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【TOP】【←prev】【HuCARD】【next→】 はなたーかだか !? タイトル はなたーかだか !? 機種 PCエンジン 型番 TP03018 ジャンル シューティング 発売元 タイトー 発売日 1991-8-9 価格 7200円(税別) 駿河屋で購入 PCエンジン
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今日 - 合計 - はなたーかだか!?の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時01分14秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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はなたーかだか!? 機種:PCE 作曲者:山下絹代 開発元:ナツメ 発売元:タイトー 発売年:1991 概要 天狗が自機の和風横スクロールシューティングゲーム。 音楽は山下絹代氏が作曲。タイトー作品では『パワーブレイザー』に次いで2作目。 またナツメ開発作品で初めて山下氏が担当した作品がこれに当たる。 コミカルな作風に合った和風でポップで明るいBGMがいっぱい。オプションでサウンドテストあり。 収録曲 曲名 補足 順位 Kato Pochi オープニング1 Keiichi オープニング2 Best Wishes タイトル Junko O. No.1 ステージ1 Shinichi Ganmo ステージ1(前奏なしVer.) Chieko ステージ2 Yuuko ステージ3 Junko T. No.2 ステージ4 Kaori ステージ5 Toshiko ステージ6 Shosuke Kame ステージ6(前奏なしVer.) Atsushi K.to.S 裏ステージ1・2・4 Shun 裏ステージ5 Matsubou 裏ステージ3 Hiromi 裏ステージ6 Yamako! ステージ3クリアデモ Miyuki-chan ステージ6スタートデモ Toshikazu ステージ1・2・3・5ボス Toka H-Man ステージ4ボス Mr Jiro ステージ6ボス Atsuko 封印の札デモ Kyoko ステージクリア Princess スペシャルアイテム Go Sub 裏ステージスタート Jump ステージ6クリアデモ Game Over ゲームオーバー Piney エピローグ World Peace!! スタッフロール サウンドトラック HuCARD Disc In TAITO Vol.2
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はなたーかだか!? 【はなたーかだか】 ジャンル シューティング 対応機種 PCエンジン メディア 4MbitHuカード 発売元 タイトー 発売日 1991年8月9日 定価 7,200円 判定 なし ポイント サイズの変わる天狗が自機のシューティング可愛らしいキャラクターと衝撃のラスト? 概要 ゲームルール 評価点 問題点 総評 余談 概要 タイトーがPCエンジンソフトとしてリリースした横スクロールシューティングゲーム。アーケードゲームの移植が多い同社として珍しいPCEオリジナルゲームの一角。 タヌキ魔人ジカンダの封印を解いてしまったいたずら好きのキツネの「コン太」に懇願された天狗様が、彼のガールフレンド「イナリ」を拉致し、日本全体をも征服しようともくろむジカンダ一味に戦いを挑む。 一人プレイ専用。全6ステージ構造。3段階の難易度選択が可能。 ゲームルール 操作体系 十字キーにて天狗の移動操作。使用するボタンは各自、ショットボタンとサブウエポンボタンに使用する。 十字キーで8方向操作。天狗の操作位置によっては上下にスクロールする場面が多い。 ショットボタンで前方1方向にショットを撃つ。後述の操作の関係上、連射パッドの使用はあまり推奨できない。 ショットボタンを押しっぱなしにし、画面上部の溜めゲージが最大になった時点でボタンを離すと、高威力かつ若干の敵貫通力性能を持つ「溜め撃ち」が撃てる。通常の溜め撃ちは前方1方向のシンプルなものだが、大天狗サイズ限定で溜め撃ちアイテムを取得していると、上位版である「強力溜め撃ち」も撃てるようになる。 上~中天狗サイズにおいてサブウエポンアイテムを取得している状態でサブウエポンボタンを押すと、専用の「サブウエポン」を投下できる。 天狗のサイズについて 自機である天狗には状況によって3段階の「サイズ」に変化し、それぞれに一長一短の性能差が図られている。 巻物アイテムを取得すればサイズが1段階大きくなり、敵接触などのダメージを受けると1段階小さくなる。小天狗状態でダメージを受けてしまうととミスとなる。 以下、天狗の各サイズの性能を表記する。 + 天狗サイズの性能一覧 大天狗 サイズの最も大きい天狗。通常溜め撃ちと強力溜め撃ちの両方が行え、サブウエポンの投下も可能。総合的な攻撃性能は最強で、ショットの攻撃範囲も大きい反面、その大きさ故に敵の攻撃が避け辛く、狭い通路を通過できないという欠点もある。 中天狗 全サイズの中間に位置する天狗。強力溜め撃ちは行えないが、通常溜め撃ちとサブウエポンの投下は可能。可もなく不可もない攻撃性能とショットの攻撃範囲を持ち、敵回避や通路の通行が行いやすいバランスの取れたサイズといえる。 小天狗 サイズが最も小さい天狗。通常溜め撃ちは行えるが、強力溜め撃ちやサブウエポンは一切行えない。攻撃性能は貧弱で攻撃範囲も狭いが、その小さいサイズを活かした敵回避や狭い通路の通行が行える。小天狗でしか通行できない通路もいくつかある。 封印の札のかけらと裏ステージ ストーリーの目的であるジカンダを倒すためには、12枚の「封印の札のかけら」(以下 欠片)が必要となる。 うち6枚の欠片は各ステージのボスを倒せば必ず手に入るが、残り6枚の欠片は隠されており通常では手に入らない。入手するには後述の裏ステージを攻略する必要がある。 1枚でも欠片を逃した状態でオールクリアしてしまうと、不完全なエンディングとなってしまう(*1)。よって、本作はただクリアするだけでは完全なる達成とはならない。 なお、逃してしまった欠片はコン太がどこからか拾ってくるという名目で回収できるので、ストーリー上では12枚の欠片すべては回収できエンディングの変化もない。 