約 1,091,140 件
https://w.atwiki.jp/byakumu2/pages/1694.html
部活動 部活動について 一般的な学校に存在するそれと同じだが、基本的に予算は潤沢。 個人生徒会とは異なり、あまり無茶をすることができないのだが、学園の代表として全国大会などに出場できる。 あくまでまじめな活動を行うことが前提となっている。 かけもち 個人生徒会とのかけもちが可能。 部活動一覧
https://w.atwiki.jp/kemonokaiwai/pages/95.html
ここではけものフレンズ界隈にまつわる出来事の年表(2020年)を掲載しています。 界隈年表 2016以前 - 2017 - 2018 - 2019 - 2020 - 2021 - 2022 掲載例 テレビアニメ『けものフレンズ』(アニメ1期)に関連した事象 『けものフレンズ2』に関連した事象 けものフレンズプロジェクトに関連した事象 たつき、irodoriに関連した事象 福原慶匡、ヤオヨロズ、8millionに関連した事象 『けものフレンズ』コンテンツの出演声優に関連した事象 吉崎観音に関連した事象 細谷伸之に関連した事象 榊正宗に関連した事象 株主総会に関連した事象 KFPアンチに関連した事象 KFP擁護派に関連した事象 けもちゃんに関連した事象 『けものフレンズR』に関連した事象 社会的なニュースに関連した事象 その他の事象 2020年 1月7日 テレビアニメ『群れなせ!シートン学園』放送開始。 『群れなせ!シートン学園』の原作者・山下文吾が過去に投稿したKADOKAWAへの批判やたつきを賞賛したツイートを受け、KFPアンチ達によって「シートン学園こそ真のけもフレ2」という評価が下る。 2月20日 たつきがTwitterにて自身の誹謗中傷に対し「すでに相手の氏名と住所を掴んだ」と公表、さらに2件を「警察にこれはひどいと捜査を勧められ」、「眩暈がするようなサイトにも空き時間に対応する」とのツイート。 3月10日 Blu-ray Disc『群れなせ!シートン学園』第1巻の売上が312枚と判明。以後、当作品がKFPアンチの口に上がることはなくなる。 3月14日 毎週土曜・日曜に映画、アニメ、ゲームに関する感想などをnoteに投稿しているじんちんが、放送から一年が経った『けものフレンズ2』を振り返る記事を投稿。「2」を平成最後のクソアニメと称する、ケムリクサに救われたと述べる一方で、漫画版によって『2』も救済されていると記述されている。*80 3月29日 志村けんが新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎により死去。 3月30日 志村けんが新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎により死去したことが公表される。(*1) ラテアートカフェ「Reissue(リシュー)」の店長・じょーじが志村けんの死去のニュースからわずか40分ほどで志村けんのラテアートの写真をTwitterに投稿する。(*2)この投稿が承認欲求を満たすための行為と見做され、不謹慎であるとして批判が集まる。 3月31日 ヤオヨロズが株主総会の決議を経て解散する。(*3) 4月1日 「官報 令和2年4月1日(号外 第68号)」にヤオヨロズが株主総会の決議により解散したことが掲載される。代表清算人はヤオヨロズ代表取締役・寺井禎浩。(*4) 福原慶匡がヤオヨロズの解散について「ヤオヨロズを新法人8millionに統合します」「8million=八百万=ヤオヨロズですので、今までと何か変わった訳では無いのですが力が集まったって感じです。」とTwitterで説明する。(*5) 4月3日 ラテアートカフェ「Reissue(リシュー)」の店長・じょーじがWHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長のものとして、ネットミームとして生まれた「頭の悪い人」(*6)のラテアートの写真をTwitterに投稿する。(*7) 4月9日 マーゲイ役の声優・山下まみが新型コロナウイルス陽性判定、当面の休業を公表。(*8)声優業界からコロナ罹患が確認されたのはこれが初となる。 コロナウイルス感染を受け、KFPアンチが山下まみへ多数の心無い誹謗中傷を送りつける。以後、KFPアンチの間でけものフレンズコンテンツの出演声優がコロナウイルスに感染する事を「ログインボーナス」と呼ぶ風習が生まれる。 4月12日 『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役などで知られる声優・藤原啓治が癌により死去。 4月16日 藤原啓治の死去が藤原の所属事務所であるAIR AGENCYによって公表される。(*9) ラテアートカフェ「Reissue(リシュー)」の店長・じょーじが藤原啓治の死去が公表されたことを受け、過去に作った『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしのラテアートの写真をTwitterに投稿する。(*10)志村けんの死去を受けてラテアートを投稿した事に続き、2018年に投稿した写真を流用して公表から程なくしてTwitterで投稿したことから承認欲求を満たすために行ったと見做され、不謹慎であるとして批判が集まる。(*11) 4月18日 石川由依への脅迫文と、吉崎観音、木村隆一、細谷伸之への殺害予告が5ちゃんねるのブラウザゲーム板のスレッド「艦これ愚痴スレpart2111」に書き込まれる。(*12) 4月20日 「けものフレンズ【2】580人目」において、「艦これ愚痴スレpart2111」で脅迫文を書き込んだ人物と同一人物と自称する人物によって石川由依、吉崎観音、木村隆一、細谷伸之への脅迫文が書き込まれる。(*13) 4月25日 『この世界の片隅に』で知られる片渕須直監督のインタビュー*81 *82の内容を踏まえ、日本に子供向けアニメが少ないとする問題について福原慶匡のコメントを交えて追求する記事が掲載される。ライターの飯田一史の署名。*83 4月26日 新型コロナウイルス感染拡大防止の為、「けものフレンズ大運動会」の中止を発表。 4月28日 ラテアートカフェ「Reissue(リシュー)」の店長・じょーじがWHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長のラテアートの写真をテドロス局長のTwitterアカウント宛てにリプライで投稿(*14)、再度同じラテアートの写真をツイートする。同年4月3日に投稿したものと異なりテドロス本人のラテアートだったが、完成品の写真の他にテドロスのラテアートをふたつのスプーンで潰す写真も併せて添付していた。(*15) 4月下旬 ラテアートカフェ「Reissue(リシュー)」の店長・じょーじが、志村けんの死去、藤原啓治の死去、WHOのテドロス事務局長に対して行った投稿に批判が集まったことが原因で「デスカプチーノ」という蔑称で呼ばれるようになる。(*16) 5月15日 サーバル、ホワイトサーバル役の声優・尾崎由香が新型コロナウイルス陽性判定、当面の休業を公表。*84 けものフレンズちゃんねるが移転し、アドレスが変更される。*85 5月20日 ネクソン『マビノギ』と『けものフレンズ』がコラボ。カラカル、カタカケカンザシ両フウチョウ、ジャパリトラクターなどが含まれる一方、かばんは『けものフレンズ2』準拠のデザインとなるなど、事実上『2』とのコラボとなった。 5月29日 沼田心之介、自身が『けものフレンズ2』の騒動で誹謗中傷を受けた経験を踏まえた記事をnoteに投稿する。*86 6月4日 2020年アニメ関連脅迫事件の犯人・岸本福太が警視庁新宿署によって逮捕される。(*17) 6月5日 ドラゴンクエストXのプレイヤーであるみとちが、たつきを皮肉った4コマ漫画をTwitterに投稿する。*87 6月11日 沼田心之介、批判行為について自論を述べた記事をnoteに投稿。*88 6月19日 2020年KADOKAWA株主総会の開催。今年もけものフレンズの炎上騒動に関する質問が出る。*89 6月24日 細谷伸之がテレビ東京を退社。*90 8月6日 たつきが自身のツイッターにて、リモート外出アプリ『もるにあ』を公開する。 8月20日 大川ぶくぶ作画のカード『ごーごーすらいだー』がけものフレンズ3に実装される。 8月20日 第41回SF大賞のエントリーが開始、FAQに「エントリーには何を書けばいいの?」の項目が追加され「あらすじなどの作品紹介のみのエントリーは、お受けすることができません」など具体的な内容についての注意がなされる。 9月8日 リモート同人即売会イベント「あなたは、けものがお好きですか?」(略称は「けも好き」)を主催し、同人サークル「萬楽破天孔」を主催するCarasOhmiが、けものフレンズ関連の二次創作告知用アカウントの役割を担うバンラクチホー管理センターのTwitterアカウントにおいて、けも好きでけものフレンズR関連作品を取り扱うことを禁止する旨を告知する。*91 10月1日 私設図書館カフェ「シャッツキステ」、閉店に際しかつてのけものフレンズコラボにまつわる品の展示を行う。*92 10月25日 榊正宗が東北ずん子プロジェクト企画会社であるSSS合同会社をプライベートな理由により退社する。これにより、フリーランスとなる。(*18) 10月27日 ネクソン『テイルズウィーバー』と『けものフレンズ』がコラボ。ネクソン版からはガイドさん(ミライ)、2からはかばん(『けものフレンズ2』)とキュルルがアイテムのモデルとして採用され、事実上「アニメ一期が省かれたコラボ」となった。 11月2日 石ダテコー太郎、『其れ、則ちスケッチ。』プロジェクトを開始、キャラクターデザインは吉崎観音。インタビューにおいて『けものフレンズ』にも触れる。同時にクラウドファンディングが開始する。 11月15日 辛口ゲームレビュー動画で知られるYouTuberナカイドが「サービス終了ゲームまとめ2020【10月編中篇】」を投稿。サービス終了するアプリゲームをまとめた動画で、10月31日をもって終了したアプリゲーム「社長、バトルの時間です!」について触れる。配信元がKADOKAWAグループ、キャラクターデザインに吉崎観音が関わってることでけもフレ界隈の炎上騒動にも言及。この動画はニコニコ動画に無断転載され、KFPアンチがコメントでKADOKAWAと吉崎観音叩きを行った。 11月20日 けものフレンズ3、「シャッツキステ」の制服がモチーフになっている「クラシカルなメイド服」を実装。*93 12月7日 榊正宗が公式ホームページ「榊正宗 Official Site」を開設する。(*19) 12月10日 福原慶匡プロデューサー、プロレスイベント「爆裂忘年会2020」にボクサーとして参戦、入場曲は「ようこそジャパリパーク」。イベント終了後「ケムリクサ」は使わないのかというファンからの質問に「わかりやすさ優先」と返してしまう。 12月16日 サーバル(ネクソン版/ようジャパ/3)、アミメキリン(アニメ一期)役の声優・野中藍が新型コロナウイルス陽性判定、当面の休業を公表。*94 KFPアンチが野中藍のコロナウイルス感染を「ログインボーナス」にしようと拡散を試みるが大半のニュースサイトで「まどマギ声優の~」と紹介されてしまった為、不発に終わる。 12月28日 『其れ、則ちスケッチ。』クラウドファンディング、目標額に届かず終了。しかし、目標額に到達しなくても企画は進行するものであった。 12月30日 『もるにあ』がリモート外出アプリから仮想箱庭散策アプリに変更となる。 界隈年表 2016以前 - 2017 - 2018 - 2019 - 2020 - 2021 - 2022
