約 67,014 件
https://w.atwiki.jp/revenator/pages/344.html
「飛ばされてもう5年か、しかし、故郷がこのような状態になっているとは……妹と親父が心配だ」 「ハーネイト先生には、俺の一族も含め助けてもらって、頭が上がらないな。妹もあなたのことを相当気に入っている」 5年ほど前に行方不明になった地球人の一人。帝奈の兄であり、暗殺者として育てられた。常に冷静で、確実に任務をこなすその力は次の当主として充分であった。 しかしある時転移に巻き込まれフォーミッド界に飛ばされ、そこで血の怪物に襲われそうになったのをハーネイトたちに助けてもらい、事情を話し仲間に入れてもらう。 その間に様々な技術を身に着け、BKと機士国の技術、兵器を着けた特殊工作武装員という役割をもって諜報活動にいそしむ。所属はBK及びハーネイト探偵事務所。日頃は各地に出向いてサインたちと協力して異変の早期発見、魔人の捜索を行っている。 のちに地球でハーネイトが長年追っていた血の怪物を生み出すとされる存在、血の魔人の手掛かりを得たことからすこしして地球に里帰りし、父と妹と再会した。 血の怪物の恐ろしさを知っており、ハーネイトを苦しめてきた存在だとして認識している。 セリフ + ... セリフ1 この俺で務まるならば、快く出よう セリフ2 笑止、その程度で止められるか セリフ3 無様だな、地に這いつくばっていろ セリフ4 師匠の前にたどり着く前に、俺が貴様を葬る。彼に手間をかけさせたくないのでな セリフ5 異世界の技術も学んだこの俺は、お前らを凌駕する セリフ6 セリフ7 セリフ8 セリフ9 セリフ10 別の世界に飛ばされたときは、もう終わりかと思った。だがハーネイト師匠との出会いでどうにかなった。里帰りも、妹や親父にも再会できたし、お袋の墓参りが終わったら心機一転やってやるさ セリフ11 師匠が追っている血の怪物、それを生み出す魔人。その正体を突き止めるため、被害を出さないために俺たちは戦う セリフ12 帝奈もいい友人を多く持ったな。しかしあの彩音という奴、恐ろしいな。師匠と渡り合える潜在能力あるぞ 好きなこと 嫌いなこと 目標 龍について イベント レベルアップ スキル解放 現霊:夜苦刀(ヤクト)/魔禍津鬼(マガツキ) 鬼と忍者を合わせたような、仮面をつけた忍者系現霊。ハイテク装備をまとい、様々な魔法工学武器を使用可能。UAの性能を120%引き出せており近接、攪乱においてかなり優秀。 クラス適正 アタッカー シューター シールダー サーチャー レコンダー サポーター Aミッション 通常戦闘 ステータス Aミッション:前方1マス 通常攻撃:単体無属性 攻撃×1HIT Lv HP CP 力 霊 速 体 心 運 50 500 250 50 50 50 50 50 50 習得戦技一覧 名称 消費CP(%) 習得LV 効果 技説明 魔放忍法・天霞 魔放忍法・神雷 魔放忍法・氷葬 魔放忍法・焔葬 魔放忍法・風刃 魔放忍法・撃零光刃
https://w.atwiki.jp/dq-4koma/pages/373.html
※クリックで拡大
https://w.atwiki.jp/tomato5/pages/2.html
https://w.atwiki.jp/tomato5/pages/3.html
カウンター 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人 現在-人が閲覧中。 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/tomato5/
春のドライブ 今日は暖かかったので家族で久しぶりに大きめの公園にドライブにいきました。 朝早くにお弁当も多めに作り、あとはフリスビーとかボールとか子供と適当に 遊べるものを車につめて8時くらいに出発しました。 9時くらいには到着して、公園の駐車場にとめました。 バーベキューもOKな公園で暖かくなってきてバーベキューの準備をしている人も ちらほらいてました。 基本的にはもう少し暖かくなってからのほうがバーベキューはいいかなと思います。 公園についてから、昼ご飯になるまで子供とボール遊びや遊具とかで一緒に遊びます。 結構、2時間くらい遊んでるとへとへとになってお腹も空いてきました。 シートを引いてお弁当をみんなで食べた後は、少し休憩してから 車で近くにショッピングセンターがあったので、晩御飯を買って帰りました。 今日はいい天気で楽しかったです。
