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ep.711 この話、投稿するんでしょ?今も恨んでるよ…本当にあった怖い話「呪う側の心理」「おおいしくん」 考察怪談 1.「呪う側の心理」(投稿者:メロポ) 6TH ANNIVERSARY SONG 「NIGHT PARADE」MV 人間終わり 関連エピソード → ep.703 私は疫病神なんでしょうか?「お願いだから離れてあげて」「体調不良の原因」 2.「おおいしくん」(投稿者:P) 巫女の回 → ep.682 鬼神様に気に入られると…巫女にまつわる怖い話「鬼神様」「◯神祓い」 伝説の0人事件 → 伝説の0人事件 馬が馬頭る → Kimura、馬頭る 参加メンバー Tomo Kimura K-suke その他 登録されたタグ CAPCOM ENEOS K-sukeの前世回遊魚 Kimuraのかつて所属していたバンド Kimuraの音楽観 Kimuraは人間終わり NPC Nintendo Switch RPG 『NieR Automata』 『ドラゴンクエスト』 『ファイナルファンタジー』 『ポケットモンスター』 『ミッドサマー』 『モンスターハンターシリーズ』 『大乱闘スマッシュブラザーズ』 『聖闘士星矢』 うつ病だった頃のTomo お一人ぼっち はやせやすひろ ガソリンスタンド クリエイター ゲーマー ゲーム スタッフロール スーパーファミコン トクモリザウルス バグ バンド ホームシアター ヤクザ ヤースー 一人アフガニスタン 一人ディズニー 一人居酒屋 一人映画 一人焼肉 一蘭 人を呪わば穴二つ 伝説の0人事件 入れ墨 制作スタッフ 友人 呪い 夢 夢=呪い 対戦ゲーム 常連客 店員 怪文章 恐怖実話体験談 数字 視線 誤解 都市伝説「ドラクエ復活の呪文」 雑貨屋時代のTomoの相方 ⇐PREV NEXT⇒] 名前 コメント すべてのコメントを見る
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867 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/28(水) 19 15 53.90 ID ??? 報告します 何人かのGMのもと何十回かアリアンやりましたがGMに質問系のスキルや魔力感知のスキルによって有利になるシナリオをやったことがありません うちの卓は異常なのでしょうか 869 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/28(水) 19 24 35.06 ID ??? 867 もしかしたら、その卓とは貴方の脳内にある卓なのではないでしょうか。 まず貴方がすべきことは、偉大なるクトゥルフ様に生贄をささげることです。 または、アメリカはミズーリ州辺りを旅行するのもいいでしょう。 目が顔の両脇に離れた女性とのロマンスがあれば、なおgoodですね。 スレ302
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OH MY GOD!~制御不能~ 纽绪结奈的Image Song之一。 歌曲信息 作词:くまのきよみ 作曲,编曲:梅崎俊春 Guitar:法田勇虫 Saxophone:今尾敏道 Chorus:ジャッキー&スージー 演唱:中友子 歌词 OH MY GOD! どんなってるのよ? もう ハートすごく痛いなんて なんだっていうの? ねぇ おねがい みださないで 普通の女の子と 違っていたって わたしはわたしらしく それが誇りだった 舞い散る 花びら見てため息つく 嘘でしょ? なにかが違ってく 『オマエガ スキ』だなんて もう 強い視線 そらせないよ ずっと ひとりきりで それで よかったのに… 髪型を決めるのも 服を選ぶのも 秘めてた野望もぜんぶ ひとり守ってきた 誰かが口ずさむよ せつない歌 嘘でしょ? 心にしみてる OH MY GOD! どんなってるのよ? もう ハートすごく痛いなんて なんだっていうの? ねぇ おねがい みださないで 『スキ』だなんて もう 強引に腕 ひきよせないで 触れた瞬間の 熱さにおびえてる OH MY GOD! どんなってるのよ? もう ハートすごく痛いなんて なんだっていうの? ねぇ おねがい みださないで すごいスピードで わたしの恋 はじりだして もう自分さえ 制御なんかきかない 收录CD 月刊心跳回忆 No.9 (1997/04/09) 心跳回忆 Vocal Best Collection5 (1997/12/22) 相关页面 音乐
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咲「やめてくれ、もう限界だ……ッ!」 咲「ふふ、ダメですよ……これはオシオキなんですから……ッ! っと」カキカキ 和「……」 咲「くく……京ちゃんめ、いい気味……」 咲「浮気なんてしたらどうなるかってこと、よくわからせてあげなくっちゃあ……」 和「咲さん……」 ガラッ 京太郎「おいーっす」 優希「咲ちゃんのどちゃんいるかー!?」 和「こんにちは、お二人とも」 京太郎「よう……咲も元気か?」 咲「……」ギラギラ 京太郎「うっ……」 京太郎(咲のヤツ、一週間ぶりに学校きたと思ったらこの調子だしよ……) 優希「部長と染谷先輩はまだみたいだじぇ」キョロキョロ 和「じゃあ、先輩たちが来るまではまた4人で打ちましょう」 優希「賛成だじぇ!」 咲「……」バシンッ 京太郎「……っ!」ビクッ 咲「……どうぞ、次」 京太郎「お、おう……」 京太郎(左の方からなにやら刺々しい視線が突き刺さるんだが……まぁ気にしない気にしない) 京太郎「……」コトッ 咲「……ロン! 8000!」 京太郎「は、はい……」 和(さっきから咲さん、明らかに須賀君を狙い撃ちしてますね……) 優希(咲ちゃんこわいじぇ……)ブルブル ガチャ まこ「お、やっとるのう」 優希「あ、染谷先輩! それに部長だじぇ!」 久「ごめんなさい、遅くなったわね」 京太郎「大丈夫っすよ。今もちょうど打ってたとこですし」 久「あら、ほんと。どれどれ……」 京太郎「おわっ……」 咲「っ!」 咲(部長、なにそんな気安く京ちゃんに近づいてるの……ッ!!?) 咲「……」ギラギラ 和「……っ!」 和(咲さんの右腕が激しく打ち震えている……! これはまずい兆候ですね……) 和(一刻も早く応急措置をとらなければ……!) 咲「……っ」ギリギリ 和「咲さん、咲さん!」コソコソ 咲「ん、なに……? 和ちゃん」ギリリ 和「こちらへ来てください!」コソコソ 咲「え、ちょっと……!」 久「あら、和に咲……どうしたの?」 和「いえ、なんでも……よろしければ部長たちで打っていてください」 まこ「お、そうか? 悪いのう」 和「いえ……」 和「さ、早く咲さん!」グイッ 咲「い、痛いって和ちゃん!」 スタスタ... 和「……ほら、座ってください」 咲「和ちゃん、なんなのもう!」 和「早く鉛筆もって……」グッ 和「さぁ、汝の怒りを鎮めたまえ……土は土に、妄想は妄想に」 咲「ぐぅうう……」ガタガタ 和「咲さん……」 咲「京ちゃんめ、許さないよ……」カキカキッ 『は、ハギヨシ……もうやめてくれ……ッ!!』 『もうやめてくれ……? 本当にやめてよろしいんですか?』サワッ 『うぐっ……!!』 『ふふ……いい顔ですね。その顔は私しか知らない、私だけのもの』 『もっとみじめな声を聞かせてくださいね? 須賀君……』 アッー! 咲「ふぅ……」 和「どうですか、咲さん? 落ち着きましたか?」 咲「……まだだよ」 和「えっ」 咲「まだこんなんじゃ満足できないよ……!」 和「さ、咲さん……!?」 咲「京ちゃんももちろん許せないけど……それ以上に憎いのは部長だよ!」 和「咲さん、声が大きいですって!」コソコソ 咲「今度はあの部長の目の前で愛を誓い合うハギ京ストーリーを書いてやる!」 咲「うぉおおおお!!」カキカキカキッ 和「さ、咲さん心を落ち着けて!!」 『ぶ、部長は関係ないだろ……ッ!!』 『関係……? 大アリですよ……ふふ』 『……す、須賀君……』 『くっ、くそったれ……』 『須賀君、行きますよ……ほら、ほら……ッ!!』パンパンッ 『あっ……あぁああっ……!!』 『やめてぇえ!! 須賀君を許してあげて!』 『ふふ……今はあなたに罰を与えているんですよ、竹井久さん……』パンパンッ 『えっ……?』 『愛しの須賀君が悶える様をたっぷりと味わってください……!』 『い……いやぁあああああっ!!』 咲「ふふ……もっと鳴きなさい!!」パンパンッ 和「咲さん、もう少しお静かに! あと手を打ち鳴らさないで!」 「……なんかのどちゃんたち騒がしくないかじょ?」 「……そうね。どうかしたのかしら?」 和「咲さん、咲さん!」 咲「ふぉが……! ふぁふぁひて、ぼぼはふぁん!」 「ちょっと俺見てきますよ」ガタッ 「おう、頼んだわい」 スタスタ... 和「っ!」 京太郎「おーい! 咲、和……カーテン開けるぞ?」 シャー 京太郎「大丈夫か……って、何してんだお前ら」 和「い、いえあのこれは……」 咲「ぷはっ……和ちゃん何するの!?」 和「ご、ごめんなさい……」 京太郎「おいおい、じゃれ合うなら部活終わった後にしろよ?」 和「え、ええ……」 京太郎「てか、お前らここで何して……」 京太郎「あっ」 和「っ!!」 京太郎「の、和……もしかして」 和「あっ……あの、ええと……!」 京太郎「……」 京太郎「ま、いいや……俺は見なかったことにするぜ?」 和「も、申し訳ありません……」 咲「……」 咲「京ちゃん、読み聞かせてあげようか……?」キヒヒ 京太郎「え……?」 ボカッ...! 咲「痛い……! 和ちゃんひどいよ!」 和「す、すみません! つ、つい反射的に……」 京太郎「えーっと……」 和「須賀君は戻っててください! 私たちもすぐ行きますから!」 京太郎「お、おう……」 咲「京ちゃん、またね……」キヒヒ 京太郎「……? あ、あぁ」 シャー 京太郎(うーん……やっぱあの二人どっかおかしいよなぁ……) 京太郎(ま、いっか……) スタスタ... 久「どうだった?」 京太郎「なんかふざけ合ってただけみたいっす。もうすぐ来るって」 久「なーんだ。ほんと仲いいわね、あの二人」 まこ「たしかにのう」 優希「なんだか焼けてくるじょ! のどちゃんのおっぱいはみんなのものだじょ!」 和「私のおっ……ごほん、胸は私だけのものです」 久「あら、おかえり和……それに咲も」 咲「……」ブツブツ まこ「わしらもちょうど一戦終えたとこじゃし、またメンバー入れ替えるか」 和「え、ずいぶんと早いですね」 久「まぁ東風戦だからね」 和「……また優希ですか」ジトー 優希「……ばれたかじょ?」 和「そんなんじゃいつまで経っても強くなれませんよ」 優希「だってぇー……半荘は疲れるんだじょ」 和「それがダメなんです。部長もあまり甘やかしてはダメです」 久「ふふ……そうね」ニコッ 久「じゃ、次は半荘でやりましょうか」 京太郎「よし、俺も入るぜ。久々にタコスを倒せる気がするしな」 優希「だっ!? それは聞き捨てならないじぇ!」 京太郎「じゃ、決着つけるか?」ニヤッ 優希「望むところだじぇ!」 まこ「……お前ら若いのう。どっからそんな元気が出てくるんじゃ」 久「こら、あなたは一体いくつの年寄りよ」 ――――――――――――――――――― 京太郎「さて、帰りますか」 久「戸締りは私がしておくから、あなたたち先に帰ってていいわよ?」 咲「っ?」ピクッ 咲(部長……もしかしてこっそり京ちゃんを待たせて一緒に帰ろうとか考えてるんじゃ……!)ギリッ 京太郎「あ、そうっすか? んじゃお先に失礼します」 咲(あれ……) 優希「部長、お疲れだじぇー!」 和「お疲れ様です」 久「ええ、お疲れ」ニコッ まこ「わしも残っちゃるけん」 久「あら……ありがとう、まこ」 咲「……」 咲(染谷先輩もついてるみたいだし……大丈夫か)ホッ ――――――――――――――――――― 京太郎「それでよ、そしたらそいつが突然ヒゲダンス踊り始めてさ」 優希「なんだそれ! バカだじょ!」 和「……っ……ごほんごほん!」 優希「あ、今のどちゃんが笑ったじょ!」 京太郎「え、ほんとか?」 和「わ、笑ってません……!」 優希「私は見逃さなかったじょ。のどちゃんがプクーってちょっと頬を膨らませたのを!」 和「し、証拠はあるんですか!?」 優希「あ、のどちゃんが怒ってるじょ!」 和「怒ってません!!」 咲「……」ブツブツ 京太郎「おい、咲」 咲「……え?」 京太郎「お前、平気か?」 咲「な、なにが……?」 京太郎「いや何がって……お前最近様子おかしいし」 咲「……」 京太郎「俺でよければ相談に乗るぜ?」 咲「……そう? 相談に乗ってくれるの?」 京太郎「ん、おう」 咲「くくく……」 和「っ!」ピクッ 咲「実はねえ……あの小説」 和「あああああああああああっ!!」 京太郎「っ! な、なんだ!?」 優希「の、のどちゃん!? 一体どうしたんだじょ!」 和「す、すみません……須賀君ちょっと!」 京太郎「え……?」 和「いいから早くお願いします!」グイッ 京太郎「お、おい……!」 ダダダッ 優希「……行っちゃったじょ」 咲「……」ブルブル 優希「ん、どうしたんだ? 咲ちゃん」 バキッ 優希「ひえっ!? 鉛筆が折れちゃったじょ……」 咲(和ちゃんまでも……ハギヨシさんの邪魔をするんだね……?)ブルブル 咲(許さないよ……!!) 和「はぁ、はぁ……」 京太郎「の、和……どうしたんだよ?」 和「あの……須賀君にどうしてもお伝えしなければいけないことが……」 京太郎「な、なんだ……? そんなあらたまって」 和「ええ、実は……一週間前の小説の一件、覚えてますか?」 京太郎「あ、あぁ……俺が部長と誤認しちまったやつだろ?」 和「あれ……本当は私が書いたんじゃないんです。書いたのは、咲さんです」 京太郎「え……えええええっ!?」 和「しっ、声が大きいです」 京太郎「あ、すまん……しかし」 京太郎「おいおい、和……俺は気にしないってあれほど言ったじゃねえか」 京太郎「別に嘘ついてまで責任逃れしなくても……」 和「嘘じゃありません! 信じてください!」 京太郎「お前、声大きいぞ」 和「あっ、すみません……」 和「で、でも事実なんです……!」ヒソヒソ 京太郎「ええと……」 和「須賀君……!!」 京太郎「うっ……」 京太郎(この和の懇願するような瞳……ゴクリ) 京太郎(こんな目で頼まれたら、嘘だろうがなんだろうが認める他ねえじゃねえか……!) 京太郎(いかんいかん……俺の愚息が腹筋運動おっぱじめやがった。鎮まれ、息子よ……!) 京太郎(……しかし、あの小説を書いたのが咲だって? んなことありえんのかねぇ? ま、いっか……) 京太郎「わ、わかったわかった……信じるよ」 和「そ、そうですか……よかったです」 優希「うーん……どこいったじょ?」キョロキョロ 咲『優希ちゃん、京ちゃんを一刻も早く見つけ出して!』 優希「咲ちゃんの気迫に押されて、こんなとこまできたけど……ほんとにいるのかじょ?」 ワーワー 優希「ん……? あれはまさか……のどちゃんと京太郎?」 ソローリ... 優希「こんな裏路地で何やってるじょ……ま、まさか」 和「―――あぜ道で部長とキスしてたって……」 京太郎「なっ……見られてたのか」 京太郎「でも、あれは付き合ってるとかそういうんじゃ……―――」 優希「なっ!?」 優希(き、ききき京太郎と部長がキスした……? のどちゃんなに言ってるじょ……) 優希(というか……これ、もしかしていわゆる修羅場というやつじゃ……) 優希(ってことはだじょ! のどちゃんも京太郎のこと……) 優希「……」チラッ 京太郎「――――」 和「――――!」 優希「……っ」ダッ 優希(なんで……なんで逃げてるんだじょ、私……!!) 優希(でも、これ以上あの二人のこと見てられないじょ……あのままあそこにいたら私……!) 優希「……はぁ、はぁ」 優希「京太郎……」ズキン ――――――――――――――――――― 和「須賀君、咲さんの様子がここ最近おかしいのには気づいてますか?」 京太郎「まぁ一週間も休むっつーのは普通じゃないよな」 和「咲さんはその間……ずっと須賀君とハギヨシさんの濃厚ホモ小説を延々と書き続けていたんです」 京太郎「おいおい、マジかよ……」 和「はい、というのも……須賀君、最近部長と親しくしていますよね?」 京太郎「えっ……そ、そんなことねえけど……」 和「ごまかさなくてもいいです。あぜ道で部長とキスをしてたって……咲さんからイヤというほど聞かされました」 京太郎「なっ……み、見られてたのか」 京太郎「でも、あれは付き合ってるとかそういうんじゃ……」 和「そんなこと関係ないです」 和「咲さんにとっては、あなたが他の異性と行為に及んだ……その事実こそが問題なんです」 京太郎「……まぁ、たしかにキスはやりすぎだったかも」 和「やりすぎどころの話じゃないです。そのために私はその小説を毎晩電話越しに音読されたんですから」 京太郎「そ、そりゃなんというか……申し訳ない」 和「……まぁいいでしょう。私もあなたにはいくらか恩義がありますし」 京太郎「……?」 和「ともかく、今の咲さんはあなたが異性と触れ合うだけでも危険な……まさに一触即発の状態なんです」 京太郎「なんか、それだけ聞くとあいつが俺のこと好きなように聞こえるが……」 和「なに言ってるんですかバカなんですか死ぬんですか」 京太郎「あ、いやそのなんだ……すまん」 和「咲さんはあなたとハギヨシさんが結ばれることを望んでいるにすぎません。うぬぼれないでください」 京太郎「は、はい……」 和「願わくばそうなっていただきたいと考えているんですが……まぁさすがにそれも酷でしょう」 京太郎「あ、当たり前だ! 俺はノンケだ、間違ってもホモじゃない」 和「……」 和(以前の私であれば例の計画で無理やりそうさせようと画策したでしょうが……) 和(咲さんの小説を読み聞かされたせいか、須賀君……あなたのことも哀れに思えてきてしまい……) 和(まぁその点に関しては咲さんに感謝してくださいね) 京太郎「んで、俺はどうすりゃいいんだ?」 和「はい……咲さんは、あなたが異性と親しくするだけでも激しい劣情を催します」 和「普段はそれを、妄想小説の中でハギヨシさんに『オシオキ』させることでうまく抑制しています……が」 和「ホモ小説を書くだけならまだしも、いつそれが『実際の危険な行動』に発展するか予測がつきません」 京太郎「お、おい……実際の危険な行動ってなんだよ」 和「わかりません、ですが……それほどに、最近の咲さんの様子は目に余るということです」 京太郎「じゃ、俺は……」 和「はい、異性と極力接触を持たないでください。部長と付き合うなんて論外です」 京太郎「うっ……マジかよ」 和「マジです、大マジです。話すことすら極力避けてください」 京太郎「それじゃ、今の状況って実はかなりまずいんじゃ……」 和「はい、だからこそこんな狭くて汚らしい裏路地で、好きでもないあなたと二人っきりでこんなに接近して会話してるんじゃないですか」 京太郎「あ、あいかわらずお前きっついな……」 和「ええ、私が好きなのは咲さんただ一人ですから」 京太郎「……でもよ、俺の方は努力するけど」 和「……?」 京太郎「向こうから近づかれた場合はどうすりゃいいんだ?」 和「……追い返してください。是が非でも。ただしあまり傷つけないように」 京太郎「無理ゲーだろ……」 和「あなただって今までどおり部活メンバーで仲良くやっていきたいでしょう?」 京太郎「わ、わかったよ」 和「そうですか、理解が早くて助かります」 和「それでは私はこれで……」 京太郎「あぁ」 和「……須賀君、10分経ったら出てきてください。それまでここで待機です」 京太郎「は、はい……」 和「それじゃ、今度こそお別れです。今までありがとうございました」 京太郎「なんだよそれ……まるでもう会わないみてえじゃねえか」 和「実際それに近いようなことになるんです。あなたも覚悟しておいてください」 和「では……」 スタスタ... 京太郎「……」ポツーン 京太郎「あのさぁ……俺が何したっていうのさ」 ――――――――――――――――――― 部室 久「じゃ、そろそろ行きましょうか」 まこ「おうじゃ」 久「いや~、今日も実のある練習ができたわね」 まこ「……ほんとに身がはいっとったんか?」ニヤッ 久「な、なによ……気持ち悪いわね」 まこ「京太郎とはその後どうなんじゃ?」 久「なっ……!」 まこ「隠さんでもええわい。今日も事あるごとにあいつのことちら見しとったクセに」 久「し、してない! してないわよっ!」 まこ「おうおう面白いのう、部長がめずらしく焦っとる姿は」 久「あ、あんたねえ! からかってんでしょ!!」 まこ「いつもはクールなあんたじゃ。これをからかわずにいられるかいの」カッカッ 久「お、覚えてなさいよ!」 まこ「あんたのその真っ赤な茹でだこ顔はいやでも忘れんわい」 久「あぁもうっ!///」 まこ「……それで? 実際のところどうなんじゃ?」 久「……な、なにもないってば」 まこ「なにもないってことはないじゃろ? あんだけキラキラした瞳で見つめとったんじゃ」 久「だ、だから見てないって!」 久「それに、彼とはほんとに何もないのよ……」 久「……まぁ、キスはしたけど」ボソッ まこ「おおっ! なんじゃ、もうそんなところまでいっとんたんけ」 久「し、しょせん私の方から一方的によ……」 まこ「ほう、それで?」 久「彼もまんざらでないって感じだったけど、でもそれからは何もなし……」 まこ「ほう……じゃったら、お前さんの方からまた何かアプローチかけてみたらどうじゃ」 久「い、いやよ! あんだけのことやったんだから、今度は須賀君の番でしょ?」 まこ「なんじゃ、やっぱり部長もそういうの気にするんじゃのう」ニヤニヤ 久「そ、そりゃそうよ……女の子だもん! 男の人にリードしてもらいたいって思うのは当然でしょ!?」 まこ「ふーん、わしん中の部長のイメージは……」ポワンポワン 『須賀君、私と付き合いなさい!』 まこ「……っちゅう感じじゃったんじゃが、意外と乙女じゃの」 久「わ、私ってそんなに男勝りに見える!? あと声マネ似てないから!」 まこ「男勝りっちゅうかあれじゃな、姉御っぽい」 久「それってどこがどう違うのよ……」 まこ「だいじょぶじゃ、あんたが乙女なのはわしが一番しっとる」 まこ「それに京太郎はそんなんで部長を嫌いになったりせんわい」 久「うん……」 まこ「そんなに心配じゃったら、わしの方から京太郎にそれとなく聞いてみるわい」 久「や、やめてってば!」 まこ「なんじゃ、信用ないのう」 久「な、なんか私が頼んだみたいでイヤなだけよ」 まこ「そんなの気にする必要ないと思うがのう……ま、部長がそこまで言うならなんもせん」 まこ「じゃが、守りの姿勢じゃ勝てないこともある……それはお前さんもわかっとるじゃろ?」 久「……」 まこ「まぁ陰ながら応援しとるけえ、何か相談があったらいつでも聞いちゃる」 久「ん……ありがと、まこ」 まこ「んで、キスの感じとかどうじゃったんじゃ? ん?」ニヤニヤ 久「あ、あんたには絶対言わないっ!」 ――――――――――――――――――― 宮永家 咲「……くく……和ちゃんめ、もう許さないからね」カキカキ 『んぁ……や、やめてください……っ』 『へへ……体はそうはいってないみたいだぜ?』 『ほら、もっとよがれよぉ!!』パンパンッ 『あぁあああっ……!!』 咲「ん~、やっぱり和ちゃんは汚らしい男どもに無理やり犯されるのがお似合いだね!」カキカキ 父「咲ぃ~、ご飯だぞ~!」 咲「っ! 部屋の外に置いといて!!」 父「お、おう……」 父(咲……やっと学校行き始めたと思ったら、今度はどうしたんだ?) 父(パパ、悲しいよ……)ウッ ――――――――――――――――――― 翌日 京太郎「……」 京太郎(しかし、これからどうなるんだろうな俺……) 京太郎(女子との付き合いは一切禁止、会話も制限って……相当厳しいぞこれ) 京太郎(全く和のやつ無茶言いやがるぜ……) 京太郎(でもまぁ咲や部のみんなのためだしな……仕方ねえか) 京太郎「って、俺部活は出てもいいのか?」 京太郎「和にメールしてみよ」ポチポチ ―――ブルルルル 京太郎「お、きたか……なになに」 『出ても構いませんが、会話は極力控えてください。あともうメールしてこないでください』 京太郎「マジか、よかった……でもメールくらいいいじゃねえかよ、ったく」 ??「京ちゃん、何してんの?」 京太郎「おわっ!? さ、咲……?」 咲「おはよう、京ちゃん」ニコニコ 京太郎「お、おはよ……っ!」バッ 咲「ん? どうしたの?」 京太郎(そ、そうだ……女子との会話は極力避けるんだった) 京太郎(あれ……? でも、咲は俺が他の女子と会話するのが許せないだけで……現に今、俺に対して話しかけてきてるしな) 京太郎(和、別にいいよな? 咲とくらい) 京太郎「あ、いやなんでもねえよ……はは」 咲「そうなの? 変な京ちゃん」 京太郎「それより、お前今日はずいぶん機嫌いいな」 咲「そうかな。普通だよ?」ニコニコ 咲(昨日は和ちゃんをたっぷりといたぶったからね、寝起きが良かったんだ……ふふ) 咲「そういえば、京ちゃん。昨日言いそびれたことなんだけど……」 京太郎「ん……あぁ、あれか。結局なんだったんだ?」 