約 781,430 件
https://w.atwiki.jp/uo_house/pages/220.html
オブジェ集 > 内装オブジェ > マダムオーク&オーク犬 [← オブジェ集 へ戻る] マダムオーク&オーク犬 【材料】 ◎オーク犬はボール遊びがお好き(south) An Evil Orc Helm(東向き) Ring Pumpkin(プチレア・左) Honeydew Melon Easel with canvas(南向き) ◎マダムオークの肖像@巨乳(east) An Evil Orc Helm(南向き) Honeydew Melon(プチレア) canteloupe×2 Easel with canvas(東向き) オーク美術の傑作2品です。 寂しい隠居生活を送る方はオーク犬、巨乳好きな方はオークマダムで、一時の癒しを…。 [← オブジェ集 へ戻る]
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/259.html
パニッシュフィーバー スペック表 正式名称 パニッシュ 分類 水陸両用第二世代 用途 士気操作用兵器 所属 『正統王国』 全長 95m 最高速度 525km/h 推進機関 静電気式推進システム 装甲 1cm厚×1000層 主砲 下位安定式プラズマ砲✕2 副砲 レーザー、レールガン、アンフェタミン散布装置 搭乗者 ジャネット=ペアフラワー その他 メインカラーリング:薄いグレー 解説 コンセプト 戦場における士気の操作 特徴 依存度を薄めたアンフェタミンを含む霧を散布、アドレナリンの分泌を操作することで味方ならば士気を高揚させ、敵ならば減衰させる 弱点 味方を興奮させすぎて無謀な作戦行動を取らせてしまう可能性がある そもそもオブジェクト同士のタイマンなら役に立たない
https://w.atwiki.jp/3dsmh4/pages/128.html
地底洞窟 特徴 ネコの巣はエリア10、山菜爺はBC、秘境はエリア9。 黄色は精算アイテム、青色は鑑定アイテムです。 ベースキャンプ エリア1 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.11時方向のハチの巣 採取 虫の死骸ハチミツツチハチノコ 虫の死骸ハチミツツチハチノコ 2.枝草 採取 げどく草ツタの葉ネンチャク草 ツタの葉ネンチャク草 枝草(ランダム) 採取 げどく草火薬草落葉草の根忍耐の種 薬草げどく草 キノコ(ランダム) 採取 マヒダケニトロダケドキドキノコ エリア2 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.キノコ 採取 アオキノコマヒダケニトロダケ アオキノコニトロダケ 2.蝶 虫あみ 虫の死骸にが虫のりこねバッタ光蟲クモの巣 虫の死骸にが虫のりこねバッタ釣りフィーバエクモの巣 3.4時方向水場 釣り キレアジサシミウオ眠魚大食いマグロドス大食いマグロ小金魚黄金魚 キレアジサシミウオ眠魚カクサンデメキン大食いマグロドス大食いマグロ小金魚黄金魚白金魚 4.鉱石 採掘 石ころ砥石大地の結晶水光原珠鉄鉱石 鉄鉱石ドラグライト鉱石カブレライト鉱石陽翔原珠 キノコ(ランダム) 採取 マヒダケニトロダケ エリア3 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.鉱石 採掘 石ころ鉄鉱石マカライト鉱石硫黄結晶 石ころ修羅原珠硫黄結晶 2.鉱石 採掘 灰水晶の原石 灰水晶の原石 鉱石(ランダム) 採掘 大地の結晶水光原珠硫黄結晶 鉄鉱石カブレライト鉱石なぞのお守り エリア4 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.鉱石 採掘 砥石鉄鉱石大地の結晶マカライト鉱石 マカライト鉱石カブレライト鉱石 2.下層草 採取 体の虫餌・水 3.下層草 採取 ネンチャク草落陽草の根 1.キノコ 採取 アオキノコマヒダケ アオキノコマヒダケ 草(ランダム) 採取 火薬草 キノコ(ランダム) 採取 ニトロダケドキドキノコ マヒダケドキドキノコ エリア5 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.蜘蛛の巣 採取 クモの巣 クモの巣 エリア6 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.キノコ 採取 アオキノコマヒダケニトロダケ 2.蜘蛛の巣 採取 クモの巣 クモの巣 蝶(ランダム) 虫あみ 光蟲雷光虫 光蟲雷光虫 エリア7 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.鉱石 採掘 石ころ鉄鉱石水光原珠硫黄結晶 マカライト鉱石カブレライト鉱石陽翔原珠修羅原珠硫黄結晶 2.骨 採取 竜骨【小】なぞの骨なぞの頭骨 竜骨【小】なぞの骨なぞの頭骨 3.キノコ 採取 アオキノコマヒダケニトロダケ アオキノコマヒダケ 4.モンスターのフン 採取 忍耐の種モンスターのフン 釣りミミズモンスターのフン 蜂の巣(ランダム) 採取 ハチミツ 枝草(ランダム) 採取 クモの巣忍耐の種落陽草の根 げどく草落陽草の根 エリア8 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.鉱石 採掘 石ころ砥石大地の結晶鉄鉱石水光原珠 鉄鉱石ドラグライト鉱石カブレライト鉱石 2.鉱石 採掘 石ころ鉄鉱石マカライト鉱石水光原珠硫黄結晶 石ころ陽翔原珠修羅原珠硫黄結晶 3.卵 採取 草食竜の卵 草食竜の卵 4.鉱石 採掘 石ころ鉄鉱石マカライト鉱石水光原珠硫黄結晶 カブレライト鉱石陽翔原珠硫黄結晶 5.キノコ 採取 アオキノコニトロダケ キノコ(ランダム) 採取 マヒダケニトロダケドキドキノコ マヒダケニトロダケ 鉱石(ランダム) 採掘 鉄鉱石マカライト鉱石 マカライト鉱石カブレライト鉱石修羅原珠 エリア9 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.骨 採取 竜骨【小】なぞの骨 竜骨【小】なぞの骨なぞの頭骨 2.鉱石 採掘 砥石大地の結晶鉄鉱石水光原珠 ドラグライト鉱石カブレライト鉱石陽翔原珠 3.鉱石 採掘 大地の結晶鉄鉱石マカライト鉱石 カブレライト鉱石上鎧玉 鉱石(ランダム) 採掘 砥石鉄鉱石マカライト鉱石水光原珠 草(ランダム) 採取 薬草げどく草火薬草落陽草の根 秘境(転がっている石、2つ) 採取 カブレライト鉱石なぞのお守り光るお守り 秘境(鉱石) 採掘 カブレライト鉱石ライトクリスタルノヴァクリスタル黄金石の塊光るお守り エリア10 オブジェ 種別 旅団 / 集会場下位 旅団 / 集会所上位 1.木箱の傍の石 採取 砥石 石ころ砥石 2.猫のお宝 採取 メラルーに盗まれたもの