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2632.html
695 名前:ぽけもん 黒 30話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2013/07/15(月) 00 37 57 ID KKK.SerE [2/8] あれから、どれほどの時間がたっただろうか。 闇夜を疾走する中で僕は意識を失い、再び意識を取り戻したときには、僕は薄暗いどこかにいた。 手に触れる岩の感触と特有の冷えた空気からして、どうやらここは洞窟らしい。 微かな光を頼りに、光の方に歩いていってみると、程なくして洞窟は終わり、外が見えた。 しかし外からは洞穴の出入り口に似つかわしくない強風が吹き込んでくる。 僕は黒い予感に心臓を逸らせながら、しかしそろそろと洞窟の端まで近づくと、そこから見える光景は、やはり僕の予想通りのものだった。 遥か眼下に広がるのは広大な森、そして海、もしくは大きな湖。 地上にある洞窟の高さから見える景色ではない。 洞窟の終わりはそのまま崖となっているのだ。 いや、この洞窟自体が、崖の半ばにぽっかりと開いた穴だと言ったほうが正しい。 断崖絶壁の中の隠れ家。 確信する。 やはりあれは夢ではなかったのだ。 僕はポポに攫われ、そしてこの洞窟につれてこられたのだ。 この脱出不可能の、天然の牢獄に。 なんてこった。 よろよろと数歩後ずさり、そのまま壁を背に蹲る。 どうしてこんなことになってしまったんだ。 一体なにがいけなかった。 考えてもわかるはずが無い。 分からないから、こんなことになっている。 くそ! 僕は何を間違った! 身を捩ると、カツリと何か固いもの同士が当たるような音が聞こえた。 慌てて確認すれば、それはポケットに入れっぱなしになっていたポケギアのものだった。 た、助かった! 着の身着のままで攫われてしまったから、僕は当然のようになんの道具も持っていない。 よって脱出する手段も、助けを呼ぶ手段も無いと絶望していたけど、まさかポケギアをポケットに入れっぱなしにしていたなんて! よかった。これで全ては解決だ。 急いで電源をいれる、電源は……入った! 電話をかけようとするが……圏外。 そりゃそうだ。 その表示に、はあ、とため息をつく。 流石に電話がつながるのは期待しすぎだったな。 ポポが僕を監禁する目的でここまで連れてきたのだとしたら、当然ここは人里離れた場所だろう。 おまけに崖の中。繋がるはずもない。 とはいえ、何も無いのとポケギアがあるのとでは大違いだ。 今はまだ分からなくても、きっと何かの役に立つはずだ。 そう考えた僕は、ポケギアの電源を切ると、電池を外した。 壁を探ると、ちょうどおあつらえ向きの皹がある。 そこにポケギアと電池を隠した。 最初から何かあると知っていない限り、見つけられるはずが無い。 鳥目のポポならなおさらだ。 とりあえずこれで一安心、か。 息を吐く。 さて、これからどうしようか。 僕を攫ったときのポポはどう見ても正気じゃなかった。 背筋に悪寒が走る。 あんなのと、どうやって向き合えばいいって言うんだ。 現状を認識しても、対策を立てようが無い。 ロケット団を相手にしたときのほうがよっぽどましだった。 数時間が経過したころだろうか。 羽ばたきの音が聞こえてきた。 僕はとりあえずその場で横になり、まだ意識が戻っていないふりをする。 相手がポポならこのまま様子見。それ以外なら、羽ばたきの音から言って相手は鳥か鳥ポケモン。 彼らの中で昼間活動するような連中はみんな夜目が利かない。 だからそのときは走って洞窟の奥に逃げるだけだ。 だけど、そんな心配はおそらく無用だろう。 ポポがそんな危険な場所に僕を放置するとは思えない。 人を監禁するのにこんなもってこいな場所を選択できる程度には冷静なんだから。 ポポの行動は異常そのものだけど、同時に僕に対する執着も本物そのものだろうから。 洞窟に入ってきたのは、案の定ポポだった。 「ごーるどー、ただいまですー」 起きていることを気づかれたか、いや、そんなはずは無い。 何か物を置く音がする。 何か生活に必要なものでも運んできているのだろうか。 荷物を置き終えると、そのままカツカツとこちらに歩み寄ってきた。 耳に息を吹きかけられた。 鳥肌が立つ。 もしかして本当に起きてるのばれてるのか? 頬に何か冷たいものが当たる。 そのままその冷たいものは上の方へと上がっていく。 ドキドキしながら無表情を装っていると、顔が離れていくのが分かった。 696 名前:ぽけもん 黒 30話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2013/07/15(月) 00 39 28 ID KKK.SerE [3/8] ほっと一安心したのもつかの間、ズボンが引っ張られた。 「な、なにをしているんだ!」 僕はズボンを慌てて掴んだ。 「もうきぜつごっこはおしまいですか、ごーるど」 ポポは僕の股間の辺りから悪戯っぽく僕の顔を覗き込んでくる。どうやら口で僕のズボンをずり下げようとしていたようだ。 「き、気絶してる人のズボンをお口で下げようとしちゃいけません!」 「でも、おきてたです」 「ね、寝たふりしてる人のもだよ!」 ポポはぼーっと僕の顔を見ていたが、やがておもむろに再び口で僕のズボンを下ろし始めた。 「ちょ、やめなさい! 何をそれはそうと、みたいな感じで下げようとしてるのさ!」 「でもぉ……」 「でもじゃありません!」 「わかったです……」 彼女はそういうと、引き下がると思いきや、今度は足を使って下げようとしてくる。 「足でも駄目! …………えー? みたいな目で僕を見ない!」 どうもシリアスになれない。 シリアスにならなくても何とかなってるのはいいことなんだけど。 状況から言えば僕は拉致監禁された立場だ。こんなのんきな会話交わしてる場合じゃないのに。 「それより、ここはどこなんだ?」 僕は様子を見つつ、本題を切り出した。 同時に、ポポが僕に襲い掛かる可能性を想定して身構える。 身構えたからって何が出来るってわけじゃないんだけど、それでも気分的に身構えずにはいられない。 ポポはぱあっと笑顔を見せて答える。 「ごーるどとポポの二人のあいの巣です!」 あ、愛の巣!? 「あ、あの、ポポ、ちゃんと言葉の意味分かって使ってるんだよね」 ポポは得意げに、少し胸を張る。 「わかってるですよぅ。ポポを馬鹿にしないでです」 その顔に微笑みを貼り付けたまま、ポポは答える。 「ごーるどとポポの、二人だけの場所ってことですよ。誰にも邪魔されない、二人だけ、ふたりだけです」 やたら二人だけ、という部分を強調する。 「ほ、ほら、みんなでわいわいってのも楽し……」 「ポポは、ふたりがいいです」 ポポはすねたように答える。 まるで子供の可愛い駄々のようだ。 ……ここが世間と隔絶された岩壁の洞窟の中でなければ、だけれど。 「ふたりがいいですぅ……ポポは、ポポはごーるどだけいればいいのにぃ……ごーるどはそれじゃいやですかぁ?」 ポポは涙声で僕に縋ってくる。 その頭に手を置き、ポンポンと撫でてやる。 「……ごめん、ポポ」 「いやです! ポポ、全部、ぜんぶあげるです……だからぁ」 「……ごめん」 しゃくりあげる彼女を優しく撫でる。 やっぱり、僕は…… しばらく撫でていると、泣き疲れたのか、寝てしまった。 その寝顔は無垢な童女そのものだ。 こんなにも、無邪気で可愛らしいのに。 とても人一人を攫って監禁したものの顔には見えない。 いや、その無邪気さが、こんな大胆な行動に走らせたのかな。 とはいえ、ポポはその辺の常識や良識が分からないほどまでは子供じゃない。 しかし話しても分かってくれない。 どうしたものやら…… 長い時間をかけて、少しずつ説得するしかないのかな。 でも、時間が立てばたつほど、事態は大事になってしまう。 香草さんややどりさんは間違いなく警察に訴えに言っただろうなぁ…… 民事不介入とはいえ、流石にこれは無視できる範囲を超えている……よなあ。 子供のおふざけで済めばいいんだけど。……済まないだろうな。 何はともあれ、ここから脱出しないと話が始まらない。 とりあえず、腹ごしらえだな。 僕は抱きかかえているポポを横にしようとする。 「う、ごーるど……?」 すると、当然といえば当然だけど、ポポは起きてしまった。 く、熟睡しているように見えたんだけどな。 野生の勘という奴か、油断しているように見えても、相当に抜け目ない。 「ごめん、起こしちゃった? 大丈夫、寝てていいよ」 「や、ですぅ……ゴールドといっしょにいるですぅ……」 寝ぼけ眼をこすって、僕についてこようとする。 「ただご飯を食べようと思っただけだよ。どこにも行かないよ」 行けない、と言ったほうが正しい。 697 名前:ぽけもん 黒 30話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2013/07/15(月) 00 40 04 ID KKK.SerE [4/8] いや、一箇所だけ、行けるところがある。 天国とか、そういうことじゃなしに。 「ポポ、この洞窟の奥ってどうなってるの?」 そういって僕は洞窟の奥の闇に視線を向ける。 明かりが何もないから進みたくは無いけど、奥行きがかなりあるように思える。 特にこの奥に何も無いとしても、やはり何があるか分からない場所にいるというのは気分がいいものではない。 「危ないものは何も無いですよ?」 ポポは素早く僕の意図を察したようだ。 僕の顔色を伺うようにして、そう答えた。 「ただの壁になってるだけです。ここは、そこ以外では外とつながってないです」 ポポはそう言って翼で洞窟の出入り口を指し示す。 まるで、逃げられないと言っているようだ。 「そう、なら安心だね」 僕がそう言うと、ポポは安心した気に表情を緩ませた。 本当に親の機嫌を伺っている子供みたいだ。 いちいち僕の様子にびくびくしちゃうほど繊細なのに、僕を誘拐監禁するなんて大胆さも持ち合わせている。 本当に、ポポは変わってる。 いや、僕の教育が悪かったのかなあ。 また困ったような顔になったポポを前に、僕は頭を?いた。 さて、僕は現代っ子である。 幼少期はランやシルバーと一緒に山の中を探検したりもしたけども、五歳の子供がいかに山で遊ぼうが、サバイバルの知識などつくはずもない。 シルバーは別だったけど。 そして僕はシルバーの隠れ家が火事になり、ランがシルバーに攫われた(現実には逆だったわけだけれど)あの事件以来、まったく山なんかには踏み入らなくなってしまった。 今までの旅の道程では、シルフカンパニーが販売する便利な道具にすっかり頼りきりで、つまり野宿も多い旅を今まで送ってこれたのは、僕の実力とかそんなんじゃなくて、全て道具の力なわけだ。 そんな文明の利器にすっかり甘やかされきった現代っ子が、着の身着のままで断崖絶壁の洞窟に放り込まれても、できることなんて何にもない。 それでも、現代っ子には肥大した脳みそがついてるんだから、何か解決策を考えないわけにはいかない。 ポポを傍らに、ポポが取ってきた木の実を食べながら、僕は思索を巡らせる。 しかし馬鹿の考え休むに似たりと言うとおり。 屈辱的だけど、まったくいいアイディアが浮かばない。 考え付いたのは、今、僕が口の中で転がしている木の実の種を外に向かって投げることくらいだ。 わー、なんかこのへんたくさん木の実の種が転がっているぞー。 上を見たら洞穴があるー。 