約 2,975,806 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/255.html
~ある日~ (ジャンジャーーン♪) 律「ふー!つっかれた~」 澪「久しぶりに充実したな!」 唯「もう…ギター…もてない…」 澪「そんなんで本番どうするんだ…」 紬「ふふふ♪お茶にしよっか?」 唯「うわーい!お茶お茶~♪」 律「(ゴクゴク)ぷはー!生き返るぜー!」 澪「うん!」 唯「お菓子もおいひぃ~」 紬「うふふ♪唯ちゃんって本当にうれしそうに食べてくれるから嬉しいわ♪」 唯「ムギちゃんのお茶とお菓子は世界一だよ~!」 律「ほんとほんと!ムギと結婚できる男は幸せだな~」 紬「結婚だなんて//私まだ高校生なのに//」 澪「でもムギは本当に良いお嫁さんになりそうだよな!」 紬「そんな//恥ずかしいわ//」 唯「…」 唯「ムギちゃんは結婚なんてしないもん!!」 律「はぁ?ムギみたいなやつ男が放っておく訳無いだろぉ?」 澪「そうそう、律みたいにずぼらなやつならともかく…」 律「なんだとー!馬鹿澪!」 澪「馬鹿澪とはなんだ馬鹿律!」 (ギャーギャー) 唯「そんなのやだよ(ボソ) 紬「唯…ちゃん…?」 澪律「あ-だこーだあーだこーだ」 紬「ゆ、唯ちゃん…?どうしたの?」 唯「ゴメンね…ちょっとイロイロ変なんだ…」 紬「変って…なにが?」 唯「ううん!なんでもないよ!ゴメンね!なんでもないから!」 紬「そ、そう?なにか悩んでるなら言ってね…」 唯「…………うん、そのうちするよ」 紬「わかったわ♪いつでも相談してね。」 澪律「ギャーギャー!」 紬「ほらほらりっちゃん、澪ちゃん、仲直りしてお菓子食べよ?」 律「だって澪が!」 澪「律が!」 紬「ふふふ♪仲直りしてくれなきゃ皆で楽しくお茶出来ないわよ?」 律「む~」 澪「んぐぐぐ…」 紬「ね?仲直りしよ♪」 律「…ぅん」 澪「…わかったよ」 紬「じゃあ仲直りね♪二人とも握手して♪」 律「悪かったよ…」 澪「ごめんな…」 (ギュッ) 唯「…(ムギちゃん優しいな…)」 律「さ~てティータイムも終わったし帰るか~」 澪「そうだな」 唯「皆一緒にかえろ~!」 紬「あ、ごめんなさい…私父の楽器店に届け物しなきゃならないの…」 律「そっか~ まっ!三人で帰…」 唯「私もムギちゃんと行く!」 紬「え?」 唯「ギー太の弦交換してもらうの!」 澪「ゆ、唯が弦交換を自ら!?い、いつの間にそんなに成長してたんだ(ホロリ)」 律「うんうん成長したな(ホロリ)私は澪と帰るから行ってこい!」 唯「うん!」 紬「じゃあ二人で行こうね」 ~校門~ 律澪「また明日~」(テクテク) 唯紬「また明日ね~」(テクテク) 紬「いまから楽器店いくと遅くなっちゃうけど大丈夫?」 唯「大丈夫だよ~憂にはメールしといたし。ムギちゃんってホントに優しいね♪」 紬「そ、そうかな?ありがとう唯ちゃん」 ~駅~ 唯「電車まだかな~?」 紬「ふふふ♪そのうち来るわよ♪」 (プァァァー) 紬「ほら?」 唯「えへへ~」 紬「結構混んでるけど…ギー太大丈夫かしら?ってあれ?唯ちゃんギー太は?」 唯「え?(し…しまったぁ~)」 紬「忘れて来ちゃったの?」 唯「うん…」 紬「取りに戻ろっか?」 唯「え?あ…えっとその…」 紬「?」 唯「ゴメンね…」 紬「どうして…謝るの?」 唯「その…それはね…実は私…ギー太の弦は先週換えたばっかりで…」 紬「…?」 唯「今日一緒についてきたのは…ムギ…ちゃんと…一緒にいたかったからで…//」 注 憂はアップを始めません 紬「私と一緒にいたかったって…どうして?」 唯「そ、それは…」 (プルルルル~♪) 紬「電話?」 唯「あっ…ゴメン、憂からだ!」 唯「もしもし?」 憂「あっ!お姉ちゃん?帰り遅いけどなにかあったの?」 唯「え?メールしたはずだよ~?ムギちゃんと楽器店に行くから遅くなるって」 憂「え~きてないよ?まぁあんまり遅くならないようにね。ご飯はどうする?」 唯「あれぇ…確かにメールしたんだけどな…まぁいっか!ご飯はねぇ…」 唯「ムギちゃん夕飯食べて帰らない?」 紬「ええ♪良いわよ」 唯「ゴメンね憂~食べてくからいいや~」 憂「そっか~わかったよ。帰り気をつけてね」 唯「ほいほーい」 ~一方律と澪~ 律「いったいどういうことだ?このメール?」 澪「さ、さぁ…?」 律「唯ってムギとできてんのかな?」 澪「まさか…」 律「でも『ムギちゃんとデートなんで帰り遅くなるから♪』って完璧にそうだろ…」 澪「ていうか律に帰り遅くなること伝えて何になる?送り先間違えてるんじゃないか?」 律「さぁ…?でも一応返さないとな…」 澪「なんて?」 律「多分唯もノリで送っただけでしょ?『私は澪と仲直りデート中だよ♪』っと」 澪「あほらし…」 律「まぁまぁたまには冗談も必要だって~」 澪「お前は年中冗談言ってるだろ!」 ~唯紬~ 紬「そういえば唯ちゃんさっき何か言いかけてたわよね?」 唯「えっ!?そ、それは…」 紬「私といたい理由だっけ?何かあったの?」 唯「えっと…それは…私はムギちゃんが好…」 (プルルルル♪) 唯「!?」 唯「ごめん…りっちゃんからメールだ」 紬「りっちゃんから?どうかしたのかしら?」 唯「!!」 唯「りっちゃんと澪ちゃん仲直りデート中だって!すご~い!」 紬「デート?りっちゃんと澪ちゃんって付き合ってるのかしら?」 唯「そうなんじゃないかな!?だってデートだよ!デート!」 紬「なんだか素敵♪」 唯「♪(な~んだ~女の子同士はおかしいと思ってたけど普通なんだ~♪悩んでたのが馬鹿みたいだな~)」 唯「返事返事っと♪」 唯「よーし完了!」 紬「じゃあこんどこそさっき言いかけてたこと聞かせて?」 唯「うん!もう迷わないよ!実は私ね!」 ~律澪~ 律「おっ!もう返事きた!」 澪「なんだって?」 律「『りっちゃんが澪ちゃんと付き合ってるのには驚いたけど全然変に思わないよ!私りっちゃんのおかげで勇気が出たよありがとう』だって…」 澪「おもいっきり勘違いされてるじゃないか馬鹿律!」 ~紬唯~ 唯「実は私ムギちゃんのこと!」 紬「?」 唯「好きなの!」 