約 4,939,932 件
https://w.atwiki.jp/garmteam/pages/88.html
ルスラン共和国 Republic of Rouslan 概要 ルスラン共和国は、1987年に樹立した共和制国家。アストラル帝国とロルクスタン公国の継承国とみなされている。 標高約1500mに位置し、冬季には-30度まで冷え込むことも多々ある。首都はユジノブルグ。 本項目では、ルスラン共和国とその前身、アストラル帝国とロルクスタン公国についても記述する。 北東はリュドスカヤ連邦共和国、西はファーニケス連邦、南東はアカトルイス連邦と面している。 国名 帝国時代において、騎兵の精鋭のみで構成されていた「ルスラン騎士団」が国名の直接の由来である。 ルスランとは、獅子を意味する。 歴史 リュドスカヤ内戦 現在でも世界最大の面積を誇る当時のリュドスカヤ王国は、1451年の記録的な冷夏により農作物が育たず、食糧危機に陥ったが、王政はその食糧危機に対し特に対策もとらず、国民の怒りのボルテージは高まっていった。 さらに、まだ食糧危機の爪あとが残る翌年に税率を引き上げたことが引き金となり、1452年、南の要塞であるユジノブルグを抱えるアストラル地方で、大規模な独立運動が起きる。 独立運動を抑圧すべく、リュドスカヤ中央軍をアストラル地方へ派遣したことで、リュドスカヤ南部の防衛を担う南部軍の一部、アストラル軍と住民が中央軍に対抗、王国は内戦状態へと陥る。 独立 アストラル軍が抵抗したことで、アストラル地方の西に位置するロルクスタン地方でも独立運動が起きる。アストラルとロルクスタン、つまりユジノブルグに配置された南部軍全てが王国と対立することになった。 しかし間もなくロルクスタン地方は中央軍に制圧され、残ったロルクスタン軍は手も足も出せない状態にいた。そこにアストラル軍が駆けつけ、中央軍を追い払うことに成功する。 当時別の二ヶ国と交戦状態だったリュドスカヤ王国は、内戦の制圧に力を割く余裕もなく、9度に渡り討伐軍を送り込むが全て敗北している。 周辺諸国はこの機会を逃さず、宣戦布告、一斉にリュドスカヤ王国へ侵攻した。 そしてリュドスカヤ王国は1453年6月21日、アストラル地方とロルクスタン地方の独立をそれぞれ認め、約8ヶ月間の独立戦争は終わりを告げた。 この内戦で多大な貢献をし、英雄と呼ばれた騎兵、マラート・ソボレフがアストラル皇帝に即位し、アストラル帝国が誕生した。 ロルクスタンでは、女性公爵であるヴェラ・ベルンハルトを君主にし、ロルクスタン公国が誕生した。 アストラル帝国、ロルクスタン公国誕生とともに、両国共同の防衛部隊ともいえる「ルスラン騎士団」が創設された。 8年戦争 アストラル帝国とロルクスタン公国が誕生してから、幾度もリュドスカヤ周辺諸国に攻め入られているが、ルスラン騎士団の活躍によって両国とも全て防がれている。言わば無敵であった。 騎兵の存在意義が薄れ、航空機が発達してくると、ルスラン騎士団航空部隊が設立された。やがてルスラン騎士団の主戦場は空へとなっていき、これが現在のルスラン空軍のルーツとなった。 逆にアストラル帝国とロルクスタン公国が他国に攻め入ることは無かったため、次第にその数は減っていった。ルスラン騎士団は守護神として崇められ、騎士団に関する数々の詩や歌が作られていった。 しかし独立から約500年たった1940年3月3日に、ファーニケス公国とリュドスカヤ王国がアストラル帝国に対して宣戦布告した。 宣戦布告と同時に攻撃受けたアストラル帝国は一気に国境を突破され、わずか一週間で首都であるユジノブルグまで攻め入られることとなった。アストラル帝国とルスラン騎士団にとっては始めての敗北である。 ユジノブルグに攻め入られた際、皇帝の一家は極刑に処され、500年続いた皇室は途絶えてしまった。 アストラル帝国を援護すべく、ロルクスタン公国が二国に対し宣戦布告した。そして南に位置するアカトルイス連邦もアストラル帝国とロルクスタン公国に宣戦布告した。 アストラルとロルクスタン率いる枢軸軍の怒涛の抗戦の甲斐もあり、1942年、アストラル帝国の国境線は従来の国境線まで回復した。 しかし、一番の問題は資源が足りないことであった。1942年時点で枢軸側は、リュドスカヤ、ファーニケス、アカトルイスが率いる連合軍(以下、連合軍)に取り囲まれているような状態であった。 他の枢軸側国家からの資源を受け取ろうとしても取り囲まれているのでほぼ不可能であった。実質的にアストラルとロルクスタンのライフラインは絶たれたのである。次第に枢軸側は追い詰められていき、国民の食糧すらも足りなくなっていった。 さらに、戦場にはジェット戦闘機が姿を現し、同盟側はレシプロ機なのに対して三国連合側のみがジェット戦闘機を所有しているという戦力的な問題も出てきた。 1948年4月2日、ついにアカトルイスとロルクスタンは降伏し、8年に及んだ戦争に終止符が打たれた。 占領と消滅 アストラル帝国はリュドスカヤ王国とアカトルイス連邦で分割占領、ロルクスタン公国はファーニケス公国にそれぞれ占領され、皇帝が失われたアストラル帝国は消滅した。 アストラル帝国の元領地の空軍基地には東側の最新鋭機MiG-15が並び、ロルクスタン公国の元領地の空軍基地には西側の最新鋭機F-86が並んだ。 その後、ロルクスタン公国の君主、アンドレ・ベルンハルト公が戦犯として処刑された為、ロルクスタン公国は消滅、両国は再び"地方"へと戻ってしまった。 ルスラン騎士団にも解体命令が下された。表向きには解散したが、実際には解散していなかった。彼らはアストラル地方とロルクスタン地方で騎士の教えや騎士団の歴史を後世に伝えていった。 一部はリュドスカヤ王国軍人、ファーニケス公国軍人へと転身した。 二度目の独立と統一 1983年、アストラル帝国の首都であったユジノブルグにおいて、8年戦争時のルスラン騎士団パイロットの息子であり、リュドスカヤ空軍所属のオスカー・エールリヒ中佐を筆頭とする大規模なクーデターが発生した。 彼らは「ルスラン騎士団」を名乗り、リュドスカヤ軍人、ファーニケス軍人が多数参加した。旧アストラル帝国領地であるレーク空軍基地を占拠し、同時に旧ロルクスタン領地であるフリッグ空軍基地を占拠。 領土を統治していたリュドスカヤ王国とファーニケス公国、アカトルイス連邦の三国は同時に内戦状態へと陥る事態となった。 「ルスラン騎士団」は奪取した航空戦力を用いて、次々と旧枢軸側領地の陸軍駐屯地などを占拠、次々と戦力を大きくしていった。三国の各軍内部からも決起するものが現れ、精鋭部隊全員が決起するという事態も起き、混乱を極めた。 3年後の1986年、「ルスラン騎士団」は両地方内全ての軍事基地を掌握し、「ルスラン騎士団」と両地方住民は、三国側に対し国家として独立することを承認するように求めた。戦場の真っ只中であった両地方の住民のほとんども「ルスラン騎士団」を支持するという、クーデターという事柄においては稀に見る事象であった。 通常のクーデターであればどこの国も当然承認しないが、地域住民と「ルスラン騎士団」の関係がとても密接であり、地方以外の国民の支持も大きかったので、三国とも手を出せずにいた。これらは地域に残る文化の根強さを証明している。 そして間もなく、今まで奪取してきた兵器等を追々賠償することを条件に、国家として独立することを承認し、二度目の独立戦争は終結した。1987年、アストラル、ロルクスタンを領地とした、「ルスラン共和国」が成立した。 この独立の方法に異を唱えるものも少なくはないが、「自らの故郷を自らの手で奪還したルスラン騎士団」と賞賛されることのほうが多く、国家としてほとんどの国に承認されている。 現在 国家の資産が安定した2014年現在、各継承国家(*1)に対して次々と兵器に関する賠償を行っている。 なお、奪取した兵器の本体は、購入という形で現在もルスラン軍で使われている。最近では、多国籍の統合任務部隊である「JTF109」に参加するなど、他国との繋がりを強化している。 アストラルとロルクスタンの名は、それぞれアストラル州、ロルクスタン州の名前で残っている。 軍事 ルスラン軍は、ルスラン陸軍、ルスラン空軍、ルスラン空挺軍で構成されている。ルスラン共和国は海に面していない為、海軍はない。 なお、東側の兵器と西側の兵器が混在しているが、当時のリュドスカヤ王国と、ファーニケス公国の装備をそのまま継承している為である。しかし、国家が成立してから発注した装備も、西側と東側で安定していない。 空軍ではクーデター時に編成された寄せ集め部隊が現在でも一部存在するため、全く別の類の機体が部隊内で混在している場合もある。 陸軍 中世のルスラン騎士団の規律をそのまま移した「ルスラン騎兵隊」が存在する。 機甲部隊は主にT-90やBMP-3など、比率的に見ると東側装備のほうが多い。 特殊部隊であるRSFは、アカトルイスの特殊部隊であるAASを参考として編成されたが、現在ではAASと肩を並べる強靭な部隊となった。 空軍 ルスラン軍の2軍1兵科の中でもっとも色濃くルスラン騎士団の名残が残っている。ルーツはルスラン騎士団航空部隊。 兵器を比率的に見ると東西半々である。独立戦争初期に活躍したSu-27などは現役である。 トップレベルのパイロットが揃い、水準は非常に高い。 空挺軍 ルスラン軍の独立兵科であり、機動軍の主力を構成する。装甲車両を扱うことも多々あるため、基本的には陸軍と一緒に行動する。 なお、正確な降下が可能な為に、ポイントに着陸し地上施設の制圧を得意とする。 関連項目 建国者:Kinzie Founding of a country by Kinzie JTF109構成国家一覧 国旗 国名 モデル 国旗 国名 モデル ファーニケス連邦 米 ルスラン共和国 独 リュドスカヤ連邦共和国 露 扶桑皇国 日 アカトルイス連邦 英 芹華国 中 グレートレリア王国 英、豪 アル=シオン首長国連合 中東 タノランガ 新 ノーベレン王国 北欧 フルシア公国 仏
