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たまご 作れるアイテム + たまご = メレンゲ + ミルク = エッグミルク + バター = エッグバター + エッグミルク = カスタード
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autolink LS/W05-053 カード名:泉 こなた カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:500 ソウル:1 特徴:《オタク》?・《漫画》? 【自】絆/「ツンデレ特急かがみ」[①](このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「ツンデレ特急かがみ」を1枚選び、手札に戻す) 【起】[このカードをレストする]あなたは自分のカード名に「かがみ」?を含むキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+500。 一見万能に見えて不得手をさらすことで 影ですごい努力をしているのを連想させるかがみ萌え レアリティ:R illust.美水かがみ ツンデレ特急かがみ対応の絆持ち。あわせてレストする事で「かがみ」?強化を行える。 似たようなカードは数多く存在するため、必要ならば…と言うぐらいなサイズなのもいつもながら。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 ツンデレ特急かがみ 2/1 7000/1/1 赤 絆 ・関連ページ 「こなた」? 「かがみ」?
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【検索用 みすたまらら 登録タグ CeVIO humming み 可不 曲 曲ま】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:humming 作曲:humming 編曲:humming イラスト:humming 動画:humming 唄:可不 曲紹介 あなたの言葉たち 宝物だよ 曲名:『みずたま♫らら』 歌い手として活動しているhumming氏の初のオリジナル曲。 歌詞 (投稿者コメントより転載) はじけとぶソーダにうかんだ ah みずたま しゅわしゅわ らららん ひとりぼっちじゃないよ いつでも 今日もくちずさむんだ しゃららんらん 歩いてきた道 振り向いてみたら ぼこぼこしてたり まっすぐではなかった だけどいつだって ころんだときだって いつも あなたの笑顔はね 覚えているよ ここに ねぇ はじけとぶソーダにうかんだ ah みずたま しゅわしゅわ らららん ひとりぼっちじゃないよ いつでも きみとほら 一緒に らららんらん ときには涙で ひとりになりたくて 卵の殻の中 閉じこもってしまった だけどいつだって コンコンってノックくれた あなたの言葉たち 宝物だよ ずっと きっと はじけとぶソーダにうかんだ ah みずいろ しゅわしゅわ らららん 雨が降ってきたらね わたしが 傘をさす おひさまキラリ ほらね もう にこにこ しゃららんらん♫ コメント 名前 コメント
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ななこ「ふぅ…子供はかわええなぁ…半袖短パン、涎がでそうや…」 ななこ「声かけたら…変質…でもうち女やし…ちょっとくらいなら…」 ひかげ「おばさ~ん!おねがい、今日の晩ご飯を恵んでください……」 ななこ「うちにまかしとき!!ジュルリ」 ななこ「て、だれがおばさんや!娘に用はない、はよどっかいき!」 ひかげ「お、おねぇさん。お願いします……三日間、塩がゆしか食べてないんでう」 ななこ「…酷い事言って、すまんかったな。ええよ。うちき。ご飯食べさしたる…ジュル」 ひかげ「ごめん、お姉ちゃん……。お姉さんありがとうございます!」 ぐぅ~~ ななこ「ええんよ…これはうちの、使命や(うちもご飯の用意…ムヒヒヒ)」 ななこ「ほほぅ、『子供達の水遊びvol.3』…新作やん。こら予約せな。ポチッと。ん~、発売が楽しみや♪」 ななこ「この前のあの子、また来てくれへんかな…。まだ小学生か…可愛い盛りやん♪」 ななこ「おまいらもさぁ、出会い系とか、あんなんやめとき。人生棒に振るだけやで。身をもって知ったわ。 出会いを求めるならな、まずは公園や。公園はえぇでぇ。妖精達の溜り場や。無邪気に遊ぶ妖精達、どや?たまらんやろ?あ、鼻血や。興奮しすぎやなw」 ひかげ「お姉ちゃんお誕生日ケーキは?」 ひなた「ごめんね、今月も同人誌買いすぎちゃって」 ひかげ「…おねぇさんのとこ行ってくる」 ななこ「嫌な天気やな。…あの子、どうしているやろ…」 ピンポーン ななこ「なんや、こんな時間に誰やろ?」 ひかげ「おねぇさんこんばんは」 ななこ「どないした!?