https://w.atwiki.jp/hourai2020s/pages/477.html
いもむしごーろごろ♪ トップ > SS置き場 ■土屋耕作:月光洞で農園を営む朴念仁。流行には疎い。 イラストは らぬきの立ち絵保管庫 から ■ぱふぇーむ:中村渠(なかんだかり)由佳(ゆか)、布知(ふち)彩佳(あやか)、玉城(たましろ)紗佳(さやか)のトリオ。学内で大人気のテクノポップアイドル。こちらの人物図鑑に掲載されてます。 蓬莱学園の予習!! ■夢野光一:今回は放送委員のお仕事として月光洞を訪れた。元雇用主の耕作にとある依頼をする。 イラストは らぬきの立ち絵保管庫 から 「こんにちは、耕作さん!」 光一が土屋農園を訪れたのは、月光洞時間で5年ぶりになろうかというある日のことだった。 「よう、光一くん。元気そうだな」 「はいっ、おかげさまで」 いつも元気な光一だが、何か緊張しているように思える。 「どうしたんだ?何かあったのか?」 「えーとですね、実は放送委員会のほうで企画がありまして。で、耕作さんに協力していただけたらと思うんです」 「俺に何ができるんだ?」 耕作は首を傾げた。自分の取り柄は農業と土木工事。それもわざわざ月光洞まで来なくても地上に耕作レベルの部員がごろごろいるはずだ。 「耕作さん、ぱふぇーむ知ってますよね?」 「知らん」 しごくあっさりとした返答に、光一は一瞬ずっこけかける。 「学園で大人気のアイドルなんですよ。耕作さん、知らないんですか?」 「地上にいたときもテレビはほとんど見てなかったからな」 そんな暇があったら畑を耕す。事もなげに答える耕作だった。 「‥‥ま、まあ。ぱふぇーむっていう3人組のアイドルがいるんですよ。それで、彼女だちが農業に挑戦するって企画があるんです」 「ああ、つまりうちの農園でロケしたいってことなのか」 「そうなんです!」 光一は大きくうなずいた。 「場所を貸すのは構わんが」 「できれば耕作さんにも出てほしいんです。3人に農業の指導をする役どころで」 「うーん‥‥」 耕作は腕を組んで考え込んだ。正直あまり気は進まない。やりくりあたりに任せたいところだが、農園の代表が耕作ということになっている以上押しつけるわけにもいかないだろう。 「‥‥まあ、いいか」 しばし考えた後にうなずく耕作。 「やった!ありがとうございます!」 光一は嬉しそうににっこり笑った。 撮影当日。 土屋農園にロケ隊がやってきた。 スタッフを含めて総勢7名の小規模なものだったが、テレビには縁のない生活をしている耕作には何もかもが目新しく珍しかった。 「よろしくお願いしまーす!」 ピンクとクリーム色と水色のツナギを着た3人の少女が、耕作にぺこりと頭を下げた。 「あ、ああ、よろしく」 あまり女の子と接したことのない耕作はぎこちなく応じる。そこへカメラを担いだ光一がやってきた。 「それじゃ耕作さん、よろしくお願いしますね。今回使わせてもらえる畑ってどっちですか?」 「光一くんがいた頃からだいぶ広げたからな。案内しよう」 「あ、その前にカメラに向かって自己紹介お願いします。軽くでいいですから!」 「えっ?」 そんなことは聞いていない。面食らう耕作だったが、光一はお構いなしにカメラを向けてくる。 「光一くん‥‥しばらく見ないうちにスレたみたいだな」 「マスコミなんてこんなものですよ。それじゃお願いします」 「あ、ああ‥‥月光洞、土屋農園の土屋耕作だ。今回農業の指導役にあたることになった」 「はいっ、OKです!それじゃ次、ぱふぇーむさん行きますよ!」 「はーい!」 3人の少女は慣れた様子でカメラの前に並んだ。 「行きます‥‥はいっ!」 光一が叫ぶと、まずピンクのツナギを着た少女が顔の横で小さく手を振った。 「ゆかです!」 次にクリーム色のツナギ姿の少女が両腕を前に伸ばして両手をぱたぱたと降る。 「あやかです!」 そして最後に水色のツナギを着た少女が両手を上げて軽くジャンプした。 