約 2,424,561 件
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/897.html
266 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 46 34.31 ID OIVhAQGc0 タイトル「ミラーテスト アライしゃん編」 みなさん、こんにちわ。 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 今回はミラーテスト第二弾として、アライしゃんの実験の様子をご覧いただきます。 267 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 47 00.12 ID OIVhAQGc0 条件は、アライちゃんの時と同じです。 【アライしゃん大部屋】から睡眠中のアライしゃんを十匹取り出します。 そして、起きない間に、耳を緑色に染めます。 その後、一匹ずつテストをします。 部屋は、壁一面が鏡になった特設室で行います。 今回も十匹の結果をすべてお見せするのは大変なため、一匹だけ紹介します。 268 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 47 46.63 ID OIVhAQGc0 アライしゃん「すぅー... すぅー...」 アライしゃんがまだ寝ていますね。 起きるまで、しばらく観察しましょう。 アライしゃん「ん、んー!」 お、アライしゃんが起きたようですね。 アライしゃん「よく、ねたのら...」ネムネム アライしゃん「あれ!? あいつらがいないのら!」 慌てて辺りを見回していますね。 ここまで、アライちゃんの時と同じ動作ですね。 アライしゃん「フ、フハハハハ!」 突然、笑い出しましたね。 アライしゃん「とうとう、アライしゃんのてんかなのら!」 競争が激しかった環境から一人になったため、気が大きくなったようですね。 アライしゃん「ん? なんかいるのら?」 おっと、鏡を見つけたみたいですね。 アライしゃん「みみがおかしなやつなのら!」ケラケラ アライしゃん「おまえみたいに、きもちわるいやつとかかわりたくないのら。」 鏡を見た反応も、アライちゃんと違いますね。 関わりを持たないようにしているようです。 アライしゃん「んしょ、んしょ...」コスリコスリ 尻尾の手入れを始めましたね。 アライしゃん「アライしゃんのしっぽは、いつもキレイなのら!」ピカピカガイジガオ アライしゃん「よいしょ...」 テトテト おや、鏡の前に向かっていきましたね。 アライしゃん「おまえにも、アライしゃんのキレイなしっぽをみせてやるのら!」シッポフリフリ 鏡の前で尻尾を振っていますね。 アライしゃん「のら! のら! (≧∀≦)」シッポフリフリ どうやら、気付いていないようですね。 269 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 48 38.11 ID OIVhAQGc0 さて、そろそろ食事を与えてみましょう。 『ゴハンノジカンデス』 ガコン アライしゃん「ごはんのじかんなのら。」 テトテト アライしゃんは、投入口へ歩いていきますね。 アライしゃん「あれ? ひとつしかないのら。」 アライしゃんは、鏡に映る自分を含めて二匹いると思っているようですね。 アライしゃん「あいつはどうするのら?」クルッ アライしゃんが振り向きましたよ。 アライしゃん「そっちにもあるのら。」 鏡に近づいていきましたね。 アライしゃん「おまえ、じゃまするとはいいどきょうなのら!」フゥー アライしゃん「そこをどくのら!」ブン バン 鏡を殴りましたね。 アライしゃん「アライしゃんのこうげきをとめるとは、なかなかやるのら!」 アライしゃん「だけど、にどもとめられないのら!」ブン バン アライしゃん「なかなかするどいのら!」 アライしゃん「だけど、さんどめはないのら!」ブン バン アライしゃん「あ、ありえないのら!」 アライしゃん「こいつ、ズルしてるのら!」フゥー 鏡の感触と手の感触を間違えるものですかね? 今度、触覚に関する実験として、議題に上げてみますか。 それにしても、鏡の中のエサを求める辺り、イソップ寓話の「犬と肉」のようですね。 270 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 49 04.38 ID OIVhAQGc0 アライしゃん「も、もういいのら...」ハァハァ おや、アライしゃんが鏡から離れていきますね。 アライしゃん「おまえにかまっていられないのら...」ハァハァ ペタ アライしゃん「これをたべるのら...」ハァハァ クチャクチャ 食べ始めましたね。 大方、鏡越しのご飯は諦めた、といったところでしょうか。 アライしゃん「おいしいのら!」クチャクチャ この程度で機嫌が直るとは、アライしゃんも単純ですね。 271 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 49 31.12 ID OIVhAQGc0 如何だったでしょうか? 十匹中、全てのアライしゃんが視覚的な自己認知の能力を持っていない事が分かりました。 アライちゃんの時と同じですね。 違った点としては、衰弱死しないで生き続けたことでしょうか。 その代わり、何度も鏡越しの自分に威嚇していましたが。 ちなみに、今回の実験で使用したアライしゃんは一週間のテスト終了後、元の【アライしゃん大部屋】に戻されました。 耳は染められたままでね。 272 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 51 04.05 ID OIVhAQGc0 アライしゃん「すぅー... すぅー...」 アライしゃん「ん、んー!」 アライしゃん「よく、ねたのら...」ネムネム アライしゃん26「ぴぃ! へんなやつがいるのら!」ビクッ アライしゃん89「きもちわるいのら!」 アライしゃん54「ちかづいてはダメなのら!」 アライしゃん「なんか、たくさんいるのら!」ビクッ アライしゃん68「ちかづくな! なのら!」フゥー アライしゃん74「のら! のら!」フゥー アライしゃん11「へんなびょうきがうつるのら!」フゥー アライしゃん「おまえら、どうしたのら!?」 アライしゃん23「みみがみどりのアライしゃんなんて、おかしいのら!」フゥー アライしゃん36「きもちわるいのら!」フゥー アライしゃん61「のら! のら!」フゥー アライしゃん「ア、アライしゃんはおかしくないのら!」 「きもちわるいのら!」 「「きもちわるいのら!」」 「「「きもちわるいのら!」」」 「「「「きもちわるいのら!」」」」 「「「「「きもちわるいのら!」」」」」 「「「「「きもちわるいのら!」」」」」 「「「「「きもちわるいのら!」」」」」 アライしゃん「ぴぃ! アライしゃんはきもちわるくないのら!」ビエーン 「「「「「きもちわるいのら!」」」」」 「「「「「きもちわるいのら!」」」」」 273 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/04/06(金) 22 51 31.73 ID OIVhAQGc0 今回はアライしゃんで実験しました。 果たして、アライさんまで成長すると視覚的な自己認知の能力は備わるのでしょうか? 楽しみですね。 では、今回はこれで失礼します。 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/55.html
235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/11(火) 08 24 17.41 ID 3eKJW5Bz0 [2/8] 私はアライさんの生体の研究をしている者だこれまで何匹ものアライさんを研究してきた しかし今回は変わった視点から研究したいと思う こちらに映っているのは罠にかかったアライさんの映像だこのアライさんは寝てるように思われるが実は前日殺処分されたばかりアライさんだ普通は殺処分されたら処理しなくてはならないしかし今回は違う その研究テーマは他にあるからだそれはアライさんの死体を見たら他のアライさんはどう反応するかだ 237 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/11(火) 08 36 56.20 ID 3eKJW5Bz0 [3/8] さっそく昨日の晩撮った固定カメラの映像を見てみたいと思う 映っているのは前日罠にかかり殺処分された哀れなアライさんの映像が映し出されているその姿はまるでハエ叩きで潰されたハエのようだ 実際アライさんの死体の周りにはコバエのような物が集っているように見える 映像を映すこと一時間後さっそくそこに複数のアライさんがやってきた アライさんA「あっあそこに誰かいるのだ!」 アライさんB「あっあれはアライさんなのだ!」 アライさんC「アライさんがいるのだ!」 やって来たのは三匹のアライさん 三匹のアライさんはさっそく死体に近づいている 239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/11(火) 08 53 56.85 ID 3eKJW5Bz0 [4/8] アライさんB「このアライさん寝てるのか?」 アライさんA「夜行性なのに寝てるとか変わったアライさんなのだ!」 アライさんC「起こすのだ!」 三匹はそういうと死体に群がり既に死んでいるアライさんを起こそうとする アライさんA「起きるのだ!」ユサユサ アライさんB「一緒にご飯を探しにいくのだ!」ユサユサ アライさんC「起きないとアライさんが全部食べちゃうのだ!」ガバ アライさん(死体)「」ゴロン もちろんアライさんは死んでいるので起きるわけないそれでも三匹は死体を起こそうとする 240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/11(火) 09 03 37.23 ID 3eKJW5Bz0 [5/8] アライさんC「このアライさん起きないぞ!」 アライさんB「おかしいのだ!起こしているのに起きないのだ!」 アライさんA「このアライさんはお寝坊さんのアライさんなのだ!」 起きるわけがないだってそのアライさんは死んでいるわけなのだから すると一匹のアライさんが何かに気づいた アライさんB「くんくん…何かこのアライさんから臭いがするのだ!」 アライさんC「ホントなのだ!このアライさんから不思議な臭いがするのだ!」 アライさんA「アライさんとは違う臭いなのだ!」 一匹が気付くと二匹が気づいた恐らく死体から出てる死臭だろうなにせ死んでから一日以上はたっているのだから 241 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/11(火) 09 17 08.94 ID 3eKJW5Bz0 [6/8] すると一匹のアライさんが死体の腕を持ってこう言ったのである アライさんA「そういえばアライさんはお腹がすいていたのだ!