約 1,621,883 件
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/414.html
ボーン・コレクター ボーン・コレクター ボーン・コレクター 上 (文春文庫 テ 11-3) ボーン・コレクター 下 (文春文庫 テ 11-4) 題名:ボーン・コレクター 原題:The Bone Collector (1997) 作者:Jeffrey Deaver 訳者:池田真紀子 発行:文藝春秋 1999.9.20 初版 価格:\1857 リンカーン・ライム。なんと言ってもリンカーン・ライムに尽きる。首から上、そして左手薬指一本しか動かない重度障害者が事件に挑む。ど肝を抜く設定。タイトルの『ボーン・コレクター』が霞むくらいの異常な存在。異常なプロット。よくぞ、ディーヴァーよ、やらかしてくれたと喝采気分の一冊である。 リンカーン・ライムは元鑑識課員の重度障害者であり、希望を失った自殺志願者であり、そして何よりも誇り高き男であり、切れに切れる天才的捜査官でもある。そして彼を取り巻く面々の個性が、彼のとことん暗い環境を明るくユーモラスに変えている。ライムのまわりに暗さはどこにもなく、むしろ笑いにあふれている。鬼警部アイアンサイド(かつてのTVシリーズの主人公である車椅子警部)などと軽口をたたかれる。 魅力的なキャラクター。巻き込まれる婦人警官。そして姿なきサイコパス。続いてゆくバイオレンスの予感。あくまでリンカーン・ライムがいて、姿なき殺人者が挑戦と挑発を繰り返す。何度もの戦い。懐かしきあの明智小五郎と怪人二重面相の構図。 どんでん返しも劇的なスプラッタ・シーンも用意されているし、ライムの破綻もそこからの立ち直りも、しっかりとストーリーの主軸となっている。美人警官との超プラトニックな恋愛あり、捜査陣内の派閥争いあり、そして何よりも最新の科学的鑑識技術を駆使した犯罪捜査が全編を盛り上げている。 『静寂の叫び』であり余るサービス精神を作品に込めたディーヴァーが、前作を超える作品を作ってくれた。監禁小説の名手とも言えるし、ハンディキャッパーの主人公に特徴があったりもするけれど、何よりも生き生きと人間たちがぶつかり合うこの劇的なドラマ性にこそディーヴァーの真骨頂があるように、ぼくは思う。 リンカーン・ライムの再登場を心から待ちたい。 (1999.11.06)
https://w.atwiki.jp/nonnbirimattya/pages/107.html
いつまでも変わらない毎日。 ただ決まった線路の上を歩いていくだけの人生。 淡々と、ただ無情に時は流れる。 私はこの過ぎていく一瞬に有意義なものを残せただろうか。 私は大好きな屋根裏部屋の壁の隅にずるずると座り込む。 冬だというのに一階の暖炉の熱がここまで来ているせいか、寒くは無い。 こうやって、じっと座ったまま朝を迎えることも多い。勉強だって、授業を聞いていればどうにでもなる。 でも今日は一人で朝を迎える事にはならなかった。 脳裏に、かすかに響く戦慄。 異質な気配を門の近くから感じる。 私の領域に何かが侵入しようとしている気配が。 慌てて出窓からカーテンをちらりと捲って門を確かめる。 そこには今にも侵入しようとしている男の姿が垣間見えた。 ミズキではなかった。ミズキは女の子のはずだから。 では誰だ? 此処を知っているのは私とミズキだけだ。 私は急いで頭を引っ込める。 ガチャガチャ 金属と金属とがぶつかり合う音がする。鉄製の門を揺すっているのだろう。 でもやっぱり開くはずが無い。 あの鍵は毎日私が錆びていないか点検しているからだ。ほかから侵入しようとしても洋館の周りはぐるりと塀で囲ってあるので無理だ。 「めんどくせぇなぁ」 そんな呟きが聞こえた気がした。 その男は門をよじ登り始めた。 そして、あっという間にてっぺんまで登ると、すとんと飛び降りた。 私は戦慄した。 この洋館に絶対異物を入れてはならない。 ここにいて入っていいのはわたしとミズキだけだ。 私は急いで屋根裏部屋の鍵をガチャリと閉めた。 どおおん!! 