https://w.atwiki.jp/desuga_orimayo/pages/29.html
・名無し公僕 ◆7SMmAe5bug氏 カールスラント人、使い魔 グリズリー、ユニット フラックウルフFw190A-5、武装 BAR→MG42 性格 一見大雑把 名称決定「アーデルハイト・ハンマーシュミット大尉」/シュニッツラー少佐と同時期に拝命、44年6月末に「日向」乗艦 カールスラント帝国空軍大尉、18歳。欧州戦線ではカールスラント本国失陥2年後より戦い続けているベテラン。 大半のカールスラント臣民がノイエ・カールスラントに疎開する中、彼女とその家族は、リベリオンへと移住している。 使い魔のグリズリーとの遭遇、そしてどこか割り切りの良い気風に染まったのは、この頃の影響が強い。 固有魔法は短時間の緊急大加速。エーテルを強制収集し、ユニットの加速力を一時的に爆発的に高める。 2000時間近い飛行時間と、固有魔法を活用した一撃離脱主体の堅実な戦術により、80機以上撃墜の戦果を挙げている。 とはいえ当人はスコアなどを気にしておらず、武装とストライカーも「飛んで撃てればそれで良い」と、 個人的な功績、装備には大きなこだわりを持っていない。反面、僚機から脱落者を出さないことこそ一義としている。 また、部下や戦友ともども激戦区を渡り歩いてきたため、どうしてもストライカーや武装の破損が多く、 上層部からは戦果にもかかわらず、些か否定的に見られることもあった。 これはハードウェアの損害だけではなく、大尉が上層部の譴責や質疑応答に対し、 当人は細大漏らさず丁寧に、口頭と書式で報告しているはずが、一見ぶっきらぼうな口調と風貌。 そして部下に対する批判には、かなり鋭い舌房で反論したことも祟っている。 また、補充されて来た新人たちに 「無茶しようとしなければ、死ぬことはないわ。その代わり、死なない程度には頑張りなさい。 お偉方があなたの命より、ストライカーユニットを優先しないようにね」と、 ユニットなど消耗品。まずは生きて帰れという薫陶を、些か上層部に批判的な形で教え諭したことも、彼等の神経を逆なでした。 これらが原因となって、テストウィッチであるシュニッツラー少佐ともども、「日向」飛行隊に転属となった経緯を持つ。 欧州から佐世保へ海路移動する間、輸送船上において、船舶工兵中尉から装備の不備(BAR自動小銃)を懸念され、 カールスラント空軍標準火器といえる、MG42機関銃を装備して着任することが出来た。なお、この船舶工兵将校とは、 後々に数奇な縁で再開することになる。 大ざっぱな性格と周りから見られるのは、軍隊で身についた実際的な性質の裏返しでもある。 本質は真面目で、繊細な側面が強い。過去、部下の心身状態には細心の注意を払ってきた事からも伺える。 激戦区で補充要請、戦闘報告書、始末書、人事考課表等を、飛行隊長として処理し続けてきたため、 制空戦闘と同じ程度にはデスクワークも得意である。 とはいえ六六六空の破天荒さには、激戦区を幾つも見てきたハンマーシュミット大尉をして 「軍隊は書類で動くとはいえ、これほど始末書の多い部隊は見たことがない」と、半ば呆れ返らせている。 後々に定型書式を効率化するため、全自動印刷機を格納庫の片隅に据えたのは、彼女の尽力によるものである。 後に航空戦艦2隻とウィッチ23名にまで拡大される第七航空戦隊。 六六六空では制空戦闘隊の指揮官を主に務めている。 カールスラント空軍原隊時代から培った、一撃離脱を主体とした編隊空戦に加え、 扶桑のウィッチが得意とする旋回戦闘の技能も短時間で身につけており、 編隊指揮での制空戦闘で、彼女の右にでるものは六六六空では二人か三人程度である。 同時に出雲隊長、シュニッツラー少佐、南坂大尉ともども、飛行隊の先任将校として、 訓練計画や作戦立案、管理業務などに追われる多忙な日々を送っている。 それだけに手当を含め相応の俸給を得ており、一見堅物な印象に反して、 年齢相応に女性らしい服飾などを、家族への仕送りと貯金の余剰からやりくりし、購入している。 かように色々と掴みづらい性格をしている大尉だが、それなりにユーモアを解する側面もある。 その一例として扶桑皇国海軍の定型書式。そこで押印を行う際の印鑑作成で、 出雲隊長が彼女の名前を扶桑語に準え「鍛冶娘」と刻印した印鑑を渡したときは、素直に大笑いして受け取ってもいる。 周囲からの評価は「仕事は出来るが掴みどころのない人」「若干シスコン」「思慮深いが少し面倒臭い性格」と、 多少微妙な評価を受けているが、六六六空の欠かせない柱石として活躍していることは、誰もが認めている。 当面の頭痛の種はベルタの家族関係とリーチェの趣味の暴走である。 前者は心配という意味で、後者は「何度注意すれば分かるのかしら?また首を狩られたいの?」という意味合いで。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/95399.html
アルスラン モンゴル帝国皇帝の系譜に登場する人物。 関連: トクズ (父)
https://w.atwiki.jp/murasame0bc/pages/167.html
キャラクター名 ルスラン 所属兵団 ここに兵団名を入れて下さい プレイヤースキル 財力 厨房度 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 所属国 新政府 型 重 サブキャラ ここにサブキャラ名を入れて下さい 発言の痛さ ここに発言を入れて下さい 総評 ここに評価を入れて下さい 本人への要望 本人より 本人からのメッセージはこちら 【以下備考等】 引退おめ つか乙 -- 名無しさん (2012-06-07 11 41 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/23.html
クランダルト帝国 Crundult Empire 国旗追加 2023-07-09 帝国軍に空挺軍を追加 2023-07-04 712日ぶりの更新、帝作戦など重要なイベントや帝国の立ち回りについて創作がしやすいよう加筆 2020-01-01 さらに389日ぶりの更新、書式20171105テンプレートに対応。たしかに1年毎に更新されているな?2018-01-18 322日ぶりの更新、帝国の内情などを記述しました。どうやら1年単位で記事が更新されている? 2016-12-14 国の構造とかを追記 2016-01-26 ちょこっと編集 また加えると思います 2015_9_21 338日ぶりの更新、貯まりに貯まった矛盾点や古い情報を一新 2015_2_7 南半球全域を支配する帝政の超大国。 生体テクノロジーに長け、強靭な工業力とマンパワーを持つ南北戦争のメインプレイヤー。 帝国の政治体制は621年で大きく変わり、その前後では大きな違いがある。 クリックで拡大 国章 国旗 伝統的国旗 公用語 ダルト語 通称 帝人語 首都 インダスラトリーゼ (後にノイエラント) 最大の都市 インダスラトリーゼ 通貨 帝国ダルク 国歌 皇帝陛下万歳 民族構成 クランダルト系 オージア系 ガリアグル系 その他 38% 29% 20% 13% キャラクター・パレット 1 皇室系 2~3 純血系 4~6 属領系 概要 南パンノニア自治国、ネネツ自治管区、スクルフィル自治国、バセン隷区を従える巨大帝国であり、人口、経済力、軍事力共に大陸最大級を誇る。 あらゆる機械技術に、高度に発達した生体技術が結びついているのが特徴の勢力。 産業クレーンやセンサー類、発光装置など、日常の色々な機械が生体装置が重要な役割を担っている。 南半球の一国として勃興し、スカイバードを用いた空中騎兵を背景に南半球を次々と併呑した後、505年の5月に北半球へ進軍。 644年8月の南北停戦に至るまで続く戦乱を引き起こした。 途中クランダルト帝国は621年に大きな政変が行われており、その前後で帝国の内部情勢は大きく異なるため創作ではやや注意が必要。 基本的には 帝国 の名の通り、皇帝を中心とした厳格なヒエラルキーが存在し貴族が帝国の国政の主導権を握っています。 同時に内部にも多くの派閥を抱え、強大な国力の大半を内政に注力していないと国を維持できないという弱点も持っている。 