このアライさんから美味しそうな臭いがするのだ!」 何と一匹のアライさんがそういうと死体の腕にかぶりついたのだった ガツガツガツガツブチィ! アライさんA「美味しいのだ!美味しいのだ!」クチャクチャクチャクチャ そういうと他の二匹も死体にかぶりついた アライさんB「ホントなのだ!美味しいのだ!」クチャクチャクチャクチャ アライさんC「このアライさんのお肉美味しいのだ!」クチャクチャクチャクチャ その光景に目を疑った確かにアライさんは動物の死骸を食べるしかし今アライさん達が食べているのは自分の仲間の死体なのだ 242 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/11(火) 09 26 49.23 ID 3eKJW5Bz0 [7/8] アライさん達はどんどん死体の体を食べていく気が付くと死体の体は見るも無惨な姿になっていく アライさんA「美味しいのだ!美味しいのだ!」クチャクチャ アライさんB「この長い所とかちゅるちゅるして美味しいのだ!」ジュルルルルル アライさんC「この足の部分が美味しいのだ!」ガツガツガツガツ 三匹に食われたアライさんはいつの間にか尻尾の部分しか残らなくなった アライさんA「美味しかったのだ!」 アライさんB「また食べたいのだ!」 アライさんC「食べたらお腹すいたのだ!」 244 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/11(火) 09 38 24.57 ID 3eKJW5Bz0 [8/8] アライさんA「前にあっちに美味しいご飯がある畑を見つけたのだ!」 アライさんB「さっそく行くのだ!」 アライさんC「しゅっぱーつなのだ!」 そういうと三匹はどこかへ行ってしまった微塵もない死体を残して この研究で分かったことがアライさんは仲間の死を哀れみる感情は一切ないこと本能ならば仲間の肉を食らうという自己中心的な習性は何度か見たがここまで地に堕ちた生体ということが分かった 私はこれからもアライさんの生体研究を続けたいと思う アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/716.html
296 名前:アライさん根絶プラン (ワッチョイW 97fb-/Gcx)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 10 15 41.05 ID qr/rUSN70 [3/10] 国家プロジェクトとして作られたトラップ、それがこのアライさんスナイパー、通称アライパーである。 このトラップはスイカような形をしており、アライさんが好む匂いを放出することによってアライさんを誘引する。 そして、顔や歩き方、声紋、口調、そしてサンドスターなによりアライさんかどうかを総合的に判別し麻痺針を射出、アライさんを動けなくする。 アライさんは顔、声、喋り方から歩き姿まで皆ほとんど同じなので、個人の特定に使われる技術を流用することで、98%以上の確率で判別できるのだ。 では高性能ドローンで撮影した実際の映像を見て貰おう。 297 名前:アライさん根絶プラン (ワッチョイW 97fb-/Gcx)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 10 16 41.04 ID qr/rUSN70 [4/10] ~森の中~ アライちゃん1「しゃむいのりゃ~…。」ヘクチッ アライちゃん2「うぅ~、まだおうちつかないのりゃ?」 ブルブル アライさん「頑張るのだチビ、もう少しでアライさんが見つけた新しいお家なのだ。」 ドローンは、アライパーの設置箇所から100メートルほどの位置に害獣の親子を発見した。どうやら引越しの途中らしい。 アライちゃん1「うゆ?なんかいーにおいするのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん2「ごはんなのりゃ~。」シッポフリフリ アライさん「くんくん…ほんとなのだ!」 匂いに引き寄せられ、発生源であるトラップを発見した害獣一家。 アライちゃん1「みつけたのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん2「あまあまのにおいするのりゃ~。」ヨチヨチシッポフリフリ アライさん「美味しそうなのだぁ。」コスコス アライパー「これはアライさん専用餌です、アライさん以外はここから離れるようにお願いします。」 センサーでアライさんを認識したアライパーが警告の音声を流す。麻痺針がほかの人やフレンズに命中するのを防ぐためだ。 299 名前:アライさん根絶プラン (ワッチョイW 97fb-/Gcx)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 10 18 36.02 ID qr/rUSN70 [6/10] アライさん「当たり前なのだ!これはアライさんが見つけたのだからアライさんのなのだ!」 アライちゃん1「たべゆのりゃ~!」ヨチヨチヨチヨチ アライパーの側面が開き、近づく害獣たちへ向けて麻痺針が発射され、突き刺さる。 アライさん「うっ!なんか刺さったのだぁ!」 アライちゃん1「ぴぃ~!いちゃいのりゃ~!」ノリャァァァァン! アライちゃん2「おか~しゃ~!これとってぇぇ!」ビェェェェェェェン! アライさん「待ってるのだチビ!今アライさんが…のだ!?体が動かないのだ!」 アライちゃん1「おかーしゃん~!はやくとってぇ~!アライしゃんのききなのりゃぁ~!」ビクビクバタバタ アライちゃん2「からだうごかないのらぁ!アライしゃんが可哀想なのやぁ~!」ビクビクバタバタ アライさん「うるさいのだ!アライさんだって動かないのだ!アライさんの方が可哀想なのだ~!」ビクビクバタバタ 300 名前:アライさん根絶プラン (ワッチョイW 97fb-/Gcx)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 10 19 50.06 ID qr/rUSN70 [7/10] ろくに動けない体で醜い争いを繰り広げる醜い害獣一家、その声を聞きつけてか、あるいは単に餌の匂いに引き寄せられたのか、余所のアライさん一家がやってきた。 余所アライさん「どうしたのだ?」 アライさん「いいところに来たのだ!動けないアライさんを助けるのだ!」 余所アライちゃん「ぴぃっ!?がいじなのぁ!おかーしゃ、こんながいじたすけるひつようないのらぁ。」ケラケラ アライちゃん1「がいじじゃないのりゃ~!」キュルル アライちゃん2「そこのいいのいのやつあげゆかやたちゅけてぇ~!」 余所アライさん「確かにいい匂いがするのだぁ。」コスコス 余所アライちゃん「たべうのらぁ~」ヨチヨチ ふらふらとトラップの方に向かう余所アライさん達。当然、アライパーの餌食となる。 余所アライさん「いたいのだぁ!体が動かないのだぁ!」ビクビクバタバタ 余所アライちゃん「おまえ~、アライしゃんをだましたなぁ!」キュルル アライちゃん2「おまえがかってにひっかかったのりゃ!このがいじ!」 アライちゃん1「アライしゃんにがいじって言ったばつなのりゃ!ばかがいじ!」 余所アライちゃん「アライしゃんにがいじってゆーなぁ!がいじっていったほうががいじなのあ!」 アライちゃん1「がいじがいじがいじがいじがいじ!」 アライちゃん2「がいじがいじがいじがいじがいじ!」 余所アライちゃん「がいじがいじがいじがいじがいじ!」 こんな調子でアライさんの家族があと3~4組ほどアライパーに近づき、麻痺針の餌食となった。 301 名前:アライさん根絶プラン (ワッチョイW 97fb-/Gcx)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 10 21 41.31 ID qr/rUSN70 [8/10] ~6時間後~ 作業員「ふふふふふ~ん♪」 トラックに乗った作業着の男が山の中を走っていた。 作業員「お、ここだな。」 アライさん「そもそもお前がいーにおいするとか言わなければこんな可哀想な目にあってなかったのだ!」フウゥーッ! アライちゃん1「うゆしゃいのりゃ!おかーしゃんはかわいいアライしゃんをまもるぎむがあるのりゃ!それができないおかーしゃんはがいじなのりゃ!」フウゥーッ! アライちゃん4「だれか~!ちっぽのダンスみせてあげゆかやアライちゃんをはやくたすけうのあぁ~!」ビクビクバタバタ アライちゃん5「うぅぅ~!もうがまんできないのりゃ、うんちしゃんでゆのりゃ~。」プリプリ アライちゃん8「のぁぁぁぁん!のぁ~~~ん!」ビクビクバタバタ 作業着の男がトラックから降りると、そこには夥しい数の害獣達が地面に転がっていた。 302 名前:アライさん根絶プラン (ワッチョイW 97fb-/Gcx)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 10 22 42.92 ID qr/rUSN70 [9/10] アライちゃん2「あっ!ひとしゃんなのりゃ!ひとしゃーん!たしゅけて~!」 どこぞのアライさん「ニンゲン!こいつら好きにしていいからアライさんを助けるのだ!」 アライちゃん6「向こうのはたけのおやしゃいあげゆからたしゅけて~!」 アライちゃん7「ふしゅぅ~!いだいなアライしゃんをたすけゆのだ!でないとぶっこよすぞ~!」キュルル 動けない体にもかかわらず不遜な頼みごとをするハエ共。そんなハエの言葉には耳も貸さずに、作業着の男はアライさん達を雑に鉄籠の中に放り込む。 そこらのアライさん「のぎゃっ!」 アライちゃん3「のびゃっ!」 余所アライちゃん「じびぃ!」 アライちゃん9「ぴぃっ!いちゃいのりゃぁ~。」ノリャァァァァン! 303 名前:アライさん根絶プラン (ワッチョイW 97fb-/Gcx)[sage] 投稿日:2018/02/07(水) 10 24 45.87 ID qr/rUSN70 [10/10] そうして全てのハエガイジを放り込むと、作業着の男はアライパーに麻痺針を補充し、籠をトラックに載せて帰って行った。 アライパーの針の効果時間はおよそ12時間ほど、そのためこうして6時間おきに作業員が回収に来ているのだ。 こうして回収されたアライさんやアライちゃんは加工され、食用や工業製品として店頭に並ぶのである。 このように、アライパーはアライさん自体にもアライさんを引き寄せる餌としての役割を持たせ、 さらに近づいたアライさんを逃さないことで、従来の籠罠のように『これは危ない』という情報を持たせずに 効率良く捕獲し続ける事を可能にした。 アライパーの登場によって、森のアライさんは大きく数を減らしている、 さらに森でのアライさんの競争率が下がり、街のアライさんが森へと戻っていく現象も確認されている。 アライパーと人の手による駆除、これを続けていけば我々が野生のアライさんを目にすることもなくなるだろう。 アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/615.html
