約 4,242,723 件
https://w.atwiki.jp/bargain/pages/129.html
帰ってきた!? フラン(伊)とゴリラの大冒険!! 第13話『そしてフランソワ』 フランとゴリラはとっても仲良し。 今日も一緒にお散歩します。 「今日はハルマゲドンの舞台をお散歩しましょう」 「ウホウホ」 フランとゴリラがダンゲロスバーゲンセールの戦場MAPに行くと、 両陣営に所属する無名魔人達が小競り合いをしていました。 「ごきげんよう!」 「ウホウホ」 「賑やかそ―ぜ!」 「ウホウホ」 だけど、おやおや? みんなの様子がおかしいです。 みんな殺気立って敵陣営を睨みつけて、とても和やかにお話できる雰囲気ではありません。 「どうしたのですか?」 「ウホウホ」 それもそのはず、もうすぐ始まるハルマゲドンで、 ここにいるみんなを率いる代表魔人達が決死の闘いをするのです。 フランとゴリラに構っている余裕は誰にもありませんでした。 「ごきげんよう!」 「ウホウホ!」 「うるせー!」 「賑やかそ―ぜ!」 「ウホウホ!」 「あっちいけ!」 フランとゴリラは追い払われて、とぼとぼと戦場から離れました。 『死の商人』バルゲン・セラーがバーゲン用の積荷を降ろすために作った学校の隅の簡易港へ向かうと、 そこにある簡易オープンカフェの白いプラスチック椅子に座ってしょんぼりしました。 「皆さん、戦闘に夢中で私の話を聞いてくれません……」 「ウホ……」 「せっかくのお祭り騒ぎなのですから、もっと華やかに、賑やかに、楽しみたいのに……」 「ウホホ……」 フランとゴリラはテーブルに突っ伏して、寂しそうに夕暮れ時の太陽を見送っていました。 「どうしたの?」 その時、落ち込んでいる二人に声をかけてくる人物がいました。 「あ、貴女は……!」 「ウホウホ!」 オレンジ色の夕日をうけて、キラキラと金髪がこぼれます。 東京湾の潮風が、ピンクのワンピをゆらします。 マタンゴリラが嬉しそうにドラミングしました。 「フランソワ・パリジェーンヌさん!!!」 「ごきげんよう」 そこにいたのはマタンゴリラやバルゲン・セラーと共に七つの海を駆けたパリジェンヌ。 かつてマタンゴリラと大冒険をしてみんなに勇気と希望と感動を与えた立役者。 フランソワ・パリジェーンヌでした。 「絵描こーぜ」「ウホウホ」 「はい」 「SS書こうぜ」「ウホウホ」 「はい、はい」 「遊ぼうぜ」「ウホウホ」 「はい……はい……」 フランチェスコの目が潤んでいたのは、夕日が染みただけではないでしょう。 フランソワは優雅にカフェの椅子へ着席すると、紅茶をパリジェンヌ風にすすりました。 「みんなの余裕がなくっても、私が絵も描くしSSも書くし遊んでもあげる」 「はい……そうですね……」 「だから落ち込んでいないで、一緒に遊びましょう」 「ありがとうございます……フランソワさん!」 フランチェスコはぶかぶかの袖で顔を拭うと、満面の笑顔でこたえました。 フランチェスコの名前の由来は、フランソワの名前から。 フランチェスコの行動は、フランソワに憧れて。 「もう大丈夫です! 落ち込んでいないで、皆さんを元気づけにいってきます!」 「ウホ!」 そうして始めたこの大冒険に、フランソワが自ら彩りを添えてくれたのだから。 きっととっても嬉しいのでしょう。 「それじゃあ元気になるために」 「そうですね、元気になるために」 「ウホウホ」 だからみんなに感謝を込めて。 だから締めはすっかりお馴染みの。 「「そうだ、こんなところにキノコがあるわ」」 めでたしめでたし。
https://w.atwiki.jp/digimon-battle-terminal/pages/203.html
error page
https://w.atwiki.jp/nullpoco/pages/120.html
90 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 16 ID tHIm8wbO 1/15――『禿』しく剣士がやってきた!① (この話は『ラムダ耳』編の続編となっております) そんな・・  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄___ ∧,,∧ || \ \___ ミlil゚Д゚彡' || | ̄ ̄| |◎| ミ つtoつ/{ll /  ̄ /_,|_| ミ⌒つ〔三三〕三三三三三三〕 〔三三三| || | || | | | || | ||91 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 16 ID tHIm8wbO 2/15■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50スタンドバトル結果スレッド112 :観察屋◆stand.x6vp :03/11/22 16 54 ネーノVS矢の男 勝者・矢の男 ネーノは死亡のもようその後 マァブVS謎の男 勝者謎の男 マァブ死亡。 詳細は後程113 :新手の名無しさん :03/11/22 16 57キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!結局ネーノは死亡か・・。ひろゆきも酷い事するよなぁ・・もうちょっと頑張って欲しかったけど114 :新手の名無しさん :03/11/22 16 59おいおいおい。マァブほどの実力者が誰に負けたんだよ・・。相当ヤバい奴じゃねぇか?矢の男では無いの?そういえばネーノのスタンドは戦闘途中で進化したらしいね。115 :新手の名無しさん :03/11/22 17 02 114所詮マァブはただのやられ役だったわけさ。92 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 17 ID tHIm8wbO 3/15 マァブが・・ 『死んだ』・・?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄___ ∧,,∧ || \ \___ ミ;゚Д゚彡' || | ̄ ̄| |◎| ミ つtoつ/{ll /  ̄ /_,|_| ミ⌒つ〔三三〕三三三三三三〕 〔三三三| || | || | | | || | ||93 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 17 ID tHIm8wbO 4/15・・・矢張り、やられてしまったのですね・・。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ シュタッ | | ( ´∀`) // / /// | | (つひつ // / ∧,,∧ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ゚Д゚;彡<ひ・・ひろゆき様!! | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l ⊂ミto ミ) マァブが・・やられたのですか!? | | .| | ミ""",,,,メ |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ94 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 18 ID tHIm8wbO 5/15まぁまぁ。もちついて下さいトオルさん・・。