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めがっさ貯古齢糖 今日は2月11日。国民の祝日なので学校はお休みです。私と長門さん、涼宮さんと鶴屋さんでデパートへやってきました。目的はもちろん…。 「ねぇねぇみくるちゃんこれ見てよ?すごいと思わない?」 涼宮さんが指差していたのはガラスケースの中に入っていたチョコレートでした。 見てみると綺麗にラッピングされていて、中のチョコレートもまるで宝石かと見間違うよう。私はつい見とれてしまいました。 「にしてもこんなのを男にあげるなんてどれだけ本気なのかしらね。」 呟いた涼宮さんにすかさず鶴屋さんが 「いやぁ~はるにゃん、男ってのは案外こういうのが好きなもんなのかもしれないよっ?」 って言っていますが…。本当でしょうか? 「実際にその情報があっている可能性はかなり高い。男性は普段一人で買えない物に魅力を感じることはある。しかし個人的に私はもう少しシンプルなチョコレートが好み。」 長門さん、結局自分の話になっていますけど…。 でも私はこの瞬間を楽しんでいました。 未来にバレンタインデーはあります。ただ、義理は廃止されたんです。 だから、好きな人が居ない人は、バレンタインっていうイベントが楽しめないんです。 チョコレート売り場を練り歩きながら、私たちは色んな話をしていました。 男の子はどんなチョコレートが好きなのか…。 今まで誰にあげたか…。 等。 気が付くと、いつの間にか涼宮さんがその場からいなくなっていました。 「あれ?涼宮さんはどこへ行ったんですか?」 「そういえばいないにょろね~。」 「涼宮ハルヒはあるチョコレートの前で先ほどから一分四十五秒停止している。そのチョコレートに余程心が惹かれた様子。」 とにかく、それは行ってみた方が良さそうですね。 私たちは長門さんを先頭にして、涼宮さんが止まっているというところへ歩き出しました。 いました。確かに、ガラスケースごしから一つのチョコレートを熱心に見つめています。 まだ私たちには気付いていないようですが…。随分必死なようです。 「いやいやぁ、はるにゃん本気だねっ!あの目は本命にあげるかどうか選んでるよ~。」 鶴屋さんは何でも分かるんだなぁ…。 こっそり後ろから近づいてみると…。 「う~ん…。キョンはこういうの好きなのかしら…。でもチョコレートは手作りの方が良い気もするわね…。でも、これ何かキョンっぽいし…。」 やっぱり鶴屋さんの言うとおり、本命らしいですね♪ 「はるにゃ~ん。どうしたんだ~い?」 鶴屋さんがとても楽しそうにニヤニヤ笑いながら涼宮さんに近づいていきます。 「つ、つ、鶴屋さんっ?!」 こんなにびっくりする涼宮さんを見るのは初めてかも知れません。 「今何かブツブツ言ってたねぇ~。どうやら本命らしいじゃないかっ。キョン君かい?応援するよっ!」 「涼宮ハルヒと彼は友達以上恋人未満に最も該当するとされる関係。本命と呼ばれるチョコレートをあげるのは彼に好意があるという証拠。そのチョコレートは彼に合っているため、手作りより推奨される。」 鶴屋さんと長門さんが涼宮さんに話しかけています。 「べ、別にキョンのためなんかじゃないわよっ。」 「じゃ誰のためなんだぃっ?!」 鶴屋さんが完全にこの状況を楽しんでいます。 「い…いや…。ねぇねぇみんな、やっぱりこのチョコレートが良いと思う?」 「もちろんですよ。涼宮さん。だいたいキョン君はあなたがくれるチョコレートに期待しているはずです。きっと何でも喜びますから。」 「本当っ?!みくるちゃん。もし違ったら針一億本飲ますわよ?」 本当です。絶対に、キョン君は涼宮さんからのチョコレート喜びますよ。 「絶対にそう。」 「そうに決まってるにょろよ~。それ買っちゃいなっ!」 「分かったわ!みんながそこまで保証してくれるなら買う!」 SOS団の活動はとても楽しいですが、たまにはこういう女の子だけでの恋の話とか、いいもんですね。 「さぁて、次は有希の本命を買いにいくわよっ!」 「私という個体は特別恋慕の情を抱く対象はいない。よって、本命と呼ばれるチョコレートは必要ない。」 「そんなことないにょろ~。いないわけないっさ!有希っちの好きな人!誰にょろ~?」 長門さんの好きな人…。誰でしょうね?気になります。 デパートにはたくさんのチョコレートが並べられています。まだまだこのショッピングは続きそうです。
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122 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/27(月) 23 39 24 ID ??? 軽く困った話。 キャラクター作成からはじめてたんだがPLのうち一人が 「女NPCキャラ出る?」 「男キャラ作るなら女NPCいないとやる気でないなあ」 「仲良くなれそうな女NPCいるかなあ」 とそんな具合で、別PLがイラついた素振りも隠さないので困ってしまったよ。 結局女NPCに拘ったPLは女キャラ作ってた。 123 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 00 25 22 ID ??? そんなに百合がしたかったのか……っ! 124 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 00 40 01 ID ??? まあ、でも、わからんでもない FEAR系のゲームでシナリオヒロインがいないと、ちょっと物足りない気がする アリアンでダンジョンハックとかN◎VAで男臭い話をするならともかくとして ラピュタみたいな「男の子が女の子を助けるための冒険」を期待してて 単に洞窟の奥にいる奈落を倒して帰ってくるだけ、とかガックリ来るもの 125 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 00 44 46 ID ??? 123 女NPCが出ないから女PCにしたのでは? 126 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 01 38 49 ID ??? そうなのか。ヒロインなんてまともに出した事ねえや 127 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 05 07 44 ID ??? どうせ出してもナンパPCの餌食になるか女PCのかませになるだけだしいらない 男性GMのヒロインロールがきもいという人がいるが 女GMのヒロインは自己愛入りすぎてていろんな意味できつい しかもセッション終了後に過去の自PCだったんですよとか嬉々として語り出すんだ 128 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 06 54 22 ID ??? まあFEARのゲームはヒロインのシナリオにおける重要性が書かれてることがあるからな ヒロインといっても故郷であったり特別なアイテムであったりとかPCが守るべきモチベーションとなる存在という意味で女NPCというわけではないけども 129 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 07 12 05 ID ??? お話の基本にヒロインの存在があるのは理解してるが GMとしてロールプレイしてるとうすら寒くなるので たいていは子供にしてしまう俺はチキン 130 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 08 04 57 ID ??? 女子供NPCの戯れ言には一切耳を貸さない奴も居るなw 131 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 08 22 00 ID ??? 若い女は苦手だから他の奴に回すが、老人と子供にはつい構っちまうな。 …若い男?眼中に無いw 132 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 08 45 40 ID ??? 老若男女関係なく、気に入った奴とは酒を酌み交わし、気に食わない輩には左ストレートをぶっ放す俺に死角は無かった。 133 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 09 02 32 ID ??? 