「さやかです!」 そして3人は顔を見合わせて1つうなずき、 「3人そろって、ぱふぇーむです!」 と声をそろえて叫んだ。 それからまた1人ずつ、 「今日は私たち、月光洞の土屋農園さんにお邪魔してます」 「農業に挑戦するんですよ~!」 「初めての体験なんで、わくわくしてます」 と台詞が1周したところでまた声をそろえて、 「それじゃ土屋さん!よろしくお願いしまーす!」 耕作はつくづく、プロだ‥‥と思った。 あらかじめトラクターで耕しておいた畑で、ぱふぇーむの3人は畝を作っている。 やや歪んではいるものの、おおむねまっすぐな畝を作っている3人に、耕作は密かに感心していた。 無言では番組にならないのでおしゃべりはしているものの、想像以上にきちんとやっている。そして何よりも、泥だらけになることを嫌がらない。はめている軍手はあっという間に土で真っ黒になっていたが、むしろ3人はそれを面白がっているようだった。 これはアイドルというものに対する認識を改めなければならないか。耕作はそんなことを思いながら3人を眺めていた。 と。 「きゃーっ、毛虫!」 「えっ、えっ、やだーっ!」 「来ないでーっ!」 鍬を放り出して逃げ惑う3人。 やれやれ、やっぱりアイドル‥‥と言うより女の子か。 耕作は小さく首を振りながら火ばさみを取ってくると、毛虫をひょいとつまんだ。そのまま畑の脇にある茂みにぽいっと投げ込む。 「あーっ、びっくりしたぁ」 「怖かったねぇ」 「土屋さん、ありがとうございます!」 3人が口々に言ったところで、 「はいっ、カット!」 と光一の声がかかる。 「それじゃ次、ちょっと休憩入れたら種播きのシーン行きますね!」 ロケバスに使われている木炭自動車の影で、何やらごそごそしている男がいる。 ADとしてロケ隊に同行してきた男子生徒なので、これからぱふぇーむが播く種の袋をいじっていること自体は不思議ではない。しかしその醸し出す雰囲気がどうにも怪しい。 「毛虫1匹であれだけ騒いでたんだ。これだけぶち込んでやれば‥‥」 種の入っている袋より二回りほど小さい袋から何やらつかみだして種の袋へ移し替えようとして、 「何をしてるんです!?」 光一に見とがめられた。 小さい袋をつかんだ手をぺしっとはたかれ、取り落としてしまう。と、その袋からは大量のカラフルな芋虫が転がり出てきた。 「何よこれ、こんなカラフルなのが本物なわけないじゃない」 「あ、ほんとだ。おもちゃとしても質が悪いわねぇ。やり直し!」 「芋虫程度で動じてちゃ、きょうびのアイドルはつとまんないわよ」 「え?」 「え?」 口々にダメを出す3人にきょとんとする男子生徒と、ついでに耕作。 「それじゃ、あの毛虫に騒いでたのは‥‥」 きょとんとしたままの耕作が口を開くが、 「もちろん演技です!」 「今までにも何度も嫌がらせされてますからね」 「もう慣れちゃいました。あはは」 3人はさばさばしたものだった。 「アイドルってのも、意外に熾烈なものなんですよ‥‥で、こういうことをやらかすのはたそペンですね?」 光一にじろりとにらまれ、男子生徒は少し後ずさった。 「そ、そうだよ」 「ふうん」 光一の口元がにぃっと歪んだ。ただし目は笑っていない。 「お仕置きが必要なようですね」 光一の応石“七”が発動する。空中に腕が4本現れ、たそペンエージェントの両手両足をがしっとつかんだ。さらに2本別の腕が現れてエージェントの両脇をくすぐり、もう1本現れた腕はお尻ぺんぺん。7本の腕が大活躍して消えたとき、哀れなエージェントは息も絶え絶えでその場に転がっていた。 「じゃ、撮影再開しましょう!」 そのとき。 3人が作っていた畝がうようよ~っと動き出した。 「な、何!?」 「あ、本物の芋虫だな」 落ち着いているのは耕作だけだった。 ぐにょにょ~~~! 畝そのものがぐにょぐにょと持ち上がり、上に乗っていた土を振るい落とす。 そこに現れたのは、体調1.5mはあろうかという巨大な芋虫だった。虹色に輝く体は、地上の芋虫とは比較にならないほどグロテスクである。 「‥‥」 「‥‥」 「‥‥はうっ」 「え?」 耕作が振り向くと、ぱふぇーむの3人は立ったまま気絶していた。 気絶した3人を光一とスタッフが車に運び込み、耕作が鍬を振るって芋虫を追い払う。 その間に光一はちゃっかりと、耕作と芋虫の戦いをカメラに収めていた。 それから耕作が台無しになった畝を作り直し終わったころに、3人は意識を取り戻した。 「ほんとにびっくりした‥‥」 「月光洞ってあんなのがいるのね」 「地上のならともかく、あれはダメだわ」 口々に言いながらも、カメラが回れば笑顔を忘れない。プロの鑑である。 そして時間が大幅にずれ込みつつも、撮影はなんとか成功に終わった。 「芋虫なんかより、人間のほうがずっと怖いな」 という感想を耕作に残しながら。
