約 2,496,761 件
https://w.atwiki.jp/rangers_mousou/pages/194.html
パトストライカー 種類:Mユニット カテゴリ:オーバーテクノロジー BP:4000 SP:! 必要パワー:5+ 追加条件:自軍「ゴーカイオー」がある CN:なし 特徴:メカ/車両 テキスト: ※これが自軍パワーゾーンでオモテ向きになっている間、自軍バトルフェイズ中、 自軍「ゴーカイオー」がバトルエリアに出たとき、これを自軍バトルエリアの最後に出してもよい。 ただし、必要パワーは満たすこと。 【ゴーカイパトストライク】 これが自軍バトルエリアからラッシュエリアに戻るとき、オモテ向きの自軍パワーを1枚選び捨札にしてもよい。 そうしたとき、このユニットは次の能力を得る。⇒「SP1」 フレーバー: 目を逸らさず、逃げ出す事も無く、誇り高く信念を貫く――その道筋を正義と呼んだ。 解説 ▼ゴーカイオーのポテンシャルを拡張するユニット 詰めの場面でストライク数を稼いでくれる
https://w.atwiki.jp/gods/pages/110257.html
エリーザベトマリーフリーデリケアメーリエアグネス(エリーザベト・マリー・フリーデリケ・アメーリエ・アグネス) エリーザベトフォンアンハルトデッサウの別名。
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/129.html
『裏切られたノストラダムス』は、エリザベート・ベルクールの著書 Nostradamus trahi を日本語訳したものである(主な内容は原書の記事参照)。出版元はリヨン社で、1982年に発売された。日本語で読める文献としては、イアンブリコスやリシャール・ルーサの影響を紹介した最も早い段階の文献と考えられる。本来それほど信頼性の高い文献ではないのだが、衒学的な内容ということもあってか、日本では信奉者の中で影響を受けているものたちが見られる。 原書の巻末にあった原文集は省略されている。 書誌 書名 裏切られたノストラダムス 著者 エリザベート・ベルクール 訳者 長島良三ほか 版元 リヨン社(発行)、二見書房(発売) 出版日 1982年12月11日 注記 訳者後書きによると、翻訳協力者は、岡田好恵、黒川明子、小林修、佐藤功、富岡剛明、山口則雄であるという。 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Uragirareta Nostradamus (trad./ Nostradamus trahi) Auteur Elisabeth Bellecour Traducteur NAGASHIMA Ryouzou etc. Publication Riyon-sha / Futami-shobou Lieu Tokyo, Japon Date 11 Décembre 1982 Note Traduction en japonais du livre d’E. Bellecour, Nostradamus trahi, 1981 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/tatuvb/pages/488.html
ミストラル 配属別メンバー表 ミストラル総司令官ST-1です。 ミストラル総司令官というのも新鮮な気持ちです。 ここでは、ミストラルの隊員の情報を、配属別に確認することができます。 また、「自分はここに入りたい」という意見は下のコメントにお願いします。 割り振り方としては・・・ ◎=本部【総司令官】 戦闘支部【隊長】 研究支部【局長】 ●=本部【司令官】 戦闘支部【副体長】 ○=本部【本部隊員】 戦闘支部【戦闘員】 研究支部【研究員】 となります。 基本、◎がその支部の取締役であり、●がその補助役です。 ゼロ軍の時よりも、割り振り方がハッキリとしていて、統率がとり易いと思います。 ミストラル 本部 ギルド「ミストラル」の中心となる拠点です。 本部では、ミストラルの運営・管理を担当しています。 また、選抜されたメンバーのみ本部に配属されます。 ミストラル 本部メンバー ◎ST-1 ○ましゅう ○tatuvb ミストラル軍 戦闘支部 LUIGE率いる、ミストラル軍の戦闘を担当する支部です。 LUIGE隊長、ミラージュナイト副隊長によって取り仕切られています。 こちらは、戦闘を得意とする隊員で構成されています。 また、他ギルドと対立した場合にも戦闘面で活躍します。 ミストラルの主戦力です。 ミストラル軍 戦闘支部メンバー ◎LUIGE ●ミラージュナイト ○ ○ ○ ○ ○ ○ ミストラル 研究支部 じじゅんぺい局長率いる、ミストラルの研究を担当する支部です。 ギルド内の技術者達によって構成されています。 主な研究対象は、スキン研究・アセン研究・イベント研究 などについてです。 ミストラル 研究支部メンバー ◎じじゅんぺい ○ ○ ○ 要望などありましたら、コメントへお願いします。 ゼロ軍の時の 配備・部隊 戦闘支部を希望します -- (LUIGE) 2010-09-19 17 53 57 スキンもアセンも自信が無いので 戦闘支部でおねがいします。 -- (ミラージュナイト) 2010-09-19 22 49 21 L隊長、頑張ってくださいね!! -- (STー1) 2010-09-20 23 41 39 ミラージュナイト副隊長、頑張ってくださいね!! -- (STー1) 2010-09-20 23 45 44 どこに入ればいいんだっ -- (じじゅ) 2010-09-29 05 56 23 好きなところです(´・ω・`) -- (STー1) 2010-09-29 19 11 17 じゃあ研究支部に入りたいです -- (じじゅ) 2010-09-30 12 09 50 じじゅんぺい主任、頑張ってくださいね! ところで、研究支部の場合、主任と呼ぶべきでしょうか、それとも取締役、あるいは博士がいいのでしょうか? -- (STー1) 2010-10-02 11 13 38 研究支部の場合は局長がいいd(爆 -- (じじゅ) 2010-10-15 18 13 04 じじゅんぺい局長、ミストラル軍のためにも頑張ってくださいね! -- (STー1) 2010-10-15 21 32 26 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/strana/pages/21.html
演奏会は終了しました。 たくさんのご来場誠にありがとうございました。 ストラーナ(strana)管弦楽団は、東京工業大学管弦楽団のOB・OGが中心となって、一度きりの演奏会のため結成されたオーケストラです。 当楽団はあまり世間では知られていないオランダの作曲家ヴィルムス(Johann Wilhelm Wilms,1772-1847)の魅力を伝えるべく発足されました。プログラムのヴィルムスの交響曲第7番は当楽団が日本初演になります。滅多に触れることのない曲ですので、出来るだけ多くの人に演奏会に足を運んで頂きたいと思います。
https://w.atwiki.jp/agnestoughon/pages/25.html
