約 1,567,161 件
https://w.atwiki.jp/nomikai-game/pages/20.html
愛してるよゲーム 【基本ルール】 ①複数人で輪になり、誰からスタートするか決めます。 この際、男女が互い違いに座るようにしてください。 ②まず最初の人が、左隣の人に『愛してるよ』と言う。 『愛してるよ』と言われた人は、さらに左隣に『愛してるよ』と言うか、右隣に『えっ?』と聞き返す。 ③聞き返された人は、諦めずにまた右隣に『愛してるよ』と言う。 ④以下、繰り返し。どんなタイミングでも、笑ったり吹き出してしまった人が負けです。 【参考動画】 出典:TBS系テレビ番組『学校へ行こう』 学校へ行こう好きです、もう一度復活してくれたら嬉しいです。 -- かみせん た゛いすき (2016-08-05 23 07 34) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1371.html
俺とてるよともこうとえーりんとⅢ ~ゆっくり捕獲大会~ 19KB 愛護 差別・格差 駆除 飼いゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 めっさ愛で。苦手な方は見ない方がいいです 俺とてるよともこうとえーりんと? ~ゆっくり捕獲大会~ ・駄文注意 ・希少種愛で ・自分設定 ・主人公がキモく無くなり始めた。 ・虐めが少ない。極端にすくない ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― どうしたことかれみりゃ種ばかりでふらん種の姿が全く見当たらない。 時間的に言えば普通食事のために活発になっているはずだ。 なのにどこを見ても食事をしているのはれみりゃ種のみ。 明らかにおかしい。 得点の高くないれみりゃ何ぞ狩っても仕方ないなんてお姉さんが言ったおかげで開始三十分は経とうかというのに僕らの成果は、れみりゃ一匹にゲロ袋が三匹だ。 別にこだわる意味は無いのでないか?この得点稼ぎ時にこれではマズイ気がするし・・・・・・・・ 「むきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!なんでふらんちゃんが居ないんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 ああ、お姉さん、ゲロ袋みたいになってるよ・・・・・・ 「落ち着きなって、お姉さん」 「あーうー?」 うーん、どうなってんだろうな? 周りの連中はあんまり気にしてないみたいだけどさすがにねぇ? 「ふらん種がもともとここには居ないって事は無いのか?」 「それない」 「姫様が昼の間にヘリでカメラを至る所にばら撒いていまして、始まる一時間前まではこの辺りに居たはずなんです。」 「こんなのよ?」 もこうがなんかちっちゃいステッキみたいな物を渡してくれた。 僕の知らぬ間にそんなことやってたんだ。 というより恐るべきはお姉さんだな。 一個人がそんな偵察用カメラとかヘリとか持ち出せるんだからな。 「でも実際こうしていないんだから諦めて別の種を探した方が良いんじゃないか?」 「うー、それしかないですかね・・・・・・・・それじゃあこうしましょう。もう時間も無いですしこれから何か探すのでは効率悪いですから明日のための前準備をしましょう。洞窟に向いますよ!てるよちゃんお願いします!!」 ――――――――――――――――――――――――――――――― ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ 「ヒャッハー!殺戮だー!!」 「ヒーハー!!真っ二つだー!!!」 「おお、はやいはやい。」 ランキング二位の虐殺鬼威惨はヒャッハーがバイクを運転しヒーハーが斬馬刀を振り回してそこいらを飛んでいるれみりゃ種や通常種を巣ごと切り刻んでいる。 よくぞこんな山の中でバイクなんぞ使いこなしている。 とんでもない運転技術だ。 一見カッコいい様に見えるが二人とも顔面はボコボコ。 先程の殴り合いが効いているのだろう。 こんななりでも仕事は超一流。 ゆっくりは気づかないうちに真っ二つ。 れいむ種も居たりするが何にも気にせず全て等しく真っ二つ。 「ヒーハー!!てめぇもっと早くなんねーのか!?」 「ヒャッハー!!俺が遅い!?俺がSlowly!?冗談じゃねええええええええええ!!!」 何かに火がついたご様子。 さらに加速していく。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 「すごいんだねー。どんどん集まるんだねー。わかるよー」 「流石だねー。よく集められるんだねー。」 「これは驚きだ・・・・・」 「まらぁ・・・・・・・」 「じゃお!(この程度のことなら朝飯前さ。ただあの人に敵対するってのはなんだかばつが悪いけどね。)」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「うー♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 彼らの周りにはふらん種の大群がいる。 実のところ夜の大会が始まる前に道産子があのめーりんを連れてきたのだ。 これによりふらん種が今では37匹も集まっている。 「まったくもって素晴らしいの一言ですよ。いったいどうやっているんです?」 「じゃお。(さあね。自分でもわからないよ。勝手にふらんが寄ってくるんだ。)」 実はこの能力、彼らの所属する機関で目下研究中なのだがまったく検討もついていない能力なのだ。 一説にはドスの放つゆっくりオーラのようなものと言われていたり、ふらんから見た場合とんでもなく美しい固体として認識されるとか、カリスマなんていわれていたりする。 なぜかはわかっていないがゆっくり捕獲や駆除という面で見ればとんでもなく応用の利く能力だ。 「明日も頼めるかなー?わかるねー?」 「わかるよー。てつだってほしいんだねー。」 「じゃお。(まあ構わないさ。私としてもやるなら勝ちたいしね。あの人相手にどこまで通用するかはわからないけどね。)」 「ありがとうめーりん。(明日はこの捕まえたふらんで人海戦術的なことやりますかな・・・・・・・・)」 ――――――――――――――――――――――――――――――― ~洞窟前~ 「ついたけどどうする?」 「実はこの洞窟が最初に言っていたガワだけの希少種の廃棄場所なんです。ですからこの洞窟にこの自律型偵察機とてるよちゃんによる偵察機の二種を放って対象の場所を調べまして、どこか丁度いいところにでもお菓子を山盛り置いておけば明日は入れ食い状態です。」 そういって見せてくれたのは模型の戦闘機のような物を見せてくれた。 「探すのはそれでいいとして、お菓子を置く場所は自力で探さなくちゃいけないんじゃないのか?それに置く場所良く考えないとばれて横取りされたりしないか?」 「はい、そうなんです。ですからここは火を使えるもこうちゃんを中心として何人か洞窟に入ってもらわなくてはいけないんです。横取りのことに関しては考えなくてはですね・・・・あと中は電波が届かないのでこの電波中継用のフラグをそこらへんに何本か刺して置いてもらいます。」 うーん、なら僕も洞窟入るかな? 問題は横取りか・・・・・・・これはどうしようもないかもしれないな。 「おにーさん。人間だけに効く認識阻害系幻覚作用の薬ならちょっと時間があれば出来ますよ?」 「本当か!?えーりん!!」 にっこり笑って頷いてくれた。 「ではその薬をえーりんちゃんにお願いして、あとは洞窟組ですね。」 「僕がもこうと行くよ。僕らなら臨機応変にできるだろうし。かなことすわこにはここの見張りをお願いするよ。誰かに見られたらそれこそ終わりだし。」 それが一番だろう。見張りにかなこは必要だろうしもこうを一人で行かせる訳にはいかない。 すわこは・・・・・・・良く解らん。 「あーうー!」 「どうしたんです?すわこ様。」 「あーうー!!!」 「え?一緒に行きたいんですか?」 「あーうー。」 「「「へ?」」」 僕ともこうとかなこが驚く。 いったいなぜ僕らと一緒に行きたいのかこれまたよくわからん。 なんだかお姉さんが必死ですわこを説得しようとしているのだがすわこは折れる気が無いご様子。 「うー、仕方ないですね・・・・・・田中さん、すわこ様をよろしくお願いします。あと中ではさっきも言った通り電波とか届きませんので10時45分になったら戻ってきてください。」 「わかった。じゃあ早速行ってくるよ。行くよ、もこうすわこ」 「うん」 「あーうー」 「「おお、増えた増えた。」」 ――――――――――――――――――――――――――――――― うーん少し入っただけでもう暗いな・・・・・ 「もこう、明かりを頼むよ。」 もこうが右手を挙げるとそこから火が出る。 それによりかなり明るくなった。 「これでいいかしら?」 「うん、ありがとう。さて、この洞窟にどこかにひらけた所があるといいんだけど・・・・」 「あーうー!」 たぶん弱気になるなとでも言っているのだろう。 弱気になってたらできる物もできないだろうな。 「すわこ、はぐれたら大変だから抱えてあげるよ。」 「あーうー♪」 すわこを胸の前で抱きかかえてやるとなんだかひんやりしている。 今までに味わったことの無いか・ん・しょ・く。 なんか気持ち良い・・・・・・・・・ ん、なんだかもこうがチラチラこっちをを見ている。 うふふふ。なんだい?もこうも抱えてもらいたいのかい? 「もこうも抱えてあげようか?」 「~~~~・・・・・・肩車・・・・お願いするわ・・・・・・」 あっはっはっはっはっは。 僕って幸せだね!!!! ん?あれってゆっくりもみじか? 「ゆゆっ!ゆーゆー」 鳴き声が違う・・・・・・・・ あ、逃げちゃった。 「あれか、お姉さんが言ってたガワだけの希少種か?」 「でしょうね。何言ってるか私にもわからないわ。」 一応ゆっくりである筈のもこうがゆっくりが言ってる言葉を理解できないって事なら希少種云々の前にゆっくりとしての失敗作だろう。何より動きももみじっぽくないし、これじゃあまるで通常種だ。 とりあえず追ってみようか。