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尼名駅 (あまなえき) とは、姫宮県尾畠市にある、姫宮鉄道姫宮線の駅である。駅番号はHM 07。 歴史 1961年 (昭和36年) 4月 姫宮線の開通と同時に開業。 2010年 (平成22年) 4月 ICカード「Himeca」の利用を開始。 2024年 (令和6年) 4月 姫宮線運行管理システムを導入。 駅構造 島式ホーム1面2線を有する地上駅。 ひめみやステーションサービスの職員が業務を担当する業務委託駅で、尾畠駅が当駅を管理している。 番線 路線 方向 行先 1 HM 姫宮線 上り 反宜志方面 2 HM 姫宮線 下り 尾畠・姫宮・我部宮方面 隣の駅 HM 姫宮鉄道姫宮線 ■ 新快速・■ 快速 通過 ■ 区間快速・■ 普通 縄手町駅 (HM 06) -尼名駅 (HM 07) - 尾畠駅 (HM 08)
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愛野原駅 (めのはらえき) とは、姫宮県姫宮市にある、姫宮鉄道姫宮線の駅である。駅番号はHM 14。 歴史 1961年 (昭和36年) 4月 姫宮線の開通と同時に開業。 2010年 (平成22年) 4月 ICカード「Himeca」の利用を開始。 2024年 (令和6年) 4月 姫宮線運行管理システムの運用を開始。 駅構造 相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅の南北を結ぶ簡便な橋上駅舎を備える。 ひめみやステーションサービスの職員が業務を担当する業務委託駅で、我部宮駅が当駅を管理している。 番線 路線 方向 行先 1 HM 姫宮線 上り 我部宮・姫宮・尾畠方面 2 HM 姫宮線 下り 網川口・大倉町方面 隣の駅 HM 姫宮鉄道姫宮線 ■ 新快速・■ 快速・■ 区間快速 通過 ■ 普通 我部宮駅 (HM 13) -愛野原駅 (HM 14) - 小畑町駅 (HM 15)
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「私の話を・・・・・・」 「うるさい化け物!怪人!」 なんとも奇妙な光景である。 神父がツインテールの少女に対して説得を持ちかけてるではないか。 神父は血まみれの聖衣を纏い、ツインテールの少女よりも一回りも小さい少女の遺体を背にしている。 こんな人間がいれば誰だって危険人物だと思うであろう、むしろまともに話を聞くほうが異常だ。 神父を異常者だと認識した少女は拳銃に弾を補給しつつも神父に撃ち続けている。 だが何故か神父は頭に何度の撃ち込まれても絶命することはなく、撃たれたところから弾が飛び出て傷が塞がっていく。 「貴様が少女の死体を持ち歩く悪党だな!」 かたや説得、かたや攻撃を繰り返していた二人の間に第三者が乱入してきたのだ。 その男は全身の黒と緑のスーツで包み、頭を昆虫のような仮面で覆って高らかに叫んだ。 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!」 「また面倒なやつがきたよ・・・・・・」 姉さま、どうやら私はここまでのようです。 神父、いや神父の体を借りた少女、南千秋は完全に生きることを放棄したのだ。 『そのとき、不思議なことが起こった』 「うお!?キングストーンが!」 「なんなの!?」 「なんだってんだバカやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!(CV若本)」 「うおっ、まぶしっ!」 RXから放たれた光、キングストーンフラッシュが辺りを包み込んだのだ。 光が消えた直後、少女の甲高い声が響いた。 「戻った!?戻ったぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」 「おや神の子千秋、これはどういう状況ですか?」 「え!? あんた死んだはずじゃあ・・・・・・」 少女の遺体は命の息吹を取り戻し、否、本来の肉体の主である魂が戻ったのだ。 肉体はキングストーンの力で再生している。 なお、神父の方は肉体は健康、魂はそこらを彷徨っていたため復活した。 ツインテールの少女、遠坂凛はその状況にただ驚いているばかりだったのだ。 「ほっほっほ、面白いことになっているみたいですねぇ」 「誰だっ!?」 第三者、いや第四者と呼んでもよいか、突然現れたローブの男に真っ先に反応したのは南光太郎こと仮面ライダーBLACKRXだった。 男の不気味な笑みに思わず少女達は顔をしかめ、神父は鉄パイプを構える。 「私はゲマと申します。 さて死んでもらいましょうかね」 「きぃさまぁ!まさかゲームに乗っているのかぁ!」 ローブの男、ゲマは部下達の戦いの観戦に飽きたので散歩と称して参加者を殺し回ったのだ。 当然そんなゲマを神父とRXは許すわけもなく、ゲマの元へ向かっていった。 だが神父の襟が何者かにより掴まれてしまい、RXだけがゲマのいる方向へ駆けていった。 「何をするのです! 私は今からあのマーダーを塵に変え・・・・・・」 「それよりもまず事情を説明してもらえるかしら?」 「喰らえ、リボルケイン!」 RXは光の杖、リボルケインで眼前のゲマに突きを出す。 だが余裕の笑みを浮かべながらもゲマは軽やかに交わし、呪文の詠唱を始めた。 そして中断させようとするRXのリボルケインを全て紙一重で避け、彼から少し離れた場所で呪文の詠唱を完成させた。 「ほっほっほ、まずはこて試しといきますよ」 ゲマの笑い声とともに、彼の手の平から大火球が放たれる。 辺りの空気を熱で焦がしながらRXに迫るメラゾーマであったが、RXは自ら火球の中に飛び込んだのだ。 「炎の王子、RX・ロボライダー!」 火球の中から出てきたのは仮面ライダーRXではなかった。 黒金のようなボディに、灼熱の涙を流したかのようなラインが入った仮面をつけている。 かつては悪の犠牲となった少女のために流した涙であったようにロボライダーはまた泣いているのだろう。 繰り返される殺し合いに罪が無い命が数え切れないほど弄ばされ、そしてそれは今も続いている。 「耐えましたか・・・・・・ですがそれだけですね、ほっほっほ」 ロボライダーは不快な笑い声をあげるゲマに対してボルテックシューターを何度も打ち続けた。 だがゲマはそれらは全てかわし、効かないとわかっているのにメラゾーマをロボライダーに向かって放つ。 不気味な笑みはそれだけでロボライダーの怒りを仰ぎ、同時に彼の判断力を奪う。 冷静な思考を失ったボルテックシューターの銃弾はゲマの体を捉えることができずに、付近の住宅や壁に次々と当たっては消えていった。 そしてゲマは、そんなロボライダーを嘲笑うかのように、いや嘲笑いながら夜の街中へ消えていった。 許せなかった。 命を奪うことを愉しむ殺人者を。 ゲマという悪を。 「うおおおおおおお!!!変身っ!」 南光太郎の怒りのボルテージが頂点に達し、彼の強い意志に合わせて黒の装甲は変化をはじめ、 海のような青を基調としたボディへと変化したのだ。 「怒りの王子、RX・バイオライダー!」 バイオライダーと名乗った青い仮面ライダーはゲマが逃げた街中へ追いかけていった。 機械のようなロボライダーの動作とは打って変わって、野生動物のような俊敏な動きで暗闇の街中を駆けていく。 すると、夜にも関わらず突然明かりがともった。 「なんだと!? くっ・・・・・・」 人間大の火球がバイオライダーの前に現れたのだ。 思わず横にステップをしてそれを避けるが、一息つく暇もなく幾多の火球が出てくる。 「ゲマめ!なんて小癪な手を使うんだ!」 火球を次々を避けるがこれでは埒が明かない。 一発避けてもすぐ後ろから次の火球が迫ってくるのだ。 これだけの熱量を持った火球、一発でも当たれば熱に弱いバイオライダーでは危ない。 だが、いちいちロボライダーに変身していてはこのままゲマを取り逃がしてしまうだろう。 「許さんぞ! 貴様は必ず俺が倒す!」 だから南光太郎は怯むことはなかった。 バイオライダー特有の能力によって自らの肉体を液状化して、そのまま火球の群れに飛び込んだのだ。 バイオライダーは己の防御力の低さをこのゲル化の能力によって無効化することで補っているのだ。 されど水は沸点を超えたら蒸発をはじめ、空気中に分解されていく。 それはバイオライダーとて例外ではないのだ、大量の火球で熱された空気がバイオライダーの体を蝕み続ける。 だが南光太郎はそんなことを二の次とし、火球と火球の間に生まれる隙間を潜った。 ゲル化したバイオライダーはスライムのように跳ね回り、 次々と襲い掛かる火球を潜り抜けて最短ルートで火球の発射元へ向かっていく。 そしてついに一つの人影を見つけた。 ローブを纏ったその男は呪文を詠唱し続けて大量の火球を放ち続けている。 ここからでは顔はよく見えないが間違いない。 「ついに見つけたぞゲマ!」 正面からメラゾーマを連発しているので彼の背後に回りこんだと同時に ゲル化を解除して左腰付近から光を結晶化させたバイオブレードを取り出す。 「スパークカッター」 次の瞬間、バイオライダーはそのまま袈裟懸けに斬りかかった。 その動作僅か一刹那。 バイオブレードがゲマの肩を捉え、そのまま斜めに両断するかと思われたが 「解りやすいのですよ貴方は」 ゲマの体に刃が入ることはなかった。 彼は隼を象った柄の剣によってバイオブレードを弾いたのだ。 いくらなんでも反応が早すぎる。 いくらはやぶさの剣とはいえ、RXの何倍もの反射神経とスピードを誇るバイオライダーに反応することなどできないはずだ。 ましてやゲマは魔道士、どうみても白兵戦を行うようなタイプではない。 南光太郎は知る由もないが、ゲマがここまで行動速度が早いのにも理由がある。 彼の右腕につけられた金色の紋章が刻まれた緑の腕輪、ほしふるうでわと呼ばれるそれが魔道士の速度を限界まで高めていたのだ。 あまりにも予想外の出来事にバイオライダーの思考が一瞬鈍り、動きが止まる。 その隙をゲマが逃すはずもなく激しい炎をバイオライダーに吐きつけた。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 バイオライダーの肉体を炎が包み込み、融解を始めていく。 だが完全に形を失う前にバイオライダーの体が輝き、再び変化を起こし始めた。 「ロボパンチ!」 ロボライダーへと戻ったRXは自らの体を包む炎を吸収し、ゲマに向かってパンチを放ったのだ。 しかしそれはあっさりとかわされてしまう。 「だからその形態は鈍間で追いつけないんですよ、ほっほっほ」 耳障りな笑い声を発しながらロボライダーを誘うかのように街中へと消えていく。 