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注意!!! HENTAIネタがあります 「ぺにぺに」「まむまむ」あります 今回虐待はありません 独自の解釈・設定があるので超注意 時代設定とか目茶苦茶です 一種のパラレルワールドとして考えてください 今更ながらに、人間が酷い目に遭います fuku4126の続きです ぱちゅりーの失敗-2 そして、三匹がお姉さんを襲ってから二月が経った。 こんこん 「はい、どうぞ」 お姉さんは三匹をおばさんから借りた大きめの籠に詰め、ある家を訪ねていた。 「こんにちは、お世話になります。」 「今お茶入れるから、適当に寛いでくれる? てんこ、お湯湧かして」 出てきたのはごく普通に見える青年。 変わっていたのは、ゆっくりてんこ(体付き)にお湯を沸かすように指示したこと。 「お邪魔しまーす」 靴を並べてから中へ入るお姉さん。 青年はれみりゃに大きめの透明な箱をとってくるように指示し、お姉さんを居間に通した。 青年は籠を受け取り、れみりゃに持ってこさせた大きい透明な箱に三匹を移した。 「ゆ! ここはどこなんだぜ!?」 「おにいさんだれ? ゆっくりできるひと?」 「むきゅ、少なくともあの婚約者じゃないことは確かね!」 青年は薄い透明なビニールシートで三匹を区切り、蓋をする。 「ぷっでぃ~んをもってくるんだどぉ♪」 箱を持ってきたれみりゃは青年に箱を渡すと、お姉さんにプリンを要求しだした。 すると、居間のドアを開け、ふらんが乱入してきた。 「うー! ゆっくりしね!」 「やべるんだどぉー! ざぐやにいいづげるんだどぉー!!」 れみりゃに暴力を振るうふらん。 「「れ、れみりゃだー!!! ふらんもいるよ!! なんでええええ!!!」」 久々に捕食種を見て恐怖に縮こまる二匹 「むきゅ! 愚鈍なれみりゃと単純なふらんならぱちぇがなんとかできるわ!」 ぱちゅりーだけは勝てる自身があるらしい。 「うるさいですね」 お姉さんはそう呟くとにこにこ顔でふらんの顔面に拳をめり込ませた。 「…! …!」 ふらんは涙目になり、殴られた場所を押さえながらお姉さんを睨む。 ぐしゃ! 次に泣きわめくれみりゃを壁に叩きつけた。 れみりゃはビクンビクンと痙攣し、気絶した。 「おねえさんすごいんだぜ!」 「れみりゃたちをやっつけたらこんどはれいむたちをたすけてね!」 しかし、お姉さんはにこにこと微笑むだけ。 「お湯が沸いたのは確定的に明らか」 居間に入ってきたてんこは青年にお湯が沸いた事を伝える。 「おお、むのうむのう」 その後に湯気を立てる湯飲みをお盆にのせたきめぇ丸が続く。 きめぇ丸はテーブルにお茶を並べる。 「ありがとうな」 青年はお茶を入れてくれたきめぇ丸に頭を撫でながら礼を言って、 三匹が入った箱をどこかへと持って行った。 バシン! バシン! 「やめてください しんでしまいます」 お姉さんは意味もなくきめぇ丸の頭を殴る。 ドンッ! 「てんこをいじめてね!!!」 きめぇ丸を押しのけたてんこが恍惚の表情でいじめてね宣言をした。 「れいむたちをさっさとここからだしてね!」 「まりささまはおなかがすいたんだぜ! ごはんをもってくれば、ゆるしてやるんだぜ!!!」 「むきゅ、ぱちぇはお姉さんとお話ししたいの! 余計なじじいはどっかいってね!!!」 三匹は運ばれている間中抗議を続けた。 青年は気にすることなく三匹を地下に運び込む。 そこには20匹程度のゆっくりの家族がいた。 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 箱に詰め込まれた三匹を見るなり挨拶をするゆっくりの家族達。 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 三匹も本能に従い返事をする。 だが、青年は更に奥の部屋に入り、箱を下ろす。 テレビとビデオデッキを三匹に見えるようにセットした。 「てれびとびでおなんだぜ!!! なにをみせてくれるんだぜ!?」 「ゆっ! ゆーVをみせてくれるんだね! れいむはれいむとまりさのゆーVが見たいよ!!!」 「むきゅ、それなら、上でも良かったんじゃない? なんでここで見せるの?」 青年はビデオテープをセットし、再生ボタンを押し、上へと戻っていった。 「むきゅ、あのじじいが何したいのかぱちぇには理解できないわ!!!」 「きっとまりささまたちにゆっくりしてもらいたいんだぜ!!!」 「ゆ~、ゆーVなんて久しぶりできんちょうするね!!!」 そして画面に映ったのはゆーVの画面ではなく飼い主であるお姉さんだった。 そして、次に現れたのは、この家の主である青年。 三匹揃って頭に「?」マークを付けて首(?)をかしげる。 画面の中の二人は見つめ合い… /*エロ描写カット! ここから 画面からは青年とお姉さんの性行が様々な角度から流れました。 ぶっちゃけこの部分はゆっくりに何ら関係ないのでカットしますた。 二人がどういう事をしているかはゆっくりの台詞から察してあげてください。 /エロ描写カット! ここまで 「ゆあ"あああ"あ!!! じじい! おね"えさんのばーじんはま"りざがぼらうっでやぐぞくじでたんだぞおお"おお"お!!!」 「おねえざんのうらぎりものおお"おおお"お!!!!」 「むぎゅうう"うう"う!!!! おねえざんにはごんやぐしゃがいるでしょおおおお!!! うわきなんがずるなあああああ!!!!」 三匹が何を言おうとも画面の中の出来事は「すでに起こった事」なので止めることなど出来ない。 画面の中の二人は騒ぐ三匹に関わることなく、果てるまで交わり続ける。 映像が終了すると体付きのえーきがニコニコ顔で「よいぞっ!」と言いながらビデオを交換する、 そのビデオにも青年とお姉さんの性行が記録されており、三匹はずっとそれを見続けていた。 えーきはビデオの交換と同時に箱に空いた小さな穴に餡玉を押し込み、餌として与える。 途中、「うー!うー!」だの「よいぞっ!」など小さな雑音が入っていたが、 三匹はお姉さんと青年の行為に釘付けになってしまい、気付かなかった。 /*エロ描写カット! ここから ちなみにビデオの映像は青年が飼っている体付きゆっくり達が撮影しています。 何でそんなことが出来るかというと、都合という名の仕様だからです。 でないと、ただのハメ取りになりますからねぇ /エロ描写カット! ここまで 「やべでえええ!!! おねえざんのあに"ゃる"ばーじんはでいぶがぼらう"よでいだったんだよ"お"おお"おおぉぉ!!!」 「うれじぞうながおずるな! びっぢおねえざんんん!!!」 「うるざいい"いい"!!! おねえざんはまりささまだぢのどれいなんだぜええええ!!! じじいのおんななんかじゃないんだぜえええ!!!」 「ああ"あああ"あ"もっどやってほじいいとがいうんじゃないんだぜえええ!!!」 二匹は映像に対して泣き叫ぶが、ぱちゅりーだけはこの映像を見せる意味を理解し始めていた。 (これは、あのじじいの陰謀ね!!! お姉さんを自分の奴隷にして、 あの婚約者に嫁がせて裏から操ってやろうって言うぱちぇ達の作戦をぱくったのね!!! おそらく、このビデオをぱちぇ達に見せつけることでぱちぇの作戦のお陰でお姉さんを奴隷に出来たぞ! ってことを自慢するためのものね!!!) ぱちゅりーは考えた。 自分たちが奴隷にしてやろうと考えていたお姉さんを寝取られてしまった。 しかも自分たちは捕らえられてしまっている。 地下室にゆっくり達が監禁されていることから、あの青年が虐待お兄さんである可能性が高い。 もはや、あのお姉さんは諦めて他の馬鹿な人間を奴隷にする作戦を立てなければいけない。 そのためにはまずここから脱出する方法を考えなければ…。 しかし、身動きも取れないし跳ねても箱の蓋には中からは外せない簡易ロックがされているため、自力での脱出は不可能。 ビデオの交換にやってくるえーきに頼んで開けて貰おうとも考えたが、えーきは涙目で「らめぇ」と言うばかりで全く役に立たない。 外にいる連中に開けさせるか? とも考えたが、あの頭の悪そうな連中が鍵を開けられるとは思えない。 れいむとまりさがぎゃーぎゃー喚き、ぱちゅりーが脱出方法に頭を痛めている内にビデオの再生が終わっていた。 すると、今度はえーきではなく青年が現れた。 青年はぎゃーぎゃーわめく三匹を無視しながら二階の寝室に運び込んだ。 