びしょ濡れやないか、はよ入り」 ひかげ「ありがとう」 ななこ「こんな嵐の中一人で来て何があったん?」 ひかげ「今日誕生日なのに誰も気づいてくれなくて・・・ウチ貧乏だからケーキも食べれないの・・・それで・・・」 ななこ「わかった、おねぇさんに任しとき」 ひかげ「ありがとうおねぇさん」 ななこ「いいっていいって、今日はもう遅いしウチに泊まっていきや」 ひかげ「うん!」 ななこ「最近の子供服はみんなおしゃれやな。この服なんてひかげちゃんにぴったりや。 よし、購入っと。次、いつ来てくれるやろ…」 ひかげ「私の足長お姉さん…」 ひなた「なぁに?」 ひかげ「お姉ちゃんじゃない!」 ひかげ「あ、DSライト…また入ったんだ…」 「おいおい、それ交換してくれよ!」 「自分で探せよ、見付けるの苦労したんだから」 「俺なんか初日に見付けたぜ」 「「スゲーーーー!」」 ひかげ「…はぁ…私も働けたらな」 某マンション ななこ「遂にDSライトGetや!今度遊びにきたらプレゼントしたるで~(はぁと)ジュルリ」 ななこ「カタ、カタカタカタ『今度、お食事でもどうですか?』送信っと♪」 その今度 ななこ「お、ちゃんと来てくれたな♪ありがとー」 ひかげ「い、いえ、私の方こそ、誘っていただき、ありがとうございました」 ななこ「なはは、そんなかしこまらんでもええって。お、うちが送った服、着て来てくれたんや」 ひかげ「はっ、はい。あ、あの、似合いますか?」 ななこ「流石はうちのセンスや。よう似合ってるよ。ほんま可愛い」 ひかげ「///あ、ありがとうございます」 ななこ「うん♪ほな、早速行こっか」 ひかげ「は、はい!」 ななこ「♪~(うちは幸せもんや♪…ジュルリ)」 ひかげ「あの、私に渡したい物って」 ななこ「うん。この前な?ひかげちゃん誕生日やったやん」 ひかげ「あ、はい。その節はご馳走様でした」 ななこ「ううん、ええんよ。それでな、その時プレゼントあげられなかったやろ?」 ひかげ「え…」 ななこ「だからな、はい。誕生日プレゼントや♪」 ひかげ「え…これを、私に?」 ななこ「うん♪きっと驚くで」 ひかげ「…あ、ありがとうございます!開けても良いですか?」 ななこ「もちろん♪」 ひかげ「…!?…これ…、DS?」 ななこ「そや。たまたま見つけてな?是非ひかげちゃんにあげたい思うてな?」 ひかげ「あ、あの!…その…、嬉しいですけど、頂け…ません」 ななこ「え」 ひかげ「こんな高価な物…」 ななこ「ひかげちゃんは気にせんでええんよ?私の気持やし、な?」 ひかげ「ですけど…、家に持って帰ったら、お姉ちゃんにどう思われるか…」 ななこ「あ…そっか。そうやねんな。ひかげちゃん、お姉ちゃんと暮らしてるんやもんな。下手な心配させられへん」 ひかげ「ごめんなさい」 ななこ「ええって。うちが迂濶だっただけやし。ひかげちゃん、ほなら、何か欲しい物ある?プレゼント、何かあげたいねん」 ひかげ「…じゃあ、あの、新しい…文房具…」 ななこ「文房具?…そんなもんでええの?折角の誕生日や、もっとええもんでもええんよ?」 ひかげ「あの、今使ってるの、入学した頃から使ってて、もうボロボロで…」 ななこ「そか。ひかげちゃんが欲しいんやもんな。買ったるで!時間、まだ平気?大丈夫なら今からでも」 ひかげ「お姉ちゃん、お仕事で遅いから…」 ななこ「よっしゃ!なら、今から行くで!」 ひかげ「はい!」 ひかげちゃんへのプレゼントはDSの1/10程度やったけど、ひかげちゃんはめっちゃ喜んでくれた。 まあ、ひかげちゃんの笑顔が見れたから万々歳やね。 ちなみに、DSはうちとひかげちゃんの共有物になってん。今度はうちの分も買って対戦や! ななこ「うちもひかげちゃん拉致って、立て篭ろうかな…ってそらまんま犯罪者やん うちはそんな事出来へん。第一可哀想やん。うちは…優しいお姉さんや。…ジュルリ」 ななこ「でも・・・優しくしてれば可哀想やないよな~・・・ そや!きっとそうに違いないわ!よぉーし、やったるでぇ~!」 ひかげ「今日も白がゆだよ~。いつだったかのおばさん、いないかな?」 ななこ「なんやて!?高校生が小学生の胸触ってキスした!?うちかてまだなのに… 許さへん、許さへんで!全く!そや、ひかげちゃんにメール送っとこ。世の中は危険がいっぱいや。 は!うちの生徒は大丈夫やろか!?…まぁ、何かあったら地獄送りやね♪ほい、送信っと♪」 ななこ「食欲の秋さかい、たくさん食べや」 ひかげ「うわーおいしそう、おねぇさんありがとう!」 ななこ「ふ~ん、こどものじかんDVD第1巻、初回特典はランドセル型のBOXぅ!?…しょ、正気か?バンダイさん… とりあえず予約や。色々事件起きてるからな。発売中止とかなったらどないしよ。そうなったら電凸間違いなしやね。 ちゅうかこの仕様、有りえんやろwwwなんやランドセルって。狙い杉やんwww釣られるうちもうちやけどwww はぁ…ランドセル、あの子のランドセル姿…縦笛なんか刺さってたりして…やば、鼻血や。ティッシュティッシュ…。 この調子ならうちの死因は出血多量やな。黒井ななこ、鼻血のふき過ぎにより死去…かっこ悪~。でもまぁ、ある意味幸せな最後かも知れへんね。 萌死や萌死。死顔は満面の笑顔や。でも、まだまだ死にへんで。まだヤりたい事ぎょうさんある。 あ~んな事や、こ~んな事、法律が邪魔やけどな。あぁ、はよ会いたい、会って抱き締めたい!…ひかげタン!ジュルリ」
