約 682,273 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4292.html
(放課後) 桑田(結局、目が覚める気配はないか・・明日から授業を開始しなきゃならないみたいだし・・・俺授業なんて出来ないぞ。) 桑田(・・・とりあえず帰るか・・) 桑田(・・・?) 桑田(帰るって、どこに・・!?) 桑田(・・・お、保険証。) 桑田(・・この住所に行けば俺の家か・・野宿は間免れたな。) 桑田(よし、帰ろう。) 唯「あ、けいちゃん先生ー!」 律「おお、先生帰るの?」 桑田「疲れたからなぁ」 唯「ねぇねぇ、先生って音楽の先生って事は何か楽器できるのー?」 澪「唯、先生帰るって言ってるんだから引き止めちゃ悪いだろ。」 律「良いじゃん澪ー。ちょっとくらいさぁ。」 澪「全くお前たちは・・」 唯「先生どうなのー?」 桑田「まぁ出来るけど・・。」 唯「本当!?」 桑田(うわ近い近い!顔近い!) 律「何の楽器できるの?」 桑田「メインハギターだけど、ベースとドラムとキーボードも、まぁそれなりには。」 唯「えぇ!?凄い!一人でバンドできそう!」 澪「マルチプレイヤーだったのか・・・」 律「すげぇ!これまでギターしか指導できる人いなかったけど、これからは全部教えてもらえんじゃん!」 澪「へ?何を言って・・・」 唯「けいちゃん先生!演奏してる所見せて見せてー!」 桑田(う、腕を、腕を掴むな!)「わかったわかった、イク、イクよ。」 唯「やったよりっちゃん隊員!」 律「うむ!よくやった!!」 澪「お前ら・・・」 (音楽準備室) 唯「じゃあ、まずはギターから!」 桑田「はいはい」(お、さっきのギブソンだな。) 唯「ギー太っていうんだよ!」 桑田「ギ、ギー太?」(なんて捻りのない・・・) 梓(ワクワク) 桑田「じゃあ・・」(ギターソロ) 唯「おぉ!?なんか凄い!」 澪「う、上手い・・」 律(ていうか、ほとんどプロ並じゃん)「これ、何の曲のソロなんだ?アドリブ?」 梓「ベル・ボトム・ブルース・・・」 唯「ファイブ・フィンガー・フレアボムズ!?」 梓「違います!ほとんど原型残してないじゃないですか!!エリック・クラプトンの名曲ですよ!」 桑田(思っていた以上に良い音が鳴るな。・・・ん?ポケットの中に・・ボトルネック?) 桑田(まぁ良いや、ドブロじゃないけど、ノって来たしやるか!) 梓「スライドギター!」 唯「なんか不思議な音がするー・・・」 梓「主にブルースに多い奏法ですよ!でもこの曲・・なんの曲だろう?」 律「梓も知らない曲なのか?」 澪「でも、良い曲・・・」 ※ちなみにBLUE HEAVENを弾いてます。 ※スライドギターってのは指に筒みたいなのをはめて弾くやつ ちなみにボトルネックギターとも言うとかなんとか 桑田「ふう、こんなもんでどうだ?」 パチパチパチパチパチ!!! 桑田「ありがとね。」 梓「凄いです!先生!!」 澪「なんか・・・初めて正統派のギターを聞いた感じだ・・」 唯「さわちゃんくらいしか知らなかったもんねぇ。」 梓「先生!ギター教えて下さい!」 唯「あ!私も!」 桑田(だから近い近い!こちとら原坊しか知らないんだから免疫無いんだって!) 律「ていうかさ。」 唯「ふぇ?」 律「けいちゃん先生も顧問になってくれれば良いんじゃね?」 唯「おぉ!それ良い!りっちゃん天才!」 梓「賛成です!律先輩(たまには)良いこと言いますね!」 澪「お、おいみんな先生の事情も考えて・・・」 律「でも澪ー、先生が顧問になってくれたらベースも教えてもらえるんだぜ?」 澪「う。」 紬「一気にレベルアップするかも!」 唯「けいちゃん先生!是非是非顧問になってくだせぇー!」 律「おねげぇしますー!」 紬「お願いしますー♪」 桑田「そう言われてもなぁ・・」(もし夢だったら、いつ覚めるかわからないからなぁ・・) 唯「先生!」ズイッ 桑田「うお!」 唯「さっき一緒に混ざりたくなっちゃったって言ってたじゃん!」 桑田「・・・」 唯「一緒にやろうよ!けいおん!」 桑田(・・・この子達と音楽か・・) 律「そうそう、退屈はさせないぜ?」 澪「悪い意味でもな。」 桑田「そうだなぁ・・」 ガラガラガラッ さわ子「ひどいわみんなああ!!」 唯「さわちゃん!?」 さわ子「そうやって上手い先生が来たら心変わりしてしまうのね!?ああああー!信じられないー!人間なんて信じられないわぁー!!」 律「さ、さわちゃん・・」 唯「さわちゃん、私達別にさわちゃんの事要らないって言ってた訳じゃ・・」 梓「そ、そうですよ!顧問が二人だって問題ないじゃないですか!」 さわ子「うそよぉー!そうやって甘い言葉を囁いて着かず離れずで生殺しするのが人間なのよぉー!彼氏にも友達にも裏切られて・・とうとう教え子にまでぇぇぇ!」 桑田(こ、こんなキャラだったのか・・)「俺、顧問にならない方が良いんじゃない?」 紬「大丈夫ですよ♪」 桑田「でもなぁ。」 さわ子「うわあああああん!」 桑田「あれは・・・」 紬「山中先生♪」 さわ子「なによぉ!慰めなんて要らないわ!」 紬「お茶にしませんか?」 桑田「あんな事で機嫌が・・・」 さわ子「・・・うん。」 桑田「直った!」 さわ子「そうねぇ、顧問も二人いた方が役割分担出来るし、考えてみればなんのデメリットもないのよね。 」 律「さわちゃんが早とちりするから。」 さわ子「う、うるさいわねぇ。」 唯「でも良かったぁー、くわっちょ先生が顧問になってくれて。」 梓「これで練習が充実しm」 紬「お茶とお菓子はみんなで囲んだ方が美味しいものね♪」 梓「」ガーン 律「女子高だし、男がいるのも新鮮だしな。」 梓「ちょっと、もっと練習に向けたお話をしましょうよ!桑田先生も・・」 桑田「美味しいねこのロールケーキ」 唯「軽音部だと毎日お菓子食べられるよー!」 梓「にゃ!?」 梓(せ・・せっかく・・せっかく練習の効率が上がると思ってたのに・・・こんなのって・・こんなのって・・・) その後、桑田はドラム・キーボードをそれぞれ演奏して見せ、その熟練されたセンスから繰り出されるプレイで軽音部員からの喝采を浴びた。 しかし、笑顔の軽音部の中一人だけ、澪だけが涙を流してしまう事になる。 桑田「いや、さすがにレフティは弾けないなぁ。」 澪「そんなぁぁぁ先生、そこをなんとか・・」 桑田「そう言われても困ったなぁ・・」 律「人間諦めが肝心ですわよ澪ちゅわん。」 澪「・・・う。」 桑田「う?」 澪「・・・・うわあああああん!みんなだけずるいー!!」 桑田「こ、困ったなぁ・・・」 さわ子「・・・」 唯「じゃーねーくわっちょ先生、また明日ー!」 律「ばいばいー!」 紬「さようなら!」 梓「明日もギター教えて下さいね!」 澪「ぐすっ・・」 桑田「明日俺のベース持って来るから。」 澪「!・・本当ですか!?」パアァァ 桑田「あぁ。」 澪「楽しみにしてます!」 律「おーい澪、置いてくぞー。」 澪「い、今行くー!・・それじゃあ先生!」 桑田「ほいほい。」 桑田「・・ふう。」 忙しく帰っていく軽音部員。その後ろ姿を見ながら、桑田は何とも言えない充実感に駆られていた。 顧問という形ではあるが、また高校の軽音部として活動できる事が予想外に嬉しく、楽しかったようだ。 そして彼女達の背中が見えなくなり、そろそろ自分も帰ろうかと校舎に入ろうとした所、桑田はさわ子に呼び止められた。 