聖地一覧 老祥記 画像出典(*1) 高校鉄拳伝タフ 猿渡哲也 集英社 紹介しようタフといえばブタマンの老祥記だ。高校鉄拳伝第1話でキー坊が「ワシは南京町のブタマンと~」と不良を挑発する台詞で出てきた南京町のブタマン屋がここなんだァ。神戸市の中央区元町通の通称南京町に存在する豚饅頭の専門店でやんす。販売している豚饅頭のサイズはコンビニの肉まんと比較するとやばっ小ぶりに見える。キー坊が好物のブタマンを買う店のモデル…というか第1話で堂々と老祥記の看板が出てくるっス◇許可は…? 店舗の登場にとどまらず上記の扉絵やヨっちゃんのお見舞いのシーンなどちょくちょくブタマンが登場するためククク おいしそうやのォ。大正四年創業でタフオンより歴史が古いなんて…歴史的でファンタスティックだろ。関西圏に旅行・出張に行くマネモブは寄ったらええやん… また暖簾分けをし同じ神戸で覚醒した〝姉妹店老祥「紀」〟がこの世に存在するッ。味に遜色はないが、「並ぶ老祥記」と「並ばない老祥紀」と呼ばれるぐらい別物なんや。しゃあけど店内で食べても良いですよ。とお持ち帰り専門だしなって違いだけで味は同じなんだ。 ホームページ 吉祥寺さとう 画像出典(*2) *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 ジャーンスレモブ、精肉店を持ってきたでもちろん龍を継ぐ男BATTLE.274に名前のみ登場。ちなみに同話で龍星が悪魔王子と初遭遇してるっス。東京都吉祥寺にある黒毛和牛専門の精肉店なんて高級な感じやのォ。他の店舗は銀座築地そして吉祥寺のステーキ店とキッチンカー…〝国産和牛専門店さとう〟は複数存在するッ。初出はTOUGH龍を継ぐ男であり、龍星が帰りにメンチカツを買い食い決定ェしようとして登場した。実際に販売しているメンチカツの形は丸くこれがいわゆるゲンコツ系のメンチ。東京が舞台でありわざわざサトーのメンチカツと言っていることから、おそらくここがモデルだと思われるが…吉祥寺店ではメンチカツの他に自家製焼豚やビーフカレーなどの惣菜類を販売している。ムフフフ精肉店は店舗の1階まで、2階はステーキ店に変身するの。メニューにはリンゴのように皮を剥いて一口サイズに肉をカットしたサイコロステーキもあるで! さとうでは扱っている和牛は契約農家や競りで一頭ごと買い付ける程拘ってるんだよね すごくない? ホームページ 雨の木なコーヒー 画像出典(*3) 龍を継ぐ男BATTLE.304に登場したコーヒーショップカフェ〜。ここもまた血と香ばしい豆の香りに満ちている。東京・吉祥寺に店舗を構え定休日は決まった休みがないということは…〝不定休〟ってことなのよ。メニューは意外と幅広くコーヒー・モーニング・セット・ほうじ茶・ワッフル各種…とにかくなんでもありだ。もちろん目玉のコーヒーに関してもブラック以外にもウィンナーコーヒなど幅広いメニューが用意されており丁寧に一杯ずつハンドドリップするとは…見事な拘りや。さらにここで使用される豆は全て『Qグレーダー』と呼ばれるコーヒー豆の評価の国際的な資格の持ち主いわば…血統のええコーヒー専門科なんやっの店長が選別している。本編ではキー坊と龍星が2人でお茶していたが仲良くてハッピーハッピーやんケ。そして店内には猿渡哲也先生のサイン入り原画が飾られているんだッ。このことから猿先生行きつけのショップという可能性が浮上したんだ 絆が深まるんだ。おそらく作中での登場はファンサービスか許可を取っていると思われるが…。 えっなにっなんだあっ まさかのBATTLE.352にてスペンサー長官の娘ステファニーと共に御再登場だあっ。龍星は水出しコーヒーをキー坊はブラジルのLサイズとワッフルを注文してましたね…生(レア)でね 二人の交流が微笑ましいんだ 絆が深まるんだ。 *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 ホームページ 中山競馬場 画像出典(*4) アグネスタキオンがラストランを行った競馬場でやんす。もちろんめちゃくちゃ一番人気で一着。2000mの距離を約2分で走り抜いた君に勲章を与えたいよ。レース日程は下記のリンクからレーシングカレンダーを確認するべきだと考えられる。 コースとしては、中央競馬場らしく芝・ダート・障害を備えており俯瞰図は非常に複雑なんだ迷子になってもワシは知らんで。おそらくパドックって何処だよ!?と思うスレモブもいると思われるが…、実はスタンド(観客席)後方にありレースコースとは別物である。中山の直線は短いぞという実況をアプリで聞くこともあるかもしれないが、競馬場で一番短いというわけではない。より特筆すべきは、ゴール直前にある直線は非常にきつい坂となっていることである。直線に突入する時点で良い位置につけていないと勝利は厳しいと考えられる。 地下にはターフィーショップや飲食店が充実しておりドテニは未確認だがモツニが販売しててハッピーハッピーやんケ。 JRA公式サイト 国立西洋美術館 画像出典(*5) *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 〝超文化的施設〟国立西洋美術館でェーす。初出は龍を継ぐ男BATTLE.159でエリア52という名前で登場っス。米軍のセーフハウス兼鬼龍に提供された隠れ家だったが姫次にボコボコにされた木場活一郎が情報を吐いたことにより場所が発覚 己の悪因悪果を恨め。キー坊曰く「鬼龍の美意識やこだわりが感じられる隠れ家」オトンの発言と思われる台詞によると「誰も来ないし見られないのに超近代的デザインで凝りに凝った建造物だ」トレス元ガ有名建築家ル・コルビジュエノ設計図ナンダカラ超近代的デ凝ッテイルニキマットルヤンケ シバクヤンケ。ムフフフ 一見普通に見えるのは外観だけ その実態は数ミリの超小型カメラ・高濃度催眠ガス噴霧装置・電磁パルス発生装置が設置されGKドラゴン・ドラゴンエッグ・メカモスキート・トダーが闊歩する魔境なの。しかも単なるセーフハウスではなくその実態は極秘の軍事兵器開発研究所となっており自立型致死性兵器システムや新型生物兵器の開発が行われオマケに非合法の人体実験までしているという噂が立っている ウ…ウソやろ こ…こんなことを… こ…こんなことを米国が日本で勝手にするなんて許されていいのか。なお建物正面にVTOL機が着陸しているシーンがありもしかしたら在日米軍の飛行訓練に偽装して物資や人員のやり取りをしているのかもしれないんだ 考察が深まるんだ。最終的には鬼龍の指示を受けた尊鷹が電源や自家発電設備を破壊し施設が大混乱に陥る中で鬼龍の暗殺と軍事機密の漏洩を防ぐという名目で国防総省長官ジョー・スペンサーにより米軍が自らの手で盛大に爆発して荼毘に付したよ。建物内にいたゴア博士・鬼龍・尊鷹・龍星・デコイチは爆発の直線に脱出(ゴア博士は鬼龍に担がれて)に成功してことなきを得たんだ ムフフ それはよかった。ちなみに、地下には堅牢なシェルターが存在しており研究施設やトダーは健在だったス。そして鬼龍がここを隠れ家としていた目的が気になってきたんだろ それは自らの体を虚血性疾患の新薬の臨床試験に提供するためであり それを完成させるためでもある。そして完成した新薬は優希ちゃんに届けられた ふうん 鬼龍にも人の親としての情があったということか。 余談になるが施設内部は何故か東芝の半導体工場のトレスになってると多くのマネモブからお墨付きをいただいていた。トダーのようなロボットには多くの半導体が使われているため突拍子もないトレス先ではないと考えられる。 画像出典(*6) TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 はーっ完全再登場だ *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 BATTLE.306にてゴア博士と一緒に再登場 悪魔は死なないんだぜ。