは 「戦車砲の直撃にも耐えうる装甲と最低限の機動性を確保し、 長距離から狙撃によって動力部の破壊、また接近後に 戦車の弱点とも言える上部装甲を貫通しての攻撃を敢行するWAP」 であった為、コックピット周囲の装甲はストライカー機並みである。 脚部も、109式炎陽に似たスカートアーマーが装備されている他、 射撃時の安定性を高める為に踵部分にアンカーが設けられている。 固定武装はボディのドラッへMG(口径20mm)、腕部の75mm砲×2 手持ち武装としてツィーゲライフルを装備する豪華機体。 腕部の砲は二の腕が機関部となっており、後方に砲身が折り畳んである 射撃は肘を90度曲げて砲身を接続して行う形式の、折り畳み砲。 武器内蔵型の腕でありながら、更に手に武器を持つ事が可能である。 dat州での戦闘で大破し、引退していたが、修理により何とか復帰。 ソサエティでのコードネームは「龍」 全高7.6m(砲身含まず) 重量不明
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今回のジャッジはエヴァッカニア・ドゥーム破壊タイムアタック。 ただでさえ凶悪なタイムアタックだが、今回はある意味原作より過酷である。 使われるモビルスーツは空を飛べないガンキャノンと接近戦を前提とした設計のエクシア…… つまりシューティングゲームでは当たり前である「避けながら射撃を撃ち込む」というのができないのである。 更に悪いことに、ガンダムについて知識のない映姫を始めとしてほとんどの住人がそれに気付いていない。 「太陽炉よ……私が太陽炉よ……」 ついでに、テンションが上がりすぎてキャラが変わっているお空も気付いていない。 そんな中神奈子は一人、早苗が集めていた設定集を読み策を練っていた。 さすがにエヴァッカニア・ドゥームを一度に二機持ってくるのは色んな意味で大変なため、 今回は先攻・後攻に分かれて一人ずつ競技を行うことになった。先攻はお空withエクシア。 「ウツホ・F・レイウジ、目標を駆ちk(ガンッ!)」 勢いよく飛び上がって接近しようとした瞬間、見事に弾幕にぶち当たるエクシア。 対衝撃用宇宙服なんて着ていない上に興奮しすぎてベルトを締め忘れたお空は、当然派手に頭をぶつけた。 それでも一ミスにさえならないのがガンダムの装甲である。 なんとか持ち直して弾幕を避けたり防いだり直撃したりしながら接近し、切り刻んでいく。 「太陽炉と私のフュージョン、それが幻想郷のツインドライブシステム……! そう、私達が! ガンダ(ガブッ)くぁwっせdrftgyふじこlp!!!」 あまりにハイになりすぎて独り言で舌を噛んだお空だが、 彼女の操るエクシアの動きは凄まじい。相手が射出する自律兵器にもトランザムで対応し、 装甲を凹ませながらもなんとかお空は撃破に成功した。 エクシアから下りるお空へ、審判の映姫が駆け寄ってくる。 「お疲れ様でした。記録は六分です」 「…………」 「何かありましたか? 体調が悪いならあの薬師のところに……」 「……酔った」 先に述べたとおり、お空は宇宙服を着ていない。 更にトランザムは通常よりはるかに高い機動性を発揮させるシステム。 当然シートベルトを締めていないお空はコックピットで派手にシェイクされまくっている。 「もう、げんかい……」 「え? ちょ、ま」 映姫が着替えた後に後攻の神奈子withガンキャノンの番となったが、 スタートしてもガンキャノンは飛び上がろうともせず何ら動きを見せない。 痺れを切らしたのか、エヴァッカニア・ドゥームの方から接近を開始する。 それを確認した神奈子、相手が攻撃してくるより先になんとコックピットを開けてガンキャノンから飛び降りてきた。 周囲の視線を余所に、神奈子は大きく息を吸い込み。 「どっせえええええええええええええええい!!!」 奇声を上げて、ガンキャノンをオンバシラのごとく投げた。 弾幕を掻い潜り、見事にエヴァッカニア・ドゥームに激突するガンキャノン。 続いて懐から取り出したボタンをポチっと押した途端……ガンキャノンが見事に自爆した。 核融合炉の爆発には流石に耐え切れず、エヴァッカニア・ドゥームが沈んでいく。 そして周囲の被害もとんでもない。地上で核融合炉を爆発させたんだから当たり前である。 ただでさえお空にダイレクトアタックを喰らっていらついている映姫がすぐさま飛んできた。 