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https://w.atwiki.jp/info_fukushima/pages/148.html
ほぼすべての農産物がND(検出基準以下)であること。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/69.html 上記ページでも言及していますが、実は事故後から一部の例外を除き、ほとんど農産物がNDだったのです。つまり検査で検出されないぐらい(ほぼゼロ)の結果しか出ていませんでした。 NDの意味 NDというのは、放射性物質検査を行ったときに検出基準以下を表す言葉です。ゼロもしくは極微量であると同義と思っていいでしょう。(その検査機器と設定次第となるので必ずしも何ベクレル以下という意味ではありません。検査結果にはNDが何ベクレル以下であるかを表示してることもあるので確認してください) *
https://w.atwiki.jp/honopara/pages/17.html
https://w.atwiki.jp/llnj_ss/pages/344.html
元スレURL 栞子「>>2さん、あなたには>>4の適性があります」 概要 安価で堕天使とモデルの風評被害を掘り下げろ! タグ ^三船栞子 ^津島善子 ^朝香果林 ^短編 ^安価 ^コメディ 名前 コメント
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● 永取市東にある商業区、ここは街の西側がベッドタウンとなっているという永取市の土地柄、仕事があらかた終わる深夜になると、ビル等の背の高い建物から人の姿がほとんど消えてしまう。その代わりというように道端や駐車場、家族向けのレストランやカラオケ店などに少々柄の悪い少年少女たちの姿が多く見られるようになっていた。 そのような少年達が集まる一角へとTさんは歩み寄っていった。 気兼ね無く、道を尋ねるかのような気軽さで声をかける。 「少しいいだろうか?」 「あん?」 「誰? あんた」 「誰かこの兄さん知ってるー?」 誰かの知り合いと思い仲間へと呼び掛ける少年を、Tさんは制した。 「いや、俺はこのグループの成員の知り合いではない」 「あ? じゃあなんなんだよ? 新入希望か?」 首を傾げた少年にTさんは苦笑して違う、と首を振った。 「情報屋のようなものでな、多少お前たちに訊ねたい事がある」 「情報屋ぁ?」 「そうだ」 そう言って手土産に持ってきた煙草の箱を渡す。 「……くれんの?」 「ああ、値上がりして喫煙者には大変だろう。皆で分けてくれ」 とたんに少年の顔が愛想良く笑む。 「気が利くじゃん! ところで情報屋ってこんな携帯もネットもある時代にやっていけんの?」 態度を軟化させた少年に、Tさんは話を繋げる。 「なんでも情報が手に入るご時世だからこそ、特殊な情報には価値があってな」 「ふーん、でも俺らそんな特殊な情報なんて知らねえぜ?」 少年がそう言うと、少年の仲間内からからかうような声が上がった。 「お前馬鹿だもんなー」 「るっせえよ!」 悪態をつきあう少年達の会話の間隙を縫ってTさんは言葉を差し挟んだ。 「構わないさ、欲しいのはお前達が持っている断片。それらを集めて繋いで価値のある情報に加工するのが俺の仕事だ」 「へぇー」 間延びした言葉を放ち、よく分からないと言う風に首を傾げながら、少年は背後の仲間達を振り返った。 「おーい、なんかこの兄さん、教えて欲しい事があるってよ」 こちらのやり取りを眺めていた少年達が集まって来る。多少柄は悪くても根は素直なのだろう、土産をもらったのだからその分を報いようとしてくれているのが分かる。 ……それに情報屋という名乗りが興味を惹いたか。 珍しい職業名のためか、インパクトがある。彼等の内全員がこの怪しい名乗りを信じているとは流石に思えないが、必要な事を彼等から聞いたらその後情報屋という名乗りが本当かどうかも含めて質問責めにあうかもしれない、そう思いながら、Tさんは集まって来た少年達に訊ねる。 「お前達はこの街の事に詳しいのか? 俺はここに来て日が浅いのだが、東側の方は随分と昼と様子が違うな」 問いかけには彼等なりの自負をもった頷きが返る。 「ああ、こっち側、商業区の辺りは夜は静かになるけど、だからこそ俺達みてえなのは溜まり場にすんだよ」 「そうなのか」 「うん、あんまり騒いでっと警察とか来てうざいけどねー」 「ばっか、んなの来ても裏道通って逃げちまえば捕まんねぇって」 「お前は足がおっせーから無理だよ」 一人がからかい、そこから笑いが生まれる。 話を聞く相手の選択はひとまず間違ってはいなかったか……。 そう思いながらTさんは本命の問いを重ねた。 「この街で誰も住んでいなかったり、廃棄されている筈の建物で人影がチラついたり、何らかの怪しい動きがあったりした。