鬼龍によるとあの爆破の正体はバンカー・バスターとのこと。ただし上部構造は完全に破壊されたものの地下の堅牢なシェルターは無事だった ハハハハハ 君ごっつうタフやね。 あと鬼龍のカッコイイバイクもここに隠してあったっス。またスペンサー長官がゴア博士と四大幻獣を再雇用することで以全て元鞘に収まったわけですね。その後はすっかり灘の拠点の扱いされているエリア52に哀しき現在…。 公式ホームページ ベラルーシ 勝利広場 *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 龍を継ぐ男 BATTLE.304にてキャプテンマッスルことメルニチェンコと悪魔王子との会話の際に御登場だあっ。この広場には大きな角柱のモニュメント(オベリスク)が立っているんや その数…1本。これには第二次世界大戦におけるソ連の勝利を祝うと共に戦死者を偲ぶ意味が込められていると言われとるんや。ヒャハハハハ 柱の前に炎を灯して戦士たちの霊に花束を捧げたれ。おーっ それは慰霊やのォ。またR国の冬の宮殿広場に同じようなアレクサンドルの円柱が存在するっス。 ちなみにベラルーシはニコライの母国でもあるのね。俺を忘れるなんてことは許さないね。 (冬の広場) 神戸阪急ビル東館 画像出典(*7) *高校鉄拳伝タフ 猿渡哲也 集英社 画像1 画像出典(*8) 画像2 画像出典(*9) 画像3 画像出典(*10) 画像4 画像出典(*11) ククククク ありがたく思いなそのウス汚ねえアイに高校鉄拳伝読者がおそらく初めて目にする実在の建物をぶち込んでやるぜ ククク。このキー坊の左にある建物は1936年に『神戸駅』のターミナルビルとして『神戸阪急ビル』の名前で建築されたものっス(画像2)。しかし突如神戸を襲った悲劇により東館が解体され暫定のビルとして『神戸阪急ビル東館』に建て替えられたんだ 悔しいだろうが仕方ないんだ(画像3)。全ては悪夢のようなあの阪神淡路大震災が仕組んだこと。しゃあけどその間も神戸阪急ビル東館のリニューアル計画は進行し新しいビルが2016年に着工2021年に竣工したわ! みんなの手で再建するから尊いんだ 絆が深まるんだ。完成した『神戸三宮阪急ビル』は当時の外観とは大きく異なる増築された高層ビルに天もビックリして明日は大雨警戒注意報だあっ!(画像4) ちなみにビルの中身はホテルとオフィスらしいよ。 またよく見ると手前の駅舎はモダンな外観ながら当時の面影を残していて鉄拳伝の表紙ともよく似ている点は先人へのリスペクトを感じられて尊い!(画像1) めちゃくちゃ波乱の歴史を辿ってビルだけどキー坊に色々聞いてみたいですね…生(レア)でね(グッ ちなみに神戸三宮阪急ビルにはJR『三宮駅』と阪急電鉄『阪急神戸三宮駅』の二つがあってJR 『神戸駅』は神戸三宮阪急ビルの南にあるのが他県民視点だとめっちゃややこしいねん おまけですよ(ニィ~ + ... チンゲのデートコース(推定) 神戸駅→(元町駅)→三宮駅→南公園駅(ポーアイ=ポートアイランド) 元町駅近くの高架橋でモリヤンとキー坊が会話している 吉祥寺駅周辺施設 荻窪中華そば春木屋 画像出典(*12) *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 この店ただのラーメン屋ではない 拳獣リカルドからラーメンバージンを奪ったのだ 厳しい修行の成果が30年続いた味なのだ 日本・東京〝荻窪中華そば〟春木屋 吉祥寺店 昭和24年創業の春木屋の支店として吉祥寺にオープンした店…いわば伝統を守りつつ挑戦をするために創られた総合麺処。ラーメンを食べるリカルドどキー坊の間に交わされた「リカルド熱々のラーメンはうまいやろ?」「はい 日本のラーメンは美味しいです」の会話はさまざまに改変される一大ブームとなりタフカテに定着したんだよね 凄くない? またここでリカルドがラーメン沼にハマったことが後に「日本のラーメンは麻薬ですね」「体重大丈夫か?」などの数々の語録を生み出したのはこの蛇神のシャノンが指摘しておくよ。提供されるラーメンは醤油ベースのいわゆる”昔ながらの中華そば”タイプっスね あんまり自信がない意見ってヤツっス。またスープは熱が逃げないよう表面に多めのラードで油膜が張られておりこの〝熱々のスープ〟をなめてると大火傷するよっ。煮干しや鰹節と野菜に鶏がらをブレンドしたスープ・その日の気候合わせて調整する手揉みちぢれ麺・滑らかな喉越しのワンタンと基本的な構成要素の応酬だがその精度と切れは恐ろしくハイベル…。ただこの三人が食べるラーメンとしては二郎系でも家系でもないのはちょっと驚きなんだ 意外性が深まるんだ。 公式ホームページ 吉祥寺駅 井の頭改札 画像出典(*13) *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 この駅春木屋と同じ龍を継ぐ男BATTLE 341に登場した吉祥寺駅いうねん。前述のラーメン店からの帰り道にキー坊一行は囚人兵ボリスと悪魔王子に遭遇 ケンカやっ ケンカや!!。悪魔王子と龍星がボリスとリカルドがバチバチにメンチ切ってるゥ中突如キー坊が悪魔王子に仕掛けたっ。そのままバトル突入かと思いきやなんと先制攻撃をしたキー坊が二人に逃げるよう促す 撤退のための隙を作りに行くとは見事やな…(ニコッ 吉祥寺西公園 画像出典(*14) *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 この公園はね 龍を継ぐ男BATTLE 342に登場した公園なんだよ。前述の吉祥寺駅で悪魔王子たちと遭遇した一行は逃走を選択するも日頃の鍛錬を欠かしていたキー坊の息切れのせいで先回りしていた悪魔王子らにこの公園の前で捕まってしまった 基礎鍛錬を欠かすなあ ババタレがあーっ。そしてリカルドを渡したくないキー坊と障害と見做し強制排除しようとするボリスの戦いの火蓋が切って落とされた う わ あ あ あ 吉祥寺西公園で白昼堂々外国人と日本人が練り喧嘩している。思いっきり捕まりそうなんスけど いいんスか これ… はらドーナッツ吉祥寺店 画像出典(*15) *TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 BATTLE 343に登場。ボリスとキー坊の戦いの最中悪魔王子はここでソフトクリームを購入していた ムカツクなぁ ぶっ殺してやりてぇなぁ 犬は働けよ。防腐剤や保存料を一切使わない安全な食品をお届けすることを目的に経営している究極のドーナッツ屋。もちろんドーナッツが売り切れればその日の営業は終了。プレーンタイプのはらドーナッツには「原とうふ店」の豆腐やオカラを使用されている。そしてこの「原とうふ店」はなんとキー坊の地元である神戸の豆腐屋である すごい偶然ね しかもアット・ランダムにモンキー・コミックで示されるメイン・キャラクターと地元がかぶるなんて。そして誰も予想することができずいつの間にか悪魔王子が握っていた氷菓 それが〝豆乳入りソフトクリーム〟だ。悪魔王子ってやつはドーナッツよりアイスが好きなんだな。 公式ホームページ 余談 TOUGH外伝 龍を継ぐ男に突入してからはメインの舞台が東京へと移ったが特に吉祥寺周辺が頻繁に登場する。猿先生も背景に関してはトレスを多用するため実在の店舗が大量発生だな あーっ。 