咲「ふふ……実は、前に言ってた京ハギ小説ね? あれ私が書いたものなんだぁ」ニヤニヤ 京太郎「え……」 京太郎(あ、そっか……こいつは俺が和から聞いたこと知らないんだった) 京太郎「あ、そうなんだ。へえ……」 咲「む……」 咲(反応悪いなぁ……もうちょっとショック受けるかと思ったのに!) 咲(いいもんね、今日だってもっと京ちゃんが目を背けたくなるようなシーンいっぱい書いてあげるんだから!) 京太郎「でも、咲……なんでそれをいまさら俺に言うんだよ?」 咲「ん、べっつにぃ……京ちゃんがどんな反応するか見てみたかっただけだよ」キヒヒ 京太郎「俺は別にかまわないって言っただろ? 咲の好きなように書けよ」 咲「ふん、言われなくてもそうさせてもらうけどね!」 ――――――――――――――――――― 放課後・部室 京太郎「ちーっす」 まこ「お、やっときたわい」 京太郎「すんません、遅れちゃって」 和「……」 久「……す、須賀君おはよう!」 京太郎「部長……もうお昼過ぎっすよ」 久「そ、そういえばそうね! あはは!」 京太郎「部長今日はやけにテンショ……」 和「……」キッ 京太郎「うっ……」 京太郎(これくらい許してくれよ……てかなぜ染谷先輩のときは無反応なんだ) ガチャ 咲「お、遅れました!」 久「あら、これで全員?」 和「優希がまだです」 久「いつもならこの時間に入るはずなのに、おっかしいわねえ……須賀君しらない?」 京太郎「んと……」チラッ 和「……」コクリ 京太郎「俺は見てないっすね。いつもはあいつの方から教室に飛び込んできてタコスをせびられるんすけど」 まこ「体調でも悪いんかのう」 久「悪いけど、和。見てきてくれない?」 和「……私ですか?」 久「ええ、ダメかしら?」 和「……いえ」チラッ 京太郎「……」 久「……?」 京太郎(ナイッス、部長!) 京太郎(正直女子と会話するたびに和とアイコンタクトなんて息が詰まるしな……これはありがたい) 和(私のいない間、須賀君が好き放題やるのではないか不安ですが……) 和(まぁここで断るのも不自然ですしね……仕方ありません) 久(須賀君と和……さっきから目配せし合ってる? 気のせいかしら……) 和「それでは、見てきます」ガタッ 久「え、ええ……お願いね」 スタスタ... 京太郎「ふぅ……」 久「じゃあ、とりあえずこの4人で打ちましょうか?」 まこ「そうじゃの」 咲「はい」 京太郎「ういっす!」 ――――――――――――――――――― 京太郎「うーん……これか!」スッ 久「残念、それロンよ」 京太郎「うわぁー、やられたー!」 久「まだまだ詰めが甘いわね、須賀君」 京太郎「すんません、勉強します……」 久「ふふ……」 咲「む……」 咲(部長……なんか京ちゃんと距離近い……) 咲「京ちゃん!」グイッ 京太郎「おおっ……なんだよ、咲?」 咲「手牌みせて? 私が教えてあげるから」 久「む……」 久(あれ、咲ってこんなに積極的だったかしら……?) 久(でもまぁ、この二人がその……つ、付き合ってるなんてとても思えないし……大丈夫よね?) ガチャ 和「ただいま戻りました」 久「あら、お疲れ様。どうだった?」 和「……優希は早引きしたそうです」 まこ「なんじゃ、本当に体調不良かいの」 京太郎「あいつがねえ……」 まこ「見舞いにでも行った方がいいんじゃろか?」 久「でも、そういうのって逆に相手に気を遣わせちゃうじゃない?」 和「そうですね、優希はそんなに弱い子ではありませんし、大丈夫だと思います」 京太郎「和はあいつのことよくわかってるんだな」 和「……あの子とは中学からの腐れ縁ですからね、これくらい当然です」 咲(もういっそ付き合っちゃえばいいのに……) 和「それより部活再開しましょう」 久「そうね」 まこ「そうじゃ部長、ここの電灯が切れとるんじゃが」 久「ん……あら、本当ね」 京太郎「俺が買ってきましょうか?」 久「え、いいの?」 京太郎「なに言ってんすか。いつもなら嬉々として買いに行くよう命じるのに」 まこ「はは、たしかにのう」 久「き、嬉々としてなんてないわよ! い、いいから買ってきて頂戴!」 京太郎「わかりましたよ、それじゃ行ってきます」 久「もう……」 咲「……」 ――――――――――――――――――― 京太郎「えっと、電灯ってコンビニにも売ってるよな……」スタスタ 「……」 京太郎(あれ、あの後ろ姿って……) 京太郎「おい、優希!」 優希「じょ……京太郎」 京太郎「お前、早引きしたんじゃなかったのかよ」 優希「……う、うるさいじょ! 私の勝手だじょ」 京太郎「何が勝手だよ、心配させやがって」 優希「……」 京太郎「それよりお前、どうしてこんなとこにいるんだ?」 優希「……」 京太郎「おい、お前人の話聞いてんのk……」 優希「京太郎、お前部長と付き合ってるのかじょ……?」 京太郎「はぁ? なに急に言い出s」 優希「質問に答えるんだじょ!」 京太郎「な、なんだよ……」 京太郎「別に部長とはそういうんじゃ……ってなんでお前がそんなことを聞くんだよ?」 優希「……付き合ってないけど、キスはするんだ」ボソッ 京太郎「え?」 優希「京太郎、お前は誰が好きなんだじょ」 優希「部長か? それとも……のどちゃんか?」 京太郎「い、いや誰がって……」 優希「早く答えるんだじょ!」 京太郎「おいおい、待て! なんでお前にそんなこと言わないといけないんだよ」 優希「そ、それは……」 京太郎「俺が誰を好きかなんてお前には関係ないだろうが」 優希「……」 京太郎「それより俺の質問に答えろよ。お前こんなとこでなにs」 優希「……っ! 京太郎のバカ!!」バンッ 京太郎「ぐおっ!!」 ダダダッ 京太郎「おいこらてめえ! なにしやがんだ!」 京太郎「……」 京太郎「なんだったんだ……?」 ――――――――――――――――――― ガチャ 京太郎「ただいまっす」 久「あら、おかえり」 京太郎「はいこれ。あと、さっき優希を見かけました」 和「優希を……どこでですか?」 京太郎「あぁ、コンビニへ行く途中の道でさ」 京太郎「話しかけたんだが、『お前は誰が好きなんだ?』とかよくわからんこと散々聞いてきたあとで、怒ってそのまま帰っちまった」 久「えっ」 まこ「ほう」 和「……あなた、それでそのままのこのこ帰ってきたんですか!」 京太郎「え……」 和「……部長、私あの子が心配なのでちょっと行ってきます」 久「え、ええ……」 スタスタ... 和「……ほんっと鈍感な人ですね!」ボソッ 京太郎「いてっ!」 和「あと咲さんの前で気安く優希と話したなんて言わないように! それでは!」ボソボソ 京太郎「お、おい……!」 バタンッ 京太郎「なんか俺まずいこと言ったかな……」 久「……」 久「き、今日はもうお開きにしましょうか!」 まこ「そうじゃの、時間もいい頃合いじゃし」 京太郎「あぁ、じゃ俺は電灯だけつけ替えときますよ」 久「あ……え、ええ! そうね」 久「それじゃよろしく頼むわ、須賀君」 咲「……」 ――――――――――――――――――― まこ「そんじゃあの、京太郎」 京太郎「はい、お疲れ様です」 バタンッ 京太郎「よし、それじゃちゃちゃっとやって俺も帰るとするか」 京太郎「……いてっ!」 京太郎「さ、さっき和に踏みつけられた指が……あいつ手加減ってものを知らねえな」 京太郎「和もそうだが、優希も……あいつら俺になんか恨みでもあるのかよ」 ――――――――――――――――――― 久「……」ソワソワ 咲「……」ジーッ まこ「……そんじゃのう、咲」 咲「え……あ、はい」 久「ま、また明日ね! 咲」 咲「……はい、それじゃ」スタスタ 久「……」 まこ「……なんじゃ、さっきから黙り込んで」 久「だって……まこも聞いたでしょ? さっきの須賀君の話」 まこ「優希が京太郎に誰が好きかと聞いたことかの」 久「うん、あれってつまり……」 まこ「……まぁ、そういうことじゃろな」 久「やっぱり……じ、じゃ須賀君はなんて答えたのかしら?」 まこ「そ、そんなのわしに聞かれてものう……」 久「さっきからそれが気になって……それに、和も帰り際に須賀君と何かしゃべってたし」 まこ「……」 久「……私、やっぱり須賀君にとっては何でもない……ただの『部長』という存在でしかないのかしら」 まこ「……そんなに気になるなら、今から戻って聞いてきたらどうじゃ」 久「えっ」 まこ「今、部室は京太郎一人……絶好のチャンスじゃ」 久「で、でも……!」 久「もし私が思ってるとおりだったら……」 まこ「……知るのが怖いんか」 久「うん……」 まこ「でも、それじゃとお前さんは一生後悔することになるぞ」 久「……」 まこ「ったく、何をひよっとるんじゃ! いつもの部長らしく、ガツンといかんかい!」 久「……ええ、そうね。わかった」 まこ「……」 久「ありがとう、まこ。私、行ってくる」 まこ「おう、吉報を期待しとるけえのう」 久「あ、あったりまえじゃない! それじゃね!」ダダッ まこ「……」 まこ(まったく、あいつも罪な男じゃのう……) ――――――――――――――――――― 片岡宅 和「……優希、いるんでしょう?」 「……」 和「出てきてください」 「……帰って」 和「……帰りません」 「帰って! もうのどちゃんの顔なんて見たくないじょ!」 和「……そうですか。ではドア越しでも構いません、何があったか聞かせてください」 「こ、声も聴きたくない! 帰れ!」 和「……イヤです。じゃあもう喋りませんから、優希が話してくれるまでずっとここにいます」 「……っ……なんで……」 和「優希が心配だからです」 「……」 和「……」 「のどちゃんは……私をバカにしにきたのか?」 和「……なぜ私がそのようなことをすると?」 「……っ」 「……のどちゃんは京太郎が好きなんだろ? もう裏はとれてるじぇ」 和「は、はぁ? な、なんで私があんな人を!?」 「……なんだじょそれは。ツンデレか?」 和「違います! 私が須賀君を? ありえません! オカルトです!!」 「……でも昨日、商店街の裏路地で二人が話してるとこをみたじぇ」 和「っ! み、見てたんですか!?」 「……うん、痴話げんかしてたじぇ」 和「してません! 誤解です!」 「……本当か?」 和「ええ、私が好きなのは咲さんただ一人ですから」 「……なんかそれはそれで妬けるじょ」 和「なっ、もちろん優希のことも好きですよ!? だからこうしてきてるわけで……」 「……わかってるじぇ。私ものどちゃんのこと好きだじぇ」 和「……優希」 「……主におっぱいが」 和「……今すぐこのドア蹴破りましょうか?」 「お、落ち着けのどちゃん……冗談だじょ」 和「……そろそろ、中に入れてくれませんか?」 「わかった……今開けるじょ」 ガチャ 優希「……」 和「優希……泣いてたんですか」 優希「……ぅ……っく」 和「優希……私に全部話してください」 優希「……っ、うん……」 ――――――――――――――――――― 和「……なるほど、やっぱりそうだったんですか」 和「しかし、須賀君ってなんでこうもモテるんでしょうか? 私には理解できません」 優希「……私だって好きで好きになったわけじゃないじょ」 和「優希、支離滅裂ですよ」 優希「うぅ……でも、この気持ちに嘘はつけないんだじぇ」 和「そう……ですね」 和(正直、咲さんのためを思えば、優希が須賀君を好きだということは大きな障害になりうる) 和(ですが、優希は私の親友でもある……できることなら邪魔なんてしたくはありません。むしろ応援してあげたいです) 和(私は親友と恋人……どちらをとるべきなんでしょうか) 和「……」 優希「……のどちゃん、部長と京太郎がキスしたというのは本当なのか?」 和「ええ、咲さんに聞いただけですが」 優希「そっか……」 和「ですが、須賀君は部長とはまだ付き合ってないと……」 優希「でも、京太郎は部長のことが好きなんだろ?」 和「……それは私にもわかりません」 優希「……」 和「……優希、須賀君に自分の想いをぶつけてきたらどうですか?」 優希「なっ……!」 和(……私が咲さんを好きであることは永劫不変の真理です……が) 和(だからといってそれが、親友の恋路を邪魔する言い訳にはなりません……!) 和(私は間違ってませんよね……? 咲さん……) 優希「でもでもっ……もし京太郎が部長のことを好きだったら!」 和「そんなの聞いてみなければわからないじゃないですか」 和「もしかしたら、優希の想いが彼の胸に響いて、心を動かすことだってありうるかもしれませんよ?」 優希「のどちゃん……」 和「さぁ、行ってきてください。早急に」 和「優希がモタモタしている間に、部長に彼を盗られてしまうかもしれませんよ?」 優希「っ! わかったじぇ、行ってくる!」ダダッ 和「……ふふ」 和(優希、がんばってくださいね……) ――――――――――――――――――― 久「はぁ、はぁ……」 久(須賀君……まだ帰ってないといいけど) 「あれ、部長……そんなに急いでどこへ行くんですか?」 久「え……あっ!」 咲「ふふ……」 久「さ、咲……どうしてここに?」 咲「部長が来るのを待ってたんですよ」 久「待ってた……?」 咲「どうせ私の目が離れたすきに……京ちゃんと一緒に帰ろうとか考えてたんでしょ?」 久「そ、そんなこと……!」 咲「はは、顔に出てますよ」 久「うっ……」 咲「悪いですけど、京ちゃんは渡しませんから」 久「咲……やっぱりあなたも須賀君のことが……」 咲「なっ……か、勘違いしないでください!」 咲「私は京ちゃんとハギヨシさんが結ばれることを願ってるだけです!」 久「は、ハギヨシさん……?」 咲「あ、部長は知らないんでしたね……あの例の小説、私が書いたんですよ」 久「え……でも、和が自分で書いたって……」 咲「あれは嘘です。和ちゃんが何を思ってか私の身代わりになろうとしたんですよ」 久「そ、そうだったの……」 咲「部長、京ちゃんだって本当はハギヨシさんのこと好きなんですよ」 咲「今は恥ずかしくて自分の気持ちに素直になれないだけです」 久「そ、それはあなたの勝手な妄想でしょう!?」 咲「妄想……? 京ちゃんが部長のことを好きだってことの方が妄想にすぎませんよ」 久「そ、それは……!」 咲「あ、今動揺した」 咲「部長だって気づいてるんじゃないですか。京ちゃんが本当は……」 久「やめてっ!」 咲「ふふ、やめません。なんなら今ここで私の新作小説を音読してあげましょうか?」 『須賀君……気持ちいいですかッ!?』パンパンッ 『うっ……き、き……』 『す、須賀……く……』 『き、気持ちいい……っ……です……』 『いやぁああああああ!!!』 久「いやぁああああ!!」 咲「あはは、どうしたんですか?」 久「さ、咲……あんた狂ってるわ!」 咲「狂ってる……?」 久「ええ、そうよ……」 久「自分の妄想小説と現実を混同して、須賀君や私たちにそれを強要してる……!」 久「頭おかしいんじゃないの!? オナニーは自分の部屋の中だけにしなさいよ!」 咲「ああああああああっ!!」 咲「うるさいうるさいうるさい!! 京ハギは正義京ハギは正義京ハギは正義なんだぁあああああ!!」 ブンッ 久「いやっ!」 咲「はぁ、はぁ……」 久「あ、挙句の果ては暴力? 警察呼ぶわよ!」 咲「くく……呼べばいいじゃないですか……」 咲「たとえ逮捕されても、獄中の中で書いて、書いて、書きまくってやる!!」 久「……っ」 咲「あ、そうだ……」ニヤッ 咲「どうせ逮捕されるんなら部長……あなたも道連れにしてあげましょうか?」キヒヒ 久「ひっ……!」 「宮永さん、なにをしてらっしゃるんですか!」 咲「はっ……!」 久「は、ハギヨシさん……!」 ハギヨシ「竹井さん、大丈夫ですか?」 久「え、ええ……」 咲「……は、ハギヨシさん……」 ハギヨシ「……」 咲「はは、本物だ……本物のハギヨシさんだ……」 ハギヨシ「……宮永さん」 咲「ハギヨシさん、ここにいるってことは京ちゃんに会いにきたんですよね……?」 咲「やっぱりそうなんだよ……ハギヨシさんは京ちゃんのことが好きで、京ちゃんもハギy」 バシンッ ハギヨシ「宮永さん、目を覚ましなさい!」 咲「……ぁ」 久「は、ハギヨシさん……」 ハギヨシ「あなたが私と須賀君のことをいくら妄想しようが、それは構いません」 ハギヨシ「しかし、他の方々に迷惑をかける行為……それだけは絶対に許しません」 咲「……」 ハギヨシ「宮永さん、あなた本当は……須賀君のことを好きなのではないですか?」 久「えっ……」 ハギヨシ「実は途中から会話を聞かせてもらっていたのです」 ハギヨシ「竹井さんがあなたに、“須賀君のことが好きか”どうか尋ねようとした際……」 ハギヨシ「一瞬ですが動揺しましたよね? あれはただ単に不意を突かれただけには見えませんでした……違いますか?」 咲「……」 咲「す、好き……? 私が……京ちゃんのこと……」 ―――そうか……私、京ちゃんのことがずっと…… ハギヨシ「……私とのカップリング小説も、誰にも須賀君を渡したくないという意識の表れだったんじゃないですか?」 咲「……っ」 ハギヨシ「竹井さんに、それにおそらく片岡さんもでしょう。須賀君のことが好きなようですし……彼は本当に罪作りな人ですね」 ハギヨシ「今までは彼女らに対する嫉妬の感情を、小説に落とし込むことで抑えてきた……それだけならよかった」 ハギヨシ「ですが、あなたは手を出してしまった……言葉の暴力で竹井さんの心を傷つけた……」 ハギヨシ「それは非常に罪深いことですよ」 咲「……っ」 咲「わ、私……」ポロッ 久「咲……」 ハギヨシ「竹井さん、あなたは須賀君に用事があるのでしょう? お行きなさい」 ハギヨシ「宮永さんのことは私にお任せを」 久「す、すみません……じゃあね、咲」 咲「うっ……ひっく……」 タタタッ 咲「……ぅ……っく」 ハギヨシ「……おそらく竹井さんは、須賀君に自分の想いを伝えるために行きました」 ハギヨシ「あなたは今回ペナルティです……わかりますね?」 咲「ぅ……は、はい……」 ハギヨシ「ですが、それでも彼が誰とも付き合わないのであれば……」 ハギヨシ「あなたにも権利はあるでしょう。須賀君に想いを告げる権利が」 咲「……っ」 ハギヨシ「その時は、正々堂々勝負してください。妄想に逃げずに」 咲「は、はい……っ」 ハギヨシ「ふふ……」 ハギヨシ(あなたならきっと大丈夫……) ハギヨシ(しかし、誰が彼の心を射止めるのか……それは私にもわかりません) ハギヨシ(あとは彼しだいですね……) ――――――――――――――――――― ダダダッ 久「や、やっと……着いた……」 ゴニョゴニョ 久「えっ……」 久(須賀君と、誰かもう一人いる……?) 久(もしかして、和か……あるいは優希かしら?) 久「あ、はは……」 久(さ、先越されちゃったかぁ……) 久「……っ」ポロッ 久(あ、あれ……なんで涙が……) 久「……っく……うぅ……」 シーン... 久「……」 久(話……終わったのかしら……) 「―――わかったじょ……じゃあな」 「―――あぁ……」 ガチャ 久(あっ……やば) 優希「……っ……ぅ」 優希「え……な、なんで部長がここにいるじょ」 久「あ、あなたこそ……」 優希「……」 優希(そっか……部長も京太郎に自分の気持ちを伝えるために……) 優希「……ひっく……な、なんでもないじょ」 優希「ぶ、部長もせいぜいがんばれだじぇ……!」ダダッ 久「あっ、優希……!」 ガチャ 久「っ!」ビクッ 京太郎「え、部長……なんでここに?」 久「あ、いやその……!」 京太郎「っていうか、その……泣いてたんすか?」 久「っ! ば、バッカねぇ! そんなわけないでしょ!」 京太郎「そ、そっすか……でもどうしたんすか? 帰ったんじゃ……」 久「……」 京太郎「……?」 久(落ち着け私……もうここまで来たら玉砕覚悟よ……!) 久「す、須賀君!!」 京太郎「っ、は、はい?」 久「ええっと……あの……そ、そのね……!」 京太郎「はぁ」 久「い、一週間前のキスの返事……きかせて」モジモジ 京太郎「え……」 久「……っ///」 京太郎(えええっ!? タコスに続き部長までもかよ……!?) 京太郎(ど、どうすりゃいいんだ俺……) 久「は、早くしなさいよ……っ!///」 京太郎「す、すみません……」 久「……///」 京太郎「ぶ、部長……俺……」 選択肢 A.京太郎「俺……咲のことが……」 B.京太郎「部長、目閉じてください……」 咲ルート 京太郎「部長……俺、咲のことが……」 久「……」 京太郎「だからその、部長の気持ちは……受け取れません」 久「……」 京太郎「すんません……」 久「……はは、そっか」 京太郎「……部長の気持ちはすげえ嬉しいっす……けど」 京太郎「俺、ずっと前からあいつのこと好きで……守ってやりたいと思ってて」 久「……ううん、須賀君は何も悪くない」 久「ごめんなさい、私の一方的なワガママを押し付けちゃって……」 京太郎「……」 久「まったく、咲も幸せ者よねっ!」ニコッ ――――――――――――――――――― カァー 久「……」トコトコ 京太郎『部長……俺、咲のことが……』 久「……なによ……わかってたことじゃない」 久「……」 久「……っ……うぅ……ぐ……」ボロボロ チャリンチャリン 久「……ぇ」 まこ「……」 久「ま、……ぅえ……」 まこ「……はよ乗りんさい。部長」 久「うぁ……うぁあああああああああああん!! まこぉおおおおお!!」ダキッ まこ「こ、こら! バランス崩れるわい!」 久「うわぁあああああああん!! うわぁああああああん!!」ボロボロ まこ「ったく、こりゃまるで赤ん坊じゃのう」 久「ぅうう……ひっく……」 まこ「まぁ、でもよく頑張ったのう」 久「ぅ……うん……っ」 まこ「……よしよし」ナデナデ 久「ぅう……ぇっく……」 まこ(はぁ……京太郎のやつも部長の誘いを断るとは、とんだ大物じゃの) まこ(じゃが、これでようやく部長も自分の気持ちに一区切りつけられたわけじゃ) まこ(お前さんにはナヨナヨしてる姿なんて似合わんからの……) まこ(それはそうと、あいつは一体誰を選びおったのかの……あとで聞いてみるか) ――――――――――――――――――― 京太郎「部長……泣いてたな……」 京太郎「つか悪いのは俺だもんな……いつまでも答えを先延ばしにして」 京太郎「タコスにも、悪いことしちまったな……」 京太郎「……」 京太郎「俺も、覚悟決めるか……」 「おや……来ましたね」 京太郎「は、ハギヨシさん!?」 ハギヨシ「どうもこんにちは。いえ、こんばんはでしょうか?」 京太郎「どうしてここに……って、咲もかよ!?」 咲「……京ちゃん」 京太郎「なんか異様な組み合わせっすね……」 京太郎「って、咲……お前泣いてるけど何かあったのか?」 ハギヨシ「ええ、道で転んだらしくてですね……私がたまたまそれを見かけたんですよ」 京太郎「そうだったんすか」 京太郎「ったく、お前もあいかわらずドジだなぁ」 咲「……う、うるさいよ京ちゃんは」 京太郎「……ハギヨシさん、ほんとすみません」 ハギヨシ「いいえ、かまいませんよ」ニコッ ハギヨシ「それよりも、あとのことは須賀君……あなたにお任せしてもよろしいでしょうか?」 京太郎「ええ、もちろんです。ほら、咲もハギヨシさんにありがとう言えよ?」 咲「っ! お、お父さんみたいなこと言わないでってば!」 ハギヨシ「ふふ……」ニコッ 咲「……ぁ、あの……ありがとうございました、ハギヨシさん」 ハギヨシ「いいえ、宮永さんも頑張ってくださいね」ニコッ 咲「……っ」 ――――――――――――――――――― スタスタ... 京太郎「……」 咲「……」 京太郎「……っ」 咲「……っ」 京太郎「……あのさ」咲「……あの」 京太郎「……お前言えよ」 咲「き、京ちゃんから言って」 京太郎「いや、咲から言えって」 咲「な、なんでよ……じゃあ、じゃんけんで勝った方ね?」 じゃんけん……ポイ! 京太郎「よし、お前からな」 咲「わかったよもう……じゃあ聞くけど……」 京太郎「おう、なんだ?」 咲「き、京ちゃん……誰と付き合うことになったの?」 京太郎「えっ……? 突き合う?」 咲「ち、違うよ! 付・き・合・う!」 咲「……部長と優希ちゃんに告白されたんでしょ? あと和ちゃんもか」 京太郎「い、いや和はちげえよ……ってか、なんでお前がそれを……?」 咲「いいから……答えてよ」 京太郎「……お、俺は……その」 咲「うん」 京太郎「えっと……実は、誰の申し出も断ったんだ」 咲「え……じゃあもしかして……」 京太郎「おいおい、ハギヨシさんじゃねえからな?」 咲「も、もう! そのネタはいいから!」 京太郎「ネタって……お前ノンケに改心したのか?」 咲「そ、そういうわけじゃないけど……もう京ちゃんとハギヨシさんでは妄想しないよ」 京太郎「へえ……あ、まさかさっきこけた拍子に頭でも打ったり……」 咲「違うから! 人を根っからの腐女子みたく言わないでよ!」 京太郎「へえへえ」 咲「そ、それじゃ京ちゃんは……今フリー?」 京太郎「ま、そういうことになるな」 咲「ふーん……」 京太郎「……」 咲「私の質問は終わりだよ。次は京ちゃんの番」 京太郎「ん、あぁ……」 京太郎「そのことなんだけどさ……」 咲「……?」 京太郎「咲、俺……」 咲「えっ……」 ダキッ 京太郎「お前のことが……好きだ」 咲「き、きき京ちゃん!?///」 京太郎「言うの遅れてごめん……でもずっと前から好きだった」 咲「……京ちゃん」 京太郎「答え……聞かせてもらっていいか?」 咲「……」 京太郎「……」ドキドキ 咲「……っ」ギュ 京太郎「さ、咲……!?」 咲「遅すぎるよ……京ちゃんのバカ……」 京太郎「ご、ごめん……」 咲「……ううん、ずっと待ってた」 京太郎「……ぁあ、ありがとう」ギュ ―――こうして俺たちは付き合い始めた 咲の暴走事件は後から知ったが、こいつもちゃんと謝罪し、部長もそれを受け入れてくれたようだ 咲は前回に続き今回もいろいろやらかした。