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/751.html
アイ108/ゆらひめ スペック表 正式名称 アイ108/ゆらひめ 分類 海中専用第二世代 用途 対海洋国家駆逐用兵器 所属 『情報同盟』『島国(情報同盟派閥)』 全長 100m 最高速度 3ノット 行動圏 水深5000m以深 推進機関 地磁気利用式マグネティック推進システム 装甲 複合式耐圧殻+対自壊用内部防止ライナー 主砲 負重力異常性潮汐操作システム×1 副砲 海溝専用絶対好圧性細菌式最終電子受容体型動力供給機構 搭乗者 フィト=マティーニ=マンゴヤンオレンジ その他 メインカラーリング:キャトルレッド 解説 ブラックボックスと化した『島国』に対する敬意と警戒から誕生した対『島国』専用に特化したオブジェクト。 極めて真球に近い構造を心がけており、鮮烈な赤(『情報同盟』の象徴カラー)で染め上げられた球状本体を有する。 主砲なし、副砲なし、非オニオン装甲、JPlevel動力炉だけでは足りず、外部電力供給に依存している奇妙な機体。 推進機関は本体内に備えられた永久磁石を中心とし、地球の磁場を利用して進む地磁気利用式マグネティック推進システム。 従来の自ら動力を生み出す推進とは異なり、旧来の船に帆を張って風の力で進むように地球の磁力を受けてゆったりと進む。 あまりに遅く、深海流にさえ左右される推進機関だが、最低限の動力から極めて高い静音性と隠匿性を獲得している。 普段は隠匿性の高い推進を利用し、海流と磁気に乗って「千島海溝」「『島国』海溝」「伊豆・小笠原海溝」を回遊している。 主砲も、副砲もなく、挙げ句の果てには武装一つすら存在しない機体だが、代わりに「対海洋国家駆逐用兵器」を搭載。 地球重力の実測値のズレ、重力異常、最も地球の核に近い場所のみで初めて機能する負重力異常性潮汐操作システム。 莫大という言葉すら足りない動力を利用することで人工的な「重力のズレ」を海溝内部で生み出すことで天災を誘発する。 あくまで誘発であり、誕生する異常現象の質と数を動力消費によって決められるが、発生した天災の操作は不能。 主に引き起こすことが可能なものは「高潮(津波)」「ハリケーン(台風)」「渦潮」「異常潮位」「異常海流」。 しかしどれもが『アイ108』による人為的な爆発のため、連鎖的に副災害が誘発される可能性はやや低い。 10m越えの高潮や地震に由来しない深海構造の崩壊による津波、大規模な海流の対流による渦潮、海岸に海が押し上がることによる異常潮位など。 オブジェクトという"小さな"標的を狙うのに適さない大掛かりなものばかりだが、対国家に特化した性能を保持する。 代償として一つの台風を局地的に引き起こすだけでもJPlevelMHD動力炉数基分の動力を必要とする。 よって「千島海溝」「『島国』海溝」「伊豆・小笠原海溝」に跨がる海溝専用絶対好圧性細菌式最終電子受容体型動力供給機構を備えている。 要するに足りない動力を外部から持ってくる発電システムであり、地熱発電とバイオ発電を海水を媒体として本体に送信する仕組み。 水深5000m以下の代謝によって電力を生み出す絶対好圧性細菌や熱水噴出孔、海中火山付近での地熱発電用子機を用いる。 また海溝内で広く専用に遺伝子改造を施した古細菌を分布させ、電子伝達体による極めて広大な電力供給網を構築。 集中的に動力を補うのではなく、広く薄く電力供給網を構築することで"海溝一つ"が機能しなくなったとしてもシステムを稼働させることができる。 『島国』の名に由来する三つの海溝そのもの自体を発電のための動力炉とするシステム。 弱点は武装なし、非オニオン装甲、帆に等しい推進システム、また絶対好圧性細菌を用いることによる強力な水深制限。 水深制限、水面下5000mより上に登れないため、エリートの調整やオブジェクトの整備も全て深海で行う必要がある。 専用のベースゾーンとして『島国』の公的海洋調査機関を『情報同盟』管轄とし、技術試験部隊を名目として運用。 エリートは閉鎖環境、極限水圧環境に特化し、大量虐殺に疑問を抱かない人物を育成するように。 コンセプト 海溝のヌシ、潮汐操作、あるいは天災の人工誘発 特徴 導電性の高い絶対好圧性細菌を供給源とした重力異常を引き起こす(潮汐操作) 弱点 絶対好圧性細菌を主に用いる関係から水深5000mより上には上がれない(以高だと自滅する) 天災を発生させることはできるが、一切の操作はできない。下手すると自身も巻き込まれて自滅する
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/131.html
侵食機械の領空侵犯 何気ない日常のはずだった。 いつものように国境際をお姫様の乗る『ベイビーマグナム』と一緒に周回し、うだうだあれやこれやと仲間同士駄弁りながら終わる一日のはずだったのだ。 「……あ?なんだありゃ」 『それ』を目ざとくヘイヴィアが見つけて声を上げたのが始まりであった。今となっては忌々しく思える『それ』を横目で眺めながらクウェンサーは目の前で起きている事態の推移を見守っていた。 3m以上はあるだろう大型のドローン。 おそらくは偵察用、対人兵器として作られたそれは、どこかにぶつけたのかプロペラローターの一部が破損していた。東欧らしい針葉樹を半ばからへし折る形で墜落していたそのドローンをジャガイモ達がエンヤコラと運びだそうとした所までは良かったのだ。 『たにんからものをぬすもうとはいいどきょうだ、きさまらにはさいばんもひつようない。ここでさばきを下してやる!!』 そこにドローンを探していた『信心組織』のオブジェクトと部隊とご対面である。その帰結の結果として。 「冤罪だこの野郎、誰か弾よこせ弾!!それか手榴弾!!」 「うわああああRPG出してきた!!たかがドローン一機に必死になりすぎだってば!?」 「弾!?持ってるぞ、下半身に二つな!!」 「敵の前にこいつからぶっ殺せ」 「女性もいるのに何抜かしてんだてめえは!!」 当然ながら鉛玉と火薬の馬鹿騒ぎ開催である。 突然の事態にあちこちで訳の分からない怒号や銃声が響き渡る中、お貴族様は弾を補充しながら相棒である金髪に声を上げた。 「おいクウェンサー!!もう三十分もやってるんだが!?俺らはいつまでドンパチしてなきゃいけねえんだ!?」 