紬「え?」 唯「だから一緒にいたかったの…」 紬「…」 紬「唯ちゃんが言う好きって…?」 唯「友達としてじゃなくて…恋だと思う…」 紬「…」 唯「あの…?」 紬「あっ!ごめんなさい…急…だったから…」 唯「そうだよね…」 紬「唯ちゃん?悪いんだけど今日は一人にさせてくれない?」 唯「え…?」 紬「ゆっくり真剣に考えたいの。ご飯はまたこんどにしよ?約束♪」 唯「う、うん!急にゴメンね!(ムギちゃん優しすぎるよ…こんな私のあんな告白真剣に考えてくれるなんて)」 唯「はぁ」(トボトボ) 唯「いきおいで言っちゃったけど…きっとダメなんだろうなぁ…」 唯「もう23時か…ご飯はコンビニで済ませよう…」 注 憂は一人でご飯を食べ風呂に入り翌日の支度を済ませアップをすることなく22時30分に寝ています ガチャリ 唯「ただいま~(ヒソヒソ)」 唯「憂寝ちゃってるから起こさないようにお風呂入ろ」 ~脱衣所~ (ヌギヌギ) 唯「はぁ…」 (チャポン) 唯「お湯まだあったかいな~憂が足してくれたんだね~」 唯「…(私の初恋ってムギちゃんになるのかな…)」 唯「…(今まで恋とかよくわからなかったけど…)」 唯「…(今は痛いほどよくわかるなぁ…りっちゃんと澪ちゃんもこんな思いしてきたのかな…?)」 唯「…(明日学校いくの怖いな)」 唯「…(ムギちゃんなんて返事くれるのかな?)」 唯「…(りっちゃんと澪ちゃんはどんな風に付き合ったのかな?どっちから言ったのかな?)」 唯「はぁ~あ…お風呂ってなんでこんなに考え事しちゃうのかなぁ…」 唯「今日は早めに寝よ…なんだか疲れちゃった…」 唯「…」 唯「…………」 唯「…………眠れない…」 唯「心臓がドキドキして切ないよぉ…」 (チュンッ…チュンチュン…) 唯「結局全然眠れなかったな…(ゲッソリ)」 唯「まだ5時半か~憂はもう起きてるだろうし私も起きよ…」 (ノソノソ) 唯「おはよ~憂~」 憂「えっ!?お姉ちゃん!?どうしたのこんなに早く?」 唯「何だか目が覚めちゃって…えへへ」 憂「ご飯まだなんだ…ちょっとまっててね♪」 唯「急がないで良いよ~」 憂「~♪」(トントントントン) 唯「はぁ…(憂は料理も上手いし可愛いし頭も良いからきっとだれにでも好かれるんだろうな)」 憂「…お姉ちゃん?どうしたの?ため息なんてついて?」 唯「へ?なんでもないよ?いやぁ~でも今日は良い天気だねぇ!」 憂「外曇ってるけど…?」 唯「ありゃ?」 憂「なにかあったの?お姉ちゃんなんかおかしいよ?」 唯「べつになにもないよ~」 憂「ホント?お姉ちゃんがため息つくとこなんてはじめてみたけど?」 唯「大丈夫だよ~」 憂「なら良いけど…(多分お姉ちゃんなにかあったんだろうけど言いたくないんだね)」 憂「はい!ご飯できたよー」 唯「わ~い今日は目玉焼き二つだ!大判振る舞いだね憂~」 憂「いっぱい食べてげんきだしてね!」 2
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/97.html
おとくいさまにはなれない【登録タグ お カステラの人P 曲 重音テト】 作詞:カステラの人P 作曲:カステラの人P 編曲:カステラの人P 唄:重音テト 曲紹介 カステラの6作目。 テトが歌うテクノ曲。 歌詞 (作者コメントより転載) お得意様にはなれない お星様にもなれない 息を吐くのも無理無理 コメント ずっときいてたら洗脳されそうwwむじんと節って感じ -- 名無しさん (2013-05-03 16 45 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruka17/pages/952.html
京浜急行、博麗霊夢、ラティアス、マルマイン、ドナルドの顔。共通点は? A.紅白。 キキョウシティのはるか東の海岸線。タンバジ、キシュージらが次々とR団を襲撃していた頃、同じ快速軍の紅一点「みえ」は、R団の集まりを探して、海沿いを飛び回っていた。 みえ「うーん、このあたりに絶対いるはずなんですけどねぇ。」 みえはR団の集団がいるとされる座標が示された地図を見ながら、上空からR団を探すが、見つからない。 みえ「どこか、洞窟とか森の中に出るんですかねぇ。むー」 みえは飛びながら考え込んだ。考え込むのは無理も無かった。彼女はジョウトの中でも内陸の出身であるため、海沿いの地理にはあまり詳しくないのである。考え込む彼女の耳に、突如声が聞こえてきた。 暴走ドンカラス「クァーカカカカ、どけどけどけ!!」 みえ「ほぇ?」 みえの目に入ったのは1匹の暴れドンカラスだった。何と、ドンカラスはみえの方に真っ先に向かってくるではないか。 暴れドンカラスがみえの存在に気づいたのは、まさに衝突直前であった。 暴走ドンカラス「クァッ!?」 みえ「はひ・・・ひぃやああああああ!!!」 暴走ドンカラス「グエェェェッ!!」 暴走ドンカラスはみえをかわすことができず、彼女と正面衝突。2匹とも真っ逆さまに墜落してしまった。 みえ「ほひゃぁぁぁ・・・」 暴走ドンカラス「グェェ・・・」 地面に墜落してから先に口を開いたのは、暴れドンカラスの方だった。自分からぶつかってきたはずの暴れドンカラスは、まるでみえが悪いかの如く、文句を言いつけてきた。 暴走ドンカラス「カーッ、この女! 飛ぶときゃ気をつけろぃ!!」 みえ「ぶつかってきたのはあなたですよ! わたしは考え事してただけです」 暴走ドンカラス「考え事だぁ? そんなこと地上に降りてやればいいだろうが!」 みえ「何であなたの都合でそんな事言われなきゃ・・・」 暴走ドンカラス「黙れぃ!!」 みえ「はひぃ・・・!?」 暴れドンカラスの一言で、みえは半泣きで凍りついてしまった。暴れドンカラスはさらにみえに暴言まがいの文句を言いつける。 暴走ドンカラス「久々に気持ちよく飛んでたのに邪魔しやがって、全く! 今度邪魔したら承知しないぞ! カーッ!」 暴れドンカラスは文句を言いながら、みえの元から飛び去っていった。 みえ「・・・もーう、自分勝手なドンカラスさんですねぇ。気を取り直してR団の人たちをさが・・・うひ!?」 