各ステージのどこかに「ジカンダの子分」が隠れており、それを攻撃するとそのステージに対応した「裏ステージ」へと侵入できる。 裏ステージのどこかにもジガンタの子分が隠れており、それも攻撃すれば隠された欠片の入手と共に通常ステージへと戻される。 裏ステージ中はスクロールが無限ループしている。一向にジカンダの子分を攻撃できないでいると、ゲームオーバーになるまで裏ステージから抜け出せない。 裏ステージへと侵入できるチャンスは各ステージ1回きりで、それを逃すとそのステージでの隠された欠片の回収はできなくなる。 ゲームジャンルの関係上後戻りができず、本作では迷路構造や頻繁に上下スクロールが行われる場面も多いので、前知識なしでジカンダの子分を見つけるのは難しい。 アイテムについて 主にステージ中に配置されている「宝箱」を破壊すると以下のアイテムが出現する。なお、天狗のサイズによっては出現しないアイテムもある。 + アイテム一覧 強力溜め撃ちアイテム(大天狗状態のみ出現) 鳥天狗 前方に敵へとホーミングする鳥天狗の集団を撃つ。 鎌いたち 前方5方向に広い攻撃範囲を誇る鎌いたち弾を撃つ。 独楽 前方前・上下斜めの3方向に独楽を撃つ。この独楽は地形などに当たると反射して別方向に飛ぶ性質がある。 青龍 上下2方向に青龍レーザーを撃つ。このレーザーは地形に触れると沿うような形で地形前方に進む性質がある。 サブウエポンアイテム(大~中天狗状態のみ出現。使用回数制限あり。重複所持は不可) 癇癪玉 前方に放物線を描くように地面へ落下する癇癪玉を投下する。投下回数は20発 まきびし 後方に放物線を描くように地面へ落下するまきびしで投下する。投下回数は30発。 鼠花火 十字キーで射程方向を調整できる鼠花火を投下する。投下回数は30発。 手鞠 前方に放物線を描くように地面へ落下し、さらにその前方へバウンドする手鞠を投下する。投下回数は20発。 その他アイテム 巻物 天狗のサイズを1段階大きくする。大天狗状態では出現しない。 羽 天狗の移動速度を上げる。 子天狗 トレースオプションである子天狗を最大3体まで付ける。子天狗には当たり判定があり、敵ダメージを数回受けると消滅する。 アメリカンクラッカー 天狗周りにクラッカーが付き、ダメージで消滅するまで敵ダメージから守ってくれる。 蓑 天狗が透明化し、一定時間無敵になる。 うちわ 画面内にいる敵を全滅させる。 小判 スコアアップの効果。 かぐや姫 超絶レアアイテムで30UPの効果。なお、スコアによる1UPも発生する。 ミス条件 残機制を採用しており、残機がすべてなくなるとゲームオーバーとなる。ミス後は戻り復活(*2)となる。 天狗が敵・敵弾・障害物に触れる(*3)とダメージで、天狗のサイズが1段階小さくなる。小天狗状態でのダメージでミス。壁の接触に関してはどのサイズであろうがダメージはない。 一部の敵は天狗のサイズを無視した即死攻撃を行うものがいる。また、スクロールと壁に挟まれてもサイズに関わらず即ミスとなる。 ミス後は中天狗状態での再開となり、それまで取得していたアイテムの効力は消失してしまう。 コンティニューは無制限に可能。再開は該当ステージの最初からとなる。 また、本作ではシューティングとしては珍しくパスワードコンティニューを採用しており、本体の電源を一旦消した後でも再開ができる。ゲームオーバー後に表示されるパスワードをタイトル画面の「呪文」というモードで入力すると、それに合った再開となる。なお、パスワードは難易度毎に異なる。 評価点 攻撃と回避の塩梅が絶妙なシューティング。 シューティングとしては敵はあまり弾を出さず、どちらかといえば敵そのものが体当たりなどで直接攻撃してくるケースが多い。 とはいえ、敵の出現箇所が絶妙な位置に配置されており、ただ撃っていればいいというものではない。状況によってどう倒していくかという見極めは必須である。 「地形から突然湧いて体当たりをしてくる敵」「溜め撃ちでないと倒し辛い敵」といったバリエーションも多く存在するので、その都度の対処はかなり重要となる。 あからさまなゲームバランスの不備や運が絡む要因はなく、1ステージあたりの構造も丁度いい位の長さでプレイがだれにくい。まさに計算された作り込みといえる。 天狗の初期状態でのショットはサイズに関係なく全方1方向で、多方面での攻撃は行いにくい。 届かない攻撃範囲はサイズの大きい天狗による強力溜め撃ちやサブウエポンでフォローしておきたいところだが、敵の攻撃が避けにくいという問題もある。 サイズの大きい天狗で火力重視にするか、サイズの小さい天狗で機動性重視にするかという、一長一短の天狗の性能をどう利用するかという計画性も必要となるだろう。 本作では地形が入り組んだ状況に遭遇しやすいため、揃えた戦力がうまく生かせない局面もある。「大は小を兼ねる」が通用しないゲームバランスも作り込まれている。 隠しステージを見つけ出す楽しみ。 本作はただクリアするだけでなく、隠された欠片を見つけるという別の目的があるのも意欲的な要素といえる。 大半のシューティングは直進的なクリア目的であるものがほとんどだが、隠しステージによる寄り道がエンディングの達成度に深く関わるシューティングは珍しい。 和風でコミカルなグラフィックとBGM周り 本作のグラフィックは非常に華やかで、書き込みも上質で非常にクオリティが高い。 和風とコミカルさが入り組んだ世界観が上手く描かれており、ゲームを大きく盛り上げてくれる。PCEのシューティングの中でも上位の外観といっていい程。 ステージの多くは江戸時代風で統一されているが、ステージによっては空海戦や宇宙戦、さらには洋風ファンタジーなど多種多様な舞台で戦闘が繰り広げられる。 世界観としてはコミカル一色だが、一部ステージには謎のグロ演出(*4)があるなど、ところどころでスパイシーかつシュールな絵面が拝める一面もある。 コン太やイナリ、天狗やジカンダといった登場キャラクターも個性的で可愛らしいデザインで描かれているのも見どころ。 登場してそれっきりという淡泊さではなく、各キャラの性格が垣間見れる描写がなされており、プレイしていくうちに愛着が沸いてくる。 BGMのクオリティも高く、全編通して聴き応え満載といっていい。 シューティングとしては異例ともいえるのどかな和風BGMがメインだが、かっこいいものや神秘的なものなど多彩な雰囲気の楽曲も多く収録されている。 デフォルトでサウンドテストが可能。