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《アードベッグの名コック》 所属勢力 アードベック 種族 人間 レア度 アンコモン カード種別 ミニオン 消費マナ 2 攻撃力 1→2 体力 5 シェフの気まぐれ パッシブスキル 召喚時 周囲1マスの食材ミニオン1体を破壊し、周囲1マスの自分ミニオンを+1/+1する 料理人 パッシブスキル 召喚時 自分の食材ミニオンのマナコストを-1する カード評価 アードベックの2マナ1/5ミニオン。武闘派集団のアードベックで料理人となかなか際立っているミニオンである。アードベックには食材カードが存在しないためこのカードを使うなら必然的に多色デッキを組むことになる。 さてその能力は料理人ということできっと癒しの能力かと思いきや、まさかの食材ミニオンを破壊。無慈悲である。《神威のクジラ》だろうが関係ない。ちなみに敵味方関係なく選択できるので自分の食材も文字通り調理できる。 もう1つの効果は食材のコストを-1する能力。表記はされていないが手札にも効果が及ぶため多色によるペナルティを無視できる可能性がある。 マタンゴマタンゴマタンゴ かつては存在時に食材のコストを-2する効果であった。 これを2枚出す、または《擬態するメレオス》でコピーすれば食材のコストが-4になる。ここに《マタンゴ》を置くと …お分かりだろうか? 0マナのマタンゴが無限に出てきてターンが終わる頃には盤面にはマタンゴだらけ。相手は盤面にミニオンを置く事が出来ずそのままゲームセットである。 流石にこのコンボはダメだと運営も思ったのか、下方修正され現在の効果に落ち着いている。 これがダメなら揺り籠バーンがなぜ許されているのか筆者にはわからない 揺り籠バーンは好機の召喚の弱体化により難しくなった。 著:さんどら 上方修正によりスタッツが2/2/5となりまさかの種族以外で長槍兵の上位互換となった。 2コスの癖にでかくて強い
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都市名 LV 遺跡名 方角 時間 アクラ 1 クタマク 北 5 アテネ 1 デルフォイの神殿 南 5 アンゴラ 1 マッスルビーチ 南 5 アンピン 1 西子湾 西 5 ウォーターフォード 1 雷杰?德塔 東 5 ウォンサン 1 叢石亭 西 5 シアトル 1 レーニア山 北 5 ジンシャン 1 千畳敷海岸(和歌山県) 北 5 ストックホルム 1 エーランド島 東 5 セブ 1 マゼランの十字架 東 5 チェジュ 1 龍頭山 北 5 デュワーバルカ 1 タフテ・バヒーの仏教遺跡群 東 5 トリポリ 1 サブラタ遺跡 西 5 バンガージー 1 ガダミス遺跡 南 5 ファロ 1 ファロ大聖堂 東 5 フゥツォウ 1 永定土楼 西 5 プエルトプリンセサ 1 地下河 西 5 ポートリー 1 スカイ島 東 5 マカオ 1 麗江の古城 北 5 マラッカ 1 漢麗寶井 南 5 メルボルン 1 フィリップ島 南 5 ラオアグ 1 呂宋のシガー畑 南 5 ルレオ 1 ガンメルスタードの教会街 西 5 レイキャビーク 1 チョルトニン湖 東 5 アバディーン 2 アバディーン大学 東 5 アリカ 2 ポトシ 東 5 アルジェ 2 ドゥッガ遺跡 北 5 アンタキヤ 2 タフテ・ソレイマン 東 5 アンタキヤ 2 アムラ城 南 5 イスタンブール 2 ディブリーイの大モスク 南 5 イラクリオン 2 ミノス 北 5 オールボー 2 ?布多?