という都市伝説めいた話を聞いた、あるいは見たりした事はないか? 気のせいだろうと構わない、全て聞かせてくれ」 ● Tさんが徹心のおっちゃんに仕事を頼まれて出かけていってから数時間後、ひと眠りして体力回復に努めた俺やリカちゃんやフィラちゃんは、千勢姉ちゃんの先導で徹心のおっちゃんが持たせた封筒を携えて永取市西にある住宅地、そこにある随分と立派な家に来ていた。 「ここがこの街の有力者の邸宅なのかしら?」 傷をほとんど回復させたフィラちゃんが電子ロック完備なブルジョワ臭漂う白塗りの門を前にして言う。 「そうなるな。そして都市伝説の事についても知っている人物でもある」 答えた千勢姉ちゃんは、ケウの毛をグルグル巻きにした≪壇ノ浦に没した宝剣≫を担ぎ直して呼び鈴を押した。インターフォンに徹心のおっちゃんの使いでやって来た旨を告げる。 ケウはエレナっていう鉄柱の姉ちゃんの攻撃で地面に俺とリカちゃんを庇いながら落下した時、ちょっと体を痛めたようで、今は療養している。夕方になるまでには≪組織≫から盗ってきた薬を使って治すって徹心のおっちゃんが言ってたから大丈夫だとは思うけど、やっぱり気になる。俺の為に怪我したんだもんなー。 宝剣に巻かれている毛を見ながらため息をついていると、千勢姉ちゃんが励ますようにリカちゃんごと俺の頭を軽く叩いた。 「気にするなよ舞。ケウはそんなに脆弱ではない」 「お、おう」 よく気付くなぁと思っているうちに、白塗りの門が開かれた。 「ようこそいらっしゃいました」 そう言って家の中から迎えに出てきたのは、いかにも執事っぽい黒スーツにオールバックのじいちゃんだった。 「鶴見と会いたい。通せ」 「かしこまりました」 「千勢、あなたもう少し言葉を」 「気にするな、旧知だ」 そうフィラちゃんに言って、千勢姉ちゃんは執事なじいちゃんに笑いかける。 「随分と歳を食ったな、もう立派な老僕じゃないか栗田」 「貴方はお変わりないようで、千勢さん」 「いつだって可憐だろう?」 「ははは御冗談を」 「おお、徹心のおっちゃんより言う事ズバッと言うタイプだ」 「あなたも大概よ?」 フィラちゃんが何か言ってくるけど俺は大人しい方だと思うんだ。 「お姉ちゃんたちはやく追いかけないとおいて行かれちゃうの」 リカちゃんが前方を示す。栗田とかいう執事のじいちゃんと千勢姉ちゃんはもう家の敷地内に入っていた。 「おっといけね」 執事っぽいじいちゃんはマジものの執事だったみたいで、ものすごく丁寧に家の中に案内してくれた。 これまた立派な応接室に通される。 「う、わ……なんだこの徹心のおっちゃんのとこもそうだけど雰囲気がすげえな! 出来る人間の部屋って感じがするぜ!」 「まったくだ。まあこの家の家長の鶴見は元大地主、この街一帯の土地持ちだった人間で、先代と先々代とで三代、この街の発展に尽くしてきた名士だからな。この街を流れる川の治水の指揮は今の家長が執っていた筈だ。――そうだな?」 「そう褒められても何もでないぞ?」 そう言いながら扉を開けて奥の部屋から出てきたのは、カジュアルな服を着た恰幅の良い、気のよさそうなじいちゃんだった。このじいちゃんが鶴見って人なんだと思う。 「まあそう釣れない事を言うな。今回はその力を当てにしてきたのだからな。 お前が持っている、この街の公権力に対する影響力が必要なんだ」 「地主がかつて持っていた影響力なんてものはどんどんなくなっているんだがな、そうありがたがる程のものでもないぞ? 千勢」 鶴見のじいちゃんは苦笑で言った。 「それでもこの街の名士として声価が定まっているお前になら口利きが出来るはずだ。動いてもらうぞ? 鶴見。無駄な人死には出したくはないだろう?」 「……どういう事だ?」 鶴見のじいちゃんの表情が険しくなった。 だから、と言って、千勢姉ちゃんが言葉を重ねる。 「以前、お前がもういくらか若かった頃にこの街で起こった事が再び起ころうとしている。今度はもっと直接的な破壊を伴ってだ」 鶴見のじいちゃんが息を飲んで表情を固めた。千勢姉ちゃんは目線を鋭くする。 「もう一度言おう。力を貸せ。何も知らない者を徒に死なせたく無ければな」 ● 鶴見のじいちゃんと千勢姉ちゃんの間で通じている会話の中に、よく分からない言葉が出てきた。 俺は千勢姉ちゃんの方を向いて問いかける。 「千勢姉ちゃん、以前この街で起こった事って?」 「この街に入った時、以前この街で起きた大規模な都市伝説事件を徹心が解決し、そのまま後々の備えの為に異界の入り口をこの街の中に据えたと話したのは憶えているか?」 ああ、そういやそんな事を聞いたっけなぁ……と思い出していると、鶴見のじいちゃんが昔を思い出す口調で口を開く。 「以前起きた、その都市伝説による事件。それがどこかから人を集めて来ては実験に使用するというものだったのだよ、お嬢さん……」 「≪神智学協会≫、そのロッジの中でも日本最大のものが永取市にあった。そこは研究班の施設だったらしくてな、実験体を欲したんだ。