約 1,398,133 件
https://w.atwiki.jp/narimite/pages/142.html
2005年度山百合会劇・配役決めSS 大河内 香 「それでは賛成の人は拍手をしてください」 香さまの声に従って全員が拍手を返した…いや、正確には全員-1人が。 「それじゃ、主役は聖香で決まりだね」 満足そうに頷くと、芽衣子がノートに『竹取物語 決定』と書き入れた。 「何故私が主役をやらなくてはいけないんですか」 漫画ならば『ダンッ』という効果音がついているだろう。 「…それは、今回行なう劇が竹取物語だからよ」 何を今更、といった調子で朋子さまが余裕の笑みを浮かべて答えた。 「な…だから…なぜ竹取物語だと私が主役になるのか、と聞いているんです」 いつもなら穏やかな白薔薇さまと称されるが、今日ばかりはそういうわけにはいかない。 「朋子さまがかぐや姫をやられてはどうなんです?演劇部の部長でもあるわけですし…」 「そうなのよね~、だからだめなのよ。それに、主役は若い子にやらせせあげないとね」 「だったら、ひめ乃さんだっていいじゃない?」 「え、私ですか」 「お姉さま。その着物の似合う長くて美しい黒髪をこの場で使わなくていつ活かすんですか。それにひめ乃さんは和風のお姫様より洋風のお姫様向きなんです」 最後は芽衣子のよいしょ。 「美しい…着物の似合う…」 口の中で繰り返してみる。どうやら気持ちが傾きかけているようだ。 芽衣子は私以上に私のことを理解しているのかもしれない。 「聖香さん、あなたにならできるわよ。いいえ、あなたにしかできないのよ」 朋子が整った顔に微笑を湛えて優しく声をかけると、聖香は陥落した。 「それじゃ、有志を募る前にこちらの配役を決めておきましょうよ」 「じゃあまずやりたい役がある人は?」 「私とひめ乃は翁夫婦に立候補するわ」 「はい、お姉さま」 二人は事前に話し合っていたようだ。 確かにその他はほとんどライバル同士になってしまうわけだが。 メモをとっていた芽衣子がスッっと手を上げた。 「芽衣子は何がやりたいの?」 「庫持の皇子がやりたいです。それから、帝に香さまを推薦します」 「まあ、それはお似合いだわ」 既に役が決定してしまい、見ているだけだった聖香が口を挟んだ。 目がキラキラしている。まさか仇討ちのつもりだろうか。 「え、いや…僕はナレーションでもいいかな~って思ってるんだけど」 「お二人もいいと思いますよね?」 聖香はやる気だった。 「やっておきなさいよ、香」 朋子も顔が笑っている。 「ええ、似合うと思います!」 この子だけは真面目だ。 「それでは決定ですね」 何故か芽衣子が決定権を持っていた。 こうして配役は滞りなく決定された。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12207.html
平沢家 朝7時 憂「お姉ちゃん」ポンポン 唯「んー……」 憂「おねえちゃーんってば」ペチペチ 唯「んにゃん……ぐぅ」 憂「……」 ガシッ 憂「お姉ちゃーん、起きてー!」ユサユサユサ 唯「うぁ、わわっ!?」ガバッ 憂「朝だよ、お姉ちゃん」 唯「あ、はぁ……」 唯「お、おはよ。憂」 憂「うん、おはよう」 唯「……あ。ごはんの匂い」 憂「まだ炊けてないけどね」 唯「ふーん……」ギシッ すたり 唯「うーむ。うちも何にもなくなっちゃったね」 憂「うん、そうだね……」 唯「このお家も、かれこれ4年近く住んだけど……お別れなんだ」 憂「そう思うとちょっと寂しいね」 唯「最後にお掃除して行こっか。お世話になった分、しっかりとさ」 憂「わぁ、いいね! 綺麗にしてから出かけよう!」 ぐぅー…… 唯「まぁ、まずはご飯食べてからで」 憂「エヘ、そうだね」 唯「最初はさ、こんな狭いところで暮らしていけるかって心配だったけど」 唯「今となったらすっかり恋しくなっちゃったね」 憂「お姉ちゃん文句たらたらだったもんね」 唯「だってぇ、シングルベッドが2つしか置けなかったんだよ」 唯「いくら私でも毎日憂と一緒のベッドでは辛い日もあったといいますか」 憂「でもそのうち、お母さんたちがいない日でもベッドに呼んでくるようになったよね」 唯「慣れとは怖いね」 憂「今そういう話?」 ピーピー♪ 唯「お、ご飯たけたよ」 憂「あっ、ごまかした」 唯「気にしない、気にしない」 憂「もう。それじゃ、用意するね」スック かちゃかちゃ 唯「なんかこうやってさ、小さな家でエプロン巻いて台所に立ってる憂の背中見てるとね」 憂「うん?」 唯「結婚したら、こういう感じなのかなあって思うんだ」 憂「お姉ちゃん、それじゃぐうたらなお嫁さんだよ」 唯「えー。わたしは家事をしてる後ろ姿を見ていたいなぁ」 憂「じゃあお姉ちゃんが社会に出て働くんだね」 唯「なるほど……これがお金でなく夢のために働くということか……」 憂「そうだね。よっと」 憂「朝ご飯、準備できたよ」 唯「おぉ早いね。ありがと、うい」 憂「机はお母さんたちがもう持っていっちゃったから、床に置くしかないね」 唯「ん。あれ、そういえばコンロはこのままでいいのかな?」 憂「あ、ほんとだ……たぶん、分解したベッドと一緒に持っていくんじゃないかな?」 唯「そしたら机も一緒に入りそうだし、まだ持っていかなくてもよかったのに」 憂「お母さんたちも浮かれてあんまり気が回らなかったのかも」 唯「しょうがないなぁ。まぁ床でもどこでも食べないとね」 憂「うん。