夜の暗闇へと消えていったゲマに対してその場で立ち尽くしていた南光太郎は考えていた。 (ロボライダーでなければやつの炎に耐え切ることはできない) 熱に対して完全な耐性を持つロボライダーならばメラゾーマの中を突き進み、激しい炎を潜り抜けることは可能だが、それだけでは足りない。 (ボルテックシューターもロボパンチも避けられてしまう・・・・・・これでは拉致が空かない!) ロボライダーの機動力ではロボパンチが当たる範囲まで近づくことすらできないだろう。 ゲマは元々遠距離から攻める魔道士なのだ。 わざわざ自分の苦手な距離まで近づけるのを許してほど甘くはない。 となるとボルテックシューターに頼るしかなくなるのだが、これも無駄だということがさっきの戦闘で説明できている。 当たるまで撃ち続けていては、自分との戦いに飽きたゲマが逃げ出してしまうこともあるのだ。 それだけは阻止しなければならない。 (やつの懐に飛び込むにはバイオライダーでなければいけない、だがあの炎はバイオライダーでは耐え切れない) 近距離戦に持ち込むにはバイオライダーの機動力が必要だ。 しかしそのままでは激しい炎によって蒸発してしまう。 だからゲマの懐でロボライダーになる必要があるのだが、それは駄目だった。 (となると・・・・・・) ゲマの目に映ったのはやはりバイオライダーだった。 先ほどと同じように肉体をゲル化させて跳ね回り、俊敏な動きで自分に近づいてくる。 そして眼前で人型に戻り、バイオブレードを振りかぶる。 「馬鹿の一つ覚えですか・・・・・・失礼、そうするしかないのですよね貴方は」 目の前でスパークカッターを放つバイオライダーに冷笑し、再びはやぶさの剣改を構える。 さらに鈍重なロボライダーに変身することも想定して激しい炎を吐きかける。 ロボパンチならばすでに見切ったので、姿を確認してからでも動くのは遅くないだろう、圧倒的な機動力の差、それがゲマに慢心を生み出した原因であった。 (なんですとっ!?) 彼の目の前に移ったのはロボライダーへと変身した南光太郎ではなく、仮面ライダーBLACKRXだった。 青い体躯は緑と黒に変化しており、構えていたバイオブレードも光輝く杖、リボルケインとなっている。 バイオライダーほどではないがそれなりの機動力を持つRXの反応は早く、ロボパンチを想定していたゲマは対応に遅れてしまう。 (ちぃっ!) 回避行動に移る暇もなく、咄嗟にリボルケインをはやぶさの剣で薙ぎ払おうとする。 が、力負けしてしまい、はやぶさの剣は圧し折られてしまう。 回避を諦めたゲマは自らの右腕を前に出した。 結果、リボルケインはゲマの右腕を貫くだけに終わり、彼は致命傷を避けることに成功したのだ。 だがRXの追撃は終わらない。 激しい炎に身を包まれ、緑の体が焦がされていく中、リボルケインが刺さっていない左腕を右手で掴んだのだ。 (まさか・・・・・・) 「もう逃げられないぞ! 変身!」 掛け声の瞬間炎の中からまぶしい光が放たれ、RXはロボライダーへとなったのだ。 ロボライダーは肉体を包んでいた炎を全て吸収し、空いた左腕で渾身の力を込めたロボパンチをゲマに放った。 鋼鉄の拳は確実にゲマの心臓を捉え、貫くだろう。 ロボライダーはこの瞬間己の勝利を確信したのだ。 だから想像できなかったのかもしれない。 文字通り身を削り、絶体絶命の危機を脱するということを。 「やってくれましたね・・・・・・メラゾーマ」 「なっ!? こいつ自分の腕を!」 ゲマはメラゾーマをロボライダーにではなく、ロボライダーに拘束されている左腕に向けて放ったのだ。 結果、彼の左腕は完全に燃やし尽くされ、使い物にならなくなったそれを引きちぎり、紙一重でロボパンチをかわす。 拳は空しく空を切り、拳圧でゲマのローブが揺れる。 仮面の奥で南光太郎は顔をしかめ、片腕を失ってもなお笑みを崩さないゲマが離れていくことを確認した。 「逃がさん!」 すかさずボルテックシューターを取り出し、ゲマに向けて発射するが先ほどのように全て避けられる。 「戦略的撤退と呼んでください。 さっき貴方と一緒にいた御婦人方にも興味が湧きましてね、ほっほっほ」 ゲマの言葉を聞き、はっとする南光太郎。 そういえばキングストーンフラッシュを浴びた瞬間死んだと思われる少女が生き返って泣きながら一人の女性に何かを話していた気がする。 強面の神父もいたから大丈夫だとは思ったが、片腕を失ったとはいえゲマの力は強大だ。 素早い動きで翻弄しつつ大量の火球を展開していく彼の厄介さは戦った自分が一番知っている。 「女の子達を襲うとは許せんっ! 変身!」 ロボライダーはバイオライダーへと変身し、ゲル化してゲマを追いかける。 それがゲマの狙いだった。 ゲマの懐に飛び込んだバイオライダーが突如、動きが止まる。 ゲル化したままのバイオライダーは人型を象る前に停止してしまったのだ。 (く!?なんだこれは!?) 彼の動きを縛るのはゲマのやけつくいき。 炎の代わりにゲマの口から放たれた息はバイオライダーの神経、細胞を麻痺させてしまった。 バイオライダーは自らの治癒能力で体内の麻痺を取り除こうとするがもう遅い。 一瞬で回復してロボライダーへと変身するはずだったが、その一瞬が命取りとなった。 「随分手こずらせてくれましたがそれもここで終わりです、メラゾーマ!」 息とともにバイオライダーの頭上から灼熱の大火球が現れ、バイオライダーを包み込んだのだ。 完全に人型へとなっていないためRXに戻ることすらできないゲル状のバイオライダーが炎に包まれる。 熱によりバイオライダーの体は溶けて蒸発しては空気中に消えていく。 「くだらない正義のために先走るからこうなるのですよ、ほっほっほっほ!」 ゲマの高笑いが響いた時には、すでにバイオライダーの体積は半分以上消えてしまった。 (まだだ、まだ俺は負けていない!) だが南光太郎は諦めることはなかった。 例え太陽がなくても彼の正義は、闘志は無限に燃え続ける。 最後の力を振り絞ってゲル化している体を人型へと変える。 「悪あがきですか、みっともないですねぇ」 半身、いやむしろ体のほとんどが欠損して辛うじて顔と左腕が見えるバイオライダーを見て、ゲマは愉快でならなかった。 いくら叩きのめしても闘志を失わないその男は、かつて自分が殺した伝説の勇者の祖父を思い出す。 あの男はRXのように化け物のような体力は持っていなかったのでここまで手こずることはなかった。 故に今どっかで二人の少女と戦っているであろう部下達程度で片付いたから左腕を失うこともなかった。 そんな男があの男のように、パパスのように無様な姿を晒しながら文字通り燃えている。 魔物よりもある意味魔物のような男だったのでまだ死んでいないがそれが余計に滑稽だ。 まあすぐに燃え尽きるだろう。 「な・・・・・・んですと・・・・・・?」 初めてゲマの顔から笑みが消える。 激しい胸の痛みに視線を下に移すと、バイオブレードが己の心臓を貫いていたのだ。 ゲマは侮りすぎていたのだ。 南光太郎の最後まで諦めない正義を、仮面ライダーBLACKRXの底力を。 「こっ、この私が・・・・・・げぐぁぁぁぁぁぁっ!!」 そしてゲマは苦痛に顔を歪ませ絶命する。 同時にバイオライダーの残された部分が燃やし尽くされ、光の粒子となって消えていく。 最後には刃を貫かれた光の教団の幹部、ゲマの死体が残されていた。 「遅かったか・・・・・・AMEN」 「悪いこと、しちゃったわね・・・・・・」 そこには和解した三人の男女が駆けつけていた。 倒れるゲマと相打ちになり、死んだであろうRXに対して黙祷をする神父と罰の悪い顔をする凛。 「・・・・・・でも悪いやつは倒されたみたいだし」 精一杯の慰めをする千秋。 「そうね・・・・・・彼のために私達も頑張りましょ」 「そうだな・・・・・・ぬぁらば!マーダーどもを、主催を、殲滅するのみ!」 そう意気込む神父達の前に一つの人影が現れた。 「オレは・・・・・・?」 「久しぶりに会ったなトウマ」 復讐フラグをぶち壊しにされた男の子っぽい少女がいたのだ。 【一日目・午後7時45分/ブラジル】 【遠坂凛@Fate/stay night】 [状態]健康、 [装備]拳銃 [道具]支給品一式他不明 [思考]基本 殺し合いを止めさせる 1 千秋、アンデルセンと行動 2 南光太郎には悪いことした。ごめん・・・・・・ 【南千秋@みなみけ】 [状態]:健康、マムクートの力は24時間行使不可 [装備]:手裏剣 [道具]:支給品一式 [思考]基本:積極的には殺し合いに乗らない。主催者を制裁する 1:戻った・・・・・・戻ったんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 2:凛とアンデルセンとともに行動する 3:もちろん姉さまも探す ※肉体が生き返ったばかりなので光龍(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン)にはなれません。 24時間経つまでは身体能力も一般人小学生です。 【アレクサンド・アンデルセン@ヘルシング】 [状態]:超若本、血まみれの神父服着用、傷は再生中 [装備]:金属バット、鉄パイプ [道具]:支給品一式 [思考]基本:主催とマーダーたちを一片の欠片も残さず殲滅する。 1:できればアーカードと決着をつけたい 2:光龍である千秋を守ろう、ついでに凛も守ろう 3:テーマソング『天罰のアンデルセン伝説(仮名)』を創作することも忘れない ※スパイダーマン、雨蜘蛛、園長先生@クレヨンしんちゃんに殺人鬼だと誤解されてます。 もしかしたら他にも誤解されているかも知れません。 【南冬馬@みなみけ】 [状態]健康、少年物の服 [装備]チェーンソー、ワルサー [道具]食料一式、その他不明、トウマ(@スパロボ)のデイパック [思考]基本 殺し合いには乗らない 1 唖然 2 ゲマ死んだのか・・・・・・ 【ゲマ@ドラゴンクエスト5 死亡確認】 【南光太郎@仮面ライダーBLACK RX 死亡確認】 【シロ@クレヨンしんちゃん 死亡確認】 【スペランカー@スペランカー 死亡確認】 【襟立健吾@仮面ライダーキバ 死亡確認】 死因:散歩中のゲマにメラゾーマで焼殺 【ミヤモトムサシ@MUSASHI-GUN道- 死亡確認】 死因:キングストーンフラッシュで目をやられて転んで打ち所悪く死亡
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このページはこちらに移転しました 保守保守まん〇まんのテーマそんぐ 作詞/257スレ145 保守保守保ー守、保守保守保ー守、保守保守保守まん〇まん♪