https://w.atwiki.jp/souku/pages/4591.html
《公開済》SNM002568 シナリオガイド 公式掲示板 平行世界の誰かと今日一日を過ごしてみませんか? 担当マスター 夜月天音 主たる舞台 イルミンスール魔法学校 ジャンル 学園生活 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2014-01-26 2014-01-28 2014-02-01 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2014-02-13 2014-02-17 2014-02-14 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 平行世界の人と過ごす + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 自分が自分と楽しく過ごしたい ▼キャラクターの目的 平行世界の人と過ごす ▼キャラクターの動機 自分と過ごすなんて変な感じ ▼キャラクターの手段 朝日課の散歩をしていた時に平行世界の自分と遭遇。性別も性格も真逆で今の自分がしたかった放浪の旅をしている自分と過ごす事になるなんて思いもしなかった。なんか変な感じだけど面白いかも。 「……旅をしているというけど、その旅話を聞かせてよ」 場所:ヴァイシャリー 出会う時間:朝 ロズに話しかける + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 不明を明らかにするために動きたい ▼キャラクターの目的 ロズに話しかける ▼キャラクターの動機 まだ不明な事があるから ▼キャラクターの手段 ホムクルンスの作製者について思い当たる人物はいるけど、確証はないから。それを得るためにホムクルンスに話しかけてみようかな。魔術師がした行いをどう償えばいいのか悩んでいたから励ましたいし。その気持ちを持つ事から償いは始まるのだと。 「聞きたい事があるんだけど、いいかな。あなたを作った人に思い当たる人物がいるんだけど。正解かどうか聞いて欲しい」 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SNM イルミンスール魔法学校 夜月天音 学園生活 正常公開済】
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/4624.html
タグ 2007年 アトリエかぐや 作品名お 幼なじみと甘~くエッチに過ごす方法 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP キラン★とねっ 片霧烈火 kanoko 菊田大介 電波
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/25680.html
ギロロ伍長(ぎろろごちょう) 性別:男性 声優:中田譲治 レイズのイベント「攻略戦 ケロロ軍曹 異世界侵略大作戦であります!」コラボにて参戦。NPC。 「攻略戦 ケロロ軍曹 異世界侵略大作戦であります!」のパワード夏美・AP80クエストクリアで入手。 『ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』で使える技の一つに「A(エンシェント)・レクイエム」があった。中の人ネタである。
https://w.atwiki.jp/dangerousspy2/pages/140.html
