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建原智香は魔法少女だ。 どれだけ鍛えても人間では不可能なほどの大ジャンプができるし、走る速度も時速三桁の大台に届く。 自画自賛のようになって気恥ずかしいが、見た目も普通の少女とは比べ物にならないほど可憐で完璧だ。 肌にはシミなんてあるはずなく、思春期のお悩みの代名詞であるニキビやそばかすとも一切無縁。 愛されるために生まれたような造形美――魔法少女は本当に美しく、可愛らしい。 とはいっても箒で空を駆け回ったり、派手なビームで悪と戦うなんて華やかな魔法は使えない。 中にはそういう絵になる魔法を使える魔法少女も当然いるだろうが、少なくとも彼女はそうではなかった。 魔法少女「ペチカ」の魔法は、「美味しい料理を作ることができる」魔法だ。 材料はなんでもいい。一定時間以上触れていることさえできれば、どんなものだって見違えるような美味しい料理になる。 食べればたちまち身体の奥底から元気が湧いてきて、不機嫌な人だって自然と笑顔になる。 それほどのものを作れる魔法。彼女はそれを、ごくささやかな幸せのために使っていた。 そう、ごくささやかな幸せさえあれば、ペチカはそれで幸せだった。 普段の冴えない見た目ではお近付きになど到底なれない、気になる男の子と仲良くなりたい。 ほんのそれだけ叶うならそれでいいとペチカは思っていた。 例えば魔法の力を使って料理を作り、それを売り物にしてお金儲けしようだとか、そういう発想は特になかった。 ペチカはあくまで平々凡々とした幸せを満たすために、そして日々ちょっとした人助けに勤しむ魔法少女であれればそれでよかった。けれど、世界は「それでいい」とは納得してくれなかった。 とあるビジネスホテルの一室で、ペチカは上品なベッドの上にちょこんと座り、唇を噛み締めていた。 聖杯戦争が始まれば、当然マスターであるペチカの命を狙う輩はごまんと現れる。 この街には精巧に再現されたペチカの家があって、家族もいた。 たとえ偽物だとしても、幸せに暮らしていた家族に危害を加えられるのは嫌だ。 そんな彼女のわがままをサーヴァントが聞き、彼が少しばかり非合法な手段で獲得したお金で手配したのがこのホテルだ。百万円以上のお金をオーナーへ預けているから、聖杯戦争が終わるまでは自由に出入りできると見ていい。 わがままを言ってからものの十分としない内に手配を済ませた手腕に驚かされたが、それ以上に申し訳ない思いがあった。 彼は聖杯に託したい願いがあって自分のところへ召喚されたのに、自分はこのざまだ。 何をしたいか、何をすべきなのか。死にたくはないけれど、自分に戻る場所は果たしてあるのか。 ――ペチカは、ここにいるべきでない存在だ。人間としても、魔法少女としても、彼女の物語はもう終わっている。 悩んで、戸惑って、恐れて、泣いて、そうして辿り着いた結果に喰いはない。 けれど、それにこういう形で後日談を与えられるとは夢にも思っていなかったから、こうして迷っている。 聖杯を手に入れて、あの悪夢のようなゲームで死んだ魔法少女を蘇らせる、というのも考えた。 でもそれでいいのかと考えて、また迷うことになった。 聞こえだけは綺麗だが、それではいけない気がする。……理由はうまくいえないが、とにかくそう思うのだ。 「やはり簡単に答えは出ませんか、マスター」 その時、部屋の扉が開いた。 それが誰かなんて分かりきっているのに、やはり起こっている事が事だから心臓がどきりとする。 そこに立っているのは案の定、自分のサーヴァントである黒髪の男性だった。 中性的な整った顔立ちを、ペチカは綺麗だと思う。 彼はアサシンのサーヴァントだ。真名についてははぐらかされたが、なんでも少々特殊な名前を持っているらしい。 「一人にしてしまってすみません。ここを第二の根城とする以上、多少の工作を施してきました」 そう言って彼は、何本かの不穏な導線をペチカへ見せてにこりと笑った。 何をしてきたのかは分からないが、とにかくこの人は何でもできる。 それこそホテル相手に無理な契約を速攻で取り付けてみたり、種も仕掛けもないような超人技を披露してみせたり。 魔法少女のペチカよりもずっと超人らしい超人だ。本人もそれは自負しているのか、割と不敵な物言いも目立つ。 彼は窓際に立って街を見下ろしながら、ペチカへ背を向けたまま問いかけた。 穏やかな声だった。彼には自分と違って迷いがないんだなあと、聞いた途端にペチカは理解した。 「私はね。マスターが聖杯戦争を受け入れようと拒もうと、正直なところどちらでもいい」 「え……?」 聖杯戦争についてごちゃごちゃとした認識しかしていないペチカにも、その発言がサーヴァントらしからぬものだということは分かった。彼らは彼らなりの願いがあってここへ来た。ならば、聖杯を手に入れようとするのは当然だ。 それをマスターが拒む選択を取るなど、主従関係崩壊の理由としては本来十分すぎる。 ペチカが彼に相談しなかった理由の一つがそもそもそれだ。しかしその不安は、他ならぬ彼の言によって杞憂であったと知らされることになった。 「もちろん、聖杯を手に入れて願いを叶えようというなら協力しましょう。 私にも当然願いはある。それが正しいか間違っているかはさておいて、聖杯が手に入るならそれに越したことはない。 『この私』として呼ばれた以上は、この願いを丸きり不要と切り捨てることは出来ませんから」 「じゃあ――じゃあ、私が聖杯なんていらないって言ったら……」 「その時は、君を聖杯戦争から生きて帰らせることに尽力します」 さらりと言ってのけるそのありようは、優男風の見た目に反して異常なほどの頼もしさがあった。 「迷っているならそれも善し。 昔話はまたの機会としますが、私は本来――ある子どもたちを導いてほしいと願われた身でね。聖杯の獲得にそこまで頓着していない理由も、言ってしまえばそれです。私に願いを託した人は、きっと聖杯の力など望んではいないでしょうから。 ……ただ彼女がもしも今の私を見ていたなら、きっと君のことを『導く』ことを願うはずだ」 だから私は、君が何を選ぼうと、最後まで君のサーヴァントで居続けますよ。 そう言って、アサシンのサーヴァントは笑った。 ペチカはその笑顔に、なんだか心があったかくなるのを感じた。 ――どこか学校の先生と話しているような安心感を感じている。不安がまるきり氷解するとまではいかなかったけれど、少なくともいい方向へ転んだのは確かだと思った。 気付けばペチカはぺこりと小さく頭を下げて、「ありがとうございます」とお礼を言った。 まだ、どうするべきかの答えははっきりと出せていない。……それでも。ちゃんとこの聖杯戦争と向き合って自分なりの答えを出そうと思うことはできた。 「……あ」 そこで。ふと、思い立つ。 「あの……ちょっとだけ、待っていてください」 「?」 ペチカはささっと部屋の奥へ引っ込んだ。 部屋に備え付けられた陶器製のコップをテーブルの上に置いて、宿泊の感想を書くアンケート用紙を数枚握り締める。 それから五分ほど経った。何をしているのか不思議に思ったアサシンが覗き込んだ時には、もう『仕上がって』いた。 「お礼に――その。これ、どうぞ。よかったら飲んでみてください」 「これは……ビシソワーズか」 ビシソワーズ。 北米で愛されている料理で、いわゆるじゃがいもの冷製スープだ。 バターでポロネギとじゃがいもを炒めてからブイヨンを加えて煮、裏ごしして生クリームで伸ばし、冷やす。 そういう工程を経て作られるスープだから、こんな短時間で作ることは本来できないが――ペチカの魔法にそんな手順は必要ない。手で触れて、五分待つ。それだけでいい。 アサシンはそれを受け取ると、少し不思議そうな顔をしてから口に運んだ。 味わった途端――目を見開く。 「これは……」 ――『旨い』。 かつて世界中を股にかけて暗殺業を営んでいた彼は、当然あらゆる食文化を一通りは味わったつもりだった。 しかし、これほどのものはかつてなかったと言っていい。 冷えているのに飲み込む度に身体が元気になっていく。味わいは舌を通じて神経へ幸福感を与え、気付けばもう一口を啜っている。……旨い。天下の殺し屋をして唸らざるを得ないものが、このスープには凝縮されていた。 それを見て、ペチカはほんのり笑った。 自分に出来ることは少ないけれど、少しずつでも探していこうと思った。 