ラスティフロントでの位置づけ ラスティフロントにおけるクランダルト帝国は、強大な軍事力の背景に貴族同士の泥沼の政治争いが存在する 典型的な帝国 として創作されている。 また、この世界観の特有の小道具である 生体器官 が主に使われている勢力であるゆえに、日常のあらゆる物品が機械仕掛けならぬ生体仕掛けで登場しているのが特徴。 そう描くと難しそうですが、例えばカメラならばレンズは生体眼、フィルムは補助脳カートリッジ、現像には網膜版、と言った具合です。特に小道具に厳密な設定があるわけではないので、二次小説では各々の筆者の裁量でこういった帝国ならではの表現がされています。それについては二次小説を一読するとその独特なフレーバーがすんなりと理解できるはずです。 帝国に登場する単語の語感はドイツっぽさが強調されているようですが、ケバケバのドイツではなくちょっと野暮ったさが残るように設定されています。 字体も設定があり、アップローダーにて無料でフォントが公開されています。 これらもあくまで雰囲気要素であって、厳密な文字形態や文法などは特に決まっていませんのでご安心ください。 帝国のイメージカラーは暗めの赤に黄色か白のアクセントがついているものがお約束になっています。 クランダルト帝国軍メカや、公募メカであるを帝国艦コンテストご覧いただくとおおよそのイメージが掴めます。 「クランダルト帝国」は国名が妙に長いのと、帝国を自称する国が他にないため「帝国」でも通じます。略して「ク帝」ということもあります。北半球による別称は「クランダルティン」、帝国野郎、みたいなニュアンス。 歴史 初期~第一紀 タブー破りの神殺し さまざまな国家がひしめき荒々しい戦国状態に置かれた南半球において、パルエ歴130年にクランダルト帝国が建国されます。 南西海岸付近の中規模の島を擁する肥沃な大地に根ざされたクランダルト帝国は、皇帝を頂点とした厳格なヒエラルキーによって国力を増大させました。 宗教面に関しては原始的なスカイバード信仰を保持していましたが、333年の記録的大冷夏によって弱ったスカイバードを捕獲するや否や、大主教主導のもとに秘密裏に生体研究を開始。 天空の神として畏怖された対象を解剖し、その力を手に入れようとしたタブー破りが今後の帝国を決定づけます。 結果としてその50年後にはかつての信仰対象であったスカイバードを乗りこなす空中騎兵が登場することになり、南半球の諸国家統合に成功。 これ以後、帝国にとってスカイバードを含めた生体技術研究はその重要度を急速に増していくことになりました。(テクノクラートの誕生) 第一紀~第二紀 皇帝権力の絶頂と崩壊、そして貴族の台頭 パルエ歴505年、帝国はさらなる可住地を求め未知なる北半球へ進出。 当時最も進んだ軍隊を以って赤道を越え、ぬくぬく内政に勤しんでいた小国家を平らげることは帝国にとって簡単なことでしたが、 北半球国家群が同盟を組み連邦国として立ちはだかると帝国の進行にブレーキがかかりました。 当時の帝国は皇帝の力が絶大であり軍隊も単純明快なトップダウン式でしたが、530年の東方作戦で軍の大量喪失を経験。 軍事・内政ともに貴族に委託せざるを得なくなりここで大きな政権シフトが行われました。 貴族の収める領地の権限を増大させ、貴族自身に軍備を持たせる仕組みが出来上がります。 第二紀~第三紀 膨れ上がる貴族と泥沼化する戦線 500年台後期に入った帝国は、数多くの領地を抱え、もはや純血のクランダルティンのみでは国を維持することがままならず限定的ですが属民も国政に参加しています。 ある領地は優遇され、ある領地は冷遇され、いまだに帝国の国政システムはこの広大な領地を維持するまでのレベルに到達していません。 この間に貴族の間では様々な派閥が誕生し、一つの帝国と言えどもその内情は混沌の極みに達していました。 それを象徴する出来事として、戦争継続を望む貴族が和平交渉の書簡を送ろうとした皇帝を毒殺するという事件があります。 これ以後帝国は皇帝をあくまで ご存命 として扱い、実権は貴族の差し金である宰相が握ることとなりました。 第三紀~第四紀 近衛騎士団のクーデターと新生帝国 パルエ史上最大規模の戦いであるリューリア戦役が勃発すると帝国は連邦に対しては戦略的勝利を勝ち取りましたが、領地を統治していた地方貴族の多くが軍隊ごと消滅。 平時には軍を持って属領の蜂起を押さえつけていた帝国は大混乱に陥ります。 これを機として近衛騎士団が621年に軍港を爆破するクーデターを実行し、帝国の実権を皇帝の娘である皇女殿下へと移行させます。 属国の段階的な開放を起点として帝国内政の健全化に尽力し、最終的に南北停戦へ持ち込んでいきました。 新生帝国では今までの負の面が一掃され、より少ない人口と国力で、より強い国として生まれ変わる奇跡の復活を成し遂げます。 文化 精神文化 帝国では騎士道精神が早い段階から芽生えましたが、500年代の長い戦争を経てその性質は変わっていき、 純粋な騎士道精神を引き継ぐものは少数となってしまいました。ものの言い回しや曲解された末の歪な習慣として名残が見受けられます。 人々の価値観については純血の帝国人とその属領民の間で大きく隔たりがあります。 純血帝国人は常に大きな大義であったり誇りといったもの、あるいは良し悪しは別としてそれに似た信念をもつ傾向があり 個人であっても何かをなしとげる意思の強さが特徴です。物語の主人公としてズバズバと動いてくれるような人々が多い。 対して属領民は数世代に渡って押さえつけられていたために自分からものを考えて実行するといった気質が弱まっています。 現実を受け入れ、その中で最大限にマシな生活を手に入れようとするひたむきさが彼ら独自の傾向でしょう。 芸術関連については、パルエにおいて固有の文化を形成しています。 南大陸文明の様々な要素を取り入れながらも、古来より変わらぬクランダルト的価値観に当てはめた表現が特徴です。 直線を多用した絵画や、感情を高ぶる荘厳な音楽などは主に宮廷文化として栄えました。 彼らの美意識は徹底しており、宮廷内の策略から破壊に至るまで、帝国流の美学が見え隠れします。 悪趣味と言ってしまえばそれまでですが、資源が貧弱なパルエにおいてこれほどまで強固な価値観を美学の形で 個人単位まで根付かせることができたのは、クランダルトの文化の力と言えるでしょう。 食事は肉吐き機から随時供給される人造肉(といってもきちんとした肉である)や栄養嚢などが市民レベルまで普及しているため 下級臣民であってもタンパク質などに困ることは少ないです。しかしこれは貴族が統治によって振れ幅が非常に大きいです。 味付けは濃厚であり、ある程度の身分になると食事と音楽はセットで楽しむものとされています。 大型の艦船などには少数の軍楽隊が乗り込んでおり、指揮官クラスの高級軍人との会食などで演奏する光景が見られます。 その他文化 【帝都】 パルエ最大級のメガロポリスである帝都では「産業塔」と呼ばれるこの惑星でも珍しい奇抜な形の建造物が無秩序に乱立しています。 工場の煙突のような巨大な生産プラントがところ狭しとひしめき、その表面に足場を作り住居を構えています。 いわば縦に伸びる煙突と一体化した工場設備に、住居が寄生しているようなイメージです。 これらひとつひとつの産業塔は、帝都の中心部にある巨大な心臓とつながっており、内部には神経網やリンパ管などが伝っており 都市全体が生命体のように機能しています。当然、生き物よろしく区画全体が風邪を引いたりするのが面白いところ。 基本的にリサイクルは形だけでしか行われておらず生活・産業廃棄物はそのまま地面に捨ててしまいます。 これが数百年続くので、茶色の地面はとうの昔にスクラップの層に埋もれ、帝都は辺境から見ると”ゴミの山”の上に建っているようにみえます。 各産業塔は一つ一つが武装しており、その最上部分には地主や資本家、下級貴族が住まいを構えています。 より有力な貴族は一等区とよばれる純粋な高層塔建築がまとまった地域に住んでおり、人工肺や人工横隔膜の力を借りて、 清浄な空気が常に吹き付ける限定的な清浄環境を謳歌しています。 低層には汚い空気が溜まっているゆえに、高い住まいを持っていることがステータスとなっているようです。 621年の帝作戦によって大火災や地盤沈下に見舞われ壊滅的な打撃を受けます。 その後は数十年単位による再開発が行われ、700年代直前には一応の完成を見ました。 【ノイエラント】 帝都より北にある中程度の緑地の比較的豊富な島がそう呼ばれています。 皇族や貴族、大臣などの国家の中枢を司るより高い身分に有る人々は醜い帝都を嫌ってノイエラントに住んでいます。 ここでは帝都とは一転してより低い建物に住んでいることがステータスとなっており、中には1階のみでは満足せずに地下住居を作らせ、”地下庭園”を誇らしげに自慢して回るものもいるようです。 621年の帝作戦による政変後、新帝都の遷都先としてノイエラントが採択されました。 人々について 【外見的特徴】 国民の外見は白い肌に透き通った瞳を持つ、色素の薄い見た目が特徴です。 皇室では銀色の髪と赤い眼が発現しており、彼らの血統の証となっています。赤い色は正統を示すシンボルです。 