さわ子「桑田先生?」 桑田「山中先生。」 さわ子「一日で仲良くなっちゃったみたいですね。」 桑田「振り回されっぱなしですけどね。」 さわ子「ふふ・・でも満更でもなさそうですよ?」 桑田「そうですか?」 さわ子「ええ、ふふ・・」 桑田「そうかぁ・・」 さわ子「桑田先生。」 桑田「はい。」 さわ子「あなた、何者なんですか?」 桑田「はい?」 さわ子「今日、あなたの演奏を見せてもらいましたが・・」 桑田「・・・」 さわ子「とても20代の演奏には思えないんですよ。」 桑田「そうですか?」 さわ子「あの子達は純粋に凄いとしか思っていなかったようですけど・・」 桑田「・・」 さわ子「私には不気味に感じました。」 桑田「・・・」 さわ子「演奏技術云々ではなく、まるで何十年も楽器に触り続けて来たかのような熟練された技術。老獪と言っていいくらいの・・・」 桑田「・・・」 さわ子「あなたなら簡単にプロになれるでしょう?どうしてこんな所にいるんですか?」 桑田「うーん、どうしてこんな所にいるのかは、俺が知りたいくらい・・」 さわ子「え?」 桑田(やっぱり夢じゃないのか・・夢だったらこんな事にはならないだろうしなぁ・・) さわ子「・・・」 桑田「演奏については・・うーん、何て言えば良いのかなぁ・・」 さわ子「・・・」 桑田「うーん・・」 さわ子(本気で考えてる・・・) 桑田「うーん・・・」 さわ子「・・・うふふ。」 桑田「え?」 さわ子「なんか面白い方ですね、桑田さん。変な勘繰りしてたのがバカみたい。」 桑田「はぁ・・」 さわ子「ごめんなさいい。私も一応あの子達の顧問で、担任でもあるんです。少し神経質になってたかもしれません。」 桑田「いや、別に俺は・・。」 さわ子「とにかく桑田先生がいればみんなのやる気も出るの思います。これから顧問として頑張って行きましょうね。」 桑田「そうですね。俺も久しぶりに楽しかったですから。」 さわ子「そうですか。良かった。」ニコ 桑田「それじゃあ、もう帰ります。今日はお世話になりました。」 さわ子「ええ、また明日。」 さわ子「桑田先生・・・」 さわ子「ちょっと素敵な人・・。」 桑田(ふぅ、今日は疲れた・・・。) 桑田(結局目が覚めることはなかったか・・・。) 桑田(いや、寝れば向こうで目が覚めるかも・・・。) ‘じゃーねーくわっちょ先生、また明日ー!’ ‘明日もギター教えて下さいね!’ 桑田(いや、あの子達が卒業するまではここにいるのも良いかもな・・) 桑田(・・) 桑田(ベース持ってくって約束したしな・・・。) 桑田(寝るか・・・。) 次の日。 外から聞こえて来る鳥の囀りと、聞きなれない目覚まし時計の騒音に桑田は目を覚ました。 時計を見ると、普段の生活では考えられないような時間帯。 桑田(あれ、俺はどうして目覚ましなんかセットして寝てるんだ・・・。) 桑田はけたたましく鳴る目覚まし時計を止めると、再び布団に入った。 桑田(今日の予定は・・あれ、そもそもどうして俺はこんな所で寝てるんだ・・スタジオに缶詰だったんじゃなかったか・・飲みにでも行ったかな。そんで酔ったままタクシーかなんかで家まで来ちまったのか・・) 桑田(・・・) 微睡みの中で、頭のどこからか新曲の構想が浮かび上がってくる。同時に、最近耳に入ってきた他のミュージシャンの楽曲が耳の裏辺りでぐるぐると巡る。 桑田(最近、瞬発的に良いと感じるミュージシャンを見ないな・・・) 桑田(ライブに行けばまた違った側面の良さを知れるのかもしれないが・・) 桑田(いかんせんライブに行く気にさせてくれるミュージシャンもほとんどいない・・) 桑田(・・・あぁ、でも、あのバンドはよかったな、ガールズの・・) 桑田(聞いてるこっちまで楽しくなるような・・気付いたら一緒にリズムを刻んでたのは久しぶりだった。) 桑田(なんて言ったっけな。あの曲は・・) 桑田(えーと・・) ‘ふわふわ時間!’ ガバァ! 唐突に頭に響いた声が、桑田の体を一気に起き上がらせた。夢なのか現実なのかわからない、説明しようのない誰に話しても信用されないであろう昨日一日。 布団から出ると、本来の自宅とはかけ離れた、独身男性の匂いのする室内が、目に飛び込んで来た。 鏡を見ると、20代前半に若返ったままの自分の姿が映し出される。 桑田(夢じゃなかったのか・・そうだよな、夢の中でも眠るなんて今時ラジオのネタにもならない・・だけど、じゃあ今、一体俺の身に何が起こっているんだ・・) ふと時計を見ると、時刻は朝七時を過ぎようとしている頃だった。 桑田(・・俺は教師なんだっけな。そろそろ学校に行かなきゃまずいか・・。) 桑田(今日はベースを持っていかないとな。) 不思議な事に、室内には桑田が以前桑田が所有していた楽器が幾つか置かれている。こういうご都合主義的な感じは、まさしく‘夢’なんだけどなぁと思いながら、桑田は身支度を整え、ベースを担ぎ部屋を後にした。 (昼休み) 不安だった授業も、さわ子がサポートしてくれた事もあり何とか乗り越えることが出来た。昼休みを迎えた桑田は、とりあえず自分が置かれた状況を少しでも理解する為校舎内の見回りをしていた。 桑田(と言っても、校内は特に変わった感じはしないなぁ。妙に校舎が洒落た作りってくらいしか目につかない。) 学校に着く前、桑田はコンビニで財布と自分の預金口座を確認していた。 驚く事に、財布も講座も以前のまま。とりあえず生活していくには充分過ぎる事に多少の安堵はあったものの、その事実は桑田の混乱を余計強い物にさせた。考えれば考える程、頭の中がゴチャゴチャになって行く。 桑田(駄目だな。考えたってしょうがない。ちょっと頭を冷やすか・・) そう思い、桑田はベースを担ぎ音楽準備室へ向かった。 桑田のベースから発せられる小気味いいリズムが準備室の床に、壁に振動する。楽器を演奏している間は、何も難しい事を考えずに済む。 一見すると、それは響き良く思えるのだが、実の所そうでもない、と桑田は感じていた。 音楽をやっている時は、何もかも忘れている。 若い頃、サザンとしてデビューする前、デビューしてしばらくは‘気付いたらそうなっていた’という感じでいつの間にか極自然発生的にその自覚があり、変に意識してその感覚が生まれている事は無かった。 しかし、いつの頃からか桑田は音楽だけをやっていればいい立場ではなくなっていた。 業界のしがらみ、ルール。その中を生きていく為の、自分のキャラクターの確立、その中を生きていく為の立場の開拓と死守。 どうして自分は、四六時中そんな事を考えているのか。 桑田は答えの出ない問いから逃れる意味もあり、桑田は音楽に没頭した。 その内に、桑田が音楽をする理由、ミュージシャンである理由は、‘音楽が好きだから’とは少し違った物になって行ったように思えた。 ‘音楽をやっている時は、何もかも忘れている。’ それがいつの間にか、 ‘音楽をやれば、何もかも忘れられる。’ そんな風に、ゆっくりゆっくりと変わってしまっていたのだ。 それが良いことなのか悪いことなのか、それを判断する事にも気がつかないくらい、ゆっくりと、自然に。 ガチャッ 桑田「ん?」 梓「あ、・・失礼します。」 桑田「ああ、梓ちゃんか。」 梓「聞きなれないベースの音がしたので・・」 桑田「ああ、勝手に入っちゃまずかったかな?」 梓「そんな事ないですよ、顧問なんだし。」 桑田(顧問、come on、肛門・・使えるな。) 梓「先生?」 桑田「あ、はいはい。」 梓「先生も、やっぱりバンドとかやってたんですか?」 3