その確保のためにロッジやその関係各所があまりにも大規模に動いたせいで、街のいくらかの場所に≪治験モニター≫という、投薬実験を高報酬で仲介する都市伝説を招く事になった」 補足するように説明してくれた千勢姉ちゃんの言葉を引き受けて、鶴見のじいちゃんが続ける。 「行方不明者に歯止めがかからなくなってね、当時の私達には原因が分からなかったのだが、そこに現れてロッジも≪治験モニター≫も処理してくれたのが徹心と千勢だった」 「その時の戦闘で研究班を潰せるものと思っていたのだがな、≪治験モニター≫と≪神智学協会≫の末端を相手にしている間にさっさと本体は逃げ帰ってしまっていた。以降、≪神智学協会≫は日本から手を引いていたが、徹心は再び≪神智学協会≫が日本に根を下ろす時、この街の施設跡を足がかりにしないよう、この街に腰を据えたんだ」 「あの時は徹心達が囚われていた人たちを救出するために随分と腐心してくれた。おかげで事態は何とか収拾できたが……今回もまたあの時のような事が起こるのか?」 物憂げに千勢姉ちゃんを見る鶴見のおっちゃんに、千勢姉ちゃんは答える。 「今回は既に誰かが捕らわれた、と言う事はほとんどない。その代わりに今度は≪神智学協会≫の中枢ないし研究班が保持する戦力全てとぶつからなければならないかもしれん」 「治水の時に使っていたあの雲の竜みたいなもので一気に片を付けられないのか?」 「残念ながらな……」 鶴見のおっちゃんが「わかった」と諦めたようなため息を吐いた。 「私個人としてはあまりこういう権力の使い方は好まないのだが」 「使うべき時に使わずしてなんの力だ」 「まあ、な」 そこまで思い切りは良く無いんだ、と苦笑して、おっちゃんは訊ねた。 「さて、私は何をすればいいんだ?」 「この封筒の中に指示は全て書かれている。内容は、こちらが指定する建物や一部地域でどのような現象が観測されようとも決して手を出すなと言う事と、その場所にはこちらが良いと言うまで決して誰も近付けさせないように手配しろという事だ」 「分かった。働きかけて工事中の看板でも立てさせておこう。……何をやるにせよ、気をつけるんだな。今回はそこの娘達も巻き込むのだろう?」 そう言って鶴見のじいちゃんは俺を見た。 「千勢のように、変に歳をとっている……と言うわけでもなさそうだな。尚更気をつけてもらいたいものだ」 「分かるのですか?」 フィラちゃんが小さく驚いたように言う。 「私もこの街の為に色々な戦いを経験していたからね。それなりに人を見抜く技術は持っているつもりだよ」 鶴見のじいちゃんはそう言って笑って見せた。 前ページ次ページ連載 - Tさん、エピローグに至るまで
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import google code="1rTYz-xxuuot_1u-sXW4Er0WR55IN7rKmSQJvRJo0LOA" sub=google.google() ws=sub.worksh(code,0) sub2=google.google() sub2.catchdata(code,ws) v=sub2.v x=sub2.x y=sub2.y sig=[] for tr in range(1,48) de=[] for i in range(len(v)) if y[i]==tr+1 de.append(v[i]) sig.append(de) print(sig[1])
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元スレURL 歩夢「侑ちゃん、寝ちゃやだ…もっとぎゅってして…?」 概要 眠いならお話ししよう? タグ ^上原歩夢 ^高咲侑 ^短編 ^しんみり ^ゆうぽむ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4634.html
律「賛成だにゃん」 紬「猫の王国に無断で侵入した者は制裁にゃん♪」 澪「意義無しだにゃん」 唯「という訳で全員一致で死刑だにゃ~ん♪」 紬「梓さん覚悟するにゃ~ん♪」 梓「そ、そんな~」 梓「うぅ…何でこんな事になったの…」 少し前 唯「じゃーね あずにゃん」 律「またなー あずにゃん」 紬「また明日 あずにゃん」 澪「じゃーな あずにゃん」 梓「な、なんですか!皆してあずにゃんあずにゃんって!」 律「ハハハ怒るなよ!今日だけなんだから、あずにゃん! またなー」 唯「またねー あずにゃん」 紬「ふふふ、じゃあねー あずにゃん♪」 梓「も、もう!」 梓「まったくみんなしてあずにゃんあずにゃんって!」 梓「何が一日あずにゃんデーですか!」 梓「まったくまったく!」 ?「にゃ?にゃ~」ソロソロ 梓「…………」 ?「にゃーん…」ソロソロ 梓「ね、猫が歩いて……」 ?「にゃんにゃんにゃーん♪」テックテク 梓「お、追いかけてみよう…」 ?「にゃにゃにゃ?