他国を積極的に侵略・併合しているので混血も珍しくなく、純血帝国人と混血人種といった2つの種類が生まれています。 無論帝国では前者が優遇され、貴族もそのほとんどが純血人のようですが、近年は賄賂によって貴族になったり亡命者が特例で称号を授与されたりとそのあたりはガバガバのようです。 混血が進んでいるので美人が多く、連邦軍兵士は見慣れない肌の色、耳の形、髪色の美女たちに興味津々です。 【識別票】 帝国人に共通する特徴として、彼らは生まれた直後から額と腿に固有の登録票を印字させられます。 インクではなく人工的に生成したアザのようなもので、専用の生体機器を用いなければ意図的に変えることができません。 識別表には、彼ら/彼女らの人種や登録番号、階級、血族などが記されています。 基本的に高級士官は自らの権限で帝国人民の識別票のチェックを求めることができますが、明らかにいかがわしい動機でそれをおこなうバカ貴族が問題となっています。 技術 帝国は、王国にも連邦にも、その一部でありながら突出した先進性を持つメル=パゼルにもない独自の生体機関(バイオニクスのようなもの)の技術を確立しています。 エンジンのように動力として使われているのは同じですが、あまりに機械構造としての性質が違うためメル=パゼルなどが所有するエンジンと比較ができません。電気や水道、通信の機械的技術は大陸でもかなり遅れており、人々は中世的生活を余儀なくされています。対照的に、栄養の塊を毎朝吐き出したり、鎮痛の効果がある液体を供給する”生体”がまるで地球における温水器のように一般家庭に普及しているのは面白いことです。 品種改良のようにその生体同士を掛け合わせ、危ない薬を売る商人や独自に美味しい肉の生る生体を生成したりとその分野では自由な発展を見せています。 帝国軍の空飛ぶエンジン、生体器官も同じ類のものですが、エンジン自体はこの惑星の空を自由に飛ぶ”スカイバード”を捕獲して得られたもの。かつては 空の神様と崇められたスカイバードも、今では一方的に狩られて、空を飛ぶ臓器だけをえぐり出される道具に成り下がってしまった悲しい事実がそこにあります。スカイバードを含め、これら生体の”元”は何だったかは誰もわかりません。おそらく旧時代のバイオニクス企業の生産プラントの生き残り、生物兵器か、あるいは家畜のなれはてか。 最近では最高機密の実験として人間とスカイバードの融合実験や神経接続実験などを行っており、帝国の生体技術は地球のそれを超え始めているようです。 このまま技術が進めば、電算機の技術を高飛びして神経網を用いた量子コンピュータのようなシステムの登場や、人工的に進化された超人などの登場を促すことになるでしょう。 経済 第三紀まで パルエ最大規模の経済力を誇る帝国を構成するのは数百もの村落や都市国家です。 小さな勢力を抱えて大きな国を組織しているところだけをみればアーキル連邦と同じですが、帝国は強引に武力を用いてそれらの土地を併合したことが大きな違いです。 併合した周辺国家から吸い上げた食料、資源、富の大部分を帝都に供給し、市民権を得ている純血の帝国人や軍需産業従事者のみが安定した暮らしを送っています。 属国には発言力はほとんどなく少しでも帝国に対しての不忠が認められるやいなや、軍隊の駐留という名の略奪を受けることになってしまうのは明白でした。 新生帝国経済 属国を開放しコンパクトになった新帝国はまず極めて重くのしかかっていた属領維持コストが解消され、 膨れ上がっていた艦隊も旧式艦艇を一斉スクラップ。新造艦で固めることで質と量を兼ね揃えるという奇跡を成功させます。 結果、国土もGDPも半減したのに実質的な国力は向上したようです。 軍事 帝国軍は、惑星で最大の勢力を誇る。 圧倒的な陸軍と空中艦隊を保有するがその多くは属領の統治に使われており、アーキル連邦と対峙する戦力はその一部である。 国内政治と派閥 国政体制 国のトップに神格化された皇帝が君臨し、皇帝宰相を通じて貴族に執政を行わせる政治体制をとっています。 多くの貴族には領地が与えられ、その地区の執政・防衛義務を負います。一部の貴族集団は帝都に残り、財務部門や技術部門といった内務を担当する派閥もあります。 基本的に平民が貴族となるケースは稀で、帝国の運営は閉鎖的な貴族たちによって行われます。 詳しくは貴族派閥の項目を参照。 各勢力 編集中 和平派 ……… ……… …… ……… ……… 戦争派 皇室 インペラートル 宰相 帝国大貴族 近衛騎士団 軍本部 ドクトル 耳目省 グノッゲ 特務委員会 ガー・エー・ヴェー 技術省 テクノクラート 統治省 コンケストル 領主 ドミナンサ 名誉貴族 アカデミー アカデミー 帝都臣民 一等臣民 二等臣民 三等臣民 帝民 (純血帝国人) 名誉帝民 (隷区出身者) 隷区民 一等隷民 二等隷民 三等隷民 捕虜 奴隷 クルカ 皇室 伝統的に皇帝が国を治めている帝政。 第二紀に、和平交渉の書簡を送ろうとした皇帝が毒殺されるという事件が発生するもそれらは隠蔽され、新帝国体制にいたるまで人民には告知されていませんでした。 第三紀時点ではこのことは国民の間であっても暗黙の了解となっており、触れてはいけないタブーとして受け入れられています。 皇室内では宰相が実権を握っており、本土や地方の有力貴族たちの利益になるような政策や軍事行動を国政として実行に移していました。 とはいえ帝国も一枚岩ではなく、程度の差はあれどこの横暴を許さない下部組織の立ち回りによって帝国全体は「良くもないが悪くはない」レベルの統治が可能となりました。 宰相、皇宮省、貴族、耳目省は利害をほぼ共有しているため互いに非常に近い存在です。 大貴族 近衛騎士団 ドクトル 耳目省 特務委員会 テクノクラート 統治省 統治省は帝国の広大な統治領域を支える凄腕ジム集団です。 コンピュータのない時代にしては驚異的な情報共有網を確立しています。 ささやかながら自前の艦隊と陸戦装備を持っており、ていこくぐ (途中保存 領主 名誉貴族 アカデミー 重要人物 フリッグ殿下 ▲フリッグ・インペラート・クランダル皇女殿下 皇帝の血を引く正統皇女。 博識で気品があり、民を愛する人物ですが、皇室で育ったため世間知らずな面があるようです。 幼少期も戦争派の貴族に教育を任せられたこともあり、貴族たちの悪政の真相をまだ気付けないでいます。 帝国人としては異例の貧乳で、本人もそれがコンプレックスなご様子であらせられます。 ▲近衛騎士団長 ラツェルローゼ 遺伝子的には妹である近衛隊長ラツェルローゼに乳房の全てを吸い取られたようである。 フリッグ殿下はなんとかして胸を大きくしたいようで、どこから仕入れたのか「鶏肉を食べると巨乳になる」という都市伝説を実行。 ラツェルローゼの制止をくぐって隠れて鶏肉を貪り食っている光景も。 隠れてフリッグ殿下に鶏肉を渡していた仕女がついにラツェルローゼに見つかり、これでフリッグ殿下の鶏肉偏食も終わるかと思われましたが、殿下はこれに対し「鶏肉を献上せよ」という勅命を公文書を作成。これにはラツェルローゼも反抗できず、こうしている今でも殿下は鶏肉を食べている。 人民ヒエラルキー 和平派 ……… ……… …… ……… ……… 戦争派 皇室 インペラートル 宰相 帝国大貴族 近衛騎士団 軍本部 ドクトル 耳目省 グノッゲ 特務委員会 ガー・エー・ヴェー 技術省 テクノクラート 統治省 コンケストル 領主 ドミナンサ 名誉貴族 かんがえちゅう アカデミー アカデミー 帝都臣民 一等臣民 二等臣民 三等臣民 帝民 (純血帝国人) 名誉帝民 (隷区出身者) 隷区民 一等隷民 二等隷民 三等隷民 捕虜 奴隷 クルカ 属国ヒエラルキー 帝国本国 直轄領 第一種管区…南パンノニア自治国、ネネツ自治管区 (手を出したらちょっとめんどくさいことになる) 第二種管区…スルクフィル自治国 (生意気だけどちょっかいだす価値もない) 第三種管区… (いうこと聞いてればいいんだよ) 隷区…バセン公国 (俺の尻を舐めろ)
https://w.atwiki.jp/arusura-n/