https://w.atwiki.jp/noah_gara/pages/370.html
社長営業は恥ですか 2 お前名無しだろ 2010/02/11(木) 15 20 06 ID iOqMJf8P0 週刊プロレス No.1212 バカ田龍インタビュー 「現状も大変ですよ。前に僕らがいた全日本時代と比べてTVの放映権料が数億円安いんですよ。それにも関らず、僕らがいた頃の全日本よりも選手・社員が多いわけですよ。それでやっていってるわけだから、楽じゃないんですよ。」 「三沢社長にもいろいろな会社に行ってもらって頭を下げさせて、本当に恥をかかせたと思ってるからね。三沢社長も辛かったんじゃないかな。お金を集めるのに本当に苦労したし。」 恫喝出来る交渉先=渉外部長の担当 / 恫喝されそうな交渉先=三沢社長の担当、ってことっスか? -- 名無しさん (2010-02-12 16 37 40) これは名言だなー。金集めるために社長が頭下げるのが「恥」だなんてなかなか言えないよ。ノアの分際で殿様気分だよw -- 名無しさん (2011-12-15 09 15 25) なるほどな。社会における「責任」とか「立場」ってものを全然理解してねーんだなってわかる発言。 -- 名無しさん (2013-02-06 09 52 09) 普通の失言と違って本年の本音を思い切り吐き出したからな、素直って言えば素直だがwこの発言を未だに訂正謝罪もしてないからなあww -- 名無しさん (2013-02-08 15 39 04) ついに、この発言の弁解もないまま… -- 名無しさん (2014-02-20 10 58 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/show/pages/836.html
記録会参加、お疲れさまでした。 私の方は肉離れ回復は順調ですが、柔軟性が完全に戻るまでは走練習は封印します。 その間、パワーマックスでサングラス先生のご指導ということになりますね。 -- (よう) 2022-06-02 20 56 41
https://w.atwiki.jp/sengokusi/pages/461.html
美少女ゲームたちが覇権をめぐって争うシナリオ。 あらすじ (特になし) 入手先 備考 シナリオデータ シナリオ名: 超先生の野望 作者: Luckey 現バージョン: - 最終更新: 2004年2月6日更新 動作環境: SE○ FE◎ 旧◎ 規模: 北独立国家連合 開始年月: 2003年1月 大名家数: 33 城数: 73 武将数: 271 攻略難易度表(難 S ~ F 易) S A B C D E F キャプチャ画像 リプレイサイト 関連項目 以下、加筆求む
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4291.html
深夜の半蔵門スタジオ。やさしい夜遊びの収録を終え、桑田はコーヒーを飲終えるまでの短い休憩に身を委ねていた。 スタッフ「桑田さん、お疲れさまでしたー!」 桑田「お疲れ、ありがとね。」 労いの言葉に一瞬の安堵を感じるが、桑田の仕事はまだ終わっていない。 この後は青山のスタジオへ移動。到着し次第、10月に発売するアルバムの為の作業に入らなければならない。 また、今年度はアルバム発売に伴っての5大ドームツアーも控えている。 今年もまた一瞬で過ぎてしまうのだろう。 桑田はコーヒーを飲み干すと、スタッフ達に「お疲れ!」と声を掛け、まだ撤収作業で騒がしいスタジオを後にした。 サザンオールスターズとしてメジャーデビューしてから30年以上が過ぎた。 青山学院の音楽サークルとして、ただ楽しくてやっていた音楽。 クラプトンに憧れ、ビートルズに憧れ、リトル・フィートに憧れ、講義にも出ず音楽に没頭した毎日。 それがいつの間にかサザンオールスターズとしてメジャーデビュー。 大学はその流れで除籍。 今は、ただ楽しいだけで音楽をやっている訳ではない。 時にはビジネスとして考えなければならない。増えすぎたファンの気持ちにも答えなければならない。 そして何より、一番考えなくてはならないのは、一人歩きしてしまった‘サザンオールスターズ’そして‘桑田佳祐’という名前の大きさと、等身大の自分との葛藤だった。 売れて当然、名曲を生み出して当然。 月並みだが、当事者にしかわからない重圧が両肩にのし掛かる。 もちろん、音楽で食べていく事を決めた時点で、それは覚悟すべき事であった。 しかし、果たして今の自分にとって本当に音楽は楽しい物なのだろうか。 どうしても時々、そんな自虐的な考えが脳裏を過る。 ただ楽しくて、音楽をする為に生きていたかのような昔の自分。 それが、今。 必要に駆られて、自分ではない何かの為に、それ以上にまるで生きるために音楽をやっているかのような自分。 先ほど飲んだコーヒーの味が、まだ口の中に残っている。 唾と同時にそれを飲み込むと、少し冷静になったかのような感じがした。 桑田(…考えるのはよそう) いくら考えても、掘り深まるばかりで状況は何も変わらない。 桑田は移動中の車の中で目を閉じると、青山に着くまでの時間を仮眠に使い、少しでも疲れた身体を癒す事にした。 いつからだろう。 周囲は自分の事を大御所だと言う。 いつからだろう。 街を歩くだけで、自分にとって日本は世界で一番危険な国になる。 等身大の目線。 それが何なのかわからなくなる。 意識が段々と遠くなって来た。 良かった。少し眠りに就ける。 眠っている間は、余計な事を考えずに済む。 眠っている間は・・・。 (…先生!) (……桑田先生!!) 桑田「…ん?」 さわ子「桑田先生!もう、赴任一日目から居眠りですか?」 桑田「ふ、不倫?」 さわ子「赴任です!…同じ音楽教師として、今日一日桑田先生の研修をご指導させて頂く、山中さわ子です。よろしくお願いしますね。」 桑田「んなぁ?」 さわ子「ええ、うちの高校、なかなか音楽室の設備が良いんですよ?…準備室はちょっとアレですけど…さぁ、案内しますから、付いて来て下さい?」 桑田(俺は青山に向かっていたんじゃなかったか…その前に、教師?俺が?) さわ子「こちらですよ。」 桑田(ドッキリか?その辺でユースケ見てるんじゃないか?) 桑田は現在の状況が飲み込めていなかった。飲み込む方が無理と言う話か、先程までは確かにマネージャーの運転で青山に向かっていた筈なのに、仮眠して起こされたかと思うと見知らぬ学校で「先生」等と呼ばれている。 教職免許など持ってはいないし、そもそも自分は大学除籍だ。一体何が起きているのか、桑田には理解できなかった。 ただ、何となく感じる「通常ではない事態」の匂いを必死で否定する為、なにかしらの番組の企画ではないかという疑いに期待していた。 さわ子「…この階段を上った先が音楽室です。」 桑田(番組だよなぁ、何かの番組だよなぁ、打ち合わせも何もしてないけど、番組だよなぁ。) さわ子「こっちが準備室なんですが…先に音楽室を案内しますね。」 桑田(番組なら何か面白い動きした方が良いか?) さわ子「ほら、これ、兎と亀なんですよ?」 桑田「いやぁ、亀、亀かぁ。」 桑田「クリとリスなら面白かったんですけどねぇ。って何言ってんだ全くー。」 