それは事実だ でも、俺が咲を好きになっちまったのもまた事実だ。だからこそ俺はこいつのすべてを受け入れる 俺は今、最高に幸せだ――― カン 選択肢に戻る 久ルート 京太郎「目、閉じてくれますか……?」 久「えっ……ど、どうして……?」 京太郎「……お願いします」 久「う、うん……わかったわ」 久「……っ」ギュゥ 久(これって……もしかして……) 京太郎「……部長……」 久「な、なに……? 須賀k」 チュ 久「っ!?」 京太郎「……っ」 久「ん……っ……///」 京太郎「んっ……はぁ、はぁ……」 久「す、須賀君……///」 京太郎「これが、俺の……答えです」 久「……っ」 ギュッ 京太郎「ぶ、部長……!?」 久「……っ、……もっと強く、抱きしめて……?」 京太郎「え……あ、はい」ギュゥ 久「……っ///」 京太郎「部長……その、痛くないですか……?」 久「……ううん、すごくいい……あったかい」ギュ 京太郎「部長……」 久「……っ……ぐすっ……」 京太郎「……ど、どうしたんすか!?」 久「ん……なんか安心したら、また涙が出てきちゃって……」 京太郎「……え、えっと」 京太郎(そ、そうだ……ハンカチ!)ガサゴソ 京太郎(……って、ねえ! 俺のバカ!) 久「……っ……」 京太郎「ぶ、部長……俺の袖んとこ使ってください」 久「ん……ありがと……」ゴシゴシ 京太郎「……」ドキドキ 久「でも……っ、ハンカチくらい持ち歩いてなさいよ」 京太郎「め、面目ないっす……」 久「……ま、いいけどね」ギュ 京太郎「……ぶ、部長」 久「しばらくこうしていていい……?」 京太郎「ええ……いいですよ」 久「うふふ……」 京太郎「……」 京太郎(あぁ~、部長の体やわらけぇ~……) 京太郎(つか、めっちゃいい匂いする……シャンプーか?)スンスン 京太郎(頬を撫でる部長の髪の毛のこそばゆさ……たまらん!)ハァハァ 久「……須賀君、鼻息荒すぎ」 京太郎「え……あ、す、すすすすみません!」 久「なんかエッチなこと考えてたでしょ……?」 京太郎「い、いや……」 久「……うそ」 京太郎「っ!」ドキッ 京太郎(やべえ……部長の上目使いやべえよ……!) 京太郎(ていうかそんなモゾモゾ動かないでください……! 俺の愚息が反応して……)ムクリ 久「えっ……な、なにか当たって……」 京太郎「あ、えっとこれはその……!」 久「……」ジロッ 京太郎「あ、はは……」 久「……須賀君のエッチ」 京太郎(はうっ!)ムクムク 久「ちょ、動かさないでよ……!///」 京太郎「ぶ、部長がいちいち反応させるようなこと言うから……」 久「わ、私は何も言ってないわよ……! 須賀君がイヤらしい受け取り方してるだけでしょ!?」 京太郎「ち、違いますよ……部長がかわいすぎるんです」 久「なっ……///」 京太郎「お、俺……もう我慢できません……っ」 久「え、ちょっと待っ……押さないでったら……!」 ドサッ...! ←ベッドイン! 久「す、須賀君……! ここ部室なのよ!?」ヒソヒソ 京太郎「い、今は誰もいないですよ……」 久「そ、それはそうだけど……」 京太郎「部長……っ!」 久「や、やっぱりダメぇ!」ボコッ 京太郎「ぐほっ!」 京太郎「……な、なんでっすか!?」 久「ここ学校だし……私、仮にも議会長だし……」モジモジ 久「そ、それにその……心の準備だってできてないのよっ!///」 京太郎「じゃ、今準備しましょう!」 久「無茶言わないっ」 京太郎「うぅ……あんまりっす」 久「……」 久「……こ、今度……」 京太郎「……え?」 久「こ、今度ちゃんと準備してくるから……そのときなら……!」 京太郎「ん……まぁ、仕方ないっすね」 久「ほっ……じゃ、そろそろ帰りましょ? もうこんな時間だし……」 京太郎「……そうっすね、でも……」 久「……?」 京太郎「お、おさまりが利かないんで……その、ちょっと抜いてきてもいいっすか?」 久「す、す……」 久「須賀君のバカッ!!///」ボコォ 京太郎「ですよね!」グホッ ――――――――――――――――――― カァー 久「ね、ねぇ……須賀君……」 京太郎「ん、はい?」 久「て、手ぇ握って……」 京太郎「っ!」ドキッ 京太郎「え、ええ……」ギュ 久「……ご、ごめんね……ちょっと汗ばんでるかも」 京太郎「お、俺もそうですから……気にしないでください」 久「う、うん……///」 京太郎「……」 久「……」 京太郎「……ぶ、部長って案外甘えんぼさんなんですね」 久「っ! ……そ、そうよ! わ、悪い!?」 京太郎「な、なんでそんな怒るんすかぁ! ……かわいいですよ?」 久「っ!」ドキッ 久「な、なんか須賀君にその……か、かわいいとか言われると調子狂っちゃうわ……」 京太郎「でもかわいいですよ?」 久「や、やめてよもう……///」 京太郎「……あ、もうすぐお別れっすね」 久「あ……ほんと……」 京太郎「家まで送りましょうか?」 久「い、いいわよ! ……さすがにもう暗いし、けっこう距離あるでしょ?」 京太郎「俺は別にいいんですけどね」 久「っ、いいわよ! 須賀君、無理やり家上りこんできそうだし……」 京太郎「あ、ひどい! 俺をけだものみたいに!」 久「だってそうでしょ? それに……な、なんかこのままだと頭茹であがっちゃいそうだし……」 京太郎「あ、ほんとだ。部長、顔真っ赤……」 久「わ、わざわざ言わんでいい!///」 京太郎「じゃ、ここでお別れっすね」 久「……う、うん」 京太郎「それじゃ……また明日っす、部長」 久「……あ、あの! ……須賀君」 京太郎「ん? なんですか?」 久「そ、その部長っての……やめてよ」 京太郎「あ……でも、じゃあなんて?」 久「え……えっと……」 久「ひ、久って……呼んで……?///」 京太郎「っ!」ドキッ 京太郎「ひ、ひひひひひひ……!」 久「ど、どんだけドモってんのよ……」 京太郎「……ひ、久さんっ!」 久「なっ、さん付けなんて許可してない!」 京太郎「で、でもさすがに年上を呼び捨てっていうのは……」 久「わ、私たち……年齢以前に、恋人でしょ……?」 京太郎「た、たしかに……」 久「わ、わかったら早くしてよ……っ」 京太郎「すぅ~、はぁ~……じゃ、いきます」 久「……う、うん」 京太郎「……」ドキドキ 久「……」ドキドキ 京太郎「っ!」ダキッ 久「なっ!///」 京太郎「ひ、久……好きだよ」 久「……っ!!///」ボフッ 京太郎「……っ」バッ 京太郎「な、なーんて……はは」 京太郎「んじゃ、俺失礼します……!」ダダッ 久「え、あっこら……!」 京太郎「また明日っす! 部長!」 久「……ぅ」 久「な、名前元に戻ってんじゃないのよー!」 久「き、ききき……」 久「き、京太郎のバカーーーッ!」 カン 選択肢に戻る
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1 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 01 27 21.11 ID NHdsm0w40 「こ、こんなのやだよぉ・・・お願いだから、許して・・・」 「はあ?何言ってんの?いいからさっさとやれよ、ほら」 「だって、だって靴なんて汚い・・・舐めたりしたら、病気になっちゃうもん・・・やだよぉ・・・」 「そんなこと関係あるか、いいからやれよ。やれって」 「うっ・・・ううう~・・・」 「なに黙ってんだよ、さっき台詞教えただろ?もう忘れたのか!?」 「わ・・・わ・・・」 「ほら、はやくしろよ」 「・・・・・・わた・・・『私の靴を舐めろ、このブタヤロウめ』・・・」 「はい!舐めます!舐めさせていただきます!」 「(なんでそんなに嬉しそうなのぉ・・・?)」 4 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 01 39 13.55 ID NHdsm0w40 「・・・教科書に踏まれてグシャグシャ・・・」 「うん」 「・・・ノートはカッターでズタズタ・・・」 「うん」 「・・・こんなの、勉強できなくなっちゃうよ・・・」 「いいから、やってくれ」 「ど、どうしても・・・?」 「どうしてもだ」 「どうせなら、自分でやればいいのにぃ・・・」 「お前にやってもらうことに意味があるんだ!さあ踏んでくれ!切り裂いてくれ!」 「ううう~・・・やだよぉ」 「ああ!勉強する気が湧いてくる!」 5 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 01 45 10.59 ID NHdsm0w40 「さあ、お昼の時間だな」 「うん・・・」 「俺の弁当を見てくれ。こいつをどう思う?」 「すごく・・・おいしそう」 「じゃあ、いつものを頼む」 「またぁ・・・?作ってくれたあなたのお母さんに悪いよう・・・」 「いいんだよ!ちゃんと綺麗に残さず食べるんだから。ほら、やってくれ!そうしないと俺は食べない!」 「ううううう・・・エイッ!」 「ああっ、俺の弁当が床に!」 「エイエイッ!」 「ああっ、さらに靴で踏まれた!」 「はぁ・・・」 「(ワクワク)」 「・・・い、犬のように床に這い蹲って食べるのが、あんたにはお似合い、だわ・・・」 「はい!」 「(普通に一緒に食べたいよぉ)」 8 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 01 52 36.86 ID NHdsm0w40 「頼みたいことがあるんだ」 「また変なこと・・・?」 「変じゃない!フツウだ!」 「・・・・・・ぜったいうそだ・・・」 「まあ聞いてくれ、明日の朝、おれより早く学校に来て」 「うん・・・」 「おれの上履きをゴミ箱に捨てておいてほしい」 「な、なんでぇ・・・なんでそんなことするの・・・?」 「それから、おれが惨めにゴミ箱から上履きを拾う様を遠くから眺めていて欲しい」 「そんなの、自分で捨てて拾えばいいんじゃないのぉ・・・?」 「馬鹿だな!お前の手で捨てられたやつを拾うから意味があるんだろーが!」 12 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 02 13 38.00 ID NHdsm0w40 「あれ、掃除用の雑巾がない・・・?」 「ああ、ないな」 「か、隠したでしょう!またなんか企んでるぅ、やなことぉ・・・!」 「企んでいるのは認めるが、断じてやなことではない!」 「うそだもん・・・もうわかってるもん・・・」 「わかっているなら話が早い。いいか、俺たちは教室の机に雑巾がけをしなきゃいけない」 「うん・・・」 「だが、どうしたことか雑巾がない」 「・・・・・・」 「どうしたことか、雑巾がないっ!」 「・・・・・・・・・・・・うん」 「ところが都合よく、ここに雑巾代わりに相応しい物がある」 「なんなのぉ・・・」 「俺の顔だ!」 「やだぁ!」 「やだじゃない。さあ使ってくれ。バケツの水も汲んである。フゥー・・・ハッ!(ゴボゴボゴボ)」 「何してるのぉ・・・!溺れちゃう~やめてやめてぇ・・・!」 「ぷはっ・・・!さ、雑巾も濡らした。掃除を、雑巾がけを!髪の毛をしっかり掴んでゴシゴシと!」 「ううううう・・・こんなのお掃除じゃないよぉ・・・」 「(チラッ・・・チラッ・・・)」 「(な、なんかすごいキラキラした目で見られてるしぃ・・・。え、なにこれ・・・アンチョコ・・・?)」 「(ワクワク)」 「・・・・・・汚らしいあんたの顔も、雑巾の代わりくらいにはなるのねぇ、びっくりだわぁ・・・」 13 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 02 27 33.11 ID NHdsm0w40 「飲み物買って来るけど、なんかいる?」 「いいの?それじゃあ、ミルクティーお願い。はい、お金です」 「買ってきた」 「わ、ありがとう・・・ってあれ、これレモンティーだ・・・まあいいっかおいしいから」 「いや、違うだろ!」 「ふぇ?」 「だからほらさ、わかるだろ、な?」 「・・・・・・やだ」 「やだじゃない」 「だって、もったいないもん、バチがあたるもん・・・」 「バチならおれがあたるから大丈夫。むしろ積極的に当たりに行く。さあ、やってくれ!」 「・・・・・・ほんともう~・・・なんでこんなことにぃ・・・」 「さあ」 「・・・・・・ううううう」 ジョボジョボジョボジョボ 「ああ、冷たい!頭から浴びせられるレモンティーが冷たいです!」 「・・・買い物ひとつ満足に出来ないなんて、ほんとにグズね・・・・・・」 「ああ、すいません!もうしわけありません!」 「・・・さ、さっさと新しいのを買ってきなさいっ・・・この、この虫野郎っ・・・!」 「はい!すぐに!」 「(ああもう、もうもうもう、はずかしいよぉ・・・)} 15 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 02 42 19.48 ID NHdsm0w40 「あ、顔に土ついてるよ~」 「え、そう?あ、さっきの体育か。外でサッカーだったから」 「じっとしてて、いまとってあげるから・・・・・・て、どうして手首を掴むのぉ・・・?」 「それは、お前がハンカチでおれの顔を拭こうとするからだ」 「だってだって、このハンカチきれいだよ。汚くないよう・・・」 「だからこそだ。おれの顔をふくなら、もっと相応しいものがあるだろ?な?」 「・・・・・・なんで、なんで私の足見てるのぉ・・・!」 「わかってるくせに」 「わかっててもやだぁ!そんなの意味無いもん!きれいにならないもん!汚れるだけだもん!」 「お前の足がいいんだ!いや、お前の足じゃなきゃ駄目なんだ!」 「(・・・・・・う、嬉しくないぃぃぃぃ)」 「さあ、頼む、やってくれ」 「どうしてもぉ・・・?」 「くどいぞ、さあ覚悟を決めろ」 「・・・・・・あんた、顔が汚れてるから・・・」 「はい!」 「・・・・・・わたしの靴底で、きれいに拭いてあげる、わ・・・」 「はい!」 「・・・・・さっさと、さっさとぉ・・・横になりなさいっ・・・!」 「はい!」 「(ううううううううううううううううう)」グリグリグリグリ 「ありがとうございます!ありがとうございますー!」 20 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 02 53 46.00 ID NHdsm0w40 「わ!」 「うん、どうした?」 「え、だって、今日は雑巾がちゃんとあるから・・・」 「おかしなことをいうやつだなあ、当たり前じゃないか。さあ、お掃除だ。雑巾がけをしようか」 「うん(よかった、今日はふつうにお掃除できる)」 「きれいになったな」 「うん、きれいになったね。じゃ、バケツのお水、捨ててくるね」 「おっと、待った。そこでストップだ」 「・・・・・・なんでぇ・・・」 「その顔は分かってる顔じゃないか?ええ?」 「・・・・・・なんなのぉ・・・」 「その水を、おれにぶっかけてくれ」 「またぁ!またすぐそういう変なこと言ううううう~!」 「変じゃない!」 「変だもん・・・ぜったいぜったい、変だもん・・・」 「いいか、おれはこれからダッシュで外に出て、窓の真下に立つから、上からドバッと頼むぞ。いいな!」 「・・・・・・」 「返事は?」 「・・・・・・はい・・・」 「ああもう、こんな事したくないのに、今日は普通に一緒に帰れそうだと思ってたのに・・・」 「おーい、いいぞー」 「なんであんなに嬉しそうなのぉ・・・もう・・・・」 「何やってるんだ、はやくしろー」 「ああもう、もうっ、もうっ!エイッ!」(ザパー) 「ああ、突如としておれの頭上から汚水が!」 「・・・・・・待ってるし、もう・・・ほんとヤなのに・・・もう・・・はぁ・・・。『これであんたも少しはきれいなったでしょ、ゴミ犬!』」 「はい!ありがとうございます!」 25 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 03 10 55.57 ID NHdsm0w40 「あ、おはようー・・・ってどうしたの!?なんか顔色おかしいよ!?」 「へへ・・・なに、実はこの週末、水分を絶っていたのさ・・・」 「な、なんで!?死んじゃうよ!?ボクシングでもやるの!?力石なの!?」 「いや、ただお前に水分を恵んでもらおうと思って・・・」 「よくわからないけど、ほらお茶でもジュースでも買いいこっ。ね、早く早く!」 「お嬢さん・・・そうじゃないんだ・・・」 「え?お水?お水がいいの?」 「水でもない、リンゴでもない・・・」 「じゃあ、何がいいの?言って、なんでも持ってくるから!」 「尿」 「・・・・・・・・・・・・・・え?」 「尿」 「・・・・・・」 「尿以外は飲まない。死ぬ覚悟は出来てる。遺書も書いてきた」 「・・・・・・な、なんでそういう馬鹿なことするのぉ!わかんないっ、全然わかんないいいい!」 「へへ・・・こうでもしないと、お前は尿を飲ませてくれないだろうが・・・っ!」 「ばかばかばかばかばかばかばか!」 「あ。マジでなんか意識がやばいことになりそうな予感が・・・・・・」 「ううううううううううう」 「さ。この漏斗とジョッキを」 「そ、そんなに出ないもん!」 「真面目な話、割と深刻に死にそうなんで早く頼む」 「うううううううううううううううう!」 「・・・・・・ハイ。持って、きましたっ・・・・・・」 「これは・・・なんでしょうか・・・ぼくにどうしろと・・・いうのですか・・・?」 「なんで死にそうな顔してるくせに、演技できるんだろもう・・・・・・私のおしっこよ!さっさと飲みなさいこの馬鹿!」 「ぐびぐびぐびぐびぐび・・・ぷはーっ!うまい!おかわり!」 「ないわよ馬鹿!ホント馬鹿!」 32 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 03 50 16.95 ID NHdsm0w40 「頼みがあるんだけど」 「やだっ」 「・・・・・・まだ何も言ってないじゃあないか」 「だって、ぜったいまた変なことさせるんでしょ。わかってるもん・・・っ」 「話が早くて助かるよ。いや、簡単なことでさ、おれのズボンとパンツを無理矢理脱がせてくれないか」 「・・・・・・えっと意味が分からないんだけど、自分で脱げばいいんじゃないのぉ・・・?」 「馬鹿だな。お前の手で無理矢理脱がされるのが大事なんだよ。そこが大事なんです!」 「い、いやですぅ!そんなの、だって恥かしいもん!ぜったいいやあー!」 「ふふふふ、シモネタ系に弱いお前の拒絶は既にこちらの想定済みだ」 「な、なに・・・どういうこと・・・なにする気なのぉ・・・」 「さてここに取り出しましたのは、熱々のホットコーヒーであります」 「え?」 「これを・・・ゴクリ・・・おれの股間に、ぶっかけるっ!アッツアアアアアアアアアアアア!」 「きゃあああああああ!な、なにしてるのおおおおおー!」 「オフッ!アツッ!痛ッ!フンムグググググ」 「もう馬鹿っ!脱いで!早く脱いでえええええ!」 「ぬ、にゅがない!おれはぜったいに、脱がないぞおおおおお!」 「脱ぎなさい!火傷しちゃうでしょおおお!早く冷やさないといけないのにああもう脱げ!脱げこの馬鹿あ!」 「いやだっ、はずかしいから脱がないっ!」 「そんな場合じゃないでしょもうーっ!もう脱がす!脱げ!脱げこの馬鹿!しんじゃえ!」 「おうふ・・・脱がされてしまった・・・ククク、計画通り・・・!」 「ほんと馬鹿!なんなのもう!もうっ!早く冷やしてほらもう!」 28 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 03 32 22.53 ID NHdsm0w40 「あのね、調理実習でマドレーヌ焼いたの。食べない?」 「へえ、上手く焼けてる。美味そうだ」 「えへへ」 「じゃあ、食べさせてくれるか?あーんって」 「ええ!?」 「なんだ、嫌なのか?」 「そ、そうじゃなくって、そんなふつうのラブラブっぽいことをそんなそんな」 「じゃあほら、食べさせてくれ」 「う、うん!じゃ、えっと、その・・・はい、あーん・・・ってなんで叩くのぉ?」 「そうじゃないだろうが。なぜ手で持つんだ、ええ?」 「え・・・く、唇でってこと・・・?そんな、キスみたいなの、だってもうもう・・・ってまた叩くぅ」 「違うだろ。そのおピンク思考を捨てろ。いいか、正しい答えはもちろん足だ」 「またぁ!」 「足の指で挟んで、そのままおれの口の中に捻じ込むんだ。さあ、靴下を脱ぐのを手伝ってあげよう」 「ううううううううううう」 「さあ準備はできた。うん、実に美しい輝くような足だ。くうう、踏み殺されたいぜ!」 「嬉しいけど、嬉しくないよぉ・・・・・・」 「それでは、お願いします」 「せっかく作ったのにぃ・・・もう・・・ううううう」 「あーん」 「・・・・・・・・・」 「あーん」 「わかったよぉ・・・・・・『口を開けなさい、この卑しいブタ野郎』」 「はい!」 「・・・・・・私の足で食べさせてあげるから、感謝しなさい・・・」 「はい!・・・モグモグモグモグ。おいひいれふっ!」 「・・・・・・足の指まで、きれいに舐めなさい。丁寧に舐めとるのよ・・・」 「はい!レロレロレロレロレロ」 「(く、くすぐったいいいいいいい!)」 38 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 04 09 31.12 ID NHdsm0w40 「いやあまさか入院するとは」 「・・・・・・」 「予想外の熱量でした、ホットコーヒー。消費者庁の規制が必要なレベルだ。働け野田」 「・・・・・・」 「しかし、股間周辺の皮膚を犠牲にした甲斐はあった。脱がされちゃったもんな」 「・・・・・・あのね」 「うん?」 「・・・・・・やだけど、ほんとやだけど。どうしてもって言うんなら、なんでもやったげるから」 「え!」 「だから、自分の身体を傷つけるようなことは二度としないで。お願い」 「・・・お前・・・・・・泣いてるの?」 「お、怒ってるんですっ!もう!なんなのもう!ほんっと信じられない!」 「まあまあ落ち着けよ、病院だぞここは。それと、さっそく頼みがあるんだけど」 「・・・・・・・・・・・・なんですか」 「いや、小便に行きたいんだけどさ、おれはホラ、こんな状態だろ?尿瓶使ってるから、ちょっと取ってくれ」 「えっと・・・これ?」 「うん、それだサンキュー。じゃあ、これから用を足すから」 「あ、わたし外に出てるから・・・・・・」 「側で見ててくれ」 「なんでえええええええええええええ」 「ベッド上で無様な格好を晒して排尿する姿を、見下ろしていてくれ」 「うううううううう」 「なんでもしてくれるんだろ?では出します。・・・・ふうー」(ジョロロロ) 「んもー・・・んもうー・・・」 「ああ、見られてる!すっごい見られてる!こんな恥かしい姿をマジマジとお!」 「もう、ほんとやだぁ・・・あれ?」 「あ、やべ勃起してきた」 「ぎゃああああああ!この変態!ほんと変態!変態!変態変態変態!」 「ちょっ、そんなこと言われるとますます・・・ああ!」 42 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 04 31 29.18 ID NHdsm0w40 「ほらあ、ちゃんとご飯食べないと治らないよお」 「いや、だってね、この飯の不味さはただごとじゃないよ。井之頭五郎ちゃんもびっくりだよこれは」 「ちゃんと栄養考えて作られてるだから、食べなきゃ駄目でしょぉ?」 「理屈は分かるんだけど、体がどうにも・・・あ」 「・・・・・・なんですか」 「・・・・・・そこまで露骨に嫌そうな顔しなくても」 「ど、どうせまた変なこと考えついたんでしょぉ!駄目だよ!あ、足で食べさせろとか、床で食べたいとか!」 「いやいや、こんなグズグズのお粥とか、さすがにそれは無理だろう?液体だもんこれ。あと動きたくないし」 「じゃあ、じゃあ、なんなのぉ・・・」 「唾」 「ふぇ?」 「お前の唾をかけてくれ。この食事の上に満遍なく」 「やだあああ!きたないでしょぉーそんなのぉ!」 「ふふふ、ふざけんな!お前の唾が汚いわけあるかあ!いくらお前自身の言葉でも許せないぞ!」 「ううううううう」 「それにほら、キスとかしたら唾液交換は当然なわけで。そう思えば普通だろ」 「・・・・・・ちょっとでいい?」 「ツユダクでお願いします。あとこう、てろーっと垂らしてください」 「ううううううううううううううう」 「ああ、輝く銀の雫がおれのお膳の上に!」 「・・・・・・こ、これでいいのぉ?もういい?」 「はい、十分です!ありがとうございました!食べてもよろしいでしょうか!?」 「食べればぁ・・・」 「食べてもよろしいでしょうか!」 「・・・・・・私の唾の味をよおく味わって食べなさい、ブタ・・・・・・」 「いただきます!あーっ、うまい!ちょーうまい!お粥が舌の上でシャッキポンと踊るわ!」 44 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 04 49 33.86 ID NHdsm0w40 「父さん、ぼくは晴れて退院を迎えることができたわけで」 「わあ、パチパチ」 「入院中お世話になったお礼として、こんなものを用意したんだ。