ジャン=マリー・クロワザール インターリュードSS~犯人探し~ 「やぁ。突然だが、僕のお姉ちゃんになってくれない?」 なぜ、ハルマゲドンが始まるのかそういう根本的な疑問を放っておいて、話は進む。 この顔合わせも翌日には幾分かが残っているかわからない。少なくともこの自身にとっては関わりのないことかもしれないけれど、少なからず"私"の内には残しておきたいな、そう思った。 生徒会と言う名の寄り合い所帯から外れた途端、この男はいきなりこんな妄言を放ってきた。変態だ! 「ごめんなさい! "私"には既に心に決めたお家があるんです!」 しかも本気だった。その軽口からは想像できないような説得力が……あれ? 「ぁ、あーあ、ざーんねん。ばれちゃあ仕方がないや。それじゃあ、僕と契約して妹になってよ!」 ふぅ、口舌院さんでしたか。このご時世に魔人情報が手に入るなんて幸運なことと思いましたが、果たして他の生徒会のみなさんは今回の情報の出所をどう思っているのやら。 「冗談はよしこさん。ああ言えばしょうゆうことで。それは桑名の焼き蛤です」 「僕もそれは引くなぁ。そんな日本を勘違いした外人みたいなこと言ってチョベリバ~」 「話が進まないですね。ちょっと文月君、こっちに来てください」 「だっ、それなら僕は退散するよ。何分、面倒事は嫌いなもんでね~」 「無駄にキャラ作りする必要はないのですよ? "犯人"について話をしましょうよ」 ---- 「文月ひさぎです。俺に何の用です? それで"犯人"とは?」 「よよよ、どうしたのよ。そんな真面目な顔しちゃってさ。血圧上げるよ~」 「あまりふざけないでください。俺は『暦』を代表してここにいるんです。副部長が捨てた――あ?」 「つまりは……そういうことです。口舌院さんはこの上なく真面目ですよ」 詐術を能くする魔人家系、口舌院家の一員ろごす。彼の魔人能力は、彼自身の話術と合わさって真実を虚偽と誤認させる。が、逆もまた真となる。つまりは偽りの言葉、偽の感情を嘘と看破させることだ。 偽りの信頼を得るためになら、これほど詐欺師に向いた能力はないだろう。 彼は自らの感情を俎上に乗せた。それは狂喜であり、憤怒であり、悲哀である。 そして、文月ひさぎは押し黙る。言いたいことはいくらでもあった。今ここで一年前自分が味わったあの惨劇についてぶちまけてやりたかった。それを目の前のふたりにするのはまだ筋違いと言うことも理性ではわかっている。自分達の「暦」に近づく怪しい女と副部長と因縁浅からぬ口舌院の魔人に。 「それで、他の方々に声をかけないのはなぜですか?」 見ると、遠巻きにしている他の生徒会メンバー。その中でも幾つかのグループに分かれているのが見えた。 ミケナイトを中心に大半の女子生徒たちはかしましく、笑い声を立てている。そもそも見ていない。 佐渡ヶ島、片倉の人目を避ける両名、それとカマセーヌはこちらをちらちらと伺っているが、その表情は狼狽え交じりと冷然としたもの、無駄に逸っているものとで両極端に分かれている。三人と言ったが、たまたまそこにいるだけと言った感である。 ビッグ・マウスは潜入中なのでそもそもここにはいない。 寝々々寝は寝ている。 灰かぶりは舞踏会に行きました。 本来こう言った場で持ち前のコミュ力を活かしてみんなを繋ぎ、全く中身の無い方向に話を発展させるべきチャラ男はなぜかその辺でノビていた。 完全な外様となるスパイダー・魔導災怨は同じところで歓談しながらこちらを如才無く見張っている。 「犯人について有意義な話を出来るほど知的な人がいないからですよね、ジャン=マリー?」 「近くも遠くも無いと言いたいようですが、実のところは消去法ですよ。反応を見ていてください、こういう話を衆目の下ですること自体、意味があるのですから」 「……すみません。それは『暦』と関係あるんでしょうか? さっきから話がとっ散らかって読めないんですが」 「そうですね、あくまで仮説ですが犯人はたった一つの可能性があります。つまりは――」 口舌院ぱとすを殺した犯人、「暦」を半壊させた犯人、そしてこの「ハルマゲドン」を引き起こした黒幕が同一の存在である可能性がね――。 「人間が無駄に多いから無駄に殺す羽目になったけど、僕はそっちの意味では犯人じゃないよ」 どちらとでも取れる。