ここ置くね」 唯「ほい」 コトン 憂「よいしょ」スワリ 唯「いただきまーす」 憂「いただきますっ」 唯「今日でやっとお家に帰れるのかぁ」 憂「もとのお家の大部分は崩れちゃってるけどね」 唯「それでも私たちの家があったところだよ。何年も暮らしてた場所」 憂「そだねー……」もぐもぐ 唯「……」もぐもぐ 唯「あの頃はさ、もうお家には帰れない、生きられるかなんてわかんないって感じだったけど」 唯「いつか、いつかね……元通りになるんだね」 憂「そうだね。元には戻らないものもあるけど……」 唯「……ううん」 憂「?」 唯「和ちゃんは、さよならはきちんと言おうっていってたもん」 唯「だから和ちゃんだって生きてるし、必ず帰ってくる。変なこと言っちゃだめだよ、憂」 憂「……わたしは何も言ってないよ」 唯「おうちに帰れたら、和ちゃんも私たちのこと探しやすくなるよね……」 憂「お姉ちゃん……」 唯「……わかってるよ。でも、100%じゃないんだから。私は信じたいよ」 唯「たとえ奇跡みたいな確率でも、私は和ちゃんを待つ」 憂「……うん。それでも、いいかな」 唯「さーて、ご飯食べないと。冷めちゃうよ!」カチャッ 憂「う、うん」 唯「んぐもぐ……」 憂「……」 ―――― 唯「よいしょ、ごちそうさまー」 憂「ごちそうさま。それじゃあお掃除しよっか」 唯「そだね。でもすっからかんだし、ほうきくらいしかかけられないかな……」 憂「掃除機は持っていっちゃったからね。でも昨日も掃除はしたし」 唯「しょうがないか。ありがとーって言いながらほうきがけしよう」 憂「うん。出来る限り綺麗にしよう」 唯「ほっと。じゃあ私ほうきかけるから、憂はお皿捨ててきて」 憂「掃除で出たゴミと一緒にまとめようよ。ゴミ袋がもったいないよ?」 唯「あ、そっか。じゃあ……お掃除しよっか」 憂「ふふっ。それじゃ私がちりとり持つね」 唯「うん、ありがと」 さっ さっ さっ じゃっ 唯「あんまりゴミが無いなぁ……」 憂「ほとんど毎日掃除してたからね」 唯「えらいなぁ、憂。……私がここで暮らしていけたのも、憂のおかげだね」 憂「私だけじゃないよ。お父さんも、お母さんも、班の人とも協力しあったし」 憂「何よりたくさんの人達から募金や支援があって、はじめてこのお家も建ったんだから」 唯「そうだね。みんなのおかげだね」 さっさっ 唯「こうしてお家に帰れるのも、誰かのおかげか……」 唯「和ちゃんも、誰かに助けられてるのかな?」 憂「……うん。そうだと思うよ。みんな優しい人たちだもん」 唯「そうだよね。さて憂、ちりとり」 憂「はい」スッ ざっ ざっ 唯「お母さんたちは今こっちに向かってるのかな」 憂「予定ではそうだけど、こっちに着くころには私たちも出掛けてるよ」 唯「じゃあ顔合わせるのは明日になるのかな?」 憂「明日学校から帰ってからだと思うよ。お姉ちゃん入学式でしょ?」 唯「うん。憂も中学でしょ?」 憂「そうだよ。ちょっと遠くなるからお姉ちゃん起こせないかもしれないけど、起きれる?」 唯「まあ一応、目覚ましでもかけておこうかなーって」 憂「余裕があったら起こしに行くね」 唯「じゃあ目覚ましかけなくてもいいかな……」 憂「起こせるかどうかわからないって言ってるんだけど」 唯「えへへ。わかってるよ、ちゃんとかけるって」 ガサッ ササッ… 唯「うりっ」ギュギュッ 唯「よし、お皿も袋に入れたし。これ捨てて、駅いこうか」 憂「お姉ちゃんバッグ持つよ」 唯「ありがと憂。ほれ、手つなご」 憂「うん。えっとじゃあ、バッグはこっちで」 ぎゅっ 唯「さてと……」 唯「いままでありがとう、ちっちゃな我が家」ガサッ 憂「ありがとう! 行ってきます!」 唯「さよならっ!」 ガチャッ ヒュウウゥゥ… 唯「わっ、さむい」 憂「はふ」ブルッ 唯「う、うい、もうちょっと近寄って」 憂「うん、うん」カクカク 唯「こうやって……腰に手を置いて、ぎゅってしよう」ギュ 憂「ほふ。ちょっとあったかくなった」ギュ 唯「憂もあったかだよ……」 ビュウウッ 唯「ひぃっう! ……行こう」 憂「歩いたらあったかくなるよね」 唯「うん、先にごみの集積場ね」 憂「わかってるよ。ゴミ袋持って電車乗れないしね」 唯「ふー。いち、に、いち、に」テクテク 憂「いち、に、いち、に」テクテク 唯「いち、に、いっち……なんで二人三脚してるんだろ」 憂「あはは、腰に手回してたら、自然にやっちゃってたね」 唯「楽しいし、このままいこっか?」 憂「賛成っ。せーの、」 唯「いち、に、いち、に」テクテク 憂「いち、に、いっちにっ」テクテク 唯「いっちにっ、いっちにっ」 憂「いっちにっ、いっちにっ♪」 唯「ごーごー!」 2
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1781.html
別荘 澪「さて、荷物を置いて練習だな」 唯「そうですね」 梓「わかりました」 律「あ、あのさ先ずは遊ばない?」 澪「律、遊びに来たんじゃないだぞ」 律「れ、練習は夜にするから先ずはさ?」 唯「りっちゃん」 律「ご、ごめん部長なのに遊ぼうなんて」 唯「私も賛成です」ニコッ 紬「私も賛成だな」 澪「やれやれ、梓は?」 梓「私も先ずは遊びたいなって…」 澪「仕方ない遊ぶか」 紬「澪ちゃんさ、この水着は何かな?」 澪「うっ…それはだな!もしもの時の為にだな」 唯「澪ちゃん、素直になりましょう」 澪「遊びたいです///」 律「じ、じゃあ行こうよ」 海 律「し、塩だよ澪」 澪「塩だ!海だぞ律」 紬「当たり前じゃねぇか…」 唯「ふふっ」 梓「でも、律先輩嬉しそうですね」 唯「こっちも楽しくなりますね」 澪「よし、あそこまでクロールで競争だ律!」 