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おたま ファイアーエムブレム 覚醒に登場した斧。・・・斧?。 武器レベルはE、威力も最低値の1である。 外伝3において緑軍の村人を3人生存させると入手できる。 また、みんなの部屋やイベントマス、異伝の村などでも入手可能。 武器種のせいで同じく最弱武器である木の枝や丸太と比べて命中率で劣るが五十歩百歩である。 その弱さ故に錬成費用が非常に安い。すれ違い用に面白い名前をつけるのも悪くない。 ただし、実用面で見ると錬成の強化幅が狭まったこともあり、コストパフォーマンスなどいまいち実用性に欠ける。 今作では戦闘中のグラフィックが武器によって変化するため、おたまを振り回しての必殺の一撃や奥義を見ることができる。 鍋をかぶっておたまで戦う勇者というのも面白い。 関連項目 【フライパン】
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さくさくいけるリスト A1選手(ガチでOK A2選手(要審査あり B1選手(検討の余地あり B2選手(一生無理 任意引退選手(お前女かよ! aiko 岡本まよ 西岡すみこ しゃくゆみこ 福原愛(生理的に無理 東原亜紀 パヒュームかしゆか アジアン隅田 後藤真紀(心がアウト 安達由美 りょう パヒュームのっち 西岡すみこ 井上真央 黒木瞳 スザンヌ パヒュームあーちゃん アジアン隅田 べっきー 加藤ろーさ ハマーンカーン しょこたん オアシズ大久保 小沢まじゅ あおいゆう 田中美保 若槻千夏 米倉りょうこ 山本もな ミソノ 矢口マリ 栗原めぐみ(バレー 山口もえ 杉本あや よっしー 藤原のりか ほしのあき アジアン馬場園 真鍋かおり 春名愛 六車奈々 加護あい 優花 あやぱん 小椋久美子 ビビアン・スー 安藤美紀 リア・ディゾン 安倍麻美 小泉エリ こうだくみ 押切もえ 内田京子 千秋 安めぐみ ユンソナ 上原さくら 中島みか 夏川純 柴崎コウ 磯山さやか 鈴木京香 アイブさき 戸田恵梨香 えびちゃん 掘北真希 広末良子
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ひなたは、LAN-PORT?鯖主の第二世代 目次▼ プロフィール 略歴 人物 関連ページ 外部リンク 関連タグ プロフィール ひなた()#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 別名 ひなち ぽいりん りんぽい 性別 男性 生年齢 2005年 世代 第二世代 界隈 マイクラWiiU界隈 出身 神奈川県 職業 高校生 略歴 2019年Pegchans Ghetto?の運営となるも、独断によるメンバーの処罰を繰り返し反感を買った。 2019年7月24日、ひなちいじめ事件に巻き込まれる。当時の常連の一部がアイコンと名前をひなちに変更し、ひなたの口癖であった「?」を連呼した。他の常連がそれをいじめだと指摘し口論になり、Reowoonを含めた4人とひなちの和解を求めた。 2020年6月14日、常連を家族に模した「家系図」を制作する。ひなちの発案で、常連を家族に見立てた家系図が作られた。最終的に39人が参加した。 人物 趣味はAPEX、スプラ、マイクラ、動画編集。 2019年まではネカマをしていた。 中世的な声にコンプレックスを持っているが、ホモからは人気がある。 身長156cm。 田舎、廃墟が好き。 関連ページ ひなちいじめ事件? 家系図制作? 外部リンク @HinatiR - Twitter 関連タグ LAN-PORT Pengchan's Ghetto マイクラWiiU界隈 人物 第二世代 鯖主
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たまも imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (たまも.jpg) ゲーム内キャラ名(ID名) たまも(たまも) 加入日 2012年6月25日04時44分20秒 マイルーム 大部屋多数 コメント 今日は凍土でPB!
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たまり(‘99) 佐藤ゆうすけ→ユースケ・サンタマリア →サンタもマリアもつまらん→じゃああいだを取って →ユースケ・サン・たまり・ア 責任者:たぶんかくさん