「お姫様が敵と決着を付けるまでが正念場だ!!オブジェクトという大黒柱を失えばあいつらも逃げるだろ!!」 「つまり!?」 「あと少しのはずだ!!お姫様が負けてなければな!!」 「チクショウ、なんでドローン見つけただけでこんな大事になるんだよ!!」 ズドンッ!!という音と衝撃が無法地帯と化した戦場を覆った。 ぴりぴりと肌にその残滓を感じとりながら、クウェンサーは衝撃が飛んできた方向を見やる。 銃声は消えた。怒号は止んだ。誰も彼もがそれを見ていた。 かつて針葉樹の森があったものの軒並み吹き飛び、見晴らしがよくなった地帯にオブジェクトが二機。 副砲が悉く千切れ飛び、あちこちが黒く焦げ付いて黒煙を吐き出している緑青色のオブジェクト。 それに対するは……特に目立った傷もなく、悠然とその白い巨体を駆動させる『ベイビーマグナム』。 既に、趨勢は決していた。 『おのれ、はいきょうしゃめが……かみのおしえにさからうとは……』 『わるいんだけど』 ミリンダ=ブランティーニが通信越しに言い放つ。 『かみがどうとかのはなしはどうでもいい』 次の瞬間、ベイビーマグナムから放たれたプラズマ砲が、緑青色の機体を撃ち抜いた。 『トライアルキャノン撃破。不意の遭遇戦だったがみんなよくやってくれた』 フローレイティアさんからの通信にジャガイモ達が歓声を上げる。 『信心組織』の兵士の方は『スタンダードウェポン』が落ちた時からすぐに消え去るように撤退して、今や一人の影も見当たらなかった。見事なまでの変わり身の速さである。 ドラゴンスレイヤーの二人は防壁代わりにしていた装甲車に背中を預けて休息していた。 「あー、くそ。なんでドローン見つけただけでこんな大騒ぎになるんですかねえ!!」 「……確かに妙だ」 金髪の少年は呟いた。 一見する限り、ドローンにはこれといった特徴は見受けられない。どこの勢力でも使われていそうな軍用のものである。 その一つのドローンに『信心組織』はオブジェクトと部隊を駆り出した。明らかに異常な事態である。 だとするならば。『信心組織』が真に取り戻したかったのは、ドローンそのものではなく……ドローンが機体下部に抱えている、『中身』の方ではないのか? クウェンサーは高まる疑念に突き動かされ、横に置かれているドローンへと手を伸ばす。 ふとその時、クウェンサーの耳朶に虫が羽を振るわせるような音が響いた。 蚊、虻、あるいは蜂か。……否、ありえない。 この音が虫によって引き起こされたものであるとするには、あまりに音が大きすぎる。 「……ドローンだ。恐らくは、『信心組織』の!!」 直後クウェンサーの言葉を裏づけるかのように、ドローン達が戦闘機の如く編隊を組んで散開して『ベイビーマグナム』へと襲いかかった。 当然これに対して返ってくるのはレーザーとコイルガンの弾幕。 元来、オブジェクトに対して航空機による制空権は余り効果のないものだ。 同じオブジェクトの主砲でしか傷つかないオニオン装甲、確立された照準レーダー群などの並列演算技術、そして対空兵器による圧倒的な迎撃能力。 これらの要素がオブジェクト1に対し航空兵器500という絶望的な撃墜対被撃墜比率を産み出している。 ましてや20にも満たない数のドローンが戦場に出てきた所で、オブジェクトという戦争の要を潰すことなどありえない。 そう、ありえない『はずだった』のだ。 「……っ」 モニターに映し出された映像を見て、お姫様は息を呑む。 回避、回避、回避。 撃ち出される何百もの弾丸、レーザーを一発も受けることなく間隙を掻い潜り『ベイビーマグナム』へと肉薄する。 その秘訣はドローン達の動きの特徴にあった。 (じぜんのこうどうもないのにきゅうなうごきをおりまぜてくる。つぎのうごきがまったくよめない) 通常、航空機が方向転換や回避行動を取る際には必ず機首を上げるとか機体を傾けるなどといった『事前動作』がある。 だがこのドローン達にはそれがない。 機体も傾けず、事前動作もないのにまるで瞬間移動でもしたかのように上下左右に急制動を行うのだ。 それもまるで、フィクションに出てくるUFOのように。 奇怪かつ予測不能な動きをして来るドローンに初見のお姫様では対応が出来ず、易々と有効射程距離まで詰められる。 (でも、たしょうのこうげきなら『ベイビーマグナム』はたえられる) だがまだお姫様の精神に焦りはなかった。 核爆発すら耐えうる対衝撃性、対熱性、堅牢性を誇るオニオン装甲。それが500層も『ベイビーマグナム』を取り巻いて護っている。 並大抵の火力では中にいるお姫様に危険が及ぶどころか、装甲を突き破ることは出来ないのだ。 その防御力は今まで何度も実証され、彼女もそれを少なからず信用している。 だからこそ……ドローンが放ったミサイルが、オニオン装甲が容易く食い破られたことに、愕然とした。 「おい、嘘だろ……!?」 両者の戦いを遠くから見守っていたクウェンサーは目撃した。 ミサイルが着弾した部分。そこが、ディッシャーでアイスクリームでも掬ったかのようにぽっかりと半球状に抉られていたのを。 「おい、オニオン装甲ってのは核攻撃にも耐えられる代物だろ!?なんであんな簡単に穴が開けられてやがる!!」 あっさりと装甲が食い破られた現実にヘイヴィアが悲鳴を上げた。 それに応えるように別のドローンが放った二発目のミサイルが別箇所のオニオン装甲に着弾、いやな金属の軋む音を立てて先程と同じような形に破壊される。 それを見て、クウェンサーは呻くように呟いた。 「俺にも分からない。ただ少なくとも……とんでもなくヤバい状況だ!!」 『不味いことになった』 開口一番、フローレイティアさんが放った言葉はどう考えても嫌な予感しかしないものだった。 ドローン達は『ベイビーマグナム』を取り囲んではいるが、弾幕を停止したことで機能停止したかと勘違いでもしたのか先程とはうってかわって一向に撃つ気配を見せなかった。 『『信心組織』側から今連絡があった。あのドローン群は現在、誰のコントロール下にもないそうよ』 「はあ?そりゃどういうこったよ!?」 『説明すると、本来あのドローンはまだ戦闘に放り込む前段階で飛行試験中にウチと運悪く衝突した。それに焦った『トライアルウェポン』のエリートが目標もプログラミングせずにドローンをけしかけたみたいね』 「それじゃ、ただ闇雲に暴走する無人兵器を放り出した訳かよっ!!自分達に牙を剥くかもしれねえってのによ!!」 『……もう既に牙を剥いた後よ』 「……それって」 『『トライアルウェポン』のエリートは『信心組織』の回収部隊諸共死んだわ。自分の放ったドローン達によってね』 他のジャガイモ達は撤退の準備を続けている。 