菲教堂 南 5 オスロ 2 聖ハルヴァル教会 東 5 カリカット 2 鄭和の牌 東 5 カルカッタ 2 バゲルハートのモスク 北 5 ケープタウン 2 喜望峰 南 5 ケソンシティー 2 コルディレラの棚田 西 5 ケベック 2 モンモランシー滝 西 5 コーパスクリスティ 2 カサス・グランデスのパキメの遺跡 西 5 コンスタンツァ 2 イヴァノヴォの岩窟教会 西 5 サッポロ 2 知床 東 5 サンタンデル 2 サラマンカ旧市街 南 5 サントドミンゴ 2 コロンブス宮殿 北 5 サンフアン 2 サンティアゴ・デル・エステロ 西 5 ジェッダ 2 古都ザビード 南 5 シャンハイ 2 皖南の古村落 北 5 ダーネス 2 斯摩洞穴 南 5 ダカール 2 ゴレ島 南 5 チェンナイ 2 石林 北 5 チャー・バハール 2 ジャームのミナレット 北 30 ディウ 2 タタ城 北 5 ディウ 2 ビームベートカの岩絵 東 5 トバモーリ 2 カルガリー 西 5 ニンボ 2 保国寺 北 5 パナマ 2 パナマ古代遺跡 東 5 ピメンテル 2 クスコの古城 東 5 ブリンディジ 2 エトルリア墓地遺跡群 西 5 ポート・エリン 2 セントキルダ群島 西 5 マデイラ 2 ティデ山 南 5 マブト 2 ステールクフォンテンの洞窟 西 5 マラカイボ 2 メリダ山脈 南 5 マルメ 2 サン・ピエトロ大聖堂 南 5 ムンバイ 2 エレファンタの石窟群 東 5 モルドバ 2 コローメンスコエの昇天教会 北 5 モンテビデオ 2 ケブラダ・デ・ウマウアカ 北 5 モンバサ 2 ラムの旧市街 東 5 ラグーサ 2 デチャニ修道院 東 5 ラバト 2 テトゥアン旧市街 東 5 リスボン 2 アルコバッサの修道院 北 5 ア・コルーニャ 3 聖ヤコブの墓 東 15 アンコーナ 3 シエーナカンポ広場 西 15 オレゴン 3 ウルネスの木造教会 北 15 カサブランカ 3 クトゥビーヤ・モスク 東 15 コロンボ 3 ダンブッラの黄金寺院 北 15 チァンジン 3 平遥の古城 西 15 ナポリ 3 アマルフィ海岸 南 15 バルナ 3 加??舍曼?学院 西 15 バレンシア 3 サン・ペドロ聖堂 西 15 ハンブルク 3 ロルシュ修道院 東 15 ヒホン 3 ブルゴス大聖堂 南 15 フゥツォウ 3 武夷山 北 15 ブリンディジ 3 ヴェスヴィオ火山 南 15 ベイルート 3 ペトラ 南 15 マブト 3 マトボヒルズ 北 15 モンロビア 3 トンブクトゥ 北 15 リスボン 3 エストレモスの城 東 15 アッバス 4 バーミヤンの石窟 北 30 アンコーナ 4 ドゥカーレ宮殿 南 15 アンタキヤ 4 ハトラ イスタンブール 4 カッパドキア 南 15 イングリア 4 至聖三者聖セルギイ大修道院 南 15 ヴィスマル 4 リューベック大聖堂 西 15 オダワラ 4 紀伊山脈の霊道 西 15 カリャリ 4 スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ 北 15 カルカッタ 4 カトマンズの谷 北 15 ギニアビサウ 4 ニンバ山 北 15 グダンスク 4 中世都市トルン コンスタンツァ 4 ネセバル 西 15 サンタマリア 4 セビリア大聖堂 北 15 サンタンデル 4 アルミタラ洞窟 西 15 シモノセキ 4 姫路城 南 15 セウタ 4 ヴォルビリス遺跡 南 15 ダーナン 4 ルアンパバーンの街 西 15 ダーナン 4 ミーソンの聖域 北 15 ダンケルク 4 シャルトル大聖堂 南 15 テッサロニキ 4 ミストラスの遺跡 西 15 ナント 4 ガルタンプ修道院 東 15 バウナガール 4 パハールプールの仏教寺院 南 15 バウナガール 4 クトゥブミナール 東 15 パナジ 4 サーンチーの仏教遺跡 東 15 パレルモ 4 アグリジェント 東 15 バンガージー 4 タドラルト・アカクス 南 15 ハンツォウ 4 武当山 西 15 フゥツォウ 4 廬山 西 15 ベイルート 4 ダリウスの陵墓 ベニス 4 ヴァルカモニカの岩絵群 北 15 ポルト 4 バターリャ修道院 南 15 ボルドー 4 ヴェゼール渓谷先史的景観と装飾洞窟群 東 15 マニラ 4 サンアグスティン教会 東 15 モッポ 4 石窟庵と仏国寺 北 15 モルドバ 4 聖ソフィア大聖堂 