約 2,241,449 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/6464.html
登録日:2011/01/19(水) 09 18 16 更新日:2024/09/24 Tue 04 42 01NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 04年冬アニメ 2004年 3D SDGF SDガンダム SDガンダムフォース 「愛」ってなんザコー! がんばれ~!! たまに涙腺崩壊 やたら長い坂を上っていつかそこで見下ろすんだ未来を アニメ アベユーイチ ガンダム ガンダムTVシリーズ ガンダムフォース ガンダムフォース、サイコー!! ガンダム版勇者シリーズ キャプテン キャプテンの口 ココロオドル コマンドガンダム サンライズ テレビ東京 バナナ 友情 愛 愛はそこにあるかい? 木村貴宏 機動勇者ガンダム 武者頑駄無 真の力 眩しすぎて届かなかった夢も空も追い越すんだいつかは 稀に鬱展開あり 衝撃のラスト 親子 隠れた名作 騎士ガンダム 「ガンダムフォース、サイコー!!」 「えー、皆さんこんにちは」「こんちは」「おいっス」 「本日のミーティングは……」 「「「SDガンダムフォースってなんなんだー!!」」」 「……です」 【目次】 【目次】 【概要】 【商業】 【評価】 【その後について】 【主題歌】 【あらすじ】 【用語】世界関連 勢力関連 ロボット関連 【登場人物】◆ネオトピアS.D.G. ◆ラクロア反乱軍 ◆天宮武里天丸軍 騎馬王丸軍 ??? ◆ダークアクシズ 【余談】【SDフレクション】 【次元海賊デ・スカール】 ロボット工学の発展により、人型のロボットからペットロボットまで様々なロボットが共存する理想郷、 未来都市「ネオトピア」! 今、その平和を打ち破ろうと「ダークアクシズ」が次元の彼方からやってくる…! さあ、僕たち「ガンダムフォース」の出番だ! 【概要】 『SDガンダムフォース』とは2004年に放送されたアニメである。SDガンダムシリーズ初のTV放送用作品。 SDガンダムの海外展開を行うため、外国を主軸として企画・製作された作品で、2003年にアメリカで先行公開された。 海外版は前半の2クールで打ち切られているが、同放映時点で全話製作済であり、日本では2002年頃という早期にアフレコが終了していた状態だった。 あまり知られていないが日本アニメ至上初の国産フル3Dのテレビアニメでもあり、加えてSDでありながらモーションキャプチャーを採用した異質の作品。 映像も当時はまだ発展途上だったトゥーンレンダリング方式だが、当時の3Dアニメにあったカクカク感がなく、物凄いfpsでぬるぬる動く。 こういった制作環境に対応するため、監督には特撮畑となるアベユーイチ(*1)を起用した。 これは勿論、アクションシーンにおいて特撮のノウハウを活用するためであった。 一方でアニメーション作品であることから、副監督にはアニメ畑の近藤信宏を起用し、2頭体勢での製作となった。 他にも、劇伴は相棒で有名な池頼広が担当しており、ハリウッドオーケストラの協力の下、壮大な楽曲として仕上げている。 こうした技術面は原作者の富野由悠季の興味を引き、かの御大らしくアポ無しで制作現場に来たので「T様が来た!!」と大騒ぎになったらしい。 コックザクがトールギスをT様と呼ぶのはこのエピソードから来ている。 富野は時間があれば絵コンテを切りたかったと本作に好意的な姿勢を示し、OP1「SUNRISE」ではPUFFYからの歌詞の引用要請を快く承諾している。 一方でモーション製作には困難を伴った。というのも基本的にキャラクターの平時の動きからアクションに至るまでほぼ必ずと言っていいほどモーションキャプチャーを使用していたためである。 おかげで製作費こそ抑えられたが、製作においてはとても苦労したという。本作におけるモブキャラが極端に少ないのはおそらくそのため。 逆に炎天號のような馬型のキャラはモーションキャプチャーが使えず、それが逆にCG製作の足枷になっていたとか。 つまりネオトピアの背景等でたまに出てくる人間やロボット、果ては天宮の合戦シーンに出てくる無数の雑兵も(おそらく)同技術でモーションを付けられていると思われる。 声優は、長年ガンダム作品に出演することを夢見ていた神谷浩史をキャプテンガンダムに、さらに∀ガンダムで主役を張ったこともある朴璐美を相棒のシュウト役に添えている。 アフレコがめちゃめちゃ厳しかったらしく、神谷はキャラクター上感情を出してはいけなかったため、感情が出ているとすぐリテイクを受け、 主役経験者の朴ですら「君の代わりはいくらでもいるから」とかなりキツイダメ出しをされたという。 ただ、池田秀一の出演が話題を呼んだなどはあるが、レギュラー陣にガンダムでメイン出演があった経験者は実はそれほど多くなく、本作が初という人もしばしば。 どちらかと言えば目新しい起用が多い布陣であった。 一年通しの4クール・全52話は、それまで最長だったVガンダムを抜いて、ガンダムシリーズ最長となっている。 これは未だに打ち破られていない記録である。以降は徐々に話数が短縮される傾向にあるため、破られる可能性も低め。 また、基本的に本作以降は分割クール方式がメインとなったため、一年通しで区切るならこれはほぼ破られる可能性はないと言える。 基本的に登場するキャラの元ネタは一年戦争関係(初代+同OVA)と逆シャア、GガンダムとガンダムWのみで占められている。ゲーム版ではVガンモチーフが登場した。ガンダムの方はでてないのに また、繋がりは明言されていないものの、過去のSDガンダムシリーズに登場したのと同名の武器が登場している。 さらに一部の登場人物や武器デザインが過去のSDガンダム作品をモチーフとしている。ラクロア王もかの有名な初代からの系譜であることも示唆されている。 ちなみにキャプテンはG-ARMS、ゼロ、爆熱丸 、嵐の騎士トールギスは「SDガンダム英雄伝」に登場していた機兵のデザインをほぼそのまま流用されているなど過去資産の活用が多い。 なお余談であるが、Wikipediaには各機体のモチーフが記されているが、ほとんど独自研究の域を出ない適当なもの(*2)で、 明らかにモチーフ外の作品もモチーフ元として適当に挙げられていたりする。 基本的に本作のモチーフは当時アメリカで放送・公開されていたガンダム作品のみで、 一年戦争近辺の宇宙世紀ガンダム(0083まで)とGガンダム、そしてガンダムW以外は「似ている」だけで基本的にモチーフとして言及されていない。 【商業】 『ガンダムSEED DESTINY』と同時期に放送されており、そちらに埋もれてぶっちゃけ影が薄い。 そもそも当時は『SEED』全盛の時代で、SDガンダムはあまり子供人気がなかった。 ガンプラも低年齢向けを目指したもののクオリティは低く、BB戦士も再現度はそこそこ。 さらに同時期にリリースされた武者烈伝だと、『親子二世代で楽しませる』コンセプトのはずが、子武者が『武者○伝』のふぬけ武者からかっこいい武者に大変身する要素をカットして貧相な体型のまま、かつ親武者が変態的なクオリティ&過去の武者頑駄無たちのリメイクでオッサンホイホイだった。 おかげで子武者の人気はすこぶる低く成長した子武者が主役の続編は流れてしまい、よって注目度も低い……と不遇。 つーか何自分で首絞めてんだ磐梯。 完成品の玩具もクオリティがまちまち。ただし概ね中盤以降は造形もアクション性も強化されてまあまあだった。 また、ガンダムシリーズで唯一放送中にDVDが展開されない(放送から4年後の2008年に無事DVD-BOX発売)など、その扱いはかなり不遇。 視聴率や売り上げも奮わず、知名度も低い……と、はメインだった海外展開に失敗し、一縷の望みをかけた日本展開も散々とバンダイ目線では失敗作である。 これもあって所謂オタク向けのイベントに乏しく、声優が登壇するイベントは放送から7年程経った2009年の『GUNDAM BIG EXPO』まで待つこととなる。 しかし後半の盛り上がりを受けてか、1巻だけサウンドトラックが発売された。ただし、残念ながら未収録曲がかなり多い。 【評価】 ぶっちゃけ序盤の評価は最悪である。 フェイスオープンによりガンダムから口が見えるという衝撃的デザインだったこと、過去作の設定の引用の方法が原作を意識していなかったこと、 テンポが非常に悪く戦闘シーンにメリハリが薄かったこと、物語自体も最初のコンセプトを引きずっていた(*3)ため盛り上がりに欠けたこと… それに加えて当初はモーションキャプチャーに不慣れだったこともあり、動きが若干モタついていたりと、問題が山積であった。 フル3Dであること、過去のSDガンダムシリーズのキャラクターをモチーフにしつつ設定を一新していることなどから、SDガンダムファンからの前評判はそこまでであった。 実際、視聴前からSDガンダムのファンからの興味は薄く、見始めても1クール目で視聴を切られたりしがちであった。 先行放送されたアメリカでの打ち切りは特に手痛かったうえ、当時のアニメワーストランクにもランクインし、 キャプテンのフェイスオープンの不気味さを皮肉ったブラックジョークとともに、かなり辛辣な意見が飛び交っていた。 日本での悪評もこれを知っていた視聴者によるネガキャンが少数ながらあったくらい。 しかしこれらの問題点は制作中に少しずつ改善され、特撮のノウハウとアニメのノウハウの融合も徐々にシンクロしていくようになった。 そして当初から個性豊かかつそれぞれ深いバックボーンを持つキャラクター達と、その成長、子供向けらしい王道で熱いストーリー展開、 濃密な伏線、表面的にはあっさりしているが実は考察しがいのある複雑な設定、涙腺崩壊の展開が目白押しな内容となった。 それらの感動を得られたのもこのタルいと言われる1クール目の存在があってこそで、テンポは悪めだが序盤もつまらないわけではないことには注意。 むしろテンポこそ悪いが、キャプテンを始めとしたメカの内部ギミックなどをしっかり描いているのはその1クール目だったりする。そういうギミックが好きな視聴者にはおすすめ。 現在における総合的な作品自体の評価は高い。4年後にDVD-BOXとしてパッケージ化されたのもファンの声援を受けてのことであるという。 未回収の伏線が多いことから、続編やブルーレイ化を望む根強いファンが存在する。なおブルーレイ化は後にSDシリーズを網羅という形で実現している。 序盤がダルいという意見は本作によく寄せられる意見である。が、是非最後まで見て欲しい。 まず1クール目は初のフル3Dに加えてモーションキャプチャーという手法から、技術も手探り状態だった。 よって映像はさておき特にアクションのテンポが悪く、脚本も後半を踏まえれば納得とはされつつも、気怠い内容があまり評価は高くなかった。 しかし、そこで物語の地盤を固め、技術を磨いたからこそ2クール目以降の高評価があるのである。 2クール終盤のコマンダー戦は特に集大成的な内容となっており、池田秀一の熱演も相まってその熱い展開と泥臭いアクションは必見。 3クール以降はアクションが洗練され、物語的にもバトルが中心となっていったため、それまで付いてきたファンに答える内容へと昇華されている。 そして最終4クール目は涙なしでは語れないという言葉が過言にならないほどの出来栄え。 このことは後半の熱い展開を知った海外の視聴者が「どうして途中で打ち切ったのか」と詰った程であるという。 そのおかげか、先の日本版BOX化の際には海外でも全クールソフト化されており、かつてよりは少し再評価されるようになった。 え? キャプテンの口がキモい? ……誰もが通る道です。 慣れると可愛い。しかし慣れない人は一向に慣れない。 ちなみにこれは監督が表情をわかりやすくするための措置だったらしい。 【その後について】 評価は全体的に高いのだが、スーパーロボット大戦やGジェネレーションといった作品では一切参戦していない。 戦争ものではない純粋なヒーロー物に近いスタンスだからであろうか……。 ただし副監督の近藤信宏が監督を担当していた時期のケロロ軍曹では、本作のオマージュと思われる演出が度々使われた。 (ザクレロゲートとコントロールホーン) また、ガンダムビルドダイバーズではSDガンダムフォースモチーフのものが多く採用された。(*4) 【主題歌】 ●オープニングテーマ 『SUNRISE』- PUFFY (1月〜3月) 『LOVE PEACE』 - little by little (4月〜6月) 『太陽に焦がれて』- 晴晴゛(7月〜12月) ●エンディングテーマ 『信じる力』- Whiteberry (1月〜3月) 『ココロオドル』- nobodyknows+ (4月〜6月) 『キミと僕』- I WiSH (7月〜9月) 『恋しくて…。』- Les.R(10月〜12月) nobodyknows+の『ココロオドル』は発売当時ガンダムに興味のない人でも1度は聞いたことがあるほど流行し、前代未聞となる『所属事務所無し』でのNHK紅白歌合戦出場を決めることとなった。 また、晴晴゛ の『太陽に焦がれて』とWhiteberryの『信じる力』はどちらもグループ解散前ラストシングルとなってしまったが、本作の熱いストーリーに違わぬ王道のアニソンとなっている。 なお本作の主題歌を担当した歌手グループは解散するという嫌なジンクスがまことしやかに囁かれたが、大きな解散はこの2つのみである。 【あらすじ】 人とロボットが共存し、平和に暮らす未来都市ネオトピア。 しかし、異次元から現れた勢力・ダークアクシズが全ての次元世界を破壊すべく侵略を開始する。 ネオトピアのロボットを操り、あらゆる有機物を石化していくダークアクシズ。 そんな中、ネオトピアの少年・シュウトがロボット・キャプテンガンダムと出会い危機を救われる。 やがて異世界からやってきたゼロ、爆熱丸も加わり、彼ら「ガンダムフォース」はダークアクシズとの戦いを繰り広げていく。 【用語】 世界関連 ネオトピア キャプテンとシュウトが住まう世界。物語前半の舞台。 人間とモビルシチズン(ロボット)が共存する平和な世界だが、未知なる脅威に対抗するため「ガンダムフォース」を組織している。 裏設定によると、実はネオトピアとなる前、この土地では人間が人型兵器(恐らくMS)に乗って争う悲惨な時代があり、一度滅びかけたことがあった。 それを反省したことからネオトピアでは人間と同じ背格好のロボットは作らないという不文律が存在。これがこの世界のロボットが主にSD頭身である理由付けになっている。(*5) ちなみにかつての戦争兵器は戒めとしてネオトピアの地下深くに埋葬されているという裏設定もある。(*6) 基本的に平和なため、他の世界に比べると住人達は大分明るい雰囲気。 登場するロボット・メカのモチーフはU.C.世界における一年戦争時代の連邦系MS。 先述したオープニングのバンク映像でもジムのロボット市民が子供とキャッチボールをしており、シュウトたちが特別なのではなく、モビルシチズンも普通に市民として受け入れられている。 ラクロア 剣と魔法が存在する、SD外伝のラクロア王国をモデルにした国家。物語中盤の舞台。 王族を頂点とし、騎士ガンダムの親衛隊によって守護されていたが、ダークアクシズと手を結んだ反乱軍によって崩壊。 人間を含む有機物は石化し、騎士ガンダムたちはダークアクシズによって殆どが殺されてしまった。 登場するロボット・メカのモチーフは『ガンダムW』のMS。 設定上はかなり遠い未来のラクロアであることが示唆されている。 天宮(アーク) 刀と戦が蔓延る、武者ガンダムシリーズの島国をモデルにした国家。物語終盤の舞台。 武家社会で本来は「大将軍」によって統治されるが、何らかの理由でそれが空位になり戦国時代の真っただ中。 元々は侵略してきたダークアクシズ軍と武者頑駄無の対立構図だったが、 現在は老将・武里天丸の軍とダークアクシズの支援を受けた知将・騎馬王丸の軍が争っている。 ネオトピアやラクロアと違い人間は存在しない。 登場するロボット・メカのモチーフは『Gガンダム』のMFやMS。 余談だが爆熱丸と阿修羅丸(孔雀丸)の回想シーンが切り絵風なのは、まだ天宮の背景セットが出来ていなかったためである。 ソラディオラーマ ネオトピアとは異なる次元に存在する並行世界の一種。 作中では上記のラクロアと天宮がこれに該当する。次元移動魔法や転送装置を使えば行き来が出来る。 ミノフス境海 各世界の間に存在する次元の隙間。目標となる世界が不明確なまま次元移動すると迷い込む。 