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アイギス 29戦しかしてない人の攻略 立ち回り 空対空 リーチが短くてあんまりやることがない やるなら差し込みJAか空投げぐらい? JCは斜め上に強いが発生遅め。一応横にも当たらんことはない 空対地 基本的にはJB JBはめくる JCで触りに行けるらしいが試してない 強い対空技をもっている奴にはJ2Bの爆雷が有効? ただJ2Bはのけぞり時間が短いような気がする 地帯地 地対地もあまりこちらから触れるキャラじゃない それでどう近づくかというと 2B 5Dをやると5Dの当て身の発生まで潰されにくくなる 5Dを設置できたらダッシュか空中ダッシュで近づいたり 同じように2B牽制>22Aでオルギアモードになれる。 オルギアになれば近づくのがだいぶ楽になる それ以外だと5Cの先端当てとか? 地対空 2Bぐらいしかやることがない あるいは昇り空投げとかできるらしい 遠距離 236AやBは一度に発射する数が多いため大抵の飛び道具を貫通してくれる J236AかBだと相手の飛び道具を避けつつ当てられる ただし発生があまり早くないし硬直も大きい そして弾数制限があるためシューティングで勝つというよりはオルギアゲージが溜まるまでの一時しのぎとして考えた方がいいかも ちなみに236Bは押しっぱなしにすると残りの弾数をすべて撃てるので時間稼ぎにどうぞ 中距離 地帯地の項目参照 5Bは突っ込んでくる相手に対して置いたりできないかなあ 近距離 こちらが固めてることが殆ど無いような… 2A+Bの足払いがガードさせて5分か微不利ぐらい? ヒットでもガードでも22Aでオルギア発動したり オルギアモード時 ダッシュがFワラキアの強化版になる しかも通常技をダッシュキャンセル(オルギアゲージ減る)できるので崩しには困らないはず オルギアモードでも触りに行けない場合は214CかDのパンドラを出してミサイルと共に突っ込む ただし発生がクソ遅いので遠距離からやる まとめ 通常モードだと立ち回り弱いしシューティングも弾数制限がある なのでなんとかオルギアを発動してそこから崩す オルギア終わったらまた消極的な立ち回りに戻る これを繰り返すキャラ? あとオルギアゲージを使いきってしまうと回復に時間がかかるのでできるだけ手動で解除した方が良い コンボ http //w.livedoor.jp/p4u_matome/d/%A5%A2%A5%A4%A5%AE%A5%B9%A1%A1%A5%B3%A5%F3%A5%DC%A5%EC%A5%B7%A5%D4 起き攻め(妄想版) 5Dを設置すれば暴れを封じられる?+視覚効果で中段見えにくくなりそう オルギアモードのときJB>空ダッシュ>JBのメルブラ崩しができないかなぁ オルギアのダッシュって下にできたら急降下とかできないかなぁ ただしそれをするための有利状況が(ry
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動画・データ制作 ルストP シリーズマイリスト マイリスト +目次 エカルド 炎のロッド 特殊加工されたサーベル 特殊加工されたラウンドシールド 属性魔力撃の腕輪 エカルド 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 エカルド 1 ソード B 1H投 1 10 10 - 2,000G(非売品) 投擲 B 1H投 1 10 10 - 概要 猛毒を塗られたナイフ 猛毒ナイフ 生命抵抗力/消滅 エカルドの刃には強力な毒が塗られています。 エカルドが当たったキャラは即座に目標値11の生命抵抗判定を行い、生命抵抗判定に失敗すると『6点』の毒属性ダメージを受けます。 毒が効かない相手にはこの判定は行いません。 解説 サザーランドが愛用する自称『世界最強のナイフ』です。 単にナイフに猛毒を塗り込むだけではないらしく、サザーランドは『大量のコインを錬成屋に捧げ、女神の加護を得て生み出した』と言っています。 なお、サザーランドは賞金首として手配されるくらいの人物であるため、この話はサザーランドの妄想や、ただの妄言として片づけられています。 しかし、通常のナイフをどう加工してもエカルドの性能には届かないため、もしかしたら真実なのかもしれません。 単に強力な毒で強化されているだけ、と言う可能性も捨てきれませんが。 データ出典:『素人Pのエイギア冒険キャンペーン 1-3』02 41, 02 47 炎のロッド 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 炎のロッド 10/17/? 魔動機文明 スタッフ B 1H 5 +1 11 12 - 10,000G(非売品) 形状 1メートルほどの、炎のような赤い色の杖 概要 無限に使える『イフリートの髯』 炎属性(知名度10) 通常攻撃の属性を『炎属性』に変換します。 また、魔法の武器として扱い、属性変化を無効化します。 魔法の発動体(知名度10) 魔法の発動体として使えます。 ファイアボール 精神抵抗/半減(知名度17) 材料となった『イフリートの髯』と同じように、魔力6の」ファイアボールを発動できます。 このファイアボールは、戦闘特技は無効になります。 よほどたくさんのイフリートの髯を使ったためか、残弾は無限で、炎を何度でも発射できます。 この効果の発動は主動作です。 解説 遺跡で放置されていた魔法の杖です。 イフリートの髯を山のように用いて生み出した、と書かれていますが、その結果は残弾無限の『イフリートの髯』に『発動体加工したスタッフ』を合成した程度の性能です。 たったこれだけの性能のアイテムに50万ガメル以上を費やしてしまった。 というのは、色々な意味で残念すぎますが……。 データ出典:『素人Pのエイギア冒険キャンペーン 1-4』06 28, 06 34, 06 40 特殊加工されたサーベル 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 特殊加工されたサーベル 10 現在 ソード B 1H 10 +1 特殊 13 +5 2,000G(非売品) 形状 紫色の輝きを放つサーベル 概要 威力が固定化された魔法のサーベル 固定威力 攻撃時、威力表を振らずにダメージを決定します。 基準値は「筋力B+前衛技能+追加ダメージ」となり、ここに相手の防護点やこちらの賦術、魔法などの効果を反映させ、ダメージを求めます。 命中判定は通常通りに振って判定します。 解説 未知の加工を施されたサーベルです。 威力のブレが一切起こらないという特性を持っており、クリティカルによる大打撃を望めない代わりに、威力が下がる心配はありません。 また、魔法の武器の加工を施されており、切れ味と命中が強化されています。 データ出典:『素人Pのエイギア冒険キャンペーン 1-11』01 24, 01 30 特殊加工されたラウンドシールド 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 特殊加工されたラウンドシールド 10 現在 盾 B 8 - +2 2,000G(非売品) 形状 紫色の輝きを放つラウンドシールド 概要 未知の加工を施された盾 解説 未知の加工を施されたラウンドシールドです。 撃破すると消滅する謎の敵が所持していましたが、この盾と剣、腕輪は消滅せずに残っています。 盾全体から紫色の異様な輝きを放っており、何かしらの改造が施されたことは明らかですが、改造の中身は謎に包まれています。 データ出典:『素人Pのエイギア冒険キャンペーン 1-11』01 36, 01 42 属性魔力撃の腕輪 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 属性魔力撃の腕輪 10 現在 装飾品 手 6,000G(非売品) 形状 四色の宝石がはまった銀の腕輪 概要 属性魔力撃を使える 属性魔力撃 この腕輪を付けたキャラは戦闘特技「属性魔力撃」を習得し、戦闘中に使用することが出来るようになります。 宣言すると「炎」「水・氷」「土」「風」のうち、任意の属性を通常攻撃に加え、打撃点に+4のボーナスを得ます。 しかし、この効果を使うと次の手番まで回避、生命抵抗力、精神抵抗力に-1のペナルティを受けます。 属性は使いなおすたびに任意に変更可能です。 解説 高濃度のマナを封じ込めた宝石を4つ取り付けたマジックアイテムです。 この腕輪を装備したキャラが合言葉を唱えると腕輪の宝石から魔力が発生し、装備者に特殊な力を与えます。 属性攻撃をお手軽に出来るようになるアイテムですが、誰が作成したのかは一切不明です。 データ出典:『素人Pのエイギア冒険キャンペーン 1-11』02 17, 02 23