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気持ちの整理が出来ないままお風呂から出て。部屋に戻ってかがみに『入ってきたまへー』と報告した。 「やけに偉そうだな……」 「……あ、そうそう。残り湯は飲んじゃダメだからね。お父さんのエキスも入ってるからまずそうだし」 「誰が飲むか!」 そのやり取りの後に、かがみは小さいポーチを持ってお風呂場へと行った。……ふむ、アレはもしや…… 「あー、やっぱりかがみは男の子なんだねぇ」 なんとなくポーチの中身が想像でき、私はニヤニヤと笑ってしまった。……後で触らせてもらおーっと。 ……しかし、どうしようか。ふと私は考えた。かがみは『もう呼ばれなくなってから』と言ってたし、という事はかがみがお風呂に入った後に、すぐに…… 「きゃーっ、かがみってばだいたーんっ!」 思わずベッドの上に転がってゴロゴロと悶えてしまう。……って、軽く変なスイッチ入ってるな私。自重しろとは言うけど、ねぇ。 いや、私だって自覚はありますよ?『思考パターンが軽くオヤジ入ってる』って。……まあ、それはそれ、私がオタ化した原因に罪があると言う事で。 しかし、それならば私も答えねばなるまいっ!すばやく服を脱ぎ、全裸になる。……どうせそういう事になったら脱ぐんだし。 「うふ、うふふ、うふふふふふふふ……はーやく来ないかな、かがみん」 ベッドの上でうつぶせになり、両手で頬を支えて足を軽くパタパタさせる。……ふむ、どうせならセクシーに迎えてあげようじゃないの。いや、この際体型に関しての話は抜きで。 という事は、必然的に的は絞られてくる。んふふふ、かがみよ、私に悩殺されるがいい。 と、そんな事を考えてから二十分弱が過ぎ。ついにかがみがお風呂から出たらしく、私の部屋に足音が近付いて来る。 おーし、私も準備をしないと!ベッドに寝そべり、ポーズをとった。そして、ドアが開き…… 「うっふぅーん、かがみぃーん」 ……うん、虚しいとか言わないで。やってる私本人が一番よくわかってるから。……とまあ、こんな感じで某不○子ちゃんの真似をしたが、かがみは無反応。 「あれあれー?ダメだよかがみー。ここでは『こぉ~なたちゃぁ~ん』って言いながら私を押し倒……って、か、かがみ?」 ……いや、反応はあった。明らかにどす黒いオーラを背負っている。……あ、あれぇ? 「……お前は……一回拳で教育が必要だな……」 「あ、あの、かがみサン?目が怖いデスヨ?」 指の骨を鳴らし、かがみが近寄る。……あ、あの……何故いつもの疑問系(『~必要か?』)じゃなくて確定系(『~必要だな』)なんデスカ? うん。逃げよう。そう決定し踵を返そうとした瞬間。私の身体はかがみによって固定されてしまった。そこから流れるようにこめかみに拳が当てられ…… 「人が決意だの何だのを固めてるってのに何やってるんだこのおバカこなた!」 「あえぇぇぇぇぇ~!」 うめぼし攻撃をされてしまった。こめかみの激痛に、私は苦痛に喘ぎ悶えた。……うわーん、私がやりたい悶え方はこんなのじゃないのにー…… かがみに弄ばれ(非性的な意味で)、うめぼしが終わった後は身体に力が入らずにかがみの方に倒れてしまった。 「あ、あうぅぅ……酷いよかがみん……」 「ふざけるのも大概にしろっての。……まったく、あんたはホントにバカなんだから……」 かがみの身体にもたれかかるように倒れた私を、かがみの両腕が包んだ。……いつもとは逆で、かがみから私を抱きしめてくれた。それだけで私の体が熱くなり、理性を無くしかける。 「か、が――っ、んむ……」 愛する人の名前を呼ぼうとした時、その人の唇が私の言葉を食べてしまった。そのまま、私の口内をゆっくりと犯していく。……まるで、私自身を溶かしていくように。 「んんっ……ぷっ、あ……ちゅ……」 そんな攻撃に耐えられるはずもなく、元より耐えるつもりもなかったので、すぐに私はかがみのされるがままになった。 かがみの舌が私の舌を、私を犯す。ねろねろと、愛でるように、嬲るように。ひたすらに私の口をを舐め、なぞり、しゃぶり、吸い付く。 「あぅ……ふあ……んあっ……」 まるで、『もう我慢しなくていいんだ』とでも言っているかのように、濃厚なキスを交わす。……何分ぐらい重ね続けただろうか。ついにかがみが口を離した。 「あ、かがみ、かがみぃ……」 ……ねえ、もう我慢しなくていいんだよね。だから頂戴。もっと、もっと…… 「かがみ、もっとぉ、もっとかがみをちょうだぁい……」 私の理性はもうはるか彼方にまで吹っ飛んでいる。ここにいるのは私(泉こなた)の形をした欲深い獣だ。 私の言葉に呼応するかのように、かがみは私の首に吸い付いた。……小さく吸い付くだけの軽いキス。なのに…… 「ひゃんっ、きゃっ、あうぅ」 そこが私の敏感な場所であるかのような快感が襲う。……お腹、というか子宮が、疼いて熱くなってきた。 「おっ、おかしいよぉ、かがみぃ……」 思わずかがみに切ない声を出し、止めてしまった。 「……どうしたの?」 「わ、わたし、かがみのこえだけで、かがみのいきだけでいっちゃいそうだよぉ……」 私の言葉を聞き、少しの間を置いてかがみの顔がにやりと歪んだ。……う、なんか物凄く嫌な予感。そう思った刹那。 