北 15 ヨーテボリ 4 ターヌムの岩絵 東 15 ルアンダ 4 マプングブウェの文化的景観 南 15 ロッテルダム 4 アーヘン大聖堂 東 15 アテネ 5 アトス山 南 15 アデン 5 アクスムのステッレ 西 30 アデン 5 シバーム古代都市遺跡 北 15 アムステルダム 5 オランダの風車 東 15 アルジェ 5 ジェミラ古代ローマ遺跡 東 15 アレクサンドリア 5 ロゼッタ・ストーン 西 15 アンタキヤ 5 ティルス 南 15 ウォルビスベイ 5 ツォディロ 東 15 カイロ 5 アルアズハル・モスク 東 15 カナザワ 5 奈良の遺跡 南 15 カラチ 5 モヘンジョダロの遺跡群 東 15 ガレ 5 ポロンナールワ 西 15 コンスタンツァ 5 ダキア人の要塞 北 15 サグレス 5 コア渓谷の先史時代の岩絵 東 15 サンタンデル 5 セゴビアの水道橋 東 15 シェルブール 5 アミアンのノートルダム大聖堂 南 15 シェルブール 5 モン・サン=ミシェル 東 15 シュトラールズント 5 バンベルク市街 南 15 スタヴァンゲル 5 アルタの岩絵 東 15 ダブリン 5 ダブリン城 西 15 チブールン 5 パッタダカルの建造物群 東 15 テッサロニキ 5 テッサロニキの古城 東 15 トリポリ 5 レプティス・マグナ 西 15 トリポリ 5 セプティミウス・セウェルスの凱旋門 東 15 バレッタ 5 カルタゴ遺跡 西 15 ハンブルク 5 ヴュルツブルク要塞 南 15 フリータウン 5 アスキアの墓 東 30 ブリンディジ 5 カステル・デル・モンテ 南 30 ベニス 5 パドヴァの植物園 西 15 マスカット 5 バハラ城塞 西 15 マルセイユ 5 カルカソンヌ城塞都市 北 15 モガディシュ 5 アワッシュ川の下流域 西 30 ヤンゴン 5 シュエダゴン・パゴタ 南 15 ラグーサ 5 ガレリウスの宮殿ロムリアーナ 東 15 ラグーサ 5 ストゥデニツァ修道院座標 南 15 リボルノ 5 ジュリエットの家 北 15 ローストフト 5 カンタベリー大聖堂 西 30 ロンドン 5 バースのローマ浴場 南 15 アルジェ 6 ティパサの遺跡 東 30 アントウェルペン 6 トゥルネーのノートルダム大聖堂 ヴァーサ 6 サンマルラハデンマキ遺跡 南 30 ヴィスマル 6 シュバイヤー大聖堂 グダンスク 6 リトアニア・ ヴィリニュス グダンスク 6 ワルシャワ 南 30 グリムズビー 6 ハドリアヌス コペンハーゲン 6 ロスキレ大聖堂 サンタマリア 6 カセレス旧市街 ジェノバ 6 モデナの大聖堂 東 30 ストックホルム 6 ヴィスビュー城 南 30 トリポリ 6 ベニ・ハンマードの城塞遺跡 西 30 ナポリ 6 ティヴォリのエステ家別荘 北 30 バルセロナ 6 アビラの旧市街 西 30 プリマス 6 ジュラシック・コースト 東 30 ベイルート 6 アンジャル遺跡 東 30 ベニス 6 アクイレイアの遺跡 南 30 ベニス 6 ザンクト・ガレン修道院 ボードー 6 ネーロイ・フィヨルド 北 30 ポートサイド 6 メノーティスの遺跡 南 30 ボルドー 6 シトー会修道院 東 30 メリリャ 6 フェズ遺跡 ラグーサ 6 ディオクレディアヌス宮殿 ラロシェル 6 ヴェズレー大聖堂 東 30 リヴァプール 6 ハーレック城 南 30 リスボン 6 トマールのキリスト教修道院 北 30 リボルノ 6 ピサの斜塔 北 30 アレクサンドリア 7 アブメナキリスト教遺跡 東 30 アンコーナ 7 サン・フランチェスコ聖堂 南 30 アンタキヤ 7 ビブロス ヴィアナ・ド・カステロ 7 ギマランイス城 東 30 ヴィルヘルムスハーフェン 7 ケルン大聖堂 南 30 キール 7 聖ミカエル聖堂 南 30 シェルブール 7 フォンテーヌブロー宮殿 南 30 ダンケルク 7 ブールジュ大聖堂 南 30 トリポリ 7 ウム・アル