127 またそんな偏見をばら撒くw キャラ愛入って過去のPCとかを出すのは 男GMの方が多いよ 134 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 09 12 23 ID ??? 132 見切った!右後方が死角だ! 135 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 09 15 50 ID ??? 134 ∵因果応報∵ 138 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 10 27 35 ID ??? ヒロイン欲しがるPLには出してあげればいいよ 幼女好きならなおの事 助け出した時に抱きついかせて「甘いね、おじちゃん」ってナイフで刺してあげるけど 139 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 10 58 45 ID ??? つ《生死去来》 「はっはっはっ、肝臓を刺されちゃったかー、こいつは一本取られたなぁ! でもオジサンはゾンビだからなぁ、別に何とも無いんだよー! さぁて、それじゃあパパとママのところに帰ろうかぁ! 」 140 名前: NPCさん 投稿日: 2009/04/28(火) 13 33 12 ID jgUUuxf6 FEARげーならヒロイン展開はないと寂しいけどな 物語に参加するモチベーションを与えるのに簡単な手段の一つではあると思う 物語に大きく関わらなくても依頼者が弱者(女子供)ってだけでノリ発生はよくあるし ただ異性NPCに固執しすぎるPLはきっついと感じることが多いなぁ。 FEAR系だと公式NPC厨で脳内で勝手な妄想抱いてるタイプとか 女PLだと男子キャラに勝手に自分好みの属性つけて萌えあがったり ってケースに合った事あるわ 141 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 13 38 32 ID ??? 140 それもそうだが、月並みだが、 赤ら顔のメガネデブヲタに「あたくしは~」とか キモイ美少女PCロールされるのもつらいぞ。 149 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/04/28(火) 14 23 38 ID ??? まあ熱中してる時にはかえって気にならんよなー むしろオタクが女性キャラやってるのを見て、何一つ問題行動してないのに、ゲラゲラ笑う方が困ったちゃん スレ223
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◆ 「なんで助けたんですかッ!? なんでッ!?」 吠える様に、唸るように康一がそう言った。康一に胸ぐらを掴まれたマウンテン・ティムは、何も言えず俯いた。 カウボーイハットを深くかぶりなすと、その表情を暗く影に隠れるようにする。しかし大きく俯いてもその口元までは隠しきれなかった。 怒りに震えるその唇を。真一文字に結ばれたその口元を。 マウンテン・ティムは口を開く。その声は自らに対する怒りで低く、くぐもっていた。 「君が俺を殴りたいというのであれば甘んじてそれを受けよう。君が俺を罵倒して気が済むならばいくらでもそれにつき合おう」 「そんな話がしたいんじゃないッ! 僕が話したいのは……ッ!」 「君を救うためだ。君を助けるためにはどうしたって誰かが足止めしなきゃいけなかった。 誰かがあの化け物を相手にする必要があった。そしてあの娘はそれを望んだんだ。 だから俺はそうした。ああ、そうさ、康一君。俺は逃げたんだよ。彼女を見殺しにした。彼女を助けにずに、時間稼ぎの生贄に利用した。 責任があるというのであれば判断を下した俺だ。俺の……この俺の、ミスだ」 「……ッ!」 矛先のない怒りが康一の中を駆け巡った。 八つ当たり気味に振りあげた拳はマウンテン・ティムの胸の前で止まり……かわりに地面に向かって叩きつけられた。 違う……違うッ! 康一もわかっていた。マウンテン・ティムはあえて悪者になろうとしている。 康一の向けどころのない怒りを受け止め、その感情のはげ口になろうとしてくれている。でも違う。康一もわかっているのだ。マウンテン・ティムは何も悪くない。 むしろ彼のおかげでこうして康一は生きていられるのだ。今身体を駆け巡る怒りがあるのも、電流のように流れる節々の痛みも、全てティムが救ってくれたおかげだ。 「……悪いのは、僕なんだ」 重苦しい沈黙を切り裂くように、康一がそう言った。 ―――そうだ、由花子さんを殺したのは……僕だ。 「僕がもっと強かったなら! 僕がもっと冷静だったなら! 僕がもっと辺りを見ていられたら! 警戒を怠っていなければ! 僕が……僕が……僕がッ! 全部僕がいけなかったんだッ! 由花子さんを殺したのは僕だッ!」 「……康一君」 せきを切ったように康一の口から言葉が溢れだした。途中からその声は涙でぬれ、ほとんど何を言っているかわからないほどになっていた。 康一を励ますようにマウンテン・ティムが肩に手を置く。その手は暖かった。 しかし……康一はそっとその手を引きはがす。その優しさに溺れてはいけない。その甘さに目をそむけてはいけない。現実を見つめるんだ。 山岸由花子を殺したのは……僕だ。由花子が死んだのは、広瀬康一が……弱かったから。 好きになったわけではない。まだ会って数時間、共に過ごした時間は数えるのも馬鹿らしくなるほどの短い間だ。 恋人になりたいとかだとか、共に生きていたいだとか……そんなことを問われれば、わからない、と康一は答えるだろう。 二人が過ごした時間はあまりに短く、入り組んでいた。それでもきっと出会い方が違ったなら……そう思ったのも事実である。 第一印象は最悪だった。なんだこの人は。なんなんだこのヒステリックな女の子は。正直に言えばそう思った。 しかしそれだけじゃないのだ。彼女の言葉を受け止め、彼女の視線を見つめ、一度だけではあるが共に戦い……康一は由花子の中にある強さも見ていた。 そのダイヤモンドのように固く輝く彼女の強さに……見とれていたのも事実である。いや、正確に言えば見惚れていた。 少しずつではあるがハッキリとイメージは浮かんでいた。そうか、未来の僕はこの人と一緒に過ごすのか、と。 一緒に学校に登校したり、休日には買い物に出かけたり、ご飯を食べに行ったり、映画を見に行ったり……。 そう思うと悪くないなという気持ちだった。恋人だとかは置いておいても結構僕たち、いい友達になれるんじゃないかって本気で思ったりした。 「…………守れなかった」 しゃがれた声で康一がそう言った。 だけどそう思った少女はもういない。康一に輝く未来を見せてくれた少女は死んでしまったのだから。 糸が切れた様に全身から力が抜ける。崩れ落ちた身体でその場にうずくまり、康一は地面を見つめた。 とりとめもなく、涙が溢れた。後から後から感情がこみあげてきて、それはどうしようもなく止められなかった。 由花子が笑うことはもう二度とない。嫉妬に怒り狂うこともなければ、不機嫌そうに顔をしかめることも、もう、ない。 彼女と共に歩む未来はその手をすり抜け、二度と掴めない。友達から始めませんか、そう言って差し出した手を由花子が握ることも決してないのだ。 守れなかった、未来の恋人を。友達になって欲しいと差し出した手を握った女の子を……守れなかったのだ、康一は。 康一は大声をあげて泣いた。少女の名を呼び、情けない自分を呪い、地面を叩き、涙した。何度も、何度も叫び、泣いた。 いっそのこと喉が張り裂けてしまえと康一は思った。地面を叩く拳も壊れてしまえばいい。なにもかもが、もう、どうでもいい! 康一は自らを罰するかのように、ずっとそうしていた。 だって由花子さんは痛みすら感じられなくなってしまったじゃないか。だって由花子さんは僕のせいで死んでしまったじゃないか……! 少年の叫びが辺り一面にこだまする。 マウンテン・ティムは何も言わず、ただ康一の傍で立ちつくすことしかできなかった。何もすることができない自分がふがいなかった。 獣のような吠え声が住宅街に響き渡る。康一の叫びはいつまでも、いつまでも途切れることなく、辺りに轟いていた。 【山岸由花子 死亡】 ◆ ―――物語を少々遡って…… 「ちょっと、えと、由花子さん……!?」 「しょうがないじゃない、こうしてないと危ないんだから」 「そんなこと言ってもこんなにくっつかないでもいいじゃないかな……?」 暗闇に包まれた民家の、その中でもさらに暗い場所でのこと。康一と由花子は身を寄せ合って辺りの様子を伺っていた。 先の由花子と康一の戦いで辺りには木片が散り、家具は壊れ、部屋中がひっちゃかめっちゃかな状態になっている。 