【新品】【書籍・コミック 少年コミック】荒川 弘 アルスラーン戦記 1巻 価格:463円(2014/06/30 19 12時点 ) 感想:0件 【新品】【書籍・コミック 少年コミック】荒川 弘 アルスラーン戦記 2巻 価格:463円 (2014/06/30 19 14時点 ) 感想:0件 『アルスラーン戦記』(アルスラーンせんき)は、田中芳樹による大河ファンタジー小説。また、それを原作とするアニメ、漫画。 概要 作中の各名称は基本的にペルシア語となっているが、これは19世紀のイランで書かれた『アミール・アルサラーネ・ナームダール』(「名高き王アルサラーン」の意。ペルシア語:امير ارسلان نامدار , Amīr Arsalān-e nāmdār )という英雄叙事詩をモチーフにしている為である。[1] ルシタニアに征服されたパルスを奪還するまでを描いた第一部(1 - 7巻)と、ミスルやチュルクといった隣国やかつてパルスを震撼させた蛇王ザッハークとその眷属たちとの戦いを描いた第二部(8巻 - )で構成され、全16巻(第1部7巻、第2部9巻)となる予定。1986年に1巻が発売されて以降、1992年に発売された9巻までは年間1 - 2巻のペースで順調に刊行されていたものの、10巻は1999年、11巻は2005年の発売となり、6 - 7年の期間が空いた。それ以降は1 - 2年に1巻のペースで刊行されていたが、2008年に13巻、2014年に14巻とまたスローペースに戻っている。。 1 - 10巻は角川書店の角川文庫より発売されていたが、現在は品切れ・重版未定(事実上の絶版)となっており、その分は光文社のカッパ・ノベルスから2巻1冊の新装版として刊行されている。11巻以降はカッパ・ノベルスから1巻1冊で刊行されている。 登場人物 詳しくは、アルスラーン戦記の登場人物へ 主な国家[編集] パルス 物語の主な舞台である王国。大陸公路(現実世界のシルクロードにあたる)の中心に位置する国家。王都エクバターナは陸上交通の要衝で、その首都人口は公称100万という。東西を結ぶ大陸公路や南方の港町ギランに代表される港湾都市からの物資が集まり繁栄を謳歌している。現在の王朝は英雄王カイ・ホスロー以来300年余の歴史を誇り、第1部開始時点で第18代国王アンドラゴラス三世の統治下にある。大陸公路の要衝かつ豊かな国であることから諸外国より侵略を受けることが多いが、それを跳ね除けてきた強兵の国でもある。アンドラゴラス三世によって隣接するバダフシャーン公国を併合しさらに強国となっている。現実世界のゾロアスター教に似た多神教が広く信仰されている(ただし、実際のゾロアスター教のような善悪二元論的な教義は見られない)。パルス語は大陸公路での公用語としての役割も果たしており、他国の人間ともこれを用いることで、ほとんどの場合、意思の疎通は可能である。その為、パルス人は外国語を覚えようとしないという弊害もある。モデルは中世のペルシア、特にパルティア王国やサーサーン朝で、著者曰く名前の由来はパールサ(ペルシア王朝勃興の地)を訛らせたもの。 ルシタニア パルスより北西の王国。貧しい国で豊かな土地を求めて遠征を行った。最初は同じ宗教であるイアルダボード教を信じる国ながら教義の異なるマルヤム(穏健な東方教会派)を攻め落とし、その後パルスに侵攻した。ルシタニアでは強硬派の西方教会が主流であり、一神教イアルダボート教以外の宗教を一切認めようとしない。遠征の失敗によって主だった指導者を失い現在では荒廃し無政府状態になっている。パルス遠征は言うまでもなく十字軍がモチーフ[2]。モデルは中世の西欧諸国で、ルシタニアはポルトガルの古称からの命名。 シンドゥラ パルスの南東に位置する王国で、カーヴェリー河がパルスとの国境となっている。北方でチュルク、東方ではモン族やシャン族と対峙している。王都はウライユール。夏の暑熱は厳しいが冬は過ごしやすい。虎や象が生息し、戦象部隊は周辺諸国からも脅威とされている。建国王はクロートゥンガ。歴史的に隣国パルスとは仲が悪く、建国後250年ほどしか経過していないにも関わらずパルスの暦年より1年多く暦を数えている程である(第1部開始時点でパルス暦320年、シンドゥラ暦321年)。ターバンを着用する者が多く見られる[3]。モデルはインド。国名はインドの古名「シンド」から。 マルヤム パルスの北西に位置する王国。古い伝統を持つ国であり、ルシタニアと同じイアルダボート教だが、穏健派の東方教会派が多数派を占める。王都はイラクリオン。穏健な政治でパルスとも交易していたが、同じイアルダボード教の国であるが、強硬派の西方教会に属するルシタニアによって滅ぼされる。その後パルスを追われた大司教ボダンが一旦は政権を握るが、同じくパルスを追われたギスカールと覇権をめぐって争う。ギスカールが勝利し新王朝であるケファルニス朝をひらく。ルシタニアよりはマシであるらしいが、大して豊かな国ではない。モデルは東ローマ帝国。 ミスル パルスの西方に位置する王国。王都はアクミーム。国土の大半が砂漠で夏は猛暑となる。ディジレ河の沿岸は肥沃な穀倉地帯であり、灌漑の為の水車が並ぶ。砂漠での戦いで勇名を馳せる駱駝部隊と戦車隊を持つ。南で国境を接するナバタイとの交易もおこなわれている。モデルはエジプト(ミスルとはアラビア語でエジプトの事を差す)で、作者自身によると「中世のエジプトがモデル」。現実世界のナイル川に相当するディジレ河がパルスとの国境を隔てている(この世界にはアラビア半島に当る部分が存在しない)。先年パルスに大軍をもって侵攻したが、エクバターナの城壁に拠って撃退されたらしい(ヴァフリーズの言より)。 チュルク パルスの東方に位置する王国。北にトゥラーン、南にシンドゥラと国境を接する内陸の山岳国家。元々チュルク人はトゥラーン人と同じ民族であったと言われている。王都ヘラートは難攻不落の城塞都市として知られる。鳥葬の風習がある。文庫版八巻『仮面兵団』後書きによると「中央アジア山岳地帯の諸国家がモデル」。 トゥラーン パルスの北東に位置する遊牧騎馬民族の王国。西にパルス、南にチュルクと国境を接する。王都はサマンガーン。ただし固定した建造物はなく、王宮は巨大な天幕である。パルスを上回る騎馬民族の国で、会議すらも馬上で行う。他国からは「草原の覇者」とも言われ、野戦ではパルス軍に匹敵するが、その分攻城戦は不得手。トゥラーン人は遊牧民の為、定住はせず天幕をもって草原を移動する。主要産業は他国からの略奪であり、自ら通貨を発行する事はなく、他国の貨幣をそのまま使用する。太陽神(ダヤン)を信仰している。モデルはモンゴル民族。国名はトランスオクシアナの古称「トゥーラーン」より。 絹の国(セリカ) パルスよりはるか東方にある文明国、大陸公路の東端に位置する大帝国。絹の国の皇統は約千年続く。帝都は西都永安府(シーツィーイーアンフ)でその首都人口は200万。北と西の国境線には、外敵である遊牧民族の侵入を防ぐ為、「長城」と呼ばれる長大な石の防壁が築かれている。国土を二つの大河である、雷河(ライホー)と龍江(ロンチャン)が流れる。ダリューンが以前に使節団の護衛隊長として赴いたことがある。モデルは中国で、セリカも西洋における中国の呼び名のひとつである(ただし語源は西夏であり、絹とは関係無い)。皇統が長きに渡って続いている事と太上皇帝(帝位の生前譲位)の制度は日本を彷彿とさせる。 ナバタイ ミスルの南方に位置する黒人の国。政権が安定せず第2部の時点で東西の王国に分かれている。幾度かミスルへ侵攻したことがある。鉄鎖術はこの国出身の黒人奴隷(ザンジ)たちが、鎖につながれた身で残虐な主人に抵抗する為に修得したと言われる。 バダフシャーン かつて存在した公国で、パルスによって併合された。現在は元首府ヘルマンドスにパルスの総督府がおかれている。国土の大半を砂漠が占める乾燥地帯で、点在するオアシスに多くの住民が居住する。ヘルマンドスはバダフシャーン地方最大のオアシスである「プラタナスの園」(バーゲ・チナール)の中心にある巨大な湖のほとりに作られた都市で、四方を城壁に囲まれている。主要産物は銀や紅玉(ラアル)などの鉱産物。 ファルハール パルスより東方にある公国。大陸公路に点在する小さな都市国家の一つ。ファルハール人は東西の血が入り混じっている為、個人の容貌に差があり、親や兄妹でも似ていないとされる。大陸公路で最も美男美女が多い土地とされている。ファルハール人は20歳を過ぎるまでに母国語であるファルハール語に加えて、最低でもパルス語と絹の国(セリカ)語を習得しているとされる。翡翠と紅玉を産出する。モデルは楼蘭等の中国西域の都市国家。 用語解説 万騎長(マルズバーン) 武将に与えられるパルスの官職。第一部では実際に1万人の騎兵を率いる。第一次アトロパテネ会戦当時、ダリューン、クバード、シャプール、カーラーン、マヌーチュルフ、ハイル、クルプ、クシャエータ(以上8名はアトロパテネに参戦、ただしダリューンは開戦直前に解任)、キシュワード、バフマン(東方国境のペシャワール城砦に駐留)、ガルシャースフ、サーム(王都エクバターナの留守居役)の12人が任命されていた。万騎長の下には、千騎長、百騎長がいる。第2部では兵制改革によって名誉ある将軍の職になり、実際に1万の騎兵を率いるわけではない。 大将軍(エーラーン) パルス軍の武将では最高位にあたる官職。パルス全軍で1人しかいない。第一次アトロパテネ会戦当時はヴァフリーズ。先王のオスロエス五世時代には、王弟であるアンドラゴラス三世であった。アルスラーン即位後は万騎長であったキシュワードが就任する。 ダルバンド(ダルヴァンド)内海 パルス、マルヤム、トゥラーンの間にある広大な湖。現実世界のカスピ海に相当する。潮の干満があり、塩分が含まれているので実際の海と変わらない。漁業、造塩業が盛んで、パルス=マルヤム間では貿易も盛んであったが、マルヤムがルシタニアに滅ぼされてからは中断されている。 デマヴァンド山 パルスにある山で、蛇王ザッハークが封印されていると言われる。パルスでは「魔の山」として恐れられているが、山麓には集落も存在する。英雄王カイ・ホスローが軍装をしたまま、宝剣ルクナバードとともに葬られていた。 不死隊(アタナトイ) パルスの国王親衛隊で五千人の屈強な騎兵から構成される。