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最終更新日時:2014-01-26 01 21 54 (Sun) >>活躍選手情報スレ 画像 フォメ情報 獲得できる監督 総合力 3 ドイル ラクテオノフ 攻撃力 1 スピード 7 守備力 9 テクニック 2 中盤の構成力 4 パワー 7 5-4-1 難易度 3 スタミナ 5 肩書き 秘めた力を持つダークホース ポジ 能力 属性 活躍選手 GK T+S ブッチ ブルテズ ヘラルト デル・モンテ RSB S ◎カヌー ジャンニケッダ シュレーダー デルガド リンコン サンタクルスバイアーノ ミケーレ RCB P ◎ギード ヴェンゲル ウォーカー ゴドフロア ジギッチマルゲリータ ヒメネス SW★ P+S ◎マルゲリータ ◎グレイシー ヴェンゲル カラ・トーレ マンチーニロスタ ワムテル LCB T 岡本徹 ノテウス バロン マンチーニ ミサイルビッチロスタ ダビーノ スピネッリ ヒメネス マイナー LSB S コート カルロス ジャンニケッダ パイク ペトレスクマンチーニ リゼレス アルノー RWB S+P ◎ヨルセン ガリアーノ ターヒュッツ サケッティ △シュレーダー CDH★ P+T ☆リートフェルト ◎ヴィエロ ガルシア レオポール バウアー マイナーランフォード ハモンド LWB S+P ◎ハシェック ターヒュッツ ライムンド ヒューズ OH★ T 感 ☆ゾフ ◎アベル ◎ジルマール ◎トット ◎マルセリーニョ イギータカラバッジォ コジーニョ サイコビッチ ジノラ スタービレゼ・コスタ ドラビッチ メンデス リカルド CFW P+T △エルボマ アリストテレス アルフォンス バティス バヤルフェロー ピレリ ※…★はキーポジション キーポジション ディフェンシブハーフ CDH 中盤の底から攻撃を作る司令塔。低いポジションから前線やサイドへの適切なパス出しと、攻守にわたり中盤をコントロールする役割を担う。まずは競り合いを制しボールをキープできる強さが必要。そして攻撃の起点として高いテクニックが要求される。 オフェンシブハーフ OH ゲームを組み立てるポジション。スピード、素早い状況判断が必要とされる。攻撃を組み立てることが出来るイマジネーション豊かな選手を配置することが望ましい。 スイーパー SW ディフェンスラインの中央で守備の要となるポジション。スイーパーとして素早いカバーリングが求められる。守備の最後の砦として相手攻撃陣に当たり負けない強さも兼ね備えていることが条件。 監督理解度 攻撃型 バランス型 守備型 X カラヴァン X アクエル X イエーガー X ケルクホフ X イ・ヨンス △ コンティ X アルメイダ △ ゴンザレス 〇 ザイド・ファタラ △ ガウルテリオ △ 佐伯 △ シモンズ △ ダビーサス X シマク 〇 ドイル △ チャールズ 〇 ジャンヌ X 敏林 X ベルナール X ジョルジュ △ J・フィルマーニ X ホッベル △ タウンゼント △ M・フィルマーニ X 千波 △ ドラゴビッチ 〇 フルニエ X フィオーセ 〇 ラクテオノフ X フェルナンデス X ハッサン 〇 ブリッジス 〇 フィヨルトフト △ デューラー 〇 リッター △ ルビーニョ 本日訪問者数: - 昨日訪問者数: - 名前 コメント OH メンデス(1期) 本A 30試合 34G 12A 2Y 0R 3.80 FK -- 名無しさん (2014-01-26 01 21 54) メンデス(1期) 本A 30試合 34G 12A 2Y 0R 3.80 FK -- 名無しさん (2014-01-26 01 21 30) CDH テルチ(7期) 本A 30試合 5G 3A 1Y 0R 3.07 -- 名無しさん (2014-01-26 01 19 02) OH ボアス・玲偉 本A(1~3期平均) 得点28 アシスト14 評価点3.38 得点王2回 -- 名無しさん (2013-08-19 00 51 02) RDH レッチェ(3) 本A 2.8 得点2 アシ0 (2013-06-30 11 23 47) 参考までにOHジャコビッチ、1年目2.57 2年目2.83 (2013-05-06 08 44 34) OH、ジャコビッチ含めT9は全く動きません (2013-05-06 08 41 23) ↓ルドニスはおそらくモデル選手のルドニャなので期待できるかと (2013-02-17 12 45 18) CFW ルドニス(2期) 本A 2.60 30 4 6 0 0 ※3点台いってませんが、獲得しやすいCFW少ないようなので、投下します。(不要であれば、削除して下さい。)30試合で、1点は2回のみと、安定してました。能力の上がる3期以降はさらに期待できるかと。 (2013-01-27 00 53 52) LSB アルノー(4期) 本A 2.97 (2013-01-27 00 37 35) SW シュテファーニク 本A 3.07 (2012-12-30 09 25 25) まだ5試合しかしてませんが。OHスライダー4点台です (2012-11-13 02 25 30) RSB リンコン 本A直近結果 2年目3.20 3年目3.47 4年目3.33 5年目3.03 6年目3.10 7年目3.60 (2012-05-20 10 49 27)
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(チッ、あいつ遅すぎるぜ……) D-4、ナヴォーナ広場近くの路地にて。 眠りに入ったパンナコッタ・フーゴの傍らでイギーはいらついていた。 事の発端はサン・ジョルジョ・マジョーレ教会の突然の崩落であった。 当然、イギー達はその様子をしっかり確認しており、彼の用心棒たるシーザー・アントニオ・ツェペリはすぐにでも様子を見に行きたいようだったのだが…… 同時に発生した轟音にイギーと睨み合っていたシルバー・バレットが驚いてしまい、落ち着かせるのを手間取る間に第三放送が始まってしまった。 その後ようやく出発可能となったシーザーがイギーに後を任せ、馬で駆けて行ってから数十分。 シーザーは未だ戻ってきていない。 (どいつもこいつも、なんで危険なところに行きたがるんだか……) 出発間際にシーザーが言っていたことを思い返す。 『あんなことが出来そうなやつの心当たりは、おれの「宿敵」しか思い浮かばない…… そいつらがいそうなところへ、フーゴやお前を連れてはいけない……!』 こんな状態のフーゴ(と自分)を置いていくのかと鳴き声で抗議はしたものの、彼の答えは変わらなかった。 『波紋はおれでなく、フーゴ自身の呼吸が傷を治すんだ……おれが今やるべきなのは、ここでじっと見てる事じゃない…… フーゴを頼んだぞ、イギー』 そう言い残して走り出した彼らを、イギーは止めることが出来なかった。 教会へ近づく気などないうえに不本意ながらフーゴのことを頼まれた以上、後を追うような真似はしない。 また、付き合いこそ短いもののシーザーがそのまま逃げるような男ではないと理解していたために黙って待っていたのである。 だがいくら信用しているとはいえ、待たされ続けるのは不満だった。 (こいつはこいつでグースカ寝やがって………ったく、せっかくジョルノがDIOの野郎を倒してくれたってのに………) 見たわけではないが、放送の内容と教会の崩落………つまりは、そういうことなのだろうとイギーは思っていた。 今のところフーゴの様子に変化はないが、それがいつまで続くか。 新たな誰かがいないかと周辺の捜索はしつくした以上、やることは――― (そういや、こいつがあったな……全く重てえな、何が入ってんだァ? いい加減うざったいし、てきとーに見ていらないもんは捨てちまうか) 実際にはほとんど重さなど感じないのだが、一度意識してしまうとどうにも気になる自身のデイパックを見やる。 開始から実に二十時間近く経つにもかかわらず、開けてすらいないそれにイギーはようやく手を付け始めた。 前足で……は開けられないため、変幻自在の『愚者』で器用に開けて中身を調べていく。 食料―――食いだめしておく 水―――入れ物が開けられねーからいらない 懐中電灯―――いらない 地図―――どこだかわからねーからいらない 鉛筆と紙―――犬のおれによこすな! 