約 314,633 件
https://w.atwiki.jp/akazunoma/pages/107.html
664 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/07/04(水) 17 59 40 ID PiomK09hO 661の期待には応えられんが、俺もそれっぽい経験あるから書いてみる。 たいした話しじゃないから次の話し迄のつまみにでもしてくれ。 3年前迄住んでいた家の話しなんだ。 築18年の中古住宅を親父が買ったんだけど、その家に引っ越してから家族に大きな怪我が続いたんだ。 骨折、やけど、犬に噛まれ骨が露出などなど・・・ 不思議な事にみんな足の怪我だった。 当時は「揃って足怪我するなんてツイてねぇな」 程度にしか思ってなかったんだ。 だけどある事がきっかけで、足の怪我が続いた理由が解り恐怖した。 引っ越してからちょうど1年が過ぎた頃、風呂場から羽蟻が発生したんだ。 親父が業者に連絡し、すぐに床下消毒で駆除してもらう事になった。 その工事当日、北側にある床下収納庫は出入りが不便なので南側の和室から畳を上げて入って貰う事になったんだ・・・ 職人が畳を上げ手際よく床板を剥がす、すると床下から箱にが出てきた。 スマン電話だちょっと待ってくれ。 666 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2007/07/04(水) 18 50 51 ID PiomK09hO さっきの続き 俺はその箱を見た瞬間に全身からイヤな汗がでた。 その箱は高さが40㌢、幅も40㌢位、長さが2㍍位、 そう棺桶にそっくりだった。 親父が職人に「なんだか解らんから、とりあえず外に出してくれ」 と頼んだので職人が2人で箱を持ち上げようとしたその時、 メリメリメリメリメリメリ・・・ドサッ!腐っていた箱の底が抜けて中身が出てきた! 見た瞬間それはガチで死体かと思ったが、よく見ると蝋人形だった。 目も鼻も口もない茶色の蝋人形・・・ しかもその蝋人形の両足には包丁、針や釘、尖った木枝、針金などがびっしり刺さっている。 親父と俺は一気に血の気が引いた。 母ちゃんは気を失い倒れちまった。 家族全員が足の怪我はコレが原因だったんだ! そう納得するのに充分な不気味さだった。 その後、親父と不動産屋との話し合いで住宅購入金の一部を返還してもらい、お祓いをしてもらう事で、話しは決着した。 不動産屋の話しだと親父が買う前に一時的に購入者が現れるまで、って契約でアフリカ人に貸していたらしい。 あれはアフリカの呪いだたんだろうか? あんまり開かずの間っぽくないか・・・スレ汚しスマン 671 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2007/07/04(水) 20 44 00 ID lvnNFOyC0 ヴードゥーじゃねえのかよ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 719 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2007/07/13(金) 01 08 54 ID gyNN2uDF0 >671 ヴードゥーじゃなくてズブトじゃあるまいか もしくはもっと無名の土着呪術
https://w.atwiki.jp/3594br/pages/145.html
375 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 1/4 投稿日:2006/07/26(水) 20 56 18 「街亭のほうには行くな、と神が告げている」 「どこの脳内神だそれ」 「むしろ私が神? 天から舞い降りた神童?」 「そうかそうか、ところでこの毒草食うか?」 食後のデザートに甘い木の実をかじりながら、凌統と馬謖はまったりと目的地を検討していた。 「孔明先生を探すなら徐州か成都か、臥竜丘も無いとは言い切れないな。 しかしもう劉備あたりと合流してそうな気がするが」 「お前自分の君主呼び捨てかよ」 「だってあの耳長野郎嫌いだし」 劉備が死に際に馬謖は大口叩きのヘボだから重用するなよ、と言い残したことを割と根に持っている馬謖である。 劉備のその遺言が正しかった事はもちろん丸々無視している。 「あぁあの大耳、思い出すだに腹が立つ! 次に会ったら是非殺す。脇の下くすぐり殺す」 「なんだその奇怪な死因」 「知らんのか? くすぐられ続けると笑いを通り越して苦しみと快楽の狭間の天国が見えるんだぞ」 「誰がそんな特殊性癖の話しろって言ったよ」 呆れ声でツッコミを入れて、きゃんきゃん声を上げながら跳ね回っている仔犬を膝の上に抱き上げる。 ああ、父上。何だか変な相棒を引き当てちゃったけど、俺はがんばってます。 376 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 2/4 投稿日:2006/07/26(水) 20 59 47 「そっちはどうなんだ? ほら、周瑜とか呂蒙とか陸遜とか言ってただろう」 「確か生まれは周瑜様が廬江、呂蒙殿が汝南、陸遜殿が呉郡……だったと思うけど」 「そこに居るとは限らない?」 「実際呉郡の俺がこんなところに居るし……」 「まあ私が荊州生まれだがな。どの辺に皆が集まっているのか……あれ」 探知機で人の分布を見ようとした馬謖が軽い驚きの声を上げた。 「見ろ、ボタン押したらお前と魏延の名前が出てきた」 馬謖の指差す小さな2つの点の傍に、それぞれ名が記されていた。 持ち主である馬謖を示す色違いの点のすぐ傍の光点は『凌統』。 