轟音がして一階の裏口が吹っ飛んだ。 みしみしと誰かが一階を歩く音がする。 恐怖が私の頭の中を駆け巡る。 ドアの開け閉めの音。 「おーい。誰かいるのか?」 声がした。はきはきとした若い声で、誰かを連想させた。 螺旋階段を上ってくる音がする。 もうだめだ。 どくん どくん 心臓の音がとても大きく感じる。 こんなにも消えてしまいたいと願っているのに身体はそれに反して心臓の音とともに飛び跳ねる。 自分がしっかり生きているのだということを改めて認識させられる。 隣の部屋のドアが開けられ、内部まで侵入している音がした。それは何か探しているのかもしれない。 ミシミシ それはだんだんと足音が私のいる屋根裏部屋へと近付いてくる。 そして恐れていた事がついに起こった。
https://w.atwiki.jp/maskedhunters/pages/83.html
二人はとある村の道場に生まれた双子だった。 幼い頃から二人は仲が良く、互いに日々研鑽していた。 「はっ!やっ!たあっ!」パシッパシッ 「おらっ!どりゃっ!でぇえい!」バシンッバシンッ 道場からは連日、竹刀のぶつかり合う音が聞こえていた。 そんなある日、流派の跡継ぎを決める為、二人は決闘をすることになった。 「そんな…他に方法は無かったのですか⁈」 「黙れ、頼朝!強え奴が当主を継ぐ。当然だ。へへっ、決闘が楽しみだ…」 とある無人島、そこで二人は対峙した。 剣の腕では頼朝より阿修羅が優っていたため、程なく頼朝は窮地に陥る。 「くっ…」 「おらおら、どうしたぁ⁈そんなんで当主になれねぇぞ!」 キンッ!ザシュウッ! 「ぐああっ!」 この時、頼朝は顔に深手を負う。 「チッ、浅かったか…だが!」 阿修羅が止めを刺そうとした刹那、 「ぐうっ⁈」 物陰から矢が飛来し、阿修羅の胸を貫く。 「…?…阿修羅⁈」 「…くっそ…そういうことかよ…」 阿修羅を抱きかかえる頼朝。 「阿修羅!どうしたんだよ!何があったんだよ!」 「…頼朝…今すぐ…この島から出ろ…」 「…え?」 「良いから…早く…」ガクッ 「おい!しっかりしろよ!阿修羅!」 ビシィッ 「ぐっ…」ドサッ 頼朝もまた背後から手刀を喰らい気を失う。 数日後、道場で目を覚ます頼朝。 「…んっ…あれ…」 「頼朝様!気が付きましたか!」 「ここは…ああ、道場か…」 「ああ!良かった!皆も安心しましょうぞ。」 「おお!頼朝よ!気が付いたか!」 「父上…あの…阿修羅は…!」 そばにいた者達に阿修羅の事を聞いたが答えはなかった。 「いいか、頼朝よ、よく聞け。 まず一つ。お主はこの家の当主となった。 二つ、ギルドからお主に呼び出しが掛かっておる。傷が癒えたら向かうように。」 ギルドからの紅蓮隊局長就任依頼を引き受け、家に帰った頼朝。 その夜、頼朝は夢を見る。 「…とも…頼朝…」 「阿修羅…」 「当主襲名、か。やったな。」 「なあ、阿修羅、あの時」 「頼朝。いいか。家と皆を頼むぞ。」 「えっ」 「大丈夫だ。お前は一人じゃねぇ。俺がついてやる。二人でテッペン目指そうや。」 そういって阿修羅は頼朝の中に入り込んだ。 そこで頼朝は目を覚ます。 そして、決意する。 阿修羅の為にも、自分の為にも。 誰も死なせない、決して逃げないと。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1197.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 567 やくにたつ/コメントログ」 ヤンデレなのかいな〜 -- 2010-04-19 00 51 01 で・・・? -- 2010-06-08 21 59 37 やんでれいむ -- 2010-07-05 14 54 37 類は友を呼ぶ。クズの周りにはクズが集まる。 -- 2010-07-10 17 52 43 人間でもクズ男に尽くす女がいるんだよな それにヤンデレ要素が加わったのか -- 2010-08-09 23 34 37 なんで人間来た後急にれいむの態度変わったん? -- 2011-05-12 17 15 58 続きがないとか・・・・・・・SSで続きの期待を煽っても仕方ないってわからないのかね 作者クズすぎ -- 2012-07-22 16 01 35 要するに、何がしたいん? -- 2012-09-16 14 24 50