由花子が伸ばしたラブ・デラックスは依然辺りに広がったままで、その一番濃い部分、中心地に二人は寄りそうにように立っていた。 由花子はそっとスタンドを動かすと伸ばしていた髪を集め、二人を包むように展開していく。 それはまるで巨大な繭のようだった。真っ黒で、禍々しくて、人二人をゆうに包み込める大きな繭。 二人がぴったりと体を寄せ合っているのでそれほど窮屈ではない。怪我をしている康一も由花子が気を使ってラブ・デラックスで支えているので、問題なく立つことができている。 敵のスタンドはなにか光に関連したものだろう、と二人はあたりをつけていた。 ガラスに映ったぼんやりした影。康一を襲った謎の閃光。おおまかであるが何かしら光が関連しているか、あるいは光を利用したスタンド攻撃なのではないだろうか。 康一も由花子もスタンドによる戦いの経験は少ない。戦いながら相手のスタンド能力を推測することにはまだ慣れていないのだ。 とにかく、二人はとりあえずの防御態勢を取ることにした。 由花子のラブ・デラックスで光を遮る。同時にクッションのように二人を包み込むことで突然の襲撃にも対応できるようにする。 康一の傷はそれほど深くはない。依然出血があるものの、それも由花子の応急処置で対処できている。 言い換えれば、相手の攻撃は『それまで』の攻撃なのだ。 謎の襲撃者のスタンドは由花子のラブ・デラックスのように窓をぶち破ったり、人を持ち上げたりすることはできない。 康一のエコーズのように、火を発生させたり、音をぶつけたり、そういう能力もないようだ。 ならば由花子のラブ・デラックス二人をで包めば、光が差し込むこともないし、ある程度の攻撃も防げるだろう。 無論それで全ての攻撃が防げるわけではないだろうし、繭の中であれば安全が保障されているわけでもない。 最大限の防御を引いているだけで、いずれは破られる可能性だってある。ラブ・デラックスを貫く一撃もあるだろうし、二人のスタンド予測が的外れな可能性だってある。 結局のところ、あとは戦いの中で見つけていくしかないのだ。経験が皆無と言っていい、スタンド使い二人の力を合わせて、戦うしか……! 「それで、どうするつもりなの?」 黒繭のなか、由花子が康一にそう尋ねる。今の状況、正直言えば防戦一方だ。 「一応助けは呼んでおいたよ、僕の『スタンド』でね」 「……そんなので大丈夫なの? 助けにやってきたところを逆に返り討ち、なんてなったら目も当てられないわよ」 「大丈夫だよ、僕は仗助くんたちを信じてる。すっごく便りになる人達なんだ。由花子さんもきっとすぐ友達になれるよ」 「……まぁ、いいわ。それでその助けが来るまで呑気にここで待ってればいいのかしら?」 「由花子さんは何か考えある?」 「……自分で聞いておいて言うのも何だけど、ない、わね。光が攻撃になるって言うならこの防御を解くのを相手がまっている可能性は高いでしょうね。 外に逃げようものなら光に身をさらすことになるからそれは危険。暗闇で隠れていても相手の能力次第では懐中電灯も必殺の道具になる。 お手上げ、かしら? 動いた途端やられるとわかっている以上、下手に動かずこうしているのが最善策……。 じれったいわね。まるで壁越しに拳銃を突きつけられたみたい」 「我慢比べってことかな? 一応僕のスタンドで少しずつあたりを伺ってみるよ」 「あまり無理しちゃ駄目よ」 「わかってるって」 二人がそうしてからどれくらいの時間が経っただろう。焦れる様な、ひりつくような緊張感の中を二人は長い事ただ待っていた。 由花子が康一の怪我の様子を見直したり、エコーズでほんの一瞬だけ辺りを見回ったり……。 結構な時間がたったが、その間に何か起きるわけでもなく、かえってそれが二人を不安にさせた。 繭の外の様子に変化はなかった。薄暗い部屋、照りつける太陽、静寂に包まれた住宅街。襲撃者の影一つ見当たらなかった。 康一は少し危険を犯してまで先に自分が攻撃を喰らった窓ガラス辺りを調べてみたが、そこにも人影は見当たらなかった。スタンドの気配もなかった。 諦めたのだろうか……? いや、まさか。 敵は二人が戦っている最中も、粘り強く隙を伺っていたようなヤツなのだ。獲物の位置がはっきりとしている今、そんなヤツがこのチャンスを逃すだろうか? 現状由花子と康一は圧倒的不利な状況におかれている。そうまでして追いつめた獲物を、わざわざ諦める様なことをするだろうか? いいや、しないだろう。必ずや相手は何か仕掛けてくる! 由花子と康一が光に身を晒さざるを得ない状況を作り出す……ラブ・デラックスから二人を引きずりだす攻撃を仕掛けてくる……。 そう、そんな風にならざるを得ない何かを……! 必ずや、何かを仕掛けてくるッ……! 「ねぇ」 唐突に由花子が言った。振り向いた康一の視界に写るのは暗闇のみ。辺りは真っ暗なため由花子がどんな顔をしているかわからない。 だがどことなく不機嫌な声音だった。恐怖と言うよりは、不愉快だと言わんばかりの声だ。 「なんだか熱くない?」 確かに少し康一も汗をかいている。だがそれは気にするまでもない、普通のことだと思っていた。 髪の毛の繭に包まれている今、その性質から汗をかくのも不思議ではないと思っていた。髪の毛の保温性は高いし、その中にいる二人が熱く感じるのは当然のことだ。 しかしよく考えてみれば、確かにおかしい。由花子も汗をかいてる。自分も汗をかき『始めている』。 「まさか……」 康一は思わずそう呟いた。即座にスタンドを呼び出すと外の様子を慎重にうかがう。 この現象が意味することは気温が上昇しているという事実。それも汗をかくほどまでに、急激に! 急速にッ! そしてそれが意味することは即ち……! 「エコーズッ!」 スタンド越しに見た民家は数分前とはうって変わって明るく、光を放っていた。康一の口から思わず呻き声が漏れる。 火だ……! 敵は火を放っていた! 籠城を決めこんだ由花子と康一に対して相手がとった手は古典的だが効果抜群の策ッ! 火炙り、火攻め、炎の流法! しかもただの火炙りではない。敵には同時に光を使った攻撃手段もあるのだッ! それが意味するものは即ち、火と光の挟み撃ち! 火から逃れようと動けば光のスタンドが容赦なく二人をねらう。光のスタンドから身を隠し続ければいずれは二人に火の手が伸びる。 攻撃は既に完成していた! 相手は何もしていなかったわけではない。『既に』だッ! 二人の策、そして由花子のラブ・デラックスを前に『襲撃は完了』していたのだッ! 「由花子さん」 「……覚悟を決めろ、って顔してるわね」 「火、凄く広がってた」 「…………なるほどね」 「……」 「なら仕方ないわね」 「え?」 そう言って由花子は康一を強く抱きよせた。突然のことに康一は何が何だかわからないという顔をしている。 「康一君、まさかと思うけど貴方こんな風に考えてないかしら。 僕が囮になる、だからその間に逃げて、とか。それか僕が敵の注意をひきつける役をするからその間に安全な場所まで走ってだ、とか。 僕がなんとかしている間に近くにいるはずの仲間を呼んできて、だとか」 図星だった。由花子は康一が考えていたことを、まさに言い当てた。 康一には覚悟も度胸もなかった。由花子と一緒にこの場で焼け死ぬという覚悟と度胸も。共に手を取り逃げだす覚悟と度胸も。 由花子を死なすわけにはいかない。だけどこれと言った策が思いつくわけでもない。そんな康一が思いついたことといえば愚直なまでに身体を張ることだけだった。 英雄(ヒーロー)のように、その身一つで全てを抱え込むこと。女の子を守ること、庇うこと。 「まぁ貴方が考えそうなことよね。でもね、敵もそんなこと承知で火を放ったんじゃないかしら。 火を放つまでかかった時間から考えても相手はなかなか頭が回るヤツよ。下手に康一君が囮になったとしても最悪二人ともやられる、なんてこともあるわけ」 「じゃあ、どうしろって……?」 「それはね……」 だが由花子は断じてただの女の子ではない! 彼女はスタンド使いだ。そして何より守られるだけの女の子では決してないし、ましてや庇ってもらうべき者でもないッ! 由花子は夢見る少女だ。広瀬康一に恋する少女だったのだ! 二人を包んでいた繭が狭く、そして少しだけ薄くなる。エコーズをひっこめた康一にはなにが起きているかがわからない。 いったいこの繭の外で、由花子が何をしようとしているのか、何をしているのか。 問いかける様に見上げても、由花子は何も答えてくれなかった。途切れた言葉はふわりと宙に浮かび、どこに落ちるわけでもなく宙ぶらりんでぶら下がっている。 由花子は鋭く輝く目で康一を見返し、ほんの一瞬微笑んだだけだった。そして次の瞬間、キッ、と表情を険しいものに変えると彼女は叫んだ。 由花子が康一を抱き寄せたのは“こうする”ためだ。 