また、後述のボイスもここで聞ける。 BGMを手掛けたのはコナミ在籍時に『悪魔城ドラキュラ』、『魔城伝説Ⅱ』、『ウシャス』、『エスパードリーム』等数々のFC/MSX作品の楽曲を担当した山下絹代。 凝った演出の数々 本作ならではの演出が様々な場面に組み込まれており、ゲームの盛り上げに一役買っている。 タイトル画面の「はなたーかだか!!」、ダメージミス時の「ふぁーいと!」、即死ミス時のジカンダの笑い声など、色んな場面でボイス演出が入る。 雑魚敵はジカンダの格下の子分たちが化けているいう設定で、敵を倒すたびに子分らが落下していく。ちょっと可哀そうだが豪快に落ちていく様が可愛い。 ステージクリア後には欠片の回収状況を示すイベントが毎回挟まれるのだが、隠された欠片を取得したか否かで天狗とコン太のリアクションが変わる(*5)。 その他、ゲームスタートするとタイトル画面の寺から天狗が飛び立つシーンや、各ステージにおけるボス登場時の演出関係なども凝っている。 問題点 プレイ環境にややクセがある 本作は頻繁に上下スクロールする機会が多いのはルールで述べた通りだが、そのせいで事の状況が分かりにくいという問題がある。 視界の外から敵や流れ弾が突然に出現し、突発的な敵ダメージを受けやすい。場面によっては画面が揺れる位に上下スクロールが起こるのでさらに厄介。 ゲームとしての仕様なので、こればかりはプレイに慣れるしかない。一応は上下スクロールさせない操作を意識すれば多少の危険は回避できる。 ステージ5の裏ステージは「天狗の移動に特有の慣性が働く」という独自仕様のため、他のステージと比べても一回り難易度が高い。 さらに常時高速 上下スクロールである上に、宇宙空間を表現しているために画面全体が黒一色で天狗がどこにいるかが感覚的に分かりにくいという過酷地帯となる。 ボスの微妙な弱さ 道中戦の良好なゲームバランスに対して、ボス戦は全体的に弱く張り合いが薄い。 ボス敵の攻撃パターンは単調気味で、少し慣れるだけでも容易く回避しやすい。それまでの道中戦の方が明らかに難しいと思える場面も多い。 さらにはショットの撃ち込みや溜め撃ちを連発すれば、拍車抜けな位にあっさりと撃破できる。これはラスボス戦も例外ではない。 取返しの効かない隠された欠片 1ステージでも裏ステージ侵入を逃してしまうと取り返しがつかなくなり、不完全なエンディングへと直行するハメととなる。 初見でジカンダの子分を全ステージ分見つけるの難しく、あらかじめ子分のいる位置を覚えておかないと厳しい。 裏ステージにさえ侵入すれば無限ループにより(ゲームオーバーにならない限りは)いつか必ずジカンダの子分は見つかるのが救い。 総評 見た目が可愛らしいだけでなく、1つのシューティングとして普通に楽しめる一作。決して簡単ではないが、頑張れば初心者でもオールクリアができる難易度も素晴らしい。 タイトーのPCEソフトとしてはやや異色な雰囲気を漂わせているが、その完成度は同時期のPCEシューティングと比べても上々の出来といっていいだろう。 余談 ステージ途中からエンディングまでのイベントシーンが色々と突っ込みどころ満載である。ネタバレを多く含むのでリージョンで隠している。 + ネタバレ注意 本作のストーリー上の目的はイナリの救出とジカンダの打倒だが、ステージ3をクリアするとあっさりとイナリは救出される。 よってステージ4以後の目的はジガンダを倒すのみとなる。ゲーム開始前にヒロインがさらわれるゲームは多く存在するが、ヒロインがゲーム中盤で解放される展開は珍しい。 最終ステージの奥に進むと、ディスコ風の舞台から突然にタヌキの置物型のボスが出現し、そいつを倒すと天井が落ちてきて天狗が下敷きになってしまう。 実はこれはジカンダの仕掛けた罠であり、置物ボスは罠を発動させるための捨て駒に過ぎなかった。そして、この置物ボスこそが本作のラスボスであった(*6)。 見事に罠に引っかかった天狗を見て高笑いをするジカンダの前に、突然ハンマーを持ったコン太が現れジカンダを殴った。こうして黒幕は倒され事件は一件落着を迎える。 すなわち天狗はジカンダと戦う事もなく罠にかかり、美味しいところをすべてコン太に持っていかれたというオチでオールクリアとなる。 初見のプレイヤーからすれば「いかにも強そう」的なラスボスを想像するだろうが、どうみても強そうには見えないタヌキの置物がラスボスだった事実に脱力するだろう。 封印のかけらが揃い、エンディングでようやくジカンダ一味は封印される…と思いきやそんな事はなかった。 ジカンダ一味とコン太達が仲良く(?)ドタバタを起こすシーンが数回映し出された後に、ジカンダ一味が就寝中の天狗の寺を破壊し、当然それに驚く天狗。 挙句コン太が天狗とジカンダ一味に対して爆弾を投げ全員黒焦げにするという締めでストーリーの幕が下ろされる。本作の真のラスボスはコン太だった!? エンディング後のスタッフロールでは「コン太とイナリが仲良く手を繋ぎながら回る」という仲睦まじいシーンと共にスタッフの表示がされる。 本作のイベントシーンは一切の文章表示がされないので、詳細な描写の意味は正直なところよく分からない。 シーンから察するに本作のストーリーの核心はいたずら好きのキツネとタヌキが巻き起こしたドタバタ劇で、根っからの悪者は最初から誰もいなかったととれる。 本作はバーチャルコンソールなどの配信はされておらず、残念ながら実機以外でのプレイをする手段はない。 本作の1年近く前に、ファミコンソフトとして同じ天狗が自機(*7)の横スクロールシューティング『暴れん坊天狗』がリリースされた。 もちろん、両者に一切の関係はなく単なる偶然に過ぎないが、「天狗が自機の横シューティング」「天狗が人の願いを叶えるために戦う」という共通点から一部で小さな話題となったらしい。 貴乃花親方が「貴花田」として若貴兄弟と人気だった当時と同時期という事もあり、ファミコン通信で時折「貴花~田か⁉︎」(*8)と結構もじられていた。
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はなたれ ♂(hanatare) 元九州人 「そうですねぇ」が口癖 メカや人、クリーチャー系の絵が得意 で、でも、萌え絵だって描けるんだからねっ!(本人談) 5/17深夜、夏の人生の山場の試験の勉強に専念するため、休業宣言 かつ「必ず戻ってきます」宣言 楽しみに待ってますよ 絶対帰って来いよな! 追記:戻ってきてます 某DJへの愛を誓った お題絵 はなたれさんが今までに描いたお題絵。 第4回のお題 "理想の自分" 第5回のお題 "SFっぽい未来都市" 第6回のお題その1 "超デフォルメ自画像" 第6回のお題その2 "鼻眼鏡"