受け取ってくれ」 「え、なに?わ、きれいな花瓶!なんか高そうだけど、いいの?」 「いやいや、安物だから遠慮せずに受け取ってくれ」 「えへへ、ありがとう・・・!」 「その代わりといってはなんだが、頼みたいことがある」 「ほらっ、ほらきたぁ!んもう、お礼じゃなかったのこれぇ・・・」 「なに簡単なことなんだだ、その花瓶に花を生けて飾っておいて欲しい」 「・・・・・・え、それ、それってふつうだよ?どうしたの?頭大丈夫?お医者さんに診てもらう?」 「何気に酷いな、お前」 「だってそんな・・・てっきり、これで殴って欲しいとかなんかそういうのかなって・・・」 「花を生けて飾るだけでいいんだ。 ・・・・・・学校の、おれの机の上に」 「・・・・・・なんでよう・・・死んじゃったみたいでしょぉ・・・せっかく元気になったのにぃ・・・」 「あと、ついでに色紙に追悼のメッセージとか寄せ書きしてもらえると最高です」 「うううううううううううう」 「いやあ、明日の学校が楽しみだなあ。眠れないぞこりゃあ!」 「皆さん、おはようございます!恥ずかしながら戻ってまいりました!」 「・・・・・・はぁ」 「ああ、なんだこれは!おれの机の上になぜ花が!?それに色紙まで!?これはいったい!?」 「(何がそんなに嬉しいんだろう・・・ほんとわかんないよぅ・・・)」 45 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 05 13 22.05 ID NHdsm0w40 「あ、おはようー・・・ってどうしたの!?なんか顔色おかしいよ!?ってなんか既視感!?」 「へへ・・・なに、実はこの週末、塩分を断っていたのさ・・・」 「な、なんで!?この真夏にそんなことしたら死んじゃうよ!?」 「いや、ただお前に塩分を恵んでもらおうと思って・・・」 「ま、またぁ!お、おしっこ飲ませろとか、言うんでしょぉ、んもう~・・・」 「いや、そうじゃないんだ」 「え?」 「汗」 「・・・・・・」 「汗」 「・・・・・・」 「肌の上にこびり付いた汗の塩分を余すことなく舐めとって、おれの命を繋ぎたい。駄目なら死ぬ」 「汗ならまあ、割と平気かも。はい・・・・・・って叩いたぁ」 「馬鹿。手の甲の汗を舐めてどうする」 「・・・・・・じゃあ、どこがいいのよぅ・・・」 「まず、脇だ」 「いやあ!」 「そして、靴の中で蒸れ蒸れになった足だ」 「んもう、やっぱりぃ・・・すぐ、すぐそうやって足にいくぅ・・・なんでなのぉ・・・!」 「ああ、やばい、ミネラルがやばい。神経細胞のナトリウムチャンネルが・・・!」 「うう、もう、わかったわよぅ・・・ほら、これでいいんでしょお・・・」 「おお、脇!脇がどうかしましたか!?」 「・・・・・・」 「脇が何か!?」 「・・・・・・な、舐めなさい。汗の一滴も残さず、舐め取りなさいこの犬・・・っ」 「はい!」 「(ううううう臭い嗅がれてるぅ・・・恥かしいよぅ・・・)」 47 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 05 26 43.08 ID NHdsm0w40 「あっ・・・!」 「ん?どうした?」 「ちょっと、足挫いちゃった・・・」 「おっとそれは大変だ、早速保健室に行こう」 「え、だ、大丈夫だよぉ、なんともないから、これくらい」 「素人が勝手に怪我の具合を判断するな。何かあったらどうするんだ、ほらいくぞ」 「・・・・・・ど、どうしたの?屈み込んじゃって、立ち眩みした?」 「違う。乗れと言ってるんだ、おれの背中に」 「え・・・・・・おんぶしてくれるの?」 「いや、馬になる」 「おんぶがいいいいいいいいい!」 「我儘を言うな。さあ乗れ、座れ。ずっしりとおれの背中の上に」 「自分で歩けるからいいよぉ・・・恥かしいし・・・」 「お前が乗るまで、おれはここを一生動かないぞ」 「ううううううううううううう・・・・・・じゃあ、乗るよぉ・・・」 「ああ、きた!ずしんと!ずっしりと重みがおれの背骨に!」 「そ、そんなに重くないですぅ!んもう!」 「さあ、どうすればいいんでしょうか!?」 「保健室までぇ・・・」 「どうすればいいんでしょうか!?」 「・・・ほっ、保健室までわたしを乗せていきなさい、この駄馬っ・・・」 「はい!」 「・・・・・・ゆらすんじゃない、この駄馬・・・」 「はい!」 「・・・・・・遅いわよ、この駄馬・・・」 「はい!」 「(おんぶしてほしかったのにぃ・・・うう)」 50 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 05 51 34.10 ID NHdsm0w40 「海だなあ」 「うん、海だね!」 「早速だけど、あっちの人がいない磯の方に行こうか」 「えっ・・・・・・うん・・・(そんなまさか、でも、きゃー!わ、どうしようー!)」 「それじゃあ、おれがこれから海に顔をつけるから」 「ほぇ?」 「足で踏んで、海面下にぐっと押さえつけてくれ」 「死んじゃうよ!?っていうかやっぱりそっちにいくのもうー!」 「それくらいで死ぬわけないだろ、常識的に考えて・・・」 「死にますぅ!呼吸できなくて死んじゃいますぅ!」 「大丈夫だ、お前にはこれまで話していなかったが、おれは五分間の無呼吸運動ができる」 「スペック!?」 「本当に限界がきたら、お前の足をタップするから、そしたら足をどけてくれ」 「んもう・・・せっかくふたりで海に来たのにぃ。結局、こんなことに・・・」 「ほらいくぞー・・・・スゥー・・・ふんっ」(ザブン) 「ああもう、踏めばいいんでしょう、踏めばぁ・・・うう・・・」 「ゴボガボゲボボボ、なにをゴボボボやめガボボボたすけボボボボ」 「うっさい馬鹿!海の中で反省してなさいこのウミウシ!」 「ボボボガボボボゴボボオボボボ♪」 「(・・・これって傍から見たら、殺人現場じゃないかなぁ・・・見つかりませんように・・・ぐすん)」 52 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 06 06 40.64 ID NHdsm0w40 「さて、ちょっと海からあがって、そろそろお昼にしようか」 「うん・・・」 「はいこれ、お前用のお弁当。うちの母謹製」 「あ、ありがと・・・」 「(ワクワクワク)」 「じゃ、これ・・・わたしの作ったおにぎりです・・・」 「おお、これが。ううむ、なんという歪な形だろう」 「だっ、だって仕方ないでしょぉ!あ、足で握ってくれなんていうからぁ!」 「手作りおにぎりならぬ、足作りおにぎりというわけだ。ああ、夢がまた一つかなった」 「ほんっとにもう、なんでそういう変なことをおもいつくのかなぁ・・・・ほんっと信じられない・・・」 「食べていいですか!?」 「はいっ?あ、どうぞ・・・」 「食べてもよろしいでしょうか!?」 「・・・・・・わたしに感謝しながら、ありがたく頂戴しなさいこの牡ブタぁ・・・」 「ありがとうございます!いただきます!」 「(ちゃんとしたお弁当、食べてもらいたかったのにぃ・・・)」 54 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 06 32 00.77 ID NHdsm0w40 「海といえば西瓜割りということで、二人用に小玉西瓜を持ってきた」 「でも、西瓜割してる人っていないね」 「そういう、らきすたみたいなあるあるネタはいらない。あとナイフもあります」 「ふぇ、割らないの?」 「割ったら食べにくいだろ」 「そっか。うん、そうだねぇ」 「で、ふたつに切った半分がお前の分な。ほら、このスプーン使いな」 「わ、ありがとう~。赤くておいしそうだねぇ~。・・・・・・あれ。スプーンってこれ一本しかないの?」 「ああ。おれにはスプーンよりも、もっとおいしい食べ方があるからな」 「足なのね」 「・・・・・・驚いた。察しがいいなあ」 「わかりますぅ!もう!慣れちゃいましたからぁ!ああもう、ほんとに・・・それでぇ、わたしはどうすればいいんですかぁ・・・」 「この半玉西瓜の果肉を、足でぐちゃぐちゃに潰してこね回してくれ」 「・・・・・・それ、おいしいのぉ?ジュースになっちゃうよぉ・・・?」 「おいしいよ!絶対おいしいに決まってるだろう!」 「ううううううう」 「ああ、西瓜の赤い果肉が!白い足の指先で砕かれて!霙のように!ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ!くうう!」 「・・・・・・こ、こんな感じでいいですかぁ・・・?」 「はいもう大変結構でございます食べてもよろしいですか!」 「・・・・・・食べてよし!食え!もう!」 「うーっ、このわざとらしいスイカ味!」 「・・・はぁ・・・足の指がべたべたするよう・・・ってなにいぃぃ、なんですかぁ・・・?」 「ハァハァハァ・・・」 「(な、なんかすごい熱っぽくこっち見てるぅ・・・なんでぇ・・・)」 「べ、べたべた・・・しますか・・・!」 「(ああ・・・そういう・・・)・・・あんたのせいで、足の指が気持ち悪いんだけど・・・」 「はい!」 「・・・・・・どうすればいいか・・・わかってるわね・・・このブタ男・・・っ」 「はい!舐めてきれいにさせていただきます!」 107 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 17 51 56.58 ID NHdsm0w40 99 男「『三月のライオン』の二巻を買ったけど、読みに来ないか」 女「わ、行く行く。今日行っていいの?」 男「ああ、もちろんだ」 女「お邪魔しまーす。・・・あれぇ、なんかお部屋がすっきりしてる?」 男「ああ、二人がけのソファーあったろ。ぼろかったから捨てたんだ」 女「そっかぁ・・・(あれに並んで座ってるの、好きだったのになぁ・・・)」 男「いますぐに、クッションを用意する。・・・さあ出来たぞ。座ってくれ」 女「・・・・・・なんか、なんか予想できちゃうけどぉ、なんで床に横になってるのぉ?」 男「おれの上に座れ。具体的には、おれの顔の上に腰を下ろすんだ」 女「んもうやっぱりいいいい!最初っから、そのつもりで呼んだんでしょう、もう~!」 男「さあ、マンガはここだ。ドリンクと軽いスナックも用意済みだ」 女「ううううううううううう」 男「ゆっくりくつろぎながら、じっくり読書を楽しんでくれ。おれもクッション役を満喫してるから」 女「ああもう・・・楽しみにしてたのにぃ・・・うううう」 男「ハリー!ハリー!ハリー!ハリー!」 女「う、うるっ、うるさいぃ!もお!座るからだまんなさいぃっ!」 男「はい!」 女「まったくぅ・・・そういう時だけ聞き分けいいんだからぁ・・・はぁ・・・。じゃあ、座るよぉ・・・?」 男「むぎゅ(オオオオオオオオオオオ)」 女「やだもう、なんか、おしりが落ち着かないよう・・・」 男「ふごふご(雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄ッ!)」 女「クッションが動かないのっ!じっとしてなさい!あと息が荒いぃ!やっ、鼻があたってるぅ・・・!」 男「ふが(見つけたよ。永遠を・・・!)」 115 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 18 44 59.46 ID NHdsm0w40 担任教師「あぁ、ちょっといいかな。聞きたいことがあるんだが・・・」 女「はい、なんですか、先生」 教「いや、その噂で聞いたんだが・・・君がクラスの男子を虐めているとかいう・・・」 女「・・・・・・わ、わたしが、いじめを・・・?」 教「いや!ちょっとそういった噂を聞いてだな、まさかとは思ったから確認したいとその」 女「ひ、ひどいですぅ・・・わた、わたしだって、そんなの・・・嫌なのにどうしてもって、ううううう」 男「あー!ちょっと!ちょっと先生何してんですか!なに泣かしてるですかちょっとお!」 女「あ・・・」 教「待て誤解するなこれはただ話を聞いていただけで決して悪いことをしていたわけでは」 男「言い訳しないでくださいよ!こいつが泣いてることが十分問題でしょう!?」 女「ちが、ちがうの・・・わたしが勝手に、その泣いちゃっただけで・・・グス」 男「いいから、ほら。ハンカチ使うか?よしよし大丈夫だから、一緒に帰ろうな?」 女「うううう、なんか、なんかふつうにやさしいぃぃ・・・」 教「いじめは・・・ないな、うん。良かった、俺の職も安泰だ。・・・安心したから、今日はM性感でもいくかぁ」 120 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 19 31 27.49 ID NHdsm0w40 男「最近、学校周辺で痴漢が出没しているらしいぞ」 女「え、そうなの・・・やだなぁ・・・(変な人は一人でお腹いっぱいだよぉ~)」 男「そこでだ、軽く護身術をレクチャーしておこうと思う」 女「ごしんじゅつぅ?」 男「いいか、被害にあうとパニックを起こして、行動の選択肢さえ思い浮かばないことがままある」 女「うん・・・」 男「だから、こういう時はこう動けばいいと頭に入れおくだけでも最低限の備えにはなるんだ」 女「へぇ・・・そうなんだぁ」 男「さて、まずはこう、こんな感じで前に立ち塞がられた場合だ。こういう場合は、股間を狙え」 女「・・・・・・うん」 男「足で蹴り上げるか、鞄で掬い上げるように叩け。さ、実際にやってみよう」 女「うん・・・って、ええええ!や、やるのお?」 男「当たり前だろう、やらないと覚えられないじゃないか。さあ、遠慮はしないでドンとこい」 女「え、えいっ」ペシ 男「ちっがああああああう!もっと全力で蹴り上げろ!足の甲に乗せて、相手の体と挟んで潰す感覚だ」 女「だ、だって、だってだって、そんなことしたら、痛いんでしょお・・・」 男「だからいいんだろうが」 女「やっぱりいいい!やっぱり、そういう目的だったんだあっ!んもう、もう、もうっ~!」 男「さあ来い。おれの遺伝子を抹殺するぐらいの心積もりで蹴り上げろ!」 女「(抹殺しちゃったら、わたしが困るのにぃ・・・)」 男「ん、なんか言ったか? あ、その顔、お前今エロイこと考えてただr」 女「噴ッ!!」メメタァ 男「っ~~~~~~~~!・・・うっ・・・くぅ、良い蹴りだ・・・今の効いた・・・」 女「(冷や汗かきながら、すごいいい顔してるしぃ・・・うううううう)」 126 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 19 55 55.07 ID NHdsm0w40 男「ふう・・・よし、じゃあ次いくか」 女「まだやるのお・・・!?」 男「まだもなにも、一回しかやってないだろ。痴漢なめるなよ」 女「うー、もぉ、次はなんなのぉ・・・」 男「後ろから抱きつかれた場合だな。こんな風に」 女「え、わ、わ、わ、あわわ・・・(なんか、なんかすごい密着してるぅ・・・)」 男「くっつき過ぎていて、身動きが取りにくいだろ」 女「・・・・・・(背中あったかい・・・いま、後ろから抱っこされちゃってるんだ・・・うひゃー)」 男「腕も押さえ込まれてるから、振り払うのも難しい状態だ」 女「・・・・・・(あ、汗臭くないかなぁ。今日体育あったからなぁ・・・大丈夫かなぁ・・・)」 男「お前、聞いてるか?」 女「え、きききき、聞いてますよっ?」 男「まあいいか。ほら、この状態から抜け出すには、どうすればいい?」 女「どうって・・・(べつに抜け出したくないのにぃ・・・ずっとこれでいい・・・)」 男「正解は足を使う」 女「・・・・・・またあ!またもうすぐ!すぐ足、足ってもう!なんで足なのいっつもおぉ!」 男「なんでって、足が好きだからに決まってるだろうが」 女「もう知らない、もうほんと知らないからね、んもぉ!」 男「いいか、足の踵で相手の爪先を思いっきり踏み抜いてやるんだ。そして相手が怯んだ隙に」 女「えい」ズム 男「オゥフ!ぐぉっ・・・ハウ・・・う~~~~~・・・・・・」 女「とお」ドム 男「あごぅ!」 女「ていていていてい。こいつめ、こいつめ、このっ、このっ、このっ、このお!」 男「あばばばばっばばばばば」 女「人の気もしらないで、いっつもいっつもお!ええ蹴ったげる!好きなだけ蹴ってあげるわよ!ほらっほらあ!」 男「あqwせdrftgyふじこl」 女「嬉しいんでしょ!好きなんでしょ!泣いて喜びなさいよこのバカあ!」 130 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 20 28 38.10 ID NHdsm0w40 男「いやはや、まさかまたも入院するとは」 女「ごめんなさい・・・」 男「謝ることはないぞ。むしろおれは今、かつてない幸福感に包まれているんだ」 女「だって、肋骨折れちゃったって・・・ごめんね、ごめんねぇ・・・!」 男「謝るなって、ほらほら泣くな。骨折の痛みすら、お前に受けたと思えば喜びに変わる」 女「ううううう、へんたいすぎるよぉ・・・変態で死んじゃうよぉ・・・」 男「どんな死因だよ。いいか、まあちょっと聞けよ。ちょっと動いた拍子に、脇に激痛が走るだろ」 女「うん・・・」 男「すると、ああ!この骨はお前の足で折られたんだ!ってすごい嬉しくなってさ」 女「・・・うん」 男「もう、天上の歓喜に包まれた気分になる。興奮して寝れないくらいだ」 女「やだぁ・・・ちゃんと寝てよぉ早く治してよぉ」 134 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 20 54 33.09 ID NHdsm0w40 女「こんにちわぁ・・・」 男「お、またお見舞いに来てくれたのか」 女「うん・・・今日は何してたの?」 男「谷崎潤一郎の小説を読み返してた」 女「へぇ。そんなの読むんだぁ。ね、どれ?見せてくれる?」 男「ああ、手元にはないんだ?」 女「え?」 男「全文記憶してるから、それを思い出してた」 女「うそだぁ・・・」 男「ほんとだって、いいか。今ちょうど『少年』を読み終えるところだったんだけど」 三人は何か新しく珍しい遊戯の方法でも発見したように嬉々として光子の命令に服従し、 「腰掛けにおなり」と云えば直ぐ四つ這いになって背を向けるし、「吐月峰におなり」と云えば 直ちに畏まって口を開く。次第に光子は増長して三人を奴隷の如く追い使い、湯上りの爪を切らせたり、 鼻の穴の掃除を命じたり、Urineを飲ませたり、始終私達を側を侍らせて、長くこの国の女王となった。 西洋館へはそれ切り一度も行かなかった。あの青大将は果たして本物だか贋物だか、今考えて見てもよく判らない。 男「・・・で、おしまい」 女「ほんとに覚えてるんだぁ・・・すごいなぁ・・・」 男「全部の作品を覚えてるわけじゃないけどな。自分の好きな作品だけだ。何度も読んでたら覚えた」 女「へぇ~、すごいなぁ、すごいすごい。ね、Urineってなぁに?英語?」 男「ああ、英語で尿のこと」 女「・・・・・・そう」 139 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 21 21 44.48 ID NHdsm0w40 男「ああ、なんか朗読したら喉が渇いてきたなあ!」 女「言うと思った・・・ぜったい、それ言うと思ってた・・・」 男「そういうわけで、せっかくお見舞いに来てくれたんだし、尿が飲みたい」 女「わかったわよぉ・・・もう・・・」 男「おい、なんか今日はやけに聞き分けが良くないか?」 女「だって、入院させちゃったのわたしの責任だし・・・。それくらいしてあげなきゃって・・・」 男「お前、まだそんなアホなこと気にいてるの。まあ、いいや、それじゃあサービスで直飲みさせてくれ」 女「じかのみぃ・・・?って、どういうことぉ・・・?」 男「だから、おれの顔の上に跨ってさあ」 女「うん・・・」 男「おれの口に向けて排尿するわけ」 女「やだあ!そんなの、ぜぇったい、ぜったい無理いいい!」 男「何がだよ。そのほうが器もいらないから楽だろう?おれが舐めるからトイレットペーパーの節約にもなるし」 女「そんなとこで節約しなくてもいいでしょお!?無理ったら無理ですう!恥かしくて死んじゃうよ、そんなのぉ・・・!」 男「大丈夫、ちゃんと目閉じてるから」 女「それでも無理ぃ!それに、こぼっ、零れたらどうするのぉ。お布団とか、枕とかぁ!」 男「そんなの・・・お前の臭いに包まれながら眠れるなんて、最高じゃないか。だろ?」 女「お、おしっこはわたしの臭いじゃありません~!」 男「あーいたい、おれたろっこつがいたいなー、ろっこつダンスー」 女「ううううう、ずるい、ずーるーいー・・・卑怯だよそれぇ・・・それ言われちゃったら、もう・・・」 男「じゃあ、ほら。早く早く。もたもたしてると、回診時間になるぞ」 141 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 21 30 21.92 ID NHdsm0w40 女「ぜっっったいに、目開けちゃやだよ!?ぜったいだからね!?・・・ううう、なんでこんなことにぃ・・・はぁ」 男「あんまり言われると、ダチョウ倶楽部的な解釈をするぞおれは」 女「う、ううう、うるさいっもうっ・・・黙って目閉じて、口開けてなさいっ・・・!」」 男「(ワクワクワクワク)」 女「ん・・・ぁ・・・えっと、その、で、出るよ・・・?(ああもう、人としてどうなのこれぇ・・・)」 男「ん・・・んおお・・・」ゴクゴクゴクゴクゴク 女「(飲んでる・・・すごい飲んでるぅ。っていうか、わたし好きな人の顔におしっこって・・・あ~っ!)」 男「ん・・・ん・・・ん?終り?」 女「お、おわりですぅ・・・」 男「じゃあ最後にきれいにしておこう」 女「ふぇっ?やっ、ちょっ、な、なにしてっ・・・いやっ、にゅるって、舐めっ舐めちゃぁ、だめぇっ!・・・ぁっ」 149 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 21 51 06.55 ID NHdsm0w40 男「復活ッ!復活ッ!復活ッ!復活ッ!おれ復活ッ!」 女「お医者さんもびっくりしてたねぇ・・・回復がはやすぎるって」 男「人体には、現代医学如きでは到達できない領域がある・・・」 女「はぁ・・・」 男「決め手となったのは、バケツ一杯の女子高生の生尿」 女「そっ、そんなにしてませんっ!」 男「いやあ、しかしなんだ、二人で外を歩くのも久しぶりだな」 女「うん、そうだね」 男「雨上がりの空気が、きもちいいな」 女「うん♪」 男「おっとストップだ、目の前に水溜りがあるぞ」 女「あ、ほんとだ、ありがt」 男「トオーッ!」ズサー 女「なにしてるのおおおおおおおおおおおお!?」 男「お前の足元を濡らさないために、さ。さあ、おれの上を歩いて水溜りを渡ってくれ」 女「けっ、怪我っ、怪我治ったばっかりで、そんなことしちゃダメでしょうー!もう馬鹿ぁ!」 男「さあ遠慮はいらない。おれを踏んで、踏んで、踏んで、渡ってくれ」 女「いいよぉ、この水溜り迂回すれば済むし・・・」 男「馬鹿な男がかっこつけたいだけなんだ・・・気にせず使ってくれ、おれの体を」 女「ぜんぜんかっこよくないでしょ、それぇ!変でしょぉ、もお!踏まれたいだけのくせにぃ・・・!」 153 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 22 10 15.63 ID NHdsm0w40 友人1「前から聞きたかったんだけどさぁ」 女「え、なぁに?」 友1「なんであんな変態とつきあってるの?」 友2「あーそれ気になるー」 友3「うんうん」 女「な、なんでって・・・だって・・・」 友1「すっごい変態でしょ、あいつ。ありえないでしょ、あれは」 友2「変なことばっかりさせて喜んでるし」 友3「ねー。キモイとか突き抜けて異次元っぽいもん」 女「・・・うん、ほんとに変態で、すっごい変態で、もう訳分からないくらい変態で、 毎日毎日変なことさせるし、やだっていっても止めさせてくれないし、 どんどんエスカレートしてくし、その癖ちっとも恋人っぽいことしてくれなくて、 一緒にいても恥かしいことばっかりで、死んじゃいたいくらい恥かしいことあるし、 変な目でじろじろ見られたりするし、でも、でも、でも、好きなんだもん・・・ 自分でもなんでかわからないけど、大好きなんだもん・・・ 一緒にいないと寂しくて辛くて、我慢できないんだもん・・・グス・・・」 友123「(なんて不憫で健気な子なの・・・!)」 男「うおっ!?なんだこれは虐めの現場かおい!止めろよ女子ども!泣かしてんじゃねえ!」 友123「お前のせいだろうこの変態!!」 男「? よくわからんが、お前らの罵倒はおれの心には全く響かないから無駄だぞ?」 女「もう、うるさいうるさいーっ!だまんなさいこの馬鹿!クズぅ!」 男「はい!」 女「っとにもう・・・そんなニコニコしてぇ・・・帰るからっ、手つなぎさないっ!」 男「はい!」 女「ぜったい、放しちゃだめだからねっ。わたしがいいって言うまで、このままだからねっ・・・!」 男「はい!」 158 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 22 29 32.59 ID NHdsm0w40 男「それで、なんで泣いてたんだよ?」 女「あ、あなたのせいですぅー!もお!