その姿はまさしく、正しい形の魔法少女だった。 【クラス】 アサシン 【真名】 死神@暗殺教室 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具B 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 気配遮断:A- サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 専科百般:A 萬に通ずる殺し屋の能力。 戦術、学術、隠密術、狩猟術、話術、医術、武術、馬術、 その他総数32種類に及ぶ専業スキルについて、彼自身の宝具によるブーストも含めてBランク以上の才能を発揮できる。 対英雄:D 時に国家要人すら仕留めてきた逸話の具現。 英雄に値する人物へ攻撃を仕掛ける場合、初撃に限りその耐久値を1ランクダウンさせる。 破壊工作:A 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 トラップの達人。 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。 【宝具】 『萬の術技』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大補足:1~50人 凡そあらゆる技能技術を会得し、暗躍の限りを尽くした逸話が宝具化したもの。 彼はあらゆる殺し方を極めた暗殺者であるため、様々な武芸を達人の次元で使用することが出来る。 この宝具によって「専科百般」「破壊工作」のスキルも間接的に強化されている。 『反物質・月殺しの種(アンチマター・アースキャンサー)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大補足:1~50人 生前、彼がある機関によって実験動物とされる事で手に入れた、人智を超えた破壊の力。 この状態になったアサシンの気配遮断スキルは大きく低下し、全身から反物質の触手が出現する。この触手の殺傷能力は極めて高く、彼の弱点である耐久力の高い敵へも一定の効果を見込むことができる。 宝具使用時、アサシンはBランク相当の狂化スキルを獲得するが、理性を完全に失う事はない。 ただ狂化の影響で周囲へ目を配る力は目に見えて減退しており――或いはこの宝具を使用している間こそが、最強の殺し屋にとって最大の隙なのかもしれない。 彼自身は進んでこの宝具を使おうとはしない。何故ならこれは、彼にとって忌むべき過去の焼き直しでもあるからだ。 【weapon】 大体なんでも 【人物背景】 地球上で最高の殺し屋と評される人物。凄腕の殺し屋たちを次々と襲撃していくことから「殺し屋殺し」と呼ばれる。「死神」は仇名で本名は不明。神出鬼没、冷酷無比で夥しい数の屍を積み上げ、「死」そのものと呼ばれるに至った男。 仕事の最中に自身の弟子に裏切られたことである研究所にモルモットとして捕らわれてしまい、そこで人体で反物質を生成する研究の実験体として実験の日々を送ることになる。 研究所が自身を始末しようとすると反物質の力を開放して脱走を図る。その圧倒的なスキルと触手により警備員を瞬く間に倒していくが、彼を止めようとしたあぐりが触手地雷に貫かれて重傷を負った事で自分の力を後悔した死神は、彼女の最後の言葉を実行するために自ら弱くなることを望み、作中主人公である「殺せんせー」となった。 【マスター】 ペチカ@魔法少女育成計画restart 【マスターとしての願い】 迷い中。 【weapon】 フライ返し 【能力・技能】 『とても美味しい料理を作れるよ』 どんな材料からでも驚異的に美味な料理を作ることができる魔法。どんな料理でも作れるが、食器は作れない。 また、ペチカ自身が知らない料理を作ることも不可能。 材料を無視して料理を作れるものの、手で材料とするものへ五分触れている必要がある。料理の量は材料の量に比例する。 【人物背景】 本名は建原智香。 かつて「森の音楽家クラムベリー」の試験に参加し、生き残った過去を持つ『クラムベリーの子供達』。 【方針】 まずは生きることに専念。
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元スレURL 絵里「催眠の力を手に入れてしまったわ」 概要 相手に思い通りに催眠をかけられるベルを手にした絵里は、 欲望と安価の赴くまま周囲の人々を… 西木野☆星空クリニックシリーズから派生した番外編 関連作 前作:穂乃果「音ノ木坂情報局ON AIR!!」 タグ ^絢瀬絵里 ^絢瀬亜里沙 ^μ’s ^R-18 ^エロ ^安価 名前 コメント
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アイテム>防具>アサシン>腰 に戻る 画像 名前 装備可能Lv 防御力 HP MP 付加属性 鑑定付加属性 強化レベル 耐久度 購入額、販売額 入手 必要アイテム 生産 備考 ガードファーパンツ 1 9 169 3 110 購:販: キャラメイク時(ヴァンパイアアサシン) 購:販: 購:販: 購:販: 購:販: 購:販: 購:販: 購:販: 購:販: 購:販:
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セリフ集に戻る ウサギの毛を手に入れよう メインクエスト:ウサギの毛を手に入れよう 期限:なし 報酬:ニンジンのタネ×3 牧場拡張 貯蔵庫建設 100クーポン 【受託時】 セリフなし 【完了後】 ヘレン: こんにちは。 ウサギの毛が取れたのね。 その毛も服のいい材料になるわ。 私は服を作るときは 毛を糸にするところから 始めてるの。 やっぱり自分で着る服だもの、 材料はきちっと選びたいでしょ? それにここなら糸どころか ヒツジからでも選べるのよ。 だから、あなたにも質のいい 羊毛をたくさん作って もらいたいわね。 村のおまつりです。 メリル: こんにちは。 なかなか広い牧場ですのね。 ごあいさつがおくれました。 私はメリル・ホーウィックと 申します。 この村の学校で働きながら、 染物の勉強をしています。 ここに来た人たちは、 みなさんいろいろなことに 手を出しますが、 何をするべきか分からなくなって しまうようです。 あなたは、 順々に家畜や作物を育てて、 村の生活になれてくださいね。 そして、村の新しい産物を私たち といっしょにつくりましょう。 クレア: ○○さんも 今のままじゃ 牧場がせまいでしょ。 大工さんたちに頼んで 少し広げておいてもらったわ。 ついでに 貯蔵庫もつくってもらったの。 収穫したものとか、 牧場においとけないものとかを 入れておくといいわ。 これでもっといろんなことが いっぱいできるわね。 あ、手間賃とかは気にしなくて いいわ。村のみんなは、持ちつ 持たれつだから。 なにかあったら ○○さんも みんなを手伝ってあげてね。 こうして、 初めて収穫を得たあなたは やっと一息ついたのでした。 ブラミー: そろそろ穀物も作ってみよう。 ムギやソバができれば、 一人前だよ。 村ではほかにもいろいろな 穀物を作っているよ。 炊いたり、おかゆにしたり、 シチューやコロッケも作るんだ。 ウサギの毛でムギのタネが もらえるよ。 これを植えてムギを収穫しよう。 ウサギの毛は、ほかにも いろんなものと交換できるんだ。 ニワトリや、ハチミツをとる ハチ箱なんかももらえるんだ。 セリフ集に戻る
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D君のブログ『気まぐれアン・ロック!』の『ブロクエ<キマグレ城下町>、<きまぐれホテル>』に登場するキャラクターの事。 ちなみに名前はPSI。 セリフ 拙者の 聞いた話 では 世界には VAVA煮 という 凄腕の 絵描きが いるらしい…... ニン!拙者はPSI。アサシンだ。 アサシンとは ここに記入。