あ、人がいるぞー! そして僕は救出される! ……ホントに、休んでいた方がマシと思えるようなしょうもないアイディアだ。 イライラしながら種を吐き出すと、ポポの視線がその種の方を向いた。 ためしに転がった種を拾い上げてみる。 ポポの視線はその持ち上げられた種を追う。 下げる。視線も下がる。上げる。再び視線が上がる。 ポポは物欲しそうに、僕が吐き出した種を見つめている。 ポポ、いくら君が幼いとは言っても、親鳥から口移しで餌を貰うような小鳥じゃないだろう? そんな感想が一瞬頭を過ぎり、そして打ち消す。 いや、ポポは僕に、親以上のものを求めている。 その由来が親を求める感情だとしても、現在ポポが僕に向ける感情は間違いなく恋愛対象に向けるそれ、いや、並みの恋愛対象に向けるそれの比ではない。 僕が種を外に向かって放り投げると、ポポの視線も種を追って谷底に落ちていった。 そのまま取りに行きかねない勢いだ。 はあ、とため息を一つ。 「何か欲しいものあるです?」 僕のため息を不満の表れと考えたのだろう、ポポは僕に媚びるように僕の顔を覗き込む。 「みんなのもとに戻りたい」 叶えられるわけが無いと分かっていて、意地悪を言った。 「それはだめです。……他には?」 ポポは一転、冷たい目をして即答した。 普段は素直なのに、これに関しては非常に強情だ。 「ねえポポ。このままじゃ、本当に取り返しのつかないことになるんだぞ」 何回目だろうか、僕はポポを諭そうと、真剣な顔をしてポポに語りかける。 「取り返し、ってなんです?」 698 名前:ぽけもん 黒 30話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2013/07/15(月) 00 41 00 ID KKK.SerE [5/8] ポポはわけが分からない、といった風に言う。 「取り返しがつかなくなるってのは、そのときを逃してしまうと、後からどんなに後悔しても、もうどうしようも無くなることをいうんだよ。ポポにとっては、今だ」 もちろん、ポポのその言葉が、取り返しがつかなくなるという言葉の意味を問うたものじゃないことくらい分かっている。 だけど、あえて僕はその言葉で返した。 嫌味っぽくなっている。 それこそ、取り返しのつかなくなるという焦燥感から、僕の心がささくれ立っているのかな。 取り返しがつかなくなることを何よりも恐れているのは、間違いなく、僕だ。 ポポはそんなこと一つも気にしちゃあいない。 ポポの焦燥は、僕の焦燥とはまったく違うところにある。 だから、ポポの答えも、僕の思いとはまったく異なるところからよこされる。 「ポポにとって、そのときを逃してしまうと、後からどんなに後悔しても、もうどうしようも無くなることは、ゴールドのことです。他のなんでもないです」 ポポは瞳から涙を零れさせながら、僕に縋り付いた。 僕はほとんど機械的にポポを受け止め、その背を撫でる。 彼女が僕に保護者以上のものを求めていることが分かっているのに、保護者以上のものがない心で僕は彼女を受け止めてしまう。 ああ、僕のこの残酷な心根が、この事態を招いてしまったのだろうか。 「ぽぽはごーるどをぽぽだけのものにしたんですぅ……どうしてわかってくれないです……」 子供染みた駄々をこねるこの子に、僕はどれだけの残酷な仕打ちを、今もしているんだろうか。 彼女の期待に答えられないのに、だからといって見放すことも出来ない。 今の僕は悪なのだろうか。ならば見放すことこそが正義なのだろうか。 堂々巡りで、答えなど出るはずもない。 今更答えが出たところで、どうにもならない。 それが分かっていても、今の僕は、彼女に欺瞞を吐くことしか出来ない。 もう、取り返しなんてつかない。 僕は、世界が、僕の想像ほど残酷でないことを祈った。 水と食料が尽きると、またポポはそれらを得るために飛んでいった。 きっと彼女は僕がいなくならないか不安で仕方がないのだろう。 こんな生活を続けていたら、僕もだが、まず彼女の心が壊れてしまう。 不安は人を壊す。 彼女をこうさせたように、不安という魔物は次はもっと取り返しのつかない方向に彼女を壊すだろう。 僕はどうすればいい。 クソ、分かりきっている。 彼女の気持ちに答える気が無い以上、話はそれで終わりだ。どうしようもない。 たとえ嘘で答えたところで、聡い彼女にはそれが分からないわけがない。 心情的にしたくはないし、仮にしたところで彼女を壊すことに拍車をかけるだけだろう。 どうしようもない。だけど、どうにかして答えを出さないわけにはいかない。 なんて辛い状況だ。 隠していたポケギアを取り出し、再び洞窟の入り口まで出る。 電波は相変わらず圏外。 天気やなにやらの関係で、もしかしたら電波が届くこともあるかもしれないと思ったけど、やはりそんなことは無いようだ。 やっぱり、無理か。 本気で期待してたわけじゃなかったとはいえ、落ち込む。 これさえ繋がれば何の苦労もないんだけれど。 はあ、とため息をつき、上を見上げる。 黒い、影。 気づいたときには手遅れだった。 迂闊、いや、どうしようもなかった。 だって彼女がその気になれば、僕にはどうすることもできないのだから。 ――僕のことを、見張っていたんだ! 「……かなしいです。ぽぽは、とっても、とっても、かなしいのです」 囁くような、しかし僕の耳朶に突き刺さるその声とともに。 ポポは僕の眼前に舞い降りた。 大方、張り出した岩場か何か、とにかく、この洞窟の入り口から死角となる位置に身を隠していたのだろう。 ポケギアを使うに当たって、周囲に不審な影が無いかくらいは確認したのだから。 「そうだね、僕も悲しいよ」 暴れる心臓を必死で押さえながら、僕は努めて平坦な声を出す。 699 名前:ぽけもん 黒 30話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2013/07/15(月) 00 41 30 ID KKK.SerE [6/8] 「ここにいれば、なにも、かなしいことなんかないのですよ? どうしてわかってくれないですか?」 「いいや悲しいことだらけだよ。ここにいても、いなくても!」 僕の叫びに、ポポは眉を顰めるばかりだ。 ポポには僕の言っていることが分からないのだろう。 「どうして分かってくれないんだ、ポポ!! こんなことはもう終わりにしよう。こんなことしても、なんにもならないんだよ!」 結局、こんなことをしても救われることはないんだ、絶対に! シルバーを攫ったランが救われなかったように。あのロケット団の男が救われなかったように。物事の道理から外れれば、待つのは悲惨な結末だけだというのに! ポポが僕に飛び掛る。僕の手から、ポケギアが落ちて硬い石の上を跳ねる。 「じゃあ、じゃあポポはどうすればよかったです! 大事な、ポポの一番大事なものが、ポポからどんどん遠くに行くのを、ただ見てるのが正しかったっていうですか!」 「違う! そうじゃない! そうじゃないけど、でも、君はここで知るべきだったんだよ! 世の中はどうしようもないことだらけだってことを! どんなに欲しくても、失いたくなくても、どうにもならないことがあるってことを! 絶対に無理なことがあるってことを!」 そう、世の中には変えられないことがあるんだ。どんなに願ったって、どんなに望んだって、そうはならないことがあるんだ。 「だから、せめてそうなっていたときの思い出を頼りに、またきっとそうなることを願って生きる。生きるって、そういうことなんだよ!」 「誰も、だぁれもポポのことを知らない世界でですか!」 「知らないなんてことはない! たとえ今は誰もポポのことを知らなくても、いつかきっと知る人が現れる! これは無責任な憶測なんかじゃない! 現われるんだよポポ!」 「それはあの女も同じです! あの女だって、ゴールドじゃない人間がいつか現われますよ! ポポだけ、ポポだけ我慢する理由にはならないです!」 言葉に詰まる。 そうだ、これは理屈じゃない。だから正論に正しく反論することはできない。 僕だって間違ってる。ただ、ポポが僕以上に間違っているだけの話だ。 「ゴールドは間違ってる。間違ってるですよ。ポポは生きなくていいんです。ゴールドが一緒じゃなきゃ、生きなくていいですよ」 悲惨な死。それすら、彼女を恐れさせはしない。 「ポポ……」 彼女が恐れるのは唯一つ。僕を失うこと。ただ、それだけ。 「さあ、選んでです。ポポと生きるか、ポポと死ぬか」 その目には、本物の覚悟が宿っていた。 僕は無性に腹が立つ。その目を受け入れられない。 くそ、どうして皆そんなすぐ死にたがるんだよ! どうして生きようとしてくれないんだよ! 僕は逃げてきた。逃げて、逃げて、逃げてここまで来た。その結末が、これだ。 それなのに彼女達は絶対に逃げたりはしない。どこまでもまっすく、前を向いている。破滅に向かって、まっすぐと、恐れることなく、揺らぐことなく。 ここが僕の手でどうにかなる最後のラインだ。ここで僕の伸ばした手が彼女に届かなければ、後はまっすぐ落ちていくだけだ。 無数の言葉が頭を巡る。どれも話にならない。ポポを説得できる言葉なんて一つも持ち合わせていない。 沈黙が怖くて、僕はつまらない言葉を吐く。 「ポポ、もし僕と生きることになっても、警察に見つかれば逮捕だし、香草さんたちに見つかれば間違いなく戦うことになる。きっとただじゃすまない」 「逃げればいいですよ」 「ポポ、最後まで逃げ続けるなんてことは出来ないんだよ! 追ってくるものから逃げ続けるなんて、そんなことは不可能なんだ! そうなったらもう僕達に平穏なんて二度と訪れない!」 「分からないですよ。チコは案外すぐ諦めるかもしれないです」 しかしその目には、確かに殺意が燃えている。 700 名前:ぽけもん 黒 30話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2013/07/15(月) 00 42 02 ID KKK.SerE [7/8] 分かっていたことだけど、説得は不可能だ。 僕がポポを愛すると言おうと言うまいと、間違いなくポポは香草さんを殺そうとするだろう。 香草さんがいる限り、僕はポポのものにはならない。そう考えるはずだ。 かといってその争いの原因である僕が死ねば、ポポも自ら死ぬだろう。今のポポは、そのくらいあっさりやってのける。 駄目だ。皆が死んだり殺しあったりしない。そんな方法がどうしても考え付かない。 完全に詰みだ。ゲームなら、ここで手仕舞い、終わり、ゲームオーバー。 でも、そうするわけにもいかない。 「やめろポポ! そんなことをしたら、僕はポポを嫌いになるぞ! 僕の娘で、それで満足だったんじゃないのか!」 「いやです! そんなのいやです! でも、でも! ここままじゃゴールドは絶対にポポと一緒にはいてくれないです! ……だから、取り返しがつかなくなってもらうです」 涙で幼い顔を顔をグシャグシャにして言っていい台詞じゃないぞ、それは! 「ポポ、お願いだ、やめてくれ! もし取り返しのつかないことになったら……」 「そのときは、ごーるど、ぽぽといっしょにいてくれますよね」 事態は、もうどうしようもなく取り返しがつかなくなっていた。 その日、ポポは処女を喪った。
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/2230.html