みえは立ち上がった途端、背中の羽に痛みを感じた。暴れドンカラスにぶつかって墜落した際、翼を痛めてしまったようだ。 みえ「は・・・羽を怪我してしまったみたいです・・・これじゃ飛べません・・・とほほー」 飛行手段を失ったフライゴン、それはただのじめん・ドラゴンタイプのポケモンだった。仕方なく、みえは自分の足でとぼとぼと歩き始めた。しかし、フライゴンとは本来飛んで移動するポケモン。彼女にそれが耐えられるはずも無く、すぐに座り込んでしまった。 みえ「はぁぁ~。一体これからどうすればいいのでしょう・・・」 途方に暮れるみえ。そんな彼女に、誰かが声をかけた。 ???「どうかしたんですか?」 みえ「ほえ?」 優しい声にみえが顔を上げると、そこには1匹の♂のフライゴンが立っていた。そのフライゴンはすぐにみえが翼を痛めていることに気がついた。 ???「・・・翼を怪我してるじゃないですか!」 みえ「い、いえ、これはかすり傷ですから・・・」 ???「こんなの、かすり傷じゃありませんよ。何かにぶつかられたんでしょう」 みえ「どうしてわかるんですかぁ?」 そう言われたフライゴンはみえにくっきり残った傷を指差して述べた。 ???「この傷跡! クチバシを持った鳥ポケモンに高速でぶつかられないと、つきませんよ。」 みえ「・・・当たりですぅ・・・」 ???「やっぱり。最近暴れドンカラスがこの辺りを飛び回ってて、被害者が続出してるんです。」 みえ「わたしも、さっきやられましたぁ・・・」 ???「そうですか・・・とりあえず応急処置ですがしておきますね」 ♂のフライゴンはそう言うとキズぐすりを出し、みえの翼に手馴れた手つきでそれを吹きかけ始めた。通常、人間の道具の使い方がわからないはずのポケモンが、キズぐすりを使う。みえはすぐ気づいた。『彼は少なくとも野生のポケモンではない』と。 みえ「手馴れてますねぇ、キズぐすりが使えるなんて」 ???「そういう訓練をしてきましたから・・・」 みえ「手つきでわかります。あなた、野生のポケモンじゃないですよねぇ」 ???「はい。」 フライゴンは自分がトレーナーのポケモンであるということを、あっさりと肯定した。みえはさらに続ける。 みえ「トレーナーさんはキャンプボーイさんですか」 ???「・・・いえ、1人じゃ何もできない、ただの人間ですよ。特別頭がいいわけじゃない、腕がいいわけでもない。でも、ボクらにとっては大切なトレーナーなんです」 みえ「『ら』ということは、他にもいるんですかー?」 ???「はい、愉快な仲間がいっぱいいますよ!」 みえ「わたしも、仲間いっぱいですよぉ」 ???「へぇ。応急処置が済みましたよ!」 みえ「・・・あー、痛みが引いてこれなら飛べそうです! ありがとうございますー」 ???「無理はしないでくださいね。それじゃ!」 みえ「あー、あのー、あなたのお名前は・・・いっちゃいましたねぇ」 みえがフライゴンの名前を聞こうとした途端、彼は名前も告げずに足早に飛び去ってしまった。少し顔を赤らめながら、小さくなっていくフライゴンの影を見つめるみえ。彼女の様子は明らかに異なっていた。そして、みえはこう口を開いた。 みえ「みえはどうやら・・・あの方が好きになってしまったようです。このわたしみえ、自分の恋心は決して裏切れません・・・」 そう、彼女はあのフライゴンの優しさに、一目ぼれをしてしまったのである。みえは一度欲しいと思ったものは手に入れるまで諦めない性格だった。そしてみえはある決断をした。 みえ「こうなったら・・・禁じ手『ストーキング』ですっ!」 一度へばりつくとなかなか諦められない性格のみえは目を光らせ、フライゴンを追いかけだした。これが、彼女の1つの戦いの幕開けだった。 作者は殲滅の英雄ハンニバルZにぐちゃぐちゃにされました
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/2381.html
Q スカーレット姉妹と古明地姉妹の共通点は何か? A 姉と付き合って妹と浮気すると次の日の朝にバレること Qもう一つの共通点は? A 妹と付き合って姉と浮気すると、バレた次の日の朝を拝めないこと 幽香にとっては人間は二種類に分けられる ○○と其れ以外 Qなら、○○に好意を寄せるライバルは? A貴方害虫を人間扱いするの? 三人の男が自分の妻を自慢していた。 「僕の妻の紫は、能力で何でもしてくれるんだ」 「いやいや、僕のさとりは、いつも俺の考えていることをしてくれるんだ」 「甘いね。うちの奥さんは、俺が浮気した時には、苦しませずに一思いに殺してくれるぜ」 ある日魔理沙が○○に言った。 「今から、○○に弾幕を見せてやるぜ。」 そうしてアリスの家に電話を掛けて言った。 「○○が余所の女の家にいるぜ。」 次に魔理沙は○○にこう言った。 「今から○○にスペルカードを見せてやるぜ。」 やはりアリスの家に電話を掛けて言った。 「○○が余所の女の家に泊まっていたぜ。」 その後魔理沙は○○に笑いながらこう言った。 「今から○○にラストスペルを見せてやるぜ。」 そしてアリスに電話を掛けてこう言った。 「○○は実は私の家に居るんだぜ。」 四季映姫にはルールがある 1、○○は常に正しい 2、○○は常に間違ってない 3、2が疑わしい時は、1に戻ること ある日妖夢と咲夜と鈴仙の三人が、誰が一番早く恋人を作れるか競争した。 妖夢は真面目に交際をして、一ヶ月で恋人になった。 咲夜は時間を止める能力を駆使して、偶然を装うことで、一週間で恋人を作った。 鈴仙は○○を物陰に引っ張りこんで、一時間後に出てきた。 ○○「ハイ、ボクはレイセンのコイビトです、ボクはレイセンのコイビトです、コイビトです、コイビトで…」 ある日○○は守矢神社で願い事をした。 ○○「神奈子様、どうか私を天狗にして下さい。」 神奈子「其れはちょっと不味いから、他の願いにしてくれないかい。」 ○○「では、神奈子様、早苗さんのストーキングを止めさせてくれませんか。」 神奈子「わかった。君をどうにかして天狗にしてやろう。」 寺子屋で作文の授業があり、チルノはミステリー、恋愛、宗教の三つをテーマにする ように慧音に言われた。