国立新美術館 画像出典(*16) TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 集英社 ハリーこいつは… わかってる龍を継ぐ男BATTLE.205に登場した2007年に開館した国内最大級の展示スペースを誇る国立新美術館なんだろ。鬼龍がここで美術鑑賞をしていたところスマイル・ジョーの命令を受けブラック長官が派遣した非合法工作員が背後から銃撃するもあっさりかわされ無力化された ぶ…無様…。大きな特徴は保管したコレクションの常設展時をする施設でも単に絵画を展示するだけの施設でもない それを超越した美術館よ。お前ケンカを売る相手を間違えたな 国立新美術館はコレクションを持たない代わりに展示作品は全て企画展や公募品そしてワークショップや講演会なども行われる超多目的フルコンタクト総芸術合館だ。しかもここはコンプリート施設だからね 飲食スペースも充実していて館内に4つのカフェとレストランを備えているのさ。 熱海〝四大面白スポット〟 熱海城 秘宝館 風雲文庫 あかつきプロレス団 その他 オオバコ *TOUGH─タフ─ 猿渡哲也 集英社 画像出典(*17) 見ての通りTOUGH 54th MATCHに登場した草っス。佐渡一等空曹のブービートラップにより負傷した苫篠源内を止血するためキー坊が採ってきてあげた薬草なんだヨ。キー坊は薬草などと言っているがハッキリ言って一般的には雑草の部類に入る。C国では轍に生えることに因んで「車前」とも呼ばれる。また人間による地獄の顔面踏みつけ!にも負けない生命力を誇る。草丈が低く見つけにくいだけで色んな場所に生えてるんだよね 凄くない?踏みつけに強いから他の草が育たないような所もいけるしなっ(ニョキッ その効能としては利水(体の水分代謝を調える)、清熱、鎮咳作用など(*18)な…なにっ止血の効果がまるでない。じゃあゲンは死んじまうじゃねぇかよ えーっ。もしかしたら我々が知らないだけで止血効果もあるのかも知れないね。 聖なるコメ欄を汚すものに天罰が降るッ! ウンコ・スター - 名無しさん (2022-07-23 00 29 20) ぅーっ - 名無しさん (2022-11-23 00 41 27) 保守… - 名無しさん (2023-07-06 00 06 32) 名前
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1555.html
『ノストラダムスの極秘大予言』は、アーサー・クロケットのNostradamus Unpublished Propheciesの日本語版。南山宏(未作成)訳で1991年に大陸書房から出版され、1992年に文庫化された。 【画像】 新書版のカバー 内容 前半はNostradamus Unpublished Prophecies(1983年)の忠実な翻訳だが、章立てが差し替えられており、新発見予言が最初に置かれている。原書が薄手のペーパーバックでほとんど写真や図版がないため、日本語版ではそれらが大幅に追加されている。 後半はクロケットによるファティマの聖母に関する別の著書(1982年)の翻訳である。 コメント 新発見予言が単なる偽作であることは「クロケットの四行詩」参照。 なお、巻末で訳者の南山宏が、詩百篇第11巻、第12巻の断片は、文体などの鑑定結果からノストラダムス本人の作と認められていると述べているが、事実ではない。 再版 初版は大陸書房から新書版で出された。1992年に同じ名前で文庫化され、1998年には『新発掘 ノストラダムス最後の封印予言』と改題されて廣済堂出版から文庫版が出された。 【画像】 当初の文庫版のカバー 【画像】 改題文庫版のカバー 書誌 書名 ノストラダムスの極秘大予言 著者 アーサー・クロケット 訳者 南山宏 版元 大陸書房 出版日 1991年2月14日(新書)/1992年7月17日(文庫) 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Nostradamus no gokuhi daiyogen (trad./ Les grandes Prophéties strictement confidentielles de Nostradamus) Auteur Arthur CROCKETT Traducteur MINAMIYAMA Hiroshi Publication Tairiku shobô Lieu Tokyo, Japon Date le 14 février 1991 / le 17 juillet 1992 (Format de poche) Note Traduction en japonais du livre d'Arthur Crockett, Nostradamus' Unpublished Prophecies, 1983 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2029.html
ノストラダムスの伝記研究の歴史について概観する。 「ノストラダムスとは何者か」 を考えるとき、彼の生涯を実証的に裏付けてゆく作業は欠かせない。しかし、それが本格化したのは20世紀半ばになってからのことであった。 伝説の形成 ノストラダムスについての最初の評伝はジャン=エメ・ド・シャヴィニーの 「ミシェル・ド・ノートルダム師の生涯に関する小論」 だろう。これは彼の著書 『フランスのヤヌスの第一の顔』(1594年) に収録され、17世紀以降の『予言集』 の多くの版に再録されたことで、そこに描かれたユダヤ系の名家に生まれ、医師としても予言者としても絶大な成功を収めたノストラダムスの生涯や人物像が、大いに広められた。 断片的な情報ではあったが、ノストラダムスの実子セザール・ド・ノートルダムの『プロヴァンスの歴史と年代記』(1614年) も、ノストラダムスについての情報を提供した。 【画像】 『故ミシェル・ド・ノートルダム師の占筮に関するシャヴィニー殿の解説』復刻版。『フランスのヤヌスの第一の顔』の部分的な再版。 17世紀になると、匿名の解釈書 『ミシェル・ノストラダムス師の真の四行詩集の解明』(1656年) が、フロランヴィルの領主との「城豚と黒豚の話」 など、後の多くの文献に引き写される伝説を収録した。 18世紀には、ノストラダムスの姪の孫にあたるパラメド・トロン・ド・クドゥレ(未作成)が手稿 『ミシェル・ノストラダムスの物語の要約』(18世紀初頭)(*1) を執筆し、シクストゥス5世との出会いのエピソード、パリにおける迷い犬を発見した話などを紹介した。 また、同時期の作家ピエール=ジョゼフ・ド・エーツによる 『ノストラダムスの生涯』(1711 / 1712年) には、ノストラダムスが古代ユダヤの失われた十支族のひとつであるイッサカル族の末裔であるとする系譜が語られるなどした。 こうした伝説的なノストラダムス像の形成にとって欠かせなかったのが、匿名の伝記 『ミシェル・ノストラダムスの生涯と遺言』(1789年) である。これはエドム・シャヴィニーという実在しない人物の手稿などに基づいたと主張する怪しげな伝記だが、エドムの名がしばしばジャン=エメ・ド・シャヴィニーと混同されたためか、シャヴィニーの著書として誤って紹介した文献もしばしば見られた。この文献において、「若き占星術師」 と仰がれていたという学生時代のエピソードなどが登場した。 19世紀においてはウジェーヌ・バレストの『ノストラダムス』(1840年) が、手稿であったトロン・ド・クドゥレの伝記からもエピソードを再録するなどした。シクストゥス5世のエピソードを実質的に広めたのは、バレストといってよいであろう。 