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<新宿>区内の安アパート。 ちりちりという小さな目覚まし時計の音で目を覚ます。 隣にはもう誰も居ない。薄っぺらいせんべい布団は、北上一人でいっぱいいっぱいな大きさ。 昔のことを忘れるためにわざとそういうのを用意したんだからしょうがないけど、やっぱり寂しいもんは寂しい。 一人ぼっちになってから何日が過ぎただろう。 いちいち数えるほどには未練がましいたちじゃない。 ただ、いつまでたっても晴れない心の曇り空が、今何日続いてて、あと何日続くのかなと少し嫌になるくらいはある。 「目が覚めましたか、マスター」 「んー。さめた」 北上がぽけーっと壁を眺めていたら、部屋の奥からアサシンが出てきた。 朝ご飯を作ってくれていたらしい。 髪の収集なんていう変態チックな趣味を持っているけどいいサーヴァントだ。 言うこと聞いてくれるし、料理も美味しい。髪の手入れとか手伝ってくれる。あと、結構いい匂いがする。 普通のサーヴァントじゃこうはいかない、というのはアサシン自身の言葉だった。 起きてぼさぼさになった髪にアサシンが丁寧に櫛を通していく。 恥ずかしながら北上は自分の髪の手入れが上手く出来ない。自分でやるとへたくそだからいつも他の人にやってもらっていた。 髪の手入れはだいたい大井がやってくれていた。二人で喋りながら、たまに鼻歌を歌いながら。 アサシンは何も言わずにやってくれる。ただ、髪を見る目がちょっと熱っぽいのは気になるけど。 ちゃきちゃき素早く髪を三つ編みに結うアサシンに尋ねる。 「今日、どっちだっけ」 「和食ですよ」 今日の朝ご飯は和食らしい。 ご飯を食べたら学校だ。 戦争が終わっても、忙しいのは変わらない。むしろ戦争中よりも今のほうが忙しい気もする。 結われた三つ編みと壁近くにかけてある制服を見て、ふと、ここに来る前の自分のことを思い出した。 思えば、遠くに来たものだ。 ☆北上 戦争が終わった。 海からの侵略者たちとの明けも暮れもの戦いが、終わった。 いつか終わるだろうとは思ってた。でも、思ってた以上に最後はあっさり訪れた。 四方八方手を尽くして敵の根城を発見し、そこにしこたま魚雷をぶちこんだらあっけなく終わった。 あっけなかった。人外との戦争には交渉も和睦もないから、どっちかの領域を徹底的に破壊しつくしたら終わり。そんなもんなんだろう。 世界中に広がっていた海はみるみる引いていって陸と海の対比が昔通りの3:7くらいに戻った。 暑い夏の日。8月15日。 深海棲艦と人類との戦争は、人類の完全勝利で幕を閉じた。 戦争が終わった。 そうなるともう、艦娘は必要ない。 各鎮守府の艦娘たちは艤装を解体して、意外とはやく日常生活に戻っていった。 ある子は田舎へ帰り学業を修めるといい、民間学校に編入している。 ある子は田舎へ帰り海水の被害にあった土地の復旧作業に従事してる。 ある子は手腕を買われ軍に残って海軍下士官として腕をふるっている。 ある子は特にやることもないので就職してOLとして働いている。 那珂ちゃんはお茶の間のアイドルになって世間を騒がせている。 妖精さんたちはどうなったかは詳しくは知らない。 この前自動販売機の中から出てくるのを見たから皆なにかしら働いてるんだろう。 仲のいい子とは文通やら電信やらを使いながら。 それほど仲が良くなかったことはそれきり。 散り散りばらばらになって、皆が皆思い思いの普通の女の子やっていく。 そこについては北上も一緒だった。 ぽけーっと普通の女の子になって泣いたり笑ったり抱き合ったりしてる艦娘たちを見ていたら、名前が呼ばれた。 艤装が解体される、魚雷が撃てなくなる。 まあしょうがない。戦争は終わったんだから。 球磨型の姉妹艦、姉の球磨と多磨は軍に残るらしい、妹の木曽は別の形で海に関わると言っていた。 それじゃあ北上はどうしよう。 未来の展望がまるでない。まぁ、大井と離れる姿だけは予想がつかなかったけど。 二人で田舎に引っ込んで……いや、提督と三人で田舎に引っ込んでのんびり暮らそうか。 そこまで考えてようやくああ、戦争が終わったんだなぁと実感を得た。 これからは女の子に戻って海とは無関係な暮らしをしていくんだろうなぁと思うと、不思議な気持ちになった。 艦娘数十人分の艤装を解体するとなれば数日かかる。 北上の日程は最終日、それも最後から二番目だった。 北上が艤装の解体が終わる頃には鎮守府に艦娘はほとんど居なくなっていた。 残った子たちももう涙を拭い、新しい未来への進路を定めている。 うむうむいいことだと頷きながらぷらぷらと人がめっきり少なくなった鎮守府を歩いて、司令室にたどり着く。 ドアを開けると、そこはもう見慣れた司令室ではなかった。 木張りの床、質素な壁、窓に映っている景色さえ変わっている。 なんだかまるで、別の場所だ。 司令室はいつだってたまり場だった。 北上と、大井と、提督で、くだらない話をしてどうでもいいことをして過ごしたもんだ。 司令室にバーカウンターを置いてお酒を飲んだことがあった。大井がおいおい泣きながら提督の頭に焼酎をかけて謹慎されたことがある。 司令室にお風呂を用意して半身浴をしたことがあった。汗だくになったあとで飲んだフルーツ牛乳が美味しかった。 司令室にキッチンカウンターを置いて三人でチョコを作ったこともあった。あえて提督に渡さず妖精さんに撒いたら提督が泣いていた。 司令室に布団を敷いて寝ていたら、まさか布団が入り口近くに敷いてあるとは思わず入ってきた大淀に踏みつけられたこともあった。あれは痛かったなあとくすくす笑っていたら、司令室のドアを誰かがノックした。 扉が開く。 そこには、大井と提督が立っていた。 「見てよこれ。あたしが刻んだハイパー北上様参上の文字、消されててさ」 大井と提督が笑う。 見れば、全艦娘で一番最後だった大井の艤装の解体も終わっていた。 ただ、提督から大井に、全艦娘内で唯一支給されたアクセサリーの回収はされていなかった。大井の左手の薬指が、きらきら光っている。 そっか、と思い至る。この二人、ケッコンカッコカリがようやく仮じゃなくなったんだ。 特に感慨はない。この二人はいつかそうなるんだろうなぁと思ってた。 「なになに、隅に置けないじゃん。あたしはのけもの?」 脇腹をつついてやると、二人は幸せそうに笑った。お互いの顔を見合わせて、とても幸せそうに笑った。 でも、そこではたと気づいた。 それまではなかったものがある。 北上と二人の間には壁がある。 二人は変わらず接してくれてたけど、薄い皮膜のような何かが、確かに北上には見えた。 「じゃあ……まあ、お幸せにね。ないとは思うけど、浮気とかしたら怖いよ」 なんとなく居心地が悪かった。 あれだけずっと一緒に居たのに、もう一緒に居られないと思ってしまった。 分かってしまった。 もう、三人ではなく、二人と一人なんだと。 それからほどなくして、北上は大井たちと別れた。 大井は今生の別れのようにわんわん泣いてたけど、その涙も、なんだかあたたかみを感じなかった。 実際はそんなことはないだろうけど。でも、北上がそう思ってしまうのは、たぶん、どうしようもないことなんだと思う。 だって、カッコカリではなくなった二人の間に入る余地なんて見当たらないから、逃げ出すように離れるしかないと思った。 自覚はなかったけど、北上はきっと凄く我儘なんだろうと振り返って思う。 泣きわめく大井に頭を下げて、提督に大井を任せて、北上は走った。 その時、あまり感情を表に出さない北上も、もしかしたら初めて人前で泣いていたかもしれない。 行く宛がなかったので、とりあえず手間取らず、そして仮拠点として安く住める場所を見つけて移住した。 透き通った青色の鍵の家だった。 交通の便はよくない。ゴミ捨て場からもちょっと遠い。 建ってから結構な年月が立っているらしく、階段は踏むたびに軋んでぱらぱらと錆びた鉄くずを撒いた。 鍵で戸を開け部屋にはいると、それなりにい草の匂いが香った。 ガラス越しの光を受けて、塵か何かが輝いている。 入ってまっすぐ窓の鍵を開け、空気の入れ替えがてら錆びかけのアルミ窓を開け放つ。 当然、磯の香りとか潮風とか、そういう海っぽい感じはしない。 見える景色は陸ばかり。ああ、つまらない世界に来てしまったなあと思って鍵を放り投げる。 天井に当たる音がした。畳の上に落ちる音は聞こえない。 もしかして天井に刺さったかなと思って振り返ると、そこには占い師風の格好をした女の人が立っていた。 「お初にお目にかかります。私はアサシン。此度の聖杯戦争におけるあなたのパートナーを務めさせて頂くサーヴァントです」 聖杯戦争。聞きなれない単語だ。 