運がよければここの群れみたいなのも見つかるかもしれないし・・・・・・ ――――――――――――――――――――――――――――――― 一方虐待鬼威惨達の方では一匹のドスを見つけたことによりテンションがかなりハイなことになっていた。 「ヒャッハー!!!!!!」 「ヒーハー!!!!!!」 いつもと変わらない気がするのは気のせいだ。 「ゆ!!!お前達だね!!!!さっきからバイクさんに乗ってうるさくしてるのは!!!!!みんながゆっくりす~やす~や出来ないよ!!!!!ゆっくりをゆっくりさせないクズは制裁するよ!!!!」 この様子だと先程から周辺のゆっくりを二人が大量に真っ二つにしている事をご存じない様子。実はこのドスの治めていた群れも既にこの二人の餌食になっていたりするのだ。 二人にとってはそんなことはどうでもいいのだがドスから見れば守るべき物を全て既に失っているというのにそれを守る姿はなんだか哀れだ。 「ヒャッハー!久々の大物だぜー!!!」 「ヒーハー!即効でけりをつけるぜー!!」 「もちろんだよ!!!ドススパークで一瞬だよ!!!!」 ドスはきのこを口の中に放り込みチャージを始める。 最初は高く飛び上がって押しつぶしてやろうかとも思ったが、もし樹に自分が刺さってしまう可能性を考慮してセオリー通りドススパークで消し去ることにしたのだ。 が、二人が一瞬のうちに消えた。 「ゆう!!」 ドスは驚いてチャージを中断しようとするがもう遅い。チャージはほぼ完了しており中断など出来るはずが無かった。 一発しか打てないドススパークを何とか敵に当てるために何とかしてどこに消えたか探そうとしているが見つからない。 実は目の前にヒーハーが居るのだが気づかない。 なぜならヒャッハーが自らの秘孔を突き身体強化し、人間にすら捕らえるのは難しいほどのスピードでドスにゆっくりの視覚をつかさどる秘孔の一つを突き人間を認識できないようにしたのだ!! 「ゆうううううう!!!!」 ドスは『まぁ適当に撃てば当たるだろう』なんて楽観的な考えで虎の子であるドススパークを撃ってしまった。 もちろん当たるはずも無くまったく見当はずれな場所に飛んでいった。 このドススパークによってとある人間が大切にしていたれいむが蒸発したのはまた別の話。 「ゆん!やったよ!人間さんをやっつけたよ!!!ゆぷぷぷ、おとなしく奴隷にでもなっていればこんな事にはならなかったのにね!!!!無能は嫌いだよ!!!!!」 どうやら『ドススパークを撃った』事と『人間が見あたらない』この二つがドスに人間を倒したと勘違いさせたのだらう。まったくもってドスとしては思慮が足りなくクズな固体である。 「ゆっ!!」 悦に入っていたドスだがヒーハーの繰る斬馬刀が突き刺さる。 「ゆぐっ!!!卑怯だよ!姿を現すんだね!!!!!」 どうやらかなりタフな固体のようだ。とはいえ二人の敵ではない 突き刺さった刀を横一閃。真っ二つ。 「ゆ!!!」 「「貴様に今日を生きる資格は無い!!」」 「おお、すごいすごい。おおじかんじかん」 なんやかんややってるうちに10時40分になっていた。早く戻らないと失格になってしまう。 「ヒャッハー!まずいぜー!!!乗りな!!」 「ヒーハー!!お前なら二十分もあれば余裕だぜー!!!」 ――――――――――――――――――――――――――――――― うーん群れは見つかんなかったね。腐ってももみじみたいで足はそれなりに速かった。 でも追っかけてる途中で結構広い所を見つけたからよしとするか。 「あの広場でいいよね。たぶん」 「いいんじゃないかしら」 「あーうー」 もこうも賛成してる。すわこは・・・・・よくわかんね。でもまあ顔から察するに良いって事か? 「あーうー」 すわこの思考を考えていたらすわこが腕から抜け出してしまった。どうやらさっきの広場に向っているようだが何で離れた? 「あ、ちょ、すわこ!」 「どこ行くの!お兄さん、私が先に行くわ。下ろして。」 もこうの言うとおりにしてとにかく追いかける。てかよく考えたら俺一人になったら真っ暗じゃね!? と思ったらなんか明るい。頭が暖かい。ここから導き出されるのは・・・・・・・頭燃えてる? でも髪の毛が焼失している感じではないんだよな。 もこうが迷わないように残してくれたんだろうけどなんだかな。 「お、お、お兄さん!?」 なんかとんでもなく素っ頓狂な声をもこうがあげた。何がどうなってんの!? 「どうした!?」 「あ、あ、あれ・・・・・・・・」 もこうが指をさす方向を見てみるとなんか人型のものが・・・・・ 「すわこか?」 「すわこよ・・・ね?」 帽子はすわこのものだし人間って程大きくも無い。でも見えてるのは背中だけでホントにすわこかわからない。 そんな事を考えていたらすわこらしき人影のほうから振り向きながら声をかけてきた。 「ああ、すまないね。驚かせるつもりは無かったんだ。ただ体を変えるところをあまり見られたくなかったんでね。」 顔はすわこのもの、ただしゆっくりらしさが減りどこと無く人間っぽい。 「すわこ・・・だよな?」 「そうだよ?まあこんな姿じゃあそう驚くのも仕方ないか。ん~、なんて説明すればいいのかな?簡単に言えばオリジナルの影響・・・って所だろうね。」 「「オリジナル?」」 そういえば前にえーりんもオリジナルとか言ってたけどなんなのだろうか。 「そ、私の場合はオリジナルが神様、それも疫病神を従わせるほど大きな力を持った・・ね。たまに私みたいなのが居るみたいなんだ。オリジナルから流れてくる力が通常のゆっくりよりも大きくなる固体が。胴付なんてのはそれだよ。私はそれよりも上位の固体、オリジナルの劣化コピーって所かな?」 「そのオリジナルとかはいったいなんなんだ?もこうはなんだかちんぷんかんぷんって感じの顔をしてるじゃないか。それに君はゆっくりじゃ無いのか?」 「ん~?・・・・・まあ・・・・・わかんなくて仕方ないよ。順に質問に答えるとね。オリジナルって言うのは幻想郷に居る・・・・・どういったものかな。君は妖精とか霊とか妖怪とか信じてる?」 「居たら面白いな程度には思っているけど居るとは思ってないよ。それに幻想郷って?でもそれと何の関係がある?」 「大有りさ。ここで言うオリジナルってのはそういう類の物さ。現代にそんな物が居てみなよ。大変なことみなるのは明白だろ?そういういざこざが起きないためにそいつらが逃げていった場所、それがオリジナルたちの居る世界、幻想郷だ。」 「・・・・・・・・・信じたくは無いけど異世界って事?」 「ちょっと違うけどそう思ってくれれば相違ないよ。それとゆっくりじゃ無いのかって質問だけど・・・ゆっくりはゆっくりだよ?その上位種。というよりゆっくり自体あっちの強い力を持った人間、妖怪、妖精、神なんかの超劣化コピーだ。誰がばら撒いたのか知らないけどまったく持って迷惑な話だよ。」 「・・・・・・・・わかった。とにかく君のいう話を信じることにするよ。でもなんで僕にそんな事を教えてくれたんだ?お姉さんに教えれば良いんじゃないか?たぶん喜ぶよ?」 「・・・・・・・それはだめだね。彼女は君とは違うよ。」 「どういう意味だ。」 「君はちょっと特別なんだよ。詳しくはいえないけどね。これだけは教えられない、私もよくわかってないからね。君に教えた理由は秘密を共有できる仲間が欲しかったから・・・・じゃだめかな?」 「話が突飛過ぎてよくわからん・・・・・・・それにその姿になる意味も・・・・・・・・・」 「私もよ・・・・・・・」 「ふふふ、この姿になったのはこうやって話すため、普段の私はこんなに喋れないよ。お姉さんに頼まれていた場所はここで良いだろうしもう戻ろう?あとこのことはかなこにも秘密だよ?」 そういうとなんだか顔が元のゆっくり特有の顔になってきて体が黒っぽい紫の煙みたいなのになって消えた。 「あーうー」 「なんだか言うこと言って勝手に元に戻ったな・・・・」 「そうね・・・・」 僕達は今さっき起こった不思議な出来事を思い起こしながらもこうを肩車して洞窟を出ることにした。もちろん頼まれていた発信機をセットしてから。 「あーうー♪」 ――――――――――――――――――――――――――――――― 「あ、戻ってきましたね。どうでしたか?いいところありました?」 「あったよ。」 「お兄さん、どうかしたんですか?もこうさんも。」 えーりんが不思議そうに聴いてきたのだが。 「あーうー」 すわこが代わりに何か伝えてくれたみたい。秘密って言われたんだし約束は守ろう。 「大丈夫。なんでもないよ。ちょっと中の空気が淀んでいただけだよ。」 「そ、そうね」 おいもこう、なんだかたどたどしいぞ?なんか嘘をつけない性格なんだろうな。 「・・・・・はぁ、なんでもないって言うのなら信じますよ。」 詮索はしないみたいだ。ありがたやありがたや。 「んー。もこたんずるい。私も。」 ああ、なんかもうどうでもいいや。なんだか心の均衡が取れたみたい。とっても落ち着いたよてるよ。 「ふふん♪別に良いじゃない私がどこに居ようが。」 おやおや?もこうがなんだかてるよに反発してるよ?なんだかホントに姉妹喧嘩みたい。 でもホントに喧嘩になったら収拾がつかなくなる。さてどうしたもんか。 えーりんが会話に割り込んできた。ありがとう!君は僕の憩いの存在だ!! 「もこうさん、姫様。喧嘩するのならこうしましょう?私はまだお兄さんに肩車してもらってないんですから、私が肩車してもらいます。」 ええー、それってただ乗りたいだけじゃあないのか? 「「それは!」」 「な・ん・で・す・か?」 「「・・・・・・ごめんなさい」」 もこうが僕からずるずる降り始めた。その顔はてるよ共に納得いってない様子。 こんなんで良いんだろうか。 「さあ、お兄さん?肩車してくださいな?」 「あ、はい。」 なんか言いなりになるしかないなぁ。ま、幸せだからいいんだけど。 「ぐふふふふ。モテモテじゃないですか。」 下品な笑いは止めなさいなお姉さん。 「そういう貴女も同じ様なもんじゃないのか?」 そう、現在お姉さんはすわこを頭の上に乗せ胸にかなこを抱いている状態。しかもなんかキャイキャイ聞こえそうなほどじゃれあってる。 「ふふふ、私はいいんです。乙女ですから。さて、戻りますよ。時間がありません。残り10分で11時です。」 「それまずくない?」 「だいじょぶ、急ぐ。」 てるよがまだ不機嫌そうな顔で服をもこうと一緒に引っ張ってくる。 「戻りますよお兄さん。