食べた日:2007/12/12 ニューオープンの『もちもちの木 仙台店』で「中華そば 小」(630円)を。 %82%E0%82%BF%82%E0%82%BF%82%CC%96%D8%90%E5%91%E4%93X%20%8AO%91%95.jpg 07.12.12%20%82%E0%82%BF%82%E0%82%BF%82%CC%96%D8%20%92%86%89%D8%82%BB%82%CE%8F%AC%20533%94t%96%DA.jpg 埼玉に本店を持ち、東京・栃木・福島などにも店舗を持つ人気店の仙台店がついにオープンしました。 数年前に福島店で食べた時は、3連食目というのもあり(当時は3連食が限界だった・・)あまりいい印象は受けなかったので、今回は胃に余裕がある状態(2連食目w)での来店です。 場所は決して好立地とは言えない場所ですが、すでに知られているようで、行列ができていました。 さて肝心の中華そばですが、スープは「これでもか!!!!!」というくらい鰹ガッチリの醤油スープ。 表面には香味油がたっぷりと張ってあり、熱を閉じ込めているので、湯気は出ていませんが、かなりアツアツのラーメンです。 麺は中細か中太といった感じのストレート麺。店名のように“もちもち”とした食感。 麺の湯きりもスープを薄めないようにと、この店独特の力強い湯きりを見ることができます。 具はチャーシュー・穂先メンマ・糸のような細切りの白・青ネギ。 穂先メンマとネギは非常にスープ・麺との相性がいいですね。 油が多く、鰹も強烈なので、完全に好き嫌いが分かれる味でしょう。 正直、自分も苦手な部類ですが、福島で食べた時よりは油も控えめで食べやすくは感じました。 とりあえず次回は、つけ麺を食べてみようと思います。 住所:名取市高館熊野堂字飛鳥20-7 by hiro (2007年 533杯目) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1379.html
325 :ぽけもん 黒 ◆/JZvv6pDUV8b [sage] :2009/10/09(金) 22 24 28 ID Fq4q3HCv 背後にサクッという草を踏みしめた音が鳴った。 驚き、慌てて振り向く。 後ろは、香草さんが立っているだけだった。 「びっくりした……目が覚めてたんだね」 「その女、誰よ」 あれえ? 相手は香草さんだし、この子はただ怪我の手当てをしただけだ。別に何もやましいことも、怖いことも無い。 それなのに何故だろう、冷や汗が止まらないのは。 「え、ええっと、幽霊の正体」 「どういうこと?」 急速に香草さんから放たれていた殺気が弱まるのを感じた。それに、表情に少し困惑の色が混じっている。やっぱり幽霊は怖いのか。 「彼女の超能力が原因だったんだよ。すすり泣きの声も彼女のものだったんだ。何があったのかは彼女に直接聞いてみないとよく分からないけど、多分怪我が原因で気が立ってたんじゃないかな」 僕はそういいつつ、先ほど手当てした彼女の尻尾を指し示す。 「酷い……」 香草さんも思わず声を漏らしたようだ。確かに、随分と痛々しい傷だ。 「……やどり」 突然、僕のものでも、香草さんのものでも、ポポのものでもない声が聞こえてきた。 僕と香草さんは揃ってビクリと跳ねる。 その声の主は、どうやらヤドンの彼女のものらしかった。 常識的に考えればそれ以外の選択肢はないんだけど、幽霊という先入観があったせいだ。 「……私……の名前……巻貝……やどり」 彼女――やどりさんは再び口を開いてそう言った。 随分とゆっくりとした話し方だ。消耗がそんなに激しいのか、それとも素でこれなのか。 「やどりさん? 僕は若葉ゴールド。こっちは香草チコさんで、あっちがポポ。尻尾は大丈夫?」 どう見ても大丈夫ではないけど、他にかける言葉を思いつかない。 「……大……丈夫」 彼女はそう言いながら、ゆっくりと起き上がる。全体的に行動にスローモーションがかかったような人だ。 僕に襲い掛かるときはあんなに素早かったのに。 体を起こした彼女は、相変わらず呆けたような顔で、僕をじっと眺める。 「……あり……が……とう」 「え? ……ああうんっ。ごめんね、痛くなかった?」 「……痛く……無かった。……あなた……いい人」 「い、いやいい人だなんて……」 「それで、どうしてこんなことになったのか、教えてくれる?」 僕とやどりさんの会話に香草さんが割り込んできた。 「……そう……襲われた」 「襲われたって一体誰に?」 「……黒い服を着た……人たち」 やはりそうか。そもそもこんな行いを働く奴らなんて限られてくる。黒い服を着た人たちとはロケット団のことだろう。 しかし、それにしては奇妙な話だ。 「でも、尻尾以外に怪我らしい怪我してないよね」 彼女はざっと見て、切断された尻尾を除いたらかすり傷一つ無い。 他に傷が無いのに、尻尾のように傷を負いにくい部位だけ酷い怪我をしているというのは違和感がある。 「……ぼーっとしていたら……尻尾が切られていた……」 ……ギャグ? ヤドンは皆かなり鈍いらしいけど、尻尾を切られてから気づくなんて、いくらなんでも鈍すぎる。 「その人たちは……倒したけど……怖くなって……逃げた。水の中で……傷が治るのを待っていた……」 水中で傷が治るのを待つとかどんだけ常識がないんだこの子は! 水中では血液は凝固しにくく、当然、血も止まりにくい。完全な自殺行為だ。 なんというか、色々と危うい子だな。 「で……も……ゴールド……安心できる」 彼女はそう言って、のそのそと僕に寄り添うように座りなおした。 こんな酷い目に会ったのに人間不信にならなかったのはなによりだけど、怪我の手当てをされたからって見ず知らずの人間をこんなにすぐに信じるのも問題だと思う。 「ゴールド、こんなことしてる場合じゃないでしょ!」 唐突に、香草さんの蔦に縛られ、立たされる。 326 :ぽけもん 黒 ◆/JZvv6pDUV8b [sage] :2009/10/09(金) 22 24 50 ID Fq4q3HCv 「先に進まないと!」 香草さんの言うことは尤もだ。でも蔦で縛り上げて立たせるのは勘弁して欲しい。 「でも、やどりさんをこのまま放っては置けないよ」 僕は蔦から抜け出しながら反論する。 一応の処置はしたとはいえ、このまま彼女と別れるのは危険すぎる。檜皮村に戻るか、せめて一日様子を見るくらいはしたい。 「戻るですって? 何言ってるのよ!」 当然、香草さんは認めてくれない。 「ポポはゴールドの言うとおりにするですよー」 ありがとうポポ。でも僕の言うとおりには状況は動いてくれなさそうだ。 「そうだ! じゃあ古賀根市まで一緒に行くってのはどうかな? そうすれば僕たちもタイムロスにはならないし、やどりさんの心配もない。あ、もちろんやどりさんがよければ、だけど」 「……いいの?」 「いいよ」 香草さんが何か言おうとしていたが、僕は強引にさえぎった。 彼女が急ぐ気持ちも分かるけど、ここでやどりさんを放置して進むことなんて出来ない。 「今すぐ動くってわけにもいかないよね。ちょっと休憩しようか」 僕がそういうと、ポポはそそくさと僕のすぐ隣に座った。 チラと香草さんのほうを見ると、彼女は思いっきり僕を睨んでいた。 参ったな。また嫌われちゃったよ。 溜息をつかないようにするのもなれてきた。無意識で溜息を抑制する。 しかし心の中では盛大な溜息をつきながら、食事の準備を始めた。 食事を終え、荷物を片付けながらやどりさんに声をかける。 「やどりさん、歩けそう?」 「……うん。……血が止まったら……楽になった」 「それはよかった。じゃあ進もうか。ごめんね、無理させちゃって」 「無理なんて……していない。それに……謝るのは……私のほう。迷惑かけて……ごめんなさい」 「何言ってるのさ。困ったときはお互い様だよ」 そう言って僕は立ち上がり、彼女に手を差し伸べる。 着ぐるみのせいで、一人で立ち上がるのは大変だと判断したからだ。 今更だけど、この着ぐるみ、邪魔じゃないのかな。 ホントに変わった人だ。 隣では、座ったポポが翼をパタパタと動かしていた。これは私も手を引いてほしいというアピールだろうか。 僕がポポにも手を差し出すと、ポポはぱあっと頬を緩ませた。 こういうことをするから、ポポの僕に対するスキンシップが過剰になっていくんだろうなあ。 頭ではそう分かっていても、ポポが笑顔だと僕も嬉しくなってしまう。 再び、僕たちは歩き出した。 やどりさんの体調が心配だったけど、僕の心配に反して、彼女の足取りはしっかりしたものだった。 むしろ僕たちの方がぎこちないくらいだ。 彼女はこの森によく来るようだったから、当然このような悪い足場にも慣れているのだろう。 しかし、どれだけ歩いても同じような景色ばかりだ。迷いそうになる。 やどりさんに尋ねても、分からないという返事が返ってくるのみだ。 彼女は古賀根市に行ったことは一度も無いそうだ。 古賀根市は方円地方最大の都市だ。当然人も多く、皆キビキビとしている。 彼女のようなのんびりした人が、あのようなあくせくした街に行っても、色々危ないだろう。 そういう意味で、彼女が古賀根市に行ったことがないと聞いたとき、少し安心してしまった。 尤も、僕のせいで始めて行く事になってしまうのだけど。 歩いている間、やどりさんのことを色々と聞いた。 彼女は十六歳、つまり僕の一つ上で、檜皮村の一軒家に一人で住んでいるそうだ。 旅に出た経験は無し。去年の旅の参加は、家の維持を理由に辞退させてもらったそうだ。 両親を事故で亡くし、そのとき彼女も大怪我をしたとのこと。本当に、怪我の多い人だ。 余計なことを聞いてしまって、申し訳ない気分になった。 時々寂しく思うこともあるけど、気ままにやっているから気にしなくていい、と彼女はフォローしてくれたものの。 彼女は話すのがとても遅いため、これだけの事を聞くのに大分時間がかかってしまった。 しかし時間がかかった割には、まだ森を抜けることが出来ていない。 それどころか、この道は前にも通ったような気がする。 コンパスを見ても、どうも方位が合わない。 もしかして、幽霊騒動のごたごたで正しい道を外れてしまったのか? この疑問はすぐに確信へと変わった。 少し前から木に印をつけて歩いていたのだけど、印をつけた木と再会したからだ。 327 :ぽけもん 黒 ◆/JZvv6pDUV8b [sage] :2009/10/09(金) 22 25 56 ID Fq4q3HCv ここでようやく話は冒頭へと戻る。 間違いない。僕達は遭難している。 僕は力の無い笑みを浮かべ、皆にその旨を告げた。 ポポは不安げな表情を浮かべ、香草さんはまるでゴミを見るような目、やどりさんは相変わらずぼんやりとした表情と、反応は三者三様である。 「で、でも大丈夫だよ! 食料も水もある!」 僕は慌てて弁明したが、香草さんは「だから?」と言わんばかりだ。 水と食料はあって当然のもの。香草さんの反応も尤もだ。 まさか森で遭難するなんて。まったく自分が情けない。 「とりあえず、道からは外れるけど、ここをまっすぐ進もうと思うんだ」 僕はそういいながら、目の前の木々の間を指差す。 この道に沿って進んでいても、グルグルと回るだけだ。 ポケギアのGPSは鬱蒼と生い茂る木々のせいで役に立たない。 しかし幸いにも僕はコンパスを持っていた。 ならば多少のリスクはあるが、コンパスの方位に従って、この道を進むべきだと考えた。 しかしそうなると心配なのはやどりさんの体力だ。 どれだけ歩けば森を抜けるか分からない上に、もう随分無駄に歩かせてしまっている。 心なしか顔色も悪くなっている。 そこで僕は提案した。 「やどりさんはここに残っていて。それと誰かもう一人も。あとの一人は僕と一緒に来て欲しい。ここにタコ糸があるから、残る人はこれの一端を握っていて欲しいんだ。そうすれば僕はここに戻ってこれる」 まさかタコ糸がなくなるくらい歩いても、道が一本も見つからないということは無いだろう。 僕はリュックから取り出したタコ糸を眺めながらそう思う。 三人とも、僕の提案に異論は無いようだ。 問題はどちらがついてくるかだけど…… 「ポポが行くですー!」 「……私は残るわ」 懸念に反して、あっさりと決まった。