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ | | ( ´∀`) // / | | (つひつ // / ∧,,∧ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ゚Д゚;彡<矢張り・・って | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l ⊂ミto つ マァブを氏に逝かせたんですか!? | | .| | ミ""",,,,メ |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ95 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 18 ID tHIm8wbO 6/15コレを見て下さい。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ | | ( ´∀`) // / | | (つひつ // / ∧,,∧ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ゚Д゚;彡<・・・・・・? | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l (ミto ミ) | | .| | ミ""",,,,メ |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ96 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 19 ID tHIm8wbO 7/15122 :観察屋◆stand.x6vp :03/11/22 17 18 ネーノ戦 ・ネーノのスタンド進化 ・死因は矢の男のスタンド攻撃で一気に半身を砕かれた為 ・マァブに矢の男の正体が書いてある紙を託し死亡。 マァブ戦 ・マァブとの会話から相手は『元同僚』である事と『datの海』に捨てられた事が判明 ・マァブはスタンドを出さず無抵抗のまま死亡→驚いて動揺していた? ・死因は刀の様な物を突きつけられて。多分スタンドの物。 ・正体が書かれた紙は奪われた模様。 ∧ ∧ ( ´∀`)「・・気になる事が書いてありませんか?」 ∧,,∧ ミ;゚Д゚彡「・・『無抵抗のまま死亡』・・。」 ∧ ∧ ( ´∀`)「その通り。マァブはあれでも並のスタンド使いとは違います。 驚いて動揺しても少しぐらい反撃はしますよ。」 ∧,,∧ ミ;゚Д゚彡「じゃあ一体・・・」97 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 19 ID tHIm8wbO 8/15まだわからないんですか・・マァブさん!! ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ な・・っマァブ!? | | ( ´∀`) // /  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | (つひつ // / ∑∧,,∧ ハローゥ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ;゚Д゚彡 ● ● | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l (ミto ミ) ヽ(^_^;) | | .| | ミ""",,,,メ |V|) |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ ハ98 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 20 ID tHIm8wbO 9/15・・スミマセン・・ネーノは見殺しにしたのです・・マァブは最初から偽者でした。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ なっ!? | | ( ´∀`) // /  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ | | (つひつ // / ∑∧,,∧ ソノトオリ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ゚Д゚#彡 ● ● | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l (ミto ミ) (^_^;ヾ | | .| | ミ""",,,,メ (|V| |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ ハ99 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 21 ID tHIm8wbO 10/15コレはネーノへの『罰』でした。・・90%は負けて死ぬ状態だったのです。下手をすればマァブまで死にます。・・だから、ダミーを使ったんです。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ そんな・・!それじゃネーノが・・! | | ( ´∀`) // /  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | (つひつ // / ∧,,∧ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ゚Д゚#彡 ● ● | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l とミto つ (^_^;) | | .| | ミ""",,,,メ (|V|) |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ ハ100 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 21 ID tHIm8wbO 11/15・・ですが、また次に問題が起こります・・。『謎の男』です。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ 始末しろと?嫌ですね。勝手にやってください。 | | ( ´∀`) // /  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | (つひつ // / ∧,,∧ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ#゚Д゚彡 ● ● | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l とミto つ (^_^;) | | .| | ミ""",,,,メ (|V|) |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ ハ101 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 24 ID tHIm8wbO 12/15・・彼を放っておくと・・彼はマァブが偽者だった事に気づきまた、マァブを殺しにきます。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ ・・・・・・・・! | | ( ´∀`) // /  ̄ ̄V ̄ ̄ | | (つひつ // / ∑∧,,∧ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ;゚Д゚彡 ● ● | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l とミto つ (^_^;) | | .