五分後にチルノが書いた作文はこうだった 「おお、神よ!知らない女が布団の中にいるぞ!」 Q 幻想郷でヤンデレの被害が一番少ない月は? A 2月 Q ○○が落とした財布を拾うのは次の内誰か? サンタクロース、大人の吸血鬼、欲の皆無な赤白 A ○○の後をつけていた早苗 早苗「外界の刑務所では、脱獄防止の為に、have a hopeと書くらしいですよ」 霊夢「だから、結婚式で幸いあれって言うのね」 魔理沙「○○、良いニュースと悪いニュースが有るぜ」 ○○「良いニュースから聞きたいな」 魔理沙「私と付き合ってくれないか?」 ○○「そいつは最高だ!」 魔理沙「その代わり、一生外には出れないぜ」 ○○とアルコールの共通点 1 嬉しい時に欲しくなる 2 悲しい時に気分をまぎらわせたくなる 3 無いと禁断症状が出る ○○がプルタブを開けるのに、苦労する咲夜に言った。 ○○「咲夜、ナイフ使ったら?」 咲夜「あら、今度は誰を始末したらいいの?」 霊夢と魔理沙が話をしている所に、アリスがやって来た。 霊夢「アリス、今度妖怪百匹と、○○を殺す事にしたわ。」 アリス「何て事を言うの霊夢!○○には傷一つ付けさせ無いわ!」 霊夢はニヤリと笑い、魔理沙の方を向いて一言 「ほらね、誰も妖怪の事なんて気にしないでしょう。」 Q 紅魔館と人里の衝突の可能性は? A 無い。○○が脱走しない限りは Q 妖夢の告白が成功して、恋人が出来たのは何故? A ○○の選択の余地を物理的に「断ち」「切った」から Q ○○が自宅の電球を取り替えるには、何人の人手が要るか? A 0人。何時の間にか新しい電球にすりかわっているから。 鈴仙「○○、悪いニュースと良いニュースがあるわ。」 ○○「悪いニュースから聞くよ。」 鈴仙「貴方はこの部屋から出られないわ。」 ○○「なんて事だ!それなら一体何が良いニュースなんだい?」 鈴仙「私以外何も分からなくなるから、大丈夫よ。」 小鈴「○○に良いニュースと悪いニュースがあるわ。」 ○○「良いニュースは何かな?」 小鈴「阿求が死んだわ。」 ○○「やったぞ!遂にあのヤンデレが先に死にやがった!」 小鈴「さっき転生したそうよ。」
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/1043.html
信じたい信じられない(しんじたいしんじられない) 信じたい信じられない ストラテジー 使用コスト:白2無1 タイミング バトル あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のベースを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 共鳴(このターンの間、あなたのユニットが移動してスクエアに置かれたならば、以下のテキストが有効になる。) あなたはこのカードを使用コスト[白1]でプレイできる。 Ⅲ-2の共鳴付きベース破壊ストラテジー。 これを握っていれば、相手のベースライン上を臆面も無く攻め上ることができる。 フレーバーテキスト この人は正しい・・・・・・なのにどうして、どうして心から信じることができないのだろう? 収録セット サード・センチュリー エキスパンション 戦士たちの共鳴(063/100 アンコモン) イラストレーター 安達 洋介 関連リンク 登場人物 高鳴る鼓動ペンラム 白の聖王 ジェネシス・エンジェル プロトタイプ
https://w.atwiki.jp/kurokage136/pages/112.html
奏 「お前達は簡単には死なせない!!」 奏 「手足を切り裂いて海に捨てて、首だけぶった切って回収して‥‥‥死体を響に見せつけてやるんですよ!!」 或人 「ひっ!!?」 奏 「今響の心の拠り所になっているのは間違いなく2人!!だから、失踪させて死なせれば‥‥‥‥」 不破 「ふざけるな!!んな事をしたら‥‥‥あいつの心はマジでぶっ壊れるぞ!!」 奏 「知ってますよ!!」 奏 「響の心は完全に閉ざされ、意識を失い‥‥‥私の言う通り、なんでも聞くようになります」 奏 「手を伸ばしてくれるし、私に向かって大好きとも言ってくれる!!」 奏 「2人を消すことで大きなトリガーとなり、これまでの失敗が帳消しになる!」 奏 「‥‥‥‥‥‥さて、もう充分です」 奏 「もうそろそろ‥‥‥息の根を止めてもいいかな」 或人 「!!!」 不破 「くそっ!!外れろっ‥‥‥このっ‥‥‥‥ぐおおおおおお!!」 或人 (そうだ、ベルト‥‥‥ライズフォン‥‥‥) 奏 「ゼロワンドライバーですか?無駄ですよ」 奏 「もう既に海に捨てておきましたから」 或人 「!!!」 奏 「いかに正義のヒーローと言えど、ベルトが無ければただの人」 奏 「この世界から『仮面ライダー』は誰一人いなくなって、私たちの人生は元あったレールへと戻る」 奏 「これで全て」 奏 「終わるんです」 或人 「‥‥‥‥‥‥‥!!」 不破 「う‥‥‥ぐっ、おおおおおおおお!!」キシッキシッ 奏 「さよなら」スッ 「あっちゃん!!!」 或人 「!」 奏 「っ‥‥‥!?」 響 「‥‥‥やっぱりここに居た!!ふーちゃんも!!」 不破 「響!?」 奏 「‥‥‥‥‥お、お‥‥‥お姉‥‥‥ちゃん‥‥‥?」 奏 「いつから‥‥‥?」 響 「‥‥‥‥その、なんというか、あっちゃんには悪いんだけど、シロの下りぐらいから‥‥‥」 響 「ごめん、すぐ行かなきゃとは思ったんだけど、頭の中がごちゃごちゃになって‥‥‥命の危機ってなってようやく‥‥‥」 奏 「‥‥‥‥‥‥」 不破 「どうやってここを突き止めた?」 響 「あたしが出ていってすぐ変な音がして‥‥‥ 」 ーーーーーーーーーーーーーーー 響 (待合室に戻ったらもぬけの殻で‥‥‥社長室にもいなくて‥‥‥) イズ 「どうかしましたか?」 響 「あっちゃんの姿がどこにも‥‥‥」 イズ 「‥‥‥‥‥‥!!」 イズ 「飛電インテリジェンスから或人社長の反応が‥‥‥‥‥」 ‥‥‥‥‥ 響 「何か‥‥‥何かないの!?あたしは‥‥‥あっちゃんを助けるゼロゼロでしょ!?」 響 (って焦ってたら、ラボにゼロゼロの説明書があったの) ーーーーーーーーーーーーーーー 響 「ゼロディドライバーにはいつでもあっちゃんと合流できるように探知機能がついてたの」 或人 「探知!?でも俺GPSなんて持ってないし、ゼロワンドライバーは捨てられて‥‥‥」 響 「あっちゃんの心拍数から!!」 奏 「!!」 奏 「やっぱり先に息の根を止めておけば‥‥‥‥!!」 奏 「はっ!?」 響 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥奏」 響 「この間言ってたわね、人形が壊れたって」 響 「それってこういうこと、よね」 奏 「‥‥‥‥‥‥‥はははっ」 奏 「アッハッハッハッハッ‥‥‥‥‥ハハハハッ‥‥‥‥!!!」