出発です♪」 えーりん・・・・・・・・いつもより可愛いよ。ハァハァ ――――――――――――――――――――――――――――――― 『お疲れ様です!!これにて夜の部終了です!!!(中略)ではランキングの発表です!!どうやら大きな動きがあった模様です。それではモニターをご覧ください!!!!!!』 一位・・328点 チーム名(頭の上のちぇん) 二位・・316点 チーム名(GYAKUSATU) 三位・・280点 チーム名(お兄さんと愉快な仲間たち) 『おーっと!!!先程まで一位だったお兄さんと愉快な仲間たちチームの点数の増加が極端に少ないぞ!!!!一位の頭の上のちぇんチームはどういった方法を使ったのかは不明ですがフィールド中のふらんを集め切っての一位です!!!(後略)』 「田中さん?頭の上のちぇんってアレですよね?」 「だろうね。大方あのめーりんを連れてきたんだろうよ?」 「どうりでフランちゃんが見つからないわけですよ・・・・・・」 まあ、これじゃあ仕方ないね。分が悪かったということで納得しよう。 「ふん!キャンプ地に戻りますよ!!ここに居たらアレに会いそうです!!!!」 確かにあったら面倒なことになりそうだ。さっさと戻った方が賢明だな。 「さ、戻ろうか。」 「「はーい」」 勝負は明日。さっきてるよが飛ばした小型機が上手い具合に目的地に届いていれば良いんだけど、てるよだから大丈夫でしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 「やったんだねー。一位だねー。」 「でもあいつ等の点が伸びてないのが気になるんだねー。」 「確かに気になりますね。何かあるんでしょうけど今はわかりませんし。」 一位になったからといって慢心していない様だ。 「だが明日は今回捕獲したふらんを使って山の残りのゆっくりを総ざらいするんだろ?これだけ居れば問題ないんじゃないのか?」 「ちーんぽ!!」 「そうだと良いんですけどね。」 ――――――――――――――――――――――――――――――― 一方虐待鬼威惨たち。 「ゲハァ!!」 「てめぇ!何で俺達が一位じゃねぇんだよ!!!!」 「知るかゴルァ!!!!」 「ブルファ!!!てめぇ・・・・殴ったな!!親父にも殴られたこと無いのに!!!!」 「ああ殴ったさ。てかてめぇが先に手ぇ出したんだろうが!!!!オラァ!!!」 とんでもなくめんどくさい事になっていた。 ――――――――――――――――――――――――――――――― もう皆が寝静まってしばらくして。 ん~なんだか今日あったことが濃密過ぎて頭が言い具合に静まらん。 すわこはなんかゆっくりの上位種とか言ってたし、特別だとかも言ってたし・・・・・・・・・ 考えれば考えるほどよくわかんね。 「お兄さん。寝ちゃった?」 「ん?もこうか。お前もよく寝れないのか?」 「うん。なんだかよくわからなくて。」 まぁ仕方ないでしょう。人間の僕でさえ理解できないんだもの。 「でも考えてもたぶんわからないよ?今日はもう寝よ?ほら、おいで?」 「うん・・・・・・・」 もこうが僕の寝袋の中に入ってくる。 うん。なんか考えてたけどどうでもいいや!嬉しい!! 「おやすみ、もこう。」 「ん・・・」 「なにか喋りましたね。すわこさん。」 えーりんがポツリとつぶやいた。 続いたらいいな ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あとがき すんまそん。ガンダムNEXTやってたら時間が予想以上に早いこと早いこと。 でもおもしろいね!あのゲーム。ターンXが好きだ。 と、こんなことはどうでもいいとしてこの話がどこに向うのか訳わかんなくなってきたよ? どうしたいんだろうね僕。 どうして欲しいか聞きたいよ!!! あと前回ペンタブ買ったって言ってたけど、実は絵描くの初めてだったんだよね。 もう全然上手くかけないの。どうしてくれるの?一万返せ!!!てかバンブーの新作出るなんて知らなかったんじゃ!!! しかも新しい方が断然カッコいいじゃねぇかYO!! ちゃんと見ればよかったね。バカだね。 で、この後どうするか何か要望、批判、誹謗中傷くださいな? なるたけ考慮するよ? チャオ! 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 517 てるよ ふたば系ゆっくりいじめ 520 てるよ2 ~俺と希少種と森と~ ふたば系ゆっくりいじめ 552 てるよ3 ~俺と希少種と森と~ ふたば系ゆっくりいじめ 562 俺とてるよともこうとえーりんと ~平穏な日々とゆっくり捕獲大会~ ふたば系ゆっくりいじめ 577 俺とてるよともこうとえーりんとⅡ ~ゆっくり捕獲大会~ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 続編が気になるお できるだけ早くゆっくり投稿していってね -- 2016-06-26 07 59 50 続編、待ってるんだねー そろそろけーね先生が登場 するんだねーわかるよー -- 2013-08-25 06 46 05 崖の上のちぇんでいえろーぜぶらの東方M-1ぐらんぷりの崖の下のケロを思い出したwwwこれは良作 -- 2011-02-06 08 25 10 けろちゃんまで追加か…溜まらないなこれは。 お兄さんが羨ましいぜ(鼻血 -- 2010-10-22 18 01 09 ↓いやいやwww -- 2010-09-12 00 53 02 れみりゃは希少種 -- 2010-08-18 21 51 30 このシリーズ好きです。 ゆっくり投稿していってね!!! -- 2010-08-10 03 06 31 早く?を出してほしいです!もこうかわいいよはあはあ -- 2010-06-19 17 21 27
https://w.atwiki.jp/timeline/pages/65.html
待ってるよSBとは、SB横浜(しばゆー)をLINE VOOMに戻すために出来たハッシュタグのことである。 概要 元々はKM葛飾(つばめん)が2000投稿行けばSBの気持ちに届くと思い、KM本人をはじめSBファンやEWRS職員が現在進行形で投稿している。そして、現在はSB本人が様々な挑戦状(?)を出しながらSBファンやEWRS職員が投稿している。 現在は このタグの姉妹タグであるSBはよEWRSに戻ってこい?タグと合わせて100投稿(4月8日)行ったら復帰しようと思ってる。みんな是非投稿して下さい。まあ期限は明日なんですけどね。無理だろもう。
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/4389.html
登録タグ グロ コメントログ有りの記事 セクシャル ポッカキット 危険度5 悲劇 真実 言葉の核兵器 非常識 黙読注意 検索すると3つのポッカキットの記事が出てくる。 + 記事の内容 1つ目は【超!閲覧注意】ギャングから送られてきた「お前の彼女、今こうなってるよ」画像がヤバイという記事。 画像が2つ載っており1つ目は女性が銃を持っている画像で2つ目は女性の体がバラバラにされている画像が貼られている。 2つ目は【超!閲覧注意】ギャングから送られてきた「お前の女、今こうなってるよ」動画がヤバイという記事。 女性の足が足首から切られるという動画がある。 3つ目は【閲覧注意】嫁から恐ろしい動画が送られてきた「浮気した女、今こうなってるよ」(動画あり)という記事。 女性が血まみれになっている動画が貼られている。 どれもグロくて痛々しいのでのグロ耐性の無い人は見ないことをお勧めする。 分類:グロ、セクシャル、真実、非常識 危険度:5 コメント 彼女欲しい。 -- (www.) 2023-03-31 09 48 48 mou -- (匿名チャン㌨) 2023-06-30 12 22 56 ↑ミスった もう一生彼氏作りたくなくなった -- (匿名チャン㌨) 2023-06-30 12 23 16 抽象的なワード名でなんか嫌だ -- (名無しさん) 2023-08-05 10 31 58 関係ないやつ殺すなよ -- (37564) 2023-08-09 13 37 33 可哀想 -- (…) 2023-08-09 13 39 40 うっわきっつ -- (ehehe) 2024-01-11 15 07 30 2つ目がかなりキツい -- (名無しさん) 2024-07-12 15 33 36 「関係なやつ殺すなよ」←マジでそれな -- (もうこれ見たら病むわ) 2024-08-01 21 13 20 おー -- (dm) 2024-08-05 15 33 44 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/dreamself/pages/1062.html
68 :名前が無い程度の能力:2006/12/18(月) 22 14 26 ID s.lDb4kM0 自分とてるよ?がドトールにいた。 小さいテーブルに向かい合って座っていて、 てるよはつまらなそうに左手で頬杖をつき、何も喋らず、 横を向いて目を合わせてくれない。てるよは何も飲み食いしていなかった。 自分はコーヒーが苦手にも関らず、アイスコーヒーを飲んでいた。 砂糖とミルクを入れたのだが、やはり苦手だった。 自分「にが」 てるよ「しょうがないわねぇ」 てるよはまったくこちらを見ないまま、右手をごそごそしたかと思うと、 コーヒーのコップに黒くて丸いものを何個か入れてきた。 自「な、なに?」 て「チョコレート」 自「チョコレート?」 て「手作り」 トリュフチョコレートだった。てるよはまた喋らなくなった。 コーヒーを飲んだら甘かった。 「いやいや自分、コーヒーが甘くなったんじゃないんだぜ? 甘い雰囲気感じてるんだぜ?てるよに萌えてるんだぜ?」 「つーか、チョコをポケット直入れですか、てるよさん?」 などと考えているうちに夢終了。 のんびり
https://w.atwiki.jp/tiroru5963/pages/5.html
1.7で頑張ってサーバーを立てるよー
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1282.html