平易な物言いは混乱させるには十分だった。口を開く前に、彼女が釘を刺す。 「あまり混乱を招くような発言はやめてください、それもどうせ本命の犯人探しのための布石に過ぎないんでしょう? 殺人鬼、ラフィングベイビーさん」 「は、きゃははははは。わり~と、本命だったんですけど~ね」 知っている。希望崎の、ここ日本における学校敷地内の大原則を知らないわけない。 だけど、こうもへらへらとされると……。 「睨まないでください。ぱとすさんが殺されたのは三ヶ月前で時期が合わないんですから。それとも何でしょう。あなたは大切な人の為に人殺し程度を厭うと?」 「そんなわけがあるかッ!」 「それを、副部長のためならどんな大切なもので皆殺しに出来ると、卯月副部長、それに続く"皐月"咲夢さんの次、三番目の月を継ぐ者として誓えますか?」 「それは、もちろ、んぅだ!!」 「そうですね。"私"も部長の、閣下のためにならこの身はもちろん、この"私"と言う全存在を捧げるのは当然のことですから。 閣下が死ねと言うなら"私"は死にましょう。 閣下が殺せと言うなら"私"は閣下その人であれ殺しましょう。 閣下が愛せと言うなら"私"は道端のアキカンであれ同じように愛しましょう」 故に。 「"私"は閣下の愛する『暦』も等しく愛していますし、それが激しく傷つけられた現状に酷く腹が立っています。犯人を副部長の前に突き出し、然るべき裁きを受けさせる。 私もあなたも目的で言えば合致しているはずです」 ---- 「水を取るなら任せとけ~。って僕はスタメンだったね、きゃはは」 「その辺は心配ないでしょう。馬術部から出向のミケナイトさんが向こうに結構ちょっかい出してくれたおかげでわかったのですけれど、あちらは、いや黒幕たる犯人としてはこちらを本気で殺し合わせるつもりはないはずです」 「少し――いいでしょうか、その黒幕が転校生だと? 順番が逆なんじゃないでしょうか。副部長が言っていましたが、転校生がこちらの世界に介入してくることは召喚以外に存在しないはずです」 「無い無い。つまりはその依頼主が黒幕と言うことだよね。ハルマゲドン前から派手に佇んでいるように見せて、転校生は結局は人目を惹きつけるための囮なのさ。 向こうに強力なメタ能力・運命操作能力が揃っているからこそ、ミケナイトさんは今まで命を落とさずに済んでいる。そういうことだょ?」 そう、騎乗での戦闘に習熟した正騎士。騎士様と言うのは大体高潔なものだから? 生徒会に元々所属していたわけではないからこそ、しがらみがない。僕含め微妙に立場がない男性陣はともかく――心に傷を抱えた(笑)、雨竜院さんや桐谷さんをまとめるのにはうってつけでしょ。 まぁ、その辺は文月君もわかってるみたいだけど。そんな要となる人物をどうして今まで逃がしたのかってこと、もちろん彼女個人の実力も認めるけどそれだけじゃないはずだよね? 「最大の要であるハッピーエンドメーカーを表に出さず温存している時点で番長グループ、いや"自身"達生徒会を含め黒幕が単純な殺し合いによるバッドエンドを望んでいないのは確か。つまり――」 「つっ――ハッピーエンドで僕たちの殺人事件を、塗り潰すのが目的、そうなのか!」 「番長グループの名簿を見る限り、彼女たちは酷く恣意的に集められています。いくら生徒会はわけわかんないのの集合体とは言え、不安要素まみれのこっちに対する番長グループはまとまりが良過ぎます。丁寧に辻斬り同士、創造主と被造物の関係が組まれているのも――」 「本命を隠すための単なるカモフラージュと言うんですか?」 元々理由なんてあってないようなハルマゲドンだ。 それでも理由が欲しかった、そういう理由を持っている連中を持って来た! 「きゃははは。僕らの犯人探しが黒幕はそんなにお気に召さないのかなぁ」 「もちろん、理由は他にあるかもしれません。その辺は転校生に聞いてみるしかないでしょうが、その辺は片倉君が気合い入れて頑張ってくれるでしょう」 「片倉さんがどうして関係あるんですか?」 「でっていう。文月君はキャラ説を読んでないのかな、ほら普通の人間は転入生と書くデショ?」 慌てて確認する文月君、流石に怒りは隠せないみたい。愛いやつめ、初いやつめ。 