「何をやっているんですか! 明らかにルール違反です!」 「しっかり撃破しているのに、何か問題が?」 「言いたいことは山ほどありますが、そもそもジャッジ対象は『ガンキャノンに搭乗した神奈子』なのに搭乗していないでしょう!」 「いや、一部のガンダムの世界観ではあれも搭乗すると言うことになるわ」 「そんな馬鹿な話が……」 「外の世界で実物を見た私たちが言うんだから間違いない。そうよね、早苗、諏訪子?」 「ハイ、ソウデスエンマサマ」 (……汚いさすが神奈子汚い) 言うまでもなく嘘っぱちである。あのGガンダムですらそんなことは言っていない。 しかし幻想郷の住人に初代から00まで全部ガンダムを見通している者などいるはずもない。 それを利用した神奈子の作戦である。実際、誰一人として言い返せる者はいなかった。 ……地霊殿が発売される前までだったのなら。 「審判長、この神は嘘を吐いているわ」 「え?」 かくして心を読んださとりにより神奈子の屁理屈はあっさりと見破られ、 ジャッジはお空の勝利となった上、核融合炉の爆発による被害は全て神奈子が元通りにするハメになった。 ちなみにその後、お空はエクシアの太陽炉と自分の力を組み合わせた新型ガンダムの開発に取り組み、 結果として爆発事故を引き起こすのだがそれはまた別の話。 STG さとり ドゥーム 他作品キャラ 巨大ロボ 破壊 神奈子 空
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パコック マヤ神話の戦いの神。 脅かし役。
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試作高速迎撃機スマウコロ Experimental High Speed Intercepter Smaucorrow 基本情報 種別 実験機 設計 ニンニンケプ工作場 所属 ニンニンケプ工作場 製造 1機 世代 第三紀 性能諸元 機関 V18カムイエンジン 機関最大出力 1600ps 最高速度 298km/h322km/h(全出力時) 航続距離 XXgaias 固定武装 液冷機銃 2門 外部兵装 乗員 1名 - 概要 諸島連合軍が生み出したオーパーツ的存在。 諸島連合は王国の度重なる領空侵犯に悩まされていた。 迎撃機を二重三重に配備しても、王国軍機の俊足には手も足も出なかったのだ。このままでは一方的に領空を明け渡すことになってしまうと事態を重く見た軍部は、今までの常識をくつがえす時速300km/h超えの迎撃機の設計を要請した… こうして生み出されたスマウコロは、18気筒もの大質量エンジンを備える化け物となった。エンジンが無駄に大きいのは諸島連合のエンジン技術の低さが影響している。 とにかく増設して出力をあげよう、というのが彼らの戦略だ。残念ながら1600psという大馬力はエンジン自体の重量と爆撃機レベルにまで大型化した機体のせいで大部分が生かされていないが、それでも有り余るパワーが300km/hに近い高速を実現させた。 一番の特徴は、この機体は上部が全てエンジンであり、フロート部分にコックピットが存在する点だ。 とにかく速度のみを追求したので、格闘能力や上方視界、後方視界は劣悪極まる結果となっている。 + Description Description must be less than 300 words - 兵装 ADJUSTMENT + Armament ADJUSTMENT
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ディジェ MSK-008 反地球連邦政府組織カラバがエゥーゴのリック・ディアスを参考に開発した攻撃型MS。 リック・ディアス同様、頭部にコックピットハッチがあり、武装は百式のものを流用している。 パイロットは一年戦争の英雄アムロ・レイ大尉。 