香草さんがおとなしく残ると言うなんて珍しい。 そういえば、かなり幽霊を怖がっていたからな。さっきの幽霊の正体はやどりさんだったけど、他に何か無いとも限らない雰囲気だ。 香草さんの表情が暗いのはそういうことだったのか。 「じゃあこれよろしく。何かあったら強く引っ張って。出来るだけ早く戻ってくるから」 僕が差し出したタコ糸の一端を、香草さんは無言で受け取る。 「何か無くても、二時間もしたら戻ってくるよ。じゃ、行ってきます」 「……行って……らっしゃい」 やどりさんはゆっくりと手を振ってくれたが、香草さんは無言の上に無反応だ。 そんな様子を奇妙に思いながらも、僕とポポは出発した。 道の無い森の中。 厚く張った苔に足をとられながら、ゆっくりと歩いていく。 「――で、それで……」 ポポの元気な声が湿った森に木霊する。 ポポはすこぶるご機嫌だ。 香草さんがいないからかな。 だとしたら、やっぱり問題だよな…… そう思いつつ、二人の関係改善は内心諦めている。 ポポは臆病すぎるし、香草さんは頑固すぎる。 これじゃあ話し合いになるはずが無い。 この森のように、僕の気分はどんよりと重い。 三十分ほど歩いた頃だろうか、僕たちは大きな段差に突き当たった。 高低差が大きく、木々のためにポポも飛べないから確かめようが無いけど、おそらく、ここが森の終わりだ。 地図によると、段差沿い左に進んでいけば、正式な出口に突き当たることだろう。 「よし、引き返そうか」 地図から顔を上げると、ポポに声をかけた。 今頃、やどりさんと香草さんはどうしているだろうか。 328 :ぽけもん 黒 ◆/JZvv6pDUV8b [sage] :2009/10/09(金) 22 27 17 ID Fq4q3HCv ゴールドは私を置いていってしまった。 私と一緒にいたい。二人で共に進みたい。 そう言って欲しかったのに。 私の中でやりきれない思いが溜まっていく。 どうしてこんなことになってしまったんだろう。 少し、回顧する。 私は、孤独だった。 同じ種族で集まって作られた里には同年代の子供は無く、街で友達を作るしかなかった。 しかし、里の期待を一身に背負わされたせいで選民意識が肥大した私に、友達など出来るはずもなかった。 当然だ。最初から自分と自分の仲間以外のすべてを見下してかかっている人間と、誰が友達になってくれるというのだ。 でも、ゴールドは、私をパートナーに選んでくれた。 誰とも話せなくて、小さくなっていた私を。 率先して選んでくれたわけではないけど、すでに悪印象を持たれていたであろうに、それでも、私を選んでくれたのだ。 彼は同じ種族以外で、私を拒絶しないでくれた、初めての、唯一の人間だったのだ。 始めは、ゴールドのことも、よく知りもしないのに見下していた。 どうせ私の種族以外の人間なんて、皆価値のないものだと思っていた。 でも、どうしてだろう。 彼と話していると、それだけで気持ちが高ぶった。 彼といると、それだけで心が安らいだ。 いつからか、彼ともっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたいと思うようになっていた。 今まで生きてきて、感じたことの無い想い。 私はこの想いを、そして何よりもゴールドを、決して失いたくは無い。 でも、私は特別じゃなかった。その彼の優しさは、誰にでも向けられるものだった。 旅に出てすぐに、悪夢が訪れた。 ゴールドは彼を襲った忌々しいあの鳥をパートナーにした。 あの卑しい追いはぎを。 彼の荷物を奪おうとしたくせに。彼を傷つけようとしたくせに。 それなのに一体どの面下げて彼の前に立てるのだ。どうして彼に触れることが出来るのだ。あの低脳極まりない鳥が。 私のほうが強いのに、私のほうが賢いのに、私のほうが役に立っているのに。 それでも、彼は私だけを見てくれない。いちいちあの鳥のことを気にかける。 ふと、夢想したことがある。 もしあの鳥と出会わなければ、今頃どうなっていたかを。 ゴールドが私だけを見てくれる。私だけに話しかけてくれる。敵を倒せば、私だけを褒めてくれる。 そう、きっとそこには、素晴らしい日々があったはずなのだ。 だけど、現実は。 私はついさっき会ったばかりの女性と一緒に、ゴールドの帰りを暗い森の中で待っている。 彼はあの鳥にいちいち気を割く。いや、むしろあの鳥のほうを優先している節すらある。 それを思うと、胸が締め付けられるように痛んだ。 彼は、少し優しすぎるのだ。 目の前の女を見る。 止血の知識すらない、愚鈍な馬鹿だ。しかも、コイツもゴールドを傷つけようとした。 確かに怪我については同情した。しかし、それがゴールドと共にいていい理由にはならない。 なぜコイツがここにいる。なぜゴールドと共にいれる。 そう考えて、気づいた。 コイツはこのままゴールドに寄生しはしないだろうか。 想像して、身震いがした。 そんなことになったら、ゴールドと話せる時間が、ただでさえ皆無に等しいゴールドと二人っきりの時間がますますなくなってしまうのではないだろうか。 この女を排除しないと。 脅して逃げさせる? ダメ、もしこの女が戻ってきてゴールドに告げ口されたら…… ゴールドがそれを知ってどうするかなんて考えたくも無い。 口を完全に封じ、かつ、いなくさせるには―― 答えは単純だ。 329 :ぽけもん 黒 ◆/JZvv6pDUV8b [sage] :2009/10/09(金) 22 28 23 ID Fq4q3HCv 私は、無音で両腕の蔦を伸ばす。 ここはあまり人が立ち入らない深い森だ。モノの隠蔽は容易い。 私は彼女の背後から、蔦を少しずつ、音も無くスルスルと忍び寄らせていく。 あと少し。もう少しで彼女の首にかかる。彼女を―― そのとき、手が突然震えた。 ゴールドがタコ糸を引いたらしい。 私は慌てて両手の蔦を引っ込めた。 私は、一体何をしようとしていたの? 正気に返った頭で、先ほどまでの自分の行為を恐ろしく思った。 ゴールドが止めてくれなければ、私は今頃…… 狂いそうになる自分を抑えるように、両腕で自分を強く抱いた。 「お待たせ、道、見つかったよ」 合図として糸を強く数回引いた数十分後。 僕とポポはようやく香草さんとやどりさんが待つ場所に帰ってこれた。 ポポが中々戻りたがらないせいで結構な時間を食ってしまったけど。 「ポポ……ゴールドと二人がいいです……」 大きな瞳一杯に涙を溜めて、上目遣いでこれを言われたときには、危うく正気を奪われそうになった。 しかしそうは言われても、戻らないわけには行かない。 それに、早くしないと日が暮れる。 ただでさえ暗い森が、本当の真っ暗闇になったら、行動するどころか、留まることさえ恐怖だ。 ポポの悲しそうな顔を見るのは心が痛んだが、ポポの願いを聞き届けるわけには行かない。 「遅かったじゃない」 香草さんは俯きながら言った。普段なら怒っているのかと身構えるところだけど、なぜだろう、今の彼女はとても危うげで儚げに見えた。 「ごめん。地面がよくなくてさ。大目に見てよ」 努めて軽い調子で返したが、返事は無い。 困って頬を掻いていると、やどりさんが立ち上がってこちらに来た。 体調を確認しようと思ってたけど、自発的に立って歩けるくらいなら心配はなさそうだ。 やどりさんは止まらず、そのまま僕に寄り添うように抱きついた。 「な、何を……」 僕の言葉は彼女の表情を見たところで止まった。 幸福感に包まれた、穏やかな表情。 彼女も、不安だったのだろうか。 とはいえ、いつまでも抱きついているわけにもいかない。ほんの数秒抱きつかれただけで、ポポが「ポポも!」と飛びついてくることだろう。 「やどりさん、怪我は大丈夫?」 僕は尻尾の様子を見ることを言い訳に彼女を引き剥がし、後ろを向かせた。 包帯には血がにじんでもいない。念力を使っているのか分からないけど、血は完全に止まっているようだ。 「……問題……ない」 そう言って再び向き直って僕に抱きつこうとするやどりさんをかわし、三人に向かって呼びかける。 「出口までいける目処が立った。出発しようか」 ザクザクと苔を踏みつけながら森の中を行く。 ポポがしきりに僕に話しかけてきているので会話は絶えず、雰囲気は明るい……はずなのだが。 最後尾を俯き加減でついてくる香草さんに目を向ける。 時々、香草さんはこのように表情が窺い知れないことがある。 本当に彼女のことはよく分からない。しかし心配なのは心配だ。 これも、彼女にとっては余計なお世話なのだろうか。 僕はすぐに先ほど来た森の行き止まりに突き当たった。そこで進路を変える。 やどりさんもまだ元気そうだし、このまま急いで森を抜けてしまおう。 日が暮れると、こんなところには恐ろしくていられない。 330 :ぽけもん 黒 ◆/JZvv6pDUV8b [sage] :2009/10/09(金) 22 28 56 ID Fq4q3HCv 「あっ!」 進路を変えてから数分もしないうちに、ポポが声を上げた。 「どうしたの?」 「建物が見えたです!」 僕の目にはまだ何も見えないが、ポポは僕よりはるかに目がいい。 少し歩を早めると、すぐに僕の目にも建物が映った。 予想通り、そこは通行所だった。 皆、靴や足が泥だらけだったけど、やどりさんの念力で綺麗に掃ってもらった。念力にこんな使い方も出来るなんて。まるで見えない手のようだ。そういえば、沼の中にいたにもかかわらずやどりさんがそんなに汚れていなかったのはこれのためか。 通行所で簡単な手続きを終え、僕たちは古賀根市へ入った。 と言っても、しばらくはただの小道。大都市の片鱗もない。 しばらく歩くと、広い囲われた土地と、それに隣接した一軒の家が見えた。 「大きな家ですね」 ポポが何の気なしに、感想を述べる。 家……というより、構造的には学校のほうが近い。しかし僕が通ったような普通の学校とは似ても似つかない。ここのほうがはるかに豪華だ。 「確かアレは育て屋じゃなかったっけな」 「育て屋……です?」 耳慣れない単語に、疑問の声を上げる。 「うん。珍しい施設でね、しばらく子供を預ければ、相応の代金と時間の変わりに、入所した子供を一流の紳士淑女に教育するって施設なんだ。方円地方にはこの一箇所しかないんだよ」 僕の言葉を聞いて、ポポがピキッと固まった。 「その教育手腕には定評があるらしくてね。どんなことをやってるのか、トレーナーとしてはぜひ一度見てみたいなー……ん? ポポどうしたの? 顔色が真っ青だよ」 「……あ……うあ……」 「大丈夫? 体調でも悪いの? ちょっとここで休ませて貰おうか?」 「だ、だだだ大丈夫です! ポポ、元気です!」 「ホントに?」 「本当です!」 「ならいいけど、無理はしないでね」 「無理してないです!」 ポポの様子が急変したことを疑問に思いながらも、僕たちは先に進む。 古賀根市の中心部にある高層ビルが見える距離までくると、辺りに家々も増えてきた。 ホケモンセンターは中心部にあるから、あそまで進まなければならない。 歩くこと数時間、日が暮れる頃。ようやく僕たちは街の中心部に到達した。 「うわー! すごいです!」 ポポがビルを見上げ、興奮した声を上げている。 僕も初めてきたときにはかなり驚いたものだ。 若葉町は四階建て以上の建物が珍しいような辺鄙な田舎町だ。 だから初めてこんなビルを見たときには、それだけでどきどきしたものだった。 やどりさんは相変わらずぼんやりとした表情でビルを眺めている。呆気にとられているのか、それともただぼーっとしているだけなのか。彼女の表情から思考を伺うことは難しい。 一方香草さんは上を向くことすらせず、地面を見ていた。 僕は見て見ぬ振りをした。 ポケモンセンターにつくなり、やどりさんをつれてすぐに病院へと向かう。 見た目は痛々しいが、やはりヤドンの尻尾は元々再生可能なもので、今回も再生は問題なく行われるだろう、との診断結果だった。 