漢中方面に向かって動いているものは『魏延』である。 「便利……なんかなぁ」 「まぁ、使いようによっては便利かもしれないな」 「どこを押したんだ?」 「肩の後ろの二本のゴボウの真ん中のスネ毛の下のロココ調の右」 「……は?」 「裏側にある黄色いボタンとも言うかな」 「他に言いようがない気がするけどな、俺は!」 ああ、父上。俺はこのアホの相手、そろそろ挫けそうです。 馬謖の訳の判らない言動に肩を落とす凌統を他所に、馬謖が行き先を検討していく。 377 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 3/4 投稿日:2006/07/26(水) 21 03 20 「周瑜は言うまでもないが、陸遜も呉郡四姓の陸家だったな? とすると実家の辺りで仲間を待つか……いや、逆に離れる可能性もあるな。有名人は有名な分だけ妬みも買うし」 実際は周瑜も陸遜も2人の割合近くに居るのだが、もちろん知る由もない。 「呂蒙についてはよく知らないが、どう動くと考える?」 「うーん……判らないけど、孫権様の元に向かうなら揚州かな」 「建業か。周瑜と陸遜は?」 「どうかなあ。孫策様が亡くなられたみたいだから周瑜様が孫家に固執する可能性は低いし、 陸遜殿は孫家に恨みすら持ちかねない事情があるから……」 「その2人の行き先は推測しにくいということだな。ではとりあえず建業に向かうか?」 「結果的に孫権様の元に行く事にならないか? 俺はいいけど、お前は?」 「劉備よりは孫権殿のほうがだいぶいい」 凌統の膝の仔犬をつついて嫌そうな声を上げさせた馬謖は、無駄に胸を張りながら答えた。 「そうか。じゃあさっそく移動するか?」 「あ、言い忘れたが、強そうな奴は出来るだけ避けながら移動しよう。元の仲間でも過信するな」 「ゲームとやらに乗ってるかもしれない……と?」 「ああ。私は見ての通り頭脳労働専門だから野蛮な筋肉など持ち合わせていないし、 お前は見るからに二戦級の将軍だからな」 「二戦級言うな二戦級言うな二戦級言うな!」 ああ、父上。 ここでこいつ叩っ斬ってもいいでしょうか? 378 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 4/4 投稿日:2006/07/26(水) 21 06 57 荷物を持って数歩歩き出した所で、奇妙に静かな声で馬謖が問いかけた。 「凌統、私たちは正直かなり有利な立場にある。 探知機を頼りに逃げ回り続ければ、最後の最後すれすれまで残れるだろう。 それでも逃げるのではなく、進むほうを選ぶか?」 口を開けばたいてい理解不能な軽口ばかりの相棒の真面目な問いかけに戸惑い、 凌統は一瞬目を丸くしたが、答えはひとつしか無かったのですぐに答えた。 「逃げるのってあんまり好きじゃないんだよ。 戦でも、安全な所で見ているよりも先鋒を務める方が楽しいし」 何を言おうとしたのか馬謖は口を開きかけて、視線を落とした。 「……そうか、分かった」 冷めた風がざぁっと吹き抜けたあと、虫たちが競うように鳴き声をあげはじめた。 そこで凌統はやっと、煩いほどだった虫の声が止んでいた事を知った。 既視感を追う旅/2名 凌統【???、犬の母子】馬謖【探知機】 ※現在荊州北東部。とりあえずの目的地は建業ですが、一旦南下します ※近くに人間が居ればこっそり観察しつつ、呂蒙、周瑜、陸遜、諸葛亮との合流を目指します ※探知機で近づく人間を察知可能。馬謖が直接認識した相手は以後も場所の特定が可能 ※「ところで俺ら最近既視感追ってなくない?」「じゃあユニット名≪天才とその下僕≫で」「却下」
https://w.atwiki.jp/akazunoma/pages/50.html
537 名前: 1/2 [sage] 投稿日: 2006/09/26(火) 13 40 44 ID Kd9J3orw0 このスレ初めて来たので記念に書き込んでみる うちのじいさん(明治の終わりの生まれ)の話。 じいさんとばぁさんからちょくちょく話を聞いていたが じいさんの父方の家と母方の家は文句無くでかい家だったらしい で、じいさん兄が父方を継ぎ、跡継ぎのとだえそうな 母方を次男のじいさんが継ぐという話になっていた。 だがじいさんは、東京の学校に来てそのまま 分家のいとこだった許婚のばぁさんと結婚し、田舎との 関わりを一切絶ってしまったんだそうな。 そんなで俺はずっと都会暮らしで、田んぼや 護岸工事されてない川なんか見たことなかったから じいさんの小さいころ育った母方の大きな家と 自然に溢れた場所でのやんちゃを楽しく聞いていた。 蛇をつかまえた話、家よりもでかい木から落ちて 納屋の屋根に穴を開けた話、刈り取った後の稲穂に 火をつけて怒られた話、中庭をかこむ回り廊下を ぞうきんがけしてた女中さんを池に突き落とした話など じいさんは跡継ぎということで甘やかされていたようだ。 で、俺は一度「そんなにいい所なら一度遊びに行きたい」と じいさんにだだをこねたら黙られた、それを怒られたと 思った俺はじいさんの昔話をせがむこともなくなった。 538 名前: 2/2 [sage] 投稿日: 2006/09/26(火) 13 42 11 ID Kd9J3orw0 それから何年か経って、多分俺が中学の頃にじいさんが 腸の病気か何かで倒れた。 そのときに俺一人枕元に呼ばれ、じいさんは苦しそうに話した。 「俺があの土地に戻らないのはな、××(じいさんの母方)の家が 怖かったからなんだ、戻ったら俺はあの家を継がなきゃいけない」 以下じいさんが語った内容。 ××の家にはやはり開かずの間があったようで、だけど 家の構造からすると他の部屋や物置部屋に かこまれた真ん中にあるが、扉が見つからない、でじいさんは 天井裏から忍び込んでその中を見てやろうと思い立ったらしい。 大工道具をかかえて蝋燭持って忍び込んで、迷いながらも 目的の場所の上にたどりついて、そっと縄にくくった蝋燭を その暗い部屋に垂らして下を覗き込んだ。 たたんだぼろ布の上に人の頭の骨をのせたものが 部屋に等間隔で並んでいた。 じいさんは急いで蝋燭を引き上げ、天井裏から逃げ帰った その後に東京の学校に行きたいと無理を言って ××の家から逃げたと、そう話した。 「俺はあんな因果まで背負い込めないから逃げた だから戻れない」と話すとまた黙り込んだので俺は部屋を出た。 それがじいさんが話してくれた最後の田舎の話だ。 だがじいさんは腸の病気から持ち直し、90近くで 老衰で亡くなった、因果から逃げ切ったせいかもしれない。 思ったより長くなってしまってスマン。 542 名前: 537 [sage] 投稿日: 2006/09/26(火) 21 25 52 ID Kd9J3orw0 レスもらえてうれしかったので補足 誰の骨とかは全然わからん、家を継ぐ時に教えてもらえたのかも。 稲穂っていうか、わら山に火をつけたときは、何かこっぴどく 折檻されたらしい、本当に灸すえられただか蔵に閉じ込められたか。 母方の家は…どうなったか知らないんだ、じいさんは九人兄弟 だったらしいから他の誰かが継いだかも知れない、俺の知る限り じいさんは他の血縁と交流は一切なかったからそのへんは推測。 ひょっとしたら断絶してるのかも知れない。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/24092.html
ゆきふる【登録タグ k_zero+A ゆ 初音ミク 曲】 作詞:k_zero+A 作曲:k_zero+A 編曲:k_zero+A 唄:初音ミク 曲紹介 どこか哀しい様相を醸す、けーぜろ氏のニ作目。 具体的には明かされない「私」の状況、そして最後の美しい展開が何を意味するのか、など様々に想像の余地のある曲である。 1stフルアルバム 『まざる』 収録曲。 歌詞 (動画より書き起こし) 吐いた白い息は すぐに消えていった 私の世界も もうすぐ消えるのです 捨てられないものが あまりに増えすぎて 少し重すぎるみたい 全て背負ってくには… 白い 白い 粉雪 いつまでも 降り続ける 過ぎし日々の 記憶が 痛いよ 遠く 遠く 足跡 どこまでも 伸び続ける 行くあてなど ドコにあるの? 帰る場所など ドコにもないの あかずの扉から 聞こえた叫び声 聞こえぬフリをした 知らないことにした ひとり 白く 包まれて やわらかな 眠りにつく でも どうして 涙が 出るの 白い 白い 粉雪 いつまでも 降り続ける 扉はもう 深くへ 埋まって 遠く 遠く 足跡 少しづつ 消えていくよ 雪の降って 来る方向 あの空の向こうへと かえるの 忘れていたのでしょう 背負った荷物には やさしい思い出も かくれていたのです。 コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2013-01-03 04 05 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akazunoma/pages/98.html
547 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/06/08(金) 13 13 56 ID Fr3wsAQz0 俺の実家にあった開かずの間、と言うか入らずの間。 実家は元々ばーちゃん家で地元じゃけっこー歴史の古い家。 200年だか300年だか前からあるらしい。 詳しいことはわからん。でも家系図とかもしっかり残ってて ○○性(俺の名字)の本家であることは間違いない。 で、元々ばーちゃんとは別居してたんだが、俺が小五の時にそろそろ ばーちゃんにも介護が必要だって事で、ばーちゃんの 末っ子の親父(親父の兄はは3人いたが戦争で他界、 姉も居るが嫁いでしまっているので親父が相続した)が面倒見るために 家族引き連れて実家にひっこすことになった。 古い家だったので半分取り壊して立て替えることになったんだが、 何せ古くてでかい家にばーちゃん一人で住んでたので、使ってない離れが 二つあった。一つは比較的人の出入りが多く、 古い家財なんかを置いてる部屋で、俺も親戚が集まった時なんかによく、 かくれんぼで入ってた。そこの部屋は問題なかったんだ。 長文スマソ 続く 548 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/06/08(金) 13 15 55 ID Fr3wsAQz0 問題はもう一つの離れ、入り口は奥まってて引き戸になっていたが、 その引き戸はやたら重く俺は引っ越すまで入ろうとしたこはなかった(と思う)。 前者の離れは建て替えの際に潰して母屋と合体する形になったが、 後者は位置的に母屋に必要なくそのまま残された。 引っ越ししてから、俺は興味本位で2,3度入ってみたが、 なんか空気が重っ苦しかったのを覚えてる。で、その部屋の 奥には無数に位牌があったのを見た。 当時位牌がなんなのかよく分からなかったが、 とりあず仏壇関係のものと言うことは知っており、 イヤに不気味に感じた。そのせいか、部屋の中を物色しよう という気には、更々なれなくて入ってもすぐに出てきてた。 ばーちゃんの介護生活が1年半ほどして、ばーちゃんは死んだ。 93歳の大往生だった。眠るように死んで、幸せそうだったよ・・・ 家族も悲しみに暮れながらばーちゃんが幸せそうに逝けて、 引っ越してきた甲斐があったと安心してた。