あーもうっ、まだ止まんない・・・」 男「おれ、なにもしてないだろう」 女「してるでしょ、いっつも、いっつもお!あなたが悪いってわたしが言うんだから、そうなの!わかった!?」 男「分かりました!」 女「あーもう、涙でぐしゃぐしゃで見っともないし、もぉ・・・」 男「ほら、ハンカチ使えよ。きれいだぞ」 女「・・・ぁりがと・・・・・・ううん、やっぱりいらない・・・・・」 男「ん?」 女「舐めて」 男「へ?」 女「涙。舐めて。舐めて飲んで。あなたのせいで泣いちゃったんだから、ちゃんと責任とって」 男「ええー、涙飲むって・・・なんかそれ、変態チックじゃないか」 女「・・・・・・・・・・・・わたしだってね、ほんと、怒る時は、怒るから、ね?」 男「すいませんもう何も言いません口答えしません。でもちょっと睨まれて胸がドキドキです」 女「いいから、もぅ、分かってるから。ほらー、なーめーてー」 男「じゃあ、舐めるから、ちょっとじっとしてて」 女「ン・・・」 男「・・・そっち、反対側もするから、こっち向けて」 女「うん」 男「・・・終ったぞ」 女「うん・・・」 男「・・・・・・」 女「あのね」 167 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 23 02 13.82 ID NHdsm0w40 女「あのね」 男「うん」 女「わたしがね、もし泣くことがあったら、それはぜったい、あなたのせいだから」 男「(ええええええええええええええええええ!?)」 女「他のことなら大丈夫なの、がんばって我慢できるの。けど、あなたのことだけは無理なの、我慢できないの 我慢できなくて、堪えようとしてもできなくて、どうしても泣いちゃうの だから、わたしが泣いてたら、その原因は絶対にあなたなの。他の理由で、わたしが泣くことはないの」 男「・・・・・・」 女「だから、飲んでよね。あなたが流れさせた涙なんだから、あなたが、ちゃんと全部、飲んでね」 男「・・・・・・」 女「お返事は?」 男「はい」 女「これから、ずっとだからね」 男「はい」 女「・・・・・・なぁーんか、信用できないなぁ」 男「そ、そんなに信用ないの、おれって・・・。ちょっとショック・・・」 女「信用はね、毎日の誠実な積み重ねだって、わたしの大好きな人が言ってたよ」 男「・・・・・・だれそれ?」 女「あ、あなたが言ったんでしょう、もぉ!そんなだから信用できないんですぅ!」 男「・・・・・・面目次第も御座いません」 女「じゃあちゃんと、今から積み重ねてくださいっ!もう!もうもう!」 男「はい・・・」 女「とりあえず、さっきの約束を果たしてもらいますからねっ」 男「約束・・・?あいたたた痛い痛い、手ですね、はい覚えてます。絶対に放しません」 女「ぜったいだよ?わたしがいいって言うまでなんだからね?」 男「絶対に」 女「ぜぇーったい?」 男「ぜったいだ」 女「ぜったいにぜったい?」 男「ぜったいだってば」 182 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/03(水) 23 53 06.87 ID NHdsm0w40 男「あ。起きた?」 女「・・・ん?・・・ええええ!?な、なんでいるのぉ!」 男「お見舞いに来たって言ったら、お母さんが快くあげてくれたぞ」 女「やだっ、ちょっと待って!顔!顔だめだから、寝起きだから見ないでぇ~!あー!」 男「風邪で寝込んでる人間がそんなこと気にするなよ・・・」 女「気にしますぅ・・・!女の子は気にするんですぅ・・・!うう、恥かしいぃ・・・!」 男「ほら、まず水飲んで」 女「うん・・・」 男「ほら、おでこの冷えピタ取り替えて」 女「うん・・・」 男「ほら、汗拭くからパジャマの胸開けて」 女「うん・・・って言うわけないでしょぉ!何しようとしてるのもうっ!下にお母さんいるんだよ!?」 男「娘の汗を拭いてやってくれと、洗面器とタオルをくれたのがそのお母さんなわけだが」 女「お、お母さん・・・なにしてくれてるのよぉ・・・」 男「あと、お母さんは多分ドアの向うにいるぞ。気配がするから・・・・・・ほら去っていく足音が」 女「う~~~~!」 男「じゃあ、自分で汗拭けるか。背中だけ拭いてやろうか?」 女「・・・・・・今日は、いいの?」 男「なにが」 女「だからそのぅ・・・汗を舐めたいとかぁ・・・蒸れた脇に顔を沈めさせろぉ、とかぁ・・・」 男「言わないよ、病人相手にどんだけ鬼畜だ、おれは。そんなことしてたらお前の身体が冷えるだろ」 女「そっか・・・えへへ。だよねぇ、そうだよねぇ・・・(ほんとは優しいんだもんねぇ・・・)」 男「あ、でも足だけちょっと舐めさせてくれ」 女「んもう!ちょっと感心してたのに、浸ってたのに!もう!やっ、くすぐったいぃ・・・!」 男「ん・・・よし、わかった。ちょっと待っててくれ。汗拭いておけよ」 女「ふぇ?」 188 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 00 11 19.24 ID 7YAK1IYo0 男「お粥できたぞ」 女「え、あ。えぇ?ひょっとして作ってくれた・・・の?」 男「ああ、ちょっと台所をお借りしてな。ほら食えさあ食えどんと食え」 女「うん・・・いただきます・・・。あ・・・おいしい・・・なんか、なんか妙においしい?」 男「それはなあ、お前の身体に不足しているミネラルがバランスよく含まれた特製お粥だからだ」 女「へぇ・・・そうなんだぁ・・・。するする入っていくっていうか・・・すごい自然に食べられちゃう・・・」 男「さっきお前の足を舐めただろ」 女「・・・うん」 男「俺は対象の足を舐めることによって、対象本人が気づいてないレベルの身体情報まで読み取ることができる」 女「・・・はぃ?」 男「その情報をもとに、お前の身体が必要なミネラルの量を調整して、お粥に混ぜ込んだわけだ」 女「・・・なんの念能力なの、それぇ・・・何の役に立つのぉ・・・」 男「今、役に立ってるだろうが」 女「そうだけど、そうだけど・・・なんか納得いかないぃ・・・」 男「よしよし、全部食べたな」 女「ご馳走さまでした、おいしかった」 男「おれは食器下げてから、帰るから。また大人しく寝ておけよ。じゃあ、またな」 女「うん・・・ありがとぉ・・・」 女「・・・・・・今日は、何にもさせられなかった」 女「汗も、おしっこも・・・。足だけちょっと舐められたけど、お粥作るためだったんだろうし・・・」 女「・・・病気の時は、ふつうに優しいんだ・・・。ずっと風邪ひいてたいなぁ・・・」 女「・・・・・・」zzz 女「うう、おはよ~、お父さん、お母さん・・・・・・」 男「おお、もう起き上がって大丈夫なのか?」 女「なんでうちで朝ご飯食べてるのぉ!」 男「昨晩帰ろうとしたら、引き止められちゃってなあ。一晩泊めていただいたんだ」 女「だめ!こっち見ないで!ほんとだめだから、今の顔だけはだめだからぁ!」 190 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 00 22 11.30 ID 7YAK1IYo0 女「うぅ・・・最悪な顔みられちゃったよぉ・・・」 男「何がそんなに嫌なのか、さっぱり分からない」 女「だってぇ・・・」 男「いつも通り可愛かったじゃないか」 女「!?」 男「・・・な、なんだ。目つきが怖いぞ」 女「もっかい言って?」 男「目つきが怖い」 女「ちがうぅ、そっちじゃなくてぇ!いつも通りのほうですぅ!」 男「可愛かった」 女「もう一回」 男「可愛かった」 女「・・・へへぇ・・・」 男「あ、どうもありがとうございます、お母さん。はい、コーヒーで、ええ、ブラックのままで平気です」 女「あああああああああああ!お母さんいるしぃ!」 男「そりゃあ家なんだからいるだろう。大丈夫か?まだ熱あるんじゃないのか?」 女「ううううう、お母さんいる前で可愛いとか言わないでよぉ・・・」 男「誰の前だろうが可愛いものは可愛い」 女「・・・・・・へへぇ・・・」 196 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 00 35 29.44 ID 7YAK1IYo0 女「――ていうことがあったんだぁ」 友1「へー」 女「えへへ、いいでしょ。可愛いって言われちゃった」 友1「え、今のノロケだったの?そっか・・・・・・」 女「・・・・・・なんだと思ってたの?」 友1「この変態も、相手が風邪の時くらいには普通程度に自重できるって話かなぁって」 男「前にも言った気がするが、おれを変態と呼ぶんじゃない」 友1「・・・・・・今まさに目の前で、四つん這いになって背中に彼女乗せてる奴が、変態じゃなくて何なの?」 男「俺を変態と呼んでいいのはこいつだけなんだ。他の人間からはそう呼ばれたくない」 友1「だって誰がどうみても変態じゃないの。あんたにとって変態って何?英語で言うと?」 男「ダーリン?」 友1「脳内辞書腐ってんのかテメエ!ねえ、ほんとにこの男でいいの?ちょっとなんか、もう、突破してるよ?」 女「だって好きなんだもん・・・」ナデナデ 友1「あーあー、そーんな幸せそうな顔して、変態の頭撫でちゃって・・・。最近毒されてきてない?」 教「ハーイ、朝のHRはじめまーす、皆さん席についてくださーい。オラ、そこの人間椅子も解除解除!戻れ!」 211 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 01 16 58.52 ID 7YAK1IYo0 女「あれ、今日のお昼はカップラーメンなの?」 男「ああ、だから残念ながら、床の上で犬食いはできない・・・っ!」 女「・・・・・・ほんとに残念そうにいうよね・・・。でも、これで今日は普通にご飯食べられるねぇ」 男「その代わりこれを用意してきた」 女「タバスコ?」 男「激辛の逸品だ。これを一瓶、全部、このカップ麺にぶちこんでくれ」 女「・・・そんなに、辛いもの好きだったっけ?」 男「どっちかというと・・・苦手だ」 女「普通に食べようよぉ!」 男「これがおれの普通なんだよ。さあやってくれ。この赤い悪魔の液体をどばっと」 女「ううううううううう」 男「おお、このニオイが既にもう・・・」 女「これもう・・・食べ物じゃないよぉ。お腹壊すよ、舌が変になるよぉ。止めようよぉ」 男「食べ物を粗末にしてはいけないんだぞ」 女「最初っからやらなきゃいいでしょう・・・もぉ!どうなっても知らないからぁ・・・」 男「おお、麺をかき混ぜるとまるでマグマのような・・・。さあ、覚悟完了だ。当方に迎撃の用意あり」 女「ほんとに、ほんとにいいのぉ・・・?」 男「武士に二言はない」 女「・・・はぁ・・・んもう・・・。・・・じゃあ、食べなさい。一口残らず。ほら早く」 男「はい!」 女「・・・わたしが入れてあげたタバスコも残さず、器がきれいになるまで舐めなさい」 男「はい!」 女「・・・水も禁止、休憩もなし。一息に、でもゆっくり味わいながら食べなさいこのブタぁ・・・」 男「はい!ああ、辛いです辛いです!ツライとカライは一緒です!あああああ!」 女「(一緒に座ってだけでも、まだマシなのかなぁ・・・)」 225 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 01 52 41.71 ID 7YAK1IYo0 男「というわけで今日は知り合いのワイナリーにやって来たわけだが」 女「・・・どういう交友関係なの?」 男「いや、おれのじゃないよ。うちの親の知り合いだ。平凡な高校生にそんなコネがあるわけないだろう」 女「・・・・・・・・・・・・・・・そうだよねぇ・・・」 男「主旨としては、ブドウをつまみ食いしつつ、ワイン作りを体験してみようというものです」 女「でも、ワイン飲めないよ?まだ未成年だし・・・」 男「今日作ったワインもまだ飲めないんだから、ちょうどいいんだよ。成人したら、今日のワインを飲めばいい」 女「あ、そっか。ワインって何年も寝かせたりするんだよねぇ。『もやしもん』で読んだあ」 男「うちの両親がまだずっと若い頃にさ、ここで同じように一緒にワイン作ったことがあって」 女「うん」 男「そのワインをまだ何本も取っていて、何かの記念日の時に、大事に大事に飲んでるんだ」 女「うわぁ、へぇ、いいなぁ、いいなぁ。そんな思い出のワインがあるって、すてきだねぇ・・・!」 男「いいだろう?二人の仲と一緒に、ワインも時を重ねて熟成していくんだ・・・」 女「うんうん・・・!」 男「っていう感じの、気障なイベントが好きだろう、お前」 女「・・・・・・好きだけど・・・気障じゃないもん・・・乙女だもん・・・」 男「それで、そういう両親を見ていたものだから、おれもやってみたいなあ、と思ってさ」 女「ええっ!?」 男「なんだよ」 女「え、あのっ、なんでもないのっ・・・(それってつまり・・・その結婚とか・・・うわわ・・・)」 男「それじゃあ、ワインをつくってみましょうー!」 228 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 02 13 40.14 ID 7YAK1IYo0 男「『もやしもん』読んだんだろ?」 女「『もやしもん』読んだよ・・・・・・」 男「じゃあ、分かってただろうに。やってたろ、男の先輩二人組みが」 女「やってたけどぉ、覚えてるけどぉ・・・うううううううう」 男「さあ、踏んでくれ!踏み潰せブドウを!お前のその足で!二人のワインのために!」 女「なんでわたしだけなのぉ・・・?せめて、一緒にやろうよぉ・・・」 男「自分の足で作ったワイン飲んで何が楽しいんだよ!お前の足だから美味いんだろう!?」 女「うううううううううう」ふみふみふみ 男「おおおおおおお」 女「でも、でもでも、ご両親のワインは二人で一緒に作ったんでしょう。わたしたちもそうしようよお・・・・・・」 男「いいや、母親の足オンリーだ。そして、飲むのは父親一人だ」 女「・・・ねぇ、ちょっと待って。待って、待ってね。あのね今すっごい怖いこと考えちゃったんだけどぉ」 男「先回りして答えておくと、おれがこれまでお前にしてもらったことは全て、うちの両親の日常だ」 女「いやあああああああああああ!なんで、なんでぇ!遺伝なのそれぇ!」 男「馬鹿言うな、遺伝するわけないだろ。家風だよ」 女「もっといやああああ!伝えないでそんなのぉ!」 男「ほらほら、足が休んでるぞ、どんどん踏むんだ。オツベルの象を見習いなさい」 女「ううううううううう」のんのんのんのん 男「安心してくれ、疲れた足の筋肉は秘伝の足マッサージで解消するから」 女「ううう、きくのそれぇ・・・・・・」 男「500年間伝えられてきた技だぞ。信頼してくれていい」 女「長すぎていやああああ!そんな昔からなにしてるのぉ、もぉ!」 男「あ、樽を出るときは足拭いちゃだめだぞ」 女「舐めるんでしょ!知ってるもん、分ってるもん!もお!指の一本一本まできれいにしてもらうからねっ!」 236 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 02 35 53.96 ID 7YAK1IYo0 男「『もやしもん』読んだんだろ?」 女「『もやしもん』読んだよ・・・・・・」 男「じゃあ、これからやることは分かるな」 女「蒸したお米と、壷っぽい器って、あれでしょ・・・お酒でしょ。口で噛むやつぅ」 男「――ファイナル・アンサー?」 女「う、ううううるさいっ。んもう!やったげるから、さっさと寄越しなさいぃ!」 男「いやあ、話が早くて助かるなあ」 女「ううううううううう」むぐむぐむぐむぐむぐむぐ、てろり 男「うちの父がそれは嬉しそうに、母が作った酒飲んでるのが羨ましくてさあ」 女「(ああもう、この変態一家わぁ!)」むぐむぐむぐむぐむぐむぐ、てろり 男「今から出来上がりが待ち遠しくてたまらないな」 女「ねぇ~。ワインの時もそうだけどぉ、わたしだけが疲れるんだけどぉ・・・ずるいよぉ」 男「いや、それは誤解だ。おれはおれで今まさに、苦しい戦いを強いられているんだ」 女「なによぉ・・・なんもしてないのにぃ」むぐむぐむぐむぐむぐむぐ 男「この壷のなかにためられた米を、今すぐ食べてしまいたいという衝動が凄いんだぞ!?」 女「(こ、この人はぁ・・・!ほんとにぃ!んもー、もうもうっ、もううううううう!)」 242 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 02 50 08.26 ID 7YAK1IYo0 女「・・・・・・」チョイチョイ 男「うん、なんだ、どうかした」 女「・・・・・・」ちょんちょん 男「なんだ、屈めばいいのか?こうか、こんな具合か?」 女「・・・・・・」むちゅぅ 男「んぐ!?」 女「・・・・・・」てろてろてろてろてろ 男「ん!んんん!んんんん!」 女「・・・ぷはぁ・・・っ。・・・美味しかったでしょ、口移しのお米」 男「・・・・・・」コクコク 女「はぁ・・・もう・・・。あとでまたやってあげるからぁ、ちょっと大人しくしてなさい。わかったぁ?」 男「・・・・・・」ブンブン 女「じゃあ、ちょっとわたしの後ろに来て」 男「うん」 女「それで、後ろからぎゅぅってだっこしてて」 男「うん」 女「あと、そのままいい子いい子って頭なでて。ちゃんとわかってくれてる? あなたのために、あなたのためだから、こんなことまで頑張ってるんだからね?」 男「うん」なでなでなで 250 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 03 11 56.78 ID 7YAK1IYo0 友1「あんたらってさあ、どこまでいってるの?」 女「なにが?」 友1「なにがって。だからほら、もうつきあい出してけっこー長いのに、まだ処女なんでしょ?」 女「え?」 友1「え、ってなに!?え!なにその顔!?うそっ、もうやってんの!?」 女「や、やや、やってるとか、そういう言い方やめてよぉ・・・」 友1「くっそ、おいこの変態!てめえなに手出してやがんだ、おら、テメエ!」 男「ふごふごふがふが」 女「やっ・・・もう、くすぐったいから喋っちゃだめぇ・・・」 友1「女の尻の下でふがふが言ってんじゃねーよ、このばか!」 女「た、叩かないでぇ~蹴らないでぇ~」 友1「ね、いつやったの?どんな風にやったの?どうだった?上手かったこいつ?」 男「ふごふごふがが」 友1「お前には聞いてないから黙ってろ変態!ねね、どうだったのさ」 女「どうって・・・ふ、ふつうだったよぉ・・・」 友1「ゼッタイ嘘。この変態が普通にセックスするわけないじゃん!」 女「ほ、ほんとだもん!」 257 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 03 29 48.23 ID 7YAK1IYo0 遡って某月某日 女「あのね、真面目な、ほんと真剣な話なんだけどね。聞いて欲しいの」 男「どうした、そんな改まって」 女「えっとね、わたしも馬鹿じゃないから、こうやってね、そのね、お泊りするじゃない?」 男「うん」 女「意味っていうか、覚悟っていうか、決心っていうか。それはあるんだけど、いいんだけどぉ」 男「うん」 女「初めてだから、その、初めてぐらいは、あのね、ふっふつうにして欲しいなあ、なんて思ってて」 男「うん」 女「あ、足とかぁ、おしっ・・・おしっことか、そういうのはなしで・・・その・・・だ、だめ・・・かなあ?」 男「・・・・・・ごめんな」 女「え?」 男「そんなことまで心配させてさ。普段から誤解させるようなことばっかりやってるおれが悪いんだけど それでも、おれなりには、お前が大切にしてるもの、したがってるものが何かは分かってるつもりだし おれもそれは、ちゃんと大切にしたいと思ってるから」 女「や、そんなの、えっと、そんな深刻に考えてくれなくても、別にいいんだけど・・・」 男「だから、ちゃんと、ふつうにするから」 女「・・・・・・ほんと?」 男「でもあれだぞ、上手いか下手かはまた別だぞ?」 女「そっ、そんなのどうでもいいよぉ・・・もう」 男「じゃ、電気消すぞ・・・・・」 女「うん・・・・・」 ※以下ノーマル・プレイのためにてジャンル無関係のため省略 261 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 03 44 52.46 ID 7YAK1IYo0 女「――っていう感じで、すっごい優しくしてくれたの・・・・・・」 友1「うっそだあ」 女「ほんとだよぉ!なんで嘘なのぉ~?」 友1「だって、こいつでしょ?この変態でしょ?いやーないない。絶対それ夢か何かだって」 男「ふごご!ふごご!ふご!」 友1「黙れ変態、じっとしてろ」 女「・・・・・・ほんとだもん、嘘じゃないもん。大切な・・・・・・大切な思い出だもん・・・だから、本当だもん・・・」 男「ふごごご!ふごごごご!」(泣かしてんじゃねーよこのビッチが!とジェスチェーで訴えたい) 友1「あ、ちょっゴメンゴメン!わかった、信じるからさ、ほら泣かないでよ、ね?」 女「・・・な、泣いてなんかないです~っ・・・」 友1「つーかさー、お前そーやってちゃんと出来るんならさあ、普段からまともに生きろよ!馬鹿か!」 男「ふごごふごご」 教「はーい下校時刻ですよー。玄関閉めますよー帰りましょうー。ってなに教室で顔面騎乗してんだてめえは!」 287 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 08 59 46.39 ID 7YAK1IYo0 友1「おい変態、うるせーぞ」 男「うるさい、話しかけるな」 友1「だからうるさいのは、てめーだって。腹の虫がこっちまで聞こえてんだよ」 女「ねぇー・・・お昼ご飯食べようよぉ・・・・・・」 友1「なにしてんのこいつ?ダイエット?」 女「・・・・・・あのね、自分がお腹空いたのを我慢しながらね」 友1「うん」 女「・・・・・・わたしがおいしいご飯食べてるのを見てるのが、いいんだって・・・」 友1「・・・変態態の四次元ポケットかよ。なんでも出てきやがるな、おい・・・」 男「ふっふっふ、“飢餓”という意味のstarvationとかけて!マスターヴェイションと名付けた・・・ッ!」 友1「マジで死ね変態!北朝鮮でもいってこい!」 男「さあ、飢えているおれを横目に見つつ、弁当に舌鼓を打ってくれ!」 女「ううううううう、なんか、居た堪れなくて味がよくわからないよぉ・・・・・・」 男「ああ、猛烈な飢餓感が・・・お前の食事をこうして見ているだけで、強烈な快感に変わる・・・!なんだこれは・・・ッ!?」 友1「お前がなんだこれはだよ!」 339 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 19 55 27.89 ID 7YAK1IYo0 男「はい、それでは今日はうどんを手作りしましょう」 女「好きだけど…なんで急にうどんなの?」 男「たまたま、いい小麦粉をもらったからさ。 よしっと、じゃあこれをよおく、力をこめて捏ねてくれ。もちろん足で」 女「……うん、そんな気はね、してたんだぁ」 男「察しがいいなあ」 女「ねえ、これってラップ越しに踏んだほうが楽なんじゃ」 男「駄目に決まってるだろう!?」 女「って言うだろうなあって、ね。分かってたの…はぁ…。 いいですよぉーだ… 素足で踏めばいいんでしょう、もぉ…。 汗をいーっぱい練りこんでやるんだから…このこの」のんのんのんのん 男「じゃあ、おれはおれで、お前が食べる分を手で捏ねてるから」 女「……それ一緒に食べればいいのにぃ…・・・もう、ほんとばか…」 女「おいしい?」 男「うまい。うまいという言葉では言い表しがたいうまさだ。 感無量の味だ。 くう、ただの小麦の塊が何故こうもうまいのか」 女「ふぅーん……よかったですねぇ。そんな嬉しそうな顔してぇ……まったくぅ。 あ、こらぁ、そんながっついて食べないのぉ。もっとちゃんと、よっっっく味わいながら食べてよねっ!」 341 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 20 02 58.81 ID 7YAK1IYo0 友1「ういーっす」 女「おはよー」 友1「んん?なんで鞄から上履き出してるの?」 女「あ、これ?これはね、ちょっと……」 友1「まぁーた、あの変態がらみなんでしょ、どーせ」 女「それは、その通りなんだけどぉ…あのね、たまに靴舐めたりするじゃない?」 友1「ああ、してるね。たまにってか、よくやってるよね、あの変態」 女「だからね、いつ舐めても大丈夫なように、毎日持って帰って、家で洗ってるの」 友1「はああ!?」 女「だ、だって、悪い黴菌とかついてたら困るし…。もちろん、すぐ汚れちゃうものだから、 ぜったい大丈夫ってわけじゃないけど、でも、出来る限りきれいにしておこうと思って…」 友1「よくまあやるね、そこまで……。毎日だなんて大変でしょーに」 女「ううん、そうでもないの。三足あって、ローテーションしてるから。 毎日必ず洗わなきゃいけないってわけでもないの」 友1「……それさあ。いつ頃からやってるの?」 女「えっと…最初に靴舐めたいって言われた日からかなぁ」 友1「・・・・・・はあ~、えらいわ、あんた。ほんと、すごい。なんか尊敬した」 女「そ、そんなことないよぉ~。