「むきゅ! お姉さん! これは一体どういう事なの!?」 ぱちゅりーはベッドに腰掛け、本を読んでいるお姉さんに聞いた。 お姉さんは何も答えない、いつも通りのニコニコ顔で本から目を離さない。 青年はテーブルに箱を乗せると、お姉さんを呼ぶ。 今度は返事をして、青年のもとへ向かう。 そしてまた性行を始める、ビデオでしたことを三匹に見せつけるように。 れいむとまりさもこのお姉さんをこの意地悪な青年に寝取られてしまった事を理解した。 自分たちの呼びかけに応じず、青年の命令だけを聞く姿は、夢想していた奴隷となったお姉さんの姿そのものだった。 青年に嬲られ喘ぐお姉さん。 (本当はれいむたちがお姉さんですっきりーして、気持ちよくなるはずなのに…、どおしてこんなことに…) (じじいじゃなくてまりさ様達のテクですっきりーしまくって、まりさ様達をすっきりーさせるはずなのに…) 二匹が存分に絶望を味わっている間もぱちゅりーだけはこの場から脱出する方法を考えていた。 (じじいがぱちぇ達を虐めようと箱を開けたときにぱちぇがじじいの顔に体当たりを当てて、 ひるませているその隙に逃げるしかないわね!!!) 考えがまとまる頃には青年とお姉さんは果て、お姉さんは青年の腕に抱かれすやすやと安らかな寝息を立てていた。 青年もそのまま眠りにつく。 青年が寝ている間に、ぱちゅりーは二匹に自分の考えとこれからの脱出方法を伝えた。 二匹はぱちゅりーの話しを理解し、明日脱出する際の行動などを確認しあった。 そして体力を回復させるために眠りについた。 夜が明け、三匹が目覚めた。 「ゆ~、くらいんだぜぇ、ここどこなんだぜぇ…」 まりさははっきりしない頭で考える。 -おうちにいるなら朝日が見えるはずなんだぜ、でも薄暗いんだぜ…、カーテン閉めてるのかな、お姉さん! カーテン開けてだぜ! -ゆっ? お姉さん、、、あ"あああ"ああ"あああ"あ そしてまりさは昨日起こったことを思い出した。 「れいむ! ぱちゅりー! おきるんだぜ!」 「ゆー、まりさうるさいよ…、ゆっくりしようね」 「むきゅ、まりさ、気持ちは分かるけど、今は少しでもよく寝て体力を付けるのよ!」 まりさはここで、昨晩、三匹で立てた脱出作戦について思い出した。 -そうだった、まりさ達はじじいが箱を開けたら渾身の体当たりを当てて、大怪我させて逃げるんだった。 そのうち、お姉さんと青年が起き出した。 二人はそれぞれ身支度を調えると、箱を居間に運び込んだ。 (むきゅ! これは好都合なのよ! わざわざ玄関の近い居間からなら逃げられやすいわ!) ぱちゅりーはこっそり二匹に伝えた。二匹も脱出作戦の成功を信じて疑わなかった。 きめぇ丸がやや警戒しながらお姉さんと青年にお茶を出す。 二人ともニコニコ顔で受け取る。 きめぇ丸はお姉さんに叩かれなかったことがうれしかったのか、ヒュンヒュンと首を高速で動かす。 野生のゆっくりであればきめぇ丸の高速首振りに拒絶を表すが、この三匹は脱出作戦に集中しているため、全く動じない。 「さあ、それじゃあ、早速始めますか」 そして作戦決行の時が来た。 青年が簡易錠を外し、蓋を開けた途端に、 ぼよん! 青年の顔にぱちゅりーが体当たりする。 「うわ! っと!!!」 青年がバランスを崩し、倒れる。 大抵のゆっくりは人間に勝てると思いこみ、執拗に攻撃するものだが、 この三匹はぱちゅりーと計画したとおり、青年を無視し、出口に向かう。 -ゆっへっへっへ! ばかなじじいなんだぜ! お陰でまりさ様達は逃げられるんだぜ! 確かに三匹の作戦は完璧とは言えないが、最初の体当たりさえ成功すれば成功率はぐんと上がる。 お姉さんは青年に駆け寄るし、居間の扉は半開き、そして玄関のドアは取っ手を下に倒して開けるタイプの物。 このタイプのドアノブなら三匹にも開けることが出来る。しかもこのとき、青年は鍵をかけていなかった。 おねえさんが三匹を追いかけても、その頃には外に出てしまえる。 まさに千載一遇のチャンスであった。三匹は確信した。ここから脱出できることを。 居間の戸を開け、玄関に向かう。出口はすぐそこ。 しかし、れいむとまりさは突然何者かに捕まり、身動きが取れなくなってしまった。 そしてぱちゅりーも捕まってしまった。 れみりゃとふらんとれーせん。三匹とも体付きだった。 三匹はぎゃーぎゃー騒ぐが、体付き達は全く意に介さない。 「うー! だっそうはゆるされないんだど~!」 「にげられずにゆっくりしね!!!」 「げらげらげら!!!」 そして、居間に再び運び込まれる三匹。 青年はてんこときめぇ丸に透明な箱を持ってくるように指示し、三匹を捕まえた体付きの頭を撫でた。 きめぇ丸達はすぐさま透明な箱を用意し、その中に三匹を押し込む。 青年はまずれいむを箱から取り出した。 「やめてね! じじいはれいむにひどいことしないでね!!!」 「まりささまのれいむにひどいことするななんだぜ!!!」 -何をしようとして居るんだこのじじいは! れいむに何かしようとしたら絶対ゆるさないんだぜ!!! -ゆっ? れいむがばーじんかだって? ゲラゲラゲラ、れいむはまりさのためにばーじんのままなんだぜ! -まりささまのれいむになにしているんだぜ!? なんでれいむをぶるぶるさせるの!? -え、なんでじじいぺにぺに出してるの? 「よーし、んじゃ、始めるぞー」 青年はれいむを振動で興奮させ、まむまむを出させ、今、青年のマグナムをそこに押し当てている。 「ゆっくりやめでね!!! でいぶのばーじんまむまむはまりさのなんだよ!!!」 ズンッ! 「ゆあ"あああ"あああ"あ!!! ゆ"ぎゃああ"あああ"あああ"ああ"あ!!!」 叫びだしたのはまりさ。 れいむは放心状態になっている。 -あああああ! じじい殺してやる! よくもまりさ様のれいむのばーじんを! -せっかく、ぱちゅりーの言うことを聞いて、いっぱいゆっくり出来るようになったらいっぱいすっきりーするって約束したのに!!! しかし、悪夢は終わらない。 ズンッ!ズンッ! 「これはある意味浮気なんでしょうか…」お姉さんが少し悲しそうに呟く。 ガタガタ震えながらも、ぱちゅりーはこの青年の正体を今悟った。 -こいつは虐待お兄さんじゃない、HENTAIお兄さんね!(以降、青年→HENTAIお兄さん となります) ゆっくりと性行、つまりHENTAI行為を行うことを進んで行う人間(男)の総称。 大抵、HENTAI行為に走る者達は人間の女児を模した体付きゆっくりをより人間の女児に似せるように整形させ、行為を行うが、 このHENTAIお兄さんと呼ばれる者は、人間の女児を模しているからゆっくりを襲うのではなく、 本当に「ゆっくりそのもの」に欲情し、襲うのだ。 ゆっくりを専門に犯すものだから、ゆっくりの性感帯などを熟知しており、相手をさせられたゆっくりはたとえ貞淑な嫁ゆっくりだろうが、 赤ゆっくりだろうが、老ゆっくりだろうが例外なく「すっきりー」させられてしまう。 -じゃあ、あの地下にいたゆっくりたちはこれからあのじじいに無理矢理犯されて死んでしまうのね!!! 普通、ゆっくりのぺにぺにやまむまむと言った器官は体の大きさの比率で人間のそれとは比べものにならないくらい小さい。 そのため、人間が挿入すれば裂けて中の餡子を抉り、高確率で死んでしまう。 しかし、この三匹は以前HENTAIお姉さんと呼ばれる人物に性欲処理係として、ぺにぺにを人間のそれと同じくらいに巨大化させられている。 そして、ぺにぺにとまむまむは表裏一体。まむまむの深さはぺにぺにの大きさに比例しする。 人間の女性器と同じくらいの深さとなったまむまむは人間の男性器の侵入に対し、十分な容量がある。 れいむはというと 「ゆっ! ゆぅん! ゆんっ! ゆんっ!」 この状況下においてHENTAIお兄さんとのHENTAI行為で快感を感じ始めていた。 HENTAIお兄さんはれいむのまむまむをゆっくりと突き上げながら、れいむの性感帯を刺激し、快感を与える。 HENTAIお姉さんの下にいた頃から性欲饅頭であったれいむは初めて自分が責められる快感に身を委ねている。 「やべでえええ!!! でいぶにひどいごとじないでえええええ!!!」 たまらず泣き叫ぶまりさ。 ぱちゅりーがゆっくりできるお家と奴隷を手に入れたられいむと沢山すっきりー!して沢山子供を作って… 幸せな未来を夢想し、れいむと二人ですっきりーを我慢していた頃を思い出し、まりさの目から大量の涙が溢れる。 -どおしてこんな事に… 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! すっきりいいいいいいいいいんんんんん!!!」 そんなまりさの気持ちを知っていようがいまいが、HENTAIお兄さんはれいむをすっきりー! させ、れいむの顔に迸りを浴びせた。 深く息をつくれいむ。 自らの顔を汚す白濁液も気にせず、行為の余韻に浸る。 お姉さんは慟哭するまりさといつ自分が同じ目に合わせられるのか、 ガタガタ震え、恐怖におののくぱちゅりーを見てくすくすと笑った。 「さあ! 次はまりさの番だぜ!!!」 れいむの蜜で光るマグナムをそびえさせながらHENTAIお兄さんがまりさを持ち上げた。 -もう逃げられない。まりささまのばーじんもじじいに奪われるんだね… -でも、じじいの思い通りにはさせないよ! じじい一人だけですっきりーさせてやる! そして早漏って馬鹿にしてやる! 「やべでええええ!!! でいぶのだいじなばりざのばーじんうばわないでええええ!!!」 まりさが犯されそうになった時にれいむは我に返った。 咄嗟に叫ぼうとも、もう遅い。HENTAIお兄さんのマグナムはまりさのまむまむを貫いた。 「いぎゃああああああ!!! まりざっ!!! ゆぎゃああああああ!!!」 れいむの無様な姿を見てお姉さんはうっとりしている。 -ゆううぅぅぅぅう!! 何これ! 前のお姉さん(HENTAIお姉さん)ですっきりするよりすごく気持ちいいよ! -ほっぺぶうぶるされると弱いよぉ!! 最初の決意はどこへやら、まりさはHENTAIお兄さんのテクに酔いしれ、すっかり虜になってしまった。 「ゆんっ! ゆぅっ! ゆあっ! もうっ! すっき、りー、しちゃ、うん、だぜぇっ!!!」 「もうイキそうなのか? 案外早いんだな」 「ゆう"ううう"ううう"うう"ううう"! すっきりーーーーーーーーーー!!!」 まりさの抵抗は功を奏さず、あっさりとHENTAIお兄さんにすっきりーさせられてしまった。 れいむ同様体全体に迸りを浴びるまりさ。 「むぎゅうう"う"う! やべでえええええ!!! おねえざん!!! だずげでえええええ!!!」 HENTAIお兄さんの手がぱちゅりーに伸びるとぱちゅりーはお姉さんに助けを求めた。 しかし、 「ふふっ、だーめ!」「むぎゅう"うう"う!!!」「残念でしたー♪」 あっさりと断られた。 「やべで! ぱちぇのばーじんはおにいざんにあげるのおおおおおお!!!」 もはや退路もない、助けもない。ぱちゅりーが絶望に顔をゆがませる。 -こんな酷いじじいに奪われるくらいなら、お兄さんにぱちぇのばーじんあげたかったな… ぱちゅりー種というものは体が弱い。 だが、このぱちゅりーだけは昔の飼い主による訓練で体が強くなっていた。 先ほど言った「お兄さん」のことである。 もともと、裕福な家庭の飼いゆっくりであるぱちゅりーから生まれたぱちゅりーは、その家の息子に可愛がられていた。 ある時はぱちゅりーの体を鍛え、ある時は沢山本を読み聞かせ、またある時は一緒にビデオ映画を見せてやった。 ある日、息子はぱちゅりーに大金持ちに飼われているありすを遠くから見せた。 そのありすは専用の付き人を従え、まるで絵本で見た王様のようだった。 しかし、ありすはその辺のゴミ箱をひっくり返したり、魚屋の魚を荒らし、 起こった店長に対して、付き人に金を払わせ「これで満足?」と嫌みらしく言った。 息子は「ぱちゅりー、きっとお前はゆっくりの王様になれるぜ! でも、あんな性悪クズゆっくりにはなるなよ!」とぱちゅりーに話した。 ぱちゅりーの目にはありすは「迷惑な糞饅頭」ではなく「自分の理想」として映った。 傲慢で物怖じせず好きなように振る舞う姿は最高にゆっくりしている気さえした。 そのため、あんな糞饅頭にはなるなという注意もぱちゅりーには届かなかった。 その日から、ぱちゅりーは人間を見下すようになった。ぱちゅりーの中では人間は格下のくせに威張っている悪い奴という印象になってしまった。 しかし、息子だけは好きだった。昔から自分を可愛がってくれ、いろんな事を教えて貰い、 また、体を鍛えて貰ったことで、他のゆっくり達よりも強くなれた。 息子の両親は日に日に態度が悪くなっていくぱちゅりーに対して堪忍袋の緒が切れ、遠く離れた街に捨てた。 本当はそこの人間かに潰されるか、野生に生きようとして、餌のまずさに何も食べずに餓死するはずだったが、運良くHENTAIお姉さんに拾われた。 まりさとれいむとはそこで知り合った。 HENTAIお姉さんにぺにぺに拡張を行われているときは激痛に苛まされたが、大きな武器が出来たと喜んだ。 -偉大なゆっくりには何か他のゆっくりと一線を画すものが必要だ。この人間サイズのぺにぺには都合が良い。 そして、ある日HENTAIお姉さんが留守の時にHENTAIお姉さんが愛読していたポルノ雑誌を読み、ある物語に夢中になった。 それは若い人妻を寝取り、夫に気付かれないよう人妻を利用して金を手に入れ、ギャンブルや女に金をつぎ込む執事の話だった。 そして、その時にぱちゅりーはお姉さんに行おうとした「作戦」を思いついたのだ。 -これの通りにうまくやればお金持ちになれるわ! そして、お金に物をいわせてお兄さんの元に帰れるわ! その時のぱちゅりーは純粋に最初の飼い主の下に戻りたいだけだった。 それからしばらくすると、HENTAIお姉さんは飼っていた全てのゆっくりを捨てた。 まりさとれいむ以外は思うがままに森へ行ったり、民家に押し入ったりして殺されたり、野生の餌を受け入れずに餓死したり。 ぱちゅりーは自分を慕う二匹と自分の餌についてはゆっくりを捕食することで賄った。 時たまれみりゃやふらんに襲われることもあったが、全て返り討ちにしていた。 不幸なゆっくりを演じて、あまり頭の良くなさそうな人間のお姉さんの同情を誘い、ペットとして受け入れられることに成功した。 そしてある日、お姉さんから金持ちの婚約者の話を聞き、「作戦」の決行を決意したのだ。 ズンッ! HENTAIお兄さんのマグナムがぱちゅりーのまむまむを貫いた。 「むぎゃあ"ああ"あああ"ああ"!!!!」 「…」「…」 れいむとまりさは放心状態になっており、とてもぱちゅりーを気遣う余裕など無かった。 「むぎゅっ! ぎゅっ! むぎゅんっ! むきゅ?」 絶望の表情で犯されるぱちゅりー。 あまりにも間抜けな顔をするものだから、お姉さんだけでなく、その場に居合わせたHENTAIお兄さんの飼いゆっくりまで吹き出してしまう。 「むぎゅ………、、、っ! むきゅううううううーーーーー!!! やべでええええええ!!!」 「っ、どうしたんでしょうか?」 「そろそろすっきりーしそうなんでしょうね。それですっきりーしたくないものだから、ああやって暴れて抵抗するんでしょう」 ぱちゅりーの変化に驚いたお姉さんの問いにきめぇ丸が答える。 「むぎゅーーーーーーー!! いやあああああ!!! そこまでにしtすっきりーーーーーーーー!!!」 例に漏れず、ぱちゅりーにも迸りを浴びせる。 精液まみれの汚い饅頭が三つ出来た。 「それでは、この子達しばらく預けますね。」 「うん、様子とかはビデオにとって届けに行くから」 「はい、ではまた今度」 「またね」 簡単に挨拶を済ませ、お姉さんはHENTAIお兄さんの家を後にした。 お姉さんとHENTAIお兄さんは恋人同士だった。 あの三匹の襲撃後、全てを失って途方に暮れ、川に身投げして自殺を図ったお姉さんをたまたま助けたのが事の始まり。 HENTAIお兄さんは必死に説得し、自殺を思いとどめさせ、その後も暇を見つけてはお姉さんを元気づけた。 -大丈夫! 君がおかしな人間でない事はきっとみんな分かってくれる! -人の噂も七十五日ってね、無責任な噂なんてすぐになくなってしまうさ! -辛ければ俺に話してくれ。少しは気が晴れると思うよ。 ある日、ふとしたことからお姉さんはHENTAIお兄さんの正体、本物の鼻つまみものであることを知った。 その事を聞いてみると、HENTAIお兄さんは正直に話してくれた。 お姉さんは正直に全てを話してくれたHENTAIお兄さんを受け入れた。 根も葉もない噂で苦しめられてる自分を元気づけてくれた彼を自分が支えたいと思うようになり、いつの間にか恋人同士になっていた。 ある日、お姉さんはHENTAIお兄さんに復讐を手伝って欲しいと願い出た。 