実証的研究のはじまり こうして伝説的なノストラダムス像は時代を追うごとに膨らんでいった。 1930年代には伝記作家のジャン・ムーラとポール・ルーヴェによる 『ノストラダムスの生涯』(1930年) や、ラブレー研究でも知られたジャック・ブーランジェの 『ノストラダムス』(1933年) などが刊行されたが、それらにはまだ伝説的色彩も多く残されていた。 ブーランジェの紹介にかなりの程度依拠している渡辺一夫の「ある占星師の話」(1947年) は日本最初のノストラダムスの評伝といえるが、上記のような事情から、伝説的要素が十分に排除されてはいない。 前後する時期に、実証的な伝記研究に先鞭をつけた人物が現れた。サン=レミ=ド=プロヴァンスに移り住んだ精神科医エドガール・ルロワである。ルロワは郷土史にも関心を持ち、サン=レミとゆかりの深い人物として、ノストラダムスや画家ゴッホについて調査するようになった(*2)。ことにノストラダムス研究においては、サン=レミや周辺の自治体の古文書館に残る史料を丹念に調査し、ノストラダムスやその一族についての実証的な姿を明らかにした。 ルロワは数多くの論文を残したが、たとえば 「ノストラダムスの諸起源」(1941年)(*3)では、ノストラダムス一族が伝説的な学識者の名門などではなかったことが明らかにされた。また、1960年の論文 「ノストラダムスの曽祖父ジャン・ド・サン=レミ」(*4) は、題名の通り、曽祖父ジャン・ド・サン=レミについて検討したものだが、ノストラダムス幼年期の教育係とされたジャンについて、史料によって裏付けられるのがどのような生涯であったのかを明らかにし、ノストラダムスが1歳になるかならないかのうちに没していた (=つまり教育係をつとめたとは考えられない) ことが確認された。 ルロワはまた、古文書での実証だけでなく、地元サン=レミの精神科医という利点を活かし、ノストラダムスの詩篇には、幼年期の記憶、すなわちサン=レミの景色や近隣のグラヌム遺跡と一致するモチーフが存在することを初めて指摘した。ルロワの指摘のすべてが現在の実証的な研究で支持されているわけではないが、百詩篇第4巻27番や百詩篇第5巻57番についてはほぼ定説化しているといってよい。 ルロワは生前に多くの論文を発表したが、本としてまとめられることはなかった。しかし、ルロワの娘の尽力などにより、1972年に『ノストラダムス、その起源、生涯、作品』 として結実し、1993年にも再版された。これはノストラダムス伝記研究の基本文献というべきもので、たとえば、志水一夫が自身の新発見と主張していた逢い引きを見抜いた話の出典にしても、志水よりも先にこの本の中で指摘されている。 ルロワの伝記研究、特に先祖の系譜について重要な補完をおこなったのがウジェーヌ・レー(未作成)である。彼は1968年の論文 「ミシェル・ド・ノートルダムの父系の先祖」(*5)にて、ルロワが見落としていた古文書の掘り起こしなども行い、ルロワが明らかにしていた系譜を拡充した。たとえば、ほとんど名前しか明らかになっていないが、ルイとピエールというノストラダムスの2人の弟の存在は、レーの研究で明らかになったものである (前述のルロワの著書では、編者による補記の中で言及されている)。 新文書の発見と研究 ウジェーヌ・レーのもうひとつの貢献は、ノストラダムスの往復書簡のうちBN ms. Lat. 8592について、最初のまとまった紹介を行なったことである。彼の論文 「ミシェル・ド・ノートルダムの往復書簡断片の概要」(1961年)(*6)は、重要な書簡の全訳とそれ以外の書簡の要約から成っており、この分野での先駆的業績となった。 体系的な分析と紹介を行なったのがジャン・デュペーブで、彼の著書 『ノストラダムス 未公刊書簡集』(1983年) は、BN ms. Lat. 8592のすべての書簡のラテン語原文の転記とフランス語による要約が収録されており、この問題を考える上での基本文献となっている。 書簡の研究は、ノストラダムスのこまごまとした生活状況のいくつかを明らかにしたほか、ノストラダムスの宗教観などに関して、公刊された文献とはまた別の側面を明らかにした。 秘書ジャン=エメ・ド・シャヴィニーに関する様々な伝説に再考を迫った点でも重要である。シャヴィニーの伝記研究については、特にベルナール・シュヴィニャールが体系的に展開し、その成果の主要部分は『ノストラダムスの予兆集』(1999年) にも収録された。 1990年にはルロワやデュペーブの研究成果に、自身の現地調査を交えたジェイムズ・ランディ(未作成)の『ノストラダムスの仮面』 が公刊され、そうした研究が英語圏に広まることに貢献した。日本では竹下節子による伝記『ノストラダムスの生涯』(1998年) に、ルロワ、デュペーブ、ランディらの研究が取り込まれている。竹下の著書には、1990年代になって発見されたというノストラダムスの最初の結婚に関する史料への言及もあり、アンリエット・ダンコスの名前がはじめて明らかにされた。 【画像】 ジェイムズ・ランディ 『ノストラダムスの仮面』 英語圏では、ピーター・ラメジャラーがノストラダムス生誕500周年に際し、『知られざるノストラダムス』(2003年) を著すなど、実証的なノストラダムス像の構築に意欲的である。 一族の研究 ノストラダムス一族の中でも、実弟ジャン・ド・ノートルダムや実子セザール・ド・ノートルダムに関する文学的な検討も行われるようになっている。 ジャンについては、ジョゼフ・アングラードによる先駆的な研究が20世紀初頭に存在していたが、それに続く研究はあまり見られなかった。しかし、ジャンの作品を主題とする博士論文をまとめたジャン=イヴ・カザノヴァのように、新しい研究も出現している。 【画像】 カザノヴァ 『16世紀プロヴァンスにおける史料編纂と文学 ジャン・ド・ノートルダムの作品』 セザールについては、テレンス・ケイヴの著書 『1570年頃から1613年のフランスにおける信心深い詩』(1969年) の第7章で詩人としての分析が行われており、ケイヴは翌年に 「セザール・ド・ノートルダムの信心深い詩における画法と情熱」(*7)という論文を発表し、画家としての側面との関連も考察した。 画家セザールについての研究は少ないが、ジャン・ボワイエによる 「16世紀における2人の忘れられた画家 エチエンヌ・マルテランジュとセザール・ド・ノートルダム」(1972年)(*8)が発表されている。 【画像】 テレンス・ケイヴ 『1570年頃から1613年のフランスにおける信心深い詩』 セザールの詩作品については、断片的に復刻なども行われていたが、2001年にはついにドローズ社の「フランス文学テクスト」叢書の1冊として、ランス・ドナルドソン=エヴァンス編纂による校訂版 『霊的作品集』 が刊行された。父であるミシェル・ノストラダムスに続き、息子セザールの作品もまた、文学的研究の対象として権威ある叢書に加えられたのである。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1031.html