大将軍の直属もしくは国王の直率と思われる。アルスラーンの新軍制下では廃止された。 獅子狩人(シールギール) 単身で獅子(シール)=ライオンを仕留めた戦士に対して贈られる称号。アルスラーンも第2部の狩猟祭(ハルナーク)においてこの称号を得た。現実世界ではほぼ絶滅してしまっているが、かつては物語の舞台のモデルとなっているインドや西アジアにもライオンが生息していた。 芸香(ヘンルーダ) オレンジに似たさわやかな香りのする香料。ザッハークの眷属を寄せつけず、これを塗った武器で傷をつけると致命傷になることもある。焚き火や松明に投じることで香りが一層広がる。 紅玉(ラアル) 紅い宝石。ルビーの事(一部「ルビー」とルビがふられている箇所あり)だが、旧バダフシャーン公国で産出されるものは恐らくスピネルと思われる(レッド・スピネルの別名「バラス・ルビー」は、実在の地名バダフシャーンに由来する、との説がある。現実世界においても、かつてはこの2種類の宝石は区別されていなかった)。 緑玉(エメラルド) 魔を祓う力を持つといわれる宝石。特にザッハークの眷属を寄せ付けない。 有翼猿鬼(アフラ・ヴィラーダ) ザッハークの眷属。空を飛ぶ有翼の魔物。人肉、特に柔らかい子供を好んで喰らうという。血には毒がある。 鳥面人妖(ガブル・ネリーシャ) ザッハークの眷属。空を飛ぶ有翼の魔物。人語を話し、変装して人間の中に紛れ込むこともある。人間の赤ん坊、特に胎児を好んで喰らう。嘴を切り落とされても再生する。 四眼犬(シェムル) ザッハークの眷属。四つの眼を持つ犬で、黄色の眼一対と赤い眼一対ずつもつ。 食屍鬼(グール) ザッハークの眷属。人間の戯画のような姿で、好んで死者の肉を喰らう。もっぱら辺境の地に跋扈するという。 客将軍(アミーン) ミスルに仕えるクシャーフルに与えられたミスルの称号。かつてマルヤムからの亡命者に与えられた称号をもとにしたもの。 孔雀姫(ターヴース) ミスルにおいて後宮に納められる女に与えられる称号。 ガズ パルスにおける長さの単位。1ガズは約1メートル。 ファルサング パルスにおける距離の単位。1ファルサングは約5キロメートル。 金貨(デーナール)、銀貨(ドラフム)、銅貨(ミスカール) それぞれの貨幣のパルス語での呼称。通貨単位は登場しないが、作中の記述では貨幣の枚数と価値がほぼ比例しているので、少なくともパルスなど主要国では公定の貨幣制度が存在している様子。パルス金貨1枚は銀貨20枚に相当する(第6巻の記述より)。アルフリードによれば、自由民が手にするのは普通は銀貨どまりで、金貨は「まともな人間の手にははいらないようになっている」との事。 王族(ワースプフラーン)、貴族(ワズルガーン)、騎士(アーザーターン)、自由民(アーザート)、奴隷(ゴラーム) パルスにおける身分制度。アルスラーン即位後のパルスにおいては奴隷階級は廃止された。 各巻のタイトル 角川文庫版 第1巻「王都炎上」(1986年) ISBN 4-04-166501-9 第2巻「王子二人」(1987年) ISBN 4-04-166502-7 第3巻「落日悲歌」(1987年) ISBN 4-04-166503-5 第4巻「汗血公路」(1988年) ISBN 4-04-166504-3 第5巻「征馬孤影」(1989年) ISBN 4-04-166505-1 第6巻「風塵乱舞」(1989年) ISBN 4-04-166506-X 第7巻「王都奪還」(1990年) ISBN 4-04-166507-8 第8巻「仮面兵団」(1991年) ISBN 4-04-166508-6 第9巻「旌旗流転」(1992年) ISBN 4-04-166509-4 第10巻「妖雲群行」(1999年) ISBN 4-04-166510-8 カッパ・ノベルス版 第1巻「王都炎上」 第2巻「王子二人」 ISBN 4-334-07506-1 第3巻「落日悲歌」 第4巻「汗血公路」 ISBN 4-334-07516-9 第5巻「征馬孤影」 第6巻「風塵乱舞」 ISBN 4-334-07531-2 第7巻「王都奪還」 第8巻「仮面兵団」 ISBN 4-334-07543-6 第9巻「旌旗流転」 第10巻「妖雲群行」 ISBN 4-334-07553-3 第11巻「魔軍襲来」(2005年) ISBN 4-334-07619-X 第12巻「暗黒神殿」(2006年) ISBN 4-334-07644-0 第13巻「蛇王再臨」(2008年) ISBN 978-4-334-07677-1 第14巻「天鳴地動」(2014年) ISBN 978-4-334-07722-8 関連書籍 副読本 「アルスラーン戦記読本」(2000年) 田中芳樹+らいとすたっふ 角川文庫 ISBN 4-04-166519-1 画集 「天馬之夢-アルスラーン戦記」(1991年) 画:天野喜孝 / 詩:田中芳樹 ISBN 4-04-852176-4 アニメ版 アルスラーン戦記 監督 浜津守 脚本 宮下知也 高田かおり 原作 田中芳樹 製作 角川春樹松尾修吾 高橋豊 出演者 山口勝平井上和彦塩沢兼人 音楽 都留教博 石川光(音楽プロデューサー) 主題歌 遊佐未森「靴跡の花」 撮影 高橋明彦 編集 布施由美子 製作会社 角川書店/ムービック/ソニー・ミュージックエンタテインメント 配給 松竹 公開 1991年8月17日 上映時間 57分 製作国 日本 言語 日本語 興行収入 3.5億円(配給収入)[4] 次作 アルスラーン戦記 II テンプレートを表示 松竹配給で、2度劇場版が作られている。パンフレットによれば、1年1作ずつの構想であったが、角川書店の分裂騒動などもあり、頓挫している。 『アルスラーン戦記』(1991年) 『アルスラーン戦記II』(1992年) 以下OVAにて4作が続く。 『アルスラーン戦記III(東の城、西の城)』(1993年) 『アルスラーン戦記IV(汗血公路)』(1993年) 『アルスラーン戦記V(征馬孤影・上)』(1995年) 『アルスラーン戦記VI(征馬孤影・下)』(1995年) スタッフ 原作 - 田中芳樹 監督 - 浜津守(1991年、1992年、1995年)、アミノテツロー(1993年) 脚本 - 宮下知也(1991年)、高田かおり(1991年)、杉原めぐみ(1992年、1993年、1995年) キャラクターデザイン - 神村幸子 作画監督 - 黄瀬和哉(1991年)、中田雅夫(1992年)、越智信次(1993年)、中村悟(1995年〈上〉)、筱雅律(1995年〈下〉) 絵コンテ - 浜津守(1992年、1995年) 演出 - 山口美浩(1992年)、小沢一浩(1993年)、玉田博(1995年) 美術監督 - 池田祐二(1991年)、木下和宏(1992年)、金村勝義(1993年)、西倉力(1993年)、串田達也(1995年〈上〉)、根崎知恵子(1995年〈下〉) 撮影監督 - 高橋明彦(1991年)、月岡敦夫(1992年)、鈴木秀男(1993年)、大瀧勝之(1995年) 編集 - 布施由美子(1991年、1992年、1995年) 音楽 - 都留教博 音響監督 - 藤山房伸(1991年、1993年)、浦上靖夫(1992年) 音響演出 - 浜津守(1995年) プロデューサー (1991年) - 風間康久、加藤長輝 (1992年) - 山崎敬之、肥田光久 (1993年) - 池田憲章、丸田彰、池口和彦 (1995年) - 池田憲章、肥田光久、丸田彰、加藤長輝 制作プロデューサー - 石川光久(1991年)、鈴木重裕(1993年)、安西武(1993年)、川崎とも子(1995年) 制作協力 - アイジータツノコ(1991年)、スタジオぴえろ(1993年)、童夢(1993年)、J.C.STAFF(1995年) 制作 - アニメイトフィルム(1991年、1993年、1995年)、アウベック(1992年) 製作 (1991年、1992年) - ムービック、ソニー・ミュージックエンタテインメント、東急エージェンシー、IMAGICA、角川書店 (1993年、1995年) - 角川書店、ムービック、ソニー・ミュージックエンタテインメント 主題曲 「靴跡の花 〜アルスラーン戦記より〜」歌:遊佐未森(1991年) 「ときめきをBelieve(アルスラーン戦記IIバージョン)」歌:谷村有美(1992年) 「両手いっぱい」歌:鈴木祥子(1993年)(1995年) 声の出演 アルスラーン:山口勝平 ダリューン:井上和彦 ナルサス:塩沢兼人 エラム:佐々木望 ギーヴ:矢尾一樹 ファランギース:勝生真沙子 アルフリード:渡辺久美子 ジャスワント:結城比呂 ザラーヴァント:星野充昭 キシュワード:中村大樹 クバード:中田和宏 メルレイン:子安武人 トゥース:小杉十郎太 ジムサ:中原茂 エトワール:三石琴乃 ヒルメス:池田秀一 ザンテ:梁田清之 イリーナ:岡村明美 サーム:岸野一彦 ラジェンドラ:梅津秀行 ガーデーヴィ:堀之紀 ギスカール:小杉十郎太 ボダン大司教:北村弘一 アンドラゴラス:大塚明夫 タハミーネ:弥永和子 ヴァフリーズ:池田勝 カーラーン:納谷六朗 シャプール:大滝進矢 バフマン:中庸助 ナレーション:大木民夫 カセットブック版 カドカワカセットブックとして、1988年から順次発売。 