律「う、うん!負けないよ澪」 梓「あれっ?ムギ先輩は?」 紬「よいしょよいしょ」ザクザク 唯「ムギちゃん上手いですね」 紬「そ、そうかな?///」 梓(可愛くてムラムラします) 唯「私達も泳ぎましょう」 梓「はい、唯先輩」 紬「行こうぜ!」 梓「あっ!フジツボ」 唯「…」 梓「唯先輩、フジツボの都市伝説って知ってますか?」 唯「あずにゃん」 梓「はい」 唯「そ、そういう非科学的な事は信じてはいけませんよ」ブルブル 梓「あ、あの唯先輩?もしかして…」 唯「知りません!」 梓「怖がりなんですか?」 唯「…」 紬「まぁ、人間誰しも苦手な物はあるからな」 唯「そうですよ、あずにゃん」がくがくブルブル 梓「すいませんでした!」 唯「良いんですよ」 澪「おーい!魚釣りの道具借りたぞ」 澪「大きな魚を釣って夕飯にするぞ!行って来るな」 律「み、澪は魚釣り得意なんだよ」 唯「それは楽しみですね」 紬「りっちゃん、澪ちゃんってさ昔からあんな感じだったのか?」 律「そ、そうだよ常に元気で皆を引っ張ってくれた」 梓「澪先輩見てると元気が出ますよね」 唯「喧嘩とかしなかったんですか?」 律「お、大きな喧嘩はなかったよ」 律「み、澪は子供の頃から困ってる人を見ると放っておけずに助けたり」 律「と、特訓とか練習とかしている子が居たら何も言わずに付き合ったり」 律「で、出来るようになったら自分の事のように喜んでた」 律「ち、ちょっと短気な所もあるけど」 律「や、優しいんだよ」 梓「澪先輩は出来なくても相手を責めずにとことんまで付き合いますね」 唯「私がギター出来なくて落ち込んだ時も励ましてくれました」 澪「おーい、こんなにたくさん釣れたぞ!」 紬「一杯だな!」 澪「今夜はお刺身にしよう」 梓「楽しみです」 紬「ちょっと一旦、別荘に戻ってお茶にしようぜ」 唯「賛成です」ニコッ 別荘 唯「車が停まってますよ?」 紬「まさか…」 澪「どうしたんだ?ムギ」 斉藤「紬お嬢様」 紬「斉藤、何しに来たんだよ…」 斉藤「お嬢様のお世話をするように旦那様から言い付けを」 紬「帰ってくれよ」 斉藤「そうはいきません」 紬「いいから、帰れよ!お父様には私から言っとくから」 斉藤「お嬢様、我が侭を言ってはいけません」 紬「帰ってくれよ頼むから…」 斉藤「貴女達はお嬢様のご学友で?」 唯「同じ部活の親友で平沢唯です」 律「ぶ、部長の田井中律です」 澪「秋山澪です」 梓「後輩の中野梓です」 斉藤「お嬢様の家柄はご存知ですか?」 律「は、はい」 斉藤「家柄を目当てに付き合っているのですか?」 紬「おい、辞めろよ!」 澪「そんな訳ない!」 梓「家柄とかそんなんじゃありません!」 律「ム、ムギは大切な仲間です!家柄とか関係ない」 唯「私達はムギちゃんを親友だと思っています」 斉藤「本当に?」 唯律梓澪「本当です!」 紬「みんな…ありがとう」 斉藤「それを聞いて安心致しました」 澪「えっ?」 斉藤「家柄を目当てに付き合う輩は今までに沢山居ました」 斉藤「ですが、貴女方のように真っ直ぐに紬お嬢様を思ってくれる人は初めて見ました」 斉藤「お嬢様を宜しくお願いします」 斉藤「紬お嬢様、私の非礼を深くお詫びします」 紬「斉藤…お前」 斉藤「では、私は帰ります何かあれば直ぐに連絡を」 斉藤「この斉藤、紬お嬢様の為ならいつ何時でも駆けつけます」 紬「うん、ありがとな斉藤」 斉藤「では、失礼します」 紬「みんな、ありがとう」 紬「お茶にしようぜ!」 唯「あの方は一体?」 紬「斉藤って言って家の執事なんだ」 律「し、執事?凄いね」 梓「流石はムギ先輩です…」 紬「小さい頃から斉藤は良く遊んでくれたり話を聞いてくれた」 唯「お父さんみたいな感じですね」 紬「うん」 紬「さて、ケーキだぜ」 唯「一段と美味しそうです」 澪「こ、これはまさか駅前のガトーショコラ…」 律「澪は大好きだよね」 紬「澪ちゃん好きだからな」 澪「ありがとう!ムギ」 紬「唯ちゃんにはイチゴのショートケーキ」 唯「イチゴ…」キラキラ 紬「りっちゃんにはモンブラン」 律「あ、ありがとうムギ」 紬「梓ちゃんにはバナナケーキ」 梓「ありがとうございます嬉しいです」 梓「ところで、今更聞くのもアレなんですけど…」 律「な、何?」 梓「顧問って誰なんですか?確か、山中先生だったような…」 澪「さわ子先生は休職してるんだ」 梓「休職…ですか?」 唯「はい、もう1年近くになります」 紬「そういや梓ちゃんは会った事なかったよな」 梓「はい、全く」 唯「合宿が終わったら会いに行きましょう」 梓「重い病気か何かですか?」 律「ち、ちょっと自信を無くしててさ…」 梓「そうなんですか…」 紬「早く出て来て欲しいけどな」 梓「何があったんですか?」 唯「さわちゃんのクラスの子が苛めを苦にして退学したんです」 澪「さわ子先生は気づいてやれなかった事に自信を無くして…」 紬「追い討ちをかけるように他の教師が一斉にさわ子先生を責め立てたんだ」 梓「でも、他の先生だって気がつかなかったんじゃないですか!」 唯「勿論、そうなんですけど担任ですから…さわちゃんの責任は大きいんです」 律「さ、さわちゃんは何度も何度も復学するように説得して苛めた子達に二度と手を出させないようにしたんだ」 澪「でも、その子は復学しなかった…」 紬「よっぽど怖かったんだろな」 梓「そんな…他の先生は責めるだけだったんですか?」 唯「さわちゃんを守ろうとしてくれた先生も居ましたよ」 澪「さわ子先生が退職じゃなく休職なのはその先生のお陰なんだ」 梓「…」 律「そ、そろそろご飯作ろうよ」 澪「そうだな、そうしよう」 梓「すいません、変な雰囲気にしてしまって…」 唯「気にしないで下さい」 紬「さわ子先生はきっと戻ってくるさ」 梓「はい」 6