さわ子「・・・は?」 桑田(・・・意味わかってない!?いや、こういう企画か?) 桑田「あ、亀の方が好きなんですか?ははは」 さわ子「・・・おい桑田先生」 桑田「ハイ」 さわ子「どうされたんですか?さっきから様子がおかしいですけど・・・」 桑田「…すみませんが、トイレに行って来ても良いですか?」 さわ子「…えぇ、構いませんよ。トイレはそちらです。」 桑田「どうも。」 別に本当に用を足しにトイレに来た訳ではない。飽くまで状況を分析する為だ。 桑田(…そういえば、服も変わってるな、さっきまでは私服だったのに、スーツなっている。) 桑田(…持ち物は?)ゴソゴソ 桑田(これは…) 教員免許。取った覚えのない免許証を、何故か桑田は持っていた。名前もしっかり「桑田佳祐」と記載されている。 桑田(あの教師の反応は素人っぽいし・・カメラがある感じもしない。どういう事だ…夢か?そうか、夢だな。最近疲れが溜まっていたし…やれやれ。) 水道の蛇口を捻り、顔を洗う。刺激を与えれば目も覚めるだろう。 桑田「ふぅ。」 ハンカチで顔を拭い、顔を上げる。 自分のような他人のような顔が鏡に映った。 残った水滴を拭いながら、桑田はハッとして再び、今度は噛み付くように鏡を凝視した。 桑田(…そんなバカな…) 桑田(…) 桑田(若返ってる…!?) 鏡に映っていた自分の姿。 それは見知っていながらも懐かしさを感じる、妙な感じを覚える物だった。 22歳頃の見た目。 自分が、サザンオールスターズとしてデビューした頃のあの姿に、桑田佳祐は戻っていた。 桑田「みんな昔と顔変わってないって言ってくるけど、こうして見ると変わってたんだな、やっぱり。」 不思議な感覚だった。 まるで懐かしい人と、もう二度と会えないと思っていた人と再会したような、そんな感覚。 最初は嬉しさもあり、鏡をまじまじと眺めていたが、一つの事に気がつくと、桑田はガックリと肩を落とした。 これで、ドッキリの可能性はなくなった。 さわ子「あぁ、桑田先生、大丈夫ですか?体調がお悪いとか…」 桑田「…大丈夫です。」 さわ子「そうですか…。もし何かあったら遠慮なく言って下さいね。」 桑田「ありがとうございます。」(何かありすぎて困ってるんだけどなぁ。) 桑田(…) 桑田(…夢…夢にしては妙な気がする。いつまでも覚めないし、そもそもリアリティがあり過ぎる。携帯のメモリに知り合いの名前はなかったし、自宅にも繋がらなかった。一体これは…。) さわ子「さぁ、先生それじゃあ…」 律「あ!さわちゃん!」 さわ子「田井中さん。おはよう。」 律「おはよ~。あれ、この人誰?」 澪「こら!初対面の人に対して‘この人’はないだろ!」 さわ子「そうよ、田井中さん、この人は新しい音楽の先生なんだからね。」 律「え?そうなの?」 澪「赴任して来たって事ですか?」 さわ子「ええ。また改めて紹介はあると思うけど、先に紹介しておくわね。音楽を担当する桑田佳祐先生よ。失礼のないようにね。」 澪「え、えと、秋山澪です。よろしくお願いします。」 律「田井中律で~す!よろしくなーけいちゃん!」 桑田「あぁ、よろしk…」 澪「こら!」ポカッ 律「いったぁ~…」 桑田「」 澪「先生に対して何て呼び方するんだ!全く!」 さわ子「もう、あなた達は誰に対しても変わらないのねぇ。ごめんなさい桑田先生、悪い子達ではないんですよ。」 桑田「あ、あぁ、気にしないで下さい。」(若いなぁ、ノリが。俺が歳を取ったのか…) 紬「あら、みんな。」 唯「おはよう~。」 梓「おはようございます!」 律「おお!なんかみんな揃ったなぁ!」 桑田「みんな?」 さわ子「あぁ、この子達、軽音楽部の部員なんです。」 桑田「軽音・・・」 唯「あれ?りっちゃんこの人誰?」 律「ああ、この人は新しく赴任してきた音楽の桑田佳祐先生だ!みんな失礼のないようにな!」 澪「お前が一番失礼だっただろ。」 律「あれ?そうだっけ?」 唯「そうなんだ~!はじめまして!平沢唯です!」 紬「琴吹紬です。」 梓「中野梓です。よろしくお願いします。」 桑田「よろしく。」(初々しいなぁ。) 唯「ねぇねぇ、けいちゃん先生!」 澪「はぁ、やっぱり律と唯は同レベルか…」 桑田「ん?」 唯「良かったら、私達の演奏聞いてって~!」 澪「こ、こら唯!」 律「あぁ~!良いかもしれないな。」 澪「り、律!」 梓「音楽の先生に聞いてもらうのは良いかもしれません!」 澪「梓まで…」 さわ子「こ~ら、あなた達桑田先生の都合も考えなさい?」 唯「え~?良いでしょ~?けいちゃん先生~!ねぇねぇー!」 律「けいちゃん先生~!」 唯「けいちゃん先生~!」 桑田(こ、こんな若い子達に頼まれたら・・・) 桑田「えー、山中先生、聞く時間ってありますか?」 さわ子「はい、問題ないですけど・・・」 唯「やったー!じゃあみんな!準備しよ!準備ー!」 紬「準備準備~♪」 梓(練習もこれくらいやる気出してくれれば良いのに・・・) さわ子「すみません、我が侭を聞いてもらったみたいで。」 桑田「大丈夫ですよ。僕も軽音部だったので。」 さわ子「あら、そうなんですか?」 桑田「若い頃ですけどね。」 さわ子「あら、桑田先生まだ20代じゃないですか。」 桑田「・・・ん?」 桑田(・・・そうか!俺はここだと大卒の歳だ!) さわ子「もう、桑田先生がそんな事言ったら、私も若くないみたいじゃないですか。」 桑田「ハハハ」 さわ子「やめて下さいね?」ギロ 桑田「」ビクゥッ 桑田(何か今視線が鋭くなったような・・・) さわ子「全く桑田先生ったらぁ。」 桑田「・・・」(気のせいか。) ジャラララーン! 桑田「…ん?」 さわ子「どうなさいました?」 桑田「いや、今の音…」 ジャラララーン! 桑田(ギブソンの・・レスポールスタンダード?女子高生が…?) ジャラララーン! 桑田(間違いない・・女子高生があんなギターを持てる時代なのか・・・) 桑田(他の子達もみんな良い楽器を使ってるな・・俺の時代じゃ考えられん) 唯「準備オッケーだよー!」 律「よっしゃー行くぜー!」 紬「どうぞお茶でも飲みながら聞いて下さい♪あ、お菓子もありますよ。」 さわ子「全くあの子達は…。あ、先生どうぞここに座って下さい。」 桑田「あ、はい。」 律「よし、じゃあ曲は…」 唯「ふわふわ時間!」 桑田(ふ、ふわふわ…?) (演奏中) 桑田(…曲名を聞いた時はどんな物かと思ったが…) 桑田(…演奏は上手いとは言えないが…) 桑田(楽しそうなバンドだ…。) 桑田(今時こういうバンドは少なくとなった気がするな…) 桑田(…いや、メジャーに長く居たせいでそういうバンドが近くにあまりいなくなったのか…) 桑田(楽しそうな演奏、か。) 桑田(…俺は出来てたかな、サザンでも、ソロでも…。) 桑田(いや、出来てた筈なんだ、サザンで、楽しく音楽が・・) 桑田(この子達と同じように・・) ジャジャ、ジャーン! 唯「いぇーい!!」 澪「…ふぅ。」 律「どうだった?先生!!」 桑田「…」 梓「…あれ…」 紬「…だ、ダメだったのかしら…?」 さわ子「桑田先生?」 桑田「え、あぁ、すみません。…何と言うか、あんまり上手くないですね(笑)」 律「バッサリだー!」 桑田「あー、あー、でもね。」 唯「でも?」 桑田「一緒に混ざりたくなっちゃったな。」 梓(あ・・・) 桑田「あまりにも楽しそうに演奏するもんだから、上手い下手が気になったのは最初だけだったよ。」 