| | ミ""",,,,メ (|V|) |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ ハ102 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 24 ID tHIm8wbO 13/15・・彼の正体は掴めていますヤバかったら逃げてきてください。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ ・・・・・承知・・しました・・。 | | ( ´∀`) // /  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | (つひつ // / ∧,,∧ | | 乂_つ〔三〕三三〕 ミ ゚Д゚彡 ● ● | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l とミto つ (^_^;) | | .| | ミ""",,,,メ (|V|) |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 し''''ミ,,,,つ ハ103 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 25 ID tHIm8wbO 14/15あ。そうだ。もう1人刺客を連れていってやってください。 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l⌒l ∧ ∧ __ | | ( ´∀`) // / | | (つひつ // / ∧,,∧? | | 乂_つ〔三〕三三〕 イテラ ● ● ミ゚Д゚ 彡 | |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l`l (;^_^)ノ とミ toつ | | .| | (|V| ミ ミ |_「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l_」 ハ し`J104 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/24 12 25 ID tHIm8wbO 15/15 | ⊂ | || ∧_∧β □ | ( メ) | || [|] /| ̄ ̄ ̄'7-_ ⊂ )| ̄ ̄ ̄ ̄□|\ | \  ̄ ̄`ー [ ̄ ̄] | | \ 丶 @  ̄ ̄\__|_|| \ \ `、 ヽ ヽ | | | |~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~ ~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~``~,''~''~'~~^~~~~~ ~~~ ~~~~~~~~~~~~ ~~~~ ~~~~ ~~~~~~~~ ~~~~ ∧ ∧ ( ´∀`)「今、コチラに向かってきてますよ・・。『元・海賊』の彼ならば・・きっと役立ってくれるでしょうね・・。」 /└────────┬┐ . To Be Continued... | | \┌────────┴┘
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/218.html
最近澪先輩との距離が近いと思う。 気のせいかなと思うものの、だけど確かかもしれないとも思う。 今こうして、一緒に部活へと向かっているのがその良い例なのかもしれない。 偶然近くにいたから、とは言っていたけど。毎日とは言わないものの、最近よく起きるイベントだ。 勿論、それに何らかの拒否反応を示している、なんてことはない。 尊敬する澪先輩と一緒にいられること、それは喜びこそすれ嫌がる理由なんてないし。 部活でも合わせる機会を多く取ってくれるから、有意義に過ごすことができているし。 以前よりティータイムの切り上げを早くするよう、強く言うようになってくれたし。 帰り道も、わざわざ私に合わせてくれたりしてくれて、他の人にはできない音楽面の相談にも乗ってくれたりした。 そう、これが軽音部だよ、なんて思えたりもしている。 ――多少の戸惑いを感じたりはしていたけど。 思えば、そのときの私がそれをもう少し深く考えていれば―― なんて、いまさら後悔しても何か変わるわけではないけれど。 それはまさしく、意味のないことだと思う。 あの日の出来事も、よくよく些細な出来事だった。 特別なことは何もなく、日常のワンシーンのその範疇に収まるくらいのこと。 教室にまた澪先輩が迎えに来てくれて、それに浮かれていた私は、ワックスのかけすぎで滑りやすくなっている廊下に気が付かず、まるで絵に描いたシーンのように鮮やかに転んでしまった。 勿論、それは私の運動神経が云々という話ではなく、滑ったその瞬間に自分をかばうか背負ったギターをかばうか迷ってしまったからで。 まあつまり、反射的な何かが不足していたということだ。 廊下で転ぶなんてことは、まあそんなに起こることじゃないけれど、四葉のクローバーを見つけることよりは高確率だろうから。 特別なことなんてない、ということにしておきたい。自分の名誉とかプライドとか、そんなもののために。 だから、その後のことが問題だったのだと思う。そのときしたこと起こったことではなくて、ただ純粋にタイミングの問題として。 結局はギターをかばうことにしたけれど、そのときには既に手を突くとか、そういう受身的な何かをとる猶予はまったく残ってなかった。 地面にたたきつけられるのを覚悟した私だったけど、その瞬間はいつになっても訪れなかった。 澪先輩が、その寸前に私を抱き上げてくれていたからだ。それも、本当に鮮やかな手並みで。 それは自分は小柄で、先輩は立派なスタイルだと思ってはいたものの、こうされてしまったときそれがこんなに顕著になるとは思っていなかった。 「大丈夫か」なんていつもより真剣さを交えた声をかける姿は、もうかっこいいとしか言いようもない。 おそらく傍から見れば、まるで劇画のワンシーンのように私たちの姿は映っていたことだろうと思う。それは主に、澪先輩のせいで。 まあ、澪先輩がかっこいいなんてことは、既にわかっていたことだけど。 唯先輩なら、きっと私を助けようとして、一緒に転んじゃってたかな。 なぜそこで唯先輩のことを浮かべたのかわからなかったけど、それを契機にして私は澪先輩から身を離した。 澪先輩も特にその動きを拒むことなく、手を離してくれる。当たり前、といえばそうなんだけど。 ありがとうございます、と少し赤くなった頬を隠すように、小さくうつむきながら視線を巡らしたときに、私はそれに気が付いた。 床に落ちている小さな手帳。見慣れたその表紙は、すぐに私にそれが生徒手帳であることを気付かせる。 落し物かな、と拾い上げ、その持ち主を確かめようと表紙をめくる。 そのとき私の中に生じたものを、そのときの私は言い表すことができなかった。 おそらくは硬直して見えただろう私に怪訝そうに問いかけてくる澪先輩に、知り合いのものだから預かっておいて後で渡すことを答えた。 そのまま澪先輩から隠すように、自分でもその存在を忘れてしまうようにと鞄の中に入れる。 その可能性に気付かないように。これがもし、ほんの今落とされたものだとしたら、先ほどのシーンをその人は目にしていたということになってしまう。 なぜそれを忌避してしまうのか、自分でもわからないけれど。 そう、今すぐじゃなくていい。いずれ返せばいい。それを忘れてしまったころに、さりげない振りをして。 どうせ、これを落としたあの人は、しばらくは自分がそれを落としたなんてことに気が付かないだろうから。 