にゃにゃにゃにゃにゃー?」キョロ キョロ 梓「壁の前で何かキョロキョロしてる…」 ?「にゃーん!」スッ 梓「あ!壁の中に入った!」 梓「…………」 梓「もしかしたら私も入れるかも…」ソロソロ 梓「…………」ピタ 梓「えい!」スッ 梓「………」チラ 梓「うわぁ…」 梓「すごいまるでおとぎの国みたい…」 唯「にゃー!遅れちゃったにゃー!皆に怒られちゃうにゃー」タッタッタ 梓「もしかしてさっきの猫?」 唯「急ぐにゃーん!」 梓「何か唯先輩に似てる…」 梓「私も行ってみよう…」ソロソロ 紬「あっ!唯にゃんだにゃん」 律「唯にゃん遅いぞだにゃん!」 澪「何してたんだにゃん?」 唯「昼寝が気持ち良くてつい眠ってたんだにゃん」 梓「…………」 梓「何かけいおん部の皆に似てる…」 紬「じゃあ皆揃ったし練習はじめるにゃん?」 唯澪律「 は じ め る に ゃ ー ん ! 」 澪律唯紬「 にゃんにゃんにゃにゃん♪ にゃんにゃにゃん♪ 」 梓「凄い…小さい先輩達が踊ってる…」 梓「可愛い……」 梓「もう少し近くで…」ガタ 律「…!誰だにゃん!」 梓「まずい!見つかった!」 律「あっ!人間だにゃん!」 澪「に、人間にゃん?人間が何でここにいるにゃん?」 律「きっと唯をつけてきたんだにゃん!」 唯「ご、ごめんだにゃん…」 紬「とりあえずお縄をかけるにゃん♪」 澪唯紬律「 お ー ! 」 梓「わわ、追っかけてくる!」 梓「に、逃げなきゃ!」ダッ 律「逃げても無駄だにゃん!」 紬「とっつかまえるにゃん♪」 梓「うわわ!捕まった!」アセ アセ 律「そーれ!皆でなめるにゃん!!」 澪「にゃーん!!」 唯律紬澪「ザラ ザラ ザラ ザラ ザラ ザラ ザラ」 梓「キャー!痛い!くすぐったい!!」ドテ 律「いまだにゃん!お縄をかけるにゃん」 紬「覚悟するにゃーん♪」バサ 梓「キャー!!」ジタバタ 律「人間退治完了だにゃん!」 紬「おつかれにゃん♪」 澪「裁判所に連行するにゃーん!」 唯「では今から猫の裁判を始めるにゃん 和ちゃんこいつの罪状を読み上げるにゃん」 和「はい、この人間、中野梓は無断で猫の王国に侵入したにゃん」 唯「よし、死刑だにゃん!意義のある者は?」 紬律澪「 意 義 な ー し 」 梓「えー!!」 唯「全員一致のようだにゃん」 唯「中野梓さん、貴方は死刑だにゃん!」カンカン 梓「じょ、冗談じゃありません!!」 唯「被告人何か異議があるのかにゃん?」 梓「あ、あります!」 唯「よし、わかった!では死刑だにゃん!」 梓「ちょっ!ちょっと!」 梓「もっとちゃんと裁判をして下さい!」 唯「何いってるにゃん!ちゃんと裁判やったにゃん!」 梓「無効無効!こんなの無効です!」 唯「うるさいにゃん!貴方は死刑だにゃん!」 梓「そ、そんなー」ガク 唯「むぎにゃん!鍋を持ってくるにゃん!」 紬「はーいにゃーん♪」 梓「な、何をする気ですか?」 唯「くっくっくー 裸にして鍋に入れてやるのにゃーん」 梓「な、鍋に!?」 律「ふっふっふ釜湯での刑だにゃーん 猫の司法は残酷なんだにゃーん」 梓「あわわわわわ」ガクガク 紬澪律唯「……………」 梓「あ、あのー……」 紬「鍋に入らないにゃーん」 唯「もっと大きな鍋は無いのかにゃーん!」 澪「無いにゃーん!」 梓「とりあえず助かったのかな?」 唯「まだなのにゃん!次は八つ裂きの刑だにゃーん!」 梓「や、八つ裂きの刑…」 律「くっくっく皆で引っ張って引き裂いてやるのにゃーん!」 梓「い、いやー!!」 澪唯紬律「ヨイショ ヨイショ」グイグイ 梓「あ、あのー……」 唯「皆気合いが足りないにゃーん!もっと引っ張るにゃーん」 澪「引っ張ってますにゃーん!」 律「全然裂けないにゃーん!」 唯「キー!悔しいにゃーん!」 梓「あの……そろそろ帰して欲しいんですけど…」 唯「こいつバカにしてるにゃーん!」 律「悔しいのにゃーん!」 紬「まぁまぁみんな お茶でも飲んでゆっくり考えるにゃーん♪」 律「さんせーい!だにゃーん!」 唯「そうだにゃよねー?休憩は必要にゃよねー?」 澪「おいおい良いのかにゃーん?」 律「良いって良いって!後で考えるにゃーん」 澪「そうだにゃー」 梓「えっ?あの………」 梓「どうしよう…」 律「ムギの入れてくれたマタタビ茶とケーキ美味しいにゃーん」 唯「にゃんだか酔ってきちゃた澪ちゃ~ん」ギュ 澪「わわ、くっつくにゃ!」 梓「…………」 梓(なんか悔しい…) 梓(あの立場はいつも私だったのに) 梓(べ、別に唯先輩がどうとかじゃ!) 梓(…………) 梓(お腹すいたな…) ギュルルルルルル 律「な、何の音だにゃー!!」 唯「りっちゃん隊長!人間のお腹が鳴ってるにゃー!」 澪「こ、怖いにゃー!!爆発するにゃー!」ブルブル 紬「あらあら大丈夫にゃーん? あれは人間がお腹がすいた時の音にゃから~」 澪「ば、爆弾じゃにゃいの?」 律「にゃ、にゃんだそうかよー! まったく驚いたにゃーん」 唯「音で思い出したけど女王様のお誕生日の歓迎音頭はどうするのにゃーん?」 