梓(私が最初に軽音部の演奏を見た時と同じかも・・・) 唯「えへへ。」 律「はは、楽しそうって言われるのが一番嬉しいかもな!」 澪「そうかもな。」 紬「ふふ♪」 梓(演奏は上手くないって言われたけど…まぁ良いか。) さわ子「確かに…。」 桑田「え?」 さわ子「技術以外の何か。それがこの子達の武器かもしれません。」 桑田(技術以外の何か…。) 律「よっしゃー!この調子で武道館まで突っ走るぜー!」 唯「おー!」 桑田「ぶ、武道館・・ねぇ。」 律「おう!有名になるぜ!」 唯「けいちゃん先生!今のうちにサイン貰っておいた方がいいよ!」 澪「こら、二人とも!」 どの程度まで本気なのかいまいち掴めないが、少なくとも今現在彼女達が心から音楽を楽しみ、真っ直ぐに活動している事は桑田に強く伝わっていた。 しかし同時に、軽音部であった頃の自分と現在の自分。 同じ自分でありながら音楽への向き合い方が正反対になってしまった事が、彼女達によって浮き彫りにされてしまったような気もしていた。 桑田(…ところで。) 桑田(これは夢なのか、何なのか…いつになったら元に戻れるんだ、俺…。) 桑田「それにしても」 唯「どうしたの?」 桑田「女子ばかりの軽音部も珍しいよなぁ。」 澪「え?」 律「おいおいー、何言ってんだよ先生~。」 紬「うふ、そうですよ?」 桑田「え?」 梓「うち、女子校ですよ?」 桑田「え?」 さわ子「…もしかして、知らずに赴任して来たんですか?」 桑田(いや、知らずにも何も…) 桑田「…マジで?」 唯「けいちゃん先生天然~?」 澪「唯には言われたくないだろ…」 桑田(…やっぱりもうちょっと戻らなくても良いかも…) 自分の置かれた状況に混乱しつつ、‘女子校’のワードにはしっかりと反応してしまう、正直な大御所ミュージシャン、桑田佳祐であった。 2
https://w.atwiki.jp/shiren5/pages/94.html
一覧 コメント 一覧 転ばぬ先生「おっ? 転んだ転んだ! ふぉっふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「よう若者。ワシゃ転ばぬ先生って いうんじゃ。よろしくな。 ダンジョンで転ぶと どんなに 危険なことが起きるのか? ワシはそれを 伝えるために全国を回っているんじゃよ。 風来人が転ぶ姿を見ると つい ぷっと吹きたくなるが・・・・・・ ・・・・・・って おぬしのさっきの 転び方・・・・・・とても見事じゃったぞ。 ぷっ。 じゃが けっしてそれが見たくて ワシは出てきてるワケじゃないんじゃぞ。 そこんとこよろしくな。ふぉっふぉっふぉっ。 ではの。また会おうぞ。 次回転ぶその日まで。 ふぉっふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 言いたいだけ言って 立ち去った。 転ばぬ先生「おや? おぬし今転んだろ? 転んだよな? ふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「転ぶと痛いし 道具も散らばるし 大変じゃのう。ふぉっふぉっふぉっ。 特に壺とか持ってたら大変じゃ。 壺が飛び散ったら 床にぶつかって 割れるかもしれんからのう。 えっ? そんなことは前から 知っている? それはすまんかったのう。 ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 言うだけ言って立ち去った。 転ばぬ先生「おお! 転んだ転んだ! ふぉっふぉっふぉー!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「おぬし 先ほどはみごとな 転びっぷりじゃったぞ。 ふぉっふぉっふぉっ。 なに? 転ぶのは もうゴメンじゃと? そんな時は! おぬし いい道具があるぞ! その名も 転ばぬ先の杖という 道具じゃ! これさえあればもう転ばなくて すむ。がんばって入手するんじゃぞ。 ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 言うだけ言って立ち去った。 転ばぬ先生「ふぉっふぉっふぉっ。 相変わらず いい転びっぷりじゃのう。 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「なに? 転ばぬ先の杖を 持っているのに 転んでしまうことが あるじゃと? おぬし もしかして 転ばぬ先の杖を壺の中に 入れては せんかの? 転ばぬ先の杖は 壺の中じゃと 効果がないんじゃ。 あるいは・・・・・・ 実は転ばぬ先の杖と名前が そっくりな道具があるんじゃが・・・・・・ もしかして おぬし それと カン違いしとりゃせんかのう? 間違った道具を入手して・・・・・・ これさえありゃ もう 転ばないぜ! へっへー! ・・・・・・とか思ってたりはせんかの? まあ さすがにそれはないか。 さすがのおぬしも そこまで マヌケではないかのう。ふぉっふぉっ。 ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 言いたい事だけ言うと 立ち去った。 転ばぬ先生「これっ! 転びおったか!! ふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「ひざこぞうをすりむいとるぞ。 痛いじゃろう? モチベも低いじゃろう。 ふぉっふぉっふぉっ。 そんなやる気が下がっている おぬしを はげますためにナント! 今回は特別に全国の 風来のシレンファンからのお便りを もってきたのじゃ。さっそく読んでみるぞ。 えー 転ばぬ先生こんにちは。 今日は質問があります。 転ばぬ先の杖を持っていると どうして転ばなくなるんでしょうか? というか そもそも杖って 転んだりするのを防ぐためのものですよね? だとしたら どんな杖でも杖を ついて歩けば転びにくいし 転ばなくなる んじゃないでしょうか。 なのにどうして 転ばぬ先の杖 以外の杖は 持ってても転んじゃうので しょうか? なんで 転ばぬ先の杖だけ 持ってると転ばないんでしょうか? ボクの中での永遠の謎です。 考えるだけでも もう夜も眠れないので 教えてください。ファンより。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 立ち去った。 転ばぬ先生「ぬぬっ! また転びおったな! ふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「転びのワナに毎回毎回 つまずいているとは・・・・・・ おぬしも がく習能力がないのう。 ふぉっふぉっふぉっ。 しかし この転びのワナ・・・・・・ いつも思うんじゃが 一体誰がこんなワナを しかけてるんじゃろうな? しかもワナにしては しぶすぎるし。ただのデッパリじゃもんな。 そして そんなただのデッパリに なぜかいつも転んでしまう全国の 風来人達・・・・・・ うーん 不思議なもんじゃのう。 ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は言いたい事だけ言うと 立ち去った。 転ばぬ先生「転びおった! 