ばーちゃんっ子だった 俺はひたすら泣いてたけど。 それからすぐにあの離れを取り壊して親父の日曜大工の作業所? みたいな所を造ることになった。(今思えば、ばーちゃんが取り壊すのを反対してたのかも) 549 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/06/08(金) 13 17 37 ID Fr3wsAQz0 で、取り壊すためにオカンが中を整理するために入った時 に位牌の山を見つけたのね。(オカンはそん時初めて入ったらしい) で不気味に思って神主さん呼んで、お祓いしてもらうことになったの。でそん時の会話。 俺は後でオカンから聞いたから詳しくは知らんが。 神主「大変多くの浮遊霊がいますね。」 母「えっ?」 神主「これらの位牌はお宅の家とは関係ないモノが多いですね。 (関係が)あったとして何代も前のモノですから保管しておくようなモノではありません。 しかも浮遊霊の多くは位牌とは関係のないモノばかりです。おそらく人があまり立ち入らなくて 位牌のような仏具の多いこの場所に自然と集まってきたモノ達ですね。」 母「はぁ・・・」 神主「安心してください。どれもこの家に危害を加えるような霊ではありません。 そこら辺の無縁仏でしょう。まぁ、あっても不要なモノですから お寺さんに預けて供養してもらうのが良いでしょう。」 550 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/06/08(金) 13 19 53 ID Fr3wsAQz0 という流れがあったらしい。その場に居たわけではないから会話は俺の脳内補填だが。 叔母や親父の話を聞くと、なんでも、ばーちゃんも若い頃にこの家に嫁いできて家の 勝手がよく分からず、その辺の整理をしないうちにじーちゃんが死んじゃったから、 ご先祖様のモノを自分が勝手に捨てることは出来ないと思っていたらしく、残していたんだと。 特にオチなし山なし長文スマソだが、書きたくなったので投下した。 因みにも一つ実家には落ち武者だか、戦時中の行き倒れかだかをその離れにて養ってたが、 結局死んでしまったっていう話もある。これは生前ばーちゃんに直接聞いた。 たぶん戦時中の話だと思う。庭には供養石がおいてある。 長文&スレ違いスマソ
https://w.atwiki.jp/3594br/pages/265.html
375 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 1/4 投稿日:2006/07/26(水) 20 56 18 「街亭のほうには行くな、と神が告げている」 「どこの脳内神だそれ」 「むしろ私が神? 天から舞い降りた神童?」 「そうかそうか、ところでこの毒草食うか?」 食後のデザートに甘い木の実をかじりながら、凌統と馬謖はまったりと目的地を検討していた。 「孔明先生を探すなら徐州か成都か、臥竜丘も無いとは言い切れないな。 しかしもう劉備あたりと合流してそうな気がするが」 「お前自分の君主呼び捨てかよ」 「だってあの耳長野郎嫌いだし」 劉備が死に際に馬謖は大口叩きのヘボだから重用するなよ、と言い残したことを割と根に持っている馬謖である。 劉備のその遺言が正しかった事はもちろん丸々無視している。 「あぁあの大耳、思い出すだに腹が立つ! 次に会ったら是非殺す。脇の下くすぐり殺す」 「なんだその奇怪な死因」 「知らんのか? くすぐられ続けると笑いを通り越して苦しみと快楽の狭間の天国が見えるんだぞ」 「誰がそんな特殊性癖の話しろって言ったよ」 呆れ声でツッコミを入れて、きゃんきゃん声を上げながら跳ね回っている仔犬を膝の上に抱き上げる。 ああ、父上。何だか変な相棒を引き当てちゃったけど、俺はがんばってます。 376 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 2/4 投稿日:2006/07/26(水) 20 59 47 「そっちはどうなんだ? ほら、周瑜とか呂蒙とか陸遜とか言ってただろう」 「確か生まれは周瑜様が廬江、呂蒙殿が汝南、陸遜殿が呉郡……だったと思うけど」 「そこに居るとは限らない?」 「実際呉郡の俺がこんなところに居るし……」 「まあ私が荊州生まれだがな。どの辺に皆が集まっているのか……あれ」 探知機で人の分布を見ようとした馬謖が軽い驚きの声を上げた。 「見ろ、ボタン押したらお前と魏延の名前が出てきた」 馬謖の指差す小さな2つの点の傍に、それぞれ名が記されていた。 持ち主である馬謖を示す色違いの点のすぐ傍の光点は『凌統』。 漢中方面に向かって動いているものは『魏延』である。 「便利……なんかなぁ」 「まぁ、使いようによっては便利かもしれないな」 「どこを押したんだ?」 「肩の後ろの二本のゴボウの真ん中のスネ毛の下のロココ調の右」 「……は?」 「裏側にある黄色いボタンとも言うかな」 「他に言いようがない気がするけどな、俺は!」 ああ、父上。俺はこのアホの相手、そろそろ挫けそうです。 馬謖の訳の判らない言動に肩を落とす凌統を他所に、馬謖が行き先を検討していく。 377 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 3/4 投稿日:2006/07/26(水) 21 03 20 「周瑜は言うまでもないが、陸遜も呉郡四姓の陸家だったな? とすると実家の辺りで仲間を待つか……いや、逆に離れる可能性もあるな。有名人は有名な分だけ妬みも買うし」 実際は周瑜も陸遜も2人の割合近くに居るのだが、もちろん知る由もない。 