485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (デーンチッ 572e-7dg7)[sage] 投稿日:2017/12/12(火) 21 27 19.28 ID tLwS5gjH01212 アライさんの出産、動物的なスタイルで https //i.imgur.com/T7uhoVs.jpg https //i.imgur.com/BlpspV2.jpg https //i.imgur.com/QXs9nmb.jpg 490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (デーンチッ Saeb-b6a3)[sage] 投稿日:2017/12/12(火) 21 48 13.70 ID 8myCpabba1212 う、産まれるのだあああーって言ってそう 491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (デーンチッWW ff12-KKt6)[sage] 投稿日:2017/12/12(火) 21 48 57.30 ID PpManot301212 [2/2] 490 その瞬間をショットガンか対物ライフでブチ抜きたいよね アライさんの画像へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/670.html
910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 22 52 50.86 ID gcBL2s8I0 [2/11] その日、俺は死んだ 死因はトラックの事故に巻き込まれたものである 初めて感じた「死」という感覚はよく分からないものだった しかし、この後こんなことよりもよく分からないことが起きようとは思いもしなかった ……………………………………………………… 俺は突然目が覚めた バカな、俺はさっき死んだはずだ それにここは俺が住んでいた場所ではないまた別の空間だ おまけになんか体がおかしい気がする 近くに湖があったので自分が今どうなっているか、確かめようと覗いて見ると… そこには、可愛らしい顔と獣耳をした少女がいた 俺はそれにびっくりし、もしかしてと思い、下を向き、自分の体を見た なんといことであろうか、胸に男にはない膨らみがあり、服も全体的に黄色い女の子らしい服になっていた 912 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 06 41.73 ID gcBL2s8I0 [3/11] 俺は最初は戸惑ったが、そんな戸惑いをかきけすかのように瞬時に事を理解した 913 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 11 10.83 ID gcBL2s8I0 [4/11] そうだ、ここはアニマルガール、もといフレンズが住むジャパリパーク その中にあるさばんなちほーというところだ そして、自分はそのさばんなちほーに住むサーバルキャットのフレンズに転生したのだと そして、自分がいまやるべきことは自分が住むところ、ようは縄張りを確保することであると 914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 14 47.08 ID gcBL2s8I0 [5/11] こんなことを瞬時に理解した自分にも戸惑いを隠せないが、ここに住む者の本能的な何かであろうと軽く流した まぁ、右も左も分からないまま進むよりかはマシだろう、これからはこの本能に身を任せて生きよう、そう思い俺は縄張りを探し始めた 915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 19 08.24 ID gcBL2s8I0 [6/11] ……………………………………………………… しばらくすると、でかい木を見つけた ためしに登ってみると、とても良い眺めだった ヨシ、ここを縄張りにしようと、思ったとたん 「たぁー!」ドンッ 後ろからどつかれ、そのまま落ちていった 猫の高い所からおちても大丈夫的な能力のおかげでたすかったものの… 916 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 25 17.52 ID gcBL2s8I0 [7/11] 「フワハハハー縄張りをとったのだー!これでアライさんのものなのだー!」 「「「おかーしゃすごいのりゃー!」」」 アライさんと名乗る者達に縄張りを盗られてしまった 俺は返してもらうよう抗議するも 「うるさいのだー!ここはもとからアライさんのものなのだー!ガイジはここから立ち去るのだ!しっしっ!」 「「「やーい!」」」 うざい…ここに来て、女体化するは、縄張りを盗られるは、ガイジよばわりされるは、悪いことしかない… 917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 33 07.15 ID gcBL2s8I0 [8/11] 俺がため息してると… 「やーい…ってうお!?」 「!?…チビ!?」 一番大きい者の子供であろうチビが落ちてきた 「いちゃいのりゃー!」ビェェェン そのチビが泣いてしまいやかましい… すると、俺にとある考えがよぎった そういえば、ここに来てからなにも食べてなくてお腹が空いてしまった なのでこいつを食べようと 俺は最初にこの考えがよぎったときは身震いしたが、サーバルキャットは肉食だし、この考えも本能の一種なのだろうと考えた 918 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 41 24.11 ID gcBL2s8I0 [9/11] そして、チビを掴み… 「ん?なにをす…てぎばっ!?」 「「「!?」」」 俺はチビをかみ砕き、飲み込んだ、案外美味であった すると、その親である者が降りてきて… 「アライさんのチビになんてことするのだー!」ドタドタ 俺にたっくるをかまそうとしてきた しかし、また本能が俺にこう言い聞かせた 『こいつは、口がでかいだけでたいしたこと無い、なので反撃にでても大丈夫である』 俺は、本能に従い、アライさんにカウンターパンチをかました 「ぎゅびーーー!?」ドッテン 本能の言うとうりアライさんはパンチをくらい、痛々しい声を上げた 919 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 48 27.36 ID gcBL2s8I0 [10/11] マジでたいしたこと無かった 「「おかーしゃだいじょーぶなのりゃー?」ヨチヨチ すると、残り2匹のチビが降りてきた 「うぅー痛いのだ…」 スタスタ… 俺はアライさんに近づいていった 「ひ…ひぃ!?ち…ちか…そ、そーなのだ!」 「「ふぇ?」」ガシッガシッ そういうとアライさんはチビを掴み… 「こいつらをやるからアライさんを見逃すのだー!」 「「!?」」 俺は唖然とした、なんと自分の子供を差し出し自分だけ助かろうとしてるのだ 「「なんでなのりゃーーーーー!?」」 「お前らはまた産んでやるのだ!」 920 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/22(金) 23 55 48.68 ID gcBL2s8I0 [11/11] とりあえず、俺はその2匹を受け取った 「よ…よしこれでアライさんを見逃してもらえるのだー!」ピューン 「「おかーしゃ!まってー!」」 いーや、逃がさない 『あいつは逃がすな、次、いつ飯にありつけるか分からないからな』 こう、本能が言ってきたからである それに、まだ腹は満たされてないし、さっきガイジよばわりされたことについてけりを着けてない 「「あぎゃーーーー!!」」ドクシャア 俺はチビ2匹を平らげ、アライさんめがけてジャンプした 「うおー!?おってく…げぶ!?」ドテ 見事仕留めることができた 921 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/23(土) 00 02 48.11 ID ec/M7tJw0 [1/2] 「うわーーー!!!なんで!?チビを犠牲にしたの…ってぎゃべー!?」バリバリ 俺はアライさんの腹を破り、内臓を引きずり出した 「あ…が…中身…食べないで…」ピクピクッ 俺はアライさんの声を無視し、食べ続けた ガサガサ すると、草むらから物音が聞こえた 聞こえたほうを向くと 「あわわわわ…」ガクガク おそらくシマウマであろうフレンズがいた こいつも喰えないかどうか考えていると 『こいつは喰うな、喰っていい生物はアライさんだけである』 と、本能が言ってきた 俺は本能に従い、シマウマのことは無視し、アライさんを食べ続けた 923 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 73ba-bnYE)[sage] 投稿日:2017/12/23(土) 00 12 33.38 ID ec/M7tJw0 [2/2] それにしてもなんでこいつら(アライさん)だけなんだ?まぁ、その内分かってくるだろう 「ぐ…あ…い」ピクピクッ ……………………………………………………… 「」カランッ フゥと息をつき俺はアライさんの骨を捨てた アライさんを平らげたのである かなりのボリュームで大変美味であった また、アライさんを食べ終わるころにはシマウマはいなくなっていた 俺はさっきの"俺の物である"縄張りに帰っていった しょっぱなからいろんなことがあったが、なんとか縄張りを確保できたし、飯にもありつけた そして、俺は眠くなり寝ることにした、そういえばサーバルは夜行性だっけ… 死んでしまい大変なことになってしまったが、これからはサーバルキャットのフレンズとして立派に生きよう、俺はそう思い眠りについた 終わり 続・アライさんになろう ss その他へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/975.html