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876 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/01(土) 21 04 10.61 ID ??? 今は絶滅危惧種になってしまった、プレイヤー登録型のオンセサイトに関する困報告です。 そこは妖魔夜行のサイトで、登録の際には自分の使うキャラクターを登録するルールになっていました。 その頃、妖魔夜行が好きだった自分は、友人の紹介を受けてそこに登録させてもらうことにしました。 登録のために送ったキャラクターは、「元は人間だったが先祖が受けた祟りによって妖怪化した女子高生」で、妖怪の外見は「小さな蜘蛛の群れ」というものでした。 しかしこのキャラクターを受けたサイトの管理人は「そんな変身を女子高生がしたら発狂するに決まっている。そんなキャラクターは認められない」と登録の許可を出してくれませんでした。 その後、ふつーの妖精とかの妖怪キャラを送ったたら登録許可は出ましたが、結局そこでは一度も遊びませんでした。 ウソみたいなホントの話です。 879 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/01(土) 21 09 12.62 ID ??? 876 これ、突っ込んだら負けだよな?(と言った時点で俺の負け確定だが では、次の片どうぞ 880 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/01(土) 21 10 27.44 ID ??? 876 心の狭い管理人だと思うがサイトのルールを決める人間には従えないなら行かなきゃいいだけじゃん 実プレイでの被害に至ってないしちょっと私怨っぽいな 881 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/01(土) 21 11 42.72 ID ??? まあ困だな。 それ以上の接触はないから詳細はわかんないけど。 報告乙。 884 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/01(土) 21 18 56.92 ID ??? 妖魔夜行は関係ないところだけど、雑談チチャットで管理人が没にした登録キャラを晒しこき下ろしてたサイトがあったなあ 885 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/01(土) 21 22 34.96 ID ??? 個人サイトだろうから仕方ないけど、管理人も自分の中の常識だかイメージだけで却下って言うのも問題っちゃ問題だな 報告者は結局そこで遊ばなかったみたいだし、合わなかったもの同士で問題起きずに良かったんじゃないかな 908 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/02(日) 00 40 10.30 ID ??? 876のサイトの管理人は公式NPC知らなかったってオチ? 909 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/02(日) 00 46 02.11 ID ??? 発狂するに”決まっている”と言い切るあたり、自分の価値観だけで言っているだけじゃないか? 912 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/02(日) 01 19 08.68 ID ??? 908 「蜘蛛女(女子高生)」と「無数の蜘蛛の群れ(女子高生)」はまた違うんじゃないか 915 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/02(日) 01 40 56.45 ID ??? 876 そういや今思い出したけど、群体の身体ってPC非推奨でなかったっけ…? スレ285
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てつどうの歌 ~鉄道唱歌/銀河鉄道999~ 発売日:2013年9月25日(水) 発売元:日本コロムビア 規格商品番号:COCP-38200 全20曲収録/65分06秒 収録楽曲 1.鉄道唱歌[東海道篇]新橋~浜松 2.汽車ぽっぽ 3.汽車 4.汽車ポッポ 5.新鉄道唱歌(伊勢路) 6.僕は特急の機関士で(東海道の巻) 7.僕は特急の機関士で(九州巡りの巻) 8.僕は特急の機関士で(東北巡りの巻) 9.僕は特急の機関士で(北海道巡りの巻) 10.ボクはお猿の機関士で(冗談鉄道唱歌・子供版) 11.修学旅行 12.鈍行夢列車 13.急行青森行き 14.夜行列車 15.寝台列車 16.特急列車通過 電気機関車けん引(寝台特急富士) 17.特急いっぱい! 18.かもつれっしゃのうた 19.新幹線でゴー!ゴ・ゴー! 20.銀河鉄道999(GALAXY EXPRESS 999)
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注意書きです。 1 駄文です。 2 希少種優遇です。 3 原初に近いゆっくりが登場します。 4 少し汚い表現があるかもしれません。 5 他の作者様の作品と似ている可能性があります。 それでもOKという方のみ、どうぞ。 「いまからここをれいむのおうちにするよ!」 それは、ある昼下がりの午後の出来事でした。 一匹の野良ゆっくりれいむが、人家の窓ガラスを石で割って侵入してきました。 家の中に入るなり、いきなりのお家宣言。 もし、この家に人間がいればすぐにでも飛び出してきて、れいむを潰すか追い出すかするでしょう。 しかし、肝心の家主は現在会社でデスクワークの真っ最中。この家には人間は誰一人いませんでした。 ……『人間』は、ですが。 「だれですか、あなたは!?」 その家には、家主の飼いゆっくりである、ゆっくりさなえがお留守番をしていました。 「ゆゆ!?なんでさなえがれいむのおうちにいるの!?さっさとでていってね!」 「なにをいってるんですか!ここはおにいさんとさなえのおうちですよ!」 「ここはれいむのおうちなのに、まったく、さなえはとんでもないゲスだね!おわびとして、おいしいごはんさんをよういしてね!」 ここまでの流れを見る限り、ある意味でテンプレとも言える展開になって来ました。 恐らく、さなえは大人しく食べ物を差し出すか、断るかの二択のどちらかを選択する……。 ……かに思われましたが。 「……ごはんさん?……どうして、ごはんさんをたべるんですか?」 「……ゆ?」 さなえの口から出たのは、従属でも拒否でも無く、本心からの疑問の言葉でした。 これは、ある『常識』的なゆっくりと、『非常識』的なゆっくりの物語です。 「そんなの常識ですよ?」 作者:ぺけぽん 「……ゆっ、ゆひゃひゃひゃひゃっ!!」 「なにがそんなにおかしいんですか?」 「さなえはほんとうにばかだね!ごはんさんをたべないとおなかがすいてゆっくりできないにきまってるでしょ!」 れいむはさなえの事を、頭が可哀想な馬鹿ゆっくりだと思いました。 「え?ごはんさんをたべなくても、おなかはすきませんよ?」 さなえのその言葉を聞くまでは。 「……はあぁぁぁぁっ!?なにいってるのぉぉぉぉっ!?ばかなの!?しぬの!?」 「どうしてそんなにおこっているんですか?」 「ごはんさんをたべないのにおなかがすかないわけないで「すきませんよ?」ゆっ!?」 れいむは一瞬固まってしまいました。……が。 「そ、そうだ!さなえはごはんさんじゃなくて、あまあまやじゅーすをたくさんたべたりのんだりしてるんだよ!」 ご飯では無く、お菓子やジュースを食べたり飲んだりしているからお腹が減らないんだ。 れいむはそう考えを切り替えました。 「たべてませんよ?」 さなえは即答でそう答えました。 「……は?」 「ごはんさんも、おかしも、じゅーすも、なーんにもたべたりのんだりしていません」 「……う、うそだあぁぁぁぁっ!!なにもたべなきゃしんじゃうでしょぉぉぉぉっ!!」 「なにもたべなくても、ゆっくりはしにませんよ?そんなの『じょうしき』じゃないですか」 「……え?」 今、何て言ったんだこいつは。 ご飯を食べなくても死なない? それが『常識』だと? 馬鹿な。そんな馬鹿な。 れいむは混乱していました。 もしさなえの言っている事が本当なら、さなえは何も食べないで生きている事になります。 ……そんな事は絶対にあり得ない。 「そ、そうだ!わかったよ!」 「なにがですか?」 「さなえはとんでもないうそつきだよ!れいむをだまそうだなんてそうはいかないよ!」 れいむはさなえが自分を騙そうと嘘を付いているのだと解釈しました。 「なにをいっているんですか?れいむさんは『ひじょうしき』なゆっくりですね」 「はぁぁぁぁっ!?なにをいってるんだおまえはぁぁぁぁっ!?」 ふざけるな。何でこんな嘘吐きのゲスゆっくりに『非常識』なんて言われなければいけないのだ。 「ふざけるなぁぁぁぁっ!?だったらおまえはうんうんやしーしーもしないのかぁぁぁぁっ!?」 「え?そんなのするわけないじゃないですか」 またもや即答でした。 「……もういい!もういいよぉぉぉぉっ!!おまえのもうっそうっにつきあってられないよぉぉぉぉっ!!」 れいむはそう言うなり、さなえに飛びかかりました。 これ以上さなえの妄想に付き合っていては埒が明かない。 すぐにでもこのゲスさなえを瞬殺してこの家を奪おう。 そう思うのと体が動いたのはほぼ同時でした。 「しねぇぇぇぇっ!!」 「きゃっ!」 れいむの体当たりがさなえの体に命中し、さなえは弾き飛ばされてしまいました。 「ゆへへへっ!!いいきみだね!」 今のは致命傷だ。これでゲスさなえも永遠にゆっくりしただろう。 そう思いながら、れいむが台所へ向かおうとした時です。 「う~ん……。びっくりしました……」 死んだと思ったはずのさなえがムクリと起き上がったのです。 しかも傷一つなく。 「……な、なんでしんでないのぉぉぉぉっ!?」 そんな馬鹿な。 確かにれいむの渾身の一撃は命中したはずだ。 それなのに。 「もう!びっくりするじゃないですか!」 「なんでぇぇぇぇっ!?なんでしぬどころかけがひとつしていないのぉぉぉぉっ!?」 「なにいってるんですか!ゆっくりはじゅみょういがいでは、ちょっとやそっとのことじゃしなないんですよ!」 「……は?」 その言葉にれいむは一瞬、餡子脳がフリーズしていました。 ……一体何を言っているんだこいつは。 