勢力関連 S.D.G. 正式には「スーパーディメンショナルガード(Super Dimensional Guard=超次元防衛軍)」これは先述のように海外展開がやりたかったため、本来のSDの正式表記である「Super Deforme(d)」は避けられたのもある(*7)。 異次元からの侵略者に対抗すべく密かに設立されていたネオトピアの防衛組織。 ガンダムフォース S.D.G.の特殊部隊。 キャプテンガンダムをリーダーに異世界からの協力者ゼロ、爆熱丸、そして特別隊員のシュウトをメインメンバーにダークアクシズと戦う。 ダークアクシズ 各世界への侵略を画策する闇の勢力。 ソラディオラーマの虚空に浮かぶ「ダークアクシズ要塞」を拠点に様々な世界に侵略の手を伸ばし破壊活動を行っている。 所属するロボットのモチーフはジオン公国軍、デラーズ・フリート、ネオ・ジオン軍などのMS。 人間やガンダムとは美的感覚が正反対で、花や人間を目の当たりにした時は気持ち悪がる事が多い。 ロボット関連 ガンダム 各世界に存在しているロボット及び無機物的な生命体の一種。 その肉体は共通して「ガンダミウム」という金属で出来ている。 モビルシチズン / モビルディフェンダー モビルシチズンはロボットの市民。ディフェンダーは防衛戦闘用ロボットの総称。ただし劇中でモビルディフェンダーという用語はほぼ登場せず、「戦闘用モビルシチズン」と呼ばれる。 人間と遜色ない心を持つが、騎士ガンダムや武者頑駄無とは違い純然たる機械。 そのため性格や価値観面についてはガンイーグル初登場回などで「製造の一過程としてインストールしている」とも解釈できる発言がそのへん担当のカオ・リン博士から出ている。 …が、作中では明らかに「後天的な経験で変化・成長」しているのも肯定されており、実際には完全に学習させられたからそれで完成というものではないようだ(*8)。 作中でのモビルディフェンダーはキャプテンガンダムなど元からネオトピアにいたS.D.G.メンバーがこれに該当する。 騎士(ナイト)ガンダム ラクロアに存在するガンダム。 精霊術という魔法の力を使うことが出来、王国を守護する。 ちなみに卵生であり、ラクロアの泉から精霊と同じくあちこちに流れ着き、騎士ガンダムとして誕生する。 そのため生殖機能等を持っているかは不明。 なお物語開始時点で殆どがジェネラルの溶鉱炉に投げ込まれ死亡している。 ダークアクシズはまっさきにラクロアを滅ぼしているが、これを悪用された場合無限にガンダミウムを製造出来るマシーンになっていたかもしれない。 なお、本編の回想に登場した紅蓮の騎士バトール(ヘビーアームズ)、砂塵の騎士ロック(サンドロック)青銅の騎士ナタク(シェンロン)(*9)は、この時点では身体のモデリングがなく、 マントを被せることで身体のモデルがないことをごまかすという荒業で登場させていた。 最終決戦で「実は生存していた」ということにして参加させる構想もあったが、余裕がなくお蔵入りになった。 その後、身体のモデリングも完成したようで、HP等で公開された設定ビジュアルとして全身を拝むことができる。(*10) 武者頑駄無(むしゃがんだむ) 天宮に存在するガンダム。 武士や忍者のような姿をしており、戦国時代的な文化を持つ。 生真面目なものが多い一方、どこかコミカルさを持つ物も多い。 一方で平和なネオトピアやラクロアと違いガチガチの戦国であるため、その価値観はシビアである。 SDGFのガンダムの中で唯一人間と同じく子をなすことが出来る種族である。 人間を初めとして有機生命体が存在しない世界で育ってきたため、人間を見ると「ぷにぷに」と呼んで物珍しがり、興味を持って触りたがる。 騎馬王丸があの渋い声で「ぷにぷに」と言いながら迫るシーンはホラー。 【登場人物】 ◆ネオトピア S.D.G. ◇キャプテンガンダム/ハイパーキャプテンガンダム CV.神谷浩史 本作の主役。 ガンダムフォースのリーダーでありダークアクシズと戦うために秘密防衛組織S.D.G.に作られたロボット。 様々な武器を使いこなす戦闘のエキスパート。また、「ソウルドライブ」という特殊な機構を内蔵されている。 序盤では感情が薄く、任務に忠実なロボットらしい性格であったが、 仲間達との交流を経て徐々に人間味がでてくる。 少々天然気味だが根は熱い漢。 モチーフはオリジナルのキャプテンガンダムで、それと同時に初代ガンダムの要素が強い。 カラーリングのみNT-1に近いとする意見もある他、後に追加装備からガンダム試作1号機の要素が入ってくると一年戦争のころの作品メイン格機の折衷デザインともいえる。 先述のように担当声優はのちに『00』にも参加する神谷浩史。あちらの現場では宮野と並んだ際にキャプテンやってたのを指して「宮野くんはこれからだけど、神谷くんはすでにガンダムになってるみたいなもん」とネタにするのが恒例だったとか。 SDガンダムフォースのスタッフからは「ザコソルジャーがガンダムパイロットに出世した」と微笑ましく見られていたらしい。(兼役で神谷はザコの声もやっている) ◇シュウト CV.朴璐美 ネオトピアに住む10歳の少年。 キャプテンの嫁。その扱いはほとんどヒロイン。 彼の応援によりソウルドライブが発動でき、その功績からS.D.G特別隊員に任命される。 彼の機転や発明により危機を救われることも多く、もう一人の主人公と言える。 あまり注目されないがメカに強いがアウトドア派という超人で、このアグレッシブさはコマンダー戦で活かされることに。 余談だが初期はCGの出来がよろしくなく、スタッフも不満があったためか、途中よりモデリングが大幅に調整を受けている。 中の人はロラン。 ◇翼の騎士 ゼロ CV.斎賀みつき ダークアクシズに滅ぼされたラクロアの騎士ガンダムであり、その唯一の生き残り。 剣と盾を持つ他、多彩な魔法を操り、普段から魔法の力で空を飛んでいることが多い。 騎士道を重んじ、性格は紳士的だが若干キザ。だがヘタレ。 爆熱丸とは喧嘩する程仲がいい関係。 モチーフはウイングガンダム、及びSDガンダム英雄伝の「流麗騎士ウイングガンダム」。 実は彼女も本作がガンダム初出演である。 ◇武者頑駄無 爆熱丸(ばくねつまる)/強火剣嵐(ごうかけんらん) 爆心丸(ばくしんまる) CV.千葉進歩 次元転送装置の実験事故で、天宮から愛馬・炎天號と共にネオトピアに飛ばされてきた武里天丸軍の若き武者頑駄無。 炎を纏った二振りの刀を武器とする。 性格は情に厚く騒がしく涙もろい熱血漢。他のメンバーと比べて若干頭が弱いフシがある。好物はおにぎり。 ゼロとは喧嘩する程仲がいい関係 。 モチーフはシャイニングガンダム、及びSDガンダム英雄伝の機巧武者シャイニングガンダム。 IGLOOでの出演歴はあるが、アフレコ時期を考えると恐らく彼も本作が初ガンダムと思われる。 ◇リリジマーナ・ミヤ・ド・ラクロア CV.松来未祐 ラクロアの第一王位継承者であり、物語後半のヒロイン。通称「リリ姫」。 物語後半まではダークアクシズにより石化されており、石化が解けた後にガンダムフォース一行と同行することになる。 性格は強気で勝ち気、マイペースで少し我が儘。 それまでのイメージと、彼女の登場直前まで登場していた彼女の偽物(おしとやかでドジっ娘。通称黒リリ。可愛い)とのギャップで視聴者を驚かせた。 まあ本物も十分可愛いんですけどね。 ◇武者頑駄無元気丸(げんきまる) CV.小林由美子 物語中盤からガンダムフォースに同行する子供の武者頑駄無。 とある事情から騎馬王丸の命を狙っている。 かなり生意気なうえ、成り行きで同行することになったためガンダムフォースの面々を信用していないが、徐々に気を許していく。 戦闘力は低いが、「井」の字を宙に書くことで空間移動をすることができる。 モチーフはゴッドガンダム。 ◇ガンバイカー/ガンパンツァー CV.柳沢栄治 総合支援型モビルディフェンダー。 その姿はガンダムヘッドが付いた巨大なバイクというシュールなものだが、キャプテンの指導教官を務めた優秀なAIを搭載しているベテラン戦士。 「百万年早いわ!」が口癖で、当初は堅物だったが、後に若干丸くなる。 後半は支援車両ガンパンツァーにAIを移植され、巨大化して再登場し、天宮編では後方支援を担った。 モチーフはコマンドガンダム。というより裏設定としてあらゆる世界を飛び回ったコマンドガンダムの形態の一つというものがある。 つまり声や見た目は違うがコマンドガンダム御本人だったりする(*11)。 これは「現在は戦争とは無縁なはずのネオトピアに何故戦士としてベテランの教官がいるのか?」ということに対する答えにも一応なっている。 ◇ガンイーグル CV.浪川大輔 空戦型モビルディフェンダー。 空中戦を得意とするガンダムフォースの一員で高い戦闘力を持つ。 キャプテンの事は尊敬しているが、他に対しては露骨に態度が悪くなるなど若者っぽい振る舞いが多い。 モチーフはνガンダム。DFF版のフィンファンネルを主翼に見立てている。逆に言うとファンネルとしての機能はない。 彼もシュウトの朴璐美と同様、担当声優はシリーズ主演経験者だが当時は話題にされなかった。実は『00』ミハエルや『UC』リディより早い、ガンダム復帰作である。 ◇ガンダイバー CV.中井和哉(01)、吉水孝宏(02)、他 海戦型モビルディフェンダー。 同時開発された7機で「ガンダイバーズ」を構成しており、潜水艦形態への変形などによる水中での戦闘や救助活動を得意とする。 真面目で気のいい連中。 最終決戦では飛行ユニットを取り付けて、元の仕様を活かしたヘリコプター形態になれるようになった他、武装が一新された。 モチーフはオリジナルのガンダイバー及びリ・ガズィ。 ◇炎天號(えんてんごう) CV.伊藤健太郎 爆熱丸とともにネオトピアに飛ばされた相棒の馬。 実は鳴き声は「ヒヒーン」ではなく「火火ーン」らしい。どうでもいいわ。 爆熱丸には炎天號の言っていることがわかるらしい。 折れた爆熱丸の刀を見守るなど主人に忠実だが、時折呆れていることもある。 中の人のイトケンは本作でガンダム初出演となった。 インタビューの際、神谷浩史の「ガンダムにずっと出たかったけどまさかガンダムになるとは思わなかった」というコメントを受けて 「自分もガンダムにはずっと出たかったんですが、まさかガンダムに乗られるとは……」とコメントするくらい稀有な経験の持ち主。 結局本作ではザクも騎士ガンダムも兼役で演じることになったので結果オーライか。 ◇ハロ長官 CV.吉水孝弘 S.D.G.の最高責任者。 ハロを模した仮面を被っており、正体は謎に包まれている 八頭身のハロがラスボスに生身で立ち向かうという凄まじい姿を披露したおそらく作中最強の人間。多分人間。 ◆ラクロア 反乱軍 ◇嵐の騎士 トールギス CV.楠大典 ラクロアの白い騎士型MS。通称「T様」。 優れた騎士であるがプライド故かかなり性格は歪んでおり、自分が騎士団に入れなかった理由を「ガンダムではないから差別されたため」と思い込み、その恨みから反乱を起こした。 現在は表向きラクロアの統治者であるが、次元を超え度々ガンダムフォースに襲い掛かる。 追い詰められた後はデスサイズに騙されて魔剣エピオンを持たされ、魔剣に飲まれて狂戦士エピオンへと変化する。 モチーフはトールギス。 モチーフ元はむしろこいつからガンダムタイプたちができたはじまりの機体。 ◇闇の騎士 デスサイズ CV.伊藤健太郎 ダークアクシズの三幹部の1人で本作きっての変態。 リリ姫が好きすぎてT様を唆しラクロアと同志たちを裏切った変態。 石化したリリ姫に恍惚と話しかける姿はどう見ても変態。 裏切る前からストーカー行為を嗜んでいた筋がね入りの変態。 モチーフはデスサイズヘル(EW版)な変態。 ◆天宮 武里天丸軍 ◇武里天丸(ぶりてんまる) CV.丸山詠二 武里天丸軍の総大将を務める年配の武者頑駄無。 かつては生半可な武者では触れることすら出来ない「爆心の鎧」を一か月纏い続け戦ったという猛将だが、現在は小柄お爺ちゃん。 浪々の爆熱丸を拾い一端の武者にまで育て上げたが、彼が失踪したこともあって若干人間不信気味。 モチーフはジョンブルガンダム…と見せかけて、その名前の通りジョンブルの先代機であるブリテンガンダム。 騎馬王丸軍 ◇騎馬王丸(きばおうまる) CV.田中正彦 武力により天宮の平和勝ち取らんと名乗りを上げた武者頑駄無であり、ダークアクシズの三幹部の一人。 腕が立つのは勿論だが、将棋が趣味で戦場においても相手の二手先を読む知将。 高いカリスマ性と勝利の為なら非道な行為も辞さない冷酷性を併せもつ。他の幹部二人(狂人と変態)に比べるとかなりまともな人。 配下の騎馬王衆、虚武羅忍群、阿修羅丸、そして移動城塞・天地城を操り武里天丸軍と争っており、新たな力として機動武者大神将の復活を目論む。 モチーフはゼウスガンダム。 ◇虚武羅丸(こぶらまる) CV.梁田清之 騎馬王丸の配下・虚武羅忍群の一員。正式名は「虚武羅丸ノ黒」。 様々な忍法を駆使した潜入工作の達人であり「城落としの虚武羅丸」と恐れられた。 忍としてプライドと忠義に篤い実直な性格の持ち主。 序盤でS.D.G.に敗れ、後半からは元気丸を狙い潜入するが彼の優しさに触れ味方となる。 モチーフはコブラガンダムだが、刃のギミックやカラーリングなどからはガンダムシュピーゲルの意匠も伺える。 ◇阿修羅丸(あしゅらまる) CV.小西克幸 騎馬王丸配下の武士。 かつては「孔雀丸」という名で爆熱丸とは同門だったが、彼との決闘に敗れたうえ情けを掛けられたことで復讐を誓う。 そして騎馬王丸の軍門に下り、現在の姿と名を得た。 腕が増えたのはプロフェッサーガーベラの改造手術によるものとされているが定かではない。 モチーフはアシュラガンダム。 ◇東方不敗(とうほうふはい) 爆覇丸(ばくはまる) (CV.小村哲生) ◇天剣絶刀(てんけんぜっとう) 猛禽丸(もうきんまる) (CV.西脇保) ◇獅王争覇(ししおうそうは) 機獣丸(きじゅうまる) (CV.野島裕史) ◇笑倣江湖(しょうほうこうこ) 破餓音丸(はがねまる) (CV.浪川大輔) 騎馬王丸直属の武者集団「騎馬王衆」の面々。 天地城の四方を預かっており、中でも爆覇丸はガンダムフォースの面々を複数相手どっても圧倒できる荒武者。 爆覇丸以外はプロフェッサーガーベラによって改造手術を受けて今の武器と能力を得た。 モチーフはデビルガンダム四天王で、上からマスターガンダム、ガンダムヘブンズソード、グランドガンダム、ウォルターガンダムとなる。 ??? ◇完全善大将軍(かんぜんぜんだいしょうぐん) CV.小杉十郎太 突如ネオトピアに現れた謎の武者頑駄無。 白金の宝船に乗っており、次元を超えてその姿を現す。 本来空位であるはずの大将軍を名乗っているが、額にはちゃんと大将軍の証である頑駄無結晶がついている。 やたら大仰で時代がかった喋り方をするが、ケーキのような甘い物が大好物。 実はその正体は、成長した未来の元気丸ではないかと予測されている。 (井の字のゲートを使ったり、ハリセンを使ったりと、元気丸との共通点が多い) モチーフはゴッドガンダム。 ちなみに白金の宝船は本来変形して馬になるギミックが搭載されていたが本編未登場。しかしこの名残で玩具版ではこれが実現している。 ◆ダークアクシズ ◇ザッパーザク CV.柳沢栄治 ダークアクシズのネオトピア侵攻部隊長の一人。 すぐにマシンガンをぶっ放す暴れ者 …だったのだが、中盤、S.D.Gの捕虜となり、白い部屋ことロボクリニックに入れられ ハロ長官の洗脳…もとい教育を受け、お花大好きお掃除大好きな性格に変貌を遂げる。 その際に武装が全部取り払われて全てお掃除用具に変えられてしまっている。 そんな彼だが、最終話では衝撃の事実が発覚する。 モチーフはブラッディザク。名前も同じにしようとしたが、バンダイアメリカから「血はダメ」と言われて似た語感の名前に改名された。 ◇グラップラーグフ CV.岩尾万太郎 ネオトピア侵攻部隊の部隊長の一人。 当初は冷酷なヒットマンだったが、どんどん3バカのツッコミ役と化していった。 ダークアクシズに見捨てられてからすっかり戦意を奪われた3人の中で、 唯一ダークアクシズへの復帰を諦めず、元気丸にも決して懐かなかった生粋の悪党。(度量は認めていた) モチーフはバウンティハンターグフで、見た目や色合いは08小隊のグフカスタムを思わせる。 ◇デストロイヤードム CV.松本大 ネオトピア侵攻部隊長の一人。 武器マニアであほのこ。ザコソルジャーよりも知能が悪いかもしれない。 あまりに制御ができないのでザッパーザクとグラップラーグフには煙たがられていた。 