https://w.atwiki.jp/medarot8/pages/4.html
概要 ストーリープロローグ キャラクターソルト アニス パートナーメタビー ロクショウ 概要 メダルを核としたロボット、通称“メダロット”をパートナーとし、巨悪に立ち向かう大人気RPG『メダロット』シリーズの最新作。本作では、新主人公のソルトを中心に新たな世界観で物語が展開するほか、全機体の3Dモデルを一新。さらに、シリーズ初心者でも遊びやすいようにシステムの見直しが図られており、“新生メダロット”と言える内容になっている。 ストーリー “探偵”をモチーフとしたストーリーが展開する。 プロローグ 奇抜な衣装に身を包み、メダロットを用いて宝石や美術品を盗む…… 今、街は怪盗ジルの話題で持ち切りだった。 警察機関であるセレクト隊も怪盗ジルを捕らえることができず、 人々の期待は名探偵ローレルの探偵事務所に集まっていた。 ローレル探偵事務所の新人探偵である少年・ソルトは少し変わり者のメダロットを連れて、 怪盗ジルに立ち向かうことになる。 騙し合いの心理戦に、頭脳対頭脳の謎解き合戦、 そして、互のメダロットを使ったバトル…… ソルトとローレル探偵事務所のメンバーたちは、怪盗ジルと何度もぶつかり合う。 果たして勝つのは、若き新人探偵か。 それとも稀代の怪盗か。互いのプライドを賭け、宿命の対決の幕が開く。 そして、その一方…… 探偵と怪盗の戦いの裏では、 世界滅亡の危機が密かに進行していた。 キャラクター ソルト メダロットが大好きな、熱くて元気な少年。憧れのローレル探偵事務所で試験を受け、メダロット探偵になるという夢を叶えた。 アニス ローレル探偵事務所所属で、ソルトと同年齢のメダロット探偵。冷静な情報分析を得意としている。見かけによらず芯が強く、仲間思いの女の子。 パートナー メタビー 「理解不能だ」が口癖のちょっと変わったメダロット。ソルトと一緒で根は熱い。一方で人間の行動がいまいち理解できず、しばしばとんちんかんな発言をする。息もつかせぬ怒涛の射撃攻撃を得意とする。 ロクショウ メタビーと同じぐらいの変わり者だが、熱いメタビーと比べるとややクール。軽い身のこなしで懐に潜り込み、自慢のソードで敵を一刀両断にする、いぶし銀の格闘攻撃が特徴的。
https://w.atwiki.jp/yuifellowship/pages/299.html
構成 数十人の腕利きによって構成された傭兵or冒険者集団 その中でも、拳銃使い、武道家、斧使いのドワーフ、剣士は強力 特に強力な装備に身を包んだ剣士はオーガー並の強さを持ち、珠姫と言葉の2人と長時間渡り合う実力者 経緯 旅団結成後の最初の戦いでナムリス海賊側に参戦し、王都の防衛で参戦していた【4英雄】に遭遇 唯達の乗るキャラベルを手頃な獲物と判断して襲撃 半数を唯と鈴に射殺され、残りの半数の大部分も2人に討たれ、剣士も激戦の末に珠姫と言葉に討ち取られる 備考 1920金の財宝と数々の貴重な武具(魔法の刀×2、竜皮の革鎧、コルト・リボルバー)を所持していた 地元では将来の英雄や勇者候補と期待されていた者達が、頼れる仲間を集めて一旗揚げようとしていた その初戦で本物の英雄とぶつかり、あっさり壊滅に追い込まれる 剣士の師匠はナムリスの英雄だったが、セブンブリッジと相対して一撃で絶命した
https://w.atwiki.jp/narou_lightnovel/pages/90.html