HENTAIお兄さんはあまり気は乗らないが、内容を聞いたらやる気満々になった。 内容は、自分がHENTAIお兄さんに抱かれる場面を見せつけること。 そして、HENTAIお兄さんがあの饅頭共を犯し倒すこと。 大まかにはこの二つ。 HENTAIお兄さんは前者はともかく、後者にも魅力を感じていた。だってHENTAIだもの。 前述したとおり、通常種のゆっくりに挿入すると餡子を抉って死んでしまうため、通常種は一回しかHENTAI行為が出来ない。 だが、加工場で売られているゆっくりはまむまむを改造されてはいるものの、性格まで改造されている。 HENTAIお兄さんとしては、そんな良い子ちゃんなゆっくりでなく、我が儘で仲間を裏切ったり、無様に命乞いをするゆっくりとHENTAI行為をしたかった。 しかし、通常種のまむまむ拡張は恐ろしく時間がかかる上に、大抵は死んでしまうため、なかなか出来るものではない。 その点、あの三匹は性格が悪いまままむまむ拡張が施されているため、HENTAIお兄さんからすれば理想のゆっくりであった。 提案した日から早速作戦の準備が始まった。 とはいっても行うのは性感帯開発と性行。 あの三匹の前で抱かれるときに苦痛で表情を歪ませようものなら、あの三匹が自分たちに抱かれてないから痛がってるんだ!と勘違いする可能性がある。 だからあらかじめ性行に慣れていれば、HENTAIお兄さんに抱かれて悦んでいる姿を見せつけてやれる。 HENTAIお兄さんに嫉妬し、悔しがるあの三匹の姿と、HENTAIお兄さんに犯され無様に泣き叫ぶ姿を想像するだけで気分が良くなった。 作戦は必要以上に効果を発揮した。 処女喪失シーンはビデオにとって見せつけた。映像を見せたときの三匹の無様な姿(ビデオに記録した)、お姉さんとHENTAIお兄さんが愛し合う姿を見せたときの絶望の表情。 そしてお姉さんを犯そうとした三匹が逆に自分たちが一匹ずつ犯されるときの恐怖と絶望の表情。 全てがお姉さんを満足させた。 HENTAIお兄さんにはこれからしばらくのあの三匹を貸す。 その間毎日のように犯されるだろう。HENTAIお兄さんだけでなく、彼の飼っている体付きゆっくり達からも犯されるはず。 その時の無様な姿が待ち遠しい。 お姉さんは自分に協力してくれた恋人に感謝しながら帰路についた。 続く 気が済むまで制裁・虐待しようとするとやたらと長くなってしまい・・・ このSSに感想を付ける
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開幕狙撃ぶっぱちゃん 【性別(男性/女性/両性/無性)】:女性 【学年(1年/2年/3年/その他)】:1年 【所持武器】:スナイパーライフル 【攻撃力】:0 【防御力】:0 【体力】:7 【精神力】:3 【FS名】:狙撃 【FS】:20 特殊能力 自重しない狙撃 発動率96% 【 特殊能力内容】: 効果:体力4ダメージ 範囲:MAP全体、敵1人 制約:女性のみ 制約:1ターン目しか使えない 制約:永続戦線離脱 効果値:108=50×3×1×0.8×0.9 発動率:96=(100-108+40)×3 発動率:96% 能力原理: 開幕早々スナイパーライフルをぶっぱする能力。命中すると満足してお家に帰ってしまうが、ぶっぱちゃんだから仕方が無い。 「制約:女性のみ」を取るなど自重していない面も見られるが、ぶっぱちゃんなので仕方が無い。 キャラクター説明 女の子を狙撃するのが大好きな、スナイパーライフルの少女。 正式名称は「ミリタリーマン・スナイパー」 狙撃能力に特化された大泥棒刑事ミリタリーマンの量産型で、主に暗殺等に用いられる。 初期型のぶっぱちゃんはプログラムに若干のバグがあり、なぜか女の子ばかり狙撃しまくる困ったちゃん。 油断してると、脳天貫いちゃうゾ☆
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「むっきゃっきゃっきゃきゃっ!ばかなゆっくりどもからさくしゅして、むしゃむしゃするごはんはたまんねええええええええ! むーじゃ!むーじゃ!し、し、し、しあわぜええええええええええええええええ!むっきゃっきゃっきゃっきゃきゃ!!!」 銀行の本部となる洞窟の奥にて大量の食料をガツガツと口に入れるぱちゅりー。 もはやその醜悪なゲスの本性を隠そうともせずにくっちゃくっちゃと醜く音を立てながらバカ食いをし、大声で笑い声を上げている。 「むきゅきゅきゅ!それにしてもあのうつむいたままなにもできずにくやしそうにしているおさのかおったらなかったわね! いいきみだわー!そもそもいだいなけんっじゃであるこのぱちぇをさしおいて、あのむのうがおさをやっていることじたいがおかしいのよ!」 だがそれもまあ今だけの話だ。 今にこのかんっぜんむけつのけんっじゃであるぱちぇが群れを支配する事になる。 そう。全ては計算通り。すべて順調に進んでいるのだ。 全てのきっかけは、この洞窟だった。流石にこの洞窟を自力で発見したことだけは幸運によるものだと、ぱちゅりーも認めざるを得ない。 だがその後の一連の流れは全てぱちゅりーの策略によるものだ。 まずぱちゅりーはいつまで経っても働かないような、がらの悪い不良ゆっくりたちに声をかけた。 今から自分の教えるゆっくりは、昼間おうちには居ないから、ためてある食料が盗み放題だよ、と。 事実簡単に空き巣行為を成功させることができた不良ゆっくりたちは大喜びだった。 その後もぱちゅりーはそのゆっくりたちを指示し続け、大量の食料と不良たちの信頼を得ていった。 好都合だったのは、自分達のほかにも便乗して空き巣を働くゆっくりたちが複数いたことだ。 まあずさんな下調べのせいで何匹かは捕まったりしたようだが、目くらましとして大いに役立ってくれた。 そしてある程度時期が来たのを見計らって、ぱちゅりーは不良ゆっくりたちに次なる策を提案をする。 このまま空き巣を続けていても、毎度毎度おうちに忍び込んで食料を運ぶのは面倒ではないか? それに、最近は警戒して、つがいの片方をのこすゆっくりも増えてきた。 それよりも、自分たちは働かずに、勝手にゆっくりたちが、食料を持ってくる方法があるのだが協力しないか? この提案をぱちゅりーのことを信用していた不良ゆっくりたちが断るはずもなかった。 こうして出来たのがぱちゅりー銀行だった。 始めは銀行という形態をとり、面倒な管理の手間をかけてまで、食料の預金を預かった理由は二つある。 一つは、今まで盗んでためてきた食料を隠すため。 木を隠すには森とはよく言ったもので、洞窟に大量に食料があれば、どれが盗んだものでどれが預かったものか区別はつかない。 二つ目は、当面の貸し出し分の食料を得るためである。 流石に盗んだ分だけでは、群れの子どもがいるつがい全員分の食料を貸し出すことは不可能である。 どうしても、大量に食料を集める必要があった。 だがその分、いったん集めてしまえばこっちのものだとぱちゅりーは思っていた。 この群れは、子どもがいるゆっくりに対して、子なしゆっくりのほうが圧倒的に多い。 よって子なしゆっくりたちから食料を集められれば、子どもがいるゆっくりに貸し出すぶんには、出たり入ったりする分を考慮しても十分すぎる量が確保できるというわけだ。 食料さえ確保できれば、後はバカなゆっくりたちをそそのかして、借金漬けにするだけだ。結果はご覧の通りである。 だが偉大な賢者の計画はこれからが本番だ。 いま群れに存在しているほとんどの子ゆっくりたちはぱちゅりーに大量の食料の借金をし、奴隷となっている。 と、いうことはだ、これから先この子ゆっくりどもが成長し、また子どもを作れば、自動的にそいつらもぱちゅりーの借金を負うことになるのだ。 今はスッキリ制限のせいで、子どもが作れないが、そのうち上の老ゆっくりの連中が死ねば規定数に空きができて子ゆっくりが増えるだろう。 そうなればまた、ぱちゅりーの奴隷がどんどん自動的に増えるという算段だ。 群れの若い世代を支配するということは、群れの将来を支配するということなのだ。 自分は何にもしないでも、かってに奴隷どもが、決して返済する事のできない借金を返すために必死で食料を運んでくる。さらに奴隷どもは自動的にその数を増やしていくのだ。 こんな愉快な事があるだろうか。 まあ、最近は噂が広がって、新たにぱちゅりー銀行に食料を借りにくる輩はいなくなったが、対策は既に考えてある。 その対策とはこうだ。 