「呂蒙についてはよく知らないが、どう動くと考える?」 「うーん……判らないけど、孫権様の元に向かうなら揚州かな」 「建業か。周瑜と陸遜は?」 「どうかなあ。孫策様が亡くなられたみたいだから周瑜様が孫家に固執する可能性は低いし、 陸遜殿は孫家に恨みすら持ちかねない事情があるから……」 「その2人の行き先は推測しにくいということだな。ではとりあえず建業に向かうか?」 「結果的に孫権様の元に行く事にならないか? 俺はいいけど、お前は?」 「劉備よりは孫権殿のほうがだいぶいい」 凌統の膝の仔犬をつついて嫌そうな声を上げさせた馬謖は、無駄に胸を張りながら答えた。 「そうか。じゃあさっそく移動するか?」 「あ、言い忘れたが、強そうな奴は出来るだけ避けながら移動しよう。元の仲間でも過信するな」 「ゲームとやらに乗ってるかもしれない……と?」 「ああ。私は見ての通り頭脳労働専門だから野蛮な筋肉など持ち合わせていないし、 お前は見るからに二戦級の将軍だからな」 「二戦級言うな二戦級言うな二戦級言うな!」 ああ、父上。 ここでこいつ叩っ斬ってもいいでしょうか? 378 名前:ひぐらしが鳴く 開かずの森へ 4/4 投稿日:2006/07/26(水) 21 06 57 荷物を持って数歩歩き出した所で、奇妙に静かな声で馬謖が問いかけた。 「凌統、私たちは正直かなり有利な立場にある。 探知機を頼りに逃げ回り続ければ、最後の最後すれすれまで残れるだろう。 それでも逃げるのではなく、進むほうを選ぶか?」 口を開けばたいてい理解不能な軽口ばかりの相棒の真面目な問いかけに戸惑い、 凌統は一瞬目を丸くしたが、答えはひとつしか無かったのですぐに答えた。 「逃げるのってあんまり好きじゃないんだよ。 戦でも、安全な所で見ているよりも先鋒を務める方が楽しいし」 何を言おうとしたのか馬謖は口を開きかけて、視線を落とした。 「……そうか、分かった」 冷めた風がざぁっと吹き抜けたあと、虫たちが競うように鳴き声をあげはじめた。 そこで凌統はやっと、煩いほどだった虫の声が止んでいた事を知った。 既視感を追う旅/2名 凌統【???、犬の母子】馬謖【探知機】 ※現在荊州北東部。とりあえずの目的地は建業ですが、一旦南下します ※近くに人間が居ればこっそり観察しつつ、呂蒙、周瑜、陸遜、諸葛亮との合流を目指します ※探知機で近づく人間を察知可能。馬謖が直接認識した相手は以後も場所の特定が可能 ※「ところで俺ら最近既視感追ってなくない?」「じゃあユニット名≪天才とその下僕≫で」「却下」
https://w.atwiki.jp/horrofree/pages/89.html
死にソバ氏 このページを編集| link_trackback() プロフィール 配信中に焼きそばを作った事とクロックタワー2で死にまくった事が名前の由来 配信の吹き替えでミニーマ○ス等の吹き替えを行う テンぱるとアニメのカイジの声に似るらしい 『掛かってこいよベネット!』『ワンチャンス』が口癖 ト○とかひ○らしやHU○ANなどしょっちゅう喧嘩売って視聴者に非難され 喧嘩士の異名を貰う 実はGOWの達人、実力はアナブル氏やカーマイン氏をも手玉にとるほど (ただし、対戦に限る) ホラゲスレのヒロイン shinisoba=シャイニーソバ 694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 21 45 30.45 ID UnXfYbN60 チッ、こんなの死にソバじゃない 死にソバの配信はもっと殺伐としてるべきなんだ…… プギャーとお断りしますが乱れ飛ぶレス、ブチ切れる死にソバ ヒントを要求する死にソバと、お断りする視聴者の間で、いつ喧嘩が始まってもおかしくない そんな殺伐とした配信であるべきなんだ…… スレでのエピソード等 初配信のクロックタワー2で保守配信のつもりが視聴者の罠に見事に嵌り12時間も掛けてAランクエンドを見る ※メモがゲーム中の重要アイテムなのに 視聴者にリアルでメモ用意した方が良いと言われ本当に用意するほどのお人よし そのおかげで見事に人間不振に陥る サイレントヒル2で またもや騙される 「焼きそばを5分で作ってくる」と言って本当に5分で作ってきた サイレントヒルで「男は黙ってハードですよね」と言うが 初めて15分も経たずに後悔しノーマルでやり直す。その時さっきの事は無かった事にしようとした トイレのついでにフライパンを掃除するも、キッチンペーパーに引火し危うく火事配信をする所だった。 早朝にクロックタワー2 ゴッツ編のAランクエンドを狙い配信するが、2連続でEランクエンドを見るという苦渋を飲む。 クールでサクサクゲームクリアするキャラと言い張るが、スレ住人から総突っ込みを受ける。 クロックタワー2配信中に視聴者からのアドバイス箇所を探っていた所、実はシザーマン登場のビビりポイントであり、絶叫。まんまと視聴者の釣りに引っかかりm9(^Д^)プギャーされる。 新しく来た人に攻略方法を教えてくれと強請る ^^←この記号列が大好き!語尾やレスについているとテンションがすこぶる上がる 静岡とあかずの間を無かったことにしようとしている。たが甘い! 静岡2週目で弾が倍取れることを知り調子に乗りまくっていたが学校ステージで制裁を受け心が折れた。 静岡(バッド)→あかずの間クリア→流行り神→静岡2と、21時間30分 配信し続けた記録を持つ(自身は24時間起きていた) さらにバイオシリーズを1-3を45時間続けて配信して 視聴者から『おま指』レベルと言われる 「黄泉がえりなんてなかった!」