転びおった! ふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「しかし 本当によく転ぶな。 おぬしは。 おぬしが転ぶたびに ワシも いちいち出てこなくちゃいけないから 大変じゃ。 え? ワシが本当に全国を 回っているのかって? しっけいな。本当じゃ。 転ばぬ活動のため 日々全国を回っておる。 特に海外ではセンセー・オブ・ コロバーヌという名前で有名じゃぞ。 おっ? 今おぬし センセー という言葉に反応したな? おぬしがなにを期待したのか しらんが たぶん関係ないと思うぞ。 ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 言いたいことだけ言うと 立ち去った。 転ばぬ先生「七転び八起き! 転んでもタダで起きるな! ふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「おぬし 元気にしてたかの? ふぉっふぉっふぉっ。 なに? 今回は質問が あるじゃと? ・・・・・・なるほど。ワシの本当の 正体について 聞きたいのか? よかろう。教えてやろう。 ワシはいったい何者なのか・・・・・・。 ワシの正体は一体何なのか・・・・・・。 それは・・・・・・ 次転んだ時に教えてやろう。 ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 勝手にもったいぶらせて 立ち去った。 転ばぬ先生「迷わず転べ! 転べはわかるさ! ふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「おぬしとは 約束してたな。 次転んだら ワシの正体を話すと・・・・・・。 もしかして ワシの話を早く 聞きたくて わざと転んだりしたのかの? え? それはない? あっそ。 待たせたの。 では言うぞ。 ワシの正体とは? それは・・・・・・ ・・・・・・あっイカン。もうこんな 時間じゃ。ゆう飯に間に合わん。 ではの。ふぉふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 立ち去った。 転ばぬ先生「おぬし 呼んだかのう! ふぉっふぉっふぉっ!」 どこからともなく転ばぬ先生がやってきた。 転ばぬ先生「もったいぶって すまぬな。 今度こそ話そう。ワシの正体を・・・・・・。 ワシは・・・・・・杖の精なんじゃ。 ほれ おぬしが持っている 転ばぬ先の杖・・・・・・。その杖に 宿っている妖精なんじゃ。 ん? なんとなく予想できた? テンカイが見え見えで意外性がない? まあ そう言うな。 本当のことなんだから仕方なかろう。 しかし こうしておぬしの前に 現れるのも・・・・・・次で最後になりそうじゃ。 そろそろ転ばぬの国に 帰らなければならんのじゃ。 おぬしには色々世話に なったのう。ちとさびしいが・・・・・・。 次に会うときが・・・・・・ お別れの時になりそうじゃ。 ではの。」 転ばぬ先生は さびしそうに去っていった。 転ばぬ先生「とうとう呼んでしまったか。 おぬし。」 転ばぬ先生が さびしそうにやってきた。 転ばぬ先生「おぬしとの会話も・・・・・・ これが最後になりそうじゃ。 ワシは転ばぬの国に帰る。 今日でお別れじゃ。 思えば色々あった。 おぬしには本当に世話になったのう。 おぬしは 転ばぬ先生の杖 という あまり役に立たない杖でも 大切に してくれた。 ワシの話をだまって 聞いてくれた。 それだけでワシゃもう十分 じゃった。なんてやさしいコなんじゃと思った。 いままで本当にありがとう。 おぬしに出会えてよかったぞ。 ・・・・・・(ぬっ・・・・・・ワシの体が・・・・・・ 光につつまれていく・・・・・・。) そろそろ・・・・・・お別れの時が きたようじゃ・・・・・・。 元気でな・・・・・・。遠くからでも おぬしの成功をいつも願っておるぞ。 さらばじゃ! 旅の神クロンの追い風を!」 転ばぬ先生は 光とともに消えていった。 *「転んでみたものの・・・・・・ 転ばぬ先生は やってこなかった・・・・・・。 そう。彼は 転ばぬの国に帰っていったのだ。 転ばぬ先生は もういないのだ。 シレンはふと思い出す・・・・・・。 転ばぬ先生との会話の日々を。 その楽しかった思い出を。 しかし 転ばぬ先生はもういない。 もうここには いないのだ・・・・・・。」 転ばぬ先生「いなくなって 始めて感じる このさびしさ・・・・・・それは・・・・・・ 失ったものがいかに 大きかったことを・・・・・・って・・・・・・ おわ!? ワシがしゃべっておるのが いつの間にかバレテおる~!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・ふぉっふぉっ ワシじゃ。 久しぶりじゃの。げんきじゃったかの~? まあ なんつーんだ。 結局また帰ってきてしまったワケじゃ。 というワケで また転べば ワシに会えるぞ。うれしかろ? ではの。ふぉっふぉっふぉっ。」 転ばぬ先生は 去っていった。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/purgatoriumschool/pages/44.html
D先生の学園内の私室。 寝泊りするためのベッドの他、食うため資料用に回収した生物が保管されている。 性欲を持て余したオリジナルげんせちゃんが侵入して欲求を解消している時があるので、万が一出くわした場合は命を失う覚悟をした方がよい。
https://w.atwiki.jp/karasawafan/pages/77.html
- 梅田佳声先生。1928年6月12日生まれ、東京都出身の紙芝居師。 2006年04月13日(木曜日) 佳声先生、このあいだ大津の能楽堂で『猫三味線』を公演し、大ウケだった由。DVDと自伝の発売など、今年後半は佳声ブームを巻き起こしたいというのが私の願望である。若い頃めざした芸人の道を、定年後に実現させ、78で大輪の花を咲かせようとしている先生の存在は、来年、大量定年退職者を出す団塊の世代にも大きな希望の星になるはずだ。 2006年04月24日(月曜日) 梅田佳声先生の『幽』のインタビュー、編集のNくんに電話口で伝えたインタビュー予定日と佳声先生に伝えた予定日が、よしゃいいのに自分でスケジュール組んだので全然違っていた。その時間には私にもう予定が入っていて、どうすべえと青くなった。ところが今日、佳声先生側から来た時間変更依頼があり、Nくん側の都合とツキ合わせたことで、最初に間違えて伝えた時間で結果オーライとなって、私の方がスケジュールを変更する必要がなくなった。 とんだスラップスティックだが、何か最近はこういうことが連続してあって、自分の中に「私の周囲のトラブルは、かなりドタバタはするが結局万事うまい具合におさまる」という根拠のない確信まで生ずるに至っている。各人の人生にもし天の脚本家がついているとするならば、私のそれはドタバタ・コメディの得意な人物らしい。で、あるから、今回の例の件も、私はある程度後からの意外な解決に自信を持っている。根拠のない自身だが、“「根拠のない自信はくつがえりようがない」(京須偕充)”という言葉もある。 2006年04月26日(水曜日) 4時半、また出て金王神社近くのメディアファクトリー社、『幽』での梅田佳声先生との対談。