元気丸に率いられた時も喜んで彼に従うなど、知能指数はほぼ子供。たまにオカマ口調。 実はガンダム史上始めて指揮官機の角を付けたドムである。 ドムなのに武装を詰め込んだギャロップ(ジオンの陸上艦)を引いている。なお日本版には付かないが韓国版ではギャロップ含めて商品化された。 口癖は「武器〜!」「〜ドム」。 モチーフは名前の通りドム。詳しい機種は不明だが、ちゃんとドムなのに線が多いのはドム・トローペンやリック・ドムⅡのようなOVAリデザイン版を思わせ…なくもないか。 ◇ザコソルジャー CV.千葉進歩、西脇保、伊藤健太郎 他 ダークアクシズの下っ端で、本作品のマスコット的存在。 語尾に「〜ザコ」とつけて話し、それぞれに個性もある。 違うんですよそうなんですよ、Cパートでは作品解説コーナー「ザコザコアワー」も担当してるんですよー ダークアクシズは物を作れないため出自は不明。ガーベラが開発者かといわれるとそれも微妙なところ。 ◇コマンダーサザビー CV.池田秀一 ネオトピア侵攻部隊の最高指揮官。 普段は赤いザコソルジャー・ザコレッドに意識を移し行動している。 悪の美学の持ち主であり、前述の通り彼との戦いは非常に熱い。 当時、シャアのイメージを払拭したかった池田秀一だったこともあり、シャアの乗機でありながら悪役としてかなりキャラを作り込みまくっていた。 おかげで元ネタの赤いロリコンや同時期に演じていた議長とはまた違った悪役全開の池田ボイスが聞ける。 なお、ザコレッドの時はスタッフ曰く「池田さんに◯◯ザコと言ってもらえるか不安だった」らしい。 モチーフはサザビー+ナイチンゲール。 池田秀一曰く「下品なネタもなく(*12)、おふざけも多少のシャアネタ以外は抑えてあったのでむしろやりやすかったし楽しかった」とのこと。 ◇プロフェッサーガーベラ CV.大塚明夫 ダークアクシズの三幹部の一人にして、平常時における最高指揮官。 物を作るのが苦手なダークアクシズで唯一、制作、修理が可能な人物。 冷静な性格だがどこか狂気染みた部分があり、ジェネラルの意志を受け各世界への侵攻を画策する。 ちなみに普段見せている姿は鎧で偽装したもの。その正体は未来の事故で行方不明となり、ジェネラルに悪の記憶を植え付けられたキャプテンの後継機GP04マドナッグ(MADNUG)。 モチーフ機体と陣営が変わった経緯が割と同じ。 そのためキャプテンや人間を憎み、人との絆を一切信じていない。 モチーフはガーベラ・テトラ。声はガトーの方だが。 ◇ジェネラルジオング ダークアクシズの頭領あり、ラスボス。 何処から来たのかは定かでないが、ダークアクシズ要塞の最奥にあるジェネラルの間、その施設と一体になった巨大な身体にすべてを破壊しようという凶悪かつ純粋な悪意を内包する存在。 完全体になるためにガンダムの身体を作るガンダミウムを欲しており、各世界に侵攻しガンダムを捕え溶鉱炉に放り込み吸収している。 彼の周りに浮遊している宣戦の角(ダークアクシズの制服の証として送られる占領の証の角)はファンネルという扱い。 何気にTVシリーズのガンダムでジオングがラスボスになったのは初代以来。 言葉は発せない、あるいは視聴者に理解できない言語を話しているが、ジェネラルの力で心が闇に染めていくシュウトを空に投影することで 相手の士気の低下や焦りを産むよう仕向けるなど、かなり狡猾な策士でもある。 モチーフはもちろんジオング。 【余談】 【SDフレクション】 アメリカ先行配信となっていたが、元々バンダイがアメリカの市場開拓を狙ったため、海外市場では当然のように発売されるフィギュア玩具シリーズとして開発された。 よってメインとなったのはSDガンダムでは珍しい完成品フィギュアシリーズ・SDフレクションである。 しかし前述のように本作での海外市場開拓は失敗、日本では最終回まで放送されるも市場的にも振るわなかったゆえ、日本では発売中止になったものが多数。 そのため、海外でしか発売されなかったフィギュアも多数存在する。(*13) なお内訳としては。 バンダイアメリカ限定轟雷の騎士メリクリウス 暴風の騎士ヴァイエイト ポーンリーオー バンダイコリア限定デストロイヤードム(ギャロップセット) 完全善大将軍 闇の騎士デスサイズ ガンパンツァー 武者頑駄無爆熱丸(炎天號セット) ハイパーキャプテンガンダムVS爆心丸(韓国版限定でハイパーキャプテン用の武装は二つ付属) 未発売品コマンダーサザビー ザコレッド 東方不敗 爆覇丸&元気丸&シュウト(バックパック装備)(*14) メガモビルタンク ビグ・ザム ザコレッド SDG隊員ジム&ボール ドーガ四天王 天地城 ダークアクシズ・水中ユニット仕様(ザクグフドムザコの水中ユニット版) 騎馬王丸・王将號&斬馬王刀セット 海外で市販されたガンパンツァーと爆熱丸&炎天號セットは日本では抽選品。 それ以外は北米でも発売されずバンダイコリアから発売された希少品となった。 闇の騎士デスサイズも国内未販売となっており希少だが、こちらは幸いプラモデルがリリースされているため立体化が全くなかったわけではない。 一方完全善大将軍はプラモデルは未販売。これには白金の宝船までつき、宝船が馬形態へ変形できる完全仕様(*15)。 フィギュアシリーズ最終弾という流通数の少なさも相まって、SDガンダムフォースグッズでも最もプレミアがついている。 なお、SDフレクションにはこれ以外にも売上不振による多数の未発売商品が存在する。 有名どころだとコマンダーサザビー、騎馬王丸(王将號セット)、爆覇丸、元気丸、シュウト(バックパック装備版)など数多くの商品が未発売に終わった。 なおコマンダーサザビー等はサンプル画像も出来ていたくらいに完成していたりする。勿体ない。 一部の商品はSDガンダムトイクロニクルに写真や情報が収録されている。 そのうちいくつかはサンプル品を監督が所有していたが、DVD-BOX発売記念のイベント内において、抽選でファンに寄贈された。 また、姉妹商品としてSDアーカイブスというフレクションの技術を流用したSDガンダムのフィギュアシリーズが出ていた。 が、これも不振により早期に終わっていた。 【次元海賊デ・スカール】 GBA版のSDガンダムフォースなども発売されているが、特に話題になるのがこのPS2専用ソフトとなる3Dアクション。 2004年発売であるが、当時としてはまだ珍しい全編フルボイスで、一部システムボイス以外は全部キャラクターが喋る豪華仕様。 オプションモードではザコソルジャー達がTV版と同じザコザコアワーを演じるなどファン垂涎の内容になっている。 肝心のゲーム内容はというと…普通に面白いが痒いところに手が届ないため難易度が上がっている鬼畜ゲー。 ゲームの仕様を全て理解してもなお脳死クリアは不可能というレベルの内容で、特に最終ステージとなるデ・スカールロードは語り草。 また、本作限定の雑魚敵やボスキャラが多数登場する。モチーフはTV版と同じ範疇である。 ファンであればぜひ一度はプレイしてもらいたい。 ネオトピアへの侵攻に対し、私は特例として編集を許可されている 速やかに追記修正せよ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最初のEDが大好きだったヒップホップで。歌っていた人たちの名前が思い出せないが。 -- 名無しさん (2014-02-20 18 04 34) ノーバディノーズとか言うグループだった気がする -- 名無しさん (2014-03-05 18 23 17) ↑ありがとう、久しぶりにユーチューブで聞いてノリノリになった。 -- 名無しさん (2014-03-05 19 13 35) ↑ココロオドルは2番目のED。最初はWhite Berryのダイヤモンド -- 名無しさん (2014-03-09 19 34 39) スパロボ参戦まだかな -- 名無しさん (2014-04-15 19 38 28) シュウト、朴さんだったか…まさか主役コンビが後にガンダム作品で同型イノベイドになろうとは… -- 名無しさん (2014-08-04 17 04 48) 太陽に焦がれては全ガンダムシリーズOPでも屈指の名曲だと思う -- 名無しさん (2015-07-03 17 40 19) ↑ラストバトルで流れるんだけど何回見ても鳥肌立つし泣く。スパロボ参戦しないかなぁ… -- 名無しさん (2016-02-02 03 40 27) キャラデザがキムタカなのにお色気キャラがいないという -- 名無しさん (2016-04-20 13 55 31) キャプテンが獅子の牙使った時には震えたわ 当時ですでにオッサンだった俺www -- 名無しさん (2016-04-20 14 42 13) シュウト君が頑張れって言うだけのキャラじゃなくて、毎回ちゃんと人間なりに精一杯戦ってるのがいいよなぁ。 -- 名無しさん (2016-06-25 23 37 14) めっちゃ体張ってるんだよなあ、シュウト君。あのコマンダーを相手に一本取ったのは本当にすごいわ -- 名無しさん (2016-06-25 23 42 42) ↑8確かにUXやBXのこともあるからな。キャプテンガンダムは担当声優が同じのティエリアやゼハートとの共演が期待できるし、グラップラーグフは回避成功時に「ザッパーザクとは違うのだよ、ザッパーザクとは!!」ってしゃべってくれそう。また他世界のガンダムパイロットがダークアクシズに対する特殊戦闘セリフを想像したり、ガンダムフォースを見た時の他世界のガンダムと敵対勢力の組織の特殊戦闘セリフを想像したりするファンもかなり多いと思う。 -- 名無しさん (2019-04-26 10 14 06) ザクレロ、ビグ・ザム、ギラ・ドーガ、エピオン、検索結果 ウェブ検索結果 ヴァイエイトとメリクリウス等、本項に挙がってる以外にも色んな機体や要素が詰まってたな -- 名無しさん (2020-04-04 01 07 04) キャプテンとシュウトの中の人達はガンダム00でティエリアとリジェネという遺伝子型が同じキャラとして共演してるんだよな。 -- 名無しさん (2020-10-31 00 03 07) お禿げ様こと富野由悠季監督は気に入ったのかちょくちょく顔出してたらしくスタッフからT様と呼ばれてたとかなんとか -- 名無しさん (2021-04-09 19 17 10) SDGFは出来の悪い海外玩具やら安価の種プラを劣化させたBB戦士とかガンダムSEEDシリーズにかまけて売ろうとする気が全くなかったとしか言いようがない。過去のガンダム冬の時代に貢献してきたのにあの仕打ちはどうなの? -- 名無しさん (2021-06-29 09 01 15) 他のSDシリーズと一緒にBDコレクションボックス出るね -- 名無しさん (2021-07-24 18 12 24) あと言い忘れたこと…海外放送前提とはいえスペドラ様とかコマンドガンダムとかSDオリキャラがそのまんま使えなかったのは一番痛かった -- 名無しさん (2023-07-21 21 28 38) 2024年1月7日、『SDガンダムフォース』20周年おめでとう。 -- 名無しさん (2024-01-07 17 26 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7689.html
360 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/11(土) 18 06 36.55 ID C1u0yQ1c0 セイ「お義父さん、これだとデンドロビウムの味が強すぎると思うんです だからまず一旦リックドムでデンドロビウムを絡めて200℃の油で揚げた後 再びドムを絡めて120℃の油で揚げるのが一番いいと思います!!」 シン「終わった……期待の新人(ツッコミ)が終わった……」 361 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/11(土) 19 59 18.46 ID ObdFDXw00 360 ??「それも全て私のセイだ!ハッハッハ!」 シン「せいとセイを混ぜるな!」 ????「ホッホッホ。諦めたらそこで試合終了ですよ」 バルトフェルド「安西先生…バスケ…色んな食材を捕獲したいです。 今夜ぬーべーが始まるそうです」 シン「声ネタを混ぜるな!どさくさにまぎれて番宣するな!」 ロラン「セイ。あなたは間違ってます! リックドムとデンドロビウムを揚げる際に注意しないとさらにデンドロビウムの味が強くなりますから、隠し味にドムとザクを加えるとよりリックドムの味が強くでますよ」 セイ「そういう手もあったのか!」 シン「ねぇよ!ロラン兄さんも何でそこでボケに回るんだよ!」ハァハァ……グフ…バタン 362 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/11(土) 21 24 20.85 ID sSxxVoi80 361 病院 テクス「ツッコミのしすぎだな。今後しばらく、ツッコミは控えたほうが良いだろう」 シン「嫌だ。セイ亡き今、俺以外にだれがツッコミをやるって言うんです!」 テクス「仕方がないか…オリヴァー、来てくれ」 マイ「はい。――シンくん、ちょっとチクッとしますよー」プスッ シン「オウフ」バタン ・ ・ テクス「というわけでシン君は過労で意識を失っている。しばらく彼のツッコミはないと思っていいだろう」 アムロ「はい…」(シンに無茶をさせていたことに気が付かなかったとは…俺は兄失格だ…) ロラン(シンをそこまで追い詰めていたなんて…僕たちはなんてことをしてしまったんだ) テクス「なんだか妙に深刻に受け止められている気がするが…まあいいか」 363 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/11(土) 21 47 01.42 ID Ac/HIl+L0 マユ「お兄ちゃん大丈夫?」 シン「大丈夫だよ…というか別に入院する必要は無いんだけどな」 ステラ「シーン!リンゴ剥けたよ!」 シン「ああ、ありがとうステラ」 ステラ「えへへ~」 レイ「まぁ今はゆっくり休養する事だな」 パーラ「そうそう、ちゃんと治してさっさとバイトに復帰してくれよな」 シン「うへぇ」 367 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 11 01 22.10 ID saMkblUk0 366 や、パーラは疲れたときは疲れたーって言うし、 人の手を借りるのに遠慮するようなタイプじゃないだろーw 慣れないこと(子育てとかw)してぶっ倒れる事はあるかもしれんが、仕事で過労は無いな! ガロード「んで、俺か?」ガッシュガッシュ パーラ「兄貴の穴は弟が埋めるのが筋ってもんだろ?」 ガロード「勘弁してくれよ、俺、どんだけ兄ちゃんが居ると思ってんだよー」 パーラ「にぎやかでいーじゃんw ま、掃除終わったら沸かしたての一番風呂に入っていいからさ! なんだったら女湯に入ってもいーぞ? 憧れだろ?www」 ガロード「いらねーよっ!」 369 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 16 05 17.09 ID svzcp/kP0 シンのいない営業中のサテリコン ザコ「シン君がいない分、ザコが頑張るザコ!このザコ、そう簡単には壊れないザコ! さぁ、どんと来い!……………ザコ」 数分後 ザコ「オーバーヒートザコ…ヒートエンドザコ… ザコはもうダメよ~ダメダメ… 後は任せたザコ…ピークの時まで保ちたかったけど、もう限界ザコ」 370 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 16 39 19.30 ID dUOU8AgJ0 369 その頃「シン兄さんのために、僕は突っ込みとして復活する!」 とサテリコンに来ていたセイはグラハムと熱くガンプラについて語り合っていた。 ザコの過負荷の原因となっていたのは言うまでもない。 371 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 17 05 01.38 ID qt8IF0yM0 370 セイ「まさか仮面ライダー風にガンプラを改造するなんて…凄いですよグラハムさん!」 グラハム「その言葉は我が友カタギリにかけてやってくれ。早速だが、このスサノオ極アームズと 想像力の舞台で勝負をしてくれないかね?サテリコンには生憎ガンプラバトルの設備が…」 セイ「望むところですよ!!」 