「それは……」 かがみが言葉を発し…… 「辛いわよねぇ」 「ひゃうぅぅんっ」 途中から耳元で囁かれ、私は悲鳴に近い嬌声を上げてしまった。そのままかがみの呼吸音が近付き…… くちゅり 「みゃあっ!?」 ぬるりとした物……おそらくかがみの舌だろう……が耳の穴に差し込まれ、ついでに私の耳は食べられてしまった。 「にゃっ、か、かがみぃっ!?みみぃ、みみがぁ……っ!!」 口の次は耳が嬲られる。かがみの舌が、歯が、唇が。私の耳を犯し始めた。……それでも、私の体は快楽に震えてしまう。 「や、やだぁぁっ、だめだよ、かがみぃ……やらよぅ……」 かがみに耳をなぶられて、それでも気もちいいなんて……私は、もうろくなし考もできずにいた。 そんなとき、かがみがみみから口を離した。なにかと思った次のしゅん間。 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ! 「にゃぁぁぁぁぁぁっ!」 りょうみみがおかされる。かがみのゆびとしたが、わたしを、わたしのあたまをぐちゃぐちゃにおかしてしまう。 「やめ、らめぇ!かがみぃ!らめぇぇぇ!それらめらよぉ!らめなのぉぉ!みみれぇ、みみれいっひゃうのぉぉぉ!」 もう、ろれつもまわらない。かがみにさけんだら…… 「……じゃあ、イッちゃえ」 そういって、わたしのみみにゆびをいれながらいきをふいた。 「――ッッ、にひゃぁぁぁぁぁぁッッ!!!」 も――だめ――それ――いっちゃ――っ……!! *** *** 体中を這い回る何かの感触に、私は意識を取り戻した。……首を動かして自分の体を見ると、かがみが私の体を舐めていた。 「……これでもう、こなたは私の物だからね」 そんな事を言っている。……今になって気がついたが、私が意識を失った後に脱いだのだろう、今のかがみは服を着ていない。だから、大きくなったかがみの『アレ』もよく見える。 「……あ、かがみ……」 服、脱いだんだ……と言いたかったが、先ほどの仕打ちを思い出す。……いくらなんでも、私だけあんな強烈なイカせ方なんて、酷いよね? 「もぅ、かがみのいじわるぅ……しかえしだよー」 「っくあ……!」 おぼつかない手で、かがみのアレ……男根を握った。その瞬間、かがみが小さく腰を引く。 「……おー、びくびくしてるー。きもちいーんだね、かがみ?」 「っべ、別に……そんなんじゃ……」 脈打つ男根とかがみの反応を見て、私は復讐を始める事にした。……かがみが顔を赤くしている隙に、何とかかがみの男根まで顔を近付け…… 「あー……んむっ」 「ひゃっ、な、何!?」 一気に男根を咥えた。その感覚にびっくりしたのか、かがみがバネのように頭を急に動かし、こちらを見た。 「えっ、ちょっ、汚いからやめなさいって……ふあぁぁっ!?」 だが断る。と、フェラを開始。……えっと、吸って、舐めて、吸って、舐めて、だったっけか。そんな感じでかがみの男根と…… 「え、こ、こなたぁ!?何でそんな所……」 ついでに陰嚢を揉み始める。……ふっふっふ、私を怒らせると怖いのだよ、かがみん。 「ちょっ、止まっ、だ、ダメェ!まずいよ!こなた!出ちゃうよ!でちゃ、あ、うあぁぁぁっ!」 ……どうやらかがみも私と同じように体が敏感になっていたようで、すぐに射精してしまった。……まだだ、まだ終わらんよ! 「……んっ……」 「ひゃぁぁぁ!?」 出し切った直後を狙って、一気に男根を吸う。……こうする事で残りの精液も出てきたりする、らしい。まあ、かがみが悲鳴を上げてるし結果オーライって事で。 ……しっかし、精液って言われてるほど苦くはないね。そのかわり舌が痛くなるけど。……そんな苦痛を早く消したいので、かがみの精液を飲み込んだ。 「……あー、舌がピリピリする……」 「な、何やってんのよ、あんたは……」 いまだにピリピリと痛む舌を外に出してうーうー唸っていると、かがみが力の抜けた声で突っ込んだ。 「えー?いやさ、飲み込んだほうがポイント高いかなって」 それに、かがみのだから飲めるんだよ?とは言わないでおこう。……ベタ過ぎてちょっと恥ずかしいから。 「何のポイントだよ……」 そう言いながらかがみはゆっくりと上体を起こし、私の肩を掴んで……押し倒す、ではなく引き倒されて、そのまま抱きしめられてしまった。 「うわっ……びっくりしたなぁ、かがみってばちょっと理性なくしてない?」 物凄く顔が近い状態で、かがみに聞く。 「当然でしょ?こんな夢にまで見た状況で理性なんて邪魔なだけよ」 「それもそっか……んっ」 私はかがみと唇を重ねた。まあ確かに、今の私達に理性なんてものは必要―― 「ん、んぐーっ!……こ、こなたぁ!?」 「何だね、かがみんや」 いきなり顔を押し上げられ、ちょっと不満げな声を出してかがみに聞く。 「あ、あんたさっき私の……せ、精液を……」 「……かがみんの味だよ?ちょっとは自分でも味わってみたいとか」 「思うか!……自分の精液飲むなんてバカな奴が何処にいるのよ……」 えー、普通はちょっと位舐めてみようとか思うでしょー?……なんとなく納得が行かないまま、私は話題を変えることにした。 「……そういえばさ、かがみってヒゲとか生えないの?」 