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足場を測りながら、走っていた。 視界はゼロに近い。だが、周囲の状況を察することはできた。ところどころに木々の生えた、原野である。腰まである雑草が茂っていて、進めばどうしても音は立ってしまう。それでも進まなければならない。 周囲の状況に、おかしなものが混ざることは、いまのところなかった。 つんとした気配を足元に感じて、わずかに跳んだ。岩か朽ちた木か。とにかく、なにかが足元に転がっていたはずだ。今のような感じがしたとき、何もしないでいると、必ずつまずくか転ぶかする。どうしてそれが判るのか、自分でも判らない。だが、判るものは判るのだ。感じてしまうといってもいい。 平坦に近かった地面が、斜め左に下がり始めていた。このまま走れば、それはやがて急な傾斜になり、そして崖に近い地形に変わる。 正面に気配が近づいてきて、走る方向を変えた。木だ。わずかに避けそびれたらしく、右肩を枝先がかすめた。 空に月も、星もない。明かりになるものは何もない、本当の闇だった。自分の姿すら、見えはしないのだ。 それでも、走っていられた。これは驚くべきことで、だが、だからこそ、自分はここで生きていられるのだ。地元の人間ではない。血が違う。それに、まだ幼かった。自分と同じ年頃の子供が死んでゆく姿は、もう何度も見ていた。力も弱く、狡猾でもない。生き抜く力は、弱いといってよかった。生きていくために、与えられた感覚だ。そう思うときもあった。 足元にふと何かが漂ってきて、そっちに勢いよく跳んだ。数十センチほどだろうか、それまでより低いところに降りた。そこは陥没したようになっていて、そのまま走っていれば落ちてしまうのだ。 ここから、起伏が激しくなる。ほとんど、跳びながら駆けるように移動していた。 こうした場所を夜中に駆けられるのは、知っている限りでは、自分と妹しかいない。だから生きていられるのだ。妹も、体を売るような方法はしないでいられる。いや、こうしたことに関しては、妹のほうがはるかに得意だった。ただ、ものごとを調べることについては、負けていない。 お前ら兄妹は、ふたりでひとり。かつて言われたことのある言葉が、暗闇の中に浮かび上がった。自分には決定的に足りない場所があり、それは妹が得意な場所だった。そして、妹には決定的に欠けているものがあり、それは自分が補っている。まだ子供だから、それでよかった。だが、いつかは離れなければならない。どちらかが死ねば、役に立たない、というようでは、価値がないのだ。 目の前で、何かが弾けた。思わず、倒れこんでいた。強烈な光を浴びせかけられたようでもあり、榴弾が炸裂したときのようでもあった。だが、生きていた。痛みもない。 それでも、しばらく立ち上がれなかった。なんだったのは、今のは。心臓が早鐘を打っている。呼吸が荒くなりそうなところを、必死に堪えた。気配。警戒しなければいけないようなものは、どこにもない。そこここに漂っているのは、土や岩の気配だけだ。それでも、何か。見えないものに向かって、目を見開いていた。唾を呑み込む音が、うるさいくらいだった。 ゆっくり立ち上がった。やはり、気配はない。気配を殺した何か。その可能性を捨てきれない。起伏の激しい場所だが、この辺りにはもう、草地はほとんどないのだ。姿を先に捉えられれば、どうしようもない。 気配を消すことにつとめた。あえて、駆けにくい場所を選ぶこともした。大人よりも大きな岩が突き出た場所。ほとんど足場のない斜面。そういうところでも、通り抜けられる線が、だいたいひとつはあるのだ。それは目で見ても判らず、気配を察知しようとしたときに、ようやく判るような場所だった。 呼吸が荒くなってきた。移動しにくい場所を動いているからだ。そう思ったが、言い知れぬ寒さが、体の中に溜まりはじめていた。夜になっていくらか冷えてきたが、今は夏で ある。 岩と岩の隙間に、体を滑り込ませた。ようやく通れるような隙間があり、そこを通り抜けると、低い崖の先に、森がある。 岩の隙間から出ようとしたとき、また何かが弾けた。目に見えるものではない。今度はそれが判った。だが、そう判ったと同時に、一歩も動けなくなった。弾けたもののもとが、すぐそこにある。直感的に、そう気付いていた。 森の手前に、ふたりの男がいた。暗闇のなかで、それがはっきり見えた。さり気なく立っているという感じで、昼間だったら、そのふたりに気付かずに通り過ぎたかもしれない。それなのに、気付いてしまったとたん、金縛りのように体が動かせなくなった。殺気とも覇気ともいえない、あらゆるものを突き抜けた気配。なんなのだ、ということも、すぐに考えられなくなった。