そもそも相手はオブジェクトの弾幕すら突破し、オニオン装甲を貫通せしめる兵装持ちのドローン。自分達ではどうにも出来ずに殲滅されるのがオチだ。 それよりも心配なのはお姫様である。 脱出時にドローンに狙い撃ち、などという事態は避けたい。 今はまだ多少は『ベイビーマグナム』を動かせるようだが、それでも最悪の事態に備えておかなければならないだろう。 『何より不味いのは、近くに『安全国』があるんだけど』 「おい止めろ爆乳、これ以上嫌なニュースは耳に入れたくねえ!!」 『その『安全国』で貴族同士の結婚式が今日行われる予定なのよ。それも、結構な家柄同士のね』 「ひょっとしなくともだけど、もしドローンがそこに突撃なんかしたら」 「めでたく『正統王国』と『信心組織』の大喧嘩開始。下手すりゃ他の勢力も様子見どころか漁夫の利をかっさらいに来て泥沼だ」 この世界はステンドグラスのように勢力が入り乱れ、日常のことのように小競り合いが起こっている。 そんな火薬庫じみた状況に、火種を投げ込めばどうなるか。 その結末など、火を見るよりも明らかである。 「じゃ、じゃあどうするんですか!?あんな高速で飛行するドローン、俺達には撃ち落とせませんよ!?」 『だから別の部隊に救援要請を出したわ。都合の良いことに件の貴族同士の結婚式を執り行う主催者が、酔狂で戦闘機部隊による航空ショーを予定してたの』 「結婚式サマサマだな、こりゃ」 『今装備を積み直して再出撃の準備中よ。今のウチの部隊じゃ打つ手なしだから、おとなしく戻って来なさい』 そんなこんなで、撤退の準備を続けるジャガイモ達である。 だが、その中でただ一人クウェンサーだけは携帯端末の画面とにらみ合いを続けていた。 「おいクウェンサー、さぼりか?お姫様は別の部隊が救出してくれるって、俺らはとっとと逃げる準備しようぜ……あ?なんだそりゃ……『軍用ドローン全集』?」 「お姫様を散々ボコられてすごすごと引き下がる訳にはいかない。せめて何か糸口を掴まないと」 「それ何ページあるんだよ?」 「514ページ」 「ごひゃ……!?馬鹿かテメェは、見つかりっこねえだろうが!!」 「けど、見つけなきゃならない」 ヘイヴィアの言うとおり、短時間で500ページ以上もの情報量の山の中から一つの答えを見つけ出すのは至難であろう。だがやらなければならない。お姫様の生存の可能性を繋ぐ為には。 真剣な面持ちで画面と見合うクウェンサーを見て、ヘイヴィアはため息を吐いた。 「全く、今回ばかりは付き合えねえ。他にやらなきゃならねえ仕事があるからな。……おいミョンリ!!学生の道楽に付き合ってやれ!!あと暇そうにしてる奴数人連れてこい!!」 「ヘイヴィア……」 「ほどほどにしとけよ。いつドローンの矛先がこっち向くか分かんねえんだからよ」 そして、ヘイヴィアの指示によってミョンリと暇人を加えた十数人体制で『軍用ドローン全集』の全ページを手分けしてしらみ潰しに探し始めて10分後。 「あった、絶対これだっ!!間違いないって!!」 スキンヘッドの兵士が興奮に顔を上気させてとあるページの画面を皆に見せた。 クウェンサー達がこぞって覗き込むと、そこにはヘイヴィアが見つけ、そして『ベイビーマグナム』を襲撃したドローンと全く同じ形をしたものが写真として映し出されていた。 「これですよ!!プロペラの数も形も一緒だし!!」 ミョンリの興奮した声を横から聞き流しながら、クウェンサーはその画面を見て呟いた。 「ヤナギカゲ重工製造軍用ドローン、『ノスタルジア』」 名前:『ノスタルジア』 種別:対戦車・兵士用攻撃兵器 所属:『ヤナギカゲ重工』 全高:1.0m 全長:3.5m 全幅:2.7m 重量:5.5kg 動力系:ヤナギカゲモーターズ製・JuggernautII×1(VTOLプロペラ推力モデル)、緊急回避用高圧ガスジェット×8 最高速度:時速900㎞/h 武装:高出力イオンレーザーx1、可変オプション式搭載装置 乗員人数:0人 その他:メインカラーリング・銀 「ちょっと貸してくれ……ってこれ、様々な環境ごとに推奨する使用法まで詳細に載せてるな。相当マメな奴が書いたみたいだ……っと、あった。『使用上の注意』」 細かい字がびっしりとならぶ画面でも見やすいように、目立つように赤い文字で書かれた『使用上の注意』の欄に目を通す。 「……このドローンはレーザーなどの電磁波や空気の振動を感知することで迅速な回避を行えるが、電磁波の乱反射や遮断された場所では動作に致命的なバグが起こる可能性が高く……これだ」 クウェンサーが声を張り上げた。 だがその内容を、誰も聞き取ることは出来なかった。 何故ならば、彼が声を上げた全く同じタイミングで遠くにスタンバイしていた軍用車両がドローンの放ったレーザーで吹き飛び、同時に発生した爆音がそれを掻き消してしまったが為である。 爆発によって生じた衝撃と光によってその場にいた全員が身を屈める。 「ぐうううっ!!」 「……待って、今の爆発があった場所ってヘイヴィアさんが歩いてった方向じゃ」 「おい、嘘だろ……!?おいヘイヴィア、いるなら返事してくれ!!ヘイヴィア!!」 だが、クウェンサーの叫ぶ声に返事はなく。 盛んに燃え盛る炎と空を汚す黒煙を前に、クウェンサーは崩れ落ちた。 「ヘイヴィアアアアアアア!!」 「なんだよさっきっからうるせえな!!」 「うわああああああお化けだああああああ!?」 「散々人の名前呼んどいてその扱いはねえだろうがあ!!」 絶賛大炎上中の車両群を背景に、運良く攻撃に巻き込まれなかったジャガイモ達が面を突き合わせて話し合う。 「つーかなんで急に襲って来たんだ?さっきまで興味もない様子で飛んでただろうが」 「いや俺に聞かれても。ヘイヴィアは分かる?」 「俺も知らねえよ。車両が吹っ飛んだ時は真逆の方向に居たんだから」 そこに、煤で顔を真っ黒にしながら女性兵士が愚痴をぶつぶつと呟きながら歩いてきた。 普段は薄く化粧もしている彼女のメイクは完全に台無しになってしまっていた。 「ああもうっ、ふざけんなっ!!なんであんなバカなことやったのよアイツはっ!!」 「どしたん?」 「車両に積み込み終わった辺りにさ、近くにいたダズがドローンを見てて『アレ撃ち落とせるんじゃねーか?』ってドローンに向けて銃口構えたらあっちからレーザーがズドン。めでたくダズ諸共車両が吹っ飛んだって訳さ。全く迷惑な奴だよ」 ぷりぷりと怒り心頭で大股で去っていく女性兵士の尻を眺めながらヘイヴィアが呟いた。 「なあ、銃口が文字通りトリガーなんじゃねーのか?」 「いや、それだったら未だにお姫様に向けて攻撃を続けてるはずだ。あり得るとしたら───標準レーザーだ。アイツらは電波を感知して攻撃する。