ザコ(ミイラ取りがミイラになってるザコ・・・) 372 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 17 13 42.94 ID svzcp/kP0 次の二番手、キャプテンガンダム キャプテン「次は私が行こう。シンの突っ込みの穴は私が埋めよう シュウト、心配するな、今の私は突っ込み機能に特価している 先ほどのザコよりは保つはずだ!今はピーク時になるが、とりあえず行くぞ!」 突っ込みピーク時になって、5分後 キャプテン「ソウルドライブ、破損…現在オーバーヒート、ドライブドライバー ガガガピー 絶望した…絶望ビリー…オーバーソウル…ウルトラソウル! ピーガシャン リミットオーバー、リミットブレイク、ティエリアダイエット… カユウマ」ガタンプシュー ボン! キャプテンガンダムの至る所から変な煙発生と同時に、機能停止したキャプテンガンダムであった ジャマイカン「後半に続く!」 373 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 17 57 25.97 ID qt8IF0yM0 372 デーレデーデデー(大破したキャプテンのままエンブレムターン) アムロ「何という事だ、キャプテンでもダメだったとは…!」 セレーネ「どうするのよ兄さん、隣町から猫舌君と半熟探偵君を呼ぶべきじゃない?」 アムロ「それだとますます収拾が付かなくなる…ロラン!」 ロラン「ぼ、僕ですか!?」 アムロ「この状況ならやむを得ん、ツッコミのために月光蝶の使用も許可する!!」 374 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 19 20 09.44 ID svzcp/kP0 373 ???「待ちたまえ!ここはロラン君や隣町の突っ込み担当が出る幕ではない」 アムロ「シャア!何しに来た!?」 シャア「君を笑いに来た。のはついでで代わりの突っ込みを連れて来た 行け!コマンダーサザビー!突っ込み機能に特化した改良をしたサザビーなら行けるはずだ」 ナナイ「ピーク時に行きましたが、わずか10分でキャプテンと同じようになりました」 シャア「せめてサザビーの出番を出さぬか!?というか10分でこうなるとは サテリコンにいるボケは化け物か!?」 アムロ(あっちは10分も保ったのか…キャプテンの倍も保つとは…) 375 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 20 56 34.60 ID YdBAOjd70 キュピーン√ シン「そんな会話をしてる時点で全員ボケてるんだよぉおぉおおおっ!!!」ガバッ!! ステラ「うぇい!?」 マユ「お兄ちゃん!?」 シン「はっ!俺はいったい…?」 テクス「…ふむ、彼にツッコミを止めさせる事は無理かもしれんな」 376 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 21 51 31.33 ID 6kRlYqfS0 セイ「そうだ!ドムの中にツッコミを隠せばシン兄さんも少しは楽に!!」 シン「ドムの中に隠せるツッコミってなんだよ!?」 377 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 22 01 24.11 ID sXlCg6gz0 376 マイ「はいはい落ち着きましょうねー」プス シン「オフゥ」バタン 378 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 22 02 19.19 ID j+Vo/Ttpi 376 マイ「セイ、それならシンが突っ込みを入れずに済むよう隠すのならボケにすべきです」 アル「町中のドム使っても隠しきれないよ!」 シュウト「逆に考えると何機のドムがあれば隠しきれるのかなあ」 379 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/10/12(日) 22 22 08.55 ID 6kRlYqfS0 ドムが砕けてボケが飛び出るフラグを感じる ヒイロ「同時多発テロだな」 刹那「テロはよくないな」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/6367.html
121 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/19(火) 12 24 15.57 ID ??? 113 刹那「『セレーナ』はガンダム(兄弟)ではない!」 132 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/19(火) 20 40 25.64 ID ??? 121 カミュ「セレーナがバレたようだな…」 シュート「すぐにバレるとは期待外れもいいところだ…」 ジョドー「セレーナは我らにせガンダム兄弟では一番の未熟者…」 にせキャプテンガンダム「1レスでバレるなんて友達がいのない存在ザク…」 シソ「にせガンダム兄弟の面汚しよ…」 アフロ「しかし、これでは我らが徐々にガンダム兄弟家とすり替わって乗っ取る計画が…」 アノレ「がはは、心配は無用ぞ兄者!次は我が乗り込んでくれよう!」 134 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/19(火) 22 04 04.19 ID ??? >>アフロ「しかし、これでは我らが徐々にガンダム兄弟家とすり替わって乗っ取る計画が…」 モンド(俺がスパイしてるから情報漏れ漏れなんだけどね、この人達。)←偽ドモンとして潜入中 136 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/19(火) 22 28 24.90 ID ??? ワシヤ「セレーナ女史に渡した『セレ・カモフ』は見破られたようです」 -セレ・カモフ- ヨーツン社が試作したパーティ用仮装セット。ヅダ粒子の作用により他者の認識能力を分解し、 「明らかにバレバレな変装なのに他人からは本人と認識される」という、 (ギャグ漫画のような)機能を持つ。(ただし警察関係者等には通用しない) デュバル「何故バレたのだ…」 プロホノウ「やはり肉親相手では厳しいか…」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8778.html
147オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/27(木) 01 41 49.80ID 6qTyQcwX0 パーラ「パーラと!」 ザコ「ザコソルジャーの!」 「「ザコでもわかる『オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟』これまでのあらすじ!」」 パーラ「というわけで 18のアサギに続いてあらすじ紹介をやることになったワケだけど」 ザコ「ちょっと待つザコ。その前に言いたいことがあるザコ!」 パーラ「お、なんだ?」 ザコ「この“ザコでもわかるあらすじ”ってなんだザコ! 完全にザコを舐めてるザコ!!」 パーラ「え、そこかよ?」 ザコ「こう見えてザコは超高性能なAIを積んだ血も涙もないマッスィーンザコ! 貴様ら人間どもとは処理速度が違うんザコ! 謝罪を要求するザコ!!」 パーラ「はいはい。すいませんでしたね」 ザコ「わかればいいザコ。これからもザコを崇め奉るザコ」 パーラ「じゃ、機嫌も直ったところで、さっそくあらすじ紹介するぞ」 ※『オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟』これまでのあらすじ※ パーラ「過熱するアムロ軍団とシャア軍団の大ゲンカは、日登町全てを巻き込んだ大騒動に。 ガンダム兄弟も何とか事態を収めようと奮闘してるけど、状況は悪くなる一方だ。 戦闘のとばっちりで、ガンダム兄弟家も銭湯サテリコンもぶっ壊されるし、 遂にはデビルガンダムとハシュマルの怪獣大戦争で警察署が壊滅しちまった。 リボンズによれば、この騒動の黒幕はフル・フロンタルらしいけど、一体あいつ何考えてんだ? いい加減そろそろ何とかしろよガンダム兄弟!」 ザコ「はいOKザコ」 パーラ「ふう、ナレーションもなかなか大変だな」 ザコ「しかし改めて見ると無茶苦茶な展開になってきたザコ」 パーラ「これで最初は長くて20レスくらいで終わると作者的には考えてたんだから、見込みが甘すぎるぜ」 ザコ「なお、作中出てきた『ヅダエール』はPart56の「ある技術者の日記」に出てきたネタザコ。詳しくはまとめwikiを参照ザコ」 ※ちなみに「ある技術者の日記」は昔俺が自分で書いたネタだったりする……まさか今頃になって、また拾うとは思わなかったけど 148オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/27(木) 02 16 36.64ID 6qTyQcwX0 ※おまけ 「もう誰がどこで何やってんのかわかんねーし読み直す気もしねーよバカ!」 という人に贈る、主要人物の動向リスト ※ガンダム兄弟――――――――――――――――――― アルレット ゾルタンによる襲撃の後、弟たちを引き連れて家を脱出 セレーネ 襲撃してきたゾルタンと戦闘中 ヨナ キオ・キラと共にアムロ軍団・シャア軍団を回収するため街中を移動 リタ アルレットたちと共に家を脱出 イオ A.Rチップ撃破後、ダリルと絶賛殺し合い中 シロー 警察署壊滅後、救出に来たキンケドゥと脱出 マイ アルレットたちと共に家を脱出 ドモン 日登町西区で、シャッフル同盟と共に謎のMAと戦闘中 コウ アムロ(一年戦争)撃破後、シーマさんに搾り取られる アセム キャプテン・アッシュとして、警察署に救援に駆け付ける カミーユ 日登町中心部にて、エドワウたちを回収 シーブック キンケドゥ・ナウとして、警察署に救援に駆け付ける ロラン 全裸 ベルリ 状況把握のため、フリット・ウッソ・ガロードと合流 キラ ヨナ・キオと共にアムロ軍団・シャア軍団を回収するため街中を移動 シン レイと戦闘後、女子高生軍団・銭湯サテリコン・グラハムらと合流 刹那 リボンズ撃破後、実写シャアに襲われるもマーク・カランに助けられる バナージ エドワウ救出後、シンたちと合流 ヒイロ リリーナお手製の暗黒物質……もとい手料理を食べたため、自爆 ガロード ティファの予知に従い、ベルリ・ウッソ・フリットらと合流 ジュドー 日登町中心部にて、エドワウたちを回収 三日月 アフランシ・シャアと共にシドと交戦中 フリット 陽動に引っかかり、ウッソと共に家を離れた後、ベルリ・ガロードらと合流 ウッソ 陽動に引っかかり、フリットと共に家を離れた後、ベルリ・ガロードらと合流 キオ ヨナ・キラと共にアムロ軍団・シャア軍団を回収するため街中を移動 アル アルレットたちと共に家を脱出 シュウト アルレットたちと共に家を脱出 劉備ガンダム アルレットたちと共に家を脱出 キャプテンガンダム アルレットたちと共に家を脱出 149オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/27(木) 02 18 35.16ID 6qTyQcwX0 ※アムロ軍団――――――――――――――――――― アムロ(CCA) シャア(CCA)とケンカ中 アムロ(Z) クワトロとケンカ中 アムロ(一年戦争) コウにより撃破後、回収される アムロ(オリジン) カミーユらによって救出 偽アムロ リボンズ 刹那により撃破 D.O.M.E. 赤い彗星のひとともに、住民の避難にあたる A.Rチップ イオにより撃破 アマクサ ヅダエールにより暴走したため、同乗していたヴィダールに強制的にスリープされる ※シャア軍団――――――――――――――――――― シャア(CCA) アムロ(CCA)とケンカ中 クワトロ アムロ(Z)とケンカ中 シャア(一年戦争) 不明 エドワウ カミーユらによって救出 キャスバル 呂布に助けられた際、なぜか息子認定される 偽シャア アフランシ・シャア 三日月と共にシドと交戦中 C.Aチップ イオにより撃破 赤い彗星のひと 住民の避難のため、マリナたちを魔法少女に変身させる 実写シャア マーク・カランと戦闘中 デュランダル レイと別れた後、消息不明 フル・フロンタル 騒動の黒幕 ジャマイカン「以上、後半に続く!」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/morosaki/pages/97.html
<私の巫女様 一覧 IDOL C@LCIO> ○キャプテンシュナイダー 過去ログ 作:キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ 2012/01/30~ tag No.1接待皇帝 フリードリヒ 一言感想コーナー! あなたの意見を↓にどうぞ! メモ 本編との相違点 シュナイダーについて シュナイダーの成長 各行動毎に才レベルと能力値に応じて設定されたExpを得る事が出来ます。 Expを累積して現在の能力値以上になると当該能力値が1アップし、 それに加えてボーナスポイント(BP)を1手に入れる事が出来ます(BPは後述)。 自分以上の能力値の相手に勝利した場合、取得Expが二倍になります。 シュート・セービングの際は必殺技補正を加算した数値で判断します。 ボーナスポイント(BP) 消費する事でExpに換算したり、新スキルをゲットしたり出来るオマケポイント。 必殺技Exp 練習で得られる他、試合で11、12の目の時ダイス2個、JOKERの時ダイス4個分加算します。 20ポイント貯める毎に必殺技を取得できます。 ファイヤーショットExp ほぼ必殺技Expと同じですが、シュート必殺技は扱いが異なり、 ファイヤーショット成功時にダイス2個、失敗時でも1個分のExpを得ます。 10ポイント刻みで色々身に付けたりボーナスを得られたりします。 最大ガッツの成長 消費ガッツの累計が、現在の最大ガッツを超えた時に10アップします。 試合など全体的な事について 浮き球 浮き球は高低の区別は無くし、浮き球シュートの威力、消費ガッツを地上シュートと同等にして調整。 すると浮き球シュートが強くなりすぎるので、各選手の浮き球補正を調整しています。 浮き球補正の目安としては以下の通り。 ±0:身長が低い(新田など数人) +1:標準(森崎など多数。身軽なので佐野もここ) +2:大柄、ジャンプ高い(次藤、マーガス、アマラウなど) +3:ジャンプ超高い(翼、飛翔、超エース級の人など数人) 浮き球は単純に補正の分だけ威力が上がりますが、外れ易くもなり、 浮き球シュートの際、キーパーとのカード合計が13の場合もポスト・枠外になります。 また、カーブ系ではないシュートで角度のない位置からシュートした場合も、 キーパーとのカード合計が13もポスト・枠外。浮き球で角度もない場合は13~15でポスト・枠外となります。 必殺技の消費ガッツ シュート・セービング以外の必殺技は、カウンターシュートなど一部を除きカードでの消費なし発動とします。 ガッツの自動回復とハーフタイムの回復 10分毎に50回復します。前後半の最後の5分ずつの分は、ハーフタイムの回復量を250にする事で処理します。 延長は開始時に50回復し、延長前後半の10分に自動回復50、ハーフタイムで50回復とします。 シュナイダー以外の人の成長 練習行動もしくは試合での覚醒により必殺Expを得、10でフラグ、20で必殺技を取得します。 練習では結果のカードの数字をそのまま必殺Expに加算、マークがダイヤの場合は能力値も上昇します。 試合でダイスが11、12の場合は必殺経験+10しフラグ取得・回収。JOKERの場合は当該能力値アップ。 敵も覚醒します。 