どういうものなのと聞くと、懇切丁寧に説明してくれた。 大方の事情を理解して頷くと、アサシンが本題に移った。 「それでマスター、あなたはなにか願いが?」 「え?」 「ええ。なにか願いがあったから、聖杯戦争の舞台である<新宿>に呼び出されたのだと思いますが」 「願い……願い、か」 願い。 言われてはたと気付く。 そうか。あの時。薄い皮膜を見たあの瞬間、北上の心に去来したものは『願い』だったのだ。 願いの形は見えている。 大井の涙にあたたたみを感じられなかったあの違和感が、たぶんそのまま、北上の願いだろう。 でも、なんと言っていいかわからない。言葉が見つからない。 あれや、これやと考えて、ようやくわかりやすい言葉が浮かぶ。 「……アサシン、あたしさ」 口に出すのが少しだけ恐ろしかった。 遠くに聞こえた蝉の鳴き声がやんだ気がした。 「よくわかんないけど、たぶん、世界が平和になってほしくなかったんだと思う」 遠くで猫がにゃあと鳴いた。運命の羅針盤が回る音が聞こえた気がした。 深海棲艦との戦争中は、とても楽しかった。 北上はきっと、心の何処かでそれがいつまでも続いてくれることを望んでいた。 提督が居て。 大井が居て。 北上が居て。 あとまあ魚雷が撃てればそれでおっけー。問題なし。 戦いに終わりはなくて。 でも、安心できる場所があって。 いつまで続くか分からない戦いを毎日毎日続けていき、いつまでも続けていたい安息を毎日毎日暮らしていく。 戦争も。 関係も。 全部がカッコカリのまま、三人揃っておじいちゃんおばあちゃんになるまで楽しい毎日を続けていく。 世界に平和が訪れた今、北上はたぶん誰よりも強く、心の底からこう願っている。 軽巡洋艦・重雷装巡洋艦としてもう一度生きたい。 北上某なんて名前じゃなく、艦娘北上として。 提督と、大井と、三人で。 すべてがカッコカリのままの、もうもどれないあの日のままで。 もう一度深海棲艦と戦いたいと。 もう一度だけ、あの日に戻りたいと。 「とても不思議な願いです」 アサシンは目を閉じて、ゆっくりと答えた。 そうしていると、衣装も相まって本物の占い師みたいに見えてくる。 「でも、分かりますよ。守りたかったものがあったんでしょうね」 アサシンは見透かしたような言葉がよく似合う人だった。 どんな時も朗らかに笑っていたし、身のこなしも立派だ。 度量が大きいのか、北上のけったいな願いを聞いても一言も口を挟まなかった。 いや、一言もじゃないか。アサシンは北上の言葉を聞いて的外れに一言こう言った。 「あなたは、きっといい魔法少女になれたと思います。今の私に魔法少女を選ぶ権限がないのが非常に残念です」 冗談めいた言葉。だが同時にどこか不思議と真実味を感じさせる言葉だった。 アサシンが笑う。その笑顔はどこまでも朗らかで、世界をもう一度海の底に沈めようとする相棒としてはいささか眩しすぎる気がした。 不思議な人だ。でも、なんとなく信頼できる。 それがアサシンとの出会い。北上の聖杯戦争の始まりの記憶。 ☆ アサシン 今思い返しても、素晴らしい願いだと思う。 鬱屈した感情。世界を変えたいという強い願い。我儘を肯定できる傲慢さ。そして心の強さ。 アサシンの理想の要素を兼ね備えた少女の願いを聞いて、興奮しないわけがない。 願いを聞いた瞬間、アサシンが心の底からの笑みでその願いを受け止めたのは言うまでもないだろう。 思い出しての興奮冷めやらぬ内に北上の髪を口に含む。 普段はテイスティングまではしないのだが、マスターとサーヴァントは一心同体なので髪の毛くらいいつでも手に入るから今回は我慢する必要がない。 少し潮の匂いがする。海軍のような機関で働いていた、と言っていたからその時の名残だろう。 でも海の潮風に負けて傷んだりはしていない。むしろ荒波に負けないほどの力強さが篭っている。 本人に髪のことを尋ねると、大井っちが毎朝やってくれてたと答えていた。 この艶、このハリ、この味、このキューティクル。よほどその『大井っち』という人が手入れに熱心だったんだろう。 この美しさの価値がわかる人物が居て、その美しさを誰かに伝えるためにその人物が尽力したということがわかると一層うれしくなる。 『大井っち』。 北上の原動力の一端であり、北上の髪の理解者。 アサシンは声に出さず胸の内でお礼を言って、口の中の髪の毛を優しく布巾で拭いて懐紙に包んだ。 懐紙を袖口にしまい、代わりに別の懐紙を取り出してその中空数本の髪の毛を取り出し順番に指に巻いていく。 髪を巻いた指を水晶玉にかざすと、水晶玉に髪の持ち主の姿が映った。 指を入れ替える。チャンネルが変わるように映っている人物が切り替わる。 感度良好。制限も加えられていない。 これなら、アサシンは自分を見失わずに戦い続けることが出来る。 アサシンらしく、慎重に、時には大胆に、冷静に、時には情熱的に、敵の、味方の、自分自身の未来を水晶玉に委ねられる。 トイレに行っていた北上が帰ってきて、水晶玉を覗き込み感嘆の声をあげる。 内緒ですよ、と口に指を当てて言うと気の抜けたような笑顔を返してくれた。 そんな笑顔が、愛おしくてたまらない。 微笑み返して水晶玉に再度向き直る。 北上は、学校に行くと言って家から出た。 チャンネルを切り替えて北上を移す。アサシン渾身の三つ編みを揺らしてかけていく愛しいマスターの姿がそこにはあった。 アサシンの方針は決まっている。 愛おしいマスターのために持ちうる限りの力を尽くす。 ついでに色々な髪の毛を拝借して楽しむ。英霊たちの髪の毛は、それはもう、口舌尽きない程のものばかりだろう。 そしてあわよくば、自分の願いを叶える足がかりにする。これはライフワークであるため聖杯で叶わなくても大丈夫。 楽しみと、趣味と、淡い願望が同居した物語。 夢と、希望と、剣と、魔法と、逃走と、闘争と、救済と、暗躍に満ちた物語。それが聖杯戦争だ。 その先に何が待つとしても、結末がどこへ向かおうとも、アサシンにとって素晴らしい物語であることには変わりない。 それでは、素晴らしい物語の幕を開けよう。 アサシン―――ピティ・フレデリカはそんな素晴らしい物語の紡ぎ手としてここにいる。 【クラス】 アサシン 【真名】 ピティ・フレデリカ@魔法少女育成計画JOKERS 【パラメーター】 筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:A 宝具:B 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:E 自身の気配を消すスキル。 アサシンは宝具の性質上本体が気配を消す必要が無いため気配遮断のランクがすこぶる低い。 E程度ならば他人の部屋を物色していても発見されるまでは気配を感付かれない程度。 【保有スキル】 魔法少女:A 魔法少女である。ランクが高いほど高水準の魔法少女となる。 魔法少女は人間離れした戦闘能力と視覚聴覚を得、排泄や食事などの新陳代謝行為を一切行わなくて良くなる。 また、疲労の蓄積する速度が人間よりも遥かに遅く、長期の不眠不休にも耐えられるスタミナと常人離れしたメンタルを持つ。 更に、固有の魔法を1つ使える。アサシンの場合それは宝具となる。 アサシンは魔法少女としての技術・スキルは最高水準、かつ魔法も希少価値が高く戦闘や交渉・対魔法少女の駆け引きにも優れているため最高のAランクとなる。 そしてアサシンは魔法少女の状態で呼び出されているためこのスキルの発動は阻害できない。 収集癖(髪):A 髪の毛に対する性愛まで届かんほどの執着。 とりあえず目に付いた髪の毛は集めておくし、一度髪の毛を手に入れた相手からも何度も髪の毛を入手しようとする。 みずみずしい髪の毛、つやめいた髪の毛などが大好きで宝具越しにそれらを見ると入手したくてしょうがなくなることもしばしば。 特に魔法少女の髪の毛が大好物。 行動時に髪の毛についてのあれこれで行動を失敗する可能性が高くなる。 ただし、どれほど魅力的な人物・魅力的な髪の持ち主であったとしても死んでしまえば彼女/彼の髪への興味はなくなる。この点に関しては例外あり。 性癖由来のスキルであるため無効化不可能。無効化するとキャラ崩壊となる。 審美眼(髪):A 髪を見分ける力。 一度出会った人間ならば髪の毛を見誤ることはない。また、集めた髪の毛を見誤ることもない。 更に相手が髪に対して特殊な逸話を持つ人物であったならば、その髪を見ただけで真名までたどり着ける。 