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『問い』~こなた~ この気持ちは何なんだろう・・・? つかさが好き。 みゆきさんが好き。 これはきっと友達としてだよね・・・ かがみが好き。 これも友達として・・・? ううん。何か違う。 最近なんだかかがみのことが気になって仕方が無い。 私はいま、自分の部屋の真ん中で『そのこと』について悩んでいる。 ・・・なんでこんな気持ちになっているんだろう。 ゲームをしていても、 何をしていても、 頭の片隅にはいつもかがみがいる。 この気持ちは何なんだろう・・・? 自分で考えては答えの出ない自問自答を繰り返す。 じゃあ誰かに聞く? つかさ? ・・・なんかそういうのに疎そう。 みゆきさん? みゆきさんも疎そう・・・ ゆーちゃん? なんか聞きにくい・・・ 姉としての威厳(?)がそうさせる。 ・・・あっ 私は時計を見つめた。 針は既に午前2時を回っていた。 いつもならネトゲに勤しんでいる時間だが、 今日はそんな気分じゃない。 「・・・今日はもう寝よう。」 そう思い私はベットに入って目を瞑る・・・ 明日は日曜日で学校は休み。・・・って今2時だからもう日曜日か。 ゆっくり寝て、起きてから考えよう。 日曜日 いつも通り起きて、 いつも通り朝食を食べ、 いつも通り過ごしていたが、 ゲームなどはせず、 自分の部屋でぼーっとしていた。 「・・・なた」 「・・・こなた」 「こなたってば!」 「ふぇ?」 「『ふぇ?』じゃないわよ!」 声のするほうを見るとかがみとつかさがいる。 「あれ?かがみ?つかさ?なんでいるの?」 「あんたが呼んだんでしょ?」 「・・・あぁ」 「まさか、忘れてたわけじゃないわよね?」 そういえば昨日かがみやつかさと遊ぶ約束をしていたのをすっかり忘れていた。 「ごめん。すっかり忘れてた。」 「あのなぁ・・・」 「まぁ思い出したんだからいいじゃん♪」 「普通覚えておくだろう・・・というか一晩で忘れるな。」 「相変わらずかがみんはきびしいなぁ~」 昨日の悩みを隠すように振舞った。 「とにかく何して遊ぶつもりなの?」 「あぁちょっと皆でゲームをとね。」 「まぁあんたのことだからそんなことだろうと思ったけど。」 つかさが空気な気がするがとにかくゲームをやることにした。 ゲーム機を準備している間、沈黙が続く。 「それにしてもこなちゃんとお姉ちゃん仲いいよねぇ~」 空気がその沈黙を破った。 「まあ、そうかもね。」 ・・・あれあれ?かがみさん? いつもなら「別にそんなんじゃなんわよ」とかっていって 隣で私がニヤニヤしているんだけれど・・・ 今日はなんだかかがみも少し変だ・・・ それから少しして・・・ 「ねぇこなちゃん」 「ん~?」 「好きな人とかいるの?」 いきなり前振り無くダイレクトに来ますか。そうですか。 いや、人生ゲームやってましたがね。 「あ~、私も気になるわね。」 ちょっとちょっとかがみまで・・・^^; でも今、私がかがみに対して思う気持ちの正体がわかるかもしれない。 そう思い、 そのことを気になる人の前で話し始めた。 「ん~好きなのかどうかは分からないけれど・・・ なんだか気になる人はいるんだよ。 その人と一緒にいるとなんか安心するんだけど、 でも何でか分からないけど少し・・・なんというか なんか胸が締め付けられるというか・・・ ドキドキするんだよね・・・」 いろいろ省略はしたが、 今の悩みはすべて語った。 「ふぅ~ん」 そうしてつかさは私の話を聞いてくれた。 無論かがみも。 そしてつかさは少し考えた後、 「こなちゃん」 「ん?」 「それは『恋』だよ。」 「・・・」 何故か黙ってしまった。 でも、そういうことなんだよね・・・ 「それで?」 「ん?」 「誰なの?」 「い・・・言えないよ~」 その後のことはあまり覚えていない。 でも何故か空気だったつかさはおしゃべりになって、 何故かかがみは黙っていた・・・ その後いろいろあったがとにかくつかさとかがみは、家に帰っていった。 その後私は晩御飯を食べて、そのあとベットの上で ずっとつかさの一言についてを考えていた。 恋・・・か 私が・・・ かがみに・・・ 『恋』をしている。 今まで私は普通のオタク高校生として過ごしてきた。 百合とかはゲームとかも見たことがある。 でもまさか自分が同性を好きになるなんて思ってもいなかった。 もちろん今でも信じられない。 でもそれは、隠せない事実。 私はかがみに恋をしている。 それが今日分かったこと。 それが私が自分に聞いていた問いの答え。 私の頭の中での答え。 でも、 私の心にその答えはまだ出ていない。 告白しよう。 私は決心した。 そして私は眠りについた・・・ かがみに告白した時のかがみの答え。 それが私の心に対する問いの答えだから・・・ 『答え』~こなた~へ続く コメントフォーム 名前 コメント (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-03 06 46 26) 続編、お待ちしてます。 -- kk (2008-06-15 00 39 09) 空気だったつかさww -- 名無しさん (2008-06-14 21 33 14)
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はなたれ ステータス コードネーム 腕オレタ/\(^o^)/\ クラス 内藤ホライゾン 装備 性剣セクスカリバー 建国暦 紹介 秘チャで初めてお会いしたので作成しました>< (かや)
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はなたれ君〔はなたれくん〕 作品名:ぷるるんっ!しずくちゃん 作者名:[[]] 投稿日:2010年10月26日 画像情報:640×480px サイズ:152,571 byte ジャンル:人外,テンプレ未使用 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント はなたれくん可愛い? -- ももえ (2011-03-12 19 03 23) 名前 コメント 登録タグ 2010年10月26日 ぷるるんっ!しずくちゃん テンプレ未使用 人外 個別は