依頼主 イシュタル 出現条件 イシュタル第一進化 クリア条件 以下の神様の親密度をあげるイシュタル:親密度45 成功報酬 薬草自分のHPが50%程回復し、仲間のHPも25%回復する。大変貴重な薬草 依頼時 あんたには本当に感謝してるんだよ。あんたとこれからも一緒にいられるように、信頼の力をくれないかい? クリア時 ありがとね!あんたもあたしを特別と思ってくれるなら、本当に嬉しいねぇ。
https://w.atwiki.jp/lepicier/pages/26.html
蓬莱山輝夜概要 ステータス 蓬莱山輝夜 概要 幻想郷から来たアルティメットニートらしい ステータス 項目 内容 名前 蓬莱山輝夜 PC てるよ 武器 てるよ スタイル てるよ 役割 てるよ
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1449.html
俺とてるよともこうとえーりんと? ~ゆっくり捕獲大会~ ・駄文注意 ・希少種愛で ・自分設定 ・主人公がキモく無くなり始めた。 ・虐めが少ない。極端にすくない ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 01時00分 「「「「「「ヒャッハー!虐殺だー!!」」」」」 「やべでー!れいむだぢなんにもわるいごどじでないでじょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 「むきゃーーーーーーーー!エレエレエレエレエレエレエレエレエレエレ。」 「まりさは逃げるんだぜ!!!のろまなれいむは死んでね!!!」 「「「「「どうしてそんなこと言うのー!!!!????」」」」」 「とかいはじゃないわー!!!!!」 「「「「「「ヒーハー!安心しなぁ!!!皆殺しだー!!!!!!」」」」」」 「「「「「「おお、こわいこわい」」」」」」 あっれー?なんか変な声が遠くから聞こえるー。 これ『捕獲』大会じゃないの?なぜに皆さん虐殺を? わからねえ事はお姉さんに聞くのが一番。何で虐殺が始まってるのか聞いてみた。 「それはですねー。運営が言う『捕獲』についての規約が無いからなんです。あの通り虐殺鬼威惨たちは自分の得物がゆっくりに触れた瞬間『捕獲』したんだー。って主張するんです。で、それを主催者側が黙認しちゃってるんです。」 「何でだ?それじゃあ加工所の利益が無いだろ。捕まえて加工しなきゃ意味が無い。」 「いえ、実はここって加工所の実験場なんですよ。数年に一度ゆっくりをリセットするためにこうやって大会を開いているんです。元々捨てる物なんで潰しても構わないんです。」 「実験場ねぇ、準希少種とか希少種にまでポイントが入っていたのってそれが関係してんのか?」 「そうです。その希少種なんかは加工所が作った失敗作です。」 「失敗作?」 「希少種や準希少種がこんなに価値がある理由、わかります?」 「数が少ないからじゃ無いのか?」 「それもありますが、決定的ではありません。希少種や準希少種がそれ足る所以はその能力にあります。加工所産のは能力を持たず、只ガワだけ希少種の張りぼてなんです。」 「能力ね・・・・・確かにこれは人智を超えているよね。」 「加工所としては潰してくれたほうが良いんですよ。あ、今はまだ奥に行かないほうがいいですよ。」 「何で?」 「大体見つかりやすい麓なんかにいるような個体はゲスか無能です。となれば減点対象が多くいます。最初はあちらの虐殺鬼威惨達に掃除してもらいましょう。」 ふむ確かにその通りだね。それじゃあこっちはしばらくお話タイムと洒落込もうか。 「さて、それじゃあこれからの方針について皆で考えてみようか。」 「「「「「「はーい(あーうー)」」」」」」 女の子組が元気良く返事を返してくれた。うーん、やっぱりあのてちてち歩いてくる感じがなんとも言えず可愛いんだよな。 「実は今回乗ってきたヘリ、前回の小型ヘリを大型化してゆ狩用に改造した物なんです!!」 お姉さんが小振りな胸を張ってまるで『えっへん』とでも言うような感じで言う。 これはこれで良いものだね。 「操縦する」 てるよもまた小振りな胸を張りながら言う。 うへあ、破壊力は抜群だ!間違いなく僕の寿命を削りにいってるよ!!! ああ、撫で回したい・・・・・・・・・・・・ 「どうぞ、今回は同期させるのはPSPgoにしましょう!新しい物はどんどん取り入れるべきです!!!」 そう言っててるよからPSPgoを受け取ると持っていたノートパソコンにつないで作業を始めている。 てるよはそれを見ていたいようで、横から覗き込んでる。 はぁ、仕草がいちいち可愛い・・・・・ 「それでは私達もどうするか決めましょうか。」 「そうだね、えーりん。」 「あーうー♪」 「すわこは暢気だねぇ。」 というわけで、残った僕らもそれぞれの役割を決めることにする。 とはいえもこうとかなこは完全にアタッカーとして率先して『捕獲』をしてもらうことになるだろうね。 ただえーりんとすわこについては何が出来るのかよくわからないのが現状なんだよなー。 「とりあえず、もこうとかなこにはアタッカーを務めてもらえるかな?能力が攻撃系だからね。」 「わかったわ。」 「それが無難だろうね。」 よし、同意してくれたみたい。 つぎは問題のえーりんとかなこだ。さて、どうやって聞こうか。 「お兄さん?もしかして私とすわこさんの能力がわからないからどうすれば良いのかわからないんですか?」 キャッホー♪なんでこの子は僕の心がわかるんだろうね?さとりなのかな? それとも僕が解りやす過ぎるのかな? 「いやぁ、正直言うとそうなんだよね。ごめんなさい」 なんか申し訳ない。 「いえ、仕方のないことです。私の能力はわかりにくいですから。私の能力は毒を作ったり弓矢が使えたりしますよ。」 「すわこは水や土を操ったり、ちょっとした呪いみたいなのができるね。」 おお、そんな能力だったのか、そういやえーりんは弓矢使ってたし、僕に何か飲ませてくれたよね。 ・・・・・・・・・・・・・・あれ毒? それにすわこが呪いを使えるってのが驚きだ。 「うーん、それじゃあえーりんはゆっくりを麻痺させる毒作れる?それを矢に塗ったり撒いたりして『捕獲』していこう。すわこはそうだな・・・・・・・川にいるゆっくりを水操って根こそぎ集めたり、常時周りのゆっくりに呪い撒いといてくれる?」 「わかりました♪」 「あーうー♪」 そういうとえーりんはなにやら周りに生えてる草を毟り始めてたり、すわこが左右に揺れながら黒いオーラみたいなの出してたりし始めた。 うん、用意が終わったら行って大丈夫になるんじゃないかな? 皆が終わるまで、もこうとかなことで遊ぼ。 きめぇ丸は声を出すタイミングを失い、一人ぼっちだった。 ――――――――――――――――――――――― そのころチーフ組 「どおしてこんなことするのーーーーーーー!!!!!!!まりさをいじめないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」 そう言うまりさの周りにはゆっくりだったであろう饅頭が真っ赤になって鬼のような形相で転がっている。 まさに鬼そのもの。 「何を言っているんだい?虐めてなんかいないさ、君を救ってあげるんだよ?」 そう言うのはチーフの部下の一人、道産子。自称愛でお兄さんでブリーダーだ。 彼の手には噴射式の殺ゆ剤の缶が握られている。おそらく周りに転がっている饅頭はこれの餌食になったのだろう。 「なにいってるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??ブシューってしたらみんなが永遠にゆっくりしちゃったでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」 現在お兄さんの餌食になっているこの小さな群れは、山の奥にいる大きなドスのいる群れからは『約束を守らないゆっくりは受け入れられないよ!』なんていわれて群れに入れなかったゆっくりたちだ。 人はそれをゲスと呼ぶ。 そんなゆっくりたちがこの場所で小さな群れを作りそれなりに生活していた。 だがこのお兄さんの手によって今しがた群れはまりさを除いて全滅していた。 いきなり来てなにも言わず突然仲間が永遠にゆっくりさせられた。 なぜ? 「なにを言っていいるんだいまりさ?ゆっくり出来るんだよ?永遠にゆっくりさせてあげようって言うのに酷いなぁ」 なにを言っているんだ?こいつは。ゆっくりするって言うのは永遠にゆっくりすることじゃないのに!! そう思うまりさは感情に任せるままお兄さんに気持ちをぶつける。 「まりさたちはあのままでもじゅうぶんゆっくりしてたんだよぉぉぉぉぉ!?そんなのはおにいさんのかんがえでしょぉぉぉぉぉぉぉ!?なんでまりさたちのゆっくりをこわしたのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!???」 「うーん、なんかもう飽きちゃった。はい、ゆっくりゆっくり」 そういってお兄さんの手の中にある缶が薬剤を噴く。 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!???」 まりさは最後の最後まで考えていた。人間とはここまで横暴なものなのか、と。 「怖いねー、横暴だねー、理不尽だねー」 「わかるよー、ざんこくなんだねー」 いつものように頭にちぇんを乗せたチーフとちぇんがお兄さんの所業について非難をしている。 「まらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」 みょんは耐性が無いのかブルブル震えながら叫んでいる。 だがそれを落ち着かせようとする者は誰もいない。 「はぁ、ちぇんそんなところにいるのもうやめにしないか?」 らんはちぇんがチーフの頭の上にいるのがなんだか気に食わない御様子。 それもそのはず、理由はよくわからないが頭の上にいるとゆっくりとして認識しにくくなるのだ。 それのおかげである程度なれたゆっくりか、頭の良い固体でなければ認識できなくなってしまうからだ。 らんとしては自分の大好きなちぇんが自分でわからなくなるということが気の良いことではない。 「らんしゃまー、わかるよー、でもこれだけはゆずれないんだねー、わかってほしいよー」 どうやらちぇんはこの状態が気に入っているみたいだ。 