「やっほー」なんていつもどおりの挨拶で、本当にいつもどおりにあの人は音楽室に現れた。 逆に私のほうが戸惑ってしまって、「どうしたの?」なんてきょとんとされる始末。 いつもどおりのティータイムに、いつもどおりの練習、いつもどおりの帰り道。 澪先輩は今日は付いてこなかったから、最後はこの人と二人きり、お喋りしながら帰る。 本当にいつもどおりで、だから私はすっかり安心してしまっていた。 私がそこで、もう少し用心していたらひょっとした何か変わっていたのかもしれないけれど。 だけど結局ばいばいって別れるその瞬間をもって、私はいつもと何も変わらない日だったと結論付けていた。 そう、信じ込んでしまっていた。 何故なら、それは私の望む状況だったから。 それからの日々も、特に何も変わらなかった。 澪先輩との距離も近いまま。時々部活に行くとき迎えに来てくれるのも、たまに帰り道を共にするのも変わらない。 あの人も、相変わらずにこにこといつもどおりの笑顔で、いつもどおりに私に笑いかけてくれていた。 本当に、それはいつもと変わらない日常。それが、本当に驚くほど順調にカレンダーの日付を埋めて行っていた。 私の鞄の中の生徒手帳、その存在を私自身が忘れてしまうくらいに。 だからそれを見つけたときは、私はすっかりそれはあのときじゃなくてその前に落としていたものだろうと思い込めるようになっていた。 だから、安心だと。それを返してしまっても大丈夫だと。そう思えていた。 そうしてしまっても何も変わらないと。 あの人は変わらずににこにこ笑いながら、あずにゃんって私を呼びながら、私の傍にいてくれると。 そう思っていた。 そう思ってしまっていた。 きっと私は馬鹿だったんだと思う。 気付くべき全てに気付かず、それでも何も変わらないでいられると妄信していた。 いわば、全てに甘えていたんだと思う。 だって私は部活の中では最年少で、みんなの後輩で。 あの人の可愛い後輩で。 だからきっと、私は許されると思っていたのかもしれない。 だからその日もいつもどおり、音楽室の扉を開けた。 唯先輩が私より先にそこにいるのはわかっていたから。 教室を訪れた私に、私の知らない唯先輩の友人が、先輩がもう部活に行ったことを教えてくれたから。 いつもどおり挨拶して、そして生徒手帳を返してしまおう、なんてそう思っていた。 そこまでは本当にいつも通りだったから。 だから私は。 その瞬間私の目に映った光景を、どう捉えれば良いのか全くわからなかった。 そこには唯先輩と律先輩がいた。そこまではいい。澪先輩は私の後ろにいるし、ムギ先輩はきっと用事で遅れているんだろう。 だから、この二人だけが音楽室にいることには、何の不思議も感じない。 ただ、それがいつもと違ったのは。それも決定的に違ったのは―― その二人が口付けを交わしていたということ。 その言葉を、その様子を表すに足る言葉をようやく頭に浮かべられた瞬間に、私の思考は真っ白く塗りつぶされた。 そのとき何をしたかわからない。何を言ったかわからない。 ただ気付けば、私は廊下を全速力で走りぬけ、人目に付かない場所を探し続けるままに、屋上へとたどり着いていた。 そのまま倒れこむように、いや実際倒れるようにして私は地面に崩れ落ちていた。 コンクリートは容赦なく私のひざを削ったけれど、跳ね上がった鼓動と呼吸は文字通りマラソン直後のような気持ち悪さを与えてきたけれど。 そんなものはどうでもよかった。 そんなものとは微塵も関係ないところから、次から次へと涙があふれ出てきていた。 そのまま声を上げて私は泣く。まるで子供みたいに、声をはばかることなく、泣きじゃくる。 そこでようやく私は気が付いていた。 私が本当に抱いていたものは、何だったのかを。 私が本当に望んでいたものは、何だったのかを。 そして。 あの人が、その笑顔の奥で、望んでいたものが何だったのかを。 私の記憶に最後に残る、駆け出すその一瞬前に垣間見えたあの人の表情が、何よりも明確にそれを私に教えていた。 もっと早く気が付くべきだった。 もっと早く、気が付いてあげるべきだった。 その材料なんて、たくさんあった。生徒手帳なんて、そのひとつに過ぎない。 逆に、あそこまでわかりやすいヒントを与えられても、私は何も動けないままだった。 変わったことはいくつもあった。 ただ私が、それを変わらないと思い込んでいただけ。 澪先輩との距離もそう。澪先輩に何があったかまではわからないけど、それ以前に比べて明らかにそれは変わったものとすべきだった。 あの人に関してもそう。確かにあの人の笑顔は変わらないままだったけど。 だけど、思い返してみればそうだった。以前は毎日のように抱きついてきたあの人は、澪先輩と私の距離が変わってからそうしなくなっていた。 澪先輩が私と帰り道を共にしようとするとき、あの人はいつも妹から頼まれた買い物のことを思い出していた。 それでもあの人はいつものように笑うから、私はそれに気が付かなかっただけ。 どうして先輩がそうしていたか、私はそれに気が付かなかった。 だって、私は妄信していたから。 たとえ何があっても、この人は私のことを好きでいてくれて、私の傍にいてくれるんだって。 それは、なんて残酷なことだったんだろう。 私はそれを思い知らされるまで、全くそのことに気付かなかった。 今私の胸を切り裂いているこの痛みを、あの人はきっとずっと抱え続けていたんだろう。 それでも、いつもどおりの笑顔のまま私の傍にいてくれたんだろう。 私がそう望んでいることを、きっとあの人は気付いていたから。 だから、あの人はそうしていてくれた。 私にそれを悟らせないように、本当にそれまでどおりに。 私は、そんなあの人のことがずっとずっと好きだった。 そう、好きだった。 出会ったときから、とは言わないけど。 あの人のことを一つ一つ知るようになってから、どんどん好きになっていたんだろう。 私はそれに気付かなかったけど、気付けなかったけど。 確かに私は、あの人のことが大好きで、そして今も大好きでいる。 中野梓は、平沢唯の事が大好き―― それをどうして、私は―― もう、何もかも遅いのだろう。 あの人はもう、私の傍にはいないのだから。 どんなに手を伸ばそうとも、届かない場所に行ってしまったのだから。 そう思いかけて、自分の愚かさに心底呆れた。 今まで全くそうしようとしなかったくせに、何をいまさら手を伸ばそうとも、なんて言えるのだろう。 あの人はいつでも私の傍にいてくれたのに。 手を伸ばせば触れられたのに、捕まえることができたはずなのに。 私は、そうできたのに。 だけど本当に、もう何もかもが遅かった。 遅すぎた。 本当に、もう少しでも早ければ――そんな後悔すら、今の私には抱く権利はないのだろう。 胸の痛みは消えない。 いくら涙を流そうと、消える気配すらない。 深く刺さった棘は、幾重にもその切っ先を広げ、私の胸に根付いていた。 それはきっと、いつまでも消えることはないんだと思う。 だけど、それでいいと思う。 きっとそれは罰だから。 それくらいじゃないと、きっと割に合わないと、私は思う。 少なくとも、あの人が抱いたものよりも、ずっと強いものじゃないといけない。 それで私が許されるなんて欠片も思わないけど。 だからもう、泣くのをやめよう。 もうきっと、私にはそれすら許されないから。 嗚咽をかみ殺し、弛緩する体に無理やり力を込めて、私は立ち上がる。 それでも丸まってしまおうとする背筋を伸ばして、私は空を見上げた。 いまだあふれる涙も、そうしていればやがて止まってくれるだろうから。 そして、いつもの私に戻ろう。 いつもに見える私に戻らないといけない。 もうあの人の重荷にならないように。 それを背負うのは、もう私だけで十分だから。 今まであの人がそうし続けていたことを、今度は私が引き継ごう。 あの人がそう望む限りは、あの人の傍にい続けようと思う。 いつもの、私のままで。 