やんもう、頭ぐしゃぐしゃしないでぇ~」 342 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 20 04 25.09 ID 7YAK1IYo0 友1「このブターとかこの犬ーとかさあ、変態を罵倒する時の台詞って、どうやって考えてんの?」 女「どうって、えっと…参考資料をもとに・・・?」 友1「あるんだ!資料が!」 女「うん・・・」 友1「なに、あの変態が貸してくれるわけ?こういうプレイがしたいですーって?」 女「……ネットで、そういう系のところ探して。こういうこと言ってあげたら、 喜んでくれるのかなあって、みつけたのをメモして覚えてるの」 友1「ちょっと、あの変態野郎の骨、折ってくる」 女「ど、どうしてぇー!?やめてぇ、折っちゃだめえええ!」 友1「だってさ、あんた頑張りすぎでしょ!骨の二、三本くらい折っとかないと不公平だって!」 女「いいのいいの、好きだから、平気だから、全然大丈夫だからぁ!折らないでえ、折っちゃだめええええ」 343 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 20 07 46.94 ID 7YAK1IYo0 女「わ、このお店のラーメンおいしいねぇ」 男「そうだろ。店の雰囲気もいいしな。高菜を先に食べても追い出されないし」 女「どうしよう、なんか、いくらでも食べれちゃいそうだよ~」 女「……ごめんなさい、嘘でしたぁ。もうお腹いっぱいです…」 男「量多めだからな、無理して食べるな。残ったのはおれが食うから」 女「うん、ごめんね…残り食べてくれる?」 男「……」 女「…食べてくれないの?」 男「……」 女「……んもぅ…わかりましたぁ。でも、恥ずかしいから…ちっちゃい声でいいでしょぉ…?」 男「いいですとも!」 女「……はぁ。ほらぁ、もっとこっち顔寄せて。耳貸しなさい、このばかぁ…」 男「(ワクワクワク)」 女「……わたしの食べ残しをめぐんであげるからぁ、感謝して食べなさい…」 男「はい、いただきます」 女「……ねぇ、おいしい?それ、わたしの残飯なんだよ…おいしいの…?」 男「はい、とてもおいしいです」 女「……本当なら、そのまま捨てられてたはずのゴミなんだよ? 今、あんたはゴミ食べてるんだよ?ねえ、わかってる?ゴミがおいしいの?」 男「はい、おいしいです、とても」 女「……汚らしい野良犬だもんねぇ、ゴミ漁りが大好きなんだねぇ。そうなんでしょお……?」 男「好きです、大好きです」 女「(ううう、ごめんなさいごめんなさい店員さんごめんなさいぃ。すっごくおいしかったですぅ…!)」 男「すいません!店員さん、替え玉ください!」 347 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 20 15 14.20 ID 7YAK1IYo0 女「えへへ、懐かしくって、これ買っちゃった」 男「うわ、ねるねるねるねだ」 女「ね、一緒に食べよ…って、はいストップ、お口にチャック!」 男「……まだ何も言ってないじゃあないか」 女「言われなくても分かりますぅ。足の指はだめですぅ! 足が攣っちゃうでしょ、こんなちっちゃい容器じゃあ」 男「それは確かに一理ある」 女「その代わり、手の指で食べさせてあげるからぁ、それで我慢するの。いい?」 男「うん。それはそれで有りだ。素晴らしい。ひゃっほう」 350 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 20 16 18.40 ID 7YAK1IYo0 女「――はい、あーん」 男「あむ」 女「うう、くっ、くすぐったいぃぃぃ…」 男「むう、まさか指で食べるねるねるねるねがこんなに美味いとは。 タイムマシンで過去に遡って、幼少期の自分に教えてあげたい」 女「そんなにおいしいんだ?」 男「美味い。もう一回やってください」 女「だーめ。交代です。今度はわたしに食べさせて」 男「……指で?おれの?」 女「あなたの指で。おいしいんでしょ?ほらぁ、はやくー」 男「……じゃあ……はい」 女「あむ」 男「…………」 女「ど、どうしたの?なんか顔真っ赤だよ?」 男「いや、なんか…その…妙に恥ずかしくて…」 女「へぇ~!ふぅーん、そうなんだぁ…。へえええええ」 男「な、なんだよ」 女「べっつにぃ…ふうん…舐めるのは平気な癖にねぇ。…ね、もう一回やって」 男「待て。交代じゃないのか?」 女「交代は今後なしです。ほらぁ、早くもう一回。指を出しなさい指を~!」 男「いやちょっと、頼むから勘弁してください。ほんと頼みます」 女「駄目です~。許しません~」 356 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 20 26 14.98 ID 7YAK1IYo0 友1「お前、殴られたりするのは好きじゃないの?」 男「いや、ふつうに好きだが」 友1「…さらりと言うなよ。ふつうは嫌いなんだよオイ」 男「出来ることなら殴打されたり絞められたり折られたり刺されたり潰されたりもしたいんだが」 女「いやですううう!ぜったいイヤッ!」 男「…と言ってやってくれないので、諦めている。 あ、でも一回だけボッコボコにされて病院送りにしてもらえたのは良い思い出です」 友1「え…?あ!あれか!あの時の入院って、え、そうなの!?」 女「ば、ばらしちゃだめぇ~」 友1「確か骨折してたろ?すごいな、やるじゃん。へえ、折ったんだ…」 女「うううううう、なんか、なんかうわーってなって、わけわかんなくなっちゃって、 気がついた時にはもう……本当に反省してますぅ……」 男「いやあ、あれは嬉しかったなあ。特に気絶する瞬間が最高だった。 うわあ、おれこいつに蹴られて気失うんだって思ったら、もう! 骨に伝わる振動が、天国の扉をノックする音に聞こえたね あんまり嬉しかったから、治療受けながら医者や看護師の人たちにすっごい自慢しちゃったくらいだ」 女「あー!あー!それで!それででしょう!わかったあ! なんかお見舞いに行ったら、なんかすっごい変な目で見られてたもん!ううううううう」 男「担当の先生に頼み込んで、骨折部分のレントゲンのコピーもらったんだ。おれの宝物だよ」 362 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 21 01 12.29 ID 7YAK1IYo0 友1「なっなんじゃこりゃあー!」 女「どうしたの?」もぐもぐ 男「おい、うるさいぞ、そこの優作」 友1「え、なにこれ、なんかいつもと逆じゃない?逆でしょ!? ちょっ、なにがあったの?『俺がお前でお前が俺で』なの!?雷!?頭ぶつけた!? なんでお前の方が、この子に弁当食べさせてんのよ!ぎゃーしかも指で!箸使え箸!」 男「・・・・・・仕方ないだろ。今日はどうしても、こうやって食べるって言って聞かないんだ」 女「えへへ。おいしぃ~」 友1「あんたもそんな、だ、駄目でしょ!?おいしーじゃないでしょ こんな変態の指、嬉しそうにしゃぶってちゃ駄目だって! ああ、ちょっと!それはやばいって!カップヨーグルトはやばいって絵的に!スプーンあるじゃん! そんな白い粘液がからまった指を、あーもう、そんな舐めちゃって! うわっ、ちょっ・・・ええ、いいのこれ・・・昼間の教室でちょっとぉ・・・おぉ・・・すげぇ」 男「・・・・・・お前まじでやめろそれ」 女「えへへへぇ、ねぇ見て見て、顔見てぇ」 友1「顔?こいつの顔?・・・・・・うわ、何この赤面野郎。耳まで真っ赤じゃん」 男「・・・・・・う、うるせぇー・・・」 友1「なに、照れてんの?照れてんのかお前!バッカじゃねーの、バァッカじゃねーのぉ! 靴舐める方がずっと恥かしいだろうが、おい。何を今更照れてんだよテメエ うわっ、きもっ、こいつの照れた顔まじでキモイ!似合ってねーんだよ変態のくせによぉ!」 男「・・・・・・くっ・・・ちくしょう・・・」 女「えへへへへぇ、ね、かわいいでしょー?」 友1「・・・・・・は?」 女「赤くなっちゃってぇ、かーわいいねぇー?うふふふふ」 友1「いや。いやいやいや。ないから、それはない。可愛くないって、おい、しっかりしな!目ぇ覚ませ!」 380 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 22 09 21.36 ID 7YAK1IYo0 友1「おい変態。お前、体育祭の競技ガンガン出すからな」 男「はあ?なんだよそれ、いやだよ面倒くさい」 友1「うっせバカ。お前無駄に体力あるんだから出ろ。 うちのクラスは男子の戦力が不足気味なんだよ」 男「スポーツとか嫌いなんだよ…何が面白いんだあんなの」 友1「ねぇ、あんたからもこの変態に真面目に参加するように言ってやってよ。 あんたが命令すれば、こいつホイホイ言うこときくでしょ」 女「えぇ…でもぉ…」 男「くっ、そうきたか…!」 友1「へっへ。この子に命令されるの大好きなんだろ?逆らえないんだろ?」 男「ああ、好きだ。大好きだ。特に高圧的で理不尽な命令に従うのがたまらない」 女「あの……わたしはあんまり好きじゃないんだけどぉ……」 友1「いいから、ほら。ちょちょいと命令しちゃってよ」 女「えっと、じゃあ、お願いでいい?体育祭に、ちゃんと参加してくれる?」 男「おれに体育祭で必死になって走り回って欲しいと、そういうわけだな。――だが断る」 女「・・・・・・そっかぁ。あのね、いやだって」 友1「だって。じゃなくてさぁ。あんたも偶には、この変態野郎のカッコイイとこ見たいでしょ?」 女「んーでもぅ・・・あんまり目立ったりすると、女の子に人気出ちゃうかもしれないし。それはなんかやだなぁ」 友1「いやいや、でないから!人気なんかもうゼロ越してとっくにマイナスだよこいつは!」 383 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 22 13 39.34 ID 7YAK1IYo0 友1「お前だってさあ、苦しいの好きなんだろ?」 男「いやあ、正しくはこいつに苦しめられるのが好きなんだが」 友1「全力で走ると苦しいだろ。全身の筋肉と肺と心臓が苦しくて苦しくてどうしようもないだろ」 男「・・・・・・なにやら興味深い話が聞けそうじゃあないか。続けてくれ」 友1「お前がそういう苦しい辛い思いをして走ってる時にさ、この子が何してると思う? 応援してるだろ?この子のことだから一瞬も逃さずに、それはそれは一生懸命応援するよ つまり、お前が苦しくて辛い思いをしててもう限界を迎えそうだってのに、 まだ耐えてもっと走れって、もっと苦しい思いをしろって願いながら、お前を見てるんだ」 男「・・・・・・な、なんということだ!おれは、おれはスポーツを誤解していた。まさかそんな楽しみかたがあるとは」 女「ねえ、待ってぇ。それ変でしょぉ、へんだよぉ、ねえっ・・・!」 友1「どうよ?出たくなってきただろ、ああん?」 男「ああ、もちろんだ。好きなだけ、いやもう限界までおれをエントリーしておいてくれ」 女「うううう、もっとふつうに楽しもうよぉ・・・」 男「応援していてくれ。倒れるまで走り続けてみせよう」 友1「ほんとに倒れるまで走ったのは、うん、すごいと思うわ」 男「ゼヒーゼヒーゼヒー・・・」 女「ううううう、しっかりしてぇ・・・しんじゃだめぇ・・・!」 友1「100m、200m、400m、800m、1500mで全部一位だもん、大したもんよ。 後は最後のリレーまでそうやって膝枕で寝てていいから。じゃねー」 男「・・・・・・ゥゥ・・・」 女「え、なぁに?お水が欲しいの?」 男「・・・・・・・・・・・・膝枕じゃなく・・・・・・尻の下に・・・・・・」 女「・・・・・・しらないもお!こっちは真剣に心配してるのにい!」 385 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 22 16 55.54 ID 7YAK1IYo0 後輩「あのっ、先輩一緒に来てください!」 男「・・・・・・おれ?」 友1「借り人競争はルール上、拒否権ないからいってきなさいよ」 男「・・・・・しょうがないなあ。じゃあ行ってくる」 女「・・・・・・むー」 友1「・・・・・・なにむくれてンの?」 女「手ぇ繋いで走ってる・・・」 友1「そういう競技なんだから仕方ないでしょーが」 女「でも、手繋いでる・・・・・・」 友1「あんたって、けっこう嫉妬深いよね・・・」 女「あ!ねぇ、なんて書いてあったんだろ?紙に書かれてる条件の人を連れてくんでしょ?」 友1「さぁ?学内の有名人とか、一位獲った人とかじゃないの?」 女「・・・・・・『好きな人』だったらどうしよう・・・」 友1「ないから。それはないから。あの男に惚れてるのはあんただけだから」 女「・・・・・・『憧れの人』とかぁ・・・・・・」 友1「だから、ないって」 男「ただいま、っと」 友1「はいお疲れさん」 男「ん?どうした、顔が変だぞ」 女「手。手ぇ出して。さっき、後輩の子と繋いでた方の手」 男「なんかしらんけど、ほれ」 女「・・・はむ」 男「おわぁっ、ちょっ、指を舐めるな!周りに人がいるんだぞ、おいこらやめろって」 女「だめですぅー。きれいになるまでじっとしてて」 友1「(マジで相当情念深いなこの子・・・)」 391 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 22 30 32.91 ID 7YAK1IYo0 女「――そうしたらねぇ。あ、メールだ」 女「――その時ににねぇ。あ、メール」 女「――それからねぇ。あ、メール」 女「――だったんだー。あ、メール」 友1「ねえ、さっきからメールきてるけど、返さなくていいの?あんたの愛しい変態からでしょ?」 女「だって、すぐ返事すると怒るんだもん・・・・・・」 友1「はあ?」 女「メールの返事はね、もらってから最低でも3時間後じゃないと出しちゃ駄目なの」 友1「・・・わけわかんない。だって、いっぱい送ってきてるんでしょ?」 女「メールを送った後でね、返事がこなくてやきもきしながら待ってるのが、好きなんだって」 友1「うーわー・・・さすが変態のデパート・・・レベルがちがうわ」 女「メールいっぱい送って、一通も返事来なかった次の日にね なに食わない顔で挨拶してくるわたしに会うのが、すっごい楽しみなんだって」 友1「いやもー、M(マゾ)1グランプリで優勝狙えるよ・・・・・・」 女「だから、わたし、あんまりメール出せないの・・・いっぱい書きたいことあるんだけどなあ」 403 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 22 56 26.47 ID 7YAK1IYo0 女「なんだろ、教室のドアのとこに人がいっぱいいるね?」 友1「あー、あれよ、体育祭の爆走を見て、この変態をスカウトしにきた部活の人でしょ」 女「そうなの?でも、じゃあなんで中に入ってこないの?」 友1「それはねー、スカウトしたい当人が、床に膝ついて女生徒の靴を舐めてるからだよー」 男「ハァハァハァハァハァハァ」 友1「このクラスじゃ半ば日常と化してるけど、話には聞いていても実際見るとドン引きだからねー」 女「ううううう、なんか、なんかああやって改めてじろじろ見られると恥かしいよお~・・・」 友1「クラスの人間は今更過ぎて、誰も気にしないからね。なんか新鮮だわ」 男「ハァハァハァハァハァハァ」 417 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 23 50 44.34 ID 7YAK1IYo0 男「さて、おうちでカキ氷を作って食べましょうー」 女「・・・・・・おっしこかけたら溶けちゃうよ?」 男「・・・・・・そこまで先回りされると、ちょっと悲しいな」 女「他に考えようがないでしょう、もお・・・。氷とシロップしかないんだからあ・・・」 男「その通り、おれはカキ氷の上にお前の尿をたっぷりかけて食べるつもりだ」 女「いっ、いちいち言わなくていいですう、もうっ!」 男「でもそうだな、溶けちゃうよなあ・・・言われてみればその通りだった・・・どうしよう」 女「・・・・・・考えてなかったのぉ?」 男「昨日の夜にさ、暑いからカキ氷食いたい→シロップ→尿!って思ったら もうお前の尿のことしか考えらなくなって、氷の温度とかすっかり失念してたよ・・・」 女「ううううううう、ばかだ・・・ほんとばかだこのひとぉ・・・」 男「そうだよなあ・・・氷にあったかい尿かけたら、ぬるくて薄い尿になるだけだもんなあ かといって、尿を冷やすと新鮮さが失われて風味が抜けちゃうしなあ・・・」 女「(・・・・・・そこまでがっかりするようなことかなあ・・・もう・・・)」 男「どうするかな・・・もう口の中が尿の気分だから絶対食いたいけど、そのまま飲む気分じゃないし」 女「な、なにいってるのお・・・もお・・・わたしのおしっこを食材にしないでよお・・・・・・」 男「あ。今の食材で思いついた」 女「・・・なあにぃ?」 420 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/04(木) 23 59 47.35 ID 7YAK1IYo0 男「『美味しんにょう』 女「・・・・・・ふぇ?」 男「『究極の女尿(メニョウ)VS至高の女尿(メニョウ)』で勝負してはどうだろう?」 女「なんの企画それえええ!やめてね、わたし、あなた以外の人に飲ませたりするのやだからね!?」 男「そんなの、おれだっていやだよ。他の人間には一滴たりとも渡したくない。 正直、下水道に流してしまうのさえ、耐え難いものがあるんだぞ」 女「あうううううへんたいすぎるううううう・・・・・・でもすきぃ・・・」 男「ああ、でもどうしよう。くそ、カキ氷のショックでなにも考えられない・・・・・・」 女「・・・・・・あのね」 男「うん?」 女「わたしが、何かその、あなたの気に入るような方法を考えたらね 明日一緒にお出かけしてくれる?明日一日ふつうに、その・・・そういう・・・おしっこ・・・とかなしで」 男「ああ、もちろん」 女「・・・・・・ソーメンのね、メン汁にしたらどうかなって思ったんだけど・・・」 男「お前天才!?すごいなおい、よくそんなこと思いついたなあ!」 女「いやあああ!ほめないでええええ!そんなことでそんなにほめないでええええええ!」 男「いや、もう、すごいよ。今日から『ニョーロマンサー』と名乗っていいよ」 女「いりませんっ、そんな恥かしいのっ・・・!」 男「よし、じゃあ早速お湯をわかしてソーメンを茹でよう!」 女「・・・じゃあ、明日、一緒におでかけしてくれる?水族館いきたいの・・・」 男「いいよいいよ、どこでも付き合うよ。完璧にお前の好みに合わせて行動するよ」 女「・・・えへへ・・・やったぁ。ひさしぶりにデートだぁ・・・」 431 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 00 20 41.33 ID Tk43ErSR0 女「あのね、明日のお昼は、ふつうに一緒に座って食べない?」 男「ええー」 女「あなたの分の、サンドイッチのお弁当つくって持ってくから」 男「ううーん」 女「・・・・・・パン生地を足でこねて、パン焼くし・・・」 男「!」 女「・・・・・・ハンバーグ・サンドのハンバーグも足でこねるし・・・」 男「!?」 女「・・・・・・ポテトサラダ・サンドのポテトも足でかきまぜるし・・・」 男「くぅ!」 女「・・・・・・タマゴ・サンドのタマゴサラダも足で潰すし・・・」 男「はぅ!」 女「・・・・・・ツナ・サンドのツナサラダも足で混ぜてあげるけど、それでも・・・だめぇ?」 男「いや、もう断れるはずがないって、わかってるでしょ?」 女「わーい」 女「どう?おいしい?」 男「うん、すっごいおいしい」 友1「うわーなんかすっごいふつうに食べてるじゃん・・・・・・こいつ偽者?」 女「ちょっとねぇ、扱い方がわかってきたんだぁ」 445 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 00 52 06.06 ID Tk43ErSR0 男「迎えにきたぞー」 女「ごめんね、お母さんまだ帰ってこなくて、着付けできないの。もうちょっと待ってくれる?」 男「浴衣だろ?おれ出来るからやってやるよ」 女「・・・・・・なんでできるの?」 男「なんでって、うちの父から習ったんだよ」 女「そっかぁ、おかあさ・・・あれ、お、おとうさん?なんでお父さん?」 男「父が着付け出来なかったら、うちの母はどうやって着物着ればいいんだ?」 女「そっかぁ・・・そういうおうちなんだっけ・・・・・・」 男「ほら、肌着になって浴衣に袖通して来い。パパッとやるから」 男「よしできた」 女「うう・・・うちのお母さんより手際がいい・・・・・・」 男「うん、可愛い可愛い」 女「か、かわいい?ほんと?ほんとにかわいい?」 男「可愛いって。客観的に見て、ナルホドくんも異議を挟めないくらい可愛いから」 女「ナルホドくんはどうでもいいんですぅ・・・!ね、かわいい?あなたの目から見て、かわいい?」 男「可愛いよ?」 女「・・・えへへへへ・・・・」 463 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 01 49 27.20 ID Tk43ErSR0 男「なあ、夕涼みに散歩に出かけないか」 女「うん、いいよぉ。行こ行こ~」 男「じゃあ、これ。リード持って」 女「ふぇ?犬飼いはじめたの?」 男「いや、おれ用のリードだ」 女「・・・く、くびわしてるしいいいいいい!」 男「いいだろう、昨日ペットショップで買ってきた。ちゃんと犬用なんだぞ」 女「全然よくないですう!なんで得意げなのお、もおおおお!」 男「このタグにはちゃんと、飼い主情報としてお前の名前と住所が」 女「そっ、そういうところに気を回さないでえええ・・・うれしくないからあ・・・!」 男「それより、ほら、行こうぜ、散歩」 女「やだっやだあ!こんなの、こんなの無理いいいい。ご近所さんの目がこわいいい!」 男「大丈夫だって。この辺の、うちのご近所さんは、うちの両親に見慣れてるから」 女「あー!あー!やめてー!想像させないでえ!あー!想像しちゃったもうううう!」 男「これでもけっこう妥協してるんだぞ。ちゃんと服着てるし、立って歩いてるし」 女「だきょう?だきょうって、どういうことぉ?」 男「本当なら全裸の上に四つん這いになって」 女「ぜえったいやだあ!そんなの、そんなのぜったいやんないからねぇ!?ぜったい!」 男「ほらいくぞ、ご主人様」 女「うううううう、とうとう学校と家を出て、公共の場にまでぇ・・・」 男「おい、ちゃんとついてきてくれないと、リードの長さが足りなくておれの首がぐえ・・・・・・」 女「やっ、もう!ねぇだいじょうぶ!?」 男「・・・・・・げほっ・・・これはこれで、たまらない従属感が・・・」 女「ああああもう!このへんたいいいい・・・っ!わかったわよぉ・・・いきますよぅ・・・ううう」 男「ワンワン!」 女「ワンワンじゃない!ばか!もう、この馬鹿犬っ!よろこんでんじゃないのっ・・・!」 ああもう、どうか誰にも見られませんように・・・お願いします神様・・・」 友1「うわ・・・お前らとうとう、そういうアイテムまで使い出してンの・・・・?」 女「いやああああああああああああ!なんであうのおおおおお!」 487 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 03 27 58.08 ID Tk43ErSR0 友1「よっ、おたくのワンちゃん今朝も元気?」 女「いっいじめないでええ・・・・・・」 友1「いやーマジでびっくりしたわ。また一歩、二人で主従の階段を下ったね、お前ら・・・」 女「ううううう、いやだって、いやだって言ったのにぃ言ったのにぃ・・・」 友1「もう、ここまできたら、しっかり調教した方がいいんじゃねーの?」 女「ちょうきょうって、どういうことぉ・・・?」 友1「だから、本格的に犬扱いして、待てとかお預けとか、教え込んだら?」 女「やだあ!やだぁそんなのお!彼氏だもん!犬じゃないもん!」 友1「彼氏は首輪しねーだろー。今のまま調子に乗らせると、どんどん暴走するぞ、あんたのワンちゃん」 女「ううううううう」 友1「散歩途中で、その辺の木や電柱に小便するのを見てて欲しいとかさあ」 女「・・・う」 友1「もうやったの!?昨日のうちに!?」 女「やめてって、いやだって言ったんだよお!?でも、どうしてもって聞いてくれなくてええええ!」 友1「うっわー・・・ほらみろ、あんたが最後のラインで甘いもんだから、図に乗ってんだよ」 女「ううううう、そうなのかなあ、だめなのかなあ・・・」 551 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 17 36 58.19 ID gKY38i6yO 563 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 18 57 25.95 ID Tk43ErSR0 今の俺の状況をこの二人に託すとこんな感じ 男「保守」 男「ほ」 男「ほしゅ」 男「☆」 女「なんで保守してるのおおお!もうっ、落としてえええ!」 男「ほしゅっと」 女「保守しないでえええ!ないからぁ、もうネタないからぁ!」 男「嘘だッ!」 