892 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00 22 16.54 ID oboWGpurO … ~秋トウモロコシ畑~ ここは、アライさんがいる森の近くの畑。 秋トウモロコシを育てている畑である。 もうすぐ収穫の時期のようであり、畑には黄色いトウモロコシが実っている。 そんな畑に、なにか不思議な音が響く…。 余所アライさん「ふははははー!食べ物なのだぁー!」ガサッ 余所アライちゃん1「なのりゃー」ガサッ ヨチヨチ 余所アライちゃん2「なのだー」ガサッ ヨチヨチ 余所アライちゃん3「のだー」ガサッ ヨチヨチ 余所アライちゃん4「のりゃ!のりゃっ!」ガサッ ヨチヨチ …先程とは別の、野良アライさん一家である。 先程のアライさんは、畑に近付くことを禁忌と認識していたが… この野良アライさん一家は、何をしにトウモロコシ畑に近付いてきたのであろうか? 893 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00 34 29.84 ID oboWGpurO 余所アライさん「ここにはたくさん美味しそうな実が生えてるのだ!みんなで食べるのだー!」ドタドタ 余所アライちゃん1「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ 余所アライちゃん2「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ 余所アライちゃん3「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ 余所アライちゃん4「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ 余所アライちゃん5「のだ!のだー!なのだー!」ガサガサッ ヨチヨチヨチヨチ 余所アライさん「突撃なのだー!」ドタドタ 親の余所アライさんを先頭にして、アライさん一家は秋トウモロコシの苗へ近付いた。 余所アライちゃん達「「「なのりゃー!」」」シッポブンブン 余所アライちゃん達は、トウモロコシの苗の根元をぐるりと囲んでいる。 余所アライさん「さあチビ達!お腹いっぱい食べるのだ!」 余所アライちゃん1~5「「なのりゃー!わっちぇ、わっちぇ!わっちぇ、わっちぇ!」」ヨジヨジヨジヨジヨジヨジヨジヨジ 余所アライちゃん達は、一斉にトウモロコシの苗に爪を立て、よじよじと登り始めた。 894 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00 49 27.24 ID oboWGpurO そして… https //i.imgur.com/eOTaZL5.png 余所アライちゃん1「はぐはぐ」ムシャムシャ 余所アライちゃん2「がぶっ、くちゃくちゃ」クチャクチャ 余所アライちゃん3「あむあむあむあむあむあむ!!あむあむあむあむっ!!」クチャックチャッ 余所アライちゃん4「んんー、おいちぃのりゃぁ!!あぐっはぐっもぐもぐ」バリバリムシャムシャ 余所アライちゃん5「なのりゃー」ヨジヨジヨジヨジ 余所アライさん「ふははー!アライさんも食べるのだあ!がぶっ!」バリバリムシャムシャ 余所アライさん「くっちゃくっちゃ、美味しいのだぁ!自然の恵みなのだあ!もぐもぐ!」クチャクチャ なんと余所アライさんは、何の躊躇もなしに畑の作物を荒らし始めた。 余所アライさん「もぐもぐ…ここを見る限り、人間はいないのだ!だからここはハタケっていう場所じゃないのだ!もぐもぐ!」クチャクチャ …インターンシップに行くアライちゃんに、教育係はいない。 人間は歴史に学ぶが、アライさんは自身の経験に学ぶ。 そのため、全てのアライさんが同等の知識水準を保てるわけではない。 中には、このように変な知識の習得の仕方をするアライさんもいる。 …ときたま、アライさん同士で話して情報交換をする個体もいるようだが… この余所アライさんはそうではないようだ。 895 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00 52 34.33 ID oboWGpurO そして、時間が経つにつれて… アライちゃん達はどんどん大きくなってきて… 気温はどんどん下がっていく…。 904 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20 12 50.91 ID 53Ha/3n3O 余所アライさん「ふははー!美味しかったのだー!お土産も持っていくのだぁ!のだっ!のだっ!」ドタドタ 余所アライちゃん1「のだ!」ヨチヨチ 余所アライちゃん2「だあだあ」ヨチヨチ 余所アライちゃん3「くっそうんまかったのりゃあ!≧∀≦」ヨチヨチ 余所アライちゃん4「あゆくのちゅかれたのりゃ~、おなかぽよんぽよんであんよくたくたなのりゃ~」ゲェップ ヨチヨチ 余所アライちゃん5「おかーしゃ!おんぶぅ!ありゃいしゃんのことおんぶしゅゆのりゃ~!のりゃっ!のりゃっ!」シッポフリフリシッポフリフリ 余所アライさん一家は、秋トウモロコシ畑を荒らし回った後、いくつかトウモロコシを引き抜いて持っていった。 越冬のための保存食にするのであろう。 余所アライさん「のあっ」ポロッ トウモロコシ「」ゴロン!ゴロン! 余所アライさんが落としたトウモロコシの1つが、坂道をごろごろと転がっていく。 余所アライさん「待てー!待つのだー!アライさんのご飯なのだー!」ドタドタ 余所アライさんは、坂道を駆け降りていく。 余所アライちゃん1~5「「なのりゃー」」ヨチヨチヨチヨチ 余所アライちゃん達も、母親のあとをついていく。 905 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20 23 15.32 ID 53Ha/3n3O トウモロコシ「」ガサガサッ トウモロコシは、草影に落ちた。 余所アライさん「うぅーあそこなのだ!」ドタドタ 余所アライさんは、トウモロコシが落ちた草影へ近付いていく。 余所アライさん「たあ~!」ズボォ ガサガサッ 余所アライさんは、草影に手を突っ込み、トウモロコシを探すが… 余所アライさん「のだ?見つからないのだあー」ガサガサッ どうやら余所アライさんが草影に来るまでの間に、トウモロコシは草影から移動していたようだ。 余所アライさん「どこなのだー?」ドタドタ 余所アライちゃん1「どこなのりゃ~?」ヨチヨチ 余所アライちゃん2「ここなのりゃ~?」ヨチヨチ 余所アライちゃん3「そこなのりゃ~?」ヨチヨチ 余所アライちゃん4「のりゃ~?」ヨチヨチ 余所アライちゃん5「のりゃあ!なのりゃあ!なのりゃあ!」ヨチヨチピィピィ 余所アライちゃん5が、やけに騒いでいる。 余所アライさん「どうしたのだチビ?お腹すいたのか?さっき食べたばかりなのだ!」プンスカ 余所アライちゃん5「なのりゃあ~~!!なのりゃあ~~!!ふぅぅーーっ!きゅるるぅ!」シッポブンブンブンブン 余所アライさんは、余所アライちゃん5の視線の先を見た。 906 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20 25 03.94 ID 53Ha/3n3O 視線の先には… https //i.imgur.com/QdCQucq.jpg 落第アライちゃん「はぐっはぐっ!くちゃくちゃ!もむっもむっ!ごくんっ!おいちーのりゃああ!≧∀≦」ムシャムシャバリバリ …転がっていったトウモロコシを美味しそうに食べるアライちゃんの姿があった。 907 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20 32 47.99 ID 53Ha/3n3O 落第アライちゃん「おいちーのりゃー!あむあむっ!はみゅはみゅっ!」クチャクチャ 余所アライさん「お…お前ぇ!その野菜を返すのだ!野菜泥棒め!」バッ 余所アライさんは、落第アライちゃんに詰め寄る。 落第アライちゃん「うゆ!?うしょなのりゃあ!このおやしゃいは、あむっ、くちゃくちゃ、ありゃいしゃんが!ごくんっ!」モグモグシッポフリフリ 落第アライちゃん「さいっしょに、あむ、しゃりしゃり…ごくん!みつけたのりゃ!」ムシャムシャシッポフリフリ 余所アライさん「嘘なのだ!アライさんが最初に見つけたのだ!アライさんが盗られたのだ!野菜泥棒めぇ!」フゥーーッ 余所アライちゃん1~5「「「のりゃー!なのりゃあ!な~のりゃあ~!」」」シッポブンブン 余所アライさん一家は、落第アライちゃんを威嚇している。 一家6匹での総威嚇。 とにかくやかましい。 落第アライちゃん「う、うゆう…!」ビクゥ このド迫力には、落第アライちゃんもタジタジのようだ。 920 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 21 32 00.13 ID h/a7U7+ZO 落第アライちゃん「う、うゆぅ…!ありゃいしゃんはおなかぺこぺこなのりゃっ!だからこれたべゆのりゃあ!ふぅーーっ!」フゥフゥ 落第アライちゃんも、しばらく食事をしていないらしい。 しばらくぶりにありつけた食糧を手放したくないのであろう。 余所アライさん「だったら力づくで奪い返すのだぁ!」ダッ 余所アライさんは、落第アライちゃんへ襲いかかった。 落第アライちゃんは… 落第アライちゃん「ぴ、ぴいぃぃ~~~っ!にげゆのりゃあ!あむぅっ!」ガプリ 食いかけのトウモロコシを口に咥え… 落第アライちゃん「ぬぬりゅぅ~~!!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ 余所アライさんから逃走を試みた。 921 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22 04 26.49 ID h/a7U7+ZO しかし。 余所アライさん「ガイジなのだ!逃がすわけないのだ!ふはははー!」ドタドタドタドタ 落第アライちゃん1「ふみゅぅう!?」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ 余所アライさんは、落第アライちゃんへあっという間に追い付いた。 ヨチラーのアライちゃんが、二足歩行する成体のアライさんにかけっこで勝てるはずがないのである。 余所アライさん「蹴飛ばしてやるのだ!たあ~!」ドガァッ 落第アライちゃん「ぶへぇぁっ!」ボゴォ ゴロゴロ 余所アライさんは、落第アライちゃんの幼く未発達な小さい体を容赦なく全力で蹴飛ばした。 尻を蹴られた落第アライちゃんは、口に咥えていたトウモロコシを離してしまう。 922 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22 13 33.30 ID h/a7U7+ZO 落第アライちゃん「ぴぎいいぃぃいーーーっ!!いぢゃいい!いっぢゃいのりゃああああああーーーっ!おがーしゃあああーーんっ!!」ピギイィイビエエエエエン 落第アライちゃんは蹴られたお尻を擦りながら、大声で泣き叫び必死に助けを呼ぶ。 余所アライさん「無様なのだ!どうしたのだガイジ!アライさんから自力で逃げてみるのだ!」ニヤニヤ ゲシゲシ 落第アライちゃん「ぴっ!ぴっ!」 余所アライさんは、落第アライちゃんの尻を蹴っていたぶっている。 落第アライちゃん「おちりいぢゃいいいいいいーーーーっ!いっぢゃいのりゃあああああーーーっ!にげれないのりゃああああああーーーっ!」ビエエエン どうやら落第アライちゃんは、尻を蹴られた時に筋骨に大きなダメージを受け、歩けなくなってしまったようだ。 余所アライさん「逃げれないならどうするのだ?」ニヤニヤ 落第アライちゃん「ひぐっ…ぐしゅっ…!ひどいのりゃああっ…!たべものどよぼーが、ありゃいしゃんをいぢめゆのりゃ…!ありゃいしゃんがかわいそーなのりゃあ…!」ウルウル 余所アライさん「ガイジか!元々お前のものじゃないのだ!これは最初っからアライさんのものなのだ!たぁ!たぁ!」ゲシゲシ 余所アライさんは、明らかに酷い重症を負っているであろう落第アライちゃんの尻に、さらに蹴りを加える。 落第アライちゃん「びっっぎいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーーーーーっ!!