『ラブ・デラックス』がその黒い体を振るわせる。それはまるで暴れるまえに大きく息を吸い込む、巨獣のようで。 「正面からぶち壊すッ!」 由花子の言葉と共にラブ・デラックスがその力を解き放った! 二人を中心として四方八方伸びていく髪の毛。とてもじゃないがそれは髪の毛には見えなかった。 それを髪の毛と呼ぶには、あまりに太く逞しすぎた。電信柱をゆうに越す長さと大きさで、ラブ・デラックスが辺りにあるもの全て、なぎ払っていく。 それはまるで黒い濁流! 何百、何千もの髪の毛を一つにまとめ上げ、力任せに振り回す! その力は民家の柱を叩きおり、窓を粉砕し、壁をも突き破る! ガードに回していた髪の毛をも動員したこの圧倒的破壊力ッ! 未だ内側にいるためその全貌を見ることは叶わないが、突然聞こえてきた轟音に康一は眼を白黒させて驚いたッ! 「焼け死ぬ? 酸欠で死ぬ? そんなのはまっぴらごめんねッ そんな風にここで小さくはいつくばっているぐらいなら、いっそのこと全部ぶっ壊してやるわッ」 半壊していた家は由花子が言葉を吐くごとに、更にその安定感を失っていく! 傾いた屋根が更に大きく傾く! 家を支えていた大きな柱が、由花子の暴力的な衝動を前に堪え切れず折れ始めるッ! 「火がなんだっていうの? 炎? 火災? ならその火ごとこの家と共に押しつぶすッ! 敵が近くにいるかもしれない? 好都合よ。なら私たちと一緒にまとめて民家の影に叩き落とすッ!」 折れまがった水道管から勢いよく水が噴き上がる! 降りそそぐ天井が、瓦礫の破片が火を押しつぶし消していくッ! 由花子の狙いはこれだ! 遠い昔、江戸時代に人々が火災の際に柱を倒し、家を壊したのと同じこと! 燃え広がる前に、叩き壊す! シンプルだが効果は抜群だッ! それに彼女のスタンドならば家の内側から壊しても押しつぶされるようなことはない。 なにより今の彼女は恋する乙女なのだから。憧れの彼のまさに眼の前でいるのだから! カッコ悪いところなんて見せていられようかッ! やがて遂には砕け落ちてきた天井をも由花子はスタンドで支えると、ぐっと力を込めて投げ飛ばす。 勢いよく跳んだ残骸が地面ではねあたり、轟音を立てて崩れていく。 砂埃があたりを包み……そして静寂が響いた。聞こえるのは未だ吹きあげ続ける水の音。そして僅かに燻る残り火の音。 再び火が燃え上がるようなことはないだろう。なぜなら辺りにはもはや由花子と康一を残して一切なにも残ってないのだから。 暗闇が二人を包んでいた。薄く残ったラブ・デラックスを透かしてみても辛うじて残った瓦礫が積み重なり、大きな影として日光を遮っている。 呆然としたままの表情で康一が由花子を見つめる。何を見るでもなく立ちつくしていた由花子はその視線に気づくと振り向き、そしてにっこりと笑った。 その時、康一の脳裏に浮かんだのは仗助と噴上の言葉だった。 放送前のちょっとした時間、由花子について話をした時、二人はとっっても微妙な顔をしていたことを康一は思い出した。 曰く、見ればわかる。あんまりアイツのことは話たくねェ―な。とにかくパワフルなヤツだ。プッツンしてるが悪いヤツじゃない。 その言葉が今になってようやくわかった。 眼の前で微笑む山岸由花子を見て、広瀬康一は一つの真実を悟った。 自分は決して山岸由花子に敵わない。自分は一生この娘に勝つことはできないだろう、と。 山岸由花子。ただの少女でありながら彼女が持つ底なしのエネルギーを前に、康一は何も言うことができなかった。 ◆ 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ
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432 :1/2:2010/10/18(月) 22 08 54 ID ??? 美談な困ねぇ…… うちのサークルにキモヲタピザのAってやつがいた。 GMやらない、むさくるしい、コンベのときは遅刻してくる ところかまわずエロゲの話をするって具合だ。 でまあ、あるとき新しく入ってきた女の子Bにあっさり惚れて粘着し始めた。 で、Bの方が代表に相談して、Aに注意をすることになったんだが…… ・どうせもうBは辞めるだろう ・なら、これを機会にAの迷惑なところを「Bが嫌がっている」という理由で直させよう ということになった。 「まず痩せろ」「食いつくな、節度を保て」「公共の場でエロゲ話は厳禁」 「ボサボサの頭で来るな」「シャワー浴びろ、臭い」「もちっと服に気を使え」 というあたりはまだよしとして 「マスターをやれ」「できるシステムは多い方がいい」 「もちろんルールブックは買え」「コンベの時は率先して動け」 とか、あんま関係なくね?ってことまで「直ればラッキー」って具合に要求してみた。 433 :2/2:2010/10/18(月) 22 09 55 ID ??? そしたらAが、全部実行しやがった。 いやまあ、はなっから俺らがAを追い出そうとしなかった理由でもあるんだが、 Aって素直ないいやつなんだわ。 でもまさか「Bのため」とかのために、そこまでするとは思わなかった。 そして痩せてみると、顔の彫が深くて割とイケメンw そうなると変なもんで、今度はまた別のCって新人の女の子が入ってきて、 Aにモーションかけはじめた。 まあ、ぶっちゃけ、見栄えで言えば、Cって子はBより断然かわいい。 ところがAは「俺、Bのことが好きだから」と断ったらしい。 そういうとこが伝わったのかどうかはしらんが、結局AとBは付き合い始めた。 あれよあれよというまに結婚→出産。 まあ、そのままサークル抜けちゃったんだけど、今でも接点はあったりする。 今でもたまに遊びに行って子供まじえてボドゲとかやったりするんだが、 いつのまにかAは料理にも目覚めたらしく、も手料理とか振舞ってくれる。 しかもこれがうまい。 そのたんびに、「やべー、うめー、A結婚しようぜー」とか言ってる俺たちがどう見ても負け組みです。 434 :NPCさん:2010/10/18(月) 22 16 52 ID ??? イイハナシダナー 435 :NPCさん:2010/10/18(月) 22 17 27 ID ??? 432 乙。これからも変な流れになる度に頼む。 436 :NPCさん:2010/10/18(月) 22 19 01 ID ??? 創作乙 長文書いた努力だけ認める 437 :NPCさん:2010/10/18(月) 22 21 59 ID ??? とりあえず、報告者とその周辺が困なのはわかった。 438 :NPCさん:2010/10/18(月) 22 28 23 ID ??? うちの鳥取だと、集合時間に遅れる奴は日頃から真面目に会社に勤めている人間だけだ。 休日とて、正午集合には間に合えないほど働いている。 439 :NPCさん:2010/10/18(月) 22 34 07 ID ??? Aって素直ないいやつなんだわ。 ならそれまでに話し合いで改善しとけよ 440 :NPCさん:2010/10/18(月) 22 49 44 ID ??? 438 13時以降集合に変えてあげればいいんじゃ 441 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 14 50 ID ??? 432 あれよあれよというまに結婚→出産。 許せねえ! 徹頭徹尾Aが許せねえ! Cって新人の女の子が入ってきて、Aにモーションかけはじめた あり得ねえ! 完全無欠にCというのがあり得ねえ! 体重が「身長(平均的)-110」kgで、体脂肪率が低く、それなりの能力によりサークルで一目おかれていて、エロゲ話は皆無で、 GMをやり、毎日風呂&服を洗濯な俺ですら、女子数名いたサークルで卓を囲む以上に親しい女子の一人もいなかったんだぞ! それなのに、エロゲオタデブが結婚なんて、ありえねーーーーーーー! 442 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 18 42 ID ??? つまりエロゲデブになってから痩せればモテるんですね!ぬぬぬ! 443 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 21 05 ID ??? ぶっちゃけ、やせてるかどうかより、背が高いかどうかだろう。 チビのガリとか意味ないし。 つーk、おまえらGMやれw 444 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 21 33 ID ??? 441 それなりの能力によりサークルで一目おかれていて 自分でそういうこと言う奴は大概困か困予備軍だぞ。 