ラサス 東 30 バルセロナ 7 アウグストゥス廟 北 30 バレンシア 7 古都トレド 北 30 ヘルシンキ 7 トゥルク大聖堂 西 30 リボルノ 7 テオドリック廟 ロッテルダム 7 黒い門ポルタ・ニグラ 東 30 ロンドン 7 ウェストミンスター宮殿 西 30 アテネ 8 アテナイの遺跡 東 120 アテネ 8 アクロポリス アンタキヤ 8 古代都市ダマスカス アントウェルペン 8 ランス・ノートルダム大聖堂 アントウェルペン 8 ブリュッセルのグラン=プラス 東 120 ヴィルヘルムスハーフェン 8 ラエティアリーメス 南 120 エディンバラ 8 エディンバラ城 西 15 カンヌ 8 アヴィニョン 北 120 キール 8 ローラント像 南 120 グディニャ 8 ヴァヴェル城 南 120 サンダーランド 8 ダラム大聖堂 北 120 バレッタ 8 ハル・サフリエニの地下墳墓 ベイルート 8 エブラの遺跡 東 120 ポートサイド 8 カルナック神殿 東 120 マラガ 8 アルハンブラ宮殿 北 120 ラグーサ 8 パンノンハルマの大修道院 東 120 ラロシェル 8 ヴェルサイユ宮殿 東 120 リボルノ 8 ダビデ像 東 120 ロンドン 8 ロンドン塔 西 120 アテネ 9 アポロン神殿 イスタンブール 9 トロイの古代遺跡 南 120 イラクリオン 9 アポロン神殿 南 120 キプロス 9 アンディオコス1世の陵墓 北 120 サンタマリア 9 サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院 北 120 ナポリ 9 ポンペイの遺跡 北 120 ベイルート 9 バールベック 北 120 アテネ 10 オリンピアの遺跡 西 120 アンコーナ 10 コロッセオ 西 120 カイロ 10 ピラミッド 南 120 ジェノバ 10 サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院 北 120 ダンケルク 10 パリのノートルダム大聖堂 ベイルート 10 神殿の丘 イスタンブール ロードス島の巨像 イスタンブール ビザンティン帝国の遺跡 イスタンブール カッパドキア イスタンブール ディブリーイの大モスク イスタンブール トラキア古墳 ウストカ カーンドナー ― カイザーベルク ギニアビサウ クリスチャンサン ― コシュリン コンスタンツァ ネセバル コンスタンツァ マダラの騎士像 コンスタンツァ イヴァノヴォの岩窟教会 テッサロニキ ヴェルギナの基地 テッサロニキ ミストラスの遺跡 テッサロニキ エピダウロスの遺跡 テッサロニキ テッサロニキの古城 テッサロニキ メテオラ デルフセイル モルドバ コローメンスコエの昇天教会 モンロビア エーランド島
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ZAC2100年3月 -西方大陸- 俺たち第6小隊は、勢力圏の一番端、ミューズ森林地帯にいた。 共和国の勢力圏といっても、未だに帝国軍の攻撃は執拗に繰り返され、明日にはここも帝国領といわんばかりの苦しさだ。 「アーク、前方600にヘルキャットが2機いる。…まだ気付かれてないみたいだけど。」 スピーカーから聞こえる女の声に、俺はセンサーを見る。しかし、まだ愛機のシールドライガーのセンサーには引っかからないようだ。彼女、エリー・ベッケロイドのコマンドウルフは、センサー、索敵能力強化したH1型といわれるタイプで、シールドライガーよりも広域を見ることができるソナーを持っていた。 「わかった。ヘンリー、いいか。タイミングを合わせて一気にやる。最初の一撃が肝心だ。」 俺はライガーの右を移動中のコマンドウルフのヘンリー・ライトリー少尉に言った。 「了解。しかし妙ですね…。この付近は第2小隊が警戒にあたってるはずじゃ?」 「あぁ…。俺もさっきからそこんとこがひっかかってる…。