レーザーも単一の電波を発生させるものだからそっちに反応したのかもしれない」 ともかく、とクウェンサーは皆に『ノスタルジア』の解説が載せられた液晶画面を見せながら、彼らへ対抗策を告げる。 「コイツらは閉鎖空間……例えば洞窟とかに入れば十中八九コントロールを失って墜落する。俺らがやるべきことはその洞窟に当てはまるような場所を探すことだ」 戦闘機。オブジェクトが存在する現在では戦場からその数を大きく減らした存在の兵器。 『正統王国』には、その戦闘機を駆るとあるパイロットがいる。並外れた操縦技能を誇り、乱立するビル群の中をマッハの速度で容易く走り抜けて見せる天才。 彼はこう嘯く。 『クラシックが聞こえたら、俺が来た合図だ』と。 コールサイン、バーニング・アルファ。 その名はスタッカート=レイロング。 正統王国の朱き邪眼が、クラシックと共に戦場に姿を現せた。 彼の到来を告げるように、ドローンが爆散した。 突然の攻撃に残る14機のドローン達は動揺もすることもなく襲撃者に総攻撃をかける。 だが───当たらない。唯の一度も。まるで先程のドローンと『ベイビーマグナム』との攻防劇を逆にしたように、ドローン達の放つレーザーもミサイルもたった一機の戦闘機には届かない。 シャンデル、インメルマンターン、ヴァーティカルローリングシザース。アクロバットのように豪快な空中戦闘機動で以て鋼の鳥は蒼空を自由自在に飛翔する。 『こちら、『正統王国』アクロバット飛行隊所属スタッカート=レイロング大尉。応答を願う』 大破した『ベイビーマグナム』の応急処置を続けるお姫様の下にクラシックのBGMを響かせて通信音声が届いた。 「こちら『正統王国』だい37きどうせいびだいたい、ミリンダ=ブランティーニ」 『なんだお嬢ちゃんじゃねぇか。中々大変な目に遭ってんなオイ』 「そのドローンには気を付けたほうがいい。かいひせいのうもたかいし、なによりミサイルが……」 レイロングが放ったミサイルがドローン二機を巻き込んで爆発した。爆炎を背にドッグファイトを繰り広げながら彼は飄々とした様子で言い放つ。 『ああ。確かにちょいと厄介な動き方はしてるが、慣れりゃ問題ない。ミサイルがヤバいってのは嬢ちゃんの機体を見りゃ分かる。けどな……当たらなきゃ問題はねえよ』 戦闘機乗りは、僅か一度の被弾で命取りとなりうる。 そんな生と死を日常茶飯事としてきたレイロングにとって、『当たれば死ぬ』は脅しにもならないのだ。 『……にしてもだ。お貴族様の結婚式の為に呼ばれたと思ったら、なんで俺UFO相手に空戦してんだ?ハリウッド映画かゲームの世界観じゃねぇか。フィクションだけにしてくれよ、全く』 『左翼エンジンに被弾……これ以上の戦闘は無理です、一旦離脱します。すいません先輩っ!!」 最後の援軍が戦場から離脱する。 対するドローン達も残り3機に数を減らしたものの未だ健在。 その事実に舌打ちしながらレイロングは機体を旋回させ、激しい空戦を続行する。 (本格的に不味い状況になってきたな……燃料もそろそろ尽きかけてきやがった) もうレイロングは30分以上も戦闘を続けていた。 流石にここまでの長期戦になるとまでは想定出来る訳がなく、多く見積もってもあと10分以上の飛行は望めないだろう。 残るドローンは3機。 どうする、とレイロングが思考を巡らせようとしたその時、通信に乗って少女の声が届いてきた。 『こちら、『ベイビーマグナム』。少し耳をかしてもらえる?』 『こっちも手詰まりになり始めてた。俺に出来ることがあるなら言ってくれ』 『りょうかい。てはずは……』 お姫様の話す作戦の内容を聞いて男は苦笑を浮かべる。 作戦の成功の為に要求される技量が桁違いに高い。 それこそ、並みの戦闘機乗りではこなすことは出来ないと断言出来る程に。 『───成る程。ずいぶんと賭けに出たな?他の奴じゃ尻込みして考えても決行出来ねえ作戦だ』 『むり?』 『……いや、ここにそれをやりたい馬鹿がいる。その作戦乗った!!やってくれ嬢ちゃん!!』 レイロングが牙を剥くような笑みを浮かべる。 『ベイビーマグナム』が主砲からプラズマの奔流を放出したのは、全く同時のことであった。 標的は残る三機のドローン。当然機械達はこれを咄嗟に回避するが、そこを狙い済ましたように機銃の嵐が襲いかかる。 『来な、木偶共!!』 そのレイロングの通信音声を聞いたかどうかは定かではないが、ドローン達は機体を翻して飛び去る戦闘機を追い始めた。 (そうだ、そのまま追ってこい……!!) レイロングが目指すは『ベイビーマグナム』の放ったプラズマ砲の先。 ───例のドローンは電波の届きにくい洞窟などでは機体のコントロールが効かなくなる、とこの作戦を提案した人間は言ったという。 同時に、『それに合致するような環境はこの一帯にはない』とも。 ならば、どうするか。 答えは極めて単純明快、ないなら作れば良いのである。 レイロングの目の前に山が迫る。 ベイビーマグナムの砲撃によって、ぽっかりと穴を開けられた山の姿が。 その直径はおよそレイロングの乗る戦闘機がギリギリ通れるかどうか。 少しでも操縦を誤れば翼が壁に引っ掛かって墜落死は免れないだろう。 だがレイロングは止まらない。ここで止まれば誰かが代わりに犠牲になるが故に。 迫る。山が迫る。死が追ってくる。 一秒か、あるいは知覚出来ないほどの刹那の内か。 ただ、事実であるのは。 レイロングの乗る戦闘機は何事もなかったかのように山の中腹に開けられた穴を通過したこと。 そして、彼を追走していたドローンが電波を遮断されたことでコントロールを喪失し、後続の二機と衝突して大爆発を起こしたことであった。 「……ですからねえ。こちらに責任を問われてもどうしようもないんですよ」 何度目か分からない言葉を吐きながら、ジンは呆れ気味な様子で空を仰いだ。 社長室で新たなオブジェクトの設計図をコンピュータの中に書き出しながら彼は頭を抱える。 「元々暴走したのはそちらが初期プログラミングを怠ったのが原因でしょう?こちらには何の落ち度もないじゃないですか」 『商談』も纏まっていい気分だったところに彼の耳に飛んで来たのは、『商品』を売り付けた『信心組織』が勝手に自爆しエリートとオブジェクトを失った挙げ句、こちらにその責任を擦り付けようとする買い手の人間の怒声であった。実に面白くない事態である。 「こちらは『オブジェクトを破壊できる兵器』を売りましたし、それが勝手に爆発したというのなら補填も致しますが、そもそも操作を間違えて被害が出たというなら銃の誤射も同じ。単なるそちらの自損事故ではないですか」 より大きな声でこちらの話を遮るように相手が喋り出す。 さほど高尚なものでもない相手のプライドをいたく傷つけたらしい。堂々巡りで延々と時間を浪費している事実にジンは怒りを抑えながら、努めて冷静な調子でゆっくりと口を開いた。 