らんは渋々妥協する。 「いやぁ、なかなか優秀な固体が多いですね。ある程度会話が成り立ちますし♪」 「おお、こわいこわい」 お兄さんときめら丸が戻ってきた。 「やり過ぎ感が否めないねー。ところできめぇ丸、点数は今いくつー?」 「派手にやったねー、わかるよー」 「おお、まりさ1にれいむ1、ぱちゅりー1でありすが1で0点0点」 きめら丸が自分という存在を強く示すかのごとく首を左右に激しく揺らす。 「うーん、やっぱりれいむ種がネックですね。」 「しょうがないよー、れいむ種は全体の五割とまで言われる種だからねー」 「多すぎて気持ち悪いんだねー、わかるよー」 この大会の一番の敵はれいむ種だ、たとえゆうかを見つけたところでれいむ一匹でプラスマイナス0になってしまう。 これはかなりの痛手だ。 一部の虐殺鬼威惨たちは得点を全く気にせず、ゆっくりをどれだけ永遠にゆっくりさせたかを競っているので、そちらにまずは邪魔なゆっくりを潰してもらうのが優勝を狙う者の定石だ。 「んー、それじゃあ僕らもしばらく動かないでいますか。異議のある人は?」 「「無いんだねー」」 「まら!」 「異議なしです。」 というわけでこちらもしばらく待機することになった。 遠くからは虐殺鬼威惨たちの楽しそうな声とゆっくりの悲鳴がこだましていた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 02時00分 お兄さんとお姉さんの組・・・・0点 「それではそろそろ動き始めますか。てるよちゃんお願いします。」 「ん」 僕の上に乗っているてるよがPSPを少し操作するとすぐに遠くのほうからヘリが飛んできている音が聞こえた。 あの後、てるよにはPSPに専念してもらうために僕がいつものように肩車することになった。 今回の装備は捕獲用ネットとゆっくりオーラを出す生態ユニット、サーモ、それと念のために機関砲が付いているらしい。 機関砲は使わないにこしたことが無いな。 このヘリでゆっくりを捕獲し、僕らのところに落としてもらい得点とすることになっている。 無論、索敵もしてもらう。 僕らの作戦は、基本的に高得点狙いの準希少種狙いで行くことになった。 お姉さん曰く水辺のゆっくりを狙いに行く人はそう居ないらしいので、水上まりさやにとりをすわこの能力で『捕獲』することになった。 川に行くまでに虐殺鬼威惨が減らしてるとはいえ、結構な数のゆっくりに遭遇すると思われるので、よりスムーズに川へ向うためにもこうとかなこが先行することになった。 このゲームは人間がゆっくりを『捕獲』しなければ得点にならないし、得点になるゆっくりをパートナーのゆっくりが持ってきても得点にならない。 ただしパートナーがマイナスになるゆっくりを処理した所に人間が行き、『捕獲』するのは許されていたり、現地で調達したゆっくりにゆっくりをつれてきてもらうのはありだったりする。 てるよに任せてあるヘリで持ってくるのはセーフらしい。 マイナス対象は死体を見ただけでも得点になってしまうが、こちらのパートナーはもこうとかなこだ。 もこうは灰も残らずゆっくりを燃やせるし、かなこなら原型が何だったのか分からなくなるまで御柱で潰すことが可能。かなこなら遠くに飛ばして妨害も出来るしね。 「さあ、もこう、かなこ頼んだよ。ここから一直線に行けば大きな湖だ。そこまでの道を作るんだ。」 「わかったわ」 「いいよ、それじゃあ行こうか」 そういって、かなこが御柱で樹を粗く倒して、それをもこうが炎で焼きながら進んでいく。 これなら問題は無いな。 「何の問題もなさそうですね。すわこ様、行きましょう?」 「あーうー♪」 お姉さんはすわこを抱えて歩き始めた。 「お兄さん、私たちも行きますよ」 「そうだね」 もこうとかなこが走りながら能力を使い、道を作っていると案の定群れの気配があった。 「かなこ、そこにゆっくりの群れがあるわ。御柱で潰さないように気をつけて。」 「誰に言ってるんだい。そんなへまはしないよ。お姉さんは優勝を望んでるしね。」 そういってまたも御柱を突き出す。 見晴らしのよくなった森の中で突然のことで群れはちゃんと反応できていない。 すぐさまそれに向って炎を放つもこう。樹とれいむは跡形も無く燃え去り、残りのゆっくりは全員が綺麗に足焼きされていた。 もこうとかなこがそれを通り過ぎて何十秒かたってからゆっくりの悲鳴が聞こえたが二人は気にせず前に進んでいく。 あの二人、かなり良い仕事をしてくれた。 うまい具合に道を作りながらもゆっくりはしっかりと残してくれた。 湖に着くまでに二人の働きで14点を稼げた。 これまたお姉さんに言わせるとこんなに早くこれだけ稼げたのは僥倖らしい。 なんやかんたで湖にたどり着いた。もこうとかなこは見張りをしてもらっている。 すぐさまお姉さんがすわこに水を操らせて、手始めに水上まりさを全て集めた。 これでさらに20点追加。 「すわこ様!すばらしいです!!」 「すごいです♪」 「あーうー♪」 うん。確かにこれはすごい、ちょっと水辺に来たと思ったら川に流れが出来て気づいたら入れ食い状態だもんな。 この調子でにとり種も入れ食い状態だったらいいな。 「それでは、にとりもお願いします!すわこ様!!」 「あーうー!」 流れを少し弄っているようで先程よりも大きな流れが出来ている。 五分もたつと『かっぱっぱー』なんて声が聞こえてくるようになってきた。 どうもこのにとり達、元々加工所とは関係なく自生していた種のようで能力があった。 はりぼてでない希少種であるならとお姉さんと話あった結果、ヘリでお姉さんの組織に運ぶ事に決まった。 さすがに可哀想だもんな。 「てるよ。今ヘリをこっちに持ってこれるかい?」「かっぱっぱー」 「問題ない。今丁度捕まえたのをこっちに運んでる途中。」 「早いですね。内訳はどんなです?」「かっぱっぱー」 確かにそれは気になる。ここでれいむいっぱいなんてなったら元も子もない。 「れいむは機関砲で消した。」「かっぱっぱー」 うへー、過激ぃ。 バラバラバラバラバラバラ うおっ!なんか下にゆっくりの詰まった網がぶら下がってるけど下の奴ら殆んど死んでるじゃん!! 「ああ!網とゆっくりの強度のこと考えてませんでした!!すみません!!!」「かっぱっぱー」 お姉さんが謝るけどこれは仕方ないかなー。ゆっくりの運命だと思ってあきらめるべきだね。 ヘリが近づいてきて網を下ろした。きめぇ丸がカウントを始めてる。 「おお、分かりにくい分かりにくい」「かっぱっぱー」 ・・・・・・・・すまん・・・・・・・・・・・・・・・ 「あ、そうだにとり、ここにはどれぐらいのにとりがいるのかな?」「かっぱっぱー」 これによって今後の行動が決まるからなー。早い所聞いとかないと。 「かっぱっぱー。大体30は居るね。もうすぐ私が知ってるこは皆集まるね。」「かっぱっぱー」 そうか、ならまだしばらくここに居ることになりそうだな。 「ありがとうにとり。」「かっぱっぱー」 「かっぱっぱー♪」「かっぱっぱー」 もこうとかなこの居る方からはゆっくりの悲鳴が聞こえていた。 ――――――――――――――――――――――― そのころのチーフと道産子組・・・・0点 「さて、それでは今回の協力者を紹介します。」 道産子がそういうと持ってきたバックの中からもみじが出てきた。いったいどうやって入れてたのやら。 「わふ♪」 「もみじなんてどうするのー?」 「わからないよー?」 確かにここでもみじを出す意味が分からない。もみじに何が出来る? 「それはですね。もみじの鼻の良さを使ってチョコやクリーム、その他色々な中身の匂いを嗅ぎ分けて餡子饅頭の無い所に導いてもらおうというわけです。」 「でもそれだけでは時間が掛かり過ぎるんじゃないのか?」 らんが疑問を投げかける。普通に考えればどう思う。 「そうだね、この子だけじゃ優勝は無理だ。だからね、君にも働いてもらうよ?移動している途中『ちぇえええええええん』って言ってもらうよ?」 「それは頭良いんだねー」 「でもらんしゃまが疲れちゃうんだよー。わからないよー。」 ちぇんはらんが心配な様子。しかしそれを聞いたらんは余計にやる気に満ちていた。 「ちぇん、心配してくれてありがとう。でも、私はやるよ!!」 「それじゃあ、当分はこれで行くよ。」 こうしてこの組の作戦が一応決まり実行していった。 二時間後 らんの呼び込みは大成功を収めた。 うまい具合に高得点源のちぇんを10匹も『捕獲』した。 もみじの鼻も凄い活躍だった。 みょんを5匹にありすを3匹、さらにはゆうかを一匹『捕獲』することに成功。 らんはとても疲れた様子だったがもみじはまだやれるとでも言うのか走り回っていた。わふうわふう言いながら。 これで、56点だ。 しかしながら結構時間がたってしまっている。 一応このゲームには一日の制限時間が設けてあり夕方6時になるときまでにキャンプ場に戻らなければならないのだ。 時間も時間なので後は戻るしかない。 「もうそろそろ戻り始めないと制限時間来てしまいますよ。」 「まらぁ」 「そうだねー。それじゃあ戻るんだねー」 「わかるよー。らんしゃまがんばってー」 「ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」 「「「「らんしゃまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 04時30分 お兄さんとお姉さんの組・・・・268点 いやあ、にとりが思ってたより全然多かった。なんだかんだで32匹見つかった。 いくらなんでも見つかりすぎだろ・・・・・・・・・・この時点で優勝間違いないんじゃないの? にとりをぜんぶヘリに乗せて運搬していたらこんな時間になっていた。 まあこれだけ見つかったし、帰るのはヘリで行けば問題ないか。 「いやぁ、あの量のにとりは圧巻でしたねー」 「そうだね。あんなの一生に一度見れるか見れないかの大合唱だったね。すわこも歌いだすし。」 「すわこ様が歌いだしたのはビックリでしたー。話し変わりますがこれだけ集まったんだから今日はもう戻りましょうか。」 「そうだね、それがいい。疲れちゃったよ。みんなー、もう帰るから戻って来てー!」 他の皆は湖のほとりで水遊びをしていた。呼ばれるとすぐにやめて 「「「「「はーい」」」」」 と、良い返事。