女「う、嘘じゃないですぅ、そんなに妄想できないもん・・・」 男「授業中にニヤニヤ不気味な笑いを浮かべていたことを、おれは知っているぞ」 女「ううううううううう」 男「さあ、その脳内に蓄えた妄想を書き出す作業に戻るんだ 君がッ!書くまでッ!保守するのをやめないッ!」 564 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 19 02 18.01 ID 2UsoNxjX0 いいぞもっとやれ 565 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 19 04 07.10 ID Tk43ErSR0 男「女の子が台所で料理してる立ち姿っていいよなあ」 女「そう?そういうものなの?」 男「こう、トントンと野菜を刻むまな板の音とかさ」 女「ふぅん」とんとん 男「おれも一緒に刻まれたいとか思っちゃうよね」 女「いやああ!怖いこといわないでようううう!」 男「・・・・・・なあ、ちょっとでいいから、おれも包丁で切ってくれないか」 女「いやですう!ぜったいにいやあ!やだ、ちょっと、包丁に顔近づけないでええ!」 男「なんだよ、ずるいぞニンジンやジャガイモばっかり切り刻んで!おれだってお前に切られたいのに」 女「野菜と自分を比べないでよぉ・・・そこまで生命を平等に見ないでもいいでしょぉ・・・」 男「いいなあ、ジャガイモのやつ、ピーラーで皮剥いてもらっていいなあ」 女「やっ、やめてえええ!怖いこと想像しちゃうからやめてええ!どかーん!どかーん!」 568 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 19 10 29.82 ID Tk43ErSR0 男「うわっ・・・そんなに強くごしごし擦って・・・」 女「・・・・・・」 男「え、おぉ、そんな絶妙な角度で中にっ・・・」 女「・・・・・・」 男「指をそんな・・・中に突っ込んで・・・うわっ・・・ほじくって掻きまわすなんて・・・」 女「・・・・・・」 男「上から・・・そんな一気に深く中まで・・・!え、今度は下からって、おい・・・」 女「・・・・・・」 男「ちょっ、そんな・・・今終ったばかりなのに・・・またもう一回とか・・・っ!」 女「・・・・・・」 男「・・・はぁ・・・もう・・・もう抜きすぎて、すっかり骨抜きだよ・・・」 女「お魚さばいてる横で変なアフレコするのやめてよぉ・・・」 ※順に、鱗を取り、腹に包丁を入れ、内臓を取り出し、三枚に下ろして、骨抜きで目立つ骨を抜いています ※エロイ妄想をした人は病院での診察をおすすめします 569 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 19 17 47.47 ID Tk43ErSR0 男「大根っていいよなあ」 女「うん。おいしいし、安いし、色んな料理に使えていいよねぇ」 男「いや、そうじゃなくてさ」 女「・・・なによう、また変なことでしょぉ・・・」 男「固くて太いの握られて、その先端を激しく擦られて、白いべちゃべちゃしたのを出すだろ」 女「大根おろしって言えばいいでしょう!もぉ・・・!」 男「いいなあ大根。おれも大根おろしのように、下し金で削られたい」 女「またもう、そういう変なこと考えてぇ・・・・・・!・・・・・・ふ・・・筆おろし、してあげたじゃない・・・」 男「お前さ、そういう親父ギャグはどうかと思うよ、おれ・・・」 女「そっ、そっちから言い出したくせにいいい・・・!ずるいよおおぉ・・・・!」 男「それと、赤いものも一緒に混じってたから、紅葉おろしと呼ぶべきだろう」 女「わっ、わたしの思い出を汚さないでよおお!もう!もお!このっ!このこのぉ!」 男「わ、こら大根で叩くんじゃない。おれはタコじゃないぞ。あとどうせなら下し金で叩いて欲しい!」 女「うるさいうるさいっ!もう、だまんなさいいい!」 570 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 19 25 43.78 ID Tk43ErSR0 男「ごちそうさまでした」 女「おそまつさまでしたぁ。・・・・・・ねぇ、おいしかった?」 男「ああ、おいしかったよ。ありがとう」 女「えへへ、どうしたしまして・・・(ううう、ふつうに作って、ふつうに食べてもらって ふつうに喜んでくれたよう・・・。うれしすぎるぅ・・・今日は記念日に覚えとくぅ・・・)」 男「でも、そうだなあ」 女「え、なぁに?ひょっとして食べ足りなかった? 男「いや。食べ足りないじゃなく、食べられたい」 女「ふぇ?」 男「おれも、肉じゃがや焼き魚や白いご飯のように、お前に齧られて咀嚼されて飲み下されたいなあ、って」 女「やだああ!そんなのやだあああ!カニバリズムとかやめてよおおおお!」 男「食べられる方だから、カニバられリズムだな。ああ、おれもカニバられたい・・・・・・」 女「やっ、やめてね!?どこかの無人島にわざと漂着しようとか、そういうのやめてね!?」 そんなことになっても、わたしぜったい、ぜったいに食べたりしないからねぇ!」 男「いや、そんな無茶苦茶な行動力はおれにはないよ・・・変態だろそれじゃあ・・・・・」 女「う、うう・・・嘘だもん・・・それくらいやりかねないもん・・・・・・わかってるんだからぁ・・・」 573 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 19 39 15.85 ID Tk43ErSR0 女「食べられてなにが嬉しいのよぅ・・・わかんないよぅ・・・」 男「だってなあ、食べられるってことは、おれの体の一部が吸収されて お前の体の一部なるわけだろ。そうやって永久に一つになれるなんて、最高じゃないか」 女「でもぉ・・・全身の分子も一定期間後には全部交換されるから、永久ってことはないと思うの・・・」 男「・・・・・・そういう情緒のないつっこみは、要らないと思うんだ」 女「とにかくぅ・・・わたしはぜったい、なにをどうされたって、あなたのお肉とか食べませんからねっ!」 男「小さく切り刻んでハンバーグに混ぜ込むとかして、味が分からないようにすれば大丈夫だって」 女「やですう!もう!こどもの好き嫌いじゃないのぉ・・・!」 男「そうか・・・・・・素材の味を隠して誤魔化すのではなく、逆に素材の味を最大限に引き出して 食べさせるべきだということか・・・・・確かに人肉のうっぷすっぷした感じは苦手な人が多いかもしれない」 女「味の問題じゃないですぅ!おいしくてもやですう!っていうかおいしかったら怖いでしょおおお!」 男「・・・・・・そんなに、嫌かあ。そっか・・・・・・それじゃあ、仕方ないか・・・・・・」 女「そっ、そこまでがっかりしないでよぉ・・・・・・なにぃ、わたしが悪いのこれぇ・・・・・・?」 男「・・・・・・・・・・・・はあ」 女「ううううう・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・しょうがないんだからぁ、もぉ・・・・・・」 男「ん、なんだ?」 女「・・・・・・あなたの細胞が含まれてれば、あなたの体の一部ってことで、いいでしょぉ? の・・・飲んであげるからぁ、それで我慢するの、わかったぁ? ・・・・・・ほらぁ、やり難いから、もうちょっと足開いて・・・」 581 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 19 57 58.19 ID Tk43ErSR0 男「おー、今日は満月だなあ」 女「まんまるだねぇ」 男「・・・・・・」 女「・・・・・・」 男「・・・なぁ」 女「なぁに?」 男「・・・・・・月がきれいだな」 女「そっ、そうだね・・・きれいだね・・・! (はうう、夏目先生ありがとうございますう、先生天才ですぅ・・・・・・・!)」 男「月っていいよなあ」 女「・・・・・・うん」 男「クレーターでボコボコだもんなあ」 女「・・・・・・うん?」 男「誕生以来、幾つもの隕石に衝突されて。大気がないから直撃されて。 その痕が生々しくずっと残っててさ。いいよなあ、おれにも一発くらい分けて欲しい」 女「・・・・・・なにようぅ・・・せっかく、せっかく幸せに浸ってたのにぃ・・・ ときめいてたのにぃ・・・結局そっちの話だったのぉ、もう・・・・!」 男「・・・・・・・・・・・・だって照れ臭いだろ・・・・・・」 女「あっ、今なんか言ったぁ!あー、顔赤いー!赤くなってるぅ!」 男「なってないから、普通だから、見ないでいいから・・・」 女「だめですー!ほらぁこっち向いて、顔見せてよぉ、隠さないの、ほらぁ!」 583 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 20 09 16.06 ID Tk43ErSR0 男「今日の体育、女子はサッカーか。いいなあ」 女「わたし苦手だから、嬉しくないよぉ。蹴るの下手だからって、キーパーやらされるし・・・」 男「翼くんがさ、ボールは友達だって言ってたけどさ」 女「うん」 男「友達なら、偶には交代してくれてもいいよな。おれだって、総勢22人の女子高生から 寄って集って蹴られて踏まれて跳ね回りたいよ。ゴールポストに叩きつけられたいよ ああ、これからお前たちが使うサッカーボールになりたいなあ」 女「ううううううう、この、このあしふぇちぃ・・・。爽やかな笑顔でなに言ってるのよお・・・・・・」 友1「くそっ!おい、キーパー!行ったぞ、止めろよぉー!」 女「え、あわ、やっ・・・えぃっ・・・」 友1「おー、ナイス!ナイスセーブ!めずらしく止めたなぁ!」 女「はぁ・・・とれたぁ・・・よかったぁ・・・えへへ」なでなで 友1「ヘイヘイ!こっち、早くこっちにボールだせ!」 女「え・・・・・・や、やだ・・・・・・」 友1「はあ?」 女「だって、このボール・・・またみんなに蹴られちゃう・・・・・・」 友1「当たり前だろサッカーやってんだから」 女「だめぇ・・・他の人は蹴っちゃだめぇ、触っちゃだめなのぉ・・・これわたしのだもん・・・!」 友1「ばか、そりゃ学校の備品だっつーの。ほら、はーなーせー!」 女「やだぁ!あげない~~!」 587 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 20 16 03.26 ID Tk43ErSR0 男「もちろん、こいつ一人にずっと蹴られてるのも穏やかな幸福でいいんだけど 愛しい女の足から他の女に向けてパスされてしまう時の絶望とか 逆に愛しい女の足に戻ってきたときの希望とか、無理矢理愛しい女の足から奪われる恐怖とか 愛しい女が自らおれを取り戻してくれる時の歓喜とか、そういうアクセントも楽しいじゃないか」 593 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 20 31 32.86 ID Tk43ErSR0 男がボールになった場合 女「よしよし、いっぱい蹴ってあげるからねぇ。ほらほら」 男「おおおお・・・・・・最高だあ」 友1「ヘイ、パスパス!」 女「あ、でも呼んでるから、ちょっと行ってきなさい。これは命令だよ」 男「げえっ!」 友1「オラオラオラオラオラ」 男「やめろ!蹴るなあ!お前じゃ嫌だあ!帰らせてくれえ!」 友1「いくぞー、パス!」 女「はい、おかえりぃ。よしよし」 男「おおおお・・・・・・怖かった、怖かったよ・・・」 友2「甘いっ、もらったぁ!」 男「うわあああ!」 友2「ごーごー!へい、パース!」 男「やめてくれえ!」 友3「ナイスパス!」 男「うわあああ!死ぬ!死ぬう!殺せ!いっそ殺してくれえ!」 女「えーい!」 男「あ・・・・・・」 女「助けにきてあげたよぉ。うれしい?」 男「うれしい、すごいうれしいよ・・・ありがとう、ありがとう!」 女「よしよし、わたしの足が一番でしょう?いいこだねぇ、いっぱいいっぱい蹴ってあげようねえ」 男「おおおお・・・」 男「どうですか、たまらないでしょう?」 591 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 20 20 24.65 ID Tk43ErSR0 男「女子は、今日はバレーボールか」 女「・・・・・・またぁ、ボールになりたいとか言う気でしょぉ」 男「確かに、床めがけて叩きつけられるのはとても魅力的だ でも、どうせならセパタクローのほうがいいな」 女「せぱたくろー?」 男「足でやるバレーボールみたいなものだ」 女「ええ、ええ、そうでしょうねぇ。そんなことだろうと思いましたぁ・・・このへんたいわぁ・・・ そうやって、女の子の足ばかりにやにや眺めてればいいでしょう、ばかぁ・・・」 男「いや、おれはお前の足しか見てないぞ」 女「そうなの?それならいいけど・・・・・・って、だめぇ、もっと上のほうもちゃんと見ててよぉ」 男「足の上のほうって、お前、昼間っからエロトークは止めろよ・・・学校だよここは」 女「ちがいますううう!もっと、もっと上のほうですう!やっ、もう、変なとこみないでえええ・・・!」 597 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 20 43 12.77 ID Tk43ErSR0 女「最近、フィギュアスケートってよくテレビに映るよね」 男「そうだな。メディアへの露出が増えた感じがするな」 女「いいよねぇ、フィギュアスケート。わたし、けっこう好きで見てるんだあ」 男「おれも興味あるな」 女「そうなの?えへへ、一緒だねぇ」 男「あの靴がいいよな」 女「一緒じゃないい・・・・・・!」 男「お前の運動能力じゃ無理だろうけど、出来ることならあれ履かせてみたいって思うんだ」 女「踏ませるんでしょ・・・どうせそれで踏まれたいって言うんでしょ・・・もう・・・」 男「こういう選手を彼女にしてる奴ってさ、きっと毎晩、踏んでもらってるよな 自分の背中でトリプルアクセルとかやってもらってさ。いいぞ、次は四回転に挑戦だとか言ってさ」 女「やるわけないでしょお、いうわけないでしょお・・・血だらけになっちゃうでしょう、それぇ・・・」 男「女子供には分からないかもしれないが、それがいいんだぞ」 女「あああああ、もう、もう、ほんとにもお・・・」 男「選手の方も、リンクを男の背中だと思いながら演技に臨んだりしてるんだな、きっと」 女「あ、あ、謝れ!謝んなさい、もう!頑張ってる選手の人たちに、テレビ越しにゴメンナサイしなさいぃ!」 600 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 20 49 34.16 ID Tk43ErSR0 女「クリスマスプレゼントに、なにか欲しいものある?」 男「そうだなあ、ほら、クリスマスになると出てくる、あれ 赤いブーツにお菓子つまったやつ、あるだろ。あんな感じで」 女「ちっちゃい頃には欲しくておねだりしたけど・・・あのお菓子がいいの?」 男「あんな感じで、お前の履き古しのブーツのなかに」 女「ふぇ?」 男「お前の汗が染みついた靴下とパンツを詰め込んだものとか、どうかな?」 女「どうもこうもないですう!却下ですう!どうするのそんなのお!」 男「どうするって、言っていいのか。聞きたいのか」 女「だめええええええ、聞きたくないからやめてええええ」 男「まず、底の深い鍋を用意するだろ。それで」 女「あー!あー!どかーん!どかーん!知りたくないからやめてえええ!」 604 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 21 05 09.26 ID Tk43ErSR0 男「あとは、アクセサリーとか」 女「アクセ・・・?でも、そういうのしないでしょう?」 男「首輪とか手錠とか足枷とか猿轡とか お前がそういうのを選んで贈ってくれたら、もう一生それつけてる ぶっちゃけそれならすっごい欲しい。お前の手で付けて貰ったらもう・・・」 女「そういうのはアクセサリーって言わないんですぅ!」 男「じゃ、マフラー」 女「マ!マフ、ラー?・・・・・・マフラーって、あのマフラー? 首に巻いてあったかくする、あのマフラーのこと?」 男「バイクや車のマフラーもらってどうすんだよ。そのマフラーだよ」 女「え・・・だって、だって・・・・・・ふつうだよ?」 男「・・・・・・ふつうのプレゼント贈りたいんじゃなかったのか、お前は」 女「そうだけどぉ・・・ほんとうにマフラーでいいの?」 男「マフラーがいい。首にギュウッと縛り付けるあたり、首輪と似たようなものだしな」 女「似てないですう・・・もう、マフラーにそんな意味みつけてるの、世界中であなただけだと思うぅ・・・・・・ でも、マフラーかぁ。マフラー・・・・・・て、手作りしちゃおうかなぁ、なんて・・・だめ?」 男「なんでそんなこと聞くんだ?」 女「だって、手編みのマフラーなんて、重いかなあって・・・」 男「重くないだろ。嬉しいに決まってるだろう」 女「ほんと?じゃ、じゃあこれから頑張って編む!」 男「でも、無理するなよ?」 女「えへへ、大丈夫だよぅ、嬉しいから、いっぱい頑張れちゃうもん」 607 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 21 26 50.49 ID Tk43ErSR0 男「それで、お前はなにがいい?」 女「?」 男「だから、プレゼントの話だろ。なにが欲しい?」 女「・・・・・・くれるの?」 男「やるよ、当たり前だよ。なんで貰うだけなんだ、ヒモかおれは お前にヒモで縛られるなら望むところだけど、ヒモになる気はないぞ」 女「んー、なんでもいい」 男「・・・・・・なんでもいいが一番困るのよねぇって、お母さんに言われたことあるだろ?」 女「だって、何をもらっても嬉しいもん」 男「いいのか?お前が嫌がるようなものを、おれが選ぶかもしれないぞ?それでもいいのか」 女「いいよ?」 男「う」 女「あなたがわたしのために選んで、贈ってくれたものなら それがどんなものだったとしても、ぜったいに嬉しいもの。だから、なんでもいいよ」 男「・・・・・・ようし、それじゃあ、楽しみにしとけよ」 女「うん、楽しみにしてるー。あ、でもぉ・・・」 男「なに?」 女「プレゼントのために、無理はしないでね?」 611 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 22 09 14.78 ID Tk43ErSR0 女「ねえ、これってまさか・・・」 男「大人用紙おむつ」 女「しないよ!?わたし、こんなのつけないからね!?」 男「いや、なんでお前におむつさせるんだよ」 女「え・・・だって、わたしにおむつはかせて、それでその・・・・・・おしっこさせよう、とか・・・・・・?」 男「なにを言ってるんだ。吸水性ポリマーに吸わせるお前の尿はねえ!おれのだぞ!?」 女「わ、わたしのですぅ・・・・・。じゃあ、どう使うのぉ、これ」 男「お前が使わないんだから、おれが使うに決まってるだろう」 女「・・・・・・な、なんで?宇宙でもいくの?ダイビングするの?」 男「いいか。これ着けて、普通に服着て、お前と一緒に出かけるだろ」 女「うん・・・・・・」 男「それで、お前に命令されて、街中で排尿するわけだ。電車の中とか店内で」 女「またああああ!またそういう変態っぽいことおもいついてえええ!」 男「さあ、さっそく出かけようか」 女「あうううう、ふつうにおでかけしたいよぉ・・・・・・!」 612 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/05(金) 22 11 46.29 ID Tk43ErSR0 女「・・・・・・じゃあ、次はあのお店見るから」 男「・・・あの、その前にちょっとトイレに行かせてください」 女「・・・・・・駄目だって言ったでしょ?今度同じこといったら、腹蹴るよ?」 男「・・・さっきから水を飲みまくったせいで、もう我慢が」 女「・・・・・・駄目。我慢できないなら、漏らせばいいんじゃない?」 男「・・・そんな、ほんとにもう・・・」 女「・・・・・・ほら、漏らしなさいよ、ほらぁ」 男「ぅぁぁぁぁ・・・・・・・・」 女「うわー・・・ほんとに出してる・・・最悪ぅ・・・・・・」 男「ぅぅぅ・・・・・・・・」 女「漏らしちゃったねぇ。デパートの中で、他のお客さんも店員さんもいっぱいいるのに ね、あの店員さんこっち見てるよ?気づかれたんじゃないのぉ、ねぇ、どうするぅ?」 男「・・・・・・すいません・・・」 女「いいんだよ、べつにぃ。謝らなくたって。だって仕方ないもんねぇ? あんたはいい年して、トイレも我慢できないクズなんだから。それだけのことでしょ?」 男「・・・・・・はぃ・・・」 女「あーあー、はずかしいやつぅ・・・(は、恥かしいいいい!帰りたいいいいい!)」 632 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/06(土) 00 07 10.02 ID mI7Ck6kl0 女「メリー・クリスマス~」 男「メリー・クリスマス」 女「はい、これプレゼントのマフラー。自分では、上手く出来たと思うんだけど・・・」 男「おお、上手い上手い」 女「えへへぇ・・・・・・ね、巻いたげるから、ちょっと頭下げて」 男「ん」 女「・・・・・・どう?あったかい?」 男「ああ、あったかい。ありがとう。これから毎日使う」 女「ほんとう?えへへへ。な、なんか照れちゃうねぇ」 男「じゃあ、これ、おれからのプレゼント」 女「ありがとうー!わぁ、なんだろう・・・・・・!」 男「あけてみ」 女「うん!」 男「マフラー手編みするっていうから、おれも手作りに挑戦してみた」 女「――指輪だぁ・・・シルバーのリング・・・。えっ、すごい、上手、かわいい!こんなの作れるの?」 男「付け焼刃で技術があれだから凝ったの作れなくて、地味めだけどな。ごめんな」 女「そんなことない、すごいかわいいもん、すっごい嬉しい!ありがとう!」 男「あと指輪のサイズ分からなくて、適当なんだ。あとで直すから。とりあえずつけてみて」 女「うん・・・へへぇ、指輪だぁ指輪ぁ・・・・・・あ」 男「・・・・・・」 女「左手の薬指に、ぴったりだぁ」 男「へえーすごい偶然だなー」 女「・・・・・・偶然なの?」 男「そりゃ、偶然だろ。指のサイズなんて、聞いたことなかっただろ?意図しようがない」 女「ふぅーん・・・・・・じゃあ、そういうことにしといてあげよっか?ね?これ以上、顔赤くなっちゃ大変だもんね?」 男「うるせー・・・。・・・・・・・・・・・・あのさあ」 女「ん?なぁにぃ?」 男「いや・・・そのさあ、ひょっとして・・・・・・重かったか?」 女「重いわけないじゃない!嬉しいに決まってるでしょう、もう!大好き!」 639 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/06(土) 00 25 31.83 ID mI7Ck6kl0 タイムリーな激甘ネタでとりあえず〆です こういう変態チックな男に迫られて「もうしょうがないなあ」と許してしまう女の子萌えの人は 植芝理一 「ディスコミュニケーション」←不思議系男。涙とか好き 西川魯介 「屈折リーベ」←眼鏡フェチ男 あたりを読むといいんじゃないかな。でも、男は別にドMではないからその辺誤解すんな あと変態ラブコメのほうが好みだという人は TAGRO 「変ゼミ」 北村游児 「美少女いんぱら!」 あたりを読むといいよ。ちなみに全部マンガだよ 以上、お疲れ様だこの変態紳士どもめ 641 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/06(土) 00 28 10.82 ID stTA7VpM0 639 普通に本屋で売ってるかな?マイナーな漫画か? 646 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/06(土) 00 35 02.97 ID mI7Ck6kl0 641 ディコミは相当古いので、ブックオフとかで投売りされてるかもしれない 屈折リーベはもう、よほどマンガに力入れてる本屋じゃないとないレベル 下の二冊は、割合最近なんで置いてる可能性高し 650 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/06(土) 00 39 15.63 ID stTA7VpM0 646 ありがとう そして乙!! 640 愛のVIP戦士@ローカルルール議論中 2008/12/06(土) 00 28 05.32 ID A5G0KQNh0 乙だこのHENTAIめ