いいーーーぢゃああああああああいいいいいいいいいいーーーーーーっ!おがああああーしゃああああーーーんっ!おがーしゃんだぢゅげでえええーーーっ!」ビエエエン 余所アライさんが蹴りを加える度に、落第アライちゃんの体内では傷が深刻になってゆく。 余所アライさん「ガイジなのだ!お前はインターンシップが辛くて逃げ帰って来たんじゃないのか?もう親元を離れたはずなのだ!」ゲシゲシ 923 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22 21 00.56 ID h/a7U7+ZO 余所アライさん「アライさん達は!自分の力だけで生きていく生き物なのだ!自分自身以外、誰もお前を助けないのだ!」ドガァッドガァッ 落第アライちゃん「もうやべでええええええええええーーーーーっ!!あげゆかりゃあああーーっ!ありゃいしゃんのおいちくてきーろいちゅぶちゅぶおやしゃい、おまえにやりゅかりゃああああーーーっ!!」ピギイイィィイ 余所アライさん「野菜とかもうどうでもいいのだ!アライさんは、お前みたいな甘ったれたクソガキがいっちばん大嫌いなのだ!人間より嫌いなのだ!」ドガァッドガァッ 落第アライちゃん「のりゃっ!のりゃっ!」ドガグシャ 草影「」ガサガサッ その時、草影が揺れた。 『チビ!?チビの声なのだ!チビ!』ガサッガサッ 余所アライさん「のだ!?」 落第アライちゃん「こ、このこえ、は…」ゼェハァ アライさん「ち…チビ…!」ガサッ 落第アライちゃん「お…おがー……しゃんっ……!」 …やってきたのは、先程小太りの男性と交尾していたアライさんであった。 小太りの男性から聞いたアライさん一家の様子を視察しに来たのである。 924 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22 28 20.56 ID h/a7U7+ZO 落第アライちゃん「おがーーしゃああああんっ!おがーしゃんなのりゃああああーーーっ!おがーしゃん!ずっとずっとあいたかったのりゃあああーーーーっ!」ビエエエン 落第アライちゃんは更に泣き出した。 尻の痛みとは別の涙である。 アライさん「チビ…お前…そんなに大きくなって…」 アライさんは動揺している。 余所アライさん「なんだ?お前、こいつの母親だったのか?」 余所アライちゃん「「「のりゃ~?」」」クビカシゲ 落第アライちゃん「おがーしゃん!だぢゅげでええーーっ!このやさいどよぼーがありゃいしゃんをいぢめゆのりゃああーーっ!ありゃいしゃんのききなのりゃあっ!」ピギイイィイジタバタ 落第アライちゃん「ぶっこよちてぇえーーーっ!このわゆものぶっこよちてええーーっ!おがあああしゃあああーーんっ!」ピギイイィイ アライさん「あ…あ…」 アライさんの脳裏に、かつて落第アライちゃんを産み落とし、母乳を与えて育てたときの記憶が甦ってくる。 925 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22 33 34.19 ID h/a7U7+ZO 余所アライさん「今の時期にこの大きさってことは…夏の終わり頃に産んだチビなのか」ガシィ グイイ 落第アライちゃん「ぴ、いぃ…!」ブラーン 落第アライちゃんは余所アライさんに尻尾を掴まれる。 アライさん「ち、チビに何を!」 余所アライさん「たあ~!」ポイッ 落第アライちゃん「のりゃっ!」ヒューン ドサッ ゴロゴロ… 落第アライちゃんは、アライさんの足下へ投げられた。 落第アライちゃん「い…ぢゃい…おが、しゃ…」ブルブル ガシィ 落第アライちゃんは、アライさんの足首をつかむ。 余所アライさん「お前…。子供をインターンシップに出した母親なら。アライさん達のルールは分かってるのだ?」コスリコスリ アライさん「っ…」汗ダラダラ アライさんは、汗をかいている。 926 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22 34 56.14 ID h/a7U7+ZO 落第アライちゃん「おがーしゃん…!ありゃいしゃん、おかーしゃんといっしょにくらちにきたのりゃああっ!」 アライさん「…」 落第アライちゃん「ありゃいしゃん、おかーしゃんといっしょがいーのりゃあっ…!はなればなれしゅゆの、さびちくって…!」ブルブル 落第アライちゃん「おがーしゃん…だいしゅきなのりゃあ…!おがーしゃんっ…!」ウルウル スリスリ 落第アライちゃんは、アライさんの足首に頬を擦り寄せている。 アライさん「…」 930 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 17 59 33.44 ID TPonmpgRo アライさん「っ…チビ…帰ってきちゃダメって…言ったのだ…」 落第アライちゃん「うゆぅ!ありゃいしゃん、ほんとはずっとずっとずぅーーっとおかーしゃんといっしょにくらちたかったのりゃあ!」シッポフリフリ アライさん「…独り立ちすれば、お前は自由になれるのだ」 落第アライちゃん「じゆーなんていらないのりゃあ!ありゃいしゃん、ほんとーはいんたーんちっぷいくのもやだったのりゃ!」スリスリ アライさん「…」 読者の皆さんは、もはやお気付きであろう。 これまで本作に登場した野良アライちゃん達は、ことごとく人間に駆除されて死んでいった。 その一方で、登場するアライしゃんは、比較的生存率が高い。 これは何も、神の見えざる手がアライちゃん達に都合よく悪運を与え不自然に死へ誘うバイアスをかけているわけではない。 ただ単に、ヨチラーのアライちゃんは独力での生存能力が低いだけだ。 本来ならば、ヨチラーのうちは親に保護してもらい、二足歩行ができるようになってから独り立ちさせた方が、個体生存率がずっと高くなることは自明の理といえよう。 そう… 自身の種の繁栄のために生きる動物としての視点で見れば… ヨチラーのアライちゃん達は、明らかに、独り立ちするには早すぎるのである。 それ故に、野良アライちゃん達は、人に甘えたがる。 人にごはんをねだる。 愛情を求める。 本来であれば、まだ独り立ちするには早すぎるが故に… 人間に自らを母親がわりに保護してもらい、可愛がって貰うことを求めるのである。 931 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 18 12 53.92 ID TPonmpgRo 落第アライちゃん「おかーしゃん!ありゃいしゃん、おかーしゃんとまたあえてうれちーのりゃあ!しゅきしゅきなのりゃー!」スリスリ アライさん「…他の姉妹はどうしたのだ」ナデナデ 落第アライちゃん「うゆぅ…はんぶんはしんじゃったのりゃ…」 落第アライちゃん「でも、ほかのおねーしゃんやいもーとたちは、ありゃいしゃんをおいてどっかいっちゃったのりゃ…」 落第アライちゃん「おいてけぼりされたのりゃ…。ありゃいしゃんかわいそーなのりゃあ…!」ウルウルシクシク アライさんは、愛しい我が子の頭を撫でる。 このアライちゃんは、姉妹の中でも特に甘えん坊で、独立心が弱いようだ。 落第アライちゃん「もうひとのすみかなんてこりごりなのりゃ!おかーしゃん!いっしょにもりでくらしゅのりゃー!」スリスリペロペロ 932 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 18 43 05.73 ID TPonmpgRo アライさん「…ところで、森で暮らすはいいとして、チビ…」 アライさん「…ご飯はどうするつもりなのだ?」 落第アライちゃん「うゆぅ!おかーしゃんといっしょに、もりのなかでさがすのりゃ!ごはんいっしょにたべゆのりゃー!」 アライさん「…」 933 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 18 43 32.41 ID TPonmpgRo つづく 知らないルール パート3へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/177.html
690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 20 25 10.52 ID 4AliR1TLd [5/17] ザアアアアアアアアア ビュウウウウウゥゥゥウ 台風の中、アライさん親子が走っている。 進行方向には、木製のお寺があった。 アライさん「チビ達!あのお家に隠れるのだ!」ダッ アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ 雨に濡れてびしょびしょに濡れたアライちゃん達が、四足歩行でヨチヨチ歩きしている。 アライさん「てっぺんの三角のお部屋まで登るのだ!」ヨジヨジ アライさん「入れるように穴を開けるのだ!たあ~!」ガリバリ 天井裏の壁「」ボコッ アライさん「穴が空いたのだ!これで中でぬくぬくできるのだ!」モゾモゾ スポッ アライさんはお寺の天井に穴を開けて、中に潜り込んだ。 アライさん「チビ達も来るのだ!」ヒョコッ アライちゃん1「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ スポッ アライちゃん2「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ スポッ アライちゃん3「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ スポッ アライちゃん達は、お寺の天井裏に侵入した。 アライさん「ふぅ~ずぶ濡れなのだ。チビ達、よく体を乾かすのだ」ブルブル アライちゃん1「ぷるぷるぷる…」ブルブル アライちゃん2「ぷるぷるぷる…」ブルブル アライちゃん3「ぷるぷるぷる…」ブルブル アライちゃん達は野良犬のように体を震わせ、毛皮についた水を切る。 お寺の天井裏の板に、水が染み込んでいく。 691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 20 31 03.22 ID 4AliR1TLd [6/17] アライさん「チビ達!ここをアライさん達のお家にするのだ!」コスリコスリ アライちゃん1「なのだー!」シッポフリフリ アライちゃん2「なのだー!」シッポフリフリ アライちゃん3「なのだー!」シッポフリフリ アライさん「よーし、ここにアライさん達のにおいをつけるのだ!」 アライさん「のだぁぁぁー!」ブリュブリュブリュブリブリブリブリュブリュブッブー 溜め糞「」プゥーン アライちゃん1「のだ?」キョトン アライさん「チビ達もするのだ!ここでウンチするのだ!オシッコもするのだ!」 アライちゃん1「う~っ!」ブリブリブリブリ アライちゃん2「う~っ!」ブリブリブリブリ アライちゃん3「う~っ!」ブリブリブリブリ アライちゃん1~3「「「う~っ!!!」」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ 溜め糞「」プゥーン アライさん「ふはははー、これでアライさん達のお家なのだ!」 