だって、この状態になってもまだ、本当に浅ましいとしか言う他にないけれど。 それでもやはり、私は。 あの人のことが好きだから。 唯先輩のことが、好きだから。 ――ねえ、だから。 それくらいは、許してくれますよね。 許されてもいいんですよね。 ああ、もう――本当に私は―― 視界を埋める青。 何もかもをそこに預けてしまうように、私は一度目を瞑る。 そして、ゆっくりと目を開けた。 涙はもう止まっていた。 もう、いつもの私。いつものように音楽室に戻って、そして。 きっとそこはいつもじゃない様相になっているかもしれないから、それをいつもになるよう頑張って。 そしていつものように過ごしていこう。 それがきっと私のすべきことで、そして望める唯一の選択肢だから。 ガチャリ、と私の背後から音がする。 そして、キィと金属のきしむ音。立て付けの悪い、屋上の扉が立てるその音。 直後、あの人の気配が現れる。それを、感じ取れる。 きっと、飛び出した私を心配して追いかけてきてくれたのだろう。 本当に、こんな私のことなんて放って置いても良いのに。あの人は、本当にどこまでもあの人なんだ。 苦笑する。 本当に小さいけれど、そう私はできていた。 そのまま振り返ってしまおう。おそらく涙で腫れてしまった目元はどうしようもないけれど、それはきっといつもの私の表情だから。 私はきっと、大丈夫。 だから、心配ないってちゃんと伝えよう。 私なんか心配しなくてもいいんだって、そう教えてあげないと。 だから私は、精一杯の笑顔を浮かべて振り返った。 唯先輩、って。本当にいつもどおりに。 きっと数え切れないほどの――文字通り、万感の思いを込めながら。 (終わり) 続編「つながりあうもの」へ 切ない… -- (名無しさん) 2010-11-11 23 03 37 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/moyashimon/pages/144.html
きょうかい酵母 きょうかい酵母 日本醸造協会で頒布している日本酒、焼酎およびワインの酵母菌。 全て純粋培養された培養酵母です。 酵母菌の購入には酒類製造免許が必要です。 ちなみに協会酵母ではなく「きょうかい酵母」と、ひらがな+漢字での表記がブランド名として登録されています。 泡あり酵母 協会6号 協会7号 協会9号 協会10号 協会11号 協会14号 泡なし酵母 協会601号 協会701号 協会901号 協会1001号 協会1401号 協会1501号 協会1601号 協会1701号 協会1801号 No.28酵母 No.77酵母 赤色清酒酵母 Link ウィキペディア 協会系酵母 (外部リンク) 日本醸造協会 酵母の供給 (外部リンク)
https://w.atwiki.jp/nekocategory/pages/47.html
志雄の3きょうだい このカテゴリーに含まれる猫ちゃん りんちゃん 幸せになりました♪ くるみちゃん 幸せになりました♪ キジトラくん 幸せになりました♪ 2008年09月03日: ■早速おてんばぶりを… 2008年08月31日: ■りんちゃん、くるみちゃん正式譲渡完了です。 2008年08月25日: ■くるみちゃんお試しに… 2008年08月15日: ■キジトラくんお試しへ… 2008年08月14日: ■りんちゃんとくるみちゃんたち、ワクチンに行って来ました。 2008年07月24日: ■可愛く成長してます。【風邪ひき子猫たち元気いっぱいに♪】 2008年07月15日: ■太ってきました。【子猫里親募集中】 2008年07月05日: ■ママ猫ちゃんの避妊手術とチビ猫たちの保護 2008年06月27日: ■今日は、去勢手術の日。 2008年06月20日: ■知り合い宅のチビ猫ちゃん【風邪治療中&里親募集中】 2008年06月13日: ■新規・里親募集チビ猫ちゃん4頭
https://w.atwiki.jp/minemine-server/pages/335.html
Unity5でゲームを作るために必要な知識、それを学んでいきます。 + 2015年12月 23日 Unity5をインストールした。それだけ(´・ω・`) 人気?っぽいのが C# だけど、一番知識を持ってるJavaで開発しようかな? とりあえず、3DでメカメカしいTPSのゲームを作るのが目標。 まずはこのサイトで勉強しようかな http //www.4gamer.net/games/032/G003263/20111210004/ 一番知識を持ってるのはJavaって言ってたけど、基本的なことしか分からない。というか基本的なことすら危ういんだよね 24日 はい。 早速昨日のURLを勉強した。AssetsのところからPhysic materialのところまで自分のUnityとサイトのやつと違って「ん??」 ってなって困ってた。まあ出来たからいいや。 物体に色を塗るのは簡単だった。一気に進めようと思ったけど今日はここまででいいや。 25日 はい。 2ページ目を勉強したよ。ブロックの動きをつけるスクリプトを書いた。まだ簡単だね。今回のでvarの重要さを知ることができたよ。 オブジェクトを操作することができたら、TPS視点にする。 TPS視点には1日中悩んでいた頃があったけど、まさか1秒でできるとは思いもしなかった。カメラを操作するオブジェの子にすれば良い話だった。死のう。 26日 ちょっと難しくなってきた。弾を発射するだけなんだけど、javaのスクリプト見せられても「どうしろと?」と思った。 まあ、ここまでくれば見せるだけであとはできるだろハゲーってかんじなのかな。 27日 うわああああああああん 本格的に分からなくなってきた。スクリプト新しく作成してコード打ってやって次に進んだら自分が作ったのと違うし何すればいいのかわからない。 難しい。
https://w.atwiki.jp/hayamiken32/pages/259.html
成田空港――― ??? 「みんな・・・元気かな」 のどか 「ユエ 里奈ちゃんと香苗ちゃんと何の時に出会ったのかな?」 夕映 「里奈さんと香苗さんと出会ったのは中等部の時です」 夕映 「改めて自己紹介をします。出席番号4番の綾瀬夕映です。この二人が私と同じ図書館探検部ののどかとハルナです。」 のどか 「こちらこそ・・・よろしく。出席番号27番の宮崎のどかです。」 ハルナ 「出席番号14番の早乙女ハルナよ。」 里奈 「そういえば宮崎さん・・・・」 のどか 「のどかでいいよ」 里奈 「のどかさんって前髪を上げたらかわいく見えませんか?」 香苗 「私もそのように思えてきましたわ。」 のどか 「そ・・・そんな事はないよ・・・・」 のどか 「えええええ(/////////////)!!!!!」 ハルナ 「でしょでしょ!?里奈ちゃん香苗ちゃん!!のどかはかわいーと思うでしょ!?」 のどか 「えっ・・・あ・・・・」 夕映 「この子カワイイと思います」 里奈 「本当にかわいいですよ!!!」 香苗 「ほれぼれしちゃいそうですわ!!!!」 夕映 「それと、この前の戦いでネギ先生の故郷のウェールズにあるノストリアス王国で私達を救った人がパララケルス島から来たあの人・・・」 のどか 「ニャモちゃんでしょ?」 夕映 「そうナーモさんはしのぶさんとアリスティア王女にそっくりな瀬田さんの恩師である人物のお孫さんです」 ニャモ 「リナ、カナエ、ノドカ、ユエ、ハルナ、シノム、ダイジョウブ?」 しのぶ 「ありがとう、ニャモちゃんのおかげで助かったよ。」 里奈 「本当にありがとう ナーモさん」 のどか 「ニャモちゃんが来てくれなかったら、私達勝てなかったよ。」 香苗 「本当にお会いできて光栄ですわ。」 夕映 「ありがとうございます。」 ハルナ 「ニャモちゃんのおかげで私達はいつだって駆けつけるからね。」 