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/2328.html
216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/11/07(木) 01 02 00.49 ID Z5sykann0 [2/17] もしまどっちの方が超えちゃったらシュミレーション (※以下のは個人的な推定身長です) 中2:まどっち=150cm、さやかちゃん=160cm さやかちゃん「まどかはちっちゃくて可愛いなぁ~♪ まどかちゃん「うぇひひvさやかちゃんやめてよー♪」 中3:まどっち=153cm、さやかちゃん=160cm さやかちゃん「まどかはやっぱり可愛いなぁ~♪」 まどかちゃん「さ、さやかちゃんだって美人さんだよ~///」 高1:まどっち=157cm、さやかちゃん=161cm さやかちゃん「まどかって結構身長伸びて来たよね。意外と詢子さん似なのかも。」 まどかちゃん「そうかなぁ? わたしも出来ればさやかちゃんと釣り合うくらいになりたいなぁ…。」 さやかちゃん「何言ってんの。まどかは小さくても大きくてもあたしのパートナーだよ。」 高2:まどっち=160cm、さやかちゃん=162cm さやかちゃん「あたしあんまり伸びてない!ヤバいかも…。」 まどかちゃん「ふぇ?どうしたのさやかちゃん?」 さやかちゃん「いや何でもないよ…。(まどかってば可愛いまま綺麗な子になってきたなぁ…。)」 高3時:まどっち=164cm、さやかちゃん=162cm さやかちゃん「う、嘘だぁ~!身体検査でまどかに抜かされた…orz」 まどかちゃん「さやかちゃん落ち着いてよ。身長くらいでそんなに落ち込まなくても…。」 さやかちゃん「まどかにはあたしの気持ちなんて理解んないよ! あたしなんて可愛くもないし何の取り得も無いし…。」 まどかちゃん「そんな事ないよ!今までわたしがさやかちゃんの身長しか見て来なかったとでも思ってるの?」 さやかちゃん「えっ…別にそういう訳じゃ…。」 まどかちゃん「わたしさやかちゃんの可愛い所もかっこいい所も知ってる。約束したよね?わたし達ずっと恋人同士で居ようって。」 まどかちゃん「本当の恋人同士は背が伸びたくらいで別れたりしないでしょ? わたしはどんなさやかちゃんだって大好きだよ。」 さやかちゃん「まどか…。なんかゴメン、あたし変な事言って…。」 まどかちゃん「えへへ♪ さやかちゃんがすぐ謝ってくれるのは昔から変わらないよね。」 さやかちゃん「えっ?そうだっけ…。」 まどかちゃん「さやかちゃんは何があってもわたしの事を一番に考えてくれるよね? それは今も同じだもん。」 さやかちゃん「うっ…。そりゃまどかは……あたしの一番大切な人だし…。」 まどかちゃん「あのねさやかちゃん。わたしずっとさやかちゃんにしてあげたい事があったんだぁ。よいしょっと!」ガシッ さやかちゃん「のわっ!…ってお姫様抱っこぉ~!?」 まどかちゃん「それじゃこれで校舎を一回りしちゃお~♪」 さやかちゃん「きゃああああ!/// もう身長で文句言わないから降ろしてよ~!」 まどかちゃん「だーめ! 今日は可愛い"わたしの"さやかちゃんをみんなに見せびらかしちゃうんだから!」 …って感じで身長逆転した風景を想像してみたんですがやっぱりさやかちゃんが大きい方が自然ですね。(汗
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/297.html
「チィ……チィ……」 シッポウシティに一匹の子タブンネがヨタヨタとした足取りでやってきました。 恐らく何日も食事や睡眠をまともにとれていないのでしょう、ゲッソリと痩せ細り、毛並みもボサボサで体中汚れと傷だらけです。 今にも倒れてしまいそう…しかし子タブンネは歩みを止めません、大切な家族を見つけ出すために… 数日前まで子タブンネはママンネとパパンネ、兄ンネの四匹で暮らしていました。 毎日おいしい木の実を食べたり、兄ンネと一緒に遊んだり…とても幸せな日々でした。 でもそれは一瞬で奪われてしまいました… 突然やってきた人間達にみんな捕まってしまい、トラックに押し込まれてどこかへ連れて行かれてしまったのです。 子タブンネはママンネが咄嗟に草の中に隠したため、人間に見つからずに済んだのでした。 子タブンネはそれから数日間、ほとんど不眠不休でトラックのタイヤの痕や家族の鳴き声を頼りに人間達の後を追いました。 その間に何度も転んだり、危ない目に遭ったりして体はボロボロ、体力も限界過ぎ… それでも、子タブンネは家族の温もりを求めて、幸せな生活を取り戻すために一生懸命歩きました。 そしてついに、このシッポウシティまで辿り着いたのです。 「チィーー…!チィーー…!」 連れて行かれた家族を探して子タブンネは町を歩き回ります。 鳴き声が途絶えたのはこの辺り…絶対にこの町のどこかにいるはずだと耳の良い子タブンネにはわかっていました。 「チィ?」 ある建物の前で子タブンネは足を止めました。 その大きな建物には『タブンネ展』と書かれたポスターがたくさん貼られています。 でも子タブンネが足を止めた理由はそれではありません、建物の傍に止めてあったトラックが見えたからです。 「…チィィ!!」 正しくそのトラックはあの人間達が乗っていたものでした。