692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 20 34 03.44 ID 4AliR1TLd [7/17] アライさん「ふぅ~スッキリしたのだ」 アライちゃん1「ちたのだ~」シッポフリフリ アライちゃん2「したのぁ」シッポフリフリ アライちゃん3「のあー」シッポフリフリ アライさん「さ、チビ達。寒いから、体を寄せあって寝るのだ。こっち来るのだ」ポンポン アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スリスリ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スリスリ アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スリスリ アライさん親子は、押しくらまんじゅうをするように、お互いに身を寄せあっている。 アライさん アライちゃん1~3「なのだ~」スリスリスリスリ 693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 20 38 43.61 ID 4AliR1TLd [8/17] アライさん2「はぁはぁ…寒いのだ、風が強いのだ…。ここで凌ぐのだ」モゾモゾ そのとき、先ほどアライさんが空けた穴から、別のアライさんが入ろうとしてよじ登ってきた。 アライさん「!?お前なんなのだ!ここはアライさんのお家なのだ!勝手に入ってくるななのだぁ!」フシャアアアア アライちゃん1「くゆなー!」フシャー アライちゃん2「くゆなー!」フシャー アライちゃん3「くゆなー!」シッポフリフリ アライさん一家はアライさん2を威嚇している。 アライさん2「で、でも!チビ達が熱を出して…!ここで休まないとチビ達の危機なのだぁ!」モゾモゾ アライさん2は、強引に入ろうとしてくる。 694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 20 42 03.37 ID 4AliR1TLd [9/17] アライさん「来るなって言ってるのだあ!たあ~!」ドガアァア アライさん2「ぐびっ!」ベギィ ヒュウウウウ アライさん2は、天井の穴から落下し… アライさん2「びぎいぃぃっ!!」ガアアンッ …アスファルトの地面に、頭から落下した。 アライさん2「」ビグンッビグンッビグンッバタバタタッジタバタビッタンバッタン アライさん2は脳がやられたらしく、ゴキガイジムーブした。 アライちゃん4「おきゃーしゃ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5「めをあけゆのだ!」ユサユサ アライちゃん6「しんじゃやなのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「やなのりゃぁ!」ユサユサ アライさん2の子供達が、親に集まってくる。 695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 20 47 35.04 ID 4AliR1TLd [10/17] アライさん「…」ヨジヨジヨジヨジ アライさん2を突き落として殺した張本人が、壁の穴から降りてくる。 アライちゃん4「べつのひとなのりゃ?おかーしゃをたすけゆのりゃ!」ユサユサ アライちゃん5「おきゃーしゃはもうしぬのりゃ!」 アライちゃん6「おい!そこのあらいしゃん!あらいしゃんのあたらしいおかーしゃんにしてやゆのりゃぁ!」 アライちゃん7「あらいしゃんたちはこんなにかわいいのだぁ!しっぽのだんすなのだ!」フリフリ アライちゃん4~7「「「なのりゃ~!」」」シッポフリフリシッポフリフリ アライさん「…」スタッ 696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 20 52 17.99 ID 4AliR1TLd [11/17] アライちゃん4「あらいしゃんたちをそだてゆと、おまえもしあわせなのりゃ!」シッポフリフリ アライさん「ふん!」グシャア アライちゃん4「ぴぎいいぃぃぃぃぃーーーーっ!!」 アライさんは、アライちゃん4の首を踏みつけた。 アライちゃん5「ぴぃ!?おねーしゃんになにすゆのだぁ!」 アライちゃん6「こあいのだ!にげゆのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「ぴいいいぃいぃぃぃーーーーっ!!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライさん「チビ達は、お腹を空かせてるのだ!」グシャア アライちゃん5「ぎびっ!」ベギィ アライさん「お前達を、育ててやるのだ…」グシャグシャグシャア アライちゃん6「ぎびぃ!いぢゃいのりゃあ!やめゆのりゃ!ぴっ…ぴいぃいぃぃぃぃーーーっ!」ベギゴビグチャア アライちゃん7「う…うゆゆ…お、おねが…こ、ころしゃないで…」プルプル アライさん「チビ達の血肉の一部として!」グシャア アライちゃん7「ぎぴいぃぃぃーーーっ!おげえぇ!」ブハアァ 700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 21 00 51.18 ID 4AliR1TLd [12/17] アライさんは、殺したアライちゃん達の死骸を咥えて、天井裏に持ち帰る。 アライさん「ふんが!」ポイッ アライちゃん達の死骸「」ドチャッ アライちゃん1「ぴぃっ!?」ビクゥ アライちゃん2「しんでゆのりゃ!?」ビクゥ アライちゃん3「びええええんっ!こわいのりゃぁ!おがーしゃーんっ!」ビエエエエエエン 血と雨でずぶ濡れになった4匹のアライちゃんの死骸が、天井裏に転がる。 アライさん「チビ達、安心するのだ!それは食べ物なのだ!アライさん達、ここずっとゴハン食べて無くてお腹空いてるのだ」グゥー アライちゃん1「なのだ…」グゥー アライちゃん2「なのだ…」ギュルル アライちゃん3「ごはんたべたいのだ…」グーギュルルー アライさん「野良ウサギや鳥の雛の狩りの仕方はそのうち教えてやるのだ!今はゴハンを食べるのだ!はぐがぶ!」ガブガブ アライさんは、鋭い爪と牙で、アライちゃん4の体をばらして貪っていく。 アライちゃん1「なのだー!くっちゃくっちゃ…」クチャクチャ アライちゃん2「はぐはぐ…もぐもふ…」クチャクチャ アライちゃん3「おいちーのりゃ!もぐもぐ…」クチャクチャ アライさん親子はこの台風の中、無事に新たな巣を手に入れ、雨風を凌ぎ、空腹まで凌ぐことができたようだ。 なんと強い生命力であろうか…。 701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 21 01 51.37 ID 4AliR1TLd [13/17] おしまい 707 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 5512-3ZDl)[sage] 投稿日:2017/10/22(日) 21 34 19.02 ID 9XUq8tEf0 [2/3] 701 そう、確かにこのアライさん親子の生命力は強い。 だが、頭は弱い。 アライさん親子が選んだこの新たな巣、我々の目から見るとどう見ても廃寺である。 それも何というか、こう、その、ダメな感じである。 暗闇と暴風と大雨の恐怖で判断力が落ちていたことを差っ引いても正直「ない」オンボロっぷりである。 そんなとこに穴を開けた上にドッタンバッタン大騒ぎ、結果は火を見るより明らかなわけで…… アライちゃん1「のぁ?おかーしゃん、なんかミシミシいってゆのだ?」 アライさん「それは台風の音なのだ。このお家は人間が作ったから頑丈なのだ!だから大丈夫なのだ!!」 アライちゃん2「だったらあんしんなのだー!」コスコスコス アライちゃん3「でもおかーしゃん、なんかおかしーのだ」コスコスコス アライさん「チビ達、そんなに怖がらなくてもいいのだ。ほら、お母さんがギューッとしてやるのだ!」 アライちゃん1「なのだー!」ギュー アライちゃん2「ぎゅーなのだー!」ギュー アライちゃん3「なかよしさんすゆのだー!」ギュー このアライさん親子の生命力は強い、だが頭は弱かった。 破滅の音が聞こえてきたのにそれ気付けなかったのだから…… 廃寺「ミシミシミシ…… バキバキバキィッ!!!」 アライさん「のだ?」 アライちゃん's「「「のだぁ?」」」 アライさん親子「のだああああああああぁぁぁーーーーーー!!!?」 アライさん親子の獣生が、おしまい アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/6641.html
アライアンス・アライブ アライアンス・アライブ HDリマスター 機種:3DS,PS4,NS 作曲者:浜渦正志、浜渦あやね 開発元:キャトルコール 発売元:フリュー 発売年:2017年6月22日(3DS)、2019年10月10日(リマスター) 概要 キャトルコール開発のRPG。 『レジェンドオブレガシー』と同じスタッフが開発しておりゲームデザインなどで共通点が多い。 音楽は『レジェンドオブレガシー』と同じく浜渦氏が担当しているほか、1部の曲は浜渦氏の娘である浜渦あやね(AYANE)氏が作曲している。 サントラは初回限定盤にミニサントラが付属されているほか、後に正式なサントラも発売された。 またゲーム中でも条件を満たすことでサウンドテストが可能。ただしサウンドテストでの曲名はサントラとの曲名とは全く違うので注意。 2019年10月10日にはPS4/Switchで『アライアンス・アライブ HDリマスター』が発売された。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc1 メインテーマ~理解~ 浜渦正志 メインテーマ 2017年165位第2回オープニング283位 雨の都スヴァルナ スヴァルナ 作戦会議 雨の世界 雨の世界フィールド ギルド ギルドタワー 閉鎖美術館 閉鎖美術館 予感 分断された世界 2017年209位 失われた光 生きている森 生きている森、太古の森 動乱 おやすみ 貴族と執事 浜渦あやね 機工都市ギアズロック 浜渦正志 ギアズロック 燃える世界 燃える世界フィールド ジャンクヤード ジャンクヤード 遭遇戦 ボス戦 勝利 ブルーオアシス ブルーオアシス 決意 パンデモニウム パンデモニウム 交錯する運命 人間と魔族 監獄街 監獄街 監獄世界 監獄世界フィールド カタコンベ カタコンベ 裁きの塔 裁きの塔 Disc2 フォースギア・バトル 浜渦正志 出航 方舟(海) イグニッション 大型モンスター戦など 第11回215位第13回385位第14回826位2017年49位 みんなの勝利 温泉 浜渦あやね ペンギン 浜渦正志 ペンギン洞 雪の世界 雪の世界フィールド 防衛砦 防衛砦 白嶺城 白嶺城 評議会場 籠城戦 籠城戦イベント 全滅 宴 宴イベント 飛翔 方舟(空) 2017年138位 結晶世界 結晶世界フィールド 天窮の都エシュトルム エシュトルム 竜の谷コルヌドラコ コルヌドラコ 空中戦 空中戦 レインボーピラー レインボーピラー 水魔の巣窟 水魔の巣窟 四凶戦 四凶戦 許すものの心 エリア18 魔界 新秩序宣言 黒き機神 ラスボス戦 ほんとに青いんだよ アライアンス・アライブ スタッフロール 秩序の石 サウンドテストの曲名 理解の歌 魔族の歌 スヴァルナの歌 レドウの歌 カムロットの歌 ベルドムの歌 エスタルテの歌 船旅ソング 空旅ソング 雨の歌 鉄の歌 ブルーソング 太陽の結社へ贈る歌 雪の歌 砦の歌 エシュトルムの歌 古代人の歌 ギルドの歌 ヴァレリーの歌 エルテ・ラルテの歌 ガラクタの歌 溶岩の歌 死者の歌 実験場の歌 水魔の歌 ゆるい歌 生活の歌 開戦の歌 勝利の歌 熱戦の歌 必勝の歌 決戦の歌 同士の歌 エスタルテの戦歌 臨戦の歌 謀反の歌 フォース・ギアソング 破壊の歌 創造の歌 会議の歌 予感の歌 緊迫の歌 決意の歌 相対の歌 襲撃の歌 涙の歌 心の歌 エスメロードの歌 評議会の歌 宴の歌 別れの歌 青空の歌 サウンドトラック アライアンス・アライブ オリジナルサウンドトラック ー武力調停ー アライアンス・アライブ スペシャルサウンドトラックアルバム CD 初回限定盤にミニサントラが付属。