442 不良が子犬を助けるといい奴だと錯覚するって状況と一緒じゃね? 445 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 27 55 ID ??? 良GMって、多少見てくれが悪くても、 女の子からちやほやされ気味だと思うんだが……。 良GMって時点で、コミュニケーション能力には問題ないわけだしね。 446 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 31 13 ID ??? 444 441 それなりの能力によりサークルで一目おかれていて 自分でそういうこと言う奴は大概困か困予備軍だぞ。 その通り。 ストーカー能力とか、悪臭能力とか、平均以上体重能力とか、セクハラできる厚顔無恥能力とか、そんな能力でサークル内での評価が僅かでも変わると思ったら大間違いだ。 447 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 33 17 ID ??? いずれにせよお前がもてないのは変わらないからな 448 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 36 27 ID ??? 447 ちくしょう ちくしょう… 449 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 38 39 ID ??? 443 つーk、おまえらGMやれw GMやりたいのに、立候補しても人が集まらず卓が成立しませんが、何か? 450 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 40 04 ID ??? 不良が子犬ひろう美談みたいなもんだろう 前から痩せてた奴がずっと痩せたままでも誰もときめかないのさ… 451 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 47 23 ID ??? じゃあ、俺が今の体重80kgから昔の65kgまで痩せたら、モテモテですね? 452 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 56 25 ID ??? 体重落とすっつーか、細マッチョになれ。 453 :NPCさん:2010/10/18(月) 23 56 44 ID ??? 451 先に聞くがアピールする相手である女の子と接点はちゃんとあるのかね? なければご近所の奥様方の井戸端会議で「○○さんとこのお子さん、最近お痩せになったわね」で終わるのがオチ。 へたすりゃ「何かのご病気かしら?」といわれかねないので注意。 454 :NPCさん:2010/10/19(火) 00 01 18 ID ??? ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし、女なんて…… 455 :NPCさん:2010/10/19(火) 00 05 08 ID ??? 453 よくぞ気付いた。 サークルとはもう10年も関わってない。 現在事務職で、職場以外の人間とは交流はない。 ちなみに職場は基本男ばかりだ。 454には諸手を挙げて賛成したいね。 456 :NPCさん:2010/10/19(火) 00 19 11 ID ??? 444 更生しましたっていう元不良が過度に持ち上げられる状況、ってのもあるな。 457 :NPCさん:2010/10/19(火) 02 04 02 ID ??? おまえら大事な事を忘れてる ただし、イケメンに限る(キリッ って事だ。残念ながら 458 :NPCさん:2010/10/19(火) 03 11 34 ID ??? 457 . . . . . .... .. Λ_Λ . . . . / 彡ミ゛ヽ;)ー、 . . . / / ヽ、ヽ、 i . . . . / /;; ヽ ヽ l . . . .  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ 459 :NPCさん:2010/10/19(火) 03 48 26 ID ??? ブサイクが痩せても、痩せたブサイクになるだけだ…ソースは俺。 スレ260
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56 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/09/20(月) 04 48 08 ID sMaSmGzXO [3/4] 梓「あったかあったかってしてもらったよ」 憂「そ、そうなんだ…」 梓「飴を唯先輩に貰ったんだ、チョコのお返しが飴というの唯先輩らしいね」 憂「…」 梓「?…憂?」 憂「…へ?な、何?」 梓「顔色悪いよ?大丈夫?」 憂「あ…えっと、ちょっと保健室行くね?先生に言っておいて、ごめんね?」 梓「あっ、憂」 ~~~保健室のベッド~~~ 憂「私何にも貰ってないよ…っ…ひっく…」 憂「…駄目だよね、見返りなんて求めたら…」 憂「でもホワイトデー期待してても…いいよね…」 ~~~ホワイトデー~~~ 憂「あっ、雪…ホワイトデーに雪っていいなぁ…」 憂「お姉ちゃんクッキーくれたりして♪」 ~~~自宅~~~ 唯「それでねーりっちゃんがねー」 唯「あっ皆でクッキー出し合って食べたんだ、美味しかったよー」 憂「!…そうなんだ、良かったねお姉ちゃん」 憂「ごめん、気分が良くないからもう寝るね、お休み」 ~~~翌日~~~ 唯「ういー?」 憂「まだ気分良くならないんだ今日は休むから…」 唯「分かったよー…何かあったら電話してね?」 憂「うん…」 憂「…雪なんて大っ嫌い…」 昨日と変わらず降り続けける雪に私はそう言った…雪も誰も悪くないのにね…それは言葉にしないまま静かに目を閉じた 感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る 最後ハッピーエンドがよかった・・・ -- (唯憂は素晴らしいとは思わんかね?) 2010-10-18 21 03 26 え、なにこの寝とられた感じ -- (名無しさん) 2010-09-21 17 45 23
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81 :NPCさん:2011/04/20(水) 00 41 43.70 ID ??? 困というか下手か事故なんだろうけど 久しぶりにセッションをしていて心底困ったので報告。 しばらく前に報告されていたシナリオ読み上げ困っぽいものに遭遇した。 わかりやすく例を挙げると GM「PC1くん!一緒にお弁当食べない?」 GM「あ…持ってきてるんだ、ううん、なんでもない!」 GM「よかったらこれたべて!昨日のお礼に作ってきたの」 文脈がたまに無茶苦茶になる。疑問に思ってあとでシナリオを読んでみると PCがAした Bしたの選択肢で行動が代わる部分をそのまま両方読んでいるっぽい。 「ねえ、PC1くんの力はなんなの?」 「そっか・・・そんなことがあるんだね、ありがとう教えてくれて」 問いかけからそっかまで息継ぎほどの合間も開かない。 もちろんPCは何も言っていない。 そんな感じで調査と戦闘のダイスだけ振ってシナリオ終了。妙に疲労した。 コンベとかではなく、知り合いに呼ばれて行った先のカジュアルだったが 参加者一同が全く異論を唱えないで終わったので突っ込み損ねた。 これが毎回なのかと聞くタイミングが無かったのが悔やまれる。 82 :NPCさん:2011/04/20(水) 00 46 29.92 ID ??? 何のことだかまるでわからなかったが、>もちろんPCは何も言ってない でわかった。 「ねえ、PC1くんの力はなんなのそっかそんなことがあるんだね、ありがとう教えてくれて」みたいな感じなのか。 困かと言われると微妙だが下手ともいえない妙なまがまがしさを感じる。 83 :NPCさん:2011/04/20(水) 01 37 25.33 ID ??? 吟遊詩人亜種ってとこなのか? なにか想定外のことを聞き返されてシナリオ読むだけで反応できないっつーのならアスペとかかもと思うが、ただシナリオをダダ読みするだけってのも分からんな TRPG興味ない奴にシナリオだけ渡してやってくれと言われた、とか? プレイ中は何か質問回答とか会話とかは無かったのかね 戦闘の処理とかもどんな感じだったか知りたい ぜひ事の真相を聞いてみたい、その知り合いとやらに聞いてみてほしい 84 :81:2011/04/20(水) 01 51 41.15 ID ??? 