近付いてみると微かに家族の匂いも残っています。 ママ達はきっとこの建物の中だ!と子タブンネは確信しました。 何とかして中に入ろうと、子タブンネは正面の扉を小さな手でぺチペチとたたきます。 しかし既に閉館した建物の扉は重く閉ざされていて、子タブンネ一匹ではどうにもなりません。 「……チィ……」 正面から入ることを諦めた子タブンネは建物の後ろに回ってみます。すると、小さな小窓が開いているのを発見しました。 「チィ…チィ!」 子タブンネは気力を振り絞って近くにあった木によいしょ、よいしょ、と登り、そこを伝って何とか小窓から中へと入ることができました。 建物の中は照明が消えて薄暗く、非常口の緑色の灯りだけがポツンと浮いています。 普通の子タブンネなら不安と恐怖で泣きだしてしまうでしょう、ですがこの子タブンネは家族のことで頭がいっぱいでそんなことは気になりません。 「チィーー!チィーー!」 暗い建物内を子タブンネはチィチィ鳴いて探し歩きます。しかし家族からの返答はなく、広い建物内に子タブンネの鳴き声が響くばかりです。 「…チィ?」 しばらく歩いているうちに、瓶や容器がたくさん置かれている不思議な場所に迷い込んでしまった子タブンネ。 瓶を見ると、そこには液体のようなものと、黒い物体(暗いのではっきり見えない)が入っています。 「チィィ…?」 その中に、少し大き目の容器があったので気になった子タブンネはそれを覗いてみました。 中にあったもの…それは、謎の液体に全身浸かり、白目を剥いてポカンと口を開けた表情のまま固まっている兄ンネでした… 「チィィィィィィ!?」 子タブンネはその表情の恐ろしさに戦慄します。 少し間呆然としていた子タブンネでしたが、兄はこの容器の中に閉じ込められてるんだと思ったらしく、容器をカリカリと引っ掻きはじめました。 時折チィチィと鳴いているのは「もうすこしだよ!」「すぐにだしてあげるからね!」といったような兄ンネに対しての声援でしょう。 兄ンネはその声援を受けても、子タブンネがトントン容器をたたいても、反応するどころか表情一つ変えずピクリとも動きません。 子タブンネの方もその様子に危機感を覚え、容器の上でぴょんぴょん跳ねたり容器を倒そうと押してみたりと奮闘しますが、弱った子タブンネの力では兄ンネを出すことができません… 「チィィ!」 自分ではどうしようもないとわかった子タブンネはこの建物内にいる筈のママンネとパパンネを呼んで大声で鳴きますが、やはりその声は虚しく響くばかりです。 おにいちゃんをはやくたすけなくちゃ! 子タブンネは一層大きな声で鳴き、建物内を走り回りました。 ママ、パパ!いるならへんじをしてよっ!おにいちゃんがたいへんなんだよ! 暗い中なので子タブンネは何度も何度も壁や展示物に頭や体を強打しました。 「チィ……チビィ……」 それに弱った幼い体が耐えられるはずもなく、ついに子タブンネは冷たい床の上に突っ伏しました。 「ヂィ……ヂィ……」 プルプルと体を震わせ、涙と血を流しながら子タブンネは声を絞り出します。その声は既に枯れていました。 子タブンネの意識はどんどん遠退いていきます… 「………チィ?」 その時、子タブンネの目に二つの影が映りました。 ぼやける視界の中、その影の正体を知った子タブンネの顔はパァッと明るくなり、とても温かい気持ちになりました。 …ママ!…パパ! それは、子タブンネの両親でした。会いたくって会いたくって堪らなかったママンネとパパンネでした… 二匹は建物の入口の近くに並んで立っています。 「ヂィ……チピィ……」 ズルズルと這って子タブンネは両親の元へと向かいます。 そんな体力など疾うの昔に無くなっていましたが、またみんなで幸せに暮らしたい!その一心で子タブンネは進んでいました。 「チィ…ヂ…」 とうとう子タブンネは両親の元まで辿り着きました。目にいっぱいの涙を溜めて子タブンネは、ママンネのお腹に顔を埋めます。 「…チュピィ?」 子タブンネはある違和感に気付きました。 いつもぽってりしててふわふわで温かかったママのお腹…それが今は、固く、とても冷たいものになっていました。 「チィ!?」 驚いた子タブンネは顔を上げます。ママもパパも、兄と同じくピクリとも動くことなく、表情もまったく変わりません… ずっと真顔のままです。その目からは生気が感じられませんでした。 「チィ、チィチィ…ヂィ……ヂィィ……!」 子タブンネはママンネを揺すって必死に呼びかけます。 ねぇっ、どうしてうごかないの?どうしてそんなにつめたいの…?どうしてぎゅっと抱きしめてくれないの…? 不意に子タブンネの触覚がママンネに触れました。 「ヂ……!」 ママンネからは何一つ音はありませんでした。 血液が流れる音、心臓が動く音…それらがすべてありません…まさに「無」でした。 「ヂ…ヂィィア…」 それらの意味をすべて悟った子タブンネの瞳から、ポロポロと涙の粒が落ちました。 もう二度とママもパパも動かない…もう二度とあの幸せな生活は戻らない… 今、子タブンネの脳内にあるのは絶望の二文字でした。 …ママ、パパ……おにいちゃん…ぼく…なんだか…ねむく……なってきたよ…… 翌朝、夫婦タブンネの剥製に縋り付いたまま冷たくなっている子タブンネが発見されました… 終わり
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/6307.html