過去ログ ☆【皇帝の】キャプテンシュナイダー3【復権】 ★【皇帝の】キャプテンシュナイダー2【試練】 ★【皇帝の】キャプテンシュナイダー【旅立】 ★キャプテン森崎外伝スレ9 携帯過去ログ ☆【皇帝の】キャプテンシュナイダー3【復権】 ★【皇帝の】キャプテンシュナイダー2【試練】 ★【皇帝の】キャプテンシュナイダー【旅立】 ★キャプテン森崎外伝スレ9 <私の巫女様 一覧 IDOL C@LCIO> EXILE JOKER No.1コーチ No.1ゴールキーパー No.1ポストプレイヤー No.1マネージャー No.1メイドブリーダー No.1人気ゴールポスト No.1接待皇帝 SDGK SRGK大さん SSP SSPカード atari2600 bot 『まりあだいじに』 【禁則事項】 あずきざわ いつか決めるぜ爆宙ライトニングサイクロンマッハトルネードファントムシュート うつけものクラブ お嫁さんはドライアード がんばりフォーレスツ くのいち すしおだ そしてA.Cへ てんびん座 ときめきメモリアル ふらの中学 アイドルマスター アモロ アモロスターズ アラン・パスカル アンケート アーバックル イタリア イタリアJrユース イナズマイレブン ウイングス ウサギ ウルトラマンシロ エジプト エリート熊が倒せない オウガ オリキャラ オータムスカイズ オールスターズ カオス カオスの極み カードのJに愛された男・瀬川 ガンダム キスギ キャプテンズ キャプテン丸山? キャラブレ クラブA クラブAはここで生まれた グローバルフットボーラー ゲーム版5 コッパ・イタリア・プリマヴェーラ サガ サッカー サッカー野郎Aチーム サディスティック・貴公子(プリンス) サンパウロ+ ザビー シュテルトハイム・ラインバッハ3世 シュナイダー シロノトリガー ジャパンカップ ジョジョの奇妙な冒険 スラムダンク セイントキャット セリエA ターク・ハル チャ・ザ神 テクモ版ゲーム ドカベン ドッジボール ドラえもん ドラクエ ドリームチーム ドン・ロバートドリンク ノビタジスタ ハイ・ローリング・ドリブラー・大さん バスケ バトル パルメイラス ビーバーファング ピエール ファイアーエムブレム フィオレンティーナ フラグは成立するもの フリードリヒ ブルノ ポイズン マネージャー マリオとヨッシーFC マリー・シュナイダー ミストさん ミッドチルダ メリーのアトリエ モロサキ ヤベッチュ外伝 ラブマリー レトロゲーム レナート レミリア・スカーレット ロイヤルバカップル ロベルト 三杉淳 中里正人 中里(♀) 井沢守 仮面ライダー 仮面ライダーBLACK RX 作者は岡山姉の婿 信頼と実績のオチ落田 修行の旅 光の拳 全ての始まり 全国中学大会 全日本 全日本ユース 出発点 北斗の拳 南葛SC 南葛の歴史・分岐点 南葛中 厄 原作 反町一樹 名将大矢 君代命 城山正 変化球 夏の大会・県予選の章 外伝も読んでね 夜襲 大空翼 大魔王 天狗A頑張って 太閤立志伝 奇跡のヤン 女子 女性化 妖怪いちたりない 妬ましパルパルズ 妹キャラ総登場 守矢恋色トラベラーズ 守矢杯 完結 小学生 小田ジュニア 小田強 山森正吾 山森正美 岡山姉 岩見兼一 岬太郎 巫女 幸福な松山 幻想郷 忍者 悪の組織 愛弟子ぬえ 戦国時代 新々ジャンル・シュート魔王 新ジャンル・陵辱生産機 新田瞬 日向尊 早田誠の憂鬱 月星美津乃 未完 本編 来生哲兵 東方 松山光 板野住明 森崎有三 水瓶座のケン 水瓶座のロック 水見亜美 沢田あゆみ 海南大付属 滝一 煩悩師弟 熱血硬派くにおくん 燃えて燃えて奇跡を呼ぶミラクルシュート 牧監督 生田(仮)高校サッカー部 異世界 県大会 短編 社会人トーナメント 秋津姫 第七小隊 第二章 第二部 第15回全国中学大会 聖闘士高校 菱野景 蝶春菜 裏方 賀茂みなと 赤い手羽先 迷解説者スレ 遊戯王 鈴仙・優曇華院・イナバ 銀様 鎌瀬一 霧雨魔理沙 音撃戦士 風呂 麻雀 黒歴史ノート (三杉は)ミハエルからは逃げられない 1さん KO☆I☆KE Mのチルノ V4
https://w.atwiki.jp/atenza/pages/367.html
デモンベインシリーズ デモンベイン(軍神) リベルレギス アイオーン 皇餓 デモンベイン スーパーロボット大戦Z カオス・レムレース ガンレオン キングゲイナー(スパロボZ) ソルグラヴィオン(スパロボZ) オーバーデビル(スパロボZ) ゲッターロボサーガ ゲッターエンペラー 真ゲッターロボ ゲッターロボ號 ゲッタードラゴン(ゲッターロボサーガ) ゲッター1(ゲッターロボサーガ) ZEGAPAIN-ゼーガペイン- ゼーガペイン・アルティール ゼーガペイン・アルティール(トガ) ゼーガペイン・ガルダ アンチゼーガ・マインディエ アンチゼーガ・コアトリクエ OVERMANキングゲイナー キングゲイナー エンペランザ ラッシュロッド ジンバ オーバーデビル 炉母王 ゴーレム 重ゴーレム ロボ(炉母王) 重ロボ ロボ王 元祖!SDガンダム キャプテンガンダム ガンパンツァーZZ ジェネラルガンダム ファイナルフォーミュラー フューラー 天元突破グレンラガン 天元突破グレンラガン グランゼボーマ ラゼンガン オーバーロード 超銀河グレンラガン スペース・キングキタン
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8814.html
336通常の名無しさんの3倍2019/10/13(日) 22 18 35.49ID h9vJ8xUZ0 337 ハリー「今年はここまでか……」 ゴットワルド「まあ今年はこれで満足としておこう」 シェフィールド「健闘を祈る、アムロ・レイ……」 アムロ「大丈夫だ、絶対に日本一になってみせる!」 シャア「認めたくない物だな」 アムロ「シャア!」 シャア「5年前にたどった、過ちと言う物を…………」 ルナマリア「あのー、もしもし……」 ウズミ(オーブの獅子)「こんな事があってたまるか!」 カガリ「チリソース持って来い!!」 キャプテンガンダム「アムロ殿の気持ち、今ならよくわかる……」 トロワ「うちのライオンがまったくの食欲不振だ……」 チャップマン「ああ、関心はないはずだがどうにも気分が落ち込む……」 ルナマリア「何か皆さん私を見る目が怖いんですけど、助けてくださーい!」 アムロ「……よろしく」 ルナマリア「あーやっぱりこの人も助ける気なさそう……!」 337通常の名無しさんの3倍2019/10/14(月) 10 38 17.01ID UduPwnGr0 336 ジョルジュ「ムッシュチャップマン、あなたはスコットランドではなくイングランド代表でしょ」 チボデー「今大会出場したけどアメリカと」 アルゴ「ロシアにラグビーはまだまだ実力の差があるな」 サイ・サイシー「それを言ったら中国なんてラグビーでは蚊帳の外だよ」 ドモン「そう言えばラグビーは日本以外のアジア各国W杯に出てないな」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5715.html
806 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/15(木) 22 05 21.55 ID ??? シーブック「僕をこんなところへ連れてきて、何をするんです!?」 カクリコン「悪く思うな。お前さんとこの兄弟がウチともめてな」 ジェリド「人質ってわけだ。ま、カミーユにゃ来てもらわなきゃ困るから、お前をどうこうやろうってつもりはないからよ」 カクリコン「ボコられねぇだけマシだって思うんだな」 シーブック「…しかし、カミーユ兄さんがなにをしてんです?」 ウッダー「おとなしくしてろ!」 ブラン「よせよ。お前らがもめてんのはカミーユなんだろう?人質とはいえ弟君にまで当たることはないはずだ」 ウッダー「しかし…」 ジェリド「ま、一理あるな。でもどちらにしても、カミーユが来るまでおとなしくするんだな」 シーブック「はぁ…」 カクリコン「今ヤザンがカミーユの家に行っている…お、電話だ。カミーユの家に着いたらしいぞ」 ジェリド「よし。俺だジェリドだ。カミーユはいるか?。見つけたら着いた得てくれ。 『お前の弟は預かっている。返してほしくば1人でティターンズ高まで来い』とな」 ヤザン「俺は今カミーユの家の前にいるんだけどよ…エラいもんを発見しちまった」 ジェリド「何?何を発見しだんだ?」 ヤザン「足跡だ!それもただの足跡じゃねぇ!馬の蹄だ!それも像どころかマンモスくらいありそうな大きさの!」 ジェリド「…馬なのか像なのかマンモスなのかハッキリしてくれ」 ヤザン「だから馬だって言ってるだろ!とにかくでかい馬だ!ひょっとしたら馬じゃねぇって思うくらいでかいくらいの…」 ジェリド「落ち着け!らしくないぞ!」 ヤザン「とにかく電話じゃ伝えられねェ!」 ジェリド「確かに電話じゃよくわからん…おい!お前の家は馬を飼っているのか?」 シーブック「飼ってはいませんが…モビルスーツで乗馬をする人ならいますよ?」 ティターンズ高校一同「…」 ヤザン「大変だ!またエラいもんを見つけちまった!」 ジェリド「今度は何だ?」 ヤザン「自動販売機だ!玄関の横に自動販売機がある!」 ジェリド「何を言ってんだ?自動販売機くらい何処にでもあるはずだ。玄関の横ってのは少し変だが…」 ヤザン「いや!これは普通の自動販売機じゃねぇ!」 ジェリド「一体どんな自動販売機なんだ?」 ヤザン「いいか良く聞け…この自動販売機!100円玉が入らねぇンだよ!」 シーブック「それは多分…自動販売機じゃないです…」 キャプテンガンダム「ZZZ…」 807 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/15(木) 22 05 49.65 ID ??? ヤザン「大変だまたもっとスゲェもんを見つけちまった!」 ジェリド「今度は何だ?」 ヤザン「ス…スー○ーサ○ヤ人だ。ド○ゴンボールに出てくる…ス…スー○ーサ○ヤ人がいる」 ジェリド「…サ○ヤ人みたいなゴツい奴くらい、そこらへんにいるだろう…」 ヤザン「違う!サ○ヤ人みてぇな奴じゃなくてスー○ーサ○ヤ人だ!正真正銘の!」 ジェリド「でもそのサ○ヤ人も、大した奴じゃねぇんだろ?」 ヤザン「馬鹿野郎!スー○ーサ○ヤ人がそんなヤワな奴じゃねぇ!」 ドモン「貴様ら空き巣犯だな!超級!覇王!電影弾!!!!」 ラムサス ダンケル「ヤザン先輩ーーー!!」 ジェリド「…お前の家にはスー○ーサ○ヤ人が住んでいるのか?」 シーブック「スー○ーサ○ヤ人は住んでいませんが…起こると全身が金色に発光する兄ならいます」 ティターンズ高校一同「…」 ヤザン「た、大変だもっとすごいもんが出てきやがった…」 ジェリド「あのな…スー○ーサ○ヤ人が出てきてそれ以上凄いもんなんているわけねぇだろ… もし出てくるとしたら…まさかスーパーロボットや人造人間…あるいはターミネーターでも出てきたのか…?」 ヤザン「…その全部だ」 アムロ「うぉぉぉぉぉっ!!!スピン・ストーーーーム!!!」 シロー「うおおおおお!!!ゴルディオン・ハンマー!!!」 ヒイロ「侵入者を発見…排除開始……!」 ジェリド「…で、カミーユはいたのか?」 ヤザン「いや…というかもうカミーユなんざどうでもよくなってきた」 ジェリド「クソッ!スー○ーサ○ヤ人やスーパーロボットがいるのにカミーユは何処へ行ったんだ!?」 シーブック「僕…そろそろ帰ってもいいですか…?」 811 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/15(木) 23 01 53.83 ID ??? 五飛「犯罪行為に手を貸す貴様は、正しいのか!」 カクリコン「こ、これは・・・」 五飛「正しいのかと聞いている!」 カクリコン「す、すまない。俺が間違っていた」(抱きあう) セレーネ「メンバー脱退の可能性、消えたわね」 クリス「そうではくては困ります!五飛君gj!」 アスラン「俺が脱退できる可能性って、キャプテン算出してくれないかな・・・」 817 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/16(金) 00 29 32.02 ID ??? 以下ボツにしようとした収束編 ???「君達!何をしている!」 ジェリド「何!?誰だ!?」 ???「何だと!?誰かいるのか!?」 ジェリド「てめぇだよ!」 ???「うん…?あぁ私か」 シーブック「カロッゾさん!?どうしてここへ?」 カロッゾ「いやぁ小麦粉が切れたので購入しようと近所のスーパーへ行く途中で どこかで聞き覚えのある声がしてな…その声のする方へ行ったら 君がいたというわけだ」 カクリコン「こんなゴツい変態仮面が小麦粉を買うのか…?」 カロッゾ「ってそんな事を話している場合じゃない!シーブック君を離したまえ!」 ジェリド「そうはいかねぇ!カミーユをおびき出す大事な人質だからな!」 ライラ「も、もうやめたほうがいいと思うぞジェリド。ヤザンは変な兄弟にボコボコにされてるみたいだし こうして変なオヤジは出てくるし、シーブックとかいうこの坊やに関わったらもうロクな目に遭わないよ!」 カロッゾ「オッサンだと…?私はまだ45歳だぞ」 カクリコン「充分オッサンじゃねぇか!」 カロッゾ「しかも外見年齢を変えられる!」 ライラ「自慢になっちゃいないよ!ジェリド!前言撤回する!こんな変態オヤジサッサとやっちゃうよ!」 カクリコン「了解!」 ジェリド「おう!カミーユをやる前のウォーミングアップだ!」 カロッゾ「仕方ないな。シーブック君!少し息を止めていたまえ!バグを使うぞ!」 シーブック「バグだって!?やめてくださいカロッゾさん!あれは害虫駆除用に転用したとはいえ、分量を増やせば人を殺す力は十分にあるはずだ!」 カロッゾ「ちゃんと分量を調整している。それに先日1カ月で完成した安価版バグのテストもせねばならんからな」 ジェリド「訳のわからんことを!」 シーブック「だ、大丈夫なんですか!?」 カロッゾ「ただしバグは尻から出る!」 818 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/16(金) 00 34 51.70 ID ??? カロッゾ「ふはははは…臭かろう?」 ジェリド「うえぇぇぇ…」 カロッゾ「しかも脳波コントロールできる!」 カクリコン「気持ち悪い…」 カロッゾ「しかも手足を使わずこのバグを、この臭いをコントロールできる私を変態オヤジと見下すとは つくづく近頃のティターンズ高の生徒というのは御しがたいな! シーブック君!早くここを出るぞ!脱出したらすぐ臭い消しを使うからな!」 シーブック「うぇぇ…わかりました」 シーブック「しかしその臭い消しは尻からでないですよね?」 カロッゾ「ただし!臭い消しは私の左肩のうしろのマントの右の3細い金色の線の前側の赤いボタンのようなものの右辺りから出る!」 シーブック「…ばやぐじでぐだざい」 カロッゾ「冗談だよシーブック君!臭い消しだ」 シーブック「ふーっ…あれ?もう消えた?と言うかむしろいい臭いが…?カロッゾさんこれは一体…?」 カロッゾ「私はつくづくいい娘を持ったものでな。いい香水を教えてもらえたよ」 シーブック「(カロッゾさん…酸素欠乏症にかかって…いい人にはなったのか変な人になったのか…)」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7960.html
468 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/08/13(木) 14 25 19.39 ID DHkQGwYC0 ある日の午後のこと……。 アル「兄ちゃーん、大変だよ」 アムロ「どうしたんだ?」 アル「怪盗キンケドゥの予告状が家に届いたよ」 アムロ「キンケドゥってあの正体不明の? なんでそんなのの予告状が家に来るんだ?」 アルが持ってきた封筒には確かに『怪盗キンケドゥの予告状』と書かれていた。 怪盗キンケドゥとはこのスレにいる泥棒である。その正体は誰も知らない。 最近は活動をしていなかったが、またものを盗むようになったのか……? アムロ「ちょっと封筒の中を見てみよう。どれどれ……?」 そこには手紙が入っていた。 『ガンダム兄弟様へ。 今日ロランが作る人参料理の人参をいただきにまいります』 ロラン「僕の料理ですか!」 アムロ「こんなことをするのは一人しかいない」 アムロとロランはうなずいた。 アムロ「コウ! コウはどこだ!?」 469 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/08/13(木) 14 27 41.79 ID DHkQGwYC0 暑い夏の商店街をアムロとコウが追いかけっこをしている。 アムロ「コウ、待て!」 コウ「待たないよ!」 だがアムロの方が足が速くついにコウを組み伏せた。 アムロ「コウ! なぜ偽キンケドゥの手紙を書いたんだ!」 コウ「だって今日はロランが作った人参サラダで 昨日は人参と野菜の炒め物で 一昨日はカロッゾのパン屋で買った人参入り惣菜パンなんだよ!」 ガトー「いったい何をしているのかな?」 カリウス「さあ……?」 アムロ「実はかくかくしかじか。 ガトーはコウのライバルらしいがそれでいいのか?」 ガトー「何?」 アムロ「こんな人参を食べられないような男のライバルでいいのか!?」 コウ「重要な問題なんだよ!」 キャプテンガンダム「コウが人参を普通に食べられる確率……、0%」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/602.html