考えられないということも、次第に判らなくなった。 目眩がして、男たちの姿が遠のいた。それがおさまったとき、喉の渇きが激しくなった。口の中に溜まっている唾を、呑み込めないでいた。 何かが、全身を打った。光だった。いつの間にか、男たちの位置が逆になっている。自分を打った光は、一方の男が手にしていた刃物の照り返しだった。三十センチほどだろうか。 もう一方の男も手に何か持っているが、そちらは見えなかった。 殺し合いをしているのだと、しばらくしてようやく気付いた。だが、凄惨さはない。暗さや激しさもない。静かで穏やかな、しかし何もかも否定するような殺し合いだ。 固着がどれほどになったのか、判らなかった。自分がどれだけそうしているのかも、もう判らない。男たちはいつから殺しあっているのか。それはもっと判らなかった。膝の力が抜け、座り込みそうになった。だが、それもできなかった。 何かが満ちていくような雰囲気が、場を包み始めた。それは膨れ上がり、破裂しそうに見えた。だが、破裂しそうになる瞬間に、急速に萎れていく。そういうことが、何度かあった。 何度目かの破裂が流れたとき、また、全身を光が打った。男たちの位置が入れ替わっている。だが、それまでと違うものが、はっきりと見えた。刃物の男が、片膝をついていた。もう一方の男の気配が、激しく強く、大きくなった。 決まった。そう思ったが、大きくなった気配が、ぷつりと切れた。立っていた男は、糸が切れたようにくずおれた。片膝をついていた男はふらりと立ち上がって、数歩歩いたところで倒れた。 急に膝ががくがくと笑い始め、立っていられなくなった。その場に座り込み、激しく息を吐いた。それでも、まだ目を離せない。気を振り絞るようにして、なんとか立てた。崖を飛び降りる。だが、そこで堪えきれなくなって、胃の中のものを吐き出した。 先に倒れた男のほうは、すでに死んでいた。ターバンを巻いた中東系の男で、どこの国の人間かは判らない。額のところに、親指ほどの長さの傷があった。 後から倒れた男は、中国人のような顔をしていた。まだ息をしているが、長くはないだろう。脇腹を裂かれている。そこからはすでに腸もはみ出ていた。 「日本人か」 不意に話しかけられて、狼狽した。男は、薄い目でこちらを見つめている。 「こんなところでな」 日本語だった。 「言葉は判るのか?」 頷くと、男はかすかに笑ってみせた。 「もし頼めたら、俺とあいつの体は、あそこの車に積んで」 しばらく、男は考えるような顔をした。死を我慢している。そういう顔だと、なぜか思った。 「火を放ってくれ。あいつは」 友達なんだ。言葉にはならなかったが、口はそう動いた。そして、男は死んだ。 死んだ男の顔を、少し眺めていた。それから、辺りを見回すと、ライトをつけた車が停まっていることに気付いた。慌ててそのライトを消しに行き、周囲の気配を探った。こちらに向いているものは、判る限りはない。助手席にかけられていたジャケットを持って、男のもとに向かった。ジャケットで腹を縛り、腸がこぼれないようにしてから、男を車に引きずっていった。ターバンの男も、同じようにする。ターバンの男は、S字にくねったナイフを二本、持っていた。指が離れないことを確認しているときに、はっとして辺りを見回した。 もう一方の男が持っていた刃物は、男が倒れていた場所にあった。変わったかたちのホルダーに納められている。抜くと、はっとするようなものが、その刃物にはあった。やや湾曲した、片刃。柄と刃の間に、丸い円盤のようなものがついている。 しばらく見とれていたが、なぜか怖くなって、ホルダーに戻した。助手席に座らせた男の膝に、それは置いた。ターバンの男は後部座席である。 火気を探すと、男のズボンのポケットにライターが入っていた。男の服に火をつけ、ターバンの男の服にも火をつけて、走った。 足が止まらなかった。森の中を、ひたすら駆けていた。途中でつまづいて、這うように木の陰に身を潜ませた。辺りがわずかに見えている。振り返り身を乗り出すと、木々の隙間で、燃えている車が見えた。ほとんど走れていなかったのだ。体を戻して、暗闇をじっと見つめ続けた。時折、何かが爆ぜる音が聞こえる。 嫌な汗を流そうと、シャワーを浴びていた。だがそれでも、観た夢のことを繰り返し思い出してしまった。そして、あの刀。脇差だということは、今ならはっきりと判る。業物だったのかどうか、それは判らない。だが、遣っていた男は、相当の遣い手だった。 シャワーを止めて、夢精は小さく溜息をついた。 日本に来てから、寝ているあいだに夢をみることが多くなった。そして、過去のことが夢として現れることも多くなった。そのなかで、子供の頃の自分は、ぞっとするようなこともやっていた。今日見た夢がいい例だった。