性癖由来のスキルであるため無効化不可能。無効化するとキャラ崩壊となる。 情報管理:A 情報を集め、それらを記憶しておくスキル。 宝具によって収集した情報のすべてを記憶する知能の持ち主。 更に人づてや本やテレビなどからの情報も決して忘れない。 戦略家:B 話術や策略といった舌戦・頭脳戦関係のスキルの複合スキルであり、それらすべてを高度に使いこなすことが可能。 彼女の交渉成功率は限りなく高く、作戦の成功率もまた高い。 相手の心理を完璧に読みきっての行動なども多く、挑発などにも一切応じない胆力を持つ。 ただし完璧というわけではない。不意を付かれれば失態を犯すし、不確定要素で失敗も起こす。 【宝具】 『水晶玉に好きな相手を映し出せるよ』 ランク:B 種別:対人 レンジ:99 最大捕捉:10 アサシンの暗殺者たる性能を裏付ける宝具。 発動には他者の髪が必要不可欠。 指に髪の毛を巻き付けて水晶玉にかざすことで手持ちの水晶玉にその髪の持ち主の姿を写すことができる。 それ単体で一切相手に感付かれない魔法の監視カメラであり、一方的に相手の動向を探ることが可能である。 同時に捕捉できるのは両手の指分の10人、かざす指を変えることでチャンネルを変えるように写す相手を変えられる。 また、巻きつける髪の毛を変えるというワンアクションを挟むことで捕捉する相手を切り替えられる。 更にアサシンは研鑽を積むことで水晶玉越しに相手に干渉すること・水晶玉から相手を引きずり出し、水晶玉の先へ自分を含む別のものを転送させる魔法へと進化させている。 この宝具の発動するには相手の髪をアサシンが入手している・相手の髪がアサシンの指に巻きつけることが可能であるという条件をクリアする必要がある。 髪の毛が短い、痛みが酷くちぎれやすい、ハゲみたいなもんなどの相手には通用しない。 ただし、髪の毛を持つ相手ならばNPC・マスター・サーヴァントの誰でもこの宝具の対象たりえる。 変身によって姿形が変わる相手や髪の毛入手後に散髪した相手なども髪の毛を持っていれば変身前・散髪前の髪を入手していれば永続的に把握が可能。 【weapon】 魔法の水晶玉。これを奪われるとアサシンは宝具を使用できなくなり立ち回りは一気に厳しくなる。 アルバム。すぐに使わない髪の毛は懐に入れずここに挟んでおく。あとで楽しむためには事前の準備が必要だ。 【人物背景】 完全変態☆スーパーヘア~アディクションな魔法少女。 魔法の国の住民ではなく現実世界で暮らす何の変哲もない魔法少女だった彼女。 その本質は狂信者。『完璧な魔法少女の誕生』という崇高な目標を掲げて、その目標のために自分自身を含めた全てを使い潰していく狂気の魔法少女。 一度は積み重ねてきた罪から次元の狭間に幽閉されるも、彼女の支持者によって次元の狭間から脱出。 その後紆余曲折あって魔法の国の影として暗躍を始めた。 お手つきの魔法少女は置いてきた。操作用のレイピアがアサシンの宝具と認識されなかったから連れてこれなかったらしい。 【マスター】 北上@艦隊これくしょん(ブラウザゲー版) 【マスターとしての願い】 世界の平和なんてほしくなかった。 【能力・技能】 甲標的を扱わせれば艦娘一。 ただし艤装は解体されている。 軍事知識は豊富。 一応深海棲艦との戦争においての最終生存艦なので運もいい。 銃火器の扱いは人並み。艦娘の銃火器と現実の銃火器は勝手が違うので彼女も特に取り扱いに長けているわけではない。 【人物背景】 北上様。 戦争終了及び艤装解体後から参戦。 彼女の世界線では大井が秘書官+全艦娘中唯一カッコカリしており、終戦後も提督の側に居ることになった。 北上様は大井とも提督とも仲が良かったが、二人の間に居づらくなって飛び出し、一人暮らしをはじめたというところで参戦。 曖昧な状態で三人で居るのが楽しかったのだということにようやく気付き、艦娘だったころに戻りたいと願っている。 ちなみに。 誤解があるかもしれないが、ブラゲ版の大井っちはカッコカリ後なら北上様も好きだが同時に提督ラブ勢(重量級)。 北上様の反応は提督に対しても大井っちに対してもほどほどに薄いが、そういう女の子なんだと思う。 【方針】 出来ることなら聖杯は欲しい。願いを叶えたい。 とりあえずアサシンにまかせておけばなんとかなるかとは思うが、それでも気持ちが良いものではない。 ただ、願いの代替案があるならそれでも構わない。 どちらにしろ、大井や提督と、あのほんわり幸せな日常を取り戻したい。 アサシンの立ち回りはいかにして他人の髪を集めるかにかかっている。 髪の毛を集めて、愛でて、口に含んで、楽しんで、そして聖杯戦争となる。 短髪のサーヴァント・マスターとは分が悪いとは言え、それ以外にはものすごく強い。 NPCすら武器に出来るという長所を利用できれば上手く立ち回れるだろう。 時系列順 Back 伊織順平&ライダー Next 英純恋子&アサシン 投下順 Back 伊織順平&ライダー Next 英純恋子&アサシン Character name Next→ 北上 全ての人の魂の夜想曲 アサシン(ピティ・フレデリカ)
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ここでの生活が悪かった訳じゃない。 見た目はそっくりな癖に、俺に死体集めを命じない母親。 製薬会社の社長の息子という相応の立ち位置。 学校にも行けて、サッカーもできて、友達だっている。 それでも物足りないって思っちまったのは、多分あの二人がいないからだ。 兄ちゃんとリンダ。 俺が成り代わろうとしたもの。 俺が手に入れようと思ったもの。 ひでえよな兄ちゃん。 あんたのせいで目が覚めちまった。 夢から覚めたらさ、それがどんなに幸せでも意味のないものになっちまう。 俺はあんたが羨ましいよ。 あんたならそもそも、聖杯戦争とかいう殺し合いに来る必要なんてないんだろう? 俺はさ、こんなのに参加でもしなきゃ夢は叶えれないってのに。 ……やっぱり、あんただけズルいよ。 だから、そろそろ選手交替してもらうぜ。 ◇ すえた鉄錆のような臭いが鼻につく。 元の世界では嗅ぎなれていた血の臭いだ。 目の前では粒子になって消えていく女と、そいつの血を被ったまま立っている女。 立っている方が俺に呼び出されたアサシンのクラスのサーヴァント。 汚れ仕事をしてきた俺にはお似合いのクラスとでも聖杯は言いたいんだろうさ。 製薬会社の社長の息子って肩書きのせいか、すり寄ってくるどうでもいい女はいっぱいいた。 だからそいつを使ってこのアサシンとやらのスキルがどんなものなのか知りたかった俺は、上手いこと言いくるめて人気のないところに呼び出した女をこいつの餌食にした。 アサシンが被っていた血が次第に消えていく。 なにも凄い速さで蒸発していっている訳じゃない。 吸っているんだ、アサシンが肌から直に浴びた血液を。 その病的なぐらいに白い肌がみるみる内に艶を増していき、数秒後には血を被っていた痕跡なんてどこにもなくなっていた。 化け物。まさにそういう呼称が似合うサーヴァントだ。 危険生物揃いのネオケニアにだってこんなのはいないだろう。 「あんたから話には聞いたが凄いもんだな」 「吸血では魔力まで補えないのが難点ね、魔力の潤沢なマスターだったらいらぬ心配だったのだけれど」 非難がましくこっちに目を向けてくるアサシンに対して肩をすくめておどけてやる。 なんでもサーヴァントを扱うには魔力とやらが必要で、しがない薬漬けの一般人でしかない俺ではアサシンが十全に戦うには不足しているらしい。 まあ、そんな人間を呼んだ聖杯側が悪い訳で、俺にこれっぽちも非はないので謝りはしない。 「あんたの言ってた魂喰いってやつで魔力を溜めなきゃいけないって事か」 「そうね、もしくは霊地にとどまってマスターの魔力を補充できればいいけれども」 「魔術師でもなんでもない俺じゃあ期待できないんだろ? わかってるって」 魂食い。NPCやら他のマスターやらを殺し、文字通り喰う事で自分の魔力の足しにするという恐ろしい技。 俺みたいなのがマスターだと魔力の供給はもっぱらそれ頼みになるらしい。 と、なると必然的に俺はこの街の住人をこいつに捧げなきゃならない。 加えて、併せて吸血をするとなると女性の方が都合がいいと、既にアサシンの口から聞いている。 