うん、素直なのは良いことだ。 「可愛いね・・・」 「あひゃい!?」 「なんだかこう・・・抱きしめたくなっちゃうんだよな・・・・・・・・」 「な、な、な、にゃにを!?」 「自分の中の熱い衝動が時々抑えられなくなってしまいそうだ・・・・・・・・」 「あ、あの私・・その・・・・・田中さ」 「あれ?どうしたんだい?顔を赤くして。」 「へ?あれ・・・私に言ってたんじゃないんですか?」 ?あれってなんだろう?何か僕は言っただろうか・・・・・・うーん・・・・・・・・・・ 「あ、いや、なんでもないです!!早く行きましょう!!!」 よくわからない人だ・・・・・・・・・・ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6時00分 キャンプ地 『さあ、タイムアップです!!今このときにキャンプ場に戻っていない方は失格となります!!(中略)さて、それではこれまでのトップスリーを発表したいと思います!!!!それでは皆さん!スクリーンをご覧ください!!!!!!』 一位・・268点 チーム名(お兄さんと愉快な仲間たち) 二位・・140点 チーム名(GYAKUSATU) 三位・・103点 チーム名(ゆっくりとは愛でるもの) 『今回の大会では今までに無い高得点なトップです!!!このチーム、希少種を五匹所有していまして、その能力を最大限に引き出してにとり種を大量に『捕獲』し得点を稼いだようです!!!!!再開は本日の9時から11時となります!!!それでは皆さん、しばしの休息をお楽しみください!!!!』 ざわざわざわざわざわざわざわざわ やっぱり、俺たちが一位か・・・・てかあのチーム名なんとかして欲しいな・・・・・・・・しょぼーん 「ここまで点差が付いてたんですか・・・・・・・圧巻ですね。」 「そうだね。そういやチーフの組はどうなんだろ?」 僕としてはやっぱり気になる所。アレのことだから高得点を取ってると思ったのだがな。 「さぁ?死んだんじゃないですかね?」 おお、酷い酷い。 「酷いんだねーわかるよー」 「わかるよー」 おわっ!どこから湧いてきた!?気配が全然読めなかった。てかまだ頭にちぇん乗っけてるのね。 とか暢気に考えてたらお姉さんがチーフに殴りかかってる!!!! 「お昼はどうも!!!今殴ってあげますからそこに直りなさい!!!!!!!!!」 「逃げるんだねー、まだいらいらしてるみたいだねー」 「鉄臭いんだねー。わかるよー。」 「コロスッ!!!!!!!!!!」 お姉さんまた走って行っちゃったよ、そういえばチーフの相方って? 「あ、田中さん!」 おや、だれかと思えば道産子さん。チーフの相方ってお前か? 「チーフの相方?」 「そうです。それにしてもすごいですね。一位ですか・・・・・・・・僕らも負けていられません♪あ、これから用事があるので失礼しますね。でわ」 「あ、ちょ、ま・・・・・・・・・・・・」 帰っちゃったよ。色々と聞きたかったのに・・・・・・・・・・・まあ、仕方ないか。 「皆、お姉さんが行っちゃったから先にご飯食べに戻ってようか。」 「「「「「はーい」」」」」 「いくらなんでも一日目で200超えはまずいですね・・・・・・何とかして対策をしなければなりませんか・・・・・・・・」 道産子が一人呟いていた。 所変わって(GYAKUSATU)では気合を入れなおしていた。 「ヒャッハー!!なんで一位じゃねぇんだよ!!??」 「ヒーハー!!!俺たちの気合が足りねぇんだよ!!!!」 「ヒャッハー!!なら気合を入れなおすぜ!!!!!」 「「覚悟しなぁ!!!!!」」 殴り合い開始。 お兄さん達がキャンプ場のヘリに戻って来て、夕飯を食べ終わるころにお姉さんが戻ってきた。 「お帰り。ご飯先に食べちゃってるよ。」 「ええ、構いません。それよりもこれからについて考えましょう。私としては無難に捕食種狙いで行こうかと思うんですが、どうです?」 「私は良いと思うよ。」 「あーうー。」 「同意」 「良いんじゃないの?」 「それで良いです。」 皆の同意も取れたことで捕食種狙いになった。 時間はまだある。今後どこかしらのチームが僕らの点数を越えるやもしれない。 はっきり言ってまだまだ安心は出来ないな。油断せずにやらないと。 僕らはヘリに乗り込み作戦を確認する。まずは大きな群れのあった場所の近くまで行き、捕食種を捕まえる。 たったこれだけ。簡単だ。 用意が出来て数分後、 夜の『捕獲』大会が始まった。 もっと続くよ!!! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あとがき 最後が無理矢理ですわ。まとめるのって苦手なんですの。勘弁して欲しいザマス。 また要望とか指摘あれば言って頂戴な?何とかしますです。 けどあまあま頂戴ね!!!!!!!! 結局のところ、ゆっくり虐待ってジャンルの中で希少種愛でって言うのはやっぱり比較的少数なんだね。 所詮僕は少数派って事なのよん。これからも細々と続けていくからよろしくお願いします。 文章がカスですんまそん。 あとペンタブ買っちゃった。 知ったこっちゃ無いよね。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/501.html
・このSSには愛でられるゆっくりとそうでないゆっくりが出ます ・高性能ゆっくりが出ます ・一部の賢いゆっくりは漢字を使って喋ります ・色々とパロディした部分があります ・作者に都合の良い独自設定があります ・これを書いたのはHENTAIあきです!いつものようにおまけがあるよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! ある所に一匹のゆっくりもこうがいました もこうの周りには優しいおかあさんもお友達もいません だからもこうはいつもひとりぼっちです これからももこうはきっとひとりぼっちで生きるでしょう いつものようにもこうは目を覚まして朝ごはんを探しに家から出て行く。 番のゆっくりや知り合いのゆっくりは周りには一匹も住んでいない。 だからといってもこうは自分の境遇を悲しむことも、寂しいと思うこともなかった。 何故ならそれが当り前のことだと思っているからだ。 「むーしゃむーしゃ!ごはんさんはゆっくりできるお!」 たいして美味くもない家の周りの雑草を食べて満足するもこう。 食事が終わればいつもの日課であり、楽しみの一つヴォルケイノの時間である。 ゆっくりもこうが行う習性であり、希少種であるもこうの謎の一つだ。 自分の体温をあげて炎を出すという危険性が心配されるものだが、何故か周りに炎が燃え移ることはない。 だが実際に炎には熱があり、自分を襲ってくる外敵にはこの炎を使って撃退するところも確認されている。 研究者の間にはもこう自身が燃やしたいと思う存在しか燃えないのではないかとする説もある。 「ヴォルケイノ!ヴォルケイノ!ゆーん、やっぱりしょくごのヴォルケイノはゆっくりできるお!」 ひとしきりヴォルケイノを楽しんだもこうは、ゆっくりするためにお気に入りのゆっくりプレイスへと向かう。 もこうのゆっくりプレイスは日当たりのよい広場である。ここでもこうはいつもゆっくりしたり昼寝を楽しむのだ。 そんなゆっくりプレイスに今回は先客がいた。 「ゆゆ!?もこういがいにもゆっくりがいるお!?おなまえはなんていうんだお?」 「てるよ・・・。」 初めて会うゆっくりに興味津津なもこう。名前を聞かれて答えたのはゆっくりてるよだった。 本来なら刷り込まれた本能からてるよを攻撃してもおかしくないもこうだが、このもこうは今まで他ゆんと会ったことが無かった。 そのためてるよに素直に挨拶することが出来た。 「もこうはもこうだお!てるよ、いっしょにゆっくりするお!」 「いいよ・・・。」 短いがしっかりともこうに答えるてるよ。てるよ種はあまり動かずに常にじっとしている。 食事や運動といった行為も、子供を産むためのすっきりーの確認もされていない。 一体どんな生態をしているのか、ゆっくりが確認されてからだいぶ経つが未だに謎が多いゆっくりだ。 「じゃあさっそくいっしょにあそぶお!もこうはかけっこがだいすきなんだお!」 「めんどい・・・。」 そう言って遊びに誘うが、てるよは面倒くさいと切り捨てる。 「じゃあいっしょにごはんさんをさがすんだお!」 「べつにおなかへってない・・・。」 お昼ごはんを探そうとも誘うが、これもまたてるよに拒否されてしまう。 他にも色々ともこう提案するが、てるよはすべてを断ってしまう。 「じゃあなにをすればてるよはもこうとしてくれるんだお?」 自分がゆっくりできると思うことをすべて断られてしまい、もこうは困り顔だ。 てるよはそんなことを言われて、閉じていた目を少しだけ開けてこんな提案を述べる。 「おひるね・・・。」 「おひるねはゆっくりできるお!さっそくいっしょにおひるねするお!」 二匹は互いに体を寄り合わせて、自分の体を相手にくっつける。 今までどのゆっくりにも触ったことがなかったもこうには、それだけでいつもと違い楽しめた。 暖かい昼だということもあり、二匹はすぐに寝息をたてはじめる。 「もうくらくなっちゃってるお!もこうはおうちにかえるけど、てるよはどうするお?」 「てるよもかえる・・・。」 そう言ってもそもそと動き始めるてるよ。これだけでもおそらくゆっくりを研究する者には垂涎であろう。 てるよが見えなくなるまでもこうはその場に留まっており、見えなくなると慌てて自分の家に帰って行った。 初めての他ゆんにその日のもこうは興奮して中々寝付けないでいた。 ある所に一匹のゆっくりもこうがいました そのもこうには優しいおかあさんはいませんがお友達がいます だからもこうはいつも嬉しい気持ちです これからももこうはきっと嬉しい気持ちで生きるでしょう あれからもこうは毎日広場に行っている。 今までいなかった友達が出来たので、食事を持って行き毎日てるよと一緒だ。 味気ない雑草でもいつもよりもこうは美味しく感じている。 「きょうのごはんはめずらしいきのみさんだお!てるよいっしょにたべるお!」 「おいしい・・・。」 さっそく持ってきた木の実を仲良く食べる二匹。 食事が終わればいつもどうりにお昼寝を始める。こんな生活が最近の二匹の暮らしだ。 刺激はない生活であるが、もこうはこの生活を気に入っている。 