十歳くらいだった気がするが、なぜ言われるままに火をつけてしまったのか。 そして、なぜあの脇差を燃やしてしまったのか。たしかに、あの時は得物がすごいとは思わなかった。だが、あの出来事がなければ、日本刀のすさまじさを知ることはなかっただろう。悔やんだところでどうなるものでもないが、あれだけの遣い手が持っていた脇差は、どんなものだったのだろう、と思う。 結局、自分が遣うことは一度もなかった。それが残念なことなのかどうか、最近は判らなくなっていた。1年くらい前なら、残念だと思っていただろう。 バスルームを出ると、携帯電話が鳴っていた。メールである。限られた人にしか教えていないから、仕事や緊急のものではないだろう。 友達をもつようになった。なんとなく、そう思った。あの男は、なぜ友達と殺しあうことになったのだろうか。死後に、共に焼いてくれ、と頼んできたのだ。それが意味のあることだと、今は思う。 死ぬしかなかったのだろうか。ふたりの立合いには、悲しみが満ちていたのだと、今日はじめて判った。そうするしかなかった、誰とも知れぬふたり。そういうふたりとすれ違ったのだと、なんとなく思った。 思わず、というふうに、マスターは眉間に皺を寄せた。それを誤魔化すように、コップにビールを注いでくる。アオは、しばらくそれには手を出さなかった。 日曜日まであった尾行の気配が、昨日、きれいさっぱり消えた。もともと質のいい尾行だったが、尾行そのものが終わったのではと思ってしまうほど、完璧に気配が消えたのだ。尾行者が変わったのか。本格的な尾行になったのか。それとも、ほんとうに尾行がなくなったのか。判らないでいたのだが、尾行がなくなったとシス管も言ったのだ。それだけでなく、マスターと不二子の尾行も消えたらしい。 「魔界も、と考えても、いいのかな」 「揃って、月曜から尾行が消えたんだ。同じ目的のものなら、消えているだろうな」 シス管とマスターのやりとりを、アオは黙って聞いていた。シス管がビールを煽る。 「どういうことだろう」 コップを置いたシス管が、ぽつりと言った。 「もし予想通りの理由だったとしたら、他で何かがあった、ということだろうな」 「俺たちの接触を、待つ必要がなくなった、ってことかい」 「そうだとしたら、日本にはいないのかもしれないな」 「なんで?」 「日本にいるなら、アオの尾行が消えるというのは、解せん」 それはそうだった。無双との仕事を考えると、無双には、他に仕事を斡旋してもらえる相手がいるとは思えない。地味な生活には困らない、というぐらいの金はあるだろうが、日本に戻ってくれば、連絡があるはずなのだ。金や気持ちとは別のところで、仕事なしではいられない、というようなところが、無双にはあった。 「つまり、そもそも日本にいなかった?」 「あるいは、日本から出たかだ。相手がどうやってそれを知ったのか、気になるところではあるが」 無双が国外に出るとすれば、偽造したパスポートを使うしかない。偽造が発覚するようなものではないが、そこを手繰られたと考えるべきだろう。 「人員の数といい、けっこうな集団なんじゃないか」 シス管が言うと、マスターもアオも黙り込んだ。集団が、どういうものなのか、まるで見えてこない。尾行の質はまちまちだが、決して下手ではない。それは、全員が全員、姿をまったく見せないことでも判る。だが、それしか判らないのだ。 何を目的にした、どういう集団なのか。 「けっきょく、俺たちとは無関係な話なのかもしれないなあ」 言うと、マスターが小さく唸った。 「俺たちの受けたことは、どうということもない尾行だけか。とんだとばっちりだな。まあ、とばっちりというほどのものでもなかったが」 「冗談じゃない。俺には妻も娘もいるんだぜ。それをわずかでも覗かれていたのかと思うと、はらわたが煮えくり返る思いだよ」 「気を抜かないほうがいいな。俺たちの行動そのものに尾行の目的があるなら、いずれ姿を現すだろう。それはこっちにとって回避したいところだが」 「やりようによっては、こちらにも動くチャンスがあるわけだな」 「危ないことをするんじゃないよ、シス管」 「やりようがないさ、アオ」 シス管はそう言って笑ったが、いざというときは何かするだろう、と思った。