第一部1 - 7巻(1995年にスペシャルCD-BOXとして再リリース) 第二部1 - 2巻 声の出演(カセットブック版) 第一部はアニメより前に製作が開始されたため、担当声優が一部異なっている。第一部の主な声優は以下のとおり。 アルスラーン:関俊彦 ダリューン:鈴置洋孝 (1-5)/田中秀幸 (6-7) ナルサス:大塚芳忠 エラム:佐々木望 ギーヴ:矢尾一樹 ファランギース:勝生真沙子 アルフリード:佐々木優子 エトワール:折笠愛 ヒルメス:池田秀一 アンドラゴラス:中庸介 ギスカール:中尾隆聖 ボダン大司教:北村弘一 タハミーネ:弥永和子 メルレイン:中原茂 ジャスワント:松本保典 クバード:島田敏 ナレーション:大木民夫 キシュワード:納谷六朗 漫画版 角川書店版 中村地里の作画でASUKAファンタジーDXで連載。第一部が全13巻で発行されている。4巻以降は小説1冊をコミックス2冊にまとめることに変更された。 あすかコミックスDX刊『アルスラーン戦記』 (1991年11月、ISBN 4-04-852323-6) (1992年5月、ISBN 4-04-852324-4) (1993年2月、ISBN 4-04-852325-2) (1993年5月、ISBN 4-04-852326-0) (1993年9月、ISBN 4-04-852435-6) (1994年3月、ISBN 4-04-852436-4) (1994年8月、ISBN 4-04-852504-2) (1994年12月、ISBN 4-04-852533-6) (1995年4月、ISBN 4-04-852534-4) (1995年8月、ISBN 4-04-852535-2) (1995年11月、ISBN 4-04-852625-1) (1996年3月、ISBN 4-04-852652-9) (1996年9月、ISBN 4-04-852653-7) 講談社版 荒川弘の作画で別冊少年マガジン2013年8月号より連載中。既刊2巻。 少年マガジンコミックス『アルスラーン戦記』 (2014年4月、ISBN 978-4063950502) (2014年5月、ISBN 978-4063950632) 脚注 ^ この詩は宮廷作家モハンマド・アリー・ナギーボル=ママーレク (ميرزا محمد على نقيب الممالک شيرازى , Mīrzā Moḥammad ʻAlī Naqībo’l-Mamālek Shīrāzī)が主君ナーセロッディーン・シャーに語って聴かせたペルシア古来の英雄譚を、物語好きな第4王女ファフレ=ッドウラ(شاهزاده خانم فخرالدوله، توران آغا , Shāhazāda Khānom Fakhr-e’d-Dowlah, Tūrān āghā, 1859年 - 1891年)が個人的に書き留めたもの。 大まかな筋立ては、エジプト商人の息子として育てられたアルサラーンがやがて自分の高貴な出自に気付き、ヨーロッパ人に占領された故郷ロウムの玉座を取り戻そうとする……といったものである。 ^ 特に第4回十字軍が東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスを占領した事情に酷似している。例えば当時のパルスはアンドラゴラス三世が兄のオスロエス五世から王位を簒奪したのではないかとささやかれ、そのオスロエス五世の息子であるヒルメスが正当の王位を回復するためにルシタニアに協力を依頼するというものだが、史実でも当時の東ローマ帝国は皇帝アレクシオス三世が兄イサキオス二世から帝位を簒奪しており、イサキオス二世の息子であるアレクシオスが正当の帝位を回復するために十字軍に協力を依頼している。 ^ 現実のインドにおいてターバンはシク教徒の習慣であり、一般に広く普及している風俗ではない。後に田中芳樹が執筆したインドを舞台とした作品である天竺熱風録においては、ターバンの着用を否定する会話が、挿絵師との打ち合わせにおいてなされた。 ^ 中川右介 「資料編 角川映画作品データ 1976-1993」『角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年』 角川マガジンズ、2014年。ISBN 4-047-31905-8。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8043.html
758: ホワイトベアー :2022/06/10(金) 21 33 45 HOST sp1-79-88-150.msb.spmode.ne.jp 日本大陸×ワルパン 設定集 統合戦闘航空団紹介 その1 第501統合戦闘航空団 通称:ストライクウィッチーズ 所属:国連大西洋方面第1軍 配置国:ブリタニア 航空団司令官:アドルフィーネ・ガランド (カールスラント空軍少将) 航空団副司令官:下田 隆一 (日本空軍大佐) 飛行群 飛行群司令官:ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ (カールスラント空軍中佐) 航空魔導戦闘隊/第1飛行中隊 :エイラ・ユーティライネン (スオムス陸軍少佐) :ゲルトルート・バルクホルン (カールスラント空軍大尉) :エーリカ・ハルトマン (カールスラント空軍中尉) :シャーロット・E・イェーガー (リベリオン陸軍大尉) :フランシー・ジェラード (リベリオン陸軍少尉) :ペリーヌ・クロステルマン (ガリア陸軍中尉) :アメリー・プランシャール (ガリア空軍軍曹) :サーニャ・V・リトヴャク (オラーシャ陸軍中尉) :フランチェスカ・ルッキーニ (ロマーニャ陸軍少尉) :ラウラ・トート (オストマルク陸軍少尉) :若本徹子 (扶桑陸軍中尉) :アドレア・ボロヴィク (日本空軍少尉) :ジャネット・ジェルジ (日本空軍少尉) :リネット・ビショップ (ブリタニア空軍曹長) :ウィルマ・ビショップ (ファラウェイランド空軍軍曹) 戦闘機部隊 :第2飛行中隊(F-38E×16機) :第3飛行中隊(F-38E×16機) 基地業務群 :第501基地防空大隊 :その他支援部隊 統合戦闘航空団構想に則り世界で初めて編成された統合戦闘航空団。現在は国連大西洋方面第1軍の指揮系統下におかれており、ブリタニア本土防衛の為にドーバー海峡を超えてブリタニア本土に攻撃を仕掛けようとするネウロイの迎撃をその主任務としている。その為、当部隊の拠点はドーバー海峡に接する古城を改修した基地にその司令部が置かれていた。 欧州戦線最大の反攻拠点であるブリタニアの防衛とガリア解放をその主任務としていることもあって全統合戦闘航空団のなかでは最大の規模を誇っている。 各国のエースウィッチを招集した部隊という謳い文句に嘘は無く、BoB後は散発的ではあるが行われるネウロイ侵攻をF-38 2個飛行中隊の支援のもとに僅か17名でほぼ完全に防ぐなど目覚ましい活躍を見せている。 司令官としては統合戦闘航空団構想の提唱者であるミーナ・ヴィルケ カールスラント帝国空軍中佐が当初は就任していたが、BoB後の大規模な部隊の拡大から司令官のポストが少将のものになり、第501統合戦闘航空団司令官の座を巡るリベリオンとブリタニアの激しい政治的暗闘の下、最終的にアドルフィーネ・ガランド 空軍少将が司令官に就任する事になった。 これに合わせて、副司令官職と参謀長職が新設され、日本空軍大佐である下田 隆一(男性)が就任。元々統合戦闘航空団司令官だったミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐は飛行群司令官に就任した。これにより、彼女の 胃薬と栄養ドリンクとカフェイン飲料の量が大幅に減ることになった。 759: ホワイトベアー :2022/06/10(金) 21 34 47 HOST sp1-79-88-150.msb.spmode.ne.jp 第502統合戦闘航空団 通称:ブレイブ・ウィッチーズ 所属:国連インド洋方面第3軍 配置国:オストマン 航空団司令官:グンドュラ・ラ ル (カールスラント空軍少佐) 戦闘飛行隊隊長:アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン (オラーシャ陸軍大尉) 戦闘飛行隊 :ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン (スオムス空軍少尉) :ヴァルトルート・クルピンスキー (カールスラント空軍中尉) :エディータ・ロスマン (カールスラント空軍曹長) :ジョーゼット・ルマール (ガリア陸軍少尉) :管野直枝 (扶桑陸軍少尉) :下原定子 (扶桑陸軍少尉) :アレクサンドラ・H・シトコフスカヤ (日本空軍少尉) 基地業務群 :第502基地防空大隊 :その他支援部隊 スオムスからの東欧反抗作戦のために国連北極海方面軍第3軍の隷下に編成された統合戦闘航空団。