ヘルキャット2機にやられる連中じゃないんだが。」 俺はそう言いいながら、レーダーの端にヘルキャット2機が入るのを確認した。 ライガーの姿勢を下げ、敵に接近して行く。 「あと少し…」 ヘンリーがそう言った瞬間だった。ヘルキャットがきびすを返し帝国領に走り出す。 「何だ?!」 俺はエリーの方を見る。彼女は「わからない。でも、気付かれたわけじゃないと思うけど…」と言った。それを聞いたヘンリーは機体を起す。 「とにかく、深追いは避けるべき…ですね。」 彼にしては珍しく冷静だ。しかし、俺はヘンリーのウルフが首を振っているのも見逃さなかった。 「お前にしては懸命な判断だな。」 俺はそう言って火器管制を切ろうとした。しかし、直前のエリーの叫びで手を止める。 「前方700に敵。識別不明!速いわ!」 俺は目標がレーダーに映る前に前方を見た。反応からして大型ゾイドであることはわかっていたが、目の前に現れたそいつは、全高がゆうに10mを越える黒と紫のツートーンカラーの恐竜型ゾイドだった。 「このサイズのゾイドがこの機動で?!」 ヘンリーが驚きの声を上げる。敵もこちらとの遭遇に驚いているようで、動きが一瞬止まる。しかし、こちらが動くのとほぼ同時に脚部に装備された8連装ミサイルポッドを発射する。 俺はかろうじて避け、ライフルで撃ち返す。敵は恐るべき運動性で回避し、背面に装備された大型のレーザーガンを放つ。いくらシールドライガーでもシールドなしであれの直撃を受ければ間違いなくやられる。 「ヘンリー、背中の砲塔がうるさい。やれるか?」 俺は木の陰に回りこみミサイルを発射する。ヘンリーは「余裕です。」と答え、敵の側面の林に移動する。俺はそれを見て、敵の注意を引くべく姿を現す。狙い通り、敵は俺に向けてレーザーライフルを発射した。その瞬間にヘンリーのウルフが林から飛び出し、近距離からライフルに攻撃を加える。基部を破壊されたライフルが煙を上げて本体から死別するのとほぼ同時に敵は飛び退く。ヘンリーの機体もまた、近距離でのライフルの使用で銃身を焦がしてしまっていた。 「ヘンリー、さがって!」 エリー機が援護に入る。ヘンリー機はすかさず後退する。 ここまでやれば敵機は後退すること俺は思っていた。いやこれは希望だったのかもしれない。しかし、奴は脚部を地面に固定して、口内に装備された砲塔をエリー機のほうに向けた。 「なんだ?あんなところにまだ砲塔が…?」 俺は攻撃を加えるべく接近する。足を固定したということはそれなりの威力。しかし、固定しているため、機動性で翻弄すれば…。その時、奴の口内が青白く光る。俺はそれを見て直感的にやばいと感じ叫んだ。 「エリー!逃げろ!」 その声をかき消すように奴の口内から光が発射され、直線上にあった木という木を焼き払った。 「ば…ばかな…あのサイズでこの武器…だと?」 俺は慌ててエリーの安否を確認する。彼女の機体は無事ではあったが、倒れた木によって自由を奪われた状態だった。さらに敵は動けないエリーにに向けて再チャージを開始した。 「くそっ!!」 俺はエリー機と敵機の間に割って入り、敵に突進して行く。無謀な策だが仕方が無い。今は愛機のシールドを展開した。どこまで持つかは怪しいが…。 ==== …それは一瞬だった。 敵の口内から発射された光は、シールドライガーのEシールドを貫通し、機体もろとも焼き去った。 私は言葉が出なかった。 「エリー!無事か?!」 ヘンリー機が森から飛び出して、敵機を威嚇する。敵はあの火器を連続して使用したからか、動きが鈍くなっていた。ヘンリーが攻撃に移る前に私たちに背を向けて去って行った。 「アーク…アークは?!」 私ははっとしてシールドライガーのほうを見る。頭部が半分削れ、左半身が無くなり、断面が赤黒く焦げていた。 「アーク!!」 私はひしゃげたウルフのキャノピーを何とか押し開けて、ライガーのもとに走る。ライガーの周りはすごい熱気で、私は立ち止まり声を張り上げ彼の名前を呼んだ。 …返事は無い。 「どけっ!」 ヘンリーが私を押しのけライガーのコクピットに登る。