体の位置をずらし、かがみの胸に顔が当たるようにしながら質問する。……さっきから見てる限りではそんなに生えてないような気もするけど…… 「あー、一応ね。わりと薄いから剃ってればあんまり目立たないと思うけど……」 「それでさ、『朝起きたらヒゲがーっ!』って事はないの?某オトボクの主人公みたく」 あのアイキャッチにはさすがの私でも吹いたけどね。と、『某ヨ○絵でどアップのヒゲ瑞○』を思い出しながら聞いてみた。 「またゲームネタか……?まあ、でもある事はあるわよ?いつも夜に剃ってるんだけど、忘れた時はお父さんの電気シェーバー借りて慌てて剃ったりして」 「ふーん」 ふと、かがみのあごの辺りを撫でてみる。……触る方向によってはちょっとチクチクする。剃りたてだからお父さんのようなあからさまなチクチク感はないが。 「あんまり触られても痛いだけだからやめて」 「あーい」 かがみの言葉に素直に応じた。……お父さんもたまに剃刀負けで痛い痛いって言ってるからね。それだけ痛いものなんだろう。 「それじゃあ、続きをやるわよ」 「ふぇ?って、ひゃわっ!?」 私がかがみの言葉を理解できないうちに、突然身体を起こした。……その後に、私の大事な所にかがみの指が触れる。 「……くんっ」 それだけで甘い声が漏れてしまった。……しかし、かがみはその状態で固まったまま動かない。 「こなた、これからこなたの初めてを貰うけど……大丈夫?」 「……何が?」 「いや……こなたが、裂けないかなって……」 ……要するに、私の体が小さいから自分の男根を入れて、大変な事にならないか心配だって事かナ? 「大丈夫だヨ。処女膜を犠牲にしてまで練習したんだもん」 私の言葉を聞き、かがみは驚愕の顔のまま固まってしまった。……あ、あれ?安心させるために言ったんだけど…… 内心慌てる私の脳裏に、一つの可能性が。……もしかして、かがみは私の処女を奪いたかったのでは? そ、そうかも知れない。某はじるすも、ヒロイン(というか幼女)二人が非処女だと知ってプレイヤーの多くが絶望したって言うし…… まさに、『絶望した!泉こなたが処女でないことに絶望した!』とか心の中で叫んでるんじゃ…… 「……もしかして、中古じゃない方が良かった?」 怖い。答えを聞くのが怖い。でも、聞かなければ始まらないんだ。 「そ、そういう問題じゃないって!……ほ、本当にそんな事してたの?」 しかし、かがみは私の心配をよそに、普通に私の想像を否定してくれた。……軽く安堵しながら、その後に続いた質問に答える。 「うん。……かがみと一つになりたくて。最初は指で、それからローターとかを使って、最後は……バイブレーターで」 「よ、よく手に入ったな……」 「かがみが教えてくれたネット通販で買ったんだよ。……それに、最初からいっぱい気持ちよくなりたいもん。かがみのをちゃんと感じたいからさ」 うわ、凄く恥ずかしいよ、この告白……かがみの顔をまともに見れなくなって下を向いていると、後頭部に優しい感触が。 「もう、バカこなた……」 かがみが頭を撫でてくれたのだ。その後に、頭を撫でていた手は腰にまで下がって、軽く私を押す。 「なら、さ。……ほら、一緒になろう?」 その言葉に応じて、私は膝立ちになってかがみの男根の上に行き、先端を私の大事な所に合わせた。……その時に、男根の先が私に触れた。 「あっ……かがみの、当たってる……」 「さ、入れちゃって……」 ゆっくりと、かがみの男根を私に入れていく。……熱い物が私の中に入っていき……そして。 コッ 「ふひゃぁうっ!」 かがみの男根が奥まで入った。私の一番深い所をつつかれてしまい、思わず声が出てしまった。……ああ、かがみ。私、ようやくかがみと繋がったんだね……私、嬉しくて涙が出そう…… 「……こなた」 「う、うん。大丈夫……」 かがみの呼びかけに、何とか笑顔を作って言葉を返した。……その後に一瞬複雑な表情をしたのは何故なんだろう? 「かがみぃ、私、私……もう、死んでもいいよ……」 「縁起でもない事言うなっ」 突然の声に、はっと顔をかがみの方に向けると…… 「私におじさんと同じ気持ちをさせるなんて冗談きついわ。……絶対に、私より先に死なないで」 かがみの頬に一筋の光。……そうだよね。今の言葉は冗談にもなっていなかったよね…… 「うん、ごめん。ちょっと言葉が悪かったね……」 かがみに謝って、頬の涙をぬぐった。……怖い事考えさせて、ごめんね。 「……それじゃ、動くぞ」 そう言って、私の体を倒して前後に揺らし始めた。……それと同時に、快感が下腹部からじんわりと広がってくる。 「んんっ、うぁっ、かがみっ、かがみので、私、お腹いっぱいだよぅ……」 最初だからなのか、それとも早く動けないのか。ゆっくりとした行為に私の体は『もっと、もっと刺激を』と渇望してくる。 「すごい、すごいのぉ。お腹の、中がぁ、ジワジワ熱くなって、来てるよぉ。……もっと。もっとかがみを頂戴!」 私の叫びを聞いて、かがみが膝立ちになって一気にスピードを上げた。 「ひゅ、あっ、うあ、かっ、がみぃ!かがみっ、かがみぃ!」 