紬律澪「 あ っ 」 梓(お腹鳴っちゃった…恥ずかしい)カァ 律「さわ子女王はおっかないにゃーん うまくやらないと三味線にされるにゃーん」 澪「三味線は嫌だにゃーん!」ガクガク 唯「私達の踊りには何か足りないにゃーん きっと三味線になっちゃうにゃーん…」 紬「せめて楽器の音色があれば良いんにゃけど…」 梓「…………あの」 唯「なんだにゃーん人間?私達は忙しいにゃーん」 梓「楽器なら私がひけますけど…」 唯律澪紬「 に ゃ ん だ っ て ! 」 梓「ぎ、ギターですけど…」 唯「ギターってなんだにゃん?」 梓「それは現物を見せたほうが早いと思うけど…」チラ 唯「うーん…どうするにゃん?」 律「また逃げるんじゃないかにゃん?」 紬「その時はまたとっつかまえれば良いにゃん♪」 唯「よし!人間!縄を解いてあげるにゃん」シュルシュル 梓「あ、ありがとう」 唯「さぁ、早くギターを見せるにゃん」 梓「わ、私が持ってきた黒いケースに入ってるんですけど…」 唯「…安置してる所に案内するにゃん逃げちゃだめにゃん」 梓「わ、わかりました…」 梓「えっとこれがギターです…」 澪「な、なんかごついにゃん 武器じゃないにゃん?」 梓「武器じゃありませんよ、こうやって引くんです」♪ ♪ ♪ 唯「おぉ!音が出たにゃん!」 律「何か曲を弾いてみるにゃん」 梓「えっと…ふわふわタイムで良いかな…」♪ ♪ ♪ 紬「なかなか良い曲にゃん♪」 澪「これに踊りを合わせればきっと良い踊りになるにゃん!」 唯「さっそく練習するにゃん!」 紬律澪「 お ー ! 」 2
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うん、それでね 2005/ 6/ 2 20 24 [ No.32298 / 39216 ] 投稿者 ja2047 どう、考えても中共の、言う 大虐殺は、無かったと思うぜ! そもそも、中共の言う事自体に、 信用性が無いと思うよ! 私も今の中国政府は全く信用してないですけど、 虐殺被害が30万とか40万とか言い出したのは、共産中国ではなく、 国民党政府だということは事実として記憶しておいて下さい。 台湾の教科書にも、南京虐殺の犠牲者は30万と書かれていたし、 別に共産党政府の教育宣伝ではなく、中華民族全体の共有する「伝説」に なっているところが難しいところなのです。 「コラ、嘘つき!」と言ったのでは解決しません。 これは メッセージ 32294neonanashinogonbeiさんに対する返信です もどる
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憂「」チロチロペロペロ 唯「きゅ、急に・・どうしたの?」ハァハァ 憂「」チュパッチャピチャ 唯「ダメ・・ハァハァ・・だよ・・そんなの口にい・・いれたら・んくっ・・汚い・・よ」 唯「ハァ・・・ぅ・・憂ぃ・・ハァハァ私、ハァも・・もぅ」 ガシッ(唯が憂の頭をつかんだ) 憂「ホネェヒャン?!」 ズンズンズンズン(頭をつかんだまま腰を振る) 憂「ンハッ(く・・苦しい)」ジュブジュブ 唯「ぅ・・ハァハァ、クッ、アッ・・ァァ・・ぅ憂もぅ」 唯「ハァハァ・・ぅい・ごめん・・出る・・出ちゃう」 憂「らひへ(出して)!!ンクッ・・ヒッパイ(いっぱい)!!!!」ジュブジュブ 唯「ンーーー!!!!!!!」 憂「!!!」 唯「ご・・ごめん憂口の中に出しちゃったハァハァ」 憂「ゴクンッ、ケホッケホッ大丈夫だよお姉ちゃん」 ~合宿当日~ 唯「遅れてごめーん」タッタッタッ 澪「まったく、電車もうすぐくるぞー」 律「ギリギリだったなー」 唯「ごめんごめん」 紬「ふふふ(あなたはこの合宿中に童貞を捨てるのよ唯ちゃん)」 律「それにしても梓の今日のスカートはえらく短いなー」 梓「この服、ムギ先輩にもらったんですよ!すっごく着心地いいです」 紬「もう私には入らなくなっちゃったし、おさがりで悪いんだけど(・・・少しずつ唯ちゃんのボルテージを上げていくわ)」 ~電車の中~ 澪「なんか喉かわいちゃったな」 紬「前のほうで車内販売をしてたから私買ってきますね♪」 澪「いや、大丈夫自分で行くよ」 紬「いいのいいの♪私も喉かわいてたし澪ちゃんは座ってて」 澪「悪いな!ありがとムギ」 澪と自分の分の飲みモノ買って戻ってきた 紬「シャランラシャランラ♪」 律「気をつけて運べよー」 紬「はーい♪ってスッコロンだー」ズテーン バシャ 澪「ひゃ!」 律「冷たっ!」 梓「あらー澪先輩律先輩、濡れちゃいましたね」 紬「ご、ゴメンなさい」 澪「いいよいいよ、でも困ったな」 紬「あの、私多めに着替え持ってきてるからそれ使って!」 律「そっかー?じゃ着替えるから梓、壁になってて」ヌギヌギ 澪「ま、まぁ幸い車内は私たちだけだしな///」ヌギヌギ 紬「(さあどうするの唯ちゃん、美女が2人もこの狭い空間で生着替え中よ)」 紬「(さぞや、あなたのおちんちんは大きくなってるはず・・・って、え?)」 