追憶の 作品名 追憶の 作者 リリコ 舞台設定 剣と魔法 テーマ ミステリー 文体 柔軟 作風 シリアス 文字数 執筆状況 連載中 なろうへのリンク http //ncode.syosetu.com/n9172br/ あらすじ 「きみが、しあわせであり続けますように」 見慣れない世界で目を覚ました少女アリスは、ほとんどの記憶を失っていた。不気味な化け物『悪魔』に襲われた彼女を助けたのは、心優しい治癒師の青年カインツ。ふたりの出逢いが、すべてをひとつの約束へと導くことになる。悪魔の脅威と陰謀、強大な力と精霊をめぐる争い、人々の意志のぶつかり合い。立ちはだかる困難を仲間とともに乗り越えながら、泣き虫だったアリスは少しずつ成長していく。しかし、彼女を見守り、支え続けるカインツには、命に代えても守りたいと願う哀しい秘密があった……。 解説 ゲームのような小説が書きたいと思い、執筆をはじめました。主にシリアスですが、ほのぼのな部分も多々あります。 登場人物の性格や心情にせまりたいので、心理描写が濃いめになっているかもしれません。 ストーリーやキャラクターを、様々な角度から見ていただけると、とてもうれしいです。 作品 作者リリコ 作風シリアス 女主人公 文体柔軟 舞台設定剣と魔法
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/7880.html
テリワン3D 本作で搭載された新システム。 敵味方でお互いに同じ呪文、特技を使用するとお互いに相殺され、効果が無効化される。 もちろんよく使われる呪文、特技ほどよく起こりやすくなっている。 対戦で、似たようなパーティのぶつかり合いによるマンネリ化を防ぐ為に搭載されたと思われる。
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/422.html
グリクシスがアラーラの他の世界とぶつかり合った時から、世界は忘れ去られた死者の憎悪に満ちた囁きを耳にすることになった。 As Grixis collided with the rest of Alara, the worlds began to hear the hateful whispers of the forgotten dead. コンフラックス 名前
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/398.html
お姉さんとまりさのはじめてのおつかい 8KB ストーリー展開上、虐待のぬの字もない、完全な愛で系です。場違いすぎる。 キャラクターは『ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記』から。 一応おまけの部類に入るんだろうか。 今日の昼に虹裏で行なわれていた議論を見てたんで、たぶんこんなシステムなのかなーと思って、 コソコソと仕事中に書きました。怒られました。 『お姉さんとまりさのはじめてのおつかい』 D.O 優秀な胴付きゆっくり達は限界があるとはいえ、多様な職場が用意されている。 中には公務ゆっくりとして、各種公営施設の管理を任されるものもいるほどだ。 だが、その一方で通常種はなかなか人間の役に立てる機会がない。 知能において大きな差があるのは当然だが、単純に手足が無いという大きなハンデもある。 大抵のゆっくりは、気にせずゆっくりと飼われているのだが、 中には劣等感を持つもの、何か飼い主に恩返しがしたいというものなど、奇特なゆっくりもいる。 彼女達の場合、お部屋の雑巾がけや、おもちゃのお片づけだけではイマイチご不満の様子である。 実際役には立っていないが。 この傾向は当然というか、より高級かつ優秀なゆっくりに多いので、 飼い主としても報いてあげたい気持ちになるようだ。 というわけで最近、ゴールドバッジクラスには、ゆっくり単独でのお買い物ができるサービスが普及し始めた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「いやー、まりさもついに金バッジ取ったわねー。」 「ゆっくりー!」 「たまたま家に転がり込んできた失礼な野良を、よくぞここまで育て上げたもんだわ。」 「まりさはとってもがんばったんだよ!」 「あのダメ赤まりさを金バッジ取れるほど教育するなんて・・・」 「まりさもすごいでしょ?」 「さすが教師!天職だったのね!自分をほめて上げたいわ!」 