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地-コモン/アンコモン/レア 水-コモン/アンコモン/レア 火-コモン/アンコモン/レア 風-コモン/アンコモン/レア 空-コモン/アンコモン/レア イベント-コモン/アンコモン/レア スペル-コモン/アンコモン/レア アイテム-コモン/アンコモン/レア 地 コモン 中原 唯 青木 桃子 端本 久美子 桜羽 吉野 アンコモン エナメル姫 斎藤 恵美 蘭堂 小百合 タニア レア 鷺ノ宮 藍 橘 天音 鳥海 千紗都 水 コモン 内海 葉月 御薗 瑠璃子 大庭 純 桜坂 たえ子 アンコモン 奈良橋 藤平 日宮 月美 ナース元帥 地獄ナース レア クロコ 千田 久美子 慶徳院 典歌 火 コモン 望月 夕子 兼内 すみれ 鞭打ナース チャイチャイナース アンコモン ジョニー 相沢 奈々枝 織江 春奈 香澄&祥子 レア 桜塚 恋 桃木 千尋 江崎 日奈美 風 コモン 立川 めぐみ 七城 柚子 加賀 優莉 ももこ アンコモン モナコ 青空 みかん 死神ナース パプリカ レア 愛沢 ともみ 鳥海 空 榊 亜美 空 コモン 瑠璃蝶 アカ アオ キ 冥土 珠美 稲妻 きらら アンコモン 久和 柴崎 彩音 わらし 桔梗姫 レア 橋本 みよか 夏川 佳乃 デビルニャン イベント コモン 逃がさないわよ! もうひとつの姿 みんなでコスプレ 強襲!? これでアイツも気づくまい ちょっと失敗 占い ババ抜き HEALPOINT 応急手当 アンコモン 痛いの痛いの飛んでいけ 水泳部指導 さわやかスポーツマン 泥酔 どっかーん レア バトンタッチ! 最後のお手伝い 永遠の別れ 落城 スペル コモン ポイポぉ~いっ!! 荒縄乱舞 積込役満殺 千尋百烈拳 人間になりたい アンコモン 悪霊封印 大失敗 死ね、害虫!! 龍の巫女の力 邪神復活 レア よしなさいよ、かずひこッ!! セブン・デイズ・ヘルファイアー 減点ハリケーン アイテム コモン メイド服 先輩の帽子 光のマント クリティカルボウ モアセクシー アンコモン 白銀の剣 刻美の時計 ホーリーオーブ 想い出のアルバム 電極2号MK-Ⅱ レア 線香花火 精霊の守り 妖刀羅刹
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発売日 2002年6月28日 ブランド BasiL タグ 2002年ゲーム BasiL キャスト 佐々留美子(星崎希望,川原瑞音),九条信乃(雪村小町,佐伯和人),櫛引絵里(八重樫つばさ,水無月瑛),高山沙希(里見こだま),楠木真理(森青葉,結城ひかり),青川輝(相楽山彦),阿仁谷浩樹(牧島麦兵衛),今田鉄男(浅間弥太郎,谷河浩暉),井原早紀(芹沢かぐら,佐伯和観),島田純(朝陽,恵美椿),鳥居花音(桜香,郁原郁奈) スタッフ 脚本:王雀孫,あごバリア プログラム:秋山池上関口久永 原画・キャラクターデザイン:西又葵 背景美術、CG監修:斉藤陽子 CG彩色:アオ,飴田飴,ごろう,桜山つねひら,マリリン☆カトウ 音楽・効果音:アッチョリケ(pf),Coldhand(key),内藤侑史(g),山田和裕(b) Mix Mastering:小橋幸男(HEART BEAT Recording Studio) サウンドコーディネート:虻川治(CATS) 演出・CVディレクター:鳥島和也(エックスワン) 音響・CVコーディネート:CATS CV音声編集:音斬侍 スペシャルサンクス:CATS,ROCKER S PROJECT,HEART BEAT Recoriding Studio,SOUND ARTS RECORDING STUDIO,エイ・エム・テンスタジオ,蒼士 untitle ,犬威赤彦,如月水,きみづか葵,百済内創,小鳥遊練無,都築真紀,篤見唯子,蓮見江蘭,みさくらなんこつ,光姫満太郎 制作進行:稲垣康隆 営業・広報・マーケティング:天野〇〇 manager:すたん☆ぱに,有沢真紀 executive producer:master テストプレイ:BasiL All STAFF 企画・制作:BasiL オープニングテーマ 「days」 Lyric:BasiL Muisc:アッチョリケ Vocal:2G70 E.Guitar:内藤侑史 挿入歌 「beloved ~桜の彼方へ~」 Lyric:BasiL Music:内藤侑史 Vocal:Spanky Guitar:内藤侑史 Bass:山田和裕 エンディングテーマ 「dear」 Lyrics:BasiL Music:coldhand Vocal:Nori