唯「きれいな景色だなー」 紬「(そ、外を見とる!!!)」 律「おーこんな服着るの初めてだなー」 紬「(いつもボーイッシュな服装の律ちゃんがふわふわのワンピース、そして限界まで短くした裾♪このギャップは犯罪ね)」 澪「ムギーこの胸元はボタンもっとないのか?これじゃちょっと空きすぎじゃ///」 紬「(スタイルの良い澪ちゃんの胸を使わない手はないわ♪セクシーに空いた胸元に男子の目は釘付けよ)」 紬「(そして極めつけは梓ちゃんのミニスカート!もう、さっきから何度パンチラしているのやら)」ハァハァ 律「ほらー唯、私の服可愛いだろー」ダキッ 紬「(律ちゃんGJwwww)」 唯「暑い」 紬「!?」 律「・・・」 紬「(どうもおかしいわ・・・PE-2CEを服用したら性欲も上がるはずなのに)」 紬「(なんで唯ちゃんこんなに冷めてるのかしら)」 唯「ちょっ、田井中さんホント暑いんでくっつくのとかマジ勘弁してください」 律「・・・」 紬「(もしかして賢者!?だとしたらまたしても憂ちゃんに邪魔されたのね・・・)」 紬「(斎藤、昨夜の平沢家用の隠しカメラ映像保存しておきなさい)送信っと」 紬「(それにしても中々やるわね憂ちゃん、おちんちんさえついてればすぐにセックス展開になると思ってたのに・・・)」 紬「(でも合宿は長いわ、賢者モードなどしょせんは気休め)」 紬「(あなたと私、どちらが上か勝負よ憂ちゃん!)」 紬「さぁみんな、別荘に着いたわよ♪」ニッコリ ~別荘~ 律「よし!唯さっそく水着に着替えるだ」 唯「ラジャー律ちゃん隊長!」 唯「(さっすが憂♪憂が用意してくれたこの水着ならおちんちんバレないね♪)」(アニメ10話参照) 唯「(でもさすがに水着姿見たら興奮してきたかも///)」 唯「(律ちゃんけっこう大胆な水着着てるなー)」 唯「(でももしものときは憂に教えもらった通り、おちんちんを水着の腰のゴムで抑える技が私にはあるもんね♪)」 律「いよーしあっそぶぞー」 澪「うおーい!遊ぶのは練習してからー」 律「ぶー」 唯「遊びたい!」 澪「それじゃあ多数決にしよう、私は練習が先」 唯律「遊ぶー!」 梓「練習がいいです」 紬「遊びたいでーす」 澪「(まさかの裏切り)」 紬「(唯ちゃんも律ちゃんも水着なのよ!?練習なんてやってられない)」 唯「ふ・・・」パチッ 唯「ここは・・・無人島?・・・律ちゃん」 律「う・・ぁあ唯!」 唯「律ちゃん!」 律「ついに、来たんだ」 唯律「新大陸だぁ!!」ダキッ 唯「(ちょっ律ちゃん胸あたってる///)」 梓「・・・なにやってんですか?(あれ?唯先輩の水着が盛り上がってる?)」 唯「(勃起しちゃダメ勃起しちゃダメ)」ピクン 唯「もーこっちのギー太はワガママだなー」ボソッ 律「んー?なんか言ったかぁ?」 唯「な、なんでもないよ律ちゃん!」 紬「たしかにギターも竿って呼ぶことあるし似たようなものね」ニッコリ 律「んー?」 梓「(なんだろうあのモッコリは)」 唯「(早くも必殺技を使う時が来たようだね)」 唯「水着のゴムに、はさんでっと」 律「ゆーいー、次はビーチバレーしようぜー」 唯「うん、あずにゃんもやろうやろう♪」 梓「やってやるです!(ゴムの上からちょっと見えてるあれって・・いやまさか)」 紬「梓ちゃん、すっかりみんなと仲良くなったね」 澪「そうかな(梓なんかとまどった顔してる?)」 澪「(唯をちらちら見てるようだけど、唯になにかあったのかな?)」 ~夜~ 唯「(はぁ・・・海、練習、お料理、なんとか乗りきったけど)」 唯「(せっかく可愛い4人と一緒にいるのにエッチできないなんて・・・昨日の憂とのエッチ気持ち良かったなぁ)」 唯「(ぅ~・・・エッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたい)」ハァハァハァハァ 紬「じゃー花火やろう♪」 パチパチパチ(線香花火) 唯「(と、とにかく落ち着かなきゃ)」ヒーフー 唯「(みんなとエッチなんてできるわけないんだし)」 唯「ぁ!私の落ちちゃいそう!」 律「そんなときはー合体!線香花火マン」 唯「(ががが、合体!?)」ビクン 唯「わ・・・私ちょっとトイレ行ってくるよ!」タッタッタッ 澪「唯、なんか様子がおかしいな」 梓「・・・」 唯「ハァハァ、もぅダメだ我慢できないよぅ、このままじゃみんなをレイプしちゃう」 唯「み、右手で律ちゃんのおマンコをハァハァ・・掻き回して左手は・・・み、澪ちゃんのおっぱいを揉みしだいて、舌でムギちゃんのを舐めながら、おちんちんはあずにゃんにって・・・ダメダメダメダメ」ハァハァ 紬「(もう限界のようね♪)」 唯「ハァ・・エッチしたいよぅ・・・もぅ・・誰でもいいから私とエッチして・・おかしくなっちゃうよぉ!!!!!」 ~森の中~ さわ「困ったわねー、ムギちゃんの別荘はどこにあるのかしら・・・」 ガサガサッ さわ「ひぃ!