入手条件 リック・ディアス[R]5回使用 購入価格 195,200G 機体性能 分類 ランク サイズ 地形適応 移動タイプ MS C M 地上専用 チューンポイント 20,769TP スラスター出力 35 / 51 HP 3100 / 4600 スラスター速度 37 / 54 実弾防御 24 / 44 レーダー性能 27 / 51 ビーム防御 20 / 42 バランサー 28 / 56 機動性 26 / 50 旋回速度 25 / 44 SPAタイプ CRITICAL BLOW 特記事項 兵装ステータス 種類 名称 攻撃属性 威力・耐久力 命中率 連射回数 弾速 リロード性能 弾数 主兵装1 BEAM RIFLE BEAM 343 / 446 / 623 22 / 47 4 - 5 - 6 16 / 58 20 / 63 18 - 20 - 22 主兵装2 CLAY BAZOOKA SOLID 592 / 656 / 884 33 / 49 1 - 3 30 / 59 24 / 55 7 - 9 - 10 主兵装3 - NONE - - - - - - 副兵装 HEAD VILCAN SOLID 34 / 38 / 50 - - 20 / 48 15 / 51 40 - 65 - 95 格闘武器 BEAM NAGINATA GRAPPLE 475 / 569 / 700 27 / 55 - - - - 防御兵装 SHIELD SHIELD 1020 / 1980 / 3000 - - - - - 機体特徴 アムロが乗ったガンダム以外では唯一のMS。 リック・ディアスにゲルググの頭とナギナタ、百式のビームライフルを持たせた機体で、 TV版ではジェリドを撃墜するなど活躍の場があったが、劇場版では搭乗していない。 兵装 ●主兵装1 (MAX=623) 特徴を書く ●主兵装2 (MAX=884) 特徴を書く ●副兵装 (MAX=50) 特徴を書く ●シールド(MAX=3000) 特徴を書く 格闘 ●格闘武器 (MAX=700) ・通常格闘 特徴を書く ・空中格闘 ・ダッシュ格闘 ・チャージ格闘 ・空中チャージ格闘 ・チャージブースト格闘 SPA ●必殺格闘 特徴を書く
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機体名:blood Children s story(血塗られた童話 操縦士:アリス=シェリング コックピットタイプ:操作型 操縦士容姿 髪型:後ろ髪が腰位まで伸ばされている 前髪は眉辺りまで いわゆる姫カット 髪色:明るい青色 瞳色:翠色 服装:軍服の様な物(若干丈余りで袖からは指しか出ない。下はズボンでは無く膝程度までの長さのスカート 軍人用の帽子 胸辺りに軍用ナイフ 性格:冷静 身長:134 所属: バスト:貧乳 備考:13歳。ロリ 素質があった為、幼くしてライセンスを習得 歳に似合わず冷めた性格であり、何処か大人びた雰囲気もある 実際それは孤独を紛らわせるものであり、本来は年相応の明るさで、甘えたがり 両親によって企業に売られた為、人間不信に陥っている 生身の人間にして天性の才能を持っているが、経験不足感を否めない 躊躇無く人を殺すことが可能で有り、時折依頼された以上の破壊を行うこともある アップルパイが好きらしい 機体 容姿:茶色と緑を主とした迷彩柄 とても装甲が厚く、戦車に匹敵する程の外観のごつさ 足は4脚 右手にスナイパー、左手にエネルギー系のショットガン 左右の肩にミサイル1つずつ 瞳が赤いモノアイ型の頭 大きさ:14 装備:スナイパーライフル/ショットガン/デュアルミサイル 備考:重油を原動力として動く 弾速の早いスナイパーライフルで遠距離の敵を仕留め、近くの敵はショットガンで蜂の巣にする 機体差分 スナイパーライフルを射撃している物 ショットガンを射撃している物 デュアルミサイルを打っている物 エロCG差分 脱衣 最初は冷めた表情だが、服が破けるにつれて焦燥感が露わに CG 前戯 手コキ 選択肢1 駅弁 選択肢2 対面座位
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後の者の為に 「ふむ…これが支給された機体か」 一人の老人が見上げる先にはダークグレーで彩られた忍者を模した機体があった。 「しかしコックピットが見当たらな―――――」 最後まで言葉を発する前に老人の体が光に包まれた、これがパイロットに呼応するこの機体「零影」への搭乗法である。 老人は先ほどまで見上げていた筈の機体からの目線だという事に気付くまで、そう時間は掛からなかった。 ―――老人が機体に搭乗してから十分程経っただろうか、流石に以前の機体同様動かすには慣れが要るようだ。 