キャプテンガンダムにアクセスしてくる者がいる。 ──私はコマンダーサザビー。早速だが、私の挑戦を受けてもらおう。 「君が何者かは知らないが、私には君と争う理由がない」 ──なる程、君が争うのはあくまで自衛の為か。ならばこれを見てもらおう。 1枚の画像が送られてくる。 「アル!」 柱のようなものに縛り付けられているのはアル以外の何者でもなかった。 ──私の挑戦を受ける気になったかね? 「君の目的はなんだ!?」 ──私と君とどちらが優れたロボットか、優劣をつけようというのだよ。こちらの指示に従わぬ場合はこうなる。 今度はリアルタイムの動画が送られてきた。 やはり柱のようなものに隣の家に住む少女が縛り付けられている。 次の瞬間少女はミンチになり、残された右腕だけがアップになった。 ──町外れの採石場に余計な装備を持たずに1人できたまえ。余計な事を話せば末弟も同じ運命を辿るであろう! 「どうしたの、キャプテン?」 「ちょっと外出してくる」 「アルの帰りが遅いんだ。あんな事があって顔を合わせ辛いだろうけど、見かけたら夕食までに帰るように伝えてほしいな」 「分かった。必ず伝えよう。必ず……」 「いや、見かけたらでいいんだけど……」 「ほう、律儀に丸腰で来たか」 「貴様がコマンダーサザビーか。アルを開放してもらおう」 「君の性能を見せたまえ。アルとやらを開放するのはそれ次第だ」 「ならば行くぞっ」 多くの害虫共を粉砕してきたキャプテンの必殺の拳だったが……コマンダーは難なくこれを受け止める。 「これはどうだっ!」 今までは家計を圧迫せぬように使用を控えてきた内蔵火器を全弾発射するが……大半はかわされ、残りは弾かれてしまう。 何発かは命中したようだが、まったくダメージになっていないようだ。 「貴様の性能はそんなものではあるまい?今度はこちらの性能を見せてやろう!」 「アル!大丈夫か!?」 「バーニィ!」 「すまない、あいつがこんな事をする奴とは思わなかったんだ!クソッ!すぐに返品してやる!」 驚くべき性能とパワーだった。 コマンダーの猛攻にキャプテンは成すすべもない。 機体の損傷度が加速度的に上がってゆく。 「私の使命は家族を守る事……私の為にアルが危険な目に遭っている……なんとしても救出せねばならない……」 「機械の分際で人間を家族と呼ぶか。それもいいだろう。だが、そうは思わぬ者もいるようだが?」 「アル、戦いを止めさせるんだ!」 「どうして!あんな奴ほっとけばいいんだよ!どうせ負けやしないだろうし」 「バカ!」 頬を張られるアル。 「……!?」 「アイツはお前を助ける為に来たんだろ!そのお前がアイツを見捨てるのか! そりゃあキャプテンはロボットだ。肉親とはいえない。家族と呼ぶのも微妙な所かもしれない。 でもな、アル。自分の知っている者が、ましてや同じ屋根の下で暮らしている者が危険な目に遭うのを黙って見過ごせるのか? ああ、そうさ。いつもキャプテンに勝負を挑んでいる俺がこんな事を言うのは変な話さ。 コマンダーは対ロボット戦用なんだ。対人戦用の装備しかないキャプテンに勝ち目はない!」 「……えっ?」 「それが分からないキャプテンじゃない!それでも壊れるまで戦うさ!どんなに嫌われようとも認められなくとも、 お前を大事な家族と思っているからこそ戦うんだ!俺がキャプテンの立場でもそうする! 自分が何だか分からなくなっちまうからな!それが分からないのか!?伊達に何度もミンチにされた訳じゃない!」 「……ボクはキャプテンに嫌いだって言っちゃった……」 「じゃあ、なおさら急ぐぞ!そしてキャプテンに謝って、お礼の一つ位言うんだ! 俺達はミンチになってもすぐ復活するが、アイツ等は壊れたらそれっきりだ!壊れすぎたら元には戻らないぞ! そうしたら謝る事も出来なくなる!」 「……うん!」 キャプテンの胸部が展開し、ソウルドライブが回り始める。 「出たか、ソウルドライブ。ならば私も見せねばなるまい!」 「……!」 コマンダーの胸部が展開し、漆黒の歪なソウルドライブが現れた。 「ソウルドライブは最早貴様だけのものではないのだよ!」 ALICE ALICE ALICE ALICE キャプテン……! ALICE ALICE ALICE ALICE 「クソッ!なんだっていうんだ!?」 リョウ・ルーツのMSA-0011スペリオルガンダムが突然操縦不能に陥った。 どうもこのMSは変だ。 時々勝手に自宅の倉庫から消え失せたと思ったら、何時の間にか帰ってくるのだ。 自動操縦の類らしいが、いつも何処に行くのか。気味の悪い事この上ない。 「俺ァ、こんな操作してねェぞッ!どうなってんだ!?」 機体が勝手に分離を始めた。 コックピットのあるGコアを切り離すと、残ったA,Bパーツが再び人型を成す。 「チョット待てよ!何処に行こうってんだ!?」 「リョウ、とうとうMSにまでフラれたか」 「うるせえッ」 【ロウ、レッドフレームを借りるぞ】 「別にいいけどよ、何処に行くんだ?」 【ヤボ用だ】 キャプテンのソウルドライブが荘厳な輝きを放つ。 「貴様のどこにこんなパワーが……!ええい、なぜ輝かぬ!私のソウルドライブ!」 「キャプテーン!ボクは無事だよ!もう闘わなくていいんだ!」 「 私 の 総 て は 家 族 の 為 に ! 」 駆けつけたアルの見たものは…… キャプテンの拳が漆黒の歪なソウルドライブ──粗悪な劣化コピーごとコマンダーの中枢を打ち砕いた。 しかしコマンダーの拳もまたキャプテンのソウルドライブ──アムロの技術と夢の結晶を打ち砕いていた。 そのまま二体は縺れ合うように崖下に転落してゆく。 ア ル ・ ・ ・ き み に あ や ま り た か っ そして閃光が走る…… 「バーニィ、キャプテンが、キャプテンが……」 「なんてこった……」 「ボクのせいだ……ボクがキャプテンを殺してしまった……」 「違う!俺がアイツを……!」 足元に金色に輝くものがある。 それはソウルドライブの破片──アムロの夢の欠片だった。 やがて輝きは薄らぎ、消えていく。 アルはそれを手にとり、そっと握りしめた…… いつしか雨が降り始めていた。 「バーニィ、キャプテンが、キャプテンが……」 「なんてこった……」 「ボクのせいだ……ボクのせいでキャプテンが……」 「違う!俺がアイツを……!」 足元に金色に輝くものがある。 それはソウルドライブの破片──アムロの夢の欠片だった。 やがて輝きは薄らぎ、消えていく。 アルはそれを手にとり、そっと握りしめた…… いつしか雨が降り始めていた。 アル達が呆然としていると、突然崖下から1体のMSが現れる。 その手にはキャプテンガンダムの残骸があった。 「あれはいつかキャプテンが連れてきた……!」 物言わぬMSはそのまま何処かに行こうとする。 「待ってよ!キャプテンをどこに連れていくの!?」 返事はない。 「アル、ザクを出すぞ!」 「こんな時にいつもの病気を出さないでよ!」 「判ってるって!アイツを止めればいいんだろ!?」 バーニィのザクウォーリアがぎこちない動きでそのMS──スペリオルガンダムに迫る。 が、突如として現れた日本刀を持ったMS──アストレイレッドフレームに一刀両断にされてしまう。 「バーニィ!」 【『彼女』の邪魔をしないでもらおう】 「だって、キャプテンがどこかに連れていかれちゃうよ!」 【『彼女』の行き先はキャプテンが望むであろう場所の筈だ】 「キャプテンが望んだ場所って……?あんたは一体誰なのさ」 【私は『8』。キャプテンの好敵手とでも言っておこう】 「ヒドイ目に遭った……」 「バーニィ……顔ズレてるよ……」 キャプテンが望むであろう行き先は、帰るべき場所──自宅だった。 ロランが夕食の準備をしていると、庭先に一体のMSが現れた。 「あれは『ALICE』さんだったっけ?キャプテンに何か用なのかな?」 降りしきる雨の中『彼女』は跪き、何かを降ろすとカメラアイの灯が消える。 ロランは傘を差して庭に出た。 「キャプテンならまだ帰ってないんだけど……うわっ、キャプテン!」 そこで見たものは物言わぬMSとキャプテンの残骸だった。 「兄さん!アムロ兄さん!キャプテンが、キャプテンが!」 雨は降り止みそうになかった。 「ソウルドライブが完全に破壊されている……一体何があったんだ?」 「分かりません。『ALICE』さんなら何か知っていると思うのだけど……カミーユ、そっちはどうですか?」 「ロラン……本当にこいつがキャプテンを運んできたのか?」 「ええ、そうだけど」 「MSA-0011には人格を持った高性能なAIが搭載されていて、これが『彼女』の正体なんだが…… このAIは機体を構成するパーツが3機揃った状態でないとまともに働かないんだ。なのにこいつは…… 機体の中枢たるコアブロックを欠いた状態で、どうやって動けたんだ?」 「……!」 「メモリーに残された思いだけでここまで来たというのか……」 機能を停止し、雨に打たれる『彼女』の顔は、泣いているようにしか見えなかった…… 家中大騒ぎだった。 アルが何時の間にか帰って来ていても、誰も気付かなかった。 好都合だったかもしれない。誰とも顔を合わせたくなかったから。特にアムロには。 「直るよね?兄さんなら直せるよね?」 「当たり前だ!俺が一番うまくガンダムを使えるんだ!何度も家族を亡くしてたまるか!」 「ああ、よかった」 「よし、さっそく会社のラボに運ぶぞ」 「あの……こっちの……『ALICE』さんはどうするんです?」 「ちゃんと本来の持ち主に返さなきゃな……どこの家のMSなんだ?」 「コイツZZに匹敵する性能らしいぜ……」 「いいパーツ使ってそうだな……」 「お前らは……!仮にもキャプテンの『彼女』なんだぞ!?」 【私が『彼女』を家まで送ろう】 何時の間にやら、MSが庭先にやって来ているではないか。 「ジャンク屋の……アストレイ……?」 【キャプテン、今度はもっと男前にしてもらうんだな】 「いつものジャンク屋じゃない……?コイツもAIなのか……?」 夕食はすっかり冷めていた。 キャプテンの損傷は思った以上に酷かった。 至近距離の爆発による損傷のみならず、内部も完全に破壊されていた。 フレームは捻じ曲がり、動力部は跡形もない。 「キャプテン、お前は一体何と戦っていたんだ……?」 キャプテンガンダム用の保守部品は数多く用意している。 だがここまで壊れてしまっては、最早パーツの交換でどうにかなるものではない。 「必ず直してやるぞ、必ずな……!」 その日からアムロは殆ど家に帰らなくなった。 「コマンダーよ、お前の死は無駄ではないぞ。最大の障害であるキャプテンガンダムを葬ってくれたのだからな! これで心おきなくロランにハァハァできるというものだ」 「そうだ本当によくやってくれたよ。これでローラとイチャイチャできる」 「グエン卿!いつの間に!」 「早速手を打っておいたよ」 キャプテンが引き受けてくれていた家事は再びロランの負担となった。 かつては家事に専念できたが、今は学業も両立させねばならない。 ロランの部屋から超小型のカメラデバイスが見つかった。 否、ロランの部屋だけではない。 家中至る所からこれまでに無いほど大量に。 今までキャプテンがミンチにしてきた連中がこれ幸いとばかりに襲い掛かって来た。 以前は毎日のように繰り返されていた戦い。 一昨日はジェリドが、昨日はフロスト兄弟が、そして今日は常夏三兄弟が喧嘩を売ってきた。 いつも最後はMS戦となり、周囲に甚大な被害を出して終わる。 その度にロランは近所に頭を下げてまわった。 ──フリーダムのハイマットフルバーストに押されて常夏のMS達はなんとか引き揚げた。 しかし流れ弾が隣の家を直撃。 逃げ遅れた少女が今日も巻き添えとなり、その身をバラの花びらのように鮮やかな肉片へと変える。 跡には瓦礫と携帯電話、千切れた右腕だけが残された。 「ちょっとロラン!最近つきあい悪いわよ!」 放課後、ソシエがロランを呼び止めた。 「ごめんなさい、ソシエお嬢様。早く帰って買い物と食事の支度をしないといけないんです」 「あの変なロボットはどうしたのよ!アイツが代わりにやってくれてたんじゃないの?」 「キャプテンは、その、ちょっと壊れちゃって……あれ?修理中なんです……あれ? おかしいな……あれ?」 「アンタ達の扱いが荒いから壊れたんでしょーが!」 「なんだか目が霞む……変だな……あれ……?」 意識が遠くなるのを感じながら、そのままソシエの胸に埋まるように倒れこんでいく。 「馬鹿ロラン!何考えてるのよ!ちょっと、止めなさいよ!駄目でしょー!こんな所じゃ…… あ、駄目……ロラン……ロラン……?ちょっと、ロラン、ロランってば!」 ロ ラ ン ! 「命に別状は無い。疲労から来る貧血だ」 テクスは一同にそう告げた。 「本当か!?ほんとうにそれだけなんだろうなオッサン!」 「ああ。だが暫くは休養が必要だ」 兄弟の誰もが思い出していた。 両親が倒れたあの日の事を。 ──当時まだ幼かったアルを除いては。 ロランが倒れ、家事のできる者が誰も居なくなってしまった。 いや、実はもう一人だけ居るのだが…… 洗濯物が溜まりに溜まって、押し入れから溢れ出した。 このままではキノコでも生えてきそうな勢いである。 それに家の中が埃っぽくなってきた。 掃除が行き届いていないせいだ。 特に深刻なのは食事だ。 交代で当番の者が作る事になったが、できるのは指を絆創膏だらけにした挙句、焦げだらけの不味い料理。 正直、病人が静養するには辛い環境になって来た。 友人達が見舞いに来た時にこの惨状を見かねたのか、食事を持ってきてくれるようになった。 ファがサンドイッチを作ってきてくれたのが始まりだ。 ごく普通の出来だが、欠食児童達にはとても美味しく感じられた。 それに対抗してフォウとロザミアも食事を持ってきた。 フォウのはサプリメント混ぜご飯、ロザミアのはサプリントを具にしたお握りだった。 どちらから口にしたら良いものか、カミーユは刻の涙を見る…… セシリーが持ってきてくれたのは特製のパンだった。 売り物のパンとは比較にならない程美味しかった。 キースもパンを持ってきてくれた。 こちらも特製で、セシリーのものにも負けない美味さだ。 ソシエも自分でパンを焼いて持ってきてくれた。 ……ロランの回復が確実に遅れるような味だった。 アイナの持ってきた料理をシローは貪るように食べた。 「アイナの作る物だったら何だって美味い!」 事実、非常に美味しいのだが、万が一残したりでもしたらノリスが殴りこんで来るであろう。 ティファの持ってきたあまり美味しく無さそうな料理をガロードは貪るように食べた。 「ティファの作る物だったら何だって美味い!」 事実に反しているのだが、その目は嘘を言っていなかった。 リリーナが自ら作ったとされる料理は、異臭を放っていた。 それをヒイロは一人で全部平らげると、ウイングゼロのコックピットに飛び込んだ。 「教えてくれ、俺はあと何回リリーナの料理を食べればいい?」 そのまま自爆。差し入れを届けようとした隣の家の少女が巻き込まれて以下略。 ディアッカのチャーハンは今日もグゥレイトォ!!な出来だ。 カガリの持ってきた料理は豪華なのだが、なぜか味付けが全部チリソースだ。 部屋の気温が確実に五度は上昇した。 シーマの持ってきた料理は豪華かつ、妙にスタミナの付きそうなものばかりだ。 「この家は地獄だ……ウッ」 食しているうちにコウが鼻血を噴き出した。 ……メニューはともかく、実は一番美味かった。 見舞いと称して、シャアとグエンが現れた。 「面会謝絶だ!帰れ!」 「あんたらのせいでロランは……!」 「それは誤解というものだよ」 「まぁ、折角来て下さったんだから……」 「ローラもああ言っているよ」 「クッ……!」 「丁度良かった、食事をしていきませんか?」 キラが二人に料理を出した。 「や、これはかたじけない」 「キラ……!お前……!」 しばらくして…… 「しかしローラが倒れるとは思わなかったよ……ウッ!?」 「だが、床に伏せっているロランもまた……イイッ!?」 