558 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/04(月) 20 49 10.75 ID ??? 551 そう言えば刹那のツッコミって 後頭部をひっぱたく 後頭部をド突く 顔面 腹パン どれだろう、女子に下二つはしない……と信じたい 564 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/04(月) 22 04 23.65 ID ??? 558 脳量子波通信で膨大なデータを強制的に送りつける、 いわゆるNTで言う「プレッシャー」もアリかもw あとはまぁ、襟首つかんで強制連行のみ、ってのもあるかも。 連行した先では地獄の特別メニューが待ってるんだろうがww 567 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/04(月) 22 29 05.15 ID ??? 564 左半身だっけ?防御力が上がっているところへGNハリセンだな 568 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/04(月) 22 33 52.74 ID ??? 567 視覚的にわかり易いのはこのカットかな 髪は左側がほぼ全部、皮膚も目の少し下辺りからメタル色になってる ttp //pc.gban.jp/img/42434.jpg(リンク切れ) 569 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/04(月) 22 55 16.77 ID ??? 568 ネーナ「何これ、塗り忘れ?」 アーミア「ひどっ!ELSと仲良く出来たって証拠だから!」 ルー「ELSってあの銀色の奴でしょ?ルイスも一時追いかけられてた」 ルイス「そうそう。しっかしあのよくわからない物体と仲良く出来るってのもなかなかよね」 ルナマリア「おまけに今はあの高倍率のアムロさんの追っかけと」 セシリー「また1人変わった女子高生追加ね。…自分で言っててちょっと悲しいけど」 カミーユ(バイト中)「なんだろう…あのかしましいようなそれでいて哀愁漂う雰囲気は」 570 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/04(月) 23 07 53.96 ID ??? 569 ルイス「ところでこれって寝癖とかついたらどうなるの?」 アーミア「枕がボロボロになりそうでいつも右を下にして寝てるからついた事ないんだよね」 セシリー「へぇ、本当にこの銀色の部分は硬いんだ」コンコン アーミア「形崩れないからセットしなくて済むのが楽なんだけどね」 ネーナ「よいしょ…っと」グニッ アーミア「ああーっ!?」 ネーナ「どう?ルナ風アホ毛」 ルー「ぷっ!」 ファ「あらそっくり」 アーミア「ちょっと!?元に戻してよ!これ自分で直すのすっごく難しいんだよ!!」 ネーナ「えーいいじゃん。結構似合ってるよ?」 アーミア「こんなでっかいアホ毛立たせて街歩けるわけないでしょ!」 セシリー「まあ冷静に考えたらそうよね」 ファ「それこそただの寝癖みたいだもんね」 ルイス「ほらネーナ、戻してあげなさい」 ネーナ「ええーっ!せっかく似合ってんのにー」 ルナマリア「気のせいかな…私が馬鹿にされてるような気がするんだけど」
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11764.html
……… 律「で、完成したものがこちらになります」コトッ 紬「わーい」パチパチパチ 律「うんうん、ちょっと焦げちゃったけどなかなかの出来だと思うぞ!」 紬「りっちゃんが作ったんだもん。絶対においしいに決まってるわ!」 律「おいしいかどうかは食べてみないとわからないわけで……とりあえずご飯にしよっか?実は私もうおなかペコペコでさー」グー 紬「実は私もなの~」クスッ 律「それじゃあ……」 律紬「いただきまーす!」 紬「はむっ」モグモグ 律「どう?」 紬「うん、とってもおいしいわ!」ニコッ 律「本当に?よかったー……ムギはいつもおいしいもの食べてそうだから、口に合うか心配だったよ」ホッ… 紬「そう?私はそんなことないと思うんだけど……」 律「えー?絶対そうだろー。例えば毎日ステーキとかさー」 紬「もう、いくらなんでもそうなことないもん!」プンスカ 律「あはは、ごめんごめん」アハハ 紬「……私ね、ずっと前からこんな家庭的なごはんに憧れてたの」 律「家庭的?」 紬「うん。うちはお父様もお母様もいつも仕事で遅いから、小さい頃からみんなで揃ってご飯っていうのがあまりなくて……」 紬「だからこんな風にりっちゃんと2人で笑って食べるご飯がとっても嬉しいの」 紬「それにりっちゃんの料理はあったかくて、優しくて……私、りっちゃんのごはんがとっても好き!」 律「そ、そう?そこまで言われるとなんか照れちゃうなー」ナハハ 律「私としてはムギがいつもどんなもの食べてるかも気になるんだけど……」 紬「じゃあ今度はうちに泊まりに来ない?」 律「え?いいの!?」 紬「うん!りっちゃんの想像しているような料理は出せないと思うけど……」 律「やったー!ステーキだー!聡に自慢してやろうっと!」 紬「だからステーキなんて食べてないってば!」クスッ お風呂! 律「あ゙ー、きもちいー……」カポーン 紬「うん……」カポーン 律「…」ジー 紬「?」ムギュン 律「…」リツーン 律「神は不公平だ……」ガックシ 紬「……ねえりっちゃん、背中流しっこしよっか?」 律「お、いいね!」 