磁石―――いらない 時計―――上に同じ 一通り眺めていらないものはデイパックに入れっぱなしにし、残るは――― (あとは――この妙な紙、鉄のにおいがしやがる…… ひょっとしたら危ねーもんかもしれねーし、ちょっとだけ離れるか) 未知の中身を警戒したイギーはフーゴに影響が出ないよういったんその場を離れることにした。 シーザーがしっかりと止血処理を施していったため、もうスタンドの射程距離を気にする必要はない。 紙を口に咥えると別の路地へと移動し……… (ああ、ここか………そういや花京院のやつも呼ばれちまったんだっけ……… ここはなんか嫌だな………もうちょい先に行くか) そこに横たわる男―――殺し合いの最初も最初、花京院が殺害した男の死体を見つける。 普段のイギーなら「死体の傍で何かしたくない」としか思わないのだが、今は―――ほんのちょっぴり、花京院のことも思い出した。 もう一本隣の路地へと入ると地面に紙を置き、『愚者』を使って開けていく。 ―――このとき、イギーの警戒は正しかった。 だが、いくら警戒していたとしても…… バシュッ!! (…………なッ!!?) 警戒だけでは回避できない、予想外のことは起こり得る―――! # その頃、当のシーザーは瓦礫の山と化したサン・ジョルジョ・マジョーレ教会跡を探索していた。 今の彼はひとり―――『敵』に悟られぬよう、乗ってきたシルバー・バレットは教会跡からやや距離がある地点に残してきたため。 慎重に人の気配を探りつつ、地上の瓦礫をかき分け、空いた大穴から地下へと飛び降りて誰かいないか探していく。 (倒壊はワムウあたりの仕業じゃないかと踏んでいたが……どちらにせよ『また』遅すぎたか……くそっ) だが……必死の捜索にもかかわらず、生きている参加者は一人も見つからなかった。 人の痕跡といえば死体や肉片、ちぎれた腕が散らばるだけ―――しかも見つけた死体には全て両腕が付いているのがなんとも嫌な感じである。 彼が唯一推測できたのは落ちている道具の少なさから、「おそらく生き残りがいて、何処かに去った」ということのみだった。 (不気味だぜ………死体だらけなのもそうだが、あれだけ派手に崩れ落ちたにもかかわらず おれ以外に様子を見に来るやつがひとりもいねえっていうのは………) しばらくしてシーザーはこれ以上の探索は無駄と判断し、いったん引き返すことにした。 何も得られなかったものの、気を落としてはいられない。 思ったよりも時間を食ってしまったし、フーゴは無事なのかという懸念も拭い去れなかった。 (結局、成果はなし………マンマミヤー、おれってツキに見放されてるのか?) 心の中で自虐するが、ハッキリ言ってしまえばその通りである。 どこかですれ違ったのか……それとも、今まさにこの時傍にいたのに気付けなかったのか。 シーザー自身や彼を待つフーゴにイギー、彼らが最も会いたいと望む男たちが近くにいたにもかかわらず、接触できなかったのだから。 「待たせたな、シルバー・バレット。それじゃあ戻るとするか………………ん?」 再び馬に跨り、来た道を急ぎ戻る………が、進む先に妙な違和感を覚える。 すぐにシーザーは自分が知る、出発時の風景には無かったはずのそれを視界に捉えた。 「……なんだぁ~? あの……『鉄塔』は?」 そびえ立つは巨大な鉄塔……狭い路地を中心として、根本は周囲の建物に突き刺さっている部分もある。 会場内で風景にそぐわない建造物はいくつかあったが、一応敷地内に収まっていたそれらとは根本的に違う…… いうならば、後から無理やり付け足したのが見え見えの不自然な光景だった。 「あんなでかいのをおれが見落としていたとは思えん…… まさか……シルバー・バレット、悪いがまた少し待っていてもらうぞ」 『敵』の襲撃か何かか……その可能性も視野に入れて行動を決める。 ひとまずシルバー・バレットから降り、自分だけで用心しながら鉄塔へと近づいていく。 (フーゴ、イギー、無事でいてくれよ………形兆も、じいさんも、ヴァニラも、DIOでさえも放送で呼ばれた……… おれがここへ連れてこられてから知り合ったやつらは、もうおまえらしか残ってないんだ…………ん?) そして鉄塔のすぐ下が見える位置まで来た時、シーザーの目に飛び込んできたのは…… 「……イギー?」 そこにいたのはまぎれもなくイギーだった。 その体に外傷などはなく、顔も苦悶の表情とは真逆でむしろくつろいでいるように見える。 シーザーにしてみれば正直、心配して損をしたと思えるほどの無事具合だった。 さらにイギーのすぐ近くに開かれた紙があるのを見て、なんとなくこの状況に予想をつける。 「支給品の紙を開けたら出てきたってとこか…… 随分とバカでかいうえに斬新な形の犬小屋だが、偉そうにふんぞり返ってる暇はないだろう?」 一応周囲には他に誰もいないことを確認しつつ、シーザーはイギーを抱え上げてでも移動させるべく鉄塔の中へと足を踏み入れようとした――― 「ガルルルルッ!!!」 ―――瞬間、イギーが激しく吠え始めた。 「うおっ、なんだ? 自分の縄張りに入るなってか? 何度も言わせるな、今はこんなことしてる場合じゃ無いんだよ」 (そうじゃあねえッ! いや入るなってのは正しいんだけどよッ!!) なおも近づかんとするシーザーに対し、イギーはついにスタンドを発現した。 イギーのすぐ前にて戦闘も辞さないといわんばかりの『愚者』を見てさすがにシーザーも足を止め、鉄塔の直前で座り込む。 「なんだぁ~~? そんなにそこが気に入ったってのか? わかったわかった、なら無理強いはしねえ―――」 (………………よし) シーザーが折れたことにイギーは一瞬胸をなでおろす―――が、件の鉄塔の持ち主はこんなことを言っている。 「人は『入れ!』と言うと用心して入らない、『入るな』と言うとムキになって『入ってくる』」………と。 「―――っていうとでも思ったか、このワン公ッ!! てめーは「努力」や「ガンバル」って言葉が嫌いなどっかのバカかッ!!」 シーザーは座ったままの姿勢、膝の力だけで跳躍し一気に『愚者』を飛び越えてイギーへと迫るッ! 彼もイギーが悪い犬でないことは理解しているが、同時にそのふてぶてしさも十分に把握していたッ! 今彼らがいるのは命がけの殺し合いの中………それゆえに、役目は果たしたとばかりに何もする気のない犬を叩いてわからせてやる位はするつもりだった! 一方、不意を突かれたイギーは慌ててスタンドでシーザーの体を弾き飛ばそうとしたが、届かないッ! (なっ……来るんじゃねえ! バカはおめーの方だッ!!) その叫びも言葉の壁に阻まれ、シーザーはあっさりと鉄塔内へと入ってしまう。 近づいたら隙を見て噛みついてくるぐらいは予測していたシーザーだったが、意外にもイギーはおとなしかった。 半ば諦めたような表情へと変わった彼の体と近くに落ちていたもう一枚の紙を掴みあげ、そのまま鉄塔の外へと出ようとした瞬間…… ド ガ ン ! 外へと踏み出したその足が、金属へと変わっていった―――! 「……こ、これはッ!!?」 (……ほれみろ、いわんこっちゃねえ) 反射的にバックステップを行い鉄塔の真下へと戻り、慌てて見直すも既に足は元に戻っていた。 ついでに、自らの手元から明らかにため息を吐く音まで聞こえてくる。 「……今のは、まさか」 おそるおそる鉄塔の外へと体を差し出してみる。 途中までは何ともなかったのだが、体の前半分……具体的には掴みあげたイギーの全身が外へ出たあたりで、またしてもシーザーの体が金属に変化し始めた。 「グッ、やはり……こいつは『罠』だったのかッ!!」 (だから警告しただろマヌケッ! おまえまで中に入っちまって、どうすんだよッ!?) 『スーパーフライ』………元の世界ではその名で呼ばれるスタンドは、この会場において鉄塔だけという形で支給品されていた。 使いようによっては邪魔な人物を閉じ込めたりできるのかもしれないが……今の彼らにとっては罠以外の何物でもなかった―――! 「だが、罠にしてはお粗末だぜ―――なにしろ、原因がはっきりしすぎてるんだからなあ―――ッ!!」 再び下がったシーザーはどうしたかというと―――イギーを地面に降ろすと同時に、鉄塔の柱へと蹴りを繰り出したッ! 罠の正体は確実にこの鉄塔なのだから、破壊してしまえばそれまでという極めてシンプルな思考でッ! (おいバカやめろッ!!!) だが、彼は失念していた―――まったく同じ立場になったイギーが、それをやらなかったはずがないということを。 ド グ シ ャ ア ッ ! さすがに粉砕とまではいかないが、鉄塔の柱の一部が僅かに歪む。 このまま攻撃を加え続ければ近いうちに破壊可能………シーザーがニヤリとしたその瞬間、妙な音が辺りに響き始めた。 ―――なにかがうねるような音が。 