昼寝が終わるころには日が暮れてもこうとてるよは自分の家へと帰っていく。 「それじゃあてるよ、またあしたなんだお!」 「じゃあね・・・。」 ゆっくりと家に帰る前に、もこうは明日のご飯を探すために暗い夜の中走りまわる。 これが普通なら捕食種に捕まえられる恐れがあるが、ここにはもこう以外のゆっくりがほとんどいない。 そのため餌も豊富にあり、もこうはてるよの分も餌を採ることが出来るのだ。 「これはあまいきのみさんだお!これならてるよもきっとよろこんでくれるお!」 口いっぱいに野イチゴを詰め込んで、もこうは自分の家へと帰ろうとする。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていくお!!!」 そんなもこうに声をかけるゆっくりがいた。これまで見ることがなかったゆっくりまりさである。 挨拶をした後に、まりさは顔を歪めてもこうにこんなことを言う。 「そののいちごさんをまりさにわたすんだぜ!わたさないとひどいめにあうんだぜ!」 「いやだお!これはてるよのためにとったんだお!」 堂々ともこうから野イチゴを寄こせと言うまりさに、もこうははっきりと断る。 しかしその答えにまりさはにやりと笑う。 「くちでいってもわからないゆっくりには、じつりょくこうしなんだぜえええええ!」 帽子から木の枝を取り出しもこうを突き刺そうとするまりさ。 しかしもこうはあっさりとまりさを避けると、逆にまりさに体当たりをする。 「ゆびょ!なにをするんだぜ!まりさにさからうなんてとんでもないゲスなんだぜ!」 「ゲスはそっちだお!てるよのごはんさんをとろうとするゆっくりはヴォルケイノするお!」 口の中からいったん野イチゴを吐き出すと、もこうはまりさに向けて炎を吐き出す。 まりさはあっという間に火だるまとなった。 「あぢゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!まりさのいだいなからだがやけちゃうううううううううう!」 「はんせいするんだお!ずっとゆっくりはさせないから、もうこんなことはしちゃだめなんだお!」 もこうがそう言うと、今までまりさを包んでいた炎が消えた。 全身をこんがりと焼かれたまりさは痛む体を引きずりながら何処かへ消えていく。 ゲスまりさを撃退したもこうは家へと帰り、てるよを会うのは楽しみにすぐに眠りについた。 「もこう・・・、きょうはだいじなおはなしがあるよ・・・。」 「なんなんだおてるよ?てるよからおはなしするなんてめずらしいお!」 いつものように食事をして昼寝を終えた後、帰ろうとするもこうにてるよが話しかける。 いつもより遅くまで昼寝をしていたため、空には綺麗な満月が浮かんでいる。 「てるよはおつきさまにかえらないといけない・・・、かえるにはもこうのたすけがいる・・・。」 「もこうはてるよのためならなんだってするお!それでもこうはなにをすればいいんだお?」 てるよの手伝いが出来ると思い、もこうは大喜びだ。 そんなもこうを見て、てるよは申し訳なさそうに言う。 「てるよをヴォルケイノしてほしい・・・。」 「だめだお!ヴォルケイノしちゃったら、てるよがずっとゆっくりしちゃうお!」 予想していなかったてるよの言葉に、もこうは体を跳ねさせてそれに反対する。 だがてるよはもこうに強く自身を燃やしてほしいとお願いする。 「てるよはもこうにあったら、ヴォルケイノでおつきさまにとどけてもらうことがいちばんうれしい。 もこうはいやかもしれないけど、てるよのいちどだけのおねだいからきいて。」 いつもの気だるそうな物言いではなく、はっきりとそう告げるてるよにもこうは涙目だ。 せっかく会えた友達なのに、どうして燃やさないといけないのか分からないがそれがてるよのお願いなのだ。 もこうはゆっくりと口を開く。 「ありがとうもこう。てるよがおつきさまにとどいたら、てるよのからだをたべてね。」 「わかったお!てるよはずっともこうといっしょなんだお!」 その言葉を最後に、もこうはてるよに向けて炎を吐き出す。 火だるまとなるてるよだが、その顔はとてもゆっくりしていた。 てるよの体がすべて燃え尽きると、もこうは涙ぐみながらてるよであった灰を食べつくし家へと帰った。 「もこうの体が大きくなってる。きっとてるよからのプレゼントなのかな・・・。」 ある日もこうが目を覚ますと、自分が胴付きとなっていることに気づいた。 だがもこうは喜ぶこともなく、楽しかったてるよとの生活を思い出し少し泣く。 そんな悲しい気分の時、もこうは家の外が騒がしいことに気づいた。 「ここだよ!まりさをもやしたゲスゆっくりがいるのは!」 「ひどいゲスだね!あんなにゆっくりしていたまりさにひどいことするなんて!」 「そんないなかもののゆっくりは、ありすたちがせいっさいしましょう!」 「わかるよー、ゲスはせいっさいされなきゃだめなんだねー。」 「むきゅ!これだけのゆっくりがいるなら、きっとらくしょうよ!」 煩いと思ったもこうが外に出ると、以前野イチゴを奪おうとしたゲスまりさが仲間を連れてやってきている。 まりさはもこうを見ると、顔を膨らませて自信満々にもこうに告げる。 「これからまりさをもやしたゆっくりをせいっさいするよ!」 「ゆゆ~ん♪まりさかっこいいよー。さすがれいむのおむこさんだね!」 「とってもとかいはねまりさ!まりさならきっといつかドスになれるわ!」 「まりさはまさにゆっくりのえいゆうなんだねー。わかるよー。」 「まりさのかりすまとぱちゅのいだいなちえがあわされば、まさにかんっぺきよ!」 どうやらこのまりさはどれ程の規模かは分からないが、群れの長らしい。 ゲスかもしれないがそれなりに有能ではあるらしく、集まっているゆっくりは全員がまりさに従っている。 「あの時のまりさか・・・。もこうはもう一人でゆっくりしたいんだよ。ほっておいてね。」 他ゆんと関わることが煩わしいのか、もこうは嫌そうにまりさ達にそう言う。 だがそんなことにお構いなく、まりさが連れてきたゆっくりは一斉にもこうに襲い掛かった。 「「「「ゲスなゆっくりはゆっくりしないでしねええええええええええ!!!」」」 自分が飛びかかってきたゆっくりを、もこうはつまらなさそうにいちべつする。 ゆっくりと息を吸い込み飛びかかってきたゆっくりに大きく息を吐きだした。 「フジヤマ・ヴォルケイノ!」 あっという間に火だるまとなるゆっくり達。以前にまりさに吐いた炎よりも熱く、そして加減を一切行っていないものだった。 「あぢゅいいいいいいいいいいいいい!」 「あでぃずのとかいはなかおがああああああああああああああああ!」 「あついよおおおおおおおおお!らんしゃまたすけてねえええええええええ!」 必死に火を消そうと転がるゆっくりだが、その火は決して消えることがなかった。 体がじわじわと焼け続ける中で、もこうを襲おうとしたゆっくり達は全員黒こげになる。 「ゆわあああああああああ!まりさのれいむがあああああああああ!」 「むぎゅううううううう!ここはいちどにげるわよまりさ!」 頼みであった仲間と番であったゆっくりの死に驚くまりさと、冷静に逃げるように忠告するぱちゅりー。 だがそんな二匹は逃げることが出来なかった。 「どぼぢでまりさのからだがもえてるのおおおおおおおおお!」 「ぱちゅのからだがあああああああああああああ!」 二匹もまたもこうの炎によって黒こげとなる。黒こげになったゆっくりだった物を冷たい目で見ると、 もこうはてるよと一緒に過ごした広場に久しぶりに行ってみることにした。 広場は無数のゆっくり達によって荒らされていた。 「ゆ?なんだかしらないゆっくりがいるよ。」 「きっとおさがいってたゲスゆっくりだぜ!」 「おさからにげてきたんだね!れいむたちがおさのかわりにせいっさいするよ!」 てるよとの思い出を汚された怒りで震えているもこうに、まりさの群れのゆっくりがせいっさいしようとする。 広場に怒号と悲鳴が響き渡る。 ある所に一匹の胴付きもこうがいました もこうからは優しいおかあさんも大切なお友達もいなくなってしまいました だからもこうはいつも荒んでいました これからももこうの心は荒んだまま生きるでしょう あれからもこうはてるよと一緒に過ごした場所を離れて、旅に出ることにした。 様々な場所に行きゲスや善良なゆっくりにかかわらず出会ったゆっくりを燃やす生活をしている。 ゆっくりを燃やしているときだけ、もこうはゆっくりすることが出来た。 今では人間が暮らしている街に段ボールで作った家を造り住んでいる。 「やべでね!れいむのおちびちゃんにひどいことしないでね!」 今日見つけた獲物は一匹のシングルマザーれいむだった。 比較的綺麗な体であり、最近捨てられた元飼いゆであろう。 もこうはれいむから赤まりさを取り上げると、手の中でゆっくりと赤まりさを燃やし始める。 「あぢゅいんだぢぇぇぇぇぇ!くじゅおやはゆっぎゅりしないでまりぢゃをたぢゅけろおおおおおおお!」 ゲス丸出しであり恐らくこの赤まりさのせいで親れいむは捨てられたのだろう。 そんなゲスであるがれいむには大切な子供であり、必死にもこうから我が子を助けようともこうに体をぶつける。 「はなしてあげてね!はやくしないとおちびちゃんがしんじゃうよ!」 「うるさいな・・・。せっかくゆっくりしてるのに邪魔しないでよ。」 鬱陶しそうにれいむを見ると、もこうはれいむのお飾りに少しだけ火を吹く。 「れいむのおりぼんがもえちゃう!?ひさんはゆっくりしないできえてね!」 「そんなことよりまりちゃをたちゅけろおおおおおおおおおお!」 命と同じぐらいに大事なリボンを守ろうと、あっさりもこうの体から離れて火を消そうとするれいむ。 そんなれいむを罵倒する赤まりさだったが、その声は段々と小さくなっていく。 「もっぢょ・・・ゆっきゅりしちゃっかった・・・。」 「れいむのおりぼんがああああああああああああああ!」 我が子の最後の言葉も耳に入らず、れいむは燃え尽きてしまったお飾りを見ている。 そんなれいむを見てもこうは可笑しそうに腹を抱える。 「あははは!すっごく面白かったよ!じゃあれいむにはもう用はないよ。」 そう言ってれいむに全力で炎を吐くもこう。れいむは絶叫を上げ続けあっという間に黒こげの饅頭になった。 「そこまでだよ!お前が最近ゆっくりを燃やす悪いゆっくりだね!うにゅほがせいっばいするよ!」 