と強い口調で繰り返し、ゲームを突然終了 ユーラシアエクスプレス殺人事件を配信中に、車輌を「しゃしゃりょう」、CHINATSUを「チャイナツ」と誤読し、スレ住民を爆笑させる。なぜかその後スレに「チャイナツ」と書き込まれるたびに本人も大爆笑してしまい、しばらくゲーム進行が著しく停滞した。 8/20 夕方よりバイオ4ノーコン挑戦。村で何度かリトライするも、8時間以上かけて四苦八苦しながらクラウザー登場シーンまで到達。なんとかコマンド地獄を潜り抜けるが、最後のボタン連打で殺害される痛恨のミス。死にそばの精神は崩壊した。泣きながらエンディングに「言葉に出来ない」を流し、彼は星になった。 8/28 再びバイオ4ノーコン最終章と銘打ちノーコンに挑戦。金を稼ぐために精神を削り、発狂寸前まで射的を行いどうにか孤島までたどり着く。リヘナラさんを制し、アシュリーを救出。しかし次の部屋にたどり着いた直後、手榴弾を壁のでっぱりにぶつけ、見事なブーメランを食らいアシュリーが死亡するという痛恨のミス。死にそばの精神は崩壊した。もちろん「言葉に出来ない」が流れた。 しかし同日、寝ずに再びノーコン挑戦。数々の苦難を乗り越えながらもラスボスまでたどり着く。回復を全て使い果たし体力残り1まで追い込まれるも最後まで取ってあった金の卵を使い回復。エイダにロケランを投げ込まれたときはあまりのうれしさとパニックで「踏んでください!」と絶叫した。(ちなみにこの金の卵が活躍したことにより金玉教開祖)視聴者の予想を裏切り最後のジェットスキーを乗り切りノーコンクリア。スレは視聴者の賞賛の声とメシマズの声であふれかえった。クリア時間7:55’14。総配信時間21時間超。エンディングに夢で終わらせないを熱唱し、死にそばは目覚めることのない眠りについた… 配信したゲーム一覧 ゲーム名 説明 クロックタワー2 初配信で12時間も及ぶもAランククリア サイレントヒル ハード挑戦中 ぬこ頃しシビル頃し娘頃しでクリア。無かった事にしようとしている あかずの間 クリア シナリオのあまりの糞さに奇声を発し発狂。もちろんなかったことに(ry クロックタワー クリア? クロックタワーGH クリア? 翔がお気に入りらしい 流行り神1 挑戦中 零話のラストに納得がいかないらしい。インラン! サイレントヒル2 クリア セーブポイントで50分迷う DEMENTO Aエンドクリア 「髪を下ろしてないフィオナなんてどうでもいい」 厄痛 1週目クリア お魚君フォーエバー バイオハザード1 クリア 最初の所で2時間くらい詰まる バイオハザード2 クリア 表と裏両方とも バイオハザード3 クリア バイオハザード4 PROノーコンクリア バイオハザード5 パンツの人とコープでベテラン挑戦中 バイオハザード CODE Veronica完全版 クリア 黄泉がえり 挑戦中 4円で買えるFlashゲーを定価で買う SIRENもやってたが霞んでしまうほどの神ゲー 涙無くしては見れない(違う意味で) SIREN 挑戦中 他配信者の配信で予習済みサクサクプレイ^^ かまいたちの夜(PS版) 挑戦中 ピンクのしおりを目指して シャドウオブメモリーズ クリア 良ゲーでした オペレーターズサイド 挑戦中 PHASE PARADOX クリア? 青つなぎにフルボッコにされるゲーム ユーラシアエクスプレス殺人事件 生足に興奮しつつ挑戦中 アローンインザダーク2 クリア 理不尽ゲー最高峰 デビルマン ・・・デーモン アローンインザダーク4ダンジョンキーパー2 カーンビィの弱体化とPCの裏切りに苦しめられながら絶賛死亡中 STALKER SHADOW OF CHERNOBYL スタルカーならぬツカレター挑戦中 Amnesia 挑戦中 漏れなどありましたら、任意で編集頂くか、こちら まで。
https://w.atwiki.jp/koki-orika/pages/513.html
【どっちつかずの卸売業者 クラヴァッタ】 読み方 どっちつかずの卸売業者(アンクリア・ホールセイラー)クリーチャー/UCコスト 4 パワー 3000 🔥🔥種族 ワンドペドラー <ぺドラッシュ①>(このクリーチャーが出た時、自分の墓地にある名前の異なるワンドペドラー1枚につき、次の♣効果を1回使ってもよい。)♣️ 自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。 [FT]ここより遥か未来に起こるアウトレイジ・オラクル連合軍とサバイバー軍の争いは、何度も繰り返され、最終的には他生物を取り込む方法を模索したアカシック計画の“完成されたプログラム”により文明を奪い合う争いへと発展し、超獣世界は種族と文明を失って滅んでしまうのだ…… DMKP-06にて登場した、火/火の重色ワンドペドラー。 ぺドラッシュにより、墓地肥やしが出来る。 墓地がないとぺドラッシュが発動せず、墓地肥やしできないため初動としては使いづらいカード。
https://w.atwiki.jp/zero-sinku/pages/21.html