ゆっくりは寿命以外では死なないだと? ……じゃあ、なんでまりさは死んだんだ? れいむは今までの出来事を思い出していました。 以前、このれいむには番であるまりさがいました。 れいむはまりさと共に路上で物乞いをして僅かながらの食べ物を貰い、その日暮らしをしていました。 れいむとまりさだけなら何とか生きていけたかもしれませんでした。 ですが、数日前にれいむとまりさは住処である人気のない路地裏の段ボールの中でつい『すっきりー』をしてしまいました。 結果、れいむの頭の上にれいむ種4匹、まりさ種1匹の計5匹の赤ゆっくりが実ってしまいました。 赤ゆ達がれいむの頭の上に実っている間は普段通りで良かったのですが、赤ゆ達が産まれると、状況は一変しました。 「こんにゃまじゅいごひゃんしゃんにゃんてたべりぇりゅわきぇにゃいでしょ!」 「れいみゅとあしょんでくれにゃいおやにゃんてしにぇ!」 「いきゅじほうきにゃの!?とんだゲチュおやだにぇ!」 産まれた赤ゆはかなりのゲスっぷりを発揮しました。 れいむとまりさは嘆きましたが、初めてできた自分の子供。そこは我慢して赤ゆ達を育てていました。 そうなると、このままでは食糧が足りず、一家は飢え死にしてしまいます。 れいむは段ボールの住処に残って子供達の世話をし、まりさは一生懸命物乞いをしていました。 ですがある日、いつも以上に貰える食糧が少なかったまりさは、とうとう人間に対し、キレてしまいました。 『このクズにんげん!まりさたちのどれいのくせになんでまりさたちをゆっくりさせないんだぜ!いっそのことしんだほうがいいのぜ!』 結局、まりさは人間に踏みつぶされてしまい、永遠にゆっくりしてしまいました。 そうなれば困るのはれいむと赤ゆ達です。 自分が物乞いに行けば、赤ゆっくりの世話をする者がいないのですから。 れいむは少ない餡子脳で、頭から湯気が出る位悩みました。 数時間後。れいむはある決断をしました。 れいむと赤ゆ達が生き残る道はただ一つ。 人間の家を奪って、そこでゆっくりする。 何とも浅はかな考えですが、れいむはそれを実行に移しました。 ギャーギャー騒ぐ赤ゆ達を段ボールハウスに残し、進入できそうな人家を探しました。 そして見つけたのが、人間が居なさそうな一軒の家でした。 そして現在に至ります。 「うそだうそだうそだあぁぁぁぁっ!!」 「きゃっ!やっ!」 れいむはそう叫びながらさなえにのしかかり、さなえの上で何度も跳ねました。 デタラメだ。 こいつの言っていることはデタラメだ。 死なないゆっくりなどいるものか。 そう思い、れいむはさなえを本気で殺そうと、何度も何度も跳ねました。 「やめてください!おもいですよ!」 ……やはりと言うべきか。 さなえは嫌がってはいるものの、とても死にそうな状態とは言えませんでした。 「ゆふぅ……、ゆふぅ……、ゆふぅ……」 「どいてください!れいむさん!」 さなえは何とかれいむの束縛から逃げ出そうとしますが、なかなか思うように動く事はできませんでした。 「ゆふぅ……、ゆふぅ……、ゆふぅ……」 れいむは悩みました。 これだけ傷めつけてもさなえは全然死にそうにない。 ならばこいつをどうするべきか。 「……きめた!きめたよ!おまえは、れいむのすっきりーどれいにしてやるよ!」 死なないのなら、一生奴隷としてこき使ってやる。 先程までさなえが死なない事を否定していたのに、れいむはあっさりと考え方を切り替えました。 こいつはゆっくりできないクズだが、よく見てみると、なかなかの美ゆっくり。 このれいむのどれいとしてはギリギリ合格点だ。 れいむは勝手にさなえに点数を付けていました。 「かってなことをいわないでください!」 さなえの怒りはもっともです。ですがれいむに対しては馬の耳に念仏です。 「ゆひゃひゃっ!!おまえにきょひするけんりなんかないよ!」 そう言うなり、れいむは自分のぺにぺにをさなえの下腹部に押し当てました。 「な……なにをするんですか!?」 「わかっていっているでしょ!?さなえはほんとうにあばずれだね!」 れいむはニタリと笑いながら、自分のぺにぺにをさなえの中に入れようとしました。 ……が。 「なんでまむまむがないのぉぉぉぉっ!?」 「そんなものあるわけないじゃないですかぁっ!」 さなえの下腹部には、本来どのゆっくりにもあるはずの生殖器が存在しませんでした。 「ゆぎぃぃぃぃっ!!……だったら!!」 れいむはさなえの上から飛び下りると、さなえの体に自分の体を何度も擦りつけました。 「やっ、やめてください!」 「ゆひゃひゃひゃっ!!やめるわけないでしょっ!?まむまむがないなら、すりすりですっきりするよっ!!」 すりすりなら確実にさなえはすっきりー!するだろう。 そして赤ゆを実らせて、れいむと同じ赤ゆだけ産ませて、さなえと同じ赤ゆは食べてやる。 永遠にそれを繰り返せば、美味しい赤ゆを食べながら、自分の可愛いおちびちゃんに囲まれて幸せな日々を送れる。 れいむはそう確信していました。 ……数十分後。 「……な……なん、で……、なんで、すっきりしないのぉぉぉぉっ!?」 この数十分の間に、れいむは何度もすっきりー!しました。 なのに、さなえは一度もすっきりー!せず、子供を妊娠する事もありませんでした。 「あたりまえです!ゆっくりはすっきりー!なんてしませんよ!」 「じゃあなんであかちゃんができないのぉぉぉぉっ!?さすがにあかちゃんはできるでしょぉぉぉぉっ!!」 「そんなわけないでしょう!?あかちゃんは『うーぱっく』さんがはこんでくれるんですよ!?」 「はあぁぁぁぁっ!?」 もはやれいむの餡子脳では、現状を全て理解しきる事ができませんでした。 ただ確実に理解している事は。 さなえはご飯を食べなくてもゆっくりできる。 さなえは排泄しなくてもゆっくりできる。 さなえは寿命以外ではほとんど死ぬ要素が無いのでゆっくりできる。 さなえはすっきりー!しなくてもゆっくりできる。 さなえには『うーぱっく』が赤ちゃんを届けてくれるのでゆっくりできる。 れいむにとって、その全てが信じられない事でした。 自分の信じ続けてきた『常識』が、さなえには全く通用しないのです。 それどころか、自分が『非常識』だと言われる始末。 明らかにおかしいのはこのさなえだ。 明らかにゆっくりできていないのはこのさなえだ。 ……なのに。 れいむはご飯を食べなくてはゆっくりできない。 れいむは排泄をしなければゆっくりできない。 れいむは寿命以外でも死ぬ要素が沢山あるのでゆっくりできない。 れいむはすっきりー!できなければゆっくりできない。 れいむは自力で赤ちゃんを産まなければいけないのでゆっくりできない。 このれいむとさなえを比べてみると。 どうしても自分の方がゆっくりしていないのです。 「みとめない!みとめない!みとめないぃぃぃぃっ!!」 れいむはさなえを認める訳にはいきませんでした。 もしさなえを認めてしまえば、明らかにゆっくりできていないのは自分なのですから。 「ゆっがあぁぁぁぁっ!!」 れいむは今度こそ、さなえの息の根を止めてやろうと、今までのゆん生の中の最高の力で体当たりを仕掛けました。 「させるかよ、糞饅頭」 「ゆげっ!?」 その体当たりがさなえに届く事はありませんでした。 れいむの襲撃からかれこれ約1時間。その間に、家主であるお兄さんが帰宅していたのです。 自宅に帰ってさなえの居る居間へ向かったお兄さんの見た光景は、野良れいむがさなえに体当たりしようとしているものでした。 すぐさまお兄さんはダッシュでれいむを蹴り飛ばし、れいむの暴挙を阻止しました。 「ゆべっ!」 れいむは壁にぶち当たり、ずるずると落ちて行きました。 「お、おにいさん!こわかったですぅ!」 「さなえ、大丈夫か?怪我は無いか?」 「はい、だいじょうぶです……」 お兄さんはさなえの無事を確認していました。 「な……、なんでにんげんがいるのおぉぉぉぉっ!?」 れいむにとっての幸運は、お兄さんの蹴りが致命傷とはならなかった事です。 ですので、今のれいむには現状を理解できずに叫ぶ位の元気がありました。 「それはこっちの台詞だ、糞饅頭。さなえに何をしようとした?」 「さ、さなえがわるいんだよ!ここはれいむのおうちなのに、さなえがあとからきたんだよ!」 「ふざけるな。それはお前の妄想だ」 「そ、それだけじゃないよ!さなえはうそつきなんだよ!ごはんさんをたべなくてもゆっくりできるとか、しなないとかうそをついているんだよ!」 「……」 「だから、この『ひじょうしき』なさなえをせいっさいっしようとしたんだよ!」 「……」 「れいむはぜんぜんわるくないよ!だって、おかしいのはさな「……何言ってるんだ?お前」ゆっ!?」 「ゆっくりなら、それ位普通だろ?一体何を言ってるんだ?」 「……ふざけるなあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 さなえだけでなく、この糞奴隷までもがそんな嘘をほざくのか。 こいつらは本当に頭が可哀想、いや、狂っている。 こいつらの話は何もかもがデタラメだ。 「だったらしょうこをみせろおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」 「……」 お兄さんは黙り込んでしまいました。 「ゆ、ゆぷぷぷっ!!できないんでしょ?しょうこをみせることができないんでしょお!?」 「……」 ……勝った。 お兄さんの沈黙は、このれいむ様に反論できない証。 れいむはそう解釈しました。 やはりこいつらは嘘吐きだった。 これでこいつらはこのれいむ様の奴隷に 「いいよ?」 「……え?」 お兄さんはそう言うなり、さなえを連れて別の部屋へ行ってしまいました。 一匹取り残されてしまったれいむ。 その間、れいむはポカンと固まっていました。 ……数分後。 お兄さんは両手に何かを持ってきて戻って来ました。 両手に持っていたのは、風呂桶でした。 そしてその風呂桶の中には、少し熱めのお湯が入っていました。 「そ、そんなものでどうしようっていうの!?」 れいむはお兄さんが何をしようとしているのか想像できませんでした。 「この風呂桶の中に、今からさなえが入る」 「……ゆ、ゆーひゃっひゃっひゃっ!!!!ばかなの!?しぬの!?そんなことしたら、しぬにきまってるでしょ!?ゆーひゃっひゃっひゃっ!!!!」 頭が狂ってしまったのか、この糞奴隷は。 ゆっくりは水に溶けて死んでしまうじゃないか。 「ほれ、さなえ。少し早いけど風呂にしようか」 「はーい!」 さなえは躊躇なく風呂桶のお湯の中へ飛び込みました。 「ゆーひゃっひゃっひゃっ!!!!さなえはほんとうにおおばかものだね!」 まったく、自分から死にに行くようなものじゃないか。 『非常識』もここまで来ると哀れだ。 れいむはそう考えていました。 ……しかし。 「ふ~……。