「もう少しゆっくりしていきたいのだが」 「すまないが急用を思い出した。これで失礼させてもらうよ」 二人は急に顔色を変えてそそくさと退散していった。 「やっぱり……何か入っていたみたいだね……わざわざ僕のを別個で用意していたから怪しいと思っていたんだよ……」 実はキラが二人に出した料理はフレイからの差し入れだったものだ。 「そういえば、そろそろドモン兄さんの試合が始まるな……」 TVを付けるとガンダムファイト用の特設会場が写った。 今日の対戦相手はネオポルトガルのロマニオ・モニーニの乗るジェスターガンダム。 対戦相手を研究して心理戦法を使う策士だが、ドモンのゴッドガンダムの敵ではない筈だ。 『それではガンダムファイト、レディー・ゴー!!』 試合が始まり、ゴッドガンダムが圧倒的な実力でジェスターガンダムを攻める。 ロマニオはドモンの技を真似ようとするが、本家にはまるで歯が立たない。 このままゴッドガンダムの圧勝かと思われたのだが…… 突然動きがスキだらけになり、ジェスターガンダムの反撃を許してしまう。 完全に試合の流れが変わり、今度は一方的に攻撃を受ける側となってしまった。 「なんだ!?一体どうしたっていうんだよ!?」 「あんな奴にやられる兄貴じゃない筈なのに!」 ……試合は終わった。 なんとか勝利を収めたものの、チャンピオンらしからぬ最低の試合だった。 「ロランを元気付けようと思ったのに、どうしたっていうんだよ……」 落胆する一同。 しかしその中にアルの姿は無い。 あの日以来、アルは兄弟の輪の中に溶け込めなくなっていた。 そして他の兄弟も構ってやる余裕など無くなっていたのである。 一方その頃、ダイクン社の総帥と投資家が、それぞれの邸宅で悶絶していた。 下痢が止まらない。 あの時、格好を付けて兄弟一家のトイレを借りずに立ち去ったのが幸いした。 そのままトイレの住人となるところだったのである…… 「クソッ!ロランとキャプテンが倒れただなんて!レイン!お前は知っていたのか!」 「え、ええ」 あの時、自分の技が通用しない事を悟ったロマニオは次の手に打って出た。 ドモンの弱みに付け込むために、あらかじめ家族の事まで調べぬいていたのだ。 そしてキャプテンガンダムが大破し、ロランが過労で倒れた事を知った。 その事を試合中にドモンに告げたのである。 それを聞いたドモンは激しく動揺してしまったのだ。 アムロはこの事をドモンに知らせぬようにレインに釘を刺していた。 総ては試合にベストの状態で望めるようにとの配慮だったのだが…… 「どうして黙っていたんだ!こうしてはいられない!すぐに帰るぞ!」 「ちょっと!明日の試合はどうするのよ!」 「知るか!家族の事の方が大事だ!」 「このままじゃ試合放棄で不戦敗になっちゃうわよ!?全勝の誓いはどうしたのよ!?」 「うるさい!黙っていたお前が悪いんだ!」 「そ、そんな……」 取り付く島もない。 「ふははははははははは!レインに八つ当たりとは情けないぞドモン!」 「シュバルツ・ブルーダー!」 「明日は私との対戦だった筈だが……わざわざ勝ちを譲ってくれるとはな!」 「なんだと!」 「この間のリベンジができないのが少々心残りだがな!ふははははははははは!」 シュバルツは突然現れ、言いたいだけ言って去っていった。 「クソッ、シュバルツめ……」 (どうしよう、ドモンは帰るって聞かないし、仮に試合になったとしてもこんな状態じゃシュバルツには勝てないわ……) 「……アムロ兄さん?今日は帰ってこれたんですね?」 アムロが美味い物と不味い物を交互に食べさせられてげんなりしているロランに、自分で作ったお粥を持ってきた。 「すまない、こんな時は俺が側に居てやるべきなのにな……」 「そんな……悪いですよ。兄さんは兄さんの仕事に専念してください……キャプテンは……まだ直らないんですね?」 「ああ……」 「大事な家族なんです。一刻も早く直してあげてください」 「分かっている、分かっているさ……」 「僕は時々思うんですよ。僕達はキャプテンに頼りすぎていた。だからこれはそのツケが回ってきたんじゃないかって」 「ロラン……」 「キャプテンは壊れちゃったけど、これはキャプテンにとってのお休みじゃないかって」 「……」 「だからね、兄さん。キャプテンが直っても、暫くはお休みをあげましょうね……」 「……お粥が冷めるぞ、早く食べるといい」 「そうだね……あはっ、やっぱりアムロ母さんの料理が一番おいしいや……」 今では一家でアムロ父親役、ロランが母親役というのが板に付いているが、ロランが小さかった頃、一家の母親役はアムロだった。 赤ん坊のアルを背負い、家事をこなすアムロの姿はロランにとって母親そのものであった…… 「そういえば兄さん」 「なんだ?」 「キャプテンが壊れちゃったあの日から、アルの様子がおかしいんだ。どうしたのかな……」 キャプテンガンダムの修理は困難を極めた。 修理を諦め、再生産するしか道はないように思われた。 しかし限られた予算の中ではそれは不可能に近い。 おまけにキャプテンの超AIに未だアクセスできずにいるのだ。 「アムロ……ガンイーグルとガンダイバーの開発が止まったままだ。いくら私でもこれ以上役員達を抑えてはおけないぞ」 「すまないブライト……だが何度も家族を失う事がどれだけ悲しい事か判るか?」 「……」 「クソッ……俺が一番うまくガンダムを使えるんだ……これしきの事で……」 スクラップ同然の試作機を前に奮闘を続けるアムロ。 アムロと二人で立ち上げたこのラーカイラム社。 会社の運営はブライトが、商品の開発はアムロが担ってきた。 幾度も昇進の話があったにもかかわらず、アムロはそれを蹴り続けた。 重役の椅子よりも技術者であり続ける事を望んだのだ。 その商品開発力により、今や業界最大手のダイクン社の牙城を脅かす存在となりつつある。 そしてついに次世代ロボットの企画策定においては、ラーカイラム社の、アムロの提唱した企画が採用された。 しかし技術者である事にこだわり続けた結果、今のアムロには大した権限はないのだ。 ならば経営者としてブライトに出来ることは── 「アムロ……来期の予算を今期に回す」 「……!」 「役員連中には新型機の開発を前倒ししたと伝えておく」 「ドモン!本当に帰る気なの?」 「家族を守れるのはもう俺しかいないんだ!」 荷物をまとめる為にホテルに戻ってきたドモン。 自室に戻ると……一通の手紙があった。 「ファンレターか。もう俺は帰るというのに……」 そのまま丸めて屑篭へ……投げ込もうとしたが、なんとなく気が向いて広げて封を切ってみる。 お前のファイトはいつも観ている。 今回は拳に迷いがあったようだが、お前の事だ、 家族の事で何かあったんだろう。 お前の兄を、アムロを信じろ。 きっと何とかしてくれる。 私にも色々あって、お前の前に姿を表す機会が無いのが残念だ。 次のファイトには期待しているぞ。 キョウジ 「キョウジ兄さん!キョウジ兄さんだ!いつも俺のファイトを観てくれていたんだ! ……ああ、なのに俺は!あんな無様なファイトをしてしまった…… あんなに会いたかったのに、今は会わす顔がない…… ……流石はキョウジ兄さんだ。俺の家族の事まで察しているなんて…… アムロ兄さんを信じろか……そうだ!アムロ兄さんは最高の技術者だ! キャプテンを修理する事位朝飯前のはずだ!何を迷っていたんだ俺は!」 勢いよく部屋の外に飛び出す。 「ちょっとドモン!どこへ行く気なの!?」 「決まっているだろう!試合に行くぞ!」 「さっきまでは帰るって……んもう!いつも勝手なんだから!それにしてもえらいやる気のようね…… これならシュバルツ相手でもいけるかも……一体何があったのかしら?」 「いいファイトになりそうだな、フフフ……」 ALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALAL LALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALA ALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALAL LALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALA ALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALAL LALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALA ALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALAL LALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALA ALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALAL LALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALA ALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALALAL 遂にキャプテンの超AIにアクセスする事に成功したアムロ。 しかし返って来た応答は…… 「AL……アル?」 家の方でも動きがあった。 「だ、誰だよ!アンタ達は!」 年齢も、性別もバラバラの集団が一家を訪れた。 どうやらケンカを売りに来た訳ではないらしい。 一行のリーダー格とみられるサングラスの男が告げる。 「我々は警備会社サーペントテール。この家を守るよう依頼を受けた」 「警備会社って……ウチにはそんなモン雇う余裕はないぜ?」 「依頼人から報酬は前金で貰っている」 「依頼人は誰なんです……?」 「それは明かせないが……伝言を頼まれている」 「……?」 「ふはははは!小生はまだ忙しい!ロランの作った朝食が恋しいのであーる! 今回の事態を聞いて助っ人を雇っておいた!ふははははは! ……だそうだ」 「……」 「ギンガナムさんだ!」 「ギンガナムだな……」 「以外に義理堅いんだなアイツ」 「なにも口調まで正確に伝えなくても……」 一行のリーダー──叢雲劾が告げた。 「この家の守護者が戻るまでが期日だ」 サーペントテールは非常に有能だった。 招かれざる客は劾とイライジャが追い返すか、ミンチにして萌えないゴミに出してしまった。 不法侵入してくる輩はロレッタの仕掛けたトラップで一網打尽。 最大の招かれざる客であるシャアとグエンの動向はリードが常に監視。 そして風花が不甲斐ない男達(主にコウとキラ)に渇を入れた。 「今日は転校生を紹介します」 マリューが告げるとイライジャが教室に入ってくる。 「イライジャ・キールです。よろしく」 その容姿にクラス中の女子がどよめく。 (うっわー、美形……) (顔のキズがなんか怪しいカンジだわ……) (ウホッ、いい男……) 「えーと、イライジャ君の席はっと……」 「俺はあの場所を希望する」 イライジャが指定したのはロランの隣だった。 「イライジャ君!どうしてここに?」 「君が一番狙われやすいから専属でガードせよとの指示だ」 (あの二人知り合いかしら?) (何か見詰め合ってるわよ) (二人並ぶとアヤシイわ……) 「な、何だか注目されているんですけど……」 カメラがすべて破壊され、砂の嵐のみが写るモニタールームで二人の懲りない変態が唸っていた。 「サーペントテールだと!?ええい!これでは迂闊に手が出せんではないか!」 「彼らにそんな経済的余裕があるとは思わなかった。作戦を変えねばならないようだ」 「おのれ、風花たんに守ってもらえるとは、なんとうらやましい」 「イライジャ君といったか、彼もなかなかの美形だねぇ」 「…………」 「…………」 二人の変態はまたよからぬ事と企み始めた…… 放課後、アルが校門をくぐるとクリスが待っていた。 「クリス……?どうしたの?」 「アムロ主任が──お兄さんが呼んでいるわ。それで迎えにきたの」 「アムロ兄ちゃんが?」 「ちょっと会社につきあってくれるかな?」 「うん……」 「どうしたの?お兄さんの会社に行くのがいやなの?」 「そんなんじゃないけど……」 クリスはアルを「白い部屋」と呼ばれるアムロ専用の開発室に通した。 「主任、弟さんをお連れしました」 「ご苦労だったクリス。しばらく二人きりにさせてくれ。やあ、よく来たなアル」 久しぶりに見るアムロの顔は心なしかやつれていた。 「俺がどうしてお前をここに呼んだか判るか?」 ……おこられる! アルは身を硬くした。が、予想は外れた。 「キャプテンがお前を呼んでいるんだ」 アムロは部屋の奥にアルを連れて行く。 さまざまな開発用機材の向こうに彼は横たわっていた。 「キャプテン……?」 台の上に横たわっているのはおそらくキャプテンガンダムだが、大幅に外観が変わっている。 デザインがゼフィランサス型のものに変更されていた。 新しいソウルドライブが胸部に収まってはいるが……それはフェイズシフト・ダウンしたような灰色をしていた。 「直ったの?」 「ボディーの方はな。だが、どうしても再起動できない」 「え、それじゃあ……」 「起動よりも先に超AIがお前の事を探しているんだ。そしてそのまま無限ループに陥っている」 「そんな……」 「新しいソウルドライブもなじんでいない……そろそろ話してくれないか。あの日、何が起こったのかを」 「……うん……」 アルとうとう観念して話し始めた。あの日起こった出来事を。 コマンダーザザビーに人質にとられた事。 キャプテンが不利な条件で戦った事。 バーニィに助けられた事。 キャプテンはそれを知らぬまま相打ちになってしまった事。 「そうか……」 今度こそおこられる!だが、今度も予想は外れた。 「アル、キャプテンはずっとお前の事を気にかけていたんだ。壊れる直前までな。だからお前が無事でいる事を伝えるんだ。 そうすれば心のつかえが取れて再起動できるはずだ」 「でもどうやって?」 「このVRシステムで直接キャプテンの超AIにアクセスするんだ。キャプテンが探しているのはお前だ。 だから俺じゃうまくいかなかった」 「な、なんだか怖いよ!」 「こちらでモニターしている。万が一の時はすぐにリンクを外せるから大丈夫だ」 その時、それまで灰色だったソウルドライブが輝き始めた。 同時にアルのポケットの中の物も輝き始める。 「な、何だ!なにが起こった!?」 「アムロ兄ちゃん、これ……」 それはあの日以来、お守り代わりのように持っていたソウルドライブの欠片だった。 「ソウルドライブの欠片が共鳴しているというのか!よし、こっちのデータを新しいソウルドライブに移植する!」 目を開けると、そこは見慣れた筈の町内だった。 違和感を感じるのは、それらがCGで描かれたような不自然な質感を持っている事。 一見ザラザラに見えるコンクリートの塀も、良く見るとテクスチャが張られただけでツルツルている。 中にはワイヤーフレームだけで描かれた部分も存在する。 「これがキャプテンの心の中?アムロ兄ちゃん、どうすればいいの!?」 ──ちょっと待っていろ。今データを転送する。 するとアルの前にソウルドライブの欠片が現れる。 ──そいつがキャプテンの深層意識にお前を導いてくれる筈だ。 「深層意識って!?」 ──ここでキャプテンに逢うんだ。それが深層意識なんだ。 「でもこれ、あっちに行ったり、こっちに行ったり……本当にキャプテンの所に連れて行ってくれるの?」 ──うーん……データの修復が優先されているみたいだな……見てみろアル。 よくみると欠片が通過した箇所は本物の質感を持つものに変わっていた。 ワーヤーフレームだけだった箇所もキチンと修復されている。 「これじゃいつまでたってもキャプテンに逢えないよ!」 ──アル、キャプテンがいそうな場所は判るか? 「えっ?」 ──ソウルドライブの欠片をキャプテンの所に直接導くんだ。 キャプテンが再起動できれば、データの自己修復機能が働く筈だ。 欠片をつかんでアルは駆け出した。 ──心当たりがあるのかアル! 「キャプテンがボクを呼び続けているのなら、きっとまだあそこにいるハズなんだ……!」 それは町外れの、いや町外れだと思われる場所にある。 データの破損がひどく、荒いワイヤーフレームだけで描かれた決戦の地・採石場。 殆ど暗黒の空間と化した場所にキャプテンはいた。 [ALALALALALALALALALALALALアルアルアルアルあるあるアルアルアル……] 「キャプテン!」 [どコに居ルンダある……無事なノか……今イくぞ……スマナい…… 君ニ……アルアルALALALALALALALALALALAL……] コマンダーとの戦いで大破したままの無残な姿で、闇の中を這いずり回っていた。 「キャプテン……ボクは……ココにいるよ……」 アルは空洞になってしまったキャプテンの胸部にソウルドライブの欠片をそっと収めた。 [……アル?] 「キャプテン!」 [無事……だったのか……] 「うん、バーニィが助けてくれたんだ」 [私は……間に合わなかったのか?] 「ううん、そんな事ないよ!キャプテンがアイツと戦ってなかったら、 ボクはおとなりさんみたいにミンチになってたんだ」 [私は君に謝らなければならない。コマンダーの標的はこの私だったのに君を巻き込んでしまった。 私の存在意義は君達を守る事なのにだ] 「謝るのはボクのほうさ!それに助けに来てくれたじゃないか!」 [本来ならば、君がコマンダーに誘拐されるのを未然に防ぐ事だってできた筈だ。私は欠陥品なのだ] 「どうしてそんな事を言うのさ!失敗なんて誰だってするじゃないか!」 [私が良かれと考えてした事は、かえって君を傷つけてしまった。私は機械だ。ミスは許されない。 それに君好みのデザインでもない] 「そりゃあ人間は失敗ばかりするよ。でもキャプテンもそうなら、ただの機械じゃないって証拠なんだよきっと! アムロ兄ちゃんが欠陥品なんかつくるもんか!ガンダムだってザクほどじゃないけど充分カッコいいよ!」 [この私を認めてくれるのか?最早ガラクタにすぎないこの私を] 「ガラクタなんかじゃない!アムロ兄ちゃんが必死に直してくれたよ!さあ自分の姿を見るんだ!」 ソウルドライブの欠片が輝きを放ち、元の形へと再生されてゆく。 キャプテンの姿も大破した部分が修復されると同時に、強化されたものへと変わってゆく。 [これが今の私か] 「そうだよ!もう誰にも負けないよ!またボクたちを守ってよ!」 [私を必要としてくれるのだな?] 「ボク達は家族なんだ、当たり前じゃないか!」 [帰るか、私達の家へ] 「帰ろう、ボク達の家へ」 暗黒の空間でしかなかった採石場が、現実の姿へと修復されてゆく。 キャプテンの姿は光り輝くソウルドライブに変わり、自宅の方向に飛んで行く。 アルはそれを追いかけた。 街並は完全に修復されていた。 途中で様々な人々の影のようなものとすれ違った。 0と1で構成された二重螺旋が描く人の輪郭をした影。 それはキャプテンのAIの思考パターン・人格といったものを構成するために参考とされた人々のデータであった。 やがて自宅にたどり着き、ドアを開けると一組の男女の影がいた。 それが誰なのか、アルには判った。 それは写真でしか逢った事のない、両親であった。 アムロはキャプテンガンダムの超AIの基幹部分のデータの一部に、両親のデータをイメージして入力していたのである。 完璧な心を持って家族を守る為に…… 家中にソウルドライブの光が溢れた。 ──アル、アル! 「ん……」 「やっと戻ってきたか」 「キャプテンは?」 「いま再起動するところだ」 Guadian of Universal New-Generation Defensive Artificial-Intelligence Module 「キャプテン!」 「……私は長いこと悪夢をみていた。ようやくそれから開放された。君のおかげだ、アル」 「ごめんよキャプテン、ヒドイ事言っちゃって」 「過ぎた事をいつまでも思い悩んでも仕方の無い事だぞ、アル」 「ようやく目覚めたか、キャプテン。いや ハ イ パ ー キ ャ プ テ ン ガ ン ダ ム ! ボクガイチバンウマクガンダムヲツカエルンダ」 「ア、アムロ兄ちゃん……?」 「いかん!思わず魂を重力に引かれる所だった」 その時内線が入った。 「こちらアムロ。クリスか、どうした」 ──アムロ主任、弟さんからお電話です。 「よし、こちらに繋げ」 受話器の向こうから切羽詰ったロランの声と銃声が聞こえてきた。 ──兄さん!アムロ兄さん! 「どうしたロラン!何が起きた!?」 ──うちにコーディネーターの特殊部隊が! 話はすこし前の時刻に遡る。 兄弟宅の警備をしているサーペントテールのメンバーの1人、リード・ウェラーがグエン側の動きをキャッチした。 「あの変態御曹司、とうとう手段を選ばなくなったな。俺達に対抗して向こうもプロを雇いやがった。 全員屈強のコーディネーターからなる特殊部隊だ。間もなく此処は戦場になる。今のうちに逃げる事を勧めるぞ」 「よし、脱出の準備を始めろ。その間俺達が敵を引き付ける」 その叢雲劾の提案にロランは反対した。 「待って下さい!まだ帰って来ていない人がいるんです!僕達が逃げ出したら、彼らの帰る所が無くなってしまいます!」 「奴らのターゲットはお前だ。それでも残るというのか?」 「その為に彼方達が来て下さったんでしょう?」 「分かった。どの道ここで奴らを潰さなければお前は永遠に逃亡生活を余儀なくされる。 だが此処に残りたいのなら、お前達にも少々手伝ってもらうぞ」 兄弟達は頷いた。 しかし敵の数は予想していたよりもはるかに多く、サーペントテールは防戦一方となってしまった。 数々のトラップを人海戦術で突破し、次々と敷地内に進入して来る。 隣の家の少女が(ry MSの格納庫も抑えられてしまった。 そんな中、ガロード、ジュドー、ウッソらは賊を翻弄し、引っ掻き回した。 シローとヒイロは動きを乱した賊に銃弾を叩き込んだ。 コウはラグビーで鍛えたタックルで賊に突進、そこへカミーユが鉄拳を叩き込む。 シーブックは海賊のような荒っぽい戦い方を披露した。 キラは逃げ回るだけ…… 「ゲンガナム竜巻投げ!」 ロランは賊の1人を投げ飛ばすとアムロに連絡を取った。 「兄さん!アムロ兄さん!」 ロランの悲痛な声は大きな雑音の後に聞こえなくなってしまった。 「キャプテン再起動したばかりで悪いが、早速一仕事してくれないか。オプションFの使い方は分かるな?」 「肯定だ」 「よし!行け!ハイパーキャプテンガンダム!我が家から害虫を駆逐し、家族を守れ!」 「了解だアムロ」 ブーストポッドを展開し、空へ飛び立つ。 「アル、俺達も家に戻るぞ!社用機のZプラスに乗れ!」 賊の一部をサーペントテールのイライジャが引き付けていた。 というより、賊の一部は明らかにイライジャを狙っていた。 「クソッ!奴らなんで俺まで狙うんだ!?」 ──サーペントテールのイライザとかいったか。彼もなかなかの美形だねぇ。ドレスを着せてみたいので連れて来てくれないか? まさかそのような指示が出ているとは、思ってもみなかったイライジャであった。 ロランも賊に囲まれてしまった。 一人一人ならなんとか投げ飛ばして応戦できるものの、こう数が多くてはそれもままならない。 兄弟やサーペントテールの疲労もピークに達していた。 「ロラン!」 「うわっ!」 ロランに特殊部隊員の魔の手が伸びたその時、天空より飛来した何者かがその手を遮り、賊をミンチに変えた。 (BGM:ttp //knumh.omzig.net/srwmidi/srw/gundam_seed_meteor.mid) 「あれはまさか、キャプテンガンダム!?」 「工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工」 隊長とおぼしき男が素っ頓狂な悲鳴をあげた。 「キャプテン!直ったんだね!」 「大丈夫かロラン、心配をかけたな」 ハイパーキャプテンガンダムの全身の武装が火を噴き、屈強なはずの特殊部隊員をミンチに変えてゆく。 剣は再び舞い降りた。 アムロとアルが自宅に戻った時には賊はすべてミンチになっていた。 「こりゃまた派手にやったな」 「おかえりアムロ兄さん、おかえりアル」 叢雲劾がアムロに告げた。 「この家の守護者が復活したので、ミッション・コンプリート……といいたい所だが、もう一仕事あるようだ」 「今度は赤い大将が動いたぞ!アクシズ社のラボから何者かがこちらに向かっている!こいつは人間じゃないぞ!」 「まさか!」 「どうしたアル」 「きっとまたアイツだよ!コマンダーとかいう奴!」 「大丈夫だアル。私は強化されている。もう他社のロボットに遅れをとるような事はない」 「来たぞ!」 アルの予見した通り、コマンダーサザビー現れた。 しかも一体だけではなく、ヤクト・ドーガタイプの機体を4体も引き連れている。 「あいつがコマンダーか!この雰囲気、まるでシャアじゃないか!」 「新型まで連れて来ているよ!」 「ほう、貴様まで復活しているとは思わなかったぞキャプテン。貴様も強化されているようだが、私も以前とは違うぞ! 行け!ドーガ四天王よ!ターゲットを捕獲するのだ!」 「貴様の相手は私のはずだ!」 「貴様自身の相手はな。守れるかな?フフフ」 「守ってみせる!行くぞ!」 両者のソウルドライブが展開する。 「なんだあれは!?シャアめ!ソウルドライブをコピーしたつもりなのか!」 激闘が始まった。 キャプテンとコマンダーの戦闘力は互角のようだ。 しかしキャプテンはドーガ四天王の相手もせねばならなかった。 兄弟達とサーペントテールが応戦しているが、相手がロボットでは歯が立たない。 3体がロランを狙い、残る1体はなぜか風花を襲った。 「何でアタシまで襲うのよ!?」 ──ついでに風花たんと専属の個人契約を結びたいので、連れて来てくれたまえ……ハァハァ シャアの悪い病気が出ていた。 キャプテンはコマンダーとの戦いだけに集中することができず、非常に不利だ。 「みんな、キャプテンを応援するんだ!」 「アムロ兄さん?」 「応援したくらいでこの状況が覆るなら世話ないって!」 「いいから応援するんだ!」 アムロらしからぬ言動であった。 「キャプテーン!がんばれー!」 「アル!?」 「みんなも応援してよ!キャプテーン!がんばれー!」 「応援ったって」 「アンタ達!キャプテンは家族なんでしょ!?応援くらいしてあげなさいよ!」 風花が怒鳴る。 「キャプテーン!がんばれー!」 「キャプテーン!がんばれー!」 サーペントテールも加わる。 「キャプテーン!がんばれー!」 「キャプテーン!がんばれー!」 いつしかそれは大合唱となった。 「キャプテーン!がんばれー!」 「キャプテーン!がんばれー!」 が ん ば れ ! キャプテンのソウルドライブから光が溢れ出す。 「ええい、またか!この輝きは一体なんだというのだ!?私のソウルドライブと何が違うというのだ!? ソウルドライブとは一体何なのだ!?」 困惑するコマンダーをキャプテンが圧倒し始める。 「シャア、貴様はソウルドライブが何なのか分かっていない!ソウルドライブは…… 人 の 思 い を 力 に 換 え る 装 置 な ん だ ! 」 「キャプテーン!がんばれー!」 「キャプテーン!がんばれー!」 ソウルドライブが太陽の輝きを放つ。 「私が再び敗れるだと!?何故だ……!?」 キャプテンの拳がコマンダーサザビーとドーガ四天王を完全に粉砕した。 光り輝くソウルドライブは沈まない太陽のようだった。 「さて今日の議題は会長の処分についてだが……」 ここはダイクン社本社ビルの会議室。 会長秘書にして副会長のナナイを始めとして、マハラジャ・カーン、アポリー、ロベルト、ドレンといった ダイクン社グル-プの重役達が集まっている。 しかし皆鬼のような表情をしており、中央には会長であるシャアが吊るされていた。 「我々はコマンダーサザビーの良心回路欠陥による危険性を何度も訴えてきました! アレはまだ表に出せるような機体ではありません!」 「再三の忠告にも関わらず、コマンダーの運用を強行。しかも人を襲わせるとは言語道断であります!」 「この事がマスコミに知られでもしたら、グループ存亡の危機ですぞ!」 「AIベースとなった会長の人格自体に問題あり!」 「クェスにプレゼントする予定だったドーガを勝手に持ち出してあんな事に使うなんて!」 「火あぶりだ!」 「ミンチにしろ!」 「流星拳では手ぬるい。彗星拳を叩き込め!」 とても会長相手とは思えない恐ろしい制裁案が次々と挙がる。 「私からの提案も聞いていただきたい」 「ナナイ女史、いい案があるのかね?」 「今現在吊るされている会長をそのまま最大出力のサウナ室に放り込もうと思う」 「手ぬるい!」 「貴方は会長を庇いだてするとでもいうのか!?」 次々と不満の声が挙がるが、ナナイは続けた。 「お静かに!火あぶりやミンチ、光速の拳を叩き込むのは確かに良い制裁だった。 しかしこの男はその都度復活し、何度も過ちを繰り返してきたではないか! 最大出力のサウナ室に放置する事で、長時間にわたって精神的・肉体的苦痛を与えるだけではなく、 脱水症状を通り越して全身の水分を完全に奪い、乾物とする事が可能である! 乾物となってしまえば水で戻さぬ限り復活する事は不可能ッ!そのまま未来永劫会長室で標本となっていただくのだ!」 『オオオオオオオオオオオオオオオオオ!』 「ララァ、私を導いてくれ……」 ──イヤですわ、会長 がんばれナナイ。 ダイクン社の未来は君の双肩にかかっている。 グエンの屋敷は突如現れた日本刀を持ったアストレイと、Z顔の重MSに襲撃された。 「なにをするきさまらー!」 MSからの応答はなく、只々破壊活動をするのみ。 そして屋敷の地下室から今まで収集してきたロランに関するデータベースが収められたPCが引きずり出された。 「止めろ!止めてくれ!」 しかし無常にも聞く耳持たぬZ顔の重MSはそれを握り潰した。 「うあああああああああああああああ!!!!」 やがて屋敷は炎上し、ロランの写真も、着せようとしていたドレスも、株も、土地の権利書も、すべてが燃えてゆく。 「わたしは……あきらめないぞ……ロォォォォォォォラァァァァァァァ!!」 グエンの叫びも虚しく、財産はすべて灰燼に帰してしまった。 目撃者による通報もあり、屋敷を襲撃した2体のMSの所有者とされる人物が割り出され、事情徴収を受けたが、 「オレはその時は作業中だったな」 「なにも知らねェよ!」 事実関係を否認。 関係者の証言から、アリバイが成立。 結局この事件はあっさりと迷宮入りになった。 もっとも捜査を担当した08署の捜査はかなりおざなりだったかもしれないが…… 事の一部始終をフランはカメラに収めていたが、この事件が報道される事は無かった。 フランの先輩のカイ曰く、 「真実を伝える事が常に正しいとは限らないのさ」 日常が戻ってきた。 サーペントテールは引き上げ、ドモンが遠征試合を全戦全勝で凱旋した。 途中でスランプも見られたものの、対シュバルツ戦で完全復活。 最終戦の対マスターアジア戦などは久しぶりの師弟対決ともあって大いに盛り上がり、近年まれにみる名勝負となった。 ギンガナムも仕事が一段落し、再び顔をだすようになった。 ロランはサーペントテールの件でお礼を言ったが、ギンガナムは照れくさそうにとぼけるばかり。 「(そのほうがカッコいいではないか!)」 今日は久しぶりの全員揃っての朝食。 「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ…」 「また今日からキラの泣きっ面を毎朝拝むのか……」 「あれ?久しぶりにいつもの顔ぶれがそろったから、ちゃんとギンガナムさんの分まで用意していたんだけど…… 変ですよねキャプテン?」 「私はここだが」 「って、何だよコイツ!?」 ギンガナムの隣に、武者タイプのガンダムが座ってキラの分の朝食を食べているではないか。 「紹介しよう!小生の新パートナーであーる!」 「爆熱丸だ!宜しく!」 「うわっ……ロボットがご飯食べてる……!」 「ボクガイチバンウマクガンダムヲツカエルンダ……うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ…」 「ああっ!アムロ兄さんが!」 「……という事があったのさブライト」 「他社の技術、侮り難しだな」 「ガンイーグルとガンダイバーの遅れを取り戻さなくっちゃな」 「無理はするなよアムロ」 「やれやれ、こいつは当分お蔵入りだな……」 アムロは持っていたディスクを引き出しに収め、鍵をかけた。 ……深夜、静まりかえったラボに何者かが潜入した。 ミラージュコロイドで姿を消し、センサー類を突破、開発室に忍び込む。 引き出しの鍵を開け、収められていたディスクを手にする。 GP-04 MADNUG 来期に開発されるはずだった新型機の設計案である。 侵入者はそれを手にすると再び外へ…… ─ 了 ─ link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ アムロ・レイ アルフレッド・イズルハ キャプテン・ガンダム コマンダーサザビー シャア・アズナブル ハート・トゥ・ハート 長編