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『答え』~こなた~ あの日の夜、 かがみに告白しようと決心した。 そして迎えた月曜日。 「・・・いつ告白しようかな。」 やはり放課後に体育館裏とか屋上? ベタだが今の私にはこれくらいしか思いつかない。 ふっと時計を見る。 そろそろ家を出なければ電車に遅れてしまう。 私は急いで準備をし、家を出る。 いつものように駅前ではかがみとつかさがいた。 「こなた!遅いじゃないの!もうすぐ電車出ちゃうわよ!」 「ごめん・・・」 「なんだか元気が無いけど・・・どうかしたの?」 「ん?なんでもないよ?」 「そう?ならいいんだけど・・・」 一応感付かれないように振舞った。 関係ないけど今日も空気だね・・・つかさ そしていつも通り学校まで向かう。 私は隣にいるかがみばかり見ていた。 (どうやって告白しよう・・・?) かがみの見つめながら考えていた。 (やはり普通に『好き』というのが一番かな・・・) 少なくても何かネタに走るのだけはいけない。 またなんか変な子といってると思われても困るし・・・ ・・・断れたらどうしよう というか普通に考えたら断られるよね・・・ 真面目なかがみだもん。 同性に恋愛感情を持つなんて考えにくい。 ・・・でも それでも自分の気持ちを伝えるんだ・・・ 昨日、そう決心したから・・・ そうして私たちは学校に到着した。 いつも通りの、それでいて私にとっては、 覚悟を決めた一日が始まる・・・ 私は授業中どうやってかがみを体育館裏に呼び出そうか・・・ そればかり考えていた。 少しぼーっとしていたのかもしれない。 「それじゃあここを・・・泉!」 「・・・」 「泉!」 「・・・ぁ」 「どないしたん?」 「ぁ・・・なんでもないです。すいません。」 「そうか。ならいいわ。教科書の243ページの13行目から呼んでくれや。」 「はい。」 授業の後・・・ 「おい。泉。」 「なんですか?黒井先生?」 「お前なんか悩み事でもあるのか?」 「いや・・・特に無いです・・・」 「そうか。」 「はい」 「まぁ何か悩みがあったら遠慮なくいいな。」 「分かりました。ありがとうございます。」 そんなやり取りもあったが結局ずっと悩んでいた。 結局昼休みの間にかがみに直接「放課後に体育館裏に来てほしい」 そう伝えることにした。 そして4時限目 授業は終わりに差し掛かった。 一応考えはまとまったので、 これといってぼーっとすることも無かった。 そして授業は終わった。 お昼休みである。 一応つかさやみゆきさんに聞かれないように、 かがみを呼びに行くことにした。 「かがみん~」 「おぉこなた~」 「お昼ごはん一緒に食べよ~」 「おー分かった。ちょっと待ってて。」 「分かった。」 そしてかがみと一緒にクラスに向かう。 チャンスは今しかない。 (あぁ・・・なんかすごくドキドキする・・・) 別に告白するわけじゃないのにすごくドキドキする。 今こんなんだったら告白する時どうするの私! と・・・とにかく言わなきゃ・・・ 「「あ・・・あのさ」」 同時に両者から言葉が出た。 「あぁ・・・かがみからどうぞ」 「いや・・・こなたからどうぞ」 よく分からない会話が成り立った。 このままではgdgdになってしまって、 かがみに言うことができない! 少し沈黙ができる。 「んで?なに?こなた。」 会話を切り出したのは、かがみだった。 言ってしまおう。 「あのさ・・・かがみん。」 「ん?」 「今日の放課後さ、体育館裏に来てほしいんだけど・・・」 言った。 かがみはどんな反応するんだろう。 「分かったわ。」 うん。その反応じゃないと困ってしまいます。 「かがみは何?」 「いや、私はやっぱいいや。」 「そうかぁ~」 「じゃあ皆でお弁当食べようかぁ~」 「あんたはどうせチョココロネでしょ?」 そしていつも通りのお昼休みを過ごす。 5,6時限目はどんな言葉で告白しようかと考えていた。 素直に好きということにしたが、 どうやってその展開に持っていくか・・・ 悩んでも思いつかない・・・ その場の雰囲気に任せるか・・・ 一応決まった。 とりあえず授業に集中しないと・・・ そしてHRが終わった。 私は速攻で体育館裏に行った。 かがみが来るまでに心を落ち着けておかないと・・・ 「・・・遅いなぁ。」 私が着てから30分。 なんだか長く感じる・・・ 「こなた。」 「・・・あ。」 「『・・・あ』じゃないわよ。あんたが呼んだんでしょ。」 どっかで聞いた台詞だがそんなことはどうでもいい。 「あ・・・あのさ・・・」 「かがみんってさ・・・」 「ん?」 「同性愛とかってどう思う?」 「え?なんで?」 「いいから答えて。」 「わ、私は別に愛があれば性別は関係ないと思う。」 「そうか・・・」 思っていた反応と違う・・・ でも一番気になっていた、 かがみが同性愛についてどう思っているかが分かった。 よし。 覚悟を決めて・・・ 「かがみ。」 「ん?」 ドキドキする・・・ 自分でもどんどん心拍数が上がっていくのが分かる・・・ ドクドクと音が聞こえる。 「あ・・・あのさ・・・」 「私・・・かがみのこと好き!」 言ってしまった・・・ 恥ずかしい・・・ 恥ずかしすぎてかがみのこと見ていられない。 必然的に頭が下に向く。 目線がかがみの足にいく。 「こなた」 かがみの声が聞こえる・・・ 「あのね・・・」 「私もこなたのこと好きだよ。」 「え・・・?」 「私も今日こなたに告白しようと思ったの。」 「・・・」 何故か涙が出る。 嬉しくて涙が出る。 嬉しすぎてその後の会話は忘れてしまった。 「かがみ・・・」 「こなた・・・」 私はかがみを見つめる。 かがみも私と同じように真っ赤だった。 そして抱きしめあう どれくらいの間抱き合っていたか分からない。 でも覚えていることは、、 かがみは暖かかった。 かがみはいい匂いだった。 そしてお互いに見つめあい、 そして・・・ キスをする。 かがみの唇は柔らかく、 キスの味は何物にも例えられないほど甘かった。 唇と唇が離れる。 そしてもう一度抱き合った。 そして・・・ 「そろそろ帰ろうか?」 「そうだね。少し暗くなったし。」 私たちは校舎内に戻った。 しかしそこには人影がない。 「おかしいわね。」 確かにおかしい。 かがみと私がいないなら探していると思ったが・・・ そう思っていると、後ろから、 「わっ!」 「うわぁ!」 「なんだぁつかさかぁ~」 つかさだった。 「どうしたの?つかさ。」 「つかさ先輩だけじゃないッスよ。」 