いいおゆです~」 さなえは死ぬどころか、風呂桶の中でプカプカ浮いてリラックスしていたのです。 「……ふざけるなあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 このクズ共が!この嘘吐き共が! ゆっくりが水で溶けないなんてあり得ない! こいつらは何か細工をしたんだ。 そうに決まってる。そうに決まってる! 「そんなものでなっとくできるわけがないでしょおぉぉぉぉっ!?ほかのしょうこをだせえぇぇぇぇっ!!」 「いいよ?」 またもあっさりとお兄さんはそう言うと、さなえを連れてしまいました。 またも一匹取り残されてしまったれいむ。 その間、れいむはやはりポカンと固まっていました。 ……数分後。 お兄さんは両手に何かを持ってきて戻って来ました。 両手に持ってきたのは、レトルトのカレーライスでした。 「な、なんなの、そのごはんさんは!?」 ご飯なのに何故かゆっくりできなさそうな感じがする。 れいむは本能でそう感じていました。 「おい、糞饅頭。試しに食ってみろ」 そう言うなり、お兄さんはほんの少しのカレーライスをれいむの口の中に上から落としました。 「ゆ、ゆぎゃあぁぁぁぁっ!?からいぃぃぃぃっ!?」 ほんの少量でもこの始末。 ゆっくりにとって辛い食べ物は、劇薬と言っても過言ではありません。 「ひふうぅぅぅぅ……、ひふぅぅぅぅ……」 食べたカレーライスが少量でもあったため、れいむは程なくして落ち着きを取り戻しました。 「今から、このカレーライスをさなえに食べてもらう」 「……ゆ、ゆーひゃっひゃっひゃっ!!!!ばかなの!?しぬの!?そんなことしたら、しぬにきまってるでしょ!?ゆーひゃっひゃっひゃっ!!!!」 とうとう本当に頭が狂ってしまったのか、この糞奴隷は。 こんな辛い物を食べてしまえば、死んでしまうじゃないか。 「ほれ、さなえ。『数日ぶり』のカレーライスだぞ」 「わあ!かれーらいすさんですー!」 さなえは躊躇なくカレーライスを食べ始めました。 「ゆーひゃっひゃっひゃっ!!!!さなえはほんとうにおおばかものだね!」 まったく、自分から死にに行くようなものじゃないか。 『非常識』もここまで来ると本当に哀れだ。 れいむはそう考えていました。 ……しかし。 「ふー!ごちそうさまでした!」 さなえは死ぬどころか、そのカレーライスをあっと言う間に完食してしまったのです。 ……れいむは、もはや大声を上げる気にもなれませんでした。 もはやれいむには、さなえはゲスでも嘘吐きでも頭がおかしい奴でも無く。 おぞましい化け物にしか見えませんでした。 さなえには、自分達ゆっくりの『常識』が通用しないのですから。 「これで分かっただろ?」 「ゆっ!?」 お兄さんの問い掛けにれいむは過敏に反応しました。 「一体どっちが『非常識』なんだ?」 その問い掛けに、れいむが取った行動は。 「ゆぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 目の前の『非常識』から、逃げ出す事でした。 ……結局。 れいむはお兄さんの家から一目散に逃げ出しました。 逃げ出している途中で何度も何度も振り返りましたが、お兄さんは追いかけては来ませんでした。 命が助かっただけでも儲けもの。 金輪際、あの家には近づかないようにしよう。 普通のゆっくりはそう考えるものです。 ……普通のゆっくりは、ですが。 「……ゆぐうぅぅぅぅ……。れいむはぜったいにあきらめないよぉ……」 あれだけの恐怖を味わってなお、このれいむはあの家を奪う事を諦めていませんでした。 「けど、またあのおうちにいったら、ゆっくりできないよ……」 さすがに、れいむはあの家で味わった恐怖を忘れてはいませんでした。 ……その恐怖を理由に、あの家に関わらないという選択をすれば良かったのですが。 「それでもぜったいにてにいれてやるぅ……」 とは言ったものの、れいむはどうすればあの家を手に入れる事が出来るのか分かりませんでした。 このまま、あの家に戻れば、先程の二の舞でしょう。 最悪の場合、お兄さんに瞬殺されてしまう可能性もあります。 「ゆぐぅ……!どうすればいいのぉ……!」 れいむは許せませんでした。 何故、あの『化け物』のように不気味なさなえが、人間に飼われて幸せに暮らしているのか。 れいむの方が、あのさなえより何百倍も可愛いのに! あんな『非常識』なさなえのどこがいいのか。 あんな『非常識』な……。『非常識』……。『非常識』……。 「!!」 れいむは閃きました。 「ゆふっ……!ゆふふっ!!そうだ!これだよ!これならぜったいうまくいくよ!あのおうちをれいむのものにできるよ!」 れいむは自分の天才的な閃きに自己陶酔していました。 その方法とは……。 「ゆっくりかえったよ!」 「「「「「ゆゆ~ん!おかえりなちゃーい!!」」」」」 母親であるれいむの帰宅に、留守番をしていた赤ゆ達は、媚を売るような笑顔で出迎えました。 「「「「「おきゃーしゃん!あちゃらしいおうちはみちゅけたの?」」」」」 「うん、みつけたよ!」 「ゆわ~い!!」 「やっちゃー!」 「ゆっきゅりできりゅにぇ!」 「うれちーちー!」 「おきゃーしゃんはやきゅにたちゅにぇ!」 赤ゆ達はとてもご機嫌でした。 何故なら、れいむが今よりもゆっくりできるというお家を見つけてきたと言うのですから。 「「「「「おきゃーしゃん!はやきゅあたらしいおうちにいきょう!」」」」」 こんな今にも崩壊しそうで、寒い段ボール箱よりも、温かくて頑丈な、ゆっくりできるお家。 そこなら自分達はとてもゆっくりできる。 赤ゆ達はそう信じていました。 ……ですが。 「いますぐはむりだよ!」 れいむのその言葉を聞いた途端。 「にゃんでぇぇぇぇっ!?」 「ふじゃけりゅなぁぁぁぁっ!!」 「ゆっきゅりできにゃいぃぃぃぃっ!!」 「かなちーちいぃぃぃぃっ!!」 「こにょやきゅたたじゅうぅぅぅぅっ!!」 先程とは打って変わって、赤ゆ達はれいむを罵倒し始めました。 「でもあんしんしてね!おかあさんのいうことをちゃんときけば、すぐにあたらしいおうちにいけるよ!」 「「「「「ゆ?ほんとう?」」」」」 「ほんとうだよ!だからおちびちゃんたちはすなおにいうことをきいてね!」 「「「「「……ゆっきゅりりかいしたよ!」」」」」 本当は面倒な事は死んでも御免でしたが、これもゆっくりできる新しいお家のため。 赤ゆ達はしぶしぶ了承しました。 「だいじょうぶ!とってもかんたんなことだよ!」 「「「「「なりゃあんしんだにぇ!」」」」」 よかった。どうやら簡単な事で済みそうだ。 赤ゆ達はそう思っていました。 「ごはんさんをたべないで、うんうんとしーしーをしないで、ぺにぺにとまむまむをつぶして、すっきりーしなければいいんだよ!」 れいむのその言葉を聞くまでは。 「「「「「はあぁぁぁぁっ!?びゃかにゃのおぉぉぉぉっ!?しにゅにょおぉぉぉぉっ!?」 赤ゆ達はれいむの言葉に耳を疑いました。 それはそうでしょう。どれもこれも、明らかにゆっくりできなさそうな事ばかりなのですから。 「そんにゃふじゃけたこちょをいうゲシュおやはちにぇぇぇぇっ!!」 一匹の赤まりさがれいむに飛びかかりました。 こんなゆっくりできない母親は、まりさが制裁してやる! 赤まりさは、すぐさま母親に逆らう事を選びました。 「おかあさんにしねなんていうクズはしねぇ!」 「ゆぴぃっ!?」 まりさはれいむに押しつぶされ、一瞬で餡子の染みと化しました。 その選択自体が死亡フラグである事を永遠に理解する事無く。 「「「「ゆんやあぁぁぁぁっ!?」」」」 母親であるれいむの突然の暴挙に、残された赤ゆ……、赤れいむ達は叫びました。 「うるさいよ!こいつのようになりたくなかったら、すなおにれいむのいうことをきいてね!」 「「「「ゆっきゅりりきゃいしましたあぁぁぁぁっ!!」」」」 赤れいむ達は母親に従う事を選びました。 れいむが思いついた方法。 それは、自分の娘達をさなえと同じようなゆっくりにする事でした。 可愛さでは断然自分達の方が上だ。 しかし、それだけではあの糞奴隷は満足しないだろう。 だったら、あのさなえと同じになればいい。 あの人間はさなえの『非常識』さにベタ惚れなのだろう。 可愛さで優っていて、同じようにゆっくりしている自分達とさなえが並んだら、あの人間はどうするか。 間違いなく歓喜して自分達を選び、さなえを殺すか追い出すだろう。 そして人間は自分達の奴隷にして、一生死ぬまであまあまを貢がせるのだ。 ……それが、れいむの閃きの全てでした。 はっきり言ってかなり無茶苦茶な案でしたが、れいむにが絶対的な根拠がありました。 「あのさなえにできて、れいむにできないわけがないよ!」 クズであるさなえにでもできるのだから、全てにおいて優っているれいむが不可能なはずがない。 それが、れいむの自身の源でした。 『非常識』と馬鹿にしたさなえと同じ存在になり、家を乗っ取る。 もはやれいむは、目的と手段が逆転していました。 それに気付く事無く、れいむは自分の娘達に対して『特訓』を開始したのです。 長女れいむはこう言われました。 「これから先、何も食べるな」と。 基本的にゆっくりは燃費が悪い生き物で、それが赤ゆっくりならばなおさらです。 成長期である赤ゆも状態で何も食べないという事は、死を選ぶようなものです。 このままでは、長女れいむは2、3日で餓死してしまいます。 「おにゃきゃしゅいたよ……、おきゃーしゃん……」 「うるさいよ!そんなこといわずにがまんしてね!」 長女れいむの訴えはあっさりと破棄されてしまいました。 「ゆぅ……。おにゃきゃしゅいたよぉ……」 二女れいむはこう言われました。 「これから先、絶対にうんしーをするな」と。 ゆっくりは自分の体内の古い中身や水分を便や尿として排泄します。 排泄する事ができないという事は、身体や精神に苦痛やストレスをもたらします。 このままでは、二女れいむは2、3日で破裂死してしまいます。 「うんうんしたいよ……、おきゃーしゃん……」 「うるさいよ!そんなこといわずにがまんしてね!」 二女れいむの訴えはあっさりと破棄されてしまいました。 「ゆぅ……。うんうんしたいよぉ……」 三女れいむはこう言われました。 「ぺにぺにはいらないから、さっさと潰す」と。 母れいむはそう言うなり、三女れいむのぺにぺにを噛み千切ってしまいました。 ぺにぺにを噛み千切られ、その傷から命の餡子が少しずつ漏れだしてしまいました。 このままでは、三女れいむは2、3日で出餡死してしまいます。 「ぺーりょぺりょしちぇ……、おきゃーしゃん……」 「うるさいよ!そんなこといわずにがまんしてね!」 三女れいむの訴えはあっさりと破棄されてしまいました。 「ゆぅ……ぺりょぺりょしちぇよぉ……」 そして四女れいむは……。 