それからすぐ、ヘンリーが「大丈夫だ!隊長は生きてる!」と言った。 私は安心してその場に座り込んだ。 ==== 私は深呼吸した後、ノックなしでアークの部屋のドアを開けた。 「アーク?」 アークは少しも驚かずに、「なんだ?」とこっちを見た。その顔には未だに傷があり、左腕はまだ吊った状態だ。 「いやぁ…調子はどうかな、と思って。」 私は笑ってみせた。少し変になってしまったかも。 「まあまあだな。昨日よりは良いさ。しかし、片手ってのはずいぶん大変だな。書類がさっぱりはかどらない。」 そうやって右手で報告書をひらひらさせる。それを知ってか、ヘンリーは手伝おうとしたが、彼は高温の装甲板の上を登ったため両手が火傷でしばらく使えないから無理だ、とアークが言っていた。 「私、手伝うよ。」 彼の手元を見て私は言った。冗談に聞こえないように少し真面目な口調を心がける。 「なんだって?めずらしいな、エリーがそんなこというなんて。」 とアークが言って私の顔を見る。私はなぜか慌てて 「そう?…だよね?うん、今の撤回、撤回!やっぱり一人でがんばって。」 早口でそう言って私は2歩さがった。 「あ?なんだよ、それ。…まあいいか。やってもお前じゃできないだろうしな。」 その通り!わたしは頷きかけて「そんなこと無いわよ。」と言った。アークは私をたしなめると再び椅子に座った。 「とりあえず、本隊からケベックの件に関して回答があるまではここに待機だ。それにあの敵機についての報告もあるしな。」 「りょうかい。じゃあゆっくり休んで。」 そういって私は部屋を出た。 いままでアークに対して抱いていた気持ちはやっぱり恋とかそういう類のものなのでと、今回のことでわかった。 私、アークのことが好きなんだ。いつも先延ばしにしてたけど、今回はきちんと結論にたどり着ける。 …でもアークはきっと私のことなんか見向きもしないだろう。…そんなのわかってる。それでも…私はアークが好きだ!! 心の中で叫んで拳を突き上げた。…途端に豪快にこけた。 END 初出:バトスト同盟様
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カタリーナフォンシュレースヴィヒホルシュタインゾンダーブルクベック(カタリーナ・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=ベック) 帝政ロシアの貴族の系譜に登場する人物。 関連: イヴァンセルゲーエヴィチバリャティンスキー (イヴァン・セルゲーエヴィチ・バリャティンスキー、夫) イヴァンイヴァノヴィチバリャティンスキー (イヴァン・イヴァノヴィチ・バリャティンスキー、息子) 別名: エカテリーナペトロヴナバリャティンスカヤ (エカテリーナ・ペトロヴナ・バリャティンスカヤ)
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氷界魂具 A.T アルヌー VR 水 (8) クリーチャー ムートピア/ゼノパーツ/スペシャルズ 12000 ■T・ブレイカー ■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを2枚まで引き、そのあと、手札を1枚捨てる。 ■各ターン、コスト6以下の《A.T》の呪文を自分の手札からはじめて捨てた時、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 ■自分の《A.T》のクリーチャー全てに「ジャストダイバー」を与える。 A.T ベック・ハンマー VR 自然 (6) 呪文 S・トリガー ■文明を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその文明を持つクリーチャーで攻撃できない。 クリーチャー面は《チェンジザ》の一回り大きい版。でもA.T指定。また、味方《A.T》全員にジャストダイバーを付与する。 