のどか 「今頃カナコさんはどうしたのかな・・・?」 夕映 「おばあちゃんの下へ帰ったです」 ハルナ 「でしょ?カナコちゃんはおばあちゃんと一緒に帰ったらしいねユエ!」 夕映 「それはいいけどバカになってまた再びアスナさんと対決の場面もありますし・・・」 可奈子 「誰がバカですって!?」 ハルナ 「えっ!?」 ハルナの背後に可奈子が現れた。 のどか 「カナコさん!」 可奈子 「私はバカではありません!ユエさんものどかさんも信じられない子達ですね!」 のどか 「そ、それは・・・」 すると・・・ 里奈 「のどかさん、ここにいたのね」 香苗 「カナコさんも何をお話していますの?」 可奈子 「ユエさんとのどかさんとハルナさんが私をごまかしたんですよ」 香苗 「まぁ・・・皆様もお話するなんて・・・とても楽しい会話ですわよ ほほほ」 実紀子 「そや、これはケンカしないほうがええやんか」 夕映 「わかっているです、カナコさんが私達を疑っていたんですから・・・」 ハルナ 「そうよ3人とも来てくれてよかったわ」 のどか 「ハルナの話きいたよ里奈ちゃんも香苗ちゃん、あなた達が出会った話とウェールズでネギ先生と私達を助けたニャモちゃんの話も・・・」 里奈 「そうだったんだ」 香苗 「皆様もお話、聞いていましたの・・・」 ハルナ 「可奈子ちゃん、私達は冗談言っただけよ!」 可奈子 「冗談?」 香苗 「ハルナさんの言った通りですし、立ち直ってくださいな」 里奈 「そうよ!」 のどか達は可奈子に冗談を言った、その時・・・ ??? 「ユエッ!」 夕映 「!?」 ハルナ 「その声は・・・?」 夕映 「コレット、委員長、ベアトリクス!」 一同の下に来たのはコレット・ファランドール、エミリィ・セブンシープ、ベアトリクス・モンローである。 可奈子 「誰!?」 のどか 「ユエの魔法世界の知り合いなの!」 里奈 「彼女達は魔法騎士団候補学校の女子生徒で・・・」 香苗 「名前はコレット・ファランドールさん、エミリィ・セブンシープさん、ベアトリクス・モンローさんですわ。」 コレット 「ユエ、この子達は?」 夕映 「この3人は・・・私達と共に戦った仲間の・・」 里奈 「里奈です」 香苗 「香苗ですわ」 実紀子 「実紀子です」 エミリィ 「そう、ユエさんの知り合いって ベアトリクス 「貴方達は何が得意なのですか?」 香苗 「私は・・・エルドランさんから祐樹様と正基君と絵里香ちゃんとクラスの皆様もロボットさん達を授け、戦うのがわたくし達の得意ですの」 ハルナ 「すごいのよ、この3人はエルドランに選ばれていたのよ、ジュンイチ君達も!」 可奈子 「私は変装の得意ですから・・・」 里奈 「ユエだけじゃなくて私達ことも」 香苗 「よろしくお願いしますわ するとなるが来た。 なる 「カナちゃん!」 可奈子 「な、なるさん」 実紀子 「あ?りなちゃん、かなちゃん!なるさんが来とるでぇ」 里奈 「こんにちは、なるさん、しのぶさん」 香苗 「こんにちはですわ」 なる 「二人とも、来てたんだ」 しのぶ 「ゆっくりしてってね」 由里子 「はい、ありがとうございます」 里奈 「なるさん達にはお世話になっていますので」 香苗 「うれしい限りですわ」 なる 「あれ?どうして由里子ちゃんがここに!?」 夕映 「どうして・・・あなたが・・・」 しのぶ 「驚いたよ」 里奈 「突然押し掛けて申し訳ありません」 香苗 「ですが私達も用があってきたんです」 実紀子 「それは由里子が説明するで」 由里子 「なんで私が・・・」 可奈子 「どうしたのよ・・・・」 由里子 「みなさん、どうしてですの?私が説明するなんて聞いていませんわ!」 里奈 「由里子、早く説明して!」 由里子 「り、里奈さん・・・」 香苗 「そうですわ由里子ちゃん、みきちゃんの言う通りに説明してくださいな!」 由里子 「・・・わかりましたわ」 しのぶ 「なるほど・・・そういうことだったの・・・」 実紀子 「せやから・・・・」 里奈 「私達に協力してください」 香苗 「お願いしますわ」 そして、ひなた荘でゆっくすることになった。 茶々丸 「アスナさん この アスナ 「ほ・・本屋ちゃん、ゆえちゃんにパル!それに双子の巨乳ちゃんも・・・」 エヴァ 「どうした?アスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシア」 小乃香 「どないしたんアスナ?」 アスナ 「カ、カナコ!?」 アスナは ネギ 「彼女を知っているのですか?」 アスナ 「彼女は浦島可奈子・・・確か中等部の時に私を化けた奴よ」 小乃香 「実はやなぁアスナ、カナコちゃんは・・・・」 アスナ 「!?」 ひなた荘―― 可奈子はしのぶ、素子、キツネ、のどか、ハルナ、夕映、、由里子、里奈&香苗、実紀子と共に旅館の手伝いの説明会を始めた。 可奈子 「それでは・・しのぶちゃんは一日食堂長、のどかさん、ハルナさん、ユエさん、由里子ちゃん、里奈ちゃんと香苗ちゃん、実紀子ちゃんは掃除係でモトコさんと紺野さん各部屋の掃除係、それからなるさんは・・・旅館の女将です」 なる 「カナちゃん?私が女将って・・・リナちゃん達はまだ小学生なのよ!」 里奈 「なるさんったら・・」 香苗 「あらら~初めてお手伝いって本当ですの?由里子ちゃんとお姉様とみきちゃんとお掃除なんて楽しみですわ」 実紀子 「りなちゃんもかなちゃんもあたいも何で手伝うんや?」 しのぶ 「でもあなた達はカオラの代わり何だから・・・」 ハルナ 「私達が掃除係になるなんて嬉しいねぇ」 夕映 「私とのどかとハルナが掃除係・・・?」 里奈 「私達も手伝いますから・・・」 香苗 「気を落とさないでください・・・・」 由里子 「そうですわよ」 香苗 「いいですよね?」 しのぶ 「うん、いいよ」 里奈 「しのぶさん、ありがとう」 香苗 「感謝?まるで夢のような企画ですわ」 実紀子 「かなちゃん・・・」 のどか 「が、がんばりますっ!」 可奈子 「明日来る観光客は・・・鬼瓦まお、築島みそら、丸山シルヴィアをはじめとする総合防衛隊です!」 なる 「そ、総合防衛隊・・・?」 次の日―― シルビー 「どこかで見たことのある温泉やなぁ」 陸士郎 「ここが旅館・ひなた荘か・・・この温泉旅館は まお 「わぁ 凄い」 シルビー 「こうして目を閉じると前世の記憶が蘇ってくるようやぁ~」 まお 「シルビーちゃん・・・・」 なる 「いらっしゃいませ・・・」 しのぶ・素子・キツネ・むつみ・サラ 「お待ちしておりました 総合防衛隊ご一行様!!!」 のどか・ハルナ・夕映 「旅館ひなた荘へようこそ!!!」 さらに、のどか達や由里子、里奈と香苗、実紀子も一日女将となっている。 まお 「かごめ先生、そっくりぃ!?」 なる 「えっ?あの人にそっくりね・・・・って、んな訳ないでしょ!!」 まお 「きゃっ!」 なるは強いパンチでまおの頭を殴った。 みそら 「まおちゃん」 シルビー 「まおやん」 陸士郎 「かごめ君 あの若い女将さんのパンチ力は凄いぞ!」 空次郎 「まるで格闘家のような・・・」 アーダルベルト 「若イ女将ノ強力ナパンチ力デース」 かごめ (凄い・・・あれが噂の成瀬川なるの強いパンチって強すぎるよね) まお 「あ~う~え~う~」 みそら 「まおちゃん しっかりするであります!」 シルビー 「それ以上突っ込んだらかんでぇって言っとるのに・・・まおやんを殴るとはまるで怪獣女やなぁ~」 なる 「だ、誰が怪獣女ですって・・・!?」 しのぶ 「な、なるセンパイ!」 はるか 「そうぞうしいなこの騒ぎは・・・!?」 なる 「はるかさん この子が私を・・・」 里奈 「どうぞ」 香苗 「お部屋までご案内いたしますわ」 実紀子 「予約もしとるでぇ」 シルビー 「大人の事情や・・・」 まお 「あうえう~」 エヴァの別荘の内部 アスナ 「カナコが景太郎さんの義理の妹!?」 