『【真説】ノストラダムスの大予言』は、1990年に出版された加治木義博の著書。 1991年のベストセラー新書・ノンフィクション部門第2位、総合第19位(東販調べ)。公称発行部数は38万部で(*1)、以降シリーズ化された。 内容 プロローグ「今までの“ノストラダムスの予言”は間違っている」で、まず従来の解釈書はいつ起こるかという「時」の明示がなく、解釈書として役に立たないものだったと批判している。 第1章「私は『時』の暗号を解読した」では、第一序文(セザールへの手紙)を抜粋しつつ、詩番号を加減乗除することで事件の起こる「時」を算出できると主張した。 第2章「『序』には予言の読み方が隠されていた」では、第一序文の解読をさらに進め、ノストラダムスは占星術やアナグラムを使っておらず、占星術らしい星座の名前や神の名前は比喩として、また固有名詞はアナグラムではなく近い発音のものとして、読み解かねばならないと主張した。また、関連して、ノストラダムスが安息香酸を発見した偉大な化学者であったことも紹介されている。 第3章「一九九九年、人類滅亡は絶対ない」では、有名な百詩篇第10巻72番の解釈を行い、それは1988年のイラン・イラク戦争停戦の予言だったとした。また、五島勉が紹介した「ブロワ城の問答」は、偽書だとも指摘した。 第4章「世を救うための予言はいかに傷つけられてきたか」では、従来の解釈への批判として、主にクルト・アルガイヤーの解釈を俎上にのせている。 第5章「予言が教える『これからの世界』」では、近未来に実現する予言詩の紹介が行われている。この本は湾岸危機の最中に出されたが、湾岸情勢がさらに大きな人類最後の戦争に繋がり、そのあと救世主とされるような偉大な人物が現れるという見通しが述べられている。 最後に付録として「ノストラダムス『二十世紀末予言詩集』」が添えられている。 コメント 加治木義博の解釈の疑問点については過去に姉妹サイトにまとめたことがある(現在は閉鎖)。 結論として言うならば、加治木が使った第一序文は信頼性の低いバージョンであり、そこから導かれた解釈法は妥当性に疑問がある。 また、発音に注意しろといいつつ、底本や校訂の問題にほぼ全くといってよいほど触れていないのも、学問的に探求したという著者の主張に疑問を抱かせる。 関連する情報は「恐怖の大王=デクエヤル」説も参照のこと。 書誌 書名 真説ノストラダムスの大予言 副題 「一九九九年人類滅亡」は絶対にない!! 著者 加治木義博 版元 KKロングセラーズ 出版日 1990年12月25日 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Shinsetsu Nostradamus no Dai-yogen (trad./ Les Grandes Prophéties de Nostradamus vraiment expliquées) Sous-titre "1999 nen jinrui metsubou" wa zettaini nai !! (trad./ "Disparition de la humainité à l'an 1999", ça ne se peut rien!!) Auteur KAJIKI Yoshihiro Publication KK Longsellers Lieu Tokyo, Japon Date le 25 Décembre 1990 Note Exemen des quatrains I-8, I-9, I-19, I-28, I-29, I-33, I-36, I-35, I-48, I-57, I-58, I-62, I-63, I-68, I-69, I-80, I-81, I-84, I-87, I-90, I-92, I-94, I-97, II-4, II-9, II-30, II-45, II-54, II-66, II-75, II-79, II-81, II-92, III-2, III-61, III-75, III-79, III-94, III-95, III-97, IV-14, IV-15, IV-26, IV-33, IV-52, IV-56, IV-65, IV-68, IV-81, IV-82, V-13, V-18, V-27, V-31, V-33, V-41, V-54, V-75, V-98, VI-21, VI-49, VI-61, VI-70, VI-73, VI-91, VI-94, VI-100, VII-17, VII-18, VII-22, VI-33, VIII-9, VIII-10, VIII-19, VIII-29, VIII-55, VIII-70, VIII-79, VIII-82, VIII-83, VIII-89, VIII-99, IX-60, IX-66, IX-83, IX-97, X-28, X-67, X-72, X-73, X-74, X-75, X-78, X-86, XI-40(!) ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2734.html
『ノストラダムスの大予言Ⅳ 1999年、日本に課された"第四の選択"』は、五島勉の『ノストラダムスの大予言』シリーズの4冊目。 1982年に祥伝社から刊行された。 【画像】 カバー表紙 構成 目次を示す。一段下げているのは、各章タイトルのサブタイトル。 まえがき 1章・“戦慄の新解釈”、出現!「日本が書くで破滅する」と解釈したフォンブリューヌ 2章・謎を孕む二つの予言詩ノストラダムスは果たして“日ソ核戦争”を暗示したか? 3章・人類を救う“別のもの”を追って巧妙にすりかえられたノストラダムス予言の真意 4章・“恐怖の大王”の正体は何か?「一九九九年七の月」の大破局を、フォンブリューヌはどう解いたか 5章・真の大破局と“第三の選択”真の危機から、フォンブリューヌはなぜ目をそむけたか 6章・「日本を壊滅せよ」――呪いの深層願望古代ローマ滅亡以来、欧米人の心に巣食う“黄禍論”の恐怖とは 7章・真実のノストラダムスと“第四の選択”これからの日本に、そして近未来のあなたに課されるもの これらの目次(特にサブタイトル)と、下で見る帯の惹句に明らかなように、ジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌの国際的ベストセラー『歴史家にして予言者ノストラダムス』に対する批判が、本書の大きなテーマの一つである。 なお、上記の通り、フォンブリュヌの名がこの本では(というか五島の『大予言』シリーズでは)「フォンブリューヌ」と表記されているが、引用を除いてフォンブリュヌと記載する。 帯の惹句 初期の刷本の帯には「フランスの研究家が五島勉に挑戦!/1999年・7の月の"恐怖の大王"は日本だ!?/本書は、この挑戦を受け、その仏版『新釈・大予言』の誤りを痛撃!さらに、"大王"の正体を解明する!」と書かれていた。 推薦者 カバーの推薦文は 川島なお美(歌手)「“一九九九年”をめぐる新解釈の恐怖」 黒鉄ヒロシ「偏見に充ちた挑戦を五島氏が粉砕」 の2件であった(肩書はカバー記載の通り)。 売れ行き 『読売新聞』1982年7月19日朝刊には、「発売忽ち17万部 首都圏で売行き爆発!」とする広告が掲載されている。 『月刊ダン』1982年12月号には、「七月発売以来、四カ月足らずで四十万部も売れた」とあり、約9年後の『SPA!』1991年3月20日号には「50万部」とある。 反響 『朝日新聞』1982年8月16日朝刊には「話題のほん」として短い書評が載っている。 それは五島と、その批判対象のフォンブリュヌを対比して「それぞれ自分の民族の肩をもつ、正反対の意見である。第一冊に比べてずいぶん矮小(わいしょう)化された、しかも変てこなギロンだが、謎詩などというものはどうにでも解釈の出来るものだ、ということの立証に、はしなくもなっている」等と、手厳しい(書評子の署名は「(水)」)。 