やはり、見た目ほど重い怪我ではないらしい。 森の中からここまで僕らのペースにあわせて歩いてこれたので、そうなのはうすうす分かってはいたのだけれど。 倒れたのは一時的なショックだったらしい。 処置も消毒して包帯を巻くだけという簡単なものだった。縫合等を行ってしまうとむしろ再生に支障をきたすのだそうだ。 損失部位はかなり大きいのに、再生可能だというヤドンの神秘に感心しながら、僕は女医さんに礼をいい、診察室から出た。 待合室にはポポと香草さんが待っていた。 ポポは間違いなくやどりさんが心配だったのではなく、ただ僕を待っていただけだろう。 待合室で騒がしくするのも迷惑だし、僕たちは速やかにあてがわれた部屋に移動した。 自然と、というか色んな意思が働いて、僕が一人でベッドに腰掛け、香草さん、ポポ、やどりさんの三人が向かいのベッドに腰掛ける形になった。 「やどりさん、大事に至らなくてよかったね」 「……うん」 まずは無難な第一声。本題を切り出す前の布石だ。 331 :ぽけもん 黒 ◆/JZvv6pDUV8b [sage] :2009/10/09(金) 22 29 17 ID Fq4q3HCv きっと香草さんやポポはパートナーでも無い人を、診察を終えても別れず、ここまでつれてきたことを疑問に思っていることだろう。 僕は少し息を吸うと、一息にいった。 「それで、もしよかったら、やどりさんも一緒に旅をする仲間になって欲しいんだ」 案の定、香草さんとポポの表情が驚きに変わった。一番驚くべきであるやどりさんは相変わらずの、どこか遠くを見ているような表情だ。 「な、何を言っているのよ!」 正気? と言わんばかりに、香草さんは僕に食って掛かる。 そのまま立ち上がり、僕ににじり寄ろうとした香草さんの動きを、ポポが翼で制した。 「契約解除する奴には関係ないことですよ。黙ってろです」 驚いた。 その冷たい視線ときつい言葉は、ほんの数十分前まで無邪気に微笑み、切れ間なく僕に話しかけ、笑いかけてきたポポと同一人物とは思えなかった。 まさかポポのこんな態度を見ることになろうとは。 この話を切り出すにあたって、様々なケースを予測したけども、これは予想の範疇外だった。 また、恐怖と同時にまだ契約解除の話は反故にはなっていないことも思いださせられた。 以前のポポに、こんな表情が出来ただろうか。これも成長の一つなんだろうか。それとも、最初からポポは……いや、これは今はおいておこう。 それよりも今すべきことは、至急香草さんと話し合うことだ。 「ごめん、ちょっと香草さんと二人きりで話がしたい。ポポ、やどりさん、申し訳ないんだけど、しばらく席を外してくれないかな。……こんな話、外でするわけにもいかないし」 不安だった。「アンタと話すことなんて何も無いわよ。さあ、役所に行きましょ。そして契約解除よ」と言われてしまえば、僕になす術はない。 一瞬だけ目線を下げて、現在時刻を確認した。役所が閉まるまではまだ三十分以上あった。急げば書類を取ってくるくらいのことは十分に出来る時間だ。 目線を正面に戻す。ポポの翼の影から出てきた香草さんの目は、ひたすらに無機質だった。まさに心ここにあらずといった様子だ。 これもまた予想外だ。いや、思索を巡らしていると考えれば、この目の説明もつくか? 一瞬の間の後、香草さんが口を開いた。 「いいわ。話し合いましょう。私達の……これからについて」 そう言うと、彼女は神妙な面持ちで腰を下ろした。 ポポはその様子を見、再び僕に向き直った。僕の真意を測るかのように。 僕は、まっすぐポポを見つめ返す。 ポポの目に、一瞬。落胆の色が混ざった。 しかし、ポポはすごすごといった様子でおとなしく部屋から出た。やどりさんも、相変わらずぼんやりとした様子でポポの後に続く。 そういえば、やどりさんからしてみれば、部外者の自分の目の前でいきなり意味の分からぬ険悪な光景が発生したという、ただただ唖然とするしかない状況なんだよなあ。すごく申し訳ない。 ふと、思考の端でそんなことを思った。
https://w.atwiki.jp/neetura2/pages/643.html
おk牧場の作者 ハルヒは描いたことない スキャナが欲しい 毎年正月に年寄りや乳児を何人もあの世に送る殺人鬼 おちちに見えてついおっぱいを期待して開いたらおもちだった 11 名前:以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。[sage] 投稿日:09/01/16(金) 01 23 09 ID yS0p+1L5 あんまり使ってませんけど、せっかくなので おもち ID omoti-kazuo
https://w.atwiki.jp/livetube/pages/1912.html
▼基本情報 名前 もちきり(葛もちきり) ジャンル ゲーム 配信名 毎回適当 性別 ♂ 年齢 ピッチピチの18歳(自称) マイク 有り Webカメラ 一応有り 配信者ページ 見に行く 監視所 見に行く 避難所 見に行く Twitter 見に行く 配信時間帯 平日は20時~24時、休日は深夜から早朝 SkypeID skype_status PS3ID Motikiri どくず ▼あなたは - 人目のプライド無き若人で、現在-人が土下座をしています ▼戒めも It s nearly impossible to find knowledgeable people in this particular topic, but you seem like you know what you re talking about! Thanks oakley occhiali da sole prezzo http //mobile.onoranzefunebrisecchi.it/?it-oakley-occhiali-da-sole-prezzo-19173.html ▼もちきり(葛もちきり)とは... [部分編集] もちきりとは...2010年11月20日から現在にいたるまでLivetubeにて主にゲーム配信を行うドクズ系配信者である 愛称 ドクズ、クズ、もっちゃん、もっちー (ドクズの由来は数々のクズ発言や24時間配信での出来事を参照) 職業 静岡県内の大学で情報系を学ぶ18才の大学生 学部の偏差値は44(48ではない) 特徴 童貞 クズ 暗い コミュニケーション障害 飽きっぽい 理解力や思考力の欠如 無責任 嘘つき 優しいけどきもい 妹思い だっせー 資格 なし(自動車免許の教習所に適正テストで不適格と判断され入所できず) 趣味など 配信 ゲーム アニメ 2次元画像集め ▼配信作品 [部分編集] FEZというオンラインゲームの配信者として配信をはじめ、過疎サーバーであるC鯖のカメラマンとして長く活躍していたが、 アップデートによる改悪やクソゲ化により、次第にデモンズソウルやメタルギアソリッドなどのオフラインゲーム配信に移行する 本人は、これからオフラインゲームを中心に配信を行う予定だと明言している プレイ途中作品 FEZ(引退回数が8回突破したらしい) Minecraft(鯖を一度消した影響から鯖を荒らされ終了) ロックマン7(ワイリーカプセルを倒せずつんでる状態) クリア済み作品 キャサリン ヨッシーアイランド モンスターハンターポータブル3rd- F-ZERO(KNIGHT LEAGUEのみ) ウルトラマン デモンズソウル アサシンクリードⅠ,Ⅱ メタルギアソリッド1,2,3,4,PW 超魔界村 バイオショック ▼配信の特徴 [部分編集] リスナー第一主義 リスナー数に対してコメント数が多いのが特徴で、ゲーム内のリスナー凸も多い リスナーにより楽しい配信が支えられていると言える コメントの内容は、「もちきりに対する暴言」、「話題提供」、「忠告や指摘」、「RPや日記などのネタ」、「ニコニコ生放送の文化をバカにした挨拶ネタ等」など多岐にわたる すべての矛先がもちきりに向けられているためか、リスナー同士の争いや会話が比較的少ない 古参新参だれでもウェルカムである 古参はガチホモが多く、新参は妹が大好きである(偏見) 配信者は完全なクズでありもリスナーもわりとクズである ▼もちきり配信を見る上での注意 [部分編集] もちきりは理解力がないため、分かり易い言葉でコメントしてあげましょう 同じ過ちを何度も繰り返しますが、寛大な心で見守りましょう もちきりの約束や宣言を完全に信じないようにしましょう 他配信者の名前を出すのは極力避けましょう アイドルを叩くのはなるべくやめましょう 申し訳ないがサムソンはNG ▼配信内での名言 [部分編集] 「……うん、そうですね」(よく受け答えに使いますが、本人は100%理解していません) 死んねやぁカス!(スカイプ凸して唐突に発した一言) よぉっし!(メタルギアソリッド2にてエロ本を拾った時の一言) ドクズが!(リスナーの総意) ファティマのサムネの無表情さと一人で淡々とコメントをしているのに恐怖を感じた(リスナー) 俺ガチムチだから殴るのは無理だろ格闘技やってるし(こばまん) 私の部屋のドアノブに触らないで(もちきりのリアル妹) 自分の過去を背負えない人間に未来が切り開けると思ったら大間違いだ(リスナー) そぉるれぇだぁけぇ!(ダイヤさんのバッドアップル) ▼配信で起きた出来事 [部分編集] 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 C鯖から他鯖への揺らぎ 死鯖ことC鯖ゲブの住人、しかし深夜だと戦争がまったく起きず挫折しかける C鯖を復興しようと「鯖を都市に例えると、Fは東京でCは京都だ」とリスナーに嘘をつき新規を引きこもうとする C鯖楽しいよウヘヘ……と完全に薬がキマった状態になりながら配信するも途中で正気に戻る C鯖では戦争が起きないためF鯖にて戦争をする F鯖すごく楽しいと呟くようになり、C鯖は駄目だなどとディスりはじめる なんやかんやC鯖とF鯖を行き来してる(B鯖にも行く) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 C鯖リスナー凸騒動 1/14の配信にて、いつものように戦争のないC鯖を見てもちきりが「布告するためにリスナーさん来て下さい」と言う 普段からCに来てくれとは言ってるのだが、この日は何故かリスナーが大量に集まり、もちきりを含め8人ほどになる しかし凸してきたリスナーのほとんどがLv1~18という低レベルの人しかいなかった(一人だけLV40の皿がいた) φ字マップにて布告をし、いきなりチャリオットレースを開催したり、中央特攻するなど糞プレイをする、結果は当然敗北 次に中洲マップに参戦、ここでもBAN覚悟の糞プレイ、勿論敗北 凸してきたプレイヤーみなを部隊に入れるも次に集まる可能性は低いと思われる →予想以上のリスナーさんが部隊にいます!あなたも是非C鯖部隊孤独へ! 