小乃香 「そや ケータロさんを『お兄ちゃん』と言ったのもカナコちゃんや」 小乃香は可奈子が景太郎の義理の妹だとアスナに告げた。 旅館ひなた荘―― まお 「ああ・・・気持ちいい」 シルビー 「ええなぁ」 かごめ 「広いお風呂は気持ちがいいわね・・・」 まお 「でも なんでバスタオル巻いて温泉に入るんだろう?」 シルビー 「これがこの温泉の正統な入り方や」 みそら 「変わっているであります」 陸士郎 「ふふふ・・・どうだナニワ女!この鬼瓦陸士郎に勝ち目はないっ!」 キツネ 「な、何でやぁ!?」 陸士郎 「どうだ空次郎 お前もだ!」 空次郎 「私が負けるとは・・・私は諦めるわけにはいかないのだ!そうですね」 アーダルベルト 「フフフ・・・マイラケットデース」 陸士郎 「面白い アーダルベルト・・・勝負だ!」 まお 「 みそら 「 シルビー 「 陸士郎 「かごめ君 防衛してやってくれ かごめ 「 はるか 「 まお 「 みそら 「 シルビー 「小笠原諸島でニャモやんに助けられたんやぁ~~ しのぶ 「ニャモやん?それってニャモちゃんのこと!?」 シルビー 「そうや その後まおやんとみそらやんと しのぶ 「あ~う~え~う~」 ??? 「ビッグトランスフォーム!」 ??? 「貴様等を・・・消す」 まお 「第二種陸上装備・・・」 みそら 「第二種航空装備・・・」 シルビー 「第二種海上装備・・・」 まお・みそら・シルビー 「ダウンロード!」 まお 「陸坊!!」 みそら 「空坊!!」 シルビー 「海防や!!」 まお 「陸の防衛隊 鬼瓦まお!」 みそら 「空の防衛隊 築島みそら!」 シルビー 「海の防衛隊 丸山シルヴィア!」 まお 「日本の平和は・・・」 みそら 「私たちが・・・」 シルビー 「守ったるから安心しーやー」 なる 「ダイブ・イン!!」 素子 「ファイヤー・ダイブ・イン」 キツネ 「サンダー・ダイブ・イン」 しのぶ 「ウィンド・ダイブ・イン」 可奈子 「カオス・ダイブ・イン」 なる 「今度は私達が戦うわよ!!」 しのぶ 「今度は私達が戦います!!」 かごめ 「あれは・・・・」 陸士郎 「8体のロボット なのは 「 フェイト 「 ブラックザラックの攻撃からなる達となのは達の危機を救ったのは巨大戦艦マキシマスだった。 マリン 「間に合った!プリテンダー!」 マキシマスから出たマリンは「プリテンダー」と叫びブレイドに変身・・・ ブレイド 「ビッグトランスフォーム、ヘッドオン!」 戦艦がロボットのボディに変形・・・ブレイドは巨大な頭部に変形、そして合体して巨大なロボット・ブレイドマキシマスとなった。 かごめ 「 ??? 「大丈夫か!?」 なる 「おお・・・ブレイドマキシマス!」 ブレイドマキシマス 「遅れてすまん!」 ブラックザラック 「貴様は・・・」 ブレイドマキシマス 「ブラックザラック!エルドランのロボット達を破壊しようとするのは貴様だったのか!だが 敵の本拠地にすることはこの私が許さん!」 ブラックザラック 「我々の動きをキャッチしたな褒めてやる」 ブレイドマキシマス 「うおおおっ」 ??? 「タイラントスピア!」 なる 「大丈夫ですか?」 なる 「 キツネ 「この子には指一本、触れさせへんでぇ!」 素子 「貴様の好き勝手にはさせん」 しのぶ 「私達はこの子達を守ります、そして・・・」 可奈子 「絶対に・・・」 なる・素子・キツネ・素子・しのぶ・可奈子 「この子達は渡さないっ!!!」 まお達を守るためになる達が手に渡った8体のロボットがブレイドマキシマスとなのは達と共にブラックザラックに立ち向かう。 ブレイド 「君!戦艦にある私の銃を使え!」 なる 「あなたの?」 ブレイド 「早くなのは達と援護を!」 なる 「・・・よしっ!」 ブレイド 「ブラックザラック!貴様の相手はこっちだ!ビッグトランスフォーム、ヘッドオン!」 ブレイドとマキシマスはブレイドマキシマスに再合体した。 「覚えていろ」 なる 「ど、どうなってるの?」 ブレイイドマキシマス 「どうやら奴はロボット達の破壊をあきらめたようだ」 なる 「え?」 ブレイドマキシマス 「良くやったぞ、流石はエルドランに選ばれた者!」 なる 「そんな、私達認めてません!」 しのぶ 「そうですよ」 ブレイドマキシマス 「奴を追い払ったんだ、選ばれた者ならではだ、後は私に任せてくれ!」 なる 「・・・ありがとう」 ひなた荘―― 陸士郎 「今だ!総合防衛隊、防衛せよ!」 まお・みそら・シルビー 「了解!」 はるか 「っん!?」 まお・みそら・シルビー 「完成、防衛結界!総合防衛!!」 なる 「 陸士郎・空次郎・アーダルベルト 「・・・・・・」 陸士郎 「罰は与えん・・・・ 君達が守ってくれた・・」 なる 「!」 陸士郎 「その8体のロボットは君達の好きにしていいぞ」 なる 「 しのぶ 「 陸士郎 「かごめ君 君の頭が良くて本当に良かった・・・」 かごめ 「そんな・・・幕僚長」 キツネ 「あれは瀬田カー!?」 素子 「瀬田さんか!?」 ??? 「いや―――ごめんごめん 免許取れたてだから止められなくて あたた 扉が開かないや よいしょっと・・」 なる 「あ・・・・」 景太郎 「みんな 久しぶり!! 浦島景太郎ただいま戻りました・・・・・・ あれ?ど どうしたの?みんな・・・? お・・・・おかしいな・・・・久々なんで顔 忘れられちゃったかな?俺 あの・・・・」 しのぶ・素子・キツネ・むつみ 「お帰り―――」 景太郎 「わーっ」 キツネ 「何や けーたろ 帰るって連絡くらいせぇ」 景太郎 「し しましたよメールで・・」 素子 「浦島 無事で何よりだ」 しのぶ 「セ センパイ本当にお帰りなさい!!」 景太郎 「な、何を怒っているんですか?」 陸士郎 「貴様っワシとかごめ君のプライベートを台無しにしてくれたな」 空次郎 「台無しにした分、弁償しなさい」 アーダルベルト 「少シハ反省スルノデース!」 なる 「・・・・」 景太郎 「あ・・・・・」 なる 「お・・お帰り」 景太郎 「う、うん・・」 可奈子 「お帰りなさいませ・・・お兄様」 景太郎 「あ 新しい住人の方ですか 浦島と申します」 なる 「何言ってんのよ 妹のカナちゃんじゃないの」 景太郎 「えっ!?・・・・あ!?・・・・・・・・・カ・・カナコ?げげっ・・・!!カ カナコ~~!?」 可奈子 「お・・・・お久しぶりです・・・・お兄ちゃん」
https://w.atwiki.jp/alliance2000/pages/32.html
俺よりもず~~っと早い段階で―――― 発想というかけがえのない恋人に別れを告げている ラインだ 技術だ 重心(バランス)だ 支えだ…と 他の恋人達とイチャイチャやってきた ↑ (挨拶) 今回は閑話です なんだか楽しみにしてる子がいるって言うからさ、書かなきゃいけないんじゃない。 もちろん私はいろんなブログを覗いてますよ。 Yosidagumi is watching you 発想にとって最も重要な要素はなんだと思う? それはインパクトだ。 そのシンプルな概念を追求することが発想において重要である。 技術は堅実だ、それは着実に評価を得ることが出来るだろう、きみに実力が伴っていればね。プライドを持っていこう、俺はニクルがうまいとね。そしてそれを常に疑っていけ。ほかのニクラーはともである。強敵であり親友であるという意味でね。奴らよりうまいと常に思っていこう、そして学ぶ部分がある。 技術を追求する中でより早く評価あるいは驚きを与えることが出来るもの、それが発想だ。 ただし発想にはリスクが伴う。ほかの近道と同様にね。もっともわかりやすいリスクはその発想が陳腐かもってコトだ。 もっとはっちゃけろ! 以上だ。 イブさんがはっちゃけた 某ヒロインに対する考察及び纏め 報告者:EVERION 今回は、吉田組老師から宿題を賜ったので書かせて頂く。 