第508統合戦闘航空団とならび国連軍統合戦闘航空団でも数少ない攻勢目的の部隊であり、国連軍の実施する主要な反抗作戦にはほぼ必ずその姿がある。 もともとはスオムス・カールスラント・オラーシャが主導していた一大反抗作戦であるバルバロッサ作戦のために編成されていた部隊であるが、同作戦は安全保障理事会において拒絶され、変わり、北欧で行われた限定攻勢作戦である【トライデント・ジャンクチャー】作戦で北欧の戦線が膠着状態になると攻勢部隊の役割は終了したとして北極海方面軍第3軍からの移動が決定。国 連軍事参謀委員会を主導する日米武のアフリカ・中東重視戦略に基づいた砂漠の剣作戦に参加するために、国連インド洋方面第3軍に転属すると同時にシナイ半島に移動し、中東方面からのカイロ攻撃を担当することになった。 また、【砂漠の嵐】作戦後はバルカン半島解放作戦である【決意の証明】に投入され、バルカン半島の解放に大きく貢献する。 所属ウィッチの数こそ501JFWの半分程度だが、練度面では501JFWのウィッチ達に匹敵する猛者達で編成されている。また、ブレイブ(勇気)の名前を関しているだけあって、敢闘精神旺盛なウィッチ達が多く在籍しており、統合戦闘航空団でもトップクラスの機材消耗も誇っている。 その性質から固定の拠点を有しておらず、任務に応じて現地の基地や野戦飛行場に拠点をおいて作戦行動をとる。 余談であるが、団司令官であるグンドュラ・ラル少佐は少々手癖が悪い事でも有名で、他部隊に配属される予定であった人員や物資を掠め取って行くことでも有名である。 そのため、国連軍事参謀委員会など上層部の一部ではブレイブウィッチーズをもじったブレイク・ウィッチーズやシーフ・ウィッチーズなどとも呼ばれている。 760: ホワイトベアー :2022/06/10(金) 21 35 50 HOST sp1-79-88-150.msb.spmode.ne.jp 以上、原作でネウロイの巣を開放した2つの統合戦闘航空団の日本大陸×ワルパンネタでの編成となります。
https://w.atwiki.jp/6war/pages/1375.html
概要 シャクティアナ帝国は、皇帝ラスブロスの真意は別として、配下たちは周辺諸国への進軍と属国化を進めていた。 もともと大きな軍事力をもたないカールスも陥落し、シャクティアナ帝国の属国となる。 隣国で友好国だったレチスは、カールス国に援軍を派遣したにも関わらず起こったこの事態に、大国のプライドが傷つけられる。 こうしてレチスは、国内の反対意見を無視して、13453年、大掛かりな遠征を行い、カールス解放戦争を実行する。 しかし、シャクティアナ帝国から派遣された覇王将(世代的にルーインたちではなく、数代前と思われるが明確な名は残っていない)が指揮をとったことで、レチス軍は壊滅、逆に侵略を受け、急遽ヴァレット帝国、クラウス帝国に援軍を求め、これが13455年の三国同盟 (ヴァレット、クラウス、レチス)の発端となる。
https://w.atwiki.jp/fweo/pages/545.html
国旗 国名 アインハイト帝国 略称 アインハイト 漢字略称 阿院杯斗(阿) 阿称 Einheid Reich 概要 皇帝 アインハイト1世 大統領 スラン 首都 アインムグラード 最大都市 ヴィルトシャフト 人口 1億5000万人 通貨 バルクン(1バルクン=100円) 公用語 アインハイト語(ドイツ語) 政体 立憲君主制 建国日 2022年6月3日 政治 第二代スラン内閣 閣僚一覧 大統領 スラン 外務大臣 いくみ 内務大臣 空席 財務大臣 Erwin Rommel 法務大臣 bakuse 国防大臣 キト 宣伝大臣 ビスマルク 国土交通大臣 空席 教育文化大臣 ヒマンド 情報大臣 新規 国内の組織 ヴィルトシャフト工科大学(未作成) 国立工科大学 アインム陸軍学校(未作成) 軍事大学 アインム海軍学校(未作成) 軍事大学 アインム空軍学校(未作成) 軍事大学 公立アインハイト帝国中央大学(未作成) 公立大学 私立アイル大学(未作成) 私立大学 輝星医科大学(未作成) 私立医科大学 エンバース 重工業メーカー 国土 州一覧 アインハイト史 アインハイト帝国軍 本部 アインムグラード 派生組織 アインハイト陸軍 アインハイト海軍 アインハイト防空軍 指揮官 最高司令官 アインハイト一世 国防大臣 キト 参謀総長 空席 総人員 徴兵制 あり 総人員 120万人 現役70万人+予備50万人 陸軍装備 AP-10 拳銃 LF-18 小銃 SP-7 対人狙撃銃 LP-9 軽機関銃 PW-11(未作成) 携帯用対戦車ロケット砲 AM155mm榴弾砲 軽野砲 FC17エンデル 歩兵戦闘車両 TN-9 戦車 ビュッフェルⅠ(未作成) 戦車 ヴェヒターⅠ(未作成) 戦車 SA-1 自走榴弾砲 RK-10 自走ロケット砲 トリーガー100(未作成) 輸送航空機 HU-0010(未作成) 輸送ヘリ 海軍艦艇 空軍機 オープンチャットのリンク オープンチャット「アインハイト帝国」 https //line.me/ti/g2/vudY-_fu_aTB3t726H216zHym-mfDj54g7-fHQ?utm_source=invitation utm_medium=link_copy utm_campaign=default
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/839.html
クランダルト帝国の兵器一覧です 年代ごとの歴史的背景については是非年表をご参照ください。あくまで世代のイメージですので製造年月日がカテゴリー外の可能性もあります。一部の説明文における「最新」という言葉は593年を"現在"とした前提で描かれています。 単位 1fin = 1cm、ps=機関出力、lc=浮遊機関の出力 第一紀世代…505~540年帝国侵略前~帝国侵略初期あるものを使って「これかあれか」とあくせくして作ったメカメカしい時代。カオスと多様性に富む。むき出しの配管とリベット。第二紀世代…541~595年帝国VS連邦体制時代 技術が確立していき、洗練されつつあるがまだ失敗続き。創意工夫による新技術と保守的な技術が入り交じる。非常にラスティフロントしている。第三紀世代…596~643年もはや単純な二大対立ではなくなる。 技術が累乗的に加速し洗練されていく。メカメカしさは失われ、技術的特異点にむけたレースの始まり。ここに来て一気にSFめいてくる。第三紀後期…644~691年南北の講話を経て、新たな世界秩序が形成される。技術の複雑な交差が起き、ある部分では現代地球文明の技術を越すものも現れる。洗練されているが野暮ったさはわずかに健在。第四紀世代…692~未来南北統一が実現した世界。旧兵器との戦を経て、パルエはオービッタ・パレアと呼ばれる宇宙時代を迎える。最新技術とパルエイズムのフュージョン。 クランダルト帝国空中軍兵器一覧 要塞艦 ティラティア・クリルタイ・皇帝艦 戦艦 大型戦艦 ヴァジュラダラ・インペリウム級 臼砲戦艦 ヴァスカラ級・バルデン・アドミラーレグヅォネス級 巡空戦艦 ゴルバーラ級・ヴァーゲングルト級・イアベイル級・ノスギア・ドラッシェ 旗艦型戦艦 グレーヒェン級・イストランデ級 ガレオーネ級・グロアール級・ガルドミラ・バスク・ユリーシア・マイネンローグ 空母 グランカリナール級・シュネルウェル・ヴァナディース級・グラスデンツ級・カゼドラーナ・レウラグル級 指揮艦 ダクタル・ムスターナ級・バイデンラッハ 巡空艦 重巡空艦 ネーベルヴァルト級・アルバレステア級・アクアルア級・ヴァイネベルデア級・ヴィレメイン級・ガーランド級・ガヌーク級・アルバニクル級・ポリヴォロステア級 軽巡空艦 バリステア級・フレイア級・ガリアグル級・ストラティア級・アンヴィル グロスグレゴール・ジグラート級・エルステア級 駆逐艦 ノガレス級・フィンガル級・ベイコナート級・ガルエ級・ガリアーラ級・ナラート級・クライプティア級・ズヴィリヒエラトルクァ級・ゲダルン級 砲艦 カルチャタグ・アトラトル級・シヴァ級・サティ級・ヴリトラ級・サルヴァ級・ルパルクトゥルム級 支援船 ウルスラグナ・カルタギア級・ムッシェル 対地重艦 ラーヴァナ級・シュトラヴァルカ級・ブリュック級・ドゥルガ級・ガルガノット級 対地軽艦 コアテラ級・モーバ級・ダンヒ・ヌルハチ級・ミトラ・ゲルグ 警備艇 ミーバ・スカルプト 戦闘機 マコラガ・グランヴィナス・グランビア・グランミトラ・グランツェル・グランバール・シュピンネ バルソナ・エオマイア・グランダルヴァ・グラザランカ・ゲッコー ヴェーリャ・ゼイドラ 攻撃機 グラァグ・エクセルシオーラ 偵察機 自律偵察機FK・シンドリア・ルモルツ 神経戦機 ウェンケル クランダルト帝国地上軍装甲戦闘車両一覧 重戦車 バログ・エマーリアン 中戦車 ネメッケ・ゲシュ・ゼクセルシエ・ノイゼン 装輪戦車 ヴァゼ・クローゼ 自走砲 ダンヒ・バンキャシャ・メーファー・ダック210・ドットル122・トサ152・ノルクス 歩行騎 ヴァ・ヌタ 装甲兵員輸送車 ポラリス