つかさの後ろからひよりんとパティが出てきた。 「どうしたの?三人とも。」 なんだか変な空気が漂う。 ま・・・まさか? その静寂の時を待っていたかのように、金髪の欧米人が攻撃を繰り出す。 「Oh!コナタ!見させていただきましたよ!」 やっぱり・・・ 「「・・・見てたの?」」 「もちろんだよお姉ちゃん。」 「いやぁつかさ先輩になんだか先輩たちの様子が変だと聞いたので・・・」 「こっそりついていったらコナタたちが・・・ねぇ。」 まさかあんな恥ずかしいシーンを見られていたとは・・・ 顔が真っ赤になる。 おそらくかがみもだろう。 というかつかさめぇ~空気の癖にぃ~ 「頼むからみゆきさんには内緒に・・・」 「でもそんなの関係ねぇ♪もうメールしちゃったよ。」 orz つかさめぇ~空気のk(ry まぁそんなこんなありながらも、 私とかがみは互いに思い続けていて、 今日めでたく結ばれましたとさ。 その次の日から周りの人からの質問の嵐だったのは いうまでもない・・・というか半分生き地獄でした。 なぜか黒井先生泣いてたし。 とにかく私は今、幸せです。 終わり コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-03 06 50 09) 面白かったです~。結末が何ともいえないww(いい意味で) -- 柊ただお (2008-10-19 01 55 49) よかったッス(^^) -- 名無しさん (2008-06-24 23 48 32) つかさ空気嫁w -- ハルヒ@ (2008-06-17 23 24 42) その人が幸せなら性別なんか 関係ないってことが伝わってきます -- 葵 (2008-06-16 15 43 20) つかさめ調子に乗りやがって・・・・ -- 名無しさん (2008-06-16 01 29 55) いい話でした。GJ!! -- 名無しさん (2008-06-16 00 51 27)
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たかだか数十分 ◆xnSlhy.Xp2 「っっっどおおおおおおおおっっっっっ!?」 俺は今、全力全開全身全霊で走っていた。 後ろも右も左も、ましてや天井や床なんて見る暇はない。ただただ前だけを向いて走っていた。 今までのたかだか十数年の人生の中では間違いなく一番本気で走っていた。本気と書いてマジだ。 ただの一片もの余力を残さず、走ることだけに全神経を集中させていた。 なのに―――― 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」 それなのにこの狂気を感じさせる笑い声は一向に遠のく気配を見せてくれない。 まるで自分の影みたいに、走っても走ってもどこまでも追ってくる。 しかもこれだけ走っているというのに息切れ一つしている様子すら見受けられない。 一体全体なんだっていうんだこれは!? まさか本当に幽霊とかそんな類じゃないだろうな…… 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」 !? なんだか声が近づいてきているような気がするぞ!? 怖くて振り向けないが、その笑い声はたしかに後方から段々と耳元へやってきている。 何故だ!? こんな近くまで追いついているのなら、もう追いかける必要もなく簡単に殺せるはずなのに! 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは……ふう。風子は少し疲れました」 「って、お前かああああっ!?」 「あ、北川さん。急がないと追いつかれますよ。すぐ後ろにいます。なんかすごい顔してます」 「ていうかおぶられてないで自分でしっかり走れえええええっっっ!!!」 「風子はか弱い女の子ですから。ふぁいとですよ北川さん。ふぁいとー、おー」 「ぬがああああああっっっっっっっっ!!!!」 ◇ ◇ ◇ ……さて時はほんの数十分前に遡る。 百貨店においてチンゲラーメンという非常に卑猥な響きのカップ麺が支給されて打ちひしがれていた俺のところに突如として現れた自称迷える子羊の味方、風子。 その姿はなんというか、ただの同じ年くらいの女子高生にしか見えなかった。 どこの高校かは知らないけれど、なんとなく彼女にはサイズの大きそうな制服。 長くて綺麗な黒髪にそれを結んでいる規格外に大きなリボン。純真無垢という形容が最も似合うくりくりした瞳。 見た目的にはおとなしそうな……それでいて正直まあまあ顔は可愛い部類に入る娘だといえる。 それは認めなくはない。認めなくはない・の・だ・が―――― ……中身も見た目どおりだったらどんなによかったことだろうか。 そりゃいきなり現れて「迷える子羊の味方……風子、参上!」なんて初対面の、しかも自分に危害を加えるかもしれない男に向かって言い放ち、かつその後で「じゃきーん」とか言いつつ仮面○イダーの変身シーンをうろ覚えの知識で再現したようなポーズをとってきた時点である程度は普通じゃないなんてことは予想できるけどさ。 どことなくぽやーっとした、彼女と似たような雰囲気のクラスメイトだっているからある程度は慣れてもいるけどさ。 「どうしたんですか? せっかくこうして風子が参上したんですから、何か一言言ってくれてもいいじゃないですか。『らぶりー風子!』とか『まいふぉーちゅな風子!』とか」 「……いや、あの。君はいったい、なんな……」 「人に名前を聞くときは、まず自分から名乗るのがすじってものです」 「え? いやでもそっち先に名乗ったけど」 そんな俺の至極真っ当な突っ込みに対し、この相当天然……というか電波……だと思われる娘はしばし固まっていた。 最初は痛いところを突かれて黙り込んでいるだけかと思ったのだが、どうも様子がおかしい。何がおかしいかって、その顔。 普通はこんな場合、苦虫を噛んだような表情をしたり、あるいは無表情だったりするもんじゃないか? だけどこの風子と名乗った娘はまるでトリップしているかのようにだらしない顔をしてその口元には笑みすら浮かべていたのだ。なんとも幸せそうな表情ではある。 「………………」 「………………」 「………………」 「………………」 「………………」 「…………………………おい?」 「……………………………………はっ、いけません。風子としたことがうっかり空想の世界に浸っていました。 ――ところで、あなた誰ですか?」 「俺は北が……」 「あ、人に名前を聞くときは先に名乗るのがすじってものですね。