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 1/17日の配信 ↑のリスナー凸騒動の次に行われた配信 テスト配信と称して、FEZから逃げるための配信でもある S4Lをしようとするもリスナーが凸出来ないのでやめる(S4Lは導入、設定に時間がかかるため) エルソードやMHFなどを起動するも文句しか言わず、すぐに落とす 他に適当にゲームをしていると、配信がらいつべが不調のせいか落ちてしまう 落ちる度に「彼女に会ってきます」と妄言を吐き、結局3回建て直しをする 最後も配信が何故か落ちて、そのまま逃亡する もちきり妹に関しての妄言 小学六年生の妹がいると妄言を言い出す 妄想乙とリスナーから言われるも「いや本当にいるんですよ」の一点張り 「妹は僕のちんちんを見て、うわーいちんちんだーって言うんですよ」と痛い発言をする リスナーの皆さんはもちきりのリハビリのためにも暖かい目で見守りましょう 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 VIPPER凸騒動 2/3の配信での出来事 「VIPでFEZ過疎鯖のC鯖に突撃してバラス崩そうぜwwwwww」スレにて配信URLをはられたのが発端 VIPPER来訪により、平日深夜なのにリスナーが60人を超える、左上にはなれなかったが一番上の列に踊り出る コメント欄も大草原と化す、VIPPERに釣られ元からいたリスナーもVIPPERっぽく草を生やしていた もちきり&死鯖原住民のゲブとVIPPERのネツが戦争したが、キマが決まりゲブの勝利 VIPPERも全チャでC鯖民を煽っていたが、C鯖民からしたら日常会話レベルであった もちきりは「VIPPERもっとがんばれよ!」や「今までの配信で一番楽しい」など楽しんでいた 結局、C鯖にVIPPERであろうと人がたくさん来たことに、もちきりは大喜びしたのであった C鯖ゲブ部隊孤独ではVIPPER入隊もお待ちしております!今ならあなたがC鯖の救世主に!! →VIPPERの多くは消えましたが、一部はまだ残っているもよう 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 財布紛失 2/5の配信をする直前に起きた出来事 7000円と保険証や学生証などが入った財布を紛失する 紛失した直後はコタツに入りPSPをしながら落ち込んでたが配信をする 配信を始めて僅か10分、母親と一緒に財布を探しにいき40分リスナーを放置し外にでかける ポリ公に届出は出したが今後見つかるかは分からない →未だに見つかっていません、静岡のどこかにあると思われます 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 ニコ生移住? 2/6~2/10の4日間、上記にあるように財布紛失したので配信の頻度が増えると言っていたのに配信をしなかった その理由はSkypeの知り合いに「一人じゃ配信出来ないから」とニコニコ生放送に呼ばれていたためであった ニコ生では「バレンタインデーにお母さんからしかチョコをもらったことがない」と自虐ネタを交えたトークをしたが、 ニコ生視聴者の反応は「え?まじで?」や「w」など実にひどいコメントであり、もちきりに多大なるダメージを与えた 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 キャサリン配信 アトラスより発売されたパズルアクションアドベンチャー「キャサリン」をプレイ パズルゲームは得意だとプレイ前にいっていたのだが、キャサリン自体とても難しいゲームであったため かなりの苦労を強いられることになる(難易度はノーマル) キャサリン配信はBAN対象と聞いていたためビクビクと怯えながらの配信となった 最初のうちはクソゲーだの無理ゲーだの言うが、進めていくうちに神ゲーであると認識する 時にはリスナーの助言を聞き、時には攻略サイトや動画をみたりし、時には甘いもので脳みそをフル回転させプレイをする 配信計4回、総配信時間にして約22時間をかけて見事にクリア 初クリア時のエンドは復縁エンド(浮気ノーマル) 他のエンドは配信ですることはないため、他のエンドが気になった人は是非キャサリンを買ってプレイしましょう 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 デモンズソウル12時間配信 3月25日19時から翌朝7時まで行われた12時間配信 内容はデモンズソウルをクリアまでするというもの ついでに12時間トイレも我慢するのにも挑戦した デモンズソウルは老王オーラントに苦戦しながらもクッキーブーストと竜骨砕きの力もあり8時間たったところでクリア 残りの4時間はマリオRPGやマインクラフト、FEZ、ロックマン7をプレイするも、どれも中途半端に終わった ちなみに12時間トイレ我慢は無事に達成しました 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 メタルギアソリッドポータブルOPS配信 またまたコナミより発売された戦略諜報アクションゲーム「メタルギアソリッドポータブルOPS」をプレイ 時系列ではメタルギアソリッド3の後の話になる アイテムを4つまでしか持てないことや、仲間を集めないと進めないというメタルギアソリッドらしからぬシステムで黒歴史とされているため人気度は低い しかし友人からピースウォーカーと一緒に借りたので、ついでにプレイ →途中からピースウォーカーをしたいと叫び出すが、リスナーの審議の結果はじめたからには最後までやらすことにした 途中、久々のスカイプ凸がくる、相手は27歳の自称ホモの新規リスナー、名前はサウザーやら突男などを使う、第一声は「やらないか」 →しかし本物のホモが多数所属する固定リスナーからは「作りモノ臭がするな、しかし一度ホモの真似をしたからには彼もホモになるだろう」との意見も出た 途中デブヒキオタニートの友人登場のせいで配信が中断する(友達とは一緒にくら寿司に行きました) 最終的にカニンガムとジーンに負け続け泣きそうになきながらもクリア あまり見所のない配信でした メタルギアソリッドピースウォーカー配信 またまたまたコナミより発売されたタクティカル・エスピオナージ・オペレーションゲーム「メタルギアソリッドピーズウォーカー」をプレイ OPSをしている時からやりたがっていたこともありワクワクテカテカしながらプレイ 前作のヒロインとは違い今作ヒロインのパスちゃんは可愛いこともありモチベーションが鰻登りだった メタルギアシリーズ5作目ということもあり、ステルスもまあまあするようになった、でも基本はやっぱりゴリ押しプレイ 液体窒素野郎や空飛ぶ機械にのったデブ、チュゥゥウーーン若本に詰まりながらもなんとか打開 途中こばまん(通称まんこ)というリア友の邪魔が何度か入ったりもした 「俺ガチムチだから殴るのは無理だろ格闘技やってるし」という名言も生まれた ピースウォーカー戦では熱い展開にもちきりは感動した、リスナーも感動した、こばまんは邪魔した パスとのデートでは上半身裸で胸を揉みしだくというドクズプレイも出た メタルギアソリッド4配信 メタルギアソリッド完結作のコナミより発売されたタクティカル・エスピオナージ・アクション「メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」をプレイ ステルスプレイ?なにそれ美味しいの?と十八番のゴリ押しプレイ 今作でもオルガの娘のサニーに対して可愛い可愛いと連呼する BB部隊以外にも普通につまったりもしたがゴリ押しで打開をする ムービー中のスネークはとても強いが、もちきりが操作するととても弱くなる 上記の作品をプレイ済みのため、感傷に浸りながらも進めていく スクリーミングマンティス戦後にサイコマンティスが出てきた際には「メタルギアシリーズの中でサイコマンティスが一番好きだ」と発言 最後にビックボスが出てきたことに驚き、もちきりの中で全てが繋がった……かもしれない 総プレイ時間は16時間46分44秒、アラート127回、殺傷人数362人、称号は「EAGLE」でした 一ヶ月近くに渡ってメタルギアシリーズをプレイしましたが、今作でおしまいです、今後のもちきりにご期待ください 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 動物園インザアローン 学校の遠足で日本平動物園へと訪れたがディズニーランドの時と同様一人になるもちきり アイスクリームとジャンボ餃子パンを食べながら一人でオラウータン等を見まわるもちきり 途中で紙コップのお茶を落とすもちきり ちなみに来園時のマナー等について「ゴミの処理等、園内の美化にご協力ください。 」とある 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 アサシンクリード配信 ユービーアイソフトより発売されたアクションアドベンチャー・ステルスゲーム「アサシンクリード」をプレイ メタルギアシリーズに続きステルスゲームを選択するも、相変わらずステルスすることはない ストーリーがもちきりの理解できる範疇をこえたため、もちきりは考えるのをやめた ラストは林檎の力で分身したマシャフの大導師を殴る蹴るの暴行をし勝利 特に見所のない配信でした、でもゲーム自体は楽しいよ! アサシンクリードⅡ配信 前作から引き続きユービーアイソフトより発売されたアクションアドベンチャー・ステルスゲーム「アサシンクリードⅡ」をプレイ え?ステルス?あぁ時々やってるよ、あくまで時々な、過信しないでね もちきり曰く前作より面白い、リスナーからもⅡが一番面白いと言われる出来 誰でも思いつくことをコメントすると「リスナーさん頭いいですね!」と感謝される アサシンのくせに一般人に殴り殺されたりする ラストはまたもやオッサンと殴り合い、挙句には首をしめて勝利 最後はよく意味の分からない終わり方などと、色々と惜しいゲームでした 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 ゴッド・オブ・ウォー配信 カプコンより発売されたアクションアドベンチャー「ゴッド・オブ・ウォー」をプレイ リスナーにプレイするゲームを散々聞いたが、何故か選択肢になかったコレをプレイ 案の定リスナーは集まらず、何も見所もない配信でした ロックマン&フォルテ配信 カプコンより発売されたアクションゲーム「ロックマン フォルテ」をプレイ 短時間でちまちま配信するも今のところクリアならず 何の見所もなくお蔵入りする可能性が大 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 24時間配信 リスナーのアンケート結果により24時間配信をすることになる 開始時刻は夜9時20分から 何をするかリスナーに色々聞いた挙句、まったく関係のないスーファミゲーム配信をするという奇行をみせる 前回の12時間配信ではデモンズソウルをクリアするという目的があったが、今回は特に目的もなくダラダラと配信をする ゲームを取っ換え引っ換えし案の定締まりの無い配信となるが、ライブ・ア・ライブのSF編と現代編、F-ZEROのKNIGHT LEAGUEのみクリア しかし終了間際の夜7時半頃に、もちきりが寝てしまう事態が起きた 救世主やIZUMI、やんやん等からスカイプがかかってくるも起きず2時間の間、配信画面はジャミラオンリーとなる 2時間の間、救世主がスカイプの画像や名前を変えその場をとりもった 9時半過ぎ頃にもちきりが目覚めるも「うぇねてたぁ?ぬぇてたぁ?あへぇえねてたぁ?っと疲れたにぃどとやんねぇ」とだけ発し配信を閉じる このドクズ発言にもちきりを待ち400コメもしたリスナー達が怒り謝罪配信を要求した 最終的に配信時間は24 04 10、コメント数は5383となった 謝罪配信 24時間配信から約一日後におこなわれた謝罪配信 もちきりが24時間配信中に寝たら顔出しをすると言ったのを盾に顔出し配信を要求するリスナー それに渋々顔出しをするもちきりという構図 本人曰く藤森慎吾に似ていると言っていたが、浅越ゴエを汚くした感じといった方が正しかった プライドがないもちきりは、土下座を要求されても嫌がることなくする魅せドクズプレイをする 今後もちきりが顔出し配信をするかはリスナー達が話しあって決める予定 もちきりの顔画像はwikiに貼りつけたり等絶対にしないでください! 