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名前 :里 艶恣(リ・エンシ) 愛称 :エン 性格 :男勝りな姉御肌 口調 :姉御喋り 一人称 :あたし 葵の呼び方 :アオ子ちゃん 身体的特徴 : 出身地 :大陸 主な出没先 :村 設定 :文化財を狙う盗賊 ◆他称一覧 葵: アオ子ちゃん 天狗: 天狗のねえちゃん、天 狐: 女狐(狸【中国では猫の意もある】としての敵対心)、凛ねえさん 童: チビわらし 蛇: 蛇のねえさん、白ねえさん(白蛇) ◆体験版イベント(猫) If 村は東北地方 then バックストーリーⅠ →城柵跡の伝説 村の山には平安時代の城柵跡がある ”前九年の役”の際、当時奥州の豪族だった安倍氏は戦に敗れ、奥州での覇権を失った 一族の残党がここの柵に立て篭もり抵抗するも、結局攻め滅ぼされてしまう 以来、山には安倍一族の怨霊が出没するようになった 安倍一族の死肉に集っていたムカデがその身に怨念を宿し、怪物となって村人に襲い掛かった 悩んだ村人たちは神通力に秀でた僧を呼び、怨霊を封じようとした 僧は怨霊の力を封じることに成功したものの、それは一部に留まった 柵が落ちた日と同じく、白い霧が山を覆い隠すとき、封印から蘇った怨霊たちが生者の精気を求め徘徊すると言われている Endif バックストーリーⅡ 猫とその相棒、裏社会から文化財の窃盗の依頼を受ける 標的は、村の山にある安倍一族の怨霊を祀る社に安置された文化財 登場シーン 城柵山で霧の立ち込める日、バスで村に向かっていた葵 突然、人気のない山中でパンクするバス。助けを呼ぶにもケータイが通じない 仕方なく徒歩で下山を始めるバス乗員たち 村への道は、怨霊の社へ続く石段の傍を通らなければならなかった 葵たちが傍を通りかかったとき、石段の上から蛇数百匹が一斉に威嚇を始めたような音が聞こえてくる 続けて、助けを求める声を発しつつ、猫とその相棒が段を駆け下りながら登場 二人とも息をきらせながら顔をひきつらせている 社を守る恐ろしい番人に見つかってしまい、慌てて逃げてきたからだ 猫たちの後を追いかけて、巨大なお化けムカデがシャカシャカと段差を下りてくる 普通のムカデと違い、頭部が歪曲し、まさに人面のような形をしている 怨霊ムカデから逃げ回る葵たち 葵たちが囮になっている間、呪文を唱え、番人対策に用意していた”魔除けの鏡”の起動させる猫 鏡の効果で幻影を映す結界に閉じ込められ、立ち往生するムカデ その隙に一緒に逃げ出す、猫と葵一行 ムカデ、やぶれかぶれになり、近くにあった岩を弾き飛ばす。 斜面を転がり出す岩を避けようとし、足を滑らせ転ぶバスの乗客。それに巻き込まれる葵と猫 その衝撃で猫の手から鏡が落ち、結界の発動条件が満たされなくなる。消える結界 ムカデ、再び猫たちを追いかけてくる 相棒、猫が止めるのを無視し、落とした鏡を拾いに行こうとする 鏡を拾いすぐに呪文を唱えようとする相棒。しかし、時間が足りずムカデに捕まってしまう 助けを叫ぶ相棒を掴みながら、棲み処に戻っていくムカデ その間、葵と猫たちはムカデから逃げ延びることに成功する 安全を確認した後、猫が何者かを尋ねる葵 猫、話をはぐらかし、その場から逃走 後日、地方新聞に、城柵山の社から文化財が盗まれたという記事が載るのだった ◆猫又ルート概要 (※共通ルート) バックストーリー →裏社会は猫に(i)の窃盗を依頼。 If 蛇の秘宝 = i then 対蛇用の手段(助手orアイテム)が必要 Else "村の文化財 or 村人の資産" = i Endif 登場シーン →猫と天狗が同時に登場。 If 猫の正体は潜入捜査官 then 猫、天狗と裏社会の動きに関する情報交換 ElseIf 猫が警察(天狗)に追われている then 猫、いったん村を脱出 If 天狗が村を去る then 猫、裏をかいて村に戻る Endif Endif If 猫が村にいる then ・主人公と猫又、真夏の槐の花を見ながら会話するシーン →大陸原産の槐に、同じく大陸から渡ってきた自分の姿を重ねる猫 →槐の伝説"李公佐「南柯記」槐安国 より"についての話) 「槐には妖(あやかし)が憑くんだよ」 Endif (→個別ルート) 猫の所属する裏社会の抗争、それに巻き込まれる主人公 波乱万丈な状況下、急速に接近する主人公と猫の関係。 猫、裏社会から改心。 しかし、闇の組織から制裁の刺客が…、日本に居場所を失う猫。 クライマックス。 猫、刺客との最後の戦いに赴く前、主人公に槐の花を渡し、 もし自分が生き延びていたら、毎年槐の花を送り届けることを約束する。 *劇伴曲:サブBGM ◆PfJQ58bH/1jC氏 一年後の夏、 日常生活に埋もれていた主人公の元に、包装された一本の槐の枝が届くのだった。 ☆必要素材☆ ムカデ(イベント絵) 絵――仮面 ◆.k/i/iBwu2 SD――rom