だからあなたまだ名乗らなくていいです。風子は伊吹風子といいます。風子と呼んでください。 ――ところで、あなた誰ですか?」 ……会話が成り立たない。 とりあえず危険な人間でないことはたしからしいが、いろんな意味で大丈夫なのかこの娘は。いやこの殺し合いの場でもそうだが、日常生活においても。 だがそんなこちらの思いなんてつゆ知らず、この風子というらしい少女はこちらが名乗ってくるのをじー…っと見つめながら待っているだけだ。 なんだかその言いようの知れないプレッシャーに耐えかねず、俺も自分の名前を告げることにした。 「あ、ああ。俺は北川潤っていうんだ」 「そうですか。では北川さんとお呼びしますね。風子のことは風子と呼んでください」 「さっきもそれ言っ……まあいいや。ああ、わかったよ風子」 「なんですか?」 「へ?」 きょとんとして、俺は彼女を見つめ返す。 「今、風子の名前を呼んだじゃないですか」 「いや、今のは確かに君の名前を呼んだけど、別に呼びかけたってわけじゃ……」 「わけのわからないことを言わないでください。ヘンな人ですね北川さんは」 「お前が言うなあああっ!」 なんだろう。この風子と話しているとすごく疲れる。 会話のキャッチボールのつもりで軽く投げたボールをひょいひょいと軽やかにかわされるような。 たまに受け取ってくれたと思ったら真顔で明後日の方向へぽい、と無情に投げ捨てられたような。 そんなどうしようもない感覚が俺の全身を支配していく。 だがそれでも、コミュニケーションを挑まないわけにはいかない。 俺はそう思い直し、さっきから風子について気になっていたことを聞いてみることにした。 「あ、そういや風子。お前は自分のデイパックの中身は確認したの……」 と。 そこで俺は、風子の目線が俺を向いていないことに気づいた。 いやただ向いていないというだけならこの娘の性質上特に気にしないのだが、その目線は俺を通り越して明らかにその後ろに向けられていた。 「あの、北川さん」 「……なに?」 「今、ものすごい勢いで誰かがこっちに向かってますけど、あの女の人も知り合いですか?」 「はい?」 そう言われて振り返ると、たしかにそこには一人の女の子が……よくわからないが多分俺や風子よりは年下だろう……この狭い百貨店の中、その白い服をたなびかせながらこちらに突進してきていた。 その顔は笑顔。その理由は定かではないが、ようやく人を見つけられて嬉しいのだろうか。 その手には包丁。その理由は定かではないが、これから何かをかっさばくのだろうか。 「…………」 包丁? ◇ ◇ ◇ 「なんで俺の周りにはまともな人間が寄ってこないんだあああああ!!」 「類は友を呼ぶといいます。あ、この場合風子は友じゃないので勘違いしないでください。他人です」 「他人なら放っていくぞ!?」 「他人だなんてそんなひどいこと言わないでください最悪です。風子はか弱い女の子ですよ?」 「お・ま・え・はああああ……」 そんなこんなで、俺は風子と一緒に逃げようとしたのだがなにぶん男と女では体力に差がある。 俺一人だけならともかく、この風子を置いていったらきっと逃げようともせずにぼーっと突っ立ったまま一瞬であの追ってくる娘に喉を掻っ切られて終わりだろう。 というわけで仕方ないので風子をおぶって逃げているこの現状だ。 たとえ風子といえどやっぱり性別は女の子に類するだけあって体重は軽いのだが、それでも後方の、荷物は手に持った包丁と背中に背負っているデイパックのみの娘と比べたら相当ハンデといえる。 さらにこの狭い百貨店内。なるべく他人に見つからないようにと奥の方にいたのが間違いだった。 せめて入り口がどこにあったのかくらいは確認しておこうぜ俺よ。 さっきから同じようなところをグルグル回ってるような気がしなくもない。角を曲がるたびに背中の風子が壁やら棚やらに体をぶつけてぶーぶー文句を言ってくるのも、これに関してはこちらが悪いのだがそれはそれとして鬱陶しくて仕方がない。 「あはははは! 見つけた! 見つけた! 宇宙人に洗脳されてる人を見つけた! 今レナが救ってあげるからおとなしくしててええええ!」 うお、怖え。 こんなことを叫びながら包丁を持って追っかけてこられたら、何も知らないヤクザですら裸足で逃げ出すに違いない。ましてや一介の男子高校生にすぎない俺としてはジェットで逃げ出したい気分だ。そうもいかないことは わかってるけども。 追ってくる女の子は表情こそこの目で確認できないものの、声の調子からして相当ハイテンションで狂喜乱舞しているに違いない。何がそんなに嬉しいのか俺には理解できないが。ていうか宇宙人て。なんだそりゃ。 よくわからないが、とにかく今は逃げるより他ない。くそ、出口はどっちだ出口は!? 「…………」 待て。本当にそれでいいのか北川潤。 「? 北川さん?」 こうして逃げ回るだけで、たとえこの場から逃げおおせたとしてこれからのこの殺し合いを生きていけるというのか。しかも風子という強烈な地雷を抱えたままで。 答えは、否。絶対に否だ。 「ここは逃げる場面じゃない……そう! ここは抗う場面だ!」 「はい? どうしたんですか……きゃあっ!?」 突然急ブレーキをかけて立ち止まり、追ってくる女の子の方に振り返ったことで風子は脳が回転したらしく目を回している。 見ればあれだけ全力疾走しただけあって、俺と包丁を持った女の子の間にはそれなりの差があった。これだけあればきっと大丈夫だ。 俺は、荒い息を無視して渾身の力を込めて叫ぶ。 「待て! 俺はこの殺し合いに乗っていないし、宇宙人とやらに洗脳されてもいない! だからここは落ち着いて話し合おうじゃないか!」 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」 「俺は北川潤っていう名の、華音高校の一高校生だ! 決して君に対する敵意はない! 武器だってない! 丸腰なんだ! わかるか!? 俺は君の敵じゃないんだ!」 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」 「だから、その、つまり……」 「あ は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は は」 「………………」 ……ごめん、無理。 「逃げるぞ風子おおおお……ってあれ?」 気づくと、さっきまで背中にあった重みが消えていた。脇を見ると、その理由はすぐに知れた。 いつの間にかそこには風子がへたり込んでいて、「う~」などと呻きつつ頭を抱えていたのだ。 