楽しい気分を壊されたもこうが後ろを振り向くと、そこには胴付きのゆっくりうつほがいた。 最近野良ゆっくりが燃やされることから、飼いゆにも被害が出るかもしれないと加工所が情報提供を求めたのだ。 ある程度の情報には金一封が出る為、飼い主のために犯人を探す飼いゆの一匹がこのうつほだ。 「もこうはただゆっくりしたいだけだよ。もこうのゆっくりを邪魔しないでね。」 「そうはいかないよ!一人で火さんを使うのは悪いことだから、うにゅほがお兄さんに代わっておしおきするよ!」 そんなうつほをもこうは馬鹿を見るような目でみる。飼いゆに危害を加えることはしたくないが、 こいつは少し痛めつけないと分からないだろうと考える。 「お前もちょっとだけ燃やしてやるよ!」 うつほに向けて炎を吐き出すもこうは、体を火に包まれて驚くうつほを思い浮かべて笑みを浮かべる。 だがうつほはもこうが想像していたよりも驚きの行動に出た。 「なんの!これぐらいの火じゃうにゅほは止められないよ!うにゅほに後退はないのだあ!」 炎に包まれながらもうつほはもこうに近づこうと歩を進め続ける。 今までこんなゆっくりを見たことがなかったもこうは驚いて棒立ちになる。 「くらえ!うにゅほ十字鳳!」 火に燃やされながら腕を広げてもこうに体当たりをするうつほ。まともに体当たりを受けてもこうは地面に倒れこむ。 茫然とするもこうに、うつほは大仰に言葉を放つ。 「どう!?今降参するならうにゅほも人間さんも許してくれるよ。」 そんな言葉をもこうはまったく聞いていなかった。ゆっくりと立ち上がるとうつほを睨みつける。 今まで大した痛みを受けたことがなかったこともあり、初めての痛みとなった原因であるうつほに怒りを覚える。 「よくもやったな!さっきの手加減したけど、もう手加減なんてしないぞ!」 怒りを込めた拳をうつほの顔に叩きこむもこう。炎では効き目がないと思い、素手での攻撃を行うことにしたのだ。 殴られたうつほは、一瞬顔をゆがめるがすぐに不敵な笑みになる。 「中々やるね!でもお兄さんに鍛えられたうにゅほはこんなんじゃやられないよ!」 同じようにもこうを殴り返すうつほ。それに対してもこうもまた殴り返す。 しばらくお互いを殴りあう音が二匹以外誰もいない路地裏で鳴り響いていく。 「「ゆぎゅ!」」 お互いが放った一撃が同時に両者の顔にヒットする。 ちょうどクロスカウンターのような形となり、お互い地面に倒れこんでしまう。 「なんでお前はもこうの邪魔するんだよ、もこうはゆっくりしたいだけなのに・・・。」 そういって悔しそうに倒れたもこうが、立ち上がったうつほに言う。 それに対してうつほは少し考え込んでからもこうに答えた。 「誰だってゆっくりはしたいよ!でも周りに迷惑をかけるかもしれないことをしちゃ駄目って、 お兄さんや学校さんで教えてもらったからもこうを止めたんだよ!」 もこうはそれを聞いてまた悔しそうに顔をゆがめる。 「そんなこともこうは知らないよ!もこうには教えてくれるおかあさんもお友達もいないんだから!」 「うにゅ?もこうにはお友達がいないの?」 それを聞いたうつほはもこうのことを可哀想だと思った。 もし自分に優しいお兄さんやお友達がいなければきっと寂しいと思ったからだ。 「じゃあうにゅほがもこうのお友達になるよ!そうすればもこうに色々教えてあげることができるよ!」 何の躊躇いもなくうつほがそう言うが、もこうはてるよのことを思い出し激怒する。 自分の友達はてるよだけなんだと。 「誰がお前なんかと友達になるか!もこうはずっと一人で生きるんだよ!」 「うにゅ・・・。」 良かれと思って言ったことだったが、もこうの怒声に驚いてしまう。 何とか立ち上がろうとするもこうの前に、一人の男が現れた。 「ここにいたかうにゅほよ!この俺の断りなく家を出るとはどういうことだ!」 「うにゅ!?お兄さん!」 現れたのはうつほの飼い主であるお兄さんだった。少し汗ばんでいるのはうつほを探し回っていたからだ。 素早くうつほに近づくと、お兄さんはうつほの頭に手加減して手刀を打ち付ける。 「勝手に外に出歩くでない!只でさえ野良ゆっくりが燃やされて危ないだけでなく、 マスクを被ったHENTAIがいるらしいのだから!」 「ゆわーん!お兄さんごめんなさい!!」 口は尊大だがうつほのことを心配していたようであり、叩かれたうつほも反省している。 うつほを叱り終えると、お兄さんはふらふらと立ち上がったもこうに気づく。 「何だこのゆっくりは?」 「もこうはうにゅほのお友達だよ!」 「誰が友達だ!勝手に友達にするんじゃない!」 三者三様の言葉が路地裏に響く。弱っているもこうはやってきたお兄さんはただ睨み続けている。 そんなもこうをお兄さんは面白そうに見ながら、うつほから何があったのかを聞く。 「ほう・・・、中々骨のあるゆっくりではないか。気に入った! うにゅほの強敵(とも)ならば、この俺の家で飼ってやろうではないか!」 「いいのお兄さん!?」 思いがけないお兄さんの言葉に、うつほは嬉しそうに目を光らせる。 勝手に飼われそうになるもこうは、普通の野良ゆであれば喜ぶところだが逆にお兄さんに食って掛かった。 「勝手に話を進めるんじゃない!もこうは人間に飼われようなんて思わないよ!」 「フハハハ!!遠慮するでないもこうよ!帝王は例えゆっくりであろうと、配下を保護するのが勤めよ!」 強引に話をまとめようとするお兄さん。さっそく持ってきたオレンジジュースで手際よくもこうの怪我を治療すると、 もこうを抱えあげる。 「離せ!もこうは一人で生きるんだ!」 「虚しいことを言うでないもこうよ!この俺も一度はそんなことを考えてゆ虐をしていたが、 ある一匹のゆっくりによってそんな愚かな考えを改めたのだ!」 「お兄さんは優しいよ!それにお兄さんに教えてもらえば、きっともこうも強くなれるよ!」 そうして半ば無理やりもこうを家へと連れて帰るお兄さんだった。 ある所に一匹の胴付きもこうがいました もこうにはちょっと変ですが優しいお兄さんと大切なお友達がいます だからもこうはいつも幸せです これからももこうはきっと幸せに生きていくでしょう 今もこうのお飾りには銀バッジが付いている。あの後お兄さんの飼いゆとなりバッジ試験に受かったのだ。 最初はお兄さんに師事され強くなった後に逃げようとしたが、毎回お兄さんに見つかり逃げることが出来なかった。 「何処へ行こうというのだ!帝王からは逃げることはできぬ!」 そうしていつの間にかもこうは、そんな生活を楽しんでいることに気づいた。 バッジ試験にも受けることになったが、その性格の為中々金バッジを取ることは出来ないが。 「静かにしてねー。今日は皆に新しいお友達が増えます。」 うつほと一緒にゆっくりスクールに通うことになったもこうはそこで衝撃的な場面に出くわす。 教師役である愛でお兄さんの言葉の後に教室に入ってきたのは、胴付きのてるよであった。 「久しぶりねもこう。貴方がここにいるって聞いたからお兄さんに言って私もここに通うことにしたのよ。」 「てるよ!?お月さまに帰るって言ったじゃない!」 そのてるよは胴付きであったが、自分の最初の友達であるてるよだともこうはすぐに気づいた。 驚くもこうの顔をてるよは面白そうに眺めている。 「そうよ。お月さまに帰って、またここに戻ってきたのよ。貴方の生活も覗いていたけれど、面白かったわ。」 「この馬鹿てるよ!勝手に帰って勝手に戻ってくるなんて自分勝手すぎるぞ!」 すぐにてるよに飛びかかるもこう。馬乗りになってぽかぽかとてるよの頭を叩く。 「やめなさいもこうちゃん!そんなに喧嘩ばかりしちゃ駄目です!」 教師役である愛でお兄さんは慌ててもこうを引きはがしにかかる。 もこうとてるよの顔はどこか泣き笑いのようであった。 おまけ お師さん・・・もう一度ぬくもりを・・・ 「よし、今日はこれまで!」 「「お兄さんありがとうございました!!!」 「うむ!ではいつもどうりに俺の愛の抱擁を与えよう!」 「お兄さん・・・、やっぱり裸にならないと駄目なの?」 「うにゅほはこれ大好きだよ!お兄さんの大きな体と、温かい体に抱きつかれるとうにゅほ気持ちいいもん!」 「そうだぞもこう!これは俺がまだ虐待お兄さんであったころに、心の師であるゆっくりにされた由緒ある抱擁なのだ!」 「でも体を擦りつけなくても・・・。」 「厳しい修行の後のマッサージだ!さぁ早く服を脱げ!うにゅほはもう服を脱いでいるぞ!」 いつものお兄さんの体術の訓練の後のこれだけは、もこうは嫌であった。 なんだか体がむずむずするし、何よりお兄さんの股間に何か固いものがあるからだ。 このことを友達のてるよに相談したところ、食べていたお弁当を吹きかけられて酷い目にあったがてるよからある説明を受けた。 ゆっくりスクールから帰った後、もこうは無言でお兄さんを燃やした。 後書き HENTAIあき完全復活ッッッ! 風邪も治って本調子になったので、希少種胴付きシリーズも順調です。 本当に最近はゆうかわさんや他のSS作家さんの胴付き愛で物を見て自分も負けない様に日々精進しております。 今回は以前に書いた「ゆっくりの寿命」のコメントにあったもこうとてるよを掘り下げて書いてみました。 補足すると、てるよはもこうに燃やされて胴付きへの転生、もこうはてるよの灰を食べて胴付きになると考えました。 転生中のてるよは「違うありす」のように、一時的に幽霊のような状態でもこうのことを見ていました。 今回出てきたお兄さんは皆さん分かっているかもしれませんが、自分も大好きな北斗のあの御方です。 タイトルが被っていたので変更した、「特異体質を持つ愛でおにいさん」でびゃくれんさんにTUGUNAIされた お兄さんと同一人物です。あの後ゆっくりショップに向かい、数多くいたお兄さんを血祭りにあげて見事にうつほをGETしました。 ポールあきさんネタ被りしてしまいごめんなさい。ゲスもこうというイラストを参考にさせてもらったブーンあきさんもすみません。 長々と後書きが書きながら次回はえーりんのSSでも書こうかなと思うHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに ふたば系ゆっくりいじめ 1216 特異体質を持つ愛でお兄さん ふたば系ゆっくりいじめ 1233 新月の夜に ふたば系ゆっくりいじめ 1247 しっかりゆっくりとうっかりゆっくり