「……ええ、ええ。あくまでこちらの責任と言うのであれば、こちらにも考えが。ヤナギカゲグループは御社に対する全て契約を破棄、今後一切の取引も停止させて頂きます」 電話口の向こうにいる相手が一瞬、狼狽した様子を見せたのをジンは聞き逃さなかった。 「都合の良いことに『正統王国』のある貴族がそちらの提示した倍の額で件の商品の購入を望んでおりましてね。実に良い取引でしたよ」 声が一旦途切れ、それからひどく混乱したような調子で舌をもつれさせながら話す相手をジンは心の中で嘲笑った。 『商品』の破壊力は実際に『ベイビーマグナム』を実験台にして示されている。 それが自分達に向けられた時の脅威を今更になって理解したのだろう。だがもう遅い。 「では失礼させて頂きます。次の商談がありますのでね」 何か話そうとしていた相手の声を聞く前に通話を切って、ジンは大きく息を吐き出し、社長室の柔らかな椅子に背を預けながら伸びをした。 『信心組織』での取引先を一つ失ったが、グループ全体の利益の1%程の存在でしかない。引き替えに得た新しい取引先である女系の多い貴族との取引はその倍以上の利益を見込めるだろう。 「しかし『ホワイトレディ』の家は大変だな。姉妹が多いせいで後継者争いが一向に終結しないとは」 だがその分、こちらが漬け込めるだけの『隙間』はあった。 『信心組織』は『正統王国』もあの『商品』を持ち始めれば危機感を感じて配備を始めようとするだろう。 そしてそうなれば残る勢力もこぞって配備し、かくしてジンの思惑は達成されるという訳だ。 「とっかかりは出来た。あとはより広く、より早く根付かせるだけだな」 と、そこへ新たな着信が届く。 先程の『信心組織』の相手か、と思いながら青年は通信に出る。 予想していたものとは違う、錆び付いた老人の声がジンの耳朶を打った。 『ジンか』 「……これはどうも。夜分にご苦労様です」 苦手……と言い切るにはどうにも違う感覚を覚える相手からの連絡。 僅かに口調が固くなるのを自覚しながらもジンは丁寧な言葉でアダムを歓迎する。 『『商談』の進捗はどうだ』 「順調と断言出来ます。『信心組織』と『正統王国』に『商品』を売り付けました。残る二勢力も同様の武器を求めて早晩接触するでしょう」 『そうか、ならば話が早い。……始めるぞ、我々の戦いを」 「……とうとう、ですか」 『貴様と出会ってから3年か。案外長い付き合いになったものだ』 「あの時ほど死んだと思ったことはないですよ」 半ば自嘲気味に笑いながらジンは呟く。 ジンとアダムは最初からビジネスパートナーという関係性ではなかった。 三年前、彼らはテロリストとその被害者……平たく言えば、身代金目的の人質として初めて邂逅したのである。 『こちらもあの時は驚いた。まさか命乞いならばともかく、こちらの計画に協力しようと言い出す人間がいるとはな」 「死にたくなかったですからね。それに俺にも利益のあることだった。お互いに利益があったから組んだ……俺達の関係はそれだけのことです」 『……ああ。我々は利害関係、何かあればすぐに断ち切れる関係でしかない』 お互いに確認し合うように言葉を重ね合う二人。 彼らの心の奥に潜む何かを隠してはいたが、お互いにそれがどういう感情であるかを察していた。 だが共にそれを口に出すことはなかった。 言ってしまったが最後、何か決定的なものが壊れることを恐れたが故に。 『世界はかつての戦争を忘れた。故に我らはかくあるべき姿に戻さねばならない。ジンよ、覚悟は出来たか』 「そちらの思想は俺にとってはどうでも良い。俺が出せる全力は尽くした、後は世界を相手に試すだけ。やろうかアダムの旦那」 「『───世界を変える創世記の始まりを」』
https://w.atwiki.jp/u7fovssjpn/pages/21.html
0x0400脇へ寄って! 0x0401あっちへ行って! 0x0402どこかへ行って! 0x0403統一性の探求して! 0x0404兄弟への信頼を! 0x0405適切な見返りを! 0x0406内なる声を聞きなさい! 0x0407あなた方は、みな個人です! 0x0408私と共に「兄弟」と言ってください! 0x0409あなた方は、常に兄弟と一緒ですか? 0x040Aあなたと握手させて下さい! 0x040Bあなた方は、信用しなければなりません。 0x040C私は、「ふさわしい」! 0x040D私は、「信じています」! 0x040Eはい! 0x040F賛成!ホントに! 0x0410今日のいい天気。 0x0411こんにちは。 0x0412お元気ですか? 0x0413こんにちは。 0x0414止まれ! 0x0415私は、あなたについて口論します。 0x0416あなたに話したいと思います。 0x0417こっちへ! 0x0418降伏しろ! 0x0419抵抗するな! 0x041A止まれ! 0x041Bいらっしゃいませ 0x041C何になさいます? 0x041D野菜は新鮮ですよ 0x041Eお決まりですか? 0x041Fエールはどうですか 0x0420もっと、食べ物を! 0x0421サービス! 0x0422バーテン! 0x0423エール! 0x0424ヨイショ、ヨイショ・・・ 0x0425う・・・うまい! 0x0426ゲップ!! 0x0427むむむ・・・ 0x0428だれが、これをこぼれさせましたか? 0x0429痛い! 0x042Aううぅっ! 0x042Bあがぁ! 0x042Cえぉう! 0x042Dあなたは、代価を払うでしょう! 0x042Eあなたは、後悔するでしょう! 0x042Fん~ふ! 0x0430私の側に来て! 0x0431私を庇って下さい! 0x0432私を守って下さい! 0x0433私を保護してください! 0x0434私が、保護するつもりです! 0x0435途中! 0x0436持ちこたえろ! 0x0437ありぃぃい! 0x0438ブーン! 0x0439戦だぁ! 0x043A兵器よ! 0x043B死よ! 0x043C止まれ、泥棒! 0x043D悪党を窃取する! 0x043E衛兵! 衛兵! 0x043F爆破! 0x0440痛い-切っちゃった 0x0441これらの作物は厳しいです! 0x0442それでも、金がありません! 0x0443フー! 0x0444私はふさわしくはありませんか? 0x0445わかった! 0x0446私は金持ちです! 0x0447私はふさわしいに違いありません! 0x0448ありがとう! 0x0449私を哀れんでください! 0x044A私を割いてください! 0x044B私をあるようにしてください! 0x044C私は降伏します! 