なお、五島のフォンブリュヌ批判は、当の五島自身にも当てはまるとする指摘は、のちに志水一夫や山本弘もおこなっている。 『サンデー毎日』1982年9月5日号には、「『ノストラダムスの大予言IV』の著者 五島勉インタビュー “恐怖の大王”の主役は日本」とするインタビューが載っている。 こちらは批判のたぐいはなく、五島の主張をそのまま紹介するものとなっている。 前出の『月刊ダン』1982年12月号では、「『新釈ノストラダムスは差別と偏見だ』黄禍論ワル乗りに敢然とチャレンジ」とする五島のインタビューが載っている。 なお、五島は「昨年はちょっと書き過ぎたら、税金をこっぴどく取られた。もうコリゴリ。えっ?所得?五千万くらいですなあ」と、珍しく印税の額に言及している(ちなみに五島が「昨年」すなわち1981年に刊行していた著書は『ノストラダムスの大予言III』『ファティマ・第三の秘密』『影の軍団』の3冊だった)。 コメント 事実上、フォンブリュヌを狙い撃ちにした緊急出版の色彩が強い。 緊急出版というだけならば『ノストラダムスの大予言・中東編』などもそうだったが、緊迫していた国際情勢に合わせた中東編と違い、特定の著者への反論という体裁のため、本書は『大予言』シリーズの中でもいささか地味な印象がぬぐえない。 しかし、そのような地味な本でさえも上述のように数十万部売れたのだから、五島の筆力と、『大予言』シリーズのブランド力とが、当時どれだけ凄かったかが垣間見える。 以下、いくつかの点についてコメントするが、網羅的なものではない。 フォンブリュヌ批判について 帯の惹句と異なり、フォンブリュヌの著書には五島への言及などない。 そもそも五島自身、『IV』の前年に出した『ファティマ・第三の秘密』(祥伝社、1981年)では、フォンブリュヌの本について、こう述べていた。 私のいままでのノストラダムス解読は、この、ノストラダムスの母国の研究家による新解釈で、完全に裏付けられた。(*1) ここまであからさまに権威付けに使っていたのが、『IV』では徹底攻撃に出るという形で、姿勢が急転回している。その間に何があったのかというと、フォンブリュヌの日本語版が出されたのである。 山本弘は「こいつはまずい、俺の書いてきた嘘がバレてしまう……と危惧したのかどうかは知らないが」(*2)と、冗談めかして五島の心情を推測したが、実際そんなところだったのかもしれない。 フォンブリュヌ批判は、こんな調子である。 たとえば原詩六の九七.「大空は五四〇回燃えあがる/新しい大都市に火がせまる/…侵す者たちが裁かれるとき」/これを私などは、「核実験や原発事故の回数・火山の連続爆発」ではないかと考えてきた(『大予言』初巻一六九ページ)。多くの研究者がそうだった。ところがフォンブリューヌはなんと、右の数字をひっくりかえして読み、「北緯四五度線に沿って燃えあがる戦火」と解釈し直したのだ。(略)こんな大胆な解き方はこれまで見たことがなく、「するどい」と感嘆してもいい。ただし、ピシャリと的中しそうだという意味のするどさではなく、これほど大胆な、アクロバット的な新解釈をやってまで、西ヨーロッパの正しさと英雄性を強調しようとする狂おしいするどさ、ということだ。(強調は引用者(*3)) では本当に「45度」は「狂おしい」のかというとそうではない。五島に先行する論者として、1940年代の英語圏の信奉者ロルフ・ボズウェルとアンドレ・ラモンはこう訳している。 At the forty-fifth degree the sky will burn, (Boswell p.159) At 45 degrees (northern Yugoslavia) the sky will burn (with aerial fire). (Lamont p.192) 見ての通り、普通に「45度」と訳している。 五島が「540回」と訳したのはヘンリー・C・ロバーツに触発されたもののようである。 しかし、そのロバーツの1949年の第4刷の訳はこうなっている。 The heaven shall burn at five and forty degrees, 単に直訳しただけであって、540回という意図があったかは疑問である。 そもそも「フランス語の素養のある人ならば誰でも、5&40=45と解釈するだろうし、実際このような倒置は中世期にはよく見られることだったのである」という淡路誠の指摘もある(*4)。 実際、リチャード・シーバースらまともな仏文学者も「45度」と訳している。 そして、五島自身『ノストラダムスの大予言スペシャル・日本編』では、解釈を修正することになる。 「大空が五四〇回燃え上がる」が従来の私の解釈。しかし上記〔引用者注 45度〕のように読み直せば、チェルノブイリの緯度(北緯四五度)にぴたり当てはまる。(*5) このように「狂おしい」と批判していたことなど無かったかのように、あっさり乗り換えている。 ちなみに、そうやって節操なく喧伝したチェルノブイリの緯度は、北緯52度である。 緯度7度分の差というのは、日本でいえば東京23区と函館市よりも離れているので、当然ちょっとした誤差というレベルではなく、これを「ぴたり」というのは強引にもほどがある。 フォンブリュヌに対しては、ほかにも 彼は"別のもの"の原詩を採りあげてさえいない(*6) などといったあからさまなウソも書いている。 フォンブリュヌの本には巻末に予言詩の索引がついているので、それを見れば解釈されていることがわかる(五島自身、『大予言・日本編』でその索引のページを転載することになる)。 さて、上で触れた帯にもあるように、五島氏はフォンブリュヌ解釈では恐怖の大王の正体を日本としていると指摘し、その曲解ぶりを批判していた。またそれは、続巻でもことあるごとに繰り返した。 フォンブリューヌは、ヨーロッパにあふれる日本車や日本製ビデオが頭にきたのか、「一九九九年、ヨーロッパをおそう"恐怖の大王"は日本だ」という新解釈で挑戦してきたのだ。(『大予言V』p.37) フォンブリューヌ解釈のように、今世紀末の日本や黄色人種を“恐怖の大王”だと(『最終解答編』p.68) しかし、「日本こそ恐怖の大王」とする解釈がフォンブリュヌ解釈の中心だとする整理は正しくない。フォンブリュヌの邦訳を手掛けた高田勇は、こうまとめている。 一九八三年に、三年七ヵ月にわたる第三次世界大戦が勃発し、ソ連軍と回教軍が連合して、イギリス、フランス、西ドイツ、イタリアを侵略し、ポーランドで宗教迫害が起こり、パリも破壊される。〔中略〕この戦のあとには平和が訪れるが極東に発する一九九九年の大戦までの一時的現象にすぎない。この動乱は二七年間にわたり、アジアに生まれる偽キリストがふたたび回教徒と手を結んでユダヤ=キリスト教文明に終止符を打つ。(*7) また、「フォンブリュヌ氏は日本の読者に対する好意から、日本と極東に関する一章を書きおろしてくださった」(*8)とある通りで、フォンブリュヌはわざわざ日本向けの補章を執筆しているが、そこにはこう書かれている(*9)。 偽キリストがアッティラと同様にモンゴルで生まれる ノストラダムスは、聖霊が北緯四八度から追い払われるだろう、とわれわれに言った〔引用者注:「アンリ2世への手紙」の一節〕。この緯度は単にパリの緯度であるばかりでなく、またモンゴル人民共和国の首都ウランバートルの緯度でもあるのだ! 第10の「サンチュリ」の四行詩72番にもあるように、アジアからやってくるこの侵略は、北緯四八度というからには、1999年8月11日に北半球で見られる皆既日食より以前に開始されることを、ノストラダムスはきわめて明快に指示している。 