まず、つがいになり、身ごもった一家を探し出す。 当然だが、身ごもっていないほうのゆっくりは、狩りに奔走していることだろう。 そのゆっくりを奴隷ゆっくりを使い、秘かに亡き者とするのだ。 残された身重のゆっくりは途方に暮れるだろう。なにせ自分はにんっしんして動けないのに、つがいは死んでしまっているのだ。 そこでぱちゅりー銀行の出番だ。シングルマザーのゆっくりに食料を貸し出す提案をするのだ。 まあ、初めは嫌がるかもしれない。だがやがて気づくだろう。自分と、おちびちゃんが生き残るには、食料を借りるよりほかに方法はないということに。 と、まあこんなふうに食料を借りざるを得ない状況を奴隷を使って故意に作り出していけばいいのだ。 この完璧な計画に死角はない! 「むっきゅっきゅっきゅきゅ!いだっいなけんっじゃのぱちゅりーさまのまえに、すべてのゆっくりがひれふすひもちかいわね! ああ!ゆかい!ゆかい!むきょきょきょきょ!」 洞窟内にてぱちゅりーのゲスな笑い声がこだました。 「うう、いったいどうすれば……」 長ありすは自分のおうちでどうすればこの事態を収めることができるか必死に考えていた。 あのぱちゅりーは自分が正義などとのたまっていたが、そんなことは絶対にない。あのゲスは悪いことをしている。それは間違いない。 だというのになぜか反論できない。やはりこの辺の思考の低さが野生のゆっくりの限界なのか、長ありすはどうなっているのか訳がわからないのだ。 いっそのことあの奴隷たちや群れの仲間をつのってぱちゅりー銀行を攻撃するか? いやだめだ。あそこは、みんなの食料を預かっているのだ。そこを力ずくで潰すとなれば当然反発が起こるだろう。当然ぱちゅりー亡き後は誰がどれだけ食料を預けていたかで揉めることになる。 何より掟を破ったわけでもないのに、暴力に訴えては、群れというルールの概念自体があやふやなものとなってしまう。力だけが正義ならみんなで協力する意義が失われてしまうのだ。 だが、このまま悠長にあのぱちゅりーを放っておいても結局同じことのように思える。 長ありすは気づいていた。群れのほとんどの子ゆっくりたちが、すでに借金漬け状態になっていることに。 このまま群れの未来を担うはずのおちびちゃんたちが成長していったとしたら、きっと群れはぱちゅりーの所有物同然になってしまうだろう。 それだけはだめだ! やはり自分が全ての罪を被り、あのげすぱちゅりーと刺し違え、銀行を崩壊させるより他に手はないだろう。 その後群れは秩序を失い、完全なる弱肉強食の時代になるだろうが、今のままよりはましなはずだ。 「ゆうう!もうこれしかてはないわ!」 長ありすは覚悟を決めた。 と、そのときである。 「あー、こんちわ長。群れの視察にきたよっと」 「むきゅ!こんにちわ長」 長ありすの覚悟とは対称的な呑気な男の声がおうちの外からかけられたのであった。 この危機的状況を脱することのできる救いの声が! 「ふーん。成る程ねえ、そいつぁ難儀なこって」 長ありすから事情を聞いた男がそう感想を呟く。 この男と連れのぱちゅりーは、定期的に人間との協定が守られているかどうかチェックするためにやってくる国営機関の人間であった。 最近のゴタゴタですっかり長ありすは忘れていたが、もうそんな時期だったのだ。 だが長ありすにとってこれはまたとない僥倖。さっそく相談を男に持ちかけるのであっつた。 「にんげんさん!なんとかならないかしら?このままじゃむれがあのぱちゅりーにのっとられてしまうわ!」 長ありすは必死になって男に訴える。 もうこの群れの状況を打開するには人間の力を借りるしかないと思っていたからだ。 だがしかしそこへ、 「そこまでよ!むっきょきょきょきょ!はあはあぜえぜえ……」 突然、今話題にしているゲスぱちゅりーがおうちの前に現れたのだった。 慌ててやってきためか、若干息切れしている。 それもそのはずで、群れへ人間がやってきたという情報を聞いてから急いでこの場へやってきたからだ。 ゲズぱちゅりーもまた、もし今の自分の計画が覆されれるとしたら、人間の介入しかありえないと考え、 いつ人間が視察に来てもいいように、長ありすのおうちを他のゆっくりに見張らせていたのだ。 強いものにはしっかりと媚を売ろうとするところがいかにも小悪党を思わせる。 「おさ!いわれのないちゅうしょうを、にんげんさんにふきこむのはやめてもらおうかしら! ぱちぇはなんらむれのおきてにふれるようなことはしていないわ! むしろ、げすなゆっくりは、むこうのほう!なにせ、かりたものもかえせないんですからね! そのけっかとして、すすんでぱちぇのどれいになるのはとうぜんのことだわ! ばかで、くずなゆっくりには、にはそれくらいしかつかいみちがないものね!むっきょきょきょきょ!」 ふふんと胸を張ってそう主張するゲスぱちゅりー。 「なに言ってるの!ぱちゅりー!あんなたいりょうのりしをはらえるわけないじゃない! こんなふざけたけいやくは、むこうよこのいなかもの!」 「むっきゃっきゃっきゃっきゃ!すべてそうほうのどういのうえでのけいやくよ! それとも、いちむれのおさともあろうものが、ぼうりょくでむりやりなかったことにするつもり? こっちは、こういでしょくりょうをかしてあげたのに、そっちのかってなつごうで、ふみたおすき? それじゃどろぼうとおなじね!おお、げすいげすい!このむれのおさはとんだどげすね! おさがげすじゃあ、むれのゆっくりたちがげすなのもしかたないわね! やはりここはけんじゃなぱちぇがむれをしはいするのがただしいのよ!むきゃっきゃっきゃっきゃきゃ!」 「なんですってー!いわせておけばぁ……」 「お前らちょっと黙れよ!」 「ゆひっ!」「むきゃ!」 再び長ありすがゲスぱちゅりーに噛み付こうとしたそのとき、男の一喝が二匹を縮み上がらせる。 「あー、話は大体わかったよ。まあ何だ、この場合はぱちゅりーが正しいな。 事前に借りる前に、双方で契約内容の同意があったなら、それをあとからゴチャゴチャ言うのはルール違反だわ」 男は静かに言う。 「むっひゃひゃひゃひゃ!さっすがかしこいにんげんさんは、はなしがわかるわね! このむれにいるむのうなゆっくりたちとはおおちがいね!むっきゃっきゃっきゃっきゃ!」 「そっ、そんな!にんげんさん……」 勝ち誇ったように笑うゲスぱちゅりー。 それとは対照的にがっくりと意気消沈してうなだれる長ありす。 「まあ、とは言えさ、もちょっと負けるなり何なりしてくれてもいいんじゃないか?借りた連中はもうはじめにもらった食料の程度は返してるんだろ? もうちょっと利子を緩めてもお前さんはもう損をしないわけなんだしさ」 「むっきゃっきゃっきゃっきゃ!いくらにんげんさんのたのみでも、それだけはきけないわ! けいやくは、かならずまもられなければならないものよ! それともにんげんさんも、このげすなおさとおなじように、ちからずくでぱちぇのぎんっこうをつぶかんがえかしら?」 「まさか。約束するよ『オレ』は『お前』に何もしないとね」 男はしっかりとした口調でゲスぱちゅりーに約束する。 「むっきょきょきょきょ!それでこそかしこいにんげんさんだわ!にんげんさんとはいいかんけいをきずけそうね! つぎにしさつにくるころには、ぱちぇがむれのおさになっているとおもうから、そのときはよろしくね!むっきゃきゃきゃきゃ!」 それだけ言うと、自分の計画が脅かされることがないと安心したのか、満足げな表情で、ゲスぱちゅりーは去っていった。 その姿が、見えなくなったところで、 「はっ、小悪党が、ヘドが出るねぇ」 そうぼそりと男は呟いた。 「むきゅ!人間さんはやっぱりあのぱちゅりーを何とかする気なの?」 それを聞いて、男に尋ねるぱちゅりー。 「まあね。このまま放っておいたら、借金に追い詰められた奴隷ゆっくりたちが、集団で麓の村へ食料を奪いにくるなんて自体も考えられなくもないしね。 人間にしろゆっくりにしろ、借金に追い詰められたやつは基本ろくなことしないからねぇ。今の内に潰しといたほうがいいだろう」 そう連れのぱちゅりーに答える男。 「え?え?どういうことなのにんげんさん? ありすにきょうりょくしてくれるってことなの? でもさっきぱちゅりーがただしいって、それにあのげすぱちゅりーにはなにもしないってやくそくしたような…」 頭にクエッションマークを浮かべなら男に質問する長ありす。 「ああ、それはさ、オレが動くまでもないってことさ。 