ならば当分は警察の目をやり過ごしながらアサシンと一緒に若い女を殺して回るしかないって訳だ ――なんだ、ママに命じられなくたって結局やることは何一つ変わってないじゃないか。 なら今の立場になんてしないで、ネオケニアと同じ境遇で良かったって話だ。 なんだか笑えて来ちゃうぜ。 「何かおかしかったかしら」 「ん? ああ、いやね、結局こっちでもあっちでも、やることに変わりなんてなかったんだなぁって思っちまってさ。つい、ね」 アサシンが怪訝な表情を浮かべる。 そういや俺がやってきた事なんて、まだ話した事がなかったな。 俺もアサシンから詳しい身の上話なんて聞いてないからお互い様だけど。 「ま、当分はこの東京って場所で警察にバレないよう女をあんたに食わせていかなくちゃいけないんだろ? そういう事しかやってこなかった人生だ、簡単に尻尾を掴まれるようなヘマはしないさ」 「そう」 急にアサシンが黙り込んじまった。 おいおい、なにか不味い事でも言っちまったか? これから一緒に戦うっていうのに、いきなり仲がこじれるような事は勘弁して欲しいんだけどな。 「あなたのそれを、止めてくれる人はいなかったのかしら」 「はい?」 急に何を聞いてくるんだろうか。 止めてくれる人?笑える話だ。 つい吹き出す。 ほれ見ろ、現に声を出して笑っちまったじゃねえか。 「ハハ、笑わせてくれるじゃねえか。なあアサシン、もしも止めてくれる人がいたらだ、そもそも俺はこんなところになんて来てないぜ?」 「……ええ、そうね。……そうなのでしょうね」 アサシンの様子がおかしい。 参ったぜ、こういう反応をするってことは間違いなくなにか思うところがあるって訳だ。 こいつの口ぶりからこいつ自身が察するところ止める側だったのか、止めてもらえなかった側なのか。 ま、さっきみたいに女を残酷に殺すサディストが止める側ってのもおかしな話だ。 おおかた後者、つまり俺と同じ側ってことなんだろうよ。 となるとこいつは、ママと俺のハイブリッド! なんともまあとんでもない化け物がいたもんじゃないか。 どこの世界にも似たような思考や境遇の奴ってのは生まれるもんなんだな。 ま、気難しそうなこいつに対しそれで煽るつもりもないがね。 変に挑発して襲われるのも馬鹿らしい、それを防ぐために貴重な令呪を割くなんてのも間抜けな話さ。 「さあ、俺のつまんない身の上話なんてどうでもいいだろ? 別にそれが分かったところであんたに何かの足しがある訳じゃない。そろそろ帰ろうぜ、なあ?」 アサシンが無言でその姿をかき消す、霊体化ってやつらしい。 なんともまあ、なにからなにまでサーヴァントってやつは常識外れな存在だ。 こんなのをあと数人は相手にしなきゃならないとなると骨が折れる。 おまけにアサシンから聞いたクラスってやつの話だと、アサシンってのは真っ向勝負には向かない不意打ち専門のクラスだそうだ。 なら、極力俺たちがマスターだとバレないように動き、マスターを狙って仕留めていくのが定石って事になる。 なんともババを引いた感じは否めはしないが、俺のスタイルには合ってるサーヴァントともいえる。 勝ち抜くのは容易じゃないがそういう戦い方でいいっていうなら俺にだって十分目がある訳だ。 なあ、兄ちゃん。 そっちでどれだけ時間が経ったのかは知らないがあんたは元気かい? バナナの皮でも踏んづけて気絶してやしないかい? 色々あって計画は変わっちまったが、俺の方はもう少しで選手交代の目処がつきそうだ。 だからさ、兄ちゃん。 俺が兄ちゃんに成り代わるまではせいぜい達者でいてくれよな。 【クラス】 アサシン 【真名】 カーミラ@Fate/Grand order 【属性】 混沌・悪 【ステータス】 筋D 耐D 敏A 魔C 運D 宝C 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 【固有スキル】 吸血:C 血を浴びることによる体力吸収&回復。 思い込みに近いが、彼女の肌は確かに若返っていた。 ランクが上がるほど、吸収力が上昇する 拷問技術:A 卓越した拷問技術。 拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。 宝具『幻想の鉄処女』を始め、裁判においてアサシンが行ったと公表された、全ての拷問・残虐行為に対してこの効果は適応される。 【Wepon】 金属製の杖、鋲付きの鎖、鞭、ナイフを始め、彼女が拷問に使用したとされる器具一式 ※鋼鉄の処女は彼女の宝具として昇華されたため除外 【宝具】 『幻想の鉄処女(ファントム・メイデン)』 ランク:C 種別:対人 レンジ:0~1 最大捕捉数:1人 相手を鉄の処女と呼ばれる拷問器具に閉じ込める一定ターンダメージを与える。 絞り出した血はアサシンへと還元され、HPと魔力を回復させる。 この宝具の対象が女性であった場合、生前の逸話から威力と拘束解除の難易度が倍加する。 カーミラが使用したと言われる有名な拷問器具。 ……であるが長年に渡る調査の結果、実在しないと考えられている。 【人物背景】 ーーだって、誰も言ってくれなかった! 誰もこれが間違いだなんて言ってくれなかった! だから、私はこう成り果てたのに! ああ、我が真の名は――エリザベート・バートリー!ーー エリザベート・バートリーが成長し、完全なる怪物と成った存在。エリザベートの暗黒面を司る存在。 彼女が持っていた愛嬌はなく、ただただ残忍で血を追い求めた生涯を、その変名――カーミラという名で表している。 【聖杯に対する願い】 永遠の若さ 【行動方針】 少女の血を集め、力を蓄える。 【マスター】 ネク@リンダキューブ アゲイン 【マスターとしての願い】 兄貴と入れ代わり、兄貴の人生を自分のものにする。 【能力・技術】 薬漬けにされた事による痛覚の鈍化。 簡単な催眠暗示(薬物との併用で効果をあげる事も可能)。 殺人技術と隠蔽・隠密に長ける。 【人物背景】 リンダキューブ アゲインの主人公、ケンの生き別れの弟。出典は彼が悪役として暗躍するAルートより。 捨て子となりグリーン製薬の社長であるエリザベス・グリーンに拾われたネクは、エリザベスの宿願である永遠の若さの為に幼い頃から死体集めに従事させられ、次第に死体を探すよりも作る方が楽だと気付き、殺人行為に手を染める。 そんなある日、生き別れの兄の存在、そしてその兄が一般的な恵まれた人生を送ってきた事を知り、嫉妬に駆られたネクは兄と自分の人生を入れ換えることを画策する。 【方針】 正体を隠匿して東京各所で少女を遅いアサシンの強化と魔力の補充、他マスターの情報収集を行う。 アサシンの宝具の特性上、女性の主従を最後まで生き残らせるよう立ち回りたい 候補作投下順 Back 美しき終焉 Next ロナルド&キャスター
https://w.atwiki.jp/unturned/pages/541.html
いつぞやのアップデートにより町の中で拾ったアイテムとは別の、死んでも消えることはない プレイヤーの容姿変更アイテムが手に入るようになりました。 これらのアイテムを装着することにより、街中で拾った衣服の上に上書きされ自分の好きな姿で出回ることができるようになります。 メニュー画面のSurvivors inventoryより確認、装着ができます。 ↑inventory内の画面 これらのアイテムを手に入れる方法は 1.時々手に入る?MysteryBoxを120¥で買えるカギを使って開け、中に入ってるアイテムをランダムで入手する(いわゆるガチャ) 2.このゲームで遊んでメニュー画面に戻ると偶に(もしくは一定の周期で)入手したとのメッセージが出てくる のようです(ほとんど情報がないため少しあやふやな内容になっています ご了承を) ガチャの方は作者の昼飯代だと思いどんどん貢ぎましょう。 現状手に入るアイテムは頭からズボンまでの衣服、装飾と銃や近接武器のスキンとなっています。 また、Mysteryboxから手に入るアイテムには特殊なエフェクトが付く物もあるようです。 これらのアイテムはSteam上でも管理され、コミュニティーマーケットを使った取引も可能になっており、 必要のないアイテムは売却し、そのお金で欲しいアイテムを購入することもできます。(自己責任でどうぞ)
https://w.atwiki.jp/fateparawaa/pages/17.html