「どうしたんだ!?」 「北川さんが急に回転したりするから、風子気持ち悪いですぅ……最悪です」 「そんなこと言ってる場合かああああっ!! 立て、ほらっ! おぶってやるから!!」 などと言い合っている内に、どんどん俺たちと笑顔の女の子の間の距離が縮まっていく。 やばい。このままだと本当死ぬ。本当と書いてマジだ。 もうおぶってやる時間もない。逃げるしかない。だが風子と一緒だと逃げ切れない。 考えてみればさっきも述べたが、俺一人だけなら軽く逃げられるんだ。 そもそもこの風子と出会ってまだ数十分しか経っていない。その間にこの風子が俺に何をしてくれた? 何もしていない。ていうかむしろ甚大な精神的疲労を与えてくれた。はっきり言って、邪魔にしかならない。 そうだ。冷静に考えてみれば、俺がここでこいつを護ってやる義理なんてないんだ。 逃げられる。俺だけなら、逃げられるんだ! 風子の存在なんて、これからの俺の長い人生において塵芥にすぎない! どうせすぐに忘れていくさ! 逃げるんだ俺! 今すぐ逃げるんだ! 一目散にわき目も振らず、駆け出すんだ! 「あはははは! やっとレナの言うこと聞いてくれたのかな!? かな!? 大丈夫、今すぐその首掻っ切ってあげるよおおおおお!」 ……な~んて。 「たとえこいつだろうと、出会っちまったもんはしょうがないだろうがあああ!」 半泣きになりながら、俺はデイパックから一瞬で、ある支給品を取り出す。それは当然例のアレだ。黒くてちぢれた、某よく便所なんかに落ちているものに酷似しているアレだ。 右手でそれを持ち、左手を手刀の形にして指を蓋に突っ込むといっぺんにそれをひっぺがす。その勢いで少しだけ中身がこぼれたが気にしない。気にする余裕もない。 これの用途はただ一点。奴に目掛けて、ぶちこむのみ! 「くうううらええええええ大量のチンゲだあああああああああっっっっっ!!!!」 「宇宙人の洗脳からレナがみんなを解き放ってあげるよおおおおおおおお!!!!」 その娘が俺の首に包丁を突きつけるその直前。ほんの一秒遅かったなら間違いなくやられていただろうその瞬間。 バゴッ!! 俺は構えていた右手のチンゲ……っぽいもの……の入ったパックを、カウンターの要領で(偶然だが)思いっきりその顔にぶちまけてやった。 「うぶっ!?」 そのぶちまけられた少女は後頭部から床に落ちて、パックを顔にのせたまま大の字になった。 何をされたのか理解できなかっただろう。そりゃそうだ。 突然視界が見えなくなったと思ったら何やら黒くて嫌な肌触りのものが顔面にまとわりついてきたのだから。 これで数秒は時間が稼げる。正直俺の体力も限界がきているがこの際そんなことは言ってられない。 見ると風子はようやく脳の揺れもおさまったらしく、ぱちぱちとのんきにこちらに向かって拍手をしている。 「行くぞ風子! ほら早くおぶされ!」 「へ?」 「だああもう!」 突然の思考判断を風子に求めたのが間違いだった。 俺はデイパックを腕にかけると、風子を俗に言うお姫様だっこの形で抱きかかえる。 「わ!? 何するんですか北川さん」 「いいから逃げるぞ!」 「あ、でも風子の荷物が……」 「あとでいい!」 とにかく今は、この百貨店から逃げ出すことが先決だ。安全かと思って入り込んだここだが、とんでもなかった。 また新しく建物を探さなければ……できれば風子や包丁少女のような人間のいないような建物を。 全速力で長い通路を走ると、ようやく目前に出口が見えた。 俺は百貨店出口の自動ドアを抜けて、風子を抱えたまま冷たい夜風の吹く外へと脱出していった…… ◇ ◇ ◇ しくじった。しくじった。しくじった。 手持ちの武器がこんな包丁一本だけだったとはいえ、宇宙人に洗脳された可哀想な人たちを取り逃がしてしまった。私はそんな人たちを解き放ってあげなければいけないのに。 なんだろうこの黒いもじゃもじゃしたものは。なんていうか、気持ち悪い。 ……鷹野さん。 あの時、みんなの前に現れて二人の人間を*した女性。恐らく、宇宙人からもっとも強く洗脳を受けている人。 きっとこの世界に飛ばされた人間は、みんな何かしらの洗脳を受けているんだ。 その洗脳の度合いが強ければ強いほど、人を平気で*せるようになる。一見まともに見える人でも、時間がたてばきっと本性を見せるに違いない。だからそうなる前に、私が*す。 私は洗脳を受けていない。そう自覚しているのだから間違いない。 オヤシロ様からかつて許されたことのある唯一の存在である私には、きっと宇宙人からの洗脳は効かなかったんだ。 その事実に気づいているのは私だけ。他の人はみんな、自分が洗脳されているということにも気づかずにただ操られているだけなんだ。なんて滑稽で、可哀想なことだろう。 大丈夫。みんな、もう少しだけ待ってて。 絶対に、レナがみんなを救ってみせるから。 【A-3 百貨店の中/1日目 時間 深夜】 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 【所持品:支給品一式、出刃包丁】 【状態:雛見沢症候群絶賛発症中、多大な疲労】 【思考・行動】 1:宇宙人に洗脳された人たち全員を救う。 2:友達(前原圭一、古手梨花、園崎詩音)の捜索。洗脳されてるようなら*す。 3:さすがに疲れたので少しだけ休む。 【備考】すぐ側に風子のデイパック(支給品不明)が放置されてますが今のところ気づいてません。 【A-3 百貨店の外/1日目 時間 深夜】 【北川潤@Kanon】 【所持品:支給品一式、チンゲラーメン(約3日分)】 【状態:多大な疲労】 【思考・行動】 1:風子を連れて安全な場所へ移動。そうしたらひとまず休みたい。 2:知り合い(相沢祐一、水瀬名雪)の捜索。 3:あの娘を見てしまった以上、殺し合いに乗る気にはなれない…… 【備考】チンゲラーメンの具がアレかどうかは不明 チンゲラーメンを1個消費しました。 【伊吹風子@CLANNAD】 【装備:なし】 【所持品:なし】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:北川さん……きつそう。 【備考】今のところ状況をあまり把握してません。 018 その少女、危険につき 投下順に読む 020 鉄の乙女と人形使い 018 その少女、危険につき 時系列順に読む 020 鉄の乙女と人形使い 竜宮レナ 034 パートナー 009 North wind 北川潤 054 珍道中の始まり 009 North wind 伊吹風子 054 珍道中の始まり