「ゆんやあぁぁぁぁっ!?やめちぇにぇぇぇぇっ!?」 「うるさいよ!これくらいでねをあげないでね!」 四女れいむは母れいむに後ろから犯されていました。 四女れいむはこう言われました。 「何があっても、絶対にすっきりー!するな」と。 母れいむはかれこれ十数分四女れいむを犯していました。 それも四女れいむが必死で、すっきりー!しないよう耐えていたためです。 しかし、もはや体力の限界でした。 「ちゅっ、ちゅっきりぃぃぃぃっ!!」 四女れいむは絶頂に達してしまい、頭から茎が生え、実ゆっくりが実り始めました。 「やめちぇ……!!れいみゅのあんきょしゃんしゅわにゃいでぇ……!」 赤ゆっくりが子供を宿せば、餡子を子供に吸い取られて、確実に永遠に死んでしまいます。 この四女れいむもその例に漏れず、あっという間に黒ずんで永遠にゆっくりしてしまいました。 それと同時に、栄養源が無くなってしまった実ゆも、小さな黒い塊となって、黒ずんだ四女れいむの隣にポトポト落ち始めました。 「ふん!こんなこともがまんできないなんて、れいむのこどもじゃないよ!」 自分の子供を殺したというのに、れいむは全く悪びれていませんでした。 生き残りの三匹の赤れいむ達はブルブルと震えながられいむを見ていました。 その日の夜。 れいむはグースカといびきをたてて寝ていました。 それとは対照的に、赤れいむ達は寝る事ができませんでした。 長女れいむは空腹による痛みのため。 二女れいむは排泄できない痛みのため。 三女れいむはぺにぺにを噛み千切られた痛みのため。 結局、赤れいむ達は一睡もする事無く、朝を迎えました。 二日目。 長女れいむはたった一日で体の体積が2割ほど小さくなっていました。 それは、自分の体内の餡子を消費し、エネルギーに変える事で起こった現象でした。 言わば、予備バッテリーのようなものです。 「……ゆ……ゆぅ……」 長女れいむは空腹を必死に耐えていました。 二女れいむは大量の脂汗をだらだらと垂らしていました。 顔を真っ赤にし、歯ぐきをむき出しにして歯をがっしりと噛んでいます。 その表情はとにかく必死。それ以外の表現が思いつかない位のものでした。 「ゆぎぃぃ……!!」 二女れいむは排泄を必死に耐えていました。 そして三女れいむは……。 「もっちょ……、ゆっきゅりしちゃきゃった……」 その言葉を遺言に、三女れいむは永遠にゆっくりしてしまいました。 ぺにぺにを噛み千切られた際に出来た傷跡から、予想以上に餡子が漏れ出してしまったのが原因でした。 「ふん!こんなこともがまんできないなんて、れいむのこどもじゃないよ!」 自分の子供を殺したというのに、れいむは全く悪びれていませんでした。 生き残りの二匹の赤れいむ達はブルブルと震えながられいむを見ていました。 その日の夜。 れいむはグースカといびきをたてて寝ていました。 それとは対照的に、赤れいむ達は寝る事ができませんでした。 長女れいむは空腹による痛みのため。 二女れいむは排泄できない痛みのため。 結局、赤れいむ達は一睡もする事無く、朝を迎えました。 三日目。 長女れいむは昨日よりもさらに一回り小さくなっていました。 このまま何も食べなければ、長女れいむは明日にでも、確実にゆっくりしてしまうでしょう。 「……」 長女れいむは喋るエネルギーすらも惜しいと考え、ただじっと耐えていました。 そして二女れいむは……。 「ゆ、ゆぎぎぎぃぃぃぃっ……!!」 もはや体力と忍耐の限界が近づいていました。 そもそも、一睡もせずに排泄を耐えていたこと自体が、奇跡を通り越して異常でした。 目は今にも飛び出そうで、顔はトマトのように真っ赤で、歯は噛みしめ過ぎたため、ヒビが入っていました。 もはや、その表情は赤ゆっくりの範疇を通り越していました。 「ゆぎゃあぁぁぁぁっ!!」 そして二女れいむは、勢いよくうんうんとしーしーを噴射するように排泄しました。 ……それと同時に、本来は出るはずの無い、命の餡子まで。 勢い良く出しすぎたため、古い餡子と共に、出す必要のない餡子まで一緒に出てしまったのです。 結果。二女れいむはペラペラの皮だけになり、永遠にゆっくりしてしまいました。 「ふん!こんなこともがまんできないなんて、れいむのこどもじゃないよ!」 自分の子供を殺したというのに、れいむは全く悪びれていませんでした。 生き残りの長女れいむの瞳には、何も映っていませんでした。 その日の夜。 れいむはいびきをたてて寝ていました。 それとは対照的に、長女れいむは寝る事ができませんでした。 もはや理由は言わなくても分かるでしょう。 長女れいむの命はまさに風前の灯火でした。 四日目。 長女れいむは、ピクリとも動かなくなっていました。 赤ゆっくり達の中では、一番まともなゆん生の終え方だったと言えるでしょう。 「なんでぇぇぇぇっ!?なんでこんなこともできないのぉぉぉぉっ!?」 れいむは訳が分かりませんでした。 どうしてこの子供達は、こんなにも根性無しなのか。 結局誰一人まともに出来やしなかった。 ……いや。もしかしたら。 もしかしたら。れいむは、騙されていたのでは? 全部、あのさなえと人間の思い通りだったのでは? れいむに嘘を吹き込んで、楽しんでいたのでは? ……許せない。 絶対に許せない! 「ゆるさないよぉぉぉぉっ!!あのくそどもぉぉぉぉっ!!」 れいむは段ボール箱から勢いよく飛び出し、もう一度あの家に向かいました。 はっきり言って逆恨み以外のなにものでもありません。 ですが、れいむの餡子脳の中では、さなえとお兄さんが、自分の娘達を殺した事になっていたのです。 「ころしてやるぅぅぅぅっ!!おちびちゃんのかたきだぁぁぁぁっ!!」 「……何で、またここに来たんだ?お前は」 「ゆ……ゆひぃ……」 案の定と言うべきでしょうか。 れいむはお兄さんにスーパーフルボッココンボを決められ、瀕死の状態でした。 さなえはお兄さんに別の部屋で待っているよう言われたので、隣の部屋で待機していました。 「一度見逃したというのに、何で戻って来たんだ?」 「お、おまえが……、おちびちゃんをころしたんだぁ……!!」 「は?何を訳の分からない事を……」 れいむはお兄さんに、今までの事情を全て話しました。 れいむの話を聞いた後……。 「……そうか。それは悪かったな。お詫びに、お前をさなえと同じ体にしてやるよ」 「ゆ!?」 お兄さんが謝る理由は全く無いのですが、お兄さんはれいむに謝罪しました。 それどころか、さなえと全く同じ体にしてやるとまで言ってきたのです。 「……いいよ!それでゆるしてあげるよ!」 れいむにとって、それは願ってもないチャンスでした。 口では散々さなえの事を罵倒していましたが、さなえと同じ体になれば、とてもゆっくりした毎日を送る事が出来るのですから。 おちびちゃんが死んでしまったのは残念だけど、子供はまた産めばいい。 れいむはあっさりと自分の子供の仇を取る事を諦めました。 「それじゃあ、このジュースを飲んでくれ。今からお前に改造手術を施してやるよ」 お兄さんはそう言うと、台所へ行き、冷蔵庫を開けて中から水色の液体が入った瓶を一本持ってきました。 れいむは一瞬その飲み物を飲む事を躊躇いました。 「どうした?飲まないのか?」 「……のむよ!だからさっさとよこしてね!」 「……分かった」 お兄さんはれいむの口の中に、その飲み物を流しこみました。 その飲み物を飲んだ瞬間。れいむは気絶してしまいました。 「おい、起きろ、れいむ」 「ゆ……、ゆん……?」 どれ位寝ていたでしょうか。 れいむはお兄さんの呼びかけに目を覚ましました。 「もう改造手術は終わった。お前はさなえと同じ体になった」 「ゆ……!?ほんとう……!?」 れいむは半信半疑でした。 自分の体にはこれと言った変化が何一つ無かったのですから。 「変わっていないと思うなら、この飯を食べてから一旦お前の家に戻れ。そうすれば全て分かる」 お兄さんはれいむの目の前に、市販のゆっくりフードを山盛りにして差し出しました。 「ゆゆ!?おいしそうだよ!これはぜんぶれいむのものだよ!」 れいむはお兄さんの説明を聞かず、ゆっくりフードにむしゃぶりつきました。 「むーしゃむしゃ!うっめ!めっちゃうっめ!」 れいむはゆっくりフードを意地汚く、あっという間に食べ終えてしまいました。 「げふぅ……。もしこれでなにもかわっていなかったら、せいっさいっしてやるからね!」 れいむはドスン、ドスンと跳ねてお兄さんの家を後にしました。 ここまでしてもらってこの捨て台詞です。 普通の人間ならこの場で潰していてもおかしくはないのですが、お兄さんはそれをしませんでした。 れいむが去ってから数分後。 「おにいさん、もういいですか……?」 隣の部屋で待機していたさなえがお兄さんに尋ねました。 「ああ。もういいよ、さなえ」 「……さっきのれいむさん。わたしのせいで、おちびちゃんがしんでしまったって……」 「お前は何も悪くないよ、さなえ」 お兄さん同様、さなえも全く悪くありませんでした。 しかしさなえは心優しいゆっくり。 相手がゲスでも、どうしても心配したり、自分を責めたりしてしまうのです。 「わたしは、『ひじょうしき』なんでしょうか……」 「さなえ。あんな奴の言う事なんか間に受けるな。お前は『非常識』なんかじゃないさ」 「……ありがとうございます、おにいさん」 さなえはお兄さんに対し、少しだけ笑みを浮かべました。 れいむにボロクソ言われたこのさなえ。 他のゆっくりから見て、さなえは異形とも言える存在でした。 ですが、このさなえは幼い頃、ゆっくりショップで一万円で販売していた所をお兄さんに買い取ってもらった、普通のゆっくりです。 品種改良をした特別なゆっくりではありません。 突然変異をした特別なゆっくりでもありません。 では、何故このさなえはこんなにも、他のゆっくりとかなり違うのか。 その秘密は、さなえとお兄さんが最初に出会った、2年前にありました。 「ふ、ふちゅちゅきゃもにょでしゅが、よりょしきゅおねぎゃいしましゅ!」 赤ゆであるさなえはとても緊張していました。 このお兄さんに買い取ってもらい、生活の場が今までのゲージの中とは違い、広々とした家の中に変わったのですから。 それに、お兄さんに失礼の無いようにしなければいけない。 さなえはそう考えていました。 「そんなに緊張しなくてもいいよ、さなえ」 お兄さんはさなえに優しくそう言いました。 「は、はい!わきゃりました!」 「ははは……。あ、そうだ、さなえ。お腹減ってないか?ご飯の用意が出来てるんだ」 「ごはんしゃんでしゅか?」 ご飯と聞いた途端、さなえのお腹がク~と鳴りました。 「あう……、はじゅかしいでしゅ……」 「よし、それじゃあ飯にするか」 お兄さんとさなえは温かいご飯を食べ始めました。 「むしゃむしゃ……。