六ノ刻~鬼隻~ 玄関 すぐ左「14式フィルム」 いちいち演出のある布2枚の奥に「万葉丸」 戻るとき2枚目の布の後【覗き込む双子】出現、撮影 次の部屋への扉の横の戸を調べると【潜む男】出現、撮影 首吊り人形の部屋 入ってすぐに【逃げていく人形】を撮影 座敷廊下 入ってすぐに【奥に消える双子】を撮影 中座敷の手前の押し入れ「14式フィルム」 奥に進んでいき、曲がり角で【逃げ込む双子】が出現、撮影 廊下左の上座敷に「万葉丸」、取った直後【覗き込む人形】出現、撮影 上座敷の押し入れを調べると「御神水」 奥のT字路に入るとイベント 怨霊【茜と薊】と戦闘 2体いるが片方はダメージを受けない人形なので注意 茜(本体)は低い声、薊(人形)は高い声なので声で見分けても良い T字路で戦わず、中座敷まで戻るのがオススメ 戦闘後、T字路右側の部屋に入る 双子の部屋 部屋に入ると「座する人形」出現、撮影 床に「90式フィルム」 押し入れに「万葉丸」 【紫の表紙の日記二】【青水晶】入手 明暗の廊下 右側通路、人形の間の前に【部屋に入る男】出現、撮影 人形の間 入って右「鏡石」 左奥【人形師の手記三】入手 奥の反応する場所を撮影 仏間へ 机の上に「万葉丸」 【紫の表紙の日記一】を入手 壁の隙間を調べる このときBを押して撮影モードに入らなければイベントが進まない。【壁の向こうの男】撮影 男が動いてドアを開ける音が聞こえるまで待つ。 座敷廊下に戻り、隣の部屋に入る あかずの間 「14式フィルム」 【人形師の手記四】【苦灰石】入手 【和人形の首】【破れた設計図】入手 設計図入手後、【死を望む少女】出現、撮影 部屋を出て左に【腕を隠す双子】出現、撮影 廊下突き当りから上座敷を覗くと「零式フィルム」入手後背後に【覗き込む人形】出現、撮影 右に行った双子を追う (左ルート) 階段-廊下1階「万葉丸」 階段-廊下2階「御神水」 マップ下の通れない通路で反応【逃げ遅れた男】 高床座敷「90式フィルム」 扉が閉まっていて進めない T字路で【逃げる双子】出現、右から左に走り抜けていく 時計のある広間 時計に「61式フィルム」 2階へ 反応を追って【箱を守る少女】の所に行く、撮影【人形師の手記二】入手 箱を調べ【和人形の腕】を入手 2階座敷 入口で反応【角に立つ女】撮影 【フィルムリール三】入手 戻って階段を降りるとイベント 怨霊【飛び降りた女】戦闘 撃破後【リシア輝石】 2階に戻ると壊れた手すりに反応【落下した女】 座敷廊下→双子の部屋→明暗の廊下 北西角のスペースで【フィルムリール四】入手後反応、一呼吸おいて【覗き込む子供】出現、撮影 反応を追って、窓のある納戸で【箱を示す少女】撮影 【人形師の手記一】 箱を調べ【和人形の左腕】入手 (階段廊下1階で怨霊【茜と薊】と戦闘) 映写室奥の納屋で反応【箱の前の少女】 ↑の後、箱を開けると怨霊「箱に隠れた女」出現、無視可能 人形の間へ 人形を調べる 明暗の廊下→双子の部屋→座敷廊下→あかずの間 部屋に入ると反応、撮影【焼け残った手記】を入手 首吊り人形の部屋 怨霊【からくり師】と戦闘。<強敵> 人形2体を使った遠隔攻撃をしてくる。撮影不可能な場所で人形を操る事もある。 人形はMAXショット、「圧」を使ってノックバックさせる、などで一時的に無力化できる。 この人形にも判定があり、からくり師と一緒に撮るとダブルショット扱いになる。 闇帰り前はフェイタルチャンスが無い。 闇帰り後に追加される突進攻撃が唯一のフェイタルチャンス、しっかり叩き込もう。 撃破後、【ガラスの目玉】【人形師の手記五】【カラクリの動かし方】を入手 床に「万葉丸」 壊れた壁の所を調べると「14式フィルム」「霊石の欠片(蒼)」 箪笥を調べると「14式フィルム」 人形の間へ 人形を調べ、ガラスの目玉を入れる 奥の箱を調べる、謎解き:2体の人形を向かい合わせる (左4回右2回) 怨霊【茜と薊】と戦闘(謎解き直後に攻撃してくるので注意、リモコンを振る準備を) 前回同様、片方は人形。 倒すと、闇帰りするが人形と見分けやすくなるので返って倒しやすくなる 撃破後、【薄紫水晶】【向かい合った双子】を入手 地下に降りる 深道を進むとイベント 六ノ刻終了
https://w.atwiki.jp/aspurand1106/pages/252.html
59話 ひろかずの言うとおり~きょうのよきひに~ ゲーム運営司令、吉橋寛和とゲームの生存者との生死を賭けたジャンケン対決。 ここまで、2勝8敗。 10人挑戦して勝ったのは、2人。 余りに低過ぎるその勝率に、沢谷千華を除く四人の士気は大いに鈍る。 だがそんな事は関係無いと言わんばかりに、寛和は11番手の深谷明治を呼ぶ。 逃げ出したい気持ちを必死に抑え、明治は朝礼台の上に立った。 「お前、首輪外そうとしてたっぽいな。でも残念だったな。こんな事になっちまって。 まああの首輪は分解したからってそう易々と外し方理解出来るような代物でもねぇんだけど」 「……一つ聞かせてくれ」 「あ?」 「……どうしてこんな事をするんだ? 人の命を何だと思ってる」 震えながらも、明らかな怒りを込めた表情と口調で、明治は寛和に問いかける。 「……何でこんな事をするかって? うーんそうだなぁ、俺らも『上』の言う事に従ってるだけなんだよなぁ」 「……『上』?」 「あんま言えねぇけど俺らの上司と言うか頭よ頭。まあ聞いた話によれば? 『選別』らしーよ? 大勢と戦わせて競い合わせて、優秀な奴を選ぶとか何とか?」 「何だよ、それ……」 「まあ、俺らは実行役だから『上』の考える事なんざ良く分からねーのよ。俺らを問い詰めたって無駄って訳だ。 それより、今重要なのはそれじゃないだろ?」 「……」 寛和の言う通り、今やらなければならない事はこの殺し合いの意義を追求する事では無く、 ジャンケンで勝ち、生き残る事である。 明治は覚悟を決め、身構えた。 「セット」 11回戦の開始。 「さーいしょーはグー」 「ジャーンケーン」 「ポン」 寛和、明治共に「グー」。 「あいこ」である。 「あーいこーで、しょ」 再びあいこ。 「あーいこーで、しょ」 またしてもあいこである。 明治はなりふり構わず絶叫してしまいたかった。 今まで感じた事の無い緊張感、恐怖感で、押し潰されてしまいそうに、気が狂いそうになる。 早く終わってくれ、早く楽にさせてくれと、心の中で明治は叫ぶ。 程無く彼の願いは実現する。 寛和は「グー」、明治は「チョキ」。 