https://w.atwiki.jp/kdpfrontier/pages/318.html
あなたはかさにはいれない【登録タグ あ いけぶん 小説 晴海まどか 本】 あなたは傘に入れない 著者:晴海まどか イラスト:いけぶん 本紹介 サンプル 動画 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jlcbr/pages/32.html
どうでもいいことに限ってなかなか忘れない アレ?何かしらコレ。空が真っ赤だわ。 アレ?真っ赤なのは私じゃないの。 アレ?何で私こんなことになったんだっけ。 アレ?ちょっと待って、私……。 ◇ ◇ ◇ 長い夢のような出来事から暫く経って結城梨斗が目を覚ますと、自然の匂いがツンと鼻腔を突いた。 ぼやけた視界を一回転。起抜けであるためか微かに脳が眩んだがそこはグッと堪えた。 段々と明瞭になっていく世界の中を支配し尽くしたのは黒く今にも覆いかぶさってきそうな何かの数々とその隙間から漏れる光。 覚えの無い場所は梨斗に恐怖心だけを与えていく。 「何だよ、わけわかんねぇよ……。どこだよここ……。って、うおわっ!」 恐れから無意味に後退りをすると何かに躓いて背中で地面に乱暴なキスをした。 じんわりと広がる痛みにイテテ、と低く唸りながら梨斗は自分が転んだ原因に目を向けるとそこにあったのは黒いバックだった。 そこでようやく梨斗は自分が置かれている現状を思い出す。 通学途中に転倒しそうになった瞬間、驚いて瞬いたら見知らぬ部屋に景色が差し替えられていたこと。 そこでカバのようなブタのような、化け物のような人物に殺し合いをしろと言われたこと。 理不尽な物言いに逆らったダイアーという男が目の前で殺されてしまったこと。 「ってことは……ここは本当に…」 いや、ちょっと待て。 いくら何でもそれは無いよな。 確かにオレの周りでは現実味の無いことばかりが起きてきた。 だけど殺し合いだなんてそんなことあるはず―――――。 これが夢であるという証明のために試しに自分の首を一周している首輪に触れてみた。 すると確かにひやりという金属独特の感触が伝わってきた。 夢ではない、全て紛れもない現実。首輪を摘む指の腹がそう言っている。 受け入れたくないその事実を突きつけられた梨斗の足はガクガクと震え始めた。 冗談じゃない。 オレは何の変哲もないただの男子高校生なんだぞ。 なのに、なのに……どうしてオレが!! 早く家に帰りたい、皆のところに戻りたい! …ん、待てよ――――――皆に? 「皆……そういえば皆は…もしかして一緒に連れてこられてたりなんて」 たった一人の妹である美柑、オレのことを好きだと言ってくれたララ、ずっと想いを寄せてきた春菜ちゃん、学校の奴ら。 「……まさか…………、まさか…な」 嫌な予感はするがここは敢えて信じないでおこう。 ここに居るのは自分だけ、他の知ってる奴らは今頃朝の学校で退屈な授業を受けている。 あの部屋に集められた中に居たのは俺と知らない連中だけ。 ―――――だがもしも違ったとしたら? 唯一無二である妹が、いつの間にか大事な存在になっていたララが、傷ついた時にそっと手を伸ばしてくれた春菜ちゃんが。 ―――――もしもここに居たら? 「アイツは……最後の一人になるまで殺し合えって言っていたな」 となると皆を助け出すことはできない、ということか? 美柑を守り抜けばララと春菜ちゃんを失い、ララを守り抜けば春菜ちゃんと美柑を失い、春菜ちゃんを守り抜けば美柑とララを失ってしまう。 ……オレは一体どうすれば良いんだ。 「…………きっと…きっと何か方法がある!それに皆がここに居るかすらわからないんだから……だから…とにかく誰かと協力してこのゲームから脱出しよう」 自分に強く言い聞かせると梨斗は足元に落ちていた黒いバックを拾い上げた。 そういえばこの中には食料や地図が入っているんだったか。 取りあえず地図を見て今後の行き先を決めよう。 梨斗がチャックを開こうとバックの口に手を伸ばしたその時、草木がぶつかり合う音を立てた。 ◇ ◇ ◇ 強ければ生き、弱ければ死す。 それは遠い夢の中。ある人が告げた。 その人は僕を助けてくれた人。 あの時、――――――この言葉のおかげで、僕は永遠だったはずの闇から抜け出すことができたんだ。 〝所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ〟 瀬田宗次郎は勿論殺し合いに積極的に参加しようと考えていた。 何故なら〝あの人〟が教えてくれた言葉が自分にとってのこの世の全てだから。 強いから生きる、生きるから強い。弱いから死ぬ、死ぬから弱い。それが世界。 守りたいから戦うという生温い意志よりは何とも信憑性のある言葉。 ずっと縋りついてきたその言葉が、嘘なはずがない。 このゲームとて例外ではないはずだ。強者のみが最後の一人となる。 自分が死んでも生き残っても、ただ強かったのか弱かったのかそれだけのこと。 あの変な男が何者なのか、ここがどこなのか、どういう仕組みで自分がここに動かされたのか。 宗次郎にとってはそんなことどうだって良かった。 「武器は……クナイかぁ。ちょっと使いにくそうだけど慣れたら平気かな?」 主催者に与えらた武器を額の高さまで持ち上げあらゆる角度から観察しながら湿った土を踏みしめる。 