……おいしいでしゅ!おにいしゃんぎゃちゅくったんでしゅか?」 「ああ、一応趣味なんだ。口に合ったか?」 「はい!おいしいでしゅ!」 さなえはお兄さんが用意してくれたご飯を綺麗に完食しました。 「ふぅ……。おいしかったでしゅ……」 「なあ、さなえ」 「はい?なんでしゅか?」 美味しいご飯を食べて満腹のさなえに、お兄さんはこう言いました。 「ゆっくりってさ、毎日ご飯を食べなくてもゆっくりできるんだよ。知らなかったか?」 「……え?」 さなえは耳を疑いました。 それもそうでしょう。ゲージに居た頃は毎日大体決まった時間になるとお腹が空き、餌を食べていたのですから。 「あ、あの、おにいしゃん……」 「ん?どうした、さなえ」 「……しょれ、ほんとうでしゅか……?」 「ああ。本当だよ」 お兄さんは自信たっぷりにそう言いました。 「で、でみょ……」 それでもさなえは信じられませんでした。 「本当だって。だって……」 お兄さんはさなえに向かって、こう言ったのです。 「それが『常識』なんだからさ」 その夜。 さなえはなかなか寝付けませんでした。 ゆっくりは毎日ご飯を食べなくてもゆっくりできる。 けれども、さなえはお兄さんの言葉を疑っていました。 そんな事がある筈がない。 そう思っていました。 「それが『常識』なんだからさ」 お兄さんのその言葉を聞くまでは。 お兄さんはゆっくりである自分よりも物知りです。 そのお兄さんが『常識』だと言うのですから、きっと本当なのでしょう。 (しゃにゃえは、せけんしらじゅだったんでしゅね……) ゆっくりはご飯を食べなくてもゆっくりできる。 だって、それが『常識』なんだから。 そう思いながら、さなえはゆっくりと眠りにつきました。 ……次の日。 「おにいしゃん!おにいしゃん!」 「ふわ~あ……。……どうした、さなえ……」 「おにいしゃんのいっていたこちょはほんとうだったんでしゅね!」 「え?」 「おなかがぜんぜんへらないんでしゅ!おにいしゃんのいったとおりでしゅ!」 「……え?」 「これが、『じょうしき』なんでしゅね!ありぎゃとうございましゅ、おにいしゃん!」 「……あ、ああ。そうだ!それが『常識』なんだよ!よかったなさなえ!これで一つ賢くなれたぞ!」 「えへへ……」 (まさか成功するとは……) さなえのその言葉を聞いた時、お兄さんは内心かなり驚いていました。 お兄さんはさなえを飼う前に、本屋でゆっくりの飼い方が書かれている本を買いました。 お兄さんはさなえ種の情報が載っているページをめくりました。 そのページには、こう書いてありました。 『さなえ種は信仰深いゆっくりです』 『さなえ種は『常識』をとても重要視しています』 『さなえ種は基本的に何かを信じやすい性格で、反面、騙されやすい性格とも言えます』 そのページを読んだお兄さんは考えました。 もしかしたら、うまくいけば、さなえのゆっくりとしての『常識』を変える事も可能ではないか、と。 お兄さんがさなえに『常識』を説明した時。 正直、お兄さんは遊び半分でした。 失敗したら失敗したで、『さなえにはまだ早すぎたかもな』と適当な事を言ってごまかせばいい。 お兄さんはそんな感じで軽く考えていました。 ですが、さなえに対して、予想以上の効果があったようです。 (もう少し遊んでみるか……。) 「どうしたんでしゅか?おにいしゃん」 「ん!?いや、なんでもないよ」 数日もすれば、赤ゆっくりであるさなえは、この事を忘れて元に戻るだろう。 お兄さんは軽く考えていました。 「あの、おにいしゃん、しーしーしたいでしゅ……」 「ゆっくりはしーしーしなくても大丈夫なんだ。これは『常識』だぞ?」 「おにいしゃん、おみじゅしゃんはこわいでしゅ……」 「大丈夫!ゆっくりは水に溶けるなんて絶対に無いんだ。これも『常識』だからな」 「おにいしゃん、にゃんだかかりゃしょうなごはんしゃんでしゅ……」 「ゆっくりは辛い物を食べてこそのゆっくりだ!『常識』中の『常識』だな!」 「おにいしゃん!いたいでしゅ!がびょうしゃんをふんでしまいました!」 「大丈夫!ゆっくりはちょっとやそっとじゃ怪我をしないんだ!そんなの当たり前だぞ?『常識』だからな!」 お兄さんは純粋なさなえに色々なデタラメを『常識』と称して吹き込みました。 結果……。そのデタラメが、さなえの頭の中で『常識』として確立して。 その『常識』に合わせて身体能力も変化していったのです。 ……それが、このさなえが変わっている理由の全てでした。 「……あっ。それとおにいさん」 「何だ?さなえ」 「あのれいむさんも、わたしとおなじようにしたんですか?」 「……ああ。あのれいむもさなえと同じ様にしたよ」 「……そうですか。……ゆっくりできるといいですね」 お兄さんは無言でさなえを抱き抱え、頭を優しく撫でました。 ……お兄さんはさなえに対して、いくつか嘘を付いていました。 実際はれいむに対して、改造手術なんか施していません。 お兄さんが飲ませた物。あれは、ただのラムネでした。 砂糖による甘さと、炭酸水による辛さ。 ゆっくりにとって相反する飲み物と言えます。 それをゆっくりが飲むと、気絶してしまうのです。 当然、お兄さんには、そんな改造技術なんかありませんでした。 お兄さんがした事。それは、気絶れいむのある部分を小麦粉で塞いだだけです。 そうすればれいむはどうなるか。お兄さんは分かった上でやりました。 そして。 お兄さんはれいむに対し、罪悪感なんかこれっぽっちも感じていませんでした。 ですから、これかられいむがどうなろうが、知った事ではなかったのです。 「ゆぎゃあぁぁぁぁっ!?いだいぃぃぃぃっ!?」 れいむは今、原因不明の激痛に襲われていました。 お兄さんの家でゆっくりフードをたらふく食べた後、うんうんがしたくなったのです。 そして段ボール箱から少し離れた場所でうんうんをしようとしました。 ……ですが、うんうんは出ませんでした。 それどころか、しーしーも出ないのです。 そして、うんうんをしようとした瞬間。 とてつもない激痛を体全体が駆け巡ったのです。 「なんでぇぇぇぇっ!?なんでいだいのおぉぉぉぉっ!?」 お兄さんが小麦粉で塞いだ場所。 それは、れいむのあにゃるとまむまむでした。 あにゃるを塞げば、うんうんは体の中に残ったままです。 まむまむを塞げば、しーしーは体の中に残ったままです。 それらを無理矢理排泄しようとすればどうなるか。 その結果は、れいむの苦痛が証明していました。 「ゆぎぃぃぃぃっ!?いだいっ!いだいぃぃぃぃっ!?」 れいむは痛みでその場から動く事ができませんでした。 「だれがれいむをだずげろぉぉぉぉっ!!」 れいむは大声で助けを求めました。 ……が。そこは人気のない路地裏。 それが災いして、人間はおろか、ゆっくりも野良猫も、誰も来ませんでした。 れいむは、ある意味でさなえと同じ体になれました。 穴が塞がっているのですから、排泄する必要がありません。 そして、体の中に排泄物が残っている訳ですから、空腹を感じる事もありません。 腹の中が餡子で満たされているのですから、足りない栄養を補う必要もありません。 つまり、ほぼ半永久的に生きられるようなものです。 それは、れいむが求めていたものと大体同じようなものでした。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?だれがだずげでぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」 それが幸せに繋がったとは、限りませんでしたが。 「ふふ、おちびちゃん、ゆっくりしていってくださいね!」 「はい、おきゃーしゃま!」 (うーん……。まさか本当にこれも『常識』になるなんてなぁ……) あれから数日後。 さなえとお兄さんにに新しい家族が増えました。 それは、さなえに良く似た可愛らしい赤さなえでした。 お兄さんはその赤さなえをゆっくりショップで購入した訳でも、拾ってきた訳でもありません。 以前、お兄さんはさなえにこんな事も言ってました。 「おにいさん、あかちゃんはどうやってつくるんですか?」 「ん?んー……、あー……。うーぱっくが運んでくれるんだよ。『常識』だよ。……多分」 お兄さんはその場をごまかすような感じでそう言ってしまいました。 ……結果。本当にうーぱっくがお兄さんの家に赤さなえを運んで来たのです。 そして、さなえ自身の体にも大きな変化がありました。 「おにいさん!わたしも『どうつき』になれましたから、これからいろいろとおてつだいできますよ!」 「……ああ、そうだな。期待してるよ、さなえ」 そう。さなえは『胴付き』ゆっくりへとクラスチェンジしたのです。 これにもお兄さんが絡んでいました。 「おにいさん、どうすればからだがはえてくるんでしょうか?」 「うーん……。俺の知っている『常識』だとな……。……カレーを食べ続ければ何とかなるんじゃないか?」 やはりと言うべきか、お兄さんの適当な『常識』は、現実のものとなったのでした。 「おちびちゃん、いまからとってもたいせつなはなしがあります!」 「ゆ?なんでしゅか?おきゃーしゃん」 「これからはなすことは、とってもだいじですからね?しっかりおぼえてくださいよ?」 「はい!わきゃりました!」 あるゆっくりは、自分が信じる『常識』の中で、とてもゆっくりする事ができました。 あるゆっくりは、自分が信じる『非常識』の中で、とてもゆっくりする事ができませんでした。 一体、どちらの『常識』が正しかったのか。 それは、ゆっくりが生きるうえでは、ほんの些細な事かもしれませんでした。 「それじゃあ、いまから、とてもだいじな『じょうしき』をおしえますからね!」 END あとがき 反省点です。 1 何だこのさなえ無双は。 2 お兄さんのキャラが定まらなかったなぁ…… 3 独自設定てんこもりだね! 結論 おまんじゅうあき様が復活したよおぉぉぉぉっ!! ヒャッホオォォォッ!!! このSSは、おまんじゅうあき様の絵を見ている内に、ピキーン!と何かが来たので書きました。 やっぱりさなえは無限大の可能性を秘めているね! 最後になりますが、前作のゆっくりボタンの数を見てみると、予想以上の数でした。 あんな駄文にボタンを押してくれた方。本当にありがとうございます。 これからも、時間が許す限り精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_2d967d6e たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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姫宮西駅 (ひめみやにしえき) とは、姫宮県姫宮市にある、姫宮鉄道姫宮線の駅である。駅番号はHM 10。 歴史 1961年 (昭和36年) 4月 姫宮線の開通と同時に開業。 2010年 (平成22年) 4月 ICカード「Himeca」の利用を開始。 2024年 (令和6年) 4月 姫宮線運行管理システムを導入。 駅構造 相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅の南北を結ぶ簡便な橋上駅舎を備える。 ひめみやステーションサービスの職員が業務を担当する業務委託駅で、姫宮駅が当駅を管理している。 番線 路線 方向 行先 1 HM 姫宮線 上り 尾畠・反宜志方面 2 HM 姫宮線 下り 姫宮・我部宮・羽成市方面 隣の駅 HM 姫宮鉄道姫宮線 ■ 新快速・■ 快速 通過 ■ 区間快速・■ 普通 西岡駅 (HM 09) -姫宮西駅 (HM 10) - 姫宮駅 (HM 11)