紬「じゃありっちゃんから先に流してあげるわね。ささ、こちらにどうぞ」 律「はーい」 紬「よいしょ、よいしょ」ゴシゴシ 律「あー……」 紬「かゆいところはございませんかー?」 律「もうちょっと背中の真ん中あたり……」 紬「えーっと、ここかしら?」ゴシゴシ 律「うん、そこー……」 紬「…」ウズウズ 律「どったのムギ?」 紬「……えーい!」コチョコチョ 律「ちょ、ムg……あははははは!」 紬「やぁー!」コチョコチョ 律「あははははは!わ、脇は反則……あはははは!」 紬「ここかー♪ここがええのんかー♪」コチョコチョ 律「ぜえ…ぜえ……よくもやってくれましたわね紬さん……」 紬「…」ワクワク 律「このー……お仕置きだベー!!」ウリャー 紬「きゃー♪」 ……… 律「じゃあそろそろ寝るかー……」 紬「そうね……今日はもう疲れちゃった……」 律「じゃあ私床に布団敷いて寝るから、ムギはベッドで……」 紬「……ねえ、今日はりっちゃんと一緒に寝ていい?」 律「……もう、ムギは甘えんぼさんだなー」 紬「だめ?」 律「いいよ、ほらおいでー」 紬「………とぉー!」ボフッ 律「うむむ……ムギのやつめ、既にフライング布団潜り込みアタックをマスターしているとは……」 紬「えへへ…」ヒョコ 律「うむ!もうワシから教えることは何もない!免許皆伝じゃー!」 紬「ありがとうございますししょー!」 律「うむ、免許皆伝の褒美は何がいい?何でも言ってみ?」 紬「……明日、りっちゃんと一緒に遊びに行きたいな」 律「お、いいね!ムギはどこ行きたい?」 紬「どこでも!とにかくりっちゃんといろんなところに行きたいの!」 律「そっかー、ムギをエスコートするんだからどこ行くかしっかり考えとかないとなー……」 律「そうだ!たまには電車で遠出してみようぜ!」 紬「電車で……?それはとっても素敵だわ!」 律「だろ?それでさ……」 ……… 紬「……」 律「…zzz」スヤスヤ 紬「…ねえりっちゃん、もう寝ちゃった?」 律「…zzz」グーグー 紬「………あのね、最初にお父様とお母様は仕事で海外に、って言ったけど……あれ本当は嘘なの」 紬「斎藤がこっそり教えてくれたんだけどね、本当は2人でフィンランドの大学を見学に行ってるらしいの」 紬「……私は1人っ子だから、いつかはお父様の跡を継がなきゃいけない」 紬「だからそのために海外の大学で勉強をさせることも考えてるって……」 紬「……なんとなく、いつかこんな話が来るだろうって予想はしてた」 紬「だから最初にその話を聞いた時もそんなに驚かなかったわ。この家に生まれてきたんだから、これは仕方ないことだって」 紬「世の中そう自分の思い通りにはいかないんだって……だから最初はその話も受け入るつもりでいたの……。でも……」 紬「高校に入って、せっかくみんなと仲良くなれて、大学でもみんなで一緒にいれるかもしれないのに……」 紬「……やっぱり私、本当はまだまだみんなと一緒にいたいの!」 紬「もっとみんなと音楽がしたい!遊びたい!いっぱいいっぱいお話がしたい!」 紬「……でも家のことを考えたらそれがなかなか言い出せなくて」 紬「私のわがままのせいでみんなに迷惑がかかるかもって思ったら、言いだす勇気がなくって……」 紬「でもみんなと離れ離れになることを考えたらもっと悲しくなって……、それで今日はりっちゃんにいっぱい甘えちゃったの……」 律「…zzz」 紬「……少し話したら楽になったかも」 紬「りっちゃん、今日は本当にありがとうね。じゃあおやすみ…」 律「……」 次の日! 律「ムギ、準備は大丈夫?」 紬「ええ、バッチリ!ところでりっちゃん、今日の一体どこに……?」 律「うむ、まずは隣町の遊園地でも攻めていこうかと思う!」 紬「遊園地に?それはとっても素敵ね!」キラキラ 律「しかーし!こちらの人員はたったの2名!隣町まで行くにはこれでは少々心もとない!」 律「そこで!援軍を要請しておいた!」ババーン! 紬「援軍って……どこに?」キョロキョロ 律「………もう来てるはずなんだけどなー……」 澪「ごめん!少し遅れた!」タタタッ 梓「もう!唯先輩が寝坊なんてするからですよ!」タタタッ 唯「うわーん!本当にごめーん!!」グスン 紬「みんな……」 律「今朝メールしておいたんだ。そしたらみんなムギと遊びたいってさ」 律「みんなムギのこと大好きから、もっと一緒にいたいって」 紬「りっちゃん、もしかして聞いてたの……?」 律「さあー?私寝てたから知らなーい」 律「でもさ、もし困ってることがあるなら何でも言ってくれよ」 律「私もみんなも、ムギのことが大好きで……」 律「それになんたって友達なんだからな!」 紬「……ありがとう」 ありがとうりっちゃん。私、勇気を出してみるね 私と、みんなと、これからの私たちのために…… おわりー 戻る
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2934.html