寛和の勝ち。 「あ……」 明治の首もまた、弾け飛んだ。 【深谷明治 死亡】 「ハイ、次だ次。6連勝狙っちゃうよ~。沢谷千華」 「……」 12番手、半竜人女性、沢谷千華。 今までの勝負を冷静に観戦してきた彼女はいよいよ自分の勝負の番となっても落ち着いていた。 「お前さん、殺害数トップだったぜ。結構戦えるみてぇだけど、何かやってたの? そう言う戦う系の職業みたいなの」 「色々」 「ふーん。塾の社会科講師やってるって聞いたけど……まあ良いか。 それじゃあ行くぜ?」 「良いわ」 「セット」 12回戦の始まり。 「さーいしょーはグー」 「ジャーンケーン」 「ポン」 寛和は「パー」、千華は「チョキ」。 千華の勝ち。 「沢谷千華、生きる。」 「あー連勝記録ストップしちまったか……悪運も強ぇーんだな」 「どうも」 「次! リクハルド! 上がって来い!」 「来たか……」 続いて、13番手、犬型モンスターのリクハルド。 朝礼台の上で後ろ足で立ち上がる、すると丁度人狼種の獣人のような格好になった。 「お前、ジャンケン出来るか?」 「ああ」 そう言ってリクハルドは右前足で「グー」「チョキ」「パー」を作って見せた。 「大丈夫そうだな。それじゃあ行くぞ?」 「良いぜ」 「セット」 13回戦の始まり。 「さーいしょーはグー」 「ジャーンケーン」 「ポン」 寛和は「チョキ」、リクハルドは「グー」。 リクハルドの勝ち。 「リクハルド、生きる。」 「かぁーっ、また負けた……」 「へへっ、これでまた女をヤれるって訳だ」 「次ー。油谷眞人」 二連敗を喫し少し不機嫌な様子で、寛和は次の順番である油谷眞人を呼ぶ。 朝礼台に上がる眞人。 (こんな所で死にたかねぇ……俺が殺し合いに乗ったのはジャンケンで負けて死ぬためなんかじゃねぇ) 「セット」 (俺は、ずっと自分の拳で道を切り開いてきた) 「さーいしょーはグー」 (なら、出す物は一つだ) 「ジャーンケーン」 (俺は……) (自分の拳を信じる!!) 「ポン」 寛和は「パー」、眞人は「グー」。 寛和の勝ち。 自分の拳に全てを託した少年は、呆気無くその命を散らした。 【油谷眞人 死亡】 残るは一人、黒竜人少年、白峰守矢。 「よーし、いよいよ最後だな。トリを飾るのはお前だぜ、白峰守矢」 「……」 朝礼台へ上がる守矢。 合格者席へと移った都賀悠里、舩田勝隆、リクハルド、沢谷千華が勝負の行方を見守る。 「どうだ? 今の気分は? ん?」 「……何と言いますか、自分でも驚くぐらい、落ち着いています」 「ほう? さっきツレの女が死んだ時えらい悲しんでたのにか?」 馬鹿にするような寛和の物言いに一瞬眉を顰めた守矢だったが、それでも穏やかな様子は崩さなかった。 「あの時は確かに凄く悲しかったです。でも、悲しんでばかりもいられないって事も、分かってましたから。 レオノーレさんも、きっと僕に生き延びて欲しいって思ってる。僕はそう思ってます」 小学生の少年とは思えないような凛とした表情と言葉に、思わず寛和も感心した。 「お前、本当に小学生か……それじゃ、やるか?」 「……」 無言で、守矢は頷いた。 そしていよいよ最後の勝負が始まる。 (勝つ。勝って生きるんだ) 「さーいしょーはグー」 双方、グーを出す。そして、次からが本番。 「ジャーンケーン」 「ポン」 寛和は「グー」。 守矢は「パー」。 守矢の勝ち。 「やっ……た」 この瞬間、バトルロワイアルは幕を閉じた。 【都賀悠里】 【舩田勝隆】 【沢谷千華】 【リクハルド】 【白峰守矢】 【以上、五人――――生きる。】 順番 対戦者 対戦者の勝敗 01番 下斗米 規介 パー(あいこ)→チョキ(負け) 02番 都賀 悠里 パー(勝ち) 03番 劉 恵晶 グー(負け) 04番 舘山 瑠夏 ちゃんと出さなかった(負け) 05番 レオノーレ チョキ(負け) 06番 舩田 勝隆 チョキ(勝ち) 07番 七塚 史雄 パー(負け) 08番 保土原 真耶 グー(負け) 09番 長沼 陽平 チョキ(負け) 10番 原小宮 巴 パー(負け) 11番 深谷 明治 グー(あいこ)→不明(あいこ)→不明(あいこ)→チョキ(負け) 12番 沢谷 千華 チョキ(勝ち) 13番 リクハルド グー(勝ち) 14番 油谷 眞人 グー(負け) 15番 白峰 守矢 パー(勝ち) 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 目次順 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 吉橋寛和 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 岩岡朋佳 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 都賀悠里 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ リクハルド 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 深谷明治 GAME OVER 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 舩田勝隆 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 白峰守矢 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 沢谷千華 次:半信半疑、泳いでみるのも悪くないよ 前:ひろかずの言うとおり~しんげき~ 油谷眞人 GAME OVER