空の方向へと伸びた木々たちにその能天気な様子を眺められながら宗次郎は月明かりのみを頼りにジャングルの葉を掻き分けて歩いていった。 ◇ ◇ ◇ 眼鏡、忍者、見事なまでに華麗なスタイルと色っぽい泣き黒子。 もう一点頭に猫耳でも生えていればそれはもう秋葉をうろつく男性方に歩く萌要素と称されていただろう彼女の名前は猿飛あやめ。 完全に気配を絶ったあやめは器用に木の枝の上に立ち、自分の存在に気付いていない少年の様子を窺っていた。 あやめは銀時のストーカーをしていた最中何がどうなったのかそもそも彼女の存在は正しいのか、とにかく何故か知らない部屋に居た。 愛する人の姿を探そうと一歩動いたところでワポルという男の声がして―――――。 殺し合いだの何だのと理不尽な事を言われ、気付けばジャングルの中で眠っていた。 そして付近から『うおわッ』と少年の声がして目覚め、現在に至る。 もしも観察対象がゲームに乗るようであれば即座に抹殺、そうでないようならば協力して主催者を倒す。 いくら銀時を愛しているとは言えど彼女は始末屋である。 やはり悪は許せないのだ。 今はメス豚モードになっている時ではないことくらい彼女も理解していた。 ただ、無論銀時がこのゲームに参加させられていないかは気になっている。 それでもきっと自分が悪を始末することによって直接的ではないが彼を守ることに繋がるだろう。 『アイツは…最後の一人になるまで殺し合えって言っていたな』 ――――――ということは。 あやめは息を殺して自身に与えられた支給品、仕込み傘を梨斗の頭部に合わせる。 『…………きっと…きっと何か方法がある!それに皆がここに居るかすらわからないんだから……だから…とにかく誰かと協力してこのゲームから脱出しよう』 しかし少年の中でどんな葛藤が行われたのか、結果はあやめの予想とは違ったものだった。 一応傘を構えたままあやめはもう少し少年の様子を見ていようと続けて気配を消していた。 とそこに、自分の下からもう一人少年が現れる。 その少年の意思はわからない、わからないのだが。 あやめの持つ傘の銃口は自然に新たな客人の方へと移動した。 きっと本能がこう言っているのだ。 彼は危険だ、と。 ◇ ◇ ◇ 「…………!」 通常であれば聞き逃すであろう僅かな草木のざわめきに梨斗は身を固まらせた。 動け、逃げろ、脳が赤信号を出しているにも拘らず身体がちっとも反応を示してくれない。 早鐘を打つ心臓が、限界に達そうとしていたとき。 「…………あれ?」 「……あ、えっと…」 姿を現すなり素っ頓狂な声を上げたのは自分とあまり歳が変わらないであろう少年。 視線が交わればその少年の表情に笑みが構成されていった。 実に感じの良い少年である。この人ならきっとこの馬鹿げたゲームの進行を阻止する仲間になってくれるかもしれない。 着ている衣服に大幅な相違は感じられるがきっとそういう趣味を持っているだけなのだろう。 勝手に納得すると梨斗はその少年との距離を詰めていった。 少年が脇に垂らした右手に握られている凶器に気付かずに。 「あのさ、オレは結城梨斗って言うんだけど君の名前は……」 「丁度良いや」 梨斗が何歩目かの前進を図ろうとしたと同時にただ笑顔だった少年、宗次郎も動きを見せた。 動いたのは表情でも足でもなく、クナイを握った右腕。 「………ッッッッ!」 鋭いクナイの先端が梨斗の面、顎から目元に掛けて赤い線を走らせる。 シュッというシンプルな音の後に宗次郎の頬に梨斗の鮮血が模様を描いた。 「ひっ…………!」 予測しなかった事態にドサリと重たい音を立てて腰を抜かした梨斗の身体は尻から地面に落ちた。 絶叫して恐怖を発散させることもできないぐらい、梨斗の全身は怯えに支配されていた。 宗次郎はその様子を〝あの日〟の自分と重ねる。 「所詮この世は弱肉強食」 縁側に隠れる小さな少年とその少年に迫るいやらしい顔付きをした男。 「強ければ生き、」 とうとう男が小さな少年に追いついてきた。少年の顔が恐怖一色に染まる。 「弱ければ―――――――」 そして、 〝うわあぁああああああああああああああああああああああああぁぁぁああぁああぁ!〟 「死ぬ」 最後に残ったのはただ一人、 「そういえば名前聞かれてたんだっけ。僕の名前は〝瀬田宗次郎〟。…………名乗ったからってこれから宜しくすることもないんですけどね」 「ぁ、あ…………ぃ…………ひ…ぃ……ッ」 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。 いや、そんなに上手く感情を表現することさえ今の梨斗には不可能だった。 脳が真っ白になって真っ黒になって、状況処理ができない。 「じゃあ、そちらにもやる気が無いようですから、死んでもらいます」 宗次郎が躊躇いもなく腕を振り上げた。 その時。 ドドドドドドドドドド! 「わ!!」 「………………!」 宗次郎の足元に数々の光がほとばしり、やがてその一つが彼の右足を貫いた。 腰を抜かしたまま立ち上がることもままならない梨斗の脳内は、連続的な銃声を現実で耳にしてしまったことから尚更フリーズする。 木の上にて、銃口から躍り上がる煙に息を吹きかけた何者かは素早く地上に降り、梨斗の身体を抱きかかえると真っ先に走り出した。 宗次郎はそれを追おうと力強く右足を踏み出すが骨が軋むような痛みに反射的に身体を引っ込めた。 そして罰が悪そうに頬を掻きながら〝何者〟かが潜んでいたと思われる木の枝を仰ぐ。 「いててて………。誰かがあそこに居るなんて、ちっとも気付かなかったなぁ」 せっかく良い練習台になると思ったのに。 「これじゃあ縮地は使えそうにない、かな?」 血が止め処なく溢れる足首を見下ろし、呑気に呟いた。 放置を決め込もうとも思ったがこのままでは己の得意とする技が使えそうにない。 さて、どうしたものか。 「………こういうときは手当てをしなくちゃいけないんだっけ」 【E-6 南・ジャングル / 一日目 深夜】 【瀬田宗次郎@るろうに剣心】 【装備】 クナイ@るろうに剣心 【所持品】 支給品一式 クナイ×19@るろうに剣心 他支給品0~2(未確認) 【状態】:右足負傷 【思考・行動】 1 いてて。