担当Nくん、東雅夫編集長まで同席。『猫三味線』中心に猫と怪談について。さすが佳声先生、話題豊富で、怪談収集のオーソリティである東さんでも“へえ!”というような話がいくつも出る。ただし、放っておくと紙芝居に偏るので、芝居とか、物真似、都市伝説などの方にふってバラエティ性をもたせるように気をつかう(これはあとで担当者に大変感謝された)。 2006年05月31日(水曜日) 自室で仕事。佳声先生本のタイトルの件などいろいろやりとり。紆余曲折の末、まず無事に治まった。 2006年06月12日(月曜日) 梅田佳声本のテープリライト作業を10時まで黙々とやる。前半はテープ起こしの人間が「はいはいはい」「あははは」「へー、銀座で」「そうそう」などという合の手まで全部起こしており、これを消すだけで大変な苦労。 2006年06月14日(水曜日) 帰りに西部デパ地下で買い物し、それから仕事場で佳声本、テープおこし原稿の推敲にかかる。内容は自分で読んでいて喜んでしまうほど面白いが、量が膨大なのを如何せん。 2006年06月15日(木曜日) 日記つけ、佳声本テープ起こし一章チェックして送る。佳声先生、佳枝さんからのメールによると、某企画に大いに乗り気で、各地公演等でDVDや本のチラシをまく、と張り切っているらしい。 2006年06月16日(金曜日) 佳声評伝テープ起こし続ける。山本弘さんもミクシィ日記で書いていたが、人間はふつう、会話の中では文法や語順をきちんと話していない。と、いうより、かなり支離滅裂、めちゃくちゃな話し方をしているものだ。以前、自分のしゃべった内容を機械的にそのままテープ起こしした文章を読んだが、ほとんど精神異常者の言葉のようなものだった。考えてみると人間の脳というのは、耳から入ったそういう無茶苦茶な言葉を、無意識のうちに構成しなおしつなぎなおして、意味の通る内容に直して理解しているのである。凄いなあ。 もちろん、それが可能なのは、聞いてる内容についてこちらにある程度の知識があってのことだ。まるで知らない内容のことについて話を聞いたりしていると、脳が構成しようがなく、タモリのハナモゲラみたいなもので(古いね!)、日本語ではあるのだがまったく何を言っているのか理解できぬ、奇妙な言語としか聞こえない。 内容はもう、私のような昔のもの好きな人間にとっては抜群の面白さなのだが、テープ起こしの人にはそういう知識が皆無だったらしく、ハナモゲラ部分が非常に多い。苦労して何度も聞き直したのだろうが、まるきり『空耳アワー』の様子を呈している(タモリつながり)。それをこっちは、「何と聞き間違えたのか」逆推理しながら正解を出していかねばならない。 『モロッコ武士』→鴨緑江節 『イツミ天然』→泉天嶺(活動弁士) 『ボタンにササニシ、タケにソラ』→牡丹に唐獅子、竹に虎 『ゲタが偽装』→ゲタが十足 イツミ天然なんてのはこっちに泉天嶺っていう名前の知識があるから何とか理解できる。鴨緑江節や牡丹に唐獅子もしかり。やっかいなのは“ゲタが偽装”のようなやつだ。最初は何のことだかさっぱりわからなかった。これ、実は地口であって、ゲタが十足で葛根湯(下駄《かっこ》が十でカッコトウ、カッコントウ)というので、そこから何とか類推して十足だろうと推理したのだがなんで十足が偽装なのか? と不思議に思っていた。やがて、佳声先生が見事な霊岸島生まれの江戸っ子弁を使うことを思い出して、あ、と気がつき、膝を打った。江戸弁では十足を“じゅっそく”とは言わない。“じっそく”と発音する。それをアルバイトさんが“偽装”と聞き違えたのですね。 2006年06月18日(日曜日) 佳声本のものと同人誌用のもの平行で。資料をサイトからひっぱってきては、英米サイトが多いのでそれを翻訳ソフトにかけて、おかしいところを直して、という作業がほとんど。 2006年07月25日(火曜日) どんよりとした曇り空ながら雨のないのだけでもうれしい。日記つけ、各仕事先と電話、メール連絡。『幽』京都イベント出演に関する件も。あと、佳声先生のご家族サイトから、DVD『猫三味線』、アマゾンでは佳声先生と私の名前が、“出演者、スタッフ”に載ってない、という指摘。 2007年03月27日(火曜日) 車中、佳声先生自伝の原稿に目を通す。 6時、カフェ・ミヤマ会議室にて佳声先生自伝本の補遺的インタビュー。本としてもう少しふくらませたい部分の重点的聞き書きである。佳江さんがいろいろと佳声先生の世話をやいている。佳声先生、暮れの恵比寿の口演の出来が非常によかった、と喜んでくださって、かえって恐縮。あれは私の中ではリベンジ熱望、のものなのだ。 2007年06月10日(日曜日) 『トンデモ本の世界』の新作用原稿、書きはじむ。平行して佳声自伝の原稿、こっちであぐねるとあっちを、という感じ。 2007年06月12日(火曜日) 東急本店で買い物して帰宅、佳声自伝の原稿ちょっとやるが急激に眠くなる。別に天候が崩れたわけではないのだが、ラニーニャが発生したとか聞くがそのせいか? 2007年07月12日(木曜日) 佳声本、遅々としているがそろそろ馬力をかけないと。何にせよ、イラつく。気圧のせいもあるだろう。 2007年07月24日(火曜日) 自室に戻り原稿。目下の最至急の仕事は佳声先生自伝なのだがちょっと二日ほどお休みをいただくことにし、夏コミ用同人誌『Bの墓碑銘(中)』にかかる。 2007年07月31日(火曜日) 日記つけ、出版社とのメールやりとり。佳声先生本、同人誌のおかげで遅れてしまった。こっちもやらねばならぬ。 2007年08月11日(土曜日) あと、老人力アピールの原稿と、梅田佳声自伝原稿なのだがその前に取材一本あり。死ぬんじゃないか。 2007年08月14日(火曜日) 佳声自伝原稿、冒頭のところまとめてバーバラと佳江さんに。 2007年12月22日(土曜日) お仕事、と言っても私ではなく佳声先生に、某地方局から依頼。細かいことを再確認する。マネージャー仕事は楽し。 2008年01月30日(水曜日) それから滞っていた佳声自伝、再スタートを清流出版で。 2008年02月08日(金曜日) 俎板橋の清流出版打ち合せ。ストップしていた梅田佳声自伝の執筆再開の打ち合せ。こちらの勝手な多忙で一年以上執筆を引き伸ばしていたので叱責受けるかという覚悟で行ったが、温かく理解していただいたのにホッとする。 2008年02月12日(火曜日) 佳声先生と狂志さんの会は大成功に終わったという報告。 佳江さんまかせにしてしまったので、心配していたがホッとする。客も大入り、佳声先生も終始御機嫌であったとか。夏に伊賀良では人形劇フェスタが毎年開催されて、それに佳声先生は例年出演されている。 ちょうど佳声自伝のからみもあり、今度は私もついていくはず。 2008年02月13日(水曜日) 佳声先生宅より、長野の仕事のお礼が届く。 2008年02月22日(金曜日) 佳声先生から、長野公演成功のお礼で送られた牛肉を食べようという会である。マドが遅れてくるというので、待つ間にフィッシュ春巻だの牡蛎と小松菜炒めだのという前菜食べつつ、いろいろ話。 2008年05月31日(土曜日) 5回の応接間で、鮨芳主人、それから佳声先生に久闊を辞す。 佳声先生、6月で80になるとは思えないお元気。声量は以前に比べ少し落ちたが、張りはもう十二分。