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/989.html
418 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 20 31.39 ID 4RQ6Rtay0 タイトル「アライさん流し」 みなさん、こんにちわ。 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 今回は、スポンサーからの声を形にしたトラップを開発しました。 頂いた意見としては、 「水を用いた仕掛けを作ることはできないか。」 「引っ掛かった個体を水洗トイレのように流してしまえば、警戒されないのでは。」 というものでした。 419 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 22 12.61 ID 4RQ6Rtay0 トラップを紹介する前に、名前を教えておきましょう。 名付けて、「アライさん流し」です。 ...別に、アライさんが流れてくるわけではないですよ。 これから説明しますからね。 ですが、その前にアライさんの習性についておさらいしましょう。 アライさんが手を擦る習性は、元となったアライグマの習性から進化したと考えられています。 元々アライグマは視覚が良くないため、前足を水中に入れて獲物を探る姿が手を洗っているように見えることからその名がついています。 そして、乾燥したものでも手を擦り合わせて確認することもあります。 そのため、フレンズ化してアライさんになってもその習性は残っており、アライさんは何故か水に執着する習性が確認されています。 では、アライさんがよく目撃されている場所はご存知でしょうか? それには、水が大きく係わってくるのです。 アライさんは食料確保のため、ゴミ漁りや畑からの窃盗をしていますが、他にも川や湖でモノを洗っている姿が確認されています。 では、市街地に暮らすアライさんはどこで洗っているのでしょうか? それは、公園です。 水飲み場やトイレといった水資源が多いため、公園で張っていれば大体遭遇できるでしょう。 というわけで、そろそろ本題に入っていこうと思います。 420 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 22 55.60 ID 4RQ6Rtay0 今回の「アライさん流し」は、公園にある公衆トイレの見た目になっています。 おそらく、パッと見ただけでは区別はつかないでしょう。 そのため、公衆トイレに入ってすぐの壁に警告文が書かれています。 ここはアライさん専用トイレです。 人間は使用禁止です。 まず、アライさんは文字が読めません。 読めるとしたらそれなりの教育を受けてないといけませんが、野生のアライさんではまずありえないでしょう。 そして、誘導を確実なものにするために「アライフレグランス」を活用します。 人間用の公衆トイレには「アライフレグランス-」を、「アライさん流し」には「アライフレグランス+」を振りかけておきます。 念のため、人間用の公衆トイレには「アライフレグランス 無香料タイプ」の置き型を用意すれば完璧でしょう。 以上が下準備になります。 では、そろそろトラップの説明に入っていきましょう。 421 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 23 58.51 ID 4RQ6Rtay0 まず、アライさんが個室に入ってきます。 https //i.imgur.com/uxSgyJs.png トイレで何かしらの行動をした後、レバーハンドルを回します。 すると、個室の床が全て開いてアライさんは落とされる、というものです。 https //i.imgur.com/kHF04Mo.png ここを利用するアライさんは、大体レバーハンドルを回すと水が流れることを知っています。 そこを利用したトラップとなっています。 ちなみに、落下先は下水道の一歩手前、公共ますです。 アライさんとしても、同種と一緒の空間に入れて喜ばしいことでしょう。 説明が長くなってしまいましたね。 そろそろ、デモを見て頂きましょう。 422 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 25 18.51 ID 4RQ6Rtay0 今回も、とある街をテストケースにして協力していただいています。 住民の皆様には回覧板などですでに通告されているため、特に問題は無いでしょう。 では、公園周辺の映像を見て頂きましょう。 アライさん「今日も大量なのだ!」 アライさんが来ましたね。 両手に抱えているのは、ゴミ袋でしょうか? アライさん「フハハハハハ! アライさんの手にかかれば簡単なのだ!」ピカピカガイジガオ ゴミとは言え、窃盗なんですがね。 アライさん「お、うるさいのが終わってるのだ。」 このアライさんは、公園の工事の様子を知っているようですね。 近くに巣があるのでしょうか? アライさん「久しぶりに洗っていくのだ!」 ゴミ袋を抱えたまま、公園に入っていきましたね。 そのまま、昔からこの公園にある公衆トイレの方に向かっていますね。 おや? 歩みが止まりましたね。 アライさん「何だか臭いのだ。今までこんな匂いしなかったのだ。」スンスン 鼻をスンスンさせて、周囲の匂いを嗅いでいますね。 アライさん「あっちの新しいところから、いい匂いがするのだ。」 アライさんは、早速トラップの方に興味を示したようですね。 アライさん「あっちを見てみるのだ。」 アライさんが方向転換しましたね。 うまくトラップの方へ誘導が出来たようです。 では、カメラを切り替えてみましょう。 423 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 27 18.25 ID 4RQ6Rtay0 アライさん「おぉ~、すごくキレイなのだ!」 アライさんが感動してくれてますね。 それもそのはず、まだ使用者がいないからですね。 アライさん「これだけキレイなら、いつも以上にピカピカになるはずなのだ!」 さっそく、個室に入っていきましたね。 アライさん「あれ? 入らないのだ。」 ゴミ袋ごと入ろうとしていますね。 ですが、入り口が狭くてゴミ袋がつっかえているみたいですね。 アライさん「仕方ないのだ。 これは入らないから、ここに置いておくのだ。」 どうやら諦めて、個室の入り口前に置いておくようですね。 アライさん「早速洗うのだ!」ビリビリ 袋を引き裂いて、中から取り出していますね。 アライさん「ジャブジャブなのだ!」チャプチャプ アライさん、楽しそうですね。 顔にトイレの水が撥ねていますが、気にしていないようですね。 アライさん「ふぅー。次のを洗うのだ。」 アライさん、ゴミの中から食べれそうなものを取り出して洗っているようですね。 ですが、それでは水が少しづつ濁ってきてしまうんですよね。 アライさん「水が汚れてしまったのだ。」 アライさん「でも、アライさんはそうめいなのだ。これを動かすと水がきれいになるのだ。」 ようやく、レバーハンドルに手を掛けましたね。 クイッ パカッ アライさん「のだ!?」 アライさん「落ちるのだーーーーー!!」ヒュー キィー パタン ジャー こうして、公衆トイレ内にビリビリになったゴミ袋と散乱する中身が残されてしまいましたね。 424 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 31 29.66 ID 4RQ6Rtay0 このトラップはこれだけでは終わりません。 このまま公共ますに落ちるだけでは、そこのマンホールから出てこられる可能性もあります。 そのため、公共ますにも工夫をしています。 まず、下水道に繋がる穴には、アライさんが通れない程度の網目の荒い金網を設置しています。 つまり、アライさんは公共ますに閉じ込められるというわけです。 網目が荒い理由としては、えーっと、その...、あれですね。 汚物が...、はい、流れなくなってしまうからですね。 また、マンホールの裏面と梯子には「アライさんホイホイスプレー」を吹きかけています。 登ろうと思っても、くっついてしまってそれが出来ません。 そして、公共ますの中には一定の間隔で「アライフレグランス-」を散布する装置を取り付けます。 これで、精神的な攻撃でアライさんを追い詰めるのです。 では、公共ますに入り込んでしまったアライさんの行方を見てみましょう。 先に言っておきますが、汚い表現があるためモザイク処理をしていますが、それでもダメだ、という人は飛ばしてくださいね。 425 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 32 34.60 ID 4RQ6Rtay0 アライさん「のだーーーーー!!」ボチャン アライさんが公共ますに落ちてきましたね。 アライさん「一体、ここはどこなのだ!」 アライさんが周りを見回していますね。 アライさん「!? 臭いのだー! ここにいてはおかしくなってしまうのだ!」 バシャバシャ アライさんが下水道の方へ向かいましたね。 ガシャガシャ アライさん「あっちに行きたいのに、これが外れないのだ!」 ガシャガシャ アライさん「あーーーーー!! 臭いのだーーーーー!」 アライさん、だいぶ混乱していますね。 アライさん「ほ、他に出れそうな場所は!?」キョロキョロ おや? 上を見上げましたね。 アライさん「あそこから出れそうなのだ!」 バシャバシャ アライさんが梯子の方へ向かいましたね。 アライさん「これで上がっていけば、出れるのだ!」 ガシッ アライさん「あ、あれ? 手が動かないのだ!」グイグイ 今回の「アライさんホイホイスプレー」は、水に濡れても大丈夫な新型を使用しています。 こちらのテストも兼ねていたりしますがね。 アライさん「マズいのだ!! アライさんの危機なのだ!!」グイグイ アライさん「誰か、アライさんを助けるのだーーーーー!!」