CLASS アサシン マスター 衛宮継美 真名 アルトリア 性別 女性 身長体重 154cm/42kg 属性 秩序・悪 ステータス 筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:D 宝具:A++ クラス別スキル 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を断つ。完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 比喩ではなく「闇に溶ける」彼女の姿は、まさに「アサシン」に相応しい 固有スキル 心眼(真):B 精神汚染:C 対魔力:B 理性の暴走:A 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 精神汚染:C 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 理性の暴走:A 自らの理性、思考を全て遮断することで、一時的に自らのステータスを全てA++に引き上げる。 暴走している間は他のステータスの効果が無効となり、マスターによる命令、令呪の効果も受け付けない。 自分が信じてきた騎士たちに裏切られ、自分であるための「理性」を切り捨てた彼女だけが得られるスキル。 宝具 『血に染まりし裏切りの剣(ブラッディ・エクスカリバー)』ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 宝具2 『我が王政は円卓の為に』ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補捉:1人 嘗てブリテンの王として君臨していた「アーサー王」の成れの果て。俗にいうifの世界のアーサー王。 円卓の騎士に見放され、裏切られた彼女はこの世界に絶望し、エクスカリバーで「音もなく」騎士を皆殺しにした。 この世界の彼女はセイバー・オルタのように精神が汚染されているため、黄色がかった白髪となっている。 また常に口元を覆うようにマフラーをしており、暴走発動の際にのみマフラーを外し、叫び声を上げて攻撃を繰り返す。 アサシン、と言うよりはバーサーカーに近い感じの性格や性能で、暗殺任務にはかなり向いていない。 しかし嘗ての力や聖剣は失っておらず、一対一ならば確実に有利に立てる力を兼ね備えている 人物像は「セイバー・オルタを更に黒くしたセイバー」。性格はほぼなくなってしまっている。 勿論必要最低限にはしゃべることができるが、それ以外では全くといっていいほど喋らない。 その為性格はわからず、マスターである継美にもその心はわからないという。
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/643.html
【最初に】 アイテム図鑑は図鑑立ち上げ当初からの理念として、アイテムのデータのみを記録するだけの存在ではなく、各PLさんのアイテムにまつわる「想い」を記録できる存在であり続けたいと願い、今まで運営してきました。 特殊な効果がないアイテム申請を受け付けているのも、イラストや解説を受け付けているのもその理念ゆえです。 今回作業に参加されます作業者の皆様におかれましては、この理念をご理解した上で作業していただけると嬉しく思います。 図鑑と文殊がすべてのPLさんにとって便利で楽しく思い出深いものになりますように。(矢上麗華@アイテム図鑑) 掲載作業方法手順(下準備)作業① 作業② 作業③ 掲載作業方法手順(データ入力)作業① 作業② 作業③「定義」について 掲載作業方法手順(文殊から図鑑へのデータ掲載)作業① 作業② 作業③ チェック手順チェックについて チェック内容について クリスマスプレゼント配送イベントQ AQ1:PLからACEへの贈り物が食べ物などの消費型アイテムの場合どのように処理すればいいでしょうか? Q2:PLからACEへの贈り物で、PL側所持アイテム欄にアイテム所持データがなく、贈ったアイテムも食べ物などの消費型の場合はどうしたらいいでしょうか? Q3:PLさんに連絡をとりたいのですが取れませんでした。どうしたら良いでしょうか? Q4:同名のアイテムがありますが、名前が同じだけでどうみても同じアイテムではありません。この場合はどうすれば? 掲載作業方法手順(下準備) 下準備の下準備:報酬は時給制になると思われます。ですので作業の開始から終わりの時間まできっちり時間を記録してください。 作業① 申請記事のアイテム名を確認して図鑑に掲載されているか確認してください。 確認は図鑑のページ左上の検索欄か文殊の以下のページよりページ内検索するとよいでしょう。ショートカットキー「Ctrl + F」を押すと手っ取り早いです。 文殊オブジェクト定義一覧http //maki.wanwan-empire.net/object_definitions ※ショップで販売されているアイテムは図鑑トップページのアイテム一覧には例外以外掲載されていません。ショップアイテムはショップ別リストに掲載しています。 作業② 作業①の結果すでにアイテムデータ掲載済みのアイテムだった場合は掲載作業方法手順(データ入力)へ。未掲載のアイテムだった場合は作業③へ進んでください。 作業③ ③-1:図鑑トップページにアイテムページへのリンクを作ります。(ショップ販売アイテムはショップのページに作ります。)テンプレは以下の通り [[【アイテム名】 アイテム名]] 例 [[【愛のエプロン】 愛のエプロン]] 文頭の半角スペース削ると以下のように表示されます。 【愛のエプロン】 ③-2:テンプレを使いアイテムページを製作します。 テンプレは状況に応じて不要なものは削除&修正してください。(掲示板リンクなど) ※アイドレスwikiへのリンクはアイドレスwikiのページ左上の「サイト内検索 直飛び 」の欄にアイテム名を入れると、ページが製作されていなくてもリンクできるURLがわかります。 ③-3:参考資料欄の掲載URLはページトレーサーURLでお願いします。 ページトレーサーURLの調べ方はこちらのページを例として説明いたしますと [No.31354] 固定リンク アイテム入手/使用報告スレ30 投稿者:矢上麗華@アイテム図鑑 投稿日 2010/01/13(Wed) 18 11 54 ↑記事ナンバー横の[固定リンク]を右クリック。「リンクのURLをコピー」を選択でURLの取得が可能です。 以下のURLの末尾の記事ナンバーを差し替えるだけでもOKです。 イベント掲示板:http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/31354 尚書省連絡掲示板:http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/syousyo/3027 イベント掲示板なら「31354」を尚書省連絡掲示板なら「3027」のところを該当記事ナンバーに差し替えるだけでOKです。(該当記事ナンバーは[固定リンク]左にある番号です) 上へ 掲載作業方法手順(データ入力) 作業① 文殊へのデータ入力を行います。 まず、文殊へログインしてください。 次に申請記事を見てアイテムの入手/使用者の名前を見て該当者の「所有アイテム等一覧」ページを探してください。 例:矢上麗華@土場藩国からの申請の場合は以下のページを探します。 http //maki.wanwan-empire.net/owner_accounts/456/object_registries 探すときは文殊トップのキーワード検索か国名か国番号で探すと良いかもしれません。 該当ページにはこちらのhttp //maki.wanwan-empire.net/characters/433 所有するアイテム等 [所有アイテム登録履歴]からでもたどり着けますし こちらのhttp //maki.wanwan-empire.net/nations/12 # 藩国保有アイテム一覧・管理 (wiki書式出力) からでもたどり着くことが可能です。(但し、こちらは一つもアイテムを所持していない場合のPLさんは無理です。) 一覧から該当PC名をクリックし、移動してください。 