快楽亭に、「少し家元にも佳声先生にあやかってもらいたい」というくらい。 2008年06月12日(木曜日) そう、今日は佳声先生の80回目のバースディ。 みんなでそこから近くの『美々卯』に移動し、うどんすきでお祝い。幸い、佳声先生の好物だったようで、喜んでいただけた。場をしきったのはヨシエさんで、本当にいろんな話を。東文研の事務所移転の話にも相談に乗っていただき、さらに出版の件から、特許申請(ヨシエさんの本職)のいろんなエピソードなど。 公序良俗に反するものは特許を取れないので、コンドームなどの特許には、こじつけみたいな利用法が説明されてあって面白い、とか。 2009年03月07日(土曜日) 紹介されて前に出、佳声先生の『猫三味線』との出会い、紙芝居という芸の位置づけ、その中での梅田佳声という人物の芸がいかに突出した、紙芝居の伝統を受けつぐというよりは革新的なものであったか、ということなどを話す。 「幸いにも、佳声さんの代表作、猫三味線はDVDに残すことが出来ました。しかし、まだまだ梅田佳声の魅力は伝えきってはおりません。今後とも佳声芸の魅力を広めていく努力を続けてまいりますので、よろしくお願い申し上げます」と、何だか選挙応援演説みたいな感じだな、と自分で苦笑。ただ、石響には大変後で感謝された。 私も、佳声先生の演目を可能な限り記録・商品化するという企画のことを話す。 要は、われわれは紙芝居ファンというよりは梅田佳声ファン、佳声マニアなのではないか、梅田佳声の芸に出会わなければここまで紙芝居にハマりこみはしなかったのではないか、というようなこと。 2009年07月31日(金曜日) 日記つけ、佳声自伝本原稿チェックにかかる。やはり調べものに時間大半とられる。とはいえ、これが完成すれば関連企画も大きく動き出すはず。それを思ってガンバル。 2009年08月01日(土曜日) 梅田佳声インタビュー本原稿チェック。 テープ起しした人がわからずカタカナ書きにしている人名など固有名詞を、これではないかと推量をつけて、ネットで検索。それが見事に的中したときにはヤッタと思わず叫ぶ。 2009年08月06日(木曜日) 佳声先生インタビュー原稿にかかる。演劇論のところ、なかなかチェック大変。しかし、やっとラストスパートに近づいてきた。 意外かつ嬉しかったのは、そこで語られる演技論に(注:大塚周夫のインタビュー)、いまもうひとつ進めているインタビュー本の、梅田佳声先生の演技論に同じものがあったことだ。同じく80代同士の方の演技論、思えば似ていることが当然なのかもしれないが。 2009年08月07日(金曜日) 佳声インタビュー原稿、いよいよラストスパート。と、言ってもこういう仕事はスピード上げるわけにもいかず。粛々と進める。 2009年08月08日(土曜日) 佳声本のまとめ部分、書き出す。そう言えば梅田先生の家にY先生の調査が入り、所蔵紙芝居のリスト作成が始まったそうである。これも着実に、かつ急いでやらないと。 それ以降、本の話はピッタリと....
https://w.atwiki.jp/kyabe2/pages/26.html
党員のご紹介です。 白い髪、青い瞳、どこか神秘的な雰囲気が漂うi-217(あいにいな)さんです。 #close ID i-217 ニックネーム あいさん、あいち、あいあい、にいな、白菜など 好きなコース モッドサーキット(シンプルだから) 嫌いなコース ランブルジャングル 技術評価値 1970 勝率 31.41%(1755/5588) よくいる時間 夜の10時-深夜2-3時ごろ 党首から一言 言葉遣いがとても丁寧。か弱い印象だけど大丈夫か?と思いきや走るのかなり速いです。カートは友人からの贈り物。友人思いの優しい仲間です。青く大きな瞳はいつもゴールのちょっと向こうを見つめています。 コメント用です。言うまでもなく、誹謗中傷などはご遠慮くださいね。 iさんeteですよろしくねぇ~\(=^0^=^0^=)/ ヨロシクにゃん♪ - eternity-one 2010-11-22 07 31 46 ハニー愛して…(笑) - リオ 2010-11-26 06 12 15 あのセッティングで走れるのスゲー。孤高のレーサーやねw ma,負けないぞぅ(T~T) - 名無しさん 2010-11-27 16 26 30 ほんと+2でカート操れるなんてすごいよ・・・。スピードに乗せる前に止めないと!↑誰だろうな。 - キャベツ 2010-11-28 12 17 04 緊張しすぎて名前書くの忘れた(汗 - nemuize_mazide 2010-11-29 05 41 21 何を緊張してんだかw - キャベツ 2010-11-29 08 06 17 あいたん~☆ 私が少しだけ速く走れるようになったのは、あいたん先生のご指導のおかげです♪ ホントいろいろありがとうヽ(´ー`)ノ 安定した走りができるようにがんばるよぉw - risara 2010-12-02 12 02 29 圧倒的速さでゴールするよね~。とくに集団戦での強さは異常。集団になればなるほど遅くなる私は見習いたい。 - ルビー 2010-12-03 04 38 32 そうか~充電後のあいさんには要注意だなあ~ - キャベツ 2010-12-16 08 35 12 最近レースよりつぶやきとかhomeでお世話になっています。集会楽しみにしてま~す。 - キャベツ 2011-01-22 09 10 34 1位独走しながらヒドラも持っているというスキのないロボにいなさん。 - キャベツ 2011-06-28 08 35 33 名前
https://w.atwiki.jp/mejiroallstars/pages/24.html
うーんこの球場最高や! 2010年の楽天対巨人の交流戦で、2打席連続のホームランを放った中村紀洋(現:横浜)の東京ドームに対するコメント。 もちろんの事ながら「うーん、この球場」と発言しているが、記事中の表記が「うんこ」と読めてしまったことで一躍広まった。 直後に東京ドームの蔑称として「うんこ球場」なるものも生まれたが、からくりドームなどの言葉と置き換わるほど普及はしていない。 現在では、批判を呼ぶ行動・事象などに対して「うーんこの○○」などと使われる。 ノリ2打席連発!「ドームはチャンスホールや」 http //www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20100606049.html 【楽天10―4巨人】楽天・中村紀が2打席連続アーチを放った。1回2死三塁、巨人先発・西村のシュートをとらえ、ライトスタンドへ先制の8号2ラン。1点ビハインドの4回には再び西村健から2打席連発となる同点9号ソロをレフトスタンドへ叩き込んだ。 ご機嫌の4番はゴルフにたとえて「チャンスホールや!ラッキーや!Kスタ宮城やったらレフトの前のほうや。チャンスホールはものにせんといかんからな」と、狭い東京ドームでの連発に大喜び。東京ドームでは今季、4月20日のロッテ戦でも2号2ランを放っており「うーんこの球場最高や!」と笑いが止まらなかった。 なお、当の中村はこの試合の時点で打率3割を超えていたが、この一件から急激に成績を落とし、さらにシーズン後には自由契約されるまでに至った。そのため、一部で「からくりの呪い」「うんこの呪い」と呼ばれることもある。