手当てしなきゃ。 2 弱肉強食の言葉に従い弱い者を殺す。 ※ 参戦時期は対剣心再戦前です。 怪我に関してですがあくまでも縮地が使えるか〝わからない〟というだけで実際にどのくらい行動が制限されるのかは後続書き手に任せます。 ◇ ◇ ◇ 「ぅ………ぁ…」 「私はさっちゃん、貴方を殺すつもりはないわ。一応貴方が怖がらないように頭をぶち抜くとかはしなかったんだけど…それでも相当キてるみたいね」 「………………ぁ、あ…」 「もしも私の言ってることが理解できてるなら、………あの人がついてきていないかどうか、後ろ確認してくれない?あの人がタフだったら…多分かなりヤバイと思うから」 梨斗の身体を軽々抱き上げあやめはジャングルの出口を目指していた。 今だ先ほどの出来事が把握できていない梨斗にとっては、それすらも理解できていないのだが。 「………」 暫しの無言が続いた後、梨斗はようやく身に起こったこと全てを飲み込んだ。 悪意の無い笑みを浮かべていた少年。 ほんの疑念も抱かず易々と他人に近付いていった自分。 笑顔を消すことなく刃物で傷つけてきた少年。 腰を抜かして震えていた自分。 何故、そうなった? 他人を簡単に信じ込んでしまったからではないのか? 「……な……くれ…」 「何?」 「離してくれ!」 「ちょっ………!あ」 あやめの胸を両手で力いっぱい押し梨斗は彼女の腕の中から逃げだそうとする。 自分が助けた相手がこんなことをするなど想定していなかったためあやめは呆気なくバランスを崩した。 体勢を整えようと右手を地面に突けば必然的に梨斗は解放され、その隙にバックから一つの支給品を取り出しあやめに向かって構えた。 咄嗟にあやめも腰を落とし反撃のタイミングを待つ。 「う、うおおおおおおおおおおおお!」 「…………」 びよーん。 「おおおおお、おおお、お、……」 ぼよん。 左の親指に引っ掛け右手で精一杯伸ばした支給品、ワゴムを思い切り弾くと見事失敗。 弾力のある小さな音を発したあとでワゴムは足元の方へと消えていった。 「…………貴方、色々と大丈夫?」 「う………わああああああああああああああああああああ!」 「あ、ちょっと待ちなさい!」 梨斗は完全に混乱していた。 実際に相手を仕留めることはできていないが僅かながらも敵意を見せてしまった。 もしかしたらこの女に殺されるかもしれない。いや、元々この人だって助けた振りをして殺すつもりだったのかも。 何にしろこんな状態じゃ何もできない!逃げるが勝ちだ! あやめは慌てて去りいく背中に腕を伸ばすが掴んだのは空気だけ。 こうなったら手荒なマネにはなるがこの傘で気絶させて落ち着いたときにでも自分の意思を話そう。 そう考えたあやめは早速梨斗の背を追い始めた。 ヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェ!追いかけてきた! 梨斗には振り返る余裕も勿論一本道に飛び出している枝たちが身体に刻んでいく傷の痛みを気にする余裕も無くひたすら走り続けた。 「ハァッ……ハァッ………ハァッ……」 「待ちなさいっつってんだろコノヤロー」 「ひぃッ…!」 耳元で声がした、まさかと梨斗が顔を横に向けるとそこには先刻の女が。 自分がただの一般人だからだろうか、自分と違って素性の知れない相手は息切れすらもしていない。 「取りあえず面倒だから暫く眠っててもらうわ」 「え?」 「おやすみなさい」 「い、いやだ!」 「ふん、そんな攻撃が私に効くと………あ゛」 勢い良くかざされた傘の下、梨斗は先ほどと違って無意識の内にあやめを突き飛ばそうと両手を突き出した。 しかしそんな攻撃を二度もあやめが喰らうはずもなかった、なかったはずなのだ。 それでも彼女が短い声を上げたのはきっと梨斗の攻撃のせいでなく、ポロリと落とした眼鏡のせい。 ガ ツ ン ! 「え……ちょっと…待てって…」 右手に転げたあやめの頭がそこに構えていた岩に衝突したのだ。 もしかしたら今ので彼女がポックリと……なんてことを信じたくなかった梨斗は恐る恐る横たわったまま動く気配の無いあやめに近付いていった。 「おい、冗談だろ?……頼むよ、起きてくれよ…」 返事は無い、ただの屍のようだ。 「……マジ、かよ………」 最悪だ。 誰かと協力してゲームを脱出しようと思っていたはずなのに。 なのに何でオレ人を殺してんだよ。 美柑に、ララに、春菜ちゃんに、皆に……これからどう接していけば良いんだよ。 それにこの人だって…この人だって本当は………! 「ん………」 「……!」 序々に冷静さを取り戻してきた梨斗が耳にしたのはあやめの唇から漏れた声だった。 「大丈夫?こ、これ、眼鏡…。ごめん、さっきはごめんなさい!オレ、ちょっと動揺してて、それで……!」 浅く亀裂の入った眼鏡を差し出し一気に言葉を捲くし立てる梨斗はやはり冷静になどなっていないのかもしれない。 それでも先刻までの困惑の色は見えなくなっていた。 騒がしい梨斗の声にあやめのぼやけた脳は段々と覚醒していく。 「……………」 「あ、頭痛かった?痛かった、よな、そりゃ……だって血…」 上体を起こしながら無表情で血をダラダラと流すあやめのその様を顔面蒼白になりながら眺める梨斗。 一人で騒ぐ彼を無視して、ただ自分の中に生まれたのであろう疑問をあやめは呟いた。 「ここはどこ、私は誰?何も思い出せない」 え゛? 「ねぇ、貴方、私は誰なの?貴方も誰なの?何で私は血を流しているの?」 「ちょ、ちょっと待ってくれ、話がよく…」 「どういうこと?まさか貴方顔に似合わずそんなプレイを?……責任取ってくれるんでしょうね!」 「いや、だから……」 「この状況、しっかり説明なさい」 まさか、まさかまさかこれって。 ――――記憶喪失!? ◇ ◇ ◇ 「……まったく現実味の無い話ね」 「オレだって夢だと思いたいよ」 取りあえず梨斗はあのジャングルを抜けてからこのゲームに関してわかっていることを一からあやめに説明した。 優勝者はこの殺し合いゲームに生き残った最後の一名のみ、その優勝者には特別に主催者が願いを叶えてやるというシステム。 