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 2012年3/4日マインクラフト配信にて レス282 ドクズ死ぬぞ→キャラ死亡→283 お前HP見てないだろ? もちきり「見たよ俺。ホームページ」 285 ホームページじゃないお前馬鹿だろwwww 286 え・・・ホームページ・・・? もちきり「え?なんだよ!ホームページってHPだろ!お前らネット用語すらつかえないのかよ?(ドヤ)w」 287 ひっとぽいんと もちきり「ひっとぽんとかwwwwwwはずかしいwwwww」 これ以降、死にそうになると、本人含めリスナーも「ホームページがーwww」とレスをするようになった。 ▼もちきり配信人物図鑑 [部分編集] 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 雇われ救世主 元はFEZのC鯖部隊「孤独」の部隊員 またチャットパッドやスカイプちゃんねるなど多岐に渡り、もちきりを釣った しかしFEZにログインすることはメッキリ減り、鏡などのサポートに徹することが多くなる BANの最終決定をくだす権利を持っているらしい 最近「雇われ」を言われなくなってきた 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 ダイヤ 言わずとしれた美声の持ち主 聞く者の心を悪い意味で揺さぶる歌声 正しい表記は「daIya」 もちきりをニコニコ生放送に引きずり込んだ張本人 ニコ生コミュもあったが、生放送をしても1人くるかこないか(1人の時はもちきりが来ている)程度なのでコミュはもうなくなった もちきりにリクエストしたらかけてくれるよ! 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 こばまん もちきり唯一のリア友 よく一緒にくら寿司へと繰り出す 緑コテで現れるともちきりは躊躇なくBANをする 「俺ガチムチだから殴るのは無理だろ格闘技やってるし」という名言を発した リスナーからは最後に「こ」をつけて呼ばれることが多い 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 もちきりの妹 C鯖デバック配信で凸をしてきたのが初登場 括弧内に妹の心情を書くのがリスナーにうける なんか知らぬ間に黒コテ化、最初に黒コテ「もちきりの妹」として定着し始めた人物 ポエムをこのwikiに載せたこともあるが、「かなり容量食ってるんだよ!」と言われ消されたことがある 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 暗殺者 救世主と同じく元FEZのC鯖部隊「孤独」の部隊員(ちなみに部隊に入ったのは救世主より前) アサシンクリード配信にて、ココぞと言わんばかりに黒コテ「暗殺者」として登場 でも「雇われ」と呼ばれることが多い 時たま鏡をしている 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 IZUMI よく鏡をしてくれている良い人 でも鏡だけなので良い意味でも悪い意味でも影が薄い人 と思ってたら配信者だった知らなかったごめんなさい IZUMIの配信者ページ 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 団十郎 突如現れたもちきりの囲い 38歳とご高齢らしい 褒めると喜ぶおっさん PSはそこそこいける 年の割には動ける ▼もちきりFAQ [部分編集] 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、もちきりってMハゲって言われてるけど実際ハゲてるの? A、若ハゲらしいです 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、お礼ってなに? A、ある日もちきりが短剣から両手に職を変えようとした時、リスナーが羽をおくってきたのですが 当時リスナーは基本ホモだったため、羽もらったからその代わりとして「お礼するか?」と教育されました 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、わこつー A、わこつーとはニコニコ生放送の用語で「(放送)枠(とったの)お疲れ様です」の略 (もちきり配信でのテンプレ返答は「184はずして、お茶と飴でもなめてゆっくりしていってください」である) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、184ってなに? A、ニコニコ生放送の184コメは、らいつべでいうID表示のない普通のコメント 184をはずしてというのは、コテハンになれということである 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、もちきりっていくつ? A、干支が酉なので18歳らしいが、声やその他諸々を加味して考えると一回り上の30歳だと思われます 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、なんで緑コテがこないの? A、なぜだかリスナーのほとんどが緑コテを嫌っているからです、でも来て下さいお願いします、でも来たらBANを要請します 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、何で学習能力が欠如してるの? A、ドクズだからです 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、ドクズって何? A、もちきり(クズ)です 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 Q、猫みせろやおらあああああああ A、もちきりに言えば近くに猫がいる場合のみ、ウェブカメで写してくれますにゃん ▼番外編 [部分編集] 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 もちきりサークルK物語 サークルKでバイトをしているが「うさぎの肉を使っている」や「10時間いても可愛い女の子が来ない」など文句を垂れているためクビも近い ついにサークルKのバイトを店長から1週間シフトから外される、クビは目の前まで来ているぞ 2/4、もちきりはバイトをサボってしまう(原因は寝てたから)、クビになるかならないかの瀬戸際 クビはまぬがれるが、休みは週5日になった 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 真のFEZプレイヤー 真のFEZプレイヤーはこうだろ。 「ふーん、で、君はFEZの国でどの国が好きなの?」 「オウフwwwいわゆるストレートな質問カウンターですねwww おっとっとwww拙者『カウンター』などとついFEZ用語がwww まあ拙者の場合FEZ好きとは言っても、いわゆるオンゲとしてのFEZでなく アクションRPG×TPG作品として見ているちょっと変わり者ですのでwwwスク・エニの影響がですねwwww ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwwwいや失敬失敬www まあ萌えのメタファーとしてのティファリス聖女王は純粋によく書けてるなと賞賛できますがwww 私みたいに一歩引いた見方をするとですねwwwポストドミネのメタファーと 商業主義のキッチュさを引き継いだキャラとしてのですねwww ワドリーテ・ベルクシュタイン・ホルデインの文学性はですねwwww フォカヌポウwww拙者これではまるでFEZプレイヤーみたいwww 拙者はFEZプレイヤーではござらんのでwwwコポォ」 ▼配信環境 OS Windows 7 Home Premium 64bit CPU Intel(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz Memory 12288MB RAM (11GB) VGA NVIDIA GeForce GTX 560 Sound SB X-Fi Go! Pro Headset ATTACK OZATTACK ▼コメント コメ重くてできないんだよ -- 名無しさん (2012-03-05 03 47 40) 避難所はいるな -- 名無しさん (2012-03-05 03 50 26) http //jbbs.livedoor.jp/radio/24419/ -- 名無しさん (2012-03-05 04 08 25) fez市場に居たの本人?復帰配信やってたらオフィや肉なら幾らでもやるよ -- 名無しさん (2012-11-28 18 45 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nippont/pages/32.html
Ebonjuとかいうやつが投稿した動画でも見て落ち着けもちつけさもないとアナル開発するよ? https //youtube.com/channel/UCNyPLxyes2KC1-ByLYZYW8g
https://w.atwiki.jp/babi/pages/108.html
カエル中・筒もち(左) 2007年6月 ¥3,200 SIZE:約10×10×16cm 材質:バリ産火山石 パワー:メディテーション // カエル中・筒もち(右) 2007年6月 ¥3,200 SIZE:約10×9×16cm 材質:バリ産火山石 パワー:メディテーション // Powered by http //www6.atwiki.jp/babi/?cmd=upload act=open pageid=2 file=link.gif
https://w.atwiki.jp/wahamuda84g/pages/176.html
デッキ概要 もけもけで勝つ、マスコットキャラなんて言わせない。 戦闘面での強さ:D コンボの爆発力:B 安定性:D 手札保持:D 対応力:D 成長性:C 総合的な強さ:D A―超スゴイ B―スゴイ C―凡骨(普通)並み D―ニガテ E―超ニガテ 上級×0 レベル4以下×16 クリッター×1 ならず者傭兵部隊×1 もけもけ×3 シャインエンジェル×3 キーメイス×3 ダンシング・エルフ×3 死霊騎士デスカリバー・ナイト×3 スナイプストーカー×2 魔法×16 強奪×1 光の護封剣×1 スケープ・ゴート×1 早すぎた埋葬×1 サイクロン×1 大嵐×1 貪欲な壺×1 怒れるもけもけ×2 トラインアングル・パワー×2 闇の量産工場×2 カードトレーダー×2 封印の黄金櫃×1 罠×8 人海戦術×2 同姓同名同盟×2 破壊輪×1 スピリットバリア×2 ジャスティブレイク×1 融合×4 サイバー・ツイン・ドラゴン×1 ナイトメアを駆る死霊×1 サイバー・エンド・ドラゴン×1 クリッチー×1 改定日:23 45 2007/07/12 もけもけを怒らせるか、トライアングル・パワーで圧倒的なパワーを持たせる。 にしても……まさかサイト立ち上げて、キーメイスやダンシング・エルフを採用するとは思わなかったなぁ。 弱点・対策 ぶっちゃけ、攻撃力3000ってそんなに大きなメリットではないですよね。 デッキ構築へ戻る。 一転豪華主義へ戻る。