グイグイ 426 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 34 37.83 ID 4RQ6Rtay0 如何だったでしょうか? あのアライさんは「アライフレグランス-」にやられたみたいで、気をおかしくして死んでいきましたよ。 他にも何匹か捕まえれましたが、時間の関係上、カットいたしました。 課題については、色々考えられます。 人間の誤落下、公共ますからの音漏れ、などですね。 まだまだ検証は必要ですが、データ結果からより良いものを作っていこうと思います。 では今回はこれで失礼します。 427 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 20 35 33.71 ID 4RQ6Rtay0 久しぶりに、スポンサーネタです。 アイディアは、 366 から。 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/13(日) 04 12 35.42 ID Z4GXe3vK0 アライさんの不妊化とかやりました? 害虫だと不妊化放飼なる手段があるし、不妊化を誘発するガスを撒いたり不妊因子を持つ遺伝子の開発とか気になる 最近は「他の個体を見て罠を回避する」って問題が課題だし、即効性はハンターに任せて長期戦に対応する体制も必要だと思う トラップなら水を用いた仕掛けなんてどうでしょう、マインクラフトの水流トラップが元ネタです 死体も水洗トイレよろしく流せば警戒されないかも 428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 20 41 24.99 ID BtE239bao 乙乙ー スプレー散布装置は他にも色々使えて便利そう 下水道とかで暮らしてるアライさんも居そうだし追い出しにも今回みたいに移動制限出来るし良いですよね 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 20 57 35.61 ID rtmw062aO 乙です いいですねこれ あとはゴミが残されるので怪しまれそうなのと、大規模な工事が必要で金が掛かりそうなのをなんとかできないかなーなんて 431 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/10(日) 21 12 50.75 ID 4RQ6Rtay0 429 ゴミが落ちてても、アライさんなら、 「いいものが落ちてるのだ。アライさんの日ごろのおかげなのだ。」 とかいって、疑わなさそうですね。 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 22 34 54.90 ID KoXPXjibO 431 確かにそうですね となると、残されたゴミがさらにハエを呼ぶのか… 使えば使うほど効率が良くなるとは凄い施設です 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/11(月) 22 43 28.80 ID PmSbokqx0 432 その代わり、公共ますがうるさくなりますけどね。 434 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/12(火) 22 47 52.20 ID b/dfcIaF0 アライさん流しの補足 https //i.imgur.com/BAvmb7b.png 全体図を作ってみました。 扉の開き方がおかしい、って指摘は無しでお願いします。 「個室」って言葉を入れたかったから、外開きになっちゃっいました... 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/158.html
192 名前:アライちゃんとパフェ 1/6 (ワッチョイ 09ba-00jG)[sage] 投稿日:2017/10/13(金) 22 42 56.09 ID dHNNcrIS0 [4/9] アライちゃん「のだっ!のだっ!あまあまおいしーのだあ~」ペロペロハムハム キッチンに足を踏み入れた俺は、自作のパフェの器内で転がりまわる不快害獣を見て愕然とした。全身をクリームまみれにして、アライちゃんはうっとりとした表情をしている。 よく観察してみると容器の周囲にクリームが散っている。どうやら、近くにある冷蔵庫か何か、高いところから飛び込んだようだ。アライちゃんの身長で入れる大きさではないし、つるつるのガラスに爪を立てて登るのも難しいだろう。 アライちゃん「あかいぶつぶつあまくておいしーのだあ」アグアグ そんなことを言いながら、アライちゃんはイチゴに噛み付いた。かみついたというより、顔面を突っ込んだ、という方が正しい。アライちゃんの醜い顔はイチゴの汁まみれになり、イチゴの種が衣服や髪の毛に付着した。 俺は小脇に抱えた段ボールを開き、中からプラスチックの容器に入ったはちみつを取り出した。それを一旦わきに置いて、俺はアライちゃんに近づいた。 194 名前:アライちゃんとパフェ 2/6 (ワッチョイ 09ba-00jG)[sage] 投稿日:2017/10/13(金) 22 43 48.61 ID dHNNcrIS0 [5/9] アライちゃん「誰なのだ!このあまあまはアライしゃんのものなのだ!」 全身の毛を逆立て、牙をむき出しにしてアライちゃんは俺に抗議した。俺は容器のすぐ近く、食べるのに使おうと思っていたスプーンを手に持った。そして、それをおもむろにアライちゃんの喉めがけて突き出した。 アライちゃん「ぎべえ!」 もう一度、さらにもう一度、おまけにもう一度。 アライちゃん「あぐっ!げゃ!のだっ!」 俺はアライちゃんの喉にスプーンを押し当てて強く圧迫した。両手でスプーンをつかみ、身体から遠ざけようとするが、アライちゃんの力では不可能だ。 金属製のスプーンに抵抗している爪に大きな負荷がかかっているようだ。 手首を利かせてスプーンを少し動かしたら,爪が何枚かはがれてパフェの上に落ちた。血も一緒にパフェを汚す。アライちゃんは喉を抑え、荒い呼吸を繰り返して、落ち着いてから叫んだ。 「痛いのだあ!」 195 名前:アライちゃんとパフェ 3/6 (ワッチョイ 09ba-00jG)[sage] 投稿日:2017/10/13(金) 22 44 38.09 ID dHNNcrIS0 [6/9] 俺はパフェに使ったポッキーのあまりを手に取った。それを、アライちゃんの口の中にそっと入れる。アライちゃんはすぐに機嫌を直し、チョコを舐め始めた。 アライちゃん「ヒトしゃんはんせいしたのかー?アライしゃんにひどいことしたらだめなのだあ。つぎはゆるしてあげないのだあ」 ペロペロ、ペロペロ、ペロペロ。ドスッ。 俺はポッキーでアライちゃんの喉の奥を強く突いた。そのままガラス容器に押し付ける勢いで、アライちゃんの口の奥に刺激を加える。アライちゃんは苦悶の表情で俺を見上げている。 アライちゃん「あ……が、が、が……くるじ……のぁ……」 少しの間、そうやってアライちゃんを苦しめていたが、やがてポッキーは過重に耐え切れずポッキと折れてしまった。ポッキーだけに。 アライちゃん「うっ……おえええええ……」ゲロゲロノダー 喉を刺激され続けたアライちゃんは、不当にむさぼった俺のパフェを口から戻しはじめた。ついでに、別のものも口とは反対側の穴から流し始めたようだ。不快な匂いが俺の鼻を刺激した。 197 名前:アライちゃんとパフェ 4/6 (ワッチョイ 09ba-00jG)[sage] 投稿日:2017/10/13(金) 22 46 57.21 ID dHNNcrIS0 [7/9] アライちゃん「ヒトしゃんなにをするのだ!アライしゃんあまあまたべてるだけなのだ!こんなきょあくをゆるしては……ゆるしては!」 何事かぶつぶつと言い始めたアライちゃんを無視して、俺は折れたポッキーでアライちゃんの目を突き刺した。醜く吊り上がった右目に、ぐにゅりと入り込む。 赤い涙がアライちゃんの顔を伝い、次の瞬間、アライちゃんは大声で叫んだ。 アライちゃん「いだいのだああああああ!!」 アライちゃんは全身を大きくばたつかせた。ポッキーはすぐに目ん玉から飛び出したが、そんなことは関係ない。アライちゃんはしばらくの間、苦しみのダンスを踊り続けた。 アライちゃん「あうぅぅ……えぐっ……」ヨタヨタ アライちゃんは不安定なクリームの上に、なんとか立ち上がった。そしてガラス製の容器に爪と指を立てて這い上がろうとし始めた。 アライちゃん「にげるのだあ、こんなところにいてはアライしゃんのききなのだあ」 だが、つるつるのガラスである。アライちゃんに登れるものではない。 198 名前:アライちゃんとパフェ 5/6 (ワッチョイ 09ba-00jG)[sage] 投稿日:2017/10/13(金) 22 47 44.88 ID dHNNcrIS0 [8/9] アライちゃん「アライしゃんはいだいなのだあ……おおきくなってちびをうんで天下を取るのだあ……おかーしゃ、たすけるのだあ……」 俺はポッキーの新しい袋を取り出し、台所の上にざっと中身をぶちまけた。そうやって出した中身を、俺は片手に全て握った。そして、それらでアライちゃんの身体を抑えつけた。 アライちゃん「やめるのだあ!アライしゃんはここからでて天下をとるのだ!じゃまするななのだあ!」 空いているもう片方の手で、俺ははちみつの容器を空けた。そして、その中身をゆっくりとパフェの容器に注ぎ始めた。はちみつがアライちゃんの足首、膝、腿、腰……どんどん登っていく。アライちゃんは身動きが取れない。 アライちゃん「やめるのだ!アライしゃんこわいこわいなのだ!おまえにもこのあまあまわけてやるからゆるしてほしいのだ!」 199 名前:アライちゃんとパフェ 6/6 (ワッチョイ 09ba-00jG)[sage] 投稿日:2017/10/13(金) 22 49 01.00 ID dHNNcrIS0 [9/9] 分けるも何もこのパフェはもともと俺のものだし、アライちゃんが入った食べ物なんてもはや汚物と同じだ。俺は淡々とはちみつを流し込み続ける。腹、胸、肩、首……。 アライちゃん「や、やめるのだあ!アライしゃんしにたくないのだあ!アライしゃんは、アライしゃんは!いだいないきものなのだあ!アライしゃんはふじみなのだ、むてきなのだあ!いやなのだあ!」 だんだん言動が支離滅裂になってきた。はちみつの水位は上がり続ける。口、目、髪、耳、そしてアライちゃんすべてがはちみつの中に沈み、やがて器のギリギリのところまではちみつはたまった。 俺はちみつの容器を置き、代わりにアイフォンを取り出した。しばらくネットをした後、思い出してアライちゃんの様子を確認した。 アライちゃんは口の周りに泡を浮かべ、醜い釣り目を血走らせてポッキーを握りしめていた。歯を食いしばり、間違えて噛んでそのまま髪切ってしまったのか、千切れた舌がはちみつの中に浮かんでいる。 俺は汚染されて使いようのなくなった器ごとゴミ袋にアライちゃんを放り込んだ。そして近くのコンビニまで歩いてゴミ箱に放り込んだ。 終わり https //i.imgur.com/i2IvxQL.jpg コバエさんの画像へ戻る