「まりさも・・・。むしされてかなしいけど・・・すっきりー!」 「結局マゾ体質は治らなかったわね。」 去年の春、町を竜巻が襲った日に、まりさ一家が優宇河お姉さんのおうちに転がり込んで早一年。 母まりさは安心したかのように、冬の間に息を引き取ったが、 まりさ姉妹はますますゆっくりっぷりに磨きがかかってきた。 「ほんじゃ、お祝いは何がいい?」 「ゆゆっ!まりさ、ひとりで『おつかい』がしたいよ!」 「ゆぅ、まりさ(妹)にはまだはやすぎるのぜ。きんばっじさんをとったばかりなのぜ。」 「いっつもおねーちゃんばっかりおつかいしてほめられてるんだよ!まりさもなーでなーでされたいよ!」 まあ、姉まりさの方も金バッジをとったのは春の初めあたりなので、それほど差があったわけではないが、 やはり姉妹の片方だけがほめられているというのは気分のいいものではなかったようだ。 当然マゾ体質の妹まりさは、その屈辱感を肴にすっきりーしていた訳だが。 「うーん、そうねぇ。まあ、いいでしょ。 せっかくだから、パーティーのご飯の材料、おつかい頼んじゃおうかな。」 「ゆっくりおつかいするよっ!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昨年の夏にはあれほど嫌がった外出も、季節が春ということもあるだろうが、 嫌がるそぶりも見せない。 誇らしげに金バッジを輝かせ、飼い主の同伴も無く歩道のど真ん中を堂々と歩いている。 周囲の歩行者達は少々迷惑そうではあるが、 金バッジを取得したてのゆっくりが『おつかい』を頼まれた時は大抵こんな感じなので、わざわざ道をあけてくれる。 (・・・まりさ、頑張ってね。) すぐ後ろを飼い主が尾行しているということもあるが。 「あらあらぁ。まりさちゃん、おつかい?」 「ゆゆっ!おとなりのおねーさん! まりさはきんばっじさんをもってるから、おつかいをたのまれたんだよ!」 「あらー。おねーさんだなんてお上手ねぇ。 それじゃあ偉いまりさちゃんに、あまあまあげちゃうわね。」 「ゆーん。おねーさんありがとー。」 お隣のおばあさんは、優宇河お姉さんに目配せしつつ、ハッカ飴をまりさにくれた。 「ゆーん。もってかえって、おねーさんといっしょにたべるよ!」 (まりさ、あんないい子に育つなんて。私ってやっぱり教師が天職よね。でもハッカ味って苦手なのよねぇ。) 横断歩道も信号をしっかり見て、右、左、右、左、右、左、右、左、右と確認。 すぃーが来ていないことを確認してからゆっくりと渡る。 ちょうどその時、前方からは銀バッジの赤らんを抱いた男性がすれ違った。 「ゆーん。あにょまりしゃおにぇーちゃん、きんばっじしゃんだよ。しゅぎょーい!」 「ゆゆっ!?」 「そうだなー。らんも頑張って、あのお姉さんまりさみたいになるんだぞー。」 「ゆっくちがんばりゅよ!」 そんな会話を聞いてか、ぐっと胸(あご?)を張り、ぺにぺにを立てながら、堂々とした態度で二人とすれ違うまりさ。 ちなみに、あちらはゆっくりショップで購入すれば、野良でなくとも二桁は値段が上、超優良の希少種なわけだが。 なんとなく、小学生の野球に参加して大活躍する高校球児くずれを思い浮かべる優宇河お姉さんであった。 こうして、人間の足なら徒歩4分の距離にある『ゆっくりおつかい可』のスーパーに、 たっぷり30分かけてまりさは到着した。 普段は優宇河お姉さんと一緒に買い物に来るこのお店も、 一匹で来て見ると、お話の中でしか聞いたことの無い、れみりゃの『こーまかん』に入っていくような気持ちになる。 (がんばって、まりさ!) 「ごくり・・・ゆっくりおつかいするよ。」 店の入り口のまん前で、これまたたっぷり30分以上ためらい続け、ついにまりさはお店の中へと入っていった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「いらっしゃいませー。」 「ゆゆっ!きんばっじのまりさは、おつかいにきたんだよ!」 店の入り口には『店内のご案内・ゆっくり受付』の表示。 さすがにゆっくり専用の受付は作れない。 「はい。