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アオミ(青海皇女) 日本神話に登場する皇女。 イワサカノイチノヘノオシワ(磐坂市辺押羽皇子)の娘とする説も。 関連: イザホワケ (去来穂別尊、父) クロヒメ (黒媛、母) 別名: オシミ (忍海郎女) イイトヨ (飯豊皇女) イイトヨオウ (飯豊王) イイトヨアオ (飯豊青皇女) イイトヨノアオ (飯豊青皇女) イイトヨノイラツメ (飯豊郎女) アオミノイラツメ (青海郎女) オシヌミベ (忍海部女王) オシヌミノイラツメ (忍海郎女) オシヌミイイトヨノアオ (忍海飯豊青尊) オシノウミノイイトヨアオ (忍海飯豊青尊) イイトヨテンノウ (飯豊天皇) セイテイテンノウ (清貞天皇)
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辞書 品詞 解説 例文 漢字 日本国語大辞典 名詞 ① 色の名。五色の一つ。七色の一つ。三原色の一つ。本来は、黒と白との中間の範囲を示す広い色名で、主に青、緑、藍をさし、時には、黒、白をもさした。 ※東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「青(アヲ)珠赤珻(あかたま)をば」 青 ② 植物の葉の青々とした様子。 ※Wee(1924)〈細田源吉〉「五月の末らしく鮮(あざや)かな青が、庭園中を充(み)たしきって」 ③ 馬の毛色が青みがかった黒色であること。また、その馬。青毛。青毛の馬。 〔日葡辞書(1603‐04)〕 ④ 青本のこと。草双紙の類をさす。 ※黄表紙・玉磨青砥銭(1790)序「青(アヲ)のたね本は出来ましたか」 ⑤ 青銭のこと。寛永銭をさす。 ※歌舞伎・吉様参由縁音信(小堀政談)(1869)五幕「文久銭(ぶんきう)か青銭(アオ)位はくれてもいいに」 ⑥ 野呂松(のろま)人形の中で、主要な役に使われる人形。頭は平らで、顔の色が青く、一座の中の主要な人形遣いがつかう。よろく。 ※滑稽本・八笑人(1820‐49)四「チョイとおまけの御愛敬、縦(たと)はば江戸節の会へ雇(やとは)れし能呂間人形(のろまにんぎょう)、それさへ青はつかはねば」 ⑦ うなぎの一形態。背色の少し青みがかったものをいう。 ※洒落本・通言総籬(1787)一「あを、白、すじみなうなぎの名なり。うなぎくひのつう言也」 ⑧ カルタ用語。(イ) 天正ガルタ四八枚のうち、ハウ(棍棒)の札一二枚をいう。その図の棍棒に青色の彩色が施してあることからいう。青札。 ※浄瑠璃・大職冠(1711頃)道行「火をくはっくはっとかきたて、加番見れども青もなくあがりもしらぬひらよみに」 (ロ) 「あおたん(青短)」の略。 ※花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上「三十間堀辺の奥二階にての骨牌(かるた)遊び〈略〉『なんだ其の青を占めたか』と思はず高声になれば」 ⑨ 「あおしんごう(青信号)」「あおでんしゃ(青電車)」などの略。 ※波(1928)〈山本有三〉妻「まだ赤か、うまく行けば青が来るだらうと思って」 接頭辞 ① 木の実などが、十分に熟していないことを表わす。「青びょうたん」「青ほおずき」など。 ② 年が若く十分に成長していないこと、人柄、技能などが未熟であることを表わす。「青二才」「青侍(あおざむらい)」など。 [語誌](1)アカ・クロ・シロと並び、日本語の基本的な色彩語であり、上代から色名として用いられた。アヲの示す色相は広く、青・緑・紫、さらに黒・白・灰色も含んだ。特にミドリとは重なる部分が多く、「観智院本名義抄」の「碧・緑・翠」には「アヲシ」「ミドリ」などの訓が見える。(2)色名としてのアヲは、ミドリ(これも若やいだ状態を表わす意が早い)が緑色(グリーン)の色名として定着するにつれ、狭く青色(ブルー)を示すようになるが、なお、ブルー以外の色にも使われ続けている。 広辞苑 名詞 (一説に、古代日本語では、固有の色名としては、アカ・クロ・シロ・アオがあるのみで、それは明・暗・顕・漠を原義とするという。本来は灰色がかった白色をいうらしい)①七色の一つ。また、三原色の一つ。晴れた空のような色。 「空の―、海の―」 青 ②緑色。 「―田」 ③青信号の略。 ④青毛 (あおげ)の略。俗に、馬一般の代表名としても用いる。 ⑤青本の略。 ⑥青銭の略。 ⑦㋐天正カルタの青札 (あおふだ)の略。 ㋑花札の 青短 (あおたん)の略。 ⑧ある語に冠して「若い」「未熟の」の意を表す語。→青い 「―二才」「―くさい」 大言海 名詞 〔倭名抄、九 四 「靑木、 安乎 (アヲ)木」〕(一){七色ノ一。晴天ノ空ノ如キ色。 「靑空」靑雲」 靑 (二){ 靑 (アヲ)、綠 (ミドリ)ノ泛稱。 萬葉集、二十 五十八 「水鳥ノ、鴨ノ羽色ノ、靑馬ヲ、云云」「靑海」靑貝」靑 錢 (セン)」靑鷺」靑蛙」靑草」靑葉」 (三)六位ノ 位 (ヰ) 袍 (ハウ)ノ、深綠ナルヲ云フ。 「 靑侍 (アヲサブラヒ)」(八雲御抄、三、下「六位、あをきころも」) (四)靑 (アヲ) 毛 (ゲ)ノ馬ノ略。其條ヲ見ヨ。 (五)未熟ノ 果 (コノ) 實 (ミ)。 「靑梅」靑 杏 (スモモ)」 (六)人柄、技前ノ、未熟ナルコト。 「靑道人」靑書生」靑二歲」(なまなまノ博士) 検索用附箋:名詞物品名称色名 検索用附箋:接頭辞 附箋:名称 名詞 接頭辞 物品 色名