ウォンウォンウォンウォン……… 「………なんだ、この音は」 (あーあ、やっちまった。おれしーらね) 正体はわからないが、いい予感は全くしなかった。 柱への攻撃を中止し、注意深く周りを見回す。 ゴオンゴオンゴオンゴオン……… 音はだんだん大きくなっていき………瞬間。 ゴオンゴオン………ド グ シ ャ ア ッ ! 「う、うおおおおおおッ!!!?」 なんと先ほどシーザーが蹴りつけたところから、「脚」が「蹴り」を繰り出して来たッ!! 「こ、これはッ! この『脚』はおれのだッ!! なぜかはわからんが、おれの脚が蹴り返してきやがったッ!!」 咄嗟にガードするも、手加減なしで蹴った一撃は止まりきらないッ! シーザーは後ろに飛んで衝撃を逃がすも完全には殺しきれず、固い地面に尻もちをついたッ! とはいえこれしきではへこたれず、すぐさま立ち上がって服についた汚れを払い、鉄塔を見上げ悪態をつく。 「クソッ、おれの攻撃を反射するとはッ! まるで波紋以外をはね返す地獄昇柱(ヘルクライム・ピラー)のようッ! しかも波紋は対生物能力……物理的な破壊は得意としていないゆえ素手だけで壊しきるにはどうしても時間がかかるッ! こいつは厄介だぜ……よく考えろ……地獄昇柱は波紋を好み、頂上が出口……この鉄塔は何を好み、どこが出口―――ん?」 (………………あれ?) シーザーは言葉途中で予想外の現状に気が付き、思わず足元を確かめる。 先ほどのエネルギー反射を必死で防いだ結果、今自分が立っていたのは………鉄塔の『外』だったッ! 「お……おれはなにをどうやったんだッ!? すでにッ! 外へと出ているッ! 喜ぶべきではあるが、自分自身でもわからん………」 少々混乱しながら全身を確認するも、先ほどのように金属化している部分は存在しない。 鉄塔へ視線を戻すとイギーが外に出ようとして金属化しかけ、慌てて戻るところだった。 「本当にどういうことだ………? 咄嗟の行動だったから罠が認識できなかった………? いや、これだけ大掛かりな罠がそんなスカスカなわけがない……とすると? よし……イギー! ちょっとそこを動くなよッ!!」 先ほどイギーを連れて出ようとした時の体勢を思い出し、数歩下がると鉄塔に向かって走るッ! 直前で地を蹴り、鉄塔内へと跳躍ッ! さらに勢いは止まらず、大して広くもない鉄塔内を素通りしそのまま逆側へと出るッ! この間、シーザーの体が金属化するような様子は全くなかったッ!! やや後先を考えない行動だったが、罠を承知で飛び込んでいくのが彼の持ち味―――そうして道を切り開いてきたのだからッ! そして、その行動でシーザーは真相を理解したッ!! 「なるほど……いまのようにおれが出入り自由ということは……わかったぜ……! この罠が閉じ込めておけるのは『ひとりだけ』ってことだッ!」 その言葉で呆気にとられていたイギーも気が付く。 先ほど二人で出ようとした時も金属化しかけていたのはシーザーだけだったということに。 「だが……裏を返せば必ずひとりは残らねばならんということだ……さて、どうするか」 (おい、誰でもいいから連れてきて、さっさとおれを外に出られるようにしやがれッ!) 罠の特性は理解できたものの、それだけで解決とするには早かった。 シーザーは三度鉄塔を見上げ、考え込む。 (おれやイギーは論外、フーゴは……この罠の特性からするとある意味安全かもしれんが、ひとりだけで置いていくわけには…… いや待てよ? シルバー・バレットなら………悪くはないが、時間がないのに移動手段を失うのはまずいかもしれん……) もともとフーゴの護衛に手を取られているうえに、ここにきてさらなる戦力の減少はかなりの痛手となる。 どうにか最善手を模索するシーザーの脳裏に浮かぶのは、こうしたピンチを自分では想像もつかないような方法で切り抜けてきた男の顔。 (正直、こういうのはJOJOの方が圧倒的に得手なのは事実だが…… このシーザー、普段からJOJOに「よく考えろ」といっている以上、解決できませんと音を上げるわけにはいかん……! 考えろ、もしあいつなら………ん? 待てよ? JOJOなら―――?) 唐突に思考がクリアになる。 まるで頭の回転が速い親友がその頭脳を分け与えてくれたかのように、シーザーは解決法を思いついた。 「ひらめいたぜ………! ちょっと待ってろよイギー! すぐ出してやるからなッ!!」 (てめーッ、またおれを待たせるのかっ!!) イギーを尻目にシーザーは何処かへと走り去り―――しばらくして戻ってきた。 彼の傍らにはシルバー・バレットの姿も見える。 (ああなるほど、その馬を居残らせれば万事解決―――ってオイッ!?) イギーにとっては予想外なことに……シーザーは馬を制止させるとためらいなく自分だけ鉄塔内へ入る。 それを見て不安を覚え、さっさと代わりに脱出したイギーは振り返り………鉄塔内のシーザーがなにやら白いものを持っているのを確認した。 白いものの正体―――サヴェジ・ガーデンと呼ばれるその鳩は参加者に名簿を届けた後も会場内に残っていた。 誰かに捕まったり休んでいたりと行動は様々だが、シーザーは教会へ赴く途中にそんな鳩の一羽を見かけており、犬でいいなら鳩でもいいだろうと波紋で眠らせ連れてきたのだ。 小動物に無慈悲ではと思うかもしれないが、少なくともシーザー自身は、鳩は主催者側の用意した存在との認識ゆえに罪悪感はなかった。 (……鳩? ああ、そんなのいたな。けど、そんなんで大丈夫なのか?) ―――あえてイギーの疑問について考えてみるならば。 まず、鉄塔が中に誰かを閉じ込めるのは自らが存在するためのエネルギーが必要だからである。 鉄塔がほしいのは『たったひとりだけ』―――すなわち、必要な量は『人間ひとり分』。 イギーは犬だが、彼はスタンド使いということを踏まえると例外としてよいだろう。 さらに、元の本体である鋼田一という男は鉄塔内で自給自足をしており、ウサギやスズメを捕まえて食料にもしていた。 毎日毎日外へ出る事を考えていた彼が、それらの動物を居残りとして使えないか試さなかったと思うだろうか? そう考えると、シーザーの鳩だけを鉄塔内に残すという案は――― 「………よし、出られるッ! これで無事脱出完了ってことだぜッ!」 (ふーん、ほんとに脱出しやがった) ―――うまくいってしまった。 一部の支給品のように、鉄塔の能力もまた本来のそれとは微妙に異なっていたのだろうか? それとも、シーザーが置いた鳩が特別だったとでもいうのだろうか? 理由は不明だが、『スーパーフライ』の元の特性を知らない彼らにはそんな疑問が湧き上がる事自体無かった。 鳩を鉄塔下に置いたシーザーは悠々と外に出てくると、去り際に鉄塔へと向き直り言い放つ。 「じゃあな、最後にいい言葉を贈るぜ……おまえは『ハトにしか勝てねえのさ』!」 「………………」 (何言ってんだコイツ) 物言わぬ鉄塔に切る啖呵が決まっていたかどうかはともかく、彼らはその場を後にする。 こうして、多少時間を食ったものの大きな被害もなく鉄塔を攻略したシーザーたちはフーゴの待つ路地へと戻ることに成功した――― ―――はずだった。 「………………あっ………!?」 「………!?」 問題はただ一つ……… そこで眠っていたはずのフーゴの姿が、影も形もなかったこと―――!! 【D-3 路地 / 1日目 夜】 【シーザー・アントニオ・ツェペリ】 [能力] 『波紋法』 [時間軸] サン・モリッツ廃ホテル突入前、ジョセフと喧嘩別れした直後 [状態] 胸に銃創二発(ほぼ回復済み) [装備] トニオさんの石鹸、メリケンサック、シルバー・バレット [道具] 基本支給品一式、モデルガン、コーヒーガム(1枚消費)、ダイナマイト6本 ミスタの記憶DISC、クリーム・スターターのスタンドDISC、ホット・パンツの記憶DISC、イギーの不明支給品1 [思考・状況] 基本行動方針:主催者、柱の男、吸血鬼の打倒。 1.フーゴ、どこに………? 2.フーゴに助かってほしい 3.ジョセフ、シュトロハイムを探し柱の男を倒す。 ※DISCの使い方を理解しました。スタンドDISCと記憶DISCの違いはまだ知りません。 ※フーゴの言う『ジョジョ』をジョセフの事だと誤解しています。 【イギー】 [スタンド] 『ザ・フール』 [時間軸] JC23巻 ダービー戦前 [状態] 疲労(小) [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針:ここから脱出する。 1.あいつ(フーゴ)、どこ行きやがった!? 2.コーヒーガム(シーザー)と行動、穴だらけ(フーゴ)、フーゴの仲間と合流したい 3.煙突(ジョルノ)が気に喰わないけど、DIOを倒したのでちょっと見直した ※不明支給品のうち一つは『スーパーフライの鉄塔』でした。 ※デイパックと中身の基本支給品(食料無し)は鉄塔付近に放置してきました。 # ………時をほぼ同じくして。 吉良吉影はバイクに跨り、後ろに乗せた宮本輝之輔と共にD-5を目指していた。 彼らの間には妙な空気が漂うと共に沈黙が続いており………吉良からしてみれば、聞きたいことがあるのに口を開けないもどかしい状況だった。 「………………」 「………………」 何故このようなことになっているのかというと、話は彼らの出発前まで遡る。 『生きたまま、参加者の首輪を破壊してみる……だと?』 『ああ、確かそんなことを言ってた………とりあえず、地下にいる誰かを探すとも』 『………つまり、行先はわからないということか』 ―――カーズに会うべく先ほど出会った場所へ戻る提案をした吉良だったが、さらに詳しく宮本の話を聞いてみればカーズがそこに戻る理由は無い。 さらにマズいのは禁止エリアがわからないこと。 A-6とA-7の境目地下は禁止エリアによる行き止まりでしかも一本道。 自分たちがそこにいる間にA-5かA-6のどちらかが新たな禁止エリアになってしまえばそれこそ脱出手段がなくなる。 他の参加者もわざわざ行き止まりに向かうとは思えない以上、行くのが無駄なのは明白だった。 そうなると吉良には第二案、参加者を引き連れ第四放送時に会場の中央へ赴く方法が自然と浮かぶ。 そのために………無論、真意は隠しつつだがなるべく他の参加者に接触する必要があると主張し、同行者ができたからか宮本もそれに賛成した。 では、どこへ向かうのか。 得てしてこういったときに出る結論は「まだ行ったことのない所へ行く」という類のものであり、この場合もそれを外れはしなかった。 そしてどちらから来たのか尋ねられた吉良は、主催者にワープさせられたという真実が言えるはずもなく……宮本の逆、つまり南にあるGDS刑務所の方から来たと答えたのだ。 理由はともかく、この選択は少なくとも『最悪』ではなかったといえる―――そちらに進んでいれば刑務所にて、徒党を組んだ『敵』たちと遭遇していたかもしれないのだから。 『残るルートは東側か………既にカーズが待っているかもしれないし、一度会場の中央を確認しがてら、参加者を探すというのは?』 『………………まあ、それが無難なところだろう』 吉良としては近くにある空承邸に思うところがなくはないが、証拠隠滅は万全なはずだし、後々のことを考えるとどのみち近くまでは行かなければならない。 なにより邸内で会った者は全員間違いなく先の放送で呼ばれたのだし、ならば断る方が不自然………という理由から宮本の提案に承諾の結論を出した。 最後に、派手に崩落した―――すなわち、まだ危険そうな教会跡には近づきたくないという意見が一致し、細かい道筋を決めてバイクに跨り出発した。 嘘か誠かDIOの館は宮本が既に調べたと言うためスルーし、彼らはC-3とC-4の境目にある橋から南下し見つけたのだ―――路地にて眠る少年を。 少年―――フーゴがひとりになったのはイギーが紙を開けるため離れてからシーザーの協力で鉄塔から脱出する間、せいぜい三十分足らず。 よりにもよってその間に吉良たちが来てしまったのである―――! 彼らも鉄塔自体は見えていたものの、会場には元々歪な建造物が存在するゆえ気にも留めていなかったのだ。 (彼は………教会前で、犬と一緒に怪物どもに襲われていた少年か。 まさか生き残っていたとはね………だが、この有様では同じことか) 未だ眠りから覚めず、うわごとでジョジョ……と呟く重傷を負った少年。 吉良が冷静に状況を分析し、おそらく助からないだろうから放っておくか、いっそ楽にしてやろうかと提案―――しようとしたところで宮本の方が動いた。 眠る少年の耳元へ顔を近づけるとなにかを囁き………次の瞬間、少年の様子が急変する。 「う……、うう………!」 元々あまり良いとは言えぬ顔色はさらに蒼白となり、体全体は痙攣しはじめ、閉じられた口の奥からはかたかたと歯の鳴る音が漏れ出る。 しかし吉良が驚いたのはそこではなく………宮本のスタンドが現れて少年の体を紙に包み、収納していく様子だった。 やがて、作業を終えた宮本は紙を拾い上げると人間一人が収まっているとは思えないほど小さく折りたたみ、懐へとしまう。 「………それが、君の能力か」 「………行こう」 一言づつの会話を交わすと、宮本は別の紙を取り出してなにやら文字を書き込み……少年がいた位置へと置く。 二人はそのままバイクへと跨り東へと向かった………あまりにも淡々と――― (人間を紙にしてしまえるとは………いまのところわたしは『安全』なようだが……… はて、しかしこの能力はまさか………) ―――こうして、妙な空気が出来上がったというわけである。 速すぎる展開に僅かながら面食らった吉良であったが、いつまでも黙ったままではいられない。 「さっきは彼を―――」 どうやって紙にしたのか、と聞こうとして思いとどまる。 能力を知られることは弱点を知られることにも繋がる………これまでの戦いで嫌というほどそれを実感していた。 方法を知りたいのは確かだが、相手が喋る気ならとっくに喋っているだろう。 秘密なのはお互いさま―――なので、質問を不自然にならないよう変えて続ける。 「―――勝手に連れてきてよかったのかね」 「……治療跡からして同行者はいたんだろうが、普通あんな状態の仲間をひとりで放置していくとは思えない。 理由があるとすれば、まず間違いなく崩れた教会の様子を見に行ったんだろう。 最悪、その同行者はそこで戦闘に巻き込まれて死亡している可能性もある…… 待つのは時間の無駄かもしれないなら、動いていた方が効率がいい」 時間の無駄―――おそらくは心臓にある毒薬のことだろう。 そこまで切羽詰まるものかと他人事に呆れつつも、まだ聞きたいことはあった。 「置いてきた紙には何と?」 「カーズの伝言……ああは言ったが、同行者が戻って来る可能性は一応あるからな」 (同行者ね………教会前で少年と一緒に犬がいたが、まさか犬があの応急処置をしたわけではあるまい。 それよりも気になるのは、彼が生き延びたということだ………もし、あの怪物どもを倒したのだとしたら) それだけのスタンド、あるいは身体能力を持っているとでもいうのか。 少年がどんなスタンスかはわからないが、そこのところはどう考えているのだろうかと次の質問を行う。 「ふむ……ところで、彼が危険人物だったらどうする?」 「問題ない……ぼくの能力『エニグマ』でこうして紙にしてしまえば、中からは脱出不可能だ。 いざというときも、あれだけ死にかけているのならなんとかなる」 (まあ、完全に無抵抗だったからな……だが、用心しておかねば手痛い反撃を受けるかもしれん) 出会った頃の怯えた態度はどこへやら、不自然なほど落ち着いている宮本を訝しがりつつも『首輪』がある以上大きな心配はしていなかった。 最後の質問―――本題へと移る。 「……で、彼を紙にして一体全体何をするつもりなのかな?」 「どうとでもできる……『人質』とか『実験台』とか、万が一彼の同行者や知り合いと遭遇した際に信用させるための『手札』にもなるさ。 紙になっている限り、彼が死ぬこともないから」 (『実験台』―――ね。ふむ、さすがにこいつでも『あの』カーズを手放しで信用はしていないか…… つまり、これでカーズがこいつの首輪に触れるまで一人分の猶予ができてしまった、というわけだ) 誰かがやぶけば別だがね―――と付け加えられ、思考を切り替えると吉良は運転に集中しなおす。 このとき、聞き終えた吉良に微かな表情の変化が現れていたことに宮本は気付くことができなかった。 「さて、そろそろエリアが変わるが……また減速した方がいいかね?」 「ああ――――――よし、問題ない。いけるぞ」 D-4とD-5の境目に到着し、先が禁止エリアでないことを確かめてから侵入した彼らは数分後、空条邸とトレビの泉の中間にいた。 この場所こそカーズが指定した会場の中心―――地図上、という意味でだが。 「ここが会場の中央だが………どうやらカーズはまだ来ていないようだね?」 「………さすがに早過ぎたか……それにしても、ひどいな……… もし知ってて選んだのだとしたら、本当に性格が悪い………」 周りに参加者の姿は見られず………代わりに彼らを迎えたのは『惨状』だった。 だがもし第三者がいたのなら、真に恐ろしく見えたのはそんな周囲を無表情で眺めつつ進む彼らだったかもしれない。 「焼け落ちた空条邸、氷塊に潰された車、血だらけの鳥の死体……さすが中心、参加者が集まる分争いは激しいということか」 自分もその一端を担ったなどとはおくびにも出さず、吉良がひとりごちる。 とはいえ、彼も自分が去って僅か数時間のうちに新たな惨状が追加されていたのは予想外―――その分参加者が減ったので内心喜んではいたのだが。 