呪文は《エタトラ》の単色版。トリガーしたり手打ちすれば大きく攻め手を減らせる。読みは必要だが。 名前は「ミナミツチクジラ」が由来である。この「ツチ」とは「槌」のことであり、ゼノパーツや呪文側の「ハンマー」の由来。尚、本家にSRのゼノパーツはいない。ゼノメノンデッキにはコストが重すぎる上に能力が全く関係ないので採用できない…こともないか。呪文側を防御や時間稼ぎに使えるし ※《チェンジザ》とは別カウントになるので6の《A.T》を捨てると競合しないが「A.Tのコスト5以下の呪文」を捨てると両方の起動判定が起こってしまい、そのあとに《A.T》の6コストを捨てても発動できなくなってしまうので注意。 ゼノパーツを持つためか、背景では呪文付A.Tを作る能力を持つ。 フレーバーテキスト アルヌーはその工具の力で、魔の付いたA.Tを作り出す。 関連カード 《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》 《調和と繁栄の罠》 《ストロング・ゴライアス/氷結ハンマー》(ハンマーツインパクト仲間。クリーチャー側のコストとパワーは同じ。) カードリスト greninja 名前 コメント
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James Beckwourth (1798/4/6米国バージニア州フレデリック郡 – 1866/10/29米国コロラド州デンバー) 米国の西部開拓時代のマウンテンマン、毛皮貿易商、探検家 ※Wikipedia日本版に記載なし。英語版による 最初の切手/出身国最初の切手(1994年、米国発行)
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スリットの中を覗いた三浦のこと。 ☆☆☆ 06〜 07横浜番組実況スレPart13☆☆☆ 関東では06/12/18放送、テレビ朝日系バラエティ「くりぃむナントカ」出演の時のエピソード。 ∧ (レ´∀`) 「芸能界ビンカン選手権」という、その場所に隠されたおかしなところを探し、正解するとポイントがもらえる内容の企画。 見つけるのが簡単な問題はポイントが低く、難しい問題は高い。 http //yobi.livebays.net/07ji/oflog/1166110102.html#R426 その日は横浜特集。三浦は最初は問題の一部として出演し、そのままゲスト出演をする。 http //yobi.livebays.net/07ji/oflog/1166110102.html#R706 中華街のお店に移動。三浦を含め回答者はパーティ用の三角帽子をかぶる。 問題開始。 チャイナドレス姿のウェイトレスさんがいて、彼女の太もものあたりに、そのドレスのスリットからちらちらと「ビンカン」の文字が覗いている。 それを見つけて解答する三浦。 普通ならば「1ポイント」などと数で得点がもらえる。しかし、その答えの得点は 「スケベ」だった。 ポイントをもらえずなんとスケベ認定されてしまったベイスターズのエース。 それは同時に新キャラ誕生の瞬間でもあった。 826 名前:ホッシー君@師走 投稿日:2006/12/19(火) 00 02 21 ∧ (レ´∀`) これからはこのAAもスケベなことを言うキャラになるのか その後、横浜実況でスケベ話になると三角帽装備のこのAAが飛んでくるようになった。
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ザケベ ザヴェベの別名。
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1911年にシカゴで誘拐され殺害された享年5歳の幼女の名前。犯人は明らかになっていないとのこと。ヘンリー・ターガーによる小説「非現実の王国で」では、アニー・アーロンバーグという役名を与えられている。ヘンリーはこの幼女に並々ならぬ執着心があり……?