「大分馴染んできたな、これなら戦闘になっても十分動けるだろう」 …もっとも、MS程度なら素手で戦えるのだが。 「武器は…刀が二つにまきびし、それと手裏剣か、忍の様な形だったのが納得出来る様な装備だな」 そう言うと老人…いや、かつて東方不敗マスターアジアと呼ばれた男は音もなく、だが確実に歩を進めた。 「まずはあの部屋で見たウルベ、奴を始末せねばな」 自分を破ったかつての「弟子」が居れば、罪滅ぼしのつもりかと罵倒されたかもしれん。 そんな事を自嘲混じりに思う、だが本来の世界の元凶を倒せればそれで良いとも思えていた。 【東方不敗】 【搭乗機体 零影(忍者戦士飛影) ハ゜イロット状況 健康体 機体状況 良好 現在位置 H-6 第一行動方針 ウルベを倒す 最終行動方針 脱出or打倒主催 備考 基本的に無闇な戦闘は避けています】 前回 第22話「後の者の為に」 次回 第21話「狂気の男」 投下順 第23話「正調・じょんがら節(デュエットver.)」 第21話「狂気の男」 時系列順 第23話「正調・じょんがら節(デュエットver.)」 前回 登場人物追跡 次回 - 東方不敗 マスターアジア 第72話「狂気の舞踏会」
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リピット
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南ベリウス地方の汚染市街にて 一見廃墟とも思えるこの地域では今、ルビコン解放戦線が一体のACを相手に死闘を繰り広げていた。 『相手はたった一機のACだぞ!?』 『弾幕絶やすな、四脚MTの長距離砲で抑え込め!!』 『ダメです、前線MT部隊一気に薙ぎ払われました!』 『ああ、あいつもこいつも吹き飛ばされていく・・・ああ、こっちにもミサイルが・・・くっ来るなぁ!!』 解放戦線の通信は阿鼻叫喚と化している。やがて後方で指揮を取る四脚MTの前にそのACは降り立つ。 「こいつ・・・なんなんだ一体・・・」 その時、MTパイロットに通信が入った。なんと相手は目の前のACパイロットだ。 「・・・何者だ。」 だが声の主は戦いぶりからは考えられない、若々しいフランクな口調の持ち主だった。 『いやはや、こんな戦闘になるのは本当に想定外だったよ。説明不足だったことはすまない。』 「戦いを仕掛けておいて今更・・・ふざけるな!!」 だが相手はまるでその怒りを意に介しない。 『まあまあ落ち着いて聞いてくれ。俺がここに来たのは誰かの依頼での殲滅任務じゃない。俺自身おたくらに聞きたいことがあって来たのさ。』 その言葉にMTパイロットは絶句する。無理もない、警備にあたっていた同胞を躊躇いもなく撃破しておきながらいけしゃあしゃあとこんなことを言い放つのだから。 だが思い当たるところはあった。確かにこの戦闘が始まってから撃破された味方のほとんどは脱出に成功している。装置の不具合かタイミングが悪くて一部の仲間は不幸にも脱出できなかったが。確かに彼の言う通り戦闘が目的ではなかったのかもしれない。 「・・・何が目的だ。」 『聞きたいことはシンプルさ、この周辺にかつてコーラルを採掘していた鉱山があると聞いた。そこでは加えてミールワームの育成もしていて街として栄えていたともね。この惑星で長く開拓をしてきたおたくなら知っていると思ったんだが、どうかな?』 MTパイロットには心当たりがあった。かつて師叔ミドル・フラットウェルと会話した時に彼がこうこぼしていたことがある。 『以前はコーラルを採掘する鉱山で発展した居住区が近くにあったが、あれも目先のコーラルに釣られてすぐに枯渇し、衰退した』と。 (師叔が仰ってた、あの中央ベリウス地方にある鉱山か。) だが同時に疑念も浮かんだ。 「それを知って、どうすると言うんだ?」 だが相手は言葉を濁した。 『うーん、そこは言えないな。流石にこっちの調査の全てを大っぴらにするとまずいからねぇ。』 この独立傭兵はコーラル調査のためと主張しているがひょっとすれば解放戦線を制圧するための拠点候補地を探っているのかもしれない。そうなれば組織にとっては致命的になりかねない。 「なら貴様を信用する道理はない。出ていけ、さもなくばここでくたばれ!!!」 四脚のMTは最大出力で飛び上がり、手に持っていたレーザーブレードをACに振り下ろす。 