PLでなく個人ACEのアイテムデータの登録編集をしたい場合は以下のページより検索してください ACE 一覧 http //maki.wanwan-empire.net/aces こちらの一覧に名前のないACEは新規登録となります。 対象ACEの正式名称をよくご確認の上、[新規登録]より登録をお願いいたします。 ※正式名称とはプロモした際の名称ではなく勲章取得等で改名した名前とします。 ○弓下アリアン ×新郎のアリアン ACE担当の名称変更作業が遅れており、未だにプロモした際の名前で登録されたままのACEが存在します。該当ACEを探す際はご注意ください。 作業② データを入れる作業に移ります。 「所有アイテム等一覧」ページの登録履歴のしたの[新規登録]ボタンを押します。 あとは、各項目に名称、数、備考欄にデータを入れて「登録」ボタンを押すだけです。 名称は、ミスがないようによくよく確認をお願いいたします。誤字、不要なスペースどないようにご注意ください。 数は入手なら一つ入手なら「1」と入れるだけです。使用譲渡などで数が減る場合は「-」を入れてください。2つ消費なら「-2」となります。 備考欄は入手使用日と入手したのか購入したのか使用したのか設置、譲渡なのか等の記載と申請記事URLの掲載となります。 テンプレは以下となります 09/12/24:入手(該当ページトレーサーURL) 例 09/12/26:購入http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/syousyo/2983 作業③ 登録が終わったら正しく登録が出来ているかチェックします。 備考欄に出現している[参照]ボタンを押してリンクが正しいか、入力した内容にミスがないかチェック。ミスがあれば[編集]ボタンを押して修正してください。 新規アイテムの場合は図鑑へのリンクが正しくされているか[図鑑]ボタンを押して確認してください。また「定義」項目も未定義となっているはずですのでデータの入力をお願いいたします。 「定義」について 「オブジェクト種別」が不明な場合は未入力でOKです。Lデータがあるアイテムの場合は「t:名称 =」の()の種別を入れていただければOKです。 【例】t:名称 = アルバム(アイテム)なら「オブジェクト種別」は「アイテム」となります。 定義の欄にはLデータがある場合はLデータをコピペ入力してください。 Lデータがない場合は入力不要です。「ふりがな」の欄にアイテム名をふりがなで書き込むだけで作業終了です。 以上でデータ入力は終了となります。後は全部コピペで作業していきます。 掲載作業方法手順(文殊から図鑑へのデータ掲載) アイテム図鑑は文殊のバックアップとして文殊に入れたデータをそのまま図鑑にも写しています。 作業① 図鑑アイテムページへのデータ掲載 文殊の「登録履歴」該当アイテム名をクリックするとそのアイテムの所持者一覧ページが表示され、アイテム名下の(wiki書式)ボタンを押すだけでwiki書式でデータが出力されます。 それをまるっとコピペして、図鑑該当ページに上書きコピペで終了です。 作業② 図鑑藩国ページへのへのデータ掲載 こちらは若干ややこしく手間がかかります。 http //maki.wanwan-empire.net/nations/items_by_nation/12 こちらのページの (wiki書式出力)ボタンからデータは出力されるのですが、図鑑は閲覧性を考えて施設と家具などと別ページに分けて掲載している関係上こちらのページから出力されるデータを丸コピペすることはしておりません。 お手数ですが、「所有アイテム等一覧」のアイテム名横の「wiki書式」ボタンから該当データを出力し、その部分のみを 差し替えてください。 ACE所持アイテムのデータ転載は以下のようにお願いします http //maki.wanwan-empire.net/aces より(wiki書式出力)で丸コピペ。その後 http //www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/1124.html こちらに上書き。 作業③ 図鑑へのデータ転載時にコピペミスがないかよくチェックし、ミスがなければこれにて作業終了です。 作業記録をつけて次の作業に移ってください。 上へ チェック手順 チェックについて チェック箇所は以下のとおりです。 ①更新記録ページの「以下、更新記録」をみて、各申請用BBS該当スレ(尚書省連絡掲示板、イベント掲示板)を確認。掲載漏れがないかチェック ②各アイテムのページ(図鑑左側の更新履歴から飛べるようにしてあります) ③各藩国ページ(各アイテムページから飛べますね。) ②以降は更新履歴→アイテムページ→国ページ→そのほか(家のデータページとか必要があれば) こんな感じで流れ作業でチェックできると思います。 ※①については、掲載したけど更新記録に記録を忘れてる場合もあるので、更新記録に作業記録がない場合は、とりあえず該当アイテムページを確認して掲載されているか確認してみてください。 上へ チェック内容について 申請記事自体に誤りがないか「根拠と記載されているURLのミス、アイテム名の誤記載・入手使用日」など申請記事にある【証明になる物(ログURL、又はログの抜粋など)】の欄をよく確認して、申請自体にミスがないかよくチェックしてください。 それが終わったら、以下を申請記事と照らし合わせてチェックしてください。 アイテム名 入手・使用などされた日付 入手・使用などされた数 入手・使用などされた方の国名・PC名 申請記事へのリンクが正しくリンクされているか。 誤字脱字 そのほか、ぱっと見ておかしいとこがないかチェックです。 上へ クリスマスプレゼント配送イベントQ A Q1:PLからACEへの贈り物が食べ物などの消費型アイテムの場合どのように処理すればいいでしょうか? A: 通常であればPL側所持アイテム欄にアイテム所持データがある場合は該当アイテムを使用/譲渡などさせた形で処理して終了。ACE側のデータ入力は不要です。 なのですが、今回はクリスマスプレゼントという、思い出深いイベントでのアイテム処理となります。お手数ですが該当PLさんに掲載の有無を確認してください。 PLさんからご希望があった場合は掲載するようにしてあげてください。 Q2:PLからACEへの贈り物で、PL側所持アイテム欄にアイテム所持データがなく、贈ったアイテムも食べ物などの消費型の場合はどうしたらいいでしょうか? A: Q1の回答と同じです。 Q3:PLさんに連絡をとりたいのですが取れませんでした。どうしたら良いでしょうか? A: 該当PLさん所属藩国掲示板に書置きをお願いいたします。 書置きしたら、弓下嵐@土場藩国、または矢上麗華@土場藩国に連絡。作業履歴にも書置きしたと書いておいてください。 一応、文例を置いておきます。文例を使う必要はありませんし、適当に改変して使ってくださってもOKです。 【書置き文例】 (タイトル) ○○さまへのご連絡です【アイテム図鑑】 (本文) いつもお世話になっております。アイテム図鑑です。 ○○さまへのご連絡です。 ○○さまの申請された(アイテム名)についてなのですが こちらのアイテムは消費タイプと思われます。 通常、文殊・図鑑ではACEに贈った消費タイプのアイテムはACEの所持アイテムページに掲載しておりません。(使用されたか追跡調査ができない為です) ですが今回はクリスマスの贈り物ですので、ご希望があれば掲載させていただきたいと思います。 お手数ではございますが、掲載をご希望の場合は改めてイベント掲示板のアイテム入手/使用報告スレまで【備考欄】に一言添えてご連絡をお願いいたします。 アイテム入手/使用報告スレ30 http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/31354 ※新しいスレに移行していた場合は新しいスレにご報告をお願いいたします。 Q4:同名のアイテムがありますが、名前が同じだけでどうみても同じアイテムではありません。この場合はどうすれば? A: あとから申請されたPLさんに連絡をとって名称修正のお願いをしてください。 連絡が出来なかった場合は弓下嵐@土場藩国、または矢上麗華@土場藩国へその件を報告してください。 上へ 戻る