それじゃ、お買い物のメモさんをくれるかな?」 「ゆーん。めもさんはこれだよ!あまあまがたくさんってかいてあるんだよ!」 「はーい。それじゃちょっと待っててねー。」 まりさがメモと言って店員に渡した紙には漢字で『ご注文票』の文字。 店員さんがそれのバーコードを読み取ると、 端末には、優宇河お姉さんが事前に店のホームページで注文した品物リストと、 注文者番号が出力される。 受付の奥に入って30秒後、 店員さんが、きれいにラッピングされた、まりさの帽子に入る量のお菓子を持ってきた。 「はいどーぞ。それじゃ、バッジさんをこっちに向けてね!」 「ゆーん。これでいい?」 ピッ! こうしてバッジに内蔵されたICチップをリーダーで読み取ると、 即座に飼い主のケータイ宛に、店名と購入時刻が記録された受け渡し証が送信される。 「はーい。それじゃ、お金さんのお支払いも終わったから、おつかいは終わりだよ。さよーなら。またねー。」 「ゆーん。おにーさんありがとー。またくるよー。」 ちなみにこのサービス、会員登録制で、購入代金は月ごとに支払う形となる。 要はクレジットカードみたいなものだ。 金額上限は1回の買い物で100円~500円。飼いゆっくりの安全を最大限配慮したシステムとなっている。 ちなみに先ほどの店員の会話。 「穴留先輩。ちょっといいっすか。」 「何だぁ?」 「ゆっくりのおつかいって、ネット通販のめんどくさい版みたいなモンすよね。」 「ああっ?ぜんぜん違えだろ!何言ってんだ!」 「そっすか?」 「おつかいするゆっくりはメチャ可愛いじゃねえかぁ!」 「そっすか。」 「そぉだよ!アレみろよ。店の前の電柱に隠れてるネーちゃん。あれ飼い主だろぉ。」 「そっすね。見覚えあります。」 「そーゆーコトなんだよぉ、わかれ!」 「そっすか。わかりました。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こうして・・・ 「やったぁ!まりさもおつかいできたよ!」 「さっすが私が育てたまりさ!これからもおつかいおねがいね!」 「ゆーん。まりさもおつかいにいきたいのぜ。」 「じゃあ、これからはお姉ちゃんと妹と、二人でおつかいお願いね!」 「「ゆっくりがんばるよ!!!」」 なんとも誇らしげなまりさ達の表情を見ると、お姉さんもあったかい気持ちになるのであった。 ゆっくりにおつかいなんてできるわけ無いでしょ。性的な調教済みの胴付きゆうかりんとかならともかく。 主役にあえて優宇河お姉さんを使ったのは、単に扱いやすいキャラだからというだけなんですが、 せっかくなら、ここはやっぱりエロパートを入れておくべきだったかなぁとか思っちゃいました。 まりさを見守りながらゆうかりんときゃっきゃっうふふとか。 せっかく変態プレイO.Kのお墨付きをご本人からいただいたというのに。失敗。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. 本作品(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりにはすれ違ってあまあまよこせとかいわれてそう -- 2016-01-08 01 02 19 多分俺この金バッジ付きゆっくり虐待して、警察に捕まると思うw ゆっくりが道歩いてたら我慢出来る自信がないw -- 2011-01-20 02 57 33 実際にこんなのが買い物したり、道をあるいていたら邪魔以外の何ものでもねえだろうな -- 2010-10-25 17 36 22 まりさを愛でるお姉さんは通り魔にでもあってずっとゆっくりしろよ -- 2010-10-24 12 22 23 ↓↓↓おいおいw -- 2010-09-28 20 55 36 確かにw 死亡フラグがお使いに出てるようなものだよなぁ -- 2010-09-27 00 20 13 ↓うまいこと言うなあ。 -- 2010-09-02 08 16 04 ゆっくりのお使いって 南アフリカや韓国で女性が夜に一人歩きするようなもんだよな -- 2010-08-25 21 39 00