先程よりも強烈な快感に、私はもうかがみの名前だけを叫んでいた。 「こなた、どう!?私のでいっぱいにされて、中を思いっきり突かれて!」 「ダメッ!私ダメになる!ゴンゴン突かれて、ダメになっちゃうよぉぉ!」 「なってもいい!っていうかなりなさい!私の事しか考えないダメなこなたになっちゃえ!」 ……本当に、いいのかな? 「いいのぉ!?私、かがみにべったりになっちゃうよ!?」 「構わないわ!」 「所構わず欲しいって言っちゃうよ!?」 「それは……場合によるけど構わないわ!」 「堂々と『かがみは私の嫁』って言っちゃうよ!?」 「違うわ!私はこなたの嫁じゃない……!」 かがみはその言葉と共に一旦腰を引き…… 「こなたがっ!」 「ふあっ!」 「私のっ!」 「ひんっ!」 「嫁なの……よっ!」 「はんっ、……あうっ、くあぁぁぁっ!」 私の一番奥を突くごとに叫び、そして、最後の二回で私の中に熱い物を放った。 「あ、あぁぁぁ……かがみの、私の中に入ってくるよぅ……」 中に放たれた精液と共に、かがみの叫び……「私はかがみの嫁」が体中に浸透していく。気がつくと、かがみが私の口元を舐めていた。その舌を咥え、私の舌を絡ませる。 「ふぁ、あうぅ……かがみ、大好きだよぉ……」 その言葉の後に、私達はキスを交わした。 「んむ、うちゅ、ふん……」 ……この時間が、永遠に続けばいいのに。かがみとのキスの間、そんな事を私は考えていた。 *** *** 一体どれ位の間かがみと一緒にいただろうか。たまに休みながら愛し合っていたが、そのせいで時間感覚もなくしていたようで。 ふと気付けば、カーテンの向こうは明るくなり始め、隙間から淡い光が差し込んでいた。……もう、早朝になってしまったようだ。 「あ、あれ……?」 かがみに抱きしめられながら、カーテンの方を見やる。 「どうしたの、こな……えぇっ、もう朝なの!?」 ようやく現在の状況に気付いたらしく、声を上げてかがみが叫んだ。 「そうみたいだね……んふふ、一晩中愛し合っちゃったね」 「そんな悠長な事言ってる場合か?学校はどうすんのよ!今からシャワーを浴びておけば何とかなるかもしれないけど……」 「えー?もう休んじゃおうよー」 もっとかがみと一緒に居たいのにー、と体を摺り寄せるが、かがみは私の提案に応じない。 「阿呆か!ほら、とっととシャワー浴びるわよ!」 立ち上がって部屋を出ようとするが、ドアの前で止まった。 「……ほら、付いて来なさいよ」 私の方を向いてそんな事を言ったが、応じるつもりはない。 「えー、疲れたー。かがみー、抱っこしてー」 「子供かあんたは!」 「抱っこしてくれなきゃ動かないもんねー。それもお姫様抱っこー」 最後の抵抗としてそんな駄々をこねてみた。……いい年した高校生がこんな事を言うのも我ながらどうかとは思うが。 「……ったくもう!」 肩を怒らせて私の方にずかずかと近寄り、背中と足を持って私を抱き上げた。かがみのむすっとした顔を見上げ、『ありがとね、かがみん』と礼を言った。 「本当にわがままなんだから、あんたは……」 「いーじゃんいーじゃん。もう体を重ねた仲なんだからこれくらいどうってことないでしょ」 私の台詞に、大きくため息をついて『はいはい、どうせ私はこなたに甘いですよ』と呟いた。 ――と、まあとりあえずお父さんにバレないように二人でシャワーを浴びて。 私は朝食を作るため台所に、かがみは部屋の片付けのために私の部屋に。 「あんたバカよねぇ、おバカさぁーんねぇ、あたいがぁ、バカだなぁーんて♪ まるきゅうー、それはそぉーれはぁ、すばらしいー、数字なぁーのよ♪ 略してぇ、素数ぅ♪」 お米を研いで電気釜にセットし、まずは味噌汁。今日は時間が早いので出汁も取ろう。 「俗世のぉー憂いはまずぅー、山田のぉー世話になるのぉー♪ のぉーこぉーりはあたいのぉー、ルゥールゥー、肥やしになるぅーのよ♪」 具はネギ、豆腐、油揚げ、わかめとシンプルに。……もう一品位は欲しいかな? 「いつかぁーはぁー、バカだなんてぇー、汚名ぃはぁー挽回ぃーしぃーてぇー♪ こぉーの、世界一ぃのぉー、ルゥールゥー、レディになるぅーのよ♪ 待ってぇ、いてねぶるぅじょぉーあずぃー♪ じょぉーあずぃー♪」 何気に『ぶる』の部分の巻き舌が発音できず、下手な若本氏の物真似のようになってしまった。 気を取り直してカズーの音真似をしながら考えにふける。……確か、冷蔵庫に沢庵があったような。とりあえずそれでごまかすか。 冷蔵庫の中を探し、切られていない状態の沢庵を発掘。それを薄切りにし、人数分の小皿に盛っておく。 「あんたバカよねぇ、おバカさぁーんねぇ、あたいがぁ、バカだなぁーんて♪ 能あるぅー、爪はたぁーかをぉ、ルルルルって聞いた事なぁーいの♪」 具に火が通った頃だろうと、味噌汁の鍋に味噌を溶き入れて蓋をしておく。……ご飯が炊けるまでは待たなきゃね。 「まるきゅうー、それはそぉーれはぁ、すばらしいー、数字なぁーのよ♪ ルルルルゥー、ルルルルゥールルゥー、すばらしいー、数字なぁーのよ♪ 名付けてぇ、素数ぅ♪」 私の部屋の様子も心配だが、火を使っている以上ここを離れるわけにはいかない。 