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【登録タグ GUMI NexTone管理曲 R yksb 巡音ルカ 曲】 作詞:yksb 作曲:yksb 編曲:yksb 唄:巡音ルカ・GUMI 曲紹介 タイクツナセカイハモウイラナイ イママP 改め yksb氏 の7作目。 イラストを 雷夢氏 が、動画を そらなか氏 が手掛ける。 歌詞 センチメンタルな こいをさけぶ ビューティフルドリーマー くうはくのエピソード うめるように たいくつなせかいは もういらない もう一度描いた角度から 君を見上げては思い出す 色あせた過去のあのメロディも ただこの気持ち迷わせるんだ これは きっと幻なんか じゃなくてさ もっと ああ 確かなものなんだ 止まった時間が 動き始めた うしなった せかいにたたずむ ミステリックトラベラー とおざかったおもいを もういちどだきしめるように センチメンタルな こいをさけぶ ビューティフルドリーマー くうはくのエピソード うめるように 退屈な世界は もういらない 曖昧な気持ちがそう巻き戻る 雨が落ちたあとの夜空は きっときれいな 星が輝いて 今を照らすんだ 君がそっと 言ったこと覚えてる? ずっと 聞きたかった ことがあるんだ 踏み込めない言葉ひとつ こぼして まっすぐな ひとみでうったえる ヒステリックスナイパー このすばらしいほどのキセキが なみだのおくにどううつりますか いっしゅんで はじけたココロの ノイズレスハートビーター はじまりの1ページえがくように 退屈な世界はもういらない 時をかけたくらいじゃ うまくいかなくて でも歯車はもう廻りだしていて 不器用な主人公を 描いた神様 この巻き戻るキモチに エール送ってよ 残さなかった過去を嘆く イミテーションスマイラー この度の記憶で塗り替えよう 青春のアオ色づくまで うしなった せかいにたたずむ ミステリックトラベラー とおざかったおもいを もういちどだきしめるように センチメンタルな こいをさけぶ ビューティフルドリーマー くうはくのエピソード うめるように 退屈な世界は もういらない コメント 追加乙! -- 名無しさん (2013-10-09 20 29 02) 歌詞サンクス! -- 名無しさん (2013-12-31 23 26 03) 名前 コメント
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位置、作成者 MAPID ???? oudn 氏 ルート例 (きのこ世界→青黒の部屋→横断歩道→)夢見荘 主な仕掛け、キャラクター 〔1〕住居 101号室 メガネの人 →めがねを使うと…? 102号室 公式証明グラフ →狂ったように回り始めます 103号室 ミドリブロック アオブロック アカブロック →各ブロックを破壊した状態でベランダに出ることで →空中公園 201号室 茄子魔女 →チェーンソーを使った後にベランダに出ると・・・? ・・・・号室 少年 →彼にチェーンソーを使った状態でベランダに出ることで →夢見荘郊外棟 202号室 球体 窓辺のイキモノ 〔2〕管理棟 ・・・・号室 変なオブジェ →霧の湖 203号室 大きな穴 →夢見荘の地下通路 〔3〕夢見荘郊外棟 →雪原通路 モノ男 ・・・・号室 ∞さん 0さん →彼らの周りに浮ぶ記号は大切なモノの様です →少年の部屋 〔4〕外 →横断歩道 その他 夢幻図書館から来る方が近道だが・・・? 公式証明グラフの所に新しい人がいます →名前を考えてあげましょう ↑家庭教師っぽいからカテキョさん、で ↑それなら「トライ」でいいの方がいいんじゃね 公式証明グラフが回ったら、トライさんの顔にえんぴつみたいなのがぶっ刺さった 夢見荘外観正面→横断歩道 外観左の半円→管理棟めが 右下の部屋(・・・号室)少年を殺害し、ベランダへ→夢見荘郊外棟 各ブロックを破壊した ・青黒部屋からこないとUFOが見れない・・・らしい→ チェーンソー を使った後にチェーンソー を使った後に ベランダに 出る と・・・? ・アカ、アオ、キイロのキャラは切るとうろつきをすり抜けますね ・丸い赤い球体を何回か切ってみるのもためしてみては?同じ部屋のベランダへ出る窓の前にいるスライムのような子も切ってみましょう ・赤帽子の少年は斬らなくても話し掛けるだけでOK 青黒の部屋からきたのにUFOが来てくれない(´;ω;`) どうやらめがねの少年(とペットの首だけウサギらしき生物)はUFOが出るとパニックを起こすようです ↑更にその部屋のベランダに出ると画面がちょっとだけ・・・ UFOを見た後で奥の管理棟 方面に行くとUFOに乗れます 中で機械を操作してリンゴにセットします ハッチが開いたら降りると... * UFO内で「?」を選ぶと「顔と腕の通路」に、 「UFO」を選ぶと ここってLSDの明月荘が元なのかな