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そんなの、聞いてないぞ ◆.pKwLKR4oQ この殺し合いが始まるに際して参加者一同に等しく与えられたデイパック。 その外見は何の変哲もない肩から提げる形のオーソドックスで小さめのリュックサック型。 だが外見が等しいからと言って中身まで等しいわけではない。 参加者に等しく与えられたのは、参加者名簿、地図、コンパス、水と食料、筆記用具、照明器具(ランタン)の6点。 これに加えて1~3個のアイテムが支給されている。 その内訳はまさに千差万別。 殺し合いを有利に進められる兵器から何の役に立たないハズレまで様々な種類のアイテムが参加者を一喜一憂させてきた。 ただ参加者の中には中身を確認する間もなく命を失う者もいたので、そうやって中身を確認するまで生き延びていた者達は運が良いのかもしれない。 まあ中身を確認しても死ぬ時はあっさり死ぬのがこの殺し合い。 「はぁ、ロリっ娘ではないのか」 一般的な作業服の上に赤マントを羽織ったジェレミアの目の前にもその一例が転がっている。 傘のような髪型が特徴的な男の亡骸の生前の名は金蔵銭太郎。 地虫十兵衛と阿魔野邪鬼の話を盗み聞きしていたところを勘付かれて、脇差で胸を一突きされて死亡したのだ。 金蔵なりに十分注意していたとはいえ、甲賀忍者の中でもかなりの手練である二人の話を盗み聞きしたのが運の尽きと言えよう。 余談だが、この時金蔵と同行していた一人の参加者がいた。 その名はハイジ。 だがハイジは金蔵の死を目の当たりにした恐怖ですぐさまその場から逃げ去った。 そしてその先で親友のクララの無残な死に様を目撃して吸血鬼化してしまう。 この時クララが直前に乗っていた機体がランスロット、後にハイジを自爆に巻き込んで死なせた機体がガウェイン。 どちらもジェレミアのよく知るナイトメアという機体であったのは奇妙な縁である。 閑話休題。 「ほう、案外使えそうだな」 ジェレミアにとって幸いだったのは忍者二人が金蔵のデイパックに見向きもせずに立ち去った事だ。 元より十兵衛はデイパックを必要としていなかった事に加えて、その分のデイパックを譲り受けていた邪鬼はこれ以上デイパックが嵩張る事を避けたゆえのものだった。 だがジェレミアは気付いていた。 このデイパックが外見に反して中身が底無しだという事に。 だからどれだけデイパックを回収しようと一つにまとめてさえしまえば、大荷物になる事はない。 ただその場合一つのデイパックがごちゃごちゃになる可能性があるが、そこはきちんと整理しておけば問題ない。 こうしてジェレミアが回収した金蔵のデイパックには3つのアイテムが入っていた。 まず一つ目は黄金のインゴット。 右代宮家に伝わるベアトリーチェの黄金伝説で謳われる10トンの金塊。 その伝説の証明とも言うべき重さ10kgにもなる純度フォーナインの黄金のインゴットである。 だがそのような事情を知らないジェレミアにしてみればただの鈍器でしかない。 さすがにこの命懸けの状況では黄金であろうと札束であろうと金銭的なものは役には立たない。 シングルマザーでもブランケットに包んで振り回せば山羊頭に痛恨の一撃を与えるほどだから、成人男性が振るえば十分凶器になるだろう。 次に二つ目はスーパースター。 黄色の星型に可愛らしいクリっとした黒眼が付いたものだが、その愛らしい外見とは裏腹に効力は凄まじい。 一緒に付いていた説明書きによると、その効力は一定時間無敵となる上に加速力・最高速度が上昇するというもの。 さらに相手に接触するとクラッシュorスピンさせたり、一部の障害物を破壊or弾き飛せるという能力も付与される。 ただしこれはあくまで乗り物に使った場合であって、自分自身が使っても同じ効力が得られるかは不明だ。 だが乗り物さえ手に入れば十分強力な強化アイテムである事は間違いない。 そして幸か不幸かジェレミアはその乗り物を手に入れていた。 それが最後三つ目の支給品、モーターボート。 運良く乗り物が手に入ったが、不幸にも最大の問題は陸上では何の役にも立たない点。 一応地図を見る限り川や湖や海など水辺には事欠かない立地だが、さすがに水上戦が起こるかと言えば疑問視せざるを得ない。 「確か少し南に行けば川があったはず……よし、この機会に一度使ってみるか」 元々ジェレミアがF-7から北上してきたのは人が集まると予想される怪しい洞窟を目指すためだった。 その途上のE-7で金蔵銭太郎の死体を発見して、首尾よく手付かずのデイパックを回収できたのだ。 このまま洞窟を目指すのも良いが、確実に人が集まっているという保証もない。 その一方で新しい物を手に入れたら一度使ってみたくなるのは人の性。 だからここはボートを手に入れた機会を生かして、川を伝って湖まで下り、見晴らしの良い湖上で人探しをする事にした。 そこには幼きロリは怪しい洞窟には怖がって近寄らずに湖の岸辺で一人寂しく佇んでいるのではないか、というロリコンならではの理解しがたい思考が入っていた。 「おお、我が愛しき幼き娘達よ! 今すぐ向かいに行くぞ!」 そうと決まれば善は急げ。 コンパス頼りとはいえロリが関わった時のジェレミアの力は通常の比ではない。 鬱蒼と立ち並ぶ木々の間を軽やかなフットワークで駆け抜ける姿はまさにオレンジもとい赤き閃光。 ――とまではいかないが、かなりの身のこなしだ。 この調子でいけば川まで後少しだろうか。 「ッ!?」 そこでいきなりジェレミアは横に大きく跳んだ。 一見するとロリコンが極まった末に奇行に見えるかもしれないが、それは間違いだ。 横に跳んだ勢いのまま地面を転がるジェレミア/その直後森の中に響く爆発音/数本の木々を薙ぎ倒して巻き上がる土埃。 すぐさま体勢を立て直して木の背後に身を隠したジェレミアが顔を覗かせると、木が数本倒れて地面が抉り取られた空間が目に入った。 おそらくあのまま進んでいたら直撃を受けていた事は想像に難くない。 こうして無事に回避できたのは日々ルルーシュやロリっ娘のために鍛錬を積んできたおかげだろう。 だがまだ危機が去ったわけではない。 未だに姿の見えない襲撃者はこの周囲に潜んでいるからだ。 「そこの赤マント、一つ聞きたい事がある」 「…………」 「無視か。ちっ、ゼロと云う奴に会ったら『MAXが探していた』と伝えておけ」 (な、ゼロだと!? いったいどういう――) 最初無言でいたのは返答の声で自分の居場所が判明するのを避けたためだった。 だが続いて出された言葉にジェレミアは驚愕の色を隠せなかった。 いきなり襲撃者から『ゼロ』というよく知っている名前を聞かされたのだ。 おもわず木の背後から身を出して声のする方を見ると、さらなる驚きがジェレミアを襲った。 それは真っ黒い金属製のボディーをした謎の人物が足早に立ち去っていく光景だった。 (な、なんだいったいあいつは……? それにしてもどういうことだ? 今のゼロは枢木スザクだが、ここでもゼロの姿でいるのか? それとも秘密裏に開発された私の後継機という可能性も……そんなの、聞いてないぞ……) 日中でも若干薄暗い森の中でジェレミアの思考は闇の中でしばらく彷徨わずにはいられなかった。 【1日目 午前/F-7 森の中】 【ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス】 【服装】小此木造園の作業着@ひぐらしのなく頃に、アーチャーの聖骸布@Fate/stay night 【状態】健康、強い決意、隠れ真性ロリコン、若干の戸惑い 【装備】対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル(4/6)@HELLSING 【道具】支給品一式×4、スクール水着、手榴弾5個@現実、オレンジ49個@コードギアス、黄金のインゴット@カオスロワ、スーパースター@マリオカート、モーターボート@名探偵コナン 【思考】 基本:主催者から死者蘇生の力を手に入れて、ルルーシュ達を生き返らせる。 1 再び主催者に会うために参加者を皆殺しにする(苦しまないように一撃で殺す。特にロリっ娘は確実に全力で一撃で!)。 2 ボートで川を下って湖に出て、岸辺で一人寂しく泣いているロリっ娘を探す。 3 なぜMAXはゼロを探していたんだ? 【備考】 ※金蔵銭太郎のデイパック(支給品一式、黄金のインゴット@カオスロワ、スーパースター@マリオカート、モーターボート@名探偵コナン)を回収しました。 【MAX@ボンバーマンジェッターズ】 【服装】なし 【状態】右肩に刀傷(軽傷)、攻撃速度上昇 【装備】三属の剣(流星虫規制)@バロック、M134機関銃@シャーマンキング、クナイ×10@伊賀の影丸 【持ち物】基本支給品一式×2、不明支給品0~2 【思考】 基本:優勝して帰還する。 1 ゼロを破壊して己の優越性を証明する。 2 参加者の何人かをゼロに関するメッセンジャーとして利用する。 【備考】 ※参戦時期は後の書き手にお任せします。 ※設定上、マイティが利用可能なボムはほとんど全て使えるはずです。 【モーターボート@名探偵コナン】 劇場版「名探偵コナン」シリーズ第9作目である『名探偵コナン 水平線上の陰謀』に出てくる豪華客船アフロディーテ号に常備されていたモーターボート。 終盤に犯人がこれに乗って船を脱出して、コナンたち少年探偵団が別のボートに乗って追いかけるシーンがある。 時系列順で読む Back 大日毎日 Next 錬金したらやばいのができた 投下順で読む Back 儂なんかで、良かったら Next 私が真実を明らかにしようと心を決めた時 散りゆく者への鎮魂果 ジェレミア・ゴットバルト 私って、ほんとバカ 颯爽登場! 日の出美少年ズ MAX そのような事、俺が許さない!!!