な・・なに?!」 ガサッ 「・・・ェッチ、エッチ」 さわ「(何かいる!)だっ誰?!」 唯「(・・・この声は・・さわちゃん先生?)」ハァハァ さわ「そ・・そこにいるのは誰なの!?」 唯「(さ・・さわちゃん先生、ハァハァさわちゃんの・・おマンコ・・・も、もう我慢できないぃ!!!!!!!)」ガバァ さわ「きゃー!!(暗くて相手が見えない!!!)」 唯「(ゴメンねさわちゃん!!!!)」 ビリビリッ さわ「ふ、服が!!!!」 唯「ハァハァハァハァ」 さわ「・・・あなたは誰なの?!」 唯「(ご、ゴメンねさわちゃん!!)」 ズブッ さわ「んっっ・・・!!!!」 パンパンパンパン さわ「ンアッ・・・や、やめなさ・・・やめなさいハァハァ」 唯「」パンパンパン さわ「おね・・・アンっお願い・・ンお願いだから・・やめ・・ハァハァやめてください」 唯「」パンパンパン!!!!! さわ「ぃや・・激しぃ・・・ハァハァ・・ンクッ・・ァァ」 唯「(くっ!!!)」 さわ「!!!」 唯「(中に・・・出しちゃった・・・)」 さわ「ハァハァハァハァ」 唯「(に・・逃げなきゃ!!!さわちゃんごめんなさい!!!)」タッタッタッ 澪「唯、いつまでトイレ行ってるんだろ」 律「そうだなー遅いよな」 唯「おーい!!」 澪「お、戻ってきたな!」 …… 律「じゃー次は肝試しだな!」 澪「まったく、次から次に・・・」 律「夏の夜と言えば肝試しだろー、唯はするよなー」ダキッ 唯「ちょ、田井中さん抱きつくのは勘弁て何度も言ってるじゃないですか」 律「・・・」 紬「(どうやらまた賢者のようね)」 紬「(おっと斎藤から連絡だわ)」 紬「(・・・そう、さわ子先生が・・ついに1人目の犠牲者がでたわね)」ニヤリ ~山道~ 澪「こ、高校生にもなって肝試しはないよなー」ギュッ 梓「あのー手が痛いんですけど」 さわ「(おかされちゃった・・・)」 澪梓「?」 さわ「(レイプ・・・されちゃった)」 澪「(だ・・誰か近づいくる)」 さわ「(中にだされちゃった・・・え?あそこにいるのは)澪ちゃん」 梓「キャー!!」 澪「ヒィィィィィィーー!!!!!!」 梓「さわ子先生!?」 さわ「やっと会えたー」 タッタッタッ 唯「あれーさわちゃん先生どうしたの?ていうか何でいるの?」ドキドキ さわ「(言えない、レイプされたなんて言えない)内緒で行ってみんなを驚かせようと思ったんだけど」 梓「まー驚かせようという目的は達成されたみたいですけど」 紬「澪ちゃん!大丈夫だから」 ~お風呂~ 唯「(つ、ついに合宿最大の難関お風呂だー)」 唯「(憂のアドバイスによると、お風呂ではじっと座って、おちんちんは又にはさんで隠す)簡単簡単♪」 紬「(湯気が多いわね・・・それに中々うまく隠しているわ唯ちゃん)」 澪「(お風呂に入ったとたん唯静かになったな)」 梓「(さっき唯先輩のタオルの隙間から何か見えた気がするけど・・・気のせいだよね)」 律「(さっきから何度も抱きついてみたけど、間違いない!毎回太ももに何かあたってる)」 さわ「(この別荘の近くにレイプ犯がいると思うと・・・この子たちが襲われないようにしなきゃ)」 唯「(でもホントにさわちゃん先生にバレなくて良かったー)」 律「ふーのぼせてきちゃったな、唯~私たちはもう上がろうぜー」 唯「え・・・え~と、私はもうちょっと入っとくよ(私は最後まで入ってないと)」 唯「(せ、せっかくだからお風呂の中でオナニーしちゃおうかな)」 唯「(澪ちゃんのおっぱい綺麗だなー)」ハァハァ 唯「(みんなにバレないか心配だけど、このスリルがまた・・・)」 3
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● 煙草を握りつぶしたりして先程まで騒いでいたのが信じられないくらい静かな、それでいて複雑な表情で沈黙した携帯電話を見つめているマドカ。 いきなり対面、とまではいかなかったが互いに対話の意思が明確になった。未だ隔意は抱いているようだが、まあ少しは関係も良い方向に傾いたという所だろうか。 Tさんはそんな彼女を見て思う。 さて、と一息し、マドカへと声をかけた。 「今貴女は一家が離散していて家なしの状態だったな?」 「それがどうしたんだい?」 携帯をTさんへと返したマドカはTさんたちが最初に会った時と同じ、少し豪快さを感じさせる笑みを浮かべた。 「今夜泊まる場所はあるのか?」 そう言ってTさんは頭上を示す。 既に陽は翳り、街灯が灯り始めていた。この時期、まだ夜は冷える。 「今日の宿泊場所は、まあ決めてないけど……」 どうにかならぁね。と言うマドカに舞が言う。 「なら今夜くらいウチに泊まってけよ」 「そうするの!」 続くように同意を示したリカちゃん。Tさんも頷いて「そうすると良い」と言う。マドカは数瞬迷うような表情を見せたが、 「そうだね、そろそろ懐が苦しくてねぇ、世話になろうかな」 困ったような笑みで答えた。 ● 舞たちが住んでいる集合住宅、その居間でマドカは万年コタツに足を突っ込み、リカちゃんをコタツ机の上に乗せて、特にすることもなくテレビを見ていた。 「なあ、姐ちゃんはそんなにチャラい兄ちゃんのじいちゃんばあちゃんが嫌いなのか?」 キッチンで夕餉の準備をしている舞が好奇心に惹かれたと言った体でマドカに話しかけた。 「糞爺も鬼婆も旧家の体裁が大事な奴らだったんだよ。やれ見合いだやれ次期戸主だとか縛られ続けてみなさいな、嫌気が差すよ」 リカちゃんを手で弄くりながら答えるマドカ。 「体裁かあ……」 調味料を適当に振り入れながら舞は苦笑した。 この調味料の入れ方は「こんな適当かつ大雑把な入れ方をしているから味付けが濃くなり嗜好もそちらに傾くのだ」とTさんに何度か注意されている。舞本人にもそれなりの自覚はあるが、だからといって無理に直そうとは思わない。理由は「俺の性に合わねえから」だ。マドカはそのような性に合わない無理な矯正を何度も、しかもかなり強引に受けたのだろう。 そいつはしんどいよなあ。性格に合わないこたぁやっぱやりたくねえしな。 意に沿わぬ事を無理にやらせられ続ければグレるのも当然だ。少なくとも舞などはそう思う。 「うちの親はそこら辺自由っちゃあ自由だからなー」 舞も高校生の一人暮らしで部屋に男を連れ込んでいるクチだ。 実家の方には適当に言ってあるし、基本的に舞の自由にさせてくれる親である。 旧家の体裁とかは良く分からない。だけど翼の親として振る舞う態度は間違っていたというのはよく分かる。でも反省してるんだしチャラい兄ちゃんもとりあえず話をしてみようぜ。それが舞の結論で、感想だった。 そうこうしている内に料理が完成した。 ● 配膳作業をTさんに任せて舞は調理器具の片付けをする。食卓に着き、食事が開始されるとTさんがマドカへと言った。「朝比奈マドカ、貴女が青年に会いたいと言うのなら日景の当主に会わないわけにはいかないだろうな」 それは電話口で黒服が提示した条件である。彼は未だ彼女の事を嫌っているようだ。 彼の冷たい声を思い出したのか、舞がいや参った参ったと苦笑する。 「黒服さん、あの電話での声音からしてもう怖いのなんのって」 「くろいふくのおじさん、おこってたの?」 「ありゃ雰囲気的に警戒してたとかそんな感じだったんじゃねえかな」 Tさんは舞の言葉に「そうだろうな」と頷く。 「黒服さんや青年にとっての貴女は、貴女にとっての日景の当主と同じようなものだろう」 会いたくはない存在だと、つまりはそういうことだ。それでももし青年に会おうと言うのなら、 「いくら会いたくなくとも、それくらいの条件は飲むしかないだろうな」 「分かってるさね」 不承不承と言った感じでマドカ。それよりも、とTさん、舞、リカちゃんを見て彼女は訊ねる。 「バカ亭主が起こしてる騒ぎのこと、もっと詳しく教えてくれないかい?」 「ああ、確かにそりゃ知っておいた方がいいぜ。――なあ?」と舞がTさんへと顔を向ける。 朝比奈秀雄のことは電話中に軽く話した程度だ。朝比奈マドカは都市伝説の事についても知っているようだし、無関係な問題でもない。教えておいた方がいいだろう。 Tさんは舞へと頷き、自分たちが見てきた今回の騒動についてマドカに話す。 この町で≪コーク・ロア≫および≪悪魔の囁き≫が大量に発生している事。朝比奈秀雄がそれらを操っているであろう事。彼には他にも都市伝説契約者の取り巻きがいるらしいこと。その目的がおそらく翼を利用した権力の奪取にあることを改めて説明し、今回の件のあらましを伝えた。 全てを聞いたマドカは「あーなるほどね」と呟く。 「それでさっき≪ユニコーン≫が走ってった後、私が狙われていたのなら≪悪魔の囁き≫の件が濃厚とか言ってたのね」 「ああ、まあ確証は無いのだがな」 「いろいろと教えてもらって悪いね」 「構わんさ。あの青年にも世話になったしな」 「ああ、本当にな……」 Tさんの言葉に少し遠い目で舞が深く頷く。 十中八九写真に収めた数々の思い出が頭の中を駆けまわっているだろうな。 Tさんが思っていると、マドカが興味を惹かれたような顔になる。 「ねえ、あんたたちから見た翼のこと、教えてくれるかい?」 マドカが息子の翼の事を知りたいと思うのも道理だろう。それに話すだけならロハだ。そう思い、Tさんは「いいだろう」と答える。 ≪首塚≫の事などは伏せた方がいいだろうな……。 頭の中でどの話をするか取捨選択していると、突然舞が勢いよく立ちあがった。 「任せとけ!」 そのまま自室へと駆けて行く舞。 「あの子、どうしたんだい?」 勢いよく駆けて行った舞を呆然と見送ったマドカにTさんは苦笑気味に言う。 「さて、どうしたのだろうな?」 写真を取りに行ったであろうことは明らかだ。 さて、この人にあれを見せたものか。Tさんは割と真剣に悩みながら少し味付けの濃い料理を口に入れた。 お伽話は真実で 純白の目的 見つけたらぶん殴る 一宿一飯の礼へ 前ページ次ページ連載 - Tさん、エピローグに至るまで