「でもこれは転校生が用意した名簿なんですよね」 「だからこそ、間違えることはないでしょう。加えて名簿にある転校生が今回来ているうちのどちらか、おそらくは皿ヶ嶺である確率は高いわ。だからこそ片倉君が張り切っているのよ」 「素晴らしい推理だね! 条件が何であれ、呼び出す転校生を指定することは不可能ではないみたいだし。着ぐるみの上からでもあの筋骨隆々とした肉体はわかろうものだね!」 「もっとも、これが今回の案件にどれほど関わってくるか、単なる愉快犯の嫌がらせかもしれません。そう言えば……、ろごすさんの事件について聞いていなかったような? どうして殺したんです?」 「かー、それはね。殺人事件が起こった時、僕とろごすは一緒にいたんだけど、その時の記憶がないんだよね。記憶にないだけで確実に聞いていたことはあったのだけど」 「状況がよくわかりませんが、殺し損ねたのか。ぱとすさんだけが狙いだったのか、それによって黒幕との関係が変わってきそうですね。それで、能力を自分自身に使ってみたと」 「はぁ、よくわかるね。探偵にでもなったら? たとえ記憶がなかろうが、自分相手だろうが、僕の能力は嘘を付けないからね」 「帝直属の民の名を真っ先に挙げる辺り、流石は口舌院と言わせていただきます、が。 閣下の助言がなければ、仮説すら立てられなかったでしょう。探偵が向こうにいるのは痛いですね。能力を見る限り、完璧な形で真実に辿り着いていたとしても発言力で黙殺されかねませんから。 うーん。無理を承知で菖蒲ちゃん借りてくればよかったかな……? そして――希望崎の男子生徒が犯人とだけわかったと」 「てっ、正確にはハルマゲドンに参加する予定の、だけどね」 誰が犯人か、わからなくても皆殺しにすれば復讐はなるのだから。陣営の都合上、生徒会は後回しにせざるを得なかったが――。番長グループをハーレムにしてやった! 「そこにハッピーエンドメーカー達がやって来たんですね。 決めました。我々はハッピーエンドを望まない。そうでなければ、『暦』のみんなを殺した犯人を捜し出すのも叶わない!」 「ですね。彼女の手にかかれば、死んだ命は帰ってこなくても犯人は赦される。ハッピーエンドを迎えたばかりに不幸になる被害者を置き去りにして」 「なんとなくわかりました。僕からの質問はこれ以上ありません」 さて、気付いてくれるか。流石に本人を目の目に聞くことでもないので頭のいい彼女なら、と思ったが買い被りかな? 「質問にはYESです。ただ、犯人は殺させても文月君に手を出すことは絶対に認めませんよ。閣下がそう仰せの以上は説得は無用。"私"の意思が関わる余地なんて全くありませんから。 黒幕については後々引っ張り出すとして、ぱとすさんを殺した犯人を庇い立てするつもりは全くないので安心してください。すべては、すべては、"happy"のために」 幸せのためにハッピーエンドを望まない。そういう人間も多いということだ。 明日のハルマゲドンには絶対に勝たないといけない。ハッピーエンドなど認めるものか! 「あと、"私"を姉妹にするなら、三分の一殺しくらいは覚悟しててくださいね」 にやり、軽口を切って返すその言葉は嫌いじゃなかった。 「魔人の家と言うのはその血統に入ること自体はそれほど難しい事じゃない。問題は口舌院なら口舌院、雨竜院なら雨竜院で居続けることだよ」 最大級の賛辞に、彼女は黙って微笑みを向けるだけだった。言葉以外だとやりにくいな。勧誘はやはりやめておくか。 「俺は――犯人を見つけるだけです。それがたとえ同じ生徒会のあなた達でも容赦はしない、それだけ言わせてください」 「ここで助言。危険だとは思いますが、園芸部に行って『瑠璃丸』を連れて帰るといいですよ。きっと、助けになってくれるはずです」 「――考えておきます」 さて、自身は美術部に行かないと。こっちが本命だし。 口舌院さんに続き、文月君が離れた。それとなくみんなにヒントを出そう。 「すべてはチュンソフ……じゃなかった『スズハラ機関』の陰謀編、そういうことなんでしょう」 うん、まぁ、そういうことです。---- 当日、美術部の部室に入っていくジャン=マリー・クロワザールを霜月サビーネは看過なく目撃した。 そして、背中に背負ったビスケット以外、ずっと手ぶらであったと副部長に報告するのだった。