テーマは「一人称が"おじさん"のヒロインについてのレポート」。 この時点で理解できない方は、ググるかスルーして頂きたい。 原作及びアニメが終了したにも拘らず、未だに私達を魅了し続ける彼女。 彼女の魅力とは何なのか、私のできる限りの範囲で語らせて頂こう。 *********************************************************** まず特筆すべきは、彼女自身のパーソナリティである。 男女年齢分け隔てなく接してくれるその性格は、実のところ相当貴重である。 これが何を意味するのかと言えば、ズバリ「第一印象の影響を受けにくい」ということに尽きる。 "初見で嫌われる可能性が低い"といえば、懸命な男子諸君は理解してくれるだろうと信じている。 また、男子特有の"優しくされたら惚れる"という現象も、非常に発生させやすいのだ。 これは彼女特有の才能であろう。実際クラスメイトの男子の誰かは彼女に既に惚れていることだろうと思う。 また、格闘の心得があり、実戦ではなんと軍人を相手に勝利している。 ここまで心強い姉御キャラがかつて存在しただろうか。そもそも、前述の性格にも包容力が見て取れる。 不安に駆られる少年も、彼女の側にいるだけで安心して泣き止むことは確実だろう。 彼女を語るにあたって見逃せないもうひとつのポイントは、抜群のプロポーションである。 これは正直見たほうが早いであろう。とても中学生とは思えないほどに洗練されている。 (年齢が明らかになっていないが、劇中で彼女は「受験生」という設定が確認されている。 確実に小学生ではない上に、彼女の通う分校には小学生~中学生も混ざっているというシステムがある為、中学受験は無い。 この事実より、私は彼女を中学三年生、年齢14~15歳と判断した。) 解る方は解るであろうが、それは14~15の少女の体系としては正直異常だ。どう見ても成人レベルなのである。 性格・外見。この二要素を、彼女は無意識の内に極めてしまっている。 作中では自己共に「おじさん」呼わばりされる彼女であるが、その実魅力に満ちているという事が理解できたと思う。 *********************************************************** これで、彼女の魅力の全てを語り尽くせた訳ではない。 語り尽くせぬ程の魅力を、どう語り尽くせば良いというのだ。 全てを"理解"して魅了されるか否かは、貴方の行動次第である。 以上、報告を終了する。 めっさ恥ずいぞ///(黙 by EVERION本人 以上が文章という表現はとっており実際のビルドとは違うがはっちゃけるということに対する非常にすばらしい具体例だ。by吉田組
https://w.atwiki.jp/cloud9science/pages/132.html
2009-04-15 動画をご覧ください。 砂浜動物 テオ・ヤンセン テオ・ヤンセン展に行ってきた テオ・ヤンセンによるAnimaris Modularius のデモンストレーション動画(2009-04-16追記) 参考サイト 関連項目 砂浜動物 WIRED VISION で、動く彫刻(kinetic sculpture)というものを知りました。動く彫刻とは、動きを楽しむ(味わう)芸術作品です。砂浜動物(英:Beach beast、蘭:Strandbeest)は動く彫刻作品のひとつで、オランダ人の芸術家、発明家、テオ・ヤンセン(Theo Jansen)が作り出した一連の作品です。わずかな風を受けて歩く様子は、まるで生き物のようです。 冒頭の動画は、テオがAnimaris Rhinoceros と名付けた作品です。重量は2トンもあるのですが、人が押してきっかけを与えれば、風を受けて歩き出します。人が乗ることもできます。一方、上の写真はその試作品でしょうか。20cmほどのサイズです。 テオ・ヤンセン テオ・ヤンセンのカッコいい動画をYouTubeで見つけました。ご覧ください。 これは南アフリカのBMWが製作したCMなのですが、私も将来はこんなじいちゃんになりたい、と思わせるのに十分です。CMの最後にテオはこんなセリフを語っています。 "The walls between art and engineering exist only in our minds" 芸術と技術を隔てる壁は、われわれの心の中だけに存在する テオ・ヤンセン展に行ってきた そんな訳で、テオ・ヤンセン展が東京で開催されると知ってぜひとも出かけたくなり、会期終了ギリギリに見に行くことができました(2009年4月12日閉幕)。 会場正面に展示してあったのはAnimaris Modularius です。横幅13mもある巨大な作品です。砂浜動物の基本は、クランクにより連動して動く足にあります。これらは乳白色のプラスチックパイプで出来ています。Animaris Modularius は、風を受けた羽が空気を圧縮し、それをペットボトルに溜め、その圧力を利用して歩きます。 Animaris Vulgaris Animaris Sabulosa Adlescens Animaris Rugosus Peristhaltis Animaris Currens Vulgaris Animaris Geneticus Animaris Vermiculus Animaris Currens Vaporis 動画をご覧ください。 Animaris Ordis この作品は実際に動かしてみることができました。思いのほか軽い動きです。動き始めてしまえば、指1本で押すことができました。 上の写真は、テオの工房を再現したコーナーです。さまざまな砂浜動物の、試作モデルやアイデアのデッサン、道具や材料が展示されていました。 テオ・ヤンセンによるAnimaris Modularius のデモンストレーション動画(2009-04-16追記) 私の撮影した動画ではありませんが、来日したテオ・ヤンセン自身がAnimaris Modularius のデモンストレーションを行う動画をYouTubeで見つけました。この眼で見たかった! 参考サイト STRANDBEEST WIRED VISION>風で歩く2トンのサイ YouTube>Theo Jansen - Kinetic Sculptor Theo Jansen - Animaris Rhinoceros 和蘭生活事始>第7回 砂浜動物 テオ・ヤンセン 関連項目 ステップ・モビールを作ってみた YOSHIMOTO BOX <裏返る立方体> 上下逆さめがね 単極モーターいろいろ はじめまして、 先日上京したときに行きたかったのですが、 都合で行けなく、寂しい思いをしてました。 展覧会場のお写真を拝見し、 悔しさが更に募ってしまい、やはり行けば良かったなぁ。 # 撮影OKだったんですね。 # 厳しく撮影拒否されたと聞いてましたので、 # パノラマ機材持って馳せ参じたら良かったかなぁ...。 -- にのみや@QTVR Diary (2009-04-16 10 50 49) にのみやさん、こんにちは。 コメントありがとうございます。 私の他にも多くの人がテオ・ヤンセン展のことをブログに書いていて、そこで写真が撮り放題だということを知ったので、我慢できなくて出かけてしまいました。 ほとんどの展示はむき出しで、かぶりつきで見ることができました。よかったですよ~ YouTubeでは、Animaris Modularius のデモンストレーション動画もありました。これは追加しておきました。 -- yu-kubo (2009-04-16 22 23 12) 名前 コメント Copyleft2005-2009, yu-kubo.cloud9 all rights reversed