あのバカは致命的なミスを犯している。オレに言わせりゃ今までもってたほうがおかしいくらいだよ。 まっ、そんなわけで、極めて合理的にあのクソ銀行を叩き潰す手段をお前さんに教えよう」 「ほんとなの!にんげんさん!」 長ありすは驚いた。あの完璧とも思えるぱちゅりー銀行を潰す手段があるというのか。 「まあね。ルールで相手を縛ろうとする者は、自分もまたルールに縛られるものさ」 男はそうぼそりと呟いた。 そして次の日。 「みょん!たいへんだみょん!ねてるばあいじゃないみょん!」 銀行である洞窟の奥にて、呑気に寝ているゲスぱちゅりーを、慌てた様子の社員ゆっくりが起こしにきた。 「……ふぁあああ!いったいなんのさわぎなの!このけんっじゃの、すーぱーおひるねたいむをじゃまするなんて、 よっぽどのじたいなんでしょうね!」 気持ちよく寝ていたところを無理やりに起こされ、すこぶる不機嫌な声で言うゲスぱちゅりー。 「それがたいへんなんだみょん!むれのゆっくりがしょくりょうをひきだしにきたんだみょん!」 「はああああああああ!そんなことで、けんじゃのぱちぇをおこしたのおおおおおおおおお! ふざけるなああああああああ!そんなのさっさとはらってやればいいでしょおおおおおおお! そんなこともわからないの?いくらばかだからって、げんどってものがあるわよ!」 銀行にゆっくりが食料を引き出しにくるのは当然の事である。 だったらその分の食料をさっさと渡してやればいいだけのことだ。そんなことまでいちいちぱちぇが指示しなければならないのか! まったく自分がけんっじゃなのは当然としても、周りの連中がここまで低脳だと、いちいち指示を仰がれるのもわずらわしいものだ。 と、バカにしたような顔でみょんを見るゲスぱちゅりー。だがしかし、実際の事態はそんな悠長なことを言っている場合ではなかった。 「ちがうんだみょん!ぎんっこうにあずけてたすべてのゆっくりが、いっせいにしょくりょうをひきだしにきたんだみょん! もうぎんっこうには、しょくりょうのひかえがないんだみょん!」 「な、な、な、なんですってえええええええええええ!」 「さっさと、れいむのあずけたしょくりょうをもってきてね!すぐでいいよ!」 「はやくもってきてね!えいっぎょうじかんないなら、いつでもひきだせるってやくそくだよ!」 「あずけたしょくりょうが、ひきだせないってどういうことなの!さっさとせきにんゆをだしてね!」 ぱちゅりーが洞窟の入り口近くまで来てみると、そこには食料を引き出そうと詰め掛けてきた群れのゆっくりで溢れ返っていた。 今はまだかろうじて社員ゆっくりがなだめているが、いつ暴動に発展してもおかしくないほど殺気立っている。 それも当然だろう。自分の預けた食料が返ってこないかもしれないのだから。 「む、むぎゃぎゃ、これはいったい…」 騒然とざわめく目の前の光景に直面して、放心したように呟くゲスぱちゅりー。 昨日までは何の問題もなかったはずなのに、いったいどうしてこんなことになってしまったのか。 いったい何が起こっているのか、ゲスぱちゅりーにはさっぱりわからなかった。 「ゆゆ!でてきたわねぱちゅりー!さあ!このじたいをせつめいしてもらおうかしら! あずけておいたしょくりょうがおろせないとは、いったいどういうことかしら?」 洞窟前に出てきたゲスぱちゅりーを、目ざとく見つけた長ありすが鋭く問う。 「ありす!このさわぎは、あなたのしわざね!」 ぐぬぬぬと歯軋りしながらゲスぱちゅりーは長ありすを睨みつける。 「ゆゆ?なんのことかしら?ありすたちはただ、せいっとうなけんりをようきゅうしているだけよ! そんなことよりも、はやくありすがあずけたしょくりょうをもってきなさい」 「ゆぐぐぐぐ!」 何か言い返したいのに、唸る事しかできないゲスぱちゅりー。 (ゆふふふ。にんげんさんのいったとおりになったわ!) 胸の中でそう感想をもらす長ありす。 しらばっくれてはいたが、勿論この事態を引き起こしたのは長ありすの仕業である。 昨日、ゲスぱちゅりーが、長ありすのおうちを去った後、男はこうアドバイスをしたのだ。 「群れ全体にさ、噂を流すんだよ。 あのぱちゅりー銀行はキケンで今にも潰れそうな状況だ。 ぱちゅりーたちが必死になって借金を取り立てているのは、自分たちがみんなの預けてある食料を食っちまったせいで、 首がまわらなくなったせいだ。 このままあの銀行に預けたままにしておくと、今に取り返しのつかないことになる。 つまり、預けておいた食料が帰ってこなくなるかもしれない。そうならないように、いまの内に全食料を引き出しておいたほうがいい。 と、まあこんな感じの銀行の危機を煽るような噂をさ」 長ありすは、この男のアドバイスに従い、これらの噂を群れ中に流した。 そして噂はあっという間に群れ中に広がっていったのだった。 それでなくとも、ゲスぱちゅりーたちがかなりあくどい取立てを行っていることは有名であったし、 調子に乗って群れの広場で公開制裁なんぞ馬鹿なことをやったせいで、借金をしてない群れのゆっくりたちからの印象も最悪だったのだ。 そしてこれらの要素は、どうやら噂どおりあの銀行に預けたままにしておくとなんかやばいかも、と群れのゆっくりたちに思わせるには十分だった。 その結果が今朝のこの事態の原因である。 ちなみに、噂が群れを駆け巡っている最中、当のゲスぱちゅりーはというと、 洞窟の奥で大量の食料をがっつき「けんじゃ!けんじゃ!」と叫びながら、 自分が群れを支配したときのことを妄想していたので、今朝になるまでまったく気づかなかったという。 「さあさあ、ぱちゅりー!さっさとみんなのぶんのしょくりょうをこのばにもってきなさい!」 「そうだ!そうだ!」 げすぱちゅりーに詰め寄る長ありすと、その他のゆっくりたち。 「ゆげげげどうするんだぜぱちゅりー!」 「みょん!もうしょくりょうのあきがないみょん!なんとかするみょんぱちゅりー!」 「わからないよー!このままじゃやばいんだよー!」 取り巻きの社員ゆっくりたちもぱちゅりーを急き立てる。 「む、む、む、く、むぎゃ、むんっと……」 ぱちゅりーは必死になって打開策を考えるが、まったくもって良案は思い浮かばない。 そりゃそうであろう。 いまぱちゅりー銀行に起こっている事態は、俗にいう取り付け騒ぎというやつだ。 これは金融機関などが信用不安に陥った時などに預金者が銀行に殺到して騒ぎになる現象のことである。 ゲスぱちゅりーたちが行ってきた行為は、言ってみればヤミ金業者のそれに近いが、建前上は銀行と同じ形態を取っている。 銀行や保険といった、実際になにか物を作り出しているわけでない商売でもっとも大切なものは信用である。 何故ならば、銀行はその構造上、預金者が一斉に預金を引き出せば、嘘みたいにあっけなく潰れるのだ。だからこそ銀行経営者は信用に気を使う。 銀行などが実際は別として、昔からお堅いイメージを持っているのはこのためなのだ。社員のスキャンダルなどもってのほかである。 だがぱちゅりー銀行はというと、信用などどこ吹く風で、借金をしたゆっくりにやりたい放題、ぱちゅりーや社員はゲス行為をしたい放題である。 ゆえに、ちょっとした噂の揺さぶりで、こうして簡単に崩壊する。 ゲスぱちゅりーの策は別に完璧でも何でもなかった。男に言わせれば、むしろ今まで破綻しなかった方が不思議なくらいなのだ。 「いいかげんにしてね!やっぱりぱちゅりーたちが、あずけておいたしょくりょをほとんどたべちゃったってうわさはほんとうだったんだね! こんなとんでもないげすをしんようして、しょくりょうをあずけたれいむがばかだったよ! にどとこんなことがおきないようにこのげすはみんなでせいっさいするよ!」 「そうだ!そうだ!」 「かまうことないよ!やっちゃえ!」 いつまでもまごまごと口ごもるゲスぱちゅりーを前に、とうとう殺気立ちはじめるゆっくりたち。 「むぎゃぎゃぎゃ!ま、まってねみんな!べつにぱちぇたちがしょくりょうをたべてしまったわけではないの! あずかったぶんのしょくりょうはちゃんとあるの! どれいゆっくりたちから、しょうらいてきにとりたてるぶんをこうりょにいれれば、りょうてきにはぜんぜんもんだいないわ! だ、だからちょっとだけまってちょうだい!そうだ!おくれたぶんは、それだけりしをつけるわ! ね!それでもんくないでしょ!だからきょうのところはかえってね!けんじゃのおねがいよ!むきゅ!」 