主催者に逆らった一人が殺されてしまったこと、六時間毎に行われる放送のこと、参加者には武器が支給されているということ。 あやめは納得いかないと言いた気ではあるがこのバックの中に入った支給品や地図、首輪、梨斗の表情などからそれが事実であることを悟っていた。 「…それで、貴方に聞いておきたいことが三点あるんだけど」 「ん?」 「まず貴方はこの殺し合いに乗るの?」 「いや、オレは殺しとかそういうのは…。できることなら皆で脱出したい」 「それなら安心だわ。それから二点目、私と貴方はさっき逢ったばかりってことで良いのかしら。それとも元々知り合いだったの?」 「あぁ、それならさっき……」 ――――いや、待て。 これはもしかしたら、ここに居るかもしれないオレの仲間を守るチャンスかもしれない。 さっきのこの人の身体能力はオレのような一般人を上回っていた。 となると……! いやいやいや、でもヒトの記憶喪失を利用して自分たちの身の安全を確保するなんて…。 「…う……うん。オレたちは同じ世界の仲間だった」 ちょっと待てよオレ! この人はオレの命の恩人なんだぞ! 「そう。でも私と貴方の装束、明らかに何かが違う気がするんだけど」 ど、どどどどうする!何て言おう! 正直にさっき出逢ったばかりの赤の他人ですと白状…! 「そ、それは君がオレたちの護衛係だから!」 でも、オレには守りたい人たちが居る……。 「護衛……?」 「そう、護衛……オレとオレの仲間の…」 もしもララや春菜ちゃんや他の皆が居るのなら、オレは皆を……。 「そうだったの。じゃあ私は貴方たちを守れば良いってわけね」 「あ、あぁ……」 良いのかよ、これで…。 アイツらを守りたいのは…オレじゃないのかよ。 情けねェよこんなの……。 「それともう一つ。私の名前、教えてくれない?」 「な、名前?」 「ええ、覚えてないの」 「え、えー…」 ほら下手な嘘吐くからこういう答えようの無い質問されるんだ。 「………?」 いきなり黙り込んで、不審に思われてるだろうな。 しかしどうすんだよ。何て答えれば良いんだ? ……そういえば、せっちゃんだかさっちゃんそんなこと言ってた気がする。 意識があるかないかの危険な状態の時に名乗られたような。 「ねぇ、聞いてる?」 「あ、えっと瀬田宗次郎……」 あぁそう、確かそんなこと誰かが…。 ん?宗次郎? あれ、それってこの人のことだったか? 「せたそうじろう……?本当に私、そんな貧相な名前だったの?」 「…………あ、いや…あ、の」 これ以上は苦しいだろ、いい加減。 それにやっぱり嘘を吐いて騙してまで皆を守るなんてことしたくない。 オレが守りたいものはオレの手で守ってみせる。 「………あのさ、」 「せっちゃん!そうよ、せっちゃんよ!」 必要以上に言葉を発っそうとしなかったはずのあやめが突如声を張り上げる。 自分で行われていた葛藤もその声に掻き消された。 「何が?」 「私、せっちゃんと呼ばれていた記憶があるわ」 「………ごめん、それは単なるオレのう」 「それで貴方はロボ。そうなんでしょう」 「いや、オレ正真正銘人間だし!一体何のネタだよ、わかんねぇよ、わからない振りとかじゃなくてさ。つーか本当に記憶喪失!?」 わけのわからない言いがかりに思わずツッコミを入れる梨斗はあやめに真実を明かすタイミングを奪われていく。 「私宗次郎なんてヘボくれた名前で呼ばれるのは嫌なの。多分記憶を失う前も名前に相当なコンプレックスを持っていたと思うわ」 「そ、そうなんだ……」 「だから、せっちゃんって呼んでください」 「何で苗字から取るんだ?じゃなくて――――――――あの、だから…」 「あ、あと一つ言っておきたいことがあって、私、貴方たちを守らなくちゃいけないみたいだけど、」 人の話は無視、自分の言いたいことばかりをつらつらと並べていくあやめに段々と苛立ちを感じながら梨斗は耳を傾けた。 「……戦い方も忘れちゃった」 【E-6 南東・民家付近 / 一日目 深夜】 【結城梨斗@to loveる】 【装備】 なし 【所持品】 支給品一式 ワゴム×19@ONE PIECE 他支給品0~2(未確認) 【状態】:精神的疲労(極小/回復中)、顎から目元までに掛けての切り傷 【思考・行動】 1 エッー! 2 正直に話したいけどタイミングが…。 3 もしも知り合いが居るとしたら皆を守りたい。 4 ゲームからの脱出。 【猿飛あやめ@銀魂】 【装備】 仕込み傘@銀魂 【所持品】 支給品一式 他支給品0~2(未確認) 【状態】:健康、記憶喪失 【思考・行動】 1 戦い方がわからないけどとにかく梨斗やその仲間を守る。 2 ゲームからの脱出。 ※梨斗の言うことを完璧に信用しています。 001 支【ささえ】 投下順 003 クライモリ 001 支【ささえ】 時間順 003 クライモリ 初登場 結城梨斗 029 想い人 初登場 猿飛あやめ 029 想い人 初登場 瀬田宗次郎 022 少年は涙を忘れ去り、少女は涙を拭い去る
https://w.atwiki.jp/ahead-ticket/pages/138.html
【概念名】 『ここには入れない』 【読み方】 ここには入れない 【種類】 基礎不明 【詳細】 対襲撃用に複製された概念。 倉庫の防御用シャッターに用いられ、文字通り侵入者が倉庫内に入れなくする力を持つ。
https://w.atwiki.jp/sarakisaragi/pages/66.html
手を伸ばす 手を伸ばす あなたに向かって まっすぐに それでも届かない その心に潜む闇には 何に傷つき 何に悲しんでいるのか 私にはわからないから あなたは教えてくれないから 私はひたすらに 手を伸ばすけれど 届かない だから私は包むだけ 闇を抱えて うずくまるあなたを そのまま 包むだけ 私にできる最大限のこと 本当は 分け合ってほしい あなたの苦しみも あなたの悲しみも 私にはわからないかもしれないけれど でもあなたはそれを望まない それならば私は あなたが望むことをしよう 闇を抱えて うずくまるあなたごと 包もう 抱えるその闇に あなたが取り込まれないように ほんのかすかでも 私がもつぬくもりが 助けになるのなら 私はいつでもここにいるよ ←back