だが、カーズも他の参加者もいない時点で今のところここに来た意味がないという事実は変わらなかった。 「………わたしたち以外には誰もいないようだが、これからどうする? やはりもう少しじっくりと………例えば、DIOの館あたりを調べてくるべきだったのではないかね?」 「さっきも言ったとおり、第三放送前にDIOの館は調べた………生存者はいなかったし、使えそうな道具もなかったよ――― ―――『これ』以外は」 「………………………!!」 周囲の様子に眉ひとつ動かさなかった吉良も、さすがにぎょっとする。 あくまでも無表情な宮本が取り出した『それ』――― ―――『拡声器』を目にして。 # さて、二組の男たちがこれからどうするか……というところでこの話は幕を閉じるわけだが、その前にひとつ――― 『宮本がフーゴを紙にして持って行った真意』は何だろうか? 彼が言った通りの理由で別におかしくはないと思うかもしれないが、それにしては不自然な点がある。 フーゴの持つナイフを取り上げなかったり、吉良に一言の相談も無かったりと。 現在の宮本は半ばヤケクソ状態ではあるものの、考えが全くないわけではない。 カーズと別れて一人で歩く間、宮本は考えた―――後にも先にもこれ以上は無いほど考えた。 彼の思考に直結するのは当然、現在直面している二つの問題―――『カーズをどうにかする』、『死の結婚指輪の解毒も行う』。 「両方」やらなくっちゃあならないっていうのが宮本のつらいとこだった。 まずは前者……柱の男そのもの。 カーズのみならずワムウも含め残るは二人だけということだが、その両方と対峙した宮本が思うところはひとつ。 (首輪を解除してもらうなんて話じゃあない……このままだと『人間』は『皆殺し』にされるッ! あいつは……あいつらは倒さなくちゃあならないんだッ!) 心の中ではカッコいい台詞を吐くも、自分のスタンドや武器でどうこう出来る相手でないというのは身に染みてわかっている。 ならば………情けない話だが、他人にどうにかしてもらうのが一番だ。 (あいつらは人類そのものにとって敵………その存在を知れば戦おうとするやつは、残った参加者の中にだって必ずいる) そして後者だが………冷静になって考えてみれば、伝言役を果たしたとしてカーズが素直に解毒剤をくれるだろうか? (決まっている―――渡したりなんて、絶対にしない……) もし、自分が彼の立場なら「そんな約束などした覚えがない」ととぼけてさっさと始末するか、偽の薬を渡して喜ぶ相手をあざ笑うくらいはやりかねない。 相手も、状況も人間の社会とは根本的に違う……立場が上の者は下に対して何をしようが周囲に裁かれることなどないのだ。 ならば………こちらは自分でどうにかするしかない。 では、それらのために自分は何をすべきか? 前者に関しては参加者に接触し、伝言を伝えている―――ひいては第四放送時にカーズにぶつけようとしている―――のは見ての通りだ。 だが後者に関してはそもそも解毒剤がどんなものなのか、本当に存在するのかすらわからない。 それらの情報を持つカーズが信用できないとなれば………他に知っている誰かに聞くしかないだろう。 さしあたって思いつくのは……… (ワムウ………いや、たぶん無理だ。 あいつはカーズに『様』を付けて呼んでいたことから、力関係はカーズの方が上。 カーズが仕掛けた指輪について親切心で教えたり、ましてや外してくれるなんて夢のまた夢だろう……) 少ない脳みそを使ってあれこれ思い悩む必要はない―――当のワムウが言っていたことだったか。 だが、腕力でもスタンドでも到底かなわないとなると武器にできるのはひとつ……頭脳しかない。 彼らが他の誰かと話したり、ふと口にした一言を必死に思い返した結果、一番可能性が高そうなのが……… (八方塞がり………? いや、『いる』―――他に知っていそうな参加者がッ! ジョセフ・ジョースター、それにシーザー・アントニオ・ツェペリ………) ワムウと戦ったという彼らならば死の結婚指輪について知っているかもしれない、というかそれ以外に当てがない。 もう少し言うなら、そのジョセフが元の時代にて自分が始末を命じられたジョセフ―――80歳近い老人と同一人物ならば。 彼はそれだけ長生きした、すなわち柱の男との闘いに生き残ったということになるのではないか? 指輪の情報に加えて彼らをどうやって倒した、あるいは退けたのか聞いてみる価値はある。 (第四放送、カーズと会う前に見つけ出すんだ……二人をッ! 直接どうにかはできないかもしれないけど、このままよりはずっといい……!) だが、細心の注意を払わなければならない。 もしどこかからカーズに情報が洩れでもしたら―――彼ならば一旦怪しいと思ったが最後、真偽問わずにすぐ自分を斬り捨てるだろう。 目当ての二人以外には誰にも話せないし聞けないどころか、悟られるわけにもいかないのだ。 (やるのは、ぼくひとりだけ……できるかどうかじゃない、できなきゃ……死ぬんだ―――だったら、やるだけやってやるッ!!) ともすれば先は死の崖かもしれないが……それでも、宮本は進むと決めた――― ―――のはいいのだが、実行にあたって問題があった。 (ジョセフ・ジョースターの方はいい……ワムウが仗助や噴上たちを分断する際にはっきり顔を見た…… 向こうがぼくをどう認識しているかはわからないけど、ワムウに脅されていたと言えば会話ぐらいはできるだろう…… 問題はもう一人………シーザー・アントニオ・ツェペリの方だ) 彼の外見を自分は全く知らない。 参加者が時代を超えて集められている以上、これまで聞いた情報も『男』や『ウィル・A・ツェペリの孫』といった間違いようのない事実を除き当てにはできない。 かといって片っ端から参加者に聞いて周っていては命がいくつあっても足りたものではない。 ないない尽くしの現状で、絞り込む条件に選んだのが……『人種』。 (名前からして、外国人なのは間違いない……それにツェペリの孫という事実を加えれば、ヨーロッパ側の人間である可能性が高い。 つまり探すべきは『欧州の外国人男性』ってことだ―――!) 数時間前、そんな人物を含む二人組を見かけて苦労して会話を盗み聞いたものの、男の名はプロシュート―――残念ながら人違いだった。 伝言を伝えたところ、同行者の方がカーズを知っているようだったのでとりあえず成果はゼロではなかった………と思いたい。 次に出会った男はどう見ても日本人のため対象外。 吉良吉影と名乗ったその男にいろいろ言われて同行することになったが、一目見たときから彼に思うところなどなかったのだ。 今も落ち着きすぎているとか服が綺麗すぎるとか怪しいところはあるが、心底どうでもよかった。 彼はすぐこちらを殺す気は無いようだし、利用したいならすればよい―――ただそれだけ。 自分は自分の『やりたいことをやる』だけだ。 そして、つい数分前の出来事。 路地にて眠る一人の少年を発見、そのうわごとを耳にした……瞬間、体に電撃が走ったかのようだった。 そう、少年は『欧州の外国人男性』で、しかもジョジョ(ワムウがジョセフをそう呼んでいた)を知っている。 すなわち、シーザー・アントニオ・ツェペリの可能性が極めて高かったのだ。 だから、迷わず紙にした―――死にかけている彼の、命を繋ぐために。 恐怖のサインを見つけるのは簡単で、彼にそっと囁きかけるだけでよかった―――「ジョジョは死んだ」と。 (こいつの恐怖のサインは『奥歯が鳴るほど激しく震える』ことだ) 彼が本当にシーザーならどうにかして治療することで、話を聞かせてもらえる程度の恩は売れるだろう。 よしんば違ったとしても吉良に言ったとおり、使い道などいくらでもある。 少なくとも、自分に損なことなど全くない……そう考えていた。 ―――その行為が、本物のシーザーを激怒させかねない状況を作り出したとは夢にも思わずに。 死の結婚指輪、爆弾と化した首輪、拡声器、そして誘拐の代償……… 自分の想像を遥かに超える速度で死の崖へつっ走っていることに気付いていない宮本は、果たして生き残れるのだろうか………? 【D-5 中央 / 1日目 夜】 【宮本輝之輔】 [スタンド] 『エニグマ』 [時間軸] 仗助に本にされる直前 [状態] 左耳たぶ欠損(止血済)、心臓動脈に死の結婚指輪 [装備] コルト・パイソン、『爆弾化』した首輪(本人は気付いていない) [道具] 重ちーのウイスキー、壊れた首輪(SPW)、フーゴの紙、拡声器 [思考・状況] 基本行動方針:柱の男を倒す、自分も生き残る、両方やる 1.柱の男や死の結婚指輪について情報を集める、そのためにジョセフとシーザーを探す 2.1のため、紙にした少年を治療できる方法を探す 3.