気持ち悪いウインクをしながら、必死になって取り繕うゲスぱちゅりー。 ゲスぱちゅりーの言っていることは、まあ正しい。 現在借金をしているゆっくりたちからの取立てを計算に入れれば、今食料を引き出しにきているゆっくりたちに返済を終えたとしても、 なお有り余るだろう。そもそも元の貸し出しが、預けられた食料を元にしているのでそれは間違いない。 だが所詮それは書類上の架空の食料というやつで、今のところは現実にないも同然なのである。 そしてそんな不確かなものを引き合いに出してきた以上、この場に食料がないことを認めたも同然だった。 「ふざけないでね!あずけたしょくりょうはえいぎょうじかんないならいつでもひきだせるってけいやくでしょ! そっちのかってなつごうでけいやくをへんこうするき?ずいぶんむしのいいはなしじゃないの! たしか、けいやくをやぶったげすは、すすんでどれいになるのがあたりまえなんじゃなかった?」 長ありすが昨日の意趣返しといった感じでゲスぱちゅりーに対して一気にたたみかける。 「あとでかえすなんて、あずかったしょくりょうをたべちゃうようなげすはしんようできないよ!」 「ゆゆ!これだけのりょうはどれいになったってかえせっこないよ! それよりもこいつらをせいっさいしないと、れいむのきはおさまらないよ!」 「そうだ!そうだ!みんなのしょくりょうをだましとるようなげすはせいっさいしろ!」 ゆっくりたちの殺気は凄まじい。 まあ人間の場合でも、銀行に預けてある全財産が、ある日突然、すいません投資で失敗してちゃったのでなくなりました、と言われたときのことを考えればその怒りも理解できようものだ。 「ゆげえ!ま、まつんだぜえ!」 このまま制裁されてはたまらないと、一匹の社員ゆっくりであったまりさが大声で叫びだす。 「ま、まりさもひがいゆなんだぜえ!こんなことになるなんてぜんぜんしらなかったんだぜえ! まりさたちは、ただこのげすぱちゅりーのしじにしたがっていただけなんだぜえ!」 出た!ゲスまりさのお家芸!裏切り行為だ! おそらくぱちゅりー一匹に罪をなすり付け、自分だけは助かろうという算段なのであろう。 「なにいってるのおおおおおおおおお!おまえだってよろこんできょうりょくしてたでしょおおおおおおおおお! くだらないこといってないで、けんじゃであるぱちぇをたすけなさいいいいいいいいいい!」 突然のまりさの裏切り行為に激昂するゲスぱちゅりー。 だがそれにかまわずまりさの発言は続く。 「うるさいんだぜ!このげす!むのうゆっくり! もとはといえば、おまえがまりささまたちにあきすをしじたのがすべてのはじまりなんだぜえ! あれのせいであとにはひけなくなってしまったんだぜえ!」 「なっ!いったいそうれはどういうことなの!」 まりさの口から出た聞き捨てならない台詞に思わず質問する長ありす。 「ことばのとおりなんだぜえ!このげすは、まりささまたちに、ひるまだれもいないおうちをおしえて、あきすをしじしたんだぜえ! そのあと、いうことをきかないと、このことをばらすってまりささまをおどしたんだぜえ!」 「いいかげんにしろおおおおおおおおお!じぶんがなにをいってるのかわかってるのかこのばかゆっくりいいいいいいいい!」 まりさの告白に顔を歪めて絶叫するゲスぱちゅりー。 まりさは気づいていない。自らの告白がゲスぱちゅりーはおろか、自分自身さえも窮地に追い込んでいるということに。 だがもうなにもかもが遅い。 「なんてことなの!ひとむかしまえのあきすさわぎもこいつらのしわざだったなんて!」 「わかるよー!それでじぶんのぎんっこうにあずけるようにしむけたんだねー!」 「こんなげすみたことないよ!」 「ゆう!それじゃにども!にどもれいむのしょくりょうをうばったってことに!このげすめえええええええ!」 ゆっくりたちの怒りのボルテージはもはや最大にまで上がりきっていた。 「ゆゆ!そうなのぜ!ぜんぶこのげすぱちゅりーがわるいのぜ! だからまりさはわるくないのぜ!みんなまりさといっしょにこのげすをせいっさいするのぜ!」 「そ、そうなんだみょん!みょんたちはりようされてただけだみょん!」 「そうだよー!ちぇんたちもひがいゆなんだよー!わかってねー!」 まりさにならって、次々にゲスぱちゅりーを裏切る社員ゆっくりたち。 「お、おまえら!このばかどもがああああああああ!ゆっがっは!えれえれえれ!」 あまりの怒りに興奮しすぎたせいか、急に顔色を悪くして口から少量のクリームを吐き、えれえれとやりだすげすぱちゅりー。 次の瞬間、この混乱した事態に収拾をつけるべく長ありすの号令が周囲に響き渡った。 「みんな!もうまようことはないわ!むれをみだすこのげすどもをつかまえて、せいっさいすることにするわ!」 「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」 長ありすの号令を受けて、一斉にゲスどもに飛び掛る群れのゆっくりたち。 「なんでなんだぜえええええ!」 「わからないよおおおおおお!」 「ゆっげ…えれえれえれえれ!」 混乱するゲスぱちゅりー一味をよそに、容赦のない攻撃を仕掛ける群れのゆっくりたち。 「よくもれいむたちがいっしょうけんめいあつめたしょくりょをうばってくれたなああああああ!」 ドン!と勢いよくまりさに体当たりするれいむ。 「ゆぎゃは!いだいいいいいいいいい!」 しばらく狩りをせずになまっていたまりさは、あっさりと吹っ飛ばされ苦悶の声を上げる。 「あずかったしょくりょうをかってにもちだすなんてしんじられないよ!」 高く飛び上がってベチンとみょんを思い切り踏みつけるまりさ。 「みょおおおおおん!やべでええええええ!つぶれれるううううううううううう!」 上からの圧力に、歪に潰れながら悲鳴をあげるみょん。 「このいなかものがあ!」 ありすは、ちぇんのしっぽに噛み付いたかと思うと、勢いよいよくそれを引きちぎった。 「いぎゃあああああああ!ちぇんのしっぽがああああああああ!わがらないよおおおおおおおおお!」 自慢のしっぽを引きちぎられ、金切り声をあげるちぇん。 「この!この!なにがけんじゃだこのげすめ!ただみんなにめいわくかけただけじゃないの!このしゃかいのごみめ!」 集団で四方から細い木の枝で突かれるげすぱちゅりー 「ゆぎゃあああああああああ!もうやめてええええええええ!ぷすぷすしないでえええええええ! ぱちぇはけんじゃよおおおおおお!えれえれえれえれ!」 「おらおらこんなもんじゃないよ!もっといためつけてやる!」 「ゆゆ!むれのひろばにつれていって、さらしもんにするよ!しゃっきんをしているゆっくりたちもうらみがあるだろうからね!」 ……こうしてゲスぱちゅりーの完璧(笑)な計画であるぱちゅりー銀行は、男が群れにやってきてから一日と持たずしてそれはそれはあっけなく崩壊した。 群れの広場の中心にて、長い木の棒によって丸い物体が貫かれたいくつかの奇妙なオブジェが立っている。 ぱちゅりー率いる銀行の一味の成れの果ての姿だった。 その身体にはまるでサボテンのように大量の細い木の枝が身体中に突き刺さっており、今も凄まじい苦痛を与えていることだろう。 そして何よりも不幸なことは、これだけやられてもまだしばらくは生き続けることだろう。 簡単に死なないように急所は上手く外してあるのだ。これから毎日長い間、群れのゆっくりたちに痛めつけられ続けることとなる。 「やれやれ、小悪党の成れの果てとはいえ、無残なもんだね」 「むきゅ、そうね」 広場を通りかかった男はそう感想をもらす。群れのゆっくりの数の確認も終わり、もう引き上げるところだった。 「に、にんげんさん…」 と、男が通りかかったのに気づいたのか、ブルブルと苦痛に耐えながら、必死に言葉をつむぐゲスぱちゅりー。 「た、たすけって…ぱ、ぱちぇは…けん、じゃよ、きっとにんげんさん…のやくにたつわ…」 男に見当違いな助けを求めるゲスぱちゅりー。 あるいは男がぱちゅりーを連れているので、もしかしたらという期待があったのかもしれない。 「どうしてオレがお前を助けなきゃいけないのやら理由が一つでもあれば教えてもらいたいもんだ。 とは言え理由があってもだめだけどね。オレはお前に対して何もしないと昨日約束しちまったからな」 「そん…なの…」 「自分に有利な約束は守るように強要しておいて、自分に不利な約束は知らんってのはちょっと虫がよすぎるよな。 結局お前さんがこういう目にあっているのもそれが原因だしね。 