モンゴルからやってくるこの地獄の帝王(強調は引用者)(*10) つまり、フォンブリュヌの指摘するのは、日本ではなくモンゴルということである。 もちろん、モンゴル人でも日本人でも黄色人種であることにかわりはないので、「黄色人種差別本」というレッテルも確かに当てはまるのかもしれない。しかし当の五島は『大予言Ⅱ』の時点ではこんなことを言っていた。 前著では、私はここまで読みきれず、たんに終末時の世界的な動乱がアンゴルモワなのではないか、とした。が、その後考えた結果、これは字謎(本文105ページ参照)で、中国軍または(もしかすると日本軍も含めた)アジア軍の総攻撃、と取るのがいちばん自然だという結論に達した。(強調引用者)(*11) これでは人のことを言えないだろう。 さすがにフォンブリュヌ批判を展開した『大予言IV』では、解釈が修正されている。 未来の中国軍またはソ連軍と解く。もともとモンゴルの大王とは、前に述べたように、昔のジンギスカンやフビライのことだ。その侵攻が蘇るというのだから、昔のモンゴル方面からヨーロッパに押しよせる大王という意味になる。だとすると場所からみて、ソ連か中国軍以外にはない。 この未来の中国軍のなかに、今世紀末、日本軍も含まれるのではないか、という疑いは前からあった。が、これもそうはならないと思う。(*12) だが、「疑い」も何も、日本軍が含まれる可能性は上記の通り、五島自身が言っていたことである。 こういう場合は、フォンブリュヌを批判する前に過去の自分の解釈を撤回するのが筋だったのではなかろうか。 そもそも、五島の解釈と、上で引用したフォンブリュヌの解釈は何が違うのだろうか。 五島自身がモンゴル方面からの黄色人種の侵略と解釈するのはよくて、白人のフォンブリュヌが同じ解釈をするのは許せないというのでは、単なる白人差別でしかないだろう。 なお、五島は『パリ・マッチ』(フォンブリュヌ解釈を当時大々的に採り上げたフランスの雑誌)編集部での、記者マリー・テレーズ・ド・ブロッスと編集長のやり取りを見てきたようにこう書いている。 「そのようです。だけど、それがじつに意外なことなんです。この本の新解釈によると、その最後の大破局……"恐怖の大王"っていうのは、これまで、どんな解釈者も科学者も、夢にも予想してなかったことで……」 〔略〕 彼女はそれを手短に説明した。テーブルにひろげた新解釈『ノストラダムス』の、その重大な部分のページを指さして、編集長と、居あわせた記者たち全員に読ませた。 〔略〕 「なるほど。こういうことか」 編集長は突き刺されたように、うめいた。 「こんな新解釈のやり方があったのか。……盲点だったな。いままで、どんな予測書にも出てこなかった盲点だ。〔略〕」 編集長はこわばった瞼を閉じた。が、それは長くなかった。彼はたちまち目をカッとひらくと、いかにもヨーロッパきってのセンセーション週刊誌の責任者らしく、おさえつけるような声で決断を下した。 「よしッ、これを特集するぞ。〔以下略〕」(*13) このやりとりだと、いかにも恐怖の大王の斬新な説が衝撃をあたえ、特集されることになったように読めるが、もちろん事実ではない。 フォンブリュヌのこの詩の解釈は、ごくわずかな字句の違いを除いて父マックスの解釈の丸写しである。 そして、父親の解釈書は1938年から1975年までに12版を重ね、1976年には改題版まで出されているロングセラーなので、フランス人にとってそう目新しいものだったはずはない。 フォンブリュヌの本が大ブームになったのは、「1983年という差し迫った未来に世界大戦が起こると解釈したこと」と、「ヨハネ・パウロ2世狙撃事件やミッテラン政権成立を的中させたように誤解されたこと」が大きい(*14)。 フォンブリュヌの解釈は恣意的なものだったし、実際、まったく当たらなかった。 しかし、「フォンブリュヌが恐怖の大王の正体を日本だと解釈し、その衝撃的な解釈がヨーロッパで大反響を巻き起こした」などというストーリーは、フォンブリュヌの解釈以上にデタラメな話なのである。 ブロワ城の問答 『ノストラダムスの大予言II』で扱った「恐怖の大王は目に見えない」とするブロワ城の問答について、続編のようなやり取りが掲載されている。 しかし、肝心の恐怖の大王の正体について、はぐらかしているのは相変わらずである。 第四の選択 サブタイトルにもなっている「第四の選択」は、当時話題になっていた『第三の選択』を意識したものである。 【画像】 レスリー・ワトキンズ『第3の選択―米ソ宇宙開発の陰謀』1981年7月 これはもともと英国で作成されたテレビ番組がもとになっており、未来に深刻化する地球温暖化に対する打開策として米ソで極秘裏に検討された三案のうち、一部の選ばれた者だけを火星に移住させる「第三の選択」が進められている、というものである。 だが、これはエイプリル・フール向けに作成されたフェイク・ドキュメンタリーに過ぎない。 日本のノストラダムス関連書の中では、志水一夫がつとに指摘していた。 もっとも、そこで志水が『大予言IV』について、 例のドキュ・ドラマ『第三の選択』を本気にして紹介している。(*15) とするのは、ややミスリードに思われる。 五島は、「第三の選択」の真偽自体を「手を尽くしてこの話の真偽を調べているが、よくわからない」とごまかしつつ、その背景にある地球温暖化の深刻化についてだけは「どこで調べても確かなようなのだ」として、そちらに力点を置いて話を進めているからである(*16)。 『大予言IV』の刊行当時、「『第三の選択』はフェイクという形にしないと発表できない極秘真相が織り交ぜられている」とする陰謀論が見られたが、五島の上のような書き方は、明らかにそうした見方とは距離を置いている。 このあたり、話題のものを取り入れて世間の耳目を集めつつ、しかし批判される余地は極力小さくしようというエンターテイナーとしての手腕が感じられる。 少なくともこれを、「本気にして紹介」と位置付けるのは少し違うのではないかと思われる。 なお、五島の言う「第四の選択」とは、副題の通り、1999年の破局を避ける別のものに関する重要なカギを、日本が握っているのではないかとするものだったが、そのような「別のもの」の理解は曲解に過ぎない(記事「別のもの」参照)。 書誌 書名 ノストラダムスの大予言Ⅳ 副題 1999年、日本に課された"第四の選択" 著者 五島勉 版元 祥伝社 出版日 1982年7月5日 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Nosutoradamusu no dai-yogen IV (trad. / Les Grandes Prophéties de Nostradamus, Tome IV) Sous-titre 1999 nen, nippon ni kasareta "dai 4 no sentaku" (trad. / L'an 1999, le Japon devra adopter la "quatrième option".) Auteur GOTÔ Ben Publication Shôdensha Lieu Tokyo, Japon Date le 5 Juillet 1982 Note Examen des quatrains I-95, II-91, V-84, VI-97, X-41, X-72 du sixain 27 etc. ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。