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392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/20(水) 00 49 41.30 ID sE1kvKjP0 [1/4] ベッドの下から乳モノのエロ本が大量発掘 「………」(正座) 「………」(正座) 「……タカシ」 「…はい」 「……こーいうの、好きなの?」 「こーいうの、とは…」 「…その、女の人の…おっきい胸とか…」 「……ごめんなさい。大好きです」 「……」 「……」 「バカーーーっ!」 「ゲホッ!」 「バカ、バカ、バカッ!えーい悪かったね!昔っから女の子に縁のないタカシの唯一の女の子の知り合いであるボクに胸がなくて悪かったね! これまでの十数年間どーせずーっとボクの胸を見ては溜息を付くようにして生きてきたんでしょっ!もーいいよ! そんなにでっかい胸がいいなら隣のクラスの神野さんにでも告白してきたらいいじゃないかーーーーっ!ばかーーーーっ!」 「ま、待て梓っ!ベッドを引っくり返して…よっこら正一っとぉ!」 「わわっ!?…けほっ、けほっ…一体何を…あ、あれ…これは…?」 「ベッド下の巨乳エロ本はカモフラージュ…俺、実はその奥のコミックLOが本命なんだ!」 「え、え…ええーーっ!?えと、タカシ、それって…(////)」 「梓…こんな状況でなんだけど、この際言わしてもらう…好きだ!付き合ってくれ!」 「タカシ…」 「梓…」 「ぼ、ボクの事をいままでそんな目で見てたのっ!?ば…ばばばばばばかーーーーーーーっ!」 「どーすりゃいいんだよーーーーっ!」
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林修先生の今やる!ハイスクール(2013.08〜09)→林修の今でしょ!講座(2014.04〜2022.03)→林修のレッスン!今でしょ(2022.04〜09)→林修の今、知りたいでしょ!(2022.10〜) ※1 テレ朝ほか一部の局では編成上、後続ミニ番組の「林修でしょ!」までの放送につき、その他大半の局では19 54飛び降り(※通常編成時のみ)(2014.05.20~2021.03) ※2 テレ朝ほかの一部の局以外は19 00飛び乗り(2020.10〜2021.03) (2022.10〜、この期間から林修の今、知りたいでしょ!、及びここから木曜20時枠) 林修のレッスン!今でしょ(火曜20時枠時代)(2022.04〜09) 基本スポンサー構成0'30"(1'00"含む)... 前半0'30"...基本スポンサーから6社 後半0'30"(1'00"含む)…基本スポンサーから残りの5〜6社 林修の今でしょ!講座(ネットワークセールス期)(2015.04〜2022.03) (2021.04~2022.03、ここから火曜20時枠。及びここから全編ネットワークセールスの構成による54分枠) 基本スポンサー構成 0'30"(1'00"含む)…理研ビタミン、小林製薬、P G、KIRIN(キリンビール)、株式会社SUMCO、創味食品+不定期5~6社 前半0'30"…基本スポンサーから6社 後半0'30"(1'00"含む)…基本スポンサーから残りの5〜6社 (2020.10~2021.03、この期間は18 45開始による序盤任意ローカルセールス15分枠+ネットワークセールス54分枠+終盤任意ローカルセールス6分枠での構成による75分枠) (2016.10~) (2016.04~09) 1'00"… 0'30"(1"00含む)…KIRIN(キリンビール)、小林製薬、創味食品 (2015.10~2016.03) 1'00"…Suntory Wellness 0'30"(1'00"含む)…理研ビタミン、日本トリム、Rinnai、dyson、SoftBank、大和証券グループ+不定期3~4社+終盤ローカルPT・スポット(0'30"×1、0'15"×2) (2016.01) 1'00"…Suntory Wellness、理研ビタミン 0'30"…日本トリム、Rinnai、dyson、TOYOTA+週替4社+終盤ローカルPT・スポット(0'30"×1、0'15"×2) (2015.10~12) 1'00"…Suntory Wellness 0'30"…理研ビタミン、日本トリム、Rinnai、dyson、小林製薬+不定期2~4社+終盤ローカルPT・スポット(0'30"×1、0'15"×2) (2015.04~09) 0'30"(1'00"含む)…朝日新聞、理研ビタミン+不定期8~10社+終盤ローカルPT・スポット(0'30"×1、0'15"×2) 林修の今でしょ!講座(ローカルセールス期)(2014.04〜2015.03) テレ朝/富士住建(2014.04~09)不定期0~1社 QAB/ビッグ開発 林修先生の今やる!ハイスクール(2013.08〜09) 終盤固定ローカルPT テレ朝/Fuji Juken(富士住建)
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49 名前:1/5[] 投稿日:2012/05/14(月) 00 03 00.33 ID 4cYl2Cds0 [2/7] 寝ているツンデレの浴衣がはだけて大変危険な状態になっていたら ~後編~ 「は……?」 キョトンとする俺を、かなみは鋭く睨み付けた。 『い……一回で理解しなさいよっ!! 何回も言うの、恥ずかしいんだから……』 「いや。だけど支えるって言ったって風呂の中までは――」 言い返す俺の口を、かなみの手がベチッと音を立てて塞いだ。 『とやかく文句言わないのっ!! と、とにかく風呂まで連れて行ってよね!!』 立ち上がろうとするかなみに手を貸す。もしかしたら文句言われるかもと思ったが、 かなみは素直に支えられるばかりか、自分から俺の肩に手を回して来た。 「それじゃ、行くぞ。歩けるよな?」 かなみの様子を窺いつつ促すと、かなみはコクリと頷いた。 『大丈夫。ちゃんと歩けるし。ただ、ちょっとおぼつかないから、アンタに肩借りてる けど、ほとんど平気なんだから』 それに頷き、俺はかなみを支えつつ歩き出す。といっても、言葉どおりかなみの足取 りは、意外にしっかりしていた。一度女子の部屋に寄ってタオルを取る。再び俺にしが みつくかなみに、試しに聞いてみた。 「あのさ。何気に傍に付いてれば、一人で歩けそうじゃないか?」 『ダメ!! 万が一転んだら危ないって言ったの、タカシじゃない。最後まで責任持っ て連れてってよね』 仕方ないから、再び肩を貸す。まあ、かなみは俺に縋って来るなんてそうそうある事 じゃないから、役得だと思っておくかと、そのまま廊下を歩き風呂に向かう。女風呂に 向かおうとした俺を、かなみが押し止めた。 『……違う。そっちじゃないってば』 「はい?」 かなみを見ると、手を差し出し、案内板を指差していた。そこに書かれていたのは、 露天風呂(混浴)の文字。 「お、おい? 混浴って……」 驚いてかなみを見ると、うなじを真っ赤にしながら顔を伏せていた。 50 名前:2/5[] 投稿日:2012/05/14(月) 00 03 24.27 ID 4cYl2Cds0 [3/7] 『だ、だってその……風呂場でも、滑っちゃうかも知れないし……だけど、タカシを女 風呂に入れるわけに行かないじゃない。だから、見せたいとかそういう訳じゃなくて、 仕方ないと言うか……その……』 途中で言葉を切り、顔を上げて俺を見る。 『そ、それとも……その、嫌だとかじゃ……ないわよね?』 そんな言い方されたら、理性も星の彼方へ飛んでしまいそうだ。それほどにかなみは 可愛かった。俺はかなみを思わず抱き締め、その耳元で囁いた。 「そんな訳ないだろ? 嬉しいに、決まってるじゃん」 すると俺の腕の中で、かなみが身じろぎした。そして、何故か不安げな瞳で俺を見上 げると、その理由を質問して来た。 『……それって……女の子なら誰でも嬉しい? そ、それとも……』 その先は言葉に出来ず、かなみはうつむいた。俺はかなみの両肩を優しく持って体か ら離すと、わざと気まずそうに視線を逸らす。 「そりゃ、女の子からそんな事言われたら、どの子だって動揺しちゃうさ」 その答えに、かなみの顔が強張るのを見て、俺は溜めるのを止め、急いで続きを口にした。 「けれど、かなみから言われるのは、特別だ」 かなみの顔から険が消える。そして、俺の腕を片手で掴むと、もう片方の手でいきな りつねり上げた。 「いって!! 何すんだよ!!」 不意の暴力に抗議すると、かなみは俺を睨み付け、それから掴んだままの手を引いて 自分の体で抱きついてきた。 『ホント、エッチなんだから。バカ……』 そう言ったかなみの表情には、心からの安堵の表情が広がっていたのだった。 次の朝。酒を飲んだ次の日特有の倦怠感に悩まされ、布団からなかなか出られないで いると、かなみから突撃された。 『タカシーッ!!』 「おわっ!!」 51 名前:3/5[] 投稿日:2012/05/14(月) 00 03 47.70 ID 4cYl2Cds0 [4/7] いきなり布団の上にダイブされ、俺は驚いて起き上がる。 『ちょ、ちょっと来なさいよ。早く!!』 まだ寝ぼけまなこの山田と友子を残し、かなみは俺を廊下に引っ張り出す。そして窓 に俺を押し付けると、俺を挟み込むように両手をベチッと窓につけて、それから顔を上 げて俺を睨んだ。 『そ、その……昨夜のこと……』 かなみの顔が真っ赤なことから察して、どうやら露天風呂でのあれやこれやはキチン と覚えているようだった。俺はわざととぼけたフリをして答える。 「昨夜の事……? 何だっけ?」 『ま……まさか、覚えてないのっ!?』 今にも噛み付かれんばかりだったので、俺は慌てて首を横に振る。 「いやいやいや。あんなドリームな体験、忘れるわけないから。あたっ!!」 かなみの拳が左脇腹を直撃し、俺は痛みに顔をしかめた。チラリとかなみを見ると、 恥ずかしさからか、ブルブルと震えている。 『ドリームな体験とか言うな!! 全く……』 うん。どうやら照れ隠しなようで、怒っているわけでは無さそうだ。 「で、昨夜の事がどうしたんだよ? わざわざ廊下に引っ張り出して、何言いたいんだよ?」 そう質問すると、かなみはしばらく何かに耐えるようにうつむいて震えていたが、や がて顔を上げると、縋るように俺に言った。 『み、みんなには内緒だからね!!』 「はい?」 思わず聞き返すと、僅かに苛立ちを見せて、かなみはもう一度繰り返した。 『だからっ!! 他の友達はもちろん……あの二人にも、絶対言っちゃダメだから ね!! 分かった?』 どうやら、朝起きて、真っ先に昨夜のことが思い出されて、恥ずかしくなってそれで 特攻して来たらしい。わざわざ今こんな事を言うのも、勢いに任せてなのだろう。かな みの気持ちは理解出来たが、俺はまたしても、ちょっと意地の悪い気分になってしまった。 「うーん…… どうしようかなぁ?」 わざと悩む俺に、かなみは憤る。 52 名前:4/5[] 投稿日:2012/05/14(月) 00 04 13.57 ID 4cYl2Cds0 [5/7] 『何でそこで悩むのよ!! 分かったって言えばいいでしょ? まさか、人に言いふら すなんてしないわよね? あたしが、その……あんなだったとか……』 焦ってるかなみもかなり可愛い。俺はそんなかなみに、ニコッと笑って答えた。 「いや。約束してもいいんだけどさ。それにはやっぱり条件が必要かなって」 『じょ、条件って……何よ?』 俺の提案に、赤い顔をしたまま、やや不安げな面持ちで見つめてくるかなみの顔に、 俺は顔をそっと近付けて耳元で囁いた。 「うん。昨夜みたいにさ。その……また、二人きりの時に甘えて来るなら……誰にも言 わないって約束するよって」 顔を離すと、かなみの顔は耳たぶから首の付け根まで、全てが紅色に染まっていた。 『バカッ!!』 そう罵り、かなみは俺を窓へ突き飛ばす。 「あだっ!!」 背中と頭を打ち、痛みに悶える俺の胸に縋り付き、かなみは俺に悪態をつき始めた。 『スケベ!! 変態!! あんな事しろだなんて……ホント、アンタってばエッチ何だ からぁ……ふぇええええんっ!!』 俺はかなみの背中に手を回し、ポンポンと優しく叩きつつ、もう片方の手でそっとそ の頭を撫でてあげたのだった。 終わり 53 名前:5/5[] 投稿日:2012/05/14(月) 00 05 17.17 ID 4cYl2Cds0 [6/7] ~おまけ 二人が風呂に行こうとした時の友子~ 『ん……あれ? タカシとかなみ……? どこ……行くんだろ? もしかして……逢引 の予感……? 山田ぁ……追うわよって……ふぇっ!?』 『な、何で私……山田と一つの布団で……? もしかして、酔っ払って、無意識のうち に引き込んだ……とか?』 『……………………』 『(ど、どうしよ……二人、追い掛けなくちゃ……でも……)』 『……………………』 『まあ、いいか…… 二人きりにさせてあげよっかな』 『うふふ……♪』ギュッ…… もちろん、起きてから山田が袋にされたのは言うまでもない事実であった。
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599 :1/7:2011/01/08(土) 03 04 39 ID ??? ツンデレと晴れ着姿 ピンポーン [あら? タカシ君。明けましておめでとう。今年も宜しくね] 「おめでとうございます。こちらこそ、宜しくお願いします。えーと……勝美さん、いま すか? 美府神社に初詣に行くんで、もし良かったら一緒にと思って」 [いるわよ。ちょっと待っててね。勝美―っ。タカシ君が初詣に行きましょうだってー] 『でけぇ声出すんじゃねーよ!! お袋のバカ野郎が!!』 [親に向かってバカ野郎はないでしょ。コラ] ペシッ!! 『あいてっ!! お袋が近所に聞こえるような声で呼ぶからじゃねーかよ』 「よお。勝美。明けましておめでとう」 『正月からタカシの顔とか、全く持っておめでたくねーな』 [コラ。失礼な事言わないの] 「ああ。いいんですよ。もう恒例みたいなもんですから」 [でも、いい加減もう年頃の女の子なのに…… 言葉遣いは相変わらず荒いし、困っちゃうわ] 『うっせーよ。親とはいえ、大きなお世話だっつーに。全く、二言目には女の子女の子っ て、こういう言葉遣いの女がいたっていいじゃねーか』 「ま、ま。それより勝美。初詣行かないか? 神社でおみくじ引いてさ。甘酒も貰いに行こうぜ」 『アホか。何であたしがお前なんかと初詣行かなきゃなんねーんだよ。さみーしめんどく せーし、ゴメンだ。ゴメン』 ペシッ!! [コラ、勝美。せっかくタカシ君が誘ってくれてるのにその断り方はないでしょ。どうせ グータラしてるだけなんだから行って来なさい] 『イテッ!! そんなもんあたしの自由だろうが。つか、ポンポン叩くんじゃねーよ』 「いや。俺は嫌ならいいけどさ。去年の初詣の時に来年も誘えって言ったのは勝美の方じゃん」 [あら? 意外と勝美も積極的じゃない。じゃあ今のは照れ隠しなのね] 『違うっ!! つか、あたしそんな事言ったか? 覚えねーぞ?』 600 :2/7:2011/01/08(土) 03 05 09 ID ??? 「いやいやいや。中学に入ってから二年間、俺と別々に初詣行ってたら、前の年までずっ と良かったおみくじが連続で凶引いたじゃん。それで、去年は俺と一緒に言ったら大吉で さ。俺と一緒だとおみくじ運がいいらしいから、来年も一緒に来いって。まさか忘れてた?」 『あー。そういやそうだった。忘れてたぜチクショウ……』 「ま、勝美がめんどくさいっつーんなら、山田でも誘うけど」 『ちょ、ちょっと待て。おみくじで大吉引く為だ。仕方ねーし、行ってやるよ。ちっと待っ てろ。コートと財布取って来るから』 [待ちなさい。勝美] ガシッ!! 『なっ……何だよ、お袋?』 [あなた、お正月にまさかその格好で行く訳じゃないでしょうね?] 『は? 別にこれでもいいだろ。別に部屋着でもないんだし』 [何言ってるの。ちゃんと晴れ着があるでしょう。あれ、着て行きなさい。おばあちゃん が送ってくれたのが] 『冗談じゃねーよ。あんなめんどくさいもん着れるか』 「何? 勝美、晴れ着持ってるのか?」 [そうなのよ。それなのに、この子ったらどうしても着るの嫌だって] 「そうなんですか。それは是非、僕も見たかったですね。きっと似合うと思うんですけど」 『バカな事言ってんじゃねーよ!! あたしが晴れ着着たって似合うわけねーだろ。そん なん、なんつーんだ? えーっと……そう、馬の耳にも念仏っつーんだよ』 「それ言うなら、馬子にも衣装じゃね? でも勝美なら絶対そうはならないと思うけどな」 『いーや。なるね。絶対なるから』 〔ちょっと。何玄関先で騒いでんの? あ、タカシさんだ。明けましておめでとうございます〕 『テメ……舞衣!! このヤロ。都合よく出てくんな!!』 「明けましておめでとうございます。舞衣ちゃん。舞衣ちゃんは晴れ着なんだね」 〔はい。せっかくおばあちゃんが送ってくれたし、写真撮って見せてあげようって思って。 どうですか?〕 「いや。良く似合ってるよ。可愛いよね」 〔ありがとうございます!! タカシさんに褒めて貰って嬉しいです〕 『フン。中坊相手にデレデレしてんじゃねーよ。みっともねーなお前は』 601 :3/7:2011/01/08(土) 03 05 37 ID ??? 「いや。だって可愛いものは可愛いし」 〔お姉ちゃん、妬いてるんでしょ? あたしがタカシさんに褒めて貰ったからって〕 『やっ……!?(//////////////) 誰が妬くかこのバカ!! ひっぱたくぞ!!』 〔ヤダ。お姉ちゃん怖ーい。タカシさん。何とかしてよ〕 「え? そこで俺に振られるの超困るんだけど」 [いい加減になさい勝美。ほら、あなたも着替えて] 『だからいいって言ってるだろあたしは!!』 〔そんな事言わないの。お姉ちゃんもタカシさんに褒めて貰いたいでしょ? ほらほら〕 『誰がそんな……褒めて貰いたくねーし。てか、離せコラバカ!!』 [タカシ君。そういうわけだから、勝美の着付けが終わるまで、ちょっと上がって待って てくれる? 舞衣は、勝美を連れて行ったら、コーヒーでも出してあげて] 〔はーい。ごめんなさいね。こうでもしないとお姉ちゃん。絶対に言う事聞かないんで〕 「いや。僕も勝美さんの晴れ着姿が見れるなら、一時間や二時間くらい待つ事は全然平気ですから」 〔だって。お姉ちゃんの幸せ者〕 『ふざけんなこのバカーッ!!』 [タカシ君、ごめんね。お待たせしちゃって。勝美の準備、出来たわよ] 「あ。本当ですか?」 〔ほらほら。お姉ちゃん。早く〕 『だーっ!! ウゼェよお前は。いちいち引っ張んなくても自分で出るって』 〔じゃじゃーん。お姉ちゃんの登場でーす〕 『変な前置き付けんじゃねーっ!! 全く……』 「……勝美」 『……よぉ。御覧の通りだよ。言ったろ、似合わねーって。だから止めとけって言ったの によ。ご期待に添えなくて悪かったな』 「……いや」 『え?』 「いや。勝美さ。自分の事分かってねーよ。すごく似合ってるから。ああ。何かこう、純 粋に綺麗だなーって、惚れ惚れと見ちまった」 602 :4/7:2011/01/08(土) 03 06 02 ID ??? 『なっ……ななななな……おまっ、その……何言ってんだよ。お世辞も大概にしろよな。 お前に褒められると背中痒くなって気持ち悪いし』 「いや。褒めてるんじゃなくて、純粋な感想で」 [ほら。良かったじゃない勝美。タカシ君に褒めて貰って] 〔だから言ったのに。お姉ちゃんも似合ってるよって。でも何か、タカシさん。あたしよ りか褒め方が真剣なんだもん。いいなー〕 『な……アホかお前は!! こんな奴に褒められたって嬉しくも何ともねーだろ。歯の浮 いたような事ばっかでよ。どこが真剣なんだよ』 「いや。一応真面目なつもりなんだけど」 〔むしろお姉ちゃんがおかしいよ。ま、照れてるだけなんだろうけど〕 『誰が照れてるってんだコラ!!』 〔ヤダもう。そんな怒り方しないでよ。せっかくの和風美人が台無しじゃん〕 [ほらほら、勝美。写真撮るからこっち向きなさい] 『何で写真なんか撮らなきゃなんないんだよ。ウザってーな』 [何言ってんのよ。贈ってくれたおばあちゃんに見せてあげなきゃ。ほら、笑って] 『こんな状況で笑える訳ねーだろ!!』 [しょうがないわねー、この子ったら。じゃあ、せめて澄ましてなさい。はい、チーズ] 〔どれどれ? お母さん。見せて〕 [はい。結構綺麗に撮れたわよ] 〔わー、ホントだ。タカシさんもほらほら〕 「へー。こうして見ても、やっぱり綺麗だなー」 『アホかっつーの。目の前に本物がいるんだから、どっち見たって変わりねーのによ』 〔あ、お姉ちゃん。デジカメ画像の自分に嫉妬してる。ほら、タカシさん。もっとお姉ちゃ んを見てあげて〕 『なっ……!? バカ!! 違うっつーの!! いい加減にしやがれ!!』 〔うわ。お姉ちゃんこわっ!! タカシさん助けてーっ!!〕 [二人ともいい加減にしなさいっ!! タカシ君を困らせるんじゃありませんっ!!] 「ああ、いえ。僕は別に大丈夫ですから」 『ちぇっ。親の前だからって猫被りやがって』 [それじゃ、もう一枚。今度はタカシ君と一緒に撮りましょうね] 603 :5/7:2011/01/08(土) 03 06 28 ID ??? 『いーよ、もう。大体こんな奴と一緒になんて写りたくねーし』 [こんな奴なんて、失礼な事言わないのっ!! ほら。並んで並んで] 「勝美。とりあえず今はおばさんの言うとおりにしようぜ。どのみち話がこじれるだけだし」 『くっ…… し、仕方ねーな。お前とツーショットなんて、これっきりだからな』 「分かってるよ。勝美がそうしたいならな」 『また卑怯な言い草しやがって』 [二人ともこっち向いて。ほら、笑顔見せて。はい、チーズ] 『全く…… くだらねー写真撮りやがって。もう着替えていいか?』 [何言ってるのよ。初詣行くんでしょ? 何のためにタカシ君が待ってたと思ってるのよ] 『やっぱこんな格好で出掛けるとかマジウゼェから。もう脱ぎたいんだけど』 [バカ言ってんじゃないの。ほら、行った行った] 『ウソだろ? マジかよ? 冗談じゃねーぞ』 「大丈夫だって。すっげー似合ってるから。近所の人が見ても、絶対見紛う事間違いなしだからさ」 『そういう問題じゃねーよっ!! ホントにこの格好じゃなきゃダメか?』 [当然でしょ。いい加減観念しなさい] 「だな。ほら、行こうぜ勝美」 『ちょおっ!? 手!! 手ぇ引っ張んなってば!!』 〔いーなぁ。お姉ちゃんてば…… あたしもタカシさんみたいな男の子にエスコートされ て初詣行きたいなぁ〕 [舞衣も頑張って素敵な彼氏を見つけなさいな。あなたもすぐに見つかるわよ] 〔ぶーっ……〕 『待てよ。待て待て。いい加減待てってば!!』 「ん? ああ、悪い。ちょっとペース速かったな。いつもの勝美のペースで歩いてた。ゴメン」 『そういう意味じゃなくってさ。その……』 「何だよ?」 『いや。やっぱその……おかしーだろ? あたしみたいのがこんなおめかししてさ。知り 合いとか見られたら……』 604 :6/7:2011/01/08(土) 03 06 51 ID ??? 「気にする事ないって。確かにそりゃ、驚くと思うよ。いつもはラフな格好の勝美が、こ んな綺麗になってたらさ」 『うっせーな。あれはあれでちゃんとオシャレしてんだよっ!! でも、絶対笑われるっ て。こんなカッコ』 「笑われないし。万が一そんな奴がいたら、俺が怒ってやるから」 『何カッコ付けてんだよ。超似合わねーぞ、そんなの』 「ハハハ。まあな。でも、勝美は堂々としてりゃいいんだよ」 『無理!! そんなの絶対無理だってば!!』 「何で?」 『何でって、その……えっとだな…… あー、もうっ!! 言やあいいんだろ? ぶっちゃ け恥ずかしいんだよ!! 分かったかちくしょうっ!!』 「別にそんな恥ずかしがる事ないと思うんだけどなあ」 『うっせーな。あたしが恥ずかしいんだから仕方ねーだろ!! だからさ、その……えっ と……何とかしてくれよ!!』 「いや。でも何とかしてくれって言われてもなあ……」 『分かったよ。いーよ。確かにその通りだよ。だったら、その……せめて、背中……かっ、 借りてもいいか?』 「背中? いいけど、どうすんだ?」 『せっ……せめて、顔を隠す。こうすれば、せめて知り合いにはバレねーだろ』 ピトッ…… 「そんなんでいいのか? 背中におでこくっ付けたくらいじゃ、横から見たら勝美だって、 知ってる奴ならすぐ分かっちまうぞ」 『今はいいんだよっ!! あとは、バレそうになったら袖で顔を隠すからよ。袂が長いか ら、十分だろ』 「まあな。しっかし勝美も変な所で恥ずかしがりやなんだな。ま、そういうとこ可愛いけどさ」 『かっ……可愛いとかゆーな!!(///////////) てか、バカにしてんだろそれ?』 「してないしてない。それにしても俺らって……」 『な、何だよ? あたしらがどうしたんだよ? 変な所で切るなよな』 「いや。これ言ったら、絶対勝美怒りそうだなって」 605 :7/7:2011/01/08(土) 03 08 18 ID ??? 『は? よく分かんねーよ。いいから言え。言い掛けておいて途中で止められるのって気 持ち悪いんだよ』 「んじゃ、まあ…… いや。この体勢ってさ。多分、外から見たら、俺らって仲の良い恋 人同士に見えるんじゃないかなー、なんてさ」 『んなっ!? こここっ……こいっ……びととかっ……訳の分かんねー事言ってんじゃねー ぞっ!! このクソ馬鹿野郎っ!!』 「あいてててててっ!! 勝美、痛い痛い。痛いから脇の肉掴むなって」 『うっせーっ!! おおお、お前が悪いんだからなっ!! このバカバカバカ!! バカ 野郎がっ!!(////////////////)』 しかし、罵りながらもそのまま初詣から帰るまで、タカシの背中にくっ付いて離れない 勝美さんがいたとか。 終わり 書いてて思ったが、恥ずかしがりやで乙女な勝気さんマジかわいいwwwww あと、お題出しはここでやるの?