0x044Dもうやめた! 0x044Eお願い、もういらない! 0x044F私には、私の報復があるつもりです! 0x0450あなたはこの日に後悔するでしょう! 0x0451あなたは、代価を払うでしょう! 0x0452私たちは再会するつもりです! 0x0453子孫を呪ってください! 0x0454ダメ! 0x0455これを取ってください! 0x0456ハゲタカはあなたの骨を選ぶでしょう! 0x0457私には、あなたの頭があるつもりです! 0x0458死ね!愚か者! 0x0459あなたの血液は陸を汚すでしょう! 0x045A注意してください! 0x045B動け! 0x045Cわきへ寄って、私は練習しています! 0x045D私が練習できるように、わきへ寄ってください! 0x045Eあなたは私のやり方的にいます! 0x045F親切にわきへ寄ってください! 0x0460フー! 熱い! 0x0461仕事・・仕事・・ 0x0462雨が必要です… 0x0463ああ、そっちがベターかい? 0x0464そっちがベターね! 0x0465ベタだね 0x0466私は再び見ることができます! 0x0467これはオンである必要はありません。 0x0468これは、取り替える必要があります。 0x0469衛兵! 衛兵! 0x046A助けて! 0x046B私を救ってください! 0x046C衛兵を呼ぶよ 0x046D街の衛兵が注意します。 0x046Eそれに触れないでください! 0x046Fまたは、それを止めてください! 0x0470休暇、そうする! 0x0471これらは閉じられるべきです。 0x0472これらが開いているように思えないほど冷たい! 0x0473だれがこれらを開いた状態でおきましたか? 0x0474ああ、そっちがベターかい? 0x0475それはいくらかの光を入れるでしょう! 0x0476これらを閉じることができないくらい良い1日間、! 0x0477私は少しの食物を使用できました。 0x0478私は、少し空腹です。 0x0479私達は、いつご飯になりますか? 0x047A私は、非常に空腹です! 0x047B私は、すぐに何か食べたい! 0x047C早く食べ物を 0x047D私は飢えています! 0x047E私は飢えています! 0x047F食物が必要です! 0x0480捕まえてみてね 0x0481タグ!あなたはそれです! 0x0482あなたには、捕まえられません。 0x0483Nyah nyah! Thou art it! 0x0484ガーゴイルの少年! 0x0485ゴーストだ! 0x0486シャード! 0x0487スペクターだ! 0x0488私は何かを北に聞きます! 0x0489私は何かを東に聞きます! 0x048A私は何かを南に聞きます! 0x048B私は何かを西に聞きます! 0x048C死ね! 0x048D私生児! 0x048E殺人者! 0x048F私の復讐を受けてください! 0x0490私はあなたを殺すつもりです! 0x0491それに関して、死ぬでしょう! 0x0492むむむ・・・ 0x0493ゲップ!! 0x0494私は食べ残しが嫌いです… 0x0495その雑音は何でしたか? 0x0496だれがそこに行きますか? 0x0497あなたはここで何をしていますか? 0x0498離れているあなたと共に! 0x0499私は眠ろうとしています! 0x049A馬鹿は立ち去ってください! 0x05001/個の黒真珠// 0x05011/個の血の苔// 0x05021/個のナイト・シェード// 0x05031/個のマンドレイクの根// 0x05041/個のにんにく// 0x05051/個の高麗ニンジン// 0x05061/個のクモの糸11 0x05071/個の硫黄の灰// 0x0508アンク 0x0509フェローシップ・メダリオン 0x050Aロケット 0x050Bパン 0x050Cパン 0x050Dロールパン 0x050Eフルーツケーキ 0x050Fケーキ 0x0510パイ 0x0511ペストリー 0x0512ソーセージ 0x0513マトン 0x0514ビーフ 0x0515鶏 0x0516ハム 0x0517マス 0x0518ヒラメ 0x0519肉 0x051A干し肉 0x051Bリンゴ 0x051Cバナナ 0x051Dニンジン 0x051Eグレープ 0x051Fカボチャ 0x0520カボチャ 0x0521にら 0x0522リブ肉 0x0523生卵 0x0524バター 0x0525チーズ 0x0526チーズ 0x0527グリーンチーズ 0x0528ジャガイモ 0x0529フィッシュアンドチップス 0x052Aシルバーリーフミール 0x052B金製の六分儀 0x052C六分儀 0x052D小槌 0x052E羽ペン 0x052Fインクつぼ 0x0530羽ペン入れ 0x0531しおり 0x0532ペーパーナイフ 0x0533公文書 0x0534封蝋 0x0535シール 0x0536吸取紙 0x0537オウム 0x0538そろばん 0x0539封蝋 0x053A公文書 0x053B羽ペン 0x053C羽ペン 0x053D鏡 0x053Eクラッカー 0x053Fクラッカー 0x0540クラッカー 0x0541ベル 0x0542あなた自身 0x0543ブーン! 0x0544私には、反感があります… 0x0545 0x0546 0x0547 0x0548 0x0549 0x054A 0x054B 0x054C 0x054D 0x0600 0x0601 0x0602 0x0603 0x0604 0x0605 0x0606 0x0607 0x0608 0x0609 0x060A 0x060B 0x060C 0x060D 0x060E 0x060F 0x0610 0x0611 0x0612 0x0613 0x0614 0x0615 0x0616 0x0617 0x0618 0x0619 0x061A 0x061B 0x061C 0x061D 0x061E 0x061F 0x0620 0x0621 0x0622 0x0623 0x0624 0x0625 0x0626 0x0627 0x0628 0x0629 0x062A 0x062B 0x062C 0x062D 0x062E 0x062F 0x0630 0x0631 0x0632 0x0633 0x0634 0x0700 0x0701 0x0702 0x0703 0x0704 0x0705 0x0706 0x0707 0x0708 0x0709 0x070A 0x070B 0x070C 0x070D 0x070E 0x070F 0x0710 0x0711 0x0712 0x0713 0x0714 0x0715 0x0716 0x0717 0x0718 0x0719 0x071A 0x071B 0x071C