お前さん攻撃はそこそこだったけど防御がダメダメだったわけだ。まあほんとどうでもいいけど。 それじゃあな。せいぜい早く死ねるように祈っといてやるよ。当分無理だろうけどさ」 それだけ言うと、あっさりと踵を返す男。それに続く連れのぱちゅりー。 「ゆ…うううう!どうして…けんじゃが、こんなめに…」 痛みに苦しみながら呆然と呟くゲスぱちゅりー。 これから続く長い苦しみのゆん生の中で、ゲスぱちゅりーが男の言ったことを意味を理解することはなかった。 おしまい 以下全然読む必要のない後書き。 こんな拙い文章を最後までよんでくださってありがとうございました。 ここのところゆっくりってレベルじゃねーほど忙しかったせいで、だいぶ期間が空いてしまいました。 そのせいで今回のコンペは結局不参加に。一応ネタは考えていたんですが、まあしかたないですね。 えーと、それと、前回の話を書いたとき、感想掲示板のほうで、名前について質問してくださった方がいましたが、 一応ナナシが名前です。名乗るほどの者じゃない的な意味で。 まあもうしばらくしたら、前回考えてもらった名前を使わせてもらうなり何なりして新しく名乗るかもしれませんが、 正直あまり頻繁に投稿しているわけでもないし、沢山書いたわけでもないので、しばらくはナナシでいいかなぁと思ってたりします。 と、まあそんなわけで、また次の機会があったときはよろしくお願いします。 ナナシ。 過去作品 anko1502 平等なルールの群れ anko1617 でいぶの子育て anko1705 北のドスさま 前編その1 anko1706 北のドスさま 前編その2 anko1765 北のドスさま 後編その1 anko1766 北のドスさま 後編その2 anko1845 お飾り殺ゆ事件 前編 事件編 anko1846 お飾り殺ゆ事件 後編 解決編 anko1919 とってもゆっくりできるはずの群れ
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にゃぱちゃ@wiki(β版) 当ウィキはにゃぱちゃの暫定公式サイトです そのうちコンテンツを充実しておきます ページの一覧 にゃぱちゃとは? にゃぱちゃ動画シリーズ 001.にゃぱちゃ組曲 002.僕に友達はいないけれど 003.【歌ってみた】だっこしてぎゅっ! 〜汝、隣の枕(よめ)を愛せを歌ってしまった 004.【なまえ替え歌】とある赤子の名前事典 005.【四股名替え歌】リキシバスターズ! 更新履歴 最終更新日時:0000-00-00 00 00 00 昨日: - 今日: - 総計: -
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更新履歴 2013年1月4日 【歌ってみた】だっこしてぎゅっ! 〜汝、隣の枕(よめ)を愛せを歌ってしまった作成 【なまえ替え歌】とある赤子の名前事典作成 【四股名替え歌】リキシバスターズ!作成 にゃぱちゃ動画シリーズ加筆・訂正 2012年5月10日 にゃぱちゃ動画シリーズ作成 にゃぱちゃ組曲作成 僕に友達はいないけれど作成 にゃぱちゃとは?を大幅加筆・訂正 2011年6月22日 にゃぱちゃとは?をマイナーチェンジ 2011年5月1日 運用開始 トップページ作成 にゃぱちゃとは?作成 トップページへ
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CRAこくぱちQW 機種データ 大当たり確率 1/97.25 (高確率時 1/9.725) メーカー サンセイR D ラウンド 5or15R9C 賞球 3 10 13 時短 45or25回 導入開始 2007年10月 等価ボーダー (参考値) 18.0 リンク 公式サイト P-WORLD 2ch 現行スレッド
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今日 - 合計 - ぱちんこウルトラマン ぱちってちょんまげ達人12の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時24分13秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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ぱちんこウルトラセブン(羽根物) CR ぱちんこウルトラセブンW1 メーカー 京楽 タ イ プ 羽根物 継続 回数 1or2or7or14R9カウント 出 玉 数 約680個 賞 球 数 3 4 10 大当り確率 1/115.67 時短 全ての大当り終了後0or7or100回 備考 バトル継続率:約80% Pワールド ぱちんこウルトラセブンG3 メーカー 京楽 タ イ プ 羽根物 継続 回数 1or2or7or14R9カウント 出 玉 数 約680個 賞 球 数 3 4 10 大当り確率 1/115.67 時短 全ての大当り終了後0or7or100回 Pワールド
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ぱちんこまことちゃん CR ぱちんこまことちゃんSTH2 メーカー 京楽 タ イ プ 確率変動デジパチ 継続 回数 3R9カウント 賞 球 数 5 7 13 大当り確率 1/45.2 高確率時1/9.3 備考 時短:確率変動中(時短中含む)に大当たりした場合、もしくは2R大当りした場合の大当り終了後に4回転確変後70回転 Pワールド
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戦闘スタイル 肉弾戦も得意だけど本当に得意なのは、「トリックルーム」で鍛えた時空変化能力だったりする。 オリジナルわざの「空間移動能力」は、「トリックルーム」の修行中に閃き会得した物。 武装 全裸だったけど、ポケギルの世界の住人の殆どが服着てるしおしゃれしたいなって思って ヤマブキ系ブランド「Cecil Mc Beedrill」の服を好んで着るようになった。 その時は、異世界から持ち込んだ「きあいのタスキ」と「きあいのハチマキ」で作った黄色のシュシュを両耳につけることがだるぱち流の 武装兼おしゃれのこだわりらしい。 趣味の、きのみ栽培を行う際は、もんぺを着用し作業に精を出す。コスプレ的な楽しさもあるのかもしれないし、 ないのかもしれないよ! あと、なぞのるるぶを常に携帯してて、このるるぶは「空間移動能力」の発動に大いに役立っている。 (イメージ力が強くないと、転送に失敗することもあるので。旅行にもバトルにも、このすてきなるるぶが一役買ってますv) 特性 「マイペース」 なにがあっても、どんな時も混乱しないすてきな特性。 「くいしんぼう」 きのみの早食い、大食いはまかせろー!ちなみにだるぱちは、愛情込めて育てた良質のきのみを感謝して味わってるので、 きのみから受ける恩恵も他のポケモンと比べ、著しく大きく、また、きのみから受けるカロリーも高い。 「とうそうしん」 とはいっても、異性同性に対するそれでなく、敵対意識と仲間意識によって起こる特性のようだ。 敵や、許せない相手と対峙した場合は、相手に「いばる」を使われたと思い込んでいるかのように 格段に攻撃力が上がり、 仲間が操られた場合や仲間意識を持つ相手と対峙した場合は、相手に「あまえる」を使われたかのように 格段に攻撃力が下がってしまう。 技 「ねこだまし」 素早い踏み込みに、キレの良いねこだまし。 このわざをかけられた相手は「せいしんりょく」の特性を持っていない限り、ひるまされてしまう。 「ふいうち」 相手の攻撃の隙をついた先制攻撃。 相手の隙を突くこのわざは、実は巧妙な心理戦の上になりたっているのだ。と思われてるけど本当はどうなんだろうね! 「じたばた」 ピンチに陥った時程、高火力を誇る起死回生の必殺技! 仲間想いのだるぱちは、自分の体力がピンチの時だけでなく、自分の体力に余裕があり、仲間全体の戦況がピンチという状態でも 物凄い火力を発揮し、敵を叩きのめす! 「空間移動能力」 説明長いので、こちらへ♪>http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=3938613