「……さっきから何歌ってるのよ」 ……と、かがみがこちらに顔を出した。 「ん?『9、変(こい)のバラッド』だよ。石鹸屋さんのある意味名曲」 「あ、そ……。ところで、ファブリーズとかないの?匂いがこもっちゃって……」 「ごめん、ファブリーズ無いんだよね。……とりあえず換気で何とかしておいて」 「わかった」 かがみはもう一度私の部屋に行ったようだ。……うーん、やっぱり臭いか。 *** *** 現在、泉家の食卓は少々黒い空気が流れている。 なんとなく威圧感を感じているのか、体を小さくしているかがみと、その威圧感の原因である私のお父さん。 口には出していないが、いかにも『よくも、よくも俺の娘をぉぉっ!!』というオーラを出している。……どうやらすでにバレていたみたいだ。いやー、失敗失敗。 それはともかくとして。さすがにかがみがかわいそうなので気を楽にするために声をかけた。 「……気にすることないよ、かがみ。私と付き合う以上通る道なんだから」 「ぶっ!」 私の台詞を聞いて、かがみは心を落ち着けようとして飲んだお茶を吹き出してしまった。 「……こなた」 それはどういう意味だね?とお父さんが目で問いかける。 「そのままの意味だよ。……言っておくけど、私の恋人を虐めたら本気で親子の縁を切るからね」 その視線に睨み返し、私ははっきりと言い放つ。この反撃に、お父さんは『ふっ、う、ぐぅっ!』と苦しそうな顔をして、そして沈黙した。 「こ、こなた……それはちょっと言いすぎじゃないの?」 「お父さんは一回子離れをしないとダメなんだよ。……まあ、別に嫌じゃないけどさ、いつまでたってもそんなんじゃお母さんが悲しむし」 普通に考えても一線を越えないのが不思議な位に娘を溺愛してるしね。この人は。 「お父さんだってお母さんを無理矢理自分の物にしたんだし、もう覚悟決めなよ」 「ううっ、娘が冷たい……」 ついにお父さんはいじけ始めてしまった。……ああもうまったく。 「そんな顔してるとご飯抜きだよ?」 「……わ、わかったよぅ……」 お父さんの茶碗を片付けようとすると、慌てて反応を返してくれた。『もう、お父さんってば』と呟きながら三人分のお茶碗にご飯を盛る。 その後にちょっとぬるくなったので暖めた味噌汁と沢庵を食卓に出し、いただきますの号令。 ――朝食の後に片付けをして、私とかがみは家を出た。 「ねえ、かがみ」 「あによ?」 ふと疑問に思い、こんな事を聞いてみた。 「漫画やゲームだとさ、エッチをした後って肌がツヤツヤしてる描写があるけど……あれって嘘だよね」 「もうそれ以上言わんでいい。……そういうのは回数によるんじゃないの?」 「……よく考えたら、アレってツヤツヤしてるのは片方だけだったヨ。もう片方はげっそりしてるし」 「もういいっての。……はあ、おじさんの目が凄く痛かったなぁ……」 主に精神的疲労でげっそりしているかがみ。別に気にすることないのに。……お父さんにはちょうどいい薬だよ。 「大丈夫大丈夫。お父さんもお母さんとの結婚が認められなくて駆け落ちしたくらいだから、かがみの事もわかってくれるって」 「……まあ、親としての感情と男としての感情が板ばさみになってると思うけどね」 やっぱりそういう物なのかな?と私が考えていると…… 「おはよう、お姉ちゃん、こなちゃん」 「おー、つかさー。おはよー」 「おはよう、つかさ」 ちょうどつかさと会う場所だったので、つかさに声をかけられた。 「それで、その……えっとね」 「どうしたの?つかさ」 挨拶の後に急にもじもじし始めたつかさに、かがみが尋ねると。 「ゆ、ゆうべは……おたのしみでしたね」 「ギャー!?」 「おお、なんとお約束な」 つかさも侮れないな。そんなお約束的な言葉を言ってくれるとは……というかかがみ、反応がオーバーすぎでしょ? 「それから、まつりお姉ちゃんからの伝言だよ。……『今日、こなたちゃん呼んでうちに連れて来な。盛大にパーティーやるからさ。かがみが男になった記念のね』だって」 「ま、まままつり姉さんっ!?」 「お父さんもお母さんも祝福してるよ。なんか、今から婚姻の……あ、これは言っちゃダメだった」 「なななななななななぁーっ!?」 ……ほう、つまりは結婚式ですか?……ちょっと気が早いような、まあでもいいカナ? 「へぇ、おばさんもおじさんも祝福してくれたんだ。……それに比べて、うちのお父さんは心が狭いネー」 「うーん、こなちゃんの場合は普通だと思うけど……娘は嫁に出したくないものだってお父さんも言ってたし」 「いやいや。うちのお父さんは娘を溺愛してるからちょっと違うよ」 私達が会話している横で、かがみは呆然と固まっていた。……むう、状況についていけないと言った所ですかな? 「おーい、かがみ?」 私の声にも無反応。……しばらくは固まったままでいそうなので、かがみの手を引っ張って学校に連れて行く事にした。 ……ずっと一緒にいようね、かがみ。 コメントフォーム 名前 コメント 面白かったです。つかさが何気に 黒い?ように感じたのは、私だけ でしょうか… -- チャムチロ (2012-10-10 11 39 19)