https://w.atwiki.jp/mergedragons/pages/16.html
低木 以下の情報は、ver3.0.0時点の日本語版の表記に基づいています。verによって、日本語表記が変更される場合があります。 Lv 画像 名称 説明 売価 備考 1 低木の芽 『きのこのかさ』を採取しよう 1 2 小さな低木 『きのこのかさ』を採取しよう 2 3 つぼみの低木 『きのこのかさ』を採取しよう 4 4 花の低木 『きのこのかさ』を採取しよう 8 5 花盛りの低木 『きのこのかさ』を採取しよう 15 ワンダー 天空にある宮殿の遺跡 天空にある宮殿の遺跡ドラゴン界の不思議#10のひとつ 750
https://w.atwiki.jp/lbp3/pages/40.html
名前 特徴 取得場所 備考
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/557.html
武真龍(ウー=ヂェンロン) 概要 太極のエリート 性別 男 年齢 84 名前 武真龍(ウー=ヂェンロン) 性格 旧世界より残り続けている中国武術を極限まで磨き上げ、道場を経営している師範代。常時は庭で茶を飲んでいるようなおじいちゃんだが戦場に飛び込むと狂気的な笑みを浮かべた「龍」が現れる とどのつまり戦闘狂にして強さを追い求める求道者 解説 簡素な道着に丸渕のサングラスをかけた獅子のたてがみのように白い髪と髭を伸ばしている老人。小柄ではあるが背筋は古木のようにスラリと伸びており、「老い」は感じても「衰え」は一切見られない。レンズで隠れた目つきは柔和だが、戦闘時は刃物のように鋭くなる。 鍛錬以外の趣味は飲茶と京劇鑑賞。 『大陸』の遥か古代の王朝より受け継がれてきた武術の伝承者。道場を経営しており、幼子から武より年上と幅広い年代の門下生を抱えている。見込みのある者を見つけると積極的に勧誘しようとする。 今でこそ表面上は穏やかだが、若き頃は「拳を振るえば必ず一人は命を散らす」と言われたほどの獰猛な獣の如き狂戦士だった。 その戦闘能力を買われ、オブジェクト黎明期の動乱において旧『大陸』政府からのスカウトを受けて『真人杀戮部队』に配属される。 この集団は敵ベースゾーンに潜り込み、オブジェクトに搭乗する前の無防備なエリートを葬ることを目的する暗殺部隊であり、様々な闇の武術家が所属していた。彼らによって始末されたエリートは数多くいたが、同時に命を落とす者も決して少なくはなかった。 やがて『大国』は崩壊を迎えて武は生き残ったものの、自分以上の実力を持つ武術家達が戦争の前ではいとも簡単に命を落とすことに何か想うところがあったのか、それ以降凶暴さは鳴りを潜めるようになった。(「獲物」を見つけた時に静かな興奮を滾らせる部分は変わらないが) その後は家庭を持ちつつも、武者修行のために世界中を巡る。密入国した『島国』で出会った若き刀鍛冶と模擬戦を行った際は、武の手首は脱臼し刀鍛冶の竹刀は縦に裂けてしまったため引き分けに終わった。その時に友好の証として打って貰った刀は、現在も武の茶室の片隅で丁寧に安置されている。 他にも様々な武術家達と「命の奪い合い」が絡まない交流を行い、それぞれの持つ思想・哲学に触れて武は精神性を成熟させていった。壮年を迎えて筋肉は落ちて背丈は縮んだが、毎日が自分の全盛期だと豪語している。 道場で教える技も「人を壊す」ものから「精神を育む」ものへと転換し、正当な理由と必要性が無ければ決して奥義を伝授しようとしなくなった。
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/846.html
シビル=セブンスヘブン 概要 デーヴァローカのエリート 性別 女 年齢 34 名前 シビル=セブンスヘブン 性格 元『ジェネシス』所属、マクシムの元部下にしてマクシムが欠員した場合に用意されていたテトラグラマトンの予備エリート マクシムによく世話を焼かれていたため彼に恋心を抱いていた。今では世界を焼き尽くす復讐心へと変換されている 土壇場で裏切ったジンにも怒りを抱いているが、心の中では離反されても無理も無いとも思っている 解説 WOUとジェネシスの残党からなる武装組織『アナゲンネーシス』の所属である『デーヴァローカ』のエリート。 少年のように短く切られた白い髪にシオンの花を模した耳飾りを付けた、どこか陰鬱そうな雰囲気を漂わせる小柄な女性。 なれ合いを嫌うが、本質は臆病で不器用ながらも優しい性格であり、マクシムやアダムなど古くから付き合いのある人間にしかその面を見せることはない。 生まれつき類い稀な資質と能力を持っていたが、それ故にやっかみやひがみに起因する虐めなどを受けるようになったため若齢ながらも特例として空軍学校に入って訓練を行っていた。 その時の教官がマクシム=ディクシア=オレイカルコスであり、子供のいなかった彼に普段から目をかけられていた。 シビルも幼い頃に父親を喪っていたため第二の父親としてマクシムのことを慕うようになり、次第にそれは恋心へと変化していった。 上記の経緯からアダム=ベレシート=オレイカルコスが設立した『ジェネシス』にはマクシムと共に合流している。アダム達の思想に共感し心酔しているものの思想の中核たる『オブジェクトという圧倒的な個の戦力の恐怖』を経験したことはない。 つまり経験は無いのにも関わらず、マクシム達の影響で一方的にオブジェクトという存在に対して憎悪と敵意を向けている歪んだ感情を抱えている。 エリートとしての適性はあるものの非常に低い。それでも単独では動かせない『テトラグラマトン』の操縦担当として選ばれたが、ヒトミコがそれ以上の適性であったため、結果としてどちらか片方が欠員した場合の予備エリートに落ち着くこととなる。 『テトラグラマトン』の蜂起時には土壇場で裏切ったジン=ヤナギカゲが四大勢力に情報を流したことによる一斉摘発から逃れるために潜伏せざるを得なくなり、作戦に参加することは出来なかった。 このジンの行動は所属する少年少女まで皆殺しにされることを危惧し、『逃げ口』を作るためアダム達との合意の上でのものであったが、ジンとアダム、そしてマクシム以外には秘密裏に進められており、シビルは何故ジンが裏切ったのかを知らない。 ジェネシスを裏切ったことからジンを目の敵にしているが、他方で『テトラグラマトン』によってもたらされた被害から自分達がやりすぎたとも感じており、離反されても無理は無いとも思っている。