質問回答とかはあるにはあったな。 ダイス目で情報が出るゲームやってたんだが、今出たこの情報はこういう意味ですか?って聞くと解説とかはしてくれたし。 してくれたところでなんかこー、正直PLがシナリオに関わってないのであってもなくてもほぼ一緒ではあったんだけど。 会話…PL会話はあった。ポテチ開けていい?とかウーロン茶誰か要る?とか。 PC会話はなんつうか、してる暇が無かった。 読み上げた後で情報開示(今どれとどれが調べられますみたいなの)の宣言があって じゃあダイス振ってください。成功したらこの情報が出ます。じゃあ次のシーンですが…みたいな感じで粛々と処理が進んでたもんで。 今思えば参加者みんな全体的にお通夜風味って言うかローテンションだった気もする。 戦闘処理は普通にやってたんじゃないかなぁ。さくさく進んだし、えげつないコンボとかも使ってきたし。 まあTRPG初めてのひとの最初のプレイとかそんなんだったんかもしれないがマジ疲れた。 85 :NPCさん:2011/04/20(水) 02 11 19.96 ID ??? 処理とかがマトモだったんなら、 単純に不慣れとか初心者ってわけでもないのかな、謎だ なんにせよお疲れさん 90 :NPCさん:2011/04/20(水) 05 15 12.27 ID ??? 84 ああ、そういうタイプのGMには前にあたったことがある。 たぶん、まだTRPGとかに慣れてないんだと思うよ。 或いはロールプレイが苦手なだけなんじゃないかなあ。 コンピューターゲームとかの「パソコン役」という認識な気はする。 ようは決定キーを押すだけで進む、全自動セリフ読み上げ装置=GMみたいな。 まあ自分が過去に遭遇した、シナリオを読み上げるタイプの人は、 逆に何度かPLをやらせる事で更生したんだけどねえ……。 96 :NPCさん:2011/04/20(水) 09 15 44.62 ID ??? 81のやったシステムはBBTかな? ルルブ付属のシナリオっぽいな。 BBTなら、情報収集シーンについては 調査項目と目標値を事前に公表しておくのが システム的に推奨されてるんじゃなかったかな。 シナリオ読み上げは、既成シナリオのGMに慣れてないのか、 TRPG自体に慣れてなさそうな気がする。 なんにせよ乙。 スレ270
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0606 ゲーム好き名無しさん 2014/05/23 12 20 18 関連報告 あまり一緒にやった事ないGMの下でSW2.0のミニキャンペをやった 復讐キャラやってる時に、復讐対象が「無邪気だけど無邪気に悪の行為を行う魔神使い」の幼女(エルフ) だったがために、いざ殺そうとしたら仲間にスリープで眠らされ、とどめを刺す事はできなかった 「幼女殺すのは良くないよ」とニコニコ顔で言われたので物凄い腹立たしかったが、他のPLも見逃しを選んだ 。o0○(こいつロリコンだから感情移入しやがったな) と思ったんだけど、セッション後に勘違いだと分かった GMがドヤ顔で「いやー殺さなくて良かったね。殺してたらこいつが出て来てたよw」 と言って幼女が体内に飼ってたと言うオリジナル魔神データを見せてきた 魔物LVだけ低くて他の能力が馬鹿みたいに高い変異種という設定で 「LV的にはちゃんとルルブの推奨を守ってますよ?(ドヤッ」 件のPLはメタ読みで「この幼女はヤバそうだ」と思ったからGMを刺激しない方法で俺を止めたと分かった 下手な方法で止めたら魔神はやはり解放されて皆殺しになってたかもという読みは多分当たってると思う 謝られたしこれは許した ちなみにその後もGMは「倒したいけど倒すと色々とまずい事になる敵」と脳内当てを繰り返したため余罪は結構ある GMの方が困っただったという話 0607 ゲーム好き名無しさん 2014/05/23 12 26 46 ID vuvpq3n80(1) 606 そのGM、「その後も」だけじゃなくて 間違いなく「それ以前」にも常習的にやってたんだろうな… 0608 ゲーム好き名無しさん 2014/05/23 12 28 35 ID Gzt5hF8P0(1) 606 脳内当て(と言うか、体内当て)に加えて隠しボスのレベル詐欺とか、また凄いのが スレ383
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「ちょっと早く来すぎたかな」 駅構内の電光掲示板を見ながら、かがみは一人呟いた。 まだ約束の待ち合わせ時間より20分以上ある。 時間にルーズにこなたの性格を考えれば、暇をもてあますのは必至だった。 かがみはため息をつくと、目の前を通り過ぎていく人波に目を向けた。 県下有数の繁華街を有する大宮駅は様々な人で溢れている。 (この中にも同性と付き合ってる人がいるのかな) こなたと付き合うことになって、かがみは常識が案外頼りないものだと知った。 一塊にしか意識していなかった人々の姿が、それ以来妙に鮮明に写る。 すると、その中にバネ仕掛けのように跳ねる青い髪がこっちに向かってくるのが見えた。 「ごめん、待った?」 走ってきたせいか、こなたの頬はいつもより健康的な薄桃色に染まっている。 七分丈のカーゴパンツにラグランの半袖、服装はいつもと同じで飾り気がないのに なぜかいつもより可愛らしく見える。 「ほんのちょっとだけよ、15分も早く来るなんて珍しいわね」 「そりゃあ初めてのデートに遅れるわけにはいかないでしょ」 「ちょっ、そんな大きな声で言わないでよっ」 「大丈夫大丈夫、みんなそんなに気にしてないって。 ……あ、かがみ可愛いの付けてるじゃん。それってあれだよね、去年の」 こなたの視線の先、かがみの耳には青い石をあしらったイヤリングが揺れていた。 「そうよ、みゆきにもらったやつ。 なかなか付ける機会がなくってさー、こなたは付けてるの見たの初めてだよね? どう、似合ってるかな……?」 「可愛いと思うよ。ちょっと大人っぽく見える」 「良かった。 服何着てこうか散々迷ったんだけどね、考えたらあんた私の服全部知ってるじゃない? だから何か新鮮な物を、って思ってさ」 かがみは愛おしげにイヤリングを指で撫でた。 「……おお何という乙女ちっく」 「ん、何か言った?」 「ううん、なんでもない。さ、まずはご飯食べにいこっ」 こなたは首を振ってごまかすと、かがみの手を掴んで歩き出した。 商店街から、路地を二本程奥に入った所にその店はあった。 旗がたっているものの、気をつけないと民家と間違えてしまいそうな佇まいだ。 「すいません、予約の泉ですけど」 二人が案内されたのは唯一窓際に面した席だった。 こなたは席に着くと早速メニューを手に取って、何を食べるか考え始めた。 「あんた予約なんかしてたんだ」 「うん、ここ見ての通り小さいからさ。予約しとかないと入れないんだよね」 こなたはメニューから目を離さずこともなげに答える。 「ふーん……」 「よし、私は決めた。かがみはどうする?」 「あっ、えっと、どうしようかな……うん、決めた」 かがみはさっとこなたから目を逸らすと、慌てて注文を決めた。 こなたは、エビの入ったトマトソースのスパゲティ。 かがみはイカスミのスパゲティを注文した。 「かがみぃ~……デートに来てそれはないんじゃないの?」 前菜に続いて運ばれてきた、真っ黒なお皿を見てこなたがぼやく。 「しょ、しょうがないでしょ!私これ好きなんだから。 それに女同士なんだし、そんなこと気にしなくてもいいかなって……。 ああもう、じゃあ男みたいにここおごってくれる訳?」 「まあ……別にいいけど」 「え、ええっ!わ、私本気で言ったつもりじゃ」 一人で焦るかがみを、こなたは指を立てて制した。 「その代わり、今度はかがみのおごりだよ。どっかいいお店見つけといてね」 「ならいいけど……、じゃあ今回は払ってもらっていいの?」 「私もお金余ってるわけじゃないけど、単純に割り勘にしてもつまらないじゃん? ところで、どう?美味しい?」 「まじで美味しい……あんたってオタ方面以外にこういう引き出しもあったのね」 「でしょ!ふふん、ちょっと見直した?」 こなたは顔が輝かせて、料理に関する蘊蓄を語り出した。 その奔流のようなトークにかがみは苦笑した。 (はあ、やっぱ分野が違ってもこういう所は変わらないわね) 約束通りこなたが会計を済ますと、二人は映画館に向かって歩き出した。 車が多数行き交う大通りを真っ直ぐに進む。 「そういや男女だとさ、男が車道側を歩くって言うよね」 「確かにそうね、まあ紳士的な所をアピールしたいんじゃないの」 「じゃあ私が車道側!」 