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刑部 竜平(おさかべ りゅうへい) 男。35歳。 百年教団所属のデュエリスト。 母親が教団員だったため幼いころから所属していた宗教二世でその為教団に対する意識は極めて低い。 混血の召喚士のため召喚士としての力は微弱で普通のデュエリストの方が近いレベルでもある。 軽薄でおちゃらけた口調で話すがその裏では警戒心が強く冷静にものを考えているタイプ。 また本質は心優しく穏やかな平和主義者でもある。 教団から百年アイテムの招集の任を受けるものの乗り気ではなかった。 しかし報奨金が出ることと百年アイテムの力を知ると「百年アイテムを売っても横領しても楽な暮らしができる」と考え任務を受けることにした。 『第一次百年戦争』により教団が壊滅いたことで一時はセキュリティに拘束されるがペコペコさんが裏から手を回し釈放。その後彼女の護衛として雇われる事となった。 使用デッキは【カオスドラゴン】。切り札は《混源龍レヴィオニア》。 教団壊滅後は【シャドウ・ディストピア】を使用。枚数は減ったが《混源龍レヴィオニア》は切り札として健在。どうやらドラゴン族は個人的に好きなようだ。 一人称はわたし、わたしゃとかそんな感じ。 ペコペコさん:雇い主。いろんな意味で彼女には敵わない模様。 白波 翠:教団のゴタゴタの件もあり最初は不信感を抱かれていたがなんとか和解。神社のトラブル処理として使われることもある様子。 原 紫苑:mayで出来た友人。プリメビをしきりに勧められるが未だに歴代プリメビの見分けがつかない。「アオいいよね」と紫苑は言っていたが全員青色に見える… センチュリー・メイ・テール:教団の中では数少ない友好な関係の人間だった。今どうしてるかは気にはなっている。 尻先強次:互いに性格が全く合っておらず教団時代から仲は最悪に近かった。現在も彼がmayに留まっていることを彼はまだ知らない…
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今日は「はっぴーばれんたいん」っていう日なの。 チョコレートをいろんな人に配る日なんだって。 だから、アオも配る。 たくさんの人に配ると、いいんだって。 チョコレート、たくさん必要、だね。 「コオリ、大丈夫?」 「うん、だいじょうぶ」 コオリといっしょに、チョコレートを作る。 先生は、タカコ。 最初は、チョコレートを袋の中に入れてばんばん叩くの。 そうすると、こなごなになって溶けやすいんだって。 「タカコー、こなごなになったよー」 「そう?じゃあ次は…チョコを湯煎で溶かす工程ね」 「ゆせん?」 ゆせんって何だろう。 はじめて聞く言葉。 「コオリ、しってるよ。おゆでとかすの」 「お湯でとかす?………こう?」 「ストーーーーーーーーーップ!!!お湯をチョコに入れるんじゃなくて、お湯の熱でチョコを溶かすの!!」 お湯はあったかいから、チョコレートが溶けるんだって。 お湯を入れるんじゃないんだ。 ゆせんが終わったら、型に入れて『でこれーしょん』して、れいぞうこで固めるの。 固まったら、できあがり。 「おてがる」って言うんだって。 「できたね」 「できたね」 「たくさんできたね」 「たくさんの人にくばれるね」 チョコレートを、きれいな袋とリボンでかざったの。 一番きれいなチョコレートを一番きれいにかざって。 「タカコ、あげる」 「…え、私?」 「お勉強の、お礼。はっぴーばれんたいんなの。ね、コオリ」 「ねっ」 「ね、って言われても…ううん。ありがとうね」 タカコ、もらってくれた。 よかった。 きれいにかざったチョコは、リュックサックの中に入れたの。 たくさんあるから、こうやって持っていくの。 コオリも、お手伝いしてくれるから、いろんな人に配れるね。 「コオリ、じゅんびできた?」 「うん。コオリ、だいじょうぶよ」 「じゃあ、しゅっぱーつ」 「しゅっぱーつ」 チョコレート配りのたびに出るの。 最初はどこに行けばいいかな。 白い二人のバレンタイン~始まり~