久「はーい。今日の部活終わりー!」 久「みんな、明日が休みだからって遅くまで起きてちゃダメよ?」 『はーい』 久「それじゃ私は学生議会の仕事があるから、先行くわねー」 まこ「さて、わしも雀荘の店番せんといけんから帰るけぇ。おんしら、ちゃんと戸締りせぇよ?」 京太郎「おつかれっしたー部長」 優希「染谷先輩もおつかれだじぇ!」 和「ふぅ、少し肩がこりましたね」 優希「のどちゃんはその大きなおっぱいのせいだじぇ」 和「なっ、ゆーき!」 咲「・・・」ぺたぺた 京太郎「…咲」 咲「はっ!?な、何でもないよ京ちゃん!?」 京太郎「いや、わかってる。大丈夫だ。おっぱいがなくてもお前は十分魅力的な女の子だよ」 咲「うぅ、嬉しいけど嬉しくないよぉ…」 優希「あー、京太郎が咲ちゃん泣かしてるじぇ」 和「いけないですねぇ。先生にチクってしまいましょう」 「「「いーけないんだいけないんだー。せーんせいにゆってやろー」」」 京太郎「三人がかりで俺をいじめるお前らが一番いけねぇよコラ」 和「うわ、須賀くんにこめかみをグリグリされているゆーきの顔がムンクのようになってます」 咲「見ちゃいけません和ちゃん。馬鹿がうつっちゃうよ」 京太郎「んだとバカチクショウ咲チクショウ」 優希「うぅ、いてて。ったく、このバカ犬が。タコスカウンターが減ってしまったじぇ」 京太郎「タコスカウンターって遊戯王みたいだな」 和「私のTG代行が火を吹きますよ?」 咲「スーペル植物ってまだ現役かな京ちゃん」 京太郎「展開だけならな。オピオン出されたら大概詰む…よいしょ、俺は掃除してから帰るから先帰っと「私ちりとりやるねー」オイ」 和「なら私はベッドまわりを」 優希「牌磨きはまかせろー」バリバリ 京太郎「おい、麻雀しろよ」 咲「いいからいいから。早く終わらせようよ京ちゃん」 優希「早くおわらせて、みんなでタコスを食べに行くじぇ!」 和「タコスはともかく、寄り道はしましょうか。たまにはやってもバチは当たらないでしょうし」 咲「うわー、みんなわるいこー」 京太郎「本心は?」 咲「本屋よりたい」 京太郎「素直なお前が大好きだよ」 ――――― 久…ふふっ」 まこ「なーに扉ん前でにやにやしとるんじゃお前さんは」 久「あ、あらまこ。まだいたの?」 まこ「あぁ、ちぃと忘れもんがな」 久「あらそう、私もよー奇遇ねー」 まこ「それいうんはカバン中からはみ出しとうジュースを隠してからにせぇや」 久「・・・」こそこそ。 まこ「遅いわ」 久「うぅ、いいじゃない。恥ずかしいのよ後輩に差し入れとか」 まこ「なんじゃ、ええ先輩やればいいだけじゃろ?」 久「うぅ、それが難しいから困ってるんでしょー」 まこ「うわぁ、めんどくさ。ええからさっさといってきんさい」 まこ「あいつらなら喜んで受け取ってくれるじゃろ」 久「…ホントいい子よねぇ」 まこ「はいはい、いっしょにいったるけぇ行くぞ」 久「はーいお母さん」 まこ「こんな大きい娘はいらんわ」 久「もう…」 久「(・・・最後の一年で、こんな素敵な仲間が揃っちゃうんだもの)」 久「(やっぱり麻雀って、楽しい)」 カンっ!
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/585.html
ある日、いつものように縁側で煙草を一服吸っていると、庭先でタブンネの子供を見つけた おそらく、庭の畑に実っている木の実に目をつけて盗みにきたのだろう。卑しいやつだ 有刺鉄線の柵で足を切ったのだろうか、チィチィと耳障りな鳴き声をあげている 最近、この近辺で盗みや障害沙汰を起こす子連れのタブンネがいるというが、このクソムシはその連れ子に間違いないな ご近所に迷惑だし、少し痛めつけてから捨てておくとするか 「おいクソムシ。人の庭で何してんだ?」 『チィ!チィ!!!』 煩く鳴く子タブンネを掴み上げ、握り潰すように力を込め、抓り上げる いつも草むらでやってるみたいな遊び方は飽きたところだけど、どうしようか などと考えて考えながら煙を吐く 『ケホッ!ケホッ!』 おお? こいつは面白い反応をしてくれる 顔を近づけてからもう一回、ふーっ、と煙を吐く 『ケホッ!ケホッ!チィィィ・・・・・・』 子タブンネは煙に咽せている 目にしみるのか、キュッと瞑った目からは涙が一筋こぼれていた その反応を楽しみながら喫煙を繰り返す。そろそろ一本目が終わりそうだな 火種はちゃんと消しておかないといけないとね 『チィヤァァァァァ!!!』 短くなった煙草を子タブンネの腹、耳、足の傷口にグリグリと押し付けた 根性焼きというやつだ。昭和のイジメではよくあるね 焦げた皮膚をひくひくと震わせながら、子タブンネは俺の腕を引き離そうともがく 滑稽だし腹が立つなぁ。もう一本吸おっと 『チィィ・・・!チィィ・・・!』 体中に根性焼きを施すと、子タブンネの反応がだんだん弱々しくなってきた 体力の問題か、痛みと恐怖に心が折れたのか、なんにせよ面白くない 二本目の始末に、眼球でも使ってみようか。よいしょっと 『ピャアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!』 両目の眼球に押し付けて煙草を始末すると、子タブンネは一際大きな叫び声をあげて、ジタバタと暴れだす あまりの勢いに俺が手を離すと、子タブンネは両目を抑えて庭を転げまわった 『チィィィィ!!!チィィィィィ!!!』 まるでムスカ大佐だな。ギャグセンス高いぜ しっかり押し付けて潰しておいたから、もう二度と目は治らないだろうね 子タブンネの口を無理矢理開けて、二本の吸殻を放り込む。いや、実にいい芸だったよ 煙草二本で一生の視力を失ってどんな気持ち?ねぇねぇどんな気持ち? 気に入ったので、我が家専属の子タブンネ型灰皿として働いてもらおうかな 俺はチェーンかつヘビースモーカーだから、一日で二箱も吸うし掃除が大変なんだ 全身の毛皮が真っ黒になるまで使い潰してあげるね 捨てるときになったら、ダルマ加工して親タブンネの元に帰してやるよ 終
https://w.atwiki.jp/allgames/pages/72.html
攻略サイト集 MNL 攻略はしてるが、説明が簡易なので使いづらいかも。