だがそのACはやはり只者ではなかった。そこから飛び退くのでもなく、右手に持っていたバズーカを撃つのでもなく。そこで何かの構えを取る。 (こいつ、何を考えて・・・) そうMTパイロットが思っていた時には全てが決していた。白銀にミントブルー、ゴールドのカラーリングが施された、『美しさ』すら見せるACはその重量級の脚を上げてブースと共に自分より大きな重量MTを蹴り飛ばしたのだ。 「な・・・蹴り飛ばしただと!?」 その影響は大きく、見事に機体をひっくり返されたMTは姿勢を戻そうとする。だが比較的装甲の薄い下部が晒されたことは致命的なミスでもあった。 「残念だよ、いい話ができると思ったんだが。」 白銀のACは左手に装備していたコンテナ状の兵装を展開し、大きく横に払うようにして腕を勢いよく振った。すると小さな無数の球体が放出され、MTの周囲を囲んだ。 と、その次の瞬間MTは爆炎に包まれる。機体は見事にACSの過負荷で動作が硬直した。 そしてACは容赦無く大豊製のバズーカの照準を合わせる。一際明るいマズルファイアと共に放たれた大型榴弾はそのまままっすぐMTに着弾して追加の爆発を引き起こした。 「こんな一瞬で・・・追い詰められるだと!?」 MTコックピットではヒビの入ったディスプレイに映っているACを見てパイロットがさっきまでの威勢が嘘だったかのように怯える。 そしてACは間を与えることなく距離を詰めてくる。機体の中では絶え間なくミサイルの接近警報が鳴り響き、パイロットの精神を削っていく。 やがて上下左右に滅茶苦茶に振動が幾度もなく発生し、コックピットの計器がほとんど使用不能になった。メインカメラだけは皮肉にも機能していた。 「ひっ・・・来ないでくれ・・・頼む・・・師叔殿、助け」 誰にも助けが届かない室内でそう呟きながらACが近づいてくるのを見たのが最後の風景となった。 ACが蹴り飛ばしたBAWS製の四脚MTは勢いよく空中に飛び上がり、一回転して市街地にある廃墟アパートの一つに叩きつけられてそのまま停止した。 「・・・やはり簡単にはいかないよなぁ。流石に仲良くお話ししましょというのは都合が良すぎたか。」 ACのコックピットでは青年がそう呟いていた。 「仕方ない、ログだけ回収させてもらうよ。」 ACは地面を滑走して移動し、大破したMTの前に立つ。そのまま無事に残っていた戦闘ログをハッキングで入手した。 「・・・ああ、いつ聞いても嫌なものだな・・・気が滅入るよ。」 再生してしばらくすると目的の情報を入手した。 「・・・中央ベリウスか。遠くないな。」 そこで青年は暗号通信回線を開いた。 「・・・ああ、目的の場所の大まかな場所はわかった。ドローンを飛ばして調査してみてくれ。必要であれば俺も後で調査しに行く。」 通信を終えると、アサルトブーストを展開した重量級のACは雪がしんしんと降る中、灰色に濁った空へと飛び立っていった。 アーキバス進駐地にて アーキバスの誇る主力AC部隊、ヴェスパーの第一隊長にしてアリーナ最高ランクに君臨するパイロット、フロイトはシミュレータで気になる機体データを見つけた。 「ほう、Aランカーの独立傭兵か・・・面白い、傭兵だが動きはまるで正規軍で身につけたような立ち回りだ。」 そこでフロイトのポケットに入れていた通信デバイスに着信が入る。それは作戦の立案・指揮を全て任せているヴェスパー第二隊長、スネイルからだ。 『フロイト、シミュレータでの敵の分析も重要ですが、いい加減作戦のブリーフィングにも出て来てください。今回の作戦は上層部も注目しているのです。』 「ああ、了解した。」 そう淡々と答えると何事もなかったのようにシミュレーションを開始する。しばらくしてルビコンに降り立つ全てのACパイロットが利用している傭兵支援システム『オールマインド』の機械的な音声が対象の説明を始める。 『今回の対象はランクA。AC名ルーン。識別名ラッシュ』 彼がディスプレイ越しに見ている白銀にミントブルー、ゴールドの塗り分けが入った機体は、まさに汚染市街を襲撃した独立傭兵のそれだった。 「さあ、楽しませてくれよ。スネイルの要請を無視したんだ、それなりのものじゃないと困るぞ?」 フロイトはわずかに笑みを浮かべた。 オールマインドが戦闘開始をアナウンスする。 『検証を開始します。』 関連項目 ラッシュ 投稿者 d2seaevo