歩道側にいたこなたが、かがみの腕を掴んで位置を入れ替えた。 「もう、私より背が低いくせに何言ってるのよ」 かがみがこなたを押しのけて元の位置に戻った。 「でも運動神経は私のほうがいいもん」 「いつもよそ見ばっかりしてふらふらしてるくせに」 「今日の私の服装男の子っぽくない?」 「もうわけわからん」 いつしか二人はお互いの腕を掴んで周りだしていた。 どちらからともなく、笑いが漏れ出して止まらなくなる。 結局二人は映画館に着くまでそうして踊り続けていた。 「それなりにはお客入ってるんだね、もっとがらがらかと思った」 「まあまあ評判いいらしいよ。作者も結構名が知られてるしね。 ……あ、前の方で真ん中の席が空いてるわね。じゃここでお願いします」 チケットを買って館内に入ると、クーラーの冷気がかがみの肩を撫でた。 半数以上の席は客で埋まっており、方々から談笑する声が聞こえてくる。 「カップル率高いなー、ああでもこっち側の人もやっぱりいるな」 「あんたは嫌な観察の仕方をするな。ま、ラノベが原作だしそうゆう人もいるでしょ」 程なくして場内の明かりが消え、上映が始まった。 物語は孤独な二人の男女が、頭の中にだけ存在する携帯電話で繋がる所から始まる。 電波状況も通話料も気にする必要はない。おかげで二人はいつどんな時でも一緒だった。 日々の些細な会話、携帯を通じた擬似的なデート。二人の距離は少しづつ縮まっていく。 そしてとうとう二人は実際に会う約束をする。 しかし実際に二人が会えたのはほんの一瞬だった。 最後の別れ際、男は声にできない言葉を女に伝える。 『きみは一人じゃない』 映画が終わって、二人は同じビルの喫茶店に入った。 ぼろぼろに泣き出してしまったかがみのために休憩していくことにしたのだ。 スタンド席に二人並んで座る。 「かがみは泣かない人だと思ってたよ」 「普段は泣かないんだけどね……ちょっと設定がツボっちゃって」 かがみはちょっとしたことで長電話を繰り返してる自分たちと、映画の二人を重ねあわせ て見ていた。 勿論そんなことは気恥ずかしくて、とても言えなかったが。 「ふ~ん、でもいいよね。あの携帯。 持ってたらすぐにかがみにかけるんだけど」 これを聞いてかがみは危うくコーヒーを吹きそうになった。 「ちょ、あんた……何恥ずかしいこと言ってるのよ」 「えー?私はただあれがあったら、テストも楽勝じゃーんとか思っただけだよ。 原作でもやってたよね。あれ?かがみってば何赤くなってんのぉ?」 こなたは身を乗り出してさらに追求する。 食品のものではない、甘い匂いがかがみの鼻をついた。 「う、うるさい……!わかったわよ! 私もちょっと欲しいなって思ったのよっ。 あれならあんただって、家に置いていったりしないでしょ!」 「ほほう、つまりかがみは私とずっと繋がっていたいと」 「いちいち恥ずかしい言い方すんなよ、もう!」 こなたの言葉のせいで、かがみの妄想はどんどんエスカレートした。 夏休みだろうが、クラスが別れていようがずっと一緒。 卒業しても、就職しても、あの携帯がある限り二人が離れることはない。 「まあほんとのこと言うと、私は欲しくないけどね」 現実のこなたの声が、一瞬でかがみの妄想を断ち切った。 「あ、そう……やっぱりこなたは携帯とか嫌いだった……?」 「そういうわけじゃなくてさ。いつでも繋がってたらきっとすぐに飽きちゃうよ。 なんの驚きもなかったら、恋なんてすぐに冷めちゃう」 「何よ……急に真面目なこと言っちゃって。普段は私のこと散々茶化すくせに」 ちょっとくらい想像に付き合ってくれたっていいじゃない」 「かがみんは甘えん坊だなー、そんなこと言ってるとまたみさおに泣かれちゃうよ」 これからはこっちででお弁当を食べる。 そう言った時のみさおの嬉しそうな顔が、かがみの脳裏に浮かぶ。 女と付き合うことになったと聞いても、笑って受けて入れてくれた単純バカの顔が。 「確かにそうだけどさ……あんたはそれでいいの? 普通付き合ってる人が他の……ええと男、女?を気に掛けてたら怒るもんじゃないの?」 「最近の女子は恋愛だけしてればいいわけじゃないのだよ、かがみん。 プリキュアだってそう言ってるじゃん。 っていうか、ようはかがみはさ、特別、が欲しいんでしょ?」 「え、え、ちょっと顔近いって、こんな所でするなよ!」 ふざけてキスしようと迫るこなたの顔を、どうにか両手で押しとどめる。 濡れたように光る唇が妙に艶めかしい。 「ってこなた……あんたもしかしてメイクしてない?」 こなたが急に身を引いて、顔をそむけた。 「いや、そんな見せるようなもんでも……」 「こら、ちょっとこっち向きなさいよ」 「いたっ、ちょっと痛いって、解ったから髪引っ張らないで」 こなたは観念して身体をかがみのほうに向けた。かがみは存分にこなたの顔を観察する。 「やっぱりグロス付けてる。あとチークもか。今日なんーか血色がいいなと思った。 おーおー、よく見たら結構色々手加えてるじゃん。 へー、あんたもこういうの気にするお年頃になったのねー」 さっきまでの仕返しとばかりに、かがみは思いっきり意地悪く言ってやった。 こなたが恥ずかしそうに目を伏せるのが、たまらなく快感だ。 「まあ、私も少しくらいできたほうがいいかなって……おかしいかな?」 「ううん、おかしくないよ。ちゃんと可愛いから大丈夫だって、こなたちゃん!」 冗談交じりではあるが、そこは本当だった。 元々出来の悪くないこなたの顔に、メイクが新たな彩りを加えている。 「もう、かがみの意地悪……」 「褒めてるんだから、拗ねるなよー。ねえ、何使ってやったの?」 「えっと、確か……」 結局こなたは、メイクのことで延々かがみにいじられ続けるはめになった。 夕日の差し込む電車内で、二人は別れを惜しむかのように話し続けた。 今日の出来事、受験の悩み、借りた漫画の感想。話題は尽きなかった。 「そうだかがみ、今度の誕生日はケーキ買わなくっていいからね。 私が作って持っててあげるから」 次のデートの話になった時こなたが、唐突に言った。 「ケーキって、あんたそんなんもん作れるの?あれ道具とか色々必要なんじゃないの?」 「ふふふ、うちのお父さんは凝り性だからね。オーブンだってちゃんとあるんだ。 ま、せいぜい期待しときなさい」 自信満々なこなたの様子にかがみが微笑む。二人は今確実に幸せを共有していた。 そんな二人にアナウンスが別れの時が近いことを告げる。 「もう次だよね、今日は随分一日が早かった気がするよ」 「私も楽しかったよ。まあ、やってることは普段と変わらなかった気もするけどね」 「だからキスしようと思ったのに、かがみ拒否ったじゃん」 「あんな所でできるかっつーの」 電車の扉が開くと二人揃って、ホームに降りた。ここでかがみは乗り換えとなる。 しかしかがみはなかなか動こうとしなかった。 一緒に降りた乗客はとっくに改札の向こうに消えて、人はまばらにしか見えない。 「かがみどうしたの?行かないの?」 「……まあこれくらいならいいかな」 そう言ってかがみは、こなたの顎に指を添えて上を向かせた。 「あ……」 「……じゃあね、また明日学校で」 ほんの一瞬かすめるようにキスをすると、かがみは足早に去っていった。 「かがみってば、ほんとシチュエーションに弱いなぁ……ちょっと心配だよ」 余裕ぶった口ぶりとは裏腹に声は上ずっていた。 この日メイクを落とした後も、なぜかこなたの頬から色が引くことはなかった。 コメントフォーム 名前 コメント 鏡の前のこなた 「逢い引きのメイク! スキンスタート!」 とか言ってたりして… -- 名無しさん (2011-04-28 19 17 10) かわいいかがみさんですね 学生時代はやっぱり一番いいですよね 世間の目を気にせずに済むんですし 小説を頑張ってください 応援してます -- 7 (2009-08-04 14 27 12) GJが止まらない!! -- 将来ニートになるかも (2007-10-23 23 14 28)