吉良とともに行動する。なるべく多くの参加者にカーズの伝言を伝える 4.体内にある『死の結婚指輪』をどうにかしたい ※フーゴをシーザーではないかと思っています。 ※思考1について本人(ジョセフ、シーザー)以外に話す気は全くありません。 従って思考1、2について自分から誰かに聞くことはできるだけしないつもりです。 シーザーについては外見がわからないため『欧州の外国人男性』を見かけたら名前までは調べると決めています。 ※第二放送をしっかり聞いていません。覚えているのは152話『新・戦闘潮流』で見た知り合い(ワムウ、仗助、噴上ら)が呼ばれなかったことぐらいです。 吉良に聞くなど手段はありますが、本人の思考がそこに至っていない状態です。 第三放送は聞いていました。 ※カーズから『第四放送時、会場の中央に来た者は首輪をはずしてやる』という伝言を受けました。 ※死の結婚指輪を埋め込まれました。タイムリミットは2日目 黎明頃です。 ※夕方(シーザーが出て行ってからルーシーが来るまで)にDIOの館を捜索し、拡声器を入手していました。 それに伴い、サン・ジョルジョ・マジョーレ教会の倒壊も目撃していました。 【吉良吉影】 [スタンド] 『キラークイーン』 [時間軸] JC37巻、『吉良吉影は静かに暮らしたい』 その①、サンジェルマンでサンドイッチを買った直後 [状態] 左手首負傷(大・応急手当済)、全身ダメージ(回復)疲労(回復) [装備] 波紋入りの薔薇、空条貞夫の私服(普段着) [道具] 基本支給品 バイク(三部/DIO戦で承太郎とポルナレフが乗ったもの) 、川尻しのぶの右手首、 地下地図、紫外線照射装置、スロー・ダンサー(未開封)、ランダム支給品2~3(しのぶ、吉良・確認済) [思考・状況] 基本行動方針:優勝する 0.自分の存在を知るものを殺し、優勝を目指す 1.宮本輝之助をカーズと接触させ、カーズ暗殺を計画 2.宮本の行動に協力(するフリを)して参加者と接触、方針1の基盤とする。無論そこで自分の正体を晒す気はない 3.機会があれば吉良邸へ赴き、弓矢を回収したい ※宮本輝之助の首輪を爆弾化しました。『爆弾に触れた相手を消し飛ばす』ものです(166話『悪の教典』でしのぶがなっていた状態と同じです) ※波紋の治療により傷はほとんど治りましたが、溶けた左手首はそのままです。応急処置だけ済ませました。 ※吉良が確認したのは168話(Trace)の承太郎達、169話(トリニティ・ブラッド)のトリッシュ達と、教会地下のDIO・ジョルノの戦闘、 地上でのイギー・ヴァニラ達の戦闘です。具体的に誰を補足しているかは不明です。 ※吉良が今後ジョニィに接触するかどうかは未定です。以降の書き手さんにお任せします。 ※宮本と細かい情報交換は(どちらも必要性を感じていないため)していません。 【パンナコッタ・フーゴ】 [スタンド] 『パープル・ヘイズ・ディストーション』 [時間軸] 『恥知らずのパープルヘイズ』終了時点 [状態]:紙化、右腕消失、脇腹・左足負傷(波紋で止血済)、大量出血 [装備]:DIOの投げたナイフ1本 [道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、DIOの投げたナイフ×5、 [思考・状況] 基本行動方針:"ジョジョ"の夢と未来を受け継ぐ。 1.……(思考不能) ※フーゴの容体は深刻です。危篤状態は脱しましたが、いつ急変してもおかしくありません。 ただし『エニグマ』の能力で紙になっている間は変化しません。 ※第三放送を聞き逃しました。 【備考】 D-4南西にスーパーフライの鉄塔が建ちました。大きさとしては目立ちますが、カオスローマなので特別おかしくは見えないかも。 原作通り中に入った誰かひとりだけを閉じ込めます。 現在サヴェジガーデン一羽が居残っていますが、何故これで居残りが成立しているのかは後の書き手さんにお任せします。 D-3の路地、フーゴが眠っていた位置にカーズの伝言(第四放送時、会場の中央に来た者は首輪をはずしてやる。カーズより)が書かれた紙が置かれています。 シーザーたちはまだ気が付いていません。 シルバー・バレットとイギーのケンカは無効勝負となりました。 状況が落ち着いたらまた始まるかもしれません。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 177 君の知らない物語 シーザー・アントニオ・ツェペリ 202 引力 177 君の知らない物語 パンナコッタ・フーゴ 207 どこへ行かれるのですか? 177 君の知らない物語 イギー 202 引力 187 接触 宮本輝之輔 207 どこへ行かれるのですか? 187 接触 吉良吉影 207 どこへ行かれるのですか?
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アイギスの楯 必要アイテム 必要数 錬金成功率 錬金成功率(課金) ルベライト 1 65% ??% ホワイトオーブ 1
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【作品名】ボギー THE GREAT 【ジャンル】アナーキー刑事アクションスラップスティック人情ミステリコメディ漫画 【作品解説】男塾シリーズで知られる宮下あきらが週刊少年ジャンプに掲載していた漫画。全4巻。 「第1部完」で終わり全く第2部が始まる予定が無い…かに思えたが、後の「極!!男塾」にて男塾ワールドと世界観がつながっている 事が判明した。 【名前】ボギー 【属性】警視庁花椿署所属の刑事(多分巡査部長) 本名花田吾作 【大きさ】185cm 90kg 28歳 【攻撃力】鉄格子を素手で捻じ曲げて脱走できる。踏切の棒をへし折れる。手錠を素手で引き千切れる。 パンチ一発で鍛えた警官を4mほど吹っ飛ばせる。 体重150㎏位ありそうな巨漢を巴投げで投げ飛ばし地面にめり込ませられる。 体当たりで電車の車両と車両の間にある扉を破壊。 目一杯気張れば自分を拘束した縄を引き千切って脱走できる。 回し蹴りで施錠されたドアをこじ開けることが出来る。 長さ2m位、直径20㎝位ある丸太を槍みたいにブンブン振り回せる。 パンチでコンクリート製の壁に拳大の穴を開け1m位に渡って蜘蛛の巣状のを入れる(流石に手から血が出た)。 口で拳銃を咥え、離陸する旅客機の主翼に素手で十数分に渡りしがみつける。 左足の靴裏を支えに右足の親指で拳銃を引いて真正面から突っ込んできた車の運転手を撃てる。 パイソン357マグナムスペシャル:拳銃。通称「カーストップガン」。水中から撃ってもボートの船底をぶち抜ける威力。 真正面から走ってきた車のボンネットをぶち破りエンジンを完全破壊。 直径が一抱えもある木を一撃でへし折れる。人間の腕を軽軽引き千切れる。 ボギーの腕前は10m位先を走って逃げていくトラックの後輪だけをぶち抜けるほどの腕前。 【防御力】 不良が思いっきり振り下ろした木の棒を脳天に食らっても「い いて~」で済み、更に50㎝位ある石でその石そのものが割れるくらいの勢いで 頭をぶん殴られてさすがに気絶(しかし数分後には元気に動き回っていた) バイクで十数分くらい引きずり回されても意識を保ったままで、足で波止場の船止めを挟み込み縄を千切るや否や即座に戦闘を開始できる。 血統書付の猟犬に肩口を噛まれても血が出る程度で、逆に噛み返した。 プロ野球の投手が投げた球(手加減はしてると思う)が鼻や股間に命中しても仁王立ちしたままで、「もう二度とてめえの球団なんざ応援しねえ」と嘯ける。 フェラーリ512BBに跳ね飛ばされて右肩を脱臼し、更にもう一回左手を引き潰され、もう一度跳ね飛ばされても攻撃力欄で書いた通りの方法で 足で銃を撃って運転手を倒した。 高度1000mまで上昇する時速600㎞の旅客機の主翼に十数分に渡ってずっとしがみつける。 【素早さ】6人くらいの不良をあっという間にボコボコにできる。踏切の棒をへし折って助走をつけ、列車を飛び越えられる。 プロの殺し屋が拳銃の狙いを付けるより早く拳銃を二連射できる。 老人が小瓶に入れた錠剤を呑んで服毒自殺を図ろうとした瞬間に腰の拳銃を抜き、瓶を撃って自殺を阻止できる。 他は達人並み。 【特殊能力】手錠所持。 【長所】不純ではあるが情には熱い 【短所】両津以下の勤務態度 キルコさん以下の喧嘩っ早さ 【戦法】射殺 参戦 vol.109 vol.110 207 :格無しさん:2015/07/16(木) 15 41 47.25 ID u2AJuEdF ボギー 考察 実績的に普通の車相手には勝てるだろうがトラック相手は厳しいか、車両破壊の壁前後かな ○ 二階堂紗季菜:撃ち抜いて勝ち ○ ホリ・ススム:硬い、が攻撃は耐えるかな、相手のエア切れ勝ち ○ リック・デッカードwithホバー・カー:撃ち抜いて勝ち ○ 柏木耕一:撃ち抜いて勝ち × ドンキーコングJr:ちょっと硬いか、殴られまくり負け ○ 支倉静馬:撃ち抜いて勝ち × 金時豆次郎:ちょっと硬いか、斧で負け × 苗田胞衣:硬い、怪力金属バット負け × ジョン・ドゥ:肉体の特性的に銃で倒しきるにはきつい、血液噴出負け ○ 少年ボゥイwithエキセントリック号:反応常人なら先手撃って勝ちかな × 日向俊郎with REAR RF31:相手はF1レーサー、高速体当たりで耐えられる保証はないし負け ○ 一代寺徹with軽トラック:反応常人なら先手撃って勝ちかな × バルー・ビビッツ:ちょっと硬いか、速度速いし触れられて電撃負け × ジャロッド:ちょっと硬いか、殴られまくり負け >金時豆次郎>支倉静馬=ドンキーコングJr=ボギー>柏木耕一>