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419 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 14 55 41 ID ??? 業が深いというか… 一番TRPGにはまってたとき、敵組織の幹部をノリノリで1ダース以上設定して、 収拾がつかなくなったことがあったなあ…。 457 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 16 33 51 ID ??? 1ダース以上敵幹部が出てきたが、実はミドルフェイズでの戦闘で倒される、かませ組と クライマックスで倒される真打組に分かれてたキャンペーンをプレイした事はあるな 464 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 17 22 29 ID ??? 俺の知ってる昔のNOVAなら 幹部団っていうトループ作って解決なんだが 465 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 17 24 51 ID ??? どうして幹部を設定するとき人はあんなにノリノリなんだろうなあ いろいろシーン妄想するぜ俺 「こいつはこういう場面でこういう風に登場しよう!」とか考えちゃうぜ でも目論見どおりにいくことってそうないけどな… 466 名前:アマいもん[@みやびがアトラスに乗ってやってくる] 投稿日:2008/05/22(木) 17 42 37 ID ??? 419 464 465 何その大昔のオレ。 暗黒十三人衆とかゆっときながら、マトモに戦うのはたいてー最初の3人くらいで、あとはまとめて出てきて名前も名乗らずに吹っ飛ばされる役か、(シナリオの間に倒されたことになって)まったく出番がないか、どれかなんじゃよねー。 432 はいからさんが通るの藤枝蘭丸。 470 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 18 01 27 ID ??? キャンペーンが長引いて、序盤で倒された幹部よりも 中盤以降に登場する平戦闘員が強くなってしまっている。 ちなみに現在進行形。 482 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 20 05 59 ID ??? 470 やあ、それは十二魔将第十一位のフレイ様の事ですね。 483 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 20 13 25 ID ??? 482 フレイは特に顕著だが、十二魔将の内、九位、十位、十一位はあからさまに低レベルキャラでも 倒せるように調整されてるよなw なぜか一番下位の十二位は十二魔将の一番手っぽい 扱いのわりに、異様に強いけど 484 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 20 30 01 ID ??? うちの十二魔将はGM特権で全データが5倍ぐらい強化されてる上に PCが1人の所ばかり狙ってくるかなりの策士揃いだったw 485 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 20 34 06 ID ??? PBM版では異様に強化されてたらしいね、連中。修得魔術まで変更されてたのもいたし。 もっとも、倒される時期がくると倒され、生存が決まってる奴は最後まで死なないPBMじゃ 強化されててもあまり関係無いが 486 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 20 40 45 ID ??? マジレスすると幹部の半分は文官にしとけばOK 武官に殺されるでもいいが 487 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 20 41 39 ID ??? しかし、魔法とかがあるシステムだと 文官も強いのが多いんだよな 488 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 20 55 27 ID ??? みんな退魔戦記(旧)やってたんだねぇw 484 なにその魔空空間能力w 493 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 21 12 47 ID ??? 怪人キャラを考えていたら、予想以上に設定が出来て惜しくなったので、怪人連中を幹部級に格上げして、 当初の首領と怪人型の組織を壊滅させ、全員同格の幹部達による合議制の組織を出しました 494 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 21 16 45 ID ??? デルザー軍団乙 495 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 21 18 19 ID ??? 487 いや、文官だからと言って魔法職にすることはないだろ SWなら高レベルの狩人とか微妙な幹部とかつくったらおもしろいかねえー 武器の調達に優れた商人だが戦闘能力皆無。 だが、ぬめを撃ち抜かれない限り無敵とかそんな感じの幹部とかさ スレ178
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557 名前:NPCさん :04/07/05 00 19 ID ??? ここのスレ住人から見たら大したことないかもしれないけど、TCGの方で一つ。 詳しい説明は省くけど、そいつと試合やってて中盤に俺のターンで一気に有利になったんだよ。 そしたら直後の相手のターンで超投げやりなプレイされて、そのまま瞬殺。相手がもうちょっと 粘って早い内に神がかった引きをすれば逆転もできたのに、自滅しやがった。 そこまでならまあいいんだけど、終わった後に弱いくせに偉そうなタメ口で俺のデッキに的外れな けちを付けてきた。余りにも非生産的だから適当にあしらってたんだけど、いい加減ヤになって 「ってかあんたと話すのは面倒くさい」 って言ったら逆ギレして、何やら俺のことを罵り始めた。調子に乗ってんじゃねえボケがー、 みたいな感じ。俺としては、彼は何がそんなに気に入らなかったのかよく分からない。 やる気なく聞き流して別れた。ああ、表に連れ出して殴れば良かったのかと、カードの上じゃない リアルなプレイミスに気付いたのは家に帰ってからw まあ、とりあえず俺にしか迷惑かけてないし、ゲームの進行を妨げたわけでもないし、 ホント大したことないんだけど久々にTCGやってて殴りたくなったんで書かせてもらいます。 559 名前:怪傑モロ :04/07/05 00 27 ID ??? 557 ムカついてるのはわかるけどその書き方だと本人も困ったちゃん認定されそうだね! 対応の態度が同じくらい厨だとか言われそうニダ! 人人 ヽ `∀´ ノ モロヘイヤー! ( へ) ω 560 名前:557 :04/07/05 00 32 ID ??? 558 ありがとう。見知らぬ人にそう言ってもらえると気持ちが安らぐ。実際には生まれてこの方 思いっきし人を殴ったことなんて片手で数えるほどしかないし、困ったちゃんだから殴るなんて 俺にはありえない。しかし喋るのも苦手なので言いくるめるのも難しい。仕方なく適当にあしらう しかないのは、何か損をしてる感じがする。ああいうのは人の話聞かないからなぁ。 562 名前:557 :04/07/05 00 43 ID ??? 559 あ、560書いてる内にもう一人書いてくれてた。 うーん、最初の方は丁寧に対応してたんだよ。ちゃんと丁寧語使って「そういうデッキ相手には これ握っときます」みたいに。でも彼の挙げてくる欠陥は全部想定済みで、しかも鬼の首を取った ように、上から下にモノを言う感じで、頼んでもいない誤診をしてくるんだよ。試合中に俺が使った カードもロクに覚えてないでアレに弱いアレに勝てない、だからそのデッキはダメだみたいな(実際は、 彼が想定した相手にはどれに対しても勝ち目がある)。互いに勝ちにいけると思ったデッキを全力で ぶつけ合った結果完敗した相手の手をどうこう言うのは見苦しいだけだし、普通は言わないもの。 そもそもいちいち人のデッキをけなさないのは礼儀と言うか、人と関わる世の中では当たり前のこと。 次第に俺も「は? そのためのコレ」みたいになっていった=適当にあしらった、って感じ。 厨どころか、我ながら我慢強かったと思う。 人人 ヽ `∀´ ノ モロヘイヤー! ( へ) ω 563 名前:557 :04/07/05 00 50 ID ??? 561 あう、562書いてる内にも。 なるほど。気を付けます。友達がフォローしてくれることもあるだろうし、それは素晴らしい。 しかしアレですね、今回は座る場所決まってたんですわ。友達とも離れ離れ。うーん、運が悪か ったってことで、さほど大事にならなくて良かったと喜んでおきましょう。 なんか弱気なオーラが出てるらしくて、困ったちゃんが結構寄ってくるんです。今後はなるべく 一人でいないようにします。 スレ23