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オプションパーツは基本的に性能と必要EXPが保持されている限り、それを明記した上で名称を変更してもかまわない。 パーツ名…オプションパーツの名称(変更可能) タイプ…消費タイプは己の行動順に使用することで効果を発揮 セッションが終了するまで再使用できない 装備タイプは常時効果が継続する EXP…そのオプションパーツを取得するのに必要なEXP 効果…そのパーツの効果を説明しています パーツ名 タイプ EXP 効果 リペアキット 消費 5 機体修理用パーツ。装備している機体のHPを3D6回復。 リペアキット2 消費 15 機体修理用パーツの改良版。装備している機体のHPを6D6回復。 リペアキットS 消費 25 機体修理用パーツ最新改良版。機体のHPを完全回復。 カートリッジ 消費 25 予備弾薬。機体の弾薬を全て回復。 ミニEタンク 消費 10 追加エネルギータンク。機体のEN最大値の半分回復。 Eタンク 消費 20 追加エネルギータンク。機体のENを全て回復。 リチャージャー 消費 35 最新極小整備システム。HP、EN、弾薬すべてを回復。 お守り 消費 20 キャラクターのMPを50回復する。 フライトユニット 装備 10 飛行(フライト)用追加ユニット。飛行状態になる。 追加装甲 装備 10 汎用追加装甲。機体の装甲を+2。 強化装甲 装備 20 汎用追加装甲強化版。機体の装甲を+4。 強化装甲弐式 装備 30 汎用追加装甲の再強化版。機体の装甲を+6。 強化装甲参式 装備 40 汎用追加装甲の最新強化版。機体の装甲を+8。 ブースター 装備 10 追加ブースター。機体の機動力を+1。 メガブースター 装備 20 強化版追加ブースター。機体の機動力を+2。 ギガブースター 装備 30 最新鋭の追加ブースター。機体の機動力を+3。 ハードフレーム 装備 10 一般的な機体強化用の補強材。機体のHP+5。 メガフレーム 装備 20 機体強化用の補強材の強化版。機体のHP+10。 ギガフレーム 装備 30 新型の機体強化用の補強材。機体のHP+15。 テラフレーム 装備 40 最新型の機体強化用の補強材。機体のHP+20。 ABCタイル 装備 15 対ビームコーティング。「ビーム属性」の武装に対し装甲を+10として扱う。 ABCアドヴァンス 装備 30 対ビームコーティング。「ビーム属性」の武装に対し装甲を+20として扱う。 ハイパーABC 装備 45 対ビームコーティング。「ビーム属性」の武装に対し装甲を+30として扱う。 複合装甲 装備 25 フレームと装甲を一体化した複合強化材。装甲+2、HP+5。 複合装甲弐式 装備 45 フレームと装甲を一体化した複合強化材。装甲+4、HP+10。 複合装甲参式 装備 65 フレームと装甲を一体化した複合強化材。装甲+6、HP+15。 複合装甲四式 装備 85 フレームと装甲を一体化した複合強化材。装甲+8、HP+20。 モーションフレーム 装備 10 動作最適化補助フレーム。格闘兵器の命中達成値を+1。 モーションフレーム2 装備 20 動作最適化補助フレーム強化版。格闘兵器の命中達成値を+2。 モーションフレーム3 装備 30 動作最適化補助フレーム最新強化版。格闘兵器の命中達成値を+3。 サブセンサー 装備 10 補助センサー。射撃兵器の命中達成値を+1。 ハイデフセンサー 装備 20 高機能補助センサー。射撃兵器の命中達成値を+2。 ハイエンドセンサー 装備 30 最新鋭補助センサー。射撃兵器の命中達成値を+3。 サブレーダー 装備 10 補助レーダー。誘導兵器の命中達成値を+1。 ハイデフレーダー 装備 20 高機能補助レーダー。誘導兵器の命中達成値を+2。 ハイエンドレーダー 装備 30 最新鋭補助レーダー。誘導兵器の命中達成値を+3。 サブCPU 装備 20 戦術支援演算機。全ての兵器の命中達成値を+1。 バイオCPU 装備 40 高機能戦術支援演算機。全ての兵器の命中達成値を+2。 陽電子CPU 装備 60 最新鋭戦術支援演算機。全ての兵器の命中達成値を+3。 副搭載ジャマー 装備 15 対誘導弾回避装置。機体に対する誘導兵器の命中達成値を半分にする。 ゴーストジャマー 装備 35 敵に幻影さえ見せる情報阻害装置。気力30で発動する特殊兵装「分身」として扱う。 戦神の護り 装備 20 戦神の加護のある護符、或いはその相当品。出撃時から気力+5。 機神の護り 装備 40 機神の加護のある護符、或いはその相当品。出撃時から気力+10。 サポートフレーム 装備 20 機体に武装操作用サポートを行うフレームを追加する。W限界+5、WG+10。 サポートフレーム改 装備 40 機体に武装操作用サポートを行うフレーム改良版を追加する。WG限界+10、WG+20。 アナライザ 装備 10 補助解析機。全ての兵器のCT値を2下降させる。パイロットの「クリティカル」LVが上がるわけではない事に注意。 ハイアナライザ 装備 25 高機能補助解析機。全ての兵器のCT値を4下降させる。パイロットの「クリティカル」LVが上がるわけではない事に注意。 ハイエンドアナライザ 装備 40 最新鋭補助解析機。全ての兵器のCT値を6下降させる。パイロットの「クリティカル」LVが上がるわけではない事に注意。 ジェネレーター 装備 15 補助エネルギージェネレーター。機体のENを+10する。 メガジェネレーター 装備 30 強化型補助エネルギージェネレーター。機体のENを+20する。 ギガジェネレーター 装備 45 最新鋭補助エネルギージェネレーター。機体のENを+30する。 リジェネレイター 装備 20 機体修復用マイクロマシン。ターン終了時HPを2回復。 ハイリジェネレイター 装備 40 高機能機体修復用マイクロマシン。ターン終了時HPを4回復。 イモータルプログラム 装備 60 最新鋭機体修復用マイクロマシン。ターン終了時HPを6回復。 エネブースター 装備 15 エネルギー回復装置。ターン終了時にENを2回復。 ハイエネブースター 装備 30 エネルギー強化回復装置。ターン終了時にENを4回復。 エンドレスギア 装備 45 最新方式を採用したエネルギー回復装置。ターン終了時にENを6回復。
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イギリス代表チーム「ナイツオブクィーン」(いぎりすだいひょうちーむ「ないつおぶくぃーん」) →ナイツオブクィーン
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アイギアロス ギリシャ神話に登場する人物。 関連: カウノス (父) プロノエ(4) (母) ヘイレビエ (娘)
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奉獣 スイギョ C 水文明 (3) クリーチャー:トリックス/九龍王国 3000 ■ブロッカー ■<クーロニング>1(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の山札の一番下に置く。その後、《奉獣 スイギョ》またはコスト1以下のクリーチャーを1体、自分の手札またはマナゾーンから出してもよい) 作者:wha +関連カード/0 IP-07 「アイデアパック07:謎のオリカ十大王国」 カードリスト:wha 評価 名前 コメント